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2021年03月29日 16時16分 ~ 2021年03月31日 02時21分 の過去ログ
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…。昨日言おうと思って、言いそびれてたんだけどよ。( ふ、)   (2021/3/29 16:16:28)

坂口うん。( きょと、)   (2021/3/29 16:18:19)

… 俺なりに悩んで考えて、結局行き着いた答えなんだけど。( 肩に回る狐を両腕に抱え、琥珀は揺れる事無く真っ直ぐに彼を見上げる、) … 矢っ張り、御前の事が好きだ。安吾。   (2021/3/29 16:24:09)

坂口…。ん。そか。( 不意の告白に微かに双眸が丸まるも、ふ、と微笑、)   (2021/3/29 16:24:55)

御前と喋ってると楽しいし、何かあったけえし。…。似合わねえけど、之が恋か、って思った。( 依然真っ直ぐ見た儘に、此方も頬を僅に緩め、一息吐いてから言の葉を紡ぐ、) …。傍に居て呉れ。   (2021/3/29 16:27:02)

坂口そうだな …。…。俺は矢っ張りあんたに恋慕感情は無い。残酷かも知れねえけど、同朋として傍に居てやる事しか出来そうにも無い。( 以前とは違い真っ直ぐな視線に、己も亦一つも揺れない紺碧の視線を手向け乍ら、) 其でも構わないか?   (2021/3/29 16:34:35)

…、…。おう。構わねえよ。( 今迄彼の話を聞いていたのが、変わらない、の言葉で琥珀は僅に揺れる。けれども突っ撥ねられるよりは楽で、思いを打ち明けられて柔らかく笑って呉れただけで幸福で、こく、と頷けば眉を垂れて微笑む、) 未だ待ってるから。   (2021/3/29 16:39:40)

坂口とことん諦め悪いこった。ま、悪かねえ。( 黄金色が揺れたのはほんの刹那。締め括りの台詞に緩慢と瞬きをすれば、からり、と軽やかな一笑、)   (2021/3/29 16:41:27)

… ん。( 前と差異無い笑い方と言霊の応酬に、にこ、と笑うも内心少し残念な気持ちになりつつ、)   (2021/3/29 16:46:45)

坂口伝え直して呉れて、ありがと。( 狐が慰める様に彼へ頬擦りするのを眺めつつ、に、と八重歯を見せ笑い返す、)   (2021/3/29 16:49:35)

ああ。…。俺も。伝えられて良かった。( 此方へ頬を擦り寄せて来る狐の慈悲を受け止め、琥珀を伏せる事無く細めては朗らかに微笑う、)   (2021/3/29 16:52:52)

坂口…。振られた割りには良い表情だな。( 緩な微笑へと笑声混じりの指摘、)   (2021/3/29 16:54:22)

うん。スッキリしたから、もう良いんだ。諦めた訳じゃねーし。( 狐に頬擦りを返しつつに依然続ける笑み、)   (2021/3/29 16:56:46)

坂口そりゃ何より。( ふはり、)   (2021/3/29 16:59:41)

ん。変わらなくても此の距離感は好きだし、俺は一向に構わねえよ。( ふ、)   (2021/3/29 17:00:35)

坂口そうかい。の割りには諦めねえのな。( くは、)   (2021/3/29 17:02:00)

何方かって言ったら近付きたいし。( んは、)   (2021/3/29 17:03:14)

坂口振られたのにか。( くくっ、)   (2021/3/29 17:03:55)

振られたからこそ、未だ諦めたくなくなるだろ。気が変わるのを待ってるぜ。( にし、)   (2021/3/29 17:05:14)

坂口そうかいそうかい。否。面白えな。( けらけら、)   (2021/3/29 17:05:40)

そうか?俺の立場になって考えたら解らなくも無くね? ( くつくつ、)   (2021/3/29 17:06:25)

坂口解るからこそだ。( ふはは、)   (2021/3/29 17:07:28)

そうかよ。ッはは、振られたってのに面白え。( くははっ、)   (2021/3/29 17:10:18)

坂口な。振った振られたが起こったのに此の空気は何なのか。( けらけら、)   (2021/3/29 17:12:05)

何なんだろうなあ、マジで …。本当、ツボっちまったじゃねーか。( けらけらら、)   (2021/3/29 17:15:44)

坂口は ~…。おっかしいの。( くははっ、)   (2021/3/29 17:16:15)

マジで可笑しいよ。可笑しくて涙出てきたじゃねーか。( 手の甲で目元を隠し、くつくつ、と、)   (2021/3/29 17:17:17)

坂口意味解んねえ。( けらけら、と延々笑い続けては時折過呼吸気味、)   (2021/3/29 17:18:02)

本当に。意味解んねえよな。( はひゅー、と息を吐いては嘔吐く様に笑うを繰り返す、)   (2021/3/29 17:20:14)

坂口全くだ。息苦し ~。( ぜー、はー、と荒い息を吐き出しては色眼鏡を外し目元を擦る、)   (2021/3/29 17:21:52)

俺も ~ …。( すは、と息を吸って吐いては顔を隠す手を離さぬ儘、ソファに座っては脱力する、)   (2021/3/29 17:27:40)

坂口あ" ~…。やっと引いてきた。( 大きく息を吐き捨てては己も亦ソファに座り寝そべる、)   (2021/3/29 17:28:29)

何に笑ってたのか忘れ掛けそうだ。( 漸く涙で滲む目元を晒すと彼の様子を見遣り、)   (2021/3/29 17:32:11)

坂口ほんとにな ~。( ぐた、と両腕が落ちれば色眼鏡は近くのテーブルに置く、)   (2021/3/29 17:35:24)

何でこんな背筋だるいんだっけ。( 未だ笑い冷めやらない中で、ぐ、と背伸びしては寝そべる彼へ一笑する、)   (2021/3/29 17:39:48)

坂口謎の空気にツボったから。( 微妙にぶり返す笑いに肩を揺らしつつ、)   (2021/3/29 17:40:20)

だよな ~ 。( 濃紺の前髪を何と無く指で撫で遣り乍らに、) 爆笑して湿ってやんの。汗っかき。   (2021/3/29 17:44:06)

坂口仕方が無いだろう。今日あったかいんだよ。( ふと彼の手が額に触れ、されるが儘になりつつ一笑、)   (2021/3/29 17:47:44)

気持ちは解るけどよ。こんなに汗かいてちゃ脱水するぜ。( 互いに笑い合いつつ、ぱ、と解放、)   (2021/3/29 17:49:01)

坂口んな事言われても制御出来ないって。( くたん、と脱力し直す、)   (2021/3/29 17:50:01)

制御出来てたら世話無えもんな。( くはっ、)   (2021/3/29 17:52:15)

坂口そうそ。出来ないから手を焼いてる訳だ。( だるーん、)   (2021/3/29 17:53:52)

成程な。なら仕方無えか。( けらり、) ( なでなで、)   (2021/3/29 17:55:43)

坂口だろ。( んは、) ( するり、)   (2021/3/29 17:56:08)

おう。( はふ、) ( くてん、)   (2021/3/29 18:01:41)

坂口ん。( ふ、) ( くてーん、)   (2021/3/29 18:02:47)

笑い過ぎて疲れた。( けら、) ( くったり、)   (2021/3/29 18:03:39)

坂口俺も ~。疲れたし暑いし。( んはは、) ( だらんぬ、)   (2021/3/29 18:05:49)

上着着てたら熱籠るし。( 緑のジャケット脱ぎ、背凭れに掛ける、)   (2021/3/29 18:07:06)

坂口なら俺はこうするか。( ぱちん、と指鳴らしで平服に着替え、羽織は雑に背凭れへ、)   (2021/3/29 18:08:34)

ん、…。嗚呼平服か。俺は平服も着込むからなあ。( 白い着物姿を横目に黒のセーターの袖を捲る、)   (2021/3/29 18:09:49)

坂口俺の之は結構薄着だからなあ。涼しくて良いぜ。( 胸元を服で扇ぎつつ、)   (2021/3/29 18:12:25)

羨ましいぜ。…。とは云え俺も此の下はインナー一枚だしなあ。   (2021/3/29 18:13:28)

脱いじまうか。( よいせ、とセーターも脱げば黒の長袖シャツ姿を晒す、)   (2021/3/29 18:14:16)

坂口どうせ室内なんだし脱げ脱げ。( ひらひら、と揺れる隻手、)   (2021/3/29 18:15:41)

ちと肌寒いが暑いよりマシか。( ぐ、と伸び、)   (2021/3/29 18:17:55)

坂口寒けりゃ亦別の着れば良いしな。( 上半身をソファに預けた儘に、ぱたん、と落ちる腕、)   (2021/3/29 18:18:53)

だな。此の羽織なんか丁度良さそうだ。( 墨色の着物を試しにと羽織り、)   (2021/3/29 18:26:11)

坂口お、良いんじゃね。( ごろり、と寝返りを打ち見上げる、)   (2021/3/29 18:27:22)

んはは、袖余る。( 袖を通し、だぼ、と余った布を揺らす、)   (2021/3/29 18:33:42)

坂口ま、元々デカいしな。抑俺達そんな大差ねえだろ。( けらけら、)   (2021/3/29 18:34:19)

数糎の差しか無えよな。太宰が着てたらもっと余っただろうぜ。( くふ、) ( ぬくぬく、)   (2021/3/29 18:40:09)

坂口そ。だから其は元々だぼつくもんなのさ。( ふはり、)   (2021/3/29 18:41:13)

成程納得。其にしてもあったけえ。( ほわ、)   (2021/3/29 18:42:25)

坂口丁度良いだろ。( ふは、)   (2021/3/29 18:43:30)

おう。袖が余る服なんて久々に、…。…。( 昨晩の事を唐突に思い出し、ぶわ、と紅潮、) (、)   (2021/3/29 18:45:09)

坂口?( 不意に顔を真っ赤にした彼に、きょと、と丸まる双眸、)   (2021/3/29 18:45:35)

……。( 昨晩も同じ事をしたのを鮮明に思い出し、慌てた様に羽織を脱ぎ去ると両手で顔を隠す、)   (2021/3/29 18:47:42)

坂口??( 何やら焦燥した様子が益々不可解で、ことん、と首が傾けば覗き込もうとする、)   (2021/3/29 18:48:54)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、さんが自動退室しました。  (2021/3/29 19:08:03)

坂口お疲れさん?   (2021/3/29 19:08:50)

おしらせさんが入室しました♪  (2021/3/29 19:13:04)

…。( むにゃ、)   (2021/3/29 19:13:27)

…。寝てた。( ぼんやり、)   (2021/3/29 19:16:53)

飯食いに行かねえと …。( もそ、) ( とてとて、)   (2021/3/29 19:22:04)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、坂口さんが自動退室しました。  (2021/3/29 19:28:56)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、さんが自動退室しました。  (2021/3/29 19:42:27)

