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「《市原の脳内妄想書架》」の過去ログ

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タグ 中文、長文  市原  ソロル


2019年05月23日 20時14分 ~ 2019年09月27日 22時54分 の過去ログ
過去ログでは上から下の方向に発言を表示しています

市原 芹緒♂ 【さて、日中は汗ばむ季節となりました。皆さまいかがお過ご…(以下略)てことで、突然ですが書架で期間限定イベントを開催。最近某所で流行りつつある、ロル大喜利に乗っかりまして、お題を取り込んだソロルを我所望すw詳細は看板に告知しときます。勿論通常のフリーダム版も随時に。え?俺?書くに決まってるじゃないっすかー(棒)それでは、兎にも角にも引き続き書架をご贔屓におなしゃす。毎度!】   (2019/5/23 20:14:50)

おしらせ市原 芹緒♂さんが退室しました。  (2019/5/23 20:15:19)

おしらせウォルター♂殺し屋さんが入室しました♪  (2019/5/24 20:22:37)

ウォルター♂殺し屋「女が乗ってるのは、そいつは、真っ青な、最高にイカしたメタリックブルーのマスタングさ、65年モデルの。日本びいきのボスはアジサイなんて言ってたが、なんや花の名前らしい、青い花なんだろうよ。で、そいつに傷はつけないでくれ、ボスの愛車だ。元々ボスがおっ死ぬなら、俺が貰い受けるはずだった、まあその女もセットでってつもりだったが、女はもういい。ちょいと色素の薄いブロンドを雑に扱ってる女だ、そこまでアレなほどじゃないが、ジャンキーで、目元にそれが出てる。わかるだろ、常に潤んだような。だが、運転の腕は確かだ、ボスのドライバーだったわけだからな。」   (2019/5/24 20:23:16)

ウォルター♂殺し屋(いまやアンタはここらの元締めだ。ジャンキーなら、足取りはすぐ掴めるんじゃないか?俺がそういうと、ウィンストンは不服そうに鼻を鳴らした。十人いたら十人が不快に思う調子で。)   (2019/5/24 20:23:53)

ウォルター♂殺し屋「俺もそう思ったが、売人からもこれといった情報が集まらねえ。ボスとヤルたびにキメてたんなら、早々我慢できるはずもねえんだが。だがこの街にまだいるのは間違いない、つい三日前も、ほら、しばらくぶりにひどい雨降りだったあの日だ、ロングビーチ港辺りでマスタングをド派手に転がしてるのを、見た奴がいる。雨の中、わざわざ車を止めて食いかけのチュッパ・チャップスを浮浪者の爺に恵んでやったらしいから、随分とこっちを馬鹿にした話だぜ。で、まあそういうわけで、あんたに頼むんだ。相場の五倍は払うんだ、女一人、十日もあれば片が付くだろ?何とか、俺の襲名披露までには片を付けたい。」   (2019/5/24 20:24:13)

ウォルター♂殺し屋(そうさな、十日もあれば。そして、俺はボスの女に会いに行った。チュッパ・チャップスが符丁で、その浮浪者の爺が仲間だ。もしもの時、ウィンストンが俺を使うのをボスは予期していたが、生前から先だって動くには、ウィンストンは力を持ち過ぎていた。女から残りの半金を受け取り、裏切者を殺す。そいつが俺の仕事だ。どんな業種であれ、楽しいのと下らないのがあるが、こいつは前者だ。良い女と良い車が絡むんだ、男なら誰だってそう思うだろう?)   (2019/5/24 20:25:54)

おしらせウォルター♂殺し屋さんが退室しました。  (2019/5/24 20:26:09)

おしらせ藤沢花菜♀2年さんが入室しました♪  (2019/5/25 19:54:42)

藤沢花菜♀2年『紫陽花、雨、哀』 (ぽつりと、水音がして窓の外を眺めるた。薄曇りに、落ちる雨粒が雲の隙間から覗く陽光に照らされ、まるで水晶が降り落ちるかのようだった)綺麗……(窓枠に凭れてその様子に見蕩れていると、簪から垂れた珠と銀の飾りが涼やかな音を奏でる。白い肌によく映えると、豪商の若旦那から贈られた紫陽花の縫い取りの美しい着物と、それに合わせた紫水晶と水宝玉で作られた紫陽花の簪からは、さらに花弁を模した珠と銀の飾りが垂れていた。郭の中の籠の鳥。たとえ美しい装いをしていようと、その衣と飾りは重く、この廓という籠に縛り付ける枷のよう…。その枷が悲しくも、どこか彼の執着を喜ぶ心が苦しい…。廊下から漏れ聞こえる足音ひとつに心が騒いだ。ため息をひとつ、窓の外の輝く水晶の欠片に手を伸ばすも、屋根の庇に遮られ触れることも叶わない。どこまでも自由に野を駆けていた子供の頃には戻れぬように)   (2019/5/25 19:54:46)

藤沢花菜♀2年さもあらぬなめりと思ほすも、こころさわぎして……(伸ばした手を引き寄せ、袂に顔を伏せる。その花弁を模した珠がまるで涙のように、頬を撫でた。ぽつり、ぽつりと耳を打ったその音はいつの間にか、梅雨らしい雨音へと変わっていた。陽光は隠れ、涙雨が外の喧騒を飲み込んでいく。柔らかい檻の中、雨に遮られ、籠の鳥は声にならないなき声に唇をふるわせる……)   (2019/5/25 19:55:02)

藤沢花菜♀2年【ぬ。速攻、誤字見つける残念な気持ち。次は喜か、楽予定っす。お邪魔しましたー】   (2019/5/25 19:57:21)

おしらせ藤沢花菜♀2年さんが退室しました。  (2019/5/25 19:57:23)

おしらせあかり♀JKさんが入室しました♪  (2019/5/25 22:12:27)

あかり♀JK【 はじめまして、お邪魔します。食あたり起こしたら すみません 】   (2019/5/25 22:13:47)

あかり♀JK( 失恋した…失恋した…。失恋したァ!!二股かけられていたなんてこれっぽっちも思っていなかった。お母さんが骨折したから看病で忙しいって、信じてたわたしってば ほんとうのほんとうにお人好し。馬鹿みたい。ついさっき、偶然居合わせたところを 仁王立ちで、問い詰めてみたら… 呆気なく振られて。女の方からは思い出したくもないくらいの捨て台詞を吐かれちゃった。派手なネイルで去り際に振られたバイバイに 一瞬飛びかかりそうになったけれど、勝てる気しないし…。もともと天候の良くなかった曇り空が ゴロゴロと鳴りはじめる。再びピカッと雷光が走れば 舗装された路面が一気に濃く染まっていった。通りにいた人達は駅を目指してわたしの傍を走り抜けていく。少し長めの前髪が顔に張り付いて気持ち悪い。横に流して、ついでに涙も拭った。   (2019/5/25 22:14:20)

あかり♀JK── 《 あかり!傷心しているところ申し訳ないけどサ、侵略者だヨ。さっきの雷で目を覚ましたようだ。ほら!》鞄の隙間から見た目はぬいぐるみの保護者が 勢いよく顔を出す。傘をさしていないことに気づけば すぐにひっこんで、鞄の中で喚き出す。《 活発化する前に早くやっつけよう!》) 〜〜〜ああああ!もうっ!いいよ!人類滅亡していいじゃん!もおおお! ( よりによって近場ときた。さんかく公園の森辺りから 異様な光を感じれば一目散に走り出す。大きな影が動きはじめる。この距離であの大きさだと…。久しぶりの大物に、唇を噛み締めた。アイツはサンドバッグ。このなんとも言えない怒りにも似た感情をありったけぶつけてやる。水たまりも構わず走っているから、靴下もびちゃびちゃしている。気持ち悪い。足が重い。) ねえ!あいつやっつけたらっ … どれくらいっ!いいこと…っはぁ、 あるのっ? ( 走り続けて体は熱いのに 雨で冷やされて、おかしくなりそう。鞄の中で あわあわ、と揺れに耐えている彼奴がいつもの調子で応える。《 あかりの望むものならなんでも!》   (2019/5/25 22:15:16)

あかり♀JK── 辿り着いた。公園で遊んでいる人は元からいなかったのか、とても静かだった。こんな日中 人で賑わっているであろう場所に 侵略者のたまごが眠っていただなんて、おそろしい。小さな丘くらいの大きさの塊が背びれらしきものをこちらへむけて蠢いていた。鞄をベンチの下に置いて 軽くストレッチをする。いざ、行こう、と気持ちを切り替えたところで 鞄の中から彼奴が出てきた。ちゃっかりランチチーフで身を包んでいるのはこの際無視しておこう。ケチャップのシミが視界に入る。) もうさ、ちゃっちゃと終わらせるから。お願い事ももう決めたし。( 念を込めると右手の甲に紋様が浮かび、そのまま振りかざせば光の鉾が手に馴染んだ。背後から襲撃すればいいものの、声を荒げて相手を振り向かせる。…よし、耳は聞こえてるみたい。対峙する。鼻息を荒げ、興奮気味にこちらへ近づいてきた。時々、動きが鈍くなるのは 何故か。──《 どうやらまだ目は見えてないみたいだネ。被害が出ないうちに早く、早く!》不恰好に包みの中で翼をバタつかせながら、彼奴が急かす。その刹那、目の前の塊から長い尻尾が生え、一帯を薙ぎ払う。驚く間も無く、茂みへと吹き飛ばされてしまった。   (2019/5/25 22:17:08)

あかり♀JKポールとかに当たらなくてよかった…。クッションになってしまった青色の紫陽花に申し訳なく思いながら、暴れはじめようとする侵略者へ突撃する。なかなか弱点の喉を狙えない。攻防戦が続く中、真っ暗闇の中から 牙のようなものが見えたと同時に 甲高い咆哮が一帯を震わせた。キーンと鼓膜に残るそれに、足下がふらつく。相手の口が開けば、攻撃は通りやすくなる。わざと挑発を繰り返しながら、チャンスを狙う。──《 あ!あかり!危ない!》牙の奥から触手のような舌が伸びて そのまま腰に巻きつけば 引き込まれる。脚をとっさに引っ込めれば、ガキン と牙同士が合わさる音がした。…危機一髪。) …ひ、気持ち悪ッ。でも、これで了る。くらえぇっ!HERE SEEN SOON !( 小花の幾何学模様が鉾先にまとわりつく。暗闇の中でもわかる赤黒い其処へ狙いを定めて貫いた。その光は侵略者のカラダを溶かし 雲を貫き天へと昇る。)   (2019/5/25 22:17:41)

