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「とあるファンタジーなお部屋【仮稼働】」の過去ログ

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2012年05月13日 00時59分 ~ 2012年07月10日 17時59分 の過去ログ
過去ログでは上から下の方向に発言を表示しています

エリク♂剣士(自分の手を寂しそうに見送る視線に気づくこともないまま、フローラに見せた石版を改めて眺めおろし、もう一度考えを巡らせていく。体を動かして気分を入れ替えた今ならいい考えが思いつくかもしれなかったがしかし)な…なんだと…っ、もう分かったのか!?(過剰なリアクションだったろうか、しかし驚いたのは本当だった。なにしろもう一刻ほどはこの小屋で悩み続けていたにも関わらず、ほぼ一目見ただけの彼女が解答を導き出したとなればいったいこれまでの時間はなんだったのか)ちょ、ちょっとやってみてくれよ、どうするんだ?   (2012/5/13 00:59:27)

フローラ♀魔法使い(彼の声に、びくっと身体を揺らしながらも、唖然とした表情を浮かべている彼に申し訳なさそうな表情をうかべながら)えと…あの、間違ってたら…ごめんなさい。なんですけど…(そう前置きをしながらも彼の顔を見つめて)あの…ですね。多分、縦3横3を4回までで辿っていくのはそもそも理論的に無理なんですね。(ここまで大丈夫ですか?とでも言うように彼の目を見つめながらもひとつ息を吐き出して)だからですね。概念を変えるというかそもそも、この黒真珠がもっといっぱいあると仮定すればいいんです。この縦3と横3の黒真珠はその一部という認識ですね。まぁ、この場合には黒真珠をあと二つ足せばいいだけなんですけど…いいですか?えっと、この石版にはこの条件以外に禁止事項とかそもそもの概念づけがされていないんですね。なので、真珠を増やす行為も禁止ではないと仮定すれば…えっと、じゃあ、一番左上を1としてその右隣を2そのまた隣を3。1の下…つまり2段目の一番左を4…というふうに1から9まで番号づけしたとして、この3の右隣と7の下にもう1つずつ真珠を足してあげればいいんです。そうすればわかるとおもうんですけど…どうですか?   (2012/5/13 01:16:43)

フローラ♀魔法使い(わかりやすいように黒真珠のかわりにその場所に飴を置いてやれば、そのまま辿る様に指さして)えっとですね。まずは1.4.7.と追加した7の下の黒真珠までで1回そのまま黒真珠から斜めに線をのばして7の下の黒真珠8.6.3の隣の黒真珠で2回。そのまま左に一直線で3の隣の黒真珠.3.2.1で3回。そこから斜め下におろして1.5.9で4回で終わると思うんですけど…どうですか?(自分でもそれほど自信がないのか彼を伺うように見つめて。)   (2012/5/13 01:16:54)

エリク♂剣士(答えを導き出したという彼女に身を乗り出しながら話を聞いていく。理論立てて話している彼女の言葉をなんとなく理解しながらなんとなく返事を返していく)う、うん、そう、無理なんだよな。(自分の考えが理論的だったかはともかく、無理なものは無理だった。何度試しても無理だったのだ。そこで発想の転換を告げる言葉に)もっといっぱいにする…?(つまり9つだけの黒真珠ではなくもっと増やした黒真珠の一面を想像するということだろうか。そこでと番号付けした真珠に改めて視線を映していく。3の右隣と7の下に1つ付け加えると、凧のような形に成り代わって、さらに続けるフローラの解答。その順番の通りに視線が黒真珠を移り渡る)…ってことは…   (2012/5/13 01:30:18)

エリク♂剣士(鞘に納めた剣を引き抜くと石版に向けて切っ先を向ける。その先は番号4番。下へ2つ分の真珠の距離を、7、7の下へなぞり進め、そこから8、6と斜めへ切り上がる。3の右に届いた切っ先が左へ3、2、1、と戻り、5、9と右下へと斜めに落ちていけば真珠の色すべてが白へと切り替わっていく)ま、まじか…こんな簡単に…っ(謎を解き明かせたことよりも、彼女がいとも簡単に答えを導き出したことのほうがショックだった)   (2012/5/13 01:30:24)

フローラ♀魔法使い(彼が剣を鞘から引き抜くのをみながら、その剣先をじっと見つめる。自分が説明したとおりに進んで行くそれを見守りながらも、最後の真珠をなぞり終えれば全ての真珠の色が変わって)…やったっ…(それが正解を意味してるようだと思えば嬉しげに呟いた。剣士が格闘していたとも知らない呑気な魔法使いは嬉しげに彼を見つめて)あ、正解みたいでしたね。良かった。ところで…これって何の石版なんですか?(なんて今更ながらに聞いてみて)   (2012/5/13 01:35:08)

フローラ♀魔法使い【気づけばこんな時間に(汗)いいところで締めて下さいませー】   (2012/5/13 01:36:39)

エリク♂剣士ああ、反応したってことはこれで正解だったんだな。フローラのおかげだよ、ありがとう(さんざんの苦労は身を結ばなかったが、彼女によって突破口が見いだせたのは救いとなった。感謝の笑みを送りながら、結局この石版が何を意味するものなのか、それすらも分からずに悩んでいた自分に気づき)…そういえばなんだろう。この小屋で探し当てたから何か意味があると思ったんだけど…(何の突破口なのかも分からないまま、窓の外の景色は日を落とし始めていた。さっきの魔物が徘徊するような道を今から進むのは危険かもしれない。そう考えた剣士は)もう、日が暮れそうだな…。今日も、ここで泊まって、朝になってから町に戻ろうか…?(邪な考えなどおそらく微塵もない。フローラの身を案じた上での提案を投げかけたのだった〆)   (2012/5/13 01:41:41)

エリク♂剣士【ではこちらはこんな形の〆とさせていただきます~】   (2012/5/13 01:42:04)

フローラ♀魔法使い(彼にお礼を言われ微笑まれればなんだかとても誇らしいような気持ちになって、興味本位で聞いた石碑の謎も彼は知らなかったらしい。そんな彼がおかしくてくすくす笑いなっがらもその石版を不思議そうに見つめて。)へぇー。そうなんだ。なんなんだろう…(迷いなっがらも自分が気安く触るものでもないと分かれば自分も窓の外を見つめて)あ、ほんとだ…(危険を回避するための提案なのに対し、彼女はただ彼ともうしばらく一緒にいられる喜びに顔を綻ばせ)はい♪今日も一緒に寝ましょうね♪(どきどき速くなる鼓動は聞こえないふりをして高々にいうのであった。〆)   (2012/5/13 01:47:52)

フローラ♀魔法使い【上手く〆られまでんでしたけど、こちらもこれで〆でー^^遅くまでありがとうございましたー^^】   (2012/5/13 01:48:20)

エリク♂剣士【いえいえ、こちらこそ強引な感じでしたし、ありがとうございました^^ 楽しかったです♪】   (2012/5/13 01:48:47)

フローラ♀魔法使い【私も楽しかったですー^^でも、説明が難しかったwそして、今日もお泊りなんですねーwエリクくんの修行は続く?w】   (2012/5/13 01:49:45)

エリク♂剣士【説明ロルばかりになってしまいましたね、すいませんw 今日も健全にお泊り…?エリクは常に修行中みたいなもんですw】   (2012/5/13 01:50:31)

フローラ♀魔法使い【いえいえー。うんうん^^今日も健全にお泊りですwでも、きっとフローラちゃんはくっついて寝ると思いますwエリクくん…お坊さんにでもなれそうですねw】   (2012/5/13 01:52:07)

エリク♂剣士【その無邪気さをいつか命取りにしてやる…w 一度火が付いたらフローラなんか逃げられないんだからなーっw もう遅いですし、今日はここで終わりにしましょうかw】   (2012/5/13 01:54:26)

フローラ♀魔法使い【あはは^^うんうん。楽しみにしてます^^ですねー今日もありがとうございました♪それではおやすみなさい^^】   (2012/5/13 01:55:17)

エリク♂剣士【こちらこそありがとうございました^^ また遊びましょ~♪ それじゃおやすみなさい^^ ゆっくり休んでくださいね^^】   (2012/5/13 01:56:11)

フローラ♀魔法使い【はい^^それではまたです♪】   (2012/5/13 01:56:44)

おしらせフローラ♀魔法使いさんが退室しました。  (2012/5/13 01:56:50)

エリク♂剣士【それではこちらも。お部屋ありがとうございました^^】   (2012/5/13 01:57:17)

おしらせエリク♂剣士さんが退室しました。  (2012/5/13 01:57:23)

おしらせフローラ♀魔法使いさんが入室しました♪  (2012/5/13 10:06:43)

フローラ♀魔法使い【こんにちは^^ちょこっと時間ができたのでお邪魔します。それほど時間がないのでソロルのみで。】   (2012/5/13 10:07:27)

フローラ♀魔法使い(新緑の美しい森の中、風を受け木々が囁くように葉を揺らすのを心地よく感じながらも自身の柔らかに光る髪を靡かせ歩いていれば視界が急に真っ暗になる。焦りを感じながらも探るように腕を動かせば、視線の先に魔物と見知った剣士の後姿が映し出され、その魔物が凶悪な牙をむき出しに剣士に襲い掛かれば視界は真っ赤に染まる――自分の絶叫を煩いほどに感じればびくりと身体を揺らした)…っ…はぁっ…はぁっ…ゆ、夢かぁ…(ぱちりと目を開け辺りを見回せば先ほどの光景が夢であったのだと気付く。知らぬ間に入っていた身体の力を抜くとほっとしたようにうっすらと額に滲んだ汗を拭った)…はぁ…びっくりした。   (2012/5/13 10:16:21)

フローラ♀魔法使い(狭いベッドの上、身動ぎすれば身体にまわされた腕に力が籠められる。すぐ近くにある剣士の顔を覗き込めば月明かりに照らされ、おぼろげに見えるその顔は小さく寝息をたてていた。彼を起さぬようにもう一度小さく身体の位置を整えればその剣士を見つめる。寝ているからかいつもより幼い印象を感じながらもその赤毛に指を滑らせ絡ませればくすぐったくて小さく笑った。彼と一緒にいると楽しくてどうしてか心地よい。それなのにたまに鼓動は速くなりドキドキしてしまう。それに時には苦しくて切なくて…この気持ちの名を知らない魔法使いはただただ、その答えを探すように彼を見つめた。)   (2012/5/13 10:22:55)

フローラ♀魔法使いふわぁっ…(やがて小さな欠伸を漏らせば彼の顔を見るために上げていた頭を彼の胸元に移す。寝るときは狭いベッドの上ですこしだけ距離を取りながらも目を閉じた。でも、今は密着するほどに近いと思えばまた高鳴る鼓動。自分の心臓の音がやけに響く中、彼の胸板に耳を押し当てればトクントクンとゆっくりと一定のリズムを刻む彼の鼓動に気持ちが落ち着いてくる。自分とは異なる硬さを感じる身体に腕をまわし更に身体を密着させれば彼の匂いに包まれ、自分の気持ちも落ち着いていくのが分かった。)   (2012/5/13 10:27:32)

フローラ♀魔法使い…好き…(口からついて出た言葉に少しの驚きを感じながらも納得する自分もいて…でもその好きが親愛なのか友愛なのか恋愛なのか、彼女にも分からなかった。それでも一つの答えを見出した彼女は小さく笑ってもう一度顔を上げると彼の顎の辺りに唇をくっつけ、ちゅっと小さな音を立てた後、満足そうに微笑めばまた彼の胸板に顔を埋め微睡の世界へと落ちて行った。彼女が答えを見つけるまでもう少し。〆)   (2012/5/13 10:31:54)

フローラ♀魔法使い【こんな感じで締めで^^ありがとうございました♪】   (2012/5/13 10:32:18)

おしらせフローラ♀魔法使いさんが退室しました。  (2012/5/13 10:32:24)

おしらせエリク♂剣士さんが入室しました♪  (2012/5/13 14:53:35)

エリク♂剣士【こんにちは、ソロルにてお邪魔させていただきます^^】   (2012/5/13 14:54:03)

エリク♂剣士(思わず力と頭を使う羽目になった森での一時。傷も痛みも、今胸の内に抱く魔法使いの手によって癒され、その影響は感じられなかった。しかし、疲労と心労まで癒しきれるほど魔法は万能ではない。特に謎解きにかけた脳の疲れは剣士を深い眠りへと誘い、先刻あげた彼女の絶叫にも気づけなかったほどだ。そんな剣士が眠りから目覚め、横たわる彼女に視線を向けながらゆっくりと体を強張らせる)   (2012/5/13 15:00:49)

エリク♂剣士(起こさぬように抱きまわしていた腕を彼女か解き、上体を起こしていく。日も昇り、町への帰り道を辿るには十分だろう時間の余裕も感じられた。解き明かした魔法装置の意味は分からぬままだが、このまま彼女を連れていくには不安が重なる。確かめなければならないこともある剣士は、魔法使いの額にそっと手をかざしながら街へと戻る決断を下し、ベッドを降りた)   (2012/5/13 15:06:01)

エリク♂剣士(体から外していた鎧を一つ一つ身に着け、未だ眠りの中に浸る彼女を見つめていく。彼女に向ける想い、危なっかしく放っておけない、そんな彼女に今日は助けられた。仲のいい友人だと思っていた。なのになぜここまで心が高揚するのだろう。この場に自分と彼女だけの空間、という状況も原因の一つなのだろう。女性に興味を持つのは男として当然だと割り切りながら、なぜ不意に、彼女を思い出すときがあるのだろう。剣士にはその気持ちの正体は分かっている。だからこそ、気づかぬふりを続けようとしていたが、それも限界に近いのかもしれない…そんな予感を過ぎらせながら魔法使いの傍に寄っていく)   (2012/5/13 15:15:49)

エリク♂剣士(わずかに体を屈めようとする。安らいだ呼吸に魅かれるように唇を塞ごうとしたことを自覚するとハッと我に返り、魔法使いに背を向けると右手の甲を額に打ち付けた。寝込みを襲うような真似を嫌った剣士は魔法使いの肩を軽く揺らし、眠りから起こそうと試みる)フローラ、そろそろ起きろ? あんまり遅くなるとまた町に帰れなくなるぞ?(そうなればまたこの小屋で夜を明かすことになるだろう。そうなれば、もう彼女を襲う自分を抑えきれないだろう想像がついた。寝ぼけ眼を擦る魔法使いを微笑ましく見ながら、町に帰ったら彼女と一緒に仕事を受けようと、魔法使いと共に歩く一歩を踏み出してみようとささやかな決意を胸の内に決めたのだった〆)   (2012/5/13 15:22:56)

エリク♂剣士【という形で〆させていただきます。ありがとうございました^^ センセーとの接触にも近づいたかも?w】   (2012/5/13 15:24:11)

おしらせエリク♂剣士さんが退室しました。  (2012/5/13 15:24:19)

おしらせテヨン♂魔術師さんが入室しました♪  (2012/5/17 14:39:38)

おしらせカオン♀薬師さんが入室しました♪  (2012/5/17 14:39:46)

テヨン♂魔術師【お邪魔しております。】   (2012/5/17 14:40:22)

カオン♀薬師【お邪魔します。】   (2012/5/17 14:40:33)

テヨン♂魔術師(旅の初日の夜は新月、窓に月光は無く。魔術師は宿屋の二階の寝台で唸っていた。全身十数か所の傷。事の次第はこうである―――。王都へ向かう道すがら旅装を解いた宿屋。夕食後、退屈凌ぎにカードに手を出し、勝過ぎをイカサマ呼ばわりされた挙句の乱闘。くだらない事に魔術を使わぬ魔術師であれば、ならず者と素手で遣り合い5人を宿屋から放り出した結果がこの傷である。見れば薬師は呆れた面差しをしているであろうか。何やら先程から見た事の無い物を調合していると見える。)…心配に及ばぬ。この手傷であれば明朝には回復しておるゆに…。(寝台で半裸。腰を布で覆っただけの姿で薬師に声を掛ける。薬が苦手な魔術師。自慢の黒髪も乱れ気味。)   (2012/5/17 14:40:45)

