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「オリジナル魔法 少女なりきり部屋」の過去ログ

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2012年10月14日 02時42分 ~ 2012年10月22日 00時26分 の過去ログ
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ルイアラ……いや、無理しなくていいから。(肩にぽん、と手をかけて、な? と言わんばかりの表情で微笑みかける。 あ、絶対あきらめてる顔だ。) ………まあ、いいよ。 今このときに無理して見つけようなんて思っちゃいないからさ。 そのうちまた一人で来るさ。(と、苦笑を浮かべて。)   (2012/10/14 02:42:05)

オリコはーっ…!曲がれーっ!曲がれーっ!いつの日か!(穴が開く程にスプーンを見つめ、ついに曲がる事はなかったが)お願い!曲がってェ!(瞬間、パーン!と勢い良く火花が散ると、アルミ製のスプーンの先が溶ける)ホラ!どうですか、曲がりましたよ、奥さん!(パッと明るい表情を浮かべてクタクタになったスプーンを見せる)   (2012/10/14 02:44:09)

ルイアラ…っ!? な……っ。(その衝撃に、思わずびくり、っと身体を震わせて。) …………。 ………すごいじゃん、普通に。 それ、………コントロールできんの?(と、恐る恐るそのスプーンに手を差し伸べて。 本当に溶けたのか、まじまじと観察し始める。 ごくり、と喉を鳴らして。)   (2012/10/14 02:46:06)

オリコふーっ…(一仕事終えた表情で脇のジュースを飲み干して)そうでしょう!これがチカンにドーン!ですよ、あれ、そういう話だったよね、凄い!話忘れなかったよ私!(ぽんと手を叩き、思い出したように)え?ああ、コトローラブル的な   (2012/10/14 02:52:00)

オリコああ、コントローラブル的なアレスか?マジ楽勝ッスよ!100パー楽勝ッスよマジ!まかして!(どんと胸を叩きながら)【途中送信失礼!】   (2012/10/14 02:52:42)

ルイアラ……どーん、したら、そいつどうなる? こんな風に、ばーん?(さすがにそれは、と、苦笑しながら見つめる。 ……それであっても、この破壊力がもしも自由自在だとしたら、相当……危険だ。) ………(すっごい不安そうに、ちら、と見つめる。) ……楽勝なら、そりゃあ、……一緒についてくるのは、ぜんぜん構わないけどさ。   (2012/10/14 02:54:36)

オリコえ?ダメ、カナ…?(ヤバくてとんでもないのなら多少ばーんしても平気、と思っていた様子で)あもちろん!バーン!がだめなら、ちょっとこう、ビリビリーッ!みたいな!楽勝スよマジ!(親指を立てて見せて)ドラちゃんの空中殺法とワタシの不思議なマジカルパワーがあれば楽勝ッスよマジ!ウルトラマンだって秒殺ッスよ!(テンションの上昇と共に、再びスプレーを上下させて)これから一緒に!二人で一緒に!ん殴りに行こぉーぜぇー!(コタツからスッと立ち上がった)   (2012/10/14 03:00:52)

ルイアラや、もしも私が思ってる奴が出てきたなら、思いっきりバーンして構わん。 むしろ、やっちまえ。(薄く唇の端を持ち上げながら。 何故か、一人でやる予定だったのが、なんとも不安定な火力が協力してくれることになった。 不思議な縁に、思わず笑みもでる。) ………いや、なんで私はプロレスで殴り合ってんのさ。 私もそういうの使えるの。 水をつかって、ばーっと。 だから、なんとかなるっしょ。 ……。(がた、と立ち上がる姿に、あわてて立ち上がりつつ。) …ぃや、そのノリは、ちょ………。 ……やー、やーやー…。(やる気を失った表情で、拳を突き上げて。)   (2012/10/14 03:03:26)

オリコいーの?バーンしちゃいますヨォ!うへへ…一回やってみたかったんですよ!(腕が鳴る、と手の骨を鳴らそうとして鳴らなかった)え?水?水がバーンってなるの?ちょっと想像できない!楽しそうだ!(プシュー、と壁にグラフィティを施しながら揚々に進んで行く、と言ってもどこへ行くのかはわからないが)   (2012/10/14 03:15:09)

ルイアラ……でないかもしれないけどね。 私がそいつなら、二人でいる時じゃなくて、一人でいる時を狙うだろうし。(と、声を漏らしながら。 ……静かに歩く。 今度は、地下の方へと足を進めていって。 ……じっとりと、身体にまとわりつくような寒い気配が満ち満ちていく。) ……っていうか、…そのスプレーなんとかしろって。 緊張感も全部無くなる。   (2012/10/14 03:17:14)

オリコ何でッスか!女の子が二人で2度オイシーじゃないッスか!(その雰囲気に段々落ち着かなくなったのか、ヘッドフォンを頭にかける)いや!これは譲れねーっショ!ソウルアイテム、ッスからね…(ふっ、と遠い目をしたような表情で、キメる)   (2012/10/14 03:22:42)

ルイアラ……(ため息をつきながら、こつん、と頭を小突いて。) ばぁ、っか。 んじゃ、外歩いたりしねーの? これ終わったら、せっかく協力してくれたお礼に、菓子でも奢ってやろうかと思ったんだけど、スプレーぶちまけて歩いてたら、すぐケーサツのお世話だしなー。(なーんて、ちら、と見つめながら言ってみる。)   (2012/10/14 03:25:31)

オリコ音楽でも聴いてゆったりとした心で犯人を追いましょう、ジャズでも流しますわ、お姉様(持っていたスプレーは腰のホルダーに入れて、ゆったりとした動作でiPodに持ち変える)   (2012/10/14 03:30:36)

ルイアラいや音楽いらんっての。(苦笑しながらも、こつん、とその頭を小突いてやって。) ……しかし、今日はどうやら、何もいないみたいだな。 (あえて途中で立ち止まりつつ。 ………視線を戻して。) 帰ろっか。 帰りになんか食べてってもいいかもしれないけど、ついてくる?(と、声をかける。)   (2012/10/14 03:33:28)

オリコでもなんだかソワソワしっぱなしデスよ私は…(これから変態とのバトルに行く聞いては落ち着いていられない、とiPodを弄る手を進めながらキョロキョロして)え?帰るの、帰るのか…しょーがないッスね!マジ!それなら付いて行こうかな!(とんでもない変態…見てみたかったような、機会がなくてホッとしたような、複雑な気分で返事をして)あ!ラーメン、こういう時はラーメンっしょ!待って!(いつの間に離されたのか、駆け足でついていく)   (2012/10/14 03:40:45)

ルイアラ……私ら二人で夜のラーメン屋行ったら、心配されるんじゃねー?(苦笑しながらも、まあ、なんとかなるか、と。) ……あんま危ないことすんなよ、オリコ。(ちょっとだけもう一度声をかけつつ、二人並んで、病院から出て。) …ラーメン屋、おいしいとこあるならつれてってよ。   (2012/10/14 03:42:57)

オリコマシマシッスよ!マシマシ!マシマシベイベェェ!え?心配スか?だれに?大丈夫ッスよ!眠そうなバイトしかいねーデスって!(パタパタと手を振ってラーメン屋を探し)…へ?えっと、ああ、はい…?(急にかけられた言葉にどうしていいかわからず)…ああ!ヘイ!おいしいトコ!まかして!私案内するから!マジ!グルメウォーク毎週読んでるし!マジ!(スキップしながら戦闘を歩いて行く)   (2012/10/14 03:49:37)

ルイアラお前のそのノリ、……なんかわかんないけど、その勢いと根性は認める。(苦笑しながら、気だるそうな表情で手を振って。) ………んじゃ、任せた。 楽しみにしてっから、裏切ったらあれだ、公開プロレスな。(くすくすと笑いながら、一緒になって歩き出して。)【こんな形でしょうか!】   (2012/10/14 03:54:44)

オリコ【はい、ありがとうございましたー、長くなってしまってすみません】   (2012/10/14 03:56:25)

ルイアラ【いえいえ、なぜかのんびりになってしまいましたが、楽しめました】   (2012/10/14 03:56:59)

オリコ【ここでこんな風にロールしないのでちょっと他のサイトでのクセが残ってたかも(笑)あと絡みづらくてすいません、お相手ありがとうです】   (2012/10/14 03:58:25)

オリコ【では!】   (2012/10/14 03:58:35)

おしらせオリコさんが退室しました。  (2012/10/14 03:58:39)

おしらせルイアラさんが退室しました。  (2012/10/14 03:58:44)

おしらせシスターアーデルハイトさんが入室しました♪  (2012/10/15 21:38:19)

シスターアーデルハイト【郊外の幼稚園で待機っ。魔法関係の方には喧嘩を吹っかけるキャラですが、ただの会話でも場所変えての戦闘でも、或いは進行中の事件絡みでも何でもっ。】   (2012/10/15 21:39:52)

シスターアーデルハイト(我ながら似合わない事をしている――その自覚はあった。)はいはい、またね。(児童達の別れの挨拶が溌剌と快晴の午後に爆ぜ、私は可能な限り優しく、しかし多少の苦味を含有した微笑みを返す。閑静な住宅街と山麓の境、自然の増え始めるあたりにミッション系幼稚園がある。その入出ゲート付近。たった今完了した今日の仕事は、準一級禁忌指定ドラッグの捜索でもなければ魔族の殲滅でもなく、年齢一桁にも満たない明るく健気で、しかし扱いの難しいお人形達の相手。子供の世話が未経験というわけじゃないけれど、さすがにこの数は――できれば早めに退散したい。)では私はこれで。また万聖節近くになりましたら伺いますので…。(会釈した四十がらみの保母は、私の黒衣と異なり灰色のシスター服。けれど言葉半ばで、黒耀石のような一対が私をじと見上げてる事に気付く。物足りないと、表情が語っている。)なぁに?(含み笑いを噛み殺しつつ、腰を折ってその少女――少女と称するにも早すぎる年齢の彼女と目線を合わせる。)   (2012/10/15 21:45:10)

シスターアーデルハイトううむ。そう、困ったわねぇ。(むずかる単語を繋ぎ合わせると、どうやら“もっと話を聞かせて”とのご所望。子供達の望む話題は想像つく――ハロウィンだ。事実、彼女を始めとした児童は各々、私と保母が工作を手伝った作りかけの愛らしい仮装をしている。ジャック・オ・ランタンの面だの、魔女の箒だの、吸血鬼のマントだの。ふざけてゾンビの化粧してる奴までいるわね――微笑ましい代物だけれど。しかし残念ながらハロウィンという祝祭に私はさほど思い入れがあるわけじゃなかった。もちろんその敬虔さゆえにではなく、故郷ドイツで大して盛んではなから。つまり早くもレパートリー切れってわけ。)…ああと…えー。そ、そうね。タフィアップルの話をしましょうか。日本語で言うと、林檎飴。ちょうど林檎が美味しい季節でしょ?だから余所の国のハロウィンじゃ、お菓子の代わりにタフィアップルを配る事が多いの。深紅に透明な飴が水晶のように煌めいて、ね――とても綺麗だった。(私自身の懐古も乗せ、ゆっくり柔らかく語ってゆく。)   (2012/10/15 21:56:42)

おしらせ御剣マサトさんが入室しました♪  (2012/10/15 21:57:50)

御剣マサト【こんばんはー、目撃しちゃっていいですかー】   (2012/10/15 21:58:04)

シスターアーデルハイト【おぉう、目撃しちゃってっ。ではなくこんばんはっ。あ、麻薬関連ネタ振っていいかしら?それとも暫く幼稚園で引っ張る感じに?流れ次第?】   (2012/10/15 21:59:20)

御剣マサト【おー、じゃあ流れ次第だけど麻薬関連ネタ希望で!とりあえず登場しまーす】   (2012/10/15 22:00:36)

シスターアーデルハイト【了解、ありがとうっ。では待つわね!改めてよろしくっ。】   (2012/10/15 22:00:56)

御剣マサトあーすっかり過ごし易くなったなあ……(残暑はすっかりと拭われ、心地よい秋風に目を細めながら買い物袋片手に鼻唄交じりに足取りも軽く慣れない道を行く。電車でいくつか駅を超えたところにある輸入雑貨店、そこで幾つか嗜好品を買い漁った帰りに山、というより丘に近いハイキングコースを辿ればすぐ近くだという事を知り、こうしてちょっとした探索気分で山を越えてきたのであった。と、賑やかな騒ぎ声に何の気なしに視線をやると、見知った顔が見知らぬ表情をしていて、思わず足を止める)ふーむ……(しばし顎に手をやって考え込むと、すたすたとわざと足音を大きくしながら近づいて行き、人差し指と親指でわっかを作った、いわゆる「メガネ」を覗いてじっと視線を送る)   (2012/10/15 22:10:35)

シスターアーデルハイトあはは、お腹空いてきた?作るのは簡単だからママに頼んでみなさい。それとも当日の楽しみに取っといた方がいいかもね。(パレードとキャンドルの炎。色彩と暖かい光。タフィアップルの風習を見たのはイリノイに居た時期だった。いえその後に立ち寄ったマディソンだったかしら?唾を飲み込む少女の鼻先を指でくすぐり、もう片手で聴き入っていた隣の少年の柔らかい髪を掌で混ぜる。)でも。ハロウィンのタフィアップルには、ちょっとばかし怖い伝説があってね――、(人差し指を立て、口調を改め勿体ぶる。このあたりの話術は孤児院活動の先輩譲り。しかし中断した言葉は、そのまま着地点を失う事になる。児童たちの後ろで微笑んでいた年配のシスターが妙な表情をして、その視線を追った先で私もまた同じ表情をする事になったから。)…ハイ。何してるの、マサト。私立幼稚園の敷地近くでそんな様子してると、通報されかねないわよ。   (2012/10/15 22:16:36)

シスターアーデルハイト(軽く年配のシスターに目配せし、私の旧知である事を伝える。ここ数年特にどの国も養育施設の警戒は厳重となり、下手をすると異世界の公安たる彼の手首に手錠がかけられかねない。――それも面白そうだけれど。内心沸き起こった悪魔の誘惑を口端を歪める事で発散し、膝を伸ばす。)買い物帰り?   (2012/10/15 22:16:41)

御剣マサトいや、なんかついぞ見たこと無い表情してる知り合いらしき人は本当に知己かなーって思ったんだが……正解で良かった。(まさかと思うほどの警戒の空気に思わず冷や汗が流れる。なんというか一家団欒中の動物の縄張りに足を踏み入れてしまった直後のような、弾け飛ぶ寸前の緊張感は間違いなくそのまま行けば不味い事態になったであろう事を示していた)そ、電車でしばらく揺れて行く場所が実はそこのハイキングコース辿ればすぐって判ってさ。帰りは歩いてみたらここに遭遇したってわけ……クッキー食う?紅茶味(その店の香りが染み付いた茶色い紙袋を掲げて、困惑の表情を消しきれていない年配のシスターさんに軽く頭を下げる。これで手打ちにしてくんなせぇ、という自分なりの誠意である。柔らかく崩れるように焼き上げられたソフトクッキーは甘さ控えめで紅茶の濃厚な香りが広がるお気に入りの一品である。輸入品らしく英語の踊るパッケージの後ろに日本語で成分表示を記したシールが貼られていたりする)   (2012/10/15 22:28:29)

シスターアーデルハイト見た事ない、ですって?私、いつもどんな表情してるっていうのかしら――優しいお姉さん、よね?(園児達に同様を求める際は、くすりと背に花でも負ってるような朗らかな笑顔を造り、)と。ハロウィンのお話はこれでお終い。続きはまた来週ね。(掌を振ると当然の帰結として子供の集団からは不満が爆発するけれど、こっちは澄ましたもの。やたらに甘やかし優しくするより、こうやって適度に突き放し焦らせる方が子供受けがいい事を私は過去に学んでいた。入出ゲートに手をかけ、押し開きながら初めてマサトにのみ聴こえる声で本心を呟く。)営業用よ、営業用。あぁ、そういう事ってあるわよね。正直この国は過ごし易いとは思えないけれど、この季節は清々しくて助か――随分といい香り。(彼の手元を覗き込むが、彼の説明に顔を顰める事になった。)   (2012/10/15 22:38:59)

