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ルーム紹介
■ここはどんなお部屋?
 誰かが書いたソロイメ・妄想に対して『同じシチュエーション・別視点(例/女性視点→男性視点)』で
 書いてくださる方用のお部屋です。ルールをご一読の上、ぜひご参加ください。

このお部屋は『A_ワンシーンの心情《主視点-置イメ限定》』と対になっています。
http://chat.luvul.net/ChatRoom?room_id=104825

★ルールを読んでくださいね。
 1.入室は1名のみとします。先に入室者がいる場合は終わるまで見守ってください。
 2.ソロイメが終わったら、必ず退室してください。(自動退室はやめましょう)
 3.ログ流しは不可とします。
 4.基本的に分割投稿・作品の続編は無しとします。《2018.04.24》

★使い方はこんな感じです。
 1.《主視点》にあるソロイメと対になるよう、別視点でソロイメを書き込みます。
 2.1イメは、30ログ以内とします。
 3.開始行に書こうとする《主視点-置イメ限定》の開始行をもとに
   「ソロイメ通し番号・タイトル・視線・人物名」を書き込んでください。

開始行の例
■001・エレベーターの中で/女性視点・鈴木華子■
《主視点-置イメ限定》のこのイメに対して、こちらのお部屋でのタイトルは
          ↓
■001・エレベーターの中で/男性視点・佐藤多郎■

※この部屋の遊び方がわかりにくい方はを前のソロイメを参考にしてください。
 [×消]
おしらせさん(docomo spモード)が退室しました。  (2021/10/23 16:19:20)

🎃:*.。 。.*:🎃:*.。 。.*:🎃:*.。 。.*:🎃:*.。 。.*:🎃   (2021/10/23 16:19:11)

「今日も頑張りますか!」いつもと変わらない毎日が始まる。それでも少しずつ何かを変えながら…時は過ぎていく。『見せつけますか』のセリフも数時間後にはトレンド入りとなった。さて、おれたちの先生は来週どうなるのか。部屋に飾られたかぼちゃのおばけの飾り物とともに見る所存。   (2021/10/23 16:18:47)

あのとき感想をやり取りしていたドラマは終わって、今のドラマへと変わり…そしてそれももう終わろうとしている。あのときは主人公のお相手役のゲスさをメッセージしたものだけど、今は全然進まない二人のTHE清純ストーリー。何も変わってないようで、時の流れとともに何かが変わっていく。二人の関係、気持ちもまた同じくして。そして、よく寝ていた彼のごとく、私も今はすっかり寝落ち魔へと変わった。『今なら気持ち分かる!』そんなことを思ってまたくすくすしながらも、もうあの時とは違う今。   (2021/10/23 16:18:33)

『先生、進展したね。』SNSを開き、懐かしさから彼宛にそうメッセージを打っては…やっぱり…と画面を消した。最後のやり取りから気付けば数カ月。寂しさ感じながらも続けていた言葉のやり取りも環境の変化や忙しさから少しずつなくなっていった。   (2021/10/23 16:18:12)

『見せつけますか?』──テレビから聞こえてくる男性医師のセリフ。主人公の女の子と男性医師の急接近に思わず頬を緩ませた。あんなこと言われてみたかったなぁ、なんて、胸をきゅんきゅんさせながら、ささやかな楽しみのドラマを今日も一人楽しむ。よく寝ていた彼とはドラマの感想のやり取りもしていたなぁなんて思い出す。   (2021/10/23 16:17:51)

「あの時は彼はよく寝てたなぁ…。」思い出してくすくすしながら、身に纏っていたハロウィン衣装から、白い長袖ニットとジーンズへ。先週まで真夏日なんてニュースになっていたのに、急に秋…というか冬になってしまって、着るものに悩みながらの着替え。衣替えが全く追いついていない。特に何したなんてこともないままに、なんだかんだと時は過ぎていき、気付けば今年もあと二ヶ月で終わる。   (2021/10/23 16:14:38)

