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「とある農村の淫らな風景【お題ロル】」の過去ログ

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2022年11月17日 17時50分 ~ 2022年12月22日 23時24分 の過去ログ
過去ログでは上から下の方向に発言を表示しています

倉本佳苗♀31銀行員嫁【よくわからない(笑)キモチイインジャーの決め台詞が聞きたいな…なんて我儘をボソッと。バトンポーン】   (2022/11/17 17:50:42)

おしらせ倉本佳苗♀31銀行員嫁さんが退室しました。  (2022/11/17 17:50:48)

おしらせ怪人千面鬼さんが入室しました♪  (2022/11/17 22:15:12)

怪人千面鬼【早くしないとストーリーがどんどん進んでしまうので、早い者勝ちと言う事で…】   (2022/11/17 22:16:15)

怪人千面鬼【レシートの栞11 倉本さんに続けます】   (2022/11/17 22:17:42)

怪人千面鬼(図書館を襲った大きな揺れが収まると、書棚が倒れその中に行儀よく並んでいた本が足の踏み場もない程に散らばったその部屋に、黒煙が立ち上るトンネルの入口から姿を顕わした男…全身黒ずくめで顔にはプロレスラーのような派手なマスクを着け、口と目だけが覗いている。肩から何やら怪しげな機械をぶら下げ、そこから伸びたマイクのような物を握って話しかけている)チェックメイトキングツー…チェックメイトキングツー…応答願います…此方千面鬼…聞こえますか?こちらセンメンキです。(本に埋もれたり腰が抜けたりして動けなくなっている一同の前で、何やら無線機らしき物で連絡を取り始める)   (2022/11/17 22:18:05)

怪人千面鬼(マイクを持つ反対の手には見た事も無いような武器らしき物が握られ、室内にいる人間をひとりづつマスクの下の鋭い目で一瞥していく)あ、パイズラー様…センメンキでございます。申し訳ありません…図書館の地下の例の研究室ですが…薬品の調合に失敗したようで…はい…ソレは…材料の調達に手違いがあったようでして…コンドームに塗り込んで持ち込んだはずなのですが…いいえ、それは…私の関知する所ではありません…は?ストロングゼロですか?いいえ、そのような連絡は受けておりません。ええ…で…なんと、大爆発が起きまして…地下室は瓦礫に埋もれてしまいました…幻覚装置も破壊されてしまいました…いえ、テストは成功したようです。一番近くにいた男にはかなり効き目があったように思われます…はい…   (2022/11/17 22:19:08)

怪人千面鬼(遠くからヘリコプターの音が近づいて来る…)ええ、もうこの研究室は使い物になりません…引き払います。ただ、図書館の中にいた村人たちに、色々マズイ物を見られていますので…彼らの記憶を書き換えます。装置をセットしました…はい?コンドームとストロングゼロの回収ですか?それはちょっと難しいと思います…時間がありません…え?記憶を呼び起こしてしまうかもしれないのですか?ですが…もう…間に合いません…(ヘリコプターの音が大きくなり窓枠が外れた屋外に上から縄梯子が降りてくる…ゆっくりと窓枠に近寄り梯子に手を伸ばし乍ら)間もなく私はこの建物を離れますので、記憶書き換えビームを図書館に照射してください(縄梯子に手をかけると身体を引き上げ、ヘリに合図を送る…縄梯子にぶら下がったままヘリは建物を離れる…ヘリが山陰に姿を消す頃、何処からともなく光の玉が飛来し、図書館全体がオレンジ色の光に包まれる。暫く明滅を繰り返した光はゆっくりと暗くなり、何事もなかったような静けさが戻る。その静けさを破るように豚の泣き声が、ひび割れが倍増した図書館にこだまする。)   (2022/11/17 22:23:11)

怪人千面鬼【いやいやいや、こんなに引っ掻きまわしていいのか?まだ続くのか?】   (2022/11/17 22:24:33)

おしらせ怪人千面鬼さんが退室しました。  (2022/11/17 22:24:45)

おしらせ倉本♀31ジェット島の女さんが入室しました♪  (2022/11/19 10:16:48)

倉本♀31ジェット島の女【名前が全て入らず省略してしまいました。お許しを。】   (2022/11/19 10:17:32)

倉本♀31ジェット島の女【星月夜の光その4 御厨さんに続けます】   (2022/11/19 10:18:56)

倉本♀31ジェット島の女(セーヌ川を見ている私を生んだ貴方…この瞳に何を映してくれたのかしら。川だけではないはず…この瞳の奥で真剣な目をした貴方をずっと見ていたのは私。大勢の人達の前で貴方の為に背筋を伸ばして日傘をさし続けいる。この窮屈なコルセットでウエストを締め付けながら…。おかげでなんだか知らないけれど、嬉しそうな顔で私達を見ていたのも知っている。なんか賞をとったのよね?小さなドットを重ねて…重ねて…また、重ねて…吹き込んでくれた命。私はここでずっと貴方を見て、貴方を待っているの。そんな所で止まってないで、早くこっちに来てよ。差し伸ばす事の出来ない腕がもどかしい。星月夜の澱んだ星達に誘われるように開いた扉、もう貴方を返したくない。また、ここで…このグランド・ジェット島で、貴方の作り上げたこの穏やかな光の中で過ごしましょうよ。天使達までが貴方を迎えに行ったのね。白い羽根を羽ばたかせて弓矢を持っているキューピット。どの絵から抜け出してきたのかしら。)   (2022/11/19 10:19:21)

倉本♀31ジェット島の女(振り向けばそこに貴方がいる。このときめきはどれ位振りの事。貴方が書き足すドットを待ち焦がれていた。頬に触れる筆先、紅色鮮やかに変われば、抱き寄せられる…貴方の腕の中。あの頃、何度貴方の腕に抱かれダンスを踊る事を夢見たでしょう。懐かしい髭…指先で触れれば微笑む貴方。この優しい真剣な眼差しに見つめられたのはいつ以来…。窮屈なコルセットの中で熱く身を焦がす。日傘を片手に緑の芝の上で貴方と2人…、眩しい陽の光の中で過ごすこの時が懐かしい。貴方も同じよね。私を描き息吹を吹き込んだ貴方、この細いウエスト、柔らかな曲線の胸、そしてこの横顔を描く1点1点に愛を感じていたわ。さぁ、これからは一緒に…。煌めく光の金粉の中に身を投じ、2人が浮いていく。上から見たグランド・ジェット島の私の抜けた真っ白い影は私だけでは無かった。真横のシルクハットの男性ごと居なくなっている。横にいた男性の顔がやっとわかった。シーラ貴方だったのね。ずっと横に居てくれていたのは貴方だったのね。初めて気がついた。閉じ込められた窮屈なこの世界、私の隣に居たのが貴方だということ。)   (2022/11/19 10:19:49)

倉本♀31ジェット島の女(遠くで貴方を呼ぶ声がする。必死で貴方を呼ぶあの人達の顔、見た事もない格好をしている彼等達のその顔は私の知っているこの島では見た事がない。それに加えてあの目に眩しい色の衣装を身につけた人が2人。彼等達の必死な波動は見た事も無い私の世界を一瞬歪ませていく。この人は、あの人達には大切な人なのね。自らの我儘に奪い去る事も出来なければ、ぽっかりと空いたグランド・ジェット島の絵がとても悲しく見えた。精一杯の力で彼を突き放す。彼のポケットに帽子に飾られた1輪の造花を入れて。)帰ってー!(自らの声を耳で聞いたのは初めてだった。案外ハスキーな声に驚きつつ、またこの本を開いて、私を見に来て…「グランド・ジェット島の日曜日の午後」を見に来て…このページを開いて。思い出して…この絵を、若くして命を落としたジョルジュ・シーラを思い出して。眩い光の中にいたはずが、真っ暗な世界に変わる。きっと本が閉じられたんだ。あの人達のところへと帰った彼が、本を開くのを今度は待とう。セーヌ川に向かってスンとした澄まし顔を作って…少しだけ頬を紅色に変えて…)   (2022/11/19 10:20:22)

倉本♀31ジェット島の女【無理くり繋げてみましたが、ファンタジーを続けるには、また通って本を開いてくれればジェット島の女とはいつでも会話が出来るように鍵として造花をポケットに差し入れましたので。今度ご相談してもいいですね。お願いします】   (2022/11/19 10:22:37)

おしらせ倉本♀31ジェット島の女さんが退室しました。  (2022/11/19 10:22:43)

おしらせ倉本佳苗♀31銀行員嫁さんが入室しました♪  (2022/11/22 22:49:55)

倉本佳苗♀31銀行員嫁【こんばんは。連投をお許しください。ハチャメチャ図書館を何となく纏めてみました。皆さんの思う所とは違った形、違ったイメージ等々、反論その他文句は御遠慮願いますれば…と思う次第です。】   (2022/11/22 22:52:39)

倉本佳苗♀31銀行員嫁【レシートの栞 12 怪人千面鬼に続けます】   (2022/11/22 22:53:39)

倉本佳苗♀31銀行員嫁(髪は乱れ、きな臭い煙がモワッと漂う中で頭上に掲げたコンドーム。大きな声で所有者を尋ねたはずだが、誰1人こちらを向こうとはしない。近くまで何事かと駆けつけた彼女の手の中のコンドームも然り、一瞬光っては極普通の極薄コンドームの箱に戻っていた。崩れた本にまみれる人、人…そしてさっきまで威勢のいい声で現れた男性と女性も身を縮めて無惨にも所々破れたコスチューム姿でそこにいた。黒い噴煙の中で現れた1人の黒尽くめの人影に視線は奪われ、大きく開けた口が塞がらなくなる。声は失いその姿をただ追いかけた。1人でブツブツと呟きながら、肩から無線のような物をぶら下げて…その仕草だけは刑事ドラマの刑事達が、いざこれから乗り込むぞ!のそれと同じ。しかしながら怪し過ぎるその格好と少し腰が引けている感じは滑稽で、さっきのカッコイイ2人組のレンジャー部隊共々、テレビの中のヒーローと悪の組織の劣化版。やっぱり何処かの撮影なのか。村おこしの観光ビデオでも作っているのか…。それにしては大掛かり…崩れかけた図書館をどうするつもりなんだろう。)   (2022/11/22 22:54:07)