カオン♀薬師(夕刻、西日が差し込む客室に通されてから数時間足らずでこの有様の漆黒の魔術師。唸る程に生傷は疼くのだろう、たかが喧嘩であろうその傷も痛々しく見える。口から出るのは小言。)お主、魔術師であろう…何故魔術を使わぬ。その様な傷負わぬとも済んだものを…。(呆れたように溜息を新月の夜の帳に向ければ、手元の材料を今一度確認する仕草。蜥蜴の尻尾、蚯蚓の頭、火竜の爪少々…小さな乳鉢で磨り潰し真紅の葡萄酒に似た何かを数滴…。小さな小瓶に移して蝋燭にかざして温める)飲め…。さすれば、一瞬でその傷が消えるだろう。(赤黒いその薬、代々の秘術として継承された物。しかし…自分でも飲みたいとは思った事もなく、ただ悪戯に真紅の瞳を細めて、乱れ髪の魔術師を見つめた)   (2012/5/17 14:40:56)

テヨン♂魔術師薬師殿……。(手渡された薬液を手にしたが、色が。色にも増して匂い。痛みに唸りながら覗き見ていた材料。よし、材料を見ていなければ飲めたやも知れぬ。魔術師の末裔して魔術師たる者が蜥蜴や火竜の体の一部を恐れて何としたことであろうや。さはさりながら……否は否であったのだ。)薬師殿……。(いま一度声を掛ける。声を掛けた内容を如何に告げるべきか迷いながら。)薬師殿……。塗り薬は無いであろうか? 魔術師故に、塗り薬の方が効果があると思うのだが…。(この国随一と言われる紅の薬師を納得させられる筈も無い言訳が痛みに歪む唇から紡がれた。)   (2012/5/17 14:41:07)

カオン♀薬師(呆れた…。屁理屈にもならない言葉と、痛みに歪んだ唇。)何を…馬鹿な。飲んでも死なないわよ?(仰向けの魔術師の顔を覗き込めば、小瓶を口元で傾けてみせる戯れに数滴唇に垂らしてやろうとして、手を止めた。王都一の魔術師であれば怒らせるのは得策ではない。子供のような怒りであれど、旅を共にするには多少恩を売っておこうと…。乳鉢で練り上げた薬草と小さな動物の欠片…そして、真紅の液体。その正体は薬師本人しか知らぬこと。)何処が一番痛むのだ…見せてみろ。(真紅に染めた爪の先に膏薬を取って、傷だらけの魔術師の肩口に塗りつける、僅か白い煙を漂わせるその膏薬は青い若葉の香り。)   (2012/5/17 14:41:14)

テヨン♂魔術師いたたたたたッ…(やはり材料を盗み見て怯む間も無く…。薬師の指が肩の切り傷に触れた刹那の激痛。否、激痛では無かったのやも知れぬ。膏薬を塗られている傷を見たのが悪かったと言えよう。白くたなびく謎の煙が怖い…。意識的にでは無くも両手が宙を舞って紅の薬師の、膏薬のついた指の方の手、其れを握ろうとする。しかしながら其処は夜の黒髪を持つ魔術師。薬師の手首を掴む事は辛うじて無かった。僅かな隙間を開け、何時如何なる時でも事あらば、その手首を掴んで膏薬を塗る指を阻止できる体勢にて…堪える。)…ッ!痛ッ…あたたたたッ…   (2012/5/17 14:41:26)

カオン♀薬師(痛みを告げる魔術師の額の傷に膏薬を塗りながら、子供をあやす様に声をかける)ほら、動かない…傷が広がる…。(紅く艶やかな髪の毛が魔術師の腹部を撫でる様に通り過ぎ、膝の傷に戯れに唇を落とした。掴みかけられた手は動くだろうか。煙を燻らせ塗りこむ膏薬の色は深い緑。乾けば無色に馴染むだろう。)子供じゃないのだ…暴れるでない。いい大人が…笑い種だな。(とはいえ、大の男が痛がる素振り、嫌ではない。ましてや、一国を支えるだろうその魔力の持ち主である、黒髪に指を通して宥める様に髪を梳き)   (2012/5/17 14:41:31)

テヨン♂魔術師(痛みは程無く和らいでいた。しかしながら、これは悪く無い。言葉と違い優しさを帯びたかのような薬師の紅の瞳と指。揺れる紅の髪。膝に触れた唇のその触れ様にも優しさが帯びたかに思える。そうであればしばし、この戯れを愉しむのも魔術師であれば一興。薬師の指と唇が、そこここに触れる都度、痛いと声を上げてみようか。心の内を読まれるているやも知れぬ事もまた一興であれば…。)カオン殿、其処は、まだ痛みが…。(何度目かに触れた箇所をそんな風に告げる。だが、先刻まで手首を握る算段であった両手は、其処から移り薬師の夕刻の陽光より紅のその髪を梳る。)   (2012/5/17 14:41:46)

カオン♀薬師(どうだろう、この甘えた仕草。王都を守るべき魔術師の一面がやけに心を疼かせる。優しく真紅の髪を梳く様もまたどこか絵になるから不思議だ)…男であろう。我慢できぬか。(痛むはずのないその傷口に唇を落として、流し見た漆黒の魔術師の黒き瞳とぶつかれば目を細める。戯れ…揺れる蝋燭の火に壁に映る影が揺れる。指先でなぞる胸板もまた痛いとのたまうだろうか。紅く染めた爪の先でゆるりと引っかくのは胸板その褐色の粒。)何処か痛くない所は無いのか…?触れるたびに此れでは埒があかない。   (2012/5/17 14:41:52)

テヨン♂魔術師(身体の傷、傷に触れてくる薬師の身体を、半身を起こした自身の身体へと抱き上げてみる。昨夜からの今夜……。紅の薬師の細めた紅の瞳は妖しい美に満ちていた。)男であろうとも痛いものは痛いと申すもの。されば、ここは痛みませぬが…?(最初に指で示したは顎、続いて漆黒の瞳の端、続いて唇の端、続いてその中心。その度に薬師がその指か唇で触れてくれるのであれば…布に未だ隠されている、じかじかの部分をも指し示してみようか…。わずかに盛り上がった布の所。昨夜、薬師の満ちた所に満たされた所……。魔術師の漆黒の瞳が僅かに黒く輝く。部屋をほの暗く灯していた数本の、獣脂の蝋燭がその炎を揺らす事無く消えた。)   (2012/5/17 14:42:03)

カオン♀薬師(指先がなぞる痛くないと言う場所。抱き上げられれば首に腕を回してその漆黒の瞳を覗き込む。しかじかの場所を指す指先を追いかけてその僅かに盛り上がった布の下に触れれば、もう一度、黒き髪に指を絡めてなでる仕草)……調子に乗るでない。(小瓶を呷ると口移しに新月の夜に光るその瞳の下、唇へ注ぎ込む。先程の飲み薬…しっかり回した腕にて逃れようのない唇の中、押し込むようにその赤黒い薬を流し込んだ。唇が離れる頃には次第に効くだろう薬の効力…真紅の葡萄酒をすぐに此方は呷ったのは言うまでも無く。意識も蝋燭の炎の如く揺らいで消えるだろう。)…おやすみ、テヨン。全く…これだけの怪我でまだ暴れ足りないのかしら…。   (2012/5/17 14:42:09)

テヨン♂魔術師【テキスト貼りで失礼致します。】   (2012/5/17 14:42:28)

カオン♀薬師【貼り逃げ申し訳ありません。失礼します。】   (2012/5/17 14:42:41)

おしらせテヨン♂魔術師さんが退室しました。  (2012/5/17 14:42:52)

おしらせカオン♀薬師さんが退室しました。  (2012/5/17 14:42:53)

おしらせソラティ♂薬草師さんが入室しました♪  (2012/5/25 11:09:57)

おしらせオルタシア♀妖精さんが入室しました♪  (2012/5/25 11:10:08)

ソラティ♂薬草師【しばしの間、お部屋お借り致します】   (2012/5/25 11:10:40)

オルタシア♀妖精【お部屋お借りします。】   (2012/5/25 11:10:54)

ソラティ♂薬草師(東の森の湖は木々の陰に沈む湖。静寂に囚われた処ゆえ、此処を訪れる者も静粛を旨するが慣わし。王都に住まう薬草師もそれに倣っておれば、その夜も無言にて…湖に辿り着く。薬草師はまだ青年と見えた。髪は日の出の直前、雲が遠き太陽を反射した銀色。瞳は湖に似た翠。鳶色の布の衣の裾を細め、革の履物を履く。背負っている籠は薬草師そのもの。既に幾つかの病に効くとされる草々が集められていた。湖畔で刈り取るつもりは何種かの草花であったが、薬草師が見つけたのは草花には非ず。おおよそ森の湖に相応しない、否、相応しい幼女の姿であった。満ちた月が照らす湖。刻限と処を思えば妖精であろうかと見当をつける)……かわいらしいお嬢さん、何の妖精か教えてもらえるだろうか?   (2012/5/25 11:24:53)

オルタシア♀妖精(木々の隙間から差し込む月灯りを足先で辿り、軽業師のように音も無く跳ね跳ぶ幼女。薄い色づきを見せる硝子玉のような瞳を水面に映しては水面の瞳を掴もうと幼い小さな手を伸ばした。水面が揺れ、森のざわめきを聞けば振り返る。人間の匂いに身を竦める事暫し――月の光に青白く光る背を丸めてお辞儀をすれば、その男の質問には答えず儚げな微笑みを浮かべて夜風に目を閉じた)…貴方はだぁれ?私はオルタシア…柔らかい新芽はあって?(風の匂いにまた一つ花が咲いたと知れる甘き香り、胸いっぱいに吸い込めば満月に向かい手を伸ばす。細い身体が満月の光に照らされ、さながら影絵のように滑らかな闇を作り出して)   (2012/5/25 11:33:39)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、ソラティ♂薬草師さんが自動退室しました。  (2012/5/25 11:49:33)

おしらせソラティ♂薬草師さんが入室しました♪  (2012/5/25 11:50:19)

ソラティ♂薬草師(それは舞うかに見えた。木々が途切れ、代わって草花が地を占める湖の畔は、薄く蒼を含んだ白き月の光に満ち…その帯に舞う幼女は美しく、声も香りもさながら蕾であったろう。)オルタシア…。こは、ソラティと言う。王都に住まう薬草師。新芽はそう、貴女に会えました。(幼女の姿であっても妖精であろうかと思えばの言葉遣い。薬草師はすでに魔法に掛かっている。恋の魔法。月に照らされた森の湖にて出会う幼女の姿をした妖精に恋をしない人間はいない。これこれの草花を摘むのを忘れ、籠を下ろす。季節柄、この地にあるとされる、植物の多くがその花を咲かせていた。手にしているのは木で誂た水入れ。それを湖に浸す。)この水をひと口分、頂いてよろしいか?   (2012/5/25 11:51:28)

オルタシア♀妖精ソラティ…若葉の様な響きの名前、夜露が落ちたばかりで月の光も溶け込むお水。…好きなだけお飲みなさい(鈴音が鳴る声色は空気に溶けて響く、若者の純粋な瞳に露溜まる睫毛を震わせて水面の水を両手で掬うと差し出した。細腕に雫が流れいくつもの月が水面に浮かぶように波紋を靡かせて。白き布の着物は短く透ける様な薄さでゆるりと肌に吸い付く。岸辺に咲く小さな花々が小さく瞬き、儚げに花弁を開く光が集まり湖の周りを薄い光の粒が飛び回って。そこに人間など居ないかのように騒ぎ出す森の声――踊れ。歌え。と囁くように、風鈴に似た形の花弁を風が揺らした)私はオルタシア…。私はソラティに会えてよ。   (2012/5/25 12:08:46)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、ソラティ♂薬草師さんが自動退室しました。  (2012/5/25 12:17:06)

おしらせソラティ♂薬草師さんが入室しました♪  (2012/5/25 12:17:39)

ソラティ♂薬草師(湖に浸した水入れはそのままに。オルタシアの掬いし湖の水をその手から飲んだ…。両手を小さき白きその妖精の手の甲に添えて。湖畔の花々が踊り歌う月の夜。若者と妖精は短く芳しい刻を過したとされる――――――。暇を告げ、日が昇り日が沈んだ。次の夜もまた無言にて湖を訪れた。背負っているのは籠に代わってリュート。開けた湖の湖畔に見出したのは、昨夜よりもより美しく、すこし歳を重ねた少女であったが、恋の魔法に掛けられた薬草師にはそが昨夜の幼女であることがわからぬはずも無く。)……今宵は姿を変えておいでくださったと見えます。オルタシア…。これも今宵は楽師のふり…。(それだけ言うと、妖精に鈴をひとつ差し出した。そして引き始めるリュート。音色は昨夜の花々に倣った音色。その音色にて奏でる曲は輪舞曲…。リュートに合わせて声をそろそろと上げて歌う歌。歌詞の内容はいまは失われているが、恋の歌の他に歌う歌詞もなければ。)   (2012/5/25 12:23:42)

オルタシア♀妖精(月が欠けゆく時の流れに薄れ行く月灯り。次の夜には幼女が女に姿を変えて、薄青い光を反射させて静まる湖面の上を波紋一つ起さずに歩く。昨夜の薬草師は洋梨の形を模した楽器を鳴らし、ややあって歌い出す言葉はもう忘れ去られた詩。渡された鈴を手首に絡めて水面を滑るように一人舞い、今宵楽師の様の青年に手を差し伸べた。――鈴の音が短く響けば独りでにリュートは掻き鳴らされる。さながらもう一人の楽師が居るように輪舞曲が深い森の奥、魔力が満ちる場所まで明るく照らしそれを寄せ付けぬよう響き渡る。鈴音がもう一度鳴る頃、二人水面の上に立ち緩やかに波紋のような踊りを始めた。月が陰り、太陽が目覚めるまで輪舞曲は止まず。朝陽が湖面を照らした瞬間リュートがつと草花に埋もれた。)…また明日。(鈴音と共に聞こえた声は一つの波紋となり森に吸い込まれ)   (2012/5/25 12:45:52)

ソラティ♂薬草師(幼女の妖精の掌から湖水を飲み、少女であった妖精が踊り、若き女性となった妖精と共に水面を踊った三夜。四日目の夜も薬草師は森の湖を訪れる。やはり無言のままにて。だが、その夜の湖はその名の通り、木々の陰に沈んでいた。月の無き夜。幼女も少女も若い女もいずれの姿をした妖精も居らず…。夜明け近くまで、花々にリュートを聴かせた薬草師は失意のうちに王都へと帰った。次の夜もまた。月は厚い雲にその光を遮られていた。その次の夜も、またその次の夜も。やがて新月。月光の無きその夜もやはり妖精は姿を現すことはなかった。湖に両足を浸し、水面で共に踊った妖精の名を呼ぶ。――静寂が答える。湖畔に戻れば、目に留まるのは夜露に濡れし紫陽花。…紫陽花。その薄き紫色の花をひと房、薬草師は手折った。)許していただけるであろうか…。せめてもの、慰めとして。(若き薬草師は持ち帰りし紫陽花を部屋の窓辺に飾った。小さな薬壜を一輪挿しとして…。)   (2012/5/25 12:57:21)

