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「とあるリレー式ソロル置き場」の過去ログ

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2023年05月24日 11時20分 ~ 2023年06月04日 13時22分 の過去ログ
過去ログでは上から下の方向に発言を表示しています

おしらせ新規ルームを作成完了しました。(106.129.***.162)  (2023/5/24 11:20:03)

おしらせ桐藤 守♂1年さんが入室しました♪  (2023/5/24 19:44:04)

桐藤 守♂1年【ソロルを描きたい人。ソロル描きたいけどネタが思い付かない人。ソロルだけど誰かの為に描きたい人。様々なソロルニストの方々向けのお部屋をご用意してみました。試作も試作で穴だらけですが、もし良ければご利用なさってみてください。僭越ながら私が第一走者を務めさせていただきます。】   (2023/5/24 19:46:31)

桐藤 守♂1年(『なぁ桐藤くん。掃除当番代わってくれね??』。不意の呼び掛けは最後の授業とホームルームが終わった直後。教科書と筆箱、飲み残しのお茶が入ったペットボトルを鞄に詰め込んでいる最中。記憶が確かならば、彼とか会話をした覚えはない。戦闘民族のような髪型をして、怒ると目の色が変わる念能力者みたいな鎖を手首からぶら下げて、美しい人生をーっと歌い出しそうな日焼け肌。このタイプの人らは皆苦手だし、向こうもこんな可もなく不可もなしの一般ピーポーなんて関わる理由もない筈。交わらないであろう二人を眺めるクラスメイトの視線が突き刺さる。なんかそれが気になって周囲を見渡すと、扉の外から覗いてる黒いのが居た。声を掛けてきた彼と明らかな同種族。嗚呼、合点がいった。)   (2023/5/24 19:46:54)

桐藤 守♂1年いいよ。今日は部活動もないし暇だから。(なんて穏やかに笑顔を浮かべて承諾すると、彼はさも当然とばかりのドヤ顔かまし、騒がしい声で何か言って同種と共に何処かへ行った。『せんきゅーまもちゃんうぇーい!こんどメンラーおごるわうぇーい!』って言ってたような気もする。聞き取れなかったけど。作った笑顔で見送って手を振り、何か面白い事が起きそうで注目していたクラスメイトは散っていく。放課後を堪能しに向かう同級生を横目に、誰も居なくなった教室を見渡した。ーーえ?なんで誰も居ないの?掃除当番って二人で。……あ。)………そっか。早退したんだっけ。(昼過ぎに体調不良を訴えて、その面倒を見る為に先生が同行して自習になったんだった。という事は。)……ふーん?(成る程。ワンオペ。理解した。袖を捲って裾を出し、臨戦態勢に。)   (2023/5/24 19:47:05)

桐藤 守♂1年(本来は二人以上で行う教室掃除だ。当番と仲良しの子らが手伝う景色も良く見る。しかし今日は一人。サボってもいいんじゃね?なんて一瞬たりとも思わなかった。どうせやるなら徹底的に、だ。ーー先ずは大量の椅子を机の上に逆さまにして乗せる作業。こう見えて意外と引き締まっている肉体だ。椅子なんて軽い軽い。鼻歌も唄っていればワンフレーズにも届かず終了。良いパンプアップだった。最後は無意味にサイドチェストッ!を窓ガラスに向かって。そんなに筋肉はないけれど。さて、次は机を教室の後ろに。……この量を?一人で?周囲をきょろきょろ。廊下の外にも頭を出して見渡して。)ん。誰も見てない。(いいね?)   (2023/5/24 19:47:16)

桐藤 守♂1年(次は箒で床掃除、の前に。ちょっと汚れが目立つ黒板を綺麗にしよう。全ての窓を開放して風通しマックス。黒板消しを左右の手に嵌めて武蔵スタイル。壁に押し付けて体重を掛けて縦に下ろして次の列。一列ずつ丁寧に。チョークが取れなくなったら窓から手を出し、黒板消し同士をぶつけて舞う白い粉。パンパン、パパパンパ、ンパッ。不規則なリズムで払い落として黒板に戻り同じことの繰り返し。ーーやっと全面綺麗になった。最後にまた窓際で。337拍子の後に。)いよぉぉぉっ。(ぱんっ。一本締め。装備を外して所定の位置に。手は汚れているが終わってから洗おうか。)   (2023/5/24 19:47:30)

桐藤 守♂1年(さて。最後の工程。床掃除。何も難しい事はない。ただ箒で払っていくだけ。今度は長箒を持ってヒッテンミツルギスタイル。床の模様に合わせてなぞっていくだけ。勿論机が邪魔だからすんなりとは行かないけれど。ドッグランの子犬達のように箒の先を自在に操りながら、スキップを刻む余裕もあり。また鼻歌を最初から唄おう。ーー大サビまで奏でた所で、床のゴミを一箇所に纏め終わった。最後はそれを塵取りで纏めてゴミ箱に。やり遂げた。ワンオペ乗り切った。祝うかのよう建物か雲の合間から西日が照らす。自分だけを照らす橙色のスポットライト。……ん?西日?っていうか夕焼け?見上げた時計。普段の掃除よりも倍以上の所要時間だった様子。一人でやり切った達成感は、なんで一人で掃除してるんだろうという虚無感によって上書きされる。)   (2023/5/24 19:47:37)

桐藤 守♂1年(鞄を抱えて残りが入ったペットボトルを口に。常温の茶を飲み干してから教室を出て水飲み場へ。もう他の生徒も残ってる筈もない。静かな廊下を進んで、手をしっかり清めてからーーあ、明日の当番ってもしかして。急いで元の教室へと戻り、壁に貼られている当番表の確認を。やっぱり明日は自分の番。二日連続の掃除当番なんて嫌気が刺す。当番を擦り付けた属性山盛り陽キャの机でも腹いせに蹴って帰ろう、そんな事を考えたけれども、ふと確認したもう一人の当番の名前。仲が良いと勝手に思い込んでるあの子だ。)……ならいっか。(沈んだ気持ちは一気に浮かび上がる。足取りも軽く、爽やかな夏ソングメドレーを口遊みながら帰ろう。ーーそうだ。明日の掃除が終わったら食事にでも誘おうか。「これからメンラー行かない?」って。)   (2023/5/24 19:47:58)

桐藤 守♂1年【以上になります。描き終えたら速やかに次の人のお題を出して退室してください。 お題『下校途中のにわか雨』】   (2023/5/24 19:50:13)

おしらせ桐藤 守♂1年さんが退室しました。  (2023/5/24 19:50:15)

おしらせ神室千穂♀2年さんが入室しました♪  (2023/5/25 11:03:57)

神室千穂♀2年(天気予報では、今日一杯は持ち堪えるはずだった。こんなことなら、気まぐれに普段通らない方の道を選ぶべきじゃなかった。普段の道であれば、2件もコンビニがあったのに。)あっ。(頬で弾いた雨粒の硬さに、思わず声が出る。咄嗟に鞄を額の前に掲げると、綴じ革の表面でぱしん、と、それは水の粒であるのに、小さく乾いた音がした。径が大きい。ゲリラ豪雨、という言葉が脳裏で、ぱっ、と点滅する。)…っ。   (2023/5/25 11:04:40)

神室千穂♀2年(鞄を掲げて走り出す、その靴先で、た、た、たらん、と、雨粒がたたらを踏む。鞄を支える指先でも、制服の肩口でも、ストッキングに覆われた蹴り後足のふくらはぎにも。バラバラと、もはや雨音も衝撃も、水というより、据え置かれたマシンガンから放たれる人差し指大の弾丸の音のようで、肌まで染み通って体温と同化すると、生暖かな血のようだ。)   (2023/5/25 11:05:34)

神室千穂♀2年(走りながら、考える。もしも私が今、意中の人に手厳しく振られた後で、もしくは家族と同様の仲間を失ったばかりで、化粧もまばらな泣き腫らし顔をしていたのだとしたら。)はっ、はっ。(この雨で、あるいはこの弾丸で、すべてを洗い流せることに感謝したろうか。)…ば、か、かっ。(…などというロマンティックは、制服と靴をこれ以上濡らしたくない、という現実の前に無力で、その場で空を仰いで雨を受け入れる代わりに、私は他人の家の軒先に駆け込んだ。雨に撃たれることのない、屋根のある幸運の下で、乱れた呼気を整えることのできる幸せ。差し出されたタオルに顔を埋めると、知らない柔軟剤の香りがして、でもこれ好きだな。…ん?)   (2023/5/25 11:06:16)

神室千穂♀2年(結論から言うと、そこは他人の家ではあったが、週3で開店する喫茶店でもあった。周辺だけ古民家風に整えられた引き戸の内側、洗って返します、というこちらの上げ下げする頭の先で、私のそれよりも少し高い位置、無精髭に触れる指の間でその人が笑った。)   (2023/5/25 11:08:58)

神室千穂♀2年「タオルくらいで」「いえ、助かりました」(その人の台詞も、私の台詞も、まるで縦書きされた明朝体のように上の空で、明かりがない静謐な大聖堂のように感じられた(アオリ構図のせいだと思う)店内の私とあの人のやり取りを、同時に私がスクリーン越しに見る。揺れているのは、私でなくて、私だ。)   (2023/5/25 11:11:34)

神室千穂♀2年(また来ます、が精一杯で締めくくった後、帰り道の途中で、雨があがっていることに気がついた。タオルが肩にかかったままだったのには、家で母親に指摘されるまで気が付かなかった。)   (2023/5/25 11:16:03)

神室千穂♀2年【『好きな音楽』】   (2023/5/25 11:17:58)

おしらせ神室千穂♀2年さんが退室しました。  (2023/5/25 11:18:03)

おしらせ愛崎 深織♀数学教諭さんが入室しました♪  (2023/5/25 16:09:17)

愛崎 深織♀数学教諭【投下。お借りします】   (2023/5/25 16:09:35)

