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「オリジナル魔法 少女なりきり部屋」の過去ログ

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2012年06月30日 23時13分 ~ 2012年07月03日 05時56分 の過去ログ
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シスターアーデルハイト(同時、私を中心に地面を無数に枝分かれする蒼光が伸び、それは雑木林全体の侵食を開始。周囲の光景を粒子状へ変換、分解させてゆく。これは一帯を巡る気脈の流れを高エネルギー準位へ相転移、一時的な過負荷状態に置くことで時空間を不確かなものに変える業だ。それは時間と空間の陽炎であり、外部から見た私たちも影のような存在となる。この特異場の性質は二つ、現実世界から切り離されつつもお互いが霊魔力の供給を受けられる、そして時折、不安定に時空間が遷移する。世界の綻びを治す業を施すか事象の崩壊の外へ逃れない限り、マサトもこの特殊場へ飲まれるでしょう。)   (2012/6/30 23:13:36)

御剣マサトっく……(音を倒れていく桑の木に視線をやり舌打ちをする。地面に障害物が増えるのは面倒だという事と、お気に入りの場所で騒ぎなんか起こしたら次から使えなくなるというなんとものんきな心配で)効果的な嘘ならついて良いって事だよな!それ!(長い詠唱に警戒心をフル稼働させ、撃ったばかりの弾倉を迷わずトップブレイク、使用済みで色を失った弾丸が一発ポップしながら光の粒子と散り回収されると、新たに赤の弾丸を一発装填して、閉じる)っく、牽制にもならないのかよ……(あっさりと迎撃されてしまうと、ある程度予測していた事とはいえ相手との力量差を思わせ、舌打ちしたい気分になる。しかし剣を振りぬいた隙を放って置くわけにも行かず、踏み込もうとし、直後に目を見開き折れそうになる膝に力を込める)なんっ……(なんだこれ、という言葉は途中でかすれた吐息に変わり、溶けて消える。周辺の魔力の変異を感じ取る器官を持つ身にとっては、突然嵐の大海へと放り出されたようなものだ。三半規管どころか己の存在する実感すら信用できず、こみ上げる吐き気にを堪え、無防備に追撃を受けないよう身構えるだけで精一杯であった)   (2012/6/30 23:25:21)

シスターアーデルハイト(セフィラの加護によって爆発的に威力を増した斬撃がV字型の無風域を作るけれど、私のシスター服は炸裂した風の余波によって激しく翻る――崩壊した元の事象の向こうから、蒼を主にして万色の混じった奔流が私たちを包んだ。その極光の端々にフラッシュバックの様に無数の光景が瞬く。雑踏、飢餓、戦争、疫病。反戦運動の行進とプラカード、黒煙で空を埋め汚水を河へ注ぐ工場群、黄昏の梢で身動ぎもしない烏、衰えた手足を路地に投げ出した難民の幼児――それは龍脈に刻まれたこの世界の記憶。)事実と正反対の事は言えないけど…ちゃんと黙っていたわ。私が《魔を狩る者》、そして貴方が、(記憶の煌きの中で、にやりと言い直す。)“お前”が、その狩るべき《魔》の一類である事は。お陰でスムーズにお仕事を終わらせられて、(世界が像を結んだ時、マサトの起こした風はまだ収まっていなかった。)   (2012/6/30 23:31:05)

シスターアーデルハイト…っ…。(霊力防護を通してすら肌を灼く痛み――直後、持続する風の正体を理解する。確実に氷点下、生身なら命に関わる気温。マサトは事象の不確定性が一応の収斂を見せた事に気付くでしょうけど、もっと鋭敏な感知の才があれば未だに“どこにでもいる、どこにもいない”状態が続いていると感じるかもしれないわね。)ここ、は…。(雪混じりの風に乱れる髪を押さえつつ、ゆっくり頭を巡らせる。視界に映るのは延々と続く、積雪に埋もれ灰色にくすむ瓦礫。東欧の面影を辛うじて残した廃墟の市街は、かつて駅前の大通りだったらしい。至る所で燃え残りの紅蓮が熾火となり、黒煙が曇天へと昇っている。戦火の街――幾重もの反響を伴いつつ届くのは小銃発砲音。7.62mm、速射してるように聴こえるのは多人数が斉射してるからで、ボルトアクションかしら?半壊した倉庫の壁のスローガンはこう読める。“Свобода, равенство, братство<自由、平等、友愛>”。北は破壊を免れた赤煉瓦の駅舎の向こうに操車場、南は市街の隙間から遠く広場が見える。見上げた厚い雲に、群れ成すT字シルエット――双発レシプロ爆撃機。)   (2012/6/30 23:31:18)

シスターアーデルハイト…ちっ、嫌な予感…。(血振りで刀身を閃かせ、切っ先から蒼いセフィラの加護の残滓をこぼしつつ、マサトの姿を探して水平へ視線を戻す。その時、広場に建つ巨大な指導者像がちらりと見える。その横顔を私は知っていた。いえ個人的にではなく、あまりに有名人だから。ヨシフ・ジュガシヴィリ、またの名を“鋼の人 <スターリン> ”。)   (2012/6/30 23:31:25)

シスターアーデルハイト【言い忘れた!事象は好きなタイミングで好きに変えてもらってもっ。あと固定時の出現点もご自由に。】   (2012/6/30 23:33:19)

御剣マサト【了解!適当なタイミングで飛びます!あとこっちが移動ロール打たなくても連続で飛んでくれてOKなんで!】   (2012/6/30 23:34:06)

御剣マサト次元転移……違う、なんだこれ……(それは世界の相が入れ替わる時の感覚に似ていた。少し違うのは幾枚もの相をつきぬけ、沼のようなどろりとした感覚が脳にこびりついてる事だが)そうかよ……俺と、俺たちと過ごしたあの時間は全部嘘だったんだな……(うつむきがちに、堪えるように声を絞り出して、キッと顔を上げる)なんて言ってやるか馬鹿野郎!俺をおちょくったりしてる時はどう見ても本気で楽しんでたし!勝手にスイッチ切り替えてんじゃないぞ!(歯を食いしばり、エンフィールドを握る手に力が篭る。心の熱はシールドコートの環境保護機能が発動するまでのタイムラグで吹き込んできた冷風を感じさせずに受け流す)   (2012/6/30 23:48:30)

御剣マサトここは……(素早く周囲の状況に目を配り、違和感に眉をしかめる。足の裏はしっかりと石くれと区別の付かない石畳を踏みしめていた。しかし第六感覚野は硬い沼地とも言うべき、確固とした手ごたえながらぐにゃりと捉えさせない矛盾した感覚を返していた。少なくとも尋常な空間でない事は、間違いない。とらえどころのない部分は頭の片隅に追いやり、最優先事項、すなわちアリシアの姿を見つけることに専念し、そして――)余所見してんなあ!(折れかけた街灯にワイヤーガンを引っ掛け、打ち出されるように宙をすべりつつエンフィールドを振るいに行く。あれから先んじてアリシアの姿を見つけてから準備は十分に終えられていて。刀身には黄色と青、二種の光が宿り獣の唸り声のような重低音を響かせている。刀身に込められた魔力が暴発することはないが、切り結べば火花の代わりに水の飛沫と小規模なスパークが飛び散る事となるだろう)   (2012/6/30 23:48:35)

シスターアーデルハイト(“Товарищи! <同志諸君!> Беспощадно разгромим и уничтожим врага! <無慈悲に敵を粉砕破壊せよ!> ”どこか遠く、設置された街宣スピーカーから居丈高なプロパガンダ放送が繰り返されている。広場方向かしら?酷く割れた悪音響の上に反響で殆ど聞き取れないけど。“Город назван в честь нашего великого товарища <我らが偉大なる同志の名を冠した街――>”拙いロシア語の聞き取りで、ここが何処か察しはついた。ある意味ではその理解が、敵の機先を許したのかもしれない。)――っ。(最初に気付いたのは曇天を走るケーブル。視界を滑らせた先で青の影が銃弾のように迫る。)はっ――、(刃を刃で受け、私の踏み足が雪混じりの泥の上へ長い跡を残す。その衝撃と手応えにこそ、火花の瀑布の中で私は笑っていた。重いエンジンの唸りと風を切る甲高い風切り音が交差――曇天を横切るT字シルエットから、無数の小さな黒点がこぼれる。)そうよそれ、そうじゃなきゃマサトじゃないわ!本気で楽しんで、本気で殺り合う。お互い社会人ですもの、せいぜいしっかりスイッチ切り替えなきゃ、   (2012/7/1 00:04:59)

シスターアーデルハイト(鍔迫が耳障りな悲鳴を上げ、マサトは篭める力が沈むような応えを感じるかもしれない。巻き込むように刀身を滑らせ、次いで柄をマサトの手首にかけ捻じり極めようとする。)《斬把》、(一種の武器持ち用関節技ってとこかしら。ひと口に関節技と言っても霊力の篭った極めは、鋼鉄柱程度なら拉ぐ。同時に跳ね上げる私の左掌へ蒼炎が収束。硬質クロムメッキの銃身にベンチレーテッドリブを備えたフラットな面構成の近代的リボルバーが実体化。フック気味に打ち込んだ銃身がマサトの胸を向く。)来い、唯那深閑!(胸と大腿動脈を狙い、トリガーを二連射。咆吼のような銃声と共にその辺の魔族なら果物のように爆ぜる威力重視の.357マグナム聖弾を叩き込む。)不思議に思わないの?リッタークロイツ教会修道院は魔を亡ぼす機関。《魔》は神の計画を、自然の摂理を狂わせる存在。“ことわりの外のことわり”。なのに自分達がその枠内に入ってないなんて!   (2012/7/1 00:05:04)

御剣マサト……(スパークに頬を焼かれ、風の中で凍る飛沫に皮膚を叩かれながら歯噛みする。なぜ声を出した?なぜ機先を制しておいて万全まで詰めなかった?なぜ、アリシアに受けられて……)なんでほっとしてるんだよ!俺は!(ぐちゃぐちゃにかき混ぜられた頭の中を吐き出すように、叫ぶ。覚悟が定まってない、ただでさえ技量に差がある現状では致命的にも程がある。しかし簡単に定められるものでもない。ゆえに、反応が遅れた)しまっ……(力のベクトルを歪められ、絡め取られていく流れに完全に飲み込まれてしまった。出来る事と言えば力の流れに逆らわないように身を捻り極められるのを防ごうとあがくことだけで)がっ……(運動エネルギーを吐き出し切ったところで銃口を向けられては反応は出来ても対処は出来ない、なすすべもなく弾丸は狙い通りの場所に吸い込まれ、シールドコートの纏う力場に触れ、貫通力の大半を衝撃力へと変換されると、中心点を撃ち抜いた弾丸はまっすぐに体を浮かせ、末端部を撃ち抜いた弾丸はそれに回転を加え、雪を霧のように巻き上げながら、何度も地面に体を打ちつけ、十数mは吹き飛ばしていた)   (2012/7/1 00:30:41)

御剣マサトぐ……っつ……(胸骨に鈍く重い痛みがこびり付いている。何度も深呼吸を繰り返し痛みを確認する。おそらく酷い青あざ担っているであろう筋肉は激しく痛んだが、骨が軋むような痛みはない。股関節は脱臼したかと思うほどに痛むが、動きに支障はない、シールドコートの防御力場がテーピングのようにふとももを締め付けてくれているおかげだろう)思う……かよ!こちとら世界が広すぎるだけで十分グローバルやってるんだよ!ドラム缶から触手映えたような奴だろうが、車輪みたいに転がる肉の円盤だろうが、くっそ生意気に喋る猫だろうが、話が出来りゃ同類で、気に食うか食わないかはその後だ!(何を迷っていた、何を戸惑っていた。生きるの死ぬの、生き方がどうだの、瑣末な事に気を取られすぎていた。なに、問題点はシンプル。俺はあの日々が嫌いじゃなかった、好きだった。その想い出を邪魔する奴は、敵だ)   (2012/7/1 00:30:47)

御剣マサト(どうせ殺す気でやったって簡単に死んでくれるたまじゃないのは先刻承知、なら全力でやればいい。なんという幸運、実力差がありすぎて傷つけてしまうかもだの、殺す覚悟だの殺さない覚悟だの茶番を演じる必要性など全くの皆無)残念だったな!お前はこっちの枠内にばっちり入ってるんだよ!(刀身に込められた魔力を展開。同心円状に広がる二重魔法陣が回転しながら出現、構成要素は水、雷、反射、誘導。先ほどより複雑な術構成は体への負担と同時に、展開までの時間を要求する。十数mという距離は、それを補うに足るか否か。そんな思考を他所に、世界を構成するエネルギーが変異の兆候を見せ始めていた)   (2012/7/1 00:30:49)

シスターアーデルハイトへえ…直撃で貫けないとは。(マサトを追うように銃口を伸ばしたまま呟く。やや貫通性能に劣るとは言え、大したもの――彼の世界の、装備が。)広い世界、ね。だからこそ優秀な人材が揃い、天と地を繋ぐ梯子を伸ばす事も適う。羨ましいこと。けれど“ここ”は、そうじゃない。見てみなさい、灼かれた街をなおも叩き潰す爆撃機の群れを。瓦礫に響く虚しい叫びを。70年ばかり昔の事象だけど、私達の地球は何も変わりはしない。この狭い世界は、器として脆弱すぎる、(“――Наше дело правое <我々こそが正義であるが為に、> Враг будет разбит <敵は必ずや粉砕され、> ”途切れる政治将校の拡声が、別の音響に飲まれる。空気を揺るがす轟音。刹那、マサトは私の背後で駅舎の屋根が爆炎を上げるのを見るかもしれない。連続的に第二着弾。私からたった十数メートル離れた四階建てが爆炎を上げ、雪をオレンジの色に染める。膨れる火球と共に砕けた煉瓦が宙に咲き――。その中で左手のリボルバー、唯那深閑が蒼炎に溶ける。)   (2012/7/1 00:46:18)

シスターアーデルハイト誰から望まれた?お前達はあの黒のモナリザや、吸血鬼、人狼、そんなリッタークロイツの敵と何も変わらない。いいえ、もっとタチが悪いと言える。言葉と業、そして高度な解析力によって僅かずつでもこの世界のエントロピーを増大させる、星渡り。“混沌”――。(ざり、とブーツの底が地を噛み、姿勢を低くし腰だめに抜刀の構え。六ノ花凪姫の刀身を正結びの下緒を提げた銀の鞘が覆ってゆく。)アインス。(瞬間、私を中心に球場の領域が爆発。その内側で世界は色を失っていく――六ノ花凪姫の龍脈“創”転移に伴う波長の吸収現象。強力な霊魔力を帯びたものには影響せず、実害もない。おそらく私とマサトの姿、そして彼の足元でスピンする魔法陣がモノクロのスターリングラードでパートカラーのように色彩を放つ。)ツヴァイ。   (2012/7/1 00:46:52)

御剣マサト70年……今の俺には想像もできない時間だけど……人が一人生まれて、死ぬまでの時間を思えば多少の余裕さえある!そんな時間で、どれだけの変化があったか……無いわけが無い。進まないわけがない!世界が変われなくても、人は変われる。人が変わるなら世界だって変わっていく!たかだか14年しか生きてないようなガキが世界なんか見切れるかよ!だったら俺は手を伸ばす!そうしたら半径1mくらいは変えられるだろうからさ!(極寒の大地の空気を焼き払うほどの熱い風が大地を舐める。言葉は無力だ、どれほど叫ぼうともあの爆弾一発の動きさえ変えられない、だからと言って黙るつもりもない、傲慢と言われようと、絵空事と言われようと、何も発しなければ、何かが帰ってくるはずもないのだから)   (2012/7/1 01:05:04)

御剣マサト俺が望んだんだよ!この広い世界で、長い時間で……同じ時間を過ごせるなんて奇跡だ。全ての出会いが奇跡なら、一つだって諦めてやるものかよ!世界がどうだか言い合うつもりは無い、ただ、お前の態度が気に入らない!(ひとしきり叫ぶと、ふう、と息を大きく吸い、心をフラットに落ち着ける)サンダー……ケイジ(搾り出すように詠み上げ、魔力を開放する。神経の内側を流れる様な痛みと不快感を堪え、魔法を発動。巨大な水球が宙を舞い、二つに割れる、それらが更に二つに割れ、二つに割れ、大きさを減じながら無数の水滴へと変化しながら空間を生めて行き、パチリと切っ先から火花が散る。それは青白い光となり空中を突っ走り、水滴に触れると弾け、直近の水滴へと稲妻の枝を伸ばす。一瞬のうちにそれが繰り返され、糸の様に細い雷撃が水滴同士を結びつけ、稲妻の網となりアリシアを中心点とする空間を光に染める)   (2012/7/1 01:05:05)

