チャット ルブル

「《市原の脳内妄想書架》」の過去ログ

現在のルーム
過去ログ一覧
タグ 中文、長文  市原  ソロル


2022年11月23日 16時07分 ~ 2023年01月11日 17時34分 の過去ログ
過去ログでは上から下の方向に発言を表示しています

深見 陽♂2年葉子…、もらってくれ、あんたに…もらってほしいんだ…(全てを出しきったように身体の力が抜けながらも、白濁のは入った手のひらを上げる。そしてその白濁が、手のひらから、月光に照らされて白く光を放ちながら床に落ちた。そして全てが終わったように瞼を落として、首と肩を落とした。燃えたよ…まっ白に…燃えつきた…まっ白な灰に………。完。しょかでジョーか。)   (2022/11/23 16:07:16)

深見 陽♂2年【満足です、燃え尽きました…。】   (2022/11/23 16:08:43)

おしらせ深見 陽♂2年さんが退室しました。  (2022/11/23 16:08:47)

おしらせさんが入室しました♪  (2022/11/23 19:50:43)

(自分が傲慢である事は自覚してる。その一方で非常に臆病である事も知っている。どうしたらいいかわからない問題にぶち当たるとパニックになって感情が暴走する。極めて理性的に話したいのにいらぬ言葉ばかりが口から飛び出る。そして……自己嫌悪に陥る。何故、あんな事を言ったんだろう。何故、もっと言葉を選ばなかったんだろう。傷付けたい訳じゃない。でも、その時はそれが正しい自分の意見だと思ってる。だけど、正しいとしても言葉の刃を振りかざしていいわけではない。心が落ち着くとその時の事ばかりぐるぐると考えてしまう。もっと上手く言えたんじゃないか。伝え方があったんじゃないか。あとの祭りであったとしても自己嫌悪で吐きそうになる。 ぱちん、と自分の頬を叩いて。) よし。 (お風呂から上がり、リビングに戻ればソファーに座ってスマホを見てる彼の横にちょこんと座って。頭にタオルを掛けて俯く私に彼は「ちゃんと髪、乾かす!」と言って、わしわししてくれる。) ……さっきはごめん、なさい。(ぽつり、と言葉を吐けば彼の手が止まる。小さな溜息が聞こえればびく、と肩を揺らして。)   (2022/11/23 19:50:49)

ごめ……っ! 「……ったく。」 (被せるように掛けられた言葉にギュッと目を閉じ、両手を握り込めば、抱き上げられる感覚にびっくりして目を開けた。目の前には彼の顔があり、自分が今、膝の上に乗せられている事に気が付く。その彼の顔はちょっと偉そうに笑っていた。) 「どうせ風呂でぐちゃぐちゃ考え込んでたんだろ。お前はいつもそう。普段は勝ち気なくせに……」 嫌いに、ならないで……っ。 (今度は此方が遮るように言葉を吐く。引っ込んだ涙がまた溢れそうになれば、おでこに温かい感触。) 「なるわけないだろ。全部引っ括めて好きなんだから。」 (こんな私でいいのだろうかと何度も自問自答するが、彼はそれすらも受け入れてくれる存在。だからいつも甘えてしまうし、彼の手を離したくなくなってしまうのだ。そんな私は強欲でもあると思う───。)   (2022/11/23 19:51:06)

【久々にソロル。なんとなく甘いもの。】   (2022/11/23 19:51:29)

おしらせさんが退室しました。  (2022/11/23 19:51:34)

おしらせ""さんが入室しました♪  (2022/11/24 00:26:09)

""(季節の移り変わりは早いもの。先日までは陽の暖かさを感じられていたハズなのに。今日になったらその暖かさが全く感じられない。吐く息は白く宙に浮かび消えて行く。宙に浮かぶ息とは反対に宙から落ちる葉が綺麗な黄色の絨毯になり道を覆っていく。"集合時間はとうに過ぎた"それでも現れない約束の相手。繁華街は賑やかで、行き交う人達はみな幸せそうな笑顔を浮かべている。)はぁ…何かあったのかな。(何時もなら約束の時間に遅れる事など無い相手。『今どこ?何かあったの?』と震える指先でスマホに文字を打つ。"既読"すぐに返事が来た。『後ろ見て』反射的に後ろを振り返った。そこには彼が立っていた。鼻の頭を赤く染め、湯気が立ち上る温かいホットコーヒーを持って。)えと。…もしかして私の為に…?買って来てくれたの…?(この寒い中、どれ程前から来ていたのだろうか、そして待たされた事には触れもせず、温かい飲み物を買って来てくれた彼。『寒いから、コーヒー飲めば温まるかなって』ハニカミながらそう答える。この人がほんとに大好きだと私は思った。)   (2022/11/24 00:26:30)

""(『それじゃ行こうか。』そう言って歩き出す彼。私は寒そうな彼が少しでも暖かくなれば良いなと、ギュッと彼の腕に抱き着きながら隣を歩いた。時折こちらを見る彼の頬が赤く染まっているのは寒さのせいか、それとも恥ずかしいからなのかは分からない。そんな彼の隣で一緒に歩いている今が堪らなく幸せな時間なんだ。)ねぇ…。私の事、好き?(上目遣いで彼を見つめながらそう聞いてみた。『はっ?なっ…なに言ってんの!?』慌てる彼。そんな姿まで愛おしい。『ねぇ…?好き…?』意地悪過ぎるかな。彼をからかうのが楽しくてついそんなふうにまた聞いてしまった。周りに人はいるけれど、誰も会話なんて聞いてない。歩くスピードが少し早くなった彼にピッタリとくっついたまま歩く。彼がぼそっと呟いた。『あぁ…好きだよ…』言い終わると顔を背けた彼に『私も好きだよ!』そう言った。恥ずかしそうに顔を背けながら嬉しそうに笑っていた彼の顔。私は絶対忘れない。これから何年たっても一緒に居ようねと。2人で笑いながらそう言い合ったんだ。)   (2022/11/24 00:26:42)

""【お邪魔した。さらばぬ】   (2022/11/24 00:27:05)

おしらせ""さんが退室しました。  (2022/11/24 00:27:08)

おしらせ""さんが入室しました♪  (2022/11/25 00:35:55)

""(煌びやかな街並み。イルミネーションは街を色鮮やかに変えて行く。街路樹は装飾を施され一種のオブジェの様だ。そんな並木道を並んで歩く。背の高い君。そして小さな私。パッと見は親子ほどの身長差がある私たちだけれども、立派なカップルだ。今日は久しぶりに君に逢える。ここ数週間はお互い忙しく会う暇も無かった。今日は今までの鬱憤をはらすようにめいっぱい楽しんでやるんだ。)ねぇ。ちょっと寒いね。手繋いで?(吐く息は白く。肌に刺さるような寒さ。手袋をして無い手はかじかみすぎて、感覚が失われつつある。そんな時は可愛く君にこう言うんだ。照れ屋な君は簡単には手を繋いでくれないから。『あ…あぁ…』そう短く返事をして手を差し出した君。私はにっこりと笑いかけながらその手を握った。)   (2022/11/25 00:36:01)

""(君の手も冷たかった。2人の冷たい手をお互いに温めるように、ギュッと強く握った。冷たい風がハラハラと街路樹の葉を落とす。暫く並んで歩いていると君は私の方を見てクスッと笑った。)何…?どうかした…?(何故笑われてるんだろう。化粧変だったかな?そんな考えが浮かんだ。久しぶりに会えるから気合い入れてメイクしたのが裏目に出た?続けてそう考えていると。『ううん。違うよ。ほらっ』そう言うと私の髪の毛に触れた君。髪に触れた手を私の目の前にそっと差し出した君の手には、落ち葉が1枚。どうやら私の髪の毛に落ち葉がくっついていた様子。それを見てつい笑ってしまったんだとか。それを私は受け取るとじっと眺めた。何故かそれがとても大切なものな気がしたんだ。そして『これ栞にする。』私は君にそう告げた。繋いだままの私の手を、君はポケットに導くと何も言わずにギュッと握りしめた。何も言わない君の手がほんとに温かく幸せな温もりだったんだ。)   (2022/11/25 00:36:35)

""【お邪魔さん。であの。】   (2022/11/25 00:36:56)

おしらせ""さんが退室しました。  (2022/11/25 00:36:59)

おしらせ深見 陽♂2年さんが入室しました♪  (2022/11/26 19:55:04)

深見 陽♂2年(とある図書館、早めの日没時間となって久しい季節。照明はつけられているものの、左右の高い書棚の影が通路を薄暗くする。右を見れば、重厚な事典などが並べられた書棚。2メートル以上もある最上列の棚にもきっと片手では持ち上げるのが困難な程の厚さの事典が並べられている。それらを取るためのはしごがあるものの、1人で上の事典を取る人いるのかな?などと思いを上げながら、脚を進める。と、次は左を見上げれば右側と同じくらいの高さの書棚。こちらは文庫本が並べられていて、片手で本を読む抜くのも容易いものだろう。そしてそのまま一番上の列の棚に視線を上げた…。タイトル読めねぇな…。アホなのか…、この図書館。これこそデッドスペースだ。この素晴らしい高い書棚の無駄遣い…あ……、この高い書棚って何て言うんだっけ、なんかすごいすっきりとした単語だったのに思い出せない、いや、そもそもおれはその単語知ってったけ?アホなのは、図書館じゃない。おれだった…。などと省みにながら、頭を落とすと、記憶が蘇った。思い出した、でも確認しよう。そして、司書と呼ばれる職員に、高い書棚の列を指差し、問うてみた。)あれ、書架でしょーか………?   (2022/11/26 19:55:10)

深見 陽♂2年【今宵も499字…そして原点回帰。】   (2022/11/26 19:55:44)

おしらせ深見 陽♂2年さんが退室しました。  (2022/11/26 19:55:48)

