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2022年03月04日 12時50分 ~ 2023年05月30日 12時46分 の過去ログ
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おしらせ黒宮 黎明♀25教師さんが入室しました♪  (2022/3/4 12:50:59)

黒宮 黎明♀25教師【こんにちは、お邪魔します。想定は平日の朝、男女どちらでも気兼ねなくどうぞ】   (2022/3/4 12:51:56)

黒宮 黎明♀25教師!! 寒ッ…(重たい鉄扉を押し開けた瞬間、吹きつけてきた風の冷たさに首を竦める。マフラーを取りに戻るか迷ったが、屋上までの階段を上り下りする億劫さが勝り、そのまま足を進めた。白く染まった溜め息が、風に流され消えていく)…けど、寒いと美味しいんだよねー(自販機でコーヒーを買い、あたたか~いスチール缶を手の中で転がした。錆びたフェンスの升目越し、和気あいあいと登校してくる生徒達を眺め下ろしながら、コーヒーを一口)…甘ぁ(顔をしかめて呟くと、コートの内ポケットから取り出した煙草を咥え、火をつける。フェンスに背を向け、もたれかかって、苦い煙を吸い込んだ。缶を持つ手の人差し指と中指で煙草を挟み持ち、成層圏まで突き抜けそうな凍空を仰ぎ見ながら長く吐き出す。煙が雲のようにたなびき、吐息同様、寒風に吹かれて消えていくのを見つめ――そういえば、あともう少しで三学期も終わりだな――と、ぼんやり思った)   (2022/3/4 12:52:09)

おしらせ日向 雄大♂1年さんが入室しました♪  (2022/3/4 12:53:31)

黒宮 黎明♀25教師【!? 日向さん、こんにちは。まさか人が来るとは思っていなかったので、びっくりしましたw …先に言っておきます、リハビリなのでお手柔らかに。よろしくお願いします】   (2022/3/4 12:55:12)

日向 雄大♂1年【こんにちは、お邪魔します。たまたま彷徨っていたら先生をお見かけしたのでw リハビリなのは自分も同じなので……此方こそ宜しくお願いします】   (2022/3/4 12:56:56)

日向 雄大♂1年(もうすぐ三学期も終わるこの季節、仲良くしていた先輩や教師と別れるのは率直に言って辛い。ただ、別れの数だけ出会いがある___なんてのは陳腐な言葉だが、どうしてもこの時期は物思いに耽ってしまうのは、仕方の無い事なのだろうか。半分無意識のまま引き寄せられるように、屋上へと繋がる鉄製の階段を登っていく。一歩歩く事に木霊する音に意識を取り戻せば、そのまま外へと出る重い鉄扉を開けた。もう春だとは言っても、朝のこの時間帯は寒い。冬の余韻が残る様な冷風を感じつつ、辺りを見渡せば、見知った人影がぽつりと。あの独特な雰囲気を醸し出す人は、自分の思い当たる限りでは一人しか居なかった。まずは傍の自販機でカイロ替わりに缶コーヒーを買えば、そのままその人物に歩みを進めて。)おはようございます、先生。今日も相も変わらずサボりですか?(軽く口角を上げながら、揶揄う様にそう告げた。)   (2022/3/4 13:06:56)

黒宮 黎明♀25教師(空を見あげて紫煙をくゆらせ、独りぼーっと、物思いに耽っていると…屋上の鉄扉が開く。現われたのは、一人の男子。自分の知る生徒だろうか?と目を細めつつ、煙を深く吸い込み、味わった。生徒が来たからには消さなければなるまい。教師としては不真面目な自分にも、それくらいの分別はある。彼が煙を吸い込まないよう顔を横に向け、嘆息まじりに吐き出してから、視線を戻し)――お?(男子生徒と目が合うと、相手が見知った顔である事に気がつく。途端、表情筋が緩んだ)おはよ。誰かと思えば日向くんじゃない…久しぶり。あの夜以来なんじゃない?(などと気安く挨拶をして、微笑みかける。飲みかけの缶コーヒーに、吸いかけの煙草を落とし、ひらひらと手を振った)てか、相変わらずって何よ…まだホームルーム前なんだから、サボるも何もないでしょう?私、クラスの担任も部活の顧問もしてないし。   (2022/3/4 13:25:31)

日向 雄大♂1年あー、気を遣わせてしまったみたいで。すみませんね、この分はまたどこかで返しますから。(一人で煙草を楽しんでいた所に、タイミング悪く水を差してしまったらしい。明らかにまだ残っているそれを缶の中に突っ込んで処理をする相手。この分はまたどこかで返す、なんて反射的に何も考えずに口から適当に言ってみたものの、自分に出来る事なんて何があるだろうか。その点を突っ込まなければ良いのだが、なんて思いつつ言葉を続け。)ええ、久し振りですね。あの情熱的な夜の事はちゃんと覚えてますよ。……ああ、そう言えばそうでしたっけ。でも担任や顧問を持っていない教師でも、朝のホームルーム前には職員室で全体の打ち合わせとかが有ったりするもんじゃないんです?知らないですけど。まあ、自分はこの後もサボるつもりで来てましたけどね!(ふふん、と何処か自慢でもした気な感じで語尾を強くした。手に持った缶コーヒーを口に含めば、吐き出す息は白く。)   (2022/3/4 13:39:11)

黒宮 黎明♀25教師あー、いいよいいよ。別に吸わなきゃ死ぬわけでもないし…むしろ吸ったら吸った分だけ寿命が縮むのが、煙草っていう代物だから(たかだか煙草一本ごときで、大袈裟な――と苦笑しながら歩み寄る。自分より少しだけ背の高い彼の顔を下から覗き込むように見、意地悪く頬を歪めた)まぁ、日向くんが返してくれるって言うなら、ありがたく貰っとくけど。君は真面目そうに見えて、結構ヤンチャだからね…あの夜みたいな激しいお返しが期待できそう(寒さで乾きかけた唇を舐め、挑発的な言葉を投げる。そして傍らを歩き過ぎると、傍のベンチに腰を下ろした。黒いズボンに包まれている脚を組み)…職員会議?えっ、何それ美味しいの?(と恍けると、常備しているライムミントのキシリトールガムを噛んだ。口臭ケアはこれでOK)ていうか、サボる気満々じゃん自分…とりあえず此処、座りなよ(ベンチの隣をぽんぽん叩き、促す)サボるつもりなら、ゆっくりしよう?   (2022/3/4 14:00:53)

日向 雄大♂1年でも先生は、とっても煙草が似合うんですよねー。クールな大人の女性というか、そんな雰囲気が醸し出されてる感じで。……そうそう、煙草と言えば、"シガーキス"ってやつに憧れてるんですよ。自分が嗜める年齢になったら、練習相手になってくれます?(彼女に促されるまま、フェンス傍から移動すれば、ベンチの隅、彼女の隣に座り。"ゆっくりしよう"、なんて言葉を教師の側から頂ければ、勿論存分にそうするつもりだ。)先生、人聞きの悪い事を言わないで下さいよ。"真面目そうに見えて"じゃなくて、ちゃんと真面目なんですから。最近は授業をサボる回数も減らしてますし。今日は特別、って事で。まあでも、先生のその期待には応えられる自信はありますよ、とだけ伝えておきます。相性も良かったですしね?(勝手にそんな認定をすれば、彼女がポケットに収納しかけていたキシリトールガムに手を伸ばし、一つ頂いて。残っていたコーヒーを飲み干してしまってから、それを口に含んだ。)ん、スースーする。   (2022/3/4 14:16:22)

黒宮 黎明♀25教師シガーキスねぇ…いいけど、煙草はおすすめしないよ本当。体に悪いし、吸う場所にも困るし。何より異性ウケがよくない。私みたいに-を打ち消すくらいの魅力がなくっちゃ(そう嘯きながら、言われるがまま隣に腰かけてきた彼の方へと体を傾け、密着させる)はぁっ、さむさむ…(白く染まった吐息を零し、わざとらしく二の腕を擦った)まぁ、君が真面目なのかどうかはさておき…うん、相性は良かったね。なのにあの後、全然遊んでくれなかったのは…やっぱアレかな。若い同年代の女子と遊んでたから?日向くん、手が早そうだもん(特に断りもなく、しまいかけたガムを拝借する彼に苦笑し、揶揄う。お菓子といえば――)もうすぐホワイトデーだけど、バレンタインはチョコ何個もらった?その答えによって、君がほんとに真面目なのかどうかを判断させてもらおう。   (2022/3/4 14:36:05)

日向 雄大♂1年確かに、現代は喫煙者の人にとっては生き辛い世の中である事は間違いなさそうですよねー。今まで当たり前に煙草吸えた場所が、どんどん禁止になってきてますし。なかなか言ってくれますね、先生。まあでも、否定出来ないんですけど。(自信たっぷりの教師の発言に、少し苦笑する。しかしそれを否定出来ないのが少しだけ悔しい。実際彼女に関する噂は、生徒の中からもかなり耳にする事があるからだ。それに自分自身も___言うまでもない。)いやいや、まさか。そこまで遊び人でも無いですよ、ホントに。先生がもし許してくれるなら、今からでも遅くは無いですよ、過去の分を取り返しましょう?……此処は大人の女性らしく、華麗にエスコートして欲しいなぁ、なんて。(密着してきた相手の背中から手を回し、そのまま脇腹に掌を添えればぐい、と引き寄せた。)……チョコの数ですか、それ聞きます?この学園は沢山貰ってそうな人が多そうですし、他人に公開するのは恥ずかしいんですけど。(念の為に辺りを見やってから他に誰も居ない事を確認すると、もう片方の掌をパーの形にした。そして彼女の方を一瞥し、反応を伺った。)   (2022/3/4 14:50:45)

黒宮 黎明♀25教師【っと、すみません。少しだけ離席しますね】   (2022/3/4 15:05:06)

日向 雄大♂1年【承知しました。ごゆっくりどうぞ】   (2022/3/4 15:05:29)