あかり♀JK…っは、あ… はぁ。まことのチンコがしなしなになって、あのオンナから振られますように。…っ、へへ、ざまーみろ。っ、は ( 雨でじゅくじゅくしている芝生に倒れこむ。雲の切れ間から差し込む陽に照らされた紫陽花の雫がきらきら光って綺麗だった。──《 それでいいの?自分の出会いとかじゃなくて?あかりがそう願うならいいんだけどさ。それと… あかりはもっと漢字の勉強をしたほうがいいと思うヨ 》後から知らされたのは、アジサイの漢字と風信子の読みだった 〆 )   (2019/5/25 22:18:05)

あかり♀JK【 紫陽花、雨、怒 でした。お部屋失礼させていただきます 】   (2019/5/25 22:20:13)

おしらせあかり♀JKさんが退室しました。  (2019/5/25 22:20:24)

おしらせ縞三毛♀さんが入室しました♪  (2019/5/28 03:11:29)

縞三毛♀(学園旧校舎を囲む塀にぴょんっと飛び乗っては、両手両足を揃えて桜樹の元から先端まで優雅に望む。………ここが私の定位置なの。そう言わんばかりに大きく欠伸をした。夜はやっぱり気持ち良いにゃ。綺麗な月の元、心地好い夜風が私の身体を撫でる。私にとっては多少湿気を含むくらいが丁度いい。そんな好きな環境に次第に眠気に襲われた。私は帰路に就こうと変な語尾の人間から貰った鍔広帽を前足で押さえて飛び降りる)(ふぅ…。自身の体重を支える事も辛い前足は残り少ない猶予を示していた。月下美猫、桜の後に続く にゃーよ)   (2019/5/28 03:11:55)

縞三毛♀(その日は朝から曇天だった。雨季だからしゃーにゃいにゃ。なんて立てた尻尾を横に振る。刻一刻と迫る時間に私は焦り………なんてとうの昔に捨てた。諦めの境地、いや極地だろう。この視界に広がる世は全て泡沫の夢と思えば、残り猫として過ごすこの生は吉夢。他の猫よりいくらか歩幅が狭い縞三毛は降り始めてきた雨に打たれても、決して尻尾は折れる事がなかった)   (2019/5/28 03:12:08)

縞三毛♀(桜を後にし、そのまま正門を通った直後のことだった。突然、首輪に付いた鈴が私を引っ張ったのだ。直ぐに私は手足を動かした。次第に早く。それは千切れそうになるし、老いで臓器も衰えてるし、過度な期待なんて禁物なんだけれど、とにかく駆けた。遠く久しい彼、彼女の為なら厭わない。無常の風を切り裂くように走り始めて1分40秒、何回鈴が鳴ったのか それは無我夢中で分からないけれど、ここまで煩いのは久々だわ。そんな鈴に導かれ、とあるお家の前へと辿り着いたその刹那、扉が開く 『行ってきますのーん!』)(ああ、そう言う事ね。この100秒で抱いた希望は現実となるか。この後、私はその子とすれ違った)   (2019/5/28 03:12:28)

縞三毛♀【と、とりあえず月夜野さんのワンコと桜に続けて、尚且つお題を取り入れたらずいぶんと分かりにくいものが…ごめんなさい!そしてお借りしてすみませんでしたぁ!】   (2019/5/28 03:18:05)

おしらせ縞三毛♀さんが退室しました。  (2019/5/28 03:18:14)

おしらせ鳴海 宗次郎♂2年さんが入室しました♪  (2019/5/30 22:50:10)

鳴海 宗次郎♂2年【お邪魔しますって入室して気づいたのですが、お題関係ないの用意してきちゃったのはよいのかな・・・。そっちも是非乗っかりたいですけど!! ということで少し失礼します。】   (2019/5/30 22:51:13)

鳴海 宗次郎♂2年「有終の美。何をもってその区切りは終わりを告げるんだろうね。」 (どこか独特な雰囲気を持つ彼はそう言い切った。普段何気なく生きている中では考えもしないようなことをその透き通った目で全てを見透かすように問いかけられた気がした。) ―・・・大会とか、3年になって引退したときとか、そんな時じゃないかな? (少しだけ考えて出た答えは有体なものになった。彼が求める答えはこれじゃない、ということしか捉えることができなかった。)   (2019/5/30 22:51:41)

鳴海 宗次郎♂2年(30分ほど遡る。運悪く日直だった今日、放課後に生徒会の手伝いに駆り出されてしまった。うまい言い訳を思いつくことができずにそのまま連行されていく。『水泳部 長門士さん地区大会出場おめでとう!!有終の美を飾れるか!?』大きく見出しの入った今を輝くアスリートの卵を応援するためのポスター貼り。校内の掲示物コーナーにそれを貼っていき最後の図書館に来た時に彼と出会った。入口すぐのところにある掲示板に貼り終えてようやく解放となったとき、背中に声がかけられる。) 「士。文字だけじゃ男のなのか女なのか、少し区別しづらいね。」   (2019/5/30 22:51:59)

鳴海 宗次郎♂2年(黄昏時の光を目一杯に受けて白いカーテンを橙に染め上げる。時間が止まったような光景に見事に溶け込むようにして彼は立っていた。窓枠に体を預け手にした文庫本をめくる手は夕日に負けないくらいに白かった。) ―あ、そういえばどっちなのか聞いてなかった気がする。 (面識も会話も初めての彼の雰囲気にのみ込まれるように話を受け取ってしまった。そんな彼の問いに変哲のない答えをしたことを後悔していた。)   (2019/5/30 22:52:19)

鳴海 宗次郎♂2年「水泳人生は今度の大会で幕を閉じてしまうのか。その先の選択肢は?本人がそう言っているのか、定かではないが。僕はこの表現はすでに全うした人にこそふさわしいものだと思っているんだ。」 ―確かに、そんな気はするね。先生にいって刷りなおしてもらおうか? 「いや、問題ないさ。何もかもが正しいものだけで構築されているわけではないだろう。論理というのに真があれば偽があるというように。」 (彼との会話は随分先にいる人に声を届かせるようだった。すぐそこにいるのにここから先には近づけない。通っていいのは声のみ。そしてその手段ですらすぐにか細く弱りゆく。そんな時だった、いつもの虫の知らせが届いたのは。)   (2019/5/30 22:52:43)

鳴海 宗次郎♂2年(それを感じた時はいつも煩わしいと思わせるそれが天の救いにも感じた。この空間にひどく疲れていたのもあっただろうか。非日常的な空間にいつもの日常があるようで安心した。が、安心はすぐにかき消されることとなる。 いつもとは異なる光景。違う場所が映し出される。人にフォーカスが当たるのは初めてかもしれない。 目の前にいる彼が地面に横たわっている。その白い肌を侵食させゆく赤。場所や傷具合からして飛び降りたのだろうか。ここは、学校、屋上から?) 「・・・だい?どうしたんだい?顔色が優れないようだけど」   (2019/5/30 22:53:17)

鳴海 宗次郎♂2年(混乱から彼の呼びかけにて我に返る。何を話していいかわからない。干渉したところで何かを変えることができるのか。そもそもこんな虫の知らせは初めてだった。) ―あぁ、ごめんね。突然。ちょっと今朝から具合がよくなくて。これで・・・。 「あぁ、待って。『気を付けて』、ね?」 ―・・・君も、くれぐれも・・・。『気を付けて』。 (その場を逃げるようにして、なんとか警告の意思を伝えることをしてその日は帰った。そして翌日)   (2019/5/30 22:53:42)

鳴海 宗次郎♂2年(登校してすぐに人だかりに気づく。体の芯が地に足つかずに抜け出しそうな感覚を味わいながらその人だかりに近づく。確認しなくては。 その光景をみて昨日みた映像と重なり合う。白い肌が赤く血に染まりゆく光景を覚えている。 一つだけ違うのは、倒れているのは女子生徒。後から知ったことだが彼女の名は長門士。) 『有終の美。何をもってその区切りは終わりを告げるんだろうね。』彼の言葉が頭の中でリフレインした。   (2019/5/30 22:54:06)

鳴海 宗次郎♂2年【どこを目指したいのか。なんも考えずに後半畳み掛ける癖は治したい。 本は日焼けしないようにあまり西日には当てない方がいいよ! お部屋ありがとうございましたー】   (2019/5/30 22:55:04)

おしらせ鳴海 宗次郎♂2年さんが退室しました。  (2019/5/30 22:55:11)

おしらせ日向 咲♀2年さんが入室しました♪  (2019/5/31 06:00:09)

日向 咲♀2年(───いつも抜け出せなくなってから気付くんだ。)   (2019/5/31 06:00:25)

日向 咲♀2年(肌を重ねるってのは、愛し合う行為であると信じて疑わなかったのはいつの頃までだっただろうか。雰囲気に流され身体を重ね、それが愛だと信じてはズルズルと深みへと嵌っていく。今、私の目の前で愉悦に浸る表情を浮かべ腰を振る彼とも、同じ。甘く聞こえの良い言葉の羅列を並べられ、心に温かな気持ちを感じながらする行為はきっと、恋人同士の其れだろう。でも其れはいつも最初だけ…。気付けば甘い言葉も温かな気持ちも無くなって、肌を重ねる時間だけが2人の時間となっていた。今日も部屋には甘い喘ぎ声と安物のベッドが軋む音が響く。滑らかなシーツに投げ出した両手を快感が走る度に握っていけば徐ろに目の前の彼を見上げる。視線が絡んでも彼は何も言わない、好意を表す言葉も、快楽に染まる声さえも喉の奥へと飲み込んで、部屋に響くのは私の声と、互いから溢れる体液の絡まる音のみ。…愛し合う行為だと信じて疑わなかった、そんな行為は今やただ性欲を満たすだけの行為へと成り果てた。)ィ、ッ、く…、ぁ、あ、ぁ───、っ!   (2019/5/31 06:00:48)