「って、恥ずかしっ。」すぐに我に返っては頬を赤らめた。あれから4年…?指を折り曲げながら時の流れを改めて感じる。あの日の夜の私は少し大胆なことをしたっけ…。就寝中の彼を寝込み襲った事を思い出しては、赤く染まった頬は戻らない。あれは、きっとかぼちゃの魔法にかかってしまったに違いない。彼と交わり合ったことを脳裏に、そのベッドの脇に飾ってあったかぼちゃのおばけの飾り物を思い出し…──自分の部屋の同じような飾り物へとピントが合ってはっと現実に戻る。   (2021/10/23 16:14:12)

「トリックオアトリート♪」猫耳に、胸元は編み上げリボンの黒のミニワンピと、魔女の姿で鏡の前にて。まねき猫のようなポーズを取りながらハロウィンの真似事。もうすぐやってくるハロウィングッズを探していたらクローゼットの奥から出てきたいつぞやのハロウィンの衣装を懐かしく思って着てみての事。ヘアアイロンで緩く巻いた髪がより甘めなテイストに見せて。朝から鏡の前でにこっと笑顔でお決まりの言葉を一言。   (2021/10/23 16:13:58)

■047 もう遅い/女性視点・紡■   (2021/10/23 16:13:38)

おしらせさん(docomo spモード)が入室しました♪  (2021/10/23 16:13:20)

おしらせさん(SoftBank openmobile)が退室しました。  (2021/8/28 22:15:52)

✼••┈┈••✼••┈┈••✼••┈┈••✼┈┈••✼••┈┈••✼   (2021/8/28 22:15:45)

「やばっ。」なんて思っちゃいない。だが、今度は聞き取れるように発したこの言葉に、凪は何を思うのだろうか。どう思われてもいい、この関係を切らさないためなら、どう思われても気にしない。疲れ切った身体をベッドに横たえ、優しく凪を抱く。渇いた心が満たされていく。二人の間に愛はない。だけど、こうしてる間は勘違いしそうになる。きっとこれは凪の甘い罠だ。こうやって、いつの間にか捕らわれてるのは俺の方なのかもしれない…。   (2021/8/28 22:15:28)

きっと、凪の声は電話の向こうまで響いただろう。それでも構わないと思った。むしろ、恋人との関係を終わらせた責任を凪に取らせ、ずっとそばに居させようか…。そう考えると、笑みが止まらなくなりそうだった。強く抱きしめ、早まる腰の動きに、キツく柔らかな刺激を感じながら、「凪っ…。」唸り声のように吐き出したその声は、聞き取られてはいないはず。二人同時に大きく身体を震わせ、共に絶頂を迎えた。初めて、凪の名を呼びながら。初めて、凪の膣内に汚れた性を注ぎ込みながら。   (2021/8/28 22:14:51)

一瞬、我を忘れた。凪のそんな表情を見たことがなかったから。使われるだけの女が煽ってくんじゃねえよ。睨みつけ、ズンッとひと突き膣奥へ刺激を与える。『あぁっ…。』その刺激に耐えられなかったのか、高い矯声を響かせた凪の口を慌てて抑え、電話を切った。「彼女にバレるだろ…そんなに欲しいのかよ。」冷ややかな罵声を浴びせながら、徐々に激しく腰を打ち付けていく。   (2021/8/28 22:14:11)

その時、ベッド脇のスマホが鳴り出した。ディスプレイには恋人の名が映し出されている。思わず凪を凝視めるも、視線が交われば不敵な笑みを湛えたままスマホに手を伸ばす。「もしもし、なに?……ああ。いいよ、こっちも悪かったからさ。」恋人と話している間も、凪と視線を絡ませたまま、ゆっくりと腰を動かしたまま。「いいよ、明日は俺が会いに行くよ。」ゆるく焦らされるような動きに我慢ができなくなったのか、凪が俺の動きに合わせて腰を揺らしてきた。その瞳には余裕の色がうかがえた、ように感じた。   (2021/8/28 22:13:47)

逝き続けたその身体でも、今までとは異なる感触に気付いたのだろう。『ね…ゴム…。』不安そうな細い声で訊ねる凪に、「彼女とするときないと困る…。もうあと少ししかない。」と、素っ気なく答えると、淫茎の先を柔襞に沈めていく。ぐちゅり、と音を立てながら。   (2021/8/28 22:13:14)

