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「艦これ ~密室編~」の過去ログ

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2014年03月02日 17時42分 ~ 2014年03月06日 02時46分 の過去ログ
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天龍(―――と、その前に出てきた戦艦。何が、と目を見開きつつも、躍り出た妹を引きつつ、その戦艦の陰に隠れるような格好になるのだろうか――。)   (2014/3/2 17:42:11)

提督01龍田、すまん。(予想通り、此方の指示など御構いなしに龍田が姉の所へ向かうのが見て取れた。最悪の事態に陥る可能性は減りはしたが、まだそれは零じゃない。せめて艦娘だけでも。そう考えていた刹那。まったく予期していなかった相手からの入電に瞬間あっけにとられ、姿を見せたその艦体に…ブリッジにいる全員が唖然とするが…)まったく。“何処の誰”だか知らんが有難い。 ……作戦変更! 戦艦二人は所属不明艦の砲撃に合わせ奴の鼻っ柱にきついの食らわせろ。駆逐隊は敵航空機を牽制しつつ弾幕を維持。天龍達にトンボを近づけさせるな。 いいか、俺等の姫さんにこれ以上怪我を負わすような事は絶対にゆるさんからな? 一同無茶をさせる事になるが… 擦れ違い様に…美人姉妹を掻っ攫えっ(最大戦速は意地したまま航路を僅かに修正させる。まっすぐに姫に向かっていたそれを美人姉妹へのすぐ側へ突入するように指示すれば、全ての対空火器を稼働状態に移行させる。たいした役には立たないのは百も承知だが、艦娘達の援護程度にはなるだろうとの判断の末だ。)   (2014/3/2 17:50:32)

南方棲戦姫(――――雨天の昏い空を、煌々と赤い光を帯びた水底の機体が舞い、刹那、轟音と閃光が闇を塗りつぶす。…鼻先を突っ込んできて居るのであれば一番の被害は三笠に集中するだろう。次いで、その影に隠れたとはいえ爆心地に居た二人の軽巡姉妹も爆撃は免れ得まい。龍田は天龍の手に引かれ影に隠れたのであれば良いが、そのまま振り切って突っ込んで来て居れば爆雷の豪雨を直接浴びる事になる。――更に、遠距離より行燈指揮下の艦娘による支援砲撃が艦載機ごと護衛要塞を巻き込み、数体の要塞が火を吹き、爆散した。) ―――タタカウッテイッタジャナイ。ドウシテニゲテイクノ? ……ニガサナイワ。アナタモ、イッショニシズムノ。 ――ドキナサイ。(がこ、がこん。 両腕が差し上がり、――その赤く光る砲口が示す先は、三笠と、支援簡単の戦艦。)   (2014/3/2 18:00:45)

南方棲戦姫 (―――――16inch 3multiple gun. fire.)   (2014/3/2 18:00:55)

龍田(そのまま敵に特攻しようとしたが、天龍ちゃんに腕を取られて動きを止められる)放してっ、天龍ちゃんっ! アイツは許さない。アイツは沈める! 天龍ちゃんを沈めようとしたっ!(冷静さを完全に喪失した顔で、天龍ちゃんを振り返る。怒りと憎悪に満ちた双眸を見開き、歯を剥いていて。爆撃の雨は天龍ちゃんのお陰でやり過ごすことはできたものの、直後に天龍ちゃんの腕を振り払い。三笠艦を踏み台にして、深海棲艦に向かって突き進む。意味を成さない言葉を叫びながら、効果があるかどうかもわからない砲撃を敵へとバラ撒きながら、槍を突き立てようと肉迫した)   (2014/3/2 18:04:56)

提督??……まったく、うちのバカ姫達は、逃げろと言っておろうが。命令違反は軍法会議だ、素敵なコスプレ付きの奉仕命令でも科してやるよ(だから、全員生きて帰るぞ―― 火力を対深海勢力用に無理矢理引き上げ、“ちょっとした仕掛け”を施しただけの骨董品のオンボロ無線など、すでに通じていようがノイズで伝わりもしないだろうが、不敵ににたりと表情を歪ませて口から零す。その笑いは艦むすに対する“お仕置き”を夢想して、というわけではないだろう。頬が久し振りの戦場の昂揚を露わにする様に火照り、近付く白い肌の悪魔にも見える女、戦姫に向けてギラギラとした剥き出しの殺気を眼に宿す。雨と共に降りしきる爆撃が戦隊に直撃する、が――) ふふ、ふははっ、いいなぁ、イオナちゃんたち、礼を言うぞッ!(爆雷が触れた瞬間に現れた力場、何時ぞやに共闘した艦むすに似た彼らにもらったその力――展開するだけの“燃料”が一度分しかない為にもう使えないが、それで十分――)    (2014/3/2 18:12:33)

提督??オンボロが無傷でちったぁビビるだろうよ、奴に撃たせるな!さっさと隙を突いてぶつけろッ!全砲門、てぇッ!!(龍田が船体を踏み台にするのを見送り、戦姫の向ける砲口の射角を見据え、その腹に衝角を突き立てようと潜り込む)   (2014/3/2 18:12:45)

提督01(戦姫がその両腕を掲げるのが見て取れた。機関をぶん回していたせいもあり回避運動は間に合わず。まっすぐに飛来した弾頭が至近の海面を抉り幾つもの水柱を打ち立てる。それと同時に、ガゴンと艦体が激しく揺れ、続くのは衝撃音と破砕音。そして大きな爆発音が響く。ブリッジには幾つもの被害報告が上がってくるが、それらを受けた艦長が此方へ面を向けて頷いた。まだまだいけるという事だ。対空砲撃を繰り返す駆逐艦娘に先導されるように天龍達がいた箇所に到達する事は出来たものの、二番艦はつい先程の姉を思わせる激情に突き動かされた龍田の姿に まったく、姉妹揃って馬鹿ぞろいが、等と歯に衣着せぬ物言いで罵しるが…)天龍!! 一度戻れ! 偽装の準備はできている。お前の手で龍田を助けてやれっ(ガゴン、と 艦娘用のドックへと直に繋がるハッチが軽巡の目の前で開かれる。そこには破損部位も含めて、彼女の為に用意された偽装一式。刀が都合四本装備されているのはご愛嬌だ。ドック内は煙りで満たされていたがまだまだその機能は失われてはいないようで、彼女を迎える整備人員の指示も高いままのようで、口々に歓声をあげる様が見て取れた。)   (2014/3/2 18:25:23)

提督01転舵いっぱいっ 天龍があの馬鹿を引っ掴んだら二人を回収してそのままトンずらだ。  戦艦二人は三笠の砲撃を繰り返しつつエスコート。タイミングは向こうに合わせ!  駆逐艦は 天龍の再射出を確認後乗艦。甲板より対空支援! 天龍!! 殴ってでも龍田を連れてこいっ!!   (2014/3/2 18:25:45)

提督01【三笠を しつつエスコート、ですな…orz】   (2014/3/2 18:27:06)

天龍バカ、龍田止せ!オレは無事だから――龍田!! ―――ぐ、ぁ……ッ!?(何とか説得しようとするものの振り返った双眸は爛々と輝いて、マズイ、と息を呑んだ。轟音、目を灼く閃光。左側が、見えない分、そちらの爆撃からの爆風と衝撃に吹っ飛ばされる) ――ち、……くっそがぁ…!!(中破状態で、それでも身を起こし、目前に割り込んだ戦艦は一体何なのか判らないが、お陰で妹も、自身も直接の被害を被る事はなかった。その正体は後で確かめ、礼を述べるとして――迫る見覚えのある護衛艦が見える。だが――妹を置いては、撤退なんぞ出来やしない。どうしたら…!!と、消えていった妹の姿に気持ちばかりが焦る)   (2014/3/2 18:39:10)

天龍(その目前で開かれるハッチと聞こえる声に。はっと弾かれたように顔を上げた。)――――くそ、格好良いじゃねぇか!提督!!(ふっと口角を持ち上げ言葉と共にハッチに滑り込み、整備員達の手によって、壊れた艤装を換え―――) ……了解!!天龍型一番艦天龍!行くぜー!!(バケツを引っかぶり、その他補給も何もかも、整備員の手によって手早く行われた。そして際射出。勢いのまま、妹と同じように三笠を飛び越え――)このバカ龍田ァ!妹を守るのは姉の役目だっつってんだろうが!!(叫びながらも妹の姿を視界に入れると、安堵が漏れる。ぐいっとその腕を強引に引っつかみ。目前の姫に威嚇にもなるか判らない砲撃を加えながら声を向け)―――オレ達が前に居たら、後ろの奴等も気兼ねなく撃てねぇだろ!それに。これ以上此処に居たら2人とも沈む!そんなのは、ごめんだ!(後ろの戦艦が時間を稼いでくれている間に、妹へ声を向け――だから引くぞ、と。ぐいと強く腕を引く。もしも抗うようなら、手にした刀の唾でその鳩尾に叩き込んで、無理矢理でも連れて帰る構えだ。今、此処で引けなかったら――何もかもが終わる!)   (2014/3/2 18:42:54)

南方棲戦姫(――咆哮と叫びを上げながら吶喊して来る龍田に嬉しそうに笑顔すら浮かべながら、交差するように腕を掲げ。――途中で姉にその手を取られたか、それとも振り払って貫き掛かって来るかは判らないが――――何方にせよ、掲げた片腕に重々しく据えられた錆びた鋼の塊の、その蛇の下のようにチロチロと火をちらつかせた砲口がする事は変わらない。――二人の居る点目掛けて、16インチ3連装砲が轟音を上げ、) ―――クライン・フィールド。 ……ソンナコケオドシデ、トメラレハシナイワ。(一時期共闘していた霧の艦隊から情報供与は受けている。何度も展開できる代物ではあるまい。 ―――周囲に残った護衛要塞が三笠に集中砲火を浴びせ、さらに残った片腕からは、 ――もう一発の16インチ3連装砲が唸りを上げ、その巨体を紙屑のように引き裂いてやらん、と砲弾が降り注ぐ――。)   (2014/3/2 18:51:29)

龍田うあああああああああァァァァアッ!!(撃って撃って撃って回避して槍で受け流して突っ込んで。暴力的で無茶苦茶でデタラメな軌道を海面に描きながら進み続けて、我が身に飛沫や弾片を浴びながらも突撃する。しかし所詮は強化前の軽巡。直撃はなくとも装甲はガリガリと削れていき、損傷は蓄積していく)――ッ!(そんな最中、後ろから飛んできたのは声。如何なる雑音の中でも聞き分けられる天龍ちゃんの声。思わず足を止めて、振り返って)天龍ちゃ――(しかし、直後に深海棲艦の16インチ3連装砲が迫り来る。その名の通り、三連続の砲撃が。――動きを止めた以上、回避は難しい。というか回避した背後の天龍ちゃんに当たる)――あぁああッッ!(究極の状況に、時間がゆっくりに感じられる。ゾーン現象とか言うのだろうか。弾が見える。一発目の砲弾を、龍田ランスでカチ上げて軌道を反らし――)……ぁ……(しかし、槍は半ばでへし折れてしまった)………………あーぁ……バカだなぁ、私……(二発の砲弾。直撃。衝撃で後方に投げ出され、海面に叩きつけられたときには既に大破状態。そのままゆっくりと、沈んで――)   (2014/3/2 19:06:17)