おしらせさんが入室しました♪  (2021/3/29 19:53:19)

九時になったら用事で離席するんで、そん時迄は居ようかね。( ぽすん、)   (2021/3/29 19:54:52)

毎週月曜日、其も九時からって。傍迷惑にも程が有るよな。( はふー、)   (2021/3/29 20:07:40)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、さんが自動退室しました。  (2021/3/29 20:51:36)

おしらせ坂口さんが入室しました♪  (2021/3/29 21:29:52)

坂口思ったより寝てた。(、) ん。檀は用事か。如何すっかね。   (2021/3/29 21:30:56)

坂口亦寝そうになった。( んえ、)   (2021/3/29 21:50:23)

おしらせさんが入室しました♪  (2021/3/29 22:09:05)

悪い、待たせた … ! ( とたたっ、)   (2021/3/29 22:09:27)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、坂口さんが自動退室しました。  (2021/3/29 22:10:37)

…。( 書類を読みつつホットミルクを飲む、)   (2021/3/29 22:28:11)

おしらせ坂口さんが入室しました♪  (2021/3/29 22:28:28)

坂口…。ん。… 亦寝てた。( ぱち、) ( ぽや、)   (2021/3/29 22:28:58)

…。ん。嗚呼お早う。( にひ、) ( とんとん、と書類を揃える、)   (2021/3/29 22:29:49)

坂口はよ …。( ぐしぐし、) ( ぽへ、)   (2021/3/29 22:31:09)

最近は御疲れか? ( くす、)   (2021/3/29 22:31:42)

坂口…。思い当たる節は有るんだが【 俺 】が言って良いのか凄え悩む。(、)   (2021/3/29 22:32:23)

? 如何したよ。言ってみろ。(、)   (2021/3/29 22:33:45)

坂口……。二日目なんだよ。( ぽそ、) (、)   (2021/3/29 22:35:11)

… 嗚呼 …。気持ちは解る。凄く。( こくこく、) (、)   (2021/3/29 22:36:50)

坂口な?【 俺 】が言うと何かあれだろ?( ぬ、) (、)   (2021/3/29 22:38:43)

まあ …。けど仕方無えって。理由には違い無いんだから。( ぽふぽふ、) (、)   (2021/3/29 22:40:24)

坂口其処で否定しない辺りあんたらしい。( ぽふられ、) (、)   (2021/3/29 22:41:16)

そりゃな。仕方無いモンを否定するなんざ、餓鬼じゃ有るまいし。( はは、) (、)   (2021/3/29 22:47:01)

坂口まあな ~ 。( んにゅ、) (、)   (2021/3/29 22:48:03)

だからまあ、其の辛さは痛い程解るから。ゆっくりな。( さすさす、) (、)   (2021/3/29 22:51:43)

坂口ん、そうする。結構しんどい。( しお、) (、)   (2021/3/29 22:53:21)

今日は早目に寝るか? ( ん、)   (2021/3/29 22:58:48)

坂口其処は悩み中。( んに、)   (2021/3/29 22:59:27)

無理はすんなよ。( なでなで、)   (2021/3/29 22:59:55)

坂口はーい。( すりすり、)   (2021/3/29 23:00:32)

ん。…。ホットミルク飲むか? ( にこ、)   (2021/3/29 23:04:21)

坂口お、飲む飲む。( ぱ、)   (2021/3/29 23:05:30)

すーぐ現金になりやがって。…。解った。一寸待ってろ。( とた、とキッチンに向かう足、)   (2021/3/29 23:06:39)

坂口ん。( ぽすん、とソファに座り待機、)   (2021/3/29 23:07:33)

…。( 冷蔵庫から牛乳を取り出し、マグカップに注いでは電子レンジへ。程好く暖めてから彼の元へと運ぶと、コトン、と直ぐ傍のテーブルに置く、) 出来たぞ。此処に置いとくからな。   (2021/3/29 23:10:34)

坂口ん。ありがと。… あちッ、( 彼が持ってきて呉れたカップを手に取り、早速飲もうとするも熱さから竦む首、)   (2021/3/29 23:12:06)

あーあー、熱いに決まってんだろ出来立てなのに。( 直ぐに飲もうと急く彼へ呆れ気味の右記を落としては、) ふーふー、ってするか、ちっと冷ませ。   (2021/3/29 23:13:46)

坂口小さい餓鬼か何かと勘違いしてねえか。( 生理的な涙で紺碧が僅に濡れつつも息を吹き掛け冷まし始める、)   (2021/3/29 23:16:42)

直ぐ飲もうとする御前が悪い。( 此方へ飛ぶ言霊に軽く鼻を鳴らしつつも、琥珀が発するのは柔らかく見守る視線、)   (2021/3/29 23:18:23)

坂口…。( 彼の言葉には少しばかりムッとするも、何も言い返せずに温度の下がった白色をちびちびと飲み下す、)   (2021/3/29 23:20:36)

…。( 美味いか、と聞くにしては己が手を加えた部分が少な過ぎるもので。やんわりと見詰め乍らにソファの肘掛へ頬杖を付く、)   (2021/3/29 23:22:58)

坂口…、…。( こく、こくん、と白い喉を動かし飲めばカップを空にし、ぷは、と満足気な息を吐く、)   (2021/3/29 23:24:39)

…。ん。( 如何やらミルクを飲み切って満足したらしい彼と、空になった空色のマグカップを見ては微笑、)   (2021/3/29 23:28:32)

坂口…。温まったら余計眠くなった。( 口回りに白い髭を蓄えた儘、カップをテーブルに置き背凭れへ身を任せる、)   (2021/3/29 23:30:02)

赤ん坊かよ。( 彼が口の周りに白髭を生やしているのは見れども特に指摘せず、くは、と笑い遣る、)   (2021/3/29 23:32:00)

坂口何がだ。( 突然の揶揄に、きょとり、と丸まる蒼玉、)   (2021/3/29 23:33:53)

否。其の口の周りの白い髭だとかな。( 僅に驚く童顔を見てくつくつと笑いが込み上げつつ、人差し指で指して示す、)   (2021/3/29 23:35:32)

坂口口周り?…。( び、と此方を向く指先に、手の甲で自らの口元を拭う、)   (2021/3/29 23:36:35)

おう。( 自覚した彼が何時もの如く乱雑に口の周りを拭き出す様子に、微笑ましさ半分可笑しさ半分に笑声を落としつつ琥珀を細める、)   (2021/3/29 23:40:39)

坂口ま ~ た笑いやがって。( 亦もや笑い出した彼に、流石に不愉快さが混じると、つい、と顔ごと逸れる視線、)   (2021/3/29 23:42:23)

悪い悪い。( 幼い顔が逸れると苦笑しつつに軽い謝罪を述べ、彼の手からマグカップを取ると足早にシンクへと運ぶ、)   (2021/3/29 23:48:01)

坂口…。( ふす、と軽く鼻を鳴らしては視線で追い掛けるも、躯が温まった事に因る睡魔から欠伸を溢せばソファの上に寝そべる、)   (2021/3/29 23:49:13)

…。ん。( 戻って来てみると彼はソファに寝そべっており、巨躯がソファを埋めて仕舞っては仕方無いと己は傍の床に座る。ホットカーペットの敷かれた床故に暖かく、はふ、と息を吐く、)   (2021/3/29 23:54:55)

坂口…。( 夢現の状態で意識が揺蕩う最中、戻ってきた彼が直ぐ傍に座るのを見る。特段思考もせずに短い髪へ、もす、と埋まる顔、)   (2021/3/29 23:59:20)

…。ッわ、( 寝始めたら此方も寝ようか、なんて思考の中、不意に短髪へ何かが埋まると素頓狂な声を上げ固まる、)   (2021/3/30 00:00:31)

坂口ん …。( 肌触りの良い髪に鼻先を擦り寄せ、緩慢と瞬きをしては脱力気味、)   (2021/3/30 00:05:34)

ぇ、あ、安吾? ( 頭皮に直接当てられる息遣いが彼のものだと漸く理解が追い付き、辿々しくも横目で見上げて名を口遊む、)   (2021/3/30 00:10:51)

坂口ん ~ ?( ふと彼が己の名を呼べば、眠気で微睡み乍らに間延びした音での返事、)   (2021/3/30 00:12:00)

…、…。えと、否、何でも。( 毛髪に顔を埋めた状態で発声されると聊か擽ったく、直ぐに否定を放っては其の儘にしておく、)   (2021/3/30 00:14:56)

坂口…。ん。( 否が返れば緩な疑問符が頭に浮かぶも、直ぐ様放っては、さり、すり、と懐いた獣の様に、)   (2021/3/30 00:18:28)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、さんが自動退室しました。  (2021/3/30 00:38:48)

おしらせさんが入室しました♪  (2021/3/30 01:01:29)

ん ~ …。( 無意識にやっている動作ならば恐ろしい。否。こうも寝惚けた口調ならば十中八九無意識だろう。大型犬でも相手にしているつもりで、然し胸を高鳴らせつつに確信を以て動じない、)   (2021/3/30 01:03:27)

坂口…。( 彼が放っておくのを良い事に気が向く儘に頬擦り等々を続けるも、愈々眠気が輪郭を得れば亦欠伸を一つ。もすん、と青髪に顎を置けば其の儘うたた寝、)   (2021/3/30 01:06:46)

…。ん? ( 彼が頬擦りを続けるのを放置しているもふと、彼の動作が止まれば小さく疑問の音を転がす。真逆此処で寝る気か、と推測しては流石に、) おい、おい安吾。雛鳥じゃねーんだから、きちんとソファで寝ろ。   (2021/3/30 01:12:57)

坂口雛じゃなくても床だろうが何処でだって寝るだろ ~。( 少しずつ夢の世界に沈み込もうとする最中、彼の呼ぶ声が現実に引き戻して来れば眉根を寄せつつの上記、)   (2021/3/30 01:15:22)

だけどな …。…。ま、良いか。うん。邪魔して悪い。( 夢幻に茹だった声が文字通り頭上から聞こえて来れば、反論を転がす前に毎度の如く易しく折れて許容する。結局はこうか、なんて内心苦笑しつつ、)   (2021/3/30 01:19:35)

坂口ん。…。( 小言が転がるかと思えども許容が返り、亦しても短い返答未満を送った後は再び、とろとろ、と夢の世界へ足を踏み入れる、)   (2021/3/30 01:20:58)

…。( 些か重かろうと彼に嫌がられる方が嫌だから、と自分勝手に理由を付けて取り敢えず放置。人の頭で寝るか、と驚きつつではあるが、)   (2021/3/30 01:25:20)