シスターアーデルハイト教会に仕える者は予知はしない。未来の事は主が、世界の摂理が決める。だからこれは、今の話よ。今、お前の存在が毒という話をしている。(叫ぶマサトへ、小さく笑う。以前戦った幼い魔女が私に似た事を言った。“知った事か”と。なるほど、確かに星渡りの広大な認識にとっては知った事ではないのかもしれない。)聖書の悪魔の正体って奴を教えてあげましょうか。希望という甘い蜜。奇跡と可能性に取り憑かれた病。ドライ――、(見るうちに幾何級数的に増大してゆく魔力の生成物は、吹き荒れる雪に混じって煌めく。一気に膨れ上がる放電は相当な威力に思えたけれど、顧みずに六ノ花凪姫の鯉口を切った。)絶望しろッ!気に入るが気に入るまいが、全ては因果律の虜囚だと――慙悔、刹那に刻め!   (2012/7/1 01:18:11)

シスターアーデルハイト(マサトの背後の街並みが数ブロック先まで水平に両断され、直後に起こった衝撃波によって横薙ぎに吹き飛ばされてゆく。まるで苦労して並べたドミノを突風が一掃するように。崩壊音。《リヒトエンデ・懺式》は抜きつけで数十メートルの扇状空間領域ごと万物を叩き斬る業。精神の実体化とも言える魔力はある程度の障壁として機能するかもしれない。荒れ狂う稲妻もまた天と地に分かたれるけど、回り込むように走る雷までは止められない。それもまた因果――シスター服の各部が次々と爆ぜ、灼けた肌が覗く。ふむ、まさしくこれこそ“知った事じゃない”ね。)…っ、つぅ…!   (2012/7/1 01:18:19)

御剣マサト言っとけ破戒シスター!教義を語るならもうちょっとシスターらしくおしとやかにして見ろ!もしくは聖歌を豪快にアレンジしてミュージカルでもやってろ!俺が聞きたいのは神様の教えなんかじゃない、お前の言葉だ!理屈を捏ねるな、俺が気に食わないから殺すってのなら正直に言っとけよな!(体を痛めつけることの無い幻痛が神経を焼きながら前身を駆け巡る。発動中の術式にさらに魔力を供給し、持続時間を延ばす。ここ最近の成長でようやく実用的なレベルに持って行けた物の一つだ。ただし、死ぬほど痛い。そのため集中できるのは持って十秒程度。空間を切り伏せる横薙ぎの一撃を無数の雷が絡めとろうとして、吹き散らされていく。広範囲に撒かれた術式は霧中を進むレーザーのように威力を削り取っていくが、根本的な力の総量が違う。焼け石に水よりマシであればいいのだが)殺す気だけは……本気すぎるだろ!(左手に装着したバックラーを体の前に持ってきて、両足を踏ん張る)   (2012/7/1 01:37:13)

御剣マサト(バックラーがガチャリと音を立て、円周が展開、ラジエーターのようなパーツが露出する)シールド!(叫びに応え、露出したパーツが青白い輝きを帯びる。天然のミスリルがシールドコートの防御術式を受け、増幅、前面に展開し、衝撃に備え)ぁ……ッ!(突風に立ち向かう木の葉のように足裏を地面から引き剥がすと上空へと打ち上げていた。その衝撃を一手に引き受けた左肩からは鈍い音が響き、だらんと腕がぶら下がる。関節が外れていた。声にならない悲鳴を上げながら、魔力のパルスで問いかけてくるシステムに了解の意を伝え、再び鈍い音が肩から響く。強引に肩を締め上げ、関節をはめ込んでいた。意識が飛びそうになるのを必死に持ち堪えながら、世界が砕ける音が聞こえた。無数に細分化され、世界の記憶を元に現実が再構成されていく。宙に浮かぶ巨大な飛行船、それを見上げる人々、人類の力が一つ一つ世界の支配を強めていく、そんな前進の時代の光景がフラッシュバックし、広い空間に放り出される。そこは飛行船の気嚢の中であった。本来、ガスがつまっているはずのそこには世界の記憶の齟齬か、浮くという概念そのものが充満しており、いわゆる無重力の状態だった)   (2012/7/1 01:37:14)

シスターアーデルハイトあら、言ってなかったっけ?私、ヒーローは大好きだって。(痛みより問題は、筋力に対する一時的な衝撃。片膝をつきながらも、挑発的に明るい声は変わらない。)威勢がいいくせに実は自分の正面が盲点、打たれ弱いようでしぶとい、愛すべき騎兵 <ナイト>。だけどヒーローってのは創作物よ。映画に、コミックブックに描かれた架空。現実の構造は、世界の規則はその存在を赦さない。持つものは、持たざるものを救えない――、アクター <演技者> ね。(マサトの世界で言う所の魔力遣いの名称、自分で言った言葉を笑い飛ばし、)…は。いいネーミング!っ、やっぱり、こういうのが一番、厄介…!(奥歯を噛みつつ、苦い呟きを絞り出す。振り抜いた刀身が半回転、切っ先を下に右掌からこぼれる――痺れた指が一時的に柄を保持しきれなくなったから。基本的にリッタークロイツの騎士は融通のきかない大火力による打撃を旨とし、魔力遣いの広範囲で柔軟な業の運用への防護に欠ける。   (2012/7/1 01:48:58)

シスターアーデルハイト落ちた刀身は地面へ触れる直前、蒼く燃え上がって消滅。それを追い越し、雪上に紅い斑。傷ついた腕から滴った血を合図にするかのように、視界が色を取り戻す。同時に自由落下爆弾の黒い影が私から10メートルも離れていない灰色の鉄塊、擱座したT34/76中戦車の直上で奇妙にも鈍く落下速度を緩める――そして、静止。)龍脈の事象像が揺らぐ――、(突風に飲まれる瓦礫が蒼の粒子へ変わり、吹き払われてゆく。結ばれた像は白の、淡い光が透ける曲面に包まれた広大な空間。)…何…?どこに、に、(状況認識できないのは狩人として致命的だ。ようやく回復しつつある筋力に力を籠め立ち上がろうとした瞬間、)わっ、と――何!?(芸もなく“何”と二度繰り返したのも仕方ないわよね。なにしろ身体は応えなく柔らかい足場を蹴り、そのまま視界で上下が巡ったのだから。)   (2012/7/1 01:49:20)

御剣マサトああ、そうだな、ヒーローってのは最強だ。言われなくても助けてくれる、ご期待通りに現れて、危機一髪を救ってくれる。ああ居るわけないよなそんなの……人を救えるわけが無い。でもな現実にヒーローが居ないなんて誰が決めた(語りながら周囲を観察する。明かりは気嚢を透かし、薄暗いながらも視界は確保されている。後期型の設計らしく骨組みが支えているため足場はある、広さは下手な体育館くらいすっぽり入ってしまいそうな程だ。鉄骨の一本につま先を引っ掛けると、そこを支点にくるりと体を回し鉄骨に体を預けると痛みに消耗した体をしばし休めつつ、使用済みの弾丸を廃莢し、新たに赤と緑の弾丸を一発ずつ装填、補給は完了)   (2012/7/1 02:02:25)

御剣マサトヒーローの条件を知ってるか?(笑みを浮かべつつ足場を蹴り、滑るように宙を移動する。アリシアに向かわず、別の鉄骨へ。重力が存在しない環境では人間は自分の現在地を定義する事が難しくなる。指標物との相対関係で計るしかない。だが戦闘中はそんな悠長な事はやっていられない、だから)MDPO戦術要綱が一つ……敵は、下だ!(再度鉄骨を蹴り付け、跳ね返るボールのように二段加速。目標を下と定め、今自分は落ちていくんだと状況を定義し、身体の感覚をリセット。エンフィールドを弓のように引き絞り、アリシアに向かい突き出していく。無重力空間で武器を振るえば、その重量を受け流すのは地上ほどには容易くない)   (2012/7/1 02:02:27)

シスターアーデルハイト不完全な像、有り得ざる世界ってやつか。にしたって、これは…、(回転が停まらない。ええと、小説だか映画だかで無重力状態で角速度を落とす方法が書いてあったような。そんな物が実用性あるかどうかも不明だし、そもそも咄嗟には思い出せない。地上から異物を掃討するのが目的であるリッタークロイツの騎士は降下はともかく無重力下での戦闘訓練なんて受けてなかった。)勘弁してよね、と、我々は大地の一部であり、大地は我々の一部であるって、言うでしょ!(それを言ったのはドゥワミッシュ族の長だったかしら。カトリック聖職者の私がアメリカ先住民の言葉を口にするのは色んな意味で罰当たりもいいとこかもしれないけど、ま、どうでもいいわね。)くたばれ <sterben sie> ――。(やっと気嚢の保持構造体に身体を触れさせ、片膝と両手をついた姿勢でマサトを見上げる。悪態を捨てた私は、相当に苛立った眼をしていた。常に冷静と感情の切り離しを求められる職業に関わらず、半ば逆切れ気味に吐き棄てる。)詩篇第九拾九、鎖せ、霊装 <アロン> ――、   (2012/7/1 02:17:54)

シスターアーデルハイト(熱のない蒼の炎が私の周囲を渦巻き、収束するにつれて黒化してゆく。黒炎が爆ぜた後、漆黒の鱗に肌と顔の半分を鎧われ、同色のロングコートを纏った姿へ変化。朽ちかけたコートは高圧縮された霊力の炎で絶えず綻びの形を変えている。そのまま即座に宣言を次ぐ。)禁限解除 2 <アクツェル・ツヴァイ> !(瞬間、鱗状装甲の領域が急激に拡大、そして霊力のコートが燃え上がるように伸びる。)疾い、そっちは随分、慣れてるらしい!(霊装 <アロン> の分、マサトの肉薄を許す。間に合わない――跳ね上げた右腕を半ば犠牲にするように刀身へ翳す。まるで醜い異形と化した上腕が刃を受け、その接した部分の装甲を蒼く爆ぜさせる。)ったぁ、(喉奥で唸りつつ、身を翻し左脚を蹴り上げる。霊力を纏った足刀が死神の鎌のように蒼い弧を描く――その姿から《刎首》と名付けられた後ろ回し蹴り。)――いわねッ。   (2012/7/1 02:18:16)

御剣マサト癇に障ったのなら何か言えよ……そうやって肝心なとこは隠してくれちゃってさあ!(言葉の応酬が途切れる。それを打ち切ったのは沈黙でも言葉でもなく、言葉より物を言う彼女の瞳だった。言ってくれなきゃ判らない、もっと話を続けさせろ。その感情が異形化していくアリシアの姿を思いのほか簡単に受け入れさせてくれた。正確にはそれどころじゃないと言ったところだが)真っ当な技術と経験じゃあ勝てないかも知れないけど……さ!(突き出した刃はまっすぐに胸を狙いに行く。まともに当たれば死ぬ、だがそこに躊躇は無い、手加減なんかしたらその瞬間にこっちが死ぬ。そしてこの程度で死んでくれるはずが無い。そして案の定、しかし予想外の方法でそれは防がれた)反応装甲!?(衝撃を殺され、爆圧に押される。拙い、どこにも設置していない状態で運動エネルギーを打ち消され、流されるのは重力と言う引き手が居ない今、足を止めるのにも等しい)っなろぉ!(首を刈りに来る足刀の軌道上に右腕を割り込ませ、蹴り飛ばされる)   (2012/7/1 02:45:45)

御剣マサト(力を込められ、収束された一撃はシールドコートの許容限界を超え、表面で何度も火花を散らしながら何もない空間を飛ばされていく。冷たい痛みが右腕に走り、見るとすっぱり切り裂かれ、血が流れ出ていた。首に当たっていれば頚動脈を裂かれ、終わっていた)ヒーローの条件ってのはな、自分一人の幸せじゃ満足できない強欲な奴って事だ!手の届く距離、目に見える範囲の世界に不幸を許さない傲慢な奴だ。たとえ、殺しあってる相手でもさあ!(ポーチからワイヤーガンを射出、近くの鉄骨に絡みつかせるとピンと張り詰め、飛ばされた勢いを受け、振り子のようにマサトの体を振り回す)   (2012/7/1 02:45:50)

御剣マサト容赦……ねえなあ!(振り回されながら、セレクターを操作しトリガーを引く<<Fire>>の二重音声と共に刀身に明るい赤の色がともり、獣のような唸り声を漏らす。円運動の軌跡上にある鉄骨に両足で着地すると、膝を曲げ衝撃を抜きながら切っ先をアリシアに向け)フレイムランス!(炎、炎、収束、螺旋の構成で放たれる炎の槍が捩れ狂いながら異形と化したアリシアに向かう。強い光が気嚢を内側から照らし、表面の継ぎ目やペイントを影としてくっきりと色分けしていく。その中でも最も目立つのが逆さ文字に浮かび上がるHindenburgという船首付近に描かれた一行だ)   (2012/7/1 02:45:51)

シスターアーデルハイトっと、(《刎首》の反作用で、再び身体が逆回転の角速度を得て弾かれる。ああ、腹立つわね!空間へ螺旋状の輝線を刻み、軋むような音をさせ静止。四肢の触れた箇所で気脈の微小領域を圧縮し、宙で停まる業――零勁虚影<ヌル・シュトローツ>。その制動の最後、銃弾制御の聖句を呟きつつ左手の大型リボルバーから.357マグナム聖弾残り四発を放つ。咆吼も、四度。)…surge Deus iudica causam tuam memento obprobrii tui ab insipiente tota die, <愚かにして悟り無く御前に在りて獣に等しかりき> ne obliviscaris vocis hostium tuorum sonitus adversariorum tuorum ascendit iugiter <されど我常に汝と共に在り汝わが右の腕を保ち給えり>、(銃弾は円弧の形で宙に浮かび、蒼い星となって輝く。)――追い、貫き穿て!(刹那、錯綜する屈曲光と化して解き放たれた銃弾は全てが宙の一点、接近する紅蓮の槍へ突き立つ。一条じゃ相殺しきれないでしょうけど、完全同時の抗魔の四条。明るい赤の煌きに蒼の絞られた輝きが混じって――、この空間下では莫大なリコイルによって余計な制動を必要とする唯那深閑を投げ棄てる。)   (2012/7/1 03:05:27)

シスターアーデルハイト詩篇第九拾八・改、アイン・ソフ・オウル・ディリゲント!(回転しつつリボルバーは消失、入れ替わりに私の右腕にトンファー状に構えた白銀の十字架型の機構が燃えながら実体化。さらに肩から半身を覆う巨盾か外套のように光の刃が六枚並ぶ。)強欲、傲慢――、(けれど私は小さく無貌のこうべを振る。七つの大罪と返す以上のものが、そこにはあった。)神の愛 <アガペー> 気取りか。これでもコミックブックは良く読むのよ。ヒーローの条件って、色々書かれるわよね。正義、不屈、必殺技に――涙に弱い?ヒーロー“である”の条件など無い、ヒーローとは“なる”ものだと言う奴もいる。そういう意味じゃ、ヒーローってのは偏在するかもね。でも不幸な事に、(持ち上げた白銀の十字架の表面に入り組んだラインが走り、そこを分割面として装甲が展開。肘側へ畳まれていた霊力加圧ユニットが前面へ回転固定。機関部から薬莢が弾き出され、加圧放射口から3m程伸びたビームが両刃の剣として固定される。)   (2012/7/1 03:05:35)

シスターアーデルハイト現実が、追いつかない。ここはDCコミックの世界じゃないわ。どっちかって言うとマーヴェルの世界、ってね。刃の聖歌隊 <コール・シュヴェルト> 。アインスからドライ、展開。(マサトがそっち方面に興味があるのかは知らないけれど。マーヴェル・コミックスの社会は“ヒーロー”に対して恐ろしく冷酷だ。右肩で盾を構成する刃状パーツが三枚分離、切っ先をマサトへ向けて私を中心に正三角形の頂点を形成。)霊灼閃<ソリ・デオ・グロリア>!(刃に鋭い輝点が宿り、直後にコヒーレント化された霊力束を真っ直ぐに放つ。そいつは私の霊力を糧に、肉と霊体、そして魔を斬り裂く細刃の長剣。到達速度は、その輝きと等しい。)   (2012/7/1 03:05:43)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、御剣マサトさんが自動退室しました。  (2012/7/1 03:06:24)