おしらせ""さんが入室しました♪  (2022/11/26 20:48:06)

""(あぁ。君が好き。君の全てが愛おしいの。そう眠る君の横顔を眺めてそう思った。カーテンの隙間から射し込む陽の光。その恩恵を一身に受けているかのような寝顔。その寝顔を見ているだけで温かい気持ちになるんだ。閉じた瞳に少し長い睫毛。整った顔。その頬に優しく触れてみる。擽ったそうに眉を顰める君。あぁ。起こしてはいけないと、手を離した。時すでに遅し、君はゆっくりと瞼を開き目を覚ました。眠そうに眼を擦る君。『ふぁ…おはよ…』まだ眠りの中なのか情けない声でそう言った君。)ぁ…ごめん。起こしちゃった…?(バツの悪そうな私の頬に今度は君が触れた。『んーん。大丈夫。』あぁ…君はまたそうやって私を沼に嵌め込んでいくんだ。優しい君の掌からの温もりに目を細める私を見つめる君の瞳には、愛が溢れていた。それは部屋を明るくする陽の光よりも私の心を温かくしてくれるんだ。あぁ。やっぱり君が大好き。私はギュッと君に抱き着いた。)   (2022/11/26 20:48:12)

""【3度お邪魔した。でぁでぁ。】   (2022/11/26 20:48:50)

おしらせ""さんが退室しました。  (2022/11/26 20:48:54)

おしらせさんが入室しました♪  (2022/11/27 21:38:39)

(久々に熱を出した。金曜日の夜、体調の異変に首を傾げつつ一応風邪薬を飲んで寝たが、既に手遅れだったようだ。土曜日、まるで猫のように丸一日ベッドの上でじっとしていた。その間、何度となく意識が浮上しては沈みゆく事を繰り返した内の何度目だろうか。部屋が暗かったから夜を迎えた事はわかっていた。でも、何故か今は明るい。無意識に明かりを灯したのだろうか。薄ら開けた目は熱のせいでぼやけており、鈍った脳は視界が遮られた事に気付くのに時間がかかった。あ、れ……なんで……? と声に出したつもりだったけど、喉奥に詰まってしまっていたようだ。心配げに覗き込む彼の顔。連絡した覚えはないんだけどな……いや、マスクくらいしなよ。) 「お前な……しんどいなら連絡ぐらい寄越せ。」 (いやいや。しんどいから出来ないわけであって。それに風邪移すわけにはいかないでしょ。) 「メシ食えるか?つってもレトルトのお粥だけど。」 (ちょっとびっくりした。いや、温めるくらいは出来るだろうけど。 身体を起こそうとしたが、痛い!関節痛なのか丸一日寝てたせいなのか分からないが、あちこちが痛い。特に腰。これは寝すぎのせいだろう。)   (2022/11/27 21:38:45)

……痛い。 (ボソリと呟けば、身体を支え起こしてくれ、ソファーに放り投げてあったカーディガンを掛けてくれた。) ありがと。でも、なんで……? (お粥を食べようと手を伸ばしたが、お茶碗を手渡してはくれずレンゲで掬ったものをこちらの口元へと運ぶ彼。……いや、それはなんか恥ずかしいんですけど。) 「お前が丸一日連絡寄越さないの珍しいだろ。」 え?もしかして連絡くれてたの? (枕元のスマホに手を伸ばしかけたが、口元にレンゲを押し付けられた。つまり、はよ食べろって事ですね。口を開きぱくり。酷い羞恥プレイだと思う。──飲まず食わずだったのに半分くらいしか食べられなかった。ああ、弱ってるんだなぁと思った。薬を飲んで再び横になれば気持ち的には楽なんだけど身体が痛い。少しでも痛くないポイントを探して寝返りを繰り返していたら突如布団が捲られた。「はい、詰めるー。」と陽気な声で言いつつも強制的に隣に潜り込んでくる彼にぎょっ、とした。いや、待て。おかしいだろ。) ちょっ、普通に入ってくるな。風邪、移るでしょ! てか……あたし汗臭いからぁああ!! (乙女心発動。追い出すべくぐいぐい押し返す。)   (2022/11/27 21:39:17)

(……が、びくともしない。病人に優しくしろ!病み上がりに叫ばすな!) 「どうせ布団蹴飛ばして腹出して寝てたんだろ? 見張ってやる俺に感謝してもらいたいね。」 (いや、そこじゃない。論点というか問題はそこじゃないはずなんだ。寝てる間の事は無意識だからあたしの預かり知らぬところ。) だ、だが、しかし!断る。 はよ帰れ。 (ふむ、と思案気な表情だが、行動は真逆で出ていくどころか足まで絡め取られ抱き締められた。いや、だからさっ!風邪が移ると言うとろーがっ!あと、汗臭いとも……。) 「風邪は人に移せば早く治るって言うし。俺は風邪にやられる程弱くはないし……もし移ったらお前が看病してくれるだろ?」 (その言い方はズルい。こっちの拒否権取り上げないでよね。「それに、汗臭いのも気にするな。お前の匂い、好きだぞ。」と続く言葉に顔が熱くなった。ああ、また発熱しましたか……じゃないわ!) そ、そそそ……もう、バカっ!アホ!風邪移ってうなされろっ! (追い出すのを諦めて彼の胸に顔を埋めた。だって、やっぱり傍にいてくれるのは嬉しいもの。)   (2022/11/27 21:39:47)

【現実は身体の節々が痛いだけだった……。(ばきぼき。)】   (2022/11/27 21:40:40)

おしらせさんが退室しました。  (2022/11/27 21:40:44)

おしらせ""さんが入室しました♪  (2022/11/27 23:08:08)

""(隣を歩く君が好き。手を繋ごうと思えば繋げる距離にいる君。でも私にはそんな勇気は無いんだ。繋ごうと動かした手は何も掴めない。手持ち無沙汰な指をぎゅっと握った。そんな私に気が付かない君はお店のショーウィンドウに目を向けている。飾られているのはオシャレな服を着たマネキン。オシャレをしてるのに、何故か躍動感のある姿勢を取らされた"それ"を笑って眺めている。)ここのマネキンいつも変な格好してるよね。服はオシャレなのに。(その隣で私も笑う。いつも通りのそのマネキンを笑ったのか、それとも手を繋ぐ勇気もない自分を笑ったのかは分からない。『ん…?違うよ。僕が笑ったのは…君。』そういう彼を不思議そうに見つめている私に、君は微笑んだまま続けて言った。『手。繋ぎたいんでしょ…?ほら…。』その一言にハッとした顔を浮かべた私。あぁ…君はなんでも御見通しなんだね。私は差し出された手を何も言わずにギュッと掴んだ。『ねぇ。なんで分かるの?』と小首を傾げながら聞いた私に、君は何も答えずただ笑っている。その横顔を眺めていた私が、その"答え"に気が付いのは、もっとずっとあとの話。)   (2022/11/27 23:08:15)

""【連日すまぬな。そのうちネタ切れになるだろう。それまではお邪魔するぬ。であであ。】   (2022/11/27 23:09:04)

おしらせ""さんが退室しました。  (2022/11/27 23:09:09)

おしらせ""さんが入室しました♪  (2022/11/28 23:09:36)

""("ごめんな。"そうLINEに連絡が入った。またか…とため息が零れた。ここ数日、君に逢えてない。色々と忙しいのは分かってる。無理して時間を作ってくれてるのも分かってる。だから我儘は言ってはいけないと。"うん。大丈夫。無理だけはしないでね。"と返信した。送信してから待ち合わせ場所を離れる。周りには仲睦まじいカップルが腕を組み、手を繋ぎ歩いている。辺りは段々とクリスマスの装いか。イルミネーションがキラキラと輝いている。そんな空間に1人取り残された様な感覚に襲われながら、小一時間ぶらり街を歩く。そしてめぼしい買い物を終えると帰路に着いた。)あぁ。なんか泣けて来た。(悲しい訳じゃない。けど私だけひとりぼっち。そう思ってしまったら涙が頬を伝った。一筋ファンデーションに線が出来た。それをぬぐい去るとまた1歩と家へ歩き出す。騒がしい喧騒を抜ければ、もうすぐ家だ。"また都合いい日に食事でも"そう文字を打ちかけてやめた。またごめんと言われるのが怖くて。家の玄関前に辿り着くと鞄から鍵を出し扉の鍵を開けた。と同時に車が1台家の前に止まる。)   (2022/11/28 23:09:45)

""(タクシーだ。そして暗がりに目を凝らすとそこに映るのは、君だった。私の方に向かって来る君に『なんで?今日は無理なんじゃ…』と言いかけた時、ぎゅっと抱きしめてくれた。『寂しがってんじゃないかなって。今日はそんな気がしたんだ。』抱きしめたままそう言った君。)ばか…ばか…。寂しくない…!…わけないじゃん。寂しかった……。(ぎゅっと抱きしめ返し涙を流しながら私は言った。そんな私の頭を優しく撫でる君。玄関の光に照らされた私たち2人はしばらく抱きあった後、並んで家に入っていった。並んで歩く君を見て。あぁ…やっぱり君じゃなきゃだめなんだ。私はそう思った。これからも大好きだよ。)   (2022/11/28 23:09:59)

""【日課になった。今日はいつもと違う感じに。であであ。】   (2022/11/28 23:10:36)

おしらせ""さんが退室しました。  (2022/11/28 23:10:41)

おしらせ""さんが入室しました♪  (2022/11/29 22:13:38)