提督01(あ、)   (2014/3/2 19:13:40)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、南方棲戦姫さんが自動退室しました。  (2014/3/2 19:18:16)

おしらせ南方棲戦姫さんが入室しました♪  (2014/3/2 19:21:30)

提督??……よし、それでいい、天龍。(補給と修理を終えたのであろう刀を構えた天龍が妹の元へと跳ぶ、威嚇にもなっていないであろう豆鉄砲のような単装砲を撃ちつつ叫ぶその表情に撤退の意志を感じ取り、満足気に頷き艦内放送に切り替える) 総員に告ぐ、接触の衝撃に備え、接触の後、総員退艦せよ。繰り返す、総員退艦。訓練通りに艦から離れろ、水中爆発に注意されたし。……安心しろ、戦時とは違う、逃げても責められたりは――(響く轟音、船体が軋む、16inch三連装砲の砲口が呻るのとほぼ同時に、其の白い肌に衝角が突き刺さり、同時に球体の敵空中要塞に向け改造された40口径30.5cm連装主砲が火を噴き鉛弾が襲い掛かる―― が、軋む船体が違う悲鳴を上げる、ゼロ距離で撃ちこまれた戦姫の砲弾が古惚けた船体に大穴を開けて引き裂く) くっそ……やっぱバレて――っ!!   (2014/3/2 19:26:09)

提督??(クラインフィールドの恩恵はすでになく、そのこけおどしも通用しない相手に苦々しげに奥歯を噛みしめる―― 視界に映る吹き飛ばされるように海面へと叩きつけられた龍田に絶句、この期に及んで逃げようともしない船員に向かい、艦砲射撃の継続ともう一つ譲り受けた“とっておき”の準備をさせて、すぐに一本の刀、深海棲艦用に拵えた三笠刀を握りしめて艦橋を出、甲板へ走り、着くや否や雨も鉛の咆哮も散らすような怒号、叫び、人のそれとも思えぬ声を上げる)    (2014/3/2 19:26:12)

提督??天龍ゥゥッ!!さっさとそのバカを引き揚げろ!!(それだけ姉妹に叫ぶと、怒りと殺気と、少しの憂いを込めた目線を戦姫に―― 三笠と同じ聯合艦隊旗艦の面影を持った白肌の敵に向ける)   (2014/3/2 19:26:19)

提督??戦姫……いや、大和ッ!!栄えある帝国海軍の旗艦が何してやがるッ!!さっさと目を覚まし――やがれぇッ!!(抜刀した三笠刀を大きく振りかぶり戦姫に向かい放り投げる。気が狂った取られるだろう、その行動―― それでいい、隙さえ産めば、この距離なら―― 三笠の古い戦艦だからこそある魚雷発射管が戦姫に向けられる。幾ら命中精度が酷かろうが零距離なら変わらない。イオナ達から譲り受けた“とっておき”を装填し――)   (2014/3/2 19:26:33)

天龍(駆け寄る最中、自身の出した声に妹の脚が、止まる―――。 しまった、と思う暇も無い。スローモーションのように映る三連撃、弾かれた一撃、その直後、背後へ跳んでいく妹に大きく目を見開くも―――、迫り来る三撃目から目を離さず、刀で切り上げ弾道を逸らす。 それが終わるや否や、刀を放り捨て、背後で飛沫を上げる海面へと向かって跳ぶ。言葉は何も発せ無い。背後から聞こえる声に、判ってる、と声を返す余裕も無い。水中へと沈んでいく妹を追いかけて海中へ身を沈め、精一杯手を伸ばして、掴んだ腕を引き上げ、その身体をしっかりと抱き留める。苦しそうに歪んだ顔で妹の顔を覗き込みながら、ぎゅうと抱きしめて。)   (2014/3/2 19:47:36)

天龍――――。(そのまま――上へ。こぽりと口角から酸素が溢れ。冷たい水に2人の体は冷えていく。 このまま上がってしまえば砲撃の的となりやしないか。 ―――それならこのまま、沈むか。それも良いか、と思う。…でもそれは1人なら。 腕の中の妹の惨状は自分の責任、何としてでも。生きて返さねば。……龍田。煤で汚れた顔を覗き込んで名を口の中で呟きながら、ぎゅっと冷え往く体を抱きしめ。戦艦の方へ意識が向いている事を祈りながら、水面へ向かい。)   (2014/3/2 19:48:03)

提督01再転舵ッ! 三笠の乗員救助の準備をしておけっ ハープーンっ 全管発射っ(転舵に次ぐ転舵。曲芸を思わせる乱暴な運用。直撃を受けて歪んだ艦体が軋みを上げ、固定されていない備品が散らばり落ちる。深海棲艦に対しての大規模反攻作戦以来稼働する事のなかったミサイル発射管が起動し、装填されていたすべての弾頭が真っ白な炎と白煙をあげ頭上へと打ち出されれ、周囲は発射時の白煙で満たされ僅かな時間ではあるものの視界を妨げる。その数八発。当然の様に深海棲艦に対してはほぼ無力なそれではあるが― 龍田を救い出そうとする天龍の、そして何某か策があるらしい三笠の―この距離でははっきりと判別はつかないが、その姿は何処か見覚えのあるような気がする―艦長に対しての眼くらまし的支援を目的に下した命令だった。現代海戦において必殺の威力を誇るこれらの火器も、深海、それもその上位種である戦姫に対しては文字通り蚊が差す程のダメージも期待できない。が、八基のミサイルがあげる白煙の量は暗い海面にあっては期待以上に目的を果たしてくれるはずだ。)   (2014/3/2 19:59:40)

提督01(撃ちだされた弾頭はゆるい弧を描きながら先ずは空高くへと舞い上がり…予め入力されたポイントへ突き刺さるべくその起動をかえていく。これに気を取られてくれるのならば、天龍や三笠艦長に対しての支援につながるだろう。無視されていたとしても…ミサイルに入力された標的は戦姫の顔面。降下を開始してからの回避運動や迎撃は難しい筈だ。三笠へのエスコートを命じていた戦艦二人に無線で軽巡姉妹の救助を命じると同時に、甲板上で対空迎撃に徹していた駆逐艦娘達に対しても戦艦ふたりのサポートに回るように命令を下すが、彼女らが実際に行動に移れるのは少し先になるだろう。)   (2014/3/2 20:00:07)

南方棲戦姫(――あの夏の夜。蒸し暑さの中で焦燥と砲火に満ちた夏の夜。嘗て大和であったその思念は解き放たれ、そして海底には残骸だけが残った。…白く生々しい体躯に、旧い沈みかけた戦艦の舳先が突き刺さる。トラックで蟻を轢き殺すかのようなシュールな光景は、それでも艦の舳先がひしゃげ人型の化物が水面を僅かに後方へと滑るだけに留まった。――しかしその衝撃か、ザ、と僅かに濁った雑音を鳴らし、其の輪郭が歪む。――それは電探の為に養殖され餌とされた娘の顔にも見えたし、生贄じみた肉の縦として海域に没した娘たちの顔にも見えた。然し、――向けられたその主砲鋼材から鋳造られた刀の切っ先に、ぶれていた輪郭がぴたりと止まる。…そう、その女提督の叱咤は正しく、深海姫の折り重なった魂の残滓の中から、大和を呼び覚ました。) ――ミカサ…?(――す、と目線を上向けて、)――ミカサモ、ココニ…ミナゾコニキタンデスネ。…イラッシャイ、カンゲイスルワ。サア、イッショニアソビマショウ。(にこお、と、嬉しげに頬を緩ませる。――そう、女提督は正しく呼び覚ました。…大和の、海底に残された怨嗟に満ちた思念を。…向けられた魚雷管を目に、顔を顰める。)   (2014/3/2 20:08:12)

南方棲戦姫――デモ、ソンナ振動魚雷(ツマラナイモノ)デハ、アソビタクナイワ。(がんッ、と舳先を蹴りつけるとそのまま後方に飛び退り――――その途中で護衛要塞を鷲掴みにすると、向けられた魚雷管の口元へと、一直線に護衛要塞を投げつけて―――) ………ニンゲンノ、フネ。(降り注ぐ、現代兵器。ミサイルの爆風が海面を乱し、波をうねらせ、飛沫を立てる。…その合間に紛れたか、沈みかけた軽巡の二人の姿は見えず、…) ―――ドウシテ、ジャマヲスルノ。 …タタカウノデショウ? …タタカッテ、クレルノデショウ? シヌマデ、…シンデモ!(怒りに打ち震え、叫び―――― 再び、砲口が上がる。…もう、誰でもいい。見える片端から、沈めてやろう。)   (2014/3/2 20:08:29)

龍田(撃沈間際で、天龍ちゃんに救われたらしい。暗く翳んだ視界の中に、天龍ちゃんが映った気がする。――海面に出たのか。冷たい空気が顔を撫でる)――……ごめんねぇ……。せっかく、やっと……任務でも一緒になれたのにぃ……(搾り出したような、か細い吐息のような囁き。こんな騒がしい状況では聞こえないかも知れないけれど)あのねぇ、冷蔵庫にね……ぷれぜんと、あるから……。帰ったら、渡すからー……(天龍ちゃんの顔に触れようとしたけれど、おかしいな、腕が動かない。それどころか、両手の先、両脚の先の感覚がなくなってきて、冷たい感じがする。それは、全身に広がってくる気がする)天龍ちゃん……私、なんか……疲れちゃったみたい……。だいすきな天龍ちゃん……帰ったら、起こして……ね……。ダメな妹で、ごめんね……――(ぷつん、と。そこで意識は途切れた――)   (2014/3/2 20:21:40)

おしらせ龍田さんが退室しました。  (2014/3/2 20:21:45)

提督??はっはっ……たかだかオンボロの角だけじゃー小破にも持っていけんか……(衝突の振動、ミサイルの爆風、人がそこに立っていれば数秒と生きていられないような場所で戦姫を見つめ、戦姫の深紅の眼が自分を捉えるのを感じる。三笠と呼んだその口元に、嬉しそうな笑顔に、記憶を取り戻したのが分かる――それでいい、一瞬でいい、アイツらが逃げれればいい―― にたりと意地悪く歪む表情、鉛弾に船体の破片、鼓膜を打ち破る轟音の只中で、ただただ性格の悪い笑顔を向ける――まるで友人にでも向けるような笑顔を) はっはっ、イオナちゃんたちのバリアが使えるもんな……それだけじゃないってのはわかっちまうかー、大和ちゃん―― でもな、お前の居た帝国海軍を舐めるなよ(予測していたかのように高速で飛来する球体に向けて砲塔を回転、主砲副砲機銃、その全てを放ち迎撃。既に衝突の衝撃ですでに機関は悲鳴を上げてどこもかしこも浸水しているのだろう、鈍い動きで退いた戦姫を追い、イオナから譲り受けた振動魚雷を発射。怒りに我を忘れ船に砲口を向ける戦姫に向かう魚雷は不意を突くことになるだろう――) じゃあな、大和ちゃんよ   (2014/3/2 20:27:52)