黒宮 黎明♀25教師【戻りました。続けますので、しばしお待ちを】   (2022/3/4 15:11:46)

日向 雄大♂1年【お帰りなさいませ、お待ちしております。】   (2022/3/4 15:12:57)

黒宮 黎明♀25教師…ッ、と――(背中から回された手で、ぐぃっと力強く抱き寄せられると、少しだけ驚く。しかしすぐさま瞳を細め、くすぐったそうに、或いは悦ぶように微笑った。さらに彼がバレンタインに貰ったというチョコの数を教えられると、ますます愉しげに笑みを深めて)…へぇ?ふーん?つまり五人も『セ』のつくお友達がいるっていう事ね。さすが日向くん、超真面目じゃん(などと勝手な解釈を口にする。年下の男の子を揶揄うのは愉しい。揶揄えば揶揄っただけムキになり、噛みついてくるような子ならば尚の事。そして自分の見立てでは、彼はそういう生意気な教え子だった。俄然、やる気が漲ってくる)ならせんせーも、負けないように頑張らなくちゃ…日向くん、今日はこのままサボる気だって話してたよね?バレンタインもあげられてなかったし、ちょっと遅いけどあげようかなー…チョコレートより甘いもの(耳元に口を寄せ、ライムミントと煙草の残り香が混ざり合う、熱い吐息を吹きかけながら囁いた)君の理性が蕩けるくらい、ね…♡   (2022/3/4 15:17:50)

黒宮 黎明♀25教師【此方のお部屋はエロル×なので、続きは非公開部屋で…というわけで、勝手ながら一旦〆させていただきました。笑】   (2022/3/4 15:18:05)

日向 雄大♂1年【ですね、とても素敵な〆でした。ありがとうございます。笑 待ち合わせにお部屋を作りましたので、そちらで宜しければ。】   (2022/3/4 15:19:35)

日向 雄大♂1年【確認しましたので此方落ちますね、ありがとうございました。】   (2022/3/4 15:21:28)

おしらせ日向 雄大♂1年さんが退室しました。  (2022/3/4 15:21:30)

黒宮 黎明♀25教師【早い…w 確認したので退室します。お部屋ありがとうございました】   (2022/3/4 15:21:31)

おしらせ黒宮 黎明♀25教師さんが退室しました。  (2022/3/4 15:21:40)

おしらせ難波 漠♂37教師さんが入室しました♪  (2022/3/23 22:31:38)

難波 漠♂37教師【こんばんは。放課後設定でしばしお部屋お借りします。お相手くださる方いらっしゃいましたらぜひ】   (2022/3/23 22:32:23)

難波 漠♂37教師(フェンス越しの西日に、眉間の皺を更に深くした。常に刻まれ、生徒に多少なりとも威圧感を与えるはずのこの装備は、最近はその呪いが弱まっているらしい。現に今、眼下に視線を落とすと、自分に向かって手を振る生徒が。煩わしげに手を上げてから、早く帰れのジェスチャー。両耳をワイヤレスイヤホンで塞いで音楽を流しているから何を喚いているかまではわからないが、せいぜい帰りの挨拶だろう。終業式を間近に控え、どこか浮ついて落ち着かない校内の空気をよそに、今は一日一本になったまっピンクな缶のエナドリをあおり、いつもと同じ日常、リラックスタイムに戻る。口内に広がる化学的な甘みが脳を痺れさせて、疲れが和らいだ。ような、気がした)   (2022/3/23 22:38:16)

難波 漠♂37教師(濃紺のジャケット下、薄青のワイシャツは第二ボタンまで外し、ネクタイは緩めている。ついこの前まで急に春めいて柔らかく生温かかった風は、今は硬く冷たくなって首筋を撫でていく。急激な季節の変化に身体がついていけないのか、不格好な、文字に書き起こすのが難しいようなくしゃみが出た)……っ、そ。(鼻をすすり、くしゃみの勢いでずれたイヤホンを直す。力強くて少し物寂しい数年前のロックを、時折思い出したように再生させては狂ったようにリピートさせて、その都度新鮮に心を動かしている自分はなんというか、こう、)型遅れ?(しっくりくる単語を探して視線を斜め上にやり、頭の片隅にあったものをこれだと引っ張り出してきて、独り口角を持ち上げた)   (2022/3/23 22:47:55)

難波 漠♂37教師伸びたな、髪。(くしゃりと指を通した髪は、ほぼボウズだったのが今は指に刺さるような感触がなくなってしまった。誰にでもなく独り言ちて、はあっと息を吐く。身体は屋上の風にさらされ続けて、少し冷めかけていた。イヤホンからは、二回目のリピートが終わりかけて、短いアウトロ。指が冷えてしまってスラックスのポケットに手を突っ込む。ふと当たる感触に、奥に潜り込んでしまっていた何かを引っ張り出した。──いつのだか記憶が定かではない、のど飴。内側で袋にくっついてしまったそれをしばし眺め、目尻に皺を寄せて)あー。行かねえと。なぁ。(自分に言い聞かせるみたいに。季節が廻って、また春がやってくる。ここから見える景色に桜色が混じり出すのもそう遠くないはず)行かねーとなー。(もう一度、億劫そうな声を、にやけた口元から発した)   (2022/3/23 23:00:25)

難波 漠♂37教師【お部屋ありがとうございました】   (2022/3/23 23:00:39)

おしらせ難波 漠♂37教師さんが退室しました。  (2022/3/23 23:00:43)

おしらせ間宮 清香♀3年さんが入室しました♪  (2022/4/3 23:42:38)

間宮 清香♀3年【こんばんは。暫しお部屋お借りします。ロルが合う方であれば、後入り歓迎いたします。】   (2022/4/3 23:43:42)

間宮 清香♀3年(陽も落ち始め、空が橙と紺のグラデーションに染まりだした頃。屋上の扉をそっと開けて先客が誰も居ないことを確認した後、ゆっくりと足を踏み出した。おさげに結った二つの三つ編みが、まだやや肌寒い風にふわりと揺れた。そのまま向かった先は憩いの場になっているベンチでも、校庭を見下ろす為のフェンスの方角でもなく、屋上の扉が設置されたコンクリート造りの長方形の影。誰にも見られていないことを再確認してから、其の影の中に身を潜めるようにしてコンクリートを背にしゃがみ、鞄から取り出したのは、電子タバコ。電源を入れてから浅く口に咥え、ボタンを押下しながらゆっくりと息を吸う。この瞬間こそ、日中の学校生活で溜まったストレスをすっくりと晴らせてくれるようで何とも心地よい。)――…はぁ、美味しい…。(どこかうっとりとした様相で呟く様は、中毒者の其れと違わないかもしれない。)   (2022/4/3 23:55:42)

間宮 清香♀3年(制服も着崩さず、派手なメイクもせず。成績は常に上位で居るよう努め、時折クラスで面倒な役柄を引き受けつつも、特別目立ち過ぎることはしない。そして、問題行動は決して起こさない。所謂扱い易い優等生キャラの自分は、そんなキャラで居る恩恵を十分に受けながら日々の学校生活を謳歌していた筈だった。それがいつからだろうか、其れを保ち続けることがストレスになっていたのは。そんな自分が、傍から見れば絶対にしなさそうな"秘め事"。其れを放課後の屋上で独り楽しむことが、ひどく刺激的でやめられないのだ。名前のイメージ通りに清く真面目に過ごしているのだから、これくらい許されるだろうと正当化しながら、何度も深く吸い込む。匂いでバレてしまわないように丁寧に電子タバコを用意したのは、最低限のリスク回避だ。あとはなるべく見つからない―――しかし見つかっても可笑しくない場所でストレス発散。自身のストレスを発散させているのは、電子タバコを嗜むことより寧ろ、この刺激の方だ。)   (2022/4/4 00:07:46)

間宮 清香♀3年(何度か水蒸気を吸い込み、吐き出し。まるで気持ちを落ち着かせたい時にする深呼吸の如く、ゆっくりと丁寧に呼吸に意識を集中させる。やや満足したところで電源を切り、其れを鞄に仕舞って立ち上がる。)…明日も頑張ろっと。(独り静かに呟き、物陰から足を踏み出せば、其れはいつもの自分だ。どうせ毎日代わり映えしない日常がこれからもずっと続くのだから、細やかな愉しみは必要だろう。後ろめたさを一切感じさせない、普段と何一つ違わぬ―――しかしほんの少しすっきりとした表情で、屋上を後にした。)【お部屋を有難うございました。】   (2022/4/4 00:41:57)

おしらせ間宮 清香♀3年さんが退室しました。  (2022/4/4 00:42:03)

おしらせ穂阪由樹也♂28教師さんが入室しました♪  (2022/6/20 23:35:10)

穂阪由樹也♂28教師(夕陽に溶けて行くように並んで歩く制服姿の二つの背中、それを屋上から見届ける表情は喜怒哀楽のどれか一つで表せるようなものではなかった。強いて言うなら楽がもっとも濃く、セルフレームの内側で、もとより垂れ目がちな目尻をさらに下げていた。仲睦まじいつがいのうち、小さい背中が振り向いて声を張り上げ、手を大きく振ってくる。それに対して、野菜ジュースの紙パックを手にした右手だけを挙げて応えた。口元は左手に持ったスマホで隠されている。唇は薄く開き、はぁっと湿った吐息を漏らす。顔の下半分を覆う手からはハンドソープの匂いが強く漂い、鼻腔をくすぐる。半袖のシャツにえんじのネクタイを締めた上半身は、ついさっきまで着けていた防具や道着の臭いは消え失せ、代わりにボディペーパーのシトラスの匂いを撒き散らしていた)   (2022/6/20 23:40:07)