愛崎 深織♀数学教諭(音楽のきっかけは何だっけ。父の持つレコードではなかったはずだ。何せ私の実家にはレコードを再生する機器がなく、祖父母の家にもない。つまり当然レコードもない。そも、音楽のきっかけなんて考えるもなく決まっている。それは母の歌声だったはずだ。子守唄だったか、ただ母が戯れに歌っているだけの鼻歌だったか。それは分かりはしないが、私の幼い頃の記憶はいつも母の歌と共にあった)…あったあった…っと(ラックの中からケースを取り出し、ツメ部分を押してCDを取り出すと、CDラジカセの前に立つ。今時?と思うかもしれないし、私も普段はスマホを利用して音楽を聞く事が多い。が、ふとしたタイミングでこの前時代的なデバイスを利用し、部屋を好きな音楽で充満させたくなるのだ。それはきっと母の影響。小さい頃はよく、母の聞くCDの穴に指を突っ込んでおもちゃにしていたらしい。『CDが好きなのね』母のそんな言葉にその時は答える詞を持たなかった私は、ただキャッキャと笑ってそれに応えていたのだと思う。でも実際には違う。私はきっとその頃から『歌』が好きだった。CDは、誰も歌っていないのに私に歌を聞かせてくれる魔法の円盤だったのだ。   (2023/5/25 16:10:17)

愛崎 深織♀数学教諭私はじっと、CDの穴から飛び出す自分の指を見つめる。あの頃に比して、あまりにも多くの感触と味を知ってしまったこの指先を。綺麗に整えられたその爪先を。私の人生は、常にこの穴から飛び出す指の成長と共にあったように思う。そしてこれからも)さてさて(言って、CDラジカセの電源をオンにすると、魔法の円盤をセットする。そして再生ボタンを押せば、部屋を満たすイントロ。軽快なリズムと共に私はソファに歩を進め、そのままぽすん、とソファに身を預けた。さて)音楽のきっかけはなんだっけ 父の持つレコードだったかな((ぽん、と頭に違和感。))音を聞くのは気持ちがいい 聞くだけなら努力もいらない(私は、ソファに背中を付けることなく、直角に座って姿勢を整え、右手を広げて胸に当てる。ほら、こうしてると私だってちょっと雰囲気出るでしょ?   (2023/5/25 16:10:39)

愛崎 深織♀数学教諭『歌手になりたいの?』と何度か聞かれたことがある。なりたいかと言われればそれはいつ聞かれたとしても、答えは間違いなく”ノー”だった。)〜〜〜♪(歌声は続く。((さわさわ、と頭に違和感。))音楽のきっかけはどうあれこれは私の好きな歌。私のカラオケの十八番の一つ。『音楽』は『音楽』で在り続けてほしい。それは私のささやかすぎる信条、願い。異論反論は受け付けられない私だけの気持ちなのだ。だから、私は歌姫の『ポーズ』を取ることを好んだ。((するり、と首元に違和感。))父母の、兄弟の、そして祖父母にとっての『アイドル』であることを好んだ。そして今は―)もっと知りたい 愛を知りたい この心を満たすくらい…ッひゃ!?   (2023/5/25 16:11:02)

愛崎 深織♀数学教諭(違和感どころじゃない、耳元への暖かな吐息の感覚に私は全身を震わせて歌を途切れさせた。視線を下に移せば自分の胸元あたりで組まれる太くて逞しい腕。勿論私のものではない腕)『愛を知りたい。って傷つくなぁ。こんなに毎日愛してるのに』(なんて、そのまま耳元で囁く声。押し黙る私の耳はきっと彼の望んだ”花の色”)…歌は邪魔しないでって言ってるよね(態と、突っ慳貪な声。普段はそんなに饒舌じゃない癖にこんな時だけやたら良く回る彼の舌が恨めしい)『ごめんごめん…いてて』(全く申し訳なくなさそうなその謝罪を聞き、私は『かぷ』と彼の腕に歯を立てる。擽ったくなるような甘噛みではなく、それよりは大分強い力で。そう、私は自分が歌っている所を邪魔されるのが大嫌いで。だから、いくら愛情表現であったとしても、今こうして私を妨害してくる彼には若干の苛立ちを覚えないと言ったら嘘になってしまう。しかし)   (2023/5/25 16:11:14)

愛崎 深織♀数学教諭…どうしたの?おなかすいた?(日曜日の昼下がり、『何となくお腹すかないね』なんて各々好きな事をしていた私達だが、先に彼の方の胃が音を上げてしまったのだろうか。私は自分でも驚くくらい酷く甘く優しい声色で彼に聞いた)『んー…まぁ?』(さっきまでぺらぺらとまぁ、調子のいいことを並べ立てていた癖に今頃言葉を濁す。この言い方は分かってる。『食べに行く』や『買いに行く』ではなくて私に『作って欲しいものがある』のだ。やれやれ。と思いながら私は彼の腕に手を添えてぽんぽん、と叩く)わかったわかった。…何?(質問は短く。素っ気ない。でも、私を後ろから抱きしめる彼の腕には先ほどまでよりもその。美しいものを知ってしまった私の心は、こんなにも満たされていて。今日も『音楽』は『音楽』のまま、この部屋と私を優しく柔しく包んでいる)   (2023/5/25 16:11:57)

愛崎 深織♀数学教諭【次のお方ー。音楽繋がりで『期末試験明けのカラオケで』謎の数学教師、愛崎でした♡】   (2023/5/25 16:13:08)

おしらせ愛崎 深織♀数学教諭さんが退室しました。  (2023/5/25 16:13:28)

おしらせTODOさんが入室しました♪  (2023/5/25 16:21:50)

TODO俺が歌うのは西城秀樹と郷ひろみだぜい♪♪♪   (2023/5/25 16:22:31)

TODOよし100円入れてっと♪   (2023/5/25 16:22:58)

TODOアーチーチーアーチー   (2023/5/25 16:23:58)

TODOYMCA♪♪♪   (2023/5/25 16:24:40)

TODO次のお題は交尾でね♡   (2023/5/25 16:25:44)

おしらせ無言時間が25分を超えたため、TODOさんが自動退室しました。  (2023/5/25 16:50:46)

おしらせ加賀 氷馬♂2年さんが入室しました♪  (2023/5/25 17:37:58)

加賀 氷馬♂2年(その場にいる者全員が口を揃えて言う言葉があった。「やっと終わった…!」数日の本番に限らず、事前準備とも言える試験対策の期間も含めると一週間をやや超えているだろうか。その間は全ての部活動が中止され一切の委員会活動も自粛される。当然ながら部活動が中止されることに喜びを覚える者も少なくないのだけれど、我々の場合は嬉しさを感受する部員は少なめであると言って差し支えないだろう)(ここは学園からはやや離れたところにあるカラオケボックスの一室。然程大きくはない建物の中では最も広い部屋を借り切っているが、この部屋を借りるものなど我々の他にいるのだろうか?と先日話題に挙げられては「誰も借りない」と瞬殺されたほどである。何故ならば繁華街とは正反対のエリアに建てられており、奇抜な色で描かれた他所では聞いたことのない店名はスプレーアートを想起させる。そんな外見に似つかわしい低価格が売りなのだが、学生をはじめとする多くの若者たちは繁華街にある「ソフトクリーム食べ放題つき」などの大型カラオケチェーンを利用するからだ)   (2023/5/25 17:38:07)

加賀 氷馬♂2年それにしても部長、女子はまだ来ないんですか?ここに来て30分は経ってますけど…(とうに初夏を過ぎている今、大部屋とはいえ男子部員ばかりが大勢集ったこの部屋で、皆一様にネクタイを緩めあるいは外し、半袖のワイシャツは首元のボタンを幾つか外している者ばかり。時折入り口のドアに視線を向けてみたり廊下に聞き耳を立ててはみるけれど、女子部員どころか店員すら通らない。誰一人曲を入れることもなく、中にはソファーにぐったりと凭れかかっている者もいるほどだ)(「期末試験が終わったばかりだから、のんびりしてるんだろ。慌てるな」と部長は言うけれど、欲求の溜まりに溜まった一年生は元より、こういうことには冷静沈着な三年生のエースでも苛立ちを隠せないのかスマートフォンを何度も見返して時計をチェックしているようだった)慌てるなと言われても部長だってほら?(ふと視線を下方へ下ろして、夏用のズボンを指してやる。試験の準備期間からずっとお預けを食らっていれば思春期のソレが我慢を超えてしまうことくらい当然のことなのだから)   (2023/5/25 17:38:13)

加賀 氷馬♂2年(「こ、これは違う。違うからな!」と焦りの色を滲ませて反論されても説得力は皆無。しかも此処は我々弓道部が懇意にしている『男女共同の更衣室』と陰で呼称される部屋だから尚更の話。本来の表記は『行為室』だとも言われてはいるけれど真偽は定かではない)誰か曲を入れた?(部長と共に部屋の隅にいる俺の耳に流れ込んでくるのは聞き馴染みのある男性歌手の歌。それを歌い出したのは──やはりなにも知らない一年生だ。シャツのボタンは全て外して胸板を晒しマイクを握りしめて…歌い始めるかと思われたが副部長の手によって止められてしまう)うわ、あぶね…(思わず漏れた声は至近距離の部長に届いてしまっただろうか。口を塞ぎ、ちらりと視線を送ってみれば俺には気付いていないように一年生を睨み付けているばかりだ。一安心しつつも一年生をフォローするような言葉を、一つ一つ選びながら紡ぎ出した)まだ一年生には教えていませんでしたね。こういえことは、その…我々二年生が先輩として、しっかり教えておくべきでした。すみません(二年生を代表などできるわけではなくても、この場を穏便に収めるにはこうするのが得策と、深く頭を下げた)   (2023/5/25 17:38:18)

加賀 氷馬♂2年(再び静まり返る室内に「いや、いいんだ。気を遣わせて申し訳ない」と部長の声が淡々と響く。たった今流れ出した曲は部長の十八番であり、女子弓道部長の推しアーティストの曲でもあって。昨年の夏、部長が女子部長をこのアーティストのライブに誘い告白を試みたのだけれど「ごめんなさい。貴方と付き合ったりしたら弓道部の伝統はどうすればいいの?わたしが他の男子部員を相手にしてるのを見ても平気でいられる?」と断られ、奇跡的に入手できた連番の座席チケットは使われることなく秋を迎えたという。それ以来弓道部のカラオケではこのアーティストの曲は暗黙の禁止令が敷かれていた)ちょ、部長!?(先程の一言以来ずっと押し黙っているかと思われた部長が、ソファーから立ち上がり先程の曲を入れて歌い始めた。これには事情をよく知る三年生や二年生も天変地異が起こったのではないか、明日は雪が降るんじゃないかと困惑しきり。一年生たちはその歌声を初めて耳にしたはずで、普段は弓道に誠実に向き合う部長が弓をマイクに持ち変えて美声を響かせる姿に声も上げられないほどだった)   (2023/5/25 17:38:20)

