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「いつ振り向いてくれるんだ。」の過去ログ

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2019年12月23日 20時09分 ~ 2019年12月26日 11時49分 の過去ログ
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おしらせ新規ルームを作成完了しました。(iPhone 222.229.***.169)  (2019/12/23 20:09:08)

おしらせGr,さんが入室しました♪  (2019/12/23 20:45:11)

Gr,(しとしとと湿ったコンクリートを蹴って、ネオンに煌めく街を進む。色とりどりの傘を差す人の群れが目立つ金髪と碧眼を隙間から覗くのだから、拍子にお気に入りのトレンチコートが濡れてしまう。べったりと雨水に浸ったコートを見下げて、内心大袈裟に肩を落としながら、不自然に人が避けている穴場を見据えると駆け込むように身を滑らせた。はあ、と大きな溜め息をつく。白んだ空気に改めて、雨で冷えた身体を震わせながら地下へと続く階段の前でコートー脱ぎ、雫が滴る髪を軽く掻き上げると、真っ黒の手袋を取って階段を降りた先の無愛想な扉の取っ手を握って押した。_重たく厚い扉を潜れば仄かに暖房の効いた、半透明の煙みたいに灰暗い空間が広がっていた。見慣れた光景である。チリリと小さく短くなった鈴の音が流れていたジャズミュージックにかき消されて、すっと、漂うアルコールの薫りで鼻腔をくすぐりながら、持ち前の革靴で足音を立てて入店した。)   (2019/12/23 20:45:18)

Gr, (カウンターに佇む、艶やかな黒髪に背丈のある男がこちらを見ずにグラスを拭いている。俺がここに通うただ一つの理由である彼。恐らく俺を他の客だと思っているのだろう。俯いてはいるが伺える穏やかな表情は確かに客の入店を察知していて、丁寧に整えられた髪から覗く形のいい耳は、客から入る注文を、流れ続けるクラシカルな音楽と共に待っているように感じた。特徴的な重低音を響かせてやれば、ぎょっと目を見張り嫌悪する男の顔を拝められるだろうか。)こんばんは。甘いものを頂きたい。あと、タオルを頼めるか?   (2019/12/23 20:45:38)

おしらせT"n,さんが入室しました♪  (2019/12/23 21:17:06)

T"n,(チリリ、と扉に付いている鈴が鳴り、グラスを拭きながら客が来たことを察する。誰なのか、それを確認せずに取り敢えずは注文を受け入れようと耳を傾ける。すると入ってくるのは、特徴的なバリトンボイス。驚きで目を見開き、ばっと顔を上げる。予想したとおり、己が苦手意識を持っている金髪の奴。彼を見れば見る程、眉間に皺がより、なんで来たのだと目を伏せる。けれど彼が来なければ店の経営は傾く。重要な客なのだが、どうにも己への好意というか、何故か己が居る時に来るのだ。そして妙なアプローチが毎回あり、徐々にそれは増していっている。店の為、店の為と我慢しているが、これがいつまで続くのかわからない状態。本音を言えば逃げ出したいが、店が潰れるのは嫌である。深めに息を吐き、彼の注文に " かしこまりました、" と一言だけ返し、彼に背を向けてタオルやら、酒の準備をし始めた。)   (2019/12/23 21:17:12)

Gr,(俺の重低音に拭いていたグラスを落とす勢いで顔を上げた彼。苦虫を噛み潰したような顔の歪みように面白可笑しく感じては、込み上げる笑みを喉の奥底で押し殺してやった。扉を開けてから見えた光景を思い出しながら、カウンター席の真ん中に座る。案の定客のいない日に来ることが出来て随分の上機嫌なことを自覚しながら、濡れたカバンとコートを空いている隣の席に、濡れてい内面で椅子が濡れぬよう考慮しながら置く。背を向けた彼の魅惑的な腰に目線を送った。きっちりと着込まれた黒ベストが一層艶かしく強調していて、なんともセクシャルな光景だと思う。)今日はひとりか?(客がいないから余計に静けさが目立って、仄明るい照明がアダルティな黄昏みたいに俺達を包んでくれる。分かりきったようなことを彼に問い、頬杖をついて、手際のいい背中を満遍なく見渡して堪能していよう。雨に降られて、些か身震いを抑えられない身体を、本来は十分に効いているだろう店内の暖房で何とか暖めながら、悴むような指先を頬杖をついて触れた頬で冷えを誤魔化していようか。準備をしている彼に触れるのは、もう暫し、自分の体温が戻るまでは我慢しよう。)   (2019/12/23 21:44:02)

T"n,見れば分かるはずやと思うんですけど…(彼が己が立っている場所と向き合うように、真ん中の席に座ってくる。いつもと変わらない光景だ。今日は聞いてもわかるほどに雨が降っていたらしく、隣の席に置かれたコートやカバンが濡れていた。けれどそれが椅子に浸透しないように置かれている所は、優しさとして受け取っておこう。背を向けていても分かるほどの痛い視線。思わず眉を潜め、この人は前向いていても後ろ向いていても己を見詰める視線は変わらない。それだけでも辞めてくれたのならば、どれほど気が楽になるのだろうか。わかり切っていることを聞かれ、呆れたような声を漏らし、一応返答をする。出身が関西な為、敬語を使っていても関西弁は残ってしまうのだ。特に気にする必要もなく、テキパキと手を動かしタオルと甘い酒を作るための酒を彼の前へと置き、彼と向き合うように前を向く。出来るだけ視線は合わせたくはなく、軽く目を伏せつつ小さな金属音鳴らしながらタオルを彼の元に置き   (2019/12/23 21:58:47)

T"n,(カクテルを作り始め。)   (2019/12/23 21:59:00)

Gr,ふふふ、そうだったな。(やはり今日は彼以外に誰もいないようだ。奥に控えがいるならば、俺を嫌悪する彼はそいつと変わるだろうし、マスターが外に出ているなら関連した話題を振ってくれただろう。ここのマスターとは繋がりがあるが、あの男は曲芸が素晴らしく上手かった。また機会があれば拝見したいものだ。彼がカクテルグラスと、材料を手に俺と向き直った。マスターのような曲芸こそ無いけれど、俺は彼がカクテルを作る時に、冷えた酒のせいで浮き出たグラスの水滴が彼の指に伝う様子がとても好きだった。共に置かれたタオルを手に取って、微かに濡れていた手や頬を拭いておく。水分さえ除くことが出来ればあとは店内の室温に感化されるだけ。カラカラと鳴り響く小鳥のさえずりのような金属音に耳を澄ませながら、彼のカクテルを作る様子を脳裏に焼き付けた。もう何回も見てきた身だが、手に持つ酒やその日店内に流れている曲によって彼は姿を変えるように見えるから飽きない。今日とて彼の目は伏せ気味だけれど、それもまた扇情的である。カクテルを作り出す彼の、男にしてはやや美白な指と、整った顔立ちを、漂うアルコールの匂いと一緒に愛でるように目を細めた。)   (2019/12/23 22:15:11)

T"n,(彼はいつも己だけの時にやってくる。何故分かるのかが謎だが、その時にしか来ないのも不思議である。ある程度分かっているが、ただ認めたくないだけのじゃれ事だ。いつものように、冷えた水滴が手を伝う。普段ならばそれ程冷たくもなく、手からぽとりと落ちるのだが、今回は違った。いつも以上に冷えた水滴が手を伝い、服の中に侵入してくる。予想出来なかったのは当然で、その冷たさが這う感覚に身を震わせ、眉を寄せ。水滴が伝った右手を離し、左手にカクテルを持てば水滴が払うように右手を振り。少々分量を間違えてしまったようだ。不運だとため息吐きながら、先程から悴んでいた手を動かし、作りかけだが置いて、両手に息を吐きかける。これで少しはマシにはなっただろう。少々温まった手で作りかけのカクテルを再度持ち、動かし始め。勿論温まった手再度体温を奪われ、寒い。これだから冬は嫌いなのだ。顔には出さないが、少々内心不機嫌になりつつシャカシャカと振っていき。)   (2019/12/23 22:28:43)

Gr,(丁寧でかつ大人しいとも言い難い、彼にしか表現出来ないシェイク姿は目を惹き付ける力があると思う。これで今まで対応してきた男達に手を出されなかったのかと不安を覚えたけれど、出会った当初、今程警戒されていなかった頃に聞いた彼はノンケであるという、驚くべき情報と、見た目の通り生真面目な性格であるということと、睨みを効かせばどんな屈強な客も尾を巻いて逃げてしまいそうなほど圧迫感があるというか、そんな心配ブレイカー三点盛りを彼がカクテルを作る姿を見ては思い出し、自問自答で終わる。リズミカルな音に耳を、彼の無表情であるが愛らしい表情に目線を寄せていたのだが、刹那、音は止んで彼の表情が少しばかり不機嫌なものへと変化していった。どうしたものか。事情は分からなかったがぼんやりと眺めていると、手に息を吐きかける彼。恐らく手が悴んだのだろう。氷と共にアルノールを混ぜるシェイカーはさぞかし冷えているのだろうと、作らせている身からすれば何となく申し訳なく感じてしまうのだが、致し方ないことなのだ。彼はこれを生業としているのだから。)   (2019/12/23 22:47:36)

Gr,(それにアルコールさえ入ってしまえば、半刻もしない内に俺の体温は上がってくるだろう。特にアルコールに弱い体質ではないのだが、含まれる成分にはめっぽう影響しやすいらしく、一口、二口嚥下すれば氷みたいな掌は湯に浸したみたいに温いものになる。そうすれば熱烈なアプローチと称して彼の手に俺の手を重ねてやって、撫でてやるんだ。きっと適度な力で払われて、セクハラだと冷たくあしらわれてしまうんだろうけど、冷えた彼の手には俺の体温が残る筈。…なんて、少しばかり変態臭い思考を閉ざして、ご機嫌斜めな彼を見つめながらまた頬杖をついた。)立てておいた傘を取られてしまってなあ。小雨だからって油断していた。ここへ来る頃には強めに降っていたが、止むと思うか?   (2019/12/23 22:47:50)