倉本佳苗♀31銀行員嫁(外に轟くヘリコプターの音、そこへと駈けて逃げる男を目で追い、その姿が投げ降ろされた縄梯子に手をかけ消えていくのを最後まで見届けていた。)はっ!(息をのむ程の激しい光に包まれた。腕で覆う目、屈む腰。大きな声を最後に記憶は塗り替えられていた。見事に綺麗に整然と並べられた本、棚…そして壊れていたはずの図書館は多少の傷みは倍増したかもしれないが、まんま元に戻っている。穏やかな陽射しの中、美術書の並ぶコーナーには男性が1人。古文書の部屋の扉の前に女性が1人。そして、燦々と陽を浴びて本を読む年配の男性が1人。何も変わらずに時は流れていた。あれ?帰ろうとしてたはずなのに…振り返るとそこにカウンターの女性がいた。彼女が掌の中のコンドームに気がつき小さな悲鳴と共に放り投げる。その放物線を目で追いながら自らの掌の中のコンドームに気がついた。モヤのかかる脳内、そのままポケットにしまってしまえば放り投げられたコンドームを拾い上げ口角を上げたように誰にも見えぬように微笑んだ。それもポケットにしまっては、ストゼロの缶が並ぶカウンターを横目に何事もなかったように図書館を後にする。)   (2022/11/22 22:54:32)

倉本佳苗♀31銀行員嫁(外から見た図書館は洋館の瀟洒な佇まい。あちこちにある傷んだ箇所も味のある風格にも繋がるが、少々ガタが来すぎてる。子供達が集まる前の静寂な僅かな時間に起きた事。倉本家のベッドサイドテーブルの引き出しに2箱のコンドームが隠されたのはその日から。夫との夫婦生活にどう活かすかって?それはどこからか落ちてきた亀の子焼きという名のシリコン製の玩具に装着されたのは言うまでも無いだろう。レシートの栞?あー、それはそのまま…何となく読む気の失せてしまったままその本の間に挟まれている…はず。)   (2022/11/22 22:55:18)

倉本佳苗♀31銀行員嫁【無事に静かな図書館に持っていきました。今月も残り1週間。ここから始まる図書館ワールドもあるはず。そして、どこかにあじとを変えた悪の秘密結社も息を潜んでいるはず。…と信じてやまずです。】   (2022/11/22 22:58:07)

おしらせ倉本佳苗♀31銀行員嫁さんが退室しました。  (2022/11/22 22:58:13)

おしらせ御厨圭♂45シルクハット帽さんが入室しました♪  (2022/11/25 17:19:25)

御厨圭♂45シルクハット帽【星月夜の光その5 倉本さんに続けます】   (2022/11/25 17:20:01)

御厨圭♂45シルクハット帽(御厨は夢の中かグランジェット島から現れた女性を抱きしめたまま天使に囲まれて飛んでいた。地下室から閃光が追いかけてきて溶けそうなほどの光と熱が包み込む。一瞬にして僕は闇の中に放り出された。ここが何処なのか自分でもわからない。なぜここに居るのかも。この空間は地面もない。自分の肉体すらも確認できない。そうか僕はきっと死んだんだ。もうすべてを忘れてこのまま漂うだけだ。そして御厨は眠るように目を閉じた。そこは無の空間だった。)   (2022/11/25 17:20:20)

御厨圭♂45シルクハット帽(幾日か時が過ぎ図書館の地下の爆発は図書館には特に影響も与えず、図書館の一部の棚が崩れ落ちただけだった。本当にあった地下は瓦礫に埋もれたがそこはもともと怪人洗面器の隠れ家だった。そこにあった入り口は封鎖され、今は誰も入ることはできなくなっていた。特に被害もなく、死体すら発見はされなかった。いつしか何事もなくいつも通りに図書館は運営されている。)   (2022/11/25 17:20:35)

御厨圭♂45シルクハット帽(なにも無かったかのように、むしろ時が戻って最初から始まったかのように見える図書館。司書の桜井さんが閲覧された本を書庫に戻している。美術書のところに来た時、背表紙に新印象派・スーラとその一派という画集が他の本と離れた場所に立てかけてあった。特に変わったことも無いように見えた。桜井さんはいつものようにその本を手に取り元の場所に返そうとした。その時、その本のあるページが光に満ちていた。驚いた桜井さんは思わずその本を床に落としてしまう。その拍子に光ったページがまるで誰から本をめくるように開かれた。)   (2022/11/25 17:21:00)

御厨圭♂45シルクハット帽(御厨は眠っていたようにも感じていたが無の空間に身を任せ漂っていただけだった。そこにハスキーな女性の声が聞こえた「帰ってー!」。一瞬空耳かと疑ったが、無音だった空間にその声は木霊していた。「帰ってー!帰ってー!帰ってー!帰ってー!帰ってー!」徐々に小さくなる声を胸に抱くように自分の全身で受け止めると涙が溢れてきた。その瞬間、自分はその声に照らされてまばゆいばかりのドッドの絵の中に躍り出た。御厨の耳にははっきりとハスキーな彼女の声と1輪の造花が胸にあった。)   (2022/11/25 17:21:15)

御厨圭♂45シルクハット帽【繋げて頂いたお気持ち嬉しく続きを書かせていただきました。中途半端な文章ですが、そこは委ねたいと思います。思惑と離れるかも知れませんが宜しくお願い致します。】   (2022/11/25 17:24:17)

おしらせ御厨圭♂45シルクハット帽さんが退室しました。  (2022/11/25 17:24:32)

おしらせ倉本♀31ジェット島の女さんが入室しました♪  (2022/11/27 00:48:06)

倉本♀31ジェット島の女【】   (2022/11/27 00:48:27)

倉本♀31ジェット島の女【星月夜の光その6 御厨さんに続けます】   (2022/11/27 00:49:17)

倉本♀31ジェット島の女【すみません、操作ミスでメモ削除してしまった。後で入り直します。】   (2022/11/27 00:52:26)

おしらせ倉本♀31ジェット島の女さんが退室しました。  (2022/11/27 00:52:31)

おしらせ倉本♀31ジェット島の女さんが入室しました♪  (2022/11/27 00:56:58)

倉本♀31ジェット島の女【改めまして…】   (2022/11/27 00:57:16)

倉本♀31ジェット島の女【星月夜の光その6 御厨さんに続けます】   (2022/11/27 00:57:49)

倉本♀31ジェット島の女(静寂な暗闇は恐れに至らず…。そこには誰もが知る彼の人達が秘かに、そして愉快に…時を過ごしているから。ええ、私もその内の1人。ジェット島から抜け出して、川の畔ではなくレンガの壁のように本の並ぶ道を散歩する。月明かりが窓から差し込み、その道を照らす時もあれば、小さな人が走るような姿を浮かばせる緑の灯りを頼りに歩く事もある。ずっとさしていた日傘を折り畳み自由に歩くこの道は、迷路のように入り組んで…時に道を迷いもするが、大抵は自らの住むジェット島に辿り着く。たまに間違えて見目麗しいモナ・リザの背景に迷い込む事もあるが、それを見抜く人はまだいない。誰かに探し当てて欲しいのに…それは叶わぬ夢なのだろうとずっと思ってきた。あの日までは…。ずっと前しか見ていない私の横に並ぶシルクハットの男、その男の顔を見たのは轟くような音が聞こえた日。雷鳴よりも遥かに大きいその音に思わず彼を突き放したのは鮮やかな記憶。それから私のこの静寂な暗闇の散歩には、時たま横にシルクハットの男が並ぶ。腕を組みゆっくりと歩き続ける本の壁の道。)   (2022/11/27 00:57:59)

倉本♀31ジェット島の女(長年の間、横に寄り添っていたはずなのに新鮮味を感じるその腕に日傘を閉じた自由になった腕を添えて歩くのはとても心が軽やかになる。___やっ!闇夜に慣れた目に眩しい光が映り込む、思わず顰めた顔に変わった時、隣のシルクハットの男性の腕に温もりを感じた。えっ?と振り返り見る彼の顔…。思わず胸が熱く擽られていく。あの激しい音が轟いた日以来…その時に新しくた刺し足された頬の色は未だ薄紅に染まったままに口角を上げた微笑み携えて、スンとすましてセーヌ川を見つめ直そう。)また会いに来てくれたんですね…お待ちしていました。こんなに眩い陽の陽射しの中を伴に居られるのを…いつもいつも…いついつ迄もお待ちしています。いつでも、貴方を…このジェット島で…。ゆっくりと心穏やかに、ドットの中で過ごしていきませんか?心ゆくまで…。(思いの外ハスキーな私の声がジェット島に響き渡る。目の前の彼等がその声に振り返り、連れた猿が飛び跳ねる。僅かな時間の御伽話…手にした日傘を傾けて、引き寄せられるように唇を寄せる私の姿の目隠しに変えた。そのページが伏せられるまでの僅かな時間の中の戯言…戯れ事…密か事。)   (2022/11/27 00:58:31)

おしらせ大藪直輝♂25蕎麦屋さんが入室しました♪  (2022/11/27 00:59:39)

大藪直輝♂25蕎麦屋【こんばんは。見かけたのでご挨拶しに来ちゃいました。】   (2022/11/27 01:00:17)

おしらせ山崎あけみ♀48さんが入室しました♪  (2022/11/27 01:02:08)