坂口……。( 軈て次第に躯が重くなる感覚が起これども抗う気にもならず、心地好い体温を茫然と認識しつつに遂には、ことん、と落ちる意識、)   (2021/3/30 01:27:11)

…。寝たか。( 自分の気の赴く儘に生きる、自由奔放の鑑の様な彼が己の頭の上で惰眠を貪り始める。は、と息を吐いては背後に腕を伸ばし、彼の体躯を支えつつにそっと頭の上から彼の頭を退ける、)   (2021/3/30 01:31:36)

坂口…。( 元々眠たかった上に温もりと安心感に因る追い討ちであっと言う間に深い所迄堕ちる。退けられようが御構い無しに寝息を立てては完全弛緩する肢体、)   (2021/3/30 01:34:26)

…。( 短時間でぐっすり深淵迄堕ちる彼の寝顔を見つつ、首の後ろと膝裏に腕を通せば固定して抱き上げる。彼と並ぶ筋力を持った己なら造作も無く、彼の体躯を寝台へ転がして遣る、)   (2021/3/30 01:39:47)

坂口ん …。( 躯が大きく揺らされれば流石に少しばかり意識が持ち上がるも、次の瞬間には呆気無く深淵へと転がり落ちる、)   (2021/3/30 01:41:21)

…。ん。御免な。( 転がした際僅に呻く彼に小さく謝罪を述べると、指鳴らしで女の姿になった上で彼の隣へ寝そべる。女になると体温も少なからず高くなるのを先日知り得、彼の湯湯婆になれれば良い、なんて願望混じりの姿で、彼の寝息を耳に入れつつ視線で以て見守る、)   (2021/3/30 01:49:16)

坂口…。( ふと隣に何か温かなものがやってきた。夢見の中でも知覚した温もりに、寝返りと同時に抱き寄せては完全な抱き枕扱い、)   (2021/3/30 01:51:59)

ん''。( 寝返りと共に彼の大きな腕が体躯をすっぽり包み込む。其の感触は似合わない感情が心の何処かで求めた代物で、頬が緩んでは腕の中に嬉々と収まる、)   (2021/3/30 01:55:28)

坂口…。( 春夜の涼しさの中では心地好い体温に意識せず頬が緩み、もふ、と彼の頭に顔が埋まれば夢の内容としては犬と戯れる幸せなもの、)   (2021/3/30 01:57:38)

…。安吾。( 彼が何を視、何に歓んでいるかは全く知らないものの、偶然にも彼の胸元に犬の如く擦り寄っては極々小声で言霊を呟く、) あったけ …。   (2021/3/30 02:05:52)

坂口ん ~…。( 人懐っこい犬が胸元に擦り寄って来れば己も亦笑って其に応える。だが現実としての変化は表情が緩んだ程度なもので、穏な夢路に唯浸る、)   (2021/3/30 02:07:49)

あ'' ~ 融かされる ~ …。( 彼が寝て、何やら夢を見ているのを良い事に、胸板に鼻先を押し付け其処で御機嫌に呟く。予期せぬ形だがこうして体温を感じれた。似合いもしないしらしくもないが、唯々穏な笑顔で彼の事を受け止める、)   (2021/3/30 02:15:40)

坂口…。!( 穏な眠りに堕ちる事暫く、ずどん、と空間全体を揺らす様な揺れに意識は急覚醒。当然夢現に片足を突っ込んだ状態故に状況整理も儘成らないが、がば、と勢い良く起き上がり混迷を表情に浮かべる。とは言えども狐が呑気に寝転けている故に緊急事態では無いのは何処かで理解半分、)   (2021/3/30 02:20:52)

ッ、!? ( 此の儘続けばどれだけ幸せか、なんて脳裏に空想を描く中で不意に体躯を物理的な振動が揺らす。可也大きめのもので、彼と同様に上体を起こしては著書に手を掛けた状態で周囲を見渡す。唐突の事態に打って変わって殺気を放ちつつ、)   (2021/3/30 02:25:32)

坂口…。ん。( 突然襲い掛かる緊張に惑い自然と息が荒ぐ最中、目を覚ました狐が肩に飛び乗る。司書からの伝達が狐越しにやって来れば、は、と息を吐き寝台に力無く倒れ込む。緊張して損した、なんて拍動の速さを眺め乍ら、) 司書が実験でしくじったんだってさ ~。傍迷惑な話だぜ。   (2021/3/30 02:31:35)

ぇ。…。… はぁ'' ~ …。何だ其だけか。凄え吃驚した ~ 。( 亦襲撃じゃ無いだろうな、なんて琥珀から殺意を放つ事暫く。彼が寝台に沈む様子と伝言を聞き入れて緩く瞬き。鋭い殺気は何処へやら、己も大きく息を吐き寝台へ倒れ込み、矢鱈落ち着いた鼓動を感じる、)   (2021/3/30 02:36:45)

坂口俺も。心臓ばっくばくだ。( 妙に冷静な思考半分に乾いた笑いを転がしては細く息を吹く。矢鱈喧しい心臓の音を聞きつつ、廊下の向こうがやや賑やかになってきたのを聞きつつに寝直そうとする狐を抱き込む、)   (2021/3/30 02:42:31)

だよな ~ 。…。( 彼の笑い声に己も笑い声で応え、再び寝直そうかと伸びをした時。彼は早々に狐を抱き込む。先刻迄は己を抱き込んでいたのに。なんて亦らしくも無くつまらない感情で思考を溶接しては、緩く首を左右に振り霧散させるべく試みる、)   (2021/3/30 02:46:54)

坂口ん" ~…。( つい昨日に襲撃沙汰が遭ったばかり故に異常事態に過敏になっているらしい。収まりの悪い緊張状態に唸れば、ばたばた、と迷惑そうに肢体をバタつかせる狐を押さえ込み毛皮に埋まる顔、)   (2021/3/30 02:48:55)

…。( 自分より狐の方が良いのか、と身勝手な嫉妬が芽生えるも其処で抑制。別に彼は己の物では無いし、同時に彼の自由も行動も己が取り仕切っている訳でも無い。何でもない様に寝そべって濃紺の狐の頭を撫でて遣る事しか出来ぬ儘、)   (2021/3/30 02:57:13)

坂口…。そう言や、何で女になってんだ?( 漸く指先の冷えも収まってきた頃。狐を愛でる手に繋がる彼を見遣り、改めて認識した姿へと疑問符を投げ掛ける、)   (2021/3/30 02:59:03)

…。ん?嗚呼 …。気にすんな。( ふと此方に疑問符を放る彼。紺碧が此方を見て放る質問の内容に僅に硬直するも、にし、と笑みを取り繕って浮かべて誤魔化す、)   (2021/3/30 03:05:37)

坂口?そうか。…。( 問いを掛けた直後に固まって仕舞った様子に首が傾くも答えないのなら訊かないものとし、細く息を吹いたのを最後に鼓動を宥める、)   (2021/3/30 03:07:48)

…。( 些かバレやすいだろうか、と内心。彼が寝た後に姿を戻しておこうと、濃紺の獣の毛を指先で撫で遣る、)   (2021/3/30 03:09:37)

坂口…。( 意味も無く唯、じい、と視線を向けるのは他に見るものが無い故。変に目が覚めた事への微かな蟠りから沈静化してはぼんやりと、)   (2021/3/30 03:11:31)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、さんが自動退室しました。  (2021/3/30 03:30:12)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、坂口さんが自動退室しました。  (2021/3/30 03:31:51)

おしらせさんが入室しました♪  (2021/3/30 13:21:43)

莫迦みてえにデカい嚔出た。( ぬ、) (、)   (2021/3/30 13:22:23)

おしらせ坂口さんが入室しました♪  (2021/3/30 13:31:22)

坂口はよ ~…。( ふあり、)   (2021/3/30 13:31:49)

ん。御早う安吾。躯の調子は如何だ? ( にし、)   (2021/3/30 13:33:23)

坂口未だ全然。( ぐしぐし、)   (2021/3/30 13:33:53)

そうか。まあそうだよな。( ふ、)   (2021/3/30 13:38:51)

坂口おう。( くてん、)   (2021/3/30 13:40:17)

腹暖めとけよな。( なでなで、)   (2021/3/30 13:41:52)

坂口ちゃんと腹巻き巻いたぜ。太宰には絶叫されたけど。( すりすり、)   (2021/3/30 13:43:03)

あの安吾が腹巻き巻いてるーってか? ( くは、) ( なでりなで、)   (2021/3/30 13:48:25)

坂口否。「 だっさ !! 」って。( ふはは、) ( すりりん、)   (2021/3/30 13:49:54)

ッはは、確かになあ。腹巻き巻いて格好良い奴なんてそうそう居ねえだろ。( けらら、) ( よしよし、)   (2021/3/30 13:53:46)

坂口だからせめて見えない様に巻けってんで、ほら。( べろん、と襯衣を捲り上げ腹巻きを見せる、) ( すり、)   (2021/3/30 13:56:37)

お、本当だ。( 彼の白い腹を隠す暖かそうな布地に眼を細める、) ( なで、)   (2021/3/30 14:00:40)

坂口太宰の奴こうしろこうしろって五月蝿くて。( けらけら、) ( すりるり、)   (2021/3/30 14:02:52)

ま、太宰の事だしな。外観は気にするだろ。( ふはっ、) ( わしわし、)   (2021/3/30 14:04:10)

坂口別に服の上からでも俺は気にしねえのに。( 仕舞い仕舞い、) ( すりりーっ、)   (2021/3/30 14:06:46)

御前が気にしなくても太宰は目敏く見てっから。( くふふ、)   (2021/3/30 14:09:44)

坂口まあな ~。三好にも怒られたし。( けらら、)   (2021/3/30 14:12:02)

世話焼かれ放題じゃねーか。( んはは、[   (2021/3/30 14:14:27)

坂口此方に檀が来てから口煩えのが増えた。( しれっ、)   (2021/3/30 14:16:53)

ンだと ~ 。( 頭ぐりぐり、)   (2021/3/30 14:19:47)

坂口いででで、( ぎゃ、)   (2021/3/30 14:20:04)

俺は御前等の為に心を鬼にしてだな ~ 。( 棒、) ( ぐりりり、r   (2021/3/30 14:21:52)

坂口いだ、普通に棒読みぃ"でで、( うぎゃ、) ( じたじた、)   (2021/3/30 14:23:12)

御前等はすーぐ不規則に生活乱しちまうんだから ~ 。其も良いけど偶には規則正しくだな ~ 。( 依然棒読み、) ( ぐりぐりり、)   (2021/3/30 14:24:25)

坂口いだい、いだいッ、( ぎゃー、) ( じたばた、)   (2021/3/30 14:25:25)

…。とまあ、こんな事をされたくなきゃだ。ちったあきちんと生活送れ。( ふは、) ( ぱっ、)   (2021/3/30 14:32:15)

