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「【中文向け】自由な遊び場―Nothing Much―」の過去ログ

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2012年10月09日 12時54分 ~ 2012年12月05日 13時55分 の過去ログ
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おしらせ芝本佳恵さんが入室しました♪  (2012/10/9 12:54:44)

芝本 正春【ピンポンから始まるロルシリーズその1。宜しくお願いします。お先にどうぞw】   (2012/10/9 12:55:41)

芝本佳恵【はーい、いきまーす。宜しくお願いします】   (2012/10/9 12:56:05)

芝本佳恵(―――何もかも嫌になり、荷物を纏めて出て行ったのは半年前の事になる。この家の敷居をまた跨ぐ事等金輪際絶対に無いと思っていたけど、ある知人から今の形ばかりの主人が風邪で寝込んでいると聞いて、小さな買い物袋に食材と風邪薬を入れて家の前まで来てしまった。―――玄関の前に立ち尽して、買い物袋を持った方の指でチャイムを押そうとゆっくりと腕を持ち上げた。重たい。もう二度と敷居を跨がないと決めた我が家のチャイムを押すのは躊躇いもあってかとても腕が重かった。大きく深呼吸してからチャイムを押す。聞き慣れた、懐かしい音が家の中で鳴った―――ピンポン。)   (2012/10/9 13:01:05)

芝本 正春(風邪の三連休があまりにも辛くもう一日休みを追加した。熱も下がりほぼ治りかけ。食欲も出てきたけれども部屋にはろくな食材がなかった。妻と別居して半年近く。夕食は外食かコンビニ弁当と、まるで妻に出て行かれたドラマの夫を演じているかのような日常。窓を開け、部屋の空気を入れ替え、さすがに買い物にでもと思って部屋着からポロシャツに着替えた時にチャイムが鳴る。新聞の勧誘か生保のセールスか。どうせ出掛けるしと、覗き穴を見ることもせずにドアを開けた。)あ、…おお、どうした? (どうしたは無いだろうと自分で思ったが言ってしまったものは仕方がなかった。)   (2012/10/9 13:10:30)

芝本佳恵(知人から聞いたげっそりとやせ細った夫は何かの間違いだと言うのは分かった。けれど、顔を合わせてしまった以上言葉を交わさずに帰るというのは無理な話しで。曲がりなりにも数年の結婚生活があった男の顔を見て少しだけ微笑んだ)風邪、引いたって。向井の叔父さんから聞いたから…出掛けるの?(出掛けると言われたら帰るつもりでの問いかけ。玄関から見える家の中は荒んだヤモメ暮らしの最たる物を映しているような気がした。自分が住んでいた家なのに一歩も勝手には入れ無い家、懐かしい匂いはしなかった。手に持った買い物袋を夫に手渡したら鞄にしまい込んだままのあれも一緒に渡そうと決心して此処に来たのに今更ながら夫の顔を見れば揺れる気持ちは隠せなかった)   (2012/10/9 13:16:06)

芝本 正春(最初に見た妻の顔は無表情を装っているのかと思えてしまう。が、微笑が浮んで安心するのは、やはり好きになって結婚した相手だからなのだろう。言葉と手に持った買い物袋から何をしにきたのかはすぐに察せられた。風邪で気弱になるとはこういうことだ。)いや、コンビニで何か買ってこようと思っただけだから…。用事あるんだろ、入れば? (ご飯つくりにきてくれたんじゃないの?とは言えずに、しかし、その行為をしていくれることには期待満々なのは伝わりそうだった。いや、こうしたことをはっきりと口に出さずにきたことが別居の理由のひとつなのかもしれない。)   (2012/10/9 13:22:03)

芝本佳恵じゃあ…少しだけ。お邪魔します。(自宅に入るのにお邪魔しますは無いだろうと思ったけど、他に言葉が見つからなかった。玄関から伸びる廊下には埃が積もっている。男一人だとこんなものなのだろうか…脱衣所には洗濯物が山積みだし、キッチンにはカップ麺とお弁当の入れ物がぎっしりとゴミ袋に詰まっていた。――私が居ないと、この男はこうなる。という現実が痛々しくて目を覆いたくなる。)材料買ってきたから、ご飯作るよ。あと…少し掃除も。(ぐるりと見渡した部屋の中は雑然と半年が過ぎた結果がそこにある。自然と腕まくりしていた)   (2012/10/9 13:28:22)

芝本 正春(妻が居る部屋というのは何だかいい感じだった。この間、そう、ひと月前だったろうか、そのときは玄関先で帰って行った。見慣れたといっていいのだろうか、キッチンに立つ後姿を眺めながらリビングの片づけを始める。)助かるよ、三日寝込んでたのは本当なんだ。あ、掃除は俺が…。(雑誌やら何やらを片付けた後、掃除機を掛けはじめる。頭の中で考えていたのは、寝室と化粧室に何かまずいものがなかったかということだったりする。掃除を終えると、キッチンに足を運び、妻の後から料理の進み具合を覗き込んだ。別居直前にはまったくしなくなった行動。料理中はほとんどリビングでテレビを見ていたのである)   (2012/10/9 13:34:35)

芝本佳恵(自分から掃除をし始めた夫の姿は結婚生活で初めて見るかもしれない。少し風邪が残った声が寝込んでいたのは嘘ではないと物語っていた。)…なぁに、珍しいのね。(食事を作る間、こんなに近くで見ている事など無かった。もしかしたら、そういう事が好きな女と付き合っていたのかもしれない…そんな思考が一瞬頭を過り、奥歯を噛み締めた。小気味良い包丁の音と、簡単な料理が出来上がってゆく。持参したエプロンは前に此処で使っていた物だったのが、過去に縛られた自分を証明してしまっているかのようで滑稽だった)   (2012/10/9 13:41:13)

芝本 正春(新婚のそれも最初の一週間ほどだったような気がする、こうして料理をする妻の後に立つのは。もしかしたらエプロン似合うよとか言っていたかもしれない。別居直前は毎日続く妻の愚痴や小言に顔も見たくないと思っていたはずが別居というにはそれなりの効果があるらしい。腰を寄せ、この半年触れていなかった妻に後から緩く抱きついてみた。)……なぁ、佳恵。もういまの生活に慣れた? (前に回った手は台所との隙間に入って腹部を押えるようにする。戻ってくれば?というほど、妻の帰りを望んでいるわけでもない自分がいる。)   (2012/10/9 13:46:54)

芝本佳恵(今更ながら、夫の調子の良さには溜息が出た。しかしながら、この温もりを愛した時期があり懐かしさも手伝ってか振り払う事はしない)もう…何してるの?冷蔵庫空っぽで飲み物が無いから…買ってきてくれない?(振り返り見つめる夫の顔は少しだけ痩せていた。嗅ぎ馴れないコロンは他人になりつつある彼の匂いを消している。少し有難い気がした。彼の好きなマカロニサラダと、鰈の煮付け。玉子焼きに、お味噌汁。出来上がり間近の手料理がいい香りを漂わせていた。)   (2012/10/9 13:52:30)

芝本 正春(唇が首筋に触れそうになった時に掛けられた妻の言葉。言葉の内容も拒否をしない態度も…悪くない反応だと思った。別居の効果だと疑わない。このままとも思ったけれども、さすがにそれは我慢をし、――美味しそうだね。とお世辞を言っておく。身体を離し、玄関へと向かう途中で携帯の着メロがポケットの中で響いた。何度か遊んだ会社の後輩OLの声が耳に飛び込む。送話部分を押さえ、妻に向かって…――部長からだ。と声を掛けた。――はい、はい。大変ご迷惑をおかけしました。ええ、勿論です。明日から出社しますし、ええ?あの取引の件ですね? などと会話を続けた。程ほどで電話を切り、まだキッチンにいる妻に改めて声をかける。)な、よかったらさ、泊まっていかないか? ご飯食べた後、今後のこと、ゆっくり話そうよ? (携帯をポケットに仕舞いながら、返事を待つ)   (2012/10/9 14:01:42)

芝本佳恵(聞き慣れた常套句。やはり彼は何も変わっていなかったと実感させられるすらすらとした「部長」との会話だった。)そうね…それじゃ、宿泊セット買ってきてくれる?ほら…化粧水とか入っているのと。歯ブラシも…(本当に彼は私が気がついていないと思っているのだろうか。別居前も今も…何も変わらない彼。出来上がった料理を皿に盛りつけながら、少しでも期待した自分を自嘲していた。)いってらっしゃい、気をつけてね。(毎朝彼を送り出す時に言っていた言葉が口をついて出て来る。)   (2012/10/9 14:09:06)

芝本 正春(部屋を出ると…コンビニへ向かう途中、後輩OLに電話を折り返す。そもそもの別居の原因は自分の浮気だったのだが、妻と離婚になるほどのものではないとどこかで思っていた。いつからだったろうか、妻に大きな不満があるわけでもなく、嫌いになったわけでもなく、まして妻と別れて結婚したい相手ができたわけでもない。それならどうして?と言われれば、答えに詰まってしまうだろう。そういうものなのである。適当に買ったお茶などを手に部屋に戻ったのは30分後。いってらっしゃいと言われた妻に答えるつもりで、ドアを開けながらかつての言葉を口にしていた。)ただいま。   (2012/10/9 14:17:17)

芝本佳恵(彼が家を出てから食事の用意を済ませてテーブルに運び、湯気を立てる料理の隣にそっと離婚届を置いた。半年も家を開ければ他の女の影がちらほら残る家になり、居場所はもう無いと感じた。彼も自分を本当に必要とはしていないだろう…勿論、自分も。本当に彼の事を必要としていたかは今はもう分からない。家の鍵と小さなメモに書いた数行の手紙を残して家を去った。―――彼が帰ってくる前に。)「お帰りなさい。身体に気をつけて。どうぞお幸せに。」   (2012/10/9 14:25:51)

芝本 正春【これで〆でよさそうな。佳恵ー、帰ってきてくれー!お疲れさまでした】   (2012/10/9 14:27:46)

芝本佳恵【絶対にやだ!浮気者ーっ!お疲れさまでした】   (2012/10/9 14:28:13)

おしらせ芝本佳恵さんが退室しました。  (2012/10/9 14:28:34)

おしらせ芝本 正春さんが退室しました。  (2012/10/9 14:28:37)

おしらせ棚橋 瑞樹さんが入室しました♪  (2012/10/11 13:47:21)

棚橋 瑞樹【ひさしぶりにお邪魔しますー。よろしくお願いしますといいつつ、待ち】   (2012/10/11 13:48:10)

おしらせ棚橋 和歌さんが入室しました♪  (2012/10/11 13:49:49)

棚橋 和歌【お待たせしましたーお邪魔しますっ。】   (2012/10/11 13:50:20)

棚橋 瑞樹(部屋に積まれた巨大な段ボール箱は3つ。大学から苦労して運び込んだハロウィンの衣装である。大学で今月末に開催されるハロウィン記の大ダンスパーティを前に10年間集められたコスプレ衣装の点検修理しろという先輩達に理不尽な命令であった。)しっかし、こんなによく集めたよな…。(最初にひっぱりだしたのは狼の着ぐるみ。顔はとぼけていて可愛いデザインだ。とりあえずそれを頭に被ると、口から顔を出す。)がおーっ、食べちゃうぞ…。(同居人に向かって両手を狼ポーズにしてしてみるも、これからの作業を考えると思わず溜息。)   (2012/10/11 13:53:59)

棚橋 和歌(何でこんな事になったのだろうか…げんなり顔を同居人に向け、似合わない仕草には、はいはいわかったわかった…とスルーの姿勢。どうみても、似合わない瑞樹の狼コスプレ…ついでに写真も撮っておけと言われれば、無造作にシャッターを押す。がおー食べちゃうぞ。の顔の瑞樹が写真におさめられて。)…遊んでたら終わんないじゃんー、もうー…(魔女のコスプレの付属品だろうステッキを「まる」にけしかけながら、はい、次ー。なんて言葉を怠惰に漏らした)   (2012/10/11 14:00:00)

棚橋 瑞樹(有り得ない同居生活を始めて半年。夏休みの実家への帰省からかなり打ち解けあいつつも、付かず離れずみたいな関係が続いていると説明しておこう。ざっとみるところ100着はあるだろうか。狼を頭から外すと、ステッキにじゃれる「まる」を抱き上げてソファの定位置に置く。)それこそ「まる」で遊んでちゃ、終わらねーだろ。(いまさら恥しくもないので、トランクスにTシャツ姿になってから、ぶよぶよしたカボチャを被り、魔法使いの衣装を着てみる。だいじょうぶそうだ。それを畳んで「点検済み」と大書きした新しい段ボール箱へと入れた。)ほら、これ、試してみー? (同居人に手渡したのはアラビア風の踊り子の衣装。ハロウィンと関係ねーだろ。)   (2012/10/11 14:05:08)

棚橋 和歌(名残惜しそうにまんまるな目で見つめる「まる」、そして見慣れたトランクスがそこに…ん、見た事無いトランクスだったりするとそこに気分がそれてしまうのは多々ある事だと言って欲しい)あ、ねーそのトランクス見た事ないんだけど。新しいの買ったー?あー…もう、何これ。着にくいんだけどー…(シフォン生地のアラビア風の踊り子の衣装は、下着の上から着るらしい。なんの躊躇いもなく下着姿になるとそれを悪戦苦闘しながら袖を通した。色気も何もないけれど、大きく切れ込んだ太腿のスリットと、お臍が見えるほどの露出。腰を振ってポーズをとってみる)似合うー?   (2012/10/11 14:09:05)

棚橋 瑞樹これ?昨日買ったばかり。(トランクスへの疑問は簡単に答えておく。衣装はあとでプリントした写真でカタログをつくるのだ。狼のきぐるみには2番の札をつけて段ボール箱へと投入。振り返ると、なかなかセクシーな女が居た。だが、これは全身の写真をとるわけにはいかない。)似合うけども、本番でそれ着ちゃだめ。(まだ彼カノになっているわけでもないのだが、露出の多い衣装はこの男子大学生の頭の中ではNGなのである。肩から上だけを写真に取った。)えっと、次はこれだな…。(それは全身タイツ。正面にはがいこつの骨格が白く描かれている。)   (2012/10/11 14:13:40)

棚橋 和歌えー…何で瑞樹が決めるのよー?(勝手に着ちゃ駄目とか言われると着たくなるでしょー?などと言いながら、アラビア風の衣装を確認済みの箱に投げ入れる。全身タイツに袖を通して、身体のラインがくっきり出るためかお腹を思いっきり凹ませて骸骨になりきる。)これ、私が着るの変だけどさー…男の子着たら、なんかちょっと…ね?(もっこりしそうなんて言えない。早く写真撮ってと催促するようにポーズは骸骨の標本スタイルで)   (2012/10/11 14:19:07)

棚橋 瑞樹(折角だから、骸骨のお面も被せて写真を取ってやった。番号札をやはりクリップで留める。)この調子ならさ、案外早めにおわりそうだな…。(そういいながら次に着たのは、「鶏」のきぐるみ。鶏冠とくちばしはゴムで留めるチープなつくり。そのかわり、両腕を羽根の部分にいれるという懲りようで、それを着てみると、お尻の部分に大きな穴が開いていた。後ろ向きになって、その部分を同居人に見せる。)これは、はい、要修理。なあ、珈琲飲みたい…。(順調にいくと思った矢先の壊れ物発見に再びげんなりとなる。)   (2012/10/11 14:23:29)