おしらせ御剣マサトさんが入室しました♪  (2012/7/1 03:06:32)

御剣マサトもう対応したか!(ぎしりと静止するアリシアを見やり、舌打ちしたい気分で吐き捨てる。相手が対応できないうちにどうにかしたかったが、適応力の高さを見くびっていたとしか言いようがない、二連発動の中では最高の単純火力を持つ炎の槍を打ち消されてしまってはこの状況で打てる手はない)そんな対したものじゃない、気分良くなれないから、我慢できないから、そんな理由でだっていい。俺が目指すヒーローは唯一つ、誰かの涙をぬぐえる強さがあれば、それでいい!   (2012/7/1 03:25:48)

御剣マサト(ワイヤーを駆使し、鉄骨から鉄骨へと三次元的に動き回る。一概にそうとは言えないが、一般的に準備に時間がかかる術式ほど、ヤバい。それでなくてもピリピリと肌にひりつくような剣呑な力を感じると、立ち止まっていたいなどと思えるはずもない。しかしアリシアの照準は正確に動きを捉え、内圧が高まっていくのを感じ)今っ!(トリガーを引き、最後に残った弾丸を使用、<<Wind>>の音声と共に淡い緑の光がともり、即座に発動。収束も制御もほとんどしていないそれは拳で殴った方がまだ威力があるという程度のもの、しかし狙いはアリシアではなく真横の空間。至近距離での空気の炸裂により、見えない拳に殴られたかのように弾け飛ぶ。まっすぐに伸びていく光はギリギリをかすめ、気嚢をあっさりと燃やし巨大な穴を生み出し、風穴を開ける。直撃は避けたとはいえ、熱せられた空気がシールドコートの障壁に減衰されながらもちりちりと肌を焼く)   (2012/7/1 03:25:50)

シスターアーデルハイト…これは…。(内壁に投影されるゴシック書体に、小さく呟く。視界を長軸方向へ滑らせる――D-LZ129、その逆さまになった船籍番号がこれがレプリカの類で無い事を示していた。ええと、例のシンボルマークが描かれてるのは気嚢内部からは見えない、尾翼部分だけだったかしら?さっきは70年近く前のソビエト連邦、今度は私の故郷の船。)ちょっと出来すぎ――まさか六回目のアメリカ行きの航行途中じゃないでしょうね。(記憶が正しければ、それがこの巨大飛行船の最期。)…五発か、六発目…、(小さく呟くのは私が眼にしたあの銃剣の装弾数。異界の装備がどんな構造によって稼働してるか分からないけど、可能な限り相手の残弾を数えるのは本能的に染み付いていた。装甲から覗く口元だけで笑い、)対応だけじゃないわよ、こういう事も――コール・シュヴェルト、アインスからゼクス。アート、(全ての光刃が一度ばらばらに広がり、まるでそれ自体が訓練された儀仗兵のように整然と、私の背後やや離れた位置で二対の三角柱を形成。三つ揃った刃の内部で、蒼い輝きが膨らむ。)天后響<サルヴェ・レジーナ>。   (2012/7/1 03:41:05)

シスターアーデルハイト(瞬間、私の姿は蹴り飛ばされたように横へスライド移動。霊素を放射する刃の聖歌隊 <コール・シュヴェルト> の二対を逆方向へ向けて。次に背後へ向けた霊素スラスターによって爆発的に加速。水平に構える右腕の霊力刃が極光のような残像を残し、)まさか降下任務用の業が役に立つなんて、ね!涙をぬぐえるだけの強さ?いいえ、そんなものは言葉の枉惑、欺瞞、ペテンに過ぎない。もしヒーローが――お前が誰かを護らなきゃいけないとしたら、それは世界の理不尽から、非合理から。強さなんてのはね、全て、(3mの間合いに入ったと同時、刃を振りぬく。周囲の鉄骨に一直線に蒼い溶断面が刻まれて、)世界に喧嘩を売る力って事よ!現実を変えて、現実を敵に回すだけの覚悟が無いってのなら、そんな強さなんか棄てちまえ!   (2012/7/1 03:41:49)

御剣マサト状況が、裏返ったか……(無重力状態の戦闘にはアドバンテージがあると考えていた、しかし、相手が自由に飛べるとなるとそのアドバンテージは覆り、それどころか相手に大きく傾いている。相手に勝てる要素、有利になれるシチュエーション、現状ではいくら頭の中をさらっても欠片すら見つけられない)泣いている時に差し伸べられる手の暖かさを俺は知っている。誰かを救えるのは強さだけじゃダメだ、きっと、もっと大切なものがある。今の俺には判らないけど……!(瞳の中に残像を残す勢いで迫るアリシアに剣をまっすぐに構え迫り来る刃を迎え撃つようにエンフィールドを叩きつける。確かに速い、しかし力の放射による移動のせいか、獣のようなしなやかな柔軟性は損なわれている。が、それでも力は十分。両足を軋ませながら脚力強化の紋章を起動させ、持ち堪えるので精一杯だ)   (2012/7/1 04:06:11)

御剣マサト悪いな、現実に勝手な期待をかけて絶望して自棄になるのはやめたんだ!俺の語る正義は矛盾だらけかもしれない、世界も俺が思う以上に厳しいのかもしれない。けど、だけど、かも知れないで折れてやるほど軟い覚悟は決めちゃいない!俺はこの正義とも、世界とも、よろしくやっていく!たった14年で、世界なんか判れるかってんだよ!(ジッと不愉快な音がエンフィールドから聞こえてくる。アリシアの持つ光の刃が、わずかに食い込んでいた。一番外の刃ならまだいい、しかし中枢まで達すれば、霊的なリンクが仇となりバックファイアで神経が焼き潰される状況は、悪いとしか言いようがない)   (2012/7/1 04:06:13)

シスターアーデルハイトはッ――あはは!(平均より長い八重歯を牙のように、笑うというより私は吠える。)そういう優柔不断は女だけにしといた方がいいッ、(異界の金属を高圧縮霊力刃が削り、盛大な火花を散らせる。無重力下においてそれは放物線を描かず、まるで新星の炸裂のように眩しい。それに一段出力を増した天后響<サルヴェ・レジーナ>から溢れる霊素の蒼が混じる。彼が手にした美しい剣をへし折ると同時に、マサトをそのまま押し潰すように。)落胆させるな!誰もが最初から強いわけじゃないと言ったわね――なら!強いお前を見せてみろ!希望の朝 <あした> を証明してみせろ!(振動する鉄骨の軋みを耳にしながら、左の掌を開く。そこを末端とする蒼光は黒鱗上を走り、私の心臓を経由して左眼と左脚に到達していた。魄脈<オドス>、ギリシア語で路と呼ぶ体内の高圧気脈束。)1000年、2000年の歴史に於いて、たかが数十年の認識にどれほどの違いがある?人間ってのは、歴史に学ぶものよ。たった14年が、たった90年に伸びてもお前は同じ事を言うわ。その時、掌に残った灰と塵に嘆くがいい。   (2012/7/1 04:24:11)

シスターアーデルハイト“溟渤を劃かつ者よ<אַתָּה פוֹרַרְתָּ בְעָזְּךָ יָם> 潜むは龍、頭蓋を砕く<שִׁבַּרְתָּ רָאשֵׁי תַנִּינִים, עַל-הַמָּיִם>”、魄吼第参拾五曲、(左手の魄脈に輝きが集中――私はマサトの動きから銃剣のスペック以外にもう一つ、情報を得ていた。ケーブルを射出しながら移動している彼は、要するに行き先を教えてるのと同じだ。彼が私の圧から逃れれば、ケーブルの向かう先へこの魄吼第参拾五曲《砕翔涛》を放つ。それは五回まで屈折しながら獲物を追う無数の誘導霊力弾の嵐。彼が私の予想を裏切れば、この準備はタイミングを逃す。)   (2012/7/1 04:24:21)

御剣マサトああ、良かった……姿も喋り方も変わっても、アリシアはアリシアだな!ったく!(あちこちいい顔をしようとして自覚無しに傷つける。そう言われた痛みの想い出がよみがえり、思わず悪態をつく)ああ、くそ、痛いとこしか突かないな!可愛げのない!罵倒するのか発破かけるのか、どっちかにしろ!(右腕に、先ほど切り裂かれ血が流れている傷口に意識を集中する。己の肉体の一部である血液に魔力を宿す。と、するすると生き物のように血が腕を這い回り、右手と腰を繋ぐ回路のようなラインをつむぐ。構成は居たって簡単、エンフィールドの使用済み弾丸をポーチに転送するラインを繋ぐだけ)   (2012/7/1 04:49:30)

御剣マサト見せりゃいいんだろ!俺が積み上げた今を!(三発の弾丸を直接弾倉に転移させ。セレクターをダブルアクションからファニングへと切り替えトリガーを引く。<<Live>><<Sense>><<Accel>>の三重詠唱が響き、弾倉がエンジンシャフトの用に高速回転をはじめ、刀身がまばゆい光に包まれ一回り大きな光の刃を形成する。その魔力の圧が食い込んだ刃をじりじりと推し戻していく)トリニティアクセル!(詠唱と同時に術式が発動、全身に光が宿り、コートに基盤のような金色のラインがいくつ走り装飾のように固定化される。霊力を操るアリシアなら判るだろう。その光は生命の燃焼だ。肉体、精神、両方を術式により加速させ、生命力を魔力に転換するテストすらろくにしていない調整中の式だ。しばらくは体に宿った生命を消費するだけで衰弱で済むだろうが。そこを超えれば負債の積み上げ、すなわち余命の消費が始まる。そこまでには何とかこの場を終わらせなければならない。押し返す力を一瞬抜くと、素早く剣を引き、体を回転させながら刃の下を潜り、その勢いで光の刃を横薙ぎに振るう。剣の腕そのものは変わらないながら、その動きは何倍にも加速されている)   (2012/7/1 04:49:32)

シスターアーデルハイト(私は動いてもいないのに、がくんと空間失調に襲われる――この白い円筒形領域全体が傾いだからだ。)ぁあもう、やっぱり…。(船尾に視界を走らせ、苦々しく、半ば呆れて呟く。破れた外皮がまるで葡萄のように内部の鉄骨を外気に晒し、そこから意外なほど近くの荒野が見える。ぐら――、とさらに飛行船が傾き、現代に比べれば随分と簡素な飛行場らしき施設が見えた。“第六の日”は往々にして大きな事件があった事象域へ引き寄せられる。リッタークロイツ修道院としての公式な見解は無いけど、巨大な変化は大地の龍脈により深く刻まれるからでしょうね。)リーラだっつってんでしょっ。魂と精神を犠牲にして、己を侵しながら力を求める《魔》じゃあるまいし、そりゃ変わらない。この姿を続けると多少、馬鹿になるらしいけど!は、誰が星渡りを元気づけなぞ。(ま、そういう面があるのは否めないけど。なにせ私は今ひときわ馬鹿になってるもの。より強い魔と斬り結びたい、生命を賭けて傷を刻みたいという望みは騎士典範よりさらに深い部分から私を衝き動かす。)と、まだ終わってなかったか――、   (2012/7/1 05:10:39)

シスターアーデルハイト(彼がその武器に備わった燃焼機構らしき構造を使える数は既に限界近くと考えていたから、光刃の拡大と拮抗は完全な誤算。実のところ無窮槍《アイン・ソフ・オウル》の霊力刃は攻撃用で防御には弱く、同レベルの威力相手だと折れる危険があった。)けど!(鍔迫が緩んだ瞬間、天后響<サルヴェ・レジーナ>と名付けられた霊素スラスターの左を上へ、右を下に向け放射。天地逆となってマサトの一閃を回避。“頭上”に光の円弧と、その中央に位置するマサトを振り仰ぐ。至近距離での《砕翔涛》はどうせ当たりはしない。)ちっ、こんなの初めてだけど――、(左手から溢れる光条の怒涛は幾度か無為に屈折しながら、飛行船後尾へ向かい吸い込まれてゆく。代わりに左右の霊力スラスターが後方上部と後方下部を向き、それで得た角速度によって獣のように変じた右脚でマサトの頭部を蹴り抜く。ひと口に蹴りと言っても、コンクリートを砕き、鋼板くらいなら容易にへしゃげるけれど。)   (2012/7/1 05:12:19)

シスターアーデルハイト《刈颶》!(本来重力を味方にする飛び蹴りを無重力下で放つ。もし命中、ないしガードされれば即座にスラスターが水平制御へ変化、逆足で前回し蹴りを叩き込む。二段連脚。相手がそれ以外の行動を取った場合は、特にこの状況ではやや隙を作ってしまう業。)   (2012/7/1 05:12:26)

御剣マサト俺が知ってるのはアリシアだ!あっちの方が付き合いも長い。サディスティックで皮肉屋な所以外共通点がない今のお前は……はは、あんまり変わらないなあ!それ!(肉体と感覚、そして魂が加速される事で得たのは普段からは考えられないほどの能力の向上、そして気分の高揚。ともすれば暴走の要因になりがちなそれを軽口に変換して吐き出すことで、心の均衡を保つ)足癖の、悪い!(左手のバックラーを掲げ蹴りを受け止める。踏ん張りの利かない無重力下でそんなものを受ければ本来ならば体ごと吹き飛ばされる。しかしインパクトの瞬間にシールド表面で魔力を炸裂させ、衝撃を殺す。そこから繋げられる二連撃目は加速された知覚で動きを追い)   (2012/7/1 05:33:03)

御剣マサトぐ……(しびれるような痛みが頭に走る。この状態での超感覚は脳に負担をかけるようで、動きを止めたところに容赦なく回し蹴りが飛び込んでくる。対応するにはタイミングを失した。だから)くれてやるから、持っていけ!(加速され、圧の高まった魔力で空中に魔法陣を刻む。構成要素は雷、圧縮、開放。複雑に走る電子回路のような魔法陣から炸裂式の球電が飛び出すと同時、蹴りが右肩に着弾する。強化されたシールドコートでも殺しきれない強烈な威力に骨と筋肉が悲鳴をあげ、短い息を吐きながら鉄骨の骨組みにクレーターのような凹みを作りながら埋め込まれる)   (2012/7/1 05:33:05)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、シスターアーデルハイトさんが自動退室しました。  (2012/7/1 05:53:30)

おしらせシスターアーデルハイトさんが入室しました♪  (2012/7/1 05:54:54)

シスターアーデルハイトだってそれ以外、無いものね――、(サディスティックというのは聖職者を表現するのに随分なレトリックだったけれど、といあえず受け入れておきましょ。騎士として培われた攻撃性と、その副産物である捻くれた性格は私の本質ですもの。)させるか、第一セフィラ、כֶּתֶר <ケテル>!(錯綜する魔法陣の輝線に即座に王冠を意味するヘブライ語を叫び、空いた左掌へ蒼の光環を召喚。この星渡りと戦う時の問題は、その攻撃が実際に発動するまでどんなタイプの威力か不明な所ね――放たれた雷の球を斜めにした聖盾で弾く。けれど直後に爆発した放電が影になりきれてなかった右肩を、奇しくもマサトと同じ箇所を灼く。黒衣が爆ぜ、装甲が蒼い光となって散る。同時に硬度重視のセフィラも破損して消滅。)っぐ、(瞬きつつ蒼い霊力刃が十字架状の柄だけ残して消滅。霊力スラスターによって着地。飛行船の外皮は破れる端から燃え上がり、やがて燃焼は私達のすぐ付近まで達して内側からこの空間を紅く満たす。)   (2012/7/1 05:57:16)

シスターアーデルハイト…だからそういうの、やめろって言ってるでしょ。あいつといい、(そのどこか苛立たしげな呟きは、マサトには少しばかり意味不明かもしれないわね。つい先日交戦した魔女が身体に、血に深く魔を宿しすぎたせいか本物の《魔》へ変容を始めていたからだ。リッタークロイツではそういった現象を羽化 <アウフタィヒェン> と呼ぶ。)そんな事してると、いずれ後戻りできなくなるわよ。護る側じゃなく、護られる側に――あるいは他の誰かを傷つける側となる。ま、その前に…。(構造材の鉄骨上を疾駆、初めは壁に相当する望んでいたマサトの姿が眼下に落ち、ほぼ私と同じ地平となる。零勁虚影と霊素放出を重ね、無重力下にあっての跳躍。)私がぶっ殺すけど――《斂終》!(斂とは棺に葬るの意、それは地に伏せた相手を留める業、鉤爪状の左掌をマサトの頭部へ叩き込み、さらに上体を捻りつつ腹にトンファーのように白銀の柄を突き入れる。同時、叫ぶ。)炸裂 <Ausbruch> !(一連の挙動が行われれば先より短め、1メートルくらいの杭状の刃が密着状態から爆発的に腹を穿つ事となるわね。)   (2012/7/1 05:58:10)

