チャット ルブル

「避難所*」の過去ログ

現在のルーム
過去ログ一覧
タグ *


2021年04月04日 14時13分 ~ 2021年04月06日 02時08分 の過去ログ
過去ログでは上から下の方向に発言を表示しています

石川思いっきり遊んでんだろ。…。溶けなかったら食えなくね?( 思案はしつつも己も亦手に持っていた卵を割り開き、中に入っていたチョコを咀嚼、) (、)   (2021/4/4 14:13:52)

坂口抑地面に埋まってる様な奴だから食える様にはしてねーよ。卵の殻は後で司書に渡して金貨と交換して貰うんだ。今は図書館の彼方此方に隠されてるぜ ~ 。( ぴこ、と兎耳動かしつつ己もマシュマロを食む、) (、)   (2021/4/4 14:26:13)

石川だったら何でチョコにしたんだか。…。金貨、か。( ぴこん、と立つ耳、) (、)   (2021/4/4 14:29:00)

坂口ああ。卵の殻三個で金貨百枚。卵の殻七個で金貨三百枚だ。因みにレアな卵の柄も有るから、其の卵の殻三個で何と金貨五百枚。( ふふふ、) (、)   (2021/4/4 14:32:46)

石川…。探すだけなら訳無いんだよな。何なら狐も使えるし …。( ぶつぶつ、) (、)   (2021/4/4 14:35:32)

坂口あ、因みに自分で探さないと駄目だぜ。今回は図書館中に監視の兎が跳ねてっから。此の図書館の啄木さんや直木先生は今朝から図書館中這い回って探してる。( くはっ、) (、)   (2021/4/4 14:38:45)

石川んだよ、つまんねえな。他に何かルール有んのか?( む、) (、)   (2021/4/4 14:40:14)

坂口他には特に何も。解り難い場所に卵が自然発生するとか、今日の為の服とかが販売してるとかしか。( ふむ、) (、)   (2021/4/4 14:43:57)

石川そんなら簡単だな。…。( ぴゅぃ、と指笛で管狐を呼び出しては近くの壁に手を宛がい、対象を絞ってでの空間全域へ探知を掛けては開けた窓から中庭へと飛び出す、) (、)   (2021/4/4 14:48:03)

坂口あっ、ズルだ。そう云う所好きだぜ啄木さん。( ふと呼び出した狐と彼の行動に呵々と笑えば後に続き、木の上や藪の中に有る卵をバスケットの中へ、) (、)   (2021/4/4 14:51:46)

石川…。( 先刻反応が在った場所と脳内地図を照らし合わせ、兎の脚力で茂みの中や屋根の上等々縦横無尽に駆け回る、) (、)   (2021/4/4 14:55:53)

坂口「 あっ、啄木さんも兎になってるんだ ~ ! 今日和! ( がさ、と腕一杯に卵を抱えている中でふと、同じ形をした別人で有るものの仲良くしている詩歌文豪先輩を見つける。其の中で、彼の持つ卵の内の一つに目を光らせては、) ねぇ啄木さん、其の青色の綺麗なお空みたいな卵、僕にちょうだい!ごんの新しい帽子に欲しいんだ! 」   (2021/4/4 15:02:38)

石川ん。南吉か。…。之か?( ふと現れた狐の帽子を被った少年の姿。見慣れた容姿に緩慢と瞬きをしては軽く跳ねて止まるも、バスケットに山積みになった内の一つを指差され、ふむ、と少しばかり思案した末に、) 南吉の持ってるやつの中から五つと交換しようぜ。   (2021/4/4 15:08:17)

坂口「 五つ?うん、解った! ( 空の色を落とした様な卵は嘸かし友に似合うだろうと内心、己の持つバスケットの中から五つを対価に交換しようと言われる。こく、と頷いては手袋を嵌めた儘の手で暫し思案し、彼のバスケットへ一つずつ載せて遣る、) はい、之で五つ。最後に載せたのは「 カワウソくん柄の卵 」でね、ごんが見つけたんだあ。珍しいから啄木さんにあげる!どうもありがとう! 」   (2021/4/4 15:12:40)

石川お、サンキュ。ほら約束の。( 快諾して呉れたのもそうだが乗せていった中の一つに、如何にも、な柄を見付ければ小麦色は輝く。万が一渡したものが珍しい柄でも損失は無い様に、とした交換でももしかしたら儲けたかも知れない。自らも感謝を告げては指名された青空色の卵を手渡し、少年とぬいぐるみの頭を撫で遣り、ひらん、と隻手を振っては卵の捜索を再開、)   (2021/4/4 15:16:11)

坂口あ、啄木さん其レアな卵じゃないか。ラッキーだな。( ふと目にした彼のバスケットの中に、異生物の柄の卵を見付けると目を細め笑う。ぱら、と開けたパンフレットを眼鏡を直しつつに見ては、) レア柄は全部で四種類。「 カッパワニ 」と、「 カワウソくん 」と、「 ネコ 」と「 桜 」だ。頑張れよ ~ 。   (2021/4/4 15:28:51)

石川…。お。( 却説次は何処へ行こう、と脚を踏ん張った時、彼からの声掛けに気付き目線を向ける。如何やら予想通りだったらしく、言葉を返す代わりに隻手を振り遣れば今度こそ飛び出す。桜とカッパワニならば中庭だろうか、と頭が回れば桜花の巨木の上に着地。反応は近かったが、と辺りを見回す、)   (2021/4/4 15:32:23)

坂口…。ん。( 適当に拾い上げた卵をバスケットへ入れ、偶にトレードし、春風の舞う中で温暖の擽られる儘に太陽を仰ぐ。心地好い風にやや微睡む中で、少年文豪達と小さなスコップを持って地面を掘り卵を採る、)   (2021/4/4 15:39:59)

石川…。良し、こんなもんか。( 桜の卵も無事入手。時折交換でレア物を手に入れては、溢れんばかりの卵を籠に一旦彼の部屋へ戻ろうとした頃、中庭で地面を掘る彼の姿を発見しては近くに降り立つ、)   (2021/4/4 15:42:41)

坂口お、カッパワニだ。( 片手に持つにも小さいスコップで地面を掘り進め卵を採る中で軈て、表面化した緑色の卵にあどけなく笑むと近くにやって来た彼へガッツポーズと共に子供っぽい笑みを。勿論其は先刻から転げまくっている月の羽織の先輩に遣って、)   (2021/4/4 15:53:24)

石川よう安吾。調子如何だ ~?( 何かを見付けたらしいのは解れども今は兎故に視力は下がっている。故に詳しい所迄は知り得ずに、間延び気味の疑問符を放り投げつつ近寄る、)   (2021/4/4 15:55:19)

坂口よう啄木さん。ま、順調って感じだな。( 昼下がりの柔らかな恵光を受けつつ、ひら、と彼に対して手を振っては数個のバスケットを傍に置いた状態で笑う、)   (2021/4/4 16:04:52)

石川…。みたいだな。俺様はそろそろ疲れてきたし精算して来るぜ ~。( ちら、と向けた先に見えたバスケット達に頷けば、ひらん、と手を振り遣り窓から室内へ、)   (2021/4/4 16:07:06)

坂口おう。俺は後で合流するぜ ~ 。( 先に室内へ帰って行く彼を見遣り乍ら、濃紺の兎耳をも揺らして見送る、)   (2021/4/4 16:12:35)

石川…。( 傍らの狐に持って貰っていたバスケットを持ち直し、合計二つを手に司書室の扉を叩く。慣れたとは言え一応は余所の図書館の司書。 こんこん、と二回ノックしてから、呼び掛けに固有名詞が出ないのは日頃の癖、) 向こうの。入っても良いか?   (2021/4/4 16:15:38)

坂口「 ん?嗚呼、石川先生。どーも。卵の換金か? ( テレビの前で緩い格好に身を包んだ司書がテレビゲームに熱中する傍ら、己は用事を済ませ暇になった身として此処に。司書が戦っている間は己が換金をしようなんて提案したのが数刻前で、軈てやって来る兎耳の啄木鳥色に緩く手を振り微笑。髪は蒼色に、目は金色に戻ったものの、右目に眼帯を着けた姿を晒しつつ、) お、大収穫だな。兎も角此処に置いて呉れるか? 」   (2021/4/4 16:24:14)

石川ん、檀か。おう。( 返事が無いと思えば代わりにやって来たのは低い男の声。承諾が返り扉を開けば、眼帯はしているものの何度も見てきた姿の檀一雄とテレビゲームをしている向こうの司書が見える。一先ずと疑問符は横に追い遣れば指定された場所へバスケットを置く、)   (2021/4/4 16:28:16)

坂口「 ん。どれどれ …。レア卵が六つ。卵が二十一個だから …。( 司書室の机にバスケットが二つ置かれると一つ一つ専用の容器に入れ、夫々数を数えると元通りバスケットへ入れ直す。そして司書から貰い受けた金庫の鍵を開け、金貨が詰まった袋を手に戻って来れば金庫の鍵を確り閉めた上で彼へと袋を手渡せば微笑、) はい、合計で金貨千九百枚だ。御疲れさん。卵はイベント終了次第配送するからな。」   (2021/4/4 16:35:29)

石川お、やりい。有難な。( 精算を始める手元に緊張半分に見守ってみれば、貰えたのは四桁を行く数の金貨。ぴょぃ、と垂れていた耳が持ち上がれば金貨が入った袋を手に意気揚々と司書室を出る。不調子な割りには良い額を貰った、なんて上機嫌、)   (2021/4/4 16:37:40)

坂口ん。嗚呼、啄木さん。金額は如何だった? ( 少年達とのイースターを終え、現在。鼻先に付いた土を払いつつにふと見付けた上機嫌そうな啄木鳥に察しも半分に笑い掛ける、)   (2021/4/4 16:46:37)

石川二千枚弱って所だな。軽く回っただけにしては結構な額だろ。( 廊下の向こうから歩いてきた彼に、ひらん、と手を振り遣れば返答。機嫌の良さから耳先が揺れつつ、)   (2021/4/4 16:48:34)

坂口お ~ 、凄えじゃねえか。当分困りゃしねえな。( 矢張りか、なんて内心小さく手を叩いては拍手で以て賛辞し、其の機嫌の良さそうな耳の動きに合わせ目線で追い掛ける、)   (2021/4/4 16:55:03)

石川おう。困りそうにも無さそうだぜ。( ふはり、と笑い遣った後に軽く伸びをし、大きく息を吐きつつに脱力、) 安吾は之からか?   (2021/4/4 16:57:40)

坂口俺か?先生達に全部やった。( 彼に釣られて欠伸を零しつつ、ふと掛かる問いには笑いつつに返答。金にも現時点困っていなかったのと、嬉しそうな笑顔が微笑ましかったから、なんて理由、)   (2021/4/4 17:05:04)