オルタシア♀妖精(窓辺に月明かりが差し、紫陽花が薄紫の花弁を擡げる時間。薬草師の背後に寄る黒い影が長く伸びた)ソラティ…愛しいソラティ、こちらをご覧になってはいけません。(背後から聞こえるは老婆のしわがれた声。震える影が失意の薬草師の肩を撫でれば恐ろしい程冷たかろう。面影も消えうせた黄土色の肌に深い皺を刻み、薄い水晶色の瞳が震えながら薬草師を見つめる。おぞましい老いた姿を見られたくないとするのは妖精なれども女心、薬壜に残る水を吸い上げ大きく背伸びをすればその背の曲がった影を青年に重ねる。――口づけは短く、肉付き乏しいその腕を青年に巻きつければその温もりに大きく息を吐き)貴方にお礼をしなくては…愛でてくれたお礼を。(手首に光る鈴はあの晩のままそこにあり、変わらぬ音色を立てて)   (2012/5/25 13:08:53)

ソラティ♂薬草師(一輪挿しを飾った窓辺に背を向けていた。薬草の調合をせし為に。しわがれた声が呼びし名前は自らの名前。恋の魔法――。たとえ妖精が如何なる声音になったとしても、それを愛しきオルタシアとわからぬはずもない。言葉どおり、振り向くを留まり、その言葉を聴く。彼女が如何なる姿となったのか、彼女が何であったのかを一瞬に理解する。それが彼女の望みであれば振り向くのを留めたままであったろうが、その鈴の音が薬草師を揺り動かした。振り向けば、予期したままの老婆の姿を目にする。薬草師はわずかに薄い紫を留めた老婆の頭をその胸に抱いた。)なんという事をしてしまったのであろうか…。この愚かな人薬草師は…。オルタシア、許しを請うて宜しいか…。許されるのであらば、この身も貴女と同じ齢に成していただけぬか…。(若き薬草師の、その翠の瞳から洩れる涙はひと滴…。老婆の白く色あせた紫色の髪に零れる。)   (2012/5/25 13:22:57)

オルタシア♀妖精(年老いた老婆の骨ばった身体を強く抱く薬草師の涙は温かく透ける様に薄くなった髪に染みこんだ。震える瞳を誰が知ろうか男の胸に押し付けられたまま遠く古よりかけられた魔術の枷が手足から抜け落ちるのを感じ、老婆の姿からもとあった姿へ戻ってゆく。手足には血が通い、薄薔薇色の唇が薬草師の名を呼んだ)ソラティ…愛しいソラティ。愛する人の涙で魔術が解けようとは…(窓枠の形に切り取られた月灯りに照らされた身体は若き女性となり、その硝子のように澄んだ瞳は丸く大きく開かれ。弛んだ瞼も長く湾曲した睫毛へ変わった。儚げな微笑を向けてもう一度と瞳を閉じる――深く唇が触れ合う度に窓際の紫陽花は色あせて屍のように変色していった。月灯りが照らさぬ足元は肉は削げ落ち、白い骨が剥き出たままとなり。次の呪いが次は二人に降りかかっているのを、恋の盲目により気がつくのは次の新月の夜になるだろう…。悲しげな月明かりは今もまだ二人を照らしている)   (2012/5/25 13:39:36)

ソラティ♂薬草師(わが身起こった呪いを恨むことなどあろうか…。若き薬草師はその日よりオルタシアとともに永久の時を過すことになる。だがそれは月の夜であれば。否、新月の夜も白き骨のままにて。そして時が流れる。人の住まわなくなったかつての薬草師の館は紫陽花にて覆いつくされていた。故にその館は、「Le bâtiment de l'hortensia」と呼ばわれる…。)   (2012/5/25 13:45:37)

ソラティ♂薬草師【こんな〆で。フランス語読めない…。お部屋ありがとうございました。】   (2012/5/25 13:46:37)

オルタシア♀妖精【ら…むにゅむにゅオルタシア…お部屋ありがとうございました。アジサイ館へ様こそ。】   (2012/5/25 13:47:31)

おしらせオルタシア♀妖精さんが退室しました。  (2012/5/25 13:47:52)

おしらせソラティ♂薬草師さんが退室しました。  (2012/5/25 13:47:58)

おしらせクナ♀獣人さんが入室しました♪  (2012/5/30 15:20:07)

クナ♀獣人【お部屋お借りします。待ち合わせにて】   (2012/5/30 15:20:29)

おしらせテヨン♂魔術師さんが入室しました♪  (2012/5/30 15:20:39)

テヨン♂魔術師【よろしくお願いします。】   (2012/5/30 15:21:09)

クナ♀獣人【宜しくお願いします。】   (2012/5/30 15:21:29)

テヨン♂魔術師(夜色の長き黒髪は結い上げていた。装束も夜の黒。あたかも月明りの蒼をその布に吸い込んだかの如く。如何にも魔術師と見える若い男は魔術師。王都の外れ、とある荒れた屋敷に足を運んだは、宮仕えとしての事。――――これは魔術師が旅立つ前の逸話の一つ。魔術師であれば荷など持たないのが常であったがこの夜、魔術師は布の袋を背負っている。厚手の布袋。荒れた屋敷の前で歩みを止めた魔術師は、普段の、飾った物言いを忘れたかのように己が背負った袋に気安い声を掛けた。)……クナ、連れてきただけだから。そこから出るなよ。(袋の中。そこにいるのは身の回りの世話をさせるため、古の魔術によって召還せしもの。であったのだが、どこへでも憑いてきたがるという困り者でもあった。)   (2012/5/30 15:36:12)

クナ♀獣人(厚手の布袋の中、黄金の鬣と純銀の爪を持つ獣人は小さくその身を縮める力をもって、不服気な金褐色の瞳を細めて布袋を小さく裂いた隙間から、外を覗いていた)テヨン様ぁ、出して下さいってばぁー。折角こうして契約を交わしたんですからぁ…もうちょっと、お仕事させて下さいよぅ。……ああ、ほらその物陰危ないですってー…(隙間から見つめる荒れた屋敷の中は、さも月明かりに紛れて魔物が出そうな雰囲気であり、身の回りの世話だけでなく主を守るという己の役目を全うしたいと願うのは獅子の獣人クナであった。小さき時は掌程、戦いの場なれば、その数十倍の大きさとなりで牙を剥く。漆黒の魔術師テヨンに惚れ込み、自ら従者となりて傍に纏わりつくのは毎度の話であった)   (2012/5/30 15:46:52)

テヨン♂魔術師(魔術師であるときの魔術師は表情を変えることは稀…。魔力を込めた筈の布袋にどうやら穴を開けたらしいクナの仕業にこれも常は漏らさない溜息を漏らした…。自信過剰であり、事実それほどの力を持つとされる漆黒の魔術師であれば獣人を召還したは先のも述べたように身の周りの世話の為。さはさりながら魔術師にも誤りし事はある。クナは充分に魔術師を守りうる魔力を持つ獣人であったがそれだけに始末に終えなかった。)お前…誰に忠告してると思っている…。おッ…危なね…。(背中の獣人の忠告に従って物陰を見たのがいけなかった。大きな屋敷の庭に転がっていた大きな枯れ枝に躓いて転びそうになるとは魔術師にあるまじき…。前屈みになった弾みに背中の布袋が後頭部に。)   (2012/5/30 15:57:01)

クナ♀獣人(溜息の後、大きく宙に弧を描いて主の後頭部にぶつかる獣人の頭。衝撃を守る為の鬣も役には立たない…目に星がちらつき、その勢いで布袋から飛び出して音もなく宙返りをすれば金色の塊がそこに小さく丸まっていた。純銀の爪で黄金の鬣を押さえて)いったー…痛いじゃないですかーっ!ほら、危ないって言ったのにーッ!(金褐色の瞳はくるりと周囲を見渡して、更に身を縮めると漆黒の魔術師の肩に飛び乗った。主従ながら、遠慮というものは獣人には無いらしい。乾いた音が壁の向こう遠く響くと小さな身体を魔術師の頬に寄せて小さく唸る。小さくも獅子の唸りは地底に響く稲妻の如き唸り。臆病であるが故、過敏な警戒心は柔らかい産毛に包まれた仔猫のようにその身を震わせた)何っ…。テヨン様ぁ、危ないってばぁもう行くの止めましょうよぅ。   (2012/5/30 16:07:49)

テヨン♂魔術師(魔術師であれば、大袈裟に痛がる事は無く…故に、後頭部に瘤ができたほどの痛みに堪える。肩に乗ったクナの警戒心が伝わる…。この、獣人としての能力と言葉遣いの落差に…困ることしばしである。)仕事であろう…行かないわけには行くまい…。(荒れた屋敷を恐れる魔術師では無かったが…片手で後頭部を撫ぜ、瘤ができていることを確認しながら…屋敷の扉を開いた。吹き抜けた最初の部屋は真の闇。だが、漆黒の魔術師には見えぬものは無い…。正面に階段。左右には次の間に通ずる扉。―――いつもの調子を狂わされて説明が遅れた。事の次第は至極単純。王家に綽名すものの一味。その隠れ家とされる屋敷がここであり、その真偽を確かめに来たという仕儀。)すこし、おとなしくしてろ。右の、部屋から調べる…。(小声で囁けば、その通りに右の扉を開いた。)   (2012/5/30 16:20:56)

クナ♀獣人(右の部屋の扉を開ければ、血の匂いに髭がざわつく。小さき声で王家に綽名す者の数を数え始める)1…2…3…5…6…あれ?(指が三本ゆえの混乱に首を傾げる。黄金の鬣が感じる気配は5つ。しかしながら、先刻まであった気配は闇に紛れてきな臭い匂いを辿るまでにはいかずに。漆黒の髪に隠れた瘤を撫でる魔術師に告げるのは敵の数)6人…かなぁ。そんくらい居ますねぇ。(鉄の鎧が軋む音が闇の中何処かですれば小さな獣人は魔術師の顔にしがみ付き、純銀の爪を漆黒の髪に絡めた。小さく唸る声に驚いたように何処かに消える気配に悲鳴をあげたのは獣人クナ)ひゃあぁっ…!!テヨン様ぁっ!!!(柔らかい金褐色の腹の毛を魔術師に押し付け尻尾はまっすぐ月を指して固まる)   (2012/5/30 16:31:32)

テヨン♂魔術師だぁ――ッ!!何ーッ、何…?(顔に抱きついた小さき獣人を思わず抱きしめる。こ、怖い…。何が怖いって悲鳴が怖いというあれ…である。こほん…失礼を。漆黒の闇の中で済ませた耳…。ようやく、気付いた己の魔力に、魔術師が掌を上に向けるとそこに白き熱を持たぬ炎が浮かび上がる。薄く明りを広げゆけば、先程の物音は部屋飾りとしていた鎧が軋んだものと見えた。)お前ね…これはただの鎧…。(そういって薄明かりに照らした鎧を指にて触れた。その刹那――。ゆっくりと傾いた鎧が大音響とともに床に崩れた。その弾みであろうか、壁に立て掛けられていた武具、他の鎧が巻き込まれて倒れていく…。)   (2012/5/30 16:43:11)

クナ♀獣人ふぎゃぁぁぁっ!何ーっ!なにーーーーっ!!逃げてぇぇぇ!(小さき獣人は漆黒の闇に逃げ惑い、崩れる鎧を蹴散らし、そして黒髪の魔術師を突き飛ばしつつ屋敷を駆け抜け外に続く裏口を勢いよく開けた。静まり返った屋敷の中に金属音がまだ共鳴しながら余韻を残す中、振り返った背後に魔術師は見えず。不安になったのか、小さな声で呼ぶ)て…テヨン様?あの、冗談でしょーっ…居るよね?いつもの意地悪だよねぇ…?(金褐色の瞳を闇の向けて、軋むドアをもう一度開けて館の中を覗きこむ。調理場なのか大きな鍋や包丁が壁に吊り下げられ夜風に晒されて不気味な音を立てていた。背後に近づく気配に毛羽立つ鬣は金。月明かりを浴びて白金に光り、瞳もさながらそこに満月があるようで)   (2012/5/30 16:50:13)

テヨン♂魔術師クナ、行くぞ…。(逃げるぞとは言わず。大騒ぎの後、左の部屋の扉を開けた小さき獣人を有無も言わさず抱き上げると、瞬きの合間ほどの時を使って漆黒の魔術師は庭に飛び出していた。……漆黒の衣は埃だらけ。片手で獣人を抱いたまま、残る片手で埃を払えば…)ん…この屋敷には何もなかったな。密告は虚偽であったと見える…。(先程の悲鳴は無かったかのような落ち着き払った口調。が、庭の木々の合間より表れし人影を認めると、その口調は真に落ち着き払ったものとなる。影はクナの言葉どおり6つ。そのうちひとつはその大きさを増して庭の木々よりも高く聳える。鎧のような鱗を纏いし魔物。その手に握られしは鎌…。漆黒の魔術師はそっと小さき獣人を地面に下ろす。)クナ…そのデクの坊はお前に任せる。(残る五つの影は手に手に剣を持っていると見えた。)   (2012/5/30 16:57:49)

クナ♀獣人はいなぁーっ!(木々の間に立つ大きな影に目をやれば、したりと地面に下りたのは小さき獣人、解き放つ獣人の血は滾り瞬く間にその姿を変貌させてしなやかな身体を撓らせたかと思えば、金色の獣は大きな影に吸い込まれた。刹那、二つに割れた大きな影の正体は無残に谷底に落ち。血に染まった純銀の爪を舐め取りながら主の元に戻り、満足げに一つ欠伸を漏らした。主はと言えば五つの影を瞬時に消すのも造作の無いこと…魔術師曰く、殺さず逃がす事が美学らしい。黒髪の魔術師の計り知れない力を感じれば小さく身震いして)だから、テヨン様好きなのーっ。つよーい、気配は美味しいんだもーん。(舌なめずりして月に向って跳躍すれば、主の肩にとまる頃には先程の姿に戻っていた。獣人の主食は強き力のお零れ。余韻の中の強さを僅かに小さな小壜に詰め笑みを浮かべる)もっと強いのが良かったですねぇ…。(月夜のお供には小壜を忘れずに…。)   (2012/5/30 17:12:48)

テヨン♂魔術師【お疲れ様ー。爪、普段は出さないよにねー。お部屋ありがとうございました】   (2012/5/30 17:14:53)

クナ♀獣人【驚いたら出るんだもーん。ありがとうございました。お邪魔しました。】   (2012/5/30 17:15:45)

おしらせクナ♀獣人さんが退室しました。  (2012/5/30 17:16:06)

おしらせテヨン♂魔術師さんが退室しました。  (2012/5/30 17:16:10)

おしらせ桜木麻里♀27さんが入室しました♪  (2012/6/1 21:04:16)

おしらせ桜木麻里♀27さんが退室しました。  (2012/6/1 21:04:25)

おしらせエリク♂剣士さんが入室しました♪  (2012/6/11 10:50:33)

エリク♂剣士【こんにちは。ひとまずお昼までですがお邪魔させていただきます】   (2012/6/11 10:51:00)

エリク♂剣士(大歓声が響き渡っていた。数千という視線が観客席から闘技場の中へと向けられていた。そこには赤毛の剣士と剣士の倍以上は体長を誇りそうな大猪が対峙していた。万全の装備状態からは若干遠く、いつも左手に備えられた盾は今日はない。その代わり、彼が両手で握られた剣は、片手で振るうよりも強力な一撃が振り下ろせることを明示させていた。土煙を上げながら地面を蹴り上げ、疾走を加えようとする大猪に向き合いながら、敵との間合いを計るように右へと円を描いていく)   (2012/6/11 10:56:16)

エリク♂剣士(痺れを切らした猪は剣士へ一直線に突進をかけた。その勢いは直撃すればひとたまりもなく、生半可に左右に避けても無傷で済まないことが分かる。一層湧き上がる歓声を耳にしながら、その両手に握り締めた剣を落ち着いた様子で構えて)我が面前に向かってくるか…ならば、盟友より受け継ぎし我が剣技をもって応えてくれよう!(声高らかに応戦の相槌を打てば面前にまで迫った猪をなぎ払うように剣を振るい)ジャスティスソーーッド!!(その一声と共に猪を背後へと切り払い、敵は血飛沫を上げて地面へと崩れ落ちる。その決着に観客はさらに盛り上がりを見せ、闘技場を後にする剣士を称え続けていた)   (2012/6/11 11:03:22)