提督??(蘇ったらまた会おう―― 魚雷を放ち終えると役割を失うかのように沈み行く三笠の上でぼそりと呟く表情は深い悲しみに包まれていたが……言葉も表情も確認できるものはいなかったであろう)   (2014/3/2 20:29:38)

天龍―――ぷは…ッ(海上へ顔を出した瞬間、満ちる白煙に目を見開く。こんな攻撃方法を聞いた覚えは無いから、きっと提督の仕業だろう。今のうちに、と龍田を抱き上げて、姫の海域から逃げるように水上を駆けていけば段々と白煙は和らいでゆく)……龍田、気付いたか…っ そんなの良いって――オレが悪いんだから。(途切れ途切れに聞こえた声にほっとしたように笑って)……おう、帰ったらな。…ん……帰ったら起こしてやるから。(乱れた息の中で、そう返しながら。詫びの言葉と共にふつ、と反応の無くなった妹に、ぐっと唇を噛んだ。その先、手招く戦艦娘2人に手を引かれ――護衛艦へと乗り込むや否、声を上げる)……提督!龍田が…ッ!(切羽詰った声で、抱きかかえた妹を連れて)   (2014/3/2 20:38:05)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、南方棲戦姫さんが自動退室しました。  (2014/3/2 20:41:31)

おしらせ南方棲戦姫さんが入室しました♪  (2014/3/2 20:41:35)

提督01(駆逐艦娘二人に加え、手空の整備員や甲板作業員達が三笠乗員の救助準備を進めるべくボートの準備を進めている最中に妹を抱きかかえ天龍が乗り込んでくる。姿を見せるや否や龍田が大破状態である事を叫ぶ悲痛な叫びにボートの準備を進めていた整備員達の手がとまり、各々の持ち場に戻り緊急入渠の準備を開始する。二人を救助した二人の戦艦娘もミサイルの爆風を直近で受け偽装の其処彼処が歪み損傷がが目立つが、意識を失った龍田を先にと言い残し、三笠乗員の救助へと向かう為に再び海へともどっていった。)わかってる。意識が戻らんのなら医療筒にいれろ。服のままでも構わん。(手元のタブレットでも龍田の状態は危険域にある事が表示されていた。それを覗き込みながら、自らドックへ向かいたい衝動を堪えながら、艦内放送で乗員各位に指示を向ける。)各艦娘、手の空いた者は三笠乗員の救助に迎え。正直…俺等も芳しくはない状態だが…(ぎしりと、艦体を軋ませながら沈みゆく三笠の船体に寄り添うように船を並べ、三笠甲板に立つ船長に乗り移るように呼びかけながら…振動弾頭の爆発余波の中…深海姫が逝ってくれている事を祈りながら夜の海へと目を凝らす。)   (2014/3/2 20:55:53)

南方棲戦姫(或る者は沈み、また或る者は逃げる。目の前で騒ぎ立てるニンゲンと、艦娘どもに怒りとも嘆きとも付かない激情にかられ、――赤く燃え盛る砲口を掲げながら、ゆっくりと一歩、前に) ――――ッ…!?(不意。――意識の死角から、処理した筈の振動魚雷の弾頭に、) ………ホントウニ、ツマラナイワ。(――残った二体のうち、片方の護衛要塞が前に出るように跳ね上がり、旗艦を”かばう”よう、その身に振動魚雷が突き刺さる。 ――爆散する護衛要塞。護衛の名に恥じぬ、正しく忠実な職務。) ――コンドハ、オニゴッコガシタイノ? …イイワ、ソレナラワタシガオニヨ。 …サア、ニゲマドイナサイ。(最早轟沈した三笠になど目もくれず、ざ、ざ、ざああああ―――。 最後に残った護衛要塞を引き連れ、歩みが一歩毎に船速を増す。両手に構えた16インチ砲から甚振るように残ったニンゲンの船と艦娘どもに砲撃を浴びせながら、ゆっくりと距離を詰めていく――。)   (2014/3/2 21:04:30)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、提督??さんが自動退室しました。  (2014/3/2 21:05:11)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、天龍さんが自動退室しました。  (2014/3/2 21:08:14)

おしらせ天龍さんが入室しました♪  (2014/3/2 21:08:26)

天龍(龍田を先に、と声を残して、海へと戻っていく二人と、今だ意識の戻らない妹に、眉を寄せる。提督の声に頷いてドッグへと走り、整備員達の手に、その身体を委ね。見守りたい気持ちは大きかったが、無傷な自分が呆けているワケには行かない。唇を噛んで、龍田から視線を切ると、後は任せると言い残してドッグを出て駆け、自身も救助へ向かおうとしたその矢先、冴え冴えとした声が、船内へ響き渡った―――)……!?(モニターに映るのは迫り来る姫の姿。そんな、と見開いた瞳。小さく息を呑んでさっと進路をブリッジへ。)―――――提督!!(数々の報告を処理していくその姿に駆け寄り)―――オレ、行ってくる。このままじゃ、逃げ切れない。(誰かが、アレを止めなくてはならない。ならば、無傷の自分が――と。その姿に迫り)   (2014/3/2 21:15:22)

提督01ちぃ… やっぱ駄目だったか…(膨大な水煙の中、戦姫がその姿を見せるのを確認すれば、口角を釣り上げ…苦し紛れの笑みを張り付ける。ズン、ズズンと直撃は免れてはいるのもの、あきらかな至近弾の衝撃に艦体は揺れ、軋みをあげる。)さて…。いよいよ覚悟を決めますかね(同じような苦笑を浮かべる艦長と顔を見合わせながら、胸元から煙草を取り出しブリッジ内であるにも関わらずその先端に火を灯す。)三笠乗員の救助は終わったか? なら…お客さん達には悪いが、すぐに離艦の準備を始めてもらえ。龍田も…救命艇に乗せて一緒に連れ出せ。このまま乗せておくよりまだましだ。戦艦娘二人はそのまま本艦と併走。駆逐艦と天龍はブリッジへ(あげろ。艦内放送でそう伝えようとしたその瞬間。息を切らせ飛び込んできた軽巡を振り返る。)   (2014/3/2 21:25:37)

提督01いよう。無事でなによりだ。龍田の件は…すまなかった。(軍装の帽子で目元を隠し天龍に対し謝罪の言葉を向ける。)本艦はこのまま奴に体当たりを喰らわせる。お前達三人にはこのまま此処にとどまってもらい。衝突直後に甲板に飛び出し、そこから接近戦を挑んで貰う事になる。残った護衛要塞は戦艦二人に任せて… 俺達がお前を護る盾ってわけだ。(俺がそう語るのと同時に、艦長をはじめブリッジに居残りを決めていたクルーが天龍に向けて笑みを向ける。)勝てるかどうかは、お前達次第。ぶっちゃけ賭けにもならん無茶な作戦だ。(引き受けてくれるか? 無言でそう語り掛ければ… 鳴りやまぬ砲撃音の中、天龍の隻眼をじっと見つめてみせる。)   (2014/3/2 21:25:50)

南方棲戦姫――――フフ、マチナサイ。 サア、ツカマエテアゲル。(砲撃はいよいよ勢いを増し、迫る勢いは留まる所を知らず。 ――既に日は落ち、夜ではあるがその赤く光る燃えた瞳には、今なお、暖かな水の上で仕合わせそうに寄り添う娘たちの姿が映り消える事は無い。)   (2014/3/2 21:31:03)

天龍龍田の事は、提督が謝るような事じゃねーよ。(オレが下手踏んだんだ。と続けながら、隠された双眸へ、じっと視線を向ける。綴られる言葉に口を噤んで背筋を伸ばし、耳を傾け―――。その言葉が示すところに、笑み)―――行かせてくれるんだな。 ……って、何だよ、ソレ。オレ、一人で平気だって!(何で逃げてねーんだよ、と此方へ笑みを向けてくる乗務員達を困惑したように見回し、だがそれと同時に何処か誇らしくもあり。仕方ねー奴等だな、とやっぱり少し困ったように笑った)ったりめーだろ!オレ達に賭けてくれるって事だ。そりゃ、行くしかねーよ。(オレの我侭が引き起こしたツケだ。払わせてくれ、と。不敵に口角を持ち上げながら、決意を込めた眼差しで提督の双眸を見返す。)   (2014/3/2 21:40:07)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、南方棲戦姫さんが自動退室しました。  (2014/3/2 21:51:07)

おしらせ南方棲戦姫さんが入室しました♪  (2014/3/2 21:51:10)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、天龍さんが自動退室しました。  (2014/3/2 22:00:14)

おしらせ天龍さんが入室しました♪  (2014/3/2 22:00:47)

提督01よし、いってこい。(天龍の真っ直ぐな眼差しを受け止めれば、腕を伸ばし…彼女の髪に手を重ね、海水で濡れ、硝煙ですすけたそれを少し乱雑に撫で付けてやる。呼び付けていた駆逐艦娘二人がブリッジに上がってきたのを確認すると、自らは司令席へと陣取り艦長に対し命令を下し、戦艦達には無電で作戦概要を伝える。其々語尾や口調に特徴のある応答が帰ってきたのを確認し… すまんな。短い謝罪の言葉を通話越しに伝えてみせる。)お前達。何があっても取り巻きを叩き落とせ。幸いにして条件は夜戦だ。お前達なら一撃で屠れる。艦長、最大戦速。最初の予定の通り…真っ直ぐに奴に向かって船体を叩き付けてやれ。(指令席に備え付けられたディスプレイには離艦は順調に進んでいる事が示されていた。救援艦隊も間もなく到着するらしい事がメールで伝えられいる事に気が付けば、避難した者たちの心配はとりあえずない事が確認できた。)   (2014/3/2 22:01:40)

提督01(今までの無茶でエンジンは既に限界が近い様子。フル回転を指示されたそれはあげる唸りは聞き慣れぬ音が幾つも混ざり合っていた。逃げるだけだった船体はゆっくりとそのコースを変え、戦姫に向かい面を向ける。船首で白波を砕きながら徐々に船速をあげる護衛艦。対空火器もミサイルも役には立たない。船をぶつけられたとしても如何程のダメージを与えられるか知れたものでもない。だが、正面、すぐ間近にせまる南方棲戦姫を睨み付ける双眸には、絶対の勝利を確信する輝きで満たされていた。何故ならば…)天龍。絶対に上手くやれよ。勝ってのあいつに一泡吹かせてやれ。そして…龍田の奴を起こしてやれよ?(衝突のその瞬間。すぐ傍らに立つ勝利の女神に、にやりと笑みを向けてみせ… 軽巡。そして二人の駆逐艦に突撃の指示を出す。)   (2014/3/2 22:01:51)