石川だったら俺様に呉れりゃ良かったのに。( もう既に済ませていたか、と思考すれば僅に唇を尖らせるも其の程度。今現在懐が暖かいが為に深くは気にせず、亦一つ伸びをしては彼の部屋へ戻る、)   (2021/4/4 17:07:06)

坂口ははっ、済まん済まん。( 自分に渡して呉れれば換金したのに、なんて言わんばかりの顔に苦笑しつつ隻手を緩く振ると、彼の後に続き部屋に戻る。ぱち、と電気を点けてはソファに座った上で、) そうだ、檀には会ったか?   (2021/4/4 17:11:33)

石川嗚呼、おう。眼帯はしてたが元気そうだったぜ。( 己も亦ソファに腰を下ろした時、掛けられた問いへは軽く思い出してでの返答、)   (2021/4/4 17:12:43)

坂口そうか。あの眼帯は制御装置でな。中に複雑な術式が仕込まれてんだ。( ぴこ、と耳を動かせばソファの肘掛に頬杖をつく、)   (2021/4/4 17:14:30)

石川矢っ張そう云う類のか。( 背凭れに全体重を任せつつ、)   (2021/4/4 17:15:12)

坂口まあ良く有る二重構成さ。檀の眼球の中に脳神経と魂に繋いだ暴走制御装置、更に其奴が熱暴走しない為にあの眼帯で制御装置を制御してる。( ひらり、)   (2021/4/4 17:17:37)

石川成程な。ほぼ完全に封じ込めた状態な訳か。( ん、)   (2021/4/4 17:18:59)

坂口悪魔の力を使わない、文豪の状態で戦闘するなら制御装置の上に眼帯。悪魔の力を使いたいなら眼帯を外して戦闘。万が一の時は 制御装置を全部外して戦闘 … って訳だ。( ふ、)   (2021/4/4 17:22:45)

石川三段階有んのは良いやら悪いやら。上手く祓えたら理想だが、そうも行かねえか。( はふ、)   (2021/4/4 17:25:00)

坂口抑彼奴自体悪魔の力は嫌ってるしな。大体は文豪の状態での戦闘だろう。…。今図書館で確認出来てんのは “ 銀 ” だが、“ 金 ” や “ 銅 ” は何時か見つかるんだろうか。( ふむ、   (2021/4/4 17:29:11)

石川さあな。存外、天使やら悪魔やらの力使ったら誘き寄せられるかもな。( ふは、)   (2021/4/4 17:31:08)

坂口ま、研究が進めばそんなことも叶ったりするかもな。( んはっ、)   (2021/4/4 17:33:53)

石川ま、後は俺様達次第だな。今は慣らす方に専念しねえと。( ふー、)   (2021/4/4 17:36:12)

坂口双方の図書館で研究が進められてる以上、連携も必要だ。前話した太宰の能力と云い、繋げてみりゃ有効活用出来るモンも有る。例えばアンタが出した氷塊を俺が桜の刃で切り刻んで、氷の礫と桜の刃を風に交える …。とか。( ふはり、)   (2021/4/4 17:39:56)

石川確かにそう云うのも有りか。色々試すのも良さそうだな。( ふむり、)   (2021/4/4 17:43:18)

おしらせ坂口さんが部屋から追い出されました。  (2021/4/4 17:44:29)

おしらせ坂口.さんが入室しました♪  (2021/4/4 17:44:29)

坂口.試すなら時間も発想力も此処に集ってるぜ。何人寄っても文殊の知恵は出来るものさ。今日から少し練ってみるか? ( くは、)   (2021/4/4 17:46:11)

石川まあな。…。否。今は止めとく。未だ力に慣れてねえ以上何かすんのは極力避けたい。( んぬー、)   (2021/4/4 17:47:10)

坂口.嗚呼、だったな。啄木さんはどんな能力を得る予定だ? ( こと、)   (2021/4/4 17:52:17)

石川どんなっつってもそんな変わんねえよ。唯単に、能力の強さと効果範囲、制御可能域が異常に強化される程度だ。( ん、)   (2021/4/4 18:02:43)

坂口.異常に、か。そりゃ雪の女王飛び越して魔王にでもなりそうだ。唯、強くなり過ぎんのもな。万全なのも最強なのも良いが、矢張り最も強く万全を期すからこそ細やかで有るべきだ。( ふす、)   (2021/4/4 18:05:41)

石川有碍書の中でやっちまうと下手すりゃ物語が消し飛ぶらしいから使うとしても襲撃者相手だろうぜ。使い所を見失わねえ為にも今は温存中。発動させる迄はセーフなんかな。( んぬ、)   (2021/4/4 18:09:57)

坂口.ま、アンタが度を超えた魔王になった時は俺が止めて遣るよ。鍛錬頑張んな。( ふはっ、)   (2021/4/4 18:13:22)

石川精々善処するぜ ~。( のす、と肩へ頭を預ける、)   (2021/4/4 18:14:57)

坂口.おう。…。( くぁ、)   (2021/4/4 18:23:31)

石川ん …。( ふあり、)   (2021/4/4 18:26:20)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、坂口.さんが自動退室しました。  (2021/4/4 18:46:27)

石川…。( うつら、うつら、)   (2021/4/4 18:52:09)

おしらせ坂口さんが入室しました♪  (2021/4/4 19:06:49)

坂口たで ~ ま ~ ! ( 元気、)   (2021/4/4 19:07:13)

石川んあ。御帰り。( ぱち、) ( ぽけ、)   (2021/4/4 19:09:16)

坂口腹一杯お好み焼き食って満足。( はふー、) ( にこにこ、)   (2021/4/4 19:10:09)

石川良かったな。( くてーん、)   (2021/4/4 19:14:37)

坂口おう。…。眠たそうだな。(んは、)   (2021/4/4 19:20:02)

石川眠い。( 耳ぱたぱた、)   (2021/4/4 19:20:28)

坂口可愛い ~ 。( 耳ぱてぱて、)   (2021/4/4 19:21:41)

石川亦其かよ。( ぺたん、)   (2021/4/4 19:23:49)

おしらせ滞在時間が360分を超えたため、石川さんが自動退室しました。  (2021/4/4 19:27:43)

坂口本当に可愛いよな ~ 、アンタ。( でれ、)   (2021/4/4 19:27:54)

おしらせ石川さんが入室しました♪  (2021/4/4 19:28:26)

石川安吾は安吾で此の姿大好きだよな。( ぬん、)   (2021/4/4 19:28:49)

坂口大好きだとも。愛くるしい小動物の姿してんだぜ? ( ははっ、)   (2021/4/4 19:30:18)

石川愛くるしいって形じゃねえだろ。見てくれはデカいんだから。( ぬー、)   (2021/4/4 19:31:28)

坂口まあな。でも確かに …。啄木さんって、本当俺に抱かれてなかったら普通に男として格好良いって云うか。( じっ、)   (2021/4/4 19:34:57)

石川前提 …。俺様も歴とした男だからな。( んぬぬ、)   (2021/4/4 19:36:49)

坂口全体的にすらっとしてて、鼻が高くて、目は凛としてて、手も角張ってて男らしい。流石生前女誑しの歌人と呼ばれただけは有る。今風に云や、イケメン、って奴だな。( じー、)   (2021/4/4 19:42:20)

石川行き成り何なんだよ。( 内側に丸まる耳、)   (2021/4/4 19:44:23)

坂口否。思った事を唯々述べただけさ。( くす、)   (2021/4/4 19:48:47)

石川何時ものか。( んむ、)   (2021/4/4 19:50:08)

坂口ああ。啄木さんは俺の風貌について、余り言ったりはしないよな。( ふと、)   (2021/4/4 19:53:40)

石川別に野郎の顔に興味はねんだよ。( ぬ、)   (2021/4/4 19:57:36)

坂口俺の顔は特段好きじゃないのか。( ほけ、)   (2021/4/4 19:59:44)

石川否。整ってるとは思う。( じ、)   (2021/4/4 20:02:25)

坂口まあ、此処に居る奴等は全員整ってるだろうさ。( ん、)   (2021/4/4 20:06:04)

石川だろ。だったら特段興味は解ねえよ。( しれ、)   (2021/4/4 20:08:35)

坂口成程。俺はこんなにアンタの顔好きなんだけどな。人夫々って訳か。( んー、)   (2021/4/4 20:09:55)

石川俺様はそんな気にしねえってだけだぜ。抑、求めたのは言霊だしな。( ふすり、)   (2021/4/4 20:11:16)

坂口ま、言霊なら毎日あげてるしな。見た目は二の次か。( けらけら、)   (2021/4/4 20:17:40)

石川だろ。欲しいもん貰えりゃ良い。( ふは、)   (2021/4/4 20:18:19)

坂口ああ。だが、ほんの少し其奴を刺激的にするのが行動やら見た目やらのスパイス、って訳だ。( 耳ぱたんぱたん、   (2021/4/4 20:21:23)

石川そそ。だから言及するでもねんだ。( 耳ぺふり、)   (2021/4/4 20:24:41)

坂口成程なあ。納得。( へふ、)   (2021/4/4 20:29:33)

石川なら満足。( んす、)   (2021/4/4 20:29:54)

坂口ん。…。喋る事無くなると話題作りに悩むな。( ふーむ、)   (2021/4/4 20:37:25)

石川そんなもんだろ。普段だって特段話事無いけど居るじゃねえか。( ふすん、)   (2021/4/4 20:39:27)

坂口まあそうなんだけど。ハグもキスも楽しいんだけどさ。矢っ張りアンタと喋ってたいっつーの? ( けら、)   (2021/4/4 20:44:45)

石川気持ちは解る。話すの楽しいしな。( こく、)   (2021/4/4 20:45:40)

坂口言霊を交わし乍らの夜は楽しい。アンタなら尚更。とても。( ふはり、)   (2021/4/4 20:50:08)

石川だろ。今だって話題無いとか言いつつ話続いてるし。( ふ、)   (2021/4/4 20:53:31)

坂口ああ。何だかんだ続くモンだな。( にはっ、)   (2021/4/4 20:56:19)

石川其の辺りだってずっと何時も通りだ。( んは、)   (2021/4/4 20:58:27)

坂口日常が続いてて安心だぜ。( は、)   (2021/4/4 21:04:43)

石川漸く戻ってきたって所だけどな。( むー、)   (2021/4/4 21:05:31)

坂口ま、襲撃だの悪魔だのの騒ぎ続いてたしな。最近は花見とか出来てて良かった。もう火事は御免だぜ。( はは、)   (2021/4/4 21:06:33)

石川だろ。束の間の平穏だとしても噛み締めねえと。( はふ、)   (2021/4/4 21:09:20)

坂口何時何処から反政府勢力がやって来るか、悪魔がやって来るか。解らねえからこそ、だな。( はー、)   (2021/4/4 21:14:52)

