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「オリジナル魔法 少女なりきり部屋」の過去ログ

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2012年11月25日 23時38分 ~ 2012年12月02日 22時40分 の過去ログ
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月乃かなた…ほへ?綺麗な……って、そんな死ぬようなのは却下!却下なの!(中空に浮かぶ少女に向かいあげる声、それをかき消すように拒否するように撃ち出された巨大な鉄球。高速で迫ってくるそれをボクは避けるでもなく……)……そっちの青い人ー、大丈夫?ボクはカナタ。そっちが防御できてる、なら……(空から見れば、鉄球がのんきに喋ってるように見えたかも。両手を広げ、鉄球をがっちり受け止めたまま、横の子に声をかける。そっちも無事にガードできてるみたい。よかった。)ボクは思いっきし行くよー!どーりゃぁー!(受け止めた衝撃と重量で地面にめり込んだ足を引き抜き、一歩踏み込む。その衝撃で地面がまた砕けクレーター状に陥没するのも構わず、力任せに鉄球を投げ返す!言葉通り、思いっきしだ!)   (2012/11/25 23:38:45)

マーモ・マーサはい、潰れ… …あれ、潰れてない?(ずどん、と鉄球は両方地面にめり込んだように見えた。ちゃき、とライフルを降ろして…) …ずどん?(聞こえて来る轟音。よく見れば、辺りには別に血は飛び散っていない。それに…) 鉄球が、動いて… …っ!?(投げ返された鉄球は、不意撃ち。高速で飛んでくる鉄球には黄金の回転すら感じられて。ライフルを持っていた方の手で、ガード…) …ぐっ… 耐えられ、ないっ…!?(金属と金属が激しくぶつかり、潰れる音。めきめきと音を立てて、右手パーツは粉々に砕けて… ゆらめいて消える。鉄球が当たった反動、くるくるときりもみ回転をしながら二人のところに落下していき…) …なら、これで… …ずばーっ!(左手…にくっついた巨大なロボ手、そこに握られているのはやはり巨大な…数メートルはある日本刀のようなもの。それを思い切り、回転しながら振りかぶり… ぶぅんっ!とかなたの方へと振り下ろす。墜落しながらの攻撃、細かい制御は効かないけれど…)   (2012/11/25 23:46:13)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、和泉 サキさんが自動退室しました。  (2012/11/25 23:49:35)

おしらせ和泉 サキさんが入室しました♪  (2012/11/25 23:49:58)

和泉 サキ危ない!…(思いっきり鉄球を投げ返すかなたちゃんの姿に見とれているが、大きな日本刀の様なものがかなたちゃんに向かうのに気がつき、両手を構え青いバリアーをかなたちゃんの前にも作った。お互いの能力が分からないので、防御のお手伝いをしている)そのバリア、役に立つかもしれないから。私、今のうちに、コンビニで温かいコロッケ買って来るね…(片膝を地面に置き、両腕を置いた。そして、素早くぴょんっと跳躍し、いきなり、公園の直近の家の屋根の上に移動していた。そして、弧を描きながら、20mごとに家の屋根にスチャっと降りながら、さっきのコンビニに向かって行く。   (2012/11/25 23:52:09)

和泉 サキコンビニに変身した姿のまま入って行き、奇妙な姿に驚く店員をスルーし、コロッケを買い魔法で公園のベンチの上に転送し、袋に魔法で「赤い瞳の子へ☆一人で勝てるよ。ファイト!」と記す。しかし、サキの魔力の源であるネックレスは自宅に置いてきてしまったのだ。しいて例えるなら、携帯の充電を忘れたのに近い。やや天然なサキは魔力をほぼ使い果たし、慌てて自宅まで飛び跳はねながら向かっていた)【すみません、明日の朝があるので、背後事情で落ちます。お二人ともありがとうございました】   (2012/11/25 23:52:18)

マーモ・マーサ【お疲れ様でしたっ】   (2012/11/25 23:53:13)

和泉 サキ【逃げたみたいですみません、お休みなさい】   (2012/11/25 23:53:16)

月乃かなた【おつかれさまーっ】   (2012/11/25 23:53:42)

和泉 サキ【お疲れ様でした】   (2012/11/25 23:54:02)

おしらせ和泉 サキさんが退室しました。  (2012/11/25 23:54:05)

月乃かなたんー、おっしい!ストライクならずかー(ガードされて右手のみ撃破に終わって、残念そうに指を鳴ら……そうとして失敗。うん、手甲つけてたらそりゃ鳴らないってば……)…って、ちょ…ちょっとぉぉぉ!?(スカった指は素早く構え取って誤魔化そうと、うん誤魔化せた、きっと誤魔化せてる……とほっぺの赤さ気にしつつ。なんてやってる場合じゃない!振り下ろされる巨大な刀を避けるか受けるか、判断が一瞬遅れて、慌てて右手を上げてガードしようとして……)て、え?青い…ばり…あ……?あ、ありがとー!(露骨に遅れてたガードモーションは途中で止まり、ボクの手の代わりに刀を受け止めてくれたバリアに目をぱちくり。あ、そっかこれって……。やっと状況を把握して、青い人に左手ぶんぶんっ!って振りながら大声でお礼言って、さあ反撃たーいむ!)   (2012/11/26 00:06:05)

月乃かなたんっふっふー……いくよー!吹っ飛べーっ!(にんまりと口元ほころばせ、右手を低く構え直す。腰もぐっと落とし、両膝も曲げて……溜めていた全身のバネを解き放ち、体ごと突き上げるように膝を伸ばし、握りしめた拳を突き上げる。更に身体の動きに合わせ魔力を上乗せして加速・強化。ただただ力任せのアッパーを刀めがけてぶちかます!)   (2012/11/26 00:06:11)

マーモ・マーサ…両断、する…っ、って、なにこれ、硬い…!?(刀はバリアで止まる。そう、目の前のかなたに集中していたせいで見逃していた、もう一人の術者。そちらの方を見ると、もう戦闘域からは逃走していて…) …逃がし…たっ!?(呟いている間に、再度衝撃。かなたの強烈なアッパーを食らって、刀が跳ね上げられて… ごぃんっ、と鈍い音を立てて。 くるくると回転して宙に浮き… …ざくっ、と地面に刺さる、刀。2階建ての家くらいはありそうな全長の刀、刺さったものを抜くだけでも困難だろう) …理解。つまりあなたは、馬鹿力。 …それとも、力馬鹿? なら… べたべたにするね? (きりもみ回転のまま、身体を回して… そのまま。ロボ両腕は衝撃で使い物にならなくなって、今度は足。ぐるん、と周りながら、巨大な足底でかなたを蹴り飛ばそうとしながら…) …てやーっ (足底から、緑色の粘液を噴き出させて。触れればねばねばでどろどろで糸を引いて… まるでトリモチのように。動きをかなり制限されるだろう。そうしながら、蹴りは近付く)   (2012/11/26 00:14:08)

月乃かなたああっ、こらー!人のコト馬鹿なんて言う方が馬鹿なんだぞー!このバカー!(なんか理解された。否定しきれないものがあるのは分かってるだけにぐぬぬぬぬ……。四度目のびしぃ!とともに大声で反論。ともかく反論するのです!)さって、右手左手の次は……やっぱ足かっ!(べたべたにする?がよく分かんないけど、そんなコトより今は目の前に迫った足の方。右手だけであんな力だったんだから、足だってバカにできないはず……!全身に巡らせた魔力で力を『強化』し、左手も右手の手甲に添えて蹴りをガード!さすがに衝撃までは殺せなくて、後ろにずずずっと……でもガードできないほどじゃない!)…ほへ?え?えええっ!?(間の抜けた感じの声とともに浴びせかけられたねばねばどろどろ。ガードして固まってる状態じゃ避けられるはずもなく、顔にこそかからなかったものの体にはたっぷりとかけられちゃって……うえ?何これ?粘っこくて……動くの、きつ…ぅ……!)   (2012/11/26 00:28:36)

マーモ・マーサじゃあ私のことを馬鹿って言ったあなたは、もっと馬鹿? やっぱり、絡め手で絡まっちゃうんだね(どろどろの粘液がかなたにかかったのを確認して頬を緩める。重くて、強烈な粘性のある液体。常人なら動くだけでも困難、少なくとも素早い動きなんてできない…はず。 またバーニアを吹かして、ふわぁ…っと。 垂直に上昇…) …足まで壊されてたら逃げなきゃいけないところだったけど。あなたはもうチェックメイトにハマったみたいだね。 それじゃ…… (かなたの真上へと飛ぶ。両足を揃える。強大なロボ足が左右、ぴしっと揃えられて…) ……ぷちっと潰れて、サヨナラ? (自由落下。 硬くて重くて巨大な足が、かなたを押し潰そうと…)   (2012/11/26 00:33:59)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、マーモ・マーサさんが自動退室しました。  (2012/11/26 00:54:08)

おしらせマーモ・マーサさんが入室しました♪  (2012/11/26 00:54:48)

月乃かなたうう、うっさいなー!もう馬鹿でも何でもい…い……?(ぬとぬるねばねばがあちらこちらに絡みついて動きづらくて、自由に動く口を活用。……え、また飛んで…飛んで……?あれ、なんだか今すっごくイヤな想像が……)いやいやいやちょっと待ってまって待って!さすがに吸血鬼のボクでもそれはちょっと痛いじゃ済まなそうって言ってるでしょーがーもうっ!(叫び声はむなしく響くのみ。真上から聞こえてくる声で相手の分かった。というか分かってました予想通りでした。さすがにあんなのモロにもらったら、痛いで済ませられるかどうか…… なら…!)ツヴィリンゲ!第二とあと…えーっと何番だっけ……ええい、もー全部!全封印解除!(迷ってる暇なんて無い。ホントは選びたかった『封印』……ご先祖様の遺してくれた武具の全解放を命じる。ツヴィに内包された封印は刹那の間に解かれ、今のボクじゃ扱いきれない武具達と魔力回路が繋がる。とりあえず左手甲と両足甲だけでいいから慌てて召喚して……)   (2012/11/26 01:04:47)

月乃かなたそれと…モード、『全力全開後先考えずおーばーろーど』!(そこ、センスが無いって言わない。自分でも分かってんだからさ……。ともかく、「今のボク」じゃ扱いきれない。だったら「多少なりとも扱えるボク」になっちゃえばいい!ボクの声に応じて、ツヴィリンゲは今までやってくれてた制御、ボクの魔力を抑える制御を逆転・増幅させ始める。全身を巡る魔力が一気に膨れあがり、堪えきれずに身体も膨れあがりそうに……否、本当に身体も膨れあがった。髪はみるみる伸び腰を越え膝辺りまで達し、手も足も伸びてって……そう、強引に身体を成長させて、ボクは今、大人の身体を手に入れた……!)そんな簡単にぃ……潰されてたまるかーっ!!(成長させた身体能力+武具によるブースト+強化魔法。強引にも程がある力業で戒められた身体を無理矢理動かし、両手を上に掲げて巨大な足を受け止めようと……頭ならともかく、力比べなら負ーけーるーかー!)   (2012/11/26 01:04:57)

マーモ・マーサぷち…っ(はい、おしまい。下で何かやっているみたいだけど、そんなの関係無い。潰して殺して大人しくさせて、細かい事はそれから… そう思っていたら、がくん) …?(落下が止まる。地面に着地した? いや、これは…) …これを、支えてる…!? お姉さん、そんなパワーが… …誰?(足下に視線をやって… 首を傾げる。そこにいたのは、想定していた「お姉さん」とは違う誰か…のように見える。ともかく、力比べ…!) …まあ、いいや。支えるなら、もっと力を入れて潰すだけ。そら、そらそら… …そらっ!(バーニア逆噴射。落下方向に加速、力を加えて。ぐいぐいぐいぐい、受けとめているかなたを押し潰そうと…) …ぁっ(…しばらく無理矢理力を加え続けてたら、機体のバランスが崩れる。ぐりんっ、と、前方向に回転して… 機体に覆われていない生身の身体部分、お腹と顔がかなたの方へと。少なくとも粘液でべとべとになりそう。ぎゅぅっ、と目を閉じて……)   (2012/11/26 01:12:01)

月乃かなたんぐ……ぐぐぅ…!おし……まいになるっ……のは……!(更に増加する荷重に腕は下がり膝も砕け、じりじりと押されてく。それ以上に、召還した武具達に喰らわれてく魔力がキツい。ボクの腕じゃ、この子達を負荷なく駆動させられるのはせいぜい1~2、それ以上は強引に魔力を注ぎ込んで駆動させる必要があるし、その過負荷で起きる痛みがぱない。無理矢理成長させた身体でも気絶しそうになる痛みを堪え、巨大足の重みに耐えて)…ぐっ!……おまえ…だぁぁぁぁぁっ!!(力勝負してるうちにバランス崩したらしく、相手の姿、機械じゃなく生身の部分が見えて……このチャンスを逃すわけがない!噛み締めた口を開き叫び声を上げ頭を振りかぶり……こちらへ来る相手めがけ、カウンター気味に勢いよく頭を叩きつけようと……。そこ、魔法少女らしくないとか言わない。本人が一番よっくわかってんだからさ…)   (2012/11/26 01:26:29)

マーモ・マーサ…あ(うっすらと目を開くと、目の前にはかなたの頭。あ、これ、当たる。絶対当たる。助け…) ぐっ(ごぉんっ。直撃。物凄く痛い。一瞬思考が完全に途切れて… その瞬間、ふっ…と両足のパーツも歪んで、消える。かなたを包んでたどろどろも、大半は。後に残ったのは小さな少女の身体だけ。頭突きの衝撃、モロに喰らって… どさっ、と地面に尻餅をつくように着地して……) 痛…~~っ……!!!(頭を抱えてその場をゴロゴロ。痛い。凄く痛い。ぷるぷる震えながら、片手で胸元をごそごそ漁って。 ひらひらとはためく白旗。もう片手に握られているのは、小さな機会。おそらくは、逃走用の……) つ、次に逢ったら、百倍返し……(声も震えてて、涙声。痛みが全然引かないらしく、頭がぐわんぐわんでまともに正面も見れない様子で。機械のボタンを押そうとはしているようだが、それを妨害すれば逃走は阻止できそう)   (2012/11/26 01:32:47)

月乃かなたうぐっ!…あっつぅ……いたたた……(目から火花が出るって表現あるよね?今ちょうどそんな感じ。かなり強引に頭突きしたもんだから、こっちも痛い。すっごく痛い。過負荷の痛みが一瞬消えちゃうぐらい痛い……。巨大足が消え、べと液もあらかた消え去ったのにも気付かず、両手で頭抱えてうずくまって。うずくまれる状況なのを理解できる余裕もありません。)あつつつつつ……うー……おっけー、次会ったときはもっとこてんぱんに、声も出せないぐらいにするからねっ!(もう何度目か忘れたびしぃっ!を向け、負けじと声をあげて。ちょっと震え声になってるのとか、完全に涙目になってる部分は見逃してください。見逃してくんないとシメる♪ こっちも余裕全然ないから……というか、妨害したら逃がさないのかな?うんしようってところまで頭が回ってません。)   (2012/11/26 01:42:27)

マーモ・マーサぅぐ…、じゃあ… …また…っ(ひらり、旗を振る。それと同時、かちり、ボタンを押す音。自身の身体はプリズムのように…) …ぁ。そう言えばお姉さん、なんか見た目変わってる…?(ぽつり、素の表情での素の問いかけ。不思議そうに首を傾げたまま… ふっ、とその身体は消え去って。おそらくはどこか遠くへと転移したのだろう。地面に刺さっていた刀も跡形もなく消えて…) 【それではこちらはこれくらいで。お相手ありがとうございました!】   (2012/11/26 01:47:47)

月乃かなた【はーい、お付き合いいただきありがとうございました。おつかれさまーっ!】   (2012/11/26 01:48:36)

おしらせマーモ・マーサさんが退室しました。  (2012/11/26 01:50:18)