棚橋 和歌えーこれ、卵産むんじゃないの?(お尻の穴に手を突っ込んで思案顔。どうやったら修理しないで済むか考えたくなる…修理する箇所に目印をつけてから鶏の格好の瑞樹を見上げる)…私も飲みたい!(満面の笑みで珈琲を飲みたいと宣言した。きっと瑞樹は入れて欲しいと思っていたはずだけれど、その願いは満面の笑みによって跳ね返される。次出て来たのは、シンデレラ?っぽいドレス…のような布。手作り感半端無い物が出てくると、壊れてる予感たっぷりで眉尻を下げた)   (2012/10/11 14:30:15)

棚橋 瑞樹(わたしも。という答えは想像できた。――はいはい。答えながら着たのはドラキュラの衣装。黒いタキシードっぽい衣装に長いマントを羽織ると、その格好でキッチンへ。)珈琲淹れてるから、ちゃっちゃと、衣装チェックしてろよ。(後ろ向きのままそう同居人へと声を掛け、ポットからインスタント珈琲を淹れたマグをへとお湯を注ぐ。ついでに「お菓子箱」からクッキーを何枚か取り出し、トレーに載せてリビングへと戻る。)ほい、一休みする?   (2012/10/11 14:36:48)

棚橋 和歌(黒いタキシードを着た瑞樹はちょっと好みだったせいか、視線はずっと珈琲を入れる瑞樹に向っていたので、衣装の整理は進むはずも無く)あー…ねぇ、ちょっとさ。姫…珈琲は如何でしょうか?とか執事っぽい事言ってみて?(絶対この流れだと、執事の衣装だって入っているはず、でも出て来るまで待てなかった。珈琲の良い匂いに誘われて、シンデレラっぽい衣装のままソファーに座った。「まる」は居場所を奪われ迷惑そうに窓際の日当たりが良い場所に丸まっている。希望を聞いてくれるかは分からないけれど期待を込めた眼差しを送ってみた)   (2012/10/11 14:40:58)

棚橋 瑞樹これさ、執事じゃないし…。(口の中でもごもご言いながらも、まだ手に持ったままのトレーをやや高めの位置へと持ち直す。)お嬢様、お茶のお時間でございます。おやつは私めが焼いたクッキーでよろしかったでしょうか? (ソーサーはなかったけれども、マグを恭しくテーブルに置き、その隣に…クッキーの皿を並べる。)っつか、無理。(そこまでしてからどかっとソファに腰を下ろし、マグの珈琲を口に運んだ。クッキーを咥えつつ、次の衣装をと箱をあさる。)   (2012/10/11 14:45:28)

棚橋 和歌(面白かった。演劇めいた台詞にいつもの真面目腐った顔…吹き出す以外あるはずもない。)ちょ…止めてーっ!(頼んでおいてこの仕打ち、彼はいつになったら怒るのだろうか。甘いクッキーを齧るシンデレラは珈琲をちょこっとシンデレラの衣装に溢したけど黙っていた。どうせ、小汚い衣装だし、変身前のシンデレラとでも書いておけばいいのだ。次に掴み出したのは白のレオタード…捨ててしまえこんな物と思ったのは言うまでも無く、瑞樹の膝に押し付けてやった。これを着ても良いとか言う訳…ないよね?)   (2012/10/11 14:49:11)

棚橋 瑞樹おっ…!(段ボールの中から次の衣装を取り出して男子大学生の目の色が変る。それは所謂メイド服。濃紺のミニスカワンピに白いエプロンドレス付き。袖もなんだか膨らんでいい感じのデザインだ。それを同居人に差し出しながら、――ほら、次はこれ。とこれまでどおり言えばいいものを、つい、願望に脳内が支配される。この男子大学生、何を隠そう、今頃、メイド喫茶に目覚めた変なやつ。ちなみに渡された白いレオタードには「廃棄処分」とタグをつける。)えっとさ、これ、ちょっと着てみてくれない、かなぁ…。(口調が頼み口調になっている。)   (2012/10/11 14:50:59)

棚橋 和歌(珍しい事もあるらしい…瑞樹が私に頼み事とか、と興味深々に何を渡されたのか広げて見て真顔になった。今更感満載なメイド服であった)…瑞樹、これさ。今更?(ミニスカふわふわフリフリのメイド服を身体に当てて見せる。何も壊れているところも無い…でもどうせなら、此処で言う事を聞いてあげようかと思った。―――部屋に戻り、白いニーハイソックスを穿き、メイド服に袖を通した。髪の毛は勿論、ツインテがデフォルトだろうと張り切って髪形を整える。くるりと回ってから演技がかった声を出した)ごしゅじんさまぁ…、似合いますかぁ?(あざとい以外何も無い)   (2012/10/11 14:55:27)

棚橋 瑞樹おおっ、和歌さん、…それ、いい。(ツインテ、白にニーハイとかやばい。と、歓喜の表情になりそうになるのをぐっと堪えた。すでにメイド好きがばれていることは確実なのに、ばれてないと思い込んでいるあたりが時々天然だと言われる由縁だ。同居人が着替えている間に、この男子が着たのは、ミイラ男のきぐるみ。黒い全身タイツに薄汚れた白い包帯が全身に巻かれているという代物。そんな格好でデレっとした顔をしてもだめだろうけども、頼みは続く。)ちょっとさ、台所からリビングに来るからさ、メイド喫茶っぽく挨拶してよ。(自分が何を頼んでいるのか自覚しないままのミイラ男はさっさと立ち上がると、キッチンからすぐにリビングに戻ってきてみせる。)   (2012/10/11 15:01:16)

棚橋 和歌(喜々とした表情とテンションのミイラ男にげんなりしながら、言われた通りに甘萌系の声を出す練習)あ…あー…ご主人さまぁ♪お帰りなさいませぇっ♪ってか、何でミイラ男なのー?それ脱いでくれば良いのに。雰囲気出無いよ?(素での突っ込みがうかれミイラに通用するかどうかは不明であった。両手を前で重ね、涼しいお尻を突き出すように、恭しく礼しながら)お帰りなさいませぇ、ごしゅじんさ…っぷ、ちょ…むーりっ…(大爆笑は止まらなかった)   (2012/10/11 15:05:51)

棚橋 瑞樹(大爆笑されてもなお、満足だったことは内緒にしておこう。)笑うなっつーの、ま、いいけども。(それからさらに2時間ほど。ふたりしてのコスプレ衣装チェックは続き、仕分けが終わる。本番では、パーティ出席者に受付でクジを引いて貰い、当たった番号の衣装を否応無く着てもらうという趣向であるらしい。本番でこの能天気なふたりにどの衣装が当たるのかは神のみぞ知るだ。ポロシャツにジーンズ姿に戻れば、案外、この作業が楽しかったなと思い、ご機嫌なままで彼女を誘ってみるのである。)これからカボチャ買いにいかないか?   (2012/10/11 15:12:43)

棚橋 和歌(メイド服の自分を写真で見てみれば、こういうバイトも悪く無いかもと思ってしまった。勿論、尽すタイプより尽されたいタイプなので中身は期待しないで欲しい…少しメイド服を楽しんだ後、ミニスカートにタンクトップ、肌寒くなってきたので薄手のパーカーを羽織って買い物の誘いに乗った)畏まりました、ご主人さまぁ♪ねー…カボチャのシチュー食べたいねー?   (2012/10/11 15:16:42)

棚橋 瑞樹【ジャック・ザ・オーランタン作ってカボチャスープ。よいねー。本番ロルも近づいたらしてみよー。それではお疲れさまでしたー。】   (2012/10/11 15:18:00)

棚橋 和歌【本番はミイラがいいなーwトリックおあトゥリート♪やってみようー。お疲れさまでした】   (2012/10/11 15:20:28)

おしらせ棚橋 和歌さんが退室しました。  (2012/10/11 15:20:45)

おしらせ棚橋 瑞樹さんが退室しました。  (2012/10/11 15:21:17)

おしらせ岡崎 瞬さんが入室しました♪  (2012/10/15 15:04:00)

おしらせ久保田舞子さんが入室しました♪  (2012/10/15 15:05:21)

岡崎 瞬 【ピンポンから始まるロルシリーズその2。宜しくお願いします。お先にどうぞw】   (2012/10/15 15:05:32)

久保田舞子【はーい、宜しくお願いします。お待ち下さい】   (2012/10/15 15:05:54)

久保田舞子(お互いに惹かれあっていると気がついたのは数ヶ月前の歓送迎会で席が隣になった事からだった。会社帰りに少しの時間お茶を飲んだり、一緒の電車で帰ったりしながらデートに誘われるのを待っている所。今日は体調不良で欠勤らしい上司は少し年上の生活感がまるで無い素敵な男だった。住所は会社のデータから引っ張り出し、夕飯の材料をスーパーの袋に入れて上司の自宅に向う。ファミリー向けのマンションに一瞬怯みながら、既婚者でない事を祈りインターホンを押した―――中から聞こえた彼の声にほっと安堵の色を浮かべ、勝手に此処に来てしまった事を詫びて。)あの、勝手に…すみません。上がっても大丈夫ですか?奥さんとか…もし居るなら、もっと先に言って欲しかったな…なんて…はは…(此処で奥さんが登場したら、会社の何も入っていない封筒を渡して立ち去ろうと思いながら、小さな声で上司に不安を漏らして泣きべそをかきそうな顔を俯かせた)   (2012/10/15 15:17:25)

岡崎 瞬(ピンポンが鳴ってドアを開けた。部下である女子社員が立っていて、一瞬狼狽する。仕事が出来るクールな課長…というのが自分の評判らしいが、本人はそんなことは意識していなかった。ただ、プライベートをほとんど語らないことは事実で、彼女にも仕事以外の話はしたことがなかった。突然の訪問に慌てた姿をみせてしまったのは、この部下に最近興味を持ち始めたせいかもしれなかった。)あ、…どうした? えっと、その…上がっちゃだめとか、いや奥さんはいないけど、も…。(しどろもどろに成り掛けたときに…、リビングから這って来る物体。9ヶ月になった「娘」が玄関まで、「ててててっ」とやってきてしまっていた。)あー、うん、これ、娘。   (2012/10/15 15:26:00)

久保田舞子(慌てた様子の上司を見るのは初めてだった。あーもう、これ既婚者だなと思いバックをあさって何も入っていない封筒を渡しかけた…と、視界に入った小さな動く物体。)えー…っと?奥様は居なくて、んっしょ。この子は娘?(一応これでも短大を出て保育士の資格を持っていたりする。指輪と時計とイヤリングを急いで外してから、人見知りの時期かなぁと抱き上げて小さな顔に笑いかけ上司の顔を見上げて首を傾げた。分からない事が一気に沢山あると人間というのは逆に落ち着いてしまうのかもしれない。)初めましてー…ん、と何ちゃんですか?(にこーっと笑う赤ちゃんの顔につられて満面の笑みを浮かべて。不思議と、子供が居ると分かっても彼の事から興味は反れなかった。)   (2012/10/15 15:32:32)

岡崎 瞬(慣れた感じで娘を抱き上げる女子社員にほっとした表情を見せてしまった。きょうは三種混合ワクチンの予防接種で会社を休んだわけで病院から戻ってからずうっと泣き続けだったのである。とりあえず部屋に上がって貰い…説明をしてしまった。――半年前。キャバクラの馴染みの女の子が突然、この子を連れてきた。「貴方の子だから宜しくね。」そのままその女の子は消息不明というドラマのような出来事。この女子社員が納得してくれるかどうかは別として…。部屋へと上がってもらい、とりあえず珈琲なんかを入れながら…娘の名前は「藍」だと紹介した。ついでにいまは無認可の保育所に預けつつ会社には内緒のままであることも彼女に打ち明ける。)久保田君、なんか手馴れてるね? そっちもまさかの子持ち? (冗談としてはいまひとつ笑えないか。)   (2012/10/15 15:40:11)

久保田舞子(なるほど、事情は分かった。いや…分からなくては話しにならないと思ったのが正解。腕の中で笑う藍ちゃんの顔は何処と無く似ている気がするし、身に覚えがあるから引き取ったのだろうと察した。そんなに若く無いのでそれくらいの分別はあるつもりで珈琲を受け取った)私保育士の資格持ってるんですよ。藍ちゃーん、舞子ちゃんですよー?こんにちはー。(いないいないばぁ。とおどけた顔をしながら、もう一つの疑問をぶつけて見る。何故会社に秘密にしているのか…会社には託児所が完備されて、いるはずで、ぐずり出した藍ちゃんを抱いて立ち上がると揺らしながら話を続ける)会社の託児所に預ければいいのにー…?何で無認可保育園にしたんです?そうすればもっと藍ちゃんと一緒に居れるのに?   (2012/10/15 15:48:17)

岡崎 瞬(彼女のいうことは正しいと思う。だが、前言撤回である。仕事が出来るクールな課長というのを自分で意識していないというのは嘘。とかく男なんていうものは格好つけたいものなのである。これで子持ちってちょっとだめだろ、なのだ。事情はそんな事情であり、しかしすでに半年一緒に暮らした娘はもう、間違いなく娘だった。可愛いのだ。きっといまもそうかもしれないがデレっとした顔を会社の同僚や部下や上司には見られたくないという変な照れ。それを説明すると彼女は笑うだろうか。)いや、ほら…一応さ、キャラってものがあるだろ? (結局言葉にしたのはその部分。)   (2012/10/15 15:53:14)

久保田舞子(彼の気持ちも分からなくもないけれど、所詮、一人の社会人男性のキャラ崩壊程度の問題である。と認識した。そうやってかっこつける男性を素敵だとも思ったし、子煩悩な一面はやはり素敵だと思う。)キャラって…そのデレデレ顔を見られたくないの?十分カッコイイと思うんですけど…。(眠りそうな藍ちゃんを抱っこしながら笑って見せる。なぜか事実を知る前よりも彼の事が好きになった気がした。そして腕の中で寝息を立て始めた藍ちゃんもどうしようもなく可愛く思えてその頬に唇を押し付けて)私、会社の託児所に友人が居るから伝えておくので明日から会社に連れてきたらどうですか?帰りは私がお迎えしてここで晩御飯…なんて、ちょっとお節介かもしれないけど…。   (2012/10/15 15:59:09)

岡崎 瞬(女の人を好きになるのはこういう時なんだろうかと思う。「娘」を抱く目の前の女子社員の表情は優しく、どこか幸せそうに見えてくる。彼女の言葉は、ちょっとした告白であると解釈していいものだろうかとも思う。)えっと、それってその…、そういうこと? (そう言ってからすぐに気が付く。すこしだけずるい気もしたけれども…、彼女の腕から「藍」を受け取って抱き上げた。)久保田君、今度の日曜日、どこか遊びにいきませんか? 勿論、藍も一緒に。というか、俺と付き合ってみませんか? (子持ちだけども、と付け加える必要がなくなった告白。自分の腕に戻った娘が大声で泣き始めていた。おしめ?ミルク?)   (2012/10/15 16:09:06)

久保田舞子(自分でも自然と出てきた言葉は嘘では無かった。これからも一緒の時間を少しでも共有したいと思ったし、藍ちゃんも可愛く思えた。好きな人の娘と言うよりも、娘に恋したからこそ彼の申し出に頷く)お天気良かったらお散歩に行きませんか?ベビーカーでのんびりとお外お散歩は気持ちがいいから…あと、はい。私で良ければ…舞子って呼んで貰えません?(子持ちだからこそ、踏み切れたような気がしている。もし彼が一人身であれば色々な不安がついて回るのを嫌って距離を取っていたかもしれない。大声で泣き始めた藍ちゃんの声に立ち上がる。隣に立って腕に手を回し藍ちゃんの泣き顔を見つめて、微笑んだ。)お腹空いちゃったかなぁ…?   (2012/10/15 16:16:24)

