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「とある学園の非常階段」の過去ログ

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2024年05月10日 01時00分 ~ 2024年05月10日 02時45分 の過去ログ
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環 茉都香♀32(普段の勤務中ではこの学校内で言葉を発することは少ない。年上同僚の女性陣は突き抜けて明るく朗らかで、おしなべてお喋りであるのだけれど、であるからこそ、彼女たちに会話の主導権を渡していれば、ひと言も口を効かなくて済む日もあるぐらいだった。今日はといえば、司書の友人と異性交流会の日取りについて簡潔に打ち合わせたのが言葉を交わした一人目で、)──良くしゃべんね。(非難ではなく、あからさま年下の幼さを前に微笑ましげに。彼の饒舌に、メンソールの煙草を深くゆったりとひと吸いした後、黒縁の眼鏡越し、まなじりを細めて微笑まじりに返したのが、言葉を交わす二人目となった。教師というには若く、生徒と言っても差し支えない風貌の彼が、他の教師に連れられてる姿を食堂で見かけたことがある、気がする。問い掛けには顎を引く仕草で肯定する。)   (5/10 01:00:31)

環 茉都香♀32もう今日はお終い。これ、終わったらもう帰んの。いいでしょ。(大人気なく自由をひけらかしながら、地味なエプロンの結び目を片手の指先で引っ張って身体から引き剥がす。ニットのトップスとロングスカートのベーシックな装いは、地味なエプロンを外してなお華やかさに欠ける。バケットトートに前屈みの姿勢で布地を押し込むと、自堕落にゆるい動作で手摺に腰を寄り掛からせた。)   (5/10 01:00:37)

瀬名 出水♂21あ、やっぱ?おー今日はツいてる日かもしんないっ(年の割に幼く見える顔をくしゃりと喜びに歪めて。耳障りの良い金属音を響かせてライターの蓋を閉じると共に顎を反らし、吸い込んだ煙をゆっくりと吐き出す。茜色に染まりつつある中空に紫煙は霞のように消えていった。)……うま。いやね、ここ通ってた頃からちょっと夢だったんすよね、非常階段で一服すんの。なんかこう、ちょーきっつい一日の終わりの一区切り、みたいな?(へらへらと軽薄な言葉が滑り出す口元はどこか歪んでいて、今どき流行らないファッションスモーカーといった面持ち。)まー、これからレポート提出あるんでまだ区切れてないんすけどね?良いなー、まだ明るいうちに帰れんの。教師のルーティーンとか真面目に守ってたら晩飯まで食い逃しそうっすよ(やれやれといった具合に肩をすくめて降参のポーズ。指に挟んだタバコが天を向き、煙の輪がぷかりと浮かんだ)   (5/10 01:24:43)

環 茉都香♀32(ツイてる──何がだろ?と思いはするものの突っ込んで尋ねることはなく、彼が立ち昇らせる煙草の煙を目で追いながら少し微笑った。眼鏡の縁に隠されてる泣きぼくろが、微笑に引かれてかすかに持ち上がり露見する。)ね、わたし、知らないよ、ここ喫煙所でもなんでもないし、君が先生ら方に、生徒がされるみたいに叱られても。(少なくとも自分は此処で教師の誰かとかちあったことがない。自分が来たことでそそくさと逃げてゆく生徒の後ろ姿と、知らない煙草の残り香を感じたことはあれど。大人が子供相手にする注意として適切とは呼べない忠告を一応はしてあげて、トートバッグからせめてもの良心である携帯灰皿を取り出した。意地汚くもう少し吸って鬱屈を吐き出してから、灰皿へと熱源を押し付けて、にじり消す。ちなみに去年度になんやかんや言ってた禁煙は、気持ちの上でも永遠に頓挫した。)…辞めたい気持ちは、あるんだけどなあ。(独りごちながら、携帯灰皿をバッグの中へと戻す。)   (5/10 01:40:31)