T"n,…さぁ、僕は車なんでようわからんですね、(己が音をとめた理由は彼にはわからなかったようだ。そんなくだらないことでもほっと安堵の息を吐いてしまうのだから、己は彼への警戒心が異常なまでに強いのだろう。彼の前に作ったカクテルを差し出し、どうぞと。アルコールが入っていない彼はまだ良い。アルコールが入ってしまえば、己へのスキンシップが異常なまでに増えるのだ。今回も案の定、カウンターに置いていた手に彼の手が被さり、撫でられ。いつもより手が冷え、体温が奪われているので彼の暖かな手が心地よいのだが、身体は反射的にばっと振り払ってしまい。そのまま数歩後退れば、撫でられた手を空いている己の手で被せて、撫でられた感覚を無くすように。彼の言葉に知らないと視線を逸らせば、今日はどう対応すればいいだろうかなんて。)   (2019/12/23 23:00:38)

Gr,(差し出されたカクテルが照明に反射してきらきら輝いている。彼の作る姿も好きだが、彼が作ったカクテルは一層美しく見えるから、これもまた一興。写真など撮ってみたいとも思うが、いずれカメラの矛先が酒ではなく彼に向いてしまうだろうということと、彼と彼のカクテルを写真に収めようと思えばスマホの容量じゃ足りない。彼にカメラが向いた暁には出禁にされかねないので、ここはぐっと押し留まろうと自制した。カクテルグラスの長いステアを摘んで、綻ぶような甘い薫りに目を伏せてやればそいつを一口喉へ流し込んだ。次第に体温の上がる感覚を覚えながら、居酒屋なんかにいる下品なセクハラ飲んべえなんかよりも、品格のあるスキンシップを彼にプレゼントしよう。温かな俺の手が触れた彼の手は予想通り冷たくて、撫でてやったら、また予想通りに払われた。普段のような冷たい言葉は聞こえてこず、被害を受けた手を擦りながら目線を逸らしてしまうのだから、そんな初々しい反応にイけないことをしている気分にさせられる。)   (2019/12/23 23:16:51)

Gr,見ての通り濡れ鼠なんだが、拾ってみないか?駅まででいいからさ。(裏に隠された、お前が仕事を終えるまで傍にいてもいいかという問い掛けに気付くだろうか。静かに鳴り響くジャズミュージックを遮るように響かせた重低音の誘い文句には、飲み込んだカクテルのせいで甘味が乗っていて。目を逸らしたまま合わせてくれない彼に熱っぽく目線を送りながら、崩れた髪を揺らすように小首を傾げた。狙ったかと言われれば頷こう。彼の体温を一センチでも近くに感じられるチャンスがあるならば逃しはしない。もう一度アルコールを胃に落とす。先程よりも甘ったるい味がして、俺が見据える世界が少しずつアダルティなものに移っていく光景を愉しげに眺めた。彼も俺の世界に感化されてしまえばいいのに。)   (2019/12/23 23:17:07)

おしらせT"n,さんが部屋から追い出されました。  (2019/12/23 23:32:48)

おしらせT"n,,さんが入室しました♪  (2019/12/23 23:32:48)

T"n,,((すまん、バグったから機種変や、(んぐ、)   (2019/12/23 23:33:09)

Gr,((把握。気にするなよ。(けら、手振り)   (2019/12/23 23:33:39)

T"n,,(彼は己の睨みが効かない。此処に働きに来てから分かった事なのだが、此処の常連客全員ゲイらしい。なので気を付けろと1度だけマスターに言われたことを思い出す。他の常連客達も己に触れたりしてきたが、己が立っている睨んだり威圧をかければすごすごと引き下がってくれる。だが、彼は違った。己の睨みも、威圧も、何も効かなかった。そのせいだ、そのせいで彼は己へのスキンシップは増していくのだ。今まで色々な方法を試したが、彼は引き下がることを知らないようにどんどん己との距離を短くしているような気がする。嗚呼、もう諦めてしまいそうだ。だが、諦めてしまえば彼に服従しているような気がして嫌である。なのでこれからも対策は練っていくが、いずれ己の性格上、諦めてしまうかもしれない。いつもと違う反応をしただけで彼はほんの少しだけ動揺したような気がした。彼は己に惚れてでもいるのだろうか。彼も恐らくゲイなのでその可能性は十分にありえるが、認めたくない。   (2019/12/23 23:40:50)

T"n,,そんな思考をぐるぐると巡らせていると、特徴的なそのバリトンボイスで誘われる。本音は断りたいが、そのせいで彼がこの店に来なくなるのは店的に非常に困る。眉を寄せ、先程の思考なんぞ何処かに消え、誘いを受け入れるか否か、そればかりを考え。受け入れれば何か裏があるのはわかり切っており、それが怖い。だが断り店に来なくなるのも嫌である。何方をとるべきか。答えは受け入れる、だろう。己は犠牲になるかもしれないが、今の経営の守れるならばそれでいい。そう答えが出るとなんだか肩の荷が少しだけ降りた気がする。くしゃりと前髪を雑に掻きあげれば、" 今度だけやから、" と。)   (2019/12/23 23:40:53)

Gr,(彼の返答は意外なものだった。てっきり断られてしまうか、雨が降っていなかったら、と微塵の可能性しか与えてくれない答えが返ってくるのかと思って、断られた時のダメージとやらを削減する為に身構えていたのだけど。彼が俺の誘いを肯定した理由は、殆どが店の収益のためだろうか。バーテンダー任せに酒を頼んで時には付け合せにフルーツだって買ってやる。金を持った美味しい客を逃がすのが惜しいのか。まあいいが、 今度だけだからと前髪をかきあげた彼の姿に、によりと目尻を細めて、指先の爪でグラスを小突いた。 じくじくと内側から熱されているような興奮が、体内に蓄積されて、前髪をかきあげる、なんていう色っぽい行為はなんとも妖美で、飲んだカクテルに媚薬でも混ぜられたみたいに視界がグラつく程度には魅力的だった。)そうやって見せびらかすから、言い寄られるんだろう?俺みたいなやつに。…いつか喰われてしまうぞ。危機感を持て。(獲物を狙うかのような眼差しで彼を、俺の碧眼に閉じこめる。甘さを混じえて、アルコールに揺らいだ、芯のある低音が響いて、彼の鼓膜を刺激しただろう。)   (2019/12/24 00:03:22)

Gr, (威嚇といえばそうかもしれない。今までに何度か彼をからかえばからかうほど、色っぽい姿を伺える機会が増えた。それは溜息だったり、睨むような流し目だったり、はたまた気分が高揚した事で小さな言い合いになった時の、少しばかり赤らんだ顔だったり、これのそ俺だけに見せる特別な彼の一面なのだろうけど。のんなもの、他の客に見られたら堪らない。人知れず嫉妬に捩れて仕舞うだろうし、彼は俺以外の誰かに触れられてしまうかもしれない。…今ここで印を付けられればなあ。ビリリと強めのアルコールが喉を焼き始めて、程よく脳みそを溶かしてくれる。彼へとのばした手は、予想外だったのだろうか、案外簡単に彼を捕まえられて、指先へと触れるだけの口付けを送った。)……じゃあ、仕事終わるまで待ってるから。   (2019/12/24 00:03:41)

T"n,,……何言っとるかさっぱり理解できひんのやけど、(いつの間にか敬語は外れ、関西弁がぼろぼろと自然に溢れていっている。今更考えても、もう遅い。もう聞かれてしまっているのだから。吹っ切れたせいで、色々と彼に気を許しているようなそんな感覚がするも、そんな事ある訳が無い。あっていい訳が無い。これ以上踏み込まないように、まぁ彼は踏み込んでくるのだが己は此処で駄目だと歯止めを効かせなければ。ふと彼の言葉が耳に入る。喰われる?危機感を持て?何にだ。何に危機感を持てばいいんだ。食われるのは女性だけじゃないのか。ゲイ、という事を認めたくないせいで、逆に其方に思考がいってしまうもこれ以上考えないようにと。己は充分危機感を持っている。第1、彼に異常な程に警戒心を持っている時点で危機感はあるだろう。   (2019/12/24 00:21:00)

T"n,,理解不能だと言うように眉を寄せ、最終的には首を傾げる始末だ。けれど彼が己に向ける視線はまるで獲物を狙うような肉食動物で、そのまま己を陥れそうな声にびくりと肩を跳ねさせる。目を白黒させ、頬を僅かに紅潮させつつ何が起きたのだと混乱し。そして更に、酔った彼が己の手を掴み指先に触れるだけの口付けをする。初めての感覚にぶわりと頬を更に紅潮させ、空いている手で口元に手を添える。ほかの客が居なくてよかった。彼と己だけの空間で初めてそう思えた時である。)   (2019/12/24 00:21:17)

Gr,はは、可愛い。…まるで熟れたリンゴみたいだ。コイツにもよく似てる。酔わせてくれるくらいに甘そうだ。(知らぬ間に外れた敬語に、思わずか気を許しているかの二択が脳裏を横切ったのだが、ここでは敢えて気を許して貰えたのだと理解しておこう。こうしておけば後々、彼をからかう材料になる。俺の言っていることが分からないと眉を顰めて、首を傾げていた彼だったが、次の一瞬で弱々しく、愛おしいものへと成り果てた。人間はこんなにも素早く姿を変えられるものか。彼を喰らう猛獣が彼を見据えた瞬間に、彼はまるで小動物かのようになってしまった。ピクリと跳ねた肩はなんとも儚い少女を模したようであったが、人より図体のデカい男に少女というには、たとえ彼に恋焦がれている俺であっても表情を歪めかねないので、反応を示す彼を俺は、初めて夜を共にするヴァージンの彼女のようだと比喩しよう。次第に赤らんでいく彼の顔に、気分が上がる感覚がして、驚くばかりで手を払わないのをいい事に細かな口付けを更に押し付けてやった。)   (2019/12/24 00:40:51)