穂阪由樹也♂28教師(スマホに視線を戻す。アイコンのついた名前がずらりと並び、それらのリストを眺めながらストローを口に含んだ。ズゾゾゾと品の良くない音を立てながら、左手親指を忙しなく動かす。一つ、二つ、とタップしていくたびに、緩んだ唇から溢す吐息の湿り気が増していくような。生徒に対してはもちろん、同僚教師にも見せたことのない昂った色が、今や口元だけに留まらずに顔全体に浸食している。左手の中にあるスマホが震え、通知を見てその表情は弾けた。引きつり上がった唇からは、教師として築いてきたイメージにそぐわない、ひひひという笑い声が出てくる。スマホをズボンに隠すように押し込み、校門を見やる。もう先程の並んだ背中も笑顔もなく、ただただ陽が目に染みるから、己の左手をじっと眺めた。薬指を見て、また笑う)   (2022/6/20 23:51:00)

おしらせ穂阪由樹也♂28教師さんが退室しました。  (2022/6/20 23:51:28)

おしらせ深見 陽♂2年さんが入室しました♪  (2022/6/22 23:19:00)

深見 陽♂2年【こんばんは、皆さんの素敵なので、少し関連づけて書いてみました。待機してみますー。】   (2022/6/22 23:19:47)

深見 陽♂2年暑くなったなぁ…。(朝方、雲が多かったはずの空も、見上げると青い部分がほとんどで、視界に入れるつもりのなかった太陽の陽が眩しい。手のひらを額に水平にさせて、手製の庇を作ると運動場を見下ろした。3年生が集まり、集合写真を撮っているのが見えた。どうやら卒業アルバム用の写真らしく随分と気の早い話だなと頭に思い浮かべながらも、口から出たのは時候の言葉。庇代わりにしていた手のひらを開いて、そのまま頭まで滑らして長くもない髪をかき上げる。言葉通りの暑さを示す自らの汗が手のひらを濡らす。)あ、あ、あの2人仲良しか…。(横に視線を移すと運動場の方に右手を挙げている教諭が見えた。その右手の向かっている方を見てみると、2人の生徒のうちの1人がその教諭に向かって声を上げている。仲睦まじく見えるの姿、声を上げる姿がまるで自慢しているようにもこちらは感じられて、羨望の念も混じった口調で、制服の胸元を引っ張っては口から吐いた。)いいなぁ…。   (2022/6/22 23:20:06)

おしらせ無言時間が25分を超えたため、深見 陽♂2年さんが自動退室しました。  (2022/6/22 23:45:13)

おしらせ手越楓花♀2年さんが入室しました♪  (2022/6/23 23:33:21)

手越楓花♀2年【こんばんはー!!しばしお部屋をソロルにて拝借致します。】   (2022/6/23 23:34:18)

手越楓花♀2年(…昨日…お家の"家猫"が虹の橋を静かに渡って行ってしまった。私の手の中で命の炎を静かに静かに消して行ってしまった。それは苦しむ事もなく蝋燭の火をフッ…っと息を吹き掛けた様に逝ってしまった。今、思い出せば私の手に最後の力を振り絞って手を伸ばしたのが私に対する『さよなら…。』の意思だったのだと思う。━━今日1日授業があったけど何も身に付いていないただ悲しくて悲しくて上の空…。気がつけばこの屋上のベンチに腰掛けて泣いていたと思う。スカートの中のスマホもLINEの着信音や電話の着信音が何度もあったけどスマホを取り出す気持ちもなかった。逝ってしまった家猫の名はミー子。三毛猫で私の生まれる前から家に住み着いていた家猫パパやママが拾ってきたわけでないいつの間にか住み着いていた猫…。だから正確な年齢なんて誰も知らなった。それ故に私の『お姉ちゃん』的な存在だったし『家族』だった。多分…鏡なんて見たら目なんて真っ赤だろう。泣き腫らしてぐちゃぐちゃだろう…。何日か前からその予兆はあったけど現実を受け入れられない…信じたくない気持ちでいっぱい…)    (2022/6/23 23:35:36)

手越楓花♀2年どうして…逝ってしまったの…?まだ一緒に遊ぼ…って約束したのに!!(ミー子がしていた真っ赤な鈴付きの首輪を握りしめベンチにうつ伏せていた目を閉じればリビングや自室で猫じゃらしで遊んでいる姿…時には野鳥を咥え私やママに見せびらかしびっくりさせた事が走馬灯の様に甦ってくる。でも…もうそんな姿を見れない辛さ悲しみ…悲しみの淵。泣くしかなかった。涙枯れるまで最後の一滴が頬を伝うまで…)う…ぅわーーん。ミー子ーミー子!!(時がどの位流れたのだろうか?後ろからママの声が…)楓花…いつまで泣いているの?いつまでも泣いてちゃミー子に笑われるし安心して虹の橋渡れないじゃない?さぁ…帰ってちゃんと見送ってあげましょ?(ママの声に泣きじゃくりながら立ち上がりママに抱き付いたまま屋上を後にしていった。〆)   (2022/6/23 23:36:35)

手越楓花♀2年【駄文大変にお目汚し致しました。お部屋ありがとうございます(ペコッ)】   (2022/6/23 23:37:21)

おしらせ手越楓花♀2年さんが退室しました。  (2022/6/23 23:37:28)

おしらせ小南 康秋♂3年さんが入室しました♪  (2022/6/24 22:54:57)

小南 康秋♂3年【こんばんは、お部屋お借りします。ロルしながらしばし待機します】   (2022/6/24 22:55:42)

小南 康秋♂3年(人はなぜ同じあやまちを繰り返すのだろうか。太陽が真上にある時刻、ベンチに寝転び、澄んだ青空にたゆたう雲を眺めながら物憂げに思案に耽る様子は、我ながら非常に様になっているのではないだろうか。しかしそんな哲学的思考(のフリ)は、間の抜けた空腹音と、栄養不足で回転の鈍った脳で霧散した。遠くで笛の音が聞こえる。実際のところは、空腹で四限目の体育を絶賛サボリ中、シャツの裾も四肢もベンチの上でだらしなく投げ出し、唇を半開きにした阿保面をお天道サマに向けていただけだ。恐らく体育教師が吹いているであろう笛の音が、自分を咎めているようで舌打ちをした)ふん。俺のせいじゃねえっての。(不貞腐れた独り言を発し、手の甲を額に当て、これまた自分を責め焼く日差しを遮る)   (2022/6/24 23:01:51)

小南 康秋♂3年(口からは時折、低い唸り声を漏らす。ホラー映画さながらの「あ」に濁点がついた声。恨む対象はこのような状況を作り出した自分では、当然無い。ちょっと怒らせただけなのに弁当を作ってくれなかった母親と、先月同様そんな状況の自分に対して笑うだけで何一つ献上しなかったクラスメートたちに。小遣いとバイト代をガチャに溶かした自分に落ち度はない。そしてその原因たるスマホは先ほど「俺 昼飯 ない 昼休み 屋上 来い」としもべ、もとい馴染みの後輩にLINEを送ったきり、寝転ぶ自分の胸元に伏せて置いてある。当然だけど、課金してまで引いた限定キャラを使って遊ぶ気力は無かった)   (2022/6/24 23:10:23)

小南 康秋♂3年焼きそばパンがいいなあ。いや、コロッケサンドも捨てがたい。総菜パンが良い…。(雲を眺めていても、それらが何かの形に見えることはないし、やっぱり空腹が満たされるでもない。じっとりとまとわりつく湿気を含んだ、アスファルトで熱された空気が、額や首筋から玉のような汗を噴き出させる。昼休みまであと何分くらいだろう。そもそも誰も俺様に献上物を差し出すべく参上しなかったら? 空腹のために動けずに眠りに落ち、容赦ない熱気に汗をとめどなく流し切り、からっからに乾いて、やがて──死?)うらんでやる…呪ってやる。(初めて顔をのぞかせた弱気な思考を押し込めるように、目をぎゅっと瞑った。やがて開けば生意気や文句ばかりが出てくる唇からは、寝息が漏れてくる。死などからははるかに遠い、心地良さそうで安らかな吐息が)   (2022/6/24 23:37:27)

おしらせ小南 康秋♂3年さんが退室しました。  (2022/6/24 23:37:30)

おしらせ深見 陽♂2年さんが入室しました♪  (2022/6/25 00:03:46)

深見 陽♂2年【こんばんは。素敵なのお見かけしたので、少し関連でしてみます。】   (2022/6/25 00:05:02)

深見 陽♂2年はぁはぁ…せんぱっ…、きましたっ、、(屋上へ続く階段を駆け上がる音を響かせながら、階段を走りきるとドアノブに手をかけ、視界は屋上に。視界が明るくなり、屋上に足を踏み入れると、肩で息をしながら、膝に手をつき、階段で乱れた吐息を整える。なんだよ、この短い単語だらけのLINE…アホなのか、それか世の中のは道理をわかってないのか、お前なんてとっとと就職して社会の洗礼浴びちまえ…そんな思いを頭に浮かべながら顔を上げた。照りつける太陽と下の湿気を含んだアスファルトからの熱さから、上げた顔からも汗が滴り落ちた。)…って、いねー。(いつもあのクソ先輩の指定席だったはずのベンチ。顔を上げて確認するもそのクソ姿はなかった。ほっとしたような面持ちで、暑さからの汗の上に、冷えた汗が身体を震わせた。息をゆっくりと整え、そのLINEの送り主の姿を探した。)   (2022/6/25 00:05:21)

深見 陽♂2年【ロルだとそろそろ寝落ちするかもになってきたので一旦退散させていただきます。ありがとうございました。またご縁が有ればです。】   (2022/6/25 00:14:05)

おしらせ深見 陽♂2年さんが退室しました。  (2022/6/25 00:14:15)

おしらせ小海 里花♀2年さんが入室しました♪  (2022/6/25 23:29:49)

小海 里花♀2年【こんばんは。お部屋お借りします。ソロルです。】   (2022/6/25 23:30:20)