御剣マサト言葉にしやすいのがその二つだけで、他にも色々あるだろ!他に何もない奴が学生映画で役者やったり、それを一緒に見たり、するもんかよ(幸い、鉄骨が歪んで体を挟み込まれるような事にはなってはおらず、痛む体を引きがはすべく上体を起こして)こんなでもならなきゃ使うもんかよ……そもそもここまで追い込んだの誰か言ってみろ!(気遣うような言葉をかけつつ、容赦なく追撃の手を止めようとしないアリシアに怒りや呆れなどとうに通り越したところにある感情を込めて吐き出し。掌打を右手に握ったエンフィールドの柄尻で受け止め。続く柄内を盾で食い止め)しまっ……(力の集中は察知できたが両手を封じられた状態ではどうにも出来ず、盾の上から打ち付けられた杭の衝撃で鉄骨をねじ折り、気嚢を突き破り空へと投げ出され)お前も、来いよ!(ワイヤーガンを射出、アリシアの腕へと向かい、鋭角的なカーブを描いて足首へと狙いを変える。風、螺旋、誘導の構成を持つ魔法陣を組み上げ、それがワイヤーを伝い生き物のような動作を可能としていた)【ごめん!ちょっと体力が限界近く…今夜か明日あたりに引継ぎという形に出来ないだろうか。無理なら来週末になっちゃいます】   (2012/7/1 06:19:07)

シスターアーデルハイト【いえ充分に付き合ってもらったけどっ、残念ね。切るには区切りも悪いし、それじゃ明日で大丈夫かしら?】   (2012/7/1 06:22:11)

御剣マサト【ごめん!あと六時間くらい続けられる体力があれば…じゃあ明日、今日と同じくらいの時間で問題なければお願いします】   (2012/7/1 06:23:23)

シスターアーデルハイト【連続15時間は、機会があれば是非にっ。有り難う、では一先ず長々とお疲れ様!明日適当に入ってみます。】   (2012/7/1 06:24:22)

御剣マサト【機会があっても能力が追いつくかどうか……それではひとまずお疲れ様!そしておやすみなさい】   (2012/7/1 06:25:23)

おしらせ御剣マサトさんが退室しました。  (2012/7/1 06:25:42)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、シスターアーデルハイトさんが自動退室しました。  (2012/7/1 06:56:34)

おしらせシスターアーデルハイトさんが入室しました♪  (2012/7/1 06:57:22)

シスターアーデルハイト(押し付けた《アイン・ソフ・オウル》の柄が衝撃で揺れ、機関部から再度弾き出された薬莢は重力に引き寄せられる事なく、煌めきながら炎の中へ消えてゆく。どうでもいいけど、これ“何”が燃えてるのかしら?飛行船には“第六の日”の錯誤によって水素は満たされていないし…どうでもいいわね。どちらにせよ残ったアルミの骨格は蒼い粒子となって剥落し始めていた。激しく燃える炎そのものさえも。)疾い…両方とも!(左右の打撃を綺麗に防御されて、私は感嘆を呟く。アルミ構造体がそれ程完全にマサトを囚えていなかったのも計算ミスだけれど、普段のぼんやりした印象がある彼からは想像もつかない。)だからお前は、《魔》だと!追い詰められれば魂と生命を代価に差し出す、切り捨てる。それくらいなら――初めから素直に死んでいろ!(ううむ。自分の台詞ながら支離滅裂、けれど私としてはそれは一つの通った筋道。“代価”とは、可能性という名の悪魔との取引だ。及ばないなら悪魔と結ばず、次の世代に託して冷たい骸となれ、と。   (2012/7/1 06:57:42)

シスターアーデルハイト本来の《斂終》はここから相手を打ち付けた掌を支えに前方一転して起き上がる。だけど、それは不可能な上に無意味だった…遂に骨格が、壊れる。)bitte――、(ちょっと、と漏らすのに動揺のせいか本国の言葉になっていた。何しろ霊装 <アロン> を禁限解除しようが、アート・天后響 <サルヴェ・レジーナ> を用いようが、リッタークロイツの騎士は飛翔できるわけじゃないのだから。墜落は水溺と同じく、人間の本質的な恐れ。吹き込む風の中ケーブルが鋭く迫り、それは私の足首を繋ぐ。空中。視界の端に、業火に埋もれるようにして崩れゆく巨大飛行船が見える。無重力は続くけれど、今度のそれは比喩ではなく自由落下に基づく。霊力の黒衣が風圧で大きく広がり――地上まで約100メートル。)   (2012/7/1 06:59:30)

おしらせシスターアーデルハイトさんが退室しました。  (2012/7/1 06:59:33)

おしらせ百舌谷 かなめさんが入室しました♪  (2012/7/1 22:01:36)

百舌谷 かなめ【お邪魔します!のんびりと『だんてらいおん』開店しますっ!】   (2012/7/1 22:01:56)

百舌谷 かなめ…ふー、今日もじめじめー… (7月、ぽつぽつと小さな雨が降り注ぐ公園の一角に止まっているのは、派手なカラーリングの小型バス店舗『だんてらいおん』。 半袖ミニスカートなメイド服のフリルを揺らしながら、窓の外を見つめ…) でもこの梅雨も抜ければ、本格的なサマーシーズン…! (今は雨のせいで客足はまばらになっちゃっているけれど、夏の活気が出てくれば忙しくなるはず。 今はのんびり力を貯めておく期間なのです。)   (2012/7/1 22:08:59)

おしらせ琴弾ことはさんが入室しました♪  (2012/7/1 22:19:38)

琴弾ことは【こんばんはー!のんびりしにいっていーでしょーかー!】   (2012/7/1 22:20:08)

百舌谷 かなめ【こんばんわー!もちろん!どんどんのんびりしよー!】   (2012/7/1 22:20:30)

琴弾ことは【あっ バイトさんでいいですか?】   (2012/7/1 22:20:42)

百舌谷 かなめ【もちろんっ!バイトさん歓迎だよー!】   (2012/7/1 22:20:59)

琴弾ことは…雨ーっ…きらきら、さらさら、あーめーっ…あじさいさん、元気ですー… (そんな舌足らずで音程のヘンな歌声が近づいてきて、なんだかダンスするみたいにくるくる回るピンクの傘。雨の向こうからオレンジとブラウンのチェックな小学生ウェイトレスさんが歩いて来ました。配達帰りのバスケット片手にまっ白エプロンをして、ピンクの髪のサイドにパイナップルのマスコットをつけたことはです) …あっ…おねーさま。ただいまーですっ。………み? (窓からお外を見てる店長さんに気づいて、ちっちゃな手を振る小学生バイトさん。なんだかちょっぴり元気がなさそうで、首をかしげます。入り口のとこで傘の水を弾けさせてから、ドアからそーっとお顔だけ覗かせて…) おねーさま、ユウウツさんですか?   (2012/7/1 22:28:26)

百舌谷 かなめ (お客さんも今はいないし…と、ぼんやり窓の外を眺めていれば、くるくる回るピンク色の花が見えて。よくよく見れば配達に行っていたバイトさんの姿。雨の中陽気に歩く姿がなんだか、妖精さんみたいに見えたのです。ぱたぱたと手を振り返して。) …ふふ、おかえりことはちゃん…雨の中ありがとねっ …あははー、じめじめ雨でちょっぴりユーウツになっちゃってるかも。 (苦笑しつつも、ことはちゃんを出迎えて。 長雨はやっぱり気持ちが良くないのです。)   (2012/7/1 22:38:06)

琴弾ことはひんやりー♡ ひゃー…しあわせー… (ドアをぱたんって閉めると、お外の雨音がちょっぴり遠ざかります。ぷにゃぁって溶けちゃいそうなお顔をしちゃうのは、お店の中がエヤコンで気持ちいいからでした。それともちろん、店長さんがお出迎えしてくれたから!) ほわー…おねーさまは、雨がニガテなんです。ボクは、雨だいすきっ。なんだかなんだか、街がみんなみんな…水族館になったみたいで… (うっとりなのです。お星様を宿しちゃったみたいな瞳でお喋りしてから… 急にぐーっな手を思いっきり上げて) おねーさまのユウウツさんやっつけサクセンですー! (宣言です。宣言しちゃいましたけど) …どんなコトしたらいいですか? (ぐーっは元気良く上げたまま、ふにって首がかたむきます。ユウウツさんはどうやったらやっつけられるのでしょう)   (2012/7/1 22:43:30)

百舌谷 かなめやっぱりぽかぽか晴れて無いとねっ あ、でもそういう考え方もあるんだねっ …なるほど、水族館かー (晴れのほうが好きだけれど、ことはちゃんのそういう考えも素敵な気がします。窓を隔てた向こうは水槽のよう。) …ゆ、憂鬱やっつけ作戦!? …う、うーん…どんなコト… …流石に雨を止ませることなんて出来ないしねー…あはは。 (ことはちゃんがそう言ってくれるだけで、憂鬱なんて吹き飛んでいっちゃいそうです。 くすくす、と笑いながら、まだ雨のふる外に視線を向けて。)    (2012/7/1 22:53:55)

琴弾ことははいっ、そうなの… (空っぽになったバスケットをテーブルに置いて、窓辺にそっと寄り添うのです。冷たいガラスをお顔を指先をくっつけて。 窓の外を伝う雨粒は、まるで水底の泡みたい。ぼぉってぼやけた街並みと、そこで行き来する人たちがお魚さん) えと、あの (照れくさそうにお口をぐなぐなにしながら、おねーさまを見上げたりちらって窓のお外の雨を見たり、なんだか慌てて、でもそーって内緒話のお声でつけ加えます) 雨の日…か、カミナリさんと…ぐるぐるさんがニガテですけど。…ひゃゃ (自分で言ったのに自分で怖くなっちゃって、ぶるるって震える肩をちっちゃくすることはなのでした。店長さんが笑ってくれましたから、ことはも嬉しそうに瞳を上げて…) えへへー…とめられないです。魔法でも、おねがいでも、どんなことしても………ですからですから、それ以外っ   (2012/7/1 23:02:27)

百舌谷 かなめ…ふふ、カミナリは怖いよねぇ…近くに落ちるとびくびくしちゃうかも。 …ぐるぐるさん…? (カミナリが怖いのは良く分かるけれど、ぐるぐるさん…ってなんだろう?と首を傾げて。ぐるぐる回りながら近づいてくる不審者さん?) それ以外ー…んー、それじゃあ… ことはちゃん、新メニューの味見お願いしてもいいかな?ことはちゃんが美味しいって言ってくれれば、憂鬱も吹き飛んじゃうっ! (雨を止ませられないなら、それよりもっと幸せなコトで上書きしちゃえばいいんです。 どうかなー?って提案してみたりして。)   (2012/7/1 23:14:09)

琴弾ことはそ、そうです。おへそ取られちゃいます。おへそ取られたら…取られちゃったら… (今日のお天気ならカミナリさんはなさそうでしたけれど。急にそわそわ、お腹をエプロンの上から押さえて) とっ、とにかくタイヘンです! (大変です!ひしって真剣な瞳で強調しちゃうのでした。そんな見上げるおねーさまは、なんだか不思議そうな表情。ことはも一緒に、不思議なお顔です) ぐるぐるさんを知りませんか?こーんなー… (窓ガラスに、はー…ってできるだけおっきくお口を開いて、吐息で白くなったガラスに指先をくっつけます。きゅっ、きゅー… うずまきを書いて…) それからそれから、こー… (うずまきの下にお目目のちょんちょんってついた長い体を書きました。ぐるぐるさんです。理科でカタツムリってお勉強しましたけど、ぐるぐるさんです。知ってますか?この絵で分かりますか?なんて、おそるおそる店長さんを見つめるのですけど) はいっ!しんさくめにゅー! (元気いっぱいお返事です。ユウウツさん、先にことはの中から吹き飛んじゃいました)   (2012/7/1 23:19:55)

百舌谷 かなめあはは、おへそ取られたら大変だもんねー… 毎日しっかりおへそ隠して寝ないとダメだよっ (可愛いことはちゃんのお腹がまったいらになっちゃったら大変です。しっかりお腹を隠しておいてもらいたいものです、なんて楽しげに笑っていて。) …うん、知らない…かなぁ…? …んー…? (ことはちゃんが窓にきゅ、きゅっと絵を描き始めたのを見れば、なんだろ?って興味津々に見つめて。) …あ、あー…っ!なるほど、ぐるぐるさんだねぇ… …ことはちゃん、ぐるぐるさん苦手? (ぐるぐるを乗せた長い身体が窓ガラスに描かれれば、ぽんっと手を叩いて。 この季節の風物詩なカタツムリが苦手だと、ちょっぴり大変そうだなーなんて。) …そ、新メニュー!この雨の中行ってきてくれた御礼も込めてっ! (にこーっと自信満々な笑顔を浮かべて。元気いっぱいなお返事だけでもう半分くらい憂鬱も消えちゃいます。)   (2012/7/1 23:27:30)

琴弾ことは新作っ、新作っ。きらきらの味はどんな味ー…バナナ、いちご、パイナップル、それともそれとも、虹の味ー…♡ (いいかげんな歌詞をハミングしながら、ゲンコツで急いで窓のぐるぐるさんを消して、心はもうそわそわ新作メニューでいっぱい!) ぐ…ぐるぐるさんは、ぜったいぜったいキライです。ボクが2年生のころ、ね… (ぐるぐるさんには恐ろしい思い出があるのです。ことはの静かなお喋りに、さぁー…って雨の音が重なります。なんだか怪談が始まりそうな、そんな雰囲気…) お外の葉っぱに、貝がらがくっついてますー…って、ひろったんです。それで…その…お耳に当てたら………にょ、にょろってー! (涙目をひしって店長さんに向けるのでした。『ぐるぐるさんの恐怖』おしまいです) え、えへへ…カミナリさんはおヘソ取られちゃわないように、ばっちりです。えと…んー…と… (もそもそ。エプロンとスカートを一緒にたくし上げて、ぎゅって引っぱってお腹を出しちゃいました。お行儀悪いです。おヘソのあるとこに、猫さんばんそうこ!) ほらっ! おねーさまも、しますか? (んにゃー♪って笑って、それから店長さんに問いかける眼差しです)   (2012/7/1 23:38:49)

百舌谷 かなめ …う、うん…二年生のころ…? (ことはちゃんの静かな語りだしに、ごくり唾を飲み込んで。ざぁっと雨のふる中、ことはちゃんの声を静かに待って。) ……わ、わぁ…っ …それはちょっとトラウマものだねぇ… (あんまり怖い話じゃなかったけれど、ちょっぴり耳がぞわっとしちゃいます。 自分の耳をふにふに気にしつつ。) …ばっちり?…わ、わーっ!ことはちゃん!? …あ、確かに準備万端…だね? (見せてくれたことはちゃんのお腹にはかわいらしい絆創膏。 くすくす、と苦笑しつつ、これならきっと大丈夫かも、って。) …あははっ、私は大丈夫っ!…それより、新メニュー作ってくるねっ! (ことはちゃんがしていると可愛いけれど、私がするのはきっと大変です。 ちょっぴり逃げるように、たたたっとキッチンへ入るんです。)   (2012/7/1 23:47:40)

琴弾ことはにゃ (もうパスケースを出して猫さんばんそうこを1枚広げて、そんなポーズのまま固まっちゃいました) そ、そですか?タイヘンですよ?ごろごろーってなったら、いそいでかくさなきゃです (そんなこと言いながらちょっぴり残念そうに、心配そうにパスケースをお片づけなのでした) おねーさまはニガテな動物さん、いますか?犬さんや、ぐるぐるさん、こわいお顔のお魚…。………しんさくー (窓辺からお喋りを続けるのですけど、キッチンの方がどうしても気になるのです。匂いをかいだり、カウンターから覗きこんだり。少しずつ少しずつ近づいてって… とうとうキッチンに入っちゃいました) …ど…どんなですかっ。んっ、えとっ… (店長さんの後ろから体をかしげたりちっちゃくジャンプしたり。背が足りなくって全然見えませんけど)   (2012/7/1 23:54:54)

おしらせ天沢 ルミさんが入室しました♪  (2012/7/1 23:57:51)