月乃かなたうん、見た目が…っていうか………(ぱたぱた振られる白旗と一緒に少女が消え去ってったのを確認したら、気が緩んで…その場にぺたりと座り込んじゃう。同時に手甲も足甲もぜーんぶ光の粒子になって消えて、服も元の状態、Tシャツとショートパンツ姿に戻って……)あ゛ー……やば、もう限界……(ぱたり。座り込むどころかその場にぐたーっと横たわったときには、髪の毛は赤ではなく、艶のある白に変化していた。際限なく魔力を武具に喰わせてたせいで完全に魔力が枯渇した証拠だ。こうなったら、少なくとも数日は魔力回復しない…… うー、だから使いたくなかったんだー!)あふ……明日からどうしよ、がっこ……(変化したのは髪の色だけ。そう、身体は無理矢理成長させたままの状態。成長させるのにも魔力使って、もどすのにも魔力使うもんだから……あー、ほんとどうしよ……)とーりーあーえーずー………やすむ。(ぐたり。休まないと動けないっていうか指一本動かすのも億劫なのです。成長したせいでおなか丸出しへそ丸見え状態だけど、そんなこと気にせずそのまましばしぐったりと……)【こちらもこんな〆で。おつかれさまでしたー】   (2012/11/26 02:06:16)

おしらせ月乃かなたさんが退室しました。  (2012/11/26 02:06:22)

おしらせ日向アヤメさんが入室しました♪  (2012/11/26 21:44:54)

日向アヤメ【こんばんはー、忍者娘です。ちょこっと郊外でソロルしつつ人来なかったら街中へ移動する感じで待機してみます】   (2012/11/26 21:45:39)

日向アヤメそりゃ怪談の一つや二つは生まれるわ。こんなとこ(ボヤきつつ薄暗い廊下を足音一つ立てる事無く、一見無防備に、しかし何かあれば即座に対応できるよう弛緩した状態で歩いていく。月乃瀬総合病院、20年ほどまえに高速道路敷設の問題で廃院となった病院。今回の目的はそこに巣食う妖魔の排除だ。すぐそばを通る高速道路のせいで昼間でも薄暗い打ち捨てられた病院、しかも車が道路を揺らすと、時折カタカタと窓ガラスが振動を拾い音を立てる。今回の妖魔は典型的な伝承型、つまり『何かが居るに違いない』と人の想いが積み重なり、その「期待」に応えるべく産まれたタイプの妖魔である。生まれゆえに人を驚かす程度で済んでいたが、最近なにが原因か遊び半分で忍び込んだ学生が気絶した状態で発見される事例が突如現れた。それも貧血状態で……)   (2012/11/26 21:52:57)

日向アヤメ望まれるがままに産まれ、望まれるままに振る舞い望まれぬがゆえ消える。ま、同情しない事もないけど人襲ったらアウトよね(どこかに向けて語り掛けながら歩を進める。裏口から入り、診察室を経て、十人も入れない入院患者用の一角をめぐり、そしてこの病院には存在しないはずの手術室へと行き着く。事前の情報どおりだ。打ち捨てられ赤ん坊が大人になるほどの歳月を経たにもかかわらず、消毒用アルコールのツンとした匂いが鼻につく。そしてその中にかすかに混じった血臭の微粒子を捉え、肩を軽くすくめる。服装はいつもどおりの軽装のパンツルック、寸鉄も帯びずそのまま空港の金属探知機もくぐれるほどに無防備な、探索に来た無思慮な女学生と名乗ればそれで通る姿のまま歩き続け、そしてそれは唐突に訪れた。分厚いガラスが割れる濁った音と獣のような奇声、そして濃厚な魔の気配を感じ取り、手元に一本のクナイが出現する。隠し持っていたわけではない、術で呼び寄せたわけでもない、霊体化したクナイを体内に融かし込む事で可能な無音無発光、そして霊力反応をほとんど伴わない戦闘準備。振り返る勢いをそのままにバックハンドで気配だけを頼(長文省略 半角1000文字)  (2012/11/26 22:03:49)

日向アヤメ頼りに鈍い光沢を放つ刃を振るう)【文字数超過警告出なくなったのね…】   (2012/11/26 22:04:22)

おしらせシスターアーデルハイトさんが入室しました♪  (2012/11/26 22:05:25)

シスターアーデルハイト【お初でこんばんはっ。別件でお邪魔していいかしら?そして場合によっては襲っても構わないでしょうか?】   (2012/11/26 22:06:19)

日向アヤメ【こんばんはー!えっと、一刀に切り捨てていい仕事したわーで行くつもりだったけどいいでしょうか!それと、妖魔退治でお金もらってるお仕事なんでちょくちょく先越されて一方的に対抗心持ってるって方向いいでしょうか?あ、あと人払い系のは使えません】   (2012/11/26 22:08:20)

シスターアーデルハイト【あ、どうぞどうぞ。襲いやすくじゃなかった後の展開やりやすくなるしっ。了解、こちらは欧州メインの組織でアジア圏全体はともかく日本では私くらいしか殆ど動いてない設定ですが、強権的な悪の秘密結社なので過去や国外でのいざこざは適当に作っていただいて構いません。こちらも折り見て対抗ネタで返したいと思います。人払い系はタイミングがあれば私から適当にっ。】   (2012/11/26 22:14:33)

日向アヤメ【はい、忍者は過疎化と不景気の煽りでワールドワイドに出稼ぎしてるという方向で行きます!じゃあ登場待ちますねー】   (2012/11/26 22:16:36)

シスターアーデルハイト【はい、ちょっと準備なして飛びこんだので少々お待ちをっ。】   (2012/11/26 22:16:59)

シスターアーデルハイトさっむ。――年の瀬 <グレンツェ・ヤール> 、ね。(この国にはそんな面白い言い回しがあるのを思い出し、半ば顔を隠した黒のマフラーに小さな囁きを封じつつ、聖職者の黒衣姿の私はその廃ビルを仰ぐ。その建築物が背にするのは、まさに境界線から落っこちそうな、鈍い冬空。)ええと。ツキノ、統合…病院。ここかしら。(表示された病院名は一部が欠落し、未だに不得手な漢字の読み取りも併せ少々自信なげに視線を配る。病院を象牙の塔などと称するらしいけれど、その建築物は象牙と例えるには些かくすみ色褪せていた。今回私が追っているのは討伐手配番号81006・宙魚 <サリ・エーテラ> 。その名の通り宙を泳ぐ魚の様な中級魔族で、淀んだ気脈に棲む。)ふん。路弓殺ってやつねー。こんな所に病院なんか建てるんじゃないって。いえ、逆だったかしら。――詩篇第参拾弐、(宙魚は目もなく音にも頼らない。だから気楽に独言を吐きつつ、エントランスをくぐる。編み上げの靴底がガラスの破片を踏んだ。詩篇宣言と同時、上げた右手に蒼炎が渦巻き無光沢の黒へ結実する。特殊マズルブレーキ内蔵の銃身が無骨な印象の、半ポリマーフレームの.38口径拳銃。)   (2012/11/26 22:28:41)

シスターアーデルハイトドッペルシュトラーフェ。悪いけど受付は無視させて貰うわよ。(ホールは無人だから当然だけど。背を壁につけ、それでも警戒は怠らない。クリアリングしつつ、奥の廊下へ侵入ルートを取る。閉じた部屋を示すプレートは第2レントゲン室――ドアを蹴り飛ばす。とっくに機材は回収済みらしく空虚だけが私を迎えた。)ハズレっと。【改めてよろしくっ。】   (2012/11/26 22:28:56)

日向アヤメ獲った……(宣言に一瞬遅れ、確かな手ごたえがクナイを伝い手元へと返ってくる。本来ならばただの鍛えた鋼で作られたクナイの刃は半ば非実体で構成された妖魔の肉体には致命打足りえない、しかし、うっすらと陽炎のように刃を覆う霊力がそれを可能としていた。霊的な視覚でもほぼ陽炎のようにしか認識できない暗殺用に研ぎ澄ませた第二の刃、それが油断した妖魔の無防備な喉元に切り裂き、霊核を真っ向から切り割っていた)忍者のクリティカルヒットにはご用心を……(続けて取り出した符により、霧散していく残滓を逃す事無く封じていく。これが復活の阻止と討伐の証拠となる。妖魔の打ち立てた法則により作られていた存在しない手術室はこの世から剥離するかのように薄れて行き、何もない廊下へと放り出される)……?(と、同時、どこからか空気を震わせる気配が肌を震わせた。確信があるわけではない、何かを捕らえたわけでもない。しかしそれを気のせいと切って捨てるほどに間抜けを晒すつもりもない、糸のように息を細め、クナイと体にうっすらと霊力を纏ったまま、気配がする方向へと進んでいく)   (2012/11/26 22:38:57)

シスターアーデルハイトこりゃ端から調べてくの面倒ね。もうちょいまともな霊査ができればいいんだけど…。(私は非実体への感覚能が低い。だから室内へ向けていた銃口を天井へ構え直した直後“それ”は僅かな音の振動、違和感といったもので私に伝わった。この病院は無人じゃ、ない。)ち、“お客さん” <ウーベルガング> か。(それは私が所属する退魔組織、リッタークロイツ教会修道院で戦闘地域にたまたま居合わせた人間を示す用語。間接的な目撃や騒音、破壊の痕跡――それらは後から無難な事実へ誘導もできる。でも実際に魔を体験した人間というのはどうしようもない。殺っちまうわけにもいかないでしょ?)ふぅ。…さて…ま、出しといた方がいいわね。(溜め息に胸に押し当てた双子の聖銃ドッペルシュトラーフェの片割れにちらりと視線をやり、元・第2レントゲン室から身を返す。違和感の発生源は確か長い廊下の左手。裏口の方向だ。)すみません、誰かいるのかしら?ここはまだ私有地よ。(思えば馬鹿げた話だけど、宙魚が通常の生物の感覚器を持たない事でかなりの油断があったのでしょう。私は未だ見ぬ先客に呼びかけつつ廊下の身体身を寄せるようにして進む。曲がり角――足を停め、)   (2012/11/26 22:48:08)

シスターアーデルハイトっ。(コーナーから踏み出すと同時にその先へ銃口を向ける。)   (2012/11/26 22:48:34)

日向アヤメ……(霊力を耳へと集中させていく。日向アヤメの持つ霊力特性は風、それが空気の振動を増幅、わずかな音も逃さずに拾おうと……)誰よこんなとこに高速道路敷いたの(カタカタとゆれる窓の音がかすかな手がかりを無遠慮に踏みしだいていく。が、内容までは聞き取れなかったが人が居るのは間違いない……何があってもいいよう、クナイを袖口にひっかけ指を腹にそえる事で隠し持ち、わざと素人臭くおっかなびっくり響く足音を立てながら、しかし足はよどみなく一定のペースでリズムを刻んで)あー、ごめんなさい……ちょっとピアノ弾いたらドアが開く系の不自然な病院っぽい雰囲気かもしだしてたもんで、つい   (2012/11/26 23:03:12)

日向アヤメ(聞こえてきた声に応えながら、廊下の真ん中からではなく壁ぎりぎりから聞こえて来る事に警戒度を高め) ちっ (直前の緊張を見せる事無く飛び出してきた影に対し、すばやく手の中へクナイを落とし込みそれを振るう……鈍い手応え、自分をポイントするはずの銃口をわずかにそらし、しかしそこから攻勢に移るには1アクション以上を要する姿勢で動きを止め、視線が絡み合う)映画の撮影、には見えないわね……同業かしら?悪いけど一足遅かったみたい(軽口を叩きながら、この場には不釣合いな聖職者の姿をした同い年程度の少女に唇の端を軽く吊り上げて見せる。異能を視覚として捉える能があるなら皮膚の表面から湧き上がるような陽炎としてかすかな霊力を捉えることが出来るだろう)   (2012/11/26 23:03:14)

シスターアーデルハイトったく…。ピアノどころか猟奇趣味を満足させるような備品一つないと、思うわよ。撤収する際に全部さらってっちゃったでしょうし…。っと。貴女、(びくりと銃口が上方向へ逸れる。呼びかける第一声は取り繕うような、安心させるためのもの、だった。なにしろラフなスタイルや不用意な足音は廃病院を好奇心で覗いた通りすがり <ウーベルガング> といった空気充分だったし、快活げな面影に後ろ暗さはない。けれど直後に声の色が一転。)霊力遣い!(直接視認すればいくらなんでも理解る。霊力 <ルーアハ> 、あるいは源素 <アルケー> 。リッタークロイツ教会では肉体に起因する循環する生命の力、創世の光が宇宙の構築にあたって低エネルギー準位へと相転移したと解釈される、それ。私の視界において、少女は薄く金の輝きを帯びていた。ちなみに私の方は今のところ高い霊視分解能を持てば右手のポリマー製現代風拳銃に霊力の痕跡を感知できる程度、かしら。神から授かった奇跡の集積体《聖霊》に詩篇宣言を通して霊力を篭めた騎士の武器は、実体化モードにおいて基本的に通常物質と変わりはない。怯んだその刹那に一閃が銃口を逸らし、)   (2012/11/26 23:17:35)

シスターアーデルハイトっの――、同業だかなんだかッ、(知らないけれどを省略する。相手の正体が何であれ関係ない――攻撃されれば、反撃しろ。それがリッタークロイツ教会修道院の訓えだった。その力に逆らわず、身を沈めつつ駒のように右半回転。地を払う右脚が床へ叩きつけコンクリートを砕いた左掌底の反動を得て彼女の喉元へ槍の如く突き込まれる。)衝穹 <ツキソラ> ! (瞬間、私の腕や足刀は霊力を帯び、蒼い炎状に可視化されるでしょう。命中の如何に問わず動きを妨げられなければ私は蹴りの直後にさらに半回転、斜め下から抉るように振り上げた銃のトリガーを一度絞る。.38口径フルメタルジャケット軍用聖弾。命中するとまず外殻が相手の霊魔力障壁を相殺、肉体と同時にアストラル体へ食い込む代物だ。)   (2012/11/26 23:20:00)

日向アヤメ推定一般人に銃口向けたの、アンタ?(呆れた声音で返しつつ拳銃に込められた力に軽く舌打ち、仕留めるつもりは無かったが拮抗する気もさらさら無かった)ハッ!三軒となりの由蔵爺さんから聞いた事あるわね。その強引なやり口、騎士十字がどうの……って!(視界から掻き消えるように沈み込む動きに付き合わず、バックステップを刻みながら肩口を握り締め、振り払うようにひっこぬく。と、一体成型の布のようにはらりと解け落ち、下から真夏の木の葉のように深い緑の忍び装束が出現する、一見簡素な全身を覆うゆったりとした装束ながら、機織蜘蛛と呼ばれる特殊な蜘蛛の糸で編まれた布地は強靭かつ霊力の循環を妨げない特殊なもの、海外ではシルクスパイダーとして知る者は知る希少種だ。そしてアクセントのように真紅のマフラーが口元を覆い風も無いのに独りでにたなびいている)   (2012/11/26 23:38:29)

日向アヤメやる気なら応えるわよ?出稼ぎ組があんたらには痛い目に合わされてるのよね……人違いなら今のうちに言っといてね。勘違いで叩きのめしたら後味悪いから覚えなおした上でとっちめるわ(穿つ様に飛び込んでくる弾丸に対し射線上にクナイを割り込ませ、着弾の衝撃を捌き切れないと見るやわずかに弾道をそらしつつ身を翻し、クナイをあっさりと手放す)日向流忍法初伝が四、矢逸らし(つぶやくように宣言しつつ、左手の中に取り出したクナイを無造作に喉元へ向け放り出すようにして投げ放つ、わずかに霊力を込められたクナイはしかし発光することも無く静かに、しかし鋼に突き立つ鋭さで短い距離を失踪する。霊力の特性を見抜く力を持つならば、わずかに渦巻く風の気配を感じ取れる事だろう)   (2012/11/26 23:38:31)