小海 里花♀2年(ここの自販機は良い。特に、コンビニやスーパーでは滅多にお目に掛かれない《晴れやか☆手積みレモン水》があるのは、近場ではここのKIR〇Nの自販機だけなのだから尚更に良い。梅雨の晴れ間の土曜日。正午を告げるメロディがどこからともなく微かに聞こえる。テニス部の部活は午前中で終わり、汗だくの体はシャワールームで清めてきた。シャンプーしたての黒髪は、少し濡れたままいつもどおりポニーテールに。お気に入りの清涼飲料水を求め、わざわざ校舎の階段を天辺まで登り、鉄製の重い扉を開ける。途端に視界が開けて、熱気を孕んだ湿った風が半袖の制服の裾を揺らしていった。抜ける様な青空に、目を細めて深く息を吸いこむ。)──夏やねぇ。(生温い風を受けながらもどこか心地良さそうな声で、しみじみと独りごちる。すぐに自販機へは向かわずに正面のフェンスへと。屋上は、床のコンクリートの照り返しで庇の下の日陰以外はうだるような暑さだ。灼けたコンクリートの熱が上履きの靴底から伝わる。南側のフェンスの前に立ち、遠くを眺めると青く輝く海が見えた。)あー。行きたい、海。泳ぎたい。   (2022/6/25 23:31:43)

小海 里花♀2年(じりじりと肌を刺す様な日差しの下にずっと立っていられる筈もなく。遠くの水平線を眺めていたのはほんの数分。くるりと踵を返し、扉近くの自販機へと足早に向かう。脇にKIR〇Nと大きく書かれた白い自販機の前に立ち、硬貨を入れて《手積みレモン水》のボタンを押した。ガコン、と落ちてきたそれを腰を屈めて取り出し、レベルを確認。手のひらの中のレモンのイラストが、夏空の下、映えに映えている。自販機のすぐ側の日陰になったベンチに、片手でスカートの裾を抑えながら座り。折角シャワーを浴びたばかりなのに、首筋から開襟シャツの胸元へと一筋汗が流れる。襟の合わせ目を指で摘み、パタパタと動かしてシャツの中に風を送った。もう片方の手に握ったままのペットボトルも、じんわり汗をかき始めている。CMにでも出てきそうな如何にも「冷えてますよ!」といったその風情に喉がゴクリと鳴った。──ふと、このままわざと水分を取らずにどこまで我慢出来るか試してみたくなり。敢えてペットボトルはベンチの座面に置いて、スカートのポケットからのんびりとデオドラントシートを取り出した。そのパッケージに描かれていたイラストが、またまたレモンで。)   (2022/6/25 23:33:13)

小海 里花♀2年どんだけレモン好きやねん。(笑い声混じりでひとり突っ込みを入れつつデオドラントシートを一枚取り出し、二つに畳んでポニーテールの項を撫でた。すうっと走る、束の間の清涼感が心地良くて目を閉じたまま頤を上げ。──レモンの香りに包まれた後。30度越えの真夏日の、ひとり我慢大会はその後何分続いたでしょうか。)(A. 2分)   (2022/6/25 23:33:59)

小海 里花♀2年【お部屋ありがとうございました。】   (2022/6/25 23:34:12)

おしらせ小海 里花♀2年さんが退室しました。  (2022/6/25 23:34:19)

おしらせ小海 里花♀2年さんが入室しました♪  (2022/6/26 07:46:51)

小海 里花♀2年【誤字訂正で入室させていただきます。 レベル✕ → ラベル〇 に訂正させてください…汗 】   (2022/6/26 07:47:39)

小海 里花♀2年【こんな事で入室してすみませんー…。以後、気をつけます。】   (2022/6/26 07:48:21)

おしらせ小海 里花♀2年さんが退室しました。  (2022/6/26 07:48:27)

おしらせ深見 陽♂2年さんが入室しました♪  (2022/6/26 12:16:36)

深見 陽♂2年【ソロルでお借りしますー。】   (2022/6/26 12:16:50)

深見 陽♂2年…(休日の学園の屋上。ここ数日で一気に強くなった陽射しを浴びながら、午後からの補習のと前の小休止のつもりで来てみた屋上。フェンスにには指をかけて、上半身は白のポロシャツに黒のスラックス姿で、フェンスの向こうに見える校庭を覗く。同級生たちが真っ黒に日に焼けた肌を見せながら、大きな声を出して部活動に勤しむ姿が見えた。中学までは運動部に属していた自分の姿と重ねつつも、中学生と高校生のレベル差にため息をつきつつ、中学の頃からお気に入りの炭酸飲料、ラベルには大きくきりKIRI◯と書かれたペットボトルを口に当て一気に喉へと駆け込ませた。ほぼ通年飲んでるこいつも、この暑くなる時期は特別美味い。先ほど開けっぱなしにしていた階段へ続く鉄扉が、背後の方で風に押されたかパタンと締まる音がすると同時に、ペットボトルを口から離すと、思わず感想が口から吐かれた。)あー、美味い。美味すぎる。   (2022/6/26 12:17:20)

深見 陽♂2年あの子どうしてんのかなあ…。(もう夏を感じさせるには十分となった陽射しを頭にまともに受けながら、思い出すのは去年の夏祭り。生まれて初めての異性とのお出かけに、こちらも浴衣を新調して出かけたこと、そしてその異性の浴衣姿を思い出した。記憶の中での姿だが、思い出すと思わず顔が綻ぶ。そう表情が柔らかになると、フェンス横に置いてあるベンチへと腰を下ろして横に少し軽くなったペットボトルを置いた。あの浴衣でお出かけした子とは、クラスも違うこともあり、廊下ですれ違えば、足を止めて少し話をするくらいにはなっていたが、特にその後出かけることもなかった。年度が変わり、最近姿を見かけないなと思っていたところ、共通の友人から聞いたのは、どうやら親の仕事の都合で、遠方の方へと転居してこの高校も転校したという話だった。前に廊下で話した時に、そのうち引っ越しするって聞いていたのだが、こちらも特に連絡先交換もせず、「ふーん」なんて答えただけだったのが、自分でもよくわからないがなんだか悔やまれる気がした。)   (2022/6/26 12:17:42)

深見 陽♂2年よし!あれにこれ、入ったらおれは探すっ!(ベンチのすぐ側の、上部分はしっかり開けられたペットボトル用のゴミ箱があって、そちらに視線を移した。買った時の半分くらいの軽さになっていたペットボトルを口につけ、ごくごくと喉を鳴らすと、炭酸飲料を全て飲み干すと、ペットボトルとは別に持っていたそのキャップを右腕を伸ばして下から投げると放物線を描いてゴミ箱の中にすとんと落ちた。で、左でも持っていたペットボトルを右に持ち替えて、決意らしき言葉を吐いて、ゴミ箱を見据えて右腕を上に上げて構えた。先ほどキャップを投げ入れた投げて入れるには容易い距離。恐らく普通に投げれば入るであろう距離。投げる前に一呼吸置いて、息を吸うとそのまま腕を前へと振ってペットボトルを投げた。)   (2022/6/26 12:18:06)

深見 陽♂2年…、!(放物線を描いたペットボトルが縦回転しながら落ちていくと、カラン…と軽い音がして、ゴミ箱の縁にあたってコンクリートの床に落ちて転がっていく。コンクリート床の傾きに従って、端の溝にペットボトルが落ちる様子を確認すると、無言で立ち上がり転がって落ちたそれを拾った。うん、探しても迷惑かもしんないし、おれも勉強忙しいし、ま、いっか…などと頭に思い浮かべては、そのまま勢いでゴミ箱の方に投げると、すんなりとゴミ箱の中へと落ちていった。)よし、昼から補習頑張ろっ!(何かを決意したように、自販機の下の口に出てきた「KIRI◯」と書かれたペットボトルをカバンに入れて、鉄扉を開けて校舎へと戻っていった。)   (2022/6/26 12:18:28)

深見 陽♂2年(ーーー夏の日の1日の記憶、それが当時片想いという恋心を抱いていたと気付くのは、成人してひと通りの経験も済ませた数年後、さらにはそのペットボトルは、入らなかったのではなく、恋に臆病な自分が、入れなかったことに気づいたのはさらに数年後であった。その記憶にあるのは、恋に奥手であった高校生の自分と、「KIRI◯レモン」どんだけ好きやねん…と、その頃の自分にツッコミを入れたいなとシャレっ気は、当時の自分に対する照れ隠しなのかもしれないーーー。)   (2022/6/26 12:18:52)

深見 陽♂2年【ありがとうございました。前者の方の訂正、わかるわかるです。苦笑。こちらも気をつけます、改めてお部屋ありがとうございましたー。】   (2022/6/26 12:20:17)

おしらせ深見 陽♂2年さんが退室しました。  (2022/6/26 12:20:23)

おしらせ深見 陽♂2年さんが入室しました♪  (2022/7/6 22:56:58)

深見 陽♂2年【こんばんは、待機ロル落としますね】   (2022/7/6 22:57:16)

深見 陽♂2年身体…痛すぎる…て、ここまでしてここに来て、何の意味があるんだ…(日が傾き始めた夕方の学園の屋上のベンチで寝転んでは、ただただ苦しんだ口調で、のたうち回っているようにも見える男子生徒が一人。昨日は2年生にもなって体験入部ということで、運動部に遊びに行ったのが間違いだった。高校レベルやべー…夏の日の夕方に現役の同級生たちのレベルの違いに、感嘆し、思い知らされたが、真に辛くなったのは次の日の朝からのことであった。起きれない…膝と腰、やべー。おまけに屋上へ続く階段…長かった。)喉乾いたけど、動けない…てか動きたくない…あー。(必死で地に足をつけようと、一旦起きあがろうとするも、腰と膝の痛みが半端なく、上は白のポロシャツに下は黒のスラックスズボンの制服はほぼ動いているように見えない。膝の関節を曲げようとすればまた痛みが、身体の向きを変えようとすれば、腰から激痛が走る。近くに見える自動販売機に手を伸ばすも届くわけもなく…。簡易的な日除けシートで囲まれている屋上のベンチであるが、傾いた太陽からの熱で額から汗が落ちてコンクリートの床にに落ちていく。)   (2022/7/6 22:57:56)

おしらせ無言時間が25分を超えたため、深見 陽♂2年さんが自動退室しました。  (2022/7/6 23:23:01)

おしらせ深見 陽♂2年さんが入室しました♪  (2022/7/7 00:32:23)