エリク♂剣士(控え室に戻れば傷一つない剣士を乾いた拍手で迎える男が一人。この闘技場で戦う原因となった貴族であった。刀身に残った血を拭き取りながら)あんなセリフ、本当に必要だったのか?(剣士が自らの意思で口にしたのではない。そのほうが盛り上がるからというスポンサーからの「助言」だったのだ。実際、あの猪を一刀のもとに切り捨てるよりも、あのセリフを口にするほうが剣士にとっては難度が高かったという。この国で渦巻いている王家転覆の計略に近づくため、この貴族の持つ情報との交換条件で剣闘士として戦うはめになった剣士は、正午を挟み次の相手と戦うことになる。いわば、あの猪は前座の扱いだったのだ)   (2012/6/11 11:09:41)

エリク♂剣士午後の仕合までは自由なんだろ? なら、適当に時間潰してくるよ(食事を兼ねて闘技場を後にする剣士。身重な剣も鎧も預けて、顔見知りの料亭へと足を向けていった。次の相手は猪などという獣相手ではない。反王家派が用意した悪魔が出てくる手はずになっている。剣士のスポンサーとなった貴族が、王族に手をかける手段として用意していた悪魔を闘技場へ引きずり出すよう手配したらしいが…。貴族のプライドというのはこんなところで無駄に発揮されるんだな、と剣士は呆れていた。貴族側としては自分が用意した剣闘士、または魔獣が敗れるのは不名誉なことなのだ。故に、今回の戦いが用意されることになったわけだが)…まっ、今は腹ごしらえだな(楽観的な剣士は正午に近い雑踏に身を紛れさせていくのだった)   (2012/6/11 11:18:29)

エリク♂剣士【こんなところで〆させていただきます。お邪魔致しました】   (2012/6/11 11:18:48)

おしらせエリク♂剣士さんが退室しました。  (2012/6/11 11:19:06)

おしらせエリク♂剣士さんが入室しました♪  (2012/6/15 13:40:17)

エリク♂剣士【こんにちは、下ロルの続きという形で入らせていただきます】   (2012/6/15 13:41:08)

エリク♂剣士(昼食も取り終え、闘技場付きの神官によって体力の回復を万全にさせてもらえれば、慣れ親しんだ白銀の装備を身に付けていく。この後に相手をする悪魔の情報はほとんど確認されていない。だが、元々王族を始末するためだけの目的で用意したのなら、まったく手がつけられない化け物にするはずがない。王族を殺した後はその悪魔の始末もしなければならないのだから。そんな保険に一縷の望みを抱きつつ、剣士は闘技場へと足を踏み出した。そんな彼を割れんばかりの歓声と拍手が迎えていく)   (2012/6/15 13:46:41)

エリク♂剣士(剣は鞘からすでに抜き放たれ、戦闘態勢は整っている。さすがに未知の悪魔が相手となれば緊張と興奮で彼の胸のうちで鳴り止まない鼓動は力を増していく。だがそんな剣士を激励していた歓声は1つの断末魔によって途切れさせられた。その次の瞬間には相手側の入場口から人間の頭らしき球体が転がり落ち、追いかけるように剣士の倍は体長を誇りそうな悪魔…、否、魔獣に似た姿の異形が現れる。頭は痩せ細った山羊のよう、両腕は筋肉の隆起が激しく見える。馬のような足をしたその体躯は、あまりのバランスの悪さに見かけ以上に重鈍な印象を思わせた)   (2012/6/15 13:54:06)

エリク♂剣士悪魔っていうより…魔獣じゃないか、これじゃ…(一足飛びで切りかかるには距離が足りなかった間合いを詰めるように、ゆっくりと前進を始める剣士。だが…)「――――――――!!!」(魔獣から発せられた音、咆哮。人の言葉では発音できないような叫びが闘技場全域に響き渡る。「魂を砕く咆哮」と呼ばれるそれは聞いた者の身体を竦め上げる効果を持つ。咄嗟に耳を塞いだ程度では防ぎようもないが、既に戦闘体勢に入っていた剣士にはその叫びに耐えるだけの準備ができていた。だが、戦いに身を置かぬ一般人はそうはいかない。観客席の中では大多数の人々が意識を失うなどの被害が出ていた)長引かせたらまずい…か…っ   (2012/6/15 14:01:11)

エリク♂剣士(間合いを更に詰める剣士の一振りが魔獣の直前で空振りに終わると、反撃とばかりに巨躯な両腕を振り回して応戦をする魔獣。知能は高そうに見えない風貌でありながら、的確に自分を狙う爪の一撃は一瞬のミスも許してもらえないことを嫌でも分からせてくれた)ならっ!(振り切った魔獣の左腕を掻い潜り、その二の腕に切っ先を滑らせる。手ごたえを感じた掌は近接攻撃が有効であるという重要な情報を教えてくれた。だが、傷口から噴き出した血は空気に触れた途端火柱となって剣士に襲い掛かる。あまりの不意打ちに距離を離すタイミングが遅れた剣士の身体を炎が包み、無様に地面を転がりながら火を消しつつ魔獣との距離を再び空けた)はぁっ・・・はぁっ…か、カウンターか…厄介な奴…   (2012/6/15 14:09:56)

エリク♂剣士(息を落ち着かせた剣士は盾を備えた左腕からダメもとの火球を放つ。炎の塊は魔獣を直撃するが、ダメージらしいダメージを受けた様子が見当たらない)ま、当然だよな…(血液から炎を吹き出すのだ、炎に対する耐性は強いはずであった。それでも剣士が炎魔法を試したのは、これ以外の遠距離攻撃を持っていなかったためである。近づいて攻撃するのがダメならばと試した悪あがきは光明とはならなかった)焼け死ぬのを覚悟で行くしかないか…?(そんな特攻精神を持ち合わせるはずもない剣士は思考を止めなかった。そして剣士は再び魔獣との距離を詰めていく。ただし、手にした剣は鞘に収め、抜け落ちないように固定を施して)   (2012/6/15 14:21:17)

エリク♂剣士傷口から反撃がくるのならっ!(傷口を作らない攻撃で接近戦を行えばいい。剣士の導き出した答えはその思惑通り、鞘での殴打によって魔獣を殴りつけても炎を発生させることはなかった。だが攻撃力が半減以上下回っているこの状態では致命傷を与えることが難しい。ただでさえ一撃が致命傷になりそうな爪の一撃を掻い潜っている剣士に焦りが生まれ、もっと攻撃を、という焦燥が魔獣の咆哮を見落とさせた。そして、2度目の雄叫びを面前で受けた剣士は精神を縛られ、身動き1つできないまま魔獣の振るう拳を腹へと受け入れるしかなかった。再び魔獣と剣士の距離が開けられ、地面にひれ伏したまま、それでも立ち上がろうと鞘を杖代わりにする)   (2012/6/15 14:31:25)

エリク♂剣士(この依頼、早まったかな。そんな後悔すらも脳裏に過ぎるようになる。肩を大きく動かしながら荒ぶる呼吸は落ち着きを取り戻すことができない。しかし剣士は一度拘束した鞘の繋ぎ目を外し、その刀身を再び表へと晒す。両の手に備わる剣と盾、そして鎧埋め込まれた宝玉がゆっくりと光を灯らせてゆき)はぁ…はぁ…、少しの間だけ…、で…いい…力を貸して…(3つの宝玉から灯る光が剣士の姿を緑色の光で覆い、剣士は警戒も隙も関係無しに魔獣へとまっしぐらに駆け出した)   (2012/6/15 14:44:32)

エリク♂剣士(それは先ほどと同様の展開だった。魔獣の右腕を再び掻い潜り、腹を切り払うように剣を振るい、再び炎が猛りを上げて剣士の身を包む。しかし剣士は怯むことなく、第2撃を魔獣の右腕に振り下ろしていた。魔獣の特性上、続けて攻撃を受けたことなどなかったのだろう。自分の間合いで攻撃をし続ける剣士に、明らかな驚愕の意思を持っていた。だが、そんな魔獣の意思など関係無しに魔獣の全身を刻み続け、大地を蹴り跳ねた剣士は魔獣の頭を切り飛ばし、彼の身を焦がすように纏わりついた炎の渦は魔獣の命とともに消沈していった。それと時を同じくして、剣士の身を包んでいた光もまた姿を消し、戦いを終えた剣士を称える歓声も拍手も、何一つ鳴り響かない静寂な終焉を迎えていた)   (2012/6/15 14:51:23)

エリク♂剣士(戦いの終わりと同時に闘技場付きの神官らが観客の介抱を始めていた。その場にしゃがみこんだ剣士の背後から蚊帳の外で見守っていた依頼主がやってきて「やーよく勝てたね。文献で読んだときは正直、1対1で勝てるとは思ってなかったんだけど」などというセリフを口にして)…早く言え、バカ…(そんな悪口を最後に剣士も意識が途絶えた。肉体的にも、精神的にも疲労した剣士が目覚めたのは、それから2日後のことだったという…)   (2012/6/15 14:59:30)

エリク♂剣士【というところで〆にしたいと思います。お邪魔致しました~】   (2012/6/15 15:00:10)

おしらせエリク♂剣士さんが退室しました。  (2012/6/15 15:00:51)

おしらせエリク♂剣士さんが入室しました♪  (2012/6/21 16:10:57)

エリク♂剣士【こんにちは、お邪魔させていただきます】   (2012/6/21 16:12:41)

エリク♂剣士(街の界隈からは少し外れた修道院にその剣士の姿があった。闘技場での一件にて意識を失っていた剣士は悪魔殺しの名誉を受けつつ、神を信仰する教会の保護を受けていた。意識を取り戻してからも疲労や傷が癒えるまでの間、この場で療養することになった剣士は右脇に松葉杖を突きながら礼拝堂の扉を開く。ガランと人気のない堂内を横から眺める位置に立ちながら、小さいながらも見事に細工されたステンドグラスを飾られている壁を眺めていた)   (2012/6/21 16:17:32)

おしらせテヨン♂魔術師さんが入室しました♪  (2012/6/21 16:19:20)

おしらせカオン♀薬師さんが入室しました♪  (2012/6/21 16:23:03)

テヨン♂魔術師(噂は聞いていた。興味を持ったのは気紛れであったか、いずれ黒の装束に夜色の黒の髪を持った魔術師は、誰から聞いたのか、教会を訪う事となった。連れは蒼い森から旅を供にしてきた薬師。修道士から「礼拝堂へと行かれたようにございます」という返事を聞けば、長衣の裾を揺らして扉をくぐった。)……勇敢な剣士殿とお見受けした。王都での噂は様々。すこしお話してよろしいか。良ければ苦い薬も一緒に。   (2012/6/21 16:27:50)

カオン♀薬師(見上げた教会の壁には飾り窓が大きく取られ、明るい陽光が教会内部に導かれるように射し込む。聞けば剣士が一人怪我をして療養中、何か身体に良く効く薬でもと修道女が告げた…不機嫌になったのは他でもない。好きな酒を口に運ぼうとした矢先であった。―――小さな袋から取り出すのは、蚯蚓の干した物、何かの生血、小さな蠢く夜の塊…乳鉢で擂り小さな小壜に少しの水と混ぜて注ぐ。剣士とやらは、暢気に壁に見入っているよう)…剣士っていうのは、あんた?好きな酒を我慢して作った薬高いわよ。(真紅の髪をかき上げ横柄な態度は自分よりも年下に見える剣士への当然の態度だと思っているのがこの、真紅の薬師。名はカオン)   (2012/6/21 16:32:08)

エリク♂剣士(この身を休めてからというもの、会話らしい会話は修道女や神官らとばかり。それも大抵は御神を称える説法だ。神を信じていないわけではないが、信仰心に厚くもない剣士が退屈を凌ぐにはうってつけと言わざるを得ない、得体の知れない二人組みに身体を向けた)勇敢かどうかはともかく…ええ、剣士の端くれみたいな者です。ここにいれば時間は捨てるほどありますからね、いいですよ? 苦い薬は…ちょっと遠慮したいですけど…って、お金取るんですか!?(相手側から差し出してきたものに金銭を要求する手口、どこかで聞いたことがある詐欺紛いの商法を思い起こしながら)あ、俺はエリクシール・セイバーヘーゲンです。エリクとでも呼んでください(自らの名を明かすと同時に彼らの正体を伺うと言う合図を送ってみた)   (2012/6/21 16:38:48)

テヨン♂魔術師テヨンと申す。王立図書館の司書…否、剣士殿には頼みごとがあっての事ゆえ、いまひとつの職を…第一公子の守人にして魔術師…。此方の、美…(言い差して言い淀む。薬師であることを紹介して、彼女が差し出した薬は効き目がある事も伝えた。さらに…第一公子を亡き者にしようとする企てがあることも魔術師は包み隠さず、この若い剣士に話した。その上で。)剣士殿のお力をお借りしたい。あ…その薬、只だと思う。(魔術師であれば、剣士の思い描いた事を見破るという狡さ。)   (2012/6/21 16:46:02)

カオン♀薬師(エリクシールと名乗った青年剣士は此方の素性を知りた気な表情。長い睫も真紅、紅い瞳を細める)金など野暮な事は言うまい。薬は苦い程効く…男は此れだから(怯んだ物言いに呆れたように漆黒の魔術師の顔と赤髪の剣士の顔を見て溜息をつく。事の次第を説明する間、指先に挟みこんで揺らしていた小壜を差し出すと。妖しく光る粉を最後に一摘み)美しい薬師と素直に言えば良いものを…魔術師も案外あれよね。(嫌味を一つ加える。そして教会の長椅子に腰を下ろして寄りかかった。旅用のマントが何処かから入ってきた風に揺れる)   (2012/6/21 16:49:42)

エリク♂剣士い、いいんですか? それはそれでなんか…(気が引ける。などと人情感情だけで躊躇したりはしない。相手がわざわざ薬を用意しそれを見返りもなく差し出すのだ、それ相応の要求がこの先に待っているに違いない。これは冒険者として生きるなら当然起こり得る駆け引きだ)司書に、薬師…(まったく結びつきが想像できない2人の素性、そして男から明かされた事の顛末を聞かされる。奇しくも第一公子暗殺の件に関わり、まだ関わったという事実すらも自覚のない剣士には、到底雲の上の話で)公子暗殺の話は、噂でも聞いてますから…ただ、そのことでどうして俺に協力を? ただの冒険者の俺は、信頼もなにもないし…こういうのは騎士団とかに頼むのが普通なんじゃ?(彼らからの頼みを断りたいのではない、むしろ首を突っ込みたくて仕方がない好奇心を抑えながら、自分の力を必要とするに足る、納得できる理由が知りたかった)   (2012/6/21 16:57:14)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、テヨン♂魔術師さんが自動退室しました。  (2012/6/21 17:06:07)

おしらせテヨン♂魔術師さんが入室しました♪  (2012/6/21 17:06:13)

テヨン♂魔術師剣士殿を信頼した故と申したらよいか…?騎士団は信頼しておらぬ故。(つまりは騎士団の中にも公子暗殺を図るものの一部が紛れ込んでいる事も包み隠さず剣士に伝えた。黒髪を揺らし…国衣を揺らして、礼拝堂の椅子に腰を下ろす。)この魔術師を信頼していただけるかどうか…傷が癒えた後、図書館へと足を運んでいただければ幸い…。腕の立つ男が欲しい。(最後のそう付け加えた。同時に…黒い瞳がより黒く沈む。やや暗くなりかけた…礼拝堂の蝋燭という蝋燭にすべて火が灯る。これ得意の魔術。)カオン殿…。参ろうか?   (2012/6/21 17:07:26)