""(『おはよ…』眠りから目覚めると、そんな声が聞こえた。カーテンが開かれた部屋には陽光が射し込んでいた。明るく照らされた部屋の中、コーヒーの香りと焼けたトーストのいい匂いがしている。君はキッチンでまだ何かをしている様子。)おはよ…。ごめんね。いつも。(朝が極端に弱い私はまだ半分眠ったまま。ポツリと呟いた。『ん…。いーのいーの、僕が好き出してるんだから。』そう優しく微笑み言った君。スラッとした高身長な君。紺色のエプロンが凄く似合う。横になったままそんな君をボーッと眺めていると、キッチンからヨーグルトを持ってきてテーブルに置いた。そしてベッドから動き出さない私の傍に来ると、頬に優しくキスをして一言。『ほら起きて』その声でやっと起きだす私。テーブルに着くと手を合わせ一言。いただきます。向かい合って君と朝食を食べるとても幸せな時間。この時間がずっと続いて欲しいと、コーヒーを飲む君を見て思ったんだ。)   (2022/11/29 22:13:44)

""【そろそろ、来すぎな気もするでな。ちょっと小休止するだす。でぁでぁ。楽しんでくれてたらこれ幸い。ちなみに書架にいらっしゃる方々とは、全く絡んだ事はないざます。】   (2022/11/29 22:15:21)

おしらせ""さんが退室しました。  (2022/11/29 22:15:26)

おしらせさんが入室しました♪  (2022/11/30 12:57:00)

【記号様、来すぎてもらって問題ないんですよ!書架に漂う甘い空間!ご利用ありがとうございます。】   (2022/11/30 12:58:10)

【では某別所でのロルの別sideを。多分これだけでも話としては成立してる…かも?】   (2022/11/30 12:59:22)

(ド派手な銀髪に愛想のなさげな目つき。その存在を認知するのは容易かった。やることなくてたむろしてるコンビニにアイツはちょこちょこ現れた。制服だったり私服だったり…多分バイト帰りか何かだろう。声なんてかけないけど、見かけたら目で追っていた。その日、たまたま友達と別れた時にちょうどアイツが店から出てきて…慌てて携帯を見るフリをしたけど、ばっちり目が合ってしまう。こんなに真正面から顔見たのは初めてだったけど、無意識に浮かべたのは笑み。自分をよく見せる方法なんて女子はよくわかっているもの。それに応えるように誘われた言葉。断る理由なんて何もなかった。───ついて行ったのはアイツの部屋。ドアが閉まり鍵がかかった音と同時に互いの服を脱ぎ捨てながらベッドへと傾れ込む。ねぇ…名前は?歳は?そんなこと聞く暇もないほど抱き潰され…気づけば気を失うような眠りの淵へ。)【→】   (2022/11/30 13:00:07)

それは夢が醒めた朝。ゆっくりと目が開いた時、知らない匂いに意識が覚醒する。背中のすぐ後ろ、規則的な寝息が聞こえる。事が終われば腕枕で…なんて甘いエッチじゃなかったのは承知の上。でも何となく体が冷たい。もぞりと後ろでベッドが動けば、髪に手が触れるのがわかった。どきりと息を飲めば、低く掠れた声…。───『……悪ぃ…シャワー使ってくれていいからさ、適当に帰ってくんね?』……うん、わかってる。実は一目惚れだったとかそんな都合の良い話しなんてない。ただ欲求を満たしたかった、それだけなんだもの。のろのろと風呂場へと向かいシャワーを浴びる。アイツの匂いと感触が消えますように…。───脱ぎ捨ててある制服を拾い上げて袖を通した時、アイツは誰かと話している。陰に隠れて見えないけど…声の感じで女の子。それよりも、こっちを振り返ることもしないアイツ。もう存在すらなかったことになってるのね。だから強がりを言うことくらい許されるだろう。)じゃあね、バイバイ。またヤろうね。(「また」があるかなんてわかんないけど…。───履こうと思ったら、片方が横になっているローファーが泣いている気がした。)【〆】   (2022/11/30 13:00:39)

【もいっちょ。ギャップとは正義である。彼女のギャップを前に書いたので、全然話は別だけど、ギャップっていいよね!ね?と同意を求めながらw】   (2022/11/30 13:02:36)

──あ、俺シュークリーム食べたい(ひょろりと背が高くて色白の男子学生は隣にいるカノジョに楽しげに声をかける。『…いんじゃない。あんたもうちょっと太った方がいいし…』素っ気なく答える彼女を気にするふうでもなく、手にしたシュークリームを買い物かごの中に入れて。──それは学校帰りの、どこにでもあるコンビニで買い物をする学生カップル。───ねぇねぇ由羅ちゃん、今日はさ…(レジへと向かいながら更にチョコレートを手に取り掛けた時、悲鳴混じりの声と共に店内が一瞬で騒つく。──”金出せ!今すぐ!早くしろ!!” レジのカウンター越しにナイフを店員に突きつけている黒づくめの男。帽子にサングラスにマスクのいわゆるTHEコンビニ強盗。)…うわ……怖…っ(言いながらカノジョを見やる男子学生と無言で見上げるカノジョ。『……早くレジ済ませたいんだけど…』───じゃあさ、アレ片付けたら…帰っていっぱいイチャイチャしてもいーい?(こてんと首を傾げる様子にはため息で返事。その様子に満足げな笑顔を浮かべれば、すたすたとレジへと向かって。)【→】   (2022/11/30 13:03:07)

あのー…俺のカノジョが早くレジ済ませたいって言ってるんで、どいてもらってもいいですかぁ?(ひょろりとした男子学生が黒づくめマスクの男に声を掛ける。ギョッとしたのは店員は勿論、男も然り。──”てめ…クソがき!殺されてぇのか!!”当然の流れでこちらに向けられたナイフ。だが心なしか切先が震えていることに気づいているのは男子学生だけ。)………殺されるのは…嫌だ。(言うが早いかナイフは床に叩き落とされ、いつ喰らったのかわからない鳩尾への拳に男はたまらず前のめりに。悲鳴をあげる暇もなく崩れ落ちる男の腕を、男子学生は容赦なく後ろ手へ捻り上げて。)ほら店員さん、ぼーっとしてないで、早く通報。(小首を傾げて笑う男子学生に店員を含めその場にいた全員が凍りつく。少し離れた所で様子を見つめるカノジョを除いて。)【→】   (2022/11/30 13:04:00)

ねぇねぇ、ちゃんと見てくれてた?俺カッコよかった?(並んで帰る道すがら、男子学生はカノジョに戯れつくように。──『……ん。見た。』)じゃ・あ・いっぱいチューしていーい?(自分に向けられている、そのきらきらした目は嘘じゃないということをカノジョは知っているのだけど、やっぱり小さくため息をついて頷いてみせた。──ふわふわしたモノの裏に潜んでいるケダモノの影。どっちが本当の彼なのかわからない。それでも彼は愛おしい自分だけのカレシ。)【〆】   (2022/11/30 13:05:01)

【お粗末さまっしたー】   (2022/11/30 13:05:52)

おしらせさんが退室しました。  (2022/11/30 13:05:58)

おしらせ""さんが入室しました♪  (2022/11/30 17:52:48)

""(あ。落ちた。そう感じたのは初めてだった。恋に落ちるのは突然と聞いたことはあれど、自分の身にそれが起きるとは想像すらして無かった。電車で席を譲る人を見ても、街中で御老人に親切にしてる人を見ても、恋になんて落ちなかった。勿論、自分が親切にされても落ちることも無いのだから。恋に落ちるなんてあるわけないと思っていた。)あぁ。これが恋に落ちるって感覚なんだ…。(そう呟いていた。君の愛くるしい瞳も、暖かく感じる体温も含め、全てに恋をしたんだ。スマホを手に取り"私、恋したかもしれない。"そう友人にLINEを送った。既読はつかない。誰かに早く伝えたくて私は電話を掛けた。トゥルルル…トゥルルル…。何度かコールを鳴らすも出ない相手。『はぁ…』とため息が零れる。諦めてスマホを仕舞おうとした瞬間鳴るコール音。慌てて出る。『何?忙しいんだけど。』不機嫌な相手。多分寝起きだろうその相手に捲し立てて話をする。『だから恋をしたの!』欠伸混じりに『はぁ…。で、どこの誰に?』と聞く相手。)   (2022/11/30 17:53:03)

""あのね。あのね。○○のショッピングモールなんだけど。すっごく可愛いの。もうっ見た瞬間。恋に落ちた。(対照的に、凄くテンションの高い私。『いや。だからどこの誰…?』面倒くさそうに同じ質問を返す相手。いいから結論を話せと言わんばかりだ。電話口からもそんな雰囲気がひしひしと伝わってくる。)うん。相手はね…。マルチーズなんだけど…(そこまで言ったら電話が切れた。ツーツーツー。虚しく音が聞こえてくる。そしてLINEの通知音。"犬が可愛かったから恋に落ちた?"、"それで寝てた俺を起こしたわけ?"、"ふ ざ け ん な"。あぁ…お怒りだ。寝てたのを起こしてしまった事に、罪悪感を感じた私は、相手の大好きな"たこ焼き"をモールのフードコートで買って、相手の家へと向かう。"ごめんね。"、"ごめんってば。"とLINEを送りながら足早に。)   (2022/11/30 17:53:20)

""【お言葉に甘えに甘えさせて頂く所存。今日はまた少し趣向を変えてな。うむ。また書けたら落としに来るぞなもし。でぁでぁ。ばいちゃ。】   (2022/11/30 17:54:47)

おしらせ""さんが退室しました。  (2022/11/30 17:54:50)

おしらせ深見 陽♂2年さんが入室しました♪  (2022/11/30 21:22:36)