深見 陽♂2年【もっかい下記のロルで待機しますっ。】   (2022/7/7 00:32:59)

おしらせ無言時間が25分を超えたため、深見 陽♂2年さんが自動退室しました。  (2022/7/7 00:58:01)

おしらせ夜見 知世♀2年さんが入室しました♪  (2022/7/20 02:13:00)

夜見 知世♀2年【こんばんは。こんな時間にお相手様が来るか希望薄めですが、お部屋お借りします。】   (2022/7/20 02:13:43)

夜見 知世♀2年(何となく寝付けない夜、非日常を求めてしまうのは人間の性というものだろう。深夜の校舎という好奇心しか湧かない単語に突き動かされた脚は軽快に階段を駆け上がり、重く閉ざされた扉を開ければ、湿気を纏った生暖かい夜風が頬を撫でた。数日前に出された梅雨明け宣言は何のことやら。しかし、見上げる夜空は雲ひとつなく大快晴。ならば早速一人分にしては余裕のあるレジャーシートを広げ、どっしりと腰を据えて。まだ冷たさの十分残る、道中のコンビニで調達した炭酸飲料のペットボトルの蓋を開けると、深夜のお茶会と洒落込もう)   (2022/7/20 02:20:34)

夜見 知世♀2年おわ、これってこんなに炭酸強かった?(静寂に包まれた空の下、小さく響くのは開けた蓋から漏れ出る炭酸の音。飲み口に唇を寄せ、匂いだけでも甘さが分かる真っ黒な液体で喉を鳴らして。普段から飲み慣れていない炭酸が弾け、それがお腹の中でも続いていく不思議な感覚に思わず声を上げながら、もう一口もう一口とボトルを煽る回数が増えた頃には次第に慣れてきたのか、それとも飽きたのか。暗闇の中でも不自由なく見えるようになった瞳が捉えるはお茶会の主役。まん丸な可愛らしいフォルムのあいつ)   (2022/7/20 02:35:20)

夜見 知世♀2年(お待ちかねのスイーツの袋に手を伸ばした瞬間、背後から響く軋む音と共に照らされる眩いほどの光量。それが運悪く見回りに来た警備員さんだと気づいた時にはもう遅く、非日常を求めた少女は主役を食べる前に自宅へと強制送還されたとか)   (2022/7/20 02:40:51)

夜見 知世♀2年【さすがに時間も時間なのでこの辺で。お部屋ありがとうございました】   (2022/7/20 02:41:21)

おしらせ夜見 知世♀2年さんが退室しました。  (2022/7/20 02:41:27)

おしらせ凪町 海音♂1年さんが入室しました♪  (2022/7/20 04:02:36)

凪町 海音♂1年【前の方のロルに全力乗っかりソロです。】   (2022/7/20 04:03:16)

凪町 海音♂1年(真夜中の屋上、誰もいないこの時間に夜空を見るのが好きだった。なんかカッコよくないか?俺。クラスメイトが誰も賛同しないであろう気持ちを胸に抱き、屋上の重い扉を開ける。屋上には誰もおらず、入口から少し離れたところにある自動販売機が暗闇の中、煌々と存在感を放っていた。)え?ペプシ無いのかよ…(その自販機まで歩みを進め、なにか買おうとしたものの、お目当てに振られ仕方なくペットボトルのレモン炭酸ジュースを選んだ。)Open!(発音良く声を上げたと同時にキャップをヒネると炭酸の抜ける気持ちの良い音。ペットボトルを口につけたその瞬間、扉が開く音が聞こえた。)ボエッ!(慌ててジュースを吹き出し、反射的に自販機の裏に隠れた。)こんな時間に見回りかよ(呟いては耳を澄ます。音に全集中するため身をかがめ両耳に手のひらを添えるという、おっきくなっちゃった!でお馴染みのダブルマ○ー審司スタイル。歩く音はこちらに近づいてくる!足音が近づくにつれて緊張感が高まり、心臓が8割ぐらい口から出たところで足音は止まった。)   (2022/7/20 04:04:43)

凪町 海音♂1年(それからバサッと何かを広げるような音、そして今さっき自分がやったのと同じようにペットボトルを開けるような音が聞こえた。そのあとに何か独り言ちて、その声色でこの真夜中の訪問者が女子生徒だろうことがわかった。とりあえず見回りとか連続殺人犯とか貞子じゃないことがわかって安心した。いや、貞子の可能性はまだあるか…しかし、俺、このまま自販機の精のようなスタイルで待つしかないのか?出ていった方がいいのか?だが真夜中に自販機の裏から出てきて怖がらない人がいるだろうか、いやいない。そうだ!自販機の裏で寝る、頭と足が出る感じで、それで『寝ちゃってたぁ♡』とかどうだろう…いや、彼女が気づいたら屋上で殺られた死体にしか見えないな、却下。八方塞り…アイデアも浮かばず、仕方なく恐る恐る自販機の端から片目だけ覗かして様子を伺う。と、その瞬間、再び入口の扉が開く音!殺人鬼、貞子、それとも?入ってきたのは巡回の警備員、懐中電灯で彼女を照らし某か言葉を交わしては彼女を連行していった。こうして屋上に平和が戻った。大きく深呼吸して開けたままのペットボトルに口をつける。と、その瞬間!……恐怖は繰り返すーー〆)   (2022/7/20 04:06:17)

凪町 海音♂1年【永遠ループ。お部屋ありがとうございました。前の方にも感謝です。】   (2022/7/20 04:08:04)

おしらせ凪町 海音♂1年さんが退室しました。  (2022/7/20 04:08:12)

おしらせ咲峯 小夜♀2年さんが入室しました♪  (2022/8/16 01:39:55)

咲峯 小夜♀2年【ソロルにてお借り致します。真夜中ですが、時間をぐるっと遡らせて昼間!という事で!】   (2022/8/16 01:41:18)

咲峯 小夜♀2年(どたどたと忙しなく階段を駆け上がる音。ばん!と勢い良く開けた屋上へ続く扉と共に、1人の少女が駆け込み、滑り落ちる。夏の日差しもお構い無しにその場に座り込んでは手に持ったスマホに視線を向けた。…ロックを解除して、つい先程来たばかりの通知を連打する。授業中にも関わらず響いた通知音と、その内容にそわそわしてしまって授業には全く身が入らなかった。授業終了のチャイムの音と共に人の目も憚らずに廊下を全力で走り誰にも遭遇しない此処、屋上までやって来た。…その位、大切な連絡が大切な相手から来ているのだ。)   (2022/8/16 01:43:32)

咲峯 小夜♀2年…………(とん、すー、すー。スマホのスワイプ音だけが響く屋上。真剣な眼差しは画面の文字を1文字足りとも逃さないよう、左から右を何度も何度もループする。じりじりと照りつける太陽に、雫がぽたりと一粒画面に落ちた。)   (2022/8/16 01:44:18)

咲峯 小夜♀2年え"ぅっ、……う"っ、ぅえ、(──それは、汗だったのか。それとも涙だったのか。途端にぼろぼろと零れ落ちる大粒の涙。毎朝早朝に眠い目を擦りながら施すメイクが崩れるのもお構い無し、否。今は構っている暇が無い…と言うのが正しいであろう。ずびと啜っても垂れてくる鼻水と止まらない涙。スマホを強く握り締めて泣くその姿は誰が何処からどう見ても不審でしかない。)──そんな、…なんで。約束、したじゃん……(思い起こされるのは貴方との想い出。お祭り、フェス、旅行…好きなアイドルの現場にだって何度も一緒に行ったよね。ずっと一緒にいると。疑った事なんて1度も無かったのに──当の本人はと言うと、思い起こされる彼との記憶と募る気持ちにいっぱいいっぱいで、その不審な姿が誰かの目に入るのでは、なんて事は考えもしていない様子)   (2022/8/16 01:45:17)

咲峯 小夜♀2年(かしゃんと大きな音を立てて手の中から滑り落ちたスマホ──画面に写るのは、………彼女の大好きな男性アイドルと、可愛らしい女優が組み合う宣伝写真。)…恋愛ドラマには出ない、って。(悲痛な表情と共に、嗚咽と苦しむ声がいつまでも夏空に響くのであった────〆)   (2022/8/16 01:46:17)

咲峯 小夜♀2年【ひぃ!ブランクで粗が目立つ目立つ…お目汚し失礼致しました。お部屋ありがとう御座いましたー】   (2022/8/16 01:46:49)

おしらせ咲峯 小夜♀2年さんが退室しました。  (2022/8/16 01:46:51)

おしらせ斎藤 拓真♂3年さんが入室しました♪  (2022/8/16 23:34:45)

斎藤 拓真♂3年【こんばんは、ソロルにてお部屋少しお借りします。久しぶりに見かけた知り合いに関わらせて下さい。笑】   (2022/8/16 23:39:12)

斎藤 拓真♂3年(夏休みが終えると、鬱陶しい日常生活が戻って来る。何の変哲もない、当たり前の日々。けれど、この学生生活が終わりを迎えてしまえば、懐かしくも愛しい想い出になるのだろう。だが、それを今実感する事はとても難しい。太陽の光が斜めに力強く降り注ぐ屋上、抜ける風は生温るく、決して涼しとは言えない場所。唯一、日陰である塔屋の側面を背に座ってしまえば、根を張るのは容易だった。校庭で運動してる生徒の騒ぎ声が蝉時雨に透過し、何とも言えない鬱陶しさを醸し出している。真空色の空は、其の表面を白い煌めきが彩りを魅せる。遠くの方で大きく膨らむ入道雲は夏の象徴、捉えた瞳に宿る。こんな暑い季節でも、授業を抜け出してさぼる姿は風物詩なのだろうか。天を仰ぎ見ながら、手の甲で額の汗を拭うと、開いた胸元を親指と人差し指で摘んだ。そして前後に動かしながらシャツの中に空気を送り込むと、汗が纏わり付く胸板と項の不快を、少しでも取り払おうとする所為。)はぁ…、暑いし、怠い…。(喉仏が上下に動けば、生唾を飲み込み嚥下。咥内と喉の乾きが不快に気になる。こんな事なら、飲み物でも買ってくれば良かったと、後悔の念を漏らした。其れは後の祭り。)   (2022/8/16 23:39:39)