カオン♀薬師(難しい事は聞かない事にしている。漆黒の魔術師がいかように事情を抱えようと自分には関係の無い話。ましてや名も無き騎士がこれから第一公子暗殺にどう力になるかなど知らなくても良い事と、小さく欠伸を漏らし長椅子に身体を預けたまま足を組んだ。耳に入る小難しい話には口を挟まずに)いずれにしても、その身体が万全でないと役にも立たないから。さっさとその薬一気飲みしちゃってね。全く…テヨンは火つけるか消すしか魔術使わないのいい加減止めたら?(戸惑うのも無理は無い。未だ名を上げぬ剣士が騎士団を差し置いての任務。公国の未来の為に選ばれた剣士が今此処にいる。―――魔術師の言葉に手を差し出した。起せという意味で。)早く食事にしましょ…エリクも。後はちゃんと食事して体力つけないと…。(薬師らしい一面もちゃんとあるらしい。)   (2012/6/21 17:11:04)

エリク♂剣士(騎士団と頼らぬ理由、それは剣士にもおおよそ見当がついていた。にも拘らず敢えて問いただしたのは自分の身を守るため。公子の守り手となる魔術師がどれほどの人物かを知らぬ剣士は、それも見極めなければならない。無能な依頼主の下で働けば命などいくつあっても足りないのだから)…わかりました。そのときは図書館へ足を運ばせてもらいます。(YESともNOとも取れる返事は、魔術師の希望に沿うものだったろうか。自分と同じ、しかしどこか色の具合の違う真紅の髪を靡かせる薬師の意外な気遣いに面食らいながらも)…そうですね。まずは身体を治さないと始まらないですから。2人とも、気をつけて(夕食にしようという2人の帰路に無事の祈りを送りつつ、その姿が礼拝堂から消えるまで、彼らの背を見送っていた。引き受けるかどうか、それはこれから考えよう。その時間はたっぷりとあるのだから。だが…剣士が一番気に掛かっていたのは)…あの2人、付き合ってるのかな?(彼らの恋愛模様に関してだった)   (2012/6/21 17:17:11)

テヨン♂魔術師【ごめんよ。乱入したうえの無茶ぶり。今度ゆっくり時間あるときに続きをw】   (2012/6/21 17:18:12)

エリク♂剣士【いえいえ、まさか来てくれるとは思ってなかったので嬉しかったw またゆっくり続きしましょ~♪】   (2012/6/21 17:18:57)

カオン♀薬師【楽しかったー。けど付き合って無い、大人の関係(うふ)であえーであえー♪では、また今度続きしよね^^】   (2012/6/21 17:19:00)

おしらせテヨン♂魔術師さんが退室しました。  (2012/6/21 17:19:08)

おしらせカオン♀薬師さんが退室しました。  (2012/6/21 17:19:22)

エリク♂剣士【まだ(恋愛的に)子供のエリクには理解できない二人なんだろうなぁ…ホントにありがとうございました^^ こちらもこれで退室させていただきます。お部屋使わせていただきありがとうございました】   (2012/6/21 17:20:48)

おしらせエリク♂剣士さんが退室しました。  (2012/6/21 17:21:07)

おしらせエリク♂剣士さんが入室しました♪  (2012/6/29 14:53:02)

エリク♂剣士【こんにちは、しばらくお邪魔させていただきます】   (2012/6/29 14:53:59)

エリク♂剣士(街からしばらく離れた丘の上、開けた草原は魔物の徘徊も少なく一般人も行き来しやすい草原の上で、1人仰向けになりながら空を見つめている剣士がいた。両腕を頭の後ろで組みながら流れる雲と空を交互に眺めながら、考えていた。先日、自分を尋ねた魔術師らの言葉と、それにどう応えるべきかを考えていた。自分に何ができるのか、何をすればいいのか、何がどうしたいのか)   (2012/6/29 15:00:42)

エリク♂剣士(ふと視線を移した雲の形が、自分が愛用する剣に見えた。世界に2本とない、多くの冒険を、多くの戦いを生き抜いてきた相棒とも呼べる存在。一見すれば銀製の刀身は、しかし一般的に広まっている銀製武具とは異なる光の照り返しを見せる。剣士自身は銀で出来た剣だと思い、実際銀製の剣だと聞かされているその剣は、性格には銀で造られたものではなかった。それは、この剣に宿された力が銀では十分に効果を発揮できないためであった)   (2012/6/29 15:12:55)

エリク♂剣士(剣に宿る力、それは「真実を見通す光」。手にした使用者の精神力を糧に発する光は暗闇を照らし、行く道を示すことができる光球を作り出すことができる。しかし効果はそれだけに留まらない。その光に照らされた者の真実を映し出すこともできるのが、この能力の特徴ともいえる。魔術もしくは特殊な能力で変えられた姿を暴く、透明化した姿を実体化させるなどの効果や、相手が口にしている言葉が嘘かどうかもわかる効果がある。剣士曰く、嘘をついている人の体が「嘘っぽく光っている」とのこと。これは剣を手にした者にしか判断がつかない上に、剣を手にしていなければ使えないため、日常生活上で使うには適さないのが難点だった)   (2012/6/29 15:19:21)

エリク♂剣士(その剣の対となる鎧は、「理解を阻まぬ声」。身に付けた者の精神力を糧に、聞き取る言葉が全て自身が理解できる言葉となって聞こえるようになる能力。異国の言葉はもちろん、魔物の発する言葉も理解することができる。言葉を発しているわけではない動物の言葉までは理解できないが、相手の意思を理解するには十分すぎる効果を持つ。しかし、相手の言葉が理解できたとしても、同じように自分の言葉を相手に伝えることはできない。また、文字で書かれた言葉はそれを読み取れるわけでもなく、あくまで相手が言葉に乗せて向けられた意思を解釈できるようになる能力に留まっている。使えるようで使えないため、剣士自身もこの能力を活用した経験は少なかった)   (2012/6/29 15:30:22)

おしらせイカリ♂海賊さんが入室しました♪  (2012/6/29 15:33:48)

イカリ♂海賊【こんにちは、参加してもいいですか?】   (2012/6/29 15:34:27)

エリク♂剣士【こんにちは。はい、こちらは特に問題ないですよ】   (2012/6/29 15:35:18)

イカリ♂海賊【ではロル回しますね】   (2012/6/29 15:35:57)

イカリ♂海賊街にはまだ着かねぇのかよ、まったく・・・(目の前に街が見えるのにいくら歩いても到着しないことに腹を立てている)丘も邪魔だなぁ、消し飛ばすか?(悪態をつきながら丘を登ると若い剣士が1人)おい、そんな所で何やってるんだ?(近づいてしゃがみ、訊ねる)   (2012/6/29 15:39:50)

エリク♂剣士(そして剣士の左手を常に独占している盾は、「魔を滅する焔」。手にした者の精神力を糧に炎を発するという、魔術としては基本的な代物と呼べるもの。発した火炎は直線軌道や曲線軌道を描くこともあるが、魔術の素養が乏しい剣士にはこのコントロールがやや不慣れであった。それでも近接戦闘が主な剣士には牽制にも主力にも使える遠距離攻撃手段が非常に心強く、これまで上げた3つの能力では最もよく行使している。ただし、これも盾を身に付けていなければならないため、非戦闘時の応戦などに使えないという欠点が存在した)…なんか、どれもこれも中途半端だな…   (2012/6/29 15:43:49)

エリク♂剣士(寝転がっていた剣士…いや、丸腰な上に鎧も身に付けていない今の彼を果たして剣士と呼んでいいのかは疑問だが…にかけられる声に頭をあげ、自分よりもだいぶ年を重ねた男の姿を捉えると、再び顔は空へと向けられた)いや…空を眺めてただけだよ…(問われるまでは何をしていたか気にもしていなかった自分の行動だが、あえて言葉にするなら「暇つぶし」に近いのだろう)   (2012/6/29 15:43:56)

イカリ♂海賊ふぅん、俺には「悩んでます」って顔に書いてあると思ったんだがなぁ(どかっと腰を下ろす)まぁ、人生そりゃいろいろあるわなぁ、俺も長年生きてきて悩むことはたくさんあったもんなぁ(腕を組んで頷く)あぁ、そういえば名前がまだだったな、俺はイカリ、一応海賊やってる、お前の名前は何ていうんだ?   (2012/6/29 15:52:04)

エリク♂剣士(悩んでます。その言葉に耳をピクリと動かして反応を見せた)悩んでなんかないさ。…踏ん切りがつかないってだけだよ(そう、どうすればいいかの答えはもう出ている。躊躇っているのはこれから先に起こるであろう大騒動に、自分が耐えられるかという不安だった)海賊って海か港町にしかいないもんだと思ってたよ…。俺はエリク。まぁ…冒険者、かな?(自ら海賊だと名乗る威勢もだが、山にいる賊が山賊、海にいる賊が海賊、平原や陸に現れる賊は…盗賊だと思っていた剣士には珍しい存在に見えた)   (2012/6/29 15:59:11)

イカリ♂海賊ホラ、やっぱりな(微妙な反応を見逃さなかった)人生は悩むから楽しいんだよな~かれこれ数100年生きてて実感すんだよ、うん(また腕を組み、頷く)エリクねぇ、冒険者にしては丸腰のペラペラじゃないか?(エリクの装備をまじまじと見る)   (2012/6/29 16:08:48)

エリク♂剣士悩むのが楽しいなんて思えるのは、俺にはまだ先のことかな…(未知に対する探求こそ好奇心を誘い胸躍れこそすれ、悩み足を止めている時間は彼の翼を縛る鎖のようで、苦痛にも近い感情を抱かせていた)けど…悩むことも出来ない人生よりかは、ずっといいのかもな…(かつて出会った人物と同じ瞳の色をした空が視界を覆う。自由であるからこその悩みであるなら、自分はよっぽどの幸せ者なのだと感じていた)今は営業時間外だからね、毎日全身フル装備なんて物好きは、兵士や騎士くらいのものだって   (2012/6/29 16:18:14)

イカリ♂海賊はっはっは、エリク君よ、君もまだまだ子供だなぁ(わざとらしい笑い方をする)悩みが解消できたらすんげぇスッキリすんぞー?まぁ、多かったら多いで困り物だけどな?(苦笑いする)エリクはまだまだ若いじゃないか、人生これからだぜ!(親指をビッと立てる)へぇ、冒険者にもオフの時間帯があるのかい?初耳だねぇ(驚いて目を丸くする)   (2012/6/29 16:26:06)

エリク♂剣士(眺めた空を通り過ぎる雲を見送りながらも、子供扱いされた笑い声に面白くない感情が芽生える。もちろん、その表情は先ほどとなんら変わりなく空へと向けられてはいるが)そりゃぁ俺はまだ19だし、世界の50分の1だって見てない…これからどれだけ進めるのか…(自分の寿命がいくつまでかは分からないが、死ぬまでに自分はどこまで辿り着けるのだろうか。少なくとも自分より世界を見てきているこの海賊と同じ位置にまで到達することはできるのだろうか)冒険者なんてオフのほうが長いよ。受けたい依頼が毎日あるとは限らないし、同業者も多いからね。早い者勝ちの依頼にあぶれたらすることもないし…。海賊は…そっか、海に出てれば常に営業時間ってことか。それも休まらない感じだなぁ…   (2012/6/29 16:35:57)

イカリ♂海賊「どれだけ」じゃなくて「どうやって」じゃないのか?迷える青年君。(先ほどまでとは違う声色で話す)世界は広い、一生かかっても全てを見聞きできないかもしれん、だがどうやって進むかを考えるのも大切なんじゃないのか?(立ち上がり、服に付いた草を払う)なに、海賊も常に24時間営業じゃないさ   (2012/6/29 16:43:31)

エリク♂剣士…ん、…そうかもね(山に向かえば山の登り方、海に向かえば海の渡り方、森に向かえば森の抜け方。どうやって進むかは阻むものによって変わる。自分はただ、その障害に向き合ったとき、自分の意思でそれを乗り越えていくだけだ。ただ、その道の先に何が待つのか、その待つものに辿り着くまで、どれだけかかるのか。終着点の見えない道に向かう心は不安などなく、ただ好奇心だけが疼いていた)ふぅん…。そっか、だから海賊が丘にいるんだもんね(24時間営業でないという言葉と彼がここにいるという事実を合わせてみれば、海賊にも休暇があるのかもしれない)   (2012/6/29 16:55:21)

イカリ♂海賊ま、一度もそんなこと考えたこと無いんだけどな(またニヤニヤ笑いだす)たまには本能に従って進むのもいいかもな?船員は俺1人だからな、っていうか船無いし   (2012/6/29 16:58:06)

エリク♂剣士船のない海賊なんて初めて聞いたよ(地に預けていた身体を起こし、背を反らせながら笑った。それではこの男の海賊の定義が不透明すぎて、なぜ海賊を名乗ったのかが分からなかった。そんな冗談にも近い事実に笑みを零しつつ)それじゃ、俺は町に戻るよ。風も冷たくなってきたし…(尻と背に張り付いた葉を腕で払い落としながら)話に付き合ってくれてありがとう。少し、すっきりしたよ(その言葉を告げた剣士は夕日へと傾く太陽が沈みきらぬうちにと、足を街へと進ませていた)   (2012/6/29 17:06:41)

エリク♂剣士【という感じでこちらは時間なので退室させていただきます、お相手ありがとうございました】   (2012/6/29 17:06:47)

おしらせエリク♂剣士さんが退室しました。  (2012/6/29 17:07:16)

イカリ♂海賊泳いで海渡ってるからな(自慢げに笑う)あ、俺も街に行きたいんだった(そう行って若い剣士と同じ方向に走り出す)   (2012/6/29 17:11:46)

イカリ♂海賊【ありがとうございました~】   (2012/6/29 17:12:12)

おしらせイカリ♂海賊さんが退室しました。  (2012/6/29 17:12:24)

おしらせエリク♂剣士さんが入室しました♪  (2012/6/30 22:47:49)

エリク♂剣士【こんばんは、しばしお部屋を使わせていただきます~】   (2012/6/30 22:48:27)

おしらせフローラ♀魔法使いさんが入室しました♪  (2012/6/30 22:48:33)

フローラ♀魔法使い【こんばんはー^^それでは書きますのでしばらくお待ちください^^久しぶりだからあれだったらごめんねーw改めましてよろしくお願いします♪】   (2012/6/30 22:49:20)

エリク♂剣士【いえいえ、リハビリ程度に考えてゆっくり遊びましょw こちらこそ改めてよろしく^^】   (2012/6/30 22:50:05)

フローラ♀魔法使いはぁ。(ひっそりと静まりかえった森の真ん中で一人の少女の溜息を漏らす。パフスリーブのブラウスに胸元には赤のリボン。リボンと同じ色のミニのプリーツスカートに今日は黒のローブを羽織り、魔法使いっていったらこれだよねとお店で一目ぼれして買ったとんがり帽子をかぶって教科書をぺらぺらと捲っていた。)んー。やっぱり、良くわかんないんだよなぁ。(今日の授業の復習のため何度か試していたのだがやっぱりできない。しばらく教科書とにらめっこしていたが諦めたように息を吐いて)んー。まぁ、とりあえずやってみよう。(開いていた分厚い教科書をぱたりと閉じれば背筋を伸ばして杖を構えればそっと目を閉じゆっくりと息を吐き出した。集中力を高め頭の中で呪文を反復し瞼をゆっくり上げれば、エメラルドグリーンの双眸を輝かせ凛とした声で呪文を噛みしめるように詠唱すればなぜだか巨大な光の塊が頭上に浮かび上がりすごいスピードで木々をなぎ倒しながらどこかへ消えて行った…そしてすごい爆発音)   (2012/6/30 22:58:55)