深見 陽♂2年(カーテンの隙間から控え目に差し込むひ太陽の光に照らされる薄暗い室内、人の気配するが空調の音が聞こえてくるぐらいの静寂。見渡せば高い書棚に囲まれた重厚な雰囲気を感じつつも落ち着く空間。そんな書架に囲まれた職場に勤務してはや10年。そんなおれにも部下ができた。今、書棚で本の整理をしているあいつ。髪型も七三に分けて、厚めのレンズの眼鏡。真面目すぎるので、「もう少し肩の力を抜いて、仕事しようよ?」なんて声をかけちまうあいつ、本の整理に余念がない七三の………って、あれ?!アフロ?カツラかぶってます?で、厚めのレンズは、でかいサングラス?なんだよあれ、ここでパーティーか?おい、仕事中だぞ。なんか敷物敷き始めたし、缶あけてる…あれ、しゃわわ言ってるよね…プハー言ってるし…おい、お前仕事をなんだと思ってるんだ、アホか。と脳裏に浮かんだとき、手元にあったシフト表を見た。あいつ休みだ…。そうか、今日はプライベートか。休みの日に書架に来たんだ。書架で私用(しよう)か………。)   (2022/11/30 21:23:02)

深見 陽♂2年【iPhone SoftBank祭り】   (2022/11/30 21:23:38)

おしらせ深見 陽♂2年さんが退室しました。  (2022/11/30 21:23:42)

おしらせ花屋さんが入室しました♪  (2022/11/30 22:00:07)

花屋【こんばんは。とっても賑わってますね。久しぶりにお部屋お借りします。】   (2022/11/30 22:01:22)

花屋(白のシャツに黒のパンツ、その上に店名が刺繍された黒いエプロン、といういつもの出で立ちで腕まくりをする。店長曰く、これぞ花屋には最適の服装で、しかも花が一番映える、との事なんだけれども。確かにこの色合いなら花が映えるし、冠婚葬祭どの会場に出入りしても違和感がない。今日の最初の仕事場は、こじんまりとした葬儀式場。通夜式は行わずの一日葬と聞いている。冬の日の朝。祭壇は既に葬儀社が設えており、そこに注文どおりの花を活けていく。棺はまだご遺族の元にあり、納棺の儀が済んでから式場へと運ばれるから、それまでに仕事を終わらせなければならない。時折腕時計を確認しつつ、ペース配分をして。少しずつ花で埋められていく祭壇の中央には、淑やかに微笑む老婦人の写真が飾られ。それを見て初めてその婦人と会った日を思い出しながらも、作業する手は止めずに。病床の婦人から葬儀の生前予約を受けたのは二ヶ月程前だろうか。その婦人は花祭壇をご希望で、特にこの花を、と強く望まれている花があり。何度か打ち合わせをして、婦人の望みどおりのプラン表が出来た後「もうひとついいかしら?」と追加の注文があった。)   (2022/11/30 22:05:17)

花屋(ワゴン車から運び出した数多のその花を中心に、花が一番美しく見える角度で祭壇に活けていく。何百本活けただろう。額に滲む汗を手の甲で拭いながら、ひたすら花を挿し続けて。老婦人が選んだ花は、パステルレインボーローズという珍しい薔薇。その名前のとおり、外側の花びらから花の中心に向かって虹色にグラデーションしている薔薇で。自然に咲く花ではなく、白薔薇の茎先をカットして、染料を含んだ水を吸わせて花びらを虹色に染めてあり。白薔薇はきついくらいの派手な色に染まりがちで、こんな風に優しいパステルの色合いを出すのは難しい、と聞いた事がある。その薔薇を次々活けていくと虹の色が式場に満ちて、まるでここが天国のような。幻想的な雰囲気を醸し出した。全ての作業が終わって、祭壇から離れて全体のバランスを見る。花に囲まれた遺影に目に向けると、心なしか遺影が頬笑みかけてくれた様にも感じ、労われた心地になってやっと肩の力が抜けた。)花の活け込み、終わりました。(近くにいた葬儀屋のスタッフへ声を掛けて、この仕事はひとまず終了。道具の入った鞄を手に式場を出て、ワゴン車まで戻る。)   (2022/11/30 22:08:47)

花屋(動かし続けた二の腕と手首に軽い痛みを感じながら運転席に座り。ドリンクホルダーに置いたままの、すっかり冷めた飲みかけの缶コーヒーに手を伸ばし、喉を鳴らして飲み干した。)つっかれた……。(昨夜から、花の水揚げ、葉の処理、薔薇の棘抜き、と大忙しでほとんど寝ていない。車内へと斜めに差しこむ冬の太陽が眩しくて、手の甲を目蓋に当てて目を閉じた。10分ほど休憩しただろうか。ワゴン車の後部へ振り向き。)さて、と。もうひと仕事。(車の後から大きな花束を取り、葬儀式場の親族控室へと向かう。ドアをノックし、扉が開いたなら喪主に声を掛け。)○○生花店です。奥様からご注文いただいておりましたお花をお届けに参りました。(憔悴しきった表情の喪主がそれを受け取ると、驚いた様に目を見開き、やや遅れて目元に晴れやかな色が滲んだ。追加で注文を受けたのは、夫婦二人が過ごした年月と同じ数だけの虹色の薔薇。それには亡き奥様からの手書きのメッセージが添えてあり。)『あなたと過ごした人生はとてもとても幸せでした。ありがとうと何度言っても足りないけど、あなたの全てに心からのありがとうを。虹の向こうでまたいつかお会いましょう──。』   (2022/11/30 22:12:24)

花屋【このソロルは、ごくごく浅い知識と、たぶんこうなんじゃないかなぁという思い込みのみで書かれてます。やったことない職業書くのムズカシアルネ。】   (2022/11/30 22:15:04)

花屋【お部屋ありがとうございましたー】   (2022/11/30 22:15:16)

おしらせ花屋さんが退室しました。  (2022/11/30 22:15:24)

おしらせ冗長さんが入室しました♪  (2022/12/5 06:02:58)

冗長(彼は何てことない裏路地の室外機に腰を降ろして、真昼間だと言うのに安物のカップ酒を片手に酔いどれている。年季の入ったトレンチコート姿と無精髭、そんな草臥れた中年男性の風体の癖に、まるで命の在処を見抜く様な三白眼を持っていた。)   (2022/12/5 06:03:32)

冗長(彼と初めて目が合った時、その異様さが強烈に脳裏に刻み込まれて離れなくなったのだ。ともすれば、これはトラウマと言っても過言では無いかもしれない。精々が言い争い、下らない口喧嘩のみを経験する一般人とは隔絶した──そう、後年気付いたことだが、あの瞳は兵士のものだった。中世の貴族お抱えだとか、近代・現代で言う警察官だとか、そういう気位を持ったものではない。泥臭く、硝煙臭く、血腥く。生きる為に殺し、屍の丘を登って血沼を泳ぐような。散々と形容する言葉はあるものの、明瞭に一言で表すのならば。彼は、"戦争"だった。上記した通り、後年気付いたことであるから、勿論彼と言葉を交わした時にはそんな事を理解する術は無かった。今思えば、それを知っていたのなら声は掛けられなかったし、当然ながら出来るだけ彼と関わらない様に試みただろう。戦争とは、そういうものだ。忌避され、蔑まれて、その正体を知らない者にとっては好奇心を擽り、時には娯楽の一種にさえも成り果てる。陰陽、その両面を備えた人間の悪性をそのまま示したかの様な概念だ。)   (2022/12/5 06:03:48)

冗長(彼に初めて声を掛けたのは、都合四度目の冬。"12月6日"、秋から冬へ、空気がぴんと張り詰めて、純度が高まる様な感覚がするのは、少し先から歩み来る雪の気配の所為だろう。透明な癖に、一歩進む度にそれを拒む様に空気が肌を引っ張る。そんな時期だった。当時の私は田舎から大学進学を機に上京したばかり。都心部から離れた安っぽい貸家の一室に済み、学費の為に週の殆どをアルバイトと勉強に費やす、今時からすれば非常に詰まらない生活を過ごす苦学生だった。けれども、田舎者にとっては見る物全てが新鮮なわけだから、十数年の田舎暮らしの間に散々胸に溜まった好奇心を満たし続けるのは中々楽しい生活であった。だから、目につく新しいものは取り合えず手に取ってみたし、直感的に気に入ったものであれば、生活費を何とか捻出して購入する。一時期は珈琲にいたく熱中し、意味も無く資格を取得する程であった。とにかく、好奇心旺盛な人格だったのだ。)   (2022/12/5 06:05:21)

冗長("好奇心は猫を殺す"その言葉は勿論知っていたから、バイトへの道中ということもあり、どれだけ本能的に引き寄せられる存在であっても、彼に声を掛けるというのは中々憚られるものであった。しかし、どんな戒めも時が経てば効力が薄れていくのが道理。四回生時のその日は、バイトの時間までゆとりがあったのも相まって、遂に声を掛けるに至ってしまった。裏路地で例年の如く過ごす彼に向って、踏み出し、あくまでも礼節を弁えて声を掛ける。)   (2022/12/5 06:05:35)

冗長「失礼。貴方は毎年、この日だけここにいますね。何か理由でも?」(彼は例の瞳を此方に向けて、バツが悪そうに顎髭を指先で掻いてから、衣嚢を膨らませていた柔らかな薄黄色の紙箱を取り出した。萎れた煙草を一本、如何にも慣れた手付きで箱を叩き取り出すと口先に咥えて、ジッポライターで穂先に火を灯す。浅く吸い込み、吐き出した白煙が彼の輪郭を暈す様に揺れて、少し甘みを感じさせる様な香りを漂わせた。──彼の瞳に肺が竦んだ様で、言葉を待つ間、私は息を呑んでいる。)『弔いだよ、今日は友人の命日なんだ。』(弔いと言えば、墓に線香を立てて、供え物と共に合掌。それが私の常識だったから、彼の言葉には思わず首を傾げて怪訝な面持ちを浮かべる事になった。一歩踏み出した好奇心は、留まる事を知らずに次の言葉を紡ぎ出す。)「けれど、花も無ければ線香もない。何より此処に墓なんてありませんよ。」(彼が言葉を返すのは数度紫煙をくゆらせた後。彼の瞳の所為もあり、世間のあらゆるから隔絶されたような感覚があったからだろうか。世に蔓延る様々な音の一切は私の耳に入らず、煙草の穂先がじり、と燃焼する音と、自分の拍動の音ばかり大きく聞こえている。)   (2022/12/5 06:06:50)