シスターアーデルハイト!――知ってる、という事は。(誰よ由蔵って。それは兎も角さらりと騎士十字 <リッタークロイツ> の名を持ち出すなんて普通じゃない。少なくともこれで興味本位の“お客さん”という線は完全に切れたわね。初撃は空振り、そして咆哮と共に吐き出された銃弾は浅い角度を描いて天井へ叩き込まれる。この距離だと銃弾の初速は裕に音速を超えるのに、彼女の反応はコマ落としのように疾い。)こいつ素手で9パラを、って、ええ――?何それっ。いくら私でもこの国にニンジャが居ない事くらい、(マズルフラッシュの残照が宙に描いた短い線の向こうに立つ姿に私は一瞬唖然とする。そいつはフィクションや、未だに欧州では実在信仰の根強い事で有名な忍者装束そのもの。ええと、コスプレかしら?違う。少なくともその動きは本物だ。木の葉の如く舞い落ちる短刀、いえクナイとか言うんだったかしら。そいつに霊力が集中した瞬間、それがどのように作用しているかは理解できないものの本能レベルに叩き込まれた反射で防禦を選ぶ。)   (2012/11/27 00:03:01)

シスターアーデルハイトッ。(ギィン――と鈍い金属音と火花。跳ね上げた左腕にもう一丁の黒の拳銃が出現し、まるで映像で観た事のあるミサイルの様に加速する首筋をガードしていた。さらに反対側へ首を傾けてなお、マフラーに穴が穿たれ黒の繊維が散る。)気に入りのマフラーに何て事すんのよ。――リッタークロイツ教会修道院シスター及び騎士、赤の八番 <ロート・アハテ> 。(リーラ・アーデルハイト・クレヴィングという本名も洗礼名も名乗る相手ではない、気がした。女の直感ってやつね。直後の記憶がそいつを裏付ける。)日向、流。シュターム・ヒナタ。聞いた事あるわ。銅鑼湾じゃ随分同僚が世話になったらしいわね。(銅鑼湾、香港の地名をトンローワンと発音し、く、と喉奥で笑う。同僚《黒の十二》と私は反りが悪く、そいつが憮然と全身に巻いた包帯で姿を見せた時私は爆笑したものだったけれど。実際にその関係者を目にしてる今、心の底から笑える気はしないわね。)人違いじゃ、ない。こっちに殺り合う理由は――、   (2012/11/27 00:05:41)

シスターアーデルハイト(こうして面と向かった以上、日向流 <シュターム・ヒナタ> とやらの戦い方を識っていなければならない。敵になるのか、味方としてもどこまで信用できるのか。澄んだ響き。一瞬の攻防を経て、今最初に撃った空薬莢が荒れた床を転がった。)あるわね。   (2012/11/27 00:05:46)

日向アヤメどっこい生きてる影の中!っていうか喧伝してどーすんのよ隠密が……まあ最近はそれほど忍んでないけど(なにせ政府と言う最大のパトロンがすっかりご無沙汰なのだ。セールス無しで商売は成り立たない、今回の件だって高野山に働きかけてもぎ取って来た仕事なのだ)野風忍軍日向流正統、日向アヤメ……やー妖魔相手ばっかりで名乗る機会無かったから結構燃えるわね、こういうシチュ……ああ、香港って言うと兄さんね。兄さんの術は容赦ないからねー……よく消息不明で片付かなかったわね、その人   (2012/11/27 00:20:41)

日向アヤメ(くすっと笑う。日向流の時期当主たる兄の炎術の冴えは自分が良く知っている。あれは反則だ。それを相手にして生きて帰ったという事はなかなかどうして、噂どおりの腕利き揃いのようだ)じゃ、私がエスコートしてあげる。付いて来なさい、それとも街中で派手な遣り合いがお好み?(踏み込む、と見せかけて横に飛ぶ。そのまま窓ガラスにぶつかる勢いで体を投げ出し、ぶつかる寸前に身を捻り半回転する勢いで窓を開け、外へ飛び出すと同時に半回転で窓を閉める。常人には、いや相当な動体視力を持つ人間でもなければまるで音も無くすり抜けたかのように見える早業。ニンジャと遭遇した外人さん向けのちょっとしたパフォーマンスである。壁面を蹴り付け、すぐそばにある高速道路へと高々と跳躍し、長距離トラックの荷台を狙い降下していく。市外へと向かうルートを通るトラックはいずれ山間部へと行き着くだろう)【あ、場所移動の予定だけど途中で撃墜してくれればその場に残るんで!】   (2012/11/27 00:20:42)

シスターアーデルハイトあはは、ばっちり火傷してたわ。厄介なやつ。…黒の十二番 <シュヴァルツ・ツヴェルフ> がニンジャがどうのって言うから散々馬鹿にしてやったけど、謝らないとね…。(謝る気なんかないけど。私たちの傷は高速で恢復するけれど、生理機能を大幅に狂わせる火傷には弱い。次いで嫌な事実に思い至り、片頬を歪める。)…いや。まさかアンカラの掃討作戦邪魔したのも、お前らか。――微風の暗殺者 <フィダイ・ナシム> 。(トルコの猥雑な下街に発生した吸血鬼ウィルスのアウトブレイク。まだ発症もしていない女子供すら含む数十人をリッタークロイツは“いつも通り”に隔離・処理したけれど、その際に横槍を入れた連中が居た。フェダイとは俗にアサシン、ハシシと伝承されるイスラム系暗殺教団の事。あるいは日本人と中東人種の区別をつけるのに慣れない私たち欧州人は、そうやって代々この国から生まれた存在を誤認し続けていたのかもしれない。)どっちでも。私たちは場所を選ばない――へぇ。金取れるわね。(動体視力の高い拳銃遣い <ガンスリンガー> 型の騎士ですら、注視しないと見逃しそうな疾さで窓を“抜ける”彼女へひゅうと小さく口笛を吹く私。)   (2012/11/27 00:39:25)

シスターアーデルハイトけど私の流儀じゃ、(姿を消す。いえ、コンクリートの陥没だけを遺し跳躍。広く分厚い窓ガラスを身体で叩き割り、ガラスと金属枠を纏いつつ着地。)ないわね!(次の跳躍でアヤメの背を追う。高速道路の防音壁上に靴底を落とし、並走するように疾駆。親指が両銃のセレクタを跳ね上げフルオート。)surge Deus iudica causam tuam memento obprobrii tui ab insipiente tota die, (ラテン語の聖句を叫びつつ右銃を水平に、左銃を垂直に払いつつ弾丸をばら撒く。そいつは射出される事なく、計16の蒼い輝点の十字となって私に追従して浮かび続ける。)ne obliviscaris vocis hostium tuorum sonitus adversariorum tuorum ascendit iugiter――お手並み拝見ッ。追い、貫き穿て!(開放された銃弾は各々が鋭角的に幾度も軌道を屈折させながらアヤメを包むように追いすがる。同時に跳躍、彼女の立つ大型トラックの後ろ一車両を挟んだ艶やかな乳白銀のプレミオへ跳躍。)新車に失礼っ。【とんでもない!】   (2012/11/27 00:39:32)

日向アヤメ彼女に言っておきなさい。あと二ヶ月は兄さんの前に姿を現さないようにってね……まだ惚れてるわよ。あいつ(兄の唯一の欠点は惚れやすいと言う事だ。部屋が汚いとかしいたけを良く残すとか瑣末ごとを除けば、だが。この間部屋の掃除をした時に見つけたポエムノートは、正直思い出したくも無い)さてどうだったかしら……狭い里だけど出稼ぎ長い人はとことん長いから……高所から飛び降りのやたら好きなおじさんなら知り合いよ(鳶の異名を持つ知り合いの短刀使いを思い出す。100m近くの高さから飛んで無傷ってどういう術使ってるのかしら)……うっわ、派手(詠唱と共に複数の輝きが放たれるのを見ると思わず声を漏らす。軌道を読むことを許さない複雑怪奇な軌跡を描く光点を見据え、一瞬の沈黙の後に荷台を蹴り付け跳躍する。自らを追う光の網に向けて)   (2012/11/27 01:06:59)

日向アヤメずいぶん無機的……(そこに人の感情の揺らぎという読みあいに必要な要素は無くシステマチックな追尾が逆に判断能力を奪っていく。ならば自分から選択肢をかなぐりすて、狭められた可能性の隙間を狙う。くんと体を捻り軌道をずらし、獣の顎のように交差する三本の軌跡の間隙へと飛び込む。追うように急降下する四本の軌跡に対し、体を広げ空気抵抗で減速することでタイミングをずらし、両肩、そして肘を掠めさせる事で交差、熱に強いはずの機織蜘蛛の糸が焼け付き、ひりつくような痛みが走る。最後に)日向流忍法中伝が一、木の葉回廊(やわらかい綿足袋に包まれた足裏に翡翠色の霊力光が一瞬灯る、渦巻く風のようにも見える不定形の輝きは一瞬で消えるが、それを足場として急上昇。残る光点とすれ違う事で一気にパスする)   (2012/11/27 01:07:01)

日向アヤメ一騎当千……ってやつ?そりゃ兄さんも楽しそうにするわ(あの血の気だけで出来ているような高血圧が喜ぶとはどんな怪物かと思ったがなるほど、神経研ぎ澄ませていないとすぐに捉えられてしまいそうだ。近くを走るミニバンに狙いを定め着地、対向車線を行くワゴン車の運転手が視線をこちらへ向ける寸前に再跳躍、運転手の視線がこちらを捉える前にいくつ物車両を島渡りのように飛び行き、八台目で呼吸を整え大跳躍)日向流合戦法、中伝が五 番い燕(つぶやきつつ腕を一振り、フィクションで最も良く登場する十字手裏剣が緩やかなカーブを描き、しかし風を断ち切る速度で紅を名乗るシスターへと迫る。わずかに霊力を纏った程度の牽制のような一投、が、しかし。その影に隠れるようにしてもう一枚の手裏剣が一瞬遅れて追随する。一振りで二枚の手裏剣を投げつつ、一枚を影に隠し、霊力の波長さえあわせ一枚に見せかける初見必殺の技。それを見守る事無く身をよじるようにして追い越し車線を行く古い日産の車に着地する)   (2012/11/27 01:07:07)

日向アヤメ【ごめんなさいやたら長くなったわ…もうちょっと絞り込みます】   (2012/11/27 01:07:36)

シスターアーデルハイト――、ふ。(さすがにオーナーのささやかな幸福を示すような小奇麗な乗用車のルーフをへこませるのは気が引けたから、深く身を沈める事で着地の衝撃を最小限に。ごう――と、風鳴りと無数のタイヤが路面を圧する音、そしてドップラー効果を伴う対向車の唸りが耳を聾し、私の黒衣とマフラーを羽ばたかせる。)凄い、音。(斗いが始まればもはや寒さは、感じない。高速道路。時速100km以上で鋼鉄が行き来するここは一種の異空。そして私の眼には冬空の下、遥か街と山並みを貫き真っ直ぐ伸びる無機質な暗灰色の路が、周囲の龍脈の流れを断っているように映る。まさに討伐手配番号81006・宙魚 <サリ・エーテラ> が好む魔の海流。いずれはこれも自然の一部として馴染み、気脈の路となるでしょう――けれど今は大地を裂いた傷跡だ。)ちょ、内側に避け――、(交錯。交錯。交錯。光が宙に編み上げる連鎖の中を、一般的なこの業への対処である大きな退避や防禦ではなく、アヤメはその渦中をまるで縫うように自在に奔る。それどころか最後は身を上方へ跳ね上げた。その時初めて彼女の固有霊力光を視認。)   (2012/11/27 01:33:03)

シスターアーデルハイト…翠、か…。アレのどこに惚れる要素なんかあるのよ。背ばっかり薄ら高くて神経質の潔癖症――うぁ。(美人と言っていい黒の十二番は、しかし常に不機嫌げな表情と無駄に伸びた身長がそれを台無しにしていた。八艘飛びって奴かしら。彼女の身ごなしは目を見張るものがある――私に可能な移動はせいぜい一手ってとこかしら。ちらと右へ視線をやると、引越し屋らしき派手な社名ロゴが入った2トンショートトラック。どうやら納期の関係で急いでいるようで、他の車両を追い抜きつつある。こっちの方が足場には適格だ。)ま、降下猟兵みたいな扱いなもので、ね!(アヤメの着地のタイミングを狙い、真っ直ぐに伸ばした腕で右銃のトリガーを一度、二度、三度と絞る。右跳躍から着地、今度はドンと鈍い音が波板構造の屋根に響く。八両目の着地に二発。)軌道が見え見えよッ。第一セフィラ――、(アヤメから伸びる刃は凡庸。私はそちらを見もせず無造作に左銃を跳ね上げ、その銃身に平行に浮かぶ形でכֶּתֶר <ケテル> とヘブライ文字と海王星のシンボルが描かれた蒼光の環を呼び出す。フック気味の刃は護封円を砕き、)   (2012/11/27 01:33:09)

シスターアーデルハイト――!(その光の破片から落とした筈の星型の刃が、現れた。咄嗟に身を捩り――血煙。こめかみから耳へ一直線の傷は深かったけれど大したものじゃない。私の足音に驚いたらしい運転手が咄嗟にハンドルを誤り、足をすくわれたのもあって体勢を崩し、トラックへ横たわる形となる。)っと、金取れる――。(憎まれ口を叩くけれどそれは賞賛だ。私には完全に一つの刃としてしか認識できなかった。時間を稼ぐため咄嗟に右腕を上げトリガーを二度絞る。これで右銃は空だ。左銃は驚きと回避のため離してしまい、トラックの屋根を滑ってゆく。)【お互い様っ。なんとか絞るわね!】   (2012/11/27 01:34:18)

日向アヤメ情熱的な踏み込みと鍔迫り合い……らしいわ……よ!(ごうごうと音を立て渦巻く風の中でも通る独特の発声法で軽口を続ける。判断は氷のように冷静に、しかし心まで冷え込ませてはいけない、が自分のモットーだ。上がるテンションの手綱をわずかに絞るだけで、思うが侭に駆けさせ、銃口の先を目で追う。放たれた弾丸を見切るのは困難だが、照準の段階である程度絞れる。風の特性を持つ霊力は爆発力こそ無いものの柔軟な運用が出来る。目に集中し視力を強化し、はやる気持ちを堪えて観察に専念する。あまりに早く反応しては二射目から対応されてしまう……)今!(一度目に銃口が跳ね上がるのとほぼ同時に飛び込みのように体の上下を入れ替え、そこに横回転を加えて射線上から僅かにそれる。車体の上に着地すると同時、体を畳み込みほとんどの衝撃を逃がしながら頭上を通り過ぎていく熱の塊を見送る。そして最後に)   (2012/11/27 01:58:09)

日向アヤメ風切り羽!(叫ぶように宣言しつつ、体内に融かし込んだ忍び道具が一つ、忍刀風切り羽。刃渡り二尺一寸五分、広直刃の刃紋を持ち、あるか無きかの僅かな反りを持つそれは数代前の里の刀工が鍛え上げた名刀だ。その名の通り風を切る音さえさ残さず摺りあがった刃は弾道と直角に交差、二つに分かれた弾丸が左右を抜けていく)初見必殺、よくもまあそれだけでしのいでくれちゃって!(悔しげに、そして楽しげに吐き捨てつつ垂直に跳躍、相対速度時速120kmで迫り来る、なんちゃらトンネルまで5kmと書かれた標識を穿つように、しかし僅かな凹みを残し蹴り付けると急減速、空をすべるようにして後続のトラックの上空へと差し掛かると、忍刀を逆手に握り、その上で横たわるシスターに向け突き刺すようにして振り下ろす。切っ先はトラックの屋根に僅かに食い込む程度に浅く)   (2012/11/27 01:58:11)

シスターアーデルハイトあいつ――、視て、るわね。(口内で呟きつつ睨みつける。あの避け方は銃の射線を予想しているわけじゃない。射撃を視認し、超音速の弾が到達するタイミングで回避軌道をとっている。なるほど、こいつはお手並み拝見なんて言ってる場合じゃ、ない。彼女が跳躍した光景を捨て背後の左銃へ飛びつく。回転受け身しつつ、叫ぶ。)詩篇第九拾九、鎖 <とざ> せ、霊装 <アロン> ッ。(周囲から沸き起こった蒼炎が私に収束しつつ急激に漆黒へと変わり、)詩篇第四拾七――、(次いで拾った左銃を振り抜きつつ身を起こす。霊力の爆発の中から現れた私は黒い鱗の鎧に肌と顔半分を装甲し、絶えず炎のように揺らぐ黒炎のコートを纏っていた。そして既に左銃は鎬造二尺五寸の銀の日本刀へ変化。浅い先反り鋩子は中切先、白銀の柄巻きに刃文は互の目乱れ。)六ノ花凪姫!(シンプルに走る直線の刃文と、淡雪を思わせる複雑な刃文。白刃と白刃が重なり、火花が私の頭上で爆ぜる。鍔迫――はしない。彼女の兄と《黒の十二番》みたいに恋が始まっても困るものね?)   (2012/11/27 02:25:34)