倉本♀31ジェット島の女【操作ミス等ごめんなさい。お互いの思惑の違いを楽しむの風景のお部屋の楽しみ方だと思っています。私の方こそ御厨さんの描くストーリーとはズレてるかもしれませんが、人によって文章の理解の違いや見方の違いを楽しめたら嬉しいな…なんて、思っています。私もそうやって、考えたり悩んだりして楽しんで書いてます。】   (2022/11/27 01:02:22)

山崎あけみ♀48【こんばんは、申し訳ありません、お見掛けしたのでご挨拶だけにお邪魔しました】   (2022/11/27 01:02:44)

倉本♀31ジェット島の女【こんばんは、私はこれにて私は失礼しますが、お話しなら集会所に移動しましょうか。】   (2022/11/27 01:03:32)

山崎あけみ♀48【大藪さん、先日は大変失礼しました】   (2022/11/27 01:03:43)

おしらせ倉本♀31ジェット島の女さんが退室しました。  (2022/11/27 01:04:08)

大藪直輝♂25蕎麦屋【いえいえ大丈夫です。佳苗さん。裏で少しいかがです】   (2022/11/27 01:04:12)

山崎あけみ♀48【申し訳ありません、これだけ伝えたかったので…私がこれで失礼します、お邪魔しました】   (2022/11/27 01:04:24)

おしらせ山崎あけみ♀48さんが退室しました。  (2022/11/27 01:04:35)

大藪直輝♂25蕎麦屋【いかれちゃいましたね】   (2022/11/27 01:04:42)

おしらせ大藪直輝♂25蕎麦屋さんが退室しました。  (2022/11/27 01:04:48)

おしらせ御厨圭♂45シルクハット帽さんが入室しました♪  (2022/11/28 14:17:39)

御厨圭♂45シルクハット帽(日傘が傾いて暖かで優しい吐息が鼻を擽ると、甘く切ないビロードのような唇が自分の呼吸と重なる。静寂な空間の中で自分の鼓動が大きく感じられた。ゆっくりと振動が大きくなってくるのを感じる。皮膚を通して体温が熱く感じられた瞬間、孤独な鼓動は2つになっていた。それぞれ脈打ったその鼓動はやがてひとつの大きな鼓動となって暖かさから熱く激しい振動へと変わっていく。今まで闇に彷徨った魂が彼女によって開放され、光の向こうへ隠されていたものがその瞬間に弾け飛んだ。それは彼女の最深部へと深く満ちていく。いつかまた、ここに戻るためにそこに印を残して)   (2022/11/28 14:29:53)

御厨圭♂45シルクハット帽【倉本さんへ、長い間のやりとり楽しかったです。ありがとうございました。返事を書くか迷いましたが印として短くはありましたが感想を込めて返事しました。今回、僕からは〆となります。】   (2022/11/28 14:32:18)

おしらせ御厨圭♂45シルクハット帽さんが退室しました。  (2022/11/28 14:33:09)

おしらせ沢木耕三♂65デイトレーダーさんが入室しました♪  (2022/11/29 22:23:33)

沢木耕三♂65デイトレーダー【11月も間もなく終わりますね。レシートの栞13、倉本さんに続けます】   (2022/11/29 22:24:53)

沢木耕三♂65デイトレーダー(間もなく師走という11月の昼下がり、家を出たその足はまた図書館へと向かう。あの日からほぼ日課のようになってしまい、他の用事で家を出た時にもつい図書館への道を辿ってしまう事も度々あった。今日は最初から図書館へ行くつもりで履き慣れたスニーカーに足を突っ込んだ。道すがら今日はあの女性に会えるだろうかと想いを馳せる。探していた本を見つけて夢中で読み始めたあの日、いきなり隣の席に座り柳眉を逆立てこちらを睨みつけた女性…言われている事の意味が分からないのと、その整った美しい顔立ちに見惚れてポカンとしている間に、弁舌さわやかにまくし立てた彼女は言いたい事を言ってその場を離れたのだが、こちらは反論する余裕も無く呆気に取られて見送るだけだった。)   (2022/11/29 22:25:23)

沢木耕三♂65デイトレーダー(例の本を読み終えてしまった今もこんなふうに足繁く図書館に通っているのは、蔵書の面白さ不思議さだけではなく、また彼女に会えるかもしれないとどこかで期待する思いもあっての事かもしれない…ともあれ、図書館に入ればお気に入りの南の窓に面した席に座り、読みかけの物語のページを開く。今、読んでいるのはここで見つけるまで見た事も聞いた事も無い、利根川散歩とかいう作家の「迷探偵明智五九郎」というふざけたタイトルのドタバタミステリーとでもいうべき小説で、明智小五郎の孫と名乗る探偵明智五九郎が、怪人二十面相の孫と言われる怪人千面鬼の犯罪を暴き追い詰めると言うストーリーだ。シリーズで何冊か出版されているらしく、馬鹿馬鹿しいと思いながらもう3作も読んでしまい今読んでるのはシリーズ4作目だ。毎回追い詰められた千面鬼は、どこからともなく現れたヘリコプターで明智の前から姿を消す、という荒唐無稽なストーリーが今では癖になってしまっている。千面鬼という名も、ヘリコプターも、どこか懐かしい気にさせられるのは何故だろう…)   (2022/11/29 22:26:03)

沢木耕三♂65デイトレーダー(そんなわけで、今日も今日とて暖かく静謐な空間でふざけた物語のページを捲りながら、ゆったりと流れる午後のひとときを楽しんでいる。誰かが入口から入って来る気配を感じれば、その度にあの日の彼女ではないかと本から目を上げ入口に視線を送る…彼女の事を思い浮かべる時、コンドームという言葉が脳裏をよぎるのを訝しく思いながら、南の窓の外を見やれば柿の木にひとつ残っていた実も今はなく、裸になった枝だけが時折吹く風に寒そうにふるふると震えていた。)   (2022/11/29 22:26:55)

沢木耕三♂65デイトレーダー【以上…ストーリーを取っちらかしたお詫びを申し上げて、沢木の図書館ストーリーはこれまでとさせていただきます】   (2022/11/29 22:29:43)

おしらせ沢木耕三♂65デイトレーダーさんが退室しました。  (2022/11/29 22:29:54)

おしらせ倉本佳苗♀31銀行員嫁さんが入室しました♪  (2022/11/30 00:49:06)

倉本佳苗♀31銀行員嫁【こんばんはー、あっ、しまった。今回はジェット島の女の倉本です。名前変えるの忘れました。すみません】   (2022/11/30 00:50:05)

倉本佳苗♀31銀行員嫁【星月夜の光 その8 御厨さんの〆につなげます】   (2022/11/30 00:51:26)

倉本佳苗♀31銀行員嫁(ジェット島の光の中、日傘に隠れた僅かな刻。ずっとこの刻を待っていた気がする。差し出した唇に触れた瞬間に身体の中で大きな音が響き出す。聞いた事も感じた事もないその感覚が、リズムを刻むように鳴り響き、熱を生んでいく。陽の光以外の暖かさ…摩訶不思議な感覚は面白いように早くなる。)貴方も…感じているのですか?この音…熱…、そして呼吸という名の自ら発する風、空気の流れを。(彼の口元と自らの口元に手を翳し、その緩やかな空気の流れを感じては、指先で唇をなぞる。しなやかに濡れる唇、そのまま指先を首筋にそっと伸ばした。とくん、とくん…と指先に伝わる拍動をひととき愉しめば彼の胸元にそっと頬を寄せていこう。胸元に私の帽子の花飾り…、日傘に隠れて見つめ合う瞳。彼の瞳の奥に見た私の顔に懐かしさを覚える。横目でずっと見ていたスーラの瞳、その中に生まれた私の横顔。その面影をそのままに、今貴方の瞳の奥に薄紅濃くして映している。胸の奥深くが大きく爆ぜる。初めての事故に戸惑い顕に瞳見開き、紅足されずとも紅く変わる。)またいつか…いつでも…ここが貴方の帰る場所になりますように。   (2022/11/30 00:52:06)

倉本佳苗♀31銀行員嫁(「グランド・ジェット島の日曜日の午後」の中の名も無き女の願いが、ドットの中に埋もれて願う儚い夢があの激しい音が轟き渡るあの日から希望へと変わった。悪の組織が図らずも起こした小さな奇跡。)【〆】   (2022/11/30 00:52:32)

倉本佳苗♀31銀行員嫁【御厨さん、お付き合いありがとうございました。お互いの意志や思惑などの擦り合わせの難しさを今回は感じながら、探りながらのロルになりました。でも、とっても楽しかったです。最初に申しました通りに「グランド・ジェット島の日曜日の午後」を題材に舞台がありました。それを見ていた事もあり、絵画ならばこの絵と決めました。複数人の人が絵に映り込むのも村と重なる部分かなとも思って選んだ絵です。御厨さんだから活かしてくれたんだと思って感謝しています。ありがとうございました。】   (2022/11/30 00:57:03)

おしらせ倉本佳苗♀31銀行員嫁さんが退室しました。  (2022/11/30 00:57:10)

おしらせ保坂文恵♀33嫁さんが入室しました♪  (2022/12/8 14:49:04)

保坂文恵♀33嫁【遅ればせながら、お題を更新させていただきました。クリスマスイルミネーション。農村ぽくない、と思われるかもですけど聖なる夜のキラキラした感じもいいかなと思って。導入っぽいの書いてみました。いろんな発想で続けてもらえれば嬉しいです♪ よろしくお願いしますです♪】   (2022/12/8 14:49:34)

保坂文恵♀33嫁(わたしの日課のランニング。時間は特には決めてはいないものの日が暮れてからのことが多い。今夜も一人、村の中をゆっくりゆっくり走ってる。ただの田舎のこんな村だけど……最近気づいたことがある。年々、自宅の玄関や商店の入り口なんかをイルミネーションで飾るところがぽつりぽつり増えてきた気がする。路地を曲がった一軒の農家さんも今年からイルミネーションを始めたみたい。ささやかだけどサンタやトナカイのオブジェなんかも置いてあって)きれいだな、田舎の夜も工夫次第でこんなに楽しげで華やかにまるんだね、うんうん(なんて感心しながら通り過ぎる。そして……ちょうど村役場の前を通りかかったとき)   (2022/12/8 14:50:03)

