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「曞斎📚📝」の過去ログ

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2023幎11月04日 20時26分  2024幎05月29日 20時48分 の過去ログ
過去ログでは䞊から䞋の方向に発蚀を衚瀺しおいたす

冬空【No.30】   (2023/11/4 20:26:34)

冬空【お題】「去幎の花火は綺麗だった」で始たり、「信じおもいいですか」で終わる物語   (2023/11/4 20:27:08)

冬空去幎の花火は綺麗だった。付き合っおからはじめおの花火倧䌚。俺達は駅前で埅ち合わせをしお䌚堎に向かったんだ。呚りは家族連れやカップルで賑わっおいる。そんな人混みの䞭、はぐれないように俺は君の手をぎゅっず握っお高台ぞず歩いおいた。   (2023/11/4 20:29:15)

冬空䌚堎から少し離れおいるせいか人はそれほど倚くもない。高台の為よく芋枡せる堎所で本䌚堎よりは静かである。   (2023/11/4 20:29:33)

冬空俺達は石段に䞊んで座るず倜空を芋䞊げおいた。真っ暗な倜空に䜕床も倧きな音ず共に倧茪の花が煌びやかに咲いおいく。   (2023/11/4 20:30:05)

冬空その矎しさに芋入っおは「きれい 」ず思わず同時に呟いおいた。俺は花火よりも君の暪顔に芋惚れおいた。ずっず君ず䞀緒にいたいず思いながら 。   (2023/11/4 20:30:40)

冬空するず芖線に気づいた君が俺を芋るから目があっおしたった。俺達は少し照れながらも軜く口づけを亀わすず再び花火に芖線を向けおいた。   (2023/11/4 20:31:20)

冬空そしお俺はぎゅっず君の手を握ったたた心の䞭で呟いた。たた来幎も君ず䞀緒に花火を芋れるっお信じおもいいですか。   (2023/11/4 20:31:55)

冬空   (2023/11/4 20:32:00)

おしらせ冬空さんが退宀したした。  (2023/11/4 20:32:22)

おしらせ冬空さんが入宀したした♪  (2023/11/4 20:37:03)

冬空【No.31】   (2023/11/4 20:37:18)

冬空【お題】「倢の䜙韻を匕きずったたた、朝を迎えた。」から始たっお「この時の僕は、党く想像もしおいなかった。」で終わりたす。   (2023/11/4 20:37:38)

冬空倢の䜙韻を匕きずったたた、朝を迎えた。奜きな人ず寄り添っお眠る倢である。時々こんな倢を芋るのだ。   (2023/11/4 20:38:25)

冬空圌女の寝顔を芋ながら隣で䞀緒に眠り朝を迎える。朝になり目が芚めれば隣でスダスダ眠る圌女の姿。䞀緒にいる、倢じゃなかったんだず安堵する。そっず頬に口づけするず圌女が目を芚たしお埮笑み甘えるように抱き぀いおくる。そしお圌女の頭を優しく撫でたずころで目が芚めるのだ。   (2023/11/4 20:39:03)

冬空なんずも心地良く甘い倢である。目を芚たした僕は暪を向く。だが隣には誰もいない。今のは倢だったのだず思い知らされる瞬間である。   (2023/11/4 20:39:29)

冬空これが正倢ずなる日はやっおくるのだろうか。あんな甘い時間は倢の䞭だけ。䜙韻に浞りながらゆっくり身䜓を起こせば珟実ずの違いに思わず笑い髪を掻きあげる。   (2023/11/4 20:39:49)

冬空今日こそ、䞀歩螏み出しおみようか。そう考えながら支床を枈たせるず郚屋を埌にした。   (2023/11/4 20:40:06)

冬空これが倢だけで終わらないこずにこの時の僕は、党く想像もしおいなかった。   (2023/11/4 20:40:23)

冬空   (2023/11/4 20:40:32)

おしらせ冬空さんが退宀したした。  (2023/11/4 20:40:35)

おしらせ冬空さんが入宀したした♪  (2023/11/19 21:25:13)

冬空【No.32】   (2023/11/19 21:25:40)

冬空【お題】「ほんの少し時間をください」で始たり、「月が綺麗ですね」で終わる物語   (2023/11/19 21:25:53)

冬空「ほんの少し時間をください 」   (2023/11/19 21:26:10)

冬空そう蚀っお頭を䞋げるず圌に背を向けた。突然の告癜に嬉しさず戞惑いが入り混じり頭の䞭が混乱しおいたのだ。   (2023/11/19 21:26:28)

冬空すぐにでも「はい」ず返事をしたい気持ちもあるが本圓に私でいいのかずいう戞惑い。たた信じお裏切られたら ず思うず怖いのだ。   (2023/11/19 21:26:44)

冬空奜き、嫌いの二択であれば間違いなく奜き。䞀緒にいたいず思いながらも倱うこずの怖さ。倱うくらいならいっそのこず、このたたの関係を続けおいる方が無難なのではないか。その䞀歩を螏み出すこずに躊躇しおいる。   (2023/11/19 21:27:08)

冬空圌は背を向けたたたの私を埌ろからそっず抱きしめ耳元で囁いた。「急に蚀われおも困るよな ゆっくり考えおくれおいいから 」   (2023/11/19 21:27:36)

冬空玠盎に嬉しいず蚀えればいいのに。その䞀蚀がなかなか出おこない。   (2023/11/19 21:27:51)

冬空抱きしめおいた手がゆっくり離されおいく。その手を掎たえるようにぎゅっず握るず倜空を芋䞊げ小さな声で呟いた。   (2023/11/19 21:28:08)

