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「【F系】Crecent Light Log[屋外]」の過去ログ

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2019年03月27日 22時59分 ~ 2023年05月04日 22時59分 の過去ログ
過去ログでは上から下の方向に発言を表示しています

アルマス♂ギルマス(アルマスが言葉を紡ぎ続ければメンバーの中には肩を震わせる者もいる。生前故人と親しくしていた者たちだ。誰もが心のどこかでこの結果を予想しながらも、心の奥底でそうならないと祈っていた。しかし、結果は実際の通りだ。)……我たまみがくため……生まれ変わりしことを思い……(描くいうアルマスも決して平静に弔いの言葉を読み上げている訳ではない。今回見送るメンバーもしっかりと仲間として認めていたし、中にはその才を認め目をかけていた者もいる。何時かはギルドの中核を担ってくれるかと期待していた者も)   (2019/3/27 22:59:20)

アルマス♂ギルマス(高位の神官の魔法であれば死者をよみがえらせることもできると思われているがそれは絶対ではない。肉体の破損であれば神の軌跡で癒すことができるが魂が死へと至った場合はいかなる方法を持ってしても蘇生することはできない)……うらみつらむ事なかれ 我 生まれしことは……(そして、それは例え可能であったとしても決して行われるべき行為ではない。命あるものはいずれ死ぬ、形あるものはいずれ崩れる。だからこそ、それまでの間を必死に生き、必死に前に進むのだ)   (2019/3/27 23:04:45)

アルマス♂ギルマス……全てたまみがく為と思え……(先ほどからアルマスが読み上げているのは”言霊”と呼ばれる弔いの祈りだ。本来祈りの聖文とはしかるべき神聖な者が読み上げなければ効果は薄い。しかし、この言霊には言葉自身に弔いの効果が宿り例え神官職でないアルマスが読み上げたとしても死者の魂を送り届けられると言われている。人の魂が死後何処に行くかはわからない。天国あるいは地獄に行くのか、星になるのか、新たな魂として転生するのか、あるいは無へと帰ってしまうのか……しかし、確かに言えるのは決してとどまってはいけないという事だ。死んだ者たち、そして生きている自分たちも)……成仏……(最後の一文を読み上げてアルマスの弔いの言葉は終わった)   (2019/3/27 23:11:55)

アルマス♂ギルマス【これにて終了です 失礼します】   (2019/3/27 23:12:10)

おしらせアルマス♂ギルマスさんが退室しました。  (2019/3/27 23:12:13)

おしらせシェスカ♂聖導師さんが入室しました♪  (2019/6/27 23:33:42)

シェスカ♂聖導師【お久しぶりですね、少しだけお邪魔します】   (2019/6/27 23:35:11)

シェスカ♂聖導師(溢れんばかりのフローラルな香りを解く純白の翼をバサァ……っと揺らし、宙を舞うは金色の装飾が施された聖衣を羽織った少年…天使だと見紛うその姿、人であったシェスカは聖なる器を内に孕み…奇跡の変貌を遂げて今の姿、能力を身に宿す。あらゆる闇から護る…その使命を全うするために)…見えます…この辺りに大きな災いが起こる…ただ禍々しき色ではなく白銀のオーラ…三つの首、朧に感じる脅威を予知能力を手に入れたシェスカは様々な天災から沢山の民を救ってきたのだ。今回も未来に蔓延る脅威を取り除こうと闇のオーラ漂う地点へと舞い降りる)   (2019/6/27 23:43:00)

シェスカ♂聖導師(大規模な破壊活動の起点となるであろう混沌なる未来を予知したシェスカは…街から少し離れた丘の上に降り立つシェスカは…両手を広げて、バサァ…バサァ…ッ…『至宝の翼』と謳われる純白の翼を体全体に広げる…なんとも神々しき光景が広がる)……悪く思わないで下さい…闇はこの世界にはあまりにも…あまりにも脅威なのです(華奢な身体が震える…間違いない…少なくとも1年も経たない内にこの一帯は生まれた脅威により荒れ爛れた大地に変貌するだろう。シェスカが視た予知の脅威…それは『クロノス・ケルベロス』シェスカは無数の翼を広げてまさに未知なる脅威を振り払う光の結界を張ろうとした瞬間…大きく張るように広がった翼にグチャグチャ…禍々しき咀嚼音が響き渡る…予測不可能な事態にシェスカの瞳が大きく揺れる…時空を越えてクロノス・ケルベロスの牙がシェスカに襲い掛かった)   (2019/6/28 00:00:55)

シェスカ♂聖導師光の結界が…今は居ないはず…なのに…どうして…(迫り来る脅威に全く反応できずにいたシェスカは抗うことが出来ず、無数の羽根が乱れ散り…)そんな…(状況を理解できずに視えないなにかからの脅威に手を合わせて祈るしかできずに…ゆっくり瞼を閉じて…)【掲示板からネタをいただきました、最後はぼかしました。シェスカの運命はご想像に委ねます~】   (2019/6/28 00:09:30)

おしらせシェスカ♂聖導師さんが退室しました。  (2019/6/28 00:09:34)

おしらせレアニウス♂武闘家さんが入室しました♪  (2020/3/1 18:54:56)

レアニウス♂武闘家[]   (2020/3/1 18:55:18)

レアニウス♂武闘家【こんばんは 釣りのロルを少々】   (2020/3/1 18:55:27)

レアニウス♂武闘家(近くの町で傭兵・冒険者として活動する武闘家であるレアニウス。そんな彼の息抜きの一つが釣りである。贈りたい人もいるし今日は大物を狙って夜通し夜道を海岸沿いに歩いて町から程遠い岸の上へ。いつも着ている功夫道着の上に毛皮を羽織っている。本当は上着も功夫道着にあったものを買いたいところだがあいにくこの地方では中々仕入れがないので黒い熊の毛皮を申し分程度加工したもので済ませている)   (2020/3/1 18:59:44)

レアニウス♂武闘家(東の空が明るんでくるころ目的の場所に到着。今が最も冷える時間帯。いかに今年が暖冬と呼ばれる気候であっても真冬の空気は露出している肌を刺す様に冷たい)   (2020/3/1 19:01:42)

レアニウス♂武闘家(ともあれ寒がっているだけでは折角このような場所に来た意味がない。さっそく釣り竿の先の針に餌の海老……と言ってもとても食養にはできない小さくて粗末なモノを……を括り付けると竿を振って錘付きの針を海に向かった放り投げる。真っ暗な海に”ぽちゃん”と音を立てて錘を付けた糸が沈んでいく)   (2020/3/1 19:04:56)

レアニウス♂武闘家(この時期この場所で彼が狙うもの、それは当方で美味と名高い鯛である。)   (2020/3/1 19:05:59)

レアニウス♂武闘家【っと 背後で一旦失礼します】   (2020/3/1 19:06:09)

おしらせレアニウス♂武闘家さんが退室しました。  (2020/3/1 19:06:11)

おしらせレアニウス♂武闘家さんが入室しました♪  (2020/3/1 19:49:56)

レアニウス♂武闘家(東方の祝いの言葉と同じ名前、赤みを帯びた色合い、大型に成長することから重宝されている魚。一地方では味が悪いと言われているがそれはきちんとした調理を施さないからである。その大物を狙ってレアニウスは寒空の下を歩いてこの釣り場へとやってきたのだ。)   (2020/3/1 19:52:21)

レアニウス♂武闘家【[鯛釣り上げ]特殊ルール 1d6をふり 1:竿が折れる2・3何もつれない 4:雑魚が釣れる 5:鯛が一匹釣れる 6:鯛が二匹釣れる  鯛を釣りあげた場合1d40+20をふりそれで釣り上げた鯛の大きさを決める。1d40の出目が30以上ならクロダイとなる。チャンスは三回までとする。】   (2020/3/1 19:54:54)

レアニウス♂武闘家(口から吐く息が白くなり、海風がもろにその身を過ぎ去っていく。正直かなり寒いがだからこそヤル価値があると言うもの。釣りとは自分と魚との戦いである。自身があらぶっていればその気のみだあれは竿を伝い、糸を伝い、餌に反省される。そうすれば警戒心の強い魚は決して餌に喰い付かない。心を鎮めただ針に魚が喰い付くのを待つ)【それではさっそくサイコロを振ります】   (2020/3/1 19:58:56)

レアニウス♂武闘家1d6 → (3) = 3  (2020/3/1 19:59:00)

レアニウス♂武闘家【一回目残念……】   (2020/3/1 19:59:19)

レアニウス♂武闘家………(しかし、いくら待って針に魚が喰い付く気配はない。)・・・・・・・(まさかと思って針を上げてみたら案の定針の先に餌はなく、見事に食い逃げられていたようだ)   (2020/3/1 20:05:38)

レアニウス♂武闘家1d6 → (1) = 1  (2020/3/1 20:05:43)

レアニウス♂武闘家1d6 → (2) = 2  (2020/3/1 20:06:16)

レアニウス♂武闘家【出目が振るわない……】   (2020/3/1 20:06:37)

レアニウス♂武闘家(気を取り直して再び餌を付けなおして竿を振る。暫くすると確かな手ごたえを感じ)来た!(と身を構え直してしばし魚との押し問答を繰り返すが)!? しまった!!(気が付いた時にはすでに時遅し、竿の中ほどからぽっきりと折れてしまった)うぐぅ……   (2020/3/1 20:10:46)

レアニウス♂武闘家(がっくりと肩を落としながら持ってきた補修道具でなんとか直して再び竿を海へと投げる。しかし、いくら待っても再び糸が引かれることはなかった)   (2020/3/1 20:14:56)

レアニウス♂武闘家【なきの最期の一回!】   (2020/3/1 20:15:03)

レアニウス♂武闘家1d6 → (4) = 4  (2020/3/1 20:15:06)

レアニウス♂武闘家(東の空がだいぶ明るくなってきたころようやく何やら竿に再び手ごたえが!……しかし、残念ながら手ごたえからして大した引きではない。暫くして引き上げてみたがやっぱりかかっていたのは鯛とは似ても似つかない貧相な魚が一匹のみ)   (2020/3/1 20:26:49)