保坂文恵♀33嫁わぁ!!(まばゆい光が目に飛び込んできた。役場の前の広場、その中心にある1本の木。青みがかった白い光を基調にした品のいいイルミ。例年こんなことなかったのに、今年から始まったんだろうか。役場前の広場だから渋谷や表参道みたいなオシャレな場所じゃない。昼間に見れば昭和感満載の広場だけど。それにもみの木ってわけではなくて大きな松の古木なんだけど。でも明かりのほとんどない田舎の夜に、そこだけ幻想的に浮かび上がるような。コロナでずっと閉塞感のあった3年間、なんとかそれを打破しようという役場の誰かのアイデアなんだろう)村もやるもんだね、こういう税金の使い方なら納め甲斐があるね(しばし立ちどまって、光に彩られた松の木を見上げて……ずっと見ていられるような気がする。でも、いつまでもいるわけにもいかない)……よしっ(なんて気合いを入れ直して。なんだか華やいだ気分で、また夜の村を走り去っていく)   (2022/12/8 14:50:08)

保坂文恵♀33嫁【ひとまず! ではでは】   (2022/12/8 14:50:32)

おしらせ保坂文恵♀33嫁さんが退室しました。  (2022/12/8 14:50:37)

おしらせ保坂文恵♀33嫁さんが入室しました♪  (2022/12/8 14:54:12)

おしらせ保坂文恵♀33嫁さんが退室しました。  (2022/12/8 14:54:30)

おしらせ倉本佳苗♀31銀行員嫁さんが入室しました♪  (2022/12/9 01:04:13)

倉本佳苗♀31銀行員嫁【村役場のイルミ その1 導入の保坂さんに続けます】   (2022/12/9 01:05:03)

倉本佳苗♀31銀行員嫁(結婚して初めての12月、大きな箱が届いた時「子供もいないのにこんな大きなツリー買ったの?狭くなるだげなんだけど…」と旦那は凄い言いようだった。その癖飾り付けする時は楽しそうで、ここに子供がいるじゃないか!そう思わせた。夫婦で初めて迎えるクリスマスは、腕によりをかけて料理をしたし、そのツリーの瞬く電飾の横で虹色に染まりながら愛を確かめあった。そんな頃もあったけど、引越し先のこの村にはあのツリーは持ってきていない。ツリーがない初めてのクリスマスを迎える事になる。玄関に飾ったリースと幾つかの飾りだけが玄関に並ぶ少し素っ気ないクリスマスになるかもしれない。そんな時に見かけたのは役場の飾り付けの作業だった。ちょうど買い物の帰り道だった私は駐車場に車を止めた。村役場の見知った顔とえば福祉課のケタケタと笑う栗拾い時の「姫」しか知らない私は彼女の顔を探す。残念ながらそこには居ないが、胸躍る高揚感からか知った顔もそこには居ないのに咄嗟に声をかけた。)お手伝いしましょうか?○○銀行から出向でお世話になっている倉本の家内です。   (2022/12/9 01:05:32)

倉本佳苗♀31銀行員嫁(名前を言えば、「ああ」と知ってる素振りを見せる人もいれば、最初から頭の先から足の先まで値踏みされるように見る人もいた。でも、そんな視線にはどこかもう慣れてしまっているのか、わざと髪をその人に見せつけるように髪をあげ、項を見せながら髪をポニーテールに結い上げた。そして夜になれば綺麗に光るであろう電飾のコードを手にしては、松の木に掛けた脚立に登る人に渡していった。冷たい風が頬を刺す、それでも必死で続ける彼等達…僅かながらのお手伝い。終わる頃に陽も沈みかけた空に大きな満月が登りかけていた。夕焼け空と満月…何とも魅惑的な空を仰げば自らの吐く白い息が溶けていく。さっきまで見知らぬ役場の人達が帰りにお茶でもと役場に招き入れてくれる。暖かいその空気に心和みつつ点灯式を迎えた。気がつけば役場の人達が集まりだし見上げる松の木。カウントダウンと共にスイッチオン!一斉に煌めき出すその電飾…感嘆の声があちこちであがる。その瞬間だった。バン!と音が聞こえた…気がして真っ暗に変わる。ざわつく役場内、大きな懐中電灯を手にした職員の声が響いた。「ブレーカーが落ちてまーす!」)   (2022/12/9 01:05:56)

倉本佳苗♀31銀行員嫁(慌てて暖房や不要の電気を消して歩く職員達の足音を聞きながら、隣の人に声をかけた。)…初めてなんですか?イルミネーション…。(「勿論!」まさかの返事に言葉を失った。ポニーテールに結んだ髪を解きながら、殆ど明かりのない役場。再度松の木が煌めき出す時は、呆気ない位に盛り上がりもなく、ひたすらに安堵のため息と拍手に湧いた。暗闇では仕事は出来ぬと皆帰っていく職員達。不思議と足留めをくらったように車に乗り込み、松の木を見上げていた、スマホの電話の履歴から久しぶりに実家の名前を指が押していた。)クリスマスツリーの箱送ってくれない?(暫く旦那が女性を連れ込んだ夜のドライブの目的地は、この場所になるかもしない、そんな事を思いながら…。松の木の向こうに白い息を吐きながら走ってくる女性の姿が見えた。暫し松の木のイルミネーションを前に立ち尽くす姿がなんだか嬉しく思えた。今年最後の満月の夜…満月の傍に接近する火星、もうすぐ流星群もピークを迎えるだろう。)   (2022/12/9 01:06:24)

倉本佳苗♀31銀行員嫁【急激に寒くなっています。皆さんお風邪を召しませんように。師走の忙しい中、小さな楽しみに変わりますように】   (2022/12/9 01:07:38)

おしらせ倉本佳苗♀31銀行員嫁さんが退室しました。  (2022/12/9 01:07:41)

おしらせ源 涼樹♂46管理職さんが入室しました♪  (2022/12/11 00:12:10)

源 涼樹♂46管理職【村役場のでイルミ その1 倉本さんのロルには続きます、】   (2022/12/11 00:13:25)

源 涼樹♂46管理職(今年の春に勤めている金融機関から、異動の辞令を受け取った。冬の異動希望で独りで育てる長男のために静かな支店への異動を出していた。そして諦めていた出世…のはずが、異動と同時に昇進。仕事は好きだが、それに没頭するあまり妻には逃げられてしまった。が、ついてきた長男、「親父、独りだと野垂れ死んでお化けなって来られても困るしさ…」などと、憎まれ口を叩きながらも、受験生の長男との二人暮らしも早くも9ヶ月。この村に来て初めての年末前のイベント、この農村に来る前にいたマンションから眼下に見えていたビルの3階の高さの大きな電飾のクリスマスツリー、大通りの脇に植えられた木、大通り沿いの店舗、大通りを通る路面電車、それらを彩る賑やかなイルミネーションは、大通りなんてないこの村には存在しないもの…でもここには豊かな自然がある。と思っていたことも忘れて12月となり、本部からの命令は、「地域貢献」という名の地元のクリスマスイベントの手伝い。どうやらこの農村でもイルミネーションを役場前の広場でするらしい。命じられたのは電飾の設置の準備。あ、うちの子に動画で撮って見せてやろう、受験勉強で外には出れないだろうし…)   (2022/12/11 00:14:09)

源 涼樹♂46管理職(夕方から合流したイルミネーションの準備。前の街でも経験していたイルミネーションの準備、街ではあった最近流行りのアニメのキャラや、今時分でいえば、サッカー選手の顔などを表す電飾、そして街を歩く若者やカップルの賑やかな声もここにはない。もみの木ない広場には松の木に飾られようとしているイルミネーション、そして役場の職員、地元の有志やら狭い村ではほぼ顔見知りの中で、作業をしてしていく。日が傾き、空が夕焼きに焼け始めた頃、日の反対側には満月が上り始めていた。そんな中で、手伝いのはずの自分も松の木に脚立の上からイルミネーションを飾っていく。作業で熱くなる身体に額に光る汗、しかし寒さからか「こっちお願いします…」と、言葉尻に吐く吐息は白く薄い煙のように空に舞って冬風に吹かれて、夕焼けに消えていく。イルミネーション点灯、動画に撮ってあいつに見せてやらな…落とした瞼の向こうに、まだ胸くらいの高さしかなかったあいつの「お父さん、ぼく、イルミネーション見るの好き…」の姿が浮かんだ。そして瞼を開けると、もう夕焼けだった空は黒く染まり、空から満月がイルミネーション点灯前の広場を照らした。)   (2022/12/11 00:14:36)

源 涼樹♂46管理職(そして飲み物を配れと、人使いの荒そうな役場の担当職員に言われるがまま、お茶をを配ったり。ふと目についたポニーテールの女性、あ、あの人、確かうちのライバル?銀行の行員さんの奥さんじゃないなかったけ…夏祭りで見たポニーテールが何となく印象に残っていたようで。そんなことを思い出すももう点灯式……のはずがトラブル。手に持っていたスマホをポケットにしまい、トラブル対処を手伝おうとした時に、タイミングを外したイルミネーションの点灯。腰が砕けたような拍手と、安堵のため息が周囲からいくつか聞こえてきた。そんな中、自らの「ブラボー!」の声も虚しく響いた。いや、ひょっとしたらこちらも腰が砕けて、声が小さかったか…と、大切なこと忘れてた?!動画撮り忘れた…点灯の瞬間。改めて見てみると、「ブレーカー落ちてます!」の声の後は画面は真っ暗であった。首を垂れると、数年前の長男の姿が脳裏に浮かび胸が痛い。そして痛む胸を抑えながら遅ればせながら煌めく松の木の下に女性を見た。夢中で見るその女性の姿にまた長男を思い出し、頭を下げようとすれば、「残った缶コーヒー、配布の手伝いお願いします!」の声。)   (2022/12/11 00:15:04)