フローラ♀魔法使い…あ、れ?なんで?(驚いたように何もなくなった目の前の森を見つめる…ほんの少し光を使った魔法で辺りを照らすだけだったはず…首を傾げながら教科書とまたにらめっこを始めて。)   (2012/6/30 22:59:06)

エリク♂剣士(少し日差しの強いある日、全身鎧に身を包むだけで暑さに負けそうになりながら森を荒らす魔獣退治の依頼を達成させるため、1人木々の間を進む剣士がいた。その魔獣は好戦的に人を襲うらしく、また人を狙うように動くために剣士と遭遇するには時間がかからなかった。その魔獣――隻腕でありながらも憎しみを眼に漲らせた光は剣士を見つければ一層強さを増して輝いていた)そうか、お前だったのか…なら、俺が倒さないといけないよな(手負いの状態で逃がしてしまった魔獣。かつて一人の魔法使いを襲っていた魔獣と対峙すれば剣を抜き放ち、二つの影が衝突しようとぶつかれば、目の前の魔獣を直撃した光が剣士が見た最後の光景…その直後に広がる爆発音とともに弾けた衝撃をまともに受ければ叫び声を上げる間もなく剣士の体を盛大に吹き飛ばしていた)   (2012/6/30 23:05:38)

フローラ♀魔法使いあっれー?んー。呪文…間違ったのかな?(自分の魔法がどうなってるかも知らぬのんきな魔法使いはうーんと唸りながらも教科書を何度も読み返していたが、ふと、思うのであった)あっ…そういえば…すごい爆発音がしてたけど…大丈夫だったかな?…大丈夫…だよね?…だ、大丈夫な…はず?(不安になった魔法使いは障害のなくなった道を真っ直ぐに進む。そこに生えていた草木もなくなりまるでその一筋だけ無に返ったような違和感になんとなく申し訳なさを感じれば肩を落して)んー。大丈夫かなぁ…?(きょろきょろと見回せばなんとなく違和感を感じる。わからないけれど、ここに何かいたようだ…それだけは分かって焦った様子で周りを見渡しながら)あの…誰か…いますかぁ?(弱弱しく…幽霊にでも話しかけるようなぎこちなさで声を発してみた。)   (2012/6/30 23:12:43)

エリク♂剣士(地面に突っ伏しながら倒れたままの剣士。これが直撃だったら起き上がるどころか死んでいてもおかしくなかっただろう。魔法に対抗する手段は強い精神力だ。魔法に抗おうとする強い意志が大なり小なりその効果を軽減してくれるはずだが、ここまで綺麗な不意打ちを受ければ抵抗のしようもなく。握り続けていた剣は、そんな不意打ちを受けようとも離すまいとする剣士の習性ゆえだったのだろう)う…く…っ、だいじょう、ぶなわけ…あるか…(先の衝撃の張本人か無関係者かは分からないが聞こえてきた声に返事を送れば、四つん這いになった体が膝をついて、やっとのことで体を起こしていた)   (2012/6/30 23:19:03)

フローラ♀魔法使い(僅かに声が聞こえればびくりと肩を揺らし…恐る恐るそちらへと視線を向けると)きゃぁっ…エリクさん?(深手を負ったような剣士を見つければ先ほどのことまでのことは頭から消え去りすぐさま剣士の元へと駆け寄る。とんがり帽子が頭からずれ落ちたのも構わず膝をついた剣士の隣にしゃがみこみ助けるように腕を伸ばせば彼を仰向けにしてその頭を自分の膝に乗せて)ど、どうしたんですか?誰が…こんな酷いこと…(憎からず思っている彼にこんな仕打ちをするなんて許せない…そう怒りが込み上げてくるのを感じながらも彼の額に手をあてひとつ深呼吸をすれば、治療するための魔法を詠唱する。これもまだ練習中だけれど、前回も彼にやって大丈夫だったし…緊急事態。そう思えば唇から自然と呪文が零れ落ちていた)…どう…ですか?少しは楽になりましたか?   (2012/6/30 23:25:35)

エリク♂剣士(自分の名を呼びながら駆け寄る声が近づいてくる。視線が地面と水平より上へあげられず、仰向けにされた頭が何者かの太腿の上に乗せられた感触だけが伝わってきた。霞んでいた視界は治癒の効果を表す魔法によって徐々に鮮明さを取り戻していった)あ…フローラ…?(真上を眺める視界に移った彼女の顔がようやく自分の知る人物だと理解させてくれた)ああ、助かったよ…ありがとう…。 なんか…魔獣退治に来ていたんだけど…、その魔獣になにか光が当たったかと思ったら、急にあの爆発が起きて…目の前にいたから、もろにその衝撃を受けて…(彼女から問われた質問に遅れながらも、先に起きた出来事を思い出していった)   (2012/6/30 23:31:58)

フローラ♀魔法使い(剣士に名前を呼ばれればほっとしたようにへにゃりとした笑顔を向けて彼の顔を覗き込んだ。地面に突っ伏していたのか顔についた土を指先で拭っていれば剣士が語る内容に全身が固まる)え…あっ…まさか…ね…(嫌な予感がして冷や汗が流れる。指先が冷たくなっていくのを感じながらもまずは彼の身体が大事ともう一度彼に視線を合わせて)えっと…あの、身体は大丈夫ですか?どこかで休みます?お水とか汲んできましょうか?(ある可能性が思い浮かべば、目を泳がせながら矢継ぎ早に剣士に問うて…もしかして自分が彼をこんな目に遭わせたのかもしれない…そう思えば居た堪れない気持ちになった。)   (2012/6/30 23:37:39)

エリク♂剣士(事実として述べた言葉に固まる魔法使いに気づく余裕もないまま、治癒によって回復したとはいえ完治には至らない意識はまだ朦朧としたままで。途端、はっとなる体は彼女の太腿から頭を離して体を上げた。件の光が命中した魔獣がどうなったかを見回せば、魔獣「だったもの」が横たわっているのを確かめると、安心したように息をはいて)ん…悪い、ちょっと休ませてほしい…(思わぬ形で依頼を果たせたわけだが、このままで街に帰れる状態でない剣士は、彼女に助けを求めるしかなかった。その彼女の申し出を断れるほどの余裕は、取り戻せてはいなかった)   (2012/6/30 23:42:44)

フローラ♀魔法使い(頭の中でどうしようどうしようどうしよう…と呪文のように唱えてもどうなるでもなく、ふと剣士が頭を上げて視線を向けた先を辿り自分も同じように視線を向ければ道のようにできた脇に魔獣…のようなもの?が横たわっているのが見えて小さく悲鳴をあげながらも彼を抱きしめるようにぎゅっと腕に力を籠める。しかし、動く気配のないそれに剣士も安心したような表情を浮かべていれば腕の力を緩めて)えっと…あと…(休ませて欲しいそう言われればわたわたと視線を彷徨わせて。そういえばここの森は魔獣とかが出るんだったと思い出せば以前も利用したことのある小屋を視界に収めればそれを指さして)と、とりあえずあの小屋に行きましょう。歩けますか?   (2012/6/30 23:49:05)

エリク♂剣士(起き上がる体に抱きついた魔法使いの腕、おそらく魔獣の姿を彼女も捉えたのだろう。事態ははっきり呑み込めてはいないが、すでに動かない魔獣に心配ないと、フローラの腕をポンポンと叩いた。その腕が彼女と合わせて何故か馴染み深い小屋を指せば)あぁ…、ん…大丈夫、歩くくらいには回復できたから…(剣を鞘に戻すと杖代わりとしながら体を起こし、フローラと共に小屋へと歩みを進めていった。体の痛みや疲労感が完全に癒えているわけではないが、それ以上に衝撃を間近で受けたショックが剣士の精神を不調のままに締め付けていた)   (2012/6/30 23:54:44)

フローラ♀魔法使い(身体を起こした剣士にほっとしたような表情を浮かべながらも、彼を手助けするように寄り添いながら小屋へと向かえばドアを開け中を確認してから彼を通して。自分は小走りで一つしかないベッドに向かえば埃を払って)と、とりあえず横になってて下さい。(部屋に置いてあったバケツを手に取ればそのまま小屋から飛び出し、先ほど自分がいたところへ走れば教科書などを入れていた鞄を手に取りそのまま湖へ向かうと水を汲もうと水面を覗き込めば、情けない自分の顔が水面に映っていて)はぁ…もぉ…なにやってるんだろう…(泣きたい気持ちになるのを今は彼が大事とぐっとこらえかき消すように己の顔が映る水面にバケツを浸して水を汲むとまた小走りで小屋へと戻る。バケツと鞄の重さが罪悪感のように重くのしかかっていた。)   (2012/7/1 00:01:43)

エリク♂剣士(付き添われながら辿り着いた小屋に入れば剣士が動くよりも先にフローラがベッドの準備を済ませ、普段のんびりとした雰囲気の彼女とは違う空気に面くらいながら)あ、ああ…ありがとう…(気圧されるように礼を述べ、その彼女は水を汲みに小屋から飛び出していくのを見送っていた。少なくとも命に関わる傷でもないはずだからそこまで懸命にならなくてもいいのに。それでも一生懸命なのはフローラの良さなのだろうと、彼女の心遣いに感謝しながら、身を包んでいた鎧を外していく。剣士の体から金属が取り払われると、ベッドの上に仰向けに体を投げ出して横たわっていった)   (2012/7/1 00:06:47)

フローラ♀魔法使い(ドアの前で盛大な溜息をつきながらも意を決してドアを開ける。ベッドに視線を向ければ剣士は鎧を自分で脱いでくれたようだった。脱がせ方が分からなかったからほっとしながらもテーブルに鞄を置いて、テーブルに無造作に置かれたカップを手に取りバケツと共にベッドサイドまで運んで横たわる彼を見下ろした。)少しは…楽ですか?(そう声をかけながらもカップに水を注ぎ飲み水を確保すれば、スカートのポケットからハンカチを取り出しバケツの水に浸して丁寧に絞れば彼の汚れた顔を拭いていく。水が冷たかったから丁度いいかも知れない)あの…エリクさん…その…(謝らなければならないのにどう説明していいか分からず口ごもって)   (2012/7/1 00:15:15)

エリク♂剣士(ベッドで体を休めているうちに水汲みを終えて戻ってきたフローラが小屋の中へと入ってくる。その姿にわずかに上体を起こして)あ、おかえり…だいぶ楽になったよ(そのまま自分の傍に近寄る彼女を見届けながら上体をベッドの上へと戻していく。彼女の手に握られたハンカチが顔を拭えば、その心地いい温度と感触に目を閉じて、彼女にされるがままに介抱されていく)ん…気持ちいい…こんなふうに手当してもらうの、なかなかないから…こういうのもいいな…。なんか…ここに来ると、フローラに助けてもらってばかりだな…ありがと…(魔獣との戦いで傷ついたとき、この小屋で見つけた魔法装置の解除のとき、いつもフローラに助けてもらっている自分がいると思い返しながら、感謝に満ちた笑みをフローラに向けていた)   (2012/7/1 00:22:27)

フローラ♀魔法使い(彼が感謝の言葉を口にすれば小さくそんな…とだけ答えながらも笑みを向けられればやはりいたたまれずに、彼の額に冷たいハンカチを乗せればそのまま立ち上がり深々と彼に頭を下げた)あの…ごめんなさいっ…さっきの…その…犯人は…私…なんですっ…あの…私…でも、わざとじゃなくて…あの…魔法が…できなくて…それで…その、練習してて…だから…わざとというか…でも、なんか予想外の魔法がでてきちゃって…(自分でも何を言ってるのか分からなくなりながらも、申し訳なさと自分の不甲斐なさにエメラルドグリーンの瞳に涙が浮かび零れ落ちそうになりながらも、更に頭をぐっと下げればその勢いで床に涙がぽとぽとと零れて。)ごめんなさい。私がやりました。(台詞がちょっと違うとは思いながらも出てしまった台詞にそのまま黙り込んで)   (2012/7/1 00:28:04)

エリク♂剣士(重く塞ぎこんだ口から開かれたフローラの言葉が紡がれていくのを聞き届けていた。切れ切れになりながら、言葉の繋ぎがあべこべになったままの台詞を理解するのには少し時間がかかって。それでも最後の言葉、頭を下げて言った謝罪の言葉を受けるとゆっくりと体を起こして、項垂れた頭にそっと手を重ねていく)謝らなくてもいいよ、わざとやったってわけじゃないんだろ? 上手くなろうと思って練習するんだし、巻き込まれたのが見ず知らずの誰かじゃなくて俺で、ちょうど良かったよ。いつか、俺と一緒に仕事を受けてくれるな、あのくらいの魔法は使えるようになってくれないと…な? だから、泣かなくていいよ…(ポンポンと髪を抑えながら泣き止むようあやすように、その手を彼女の耳を抑えるように撫で進めて)   (2012/7/1 00:36:16)

フローラ♀魔法使い(彼が沈黙している間…たった数秒のことだったと思うのに死刑宣告を待つような気分で頭を上げられぬままぎゅっと己の手を握って。頭に彼の手が触れればびくりと身体を揺らしながらも、その後に続けられた言葉にほっとしたのか涙がぽろぽろと零れて)ふぇっ…えりぐざぁぁぁーーん(涙声で彼の名を呼びながらベッドの上の彼に抱きついて)無事で…良かったですっ…(泣き止ませようと優しく撫でてくれるその手が余計に涙を誘ってしばらくはぐずぐずと鼻を鳴らしながら泣いていた。)エリクさんっ…ごめんなさい。   (2012/7/1 00:41:33)

エリク♂剣士ぐおっ!(濁音混じりの鼻声を上げながら自分へ襲い掛かる姿は魔獣のそれより速かったかもしれない。その勢いのまま抱きついてきた体を支えるように受け止めながら、泣き止ますことに失敗した手はフローラの後ろ髪を撫で下しながら)ん…俺は無事だから、そんな泣かなくても大丈夫だよ?(軽く息をつきながら、しがみ付きながらも泣き続けるフローラが、可愛らしくて…ただ慰めようとするだけでない腕はフローラの腰にも回り込み、その体を緩く抱きしめていく)   (2012/7/1 00:47:26)

フローラ♀魔法使い(彼に慰められながらも彼がもしも死んでしまったら…そんな最悪な事態が頭に浮かべばぞっとした。知り合いが亡くなってしまうのは悲しい…けれど、彼はそれだけではなくて、今までずっともやもやとしていた感情の糸口が分かりそうで…もう少しというところで彼の腕が腰にまわされればひどく安心するようなドキドキして落ち着かないような…答えを求めるように顔を上げれば綺麗な赤髪が目に入り、そのまま漆黒の瞳に移して)エリクさん…あの…好きです?(ぽろりと零れた言葉は無意識のようなそうでないような…自分でも驚きながらもなんとなく納得して)私、エリクさんのこと…好きです。(まだ涙の残る瞳ながらもにっこりと笑顔を作った。)   (2012/7/1 00:53:05)

エリク♂剣士(彼女に回した腕は気持ちを落ち着かせるためだけではない、彼女を欲するようにして繋ぎとめた腕の中で自分を見上げる翠の眼と視線を絡み合わせれば、彼女から尋ねられた言葉が、自分に対する想いの言葉なのか、それとも自分がどう想っているかを尋ねる言葉なのか、イントネーションの曖昧さに返事に戸惑っていると、改めてフローラの想いを聞かされて)…うん、俺もフローラが…好きだよ…(涙を浮かべながらも見せた笑顔は、やはり自分を引き寄せる愛らしさを感じさせて、まだ彼女の答えも、受け入れてくれるかの返事も聞けないまま、唇はフローラを欲するように距離を縮めていった)   (2012/7/1 01:00:14)