冗長『奴は此処で死んだ。花や線香なんざ、クソ以下だと思ってるような奴だったから、そんな奴には勿体無い。地獄に送り付けても血の池辺りに棄てられるのが目に見えてる。』(私はこの時、彼とこの空間が浮世離れしている理由を理解した。成程、此処はあの世とこの世の境界線なのだ。彼はその境界線を、まるで綱渡りでもするように歩く人間なのだと。──詳細こそ尋ねなかったものの、彼の言葉はそれを十分に理解し、確信させるものであったのだ。それと共に、彼には関わるべきではない事も。)『それに、弔いは生きてる奴が自分を慰める為にやるもんだ。どんな形であろうとも、弔う奴が満足するならそれでいい。』(彼は僅かに残ったカップの酒を飲み干し、酒香と煙草の入り混じった、何とも不健康な吐息を零してから。先程の紙箱から、今度は煙草を二本取り出し、空になったカップに入れて、その先に火を灯した。その後、紫煙が昇るカップを徐にアスファルトの足元に置いてから彼は立ち上がり、私に背中を向けて踏み出そうとする。)   (2022/12/5 06:08:30)

冗長「これから何処へ行かれるのですか。」(関わるべきでないと自覚したとは到底思えぬ言葉が、反射的に口を割いて出た。自分の発言の異常さに気付き、冷や汗が背中と掌に滲む。彼は踏み出した数歩で止まり、背後からは見えなかったが、溜息を零した様な気がする。)『黒い花を探して、花屋にでも。』(「そんなもの、無い。」と言い出さんばかりに眉を顰めたが、彼はさっさと歩いて消えてしまった。不気味な事だが、彼の比較的大柄な体躯からは想像が着かぬ程に、足音は小さく、街中の人並みにすぐさま溶けていったのだ。──彼が姿を消して、置いて行ったカップから煙が昇らなくなって漸く、人々の生活が織りなす様々な音が確りと耳に入って来た。きっと現世に帰って来たのだ。無論、実際にあの世という概念があると私は今でも信じていないから、体感的な話である。呆然と立ち尽くしていたと思っていたが、気が付けば私は拳を握り締め、小さく震えていた。)   (2022/12/5 06:08:44)

冗長(翌年、3月末。私は大学を卒業し、故郷に戻ることなく、都心に本社を構える某大手出版社に就職して、記者として働く事数年、繋いだコネと持ち前の探求心を活かしてフリージャーナリストに転身して今に至る。時には芸能人の不倫や反社会的勢力の内情に至るまで、世に埋もれる様々な概念を世に伝える事が日常になったのだ。──今夜は、某組織の幹部の男に内密取材の予定だ。彼が贔屓にしている料亭を場所に指定された。どうやら、口外すれば確実に抹殺され、教えられた者も消されてしまうとされる"ある存在"について語ってくれるとの事だ。当然、情報料は異常に高くつくが、それを上回る好奇心と、世に知らしめたいという欲求、更には原稿料も貰える訳だから、寧ろ身を乗り出して財布を差し出そうというものである。約束の時間丁度に人目を忍んで店に入り、奥の個室へと入る。)   (2022/12/5 06:09:07)

冗長「失礼します、この度は取材に応じて下さり有難うございます。」(室内で待っていた男は、裏社会を狡猾に生きる在り方を示すような下卑た笑いを浮かべながら、私に座る様に促した。その後、他愛無い社交辞令と共に一献酌み交わした後に私は今宵の要件を済ますべく改まって彼に尋ねた。)「それで、今回お聞かせ頂けることと言うのは。」(何年も薄氷を踏む様な取材を繰り返し、危険な人物と関われば、今更この程度で特段緊張する事も無い。平生通り、恭しく取材を始める。内容を記録せんと手帳とボールペンをジャケットの胸ポケットから取り出し、改めて彼の顔へ視線を向ける。──普段なら、何食わぬ顔で情報を流してくれる彼の表情は、嘗て見た事が無いほどに強張っていた。些細な違和感を見逃してはならないのが取材の原理原則ならば、当然それを追求するべきなのだろうが。並々ならぬ表情で俯く彼には、戯れの言葉を掛ける事さえも許さぬ気配であったのだ。数秒の間を置き、彼は口を開く。怪談ではあるまいし、一体何を──。)   (2022/12/5 06:09:24)

冗長『その話、俺にも聞かせてくれないか。』(その声と煙草の甘い香りが、若き日の記憶を鮮烈に浮かび上がらせた。声の方へ身体を向けようとした刹那、──私のその日の記憶は、懐かしき記憶の手によって項に走った鈍痛と共に、暗闇に消えた。「──い…、──…が。葬…──…。」意識を手放す際、最後まで残るのは聴覚と言われているが、私は情けなく、殆ど言葉を聞く事が出来なかった。次に目を覚ました時には、その部屋からは幹部の男の姿が消え、私だけが残されていた。余りにも現実離れした状況を夢かと疑っても、項の打撲痛が現実であることを物語り、私はまた呆然とすることしかできなかったのだ。)   (2022/12/5 06:10:18)

冗長("好奇心は猫を殺す"何十年振りにその言葉を思い知った私は、帰宅した後に自宅に残ったあらゆる資料を廃棄し、二度と筆を執る事は無かった。それから数年、すっかり足を洗って今では学生時代の趣味であった珈琲に没頭し、こじんまりとした喫茶店を経営している。穏やかなクラシックジャズが流れる店内で、焙煎時の芳ばしい香りに包まれながら。──私は、今でもあの夜と、戦争を体現した彼を忘れられないでいた。)   (2022/12/5 06:10:40)

冗長【まだ心と身体が戦争をしている男の煙草の銘柄が「Peace」ですって。皮肉ですね。】   (2022/12/5 06:12:44)

おしらせ冗長さんが退室しました。  (2022/12/5 06:12:54)

おしらせ""さんが入室しました♪  (2022/12/5 22:24:55)

""はぁ。(吐き出した息は、一瞬だけ白く残るとすぐに消えた。今日は最高の誕生日になるはずだったのに、『これからもずっと一緒に居ような。』そういうセリフを待っていたのに。彼から告げられたのは別れの言葉。4年付き合った彼との関係が今日終わりを告げた。こんなにもあっさりと終わってしまうものかと。逆に涙も出なかった。キラキラと光が瞬く繁華街には、幸せそうなカップルがあちこちに居る。その中をまるで1人彷徨う迷子の様に私は歩いていた。)なんだろ。私の何がいけなかったのかな。私、結構頑張ったん…だけどな…。(人混みも疎らになった辺りでぽつりと呟きが漏れだした。ぽつぽつと設置された街灯が薄暗く夜道を照らしている。まるで今の私の心の中のようだ。ふと彼との幸せな日常が思い出され、今更、涙が頬を伝う。人目はばからず大声で泣けたらスッキリもするのだろうか。しかしそんな事できる訳もなく伝う涙を手の甲で拭うと。またゆっくりと歩き出した。)   (2022/12/5 22:25:10)

""あれ…?ここどこだろう…。(フラフラとさ迷っていた性か見たことも無い場所を歩いていた。普段から生活を送る街の中なのに、こんな知らない場所があるなんてと。来た道を引き返そうと振り向いた。振り向いた先にも見たことも無い景色。誰かに声を掛けようにも人の姿も見えない。)え…。どうしよう。と、とにかく戻らないと。(不安と焦りで鼓動が早くなるのを感じた。急いで戻らないと。そう振り返った方向に向けて早足で歩き始めた。数分、数十分。いやもっとかもしれない。ひたすら歩き続けると、明かりの灯る1軒のBARを見つけた。まるで光に魅せられた生き物の様に、そのBARに近づく私。そして躊躇なく扉を開けゆっくりと中に入っていった。)   (2022/12/5 22:25:24)

""あ…はい。それじゃあここで…。(扉を開けると、落ち着いた雰囲気の店内が目の前に現れた。カウンター越しに店主と思しき男性から"お好きな席に"と促された。私は小さく返事を返し、入口から一番近いカウンター席に腰を落とした。席に着いてから少し周りを見回す。綺麗に装飾された店内を眺めていると、ふとカウンター向こうから視線を感じた。それもそうだろう。人通りの少ない所にあるお店だ。新規の客が来ることなんて滅多にない、穴場的なお店なのだろう。不思議に思われても仕方ない。とりあえず、何か頼もうとカウンター向こうの男性に目を向けた。)あの…強めのお酒頂けますか…?とにかく、強いお酒で。(静かに音楽が流れる店内に私の声が小さく響く。今日は何でもいからお酒を飲んで、先程自分の身に降り掛かった不幸。嫌な事を忘れたいからと。普段飲まない様な強いお酒を注文し、グラスに口をつけた。)   (2022/12/5 22:25:38)

""(小さくため息を零す。手に持ったグラスに注がれたお酒をチラりと眺めた。からん。と溶け始めた氷がグラスに当たり小さな音を鳴らす。『なんでだろ。』そう呟いた。バーテンダーのおじ様がこちらを向いた。『何か嫌なことでもあったのかい?』その優しい顔に、先程あったことを全て話した。普段なら言わない話。お酒のせいだろうか。包み隠さず話したら少しスッキリした。『そうかい。でもそれは考えようによっては、いい事なんじゃないかい。もっと素敵な人に出逢えるかもしれないだろう。ほら、君はまだ若いんだ。1度の失恋でそんなヤケ酒するなんて勿体ないぞ』そう言われた。そんな言葉で私の心は晴れるわけも無い。他人から見たただ1度の失恋。それが私にはかなりキツイ現実なのだから。グラスに注がれたお酒を飲み干すと、お勘定をし、涙ながらに店を後にした。先程まで全然泣けなかったのに、何故か不意に泣けた。それはバーテンダーのおじ様のお陰なんだろう。)   (2022/12/5 22:25:54)