レアニウス♂武闘家はぁ……(登り切ってしまった朝日を見上げてため息をつくレアニウス。鯛は夜明けとともに餌を食べる習性を持つ。日がここまで登り切ってしまっては最早成果は望めない。こんな魚を一匹土産にするのもみすぼらしい。その場で軽くさばいて腸を取り除くとそのまま木を刺して火に当てて焼き魚として食べることにした)   (2020/3/1 20:29:10)

レアニウス♂武闘家【今回は残念と言うことでまた次回】   (2020/3/1 20:29:23)

おしらせレアニウス♂武闘家さんが退室しました。  (2020/3/1 20:29:25)

おしらせシェスカ♂聖導師さんが入室しました♪  (2020/4/6 23:55:01)

おしらせkikiさんが入室しました♪  (2020/4/6 23:55:42)

削除削除  (2020/4/6 23:55:59)

おしらせkikiさんが退室しました。  (2020/4/6 23:56:07)

シェスカ♂聖導師【灼熱の虫取りに挑戦しようと思います エリアはモンスター域で】   (2020/4/6 23:56:30)

シェスカ♂聖導師2d6 → (5 + 3) = 8  (2020/4/6 23:56:47)

シェスカ♂聖導師2d6 → (6 + 2) = 8  (2020/4/6 23:57:15)

シェスカ♂聖導師【ぅー背後事情で描写は後日にさせていただきますね~ 出目良くてよかったです~】   (2020/4/7 00:01:29)

おしらせシェスカ♂聖導師さんが退室しました。  (2020/4/7 00:01:33)

おしらせレアニウス♂武闘家さんが入室しました♪  (2020/12/1 22:41:30)

レアニウス♂武闘家【こんばんは】   (2020/12/1 22:41:38)

レアニウス♂武闘家(採取の任務の為に深い森の中へとやってきたレアニウス。通常の森よりも三倍はありそうな木々が多く生い茂り、漂っている空気もどこか重さを感じさせる。この森は人里から離れ天然の魔力により特殊な生態系が織りなされている。住んでいる動物はもちろん鳥、植物、虫に至るまで通常の森のモノとはどこか違い、素材的に価値が高いものも少なくないがその魔力の濃さゆえに並みの人間ではいるだけで体調を崩してしまい、生息する魔獣に襲われる危険性も高い)   (2020/12/1 22:48:46)

レアニウス♂武闘家(そんな森にやってきたレアニウスの今回の目的は”絹の王(シルク・ロード)”と呼ばれる絹の原料となる天蛾の繭である。天蛾の繭から精製されるその布は極めてつややかで光沢があり高値で取引されるが未だ人為的な養殖には成功しておらず、こうやって一部の冒険者が危険を顧みずに現地に足を運ぶことでのみ手に入れることが出来る。その繭は外見からは想像できないほど濃密であり、わずか2,3個の繭から一着の服が出来上がるほどの絹を紬出すことが出来る。)   (2020/12/1 22:59:07)

レアニウス♂武闘家(そんな魔虫を求めて足を進めるレアニウス。季節は冬になり始めだいぶ気温は低いが険しい山道を歩くその体には汗がにじんでいる。濃度の高い魔力にもある程度の耐性はあるが気持ちの良いものではない。早く済ませて帰りたいところだ。暫く歩くとようやく天蛾が好物とする黒桑の木が多く生えている地帯を見つけることが出来た。)この近くを重点的に探すか(と決めると一見桑とは思えないほど巨大に育った木へと登り始める。)   (2020/12/1 23:06:16)

レアニウス♂武闘家1d6 → (6) = 6  (2020/12/1 23:06:19)

レアニウス♂武闘家ほぉ…… こいつは幸先がいい(と思わずその顔に笑みを浮かべるレアニウス。その視線の先には木の葉にまかれた小さな塊が。手に取るとその大きさに似合わない重さを感じる。木の葉を少しめくれば中には灰色の塊がみえる。これが目的の天蛾の繭。あたりを見回せば手の届く範囲にまだまだそれらしき塊がいくつもあるのが分かる。背負って来たリュックを空けるとその中に取った眉を次々に放り込む。)   (2020/12/1 23:11:57)

レアニウス♂武闘家1d6 → (4) = 4  (2020/12/1 23:20:28)

レアニウス♂武闘家あんまり取り過ぎるのもどうかもだからな(と言って全てを取り尽くすことなく別の幹へと移る。そこにもほどほどの繭があり、リュックはどんどん膨れ上がり重みを増していく。)これのまま行けば予定よりも多く集めることが出来そうだな・・…ふふふ、余った分は......(と意中の相手にこの繭から作った布を送ることを想像して笑みを浮かべるレアニウス。妄想の中では自分の都合の良い反応をする意中の女性の姿が浮かびあがり、さらにその顔はだらしないものへとなっていく。正直傍から見るとだいぶ怪しい顔をしている。)   (2020/12/1 23:24:09)

レアニウス♂武闘家1d6 → (3) = 3  (2020/12/1 23:24:13)

レアニウス♂武闘家はっ(こんなところで変なことを考えている場合ではないと気を取り直す。顔を振って余計な考えを振り払うとそしてそのまま次の木へと飛び移る。)まぁ……こんなものか……(新たな木は繭はまばらにあるだけでちょっと物足りない。もっとも先ほどまでのが良すぎただけで本来こんなものだろう)   (2020/12/1 23:38:23)

レアニウス♂武闘家1d3 → (2) = 2  (2020/12/1 23:46:59)

レアニウス♂武闘家さて、そろそろか……(日もだいぶ暮れて来たし、リュックもいっぱいになってきた。これだけあれば稼ぎと贈り物には十分だろう。夜になれば狂暴な魔物も活発に活動し始める。その前にこの地域から離れるのが吉だ。)   (2020/12/1 23:49:31)

レアニウス♂武闘家……!?(帰ろうとしたその瞬間背後に異様な気配を感じる。)!!(次の瞬間何かを感じてその場と飛びのくレアニウス。次の瞬間それまでレアニウスがいた場所を鋭い閃光が貫く)   (2020/12/1 23:51:18)

レアニウス♂武闘家ちっ……(思わず舌打ちをするレアニウス。その先にいるのは一見無機質かつ幾何学的な形をした何か。まごうことなきモンスターであるが傍目には自然物には見られない。強いて言うならば巨大で黄色い雪の結晶と言ったところだろうか)   (2020/12/1 23:53:10)

レアニウス♂武闘家”ソリッド”か……(そう呟くレアニウス。ソリッドと言うのはその魔物の種族名。固形体(ソリッド)の名前の通り、その存在は精霊力や魔力などのエネルギーが固体化した存在である。エネルギーの塊でであるので素材としての使い道は多いがその特性故物理攻撃の効果が薄い。武闘家であるレアニウスとは相性が悪い。)   (2020/12/1 23:57:32)

レアニウス♂武闘家目的は既に果たした、無理に戦う必要はないか……(そう判断するとゆっくりとあとずさり)   (2020/12/2 00:05:53)

レアニウス♂武闘家1d6 → (4) = 4  (2020/12/2 00:05:58)

レアニウス♂武闘家(”ダッ”と音を立てて一気に背中を見せて走り出す。ソリッドはタダ存在するだけの物体であり、他の存在を攻撃するのは反射の様なモノであり明確な意思は持たない。故に一定以上の距離を確保すればそれ以上の追撃はしてこない。それを見越して逃げの一手を選択したレアニウスだが如何にレアニウスと言えども逃げの瞬間には隙が生じる)   (2020/12/2 00:16:39)

レアニウス♂武闘家(その背中に向かってソリッドは自身の身体を構成するエネルギーの一部を飛び道具として放って攻撃する。)ちっ……(不規則に動くことで直撃は避けたものの左肩をエネルギーの弾がかすめる。)   (2020/12/2 00:18:13)

レアニウス♂武闘家(痛みは小さくないが大きなダメージではない。そのままその場を走り去るレアニウスであった・)   (2020/12/2 00:18:59)

おしらせレアニウス♂武闘家さんが退室しました。  (2020/12/2 00:19:01)

おしらせスワン邸さんが入室しました♪  (2021/9/5 09:22:21)

スワン邸この国の中堅貴族の一人。ハイト・ワイワスン氏の邸宅。氏は美食家として有名でたびたび美食仲間を招いては他地方の珍味・美味をふるまっていた。多少見栄はあるものの社交性があり、仕事の腕も確かで部下や使用人からもそれなりに慕われていたハイト氏だったがここ数日どうも様子がおかしい。   (2021/9/5 09:22:54)

スワン邸食事の量や、執着心が異常なのだ。氏は今もテーブルの奥の席に陣取ると料理が乗った大皿を何皿も重ね、それでもなお食事を続けている。しかも、その姿は優雅な貴族と言った様子は欠片もない。まるで何日も食事をとっていなかった様にせわしなく手を動かし、皿を持ち上げて自らの口に食料を押し込んでいるかのようだ。周りの使用人は恐る恐ると言った様子でその光景を見ている。「次の皿を持て!!」怒鳴り声を上げて追加の料理を催促するハイト氏。「だっ 旦那様。今日はこれくらいにしておかれては……お身体にも障ります……」傍らに控えていたメイドの一人が恐々とした様子でハイト氏に声をかける「うるさい! いいから次の料理を持ってこさせろ!!」と怒鳴り続けるハイト氏   (2021/9/5 09:23:07)

スワン邸「でっ ですが……料理長曰くもう材料が……」必死に言葉を返すメイド。その表情からは今すぐにでもこの場を逃げ出したいという思いがにじみ出ている。「な ん だ と!!」その言葉を聞いて逆上したハイト氏はメイドの胸倉をつかみ、引き寄せる。そして次の瞬間「ひいぃ!!?」メイドは恐ろしさのあまり声を上げた。それまで人間の姿をしていたハイド氏の体がまるで泥で作ったものであるかの様に崩れ異形の姿へと目の前で変わっていくのだ。「ナラバ オ前ガ 喰ワレロ」ぶよぶよと肥大化した四肢は灰色に変色し黄色の粘液をまとわりつかせ、その口は1m以上もあろうかと巨大化。その口の周りにはびっしりとナイフの様な歯が生えそろっている。   (2021/9/5 09:23:15)