坂口もうされてんだよ ~…。( 頭を抱え込み蹲る、) ( 涙目、)   (2021/3/30 14:33:40)

おいおい泣くなって。日本男児の名が泣くぜ? ( けらら、)   (2021/3/30 14:35:06)

坂口日本男児だろうが痛いもんは痛い!( あぅ、)   (2021/3/30 14:36:03)

そーかい。ま、こんなのどーって事無いだろ?タフさが売りの坂口安吾君。( 傍にしゃがみ込み、)   (2021/3/30 14:38:13)

坂口…。まあな!( ば、と上がる顔、)   (2021/3/30 14:41:00)

お。もしかして嘘泣きだったか? ( そ、と頭に宛てがう握り拳、) (、)   (2021/3/30 14:41:54)

坂口あ、当たり前だろう。( びた、と硬直、) (、)   (2021/3/30 14:43:19)

本当にか? ( じー、と見詰める琥珀と、顳顬に段々近付ける拳、) (、)   (2021/3/30 14:45:26)

坂口本当にだ!( き、と睨み気味に見詰め返すも小刻みに震える体躯、) (、)   (2021/3/30 14:47:42)

……。( んじー …、)   (2021/3/30 14:48:17)

(、)   (2021/3/30 14:48:19)

坂口……。( … ふい、) (、)   (2021/3/30 14:48:42)

……。まあ、そんなら良いや。( ぱっ、) (、)   (2021/3/30 14:51:38)

坂口助かった …。( ぽそ、) (、)   (2021/3/30 14:53:55)

ったく。…。ん? ( はふ、と息を吐いた時、窓から烏が入って来ると腕に止める、)   (2021/3/30 14:55:48)

坂口…。( 未だにじんわり響く痛みに頭を擦りつつ烏を見遣る、)   (2021/3/30 14:57:55)

…。ん。解った。( 烏越しに聞こえる声に頷けば、直ぐに解き放ち著書に召装を挟み込む、) 有碍書の任務が入ったみてえだ。来るか?   (2021/3/30 15:01:26)

坂口有碍書ね …。ま、どうせ暇だし行くか。( 漸く痛みが引けば、ふるん、と首を振り立ち上がる、)   (2021/3/30 15:02:33)

ん。( 少しばかり服装を整え、蒼の短髪を掻いてから部屋を彼と共に出る、)   (2021/3/30 15:08:06)

坂口…。( 挟み込む召装を選んで適当な頁に置いてから、とた、と彼の後ろを付いて行く、)   (2021/3/30 15:09:55)

…。( 人気疎らな廊下を進み軈て、地下に存在する有碍書隔離室から指定の有碍書を手に取る。其の儘地上に上がり居住区から離れた潜書室に辿り着くと、潜書装置に本を嵌め込み展開させる、)   (2021/3/30 15:13:56)

坂口…。俺達だけか。( 潜書室に入りはしたものの他に誰か居る気配も無く、ぱちん、と指鳴らしで指環を手に取り衣嚢へ突っ込み、本へと手の平を翳し意識を集中、)   (2021/3/30 15:16:40)

みてえだな。( 静けさに溺れる空間の中で、彼の呟きには何と無しに返答。彼と同様に手を翳し柔らかな発光体に目を向ける事暫く、周囲が白に染まり、直後には見慣れない光景を目前に収める事になった。目を何処に遣っても白く、まるっきり正方形の部屋に居た。目立った物も特に無く、白い扉と白い無地の看板、天井からぶら下がった小さな鳥籠の中に金色の鍵が入っているだけ。面妖且つ無機質な光景に顔を顰める、) 何だ此処。   (2021/3/30 15:22:17)

坂口…。?何処だ此処。( 目を開き見えた光景は兎に角 “ 白 ”。四方八方が白く平衡感覚すら奪いそうなのを、辛うじて影が繋ぎ留める様な退屈な世界に首を捻る。今迄見てきたのとはまるで別種。練習用の白い本が小さくなったようだ、なんて思考しては扉やら看板やらを覗き込みうろうろ、 )   (2021/3/30 15:25:47)

却説な …。そう云や此の本の題名も変だったぜ。日本語にしては文字列が変だけど、片仮名と漢字が混ざってんの。…。( うろうろと彷徨く彼を横目に、現状況を整理。潜書したのは間違い無く有碍書で、見る限り普通の白い文庫本だったのを追想する。唯一つ可笑しかったのは其の題名で、なんて推測を繰り広げている中でふと、無地だった看板に洋墨が染み込むかの如く文字が浮き出る。【 柏手を打つ 】【 60s/20d 】の文字に、ことん、と首が傾ぎつつ、   (2021/3/30 15:32:50)

坂口バグってね?亦変な所来ちまったな ~ 。( 全く現状が判らないとなると濃紺を掻き回すも、今の今迄何も書かれていなかった看板に文字が染み込み始める。何だ何だと見てみれば単調な言の葉が書かれているのみで、己も亦首を捻りつつも書いてある通りに二十回拍を鳴らす、)   (2021/3/30 15:36:01)

バグってんな。…。あいてっ、( 彼が大きな手を鳴らすのを横目で見つつに、付属したアルファベットの意味を探ろうとするも、不意に頭へ何か小さい物が落ちて来た事に因ってやむなく中止される。床に落ち掛けた其をキャッチし見てみると、先刻迄天井の鳥籠に入っていた金色の鍵で、はた、と思考を再開しては扉を見る、) …。開けろってか?   (2021/3/30 15:44:10)

坂口お、こうやって攻略してくのか。( 何やら彼の頭に何か落ちてきたらしい彼に、何かと思えば見えたのは小さな鍵。見上げてみれば鳥籠が開いており、成程、と頷けば有碍書無いにも関わらず楽し気に、)   (2021/3/30 15:47:55)

だろうな。落ちて来るなら予告とかして欲しいぜ、全く。( 扉を改めて見てみると、金色に縁取られた鍵穴が付属していた。嵌め込んで回してみれば鍵穴の在った場所にドアノブが出現し、彼の言葉へ溜息交じりに返答しつつ扉を開ける。扉の向こうは之亦真っ白の小部屋で、同様に看板と鳥籠と扉が設置されていた。扉を閉めて歩を進めるも、振り返った時には先刻までの間扉は完全消失。逃げられないか、と亦溜息を零しては看板を見、【 指を鳴らす 】【 15s/20d 】の文字に迷い無く其の通りに指を鳴らす、)   (2021/3/30 15:56:05)

坂口ツッコミ入れる所其処か?( 呆れ調子乍らも見当違いな台詞に呵々と笑っては彼に続き部屋を出るも、出た先も亦真っ白な部屋。元来た扉が消滅している奇っ怪さにも唸りつつ、今度は彼が行動を起こすのを隣で眺める、)   (2021/3/30 15:58:45)

おう。( 指を鳴らした後は予め一歩下がり、自由落下して来る鍵を片手でキャッチする。時間が経つのを忘れそうな無機質な空間は早々に見飽きるもので、扉に鍵を差し込み回せば手っ取り早く扉を開ける。次の部屋も亦白かったが、先刻とは打って変わって木製のテーブルが一つ。看板に染み出した文字は、【 テーブルを原型が無くなる迄壊す 】【 5m/25d 】と、)   (2021/3/30 16:02:52)

坂口…。ほーん、面白い指令だな。之こそ檀の出番だろう。( 指令をクリアしたのか亦もや降る鍵で、見えた扉の先は矢張り白。だが前のとは違い木製の家具が見え、現れた文字に口角が吊り上がる。何が目的かは解らないが今迄のよりは愉快な事になりそうだ、なんて呑気な思考、)   (2021/3/30 16:09:44)

テーブル勿体無くね?ま、やるけど。危ねえから退いてろ。( 彼の言葉に僅に眉を顰めるも、此処から出られなくなるのとテーブルを壊すのとでは価値が違うとして、彼に人払いの動作を贈るとテーブルの前に立つ。パキパキ、と指を鳴らしては握った拳を真っ直ぐ天板へ振り下ろし、其の儘テーブルが真っ二つに割れるのを見て次は脚を掴む。しなやかで優美な曲線を描く其のテーブルの脚を両手で掴み、バキ、と圧し折り、亦次に天板を、と繰り返す、)   (2021/3/30 16:15:07)

坂口ふはは。お見事。( 払う動作に頷き部屋の隅へ移動しては、見る見る内に破壊の限りを尽くされて行く哀れな木造製品を眺める。勿体無いとは口にはしても容赦が無いのがいっそ気分が良く、飛び散る木片が足元に転がるのを爪先で弄り乍らに完了を待つ、)   (2021/3/30 16:17:32)

…。っと。こんなモンか。( 折角綺麗に仕上げられ、真面に買えば数万円は下らない様な立派な机を自慢の腕っ節を振るって悉く粉砕する。脚も天板も折れに折れ、正に “ 原型が無くなった ” 辺りで、ちゃりん、と云う音と共に床へ鍵が転がる。膝を曲げて拾っては部屋の隅の彼へ「 行くぞ 」と呼び掛け、己はさっさと扉を開く、)   (2021/3/30 16:21:26)

坂口へいへい。( 見るも無惨に木片の塊と化した家具の成れの果てへ、戯れに手を合わせているも彼は足早に次へと行って仕舞う。軽い返答をかましては己も小走りに近寄れば次の部屋を覗き込む、)   (2021/3/30 16:26:51)

ん。( 彼が入室したのを確認してから扉を閉じ、次の部屋を覗き込む。変わらず真っ白だが矢張り何かしら物体が部屋の中心に座しており、今回の場合は、碧色の円な瞳と輝かしい金色の長髪が可憐で、レースが彼方此方にあしらわれたドレスを身に纏った仏蘭西人形だった。看板の指令は【 人形の頭を割る 】【 2m/30d 】、)   (2021/3/30 16:33:06)

坂口何か出てくる様になったな。( 今度は白い部屋に愛らしい人形がぽつんと座っていた。滲み出てくる文字を読んでは、却説今度は、とばかりに青い宝石が宿る指環を嵌めては何の躊躇いも無く人形の眉間目掛けて銃弾を撃ち込む、)   (2021/3/30 16:36:06)

そうだな。…。( 年季の入った人形らしく、ドレスには御丁寧に持ち主の名前らしきもの迄記されていた。但し其の字も複雑に化けて読む事が出来ず、そうこうしている間に銃声と人形の頭が割れた音が響く。何ら感傷も無い儘に鍵をキャッチすると、下に向いた時に人形の頭の中から臓物らしきものが滲み出ているのを目視して眉を顰める、) 何だ此の悪趣味な仕掛け。   (2021/3/30 16:42:30)