岡崎 瞬(娘を会社の託児所へと連れていくようになり自分の評判は180度変っていた。舞子ちゃんと呼ぶようになった女子社員によると、さらに女子社員からの人気が高まったらしい。だが、勿論、そうした他の女子社員には興味はなく、娘をベビーカーに乗せ、彼女と退社する日々が続いている。ちなみに娘がはっきりと口にした言葉、「パパ」の次は「舞子ちゃん」)   (2012/10/15 16:24:08)

岡崎 瞬【こんな〆で。ドラマだとキャバ嬢の彼女が迎えにきそうだよね?ほんとのパパとw】   (2012/10/15 16:25:11)

久保田舞子【パパガンバレーっ!wって、えー切ない!wたまには良いねこういうの。お部屋ありがとうございました。お疲れさまでしたー】   (2012/10/15 16:25:31)

おしらせ久保田舞子さんが退室しました。  (2012/10/15 16:25:56)

おしらせ岡崎 瞬さんが退室しました。  (2012/10/15 16:26:13)

おしらせ加古川相さんが入室しました♪  (2012/10/17 10:24:42)

おしらせユウリさんが入室しました♪  (2012/10/17 10:27:57)

加古川相【第三日】   (2012/10/17 10:29:38)

加古川相(僕は加古川相という。相と書いて「たすく」と読む。信じて貰えないかもしれないが僕はこの間魔界に行ってきました。………そして大学生である。魔族だという彼女と出会って三日目。初めて彼女を部屋に置いて授業に出た。同じゼミの友人達に「何かいい事があったのか?」と聞かれたところを見れば、自分がきっとそういう顔をしているのかも知れない。美術史の時間が終わり、講堂を出たところで…固まる。でも叱ろうとしてやめた。彼女はちゃんと洋服を着ていたから。)   (2012/10/17 10:36:21)

ユウリ(朝起きて、おにぎりを食べて、歯磨きをして。服を着た相は大学という所に勉強に行くらしい。人間は沢山集まって勉強をする、能率の悪い勉強の仕方に呆れるのは魔族だからかもしれないけれど、人間というのは一々面倒な事をして生活する生き物なのだ。相は家から出てはいけないと言った、でもどうしても大学という所が気になって、買って貰った服を着て人間に扮して追いかける。勿論電車に乗ったのではなく、電車の上を飛んでいたのだけれどそれは怒られるから秘密にしておこう。大きな建物の一室で真剣に前を向いて何かを書いている、友人らしい人と会話する相は私の前の相とは少し違って見えた―――出てきた相は怒らなかった。相当驚いていたように見えたけど、こういう時は笑うに限る)相、大学は何処?   (2012/10/17 10:42:15)

加古川相何処ってここが大学だけども、って、お前らッ!(遅れて廊下に出てきた友人達が一様に驚く。「相、なんだよ?彼女?」「ねえ、どこの科よ?」「とりあえず紹介しようか?」てんでに声をあげる奴等。ユウリの手を引くと兎も角、屋上に避難した。二人きりになると、大学というものを改めて説明し、それから悩んだ末、部屋に戻るようにと説得する。もう一時限だけどうしても出たい授業があったのだ。大学構内で待ってもらうという手もあるけれど、何が起きるかわかったもんじゃない。)…だいじょぶだよね? この間と同じ電車に乗って…(帰り道を順序立てて説明する。それが間違いだったと気付くのはもうすこし経ってからだった。)   (2012/10/17 10:48:50)

ユウリ大学というのは、この建物全部を言うらしい。此処から見える建物のいくつかも大学の一部らしかった。人間の雄というのは牝を見れば色めき立つものなのか、興味を露にした目でジロジロ見られるのに多少動揺した。人間如きに恐怖を覚えたとは言わない。ただちょっと吃驚しただけの事…相がどうしても帰れと言うので帰る事にする。屋上の入り口でまだ人間の雄がこちらを伺っているのが分かるのでこのまま飛んで行くと相が困るだろう。…いや、相当怒られる気がする。)どうしても…帰らないと駄目?待ってちゃ駄目?(相の袖口を掴んでもう一度だけ確認する。あの駅から電車に乗れば家に着く…何度も言われた道順を反芻しながら首を傾げた)   (2012/10/17 10:56:28)

加古川相(なんだか「待ってちゃだめ?」と首を傾げるところはそこら辺にいる人間の可愛い彼女となんら変らないように見えた。あやうく、――しょうがないなぁ、もう、じゃあ…、と言いそうになったのを振り払う。)そのかわりさ、授業終わったらどこか行こう。ユウリの好きな所、連れて行くよ。だから、部屋で待ってて。いい? (袖を掴まれたのも悪い気はしない。屋上への出入り口で此方を覗き見ていた友人達にきっと優越感たっぷりの表情を向けていた。)   (2012/10/17 11:02:22)

ユウリ(帰ったら何処かに連れて行ってくれるという約束に渋々頷いた。屋上の入り口で沢山の人間の雄に小さな声でさようならと言い、玄関まで見送られるという何とも変な展開に苦笑いが零れる)相じゃあね、部屋で待ってる。んーっと…電車乗って帰る。乗ってれば着くんだよね?(もう一度の確認、手渡された小銭を握り締めて初めてのお遣いの要領で大学の敷地を後にした。たしか、方向はこっち…飛んで入れば直ぐ分かる道も入り組んでいて良く分からなくなる。不安を抱いたまま何度か人間に尋ねて駅に着いて、券売機は渡されたお金を入れて光ったボタンを押した。緑色の電車が来るのを待ってそれに乗った。窓からは雑多な人間界が流れる景色が見える)   (2012/10/17 11:08:17)

加古川相(――2時間後。部屋の戻ると無人だった。繭も無い。慌てて部屋を飛び出すと駅へと取って返す。大学へと戻り、講堂を周りを探し、それからまた駅へと戻る。何度か電車を乗り降りし、駅を探し…を繰り返していると、もう夕方になっていた。ラッシュの時間帯も過ぎて、途方にくれかけた頃だった。最寄り駅に入ってきた電車の車両にぽつねんと座っている彼女を見つける。ドアが開くのももどかしく飛び乗った車両。彼女の前に立つ…。何やって……。言いかけて、僕は、彼女に笑顔を向けていた。)ったく。ごめんな、説明悪かった。ずうっと乗ってたんだよね、大丈夫?    (2012/10/17 11:18:06)

ユウリ(乗っていれば着くからと言われ、乗り続けた電車の中で小さな男の子が飴玉を一つ掌に乗せて目の前に立っていた。真っ赤な瞳が珍しかったのだろう、赤い飴玉を私の膝の上に置いてから「お姉ちゃんの目と同じだねー?」と言って笑ってから小さな手を振って母親らしい人間と降りて行った。日が暮れても家には到着しなかった…ぎゅうぎゅう詰めの電車の中で酒の匂いがする年配の雄にも話しかけられ、何故か怒られた。内容はもうよく憶えていない。暗くなった車窓を見つめて溜息を一つついて貰った飴玉を口に入れた時、相の声が聞こえて顔をあげる)…お腹すいた。うん、家に着くの待ってた。   (2012/10/17 11:23:47)

加古川相(ざっと7時間ぐらいは電車に乗っていただろう、ぽんぽんと頭を叩いてから彼女の手を引く。駅構内のお弁当屋さんで、おにぎりをたくさん買う。すっかり日も暮れていた。)どうしようか? 約束覚えてる? どこか行きたいところあったら連れて行くし、疲れてたら部屋でおにぎり食べてもいいよ。(なんだか普通の会話である。自宅へと向かう路地を歩きながら、彼女の手はずうっと握っていた。暮れた空を見上げると、月が中天に差し掛かっていた。)   (2012/10/17 11:30:04)

ユウリ(相の声が聞こえると、安心したからかお腹が鳴った。沢山のおにぎりが入った袋を抱えて、駅から家に向う路地を手を引かれて歩く。しょんぼりと落ち込んで俯き、迷惑をかけたと認識していた。)…行きたいとこある。電車でずっと見てたとこ。あのぶら下がってた青い海のとこ…(繋いだ手を握り締めて。月に向って飛んだ、背中の鬣が大きな羽となり舞い上がる。月に届きそうな程飛んだ後相に質問した。)あの青い海は地球のどの辺りにあるの?ほら、電車に攣り下がってる紙に書いてある青い海(タヒチの景色が大きく載っていた広告を見ての事。どの辺りかだけ教えてもらえばそのまま急降下していくつもり)   (2012/10/17 11:43:22)

加古川相(タヒチと言われてもパイロットじゃないんだからと思った。でも、二度目の空には驚かなかった。月明りに包まれる感覚。魔族の姿になったユウリに手を引かれて飛ぶ世界。街明かりが遠のいて月が近づくと、どこへ行ってもいいとは思っていた。適当に海のその辺を指差す。)あの辺かな…? (急降下して降り立ったのは砂浜だった。白い砂浜。人工の灯りがひとつもない浜辺。海は青ではなく碧に輝いている。月明りと星明りのせいで…。おにぎりを取り出すと、隣にいるユウリに差し出す。)お茶、買ってくるの忘れたよ…。(そこがどこかもわからないまま、海を見つめる。魔界も、この人間の世界も、そう変らないんだろうなと何故か思う。僕がいて、ユウリがいる。)   (2012/10/17 11:52:21)

ユウリ(小さな月に照らされた白い砂浜、波打ち際に砕ける白い波。魔界に海は無いので潮の匂いに包まれた静かな場所はとても感動的だった。差し出されたおにぎりは梅干味、齧った白いご飯が少しだけ落ち込んだ心を融かしてゆく)海の水は飲めない?おにぎり美味しいね…勝手に大学に行ってごめん。(人間界も魔界も基本は同じ、悪い事をしたら謝るし、落ち込んだりもする。地球は美しいし、人間は面倒だけれど悪く無い気持ちになった。あの赤い飴玉のように甘く香る嬉しい出来事が起こる予感がする。砕ける波に、小さな魚が一匹跳ねて今日の月のように三日月に影を作る。)綺麗な世界…ずっと此処にいれたらいいのにね。(あと四日と迫った期限と、その後の結末はまだ胸に閉まっていた)   (2012/10/17 12:02:25)

加古川相 【此処からはエンドロール。出演:ユウリ、加古川相】   (2012/10/17 12:03:24)

加古川相(「はいっ、オッケイ!」モニターチェックもそこそこに監督が叫んだ。「さあて、終わり終わり、あとはみんな自由にしていいから。相もユウリちゃんもお疲れちゃん!」スタッフ全員が砂浜を走る。例によって三頭身にされた相は悪態を付く。手渡されたハンディカメラを自分に向けて。)あんだよ?無人島で撮影じゃねーのかよっ、こんなリゾートでロケとかダメだろ? (すこし離れたところにあるリゾートホテルの野外ステージではいままさに腰ミノをつけた褐色のダンサーによるファイヤーダンスが始まろうとしてた。情熱的な打楽器のリズム。)なぁ、ユウリちゃん、折角ムードあるシーンなのにねって…お前もかっ!(確定を恐れずに言わせて貰うと、魔族女はたぶん、すごい派手なトロピカルドリンクを手に満足そうな表情をしているに違いない、とか。しーゆー。俺も肉食おっ。)   (2012/10/17 12:08:44)

ユウリ(真っ赤な目で見据えたのはキバツイトロピカルドリンクと、えらい体格の良いツアコンのお兄さん)お兄さんお兄さんっ!名前はー?ねぇねぇ、これから用事あるのー?(誰がオッサンじゃ…女の子だってこんな素敵パラダイスに来ればテンションもあがるっつーの。たすくんは肉に邁進してるし、こっちでちょっとイイオンナになっても罰は当たらないの。そう、魔王様も言うはずーっ!ズンドコのリズムは理性を狂わすのさっ(きらん))あーちょっと、待ってーっ!おにいさぁぁぁぁんっ!(お兄さんの金色の腕時計を追いかけお土産やさんに連れて行かれたとしても後悔はしないのだっ!すぃーゆぅーあげんっ!)あ。ちょ…おにぎり食べないでよねっ!?私後で食べるんだからぁぁーっ!   (2012/10/17 12:17:42)

加古川相【もしかしてさ、しょうもない木彫りのナにか買った?ねえ、そうでしょ?そして次回は第四日。お部屋ありがとうございました。いや、マカダミアンナッツ?】   (2012/10/17 12:19:36)

ユウリ【ううん、ココナッツの殻で出来た人形と、ドリームキャッチャー?お部屋ありがとうございましたーっ】   (2012/10/17 12:20:24)

おしらせユウリさんが退室しました。  (2012/10/17 12:20:41)

おしらせ加古川相さんが退室しました。  (2012/10/17 12:20:55)

おしらせ棚橋 瑞樹さんが入室しました♪  (2012/10/24 11:00:34)

おしらせ棚橋 和歌さんが入室しました♪  (2012/10/24 11:01:04)

棚橋 瑞樹【お部屋お借りします】   (2012/10/24 11:01:14)

棚橋 和歌【お邪魔します】   (2012/10/24 11:01:32)

棚橋 瑞樹(チープなドラムロールが会場に鳴り響き、スポットライトが交差する。MCの男子大学生は骸骨コス。「それでは発表します。本年度ミス・ハロウィンは経済学部1年、たなはーしッ、和歌さ―んです!おめでとうございま―す!棚橋さん、ステージへどうぞ!」―――大学の大講堂で開かれたハロウィンダンスパーティ。審査発表とともに大歓声が沸き上がる。他校を含め200人程の参加という大パーティー。同居人である和歌とはろくに話もできないままの、驚きの審査発表を聞いていた男子大学生は、カボチャになっていた。黄色いだぶだぶのスーツ、緑のひらひらした襟。何よりも頭に被ったカボチャが重い。そのカボチャの中で囁く。)マジかよ…。(偶然の同居から仲良くなりかけた遠縁の彼女がミスに選ばれたのはちょっと嬉しくてでもどこか複雑だ)   (2012/10/24 11:10:02)

棚橋 和歌(朝、クジを引いて当たったのはハートのトランプ兵の格好だった。露出が多いのは絶対に駄目だという同居人の気持ちを余所に、ちょっと妬かせてみたいと企んでいたのも事実、でもトランプ兵は四角いキグルミであり、顔と申し訳程度に手足が出ている。ハートの帽子をかぶり身体の線どころか、ともすれば誰だか分からない状態にげんなりしていた。―――ドラムロールの後、呼ばれた名前に飛び上がる。吃驚したのだった、きょろきょろ見渡す会場内に瑞樹らしい顔を見つけられないまま、壇上に上り。[みすはろうぃんっ♪]と書かれたふざけた襷をかけられ花束と副賞の大きな箱が手渡された…尋常じゃなく重いのである。よろめきながら舞台上で参加者に手を振った。もはや誰が誰だかなんか関係なくなってる風)…あ、瑞樹?あれ?瑞樹ーっ?とったぁっ!(重たい箱を持ち上げて瑞樹らしいかぼちゃに向って手を振ってみた)   (2012/10/24 11:17:30)

棚橋 瑞樹(手袋を履いた手をとりあえずステージの上の同居人に振り返した。「それではミスハロウィンとダンスが出来る幸運な男性達を発表します!」MCは番号を読み上げていく。それは服装を決める際に引いた男子の男性陣のクジに書かれている番号。「最初は、29番!」箱から引いた紙を頭上に掲げるMC。一応自分のクジをポケットから取り出して確認する。5人分読み上げられて、当たることはなかった。番号を読み上げられた男子たちは、ガッツポーズをしたりしながらステージへと上がっていく。「それでは、ラストまでダンスタイム!!みなさん、楽しんでー、レッツエンジョイ!」ダサいMCの台詞とともに生バンドが演奏を始めた。――さて、どうしようかと思っていると、シンデレラから声を掛けられた。)おっけい、じゃ、宜しく。(カボチャの中からくぐもった声で答えると、初対面の女子大生シンデレラと踊り始める。生バンドなのにワルツ。)   (2012/10/24 11:29:56)