スワン邸「たっ 助け……」恐怖で身がすくんで逃げることもできないメイドが恐怖に顔をゆがめて助けを乞う。しかし、異形と化した主人はその言葉を意に介することもせず大口を開けてメイドに迫る。恐怖のあまり目を固く閉じて体をこわばらせるメイド。   (2021/9/5 09:23:42)

おしらせスワン邸さんが退室しました。  (2021/9/5 09:23:55)

おしらせルージェ♂魔宝剣士さんが入室しました♪  (2021/9/5 09:24:24)

ルージェ♂魔宝剣士――ズジュ!!――肉の引き裂かれる嫌な音が響き渡る。だが、その音を聞いてもメイドの体には一切痛みが来ない。そもそも、あの大きさ口に頭から噛みつ耳どころか胸まで食いちぎられてしまうはずである。遅る遅る目をひらけば「間一髪でしたね……」そういって笑う見知らぬ三本の剣を差した青年。その青年が自分を抱きかかえて異形と化した主人から引き離してくれていた。青年の後ろには今まさに先ほどまで自分を掴んでいた腕が宙をマリ地面に落ちた。「詳しい事情は後です。今は逃げてください」名乗る暇も惜しんで女性を離すとそうとだけ告げて異形とかした主人。暴食主人に向き直りにらみつける青年。そういう間にも広間には剣士風の彼に続き格闘家風や狩人風の青年や魔術師風の女性が後を追って入ってきた。   (2021/9/5 09:24:39)

ルージェ♂魔宝剣士大罪の宝石がばら撒かれたことを知ったアルマスはすぐさま調査を指示した。広い街から漠然と5つの宝石を探すことは困難だがその宝石に一つ一つに特性があるとすればその特性に則して探せばいい。例えば暴食はその名の通り食事に関する欲望を倍増させる。そう考えたアルマスはすぐさま街の食糧市場を調査するように指示。すると見事にここ数日ワスンワイ家の人間が買い出しに来る食材の量が増えていることを掴んだのだ。急ワスンワイ邸に駆け付けた冒険者たちだったが当然すぐに家の中に通してもらえることなどなく家先で使用人たちと押し問答をしていたところだったが女性の叫び声を聞き入れ慌てて邸内に突入。間一髪のところでメイドの救出に間に合ったのだ。   (2021/9/5 09:24:52)

ルージェ♂魔宝剣士「へへへへ ここからが俺の出番ってわけか」不敵に笑いながら指を鳴らす格闘家。もっぱら戦闘を得意とする彼はここまでの聞き込み捜査では思うように成果が上げられずフラストレーションがたまっていたが今からの戦闘ならば存分に腕を振るえると張り切っているのだ。だが「まて!」ルージェがその行動を制止する。「ったく なんだよ」不満そうにする格闘家にルージェは先ほど異形の主人の腕を切り落とした剣を見せる。「!?」「エルズ製の特殊魔法合金の刃がこの状態です……」そういって示したルージェの剣の刀身はなぞの粘液によってとかされボロボロになってしまっている。一度切りつけただけで金属の剣がこの状態だ仮に拳で殴ろうものならどのようなことになるか分かったもんじゃない。   (2021/9/5 09:25:01)

ルージェ♂魔宝剣士「じゃぁ どうしろって……」「魔法攻撃で削るしかないでしょうね」「念のためここから一番近い冒険者ギルドに魔法使いの援軍を求めるように使いを出しました。」魔法使いがそういって捕捉する。そういう間にも立ち上がった暴食主人が緩慢な動きで冒険者に一歩づつ近づいてくる。   (2021/9/5 09:25:11)

ルージェ♂魔宝剣士陣形を組んで暴食主人と対峙する冒険者たち。魔術師の放った炎の矢が暴食主人を貫く。貫かれた暴食主人はわずかによろめくもすぐさま炎の矢を握るようにして潰してしまう。「効いてはいますね……」「だが、かなりタフそうだぞあいつ……」ともあれ今はこれを続けるしかない。ルージェと武闘家がホール内を移動し暴食主人の注意を引き、その間魔術師が詠唱し完成すれば攻撃、弓使いは三人の援護。一応ダメージは期待できないがモノをぶつければある程度暴食主人の動きを鈍らせることはできる。しかし、何かを吸収させればその分だけ暴食主人の粘液の体積が増えている様なきがするのであまり最低限に収めたいところだ。   (2021/9/5 09:25:26)

ルージェ♂魔宝剣士暴食主人の切り落とされた先からまるで伸びる腕の様に粘液が放たれるとルージェと武闘家は左右に飛んでそれを避ける「こっちだ!」「こっちだぜ!」双方がそれぞれ暴食主人を挑発しながら動き回るが攻撃は仕掛けられない、仕掛けようがない。そうしている間にも魔術師が炎の魔法、今度は矢よりも巨大な槍を作り出すと暴食主人い向けて放つ放たれた炎の槍は暴食主人を直撃、その体を焦がし、周囲に“何かが焦げた”異様な匂いが漂うが暴食主人の体を焼き尽くすにはまだ足りずすぐさま粘液が深々と刺さった穴を埋め、火を覆い消してしまう。   (2021/9/5 09:27:06)

ルージェ♂魔宝剣士「先が見えないな……」「今はこれを繰り返すしかないでしょう……」「ちっ……」舌打ちをしながらも暴食主人に向き直る二人。情報によれば敵の核となっているのは件の宝石。この宝石を敵の体から離して支給されている封印用の布で包めば目標は達成となるはずだがこの状況では暴食主人に斬りかかることはできない。魔法でダメージを与え続ければ暴食主人の動けなくなる。そうすれば宝石を取り除くことなんてどうとでもなる。いまはただ暴食主人の体力を削ってその時を待つしかない。とびかかって来る主人を避けると主人はそのまま二人の後ろにあった大テーブルに激突。テーブルは一瞬で溶かされ、上に載っていた食器が地面に落ちてガシャガシャと大きな音を立てて砕ける。   (2021/9/5 09:27:22)

ルージェ♂魔宝剣士「!!!」その光景を見てルージェの頭に何かがひらめく。「そうか、その手が……」すぐさま傍らの格闘家に耳打ちをするルージェ「頼めますか?」「俺は構わねぇけどお前大丈夫か?俺がこの場を離れたらお前が一人であいつ相手をしないといけなくなるんだぜ?」「そう思うなら少しでも早く戻ってきてください。そんなに時間はかからないはずです」「わかった。すぐに戻る」武闘家を後ろに下げさせて一人暴食主人に立ち向かうルージェ。   (2021/9/5 09:27:45)

ルージェ♂魔宝剣士緩慢な動きでとびかかって来るだけだった暴食主人だがその動きの速度や精度がだんだんと上がってきている。おそらく、宝石による人間への浸食が進んでいるせいだろう。そのうえ向こうは耐久力だけでなく体力にだって底が見えない。一方ルージェの方は直撃はおろか触れただけで大ダメージを受ける相手と対峙していることで集中力、体力を消費しだんだんに動きに疲れが出てくる。当然スポーツの試合ではないのだから3分経とうが5分経とうが休憩時間など入れられない。それでも弓使いの援護を受け暴食主人と対峙しつづける。とびかかって来る暴食主人の体を交わしつつ魔術師や弓使いの方に行かないように挑発したり、妨害する。今もまた炎の槍の呪文が完成し、暴食主人を貫く。しかし、やはりダメージを受けた様子はあるが倒れるそぶりはない。すぐさまルージェに襲い掛かかろうとする。   (2021/9/5 09:27:55)

ルージェ♂魔宝剣士「!?」すぐさま飛び退こうとしたルージェだがその足が動かない。すぐさま足元に視線を追うと自らの足が先ほど、自らが斬り飛ばした暴食主人の腕がつかんでいる。気づかなかったが動き回っている間に腕を斬り飛ばしたところに移動してしまっていたのだ。「くっ!!」何とか足を振りほどこうとするも腕はしっかりルージェの足を掴んで離そうとしないばかりか手のひらから染み出してきた粘液がルージェのブーツを溶かし始めている。「ルージェ!!」弓使いが叫ぶ、慌てて顔を上げれば目の前に大口を開けた暴食主人が迫る。魔術師の攻撃魔法は詠唱中で間に合いそうもない。“万事休すか……”そう覚悟を決め、身を強張らせた次の瞬間   (2021/9/5 09:28:17)

ルージェ♂魔宝剣士――ゴーン――と俎板が暴食主人の頭に突き刺さった。その衝撃で続けて片手鍋、お玉、肉叩き、大皿、麺棒、マグカップ。あらゆる調理器具、食器が暴食主人に投げつけられる「間に合ったみたいだな」そういってニヤリと笑うのは投げた本人の武闘家であった。調度品はおろか武器ですら溶かしてしまう暴食主人だったが、武闘家が投げたものは消化できずダメージを負っている。ありとあらゆるものを食料とみなすようになった暴食主人。しかし、食器や調理器具は食事に使うものであって食料ではない。その知性がわずかに残っている暴食主人はそう認識していたためそれらの道具を消化・吸収できないのだ。先ほど、テーブルが溶かされた際に溶けることなく皿やカップが床に落ちたことに気付いたのだ。   (2021/9/5 09:29:51)

ルージェ♂魔宝剣士「おら! どんどんもってこい!!」廊下に並んでいる使用人たちにそうはっぱをかけると使用人たちはバケツリレーの様に武闘家に食器を手渡す。「そら そら そら そら!!」続けざまに格闘家がモノを投げる。皿、鍋、包丁、お玉、ボウル……一見痴話げんかで投げるような物だが格闘家の腕力と技術を持ってして投げれば十二分の殺傷力がある。鈍器の鈍い音を立てて鍋がぶつかり、包丁が突き刺さる。   (2021/9/5 09:29:59)