源 涼樹♂46管理職(その要請に従って缶コーヒーを配る。冷えていた手に温かい缶コーヒーが冷えた手には熱く感じた。そして吐く息の強さは先ほどの松の木の作業時に同じくらいの強さなのに白が濃い。「さむっ」と思わず台詞が出るほど。ほぼ缶コーヒーを配り終えると見えたのは車に乗り、スマホを触るポニーテールの女性。あ、あの人も手伝ってたかななどと思いを馳せては、車に乗って近づき、外から車の窓を軽く握った拳で叩いた。叩いた手の反対側の手に握られた缶コーヒーを示して、渡したい意思を伝えた。窓越しに見えるスマホの画面は、はっきりとは見えない。でもこの人が点灯の瞬間の動画撮っておいてくれたらいいのに…。今年最後の満月が窓越しに車内の彼女を照らす。ーーこの春から来た村にとっては火星から来たような自分に、綺麗な流星群を迎えることができるのであろうか。ーーそして窓越しに彼女に声を掛けた。)缶コーヒー…どうぞ…?   (2022/12/11 00:15:30)

源 涼樹♂46管理職【早いもの勝ちという言葉に甘えて落とさせてもらいました。おかげで楽しく書かせてもらいました。ありがとうございました。】   (2022/12/11 00:16:28)

おしらせ源 涼樹♂46管理職さんが退室しました。  (2022/12/11 00:16:32)

おしらせ沢木耕三♂65デイトレーダーさんが入室しました♪  (2022/12/11 11:32:03)

沢木耕三♂65デイトレーダー【村役場のイルミ 源さんはその2になりますかね と言う事でその3、源さんに続けます】   (2022/12/11 11:33:34)

沢木耕三♂65デイトレーダー(12月の声を聞くと何故か気忙しくなる習性は、長い勤め人生活の間に抜け難く身体に染み込んでしまったようだ。仕事をリタイアしこの村に移住して来て初めて迎える年の瀬、今年中に片付けなければならない仕事もやっておかなければならない諸事も一切無いのだから、のんびり正月を迎えればいいと思うのだが、どうにも尻がむず痒くなる。冷たい風に急かされるように部屋の隅に積んだままになっている段ボールに手を伸ばす。一人住まいの気ままさから当面使わない物は段ボールに入れたままになっていたのだが、この機会に整理してみるかと梱包を解く。出てきたのは古びたアルバム、こんな物まで持ってきたかと表紙を開けば、脳内時計が一気に懐かしい過去へと遡り片付けの手が止まる。高校生の自分が笑っているピントがずれた一枚の写真、一緒に映っているのは天文部の仲間たち。その中の一人に眼が止まると、封印していた苦い思い出が鮮やかに甦る。)   (2022/12/11 11:33:54)

沢木耕三♂65デイトレーダー(映像として脳裏に浮かぶその思い出は、若い頃は忌まわしい過去として記憶から消し去ろうとしていたのだが、この歳になってみればほろ苦くはあるけれど、心の傷はもう痛まない。考えてみればあれ以来顔を合わせるのを避けていて、言葉を交わす事も無く卒業を迎えそのまま音信不通だ。今頃はいいおばあちゃんになっているだろうか…早苗ちゃん。仕事に就いてからは忙しさにかまけてすっかり離れてしまった天文の世界、リタイアを機にまた始めてみようか…そう言えば、あの事件があったふたご座流星群のピークはもうじきじゃないか?ふとした思い付きが段々膨らんで、極大日には村のどこかで夜空を見上げてみたくなってきた。そうなればそれなりの準備は必要で、取り敢えず適当な観測場所を確保しなければ…半年間の村での生活で知り得た知識から、相応しそうな場所を何カ所か思い浮かべると居ても立ってもいられず、取り敢えず下見をと防寒用のダウンをポンコツの後部座席に放り込みエンジンキーを捻る。昇ったばかりの今年最後の満月コールドムーンを道連れに愛車を走らせる。)   (2022/12/11 11:34:35)

沢木耕三♂65デイトレーダー(最初の目的地、小高い丘にある展望台に向かって県道を走っていると、道路腋の住宅にぽつりぽつりと飾り付けられたイルミネーションが見受けられる。こんな田舎の村でもクリスマスイルミネーションなんてやるんだなあ…田んぼに忘れられた案山子も真っ赤なサンタの衣装を着せられピカピカ光っている。村役場の前の赤信号で停止すると、驚いた事に広場の松の木にも電飾が施されゆっくりと点滅を繰り返している。松の木にイルミネーション?そのちぐはぐさが面白くて役場前の広場に車を乗り入れヘッドライトを消す。役場の明かりはすでに消えていてコールドムーンに冴え冴えと照らされた広場に青白く煌めくイルミネーション。都会で見かけるけばけばしいイルミネーションよりも品があってずっと好感が持てる。辺りを見渡せば駐車場には二台の車が並んで停まっていて、運転席にはそれぞれ人影が見える。松の木のイルミネーションに照らされたその一人は、あの図書館の女性だった。その顔を見た時、思わず小さく「あっ」と声が漏れた。   (2022/12/11 11:35:08)

沢木耕三♂65デイトレーダー(イルミネーションに浮かぶその顔がさっき見つけた昔の写真、因縁の相手、早苗ちゃんに似ているのだ。そうか、彼女を図書館で見かけてからずっと気になっていたのは、そのせいだったのかも知れない…無意識に彼女を早苗ちゃんと重ねてしまっていたのだろうか…ん?待てよ…馬鹿馬鹿しい考えが頭を過る。彼女の名前は確かカナエ、字はどう書くか分からないが誰かがそう呼んでいたのを聞いた事がある。サナエとカナエ、名前も似ている…顔も似ている。年齢も息子と同じくらいだろう…いや、でも、まさか、そんな偶然…利根川散歩の明智五九郎シリーズじゃあるまいし、そんな安っぽい三文小説のようなストーリーが…でも、え?事実は小説より奇なり?…さまざまな想いが頭の中で渦を巻き、呆けた顔で車の中の彼女を見つめて、右半身にコールドムーンの光を、左半身にイルミネーションの光を浴びながらその場に立ち尽くす)   (2022/12/11 11:36:04)

沢木耕三♂65デイトレーダー【そんなわけで、どんなふうに話が転がりますか…開けてビックリ玉手箱】   (2022/12/11 11:36:55)

おしらせ沢木耕三♂65デイトレーダーさんが退室しました。  (2022/12/11 11:37:54)

おしらせ倉本佳苗♀31銀行員嫁さんが入室しました♪  (2022/12/13 16:32:58)

倉本佳苗♀31銀行員嫁【村役場のイルミ その4 沢木さんに繋げます】   (2022/12/13 16:34:46)

倉本佳苗♀31銀行員嫁(ハプニング付きの点灯式のあった役場前のイルミネーション、あれから結局毎日のように通っては駐車場に車を止めてぼーっと眺めるのが日課のようになった。旦那だってそうそう毎日女性を連れ込む程暇は無いらしいが、私は夕食の後片付けをすると決まって珈琲を淹れる。最近気に入ってるのは、浅煎りの苦味の中に酸味を感じるスッキリとした飲み心地の豆。丁寧に淹れ旦那用にマグカップへ、そして残りはマイボトルへと注いだ。「また行くのか?」そういう主人に一緒にいかない?なんて誘いもするがアッサリとふられてしまう。お気に入りの音楽と珈琲、イルミネーションを前にして僅かな1人の時間の贅沢さを堪能する。マイボトルと赤いチェックの膝掛けを1枚バックに入れては玄関を出る。庭先から見えるリビングの部屋には、実家から届いたばかりのクリスマス・ツリーが煌めいて見えた。そんな光景にも心が躍る。勿論旦那には送って貰ってまで…と呆れられたが、結局は例年の如く1番上の星を飾ったのは彼だ。虹色の電飾は子供っぽくないかと、白色の電飾も次の日には買い求めてきたのも彼だ。)   (2022/12/13 16:35:15)

倉本佳苗♀31銀行員嫁(そう、結局は1番楽しんでいる。でも、夜のイルミネーションツアーには決して着いてこない面倒臭がりな所は相変わらず、と言ったところだろうか。そんな彼が私が玄関を出た後、クリスマス・ツリーを見ながら珈琲を啜る姿を窓越しに見つめる。「恋人がサンタクロース」そのタイトルのアンサーソングに「結婚(現実)はサンタクロースは居ない」という曲があればピッタリなんだけど…なんて、我が家の大きな子供を見るように目を細め役場前へと車を走らせた。道すがらのイルミネーションに心を和ませながら村の中を走って行けば既に噂は広まっているのか、数台の車がそこには止まっていた。自転車やバイクを止めて見上げている人も幾人かいた。小さな村だけ土地だけは広い、村役場の駐車場も10台は余裕で止まれる程の広さだ。隣合わさない程度に車を滑り入れた。僅かに降ろす窓から冷たい風が入り冬を演出してくれる。ハンドルに両手を置いて見る「松の木イルミ」スマホからはクリスマスソングメロディを流す。何日か通っていれば常連さんも決まってくるようで、最初の日に缶コーヒーを配っていた彼の車が遠くに見えた。)   (2022/12/13 16:35:43)