斎藤 拓真♂3年(微かに囁く声は泡沫、弱々しい囁きは淡く空へと消える。重力に逆らう事をやめた無気力な諸手は、だらんと地面に向かって垂れ、眠気が思考を徐々に支配し始める。重くなる瞼に脱力感、意識が現実と微睡みの境界を何度も彷徨う。首が横に傾き始めると、呼吸がゆっくりになり、意識が完全に微睡みに消えるゆく刹那。終業を告げる鐘の音が鳴り響き、躰がびくりと跳ね上がる。左胸の鼓動が煩い…、双眸を丸く見開き、ゆっくり呼吸しながら落ち着かせようか。すると少し遅れてやってくる激しい足音が壁に伝わり、振動が凭れ掛かる背に響く。咄嗟の警戒、思わず振り返ると壁を見る程。そして鉄の扉が勢い良く開放される。側面から扉に向かって顔を覗かせるのは、反射的。すると其処には、一人の少女が屈みながらスマホの画面を凝視している姿があった。彼女の揺れる髪、風に乗って漂う甘い香りは、仄かに汗の匂いと混じってる。鼻腔を緩りと擽り、座り込む姿を見ては疑問譜を一つ浮かべた。暑くないのか、と。そして見知らぬ顔、おそらく下級生だろうと思った矢先の出来事。突如女子生徒が夏空に嗚咽を上げた。その姿を呆然と凝視する…、この数秒の間に、何があったのだろうか。)   (2022/8/16 23:40:19)

斎藤 拓真♂3年(彼女は、俺が此処に居る事なんて知る筈もない。ましてや見られてる何て思いもしないだろう。そう頭の片隅で考えると、声を掛けるわけにもいかないか。ここは穏便に、見守る選択肢が正解なのだろうか。嗚咽と共に吐き出す声を聞きながら、約束の二文字だけは綺麗に聞き取る事が出来た。汗と涙、鼻水でぐちゃぐちゃになった姿を見据えては、彼氏の二文字が脳裏を掠める。泣き崩れる姿に胸がちくりと痛みを感じるのは、裏切りか、別れか…。さぞ辛いだろうに、とても苦しくて堪らないだろうに。少女のそんな姿を見ては、放ってはおけない。胸を打たれる光景を見ては、眉間に皺が強く寄った。彼女が落ち着いたら、飲み物でも買って渡してやろうか。話を聞いてあげるのも、いいのかも知れない…。居た堪れない、何とも上手く表現出来ない、遣る瀬無い感情が胸いっぱいに広がる。)…っ、…。(止まらない悲しみの叫び。聞くに耐える状況になれば、考えるより先に立ち上がっていた。そして彼女に声を掛けようと脚が動いた刹那。一歩の歩み出しと共に、鼓膜に響いた言葉が己の動きを強制的に止めた。)   (2022/8/16 23:40:55)

斎藤 拓真♂3年…えっ、ドラマ…、恋愛ドラ、マ…。(彼女の吐き出す嗚咽と、哀しみ。苦しそうな声で俺の言ノ葉はかき消される。当然、彼女の中ではとても重要な事であり、本気なのだろう。だがその言葉を聞いて、俳優か何かなのだろうと察しがついた。己のこの感情と虚しさは、如何したらいいのだろうか。立ち尽くしたまま拳を握ると、下唇を強く噛んだ。そして双眸を強く瞑っては、小さな怒りが其処には芽生えた。額から滲んだ汗が頬と首筋を通り抜け、恨めしそうに空を仰げば、何だろう…、絶望と虚しさを強く感じる。情けない己の姿を客観的に見据えると、嘲笑いの現れ。口許は自然と弧を描き、心の中で強く叫んだ酷暑。俺の青春よ、砕け散れ__〆)   (2022/8/16 23:41:30)

斎藤 拓真♂3年【お題頂いた様な感じだったので、個人的に楽しく書かせてもらって、自己満足してます。駄文失礼、お部屋ありがとう御座いましたー。(深々)】   (2022/8/16 23:43:09)

おしらせ斎藤 拓真♂3年さんが退室しました。  (2022/8/16 23:43:13)

おしらせ山中 ゆい♀2年さんが入室しました♪  (2022/8/20 10:07:19)

山中 ゆい♀2年【ソロル投下にお邪魔致します。時間帯は夜。】   (2022/8/20 10:07:41)

山中 ゆい♀2年(ガチャガチャと音を鳴らすドアノブ、数回それが続いたかと思うと、ガチャりと音をが鳴り開くドア。鍵が掛かっているはずのドア。どうやら屋上に出るドアを施錠する鍵を、職員室からそっと持ち出して勝手に侵入して来たようだ。近場で花火大会が開かれる。その際はここはまさに誰も来ないであろう穴場なのである。まさか夏休み中に職員室に侵入し鍵を盗みとるようなやつが居るなど、思いもしていないのだろう。職員室の鍵を開けっ放しにしてた教師連中が悪いんだから。そう思いながら誰も居ないかを一応警戒しつつ、そっと屋上に出て行く。)誰もいないよねー…?大丈夫だよね…?(恐る恐る、そんな事を呟きつつ辺りを1度見回してから、ゆっくりとフェンスに近づいていく。花火が上がるまではまだ少し時間がある。今、目の前に広がるのは街の灯り。暗がりに広がるそれも悪くは無いのだけれど、今日の本命は花火。空に舞う色とりどりのソレを誰もいないこの場所で独り占めするのだ。それはまさにこの上ない贅沢で最高だろう。)   (2022/8/20 10:07:47)

山中 ゆい♀2年(心地よい夜風に吹かれながら、今か今かとその瞬間を待ちわびている。ヒューッと小さく音が聞こえた後パァっと辺りが明るくなった。最初の花火は赤色。その鮮やかな光に目を奪われる。続けて緑。青と色とりどりの花火が順に打ち上げられ漆黒のキャンパスに色を添えていく。『綺麗…』そんな一言でしか表現出来ない自分が恨めしくも思う。)はぁ…綺麗…。そうとしか言えないよ…。こんな…っ。(見上げながらそう呟いた。呟きは静かに闇の中に吸い込まれ消えていった。途切れた言葉の真意など知る人は居ないだろう。そう…私と、もう1人を除いては。花火を見上げる横顔。その頬を伝う涙。ツーっと線を描き地面に吸い込まれていく。一瞬の間を置いて涙が流れた頬を手で拭う。ホントなら2人並んで見るはずの花火。1人で見るのがこんなにも虚しいものだとは。唐突に着信音を鳴らすスマホ。見ると悪友からのお誘いだ。『行こう…。』と。1つため息を零してから賑わいを増すであろう空を背に、対称的に静かに屋上を後にしたのであった。)   (2022/8/20 10:08:03)

山中 ゆい♀2年【駄文の為、お目汚し失礼致しました。また何か掛けたらお邪魔させて頂きます。それでは。】   (2022/8/20 10:08:45)

おしらせ山中 ゆい♀2年さんが退室しました。  (2022/8/20 10:08:48)

おしらせ難波 漠♂37教師さんが入室しました♪  (2022/9/2 22:01:15)

難波 漠♂37教師【ソロルにてお部屋お借りします】   (2022/9/2 22:01:29)

難波 漠♂37教師(自分は断固としてごはん派だ。だった、という方が正しいのだろうか。なぜなら今この昼休みの時間に、屋上でフェンスを背にして片手で貪っているのがカレーパンだからだ。今日だけでなく、ここ最近はずっとこんな昼食スタイルだ。ノーネクタイのワイシャツは裾から出して風に煽られるままにパンを齧る姿は、さながらややひねて拗らせた男子のようでもある。もそもそと無言で咀嚼し、首を捻った)……。(しっとりとした生地を再び口に入れ、ううんと唸る。足りない。そして下唇をぬるりと突き出し、せっかく最近は薄れてきたと茶化されていた眉間の皺を深くした。──職員室には無かったはずだ。なら、家庭科室にならあっただろうか。しかしそのためだけに鍵を持ち出すのも──ああでもないこうでもない思案巡らせ、そわそわ落ち着かず、右足左足と交互に重心を移動させていた)   (2022/9/2 22:04:09)

難波 漠♂37教師(もう半分以上を平らげてしまったカレーパンを手にしたまま、澄んだ青空を仰いだり、忙しない足元に視線を落としたりを繰り返す。意識せずとも腹部が視界に入ると、今度は大仰に溜息を吐いた。ワイシャツの下に隠れている腹は、まだぱっと見で分かるほど肥えてはいない。しかし数字は無慈悲かつ残酷なもので、毎日微増していく事実を突きつけてきやがる。──気まぐれでトースターを買っただけなのに。ごはん派だった食生活にパンが入り込み、サクッ、カリッとした食感が食欲を増進させる。結果、今このカレーパンをトーストしたくてたまらなくなっているし、体重も増えた。もっとも、それ以前から酒もコンビニやスーパーで買う量も、倍以上に増えてはいたのだけど)……不公平だよな。(自分が中年でたいして運動もしてないからか。遠くを睨み舌打ちすると、パンの残りを自棄気味に頬張った)   (2022/9/2 22:06:16)

難波 漠♂37教師【お部屋ありがとうございました】   (2022/9/2 22:06:21)

おしらせ難波 漠♂37教師さんが退室しました。  (2022/9/2 22:06:24)

おしらせ穂阪由樹也♂28教師さんが入室しました♪  (2022/10/15 21:45:09)