シスターアーデルハイトなんだ紅茶か。…って。不味いっ。(この状況で菓子を出す事は、つまり飢えた狼の群れに肉を投げるのと等しい。案の定、最初に菓子のやり取りに気付いた魔女箒の工作を手にした少女が煌々とした興味も露わにマサトを振り仰いでいる。次いでその好奇心と欲望は隣の男児へ、そしてさらに彼とふざけ合っていた子へと、幾何級数的に伝染は広がる。結果、御剣マサトと私の背は十数対の視線にさらされ――。)…ど…どうするの?(さっさと背を向け歩き出せば、大量の未練こそ児童達に残すけれど無難に終わるでしょうけれど。)   (2012/10/15 22:39:39)

御剣マサトあーうん、すっごく優しいお姉さん……引き金しぼりながら鎮魂の祈りを捧げてくれそうなレベルで(すっと目をそらし、迫りくる妖花のプレッシャーを受け流そうとする。きらきらと輝いているがあれは人が触れちゃいけない光だ、と笑顔の圧力に押されて一歩、二歩と下がる)子供達の前でそんな悲しくなる単語聞きとうなかった……ん、そうか?うちの地元あんま雨降らないから最初驚いたけど基本すごしやすいような……夏以外は、いつまで30度キープするんだよって思ったな、うん(暦の上では秋ですが、という言葉をニュースで何度聞いたことか。思わずシールドコートの対環境保護機能付けっぱなしで寝て魔力の維持コストで睡眠の回復が妨げられて酷い事になった出来事を思い出し、空を見上げる。余談だが故郷であるスフィアは山が少ないため雨が降らず、もっぱら旧時代に引かれた地下水路に頼っていたりする)なんだって紅茶さんに謝れよおま……え?(ざっと統制された軍隊のような勢いで視線を向けられて……)皆さんでどうぞ(すっと年配のシスターさんに差し出す)   (2012/10/15 22:48:19)

シスターアーデルハイト…おぉ…な、なかなかに気前いいわね。(マサトの手から保母へ渡る包みは、パッケージングの感じからして決して安物ではない。私のその呟きを圧するように、灰のシスター服を纏った彼女の促しによって“お兄ちゃん、ありがとう!”のコーラスが響き渡る。丁寧で温和な謝辞を述べる保母と、早く食べたいとばかりに殺到を始めた児童達を後に私はゲートを開き表の歩道でマサトと並ぶ。)…ま、私は紅茶クッキーなんて興味ないけど…。(これはこの国風に言えばツンデレって奴だ。コーヒーとの対比として紅茶を憎むとはいえ、焼き菓子の味付けとしては決して嫌いじゃないし恐らくイギリス製の味にも興味もある。)――?そうか、それ前言ってた輸入雑貨店で買ったの?   (2012/10/15 22:55:59)

シスターアーデルハイト問題は湿度よねぇ。おかげで残暑が後を引いて寝辛いったら。(園児と挙動を合わせていたストレスを開放するごとくハイペースで足を運びつつ、)――《サロム》の件、何か進展あった?(準一級禁忌指定合成ドラッグ、苦痛を感じる機構を破壊する事で強烈な多幸感を誘い、同時に人間を魂の面から殺す麻薬。サロム、ヘブライ語で平穏を意味するその薬物を先日創薬ベンチャーのオフィスから回収した私は、不承不承ではあるけれどその半分を彼とその背後の組織――MDPO、多次元警察機構に渡す事となった。それは共同捜査である以上当然ではあったけれど、逆に言えば何らかの成果を期待するのもまた当然。)   (2012/10/15 22:56:05)

御剣マサトあそこで断れるのは一財産レベル物品だけだ……あの瞳で見つめられて背を向けたら夢に出るわ(ありがとーの大合唱が聞こえると拳を握り締めて小さくガッツポーズを取る。予備を買っていたら危なかった、きっとこいつもくれてやらぁ風流せいと大盤振る舞いが始まっていただろう)なんでそう紅茶を憎むかな……ドイツの国民性かなにかか?っと、そうそう。木製の棚が天井まで届いてそいつらで区切って通路作ってるんだけど。碁盤じゃなく斜めに走ってたりして面積以上に広く感じるんだよなあ……(時折裏面の成分表示すらそのまま一体何の食べ物なのか、そもそも食べ物なのかどうかも怪しい物品も並んでいるのがギャンブル的なスリルを与えてくれる。ハイペースで足を運ぶアリシアにあわせ、ゆったりハイキングペースを捨ててさっさと付いていく)   (2012/10/15 23:09:57)

御剣マサト進展は……あると思うんだけど俺のほうに降りてくるレベル、つまり解明するほどには至ってない。ただ、うちの技術ですぐに解析出来ないって事は相当手が込んでるな。どうも錬金術以外に別の技術も使ってる可能性もあるみたいだ……ああ、それと。サイコダイブは無事に完了、記憶の混乱や放心はしばらく続きそうだけど、来週には戻ってこれると思う。世界を渡った経験をどう誤魔化すのか説明受けてないのが凄い不安だけど……(顎に手をやり、不安そうな表情で俯く。余談ではあるが彼女はヒーロー物の特撮が好きだったのでそこに乗っかる形で誤魔化した、とだけ説明しておこう。それと、次に上司に通信を送った時に青い仮面とコートのヒーローの話を振られた事も)   (2012/10/15 23:09:59)

シスターアーデルハイトはは。一足早いハロウィンだったわね。Trick or Treat、かしら。(小さく笑い、頷きを返す。私も世話を手伝っている子供達が喜んでくれるのは助かるもの。)そうよ。貴方は良く知らないでしょうけれど、この世界では紅茶を憎む勢力というのが厳然と存在するの。その昔アメリカ合衆国ではイギリスから輸送された何百箱もの紅茶の積荷を船から海に投げ捨てる事件があって――聞けば聞くほど良さそうな店ね…と、いう事は。ここから歩ける範囲で、時間帯から言って片道2時間以上は有り得ない。だいたい約10km円の中か…。(恐らく地球の歴史に疎いはず、とばかりに大嘘を並べ立てつつ頭の中でこの街の地図を広げ、そこにコンパスを使った10km円周を描く。いえ。彼は行軍訓練経験者だった筈だからもう少し多目に見積もってもいいかもしれない。ドイツ直輸入の多彩な腸詰 <ヴルスト> も置いてあるというその店は私にとって強力な交渉カードであり、即ち自分で発見すれば私が今後有利になると言っていい。)ふむ。錬金術以外、か…色々思い当たるけど、盲撃ちで特定できるものでもないわね。ではこちらは待ちの一手と…早く出世しなさいよ。   (2012/10/15 23:24:10)

シスターアーデルハイト(途中経過を知らされないというのは捜査につきものとは言え、焦れるものだ。けれど続く台詞に、私は碧眼を見開きまじまじと彼に見入る事になる。)――、(感嘆と安堵の溜め息を落とし、)っごい、わね…星渡りってのは。私が1年以上かけた事を、数週間か。(以前似たような案件で心を喪った少女の治療に付き合った事を思い出し自嘲を口元に浮かべつつ、呆れたように首を振る。いいえ、これは当然――喜ばしい事だ。)私にとってのTreat、ね。有難う――マサト。いえ。(ささやかな反撃。)この場合礼を言うべきは、ええと何だったかしら。サイコダイバー?異なる空を仰ぐ心をいじる専門家か。やめてよ。こいつを見て下さい、みたいなのは。(マサトに通じるか分からないけれどペン状の物を握って目前に掲げるジェスチャー。ただの冗談、そうやって不都合な記憶を消去するSFコメディ映画があるってだけ。)   (2012/10/15 23:25:44)

御剣マサトモールなんかはすっかりハロウィンムードだけどな。おかげでいつが本番か忘れそうになる(軽く肩をすくめて、ふと思う。自分が吸血鬼のコスチュームに身を包んだらどうなるのだろか、と。残念だわ、と無感動に引き金を絞る姿がありありと想像できてしまい、そっと空を仰ぐ)そんな事が……昔は宗教的な要素でもあったのか?いや土地に根ざした物ならただの嗜好品でも……(自分たちから見れば些細な事でも本人たちには譲れないもの、という例など世界を渡ればそう珍しいものではなく、その柔軟性がアダとなり打てば響くたやすさで嘘に飲み込まれていく)なんで砲撃地点割り出すみたいな真剣さで脳内地図開いてるんだ……(真剣に距離の算定を始めるアリシアに思わず低い声で突っ込みを入れてしまう。行きたいならそうと言えばいいのに……と軽く言う度胸はあいにくと持ち合わせていない)   (2012/10/15 23:41:04)

御剣マサト前回のあのひらひらした化け物の事思うと、降霊術あたりがありえそうだけど……ヤマはって良い相手じゃ無さそうだしな……って無茶言うな。そのレベルまで出世しようと思ったら……いや、やめよう、うん(泣き言を漏らしかけたが、彼女ならばうちでも余裕で部隊長クラスは持っていけるレベルだ。言えば悲しくなる)まあ、その専門のエリートだからな……ああ、安心しろって。本人に拒絶されたらダイブした心ごと潰されかねないからな。望まない改変、特に記憶の改竄なんか計算するのも馬鹿らしいリスクがあるからさ、本人が忘れたいとか、折り合いつけたいって心の防衛機構に乗っからない限りは出来ないよ(アリシアが言う映画は自分も見た。ちょっとグロテスクなのが堪えたがそれはさておき、フィクションによく出てくる都合のいい記憶操作なんて現実には存在しない。もっともそれは自分の正直の中の話であり、別の常識が幅を利かせる世界には存在するのかもしれないが)   (2012/10/15 23:41:06)

シスターアーデルハイトええ。新大陸と旧大陸の宗教的価値の対立。それは本質的にはコーヒーと紅茶という二大勢力の闘争に根差すもの――な、の。し、失礼。(後半がくつくつと笑いに揺れてしまったのは不覚。顔を背けながら思う――アメリカ独立戦争の経緯を知らないって事は、今後ずいぶん高校生としての試験に苦労しそうね、彼。)ちょっと咳が。…召喚術か…強大な魔の力を借りたか、それとも《サロム》自体が何らかの召喚物なのか。なるほど――巧くできてるわね。(マサトのするサイコダイバーに関する説明に納得し、軽く頷く私。リッタークロイツの精神操作は強引な力技に近く、それに較べても柔軟な物に思える。)…洗脳という形にはならない、と。あくまで本人の魂と精神を尊重する、尊重しなければならない業…。むしろ私達が見習うべきかもしれない。こちらは――ああ、小畑莉奈は警察に連絡したわ。実家に帰ったみたい。円満とは言えないでしょうけれど、何とかやってくでしょう。そうだ。メールアドレス教えていい?   (2012/10/15 23:51:29)

シスターアーデルハイト(三つ隣の県から家出して来てドラッグ密売チームに監禁されていた彼女は、結局のところ家出をしたという事実と原因がある以上全てがすぐハッピーエンドとはいかない。とは言えそれは個々人が乗り越えて行くべき物。別れ際に未練がましそうな表情をしていたのを質したためマサトへの連絡手段を請われた私は、彼にその許可を求める。)もう一人の被験者、柊晶人の方も保護した。彼は大して《サロム》の影響を受けてなかったから、通常生活に戻ればそのうち回復するでしょう。それで知り合いの情報屋にオフィウクスの監視を頼んでるのだけれど――、(残る課題は《サロム》の正体と、創薬ベンチャー株式会社オフィウクスの取引ルート壊滅。瞬間、黒衣の下で振動。ポケットからスマートフォンを手にして、その液晶表示に眼を走らせる。granatum、種子を意味するラテン語。今話題にしたばかりの青年、知人の神学生のコードネームだ。)――说曹操、曹操就到 <噂をすれば影> 。   (2012/10/15 23:51:40)

御剣マサトなるほど、生活に根ざす嗜好品は文化の根幹とも……おいなんだその咳、無茶苦茶肩ぶるっぶる震えてただろ。どこからだ?どこからが嘘だ!?この世にコーヒーと紅茶が存在する辺りからか!?(あっさりと騙された屈辱に顔を赤くしてじたじたと地面を踏み鳴らす。塀の上でまどろんでいた猫にシャーと言われて肩を落として大人しくなる)その物が召還物ってのは、ありえるかもな……ただの薬物の調合で生み出せるなら、もう少し出回っててもおかしくないと思うし……ん、まあ話術での誘導とかモグリのやつらはそういう使い方も出来るらしいけどさ。資格もちは記録に残せる場所での施術が義務付けられてるからうちは保証するってだけだけどな(見習うべきかも知れない、とまで言われてしまえば綺麗な面だけを語るのは気が引けてしまい、ぽろっとこぼしてしまう。珍しい異能の力ゆえにそう多い物でもないが)   (2012/10/16 00:07:06)

御剣マサトっと、そうか……騒がしかったけど楽しかったな。怪我して帰って説教されるアリシアとか珍しい物も見れたし。ああいいよ――なんで?(スムーズな話の流れに思わず二つ返事で返してしまったが、冷静に考えればアフターケアは業務的にも友人的にも公私共に彼女の領分ではなかろうか?と)そっか……良かった。ドラッグに関わったのは一概にあいつらだけが悪いって言えないけど、だからって残りの人生棒に振るいわれはないもんな……二度目があったら知んないけど(ぼそっと呟いて、顔を上げるとアリシアの表情ががらりと変わっていることに気付いて、一瞬訝しげな表情を浮かべて)来たのか?(短い言葉で、こちらも思考のスイッチをガキリと切り替える)   (2012/10/16 00:07:08)

シスターアーデルハイトコーヒーと紅茶は存在するわ。神学的にも、科学的にも。ううむ、やはり物事何でも表裏一体ってわけか…この世界の医学と同じ。(まだ笑いながらマサトの問いに韜晦し――せいぜい世界史で赤点でも取ってもらいましょう、やや苦い表情になる。医者にしろ暴力機構にしろ、制御から離れて腐敗するのは遍在的な問題なのでしょう。)なんでって。(彼の心底疑問そうな目線に憮然と返す。)…それは本人に聞くべきね。色々手っ取り早いし…。(恋愛方面には鈍くて仕方ないこの男に思い知らせると同時に、小畑莉奈の多少の救いにもなるものね。通話はほんの二言、三言で終わる。情報屋として機能不全をきたす程、《granatum》は寡黙な青年だった。)――ええ。ええ。分かった。(マサトへ向き直り、頷く。)オフィウクスの第二研究室室長、北塚涼が動いたって。目的地はおそらく、りんかいトランスポート、(結局、物事は振り出し、株式会社オフィウクスを調査する契機となった湾岸地区の貸し倉庫センターへと回帰したらしい。北塚涼名義で借りているCの2番大型倉庫。)さて。仕上げと――これが仕上げになれば良いけれど。   (2012/10/16 00:17:40)

シスターアーデルハイト(スマートフォンを仕舞いつつ、視線は逸らさず小さくマサトへ首を傾げた。)貴方の都合はどう?私は一度帰って装備を取ってから向かいたい。【次あたり戦闘その他の準備完了した状態で移動、でいいかしらっ?】   (2012/10/16 00:17:47)

御剣マサト普段何気なく口にしてる飲料が形而上学の存在だったら驚くわ……ま、そういう事だな。だから道を外れた薬剤師には……ご退場願わないとな(若干、意識して芝居がかったセリフを口にするが、ほどなくしてその表情が複雑にかつ微妙な味わい深い形に崩れていく)手っ取り早いって何を……っていうか以前、ほいほい簡単に女の子に関わるな的な釘を刺された気が……いや何でもないです赤外線通信でも何でも使って根こそぎ明け渡しちゃってください(ここで抗戦を声高に掲げるのは実戦を知らない夢想家のやる事である。出血を強いられる劣勢の状況においては迅速な撤退こそが最善手である場合がある)了解、特に予定は無いけど、この大詰めで些細な都合にこだわるわけないだろ?俺はいつでもフル装備だけど……買い物袋片手に作戦行動ってわけには行かないな。一度家に帰って……目的地があそこなら集合場所は……(と、軽く打ち合わせをしてから、それぞれの道へと分かれていって)【了解、こっちの行動が必要な経過も必要ならすっ飛ばしちゃってOKなんで!】   (2012/10/16 00:31:01)