棚橋 和歌(ダンスなんてした事ないし、クジで当たった男子と両手を繋いでぎこちないリズムで身体を揺らしていた。執事と犬とナースとゴジラと坊さんだった。仮装パーティーだから皆テンションも言葉遣いも可笑しく、笑いすぎて腹筋が痛くなる。傍から見たら凄く楽しげな光景だっただろうが、トランプ兵は疲れた)あ、ちょっと休憩させてー?(クジで当たったラッキー?な男性陣を残してステージ傍の椅子に四角い身体を折り曲げて座った。目の前を通るシンデレラとカボチャ…恨めし気な表情で見上げながらカボチャの行方を目で追っていた。目の前には次の男子が満面の笑みで待ち構えている、こちらも満面の笑みを浮かべて言った)あ、ねぇ。ちょっと起して下さい…(トランプ兵は座れるが立てない。両手を出してジタバタと…笑われながら坊さんと手を繋いだ生バンドで坊さんとワルツとか、何かの小説の題名のような光景)   (2012/10/24 11:38:16)

棚橋 瑞樹(チラチラと同居人の踊るほうに視線を向けるせいで、何度かシンデレラとぶつかった。「もうッ、下手!」肘撃ちを食らう。でもなぜかカボチャはモテる。顔が見えないからだろうか。次はバニーガールに誘われた。網タイツと御尻の尻尾がちょっといい。見れば、同居人は袈裟を着た坊さんと踊っている。頭にはげ鬘をかぶってはいるももの、なかなかのイケメンに見えてしまうのは、やっぱり焼きもちなのだろうか。バニーガールに思い切り足を踏まれて、カボチャの中で絶叫し、踏まれた足を掴んでその辺をぴょんぴょん跳ねた。カボチャが重い。やがて…演奏は70年代のダンスミュージックに代わり、大講堂は「ディスコ」全盛時代のような光景になっていた。そしてフィナーレ。ロックにアレンジされた「蛍の光」が流れる。)   (2012/10/24 11:45:55)

棚橋 和歌(バニーガールと踊るカボチャは何が楽しいのか飛び跳ねていた。ムッとするのは自分より露出が多いシンデレラとバニーガールが相手だったからではない。多分…そういう事なんだろう。ラッキー5人衆は蛍の光りが流れると其々解散となった、閑散とした舞台上に置きっぱなしになった副賞を抱えてトランプ兵の役目は終わった。トランプの女王にはけしてなれないハートの兵士はチープな襷を胸に家路を急ぐ。着たまま帰って、後日クリーニングして持って来いという合理的なルールの為、電車組みは泣きそうな顔をしていた)ただいま…疲れた(台所のテーブルに副賞の箱を置いてから部屋を見渡す。まだ帰っている気配は無い…バニーガールとシンデレラに挟まれてデレデレしてるんじゃないか、なんて妄想もハロウィンだからだろうか。焼きもち妬きのトランプ兵は「まる」を追いたててソファーに座って腕を組んだ。勿論、頬を膨らませている。)デレデレしてー…もう、何なのよ   (2012/10/24 11:55:25)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、棚橋 瑞樹さんが自動退室しました。  (2012/10/24 12:06:12)

おしらせ棚橋 瑞樹さんが入室しました♪  (2012/10/24 12:07:07)

棚橋 瑞樹(すでに灯りがついている自宅に戻る。引き戸を開け、玄関で巨大な靴を脱いだ。小脇に抱えているのはカボチャのきぐるみ頭。――ただいまと声を掛けると、予想と違って不機嫌そうなトランプ兵がソファに座っていた…。)おめでと、すごいじゃない? ミスハロウィンなんて、さ。こっちは散々だったよ、シンデレラに肘撃ちされるし、バニーガールに足踏まれるし…って、着替えないの? (台所のテーブルの椅子に座っている「まる」を撫でてから…とりあえず、お湯を沸かし始める。――それで副賞はなんだったの?と背中越しに声を掛けた。)   (2012/10/24 12:08:30)

棚橋 和歌ねー…ちょっと、何か忘れて無い?(ミスハロウィンに選ばれたのは正直嬉しかった無冠の女子の一角。でも、そうじゃないのだ、女心はそんな事じゃないのだ)随分もてて良かったねー?で?彼女はー?シンデレラにするの?バニーガールにするの?(嫌味な言葉が出てしまえば自分で閉口した。嫉妬なんて悪循環にしかならないのは分かっているはずなのに、同居人との微妙な距離はそれをエスカレートさせる。副賞なんかどうでもいいじゃん と言ったままトランプの四角に手足と頭を引っ込めて亀のように丸くなった)   (2012/10/24 12:12:52)

棚橋 瑞樹(忘れてない?の意味するところは瞬時に理解する。嬉しくなったのは内緒である。ソファにある四角いトランプの穴から中をのぞきむむと、薄暗い中に同居人の顔が見えた。)俺も焼いたよ、あの坊主に。ナースは焼かなかったけど、さ。(ここ、洒落ですから。ナース…茄子、すいません。下の穴から手を入れてまず同居人の両足を引き出し、それから左右の穴から両手を引き出すと、んしょと同居人をソファから立ち上がらせてみるか。そしてスマホの音楽をスタートさせる。当然、曲は「ラストダンスは私に」同居人が曲と歌詞を知っているかどうかはわからないけども…。)   (2012/10/24 12:23:35)

棚橋 和歌坊主に?執事じゃなくて?(すぽんと顔を出して少し笑った、そして瑞樹の駄洒落に心が解れる。こういう所が好きなのだと思った。手足を引き出され亀はまたトランプ兵に戻った。流れてきた音楽には聞き覚えがある、父が良くクリスマスに母と一緒に下手なダンスを踊っていた曲だった。立ち上がったトランプ兵は両手をしっかりと握って)あのね、ダンス良く分からないの…脚踏んだらごめんね?(ごめんねには沢山の意味を込めたつもりだった。脚をぎこちなく出しては引っ込める、リズムに合わせてカウントしながら―――1.2.3…4)   (2012/10/24 12:34:56)

棚橋 瑞樹(「まる」がしばらくの間、怪訝そうな顔で台所から此方を窺っていたが、やがて飽きたのか大きな欠伸をすると丸くなった。四角いトランプ兵相手ではムードはなかったけども、社交ダンスのようにくるくると部屋を回って、一曲を踊りきる。ちょうどお湯が沸いて、カフェオレをふたつ、マグに入れた。暖かい飲み物が恋しくなる季節にいつのまにかなっていた…。春に出会って、夏を過して、秋になった。そろそろキスぐらいとちらりと思ったのはダンスをしたせいだろう、でも、である。隣でソファに座っているのはトランプ兵…。まぁ、今度でいいか。副賞の段ボール箱を開けると、溜息が出た。両手に暖かいカフェオレを口に運び、笑いかける。)明日から毎日カボチャだからな…。   (2012/10/24 12:42:28)

棚橋 和歌(一曲踊り終えると少し汗ばんだけれど、すぐに温かいカフェオレが恋しくなった。瑞樹の淹れるカフェオレの味に慣れてしまったからだろうか、台所からいい匂いが漂ってこのソファーに座ってそわそわと台所を見つめるのもいつもの事)じゃあ、かぼちゃのスープと、カボチャのニョッキと、カボチャプリンとかぼちゃのコロッケしよ?(ごろごろと箱の中で転がっていたのは小さな坊ちゃんカボチャ。普段より瑞樹との距離が近いと思ったのはダンスしたからだろうか、それとも少しだけ心がまた近づいたからだろうか…笑いかけられた顔が愛しい。「まる」はそろそろこたつが恋しそうに暖かい場所を探して瑞樹の頭だったカボチャに入り込んで満足げに尻尾を振った。)瑞樹が作ったのなら、全部食べる。文句いわなーい…大好きなんだもん。(どさくさ紛れに言った言葉にまた亀になる予感)   (2012/10/24 12:49:43)

棚橋 瑞樹【これで〆でよさそうですね、お疲れ様でした。お部屋もありがとうございました】   (2012/10/24 12:51:23)

棚橋 和歌【ありがとうございました、失礼します。お邪魔しました】   (2012/10/24 12:51:41)

おしらせ棚橋 瑞樹さんが退室しました。  (2012/10/24 12:51:58)

おしらせ棚橋 和歌さんが退室しました。  (2012/10/24 12:52:04)

おしらせ椿野 湊さんが入室しました♪  (2012/11/5 15:18:48)

椿野 湊【待ち合わせです】   (2012/11/5 15:19:25)

おしらせ坂梨 睦さんが入室しました♪  (2012/11/5 15:20:53)

坂梨 睦【お待たせ。此方から始めます!】   (2012/11/5 15:21:29)

坂梨 睦(同僚から女の子を紹介してもらった。彼女と別れて1年。立ち直りに時間が掛かったわけでもなく、フリーな時間が案外楽しかったのだ。午後6時の駅前。スーツのまま、ビジネスバッグを肩から掛けた姿はちょっとおじさんが入りかけているだろうか。待ち合わせの銅像前を一回り。それらしい女の子が見つからない。同僚の親類の子ですごい美人だと言っていた。美人ねえ、美人…。二周回ったところで目印のストラップが目に飛び込んでくる。大きな星型のそれ。間違いないが顔を見て驚いた。――若い。ってか子ども?どう年を上に見ても高校生。下手すると中学生じゃないかである。やられたと思った。でも声は掛けるしかないだろう。)あの…椿野…湊さん? 俺、坂梨です。(酒でも飲みに行き、初日からあわよくばというスケジュールは崩れ去っていた。脳内で。)   (2012/11/5 15:28:24)

椿野 湊(親類から連絡があったのは一週間前、何か目印になるストラップでも付けておいてくれと頼まれ、目に入った某ブランドの大きな星型のストラップを写真に撮って送り、当日を迎えた。―――待ち合わせより少し早く目の前に現れた男は、親類から聞いていた通りの人当たりの良さそうな人だった)あ、はい。椿野湊です。初めまして…。(大きなくりくりとした目を動かして初めて会う男を品定めする。職場から直接来るにしても、ネクタイくらい取り変えて来るべきだと誰か教えて上げて欲しいと心の中で思いながら、長い黒髪を揺らして首を傾げた)何処に行きましょうか?私、この辺詳しくなくて…。   (2012/11/5 15:35:43)

坂梨 睦(というか援交だろ、これじゃ。同僚は何も言わなかった。仕事も年齢も。ただ「美人だからさ、お前絶対気に入るよ」だけ。中学生押し付けるってふざけたやつだと思い、後で隙を見てメールを一本してやろうと決める。言葉遣いがえらく大人ぶっているのがいらっとした。)あ、ああ…、そうだね、えっと、じゃぁ、とりあえずマックにでも? (中高生とデートしたことは無い。援交も勿論、無い。マックしか浮ばなかった。駅向かいのビルの一階に確かあったはずだ。くるりと背中を向けて歩き出す。駅前でこんな少女と待ち合わせなんて援交と周囲に誤解されるのが嫌だった)   (2012/11/5 15:42:20)

椿野 湊(取り合えず、マックと言った男の背中を睨みながら追いかけた。親類から聞いていた男性像とは少し違うし。マックって貴方何歳なの?である。)あ…はい。お任せします。(駅向いのビルはアミューズメント店舗が入り、若者のデートスポットになっていた。短いスカートに長いつけ睫、金色に近い髪に、ジェルネイル。げっそりするほど若者がこれ見よがしに歩道に座りこみ煙草を吹かしてスマホを弄りまわしてる。マックは満席で追いやられるようにアミューズメント施設のフロアに脚を向けた。)どう…します?   (2012/11/5 15:49:10)

坂梨 睦(げっそりした…。何が楽しくて仕事終わりに中高生とアミューズメントビルへ来なくちゃいけないだ。まぁ、確かに美人ではあるが…。歳が近ければ今頃どこぞのレストランでイタリアンでも食べながらワイン飲んでるぞ…だ。)すこし、遊ぶ? (仕方なく指差したのは2階から6階まである巨大ゲーセン。確かちょっとした屋内アトラクションもあるはずだった。適当に付き合ってやればまあ、この子も歓ぶんだろうという心積もり。エスカレーターを上がれば、いきなりフロア一面にジェットコースターのレールが現れた。)乗る? (口調はすっかり相手を子ども扱いしているわけで。)   (2012/11/5 15:54:16)

椿野 湊(普通、会社帰りで紹介デートなら小洒落たレストランでも予約して、ワイン片手に口説き倒されるはずである。もしかして…この人貧乏?親類の紹介であれば顔に泥を塗る訳にもいかず、誘われるまま苦笑いして頷いた。フロア全体にあるジェットコースターを乗る為の列に並び順番を待つ間、既に馴れ馴れしい言葉遣いになった貧乏っぽい男に話しかける気にもなれずに、キョロキョロと話題を探す為に周りを見渡した。若いカップルばっかりで、10年前の自分を見ているようで少しセンチメンタルになる)…あの、明日はお仕事ですか?(当たり障りの無い質問はこれくらいしか思いつかない)   (2012/11/5 15:59:05)

坂梨 睦(順番が来てコースターに座るとバーが下がる。こんな乗り物、7、8年ぶりだ。――仕事はフレックスなので大丈夫と答えながら、そんな遅くまで付き合うつもりはないよと此れは言わなかった。急加速するコースター。)……うぉッ!(思わず漏れる悲鳴。屋内なのでそれほどのアップダウンはないものの、なかなか怖い…。カーブするたびに、うぁッ!ひいッ!と小声の悲鳴を続けてしまった。……シュー。一周回り終えたコースターが止まる。……怖かったけど、なんだかちょっと楽しかったのは歳を取ったせいだろうか。)……湊ちゃんは、友だちと来ないの?こういうところ? (頭に制服姿のこの少女が浮んだことも内緒にしておくべきだろう。)   (2012/11/5 16:05:12)

椿野 湊(室内のコースターは思った以上にスリリングで、何度も悲鳴を上げてしまいには隣に居る貧乏っぽい男の腕をぎゅっと掴んでしまっていた。それこそ、高校生の時に行った遊園地デート以来の体験であり、目の端に涙を浮かべて若干息切れしたような声で答える)いえ…久しぶりです。こういう所。友達とはこういう所には来ませんね…。坂梨さんはお友達と良く来るんですか?(半分嫌味である。大の大人が友達同士で此処を何度も利用していたら、相当痛い。うんと言われたらこのまま帰っても罰は当たらないレベルである。でも…こっそり、仕事のストレス発散に大声で叫べたのは楽しかった。)   (2012/11/5 16:10:08)

坂梨 睦へえ、そうなんだ…。いや、俺もすごい久しぶり。(じゃ、次、あれにしょうかと、幾つかのアトラクションを楽しんだ。会話はごく自然に、乗ったアトラクションがどうのということに限定されていき、意外に愉快な時間が流れていく。マックに戻るのも面倒と、フードコートでハンバーガー二つとドリンクを買い、アトラクションの隅っこの小さなテーブルで向き合うことになる。)湊ちゃん、いいね、今が一番楽しい時期だよなぁ…。(ハンバーガーを咥えながら、自分の中学、高校時代を思い出していた。)   (2012/11/5 16:14:53)

