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「流れ着く先.」の過去ログ

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2023年12月29日 22時47分 ~ 2024年06月04日 06時34分 の過去ログ
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d.( 腕を上げて 吊り下げられた縄に手を伸ばした 。ザラりとした 枝が折れなければ ちぎれそうも無い太く編まれた縄だ 。出られない空間ならば 此処で何かをするしかない 。 或いは死んでしまったところで 私は嬉しいだけである 。全く読めぬ空間にて 八方塞がりだ 。ならば 、用意された舞台に上がるのも 亦 筋書き通りに飛び降りてみようじゃないか 。 ご丁寧に靴を脱いで 、椅子に上がり 少し背伸びをして 首に縄をかけた 。踵を少し下ろすだけで 容易に気管が閉まった 。 そのまま 椅子を蹴り倒した )   (2023/12/29 22:47:42)

おしらせ無言時間が25分を超えたため、d.さんが自動退室しました。  (2023/12/29 23:29:54)

おしらせd.さんが入室しました♪  (1/5 02:53:28)

d.〜〜♪ ( 陽気に鼻唄を唄い乍 、備え付けの冷蔵庫を開く 。此処は廃墟郡の中の一室 。自殺をする度 或いは眠りの浅い寝起きなんかに気が付けば居る世界 、夢か或いは異空間か 。流石に半年も経てば慣れたもの 、慣れるしかないと云ったところだろうか 。去説 、底に鎮座するは年明けには持ってこいの好い日本酒 。棚から猪口を取り出せば いつもの襯衣の上に 半纏何かを羽織ってベランダへ出た 。年明けの空気は矢張り冷え 先の方を冷たくしたが 時期に温かくなるだろう 。栓を切り 、とぽとぽと注げば くい と呷った 。アルコォルが 胃から突き抜く様に 脳に廻って 噫 、とても美味しい 。細めた目で 遠くの 黒く沈む海を見た 。灯りこそまるで無いが 此れは 何処かの海に似ている 。どこだったか 、この現代で こんなにも灯りのない場所は探しても見当たらないだろうから 、記憶と上手く噛み合わない 。灯りを灯した想像を重ねて 、酒も忘れて 脳の中を 探り続けた 。 )   (1/5 03:21:32)

d.ああそうだ あの ヨコハマの ... 、 ( 其迄 考えて 思考が曇った 。一瞬 瞬きのうち 廃墟郡に光が灯る あの風景 最上階から落ちる感覚 。意識が引き戻される 真っ暗な廃墟群 。きっと 触れてはいけない処だった 、いつまでも 此処は 詰まらない見知らぬ異界で 夢の中の 廃墟郡でなくてはいけないのだ 。とぽとぽとついで ぐいと呷った 。忘れなくては 、 そうしなくては 。君のことも 、見えなくなってしまう 。頭の周りが鈍くなって 、ふらふらと平衡感覚が無くなって 遂には 足をもつれさせて 頭を打ち付ける程迄呑んで ... 、それから眠った 。)   (1/5 03:22:46)

おしらせ無言時間が25分を超えたため、d.さんが自動退室しました。  (1/5 03:56:10)

おしらせdさんが入室しました♪  (1/8 23:05:33)

d... 寒 、 ( 吐く息は白く霞んで闇にきえた 。冷たい海風が髪を揺らして 指先はかじかみ感覚は遠のいている 。コンクリートの上で じっと 何かを待つように黒い海を見詰めていた 。 そのまま 吸い込まれてしまいそうだ )   (1/8 23:08:28)

おしらせ無言時間が25分を超えたため、dさんが自動退室しました。  (1/9 00:18:48)

おしらせdさんが入室しました♪  (1/17 22:13:42)

おしらせ無言時間が25分を超えたため、dさんが自動退室しました。  (1/17 23:16:18)

おしらせDさんが入室しました♪  (2/20 04:38:51)

D( 森の奥、人のこない忘れさられ廃れた神社の社の裏。縁側のような広い木の板の上。腕や体躯、顔の半分を幾重にも覆う白の包帯。白銀の毛並み、茶色の蓬髪。長い睫毛がゆっくりと瞼を開く。すらりとした指が淡い藍色の毛先の尾を梳くように撫でた。胡乱げな瞳はしっとりと緑が濡れるちいさな庭先を眺め、落ちる雫の音とともにピクリと頭の耳が揺れた。まだ微かにほの明るくなったばかりの空で、雲が未だ寝坊をする太陽の光を淡く反射して白んだ景色が朝霧に映して幻想を醸し出す。湿った空気を吸い込んで、退屈そうに吐き出した。膨らんだ梅の蕾は明日か明後日には開くだろうか、辺りは甘酸っぱい匂いが漂うだろうか。静かな朝に、鳥が小さくないた。二羽は戯れて、水滴を纏って連れ飛び立った。其れを目で追っていた。くありと欠伸をひとつ、身を丸めて ふかふかの尾の中でもうひとねむりしようかと 。)   (2/20 04:58:42)