加賀 氷馬♂2年急にどうしたんですか部長。あんなにトラウマにしてたのに…(夏休み明けのこの部屋で、男子部員だけを集めてミーティング兼カラオケとなった際に、この曲だけは、この歌手だけは止めてくれと頭を下げていた部長が、目の前の部長に重ならない。滔々と歌い上げた部長はマイク手にしたままでこう告げた。「俺たち三年生は夏が終われば引退だから。この部の伝統からも解放される」と。言い終えて口元を緩めた部長が何を言いたいのか誰にも伝わっていなかったが、言い終えるのを合図にしたように女子部員たちが雪崩れ込んできて弓道部の伝統が始まると、誰も言葉の意味するところなんて気にしなくなったけれど)さっきの部長の言葉、聞いてましたよね?あれはどういう──(女子部長が俺のところにやってきて「ほらやるよー」とのし掛かってきて。俺の疑問には立てた指を唇に押し当て内緒のポーズ。「引退したらあいつとしかできないからね。今のうちに君とも楽しんでおかないとでしょー」と普段は胸当てに押し込めている膨らみを揺らして俺を誘う女子部長の腰を掴み──それが女子部長との最後の行為となったのだ)   (2023/5/25 17:38:22)

加賀 氷馬♂2年【お目汚し失礼しました。次のお題は『初夏に吹く風』とします】   (2023/5/25 17:39:06)

おしらせ加賀 氷馬♂2年さんが退室しました。  (2023/5/25 17:39:11)

おしらせ檜葉川 流南♂2年さんが入室しました♪  (2023/5/25 19:44:56)

檜葉川 流南♂2年(学校の屋上はやはりこの季節が最高だ。冬は寒くってそれどころじゃないし。もっと熱くなってしまえば。下手すると熱中症になってしまう。だからこそ、昼休みにこうして昼寝するにはちょうどいいわけで。購買で買ってきたパンを齧り、コーヒーで喉を潤してしまえば。後はのんびりと昼寝するだけだったのだが……その時間は、とある乱入者によって破られることとなった。)「ねえ、ルナちゃん……ルナちゃんってば!」(猫耳にメイド服、コスプレ趣味かなんかかと思わせる少女からの呼びかけ。部活の試合にくっついていくとチアやナースに着替えていたというし。趣味なのは確かなのだろう。それにしても、その呼びかけ――自分と紛らわしくならないのだろうか。)……やかましい、誰がルナちゃんだ誰が。(両親の趣味でこの名だった。女の子だったら月(ユエ)。もしくは、生まれた時の候補で月(ライト)なんてのもあったらしい。あんたたちは息子を新世界の神にする気なのか。計算通りとか悪い笑顔でもしてやろうかなんて思ったのはまた別の話。)   (2023/5/25 19:51:14)

檜葉川 流南♂2年「あ、やっと起きた。……ちゃんが探してたよ?」ん、そっか……(さてさて、どの件だろうか。ラインでも投げておけばいいものを。こうして友達共々探してるなんていかにも彼女らしい。そうやって頬を綻ばせて。それならさっさと起きて向かうかと思った。そんな刹那――風が屋上を吹き抜けていく。そして、慌ててメイド服のスカートを抑える彼女の姿が。)「……見た?」薄いピンク。(次の瞬間、グーパンチが飛んできたが。掌て受け止めて。追撃に備えるも、それ以上の攻撃は飛んでこないまま。)しかし、スパッツとかショーパンでも履いてると思ったけれど。そうでもないのな。(再び飛んでくる猫パンチ。それを捌きつつ。)   (2023/5/25 19:58:55)

檜葉川 流南♂2年「スタバの新作フラペチーノね。」おい、俺は不可抗力で。「うっさい、スタバの新作フラペチーノ。」(そう言って、そっぽを向く彼女。拒否して逃亡しても良いが。その場合、同学年の数名と。それから3年の先輩にまできっと追い回されることになる。それならば……)あー、分かった。放課後で良い?それとも、今から午後をエスケープするか。(そう問いかければ、面倒だからこのままエスケープしてスタバに行こうって回答だった。こちらはともかく、向こうはメイド服なのだし。サボりとはバレないとの主張だったが。)そっか、街中でもその格好なのか。まあ、いいけど。   (2023/5/25 20:04:17)

檜葉川 流南♂2年うして連れ立って。授業など気にせずに2人でスタバへと向かうのだった。後日、彼女の飼い主からなんでサボりを止めなかったのか叱られることになるんだけれども。それはまた別の機会に。歩いている刹那、風がまた吹いてしまえば。)「……夕飯、サイゼ行こ。ルナちゃんのおごりね。」分かった、ついでに買ってやるから。スパッツでも履いてくれ。「えー?彼氏面して他の男に見られるなとか言い出すつもり?」(もうそれでいいよと苦笑して。2人で商店街を歩いていくのでした。)   (2023/5/25 20:07:37)

檜葉川 流南♂2年【失礼しましたー。次のお題は『放課後』で】   (2023/5/25 20:08:47)

おしらせ檜葉川 流南♂2年さんが退室しました。  (2023/5/25 20:09:17)

おしらせ秋和 つつじ♀1年さんが入室しました♪  (2023/5/25 21:45:34)

秋和 つつじ♀1年【 お部屋お借りします 。】   (2023/5/25 21:45:51)

秋和 つつじ♀1年( ふわり 、ふわり 。窓から差し込む陽光が心地よく 瞼を細めた 。軽やかに白い猫っ毛を靡かせて 、人通りの少ない廊下を進んだ先 。目的地に着くと辺りから人気は無くなって 、己が立て付けの悪い扉を引く音だけが やけに響く 。むわ 、と中に籠った熱が此方に逃げ出してくるのが伝わり 、その不快感で足を踏み入れる事を躊躇う 。が 、此処以外に行くあてもないし 、満足に音を出せる場所は思いつく限り無い 。その結果 いつの間にか入り浸っている 、言わば縄張りのような部屋だった 。慣れたように後ろ手で扉を閉め 、反対に窓という窓を全て開ける 。まだ外気の方が涼しい 。最後のひとつを開けた時 、そこに広がっていた初夏の匂いを目一杯吸い込んでさっきまでの不快感を拭った 。) ... さて 。   (2023/5/25 21:46:12)

秋和 つつじ♀1年( 呟いた言葉と共にギターケースを下ろすと 、中に収まっていた物を取り出す 。きちんと磨かれたボディを見つめると 無意識にだが口角が上がってしまうくらい 、この子が好きだ 。癖のように始まったチューニング 。その辺に放ってあった椅子に腰掛けると 、ひとつひとつ弦を弾いて その都度ペグを緩めたり引っ張ったり 。それを満足するまで繰り返す 。整っていく音たちがなんとも言えない高揚感を生み出して己の熱を募らせてゆく 。今日も部活動に精を出すグラウンドからの青い声を遮断するように着けられた無線のヘッドホンが 、絶妙なフィット感で堪らない 。) .. やるぞ 〜 。( のんびりと零した声とは裏腹に 、スマホを取りだして再生した曲は結構ロックで 。とん 、と跳ねるように立ち上がった勢いで奏で始めるメロディーは 、夏を先取りするかのような熱さだ 。普段生気を失っている瞳も 、この時間だけは輝きを取り戻していて 、いかにも年相応に愉しげな笑みを浮かべる 。滲み出た額の汗すらも気にならない 、そんな集中力の元 何曲かマイリストに基づいて弾き続けた __ 貴方が入ってきたことにも気づかずに 。)   (2023/5/25 21:46:29)

秋和 つつじ♀1年っ 、え 、と 。いつから 、そこに 、? ( 最後の和音を奏でて 、その余韻を聴くためにズラしたヘッドホン 。暫くその空気に浸っていると 、パチパチ と 手を叩く音が響いたのだ 。反射的に閉じられていた瞼を開き 、音の鳴る方へ目を向けると 1人の男子生徒がそこに佇んでいて 。「 今の曲が 、始まるくらいから ? 」拍手の主はそう言った 。悪びれる様子もなく 、ただ飄々と 。) あ 、.. え 、ー と 。つまり 、どういう 、? って 、あ .. 此処 使い 、ます ? ( 人を前にすると この様だ 。目をあからさまに泳がせてしどろもどろに紡ぐ言葉は 、あまり綺麗なものでは無いだろう 。そんな此方の挙動がおかしかったのか 、彼は笑い声を堪えられないようで 。「 あはは 、そんなに固くならなくても 。使うわけじゃないよ 、ただ君の演奏が廊下まで漏れていたから 。ちょっと気になって 。」) え 、漏れてましたか 、すみませ ..   (2023/5/25 21:47:01)

秋和 つつじ♀1年( 「 謝ることじゃないでしょ 、素敵な演奏だったよ 。」 己の謝罪を遮るように続けられた言葉が 、自己肯定感の低い心にしゅん 、と染みて広がる 。素敵 、素敵 ... いい言葉 。思いがけない感想 、そして観客に 取り敢えずと感謝を述べる事にしよう 。) 聴いてくださり 、ありがとうございました 。... では 、っ ! ( ぺこ 、と深くお辞儀をして 、素早く荷物を片付けると ギターを背負うこともままならない中 、入室前とは違う熱気の籠った部屋を飛び出して 。「 あ 、待って 、ちょ ... っ ! 」彼の焦ったような声が後ろから聞こえる 。バクバクと 、未だに高鳴った胸が五月蝿い 。風を切って走る 。勢いに任せて昇降口まで 。__ 燦々と照りつける西陽が酷く眩しい 。だけど 、いつもと変わらぬ風景が 何だか煌めいて見えるような 。そんなある日の放課後 。) 〆   (2023/5/25 21:47:22)