おしらせ提督13さんが入室しました♪  (2014/3/2 22:08:36)

南方棲戦姫ホラ、ドウシタノ? ニゲナイノ? ナラ、ツカマエテシマウワ―――― …モウ、オニゴッコハ、イイノ?(隊列を離れ、此方に向かい反転突撃してくる二人の艦娘。 ――高速で水面を駆けながら、ちろりと舌先で唇を舐める。) イラッシャイ…………アナタタチモ、アソンデアゲル。(互いの砲弾を浴びせ合うように、速度を下げ両腕の尖端で赤く気炎を吐く砲口から、二人の艦娘に向けて砲撃を開始―――。 幾重にも至近弾が波飛沫を立て、然しその痛みすら尚、愛おしい。)   (2014/3/2 22:11:30)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、天龍さんが自動退室しました。  (2014/3/2 22:20:50)

おしらせ天龍さんが入室しました♪  (2014/3/2 22:20:55)

提督13ようよう、この私の船員たちに逃げろたー、大層なこと言ってくれるじゃないの、行燈くん(艦橋の扉を開き、この状況だというのに全くもって不敵ともいえる態度で現れる戦艦三笠の女提督。顔は煤け、服や顔には破片で大量の傷と血が見え、手には放り投げたはずの水濡れの三笠刀を握りしめている) 私達はもともとここに居ちゃいけない人員だからね、三笠が沈むなら一緒に沈まなきゃならんかった……てことで、お前さんの部下で逃げたがってた子とうちの子らを交代しといたさ(少なかったけどねー、ナイス忠誠心。と緊張感もないケタケタとしたいつもの笑いを行燈くんに向け、すぐに睨むような真剣な表情で天龍を見つめる) 天龍ちゃん。此奴を持って行きな……うちの三笠ちゃんの身体と我らが大本営の技術力で作った特注の三笠刀。キミの量産品よりも切れ味良いとか聞いてるよ?それに――(それに、敵は大和の怨念、三笠と乗員の思いがこもったこれの方が効くかも――等と言おうと思ったが、口を閉じる。アレが艦むすだなんて聞いて士気を乱してはまずい、か……ニタァッとした笑顔を浮かべ、三笠刀を押し付けて)    (2014/3/2 22:22:13)

提督13あの白肌、私の気持ちの籠った魚雷をたこ焼なんかにぶつけやがったんだぜ?許せないっしょー(ケタケタと笑い、龍田ちゃんの分も含めた色んな仕返し、キミに任せた、と行燈くんがくしゃくしゃにした髪をさらにぐちゃぐちゃーっと撫でまわし、さっさと梳いて整えてやる) ほいじゃ、行って来な……行燈くん、指示頼む。我々三笠乗員はキミの命令に従うよ。   (2014/3/2 22:23:05)

南方棲戦姫…――――?(と、護衛艦と共に向かってきた娘たちの相手をしているうち、ふと気付く。――逃げている筈の護衛艦の、艦影が大きくなって居るよう…な?) ――――――ナ、 ッ (いや、気のせいではない。――夜闇に紛れ、何時の間にかニンゲンの艦は反転し、舳先は此方へと向いている。 ) ハ、ハ…―――ソレデ、フイヲツイタツモリ? …オナジ手ニ、二度モカカルトオモッテイルノ…!?(ならば今度は近付く前に沈めてやる、と砲口を上げたが、それを遮るように砲火を浴びせてくる二人の艦娘。) ――邪魔ヨ、ドキナサイ…!(ぶん、と腕を振るい、蝿でも振り払うかのように砲撃を返し――。)   (2014/3/2 22:26:43)

南方棲戦姫ハ、―――――――――――――――― …!! (気づけば、既に護衛艦は目前。 ――回避は出来ず、無傷のその舳先が突き刺さる。)   ――――――。(声にならない声が、衝突音に紛れ、掻き消され――。)   (2014/3/2 22:34:56)

天龍(――初めて挨拶をした時と変わらないその仕草。場違いにも笑みが浮んでくる。離艦は順調、救助隊の到着は間近。ならば、あとは、この艦へ残った勇気ある者達。そして彼らを纏めたその長の為に、やる事は一つ。何があっても、ヤツを海の中へ沈めてやる―――龍田の分も…!)……よし、行くぜ。2人とも。……ビビってんじゃねぇぞッ(何時も通り楽しげに声をあげながら、指抜きグローブを嵌めなおして駆逐艦2人に向けにやりと笑いかける。装備は連撃仕様。15.5cm3連装副砲を二つ。それさえあれば、三つ目は何でも良い。適当に魚雷を積んで、2人にも同じように連撃装備を指示。そして、開く扉に驚いて振り返った)……あんた、生きてたのか。 ―――三笠刀?(その姿に目を見開くも、押し付けられた刀に瞬き。オレのえくすかりばーは量産品じゃねえとか文句を言いつつも、受け取った刀を腰に下げ)……おい、やめっ(海水と粉塵とで見るに耐えない髪をぐちゃぐちゃにかき回され。直ぐに梳いてくれる変わり身の早さに困惑を隠せない。が、その声におう。と小さく。それでも強い声を返す)   (2014/3/2 22:38:38)

天龍―――ったりめーだろ。天龍、水雷戦隊。出撃するぜ!(傍らの提督より下される指示に不敵に笑って、そう言うと同時に駆け出していった。 それから――――衝突のタイミングで甲板から躍り出る三つの影。駆逐ニ+軽巡一。姫にしてみたらそれはとるに足らない戦力だろうが―――戦艦2人と、そして衝突の衝撃に気を取られているであろう、そのどてっぱらへ、照準を定め――――――)…さっきのお返しだ……!!(低い声と共に、重く腹の底に響く砲撃音。そして、駆逐艦2人がそこに重ねるようにして、撃つ――――派手な砲撃音が鳴り響き、黒煙が瞬く間に広がっていく)   (2014/3/2 22:46:49)

南方棲戦姫(―――激突した舳先はそれでも尚、”姫”の体躯を損壊する物ではない。クラインフィールドも振動魚雷も無い、只の万歳突撃だ。…無傷でこそ無い、が) ――コンナモノデ、トメラレルトデモ?…ナメラレタモノネ。 …オノゾミノトオリ、オマエカラミナゾコニ、アンナイシテアゲルワ。(片腕で、その舳先を捕まえるように、その化物の顎じみた片腕がかじりつき、もう片腕はその船底へと向けて舐めるような火をちらりと吐き、) ッ、ググ………ドコニ、カクレテイタカトオモエバ…!(飛び出した新手が三人、至近距離からの砲撃。度重なる砲弾の膜に髪は千切れ、両腕の砲口は砕け罅割れ、口元からはどろり、と赤く濁り腐った血が滲む。) ――――マダ、オワラナイ。…ユルサナイ。 アナタタチモ、一緒ニ、ミナゾコニ、イクノ……!(――半壊した16インチ砲で狙いも定まらぬまま砲弾をバラ撒き、――備えていた艦載機が、ぞわりと湧き上がると取り囲む鬱陶しい小娘どもを爆撃せんと――もとい、夜闇に紛れ、自ら体当たりでもせんばかりに執拗に追い縋り。)   (2014/3/2 23:02:44)

天龍(「やったわ!」「なのです!」喜色に満ちた声が、背後から聞こえたが、まだだ。と低い声で後ろの2人を制す。)……よぉ、さっきはオレの妹が世話になったな。借りを返しに来たぜ?(砲撃成功と共に、発見された。護衛艦へと向けられた注意は引けたようだが――リスクは大きい。口角を持ち上げた、黒煙に彩られた笑みは、少しは凄みが増すだろうか。光の加減によっては金色に見える隻眼が宿す色は憎悪では無く、強い意志の色。相対する気配は重く、その圧倒的な存在感に飲み込まれそうになるが――背後に控えた二人の駆逐艦。そして護衛艦に自身と妹を救ってくれた戦艦があるとなれば―――そんなもの。)―――何時か。オレ達も行くかもしれない。でもそれは今じゃない。(そうだろ?と、内心で後ろの船の中の2人に声を向ける。夜にも関わらず飛んでくる艦載機にはわわわと悲鳴を上げて駆逐艦の一人は回避に移り、もう一人は、ばら撒かれた砲弾を慌てて避ける。)……てめーは、寂しがるのも、良い加減に、しろ!!(不規則にばらまかれる弾を避けながら――。再度の砲撃が響く。)   (2014/3/2 23:18:06)

提督01(「私達の事も」「忘れてもらってはこまるのデース」護衛艦の突撃を支援した二人の戦艦娘。戦姫の傍らを、幾つかの直撃弾を喰らいながらに後方へと滑り往き、天龍達が必殺の一撃を叩き付けるのを見守っていたのだが…。天龍のそれがトドメとならなかった事を悟れば、急舵反転…踵を返し戦姫の背後を狙い砲撃を繰り返す。無電にて護衛艦の被害は気にするなとの報をうけている。搭載した主砲を振り翳し、雲霞の如く滲み出す艦載機の渦に塗れながら、片や至近距離からその背中に向けて強力な一撃を打ち放ち。片や戦姫に肉薄し、装備した砲塔の前後を入れかれ、背面への射撃の衝撃を勢いへ変える徒手空拳…通称長門砲を戦姫の後頭部へと叩きつけるべく固めた拳を振り下ろす。)   (2014/3/2 23:22:16)

提督13(既にボロボロの護衛艦ではあったが、多機能レーダーと高度な射撃システムが未だに動き、既に半数は潰れたCIWSとESSMが大量に沸いた蟲の様な敵艦載機を殲滅し、駆逐と軽巡の活路を切り開き、速射砲を主を庇うように動く紅い球体に向けて掃射する。現代兵器の意地を見せるように、艦むすを守るように、引き千切れそうな船体を無理に動かしながら尚も援護を止めない)   (2014/3/2 23:36:04)

南方棲戦姫(――護衛艦、は度重なる砲撃の連鎖に既に亡く、自らもまた満身創痍の体。吐き出す砲弾は尽きる事無くとも砲口が砕けていては正面には飛ばず。) ガ、ア、―――――ッ (隻眼の駆逐艦が放つ連撃の轟音。 反転した人間の船から撃ち放たれる砲弾。 元より帰還る積りのない艦載機も、あれだけ撒き散らしていた砲弾も止み、――水柱が収まれば、其処に居るのは只、崩れ落ちかけた、一匹の深海棲艦だけだった。) ウ、ァ―――。(視界も既に閉ざされ、濁った眼球から溢れた赤い筋が涙のように頬を濡らす。) ――タタカウ、ッテ、…イッタノニ――。(うわ言のように繰り返しながら、ずるり、と脚を引き摺るようにして水面を進む。 …歩み出たのは、隻眼の娘の前。 既に砕け散った砲口を尚、――まるで縋るように差し向けながら、にこり、と笑う。) ……タタカイ、マショウ? …シヌマデ、シズンデモ、……ズット、……ズット、 ――――。   (2014/3/2 23:37:45)