倉本佳苗♀31銀行員嫁(反対側からちょうど役場前の信号で向かい合わせに停止した車は、先日青信号に変わっても発信せずにいた車だろうか。皆、気に入ってるこの「松の木イルミ」走り抜ける何時もの彼女の顔もまたあの日と一緒だった。瞳の中に納める煌めく光と日々変わる月。風の匂いは冬らしく変わっていく。今夜は我が家に飾りきらなかったオーナメントを持ってきた。松の木の鋭い葉に指刺されながら、低い枝に引っ掛けた。掛けた枝が僅かにしなり、銀色の丸い玉が目立たぬように揺れた。オーナメントに反射して光は増えていく。1つ、2つ、3つ。少ないながら松の木を飾り立てた満足は自己満に過ぎないが、嬉しくて口元が緩んだ。肩に掛けていたストール代わりの赤い膝掛けが風に飛ばされたのは、その数秒あとの話し。)   (2022/12/13 16:36:05)

倉本佳苗♀31銀行員嫁【せっかくの村の役場、中心でのクリスマスです。沢山の方の参加お待ちしています。】   (2022/12/13 16:38:28)

おしらせ倉本佳苗♀31銀行員嫁さんが退室しました。  (2022/12/13 16:38:34)

おしらせ源 涼樹♂46管理職さんが入室しました♪  (2022/12/13 23:46:18)

源 涼樹♂46管理職【村役場のイルミ その5 倉本さんに繋げます】   (2022/12/13 23:47:00)

源 涼樹♂46管理職(あのイルミネーションの点灯式の日、帰宅して息子にイルミネーションの話を伝えた。LDKの端に置いてある勉強机に向かってカリカリと筆の音をさせる息子から、「マジで勉強あるから…」ともう聞き飽きた台詞をその日もう聞いた。そしてその点灯式のトラブルを動画を使って見せようとしたが、あるのはあの画面が真っ暗になった動画のみ。勉強机から振り向いてこちらのスマホを見た息子も、「まあ、いんじゃね。」と、一言だけ残すと、再び机に向かい、筆を紙に落とす音をさせていくのみ。もう振り向く様子のない息子には背後でこうべを垂れているこちらの様子は見えないであろう。こちらもそんな息子から離れて、同じLDK内のリビングのソファに腰を下ろした。背後から勉強している息子のボヤく独り言を聞きながら、自分のスマホの画面を見た。画面上はもうSNSで10年以上使用している当時6才の息子を肩車した自分。肩の上で自分と同じように腕を組んでいる画像に当時のことを思い出した。そうもう一度、息子を喜ばせてやりたい…「お父さん、ぼくイルミネーション好きなんだ」瞼を閉じれば当時の息子の姿が浮かぶ。よし、もう一度…。)   (2022/12/13 23:47:23)

源 涼樹♂46管理職(イルミネーションの点灯式から数日が経過した。今日も車で来たのは村役場の駐車場。もう残業代がつかなくなった管理職の自分のみ職場に残り、ようやく終わらせてきた駐車場から、松の木で照らされる光たちを見る。リズムよく点いては消えて、また光を放つ電飾。赤や黄色が普段は殺風景ないなかったならではの広めの駐車場を照らす。車の窓越しに自分も照らさられると、スマホの画面を見た。画面には自らがその松の木イルミを背にして何かを語る姿の動画。)おれ、メッシ。好きなご飯は酢めっし…。て、なんだこれは…ダメだ…。(イルミネーションだけでは喜ばないと、一つ加えようと有名人のモノマネする自分を自撮りした動画を見た…。身体が震えた….、車の空調から出る熱風で額を汗が濡らすほどなのに、寒い…。車の窓から駐車場を見れば、ここ数日で見る車がチラホラ。点灯式の日にこちらが窓を叩いた女性の車、そしてその近くで満月と松の木イルミネーションに照らさらていた初老の男性の車。もういくらか覚えてしまったが、意を決して今日も車の外に出た。外に出れば先ほど車内で体験したとてつもない寒さとは違う通常の寒さを、肌に感じた。)   (2022/12/13 23:47:45)

源 涼樹♂46管理職元気ですかー!元気があればなんでもできる……。あ、あれ忘れた…⁈。(今年は一人のスターがこの世を去った。あの顎を出したストロングスタイル、黒のパンツにリングシューズで誰もが恐れる異国でもリングに上がったスーパースター。松の木イルミネーションの前にスタンドを置いて、スマホを置いた。録画ボタンを押すと、そのスマホの前で自分にそのスーパースターを乗り移させる。スーパースターと松の木イルミネーションの競演…これはうちの子供が喜ばないはずがない…。白のワイシャツに群青のネクタイ、下半身は薄い黒のスラックス姿であるはずが気分はもう黒パンツに、あとはそう…肩にかけられたあの…と、思った時にはあれがないことに気づいた。やばい、あれがないとこれ成り立たない…。)あ、これは…(一度落ち着こうと松の木を振り返ると飾り付けをしている女性の肩から、赤い膝掛けらしい膝掛けが落ちてきた。冬風に揺られてこちらに飛んできたところを手で掴んだ。足りなかったもの…そう入場の花道から肩に掛ける赤いタオル。鍛えられた肉体を映させる真紅のタオル、それが目の前に来て手にしてしまえば自分も肩に掛けた。)   (2022/12/13 23:48:14)

源 涼樹♂46管理職(肩にかければ、頭上からは星空、横からは松の木イルミネーションがこちらを照らす。そしてリングへの花道を添える電飾の照明のように、赤布を落とした女性が飾り付けしたオーナメントが黒の革靴で進む自分の足元を一歩、二歩、三歩と照らされた花道のようにその女性の元へと進む。おれは炎のファイター。肩に掛けていたその赤の膝掛けを肩から落として、手のひらに掛けてその彼女に返そうと声を掛けた。)お嬢さん…落としましたよ…。これないと人生に迷うかもしれません…だが、迷わず行けよ…行けばわかるさ…。(と、彼女に返そうと声を掛けた言葉はまさかのスーパースター口調。無意識のうちに自ら突き出す顎、赤布を掛けた手のひらを差し出しながらも、途中で我に返った……が、時すでに遅し。知らぬうちに突き出してしまった顎、台本のような口調、そしてどこかの偉人の詩を自らのように読むカリスマ…やっちまった…、そしてスタンドに立てられたスマホは相変わらず自らの姿を映している。手のひらの中に掛けられた赤布に隠されたのは、先日と同じ缶コーヒー。)一応、今日は赤いの着けて来たので、サンタさんからの缶コーヒー…?(気持ち顎を先ほどより引いて)   (2022/12/13 23:49:38)

源 涼樹♂46管理職【普通に書こうと思ってましたが、赤いタオル…に我慢できなくなってしまいました。ありがとうございました。汗汗】   (2022/12/13 23:50:57)

おしらせ源 涼樹♂46管理職さんが退室しました。  (2022/12/13 23:51:02)

おしらせ沢木耕三♂65デイトレーダーさんが入室しました♪  (2022/12/15 22:23:57)

沢木耕三♂65デイトレーダー【村役場のイルミその6源さんに繋げます。あまり繋がってないけどご勘弁】   (2022/12/15 22:26:32)

沢木耕三♂65デイトレーダー(あの夜頭に浮かんだひとつの馬鹿げた考えを、数日経っても消し去る事はできずにいた。役場前の広場を離れ目的の展望台に向かう車中、そして展望台の下見を済ませ当日ここで観測する事に決めて帰宅してからも、様々な想いが頭に浮かんでは消えて行った。確かめてみたいと思いながらも、さほど親しくない相手にいきなりプライベートな事を訊ねるのも憚られる。何か方法は無いかと思案を重ねるうちに極大日当日を迎えた…日が沈み一番星が瞬き始める頃、車に昔愛用していた観測七つ道具と、ポットに詰めたほうじ茶、夜食用のおにぎりなどを積んで家を出る。先日供をしてくれた月は今日はまだ昇っていない。県道沿いのイルミネーションの数も心持ち増えたように感じられる、ご近所に刺激されて始める家庭も多いのだろう。クリスマスイブまであと10日、役場前の広場にも松の木イルミネーション見物の人がチラホラ見受けられる。)   (2022/12/15 22:26:56)

沢木耕三♂65デイトレーダー(時間もまだ早いしちょっと寄って行こうと車を乗り入れる。先日よりも飾りが幾らか増えたように感じられる松の周囲には、小さな子を連れた家族連れや若いカップルなども見物に訪れている。樹の周りをグルッと一回りしていると、アントニオ猪木の物真似をしている中年男性が…今年天に召されたプロレスラーの熱狂的なファンだろうか…その彼の足元に、近くにいた女性の肩から真っ赤なストールが北風に飛ばされて重たげに舞ってきた。それを拾い上げた男性が歩み寄った女性は図書館の彼女だった…彼女もこのクリスマスイルミネーションがお気に入りの様だ。にこやかに会話を始める二人を横目に車に戻ると展望台を目指す。ポンコツの未だに使っている今にも壊れそうなカーカセットに、先日アルバムと一緒に見つけた自分で編集したクリスマスソングのカセットを差し込めば、ひどい音質で流れだす「ロッジで待つクリスマス」…)   (2022/12/15 22:27:38)

沢木耕三♂65デイトレーダー(懐かしい曲を何曲か聴くうちに展望台の駐車場に到着し、エンジンを切りヘッドライトを消せば、辺りは静寂に包まれ闇がのしかかる。トランクから荷物を下ろしヘッドランプを頭に装着して、薄赤い心許ないセロハン越しの光を頼りに展望台への階段を上がる。展望台から見下ろす村の家並みはクリスマスイルミネーションを施す家が点在して思ったよりも明るい。中でも村役場の松の木イルミネーションは一際大きく、青白い光でゆったりと上品に点滅を繰り返している。そして、頭上に眼を移せば都会ではとても見る事の出来ない夥しい数の星が瞬いている。果てしなく多いと書いて夥しい…まさに、まさに。こんな澄んだ星空を見れば、思いは50年近く前のあの日の高原へと遡る。)   (2022/12/15 22:28:16)