秋和 つつじ♀1年【 ありがとうございました 。次のお題は 『 保健室にて 』です 。】   (2023/5/25 21:48:18)

おしらせ秋和 つつじ♀1年さんが退室しました。  (2023/5/25 21:48:29)

おしらせ結城 巽♂2年さんが入室しました♪  (2023/5/26 20:00:03)

結城 巽♂2年(『たっつみー!』授業と授業の合間の短い空白の時間。担当教師の不満。次の授業の話。放課後の待ち合わせ相談。様々な雑談が飛び交う教室でもはっきりと聞き取れる透き通った声。反応したのはたったの一人。ワックスで固めて照明にて輝く薄茶の男は振り返る。同時に声の主は体当たり。小さな衝突音。) ーー、ィ テッ。いきなり何すんだテメェ。 (ドスが効いた低い声。眼光鋭い睨み。舌打ち。人を寄せ付けぬ外見の彼はよろけながらも女子の背に腕を回した、支える為に。女子は何も言わずに顔を見つめてくる。何か言いたげな、潤んだ眼差しとほんのり朱色の顔を真っ直ぐ見つめて。) 騒ぐんじゃねぇゾ。 (背中と膝裏に腕を回す。軽々と女子を持ち上げた彼は周りの視線を気にする事なく、次の授業が行われる教室とは反対側に進んでいく。)   (2023/5/26 20:00:31)

結城 巽♂2年(お姫様抱っこで廊下を歩くのはまぁ目立つ。女子は恥ずかしそうに彼の首に腕を回して胸に顔埋めていた。肝心な男は顔色一つ変えない。中には『今からセックス?熱いねー!』と揶揄ってくる男子も居るが、彼が睨み付ければ怯えて黙って逃げ出した。道を遮る生徒も彼が近付けば端に固まる。さながらモーセ。始業の鐘が鳴り響いた時、二人は保健室に居た。足を器用に用いて扉を横に開き、教員も生徒も居ない空の保健室。彼は抱える女子をベッドに寝かせてカーテンを締める。) さっさと脱げ。 (自身の襟元緩めて袖を捲る。其の様子を見た女子は何も言わずに小さく頷き、自身のブラウスの釦を外す。カーテンの仕切りだけの明るい保健室で響き衣擦れの音。温もり残すブラウス脱ぐと何も言わずに彼に差し出した。其れを何も言わずに男は受け取る。)   (2023/5/26 20:00:38)

結城 巽♂2年…… やっぱりな。 (温かいブラウスを眺めながら呟いて、男は自身のスラックスに手を伸ばした。後ろポケットの中から取り出した小さなケース。蓋開いて取り出したのは、糸と針。いつでも持ち歩いているソーイングセットだ。) どうせ釦も無くしたんだろ?胸ばっかに栄養集めすぎなんだわ。もっとバランス良く……ーーって、お前。 (自身のシャツの第一釦を噛み千切り残った糸を解いて針に新しい糸を通し。不自然に感覚が空いた彼女のブラウスに千切った釦を付けようとした時に、気付いた異変は彼女の顔。正直下着姿なんて何度も観てるのに顔が赤い。目もどこかとろりと垂れ下がっている。針を刺したブラウスを横に置いて彼女の肩を押さえ付け、上から覆い被さり頬に手を重ねた。) ーー……いつからだ? (彼は自身のシャツの釦を全て外し、お世辞にも逞しいとは言えない細い胴体を晒していく。『お昼食べ終わった辺りから。』脱いだシャツを彼女の近くに落として溜息付きベッドから飛び降りた。)   (2023/5/26 20:01:04)

結城 巽♂2年だったら早く言えよバカッ。さっさと全部脱げ。んで代わりに俺の着てろ。 (仕切ったカーテンの外に出て薄布越しに怒鳴り付け。『うん…』弱々しい返事を背中で聞いて内側から出入り口の扉に施錠し、保健室の棚を漁っていく。次いでに冷蔵庫の中身も。そして教員の白衣を勝手に羽織り。衣擦れの音が聞こえなくなった頃にカーテンの中に戻り、ブカブカなシャツを纏った彼女が座るベッドの側に丸椅子を寄せ。) 熱出たんならさっさと帰れっつの。……ほら。飲め。 (市販の解熱剤と冷蔵庫の中の未開封のペットボトルの水。彼女に手渡し服用する事を強制し、飲み終えるのを見届けた後に近くのテーブルに薬と水を置き。彼女の背中を倒して枕の上に頭を乗せさせ、シーツをしっかり被せた後。) ……あ゛?病人ほっといて帰る訳ねぇだろ。いいからさっさと寝ろ。其の間に釦付けといてやっから。 (笑顔浮かべて頷いた彼女を見届け、先ずはブラウスに釦を付ける所から。手慣れた手付きで釦を糸で布に括り付け、自前のソーイングセットをまたポケットに戻し。)   (2023/5/26 20:01:29)

結城 巽♂2年(然程高い発熱ではない。薬を飲んで少し寝ていれば平熱に戻るだろう。『たつみ……?』) ……んだぁ? (『ううん。いつもありがと。』) ……早く寝ろ。 (短い会話のやり取りの後、彼女の手を両手で握って包み込み。) 目が醒めるまで、此処に居てやっから。 (笑顔を浮かべて瞼を下ろした彼女が静かな寝息を立てても其の両手は外れない。終業のチャイムが鳴り陽が沈んで暗くなっても、彼女が目を醒ますまでーーーーー。)   (2023/5/26 20:01:44)

結城 巽♂2年【次回 『幼馴染』 】   (2023/5/26 20:02:04)

おしらせ結城 巽♂2年さんが退室しました。  (2023/5/26 20:02:08)

おしらせ愛崎 深織♀数学教諭さんが入室しました♪  (2023/5/26 21:50:52)

愛崎 深織♀数学教諭【はいはいはいはい!そのお題、謎の数学教諭みおりんがいただきます♡】   (2023/5/26 21:51:26)

愛崎 深織♀数学教諭【でも、学生目線で書いたからその感じで見てくださいねっ。】   (2023/5/26 21:51:58)

愛崎 深織♀数学教諭『ね。ほんっとーにいいの?』(何度同じ質問をするのだろう。真面目な顔で詰め寄ってくる友人に、私は何度したか分からない首を傾げるリアクションで返した)いいもなにも…なんでそれをわたしに聞くの?(ぷす。とオレンジジュースにストローを差して苛立たしげにジュースを飲み始める友人)あ、側面押したらぶちゅって出てくるから気をつけてね(呑気な口調でそう言う私に、友人はジト目でこちらを一瞥し、そして逆サイドに目を遣った。私はその視線に追従することなく、手にしていたクリームパンを口に運び、もむもむと咀嚼する)『だってさ…』(友人のその視線の先にいるのは、所謂私の”幼なじみ”、そして付き合い始めたばかりの恋人だ。あちらは何をする人ぞ。なんて問うまでもない。二人で一緒にお昼を食べている。私もこの友人も、彼もその彼女も同じクラスなのだから、同じ教室で食べることには何の違和感もない。では何故こんなにも友人は苛立っているのか、それは)『…だって、彼、あんなにあんたのことを好き好きって言っておいて、自分が告白されたら何事も無かったかのようにあんたを無視して、ああやってイチャイチャイチャイチャと…』   (2023/5/26 21:52:56)

愛崎 深織♀数学教諭(ズズ…ゴゴ…という乾いた鈍めの音が、友人の飲んでいたジュースが空っぽになってしまったことを告げる。)あーあ。もう全部飲んじゃったの。パン食べるのにお口パッサパサになっちゃうよ。(私は、机を向かい合わせにして座っていた彼女のパンの袋の中をチラリと見やっていう。パリパリチョコのクロワッサンと、ジェネリックオールドファッション的なドーナツ。あれは水滴奪って乾いちゃう。どーしてくれんのマリコちゃん。)『誰がマリコちゃんだ』(あ、心読まれた。え、読むにしても具体的に過ぎない?)『あんたがそうやってなんでもなさそうにしてるの見てるとなんか辛い…』(良い台詞だな。感動的だ。だが無意味とは思わない。)実際何でもないって言ったら嘘になるよ。ただ、別にわたし彼と付き合いたいなんて思ったこともないし。”あいつ”が幸せそうならそれでいいんじゃない?(私はクリームパンの包装をビニール袋に入れると、グリコのカフェオレにストローを刺す)『あんたは甘すぎんの。そのカフェオレみたいに』(うん。確かにこいつは甘いな…だが、今はこの味が最高だな)   (2023/5/26 21:53:38)

愛崎 深織♀数学教諭いや、じゃあ実際どうするのって話じゃん。――『それは…』(私の素っ気ない返事に、鼻白む彼女。そう、実際『自分のことを好き好き言って期待させた男が他の女の子に告白されたからって傷ついちゃったうわーん!』なんて言ったところで『じゃあさっさと付き合えばよかったじゃん』と思われるのが関の山。まぁ、その心変わりには違う意味で思うところがないわけじゃないのだが、現状私になすすべがあるわけでもない。まるごとソーセージを淡々と食べる私に、黙り込む友人。友達の身に起きたことを自分のことのように憤ってくれる友人は、出来ることなら高校時代の間に欲しいと思っている『彼氏』というものよりも恐らく得難いものだろう。半ばまでもぐもぐと咀嚼しながら、暖かい視線を友人に送る私に)『ソーセージパン食べながら慈愛に満ちた目で見つめてこないでよ!なんかキモいから!』(うん。それは私もちょっとそう思う。ごめんね。)   (2023/5/26 21:55:22)

愛崎 深織♀数学教諭んー…難しい…なぁ…(―さて、放課後のこと。部活に行った友人とは対照的に、私は教室の自分の机で明日の分の数学の予習をしていた。家に帰ってしまったらやる気がなくなってしまうし、学校でなら分からない時には職員室に行けば質問に答えてもらえる。なら図書館ですればいい、と思われるかもしれないが、私はこの放課後の程よいざわめきをBGMに勉強するのが好きだった。…余弦定理、何でこんなめんどくさい形してんの。考えたやつ出てこい?よしだ?いやそれは吉田のせいではないだろうけれど)『ねぇ』(突然頭上から降る声は、先ほど友人の視線の先にあった彼女のもので)ん?どしたの?彼は?(問う私に彼女は)『部活』(と、短く答えて前の座席に後ろ向きに座る)   (2023/5/26 21:56:36)