シスターアーデルハイト反しの拾六、裏――、(涼やかな響きで刀身を滑らせる。アヤメの刀を落とす勢いを殺さずそのまま利用する形で、可能なら柄頭で手首の裏を極めるように巻き込み、)斬把靠 <ザンワコウ> !(懐へさらに一歩踏み込み――ほぼ密着からカウンター気味に半身のショートタックルを叩き込む。いわゆる貼山靠と呼ばれる業だ。震脚が2トンショートトラックの屋根を陥没させ、不安定な足元では威力は十全に発揮できないがそれでも霊力で増強された靠は鋼鉄を曲げ、普通の人間なら破砕を可能とする。)   (2012/11/27 02:25:40)

日向アヤメは……悪役っぽいわね。高笑いとかしてみない?(炎を纏い、漆黒の甲冑に変化するのを見れば素直に感想を漏らす。これで無駄に露出度が高ければ完璧である。力の矛先がそらされ、レールのようにその上で滑っていくのを感じればすぐさま風切り羽を非実体化、体内に取り込みつつ巻き込みに掛かる柄頭から逃れ)日向流合戦法初伝が二 柳払い(相手が踏み込むと同時にこちらからも踏み込み、肩を触れさせながらそこを支点にくるりと反転しながら後ろへと抜け)初伝が三、払いつむじ(旋風の名の如く上段の回し蹴りが刈り取るように肩口と首の境界に落とされる。受ければそこを基点に、交わせば地に落ちきると同時にもう片方の脚が跳ね上がりかかと落としに変化するつむじ二段、名が示すとおり柳払いから繋がる三段構えの連続技だ。無論ただの蹴りではなく纏った霊力が着弾と同時に衝撃波のように叩き込まれる鎧抜きの特性を持つ)   (2012/11/27 02:41:20)

シスターアーデルハイトはッ。自覚はあるわよ。それともそちらは正義の――、(味方かしら?確かに赤と翠の装束はどっかで観た事あるけど。しかしその台詞を吐き終える前に斬把靠は不発と終わる。)そっちもッ、(そういう真似ができるとはね!武器の非実体化の奇妙な共通点へ感慨を覚える間もなく、上段廻し蹴りが飛んでくる。受ける?躱す?とんでもない。伝聞と僅かながら眼にしたシュターム・ヒナタ、微風の暗殺者 <フィダイ・ナシム> が二重三重の欺術をこなす事はもう解っていた。)反しの参拾七、双水渦!(本来は極め業に対して行う術理で刹那にアヤメの廻し蹴りの方向を読み、そいつを避けるように私もまた上段飛び廻し蹴り。漆黒と翠赤の渦が双対を成し、二色の颶風を描く。ぎりぎりまで逸らした鎖骨付近を彼女の足刀が掠め、まるで鋼で刈った様に火花の痕跡が伸びる。蹴り足が着地、間髪を入れず、)刈颶 <カリツムジ> !(逆足が跳ね上がりアヤメの二段目と交差、ドンッ――と衝撃波が不可視の円を描き屋根上へ広がる。)と――来ると思った。(脚と脚の交錯越しににやりと口端を歪め、後方跳躍。)で、こんな事もできるわよ?   (2012/11/27 02:58:18)

シスターアーデルハイト(着地と同時に六ノ花凪姫の切っ先を荷台の天井へ深く突き込み、さらに撃ち尽くした右のドッペルシュトラーフェを握ったままの腕を伸ばす。蒼炎が溶けた中から、深紅のロングコートを纏い私と全く同じ相貌をした無表情の少女が現れた。それが武器へと姿を変える前の聖霊《ザ・ガンスリンガー》の本来の形。存在の過半を霊装と六ノ花凪姫に取られているから半透明だったけれど。そいつは私から離れ音もなくトラック右車体へ沈む。運転席で頭上の騒音に怯えてる引越し業者の男は、いきなり背後から現れた鋲付きグローブをした手に驚くでしょう。その手はハンドルを握り――思いっきり中央分離帯方向、つまり右に切った。)   (2012/11/27 02:58:27)

日向アヤメ私は……私の味方!でも正義の味方ごっこは大好きとだけ言っておくわ!(いいわよね筋書き通りの断罪、凄く気楽!と上がりっぱなしのテンションを適度に廃棄しつつ右足に走る衝撃に眉をしかめる。初手を読まれた以上二手目を打つ道理は無いが、次の行動に移ることを許さない即座の二発目を相殺するために脚を振り上げ、そして再び交差。踵が触れる瞬間に相手の足に巻きつくようにひざを柔らかくし、衝撃をいなしつつ後方宙返りで間合いを離す。その間に三本ばかり棒手裏剣を取り出しひざを抜くように打ち下ろす事で牽制)ったく!周りの迷惑ちょっとくらい考えなさいよ!隣人を愛せとかなんかそういうふわっとした教えあるんでしょうが!(容赦なくへこまされ、刀身を突き立てられ、すっかり無残な姿になったトラックさんに哀悼の意を表明しつつ痕跡残しまくりのパワーファイターに思わず抗議の声を放つ……と、体が横に流されるような感覚と同時に風景が流れ……)   (2012/11/27 03:21:13)

日向アヤメあ、アホか!?むしろ疑問系抜いてアホよあんた!(下手したら一面飾りかねない大惨事の引き金を簡単にタップするそのやり口に思わず素の絶叫がほとばしる。しかしここでトラックを救おうとアクションを起こせば間違いなくこの外道はそこを狙い打ちにしてくるだろう。コンマ数秒で決断を下すと、全身から湧き上がるように翡翠の光が湧き出し、それが風のように渦巻きながら包み込む。霊力光がほとばしるほどの全力駆動、普段は相手に霊力の流れを読ませず、また光から位置を特定されないために絞り込んだ状態だったが、今回ばかりはそんなもの度外視である。オービスに写りかねない瞬発力を発揮し、前傾姿勢で外道シスターに向けタックルをぶちかます。このトラックの荷台からもぎ離し、高速の横を流れていく山間部へ連れて行くための……彼女自身から距離をとればあの半透明の少女は存在を維持できないだろうという予測の元の行動だ。あとはあのおっちゃんのドラテクに期待である。数秒の猶予さえ与えられれば、峠越えの蒼い閃光とかつて呼ばれたその男は右に振れた車体をフェイントモーションへと昇華させ、掟破りの16t四輪ドリフトへと切り返すことが可能だろう)   (2012/11/27 03:21:15)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、シスターアーデルハイトさんが自動退室しました。  (2012/11/27 03:42:28)

おしらせシスターアーデルハイトさんが入室しました♪  (2012/11/27 03:43:39)

シスターアーデルハイト成る程、いい応え。(衒いはないが、アヤメという人物の性格の一端を表現していたように思う。飛来する三つの黒点に私は聖霊による防禦が不可能だ。六ノ花凪姫は深くトラックを貫いてしまっている。即ち、)第三、第五!(セフィラの召喚しかないってわけ。בִּינָה <ビナー> 、גְבוּרָה <ゲブラー> と記された二枚の護封光が正面に斜めの盾となって展開、しかしライフル弾めいた衝撃に力を受け流しきれずに砕け去る。)三枚も使わせやがって――あはは、最高の褒め言葉よ。(驚愕混じりの罵声に、やや受け身に回り続けた私も本日初めて満足気に笑う。そして次に取った行動――莫大な霊力を集中させた突進はやや予想外だったけれど、機動性が高く捉えどころのない、彼女の言葉を信じるなら忍者である彼女の動線を限定する目的は果たした。私の分身、《ザ・ガンスリンガー》はさらにハンドルを限界まで切る。甲高いタイヤの軋みにアスファルトを黒い双線を長く曳き、引越しトラックの大質量は中央分離帯に跳ね上がる――引っ掛けた衝撃吸収タンクが高々と黄色と紅白の色彩を宙に舞わせ、爆ぜた水飛沫が私に、そしておそらくはアヤメにも注がんとする一瞬。)   (2012/11/27 03:45:03)

シスターアーデルハイト(未だ時速100km前後を維持したままトラックは反対車線に飛び出す。まるで水滴さえ凍ったような速度で迫る彼女を見据えつつ、)そいつはまともに喰らいたく、ないわね!(今度は思いっきりハンドルを左に切る。ベテランらしきドライバーはこの状況で我を取り戻したらしく、眼前に迫る新車を満載したセミトレーラー型キャリアカーに瞳を見開きつつ、しかし咄嗟にアクセルからブレーキへ足を移そうとする――させない。無表情の深紅の少女は男の喉を鷲掴みにシートへ叩きつけ、アクセルを深く踏み込む。アヤメがどういう術理で機動しているか私はいまいち理解していなかったけれど、それが霊力に起因する限り慣性や質量保存といった物理作用の法則は破れない。そう、リッタークロイツ神学からの演繹する。アヤメがそういった物を超越していない限り、足場を無くして路面に墜落するか相対速度300km近くで突進してくるトレーラーに叩き付けられるか――ま、そういう目論見ね。でなければ私は彼女の攻撃をまともに受ける羽目となる。)   (2012/11/27 03:45:39)

日向アヤメそう……(こちらの罵倒を笑い飛ばす姿にプツーン何かが切れてはじける音が脳内に響いた。すぅっと息を吸い込み)貧乳!残念美人!嫁の貰い手見込み0!(罵倒の切り口を切り替え、揺れる足場に対し微塵も揺らぐ事無くしっかりと踏みしめ加速を続け)舐めないでよね!忍者なのよ私!(分離帯に乗り上げた衝撃に逆らわず、ふわりと両足を荷台から離し……宙に浮いた水の塊を踏み砕く。タンクの破片を踏みしめる。足裏に渦巻く霊力光を凝縮し跳躍する)日向流忍法奥伝が一 飛礫渡り(宣言し、道無き空中でシャトルループを描き上下反転したままシスターへとぶつかっていく。彼女の推察どおり物理法則を捻じ曲げるほどの力は持ちはしない。ただ、ほんの少し技をもって誤魔化してやるのだ)   (2012/11/27 04:00:25)

日向アヤメ【シャトルループじゃないわ…コークスクリューねこの場合…バレルロールみたいなやつね…ちょっとミス多いかも】   (2012/11/27 04:03:11)

シスターアーデルハイト(聴覚を遠吠えのような、巨人の嘆きのような野太い響きが埋める。どこか他人事のように聞こえてくるそれは対向車両のホーンだ。)へ――ぇ!(そんな“抜け道”があったとはね。その刹那、悲鳴を上げながらスピンを開始した引越しトラックによって足場も目標も失った筈のアヤメは宙で方向転換。いえ、そんな生易しいものじゃない――アフターバーナに点火した航空機のごとく再加速。こいつは不味い。咄嗟にできるのは握った六ノ花凪姫の柄を離し、後方へ跳ぶ予備動作のみ。直後、比喩ではなく私の正面で爆発が起こった。再度の衝撃波が降り注ごうとした水滴を微塵に砕き、さらにその外側で高速道路の両側の防音壁を球状に陥没させる。)ッ――!(鋭く回転しながらトラックからほぼ路面と水平に吹き飛ばされた私は、けれどその大威力が幸いしたらしい。砕けた黒炎と装甲を蒼い霊素に還元しつつ、アスファルトではなく並走していた高速バスの天井角に叩き付けられ、その鋼の構造を深くひしゃげさせた。)がハッ、はっ――スピードと、パワーを、兼ね備えてる、わね。…よ、と…さ、フォローは任せたわよ。   (2012/11/27 04:29:01)

シスターアーデルハイト(バスの屋根を握って歪ませつつも身体を跳ね上げ、後方倒立から反転。機動性と膂力、どちらも持っている彼女だけど、弱点があるとしたらその甘さ。私の聖霊から開放はされた2トントラックは複雑に捻れるタイヤ痕を残しつつ進行方向に対してほぼ直角までドリフト、その後方をキャリアカーが轟音と共に過ぎるが、中央分離帯の次のガードが迫る――普通なら乗り上げて停車を促す程度の段差に過ぎないが、バランスを崩した今そいつを喰らえばトラックは横転するでしょうね。そして私は黙ってそいつを見物するほど甘くはない。)attritus est propter scelera nostra <四肢裂く鎖刃、罪の錘> 、七枝鎖葬!(バスの天井に掌を押し当てた直後、その接触点から幾条もの蒼い放電が実際の電撃とほぼ同じ速度で車体を伝わり、路面を走り、そしてトラックの屋根を目指し迫る。到達と同時に半径3メートル程でSuperbia・Ira・Invidia・Acedia・Avaritia・Gula・Luxuriaと光で描いた環陣を展開、同時に白光の七角柱が立ち上る。)   (2012/11/27 04:31:03)

シスターアーデルハイト(光自体には何の威力も無いがそれは一瞬で個体化、傲慢・憤怒・嫉妬・怠惰・強欲・暴食・色欲、相手の自覚する七つの大罪に応じて各面が歪み、ねじれた柱となって相手を拘束する業。自覚があまりに大きい場合はそのまま肉体を破壊しかねないが。)【用語あんまり区別ついてなかったっ。】   (2012/11/27 04:31:32)

シスターアーデルハイト【罪の自覚の一切ない人間にこの業は何の意味も持たない、を追加しといてっ。】   (2012/11/27 04:33:56)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、日向アヤメさんが自動退室しました。  (2012/11/27 04:36:13)

おしらせ日向アヤメさんが入室しました♪  (2012/11/27 04:37:35)

日向アヤメちっしぶとい……っていうかこいつ騎士十字の名を貶めるために派遣された騙りじゃないでしょうね……(仮にも聖職者を名乗る連中がこんな破天荒なのはどうにも納得いかないわ……と胸中で呟きつつ、高速道路から追いやれなかった自分の不完全さに軽く歯噛みする)ああ!もう容赦ないなあ!この外道シスター今後はヨロシクしたくないなあ!(弾ける様な勢いでほとばしる無数の雷撃に思わず悲鳴と弱音がほとばしる。見るからに凶悪で、ただ痺れるだけで済まなさそうなそれを防ぎつつこのトラックを救う事はもはや不可能に近いだろう……)   (2012/11/27 04:57:51)

日向アヤメごめんね?(無関係な一般人を巻き込んで怪我をさせる、それは本意ではない。だから出来る限り守ろうとしたが……賭けに近いどころか勝ち目が見えてこない細い隙間を通す必要があり、なおかつそれでどうにかする算段が付かないとなれば……トラックの荷台を蹴っ飛ばし遠心力に導かれるがままにコーナーの外へとその身を流していく。あとは彼女が八つ当たりで周囲に破壊の魔の手をヨガの達人もかくやと伸ばしまくらない事を祈るばかりである。それとおっちゃんの悪運を)日向流合戦法中伝が一 穿ち刃(防音壁の向こう側に消える一瞬前、棒手裏剣を一本取り出すと、指で弾く独特な投法で投げ放つ。ライフル弾の用に中心軸に沿った回転を与えられた棒手裏剣は、風の霊力を上乗せされ、音の壁を貫く音をけたたましく鳴り響かせながらシスターの体の中心線を狙い飛来する)   (2012/11/27 04:57:53)

シスターアーデルハイトそう、選んだか。瞬間の判断力、頭のデキもいい。(七枝鎖葬には追尾性能があるが、それは急激な対象の移動を追従しきれない。僅かにスイングしつつ、しかし跳ね飛ばされたトラックの後方で光の七角柱が天を穿った。みるみる遠ざかるその情景を望みつつ呟くと、)それに――、殺る気も高い!戻れ、凪姫!(トラックに突き立っていた白銀の柄が燃え上がり、同時に振り上げる私の右掌で再実体化。残念ながら私はライフル弾並みの代物を見切って真っ二つ、なんて曲芸はできない。けれど手元に聖霊があれば充分。)חָכְמָה <コクマー> !(知恵を司り天王星のシンボルを持つ聖盾が刀身の半ば、鎬面と平行に展開。その中央で刃が尚も喰い込まんと霞む程の高速回転を続け火花を散らしていた。)うわ、とんでもないシロモノ投げるわねー。でも、この状況で停まってる奴は不利よ。アヤメ・ヒナタ。もはや生半可な銃弾が届く距離じゃない。(既に高速バスはカーブに入り、秒速30m近くで離れてゆく私の声も当然届かない。背後からの風を受け黒衣を翻しつつ言葉を投げると同時、日本刀を払い落とす。やっと威力を失くしたギンと短刀が屋根を跳ね、路面に吸い込まれてゆく。)   (2012/11/27 05:22:53)