「また溢れてきた…。」微かな刺激だけで淫らな反応を見せる凪の身体。羞恥に耐える表情とは裏腹に、止めどなく溢れ出す愛液が、膣内を掻き回す指に纏わり、ぐちゅぐちゅと淫音を室内に響かせ、シーツに新たなシミを作る。そして、羞恥を忘れた表情を浮かべ、嬌声を発しながら身体を震わせる。「もう逝ったの?だらしないな…。」見下すような笑みと視線を向けながら、凪の痴態により硬さを取り戻した淫茎を秘部へと押し当て、擦り付ける。「まだ終わりじゃないよ。」   (2021/8/28 22:12:47)

と、不意に交わる二人の視線。「何?…まだ、欲しいの?」慌てて否定する凪の口を塞ぐ。それはすぐに貪り合うキスに変わっていく。再燃した凪から漏れる甘い吐息も、すぐに嬌声へと変わっていった。『もっと欲しがれよ…。俺を…。俺の全てを…。』言葉に出せない想いは、舌と舌が絡まり合う淫靡な水音に掻き消されていく。   (2021/8/28 22:12:20)

もう、何度目の絶頂だろうか。休む間もなく快楽を与え続けた凪の身体が、荒い呼吸のままベッドに沈んでいく。床に散らばる脱ぎ捨てたままの衣類、下着、そして使用済みのコンドーム。凪の疲弊した顔を凝視めていると、恋人とのセックスでは満たされることのない渇いた心が満たされていく、そんな感覚に陥る。何で?わからない。しかし、凪を手離なすことができない理由がこれなのだろう。偽りの恋人ごっこと呼ぶにも烏滸がましい二人の関係。己が欲をぶつけ、それを問答無用に受け止めさせるだけの関係。   (2021/8/28 22:11:48)

「凪も好きだよな。」部屋のドアを開くと開口一番にそう告げた。ドアの向こう側に立ちすくむ凪は、何か思い悩むように視線が定まらない。そんな凪の腕を掴むと部屋の中へ引き入れ、閉めたドアに押し付けるように詰め寄る。「俺に会いたかった?」下卑た笑みを隠すことなく問い掛け、返答も聞かないままに唇を奪う。即座に舌を絡ませ水音を響かせる。このまま、今日も俺が満足するまで、お前は淫靡な嬌声と歓喜の声を上げ続けることになるんだ。   (2021/8/28 22:11:16)

スマホをベッドの脇に放り投げると、だらしなく着崩れた部屋着のまま、仰向けに寝転がり目を瞑る。久しぶりに会った恋人と朝まで抱きあったこのベッドで、また別の女を抱こうとしている。後ろめたさを感じないわけじゃないが、この関係を断ち切る術を俺は知らない。凪を手離すことができない。だが、恋人の存在を知る凪にとっては、来ないという選択肢だってあるはずだ。それなのに、馬鹿な女だと思う…。   (2021/8/28 22:10:42)

たいして間を置かず、メッセージの受信を知らせる着信音が鳴る。『治ったよ。』と、たった一言のメッセージ。小さく笑みを浮かべたまま、『じゃあ今から来れるよな。』と、メッセージを返した。風邪を気遣う必要などない。今の関係を望んだのは俺。それを受け入れたのは凪。気遣いなど二人の間には邪魔になるだけ。それは凪も承知のはず──。   (2021/8/28 22:10:12)

『治った?』──そのメッセージを送ったのは、凪が風邪を引いたとメッセージを送ってきた10日後のこと。「もう10日も経ってたんだ…」以前のメッセージの脇に表示された日付を目にし、自然と口から洩れた。   (2021/8/28 22:09:47)

■046 誘惑の甘い罠/男性視点・律■   (2021/8/28 22:09:26)

おしらせさん(SoftBank openmobile)が入室しました♪  (2021/8/28 22:08:47)

おしらせ紫色部さん(docomo spモード)が退室しました。  (2021/8/9 11:18:30)

紫色部.。.୨୧.。.:*・*:.。.❤︎.。.:*・*:.。.୨୧.。.:*・*:.。.❤︎.。.:*   (2021/8/9 11:18:17)