""【ちょっと毛色が違うものをと。書いていたら遅くなった。すまぬな。中途半端なのはわざとなので、ミスでは無い。うぬ。であであ。】   (2022/12/5 22:27:05)

おしらせ""さんが退室しました。  (2022/12/5 22:27:08)

おしらせ""さんが入室しました♪  (2022/12/7 22:00:56)

""(掠れた声で泣く君。『なんで…?』つい数日前まではこんな風に泣くなんてきっと想像すらして無かっただろうな。繁華街を行き交う人達がチラりとこちらを見て。また素知らぬ顔して歩いて行く。日も暮れ始めた時間帯。街灯が1つずつ灯りを灯し始めた。その灯りに照らされても尚泣く君。俺の服の袖を掴み離さない。)…いや。だから、他に好きな奴出来たんだわ。悪ぃな。(そう告げた俺の袖はもう皺だらけ。ぎゅっと握り締めた君の手の中でしわしわだ。『やだやだ…別れたくない…』そう言う君。俺はその手を無理矢理に引き剥がし、別れを再度告げた。人目はばからず泣き叫ぶ君をその場に残し、立ち去った。仕方ない。仕方ないんだ。そう自分に言い聞かせる。余命いくばくもない。そう医師に告げられたのは先日の事。俺の最後の女になんてなって欲しくないんだ。君には幸せになって欲しい。後ろ髪引かれる想いを必死に誤魔化し走り出した。俺は君に逢えたことを絶対に忘れねぇから。胸にこの気持ちを刻んだまま旅立つんだ。だから君は絶対に幸せになれ。)   (2022/12/7 22:01:04)

""【素晴らしいロルを流してしまうのは、気が引けるが、描きたくなってしまった故、というわけで落とさせていただく。であであ。ばいちゃ。】   (2022/12/7 22:02:21)

おしらせ""さんが退室しました。  (2022/12/7 22:02:25)

おしらせ""さんが入室しました♪  (2022/12/9 20:01:48)

""あたしはそーさね。万事屋ってとこさね。(万事屋なんて言えば、カッコ良く聞こえるかも知れないが、言ってみれば何でも屋だ。頼まれればベビーシッターでも、愛犬の散歩でも、はたまた素行調査でもなんでもやる。勿論綺麗事だけじゃなくて、汚い仕事だってあるさ。それでもあたしはこの仕事が好きさ。なんてったって、人の色んな面が垣間見えるからね。誰に言うでもなくそう呟いたのは、この1人の退屈な時間しのぎという事にしておこうか。『姐さん、依頼っす。』そうワイヤレスイヤホンから聞こえてきた。)今度はマシな依頼なんだろうね…。前回の逃げた猫を探してくれなんて対してバックも無い仕事は勘弁だよ。(悪態をついた。前回の依頼は猫を探すというものだったが、それがもう酷いもんさ、野良猫ばかりのこの街で首輪もしていない猫1匹を探してくれなんて言うもんだから。そして依頼人が子供。泣く泣く渡された謝礼は、ぶたさん貯金箱から出てきた数十円ぽっち。割に合わないと。『そう言わないで下さいっす。姐さんそんな事言いながらあの子に良かったね見つかって。なんて声掛け…』)あーもう、そういうの良いから次の以来は…?   (2022/12/9 20:02:04)

""(照れ隠しに早口にそう言った。『あー。次はっすね。素行調査っす。今回はバックもしっかり貰えるっすよ。』と微かに笑いながらそう言ったあいつを後でぶん殴ろう。そう思いながら依頼内容を確認する。依頼内容は“旦那の不倫調査“だ。よくある話さね。金持ちの仮面夫婦には多い。若い女に入れ込む旦那とそれを許さない妻。離婚するにしても先立つものは必要だからね。)あー。はいはい。んで、いつも通りで良いんだろう?不倫現場の写真を押さえれば…。(とそう言いかけた時。『いや。それがっすね。現場を見つけたら連絡が欲しいそうっす。乗り込むつもりみたいっすよ』気の強い女性だ事。そう思った。)はぁ…はいはい。というかそこまで確証あるならわざわざ依頼なんかしなくとも…まぁ。良いけど。了解。んじゃ取り掛かるとするよ。   (2022/12/9 20:02:20)

""(早速準備だ。と言ってもそんなに大仰に準備する事も無い。ちゃんとした服に着替え。身なりを整え普通に旦那の会社の傍の喫茶店に入るだけ。『相変わらず、普段着とのギャップが凄いっすね。その格好見たら普段寝巻きで部屋でゴロゴロしてる様には見えないっす。』アイツ絶対ぶん殴る。基本あたしは現場に赴き、あいつはフォロー役。今の町には至る所にカメラが有るから、それをハッキングするだけで大体は見張ることが出来る。ならわざわざ現場に行かなくても?はぁ…分かってないね。結局現場に居ないと不測の事態に対処出来ないだろ?喫茶店でコーヒーを飲みながら、小説を読み始める。これでどこからどう見ても読書中の女性だ。落ち着いた雰囲気の喫茶店にすっかり溶け込むあたしは、さながらカメレオンだろうか。さぁ。目当ての人物は現れるだろうか。)   (2022/12/9 20:02:34)

""【ちょっと浮かんだものをな。勝手に続き物を落としてしまうのは気が引けるが…甘えに甘えさせて頂きたく候。であであ。ばいちゃ。】   (2022/12/9 20:03:36)

おしらせ""さんが退室しました。  (2022/12/9 20:03:44)

おしらせ深見 陽♂68用務員さんが入室しました♪  (2022/12/12 08:05:58)

深見 陽♂68用務員(「深見さーん、そこの荷物こっち持ってきておいてくださいね。」背後から司書と呼ばれる女性の声がした。長年の教員生活を終え、数年前から用務員としてこの学校にお世話になっている。現役時の30代までは時代もあり、生徒指導や部活動で手を上げることもしばしばであり、生徒たちからも恐れられていた時期もあった。が、40代の時に研修で海外へ出張、そこで自主性を重んじる指導方法を学び、生徒に手を上げることは一切やめた。ただ身体だけは鍛えており、人よりは厚めの胸板で、こちらが一言低い声を出せば、生徒たちに緊張が走る…そんな存在であり、体力には自信があった。教頭にまで上がり退職となり、再就職に公民館の所長とかもあったが、やはり現場が好きな私は学校を選んだ。昔なら恐れていたかもしれない現役の生徒たちからも「身体はごついけど、おもろい深見のおっさん」なんて生徒たちと近い存在に。そしてそんなごついおっさんが荷物を運ぶのだ、えいっ、え?こ、これ、お、重い…持ち上がらねぇ、だけどそう、こんな時はそう魔法の言葉…)うんしょかどっこいしょ…。   (2022/12/12 08:06:16)

深見 陽♂68用務員【かなり無理やりのなんだかクイズみたいな書架探しになっちゃいそうですが、思いついて我慢できなかったので書いちゃいました。笑。また次回は普通の書架シリーズかな。ありがとございましたー。】   (2022/12/12 08:07:48)

おしらせ深見 陽♂68用務員さんが退室しました。  (2022/12/12 08:07:53)

おしらせ深見 陽♂2年さんが入室しました♪  (2022/12/14 18:27:21)

深見 陽♂2年【名前間違えました。出直します。】   (2022/12/14 18:27:56)

おしらせ深見 陽♂2年さんが退室しました。  (2022/12/14 18:27:59)

おしらせ浅見 陽♂29歴史さんが入室しました♪  (2022/12/14 18:28:25)

浅見 陽♂29歴史【こんばんは、今回は書架シリーズじゃないのを落とさせてください。願】   (2022/12/14 18:29:01)

浅見 陽♂29歴史お前らにもう言うことはない…今日のこのゲームお前らに一生忘れられない日になるから…。おれも一生お前らのことを忘れない。(スタジアムのグラウンドの端、試合前。教え子たちと腰にお互い手を回して円陣を組む。3年生にとっては全国を賭けた最後の大会。決勝です当たるのはもう何年も勝つことができない相手。試合前の予想は大方相手校の勝利。円陣を組んで下げていた頭を上げ、生徒たちの顔を見る。熱く紅潮したように見える顔は、試合前のアップによるものだけではないだろう。内面から出る感情の高まりが今には吐き出しそうに感じる。期待していたこの代にはずっと厳しく指導してきた、だから何度もおれが全国に連れて行ってやるとこいつらを鼓舞してきた。初めの台詞は静かめであるがゆっくり、生徒たち一人一人の顔を見て言葉を伝えていく。台詞の合間に吐く息が、青空へと白く上がっては消えて。そして春に主将に任命されていたあいつが口を開いた。「身体張れない奴いねーよな?!やるぞ!やるぞ!」主将が檄を飛ばし始めれば、皆中央に寄り円陣が小さくなる。そして最後の雄叫びが終わると、円陣を組んだ部員全員が中央に寄り、円は丸となった。)   (2022/12/14 18:29:28)

浅見 陽♂29歴史行ってこい!お前ら!この1年の成果を見せてやれ!(丸の中で彼らの雄叫びに続いて檄を飛ばした。そしてその檄を背中に彼らはグラウンドへと出て行った。)   (2022/12/14 18:29:46)

浅見 陽♂29歴史【需要ないですけどたぶん続き書きます。書架、ご利用させていただき恐縮です。】   (2022/12/14 18:30:37)

おしらせ浅見 陽♂29歴史さんが退室しました。  (2022/12/14 18:30:44)

おしらせ浅見 陽♂29歴史さんが入室しました♪  (2022/12/17 06:57:56)