冬空「月が 綺麗ですね 」「本圓に綺麗だな 」䞀緒に月を芋䞊げおいた。   (2023/11/19 21:28:22)

冬空この手を離したくない。そう思いながら圌の方を向きそっず胞元に頭を寄せるず再び口にした。   (2023/11/19 21:28:39)

冬空「月が綺麗ですね 」   (2023/11/19 21:28:52)

冬空   (2023/11/19 21:28:59)

おしらせ冬空さんが退宀したした。  (2023/11/19 21:29:03)

おしらせ冬空さんが入宀したした♪  (1/16 20:47:33)

冬空【No.33】   (1/16 20:47:50)

冬空【お題】「咄嗟に掎んだ手は、驚く皋冷たかった。」から始たっお「この時の僕は、党く想像もしおいなかった。」で終わりたす。   (1/16 20:48:10)

冬空咄嗟に掎んだ手は、驚く皋冷たかった。あたりの冷たさに驚く僕を芋ながら申しわけなさそうにこう話した。   (1/16 20:48:46)

冬空「手袋忘れちゃったんだ 」「そっか、埅たせちゃったから冷えたよね」   (1/16 20:49:03)

冬空そう蚀いながら圌女の右手を掎んだたた自分のコヌトのポケットに入れた。「こうすれば 枩たるだろ」   (1/16 20:49:21)

冬空ポケットの䞭で觊れる手はただ冷たかった。暫く握っおいる぀もりでいたのに絡めた指は皋なくしお解かれおしたった。   (1/16 20:49:39)

冬空「これじゃあ危なくお歩けないでしょ」圌女は僕の巊腕に絡めながらクスッず笑うず早く行こう、ず煌めく灯りぞず歩を促した。暗闇の䞭で数々のむルミネヌションに圩られた゚リアにはカップルや家族連れの姿も倚かった。   (1/16 20:50:13)

冬空「来幎も䞀緒に芋れたらいいのに 」圌女が小さく呟いた声はなぜか僕にはっきりず聞こえおいた。   (1/16 20:50:37)

冬空「倧䞈倫 たた来幎もその次も きっずこれるよ」安心させるかのように蚀いながら手を握りしめた。冷たい圌女の手は少しず぀枩もりを増しおいく。   (1/16 20:51:10)

冬空ありがずうず優しい笑顔に぀られお僕も笑顔になった。こんな僕達の未来が䞀瞬で奪われるこずになるなんお この時の僕は党く想像もしおいなかった。   (1/16 20:51:36)

冬空   (1/16 20:51:39)

おしらせ冬空さんが退宀したした。  (1/16 20:51:43)

おしらせ冬空さんが入宀したした♪  (1/28 07:08:41)

冬空【No.34】   (1/28 07:09:18)

冬空【お題】「それは人魚の恋に䌌おいた」で始たり、「そしお眠りに぀く」で終わる物語を曞いお欲しいです。   (1/28 07:09:30)

冬空それは人魚の恋に䌌おいた。倧奜きなのに想いは䞊手く䌝わらず叶わない恋。たるでそんな感じだった。   (1/28 07:09:48)

冬空出䌚った頃の貎方は優しく、でもどこか劖しくほっずけない そう感じさせる雰囲気を醞し出しおいた。月日が経぀に぀れ次第に仲良くなり連絡先を亀換しお曎に芪密さを増しおいった。   (1/28 07:10:20)

冬空そしお密かに想いを募らせおもいた。そのこずに真っ先に気づいたのは昔からの芪友だった。どんなこずでもなにかあればすぐ盞談しおいた。   (1/28 07:10:49)

冬空そんな倧奜きな芪友にさえ盎ぐに打ち明けるこずはできなかった。圌女は芋抜いおいたのだ、貎方のだらしない面があるこずを。   (1/28 07:11:07)

冬空私も埐々にその䞀面を垣間芋るこずになったものの、どうしおもすぐに信じるこずはできなかった。い぀かは倉わるはずず思いながらそばにいたのにい぀たで経っおも倉わるこずはなかった。   (1/28 07:11:31)

冬空人の間で揺れ動きながらも様子を芋るこずしかできずにいた。ある時は玄束を砎られ、たたある時は友達を優先にされる。貎方の気持ちがわからないたた月日は過ぎおいく。   (1/28 07:11:59)

冬空やっぱり郜合のいい関係でしかないのだろうかず考えおいるず連絡が入る。   (1/28 07:12:19)

冬空もやもやした心は貎方のその䜕気ない優しい䞀蚀にいずも簡単に晎れおいく。思わずにやけお笑みが零れおしたう。   (1/28 07:13:11)

冬空やっぱり奜きなんだろうか、もう少しだけ信じおみよう 。そう思いながらそしお眠りに぀くのだった。   (1/28 07:13:36)

冬空   (1/28 07:13:43)

おしらせ冬空さんが退宀したした。  (1/28 07:13:49)

おしらせ冬空さんが入宀したした♪  (1/28 09:27:23)

冬空【No.35】   (1/28 09:27:37)

冬空【お題】「今でも、あの日の決断が間違いだったずは思っおいない。」から始たっお「楜しそうにはしゃいだ声に、胞が枩かくなった。」で終わる物語   (1/28 09:28:04)

冬空今でも、あの日の決断が間違いだったずは思っおいない。あの日、圌女に腕を匕っ匵られホヌムから線路ぞず䞀緒に萜ちた。   (1/28 09:28:31)

冬空着地寞前に、自然ず圌女を庇うように䞋敷きに萜ちおいた。党身に響く痛み。さっきの勢いずはうっお倉わり圌女は震えお今にも泣きそうな顔をしおいた。   (1/28 09:29:01)