紫色部わたがしから顔を出した夏樹に、長いまつげを上に上げてむーっとむくれた表情を見せては、夏樹の視線とぶつかる。そして何かに気がついたように、わたがしを真ん中に、背伸びをしながらそのまま少し顔を近付けて…。「…ふふ、わたがし、ついてるよ。」くすくす笑いながら指先で鼻先についたわたがしを取れば、夏樹の目線の少し下から見つめたまま、指先を口につけてぺろっと舐めて見せた。はたしてこれは、あざとさ狙ってか、はたまた単なるいつものいたずら心なのか。そして夏樹に囁く──「楽しいね♡」   (2021/8/9 11:18:03)

紫色部「変な写真撮るなー!」見せられた写真の画面は、想像してたのと違うまるでわたがしマン。そのアングルかい…映えや可愛さのかけらもない夏祭りに現れた怪人のようなその姿に思わず、可愛くない言葉を発しては、夏樹の顔にわたがしを押し付ける。わたがしマン2号となった夏樹は私に囁く──「楽しいな♪」   (2021/8/9 11:17:45)

紫色部後れ毛残るうなじを後ろ姿で夏樹に見せては、顔が隠れるほどの大きなわたがしを受け取り手にして。艶のあるピンクの唇をその真っ白でふわふわに近づけて口にする。口の中で、ふわっと溶けてなくなるそのわたがしはとても甘くて、思わず頬を緩ませる。可愛い構図になっているだろうか、なんて思っていたその時、『カシャ』と写真を撮られる音がした。   (2021/8/9 11:17:28)

紫色部「何食べたい?」そう聞かれて、少し考えて私が指差す先はわたがし屋さん。焼きそばやたこ焼きのソースの匂い、とうもろこしの醤油の香ばしい匂いに誘われては、ほんとはそっちを食べたい気持ちは抑えて。さっき見かけたきれいな女の人、わたがしに浴衣がよく似合っていたから私も、なんてあざとい考え。敗者復活戦、これでまたドキドキさせる作戦!ふふっと笑ってわたがし屋さんを指を指す私は、お腹の空いていただろう夏樹の若干不満そうな声は完全にスルーする。   (2021/8/9 11:17:16)

紫色部そして、会場に近づいては少しずつ人混みの中に入っていけば、手をいきなり強く握り直されて。意味は、はぐれないように、なんてのは分かってる、分かってるのだけど、何急にリード感?それも反則。それなのに、それなのに…金魚掬い?かき氷?お面?なーにこんなに恋人っぽく手を握ったの横に置いといてお祭り夢中になってんだこら夏樹。何もかも反則で予想外で…余裕のない私。   (2021/8/9 11:17:01)

紫色部なのに、夏樹が甚兵衛で来るなんて予想外で反則。玄関開けた途端、こっちがドキッとしてしまった。手を握る、まではなんとか実行したけれど、いつもと違う雰囲気にやられたのは私の方で、余裕な私までたどり着かなかった。   (2021/8/9 11:16:42)

紫色部計画としては、玄関に浴衣の私の登場→いつもと違う髪型、メイク、そして浴衣姿に夏樹がドキドキ→ニコッと笑って『行こっか』って私は余裕で手を握る→更にドキドキさせる→ほのかに香るシトラスの香り→更にもっとドキドキさせる→余裕な私 のはずだだった。そう、シュミレーションでは完璧だった。   (2021/8/9 11:16:30)

紫色部慣れない下駄の音をカランコロンと鳴らしながら、夏樹の半歩後ろを付いていくように神社へと歩いていく。聞こえてくる太鼓や笛の音に、お祭り気分が高まる中、甚兵衛姿の夏樹がなんだか新鮮で少し緊張してしまう。それを悟られないように半歩あと。自身の身を纏うのは、お店で一目惚れした水色に淡い花びらの浴衣。これでこっちがドキドキさせるつもりだったのに。   (2021/8/9 11:16:12)