天龍……ッく、ぅ…ッ!(バラ撒かれる弾が艤装を掠めバチっと破損箇所から火花が飛ぶ、矢張り攻撃を食らったのか背後で悲鳴が相次いで聞こえ――、追従する筈の砲撃が姫へと向かわない。チッ、と舌打ちし、焦りに額に汗が滲む。――――だが、それでも。目前姫の傍らから聞こえた声に勇気付けられ、刻んだ笑みを深くし、旋回した自身へ追いついてくる2人の気配。)…………。(続けざまに放った攻撃で、水面に崩れ落ちたのは少女だった、自分達の攻撃で手酷い傷を負い。それでも尚、向けられた砲口は、掌を述べるように見えた。――ああ、と笑うように口元に笑みを載せ)――――オレは戦うよ、死ぬまで。そして死んでもきっと、戦い続ける。……ずっと、ずっと戦い続ける(艤装の銃口をその額に突きつけて、笑み)。…だから、安心しな。それで次、生まれ変わったらうちに来いよ。寂しがる暇が無いくらいに構ってやるからさ。(妹にしてやるみたいに、その頭をぽふ、と一つ撫でて。じゃあな、と小さく呟かれる一言。直後笑みを消し。 ―――――そして、響く、轟音。)   (2014/3/2 23:50:20)

天龍(―――しかし。響くのは腹の底に響く重い音では無く、金属で生身を殴ったような――そんな音。銃口は黒煙も噴かず。擬音にしたら「がんっ」とかそんなものだろうか。 ―――銃口で、 殴 り 飛ばしました。思い切り振り上げた腕をそのままに「スッキリ」―――っていう顔をする、軽巡。)   (2014/3/2 23:55:31)

南方棲戦姫(――そうだ。戦うのだ。死んでも、沈んでも、なお、ずっと。ずっとずっと。 ――差し伸べた手は赤く光り、砲身は加熱する。 頭を撫でる手に嬉しげに目を細め、 ――響く、砲お ……………ん?)   ―――――ッ(が ごん ッ。 …脳天を直撃する金属音。 …ばしゃん、と水面に叩き付けられ、そして、)   (2014/3/2 23:58:10)

南方棲戦姫( ――――――― ぷ か ぁ 。 )   (2014/3/2 23:58:31)

天龍(笑みを浮かべて、驚きに瞬く2人の駆逐艦に構わずよいせと浮んだ姫を肩に担ぎ。)っし、帰るぞーー!ほらちゃっちゃと行くぜ!(とん、っと水面を飛び。護衛艦へ―――)提督ぅ!討ちとったぜーーーー!!(笑顔で扉を開いて乗り込んでくる軽巡。肩には血まみれの姫をひっさげての帰還である)   (2014/3/3 00:03:30)

提督13……ぶっふ、はっはっはぁっ!(時代に残された軽巡がパンチで、あの戦姫を――大日本帝国海軍聯合艦隊旗艦大和を沈める光景を見て、爆笑する13提督。腹を抱えて転げ回り、ひぃひぃげほげほとむせる) ひっひ、大和ちゃんよぉ……くっふ、よかったなぁ、よかった……(腹を抱えて笑いながら、目に涙を浮かべる。笑い過ぎによるものか、安堵によるものか、それとも……艦橋連中に知る由はなく)   (2014/3/3 00:04:13)

おしらせ提督01さんが退室しました。  (2014/3/3 00:04:43)

南方棲戦姫(――既に意識は無く、瀕死のまま水面に浮かんでいるだけ。 ――その後、この姫個体が如何なったかは、彼ら次第である。)   (2014/3/3 00:10:03)

おしらせ南方棲戦姫さんが退室しました。  (2014/3/3 00:10:06)

提督13はっはっは、ぁ……(一通り笑い転げると頭が冷静になってきた。そうすると動き始めるのが頭の中のそろばんである。秘密裏に魔改造した三笠の轟沈、数少ないナノマテリアルの浪費、提供された新型弾頭の無断使用―― 戦姫の鹵獲という戦果をあげ、軽巡の救助も成功したが、果たしてそれで賄えるかと聞かれれば……) やっばい、これ……まじで三笠ちゃんと沈んどきゃよかったか……ごめんよ東郷君、キミの忘れ形見を沈めてしまった……(綺麗な失意体前屈(orz)であったという。三笠乗員はいまみんなこのポーズかも知れない)   (2014/3/3 00:16:53)

おしらせ天龍さんが退室しました。  (2014/3/3 00:25:37)

おしらせ提督13さんが退室しました。  (2014/3/3 00:25:51)

おしらせ龍田さんが入室しました♪  (2014/3/3 07:02:13)

龍田(――救命艇にて離艦後。救援艦内にて――)――……ン……(目を開くと、綺麗で、知らない天井が見えました。自分は仰向けになっていて、それでいて柔らかいモノの上に寝かされているよう。ゆっくりと身を起こして……)っ……。痛……(体が痛む。自分の体を見下ろしてみると、損傷の痕が多数ある。……けど何より、頭が痛かった。ぐわんぐわんするというか、揺れ動いてる感じというか。とにかく、痛くて、不愉快な感じ)ここ、どこだろう……。(周囲を見回してみても、まったく見覚えのない部屋。清潔感があって、治療用具みたいなのが見えるから、医務室みたいなところでしょうか)……あれ……?(ふと、今更ながらに気付いた事があった)   (2014/3/3 07:08:20)

龍田私、誰だっけ?(そんな根本的なことに、今更気がついてしまった。うーん、うーんと腕を組んで考えていると……ふつふつと脳裏に蘇ってくる記憶。いや、これは情報と言った方が正しいか。自分自身という存在に刻まれた、基本的な情報だ)私は――……軽巡洋艦。天龍型の2番艦、龍田……うん、そう。私は龍田よー。うふふ、そっかー。私『建造』されたのねぇー(ようやく納得ができた。かつて正しく船の形をしていた頃の情報しかないのは、自分が艦むすめとして生まれたばかりだからだ。――と自分で納得してしまい、不安が消える)うふふ、提督はどんな人かしらー。鎮守府にはどういう人達がいるのかなぁー。あ、天龍ちゃんがご迷惑かけてないかなぁ……。――あぁでも、この姿じゃ初めましてなんだから、『ちゃん』づけして良いかは本人に聞かないといけないわねー   (2014/3/3 07:19:38)

龍田(楽しみだ。とってもとっても楽しみだ。今すぐこのお部屋から出て色んな人に挨拶したいけれど、体が痛む。きっと『建造』されたら、誰もがこうなってしまうんだろう。だから、自分は寝かされていたんだろう)んー、なんかボロボロー……。暫く寝てるねー? おふとんが幸せー……(ベッドに寝転がり、静かに目を閉じた。期待と不安は入り交じってるけれど、きっと楽しいことが待っている。そんなことを想いながら……)   (2014/3/3 07:19:47)

おしらせ龍田さんが退室しました。  (2014/3/3 07:21:05)

おしらせ天龍さんが入室しました♪  (2014/3/3 12:10:44)

天龍(―――――――数日後。遠征。)   (2014/3/3 12:11:29)

天龍……ドラム缶って…装備じゃねぇだろ。(重いんだよ、とぶちぶち文句を言いながら、水上を走る。波を蹴立てて走れば凄まじい勢いで景色は後方へと流れていく―――)……っぃて。(ぱち、と、艤装に僅かな違和感。首を傾げつつも、駆ける速度は変わらない。どうしたのですか?と背後よりかけられる声に、何でもないと首を振って。)うし、ちょっと休憩するか。(目前に見つけた小さな小島に目星を付け、水上から陸へと、足を下ろし、ふーっと息を一つ。)   (2014/3/3 12:21:54)

天龍っし、じゃあヒトサンマルマル集合!…あんまり遠くに行くんじゃねーぞっ (号令の後、はーいと良い返事を上げ、見知らぬ小島を前に我先にと駆け出していく駆逐艦達を笑って見ながら、やれやれと適当な岩場へと腰掛けてふうと息をつく。)……って!(パチッ、とまた艤装に走る痛みに、咄嗟目を瞑って。)……っかしい。ちゃんと直して貰った筈――。(左の角へ手を充て、何でだ?と不思議そうに瞬いた―――その時)   (2014/3/3 12:27:56)

天龍『 ―――――――ユルサナイ。 』   (2014/3/3 12:33:23)

天龍(艤装を通して響いた恨めしげな声に、びくりと肩が跳ねる。) ………、な―――(見開いた瞳で周囲を見回すが、敵影は―――見当たらない。) ………気のせい。か?(この間あんな事があったから、少し過敏になっているのだろうか。くしゃりと前髪をかきあげて一つ息をつく。見上げれば空は高く、青空が広がり、悠々と鳥が飛んでいる。そして、遠くで、楽しげに響く、駆逐艦達の声。……気のせいか。一体、自分は何をビビっているのやら。バカらしくて思わず苦笑が滲んだ)   (2014/3/3 12:36:54)

天龍…色々あったからな……。(この遠征が終わったら。少し長い休暇でも貰おうか。趣味の事も色々出来ずじまいで居るし。暖かくなったら皆で外に行くのも良いかもしれない。つらつらと考えつつ、潮騒を聞きながら、空を見上げる。)……。(のんびりとした空気の中、パチッ、と艤装に走ったソレは、今度は痛みは伴わなかった。――代わりに、僅かな違和感。足元から冷気が湧き上がって、冷やされていくような――そんな錯覚。)……? 何か急に寒くなった、な。(日でも翳ったのか、と見上げてもそんな様子は無く。不思議そうに首を傾げ)   (2014/3/3 12:55:11)

天龍(足が冷たい。…カイロでも買ってきて入れるべきか。眉根を寄せているところに、戻って来る人影。)―――お、ちゃんと戻ってきたな。偉い偉い。(立ち上がり、小さな駆逐艦の頭をわしゃわしゃと笑って撫でてやってから、くる、と海面の方へと向き直る。)――よーし、行くか!ちゃっちゃと片づけて帰るぜ!(おー!と上げられる声を聞いて、地を蹴って、水面に飛ぶ。波を蹴立てて消えていく――――そして誰も居なくなった、白波の押し寄せる砂浜に残る幾つかの足跡。その中に一つだけ、濡れた足跡があったという――――。)   (2014/3/3 13:13:36)

おしらせ天龍さんが退室しました。  (2014/3/3 13:14:35)

おしらせ龍田さんが入室しました♪  (2014/3/3 22:58:27)

龍田(鎮守府に戻ってからも、医務室に押し込められていた。体の損傷は完全に治っているのに、何故か、ここから出ることを許容してもらえない)あーあー、退屈だわー……(お食事も持ってきてもらえるし、暇潰しに本やゲームも持ってきてもらえる。だからこの生活が不快であることは無いのだが、やっぱり退屈だ。早く鎮守府の中を見て回りたいし、色んな人に挨拶をして回りたいし、何より、やっぱり軽巡艦なのだから海に出たい。出撃したい。もはや何度読み直したかわからない本をベッドテーブルに転がし、枕に頭を沈める)せめてお話し相手くらい、早く作りたいわよねー……。   (2014/3/3 23:02:54)