穂阪由樹也♂28教師(昼下がりの微熱を、屋上の秋風が揺らしていた。五限開始を告げるチャイムが鳴って数分後、ここから見下ろす校舎前はすっかり人気が失せてしまっている。ワイシャツの裾をきちっとベルトの内側にしまい込み、ボタンもすべて留めてネクタイを締めた首筋にはじんわり汗が滲む。水分補給にはおよそ適さない、どろっとした野菜ジュースを喉に流し込むと、濡れた喉仏が上下に蠢いた。朝の寒さに合わせて羽織ってきたネイビーのジャケットはボタンを留めずに、裾が風に煽られるがまま。熱が篭った上半身からは、衣類用消臭スプレーのフローラルに微かな汗の匂いが混じっていた。)──……。(無言のまま眼下に向けている眼鏡の奥にも、熱をほのかに宿している。)   (2022/10/15 21:54:07)

おしらせ宗谷 景♀1年さんが入室しました♪  (2022/10/15 22:01:49)

宗谷 景♀1年【こんばんは。おじゃまします。ロルお待たせするかもしれないので、もしお時間アレでしたら、いいようになさってくださればです。】   (2022/10/15 22:05:08)

穂阪由樹也♂28教師【時間等お気になさらずにどうぞ。よろしくお願いします】   (2022/10/15 22:05:44)

宗谷 景♀1年(数年前の卒業生から譲られた制服の一式は、身長153cm体重40kgのこの身体にはあちこちが大きすぎた。遠縁らしい相手ではあるけれど、わたしは会ったことがなく、どんな人間だったのか制服のサイズや袖口の擦れ具合から伺い知ることしかできない。あちこちオーバーサイズなジャケットを羽織ることは諦めた。カーディガンで冬を乗り切ることはできるだろうかと、袖口を二重に折った袖口から覗く手で屋上に続くドアを押し開けて吹き込んだ風の温度で、ふと憂う。体育館の方角から聞こえるホイッスルの音は、多分自分がサボった体育の授業のなにかだと思う。無視を決め込もうと背を向けたところで、生徒ではない、大人の後ろ姿が目に留まった、やっと。戻ろうかと迷った瞬間、間の悪いことに押し殺したことで逆に目立つくしゃみが漏れた。っしゅん!に咳を混じらせたようなやつ。)…自習!だから。(相手がまだ振り返ってもいないのに、少し声高な、怒ったみたいな声が言い訳を。)   (2022/10/15 22:25:47)

穂阪由樹也♂28教師(背後でドアが開く気配があったから、まだ身体の芯にじくじくとくすぶり残る熱を押し隠して、努めて明るい声を掛けようとした。別に五限中であることを咎めるつもりはさらさらないのに言い訳がましい相手の声音に思わず笑ってしまう。レンズの奥で目を細めて彼女が自分の受け持ちではないのを確認してから、手招きするでもなく追い返すでもなくお好きにどうぞって雰囲気を出して腕を広げた。)……ふ。あっはは。怒るつもりなんてないですよ。そうなんだ、自習なんだ。(とりあえず適当に返して、間。馴染みのない生徒との取っ掛かりを探して、もうほとんど残ってない野菜ジュースを吸い上げてから)それで……わざわざこんな寒いとこに? 風邪ひきますよ? あ、あったかい飲み物は自腹でね。(自販機を指差し、彼女の挙動を見守るターン。こうして会話を交わすのは初めての相手だから名乗るべきか、少し考えつつも。)   (2022/10/15 22:39:49)

宗谷 景♀1年(相手の笑い声にかちんとした。何か見透かされたくないものを見透かされたような屈辱感みたいななにかで、顔が熱くなるのが自分でも分かる。そもそも『とっつきやすそうな雰囲気』の大人なんかうさんくさい。)わたしは、誤解して説教したりしたら、あなたがみっともない思いするだろうと思って教えてあげただけ。何が面白かったのか知らないけど。(努めて無愛想に、抑揚つけずに、でも最後の文節は小馬鹿にしたような小さな笑いを添えてやった。ふん、と鼻をちいさく鳴らす。)別に寒くない。今から寒いなんて年なんじゃない?あなたこそ、校舎内に戻った方が、…(嘲笑まじりで言い重ねようとして、少し離れた立ち位置にある相手を顔を見上げて、言い淀んだ。眼鏡は伊達でしかなくて視力はいい。眉間に皺を寄せて相手の顔色を検分する。)…いいんじゃないの。   (2022/10/15 22:57:33)

穂阪由樹也♂28教師お。(今まであまり遭遇したことのない反応に、小さな感嘆の吐息が漏れた。聞きようによっては楽しんでいる風でもあったかもしれない。何か皮肉めいたことを言われているが、年齢差も体格差もあれば教師としての経験もあるから、そんな彼女の台詞は右から左。はいはい、とばかりに、今日はいつもの逆で腕時計をした右手をひらつかせて)じゃあ、ま、風邪とかは大丈夫ってことで。いやね、秋は寒暖差があるから若くても急に体調崩すことだってあるんすよー……って、なになに?(まためんどくさい言葉が続くのかと口元を緩めていたら、物色されるような視線が自分に向けられているのがわかって何とも居心地が悪くなる。続いた彼女の声はうまく聞き取れなかったが)え。なんて? なんすか、もー。先生に対するクレームならはっきり言ってくれていいんすよ、慣れてるからね。さあ、さ。(これは逆に彼女を刺激することになっているのではないか。少し楽しくなってきて舌舐めずりをする。野菜ジュースの主たるトマトの酸味がそこにはあった。)   (2022/10/15 23:10:05)

宗谷 景♀1年あー、もう、もう、いや、きらい、すごいいや、うるさっ、めんどくさっ(『若くて生徒にウケの良さそうな気のいい先生』な発言が矢継ぎ早に重ねられて、反抗期の憂さ晴らしじみてちいさく毒突く。煩わしがるよう頭を振ると、自分で適当にハサミを入れてるのが見るものによってはありありとわかる、ひとつにまとめていても不恰好な毛先が左右に跳ねた。少しいらいらとしながら自販機横に設置されてる、ボルトで地面に固定されたベンチに自分を投げ出すような座り方で腰掛ける。)…だから!(言いたいことを整理するのに少し時間がかかった。ずれた眼鏡の縁が視界の邪魔になって、指先で傾きを直す。敵意と不快感を意図的に込めた横目を向ける。)だから、熱あるひとみたいな顔してるの、そっちなんじゃないのって。言ってるの。風邪うつされてらめちゃくちゃ迷惑だし。おじさんの風邪って絶対うつされたくない。(おじさん、はあえて強調してやった。視線が合うのをあえて待って、ふん、と鼻で笑ってやる。)   (2022/10/15 23:28:59)

穂阪由樹也♂28教師あららー。怒っちゃった!(さっきよりもトーンの高い軽やかな笑い声を立てながら、自分とは対照的に不愉快そうにしている女子を眺める。自分は相変わらずフェンス前で紙パックを片手に突っ立っていた。彼女がやってくる前と違うのは、重心を片足にして少し砕けた調子を見せていることくらい。)あれ。熱あるのわかります? いやね、体温はたぶんないと思うんすよ。んー、きっと平熱。36度5分。ただね、(やや声の調子を落として低くしたのは、強調された、きっと嫌味の「おじさん」が効いたからではない。また自らの舌で口唇を撫でる。今度は、さっきと違う味がした……ような錯覚があった。手の甲に青く隆起する血の管が繋がる先、腕時計の箇所を見て、今までとは毛色の違う湿った笑みをこぼした。ふふ、と。)ま、いいや。今回はやめときましょう。屋外だし、これだけ距離開いてるし。俺から近寄ったりはしないから、うつりゃしないすよ。大丈夫大丈夫。(生意気そうに鼻で笑う彼女への当てつけみたいに、アハハと爽やかに笑って返してやった。)   (2022/10/15 23:43:43)

おしらせ無言時間が25分を超えたため、宗谷 景♀1年さんが自動退室しました。  (2022/10/16 00:14:32)

おしらせ宗谷 景♀1年さんが入室しました♪  (2022/10/16 00:15:12)

宗谷 景♀1年意味わかんない。ぜんぜん怒ってないですけど?決めつけやめてもらっていい?(おちょくられている、気がする。普通にいらいらとしながら、脳死でほとんど被せるようにして否定した。苛立ちに熱を帯びる頬に、今は寒暖差で肌寒かった秋風すら丁度いい。踵を上げて膝に肘をつき、上目で睨むような視線を相手に留めたまま『ただね』から続く言葉を待つ。)…いみわかんない。(大人から『可愛げがない』と言われがち上等な、不機嫌な目線で睨んだまま同じ言葉を繰り返した。なんだろう、このいらいらする感じ。)今回も前回も次回も、わたしから近寄ったりしないし。あなた、なんか自分のことモテるとでも思ってるのかもしれないけど、わたし、男の人なんか嫌いだから。(そもそも、こっちこそ好かれるような容姿でも性格でもない。セットでついてくる内心の自虐で勝手に不愉快になって跳ねるよう立ち上がった。屋上以外に、いいかんじの避難場所まだ知らないのに、)   (2022/10/16 00:19:41)

宗谷 景♀1年あと、おじさんはもっと嫌い。(呪いの言葉を投げつけてしまったら、もうここに留まってはいられない。体育館の方からまたホイッスルが響く。腹立ちに微熱を孕んだ頬を相手から背けると、仕方なく屋上を後にした。おもいっきり、ばん!と音が鳴るようにドアを閉めたのが失態だったことが後になって気に掛かり、ガキが怒ってるって笑われたんじゃないかって、あの余裕綽々の笑い顔がしつこくしつこく浮かんで、その日いちにちはずっと悔しい思いをすることになった。)   (2022/10/16 00:20:25)

宗谷 景♀1年【ぎゃー後入りしといて感じ悪くてすみません…!また次の機会にフォローいれさせてください!】   (2022/10/16 00:21:00)

穂阪由樹也♂28教師【いえいえ、キャラでのことはまったく問題ありませんよ。はい、また次の機会に。相変わらず噛み付かれるのかどうか楽しみにしていますね】   (2022/10/16 00:23:30)

宗谷 景♀1年【フォロー入れる方向で!どうにか!笑 …ではお先に今夜は失礼します…!お相手ありがとうございました!】   (2022/10/16 00:26:12)