愛崎 深織♀数学教諭『今更なんだけど…ありがとね』(ぺこ、と小さく頭を下げる彼女。首を傾げる私)何が?(と、問う私に彼女も友人がそうしたように苛々した表情になる)『◯◯はなんでそんなっ…』(膝の上においた拳をぎゅっと握る彼女)…ね。(と、その憤懣をいなすように短く声をかける私)『ん…』(彼女は、言葉を詰まらせて私の言葉を視線だけで待った)今幸せ?楽しい?(その言葉に、目を見開く彼女。そして短い頷き)じゃあ、いいじゃん。私別に―『嘘だ』(今度は、逆に言葉に詰まる私)『嘘…だよね?もう、嘘やごまかしはなしにしてよ。だって』(だって)ん。”幼なじみ”だもんね。わかったよ。ちゃんと話そ?(言って、私はシャーペンの芯をしまって、その場にことり、と置いたのだった。)   (2023/5/26 21:56:38)

愛崎 深織♀数学教諭【致命的な欠陥。それはルブルの形式だとラストが一番上に表示されること(すん。】   (2023/5/26 21:57:11)

愛崎 深織♀数学教諭【次のお題は『はじめてのデート』わ♡あまずっぱい♡ちきんなんばんみたい♡← ではではおるぼわーる!】   (2023/5/26 21:59:19)

おしらせ愛崎 深織♀数学教諭さんが退室しました。  (2023/5/26 21:59:40)

おしらせ西宮明穂?? ♀2年さんが入室しました♪  (2023/5/26 23:00:56)

西宮明穂?? ♀2年【名前がバグってますがお邪魔します!!初デートってドキドキですよね〜っていうロルになりますー】   (2023/5/26 23:01:32)

西宮明穂?? ♀2年ーピピピピッピピピピッ(朝の7:00いつも鳴っている目覚まし時計の音が聞こえる。ぼーっと寝ぼけて頭がふわふわとした中霞む眼で時計を確認する。)なんだまだ7時か〜...(いつもなら二度寝をする時間。このままお布団でゴロゴロしようか...そう考えていながら日付に視点が落ちる。5月27日...それを見て飛び起きる)やばっ!!準備しないと(今日は大事な日である。初めてのデートだ...時間はまだあるがデート...何着ていくかを考えないといけないのにと焦りがでる)どうしよ...どうしよ...(急いでクローゼットを開け服を選ぶ。無難にワンピース...いや少し大人っぽくシャツとデニム...どうしよう彼はどんな格好が好きだろう。分からない...わからない...ふと時計に目を落とすと既に7:30。約束は9時だがこのペースでは確実に遅刻だ)あー!!こんなんなら昨日準備しておけばよかった!!(自分の悪い癖だ何事も後回しにしてしまう自分のくせがいつも失敗してしまう度に呪いたくなる。)   (2023/5/26 23:01:57)

西宮明穂?? ♀2年まずは服...(そういってクローゼットとにらめっこがまた始まる。時間は刻々とすぎていっているが、おしゃれは妥協できない。今日の天気を確認し、ボーダーの半袖のTシャツにワイドデニム。無難と言えば無難だがいい意味で万人受けするだろう。服が決まれば次は化粧だ。薄めにでも肌や目元が綺麗に見えるように慎重に化粧をすすめる)やば...間に合うかな...(時間は8時を周り、もう外へでないといけない時間だ)よし、大丈夫...大丈夫...(なんとか準備が間に合い、いつものトレードマークである長い髪をポニーテールへと結い、鏡の前でにこっと笑う)大丈夫だよ今日の私超可愛い(目の前の着飾った自分を褒め急いで待ち合わせの場所へ向かう)よかった5分前...(すこし息を切らしながら待ち合わせ場所につくと既に彼の姿。立ってるだけで様になる。私これから一緒に歩くんだ...そう思うだけで心臓が高鳴る。)落ち着け大丈夫大丈夫...(深呼吸して1歩ずつ前へ足を進める。彼がこちら気づくと優しい笑顔で手を振ってくれたのでこちらも振り返し、負けじと笑顔で一言)お持たせ、待った??   (2023/5/26 23:02:03)

西宮明穂?? ♀2年【皆さんに比べ短いですがこちらで 次のお題は「思い出の味」でおねがいしまーすっ♡】   (2023/5/26 23:03:32)

おしらせ西宮明穂?? ♀2年さんが退室しました。  (2023/5/26 23:03:49)

おしらせ恒実 勇人♂27化学さんが入室しました♪  (2023/5/27 00:59:49)

恒実 勇人♂27化学【お題投下させていただきます】   (2023/5/27 01:00:30)

恒実 勇人♂27化学だーかーらー…そうじゃねぇんだって。弱火でゆっくりやらないと……(俺の好物を作ると言い出した彼女の手つきに堪らず口出しすれば、むうっと膨れるその面には敢えての知らん顔。───それは親父直伝のレシピ。なんてことないただの煮卵ってやつ。普段料理なんかしない父親が唯一まともに作れたのがこの煮卵。料理って言っていいのかもわかんねぇ代物だけどな。でもある日呆気なく逝っちまってから随分経ったけど、出来立ての煮卵を頬張る俺を楽しげに見てたあの表情がいつまで経っても忘れられなかったりしてる。もう直接教わることはできなくなったけど、あの味は確かに覚えている。────例えばこの先自分にガキが出来て…そのまたガキ…孫が出来た時、俺はこんなふうに一緒に卵を煮ていたい…とかって思ったりするわけよ。)───で?付け合わせは何にするんだ?(くつくつと優しく煮立つ鍋から香るのは…思い出の匂いと味に違いなく。)   (2023/5/27 01:01:09)

恒実 勇人♂27化学【次のお題は『ネクタイ』お部屋ありがとうございました】   (2023/5/27 01:03:27)

おしらせ恒実 勇人♂27化学さんが退室しました。  (2023/5/27 01:03:34)

おしらせ西下茉莉♀3年さんが入室しました♪  (2023/5/27 14:24:26)

西下茉莉♀3年【もしかして誰か用意中だったらごめんなさい。こんなところに楽しそうなお部屋が!と思うと居ても立ってもいられず。つい。】   (2023/5/27 14:24:44)

西下茉莉♀3年(気がつけば何もない部屋の壁にもたれて座り込んでいた。引越屋さんがテキバキと荷物を運び出した後。今日まで住んでいたこの部屋、何もなくなったらこんなに広かったんだ。楽しかった学園生活も今日でおしまい。がらんとした部屋の中は眠れない深夜に気になって気になって仕方がなかった冷蔵庫の音や時計の音さえもなく静まり返っていた。壁に背中を預けたまま瞳を閉じる。どれくらいそうしていたんだろう。ゆっくりと立ち上がりながらいつの間にか濡らしてた頬を手の甲で拭う。その手に握っていたものに視線を落とす。それは運び出されたベッドの下に落ちていたもの。最初恥ずかしい下着?と慌てて自分で手に取ったそれはアイツの忘れ物。いつからそこに忘れられたのかもわからない。埃をかぶってヨレヨレになった制服のネクタイ。もしかしたらあの時?ベッドの上でこのネクタイで手首を軽く縛られて……恥ずかしいことを思い出しそうになり慌てて首を大袈裟に振り浮かびそうになった映像を窓から見える空の彼方に向けて吹き飛ばした。)   (2023/5/27 14:25:04)

西下茉莉♀3年いろんなことあって楽しかったな。(そう呟くと両手を上に向けてまっすぐに伸ばし大きくのびをひとつ。カーテンも全て外した窓から降り注ぐ日差しが明るく照らす口元にうっすらと笑みが浮かんでいた。)——————————(玄関の扉を閉めガチャリと鍵をかけるとその鍵をドアポストから内側へと落とした。)今までありがと。バイバイ。(明るくそう言うとキャリーケースの取ってを握り軽やかな足取りで歩きはじめる。もう振り返ることもしない扉のドアノブに結ばれたヨレヨレのネクタイが春風に吹かれて揺れながら新しい世界に旅立つ背中を見送っていた。)【〆です】   (2023/5/27 14:25:49)

西下茉莉♀3年【お部屋ありがとうございました。次のお題は、『あの日、屋上で。』です。これ、自分が描きたいやつ?笑】   (2023/5/27 14:26:24)

おしらせ西下茉莉♀3年さんが退室しました。  (2023/5/27 14:26:34)

おしらせ愛崎 深織♀数学教諭さんが入室しました♪  (2023/5/28 13:18:10)

愛崎 深織♀数学教諭【あの日の屋上で、投下します。】   (2023/5/28 13:18:58)

愛崎 深織♀数学教諭へー!VR?すごいね!(土曜日の喧騒。とはいえ個室居酒屋ともなればそれなりに話のしやすい雰囲気ができあがっていて)『そうそう、今私達の会社で進めてるプロジェクトで”アオハルシミュレータ”っていうんだけどさ』(私の眼の前の、眼鏡をかけたボブカットの色白女…は興奮気味に手に持ったVRゴーグルを両手できゅっと握った。この子のこういうところは学生時代から本当に変わらない。好きなことだけ早口…っていうの?根が陰キャなんだよね。でもちょっと面白そう)アオハル!うける!バーチャルな学園生活を楽しめますとか?あの…なんだっけメタメタ…(仮想空間で生活する、みたいなノリのアプリについては、一応知識としてはあった)『メタバース。ね。ううんそういうものじゃなくって、その人自身の記憶情報から学生時代の環境を仮想空間内に再構築して、過去の記憶を追体験できる…みたいな』(彼女は、両手をブンブンと振ってみたり、中空で人差し指をくるくるさせたりしながら饒舌に説明する。が)え、難しくてよくわかんない!   (2023/5/28 13:20:17)