Gr, (漏れた吐息は随分と熱い。アルコールのせいか、興奮のせいか。深夜、客のいないバーとはいえ、扉のすぐ向こうは人が練り歩くネオンの街。高鳴るような心臓に、らしくないなと脳裏のどこか遠いところで思いながら、彼の手首に強く吸い付いた。吸い上げた皮膚を前歯で軽く挟んでやり、舌で舐める。どんな反応をするだろうか。未知の領域へと足を踏み入れたことで好奇心が湧いてきて、そろりと伏せていた目蓋を押し上げて彼を見上げた。口を離して、薄く赤い跡の残った手首を横目に見ながら、俺の言った意味が分かったか、と口角を上げる。戸惑っているか、怒っているか、君の反応を差し置いて見物しながら、残りのカクテルを飲み下した。口内に広がる甘さを舌の上で転がして、コクリと静かに音を立てて飲み込むと、濡れた唇を舐めて、熱気のました吐息を長く吐いた。)   (2019/12/24 00:41:06)

T"n,,擽った、……ひ、(なんなんだこの人は。何時もならば撫でたりするだけで終わるはずなのに、今日はやけに積極的だ。何かあったのだろうか。思考を精一杯動かすも、上手く働かない。彼のせいだ。彼のせいで己までおかしくなってしまうじゃないか。ぐ、と眉を寄せて、未だに驚きで固まっている身体を無理矢理動かそうと掴まれている手首を捻る。が、それは彼の強い力によって押さえつけられてしまった。暫くは彼に付き合わなければならないのだろうか。嫌だ。彼のペースに乗せられてしまう。そうなってしまえば終わりだ。彼の言う通りにしか動かなくなってしまうじゃないか。それは嫌だと必死に脳から信号を送って動かそうとするも、彼が手首に噛みついたせいで呆気なく散ってしまう。   (2019/12/24 01:02:43)

T"n,,そのまま吸いつかれ、舌が手首を這う。擽ったいと眉を下げ、早く、早く、終われと。心拍は可笑しい程に上がっていて、苦しい。紅潮したまま冷めない頬を晒しつつ、ゆっくりと口を離したのを見、ぐっと力を込めて彼の手から手首を引き抜き、何するのだという目で見つめ。怒りと、羞恥と、困惑と、混乱と、様々な感情が混ざりあってもうよくわからない。彼の言葉にわかったわかったと適当に頷けば、車で送る事を了承しなければよかったと。彼が残りの酒を煽ったのを見届け、己はしゃがみ込み深い息を長々と吐いた。)   (2019/12/24 01:02:59)

Gr,(様々な感情が混ざりあって睨むことすらままならない彼の瞳に、微笑みかける。彼が可愛らしくて、愛らしくて、手に入れたくて仕方がない。そう思う気持ちが加速して、アルコールに煽られて、彼の魅惑的な仕草に誘われて、結果が今だった。我に返ることすら忘れてしまう程俺は酔っているのだろうか。こんなにもアルコールに弱いとは思ってもいなかったけれど、一応、気を付けなければならない。今回こそ彼の手首に噛み付いて、吸い付いて、痕を付けるだけで終わったけれど、そのまま歯止めが効かなくなって唇まで奪ってしまっていたら、きっともう店に入れてくれなくなる。店の収益ばかりを判断材料にする彼も流石に俺を切り離すだろう。実をいえば店の前で出待ちでもすれば無理矢理にでも会えるのだけれど、彼が俺を刺すような勢いで嫌がるのならそれ以上意地悪はしたくない。彼の作る酒が飲めなくなるのも惜しい。……とはいいつつも、ぐるりと巡る思考回路の片隅で、「ひ、」とか細く泣いた彼の喘ぎを延々と再生している。)   (2019/12/24 01:20:11)

Gr, 嫌ならいいさ。意識してしまうなら、断ればいい。無理にとは言ってないだろ?(カウンターから姿を消した彼はしゃがみこんだのか。割と鮮明に彼の長い長いため息が聞こえてきて、車に乗せてくれと言った誘いを了承してしまったことに後悔をしているのだろう。仕方がない奴だ。俺は別に強制していないし、拾ってみないか?と聞いただけで拾ってくれとは言ってない。帰り際、雨が降っていなかったらそれはラッキーだし、雨が降っていたとしても最悪走ればいいだけだ。姿の見えない彼の、悶々としている思考を想像するだけでニヤけてしまう。この時点で改めて誘いを断られてしまっても、手首に痕をつけることが出来たからなんでもいい。その事実があるだけで今最高に浮かれられる。)   (2019/12/24 01:20:27)

T"n,,ん、…… (何故彼はこんな余裕を持っていられるのだ。何故己だけこんなに余裕が無いのだ。そんなもの問いかけても、答えなんて特区に出ている。それを考える暇もなく、渦巻く感情が押し寄せてきて収集が追いついていない。思考めぐらせていると疲れが押し寄せ、床だがなんだか知らないが思わず座り込んでしまった。バイトしてる奴が、こんな事をしていてマスターが見たのならば即クビだろう。だが今はそんなこと考えれる思考なんて存在しなかった。額に手を当て、何度か深い深呼吸を繰り返す。彼の言葉に見えないはずなのに、分かったというように小さく声を漏らしこくこくと頷く。手首に着いた紅い華を見つめ、暫くは包帯でも巻いていよう、そう考えればある程度落ち着いたのかカウンターに手を付きゆっくりと立ち上がる。" ……否、1回了承した身やし、送り届けるわ、" このまま断った方が身のためだとわかっている。わかっているが、己のポリシーが邪魔をした。   (2019/12/24 01:39:06)

T"n,,掻いたせいか乱れた髪を軽く整えていると仕事終了の時間になる。タイミングよく時計を見たのが吉だった。取り敢えず着替えてリフレッシュだ。そう思えば、飲み終えたグラスを軽く洗い棚に戻しては他を流しに置き、着替えてくると彼にそれだけを伝え、裏に消えていき。)   (2019/12/24 01:39:21)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、Gr,さんが自動退室しました。  (2019/12/24 01:40:59)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、T"n,,さんが自動退室しました。  (2019/12/24 02:19:54)

おしらせGr,さんが入室しました♪  (2019/12/24 08:34:33)

Gr,((昨日はすまない。寝落ちてしまった…あまり長くは居れないから置ロル失礼するぞ。お   (2019/12/24 08:35:17)

Gr,(最高に浮かれている俺を喜ばせるのが彼はとても上手いらしい。もしも俺が彼の立場にいたとして、もしも俺がゲイじゃなかったら迷わず断ってしまっていただろう。健気に俺と向き合ってくれる彼の余計なポリシーとやらに今だけは感謝しなければ。暫くの沈黙は彼にとっては救いの一刻かもしれないし、俺にとっては記憶に焼きつけた愛らしい彼の面影を脊髄まで浸透させる至福のひとときであった。彼が立ち上がる。飲み終えたグラスと、そのほかの道具をこじんまりとしたカウンターの角にあるシンクで洗い流している。さっと流して直ぐに此方に目線を寄こしたが、きっと今は混乱して真面に水仕事なんかしている暇なんてないのだろう、それにもう仕事も終えなければならない時間だ。驚いた。彼と話していると時間が異常なまでに早く過ぎていってしまう。そんなこんなで作業を終えた彼が、無愛想に着替えてくると端的にものを伝えてきて、素っ気なく裏へと姿を消してしまった。見送る背中はどこか疲れているが、その原因が俺だと分かると少しばかり優越感なんかに浸れる。)   (2019/12/24 08:35:26)

Gr, (彼が居なくなって、酔いも覚めて、店内のジャズミュージックがやけに大きく聞こえた。深く吸い込んだ空気を長く吐く。パサパサに乾いてしまった髪の毛を元々セットされていた形に整えようとするがあまり上手くいかない。仕方あるまい、雨に濡れて無造作に乾かしたのだから、視界を邪魔する金色の糸に眉を寄せながら再度かきあげて、カウンター席から降り立った。隣でずっと物静かだったコートとカバンを触れて、ほんの少しでも乾いていることを確認してから、コートを着込む。黒色の手袋をコートのポケットに入れておき、カバンから財布を取り出した。いくらになるか曖昧な思考で予想しながら、帰ってこない彼の姿を目線で探し、ふと虹色に光るガラスのグラスに目をやると、新しいバイトで自慢の子が出来たのだと意気揚々に話していたマスターを思い出した。)すまないがそろそろ俺のものになりそうだ。(なんて独り言ちると、人の気配を感じた裏に顔を上げて、頬が穏やかに上がるのを感じた。)   (2019/12/24 08:35:56)

おしらせGr,さんが退室しました。  (2019/12/24 08:36:03)

おしらせT"n,さんが入室しました♪  (2019/12/24 09:48:52)

T"n,(( 気にせんといてな、僕も眠かったし、(ふる、くぁ、)   (2019/12/24 09:49:11)

T"n,(控え室に行きけばやっと1人になり、先程よりも深いため息を吐いて軽い椅子に身を委ねるように座り込む。今日は本当に時間が過ぎるのが遅い。彼と居るせいだろうか。着替えにあまり時間は掛けたくないのだが、その為に動こうとする気力すらもない。暫く椅子に身体を預けぼんやりしていると、流石に掛けすぎだとでも思ったのだろうか。ゆっくり立ち上がり、ロッカーの前に立つ。ベストやらシャツやらを脱ぎ、寒いと着込んでいたヒートテック、ニットを着る。下はラフなジーンズを履き、急に身体が解放された気分になる。何故あれを着ていると鎖に縛られたような、そんな感覚を感じ、私服に着替えた途端その鎖が外れたような、そんな感覚だ。上から大きめのジャンパーを羽織り、店を閉めるための鍵やら持ってきていたショルダーバッグを適当に持ち、ロッカーを閉める。あと少しだ。あとすこしで彼と離れられる。ゆっくり息を吸って吐けば、裏から出て来て " おまたせ、" とでも言ってやる。がしがしと頭の後ろを無造作に掻き、くぁぁと盛大な欠伸をこぼす。疲れきっているも、彼を送り届けなければならないのでその気力はなんとか残ってくれた。   (2019/12/24 09:49:23)

T"n,入り口の鍵を閉め、彼に裏から出ることを伝える。裏からでなければ己の車と出会えない。入り口から出てもいけるのだが、なんせ遠回りだ。そんな面倒な事は一切したくないタチなので、彼には迷惑かもしれないが裏から出てもらうことにする。こっちだと彼に手招きをすれば視線を合わせないように直ぐに背を向け、すたすたと彼の数歩前を泊まることなく歩き。)   (2019/12/24 09:49:37)