石川そうそ。もう少しゆっくりしてたいんだが。( んー、)   (2021/4/4 21:20:43)

坂口ンな事言ってたら其の内やって来たりしてな。( くすくす、)   (2021/4/4 21:21:40)

石川そうなったら今で返り討ち出来るか如何かだな。( はふす、)   (2021/4/4 21:23:21)

坂口まーた生け捕りにするなんて言われちゃ堪ったもんじゃ無いな。( 苦笑、)   (2021/4/4 21:27:00)

石川其は御免だな。だったら死んだ方が良い。( ふー、)   (2021/4/4 21:29:22)

坂口図書館二つの勢力を注ぎ込んで勝てる悪魔に来て欲しいな。( んはは、)   (2021/4/4 21:31:51)

石川勝てんなら楽な方じゃね?( けらけら、)   (2021/4/4 21:35:34)

坂口まーな。でも来るとしたら此方だな。襲撃が月に一回は絶対有るから。( くすくす、)   (2021/4/4 21:37:27)

石川本当に笊警備だな。( ぬ、)   (2021/4/4 21:38:06)

坂口まあそう言って呉れるなよ。此方も結界は強化してる方なんだぜ? ( んは、)   (2021/4/4 21:40:19)

石川襲撃遭っても表面だけが普通だろ。( ぬぬ、)   (2021/4/4 21:41:37)

坂口否まあ、表面だけだとパッパと終わっちまうだろ。( 背後、) (、)   (2021/4/4 21:46:43)

石川突然メタをぶっ込むな。(、)   (2021/4/4 21:48:03)

坂口他に弁明の仕様が無かった。(、)   (2021/4/4 21:49:08)

石川相も変わらず素直なこった。(、)   (2021/4/4 21:50:09)

坂口そりゃどうも。(、) まあでも、結界の一部分担ってる沙彩が最近不調だったってのも有るかな。( ふむ、)   (2021/4/4 21:54:21)

石川桜の散り際だからか?よく解んねえけど。( うぬ、)   (2021/4/4 21:56:09)

坂口否、桜自体は一年中狂い咲きなんだがな。精神面だと司書が言ってた。…。俺が、拉致られた事。… 有ったろ。忘れるわきゃねえと思ってるけど。( ん、)   (2021/4/4 21:59:10)

石川!…。有った、な。俺様が明確に狂っちまった日だ。忘れる訳ねえ。( ふる、)   (2021/4/4 22:00:46)

坂口あの事件で俺等が狂っちまって、俺もずっと沙彩に会えてなかったし …。矢っ張り、中庭の守護神の彼奴だ。噂なんざ毎日聞く。俺等が狂っちまった事を聞いてショックを受けちまったんだって。… だから昨日花見をやったんだ。元気な所を少しでも見せて遣りたかった。( ん …、)   (2021/4/4 22:05:41)

石川…。ま、元気にしてる所なんざ此処からでも見えんだろ。( ふは、)   (2021/4/4 22:06:54)

坂口そりゃ … な。出来るだけ窓開けてるし。抑桜の花弁に乗って移動出来るしな。( ふ、)   (2021/4/4 22:09:54)

石川一々気を張ってた方が態とらしいだろ。( ん、)   (2021/4/4 22:11:14)

坂口そりゃな。自然体で居られるのが一番だ。ありのままを見せて遣るのも又一理だな。( ふむふむ、)   (2021/4/4 22:13:22)

石川唯、花見するにしたってちったあ節度考えろよ。白けちまったんだぜ?( じと、)   (2021/4/4 22:14:10)

坂口嗚呼あれな。悪い悪い。酒飲んで女になっての所から記憶無えんだわ。( けらけら、)   (2021/4/4 22:15:30)

石川抑何で女になろうって思考になったんだよ。( じとー、)   (2021/4/4 22:16:48)

坂口オダサクと生前の事について話してたら女の話題出てきてよ。まあ覚えちゃいねえけど、ノリ? ( ははっ、)   (2021/4/4 22:18:01)

石川…。此方は女体化絡みで色々有ったってのに気楽なもんだな。( じろ、)   (2021/4/4 22:18:53)

坂口酔ってたら中々暗い事なんざ出て来ねえさ。気分が好い。堪らない。良い事じゃねーの。( けらら、)   (2021/4/4 22:20:13)

石川そうかよ。過敏になってたってだけって言いたいのか。( はあ、)   (2021/4/4 22:21:14)

坂口そうそ。だから悪い、怒らないで呉れよ。( はは、)   (2021/4/4 22:24:00)

石川!…。……。そうか。御前にとってあの事件は、酩酊で掻き消える程度のもんだったんだな。( ふは、)   (2021/4/4 22:25:16)

坂口! ンな訳無いだろ。俺がどれだけ怖かったと思ってんだ。昨日は楽しくてだな、( む、)   (2021/4/4 22:27:45)

石川だから。楽しさの中で、記憶の裏側にすら掠めず、酒ン中に容易く霧散する程度の事だったんだろ。( 微か開く瞳孔、)   (2021/4/4 22:29:20)

坂口悲しさや辛さを飛び越えた訳じゃない! 楽しい中で何が悲しくてトラウマ掘り起こさなきゃいけないんだ! 俺は … 唯、蓋をしてただけだ、其の何がいけないんだ、( ふら、)   (2021/4/4 22:32:00)

石川酒に酔って楽しくなってりゃ人殺したって裁かれねえってか?楽しけりゃ、俺様が亦何処かの誰かに犯されたって構わねんだな?…。否。他人の事ならそうもなるか。良い。御前が正しい。( ふる、) ( 指鳴らしで獣部分を消す、)   (2021/4/4 22:36:55)

坂口巫山戯んな、そんな訳無い、何もかもして良い訳じゃない、況してやアンタなんて、いやだ、どうして、( とすん、と体勢崩し座り込み、消える獣部分、)   (2021/4/4 22:38:44)

石川其位、配慮も糞もねえ行動したって事だ。解んねえのか?なあ。安吾。…。そうやって亦、俺様を置き去りにしてくのか?( 少しずつ周囲に冷気が満ちて行くのを認識し、辛うじての判断で氷塊に変換し周囲に落とす、)   (2021/4/4 22:42:04)

坂口してかない …。俺は、… 護る、から …。( 照明に因って出来た影から黒い実体の無い手が這い出し、周囲には黒い桜が舞いつつ、三角座りに座り込む、)   (2021/4/4 22:45:18)

石川…。嘘吐き。護るとか言い乍ら、見ようともしないくせに。( から、ごとん、と軽重様々な音を立て落ちる氷解を横目に少しずつ凍り始める肢体、)   (2021/4/4 22:48:42)

坂口……。も、いやだ、俺だって、辛かった、のに、痛かった、のに、( じわ、じり、と滲む闇が周囲を染め行く儘に、す、と顔を上げては主光の消えたと薄花色で見上げる、) 連れ去られて直ぐに頭を撃たれて、再生するからって腕を斬られて、言う事を聞かなきゃ顔の原型が無くなる迄殴られて、でも戻ろうとした、自分なりに蓋をしたのに、どうして、抉じ開けようとするんだ、   (2021/4/4 22:51:56)

石川…。何被害者面してんだ。先に誓いを破ったのは其方だろ、安吾。犯罪者が犯罪者殺して御咎め無しになるような世界じゃねんだよ。( びし、びしり、と周囲の物が凍り付き始める。既に薄水色に染まり切った双眸で冷ややかに見下ろすも軈て、両手で自らの顔を覆う、) っはは。そうだな。俺様が犯された “ 程度 ” の痛みなんざ、御前が受けた痛みより軽いんだよな。他人の事だから。   (2021/4/4 22:58:41)

坂口___ あぁ …。… アンタも俺を追い詰めるんだな …。( 酷く寒い。けれど酷く暑い。がら、と意識が崩れ思考が切り替わると立ち上がり、彼の両肩を掴んでは項垂れる、) … アンタを、護りたいけど、そうも言われちゃ、苦しくなって、堪らないんだよ。… アンタの痛みの方が、ずっと、酷く、何百倍も、辛いよ。痛いよ。当たり前だろ。目を合わせて抱き締めてえのに、でも、じゃあ、嗚呼俺の所為か、俺が悪いから、   (2021/4/4 23:03:08)

石川そうだな。全部。安吾が軽率な行動で、俺様の記憶を引き摺り出しやがったから。( 不意に肩を掴まれ瞠目するも、直ぐに力無く伏せては淡々と紡ぐ。唯でさえ不安定中で精神が揺らげば安定する筈も無く、だらり、と両腕が垂れては彼諸共躯が凍て付き出す、) 何方のが痛いとかもねんだ。何方も何方だから、考えなきゃなんなかった。安吾は其の義務を放棄して攻撃を仕掛けて来やがった。だったら俺様は正当防衛に出なきゃなんねえ。殺されない為に。   (2021/4/4 23:09:20)

坂口全部、じゃあ、嗚呼そうか、そうか。俺が悪いんだな。アンタが犯されたのも。アンタが桜の森に連れ去られたのも。俺が連れ去られたのも、今こうなってるのも。全部、俺の所為か。そうか。じゃあこうするしか無いよな。( 喋れば喋る程に思考が落ち着く。感情が影を伝って這い出す。どろ、と瞼の裏から溢れた何かを其の儘に、) 俺がアンタを安心させなくちゃ。守らなくちゃ。( そう言って顔は見る見る内に笑顔に染まり、最早狂気滲む程のものに変貌する。何時もと変わらず抱き締めて遣れば背を叩き、依然微笑んだ儘に、) 俺がどれだけ苦しくても、悲しくても、痛くても、其は俺の所為なんだから。俺が暖めて、安心させて、嗚呼そうだ、亦話そう。一緒に。大丈夫。俺が護る。俺が護るんだ。俺じゃなきゃ、   (2021/4/4 23:13:53)

石川…。話せ、安吾。罪から逃げた奴に更正の余地はねえ。( 何も解っていない事だけはよく理解出来る。底無しの孤独感に凍り付いた心でも、言の葉が空回ったと理解して仕舞えば密着しようが寒さは止まらない。抱擁して来る腕を乱暴に引き剥がしては遂には、がちがちがち、と耳障りな音を立て、半透明な歯車で出来た歪な翼に似た物が左肩に一枚生じる、) 何が悪いかも解ってねんなら償えねんだよ。守れねえよ。何もかも。   (2021/4/4 23:19:42)

石川(( 離せ、だ。誤字。( 締まらない、)   (2021/4/4 23:19:57)