愛崎 深織♀数学教諭(ちんぷんかんぷん。とはこのことか。もっとわかりやすく話せよ!と何となく目の前の陰キャ女に苛々した感情をぶつけてしまう。いけないいけない。もう高校生じゃないんだから。お互いに『あの頃』とは違うんだから…)『あ…ご、ごめんね!つまり、写真ならアルバムで思い出を振り返るでしょ?それをVRで振り返るっていうかな…』(そこまで言って、彼女は烏龍茶を口にして唇を湿した)ああ、そゆことか!面白そうー!ねね、それ今使えんの?(社会人生活は楽しいことばかりじゃない。それは学生時代だってそうかもしれなかったけど、青春時代って大人になると急激に輝いて見えるじゃない?だから、そんな風にリアルに過去を振り返ることができるなんて、すごく楽しそうじゃん?私は、半分ほど残っていたレモンサワーをタコからと一緒に飲み干すと、彼女にそう水を向けた)『うん、使えるよ。やってみる?』(彼女はそれはそれは嬉しそうに私に向かってVRゴーグルを手渡した)   (2023/5/28 13:20:29)

愛崎 深織♀数学教諭――あ。(VRゴーグルを装着し、初期設定を終えると一瞬暗転。仮想空間内とは思えないほど鮮明な景色。そして目の前にいる一人の男の子。これは…これは…)…あの日の、屋上だ。(それは青春時代の中でも最も甘い。そして苦い記憶。私はこの日…)『あのさ…私、あなたのこと…』(一人称視点のまま、私の耳に『私』の声が届く。そっか、再現映像…ってことか。私からの告白に戸惑う彼。手放しに喜んでいる感じはしない。だってそれは…)『あ。いや。ごめん。知ってると思うけど俺…』(そう。彼にはすでに恋人がいた。地味で、色白で眼鏡でド陰キャで…クラスでも浮いた存在なのに勉強はできて。なにより彼の気持ちを独り占めにしている。そんな憎たらしい恋人が)『わかってるよ。でも、あんな女やめときなって!絶対私のほうが可愛いし、それに…』(映像の中で伸びる私の手。彼の手を掴んで自らの胸に運ぶその手。わかり易すぎる手段だが、最も効果的な手段であることは『それまで』の経験上ですら良く分かっていた)『今日、放課後デートの約束してたのに、連絡取れないんでしょ?私知ってる。あの子、◯◯先輩と旧校舎の教室でヤッてるんだよ』   (2023/5/28 13:21:44)

愛崎 深織♀数学教諭(それは事実だった。彼はもちろん)『そんな、彼女に限ってそんなわけ…』(ない、と言いかけるが、私がスマホを取り出して『とある映像』を見せると黙り込む。持つべきものは友達だ。なんてね)『ね。あの子はあの子で楽しくやってるんだからさ。私たちも楽しんじゃお?あの子とまだしたことないことだってできるんだから♡』(私の右胸に添えられた彼の指に、少しの力が篭る。あの女よりも随分大きく、盛りのついた男の子なら垂涎もののその胸。そこからの先の人生でも、数多の男たちに触れられたこの胸。彼は少し涙ぐみながらも、両手を伸ばしてふにふにと私の双丘を弄び始め―)え…?   (2023/5/28 13:21:56)

愛崎 深織♀数学教諭(ザザ……とノイズが疾走って、映像が見覚えのないものに変わる。それは半裸の女。色白で、眼鏡で陰キャオーラを漂わせ…手に大ぶりのナイフを構えた女。破れた制服、引きちぎられた下着。口元から流れる一筋の血。そして、生気を失った瞳)…っっ…(その声にならない悲鳴は、映像の中の『私』が発したものだったか。現実の私の音声器官が成したものであったのか。それは分からない。が、次の瞬間)…え(映像の私の胸にナイフが突き立つ。それは明らかにただの映像で、現実の私には何の影響もないはず。ないはずなのに胸が熱い。呼吸ができない。何…何何これ、やだ。やだやだ…)……(あ。ドラマやアニメみたいに色々考えたり喋ったりする時間…ないんだ。―どこか他人事のようにそう考えながら、私の意識は永遠に暗転した)   (2023/5/28 13:22:10)

愛崎 深織♀数学教諭『失礼しまーす!そろそろラストオーダーのお時間となります。…あれ、お連れ様は』(引き戸がノックされ、開く音。わたしはそちらをちらりと見遣って、烏龍茶のグラスを置く)あ、ちょっと用事があるって先に帰っちゃって。あ、ラストオーダーは大丈夫です。私ももうすぐお暇しますから(言って、その場でぺこりと上半身のみの会釈。同じく会釈して店員が立ち去る)さて、と…(わたしは、彼女の座布団の上にぽつんと残されたVRゴーグルを拾い上げる。まだ少し残った排気熱は、まるで『彼女の余熱』のようでもあった)   (2023/5/28 13:22:34)

愛崎 深織♀数学教諭いけないいけない、わたしのも(先ほどの店員からは見えない、わたしの体によって隠されていた”もう1つの”VRゴーグルを拾い、電源をオフにする。さ、後は忘れ物のないようにしなくっちゃね。わたしはVRゴーグルが2つはいったケースと、自分のバッグを抱え、残っていた烏龍茶をくいっと飲み干して、テーブルの上に置いた。『タン!』という小気味のいい音がわたしの耳朶を優しく打つ)…ね。(わたしは主のいない座布団に向かって呼びかける)他のみんなにも会えるかな…(振り返り、個室を出るための引き戸を開ける)…あの日の、屋上で(その木製の扉が『ピシャン』と閉まる音が喧騒の土曜の居酒屋に響いた)   (2023/5/28 13:22:42)

愛崎 深織♀数学教諭【なんだこれ。という。】   (2023/5/28 13:24:12)

愛崎 深織♀数学教諭【次のお題『文化祭にて』】   (2023/5/28 13:25:53)

愛崎 深織♀数学教諭【謎の数学教諭みおりんでした♡ではではあでぅ!】   (2023/5/28 13:26:17)

おしらせ愛崎 深織♀数学教諭さんが退室しました。  (2023/5/28 13:26:20)

おしらせ@さんが入室しました♪  (2023/5/28 17:14:01)

@暇人が作って暇人ばっかり書いてて草   (2023/5/28 17:14:34)

@愛崎だってよwwww夢見ることはタダだしなwwwBBA   (2023/5/28 17:15:54)

おしらせ@さんが退室しました。  (2023/5/28 17:16:20)

おしらせ草木 湊♂3年さんが入室しました♪  (2023/5/28 20:28:10)

草木 湊♂3年【お邪魔させていただきます。文化祭にてで。】   (2023/5/28 20:28:35)

草木 湊♂3年(クソだるい。誰だよ。こんな企画通したやつ。アホなんじゃないか。遡る事。数週間前。事件は教室で起きた。それは文化祭の企画決め。どうせ毎回、お化け屋敷かなんかだし。別に興味ないな。なんて思ってたのが、大間違いだった。前日の寝不足も祟って昼寝したのも不味かっただろうな。会議はこちらの知らぬところで、進み。クラスのわー。わー。と騒ぐ声で目を覚ました。そして絶句。目を開けてその目に飛び込んだ黒板の文字。と、クラスの半数の絶望した姿。)━━━おい。なんだよ__これ。は__?(黒板に書かれていたのは、"メイド喫茶(男子生徒による女装版)"だった。いや。いや。まて何でこうなった!?止めるヤツ居なかったのかよ!?そして隣で頭を抱えたままの悪友に事の顛末を聞いた。流れはこう。毎年同じような事をするのは飽きた→今年は違う事がしたい→じゃあメイド喫茶にしよう→女子の反対→男子がやってよ→メイド喫茶(男子女装版)→もめて決まらない→じゃあ多数決にしなさい→多数決→結果こうなった。といや多数決なら男子の方が多くね!?そして衝撃の事実が発覚。)   (2023/5/28 20:28:55)

草木 湊♂3年(『いや。男子の方が多いよ。でもよ。ほら。彼女にメイド服着せて他の男に見られたくないやつもいたし。何よりお前のせい。』は?何でだよ。と言いかけたところで、黒板の正の字が目に付いた。メイド喫茶の投票数は16。男子版は17。そして無効投票が1。不参加が1。無効投票が多分。彼女が居るやつ。不参加は___俺か!?それが俺かよ!そう。昼寝してた俺のせいで17対17無効1になるはずが。16対17無効1不参加1になったせいで男子版に決まったというのだ。)━━おい。まじかよ__え?冗談だよな…?冗談だといってくれぇぇぇぇ!!(これが数週間前。そして今。ゴテゴテのメイド服を着せられた。男どもが目の前に。うげぇ……キツイぞ。これはキツイ。絶望感が漂う男子達を横目にキャッキャと笑う女子達。コイツら……ぜってえ許さねー。)   (2023/5/28 20:29:14)

草木 湊♂3年(そして。文化祭開始のアナウンスが流れた。『ただ今より、第〇〇回とある学園。文化祭を開始致します。〜。』さぁ。始まった。これは絶望に打ちひしがれた男子達が送る、最高のエンターテインメント。『2年〇組のラブラブメイド喫茶 男子生徒の夢の楽園』からお届けする。笑える。リアルなゲテモノ物語だ。)さあ。皆おいで〜。さぁ一緒に。萌え♡ 萌え ♡ きゅん♡ 〆   (2023/5/28 20:29:27)

草木 湊♂3年【お目汚し失礼。次のお題は。『多分、初恋だった』でお願いします。では、お邪魔しました。】   (2023/5/28 20:30:20)

おしらせ草木 湊♂3年さんが退室しました。  (2023/5/28 20:30:26)

おしらせ加賀 氷馬♂2年さんが入室しました♪  (2023/5/29 07:04:58)