おしらせT"n,さんが退室しました。  (2019/12/24 09:49:39)

おしらせGr,さんが入室しました♪  (2019/12/24 13:45:46)

Gr,(裏から出てきた彼がおまたせなんて言うものだから、待ってないよ、と緩んだ声色で返してやった。ここに通う客の中では恐らくダントツで彼を独り占めしているだろう、そんな訳だが、私服は初めて見たかもしれない。普段眼前でぴっちりきっちりと着込まれているベストと違って、私服はやけにラフである。白のシャツと黒のベストに包まれていても感じ取れる、それなりに筋肉質な身体は緩やかな布に隠されていて、いつも見ている姿とはギャップがあるというか、反動による異様な抜け感が、愛らしさを否めない。疲れているんだということを顕にする彼の態度に、眉を下げて笑った。今日は少しばかりイタズラが過ぎたかもしれない。とはいえ後悔はしていないし、反省もしないのだけど。会計のことなど頭から消えている様子の彼が俺を手招いて、背を向けた。客が少ないとはいえ一応名の通ったバーなので、金を置いておくのは良そう。そう思って財布をカバンにし舞い込む。今度、というか明日、また訪ねた時に酒を飲んで多めに出してやれば金に関して頭のネジが緩いマスターなんかは、軽く流してくれるだろう。)   (2019/12/24 13:46:00)

Gr,(数歩前を先行く彼を追い掛けた。そういえば入り口の鍵を掛けていたし、俺も裏から出してくれるのだろう。地上に続く階段を上がったところに駐車場といえるものは無いから、本来の出入り口から出たら遠回りになるのかもしれない。彼の歩幅とスピードに合わせて後ろを着きながら、手袋をはめて、初めて踏み込むバーの裏へと興味を示すように見渡しながら歩く。歩く速度を早めて彼の隣に並びたいと思うけれど、それを察知したかのように速さを合わせてくる彼に肩を竦めて、隣に並ぶのは諦めた。ある程度見渡した店内に興味も薄れ、目線を彼の背中へ戻す。こちらの方が何倍も唆る。会話の無いまま裏の出入口へと辿り着いて、時折こちらを確認してくる彼ににこりと微笑みながら、彼の車へと共に向かった。)   (2019/12/24 13:46:17)

おしらせT"n,さんが入室しました♪  (2019/12/24 14:16:01)

T"n,(裏の出入口に辿り着けば足を止める。いきなり止まってしまったので彼は己にぶつかってしまうかもしれない。それは己のせいなので何も言わないことにしよう。ジャンパーから鍵を取りだし、ガチャリと開ける。開けた途端、外の寒い冷気が身体を覆いふるりと身震いをした。本格的な寒さに眉を寄せつつ、白い息が空へと舞い上がっていく。彼も出入口から出れば、鍵を掛けて鍵を仕舞い、手を擦り合わせて時々息を吐きかけて手を温める。寒いせいか歩調はゆっくりになり、のそのそと歩いてしまう。寒くなければ良かったのになんて。幸い、雨は降っておらず寒さは和らいでいるような気もしなくもない。彼を見れば厚着のコートに黒色の手袋。見るからに暖かそうで羨ましくなってしまう。己はマフラーをなくし、防寒着がないのだ。新しいのを買わなければなんて思っているも、そんな時間なんて無いので寒さに耐え忍ぶだけである。悴む指先を温めるようにジャンパーのポケットに両手を突っ込み、車の前までやってくる。よく見かける黒色の軽自動車。   (2019/12/24 14:16:16)

T"n,己はそれほど金持ちではないため、これぐらいのものしか買えなかった。金持ちの彼では不満を持ってしまうだろうか。けれどそこは了承して欲しい。車のドアロックを解除し、好きな所に座ってくれと伝えては、後ろの席に鞄を放り投げ、運転席に乗り込んだ。)   (2019/12/24 14:16:19)

T"n,(( 一応IP違うけど昨日の僕です (ぺこ、)   (2019/12/24 14:16:53)

Gr,((あはは、驚いた、分かったよ。置ロル返してくれてありがとうな。(こく、目細)   (2019/12/24 14:17:47)

Gr,(彼がのそのそと熊のように扉から抜けていった。それに続いて身を外へと乗り出せば、彼が縮こまった理由も分かって、ひょうと吹いた風に肩を強ばらせ、コートの襟に首を埋める。幸い雨は上がっていて、車まで走る羽目にはならなかったのだが、それが仇となったか、俺たちふたりを歓迎する夜風は随分と冷たい。店内が十分過ぎるほどに暖められていたことに気付いて、上着も着ないでニットのままの彼を横目に寒々しいと身震いをした。車が停められているだろう場所へと向かう道中、もう日にちが変わる時刻も近付いているというのに賑やかな街を眺めながら、色とりどりのイルミネーションを見送る。そういえばもうそんな時期か。どうりで勤めの会社内が妙に飾られていると思った。子供向けの企業でもないのに良くやると同僚と話していたが、なにせ社長が大のイベント好きであり、毎度社員の士気を上げるだとか楽しみを増やすだとか自慢の箱入り生娘と遊びたいだとか、そんな事を言って盛り上がるんだそうだ。俺は上階のオフィスで書類仕事に勤しんでいるというのに。)   (2019/12/24 14:38:02)

Gr,これだけ寒いと雪でも降りそうだな。(車へと辿り着いて、ドアロックが解除された。彼が後部座席に荷物を投げて、好きなところに座れと言うので、助手席を選んだ。乗り込んで背もたれに身体を預けて、カバンを太腿に置く。流石に運転中にイタズラはしない、嫌そうな顔をしていそうな彼を横目に一瞥して、駅まで頼む。と笑いかけた。運送してもらう身で端末を弄るのは些か頂けない行為だろうが、数分のみ許して欲しい。まだ終電まで時間があるとはいえ不安な部分が残るのだ。スマホを開いて、確認を終える。まだ二本残っていた。時間には余裕があると思って、スマホをポケットにしまい、ほうと息をつく。)   (2019/12/24 14:38:20)

T"n,あ、(ジャンパーを着ているも、前を開けているためニットを浸透して冷気が入り込む。寒い。ぐずと軽く鼻を啜り、深い息を吐く。無論それは白い息となり、イルミネーションに重なって消えていった。嗚呼、そういえばクリスマスだったか。ぼんやりとそんなこと思いながら、今年のクリスマスも仕事だろうなと。クリスマスを楽しんだのはいつだろうか。車の中も勿論冷えており、エンジンをつけた瞬間、暖房を付けてやる。鈍い音がして暖気が車を温め始める。運転席に座り、足元を見ると赤いマフラーが落ちていた。驚きの声を上げ拾い上げ、こんな所にあったのかと。少々汚いが、洗えば使えるだろう。よかったと安堵の息を吐いては、軽くゴミを払ってやり太股の上に掛ける。これは貰い物で昔から愛用していた物なので無くなってしまった時はどうなるかと思ったが、本当によかった。丁度彼も安心したような息を吐いているのに気付き、タイミングが一緒だなと軽く肩を竦め。悴んだ指は力が入らないものの、なんとか動かしてハンドルを握る。さっさと彼を送って家で温まろう。太腿にマフラーを置いたお陰は足は暖かく、唯一それが頼みであった。)   (2019/12/24 14:56:12)

Gr,(嫌な様子は見せないが寒さもあるせいか気分は良くないみたいだ。エンジンのかかる音と暖房がついた音に耳を澄ませながら、久しく人の運転する車に乗るなあ、とのろまに走り出した車のウィンドウを眺める。あ、と声を上げていたが何かあったのだろうか、目線を寄越せば先程は無かった赤色のマフラーが彼の足を温めるように居座っていて、どうやら車内で見つけたようであった。汚れてはいるが洗えばまた使えるだろう。随分と年季の入った代物だが大切なものなのだろうか。まあいいか。俺が彼に無理矢理近付いているのであって決して親密な仲ではない。いずれ、なんて期待はしているけれど、とても大切で大事なものへの詮索は控えなければ、今更だが失礼だと思う。ネオンに煌めく街を走って、流れていく景色を眺める。その奥に見える愛おしい彼を垣間見ながら、会話のない空間を断ち切った。)   (2019/12/24 15:12:03)

Gr, 手首の痕。薄いから放置していても二日程度で消えるが、気になるならよく温めて揉んでやれ。すぐに消える。(彼の事だから変に隠そうとして疑わしい姿を晒すのだろう。そういうことに不慣れなのか、周りの目を気にしすぎているのか、どちらにせよ不自然な彼に敏感なあのバーのマスターは真っ先に俺を疑うだろうから、厄介なことになりかねない。ゲイバーに勤めている身として仕方がない、の一言で片付けられることなのだろうが、マスターはノンケで尚真面目な彼を気に入っていた。おかしな人間に好かれやすいのだろうか。内心可哀想にと同情を寄越しながら、俺がつけた手首の痕への対応を静かに伝えてやった。)   (2019/12/24 15:12:20)

T"n,(いつぶりだろうか。人を乗せて車を走らせるのは。もしかして初めてかもしれない。不思議な緊張感に襲われつつ、クリスマス独特の赤や緑等のイルミネーションの眩しさに目を細め。赤信号になり、ブレーキをゆっくり掛ける。ある程度身体が温まったのか、余裕が持て、ドアに膝を乗せて頬杖を付く。今日は色々あったせいか、1週間ほどの疲れが一日でやってきたような気がする。もう一度大きな欠伸が零れ、目がうとうとしてしまう。駄目だ駄目だと首振れば、目をくしくしと擦り。丁度青信号になったのか、アクセルを踏み始めそのまま運が良かったのか青信号にあたって進み続けていると彼が痕を付けた時の対処法を教えてくれた。暖めて揉むといいらしい。風呂に入った時にでもやってやろうか。彼が付けたのにも関わらず、対処法を教えてくれるところに優しさが見え " ……ありがとな、" と自然に漏れてしまった。彼にお礼をしたのは初めてなのだろう。後々やってしまったかもしれないなんて思うも、まぁいいかと眠い思考はそこで無理矢理閉じてしまう始末だ。そんなこんなで駅の前に辿り着き、近くの駐車場に車を停める。着いたというように彼に目を向け。)   (2019/12/24 15:36:13)