坂口罪悪感でも煽ろうとしてんのかね。ま、次行こうぜ次。( 確かな手応えは有りはしたものの空いた穴から滲み出る赤に、あからさまに眉根は寄せるも其の程度。特段動揺もせずに隻手を振れば鍵を手に取った彼へと催促の上記、)   (2021/3/30 16:45:09)

はいはい。( 彼の急かす言葉に右記を返しつつ、毎度の如く鍵を差し込み回して出現したドアノブを掴み扉を開ける。好い加減飽きて来た、と思えども遂行する他に浄化の方法が無いので有ればと早々に諦観し、彼と共に入室する。然し次に見えた光景にとんと驚かされた。白い部屋の中心には無機物では無く、明らかに生命体が佇んでいたのだ。未だ生まれて間も無い様な赤ん坊だった。元気一杯に空間へ泣き声を放り、未だ清純な涙の粒で体を纏う布を濡らしている。看板には、【 対象:蝮ょ哨邯ア逕キ を回収し次へ進む 】とだけ記載されていた、)   (2021/3/30 16:59:10)

坂口うおッ、何だ赤ん坊か?( 扉が開くなり鼓膜を劈いた元気の好い泣き声に反射的に耳を塞ぐも、見えたのは生後間も無い赤子。今迄とは亦違った現象に瞬きをし、一先ずはと看板を見るも一部文字化けしている。何なのか、と眉根が寄るも思考の隙間を縫う様な泣声が堪らず、両腕で抱き上げては小さな背中を緩く叩きあやす、)   (2021/3/30 17:03:18)

…。お。( 白い布にでさえ “ 蝮ょ哨邯ア逕キ ” と記されているのを見るも、其は到底人間に読めない様な文字列で。偶に悪巫山戯で此方の坂口安吾が変な言葉を喋っていたのを遠くに思い出す中、赤ん坊が彼の腕に因って抱き上げられる。すると赤ん坊は直ぐに泣き止み、其の余りに幼いぷくぷくした顔を笑顔に変えて彼へ小さな手を伸ばした。まるでずっと会いたかったとでも言う様に。赤ん坊の笑い声が壁に反射し空間を埋めたのと、鍵を片手で受け止めたのは同時、)   (2021/3/30 17:08:13)

坂口お、ッはは。懐こいじゃねえか。( 何れ程で泣き止んで呉れるだろうか、と思案する間も無く赤ん坊は喧しい泣き声を止める。かと思えば健康的に膨れた顔で朗かに笑い掛け、此方に手を伸ばして来ると迄来た。何だか見覚えが有る気がする、なんて思いはすれども状況を考え思考外に置いては彼を見遣っては、次開けろ、とアイコンタクト、)   (2021/3/30 17:11:36)

御前の事が好きなのかもな? … ん。( 濃紺の癖っ毛の端を掴み、きゃっきゃ、と笑う赤ん坊。頬を薄く赤に彩るのは嬉々からか、と潜書中にも関わらず微笑ましさを覚え頬を緩める中で、彼の目線が己を射ると小さく頷く。鍵を差し込み回して扉を開け、彼と赤ん坊が共に次の部屋へ入室したのを見ては扉を閉める。次の部屋は何やら部屋の中心に大きな硝子製の水槽が有り、直ぐ傍には看板と大きな寿司桶が一つ。看板に滲み出た文字は何とも非人道的で、同時に記された名前にも目を見開いた、) …。【 対象:坂口綱男を桶の中に入れて水槽に浮かべ放置、次の部屋へ 】… ?   (2021/3/30 17:22:11)

坂口いで、ちょ、掴むな掴むな。( ぎゅぃ、と髪が引っ張られ、痛みに呻くも相手が幼児ともなれば流石に振り払えない。況してや敵意が見当たらない以上攻撃に転じる理由も無く、髪を握られているが故に自然と前傾姿勢になりつつも彼の後に続き部屋を出る。矢張り四方八方が白く、好い加減気が狂いそうだ、なんて内心軽口を叩くも看板の文字に紺碧が丸まる。坂口綱男、忘れもしない己の息子の名。そう云う事か、と理解すれば思わず舌打ち。幾ら有碍書内とは言え非道な事を要求するものだ、とは思ったのみ。赤ん坊を抱き直せば桶に置き、桶ごと水槽へと持って行く、)   (2021/3/30 17:27:52)

綱男って、…。( 水面は照明を反射し、白い壁に爽やかな水色を映す。要求が要求で無ければ見惚れていたものを、彼の息子の名前が出て来た事で驚愕に琥珀は彼を見る。未だ存命だった筈だが、なんて内心。寿司桶の中に入れられた赤子は見る見る内に顔を歪ませ、先刻の様に両手を上げて泣き叫び出す。行かないで、と。放って行かないで、見捨てないで、と懇願し叫ぶ様に。幾ら偽物だと云え忠実に再現された “ 坂口綱男 ” は、父の顔だけを見て懸命に腕を伸ばすのみ、)   (2021/3/30 17:34:18)

坂口……。( 之は偽物、有碍書が作り出した只の幻の様なものだと解っても尚、一度理解してしまうと其処から崩壊が始まる。唯でさえ気の狂いそうな空間内で己に向かう数少ない意思の持つ視線。かたかた、と桶を持つ手が震えるも、生唾を飲み下し桶を水槽に浮かべる、)   (2021/3/30 17:39:20)

……。( 赤ん坊の悲痛な泣き声が空間を揺らしている。偽物にしても、彼の腕に抱えられた彼の息子は確かに、彼に置いて行かれている。其も随分早く、彼の顔すら覚えられない内に。ならば今此処で決して会える筈の無い死した父親に会えたのは奇跡と云うもので、亦放って行かれるとなると泣きたくなるのも解る。赤子は桶と共に水槽の上へ浮かべられると瞬く間に五歳程の幼児に成長し、落ちない様に桶の端に掴まると彼を見上げる。然し水槽は其の儘上から蓋をされ、勢いで子供は水の中に落ち、胸迄水に浸された状態で水槽の中に立った。ドンドン、と硝子の壁を叩いて彼を見上げ、懸命に「 お父さん! 」と叫ぶ姿は最早見ていられなかった、)   (2021/3/30 17:49:02)

坂口…、……。( 水槽に浮かべるや否や瞬く間に大きくなった、息子の見た目をした別物。急成長の御陰で変に理性的になったものの、水槽に蓋が施されて仕舞えば軈て聞こえる声に耳を塞ぐ。見る事の叶わなかった、成長した姿。嗚呼悪趣味極まりない!なんて頭の中で叫んだ所で何も変わらず、ぎゅ、と両目を固く瞑れば能力を発動。すう、と透明化すれば扉の前迄歩み行く、)   (2021/3/30 17:54:36)

ッ …、…。( 透明の匣の中、冷たいだろう水に躯を浸して父を呼ぶ姿に己は胸元を握り締める。どれだけ抱き締めて貰いたかったか。どれだけ頭を撫でて貰いたかったか。想像を絶する感情に息が詰まる思いで床に落ちた鍵を拾った時、背後の叫び声が唐突に止んだ。ハッとして振り返ると子供の姿は無く、水槽の中は真っ赤に満たされ、部屋の中は鉄錆の匂いで満ちていた。水槽の底に語魂が浮かんでいる。回収する気も起こらずに奥歯を噛み締めると、ガチャ、と扉を開き次の部屋へ、)   (2021/3/30 18:00:16)

坂口…!!( 突如として叫声が止まった。行き成りの事に思わず、振り向いて仕舞った。先刻の水槽は赤く不透明な液体で満ちていた。虚しく揺れる桶の下、沈む語魂と、ぎょろり、と浮かぶ目玉と視線が合った幻覚を見る。心が揺れた自覚から咄嗟に能力を解除すれば、生前にも経験した様な被害妄想染みた感覚に内心嘲笑しつつも、己も足早に次の部屋へ急ぐ、)   (2021/3/30 18:10:20)

…。……。( ふと真隣に彼が出現する。能力を使っていたのか、と思考するのは心の端で、唯脳に根強く色濃く遺るのは彼に良く似た子供の発する叫声だった。此の有碍書の演出で有る事も、実際に彼の息子が死んでいない事も解っている。けれども余りにリアル過ぎた。はー、と息を吐いては彼に話し掛けられぬ儘、目の前の看板を見る。【 手を繋ぐ 】【 30s/10d 】の字に少しばかり躊躇するも、隣で佇む彼の手をそっと取っては指を絡め、軈て確りと握る。かちゃん、と落ちた鍵を拾っては鍵穴に差し込み、)   (2021/3/30 18:15:19)

坂口…。( 何れだけ幻覚だと自らに言い聞かせても、何れだけ現実を思い返し精神安定を図っても、延々と続く白い部屋は精神を削るには充分過ぎた。消耗している自認から緩く首を振り、ぐしゃり、と自らの前髪を掴み唸るを繰り返す最中、不意に彼が手を繋いで来る。何かと思えば看板の指令で、自棄に生温いものに息を吐けば手を握り返した儘に無言で付いて歩く、)   (2021/3/30 18:19:15)

…。( 目の前で息子を、意志を持った状態で自らを父と認識し叫んでいた実の息子を置き去りにした彼の感情を偲び、ぎゅ、と手を確り握り遣る。微かに震えているのを感覚で知った時には次の部屋に足を踏み入れていて、壁に掛けられた看板には【 傍観 】【 20d 】の二つの文字列が記されていた。何を、と目を向けた時、不意に目前へ硝子の壁が立ちはだかる。琥珀を見開くと其処は幾分か大きな部屋らしく、壁で隔てられた其の先の天井に両腕を拘束されぶら下がっている、盟友 __ 太宰治の姿を見る。足元には見た事も無い化け物が大剣を持って佇んでいる。傍観とは之か、と瞬時に理解しては思わず、) 太宰!!   (2021/3/30 18:28:44)

坂口…。だ、ざい、( 彼の存在を如何にかの繋ぎとして保つ中、看板の文字と目の前の硝子、其の向こうに居る親友と化物を見る。ぽつ、と口遊んだのは其の名前。同じ姿形をした別物を実験に掛けている図書館の文豪とは言えども、先刻大きく揺すぶられた頭では正しい判断も儘成らず、ふら、と硝子の方へと進む足、)   (2021/3/30 18:33:53)

太宰、太宰!! ( 此方に気付いたらしい赤髪の友が「 助けて 」と叫ぶ様子に、硝子を割ろうと拳を壁に打ち付ける。然し割る事は出来ず、其の行動と同時に内臓へ刹那の強い痺れが走った。気付いた時には、ごぼ、と血を吐き、彼の手を握った儘硝子の壁を赤で彩る。衣嚢から取り出した侵蝕計測器で確認するとメーターの目盛りが二十減っており、指令に反すると罰則を喰らう事と、看板に記された【 20d 】の意味を知る。どれだけ叫んでも声を掛けても許可されるが、化け物の行動を阻害したり、其の光景から目を離してはならない。なんて仮定を付けては胸元を握りつつに彼へと、) 安吾 … ッ、違う! あれは太宰じゃ、無い!太宰の形をした別物だ!!   (2021/3/30 18:42:06)