坂口ッぅ …。… ! 待て啄木さん、其は、( 償えば良い。己なりの方向性で、彼の事を考えて。暴走し掛けた頭で考え出したのは随分幼稚で脆弱な未来への構成で、結果、彼に因って強引に引き剥がされると其の容貌に目を見開く。まるで侵蝕者だ。は、と我に帰ると体勢を直し、彼へ再度歩み寄っては、) 護らなきゃ、いけないんだ。啄木さん、待って呉れ、少し考えさせて呉れ。俺はアンタの恋人なんだから、護らなきゃいけないんだ、啄木さん、   (2021/4/4 23:42:17)

石川何を待てば良いんだ。之以上、何を。( がらがら、がちち、と鳴り響き続ける歯車の音が止まらない。右肩にも一枚生じた事で翼は一対となるも発生は未だ止まらない。結局己は独りでしか無く、何れだけ自らを許そうとも過去が恐ろしく、だからこそ高じた軽減策も彼に踏み躙られ。掻き乱されて行く頭にすら嫌悪して如何しようも無く、自らの頭を抱え込んだ時には既に下半身は氷の中、)   (2021/4/4 23:53:37)

坂口啄木さん!! ( 先刻迄彼に対する負の感情で一杯だった。自分の罪を棚に上げ、幾ら忘れ去ろうとも忘れられない記憶を吐露し、其でも理解して貰えなかったからと、オーバーヒートし掛けた結果が、之だった。己の所為で、彼が。己が始めたすれ違いの所為で、彼が居なくなって仕舞う。其処で不意に思い出すのは、何方かが二流に落ちれば何方かが殺して止めろと云うもの。記憶だった。彼との微笑ましい記憶でも有る。意を決して一気に踏み込み近付くと武器を苦無に変換し、一対の翼を斬り落とさんと腕は動く、)   (2021/4/4 23:57:21)

石川ッ"、あ"、__ !!! ( 少しでも、拭えない抑え込み切れない過去を和らげようとするのは、可笑しな事なのだろうか。関連する事態に紐付け恐れるのはそうも愚かな事だろうか。何れだけ自問しようとも返らずに凍結した脳内回路をぼんやり眺める最中、突如として吹き荒れる様な痛みが全身を襲う。切断された翼は只の氷塊と化し床に落ちるも断面から赤い血が滲み出し、激痛に堪らず声にならない叫声を上げるも切った傍から再生する歯車の翼、)   (2021/4/5 00:04:56)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、坂口さんが自動退室しました。  (2021/4/5 00:27:24)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、石川さんが自動退室しました。  (2021/4/5 01:19:12)

おしらせ坂口さんが入室しました♪  (2021/4/5 13:19:25)

坂口ぁ、… ! 御免、啄木さん、( 己が、己が、と焦る中で取った行動で彼の悲痛な叫び声を聞く。両手は赤に染まり、目の前には鮮血滲む氷塊が転がっていた。すると精神は一層焦るもので、慌てて彼を抱き締めては謝罪の言葉を述べる儘に頭を撫でる。最早絶対零度を下回る其の冷気に息迄凍る心地。がち、がら、と落ち着かなければならないのは知ってい乍らも、   (2021/4/5 13:27:59)

坂口( がち、がら、と響く歯車の音を聞きつつ、落ち着かなければならないのは知ってい乍らも一層焦る内心、)   (2021/4/5 13:28:46)

おしらせ石川さんが入室しました♪  (2021/4/5 13:35:49)

石川止めろ ! 何も解ってないくせに、表面なぞられたって虚しいだけなんだよ !! ( 歯車で出来た翼は一対だけに留まらず、三枚、四枚、と数を増やして行く。抱き締め撫でて貰った所で根本の解決が未だだと断じる頭は落ち着かず、な。胸の下程迄凍り付けば首筋に黒く “ 037 ” の三つの数字が浮かび上がる、 )   (2021/4/5 13:44:57)

坂口悪かった、俺が悪かった、アンタの事考えもしねーで、身勝手な行動した俺が悪かった。失望したよな、一周回って可笑しくなったかもだよ、な。不器用で悪い。頼り無くて、アンタの痛みを知ろうともしないで目を背けて、御免。向き合うから、きちんと受け止めるから、( 彼の躯が凍って行く。手遅れになる前に何か、如何にかしなければと焦る程に心を落ち着けようと踏ん張る。咽喉も凍る冷たさを含んだ空気を吸い込み、驚く所では済まない冷たさで頭を冷やし、首元に見えた数字に息を呑むと目を細め、再度苦無を振り翳す。けれども斬り裂いたのは己の手首で、彼の口元に手首を押し付けては正常な洋墨を彼へと分け与える、) 御免な。こんな事しか出来なくて、考え無しな莫迦で。アンタが寒くて辛くて怖くても、亦こうやって繰り返しちまってさ。… 正直、今の俺は何が悪いのか、アンタが思う事の数割は、理解し切れてない。だから少しでも良いから教えて呉れないか。俺はアンタを置いて行かない。だからアンタも俺を置いて行かないで呉れ。甘えかも知れねえが。… 少しだけ落ち着いて話がしたい。   (2021/4/5 13:59:29)

石川ッん"、……。( 彼の紡いで行く言葉は過去にも聞いた事が有る台詞。彼の言動に傷付き、諦観し、虚無に揺蕩う中に聞こえた音に耳を傾けられる程の冷静が戻って来た頃、不意に何かが口元を塞ぐ。唇の隙間から伝い流れ込む液体が彼の血だと認識した途端、自らも喉を鳴らし飲み下し始める。直に感じる暖かさに水晶玉が伏せれば、翼は先刻と異なり雪となり溶解し、躯の半分以上を覆っていた氷も砕ける、)   (2021/4/5 14:10:39)

坂口ゔ …。…。平気か、啄木さん、( ふ、と視界の隅の氷が融けて失くなる。背後の歯車の翼も雪に融け消え失せれば、やや暖かさの戻った彼の体躯を抱き締めた儘安堵に縮こまる。彼への言葉を掛けた後頭を埋め尽くすのは単調な感情だった。慌てた儘に深く斬り裂いた手首が痛い。彼の撒き散らした氷雪が、寒い。冷たい。苦しい。頭が痛い。連想する地下の研究所の檻の中は一層冷たく恐ろしく、ぐ、と奥歯を噛み締めつつに抱擁を続ければ、トラウマを必死に抑え込もうと過度に震える中で、) 何、が。嫌だったのか。何に、寒かったのか。… 教えて、呉れないか。   (2021/4/5 14:17:01)

石川…。安吾にとって、あの事件が。酔っ払った程度で如何でも良いものに成り下がるって知った事。( 茫然自失を半分に血を飲む事暫く、ぷは、と息を吐き患部から口を離し、ぽつ、ぽろ、と上記を紡ぎ出す。既に吐き出した言葉でも先刻とは違い、理性の箍が平時より緩んだ頭では感情が素直に表面化する。襲い掛かるのは短調極まりない、寂寞と失意と諦観。路地裏の空気の中で、心臓が冷たい血液を送り出す音を聞き乍ら、) 俺様に深い傷を付けたあの時間を、鬱陶しいものとして忘れようとした事も。   (2021/4/5 14:26:42)

坂口…。そ、か。… 俺、は。如何でも良いと思ったんじゃない。蓋を、したんだ。辛いから。怖いから。否。和らげようとした。でもふとした時に思い出すから、出来るだけ避けたかった。…。駄目なのに、目を背けた。( 躯中の神経が、血管が、鼓動でさえも凍り付く音を聞く。彼を失望させ、彼の期待に沿えず、結果自業自得でこうなって仕舞った。酒精に混ぜて少しでも遠ざけようとした。本心、出来る事なら忘れ去りたかった。けれども其が過ちで、彼を置いて忘れようとした。路地裏から立ち去ろうとした。其が、駄目だった。期待に沿えないから怒られた。こうなった。否応無しに思い返すのは穢れた怒号とベタ付く感触と、計り知れない寂しさと冷たさ。言う事を聞かなければ殴られる。ぎゅ、と彼の服を握り締めては、) … もう、置いて行かない。… 置いて行って、御免。   (2021/4/5 14:34:55)

石川…。……。( 如何でも良い訳では無いなら何故大袈裟だと肯定したのか、理解していたのに如何して置いて行ったのか、如何して。頭の中で疑問符が爆ぜる度に頭が痛み、体温すら感じられずに両腕はぶら下がるのみ。最早喉迄氷に埋め尽くされたのだろうか、なんて思考するも薄く、冷たく痛い路地裏から無理矢理にでも脱しようとした結果あの日を直視する羽目になる。彼が隣に居ると約束したからこそ、己は辛うじて平穏で居られたと言うのに。激しい頭痛と共に力無く浮かぶ文字列を眺め軈て、ぽつ、と呟く思考の漏れ、) 俺様は、何回。去ろうとする御前を引き留めりゃ良いんだ …。   (2021/4/5 14:46:35)

坂口……。… 御免、なさい。( 酷く冷たいのは彼も己も変わらない。否。屹度彼の方が寒いし痛いし苦しい。勝手に逃げ出そうとし、安寧を求めて勝手に帰って来た己なぞは、彼の苦しみの足元にも及ばない程のものしか背負っていないのだろう。彼の呟きにも唯謝罪で返す事しか出来ない、己の脆弱さに酷く腹が立つ。何回彼に引き留められたか。何回彼を泣かせ、寒がらせたか。其の時の気分に全てを任せて仕舞う性分を如何変えれば良いのだろう、なんて内心思考する中、早く安心させないと亦怒られるのではないか、と焦る内心、) 御免。何回も同じ事させて。俺の事なんか、アンタに比べりゃ随分ちゃちなのにな。… 御免、な。   (2021/4/5 14:53:26)

石川だから。…。何方がだとかは、ねんだって。唯 …。( 彼の呟きに否で返せる程の思考は戻れども、憔悴した頭では精神を安定させられる程に確りはしていない。最早先刻の様に怒りを露に出来る程の気力も無く、寒さの渦中に睡魔すら帯びれば小さく呟く、) …。寂しかった。其だけだった。   (2021/4/5 14:58:12)

坂口……。( こんな状況下に関わらず、涙すら出て来ない。余りに冷たく恐ろしいのか、躯の震えも次第に収まって行く。彼の再度の呟きに己の理解不足の深刻さを熟思い知る中、小さく頷いては抱き締めた儘に肩へ頭を預け、酷く疲れた頭を休めんと瞼を落とす、) …。寂しくさせて、悪かった。   (2021/4/5 15:02:36)

石川…。ん。( 微かな喉のつっかえから、けほ、こほ、と空咳を落としては己はぼうっと虚空を眺めるのみ。唯、発狂から覚めてから一週間もしない内に再来して仕舞えば疲労困憊はこびりつき、こく、と僅に首を縦に動かしたのみ、)   (2021/4/5 15:07:42)

坂口…、…。( 安堵した訳でも無いが、酷く恐怖する時間も終えた。蘇る記憶をぼんやり見据え乍ら其の場に膝を着き、彼と共に座り込めば中途半端な微睡みに小さく舟を漕ぐ、)   (2021/4/5 15:14:15)