椿野 湊(ああ、この人は社会人になってから楽しい時間が持てるようになったんだな。と可哀相な人に向ける視線を送って頷いた)そうですね…やっと自分らしい時間が持てる時期ですし。(久しぶりに食べるハンバーガーは少し歳がいもなくはしゃいだお腹に抵抗なく入っていく。昔大好きだったメロンソーダも美味しかった。大人になっても、こんな風に楽しいのかと改めて、少し嫌々ながら此処に付き合って良かったとも思う。でも、である。いい大人がこんな場所で盛り上がるのも時間の問題であり、某ブランドの腕時計をチラリと見て声をかけた)えっと…これからどうします?(職場で着ているカチッとしたスーツは着替えて駅のロッカーに入れてあった。膝丈のスカートと、ニット。パンプスは相手の身長が分からないので低目をセレクトしてある。女は気遣いが欠かせない…その気使いも無駄だったと小さく溜息が出たのは喧騒に消えた)   (2012/11/5 16:22:21)

坂梨 睦いや、もう遅いし、送っていくよ。(腕時計に目をやれば午後8時。少女は不審な顔になっているだろうか。そんな彼女の雰囲気はさりげなく無視して、ビルを出るとタクシーを掴まえた。それは責任のように思えた。大人としてこの場所で中高生の子どもをひとり帰すわけにはいかなかった。ちょっと心配も混じっていたかもしれない。同僚の親類であれば、住所は聞いていた。両親が出迎えでもしたらどうしようとちらりと思ったが…。住所を告げると…タクシーは繁華街から閑静な住宅街を抜け、やがてマンションが立ち並ぶ隣の駅周辺へと向かっていく。ここで同僚にメールをした。《てめえ、殺してやる!子どもなんか押し付けやがって》すぐに返信。《くくくっ、美人だろ?がんばれや!》溜息をついて携帯を仕舞った。)   (2012/11/5 16:28:45)

椿野 湊(タクシーに乗って、住所を告げる男。お堅い好青年だったのだろうか…怪訝な表情も、隣でメールを打ち出した事によって無表情に近い顔に変わった。何とも失礼だと思う…一緒にいる間にメールとか、無しだと。と…思っていた途端、かかってきたのは仕事用に持っていた携帯だった。――ちょっと、ごめんなさい。電話。と言いながら電話に出た)椿野です。はい、その件に関しましては資料を予め御用意しておりますので、明日会議前にお渡し致します。はい…今帰りです。ええ…では、明日。12時に取引先との会食お忘れなく…。はい。失礼します。(職業は社長秘書という出会いの少ない仕事である。出会っても皆年配か、どこか変わった社長ばかり。親類に男紹介して!と言ったのは必然であった)すみません、仕事の電話で…。あ、そこ右に曲がって下さい。   (2012/11/5 16:36:09)

坂梨 睦(ビジネスマンであれば彼女の電話で了解した。紛れも無い秘書口調。まじすか…。同僚の悪戯であることも理解した。それを差し引いても童顔だった。誰が見ても14、5だと口を揃えるはずの彼女の顔…。)え、…と。椿野さん、失礼ですけどお幾つです、か? (恐る恐る聞いた年齢とその答え。愕然としながら…此方の事情を早口で説明した。―――どうみても中学生だったんですよ、すみません、すみませんと。タクシーの中で土下座しそうな勢いで…。そして最後の付け加える。)えっと、まだ8時っすよね、おいしいレストラン知ってるんですけど、よかったら、その…。(タクシーが角を曲がって止まった。もう一回チャンスくださいよーッ!できるならそう叫びたかった。)   (2012/11/5 16:42:25)

椿野 湊(そう言えば、良く言われる。社長の孫娘だと思ったという言葉。意識して無いけれど、相当童顔だった事を思い出して納得した。それにしても、中学生に間違えられたのはちょっと面白い、土下座の勢いで謝られれば、笑いを堪えながら)良いですよ、もう…気にしないで下さいって。あ…じゃあ、家寄って行きます?美味しいワインと簡単なパスタで良ければ作りますよ?(自宅マンションの前で丁度止まったタクシーの中、家に連れてくる時の為に予め用意していたとは言わない所が、女のずるいところである。にっこりと笑いながら、後で親類にお説教電話しましょうよと誘いタクシーを降りた。―――これが、彼と私の初対面のエピソードである。)   (2012/11/5 16:48:10)

坂梨 睦【ひさびさコメディ、〆ましたねー。お疲れ様でした!】   (2012/11/5 16:49:09)

椿野 湊【楽しかったーっ!お疲れさまでしたーっ♪】   (2012/11/5 16:49:31)

おしらせ坂梨 睦さんが退室しました。  (2012/11/5 16:49:49)

おしらせ椿野 湊さんが退室しました。  (2012/11/5 16:49:52)

おしらせ坂梨 睦さんが入室しました♪  (2012/11/6 10:12:00)

坂梨 睦【待ち合わせです。お邪魔します】   (2012/11/6 10:13:59)

おしらせ椿野 湊さんが入室しました♪  (2012/11/6 10:16:12)

椿野 湊【お待たせー、いい子で待ってる(ぉ】   (2012/11/6 10:17:24)

坂梨 睦(付き合って1年。念願だった同棲。昨晩は同棲初日という事でそれは頑張った。色々と。ワインを飲んで彼女の手料理を食べ、一緒にお風呂をして、色々頑張ったのである。だからの寝坊。といってもバスの時刻まではまだ30分はある。ベッドから抜け出るとキッチンから包丁のリズミカルな音。くぁー、これは幸福である。パジャマの上だけといういつもの寝姿のまま…キッチンに立つ彼女へと忍び寄って抱きつくのは必須行動だろ。両腕をお腹の辺りに回し。)おはよ…、夕べはさ…(すごかったねと馬鹿なことをわざといって自分で噴出した。)   (2012/11/6 10:21:09)

椿野 湊(一緒に棲もうか?という言葉に色めき立ったのは半年前のまだ夏になる前の事、お気に入りの街の一角の小さなマンションを借りて、土日をかけて引越しをした。まだ段ボール箱が積み重なる部屋で目を覚ました早朝、今日からお弁当を作って、二人で一日1000円貯金する計画。勿論、それは結婚式に使うんだと勝手に心の中で決めていたので気合も入る。色々と…。笑。)おはよ、ん…何の事かわかりませーん。(照れ隠しに頬に唇を押し付けて、おはようのキス。至福の時、珈琲の匂いがキッチンに漂えば、マグに注いで…と動きたいところが、動けなかったり。こういうのを、幸せと呼ぶのだ。朝以外は)もー、時間無いから。朝ご飯食べてー…。   (2012/11/6 10:26:53)

坂梨 睦(パコンッ!と、トースターからパンが飛び出す。軽く胸にも触っておいてから渋々彼女から身体を離した。離れるときは彼女の左の手の指に指を絡めるぐらいはするのだ。トーストにジャムを塗り、咥える。ふたつのマグに珈琲を入れ…微妙に寝ぼけていたのか、そこで気付いた。ダイニングのテーブルから声を掛ける。)もしかしてもうきょうからお弁当って事? (幸せ過ぎると思った。すでに結婚している同僚が持ってくる愛妻弁当を羨ましさからからかっていた自分が今度はからかわれる番になるのである。トーストを飲み込むと、珈琲のマグ、彼女の分を手にキッチンに戻る。それを彼女の口元へと持っていく。)熱いから気をつけて…。(勿論下半身はお尻に密着。)   (2012/11/6 10:32:28)

椿野 湊(トーストに勝手にジャムを塗り、珈琲を淹れてくれた彼。手のかからない男である。我ながら見る目があったとニンマリしながらお弁当を手際良く詰めていく。白いご飯にハート型の海苔。梅干。おかずはハンバーグと、ウインナーと、インゲンの胡麻和えと、玉子焼き。あとちょっとした緑の野菜とプチトマト。定番と言えば定番のお弁当メニューである。甘く触れる彼の指先に夜の激しさを思い出し少し頬を赤らめながら。口元に持ってこられた珈琲を一口飲んで)…ッ、あっつ、いーっ…お弁当なの。ずぅっとだよ。貯金するんだからー(勝手に決めた一人500円の貯金、大きな豚の貯金箱を指差して記念すべき最初の500円を財布から出してチャリーンと音を鳴らした。至福…。)   (2012/11/6 10:39:33)

坂梨 睦(タッパーに綺麗に詰め込まれたお弁当に少女漫画のヒロインのように目がキラキラしているだろう。これだ、これなのである。お弁当はこうでなくちゃいけない。昼休みの独身同僚、彼女いない同僚達の羨望の眼差しがいまから楽しみになる。「すげーなお前、その弁当」という筈の同僚にこう答えてやるのだ。――そう?普通だと思うけど、と。そんな妄想をしていると時間がどんどん過ぎていく。クリーニング済みのYシャツに袖を通しながら歯磨きをし、財布から五百円玉を取り出して豚に投入…。結婚資金になるという発想も確かにあったけれども、これで旅行も悪くない。再びテーブルに座り、ヨーグルトを一口。)だいじょぶ?時間ー!(腕時計を示しながら、自分はようやくスラックスを穿いた。)   (2012/11/6 10:46:28)

椿野 湊(トーストを齧りながら、二つのタッパーに分けたおかずとご飯をセットにして保温バックに入れた。なんせ時間が無い…化粧は大体終わっている。着替えは今からする。頭の中はパニックで、もう少し朝早く起きる必要があると実感していた。夜頑張るのは休日だけにしようと…固く心に決めたのは拗ねるだろうから内緒にしとく)あー、うん。だいじょ…ぶ。着替えるーっ(バタバタとダンボールから引っ張り出したスーツに着替えて、ソファーに座ってストッキングを慎重に穿いた。これはゆっくり穿かないと危険なのである。後5分でリミット…歯磨きをしながら朝食の食器を片付けていた。あと二分。口紅を塗る前にキスしたい…彼にぎゅぅっと抱き付いて目を閉じた)んー…。   (2012/11/6 10:52:48)

坂梨 睦(きっかり2分間キスをした。セットしていたアラームが鳴る。この辺はきっちりした性格なのである。)遅れる!行くよ。(玄関から出ればバス停までは3分。同じ会社なので通勤も一緒である。満員のバスの中も…同棲を始めたことで苦にならない気がする。何しろ密着しているのは彼女なのだから…。手にはビジネスバッグとちょっと気恥ずかしい、お弁当の入った保冷パック入りの袋。同じものが彼女のバッグの中にも入っている筈だ。自然顔がにやけてしまえば、周りの別の女性達が変な目でこっちを見ている気がした。いいのだ、幸せなのだから。)   (2012/11/6 10:59:15)

椿野 湊(バスに乗って25分、彼のネクタイを直して上げながら至福の一時を過ごす。同じ会社の違う部署、何かの企画の時に一緒に仕事をした事が出会いのきっかけだった。女の子から結構人気がある事は教えて上げない…私の彼なんだから、そんな事関係無い、素敵な彼と会社の入り口で手を振り別れた)じゃあ、お仕事頑張ってね。(羨ましそうに此方を見る女子社員、幸せのおすそ分けはしない主義、幸せが詰まったバックを肩にかけて仕事にも気合が入るってものだ。広報部は4階フロア、飲み損ねた珈琲は新品のマグに入れて持ってきていた。あー幸せ…にやける口元を冷やかされても、目尻は下がりっぱなしだった)   (2012/11/6 11:07:25)

坂梨 睦(――昼。システム開発部の同僚3人とともに電車で30分のところにある支社にいた。メンテナンスをあらかた終えると、支社の同僚も交えて会議室でお弁当タイムとなった。コンビニ弁当を広げるやつ、ハンバーガーに珈琲のやつ、年配の支社の上司は、「おれはいつもこれ」とうんざりしたように愛妻弁当を開いた。自分はというと、にんまり笑いが収まらないままに保温バッグから二つのタッパーを取り出した。「おお、坂梨、おま、いつから弁当になったん?彼女のかよ?」システム開発部の同僚が羨望の眼差し。予定通りである。)まあ、ね…。玉子焼きでも、食べる? (そういってタッパーを開いた瞬間、目が点になった。両方ともご飯。梅干にハートマーク…。それが二つ。「プッ!」と噴き出した同僚が「いや、遠慮しとくわ」と爆笑する。やっちゃったよ。写メを取って彼女にメールした。《間違えたねー。そっちおかずだけっしょ?きょう定時だったよね?帰りにお弁当箱買いに行こうよ。はーと》。大丈夫、米は大好きなのである。)    (2012/11/6 11:18:01)

椿野 湊(同時刻、食堂のテーブルで同僚とお昼時。タッパーを開いて朝から頑張ったお弁当を披露していた。…ん?おかず&おかず…?)あ…嘘ー…(泣きべそをかいた瞬間メールの着信音に大慌て。同僚は、「あーあ…幸せおすそ分けいただきー…♪」と大失敗を笑いながらオカズの一つを分け合っていた。『ごめんね…大失敗。帰りに買いに行くー。あーん、智睦大好き(はぁと)』メールを打ちながらニヤニヤしたのを指摘され、玉子焼きは没収された。でも良いのだ、幸せなんだから。たこの形のウインナーを噛み締めながら、色違いのお弁当箱を想像してまたにやけた。午後は長そう…、あと4時間半で彼にあえる)   (2012/11/6 11:27:38)

坂梨 睦【コメディやると止まらなくなるらしいー。お疲れ様でした!】   (2012/11/6 11:29:15)

椿野 湊【コメディ万歳w楽しかったーお疲れさまでしたっ】   (2012/11/6 11:29:51)

おしらせ坂梨 睦さんが退室しました。  (2012/11/6 11:30:07)

おしらせ椿野 湊さんが退室しました。  (2012/11/6 11:30:09)

おしらせ如月理奈♀高2さんが入室しました♪  (2012/11/6 15:13:03)

おしらせ大田♂24さんが入室しました♪  (2012/11/6 15:13:20)

大田♂24さて・・・・たくさん楽しもうか(ホテルに入り、すっかりやる気になった様子で理奈をベットに押し倒してしまい、全て脱がしてしまおうと)【では改めてよろしくお願いします】   (2012/11/6 15:14:29)

如月理奈♀高2んぅ、いいよ、もっと、気持ちよくなりたいよぉ、んんぅ(するすると制服やスカートやショーツが脱がされて、ベッドのそばに投げ捨てられる) はぅ、んっ、(改めてまじまじと見られるとどうしても恥ずかしさがこみあげて、きて右手で理奈のあそこ、左手で胸を隠してしまう)【こちらこそよろしくです】   (2012/11/6 15:16:26)

大田♂24ほら、隠したらみえないじゃないか。理奈ちゃんのこともっと見たいのに・・・・(足を開かせ身体を割り込ませつつ、両手で理奈の手をはがして改めて全てを見てしまう)・・・ふふ、綺麗で可愛いのにエッチな子だね(じっくりと裸身を眺め、羞恥をあおってしまう)   (2012/11/6 15:18:53)

如月理奈♀高2あっ、んんっ(可愛いやエッチという言葉に、妙にくすぐったい気がして、視線をそらす)り、理奈、そんなに、えっちじゃないもん、、、んんぅ、   (2012/11/6 15:21:04)

大田♂24本当かなー?(わざとらしく首を傾げつつ、理奈の割れ目にこちらのおちんちんを擦りつけ始める。挿入せず焦らすようにしてしまいながら理奈の様子を楽しんでしまう)   (2012/11/6 15:28:05)

如月理奈♀高2あぅ!(おちんちんが当たると、ピクッと眉を動かし) んぅ……(あれ、入ってこない……?)(そっと男性を見ると、にやにやとしながら理奈の顔をのぞきこんできていて)ん~! も、もぅ、い、いじわるしないで、よぉ、好きに動いていいからぁ、ぁ、(細い指で男性の胸をなぞる)もしかして、一回だけって言ったのに、気にして、る? んぅ、好きなだけ、していいから、、ぅう、きょ、今日だけなら(再度、ぷいっと顔をそむける   (2012/11/6 15:31:52)