シスターアーデルハイト(まだ陽は高いのに、どこか光景は鈍く色彩を欠いているように思う。それは秋という季節のせいか、水域に近いせいか、あるいはこれから起こる事、起こす事を示唆しているのかは分からないけれど――港湾地区。すぐ傍で海に面しているにも関わらず、波の音は遠い。高度30m近く、10階建てビルの高さから地上を見下ろしているからだ。赤と白に塗り分けられた鋼鉄の巨塔、ガントリークレーンと呼ばれるコンテナ積み卸し用の大型重機の、水平ブームに設置された通路。落下防止柵があるとはいえ高所恐怖症の人間なら卒倒しかねないロケーションね。二基向こうのガントリークレーンがちょうど大型貨物船に機械音を遠く響かせつつコンテナを乗せている最中だった。貨物船の舷側に記されたГЕЛЕНДЖИК <ゲレンジーク> という船名がロシア船籍である事を示している――ま、それはこの際関係ない。私の顔が向かう先はその反対、駐車場やコンテナ置き場、幾つかの倉庫群を超えた向こう。)距離700m、ってとこねー。   (2012/10/16 00:38:41)

シスターアーデルハイト(PSO-1という元はSVDと呼ばれる狙撃銃に付いていた4x24スコープを望遠鏡代わりに、りんかいトランスポートCの2番倉庫を望む。南北80m、東西40mの標準的な切妻型1類倉庫ってとこかしら。南側のゲートが開いており、そこから少し離れた海際にホワイトパールのセダンが停車。トヨタのプリウスPHVだ。ドアが開き、男女交えて三人が降りる。この距離では狙撃銃のレティクル越しですら豆粒で、辛うじて顔が判別可能な程度。)いた――写真で見た通り、あいつ。北塚涼。(大学時代はラグビーでもしていたのかしら、多少衰えは見えるものの偉丈夫の中年。グレーの背広、アイロンパーマの強面――学者らしくない、脂の強い風貌とも言えるわね。残る二名は片方が助手らしい長髪の青年で、落ち着きなく傍らの女性に話しかけている模様。その女性は秘書らしく、ノートPCを手に冷静に青年をあしらっていた。)使う?私はもう一つ持ってるから――、(単眼鏡から眼を離し、マサトを省みる私。彼の星渡りの装備がこの距離の望遠を可能とするなら、気に入りのスコープはそのまま使い続けましょう。)【了解、こちらも適当に作ってるのでどんどん弄ってもらってもっ。】   (2012/10/16 00:38:53)

御剣マサトはぁ、ムードのある光景だな。硝煙の匂いの方の(まるでドラマのワンシーンのように静かで、しかし波の音が騒がしい海辺の光景に皮肉げな口調で肩をすくめる。コンテナの隙間を縫って移動する車の存在を認めて、左手に装着されたバックラー型の魔力収束器を操作、ホロモニタのコンソールを呼び出す)いや、こっちも映像拡大程度なら……っと(目の前に遠くの光景を四角く切り取って浮かべたような望遠映像が表示される。あくまでも万能ツールの一機能であり、専用の機材を使用していないため細部がぼやけては居るが、風体をざっと眺めるには問題は無い)なんだろうな……ワンマン組織って感じか?裏側の人間にしては、まとまりが無い(どことなく統一感の無い組み合わせに、頭に浮かんだ感想をそのまま口にする)   (2012/10/16 00:49:23)

シスターアーデルハイトわくわくするでしょ?(ちらりと笑みを浮かべる私は、これだけの高さに居るだけあって、穏やかな天候な筈なのに強い海風が髪とシスター服を大きく乱す。おそらくマサトの髪も視界を遮る程に宙をそよぐでしょう。)分かった。む、そっちの方が便利そうね…。(マサトの眼前に展開する映像に、羨ましげな表情を残しスコープへ眼を戻す。シモノフレティクルと呼ばれる特徴的な測量目盛の刻まれた円の視界を通し、どこか落ち着きなく取引相手を待つ北塚の様子が伺える。)そうねぇ、ありゃ手下1と手下2って感じね。特に若い男の方は事情もよく分かってないような…っと、(やや緊張を書いたマサトとの雑談から、やや口調が強張った。幹線道路から流れ込むように車列が港湾へ方向を変え、それは明らかにCの2番倉庫を目指していたから。)…これはまた、団体様…。(ワンボックスバンが1台と、それに続くいかにもな高級車が3台。メルセデスベンツが二台にレクサスが一台、どれも威圧的な黒塗りと来た。それぞれが目的の倉庫南口を囲むように停車、次々とドアが開き黒背広や開襟シャツ姿が吐き出される。)5人、6人、まだ増える――12、13。   (2012/10/16 01:13:37)

シスターアーデルハイト(最終的にカウントは16名に達した。どれもサングラスをかけているが、東洋人を中心に白人種との混血らしい。マサト側の望遠なら分かるかもしれないけれど微妙に日本人とは異なる顔立ち、大陸系だ。連中はワンボックスのリアゲートを開き、訓練された動きで次々と銃器を手にしてゆく。MP5KやVz.85といったサブマシンガンを中心に、)げ。AK。(見間違え様もないほど特徴的なフォルムのロシア製アサルトライフル、AK-74Mが二丁。最後に幹部然とした男が降り立つ。白の立襟ジャケット、いわゆるマオカラースーツに丸サングラスを身につけスポーツ刈りに秀でた額。鷹揚な中に鋭い殺気を滲ませる物腰でざっと周囲を検分する。)――古兆龍 <クー・ザオロン> !(そいつの面構えには見覚えがあった。)燭陰幫 <ジュインバン> の幹部がなんでこんな所に!?ああ、でも、でもそうよね。組織ぐるみで咒術使ってる疑いがあって、リッタークロイツがマークしてたんだもの――。(燭陰幫は三合會、いわゆる香港系マフィアの一つで新鋭組織だ。新鋭だけに、必要以上に危険で苛烈な犯罪に手を染めているらしい。)   (2012/10/16 01:14:51)

御剣マサト高揚感があるのは否定しないけど鼓舞するためであって楽しみのためじゃないからな……(はあ、とため息混じりに風にかき回され鬱陶しい髪の毛を押さえて、映像に集中する)本格的な機器なら読唇術使えるレベルで拡大できるしマルチディスプレイも出来るんだけどな、ちょっとしたライフルサイズに……多くないか?(ぞろぞろと集まってくる車の数に流石に緊張の度合いが増す。例え魔法が使えなくても専門の訓練を受け、体格に勝る大人複数を相手に「無力化」を狙うのは無理がある。そしてそれ以外の選択肢を取りたいとも思わない)って、なんだありゃ。戦争でもする気か?(前言、いや前思考撤回。この街を戦場にする心積もりなら……後遺症程度は無傷と同じというカテゴリに入れておくことにしよう)知ってるのか?っていうかよくそんなに情報が……チッ(いかにもな雰囲気の男を目にした瞬間、ホロモニタを指で滑らせて最小化、足場に伏せる。無防備に立ったまま観察を続ける気になれない、そんな独特な雰囲気を持つ男だった。何を感じたわけではない、ただ用心しなければ気付かれてしまうかも、そんな漠然とした予感に迷わず従ったまでだ)   (2012/10/16 01:24:55)

シスターアーデルハイトええ、多すぎる。言っちゃ悪いけどたかだか創薬企業のハメ外しに出てくる域を超えてるわ。おっと。(マサトが伏せたのを視界の端に留め、自身が無警戒すぎたのに気づく。こちらは相手の場所を知っているのに対し、向こうは林立するガントリークレーンやコンテナ全てを0.7kmの距離で警戒はできない筈。とは言え用心は越した事ないものね。垂直に伸びる鉄骨の裏に背を預け、そこから振り向くようにスコープだけを覗かせる。こいつのレンズは反射防止処置済み、まず発見は不可能でしょう。)私も直接知ってるわけじゃないの。一度香港へ向かった時、燭陰幫とはちょっとばかりいざこざあっただけで。本国からの通達で紅棍、つまり幹部の顔と特徴を覚えてるだけ――ええと通称、异兄 <イーシュン> 。あっちの国の言葉で、謎男といった意味合いらしいわ。恐らくその名の通り、何かしらの咒術を使う。だいたい、(ちらと底意地悪げな笑みをマサトへ送り、)知ってるという点では御剣マサト、貴方とその背景組織、そして異なる空の《スフィア》もとっくにリッタークロイツのマーク対象よ。どう。そっちの視界で何か分かる?   (2012/10/16 01:40:07)

シスターアーデルハイト(黒スーツの部下達――確か四九仔とか呼ばれる連中のうち7名がCの2番倉庫に流れ込み、内部の配置につく。4名は停車した車列を囲むように南口を警戒、1名が倉庫の東側の警戒、もう1名はさらに北へ移動しそちらへ配置につく。2名は倉庫の西側へ向かい、東にいる私達の視界から消えた。最後の2名は古 <クー> の護衛に残る。非常に統制された動きと言える――こりゃ、北塚涼とは役者の桁が違う。読唇ができるなら、异兄と呼ばれた幹部が北塚に環境テロの噂がある事に関して難色を示し、“業餘 <しろうと> が勝手な真似をしては困る”等と告げているのが分かるでしょう。つまり、マサトのアイディアによって環境テロという偽情報を流し株式会社オフィウクスの動きを縛ったのはいいけれど、それが逆にこの重警戒を呼んだとも言える。読唇ができなければ、何やら香港系マフィア幹部から高圧的なクレームを受けている企業室長の姿が見えるでしょう。しかし取引は始まらない――双方何かを待ってる様子。)   (2012/10/16 01:43:07)

シスターアーデルハイトこういう状況になってくると、やはり事前に確認しといた方がいいわね。マサト。リッタークロイツとしては北塚も燭陰幫の連中も魔の当事者で、抹殺対象となる。貴方の、そのMDPOという組織がどういう法規で行動しているのか私は十全に知ってるわけじゃない。逮捕、行動抑止、排除。共同捜査なら、意思は統一させておきたいの――“ご退場”の内容を。(あの集団相手に手加減は難しいし、戦闘中に揉め事なんてもっての外。マサトが幼稚園の前で告げたあの言葉、“道を外れた薬剤師にはご退場を願う”その程度と真意を問わざるを得ないってわけ。)   (2012/10/16 01:45:52)

御剣マサトつまり……第二弾が用意してあるって事か?ったく……(毒づき、手の平サイズに変えたホロモニタを目の前に滑らせる。視界は減ったが拡大率はそのまま、なにやら揉めている様子の二人を眺めて顎に手をやる)術者か……相手にしたくないな。ああいう組織の連中に手の内を見せるのは厄介だ。特に俺の場合この街から姿くらまさないと面倒な事になりそうだし……(異なる術式形態と気付き興味をもたれたらアウトだ。向こうが警戒して我関せずを貫いてくれれば良いが、この街にあんな連中を入れる呼び水にはなりたくない)こちとら日々平穏が信条の優良組織のつもりなんだがなあ、人使いの荒さ以外は……まあいいや、たぶん視界的にはそっちと変わらず、ちょっと考え中(指でホロモニタを横に滑らせ、アリシアにも見えるようにしながらとんとんとこめかみを指で叩いてリズムを刻む。統制の取れた効率的な配置。専門の訓練どころか場数を踏んだ動きだ)   (2012/10/16 01:56:51)

御剣マサト(言い争う二人を横目に思考をまとめていると、アリシアの発言を契機として思考の糸がきゅっと絞られまとまっていくのを感じる)一網打尽にするならライン一個超えるハメになるぞ?俺としちゃ、あっちの三文役者がスポンサーに愛想尽かされる策があればベストだと思うんだが……たとえばあっちの黒服に手を出したら、完全に口を封じても絶対に様子を探りに後続が来る。そうしたら火種を潰したつもりで撒き散らすだけだ。手を汚したくないって言いたいわけじゃないが……あちらさんでカタをつけてくれるのが理想だ。問題はどうやってそれをするか、なんだよな……(加速状態の自分と、例の黒い甲殻を纏ったアリシアの二人なら勝算が無いとはいえない。しかしこの街を守るという視点で見れば、得策と判断することは自分には出来ない)   (2012/10/16 01:56:53)

シスターアーデルハイトそうね。前回回収した分じゃ、全く採算が取れない。あの人数を香港なり東南アジアなりで動かした方がよっぽど稼げる。…そうか…。(マサトの提示した新たな視点、つまりこの街での三合會との全面抗争というシナリオに重く呟く。)…リッタークロイツは…今まで、それを故意に無視する形で活動してきた。副次被害を気にしていては、魔に対抗できない。なぜならそれが魔の常套手段だからよ。人質、憑依――人道という名の盾。(教会の主敵である吸血鬼にしろ、悪魔にしろ、最も厄介なのは“社会を利用する”事だ。)だから人間は常に敗け続けてきた。リッタークロイツはその構造を根本から破壊するために生まれた組織。…でも…正直なところ、この街に大規模な被害を与えるたいとは、私も思わない。あの幼稚園の子達も。学校の連中も――ね。(マサトに向け、苦く笑う。)聖職者失格ね。公平性を欠いてる。ふむ、穏便な同士討ち――、(それが可能か思考実験を巡らせようとした刹那、スコープを持ち直す。)   (2012/10/16 02:10:12)

シスターアーデルハイト待ってたのは、あれか。品の良さが逆に嫌味ね。(最後に到着した車両はアイスシルバーメタリックのアウディA4。流麗なラインこそ控えめだが超高級ドイツ車。Cの2番倉庫前でゆるゆると徐行に入り、燭陰幫の作った車両の囲みの隙間を通過、南ゲートをくぐるとテールを辛うじて覗かせるあたりで斜めに停車した。運転席から降り立ったのは目付きの鋭い黒スーツの金髪白人女性。後部ドアからはスキンヘッドに刺青、口の周りを髭で囲んだタンクトップの巨漢と、最後に――。)…インド・アーリア系…?(長身、面長、黒い肌。黒檀の眼、男にしては長い黒髪を額で分け、荒い顎髭。彫刻したような硬い人相を除けば、南アジアで普通に見かける容姿だ。上品な背広と靴が他の連中より一段高い社会的地位を示していたけど、何よりの問題はそいつの空気。彼が自然体で歩を運ぶだけなのに、高圧的だった三合會幹部も、北塚も一瞬で身を正す。)ますます、嫌な展開――奴が中心みたい。(鋼のように背筋が伸び、しかし恐れげ無く軽く開いた足幅――その挙措には嫌ってほど覚えがある。軍人か元軍人の歩き方。彼がふと体勢を変えた瞬間、騎士の視力がジャケットの脇部分の膨らみを捉える。)   (2012/10/16 02:10:35)

御剣マサトこの街じゃないといけない理由でもあるのかね……(低く呟きながら脳内でシナリオを組み上げようとして……適わない。追加された情報が多すぎる、把握できている情報が少なすぎる。その上で都合の良い絵図を描くのは不可能だ)まあ、来る端から叩き潰せる圧倒的戦力差があれば別だが、間違いなく鉄火場になるな……いいんじゃないか?人情無くしちゃ味気無い、それにそこで簡単に切り捨てれるような奴なら、この間の弱ってる隙に後腐れなくしてたよ……たとえ俺がアリシアの許せないラインを超えたとしても俺以外には銃口は向かない。だったら俺はせいぜいそのラインが向こう側に遠のくよう努力させてもらうよ。今回みたいにな(苦く笑うアリシアに肩をすくめ、薄く笑いながら再び向こうへ視線を戻す)   (2012/10/16 02:22:05)

御剣マサト嫌な展開というか……何がしたいんだ?あいつら、いくら魔術の手が加わったドラッグとはいえそれだけであんな連中が動くか?金を馬鹿にするつもりはないけど、不良グループ食い物にして集まる金だけで動くような軽い奴には見えないし、商売にするならもっと普及しやすい土地選ぶだろ(この国のドラッグに対する忌避感は徹底している。フィクションの悪役ですらなかなか手を出すような物ではない。それだけにこれだけの規模の連中が動く理由が気になる)   (2012/10/16 02:22:07)