日向 咲♀2年(肌のぶつかり合う乾いた音が間隔を狭め、響く鳴き声も余裕が無く短いモノへと変わっていけば漏れる声は切なく、甲高い声へと変わっていく。自身の声に掻き消される程に小さな彼の呻き声、ぐっと押し付けられ止まった動きに互いに絶頂を迎えた事を知れば2人の時間は御終い。行為の余韻を感じる甘いひとときも無く離れた身体は此方に向くことはない。力無く身体を起こし、彼の背中をぼんやりと見ながら散らばった衣服を集めていく、そんな虚しい時間に込み上げてくるのは切なさ。)…帰る?(着替える後ろ姿に一言声を掛けてみる。返事は聞かなくたってわかる、どんな時間でも貴方は行ってしまうのだから。小さく返ってきた予想通りの言葉にもう悲しくなる事なんか無くなった。いつもの通り玄関まで見送る、変わりない日常。だけど当たり前に去り際に落とされていたキスは、今はもう無い。)   (2019/5/31 06:01:02)

日向 咲♀2年(──愛だと信じて疑わなかった。愛が無ければ肌は重ねないと思っていた。でも其れは違うと気付いてしまった。静かになった部屋で、残るのは行為の匂いだけ。去りゆく彼を探すかのようにカーテンを開き外を見遣る。街灯の明かりに照らされた見慣れた姿。さっきまで、確かに1番近くに居たはずなのに、貴方は私では無い誰かの元へ行くのだろうか。)……私は、愛だったんだけどなぁ……(小さく掠れた声。其れが漏れた瞬間、頬に何かが伝った。視界がボヤけて何も見えない。手の甲で何度も何度も雫を拭って、それでも流れる涙が止まらない。──…いつも、抜け出せなくなってから気付くんだ。こうなってしまったら自分から離れる事はもう出来ない。だからお願い、少しでも私の事が好きなら突き放して、触れないで、…期待なんか、させないで……〆。)   (2019/5/31 06:01:16)

日向 咲♀2年【まりえちゃんへ。約束のブツです、クレームは受け付けます(震え)ではお目汚し失礼しました!】   (2019/5/31 06:01:18)

おしらせ日向 咲♀2年さんが退室しました。  (2019/5/31 06:01:25)

おしらせ藤沢花菜♀2年さんが入室しました♪  (2019/6/2 21:50:44)

藤沢花菜♀2年(籠いっぱいの白い花。三大香木にも数えられる梔子の甘い香りが、部屋に広がった。その花を長櫃のとっておきの衣の上に薄布をひいて広げると、その香を楽しむ。若旦那にもらった紫陽花の緞子の衣)きがついてくれるでありんしょうか……(文が届いたのは昨日のこと。仕事で忙しくなった若旦那から届いたのは、四日後の約束と、美しい鼈甲の櫛。透かし彫りの細やかな花がいとけなく、ぎゅっと胸に押し付けた。昼みせまでのほんの少しの時間だけ、女郎であることも忘れ想いをはせる。煙管と、白粉に、焚き染める香、そんな女郎に染み付いた香りをすすぐように髪を洗う。梳る櫛から雨粒のように滴り落ちる水滴が、楽しげに音を奏でた。その節に合わせ、そわそわと逢瀬までの日を数える。幾度数えど変わらぬものを、まるで祭りの日を指折り数えた童女のように……)   (2019/6/2 21:51:23)

藤沢花菜♀2年はよう、来てくんなまし。じれっとおす……(『わちき』が『わたし』で居られるほんのひととき、幸せな、ひととき……。待ち遠しい気持ちを抑え、湯に浸した髪に櫛を通す。浮かべた花々が、梳る動きに揺れる様子は舞のよう。くるくると湯の上を滑る花達を見て、唇に笑みを乗せた。日毎、甘く儚い香りのその花を、ゆすらに浮かべ髪を梳く。日々降り積もる恋しさのように、花の香がこの身に仄めくならば……)   (2019/6/2 21:51:38)

藤沢花菜♀2年『紫陽花、雨、楽』で!結構、テーマ括り難しいね(´・∀・`)   (2019/6/2 21:52:52)

おしらせ藤沢花菜♀2年さんが退室しました。  (2019/6/2 21:52:56)

おしらせ夜宵さんが入室しました♪  (2019/6/5 14:59:08)

夜宵【お部屋を紹介されたので少し、テーマの文字せっかくなので入れて。】   (2019/6/5 15:00:02)

夜宵(優しい光。青い紫陽花が雨に濡れ花を葉を濡らし滴が表面を伝う。水と光を浴び徐々に草も伸び生命を育む。———…漆黒の闇に真珠色の月が朧気に浮かぶ、雲が隠しているにも関わらず、微かな光が室内をぼんやりと照らす。この夜も、一人の男が、花魁の待つ部屋へと案内される。廓遊は既に何度と数えられる回数ではない。)――…よう来んしたねぇ。(部屋に入るや否や、流麗な着物に身を包み男に話しかける。それだけ彼の事を『お気に召して』しまった。)さァ……おすわりになっておくんなんし(軽い食事、話に葉を広げることもなく男の着物の袖を軽くつまみ、自ら床へと誘い込む。初めてでは無いというのに、緊張の糸を張り詰め隠せないでいた男を見ると、くすりと喜んでしまう。)ふふっ、固くならんでおくんなし…可愛いお方。   (2019/6/5 15:00:22)

夜宵(身長差がある男の肩に手を乗せ、膝立ちになり彼の耳元で囁く。別の者が襖は閉ざしていく。男の着物に手を掛け、胸をはだけさせ、現れた胸に白い手を妖しく滑らせて彼の帯まで降りていく。焦らすようにシュルシュル音を立て解く。鍛え上げられた男の体は程よく引き締まっており、蒸し暑かったのであろう胸筋には一筋の汗がつつ…と伝っていた。その汗を拭うように、細い指で彼の胸をなぞる。)どうされんしたか?(一晩の伴侶として、平等に恋に溺れさせる遊女。意地悪をされ少し怒った男に、にこりと笑いかけ、着物にゆっくりと手をかけ、そのままいとも簡単に脱いでみせる。豊かな胸元は開かれ、肌を隠す薄い生地である襦袢からはある程度くっきりと人肌も透ける。そんな私を抱え込むように、男は床の中へと共に倒れ込む。互いに脚と脚とが絡み合い、限りなく顔は近い。男の耳あたりから首へとゆっくり撫で、妖しく話しかける。)蝋がまだ……。   (2019/6/5 15:00:41)

夜宵(火を灯すことは時間を告げる合図。無粋なことに忘れてしまった。だが、此処までくればはだけた肌は折り重なることしかなく。交わりが…———。しばらくして腰の動きはゆったりと速度を落とし、やがて完全に静止する。互いの髪が乱れ、月の光も届くことが無い。繋がったまま、抱き合ったまま、荒い呼吸を聞かせ合う。“いつか……お前を、買う…………”世迷言のような言葉。実際、そのような言葉を掛けるのはよくある。しかしそれが口から出た虚実だとしても、ただただ、その言葉が嬉しかった。)やく、そく……やくそく、ですよ…………?(————…1年がたち様々な噂があった。私が他のお客に冷たくなった。男は借りたお金で来ていたなどその後男は現れなかった。だが、女は哀しむ事はない。)ふふっ、そうでありんすか?(笑顔は崩さず。常に違う男を楽しませるために、笑みを零す。それは演技なのか、それとも無垢なる表情なのか、真相を知る者はいない。幾つもの駆け引きが交わされ、また今夜も一夜限りの愛の物語が育まれる。心は知らず、ただ、丁寧に手入れをされ雑草もなくなった赤い紫陽花は昨年よりも艶やかに花開く。)   (2019/6/5 15:01:25)

夜宵【お邪魔しました。失礼します。】   (2019/6/5 15:02:22)

おしらせ夜宵さんが退室しました。  (2019/6/5 15:02:29)

おしらせ市原 芹緒♂さんが入室しました♪  (2019/6/7 20:26:15)

市原 芹緒♂【どっこいせー! おうおうおう、殺し屋にJKに花魁!すごいメンツで館長ビビるw んでもて、見知った名前にご新規さま、心より御礼申し上げ(一礼)】   (2019/6/7 20:28:32)

市原 芹緒♂【引き続き、イベント続行にて。勿論通常のフリーダムも何なりと。…てことで、めでたいなんちゃら部屋での遊びも多分開催してると思われ。そちらでもお題遊びやっとりま(宣伝)】   (2019/6/7 20:31:25)

市原 芹緒♂【紫陽花、雨、悲 で参る】   (2019/6/7 20:32:42)

市原 芹緒♂(——この時期特有の湿気を含んだ空気。ふとすればすぐに崩れる空模様。見上げれば油断出来ない灰色が広がって。折り畳み傘を常備すれば、きっと心配はないのだろうけど、カバンの中身は出来るだけ少ない方がいい。——バイトの行き帰りによく立ち寄るコンビニへと差し掛かれば、並びにある一軒家。外壁の一角にあるのは紫陽花の群生。少しずつ色づいていく様子をここ何日かで目にしていて。立ち止まって見つめる…なんてことはさすがにはしないものの、コンクリートの壁を背負って放つ色彩は異質な物同士が混ざり合うある種の混沌のようで。)…げ、降ってきた…(頰に、鼻先にぽつりぽつりと雨の感触を感じたなら、小走りにその場を後にして。——『真っ白な紫陽花がね…好きなの。名前はね……』ふと思い出したのはいつかの誰かの言葉。)…名前…何だったっけな…(悲しみの中にのぞくのは懐かしさ。それは散りばむ色紋様の中にある真白と似て非なるもの。)【〆】   (2019/6/7 20:33:04)

