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「描写好きさんの避難所。」の過去ログ

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2014年05月27日 15時18分 ~ 2015年03月28日 00時24分 の過去ログ
過去ログでは上から下の方向に発言を表示しています

兼澄(この時代、良家の姫は家の奥深くに引きこもっている。家族以外の男では、姿を見せることはおろか、御簾越しの対面をすることすら難しい。)声…、ねぇ。(これを、無垢故の反応ととるか、密かな夜の誘いととるか。ここは読み違えると大変なところである。手遊びに、文の結ばれていた花を指先でつつきながら、歌の返事を思案する)   (2014/5/27 15:18:43)

兼澄 天然か、それとも策士か…(一筋縄ではいかぬ姫君に、いつしか夢中になっていた。最初は単なる興味本位。浮いた噂の一つもない、少々変わり者との噂もある姫君に、きまぐれに歌を送ったのがすべての始まり。初めは四季の移り変わり、その折々に触れ歌などを送る程度であったが、最近では毎日歌を送るようになっている)   (2014/5/27 15:19:25)

兼澄どちらにしても、色よい返事であることには、かわりあるまい…(山茶花を、竹の一輪挿しへとそっと挿し込む。文机の上に、銀箔を漉き込んだ御料紙。そこへつらつらと筆を滑らせ、真っ白な梅の枝へと結びつけた)   (2014/5/27 15:19:59)

兼澄『あないみじ−−−、』なんとみじめなことだろう。 歌と言わず、声と言わず、この身、この心の全てを、あなたに捧げているというのに。   (2014/5/27 15:20:32)

兼澄『誰かに問わぬ----。』誰に聞けばよいのだろうか。この消えることのない私の想いを、あなたに伝える術を。   (2014/5/27 15:20:59)

兼澄(あなたとて、私の心をちっともお知りにならない。そう告げる文は、少し弱気に映るであろうか。しかし、文をお使いの童に預ける男の顔は、余裕の笑み。)私とて、散々にじらされたというもの。姫君にも多少は焦れていただかねば…の。(扇を口元に当て、くすくすと笑うその様は、悪い男のそれである)この歌の意味を、本当に知るのはいつのことでしょうね…?   (2014/5/27 15:21:35)

兼澄(まだ、見たこともない。声はおろか、姿すらわからない。返された歌も数えるほど。どんな女性なのかも、想像するしかないというのに…。)それでも、姫よ。私はそなたを望む(口元に当てていた扇を、パタンと閉じて、お付きの従者を呼び寄せる。静かな部屋の内に、するりと現れるのは頼もしい腹心の従者)   (2014/5/27 15:22:04)

兼澄…陰陽師に、吉日を占わせよ。三日障りのない日取りで、めでたき日を選べ、と。あと、かの姫君のご実家へ先触れを。正式に申し込みを行う。父上、母上にもそのように伝えおけ。(まるで、鷹狩の準備を言いつけるかのように、さらりと告げる。姫を、名実ともにその腕の内に得るために…)   (2014/5/27 15:22:43)

兼澄姫よ、お待ちあれ。すぐに、その耳元にこの声を届けましょう。(そして、男は楽しげに嗤う。視界の端には、姫から届けられた山茶花の花。花は散り、その残り香だけを残して消えてしまう。淡い恋が、思い出だけを残して散ってしまうように…)   (2014/5/27 15:23:14)

兼澄……私は姫の声だけ、などと可愛らしいことはいいませぬよ。その身全てを……我が物に。(思い出だけで、終わらせてはやらぬ。そう独りごちると、そのための一歩を踏み出した。無人の房に残されたのは、赤い花をつける一輪の山茶花。その山茶花の甘い香りと、部屋の主の白梅の香がまざり合う。それは、姫の未来を暗示するようで…。彼女が望もうが、望むまいが、もう男を止める術はない……)姫。その身は必ず我が腕へ…。   (2014/5/27 15:23:55)

兼澄【火遊びなどでは、終わらして差し上げませぬよ?(笑)と、いったところで、今回はこんなところで。なんか、まとめきらずに、だらだらとなってしまい、申し訳ないです。お部屋ありがとうございました。では、雑談へ   (2014/5/27 15:30:28)

おしらせ兼澄さんが退室しました。  (2014/5/27 15:30:38)

おしらせ雫月さんが入室しました♪  (2014/6/5 20:09:28)

雫月ざぁ…っ-…。心地良い風が、桜の花弁と共に僕と彼の横を吹き抜けて行く。「綺麗だね…。」呟いた声は風に乗って何処かへと飛んで行った。今まで僕は、桜が綺麗だなんて思った事は一度もなかった。そう、彼と一緒にいる時だけ。彼だけが唯一、僕が存在する灰色の世界に色をつける事が出来る。「どうしたんですか…?眠い…?それとも…ちょっと、ボケてます…?歳、ですかねぇ…。」失礼極まりない事を言った仕返しに、軽く彼の鳩尾を殴る。「…痛っ!!…まったく…。そんなだからモテないんですよ…。」彼はぶつぶつと文句を言うが、僕は聞かなかった事にする。「ちーがーうー…眠いだけだよ。」僕がそう返すと、「…そうですか。確かに此処は、気持ち良いですからね。昼寝するには最適の場所です。」と言って、気持ち良さそうに目を細めた。   (2014/6/5 20:12:45)