大田♂24はいはい、わかりましたよ・・・・今日だけじゃなくて毎日でもいいよ?(くすりくすりとからかうように笑いながら、一気に挿入して。そしてそんな理奈の顔も携帯で撮影してみたりする)・・・・一回だけじゃなく、たーくさんしてあげるからね(そしてねちっこく何度も、理奈が倒れてしまうまで行為は続いてしまうのだった)【ごめんなさい、時間的にそろそろこんな感じで。とても楽しかったです。また避ければお願いします】   (2012/11/6 15:34:35)

如月理奈♀高2【はい、ありがとうございました。無理をいって   (2012/11/6 15:35:06)

大田♂24【いえいえ、私も続けたかったので。それではー】   (2012/11/6 15:35:23)

如月理奈♀高2ごめんなさい>< 私も楽しかったです///】   (2012/11/6 15:35:25)

おしらせ大田♂24さんが退室しました。  (2012/11/6 15:35:28)

如月理奈♀高2【お疲れ様ですー】   (2012/11/6 15:35:32)

おしらせ如月理奈♀高2さんが退室しました。  (2012/11/6 15:35:36)

おしらせ日向たまさんが入室しました♪  (2012/11/6 15:42:41)

日向たま【ご利用ありがとうございます。部屋主でござりますっ。大田様、如月理奈様、ご利用いただくのは嬉しいのですが、部屋ルール遵守していただきたくお願い致します。HNは和名の場合はフルネーム、年齢、肩書きはプロフ欄へとなっておりますので次回ご利用の際はよろしくお願い致します。】   (2012/11/6 15:45:19)

おしらせ日向たまさんが退室しました。  (2012/11/6 15:46:02)

おしらせ坂梨 睦さんが入室しました♪  (2012/11/8 11:08:58)

坂梨 睦【待ち合わせしております】   (2012/11/8 11:09:37)

おしらせ椿野 湊さんが入室しました♪  (2012/11/8 11:09:38)

椿野 湊【お待たせしました、お先にどうぞ】   (2012/11/8 11:10:07)

坂梨 睦(社の正面玄関に滑り込んだ個人タクシー。ドアが開くと先に乗り込んだ。部下の椿野には乗り込む直前にひと言、―――言われたとおりしてきてるよね?と囁いた。 SMパートナーである彼女に初めて露出を指示したきょう一日。彼女は上下とも下着無しで過した筈だ。取引先へ出ると偽っての外出。すでに午後四時を回っていたがビジネス街はまだ明るさを保っている。濃紺のスーツのボタンを外し、奥のシートに座ると運転手に行き先を告げる。50代半ばだろうか運転手はメーターを倒すと無言で車を出した。)   (2012/11/8 11:16:47)

椿野 湊(SMを知ったのは隣に座る上司に出会ってからだった。いい歳をして初心な女を気取っていた私の仮面を剥ぎ取って、本当の自分を意識する事を教えて貰ってからというもの、全て受け入れてきた。昨日突然告げられた夕方のプレイの為の下着を着けずに出社する行為も躊躇いがちに頷いた。――言われた通りに。の質問には無言で頷き、タイトスカートの裏地が剥き出しのお尻に張りつく違和感を何度も身体を揺らしながらやり過ごしている。タクシーは大通りに進入し、夕方の賑やかな街並みを車窓に映していた)   (2012/11/8 11:25:00)

坂梨 睦(車は直ぐに三車線の大通りへと出る。11月になって街路樹はすっかり葉を落としていた。走り始めて5分。ルームミラーに映る運転手の顔に視線を送ってから…湊の横顔を見る。)スケジュールはどうなってるんだっけ?……脚、肩幅まで拡げて。(スケジュールを聞いたのは彼女に手帳を出させる為だ。後半の指示は耳元で囁く。車が止まった交差点。右折レーンも増え、左隣に大型トラックが止まるのは見えていた…。)   (2012/11/8 11:26:57)

椿野 湊(スケジュール帳をバックから取り出し、予定を確認しようとした瞬間の命令。一瞬バックミラーに移る運転手の顔を確認してから、隣に座る上司の顔を恐る恐る見上げ、言われたように右脚は中央部の突起を跨ぐ格好で脚を開いた。太腿の中央で途切れているストッキングは彼の好みで、そこから先の太腿に張り付くスカートの裏地がぴんと張り詰めて辛うじて露になろうとするのを隠している。)明日は…午後から会議で、夜は遅くなりそうですね…(街路樹が遮られ、隣に大きなトラックが止まるのが見えればスケジュール帳を脚の上に下ろして隠すようにして)   (2012/11/8 11:33:33)

坂梨 睦(タクシーはすこし早い夕方の渋滞に捕まる…。すこし動いては止まり、また動くを繰り返し始めていた。この時間を狙ったのは当然だった。ベテランらしい運転手は苛立つこともなく、ハンドルを握る…。彼女が二人だけではない場所でどんな反応を示すのか、それだけがきょうの興味だった。Mとしては申し分の無い素質を持った女…。不意に屈み込む。彼女の右足…。足首を軽く握ると、ヒールを脱がせる。右側だけ…。握ったままの足首を持ち上げていく…。指示どおり肩幅まで広げた膝をさらにすこし広げるようにしながら…彼女の踵をシートに、載せた。自然右膝は立ち上がるだろう。渋滞は続いている。車はまた大通りの中央斜線で止まっていた。)   (2012/11/8 11:36:40)

椿野 湊(引き上げられる脚に戸惑いながら、不意に風通しがよくなった足の付け根に視線が泳いだ。短いスカートが捲くれ上がり、足の付け根に溜まっている。そして、陰毛が脚の間で揺れているのが見えた)…ッ。(息を飲む瞬間、自分がしている事への羞恥心で顔を真っ赤にして俯いた。運転席から此方を振り替えられれば何をしているのか一目瞭然の行為、はらはらしながら運転手に視線を移す。此方を見る気配の無い事を確認すれば今度は両脇をゆっくりと進む車からの視線が気になる。不特定多数の視線を受ける恐怖と興奮に息は静かにあがってゆく。ぎゅっと手帳を掴んだままの手はぴくりとも動かさずブラに包まれていない胸を上下させ大きく深呼吸を繰り返していた)   (2012/11/8 11:42:41)

坂梨 睦運転手さん、欅通りを通ってくれますか? 途中寄る所を思い出したんで…。(声を掛ける。のろのろ運転のタクシー。運転手が僅かに首を此方に傾けた…。「はい、承知しました…。」運転手の肩が大きく動く。後部シートでいちゃつく客は多いのだろうか。だがいちゃつく行為とは違う見世物。運転手の肩が此方の気配を窺っているのがよくわかる。彼女の右の足首は掴んだままだった。ストッキングの上端を指先でなぞりながら…これは彼女ができるだろうかと思う。)……左の足をもっとそっちに…。(卑猥な言葉を囁きながら、――湊の、そこ、開くまで広げて、ごらん。と告げる。)   (2012/11/8 11:50:41)

椿野 湊(僅かに此方を向いた運転手の視線に怯むように力が入る内腿。見ず知らずの男に見られる恥ずかしさに汗が噴出し胸元をしっとりと濡らしていた。次なる指示に、まさかと顔を上げれば彼の顔を見上げてお願い許して…と懇願するような表情で小さく首を振る。これ以上開いてしまえば牝の匂いがタクシー内に充満してしまうのではないかと言う程濡れてしまっているはずで、開いた時の僅かな水音が止められなくなりそうな自分の中の性を呼び起してしまうのではないかと、潤んだ瞳を彼に向けて小さく囁く)…ゆるして。   (2012/11/8 11:55:04)

坂梨 睦(左腕を彼女の背中とシートの間に入れた。腰を回った左手で彼女の左大腿を抓る。緩やかにだが着実に指先に力を込めながら…。――ごくり。運転手が生唾を飲み込む音が意外に静かな車内に響いた。薄笑いが浮んでしまう…。ルームミラー越しに運転手と目が合った。――いいよと目で言うと、運転手は再び生唾を飲み込むと…ルームミラーに、手を掛けた。車はまったく動かないほどの渋滞となっていた。)……早く。ここまで、だ。(ストッキングとタイトスカートの隙間の素肌をいまはもう容赦なく抓りあげていた。この女が官能に震えるプレーのはずだった。)   (2012/11/8 12:01:53)

椿野 湊(左太腿に走る痛みは、快楽を得て良いという合図のように普段使われている。刷り込まれた痛みへの反応は薄っすら開いた唇から漏れる)…お願い…します、ゆ…るし…て…(運転手と目が合う、ルームミラーを動かした運転手の視線があられも無い格好の自分を見ている。痛みに歪むうっとりとした顔も、それに反応するスーツを押し上げる乳首の輪郭も、運転手には見えているはずだった。腹部より下は…分からない。命じられるまま膝を開きドアに押し当てると、クチュリと水音を響かせ割目が開いた。とろりと流れ落ちる雫がスカートの裏地を汚す)   (2012/11/8 12:08:35)

坂梨 睦(抓っていた左手で手帳を取り上げ、シートに落とす。その手はさらに彼女の左手を握り締め、股間へと導いていくことになる…。握ったのは湊の左手の人差し指。付け根を掴んでやると、指先を開いた襞の中心へと入れていく。運転手の喉が大きく動いた。車が…動き出す。それにあわせるように、彼女の指と一緒に自分の左の人差し指も差し込む。指先から半ばまで…。濡れた粘膜の中で彼女の指に指を絡めた…。絡めてから不意に彼女の指は無視するかのように…中で大きく円を描いてみせた…。右手は彼女のストッキングに包まれたままの足指を握り締める…。)いけよ。湊…。声は、だめだ…。   (2012/11/8 12:15:19)

椿野 湊(漏れそうになる声を我慢する時、右手の甲を唇に当てて震える手の甲を噛んだ。顔を隠す意味と声を抑える意味…そして、噛んだ痛みで快楽を高めようとする無意識がそうさせる)……ッ、っふ。(運転手と視線が合う、震え出す身体を反らせれば固く突起した乳首が浮き上がり、開いた脚を突っ張れば腰が浮いて無意識の内に動かしていた。握られた足先を丸めて流れ落ちる体液を止める事は出来ずに、勢い良く頤を反らせば噛んでいた甲を放し、二本の指を唇の中に飲み込ませ大きく息を吸い込む。痙攣する身体を渋滞で止まったタクシーの中、運転手の視線に晒して絶頂を迎えた)……ッッ、っっ!   (2012/11/8 12:23:43)

坂梨 睦(彼女が指を咥え、口を塞ぎ、身体を反らした所から本気になる…。濡れた左手の指先。膣から抜かれたその指で激しく陰核を嬲る。摩擦するように指の腹を激しく上下させ…幾度も調教を繰り返したそこを嬲り続ける…。嬲る左手で彼女の大腿を押さえつけたまま…足指を掴んでいた右手で右の膝を拘束していた。車は走り出していた。運転手の荒い呼吸が聞こえてくる。まだ指を止めない…。指先にしこる硬さに欲情を留められない。口に指を入れた彼女の表情も…。)目を開けて、俺を見ながらいけよ…。もっとだ…。(囁くように言葉を口にする。指はさらに激しさを増す。)   (2012/11/8 12:27:28)

椿野 湊(走り出したタクシーの車窓に映る日常からは掛け離れた行動に身震いしながら、激しい快楽に仰け反り抑えていた声が漏れ始めればもう止まらなかった)…はっぁっ、あっ…あっ!ああっ…ご主人様っぁぁっ(自分の指は喉の奥の方を撫で、唾液で汚れる首筋はぴんと反り返ったまま後部座席のシートの上に押し付けられる。窓の位置まで浮いた腰を強張らせ、ぴんと張り詰めた脹脛に筋が走る。運転手は、大通りを走らせながら此方の気配に興奮した鼻息を漏らしていた。淫核は熱く固く、濡れるブラウスが張り付いた谷間が淫靡に痙攣して、彼を見つめ切なげに首を振りながら絶頂を迎えた)あっぁあっ、逝く…逝くっぅっ…   (2012/11/8 12:36:07)

坂梨 睦(それはどのぐらいの時間だったろうか。何度か跳ねる彼女の身体を押さえつけながらの時間。逝き切ったところで指を止めた…。優しく撫でながら…。やがて車も、欅通りで停止していた。大きなショッピングモールの前。すでにネオンが瞬き始めていた。……放心したような運転手が「ここでよろしいんですか?」と後を向くのを躊躇いながら声を掛けてくる。すこし待ってくれるように頼むと、彼女のスカートを直し、脱がせた右のヒールを…前屈みになって履かせてやる。メーターは1580円。財布から1万円札を抜いて…差し出す。)すこし汚したみたいだ、これで。(車を降りれば、彼女の肩にコートを掛ける。映画館は通りの向こう側にあった。)【こちら〆で】   (2012/11/8 12:42:02)

椿野 湊【こちらも便乗で。お疲れさまでした。】   (2012/11/8 12:43:30)

坂梨 睦【お疲れさまでした。】   (2012/11/8 12:43:51)

おしらせ坂梨 睦さんが退室しました。  (2012/11/8 12:44:06)

おしらせ椿野 湊さんが退室しました。  (2012/11/8 12:46:53)

おしらせ坂梨 睦さんが入室しました♪  (2012/11/12 14:40:56)

おしらせ椿野 湊さんが入室しました♪  (2012/11/12 14:41:23)

坂梨 睦【宜しくお願いします。続きから始めるよー】   (2012/11/12 14:41:39)

椿野 湊【宜しくお願いします。はーい、待ってるー】   (2012/11/12 14:42:00)

坂梨 睦(映画は既に本編が始まっていた。スクリーンの明りで見通せる座席は空いている。最後尾の座席の手前、手摺が巡らされたスペースで立ち止まる。予約シートであることは彼女に内緒にしていた。中央に見える階段、所々にフットライトが灯っていた。ごく薄いライト。まだ階段へは進まずに、彼女を手摺の前に立たせる。目の前の席に幾つか座っている人の後頭部が見える。)すこしだけ、ここで準備をするよ。手摺り、掴んで。(小声で指示した後は彼女の後に立つ。映画はアクション映画だった。)   (2012/11/12 14:47:59)

椿野 湊(静かに始まった映画、脱いだコートはクロークに預けて身軽になった身体は浮き足立つ。映画本編が始まったところとあって、誰も此方を振り返る人は居なかった。手摺を掴んで見つめる先、激しいアクションがけたたましい音を立てて主人公が逃げ惑うシーンが流れる。映画の内容とリンクするように高鳴る鼓動はさっきのタクシーの中の出来事だけでは無い。これから何をするのか暗に想像してしまう淫らな性癖がそうさせている)…はい。(小さな声で返事をすれば手摺に凭れるようにお腹をつけてしっかりと手摺を掴んだ合図に振り返った)   (2012/11/12 14:54:32)

坂梨 睦(徐に捲り上げるのは彼女のタイトスカート。スリットの入ったそれを尻から捲る。薄暗い通路に浮ぶ白い尻…。タクシーで濡れたそこは乾いただろうか。捲ってすぐ、ウエストに裾を挟み込む。尻を露出した格好。そこまでしてから彼女から離れた。館内の後の壁に背を凭たせかけて、彼女の後姿を見つめる。卑猥だった。離れる前にひと言だけ彼女に教えていた。)大丈夫、後には誰もいないよ…。(と。自分以外は確かに誰もいない。1分が過ぎる。)   (2012/11/12 14:58:46)