浅見 陽♂29歴史【続きです。ほんと自己満足すいません。】   (2022/12/17 06:58:17)

浅見 陽♂29歴史10回に…一回が…来たぞーっ!勝つぞーっ!(部員の生徒たちには10回に1回は勝てるとこの1年間伝えてきた。昨日のミーティングも10回に1回出すぞとメンタルを盛り上げさせた。ハーフタイム、先ほど円陣を作っていたスペースに団子のように選手が自分の前に集まる。そして言葉を一つ一つ区切るようにゆっくり激を飛ばす。こちらの檄の後、身体から湯気を上げながら「はい!」と皆がつづく。そしてこちらの「行ってこい!」の言葉を背負って彼らは再びコートに走っていった。)   (2022/12/17 06:59:02)

浅見 陽♂29歴史ここで勝てなかったのは私の責任だ…。お前らはよくやった…。この3年間。(グラウンドに立つスコアボードは自チームの負けを告げている。前半の接戦から後半は地力の差が出て言わばワンサイドゲーム。試合後、自らの前に生徒たちが立ち、皆、顔は紅潮し、顔からは汗と共に涙が落ちる。)ありがと…う、いい試合………。(今日が最後の試合となってしまった3年生達に言葉を贈ろうとするが、詰まった。込み上げてくるものを目頭を抑えて堪えた。そして3年生が1人1人こちらに握手を求めて手を伸ばしてくる。その手を受け取り、こちらから肩を抱き、1人1人抱擁していく。感謝を伝える者、悔しさを伝える者、それぞれのいろんな感情を身体越しに受け取った。こちらも感謝と今後の人生の激励を返していく。明日からはまた新しい代のなっての練習。日常の教員としての業務に自分が押しつぶされそうになる時もある。でもおれはやっぱこの仕事が好き…こいつらに夢を見させてやりたい。また明日からグラウンドで声を張り上げてやろう…。)   (2022/12/17 06:59:23)

浅見 陽♂29歴史【ありがとうございました。】   (2022/12/17 07:00:01)

おしらせ浅見 陽♂29歴史さんが退室しました。  (2022/12/17 07:00:05)

おしらせ市原 芹緒さんが入室しました♪  (2022/12/23 23:24:31)

市原 芹緒【ちょいと予定変更して】   (2022/12/23 23:25:16)

市原 芹緒(彼女は世間でいう、いわゆるお嬢様ってやつで、庶民の自分とは住む世界が違いすぎる存在だった。取引先の社長のご息女との見合いなんて、いったいいつの時代の話しだよってのがきっかけで…今の世の中出会いなんてマッチングなんちゃらを使えば、携帯の中に相手はごろごろいるってのに。とはいえ、無下に断ることも出来ない大人の事情ってやつだから、適当にお約束通りのデートを何回か重ねていたある日のこと。彼女がふと足を止めて見つめていたその先にあったのは、某有名フライドチキンの店。)【→】   (2022/12/23 23:25:59)

市原 芹緒──??あの…どうかしましたか?(こちらが声をかけるまで店を凝視している様子に首を傾げれば、我に返ってあたふたし始める。───『…いえ…っ……えっと……』元々ふわふわした雰囲気だけど、こんなに歯切れの悪い返事は珍しい。だから引き続き伺うように見つめて。───『……市原さんは…あの店のフライドチキン…食べたこと…ありますか?』)…へ?……あぁ…まぁ…何処にでもある店ですし…ありますよ?(互いに疑問符だらけの会話は滑稽でしかないが、なるほどここで察した。)……よかったら食べてみます?貴女の口に合うかどうかはわかんないですけど。(その時の彼女の笑顔は今でも忘れない。知り合ってから初めて可愛いって思った瞬間だったから。)【→】   (2022/12/23 23:26:49)

市原 芹緒───ほんとお前、ここのフライドチキン好きだよなぁ。(向かい合わせのテーブル、頬杖をついて笑う。初めて食べたあの時の、食べ方すらわからなくてオタオタしていた頃が懐かしい。思い切り大口を開けてチキンに齧り付くこの姿を彼女のご両親が見たらきっと卒倒するに違いないのだけど、俺はこの彼女のことが大好きなのだ。澄ました顔でナイフとフォークを使う姿より、幸せそうにチキンに齧り付くこの姿の方が愛おしいんだよ。────縮まることなんてないと思っていた距離が近づいたきっかけはそう、紛れもなくフライドチキン。)【〆】   (2022/12/23 23:27:43)

おしらせ市原 芹緒さんが退室しました。  (2022/12/23 23:28:18)

おしらせ深見 陽♂2年さんが入室しました♪  (2023/1/1 10:26:17)

深見 陽♂2年【新年1発目です。今年もよろしくお願いします!】   (2023/1/1 10:26:42)

深見 陽♂2年(もう通い詰め始めて数ヶ月が経った書架のある建物。もう通い慣れな道中は、目を瞑ってもそこに辿り着くことが出来そう。自転車のペダルに足を乗せて漕いでいく。信号がない場所もここは左右を見るところ、右を見れば大きな神社の境内に立つ木が迎えてくれるとこ、自転車一台しか通れないので、ここは対面が来たら自転車を押して歩くところ、ここから登り坂になるので立ち上がってペダルを漕がないといけないところ、そして着く前のこの時期は夜には綺麗なイルミネーションの灯りに灯される大通り。そしてその大通りを抜ければ、あの書架に会える。自転車置き場まで着けば、キーッとブレーキからの金属を鳴らしてタイヤで斜めに勢いよく止まれば、スタンドを蹴って自転車を置くと走ってお目当ての場所に向かう。書架、待ってろ…。お前に会いにいくっ、しょか…、この自動ドアの床を踏めば、扉が開く…そしてしょか…の姿が見えるはず。が、何とも反応しない自動ドア。え?なに?書架、おれを拒否?と、扉に貼られた紙を読み全てを理解した。)あ、今日は休み……元旦…、おしょかつだった。   (2023/1/1 10:27:03)

深見 陽♂2年【短編書架シリーズでした。1年に1度しか落とせない書架ロルでした。笑】   (2023/1/1 10:28:07)

おしらせ深見 陽♂2年さんが退室しました。  (2023/1/1 10:28:17)

おしらせ西下茉莉♀3年さんが入室しました♪  (2023/1/7 11:24:55)

西下茉莉♀3年【館長様とは初めましてです。とある人に紹介されてやってきました。でも本当にいいのかな?と思いながらも…わっ…入っちゃったけど…緊張で膝はガクガク…】   (2023/1/7 11:25:04)

西下茉莉♀3年(久し振りに袖を通した真っ白な上衣に黒袴姿でお賽銭箱の前に立つと握りしめていた硬貨をその中に放り込んだ。私にとっては大奮発の大判の銀色の硬貨が小さな音を響かせながら箱の中に呑み込まれる。それをただ静かに黙って見届けた。息を吐けば白く凍るような冷え込んだ空気が首筋をなでる。そんな寒さにも負けまいと背筋をピンと伸ばす。そのまま深々とお辞儀を2回繰り返した後両手を左右に大きく開いて柏手を2回打つ。ゆっくりと瞳を閉じ心の中で願い事をひとつ念じた。「あたりますように…」と。最後に再度深々と一礼。一連の所作を終えるとふぅっと大きく息を吸い込み…吐いた。すぅっと目の前が白くぼやける。くるりと後ろを振り向くと次の順番を待つおばさんの目がはようよけてと訴えていた。そんなおばさんの突き刺す視線に追い立てられるようにそそくさとその場を後にした。)   (2023/1/7 11:25:14)

西下茉莉♀3年(境内の砂利道を靴底で引っ掻く音を鳴らしながらおろしたての真っ白なスニーカーを履いた足を前へと進める。冷え込みは厳しいけど空は青々と晴れていてところどころに綿菓子のように膨らんだ雲がぽっかりと浮かんでいた。向かう先はこの奥にある弓道場。今日はここで行われる射初の会に参加させてもらえることになって初詣を兼ねてやってきたのだけれど。実は弓を引くのは部活を引退して以来だから的にあたるかは全く自信がない。そのせいもあっての神頼みな訳で。こんな私でもいいの?と少し躊躇するところはあったけど弓引くのは大好きだったからその誘惑には抗えなかった。私の他にも同様な子いるから大丈夫。気軽においでよと誘ってくれた人にも言われたし。)   (2023/1/7 11:25:31)

西下茉莉♀3年(そのまま早めに入り誘ってくれた人と合流し色々準備を手伝った。その準備が終わる頃には弓道着姿の老若男女が弓道場の周りに集まっていた。こんなに集まるんだと内心びっくりするくらいの人の多さで。そんな人の集まりが整然と列をなし順番に的へと向かう。10人ずつで的前に立ち一人二本の矢を射る。入れ替わり立ち替わり順番にただ粛々と的へと向かう人、人、人。その中で不意に視線を奪われた。かなりの歳に見える白髪のおばあちゃん。彼女が芯が通ったような立ち姿で的に向かう姿に。矢をつがえた長い弓を打ちおこす。背筋がピンとのびた背中。小柄なはずのおばあちゃんなのに足踏みで作った足ですっと立つその立ち姿はとても大きく見えた。滑らかな動きで弓を引き分けると引き絞られた弓がぴたっと静止。その美しい射形に思わず息を呑む。弦の弾ける音。放たれる矢。空気を切り裂く音を引き連れた矢が心地よい音を響かせて的を射た。私の視線は矢の飛んだ先よりも両腕が自然な感じに開いた綺麗な残心に釘付けだった。)   (2023/1/7 11:25:48)