Gr,(対処法を教えてやったら、被害者は彼だと言うのにお礼が返ってきた。お人好しめ。どちらがどちらに危害を加えたのか分からなくなる。車のナビなんかは見ていなかったけれど、徐々に目的地が近付いている感覚に陥った。少しずつ減っていく道行く人の数や、バス停、運良く素通りできたいくつかの青信号がより際立たせて、寂しくなってしまう。これも体内に残った酒のせいだと思いたいが、実のところこうして送って貰わずとも普段から彼との別れは寂しいものだから、勘違いと言い訳するには苦しい。見慣れた駅が見えた。あと数分で彼と俺のふたりだけの空間が終わってしまう。十分彼との時間を味わった筈なのにどこか物足りなさを覚えて、そんな俺を知らぬように車は近くの駐車場に停車した。彼がこちらを見るので、目立たぬように息を吐く。ふゆりと目を細めて柔らかい笑みを浮かべてやれば、扉を開けて外に出た。)   (2019/12/24 15:50:59)

Gr, ん、わざわざありがとう。(冷たい空気を背中で感じながら、礼を告げて、扉を閉める。……否、思い過ごしか。俺は扉を閉めることなく、座席に膝で乗り上がれば、彼へと近寄り、その無防備な唇に短いキスをした。小さなリップ音が車に響いて、くふりと鳴った俺の笑い声と混ざる。至近距離で彼を見詰めてゆっくりと離れた。)…ごちそうさま。(今日のカクテルと、彼の唇は同じくらい甘くて、実に美味であった。真っ赤になっている彼を瞳に焼き付けてから呟いて。扉を閉める。彼の驚いたような呆気にとられたような表情を垣間見ると、ひらひらと軽く手を振ってから背を向けた。終電が近い、早く駅のホームへ行かなければ。)   (2019/12/24 15:51:14)

Gr,((すまない。用ができたから一旦落ちる。一応俺の中ではワンシーン終わったと思っているから、何が好きなシチュエーションとかやりたいことがあれば書いておいて欲しい。   (2019/12/24 16:06:17)

おしらせGr,さんが退室しました。  (2019/12/24 16:08:20)

T"n,(己がお礼を言うと何処か彼が翻弄されていた。何故だろうかと首傾げるも、いつも余裕ぶっている彼しか見ていないので何処か仕返しが出来たような気がして優越に浸れた。今回はいつもより彼と居る時間が長く、時が過ぎるのも長かった。だがこれもあと数分で終わる。やっとだと息を吐き、少々イルミネーションから離れた暗い駐車場中、彼が扉を開いて出てくる。柔らかく目を細め、お礼を伝えてそのまま背を向けていて駅に向かってくれる。……と、思ったのだが、小さなリップ音が耳に入り、唇に柔らかい何かが重なる。へ、と素っ頓狂な声を出し何が起こったのだろう。そのあと彼の笑い声が聞こえ、あまりにも近い彼との顔の距離に心拍がどんどん上がってくる。ごちそうさま、と聞こえ口付けされたのだと、そう理解した。   (2019/12/24 16:09:20)

T"n,ぶわりと指先に口付けられた時よりも、更に頬を紅潮させてぐるぐると思考が溶けていくような気がする。そのまま呆気にとられたまま、扉が閉まり彼が背を向けて駅に向かっていく。それを見届けては、はっと我に返り、ぷしゅりと空気がなくなったような風船のように脱力し、ハンドルにもたれ掛かる。阿呆だの馬鹿だの、その場から居なくなった彼への罵倒を沢山頭に思い浮かべて深い息を吐いた。直ぐに車を動かす気力なんて無くなり、彼が座っていた助手席を見詰め、もう明日から彼に会いたくないなんて。)   (2019/12/24 16:09:52)

T"n,(( おん、了解やでお疲れ様、(こく、ひらひら、) なんやろな…気まずい雰囲気のまま また二人きりになっ時のやつとかか?(うーむ、)   (2019/12/24 16:13:59)

おしらせT"n,さんが退室しました。  (2019/12/24 16:14:01)

おしらせGr,さんが入室しました♪  (2019/12/25 07:55:35)

Gr,(あの日彼の唇を奪ってから数日が経った。決して気まずいわけじゃない。彼と俺とがふたりになれる機会を伺っているのだ。聖夜を共に出来なかったのは実は悔しかったりするのだけど、今日はやっと彼に会えるのだから街を歩いて店に近付くたびに楽しみが勝る。クリーニングに出したままのトレンチコートの代わりにチェスターコートを身に纏って、少しばかり浮き足で向かった。手にはカバンともう一つ。小さな紙袋を抱えているわけなのだが、その中には俺の行きつけの店で買った真っ赤なマフラーが収まっていた。受け取ってくれるかは分からないが、この間見た大事そうなマフラーはとても傷んでいたから、自己満足と言われても仕方がない。断られたら無理矢理渡すか、それでも無理なら俺が使えばいい。まだ冬は長いし俺ももうマフラーが欲しいと思っていたのだから。__普段通り人に溢れる道を行き、穴場を見つける。人気の無い路地裏へと潜り込んで辿り着いた階段を降りていった。)   (2019/12/25 07:56:09)

Gr, (重たい扉を開く。数日前のような光景を垣間見てから、カウンターへ目線を向けると、彼は落ち着いた雰囲気の中でまたもやグラスを拭いていた。落とされている目線の先の瞳は、数日来ることのなかった俺の事など忘れてしまっただろうか。さて、声を掛けたら彼は頬を赤色に染めるか、変わらず苦虫を噛み潰したような表情を浮かべるだろうか。)…こんばんは。リキュールで頼む。甘めで、お前のセンスに任せよう。(そう告げながら、カウンター席の真ん中に座って、脱いだコートとカバンを隣の席に置いた。彼の気まずそうで、何か言いたげで、俺と同じ空間に居ることが息苦しいと思っている雰囲気を感じ取りながら、へらりと笑ってやる。アダルティに響くジャズミュージックを聞きながら、彼の聞き心地の好い程よい高さの声を待っていて。)   (2019/12/25 07:56:26)

おしらせGr,さんが退室しました。  (2019/12/25 07:57:27)

おしらせT"n,さんが入室しました♪  (2019/12/25 09:39:46)

T"n,(数日前、彼に初めて唇を奪われ暫くの間は彼が来無いことを願っていた。それが叶ったのか、数日は来なかった。数日は。別に店に来てもいいのだが、己がいない時になって欲しい。それならば別に構わない、なんて願い、思っていてもそれを叶えてくれるほど神は優しくないらしい。叶えることも無く、今当の彼は目の前に来ている。視線を上げることも、動くことも嫌になる。頬は反射的にわずかに紅潮し、眉が寄せられる。けれど唇を奪われようとも、客は客だ。接客はしないといけない。グラスを棚に戻し、視線をグラスに向けながら " かしこまりました、" といつものように言ってやる。けれど緊張しているのか、己の声は震えているように己には聞こえてしまった。気のせいだと思って欲しい。視界の端でへらり、と笑う彼が入り更に視線を上げたくなくなる。ため息のような息を吐き、ガチガチに固まって動かない身体を頑張って動か準備し始める。嗚呼、彼と向き合ってカクテルを作りたくない。軽く彼にわからない程度に項垂れては、火照った頬を冷ますように氷に触れた。)   (2019/12/25 09:39:50)

T"n,( それで火照った頬が冷めたとでも思ったのだろう。ほっと息を吐けば、少々和らいだ身体を動かし距離はあるものの彼と向き合う。勿論、彼と視線を合わせる訳が無い。シャカシャカとリズミカルな音がジャズと混じり響く。心地が良くて鼓膜を震わせ、何処か上機嫌になったような気がした。)   (2019/12/25 09:45:12)

おしらせT"n,さんが退室しました。  (2019/12/25 09:45:17)

おしらせGr,さんが入室しました♪  (2019/12/25 15:48:58)

Gr,(相変わらず目を見てくれない。つれない彼だが俺を意識はしているようで、仄かに赤く頬を染めながら暫し硬直していた。可愛らしい。彼の年齢は聞いたことがないけれど俺と同じくらいだろう。そんな歳にもなって女経験が無いなど、もしも彼が愛おしく想う人間じゃなければ馬鹿にしていたが、今ばかりは感謝してもしきれない。獰猛な獣ばかりが彷徨くこの世界で、見た目も良くヴァージンを残したままの奴など稀なのだ。否、そこに惹かれたわけでは無いのだけど、それがオプションとして着いてきてくるのならより好ましい。氷に触れて満足したような彼がカクテルを作り始めた。その頬は決して赤みが引いてはいないのだが、気付いていないのなら好都合。俺は無言でそんな彼を楽しむだけだ。シャカシャカとシェイクする音が心地好い。シャツの袖口から見えた手首には付けたはずの赤い痕は無く、消えてしまったか、消されてしまったか、まあどちらでもいいけれど、少しばかり寂しい思いが募ったり。頬杖をついて、目を逸らしたままの彼を凝視する。)   (2019/12/25 15:49:03)

Gr, 少しもこちらを向いてくれないな。(艶やかな黒髪。高い鼻、分厚い睫毛、口端が硬く結ばれた桜色の唇。それから筋肉質な身体を隠す制服。動かされる腕や、程よくくびれた腰、指先でなぞるように目線を這わせて彼を見るけれど、怪訝そうに睨んできたりもしてくれない。日本人にしては珍しい赤みかかったその瞳に俺を映したくて、独り言のように呟いた。)   (2019/12/25 15:49:16)

おしらせGr,さんが退室しました。  (2019/12/25 15:52:14)

おしらせT"n,さんが入室しました♪  (2019/12/25 17:00:46)