シスターアーデルハイト(二脚から根が張るように蒼い霊光が高速バスを包み、路面から龍脈へ侵入。スコープで覗く高速道路の車列が遠ざかるように明度を落とし、急激に被写界深度が変化。龍脈を通じ、周囲半径5km以内の気流気温気圧湿度を光の流れ、そして存在する事物を透過して視認。防音壁を、路面を、自動車群を透過し無数の人影の中からアヤメの姿を探す。彼女の翡翠色の霊力光は既に把握しているし、その流れの特徴もだいたいは覚えていた。)さて。微風の吹く場所はどこかしら、ね――。(軽やかに。風の如く。例の2トントラックの運転手が仄かな金、人型の霊気として朦朧と首を振っているのが視えた。既に距離1.3km。)   (2012/11/27 05:26:03)

シスターアーデルハイト【なんかコピーミスった!】詩篇第七拾八、(返す刀が炎へ変じ、さらにそこから引き出すように巨大な金属塊を実体化させてゆく。マットブラックの無骨なストックにスコープをマウントした機関部。放熱孔が並んだ銃身カバーにキャリングハンドルとバイポッドを備えた銃身。そしてマズルブレーキの付いた口径.50。ライフルより砲に近いそいつは、対物狙撃銃と呼ばれる。)誤ちの弓 <アルクス・プラヴァム> 。(30秒経過。そろそろアヤメとの彼我距離は1kmに近く、それは私の狙撃の腕の限界に近い――通常の方法では。)アインス!(自動展開したバイポッドを高速バスに叩き付けるように設置、銃口前にセフィラが六枚展開。超加速3枚、空気抵抗軽減2枚、超音速衝撃波相殺1枚に割り当てる――先程使ってしまった四枚が惜しまれるわね。)ツヴァイ!   (2012/11/27 05:27:30)

シスターアーデルハイト(二脚から根が張るように蒼い霊光が高速バスを包み、路面から龍脈へ侵入。スコープで覗く高速道路の車列が遠ざかるように明度を落とし、急激に被写界深度が変化。龍脈を通じ、周囲半径5km以内の気流気温気圧湿度を光の流れ、そして存在する事物を透過して視認。防音壁を、路面を、自動車群を透過し無数の人影の中からアヤメの姿を探す。彼女の翡翠色の霊力光は既に把握しているし、その流れの特徴もだいたいは覚えていた。)さて。微風の吹く場所はどこかしら、ね――。(軽やかに。風の如く。例の2トントラックの運転手が仄かな金、人型の霊気として朦朧と首を振っているのが視えた。既に距離1.3km。)   (2012/11/27 05:27:46)

日向アヤメちぇ、大技放った後ならちょっとはいけると思ったんだけどな……(自分の霊力を込めた武器ならば手元を離れても数秒は感覚が残る。当たれば手応えが返ってくるはずなのだが……それが無かった。つまるところ避けるなり受けるなり対処されたのだろう。高速で真横を通り過ぎていく木の枝に無造作に手を伸ばすと霊力を注ぎ込み枝の強度を増幅、しなりきったところで手を離し次の枝に。それを繰り返すことで減速しきると太い枝を見繕いくるりと体を回してその上に着地する)さて、どうやって帰ろっかな……は?(足元をざわりと何かが抜けていく感覚に思わず動きを止める。大地を渡る気脈がぞくりと震えた気がした。嫌な予感がする……日向流の術には気脈を利用した物は基本的に存在しない)   (2012/11/27 05:47:09)

日向アヤメ(本拠地たる野風の里内を行き来するためにちょくちょく利用される事もあるが、里の外で使われることは無い。なぜならそこには必ず自分たちより土地の気脈になじんだ者がおり、また痕跡も残してしまうからだ。だからといって知識として存在しないわけでもない、今こうして感じるのは気脈を通じた明確な殺気。今でこそ漠然とした広範囲に広がるものだが、これが収束した時に必殺の一撃が待ち構えているのは間違いない。大地に降り立ち霊力を沈めていく、身体強化を可能な限りカットし、目と、耳、そして皮膚感覚にだけ費やしていく。体の表面から立ち上る陽炎のような霊力の残滓は消え去り、いつでも全力駆動が可能なように腹の中、丹田に圧縮した霊力だけが残る。息を細め、近くの木が水を吸い上げるリズムと同調させる。心臓の鼓動を可能な限り遅らせ、体温を気温に近い温度に調節する。これほどの規模の術式はそう長続きはしまい、と踏み、持てる限りの技量を尽くし隠形の術へと埋没していく。問題は時間だ。30分もあれば完璧に自然に溶け込む事も可能だが、秒単位で組み上げていく現状では完璧とは程遠く、また構築し終えるより早く捕捉されればそれまでだ)   (2012/11/27 05:47:11)

シスターアーデルハイト(私の視覚は自壊した重力場のように私自身を中心に内側へ内側へ歪み、遂に閉じた球を成した。半径5km以内の全気脈情報を描いた小宇宙――アヤメの言うとおり頭の足りない私にはそれを的確に表現し得ない。だが遥か2km分の重力・風・コリオリ力の影響を空間のねじれとして認識されたその先、静止した霊気の群上にアヤメの姿を捉える。)林か、森か。…なっ…消え――る。霊魔力迷彩までできるのか、あいつは!(無数の家や都市構造に阻まれた先で急激に彼女の像が薄らいでゆき、まるで他の霊力群――つまり木々の枝と同化していくかのようだ。けれどまだ完全じゃ、ない。)しかれども彼等いと高き神を試みこれに叛きて諸々の定めを守らず、列祖と同じくまことを失い誤ちの弓 <アルクス・プラヴァム> の如く逸れ往けり――、(息を吐き――、そして吸う。微動する照準が極星のごとく静止、もはや殆ど周囲と区別がつかないアヤメの中心を捉えた。)――ドライ。   (2012/11/27 06:05:28)

シスターアーデルハイト(トリガーを絞る。リヒトエンデ・戮式。12.7x99mm高速徹甲聖弾はセフィラを貫きながら一気に加速、音速の5倍近く、体感としてはほぼ光線の等しい微細な糸に似た蒼い輝線が間の路面もビルも、信号機も飲食店の看板も無視して奔る。セフィラによって衝撃波を消されたそれは無音、というより音より圧倒的に早く到達。直後に射線の周囲直径5cm程がゴカッ――と消失、真っ直ぐな虚無の孔を穿つ。)   (2012/11/27 06:05:34)

日向アヤメ……(殺気が、視線が撫でるように通り過ぎていく。今動けば猟師の近くでこずえを掻き分けるようなものだ。ごりごりと音を立てて削れて行く気力を支えながら、向こうが限界を超えるのを待つ……が)ダメかー!(チリ、と焦げ付くような殺気が収束していくのを感じる。赤いマフラーが風も無いのにはためきアラートを発する。回避……は、間に合いそうにない。勘だ。恐ろしく速いのかもしれない、恐ろしく広範囲なのかもしれない、物理的作用さえ伴わないのかもしれない。ともかく勘が間に合わないといっている、猶予が何秒などという贅沢な次元はとっくに過ぎ去っている以上目の前に浮かんだ答えはすぐさま掴み取る。狙いはおそらくど真ん中、静止目標を狙う以上は末端部を狙い撃ち行動不能に、などと甘い思考の相手ではないと重々承知)   (2012/11/27 06:35:35)

日向アヤメ日向流……(切る札を決め静かに宣言する。後に合戦法とも忍法とも続かないのは日向流の教えに存在しない事を意味する。個人の適正、個人の霊力特性、それら一般化出来ないオンリーワンを日向流のノウハウを元に組み上げた自分だけの技。圧縮霊力を全面開放、それを両足にまわし踏ん張りを強化、後はすべて右腕一本に集中させていく。描くは螺旋、渦巻く風の形を取る翡翠色の霊力光が腕を取り巻き、徐々に回転を早めていく、大地を踏みしめた反力を足裏を通し膝へ、膝から腰へ、腰から肩へ、肩から肘へ、肘から指先へ、体を巡るごとに螺旋を描きその力は研ぎ澄まされていく。圧を高められもはや物理現象としての風の特性を帯びた螺旋の霊力はドリルのように前腕を覆い)旋風……螺旋槍!(まっすぐに突き出した。後の展開は瞬きを始める前に終わった。右手に纏った高圧高密度の霊力は跡形も無く引っぺがされ周囲の木々をなぎ倒し、斜め25度に抜けた蒼い輝線が大気を抉り、かき回し、そして無音無風の静寂が訪れる)   (2012/11/27 06:35:40)

シスターアーデルハイト(対物狙撃ライフル“アルクス・プラヴァム”は高速道路の騒音を圧する轟音を響かせ、銃弾というより何かの凶器を思わせる薬莢が高々と跳ね上がる。)リヒト・エンデを――逸らしやがった!?(戮式は軌道こそ細いものの、一帯の龍脈から注がれた霊力を高エネルギー準位に“創”転移、レプリカとは言えど創世の光に近づけてから放つリヒトエンデには莫大な物理量を放つ。その証拠と言ってはなんだけれど、晴れた冬空に吸い込まれた蒼光の向かう先で、ぽつ――と雲に孔が穿たれた。一瞬だし人体に有害なレベルではないとは言え、リヒトエンデとそれを防ぐ高出力同士の衝突からは放射線すら放たれたかもしれない。)だけど、はっ。野原で照明弾をぶっ放したも――、(アルクス・プラヴァムはセミオートライフルでボルトアクションすら必要ない。スコープを覗くと同時、再び半径5kmで閉じた情報空間と私の視覚が接続される。アヤメはその空間の外れに位置する――限界射程に近い。あと何射もはできないでしょうけれど、ともあれ反撃されない限りは一方的な攻撃が可能。これが距離と速度の力だ。)   (2012/11/27 06:53:14)

シスターアーデルハイト同然ッ!(その叫びは咆哮に飲み込まれ、リコイルによって僅かに歪む。強力な業を用い、さらに周囲の木立を失ったためターゲットを見失う事はない。先程とは違う角度からアヤメに質量消失の射線が撃ち込まれる。初撃でぶち壊された信号機が火花を散らしながら傾ぐその隣を輝線が奔り、電柱の頂点近くを虫食いの如く削り取る。)   (2012/11/27 06:53:20)

日向アヤメっつぅうう!骨逝ったー!(折れたわけではない、が、間違いなくヒビは行った。あれほどの破壊力を秘めた弾丸に対し正面切って打ち合ったのだ。いや、真っ向とは言えない……まともにぶつかり合えば一瞬の拮抗の後に容易くぶち抜かれていただろう。浅い角度であわせて、表面を滑らせ、逸らした。自身の霊力が風の特性を持ち、なおかつ相性の良い自然の森の中という条件も味方した)ふっ、一つ勘違いを正しておくわ……(声を風に乗せ、霊力の響きを重ね言葉をつむぐ、別に聞こえなくても良い。ただ語り掛けたいから喋る。それだけだ)   (2012/11/27 07:12:11)

日向アヤメ私はアンタに勝つ必要は、ない(先ほどの攻撃で速度は理解した。発射されてからでは最大速度で動いても体のどこかを引っ掛けられるということも理解した。そして再び高まる殺気で二発目が放たれる事も。あんな無茶な防御はもう一度出来ればそれこそ軌跡だと言うことも判っている。ただ、先ほどと条件が違うのは十分に高まった霊力を纏っているということだ。全身に霊力光を纏い、最大限に身体能力を強化した上で、勝つ必要が無いのならば選択肢は一つ)だからあえて!逃げる!(地面を抉り飛ばし、弾ける様に疾走を開始。一瞬遅れて今居た場所に膨大な破壊力を秘めた輝線が薙いで行く。一歩目で速度を得てしまえば後は風に乗り、ぐんぐんと加速していく。その速度は風だ。ただ速いだけでなく時に鋭角に折れ曲がり、木にぶつかる寸前に柔らかに軌道を曲げすり抜けるように突破する。トップスピードを維持したまま減速する事無く、猛烈な勢いで距離という名の防壁を稼いでいく)【このままトンズラしちゃおうかなーと思うけどどうでしょ?追撃するなら頑張りますけど!】   (2012/11/27 07:12:13)

シスターアーデルハイト(ニ射目はアヤメの予想外の行動によって外れ、奇しくも彼女の言葉に応えたかのように私は囁く。)――逃がすかッ。そうね、こいつは確かに勝負を決める闘いじゃ、ない。貴女は《魔》ではないし、私の仕事の邪魔をするわけでもない。でも、(素早く身を起こしつつ対物狙撃銃を投げ捨てた。そいつが蒼炎に溶けるより早く高速バスの屋根に陥没痕を遺し消失、いや跳躍。一挙動で防音壁を蹴り、一般道と住宅街の街並みに黒衣を躍らせた。)未だ全力を見せて貰って無いわよっ。(私が後にした高速道路でブレーキ音が交錯、今更ながらに騒ぎが広まっていく音が届くけど、構わずビルの屋上から屋上、商店の屋根から電柱の上端と浅い角度で跳躍を繰り返す。)初っ端から凄い疾さね…何Gかけてるってのよ。けど、(私達リッタークロイツは初動こそ物理法則に縛られるが、加速に加速を重ねる事で半無限に速度を上げる閃歩 <ブリッツシュリット> と呼ばれる術理を用いる。じゃなきゃ狩猟、魔の追跡などやってられない。黒炎の衣と蒼い霊力光を流星の尾のごとく長く伸ばしつつ、アヤメの背を追う。それは街並みから現れては消える小さな輝点だが、新星のように眩く見失う余地がない。)   (2012/11/27 07:31:59)

シスターアーデルハイト騎士の機動を見せてやる。(跳躍に次ぐ跳躍で、私の足元を流れる光景は鈍い色の渾沌と変わっていく。)【ちょっと消化不良な気もするからもう少しっ。】   (2012/11/27 07:32:05)

日向アヤメうっわしつこ……男なら通報ものよこれ(背後に迫る気配に眉をしかめ、しかし速度を上げる事はしない。短距離で決着をつける競争でもあるまいしここで限界突破して見せても後が続かなければ意味が無い、細い路地に突っ込み、壁を駆け上がり直角に折れ曲がり、しかし力の方向性の差か徐々に詰め寄られていくのを感じる)何秒以上見失ったら追跡不可とかゲームみたいに便利ならいいんだけど……ね!(ブロック塀に強化の応用で霊力を焼付け、自身は霊力光を抑えられるレベルに強化を落としつつさらにあちこちに焼付けを施していく。日向流忍法中伝が三 誘い木霊の法、1分ほどすれば霧散して消える程度の物だが、ほんの僅かに判断に迷いが生じてくれればそれで良い。10箇所ほどに木霊を設置し終えると、近くのビルの壁面を駆け上がっていく。追いかけっこが出来ないのなら反撃に移るまでだ)   (2012/11/27 07:57:11)

日向アヤメ日向流……(僅か数秒足らずでビルの屋上までたどり着くとそこからさらに跳躍、地上50mほどの高さまで飛び上がると、霊力光の尾を引きながら猛スピードで駆ける黒いシスターの姿を確認。抑え込んでいた霊力を解き放つと再び渦巻く翡翠の風を放出、それを今度は右足に集中し)旋風!流!星!墜!(右足に螺旋の風を纏い、風の放出を推進力に変え流星のごとく急降下、多少の回避運動なら軌道を変更することで対処し情緒の無い言い方をしてしまえば霊力風のドリルをぶつけに行く。着弾の衝撃で周辺の窓ガラスくらいは砕け散りそうなものだが、この際は必要な犠牲として目をつぶる)【じゃあ消化を助けに!】   (2012/11/27 07:57:28)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、シスターアーデルハイトさんが自動退室しました。  (2012/11/27 08:14:37)