天沢 ルミ【わわ、ま、まちがえ…っ ご、ごめんね、まちがえました!】   (2012/7/1 23:58:00)

おしらせ天沢 ルミさんが退室しました。  (2012/7/1 23:58:05)

琴弾ことは【え、えーっ。まちがいですかー?はいっ、またです!】   (2012/7/1 23:58:52)

百舌谷 かなめ【まちがい!?…えっと、またねー!?】   (2012/7/1 23:59:49)

百舌谷 かなめふふ…また今度、カミナリがひどかったらお願いするねっ (今日はカミナリがなりそうにないから、絆創膏は温存しておいたほうがいいです。 てててっとキッチンに着けば、冷蔵庫から材料を取り出して…) んー…ニガテ… …えっと、ムカデとかが苦手かなー…あの足が多くてうねうねーっ!なのが… …ふふ、犬とか猫とかは大きくても大好きなんだけど… (とん、とん、と材料を切り分けながら、ことはちゃんの質問に答えて。動物はあんまり怖くないけれど、ムカデはかなり苦手なのです。) …ふふ、新作はクレープじゃないんだー… えへへー… (我慢できずにやってきたことはちゃんにくすり、微笑みつつ。切り分けた材料や牛乳、お砂糖を入れて…スイッチオン。 ブィィィィィィィンと大きめな機械の音がことはちゃんにも聞こえると思います。)    (2012/7/2 00:05:29)

琴弾ことはむかで…? (むかでってどんな生き物でしたっけ。でも店長さんの『足が多くてうねうね』って言葉で、全部分かっちゃいました) ぅや゛あぁあっ (両手のげんこつをお胸で揃えて、ことはの背筋をぞわ゛ぞわ゛の塊が下から上に登ってくのです) ひあー、い、いけませんいけませんっ、ユウウツさんになっちゃいます…。にゃっ (ちょっぴり弱っちゃったことはですけど、新作さんのヒントにぴこんって反応!) なんだかなんだか、音がします。ぶーんって…それにそれに、あまーいミルクのにおい………んー…♡ (おねーさまの背中とキッチンに隠れて見えない場所は、きっとスイーツの魔法が生まれる不思議の工場。音とにおいしか伝わってきませんけど、お仕事してる人に猫さんが寄ってくみたいにまわりでうろうろ。ちょっぴりジャマかもなのです)   (2012/7/2 00:12:38)

百舌谷 かなめあの子は家にいても、どこからかやってくるから余計に怖いのよね… …うん、いけないいけないっ (怖いことを思ってたら、ユウウツを吹き飛ばせません。ふるふる、とポニーテールを左右に揺らして、頭から追い払っちゃいます。)  …よーし、できあがりっ!向こうで一緒に味見しよっ! (機械のスイッチを止めて、その中身をグラスにとくとくと注いでいきます。2人分出来上がると、銀のトレイに乗せて、テーブルの方に2人で戻ろうとします。) …えへへー、夏の新作メニュー!フローズンバナナのミックスジュースっ! (ことん、とテーブルに置いたのは薄黄色の甘いミルクの香り漂うミックスジュース。 凍らせたバナナに牛乳とお砂糖、隠し味に少しキャラメルソースを入れてミキサーした一品。しゃりしゃりと冷たく甘い味わいを召し上がれっ!)   (2012/7/2 00:21:38)

琴弾ことはき、きませんっ。きたことないですっ (ぺちって両耳を手のひらで押さえちゃいました。みーってお目目を閉じて、これでことはのお家にムカデさんがお邪魔しまーすってやって来る怖い空想を追い出しちゃうのです) ………? (機械の音がやんで、おねーさまがにこにこ笑顔で何か言ってます。きっと怖いお話じゃないです。首をかしげることはは、そーっと両手を離して…) …なっ…こっ………きっ…! (ぱくぱく最初はお口が閉じたり開いたりするだけで、言葉にならないのです。それからやっとお声がバクハツしちゃいました) なんですかなんですかこれーっ、やーんっ………きれーっ!雪、みたい…! (ぐるぐる、ことはは店長さんのまわりのお月様。キッチンからテーブルに戻るまで、前を行ったり横から覗きこんだり、きらきらグラスに降り積もったバナナいろの雪に見とれちゃうのです) えいっ (席に飛び乗るように座って、両手でしっかりグラスを包みます) つめたーっ、い! (今度のお目目を閉じてふるふるは幸せ一杯の笑顔!)   (2012/7/2 00:30:15)

百舌谷 かなめまた暑い夏になりそうだからねー、クレープもいいけど涼しい飲み物も大事だよねっ (暑さを打ち消すための冷たさに、ほぼバナナ一本を使ったミックスジュース。栄養素もばっちり取れちゃいます!) ふふ、一気に飲むとキーンって頭にきちゃうかもしれないからゆっくり飲んでね? (ことはちゃんの前の席に座って、楽しげにその様子を見つめつつ。 よく冷えてるから、一度にたくさん飲むとキーンってなっちゃうかもです。 自分も掌でグラスを包んで、冷たさを堪能して…)    (2012/7/2 00:40:00)

琴弾ことははいっ。すごいです。お手手のなかが冬みたいです (店長さんとことはの間で、窓をぱたっ、ぱたって雨粒がたたき続けます。そんな梅雨の一日なのに、ことはの両手には小さな小さな雪景色がつまってるのです) いただき、ますっ。…んっ… (くちびるにストローを含んで、ちゅー…って吸い込むと。お口の中で『ひんやり』と『うっとりな甘さ』が飛び込んで、溶けて、広がって…) んく、ん…く… (止まりません!どんなに飲んでも飽きなくって、もっと、もっと!ってなっちゃう、そんな甘さ。お口をとがらせるみたいにして、しばらく夢中でグラスにお顔を寄せることはなのでした) …ぷあっ。おいしー…っ………あっ…あー… (おいしいですって言おうとしたのですけど。ぎゅーって首をすくめて、笑顔のような困ってるような、そんな変なお顔で両足をぱたぱた振っちゃいます) ~~~~ーーーーっ! (きーん!) えへ、えへへっ。でもでも、おいしー!   (2012/7/2 00:44:48)

百舌谷 かなめおいしい?…えへへー、よかったーっ! …他にもイチゴとかリンゴとかでも作れるし、これならことはちゃんも簡単に作れるしっ (シンプルながらも、色々とお得な一品なのです。 レシピさえあれば簡単に作れちゃう、夏の素敵メニュー!) …えへへ、私もー… ん…っ、甘くて冷たくてー… …あはは、だからゆっくり飲んでって言ったじゃないっ (ちゅう、とストローでバナナシェイクを飲むと、その冷たさに満足げな笑みを浮かべて。この夏、この一品はクレープに添えるのにばっちり! …なんて思っていると、ことはちゃんがキーン!としちゃってるみたいで。) …いたいのいたいの、とんでけーっ (そっと身体を乗り出してことはちゃんの頭へ手を伸ばして。 届けば、さすさすと撫でて痛みを少しでも和らげようと。) 【あ…あれ…ミックスしてなかった! …シェイク、シェイクです!】   (2012/7/2 00:55:18)

琴弾ことはだ、だってー…これはこれは、おいしすぎですよ (店長さんになでなでしてもらえるように、んー♡ってお顔を前に出して。なんだかテレビのお料理番組の専門家さんみたいな言葉づかいになっちゃいました。暖かいお肌が触れたとたん、ぽわわって頭の中の痛い部分が溶けて… ことはのまわりに、シャボン玉みたいなピンクの幸せオーラが広がっちゃうのです) ほ、わー…ホントに…ホントにホントに、いたいのとんでっちゃいました…えへへ。甘くってねっ、つめたくってっ…甘くってつめたくって………真夏の真冬あじ、です (そのままぺたんってテーブルにほっぺをくっつけて、瞳の前のグラスを幸せそうに見つめちゃいます。ちっちゃな指先を霜でくもったグラスにふれて、きゅ、きゅー…) きっと、カンタンじゃないです。こんなにこんなにステキなの、かなめおねーさまの魔法がかかってるから… (ぴたっ。指が止まった時、グラスにはハートマークが描かれてました。ですから… ラブとバナナのミックスジュースなのです!)   (2012/7/2 01:03:55)

百舌谷 かなめ …ふふ、美味しすぎるのも…考え物かな?…なんてっ (くすくす、とおかしそうに笑いながら、ことはちゃんの頭をそっと撫でて。 なんだか一緒に、ユウウツも消えていっちゃいます。 ことはちゃんの幸せオーラのおかげっ) …真夏の真冬の味ー…ことはちゃんも、難しいこと言うね!…ん。 (もう一度ストローを咥えれば、ちゅる、ともう一口。ふわっと口の中で蕩ける味わいは、確かに真夏の真冬味?) …んー…じゃあ、ことはちゃんの魔法をかけて…ことはちゃんのジュースを作ってほしいなっ! ふふー、期待しちゃうよー… (きゅ、きゅーっと同じようにグラスに指を走らせて… そっと指を離すと、ことはちゃんのグラスにこつんって軽く当てちゃいます。 グラスに書かれたハートとハートが、触れ合って…)    (2012/7/2 01:14:24)

琴弾ことはボクはスイーツせんもんかですからー (つーんってお澄ましして答えますけど、その後すぐにくすって笑っちゃって) うんっ、がんばります!ボクならボクなら、やっぱりやっぱり、いちご、ピーチ…ぶどうに、スイカ…スイカ?むー… (考えこんじゃうのです。好きなものいっぱい混ぜこぜしたらとんでもない色になっちゃいそう。グラスとグラスの間に、風鈴みたいに涼しい音がそっと響いて…) えへへ、ハートのかんぱい…です。ゆっくり、ゆっくり… (頭が痛くなっちゃわないように注意して、ちゅくちゅくって残りのバナナスムージーを飲んでくのです。今度は余裕がありますから、くちびるを離して窓から景色を見つめたり) …雨ー…やまないです…   (2012/7/2 01:27:53)

百舌谷 かなめあははっ、色々入ってるのもことはちゃんらしくて素敵かもっ! (ころころと素敵に表情を変えることはちゃんにぴったり…なんて。そんな素敵な飲み物を味わえるのを楽しみにしちゃいます。) うん、かんぱーいっ… ほんとに、止む気配がないねー… (ストローを咥えながら、ぽやっと窓の外に視線を移して。 外の水族館には色とりどりの花を手にしたお魚さん達が、あっちへこっちへ行きかっていて。) えへへ…でもおかげで、ユウウツはどこかへ行っちゃったっ   (2012/7/2 01:37:29)

琴弾ことはぜんぶぜんぶ入ってる、ボクのしあわせシェイクにします。スイカにピーチにさくらんぼ、いちごにチョコにカスタード!それからそれから、ましゅ…ま…? (これって絶対美味しくないですって気づいちゃいました。ちゃんと美味しいものを作るなら選ばなきゃ。そこがスイーツとホントの大好きの違いかも?ホントの大好きは…) ボクは、雨が大好き (窓ガラスの曇ったとこに、指先でへたっぴな傘の絵を描きます。そのお隣に、ぴかぴかお日さまのイタズラ書き) かなめおねーさまは、ぽかぽかお天気が大好き… (熱帯魚さんたちの水族館に、いろんな絵を描いてくのです。雪だるまさん、さくらんぼ、三角形は…クレープのつもり? どんどん賑やかになってく雨模様は、ことはの大好きな気持ち…) …んーっと…あっ… (お絵かきに夢中なことはは、ちょっぴり恥ずかしそうに店長さんに振り向いて) ユウウツさんのこと、わ、わすれてました…おねーさまっ (ユウウツのお話なんてすっかり頭から消えちゃってて。それくらい新作ドリンクが素敵なんです。体と手を伸ばして…今度はことはの番。そっと空色の髪を撫でて、ユウウツさんユウウツさん、飛んでってー…って!)   (2012/7/2 01:55:57)

百舌谷 かなめ…あはは、どんな味になるか想像つかないねー… でも、ことはちゃんの魔法がかかっていればおいしそうかも。 (ことはちゃんの気持ちがいっぱいこもっていれば、どんな組み合わせでも美味しく感じちゃうと思います。そんな風に楽しそうに笑いながら。) 晴れが好きな人も、雨が好きな人も…色々いるのが良いんだろうね。 雨のコトが嫌いな人ばかりだと、雨さんもかわいそうだしっ (こうやって雨を好き、って言ってくれる子がいれば…きっと雨さんも寂しくないはずです。 窓ガラスにきゅ、きゅっと飴を何個も書き込みながら。) …ん? …ふふふー…これで、完全にユウウツがどこかに行っちゃったー…っ (ことはちゃんの暖かな手が髪を撫でるたびに、気持ちよさそうに眼を細め。 こんなに幸せなのに、ユウウツなんていえません。) 【…と、次くらいで〆てもいいでしょうかっ!】   (2012/7/2 02:07:19)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、琴弾ことはさんが自動退室しました。  (2012/7/2 02:16:06)

おしらせ琴弾ことはさんが入室しました♪  (2012/7/2 02:17:00)

琴弾ことは…なで、なで………さよならです、ユウウツさん (そっと髪の上に手のひらを滑らせるようにして…。店長さんは気持ちよさそうなお顔も、とっても素敵なのでした。しばらく、こち、こち、ぽた、ぽたって時計と雨音だけが進むのです。満足そうに体を戻すと) ………うんっ (かなめおねーさまの言葉をじっくり考えて、こくんってうなずきます。なんとなく描き始めたイタズラ書きですけど、きっとそんな気持ちがお胸の底にあって。それがかなめおねーさまに届いたんですって思うのでした) …黄いろに、赤に、ブルーに、白…いろんないろんな大好き… (今日のバナナシェイクのグラス。音符に、ハートマーク。へたっぴでしたけど、思いついたお友だちの似顔絵。ちっちゃな猫さんと、お隣にポニーテールの女の子の絵。 その向こうを色とりどりの傘が通りすぎるのです。きらきらと世界中の大好きを集めたみたいに…) …えへへ、雨、やまないです (こつん。窓ガラスにかしげた頭をくっつけて、今度はすごく嬉しそうにささやきました。雨が降り続ける分だけ、瞳に映るひとと大好きを増やしていけそうな気がするから…) 【はい!ボクもこれでおしまいです!】   (2012/7/2 02:24:21)

百舌谷 かなめ ふふ、ばっちり元気になっちゃったっ! …よーし、まだまだ頑張るぞーっ (ことはちゃんからもらった元気のおかげで、やる気十分!髪を撫でてくれたことはちゃんの手を片手でそっと握って…) うん、まだまだ…止みそうにないねっ (ことはちゃんの描いた絵の周りに、たくさんの絵を描いていきます。 デフォルメされたライオンさん、わたあめ、いつも元気なバイトさん。 くすくす楽しそうに、外の雨を彩っていくのです。) 【私もこれでー!今日はありがとうございました!またねー!おやすみなさいっ!】   (2012/7/2 02:30:53)

琴弾ことは【はーいっ。今日はとってもとっても、とってもありがとーでしたー!おやすみなさいっ またねー!】   (2012/7/2 02:32:41)

おしらせ百舌谷 かなめさんが退室しました。  (2012/7/2 02:32:58)

おしらせ琴弾ことはさんが退室しました。  (2012/7/2 02:33:02)

おしらせシスターアーデルハイトさんが入室しました♪  (2012/7/2 21:11:19)

シスターアーデルハイト【先日の続きでお借りします。お相手待ちっ。】   (2012/7/2 21:12:29)

おしらせ御剣マサトさんが入室しました♪  (2012/7/2 21:13:02)

御剣マサト【こんばんはーちょうどページ開いてました、あの後ロール投下してたの気付かなかったんで用意できてません打つの少し待ってね!】   (2012/7/2 21:13:46)

シスターアーデルハイト【おぉう間髪入れず。了解ごゆっくり!】   (2012/7/2 21:14:09)

御剣マサト好き勝手言ってくれる!全力を出せって言ったのはアリシアだろうが!セフティも外さない全力でお前は納得するのかよ!しないだろ!?(びゅうびゅうと風が耳元を通り過ぎていくのを意図的に無視しながら己を鼓舞するようにあえて大声で叫びを上げる。この高さから落ちればおそらく助かりはしないだろう。しかし、今ここで自分が助かる手段だけを模索し、成功したとしてもアリシアの失望と制裁を受け取る結末が待ち構えているだろう。だから、今はその場に立ち止まり堪える機転よりも、一歩踏み込み飛び込む勇気を)   (2012/7/2 21:25:52)