龍田(誰とも出会ってないわけじゃない。まずこの医務室の責任者とか言う人と、色々と暇潰し道具を持ってきてくれた駆逐艦の子たち。丁重に挨拶したはずなのに、何故か駆逐艦の子たちは驚いているような、困惑しているような表情を浮かべていた。なにか失礼なことをしてしまったのだろうか、次に会ったら謝らないと……)うーん……(ごろん、とベッドの上で寝返りをうって俯せに。ふと、目に入ったのはナースコール――のような形の、誰かを呼び出すために押すスイッチ。誰が来るかは知らないけれど)うふふ。押しちゃおうかなー。ぽちっとー(そのコールボタンを押してみました。誰か来るかな-)   (2014/3/3 23:17:54)

おしらせ隼鷹さんが入室しました♪  (2014/3/3 23:35:14)

隼鷹ひゃっはー。怪我人には見舞いだー。(がちゃばたーん。ドアを開けて入ってきたのは何処か酒臭い軽空母。いや飲んでないよ?素面だよぉ? 手に妙にでかい紙袋を抱えてテンション高めなご挨拶。) ――でぇ、今晩はぁ龍っつぁん。 元気――そうではあるよね。 暇してんの?(がらがらと椅子を引っ張ってきて、ベッド脇に据え、そして座る。 へらへらと軽薄な笑いで、この馴れ馴れし事と言ったら。)   (2014/3/3 23:38:44)

龍田わっ!(誰か来るかなー、とは期待していたが。突然の大きな音にビクゥンッと肩を震わせて、弾かれたように振り返ってしまう。目を見開いて、口をぽかーんと半開きの間抜け面のまま、相手の行動を見守って。すぐ傍に座り、話しかけてきてくれたところで我に帰る)――え、ええと。お陰様で、元気だよー。ありがとう御座いますー(ちゃんと背を正し、相手に向い直って深く深く頭を下げる。けれど表情には困惑を張り付けたままで、首を傾げてしまって)う、うん、暇ではあるけれど。……ええと、ごめんなさい。初めまして、だよねー? 私が忘れているだけなら、とっても申し訳ないんだけどー……(相手の笑顔に釣られるように、小さく薄く笑みを浮かべながらも。ぽりぽりと頭を掻いて、丁重な態度で言葉を返す)   (2014/3/3 23:45:05)

隼鷹あららぁ、本っ当ーに忘れちゃってるんだねぇ。 薄情だねぇ、前にデートした時ゃあんなに熱っぽく迫ってきたってーのに。(ひゃっひゃっ、とか品の無い笑いを浮かべつつ、取り敢えず差し入れどーぞ、と紙袋の中から差し出すのはワンカップ○関。安酒である。) あたしも聞いた時にゃ耳を疑ったけど、色々すこーんっと忘れちまってるんだって?(診察結果が何処まで広まってるかは知らないが、見舞い客が困惑してたって話。まさかと思えば本当だったよ、と目を丸くして肩を竦める。――まあ、だからこそ医務室なんかに缶詰になってるんだろうけど。修復バケツなんてモノがある鎮守府だ、医務室から出れないなんざ、怪我以外の何かがある患者だけ。 ――うーん、と首を捻りつつ。) ……天龍が知ったらきっとショックだろうなぁ。(ぽつり、と。まあ、もう耳に届いてるかもしらんけど。)   (2014/3/3 23:52:24)

龍田で、でーとっ!?(ぼふっ、と音を立てて顔が赤くなってしまう。「忘れてる」とかそういう単語は何度も聞かされてきたけど、いまいちピンと来ない。『建造』されたばかり、と思っていたし、実際そっちの方が我が身のことながら説得力がある)え、ええとー……それが真実なら、本当にごめんなさい……。私が迫ったというのなら、きっと私の方があなたに惚れてたんだよねー……? でも、全然おぼえていないの。覚えていないというか、知らないというか……。――あ、ありがとう(お酒を受け取りながらも、チラチラ、とお酒と相手の姿を何度も見比べて)この鎮守府に天龍型の姉がいることは聞いたけど、まだ一度も会えていないかな。挨拶だけはしておきたいんだけど。……うん、それはともかく(お酒の瓶をベッドテーブルに置く。そして伸ばした両手は、相手が逃げなければ、相手の両手を包み込むように握って。真摯な目で隼鷹艦の目を見つめる)私達って、そういう関係だったのかな?   (2014/3/3 23:59:01)

隼鷹………おぉ、斬新な反応。――そうか、そういう事か。…成程ねぇ。(頬をかりかりと掻きながら、ふ、と吐息を一つ。…実際、当人として見れば信じられないのも当り前の話で、赤くなりつつも何処か困惑顔をしているのも納得せざるを得ず。然し。) ま、ただの記憶喪失で、身体に問題無い、って解ればすぐ外に出れるよぉ。艦娘と人間の記憶喪失が同じかどーかは知らないけれど、身体が動くのに無駄飯食わせておく余裕は無いだろうしさ。――で、部屋に帰れば、嫌でも目につくと思うよぉ?(確か、…龍田は、天龍と同室だった気がする。轟沈した訳でなし、今までの生活の痕跡はどうしたって目につくだろうし、そうしたら自分の記憶が喪われてると、いやがおうにも実感させられるだろう。) ――って、ん? ああ。  ―――ううん、そういうの、全っ然なかったよぉ☆ あたしはわりとテンパってあわあわしてたけど、落ち着いてよくよく考えたら多分、からかわれたか、そうじゃなかったら陥れる寸前だったんだろうなぁーって。(そっと手を握り返し、ほんのりと微妙に照れたような笑顔で真実を告げる。 いやまあ、うんあたしにとっての真実だけどネ?)   (2014/3/4 00:07:55)

龍田そんな……。私、隼鷹さんにそんな酷いことをー……(信じられない、と表情を強ばらせて、口元に手を当ててしまう。本当に自分が記憶を失っているのだとしたら、自分はなんて尻軽で冷酷なダメ女なのだろう。そんな自己嫌悪に陥り、ずぅーん、と暗く肩を落としてしまった)――いいえ、そんなことはないはず。きっと私は、真剣だったはず。だってそうじゃないと、私は、私は……(ぶつぶつ、ぶつぶつと自問自答を繰り返した挙句に。ばっ、と顔を上げて、先ほどより強い力で隼鷹艦の手を握る)あなたの言うことが真実なら、私は隼鷹さんの心を踏みにじってしまったのねー……。傷つけてしまった分は、ちゃんと私が何とかするから。本当に、ごめんなさい……。――私の部屋? 本当にあるなら、一度見に行ってみたいけれど……出たら怒られちゃうかしらー。   (2014/3/4 00:17:32)

隼鷹あ、いーのいーの。あたしだって酷い事は一杯してるし、とゆーかそれ以前にあたしが龍田に「酷い事されたぁ」なんてこれっぽっちも思ってないからねぇ。(ああよしよしごめんね、と困ったように苦笑しながら頭をよしよし、と撫でてやろう。…こいつの頭をこんな風に撫でれるのなんて滅多に有ることじゃないからね。写真でも撮っときたい位。 ――ある意味、あんなに一途な女も居なかったんだけどな。…どん底に落ち込む顔を見て、そっと目を逸らす。) まあ、ぶっちゃけあたし全然傷ついてないから、凹んで無い部分を埋め合わせされても困っちゃうんだけど………そうだなぁ、じゃあちょっと散歩がてら、お話に付き合って貰おうか。(ひょい、と立ち上がると、握った手をそのまま引いて、さーどーぞ。) いいじゃん、行こうよお前と天龍の部屋。 身体は元気なのに、こんな薬くっさい部屋に押し込められてたらそっちの方が参っちゃうじゃん。(大丈夫大丈夫、怒られたらあたしが責任とったるからさー、とけらけら笑って。)   (2014/3/4 00:22:45)

龍田そう、なのかしら……。ごめんなさい。覚えていないなんて無責任なのはわかってるのだけれど……(頭を撫でられるのも素直に受け入れ、くすぐったさに目を細めてしまうのみ。隼鷹艦に腕を引かれると素直に立ち上がって、相手の提案にこくこくと首を縦に振った)ん、わかったわ。でも怒られたときは、私も一緒にお説教を受けるわけねー(ふふ、と表情を緩めて小さく笑った。――けれど、部屋の外は完全に未知の世界。頼れるのはこの隼鷹艦のみ。自然と体を寄せる形になっていて、ぎゅぅ、と隼鷹艦の腕に両腕を絡める形)   (2014/3/4 00:31:42)

隼鷹だから謝るのよそーよ。(苦笑のまま、肩を竦める。…笑っていても、不安なんだろう。腕に絡められた両腕は好きにさせたまま、医務室を出て、廊下を歩く。…向かう行く先は、天龍と龍田の部屋。…そういやあたしも、あんまりお邪魔した記憶が無い) …んー。ねぇ、あたしらって艦娘じゃん?(歩きがてら、ふと思い出したように。) んでさ、艦娘って「一人じゃない」じゃん。…「隼鷹」はあたしだけじゃないし、「龍田」や「天龍」も、何人も居る。…前世、ってあたしは呼んでるけど、艦として戦ってたあの頃はただの一隻だったのに、艦娘に生まれ変わってからは、あたしらは群れのようにたくさんいる。 ――例え沈んだって、そのうちまた建造されてくるしね。 …じゃあさ、あたしらの命ってなんなんだろう。(ぎし、ぎし。 未だ冬の夜、廊下はやはり少し肌寒い。連れ出すならどてらくらい持ってきてやっておくべきだったか、と思うがもう遅い。――少しだけ歩く速度を上げながら。) ………あたしはね、記憶だと思ってるんだ。 あたしが、あたしとして「隼鷹」になって、生きて、笑って、泣いた記憶。(ぎし、ぎし。廊下の床板が軋む音に合わせて、ゆっくりと話す。)   (2014/3/4 00:40:35)

龍田そうねー。だから私も、「記憶がない」とか言われた時に、もしかしたらもう一人この鎮守府に天龍型二番艦がいるんだと思ってたのだけれどー……(この隼鷹艦を始め、鎮守府の色んな人の話を聞く限りでは違うようだ。――相手にぴったりと寄り添ったまま、歩く速度を上げるなら、こちらも同じように歩行スピードを上げておく。なにせここではぐれてしまったら、完全に迷子になってしまうのだから)――記憶が、命かー……。じゃあ、もし、本当に私が記憶を失ってるってことは。……私は、歩く死体のようなものなのかしらー……。(歩きながらも俯いてしまい、大きく大きくため息をつく。実感が沸かないのが正直なトコロだけれど、隼鷹艦の話は割とメンタルにきてしまった)   (2014/3/4 00:49:17)