石川…。( 彼が其の場に座り込めば己も亦膝を折り、未然だったものの未だ適合が終わっていなかった能力の負荷で、咳の中に微量の洋墨が混ざるも気にする余力も存在する筈も無い。己も亦緩に意識が暗転するのを感じては、すり、と頬擦り未満を送る、)   (2021/4/5 15:17:32)

坂口…。( 酷く縺れた思考の糸も、獣の様に不安定な温い息遣いも、彼のと混ぜる事で幾らか安堵出来た。狂気から醒めた?否、今でも十分狂気だ。ころん、と音を立てて意識が落ちる寸前に、彼へとぎこちない頬擦りを返しては独りでに口角を吊り上げ眠る、)   (2021/4/5 15:21:36)

石川… ッ、…。( 気怠い乍らも穏な時間は思考を鈍らせるには充分で、ごほ、と湿った咳と共に床へと飛び散った赤を見るも認識しか生じない。彼からも頬での愛撫が返ったのを認識したのを最後に、己も亦意識を闇へ溶かす、)   (2021/4/5 15:24:46)

坂口「 …。? ( とた、と友の部屋の前を通り掛かった時、ふと右目が痛んだ。孔を開けた眼球が痛む様な。眼帯の奥で微かな痛覚が、ずき、と脳を痺れさせた。何だろうと思いつつ首を傾げては、中庭を望める廊下の柵に身を預ける、) 」   (2021/4/5 15:30:13)

石川… ッゔ、( 意識が落ち、ねっとりとした黒夢に沈む最中、唐突に首筋へ痛みが走る。不安定状態で相反するものが近くに在るが為の反発から、眠りこけつつも痛覚に魘されては額に脂汗が滲む、)   (2021/4/5 15:34:08)

坂口「 … っ …。( ずき、ずきん、と右目が痛む。制御されているもの故に未だ微かでも、頬骨を突く様な痛みにふらつき、其の場から数歩退く。何か危機の前兆だろうか、なんて内心、友の部屋をじっと見詰めれば見詰める程脳が灼ける思い、)   (2021/4/5 15:38:40)

石川ぅ"、… ッ、ぐ …、( 内側から首を捩じ切られるような、不快な痛みに絶えず呻く。意識が落ちているが故に制御も利かず、苦痛を絞り出しては彼の服の裾を握り、無意識に心身を律しようとする、)   (2021/4/5 15:43:07)

坂口「 ッ … は、( 眼球を滅多刺しにする様な、鋭くも長引く痛みに更にふらついては壁に背を預け呼吸を繋ぐ。あの部屋に何か居るのか。居るとしても友か其の恋人かだが、なんて内心、中庭に花見の時の忘れ物でも探しに来たのか、通り掛かった向こうの無頼派を見下ろす。けれども痛みは収まらず、がく、と項垂れては痛苦に耐え凌ぐ、) 」   (2021/4/5 15:49:48)

石川… ! ( 痛い。苦しい。冷たい。彼の体温を傍に感じつつも内側からの痛みで精神は揺れ、遂には能力が制御から外れ掛かれば先刻も生じた様な歯車の翼が形成を開始する、)   (2021/4/5 15:54:05)

坂口「 ゔッ … !! ( 突如、目玉を深く刺した様な痛みに襲われては堪らず大きく呻く。くは、と短く息を吐いては眼帯の奥は真紅に発光し出し、堪らず中庭に手を翳しては植物を生成。驚く向こうの四人を横目に身を乗り出しては、三階の高さから蔓の籠の中へ身を投げ状況からの脱出を試みる、) 」   (2021/4/5 16:00:58)

石川…、…。( がら、かたかた、と音を立て一つ一つが回り乍ら翼を形作る歯車達が愈々六枚目を完成させようとした頃。ふと悪魔の気配が離れた事で本能部分に因る能力暴走は解除。歯車達が霧散したと同時、夢現の最中に数度荒い咳をし大量の血を吐いては今度は眠るように気絶、)   (2021/4/5 16:06:14)

坂口「 ッは、…。…。( ぐる、と視界が回る。心の中で響く声が煩い。指先から紅い茨の紋が滲み出そうとした時、不意に神経への圧迫感が取り除かれる。詰めた息を吐き出せば能力を解除し、ごとん、と身を地に落としては呻きつつ見上げた姿に瞬きをする、) 」   (2021/4/5 16:14:56)

石川「 …。生きてる?( 昨日の宴で忘れ物をした事に気付き、改めて花見をするがてらに来たのが寸刻前。突如として檀が三回から落ち蔓達に呑み込まれ、慌てて階段を駆け下りたのが現在。仰向けの状態で寝転がる姿を他三人と共に見下ろしては、恐る恐る、と頬を突つく、) 」   (2021/4/5 16:23:44)

坂口「 …。生きてる。( どろ、と右目から漏れ出た紅い液体はまるで水銀の様に、血液にしては随分緩慢と頬を滑る。痛みは去ったが酷い吐き気がする、なんて内心ぼんやりし乍ら、ふと頬を突つく声には苦笑。上体を起こしてはそっと眼帯を外し、紅く発光し白目の色が反転した右目を晒しつつ指先で触れる、) 」   (2021/4/5 16:30:48)

石川「 あ、生きてた。( 可也重篤な様子でも実際は命に別状は無さそうに見える、なんて考えた頃に正気の苦笑と返答が来る。ぱ、と笑みを浮かべては指を退けるも、少々異質な姿をした彼をじっと見詰める琥珀、) 」   (2021/4/5 16:33:29)

坂口「 三階から落ちた位で死んで堪るかよ。( 見詰める琥珀と笑みには喉を鳴らし笑いつつ、そっと眼球に触れてみる。第二の制御装置を埋め込んだ右目の、其の十字の切り込みから滲み出す液体を指鳴らしで出現させた小瓶の中に数滴封じ込める。後で司書に渡そう、なんて内心、緩く瞬きをしては、) 此の目、変だろ。太宰。」   (2021/4/5 16:41:35)

石川 「 其もそっか。…。うん。変。( 眼球に触れた事もそうだが液体が滲む様も中々異様で、さらり、と肯定で答えては今度はマジマジと見詰めてみる。見た目もあからさまだが己も天使としての力が植わった身で、完全に制御し鳴りを潜めた状態でも解るものに眉根は寄る、) 」   (2021/4/5 16:45:38)

坂口「 ははっ。だよな。( 彼だけで無く周りの三人も見詰めて来る様に笑い乍ら、きっぱり返って来る返答に矢張り一笑。液体が滲むのを止めては眼帯を付け直し、留め具に付いた釦を押してはロックする。淡く深紅に光れば制御装置の起動を確認し、ふー、と息を吐く、) 此方の安吾の部屋の前を通ったら急に目が痛くなったんだよな。」   (2021/4/5 16:55:02)

石川「 其方の安吾?って言っても …。!( 彼からの言の葉に己は首を捻る。向こうの坂口安吾が原因で起こった事ならば日常生活に支障しか来さない。部屋に何か在ったのだろうか、と思案していると後ろから織田作之助がもしかしたらと耳打ちをする。未だ不安定な石川啄木が居る可能性。ハッとし弾かれた様に立ち上がるも其よりも先に耳打ちした本人が駆け出す。一直線に名前の出た部屋に向かう様子に、宜しく頼んだ、と声を張り上げては彼へと向き直る、) もしかしたら、此方の石川先生の所為かもしんない …。 」   (2021/4/5 17:01:59)

坂口「 おう。…。! 石川先生の? ( 思い出す痛みの詳細を伝えようとした時、ふと中庭を駆ける音に顔は上がる。軈て掛けられる推定の言葉に微かに目を見開くと、ふら、と立ち上がっては友の部屋を見上げ、) 石川先生が、天使だって言うのか? 」   (2021/4/5 17:06:25)

石川「 其も不完全な、ね。安定に時間が掛かってるから俺みたいに制御も出来て無くて。( 彼も亦立ち上がれば高い背を見上げ、こく、と頷き肯定を示す。如何しよう、なんて焦燥から青ざめれば狼狽するも後ろに居た此方側の坂口安吾が頭を鷲掴みにして制止させる。何すんの、と吠えつつも気分はやや沈み気味、) 」→   (2021/4/5 17:11:34)

石川『 安吾、安吾!石川センセ居る !? ( 不完全な状態で不安定になった時の状況は己も何度か見ている。下手すれば、なんて奥歯を食い縛りつつも目的の部屋迄辿り着き、だんだん、と喧しく戸を叩けば柄にも無く焦った声音、) 』   (2021/4/5 17:14:26)

坂口… ん'' …。! ( ドンドン、と云った戸を叩く声で意識は持ち上がる。何時の間にか涙を流していた目を擦りつつ、扉の向こうから聞こえる声に返事をしようとするも、目の前に見えた大量の血の痕に瞠目。慌てて彼の体躯を抱きかかえた儘扉を開ければ見えた三つ編み姿に怯えた薄花色を晒す、) 今起きた、済まん、何か血吐いてて、如何しようオダサク、   (2021/4/5 17:19:54)

石川『 …!( 扉を殴り少しもすれば向こうから扉が開く。少なくとも片方に意識が有ると安堵したのも束の間、腕の中で口元を血塗れに肢体を垂らす啄木鳥が見え、目を丸めるも先ずは息の確認。自発呼吸は出来ているのを確認してから一歩後ろへ下がる、) 理由はワシが解っとるさかい、説明は後や。補修室急ぐで! 』   (2021/4/5 17:24:36)

坂口おう、( 眠っている様に見えて苦しそうな恋人を見て焦りつつ、補修室へ先行して駆けて行く。死なないで呉れと内心、補修室に辿り着いては寝台へ彼を寝かせ著書を装置に嵌め込み、調速機を嵌め込んでは発動の釦を押し込む、) →   (2021/4/5 17:28:37)

坂口「 …。行ったな。( 軈て慌てた様に補修室へと向かって行った様子を見遣れば、は、と息を吐く。隣で狼狽える赤髪の盟友の頭を撫でつつ、琥珀を伏せては呟き落とす、) … 悪魔の力と対抗して血を吐いたんなら …。俺はもう少し早く離れるべきだったな。」   (2021/4/5 17:30:51)

石川『 は ~…。どーにか間に合ったなあ。( きちんと補修が始まり、調速機の力であっと言う間に完了したのを目視。大きく息を吐き適当な椅子に腰を下ろせば大きく息を吐き捨てる。流石に何れだけ遅くとも死にはしないだろうにしても矢張り心臓に悪い、と心中に悪態吐く、) 自分等が寝る前、何か起こったやろか。否。何も起こっとらへんのも有り得ん話やけど。 』→   (2021/4/5 17:36:43)