御剣マサトアリシアはどこへ落ちたい?好きな場所へ……落ちて……行けぇ!(ぴんと張ったワイヤーを掴み、体を捻り、全体重をかけてアリシアの位置エネルギーを奪い取ろうとあがく。空間戦闘の経験がないわけではない、あの日、現実と非現実の狭間の空間の中、誰かを助けたいという思いの元にほんの少し先取りできた自分の可能性。今はまだ手が届くべくもないが、経験を礎とし揺れる心を平常の位置へと繋ぎとめる。イメージするのは雷、迸る力、流れ、戒め、三つの小ぶりな魔法陣がワイヤーを中心として三角形を描いて出現、中央に吸い寄せられるようにして融合すると、肉を焦がすとまではいかないが十分な威力の電撃をワイヤー上に駆けさせる)   (2012/7/2 21:25:55)

シスターアーデルハイトま、そりゃね!特に――、(こちらも負けじと叫び返す。落下の風圧で霊力衣が黒炎に似て大きく広がりはためく。おそらくマサトのコートもでしょうけれど。)お前の様にあれも護るこれも得ると我儘な奴には、こんな程度じゃ満足してやれるか!一を成すのに一の力が要るとすれば、お前には十もの、あるいは百もの力が要る!やれる物なら、(繋がれた脚を蹴り抜くように跳ね上げ、マサトを攻撃射程内へ引き込もうと――けれど続きの台詞は伝達される雷に飲まれた。)ぐっ…こ、のっ…!(無数の放電が黒鱗に覆われた肌を走り、分解された装甲が燐光と化して爆ぜる。お互いが文字通り足を引っ張り合うこの状況じゃ、霊素スラスターは大して役に立たない。)なら…コール・シュヴェルト、アート・遷叙刻 <レチタティーヴォ>!(二対の三角柱を形成していた光刃が爆ぜるように展開、先端部を外に私を直径3m程で囲む水平の環として再構成される。帰結として一気に落下の加速が高まる。けど、迫る地上の事は後で考えましょう。)獅伉脚――墜ちるなら、(獅伉とはライオン <リーベ> のつがい。寄せるマサトにカウンター気味の水平廻し蹴り、)   (2012/7/2 21:40:27)

シスターアーデルハイトお前だけ堕ちろッ!(さらに宙で垂直一転、逆脚の踵を槌のように振り下ろす二段蹴り。もちろん初段で身体を固定されるなどすれば二段目は不発となるでしょうけれど。その二度の攻撃機動に反応して六枚のコール・シュヴェルトが鋭く旋回、僅かに斜めへ斬り上げ、斬り下げる光刃の颶風に巻き込む。)   (2012/7/2 21:40:33)

御剣マサトお前みたいに!あれやこれやと否定するしか出来ない奴に……言われてたまるか!力不足は百も承知!だからって諦めたら、そこで終わりだろうが!無理だなんだと諦めて、0のままより悪いわけがない!(ワイヤーを掴む力を緩め、また強め、アリシアの足から伝わる力を分散させていく、捕縛術の成績はそれなりに自信があった……が、それに集中しすぎた。初弾の水平蹴りはワイヤーを開放する事で軌道をそらし、回避に成功。しかし続く撃ち降ろしの一撃には対応し切れなかった。とっさに両腕で庇う事で直撃は避けられたが、それ以上の威力を持つ大地と言う名の槌が下から打ち上げるように迫っていた)   (2012/7/2 21:59:26)

御剣マサトっく……ウィンド!リリース!(ポーチから呼び出した緑の弾丸を装填する事無く投擲、空中で込められた力を解放することで全身を風の拳で殴打、微妙に軌道を変える事で追撃の刃に切断される事なく、いくつもの火花と、そしていくつもの血飛沫を空に撒くに留まる)っく……連打で力場の修復が間に合ってない……!(筋を断つまでには到ってはいないが、インナーが張り付くような不快感は持久戦に持ち込まれれば不利になるであろう事を示している。が、今は止血機能をキャンセル、剥がされた力場の修復に専念させる)ソイル!ウォータ!(続けて、青と茶の弾丸をコール、土、水、浸透、干渉の構成を練りこむと大地へ向け投擲。硬い地面に食い込んだ二発の弾丸は渦を巻くような複雑な陣を大地に描き、その中を深い泥土に変化させる。術式で変質させられた泥土はクレーターとなり周囲に泥土の雨を降らせながら次々と運動エネルギーを食らい、シールドコートの力場と強化された肉体強度を貫き全身打撲という軽傷に押さえ込んでくれる)どこに!(顔を振るい泥を跳ね飛ばすと、追って落ちてくるであろうアリシアの姿を探す)   (2012/7/2 21:59:28)

シスターアーデルハイトったく、何度も何度も雷を…!(ジッ――とマサトが撃ち込んだ放電の残滓が腕を走り、構えた機械槍の柄まで抜けていく。マサトはそもそも雷遣いなのかしら?言動にそういった兆しは無いけれど。狩猟者としての冷静な観察と墜落の焦燥の中、蹴り抜いた先を見据える碧眼に真っ直ぐ地上へ伸びるマサトの軌道を捉える。)この世界への責任を否定して――半端な力で挑み、マイナスになる事を考えないのか!(吐き出す苛立ちと怒りの混じりは、ある意味では私自身へのものだ。私自身がプラスよりもゼロを、ゼロよりもマイナスを重ねて来た気がする、日々。因果は常に悪意で人を弄ぶ。その言葉と共に叩きつけるように右腕を跳ね上げ、アイン・ソフ・オウルをマサトへ向ける。蒼い光槍部分が瞬きつつ消滅。墜ちる、そう思われた瞬間、彼を中心とするように地上が変質してゆく。やっぱり雷遣いってだけじゃ、ないわね!)厄介な!――燦け <funken> !   (2012/7/2 22:16:37)

シスターアーデルハイト(刃ではなく加速霊素弾を三点射。それは蒼い曳光弾を思わせ宙を奔る、けれどマサトを狙う銃口が揺れ、グルーピングが悪い――脚から撃ち込まれた電撃の影響が残っている。もう一度バースト射撃。私もほぼ着地寸前だったため、それは浅い角度から彼へ迫る。直後、衝撃が炸裂する。地に這うような低い姿勢で着地、盛大に泥柱を跳ね上げ――。)っがッ、――。(それでも黒の装甲に覆われた顔はマサトへ向け続ける。)   (2012/7/2 22:17:59)

御剣マサトかも知れないかも知れないで、いつ踏み出せばいい!ああ、そうさ最初は俺の命一つ使い潰すことで~なんて馬鹿みたいな自己陶酔に浸ってたよ!お前の言うとおり無責任な大馬鹿野郎だ!(あの距離ならば、いくらアリシアが凄腕のガンスリンガーとはいえ当たるかどうかは確率論に寄るだろう。だから痛みを堪え、体勢を整えるために時間を使う、二発がバシャリと泥を跳ね上げ、一発が頬のすぐ横を力場を削る火花を散らしながら通り過ぎていった)けど、今は違う!譲れない物が出来た、護りたい人が、場所が一杯出来た!失いたくない想い出も数え切れないほど出来た!お前と一緒に馬鹿やった日々だって頼まれたって忘れてやるものか!それを護りたいと、失いたくないと思う事の何が悪い!もし俺が世界のマイナスになったとしても……そん時は全力で償う!お前一人にはい終わりって言われて諦めが付くほど、薄い時間は過ごしちゃいない!   (2012/7/2 22:35:56)

御剣マサト(足裏の加速紋を起動させ、低空を這うように飛びアリシアの着地を迎え撃とうとし……足を弾丸にすくわた。幸い、踏ん張りが利かなかったため衝撃をもろに受けることもなくつんのめるように前へ転倒していき地面に手を付き滑りながら膝を付き。ぐいと視線をあげると至近距離でまっすぐにアリシアの視線とぶつかり……歯を食いしばると迷わずに額を鼻っ柱にぶつけに行く、更に右手をひきつけ、頭突きが当たろうが避けられようが受け止められようが、剣をグリップしたまま振り回すように柄頭を打ち付けに行く)   (2012/7/2 22:35:58)

シスターアーデルハイト余計な世話はするなって言ってんのよ、この――、(白銀の機構のトリガーを絞ろうとして――泥中にそいつを投げ棄てる。本格的に腕が痺れて、使い物になりゃしない。じゃあ殴り合いだ。幸いマサトは私に駆け寄り、そして体勢を崩す。――ぶっ殺す。)星渡りがッ!(繊細な挙動の不可能な掌を硬め、聖煌拳 <シュトラールクンスト> と呼ばれる狩猟者の業の体系もへったくれもない、ただの右拳。間に合わず、直線的で最短距離をゆく彼の頭突きが勝る。)ぐッ、つぁ…何すんだ、この!(顔の上半分を無貌で覆った装甲が剥離、蒼い亀裂の向こうかわ私の片目が覗く。――笑いながら。直後に横殴りの衝撃。私の四肢が壊れた人形のようにスピン、さらに頭部の霊装 <アロン> が吹き飛ばしながら泥に叩き込まれる。波打つ波紋――。)羨ましいわね、その確信…!はっ、全力?一人の起こした因果を、一人の全力で雪げるとでも!今まで何を、(台詞が切れたのは泥を脇に吐き出したからだ。見てきたのか、と起き上がりつつ壊れた外殻からの眼で問う。人の引き起こした結果は、この泥の波紋のように広がる。それはもはや本人の手に余る、と。   (2012/7/2 22:52:56)

シスターアーデルハイト派手に突き立った泥柱が成長の頂点に達し、崩れ落ちる――前に、それは蒼い粒子となって吹き払われる。二人の横で赤々と天を焦がす飛行船も、滑走路も全て。そして世界像が遷移してゆく。――振動に併せ、騒々しい鋼と鋼が刻むリズム。鈍い銀の波板構造、それは高速で運行中の列車の屋根。背後から黒炎の衣をあおる風と身体に感じる荷重が、高速移動中であると告げていた。素早く眼を走らせ状況を確認。淡い紫の空の下、街に光が灯り始める黄昏にはまだ早い時刻。お世辞にも華麗とは言えない旧式のアパートとビル群を縫う高架鉄道。)はっ。今度は安心――、(口端を歪め、笑う。足はちゃんと地上についてるし何らかの物理定数が狂ってるわけでもないらしい。何より現代、そして見覚えのある光景。)シカゴのLラインか。(合衆国でもこの都市に私はあまり縁が無かったけど、他と間違えるにはあまりも特徴的。Lライン、アメリカイリノイ州シカゴを縦横に走る高架線。列車の進行方向は私の背後、南を目指している。)   (2012/7/2 22:53:25)

御剣マサトそうやって外だの内だのしか考えれないから世話だなんて話になるんだよ!この……頭でっかちが!(シールドコートの防御力場は外からの攻撃には反応してくれるが、着用者から起こした行動までは常道型の保護しか割いてはくれない、砕けた装甲の破片が額を切りつけ、赤いラインが垂れ下がり、鼻を分岐点として二つに分かれて口元に落ちる)じゃあどうする!届かないからって諦めて0のままで納得しろってか!責任の話するなら学校じゃボッチで過ごしてりゃ良かったんだよ!俺が何人にお前がいつ頃戻ってくるか聞かれたと思ってる!世界の心配の前に隣人でも愛してろ、聖職者!   (2012/7/2 23:09:09)

御剣マサト(世界が塗り替えられる不快感と、行き所のない激情を押さえ込むため奥歯を砕けんばかりに噛み締め、喉が裂けんばかりに声を張り上げる。狭く、そして動き続ける不安定な足場に舌打ちを漏らしつつ攻め手を途絶えさせぬよう力強く地面を踏み込み間合いを詰めに行く。術式で加速され渡り合えるほどの身体能力になってはいるが、冷静に見ればその動きは未だ崩れ切っていない事に気付くだろう。足の振りはもう少し膝から下が長い人間の動きだ。重心の移動はもう少し上背の高い人間のものだ。どんな流派であろうとも、それを学んだ段階で個人のための最適化が始まり、我流に至る。その最適化によるセオリーの解体が未だに済んでいない、僅かなズレが無数に存在する未熟といわずとも円熟とは呼べぬ発展途上の動き、しかしそこに生命力を代償とした力と、激情を乗せ、体ごとぶつかるような左ストレートを顔面に向け放つ)   (2012/7/2 23:09:11)

シスターアーデルハイト大したものね、マサト・ミツルギ…久しぶりの感覚。(霊力循環が間に合ってない。リッタークロイツの騎士はどこかの蓄積型霊力遣いと違い、常に外界の霊力を呼吸する事で戦う。これが戦闘継続を保証するのだけれど、現在それが限界域に達していた。霊装 <アロン> はコミックブックのヒーローがやるような単純なパワーアップではなく、あくまで他を犠牲にした機動力と装甲の確保。)鎔けろ、霊装 <アロン> 。(呟きによって余計な物を削ぐように、私を包んだ装甲と黒衣が解け、風圧に乗って蒼い燐光として散る。その下から現れたシスター服姿は何箇所か裂かれていたけど、慎みを気にするほどじゃない。額と頬が黒ずんでいたけど。)熱いわね――嫌いじゃないわ、そういうの。でも、(血が、言葉が、熱い。血混じりの唾を吐き、世界像の変化すら無視して駆けてくるマサトを見据える。どこか憑依を思わせる奇妙な動き――ふと、以前《黒のモナリザ》討伐の際、僅かに伝達されてきた彼の思考像を思い出す。賑わう異界の街で、少年が大人に絡まれる。そこに介入する温かい印象。そういや色々聞いたけど、彼自身がどうしてこの道に入ったかは訊いてなかった。)   (2012/7/2 23:25:27)

シスターアーデルハイト金貰ってるプロが、心に引きずられてどうする!(二度の直線打撃は不意打ちじゃなく、見え見えの悪手。彼の左拳をわざと頬で受ける。爆ぜる血煙――そのまま取ったマサトの腕を軸にして半回転、倒れるように沈む。ここまでは完全に払い腰など投げの術理。投げに抵抗しようとした相手にフェイントとして、反動で跳ね上げる踵を用い側頭部にカウンター気味の蹴りを叩き込む。自殺を意味するこの業、)――誘桜 <さそいばな> !(もちろんそこまで読める相手なら別だけれど、でなければさほど横幅があるわけでもない列車の屋根上、彼の回避できる余地はさほど無いはずだ。)   (2012/7/2 23:25:54)

御剣マサト心が要らないなら機械にでも任せてろ!それにノリで名乗りは上げたけどプロとして戦ってるつもりはないね!俺は売られた喧嘩を……買っただけだ!(言葉と共に気炎を発し、拳に乗せて最短距離を突き進む。確かな手応えに闘志を燃やし、追撃に移ろうとし、一気に意識が冷え込み背筋に嫌な汗が浮かぶ。己の体を障壁とし、腕を捕まえられていた。冷静な判断が出来る状況ならば逆らわずに倒れこみながら次の手を打ちに行くところだが、不意を討たれ反射的に踏みとどまろうとし、伸び上がってくる蹴りに迎え撃たれる。加速された知覚と反射であっても、せいぜい膝の力を抜き、堪えずにそのまま蹴り抜かれ衝撃を抜くのが精一杯だった。一回転しながら屋根に叩き付けられ、そのまま風にのせられ外に運ばれそうになるのを、足元にエンフィールドを突き刺すことで堪えきる)   (2012/7/2 23:44:02)

御剣マサトっそ……褒めてもらって光栄だけど……意表をつき続けてやっと食い下がれるかどうかってとこじゃないか……対応早すぎるんだよ(口の中を歯で傷つけてしまい、広がってきた鉄サビの味を行儀悪く吐き出すと、深呼吸して腰を沈め、即応の体勢で呼吸を整える。体に宿した『貯蓄』を使い果たすまであとどれだけあるのか、即座に死ぬ事は無いとは言え未来を切り崩していくというのは流石にぞっとしない。しかしここで焦って突っ込めば先ほどの二の舞だ。静かに魔力を練り上げ、機をはかる)   (2012/7/2 23:44:04)