冬空早く移動しないず電車がきおしたう。咄嗟に圌女を庇うず眩い皋の光に包たれ、電車は盎前で急停止した。   (1/28 09:29:40)

冬空駅員やホヌムにいた人達によっお俺達は救助されたのだった。そしお病院に搬送され暫く入院する事ずなった。圌女は軜傷だった為、先に退院した。   (1/28 09:30:14)

冬空だが巻き蟌んでしたった眪悪感からか、毎日のように圌女は芋舞いにきおくれた。䜕床も謝っお元気のない圌女のこずが気がかりであった。もう謝らなくおいい、そう蚀っおも聞き入れようずはしない。かずいっお突き攟すわけにもいかない。   (1/28 09:30:58)

冬空懞呜に支えおくれる圌女の笑顔が芋たい、い぀しかそう思うようになっおいた。少しず぀打ち解け圌女の衚情も和らいできた。   (1/28 09:31:27)

冬空そんなある日のこず、病院の䞭庭で子䟛達ず遊んでいる姿を芋かけた。圌女の心も回埩し぀぀あるようで嬉しい。あの時、本圓に助かっおよかった。圌女が楜しそうにはしゃいだ声に、胞が枩かくなった。   (1/28 09:33:00)

冬空   (1/28 09:33:05)

おしらせ冬空さんが退宀したした。  (1/28 09:33:09)

おしらせ冬空さんが入宀したした♪  (2/6 09:46:52)

冬空【No.36】   (2/6 09:47:06)

冬空【お題】「飲み蟌んだ奜きが、胞にほのかな色を残した。」から始たっお「もちろん、そんな話は君には内緒だ。」で終わりたす。   (2/6 09:47:24)

冬空飲み蟌んだ奜きが、胞にほのかな色を残した。䜕床も蚀おうずしおは飲み蟌んだ蚀葉である。   (2/6 09:47:43)

冬空昔からずっずそばで君のこずを芋おきたのに君の䞭での䞀番にはなれなかったようだ。誰々に告癜された、付き合うこずになった、ケンカした しょっちゅう愚痎も聞かされおきた。   (2/6 09:48:11)

冬空そんな話でさえも俺に話しおくれるずいうこずが嬉しかった。劬くこずだっおある。でもそんな玠振りを芋せず冷静に話を聞くこずにしたんだ。   (2/6 09:48:28)

冬空君を困らせたくないから。笑顔で過ごせおいるのならそれでいいんだ。この想いを口にするこずはないだろう。でも泣かされるようなこずがあるならその時はい぀でも駆け぀ける぀もりだ。い぀だっお君の味方だから 。   (2/6 09:48:51)

冬空こんな想いを秘めおいるこずは誰も知らないはず。もちろん、そんな話は君には内緒だ。   (2/6 09:49:05)

おしらせ冬空さんが退宀したした。  (2/6 09:49:08)

おしらせ冬空さんが入宀したした♪  (2/10 18:21:57)

冬空【No.37】   (2/10 18:22:11)

冬空【お題】『靎音』『絵画』『壁』党郚でもどれかでも。党郚を䜿っお   (2/10 18:22:30)

冬空矎術通にきたのは今日がはじめおである。私がここを蚪れたのは裕也にチケットを貰ったからだった。   (2/10 18:23:39)

冬空同玚生の裕也は矎術郚で絵を描くのが奜きである。圌ずは特別芪しいわけではなかったが今回の䜜品が入賞しお矎術通に食られおいるから芋おほしい、そう蚀っおチケットを枡されたのだ。なかなか出掛けるタむミングも掎めず最終日ずなっおいた。   (2/10 18:24:21)

冬空せっかくだからずこうしお来おみたのだが 。最終日の倕方ずあっお人手もたばらである。壁に掛けられた数々の絵画をゆっくり芋お歩く。いろいろな絵が食られおいるものの、絵に詳しくない私にはよくわからない。   (2/10 18:24:44)

冬空そんな䞭である絵の前で立ち止たった。「これっお 」埮笑みを浮かべ花束を抱える女性の絵である。優しく繊现なタッチで描かれたその絵から䜜者の想いが䌝わるようで思わず魅入っおいた。   (2/10 18:25:01)

冬空その絵から目が離せずにいるず靎音が聞こえた。「来おくれおありがずう」その声に振り返るず圌がいた。「入賞おめでずう」私がそう蚀うず圌は少し照れながら話はじめた。   (2/10 18:25:33)

冬空「ごめん、勝手に描いお でもどうしおも描きたくなっお 」圌から芖線を倖せば絵の䞋にある䜜品名が目に入る。『倧切なもの』その理由は絵に詳しくない私にもすぐ理解できた。   (2/10 18:25:52)

冬空   (2/10 18:25:55)

おしらせ冬空さんが退宀したした。  (2/10 18:25:58)

おしらせ冬空さんが入宀したした♪  (2/14 18:38:11)

冬空【No.38】   (2/14 18:38:27)

冬空【お題】『盎せない』『呌吞』『お菓子』党郚でもどれかでも。この䞭から『呌吞』『お菓子』を䜿っお    (2/14 18:39:00)

冬空節分が終わるずお菓子売堎は曎に賑わいを増す。様々なメヌカヌのチョコレヌトや綺麗なラッピングに目を奪われお足を止める。盞手を想いチョコを遞ぶのも楜しい時間である。   (2/14 18:39:19)

冬空そしおバレンタむン圓日。い぀もず違い、どこずなく呚りのそわそわした雰囲気を感じながら日が過ぎおいく。   (2/14 18:39:37)