市原 芹緒♂【折りたたみ傘は常備すべしw】   (2019/6/7 20:34:11)

おしらせ市原 芹緒♂さんが退室しました。  (2019/6/7 20:34:15)

おしらせ晴宮 大地♂2年さんが入室しました♪  (2019/6/16 22:29:24)

晴宮 大地♂2年【こんばんは、お邪魔しますー!紫陽花、雨、嬉、でいきます!】   (2019/6/16 22:30:30)

晴宮 大地♂2年(梅雨は嫌いだ。 真新しい白いシーツに代わり映えのない掛布団。殺風景な部屋に車椅子に腰かけてただひたすらに流れゆく景色を眺めていくだけ。 私は窓の向こうの世界は知らない。開け方さえも。 たった一枚のスクリーンの向こうに広がる世界を常に夢見ては思いに耽っていた。)   (2019/6/16 22:30:49)

晴宮 大地♂2年(そんな私の世界を広げてくれるのが「彼」だ 窓越しで会話のない彼だが、その表情や体の汚れ具合で今日はどこを冒険してきたのだろう、と話しは膨らむ。 私がこんなにも意識していることは彼は知っているのだろうか。答えの出ない問いに不意に頭は奪われる。 その頻度が多くなってきたのも空に立ち込める暗雲のせいだ。)   (2019/6/16 22:31:10)

晴宮 大地♂2年(私は外に出れないため乏しいが、雨が降ると外出を控えるそうだ。 雨からの賜りものとされる恵みの雨もこうなってしまっては忌まわしいものでしかない。 雲の切れ間から彼がやってきたならどんなに嬉しいことだろうか、と声にならない嘆きを嘆いても 寂しく部屋にこだまするだけだ。)   (2019/6/16 22:31:28)

晴宮 大地♂2年(ある日の窓際には一鉢の紫陽花が彩られていた。 外で草木を愛でていた彼の姿を思い出しこれが口実になってくれれば。何かに縋りたい思いだったのだろう。 そんなことをしても彼はやってこないことはわかっている。)   (2019/6/16 22:31:52)

晴宮 大地♂2年(「猫は濡れるのが嫌いだもんね? 」 窓際で恋焦がれる私を抱き上げ膝に乗せたご主人は優しく頭を撫でながら話してくれた。 そんなこと、同じ猫である私が一番知っているのに、と。)   (2019/6/16 22:32:09)

晴宮 大地♂2年【叙述の練習になったかな?って猫かい!ってくらい思って貰えばこれ幸いです( ˘ω˘ )】   (2019/6/16 22:33:04)

おしらせ晴宮 大地♂2年さんが退室しました。  (2019/6/16 22:33:12)

おしらせさんが入室しました♪  (2019/6/17 19:17:32)

なんで…?(手の内のその紙を握りしめて呟く。なぜ、どうして?その疑問符が脳内を埋め尽くす。知りたいと思った。理解したいと思った、なのに…)どうして……(問いかける言葉は、もう届かない。唇を噛んで天井を仰いだ。それでも、例えようもないこのぐちゃぐちゃな気持ちのやり場がなくて)なんで……(壊れたレコードのように、同じ言葉を繰り返す。どうして貴方は行ってしまったのか。なんで、一言の挨拶もなく離れていったのか。彼が残したその手紙を握りつぶし、そしてビリビリに引き裂いた)   (2019/6/17 19:17:54)

(部屋の床に散らばった白い紙片の残骸は、そこに書かれた文字も読めないほどにバラバラになったのに。それでも、そこに書かれていた言葉は忘れようにも忘れられなかった『君は、君のままでいい』)……っ、ふぅ……(滲む涙。吐く息に熱がこもる。居場所が欲しかった。やっと見つけたと思った居場所だったのに。ただ、認めて欲しかった。皆のいるそこに、一緒に自分も笑っていたかった。ただ、それだけだったのに)……どうして……(わかりあえると思った。きっと、理解してくれると思っていた。私は間違ってなどいない。そう、確信していた。それでも、彼が去っていったことに対して、言いようのない気持ちになってしまう)……どうして……   (2019/6/17 19:18:15)

(焦燥と、不安。その気持ちが、心をかき乱す。彼という存在が、私の足元を、私の信じる世界を崩してしまいそうで。ただ、自分の気持ちを押し付けた。『君は、君のままでいい』その手紙の真意を、私はきっと知っている。それでも、……わからないフリをしていたかった)……あなたも、あなたのままでいい……(その一言が言えなくて。私は私で、あなたはあなたで。ただ、それだけのことなのに。否定された気になって、必死に言葉を重ねた。埋まらない溝に、どうしてわかってくれないのかと、気持ちばかりが空回りした)   (2019/6/17 19:18:42)

(椅子に深く腰掛けて、目頭をおさえる。指を伝って落ちる涙は、空気に触れて、腕を伝う頃にはひんやりと温度を失っていった。分かり合うことが……、溝を埋めることが必要だと、同じであるべきだ、と。そう、思っていたのは私だけ)……私は…、私のままでいい……(その言葉を反芻して、涙を拭う。埋めねばならない溝など初めからありはしなかった。彼は彼で、私は私。たったそれだけの事だった。涙でぼやけた視界。まだ、本当の意味でこの言葉を飲み込めた訳では無いけれど……、私はその言葉を唇に乗せる……)…………君は、君のままでいい……〆   (2019/6/17 19:19:03)

おしらせさんが退室しました。  (2019/6/17 19:19:07)

おしらせ高峰玲奈♀1年さんが入室しました♪  (2019/6/22 20:28:47)

高峰玲奈♀1年【題:にんげん☆しっかく! by たかみね れいと】   (2019/6/22 20:28:53)

高峰玲奈♀1年私は、その男K氏の写真を、三葉、見たことがある。一葉は学園の卒業式の写真。前途洋々の若者が晴れ晴れと新世界に向かう顔は凛々しく、「イケメン学生ですね」と心にもないお世辞を言ってもおかしくない端正な顔立ち。女学生に囲まれてどことなくにやけているものの、未来への希望と喜びに満ち溢れた表情だ。しかしどこか腐臭と汚穢を感じる醜いその笑顔は思わず「なんて、いやな学生だ」と頗る不愉快で毛虫でも追い払うかのように、私は写真を放り捨てたのだった。この笑顔は、笑顔ではない。この男は少しも笑っていないのだ。この写真は誠に奇妙で、汚らわしく、へんにひとをムカムカさせる表情であった。私はこれまで、こんな不思議な表情の学生を一度も見たことがなかった。   (2019/6/22 20:29:16)

高峰玲奈♀1年二葉目の写真は、これはまた、びっくりするほど変貌していた。男の尊厳をすべてへし折られたような、卑屈な顔で写っている。聞けば、先程の学園の卒業式の後で、人の姿をした雌の野獣に襲撃されて全身の骨をへし折られ、そして野獣の性欲のままに、卒業式の桜の樹の下で騎乗位で犯されて精を搾り取られたのだという。その姿は獣姦と呼ぶに相応しいものであったそうだ。恐怖と苦痛と快楽に狂ったその男の顔は、最早イケメンなどと呼ばれた男子学生のものではなかった。ああ、この男には表情が、喜怒哀楽がないのだ。特徴がないのだ。所謂死相というものにも、もっと感情も特徴もあるだろう。畜生に人の皮でもかぶせたら、このようなものになるであろうか。とにかくゾッとするようなこの印象の男は、先程述べた「事件」の後にはインドに五体投地の修行の旅に出たのだという。彼なりの禊でありカルマの浄化であったのかもしれない。   (2019/6/22 20:29:42)

高峰玲奈♀1年三葉目の写真は最も奇妙な写真であった。最早年齢も何もわからない、白髪だらけの頭、緩んだ体、無気力な表情。彼の耳に開けられたピアスの穴の跡が、かろうじて彼の青春の日々を思い起こさせる唯一の名残りであった。どこかの汚い部屋で、これもまた卑猥で汚辱に塗れた醜い様相の女と肉体を交わす、誰もが顔を顰めるような、嫌悪を催す写真。人間の愛の交換というよりも交尾という動物的な表現が相応しく、それでいて、性の交わりの写真でありながら、生きながら死んでいるような、生々しさの一切無い写真はまことに忌まわしく不吉な臭いのする写真であった。交わりにはどこか生の喜びが感じられるものだが、それらを何者かに奪われたような、無意味な単純労働に従事しているかのような無表情。とにかく私は、こんな奇妙な表情の男を、やはり、一度も見たことがなかった。   (2019/6/22 20:30:08)

高峰玲奈♀1年【第一の手記】『恥の多い一生を送ってきました。見た目は少しは良いからなのか、学園で女に不自由したことはありませんでした。しかし、あの卒業式の事件の日、あの巨漢の野獣のような、筋肉ムキムキダルマの脛毛が生えた女に尻の穴を犯され、尻の毛を一本残らず毟られ、男性としてはすっかり不能になってしまいました。卒業を祝うような晴れやかな青空の、華やかな桜の樹の下で無理矢理に勃たされて犯されました。よく締まるなどという表現を超えた、食いちぎられるような筋肉質の膣に、文字通り、痛みを覚える程に肉を、精液を貪られたのです。それ以来、すっかりおかしな性癖を覚えてしまいました。肉体をいたぶられなければ、心の苦痛を覚えなければ不能な体になってしまったのです。   (2019/6/22 20:30:30)

高峰玲奈♀1年わたしは五体投地を始めることにしました。五体投地というよりも快楽をおねだりする無様でマゾな白豚の土下座といったほうが正しいでしょう。これは精神の修行でもなんでもなく、とにかく恥辱の視線を受けるためのものでした。雨の日の渋谷のアスファルトに身を投げ出すたびに受ける、ギャルの蔑みの目線と罵倒は何よりのご馳走でした。「きゃはははは、何あれ、きもーい☆」、その言葉に何度勃起をしたことでしょう。地面に這うことはなんの苦痛もなく、むしろ、もっと輝けとガイアが俺に囁いていると思わんばかりの恍惚に包まれ、大地母神と性行為をしているかと思うほどの中二病的な興奮に身を包まれたのでありました。しかしながら、あの野獣の雌との交尾、その興奮と快楽に比べれば取るに足りないものでした。   (2019/6/22 20:31:41)