紫色部──隣の隣の家の幼馴染から、夏祭りのお誘いラインが来たのは昨日のこと。『やーっときた。』嬉しい、というより待ちくたびれた感が先立った。夏祭り行きたいなぁ、なんてさりげなく催促をしていたのはもう2週間も前のこと。その事を覚えていたのか覚えていなかったかはさておいて、遅い、遅すぎる。もう明日はお祭り最終日だよ?こんなぎりぎり…なんて思いながらも、そんな気持ちは悟られないようにいつものように『オッケー♪』と返す。ベッドに座りながらスマホに落としていた目線を、部屋の壁掛けに数日前から掛けていた浴衣へと移せば、少し怒った口調ながらも頬を緩ませ一人小さく呟いた。「…準備が無駄になるかと思ったんだからね…っ。」   (2021/8/9 11:15:56)

紫色部「…こんな感じ…かな。」オレンジ色の西日が差し込む部屋の中、鏡を見ながらアップした髪に浴衣に合わせた水色の花のかんざしを差し込めば、顔の角度を変えてバランスをチェックする。そして、後れ毛残る首元に、シトラスの香りのスプレーをシュッと吹き掛けて、ほのかな香りをつけた。その時、ピロンっと音がなる手元のスマホ。『今から迎え行くから』と、夏樹からのライン。鏡でチェックする片手間、『オッケー♪』と、いつもの返事を返す。   (2021/8/9 11:15:36)

紫色部■045 わたがし/女性視点・夕夏■   (2021/8/9 11:15:23)

おしらせ紫色部さん(docomo spモード)が入室しました♪  (2021/8/9 11:15:00)

おしらせNoNameさん(SoftBank openmobile)が退室しました。  (2021/2/27 12:44:08)

NoName=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=   (2021/2/27 12:44:01)

NoName「乾さん。あの…」小野寺が何かを言いかける。ここで問2、このあとどうする?A.『セクハラで訴えないでくれよ?』とおちゃらける。B.小野寺の傘借り、濡れないようにと肩を抱き寄せる。それとも…、C.───   (2021/2/27 12:43:43)

NoNameと、ついに空から落ちてきた滴が顔を濡らし始めた。「あ…、こういうのセクハラになるのか。」社内ではセクハラ、パワハラの加害者認定されないよう言動には気をつけているが、休日であること、会社から出ていること、何よりも小野寺の仕草に自然と口から出てしまった感も否めない。落ち着いて自己分析すると、ちょっと気恥ずかしさも込み上げてくる。「雨か。今なら早足でなんとか…」誤魔化すように呟いて、再び数歩先を歩きだす。   (2021/2/27 12:42:58)

NoName反対に小野寺の方は、余計なことまで口走ってしまったことに気付いたのか、バツの悪い顔でゆっくりと視線を向けてくる。「いつもそうしてたらいいのに。その方がよっぽど小野寺らしくて、可愛いよ」なんて、多少の余裕を取り戻したついでにさらりと言ってのける。   (2021/2/27 12:42:29)

NoName『ぐぅ~~~』突然耳に飛び込んできた聴き慣れた音。「あっはははは!!この距離でも聞こえるって!どんだけだよ」不意打ちを喰らわされ、思わず素で笑ってしまった。「…っ生理現象です!仕方ないんです!!それに、顔色もよめないぶっきらぼうな乾さんよりは、ずっとマシです!」早口に捲し立てる小野寺。どうやら俺の顔色は読めていないらしい。と言うことは、妄想だって読み取られちゃいないはず。とりあえず、最終防衛ラインは死守できていることに安堵した。   (2021/2/27 12:42:08)

NoName「そういう、相手の顔色を読みすぎるとこ。俺はあんまり好きじゃない…」ぎこちない空気に耐え切れず、こちらから先に言葉を発した。発した台詞とは裏腹に、相手の顔色を読もうとしているのはこちらの方なのだが。とは言え、すぐさま顔色を伺うのもどうしたものかと、小野寺の表情を確かめることなく数歩先を歩く。空は夕方から夜に切り替わろうとしているところに加え、今にも雨粒を落としてきそうな雨雲が、まるでコーヒーにミルクを数滴垂らしたように広がっている。あっ…、コーヒーカップ捨てたっけか?神妙にしている時というのは、不意にどうでも良いことを思い出すものである。   (2021/2/27 12:41:48)