西下茉莉♀3年(自分の順番を待ちながらその姿にただただ見惚れていた。あんな風に綺麗に弓を引けるようになりたかったな。弓を引き的を狙うのは好きだったけれど型通りの練習は嫌いだった私にはとても無理な話だったのだけれど…いよいよ自分の番が近づいていた。一礼し、道場の中へと入る。板張りの床の冷たさが足裏に突き刺さる。剣道は素足だったけど弓道は足袋を履けるだけまだましかな…そんなことを思いながら冷たい床の上で足踏みを繰り返していた。やがてその足を止め姿勢を正す。前の人達の射が終わりいったん矢取りが入った。さあ私達の番だ。そう思うと急に緊張感が高まってきた。試合でもないし審査されているわけでもないのに…あーもうやだ。こんな性格。大きく息を吸い込んで深呼吸をひとつゆっくりと…でもそんなので緊張がほぐれることはなかった。膝がガクガク震えるのをなんとか抑えるので精一杯。弓を打ち起こしゆっくりと引き分ける腕も震えれば会も長くは保てず結局二射とも的中することはなかった…)   (2023/1/7 11:26:02)

西下茉莉♀3年まあでも的の位置まで矢は届いてたのでよしとしよう。(小さくつぶやく。反省することしきりだけれどでも久し振りに引いた弓はやっぱり楽しかった。)うん全然大丈夫。あー楽しかった。やっぱり好きは正義。好きしか勝たんし。(と気持ちをスパッと切り替える。「今年が最高にいい年になりますように&素敵な出会いもよろしくね。」的には当たらなかったけれどそんな図々しい願いを弓の神様に向けて心の中で願うと道場に向けて深々と一礼。その後くるりと振り向いた私の表情はさっきまでの緊張も的中しなかった落ち込みもどこかに消し飛んでいた。笑顔&軽やかなスキップで弓道場を後にした向かう先は…もちろん来た時からその美味しそうな匂いが気になって気になって仕方なかった神社の参道にずらりと並ぶ出店の列で。)たい焼き…綿菓子…焼きイカ…焼き串…どれから食べよっかな?————————————————————   (2023/1/7 11:26:16)

西下茉莉♀3年え?なんなんこれ?って…えっとー、矢を射る人と書いて射家?ん?シャカ?釈迦?しょかでなくて?でも射家なんて言葉◯◯ぺディアにものって無いし…え?お前の頭の中は妄想だらけのお花畑か?って…がーん!脳内妄想ショック?お後がよろしいようで…って全然よくない!って…【苦し紛れの〆です。ただただひたすらぺこりん&脱兎でダッシュ…卯年だけに…(ボコッ!ひぃん)】   (2023/1/7 11:26:27)

西下茉莉♀3年【ああ…初めましてのお部屋なのに…ごめんなさいごめんなさい。でもでもこんな私をここに呼び寄せたのは深見の陽くんなので苦情はそちらでお願いします。(全く悪びれてるところもなく…重ねて深々とぺこりん)新年早々お騒がせしました&勝手にお部屋ありがとうございました。】   (2023/1/7 11:26:42)

おしらせ西下茉莉♀3年さんが退室しました。  (2023/1/7 11:26:56)

おしらせセレスティアさんが入室しました♪  (2023/1/9 22:19:41)

セレスティア【新年初書架!少しシリアスなものを。(書きたかったソロルとは関係なくw)】   (2023/1/9 22:20:37)

セレスティア(私はなんて罪深いのだろう。わかっている。わかっていても止められなかった。私の最期の願い。────土埃が舞う中、私と対峙しているのは愛しい御方であり、憎い御方。その表情はとても険しく怒りに満ち溢れていることが窺える。手にしている剣の切っ先が迷うことなく私に向けられていた。私の背後には煙を上げている街が広がっていて、人々の怒号や悲鳴がこの城にも響くほどに聞こえていて余計に怒りが増すのだろう。) 「何故、このような愚かな行為に及んだっ!?」 (私を問い詰める声はあの時と変わらなかった。無実の罪で私を断罪し、婚約破棄を言い渡したあの日と変わらずで思わず笑ってしまった。) ───何故、でございますか? 私がその理由をご説明したとしても殿下は聞く耳も持たないでしょう?……あの日のように。(ああ、上手く笑えてるかしら?あの時はどうしてこのような事になってしまったのかわからず終始焦りと絶望の表情しか浮かべられなかった。あの日、愛する御方の傍らで美しく笑っていたのは私に言われなき罪を被せ、殿下のお心を奪った……キャロライン嬢。)   (2023/1/9 22:20:43)

セレスティア(ですが、どうやら今回は上手く笑えているよう。エルドラン殿下の表情が更に険しくなる。同様に殿下の背後にいらっしゃる取り巻き他、騎士の皆様も。) 「……っ! そなたが犯した罪は───。」 私に何の咎がありましょうか。キャロライン嬢を窘めた事はあっても虐めた事など一度もなく、また傷付けたこともございませんわ。(殿下の言葉に被せるように無実を訴えれば「戯言をっ!」 そう切って捨てる無能な方々。邪魔ですわね。すっ、と右手を前に突き出して闇魔法を彼らの足元へと打ち出す。人の頭ほどの大きさの黒い塊が彼らの足場を破壊して吹き飛ばす。次々と後ろへ飛び、身体を壁に打ち付けて崩れ落ちてく姿はなんと滑稽でしょうか。) 「セレスティアッ!!」 (貴方の口から私の名前が呼ばれたのもあの日以来ですわね。ドレスの裾を持ち上げカーテシーの体制を取る。) エルドラン殿下。最期のダンスの御相手をしてくださいますか? (右手を前に差し出したが、その手は取られることなく掌から防御壁を編み出した。何故なら、殿下の剣先を弾くためだ。ふふ、と笑えばラストダンスの始まり。)   (2023/1/9 22:21:08)

セレスティア(私には武術の心得がないので魔法で応戦。剣と魔法では私の方が有利に思うが、流石殿下。闘いに慣れていらっしゃるので立ち回りが素晴らしいわ。足場を崩そうが狙い撃ちしようがすべて跳ね除ける。ああ、この時間が長く続けばいいのに。今、殿下は私を見て、私の事しか考えてないわ。喩えそれが怒りや憎しみであったとしても"無関心"よりは余程心地いい。ですが、楽しい時間には終わりがあるもの。そしてその終わりが私の望み。私が悪魔と契約して脱獄し、このような行為に及んだのもその願いからだ。私の魂は穢れてしまった。もう二度とこの世に戻ることはないだろう。でもそれでいいのです。愛されなかった魂は私で終わりにしたいと思うわ。愛を望んでも得られなかった可哀想な魂。私と共に無に還りましょう。これが最期の攻撃とばかりに踏み込んで来たエルドラン殿下。自身の最後の力を振り絞っての攻撃だろう。速さ、姿勢、剣の筋。英雄と呼ばれる程の方でも防ぐのは難しいであろう、命を賭けた攻撃。) エルドラン殿下……お見事ですわ……。(私の身体を貫く剣。燃えるような熱さと痛み。散る血飛沫は私のもの。)   (2023/1/9 22:21:30)

セレスティア 「な、ぜ……だ……。」 (驚愕した表情と困惑の瞳。これほどまでに近い距離で貴方の顔を拝見したのはいつぶりでしょうか。───最期、私は一切の防御を取らなかった。攻撃をしようとはしなかった。ただ、貴方を抱き締めたいかのように両腕を広げてその刃を待ち、受け入れた。それが悪魔と契約した"願い"だったからだ。) エルドラン、殿下……。私の最期の、願い……。笑ってくださいまし……。(私は復讐を願った訳では無い。死ぬのなら愛する人の手で殺して欲しかった。悪魔は「愚かな女だ。」と憐れんだけれど、私もそう思いますわ。馬鹿で愚かで罪深い女。ですが、愛を得られなかったならせめて死を得る事くらいは望んでもいいでしょう?愛する御方の腕の中で死ねる私は幸せだと思うわ───。)   (2023/1/9 22:21:53)

セレスティア(セレスティアの襲撃で怪我人は出たが、不思議なことに死亡した者は1人も居なかった……。)〆   (2023/1/9 22:22:15)

セレスティア【お粗末様でございます!】   (2023/1/9 22:22:45)

おしらせセレスティアさんが退室しました。  (2023/1/9 22:22:48)

おしらせ"さんが入室しました♪  (2023/1/11 17:33:35)

"【久しぶりになってしまった。がお邪魔する。】   (2023/1/11 17:33:58)

"(風は冷たく頬を撫でる。身震いする様な寒い朝。吐く息は白く空に浮かんでは消えていく。陽射しは暖かく感じるものの春の訪れなんてまだまだ先。コートを身にまとい、首にマフラー、手には手袋。考えうるいちばん暖かい格好をしていてもこの寒さは身体には堪える。)あー。寒い…。だから冬は嫌なんだよ。(そう呟いた。夏になればどうせ暑い。だから夏は嫌なんだよ。ときっと言うだろう。結局のとこただの我儘なんだ。手を擦り合わせ摩擦を生じさせ、少しでも温めようと試みる。多少。気持ち程、温かくなった気はする。それでも冷たい風は容赦なく吹き付けてくる。チッ…と小さく舌打ちを打つ。その直後『あのー…。』後ろから声を掛けられた。振り返るとそこには、鼻の頭を赤く染めた男の子が立っていた。)はい?……何か?(ぶっきらぼうにそう答えた。この寒い中なんだよ。多分、そんな気持ちが全面に出ていたんだろう。その男の子はバツの悪そうな顔を浮かべ言葉を詰まらせた。いやいやいや。話しかけてきたんだから、内容を早く言えよ。頭を過ぎったその言葉をギュッと心に推し留め、先程より少し明るく言葉を発した。)   (2023/1/11 17:34:25)

2022年11月23日 16時07分 ~ 2023年01月11日 17時34分 の過去ログ
《市原の脳内妄想書架》
現在のルーム
過去ログ一覧
▲このページの先頭に戻る


クッキーの使用について | 広告掲載募集

(C)2009-2024 チャット ルブル <info@chat.luvul.net>