高峰玲奈♀1年もっと動物になりたい。その思いで五体投地土下座をしながらインドに向かいました。服は破れ千切れ全裸になりました。イキがって付けたピアスは取れて耳たぶが破れました。包茎の包皮はずる向けになって血まみれになりました。わたしの五体投地は、むろん正式なものではなく無様なもので、地面を藻掻きのたうち進む姿は人の嫌悪を催してやまない、蛭かくちなわ、ヘドロの様相でもあり、人々の蔑みの声こそ至高の快楽でありました。このように穢れた五体投地の行く末に、インドに到達することができたのです。道中の各国の女性になじられ、蔑まれる視線のなんと芳醇で豊かなことか!わたしの短小な陰茎は踏みにじられるたびに、鉄のごとく固くなるのです。変態嘉すべし、日本の国の恥を大いに晒したのであります。   (2019/6/22 20:32:06)

高峰玲奈♀1年【第二の手記】『インドに到達したわたしは、聖地ルルイエに向かいました。性地に向かう全裸でのたうつ僕を、ドラヴィダ系の彫りの深い美人が汚いものを見るように蔑んでくださるのは大変なご褒美です。五体投地土下座にも熱が入るというものです。ルルイエでは不思議な儀式が行われておりました。あやしげな神殿で行われる儀式、そこには全身に呪術紋様を施した全裸の男女が熱狂的に踊り狂い、乱交を重ねるのでした。「いあ!くとぅるふ ふたぐん!」「たかみにぇ れいにゃ ふんぐるい むぐるうなふ くとぅるう るるいえ うがふなぐる ふたぐん」彼らが礼拝する祭壇には黒く禍々しい女神像が飾られておりました。その顔の恐ろしいこと!その顔は、どこか、わたしを無理矢理に犯したあの女に似ているのでした。   (2019/6/22 20:32:27)

高峰玲奈♀1年わたしは忘れがたいおぞましい過去を思い出し、それでいて求めていた彼女の面影を邪神像に認め、思わず悲鳴を上げてしまうのでした。わたしは彼らに捉えられ、儀式の生贄とされました。いあ!いあ!はすたあ!邪神像から生える触手がわたしの身体をくまなく愛撫しました。ぬめる生暖かい粘液でどろどろになりました。穴という穴を毛穴の一つに至るまで犯され、汚泥のような精神となるまで蕩かされました。そして生肉を固めたような、粘液と精液を吐き出すだけの理性のない肉塊と成り果てました。人間、失格。わたしは、とうとう、人間ではなくなりました。最早幸福も不幸も性の快楽もありません。ただ、一さいはただの粘液の放出として過ぎて行きます。自分はことし、二十七になります。白髪がめっきりふえたので、四十以上に見られます。』   (2019/6/22 20:32:53)

高峰玲奈♀1年【あとがき】この手記を書き綴った狂人K氏を、私は、直接には知らない。けれども、この手記に現れたルルイエの儀式に関わった人間を、私はちょっと知っているのである。その男、フェードラ帽を被った考古学者は「奴はシヴァを裏切った。ビシュワス・カテ・ホ。ビシュワス・カテ・ホ」とサンカラストーンを握りしめて呟きながら、この手記を、そして三葉目のK氏の写真を私に見せたのである。「クー・スー・ルーに気をつけろ、何時でもお前を監視しているぞ、お前のSAN値を削ろうとしているぞ」、彼はそう言って立ち去りましたが、それ以来、私は何者かの目線が気になって気になってならないのだ。   (2019/6/22 20:33:27)

高峰玲奈♀1年クー・スー・ルー、別名ク・リトル・リトル、それは深きものどもから崇拝される恐怖の神性の呼び名だ。感じる。仄暗い深淵から覗き込むような、まとわりつくような、ねっとりした嘲笑うような視線を。感じる。彼らの淫猥な手招きを。クトゥルーの呼び声を。…この、第三者にすぎない私の手記ですら、奴らに監視されている!この学園寮ですら、安全ではないのだ!庭の植栽の紫陽花を掻き分けて近づいてくる物音を聞け。廊下をひたひたと歩む、ぬめる足音を聞け。ぺたぺたと壁を這い登る手のひらの音を聞け。粘着な唾液と舌なめずりをする唇の音を聞け。瘴気を吐き出す呼吸の音を聞け。滴る唾液が床に垂れ、床を溶かす酸の音を聞け。ああ、あの者がドアを揺らしている!窓のガラスにぺたりと貼り付く掌の大きさ!影が!影が近づいてくる!ああ、窓に!窓に!   (2019/6/22 20:33:50)

高峰玲奈♀1年【兄の代理でした。6月のお題を組み込むのが難しかったってお兄ちゃんが言ってました!おじゃましました♡】   (2019/6/22 20:34:18)

おしらせ高峰玲奈♀1年さんが退室しました。  (2019/6/22 20:34:28)

おしらせ香椎はぐみ♀2年さんが入室しました♪  (2019/6/30 10:17:32)

香椎はぐみ♀2年【こんにちは。6月のイベントに参加させていただきたく、お部屋お借りいたします。(お辞儀)】   (2019/6/30 10:19:19)

香椎はぐみ♀2年(本格的な暑さがやって来る前の、ほんのひと時の憩いのような雨降りの日々。放課後の帰り道。傘をさして歩いていると、学園の裏庭でひっそりと咲く紫陽花を見つける。涼やかな、淡い水色の可憐な花。確か去年もこの場所で、同じ色で咲いているのを見掛けたような。その姿に、紫陽花の花言葉が小さな違和感を持って頭に浮かぶ。)…移り気、かぁ。(色とりどりに咲けるのに、今年も同じ色で咲く紫陽花。それは寧ろ、変わらぬ気持ちの表れのような気がした。今はもういない誰かをずっと待っているようにも見えて。──不意に浮かぶ面影に、胸の奥が微かに痛む。足を止め、紫陽花を眺めていると雨足が強くなってきた。傘を叩く雨の音と、紫陽花を揺らす雨の音。それはどこか線香花火の音にも似て、静かに大きくなっていく。雨に打たれ、冷えていくローファーの爪先。ふと、小路の先をよぎる人影に気づき、傘をさす背の高い後ろ姿に小さく息を飲んだ。ネイビーの傘を目で追う癖が消えるまで、あとどれくらいかかるのだろう。傷んだ髪。優しい声。時々哀しげに笑う横顔。あの日の小さな約束が今も心を縛る。…元気かな。何故だか急に、ただとても。今、あなたの声が聞きたい。)   (2019/6/30 10:20:12)

香椎はぐみ♀2年【お部屋ありがとうございました。またお邪魔させてください。】   (2019/6/30 10:21:04)

おしらせ香椎はぐみ♀2年さんが退室しました。  (2019/6/30 10:21:09)

おしらせ今井瑠加さんが入室しました♪  (2019/6/30 22:30:40)

今井瑠加【イベントは無理でしたが(最終日だよ!)「500字以内で書いてみる」のほうに勝手に続かせていただきます。お部屋お借りします。】   (2019/6/30 22:32:01)

今井瑠加(私があなたを侵食している感覚。壁際に掛けられたカレンダーには、締切の日付が分かりやすくサインペンで囲われている。彼の仕事明けの日を私にわかりやすく教えてくれる、私のためだけの印。以前は何も書かれていなかったカレンダーだったのに、私が知りたがっているのを察してそうしてくれるようになった。このお陰で、私はあなたに会いに来て良い日を決めやすくなった) アイス、食べる?(日付の羅列から視線を外して、紅茶を注いだマグカップを運んできた彼へとそう訊ねる。普段甘いものを食べない事は一緒にいる間にわかっていて、冷凍庫の中に数個重ねられたカップアイスが私のために置かれている事も知っていた。頷いてくれる彼だけど、この問いを「何味が良い?」にするだけでちょっと困った顔をするから、どれにするかを決めるのは私の仕事だ。ひとりで食べきるには多いそれを、甘いお菓子だとかがあまり得意ではないあなたに手伝ってもらいながら1個攻略するのが、シャワーの後にする私のお決まり) 私もあなたに侵略されてるの。 (かちかちの表面をスプーンの先端でつつきながら告げてみる。私なりの愛の告白。バニラアイスはまだ溶けないみたい)   (2019/6/30 22:33:26)

今井瑠加【お部屋ありがとうございましたー!】   (2019/6/30 22:34:32)

おしらせ今井瑠加さんが退室しました。  (2019/6/30 22:34:36)

おしらせ信貴野 響♂31世界史さんが入室しました♪  (2019/7/24 00:04:01)

信貴野 響♂31世界史【お邪魔しますね。】   (2019/7/24 00:04:21)

信貴野 響♂31世界史(夏の暑い日のこと。世界史の授業などというものは、歴史に興味のない学生にとっては退屈極まりないもので、四時間目のコマは格好の睡眠時間か、カフェテリアのランチに何が出るだろうか、空腹を抱えてメニューを眺める時間と成り果てていた。世界史を受験で使う生徒はクラスの半分ほど。彼らのための授業のようなもので、残り半分はあくびを堪えるのに必死だ。仕方がないさ、などと思っていると、とある生徒の机から、ひらりふわりと紙が一枚床へと落ちた。カフェテリアのランチメニュー。拾い上げ、罰が悪そうな顔の生徒に返してやった)…今週のカフェテリアのランチは、サイドメニューフェアですか。おすすめはナマコの酢の物?いいですねなまこ。先生も好きですよ。   (2019/7/24 00:04:38)

信貴野 響♂31世界史皆さんはナマコがどういう生き物か知っていますね?…そう、海の中で細長くてでろーんとしている、あれです。中華料理の食材ですね。干しナマコは今すごく値段が上がっていますね、中国に買われて。はい○○君…あー、残念!海綿体ではありません、海綿体はカイメンって生物です。惜しい。不活性な生き物なので間違えやすいですね。海綿体ってところにだけ反応しないように!興味がある女生徒は後で職員室に来なさい、男子生徒は自分の股間を見るように。…そうだ皆さん、なまこというのは非常に我々に関係の深い生き物です。この言葉の語源ですから。(私は教壇に戻るとチョークを手に取り、カッカッと硬い音を立てて大きく文字を書き記した。『ちんぽ』と。)   (2019/7/24 00:05:00)