加賀 氷馬♂2年(吐き出された息は荒く、空気と触れ合った途端に白く変わる。そして次の瞬間には溶けるように空気の中へ消えていく。そんなことを幾度も幾度も繰り返して俺は走っていた。オリオン座が僅かに東へ傾いているかもしれない頃、寒空の下を駅へと急ぐ。ちら、と確かめる腕時計はまだ時間的猶予があることを伝えてくれるけれど、制服の上にコートを羽織り通学カバンを手にして走るのは容易ではなかった)はぁ、はぁっ…もう、少し…っ!(ようやく視界が捉え始めたのは近年改築されたばかりの駅舎。線路の高架化に合わせて新しくなったものだが自分が利用することは少なく、駅の構造には詳しくない。飛び込んだ駅舎、2つの路線が交わるだけあって中にはまだ人の姿も多くて。ぐるりと見渡せば電光掲示板に標記された列車案内に目を留めた。これじゃない、もう1つの路線だ。焦る。時間の猶予がどうなったのか確認している場合でもない。構内を奥へ進んだ所にもう1つの改札があることに気付くには2分を無駄にした)   (2023/5/29 07:05:04)

加賀 氷馬♂2年(駅舎の入り口からすればやや奥にあるもう1つの改札、上にある電光掲示板には目的の路線が標記されており、予め手にしていたICカードを翳して改札をすり抜ける。普段使うことの少ないコレも僅かながらチャージが残っていたことに安堵する間も無く、ホームへの階段を駆け上がっていく。所謂1段飛ばしであっという間に降り立つホームは島式で、両側に上りと下りのレールがある。乗り換えもできるほどの駅だからか特急列車も停車するらしく、ホームはかなりの長さを誇っていた)どっちだ…?(そんなホームの中程にある階段から上がってきて右か左か、まさに右往左往するように行き交う人並みに視線を鋭く向ける。その中にきっと探している人がいるはずと目を凝らすも見つけられず、ホームの床を強く蹴ると勘の働くほうへ駆け出した。人を、柱を、自動販売機を避けながらすれ違う人を逃すことなく確認して──いた!)先、輩…(ぐぐっと太腿に力を込めて足を止める。長いホームの端に近いところで佇む姿は間違いない。憧れの先輩の、1年間ずっと見続けてきた横顔がそこにあった)   (2023/5/29 07:05:10)

加賀 氷馬♂2年(両膝に手をついて荒く吐き出された息が白く溶ける。見つめるホームのアスファルト、視界の端に点字ブロックがよぎった。しばらくの間顔を上げることができないでいて、呼吸を整えるだけの時間を欲しているというのに。そんなことをしている場合なのかと神か仏に言われるよりも早く、名前を呼びつけられて鼓動を静めることなんてできなかった)「加賀くん、だよね。どうしてここに?」(問われていることは気付いている、いるけれど言葉出てこない。視線を合わせることもできない。けれども無視しているような態度を取り続けるわけにはいかなくて顔を上げると、かなり間近に先輩の顔。反射的に一歩二歩後退り距離を取ってしまうと余計に不安がらせてしまうだけだというのに、思わずそんな行動に出てしまう足。乱れていた呼吸は整い出したけれど用意していた言葉をすっかり忘れて、その場で絞り出すしかなかった)せ、先輩が…行ってしまうって、聞いて…そしたらこのままじゃ駄目だと思って…ここにいるって聞いたんです(しどろもどろになりつつもなんとか答えにはなっただろうか。視線は顔を見られずダッフルコートの胸元を見つめていた)   (2023/5/29 07:05:11)

加賀 氷馬♂2年「そっかぁ…知られちゃったか。部の皆には内緒にしてたんだけどなぁ」(先輩はあどけない表情でさらりと言い放つ。くるんと一回転しては俺を見つめてこう続けた)「実はね、加賀くんが来てくれてちょっぴり嬉しいかもしんない。ほら、部の中でも特別っていうか…一番仲良くしてた後輩くんだからね」(この学園に入ってから始めた弓道を俺は何一つ知らなかった。それを手取り足取り教えてくれたのがこの先輩だ。女子でありながら男子を教える理由は分からなかったけれど、将来有望とまで言われる実力があって、聞いた話では弓道の有名高校に転校するってことらしい。それを俺たちには告げずに──)俺は先輩がいたからここまでやってこられたんです…その感謝を、恩返しを全然できてなくって…(瞳から流れる一滴が冷たすぎる空気に触れる。頬から顎、喉元まで落ちていくと先輩も気付かないはずがなかった。人差し指を差し出してそっと拭い「十分受け取ってるから」と笑った)「そうだ、加賀くんスマートフォン貸して」   (2023/5/29 07:05:13)

加賀 氷馬♂2年(不意の言葉に思考が追い付かないがポケットに押し込めていたそれを取り出すと先輩はなにやら操作し始めて──返却された画面には先輩の名前が。そう、LINE登録されていたのだ)「えへへっ。女子部員はねLINEグループがあるんだけどさ。男子はだーれも登録されてないんだ。だから氷馬が最初で最後。他の男子には内緒だからね?」(ニヤリと口元を緩めた先輩はそう言って自分のスマートフォンをふりふり。その仕草が可愛すぎて、弓を構える姿とのギャップに──────俺は恋に落ちたのかもしれない)「わ、来ちゃったかぁ…それじゃ氷馬、元気でね、っていうかまた逢おうよ。さよならは言わないからね」は、はい…先輩もお元気で(ホームに滑り込む特急列車のドアが開き、乗り込んだ先輩の姿が流れ去っていく。心に一抹の寂しさが残るはずなのに、心の整理がつかないままの俺の手の中で震えるスマートフォン。その画面には)『これからいっぱいお話できるね、氷馬』『もう「先輩」はなしだぞ。きちんと名前で呼ぶこと!』(呼吸を落ち着けてフリック入力するのは声に出したことすらない先輩の、下の名前。しかも呼び捨てで──)   (2023/5/29 07:05:18)

加賀 氷馬♂2年【初恋かどうか、自分でも分かっていなかったり?次のお題は『現実は小説より奇なり』】   (2023/5/29 07:06:05)

おしらせ加賀 氷馬♂2年さんが退室しました。  (2023/5/29 07:06:09)

おしらせ陸奥信濃♂3年さんが入室しました♪  (2023/6/3 17:28:19)

陸奥信濃♂3年(この物語の主人公はイケメン男子。周りはいつも女子グループに囲まれている。教室のその空間だけはいつも華やいでおり異質。隣のクラスの学年一番人気の女子も頻繁にこのクラスに足を運びそのグループに加わっていた。そんな二人が付き合い始めたと言う噂が広がり始めた頃———)って、何してんの?危ないって!(図書室の奥の方書架がひしめきあうように並んだ空間。その窓際の一角に小さな木の机と古びた丸椅子が置かれていた。薄汚れたカーテンをわずかに開きそこから降り注ぐ陽射しは本を読むには十分な明るさをもたらしてくれる。そう、ここは独りで静かに過ごせる僕のお気に入りの場所。のはずだった。ふと背後に人の気配を感じ振り向くと一人の女子が丸椅子に片足を乗せその上に立ち上がろうとしていた。その丸椅子は4本足の一本がかなり緩々の不安定で椅子としては全く役に立たない代物。慌てたせいで僕にしては珍しく思わず声を張り上げていた。丸椅子に乗せた片足をさっと下ろすと怯えた表情をこちらに向け小さな声で「ごめんなさい」を口にし、そのまま此方に背中を向けて逃げ去るように立ち去る彼女。)   (2023/6/3 17:29:19)

陸奥信濃♂3年あ、ちょっと。(と投げかけた声は果たして彼女に届いたか届かなかったか。丁度彼女が立っていたあたりに桜色の付箋紙を見つけ拾い上げると本の題名と著者らしきメモが読み取れた。彼女が身体を向けていた書架へと視線を這わし、その最上段に同名のハードカバーを見つける。背伸びをしその本を手に取った僕は、その本を同じ書架の中段の隙間へと押し込んだ。拾い上げた付箋紙をその本の背表紙に貼り付け。不安定で危険な丸椅子は後で図書委員のところに持っていき廃棄してもらおう。)   (2023/6/3 17:29:40)

陸奥信濃♂3年(この物語の主人公は陰キャ男子。友達と呼べる者はおらず。いつも独りで黄昏ている。だがしかし彼は隠したスキルの持ち主で。そのスキルを駆使し日夜世界平和のために戦っていた。そんな彼がとある事件をきっかけに一人の少女と出会い———)って、何?わっ!(いつものようにいつもの場所で独り孤独に本の世界に埋没していた。気がつけば一人の女子が横から僕の横顔を覗き込んでいた。近い、と感じ慌てて身体を離そうとすると丸椅子の上でバランスを崩しそのまま床へと尻餅をついてしまい。)いてて(お尻に手を当てながら立ち上がる僕に対して「ごめんなさい。びっくりさせて。あと、本のことありがとうございました。」顔を真っ赤にしながらそれだけ言うと足早に立ち去る彼女。そう言えば背表紙に付箋紙を貼り付けたあの本。次の日にはなくなっていたっけ。)   (2023/6/3 17:30:10)

陸奥信濃♂3年(この物語の主人公はごくごく平凡な男子。ある日突然地球に降り注いだ隕石群。その隕石とともに宇宙からやってきた異星人の女子との出会いがそんな主人公の生活を一変させる———ページを捲るとあとがきが続く。読了。バカっぽい内容ではあったけど面白かった。満足した笑顔を浮かべ顔をあげると少し離れたところにある同じような木の机と丸椅子に座った女子と目があう。その彼女の口元も笑みをたたえており。なんだか笑われた気がして落ち着かなくなるとそのまま席を立ちそそくさと教室へと戻った。)   (2023/6/3 17:30:45)

陸奥信濃♂3年(それ以来図書室のいつもの場所に行くとその彼女と顔を合わせる日々が続くようになった。僕のお気に入りの独りの場所を邪魔されたと感じていたが、ここは私的な場所でもないわけだから来るなと言うわけにもいかず。だからと言って自分がこの場所を手放すのは違うと感じた。半分以上は意地になっていると言っていいだろう。そんなわけで奇妙な二人だけの空間を共有するようになる。そんな日が続けばいつからか彼女とも二言・三言程度は声をかけるようになり、さらにはお互いの読んでいる本のことについて語り合うようにもなっていった。)   (2023/6/3 17:31:12)