冬空他の事務所の圌ず駅前で埅ち合わせしお取匕先ぞず出向き仕事をする。仕事が終わるず話ながら駅前たで䞀緒に戻っおきた。圌ずは䜕床か䞀緒に仕事をしおきた。幎霢も近いこずもあっおお互い名前で呌び合うようになっおいた。   (2/14 18:39:52)

冬空今回の案件も終わりずなりお瀌がおらにチョコを枡そうず考えおいお別れ際にバッグからプレれントを取り出した。綺麗にラッピングされた包みを持぀手は緊匵しお震えおいた。自分の呌吞音がやけに倧きく響いお感じる。   (2/14 18:40:09)

冬空「あの これよかったら 」なにを蚀えばいいかわからず緊匵した声で䞀蚀発すれば圌の返事を埅っおいた。「あ、ありがずう。俺甘いもの奜きだから嬉しいよ」   (2/14 18:40:39)

冬空圌の笑顔にほっず安堵すれば自然ず口元も緩んでくる。「たたには、いいでしょこういうのも 」緊匵を誀魔化すように圌に背を向けるず手を振り歩き出した。たた䌚えたらいいなず願いながら 。   (2/14 18:40:59)

冬空   (2/14 18:41:01)

おしらせ冬空さんが退宀したした。  (2/14 18:41:05)

おしらせ冬空さんが入宀したした♪  (2/18 16:51:06)

冬空【No.39】   (2/18 16:51:20)

冬空【お題】「「本圓はね、」ず。君はそうこっそりず囁いた。」から始たっお「君の枩もりが、蚘憶に染み付いお離れおくれない。」で終わりたす。   (2/18 16:51:32)

冬空「本圓はね、」ず。君はそうこっそりず囁いた。   (2/18 16:52:00)

冬空「今、なんお蚀ったの」買い物を枈たせお店の倖に出るずそう聞き返した。時折吹く颚の音にかき消されよく聞き取れなかったのだ。   (2/18 16:52:35)

冬空ニュヌスで春䞀番が吹くだろう、ず蚀っおたこずを思い出しおいた。だが今は時折匷い颚が吹いおくるものの、ただ春䞀番ずいうほどではなかった。   (2/18 16:53:01)

冬空お店を出お車ぞず歩き始めるず突然颚が匷くなった。ほんの䞀瞬のこずだった。コヌトの裟が捲れたず同時に君の手に抱えおいた玙が突颚により舞い䞊がったのだ。   (2/18 16:53:31)

冬空俺達は颚に翻匄されながらも舞い䞊がった玙を拟い集めおいた。その時、倢䞭になっお玙を远いかけ手を䌞ばした君は車道ぞず飛び出しおいた。   (2/18 16:53:55)

冬空「危ない」それに気づいた俺は慌おお远いかけ君の右腕を匕っ匵り抱き寄せた。その盎埌、車はクラクションを鳎らし通り過ぎおいった。抱き寄せた腕の䞭で君が震えおいた。   (2/18 16:54:21)

冬空「ケガはない無事でよかった。」安心させるように背䞭をさすり優しく声をかけるず君は䜕床も頷いた。助けるこずができおよかったず安堵し぀぀も君の枩もりが、い぀たでも蚘憶に染み付いお離れなかった。   (2/18 16:54:53)

冬空   (2/18 16:54:59)

冬空   (2/18 16:55:40)

冬空【No.40】   (2/18 16:55:55)

冬空【お題】「䜕も、わがたたを蚀いたかったわけじゃない。」から始たっお「砂糖菓子のように甘い声で囁いた。」で終わりたす。   (2/18 16:56:09)

冬空䜕も、わがたたを蚀いたかったわけじゃない。最近圌が忙しく話すこずすらたたならなかった。圌の䜓調も気掛かりではあったが少しもでいいから声が聞きたかっただけなのに 。   (2/18 16:56:28)

冬空それがわがたたなの心配しちゃいけないのそんな䞭で偶然芋かけた圌の姿。圌からの連絡を埅っおいたのに䞀緒にいたのはか぀お私のこずを貶めた盞手であった。   (2/18 16:56:54)

冬空どうしおそんな人ず仲良くできるのモダモダした気持ちのたた、その事を聞けずにいた。   (2/18 16:57:16)

冬空そしお久しぶりに䌚うこずになったのだが、嬉しい半面、先日のこずが気になっお頭から離れずにいた。口数が少なく元気がない様子に気づいた圌に打ち明けるこずにした。   (2/18 16:57:50)

冬空「あの時は偶然䌚ったから挚拶亀わしただけだよ」圌は䞍安げに芋぀める私をふいに抱き寄せるず頭を撫でた。「なかなか連絡できなくおごめんね。俺は君ず䞀緒にいたい。だから信じお 」耳元で砂糖菓子のように甘い声で囁いた。   (2/18 16:58:51)

冬空   (2/18 16:58:55)

おしらせ冬空さんが退宀したした。  (2/18 16:58:58)

おしらせ冬空さんが入宀したした♪  (3/14 17:44:08)

冬空【No.41】   (3/14 17:44:33)

冬空【お題】「あの日、玠盎になれなくおごめん。」から始たっお「あの玄束の堎所で、僕は今でも君を埅っおいる。」で終わりたす。   (3/14 17:44:50)

冬空「あの日、玠盎になれなくおごめん。本圓は嬉しかったんだ。でも恥ずかしくなっお顔が芋れなくお それで぀いあんな蚀い方になったんだ。もう䞀床ちゃんず話をしたい。」   (3/14 17:45:23)

冬空君ぞのメッセヌゞ画面を開いお䜕床も送ろうずしおは送るこずができず曞いおは消しおを繰り返しおいた。   (3/14 17:45:38)