おしらせ無言時間が25分を超えたため、Dさんが自動退室しました。  (2/20 05:31:00)

おしらせDさんが入室しました♪  (2/23 00:52:56)

D(長い睫毛が何かを待つようにじっと空を見詰めている。銀色の月がぽっかりと闇夜に浮かんで、此方を眺めて居る。しんと冷えた空気が肺に取り入れられて、思わず身を震わせた。盃を傾けて酒を呷った。喉を通って、じんわりと腹の底から温くなる。覆われていない顔の頬が、ほんのり紅く染まる迄酒を呑んだ。ぐらりと上体が傾いて、そのまま縁側から畳の方へと倒れ込む。開け放たれた戸、中へ差し込む月明かりと影。染めた頬を優しく照らす光に思わず口角が緩んだ。それから、きゅっと目を細めて、視線を遠くの闇へ向けた。いじらしい少女みたく、口先を滑らせて云った。)そんなに見詰められたら照れるじゃ、ないか。 (そしてそのまま眠りに落ちた )   (2/23 01:02:44)

おしらせ無言時間が25分を超えたため、Dさんが自動退室しました。  (2/23 01:30:54)

おしらせDさんが入室しました♪  (3/6 05:10:58)

D(強く降りしきる雨があった。ごうごうと風が音を立てて、雨粒を雨戸にぶつけて何が不満か抗議をした。其れを詰まらなそうに見詰める瞳があった。朝ぼらけと云えよう時間帯か、包帯に包まれ艶やかな毛並みの耳と尾を持った和装の男は未だ本日分の眠りに着いてはいなかった。眠ろうにも雨音が五月蝿くて、室内は冷えて眠れなかった。雨が降っては友人達とも会えず、暇潰しに他の者を揶揄うにも外に出れない。強風でざんばら降っているとなれば其れは愚策だ。風邪をひいてはむこう数日は寝込むことになるし、他者が褒め繕う自慢の毛並みがぐしょぐしょになる。あまり気分の善いものでもない。大嵐の中外へ出ても趣味の自殺には及ばないことを経験済みだ。何処やらの神が怒り狂うているのか、気紛れな涙なのか。村の傍の大河が氾濫して流されていては大変だから、少し治まったら見に行かなくてはならない。そんなことを考えながら、ふかふかの尾に身を沈めまた暫くは退屈そうに目を細めるとする。本日も人気のない、侘しい朝だ。)   (3/6 05:24:07)

おしらせ無言時間が25分を超えたため、Dさんが自動退室しました。  (3/6 06:30:49)

おしらせDさんが入室しました♪  (5/27 03:51:47)

D(ゆらり、黒い蓬髪の上で白いリボンが心地の良い風で揺れて居る。青白い肌に巻かれた包帯、長い睫毛は伏せられていた。その男は、青空のような外套が汚れるのも気にせずに、胸の上で手を組んで 柔らかい草の上 木の根を枕にうたた寝をして居る。傍には骸骨の描かれたラベルに“Drink me”と書かれた札の着いた空になった瓶が転がっている。宙にはひらりひらりとパンの羽の蝶が舞って、傍では花がヒソヒソとお喋りをしている。何処からか、モクモクと煙が漂って陽気な歌声が聞こえてくるだろう。物語の中の世界、永遠に時間の進まない世界で、果たして死はやってくるのだろうか。)   (5/27 04:04:42)

おしらせ無言時間が25分を超えたため、Dさんが自動退室しました。  (5/27 04:29:50)

おしらせDさんが入室しました♪  (6/3 03:09:49)