T"n,(シャカシャカを無心で作りたかったのか、こういう時に限って思考は働いてしまう。働いた結果、彼との口付けを思い出してしまう。表情には出さないようにしつつ、そういえば口付けされたのは初めてである。それにしてもファーストキスとやらの相手が男、しかも己が苦手意識を持っている彼。最悪というかなんというか、複雑な気持ちだ。あんな感覚なのかと思わず作りかけのカクテルを置いて唇を触りたくなってしまう。けれど直ぐに駄目だと自制しては、そのままシャカシャカと振り続ける。恋愛経験ひとつも無いまま、成人して数年経っている事実に何度煽られた事か。しょうがないのだが、己は元々女性が苦手だ。ノンケのくせに。いつの間にか作り終えていたカクテルをグラスに移し、彼の前に差し出す。そのままぼんやりと思考を巡らせつつ、以前のようにならない為にと直ぐに距離をとる。彼の目の前ではなく斜線上に。そこで壁に寄りかかり、相変わらず視線を向けずに飲み始めた彼を視界の端に捉えつつぼんやりとカウンター越しの床を見詰め。   (2019/12/25 17:03:29)

T"n,不意に声を掛けられる。独り言なのだろうか。その内容は全然見てくれないななんて理由がわかりきっていること。ため息を吐けば、" 見いひんと行けないんですか?" と。以前のような敬語外れたものではなく、敬語混じり。腕を組み、壁に寄りかかって彼を見る気なんて更々ないとでも言うように、顔を横に向けてみるのだ。明らかな露骨な動作なので私的にもどうかと思ってしまい、すぐに戻して再度床を見詰めてしまうのだが。)   (2019/12/25 17:04:01)

おしらせT"n,さんが退室しました。  (2019/12/25 17:04:03)

おしらせGr,さんが入室しました♪  (2019/12/25 17:42:10)

Gr, ああ、見て欲しいのだよ。(カクテルを差し出されてから、直ぐに距離を取られてしまった。より警戒心が高くなってしまった彼に眉を垂れ下げてながら、壁に寄り掛かり、冷たく言われた言葉に目を伏せる。露骨にも程がある、彼の逸らされた顔。戻されたが変わらず目線は無機質な床を見つめていて、馬鹿馬鹿しいが床がなんとなく羨ましいと思ってしまった。伏せていた目を開けて、再度彼を見つめよう。ジャズミュージックが絶えず響いているというのに、暫しの沈黙が流れた。)…………君に惚れているから、俺を見てほしいんだよ。(所謂告白のようなものか。いつまでも床を見つめている彼があまりにも素っ気なくて、俺だってかなしくなる時くらいあるだろう。いや、特に無いけれど。少しばかり寂しげに、ワントーン下げて呟くと、カクテルを一口喉へ流した。柔らかくて甘い、優しい味だ。)   (2019/12/25 17:42:29)

Gr, (思えば彼にはとても嫌われているけど、出してくれるカクテルは好みに合わせてくれているように感じている。注文と言える注文はここ最近することが無くなった。甘めで、と告げれば彼は必ず俺の舌に合うものを出してくれる。気が合うのだろうか、ああ、俺を理解してくれているのだろうか。なんて、そんな事ないか。何様だと怒られてしまいそうな勘違い思考を閉ざして、アルコールの弱い、薄ピンクのカクテルを少しずつ消化していく。先程から静かな彼が気になって、テーブルに落としていた視線を彼に向けた。)   (2019/12/25 17:42:50)

おしらせGr,さんが退室しました。  (2019/12/25 17:47:42)

おしらせT"n,さんが入室しました♪  (2019/12/25 18:22:55)

T"n,(彼の返答は遅く、何処か寂しげにも感じ取られた。見て欲しい、その理由はわからず不思議に思うも特に追求はしない。彼にそう言われては見た方がいいのだろうか。そう思えばゆっくりと顔を上げて目を伏せている彼を見る。ほんの少しだけだ。ほんの少しだけ。だが、彼を見た途端、理由が返ってきた。己に惚れている?彼はゲイだと知っていたが、矢張り驚いてしまう。そのせいで、目を見開いたまま硬直して彼を見詰めてしまった。" …へ、" と素っ頓狂な声が漏れるのはしょうがない事である。所謂これは告白だ。童貞の己は告白なんてものには縁がないと半分諦めけていたのだが、まさかこんな感じで受けることになるとは。先程よりも何処か寂しげな彼を見つつ、混乱した頭でどうにか理解をする。彼ゲイだから己に恋をした。だが、何故己に惚れたのだ?そんな要素は何処から出てきたのだろうか。なんて、考えれば考える程に疑問が湧き上がってしまうのはしょうがない。静かにしていた己が気になったのだろう。   (2019/12/25 18:23:01)

T"n,不意に視線を上げた彼とばっちり目が合ってしまい、はっと我に返っては直ぐに目を逸らす。頬は僅かに紅潮して、何となく以前己に口付けを落とした理由がわかった気がする。……だが、そんな事されてしまえば意識してしまうじゃないか、なんて。回らない思考の中、それだけ確かな思考が回っていたような気がする。)   (2019/12/25 18:23:10)

おしらせT"n,さんが退室しました。  (2019/12/25 18:23:11)

おしらせGr,さんが入室しました♪  (2019/12/25 22:15:57)

Gr,…あれだけアプローチも掛けたのに一切気付いてくれないからなあ。(今まで仕掛けてきたアプローチの数々。手を握ったり、指を絡めたり、手首や指先へのキス、カウンター以外で酒を飲むことになったあの日は隣に引き連れたり、腰を抱いたりもした。思い出せばいくらだって思い浮かんでくる口説き文句。全て彼へ向けた恋心が顕になったものなのに、彼は気にするどころか嫌悪して避けてしまっていた。少しくらい意識してたっていいのに。残念なことに俺は少女漫画の乙女のようではないから、こんな形でしか彼に抱えている愛を示すことが出来なかった。はあ、と大きく息を吐き付けては、カクテルで喉を潤す。数日前の駐車場で、キスをして置いてよかっただなんて。「へ、」と間抜けな声を上げた彼に漸く思いが伝わったのかと察しながら、直接言わなければ恋心の矛先になっていることも自覚出来ないほどなのかと呆れてしまう。)   (2019/12/25 22:16:03)

Gr, ふは、やっと目が合った。…こちらに来てくれないか。触らないし、何もしない。(目線を上げたらバチリと彼と俺の視線が絡み合った。その解れも直ぐに解けてしまって、虚しくも彼の目線は逸らされてしまう。交わったのがほんの0.1秒だったとしても嬉しくて、頬が自然に緩んでいく。だんだん頬が紅潮していく彼を見ながら、コツコツとテーブルを爪で奏でた。こちらに来て欲しいと。違和感のない流れで告白も終えた、彼も漸く俺のことを意識して、恋心を抱かれていることを自覚した、今ならば返されることなく渡せるんじゃないかと淡い期待を抱いてしまった。カバンと一緒に置かれている紙袋を横目に一瞥する。それなりにした赤色のマフラーは、で会った瞬間に彼に似合うと確信した。名前は知らないから店のロゴを端に刺繍してもらって、丁寧に包装もさせた。これを自分で開封するのはとても虚しすぎる。俺の誘いに乗ってくれるか、彼が動き出すのを待っていて。)   (2019/12/25 22:16:18)

おしらせT"n,さんが入室しました♪  (2019/12/25 22:25:57)

T"n,あれアプローチやったんですか、只の酒で酔ってセクハラしとっただけやと、(彼の言葉に心底驚いたというように驚いてみせる。当たり前じゃないか。酒を飲む前はそれ程変わらなかったのにも関わらず、酒を飲んだ途端、スキンシップが増えるのだ。それしか考えられないだろう。それは己がノンケのせいかもしれないが。己がゲイだったならば、少しは彼の想いに気付くことが出来たのだろうか。いつから惚れていたのか知らないが、なんだか今まで気付かなかったことに申し訳なくなってしまい頬を掻き。先程の告白のせいか、口付けを思い出し思わず唇を触り頬を紅潮させる。   (2019/12/25 22:36:08)

T"n,女のようですぐに辞めては、彼が嬉しげに口を開く。やっと目が合ったと意気揚々としている彼がなんだか子供のようで、なんだか可愛く思えてしまった。何故だろう。何もしないから近寄ってくれと、トントンと机を叩く彼に半信半疑ながらもゆっくり近付き。カウンターに手を乗せる。何されるのだろう。不思議に片眉を上げつつ、彼と目を合わせることは目出来ないが、少々警戒心を解き向き合うことは出来た。何処か安心しては、そういえば名前を教えていないのだななんて。)   (2019/12/25 22:36:20)

Gr, 当たり前だろう。酒が入ってても好きじゃない奴にはあんな事しない。……ん、数日遅れだが、クリスマスプレゼントだ。(心底驚いたと言わんばかりの彼の反応に項垂れる。やはりセクハラだと思われていただけなのか。それもそのはず酒が入れば多少は気分が高揚とするし、低い体温も上がるから彼に冷たいというちっぽけな理由で手を払われることもない。アルコールには耐性があるから、会社の同僚と飲みに行った時なんかはあんな風にはならないし、なにより俺はカクテルのような多様な味が好きだから、ビールなどは進んで飲まないので、恐らく社内では酒が飲めない奴になっているだろう。女性に擦り寄られた時や、酔っ払った同期の介護を頼まれた時は、紳士的な対応をしている筈だ。ゆるっゆるに泥酔したフリをして、人肌に触れるなど彼にしかしないことである。_落とした肩を、彼が躊躇い気味ではあるが近付いてくれたことによって元に戻した。テーブルに置かれた手は俺を試しているのだろうか。大丈夫さ、本当に触らない。)   (2019/12/25 22:50:46)

Gr, (彼がカウンターテーブルを挟んで俺と向き合った。目線こそ合わせてはくれないが、どこか警戒心が和らいだような気がして、率直に気持ちを伝えるという行為がどれほど偉大なのかを知った。素直な子と向き合うほど優しい人間は絆されるようだが、それは本当のようだ。彼が不思議そうに落とし気味であるが視線を寄越してきたので、プレゼントだと言って紙袋を渡した。受け取ってくれるか?と、彼を覗き込むようにして肩を竦めて、セットした前髪を揺らすように小首を傾げてみせる。どこかから断られたらどうしようかだなんて、らしくない心配をしながら、唇を噤んで。)   (2019/12/25 22:51:00)