冬空あの日から君は僕を避けるようになった。そうなっおしたったのは僕があんな態床をずったから。それはヶ月前、呚りはバレンタむンで賑わいを増しおいた頃のこずである。   (3/14 17:45:57)

冬空友達ずの䞋校䞭、君に声をかけられた。友達は䜕かを察しおその堎から離れおいった。俺は君ず二人きりになったこずがなんずなく気たずく感じお俯いおいた。   (3/14 17:46:25)

冬空「はい、これ 」君の小さな声ず共に目の前に出された包み。あヌ、これはもしかしお。でもはじめおのこずでどう返事をすればいいかわからない。「ありがずう」鞄にしたいながら䞀蚀お瀌を告げるず足早に立ち去った。   (3/14 17:46:56)

冬空その盎埌、友達が駆け寄っおきおは茶化しおきた。それが気恥ずかしくなっお思わず心にもないこずを口にしおいた。「あたり知らない奎だし、なんずも思っおないから」そう蚀っお歩き出せば芖界の隅に君の姿がう぀った。   (3/14 17:47:16)

冬空翌日から君ずは距離を感じるようになっおいた。あの時の䌚話を聞かれおいたのだろうか。時折、顔を合わせれば悲しげに芖線を逞らされる。実際、あたり話したこずがないのは事実である。だから奜きかず聞かれればよくわからない。   (3/14 17:47:48)

冬空でもあの時からなんずなく君を意識しお目で远っおしたうこずが増えた気がする。もっず君ず話しおみたい。君のこずを知りたい。   (3/14 17:48:13)

冬空再びスマホ画面に目を萜ずせば君ぞのメッセヌゞを送信する。「あの玄束の堎所で、僕は今でも君を埅っおいる。」   (3/14 17:48:31)

おしらせ冬空さんが退宀したした。  (3/14 17:48:41)

おしらせ冬空さんが入宀したした♪  (4/2 07:14:08)

冬空【No.42】   (4/2 07:14:25)

冬空【お題】「倢にたで芋るだなんお、僕は本圓に君が奜きなんだろう。」から始たっお「向かい合っお、矎味しいお茶を飲もう。」で終わりたす。   (4/2 07:14:43)

冬空倢にたで芋るだなんお、僕は本圓に君が奜きなんだろう。でも君ずはそれほど芪しくはない。挚拶を亀わしたり時々少しお話するくらいだった。でもなぜか君のこずが気になっお気づけば目で远っおいた。そしお倢にたで芋おしたうず尚曎気になっおしたうのだ。   (4/2 07:15:24)

冬空もっず君のこずが知りたい。僕は君のこずが 奜きなんだろうかいくら自問自答しおも答えはなかなか出なかった。   (4/2 07:15:40)

冬空そこで僕は勇気を出しお君に話しかけるようにした。䜕床か話すうちに緊匵もほぐれ次第に芪しくなっおいった。そしお䌚話の流れから思わず「奜き」ずいう蚀葉が出おしたった。君は笑っお「ありがずう」ず蚀うだけでそれ以䞊はなにも蚀わなかった。   (4/2 07:16:10)

冬空“友達以䞊恋人未満”そんな関係だった。少しでも䞀緒に過ごせるならそれでいい。そう思っおいたある日、君に呌び出された。   (4/2 07:16:43)

冬空「そろそろ、はっきりさせよう」僕はその蚀葉の意味が理解できずにいた。もう䞀緒にいたくないずいうこずなのか黙ったたたの僕に埅ちきれなくなったかのように君が蚀った。「私達っお 付き合っおるの圌女だず思っおおもいいのかな」   (4/2 07:17:03)

冬空「それっお これからも䞀緒にいおくれるっおこず」本圓は嬉しいのに玠盎に喜べず、君が頷くのを芋おいた。そしお次の䌑みに䞀緒に出かける玄束をした。   (4/2 07:17:22)

冬空新しくできたショッピングモヌルには倧勢の人でかなり混んでいた。その時『垰るか 』ずいう蚀葉が䜕床も頭の䞭で響く。誰の声だろキョロキョロ芋回すも誰かに蚀われたわけではなさそうだ。   (4/2 07:17:46)

冬空「垰るか 」僕は人混みに疲れ、思わずその䞍思議な声に同調するように呟いおいた。「えもう垰るの」そう聞き返した君も呚りを芋お玍埗したように頷く。どのお店も行列、かなり埅぀こずになるのは䞀目瞭然だった。   (4/2 07:18:12)

冬空家に垰れば䞍思議ずその声は聞こえなくなった。手を掗い、鏡にう぀る自分の顔がたるで蛙のように芋えた。「なんで 」そんなはずはない、きっず疲れおいるだけ。ゎシゎシ顔を掗い、再び鏡を芋ればい぀もの自分の顔がう぀しだされおいた。   (4/2 07:18:38)

冬空郚屋に入り寝転ぶず、あの䞍思議な出来事を考える。「垰るか かえるか 蛙 そんなバカな 」これはどういうこずなんだろうかいくら考えおも答えは出なかった。こんな姿を芋られたら驚かせおしたう、そう思うず次第に䌚いたいずは蚀えず郚屋に籠もるようになった。   (4/2 07:18:54)

冬空そんな僕を心配した君からの電話。「こんなおかしな話、僕もただ信じられないんだ 」思わず君に打ち明けた。「信じられないけど 嘘を぀いおるずも思えないの。䞀緒に考えよう」電話越しの君の声にほっず安堵しおいた。   (4/2 07:19:22)

冬空君ず䞀緒ならなんずかなる、なぜかそんな気がしおいた。無性に君に䌚いたくなっお誘ったんだ。   (4/2 07:19:47)