おしらせ宗谷 景♀1年さんが退室しました。  (2022/10/16 00:26:16)

穂阪由樹也♂28教師【こちらこそありがとうございました。それでは締めを打ってこちらも退出することにします。お部屋ありがとうございました、とあらかじめ】   (2022/10/16 00:27:26)

穂阪由樹也♂28教師あははー、そりゃまあ、分かるように話してないし。(ずぅっと絶えず向けられていた敵意に対する悪戯、意地悪。最後の最後まで、おそらくこの密度で悪態を吐かれるのは初ではないだろうか。マゾではないけれど、自分はずっと愉しそうな顔をしていたはず。内心を押し隠すための偽りの笑顔とは違う、心からの──爽やかとは違う、もっといやらしい感じのものを。去り行く背中に声をかけようとしたら、ドアがやかましく閉められ、断絶される。自然と伸ばしていた右手の、腕時計の下に薄く刻まれた赤い歯型の痣が見えた。)俺は嫌いじゃないよ。……あ、名前も学年も聞いてなかったなァ。(ふふん、と鼻から湿った息が抜ける。彼女の不機嫌を何倍にもして表したような、あのドアが閉まるけたたましい音はまだ反響していた。フェンスに背中を預け、もう中身が無くなってしまっているのにストローを咥える。屋上を渦巻く、急に秋めいた涼風に火照りを攫われながら、いつしかストローを強く噛み締めていた。)   (2022/10/16 00:42:35)

おしらせ穂阪由樹也♂28教師さんが退室しました。  (2022/10/16 00:42:46)

おしらせ宗谷 景♀1年さんが入室しました♪  (2022/10/29 14:18:56)

宗谷 景♀1年【待機風味にお邪魔します。態度よくないCで良ければどなたさまもどうぞ。今からロル打ちますー】   (2022/10/29 14:20:52)

宗谷 景♀1年ハッピーハロウィーン、って、いや笑える。承認欲求そんな満たしたいかな。(何か一枚程度は羽織っていなければ過ごしにくくなってきた10月の末日、ダボついたオーバーサイズのカーディガンの背を汚れることも構わずフェンスに寄りかからせながら空を見上げ、嘲笑めいた笑い顔の癖、鼻柱に皺を寄せて喉を小さく鳴らす。緩んだフェンスが大きくたわんで姿勢を崩されかけ、スニーカーの爪先が踵を軸に浮いた。放課後の校舎内では、フライングに互いの仮装を披露しあって『思い出作り』に勤しむ能天気な生徒たちの姿がある。フェンスのたわみに受け止められたまま肩越し振り返り、その様子を屋上からの視点で見下てから、ふん、と今度は真顔で鼻を鳴らした。改めて、くだらない、とひとりごちて、風に乱れた黒髪を右の手櫛で雑に整える。)…くだらな。(もう一度口にすると、右手をぱたりと落とした。大きく息をつく。)   (2022/10/29 14:35:16)

おしらせ無言時間が25分を超えたため、宗谷 景♀1年さんが自動退室しました。  (2022/10/29 15:00:44)

おしらせ宗谷 景♀1年さんが入室しました♪  (2022/10/29 15:05:06)

宗谷 景♀1年(カーディガンの左ポケットから、やたらと目立つ半額シールが貼られたおにぎりのフィルムを引き破るように剥き、スマホ内のアルバムに保存された写真を流し見しながらに、フィルムを剥がしたそれにかぶりついた。一口では具にたどり着くことができず、海苔とわずかな塩気の硬くなってぱらついてる米だけをまずは粗食した。なんの罪悪感もなく、ためらいもなく、捨てたという意識すらもなく手放して足元に落ちたゴミは、弱い風にあおられて前後に揺らされ、その後の強い風を受けて遠くへと転がっていく。世間ではハロウィン当日となる明日は、自分にとってはアルバイトの末日給料日でしかない。入る予定の金額を脳内で区分けしながら、具が届いていない安物おきぎりの、角の左右をまずは齧る。ツナマヨが詰まった中央だけを残したおにぎりの『美味しいところだけ』の姿を見下ろして初めて、少し満足そうな笑みが瞳に浮かんだ。)   (2022/10/29 15:05:12)

宗谷 景♀1年(『美味しいところ』だけにしたおにぎりこ残りを二口に分けて食べる。ぱらりとほどけそうになる米粒を舌で追って余さず咀嚼してから、)あー、…時間。(今学校を出れば丁度15分前にはアルバイト先である酒屋に到着することができると、自らにひとりごとで知らしめてから、フェンスに寄りかかっていた姿勢を正した。網目模様の汚れがついているのを、背を振り返って確認して、歩き出しながら片手で雑にその汚れを払う。風に転がされたおにぎりのフィルムが踏み出す足に偶然引っかかったけれど眉ひとつひそめるこもなく蹴り払って、校舎内へと大股真っ直ぐに戻っていった。)   (2022/10/29 15:16:38)

宗谷 景♀1年【お邪魔いたしました!】   (2022/10/29 15:16:49)

おしらせ宗谷 景♀1年さんが退室しました。  (2022/10/29 15:16:54)

おしらせ穂阪由樹也♂28教師さんが入室しました♪  (2022/11/15 22:38:32)

穂阪由樹也♂28教師(胃は空っぽを嘆き唸っていた。高揚感がそれを上回り、落ち着いて職員室の自席で昼食などできそうになかったから、何も持たずに屋上に上がってきたのだ。からりと晴れていても風は硬く冷たい。ボタンを留めてないジャケットの裾をはためかせつつ第一ボタンを開けてネクタイを緩めた首筋は、あっさりと熱を奪われる。もう残り数分とはいえまだ昼休み中であるから、先客がいる可能性もあったが杞憂に終わった。眼鏡で隠し切れていない、悦楽に歪んだ表情を誰にも見られなくてひとまずは良かった。貸し切りの屋上を、フェンスに向かってゆっくり進む。スマホも職員室に置いてきてしまったが、問題ない。直前に受け取ったメッセージの内容はいくらでも頭の中で反芻できる。そのたび口角は吊り上がり、膨らむ鼻からは笑みが漏れていた。)   (2022/11/15 22:47:52)

穂阪由樹也♂28教師(風に煽られたか、足元に何かのゴミが転がり込みそれを踏みつけて、くしゃっと音がした。拾い上げ、じっと検める。ちぎれた割引シールが貼られた、おにぎりのフィルムのようだ。消費期限の日付は少し前、先月末。ちょうどハロウィンで世間が盛り上がりを見せていた頃だ。SNSでも有り余る幸福を分け与えようとしてるのかと邪推するくらいに、きらめいた投稿が溢れていた。ずっと、声付きで脳内再生している文面に、内緒でチェックしていたSNSの写真が浮かび、ナレーションのごとく重なる。我ながら気色悪いと自覚できる笑い声がこぼれていた。ふふ、ひひ、うぇっ、へへ。そんな文字で表せそうな。)知ってたよ。あー、たまんねぇ。すげー、(上気した顔は、快楽を貪る酷く醜い表情をしているに違いない。手にしていたゴミを思わず握りしめる。)痛いなァ。気持ちイイなァ。……でも、まだ。(呼応するみたいに、腹がぐうと鳴った。「ね」と笑って頷くと耳たぶを爪立てて引っ掻きながら、踵を返し屋上を後にした。)   (2022/11/15 22:59:31)

おしらせ穂阪由樹也♂28教師さんが退室しました。  (2022/11/15 22:59:35)

おしらせ宇和島 夕華♀2年さんが入室しました♪  (2023/5/30 12:44:57)

宇和島 夕華♀2年【お部屋を貸してくださーい!ソロル落っことしちゃいますね】   (2023/5/30 12:45:24)

宇和島 夕華♀2年(吹き抜けていく風は仄かに暖かさを引き連れて肩より長い黒髪を揺らしていく。ふわりと靡いて、また元へと帰る。わたしは頤を持ち上げ、口が開かないように気を付けながら漆黒とまではいかない夜空を見上げてみる。春を迎えてからどれくらい経ったんだろう。わたしでも見つけやすいオリオン座が見えなくなってて、いくつか明るい星は見えているけれど名前までは知らなかった)そういえば…そういうのあるんだよね?(肩から下げたポーチからスマートフォンを取り出すと「今日の星空」とかで検索をしてみた。5Gはめっちゃ速くていくつもの結果を即座に返してきたけれどお目当てのものは──これかな?)うわ、星座がぎっしり詰まってんじゃん(開いたページには今夜見えるであろう星空が描かれていて、その中央に鎮座するのは乙女座なんかの春の星座たち。御者座に烏座?よくわかんないのがいっぱいある。スマートフォンを右手で掲げて幾つか見えている星たちに照らし合わせてみたけれど、どの星なのかいまいち理解できていなかった)   (2023/5/30 12:45:59)

宇和島 夕華♀2年(こうしてみるとオリオン座ってめちゃくちゃ分かりやすすぎない!?と内心でツッコミを入れながら視線をゆっくり落としていくと、校庭の向こうに街の明かりが広がっている。あれがなければもう少し、もう少し星空が綺麗に輝いてるらしいって聞いたから、どこかの街がやってるみたいな完全消灯しちゃえばいいのに!という想いと、そんなことをしたらみんなが困っちゃうという現実感と、どちらか一方を選ぶなんてできなかった)はぁ…そうなんだよね…(どちらか一方、なんて選べるわけないんだ。この一週間悩み続けて答えを待たせて、待たせて…今日も廊下ですれ違った時にじっと見つめられてたことには気付いてた。学年が違うのになんでここにいるのかな、と思ったけど彼は「お返事はまだですか先輩?」といった風で、だけどそれを声にはできないってことなんだろう。本当はすぐにでも答えたいし想いに応えたかったけれど。まるでタイミングを計ったように立て続けの告白をされちゃったら板挟みじゃん)   (2023/5/30 12:46:00)

2022年03月04日 12時50分 ~ 2023年05月30日 12時46分 の過去ログ
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