ルージェ♂魔宝剣士「これを」そういってルージェには剣……いや、包丁が手渡される。牛や豚を丸ごと一頭裁くのに使われるような巨大なものだ。「よし!」その包丁を受け取りしっかり握りしめると暴食主人に向き直り走り出すルージェ。先ほどまでの攻防で「そーらーよ!!」格闘家もそんなルージェを援護するように巨大な寸胴をひときわ力を込めて思いっきり投げる。その直撃を受けた暴食主人が大きくひるみ、さらにそれと同時に魔法使いが今度は二本の炎の槍を連続で放ち暴食主人の動きを止める。次の瞬間白刃一閃。暴食主人の顔面をルージェの大包丁が切り裂く。肥大化した顔の肉の中央から黄色の宝石が見える。「獲った!!」その宝石に向けてルージェは手袋をはめた手を伸ばし、しっかりと握りしめる。拳が握られた瞬間手袋に魔法陣が浮かび上がり黄色の宝石の力を封じ込め、それと同時に肥大化した暴食主人の体が崩れドロドロと足元に広がる。崩れた肉塊からは元の主人が顔を出す。だいぶ憔悴している様だが命には別条はないようだ。   (2021/9/5 09:31:32)

ルージェ♂魔宝剣士「………」争いの喧騒が途絶え、静かになったルージェは宝石を握りしめた手袋を仲間たちに見せつけ「一番手柄です!」と力強い言葉を上げながら腕を振り上げた。   (2021/9/5 09:31:58)

おしらせルージェ♂魔宝剣士さんが退室しました。  (2021/9/5 09:33:25)

おしらせ怠惰の宝石さんが入室しました♪  (2021/9/9 23:14:23)

怠惰の宝石(人間の持つ欲望を増幅させる七つの宝石の行方がら数日。無事一つ目の宝石、一つ目の宝石、グラトニー・トパーズを無事回収することに成功。ギルドは変わらず総力を挙げて残る四つの宝石の捜索を続けていた。)   (2021/9/9 23:14:52)

怠惰の宝石そんな中 数日前まえからスラム街のある一角で人々がやる気を失うという事案が連続して発生。していた。場所が場所だけに最初は大して大きな問題になっていなかったがそれは日を追うごとに規模と効果を拡大。範囲は直径2㎞を越え、長くその効果を受けた者は動くことすらしなくなってしまった。これを異常として認識した者が冒険者ギルドに通報、冒険者ギルドクレッセントライトはすぐさま動き出した。   (2021/9/9 23:15:05)

怠惰の宝石調査によると特殊な魔力な波動がスラムのある場所から発せられることを確認。この波動を受けると人間はやる気を失い、眠るだけで一切飲み食いせず、いずれは命を落とすことになる可能性が高いとのこと。ギルドではこの魔力を“怠惰の波動”と呼称。クレッセントライトは魔法による結界を張ってその波動が外に影響を出さないように対処。ギルドマスター、アルマスは対策本部を設置。周囲の地理に明るい人間から情報を集め効果が及んでいる地区の地図を作製。また、聞き込みにより問題の原因となってる人物が浮かび上がってきた。   (2021/9/9 23:15:17)

怠惰の宝石その人物の名前はウドワーズ。もとは郊外で農業を営む働き者で有名な両親のもとに生まれたがその反動かどうしようもない怠け者で一人でスラム街に流れ着き物乞いをして生活をしていたが食事よりも怠惰を優先するような男でいつもグダグダしており、それを見かねた周囲の人間が飢えない程度に食料を渡していたがそれもだんだんとその回数が減っていき、改心するのが早いか餓死するのが早いかと噂になるような男であった。   (2021/9/9 23:15:41)

怠惰の宝石「目標であるウドワーズは波動の領域の中心にいると予想されております。これは情報として寄せられているウドワーズの居住地とほぼ重なります。最も近い結界はしから直線にして約1.2㎞。ただし、道はある程度不規則であるので実際に移動しようと思えば1.5㎞ほどになるかと思われます。」普段事務方の仕事をしている解析班の魔導士が作成された地図を広げながらそう説明する。周囲にはギルドの重鎮および今回協力要請にこたえた他ギルドや魔導士協会の幹部数名。   (2021/9/9 23:15:49)

怠惰の宝石「現在、提唱されている作戦は以下のモノです。作戦開始と共に魔法解除魔法 デスペル・ウェイブを照射。この有効範囲は最大拡大にして約200m。これにより怠惰の波動を一端的に中和。そしてマインド・プロテクションをかけられた実行部隊が突入。マインド・プロテクションの効果持続時間は最大で720秒。ただし、領域中心部は怠惰の波動がより強い可能性もあり、より短くなるかもしれません。マインド・プロテクションの残り時間は魔法刻限の砂時計により確認できるようにします。」とここまで報告を終えたところで周りの人々からの反応を待つ。   (2021/9/9 23:16:01)

怠惰の宝石「つまり正確な位置も分からない1.3㎞先にいると思われるターゲットを発見し、件の宝石の回収を720秒以内に行わないということか……」傭兵ギルドから派遣されてきた男が口を開く「移動する距離が1.3㎞……走って250秒と言ったところか。とすると捜索と対峙に仕える時間は470秒……目標が抵抗する可能性は? 先に出た暴食の宝石の持ち主は探索部隊と戦闘を行ったとの話だが?」同じく魔導師協会から派遣した男がそう尋ねる。「希望的観測だが抵抗する可能性は低いと思われる。だが、否定派できない。」それに対してはアルマスが返答を返す。   (2021/9/9 23:16:08)

怠惰の宝石不確定要素は多い。しかし、最終的の他に有効かつ確実な手段がないということで「決行は明日の正午ちょうどに。各員それに備えて準備をお願いする。」「早馬を使えば移動時間を短縮できるのではないか?」「いや、スラム街は入り組んでいる。直線距離ならともかく入り組んだ地形では馬での移動はあまり役に立たない……。」「相手は気配を発するような魔物なのか?」「それはわからない。過去の事例を探してもそこまで細かく記載したモノが無い」「実行部隊の人員は、人数は?」「すでに街内探索に長けた者を中心に選抜を行っている。付与魔法の関係から人員は6名で行うつもりだ。」「もっと増やせないのか?」「魔法使いの人員に限りがある。結界の維持も考えるとこれ以上は厳しい。」「やはり、移動を重視して軽装員を選ぶべきか?」「いや、万が一の戦闘を視野に入れてある程度重装員も必要では……」「遠距離武器はどうする?」「突入部隊に魔法使いは? いや、魔法使いは付与に回し、一人でも多く突入部隊を確保した方が」と白熱した議論を展開する。   (2021/9/9 23:16:28)

怠惰の宝石【今日はここまでです おやすみなさい】   (2021/9/9 23:16:39)

おしらせ怠惰の宝石さんが退室しました。  (2021/9/9 23:16:42)

おしらせ怠惰の宝石さんが入室しました♪  (2021/9/15 22:32:47)

怠惰の宝石会議が白熱するなかあっという間に作戦結構時間になった。各ギルドの中から怠惰の波動にできる限り強そうな者を6人選出し、結界のギリギリの場所に配置した。選ばれた者たちは今、武具の最終点検や準備運動を入念に行っている。そんな中作戦の責任者であるギルドマスターが姿を現し歩を進める。「準備は良いか?」部隊の中央でアルマスが皆に声をかける。それぞれ決意を込めた様子でうなずく冒険者たち。   (2021/9/15 22:33:15)

怠惰の宝石「魔術師隊 デスペル・ウエィブおよびマインド・プロテクション 詠唱!!」アルマスの掛け声で1がデスペル、6人がプロテクションの詠唱を唱え始める。そしてその詠唱の完成を見計らって。      (2021/9/15 22:33:39)

怠惰の宝石「突入!!」アルマスが号令用の剣を振りかざす。その号令を受けて完成したデスペル・ウエイブが結界内に向かって放たれる。肉眼では捕らえられないがデスペル・ウェイブがその範囲の怠惰の波動を中和。それと同時に6人の魔術師がマインド・プロテクションの魔法を完成させ、それぞれ担当の突入部隊員にかける。こちらも肉眼では捕らえられないが魔術による加護が各員に付与される。それと共に各員に渡された小さな砂時計の砂が落ち始める。   (2021/9/15 22:33:49)

怠惰の宝石すぐさま走り出す突入部隊。結界内に突入、そしてそこから数十秒はしると突然体が重くなったように感じる。「これが怠惰の波動の影響か……」誰かがつぶやいた。マインド・プロテクションの効果もあり、まだ普通に耐えられる程度の倦怠感だ。だが、走り出した時はわずかにしか流れていなかった砂時計の砂が普通の勢いで流れ始めている。デスペル・ウエイブによる中和空間を過ぎたからだろう。まだまだ、砂に余裕があるが、この砂が尽きた時がこの作戦のタイムリミットだ。何としてもその前にウドワーズを見つけ出し、大罪の宝石。スロウス・アンバーを回収しなくてはならない。   (2021/9/15 22:34:55)

怠惰の宝石「頼んだぞ」突入して行ったメンバーの背中を見送るアルマス。傍らには暴食主人との戦いで破損した武具、防具の修理が間に合わず今回待機することになったルージェが付き添っている。二人の視線の先の突入部隊は一つ目の角を曲がりその姿はすぐに見えなくなってしまった。周囲には今の魔法に全魔力を注ぎ込んだ魔術師たちが肩で息をしていた。   (2021/9/15 22:35:07)

怠惰の宝石スラム街を風の様に走る突入部隊。このような状態であってもスラムの街並み自体はいつもとあまり変わりがない。だが、ところどころに人が横たわっている。別に外相は見られない、苦しんでいる様子はない。ただ、だらけているだけに見える。だが怠惰の波動の影響を受けてからこの区域でも丸一日、さらに奥にはもっと長く影響を受けている者がいる。心なしか、この周囲の人間ですらどこか弱っている様なきがする。   (2021/9/15 22:35:22)

怠惰の宝石「急がなければ……」(その思いを胸にさらに走り続ける突入部隊。だが、焦り過ぎてはいけない。この先何があるかわからない。問題が起きた時に息も絶え絶えになるほど疲労していては話にならないのだ。裏路地に詳しい者が地図を片手に先導して入り組んだスラム街を走る。そして200秒ほどが経過)「この付近だ!」(と先導者が叫ぶ。なんの変哲もないスラムの街並みに見えるがこの辺にくだんのウドワーズがいる可能性が高いわけだ。6人が2人づつ三組に分かれて近くの建物に突入する。如何に事前情報集まているからと言って正確にウドワーズの家が判るわけではない。大体の位置に近づいたらあとはしらみつぶしにその周辺を探すしかないのだ。)   (2021/9/15 22:35:43)