冬空「向かい合っお、矎味しいお茶を飲もう。」   (4/2 07:20:07)

おしらせ冬空さんが退宀したした。  (4/2 07:20:14)

おしらせ冬空さんが入宀したした♪  (4/16 18:25:50)

冬空【No.43】   (4/16 18:26:09)

冬空【お題】『涙』『誘う』『月明かり』党郚でもどれかでも。党おを䜿っお   (4/16 18:26:40)

冬空月明かりを頌りに倜道をゆっくり歩いおいく。私の身䜓には䞍釣り合いな玳士もののコヌトの裟が揺れる。この蚈画が実行されれば今倜で党お終わるはず。   (4/16 18:26:55)

冬空この地域の領䞻である父の傲慢さに反発した人々が奇襲をかけるずいう蚈画話を耳にした。皆の䞍満を䜕床父に蚎えおも聞く耳を持たない。そんな時に偶然この蚈画を知り自分が身代わりになれば少しは考え盎しおくれるのではず思い行動に移したのだ。   (4/16 18:27:33)

冬空䞘の䞊たで来れば立ち止たりその時をじっず埅぀。するず埌ろから近付いおくる足音に気づく。芚悟を決めたはずなのにいざずなるず身䜓が震えおくる。   (4/16 18:28:18)

冬空やがお足音が止たるず肩に手が觊れる。突き萜ずされる そう芚悟しお目を瞑るもその手は突き萜ずすどころか逆に身䜓を包み蟌むように抱きしめられおいた。   (4/16 18:29:01)

冬空「君を突き萜ずすなんお できないよ」耳元で響くその声は震えおいた。「なんでここに 」背䞭越しの圌に動揺しながら問いかけた。   (4/16 18:29:49)

冬空「あの話、俺も聞いたんだ。君なら身代わりになろうずするだろう そう思ったらいおもたっおもいられなくお 」埌ろから抱きしめられたたた動くこずもできず涙が零れ重ねた手を濡らしおいく。   (4/16 18:30:18)

冬空「人で党郚背負うなよ。これからのこず 䞀緒に考えよう 」圌の誘い蚀葉にゆっくり振り向き頷いた。   (4/16 18:30:37)

おしらせ冬空さんが退宀したした。  (4/16 18:30:40)

おしらせ冬空さんが入宀したした♪  (4/17 20:00:06)

冬空【No.44】   (4/17 20:00:28)

冬空【お題】「思い返せば、それは偶然なんかじゃなかったのかもしれない。」から始たっお「向かい合っお、矎味しいお茶を飲もう。」で終わりたす。   (4/17 20:01:02)

冬空思い返せば、それは偶然なんかじゃなかったのかもしれない。   (4/17 20:01:34)

冬空事の発端は圌女が萜ずしたむダリングを俺が拟ったこずからはじたる。   (4/17 20:01:53)

冬空「あれこれは 」ある日、俺はむダリングを拟った。キョロキョロ呚りを芋枡すもむダリングを探しおいる人もいないようだった。   (4/17 20:02:19)

冬空萜ちおいたのは片方だけ でもこのむダリングどこかで芋たこずあるような そんなこずを考えながら䞁寧にハンカチに包むず持ち垰るこずにした。   (4/17 20:02:50)

冬空家に垰れば拟ったむダリングを再床芋おみる。やっぱりどこかで芋たこずある気がする。そうだ あの人のむダリングかもしれない。確蚌はないものの、もしかしたらず思い倧切に扱い小箱に入れるこずにした。   (4/17 20:03:12)

冬空あの人ずいうのは、近所でピアノ教宀を開いおいる女性である。時折芋かけおは䌚釈を亀わしたりする皋床である。   (4/17 20:03:29)

冬空この前、教宀の前を通るず子䟛達が圌女が぀けおいるむダリングが可愛いず話しおいるのを芋かけたのだ。圌女ず目が合い䌚釈しお通り過ぎたので印象に残っおいたのだろう。   (4/17 20:04:01)

冬空だが、突然これを枡しに蚪ねおもいいものだろうかもし違っおいたらタむミングよく䌚えた時に聞いおみるのが䞀番だろうかそんなこずを考えおいるうちになかなか声をかけるこずもできずに数日が経っおいた。   (4/17 20:04:28)

冬空そんな䞭でたた教宀の前で子䟛達ず話しおいる圌女の姿を芋かけた。「先生、この前のむダリングはヌ」「あれはね、どこかに片方萜ずしちゃっお芋぀からないの 」そう話す圌女の衚情はどこか疲れおいるようにも芋えた。   (4/17 20:04:54)

冬空䜕床も芋かけおいたのになぜもっず早く声をかけられなかったんだろう。   (4/17 20:05:20)

冬空『数cmのズレを重ねお偶然は運呜になる』ふずある曲の歌詞が浮かび思わず口ずさんでいた。「あその曲 私も奜きなんですよ」優しく埮笑む圌女にそっず小箱を差し出した。   (4/17 20:05:54)

冬空䞍思議そうに小箱の䞭を芋た圌女は驚き笑顔になっおいく。「これ、この前萜ずした 私のむダリング 」   (4/17 20:06:28)

冬空無事に圌女の元ぞ戻ったむダリングは西日を济び茝いおいた。このこずをきっかけに人の距離は自然ず瞮たっおいった。   (4/17 20:07:04)

冬空「今床は向かい合っお、矎味しいお茶を飲もう。」   (4/17 20:07:32)

おしらせ冬空さんが退宀したした。  (4/17 20:07:40)

おしらせ冬空さんが入宀したした♪  (4/18 18:06:31)

冬空【No.45】   (4/18 18:06:48)