T"n,そうなんや … (彼の言葉に顎に手を添えて、初めて知っただなんて。流石童貞という所なのだろうか。そういう系の知識なんて皆無と言っていいほどに無い。当たり前なのだが、改めてそれを実感して何処か虚しくなってしまった。恋をするとはそういうものなのか、とまた新しい言葉を覚えたような子供のように軽く頷いてみせる。ここで半年も働いてはいないが、彼と一緒にいる時間が明らかに長い。見た感じは彼はアルコールには強そうだ。だが、カクテル等に入っている成分には弱そうである。なので彼が出来るだけ酔わないように中の成分をどれだけ弱くしようと努力してきたことか。まぁ実際は少量しか減らせず、特に変わることは無かった。そのせいで、今の努力は無駄と言っても過言ではない。無意識にカウンターに机を置いているのだが、彼は試したのでも思ったのだろうか。クリスマスプレゼントと言われ、紙袋が渡される、否、覗くように見せられる。己も身を乗り出して、中を見てみよう。すると中には新しい赤いマフラーが入っていた。   (2019/12/25 23:10:49)

T"n,何故だろうか。そう思うも、以前己が見つけた赤いマフラーが傷んでいたから新しいのを使って欲しいという思いからだろう。驚きで目を見開いては、いいかと言うように彼と中のマフラーを交互に見てみる。こんなもの、貰っていいのかと。だが、彼は己に惚れている。彼からの好意からと何となくわかった。それを無駄にするのはなんだか良心が傷付くような気がしてしまう。恐る恐る受け取れば、中をもう一度見て " 有難うございます " と嬉しげに小さく頬を緩ませてみ。)   (2019/12/25 23:11:02)

Gr,…………ふふ、どういたしまして。きっとよく似合う。(カクテルの成分にはめっぽう弱かった。否、彼が作ったカクテル、彼と共にいる空間、二人きりでいるこの店の全てに弱かった。アダルティな照明に、クラシカルなミュージックはよく合っていて、愛おしい彼を目の前にしながら飲む、甘いカクテルは本来の数倍アルコール濃度が濃いように思えた。彼が紙袋を覗いて、中に潜むものを見つけた。驚いたような表情でこちらを向いた。何度もマフラーと俺を交互に見つめるものだから、くふりと笑って、暫し紙袋の中身を再度見つめてから、礼を告げてくる。俺が自己満足で買って、彼にプレゼントしたのだからそんなもの要らないのに。ただ喜んで受け取ってくれるだけで、それが俺にとっての礼になる。柔らかく緩んだ彼の頬、小さく微笑まれた表情からは、紛れもない喜びであって、今までする事なす事眉を歪ませてしまっていたから、何となく嬉しくなった。それに初めてといっても過言ではない彼の笑顔は、とても愛らしく、魅入ってしまうようである。)   (2019/12/25 23:27:27)

Gr, (カクテルを一口。残りも少なくなって、少量入れられていた氷も既に溶けきっていた。もう一杯頼もうかな。今夜は早めに仕事も上がれて、予定していた時刻よりも一刻早くここに出向くことが出来た。終電まで時間は有り余っているし、常時口内に何か送り込んでいないとなんだか口寂しくて堪らない。)そうだ、そういえば何度もここに通って顔を合わせているのに名前を知らないなって。それを買った時渡せた聞こうと思っていたんだ、忘れていた。(最後の一口を舌に擦り付けるように味わってから、コクリと嚥下する。ぼんやりと彼の様子を見つめていたのだけれど、ふと思い出したことを口にして。こんなにも想いを寄せていて、アプローチも仕掛けていて、キスだってしたというのに名前を知らないだなんて可笑しな話だ。へらりとした笑みを浮かべながら、俺はグルッペンという、と先に名乗り出て。)   (2019/12/25 23:27:44)

T"n,元々持っとったもんが赤のマフラーやったからですかね、(受け取ったマフラーの入った紙袋を受けとり、もう一度嬉しげに目を細め。彼に笑った姿を晒したのは初めてだろう。己の笑みに翻弄されている彼を見ていて何処か面白く、口元に手を添えて軽く肩を震わせて小さく笑いを堪え。彼の告白から幾分か警戒心が解かれた気がする。何故だろうか。彼の気持ちを無駄にはさせたくないという思いからなのだろうか。まぁまだ何されるかは分からないので、警戒心は完全には解かされていない。いずれ解かしそうになるが、それはもっと先の話になって欲しいだなんて。近いうちに解かすのは何処か気が引けてしまう。まだ彼との距離があるのからのだろう。カウンターの端にその紙袋置いては、最後の1口のカクテルを飲み干した彼を見。酔い始めたのは分かり、少々怖いのか数歩後ろに下がりつつ、彼が名前を聞いてきた。   (2019/12/25 23:43:25)

T"n,それを耳にいれては確かにと頷いてしまう。この店はエプロンの右上に名前のプレート等は無い。そのせいで、尚更お互い名前を知ることは無かったはずだ。まぁ己は彼を苦手意識していたので名前を聞く、なんて事は己からしないだろうと。先に名乗り出た彼の名前を脳裏に焼き付けるように記憶しては、口を開き。" 僕は、トントン言います " 呼び方は人それぞれで、適当に呼んでくれと付け足してみせる。彼は客なのでさん付けで呼ぶことにしようか。)   (2019/12/25 23:43:42)

Gr,(ゆらめく液体が全て体内に収まったのだと、彼がそれを知れば数歩後ろへ下がって行ってしまった。仕方あるまい、今までの行動のせいである。然し安心して欲しい、今夜はとてつもなく上機嫌であり彼に触れずともプレゼントを渡せたという事実が俺を満たしてくれるから、何もしない。それに記憶に残るアプローチ、というか彼が言うところのセクハラは、些か芝居混じりであった。乱暴に腰を抱き、酒で汚れた掌で肩を撫でるような下世話な酔っ払いにはならないように、比較して紳士的で、奥ゆかしく、ドラマティックにセクシャルに、そんなものを頭の片隅に詰め込んで彼に指を伸ばしていたのだ。タカラヅカ名誉の男役が、違和感を感じる程に洗練されているように、俺も彼への恋心を自覚してからは程よく酔ってしまった芝居をすることに磨きがかかった。彼が慄くのなら酒を足すのはやめにしよう。ここはフルーツなんかは置いていなかったんだっけ、彼の微かな笑みを聞き入れながら思い出すが特に頼んだ経験もないので分からず、聞こうとする選択肢さえも喉の奥へと押し込んだ。)   (2019/12/26 00:06:37)

Gr, (ならばタバコを吸わせてもらおう。口寂しいとつい、彼の唇を求めてしまいそうで、折角和らいだ仲だというのにまたもや遠ざかってしまうから。そうならないように。やましい事じゃないのだが、コートの内ポケットに隠すように入れられたシガレットケースを取り出して、テーブルの手が届く所にあった灰皿を手繰り寄せた。甘いものを好んでいるがいつぞやの男に教えて貰ったタバコの渋い味だけは、今もこうして舌にへばりついたまま離れない。)ふむ。ならばこれからはトントンと呼ばせてもらおう。(一生忘れることの無い名前を確りと脳みそに刻み込むと、ケースから取り出したタバコを一本咥えて、持ち合わせのライターで火を付けた。聞くのを忘れたが彼はタバコの煙なんかに抵抗は無かっただろうか。見たところ吸うような印象は無かったので、大丈夫だったかと尋ねた。)   (2019/12/26 00:06:56)

T"n,(己は数歩下がるも、彼は安心しろというような笑みを向けてくる。それに委ねてしまいたいものの、駄目だと。半信半疑のせいでもあるのだろう。彼の言うアプローチ、己からすれば只のセクハラなのだが、それは徐々に過激になっているのは確実で今回の件から少し和らぐかもしれない。そんな淡い期待を持ってしまうほどに、彼の告白は大きかったのだろう。彼のセクハラさえ収まれば、己も安心して彼と話せるようになる。それはいつになるのかはわからないが。最悪治らないかもしれない、だなんて。まぁ徐々にそのセクハラを受けていると同時に、体制もつき始めているがそれは知らないフリをしようか。己の笑い声を聞きつつ、何かを悩んでいるような表情を示す彼を見遣り笑いは収まる。首を傾げようとすると、なにか決意したような表情に戻る。何か言ってくれるのだろうかとなんとなく期待してしまうが、そんな事は無く。彼が内ポケットからシガレットを取り出す。   (2019/12/26 00:30:36)

T"n,どうやら彼は甘いものが好きらしいが、苦いものも好きなようだ。苦いと言うよりも、渋い、だろうか。ライターを付けて、煙草を咥える彼はなんとも様になる。これをデッサンで描いたのならば、己は買うかもしれないだなんて。否、写真でも買ってしまうかもしれない。なんせ、ハーフの彼だ。それが更にかっこよさを引き立たせている。日本人には出来ない芸当だ。まぁコスプレやら、カラーコンタクトをしていればできるかもしれないのだが、日常で出来る彼がなんともかっこよくて思わず見蕩れてしまった。)   (2019/12/26 00:30:47)

Gr, (どうやら彼は構わないらしい。タバコを吸うのを嫌がる人間は世の中に溢れていて、近頃は外で吸えるような場所も減ってきた。行きつけだったカフェも大半が禁煙、オフィスも隔離されたような場所にあって、十分息苦しい。元々吸うような人間じゃなかったのだが、初めてのキスを奪ってくれた過去の男の唾液はとても苦くて、夜明け前のベッドで身体を重ねる前には、俺に吸わせるように顔へ煙を吹きかけることもしてきた。今思えば誘惑的な行為であったが、あの頃の俺には目が痛くなるようなもので、払ってしまう行為がどれほど彼を煽ったのかと思うと、少しばかりニヤける。無意識とはいえやはり、想い人を翻弄するのは愉しくて、なにより幸せなことなのだ。_火を付けて先端が燃えるタバコを伏せ目がちに見つめて、すう、と深く吸い込む。小さく口を開けば取り込んだ青い煙が揺らめいて、肩を撫でるように息を吐く。)   (2019/12/26 00:43:57)

Gr, (ふと、こちらを見つめる彼の目線に気が付いて、細めた瞳で見つめ返してやった。見蕩れるような彼の瞳が、時折見せる色っぽい彼に見蕩れる俺みたいで口角が上がった。触れられないからからかってやろう。)……二度目のキスが恋しいか?(頬を染めて唇をなぞっていた彼を思い出す。甘さを含めた声色で、彼を見据えながらゆっくりと告げた。そんなにも見詰められたら勘違いしてしまうだろう。響かせた俺の重低音はいつまでも響いているような感覚に陥る。もう一度煙を吸って、自分の隣に吐き出した。)   (2019/12/26 00:44:10)