信貴野 響♂31世界史(やだー、へんたい、と女生徒たちの黄色い声での抗議。男子生徒はにやにやとスケベな笑いを浮かべている。ぱんぱん、と手を打ってチョークの粉を落とした。)…さて、これが何て書いてあるかわかるかな?はい読める人挙手。せっかくだから女子に呼んでもらおうか。学級委員の○○さん?あー、セクハラじゃないの、真面目な授業だからね。まあいい。では、なまこを中国語で何と言うか知っている人挙手!…さすがにいないよね、こう書きます。(再びチョークを手に取ると、黒板に『海参』と書き記した。)K`uai Schéng、と読みます。注目してほしいのはこの文字ね、参。(黄色いチョークでぐるっと丸で囲った。)人参、という言葉を思いついた人は鋭い。   (2019/7/24 00:05:28)

信貴野 響♂31世界史『参』というのはそもそも、参る、参じるという言葉があるように、古代中国においては宮廷に対してなにかすること、皇帝に対して何かをすること、献上すること、の意味でした。つまり海参というのは、「海から献じられたもの」という意味ですし、人参は「人のように見える献上物」という意味ですね。当然中国の皇帝が食べるものですから、滋養強壮の食べ物ですし、始皇帝以来の不老不死願望がありますから、海参や人参といったものは陰陽五行的な気に満ちた珍味として大変に喜ばれました。中華料理の高級食材はほとんど皇帝が食した宮中料理が元になっています。燕の巣なんかそうですね。ナマコが高級食材というのも、このような故事からできているのです。   (2019/7/24 00:05:55)

信貴野 響♂31世界史先程授業でも触れました、後漢の張仲景による『傷寒論』、これは中国医学の古典原論とされるもので、皆さんよくご存知の葛根湯はこれに記載されてるのですけど、そもそも中国の思想の原点の一つは陰陽五行思想です。これを医学に展開すると、陰陽五行の要素が不足するから病気になったり体が弱るのであって、これを補うために、要素を為す、弱い部位と似たようなものを食べる、というのが根底にあるわけです。胃腸が弱い人はホルモンを食べる。背が伸びたい人はアスパラを食べる。(傷寒論は試験に出ますよ、と言って赤いチョークで印をつけると、生徒たちがノートを取り始める。)…○○君惜しい!漢方の医食同源という言葉は中国の言葉ではなくて日本の言葉なんだ。漢方というのは中国医学を日本独自で発展させたもの。○○君はよく勉強をしていますね。今後も今みたいに積極的に発言してください。   (2019/7/24 00:06:38)

信貴野 響♂31世界史話を戻して、一般的に皇帝のような国の支配者がが困ることはなんでしょう、わかる人?…はい、そうですね。後継者問題であり、こどもの問題ですね。こどもがいないってのは血統が耐えるわけですから、これを支配者は何よりも恐れます。『孟子』には「不幸に三あり。後(のち)無きを大となす」とあり、後継者がいないことは不徳であり不孝とされています。豊臣秀吉も困ってましたね。知らない?日本史も勉強してください。当然こどもを作るためにはセックスをしなければならないのですが(ちらり、と女生徒たちの反応を伺うが先程のような拒否感は無いようだ。)、そのためには滋養強壮であり、精力増強が皇帝に求められたわけですね。そのため、ナマコ、海参は大変に喜ばれました。明の万暦帝の時代にもあわび、なまこ、フカヒレは「三事」とされて貴重な宝とされました。これは『明宮史』に詳しいので興味のある人は図書館を探してみてください。   (2019/7/24 00:07:02)

信貴野 響♂31世界史さて、ナマコがどうして精力増強とされたかわかる人?わかるよね、細長くて、なんか形が似てて、干して小さくなったナマコは水で戻すとニョキニョキと伸びるからだね。アワビはおまんこに似ています。皆さん熨斗を知ってると思いますが、そもそもノシというのはアワビを平たくしたもので、これも滋養強壮、不老長寿、子宝の食材でした。ちょっと話はそれましたが、こうしていつしか、ナマコは宝とされ、「参宝」と書かれるようになりました。隋の煬帝の時代です。発音はSchéng Poue。これが日本語音便によってChéng Pouとなり、「ちんぽ」と称されるようになったのです。こうやって、物事というのは、つまらないことでも関係があって、歴史の円環の中に結びついているのです。その円環の中に我々の生命があって、我々の生活がある。これを知ることが、世界史を学ぶ大きな意義の一つです。   (2019/7/24 00:07:28)

信貴野 響♂31世界史そうだ、皆さんは房中術、閨房術という言葉を聞いたことがありますか?中国の陰陽五行思想を学ぶ上で欠かせません。これはセックスこそ陰陽表裏一体となり気の流れを整えるというもので、先生、実践は大得意ですから興味のある女生徒は職員室に来なさい。男子生徒は来なくてもよろし(きーんこーんかーんこーん、授業の終わりの鐘がなる。きりーつ、れーい、ありがとうございましたー。生徒たちがいつになく熱心に聞き、頭を下げるのを満足げに見て)あー、今の授業、ほとんど嘘だからね。じゃあまた来週!(と言い捨てて教室の外へと出ていった。後ろでは「シギー、今の嘘だって言ってなかった?」「また騙された!」「だからあいつの授業はイヤなんだっ」という受験生たちの怒号が聞こえ、可笑しくてしょうがないとクックッと廊下で声を殺して笑った。)あーあ、またやっちまった。PTAに知られたらえらいことになるな。また…減俸かなァ…   (2019/7/24 00:08:02)

信貴野 響♂31世界史【お部屋どうもありがとうございました。】   (2019/7/24 00:09:08)

おしらせ信貴野 響♂31世界史さんが退室しました。  (2019/7/24 00:09:12)

おしらせさんが入室しました♪  (2019/8/10 21:41:03)

【胡散くせー教師が来たwwww 曲者の従兄弟は知り合いなんだぜ!てことで、キレキレの授業あざっした!】   (2019/8/10 21:42:34)

【てことで、夏だ!うぇーい!っていう気持ちと勢いだけで乗り切ろうと思う所存。】   (2019/8/10 21:44:53)

——『今夜20時、うちにおいで。』(徐にそんなメッセージを送ってみた。こんな急な誘いだ、はなから返事は期待はせずに携帯をテーブルの上へと置いてから、やり残した仕事を済ませる。——それから既読の印がいつ付いたのかはわからないまま、指定した時間を少し過ぎた頃…玄関のドアがけたたましく開いた。)——いらっしゃい。(丁度タバコを吸い終えたタイミング。勢いよく近づいてくる足音に笑いかけたなら、手を引いて向かうはベランダ。昼間の焼け付くような空気はだいぶ和らいでいるものの、温い風が頬を撫でる。そして見やるはビルの隙間と夜空の境界。爆ぜる音と共に目にも鮮やかな大輪が次々と咲いては消える。)ちょっと遠いけど…なかなかの特等席だろ?(未だ息を整えている彼女を横目に少しだけ得意げに笑ってみせた。——それは毎年恒例の行事。別段気にも留めていなかったけれど、今年は彼女と眺めてみようか…そんな気になったのは…そう、こんなふうに目を輝かせてはしゃぐ彼女を見てみたいと思ったから。——夏の夜の宴…夜空を彩る色彩よりも美しいのは、彼女の笑顔に違いなく。)   (2019/8/10 21:45:16)

【そして手持ちの花火も捨てがたい。】   (2019/8/10 21:46:41)

おしらせさんが退室しました。  (2019/8/10 21:46:48)

おしらせ香椎はぐみ♀2年さんが入室しました♪  (2019/8/11 10:20:50)

香椎はぐみ♀2年【お、おはようございます…(滝汗)お部屋上がっていたので読んでいたら誤入室してしまいました…。失礼しました…。】   (2019/8/11 10:23:01)

香椎はぐみ♀2年【「夏だ!うぇーい!」なソロル書けましたら、またお邪魔させてください。】   (2019/8/11 10:24:03)

おしらせ香椎はぐみ♀2年さんが退室しました。  (2019/8/11 10:24:16)

おしらせ朱夏さんが入室しました♪  (2019/8/20 02:13:48)

朱夏【夏だ!うぇーいっ!】   (2019/8/20 02:13:59)

朱夏ねーえ、起きてってばー。寝ないでよ。もう……(​───仕方ないないなぁ…眠いんですけど…。なんて気だるい声がイヤホンから聴こえてくる。だって、流星群なんて素敵なもの、隣にはいれなくてもせめて共有したいじゃない。10時頃に電話をかけてそのままダラダラと話し続け午前3時、そろそろ見頃だろう。電話越しでもわかる眠たそうな彼の声を聞いているだけでも微笑ましく、そして愛しい。だからといって寝させてあげることなんて無いのだけれど)ほーら、早く起きる!外に行く!(なんて言いつつさっと上着を羽織ればサンダルに足を突っ込み外へ出る。幸い、私が住んでるのはド田舎だ。店もなければ街灯も一つだけ。月も星もでてない夜だと真っ暗で怖いくらい……でも、そんなところだからこそ、澄んだ空気の日には家から出るだけで満天の星空を拝めるというのだから私はこのド田舎が好きだ。もっとも、彼のところはそういう訳にはいかないようだけれど。​───やっぱなんも見えねぇ。電話の向こうの彼はそう言った)   (2019/8/20 02:14:33)