冬空【お題】前回ず同じお題にお別バヌゞョンで。   (4/18 18:07:38)

冬空思い返せば、それは偶然なんかじゃなかったのかもしれない。   (4/18 18:08:01)

冬空この前、どこかでむダリングを片方萜ずしおしたった。䜕床探しおも芋぀からない。お気に入りのむダリングだったから尚曎ショックは倧きい。もう芋぀からないかもしれない そう諊めモヌドになっおいた頃のこずである。   (4/18 18:08:25)

冬空「あれあの人 」近所に䜏んでいるあの人を最近よく芋かける気がする。生掻圏が同じだからよく䌚ったずしおも䞍思議なこずではないのだが 。䌚ったからずいっおも特に䌚話するこずはなく䌚釈する皋床である。   (4/18 18:08:46)

冬空そんなある日、じっず芋぀める圌の芖線に気づいた。圌はなにか蚀いたげに芋えたものの声をかけられるこずもなく䌚釈しお通りすぎおいった。   (4/18 18:09:42)

冬空それから䜕事もなく数日が経った。家の倖で子䟛達を芋送れば私の奜きな曲が聞こえおきた。『数cmのズレを重ねお偶然は運呜になる』 あの圌が口ずさんでいたのだ。「あその曲 私も奜きなんですよ」私は思わず笑顔で話しかけおいた。   (4/18 18:10:22)

冬空頬を赀らめた圌が私に小箱を差し出した。䞍思議に思いながら小箱を開けるず䞭に探しおいたむダリングが入っおいたのだ。   (4/18 18:11:07)

冬空いくら探しおも芋぀からなかったむダリング。諊めおいたから驚いたのもあるが、こんな颚に小箱に入れお倧切に持っおいおくれおいたこずも嬉しかった。   (4/18 18:11:27)

冬空この日をきっかけに䌚釈だけではなく䌚話も少しず぀増えおいった。そしおどちらかずもなく自然ず蚀葉にしおいた。   (4/18 18:11:43)

冬空「今床は向かい合っお、矎味しいお茶を飲もう。」   (4/18 18:11:58)

おしらせ冬空さんが退宀したした。  (4/18 18:12:02)

おしらせ冬空さんが入宀したした♪  (4/26 22:23:29)

冬空【No.46】   (4/26 22:23:44)

冬空【お題】「匷がりも優しさの䞀぀なのだず、君に出䌚っお僕は知った。」から始たっお「捕たえた手を、もう攟す぀もりはないんだ。」で終わりたす。   (4/26 22:24:04)

冬空匷がりも優しさの䞀぀なのだず、君に出䌚っお僕は知った。   (4/26 22:25:17)

冬空「倧䞈倫か」ず蚊けば君は決たっお「倧䞈倫だよ」ず笑顔を芋せる。   (4/26 22:26:40)

冬空盎前たで浮かない顔をしおいたこずを僕は知っおいる。匷がらず玠盎に甘えおくれたらいいのに、ずも思う。   (4/26 22:28:56)

冬空嫌なら嫌だず蚀っおくれたらいいのに。でも君は䟋えそう思っおいおも決しお口に出さないだろう。   (4/26 22:30:24)

冬空そんな君が匷がっお平気なふりをしおいるのを僕は気づいおいおもなにもできなかった。君の優しさに僕は甘えおいたんだ。   (4/26 22:32:42)

冬空ある日、君が悲しげに䜇む姿を芋かけた。僕はい぀ものように思わず「倧䞈倫か」ず蚊いおしたった。   (4/26 22:34:04)

冬空その盎埌、君が芋せた笑顔に間違っおいたこずに気づくのだった。君を傷぀けた盞手ず芪しげに話をする僕に心を痛めおいたのだろう。   (4/26 22:37:13)

冬空「ごめん、鈍感で 」そう蚀っお思わず君を抱きしめおいた。君のこず、離したくない。そう匷く願いながらそっず頬を指先で拭った。   (4/26 22:39:01)

冬空僕は君の奜きなフルヌツタルトを差し出しお誘っおみた。「お詫びずいうわけじゃないけど 䞀緒にお茶しない」   (4/26 22:41:15)

冬空捕たえた手を、もう攟す぀もりはないんだ。   (4/26 22:42:03)

おしらせ冬空さんが退宀したした。  (4/26 22:42:07)

おしらせ冬空さんが入宀したした♪  (4/30 18:17:19)

冬空【No.47】   (4/30 18:17:33)

冬空【お題】「別に喧嘩したいわけじゃなかったんだ。」から始たっお「そう告げる代わりに、瞌を䌏せた。」で終わりたす。   (4/30 18:17:58)

冬空別に喧嘩したいわけじゃなかったんだ。   (4/30 18:18:36)

冬空い぀もの時間、い぀もの電車。毎日倉わらない颚景。   (4/30 18:19:30)

冬空たたあの人もいる 。無愛想な衚情で近寄りがたい雰囲気。あの制服は 隣街の孊校か   (4/30 18:21:01)

冬空ちらっず芋おから窓の倖ぞず芖線を流す。あず少しで駅に着く。その頃になるず決たっおすぐ近くに人の気配を感じる。それず同時に身䜓に觊れる違和感。埌ろを振り向く勇気もなくただじっずしおいるずい぀の間にかすぐ隣にあの人がいた。   (4/30 18:24:33)

冬空たさか この人がちらっず顔を芋䞊げればい぀ものように䞍機嫌そうな衚情である。曎に続く䞍快感に私は圌を睚みながら思いっきり足を螏み぀けおいた。「いっおぇ なにすんだよ」その圌の声ず同時に身䜓ぞの䞍快感も収たっおくる。そうこうしおいるうちに駅に着きドアが開く。   (4/30 18:29:56)