おしらせシスターアーデルハイトさんが入室しました♪  (2012/11/27 08:15:47)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、日向アヤメさんが自動退室しました。  (2012/11/27 08:17:38)

おしらせ日向アヤメさんが入室しました♪  (2012/11/27 08:18:14)

シスターアーデルハイトよくこの速度であんな小器用に潜る――、(先をゆく翠の輝きが揺らぎアヤメがビルの狭間に姿を隠し、しかし私は風圧で細めた碧眼をさらにしかめる。高速機動中なら間違い無く飛び出してくる筈のタイミングで、霊力光を捕捉できない。)…出力を落としたか…自殺行為よ!失礼っ、(ワンボックスカーの屋根を蹴り、ダンッという音にその傍らの持ち主が振り仰いだ時には私の姿はない。街路樹の梢を揺るがせ、オープンカフェのパラソルを風圧が吹き飛ばしかける。)そっちか!(亜音速に迫る速度で私は緩やかにしか軌道を変えられない。霊力痕が残る方を目指し、ビルからビルを蒼のラインが繋いでゆく。けれどいい加減追いついていい筈がアヤメの姿が見えない。痕跡が途切れた刹那、私は罠に嵌められた事を理解した。)止め足――お前はウサギかっ!(冗談言ってる場合じゃないわね。今は空いている四射線道路の中央から振り仰いだ視界に、不可視の渦を纏いつつ雷のごとく堕ちてくるアヤメが映る。直撃コース、そして回避する術はない――砕けたアスファルトが宙を浮き、衝撃波が周囲のビルに波紋を広げてゆく――その、刹那。)   (2012/11/27 08:28:50)

シスターアーデルハイト虚影 <シュトローツ> ――、(非無想を以って万象流転の気脈に没し、尋と常の理の外を駆ける。私の実体は霊力を含む一切の存在感を消失し、路面を稲妻状に駆ける蒼い輝きへと変ずる。千年近くをかけ結局のところ東洋仙道を理解できなかった欧州系退魔機関が縮地の作用を粗雑ながら模倣した業。輝きはアヤメの足下を伝わり、その背後で私の姿を再実体化させる。)六ノ花凪姫!(大きく後ろ流しに構えた日本刀を、横薙ぎに叩き込む。私の未熟な虚影では《沈》前の慣性を《浮》時に消しきれないが、それが逆に乗り切った加速を得ての一閃となる。)   (2012/11/27 08:29:14)

日向アヤメご明察!ウサギだけに跳ぶのは得意ってね!(探知用に伸ばしていた感覚がシスターの毒づきを捉え、楽しげに笑う。忍者やってて一番楽しいのはこうして不意を打った相手が悔しそうにする瞬間だ)ってぇ!まだそういう隠し玉を!(一瞬にして掻き消え、稲妻へと変じ地を這う姿を見れば抗議の声も上げたくなろうものだ。とりあえずあの稲妻の動きからして背後に回り込もうとしているのは間違いないだろう、フェイントの可能性もあるが逃げるつもりなら最初から追いはしない、そして背後以外にこの状態で有効な位置は無いだろう。問題はノリに乗りすぎているこの速度だが……)   (2012/11/27 08:58:14)

日向アヤメどうにでもなーれぇい!(些事をすっとばす魔法の言葉をシャウトしながら、推進のために放出していた霊力の風をカット、高めに高めた足先の旋風を捨て再チャージする猶予などあるはずも無く、竜巻のように渦巻く風を一瞬だけ生み出し、その勢いに乗って180度ターン、独楽のように回転しつつ、胴回し蹴りを背後に向けノールックで叩き込み、刃の一閃とぶつかり合う。落下の勢いを十全に活かせているとは言えないが、浴びせかけるように打ち下ろされる蹴り脚には落下の運動エネルギー、そして螺旋に渦巻く霊力で構成された回転エネルギーが乗っている)   (2012/11/27 08:58:16)

シスターアーデルハイトふざけ、るなッ。蹴りなんぞで、(その行為は半ば以上に自棄に思えた。アヤメがどれだけタフだか知らないけど、蹴りが斬撃に適うなら武器など使いはしない。風切り羽と称した刀を抜いていた事から、私は攻撃続行を選ぶ。)ぐッ、重――!(刀は打ち込むものではなく引き斬るものだ。アヤメの蹴り足とまともに合わせる気はなかったが、それでも振り抜きを叩き落されそうになる。彼女の足首もしくは脹脛付近を裂きつつ、彼女の傍らを通過。蹴脚によって減速、さらにザ――と路面を靴底が剃るがそれでも慣性が止まる事はない。けれどリッタークロイツの騎士には、この状況から派生する業があった。リヒトエンデよりさらに滅多に使う事のない、少なくともこの国で私は初めて用いる、)終 <つい> の――太刀ッ、(虚影が不得意な私にとって連続使用は堪える。絞り出す叫びと同時に再び大地の気脈に没し、伝わる輝きの先で一瞬のうちに再実体化、同時に爆発的な加速で別方向からアヤメの胴を薙ぎに行く。その業名を、)   (2012/11/27 09:18:40)

シスターアーデルハイト《七ツ檻・天堕極光》!(ななつおりてんついきょっこう。レーザー光のようにアヤメの傍らを貫く霊力光の蒼の軌道が消える前に再び虚影によって角度を変え、左に抜ける袈裟斬り。抜けた直後に閃光が斜め下に奔り、右側から抉るように斬り上げる。さらに鋭角的な返しでアヤメに刺突の切っ先が迫り――盛大に降り注ぐビル街のガラスの下、目撃者がいればプリズムで屈折反射する光条が瞬きするうちに増え一人の少女を囲み囚えるのが見えるかもしれない。ま、大半の人々は悲鳴を挙げ、あるいは携帯に喚きながら逃げ惑ってるみたいだけど。その数は最大七回、もちろんどこかで反撃や決定的な防御を受けると中断してしまう。)   (2012/11/27 09:19:09)

日向アヤメ変則じゃ……無理か!(彼女の斬撃が雲を穿つような砲撃よりも重かったとは思えない、鋼をも砕く風のドリルが切り抜けられたのはひとえに突くべき攻撃を振ることに転用した相性の悪さに収束されるだろう。風の螺旋が勢いを殺し、機織蜘蛛の糸が刃を受け止め、しかし堪えきれずふくらはぎに一本の赤いラインが刻み込まれる。これで右腕と右足が一本ずつ封じられたことになる)   (2012/11/27 10:06:00)

日向アヤメしつこいつってんでしょが!それに……(再び姿を消すのを見れば、それに応じ体ごと振り向く。初見では恐ろしい技だったが……どれほど速かろうが直線であり出現位置さえ判ってしまえば、ただの高速移動だ。判断を狂わせる虚実も陥穽もありはしない。欺瞞の可能性も考え身構えるが、正直に光が収束する場所で実体化すれば、こちらからそこへ飛び込んでいく。背筋がぞっとするほどの霊力がその刃には込められていた。今までのパターンからして無慈悲なまでに強力で迅速な攻撃が放たれるのだろう。最初の一閃は間に合わない、左手に大振りのクナイを取り出し、打ち合うというより添えるといった感じで体に触れるのをギリギリのラインでしのぎきり、ひやりと肌を打つ殺気が出現した瞬間、さらに踏み込み)慣れた!正直すぎんのよ!(刃の内側に体を潜り込ませる。確かのこの騎士の攻撃は速い、まともに対処しろと言われれば首を振って逃げたくなるほどだ。だが……何度も見せられてしまえば見えてくるものもある。特にこれのように術者本人が精密な制御を苦手とする事が判る物ならば……。相手の速度を己の武器と為すため、右腕に霊力光を集中させ全力でラリアートを叩き込む)   (2012/11/27 10:06:02)

シスターアーデルハイト一ツ、二ッ、――ぐ、ぁっ。(一ツ檻目の手応えが無かった事で悪い予感はしていたが、二ツ檻目で完全に合わせられたらしい。袈裟は空を切り、代わりに私の胸郭で衝撃が爆発する。疾駆を続けたのは私の吐いた血だけで、そいつは散弾のように爆ぜて路面に無数の紅い斑を遺した。確かに私の虚影は《沈》も《浮》も甘く《流れ》が甘い、そんなシロモノを調子に乗って実戦で使う方が悪い。)覚え、とくわ――やっぱり付け焼刃は、(かといって私の加速そのものが消えたわけではない。アヤメの腕を左で取り捻転しつつ跳躍、この時点では完全に極め投げの術理。)駄目ねッ。(だが着地と同時に私は後ろ回し蹴りを叩き込む。業名は誘桜 <サソイバナ> 、即ち自殺の事だ。相手の打撃を取り、サブミッションから抜けようと身体を沈める、あるいは抵抗して動きを固める相手に霊力を篭めたカウンターをぶち当てる。もちろん正しく入ればの話で、アヤメが予想外の動きをした場合不発に終わるでしょう。)   (2012/11/27 10:25:05)

日向アヤメ【ごめんこれ以上無理!体力って言うかネタ的に!気絶したら放置してくれる?】   (2012/11/27 10:27:51)

シスターアーデルハイト【おぉうつい調子に乗った!い、いえ魔法系の方ではないみたいだから止めなんか刺さないし気絶したら介抱します。でも通報が行ってサイレン音で物別れでいいと思う。】   (2012/11/27 10:31:17)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、シスターアーデルハイトさんが自動退室しました。  (2012/11/27 10:51:27)

おしらせシスターアーデルハイトさんが入室しました♪  (2012/11/27 10:52:19)

日向アヤメああ、ごめん、それね……(ほとんど捨て身の、渾身の一撃をカウンターで叩き込んでもまだなお腕を取りに来る彼女の姿にさすがに心が折れそうになるが……取った腕を極めようとした瞬間、本来なら関節にロックが掛かる位置に来てもまだ腕が動くことに気づくだろう、それも肘や肩といった関節とは別の場所で)折れてんのよ(当然だ。雲を抉り取るような弾丸を逸らすために一度ヒビが行ってるのだ。いくら霊力で強化したとはいえそんな腕で超高速の突撃に対しカウンターを決めたのだ。タングステンの骨格を入れてても曲がるくらいする)   (2012/11/27 10:57:55)

日向アヤメ(僅かに増えた可動角を取っ掛かりに、強引に腕を引っこ抜きすばやく間合いを取る。痛覚をシャットアウトするくらいは出来るが、それでも電流のような不快感が走り、頬が歪む。さてどうして逃げた物か……と思案していた矢先、都合よく複数のサイレン音が遠くから聞こえてきて)まだ続ける?これ以上やるならちょっとガチ不穏分子って事で陰陽寮とか高野山あたりに通報するけど?(と、問いかけつつ。じゃあアンタの口を封じればいいや、という結論に達する前に逃げるに限る、と軽く跳躍し、屋根の上に跳びあがるとそのまま飛び石伝いに離脱していく)【と、こんな感じで離脱で!お疲れ様!】   (2012/11/27 10:57:57)

シスターアーデルハイト【なんか不用意に引っ張ってごめんなさいっ。楽しかったわ、また機会があれば。お疲れ様!】   (2012/11/27 10:58:49)

おしらせ日向アヤメさんが退室しました。  (2012/11/27 11:00:13)

シスターアーデルハイトお。――って、ええ?(軟体生物というのは言い過ぎだったけれど骨格を喪失したかのような感触に驚き、私自身僅かに極めを緩めてしまう。当然、誘桜の二段目を放つ必要もない。)貴女、折れた腕で殴りに来たってわけ?そりゃ根性あるというか、いえ自棄や無謀と表現するべきか…。(振り返りアヤメに正対すると、軽くその場で跳んで呼吸を整える。それから左前で半身に、右手には切っ先を地面に向けた六ノ花凪姫を下段構え、左手は開手で中段受け。剣術というよりは空手に近い、独特の型を作る。)無論。腕一本で貴女が闘志を喪うというなら、別だけど。そうじゃないでしょ?アヤメ・ヒナタ。今更自分が不穏分子じゃないなんて強弁するつもりは無い、(最後の脅しに小さく笑って首を振り、)――と言いたい所だけど、さすがに不味いわね。…やりすぎた…。(振り返ると遥か高みからまだ残っていたガラスが窓枠ごと落下してきて、粉々に砕け散る。その先には私がアヤメを追って作った破壊の痕が点々と続く。幸い、人的被害は皆無。――多分。)   (2012/11/27 11:28:08)

シスターアーデルハイト鎔 <と> けろ、霊装 <アロン> 。(骨折しているとは思えない軽やかさで去るアヤメを見送りつつ呟くと黒炎が爆ぜ、元のシスター服姿に戻る私。路面に内臓から逆流した血反吐を吐き、ポケットからスマートフォンを取り出す。)私。ごめん、現在地から半径5kmにS-2をお願い。ビジネス街、住宅街、それと高速道路を含んでる。(地球の裏側、ドイツ本国のリッタークロイツ教会の同僚のヨークシャー・テリアを思わせるけたたましい怒鳴り声が爆発。私は顔をしかめつつ携帯から耳を離した。S-2とは社会的情報誘導レベル2の事で、相当に広範な被害を及ぼした事を意味する。補修の為の予算だけでも相当な物になるから、同僚がブチ切れるのも無理はない。)…だからごめんって言ったでしょ。ええ。いえ、人は死んでな…宙魚 <サリ・エーテラ> ?あ、忘れてた。(罵声はさらに甲高く音量を増し、そろそろソニックブームを生む域に達する。)…ほ、本当に、ごめん…。ちょっと変わったのを見つけて。   (2012/11/27 11:28:32)

シスターアーデルハイト(物事に拘らないようで、その割に自らの身すら省みない程に荒れ狂う。冷徹なようで、人の命を見捨てる事はない。風 <ルフト> ね。なかなかいいキャラしてるじゃない、アヤメ・ヒナタ。彼女の去った先と反対方向へ跳躍しつつ、)――私、魚より鳥料理の方が好きなの。   (2012/11/27 11:28:44)

おしらせシスターアーデルハイトさんが退室しました。  (2012/11/27 11:28:47)

おしらせ五条院イリスさんが入室しました♪  (2012/11/27 23:03:55)

五条院イリス【こんばんは。寒くなってきた夕方の街でも少しうろついてみます…!】   (2012/11/27 23:04:27)

五条院イリス(夕方に吹く風は冷たく、冬の足音もはっきりと聞こえてくる――夕方ともなれば更に冷え込んで、家路を急ぐ人も多い。普段よりも足早な人波の中、少しだけ歩調を緩め…あるお店の前で立ち止まる少女。肌の白さ、そして自然な金の髪がその存在を更に浮き立たせ…それでいて、急ぐ人々の目を過度に引くわけでもない。歩み寄ったのは、温かい湯気を垂れ流す一軒のお店。ガラス越しに、製造過程まで見せて道行く人の食欲をそそる…たい焼き屋さん。私もそれに惹かれた一人なのだけれど――。)ええと、こしあんとカスタードを一つずつ。(夕食前だけれど、あまり気にせずに、食べたいものを選んで注文した。代金を置いて、袋を受け取ると…それだけで温かい。焼きたてのたい焼きの熱を袋越しに感じると、思わず表情が綻んでしまう。)   (2012/11/27 23:13:48)

五条院イリス――ま、いつもの場所でいいかな?(鞄から顔を出している犬のぬいぐるみに問い掛ける。食べ歩きというのもお行儀が悪い。そうなると、どこか腰を落ち着ける場所――と考えると、やはりいつもの公園になってしまうのだけれど。持って帰るわけにもいかないし、他に場所があるわけでもない。それに、この熱が逃げてしまう前となればやっぱり近場しかないのだから。思考は僅かな時間に留めて、そのまま公園へ向かって歩き出す。この時間であれば、人は殆どいないはず。快適とは言い難い季節だし、私だってコートにマフラーくらいは用意していないと辛い。少しだけ足早に、人波に混じって歩を進める。手に感じる熱は、少し気になるけれど…今のところ我慢しておくことにする。)   (2012/11/27 23:22:01)