フローラ♀魔法使い(自分の発した好きが自分の頭を整理させるカギのように脳内に響けば全て合点がいったとばかりに答えを見つけた彼女の表情は綻んで…それでも彼を見つめれば今度は近い距離に恥ずかしさがこみ上げてくる。先ほどまで勢いで抱き着いた腕も腰にまわされた彼の腕も…急に意識してしまえば心臓が壊れてしまいそうな程早く鼓動を刻んで)…っ…あっ…(ドキドキして心臓が口から出てしまいそう…だけれど彼からも好きだと告げられれば彼の言葉がまるで呪文のように動けなくなる。そのまま近づいてくる彼の唇に抵抗もできないまま硬直して…きっと目を見開いたままなんとも色気のないファーストキスをするのであった。)   (2012/7/1 01:06:50)

エリク♂剣士(抱いていた想いを口にするだけでなく、彼女に伝えることが自分の気持ちをはっきりと形に変えていく感覚に満ち、交わそうとする口づけに逃げようとしないフローラの唇が寸前まで近づけばその膨らみを味わうようにゆっくりと重ね当てていく)ん…っ…(抱きまわす腕の感触も心地いいが、なにか違和感を覚えるキッスに繋ぎ合わせたまま目を開いていくと、フローラの瞼は開いたままなのに気づき思わず笑みを零してしまって)ふふっ…フローラ…緊張しすぎだって   (2012/7/1 01:12:19)

フローラ♀魔法使い(至近距離で彼が笑みを零せば焦ったように唇を離して)ひゃっ…あっ…えっと…その…あの…でも…初めてなので…ごめんなさい。(なんだか初めてのキスを失敗してしまい落ち込みながらも、初めてキスしちゃった…と思えばそっと自分の指先で己の唇を撫でて)えっと…じゃあ、やり直しましょう!(至極真面目な顔で言えば緊張したまま背筋をぴんと伸ばしぎゅっと目を瞑って。これもきっと色気なんて皆無だろうけれど、本人はすごく真面目なんです。その証拠に緊張からか僅かに唇が震えて)   (2012/7/1 01:16:58)

エリク♂剣士あ…そっか、初めて…だったんだ…。いや、だから謝らなくっていいって(彼女の初めての口付けを奪うことができた喜びと、上手くできなかったキスの謝罪に笑いながらもその頭を再び撫で下して)え、え、やり直すの?(聞き返せどフローラの姿は改めて口づけを受け取る体勢を整えていて、おそらくこちらの意志を汲む余裕もないのだろう、瞼を下した姿は微かに震えているのが分かる。その仕草がフローラらしくて笑顔を崩せないまま、もう一度、その唇を奪い去るように重ね合わせていった)   (2012/7/1 01:23:03)

フローラ♀魔法使い(彼が発する言葉を聞いてはいる…けれど、彼を見る瞳はどこか据わっているだろう。ぎゅっと目を瞑りながらも口をどうしていいか分からず、唇に変に入ってしまう力をどうしようもできないまま震わせれば、戸惑ったような彼がもう一度唇を重ねてくれればびくりと身体を震わせて)んっ…(無意識に止めてしまっていた息が我慢できずに唇を離せばぜぇぜぇと酸素を求めて呼吸を繰り返して)エリクさん…その…息…長く続かなくてごめんなさい。(何も知らない彼女は彼の息の長さに感心しながらも申し訳なさそうに告げて、それでも彼の唇の柔らかさが心地よくなんとも気恥ずかしい。至近距離はそのままにそっと彼の唇に触れて)エリクさん…えっと…なんか気持ち…よかったです。   (2012/7/1 01:29:16)

エリク♂剣士ん…ぅ…む…(重ね合わせる唇が彼女の唇を優しく啄むように試みれば、しかし硬直した唇は上手く解れず、その繋がりは彼女から解かれ息を荒げている姿に変わり)息…、はははっ、いや息って鼻からすればいいじゃないか、俺だって止めながらキスはできないって(彼女が見せたリアクションの理由を把握すると堰を切ったように笑いながら本当に経験に乏しい彼女の反応が申し訳ないが面白くなってしまった。けれど、彼女の言葉と同じ思いは自分も抱いていて。同じようにフローラの唇に指を重ね返し)俺も…フローラとするキス…気持ちよかったよ   (2012/7/1 01:35:16)

フローラ♀魔法使い鼻から…息を…あっ…そっか…(自分でも納得すればなんだか動揺している自分がなんとも情けないような、恥ずかしいような。彼に笑われてしまえば居た堪れない気持ちになり小さくなりながらも、彼の指が同じように己の唇に触れればどきんと胸が高鳴って)…あっ…エリク…さん…(なんだかドキドキするようなぞわぞわするような落ち着かない変な気分。彼の表情が妙に大人びていているように見えて視線がぶつかればそれだけで恥ずかしい。心臓の音が聞こえてしまいそうでひやひやしながらもただただ彼を見つめていた。)   (2012/7/1 01:39:36)

エリク♂剣士(言われれば簡単な最中の呼吸の仕方に納得しているフローラに笑顔を向けたまま、指が魔法使いの唇を横になぞり進む。その感触を再び確かめるように顔を近づけていく…かと思えば。その唇はフローラの顔を素通りし、彼女の肩に顎を預ける形に体を重ね合わせて)フロー…ラ…ちょっと…休んでいいかな…ちょっと、フラついて…(はっきりと意識の戻らないままに高揚すれば意識が散漫にもなるというもの。その体を彼女に預けたまま、ローブ越しに伝わる彼女の感触を楽しむ余裕もない剣士は意識を遠のかせていった)【こんな感じでこちらは〆にさせますね】   (2012/7/1 01:48:12)

フローラ♀魔法使い(なんだかもうドキドキして心臓が壊れてしまいそう…もう一度彼の顔が近づいてくればぎゅっと目を瞑って…それでも肩に重みを感じれば耳元で聞こえる彼の声をくすぐったく感じながらもほっとしたように小さく笑みを零して)うん…ゆっくり…休んで下さい…(きっと意識がはっきりしないのであろう剣士を優しく押し倒すように横たわらせればそのまま自分も隣に寝ころび…初めてのキスの緊張と魔法の失敗で肝を冷やした身体は精神の疲れに耐えきれずそのまま瞼が下りて。隣の剣士の暖かな体温に誘われるように眠りへと落ちて行った。)【こちらもこれで〆で^^ありがとうございました^^】   (2012/7/1 01:55:39)

エリク♂剣士【ありがとうございます^^ 久々に遊べて楽しかった~♪】   (2012/7/1 01:56:39)

フローラ♀魔法使い【こちらこそありがとうございましたー^^やぁーっと進展させられて良かったです♪】   (2012/7/1 01:57:14)

エリク♂剣士【うんうん、関係が一歩前進できてよかったw このまま犯してしまいたいところだったけどもw】   (2012/7/1 01:58:00)

フローラ♀魔法使い【ですねー^^いやいやーwそれは無理wwフローラはキャパオーバーで倒れそうwもしくは魔法とか発動しそうww】   (2012/7/1 01:58:44)

エリク♂剣士【なんでそんなアンちゃんみたいな展開に…w うん、またゆっくりと仲を深めていけたらいいな~という感じで♪ それじゃもう遅いので今日はこのへんでお暇します、お相手ありがとうございました^^】   (2012/7/1 02:00:03)

フローラ♀魔法使い【いや、なんか恥ずかしいんで、こういう初々しいのwなんでかコメディーちっくにwはい。ゆっくりとな感じでお願いします^^今日はありがとうございました。おやすみなさい♪】   (2012/7/1 02:01:00)

エリク♂剣士【こちらこそありがとうございます^^ ゆっくり休んでくださいね♪ それではおやすみなさい♪】   (2012/7/1 02:01:55)

おしらせエリク♂剣士さんが退室しました。  (2012/7/1 02:02:17)

フローラ♀魔法使い【ありがとうございます^^では私も失礼します。おやすみなさい。】   (2012/7/1 02:02:31)

おしらせフローラ♀魔法使いさんが退室しました。  (2012/7/1 02:02:37)

おしらせエリク♂剣士さんが入室しました♪  (2012/7/5 14:04:24)

エリク♂剣士【こんにちは、お邪魔させていただきます。ソロルと決め打ちするわけではないですが、少々一人語りが多くなるロルを打つ予定なので、ご理解いただければと思います】   (2012/7/5 14:06:11)

エリク♂剣士(先の依頼によって(主に魔法使いから)受けた傷も癒え、溜まりこんでいた心のしこりを拭い去った剣士は1つの決意を胸に秘め、王立図書館へと足を運ぶ。以前自分を訪ねた珍妙な2人組み…魔術師に薬師の2人の呼び出しに応じるためであった。だが目的の男女は姿無く、どこにいるやら出祓っている様子。いつ帰ってくるとも分からぬ相手をただ待つのも苦痛と、取り揃えられた膨大な書物の一角へと足を運んでいく。そこに保管された多数の冒険記、その背表紙が剣士の過去を紐解くきっかけになっていった)   (2012/7/5 14:12:51)

エリク♂剣士(彼の故郷は比較的栄えた街にある。山間の一角に位置し、行商人の経路にあるため人の往来も多く、様々な出会いもある。そんな彼の実家は雑貨屋を営んでいた。訪れる行商から買い付け、古今東西の品を取り揃えるその店は、とりわけ大きな商店ではないが、客足も途絶えない良店だったという。夫婦で切り盛りするその姿を見ながら、かつての剣士は育っていった。自分も大きくなれば、父の後を継ぎ、この店を経営していくのだと)   (2012/7/5 14:22:32)

エリク♂剣士(そんな彼にも転機が訪れる。ある行商人が商品の売りつけと共に旅してきた情景をエリクに聞かせたのだ。整備された街道を進むとはいえ、天候が崩れれば行程も荒れる。危険なのは魔物だけではない。野党の類も現れる。場合によっては貴重な品を手に入れるため、危険な場所に踏み込む者もいる。そんな活劇は、日々平穏に過ごしてきた剣士の価値観を大きく変えるのには十分だった。まだ見ぬ景色、まだ見ぬ人、まだ見ぬ夢に心躍らされた少年は、その日眠ることが出来なかった)   (2012/7/5 14:27:36)

エリク♂剣士(それからの少年は人の目を盗んでは武芸の修練を積むのが日課となった。街として盛んな故郷には武術を教える者がいない。自然彼の修練は独学のものであったが、それらも全て、行商から見聞した内容を元に取り組んでいくものだった。彼の独学ではあるが、あらゆる修練を纏め上げたような鍛錬を積み、彼が16歳の頃には同世代の仲間を比較にできないほどの腕を身に付けていた。そして彼が故郷を旅立つのも、この年のことであった。親は反対の姿勢を見せず、快く送り出してくれたのは、少年の本気が伝わったのか、それとも見抜けなかったのか、それから2年はこの家に戻らなかった)   (2012/7/5 14:36:19)

エリク♂剣士(剣士は一冊の本に手をかけた。懐かしい響きが刻まれたその書物は、彼が初めて冒険を繰り広げた地方の名だった。女神が統べる地、表紙にはそう副題が添えられていた。偉大なる女神の力によって繁栄したその土地は、他との交流を途絶えさせていた。孤立させることを可能とした地形は、閉鎖された空間の中に神秘を見出しても仕方がないことだったろう。かくいう剣士も、海からの侵入を拒む嵐が常に吹き荒れる海域を単独で乗り越えようなどとしなければ辿り着くことはできなかっただろう。辿り着くというより、漂流して流れ着いた、が正確だが)   (2012/7/5 14:43:38)

エリク♂剣士(この閉鎖された地で起きる騒動に巻き込まれる形で、剣士は渦中へと飛び込んでいく。剣士が今も愛用している武具はこの地で手に入れたものだった。銀に似ても似つかぬ銀…ミスリル銀と呼ばれる鉱石で作られた武具は、この地に伝わる特殊な製法があればこそ完成できた一品であった。銀より軽く、銀より硬く、魔力を帯びた特殊な金属は剣士が修練を積んだこともない魔術を容易に使役させてくれる。だがそれは、ミスリル銀の力だけではなくもう1つ、女神の力も宿した武具であったからだ)   (2012/7/5 14:49:15)

エリク♂剣士(冒険の最中で剣士は女神と出会った。女神と呼び慕われていた彼女は、真の意味で神ではなく、神の奇跡と呼べる力を持つ普通の少女だった。創生の時代、地を作り、天を分け、木々を生み、人を造ったという神とは違う。惑うことなく彼女は人間であった。だが彼女は女神として振舞っていた。自分を女神と信じ、頼ることに依存してしまった人々に対する贖罪のように。空色の瞳を浮かべる彼女は、しかしその力故に存在を狙われる対象でもあった)   (2012/7/5 14:57:16)

エリク♂剣士(ミスリル銀を巡る争いから、やがて剣士は女神を巡る争いへと身を投じる。果たして剣士がこの戦いに参加する意味はあったのか。余所者でしかない自分にはこの閉鎖された地で起こる争いに加わる意味は無かったのかもしれない。だが知ってしまった。女神が求める助けを。争いに巻き込まれ不条理に奪われた命のことを。女神を求める者が為す結末を。その全てに対して湧き上がる感情が、意味を超えて動機となり、結果死線を幾度越えたかも分からない戦いを繰り広げていく)   (2012/7/5 15:07:57)

エリク♂剣士(そんな剣士のためにと女神が施した祝福は、剣・鎧・盾をこの剣士が全て身に付けた時始めて現す力であった。それぞれの武具に宿された力に加え、あらゆる物理干渉・魔術干渉を寄せ付けない光を自身の身に纏う「女神の守り」。この光が身体を包んでいる限り、たとえ古龍の吐く火炎であろうと、城を吹き飛ばす爆風であろうと、偉大な魔法使いが放つあらゆる魔法も、剣士の身に傷1つ付けることは叶わない)   (2012/7/5 15:15:36)

エリク♂剣士(そして自身の時間の流れを加速させる「女神の翼」。魔術にも、相手が1つの行動をする間に、自分は2つの行動を可能にする加速魔法が存在するが、「女神の翼」は相手が1つ行動する間もなく、自分が1つの行動を行うという現象に至る。それは他者の時間を限りなく止めているのに等しく、まるで瞬間移動でもしたかのような動きに映るだろう。もっとも、高度かつ複雑な作用の魔術であるため、相手が高度の魔術師の場合、抵抗を受け効果を発揮できない場合もある)   (2012/7/5 15:21:43)

エリク♂剣士(そして最後の1つ、自身の身体能力を大幅に向上させる「女神の祈り」。これら3つの力も、剣士の持つ武具には宿っている。冒険者として、剣士として未熟な彼が彼の地での冒険を生き抜けたのは、これらのおかげと言う他はない。そうして掴んだ剣士の勝利は、女神が眠りにつくという結末によって締めくくられる。彼女を救うことができたのか、できなかったのか。その答えも分からぬまま、生き別れにも等しい形で、剣士は女神の統べる地を離れることになる)   (2012/7/5 15:30:12)

エリク♂剣士(女神の祝福によって齎された3つの力は、常時発揮することができなくなり、1日のうち5分という時間制限に縛られることになった。強すぎる女神の力は眠りに落ちても僅かに漏れ出しているらしく、しかし効果を表すにはそれだけの時間が必要なのだと剣士は認識していたが、もしかしたらそれは、眠りについてなお剣士を思う女神の想いなのかもしれない。だが、それを知る術はもはや無い。こうして剣士の人生初の冒険は幕を下ろし、更なる冒険を幾度も経て、今図書館に身を置く彼に続いていくのだった)   (2012/7/5 15:36:26)

エリク♂剣士(手にした書を棚へと戻し、さらに冒険を繰り広げた土地の名達が見える。思い出を振り返るには尽きないが、久しぶりに頭を使った剣士には疲労の色が濃く見える。これより先の冒険譚は、また今度…書庫の出口へと踵を返すと、一目散に剣士は厠へと向かっていった。本に囲まれると尿意を催すのは何故なのだろう…。そんな疑問を抱く剣士だった)   (2012/7/5 15:45:14)