瀬名 出水♂21んー、そん時はそん時?何とかなるっしょー。てか、(まるで根拠のなさそうな明るい返答は、危機感の欠如とも、諦観とも思える口調で口から零れた。長く伸びて垂れ下がり気味の灰を携帯灰皿の中に二度ほど叩いて落とし込んで)お姉さん、僕が在学中からここで一服してたっしょ?その習慣今でも続いてんですから、だいじょーぶじゃないかな?(下校時に、あるいは移動教室時に。ふと見上げた非常階段にいつもいた人影。調理師のエプロンと風になびく結わえた黒髪、黄昏れた雰囲気は3年前も、今でもなんとなく憧憬を感じさせる佇まいだった。そのあこがれの対象が穏やかじゃないことを口走るもんだから)ととと、ちょい待ち。やめるって、タバコ?それとも…?やー、それなし。どっちでも僕がちょっと困る。もちょっとよく考えましょーよ。何なら相談乗るっす(まだ2、3度吸えそうなのを無理やりもみ消して、慌てた口調でまくしたてる。ほぼほぼ初対面の彼女に自分が何ができるかなんて考えもしてない、いかにも軽薄な言葉。だけどある意味教育実習に携わって一二を争うほどに素直に出てきた言葉ではあった。)   (5/10 02:03:12)

環 茉都香♀32 …君、元在校生?(洒落た表現で言えばトラディショナルな目立たない地味な装いと、マスクと眼鏡の隠蔽に頼った薄め最低限の、TPOを軽度に弁えてる手抜きメイク、そんな自分が勤務先の学校の非常階段で違法喫煙している食堂の女、として誰かに認識されていたらしい──その事実だけで問い掛けの返答を待つまでもなく、バツの悪さに思わず表情は苦虫を噛み潰した。いや、と謎の否定を接続詞代わりにして、顔を背けながら右手の指先を彼と自身の間にひらりと差し入れる。煙草を吸い終えて用事を終えた口許を、マスクを引き上げて隠して。)煙草はやめない、というか、やめらんない、けども、じゃなくて、──ああ、そうだ、ここ、場所、あげるよ君に。いや、わたしのものでもなし、わたし以外も多分ここ、吸いにきてる人いると思うけども。(じり、と後退り、視線からそそくさと、さりげない自然さを装った動作で逃れて、背けた顔の方向へとそろそろ歩き出した。勤務中のぺたんこスニーカーから履き替えたチャンキーヒールの踵が、金属製の階段を踏んでカンと高い音を鳴らし、バッグの口からはみ出たエプロンのリボンが揺れる。)   (5/10 02:23:01)

瀬名 出水♂21(赤みを増した夕暮れの空の下、ヒールの踏み鳴らす階段の金属音が徐々に遠ざかっていく。ふぅ、と一つため息をついて背を預けてた太いパイプから一歩横にずれ、彼女の占有していた場所に改めてもたれかかると)あー…マズった。かも?いやいやいやとりあえずは、良しでしょ(視線の先、先ほどまでもたれかかっていたパイプの根本、やや錆が浮き始めてかすれてはいるが読み取れるマジックの殴り書き。『成人したら食堂のおばちゃんと一緒に一服!』……こんなもの見られた日にはきっと二度と口も利いてくれなくなるに違いない)シンナーで落ちっかな?(風がひときわ冷たさを増し、前髪を容赦なくなぶり始める。冷え始めた身体を避難させるべくドアの向こうに潜り込む前に、一つ鼻を鳴らしてみる。メンソールの匂いはとっくの昔に霧散していた。)   (5/10 02:40:16)

瀬名 出水♂21【これでこちら〆となりますー。お相手ありがとうございました!難産だったけど楽しかったー】   (5/10 02:41:20)

環 茉都香♀32【!?!?!?おばちゃんと違うわ!…いや!おばちゃんなのか…いや!仮にそうだとしたら瀬名くん側になんらかの問題が生じるからね!抗議!抗議!厳重に抗議する!というわけで、また改めて遊んでくださいー。お部屋ありがとうございました!】   (5/10 02:43:20)

おしらせ環 茉都香♀32さんが退室しました。  (5/10 02:43:51)

瀬名 出水♂21【抗議は随時受け付けておりますw んではお部屋ありがとうございましたー】   (5/10 02:44:57)

おしらせ瀬名 出水♂21さんが退室しました。  (5/10 02:45:20)

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