朱夏わぁ…………!(思わず言葉をなくした。玄関から出て、上を見あげればそこにあったのは満天の星空。幻想的で、それでいて儚さを感じる。呼吸するのも忘れて見上げていた。​─────なぁ、どうした。)あのねあのね、すっごく綺麗だよ。ほら、月も沈んでるじゃない?だから小さい星まで見えてすごく綺麗……(私があまりに話さなかったものだから彼が話しかけてきたのをいいことに、少し早口で教えてあげた。私ってすごく優しい。彼にこづかれそうである。それにしても、なんて、なんて美しいのだろうか。英語ならoh......って感じだ。もしくはWhat a ……oh......so beautifulって感じである。伝わりづらいのはこの際気にしない。そして合ってるかも知らない。​─────俺、部屋戻る。彼は都会に住んでいるからきっと星なんて一等星くらいしか見えないのだろう。外に出たはいいけど星は見えないし暑い、なんてほんの少し不機嫌に中に入っていく彼が脳裏で再生されれば思わず笑ってしまった​───────)   (2019/8/20 02:15:02)

朱夏((​​────​もう何年前のことだろう。あの年は雨も降らず、夏なのに空気も澄んでいたから星が沢山見え、目の前をたくさんの星が流れて行った。​──私は、あの星になんて願ったんだっけ……。テレビから流れてきた流星群のお知らせ。もはや恒例行事だな、なんて思う。午後10時、流星群にはまだ早いけれど、ビール片手にベランダに出て空を見上げる)ここも都会だなあ……(そう呟いた声は都会の喧騒に消えていった。都会に住んでるからだー!なんて星が見えなくて拗ねた彼をからかったのを思い出す。懐かしい会話、彼の声はもう思い出せない)はは……(あの時した願い事を思い出せないわけがなかった。「ずっと一緒にいられますように」声に出すとからかわれるから心の中でそっと唱えた子供っぽい願い。遠距離でも、滅多に会えなくても彼の声を聞いているだけで頑張れた……なのに子供っぽい理由で彼を傷つけた。彼の声を聞けなくしたのは自分だった)   (2019/8/20 02:16:52)

朱夏……幸せでいてくれますように(そっと呟いたのは今までで1番好きだった人への祈り。未練なんて残ってないけれど、未だに彼を思い出す度に心にトゲが刺さる。手に持ったビールに口をつければ広がる苦味、これを美味しいと思えるようになったのは私も大人になったのだろう。流れ星どころか星すら見えない明るい夜空、彼もどこかで見あげているんだろうか​───)   (2019/8/20 02:17:25)

朱夏【うぇーい?冬に書いてたのを慌てて夏に書き直して乗り遅れないように急いで投下。誤字脱字、変な表現は見逃して頂きたい所存。お粗末様でした】   (2019/8/20 02:18:15)

おしらせ朱夏さんが退室しました。  (2019/8/20 02:18:23)

おしらせさんが入室しました♪  (2019/8/20 20:41:44)

【前に見たような名前!でも誰なのかはわからない。うぇーいでご利用あざます】   (2019/8/20 20:42:32)

(それはいつもの他愛のない口喧嘩。きっかけなんて些細なもので…。だだっ広い駐車場にぽつりと停めた車内は静まり返り、ゆっくりと沈んでいく太陽の西日がただ眩しくて。——『…ひとりで帰る…。』沈黙を破ったのは彼女。ドアを開けて歩き出そうとする後ろ姿を横目で見遣れば、シートにもたれかかって天井を仰ぐ。)…帰り道知らないくせに…。(それはまるで我慢比べのようなほんの数秒。だから…ため息をついてエンジンをかけた。弾かれたように振り返ったその顔は予想通り見事な泣き顔。ぽろぽろとこぼれ落ちる涙は…クソ…反則だ。気持ちを整えるようにもう一度ため息をついてから、窓を開けて手招きすれば、泣き顔と笑顔はごちゃまぜに。——わかってる。わかってるんだ。お互いに…素直に言えない言葉があるってこと。)【→】   (2019/8/20 20:43:04)

(深夜近くに終わった仕事。携帯を開けば、怒った声の留守電のメッセージに、また喧嘩だと…重い足取りで帰路につく。ドアを開けた時に気づいたのは、自分の物ではない靴。明かりがついているリビングには椅子にもたれたまま眠っている彼女と…テーブルに用意されている夕食。ゆっくりと近づいて抱き起こせば、寝ぼけた眼で…『……本物…みたい…。』夢だと思っているのだろうか。薄く開いた瞳は再び閉じられて。込み上げる愛おしさと…やっぱり素直に言えない言葉。)——いつもごめんな。上手く言えないけど…ごめん。でもさ…俺は君の側にいたいんだ。(——伝えたい想いを乗せるのは、たった一言でいい。きっと君もわかっているはずだから。)【〆】   (2019/8/20 20:43:28)

【供養する(南無)】   (2019/8/20 20:45:19)

おしらせさんが退室しました。  (2019/8/20 20:45:25)

おしらせ市原 芹緒♂2年さんが入室しました♪  (2019/8/22 21:02:22)

市原 芹緒♂2年【wwww 出直しwwww】   (2019/8/22 21:02:57)

おしらせ市原 芹緒♂2年さんが退室しました。  (2019/8/22 21:03:01)

おしらせさんが入室しました♪  (2019/9/14 19:25:43)

ほんと、どうしようもないクズ(宅配で届いたその包みは、好んで使っていたブランドラインのもの。受け取りのサインをする時に目に入ったのは、もう4年も会ってない人の名前だった。変わらず届く誕生日プレゼント。それは彼の打算か、自己満足か。少なくとも、彼を忘れたい私からすれば、喜ばしいものではなかった)……何したいんだろ……(ぽつりと零れたのは、本心ではない。わかっている。でも、分からないふりをする。それをわかってしまえば、自分がどうしようもなく哀れで、みじめだから。捨てることも出来ないそれを、クローゼットの奥へと放り込んだ。使う気にもなれないそれらは、誕生日、クリスマス、お土産とまるで付き合っている頃と同じように届いた)   (2019/9/14 19:25:51)

こんなのいらない……(お土産は、誰といったものなのか。そんなこと、考えなくてもわかった。唇をかみ締め、クローゼットの扉を荒くしめる。彼が結婚してあったのは、1度きり。甘い口付けには、平手を返した。それでも……、捨てきれないプレゼントたちは、嘲笑うようにことあるごとに視界の端をちらついた)……クズ……。ほんとに、もう、あんなクズ……(頬を伝う涙はぬるく、後から後から、流れ落ちた。思い出すのは、幸せなものばかり。苦しくなって胸元の服をぎゅっと掴んだ。中途半端なやさしさで、絡めとり、今もなお心を占めるその人の顔を思い浮かべ、声にならない嗚咽を噛み殺す。彼の名はもう呼ばない。そして吐息とともに、希う)もう、……そっとしておいて……   (2019/9/14 19:27:23)

おしらせさんが退室しました。  (2019/9/14 19:27:28)

おしらせさんが入室しました♪  (2019/9/16 21:56:57)

(──『魔法は0時になると消えてしまうから気を付けて…。』魔法使いにそう言われ、カボチャの馬車に乗ったお姫様はガラスの靴を履いてお城へ向かいました。きらびやかな舞踏会、その中でひときわ輝くのは魔法をかけられたお姫様。王子様の眼差しを一身に浴びているその美しい姫が、普段小間使いのように灰まみれで働かされているあのコだと…継母と姉たちが気づくはずもありません。やがて、音楽にあわせ軽やかに踊る姫と王子様の姿に、周りから羨望のため息が溢れました。憧れ続けた華やかな舞踏会の中心で王子様と踊る…。お姫様はまるで夢の中にいるようでした。でもそんな素敵な時間は長くは続きません。魔法使いから告げられた約束の時間はもう間もなく。『魔法が解けたら、君は元の灰だらけの姿に戻ってしまうんだよ。だから…鐘が鳴り終わるまでに帰っておいで。』無情にも鳴り始めた鐘の音と、耳に残る魔法使いの声。お姫様は戸惑う王子様の手を振りほどき、その場から走り去ってしまいました。そして残されたのは、脱げた片方だけのガラスの靴。)【→】   (2019/9/16 21:57:59)

(──鐘が鳴り終えてから暫く、お姫様を乗せた馬車がお屋敷の離れにある小屋へと戻って来ました。)やぁ…おかえり。(馬車の扉を魔法使いの青年が開けたなら、お姫様が何やら言いたげに彼を見ています。)…どうしたの?そんなに膨れっ面して。舞踏会は楽しくなかった?(楽しげに笑う魔法使いへ、飛びつくように抱きついたのはお姫様。──「嘘つき…っ。0時が過ぎても魔法は解けてないわ。」彼女が言うように、身を包んでいるのはきらびやかな魔法のドレスのまま。)うん……ごめんね。だってそうでも言わないと…いつまで経っても君は戻って来ないと思ったから……。(魔法使いは不安でした。ずっとずっと抱いてきた彼女への想い…遠い昔に交わした約束。やっと迎えに来れたというのに、その前に彼女がどうしても長年の夢だったお城の舞踏会へ行きたいと言ったこと。もしも…とあるお伽話のように、お姫様は王子様といつまでも幸せに暮らしましたとさ。なんて結末になってしまったら…と。)【→】   (2019/9/16 21:58:33)

───「あたしが怒ってるのはね…急いで走ったから、貴方がくれたガラスの靴を片方無くしてしまったことよ。大切にしようと思ってたのに…。」(首に回された腕にきゅっと力が込められたのがわかると、魔法使いの青年はたった今まで自分が抱いていた不安が杞憂だったことを悟りました。)そんなもの…君が望むならいくらでも……。(───カボチャは馬車に、ネズミは行者に、ボロ布はドレスに…。灰をかぶったお姫様のお相手は王子様だけとは限らない。魔法使いはお婆さんだけとは限らない。これはそんな例えばもしも…のお話。)【〆】   (2019/9/16 21:59:12)

【なんて事はない。暇を持て余しただけの遊び】   (2019/9/16 21:59:56)

おしらせさんが退室しました。  (2019/9/16 22:00:02)

おしらせさんが入室しました♪  (2019/9/24 19:34:36)

【雑談はネタの宝庫である】   (2019/9/24 19:35:09)