エリク♂剣士【という感じで、ちょっと一人で長く占有しすぎましたがここで一先ず〆させていただきます。中の人もトイレに行きたいので…それでは~】   (2012/7/5 15:45:58)

おしらせエリク♂剣士さんが退室しました。  (2012/7/5 15:46:03)

おしらせカオン♀薬師さんが入室しました♪  (2012/7/6 16:29:23)

おしらせテヨン♂魔術師さんが入室しました♪  (2012/7/6 16:29:26)

テヨン♂魔術師【テキスト貼りで失礼します。】   (2012/7/6 16:29:41)

テヨン♂魔術師(満月過ぎし夜の夜更け。魔術師は漆黒の髪を乱した裸身を薬師に預ける。寝台の上の蜀台に灯りし明りは薬師の紅の髪を滲ませ睫毛も揺らして揺れた。櫛梳れば指に流れし紅の糸、あるいは紅の滝。白き果実の如き乳房を愛しきものと思えるようになってはいたが…言葉を選ばぬは魔術師の習い。)…薬師殿。今宵のそなたの性戯…之の魔力が失せてしまうかと思うた程。(褒めし言葉と伝わると信じる漆黒の魔術師である。……先に述べし通り愛しいと思う乳房を弄びながらの台詞…。)   (2012/7/6 16:29:57)

カオン♀薬師(蒼い森を出てからというもの、寝台を共にする事幾度か漆黒の瞳に触れる身体をゆるりと起し蜀台の灯りを反射するなだらかな曲線――真紅の瞳を細めて戯れ言をのたまう黒き瞳の奥を覗き軽い口付けをその瞼に落とす。弄ばれる乳房に這う魔術を使わないその温もりある魔術師の手をそっと押さえ)…はぁ?気持ち良かったって事?一々そのような事言わぬでも良いわ…まったく、何を考えているんだか…あったりまえじゃない…(白き肌に絹の衣を纏ってほの赤く染まりし白磁の頬を隠すようにして硝子越しの淡き月明かりを見つめ…赤い唇にて再びの声)…どうせ火を点けるしか使わないでしょ。   (2012/7/6 16:30:01)

テヨン♂魔術師(窓の月明りは涼しく…そは青き故に。そして人の灯りは云わば熱。真紅に彩られた薬師に預けていた身体を大儀そうに寝台から起こしたのは喉の渇きを覚えればの事。)紅の薬師殿…その物言いなんとかならぬものか。余韻もあればこそであろう…。ったく、この女。(付け足しは微かな声音で。気分を害したつもりは無く半ば、からかい。――素直であらぬ所がよいな。と、さらにからかいの言葉を残し…水屋へと向ける背中。そしてその背を覆う漆黒の髪を頭上に束ねながら…。)   (2012/7/6 16:30:13)

カオン♀薬師(鍛え上げられた背中は彫刻のような筋を浮き上がらせるからかいの言葉に歯軋りを僅かに。手近にある蜀台を漆黒の髪を束ねる隙を狙い背中に投げつけた)余韻も何も…此方が気持ち良かったとでも?慰みにもならぬ性戯にて物足りぬわっ…(染まった頬は真紅の長い髪に隠し、言うは強がり。――ったく、テヨンは本当に良い性格をしてるわ…。半ば飲み込んだ言葉は次ぎの通り。投げつけた蜀台の行方を真紅の瞳で睨みつけ、赤い唇はやや尖り)   (2012/7/6 16:30:18)

テヨン♂魔術師(鈍い音…。狙いはわずかに外れたと思え。燭台は束ね終えし直後の頭部に当たると見えた。が…宙に留まる。振り向いた魔術師は…微笑を湛える、愉快げに。当人は女人が惚れると信じて疑わぬ類の微笑。戯言の魔術にて宙に留まりし燭台を暖炉の上へと運べば。)薬師殿…戯れの続きであれば、付き合うのは吝かではないが…。(何事が呟く。云々の魔力を帯びた言葉。漆黒の魔術師の手に握られているは剣。但し虚構の剣であることは明白。同時に薬師が居りし寝台にも現れる剣が一振り。)どこからでも突いてくるがよろしかろう…。(半裸にいつしか纏われる漆黒の長衣。夜色の衣。剣を取り出したは剣の戯れで軽くいなし…その後の再びの性技の戯れをという魔術師ならではの心積もり…。)   (2012/7/6 16:30:39)

カオン♀薬師ほう…吝かではないと?(暖炉の上に戻る蜀台に視線を奪われれば、程なく寝台に現れた剣が一振りなのを不服気に睨めばもう一振りと要求、魔術師が出すだろうもう一振りの剣を掴めば寝台の上に立ち腕は胸と背中に折って双剣の構えを見せる、腰を落として、刹那飛び上がれば言われるがまま黒き漆黒の魔術師の眉間目がけて剣を振り払った。その動きは、舞うようであり、鋭い切っ先が描く光の輪が其処此処に残り残像すら残さない)覚悟…ッ(魔術師にはまだ見せてはいないが、元は双剣使いの女である。戯れから本気となった赤い疾風を感じて悟るだろう弓矢より激しい女の闘志)   (2012/7/6 16:30:47)

テヨン♂魔術師はいっ…?!(…聞いてないよ。残像は月明りに消失していた。紅の髪が揺れたと見えたは微か。虚構の剣の剣先をかわせたは偶然か。眉間を剣風が過ぎる。――寧ろ。薬師の身体そのものが引き絞った弓から放たれた矢と見えた。が、まだ残る余裕。)……なれば、こう。(かわした身を翻し、広がる夜の衣の陰より突き上げる剣。虚構の剣であれば遠慮は皆無。線を描くごとき剣の突きは、薬師の肩を狙った一撃。さて…薬師は気付いているであろうや。先ほどまで戯れのために着ていた薄い薬師の衣は、若き剣士の如き装束となっていることを。誰の力ゆえか。魔術師の戯れの魔術によって以外に無く。)……お似合いであること、薬師殿。   (2012/7/6 16:30:59)

カオン♀薬師(若き剣士の如き装束に身を包みし真紅の薬師は己の肩目がけて突かれる切っ先に音も無く舞い降りる羽毛の如き身のこなし。――装束が風を纏い其れを押し出すまでの一時見つめる漆黒の瞳)真面目にせぬか…死ぬぞ。(足先が剣の先を蹴ったが早いか交差させた双剣を魔術師の首元を狙い突きつけた。虚構の剣とはいえその切っ先は暖炉の上の蜀台の灯りを反射して一瞬の隙も逃さぬ速さ。輪舞曲を踊る女のような円を描いての一撃は殺気を帯びたもの)見縊るな…テヨンッ!   (2012/7/6 16:31:04)

テヨン♂魔術師まじっすか…?(突き出した剣。剣に降り立った紅の薬師の重さがあればこそ。燭台の蝋燭が消えしは薬師の疾風の如き双剣によるものであったか。闇は一瞬。再び灯る蝋燭に灯りは熱を持つ。……薬師の輪舞に突き刺されたは夜色の衣のみであることが蝋燭の明かりに示される。薬師の二つの剣をかわすに魔力を使わざるを得なかった事は取りも直さず…紅の髪と瞳を持つ薬師の腕の確かさを示すものであった。さて…半裸に戻った魔術師は床に降りた薬師を背後より抱き締めていた。)カオン…殿。そなたの強さはわかった。が、それが心配なのだ。(この魔術師が居ることを努々忘れてくれるなと…言う囁きは甘き言葉として伝わるか。――王都での暗闘はこれより先の事となる。そして、あれでも満足しなかったの?と聞く魔術師である。)   (2012/7/6 16:31:16)

カオン♀薬師(虚構の双剣は消え、黒き衣が影の様に床に落ちる。半裸の魔術師の腕の中、絹の衣に戻りし装束。再び赤き唇が尖る)何が心配なのよ…本気出すなんてずるい。(甘き囁きに俯く頬、どの様な戦いになろうと漆黒の魔術師がこうして傍に居る。計り知れない魔術はまだ見せるほどの敵に当たらぬせいか―――終わった後は何も言わないでってば。告げる唇は弧を描き、魔術師の唇を塞ぐ)   (2012/7/6 16:31:26)

テヨン♂魔術師【お邪魔しました】   (2012/7/6 16:31:38)

カオン♀薬師【貼り逃げごめんなさい。失礼しましたー】   (2012/7/6 16:31:42)

おしらせカオン♀薬師さんが退室しました。  (2012/7/6 16:31:51)

おしらせテヨン♂魔術師さんが退室しました。  (2012/7/6 16:31:54)

おしらせフィーナ♀魔法剣士さんが入室しました♪  (2012/7/10 16:49:00)

フィーナ♀魔法剣士【こんにちは、お邪魔させていただきます】   (2012/7/10 16:49:45)

フィーナ♀魔法剣士(暑い日差しが和らいできた午後、夕暮れ時に近づいてもまだ明るさは色褪せることない空を映しながら、1人の少女が揺らめく炎の灯る薪の前に立っていた。万が一の事態に陥ろうと被害を生まないよう、周囲は拓けた草原の中、人通り賑わう街道からも外れ、木々もないせいで魔物もいない中、黒く煌く剣を炎に向けていた。聞き取ることが難しい音量で口ずさむのは、素人が聞き取れたとしても、魔術の詠唱だというのが分かる)   (2012/7/10 16:56:05)

おしらせジョーカー♂剣銃士さんが入室しました♪  (2012/7/10 16:57:47)

ジョーカー♂剣銃士【こんにちは、お邪魔していいですか?】   (2012/7/10 16:58:52)

フィーナ♀魔法剣士(やがて準備が整った少女が瞼を開けばはっきりと詠唱を口ずさむ)猛々しき炎の精霊よ、御身の一部を我が血肉とし、その力と契約を結ばんっ(切っ先を炎へと向け詠唱を唱え終えた途端、猛り増す炎が吹き上がり、しかしそれが彼女の望む展開でなかったことは、慌てながら後ろへ下がる少女の動きからも一目瞭然だったろう)だ、だめだった…?   (2012/7/10 17:01:30)

フィーナ♀魔法剣士【こんにちは、ロルと打っていたので挨拶が遅れましてすみません。はい、こちらは構わないのですが、あと1時間も居られない感じですがそれでもよろしければ、になります】   (2012/7/10 17:02:13)

ジョーカー♂剣銃士【いえいえ、大丈夫ですよ。ではフィーナさんの元へ駆けつける感じでよろしいですか?】   (2012/7/10 17:04:19)

フィーナ♀魔法剣士【はい、続きから合わせていただけるのであればお願い致します】   (2012/7/10 17:04:56)

ジョーカー♂剣銃士【わかりました、しばしお待ちを…】   (2012/7/10 17:05:55)

ジョーカー♂剣銃士(ふと、耳に入った聞き慣れぬ呪文にジョーカーは忍び寄る睡魔を払われた)ん?なんでしょうか?…これは呪文?…(こんな草原の真ん中で不思議に思いジョーカーはゆっくり身体を起こして微かに聞こえる呪文の方へと顔を向けた。すると直ぐに火柱が登った、一見呪文が成功したように見えたがジョーカーは不信感を抱いた。)可笑しいですね、いくら周りに民家がないとはいえ…あまりに大盤振る舞いが過ぎる……見に行ってみますか…(そういって火柱の元へと走ると少女を見つけ)おーい、いくらなんでも派手すぎではないですかー?(と冗談の様に聞き)   (2012/7/10 17:13:21)

フィーナ♀魔法剣士(距離を保っていたとはいえその熱は大樹を一瞬にして炭から灰へと変える勢いの代物。前髪を少し焦がしながらさらに距離を取れば遠くから聞こえてきた声に顔を向けて)ち、ちがっ…好きでこうなったんじゃないわよっ(向けていた剣が再び光る。いや、黒く光る刀身は光ったと認識することは出来ない。ましてや日もまだ照り付けていれば間近に聳える炎がその黒い光も紛らわして。やがて炎は落ち着きを取り戻し、先ほどまでの怒り狂った様子が嘘のような静けさを取り戻していった)   (2012/7/10 17:22:14)

ジョーカー♂剣銃士(少女の言葉を聞き、「あぁ、やっぱり失敗したんですね」っとぽそっとつぶやき)やれやれ…ずいぶんおてんばな方なんですね…(そういいながら歩み寄っていくと火が嘘のように収まっていた。だがジョーカーはそれ以上に剣を見ていた)その剣…なにか特別なものなんですか?   (2012/7/10 17:28:06)

ジョーカー♂剣銃士(そういって少女の近くに歩み寄り剣の刀身をみつめて)【途中レスすいません】   (2012/7/10 17:29:24)

フィーナ♀魔法剣士(自身もそれなりに実力をつけたと自負したために試してみた契約の失敗に溜息をついて)え、これ?(問われたのは何をしていたかではなく手にした剣。確かに黒い刀身などそうそう見かける武器ではない、武芸を嗜むものならば興味を引いてもおかしくはなかった)うん…くわしくは知らないんだけどね、貰い物だし。魔法と相性がいいからって譲ってもらったの。…こういうの、興味ある?(そう口にすると彼に刀身を見せるように切っ先を上に向けて見せて)   (2012/7/10 17:33:48)

ジョーカー♂剣銃士(刀身を見せられてあらためて気づいたことはないがジョーカーはなにやら確信を得たようで)興味はあまりありません、普通の剣ならね…ですがそれは素人目にも分かる業物です(少女をちらっとみてそう言い、次の言葉を繋いだ)ですが、ただの業物といったわけではありませんね…良き剣ではありますが、下手をすると慢心を招きます…(少女の瞳を捉え見つめながら)   (2012/7/10 17:40:22)

フィーナ♀魔法剣士(結局のところ興味があるのかないのか、いまいち掴めないまま、だが剣の謎自体もだが出来も相当なものらしい。お守り代わりにと譲り受けた剣のおかげで今持つ力を手に入れたような経緯を見透かされて)わ、わかってるわそのくらい、この剣に頼りすぎちゃいけないってことくらい…(図星を突かれた不快感はあるものの、彼の助言も的確なので言い返せず、素直でない少女は剣を鞘へと仕舞いこんだ。契約のために呼び出した炎は話を交わすうちに消沈し、少し焦げてしまった前髪を気にしながら)私はもう街に帰るけど…あなたは?   (2012/7/10 17:47:31)

フィーナ♀魔法剣士【すみません、あと1、2ロルくらいで〆られそうなのですが、タイムリミットでして…申し訳ないですがここで失礼させていただきます><】   (2012/7/10 17:48:07)

ジョーカー♂剣銃士【了解です、お付き合いありがとうございました〜 では、ロルを打っておきますねー】   (2012/7/10 17:49:12)

フィーナ♀魔法剣士【投げっぱなしにしてすみません…また機会がありましたらお相手ください、ありがとうございました】   (2012/7/10 17:49:46)

おしらせフィーナ♀魔法剣士さんが退室しました。  (2012/7/10 17:50:04)

ジョーカー♂剣銃士(その反応を見てくすりと笑い真剣な表情で)道具の使い方を間違えると貴女の身を滅ぼしますよ?(前髪を気にしている少女をみて耳もとで優しく)大丈夫、貴女は可愛らしいままですよ…(と囁きこの先のことを聞かれるとヘラヘラと笑いながら)さぁ?私は風の向くまま気の向くままに…ですよ、暫くは邪魔された昼寝ですがね(欠伸をしながら少女にてを振りジョーカーは立ち去った)   (2012/7/10 17:56:52)

ジョーカー♂剣銃士【いえいえー、ではちょっと待機ロルでも置いておきますかねー】   (2012/7/10 17:58:15)

ジョーカー♂剣銃士【と思いましたがやめましょ】   (2012/7/10 17:59:58)

2012年05月13日 00時59分 ~ 2012年07月10日 17時59分 の過去ログ
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