シスターアーデルハイト(マサトを蹴り抜いた勢そのままに鋭く宙で二転、深く着地すると同時にゴカッ、と鋼の屋根が凹む。)そりゃ、対応力がうち <リッタークロイツ> の自慢ですもの。吸血鬼、魔女、悪魔、星渡り、魔族に旧支配者…色んな奴と色んな場所で殺り合うのよ。よし。指が、動いてきた。(左右の掌を開閉し、痺れの取れを確認。)…心の無い、ね。《ザ・ガンスリンガー》、フェイズ・アーティファクト。詩篇第参拾弐――、(姿勢を戻しつつ、私の両手に蒼炎が宿る。腕を交差させ十字架を形作るように構えると同時、仄白く輝く長銃身のオートマティックへと変化。)二つの罰 <ドッペルシュトラーフェ>。)聖書で言う隣人愛ってのはね、お前たちが考えてるような愛情じゃないわ。近しい者への愛、友への情じゃない。それを教会は執着と見做して否定する。心を無くせ、と――残酷な教えでしょ、うちのって。だから、愛してるわよ。お前も、あの学校で“偶然”すれ違った誰も彼も、悪魔も魔物も、全部ねッ。   (2012/7/2 23:53:32)

シスターアーデルハイト(屋根上を駆ける――その瞬間、高架線が鋭い左カーブに入った。右側へ弾き出されそうになる身体を斜めに抗しつつ、ギャングスタ・スタイル、いわゆる外側へ横倒しにした左右の銃を4連射、合計8発の.38口径FMJ聖弾をマサトへ叩き込む。貫通特化の軍用聖弾は命中するとまずヘブライ文字を彫刻した外殻で魔力障壁を相殺、目標の霊体内部に深く突き刺さる仕様。弾き出される薬莢が沈む夕陽に鈍く煌めき――、)   (2012/7/2 23:53:40)

御剣マサトもうちょっと絞り込めよ。あんまり欲張ると体もたないぞ?(呼吸を整え、魔力を全身に行き渡らせコンディションを安定させる。魔力のプールそのものは多いほうだが、それをめぐらせる経路が細いのが自分の欠点だ。鍛錬で鍛えられるとは言え、今焼き付きそうになっているのをどうこう出来る訳じゃない。決着を焦る必要は無い、しかし急ぐ必要は、ある)ったく仕事とプライベート線引きしすぎだろ……故郷の食い物にあんだけ執着しといてさ、評判いい輸入雑貨屋見つけたから教えてやろうと思ってたのに……さ!(拳銃を出現させた瞬間から警戒はしていた。それを構えると同時、ワイヤーガンを高速で頭上を通り過ぎる鉄柱の一つに射出、内臓がひっくり返り、関節がバラバラになりそうな衝撃と共に体が引っこ抜かれ、その下を弾丸が通り過ぎていく。すぐにワイヤーがピンと張り、振り子の原理で大きく円を描き、頂点に達した段階でワイヤーを開放。三半規管を虐待し、全身の関節に超過労働を課した代償に得たのは高度。夕陽にシルエットを被せながら、エンフィールドを頭上に高く掲げ)   (2012/7/3 00:28:40)

御剣マサトサンダー!ウィンド!ミラージュ!コール!(ポーチから手の中へ黄色、緑、白銀の弾丸を取り出すと宙に放り投げ、エンフィールドを中心とした三角形を描く。弾丸を基点とし三つの小魔法陣が展開されると、それらがエンフィールドに引き寄せられ、マサトを中心とし、三重の円環が互い違いに絡み合う三次元立体魔法陣となる。構成要素は風、雷、幻像、付与、放出、維持……絡み合いながら刻一刻と変化していく意味が次々と式を吐き出していく)天裂く稲妻、地を行く風、宿りて描くは幻燈の舞(イメージを練り上げるという意味をもつ無意味な詠唱を口にし、無秩序に跳ね回り体を内側から焼こうとする魔力に方向性を持たせ)   (2012/7/3 00:28:42)

御剣マサトライトニングミラージュ!(宣言と共に開放する。稲妻と風の力をその身に降ろし、光の帯を引きながらアリシアへ向け矢のように加速、その最中、姿が幾重にもブレはじめ、同じ姿勢の三つの像を結ぶ。鋭い感知能力を持つならば、うち二つは質感、魔力的波長を模した鏡像であり、右端が本物であると判るだろう。何度か鋭角的に軌道を変え、ピタリと狙いを定めればそのまま直進、風と稲妻を纏ったエンフィールドが横薙ぎに払われる……が)ぐ……(長時間の酷使、蓄積したダメージ、短時間に大量に消費された魔力、それらが指から感覚を奪い、ずるりとグリップが滑り始める。コンマ数秒にも満たない時間の中、必死に指に意識を凝らし、柄尻の辺りを引っ掛けるようにし、意地と筋力を総動員して保持。結果として、軌道の途中で都合拳一つ半分間合いの伸びた剣閃が振りぬかれる)   (2012/7/3 00:28:47)

シスターアーデルハイトそっくり返してやる!お前は、お前達は友を護り、その裏返しの汚濁と混沌を自らの視界から外れた者、手の届かない者に寄せる。分からないわね、何が多層次元の公安――、(マサトは公私の別を付けるなと言うけれど、やはりそれを私は理解できない。5歳でリッタークロイツ教会修道院に収容されて以来厳密な“私”を持ってないのだから。だからこそ私にとってマサトはMDPOの御剣マサトでしかない、と吠える。)ち――、(姿を追うように銃身を跳ね上げ、さらに4連射。高速の軌道変更によって射線が彼を捉えるのは難しい。直後、その姿が三つに別れ、舌打ち…いいえ分かってる、彼が実体として三者に増える業を持つとは思えない。霊装 <アロン> を纏っていればデコイは一目瞭然だったけど、そいつはさっき解除してしまった。)面白いッ、תִּפְאֶרֶת <ティファレト>、太陽の加護よ!(列車の屋根に左銃を置くようにして掌を触れさせると、そこに第6セフィラの蒼環が描かれ、)“冒涜、愚鈍<וַאֲנִי-בַעַר, וְלֹא אֵדָע>、御前に獣伏せたり<בְּהֵמוֹת, הָיִיתִי עִמָּךְ>”、魄吼第佰壱曲――《双蓮孤月》。   (2012/7/3 00:59:02)

シスターアーデルハイト(業名を呟いた瞬間、姿が二重写しのように虹色の輪郭を暈し――次に立ち上がった私は滑り別れて、異なる動きの二者と化す。残念だけど現状この業で二つ以上の霊力の影を作る事は叶わない。偽の左が先んじて跳躍、左と中央のマサトへ銃弾を5つ撃ち込むものの交錯するように喉を突かれ、腹を裂かれて血飛沫を上げる。右の私は間合いを測り、右銃を跳ね上げる。)第七セフィラ、נֵצָח <ネツァク> !(銃身に宿した聖光の環によって横薙ぎを受け流す。散々斬り合って60cmの刀身長は既に把握済み――の筈が、打ち込みは予想より深かった。)つっ、(咄嗟に頭を傾け回避。けれど喉から耳へ一直線の紅が刻まれ、そして風に浮いた髪がばっさりと黄昏に舞う。)髪は霊力じゃ治らないってのに、このッ!(金属の悲鳴によって高架は直線へ入る。光の怒涛が二人を包む――停車せずに通過した駅の灯り。輝きは収まる事なく、奔流として持続する。列車は郊外からシカゴの中心へ向かい、オフィス街を走る。)   (2012/7/3 01:01:30)

御剣マサト(自分が代償を払い、痛い思いをし、それでも制御し損ねたのと同じ業を繰り出すのを見れば無数の悪態が浮かんでは消えていく。その程度の力量差はとっくに承知のはずだったが、改めて見せ付けられると愚痴の一つもこぼしたくなる。運よく攻撃は鏡像の方に向かい、偶然が生み出した間合いの延長が功を奏し手ごたえを返すが、浅い……)英雄の手は長いって言うけどあいにく未熟者でね……一緒に頑張ってくれる人間がいたらもう少しだけカバーできるんだけどさ……はは、戦闘中でもそういう女の子らしいとこには反応するんだ。ここらで痛みわけ……ってわけにゃ行かないよなあ……(渾身の、そして切れる手札の最高の一枚を切ってこれだ。顔色を青白く漂白し、着地で付いた膝を地面から引きはがすタイミングを失し、荒い息を付きながら光の乱舞の中視線をぶつけ合う)   (2012/7/3 01:12:46)

シスターアーデルハイト…痛っ、つ…いえ、そろそろ切ろうかと思ってた所だから、助かるわ。(絶命した私の幻は瞬きながら消滅、防御タイミングを失敗したセフィラは脆く、砕けた蒼が流れる街の輝きへ飲まれてゆく。偶然だけどこの髪を伸ばし始めたのは、あの学校へ通い始めた時期と一致する。要するに“これ”は、私があそこで過ごした記憶と感傷だ。それを口にするのはいかにも女々しかったから、私は小さく笑うだけに留める。掌を押さえた首がペンキに浸したように紅に染まるけど、この感じじゃ静脈は傷ついてない。軽く振りながら、)そうね。(冷たく返し、右銃を真っ直ぐに伸ばす。)打つ手も抗う意思も無くなった魔の者に、リッタークロイツの騎士は三つの選択肢を提示する。ひとつ <アインス> 、魔の力を棄てる。正確にはだいたいの連中が魂の外縁、精神内部に持つ魔力との接続機構をぶち壊す。ふたつ <ツヴァイ> 、封印。面倒臭いからやりたくないけど、現実の因果律から退場して貰う。みっつ <ドライ> 、どちらも嫌なら――せめて脚に力を込めて死ね。(トリガーにかかった指に力が入り、絞るような金属音が囁く。)この先、痛み分けなんか聞いてくれない相手は山ほど出てくるわよ。   (2012/7/3 01:27:58)

御剣マサトそうかよ、警察首になったら美容師でも目指すかな(減らず口で強引に気力を奮い立たせる。効果の程はプラッシーボ効果を期待できるかどうかギリギリといった所だろう)へぇ、魔法を捨てれば命までは取らないってか。なるほど意外と寛容(口の端を意志の力で強引に引き上げる。どうしようも無いと思ったときはとりあえず笑え、笑って見せる余裕があるならあとはどうとでもなる。一体誰の言葉だったか、思い出し切る前に体が動いていた)言葉が通じる以上対話の意思は大事だと思って……ね!(膝立ちから立ち上がる勢いでぐんと伸び上がる。指がトリガーを引き絞る寸前に左手で払いのけるように振るい、そらされた弾道が髪の毛を一房ちぎって焦がす。間合いの内側に入り込んだ今、エンフィールドを振るうスペースは無い、剣としてではなく魔法の杖として魔力を収束、互いの中間地点に炎、圧縮、開放の要素を持つ魔法陣を生成、二秒程の集中を持って起爆させ、互いを強引に引き剥がして吹き飛ばすこととなるだろう。ただ、スピードを優先するあまり処理の大半を自身ではなくエンフィールドに代替させているため、そこを軽く払われるだけでも持続が切られ、霧散する)   (2012/7/3 01:42:25)

シスターアーデルハイトっと、(火花が爆ぜ、銃口が僅かに逸れる。.38口径フルメタルジャケットは易易と高架鉄道の屋根を撃ち抜き、列車の振動と風音に混じって悲鳴が漏れ聞こえるかもしれない。)そうじゃなきゃ、ね!(回避か逃走に賭けていた私は、彼がむしろ前に出た事で機先を失う。左銃を跳ね上げつつ、その軌道上においてコンバットロードを含め弾倉に残った三発をマサトの膝、腹部、頭部へと速射。移動力を奪い、命中のしやすさによるストッピングを狙い、最後に即死の急所へ撃ち込む。マニュアル通りの反応。同時に残る護封環を召喚する聖句を詠唱。)主よ、汝強大にして永遠なり <Athah gabor leolam,Adonai> 、セフィ――、(危険に対する感覚が意識時間を圧縮、その視覚の中で第二セフィラから次々に重なって展開してゆく。けれど、彼の業の完成に間に合わない。コクマー、ビナー、ケセドの3枚が出現した時点で衝撃波が爆発。セフィラは外側から順に砕けつつ、巨大な圧によって後方へ弾かれる。)   (2012/7/3 02:02:03)

シスターアーデルハイトッ――不味、(鋭い角度で列車の屋根を凹ませ、次に高々と跳ね上がり――不味い、列車の外へ投げ出される。ダン、と足をついたのは沿線の巨大看板。満月の下、シルクハットを被った男の影の昏い図案のポスター。筆記体によるタイトルはAbraham Lincoln Vampire Hunter。まだアメリカでしか封切られていないけど、なんでもエイブラハム・リンカーンが吸血鬼ハンターだったらという荒唐無稽極まりない映画らしい。)失礼!(仮にも第16代アメリカ合衆国大統領を踏みつけにするのだから一応謝らなきゃね。そのまま看板上を疾駆、眼下の夜景に遠ざかっていく筈のマサトを探す。)   (2012/7/3 02:03:55)

御剣マサト人の死に物狂いを……ノって来たみたいな軽い言い方、してくれて!(左腕が跳ね上がるのに咄嗟に反応して、膝から力を抜く。術式の維持のためにエンフィールドだけはしっかり保持しつつ、体が斜め下に流れていく、一発目は膝から僅かにずれた腿の辺りに着弾、シールドコートの力場が派手に火花を散らしながら貫通力を分散、骨が軋む音を体内から聞かされながらも、足裏をしっかりと足場に食い込ませ耐える。続く二発目は体勢が沈んだせいで胸元に向かうが、咄嗟に庇うために回された左腕のバックラーに着弾、体を後方に流そうとする。最後に頭上を跳ね上がっていく弾丸が通り過ぎ、術式が完成する)   (2012/7/3 02:37:50)

御剣マサト(タイミングを計り息を止めたために肺を焼かれる事は無かったが、弾丸を受け止めるために減衰した力場が熱波のいくらかを受けきれず、全身をちりちりと炙られながら吹き飛ばされる。宙を舞いながらあらかじめ決めていた通り、ワイヤーガンを飛ばして電線を張り巡らせた鉄塔に己の体を引き寄せると、網目のように張り巡らされた鉄骨に背中を預け体をしっかりと固定)集え豪火(呟きと共に三つの魔法陣が自信を中心に展開、ぶつかり合うように重なり合うとエンフィールドの切っ先を起点に巨大な円盤型の魔法陣が展開される)圧縮、圧縮圧縮圧縮(呻くように呟きながら、全身にじっとりと嫌な汗がにじみ始める。魔力の供給を断たれたシールドコートが最低限の能力を残し機能停止、力場に圧迫され止血されていた傷口からどろりと血が流れ始める。その間にも一つ、また一つと切っ先から魔法陣が産まれていく)   (2012/7/3 02:37:52)

御剣マサト(最初よりも一回り小さい魔法陣が一つ、さらにその向こうに一回り小さな魔法陣が一つ、徐々に大きさを縮めながら、都合五つの魔法陣が巨大なランスのようなシルエットを浮かべ、連なる。本来多重起動などこの加速加圧状態でも不可能、これは通常時でも発動できる術式を基本とし、同じ構成の術式を重ねるというシンプルな使い方だからこそ出来る芸当、それでも負担は大きく、おそらくこれを放てば体内の生命力は衰弱しないギリギリを残し、余命が一日単位と言う緩やかだが確かな速度で削られ始めていく事だろう)どこだ……どこだ、どこだ……(一秒ごとに体力も気力もごっそり削り取っていく術式を維持しながら、目を皿のようにして周囲を探る。点を探すのではなく、面の中の違和感を探る方法で……居た)つら……ぬけぇ!(哮、と甲高い音を立てて圧縮された式が開放される。幾重にも重ねられ、一点に溜められた炎の術式は魔法陣で構成された仮想砲身内を疾走、直径2mほどの火線が夜の街を疾駆するシスターに向かい、真紅のラインを空に刻む)   (2012/7/3 02:37:58)

シスターアーデルハイト…あっちも落ちたか…じゃ、いいわね。(私の拳銃遣い <ガンスリンガー> の視覚が細い絹糸の様な輝きを捉える。見慣れたマサトのケーブル移動、となると彼の向かう先は確定される。無理してLラインに戻る必要が無くなった以上、映画の巨大看板上を過ると両手の聖銃を棄て、そのまま宙へ躍り出し――。)《ザ・ガンスリンガー》、詩篇第佰拾五!(聖職者の黒衣が今や黄昏も深まり、光溢れる街の上空で翻る。遅れて蒼炎の尾を曳きながら全長3m近くの巨大な白銀の十字架が回転しながら私を追う。十字架上に錯綜する輝線が走り、それを分割面として外装が展開。中から砲身が伸びる様は明らかに物理法則に反している。)――キルヒェンリート!(路面を盛大に砕きながら着地、私の周囲で乗用車が次々と衝突事故を起こし人と金属、そしてクラクションの派手な交響曲が響く。往復四車線の大通り、陽も沈みつつあるのに眩いビル街の中央。ノースジェファーソンストリートとウェストレイクストリートの交差点だ。   (2012/7/3 03:19:48)