隼鷹どうだろ、探しゃ居るんだろうけどあたしはお前じゃない龍田には会った事ないなぁ。まぁ広い鎮守府だからねぇ。(ひひ、とかヘンな声で笑いながら龍田が不安にならない程度に歩調を緩める。…ちら、と振り返ると今の話が割りと刺さってしまった様で。ううん、と頭を掻き)…此処でちょっと話、変わるんだけどさ。人間の記憶喪失って原因が2つあって。1つは事故とかで頭打ったりして思い出せなくなるパターン。で、もう1つが精神的なショックとかから心を守るために、いやな記憶を自分で忘れちゃうってパターン。――まぁあたしら艦娘だし、そもそも龍田がどうだったかは知らないよ。でも、龍田は戦闘で大怪我したショックで記憶喪失になったのかもしれない。けど、もしかしたら自分で記憶を消しちゃうくらいショックな事があったのかもしれない。――ここでさっきの話に戻るけど、あたしは、記憶ってあたしらの命だと思ってる。 …だからね、もしかしたら、龍田だって忘れたかった訳じゃないのに、そうしなきゃならないくらい追い詰められるような、何かがあったのかもしれない。(つらつらと、お話してる間に何時の間にか、ドアの前。…此処を開けば、二人の部屋だ。)   (2014/3/4 01:05:24)

隼鷹 ――前にね、誰かが言ってたらしい。「愛ってのはいきなり生まれるもんじゃなくて、少しずつ積み重なって、出来上がってくもの」…だっけな。 だから、天龍からしたらショックだと思うよ。 「天龍型軽巡洋艦」じゃなくて、「天龍と龍田」っていう姉妹を積み重ねてきたのに、それが無くなっちゃったらさ。それはお前が轟沈したのと何にも変わらないじゃん。 ――でもねぇ、もしかしたら、お前にも、それでも尚、忘れなきゃならないくらいの何かが、あったのかもしれない。 ―――だからね、あたしはお前を責めないよ。 忘れちまったもんは仕方ないんだし。この先、思い出さないって決まった訳でもないし。 …ちょっと、疲れちゃっただけかもしれないじゃん?(へらへらと笑って、ドアノブに手を掛ける。) ――まあ、だからさ。 …この、お前と天龍がずっと過ごしてた部屋で、ゆっくり休んでみたら? …もしかしたら一晩寝たらひょっこり記憶が戻るかもしれないし、…まあ戻らないかもしれないけど。 病室でごろごろしてるより、よっぽど良いだろぉ?(―――そのまま、押し開く。 ぎぃぃー。)   (2014/3/4 01:05:33)

龍田難しいわー…。――ううん、言ってる言葉の意味は理解できるんだけど、やっぱり全然実感が沸かないのよー。天龍型一番艦に親しみを覚えるのは、やっぱりかつて私が船の形をしてた頃の名残だろうし。思い出と言っても、やっぱりその頃のことしか残っていないし。……愛って、何の事なのかしらー。いくら姉妹艦と言っても、姉妹なわけだしー。親しみ以上の感情が湧くものなのかしら……(考えれば考えるほど、頭の中がぐるぐるするばかり。隼鷹艦の放してくれることが嘘だとは思わないけれど、我が身のこととは思えないことも多くて。ちょっとくらくらしてしまいそう、足元がふらつく)っとと……。ここが、私の部屋……?(促されるままに、部屋の中に入ってみる。色々なものがそれなりに整って置かれているし、「たつた」と名前の書かれた品も置かれてある。確かに、ここには少なくとも『天龍型二番艦龍田』が生活していたらしい)なんだか、おかしな気分ねー……(どれが誰のものかはわからないので、とりあえずは「たつた」と書かれてあるものだけを見聞していく。――大半が天龍に関係しているものである。ちょっと寒気がした)私って……シスコンだったのかしらー。   (2014/3/4 01:14:25)

隼鷹そうだね、難しい――っていうか、うん。そりゃあ実感沸かないだろう。だってお前からしたら「忘れてる」んじゃなくて「知らない」も同然だもん。――んー、この場合は、姉妹愛って言い換えても良かったかなぁ。(部屋のドアを閉めながら、ふらつく龍田を支えつつ取り敢えず適当に座らせてやる。) まあ、「起きた」ばっかりのお前に、いきなりこんな色々言っても戸惑うばっかりだよねぇ。ごめんごめん☆(へらへら笑いながら手をぱたり、ぱたり。――色濃く生活感の残る、…というか生活している筈の部屋だ。 …ひとつひとつ、龍田が部屋のものを拾い上げては検分するたび、顔色が悪くなっていくのが目に見える。…おおう。) ――まあ、そうだねぇ。 かなりシスコンだったと思うよぉ? ――って言っても、何度も言うけどあたしら、艦娘だ。 …さっき、デートの話した時、お前普通に受け入れてたじゃん? …女同士は違和感無いのに、同型艦だとおかしいの?(なんでよ、とかくりと首を傾げ。)   (2014/3/4 01:22:26)

龍田そりゃあ、隼鷹さんと、天龍型じゃあ違うでしょう? 私達はそもそも女型しかいないはずだから、同性同士の恋愛なんて珍しいとは思わないけれどー……言わば、私と天龍型は家族同士じゃないー。他人に対してと、家族に対してじゃ、そもそも愛の形が違うんじゃないかしらー(なんてモラルの塊っぽい発言してるけれど、「たつた」と名前の書かれたノートの中身にあるのは『今日の天龍ちゃん』から始まる、ビッシリ書かれた天龍観察日記。これもはや好きとか愛とか以前に、ストーカーなのではなかろうか)……天龍型は、これを受けてどう思ってたのかしら。よく、同じ部屋に住もうなんて思えるのかしらー……。――隼鷹さんから見て、その……前の私は、どういう感じだったのかなー?   (2014/3/4 01:27:35)

隼鷹――そう? 別に提督とか、少ないけど男性だって居る環境だよ? それに家族なんて言ったって、結局の所、あたしらは「軍艦」な訳だし。 ――まあ、その辺は人それぞれ、…艦それぞれ?だからね。龍田が「姉妹艦同士は、無い」って言うなら、お前にとっては無しなんだろうねぇ。(こっちはこっちで、立ったまま部屋をのんびりと、…あまり不躾にならない程度に見渡しながら、軽く頷いておく。) ……さぁ、天龍がお前の事をどう思ってたかなんてあたしには判らないなぁ。あたし天龍じゃないし。 ……でも、まあ、…羨ましいくらい、仲良かったよ。(――妬ける程。…何時か、大浴場で見せた、彼女の笑顔。…はは、と小さく漏れた笑いは、薄ら寒い。) ―――んー。 …前のお前はね、なんだろ。よくわかんない奴だったな。何考えてんだかいまいち解かんなくて、ちょっと怖くて。 ―――でも、意味合いはどうあれ、天龍が好きだったのは間違いなかったんじゃないかなぁ。…天龍も、お前が好きだったろうしね。 ――お前はどん引きしてるけど、まあ、………いい姉妹だったよ。   (2014/3/4 01:38:53)

龍田こ、怖かったのね、私……。何か映像媒体ででも残っていれば、わかりやすいんだけれども……。(なんだかあんまりイイ感じがしない。――けど)……そうねー。天龍型のことが大好きだった、っていうのは。ものすごーく伝わってくるわねー……(寧ろこの部屋には、「天龍型への好意」以外を示してくれるモノが殆ど存在しない。今の自分にとっては少し信じられないことなのだけれど、きっと隼鷹艦の言ってることは嘘じゃない)……相手はともかく。一人に対して一途だったっていうのは、とても素敵なことよねー……。機会があれば、一度天龍型ともお話ししてみたいわー(ぱたん、と『今日の天龍ちゃん』が書かれていたノートを閉じて、元の場所に置いておいた)私……これから、どうすればいいんだと思うー?(不安を隠せない、暗い表情。それを隼鷹艦に向けながら、ぽつりと呟いた)   (2014/3/4 01:52:17)

隼鷹ちょっとだけね。…うーん、ファッションショーが実現してれば、残ってたかもしれないけど。…ん、そりゃもう。割って入るのが大変なくらい。――うん、そうだねぇ。とても…素敵な事だ。まあ、あいつも遠征で忙しいみたいだけど、同室な以上一生会わないって訳にも行かないだろうし。(話でもしてみたら、と無責任に笑う。) ――ん? ……さぁ、それあたしに聞かれても困っちゃうよぉ。天龍と話してみるなり、一人で考えてみるなり――前の自分を取り戻したいって思うなら、思い出す努力をすればいい。新しい自分として生きたいと思ったら、そのまま新しく生きればいい。――まあ、それでも以前のお前が居なかった事になる訳じゃあないから、せめて前の自分の事は嫌わないでやって欲しいかなぁ。(だってそんなの、「龍田」が可哀想だもん。 ひっひっひ、とかまた妙な笑い方をしながら、くるり、と回れ右。) ――じゃ、明日も早いんで、あたしはそろそろ失礼するけどさ。 ……色々言っちゃって、混乱させて、ごめんな。結局のとこお前の人生なんだもん。お前の好きにしたら、いーと思うよぉ?(ま、考えが落ち着いたら酒でものもーよ、とにやついたまま手を振って。)   (2014/3/4 02:08:06)

龍田う、うんー……。そうよねー……(これらの品々がかつての自分のものならば、嫌わないのがベストだろう。だって万が一、元の自分とやらに戻る時が来たとき、自己嫌悪に陥ってしまうだろうから。――なんて、やっぱり知識や言葉としては理解できても、実感には足らない。なんだか自分が情けなくなってしまって、頭をがりがり掻いてしまい)――あぁ。ありがとう、隼鷹さん。迷惑、かけちゃったわねー……(回れ右する彼女を、部屋の玄関先までちゃんとお見送りしてあげる。別れる際には、丁重に丁重に頭を深く下げた)私が決める事、かー……。――あーあ、なんでこんなことになっちゃったんだろうねー……(素直に『新しく着任した』と思えていた僅かな期間が、とても幸せな過去のように思える。それでも、知ってしまった以上は気にしないのも難しい。そんな狭間で葛藤を覚えながら、その場に座り込んでしまった)   (2014/3/4 02:13:42)

隼鷹あー……うん、色々言いすぎたかな。 そんな掻くなよ、傷んなっちゃうよ?(ああほら、と座り込んだ龍田の頭、掻いたとこをよーしよーしとか撫でくりつつ。) 難しく考え過ぎても、煮詰まってヘンな方向に爆発しちゃうだけだからさぁ。ソースはあたし。 まぁ、あたしもあたしで、好きでやってるだけだからね。 ――ここまで好き勝手言ったあたしが言う台詞じゃないけど、…お礼もお詫びもいーから。 思い出しても思い出さなくてもいーから、 まあ、さっさと元気んなれよ、ってさぁ。(撫でり。撫でり。わしゃわしゃわしゃ。ひゃっはー。) ―――みんな疲れてんだよ。 だからつい間違っちゃうんだ。 だからまぁ、間違ったら、一度撤退して、入渠して、それからもっかい出撃すればいーんじゃん?(ぽん、ぽん。 ――帰ろう、帰ればまた来れる、の精神さぁ。)   (2014/3/4 02:22:20)