NoName───作業もノルマ分は終了し、再び小野寺のデスクを訪れる。「お疲れ。前半はどうなることかと思ったけど…真面目に頑張ったな。」そんな声を掛けはしたが、想定通りに仕事が終わることはわかっていた。いつも通りだ。手にした紙のコーヒーカップのひとつを小野寺のデスクに置き(ついでに胸元を覗くことも忘れずに)、隣のデスクの椅子を引いて腰掛けた。「ありがとうございます。…あの、さっき言いかけてた…いや何でもないです!」礼と一緒に、何かを言いかけ口を噤む小野寺。まさか、いつも胸元に視線を向けているのがバレたのか、それとも仕事中にチラ見してたことが…。まさか、俺の妄想を読み取るチカラがあったとか…?言葉を濁した小野寺の真相が掴めず、ぎこちない空気を漂わせたまま、帰路につく。   (2021/2/27 12:41:23)

NoName自分のデスクに戻ると再び妄想タイム。と並行して、小野寺の様子をチラ見しながら仕事の手を休ませることもない。我ながら器用だと思う。小さい頃から大して自慢できるような特技もないと思ってきたが、このスキルは特技と言えるのではないかと最近は思う。なんせ、妄想しつつも仕事が進んでるんだぜ?社畜ジョブ上級スキルのひとつと言っても過言ではないだろう。   (2021/2/27 12:40:57)

NoNameぼーっとしたところはあるが、仕事はできる後輩だと思っている。説明の後はリズミカルにキーボードを叩きディスプレイに文字を踊らせていく。もっと質問があったり、相談してくることを期待してはいるのだが…。できる後輩も玉にキズである。   (2021/2/27 12:40:34)

NoName「ぉぃ…おい、話聞いてる?」妄想の中での自問自答クイズは強制終了。とりあえず目の前の仕事を片付けるべく、作業の分担と作業内容の説明のため小野寺へ声を掛ける。「あ!ハイっ!…いや、すみません…もう一度お願いします…。」何を慌てているのか、とりあえずこちらの話は耳に届いていないようだった。呆れたような表情を浮かべつつも、視線を向ければ必然とピントが合ってしまうブラウスの隙間。男なんて所詮こんなモンである。「そういうとこが、なければなぁ…。もう1回だけしか言わないからな。だから・・・は、・・・で⎯⎯」表情筋を強張らせ、下衆な内面を悟らせないように、飄々と仕事の話を進める。もちろん胸元に合わせたピントは少しもブレることはなく。   (2021/2/27 12:40:08)

NoNameここで問1。今日はただでさえ気が滅入る休日出勤。そんな中、オフィスに気になる後輩とふたりきり。あなたならどうする?A.持ち前のスマホで、影からこっそりベスポジ確保。とりあえずパシャリ。B.影から盗撮する必要はない!その澄ました顔を真正面から写して相手の出方を見てやる!それとも…、C.───   (2021/2/27 12:39:41)

NoName人生は選択の連続である。ひとつひとつの選択が、未来を形どっていく。今俺も選択をせざるを得ない、そんな状況。   (2021/2/27 12:39:16)

NoName■044 人生は選択の連続/男性視点・乾■   (2021/2/27 12:38:55)

おしらせNoNameさん(SoftBank openmobile)が入室しました♪  (2021/2/27 12:38:26)

おしらせNoNameさん(SoftBank openmobile)が退室しました。  (2021/2/14 21:39:21)

NoName=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=   (2021/2/14 21:39:13)

NoNameいつのまにかだいぶ時間が経っていた。画面の隅に表示された時計は19時ちょっと前。好きな曲のサビのメロディがメッセージの着信を告げる。『今からちょっと行ってもいい?』と表示された画面。『いいよ。』といつも通りに返信した。   (2021/2/14 21:38:53)

NoName今年も例年通りにウチへ寄ってくれるのだろうが、あの時、手作りチョコを俺にくれるとは聞いていない。仮に手作りチョコを貰ったとしても、本命のオマケで作っただけかもしれない。待てよ?本命の試作品ってことだって…あり得る。『捨てるの勿体無いじゃん』とかにこやかに言いながら…。いやいや、例年通りコンビニで売ってる某お菓子メーカーのチョコが確率的には1番高い気がする…。   (2021/2/14 21:38:31)