沢木耕三♂65デイトレーダー(コンクリートの上に断熱マットを敷き、その上に拡げたシュラフに潜り込むと仰向けに寝転んで空を見上げる。所々薄雲がかかった箇所もあるが、概ね晴天が広がっている。あの日もこんな天気だったらその後の人生は違ったものになっていたかもしれない。そもそも、あの日の曇り空が間違いの始まりだったのだ…高校生活最後の天文部合宿、年が明ければ待っている受験をひとときでも忘れようと、参加した3年生5人は妙にテンションが高かった事を覚えている。観測準備を始めた夕方から雲が垂れこめ始め、辺りが闇に包まれても頭上に瞬く星は現れなかった。それでも雲が切れるのを期待して、下級生をその場に待機させて3年生は一旦宿に引き上げた。そのあと始まってしまった酒盛りが、二つ目の間違いの元…こんな風に人生いたる所に罠が仕掛けられているのだ。想いを過去に馳せながら見上げる眼の端に星が一つ流れた。朝までに幾つ数える事ができるだろう…それとも途中で夢の中へと引きずり込まれてしまうのか…年甲斐もないジジイの天体観測が始まる)   (2022/12/15 22:28:44)

沢木耕三♂65デイトレーダー【毎度のことながら、考えがまとまらず時間に追われながら苦吟しております。不出来ながら恥を忍んで…と言い訳をしてスタコラ】   (2022/12/15 22:30:49)

おしらせ沢木耕三♂65デイトレーダーさんが退室しました。  (2022/12/15 22:31:03)

おしらせ藤枝洋平♂42ぶどう園さんが入室しました♪  (2022/12/16 21:58:24)

藤枝洋平♂42ぶどう園【 村役場のイルミその7 沢木さんに繋げます。あまり繋がってないけどご勘弁(2)初めてなので、温かな、大らかな気持ちでお願いします。(笑)】   (2022/12/16 21:59:35)

藤枝洋平♂42ぶどう園(収穫の終わったぶどう園、来期の生産に備え土の入れ替えも終わり、農協の職員の方から斡旋してもらったルビーロマンの苗木を植え込み終える。苗木の周りに土を優しく掛け一息つくと、役場に補助金の申請をし忘れていたのを思い出す。日が傾くのが早くなり、もう窓口が閉まった頃と思いながら腕時計に視線を落とすと、まだ空いている時間で、ズボンにつく泥を払うようにしながら、車へと歩いていく。車までの数歩の間に、吐く息がいつの間にか白くなるのに気が付き、季節を感じて少し笑みを浮かべる。役場までは、そう遠くなく、車に乗り込み、車内の冷えた空気に、助手席にあった赤いマフラーを首に巻いて、エンジンをかける。サイドブレーキを解除する前に、指先に息を吹きかけ手を擦り合わせる。手を何度か握るようにしした後、ハンドルを握って車を静かにゆっくりと走らせていく。)…そういえば、イルミネーションの点灯式って、今日だったかな…   (2022/12/16 22:00:33)

藤枝洋平♂42ぶどう園(日が沈みゆくなか、少ない街灯の道をゆっくりと走らせていく、ラジオからはクリスマスの曲が聞こえてくると、ボリュームを少し上げていく。ハンドルを握る指先でリズムを刻みながら、鼻歌を歌いながら車を走らせる。山道の途中、村役場のほうで、大きな明かりが既にちゃんと点灯して。点灯式はもう終わっていることに笑みを浮かべる。山道も終わり、役場へと続く道をゆっくりと走っていく。車窓の外では、村の日常に少しだけ華やかな、楽し気な雰囲気が足されてように、皆穏やかで楽しそうに道を行きかっている。普段は絶対使わない、役場からは一番遠い第7駐車場。そこに車を停めるとマフラーもう一度巻いて、手袋とニット帽を被って役場へと歩いていく。)…やっぱり楽しい雰囲気でいいな…(口元まで巻いたマフラーの内側で囁き道中に売っているホットコーヒーを買って飲みながら歩いていく。)   (2022/12/16 22:02:23)

藤枝洋平♂42ぶどう園(薄ぼんやりした明かりの、暖房の効いていない役場内、役場の人に声をかければ、イルミネーションに電力を回している為とのこと。その理由を聞いて、また笑みを浮かべて、マフラーを巻きなおしていく。その薄明りの中、手袋を嵌めたまま何とか書類を書き、補助金の申請を終える。役場のドアをその瞬間、強い風が吹く。広場のほうを見ると、首に赤いマフラーを巻くのではなく、掛けるようにして顎をしゃくらせている男性を見つける。どうやら女性の落としたストールを拾い上げたついでに、ダー。したようだ。ああ、そうか、燃える闘魂のファンなのだな。そう思うと、視界の下のほうに赤を見つける、顎を控えめに突き出し、巻いていたマフラーを解き首にかけるように…。マフラーを手渡している男性の顎が少しずつ元に戻る様子に合わせるように、突き出していた顎の上にマフラーを巻いていく。勝手にまねをして、勝手に恥ずかしくなった自分をごまかすように視線を上に向ける。空には、満天の星空。それに見惚れているといくつかの流れ星を見つける。)   (2022/12/16 22:05:07)

藤枝洋平♂42ぶどう園…今夜は流星群だったかな…(さっきイルミネーションの点灯式の日付を間違えていたことを思い出し。言い直す。)そうだといいな。流れ星を見つけたら、願い事をたくさんしてみよう…(それから少し後、上を向いたまま、くしゃみをした所、首の筋を違えた。上を向いた顔、下にしようとすると首には激痛。パニック。とりあえず、流れ星を見つけ。「誰か、この首を治して下さい。」そう、強く願った。)   (2022/12/16 22:05:18)

藤枝洋平♂42ぶどう園【何となく、こんな感じにしてみました。大らかな、優しめでお願いしますね。(笑)】   (2022/12/16 22:06:34)

おしらせ藤枝洋平♂42ぶどう園さんが退室しました。  (2022/12/16 22:07:00)

おしらせ倉本佳苗♀31銀行員嫁さんが入室しました♪  (2022/12/20 22:44:52)

倉本佳苗♀31銀行員嫁【村役場のイルミ その8 藤枝さんに続きます】   (2022/12/20 22:45:45)

倉本佳苗♀31銀行員嫁(幼い頃のクリスマスと言えば、サンタさんに会いたくて夜更かしをしては怒られる。ベッドに入っても眠い目を擦って起きていたのを思い出す。それでも結局はサンタさんに会う事無く現実を知った小学生時代。あとは堂々と両親、ともすれば親戚にまでプレゼントを強請ったものである。要領の良い妹は現実を知っても尚、小学卒業時までサンタさんへ手紙を書いていた。そんなあざと可愛い彼女には、毎年希望した物が枕元に置いてあった。現実を知った私は高い物を強請る、それはなかなかに聞き入れて貰えないもので…そこそこの物で誤魔化され、妹とが6年生のその日、枕元のプレゼントの箱をこっそり隠してやった。大泣きする妹、朝から母の雷が落ちたあのクリスマスの日、泊まりに来てい叔母が、下唇を噛んで涙を堪える私を宥めてくれるように肩に掛けてくれたのがこの赤いひざ掛け。綺麗に編み上げた赤と紺の毛糸細い白の糸が格子を描く。端に白い小さな花とイニシャルの「S」が入っている。その日からその膝掛けは私の物になり、叔母は事ある毎に私の相談相手になった。その膝掛けが風に靡いて宙を舞う。腕を伸ばしても掠めて緩やかに落ちていく。)   (2022/12/20 22:46:02)

倉本佳苗♀31銀行員嫁(それを拾ってくれた男性は事もあろうかそれを首に掛けたでは無いか。そのままこちらに向かってくる足に、二歩三歩と後ずさりをしただろうか。しゃくるように出た顎、ゆっくりと詰め寄るように向かって彼の仕草はモノマネ番組で見た事のあるあの人だろうか…。お嬢さん…え?何言ってるの?この人…。そのまま連ねられる言葉は初めて聞く物で、私が脳裏に描いているあの人であるかは定かではい。ただ、そのしゃくり上げた顎先だけでの安易な考えは、最後の…行けばわかるさ…で確信となった。つい数ヶ月前に聞いた言葉だった。それがどこだったかは定かではないが、確かにその言葉の次にあの有名なフレーズを聞いた。)…すみません、ありがとうございます。えっと…1.2.3…ダーッ!(小さく囁きながら拳をあげた。瞬間、その恥ずかしさから周りを見渡した。ゆっくりと周りを1周走る車…あの交差点で青信号になっても発進せずにクラクションを鳴らされていたあの車…。運転席の人影がやっと視線に入った。見覚えのあるお顔は先月になってしまった図書館の初老の男性。気まずそうに軽く会釈をした。)   (2022/12/20 22:47:16)

倉本佳苗♀31銀行員嫁(役場から出てくる男性は、本物の赤いマフラーを首に揺らしながら空を仰いでいる。大きなくしゃみの音と僅かに歪む顔が見えた気がした。他にも数名の人達がその場にいた。そしてダーッ!の後は闘魂注入までが流れだと思い切ってる私は、あげた拳を開いては目の前の男性の頬を思い切り叩いた。目の前の男性の驚く顔、歪んでいく頬がスローモーションで見える。手渡してくれようとした膝掛けは、また宙を舞い丁度そこを通り過ぎようとした初老の男性のサイドミラーに引っかかり、靡かせながら遠ざかる。くしゃみをした男性もそのくしゃみの音よりも大きく響かせたビンタの音に私達の方を見て大きく口を開けていた。転がっていく缶コーヒー。寒さと痛さで痺れた掌を振りながら、改めて目の前の男性に会釈をした。見開く目が何を言おうとしているのか…全く見当のつかない私。これが当然の流れだと思っていたから…。強いて言えば、思っていたより強かったかな…いい音したな…良いとこ入っちゃったな…、んぅー痛かったかしら…ごめんなさいね…。だんだんと場違いな空気が流れてくる。今は遠くに連れ去られた膝掛けよりも赤く染めた頬で逃げるように自らの車に飛び乗った)   (2022/12/20 22:47:34)