龍田ん……(頭を撫でられ、ちょっとだけ顔を上げた。なんか慰められてばかりで情けないなぁ、なんて、小さく自嘲の笑みが浮かんでしまう)うん、ありがとう。……私も、もう休んでおくねー(そして、部屋を振り返る。どうやら自分のお部屋らしい、その場所。天龍型と合い部屋らしいこの場所。布団は二つあって、多分、あっちの『天龍LOVE』と大きく刺繍された方が自身の布団なのだろう)……おやすみなさい、隼鷹さん(にこり、と笑顔を向けてから。部屋の中へと、戻っていった)   (2014/3/4 02:25:35)

おしらせ龍田さんが退室しました。  (2014/3/4 02:25:38)

隼鷹はいはい、お疲れぇ。 ――さ、あたしも寝るかねぇ。(ドアが閉まり、静寂に戻った廊下。…他人の体温も声も失くなって、薄暗い廊下はいっそうと寒気を感じさせる。 …ううん、本当どてら着てくればよかった。) ――ひとっ風呂でも浴びて、温まってから寝るかな。 ……んん。(ぶるり、と震える背筋を丸め、自分の肩を抱くようにして擦りながら。) ――下駄ぁを鳴らしてぇ、奴がぁ来るぅ。 腰に手ぬぐいぶらさぁげてぇ~っとくらぁ。   (2014/3/4 02:29:51)

おしらせ隼鷹さんが退室しました。  (2014/3/4 02:30:02)

おしらせ提督3さんが入室しました♪  (2014/3/5 20:24:33)

提督3(鎮守府内、司令室前。特に何が置かれている訳でもなく、廊下側に直角に飛び出た板に「司令室」と書かれている事で漸く把握出来る程度の場所。立て付けの金具が少し歪んでいるようにも見える扉には一枚の張り紙――――『御用の方は多目的室へ。』と書かれている。そして、場所は変わり多目的室。其処は普段倉庫のように使われたりと本来の目的で使用されていない事の多い部屋なのだが、現在は何一つ置かれておらずだだっ広い空間だけが残っている。そんな室内に響き渡るは風切音と、微かな吐息。それと床と何かが擦れ、きゅっきゅと高い音。其処には軍装ではなく、剣道着と袴を身に纏い素振りに徹する男の姿。)――――ふぅ。(その吐息と共に動きは止まり、同時にその場は静寂に包まれ。)   (2014/3/5 20:33:30)

提督3(この男にとってはなんて事の無い、基礎修練の一つ。普段であれば軍刀を身に着ける事などないが、有事に備えて一応司令室にも置いてはあるのだ。尤もそれを振るう機会などありはしないし、出来る事ならば振るうような事にはなって欲しくもないものだが。腕で汗を拭いつつ、何も敷かれていない冷たい板間へと静かに腰を下ろすと再び大きく吐息を吐いて。)…………なんつーか、相手がいないってのも困りモノだな。天龍とかなら剣持ってるし相手になりそうなんだが。(もしくは槍を手にした龍田辺りか。しかしその両者とも見掛けることなく来てしまったがために、出来る事など素振りなどの基本的な事ばかり。そもそも艦娘たちは砲による攻撃がメインである以上はこういう近接戦について興味が湧かないのも必然ではあるのだろうが。)   (2014/3/5 20:40:53)

提督3…………天龍に、龍田か。(ふと思い出すこの二人。同時に思い出すのは姉妹艦であるからこそというのが最大の理由であろう。が、その二人の名を思い出すと同時に込み上げて来るもやもやとした感情。その理由は自身でも分かり切っている。)……バカだよな、俺も。ああ、確かにロマンかもしれない。(自分が考えている事、それはあまりにも無謀な事。もっと言えば、自身の我儘を押し通そうとしているようなモノ。自身でも子供みたいだと毒づきたくなってしまう。しかし、その気持ちの矛先は何処へも向かわせる事がいられず、こんな素振りなんかで頭を冷やそうだなんていう算段だった。)   (2014/3/5 20:55:42)

提督3ああ、らしくねえ。うじうじしてるんじゃねえよ俺。(汗の残る頭を両手でかきむしって。しかし、少し時間が経つと諦めたように溜息を吐く。自身の態度へのイラつきを感じながらも身体を起こし、首を回し。床に寝かせたままの竹刀を手に取ると、肩に担ぐようにして。)……時間、取らねえとな。って、その前に龍田はまだ医務室だったか?それとも部屋だったか?(どうやらまたも医務室へと立ち寄る用事が出来てしまったらしい。正直、医務室は消毒アルコールの匂いだとか鼻を突く度に考えなくていい事まで考えてしまうので苦手だったり。出来る事なら彼女らの私室にいてくれる事を願いながら多目的室を去り行く。)   (2014/3/5 21:12:37)

おしらせ提督3さんが退室しました。  (2014/3/5 21:12:41)

おしらせ龍田さんが入室しました♪  (2014/3/6 02:13:44)

龍田(艦隊が遠征から帰還しました)はーい。皆、お疲れさまぁー(共に出撃していた駆逐艦の子達に労いの言葉をかけてあげて、頭を撫でてあげて、抱きしめてあげる。それに対する反応もそれぞれで、照れていたり、ドヤ顔で笑ってたり。とても微笑ましくて、可愛らしい)それじゃあ、私は提督のところに報告に行ってくるからぁー。もう時間も遅いんだし、ちゃんとお布団に入って休むのよー? ――あら?(しかし、そこで一人のお腹がきゅるると鳴いた)――うふふ。そうね、それじゃあ寝る前に皆で軽くお食事でもしましょうか? 皆、先に食堂で待っててもらえるかなー?(「はーい」のよい返事を背中で聞きながら、提督の執務室へと歩を進める。……鎮守府内の構造も覚えたし、だいぶ周りの人達とも馴染めてきた。特に駆逐艦の子たちはよく懐いてくれるし、悪い気もしない。「怖くなくなった」とも言われたし、どれだけ以前の自分は恐ろしい存在だったんだろう……)   (2014/3/6 02:24:51)

龍田提督、入るわよー?(ノックしてから扉を開いてみたが、誰もいなかった。まぁこの時間だし、ここでデスクワークをやっているのでなければ眠っているのだろう)それは良いんだけどー……もう。ちゃんと片付けないと、ダメじゃないー(忙しいから仕方ないのかも知れないが、脱ぎっぱなしの服が部屋の角に丸めて置かれてあるし、本棚はぐしゃぐしゃだし、執務机の上も酷い有様だ。このままでは報告書を置く隙間もありはしない)はぁー。仕方ないわねー(よし、と気合いを入れてから、テキパキとお部屋の掃除を開始した。掃除と言っても、ズレてるものを正して、本をキッチリ並べて、洗濯物を持ち出すだけだ。最後に遠征の報告書を机上に置いて、ミッションコンプリート)   (2014/3/6 02:31:25)

龍田うふふ、これでちょっとは見られるようになったかしらー。今度掃除でもしてあげようかなー(しかし今は、駆逐艦の子達が食堂で待ってるから、そちらが優先だ。提督の洗濯物を担いでランドリーへと向かい、放り込んでスイッチを押しておく。寝る前に乾燥機の中に放り込んで、朝起きたらアイロンがけするとしよう。ちょっと手間ではあるものの、艦むすめなんだから提督に貢献するのを最優先にするのは当然のことだ。――と、前に別の子に言ったらすっごい変な顔された。なんでだろう)   (2014/3/6 02:31:34)

龍田(食堂に向かうと、駆逐艦の子達が待っていてくれた。手を振ってくれたので、こちらも笑顔で手を振り返しておく)はいはい、遅れてごめんねー? 提督のお部屋があまりに汚かったものだから、ついねー。――あ、ほらみんな、帰ってきてちゃんと手洗いうがいはしたのかなー? 艦むすめも風邪にかかっちゃうみたいだし、ほらほら、行ってくる行ってくる。――「えー」じゃないわよー。もう、そしたら私も一緒に行ってあげるからー(渋々な表情の駆逐艦の子達の背中を押して、お手洗い場へ。自分でも言ったとおり手を洗い、うがいをして、ついでに顔も洗ってさっぱりしておいた)あぁほら、お顔に石鹸が飛び散っちゃってるじゃない。動かないでねー?(駆逐艦の小さい背丈に合わせるように膝を屈めて、タオルで丁寧に拭き拭きと)――ふふ、これで大丈夫よー。さ、何か美味しいものでも食べましょうかー。   (2014/3/6 02:35:55)

龍田(もう寝る前だからガッツリとしたものは食べられない。軽食と、スイーツを注文しておく。――程なく運ばれてきたそれらに、駆逐艦の子達はぱくぱくむしゃむしゃと齧りついていた。行儀の悪さを指摘しようかとも思ったけれど、そのあまりにも幸せそうな顔に、つい口出しが出来なくなる)ふふ。頬にクリームついちゃってるわよー?(頬杖をついて彼女達の横顔を観察しながら、ナプキンでクリームを拭ってあげる。微笑ましく、見ているだけでこちらも幸せになってしまうみたい)――はい、お粗末様でしたー。……あら?(ふと、駆逐艦の一人が机の上を枕にして寝息を立ててしまっている。よほど疲れていたんだろう)――ふぅ、仕方ないわねぇ。この子と食器の後片付けは私がやっておくから、皆もう先に休んでていいわよー。……ん、それじゃあね。おやすみなさいー(その場で眠り始めた一人を除き、駆逐艦の子達は部屋へと戻っていった)   (2014/3/6 02:40:44)

龍田(腕枕で眠っている駆逐艦の背中に上着を掛けておいて、食器を後片付け。それも程なく終わって、あとは自分達二人だけが残った)さて、と。……ほぉら、お部屋戻るわよー?(駆逐艦の体を軽く揺すると、彼女はふらふらとしながらも身を起こした。しかしすぐにこちらの体を預けてきて、ぎゅぅ、としがみついてくる。そして寝息を立て始めた――こうなると動きづらい)……はぁ、仕方ないわねぇー……(仕方なく椅子に座り直し、その小さな体を抱きしめてあげた)よし、よし……。良い子良い子、今日も頑張ったねぇー(駆逐艦の頭をこちらの胸元に掻き抱き、ぽん、ぽん、とゆっくりとしたテンポで背中を撫でる。その髪の毛に鼻先を埋めると、磯の香りがした)うふふ、かーわいい。――私も、ちゃんとここでやっていけそうねぇー。安心したわー。   (2014/3/6 02:46:47)

2014年03月02日 17時42分 ~ 2014年03月06日 02時46分 の過去ログ
艦これ ~密室編~
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