NoName───今日は朝から落ち着かない。いつもより早く家に帰るも、机の前の椅子に座り、食事も取らずにスマホと睨めっこをしながらメッセージを待っていた。   (2021/2/14 21:38:05)

NoName「それじゃ、気を付けて帰れよ。」と送り出した翌日、本屋で一冊の本を買い込む陽菜を見た。陽菜が店を出たあと、チラッと見えた表紙を手掛かりに見つけた本は、手作りチョコの特集が大部分を占めるものだった。「やっぱりか…。」思わず声が漏れた。   (2021/2/14 21:37:28)

NoName時々家にお邪魔してご飯をご馳走になった時だって『お母さんの料理は美味しいでしょー♪こんな美味しい料理が出てくるんだもん、私が料理覚える必要ないよね!』なんてドヤ顔で言い放ってたくらいだ。   (2021/2/14 21:37:04)

NoName「えーっ、うっそだー、手作りチョコなんて陽菜にできるの?」バレンタインの話から広がった話題、『今年の本命チョコは手作りするんだ』なんて言うから思わず聞き返して、いや、聞き返すというよりは疑いの言葉を投げつけたといった感じか。長年幼馴染をやってきたが、陽菜と手料理が結びつく出来事は過去に一度もない。   (2021/2/14 21:36:25)

NoNameそれからいつものように他愛もない言葉のやりとりが続く。学校で何があったかとか、流行りのドラマの今後の展開はどうなるとか、共通の友人に恋人ができたらしいとか、もうすぐバレンタインだから今年も”義理”チョコ期待してるぞ…とか。   (2021/2/14 21:36:01)

NoName「よっ!また母さんに捕まってたのか?無理して付き合わなくていいんだからな。ほっとくと止まんねーんだから。」勉強机の前の椅子をクルッと回転させながら、部屋に入りいつものようにベッドに腰掛け寛ぐ彼女へ告げた。「ま、ほっとくと話が止まんねーのは陽菜も同じかもしれないけどな。」   (2021/2/14 21:35:12)

NoName俺と幼馴染の陽菜とのお決まりのやり取り。あと数分もすれば家のチャイムが鳴り、彼女の甲高い声が響いてくるはずだ。「こんばんはー。おばさんお邪魔しまーす。」思った通りのタイミングで聴き慣れた声が耳に届く。少しの間母親と雑談でもしてたのだろう。何を言ってるかまでは聞き取れなかったが、時々笑い声があがり、しばらく経ってから部屋のドアが開いた。   (2021/2/14 21:34:44)

NoName2月の初めの頃だったろうか。夕食も終わり、ひと息つこうと自分の部屋のドアを開けると、机に置きっぱなしのスマホがアラームを鳴らし薄暗い室内をぼんやりと照らした。部屋の照明もそのままに、手にした画面には『今からちょっと行ってもいい?』といつものメッセージが表示された。「…ったく、定型文かよ…」スマホに向かって毒突きながら、『いいよ。』と、いつも通りの一言を返信する。   (2021/2/14 21:34:10)

NoName■043 バレンタインの夜/男性視点・恭介■   (2021/2/14 21:33:47)

おしらせNoNameさん(SoftBank openmobile)が入室しました♪  (2021/2/14 21:33:16)

おしらせベタ花さん(docomo spモード)が退室しました。  (2020/1/10 15:41:53)

ベタ花∴∵∴ ୨୧ ∴∵∴ ୨୧ ∴∵∴ ୨୧ ∴∵∴ ୨୧ ∴∵∴ ୨୧ ∴∵∴ ୨୧ ∴∵∴   (2020/1/10 15:41:38)

ベタ花「そのためだけに、ずっと待ってたんですか。」私のために…こんな雨の中、どのくらい待っていたんだろうかと、悲しげな表情で見つめる。「ベタ花さんに悲しい顔は似合いません………。でも来てくれてよかったです…。」そういうと膝から崩れ落ちるように地面に倒れそうになるベタ太さん。「ちょっと…ベタ太さん…!!」傘を離すと慌ててベタ太さんが倒れないように膝をついて両手で抱きつくように支える。「初めて名前呼んでくれた…。」意識朦朧になりながらもそう言って少し嬉しそうな彼に、愛しさを感じた雨の日の夜―。   (2020/1/10 15:39:44)