D( 退屈そうに欠伸を零す男が居る 。真っ黒な外套にスーツ、白い包帯に殆どを覆った青年は、心底詰まらなそうに雨上がりで荒れた真っ黒い海を眺めていた 。ぶらぶらと足を揺らして 、爪先を時折濡らす波が 異質的な動きをしないかと待っていた 。長い睫毛は伏せられて 、月明かりから頬に影を落とした 。今日も、己の身は戦線の真っ只中に投じていたのに死に損なった 。受けた傷と云えば帰り道に足場の悪く人の腕を避け損ねて足を捻ったくらいだ 。腐り落ちればいいのに 。何度目かの溜息を吐いて月を見上げた 。 闇色の瞳に 月は映らない 。海風が吹いて髪を揺らした 、ゆっくりと瞬きをして 青年は立ち上がり 、そして 未だ眠らない街の影へゆっくりと溶けていった 。)   (6/3 03:20:02)

おしらせDさんが退室しました。  (6/3 03:31:57)

おしらせDさんが入室しました♪  (6/3 03:32:17)

D( 巨木の枝に縄を通して首吊り自殺を試みた筈だったが 、ちっとも苦しくならないし 果てには首肩が凝ってきた 。 諦めて首の縄を握ってひょいと水色の外套をはためかせて飛び降りては、頑丈な枝からぷらんと下がった縄を見上げる 。それから、蹴り倒した奇妙な形の装飾椅子を直して腰掛けた 。) ... 困ったなぁ 。 ( 妙な色の茸を齧っても死ねない 。精々視界がおかしくなったりなんかの、身体に異常が現れる程度 。人の言葉を話す植物を食しても、ひらりひらりと舞う食パンを食しても 、死ねず 。首を括っても、川へ飛び込んでも、死ねず 。得体の知れない薬を飲んでも死にやしない 。この世界からは抜け出せないし、如何やっても死ぬ事も出来ない。男はほとほと困り果てていた 。)死という概念が無いのか 、それとも .. ( 思考した 。然し あらゆる異能力を無効化させる 、世界の境界線すら超越する彼にも 触れられない力が有るのだろうか 。無駄な思考を幾らか巡らせたところで 無駄でしかないと 知るしかない 。)他殺ならば如何だろうか   (6/3 03:48:02)

D( 随分歩いて回ったが 、未だ人らしきものは見つけられなかった 。大木の並ぶ森、その先に参加者だけがすっかり消えてしまったような茶会の形跡、少し進めば 大きな城を囲むように家の並ぶ街 。ペンキの塗りたくられた薔薇の植木の庭園 。造り込まれた世界に ぽつんと送り込まれた様で 片道切符を切られて帰り道の用意がないらしい 。この空間の創造主に触れれば異能が消え 出られるのか それとも脱出するための条件があるのだろうか 。... 脱出?一体何処から何処へ?まるで自分はこの世界のものではないみたいでは無いか 。だのに 、自分の元居た筈の世界のことを思い出せない 。ぐるぐると包帯の巻かれた両手を見る 。確かに此処に存在しているはずだ 。ざわざわと木々が音を立てて急かすようだ 。否、気を散らせたいらしい 。発動の宣言や条件などなく 自動で効果が発揮されるこの力が一体 自身のどの部分に影響を及ぼしているのか 、或いは影響を防いだのかわからない 。 こんな世界に閉じ込められては 生き地獄も良いところだ 。何も無い 死から 何よりも遠い世界は なんて残酷な温かさをしているだろう )   (6/3 04:12:10)

おしらせ無言時間が25分を超えたため、Dさんが自動退室しました。  (6/3 04:40:43)

おしらせdさんが入室しました♪  (6/4 05:58:17)

d... まだ こんな時間じゃないか 。 ( ふわりと意識が浮上した 。眉間に皺を寄せながら ぼやけた眼で時計を探せば時刻は六時過ぎ 、睡眠の質の良い方では無いが 昔に較べてマシにはなっただろう 。寝返りを打って布団を被る 。ついでにぐん と伸びをする 。仕事は遅刻に限る 。何故ならば国木田君が理想の予定を狂わされて怒る顔は愉快な為 見たいから 。それに今日は対して大事な用は無いはずだから 、私が遅れても構わない筈 。それに通常の出社時刻にしてもずいぶん早い時刻なのだから 、これは正当な二度寝である 。欠伸で潤んだ目を擦り 目蓋を下ろす 。電話か 扉か、彼の怒鳴り声に目を覚ませられる迄 もうひと眠りとする 。)   (6/4 06:08:00)

おしらせ無言時間が25分を超えたため、dさんが自動退室しました。  (6/4 06:34:19)

2023年12月29日 22時47分 ~ 2024年06月04日 06時34分 の過去ログ
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