怠惰の宝石―バン―(大きなお音を立てて扉を蹴り破り建物の中を確認する。ボロボロの壁や床、家具、汚れた衣類や使えるかどうかも分からない小道具が散乱した室内に足を踏み入れてすぐさま人の気配を探す。だがそれらしいものは感じられない。部屋の奥にかすかに動くものを見つけ近づくと)「?」(確かに人間だった。やせ細り、今にも衰弱死してしまいそうだが波動の影響かそれでも食事をとろうとする様子はない。)「こいつウドワーズか?」「いや、情報にあるウドワーズとはだいぶ風貌が違う。年齢もだ」(確かに聞いた話ではウドワーズは茶髪の中年だという話だがこの男白髪の老人だ。この男ではない。そう判断すると再び部屋の中を探す。)「ちっ」(だが結局この家には白髪の老人以外の人間はいなかった。舌打ちをしながら大通りへと戻る。)   (2021/9/15 22:36:03)

怠惰の宝石(薄暗い室内から外に出たことで太陽光で目がくらむがそれにひるんでいる時間はない。ちらっと砂時計を見ると残っている砂は半分以下となっている。時間がない。別の家に突入していた二組もそれぞれの家から出てくるが残念ながら成果を上げた様子はない。すぐさま三組は再び別の家へと突入する)「ちっ」(何度目かもわからない舌打ち。そうしたくなるほど今突入した家はモノが散乱していた。スラムの平屋故家としての面積は決して広くはないがこうものが多いと中を探すのも苦労をする)   (2021/9/15 22:36:15)

怠惰の宝石(積み上げられているガラクタやぼろ布を蹴散らせながら人気を探す。)「こんな事ならウドワーズとかいう奴が収集癖があるかどうかも聞いておくべきだったな……」「グーたらしてるってなら積極的にモノを集めるとも思わないが……モノを捨てなければ溜まるよな……」「おい、人間がいたぞ!!」(そういってボロボロの布に埋まっていた人間を引っ張り出す。だが……)「違う……」「婆さんだ……」(そういった通りその人物は歳をとった老婆。ウドワーズとは年齢どころか性別も違う)「また外れだ!」(砂時計を確認するもう残りは三分の一、いや四分の一まで減っている。だがその時)   (2021/9/15 22:36:40)

怠惰の宝石―ガラガラガラガラ―(何かが崩れ落ちる音が外から聞こえてきた)「!!」(その音を聞くと二人は目線を合わせる時間を惜しんで外に出る。)   (2021/9/15 22:36:56)

怠惰の宝石【今日はここまでです 次で終わりかな】   (2021/9/15 22:39:42)

おしらせ怠惰の宝石さんが退室しました。  (2021/9/15 22:39:45)

おしらせ怠惰の宝石さんが入室しました♪  (2021/9/27 22:07:51)

怠惰の宝石―ガラガラガラガラ―(何かが崩れ落ちる音が外から聞こえてきた)「!!」(その音を聞くと二人は目線を合わせる時間を惜しんで外に出る。)「ぐふぁ!!」(と男の悲鳴が聞こえる。紛れもない、ともに突入に参加した仲間のモノだ。そして見ると)「なんだあいつは……?」(スラム街の壁を崩しながら見たこのもないモンスターがその姿を現していた。一見すると獣の様に見える。クマと牛とカバを足したような感じ……だろうか?前身は長めの体毛で覆われ。一応二足で立っている。前足というか腕は長く、後ろ脚だけで立った状態でも地面に届きそうなほど。頭部には二対の角らしきものが生えている。そしてとにかく目を引くのがその体長でざっと見3m近くある。どう見ても通常の獣ではない。)   (2021/9/27 22:08:31)

怠惰の宝石「先の話では宝石が持ち主をモンスターに変身させたって言ってたよな」「ってことはこいつがウドワーズ っていうかウドワーズが変化したモンスターってことか……」「目標が判ったんだ。こいつを仕留めるぞ!!」(見れば先ほど悲鳴を上げた一人は既に吹き飛ばされた後に体を強く打ち付けて戦闘不能の様子。だがこちらはまだ五人。同じく音を聞きつけてきた他のメンバーと共に怠惰の獣に戦いを開始する。しかし、残された時間はほんのわずかだ)   (2021/9/27 22:09:02)

怠惰の宝石“ぬうぉおぉぉぉぉぉ!!”(ダルそうなやる気のなさそうな声を上げる怠惰の獣。咆哮のつもりだろうか?だが、声や動作はともかく3mの巨体が行うのならそんな行為でも周囲を圧倒するすごみがある。だが)「行くぞ!」(そんなことで怖気づいていたら冒険者は務まらない。剣を、槍を、ナイフを片手に獣へと立ち向かっていく)咆哮に続いて振り下ろされる丸太の様な前足。地面に触れたそれは老朽化していたとは言え石畳を砕いて土煙を上げる。なかなかの破壊力だ。しかし、動きにスピードはない。その腕の合間をすり抜けると冒険者たちの刃が次々と獣の体を切り裂く。――ザシュッーーズバッーーグサッ――確かな手ごたえが返って来る。斬られた獣は悲痛なうめき声をあげてよろめく。そしてさらにそんな獣の顔に数本の矢が突き刺さる。   (2021/9/27 22:09:25)

怠惰の宝石こういったモンスターと対峙した場合本来ならば時間をかけて少しづつ削ったり動きを見定めていくのが定石だ。しかし今は時間がない。ちらりと一瞬みた砂時計の砂はもう残り少ない。100秒かその程度だろう。打撃による攻撃力は脅威だがいまはヒット&ウェイを繰り返している暇はない。インファイトで果敢に攻め続ける冒険者たち。「頭だ! 頭に宝石があるはずだ!!」前回の戦いの情報をもとにそう予測する冒険者。「見ろ!角の付け根の間だ」弓使いがそういうと「確かに」皆の視線が一瞬獣の頭部に集中する。二対四本の角が減る頭の中心。そこには確かに黄色く輝く宝石が見える。あれが今回の最終目標(ターゲット)だ。   (2021/9/27 22:09:38)

怠惰の宝石時間は少ない。だが、終わりが見えた。冒険者たちの顔に精気が満ちる。だがーーンバゥッーー突然獣は口から煙の塊みたいなものを吐き出した。狙いは獣から少し離れたところにいる弓使い。「!?」十分離れ、獣の腕の範囲の外にいた弓使いは予想していなかった獣の遠距離攻撃。ブレスに反応が遅れる。それでもとっさに飛んで直撃は避けたが放たれたブレス。着弾点から広がった異様な煙が弓使いを包む「!?」ダメージはない。しかし、その瞬間弓使いの砂の流れが急速に早くなる。慌ててさらに着弾点から離れる。   (2021/9/27 22:10:02)

怠惰の宝石だが、弓使いの砂時計の砂はほんの僅かしか残っていない。「くっ!!」意を決した弓使いは怠惰の獣に向き直ると「ブレスに気を付けろ。周囲に落ちただけで防御魔法を激減させるぞ!!」と知った情報を仲間へと伝えると残された時間であるったけの矢を引いて怠惰の獣に向かって放つ。2度、3度としなる弓が矢を発射すればその矢は獣に突き刺さる。よろめく獣。しかし、4度目の矢は放たれる前に弓使いはその場に倒れる。   (2021/9/27 22:10:15)

怠惰の宝石「……」弓使いのことは心配ではあるが残された冒険者たちにそのことを気にする時間の余裕はない。怠惰の能力からして命には問題ないと信じ獣と対峙する。タイムリミットは残り僅か。獣が大きく口を開く。先ほど見せたブレスの予備動作と同じ。どこに放つつもりか?そう警戒する。獣がブレスを放ったのは「!!?」なんと自らの足元であった。 獣の足元に怠惰の瘴気が立ち込める。「下がれっ!」誰かがそういったが皆が言われるまでもなく獣の周囲から飛び退く。   (2021/9/27 22:10:26)

怠惰の宝石「ぐぅ……」苦々しい思いで獣から距離をとる冒険者たち。普段であればこの距離を保てばこちらから攻撃できないが。向こうからも攻撃できない。しかし、今回の戦いには制限時間がある。そして、そのタイムリミットは残り数十秒まで近づいてきていた。「どうする? 瘴気が流れるのを待っている時間はないぞ。」残りわずかとなった砂時計を見て焦る冒険者たち。   (2021/9/27 22:10:41)

怠惰の宝石「考えてる時間が惜しい! こうなったらやるだけやぞ!!」残った四人の一人、の飛刀使いが声を上げる。「イチかバチかだ。煙の中で構わない。奴の両手を抑えてくれ10秒 いや 5秒でいい!!それからお前は……」武闘家と剣士、そして双剣使いにそれぞれ支持を飛ばす「わかった!」「了解!」「オーケー!」飛刀使いの指示を受けてうなずく三人。意を決して怠惰の獣に向かいあう。   (2021/9/27 22:10:53)

怠惰の宝石意を決して瘴気の中に飛び込む剣士と武道家。中に入った瞬間残り僅かだった砂時計の砂が落ちる速度が加速する。だが、もとよりそれは覚悟の上。飛刀使いの指示通り二人は獣の両腕を掴むとそれを押さえつける。丸太の様な太い腕。肉付きも人間はもとより他のどんな獣とも違う。そんな腕に剣士は剣を突き立て、武闘家は関節ととって押さえつける。それと同時に飛刀使いを台に双剣使いが大ジャンプする。   (2021/9/27 22:11:04)

怠惰の宝石大ジャンプした双剣使いは二人の肩をさらに足場にすると獣の頭をめがけて駆け上がる。無事、頭までたどり着いた双剣使いはその足を獣の首に巻き付け、肩車の様な体制になると手に持つ剣を順手から逆手に持ち帰るとありったけの力で宝石が埋め込まれた獣の頭部へと振り下ろす。ーーグサグサーー と剣が肉をえぐり、骨を削る痛々しい音が響く。ーー   (2021/9/27 22:11:24)