シスターアーデルハイト星渡りの公安は、自分を護って頸動脈を斬られた女を刺す程卑怯じゃないと思ってる。(くつと喉奥で笑いながら敢えて恩着せがましい言い方をしたのは、そうね――おそらくは信頼の所以。けれどレティクルは揺らぎもせず照準の中央に取引現場を収めていた。巨漢はガムなぞ噛みながらアウディA4のリアに腰掛け――おい、天罰が下るわよ。車内のオーディオセットに接続されているらしいヘッドフォンを装着、禿頭を揺らしリズムを刻み始める。相当サスが沈んでいるあたり、彼の体重を示してるわね。インド人風の男が伴った白人女性が燭陰幫の停めたベンツのボンネットでアタッシュケースを開き――目一杯に詰まった白い粉末の梱包を見せた。)――本気?(あのアタッシュケースは恐らく容積18Lといった所でしょう。サロムの重量はざっと計算して、)…10kg以上はある。30万人を生きる屍に変えられる計算、か…。   (2012/10/16 02:38:32)

シスターアーデルハイト(前回あれだけ苦労して回収した43mgが文字通り水の一滴に思える量。軽い現物確認を終え、三合會幹部の异兄、北塚涼とその助手と秘書、そしてインド人風の男と白人女性は一同Cの2番倉庫南口から入ってゆく。後に异兄の護衛2名が両手にそれぞれ大型アタッシュケース1つと中型3つを提げて続く。)あれに金が入ってるとすれば――《サロム》の平均的な末端価格から逆算しても、動く金は億単位ね。つまり、(ここから確認できる状況の推移はほぼ完了した。軽く溜め息をつきつつ、マサトへ向き直る。)買い手兼スポンサーが燭陰幫。売り手があのインド系の男――という事はサーバルームにあった狗洞真我 <くどうしんが> なんてのは偽名ね。そして北塚涼、株式会社オフィウクスがブレイン。ここで何をしたいのかは、全く想像もつかない。けれど、(乱れる髪を押さえ、強風に言葉を乗せる。)私のしたい事ははっきりしている。《サロム》の流通ルートの消滅よ。この街からターゲットが外れればそれでいいってわけじゃないわ。そんな事をしても、別のどこかで誰かが同じ目に遭う。魔は――、   (2012/10/16 02:38:38)

シスターアーデルハイト(そうだ。眼前の彼も一時協力はしているし、その行動指針には共感を覚えるとさえ言ってもいい。幾度も救われもした。それでも彼もまた《魔》だ。)魔は、滅ぼさなくては。   (2012/10/16 02:38:43)

御剣マサト卑怯だなあ……まあいいや。その辺の「話し合い」はまた今度、今は……なんだあれ(アタッシュケースに詰め込まれた純白の物体を目にして思わず呆れた声が漏れる。それを裏付けるようなアリシアの言葉に喉を鳴らし、苦々しく眉根を寄せる)この間のは見せ札だったって事か?しっかしあの男、人種の見分け苦手だけどインド系って分析があたりなら……死霊術とかそっち方面か?あっちはそういう術式基盤なんだよな?(こっちの世界に来る前にこちらに存在する大雑把な術式形態は把握している。たしかあちらは死後の世界と繋がる術が多いはずだ)   (2012/10/16 02:54:23)

御剣マサト甘く見すぎたってわけか……はっきり言って例の製薬会社は末端だから横に置くとして。二つの組織相手は洒落にならないぞ。売り手側はアフターケアを徹底するタイプには見えないから取り引き終了後を狙うっていうのは?消滅させるにしてもここで俺たちが暴れるだけで潰せるならとっくに他のどこかで潰れてるはずだ。まずはここの流通ルートを潰して中華系に打撃を与える。あとはインド系の方は……打撃与えた後の混乱からリッタークロイツの方で情報を浚いに掛かるとか言うのは……殲滅戦になるか?(アリシアの行動スタイル、そして彼女の普段の言動から過激な組織だという事は容易に想像が付き。そうした物騒な単語が自然とポップアップする)   (2012/10/16 02:54:25)

シスターアーデルハイトインドの咒術。ごめんなさい、私の方は詳しいとは言えないわね――幾つかの妖魔と言えるのは知ってるけれど。けれどネクロマンシーね――なんとなく繋がりそうで、嬉しいやらぞっとしないやら。(マサトが口にした死霊術という単語は、即ち降霊や召喚といった物に通じる。その向こう側に《サロム》――おぼろげな推測と記憶が結びつきそうで、しかし薄布に覆われたままという感覚。背を預けたクレーンの紅い鉄柱に後頭部をやや強めにぶつけ、鈍い響きが伝っていく。さすがにこんな音は向こうまで届かないでしょ。)ええ。まさかここまで本腰入れてたとは思わなかった。ニシンでサバを捕る。この国じゃ海老で鯛を釣るって言うんだっけ?ふむ、時間差で一つずつ相手に、か…戦力的に妥当かもしれないけれど。(例えとしては下手すぎるし冗談としても面白くない。軽口に精彩を欠くのは私が動揺している証拠かも。やや逡巡し、ちらりと肉眼で700m先の倉庫街を見遣る。確かに両方を相手取ろうとしてどちらも逃がす、もしくは最悪返り討ちという結果になる可能性はある。人数から言って危険度は燭陰幫の筈だけれど、どうにも私は偽名・狗洞真我も同等以上に脅威に思える。)   (2012/10/16 03:11:11)

シスターアーデルハイトただあの男…一度見逃して、もう一度捕捉できる手合いには見えない。貴方にとってはそれでも次善かもしれないけれど…。(マサトの基本方針は“この街を護る”だ。それはリッタークロイツの“世界を遍く護る”とは往々にして矛盾する。暫く息を停め――、溜め息を吐き出す。)Jawohl <分かった> 、それで行きましょ。もう少し待って狗洞真我って奴が先に出たら、倉庫を強襲。燭陰幫や北塚涼が出て来てしまったら――追跡ね。それで。(肝心な部分の結論を出していない。)やるとして、どこまでという答えを聞いてないわね。   (2012/10/16 03:11:51)

御剣マサトそこらに踏み込むのは考える必要が出来てからにするか……ここで断ち切れば目的なんかあとで聞き出せば済む(念のために装備の確認、情報保存された装備は常に登録時の状態に復元されるが細かなほころびが生じないとも限らない。それとポーチ内に詰め込まれた弾丸の数と種類の確認、全て問題なし)協力関係とはいえ所詮商売相手、乱戦に持ち込めばって選択肢もあるけど賭けの要素もでかすぎるし……っつ、ああそうか……騒ぎが起きたら余計に深く潜るか(ふむ、と軽く指を顎に当て黙考。自分としては今目の前の問題を解決する方向で見ているが、アリシアは長期的な視点で見ている。そこの違いが明確に出てきてしまった)   (2012/10/16 03:25:02)

御剣マサト俺はあくまで協力者だ。そっちにプランがあるなら乗るし、それに……(肝心の結論、そこに論点が向くとしばらく俯いて)俺の好みの話をするなら積極的に、あー……命を奪いたいとは思っちゃいない。でも捉えてもリッタークロイツが始末するだけって言うのなら、他人に押し付けて自分だけ綺麗で居たいなんて思わないし。危険を感じてもなお好みを優先できるような腕でも無ければ逃がした後を想像できない馬鹿でもない……たぶん後悔はすると思うけど、それは終わってからだ。その時は慰めてくれよ、営業スマイルでさ(胃の腑が重くなる感覚を、作り笑いで今は忘れる。覚悟は決めた、なら今は終わるまで鈍らせるつもりは無い)   (2012/10/16 03:25:04)

シスターアーデルハイト(マサトが何か操作を始めたのを交戦準備と判断、私も足元のくたびれた陸軍用フィールドバッグから予備弾倉と透明な液体を封入したケミカルライトに近い樹脂製スティック容器を太腿に巻いたベルトへ挿してゆく。その最中もマサトの考察と判断に耳を傾け、)…そうね…。(やはり少ない情報に多すぎる推移、本国のバックアップも乏しい今、私も口調に迷いが含まれる。)貴方が人間の殺害を状況次第で視野に収めてくれるなら、四九仔――三合會の手下ども16人はさして脅威じゃない。(冷たい笑いと冷たい音。勢い良く刃を滑らせ、マットブラックのコンバットナイフをホルダーに叩き込む。)MP5だのAKだの持っていようと魔の業もない人間ごとき、リッタークロイツの拳銃遣い <ガンスリンガー> の敵にはならない。問題は古兆龍。オフィウクスの企業連中は論外。――よし。妥協策はどう?取引が終了し、解散しようとするタイミングを狙う。狗洞真我グループが逃走に入ったら追わない。メインターゲットは燭陰幫の殲滅。あの厄介そうな連中が戻ってきたら、その時は…。   (2012/10/16 03:44:11)

シスターアーデルハイト(シスターヴェールを剥がし、私の名の元となった淡い藤色 <リーラ> の髪を露わにするとそいつをフィールドバッグに捩じ込む。)死か、全てか。覚悟を決めましょ。どう?(入れ違いに取り出した骨伝導イヤーマイクを耳にかけ、質問に併せもう一つをマサトに向け掲げる。彼が必要とするなら渡すし、以前のように彼独自の頭部装備で周波数を合わせてくれるならそれに任せましょう。)ちなみに突入する際、何か考えはあるかしら。同時突入?時間差?それとも前衛 <ポイントマン> と後衛 <サポート> を分ける?(こちらが選べる立場なのは現状、数少ない利点ね。)   (2012/10/16 03:44:30)

御剣マサトまあ、迷いが無いって言えば嘘になるけどさ。始まったらスイッチ切り替えるからそこのとこは信用してもらってもいい(肩をすくめて、初期装填用の弾丸をチョイスしていく。殺傷能力が一番高いのは炎の術式だが、汎用性は低く火災が起これば余計な騒ぎを呼び込む事になる。ファーストアタックを考慮して全弾雷撃の術式に設定)術式を纏ってない通常の弾丸相手なら俺は遮蔽物として利用してくれていい。ただのライフル弾なら顔面に貰っても思い切り殴られた程度で済む(打撃系の攻撃は比較的通してしまいやすく、貫通こそしないものの運動エネルギーは減衰しきれない。ただ、その程度なら歯を食いしばる程度で耐えられないことは無い)了解、実は今さ、あの汗臭い密室と薬臭い病室思い出してちょっと針が振りきれてきたところ出来るさ(思考のスイッチを切り替えるために声のトーンを落とし、緊張と僅かな恐怖をモチベーションへと変換、口の端を僅かに吊り上げる)   (2012/10/16 04:00:47)

御剣マサト顔、見られたくないけど集団戦にあのメットはあわないからな……貰っとく。一応軽くは隠しておくか……(アリシアの差し出す通信機を受け取ると耳に装着、ボリュームコントロールを弄って調整を済ませると、目の付近に光の粒子が集まりミラーシェード型のサングラスに似た装備が装着される。メットの機能を絞った簡易型で簡単な暗視装置と光量補正機能を備えた一品だ。見た目はサングラスだが視界が暗くなることは無く、僅かな重量感が気を引き締めてくれる)そうだな……最大火力を叩き込みながらの強襲、は?数で負けてる以上、初弾で数を減らして混乱を招ければそれだけこっちが楽になる(エンフィールドを取り出しグリップを握ると一度弾倉を開き、閉じる)   (2012/10/16 04:00:50)

シスターアーデルハイトああ。確かに多少とは言え視界が減るのは問題でしょうね。(マサトはあれを網膜投影による広視界が可能と言っていたけれど、それでも装甲で頭部を覆うというのは今から起こす行動には向いていない。サングラスをした形の彼に、僅かに口元を歪める私。)ますますいい雰囲気、ガンアクション映画じみてきたわ。――鎖 <とざ> せ、霊装 <アロン> 。(呟きに乗せ私の周囲で蒼炎が渦巻き、それは一気に収縮する過程で漆黒の鱗状の装甲となって顔の左半分と全身を覆う。最後に銀鎖を這わせた黒炎のコートを形成。)…感情、か…。(マサトの戦闘モチベーションを前に、逆に私は軽く眼を閉じ心を鎮める。口内で唱えるのはラテン語の祈りの一節。“Requiem æternam dona eis, Domine, et lux perpetua luceat eis. <主よ。永久の安息を彼らに与え、消えざる輝きにて照らし給え。> マサトとは違った意味で、私もまた好んで殺しをするわけじゃない。魔と言えど、彼らもまた人だ。)   (2012/10/16 04:26:40)

シスターアーデルハイト(次いで黒衣の表層を蒼い放電がチリ――と走り、僅かな背景の歪みとなって透明化。その歪みも補正され、完全に姿を消す。霊魔力・熱光学迷彩、灰と衣<シネレ・エト・シリス> 。マサトの装備の精度次第だけれど魔力や霊力、不可視光線による認識も難しくなるでしょう。)『いいわね。』(方角を失い、骨伝導による電子的通信だけとなった音声をマサトに向ける。)『という事は小細工なしの同時突入、と――精々、貴方の防御力に期待しましょ。最大火力、それに盾として使わせて貰うなら同じ地点からの突入がいいかしら。上?下?』(上とは即ち、ここからガントリークレーンと屋根伝いに0.7kmを移動、Cの2番倉庫の天井をぶち破ってという示唆。下は、開放されている南口か閉じている北ゲートのシャッターからの強襲。もし二点突入を選ぶならマサトが言った方向と逆を私が選ぶ。)【次で倉庫まで移動でいいかしらっ。】   (2012/10/16 04:26:53)

御剣マサトそれに、空気を感じれないと不意を打たれた時の反応にも影響するしな(自分のセンスは主に直感に寄っている。無意識下の情報を束ねた総合判断の入力情報を減らせば結果は明白、精度の低下だ)まあデザインにこだわらなかったって言えば嘘になるけど……俺射撃下手なんだよね(軽く肩をすくめて深呼吸、余計な思考を合えて漏らす事でそれ一区切りとしてそぎ落としていく。リラックスするために教わったやり方だがいつの間にかそういうクセとして染み付いていた)ああ、いつでも(頷き、大体の方角に首を向ける。そこに居る、と判っているからこそ辛うじて感じられる違和感を元に位置を割り出したが、これが戦闘中や移動中ともなれば容易に見失っていただろう)初手で範囲攻撃をぶちまける、上から行こう(腰につけたワイヤーガンを意識しつつ、安全柵に足をかける。覚悟は装填した、プランは定めた、あとはこの身を打ち出すだけだ)【了解!】   (2012/10/16 04:37:26)

シスターアーデルハイト『――私を巻き込まないでよ。』(範囲攻撃という台詞に笑いを含んだ声が応える。なにせリッタークロイツの騎士ってのは、その範囲攻撃ってのが一番の不得手と来ている。使うのも、使われるのもだ。海風を横殴りに感じながらの跳躍と疾駆を繰り返し、やがて私とマサトはCの2番倉庫、40x80mという巨大な切妻屋根のほぼ中央近くに位置した。耳を澄ませても鋼の天井越しでは正確な音の位置は特定できない――残念ね。例のおかしなヘルメットをマサトが被っていたら配備状況を可視化できたかもしれないけれど、ま、無い物ねだりはやめましょ。やがて高級車特有のパワーに余裕の有り余った感のするエンジン音が響き――、)『ふむ。ここまでは思い通り、と。』(アウディA4がバックで出てくる。最初はアイスシルバーメタリックのルーフ、そしてフロントグラス。何か違和感を覚えるわね――ああ。)『あの女、後ろ向いてない――、』(その碧眼は真っ直ぐハンドルの向こうに固定され、普通の人間が乗用車をバックさせる時にする振り向きどころかバックミラーの確認すらしていない。にも関わらず燭陰幫の乗ってきた黒い乗用車の囲いを難なくすり抜ける。)   (2012/10/16 04:55:24)