────では…今回は完全に《密葬》という形で執り行わさせていただきます。(泊まりの当番ではなかったにも関わらず、深夜の理不尽な呼び出しで叩き起こされ、遺体の引き取り諸々が終わったのは明け方を過ぎた頃。今回依頼をしてきたのは、富裕層居住の夫婦。2人とも年の頃は30代前半、男の名前は「綾小路 一郎」そこそこ名の知れた企業の役員…とその妻である。亡くなったのはその男の双子の弟「綾小路 二郎」ただ、二郎が登録してある住所が貧困層でも特にひどいスラムのど真ん中であったこと……は、自分には何の関係もないことであり、そもそも富裕層の住民がこんな寂れた葬儀社に身内の葬儀を密葬で依頼してくることこそ、怪しいものなのだが…。)【→】   (2019/9/24 19:36:50)

────『大きな声では言えないのですが…弟は私たち一族の中でも厄介者意外なんでもない奴でして…』一連の説明を終えた時、一郎がまるで言い訳のようにそう告げる。向かい合って座る青年は、いつもと変わらずの黒スーツに銀縁メガネの装いで書類をデータに転送しながら視線だけを上げる。そしてふと目についたのは、男のその右目の下の泣き黒子。)そうですか…。何かと…お察し致します。(男の隣で俯いている妻へも視線を送るも、結局彼女が自分の方を見ることは終始一度もなかった。)────では…ご希望通り…最短今夜の火葬となります。それまでは二郎様はうちでお預かりさせて頂きますので…先程お伝えしました時間厳守でお越し下さい。【→】   (2019/9/24 19:37:18)

(打ち合わせが終われば、「一度家に戻る」とそそくさと帰って行った2人を見送ってから、台車に乗せられた棺を霊安室まで押していく。ただいくつか違和感があるとすれば…とにかく火葬を急ぎたいということと、それに関して金を出し渋っているわけでもないこと。資産はあるが、葬儀には金を出したくないというケースもよくあるが、今回はそれでもない。そして何よりも最大の違和感が、あの夫婦は悲しんでいる「ふり」をしているということだ。まぁそれとて、自分には全く興味も関係もないことである。故人と遺族の関係など知るに値しないことで、自殺だろうが、病死だろうが、例え他殺だろうが、自分がやるべきことは葬儀だけなのだから。)【→】   (2019/9/24 19:37:45)

(───簡易な祭壇の前に浮かび上がったホログラムの遺影。棺の小窓をそっと開ければ、そこには当然遺影と同じ顔が収まっている。暫くその死に顔を見つめた後、形式的に手を合わせて小窓を閉めた。式の参列者はあの2人以外いないことと、何よりあの2人が最期の別れの拝顔をするとは思えない。だからもう二度と、この窓が開けられることはないだろう。そして、遺影の顔、その右目の下にある黒子が、遺体には何故か左目の下にある、ということを知っているのも、あの2人と自分だけ。)…この度は大変ご愁傷様でございました。…綾小路 一郎様。(───良家に生まれた双子の兄弟とそれに関わった女の末路。垣間見えた背景も、青年の通常を変えるほどではなかった。───《お客様のプライバシーは全力でお守りします。24時間安心してご相談下さい。○○セレモニー 担当イチハラ》【〆】   (2019/9/24 19:38:26)

おしらせさんが退室しました。  (2019/9/24 19:39:12)

おしらせサリエルさんが入室しました♪  (2019/9/25 22:00:51)

サリエル【お部屋お借りします。そして、下のソロルに乗っからせていただきます。】   (2019/9/25 22:01:25)

サリエル(月明かりの下、小さな暗視スコープから覗く視界は良好。やや、ビル風が強めだがこの程度でしくじるような三流ではないと自負している……が、『 スクラップ屋』の前では決して口にしない。何故なら狙撃銃の調整は彼女に頼んでるからだ。自画自賛しようもんなら「次からどんなに腕が良くても必ず外すように調整したるからなっ!」と反撃されるからだ。実際、それを可能とする腕を持っているから恐ろしい。―――とある建物の出入口に照準を合わせてるスコープにターゲットが入り込んだ。左サイドに浮かんでる立体式映像には様々な数値をデータ化したものが映し出されている。ちら、と一瞬確認してから片目を瞑り、指先に力を込めれば銃声が轟いた。スコープの中、女性が頭から仰け反って後ろへと倒れた。すかさずもう一人の人物をスコープに入れると驚きの表情で額を撃ち抜かれた女性を見やっているようだ。もう一度引き金を引くと男性のこめかみを貫通する弾丸。膝から崩れ落ちるように、女性の上へと倒れ込んだ。距離からして彼らが銃声を聴くことはなかっただろう。) ―――依頼完了。(口許に弧を描いたまま、ある人物へ電話を掛ける。)   (2019/9/25 22:01:28)

サリエル(ワンコールで出た相手の声は呆れ返っていた。) ―――貴方に「依頼」した密葬、よろしくね? え、ああ…、そうね。でも、ちゃんと「場所」も「標的」もわかったでしょ? ――じゃあ、よろしくね。 (他にも何か言いたげな感じだけど知らん振りして電話を切る。) ……やれやれ、って顔ね。でも、こんなサプライズもいいでしょう? それに……手間もたいして掛からないんだから。だって、そこが「密葬」の現場だもの。(スコープから見える『 葬儀屋』の態度に小さく声を漏らして笑った。―――――今回の仕事は少々変わっていた。依頼を受けたのは…そう、半年程前。左目の下に黒子のある男性から「もし私が死んたら必ず弟と妻を殺してくれ。犯人はあの二人だ。」と。そんな確実性のない依頼を断ることも出来たが。) ……死者からの殺害依頼なんて面白いじゃない。(「死の天使」としては受けざるを得ない。 死を招くものであり、死の安らぎを与えるものなんだから――――。)〆   (2019/9/25 22:01:40)

サリエル【ベタベタな乗っかり方ですがありがとうございました。】   (2019/9/25 22:02:08)

おしらせサリエルさんが退室しました。  (2019/9/25 22:02:11)

おしらせハイエナさんが入室しました♪  (2019/9/27 16:32:18)

ハイエナ【3段目で乗っからせていただきます。ずしっ。】   (2019/9/27 16:32:35)

ハイエナ(その男が丁寧に紹介などしてくれるはずもないから、その死体に出会ったのはほんの偶然だった。ダメもとで頼みこめば、彼は腕時計に視線を落としたまま5分だけ時間をくれた。ついでに、うんざりだと言わんばかりのため息も。そんなこんなで、いつもの氷を詰め込んだクーラーボックスを小脇に抱え、祭壇に寝かせられる前のその体にありついたわけで。鮮度は不明、売り物になるかもわからない、だが、組織を通さずのやり取りの旨味を知ってしまえば、誘惑には勝てないのだ。)5分で元通り、5分で元通り。(歌うように口ずさんで、空気が冷たい小部屋の、寝台に寝かせられた体をいじくりまわす。)   (2019/9/27 16:32:47)

ハイエナ(──5分後。約束通り何事もなかったかのように、それは棺の中に納められていた。2度と開くことのない瞳。特徴的な目の下の黒子。後は誰にも見つからずにここから退場するだけだ。それにしても……随分と、状態の良い中年男の遺体だった。素性など知る由もないが、規則正しい生活をしてきた上流階級の体。厳選された食事と、自己管理された肉体。汚れていない指先。清潔な肌。それが密かに、惜しげもなく焼かれてしまうのだから、金持ちの考えることはよくわからない。「あとで、葬儀屋に聞いてみよう」そう思い浮かんだが、慌てて首を左右に振る。そんなことできるわけない。 借りたトイレから青白い顔で出てくると、クーラーボックスを抱えなおしてその場から速やかに立ち去った。)   (2019/9/27 16:33:21)

ハイエナ(ボックスの中身を無事に売りさばいた後、珍しく連絡が入った。もう一度葬儀屋のところに行けと。──そして、数時間後。斜め掛けのずっしりと重たいクーラーボックスを肩に食い込ませ、青白い顔で建物を出る。額に脂汗を浮かばせ、荷物の重みにふらつくように裏路地の角を曲がったところで、猛烈にやってくる3度目の吐き気。崩れた壁に向かって体をくの字に折り曲げたが、もう、出るものも出ないで嗚咽だけが路地裏に響く。そうだ、昔から、運のいい日と最悪の日は、……いっぺんにやってくる。)   (2019/9/27 16:38:03)

ハイエナ【ありがとうございました。】   (2019/9/27 16:38:41)

おしらせハイエナさんが退室しました。  (2019/9/27 16:38:44)

おしらせ二郎さんが入室しました♪  (2019/9/27 22:53:17)

二郎【お部屋お借りします。そして乗る。館長に感謝を込めて少しだけ。】   (2019/9/27 22:54:32)

二郎(5.4.3………脳内で死へのカウントダウンが始まった。───海外の本社で指揮を執る父親の元に、次期総帥として帝王学を修めるため、一年、日本を後にした。そして久しぶりの我が故国の空港に降り立った。最初の訪問先は───双子の兄、一郎(市狼の異名を持つ)の屋敷。会長職を自分が引き継ぐマスコミ発表の予定を知らせるためだ。ただ、気は乗らない。一族の厄介者として父親からも見放された彼は、事あるごとに捻くれた態度を向けてくる。財産目当てで結婚した義姉の笑顔も白々しい。とはいえ避けては通れない…大きく溜息をつき、左目の下の小さな黒子を指で触れた。タクシーの列に向かおうとした時、背後から女性の声が響く。思わず振り向くと、ハンカチのような布切れが口と鼻にあてがわれた。反射的に振り払うも、数秒後には視界が狭まって意識が遠のく……声も出ず、震える腕を伸ばして宙を掴む仕草をしながら、脳裏に浮かんだのは一郎の狡賢い顔だった───2.1…コードネーム「サリエル」の声を思い出す…0。宙に伸ばした手は何も掴むことなくだらりと垂れた。待ち構えていた数人の男が素早く近寄ってきた時には、この世から二郎の命は消えていた)   (2019/9/27 22:54:56)

2019年05月23日 20時14分 ~ 2019年09月27日 22時54分 の過去ログ
《市原の脳内妄想書架》
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