T"n,(ふわり、と香る煙草独特の青色のような紫色のような煙が店の天井を這い回り、消えていく。視界の端でその光景が何度も、何度も繰り返されている姿はなんとも神秘的だった。それだけでも暫く眺めていられるが、彼の煙草を吸う姿の方が見ていられるだろう。徐々に彼に侵食されているような気もするが、そんなことは無いと内心首を振ってみせる。そのままぼんやりと彼を見蕩れていると、彼がこちらの視線に気づいてしまった。唐突な事に視線は動かせず、暫くの間彼と目が合い続ける。その時間はなんとも居心地が悪く、羞恥に塗れるものであった。やっと逸らせる程に動けるようになっては逸らし、真一文字に口を結んでは羞恥心に襲われる。そんな混乱したような状況でほぼ己の目の前に煙が吹きかかる。目が痛くて、そして慣れないその香りに眉を寄せ、涙の膜を張り浅く目を瞑り。ぶんぶんと必死に右手を動かして、今すぐにでもこの辛さから逃れたいと。鼻から吸い込んでしまったせいで、口内にも充満して思わず噎せ返る。ふるりと睫毛を震わせては、二度目のキスが欲しいのかと尋ねられる。   (2019/12/26 01:06:26)

T"n,煙を吐きかけた仕返しがしたくなったのだろう。充分に羞恥を味わっているのでもう感じることは無い。己はそう信じて、カウンターに身を乗り出し、彼のネクタイを引っ張り此方に引き寄せる。驚いている彼の唇ではなく、頬に口付けゆっくりと離すのだ。べ、と軽く舌を出せば、" ぐるっぺんさんの口今苦いからこれだけで我慢しときますわ、" だなんて、口付けが欲しかったと願っているかのように発してみた。)   (2019/12/26 01:06:28)

Gr,(慣れてしまったのだろうか、それとも警戒が和らいだおかげで多少の戯れとでも思われているのだろうか。大して頬を赤く染めることも無く、慌てることも無く、ましてや睨むことさえもなくなってしまった彼の反応に、初々しさに溢れていた数分前までの彼を思い出して感傷に浸った。まあ、何ヶ月と通い詰めて、セクハラといえども様々な形で肌に触れ、愛を囁いてきたわけなのだが、今まで慣れというものを覚えなかった彼も彼である。寧ろ漸く大人の階段をひとつ上ったのだと思うと、俺がそうしたんだと誇らしく思ったり、思わなかったり。けほけほと煙でむせて、目の表面を涙の膜で覆う彼を余所にして、ヒヨコのように慌てる彼に二度目の口付けを施す、なんていう妄想を打ち消した。_打ち消したのだけれど更に思考が淀んだ。ぐわりと歪んだ体勢に、思わず立って、力のままに前のめりになってしまった。驚いて暫し呼吸が薄くなる。パチリと瞬きをして、近くなって離れていった彼の顔を見詰めると、ぼやかれた言葉にキスをされたのだと自覚した。)   (2019/12/26 01:23:46)

Gr, (ああそうか、いつの間にか彼は何も知らないウブなティーンから、アダルティックな男への変わってしまったのか。べ、と出された短い舌と、脳内で再生される彼の言葉にニヤリと笑った。俺に仕返しをするという彼の思う壷だろうか、それとも本当に望んだことなのだろうか。セカンドを飾る口付けを願うようなセリフに痺れて、数センチほど離れた身体を引き寄せた。彼の後頭部に手を伸ばして、ぐっと近付ける。唇と唇を、あの日の夜よりも深く重ねて、間抜けにも小さく開かれた唇の間を数度食んだ。)……甘さだけがキスだと思うなよ。どうだ、チェリー。大人の味だ。(唇が湿って、舌で舐めた。灰が落ちそうなタバコを灰皿に潰して、椅子へと座り直す。眉を歪めるような彼の顔を見てはくすくすと笑ってやって。)   (2019/12/26 01:24:02)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、Gr,さんが自動退室しました。  (2019/12/26 02:25:51)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、T"n,さんが自動退室しました。  (2019/12/26 02:25:51)

おしらせT"n,さんが入室しました♪  (2019/12/26 03:50:51)

T"n,(( ぐるさん寝落ちすまん…一応返しておくで、   (2019/12/26 03:51:12)

T"n,(彼との触れ合い、所謂セクハラはいつものように指や手に触れる程ならば何も感じなくなってくれた。それだけでも大きな一歩だと、己はそう信じる。いつもされているのと違うことをされては、慣れないので頬を紅潮させるのだが。例えば1度されたことのある、腰に手を回されて、そのまま腰に手を添えられることだろうか。後は口付けや、頭撫でだろうか。嗚呼、愛を囁かれる辺りも苦手だろう。かは深く記憶を漁ってみないとからないので、此処で記憶を漁るのを辞め。煙は苦しく、それを少量食らったアウトとわかるほど。嗚呼、煙草の香りは初めてと言ってもいいほどに嗅いだことがないのだが、煙草は苦手かもしれない。きゅ、と眉寄せては、けほけほと更に噎せ。   (2019/12/26 03:51:26)

T"n,ある程度治まれば、此方に煙は向けないでくれ、という涙の膜を張ったままの瞳で彼に視線で訴え。彼の体勢がぐらりと揺れ、己が口付けしたことで驚いたような瞳を向けてくる。それがなんとも清々しくて笑がこぼれてしまう。だが、それも束の間。彼がにやりと口角を上げ、ぐいっと後頭部を引き寄せられる。そのまま彼と深めに口付けをされ、小さく開いている己の唇を彼が何度か食んできた。驚きで目を見開きながらも、初めての感覚でぴくりと肩を跳ねさせる。ゆっくり口が離され、火照った頬を晒し、熱の含んだ瞳で彼見詰め。だがそれも、口内に残る煙草の苦く、渋い味に思いっきり眉を寄せて、彼の言葉を聞きやられたとカウンターに顔を伏せるのだ。)   (2019/12/26 03:51:32)

おしらせT"n,さんが退室しました。  (2019/12/26 03:51:37)

おしらせGr,さんが入室しました♪  (2019/12/26 09:01:57)

Gr,((おはよう。構わないよ、俺も寝落ちた。返しておいてくれてありがとうな。   (2019/12/26 09:02:36)

Gr,ははっ、子供なトントン君にはまだ早かったか?(少量であるが受け渡した俺の唾液に眉が瞬時に眉間によって、先程の噎せ返る咳や、刺激されて潤む瞳なんかを思い出しては、彼はタバコが苦手だということを学習した。初めてコレを知った時には、俺とそうだった。勝手に懐かしみを感じながら、机にうつ伏せる彼を見てはけらりと笑う。灰皿に没したタバコの残り火を消して、ぷしゅり、という効果音が似合うような脱力の仕方をする彼を優しげに見下げる。緩んだ頬が戻らないのも、舌に残るタバコの渋い香りが妙に甘いと感じるのも全て彼のせいだ。然し、彼に口付けをすると、心地が好い。近付く顔はきめ細かく、整っていて、少しばかりカサつく唇も俺の興奮を煽るようであった。)   (2019/12/26 09:02:40)

Gr, (ぎし、と音を立てるように背中を背もたれに預ける。低い背もたれは腰を支えてくれて、丁度いい体勢が取れた。顔を開ける彼はどんな表情をしているかな。垣間見えたもの欲しげな、熱籠った瞳を思い出しながら、本格的に彼を落としてものにするのも時間の問題かと思う。なんだか彼ならば勝手に落ちてくれそうな気もするのだが、一度意識した人間にずぶずぶと沈んでいくアホな乙女では無いだろうからそこは期待しないでおこう。カクテルとタバコを失った口が何かを恋しげに紡がれた。俺がタバコを吸っていなかったらもう少し長く深くヤラシイキスが出来たんじゃないか。後悔の念を密かに抱くが、否、苦いキスはいつまでも記憶に残ると知っているから、今はこれでいいのだと。後にクソほど甘いキスでかき消してやるから、それ迄、俺とのキスを覚えておいてくれないといやだからな。)   (2019/12/26 09:02:56)

おしらせGr,さんが退室しました。  (2019/12/26 09:02:59)

おしらせT"n,さんが入室しました♪  (2019/12/26 11:48:56)

T"n,7年前に成人したんやけどなぁ…… (カウンターに伏せていた顔をゆっくり起き上がらせ、そのまま身体も起こし体制を戻す。まだまだ子供だなんて言われ、はは、と乾いた笑いを零して頬を掻き。恐らく彼は己よりも歳は下だろう。己もまだ20代だが、そろそろ30を迎える。言うて、3年後だがあっという間だろう。時の経つ早さを改めて知ったような気がする。灰皿にはまだ吸える部分が残ったままの、火が消された煙草が細い煙を立てていた。煙草は吸う側よりも、吸っている人の隣でその煙を吸っている人の方が有害だと聞いたことがある。なるへく吸いたくはなく、己自身も煙草は身体が受け付けないので今後吸おうとしたのならば、止める事にしよう。そうでもしなければ、また吸ってしまいそうだ。苦く、渋い味が未だに充満していて、さっさと消し去ってしまいたい。そういえば、以前マスターから貰った日本酒があったか。よく働いてくれるご褒美か何かで貰ったようなきがする。まぁマスターが日本酒を好まないせいで、貰ったという理由が1番正しいのかもしれない。バーでは似合わない酒だが、それが己は好きである。)   (2019/12/26 11:49:16)

T"n,(奥から高めの椅子を取り出し、棚の下から日本酒の瓶を取り出す。大切に取っておいてよかったかもしれない。丁度口直しにもなるだろうし。隣にあった猪口を取りだし、机に置いて瓶の蓋を開けた。一応彼にも視線を向けて飲むか、と。)   (2019/12/26 11:49:31)

2019年12月23日 20時09分 ~ 2019年12月26日 11時49分 の過去ログ
いつ振り向いてくれるんだ。
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