シスターアーデルハイト(やがてアウディA4は90度方向を変え、港湾地区から出るルートを取る。その一瞬、まるで時間の引き伸ばされたように後部座席の狗洞真我、いえ正体不明の横顔が眼に映る。私は単にそいつに言い知れぬ静かな重厚な脅威を感じただけだけれど、マサトがそれを目撃したとしたら或いは見覚えがあったかもしれない。数年前――ちょうど御剣マサトと同じ年頃までMDPO、多次元警察機構に所属していた男。そして積層都市《シティターミナス》で起こったソウルハック事件が終了した後、追跡調査に派遣された隊員の一人。私はそれとは無関係に戦闘開始を告げた。)――カウントゼロで行きましょう。どちらが天井をぶち抜く?   (2012/10/16 04:56:29)

シスターアーデルハイト【ごめんっ。関係ないかもしれないけど数年前という表現はおかしかった。9年から10年くらいと考えてっ。】   (2012/10/16 05:02:28)

御剣マサト【了解問題なし!まさか拾われるとは!】   (2012/10/16 05:02:45)

御剣マサト俺の周囲1m以内なら、もしくは地面から30センチ以上離れてれば大丈夫だ(移動しながらではさらに位置の感知が難しくなる。方向と目的地が決まっているので範囲が絞られ、辛うじて追いかけているという状態だ)バックモニタで見てる?それでもあんなスムーズには行かないか……(訝しく思うが、それを追求している余裕は無い、それゆえに運転席にすわる男の事に気が回らなかった。最も直接の知り合いでもなし、過去の資料でも大きく扱われていなかったため記憶に残っていたとも思えないが、ただ妙な威圧感だけは感じた)巻き込まなくて正解だったかもな……2対1の状況に持ち込んでも辛そうだ(ぽつっと呟き手の平に浮かんだ汗を拭う。得体の知れないプレッシャー、それは同じ訓練教程で培われた独特の雰囲気を無意識下に察した性かも知れなかった)そっちで頼む、こっちは一回一回タメが必要だからな(トリガーに指をかけ精神を集中させていく。トリガーを引いた段階で魔力は開放され術式の展開がはじまる。もし魔力を感知する能を持つ人間が居れば、この段階でこちらの居場所がばれてしまう恐れがある。一秒でも切り詰めていく必要がある)   (2012/10/16 05:11:56)

シスターアーデルハイト『そういやそうね。じゃ、』(彼が業の発動にいちいち複雑な手続きを必要とするのを忘れていた。光学迷彩を纏っているからマサトには視認できないでしょうけれど、私は脚のホルダからケミカルライト型の樹脂スティックを一本引き抜く。聖灰弾セマナ・サンタ――冗談でホーリーグレネードと呼ばれるそれはスペイン・カタルーニャ地方の修道院でのみ隠匿して造られる聖別ニトロ化合物と聖灰を満たした物。厳密にはリッタークロイツの制式装備ではなく、広義でこの国の火薬類取締法第・爆発物取締罰則その他に抵触している代物。)『10、9、8。』(アウディA4が遠ざかるのを見守る。理想は足元の倉庫内の掃討が終わった直後に戻って来る事。罠でも張る暇があれば最高ね。あまり離れすぎては強襲に気付かれない可能性も出てくる。)『7、6、5――放射光に気をつけて。』(乗用車は幹線道路との分岐点に到達。僅かに方向を変え――同時に私は聖灰弾を掌の中で折る。屋根中央から南口方向へアンダースローで転がす。光学迷彩の範囲から外れた樹脂容器の中身が一瞬で煮沸、蒼い光芒と高圧霊力が質量さえ伴うように膨れ上がるのをマサトは気付くかもしれない。)   (2012/10/16 05:33:05)

シスターアーデルハイト『3、2、1――ゼロ!』(天井の鋼鉄を、蹴る。直後に甲高い爆音、陽の下ですらなお眩しい光柱が突き立ち、溶断したように赤熱した半径3m程の円が穴の縁を描く。マサトがついてきている事を前提に、跳躍。)――ハイ。皆さんお揃いね。(光学迷彩を解除、剥がれるように蒼い火の粉を残しつつコンクリート床に着地。倉庫内部は東側に3m角長さ6mの規格コンテナが二段に何列も並び、運搬用のフォークリフトがちょうど中央付近に駐機している。西側は荷物棚が占め、段ボールを始めとした様々な梱包が積まれている。その上に採光窓。外壁の高さ2.6m位置にキャットウォークが巡らせてあり、その四隅に四九仔がそれぞれ4名。そのうち2名はAK-74M装備。残りはサブマシンガンだ。また3名が私の背後、地上北側扉付近に点在、警備に当たっている。燭陰幫連中が運び込んだアタッシュケースは恐らくほどんとを狗洞真我グループが持ち去ったのでしょう、今は大サイズ一つだけが残り何かの資材の入った箱の上で開かれている。札束の量はざっと目算して2億。それを挟み古兆龍と北塚涼が立ち、後者はUSBメモリを手にちょうど取引相手に渡そうとしている所だった。)   (2012/10/16 05:34:37)

シスターアーデルハイトHappy Hallowe'en, ――Go on razzle. <バカ騒ぎを始めましょう。> (口端を歪め、低い姿勢から両手を水平に振り抜く。左右に握られているのは特殊マズルブレーキ内蔵の銃身がかなり無骨な印象を残す、無光沢の黒。双子の拳銃の銘は、)ドッペルシュトラーフェ!   (2012/10/16 05:35:37)

御剣マサトああ、このグラスは光量自動補正も……なんだこの物騒な道具は(膨れ上がる力の圧力に思わずバックラーで視界をガードする。しかしこれはチャンスだ、膨れ上がる光の中トリガーを絞り<<<Thunder>>>の三重音声が響き弾倉がタービンのように高速回転、刀身を覆うように一回り大きな光の刃が出現する。それと同時にゼロカウント、想像以上の熱と衝撃に目を見開きつつ、光が薄れた瞬間にそこに飛び込んでいく。無防備なら肌を焼いていたであろう余熱をコートの力場で防ぎつつ突入、着地)始めまして、そしてさよならだ。あいにく慈悲は家に忘れてきたから心臓の弱い奴は辞世の句でも考えとけ   (2012/10/16 05:50:29)

御剣マサト(着地の勢いでエンフィールドの切っ先を地面に突き刺し、巨大な三重同心回転魔法陣が出現する。構成要素は雷、雷、雷、拡散、収束、網)サンダーケイジ!(復唱音声を待たずに術式を発動、体内をオーバーロードに近い出力の魔力が駆け巡り、神経を内側から焼いていくが歯を食いしばり制御の手綱を引き絞る。魔法陣が一気に切っ先へと爆縮、そこから半径1mの空白地帯を挟み、クモの巣のような網目を描きながら雷撃が広範囲の地面を這い回る。USBメモリを目にはしていたが、あの高さなら直接稲妻は当たるまいと判断する)少しインターバル空けないと術式の連打は無理だ、射撃の後切り込む(コンクリから切っ先を引き抜き、構えなおす。痛みと精神的疲労を拭うために呼吸を整え、改めて周囲に目を配る)   (2012/10/16 05:50:31)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、シスターアーデルハイトさんが自動退室しました。  (2012/10/16 06:02:51)

おしらせシスターアーデルハイトさんが入室しました♪  (2012/10/16 06:03:09)

シスターアーデルハイト『哎呀 <何だ> !?』『管什 <ちょっ> ――、』(広東語の動揺が飛び交うのは、一瞬。さすがにこの手の事に慣れてるだけあって、黒スーツ共の銃口が即座に私とマサトに集中。集中によって粘着くように進みを遅らせた時間の中、複数のマズルフラッシュが明滅。)『敌人来袭 <敵だ> !』(空気を螺旋に穿ちながらMP5KとVz.85の9パラが六条、宙を伸び――それと行き違いに、圧倒的に疾い光の亀裂が全方位へ殺到。倉庫内の地上にいた北扉の3名、古兆龍の護衛2名、そして北塚涼とその助手と秘書は筋肉硬直か衝撃のせいか、様々な回転によって宙に跳ね上げられる。キャットウォーク上の4人と南ゲート外で待機していた4名は無傷だけれど、初撃の急襲としては上出来――、いえ。古兆龍、白のマオカラースーツの男の反応は、違った。『雷威纔震便驚人!』その叫びと共に、親指を内側に曲げた独特の掌印を正面にかざす。稲妻の怒涛は彼を通過、古は無傷のまま立っている。違う。収縮する黄金の輝きは掌を通じて彼の体内へ吸収されているように見えた。)   (2012/10/16 06:12:30)

シスターアーデルハイト雷法!(自然の最も強大とされるエネルギー、雷を吸収し利用する道術の業。拙い、という思念より先に私は両手のトリガーを絞る。一方はキャットウォーク上のAK持ち。もう一方は南ゲートから駆け寄る三人のうち先頭。それぞれ胸と脳天から血飛沫を爆ぜさせ、衝撃で後方へもんどり打つ。直後、サブマシンガンが着弾。マサトの雷撃のお陰か元々照準が甘かったのか、それは全て逸れて資材を白煙に砕く。キャットウォーク上北側のAK74Mから吐き出された9パラなどより余程厄介な5.45x39mmがマサトの足元から胸、顔と掃射するように連撃の射線を伸ばした。)   (2012/10/16 06:12:41)

御剣マサトつっ、最大火力なんて言うつもりは無いけどああもあっさり無力化されると、へこむなあ!おい!(男の持つ威圧感は独特なものだった。炎のように威圧するでもなく、氷のようにいてつかせるのでもない。山だ、何をするでもなくそこにあり、自然でありながらただそこにある威容。実力とか才能とかそういう話ではない、削り込まれた年月が違う)っちぃ!(熱を感じた。範囲型の術式を起動させた直後の自分の魔力に満ちた空間だからこそ察知できた殺気。身を捻り着弾面積を減らしつつ、膝を折りつつ倒れこむことで位置エネルギーを運動エネルギーに変換。しかし切り上げるような線の攻撃を避けきるには至らず、肩を引っ掛けられ引っこ抜かれるような衝撃と共に床を転がり)   (2012/10/16 06:30:14)

御剣マサト脱臼、クセになったらどうしてくれんだよ!(衝撃は凄かったが倒れこむ最中だったお陰でいくらか分散され、力場に減衰されたお陰で打ち身程度に収まってくれた。立ち上がる勢いを加速に変えて南ゲート側の二人に向かう、足裏に刻まれた加速紋を起動して一気に間合いをつめると、距離感を狂わされ立ちすくむ一人の右腕を深々と切り下げ、ほぼノールックでもう一人へと切り上げる。浅い、ごく僅かにかすめた手ごたえしか帰ってこなかった。もしもそこが首筋でなければ反撃を許していただろう)……(嫌な感触が手に残り、命の感覚に嫌悪を覚えた自分に更なる嫌悪を覚える。奥歯を噛み締め、地面を踏みしめ180度ターン、今は心を鈍らせやるべき事だけを見据える)   (2012/10/16 06:30:17)

シスターアーデルハイト違うっ、(マサトが転がる一瞬、まさか負傷したかと思うけれど減らず口に健在を知る。)多分、相性よ!(道術遣いは雷の制御を重んじるらしい。情報が漏れたなんて事はないでしょうけれど、図ったような分の悪い相手。応えつつ、マサトと位置を交換するように反転。半身で北側に腕を伸ばす――言わずとも、銃撃は私の役割だ。フルオートによって銃口が上がりきったキャットウォーク上のAK持ちに右銃が二度吠える。肩、心臓と鮮血を迸らせ、彼は背後の壁に跳ねてから鉄製の手すりを乗り越えて落下。その薬莢二つがまだ宙で煌めいている間、左銃が跳ね上がると同時に親指がセレクタを弾く。フルオートモード。残弾7発を南側キャットワークに残る一人に目も向けずに連射。小動もしない腕の先でマズルフラッシュが瞬き、彼は奇妙なダンスを踊った。残る北側の一人が私にジャケットから出したGlockの――多分、21を向けた。銃声。そんな見え見えの射撃が騎士に当たるか。.45ACPの一閃を軽く傾けた頬を掠め、髪の毛を数本宙に舞わせる。)気をつけて、外で警戒してた4人が時間差で来るわよ!   (2012/10/16 06:51:14)

シスターアーデルハイト(マサトは古兆龍を強敵と考え正対したのでしょうけれど、私は北に残る一人を潰すまでバックアップに回れない。その古は素早い足捌きで地を数度打ち鳴らす――何かの大仰な構え、震脚の一種かと思ったけれど。)禹歩か!(道教で術を発動する際、地脈の力を借りる歩法と聞くわね。皮肉にもそれは殆どリッタークロイツの業と同様の原理。)『蠱毒山魈,搜倒橫吞。遵吾號令,火速現形――唵迦口發吽唎攝ッ。』(再び親指で掌の関節を数度素早く押さえ、振り払うように腕が弧を描く。瞬間、宙に篆書体による明るい光の呪符が浮かび、彼の足元から無数の影が爆発する。怒涛のようなそれは、床と言わずコンテナや壁面にすら張り付いた蠍の形状。マサトの魔力を得て、圧倒的に巨大な広がりを見せ――当然マサトにも黒の包囲が迫った。それらの持つ威力は神経毒。一匹程度なら触れれば激しい咳。しかし打ち込まれる数が増える程に末梢部からの麻痺や呼吸困難、視野狭窄などから死に至る。)   (2012/10/16 06:51:49)

御剣マサト相性、相性ね……(日々の記憶に埋もれかけた古い記憶を掘り起こす。ここへの派遣が決まった時に仕入れた知識、すなわちこの世界の東洋魔術。結局ここよりもう少し東の大陸で主流と判明して重要視していなかった知識を)厄介な!爆破しとけよ爆破!(あいつを前にして他所に気を払う余裕も無ければ度胸も持ち合わせちゃ居ない。古が独特なステップを始めるのを見ると素早くエンフィールドをトップブレイク、銀一色の弾丸を1、銀装飾の弾丸を1、赤の弾丸を一つ装填、閉じる)   (2012/10/16 07:08:48)

御剣マサトなんだそりゃ!(外界の力を利用するというその術式はなじみが無く、それの引き起こす大規模な結果に悪態が漏れる。迷っている暇は無い、加速紋を跳躍に使いつつワイヤーガンを天井に打ち込み反転。天地さかさまに天井に「着地」しつつトリガーを引く。<Metal><Mirage>の二重音声が響き、切っ先に二重反転魔法陣が出現。構成要素は鉄、幻影、細分、射出)シャドウニードル(相手に聞こえないよう小声で詠唱、復唱音声をカットしつつ発動。切っ先の魔法陣を起点として鋼で出来た20cmほどの針が嵐のように円錐状に吹き荒れる。本体は僅か数本の針、しかし真に迫った幻影は本物と同じように痛みを与える。金克木、奴が東洋魔術を基盤と術式を操るならば、木の属性を持つ雷の力は金属の力と相性が悪いはずだ、という判断だ)   (2012/10/16 07:08:50)

シスターアーデルハイトっと、何よこれっ。量が、(――多すぎる。一瞬で最初の雷撃で倒れた四九仔達や北塚涼グループを覆った魔蟲の群れは私の足元へも迫る。東側へ跳躍。その私を追ってGlockの着弾が二発、コンクリートに火花を散らす。コンテナを蹴った瞬間、その金属面を這い上がってきた蠍に爪先が触れるけれど、構わず宙で側転――黒衣を炎のように渦巻かせつつ、上下逆から右銃を三発叩き込み、脚、腹、胸部と血華を咲かせる。)『大魔神祟、風刀斬頭。人來無蹤、鬼來迷路、』(正対する剣遣いがワイヤーの支援を受け跳躍、蛍光灯の輝く天井へ吸い込まれるのを見て古は近接戦闘を警戒。あるいは護身を兼ねたのか素早く次の篆書体の輝きを掌で描く。)『中央戊己土、十萬天丁齊衛護。急急如律令!』(まるで宙から引く抜く如く具象化したのは雷の曲刀――あるいは護身を考えたのかもしれない。彼は右足を踏み込みつつ磨かれた体術に対する自信を込め、刃を振るう。あたかもその一閃で彼の攻撃は全て逸らせる確信があるかのように。)『――啊、』(けれどそれは呆けた呟きに終わる。呆然と見つめる胸部から、喉から、脇腹から、まるで噴水のように紅の虹が描かれる。)   (2012/10/16 07:30:01)