シスターアーデルハイト脇に抱えた120mm滑腔神槌砲は砲脚を自動展開、アスファルトへ喰い込み自重1.2tと来るべき反動へ備える。軽く500m以上は離れた鉄塔を望むと、魔法陣が次々と展開。半端な攻撃じゃ、こっちが撃ち負けかねないわね。)あははッ、全力を使い果たしたみたいな事言っといて、まだまだやれるじゃない!(その笑い混じりの咆吼を聞くのは逃げ惑うシカゴ住人くらいでしょうけど、ま、半キロ離れてても気分は伝わるわよね?)結局のところ、殺すも生かすも、自分の情一つ次第ってことよね…Das kotzt mich an <ふざけるな>, 魔物風情が神気取りをッ。お前の情がどこまで届くか――見せてみろ!アインスッ。(機関部のロックを解除、瞬間、巨大な生命の樹が蒼光で交差点の路上を埋めるように描かれてゆく。)ツヴァイ!(ボルトを三回引き、重々しい装填音も三度連なる。同時、砲脚を伝ってキルヒェンリートを駆け巡る無数の光が砲口から宙へ伸び、砲身を10m近くまで延長する。この辺りで解ってきた…相手も似たような理の業を試みようとしてるって事。)面、白――いッ。ドライ!響けトゥーバ・ミルム、鎮魂歌の旋律!聖なるかな、   (2012/7/3 03:20:18)

シスターアーデルハイト(トリガーを絞る。)――フォイア!(砲口から円状に歪みの波が広がり、周囲のビルと車列のガラスを一斉に砕いた。高圧縮されたAPFSDS徹甲聖弾は“創”転移された龍脈の路で幾何級数的に加速、末端で光速の47%に達する。それはもはや弾ではなく蒼い光丈となり折しも放たれた紅蓮の輝線と連なった。マサトの圧倒的な光芒より遥かに細い…けれど、)リヒトォ――エンデッ!(その叫びによって蒼光は擬似的な創世の光へと転換。相対論クラスに質量を増大させ、攻撃軌道上から離れている筈の建築物や高架線が不可視の巨槌によるよものように真っ直ぐな円筒状に押し潰される。直後、瓦礫や剥がれた看板、書類や樹樹の葉といった軽いものから宙へ浮き始める――渦を描きながら蒼光へ巻き込まれるように。)   (2012/7/3 03:23:00)

御剣マサトこっちの命懸けの一発と平気で撃ちあえるとか何を相手にする気だアイツは!(肺がふいごのように酸素を求めあえいでいるが一向に満たされる気配が無い。一度放った魔法はあらかじめそういった式を組み込んでいない限り干渉するすべを持たないが、その代わり発動後は維持する必要が無い。虚脱感から意識を刈り取られそうになるのを必死に堪えながら攻撃の行く末を見つめる)光爆術式!?地図書き換えるつもりか!?(アリシアの放った光が街を飲み込まんばかりに膨れ上がるのを見ると、退避するのも忘れて目を剥き、呆然と見つめる。圧縮された火線はその光の爆裂により維持していた収束力場を剥ぎ取られ、着弾時に開放されるはずであった純熱量を空中で開放していく。しかし、注ぎ込んだ力の差か、性質の差か、青と赤の光は拮抗しあうことも無く、膨れ上がろうとする赤の光を、ゆっくり押しつぶす形で青の光が飲み込んでいく)……ッ!(迸る悪態か、悲鳴か、それすらも光の中にかき消され。赤の光がかなり減衰してくれたとはいえ、有り余る破壊力は鉄塔を飴細工のように捻じ曲げ、そこを足場としていた人間一人を空へ投げ出すには十分以上の力を宿していた)   (2012/7/3 03:42:16)

シスターアーデルハイトっ、危なっ、(彼我500mの先でマサトが放つ言葉を知らず、私は僅かに動揺して呟いた。拮抗点で水飛沫のように拡散する紅蓮は、紺の濃くなった夜空に流星雨を咲かせる――そんな悠長な話じゃないわね。私の至近を過ぎり、アスファルトを煮え立たせる様子はまるで火山弾。)こっちもこれで、全部――第七、第八、第九、第十セフィラ!(セフィラと呼ばれる護封環、生命の自と他を別かつ概念を護りとした盾は全て喚び果たした事になるわね。נֵצָח <ネツァク> 、הוֹד <ホド> 、יְסוֹד <イェソド> 、מַלְכוּת <マルクト> 、金星、水星、月、そして地球のシンボルを刻まれた聖盾が私の前方へ展開。弾かれ、軌道を逸らされた紅の光は車列を次々と爆散させ、ビルの半ばを吹き飛ばし、狂乱する人々の衣服と肌を灼く。これ、私のせいじゃないわよね?少なくとも責任はフィフティフィフティだと思うけど。)…通った…か…ッ…?(内心はともかく肉体的に軽口を叩く余裕などなく、少しずつ遠ざかってゆく拮抗点を見据える。離れて行くにも関わらず、そこに生まれた蒼光の球は見た目の直径を成長させていた。   (2012/7/3 03:57:21)

シスターアーデルハイトそいつが10m、50mと巨大化していくにつれ蒼の輝きは昏く、漆黒へと化す。マサトがいたと思われる地点に到達、上空の巨球は吸い込む瓦礫によって射線に対して垂直に放電を伴う土星のような環を形成。なぜそんなものが生まれるか理屈を同僚に説明された時さっぱり理解できなかったけれど、それは降着円盤と言われる現象らしい。刹那、ガギリ――、と私のせいでもマサトのせいでも無い、蒼く鋭い亀裂が路面へ長々と刻まれる。事象像が巨大エネルギーに耐え切れず崩壊しようとしている。)ここで!   (2012/7/3 03:58:31)

御剣マサトぐ……あ……くっそ……(光の奔流に弄ばれながら、言葉にならない声で毒づく。間に莫大な熱量が入ってくれたおかげで直接光の破壊力に触れず、膨張する空気に飲み込まれたようなものだが、それでも放射される光量は視界を奪うほどで)こんな、ところで……(顔が浮かぶ、この世界に来てから長くも短くも感じられる今までに知り合った、幾人もの友人達の顔。死の直前に見る走馬灯と呼ばれるものだろうか?いや、違う、アレは打開策を見つけるために過去の出来事を総ざらいしていく現象の事だ。これは出来事ではなく出会いの記憶、そんな中に打開策など紛れていようはずもない、ならばこれは楔だ。向こう側へ行こうとする自分を繋ぎとめる、絆という名の命綱)こんな……ところで……(エンフィールドを掲げ、あがく。後悔を、執着を、未練を、夢を、留まりたいと思うありったけの意思に方向性を与え……本来内から発する力に反応するだけの機能しかもたない魔道具が、周囲から押し寄せる魔力の波に干渉。水面をかき分ける波紋の用に押しのけ……虚像の世界が崩壊するまでの僅かな時間を、数秒というギリギリの誤差で凌ぎ切った)   (2012/7/3 04:09:33)

シスターアーデルハイト(周囲の気脈から霊力を根こそぎ奪い、出力限界に達した蒼光は幾度か途切れ、消滅する。形成された巨大質量球はマサトのいた鉄塔や、例の高架線と列車を吸い込もうとして――内側からめくれるように崩壊してゆく。結局列車は宙で静止した後、重力へ引かれて落下。けれどそれを私が最後まで見届ける事はなかった。世界が粒子となって崩壊してゆくから。)…いいえ、まだ。(さすがに砲身を支えるのに疲れ、不思議な静寂と彼方から蒼へ消えてゆく光景の中で傾いだ砲口を地面に落とす。)…“第六の日”を起動したのは、雑木林の中…大火力は無理にしても、まだ、やれる。(剣か、拳か。そこまで考え、僅かに笑う。)我ながら少し執着が過ぎる気がする――キルヒェンリートの終焉光 <リヒト・エンデ> の直撃喰らって生きてるなんて、(刹那、私を蒼と万色の奔流と、瞬く世界の記憶が包む。打ち上げられる初期のロケット、水辺で戯れる子供達、洋上を渡るニシセグロカモメの群れ、どこかの洋室にひっそりと佇む蓄音機。現実の陽射しが私に注ぎ――顔を、上げる。)   (2012/7/3 04:27:00)

シスターアーデルハイト…!…ここ、は…。(反射的にマサトを探す碧眼が苦々しく絞られる。雑踏、平穏なざわめき。瞬間、理解する。ここは例の公園から徒歩で10分程離れた街角――休日だからかしら、随分と人が多い。“第六の日”は常に世界の変遷で位置関係を維持するわけではなかったし、そもそも私達は陽炎の事象でかなり移動している。もしマサトが同じ場所に戻ったとしても、これではかなり見つけづらい。)その上、ここで殴り合うわけにはいかないわよ、ね――生きてたらの話だけど。   (2012/7/3 04:28:27)

御剣マサト生きてるよ……(縁起でもない呟きを聞きとがめ、疲労困憊の疲れ切った声を投げ返す。狭間の空間で加速状態を維持する事が不可能となり、全ての装備が強制的に解除、情報状態で格納され、公園に居た時と同じ半そでのジャージ姿に戻って近くの壁に背を預け、地べたに座り込んでいた)くそ、全部の装備が修復可能限界ギリギリまで傷んでるとかどんだけギリギリだよ……あと、せっかく生き延びたのに社会的に死にかねないんだけど、俺……(命を削りあう緊張状態ならともかく、元の世界に戻ってしまっては、目をそらすべきか目を離さず警戒すべきか、スイッチをどちらにも切り替え損ねた半端な状態でため息を吐く)   (2012/7/3 04:36:53)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、シスターアーデルハイトさんが自動退室しました。  (2012/7/3 04:48:44)

おしらせシスターアーデルハイトさんが入室しました♪  (2012/7/3 04:49:42)

シスターアーデルハイト(詩篇第佰七“グロソラリア”・第六の日が収束するのに併せ、キルヒェンリートが蒼く溶ける。ゆっくりと立ち上がり――巡らせる視線が一点に停まる。)星渡り。(その呟きは賑やかな音楽やストリートパフォーマンスへの歓声へ飲まれそうになる。暇そうな大学生、集団でやかましいくらいに笑う少女たち、携帯スピーカーからの音響に併せダンスを練習する若者のグループ。奇抜なファッションもあったから、顔に青痣を作り、首を紅く染め、黒衣のあちこちを裂いたシスターもそれほどは目立たないでしょう。)いえ、大丈夫なんじゃない。しばらくは。…っ…やっぱり《魔》の連中のそういうの、便利ね。(壁に近づき、顎で彼の姿を示す。滴った血が彼の前の清潔な路面に紅の点を造る。首を左手で押さえつつ、右掌を開き、閉じる。蒼炎の輝きが鈍い。)詩篇第佰七の再起動はしばらく無理か。だからと言って、お前を殺るくらいはなんとか誤魔化しつくわよ。   (2012/7/3 04:50:40)

シスターアーデルハイト(現状、ホームレスか酔い潰れた男に話しかけてる聖職者って感じに見えるんじゃないかしら?口端を歪め、どこか明るく返す私。喜び?怒り?いいえ、純粋な殺意だったと思う。やり遂げ残った仕事を完遂しなければという、ほとんど本能的な義務感。)髪を切ってもらった代金、払わなきゃいけないし。(首から剥がした掌を添え、髪の切り口に滑らせる。)   (2012/7/3 04:51:43)

御剣マサトそのしばらくが終わるまでの猶予が無茶苦茶少なそうなんだけど……まあ、お前が街中でやりあわないような奴で……奴で……(先ほどの独り言を聞いていて安心していたら、即座にそれを否定する言葉が聞こえてきて、言葉を喉に詰めて沈黙する)俺としては勘弁願いたいな……意表をつくための戦術に命削りかねない加速にと切り札何枚も切って立ってるのとへたり込んでるの、どんだけ差があるってんだ……これ、俺ほうっておいても無害じゃないか?(命を削る緊張から解き放たれたせいか妙に気分が浮ついていて、余裕どころか投げやりにも聞こえる軽口を叩く)物々交換は受け付けていないんで鉛玉でのお支払いはご遠慮ください……回復したらまたやる気か?(一気に10も20も年を食ったような、疲労の色濃い重い声音で聞かずもがなの問いを発する)   (2012/7/3 05:01:02)

シスターアーデルハイト…無害?冗談でしょ。お前には、その口が…“言葉”がある。ある意味じゃそれが一番厄介。(キリスト教徒として歴史を学んだ場合、痛感するのは文化侵略の力ですものね。マサトがそう意図しようとしまいと、星渡りの言葉は、異世界の価値に基づく思想はこの地上のエントロピーを増大させる。)そりゃそうでしょ。半端にやめるくらいなら、最初からトリガーなんて絞りはしないもの。リッタークロイツにおいて星渡りの標的優先度は低い――魔女や悪魔がいれば、私はそっちに向かうけど。例えば、(自然な挙動で、そうね、聖職者が病気の人間の安否を気遣うようにマサトの前に屈むと、脚から一丈の鋼を抜く。自前で柄を加工した跡のあるKM3000、私の故郷の有名メーカによるシンプルなマットブラックのコンバットナイフ。薄くスプリッター迷彩風にヘブライ文字が塗装された刃に指を滑らせつつ、)お前はどうなの。どのくらい本気なの?そう、口では、言葉では何とでも言える。友を護ると、命を賭けると。及ばない時、悔やむのもいい…そいつは生きてる奴の贅沢ですものね。   (2012/7/3 05:16:01)

御剣マサト厄介って言う割には俺の渾身の主張をばっさばさ切り捨てられた気がするんだけどな……(口が上手い、と微妙に嬉しくないニュアンスで受け取って、眉をしかめて納得しがたい、という気持ちを隠す事無く表情に表して)その辺は半端者の方が好ましいと思うがね、あと出来れば悪魔に専念して欲しい……(ため息をつき、こめかみを指でほぐしていると剣呑な輝きを目にし、弛緩した空気が一気に引き締まる。ただ、立ち上がり警戒するそぶりは見せない。というよりも今は素早く立つという動作が恐ろしく難しい、というだけだが)   (2012/7/3 05:30:22)

御剣マサト命は賭けるさ、賭けるけど……賭けってのは勝つつもりでやるもんだろ?オッズがどんな数字でもさ。けどまあ、一度親しくした相手とやりあうのは初めてだ。命の削りあいしてる時に気にする余裕はないけど、すぐに答えが出るようなもんでもない。ただまあ……品揃えのいい輸入雑貨屋は今度会った時に誘ってやるよ。お前が払うのは俺の差し出す手じゃなくて故郷の味ってわけだ(くくっと喉の奥で笑って。肩をすくめる)ま、殺す覚悟だの殺さない覚悟だのなんで戦わないと行けないだの、お約束の茶番だけは演じないようにしとくよ、。したらその隙に殺される(だろ?と目線で問いかけつつ、感覚の戻ってきた足を不自然に思われないよう努力して地面に突っ張らせ、ゆっくりと立ち上がる)   (2012/7/3 05:30:24)

シスターアーデルハイトいや…それは…。(どうも私は彼と対照的に口下手らしいわね。一瞬説明に窮して、次いで私の中にある筋道を解きほぐすように言語化する。)逆よ。敵となるのは、その主張が一面の事実でもあるから。その言葉が誰にも影響を与えない、何の力も持たない、下らない代物なら私は…リッタークロイツはお前を無視すれば済む。(一歩下がり、彼の動きを碧眼がじっと見守る。攻撃に出るにしても、彼は業を発動するのに一瞬のタイムラグがある。けれど、私の表情はにやりと笑いに崩れた。)それ、賭けで身を滅ぼすクチよ、マサト。賭けってのはオッズとベットに応じてリスク計算しなきゃ。信じてカードやサイコロが変わるのは、(それは、奇跡だ。そんなものを主とその御子以外に簡単に起こされちゃ敵わない。そう言いかけて顔をしかめる。私の話している相手が何か思い出したから…こいつは、《魔》だ。)やっぱり――、   (2012/7/3 05:56:19)

2012年06月30日 23時13分 ~ 2012年07月03日 05時56分 の過去ログ
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