石川「 うん …。俺達も伝えとけば良かった。檀は平気?( 撫でる手に乗じる形で双眸が伏せつつ、大きく息を吐き出しては改めて顔を見詰める。石川啄木に何かしらの異常事態が起こったらしいのは確定で、となると次の不安は直ぐ目の前の存在へと向く、) 」   (2021/4/5 17:38:52)

坂口寝起きドッキリにしては強烈過ぎだぜ全く … ! ( 先刻迄の異常な気落ちは何処へやら、肩を上下に動かし呼吸しては床へ崩れ落ち息を吐く。すると背後から状況を問う声が上がり、あー、と間延び気味の声を出して躊躇するも数刻の後、) …。一寸、俺がやらかして。啄木さんを不安定にさせちまったんだ。歯車の翼だの数字だのが出て来て死ぬ程焦った。 →   (2021/4/5 17:44:49)

坂口「 俺?おう、俺は平気。心配して呉れて有難な、太宰。( 天使と関連付けて己を心配したのか、見上げて来る不安そうな大粒の琥珀には力強い微笑で以て応える。其処でふと思い出すのは彼等が此処に来た理由で、ことん、と首を傾いでは、) そうだ、此間の宴でオマエ等落とし物してったろ。イースターやってて気付いたんだけど、此の金色の髪留め。御前のだよな? 」   (2021/4/5 17:49:00)

石川『 覚醒はもう嫌って程やろなあ。…。せやか。其の歯車と数字っちゅうのは、之?( 彼も亦安心しきったらしく床へ崩れ落ちるのを見つつ、返答にはやや思案。不安定になった末の暴走にしては保った方、なんて思考しつつ、座った儘に能力の箍を少しばかり外す。途端に現れるのは半透明な歯車で出来た翼が一枚。首筋に浮かぶ “ 030 ” の数字も見せ乍らに、向こう側の檀一雄に影響が及ばない程度に、) 』→   (2021/4/5 17:51:38)

石川「 ん。大丈夫なら良かった。…。あ、俺の髪留め!ありがと檀!( 気丈な笑みが返れば安堵に息を吐き、直後に彼が見せた金色の装飾に瞠目。今は予備で済ませているも出来る限りちゃんとしたのを使いたいのが性。ぱあ、と表情が明るくなれば受け取り、今着けているのを外すもふと手は止まる、) ね、檀。三つ編みやってよ。俺鏡無いと出来ないからさ ~。 」   (2021/4/5 17:55:03)

坂口… ! ああ、其。… 大丈夫なのか? ( ふと先刻の様な寒気が背筋に走る。そ、と振り返って見ては彼の様に数字と翼を現れさせた様子に瞠目し、小さく頷くと心配そうに紺碧を細める、) →   (2021/4/5 18:04:28)

坂口「 んあ?俺が?…。ったく、しゃーねーな。其処座れ。( 髪飾りを手渡して遣れば嬉しそうに花開く笑顔に頬が緩むも、直後の依頼に苦笑しては噴水を指差す。彼の返事が返らない内に噴水の縁へ座っては、名も知らぬ彫刻家に因り美麗な装飾の施された石を、とんとん、と叩いて目線で “ 座れ ” と柔く伝える、) 」   (2021/4/5 18:08:14)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、石川さんが自動退室しました。  (2021/4/5 18:15:04)

おしらせ石川さんが入室しました♪  (2021/4/5 18:17:06)

石川「 ワシは制御出来とるんや、平気やで。( 己の様子を見るなり眉根を寄せた彼へ、ひらん、と隻手を振りつつあっけらかんと是で返す。見せて直ぐに指鳴らしで翼も数字も消して仕舞えば改めてと向き直る、) 之が天使。そうは見えへんかったやろ。 」→   (2021/4/5 18:20:16)

石川「 はあい。( 指差した先を、くる、と振り向けば見えたのは噴水。彼が先に座り目線と行動を以て伝えて呉れば、ととと、と近寄り直ぐ隣に腰を下ろす、) 」   (2021/4/5 18:22:34)

坂口制御 …。啄木さんは出来てなかったって事か。( 彼が指を鳴らせば跡形無く消え去る翼と数字に、益々思慮から眉間の皺は深くなる。制御も出来ていない内に己は、なんて内心自責も半分、) →   (2021/4/5 18:27:26)

坂口「 ん。( 目前に座った彼の髪に触れては前髪の右部分を三つの毛束に分ける。真ん中の上に右、右の上に左、と慣れた手付きで進めて行きつつ、) 太宰。髪引っ張るかも知れないから、痛かったら言って呉れよな。」   (2021/4/5 18:30:35)

石川『 石川センセは暴走制御の時点で強大な力持ってはるんや。其の分時間掛かってしもて。( 亦一つ頷き肯定しては苦笑を浮かべてみせる。何が遭ったかは知らないにしても良くない事で有ろうのは最早確定で、組んだ脚の上に頬杖をついては穏に眠る啄木鳥を見遣る、) 』→   (2021/4/5 18:33:07)

石川「 今の所平気だけどちゃんと言うって。( 着々と編み込んで行くのを感覚として理解しつつ、瞼を下ろしては後はされるが儘。彼が慣れているからか殆ど痛まず上機嫌、) 」   (2021/4/5 18:35:25)

坂口…。そう、か。( 彼の苦笑を見遣りつつ、己は寝台を背に三角座りになる。折り畳んだ脚を抱きつつに顔を埋めては、不安定な精神の儘に亦微睡む、) →   (2021/4/5 18:39:20)

坂口「 おう。( 毎朝の様に寝惚けた此方の天才小説家の身支度を整えている己にとって、彼のチャームポイントでもある前髪の三つ編みを整えて遣る事等最早日課にも等しい。手早に済ましつつ細部迄調整すれば済んだ頃に肩を叩き微笑、) はい。出来たぞ太宰。彼処の安吾や【 俺 】に確かめて貰って来い。」   (2021/4/5 18:43:15)

石川『 檀クンも安吾の部屋ン前来た時不調感じた言っとったんや。派生元が同じとは言え悪魔と天使、相容れ無かったんやろなあ …。( はふ、と息を吐いては己も亦大きく伸び。彼の容態は安定はしているものの精神面に大打撃を受けたらしいのは理解している為、は、と息を吐いては疲労困憊の二人を見守る、) 』→   (2021/4/5 18:45:45)

石川「 もう終わったんだ。早いじゃん。( 髪留めが通る感覚に瞬きをしたのと彼が肩を叩いたのは同時で、彼等の方を向けば各々頷いてでの返しに表情は亦明るくなる。軽く触れてみてもきちんと整っているのが解る故に、ありがと、と追加の感謝、) 」   (2021/4/5 18:48:38)

坂口… そう … だな …。( こと、ことん、と傾いた意識は友の声でも中々直らず。矯正しなかった思考が闇に呑まれる儘、残留する自責と後悔を侍らせ意識は夢の中へと、) →   (2021/4/5 18:54:59)

坂口「 ま、慣れてっからな。…。ん。如何致しまして。( 満面の笑みで感謝を述べる様子に笑んでは立ち上がり、腰に着いたひっつき虫等を手で払ってはふと思い付いた様に、) なあ太宰。数時間後に悪魔の力を図書館の一部の文豪に宿らせるっつー儀式みたいな事をするんだが。見て行くか? 」   (2021/4/5 19:00:08)

石川「 …。あ。安吾寝ちゃったって。オダサクも見守るから補修室居るってさ。( 不意に現れた、焦茶の毛に紅い瞳を持った狐から保有者の声が響く。預かった言伝を其の儘伝えては解放してやった時、不意の提案に微かに眉根が寄る、) 興味は有るけど …。天使の力持ってるよ?俺達。大丈夫かな。」   (2021/4/5 19:10:21)

おしらせ滞在時間が360分を超えたため、坂口さんが自動退室しました。  (2021/4/5 19:19:29)

おしらせ坂口さんが入室しました♪  (2021/4/5 19:19:58)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、坂口さんが自動退室しました。  (2021/4/5 19:40:43)

おしらせ坂口さんが入室しました♪  (2021/4/5 20:03:00)

坂口「 ん。そうか。解った。( 視界に現れた狐を目で追い、軈て彼へと視線が戻ると伝言に頷く。予定を伸ばした方が良いだろうか、と内心、彼の疑問には緩く首を横に振り、) 大丈夫だ。万一悪魔が暴走しても、術者と被験者以外は悪魔を通さない結界の中だしな。」   (2021/4/5 20:09:24)

石川「 そーなの?そんなら大丈夫かな。( 否を伝え説明を寄越す台詞に、こく、と頷けば二人の方も見る。落伍者は興味津々、親友も苦笑気味でも咎める様子が無ければ当然乗り気、) 」   (2021/4/5 20:14:32)

坂口「 ま、悪魔の力を通さないってだけ有って俺は入れねーんだけど。( 如何やら三人共乗り気でいるらしい様子に柔く笑んでは懐から出した書類を手渡す。一枚の白いコピー用紙に名前が丁寧なフォントで綴られただけのものだが、) 今回は適性の有った十人が対象だ。此方の主力会派の四人、新思潮から芥川と谷崎先生、無頼派から此方の太宰と安吾、他は中也と直木先生、だな。」   (2021/4/5 20:22:34)

石川「 流石に今日安吾は止めといた方が良いんじゃない?( リストに乗る名前達に目を通すも、其処に落伍者の名前を見付けては眉間に皺が寄る。石川啄木が如何のこうのとなっていた以上離れるとは思い難いし、石川啄木を連れて来るにしても精神や力が何れだけ安定するか不確定要素しか無い。リスクが高い、と己の中で捉えては傾ぐ首、) 」   (2021/4/5 20:26:51)

坂口「 そう。其なんだよ。スケジュール自体は数日前から確定してたし日時も安吾に伝えて有るんだが …。急にこんな事起こっちまったし、叩き起こして無闇矢鱈に連れて行くのも気が引ける。司書に相談して取り下げて貰うつもりなんだが …。( 彼の指摘に数度頷くと人差し指を自らの顳顬に立て思考。然し悪魔の検体はぴったり十体。保管するにしても其が意志の強い悪魔なら数日も保たないだろう、なんて内心悩みつつ、) 安吾に適性の有る悪魔がどれか解らないんだ。安吾に悪魔の依り代としての可能性は有るが、十体の悪魔の内誰に魅入られるか。もし其が上位の悪魔だったら先延ばしも難しくなって来るんだよな …。」   (2021/4/5 20:34:08)

石川「 う ~ ん …。万が一が起こるのが一番嫌なんだよね。俺達だって戦いばっかで疲れてるし。だから一日引き延ばして貰ってよ。( 抑制御出来ないものをよく使おうと思ったものだ、と内心呟きつつも己からも思考を告げる。何かしら起こった時煽りを食らうのが此方で有る以上危機は成る可く回避したいが為に、) 」   (2021/4/5 20:44:26)