シスターアーデルハイト『…他媽…的…。』(罵倒を最後に、彼は膝を付き、尚も鮮血を迸らせる彫像と化し――どうと倒れる。一方、私は着地と同時に両銃のマガジンを落とす。小さい笑いは信頼というより、むしろ押し付ける傲慢。)――信じてたわよ。(もしマサトが古を倒していなければ私は蠍の大群に足を落とさなければなかったものね。直後、私の両腕が交差、煙る速さで脚から引き抜いた予備弾倉を宙へ投げ――、)右2、左1!(一回転。横殴りで銃把に弾倉を叩き込むと同時、南ゲートから駆け込んでくる残る黒服を無造作に1発ずつで撃ち倒す。――あら?一人足りない?その一人はワンボックスの影から、モスバーグM500A散弾銃の銃口を覗かせていた。咆哮。マサトの背に12ゲージ対人殺傷散弾が叩き込まれる。)   (2012/10/16 07:32:42)

御剣マサトたぶん、まともにやってたら百回やって百回負けてたんだろうな……だからって、舐めすぎだ(油断と呼ぶ事さえはばかられる無防備な体勢で針を食らい、倒れこむ巨漢に悲しげな声を漏らす。避けられることを警戒して幻覚を混ぜて撒き散らした、防がれることを警戒して相性の差を突いた。結果は油断しての直撃だ。あっけない、それだけに、重い)嘘こけ、オッズ何倍だよ俺(アリシアの言葉に皮肉げに返しながら地面に着地する。体に負担を強いる術式の連打と、命を奪った事実が疲労を上乗せし全身が重い。やったと思った時こそ警戒を強めろ、その教えを破った事に気づいたのは首筋にチリっとしたものを感じた瞬間だ。その場で避けず、確認しようと振り返ったのは完全な失策)   (2012/10/16 07:52:00)

御剣マサト(次の動作に移る間もなく轟音が鳴り響き、衝撃で足の裏が地面から離れごろごろと転がっていく。直前に体の前に割り込ませたバックラーがいくらかは防いでくれたが、それ以上の鉛弾が文字通り弾雨の如く全身を打ちのめしていた。一発一発ならば力場の表面で食い止められる程度のものだったが、満遍なく撒き散らされたそれらは力場の集中を妨げ、鉄球で殴りつけられたような鈍い痛みが全身に走り、その衝撃で喉がつまり、うめき声さえ漏らせず苦悶する)   (2012/10/16 07:52:02)

シスターアーデルハイト今のどうやったの。古は雷法で防ごうとして――けどその防禦を完全にマサトの攻撃が無効化してた。私、ここぞって時はストレートフラッシュに賭けるタチなの。(確かその数学的確率は1/72000だって聞いたけれど、ま、わざわざそれは口にしないでおきましょ。)2分ってとこ――、(突入してからの時間を呟いた刹那。轟音が倉庫内で幾重にも反響、M500が吐き出したほぼ全運動エネルギーがマサトに叩き込まれる。最後の四九仔、白の開襟シャツ姿の男は銃身を立ててポンプアクション。戦友に対する復讐でもなく、悔恨もなく、)――ち。(鋭い舌打ちに銃口を僅かに移動。9mmx19FMJ聖弾の射線が男の眼と眼の間を貫通。サングラスの破片を散らし、素顔を晒した彼はアスファルトに後頭部から血溜まりを広げてゆく。)マサト――?(キン――と澄んだ音を立て、最後の薬莢が床に跳ねた。倉庫の中央を過ぎり、小さな散弾痕が残るコンクリートへ跪く。頭でもぶつけてしまいそうな異臭。硝煙と血の香り。銃撃戦によって周囲を舞う、埃と砕かれた資材の破片。そして――数億円分の紙幣による花吹雪。)   (2012/10/16 08:12:09)

シスターアーデルハイト外傷は無い、わね。凄い防御力。立てる?(ちょうどマサトの倒れている辺りには蒼白な肌の死骸が3つ。株式会社オフィウクスの連中。異常に弓を描く背は窒息死を示し、大きく開いた各々の口腔は膨れ上がった舌で塞がれている。北塚涼の突き上げた腕には、まるで勝者のトロフィーのごとくUSBメモリが硬く握り締められていた。その時、私は現状であまり聴きたくない音をランク付けした時、五指には確実に入る響きを聴き取る。高級車特有のボリュームのあるエンジン。小さな砂をタイヤが踏む音。)――立てる?(二度目の同じ問いは、もはや意味合いが異なっていた。)   (2012/10/16 08:12:25)

御剣マサトっづぅ……貫通してないだけで骨まで響くのが来た……(地面を転がり、膝を立て、起き上がる。ごく単純な動作を行うだけでずきずきと痛みが走るが、動けないほどではない。何度か深呼吸し、アドレナリンで早まった呼吸と脈拍を落ち着けていく)ああ、こっちの術式基盤の属性相性は一応勉強してたからさ。たしか木は金により切り倒される、だったか?それを試してみた……まさかあんなストレートに行くとは予想外だったけど、向こうがこっちを舐め切ってる間に決着がついて、良かった(言葉を紡ぎながら今までの流れを振り返り、自分の中で纏めなおして心を落ち着けていく)で……どうする?逃げるか?(ようやく心と体の再起動が完了したことを確認して、死体の手からUSBメモリをもぎ取り、ポケットにしまいこむ)   (2012/10/16 08:21:24)

シスターアーデルハイト属性。…あぁ…そういや何か習ったような、習ってないような。陰陽五行?(なにしろリッタークロイツの騎士はそういった攻撃特性を一切持ち合わせていないので、全ての戦いは純粋な破壊力で押し通る事となる。覚えているだけ無駄な知識ってもの。USBメモリを奪われた北塚は、尚も何かを掴み取るように鉤爪の形で掌を天井へ伸ばしていた。悲惨な死に様――、)…ま、億の金に包まれて死ねるんだから贅沢ってものね。(葬儀に捧げる献花のように、一万円が彼や助手の上にも、そして血溜まりに伏した古達にも降り積もる。そして南ゲートの長方形の陽光を見据える私の視界をも、金の雪が舞っていた。)はっ。正直、逃げたい所だけど、(軽く咳き込む。古の用いた強力な巫蠱の術、その一端に触れた事で私の呼吸器系も僅かに神経毒に侵されているらしい。おそらく時間経過と共に悪化する類。)…来週、また幼稚園でハロウィンの話してあげるって約束したもの。あいつらの眼を真っ直ぐに見れなくなるのは、嫌よ。   (2012/10/16 08:45:08)

シスターアーデルハイト(ゆっくり膝を伸ばし、マサトの隣、やや後ろに立ち上がる。)ハロウィンのタフィアップル、林檎飴の都市伝説って、ね――どこかの誰かが、毒入りを配ってるって怪談なの。自分の手元にある林檎は、きっと毒入りじゃない。けれどもしかしたら、毒入りかもしれない。隣の子が今、口をつけたのは?(誰がそんな昏い祝祭を喜ぶだろう。心から幸福と思える世界は、外れのタフィアップルに怯え、毒が無かったと安堵する事じゃない。その台詞の間、煌々としたヘッドライトが眼を刺し、そして流麗なラインのドイツ高級車が停車する。三つのドアが開き、白人女性とスキンヘッドに刺青の巨躯――最後に長身にインド系の風貌を備えた男が降り立った。『薄倖。』厄介な事だと、彼は無表情に呟く。『斯様な辺塞を選んで尚、龍脈勁の一族にまみえるとは――、』ひやりと冷たい刃が内臓に滑り込む感覚。龍脈勁とは、リッタークロイツ修道院教会の騎士を呼び習わす言葉だからだ――正体を、知られている。彼の黒檀の眼が僅かに動き、マサトを射抜く。彼は初めて表情を浮かべた。それは笑いにも似た驚き、郷愁、あるいは嘲り。『――我らが同胞 <はらから> 』)   (2012/10/16 08:45:25)

御剣マサトアリシア、お前戦闘のプロフェッショナルなのに時折抜けてるのな……大事だぞ、属性相性(世界を渡る時、最初に叩き込まれるのが現地の術式基盤だ。構造さえ理解していれば実力で負けていても策は練る事が出来る)お前ね、映画見るの趣味ならこういうシーンで負傷した状態で未来の予定について語るのやめない?ぶっ倒れたら今度こそはその口にお薬ねじ込んでやるからな(ったく、と嘆息しつつ赤と緑の弾丸を装填、次に備える。こうしたアリシア言葉を聴くのは何度目だろうか。しかし今彼女が語る誰かのためにという言葉は初めてな気がする。それが妙に嬉しくて、消耗した体に渇が入る。魔力とはすなわち精神に根ざした力だ。モチベーションの如何によっては劇的とまでは行かなくても、確実に左右はされる)あんたにそう言われる筋合いは無いがね。魔術師繋がりとでも言いたいわけか?(言葉の意味を図りかね、魔術師を常人とは違う特別な存在と考えている手合いか?と判断。言葉を交わしながらもゆっくりと構えを取る)【ここからさらにもう一戦は厳しい!ちょっとセーブ&ロードの流れで行きたい!】   (2012/10/16 09:01:05)

シスターアーデルハイトあら。こういう台詞を吐く奴ってのは、息絶えるかもしれないけど目的は果たすものよ。それで、充分。(囁きを落とし、)ま、貴方に叱られない程度に張り切って、毒林檎狩りと行きましょ。詩篇第四拾七。来い――、(腰を低く落とし、右銃を水平に、左銃を垂直に交差。十字を形造ったそれは蒼い炎に溶け、次いで広げてゆく両手の間で黒銀の鞘に覆われ正結びの下緒を垂らした二尺五寸、浅い先反りの日本刀へ結晶する。)六ノ花凪姫。(刀を鞘に収めたまま、マサトと距離を取り左に歩き出す。できれば二人で狗洞真我を挟み込みたい所だけれど、その背後には金髪の白人女性とタンクトップ姿のまだガムを噛んでいる巨漢が控えている。狗洞真我を頂点とする三角形はその形を維持したまま倉庫中央へ歩を進め、足を停めると同時に、)『依言にして外凡か。』(言葉に頼る者、直感で掴み取れるものの少ない未熟者と嘲り、人差し指で自らの額の中央を軽く叩く。第六感覚野。無言で示すのは、外世界の住人が時折備える魔力の認識器。)   (2012/10/16 09:25:12)

シスターアーデルハイト(次いで男はジャケットの奥、ショルダーホルスターから妙な装具を引き抜いた。優美な曲面と直線で構成された白銀の短い杖、あるいはやや長めの刀の柄。緻密に刻まれた文様と両刃風に先細りとなった上下が、独鈷杵と呼ばれる密教の仏具の変形を思わせる。親指位置のスイッチを握り込むと同時、眩い光刃が伸びる。)…魔道の剣…。(剣士か、と私が認識した瞬間、人差し指部のトリガーを引き――、反対側に光刃が走る。)双刃遣い!(その光景に驚きを吐く。様々な魔を相手取って来たけど、双刃、すなわち両側に刃を伸ばした武器をまともに使いこなす奴は見た事がない。つまり使いこなす奴がいれば脅威だという事だ。そしてマサトはあの武器の形式に見覚えがあるかもしれない。カダガ社と呼ばれる《スフィア》大陸西央部あたりでシェアを持つ刀剣ナイフメーカ、そのTactical Combat IIIを改造したもの。魔力を超震動素子配列へ変換する軍用エネルギーブレードで、本人の魔法特質――即ちイマジナリィモールドを乗せやすい・魔力剣ではなく物理エネルギーなので相殺されにくいといった特徴を持つ。)【わぁっ、なら逃げてた方が良かったかも!ではこれで締めっ。】   (2012/10/16 09:25:17)

御剣マサト【いやせっかく拾ってくれたネタに乗らないのは惜しい!どうしよう、平日なら2時くらいまで、次の休日を待つ場合は土曜夜になるけど】   (2012/10/16 09:27:47)

シスターアーデルハイト【2時までなら終わらせられるかもしれないから適当に平日待機してみるかもっ。出会えなければ週末かしらねー。ではお疲れ様!そして好き放題してごめんっ。】   (2012/10/16 09:29:22)

御剣マサト【了解じゃあそういう方向で!好き放題大歓迎というかしっかり楽しませてもらってるんでそれじゃお疲れ様!】   (2012/10/16 09:31:00)

シスターアーデルハイト【了解っ。では朝まで有難ー!】   (2012/10/16 09:31:35)

おしらせシスターアーデルハイトさんが退室しました。  (2012/10/16 09:31:47)

おしらせ御剣マサトさんが退室しました。  (2012/10/16 09:32:00)

おしらせ九重 夢子さんが入室しました♪  (2012/10/18 01:22:23)

九重 夢子【相変わらず自宅的な場所での待機ロル落としながら暫し場所をお借りします。場面変更等は大丈夫な感じで('A'】   (2012/10/18 01:23:51)

九重 夢子――なんかこう、あれよね。漬物を作るのってこんな感じなのかも。(秋から冬へと推移して行く季節の合間の昼下がりに、額に汗を浮かばせて野外作業に勤しんでいるのは、何時も通りの白と青の和装束姿の私こと九重夢子である。え、境内の隅でスコップ両手に何をしているかって?何も埋蔵金探しとかじゃあ無いわよ、ただ以前埋めておいた実験(?)の成果を確かめようとしているだけ。地面に書いた陣の中央に様々な物を入れた壷を埋め。土地の霊力を内部に吸着させる…。果たして上手く漬かってくれたかしら?)   (2012/10/18 01:29:10)

九重 夢子よいしょ…っと。……外面上は変わってないわね。(壷を掘り出して陽光の元に晒して見るも外面上の変化は無い。…いやまあいきなり光ってたりとかしたらそれはそれで怖いんだけど。)ま、肝心なのは中身よね。開封開封っと。(それは兎も角と思い直して私は壷の封をべりべりと剥がして中身を検める事にした。壷の中には符やら何やら色々と入れておいたのだけど、)――あら、良い漬かり具合かも。(その中を見た私の顔が僅かに綻ぶ。壷の中は陽光が差し込まないにも関わらず藍青の煌きに満ちていて、十全の仕上がりを確信させてくれた。)   (2012/10/18 01:37:00)

おしらせルイアラさんが入室しました♪  (2012/10/18 01:43:54)

ルイアラ【こんばんは、まだ大丈夫ですか?】   (2012/10/18 01:44:05)

九重 夢子【こんばんは大丈夫ですよ、どうぞ、どうぞー。】   (2012/10/18 01:44:42)

ルイアラ(火チャ、かちゃ、かちゃ、かちゃっ、と、金属音が響き渡る。 ローラースケートを履いたまま階段を駆け上がってくるのは、金髪のツインテールがまぶしく光る碧眼の少女。 気だるそうにしながら、足を滑らせたら階段から落ちるというその状況で、カチャカチャとバランスを取りながら。) ……お、何してんの。 犬のフンでもあった?(なんていいながら、しゃー、しゃー、っと地面を滑って近づいてきて。)   (2012/10/18 01:50:19)

九重 夢子ふっふっふ。我ながら上手く行ったわねえ…これなら誰にも文句言われずにやってやれるってもんだわ。(壷の中から符を一枚取り出して陽光に翳す。ついでにちょっと不敵に笑って見たりもして私は上機嫌そのもの――)――あのね。何が悲しくて犬の糞の為にこんな穴掘らなきゃ行けないのよ。(だったんだけど、背後から奇妙な音を伴った声が聞こえてくると一気にトーンダウン。眉根を寄せた渋面を背後に向けてついでに溜息も吐いた。)この間やった実験の成果を見てたのよ。ほら見て見なさいな壷の中。見事に成功したわよ~?(でもまあ、それはそれとして一定の成果を誰かに誇示したくもあったので、私は相好を崩してルイアラを手招きした。もし彼女が来ないなら引っ張ってでも壷の中身を見せ付けるつもりなのは、言うまでも無いわね。)   (2012/10/18 01:57:17)