怠惰の宝石その間は数秒であっただろう。しかし、その数秒で残っていた剣士と武闘家の砂時計は尽きてしまった。その瞬間≪休みたい、眠い、何もしたくない≫そんな考えが頭の中をいっぱいにする。それと同時に体がまるで一日中走り続けたかのような重みがのしかかって来る。だが「もう少し、もう少しなんだ!!」必死の気合を入れて獣の腕にしがみつく。見ればもう片方の腕ももう一人が必死に押さえつけている。「(仲間が頑張っているんだ! 俺も)」その思いが必死に剣士と武闘家の意識を持たせる。やがて……   (2021/9/27 22:12:03)

怠惰の宝石「とった!!」周囲に明るい声が響く。双剣使いがとうとう獣の額から怠惰の宝石を取り出したのだ。そしてその宝石を素早く一歩引いている飛刀使いに投げる。「よし!!」飛刀使いが走ってその宝石を受け止める。もちろん封印の布を広げた状態でだ。そのまま素早く封印の布を宝石に巻き付け封印を施す。核である宝石が抜かれた獣はふらついたかと思うとそのまま地面に倒れ込む。方に乗っていた双剣使いは猫の様に飛び降り、無事地面に着地する。大きな音を立てて地面に横になるった獣の体は3mほどあったのがみるみる小さくなり、長く生えていた体毛は抜け落ちるとそのまま風に溶けるかの様に消えていく。後に残ったのは貧相なやせ細った男だけだった。   (2021/9/27 22:12:21)

怠惰の宝石「終わったな……」「あぁ……やったぜ……」そういってその場に腰を降ろす剣士と武闘家、そして双剣使い。目の前の異形が消えただけではないこの場の空気が一気に軽くなったような気がする。先ほどまで、自分の体に圧し掛かっていた感触はない。だが、一度纏わりついた眠気はそのままであった。「疲れた……」視界の隅にこちらに走っているギルドのメンバーが見える。どうやら波動の除去を確認しすぐさま動き出してくれた様だ。「(あとは任せていいだろ)」そう思いながら安心して剣士たちは眠りに落ちていった。   (2021/9/27 22:12:38)

怠惰の宝石【これにて終了です】   (2021/9/27 22:12:51)

おしらせ怠惰の宝石さんが退室しました。  (2021/9/27 22:12:54)

おしらせ吟遊詩人さんが入室しました♪  (2022/4/17 02:09:30)

吟遊詩人荒れ果てた地で二つの人影が対峙していた。片や輝かしい黄金の鎧を身に着け、聖剣を携えた戦士の美丈夫。その鎧にも肉体にも数々の戦いの跡が刻まれている。片や漆黒の鎧を身にまとい、鋭い爪、と蝙蝠の様な翼、強靭な尻尾を持った悪魔の姿。その姿は美しい女性の姿をしているが身に着けている鎧は禍々しく、その顔は見るモノを恐怖させるほどひきつっていた。銀の鎧に黒い髪の男、黒い鎧に銀の髪の女。この二人が対峙するのはこれが初めてではなかった。   (2022/4/17 02:10:09)

吟遊詩人戦士は悪魔を憎んでいた。戦士の友と呼べるもの、仲間と呼べるもの、家族と呼べるものはすべてその悪魔やその仲間たちに殺された。女悪魔もまた戦士を憎んでいた。戦士もまた、女悪魔の仲間を、姉妹を何度となく討ち取ってきたからだ。二人は互いに憎しみあい、互いに果てしない恨みを込めた目、その身を焼いてしまうかと思えるほどの怒りを込めた目で何度となく見つめあってきた。今もそうだ。   (2022/4/17 02:10:19)

吟遊詩人戦士の剣を悪魔は避け、悪魔の爪を剣士が弾き返す。高度な武技と武技の応酬が繰り広げられる。互いに体中に幾つものが傷を負うがそれでも致命傷にはならない。互いに互いの体に傷つけ、血を流させ、互いの負の感情を増大させながら戦いは続いていく。そんな戦いの中とうとう   (2022/4/17 02:10:25)

吟遊詩人女悪魔の爪が戦士の胸を貫いた。勝利を確信し、その唇をゆがめる悪魔。しかし、戦士の眼から戦いの炎は消えていなかった。そのことを察知し、女悪魔かその顔に緊張を取り戻したが遅い、一瞬の隙を逃さなかった戦士の一撃が女悪魔の体を斜めに切り裂いた。切り裂かれた女悪魔の体が青い炎に包まれる。その青い炎は女悪魔の命が尽きるときに放つ炎だ。剣士はそれでも追撃の手を緩めない、すでに炎に包まれている女悪魔に向かった今一度剣を振るう。女悪魔の体の炎がさらに勢いを増し、そのまま女悪魔の体は地面に仰向けに横になった。   (2022/4/17 02:10:35)

吟遊詩人女悪魔の眼には涙があふれていた。薄れゆく意識の中。女悪魔は自分の眼に宿る涙の意味を考えた。悔しくて泣いているのではない、悲しいのだ、何が悲しいのか?その自問に女悪魔は一つの答を見つけた、この男とこれ以上戦うことができないのが悲しいのだ、この男をこれ以上憎むことができないのが悲しいのだ、この男をこれ以上思うことができないのが悲しいのだ。思えば、自分がこれほどまで興味を持った存在が他にいるのだろうか?自分がこの男に抱いていた感情は本当に怒りや憎しみだったのだろうか?しかし、その問いに答えを導き出す前に女悪魔の思考も肉体も青い炎に焼き尽くされてしまった。   (2022/4/17 02:10:45)

吟遊詩人男は戦いに勝利した。積年の恨みを、家族の無念を、仲間たちの仇を遂に果たすことができなのだ。湧き上がる感情を言葉にしようとしたがそれは出来なかった。男の口からは声えは出ず、ただ、赤い血が塊となって噴き出た。男は悟っていた。自分が追った傷が致命傷であることを。自分の命は間もなく尽きることを。勝者の体が揺らぐ。が、次の瞬間、男の胸から刃が突き出た。再び口から血を吐き出すと男は自分の背中を刺した者を見つめた。そこには幼い姿をした女悪魔がこちらを睨んでいた。男を睨むその眼、その眼には覚えがあった、果てしない恨みを込めた目、その身を焼いてしまうかと思えるほどの怒りを込めた目、自分の体を引き裂いてしまいそうな憎しみを込めた目、そして、自分があの女悪魔を見るときにしていた目だった。   (2022/4/17 02:10:54)

吟遊詩人男の体は既に痛みを感じていなかった。男の意識は既に苦しみを感じていなかった。男の心は既に怒りも悔しさも感じていなかった。男の体の体もまたゆっくりと地面に倒れた。何の因果か、男の体は女悪魔の焼けた後に寄り添うように倒れていた。男の視界がかすむ、その中で男は視界の隅に自分の幼い弟子がこちらに向かって駆け寄って来るのを見た。かすむ目の中でありながら、なぜか男は弟子の眼がはっきりと見えた。果てしない恨みを込めた目、その身を焼いてしまうかと思えるほどの怒りを込めた目、そして、自分があの女悪魔を見るときにしていた目、自分を刺した幼い女悪魔のしている目だった。男の眼は既に何も見えなくなった、男の耳は既に何も聞こえなくなった。消えゆく意識の中、男は最後に考えていた。自分の弟子もまた、その目をして生き続け、そしていつの日かその目をした誰かに殺されるのだろう。弟子の身を案じることも、弟子が自らの仇を果たすことも考えず、ただ漠然とそう思いながら男の意識は深い闇へと堕ちて行った。   (2022/4/17 02:11:04)

おしらせ吟遊詩人さんが退室しました。  (2022/4/17 02:13:34)

おしらせアルマス♂ギルマスさんが入室しました♪  (2022/4/17 02:13:51)

アルマス♂ギルマス(吟遊詩人は歌を歌い終わると火が消えた様に目の前の人々を見つめた。そんな中にアルマスが前に出る)戦争は無意味。そう言いたいのか?(その周りに集まっているのはギルドの冒険者たち。皆武装を整え、緊張した面持ちでいる。先日の事、以前から軍事行動の様子を見せていた大国がついに行動を開始し、隣国へと侵攻を開始した。その当事者の国はもちろんのこと周囲の国も援護の為に派兵を決定。各国のギルドもまた反帝国を掲げ戦力を投入することになった。クレッセントライトもまたマスターであるアルマスを筆頭に多数の人員を戦線に送り込むことになった。)   (2022/4/17 02:14:01)

アルマス♂ギルマス……(並んだ部下、ギルドメンバーを見るアルマス。恐らく今回の戦い、ここにいる何人かは生きては帰れないだろう。戦場に出るということはそう言うことだ。もちろん、そうらない様に努力はするつもりでいる。だが、どんなに努力してもそれが叶えられることはないだろう)貴殿がそれを訴えるならばそれも良かろう。だが、我々は我々の出来ることをするそれだけだ(吟遊詩人に向かい一枚の金貨を放り投げるとレアニウスは傍らに止めてある戦車(チャリオット)へと乗り込む)   (2022/4/17 02:15:40)

おしらせアルマス♂ギルマスさんが退室しました。  (2022/4/17 02:19:22)

おしらせ特別ステージさんが入室しました♪  (2022/5/13 21:39:51)

特別ステージ(国の人々が行きかう公園に巨大なステージが建てられている。ステージの背景には魔法により様々な背景を映し出すことが出来る特殊な装置が取り付けられ、ステージの前には大勢の人々が集まり、その開演を今か今かと待ち望んでいる。)   (2022/5/13 21:44:21)

特別ステージ”ガーン ガーン”(っと大きな鐘がなり、ステージの幕が上がると人々が歓声を上げる中、風の魔法を使い、声を大きく語り手の声が響き始める。)「語り:五百年前、今よりも多くの魔獣・魔神が闊歩していた時代。そんな時代に人々を守るため、世界を旅する一人の男がいた。男は富を望まず、地位を望まず、名声を望まず、ただ人々の平和と安寧の為に戦い続けた。」   (2022/5/13 21:46:30)