椿野 湊(視線が揺れる。暗闇に白く浮かぶ肌が卑猥に彼に見えているのが容易に想像できた。淡く漏れる吐息、耳打ちされた言葉に頷きじっとそこに立つ。膝をぴったりとくっつけてモジモジと太腿を擦り合わせて恥ずかしさに耐えながら、どうか前に座っている人が此方を向きませんように…と祈り、目を瞑る。じっとりと汗ばんだ額がスクリーンからの光に反射して、先程濡れた割目がまたぬめりを帯びてくるのを感じて気が遠くなった)……は、ぁ。   (2012/11/12 15:03:47)

坂梨 睦(3分、そのままにしていた。ゆっくりと歩み寄ると、彼女の背に身体を軽くつけるようにして…ポケットから忍ばせていたものを引き出す。……所謂アナルパール。黒い丸い珠が六つ、連なっていた。徐々に大きくなるサイズ。最後に丸い小さな指を掛けられる輪がついていた。調教が進んだアナルにあてがう。一つ目の小さな珠が飲み込まれていく…。)わかるよね? 二つ目…。三つ目…。(数え上げながら四つまで入れて…スカートを戻す。)湊…、可愛いよ。行くよ…(スカートの裾ぎりぎりだろうか、隠れたアナルパールが彼女の脚の間で揺れるはずだ。肩を抱くようにして段差の低い階段を降り始める。)   (2012/11/12 15:09:06)

椿野 湊(先程濡れたのは割目だけでは無かった、アナルまで濡らしているのを彼は知っていた。そして…こうして連れ出される時はいつも、アナルにローションをたっぷりと仕込んでいる事も…。そうやって躾けられた玩具のような自分の事が好きになったのはもう大分前の事になる。)っぅ、く。は…二つ…三つ…(一緒に数えるのは約束事。脚を開いてお尻を突き出すようにすれば容易に飲み込んでしまうアナルパール…仰け反りたい衝動を抑えてじっと動かずに耐える。入ってしまえばそれは違和感だけになってしまうのを知っていた…しかし、二つ残されてしまった珠を揺らして階段を降りるのは眩暈がするような快楽を腰骨の奥に伝えて。ふら付く足でしっかりと絨毯に包まれた階段を降りる)   (2012/11/12 15:14:42)

坂梨 睦(映画は派手なアクションが続いていた。座席の真ん中ほどまで降りたところで、彼女の前に立って間へと入っていく。空いた席の前を進み、初老のブルゾンを着た客の前で、――すみません、と声を掛けた。その男性が膝を横にしてスペースを空けてくれる。自分はその男の隣を空けて、その先に座る。)ここに、座ればいい。スーツ、脱いでだよ。(指定席。他にも空いているのに男性の隣の席であることには意味があった。彼女に秘密にしていること。今日の本番だった。)   (2012/11/12 15:19:22)

椿野 湊(彼にしがみ付くようにして降りた階段、座席を分け入って男性の隣の席を促され、戸惑いの表情を浮かべながら映画館で立ったままという訳にもいかず腰を下ろした。スーツのジャケットを脱ぎ、隣の男性に一礼すると腰をそろそろと座面につける。圧迫されるアナルからはみ出したような玩具が違和感を与えてくる、片尻を上げたような状態で彼の方に膝を寄せて座った)…あ、ふ…。(派手な爆破シーンに小さく吐息を漏らした。隣の紳士に気がつかれてしまうのではと、そわそわと視線を泳がせながら、彼の手をぎゅっと握る)   (2012/11/12 15:24:12)

坂梨 睦(脱いだジャケットを彼女から取り上げた。反対側の隣の座席、そこに自分の鞄と一緒に置く。薄暗い館内でも彼女のブラウスを透かして乳首が見えた。当然、反対側の初老の男にも見えているだろう。それを彼女の耳元で囁く。実際、初老の落ち着いた雰囲気の男は、湊の乳房を見つめていた。自分の手を握る彼女の指をなぞってあげる。言葉とは裏腹に優しく。)そっちの紳士が湊を見たがってるみたいだよ…。スカート捲りなさい。全部見えるところまで…。(やさしく撫でていた指を離し、自分の手を握り締めていた彼女の手を引き剥がした。)   (2012/11/12 15:32:10)

椿野 湊えっ…あ…(引き剥がされた自分の手を見つめて、不安げに隣の紳士を振り返る。交差する視線に震えた手でスカートを臍の位置まで引き上げた。彼の言う事は絶対…逆らうことなどできなかった。じっと見つめる紳士の視線に彼の顔を見た。潤む瞳が感じている事を物語っている…ブラウスの下で乳首が立って白く薄い布を押し上げていた。卑猥な自分の姿を想像すれば声すら出せずに口を両手で覆う)   (2012/11/12 15:38:28)

坂梨 睦(紳士は…目を見開いて彼女の股間を凝視していた…。半ば驚愕したように、半ば好奇の目で。彼女の表情に満足する。あとすこしで終わる遊び…。鞄から取り出したのは…バイブ。太いそれ。いつも彼女に使っているもの…。短めで太い、それ。それを彼女の手に乗せる。初老の男が身体を前に傾けて此方を覗き込んでいた。前にも増して驚愕するその表情。彼女の耳に唇をつけた。)これ、そちらの紳士に渡しながらお強請り…するんだ。オマンコにこれ入れて下さい。言えるだろ? 湊…。   (2012/11/12 15:43:28)

椿野 湊(目に入った玩具に、慌てて隠すように彼に押し返しながら、聞こえてきた言葉に耳を疑った。隣の紳士は彼の知り合いか何かなのだろう…こうする為に私と此処に来たのだと理解した。しかし…知らない男にそんな事を言える程壊れていない精神が首を振らせる。)…駄目、そんな…お願い…許して…(彼と紳士の顔を交互に見ては首を振った。鞄にそんな物しまってというように玩具を押し返して涙目で懇願する…許されるはずもないのに、それは続き。そして、諦めたように項垂れ玩具を受け取った。手の中にあるいつも使われている玩具…恥ずかしさで涙が溢れ、顔もあげられず、迷っていた)   (2012/11/12 15:49:19)

坂梨 睦忘れちゃいけないよ。湊…。湊はペットだろ、俺の。(押し返そうとする玩具を握らせる。初老の男の青白い顔にスクリーンの明りが反射していた。ちらりと目線が合う。軽く頷いたのは彼女には見えなかっただろう…。)それが言えたら、きょうは終わり。いつもの所へ連れて行ってあげる。言えるよね? 湊…。(彼女に玩具を握らせたまま、その上から彼女の手を握る…。)   (2012/11/12 15:57:56)

椿野 湊(小さな子供のように頷いた。直ぐにでも泣き出してしまいそうで、いつもの場所に行きたかった。泣きじゃくりながら彼に甘え、そして被虐される部屋に…虚ろな表情のまま、隣の紳士に玩具を手渡し、スクリーンの明かりで出らされる紳士の顔を見上げて)…これを、湊の…おまんこに…いれ…て…下さい…(小さく動かした唇は確実に言葉を連ね、途切れながらも言われたとおりに紳士に強請った。膝をぴったりとくっつけて言い終わった後は、縋るように彼を見上げた…)…いつもの場所…行きたい…ご主人様のお部屋…。   (2012/11/12 16:02:25)

坂梨 睦(紳士が無言で玩具を受け取る。そのタイミングに合わせる様に…彼女の閉じた膝を開かせながら、右膝をゆっくりとこちら側の肘掛に乗せた。狭い映画館の椅子。バイブを手にした初老の男が前屈みになりながら、それを彼女の股間へと近づけていく。シートに覗くアナルパールの尖端。自分は震えるほどの快感に浸りながら…初老の男の持つバイブが湊のそこに触れそうになった瞬間に、その手を制した。)小林さん、ありがとうございます…。(紳士はうっすらと笑いながら手にしてた玩具を自分に差し出した。「それじゃ、僕はこれで…」立ち上がる紳士の背中を見送りながら、バイブを鞄に戻し、彼女の膝を解放していた。)   (2012/11/12 16:07:48)

坂梨 睦【続きができるかどうか自信なーい。お疲れ様でしたー】   (2012/11/12 16:09:04)

椿野 湊【えー続き期待。お疲れさまでしたー】   (2012/11/12 16:09:19)

おしらせ坂梨 睦さんが退室しました。  (2012/11/12 16:09:36)

おしらせ椿野 湊さんが退室しました。  (2012/11/12 16:10:54)

おしらせ棚橋 瑞樹さんが入室しました♪  (2012/11/13 15:50:35)

おしらせ棚橋和歌さんが入室しました♪  (2012/11/13 15:50:55)

棚橋 瑞樹【お邪魔しますー。しばしお借りします】   (2012/11/13 15:51:06)

棚橋和歌【こんにちは、お借りします】   (2012/11/13 15:51:41)

棚橋 瑞樹(都会の一軒屋。庭木がふんだんにあるそこでこの季節にやることと言えば決まっていた。あまり大きな焚き火にはしなかったが、中庭掃除をして集めた枯れ葉はふた抱えほどもあり、いまはちょうどよい燃え残りになりつつある。濡らした新聞紙に包み、さらにアルミホイルで包んだのは「紅あずま」4本。)そろそろ、よさそうじゃない? 入れるよ…。(手にした枯れ枝で燃え落ちそうな枯れ草の山の裾を崩すように弄った。縁側は秋の陽射しがまだ眩しい)   (2012/11/13 15:56:50)

棚橋和歌(近所の八百屋さんオススメの『紅あずま』、赤紫に光るそのボディーに新聞紙を巻きつける所から生唾を飲み込んでいた。燻る灰の中に銀色の塊を投げ込んで一時間、某アニメの子供のように)まだー?まだできないー?(瑞樹に向って何度もたずねる。焚き火の近くに寄ってしゃがみ込んで、熱そうな灰の中を覗きこむ。手に持った木の枝で突き回す…待ちきれ無いといった表情を浮かべ、仕方無さそうに縁側に腰を下ろした。空は高く青く…秋空は爽やかに焚き火の煙を吸い込んでいた)   (2012/11/13 16:03:58)

棚橋 瑞樹(ひょんなことから春から続いている遠縁である女の子との同居生活。喧嘩をし、仲直りをし、季節ごとのイベントを乗り越えながら秋になっていた。縁側にでるのはすこし久しぶりな気がする。それにしても煩い…。さつまいもを入れて、わずか10分後ぐらいから、まだー?といい続けているような気がした。腕時計は入れてからちょうど1時間。)和歌さん、よく我慢したね。多分、だいじょぶ…。(縁石に置いたサンダルをつっかけ、庭におりる。灰に包まれたそれを四本、軍手で掴む。――あちちッ!といいながら二つの皿にふたつずつ、乗せた。)   (2012/11/13 16:08:58)

棚橋和歌(万歳を本気でしたのは始めてだったかもしれない。出来上がったばっかりの焼き芋をホイルから取り出してもらうのを待って、タオルで包んだサツマイモ。甘い良い香りが漂ってくる)やったーっ…焼き芋っやっきいもーっ!あっち…ほらほら、みてー?(タオルに包んで二つに割ったサツマイモは見事に黄色で見るからにホクホクしていた。胸いっぱいに吸い込んだ香りも申し分無い。そう言えばと思い出す…焼き芋は飲み物が必要。台所に駆け込むと、マグに冷たい牛乳を入れて二つ持ってきた)はーい、牛乳だよ。食べよ食べよーっ   (2012/11/13 16:14:35)

棚橋 瑞樹(湯気とともに姿を現す「焼き芋」。美味そう以外の何物でもなかった。こちらの芋はホクホクしてみえる。同居人と同じように半分から割った焼き芋をふたりで見せっこするとか、大学生とは思えないが、いいのである。適度に焦げた皮をむいて、はぐっとしようとして、止まった。)え…?!何?なんで牛乳…。焼き芋に牛乳ないだろ? お茶、ほうじ茶にしてよ。(マグに入った冷たい牛乳に目が点になっていた)   (2012/11/13 16:17:52)

棚橋和歌えー?焼き芋は牛乳って全国的に決まってるんだと思ってたー…ほうじ茶?ほうじ茶ねー…(納得できないが、仕方無いといった顔をしてほうじ茶を持ってきた。そして、目に止まった皮の山に目が釘漬けである。ぴろんと一枚摘み上げると首を傾げて)ねぇ。これは?皮食べないの?(何と言う勿体無い食べ方なんだろうか。食物繊維は皮にこそ沢山入っていると習ったはずだ。驚愕の顔をしながら皮ごとかぶりついた黄色い焼き芋。美味しく無い訳ないのである、もぐもぐと租借しながら幸せそうに笑みを漏らした)んふー、おいひーっ   (2012/11/13 16:23:58)

棚橋 瑞樹いや、だって…焦げてるしさ。(皮をこう、丁寧にむいていく過程がいいのである。途中まで剥き、剥いた所まで齧る。これが正しい焼き芋の食べ方なのである――。などと講釈を聞くはずも無いだろう同居人が、幸せそうな顔で焼き芋の齧りつく表情に、まあ、どっちでもいいかと思った。)う、っまー。ほんと美味い、わ…。ひ、ひくッ…(喉に詰まる。お約束だろうが、詰まった。慌てて…ほうじ茶を口にいれたが、熱い!…やばいと思いつつ、止む無くマグを引っつかんで牛乳を流し込んだ。――美味い。だが、負けず嫌いの男子大学生は、それは口にしないのだ。)……死ぬかと思った。   (2012/11/13 16:28:08)

棚橋和歌(隣であたふたしつつ、牛乳を飲んだ瑞樹の顔を覗きこんでにんまりと笑顔を向けた。絶対美味しかったはずである…美味しい時は笑いながら食べる癖を私はしっていた)ね…美味しいでしょ?美味しいんでしょ?(からかうように何度も確認してやった。笑いながら食べていたら此方も喉に詰まった。胸を拳で叩きながら牛乳で流し込む。美味しくないなんて事は絶対にないのだ。これが我が家の伝統だから…と心の中では胸を張ったが、涙目で胸を叩く自分。)ねー、ちょっとさ。そっち頂戴?(あーんと口を開けて見せる。自分のじゃない芋が気になるのは、隣の芝生と一緒だった)   (2012/11/13 16:32:47)

棚橋 瑞樹まぁ、合うっちゃ、合うけども…だ。(しつこい美味しいんでしょ?に、素直じゃない答えを言っておいた。あっという間に平らげて、開いた2本目は…ほくほくというよりはねっとりしたタイプ。八百屋の山積みされたさつまいもから選んできたせいだろうか、乾燥が進んだものとまだ採れたてのものが混じっていたのかもしれない。実はほくほくも好きだけども、ねっとり系もおいしいのである。)こっち?(仕方なく、半分に割ったやや細めの芋を手にしたままで同居人の口元へと差し出した…。唇に残る牛乳のあとはちょい、可愛いわけである)    (2012/11/13 16:37:08)

棚橋和歌(ねっとり系のさつま芋は甘く蕩けるような食感で、得した気分になる。はむっと大きな口で齧ると、自分の分も差し出した。)そうだ、あのね。アイスと一緒に食べると美味しいよねー?ちょっと残しておいて、後でお風呂上りのアイスと一緒に食べようかな…(企みは食べ物の事ばかり、我ながら良いアイディアだと思った。少しお昼寝してからアイスを一緒に買いに行こう?と誘うつもりだった。食べかけを躊躇無く食べられる仲になった事もちょっとした恋愛の進展に入るだろうか…きゅんと秋風に身を縮めながら、甘い関係に頬を染める)   (2012/11/13 16:43:47)