坂口太宰、だざい、( 譫言の様に友の名を繰り返し呟いては、繋いでいた手を離し著書から変換した苦無を硝子へ打ち込む。だが突き刺さる所か傷一つ付かず、代わりの様に躯の内側に激痛が走る。ごふ、と咳と共に飛び出たのは夥しい量の赤で、瞠目はすれども其の程度。あの時死なせて仕舞った友が、己等の名を呼び助けを求めている。擦り切れた思考の認識は其ばかりで、ふら、とふらつきはしたものの硝子を砕くべくもう一度苦無を振り上げる。隣で叫ぶ彼の声も聞こえない儘に、)   (2021/3/30 18:49:09)

安吾 … ッ !! ( 化け物は大剣を振り翳し、盟友の両脚を斬る。響く絶叫と繰り広げられる夢幻の現実に歯軋りする中で、隣の彼も同じ事をしているのを見る。友を助けんと苦無を振るっていたのだ。思わず瞠目しては第二投に及ぶ前に彼の体躯を抱擁し、苦無の刃を諸に肩へ受ける。更に其処に加わる罰則で亦血を吐くも、己も能力を発動。ば、と手を硝子の壁の方へ突き出せば己の手から植物を生やし、琥珀色の花を咲かせる。花の全ては己の目と繋がっている為、之で【 傍観 】の判定になると踏んだ上での行動だった。空いた隻手で彼の背を緩く叩き、吐血に咳き込みつつ笑みを繕う、) 安吾、… 大丈夫だ。… 太宰は、俺等の図書館に居るじゃねえか。死にゃしねーよ。大丈夫。大丈夫。之は夢だ。目を逸らすな、安吾。大丈夫だから、俺が居るから。   (2021/3/30 18:58:21)

坂口…。… だ、ん。( 無我夢中で突き立てた刃は何か柔らかいものを突き刺した。は、と気付き視線を移せば彼が己の体躯を抱擁しており、慌てて武器を著書へ還しては抱き留める。視線が完全に逸れた事で罰として侵蝕が起こり、亦血を吐くも正気に戻れば彼の言葉に頷く。けほ、こほ、と空咳を繰り返しつつも目の前の光景に諦観すれば、ぼう、と眺めるのみになる、)   (2021/3/30 19:03:45)

おう、… 檀。檀一雄。御前の親友だ。( 肩を貫いていた刃が退くと細く息を吐き、軈て叫声も聞こえなくなると硝子の壁も消失する。凭れ掛かっていた為に体勢を崩しそうになるもギリギリで耐え、抱擁を解きつつ琥珀の花を枯らせては背後に向き直る。真っ赤で大きな林檎の傍に置いてある鍵と文魂を拾えば、彼へと林檎を差し出し「 食っとけ 」と微笑。彼の手を取ると其の儘次の部屋へ移動せんと歩を進める、)   (2021/3/30 19:12:57)

坂口…。ん。( 友の体躯が血肉の塊と化し、叫び声も聞こえなくなった頃に硝子が消え失せる。赤髪の友の代わりとばかりに置かれた林檎が差し出され、こく、と頷き一口囓る。しゃく、しゃり、と瑞々しい果実を歯で削ると血で汚れた咥内が洗い流される様で、半分食べて残りは無言で差し出すと先刻よりは確りとした足取りで彼の後を追う、)   (2021/3/30 19:20:12)

おしらせ滞在時間が360分を超えたため、さんが自動退室しました。  (2021/3/30 19:21:51)

おしらせ滞在時間が360分を超えたため、坂口さんが自動退室しました。  (2021/3/30 19:39:14)

おしらせさんが入室しました♪  (2021/3/30 19:39:44)

… ん。( 鍵を鍵穴に差し込みドアノブに手を掛けた時、ふと彼から林檎が半分差し出される。ふらつきつつに受け取ると林檎を同様に食み、彼と共に次の部屋へ進む。目の前に広がったのは珍しく白色では無く、一面コンクリート張りの四角い小さな部屋だった。向こうには白い扉が座している他に、部屋の中心にキングサイズのベッド、周囲にモダンなインテリアが飾られており、狂気に歪んだ精神を少しでも矯正する様。一番驚いたのが入室した時に侵蝕の一切が躯から消えている事で、はふ、と息を吐いては伸びをする。指令は【 ベッドに二人で寝転ぶ 】【 60s/25d 】と、)   (2021/3/30 19:47:23)

おしらせ坂口さんが入室しました♪  (2021/3/30 19:51:50)

坂口…。ん。?( 今度は一体何が、と半分諦めに室内を見るも、今度の部屋は白くは無かった。打ちっぱなしの壁が冷たい乍らも未だ現実味の有る壁に、インテリアの中心にでかでかと居座るベッドが見える。其の瞬間、内臓を苛んでいた侵蝕が失せていた事に気付き、気持ち悪い、なんて内心呟くも指令の内容は好都合で、サイドテーブルに色眼鏡を置いてはベッドの上に身を投げ出す、)   (2021/3/30 19:55:09)

ベッドに寝転べ、か …。( 彼よりワンテンポ遅れて状況を把握すると大きく伸びをし、彼の隣にそっと寝転んでは先刻迄痛んでいた肩を摩る。面白い程に無傷なのが逆に感情を取り戻す様で、鍵は、と天井を寝転んだ儘に見上げるも鍵は落ちて来ない。内心首を傾げるも軈て、天井から板がぶら下がる。文字が染み出して来る事から指令かと納得し、内容を見ると思わず硬直、)   (2021/3/30 20:01:56)

坂口…。( 憔悴した頭は有碍書の中だろうが容赦無く思考を奪う。柔らかく程好く躯を包み込んで呉れる布団に躯が埋まる儘、ぼやけた視界が段々暗転しては瞼も敢え無く落ちる。ぶら下がった板の存在に気付かず、精神的ダメージから微かに眉根が寄った儘、)   (2021/3/30 20:05:15)

……。ど、如何しよう …。( 与えられた指令は思っても見ない事だった故に硬直し、隣で彼が眠り出したのを見ては焦燥を小さく声に出して表す。__【 四回性交に及ぶ 】【 2h/60d 】と。此処に来て巫山戯ているのかと板を三度見程したが結果は変わらずで。四回。其も彼と。罰則は六十の侵蝕と来た。やらなければ重傷を負うが内心何よりやりたくない。はー、と盛大に溜息を吐いてはやや混乱しつつ、) に、2hってあれだよな、時間制限の事だよな屹度。hだからhourで、二時間、って事か?二時間以内にヤらないと、え、でも安吾寝てるし、   (2021/3/30 20:12:58)

坂口ゔ、ぅ"ん …。( 精神的に疲弊し切った中での夢路が良いものな筈も無く、黒いタールの中で溺れる様なドス黒い悪夢に魘され、現実でも喉奥で唸り縮こまる。汗ばんだ手で、ぎゅぅ、とシーツを握り締めては眉間に皺を寄せ、隣の彼が何を見ているか等知る由も無く凶夢を踠く、)   (2021/3/30 20:19:00)

……。兎も角二時間しか無いなら、急がねえと。( 隣で呻く彼と看板を交互に見つつ、壁に掛けられた時計を見て暫くの後決心する。時計は狂い、秒針が五つも在り、数字も十三だの十四だの狂っているが分数秒数はきちんと計る様で。再び溜息を吐き散らかしては彼の肩に手を置き、ゆさゆさ、と揺さぶる、)   (2021/3/30 20:32:13)

坂口ぅ" …、ッ !! ( 首が絞められているかの如く息が苦しい。かは、と時折拙い呼吸音を鳴らしては自らの胸元を握り締めた時、不意の外部からの刺激を引き金に覚醒。見えたのは灰色の天井と彼の輪郭で、は、は、と荒い呼吸を繰り返してはすっかり弱った目でぼんやりと彼へと視線を移す、) …。俺 …。寝てた、のか。   (2021/3/30 20:35:54)

…。おう。寝てた。( 彼に掛ける目線はやや火照り、羞恥と微かな期待に揺れる。彼に散々惚れ込んだ己だ。もしかしたら、万が一、なんて推測を脳に並べる中で彼が覚醒すると率直に頷き、弱り果てた目線を見れば決意も揺らぎつつだが彼へと色眼鏡を掛ける。其の上で看板の文字を見せて遣り、) …。何方が下になる、?   (2021/3/30 20:41:20)

坂口…、そ、か。夢か …。( 悪酔いにも似た感覚に緩慢と瞬きをする視界に、彼が眼鏡を掛け直させて呉れると視界がクリアになる。酷い夢を見た、なんて思いつつ彼の誘導で看板の文字を見上げれば微かに瞠目。性交、の二文字に今度は別の意味で混乱しては完全に硬直、)   (2021/3/30 20:45:44)

……。如何、する。( 彼に惚れた日の事を思い出し、彼にも言えない記憶で脳が一杯になっては神経は熱を持つ。口が裂けても之だけは言いたくない。あわよくば、運が良ければ、万が一でも良いから、彼に抱かれたい。等。兎も角彼の意見を聞いてみないと話は進まないとして彼の方を見上げては再度の短い言霊、)   (2021/3/30 20:48:29)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、坂口さんが自動退室しました。  (2021/3/30 21:08:23)

おしらせ坂口さんが入室しました♪  (2021/3/30 21:19:25)

坂口…。あんたは、抱かれたいんだったか。( 認識する視界の中で紅潮しているらしいのを見ては軈て、追憶する記憶から呟きが落ちる。諦めが悪い事此の上無いのに加え、此の状況下で自らの欲を顔に描くのが堪らなく面白く、くくっ、と喉奥を鳴らし笑えば細まる紺碧、) 唯、此の儘抱くのもあんたの手の平に転がされた様で真っ平御免だ。賭けをしようぜ、檀。   (2021/3/30 21:23:17)

…。賭け?嗚呼、構わねえけど。( 有碍書の中でこうして彼と予期せぬ形で、本来ならば避けたかったのがこうなって仕舞って。身勝手に火照る思考がうざったく首を振る中で、不意に彼から掛かる言葉に緩慢と瞬き。肩の力を抜いてはやや困惑しつつに、何だ、とばかりに首を傾ぐ、)   (2021/3/30 21:27:54)