五条院イリスやっぱり誰もいない、ね。(程なくして着いた、いつもの場所――公園内を突っ切るにしても少しだけ道を外れる場所。この時間になると、あまり人通りも無く…街灯だけが照らしている。ベンチに腰を下ろして、袋を開けて――とりあえず冷めてしまう前に食べることにする。どっちがどっちかは外見からはわからない――けど。)どっちがどっちだと思う?(膝の上に袋を置いて、傍に下ろした鞄から覗く二人に見えるようにした…その嗅覚を借りて判別を試みた。多分、ミルクの香りが微かに漏れているのがカスタード、豆の香りは…こしあんだ。とりあえず、下の一尾を掴んで、頭から齧ってみることにする。これは…多分こしあんのはず。)   (2012/11/27 23:35:00)

五条院イリス――うん、正解。二人ともさすがだね。(私の鼻じゃわからなくても、人間よりはるかに優れた嗅覚ならば嗅ぎ分けることも難しくはないのだろう。一口齧ってみて、中身は小豆色…こしあんで正解だった。笑顔で二人を覗き込んで、撫でてあげる。それから、またたい焼きに戻って…冷めてしまう前に食べてしまうことにする。)うーん、さすがにもうアイスクリームって季節でもないよね。温かい部屋で食べると美味しいけど。(多分、今の季節だとアイスクリーム屋さんも少し空いているだろうか。秋に行ったときは、これくらいの時間で凄く混んでいたけれど――よく考えてみれば、同じ時間帯のはずなのに暗さも全然違う。本当に冬が近付いているのだと実感させられる――。)   (2012/11/27 23:48:00)

五条院イリスん――。(気付いたら、一尾たいらげていた。帰ったら夕飯もすぐだけど…でも、構うことなくカスタードも食べてしまうことにする。頭から齧ると、こしあんよりも柔らかくてとろりとした食感。そして、甘い――後回しにして、多分よかった。こういうときは甘いのを後にしたほうがいい、とは良く言うし、その通りだと思う。程よくかりっと焼けた皮と、中のカスタードを楽しみながら…あっという間に食べ終わってしまった。口元をハンカチで拭ってから、一息ついて…。)ご馳走様。うーん、これ以上はさすがに駄目だよね。(夕飯に障らない量としてはこれくらいのものだろう。もっと食べたいけどね、なんて鞄から顔を覗かせた二人に笑顔を向ける。また今度、おやつに買ってみるのもいいだろう。時間さえ良ければ、もっと食べてもいい。)   (2012/11/28 00:04:48)

五条院イリスン――結構いい時間だね。寒いし、帰ろっか?(携帯を取り出すと、いつも通りの文面でメールを一通送る。迎えも鬱陶しく思うときもあるけれど、それが彼らの仕事なんだし…仕方ない。多分、私が徒歩で帰ってきたりしたらそれはそれで向こうも大変なのだろう。そこまで波風を立てる気も無ければ必要もない。ゆっくりと立ち上がると、袋は丸めておいて――後で捨てればいいだろう。来た道を引き返し、所定の場所まで向かうことにした――。)   (2012/11/28 00:16:47)

五条院イリス【お邪魔しましたっ。】   (2012/11/28 00:16:53)

おしらせ五条院イリスさんが退室しました。  (2012/11/28 00:16:55)

おしらせ月乃かなたさんが入室しました♪  (2012/11/29 21:10:04)

月乃かなた【こんばんは。少しお邪魔します】   (2012/11/29 21:10:27)

月乃かなたあ゛ー……何日か経ったのに回復したのこんだけかー。戻れるまでどんだけかかるんだろ…(とある公園。公園内を流れる小さな川にかけられた橋の欄干にもたれかかり、ぼんやりと水面を……より正確には、そこに映った自分の姿を眺めて。艶のある白髪の中、使い切った魔力が回復し朱く色を変えた部分はほんの一房だけ。数日でこれじゃ、全部回復なんて……あ、ちょっと気が遠くなってきた。)……あー!うー!やめっ!あーだこーだ悩んだって回復しないんだしっ!……あ゛?(欄干に両手をついてがばっと勢いよく身を起こして叫ぶ。うん、悩んでるなんてボクらしくないし!……と空を仰ぎ見て握り拳。…あれ?なんだか上の方に逆さまになった木みたいなのが…?)あ…ああああっ!こ…ら…え……れにゃぁぁぁぁぁぁっ!!(はい、勢いよく起こしすぎました。気付いたときには手遅れでした。体起こすときに勢いつけすぎたボクは努力もむなしく、そのまま後ろへばたーん…というかゴキャァ!って感じの音を立てて半ばめり込む感じで転けました。石造りの橋でよかったよ……)   (2012/11/29 21:24:30)

おしらせ東雲 ゆりかさんが入室しました♪  (2012/11/29 21:29:20)

東雲 ゆりか【こんばんは。参加してみても大丈夫でしょうか?】   (2012/11/29 21:29:28)

月乃かなた【こんばんは。どうぞどうぞー!】   (2012/11/29 21:29:43)

東雲 ゆりか……うん。空気は冷たいけど、日差しは気持ちいいし… (本格的に寒くなってくる前にこうして散歩するのも悪くない。そんなことを考えナッ柄、17歳ほどの少女が一人のんびりと公園へと歩いて来た。ふわっとしたくせっ毛は、ヘアゴムで簡単に一本結びにされていて。 真っ黒いコートに包まれた身体は暖かそうで、実際殆ど寒そうな表情はしていない。のんびりとした表情のまま、歩みを進めて…) …はい? (止まった。大人の女性らしき人が、自爆して…コケ、てる?) …ええと… (見てみぬ振りをしてあげたほうがいいのかしら。軽く悩みながら… まあ、変な風に身体打ってたりしたら大変だし、と割切って近付く。 しゃがみこんで…) …ええと、大丈夫…ですか? (年上のようだし、一応敬語。つん、と、肩の辺りを軽くつつくように)   (2012/11/29 21:34:56)

月乃かなたう゛う゛う゛う゛…いたひ……(「目から火花が出る」って表現があるけど、今まさにそんな感じ。ずきずきと痛むうしろあたまを石畳から引き抜いて両手で押さえ、何度も押し寄せてくる痛みの波を涙目で堪え。いたい。いたい……)う゛あ……な、なんとかだいじょぶ………って…あ、あれ?(デニムのジャケットに覆われた肩を誰かがつついてくる感触、それと同時にかけられた声に、慌てて体起こして答えて…あれ、聞き覚えのある声?あれ誰だっけ……って、あぐらかいて座り込んだまま考え込んで)あ、あーあーあー!おねーさんだー。おひさしっ!(そうだ、この匂いは……前に会ったおねーさんだ! 転けた拍子に肩までずれたジャケットそのままに、大きくぐっと手を上げて挨拶してみたりっ)   (2012/11/29 21:48:36)

東雲 ゆりかああ、良かった。なんか思ってたのの数倍元気そう…って… お、お姉さん…!? (びくっと震える。え、何、知り合い…だっけ? 赤い瞳、綺麗な白い髪。それに何より、自分より年上に見えるのにおねーさんなんて呼んでくる知り合いなんて記憶には全くない。でも…) …なんか、確かにどこかで逢った事があるような雰囲気なのよね… …んー…? (このおばかっぽさとか。妙な勢いとか。 …どこで逢ったんだっけ…?って、じー…っと顔を近づけて思案……) …なんか、雰囲気代えたりした…?   (2012/11/29 21:52:11)

月乃かなたほらー、ボクだよボク。前にチョコもらったカナタだよー。けっこ経つから、覚えてないかな?(近づけられた顔にこっちからも寄せてって、じー。とりあえず頭の痛みは忘れたようです。別に二つのコトを同時に考えらんない訳じゃないからね?) 雰囲気……あー、これでどう?わかる?わかる?(あのときと違うというと……そうだ!あのときはジャケット着てなかったんだ!すかさずボクはジャケット脱いで、白無地のシンプルなTシャツと、ジャケットとお揃いのショートパンツ姿になって立ち上がり、その場でくるりと一回転。またバランス崩して転けそうになったけどなんとかこらえて、おねーさんの反応をわくわくしながら待つのです)   (2012/11/29 22:01:19)

東雲 ゆりか…チョコ貰った…カナタ? ……あー… …あー! うん、覚えてる! 確かにそんな格好で馬鹿っぽい子いた! 覚えてる! (うんうん!って肯く。またコケそうになってるところといい口調といいなんかやたらボリュームのある体型といい、確かにあのときの… そう、6月くらいに出会った少女と同一人物に見える。 …外見年齢とか以外は。 そう、つまり…) …わかったのはいいけど、わからないことができたから質問させて貰うわね? アンタ確か自分のこと吸血鬼だーって言ってたと思うんだけど… …何、つまり、誰かの血を吸ったからそんな成長したとかそういう理由? だったら約束破ったお仕置きするんだけど (じぃっ。ジト目でかなたの顔を見て… …ついでに身体も。もともとやたら発育のいい子だったけど…)   (2012/11/29 22:06:49)

月乃かなたう゛………なんだか素直に喜べないトコがあるけど、覚えててくれたのはうれしいなー……う?質問?なーに?(「馬鹿っぽい」ってコトは、馬鹿そのものじゃないはず。……だよね? ともかく、牙をのぞかせつつにぱっと笑みを浮かべ、うんうんとこっちも頷いて。そしてすぐに小さく首かしげて) ……あ、忘れてた。ボクって今成長した姿だったんだっけ。えーとこれはね……こないだ、妙でつおい敵と戦ったんだけど…負けそうになってね。それで仕方なく切り札二枚使っちゃったんだけど…その一枚がコレ。変身魔法を暴走させて無理矢理大人に変身したってワケ。(今、大人になってるコト、すっかり忘れてたや。てへ。なんかコワい顔してるおねーさんをじーっと見つつ、注意深く欄干にもたれかかって簡単な事情説明。このサイズになってから転けまくってるんだよね……。バランス取りにくいからかな。胸の辺りがやけに重たいし。)   (2012/11/29 22:22:55)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、東雲 ゆりかさんが自動退室しました。  (2012/11/29 22:27:12)

おしらせ東雲 ゆりかさんが入室しました♪  (2012/11/29 22:27:51)

東雲 ゆりか……(じっ。うん、この牙は…たぶん間違い無い、あの子だ。牙で思い出すってのも妙な話だけど…) …はぁ。強い敵と戦うと大人になって、それがしばらく治らない…と。ま、嘘吐いてる風でもないから信じるけど… (なんか、見てるだけで危なっかしいし。本当に今の身体そのものに慣れてないんだろうな…って納得する。 …納得はする。納得は。でも……) ……前逢った時も十分過ぎるくらい大きいって思ったんだけど。なんていうか…… 成長し過ぎじゃない? その、そこ (言及せずにはいられなかった。掌を持っていって… 持たれかかってるかなたの胸、下からかるーく持ちあげるようにしつつ重さを確かめてみようとして)   (2012/11/29 22:29:17)

月乃かなた嘘ついてまで血飲まないよー。だっておにくの方が好きだもん。 ともかく、ボクの魔法って一度変身すると、もっかい使わないと戻れなくってね。で、今は魔力ほとんどゼロだから… あ、髪の色は魔力の影響。使いすぎると色が抜けちゃうんだ。(なんだろう。納得してもらえてるっぽいけどなんだか納得してもらえてない感じがする… なんかこー、目にスゴ味があるっていうか……) ふえ?成長しすぎ、って? にゃっ!?…あー、これねー。たしかに成長しすぎだよ、うん。重たくって邪魔でバランス取りにくいし、着れる服ほとんど無くて、今着てるこれだって胸のトコぱっつんぱっつんだし。ねまき代わりのXXLなんだけどなー……(ちょっとコワいおねーさんの手が触れてくるとさすがにびっくりして声出ちゃったけど、下から支えてくれてる感じでちょっといいかも……あー肩軽い………)   (2012/11/29 22:41:59)

東雲 ゆりか…うわっ (声が出た。いや。だって。柔らかいとかそれよりも先に来る感想。 …重たい。ずしっ…と手に乗ったかなたの胸のボリュームはまさに規格外で、服の上からでも「いやそれは大きすぎでしょう」ってツッコミを入れたかったイメージサイズよりもずっと大きかった。え、なにこれ? …なにこれ?) …ああ、うん。確かにこんなの持ってたらバランスも崩すでしょうねー。うん… (ぐぐぐ…っと、持ちあげていく。重さを確かめるように。りょうてに、あまる? …ふと顔を上げると、なんか楽そうにしてるかなたの顔。 イラッ ) ……えいっ (最大限持ちあげたところから、ぱ、っと手を離す。ゆれてしまえ。)  ……つまり、さっきすっごく馬鹿っぽいコケかたしてたのはおっきな身体に慣れてないからってことね。 …でもそれ、早めに慣れないと面倒じゃない? 今のだって間違って川にどぼーんって落ちてるかもしれないし… (泳げるの?って。吸血鬼の一般的な伝承を思い出しつつ、じぃっと見てみる)   (2012/11/29 22:49:50)

月乃かなたうんうん、今はどーにか歩ける程度にはなったけど…うん……(初日なんてもう思い出したくもない。何度転けたか、そしていくつ穴を開けたか……ぐぬぬ。 それはともかく、自分でも洗う時以外ほとんど触んないトコに触られてるせいか、妙にこそばゆいっていうかむずむずするっていうか……でも楽できもちいーんだよね……)はー……にゃっ?あぶっ!あぶなっ!?(少し油断してました。急に手が離されて、支えを失った胸は当然重力に引かれて↓へと揺れ、ある程度下がったトコで大きく弾んで今度は上にまいりまーす。Tシャツ『だけ』をつけてるもんだからその上下運動はなかなか収まらず、またバランス崩れて危うく転けそうになって、わたわた大慌てで欄干掴まえてぎりぎりせーふ。欄干の一部をちょっと握りつぶしちゃったけどたぶんセーフ。) う、うん。はやいとこ慣れないと面倒っていうか…おうちがぼろぼろになっちゃうし、川もいやー………。ボク泳ぐのは好きだけど、川みたく流れてるトコはやーなの。あと海もイヤっ!(そーいえばココの下って川だっけ。……あれ、実は今危険?)   (2012/11/29 23:09:58)

東雲 ゆりか(目の前で、ぶるるんっ…って効果音つきで揺れ動くかなたの巨大な胸。こんな漫画みたいな揺れ方する子実際にいるんだ…って逆に感心してしまうよう。…吸血鬼って下着つけなくても大丈夫なのかしら…) …なら、早いとこ慣れましょうよ。例えば… (んー。考えながら、くるっと背中を向けて。かなたから一歩、二歩… だんだん離れていく。 そこにちょうど落ちてたのはバスケットボール… 誰かが遊んで忘れていったものだろうか。 それを、ひょいっと拾い上げて…) …せぇ…のっ! (ぶんっ! 思いっきりかなたの顔目がけて投げつけてみて。さあ即キャッチしてみなさい!と。 …うん?危険?)   (2012/11/29 23:19:07)

月乃かなた(ようやく揺れも落ち着いてバランスも保てるようになって、欄干からおそるおそる手を離していき。あれ、おねーさん、さっきからすごく真剣にこっち見てるな……何かあったのかな……?) う?たとえば……?(一歩、また一歩と離れてくおねーさんの背を、首かしげたまま目でおっかけてって。何する気かな?)って、こんぐらいなら……!(離れたと言ってもほんの数歩。そっから思いっきし投げられたまるい物体は十二分に素早くてって顔に向かって飛んできてるー!? 大丈夫だ、まだ慌てるような速度じゃない。欄干掴んでた手を離して顔の前で構えて、タイミングを見計らって……よし、捉えた……!)え。やばばばばあぁぁぁぁぁぁぁぁぁーーーー……(捉えたまではよかった。そこまではよかった。だけど勢いを殺す方はあいにく全然よくなくって、後ろに数歩よろけて…気がつくと空中でした。しゃるうぃーだいぶ?あいきゃんのっとふらーい。)に゛ゃぁぁぁぁぁぁ!流れる水い゛や゛ぁぁぁぁぁぁ!(そんな高い橋じゃーないから派手に水柱たったりしなかったけど、ボクのダメージはかなりのもの。みっともなく両手両足をばたばたさせ、なんとか岸に逃げようと必死です)   (2012/11/29 23:35:15)