特別ステージ(ゆったりした前奏が流れ始める。流れる音楽とは裏腹に燃える村を背景に逃げ惑う人々。それを襲おうとする全身を鱗で包んだ黒い爬虫類を模した怪人。そんな様子をバックに歌詞が始まる)生きる人々が 心に希望を持てるように(歌いだしと共に赤い光がステージの右に降り注ぎ銀の戦士が登場。勇ましく槍を振るい観客に向かってポーズを取る) 正義の在り方を示してくれる(槍を構え爬虫類怪人に立ち向かうと一撃で爬虫類怪人を蹴散らす)   (2022/5/13 21:47:26)

特別ステージつらい時でも 自分に 嘘を付かないように(Aメロが続く中背景が移り変わり砂漠の光景。ケープ姿の人々が怯える中ステージの右側から甲虫の様な外装を身に着け、クワガタの角の様なモノを両腕に付けた昆虫怪人が出てくる。角を武器に戦士と斬り結ぶ)正しい力を教えてくれる(昆虫の外殻は硬く、一度は戦士の槍とはじくが、続く突きは防ぐ耐えることができず串刺し(に見えるように奥行きを使った演出)を受けて舞台袖に退場する。)   (2022/5/13 21:48:07)

特別ステージ♪廃れかけいた正義を今一度♪(左側から全身に雷の衣装を付けた大型の犬が登場、しっかり訓練されているのか吠えたり、勝手なことをすることなく、戦士に向かっていく) ♪熱い 想いを 取り戻せ 今 Wow♪(噛みつく動作を2回、3回と繰り返した大型犬・雷魔獣だがその牙を戦士の槍で受け止められ、そのまま押し返されると槍の一閃を受けて舞台袖へ退場する)   (2022/5/13 21:48:56)

特別ステージ♪あぁ 魂の戦士よ 魂の戦士よ♪(歌は最初のサビを迎え盛り上がりを見せる。漁師姿の人が見守る中海をバックに巨大な鮫モンスター(ハリボテ)と戦う戦士、槍を突く戦士、ひるまず体当たりしてくる鮫を避ける)♪大陸の行く末を 見つめ続ける♪(槍に雷のエフェクトを纏わせるとその槍を鮫へと突き出し鮫を撃破する)   (2022/5/13 21:50:09)

特別ステージ♪あぁ 魂の戦士よ 魂の戦士よ♪(サビのフレーズが二回目。場面が変わり雪山をバックに毛皮を着た人々が見守る中氷の巨人(おそらく肩車したうえで衣服を工夫している)と対峙する戦士) ♪永久に語られる光の英雄♪(巨大な氷塊を作り出し、それを投げつけてくる巨人に対して、その攻撃をかいくぐりながら槍に炎を宿らせるとその槍で巨人を貫く。歌はサビを超え一旦落ち着く)   (2022/5/13 21:52:01)

特別ステージ(間奏が入る中、住民役の背中を向けて歩き続ける銀の戦士)♪皆の世界に 幸せが♪(歌はAメロに戻り、落ち着く。戦士の前に現れる甲殻を纏った怪人。挑みかかる戦士)♪決して尽きないように♪(しかし、何度攻撃しても甲殻怪人にダメージはない(実際にはわざと外している)そんななか甲殻怪人の一撃を受けてふらつく戦士)♪邪悪に決して♪(戦士は構えを解いて無防備になる)♪背は向けない♪(甲殻怪人がトドメとばかりに再び攻撃を仕掛けてきた瞬間槍を一閃。その攻撃は甲殻怪人に効いたようで甲殻怪人はもがきながら退場する)   (2022/5/13 21:53:24)

特別ステージ♪辛いときでも♪(ボロイ布を着て周りの人間から石を投げられている人がいる) ♪弱き者に手を差し伸べられるように♪(石を投げられた人の上に布がかけられ、次の瞬間ぼろ布から出てきたのは白い怪人となっている。布に合わせて役者が入れ替わった訳だがまるで人が怪人に変身したように見える) ♪与えるやさし 見せてくれる♪(石を投げていた人々を襲い始める。怯える人々)♪長い歴史にたった一度の♪(怪人と人々の間に入る戦士。武器を構えず怪人に訴えかけるが怪人は言葉を聞かずに襲い掛かる) ♪君の輝きを示し出せ♪(やむおえずに怪人に向かって槍を一閃させる戦士。怪人は倒れ動かなくなる)♪今Wow♪(勝利はしたものの怪人の亡骸を見て何かを想う戦士。そして場面は変わる。)   (2022/5/13 21:55:41)

特別ステージ♪あぁ 魂の戦士よ♪(二回目のサビを迎え再び歌が盛り上がる。演出用の煙が立ち込める中現れる甲殻怪人。しかも今度は三体が戦士を取り囲むように出現する)♪魂の戦士よ♪(三方向からの攻撃を巧みにかいくぐる戦士)♪世界の平和を求め続ける♪(よけながら隙を伺っていた戦士、三体の甲殻怪人が一列に並んだ一瞬の隙を突き、三体まとめて串刺しにする。)   (2022/5/13 21:57:37)

特別ステージ♪あぁ 魂の戦士よ♪(夜の町中を背景に戦士の前に黒い戦士が現れる。剣を構える黒い戦士と槍を交わす戦士。互いの武器を打ち鳴らしながら互角に立ちまわる)♪魂の戦士よ♪(二人の身体が交差すると互いに膝を付く)♪永遠の 僕らの ヒーロー♪(ふらふらながら立ち上がる両戦士。黒い戦士は首を横に振ると戦士に背中を向ける。戦士はその背中に何かを想うも戦士もその場を立ち去る。そしてしばし間奏に入る)   (2022/5/13 22:01:18)

特別ステージ♪あぁ 魂の戦士よ♪(間奏が入り再びサビが入る。荒野を背景に現れる羽飾りの豪華な装飾を付けた魔術師の様な魔神。その男が杖を振り上げると舞台裏から爬虫類怪人、昆虫人、鮫、氷の巨人、電気の獣とそれまで倒して怪人、怪獣が一斉に現れる。それに立ち向かう戦士)♪魂の戦士よ♪(五体の敵に果敢に立ち向かうものの多勢に無勢。押され気味で羽飾りの魔神の元に近づくことすらできない)♪世界の安息願い続ける♪(その時、舞台裏から大勢に人々が、今まで戦士が助けてきた人々である。人々は敵を倒すことは出来ないが必死に敵の足止めをして戦士の道を切り開く)♪あぁ 魂の戦士よ♪(それをみて頷くと戦士は一気に魔神の元へと駆け付け対峙する)♪魂の戦士よ♪(戦士の槍が魔神を貫くと魔神はもがきながら退場。他の敵たちも苦しむ様子を見せながら舞台袖に下がる)戦う 真の勇者(駆けつけてくれて人々に手を取って感謝を示す)   (2022/5/13 22:03:43)

特別ステージ♪あぁ 魂の戦士よ♪(繰り返されるサビ。歌は最高潮のまま最終局面へと続いていく。壁に映し出される夜空。そんな夜空の中から出現する巨大な黒ドラゴン。夜空が炎に包まれる) ♪魂の戦士よ♪(その姿に怯む様子を見せるが決意をして立ち向かう戦士。槍を突き刺したり、薙いだりする動作をするがドラゴンの姿は動じず、金属を弾く音が響く。音は舞台裏で出している様子ドラゴンが口を開くとステージ全体が炎のエフェクトに包まれ、苦しむ様子を見せる戦士)♪人々の心を 信じ続ける♪(ステージの上ではなく前に並ぶ人々。戦士の勝利を祈るかのように手を握り目をつむる)   (2022/5/13 22:05:15)

特別ステージ♪あぁ 魂の戦士よ♪(人々の祈りを受け取ったかのように落ち着きを取り戻す戦士、槍を大きく振るうとステージから炎のエフェクトが消える)♪アルマの戦士よ♪(戦士の槍先に光が宿る。その槍をドラゴンに向かって突き出すとドラゴンはステージから退場する)♪永遠に語られし英雄よ♪(敵のいなくなった舞台の中央に巨大な光出現し、その光の中へ消えていく戦士)   (2022/5/13 22:06:54)

特別ステージ(歌が終わる中、ステージの幕も下がりイベントは終了となる。多くの人が拍手で演者たちに言葉をかける)   (2022/5/13 22:11:03)

おしらせ特別ステージさんが退室しました。  (2022/5/13 22:11:06)

おしらせフロース♀???さんが入室しました♪  (2022/12/18 23:22:56)

フロース♀???(広大な深緑に囲まれた深い森、陽や月の明かりさえ届かぬ昏き、昏き木々の迷宮の奥底。その中でも特に巨大で聳え立つ、幾年月重ねて育ったのだろうか、数々の歴史を見てきたが為に世界樹と語られても遜色無い大樹の麓、入り組んだ幹や太き根により自然に生み出された玉座のような、人が腰を下ろせる程の窪みの傍には辺りの色に似つかわしく無い石竹色の花の蕾、ただその大きさたるや人が飲み込めそうなほどのものが鎮座していたところ。開くきっかけもないと思いきや、非常に緩やかではあるが、花開いていく姿が伺えたら、中からは暗い森の中に一つの白き人の形をしたそれは、その身体だけでなく、髪までもとにかく不自然に白く仄かに発光してるようで、ヒトとは思えないモノに思えて)   (2022/12/18 23:23:44)

フロース♀???……ん、んン。…ぅ、ふぁ、…う。…よぉ寝ておったわ。…(開ききった花弁を寝台のようにして寝そべっていた人は長い睫毛を震わせて、静かな森に一つの声という音を響かせて、寝起きを伝える欠伸と共に、その身を起こして。その身体は身に纏うものは一つもなく起伏は見られないものの少女らしい体付き、白い髪も広がるほど伸び切っている姿を見る限りは女性のようで。ぴょこんと、所謂阿呆毛と言われる一本、特徴的なものを頭頂部に起立してるのを震わせながら両腕を天へと伸ばし、背伸びをすると開いた瞳は綺麗すぎる朱色、目蓋を擦り、長い眠りから覚めたような言葉を紡ぎ。)   (2022/12/18 23:23:48)