ルイアラいや、放置されてて仕方なく掃除してんのかなって。 ほら、ここ、おじいちゃんとかが散歩で来てるし。(なんて言いつつ、まだまだ半袖のプリントTシャツを着た少女は、呼ばれるがままに近寄っていく。 すー、っと地面をローラーですべりながら、じゃ、っと近くで回転しつつ止まって。) …ん~? これは?(覗き込みながら、尋ねてみる。)   (2012/10/18 01:59:44)

九重 夢子流石に神域に糞を放置する罰当たりはまだ見た事無いわよ…。いやまあ見かけたら泣いたり笑ったり出来なくしてやるけど。(季節感から外れたついでに少しばかりズレた事を言って近づくルイアラに心内で溜息を吐き、私は壷の中身の説明をする事にした。)ほら以前試したアレよ。土地の霊力を物体に吸着させるって奴。これなら私の霊力を使う事無く祓い屋が出来るってもんでしょ?(壷を覗き込む彼女に得意気な様子を隠しもせずに告げる。中には符の他にも白黒の太極模様の変な玉ころとか扇子とかがあったりするんだけど、とりあえず私は符の束を引っ掴むと、)ほら、あんたも持っときなさい。物に貼ればそれだけで強化出来る便利な物なんだから。(ルイアラに持たせようと差し出した。…誰にでも使える。ってのも便利な所よね、これ。)   (2012/10/18 02:09:40)

ルイアラ……なんかご利益あったっけ、ここ。(罰当たりなことを言う少女。 は、っと鼻で笑ってしまう。) ああ、無理しなくても私が全部叩き切ってあげるからいいのに。(なんで、こちらも腰に手を当ててえらそうにする。 払うというより退治屋というか、賞金稼ぎといった感が近い少女ではあるけれど。) …………ぇー。 …ホントかよ、こう、精神的に安心するとかそういうの? だとしたら私はいらないんだけど。(明らかにうさんくさそうな目で見る少女。 本音を隠そうともしない。)   (2012/10/18 02:14:21)

九重 夢子……いや、無いけど。御神体無いし…っていいのよその辺は!普通ボロくても神社の境内にそんなもん置いてく奴は居ないでしょっての! あと無理はしないわよ無理はーって何よその顔。(罰当たりな事をのたまったり鼻で笑ったり、腰に手を当てて居丈高な振る舞いを見せたりした後に怪訝そうな顔をするルイアラを見る。魔法使いに胡散臭いとか言われた、なんてこれは結構な駄洒落じゃあなかろうかなんて思ったりもするのをぐっと堪えて、)…随分素っ気無いわね。ま、それならそれで…試して見る?(極めて静かに宣戦布告をして笑う私。怒ってる?いえいえまさか、そんな。ただちょっと実験の成果を身を以て知って貰おうかなって思ったりしただけ。そして相手の返事を待たずに私が傍らのスコップに数枚の符を押し付けると、糊等が付いてないにも拘らず符はスコップの絵に貼り付き、瞬く間にその全体を藍青に煌く粒子状の光が包む。)当たると、痛いわよ?(さて、ルイアラはどうするかしら?)   (2012/10/18 02:26:21)

ルイアラ誰もいないと思われてたりしてねー。(なんて、適当なことを言いつつも、じとー、っと見つめて。) ……試してもいいけどさ。 (スコップが青く光り始めれば、ふん、と鼻で笑って。) …当てられるんならな。(言いながら、地面をとん、と蹴る。 しゃっ、しゃっ、と地面を削る音をさせながら、ローラーを回転させ、速度を上げて距離を取り始めて。) ………っていうか、普通にスコップで殴られたら痛いに決まってるだろ。(距離をとって、ぐる、ぐると周囲を回り始めてから、突っ込む。)   (2012/10/18 02:29:54)

九重 夢子そう思うならあんた宣伝でもしなさいっての!まったく、意地でもブチ当ててやろうかしら?(以前との差異としては物体の強化は出来ても私自身の身体能力の強化は出来ないと言う事。私はスコップを右脇に構える様にし、旋回するルイアラに怒鳴りながらも攻勢は仕掛けず様子を覗う。外面通りの子供の身体能力じゃあ流石にこの喧嘩慣れした魔法使いには分が悪いと言うものだけど、幸いにして彼女は機動力と引き換えに細やかな制動性は失っている筈。)じゃあ訂正。すっっごく痛い!(なので、一定の周回速度を保つルイアラに対し、反対方向に回転するようにスコップの端を振り回しながら私は飛び掛った。私の読みが合っていればカウンター気味にスコップの先端がべちこんと命中する筈だけど、はたして。)   (2012/10/18 02:38:45)

ルイアラ宣伝ねえ、……温泉でサービス?(はて、と首をかしげながら、地面をすべる。 喧嘩慣れ…そう、喧嘩慣れをしている。 だからこそ、武器を構えて攻撃をするつもりで突っ込んでくる相手の行動を理解するのは、素早い。) ………(細やかな機動性は無い。 ただ、ちょっとだけ相手の周囲を回る円の半径を広げてやるだけ。 相手が、一歩、二歩と踏み込もうとすると、一回り円が大きくなって。) ……よ、っと!(身をかがめたかと思えば、小石がひょい、と飛んでくる。)   (2012/10/18 02:45:28)

九重 夢子そうねえ、冬至になったら柚子湯とかもいいかもねっ!!(振り回したスコップは空を切りそれに引っ張られる形で私の身体が流れる。それでも踏ん張って体勢を立て直したら今度は小石が飛んできて私の身体に当たった。…本当に小さな石だから痛くは無いけど癪にビシバシと障って来るわね。これ。)ええい、ちょこざいな!待てぇぇっ!!(なので、スコップを振り上げて思いっきりルイアラを追いかけ回す事にした。…え?さっきの身体能力云々はどうしたって? そんなものは根性で補ってやるわ!)   (2012/10/18 02:52:57)

ルイアラこれで素直に待つ奴がいる?(肩をすくめて笑いながら、今度は追いかけっこ。 直線勝負であれば、スポーツ万能、しかもローラースケートを履いた少女は絶大な自信。) …しばーらく疲れさせてー、っと。(しゃー、しゃー、っと神社をぐるーり、2周、3周。 相手を捕らえられる程度の速度で逃げ回りながら、相手がバテるのを待つ。 休み始めたら小石をぶつけて、更に怒らせて。 これを繰り返して、意地悪かつ執拗に相手の体力を奪おうと。)   (2012/10/18 02:56:25)

九重 夢子いちいち、一言、多いのよ!(余裕綽々と言った様子を隠しもしないルイアラの物言いに対して私の言葉は息が切れる。捕まえられそうで捕まえられない丁度いい距離を保たれてるのが嫌でも判るし、足を止めれば石が飛んでくる。そう、石が。)――どっせぇい!!(何度か神社を回って幾つかの石が飛んで来た頃。私は丁度良い投石を見逃さず、スコップを振り抜いてルイアラ目掛けて石を跳ね返した。当たれば必倒間違いなしの剛速球って奴ね!)   (2012/10/18 03:01:52)

ルイアラほーれほれ、そんなんじゃ一生かかってもおいつけ……って……っ!?(完全に見誤っていた。 それでも、正対しているところに飛んできたのならよけるのはたやすかっただろうが。 振り向いたところに飛んでくる石は、避けようがない。) ……ぁ、っ!(ずどん、っと音がして、少女の身体がくの字に折れ曲がって。) ………ぅ、ぅうう、ぅうう…っ!(その場に崩れ落ちる。 石がお腹に直撃すれば、さすがの少女も何もできず悶絶するばかりで。)   (2012/10/18 03:09:31)

九重 夢子(打ち返した小石は過たずルイアラに直撃し、不毛な追いかけっこは閉幕。私は崩れ落ちたルイアラに呼吸を整えながら歩み寄ると、苦悶に歪むその頬を指でつんつく突いて少しばかり微笑んで見せた。)ね、すっっごく、痛いでしょ?…あ、でもこれじゃあ符の性能ってより打ち返した石の性能よね。…折角だしお腹にもう一発食らって見る?(微笑んで、藍青に煌くスコップを彼女に良く見える様に突きつける。…散々走らされたんだもの、少しくらい脅かしたっていいわよね。)   (2012/10/18 03:16:38)

ルイアラぅ…ぅう、ぐ、………(涙目でなんとか見上げながら。) ………こんなの、効かねーし。(んべ、と舌を出して見せる。 おそらく、本能的な反射だろうか、呼吸もままならぬような状況のままで、強がりながら、立ち上がろうとして。 お腹を抑えたままだけど。)   (2012/10/18 03:19:06)

九重 夢子そっかー効かないかー………えい。(目に涙を浮かべて立ち上がって強がるルイアラ。その彼女の手で押さえられた腹部を手の上からスコップの柄で軽く突く。軽く、とは言えスコップ自体霊力で強化されているんだけど。まあ、死にはすまいと楽観する私だった。)   (2012/10/18 03:21:56)

ルイアラうぐっ……!(どす、っと突かれれば、結構な衝撃。 涙目になりながらその場にまた膝から崩れ落ちて、ううう、ううぅ…っと悶絶。 涙を腕でぐい、とぬぐって。) ……………っ、……ぅ。(泣きそうな。 …いやまあ、ちょっと頬がぬれてるけど。 そんな目で見上げながら、悔しそうに唇を噛んで。)   (2012/10/18 03:26:17)

九重 夢子………えっと。ほら、結構、痛いでしょ?だからあんたも持っておくといいわよーって…えーと。(ヤバい。普通に泣かしてしまった。幸いにして今の私は見目12歳だから傍目には喧嘩の様にしか見えないだろうし此処は神社の裏だから人目も無いけれど、それでもちょっと所在が無い。こういう時ってどうすればいいのかしら?胸中で尋ねるも当然言葉は無い。無いけどとりあえず動かないと不味い。)と、とりあえず立てる?ほら無理なら肩貸したげるから戻るわよ、うん。(悔しそうな顔をするルイアラに手を差し伸べる私は今どんな顔をしているかしら。多分きっと汗を浮かべて微妙に口端が引き攣った奇妙な顔かしら?)   (2012/10/18 03:32:17)

ルイアラ………大丈夫、だけど。(お腹を押さえながら、涙をごしごし。 普通に負けたのが悔しいのか、むす、っとした表情のまま、立ち上がりかけて、がくりと膝から崩れそうになる。 ……どう考えても、やっぱりタフな方ではないことは明白で。) ………(それでも、なんとか立ち上がれば、助け無しに神社の縁側へと腰掛けて。) ………………。(さすさす、とお腹を撫でながら、むすー、っと。 いやまあ、散々挑発したのは自分なんだけど。)   (2012/10/18 03:35:35)

九重 夢子そ、そう?ならいいけど。(涙目までは演技かとも思えたけど本当に泣かれると流石に私の立場は悪い。ルイアラが大丈夫だと言うのならそれ以上聞くのも今は分が悪いってもんだし、例え一度崩れ落ちそうになったとしても、一人で縁側まで戻ったとしても静観するしかなかった。)えーと…まあ、だから、こう、私も普通に仕事出るわよ?(彼女の隣に座り、咳払いをした後に復帰を告げる。そしてその後に間髪を入れず)…あ、あと病院の件どうだった?そろそろせっつかれてるんだけど…何なら私が行くわよ?(話の切り替えを狙っていく私だった。)   (2012/10/18 03:42:32)

ルイアラばか。(むすっとしていた。) ………いいよ、病院は一度行ったけど、他の子がいたから、一番奥には行かないでおいた。 次は殺ってくるからさ。(と、突っぱねる。 まあ、予想できただろうか。) ………。(ただ、若干ツンツンしているかもしれない。)   (2012/10/18 03:44:08)

九重 夢子はいはい、私は馬鹿ですよ――って他の子?また肝試しでもしてるのが居たのかしら。ま、その辺の判断はあんたに任せるけどさ。一応危ないんだから効き目ばっちりの符をもっときなさいって。(むすっとした様子に苦笑をして、病院を訪う事を拒否されてもそれに否定を重ねる事はしない。符は薦めるけどどうしてもって言うならこれも無理強いはしない。こうなったらある程度自然鎮火を待つしかなさそうだものね。視線をルイアラから目の前に移すと白と黒の二匹の猫達が先程の壷を懸命に担いで横切っていく姿が見えた。いやほんと、あれも良く出来てるわね。)   (2012/10/18 03:52:06)

ルイアラ………うん。(それでも、素直にその符は手に握り締めて。) ………ところで、それならもう元の姿に戻ってもいいんじゃないの? 今だって、小さくなったせいでぜんぜんおいつけなかったじゃん?(と、不満顔はそのままだけれども、声をかける。 不満は不満だが、それで口を利かなくなる、とか、そう言うことは無いらしい。 …まあ、挑発したの自分だって分かってるからだけれども。)   (2012/10/18 03:54:27)

九重 夢子それの使い方は物に貼る。これだけだからね。流石に術符は句がわかんないだろうから簡単な奴、ね。(符を受け取る姿に少しばかり頬が緩むけど次の質問で表情はああそっかと会得した物に変わった。そう言えばすっかりと説明を失念していたわね。)ああほら、前に林檎食べてそうなったってのは言ったでしょ?ソレの作用が身体に結び付いて残ってるから戻らないワケで。今となっては戻りたいけど戻れないって感じなのよ。ウチのクソ師匠も身体に結び付いたモノを落すのまでは難しいみたいでね。(特に淀む事無く実情をつらつらと説明をし溜息を一つ。…でもこれ影響が抜けたら抜けたで使った霊力分老け込む。とか浦島めいた事になったりして。…まさかね、うん。)   (2012/10/18 04:09:23)

ルイアラ………うん、わかった。(と、言いつつも、その符を手にとってしげしげと眺めていて。) ………………ふぅ、ん。 戻りたいけど、戻れない、ねぇ。 ………(じい、っと見つめながら、ううん、と唸って。) ………戻りたい?(と、小さく声をかけて尋ねて、何か考えている様子で、じい、っと見つめる。)   (2012/10/18 04:13:03)

九重 夢子(ルイアラは何やら考え込んでいるらしく唸っている。私はそれの意図が今一判らなかったんだけど、不意に質問が飛んでくるとそれとは別に実直に答える事にした。)…そりゃまあ今となっちゃあね。こう見えて華の18歳なのよ?私は。(視線に視線を併せて口端をニッと歪める。このまま時が経てば変化の無い私の身体を他所にルイアラは成長して、何れは年齢と見た目の逆転現象が起きる事でしょうね。)   (2012/10/18 04:23:32)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、ルイアラさんが自動退室しました。  (2012/10/18 04:33:13)

おしらせルイアラさんが入室しました♪  (2012/10/18 04:33:52)

ルイアラ………わかった。 ちょっと、調べてみる。(小さくつぶやきながら、視線を地面に落として。 そっと自分の指を撫でつつ。) ………………まあ、見た目が小さいとどうしても手加減しちゃうしさあ。(手を広げながら、は、っと笑って。 強がるようなそぶりを見せつつ。)   (2012/10/18 04:35:43)

九重 夢子期待しないで待ってるわね――って生意気言っちゃって、カラスだって泣いた後に笑うまでまだ時間がかかるわよ?(強がる素振りを見せるルイアラの額を、右人差し指で軽く小突くと私は縁側から居室に上がり込んだ。)ま、とりあえずはあんたのお腹を見るのが先ね。アザにでもなってなきゃいいけど。(薬箱を携えて戻り、彼女に服を捲くる様に指示を出す。怪我でもしてれれば消毒するし、何事も無ければそれで良しって所かしら?)【此方は次で閉めますねー】   (2012/10/18 04:42:41)