陸奥信濃♂3年(いつからだろう。少し離れて置かれていた木の机が二つ隣あわせに並ぶようになったのは。今日も古びた丸椅子に2人並んで仲良くそれぞれが選んだ本と向かい合う。今日読んでいるのは彼女に教えてもらったもの。そんな彼女が目を落としているのは先週僕が読み終えたばかりの本で。傍ら言わせると僕らは付き合っている風であるらしい。確かに彼女と一緒に映画には行った。それこそがデート以外の何者でもないのだとか。あれはお互いが面白いと語り合った原作が映画化されたもので、自然な流れで一緒に観に行くことになっただけなのだが。映画の帰りに立ち寄ったカフェで何気なく彼女に聞いてみた。)僕達って付き合ってる風にみられてるんだけど。どう思う?(一瞬見開いた瞳。その後アニメでしか見たことがなかったいわゆるジト目を此方に向けた彼女が囁いた言葉。それは僕を慌てふためかせるに十分過ぎるものだった。)   (2023/6/3 17:32:02)

陸奥信濃♂3年(イケメンでもなく、勇者でもなく、特殊なスキルを持っているわけでもない。こんな何の取り柄もない僕に彼女と呼べるようなものが出来たのだとすれば———それは正に『現実は小説よりも奇なり』)   (2023/6/3 17:32:23)

陸奥信濃♂3年【御粗末様でござった。次のお題を決めましょう。『オチタのは誰?』】   (2023/6/3 17:32:42)

おしらせ陸奥信濃♂3年さんが退室しました。  (2023/6/3 17:32:56)

おしらせ椎名 銀♂2年さんが入室しました♪  (2023/6/3 18:25:18)

椎名 銀♂2年【こんばんは。お部屋お借りします】   (2023/6/3 18:25:34)

椎名 銀♂2年――合格。付き合ってあげる。   (2023/6/3 18:25:44)

椎名 銀♂2年(学校の階段を頂点まで上っていた先の袋小路。屋上へ続く鍵の掛かった重い扉と備え付けられたわずかなスペースの中で、目の前の少年に私はそう言った。――私は、子供の頃からモテていた。男の子なんてチョロイ。特に同年代の男子なんて。そのことには小さな頃から気付いていた。……小さな頃に男の子からやたら話しかけられたり優しくされたりしていたのは、ただ、私の容姿が優れていただけだと思う。客観的に見て、私は可愛い。そのことには子供の頃から気付いてはいたけど――恋愛が簡単だって気付いたのはいつだったかな。そう、消しゴムを貸してくれた男の子…隣の席の翔君だったかな?彼に「ありがとう。翔君って優しいんだね」と言って微笑みかけたときのことだったっけ。自分としては特に何も意識しないで、普通のことをしたつもりだった。というか実際、普通のことだったと思う。でも結果は違った。翔君は次の日から、やけに私に近寄って話しかけてしようとくるし、世話を焼こうとしてくる。なんだろう。翔君、どうしたんだろう、と思っていたら、そのうち、クラスの中で噂になっていた。どうやら翔君は私のことを好きになってしまったらしい。その時に思ったのだ)   (2023/6/3 18:26:16)

椎名 銀♂2年(え。男の子って、こんなに簡単に女の子のことを好きになるの――? って。)   (2023/6/3 18:26:32)

椎名 銀♂2年まさか! ただ笑って「優しいんだね」って笑顔で言ってあげただけだよ? そんな、たったそれだけのことで誰かを好きになっちゃうなんて、馬鹿みたい! と、そのときは思っていたけど――実際、男子っていうのは結構な確率で馬鹿だった。下の名前を呼んであげる。ほんの少し肉体的スキンシップをしてあげる。目が合ったときに小さく手を振ってあげる。そんな、些細なことで。男の子たちは私のことを好きになる。その代わり、やりすぎると女子には嫌われたけど――なんだ、恋愛って簡単じゃん、って、私は中学生になる前に気付いてしまった。ほんの少しの、自然でさりげない特別感を与えてあげれば、それだけでいいんだ、って。それだけで、容姿が優れている私は、男のことを虜にできる。でも、でもだよ。恋愛ってこんなに簡単なんだ――とは、やっぱりいかなかった)   (2023/6/3 18:26:54)

椎名 銀♂2年(私は気に入った男の子のことをほとんどの場合好きにさせることが出来たけど……段々と、飽きてきてしまった。こんなに簡単だと、つまんないな、って思い始めてしまった。そう思い始めたら最後、自分が好きにさせた男子のことも、急につまらない存在に思えてきてしまった。簡単に手に入るトロフィーに価値なんてない。それに、この男の子たちは、もし私よりも可愛い女の子に同じことをされたら、きっとそっちに靡く。だって、彼らはただ「自分のことを好きな可愛い子」が好きなだけなんだから。結局、私は外見しか見られていないってこと。そりゃもちろん、可愛い声を出して可愛い態度で話しかけてるけど、結局はそれも外見の範疇だから)   (2023/6/3 18:27:28)

椎名 銀♂2年合格って何のこと、って? 私が君のこと、色々と誘惑してたの気付いてたでしょ? 君のこと、好きにさせようさせようって頑張ってたの。でも、君は私にはなびかなかった。だから、合格。私と付き合って。   (2023/6/3 18:28:17)

椎名 銀♂2年(そのときから、私は探し始めたんだ。私の外見的な魅力とかに左右されない人。私の中身を見てくれる人――つまりは、いくら私が誘惑しても、簡単に私のことを好きにならない人。私は、簡単に私のことを好きにならない人がいい。我ながら、最低なことをしてるなあ、っていう自覚はある。でも、私にだって自分の好みの相手を探す権利くらいあるでしょう? あと、私に靡かない相手って言っても、もちろんただそれだけじゃダメ。ちゃんと、価値のある男の子じゃないとね。…目の前のこの男の子は、外見はせいぜい普通だった。成績も中の上。大人しくて、クラスでもあんまり目立つ方じゃない。もちろん、女の子にモテるわけでもないし、彼女もいない。ていうか、いたらこんなことはしてない。そこは流石に最低限の良識)   (2023/6/3 18:28:42)

椎名 銀♂2年(でも、おどおどしてるわけではなくて、芯がしっかりしてて、怖そうな人にもしっかり言うべきことは言うし、間違ってることにたいしてははっきり間違ってると言うような子。あんまり愛想がよくなくて、友達はそんなに多くないけれど、色んな人に信頼されてて一目置かれてる子だった。…あと、美術部に入ってて、絵がめっちゃ上手い。一日中、授業中も休み時間も放課後もストイックにノートに絵を描いてて、それがすっっっっっごく上手くてびっくりした。美大を目指してて、将来はイラスト関係の仕事に就きたいらしい。なるほどなるほど、しっかりしてるし、ちょっと足りないというか不満なところもあるけれど、全体的に見てまぁ、及第点、ってトコ? お試しで付き合って、審査してあげてもいいかな、って感じの子)   (2023/6/3 18:29:14)

椎名 銀♂2年ふふ、これから、よろしくね?   (2023/6/3 18:29:23)

椎名 銀♂2年(と、私はとびきりの笑顔を作って、彼に手を差し伸べて握手を求めた。自慢じゃないけど、私は今まで告白を失敗したことがないし、付き合い始めてからフラれたことも一度もない。告白成功率10割で、フラれた回数0だった。キルレートは∞。だから、失敗なんてするはずない。そう思っていた。私には、失敗体験がなかったから。相手の返事なんて聞くまでもなく、告白が成功したと思い込んでいた。その私の小さくてか弱い掌を――彼は嫌悪感を込めて強く横にはたいた。そして、顔をしかめて、落ち着いていたけれども静かな怒りを滲ませる声色で呟いた)   (2023/6/3 18:30:16)

椎名 銀♂2年――俺を試すな。   (2023/6/3 18:30:28)

椎名 銀♂2年(そう、一言だけ吐き捨てると、彼はゆっくりと階段を下りて行った。私は雷に打たれたような衝撃を受けて、立ち尽くすしかできなかった。怒気。困惑。絶望。興奮。悲哀。諦念。色んな感情が渦巻いて、彼の小さくなっていく背中をただ茫然と見つめることしかできなかった。そう。この瞬間だったんだ。――私が、生まれて初めて男の子を好きになったのは)   (2023/6/3 18:30:46)

椎名 銀♂2年(恋に落とそうとしてたのに。故意に落とそうとしてたのに。落ちたのは――私だった)   (2023/6/3 18:30:58)

椎名 銀♂2年【お部屋、ありがとうございました。勢いのまま書いたので、投下しながら「こんな女モテるわけねえだろ」と思っていましたが、フィクションなのでご愛敬……。次のテーマは『じゃんけん』でお願いいたします】   (2023/6/3 18:31:24)

おしらせ椎名 銀♂2年さんが退室しました。  (2023/6/3 18:31:38)

おしらせ白野 渚♀2年さんが入室しました♪  (2023/6/4 13:20:38)

白野 渚♀2年【お邪魔します。お題「じゃんけん」にて。】   (2023/6/4 13:21:26)

白野 渚♀2年……また負けた…。(己の出したグーが憎い。へなへなと机に伏せ、ごつん、と額をぶつける大きめな音が放課後の教室に響いた。──幾度勝負を重ねたのだろう。勝てない。一向に勝てない。同じ手を繰り出したわけもなければ、彼が次に何を出すか心理戦を試みたりもした。それでも、何故だか勝てない。一度もだ。じゃんけんってこんなに勝てないものだったっけ。勝者の報酬である飴が机の中央からなくなっていく。対面に座る彼の目の前には苺味の飴がこんもりと盛られていた。それに比べて自分の手元は無残な結果を指し示している。お気に入りの苺味。元々は自分のだった。誰だ、飴を賭けてじゃんけんしようと言ったのは。言い出したのは私だ。いつの間にか教室の窓からは黄昏が差し込み、報酬も底を尽きた。苺味を全て鞄の中に入れ始める無慈悲な彼から勝負の終わりを告げられる。待って、まだ一度も勝ってないのに。)   (2023/6/4 13:22:26)

2023年05月24日 11時20分 ~ 2023年06月04日 13時22分 の過去ログ
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