坂口あんたにとっちゃ願っても無い事態だ。俺はあんたを抱いてやっても良いが、其じゃ俺は悪夢を見て迄あんたの思うが儘になったみたいだろう。( ベッドの上で胡座をかけば、先ず紡ぐのは持論。未だに頭の端をちらつく残滓達に弱りつつも払う様に態とらしく笑っては、ぱちん、と指鳴らしで六面体賽子を現させる、) 何方が下かは此奴で決めよう。引くけりゃ下。単純だ。   (2021/3/30 21:38:32)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、さんが自動退室しました。  (2021/3/30 21:48:42)

おしらせさんが入室しました♪  (2021/3/30 21:49:29)

…。まあ、確かに。其じゃ理不尽だよな。( 彼が胡座を掻き並べ立てるのは彼ならではの持論で、成程、と何回も頷いては彼の手に現れ出た六面の賽子を見る。赤い一つの点を見つつに先ず己がと手に取ると、ぽい、と放ってみせる、)   (2021/3/30 21:52:36)

1d6 → (1) = 1  (2021/3/30 21:52:50)

坂口…。く、ははは!其処迄して抱かれたいか!( 理解したらしい彼が素直に賽子を転がす、其の面を見れば真逆の見間違え様の無い赤丸が上になる。余りの可笑しさに声を上げて笑って仕舞えば自らの膝を叩き、笑いも収まらない内に己も賽子を手に取り雑に投げる、)   (2021/3/30 21:55:40)

坂口1d6 → (1) = 1  (2021/3/30 21:55:43)

否、… !? ( 転がしてみると見えたのは赤丸で、最低値か、なんて内心安堵半分驚愕半分に笑う彼を見る。だが彼も賽子を振りシーツの上に転がした末の数値が己と全く同一なのだから思わず琥珀を見開き、ぴた、と硬直する、)   (2021/3/30 21:59:09)

坂口こ、こんな事有るか …!もう一回。もう一回だ、檀。( 有碍書の中だと言うに笑いが収まらない。驚愕を可笑しさが塗り替えれば悪夢も忽ち吹き飛ぶ様で、げらげら、と笑いつつに先に賽子を手に取り放る、)   (2021/3/30 22:02:03)

坂口1d6 → (5) = 5  (2021/3/30 22:02:06)

お、おう。( 彼としては酷く可笑しいのだろうが己は驚愕一色で、下品に笑う彼を見た次に彼の数値を見る。丸五つが目に入れば己も亦賽子を振ってみていざ運試し、)   (2021/3/30 22:04:58)

1d6 → (4) = 4  (2021/3/30 22:05:03)

坂口はー…。あーあ、結局こうなるか。否。面白いもん見たし良いか。( 己がそこそこ大きな数字を出した時点で見えてはいたが、なんて内心。深く息を吐き出し大きく伸び。心身共に酷く疲れたが保つだろうか、なんて戯れ言を内心、) 此処ってゴムの類だとかは無いのかね。   (2021/3/30 22:08:02)

んだよ其。…。ん。嗚呼ゴムか。一寸探して来る。( 己の振った賽子が四を示す。己の方が低い、と思えども先刻の驚愕の所為でやや頬が赤く染まる程度に留まり、次ぐ彼の声には周囲を見渡した上で立ち上がる。彼が此処迄の道程で可也消耗している故に少しは楽をさせてやりたい、なんて思考から、周囲の箪笥やらクローゼットやらを漁って調べている中で、) お、在った在った。御丁寧に潤滑油も在るぞ。   (2021/3/30 22:14:06)

坂口そりゃ都合の良いこった。…。はあ。最悪だな、ほんと。( 己が口にするなり家具達を漁り出した彼からの報告に、から、と一笑しては上記を呟く。何が悲しくて友人、然も男なぞを抱かねばならないのか。現状を目の当たりにしても面白い程に湧かない情慾に内心苦笑しては、一先ずと外套を脱ぎ始める、)   (2021/3/30 22:17:30)

俺かて出来る事なら避けたかったんだけど。( きっちり四回分、四個の避妊具と如何わしい見た目の潤滑油を手に彼の元へ戻って来る。其等をサイドテーブルに置いた上で、彼の笑みつつの言葉には己も口を尖らせて返答する。恋人同士なら未だしも其未満、然も振られた末のギリギリの関係性の彼と如何してまぐわわなければならないのだ。抱かれたいのも願望だけだったと云うのに。だが現実を目の当たりにしても然して絶望していないのも己で、はー、と息を吐いてはベッドに座った上で腰回りの装飾から取り外し出す、)   (2021/3/30 22:23:46)

坂口の、割りには頬赤らめて乗り気じゃねえか。( 全く以て誰かを抱く気分では無い所か肉欲の気も皆無な此の状況。上半身を襯衣にしては下半身の装飾類も外し、思考すればする程に頭の裏側をちらつく惨劇に蒼玉は窄まる。此処は己の悪夢だろうか、なんて思えば舌打ちすら飛び出る程、)   (2021/3/30 22:27:54)

うるせーな。( 腰回りの装飾を取り払っては外套に手を掛け、セーター、インナーと順繰りに脱いで行く。確かに彼の事は恋愛対象として見ているし、先述した通り己に此の状況への性的興奮や期待が無い訳では決して無い。けれども相手が、彼が己に対して全くそんな気を持ち合わせていないからこそ気不味い地獄になりそうだから堪らない。愛情の無い性行為等最早強姦なのでは無いかと内心、ズボンに手を掛けては何ら躊躇無く脱いで行く、)   (2021/3/30 22:32:41)

坂口矢っ張り、否定はしないんだな。( 彼も亦嫌がっていたならば己の気の持ち様も変わっていたかも知れない。心中に呟けば上記と共に苦笑を落とし、己も亦ドックタグを残して全裸体になる。頭で渦巻く黒い淀みを振り払うべく何度も首を振っては彼が全て脱ぎ終えるのを待つ、)   (2021/3/30 22:39:46)

…。うるせー。( 目の前の彼の裸体等見慣れているにも関わらず、心中の何処かで諦め悪く蔓延る期待が心臓を突くので、ふい、と顔を逸らしては下履きも脱ぎ全裸体になる。寸時の後に腹を決めると彼の方に向き直り、ぽすん、とベッドに寝そべると誤魔化しの為にイヤーカフを弄りつつに、) てか、制限時間在るらしいぜ。二時間。   (2021/3/30 22:44:51)

坂口二時間で四回?莫迦としか思えねえな …。ま、ヤるか。俺にも帰る場所が在るもんで。( ベッドへ寝転がった彼の近く迄寄り、腹筋の上で馬乗りになれば何やら期待している様子に眉根が寄る。胸の奥底に巣食う悪い感覚から溜め息を吐けば、テーブルに在る潤滑油を自らの左手に滴し乍ら、) 之が終わったら絶交な。   (2021/3/30 22:48:05)

俺にも有るっての。…。……。( 愈々か、なんて思うと彼の心情等いざ知らず心臓は高鳴る。男となんざ初めてだが彼ならば、なんて頬に熱が募る中で、不意に告げられた宣告に琥珀は窄まる。其から目の前は白黒に転調した様で、己の心音や呼吸音が酷く煩く感じた。絶交?之が最後?見え透く未来に黒いものがせぐり上げるも顔は笑顔を作り、に、と微笑むと強がりの台詞、) __ おう。構いやしねーよ。御前は御前の大切な奴と堕落してろ。   (2021/3/30 22:54:58)

坂口…。ん。( 嗚呼、其の表情だ。此の状況下、生きるか死ぬかを強制的な性行為に委ねられているにも関わらず、恋い焦がれた人に抱かれる事ばかりを考え雌の表情をする其の表情。己が告げた台詞で僅に理性的になったらしいが、なんて思考が酷く冷えつつも返答に一音で応え、滑る中指で彼の秘孔を掘り始める、)   (2021/3/30 22:59:57)

ん、… ッぅ、( 一夜限りの関係とは此の事を言うのだろうか。今迄ずっと仲良くして来たのが、此の行為一つで真っ暗闇に断たれるとは。こんな事なら望まなければ良かった。こんな事なら打ち捨てておけば良かった。なんて唯、後悔に思考を回す中で整える微笑はらしく無く慾に塗れた様に見せ掛けて。彼は腹立っているだろうか。其とも己に興味でも示して呉れたのか。知る余地も無く、角張った中指が後孔を弄り出すと未知の感覚から僅に呻く、)   (2021/3/30 23:04:06)

坂口…。( 指を動かす度に厭らしい音が静寂に木霊する。本来ならば欲情の一つでもしそうなものを、今は魘された残り香と彼への苛立ちが阻害する。気持ち悪い。こんな状況で未だ性慾を持て余せるのか。まるで異生物でも相手にしている心地で、或る程度動き易くなったのを感じては薬指も射し込む、)   (2021/3/30 23:08:00)

ッぁ、…、…。( 彼からの愛撫を受ける中で回すのは唯々後悔。あの時胸の内を明かさなければ此処迄寒がらずに済んだのか。あの時恋情なぞ抱かなければこんな冷たい感情で身を打たなくて済んだのか。そんな思考の中で有ろう事か、彼の目を。明らかに嫌悪感を含んだ下らなさそうな薄花色を見て仕舞った。其処で確信した。矢張り気持ち悪い程彼に執着し、有る筈も無い感情を願い、彼が己と距離を取る要因になって仕舞ったのは。己なのだと。琥珀を見開き陰る紺碧を見詰める事軈て、身を捩り感じた振りをしてうつ伏せになる。枕に顔を埋めては両目を固く瞑り、シーツを握って、夢なら覚めて呉れ、なんてか細く弱々しく呟く。失恋の味は苦いし、痛いし、寒い。漸く思い知った。届く筈も無かった、最初から無謀だった理想の高い恋が、ガラ、と音を立てて崩れて行くのを聞いた、)   (2021/3/30 23:18:22)

坂口…、…。はは。( 妙な温度ばかりが立ち込める空間の中、不意に彼と目が合った。己の顔を見て何か驚愕したか絶望したかした様な表情だと頭は認識する。勝手に失望されるなんざ何時振りだろうか、と一周して可笑しくなれば乾いた笑声が転がり、ぐり、と内壁を抉る。二本の指で押し広げ、せめて痛みは少ない様に、と捩れた気遣いを掛けては指を引き抜く。潤滑油と体液が混じった液体をシーツで雑に拭えば徐に膝立ちになり、ズボンから自身を取り出し適当に扱き勃たせてからゴムを装着。ぐい、と彼の腰を上げさせてから改めて自身と秘孔へ潤滑油を注ぎ、ずり、と侵入を開始する、)   (2021/3/30 23:25:23)