坂口「 ん。解った。安吾も御前等も疲れてるし、先延ばしも一日二日程度なら大丈夫だよな。( ぽり、と頬を掻けば彼への提案に頷き、指笛でスカーフを首に巻いた烏を呼び出しては司書へ伝達をする様に命じる。烏が飛び立ったのを確認してから向き直り、) 多分申請は通るだろうぜ。他の九人の儀式、見てくか? 」   (2021/4/5 20:47:51)

石川「 行く行く。連れてってよ。( 一先ず彼に説得が通じたのを喜べば、こく、と頷き付いて行く姿勢を見せる。後方で駄弁っていた二人も同様に気付けば一歩近寄ってでの意思表示、) 」   (2021/4/5 20:50:02)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、石川さんが自動退室しました。  (2021/4/5 21:40:58)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、坂口さんが自動退室しました。  (2021/4/5 21:40:59)

おしらせ石川さんが入室しました♪  (2021/4/5 22:12:32)

おしらせ坂口さんが入室しました♪  (2021/4/5 22:18:07)

坂口「 おう。( 話を片付けたらしい彼等が近付いて来るのを見れば懐から簡易型転送装置を取り出し、効果範囲内に三人が居るのを確認しては釦を押し込む。瞬時に周囲の光景が変化しては無機質な四方コンクリートの廊下を進み、赤の扉と重厚感の有る鉄の扉の前へと辿り着く、) 太宰達見学者は此方の部屋だ。寛げる部屋にもなってるから、儀式中は絶対に出ない様に。其じゃ、亦後で。」   (2021/4/5 22:23:26)

坂口(( 「 此方の赤の扉の奥の部屋だ。」だな。(、)   (2021/4/5 22:26:00)

石川「 亦後で ~!( 向こうの檀が何か起動させたかと思えば周囲の環境は一変。冷たい板で覆われた道を進んだ先に見えた部屋と説明を受ければ、ぶん、と手を振り二人と共に室内へ。何が違うのだろうか、と怖いもの見たさが大半を占める心境で、) 」   (2021/4/5 22:26:31)

坂口「 ん。( 元気に張り上げた声は狭い廊下に反射する。大振りに振られる手に同じく大きく振り返しては己は鉄の扉の方へ向き、電子ロックを解除して入室。赤の扉の奥の部屋は地上の談話室と似た作りになっており、机に椅子、ソファ、更には紅茶ポットやカップ等、全体的に落ち着いたレトロな雰囲気。けれど鉄の扉の奥の部屋は四方コンクリートの儘で、部屋の両側の壁には片側に五個ずつ棺が並べられている。其の中心に魔法陣が描かれており、既に司書が対象の九人を連れて術式の準備を整えていた。準備の早い事だ、と内心、見学者の居る部屋を見る。此の部屋と向かい側の部屋は硝子の窓で互いから互いを見れる様になっており、先刻入室した彼等に対し、窓を覗き込んでは笑顔で手を振る、) 」   (2021/4/5 22:32:49)

石川「 ふぅん。談話室みたいじゃん。( 見えた部屋は一見来る場所を間違えたのかと思う程のものだが、硝子越しに見える物々しい雰囲気が刹那の誤解を否と断じる。ぽすん、とふかふかのソファに三人で躯を沈めては見下ろす中、ふと彼が此方へと手を振る。マジックミラーでは無いのか、と思考半分に元気良く手を振り返す、)」   (2021/4/5 22:36:46)

坂口「 …。結界は正常に作動してるか。良かった。( 彼等に手を振る中、びり、と右目が痛むと数歩退き小さく笑う。己が此処に誘われたのは万一の為で、あの談話室に存在する野次馬達を護る為に此処にやって来たのだ。近付けば悪魔が相反するが、なんて内心、見学室を背に始まろうとする儀式を見詰める。其の間に手元のリモコンを押せば談話室に設置されたスピーカーと己の装着したマイクを繋ぐ、) 御前等、其の部屋如何だ?綺麗だろ。」   (2021/4/5 22:46:49)

石川「 …。( 座り心地の良いソファに空調の効いた室内。試しに飲んでみた紅茶も美味しく、すっかり空気感に馴染んだ頃、不意に何処からともなく彼の声が響く。何処から?と辺りを見回せば此方の檀が気付き、スピーカーの存在を知らせて呉れれば直ぐに納得。各々快適の返答をかましては堂々と寛ぐ、) 」   (2021/4/5 22:51:10)

坂口「 そうかそうか。そりゃ何より。( マイクと繋げたイヤホンから聞こえて来る三人夫々の声に喉を鳴らして笑いつつ状況を確認する。棺の中に存在する悪魔の状態に不備が無いのを確認した司書が文豪を図鑑順に案内し、先ずは芥川龍之介から適合する悪魔を探す。悪魔を調伏するには精神世界での強い意思と悪魔を納得させられるだけの何かが必要になる。己の場合は夫々の誘惑に耐えるだけの精神力を必要としたが、と儀式を静観。芥川龍之介に適合したのは “ 天地の悪魔 ” 、「 ウンディーネ 」と名が付いた可憐な少女の悪魔だったらしい、) 」   (2021/4/5 22:59:59)

石川「 ウンディーネ?其って水の精霊じゃなかったっけ。嗚呼でも芥川先生格好良いなあ …。( 最初は己が何よりも敬愛する芥川龍之介。随所に聞こえる音声を聞き取るも不可解さから首は傾く。だが次の瞬間には悪魔を前にしてでも優美さを損なわない凛然とした佇まいに見蕩れ、はあ、なんて吐息を零す様は恋に恋する乙女の様、) 」   (2021/4/5 23:03:54)

坂口「 如何やらウンディーネに弟子入りしてた …。男、の悪魔みたいだな。見た目女なんだが。( 早速契約は完了。双方微笑しつつに談笑するのを眺めてはイヤホンの向こうの疑問に苦笑して返答する。悪魔が真の姿を見せると其は下半身が魚の鰭で、肌の各所に水色の鱗が浮かんだ正しく “ 人魚 ” だった。けれども細かい情報を聞いてみると、師匠の影響で女を装った男である事実が判明。けら、と一笑しては、) 」   (2021/4/5 23:09:39)

石川「 気難しいとかよく言われんのによく弟子になれたよな。…。( 契約に成功したのか悪魔が己の目にも見えるようになる。だが何処から如何見ても人魚の姿で、真逆御揃いか、と即座に思考回路が繋がれは忽ち言葉を失う、) 」   (2021/4/5 23:11:56)

坂口「 まあな …。…。俺は太宰の風貌も素晴らしいし、かの有名な水の精霊に負け劣らない美麗さを持ち合わせてると思うぜ。あの透明感は人魚も吃驚さ。( 悪魔と順調に契約を結んだ御陰か己の様に制御装置を必要としなかった様で、少年の人魚を体内に取り込んでは笑顔で赤髪の友へ手を振り壁に凭れ掛かる。浮気すると殺されるらしいよ、なんて呑気に笑う様子を見つつ、談話室で急に言葉を失った友の様子を察しては思い返した彼の能力解放状態について賛辞し出す、) 」   (2021/4/5 23:16:28)

石川「 あっ、ああ芥川先生が俺に手を、手を …!( 不意に硝子越しに天河石と視線が絡まる。ハッとしたのも束の間微笑と共に手を振ると迄されると己はもう堪らず、すっかり挙動不審になれば咄嗟にソファの後ろに隠れる。図書館が違うとは言えども憧れに憧れた存在が、と頬を赤らめる最中、友からも唐突な賛辞が飛べば瞠目。先刻の衝撃の所為で可也震えた声音で、) そ、そりゃあ ~ ね?何てったって身形には気を遣ってんだから。」   (2021/4/5 23:21:02)

坂口「 おう。知ってる。御前は凄い奴だよ、太宰。( 如何やら憧れの芥川龍之介に手を振られ微笑された、所謂ファンサと云う奴で轟沈して仕舞ったらしい彼が物音と共に狼狽えるのを見ずとも察して、はは、と微笑しては更なる賛辞。そんな事をしている間に、図鑑番号順に行くと自動的に此の図書館の赤髪の盟友の番になる。不安そうに此方を見る彼へ隻手を振り遣れば、意を決したかの様に魔法陣の中へ足を踏み入れるのを見守る、) 」   (2021/4/5 23:26:21)

石川「 何、急に …。( ぽぽ、と頬が更に熱を持った自覚から己は顔を出せない儘、次が向こう側の【 己 】なのを周りからの野次で知る。寄せては返す波の様な羞恥と歓喜に胸が高鳴り続けるのを聞き乍ら、) 」   (2021/4/5 23:29:11)

坂口「 …。( 魔法陣の中に入った友が、すう、と息を吸い込み精神世界へと入る。軈て左側の壁に立て掛けられた奥から二番目の棺が開き、其の中から未だ二十歳に満たない様な女子高生程の少女が顔を出す。靡く金色の髪は小麦の様で、見えた翡翠は夢見がちに煌めき。彼女が魔法陣の中に入り友へ干渉したかと思うと、唐突に友が胸を抑えて蹲る。苦しそうにしているのを見て瞠目すれば駆け寄ろうとするも、其の前に友が異変を見せた。髪色は金へ、瞳は翡翠色へ変化し、頬には蛍光色の爪痕の様な痣が出現。武器を大剣へ変換し警戒するも魔法陣の中から一歩も出ようとしないのを見て取り敢えずは臨戦態勢、) 」   (2021/4/5 23:36:06)

石川「 あれ、何か遭った?( 暫くし漸く頬の熱が引き、ふー、と息を吐き出し席に戻った頃。何やら髪やら瞳やらの色が変わった様子に緩慢と瞬き。何が起こっているかも解らない上に場所も場所だからと静観はしつつも、何か起これば、と二人とアイコンタクトをし様子を見守る、) 」   (2021/4/5 23:39:10)

坂口「 … ! 太宰! ( 暴走したか、と剣の柄を握る手に汗が滲んだ時、ふと友の体躯が力を失い床に倒れる。駆け寄り状態を確認すると痣も容姿も正常に戻っており、数回揺すってみると眠りから覚めた様にぼんやり起き上がる。梃子摺ったけど成功した、なんて自慢気に胸を張る様子に肩の力が抜け、兎も角魔法陣から抜け出した友から詳細を訊く事にする。適合したのは正真正銘純潔の “ 金 ” の悪魔、名を「 エリザベート 」と云うらしく、) 」   (2021/4/5 23:45:27)

坂口(( 純血の、だな。(、)   (2021/4/5 23:45:45)