東雲 ゆりか…って… …ちょ、いくらなんでも不安定過ぎるでしょっ!? (ばしっ、と的確にキャッチしたように見えた。何より身体能力の高さは前に出会った時に確かめ済みだ。これくらい何ともないはず…って思ってたら、落ちていくかなた。慌てて駆け寄って…) ちょ、ホントにヤバいんじゃないの!? ああもう、あとでちゃんと謝るけど…! (走る。迷ったり時間をかけたりしてる暇はたぶんない。 ひょい、っと橋から、飛ぶ。 かなたの方に向かって…) …捕まって! (手を伸ばして。そうしながら、着ている真っ黒いコートが変化する。背中部分が伸びて硬質化して、橋に引っかかっていて… ちょうどゆりかの身体を空中にしっかり固定している感じ。 魔力でコートの形を変え、しっかりと固定させながら。 慌ててかなたの手を掴んで、引っ張り上げようとして…)   (2012/11/29 23:43:17)

月乃かなたあぅっ!やっ……やば…ぁっ……!(どれだけ必死に水をかいても、じれったいぐらいにしか進めない。というか進めてすらない気がする。視界が暗くなってくのは、息ができないせいか絶望感のためか…… 水面から顔を出してられる時間がだんだん、だんだんと短くなってって……) にゃっ!おねーさんっ!!(この声、誰のだろ……っじゃない!おねーさんの声で、ブラックアウトしかけてた意識がグレーアウト程度にまでなんとか復活。力振り絞って水面から顔出して、声のする方……こっちに手を伸ばして、ボクの手を掴んでくれたおねーさんの姿を確認して、その手にすがりつくみたいにぎゅっと握りしめて…… あ、今は水のせいで力出ないから、握り潰す心配はない。はず。)   (2012/11/29 23:55:04)

東雲 ゆりか…つかまえ…たぁっ! (ぎゅぅっ、かなたの手をしっかりと握り締める。一瞬脳裏に浮かぶのは、さっき橋の一部を握りつぶしてたっぽいかなたの姿…だけど、躊躇ってる場合じゃない。ぐいっ、思いっきり力を篭めて、引っ張り上げて…) …せ…やぁっ! (ぶぅんっ! 伸ばしていた真っ黒いコートに更に魔力を送る。橋上に向かって、二人まるごと、ぽーんっ、と投げ捨てるように。一瞬襲い来る浮遊感……) ……っ! (結構高々と放り投げられちゃった。 自由落下をしながら、ずぶ濡れのかなたをぎゅっと抱きしめて庇うようにして… 着地はたぶん、もう一瞬後)   (2012/11/30 00:00:47)

月乃かなた(おねーさんの叫び声がやけに遠くに聞こえる。けど手に感じる暖かさはたしかなもので安心できる。そして一瞬後にはぐっ!と引っ張られる感触があって、それと同時に今までが嘘みたいに全身に力がみなぎってくのがわかる。うん、これは……川から出られたってことだ。大慌てで力を調節して、おねーさんの手を握り潰さないよう細心の注意を払って………なんとかうまくいったかな?)あ…これ、やば…?(川から出られたのはいいけど、ちょっと高いかも…高すぎるかも?ボクは全然平気だけど、庇ってくれてるおねーさんは……) …そんなの、やぁぁぁぁっ!(躊躇わなかったと言えば嘘になる。けど刹那のことだから、許してくれるよね?残ったなけなしの魔力を活性化させ、全身に巡らせていく。それと同時にイメージする。今、おねーさんも助かる方法を……! 魔力の喪失感とともに背中にむず痒い感触が走り、膨らんで、ボクのイメージをトレースして形を整えていく。そのイメージはもちろん……)   (2012/11/30 00:23:22)

月乃かなたと……べぇぇぇぇぇっ!(Tシャツをずりあげて背中から生えたモノ……白い羽毛に覆われた翼を羽ばたかせ、空気の流れを掴む。重力に引かれるままだった軌道をねじ曲げ、体勢を立て直し、グライダーのように滑空してゆるやかに足から着地する。「飛んだ」と言えるほどのコトじゃないけど、今のボクはコレが限界……)   (2012/11/30 00:23:32)

東雲 ゆりかっ……!(目を閉じる。衝撃に備える。ぶつかる、はず…! …そう思って… ふわり、落下が緩まる感覚。衝撃は、来ない…) …っ…? (うっすらと目を開けると… 翼の生えたかなたが、自分と一緒に地面に着地するところで。すと…っと、二人同時に着地して…) …ありがとう。 …それと、ごめんなさい。ちょっと驚かせるだけのつもりだったんだけど… …見通しが甘すぎたみたい (はぁ…と、自己嫌悪の溜め息。割とシャレにならないことになるかもしれなかったし…。 …ぽたぽた、身体から水が滴る感覚。ああ、ずぶ濡れの子を抱いてたら自分も濡れるわよね…) …お詫び、させて欲しいんだけど… 何か食べたいもの、ある? (奢るわよ?って、苦笑して…かなたを見る。 …Tシャツをずり上げる形で翼が生えちゃってるかなたの身体を、じぃっと… …綺麗。)   (2012/11/30 00:32:02)

月乃かなたはぁ… な、なんとかなったぁ……(おねーさんも無事に着地できたのを確かめると、安堵の吐息を深く深ーく吐いて。あ、さっきまで息できてなかったら、急いで吸わないと苦ちい……) んーん、だっておねーさん、助けに来てくれたよ?だから……えへへ、ありがと♪(ため息もらすおねーさんに、違うよそれは!と反論なのです。ここは重要だから譲れません。) え、ホント!?じゃあおにく!おにくがいいです!(譲れないけど、おごりと聞いたらノらないわけには行きません。ずぶ濡れなTシャツの裾を絞って、ついでに胸の下辺りで結わえつつも目を輝かせて強く主張。これもまた譲れないポイントですからっ!)あ、でも………このかっこで入れるお店、ある……?(ふと思い出して肩越しに振り返り、背に生えた翼を確認。ぎぎぃって感じでぎこちなく首を戻して、おねーさんに問いかけるのです。)   (2012/11/30 00:42:16)

東雲 ゆりか…ん… …なんか、かなたといると妹がもう一人できたみたいな気分になるわね。…見た目は妹どころじゃないけど (あと胸も。下着無しずぶ濡れTシャツを胸の下で縛ってるかなたに小さく息を吐きながら。この子、どこまでも無邪気というか、無防備というか…) おにく、ね。それじゃ、適当な焼き肉屋にでも… (行こうとして、止まる。翼が無くても今のかなたは…その、ちょっとお店に入るにはハードルが高い格好だった。くす、と笑って…) ちょっと難しいかもしれないけど… 大丈夫! それじゃ、何か買って持ってきてあげるわよ。たとえば、ドネルケバブとか… (あれ、量が多くてあんまり食べないんだけど。この子なら食べ切っちゃいそう、なんて…くすくす、楽しそうにかなたを見ながら。大丈夫大丈夫、って、ぽんぽん、っとかなたの頭、撫でようとして……)  【こちらこれで〆でも大丈夫でしょうか?】   (2012/11/30 00:51:25)

月乃かなた【はーい、お付き合いいただきありがとうございました。おつかれさまですっ】   (2012/11/30 00:52:22)

東雲 ゆりか【こっちこそ、半年ぶりに遊べて嬉しかったです。それじゃ、おつかれさまっ!】   (2012/11/30 00:52:56)

おしらせ東雲 ゆりかさんが退室しました。  (2012/11/30 00:53:03)

月乃かなたう?おねーさんて妹さんいたんだ?(相手の考えと視線には全く気付かず、濡れた服を応急処置。仮に気付いても気にしないだけな可能性大。 あくまで応急処置だから、水気を含んで肌にくっついたシャツが透けてたりするけどこれまた気にしてない。) あはは、だよねー……うー…さっきので魔力使い切ったから、戻せないし……っ!わ、わ、わ!ケバブ大好き!大好きなんです!じゃ、それでーっ!(しゅーんと落ち込んで、翼も併せてうなだれる感じに。畳んでジャケット羽織ったら隠せないかな…無理かな……って考え込んでると、また魅力的な言葉が耳に!ああ、ケバブおいしいよね……たっぷり食べたいよね……と、一気に落ち込みなんてどっかに飛んでって翼もしゃきーん!両腕も元気よく突き上げて満面の笑み状態。頭なでられて、笑みはますますおっきくなって……)【こちらもこれで終了です。おつかれさまでしたー】   (2012/11/30 01:05:09)

おしらせ月乃かなたさんが退室しました。  (2012/11/30 01:05:14)

おしらせ夢野かりんさんが入室しました♪  (2012/12/2 04:12:23)

夢野かりんあー、お尻がいてー…… (ディーゼル機関車を先頭にした無骨な貨車の群れ、コンテナに石油タンクに工事用の砂利、長い列は草原の中の単線をひたすらに突き進んでいます。 客車でもない限り快適な列車の旅とはいえず、新幹線とは大違いです) 節約も考えもんだなこれは…… (霜が降りるほど寒い朝、このために作った特殊な断熱外装を羽織っていなければ凍えて死んでしまいそう。 貨車の一角、コンテナ車の一台が規格より小さなコンテナを運んでいたのは幸いでした。本来コンテナが占拠すべき場所に腰をおろし、貨車と貨車の間に挟まれ、12月の外気を切って進むこの列車の行く先と目的地は同じで…)   (2012/12/2 04:20:47)

夢野かりん……あー、……もうs…… (そんな独り言もかき消されてしまいます。貨車が止まるときの音をご存じでしょうか、鉄と鉄が触れ合う音は普段耳にするような次元の音量ではなく、積み荷も壊れてしまうのではないかと思うほどで) ういー、死ぬかとおもった…… (駅でもないのに停車している列車、この先の鉄橋の制限速度の関係から、このあたりで一旦止まるのはわかっていたこと。 そう、目的地はこのあたり。 貨物専用の鉄道なのでこの位置に一番近いのはこの列車に乗る以外になく…… もちろん依頼です、ただでこんな辺鄙なところに来るわけありません。 もの探しというか人探しというか……正確にはペット探し、逃げた犬を探すだけ。……とはいえ、なんでも屋さんに回ってくる依頼……そこは探偵や警察に頼めるような依頼でもないわけで……)   (2012/12/2 04:52:18)

夢野かりん野犬……もしかしたら群れで……ねぇ…… (閉鎖地区、というと語弊があるでしょうか。人が住まなくなった地域、今では背の高い草むらがどこまでも広がり、その奥にはうっそうとした森。 あまり一人で歩きたいような場所ではありません。 かつてこの辺りにも小さな集落があったらしく、この先に見えてくるはずの村の後も、何年前に人が住まなくなって以降、廃村になっていて…… そういう場所、たとえば飼い犬を置き去りにすれば、ペットだった動物が野生化することも珍しくありません。噂の域を出ないといっても、目撃証言があれば地方行政も対応せざるを得ません。ゆえに立ち入り禁止区域…… 点検に来るであろう貨物列車の運転手に気づかれないように、移動) さーて、何が出るかねぇ…… (仮に噂の野犬がいなくても、そういう禁止区域にはアウトサイダーな連中も集まってきたりします。まあそれなら楽な仕事、厄介なのは野犬に依頼主のペットが食い殺されている場合。もちろん報酬はパーです。そういう事態は避けねばなりません)   (2012/12/2 05:03:47)

夢野かりん【と、ちょっと別の用事が… 中途半端ですが時間も時間ですし落ちます。申し訳ありません。 それではお疲れさまでした!】   (2012/12/2 05:09:17)

夢野かりん【続きは、いずれ】   (2012/12/2 05:09:47)

おしらせ夢野かりんさんが退室しました。  (2012/12/2 05:10:04)

おしらせ和泉 サキさんが入室しました♪  (2012/12/2 09:00:42)

和泉 サキ【おはようございます、かなりお久しぶりです。日常でもバトルでも出来ます。ソロール書いてます】   (2012/12/2 09:01:43)

和泉 サキ(師走の日曜日の朝、朝から勉強していた勉強を終え、頭を切り替えるため自宅から散歩に出たサキ。白い息を吐いて、歩道ですれ違うたびに近所の人たちに挨拶をする)おはようございます…(近所の人からは魔力を全く感じない。平和な師走を満喫し、手袋を外し自動販売機でホットコーヒーを買う。冷え切った手には、熱すぎて持てず、手袋をはめて、自販機の隣りのビルの壁に持たれかかり、缶コーヒーを少しづつ飲んでいた)冬のホットコーヒーは助かる…   (2012/12/2 09:07:14)

和泉 サキ【また夜に来れたら来ますねー。失礼しました】   (2012/12/2 09:22:49)

おしらせ和泉 サキさんが退室しました。  (2012/12/2 09:22:52)

おしらせ天沢 ルミさんが入室しました♪  (2012/12/2 22:08:22)

天沢 ルミ【こんばんは! 軽く待機してみます。敵でも味方でもお友達でも初対面でも、どなたでもお気軽に来て貰えれば嬉しいですっ。もしやってみたいことがある人がいたら言って貰えればできるだけ希望に応えるよう頑張ります!】   (2012/12/2 22:09:26)

天沢 ルミはぁーっ…… (吐く息は、白くて。クリーム色のダッフルコートと白い手袋に包まれた少女が一人、日の暮れそうな道をぼー…っと歩いてて。コートを着ててもまだちょっと寒いのか、ときどき立ち止まって… すりすり、両手を擦り合わせてたり。手袋越しでも温もりは伝わって、うん、って満足そうに肯いて、また歩いて…) …すっかり、寒くなって来ちゃったね… (ぽー…っと、空を見つめる。薄く雲のかかった空、雪は… たぶん、まだ降らなさそうだけれど)   (2012/12/2 22:14:45)

おしらせ詠路 みよさんが入室しました♪  (2012/12/2 22:20:14)

詠路 みよ【はじめましてー、初対面でもですが、大丈夫でしょうか?】   (2012/12/2 22:21:28)

天沢 ルミ【あ、こんばんはっ! はい、大歓迎ですっ!どうぞー!】   (2012/12/2 22:21:51)

詠路 みよ……ふぅん、広い公園。こういうトコ、時間潰すにはいい所なのよね。 (ぼそっ、と話しながらルミの向こうとことこと歩いてくる一人の少女。 黒いロングストレートの髪がふわっと風になびき、黒いセーラー服に黒いストッキングと 黒い服装でまとめてる姿において、口元まで覆う赤いマフラーが一段と眼を引く。 どうやら、ここに来るのは初めてなようであちこちに視線を配っている)   (2012/12/2 22:28:17)

天沢 ルミどうせなら、雪が降って……積もってくれればいいのにな…… (そしたら、遊べるのに。ぽけー…っとしたまま歩いてたら、歩いてくる女の人が一人。 …なんとなく、年上…かな…?) あ… わ、え、えっとっ。こんにちはっ! (ぽー…っとしてて結構近付くまで気づいてなかったから、ちょっと慌てて。ぺこ…って頭を下げて… 下げながら、ちょっと考える。わ、初めて見る人だー…って…) …… (ちら、っと顔を上げて。さらさらの長い髪が、綺麗な人…? って。ちょっと、風に流れる髪に見とれるみたい…)   (2012/12/2 22:31:08)

詠路 みよ? こんにちわ…でいいのかしら (その娘、ルミの事は視界に捉えていたが特に気を払っていなかったため、ちょっとびっくりしたように目が動いて。 でも、その瞳は奥底で何を考えているのかとらえどころの無いような、そんな感じもする。) もう空も、色が付いちゃってて夕暮れ時だけど…。 (視線だけが空にいったかと思えばルミに視線がいって。 ルミから見れば、ロウソクのように真っ白なみよの肌は黒い装いと対称的に目に映るかもしれない。) ねぇあなた、ここら辺の人? (髪に見とれるようなルミに、何の気なしに話しかけた)   (2012/12/2 22:40:38)

2012年11月25日 23時38分 ~ 2012年12月02日 22時40分 の過去ログ
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