ベタ花「まさかね…。」時刻は23時半。残業が終わり、直してもらったフォルクスワーゲンで桟橋に着くと車から降りて待ち合わせ場所とへおそるおそる足を向けた。すると、傘もささずに佇むベタ太さんの姿。「何してるんですか!?」慌てて駆け寄り傘を差し出す。「ベタ花さん、来てくれたんですね。」寒そうに震えるベタ太さん「ここ、僕が元気ない時とか、落ち込んだりした時とかよく来る場所なんです。だからその…ベタ花さんにも元気になってもらおうかなって思って…。でも雨降ったからあんまりよく見えないな。」話す間にも傘に強く雨の叩く音が響いている。   (2020/1/10 15:39:17)

ベタ花「あ、雨。」千秋のその声に窓の方を見る。しばらく残業を続けている間に気付けば雨が降り出していた。雨が強く打ち付ける窓を見ないがらまさか…待ってるのかな…と、ベタ太さんのことが浮かぶ。腕時計を見ると21時半を示していた。   (2020/1/10 15:38:57)

ベタ花闇が空を包み、オフィスビルは点々と明かりが灯る。「いいの?車屋さん。」にやにやしながら聞いてくる隣の席の千秋に「関係ない。」と仕事をしながら興味なさそうに言葉を返す。「どうかな〜?!意外とそういう人って気になったりしちゃって。」―『すべてを分かっているかのような脇役発言』   (2020/1/10 15:38:33)

ベタ花「ベタ花さん、2番にお電話です。」明くる日の仕事中、そう言われて電話に出ると「あのぉ…突然会社になんて電話しちゃいましてすみません。」と、聞き覚えのある声。「ベタ自動車のベタ太です。昨日はすみませんでした…」「あなたねぇ…。…あなたいい加減にしないと…。」話しかけないでと言ったのに会社まで電話してくるしつこさに呆れた声で返すも、「今晩8時にベタ桟橋に来てもらえませんか。もう二度とベタ花さんの周りうろちょろしません。だから最後にこの願いを聞いていただけませんか?」と話を続けてくるベタ太さんに「お断りします。」と、きっぱりと返す。「9時、いや10時でもいいんです!待ってます、ずっと待ってます!」「あなた、頭おかしいんじゃない?」怪訝そうにそう返したけれど、待ってますで電話は終わった。   (2020/1/10 15:37:54)

ベタ花落ち込んで気持ちの余裕のない私は思わず「あなた、一体何なんですか。」と睨んだ。いや、あの、その、と、たじろぐ彼に更に「どういうつもりか知りませんが迷惑なんです。気安く話しかけて来ないで!」とひどい言葉を放った。しーんと沈黙が流れ、「失礼します、これ結構ですから!」と、渡された紙袋を返すと走ってビルを出ていった。   (2020/1/10 15:37:26)

ベタ花「お前、自分で何やってるか分かってんのか。」ある日、仕事でミスをしてしまい、上司から大きな声で怒鳴られ、資料を投げつけられた。「このプロジェクトから外れてもらうから。」あーあ…やってしまった…。一生懸命やってきたプロジェクトだったのに…。仕事の時間が終わり、千秋に慰められながらオフィスビルから出ようとすると、「やぁやぁどうもどうもベタ花さん。」入り口で待っていたらしい例の工場の人が目の前にやってきた。「お仕事お疲れ様でございます、この前のハンカチのお礼と言ってはなんなんですが、こちらおまんじゅうでございます。このおまんじゅうとてもおいしいんですよ。もう売り切れ続出で…」と紙袋を私に半ば強引に渡したあと、ニヤニヤ笑いながらぺらぺら喋り続けている。   (2020/1/10 15:37:01)

ベタ花 指輪を触れながら思わず思い出すお別れのあの日…。行かないでと泣きじゃくる私に「もう飛行機の時間だから…」とあっさり去っていったあの人…。   (2020/1/10 15:36:24)


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