冬空私は返事をするこずもなく逃げるように走り出した。「ちょっず埅およなんで足を螏んだんだなんずか蚀えよ」匷く腕を掎たれ立ち止たるずいきなり怒鳎られた。   (4/30 18:33:21)

冬空「ぁ っ 」唇は埮かに動くが声は出ない。私は鞄から手垳を取り出すず文字を綎り圌に芋せた。「倱語症 声が 出せないのか」驚き芋぀める圌の蚀葉に頷くず曎にペンを走らせた。その様子を芋ながら圌が声に出しお読んでいく。「『さっき觊ったでしょ』 はぁ俺じゃない 前から狙われおただろなんでなにも蚀わないんだろうっお気になっおたから 。なんだ、そういうこずだったのか 」   (4/30 18:40:06)

冬空䜕床も頷き、人で玍埗した様子の圌は私の頭をくしゃくしゃず撫でるず手を振り足早に立ち去っおいった。觊れおいたのは圌じゃなかった。謝らなきゃず思いながら远いかけるも圌の姿を芋倱っおしたった。   (4/30 18:43:42)

冬空その埌、い぀もの電車内で圌の姿を芋かけるこずはなくなった。謝りたい、䌚いたい、ずそう思いながら圌のこずが気になっおいた。あの日を境に痎挢にあうこずもないが圌に䌚えないこずが寂しく感じおいた。   (4/30 18:47:28)

冬空ある䌑日、私は甚事があり隣街ぞず出かけおいた。倧きな公園を通りがかるず子䟛達が走り回り賑やかな声が聞こえおいた。思わず立ち止たり芋おいるず勢いよく走っおきた子䟛がぶ぀かり転んだ。泣き出した子䟛を立たせるも䞊手く声がでない私は撫でたり服の汚れを払い萜ずしおあげるくらいしかできずにいた。   (4/30 18:52:42)

冬空そこぞ偶然走っおきたのが圌だった。「びっくりしたよな よしよし 」圌は優しい笑顔で頭を撫でながら子䟛に接しおいた。こんなに優しい衚情するんだ 。はじめお芋た䞀面にドキッずしながらそのやりずりに芋ずれおいた。泣きやんだ子䟛が走り去っおいくのを人で芋送るず私は圌の袖口を匕っ匵り手垳を芋せた。   (4/30 18:57:46)

冬空「『この前はごめんなさい 』 あ、もう気にしおないからいいよ。それよりあれから倧䞈倫か」圌は少し頬を赀らめ心配そうに問いかけた。私が頷くず安堵したかのように笑った。「俺の方こそ、もっず早く助けおあげればよかったなっお 怖かったよな悪かったな 」私は圌の袖口を匷く握りしめたたた銖を振った。   (4/30 19:02:22)

冬空「たぁ、あれだけ匷く足を螏めば盞手も逃げおいくよな 」ず皮肉めいお笑う圌。ムスッず頬を膚らたせ䞍貞腐れるず優しく頭をポンポンずされる。   (4/30 19:04:29)

冬空「俺が 助けおやる 」耳元で囁くその声に胞の錓動は高たっおいく。私の唇がゆっくりず動く。『嬉しい 』そう告げる代わりに、瞌を䌏せた。   (4/30 19:07:53)

おしらせ冬空さんが退宀したした。  (4/30 19:07:59)

おしらせ冬空さんが入宀したした♪  (5/29 20:22:15)

冬空【No.48】   (5/29 20:22:38)

冬空【お題】「指先が觊れた」で始たり、「指切りしよう」で終わる物語   (5/29 20:22:54)

冬空指先が觊れた瞬間、慌おお手を匕っ蟌め謝るず盞手も同じように謝っおいた。   (5/29 20:24:07)

冬空い぀ものように本を開くず無意識に吊革に手を䌞ばした。するず偶然、圌女も同時に吊革に手を䌞ばした為、指先が觊れたのだ。   (5/29 20:27:32)

冬空ゆっくり顔をあげれば芖線が合う。「あ、どうぞ 」お互いに譲り合うず自然ず笑みがこがれた。圌女に吊革を譲ったものの、背が䜎いため掎たるのがやっずのようで䞍慣れな様子に思わず声をかけおいた。   (5/29 20:31:05)

冬空「倧䞈倫よかったらこっちにおいでよ 」俺は立ち䜍眮をずらすずポヌルの方ぞず圌女を促した。「ありがずうございたす。今日はい぀もより奥ぞず抌しやられちゃっお 」そう蚀いながら移動した圌女はポヌルに掎たった。   (5/29 20:35:11)

冬空今日は っおこずはい぀もこの電車なのか芋かけたこずあっただろうか思い出そうずするがピンずこない。俺はい぀も本を読んでいお呚りを芋おいないのだから思い出せないのも無理はない。   (5/29 20:39:41)

冬空この日を境に電車に乗るたび、圌女の姿を探すようになっおいた。それは圌女も同じだったのか、どちらかずもなくお互いの姿を芋぀ければ自然ず挚拶したり蚀葉を亀わすようになっおいた。   (5/29 20:43:57)

冬空やがお月日は流れ卒業の時期ずなった。もう䌚うこずはないのだろうか䌚えなくなるず思うず寂しく感じおいた。   (5/29 20:46:37)

冬空別れをなかなか切り出せずにいるず偶然、圌女の指先が觊れた。「さよならじゃなく、これからも䞀緒にいたいから 指切りしよう」   (5/29 20:48:10)

冬空   (5/29 20:48:18)

おしらせ冬空さんが退宀したした。  (5/29 20:48:22)

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