棚橋 瑞樹ああ、いいね…じゃ、あとでアイス買いに行くか?(アイスと焼き芋も初耳だったけどももうつっこまなかった。やがて「まる」がのっそりと縁側にやってくる。並んだ三枚の座布団。一枚には自分、同居人との座布団の間には丸いお盆。それにはお茶と牛乳。端っこの座布団に「まる」が座って丸くなる。まだ温かみのある枯葉の灰にもうすこしだけ枯葉を乗せると、白い煙が細く秋空にたなびいていく。座布団に落ち着いた「まる」が煙そうな顔で目を細めた。座布団に座りなおすと、和歌が入れてくれたほうじ茶を飲む。)……じいさんばあさん、だな、これじゃ。(ぼそっと言った。)   (2012/11/13 16:47:09)

棚橋 瑞樹【焼き芋食いてー!いや、アイスと焼き芋ってあり?お邪魔しましたー】   (2012/11/13 16:48:57)

棚橋和歌【ありありーっお爺さんお婆さんになるまで仲良くしよね。お疲れさまでした、ありがとうございましたー。】   (2012/11/13 16:49:12)

おしらせ棚橋和歌さんが退室しました。  (2012/11/13 16:49:29)

おしらせ棚橋 瑞樹さんが退室しました。  (2012/11/13 16:49:32)

おしらせ棚橋 瑞樹さんが入室しました♪  (2012/11/23 16:40:22)

おしらせ棚橋 和歌さんが入室しました♪  (2012/11/23 16:40:52)

棚橋 瑞樹【待ち合わせです。此方から始めるよー?】   (2012/11/23 16:41:08)

棚橋 和歌【宜しくお願いしまーす。お部屋お借りします】   (2012/11/23 16:41:38)

棚橋 瑞樹(春からの同居生活、11月も半ばになると古い一軒家は寒い。エアコン暖房には頼りたくないとなれば、「こたつ」だろう。というわけで、物置を捜索した結果、発見した炬燵。古いタイプだ。赤外線のとこが出っ張っている。が、文句は言うまい。薄い毛布二枚と炬燵布団を掛けている間、飼い猫「まる」はいちいち、作業を邪魔してくれた。コードの途中のスイッチを入れる。布団をめくってみれば赤く炬燵の内部が光っている。「まる」はと言えば、中に入らずに、外に垂れ下がった布団の上で行儀よく座った。晩御飯もほぼ用意が整い、ジャージの上下に綿入れを羽織るという冬装備の大学生なのであった。)   (2012/11/23 16:47:14)

棚橋 和歌(大学の講義が長引いた結果、帰り道の電車が一本遅れた。心配性の同居人には一本遅い電車に乗るとメールしていた。手にはコンビニで勝った熱々の肉マンを抱えて冬支度を整えた北風の冷たさに身を縮めて駅からの道を歩く。ただし…。女子大生はタイツにショートパンツ。そして軽いダウンを着ているだけ。お洒落は我慢なのである)さーむーいっ、ただいま。あーっ!こたつ出したんだー?(玄関から見えたこたつにショートブーツは玄関に脱ぎ散らかしたまま冷えた足をこたつの中に突っ込んだ)ふぁぁぁ…生き返るっ!(冷え症の足先は瑞樹の太腿にダイレクトにくっついた)   (2012/11/23 16:55:03)

棚橋 瑞樹おかえり。いいだろ、これ? (玄関の扉の開く音、リビングにショートパンツ姿で飛び込んでくる同居人。そこまではよかった。だが、薄いジャージ一枚の太腿の衝撃が走る。)――ッ? 冷てッ! うッ!! (冷たい足の直撃に逃れようとした膝が思い切り、赤外線の出っ張りにぶつかった。なんで女子は寒いときに暖かい格好をしないのだろうか。ここはひとつ、お説教であろう。)和歌、さん。冷たいって。炬燵にさ、冷たい足で入られると、温度下がるだろ? (女性の脚の体積を考えると、炬燵の中の温まった空気が冷えると主張したわけである。理不尽だけど。ぶつけた足も痛い。)   (2012/11/23 17:00:57)

棚橋 瑞樹【体積じゃねーし。表面積だろ、俺…】   (2012/11/23 17:02:04)

棚橋 和歌細かい事はいいんだって…寒いんだから。ほら、お土産あるよ?(手に持った袋の中身、まだホカホカなはずである、こたつの上に出して袋を開けると美味しそうな湯気が立ち昇った。お説教なんて聞いていないあんよが温かい所を求めてうにうにと瑞樹の太腿の下に潜り込んだ。「まる」は迷惑そうに丸まった身体をぐっと伸ばして長くなって此方のやり取りを観察してる風、冷たい指先で鼻をツンと突いてやれば髭がきゅっと鼻に集まってから文字通り目を丸くした「まる」)外寒いんだよー?まる。いいねー?こたつ。【ドンマイ。俺。】   (2012/11/23 17:06:13)

棚橋 瑞樹お…。(定番には弱い。冬の寒い日に肉まんを買うと幸せになるのは自分も同じ。袋からひとつ取り出して、口に咥えると、炬燵を出る。鼻を突かれた「まる」が、ぽっかりと開いた布団の隙間をしばし、覗き込んでから、のっそりと中へと入っていく。それを視界に収めながら…台所でガスをつける。ガス台に乗っているのは土鍋。)和歌さん、寒いの我慢して着替えてくれば? 晩御飯、できてるし…。なんだと思う?(まだ余熱の残っていた鍋はすぐに煮立つ。蓋を一度開けると、湯気が立ち上るのがみえるだろう…。)   (2012/11/23 17:12:11)

棚橋 和歌(立ち上がった瑞樹を見送るついでにころんと床に寝っ転がった。さかさまに見える瑞樹と、鍋)あー?鍋なのー?いい匂いしてるー…(ひっくり返ったまま観る景色はいつもと少しも違う所が無い。温まった足を引き出して芋虫のようにのそのそと起き上がると、瑞樹の背後から鍋を覗いて『おでんっ!』と大声で歓喜の声を上げると自室に走って行った。ルームウエアは瑞樹のお下がりのハーフパンツにレッグウォーマーと大きめのパーカー。腕捲くりしながら冷蔵庫を開けると練り辛子を取り出して)からし無いとさー…駄目だよね。おでんっ♪   (2012/11/23 17:16:43)

棚橋 瑞樹(取り皿に使う深めの小鉢と箸を炬燵の上に置いてから、布巾を手に、土鍋を持つ。同居人の向かい側に足を入れ、炬燵に入ると蓋を改めて開けた。おでんの種は全部ふたつずつ。がんも、はんぺん、つみれ、たまご、牛蒡天、こんにゃく、あ、大根だけは四つ。大根が好きなのである。)あのさ、最初にいっておくけども、大根は四個、あとは全部二個ずつだから、な…。(細かい男なのである。小さいと言われようが、こういうことには細かい。最初は二個食べられる大根から、というのも、小ささを証明しているかも知れない…。)   (2012/11/23 17:24:19)

棚橋 和歌はいはい、分かったってばー(こういう所が子供なんだと思う。大好きな物は最初に食べたい派なのだ。箸を伸ばしたのは白く大きく膨らんだはんぺん。出汁が染み込んで美味しいだろう事は明白だった。黄色い辛子をちょっとつけて口に運ぶ。熱い…猫舌だったのをすっかり忘れていた。こたつの中で足をジタバタさせながら悶絶する、飲み込む頃には「まる」がこたつから飛び出してきた後だった)あ、ごめん。まるー…熱かったの。はー幸せ美味しい…はふっ。   (2012/11/23 17:29:49)

棚橋 瑞樹(そんなふうに仲良くおでんを食べた。たまごは最後につぶして、おでんの出汁と一緒にずるずると飲む。これが幸せなのである。人間の幸せなどというものはこういうレベルで正しいのだと寒い夜におでんを食べていると思う。哲学であろう。―――あと片づけを終えると、ちょうどお風呂が沸く。俺、主婦? と思いたくなるような段取りであった。きょうの順番は自分が先。お風呂からあがると、――交代。と同居人に告げて、「あるもの」を準備する。それは、炬燵、おでんと、もうひとつのちょっとしたサプライズ…。同居人がお風呂からあがるまで内緒。)   (2012/11/23 17:35:35)

棚橋 和歌(おでんの〆は玉子の黄身を出汁で溶いて辛子を入れてごはんにかけて、一口だけ残したごはんを食べるのだ。これが幸せ。――ほかほかのお風呂、湯気が充満したお風呂に入るのは嬉しい。瑞樹が使っているシャンプーの匂いが甘くそこに残っていれば尚更。同居以来、色々な物を共有してきたけれど、シャンプーだけは別にしていた…。何でかって言うと。瑞樹の匂いだから、深い意味は無かった。ゆっくりとお風呂に入って、こたつに戻ってくると濡れた髪のまま首まで掛布をかけてもぐりこむ)こたつってほんといいよねぇ…。   (2012/11/23 17:41:28)

棚橋 瑞樹(お風呂からあがると、さすがにアイスクリームはお休み。代わりに台所から持ってきたのは林檎。みかんが美味しくなるのはもう少し先…。わざわざ、炬燵の上で皮を剥く。器用なのである。くるくると剥く林檎の皮。いつのまにか、「まる」は炬燵に戻ってきてた。どうやら初めての家の中での冬。炬燵の暖かさを完全に理解したらしい。ふたりでしゃりしゃりと林檎を食べながら…すくなくとも此方はなんだか、感傷に浸る。林檎を食べると無口になるのだ。そして多分、なんとなくテレビを見て、寝る時間。)えっと、あのさ、謝ることがひとつ。勝手に部屋に入った。プレゼントがあったんだ、ごめん。(それは色気のないプレゼント。同居人の布団の中に湯たんぽを入れておいた。580円の安いやつだけども。勿論、自分の分と「まる」の分も。「まる」の分は電源を切った後の炬燵に入れてあげるつもり。冬は炬燵、おでん、湯たんぽ。)   (2012/11/23 17:47:50)

棚橋 和歌へ?部屋にー?プレゼントって何?みてくるーっ(勝手に部屋に入られたからって何も思わない関係になっていた。嬉しそうにリンゴを咥えて部屋に戻りそれらしいプレゼントを探して部屋中を探索した。ベットの上を手で探りこんもりとした膨らみを見つけると布団の中に手を入れた。伝わる温もりににんまりとして、再びこたつに戻ると瑞樹の太腿にもう一度足先を突っ込んだ)ねぇ、いつかさ。いつか…。ゆたんぽ必要無い日が来るのかなぁ…。(しゃり…と噛み締めたリンゴが甘くすっぱく口の中で砕けた。冬の始まりの夜は妙に感慨深くなる)   (2012/11/23 17:56:46)

棚橋 瑞樹【いや、冷たい足はさ、勘弁…。っつことで、お疲れでしたー。】   (2012/11/23 17:57:35)

棚橋 和歌【えーっ!どんとこいっ!じゃないの?お疲れさまでしたー】   (2012/11/23 17:58:08)

おしらせ棚橋 和歌さんが退室しました。  (2012/11/23 17:58:22)

おしらせ棚橋 瑞樹さんが退室しました。  (2012/11/23 17:58:32)

おしらせ押切 行伸さんが入室しました♪  (2012/12/5 13:00:23)

押切 行伸【待ち合わせしています。お部屋しばらくの間お借りいたします】   (2012/12/5 13:01:26)

おしらせ莉々さんが入室しました♪  (2012/12/5 13:01:49)

莉々【お待たせいたしました。宜しくお願いします。暫くお借りします】   (2012/12/5 13:02:24)

押切 行伸(自動改札を駆け抜けて階段を駆け上がりホームに辿り着くと同時に発車のベルがホームに響く。午前1時。典型的なサラリーマンスタイル。コートの首筋に寒くなってからはマフラーを巻いていた。手には鞄と缶ビール。自宅のある駅まで1時間半…。早い忘年会で程ほどに酔ってはいたがあとすこし飲み足りない気分だったのだ。飛び込んだ車両はほんとど人気が無く、がらんとした四列シートのひとつに腰を下ろす。やれやれだ。ベッドタウンに向かう終電。これを逃すとカプセルホテル行きだった。――ん? 目の前に人がいた。)   (2012/12/5 13:10:04)

莉々(人気のない車両は無駄に空調が効いている。座席の下からも暑苦しい風が出てくるし、お尻の下もほかほか熱をもっていた。外は真冬、アタシには関係ない季節という物。白い木綿のワンピースに白いレースの踝にレースがふりふりの靴下に、真っ赤な赤い靴。アタシはかつてこういう姿をしていたんだと、自分を偉い人だという老人から聞いた。座席シートの上に膝をついて窓の外に真っ黒な瞳を移して、本当は後ろに居る男を見ていたんだけど外を見ている振りをした。赤い靴が片方脱げて転がり乾いた音を立てる)   (2012/12/5 13:15:52)

押切 行伸(親はどこだろうと思う。みたところまだ幼児だ。常識的に考えればトイレかというところだが…やや酔った頭では幼女が座る座席の周辺に他に人がいた気配というものが無いことに気付くだろう。転げた靴の紅さに一瞬目が奪われた。手にしていた缶ビールを開けるタイミングを逸していた。改めて車両を見渡すと他に乗客はいない。これほど車両が広く感じられるのは初めてだった。それは酔いのせいだったかもしれない、立ち上がると幼女が落とした紅い靴を拾う。列車の揺れに身体が揺れ、覚束ない足で床を踏む。)靴、脱げたよ? (指で摘んだそれを差し出す。ホームが途切れ、列車の窓には街の明りが反射していた。)   (2012/12/5 13:32:57)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、莉々さんが自動退室しました。  (2012/12/5 13:36:03)

おしらせ莉々さんが入室しました♪  (2012/12/5 13:36:55)

莉々(背後に居た男が近づいてくるのを硝子に映して穴が開くほど見つめて、声が掛かるまで息を潜めた。冷え込む車窓が緊張で汗ばむように白く結露して、低い鼻を車窓に押し付けてじっと聞き耳を立てる。男の息遣いがアルコールの匂いと共に近づいてきたのを感じると鼻が潰れる程硝子に押し当てて顔を顰めた)お酒臭い。(靴を拾ってくれた男に対しての言い草は、まるで酔った父親に嫌な顔をする娘のような口ぶり。首元をまあるく飾る襟を引っ張りながら座席シートにきちんと腰を落ち着けた。片方靴が脱げた足先縮めては伸ばし足をぶらつかせてみせる。他意は無い。脚が届かないだけだ)   (2012/12/5 13:41:18)

押切 行伸(ごめんねと謝ったはやはり酔っているからだろう。仕方が無いので靴を履かせてやるというよりは、爪先だけに引っ掛けるようにして幼女に靴を「返した」。ついでというわけではないがそのまま隣に座る。向かい側の窓を駅のホームが駆け抜けた。ホームの屋根の蛍光灯と駅名の看板が飛ぶように窓を走っていったという感じだった。あれ?と思う。今の駅は確か『東新条原』。快速である終電が止まる駅だったと記憶が教えてくれる。酔っているのだろうか。首を捻って頭の後の車窓を見る。街明りはまだ続いていた。)あれ、いまの駅、止まらなかったね? (幼女が答えてくれるはずもないと思いながらも、他に誰もいない。)   (2012/12/5 13:48:49)

莉々(男がこちらを観ていない間に、数年歳を取った。足先に引っかかった赤い靴をまた床に落として、爪先でつついてみせる。履けなくなった小さな赤い靴、白いソックスは白い素足に変わり、おかっぱ頭は胸まで髪が伸びた。薄桃色の唇だけが辛うじて先程の面影を残すだろうか。まぁ、歳を取ったのである。終点であるはずの駅に止まらない事に気がついた男に、平然と答える声は中学生くらいの女)止まらないよ。何処にも。(薄ら笑いを浮かべる口元から零れた八重歯がトンネルに入り込んだ車内の中途半端な照明を反射していた)   (2012/12/5 13:55:09)

2012年10月09日 12時54分 ~ 2012年12月05日 13時55分 の過去ログ
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