フロース♀???おやおや……久しいのぉ?長らく待たせておったな。退屈じゃったろ…よしよし。……おっと、流石にはしたないか。(玉座の元、その花弁を守護していた様に思える、黒き一つの影が身を起こして、その姿は狼のような獣の姿、ただ大きさはと言うと大人の男性よりも立派なもので尚且つ、ゆらり揺らめく暗き炎を想わせる身体に纏ってるモノが、一見恐怖の象徴とも言える魔物のような存在に見えるものだが、少女にはまるで懐いたように顔を擦り寄せてきたのをふわり表情は柔らかく、頭を撫でる仕草はそれこそ主人のようで。ふと自身の体を眺めたら、身に着けるものないし誰もいないとはいえ、はしたない格好に開いた花弁が身を包むと、そのままドレスのよう、変化を起こしたところで、玉座の方へと迎えば、とすん、と腰を下ろしたなら優雅に白い御御足を組んで、それこそ王族のよう肘を付いたなら静寂に満たされた、森の先に視線を向けて。)   (2022/12/18 23:24:48)

フロース♀???さてはて……儂が起きた、と言うことは何かある予兆か、もしくは……まあ何もない、という可能性がなくもない、か。(玉座の側にひれ伏してる黒き狗の頭を、柔く指先で撫でながら、特に変化の見られない深淵の森。退屈そうにふわ、と小さな口を開いて欠伸を漏らして、自発的に動く気には中々なれず、一先ず情報収集がてら、指先同士を擦り合わせて乾いた音色を響かせると影で作り上げたような鴉に似た鳥が飛び立ち、何処かへと飛び立つのを眺めて。)   (2022/12/18 23:25:02)

フロース♀???【なんか、久しぶりに来て、ちょっと書きたくなっただけです…。おじゃましましま。】   (2022/12/18 23:25:58)

フロース♀???【…しました。(恥)】   (2022/12/18 23:26:11)

おしらせフロース♀???さんが退室しました。  (2022/12/18 23:26:16)

おしらせ特別ステージさんが入室しました♪  (2023/5/4 22:42:59)

特別ステージ(国の人々が行きかう公園に巨大なステージが建てられている。ステージの背景には魔法により様々な背景を映し出すことが出来る特殊な装置が取り付けられ、ステージの前には大勢の人々が集まり、その開演を今か今かと待ち望んでいる。)   (2023/5/4 22:43:10)

特別ステージ(舞台の幕が上がりステージの中央には大きな桜の樹、そしてその周辺には大勢の人々が桜を鑑賞している。そんな中よく響く前奏が始まる。)♪今宵楔 抜け落ちた♪(歌いだしと共に桜の樹の周りに紫色の怪しいオーラが漂い、周囲の人からオーラを吸う)♪空似広がる深い哀♪(オーラを吸うことによりより禍々しをそます桜、そして力を失い、這うようにステージの裾に去って行く人々)   (2023/5/4 22:53:54)

特別ステージ♪夢見、まどろみ、繰り返し♪(桜の樹からあふれ出したオーラが桜の樹の周りで塊になる)♪言えぬ気持ち濡らすだけ♪(塊から黒いローブを羽織った人型になり樹の周りに並ぶ。そしてそれぞれ黒い刃を持って観客の方へ構える。)   (2023/5/4 22:54:10)

特別ステージ(間奏に入る。若草色の着物と着て刀を携えた武者が3人、それよりも濃い藍色の着物を着た陰陽道師らしき女性1人がステージに上がる。陰陽道師は武者よりも格が高そう。また、武者の1人は小柄で幼い少年武者である。所運エンム者を演じるのは利発そうな少年。きりりと整った目鼻立ちが印象的だ。少年以外の二人の武者は仮面を付けている。物語において個人が重要ではないことを示す手法だ。導師を演じている女性のは美しい女性で柔らかそうな長い髪を降ろし、ゆったりとした服の上からでもわかるほどスタイルが良く胸も豊か。)   (2023/5/4 22:54:23)

特別ステージ♪宿命、足枷♪(歌いだしが始まり、再び桜の巨樹が中央に映し出される。巨樹は黒いオーラを纏い、周辺へと広がって行く。) ♪自由を捨てた運命♪(オーラをあびた周囲の植物は枯れ、真冬の様、それと反するように桜の巨樹は更に幹を広げ、花を咲かせる) ♪それでも迷わぬ♪(巨木の黒いオーラは更に広がり、空までも黒く染めて行く) ♪笑顔にしたい人がいるから♪(そこに登場する3人の武者と導師。まず、3人の武者が刀を抜き妖樹へと迫る)   (2023/5/4 22:54:32)

特別ステージ♪「いってくる」♪(武者たちの前に現れる黒い影法師。武者の刃を受け止める) ♪一言伝え皆死地に立つ♪(ステージの上で入り乱れ戦う3人の武者と4体の影法師。数の優位もあり影法師が優勢) ♪刃握りしめて♪(ひとりの武者が影法師に斬られ赤い花びらを噴き出すように出しながらステージの端へと下がる、それに気を取られたもう一人の武者も影法師に斬られ同じように下がり、残るは少年武者一人になるも少年武者も後ずさる。)   (2023/5/4 22:54:44)

特別ステージ♪どうか桜♪(歌は佳境(サビ)に入り、歌い手にも熱がこもる。藍色の導師が前に出て3人に変わり影法師そして妖樹と対峙する。幼い武者は最後まで自分が前に出て居ようとするがそれを導師が押しのける。) ♪艶狂え♪(導師が踊るように体を回転させると周囲に黄色の紙吹雪が舞い散りそれを受けた黒い人影は苦しむそぶりを見せてステージ上から退散していく)♪舞って流れる人の罪♪(妖樹と対峙する導師、ステージ上で踊り続け、妖樹も抵抗するかの様に禍々しいオーラを放つ)   (2023/5/4 22:54:53)

特別ステージ♪真実、偽り問う言葉♪(妖樹と導師が対峙するステージが光に包まれ何も見えなくなる) ♪当てなく空に消えて行く♪(光が収まった時、巨木が纏っていた禍々しいオーラは消え、空は青さを取り戻している。だが、導師は妖樹に取り込まれるように蔦が絡んだ状態で幹に貼り付けにされている。それを見て顔を伏せる三人の武者。特に少年武者は膝を付いて慟哭する様子を見せている。曲はしばし間奏に入り、ステージの灯りは落ちる。)   (2023/5/4 22:55:01)

特別ステージ♪追憶、残像♪(再び歌詞が始まりステージに灯りが灯る。ステージ上で一人剣の型を取る若い剣士) ♪貴女と過ごした日々♪(ステージの灯りは消え、背後に藍導師と少年武者が二人で過ごしている静止画が写し出される) ♪消せない、消さない♪(背景に「ひれ伏している少年武者とそれを優しく見下ろす藍導師」「必死に修行している少年武者とそれを見守る藍導師」「怪我をした少年武者とそれを治療する藍導師」などの静止画が移り変わりながらシルエットで兼の型を続ける少年武者。途中で役者が交代して武者が成長しているとともに月日が経っている様子を示している) ♪それが私の全てだから……♪(少年だった武者は立派な青年へと成長し、また刀も二刀流になっり、見事な型を披露する。)   (2023/5/4 22:57:32)

特別ステージ♪他の誰もが忘れたって♪(青年となった武者は再び巨木の前に立つ。巨木は無数の札で封印されており、一緒に封印されている導師は幼かった武者が成長しているにも関わらず当時のまま。その周りを呪文が書かれたお札や帯でつつみより強固にしている。) ♪忘れられない僕がそこにいる♪(青年武者が近づくとひとりでに封印の札が剥がれ、帯が切れ桜の巨木は以前の様な禍々しいオーラを纏う。)   (2023/5/4 22:57:42)

特別ステージ♪今宵言葉燃え上がれ♪(歌は2番のサビに入り、歌い手気に熱がこもる。オーラと共に黒い人影が出現し青年武者に襲い掛かる) ♪あの日謳った純恋歌♪(二本の刀を振るい人影と対峙する青年武者。修行の成果かかつては普通の武者でした苦戦した人影を危なげもなく倒していく。) ♪憎み、憎まれその刃♪(人影が引き下がり巨木の中へと吸い込まれていく) ♪癒えぬ傷を刻んでく♪(貼り付けにされていた藍導師の服の色が黒く染まる。そして目を開く藍導師、否黒導師、その瞳には巨木と同じ禍々しい光を宿している)   (2023/5/4 22:57:57)

特別ステージ♪今宵決意 果たされる♪(サビが繰り返され、一層熱がこもる歌声、ステージ上の光や紙吹雪の演出もより派手になる。導師を取り込んでいた巨木の蔦がほどけ、黒導師が地面に降り立つ。その手には薙刀が握られている。思わず怯む青年武者)(薙刀を振り上げ青年武者へと斬りかかる黒導師。青年武者も応戦するモノのただでさえ黒導師の技量は高く、青年武者の方は導師への気遣いもあり攻撃が出来ず防戦一方)♪私と貴方の結ぶ愛♪(薙刀を振り回し果敢に責め立てる黒導師。青年武者は追い詰められ、二本の刀の片方を跳ねとばされる) ♪未来色した玉鏡♪(その時背景に藍導師の顔が映される。導師の右目だけが以前の導師の色に戻る。すると黒導師の動きに乱れが生まれ、薙刀を振り上げた状態で体を震わせる。)   (2023/5/4 22:59:03)

特別ステージ♪永久の夜明け写してく♪(意を決した青年剣士が両手で残る刀を掴むと動きの鈍った黒導師に刀を突き立て、押し込み刀は黒導師の体を貫きそのまま桜の巨木にまで突き刺さる。巨木に刀が突き刺さった瞬間ステージは光に包まれる。 歌詞が終わり、演奏だけが続く。背後には真っ二つに割かれた桜の巨木、その前で力なく眠る導師の服や髪はかつての色を取り戻している。そんな導師を抱きかかえながら俯く青年武者、その頬には涙が伝う。その時導師の右手が動き青年武者の頬を撫でる。はっと顔をあげる青年武者、導師は目を開いており力なく、しかし、確かに微笑み青年武者と視線を合わせていた。そのままステージの灯りと幕が落ちる。)   (2023/5/4 22:59:21)

2019年03月27日 22時59分 ~ 2023年05月04日 22時59分 の過去ログ
【F系】Crecent Light Log[屋外]
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