倉本佳苗♀31銀行員嫁【遅くなり申し訳ありませんでした。忙しい時期、バタバタと書きましたが、上手く纏められたかどうか…とにかく、源さんには痛い想いをさせました。すみません。どうぞお許しを…。】   (2022/12/20 22:50:09)

おしらせ倉本佳苗♀31銀行員嫁さんが退室しました。  (2022/12/20 22:50:24)

おしらせ源 涼樹♂46管理職さんが入室しました♪  (2022/12/21 20:01:44)

源 涼樹♂46管理職【村役場のイルミ その9 倉本さんに続きます】   (2022/12/21 20:02:12)

源 涼樹♂46管理職(20年くらい前、別れた妻と結婚したばかりの頃であろうか…、友人たちの結婚式ラッシュ。スーツ姿で出席する自分の席の下に必ず用意していた赤いタオル…。余興という名の闘魂イズムの発信。与えられた時間になれば、スーツを脱ぎ上半身の肌を見せて肩に赤いタオルを掛けて、マイクを持ち、新郎に人生の詩を送る。そして彼に開いた手のひらで所謂闘魂ビンタをすれば、その頬に赤く自らの手のひらの跡を彼らに残していった。そして新郎にマイクを渡してのお決まりの1、2、のくだり…。会場にかけられるテーマを背に、新郎を肩車して退場。そして席に戻った自分に、その別れた妻から、「いつも余興、さっきのしてるけど、女の子にはわかりにくいから、女の子にあれで絡んじゃダメよ。たぶん痛い目にあうからね…。私、いないとほんと心配…」と言うのを「はいはい、大丈夫。」などと相手の顔も見ずにネクタイを直していた自分。脳裏に当時の思い出がよみがえった時に、突然に頬から顔が吹き飛ぶような衝撃…。開かれた拳と自分の頬との音が松の木の下で、イルミネーションに照らされた膝掛けを渡すためにこちらが近づいた女性と自らの間に響いた。)   (2022/12/21 20:02:55)

源 涼樹♂46管理職(赤いタオルは闘魂イズムのトリガーだった。そのトリガーに従って、何か顎の怪物に取り憑かれていたような自分に襲った突然の衝撃、自らの顔が歪むのもわかり、視界が真っ暗になると目の前に五角形の形の星が瞬きながら回る。この星がこの広場を照らす星ではないことは理解できた。そして脳を走馬灯のように20年前の記憶がよみがえっては、頬に残る男性のそれより小さな手のひらからの衝撃で我を取り戻した。い、いてぇ、嫁さん言ってた痛い目って肉体的に痛いの…?と、ダーっの後にビンタだと、順番逆だよね?これじゃ、当然なのか、痛いまま退場かよなどと思いを伝えようとする間もなく、背後に一年前まで時に味わっていたなんとも言えない殺気を感じた。「あなた、これ面白いと思ってやってる?」その殺気に背後を振り返るが、その人影もない。が、その幻の少し今となっては懐かしい殺気のおかげで我を取り戻した。気がつけば、缶コーヒーを渡そうと絡んだ女性は車に乗り込もうとしていた。そして渡そうとしていた赤の膝掛けは「S」のイニシャルを覗かせながら風に揺られて、広場から出て行こうとする車のサイドミラーに引っかかって遠ざかるのが確認できた。)   (2022/12/21 20:03:16)

源 涼樹♂46管理職(転がる缶コーヒーを拾い、自らの車の中に置いていた白い布袋を背中に背負っては頭の上に赤い布の帽子を被った。真っ赤な生地に先端の丸は白、定番のサンタの帽子を被り、顎には白い付け髭を付けて、首から下は仕事上がりのまんまの白ワイシャツに群青のネクタイ姿だが、サンタクロースだということは通じるだろう。周囲の人に来年の干支のうさぎの貯金箱を配っていく。手のひらに乗るくらいの小さな白いうさぎの貯金箱、大きな目でこちらを見つめるかのような。そして背中には○○銀行の印字。そう、今夜は広場で集まる村人に営業を兼ねて、クリスマスのプレゼント…という目的でこの広場に来たのだった。少し配ろうとすれば、頭上の夜空には流れ星が流れた。ちょっとした歓声の後に目に入ったのは、頭上を見上げる同年代らしき男性。近づくも、不自然な首の動きに、声を掛けるのは後にしようか…と、足を進めると車の運転席に先ほど、こちらの頬へ思わぬ衝撃をくれた女性の姿が見える。もうここを出ようとする前に、渡すものは渡しておこう。こちらは頭はサンタの帽子、先ほど叩かれて彼女の手のひらの跡が赤く残る頬も、付け髭で隠されて、誰だかわからないかも知れない)   (2022/12/21 20:03:59)

源 涼樹♂46管理職○○銀行の源と言います、クリスマスということで、贈り物配っています。(彼女の車に近づいて、窓を叩いた。何度か叩いたが、反応がない。とりあえず外から、声をかけたが声は届いたのであろうか。窓の外から、うさぎの貯金箱を見せたり、付け髭に指で挟んで、靡かせては、彼女に掌を開いて振ってみたりするが、窓が開いたりもなく、もう一度車の中を窓越しに覗くが暗くなってしまった夜の中では、車内の様子が見えなかった。そうすれば鳴り始めたエンジン音、このエンジン音が発車するためのものなのか、車を温めるためだけのものかもその時点では把握できなかった。そして首筋に小さく冷たい感触。その感触に人差し指を伸ばして掬ってみれば、小さな雪。空を見上げれば、流星群がこれから流れそうな夜空から小さな雪が少しずつ落ちてきていた。真っ赤な帽子に白が落ち、松の木イルミにも落ちると、電飾が夜空からの白色を照らした。静かに落ちる雪の下で、あのさっきの肩に掛けた赤紺に白の格子柄の膝掛け、すごく優しい香りがしたのなんだったんだろなどと、空を見上げては車の窓に無意識に手を置いた。雪が落ちる首筋に冷たさを感じては置いていた手も身体も震えた。)   (2022/12/21 20:04:30)

源 涼樹♂46管理職【佳苗さん、いたーい。笑。という冗談はさておき、残り日数も限られてきたので、あまり推敲もせずに落としちゃいました。ところどころ確定ぽくなったところあるかもですいません。あと、女性の参加者不足してるので、今からでも全然間に合うので参加してくれたら嬉しいです。もうクリスマス前のイルミネーション、ここを逃したら一年先ですよ?今しかない!笑…と、中の人も営業したとこで退散です。苦笑。】   (2022/12/21 20:08:24)

おしらせ源 涼樹♂46管理職さんが退室しました。  (2022/12/21 20:08:32)

おしらせ沢木耕三♂65デイトレーダーさんが入室しました♪  (2022/12/22 23:21:24)

沢木耕三♂65デイトレーダー【村役場のイルミその10源さんに続けます】   (2022/12/22 23:22:38)

沢木耕三♂65デイトレーダー(いくら断熱マットやシュラフがあるとはいえ、冬の深夜、しかもコンクリートの上と言うのは年寄りには応える。天体観測に必要なやる気と根気は、この年になるまでに他の様々な事に使ってしまって今はもうほとんど枯れてしまったようだ。久々の星空は堪能したし、流星も幾つか数える事が出来たから…と自分に言い訳をして、夜明けまでまだ時間はあるが早々に引き上げる事にする。車に荷物を積み込もうとして目に入った後部座席に無造作に放り込まれた赤いひざ掛け。役場前の広場で風に舞うそれを拾い上げた男性が女性に手渡していたはずなのに…知らずにここまで運んでしまったらしいそのひざ掛けを降りる時に見つけて取り敢えず後部座席に放り込んで置いたのだが…さて、どうしたものか…交番に届けようかとも考えたが、落とし主が分かっているのだからわざわざ官憲の手を煩わせることもないだろう。)   (2022/12/22 23:23:10)

沢木耕三♂65デイトレーダー(彼女もあのイルミネーションが気に入ってるようだし、クリスマスイブにでもあそこへ行けばまた会えそうな気はする。そんな事を考え乍ら荷物をトランクに積み込み、ひざ掛けを畳んでその上に置く。隅に白くアルファベットのSが刺繍されているのに気づく。確か彼女の名前はクラモトカナエ、何でSなんだろうと不思議に思う。Sと言えば早苗ちゃんも赤が好きだった…と、想いはまた50年近い昔に戻る…あの夜も真っ赤なタートルネックのセーターを着ていたっけ。酔いつぶれた3人を部屋に残し、外で待機している下級生たちの部屋にこっそり忍び込んで早苗ちゃんを抱きしめた。セーターの裾から手を潜り込ませて、初めて触れた彼女の胸の膨らみがとても柔らかく温かった事までは覚えている。)   (2022/12/22 23:23:54)

沢木耕三♂65デイトレーダー(その後の記憶はかなり曖昧だ。興奮と緊張で自分が何をしているのかはっきりと意識できなかったのかも知れない。最後の記憶は、彼女の膣内に侵入を試みるも果たせず、あえなく暴発してしまった証の白い体液が彼女の太腿から畳に滴っている映像…今にも泣き出しそうな彼女の紅潮した顔、そして、こちらに背を向け身づくろいをして黙って部屋を出て行く後ろ姿。その間こちらも一言も言葉を発せず、自分の失態に恥じ入るばかりだった。それ以来彼女とは一言も言葉を交わさず卒業してしまい、二度と会う事はなかった。できれば広瀬正の小説のように過去に戻ってもう一度やり直したい一夜の出来事…私の童貞喪失はそれから半年ほど後になるのだが…ソレはまた別の話。)   (2022/12/22 23:24:19)

2022年11月17日 17時50分 ~ 2022年12月22日 23時24分 の過去ログ
とある農村の淫らな風景【お題ロル】
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