ッは、ぁ … や、( 此処迄気不味いと最早回りに回って可笑しくなり、目の縁から滲む液体に知らん振りをしては横目で彼を見る。見えたのは渇いた笑顔で、矢張り性慾なんぞは湧いていない、と内心。冷えた空っぽの行為は己にとっては毒で、傷を癒すもので、然し矢っ張り毒だった。痛い。寂しい。虚しい。寒い。此方も、はは、と乾いた笑声で返せば侵入し出した巨躯にシーツを握り締め、僅な痛みと落涙を耐え凌ぐ。こんなに辛いなら早く終わって呉れ、なんて内心、)   (2021/3/30 23:32:28)

坂口… ッ、…、( 解しも程々程度ではキツい内壁は苦しいもの。抑男を抱く時の彼是なぞ全く知らない身で、圧迫感から奥歯を噛み締めつつも緩慢と腰は進む。苦痛と、気分の悪さと、憂鬱。転生して生きてきた中でも1、2を争う最悪な時間に表情も険しくなるも、全て埋まり切ったのと先端が奥を叩いた感触を得たのはほぼ同時、)   (2021/3/30 23:37:02)

ッぐ … ! ( ゴツ、と奥を叩いたモノの感覚を知ると流石に身震いするもので、は、は、と荒っぽく息を吐き捨てつつに気分の悪さから胃がゴロゴロし掛けるのを抑える。彼には好意が無いどころか己に気味の悪さを抱いたと云うのに、己は未だ彼が好きで。彼を心の何処かで愛おしく思っていた。絶交するのだから、もう想いを伝えられる事も無くなる。全部消えて無くなる。じわ、と視界が水彩化する中でふと、枕元に在った小さな赤い釦に視線が行く。こんなもの在っただろうか、なんて内心、徐に手を伸ばし指先で押してみると、サイドテーブルに何時の間にか置かれた指令の記された紙が変化した。【 一回性交に及ぶ 】【 1h/60d 】と、幾らか軽減されたらしい。は、と目を見開いては唯々小さく、) 救、済 … 措置 … ?   (2021/3/30 23:48:21)

坂口ッ、は ー…、( 御互い気持ち良さの欠片も無い性行為は全く以て生産性の欠片も無く、慣れてきた頃合いに深々と息を吐いた後動こうとした所で彼の手が動く。反射的に其方を見れば何時の間にか紙が置かれており、己も亦覗き込み見れば緩慢と瞬きをし、ずる、と腰を引き乍ら、) 一回で、済むなら … ッ、あんたには残念か?   (2021/3/30 23:54:36)

ッ、ぁあ …。…。否 … 残念じゃ、ねーよ。案外 …。( 痛みと圧迫感に胃が膨らむも不意に彼から言霊を掛けられては内壁も僅に締まり、ふ、と汗だくの儘に笑むと緩く首を振る。四回も続けてなるものか。続けて仕舞ったら、其こそ気不味さで頭が可笑しくなる。気持ち良さでは無く圧迫感を軽減する為に息を吹き鳴らしつつ、水彩に滲む視界で濃紺を捉える、) 俺、は …。今、之だけで … 腹一杯、だから …。もう、一回で済むなら、其で良い、もう良いから …。… もう良い …。 はやく …、   (2021/3/31 00:04:27)

坂口…。そー、かよ、( 不意の内壁の収縮に息が詰まるも、次に聞こえた懇願の言葉に紺碧は緩く伏せる。望まれて、かと思えば拒絶が返る。絶交宣言したのは丁度良かったらしい、なんて思考しては上記を返し、半分程引き抜いた自身を亦ゆっくりと埋め込む。後頭部を突く痛みに眉根が寄りつつも抽挿を繰り返し、段々と楽になれば動きを速めて行く、)   (2021/3/31 00:09:42)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、さんが自動退室しました。  (2021/3/31 00:26:47)

おしらせさんが入室しました♪  (2021/3/31 01:04:20)

ッひ、ぁ''あ … ッ、( 之が失恋と云うものならば、冷たい筈の心中に汗っぽさと仄かな塩味が混じるのは最早可笑しい。シーツに彼の汗と己の汗が混じって消える。否、汗ですら混じらないのかも知れない。もう二度と彼に好意は向けられない。向けたくも無い。向けたらもう一度、此の悲哀を躯に浸さねばならないからだ。其でも彼を好きで良かったと、彼を未だ愛していられて良かったと思えるのは何故か。理由なんざ見つかる訳も無く、感情こそ一切無いが生理的に中心が硬くなるのを見る、)   (2021/3/31 01:08:40)

坂口ッ、は …、( 否応無しに速まる鼓動と荒ぐ息で躯が悲鳴を上げるのを茫然と聞く。肌と肌が触れ合うクラップ音が響く毎に苦痛な迄の熱が迫り上がるも矢張り情は無い。まぐわっている割りには厭に冷静な頭にすら嫌気が差しつつも、本能的な部分で肉棒が膨れて行けば亦小さく唸る、)   (2021/3/31 01:13:29)

ッぐ、ぁ、あ'' ~ … ッ、( うざったい程高まる鼓動は熱由来。莫迦みたいに火照った頬も熱由来だと知る前に、彼の先端が奥を突く度に躯は物理的に揺れる。気持ち良いから喘いでいるのでは無く、暑いから喘いでいた。熱を発散させる犬の如く、は、は、と息を吐いては涼しさを求め躯を捻り、彼の方へ向き直り仰向けになると額の上に自らの腕を置く。息苦しさにも顔の熱にも粘性を増す唾液も全てに情が無く、唯々虚しいだけだった、)   (2021/3/31 01:21:53)

坂口ぅ"、ッぐ … は、( 不意に彼が自ら体勢を変えれば、無理矢理に動かれた所為で擦れた感覚が神経を叩く。沸き上がる熱が本能部分でしか無い虚無に包まれる儘、彼が目元を隠す形で腕を置く様を見ようが如何にも思うものも無く、終わらせたいが為と精神を置き去りに達したがる躯に全てを委ねる、)   (2021/3/31 01:27:03)

ぁ、… 悪、い。痛かった、か …、( 気儘に体勢を変えたのがいけなかったらしく、頭上で彼が唸る様子をふと目にしては辿々しく謝罪を述べる。其の間に感じた情は唯彼に細やかな謝罪一つで、気持ち良いだとか嬉しいだとかは一切無かった。汗でベタつく躯が寧ろ腹立たしい程に、不意にやって来る痙攣と中心の膨らみに全てを任せては本能的に絶頂する。寒い儘吐き出す白濁液が己の体躯を汚すだけ、たった其だけ。かちゃん、と音を立ててサイドテーブルに鍵が落ちたのも同時、) あ''、あぁ''ッ ~~ …… !!   (2021/3/31 01:34:27)

坂口あ"、ッぐ ~~… ッ、!! ( 不気味な高揚感が熱を増すも暫くもすれば限界迄煮詰まって来る。軈て彼の絶頂に因り仕舞った内壁に刺激され、己も亦腰を震わせては奥を突いた後絶頂。ぶる、と下腹部が痙攣すればゴム越しに精を吐き出し軈て、詰まった息を吐き出す様に空気の塊を捨てて肩で呼吸しつつに自身を引き抜く、)   (2021/3/31 01:38:27)

ッひぁ、……。( 彼も亦己より数寸後に果て、己の胎の中で精液をゴムに膨らませる。之で終わりか、なんて脱力した頃に彼の中心が引き抜かれ、ずる、と音を立てて孔の中から退いた時。ふと素頓狂な声が上がった。今、漸く今、“ 気持ち良い ” と。そう思えたのだろうか。思わず自分の口元を抑えれば横向きに寝転がり数刻唸り、軈て起き上がると複雑な顔付きで服を着直し出す、)   (2021/3/31 01:47:40)

坂口はッ、く …、( 深刻な迄の虚脱感に自らの額に手を宛がい首を振り、漸く眩暈が収まった頃に自身からゴムを外し口を縛り適当に放る。彼が発した声も思考外に、やっと終わった、と単調な考えが巡る半ば朦朧としつつも緩慢と服を着直す、)   (2021/3/31 01:50:40)

… はー …。( やっと終わった。己も彼も知る由も無いが御互いに同じ事を考えつつ、腰の装飾迄確り身に付け直すとベッドの縁に座る。汗と体液臭い乍らも之で最後だと思うと何だかんだ微笑が落ち、ぐぐ、と伸びをしては暫くの後に何ら何時もと変わり無い口調で彼へと話し掛ける、) 安吾。未だ時間も十分位有るし、少し休んで次行くか?如何する?   (2021/3/31 01:58:20)

坂口…。さっさと、帰りてえ。( 事後特有の脱力感よりももっと酷い、いっそ気分の悪ささえ思う程の無気力感から着替えた後も暫くぼんやりとするも、彼からの問いに改めて頭を回しては首を振り否定。今は唯、一刻も早く彼等に会いたい。ややふらつきつつも、よた、と立ち上がればサイドテーブルに在った鍵を手に扉へ向かう、)   (2021/3/31 02:02:56)

…。そうか。( 当初の頃より随分覚めた、空虚な低音が鼓膜を揺らす。己の事等屹度眼中に無いのだろうな、なんて内心。彼の後を追い扉の前へ移動する。彼が鍵を開け己が扉を開けると、目の前は亦白い部屋だった。けれど四方の壁にはでかでかと豪華な絵画が飾られ、部屋の中心には白衣姿の黒髪の少女が立っていた。少女は眼鏡を掛け直し、此方をまじまじと見て納得した様に乾いて笑った、) →   (2021/3/31 02:10:48)

『 …。ん?んん?嗚呼はいはい。何方様かと思えば、態々自分の生まれ故郷に帰って来たか!六例目の奇跡だよ失敗作くん!君は五十七回目のプログラムにして漸く今役に立ったのだ! ( 最後の部屋に到達したらしい二人が此方を見る。矢張りと云うべきか憔悴し切った様子に乾いた笑いが落ちるも、ふと片方の蒼い髪の男に目を凝らしてははっちゃけて笑う。到頭六回目にもなったが、其が真逆失敗作の彼だとは。くつくつと喉奥を鳴らすと、びし、と指差し、) 御目出度う失敗作くん!君は最初で最後の予備プログラムの奇跡となったのだよ! 』   (2021/3/31 02:16:59)

坂口…。( 此の後未だ何か要求されるんだろうか、と沈む気持ち半分に扉の向こうを見るも見えたのは黒髪の少女。同じ黒髪で司書を連想するも全くの別人だと理解出来る。抑此処は有碍書の中、ともなれば彼女が侵蝕者?思考するが早いか著書を苦無へと変換し、明確な殺意を込めて投げ付ける。何か言っているらしいが如何でも良い。兎にも角にも早急にこんな狂った場所から出て仕舞いたくて、)   (2021/3/31 02:21:25)

2021年03月29日 16時16分 ~ 2021年03月31日 02時21分 の過去ログ
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