ルイアラ……ばー、か。(まじめな顔でぽつりと呟きながら、んしょ、と膝立ちになりながら奥に向かって。) ……別にどうってことないから、気にしなくてもいいっての。(言いつつ。 ……きっと、白い肌は痛々しいほどに痣になっていることだろう。 見せたがらないだろうけども。 肩をすくめながら、ぷい、とそっぽを向いてしまって。) …っていうか痣にしたのそっちじゃん。 傷物にされたー。(ぷー、と頬を膨らませつつ。)   (2012/10/18 04:45:38)

九重 夢子それはそれ。これはこれ。あと傷物云々言うなら私はあんたに右肩貫通されたりとかしたんだけどねー。(そっぽを向いて頬を膨らませるルイアラを意にも解さずと言った体でピンセットを持ち、内出血をした痕に消毒液を染み込ませた綿を押し付ける。沁みるだろうけど、それもそれ、これもこれ。である。)【ではこんな所でお疲れ様でした。お休みなさいませー】   (2012/10/18 04:50:25)

ルイアラ【はーい! おやすみなさいませ!】   (2012/10/18 04:50:59)

おしらせ九重 夢子さんが退室しました。  (2012/10/18 04:51:06)

おしらせルイアラさんが退室しました。  (2012/10/18 04:56:24)

おしらせ五条院イリスさんが入室しました♪  (2012/10/18 22:16:07)

五条院イリス【こんばんは。ちょっと夕方のショッピングモールでぶらぶらしますのでどなたでも。】   (2012/10/18 22:16:56)

五条院イリス(冷たい雨が降りしきるせいか、屋根のあるショッピングモールは普段よりも少し盛況だろうか――見渡せば、所々にカボチャのお化けの飾りやら、ハロウィンを意識した装飾がちらほらと見受けられる。それにかこつけて何か売ろうというのか…そこまではよくわからないけれど。普段から時々覗いているCDショップもそれらしいものが置かれていた。)ふふふ、ちょっと怖いかな?怖い顔をしているのに意味があるんだけどねー。(鞄から顔を覗かせたぬいぐるみに語りかける少女。いつの間にか制服は冬服に変わり、ブレザーも欠かせない。特に、数日続いている冷たい雨が空気を冷やしているようで…屋根があっても、人が多くてもどことなく空気は冷たい。)   (2012/10/18 22:22:20)

五条院イリス怖い顔をして、悪い霊は来るなー、って言ってるんだって。良い霊も逃げちゃいそうだけどね。(大体、どこの国も似たようなお話はあって、霊が帰ってくるとか、悪い霊は寄せ付けないとか言ってる。神社とかの狛犬も怖い顔をしているけど、番犬だと思えばそういうものなのかもしれない、と納得できる。…怖くなかったら、皆素通りするだろうし。とりあえず、カボチャのお化けを見ていても仕方ないので店内へ……特に目的は無いけれど。CDやらDVDやら、少し見ているだけでも悪くはない。新譜のコーナーで立ち止まって、ひとつひとつジャケットを眺めてみることにする…。)   (2012/10/18 22:29:44)

五条院イリスんー……良く知らないけど、凄い人だね。(なんだか濃いとかそういう問題じゃなくて、仮装とかみたいなメイクをした女の人の写真。…でも、名前を見ると納得した。こういうのも一つの表現…なのかも。大体、派手なステージとかメイクで何度かニュースも見たことがあるし…個性、なんだよね。買ってまで曲を聴こうとは思わないけど、テレビの宣伝とかにも使われてた気がする。)次、映画の方でも見よっか。(コーナーを移して、映画のDVDでも見て回ることにする。筋書きがあって、色々と工夫を凝らして映像にする努力は見ていて面白い。それに、自分の部屋で皆と一緒に映画を見るのはそれはそれで、雨の日なんかには良い過ごし方なのだ。それで、何かしらの刺激を受けることだってあるかもしれないし。)   (2012/10/18 22:44:28)

五条院イリスあはは、凄いね。本当に風船で家って飛ぶのかな?(映画のコーナーで、ひとつ気になったタイトルを手にとって首を傾げて…鞄から顔を出した二人にもジャケットを見せて。…風船って多分、ガスを入れないと浮くってことは無いと思うんだけど。でも、絵としてはたしかに面白い。)でも、夢があるね。空飛ぶ家かー……風に流されたらどこに行くかわからないね。(現実的な疑問と、夢のある話と、色々考えながら小さく肩を揺らして。でも、フクロウのぬいぐるみを空に飛ばす私が言うのはそれはそれでおかしいのかな――なんて思わないでもない、けど。それはそれで色々と条理に逆らっているのは間違いない。)   (2012/10/18 22:57:12)

五条院イリスんー…これ、見てみよっか。折角だしね。(大体、出会いというのは突然だ。そして、何かしら気になったのも縁だろう。……そんな簡単な理由で、DVDの購入を決めた。とりあえず、それだけでも今日ここに来た意味はあるのだから…それを持ってレジに向かうことにする。さすがに、二本三本と買っても、すぐに見る時間が出来るとは限らない。だから、今日はこれだけ。そんなわけで、足取りも軽くレジに向かって――今日は、それなりの収穫を得て帰ることにする。)   (2012/10/18 23:10:39)

五条院イリス【お邪魔しましたっ。おやすみなさい。】   (2012/10/18 23:12:00)

おしらせ五条院イリスさんが退室しました。  (2012/10/18 23:12:03)

おしらせルイアラさんが入室しました♪  (2012/10/21 22:19:19)

ルイアラ【公園でしばらく待機しています!】   (2012/10/21 22:19:32)

ルイアラ(昼下がりの公園でちくちくと針を使うのは、金髪碧眼の少女。 金髪をツインテールにしてメイド服を着込み、バスを使ったクレープ屋の店番をしている。 ふわぁ、とあくびをしながら、特にお客さんも来ないし、なんとも退屈そうに針仕事。)………だりー。(足をぷらんぷらんと揺らしながらあくびをする、なんとも駄目なメイドである。 見た目だけは洋人形の風貌なのであるけれど、肘をついてあくびをする様は、どう見てもデキるメイドには見えない。)   (2012/10/21 22:28:35)

おしらせ宮坂祥子さんが入室しました♪  (2012/10/21 22:35:10)

宮坂祥子【こんばんは、よろしくお願いします。】   (2012/10/21 22:35:35)

ルイアラ【はい、こんばんは!】   (2012/10/21 22:35:48)

宮坂祥子「あれ?あそこのクレープ屋さんって…。あんな女の子いたっけ…?」そこを通りがかる少女は、クレープ屋の店内ををのぞきこむ。そこにはお人形さんのような女の子が退屈そうにあくびをしていた。「すいませ~ん…。もう開いてますか?」ドアを少し開いて少女に呼び掛ける。   (2012/10/21 22:39:30)

ルイアラ………ハロウィンやるから衣装考えておいてー、って言われたけど、………なーんにしよっかなあ。(ちくちくと縫うのは、その衣装の準備である。)…ミイラ……は却下されたし、ドラキュラもメジャーだしなあ……。 日本のメジャーなのでもいいっちゃいいけど…(ううん、と悩みながら、ちくちくと針仕事をするメイドさん。)……っと。!(そこに現れた少女に、ひょ、っと立ち上がって。) はーい、はい、開いてます。 クレープ「だんてらいおん」へようこそいらっしゃいませ。(立ち上がって着地するまでは乱暴に、それからは本物のメイドのように微笑んでご案内。)   (2012/10/21 22:41:49)

宮坂祥子「は…はい…。」(何だか変な店員さんが入ってるなぁ…。)少女の動きと接客の笑顔のギャップに戸惑いながらも少女の前に…。「えっと…じゃあこのハロウィン限定のかぼちゃクレープってのください。」いやでも目に入る位に目立つポスターに書かれた『期間限定!!』の文字につられ、かぼちゃのクレープを注文する。「ふーん…ハロウィンの衣装作ってるんだ…。」これまでの独り言を聞いており、まだ線も引かれていない布を眺める。   (2012/10/21 22:50:29)

ルイアラはぁーい、っと。 ……んじゃ、しばらくお待ちください。 食べて行かれます?(と声をかけつつ、ひょい、とキッチンにそのままメイド姿で立って、腕まくり。) ……? ああ、ハロウィンに仮想してお店やろーかなーって思ってるから、よかったら来て下さいねー?(といいつつ、するりと生地を伸ばして。 少女の割りに慣れた手つきで、クレープを作り始める。)   (2012/10/21 22:54:47)

宮坂祥子少女のクレープを作る手際をそこで眺めながら…。「へぇ~、楽しそ~。それなら衣装作るの手伝ってあげよっか?」「あなたが着ればどんな衣装でもかなり似合うと思うんだけど…。」祥子は頭の中で彼女にいろんな衣装を着せてみた。「魔法使いとか似合うんじゃない?」   (2012/10/21 23:03:21)

ルイアラ……そーですかー?(苦笑する。 さすがにいつものように「当然! 何でも似合うからね!」といった態度は取れないのは致し方の無いところ。)……んー、じゃあ、案を貰ってもいいですか?(と、聞きつつ、次の言葉にぴき、っと固まってしまって。) あー、いや、その。(魔法少女となって戦いを続けている、なんていうこともできずに。) ………あー、やったんですよ、去年、もう。(思いついた言葉を繋げて、なんとかごまかす。) だから、それ以外で…?(と、首をかしげながら、クレープをくるくると巻いて。)   (2012/10/21 23:06:37)

宮坂祥子「そっか~…。前と同じってのはつまんないね…。」自分の案が通らなかった事に少し肩を落とし…。「別にお化けや怪物じゃなくても良いのよね?たしか…。そう言えば、そのメイドさんの服はどうしたの?」お店の制服にしては精巧にできているメイド服に疑問を抱く。   (2012/10/21 23:13:27)

ルイアラそ、そーそー、前と同じはさすがにねー。(笑顔を向けて、ほっと安堵。 さすがに魔法少女の衣服ではっはっはー、というわけには行かないのだ。) ……ああ、これ? これはこのお店の制服。 似合ってる?(くすくすと笑いながら、くるり、と目の前で回りつつ。) はい、それじゃあ、かぼちゃクレープでーす。(笑顔で、そっと差し出しながら。)   (2012/10/21 23:15:57)

宮坂祥子「ありがと~。」両手で受けとると、その場でクレープを一口食べる。「んっ、おいひい…。」一口が大きく、口をもごもごさせながらもごくんとのみ込む。「あなたって名前はなんて言うの?」自分より下か同じくらいの年かなぁと思いながら聞いてみる。   (2012/10/21 23:25:44)

ルイアラ……ん? 私? …私はルイアラ。 ルイアラ・エーデルフェルト。 留学生ってとこだけれど。(腰に手を当てて、笑顔を向ける。 その挑戦的な自信のある笑顔で、キッチンを片付けつつ。) ……そーだな、何個か用意して、被らないので登場すればいいかな……。(などと呟いて。)   (2012/10/21 23:27:36)

宮坂祥子「ごちそうさま~。またハロウィンの日に来るね。何着るか楽しみにしてるよ。えっと…ルイアラちゃんかな?」彼女の呼び方を確認し、お金を払う。「ルイアラちゃんならお姫さまとか、妖精さんとか、男装も出来ると思うよ。」そしてお店を出ようとする。   (2012/10/21 23:34:04)

ルイアラ…(肩を竦めながら。)……お姫様って。 いや、さすがに自分でそれは仮装しないって。(首をぷるぷると横に振りつつ。) ……あー、男装ね、それはありかもしれない……けど。(うん、と頷く。 髪の毛さえなんとかすれば、男装はありかもしれない。) ……ぁ、ありがとうございましたーっ、っと!(ぱたぱたと表に出てきて、見送ろうとして。)   (2012/10/21 23:38:27)

宮坂祥子「じゃあ、また来るね~。」ルイアラに手を降って、後ろに向き直ってお店を出ていく。しばらくすると…。「きゃぁぁぁぁっ!?」祥子の悲鳴が響く…。気がつけば辺りは不気味な程に静かになっていて…。   (2012/10/21 23:45:35)

ルイアラはぁーい、んじゃまた…………。 (言いかけて、こちらはそっと後ろを向いて片付けに取り掛かろうとし始めて。) ……!!(聞こえてくる悲鳴にがばり、っと振り向く。) ………んだよ、全く…っ!(走り出す。 メイド服のその姿はそのままに、けれども、右手に持つのは青色の短剣。 何が起こったかわからないけれども、とりあえず、である。)   (2012/10/21 23:48:36)

宮坂祥子【一旦名前を変えて来ますね。】   (2012/10/21 23:50:12)

おしらせ宮坂祥子さんが退室しました。  (2012/10/21 23:50:23)

おしらせフィオナさんが入室しました♪  (2012/10/21 23:53:30)

フィオナ「アハハハッ!『きゃあっ!』だって~。可愛い~♪」そこには魔女のコスプレをしているような女性と、ハロウィンのかぼちゃから手足がはえたような怪人が祥子の首を締めている。「あなたは新しい怪人を作るための体に使わせてもらうからね~♪」苦痛に顔を歪める祥子の頬を撫でる。   (2012/10/21 23:58:19)

ルイアラ……………は、…っ。(小さく吐息を漏らせば、目を細めて。) ………………。(手を、ぴたん、と地面につければ。 ぴちゃん、と波紋が地面に広がっていく。 ぴちゃん、ぴちゃんと音が響き渡って。) ……さあ、行くか。(ざ、ぱぁっ、と水しぶきがあがり。)   (2012/10/22 00:03:06)

おしらせルイアラさんが退室しました。  (2012/10/22 00:03:09)

おしらせ魔法少女ルチルさんが入室しました♪  (2012/10/22 00:03:16)

魔法少女ルチル……(濃紺の衣装を身に纏った少女が、青の短剣を握り締めて。) ………(そのまま、問答無用で短剣を向ければ。 ばしゅっ、と音をさせて水滴を弾丸のように打ち出し、かぼちゃ怪人の横っ腹をぶち抜かんとする。)   (2012/10/22 00:04:20)

フィオナ『ウグッ…!?』かぼちゃ怪人の横腹に水の弾丸が命中し、小さな呻き声をあげて倒れる。「うぅっ…げほっ…げほっ…。だ…誰…?」そのままガクリと意識を失う祥子…。「今、邪魔をしたの誰!?」フィオナは怒りに震えている。   (2012/10/22 00:08:57)

魔法少女ルチル……通りすがりに暴力振るうなんて、通り魔か何かじゃねーの。(薄く笑いながら、ぺ、っと唾を吐いて。) ……魔法少女ルチル。 黙って帰るならそれでよし。 帰んないなら、………血、見るぞ。(ちゃぷ、と地面に波紋を作りながら、左手に赤い短剣を握り締めていて。)   (2012/10/22 00:12:01)

フィオナ「アンタ…自分がやられるって全然思ってないタイプ?めちゃめちゃ腹立つんだけど…。」かぼちゃ怪人が立ち上がる。水の弾丸を受けたが、大したダメージでは無いみたい…。『ウォォォッ!!』雄叫びをあげてルチルに襲いかかる。   (2012/10/22 00:18:06)

魔法少女ルチルじゃあ、アンタは自分がめちゃくちゃにやられる姿を少しでも想像しながら戦うタイプなんだ?(けらけら、っと、馬鹿にしたような笑顔を見せる。 相手を怒らせる言動もまた、喧嘩慣れしている証拠。) ………………はっ、……液体を使う私に、カボチャごときが…っ!(赤い短剣を地面にがりがりと滑らせれば、僅かににおうのはガソリンの匂い。 ごう、っと炎が巻き上がれば。) ……焼けて、死ねっ!!(ジャンプをして、射線上に少女が巻き込まれないように注意しつつ、火炎放射がまっすぐ放たれる。)   (2012/10/22 00:20:28)

フィオナかぼちゃ怪人を、ルチルが放った火柱が包む。『グェェェッ!!』全身が燃え上がるものの、怪人は火炎攻撃を受けきった。『ウォォォッ!!』すかさず燃え盛る体でルチルに体当たりを仕掛ける。「バ~カ!火をつけた位で勝てるワケ無いじゃ~ん!!」横でケラケラとうるさく笑うフィオナ。   (2012/10/22 00:26:59)

2012年10月14日 02時42分 ~ 2012年10月22日 00時26分 の過去ログ
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