石川「 其方の【 俺 】大丈夫そ?( 更に暫時眺めていると体躯が力を失い倒れ込むも、容姿が元に戻っている上に見ていればちゃんと自立歩行しているのも見える。念の為にとスピーカー越しに声を掛けては高みの見物を決め込む姿勢は変わらず、) 」   (2021/4/5 23:48:22)

坂口「 ああ、何とか大丈夫そうだ。( 随分夢見がちな悪魔で、加えて拷問嗜好家だったと伝えられ逐一手に持ったボードに記録する中、イヤホン越しに聞こえる声に快く肯定。一瞬乗り移られかけたのは其の趣味の残忍さにドン引きしたからだそうで、後は簡易的な制御装置を貰えれば、なんてぼやく友も嬉々と芥川龍之介の傍に寄って行くのを見ては先刻の事のあらましを其の儘談話室の三人へ伝える、) 」   (2021/4/5 23:52:48)

石川「 そう?なら良いや。引き続き頑張れよ。( 事の顛末を聞けば三人で軽く意見を交換し結局、何事も起こらないのならば其は其で、と云う結論に落ち着けば隻手を振りつつに上記。特段気にする事も無い以上見守りに徹するつもりな以上口出しする事も無い故に、) 」   (2021/4/5 23:56:21)

坂口「 おう。頑張る。( 談話室の雰囲気とは違い、一度暴走し掛けた友の姿を見て儀式室内では僅かに緊迫した空気が立ち込める。次は亦友の番で、中原中也が帽子の位置を直しつつに意気揚々と魔法陣の中へ入るのを見る、) 」   (2021/4/6 00:02:11)

石川「 …。( 之で三人目、となれども此方は特段緊張もせずに意見交換を続ける。各々別の悪魔で統治は出来るのか、制御し切れるのか、抑司書が何処から悪魔を連れてきたのか等々。侃々諤々と言の葉を飛び交わせつつも様子は見る、) 」   (2021/4/6 00:05:23)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、坂口さんが自動退室しました。  (2021/4/6 00:25:32)

おしらせ坂口さんが入室しました♪  (2021/4/6 00:30:50)

坂口「 … 成功、っと …。( 中也も手古摺り乍らも調伏に成功すると、悪魔の名前、属性、性格や容姿や趣味嗜好等を細かく書き記し記録する。大した滞り無く順調に悪魔を調伏させる儀が進む中、先刻から頑なに出て来ない右側の壁の一番奥に位置する棺を見る、) 」   (2021/4/6 00:34:25)

石川「 …。( 軈て自然と話す内容が尽きれば、今度は別方向へ話は進む。天使と悪魔なら亦違った手合わせが出来そうだの、場所は如何するだの、制限は如何するだの。完全に脱線しきっては儀式にも目が行かず、話の方向は更に斜め上の方へと進む、)」   (2021/4/6 00:39:06)

坂口「 …。 ! ( 到頭最後の一人、徳田秋声の番になる。彼の場合は早く調伏の儀が終了し、之で坂口安吾以外の文豪に悪魔を宿らせる事に成功した。次は制御装置を創造する、と司書が言い掛けた所で最後迄開かなかった棺がガタガタと音を立てるのを見て瞠目。封印が外れ掛かっているのか、と危機を感じ一歩を踏み出そうとすれば、棺は何事も無かったかの様に静まる。何だったのか、と内心、司書の話は継続する模様、) 」   (2021/4/6 00:47:44)

石川「 …。一応。備えておこっか。( 不意に何やら小刻みに震え出した棺に目は行くも、軈て静まり返る様子を眺め呟く。こう云う時は油断した瞬間が一番危うい事を知る身故に、三人三様目を向けつつ微かに張り詰める空間、) 」   (2021/4/6 00:50:34)

坂口「 …。( 棺の中の悪魔、契約する前の謂わば “ 野良悪魔 ” は、契約した者にしか真名を明かさない者が多いと云う。勿論アイリスの様に自ら社交辞令として真名を明かす者も居るが其は上流階級の悪魔の場合が多いと云う。と、司書が説明しつつに文豪夫々の要望に合った制御装置を創るのを観察する中で、ふと扉をすり抜けやって来た青のチェック柄のスカーフを巻いた烏を腕に止め、) 嗚呼、安吾。…。ふうん。起きたのか。でも御前今日の儀式外れてるぞ、オダサクから聞いただろ? 」   (2021/4/6 00:57:06)

石川「 …。( 向こうの司書から来る説明を己も亦情報として取り入れる。となると上流階級のと、其の兄弟が今此方側に、明確な味方として存在するのか。ぼんやりと思考を回す最中に烏がやって来るのを見る。誰のかは一目瞭然で有り、恋仲の方も目覚めたらしいのを聞きつつ、) 」   (2021/4/6 01:00:29)

坂口「 おう。じゃあ、今日はもう寝るんだな?そうか。疲れたか。うん。解った、御休み。安吾。( 恋仲の傍から一ミリたりとも離れず引っ付いているらしい様子を察しては、電話代わりに烏の咽喉から聞こえる声に何度も頷き何度も微笑しつつ眠た気な声へ常套句を。明日、最低でも明後日迄には回復していて欲しいものだ、と内心、) 」   (2021/4/6 01:06:34)

石川「 …。流石に無理だったか。( 返答と微かな音声から察するに、と頭が回れば呟きを一つ。此の儘棺も何も起こらずに終わらないだろうか、と少しばかり時間の流れを遅く感じつつ、) 」   (2021/4/6 01:08:54)

坂口「 …。( 烏を解き放ち、眼前の術式や儀式を見詰める事暫く。のんびりとした声で、何か質問有りませんか、と呼び掛ける声に対して真っ先に手を挙げたのは金髪帽子で、何処から悪魔を連れて来たのか、だの、抑如何やって封印してるのか、だのの質問が飛ぶ。前者は政府から貰って来た、と答え、後者については最近学んだと返す司書の様子を見詰め乍ら、) 」   (2021/4/6 01:15:59)

石川「 ……。( 悪魔は政府が管理していた。端的に言って仕舞えば一言で要約出来る内容に眉根が寄る。隣に座る坂口も同意見らしく、少しばかり反応が悪いものの管狐を呼び寄せては早急に言伝を一つ。直ぐ様に己側の図書館へ戻しては細く息を吹く、) 」   (2021/4/6 01:19:50)

坂口「 …。( 研究を終え、抱えるには手に余る個性的な悪魔を政府が譲って呉れた、と嬉し気に伝える司書に対する反応は夫々だった。封印方法はさぞ難しいのだろう、と思いきや司書の血一つで封印したのだと聞いて瞠目し、慌てて手を挙げる借金苦が、何者なんだよ、なんて軽口半分に問うた所、司書は何でもない顔で、“ 私、天使ですし …。” なんて言い放った所為で全員が喧しくなる、) 」   (2021/4/6 01:28:50)

石川「 …。( そろそろ雑談の時間に入ってきた。となると得られる情報は無いものとし、ソファの背凭れへと身を預け直しては先刻の司書についての話を交わす。天使だとしても条件には合う。だが、そうだとしても能力が無さ過ぎる。向こうには聞こえないように声を潜めて酷評で話を終えては見学は終わりと立ち上がり、伸びをしてから部屋を出る、) 」   (2021/4/6 01:33:34)

坂口「 は ~ …。( 先祖が天使だったのだが度々間に人間が混じり、今となっては両親とも天使と人間との混血で、天使らしい能力も何もかも失ったのです、と胸を張って応える司書に溜息が出る。何に胸が張れるのか。唯一残った能力が悪魔を封印する為の基礎能力だけなのか、と散々野次を飛ばされ若干負け気味の司書の背を徳田が摩って遣る所迄見て己はさっさと部屋を後にする。鉄の扉を開け、手に持ったボードを烏に運ばせた後は、ぐぐ、と伸びをして息を吐く、) 」   (2021/4/6 01:39:23)

石川「 あ。檀も戻んの?( 扉を出て声を掛けにでも行こうとした時、向こうから扉が開けば目的の人物。ひらん、と隻手を振り遣れば程好い距離で立ち止まる、) にしても凄い顔触れだったね。あれ全部政府が管理してたんだ。 」   (2021/4/6 01:41:50)

坂口「 ん?嗚呼太宰。( 伸びをし終わり曲がった背筋を直し切った時、ふと目の前には真っ赤な髪の彼が居た。濃紺と若草色も見え、ふ、と頬を緩めては頷く、) そうだな。捕獲した悪魔はもっと居るみたいだけど、兎も角厄介なのを呉れたらしいぜ。」   (2021/4/6 01:48:26)

石川「 ふーん。此方にも数体は寄越せるように手配出来るのかな。( 大した思考も無く適当な相槌で返しては何気無く。来るなら来るで司書が喜び、危険度が跳ね上がるだけ。己は然程興味も無い故に間延び気味の台詞、) 」   (2021/4/6 01:50:44)

坂口「 出来るんじゃねーの?後で司書に訊いてみるわ。( 彼の間延びした声に依然微笑みを保った儘に頷く。政府にツテが有るならば、なんて推測染みたものだが、) 」   (2021/4/6 01:54:22)

石川「 ん。御願い。って言っても此方のが政府と繋がり持ってるし、駄目そうなら直談判かな。( 気儘に尻尾を揺らす猫の様にのんびりと返事をしては己も亦伸びをしつつ、ふと探そうとした理由を思い返す、) そうだ。檀。此処には転送で来たから帰り道解んないんだよね。案内してよ。 」   (2021/4/6 01:56:24)

坂口「 そうか。ま、頑張れよ。( 目の所為も有って猫の様だ、なんて内心、ふと彼からの声に寸時の後小さく頷くも、折角だからと転送せずに地下室を正規の道程で脱出する事にする。大した思考も無く、狭い廊下にライトが照らされた空間を先行して歩き行く、) 」   (2021/4/6 02:02:41)

石川「 其は司書に言ってやってよ。…。あれ。転送装置遣わないの?( 己が帰り道を強請れば応えた彼は薄暗く少しばかり狭い廊下を先行する。三人で顔を見合せ付いて行くものの疑問符を放り投げては見上げる琥珀、) 」   (2021/4/6 02:05:21)

坂口「 ん。嗚呼、折角だし良いだろ?俺、地下室好きなんだよ。( かつ、こつん、と地面を靴で蹴る音が反射する中で、見上げて来る琥珀には適当な理由を付け一笑。軈て地上に繋がる階段を前にすると背後の木の扉を指差し、) 因みに彼処が有碍書保管室。図書館で見付けた有碍書は彼処に運ばれるんだ。」   (2021/4/6 02:08:52)

2021年04月04日 14時13分 ~ 2021年04月06日 02時08分 の過去ログ
避難所*
現在のルーム
過去ログ一覧
▲このページの先頭に戻る


クッキーの使用について | 広告掲載募集

(C)2009-2024 チャット ルブル <info@chat.luvul.net>