雫月暖かな春の陽気に包まれた昼下がり。学校の裏庭にある大きな桜の木の下に二人並んで寝転び、彼の心地良い声を隣で聞いていると、本当に眠くなって来る。「んぅー…ふわぁ…。」僕が大きく伸びをしながら欠伸をすると、宙を舞う桜を眺めていた彼は僕に視線を移し、優しくふわりと微笑むと、眠気を誘う様に僕の頭をゆっくりと撫でる。「…綺麗ですね…。」ぽつり、と桜に視線を戻した彼が呟く。だけど、その時に僕が思っていた事は、それとは全然違う事で-…。「-…。」「…ぇ?何か言いましたか…?」彼が僕に尋ねる。「…んーん。別に…なんでもないよー。桜…綺麗だなって。」-…だから、ねぇ…、いつまでも、どうか、このままで。   (2014/6/5 20:15:07)

雫月【パソコンからお目汚し失礼致しました。初ロルひぃいぃい。】   (2014/6/5 20:15:53)

おしらせ雫月さんが退室しました。  (2014/6/5 20:15:56)

おしらせ遊良木 蛍さんが入室しました♪  (2014/6/12 09:10:55)

遊良木 蛍【今更なのだけれども、やってみたかったのでお返し(?)ソロルをばー。】   (2014/6/12 09:11:34)

遊良木 蛍(言われるままに目を閉じてしばらく。ようやっと動いた気配は、その両の手でこちらの手を取った。そしてまた、数秒。)――もういい?(目を瞑り、視界を閉じれば、訪れるのは簡易的な夜。夜は寝るもの。大体昼だろうと、食べた後とかは眠たい訳で、要は今、とても眠たい。目を閉じろと言われて素直に閉じたはいいものの、速攻で睡魔に見つかって襲われている現状を、さてどうするべきか。そんな気持ちでの問いかけに、答えが返ることはなく、代わりについと、手を引かれた。)―――……、…?(ふわりと、柔らかいものが手のひらを撫でていく感触は一瞬のこと。そして弾くように離れる気配に目を開ければ、してやったりの笑顔。)…どきどき?(問いかけが耳に届いたかは知らないが、少女の表情が一転して狼狽えるような、誤魔化すような色を持ち始めるのを見れば、此方の反応はお気に召さなかったのかもしれない。物言いたげな視線は若干責めるそれ。次いで、繰り返された質問に、ふむ、と首を捻る。成程、今日は―)…キスの日、だっけ?   (2014/6/12 09:11:51)

遊良木 蛍(そう云えば、教室で女子が騒いでいた気がする。部位によって意味が変わるとか何とか。恒例行事や慣習を、悉くお祭り扱いする少女だ。彼女にしては珍しい部類の行為も、つまりそういうことなのだろう。小さな指が抑える口元をしげしげと眺めつつ、身を屈めたのは応えるため。目を瞑らせるのを忘れたなと思ったのは、既にその鼻の頭に自分の唇を触れさせてからだった。)(狂気などとは聞こえが悪い。――鼻梁へのキスは、愛玩のキス)   (2014/6/12 09:15:30)

遊良木 蛍【女の子でも何かやってみたかったけど、さすがに時期が時期なので、今回はこの子のみー。それでは、お邪魔しました。】   (2014/6/12 09:16:36)

おしらせ遊良木 蛍さんが退室しました。  (2014/6/12 09:16:40)

おしらせねねこさんが入室しました♪  (2014/6/25 23:38:02)

ねねこ(ここはよくひがあたるけれど きょうは、ちょっとあついくらいね おにわのさきで、ごろん、ごろん、って、ひとりでころがってあそんでねむってまためがさめてしまったけれど そろそろおみずがのみたいわ つめたいおみずがのみたいわ)     ――――  ――――  (こえが、うまくでないわね にゃあ、ってうまくなけないわ このすがたはやっぱりすこしふべんよね にゃあってなかないとあのにんげんはでてきてくれないだもの うでとか、あしとか、からだについたおにわのつちを、ぽん、ぽん、はらって わたしはおへやにもどってみるの こうしてきれいにしておかないと あのにんげんってばうるさいんだものね)   (2014/6/25 23:41:41)

ねねこ(おにわから おへやのなかへ よいしょ、っとあしをあげてわたしはおへやにあがっていくの やっぱりにんげんってべんりよね かるがるとおへやにあがれるなんてすてきだわ からだがこんなにもおおきいからかくれるのにはちょっとべんりじゃないけれど  あのにんげんはどこにいるのかしら)    ?? ――――  ――――  (いないわね あっちにもいない こっちにもいない わたしのはなにもあのにんげんのにおいがさっぱりかぎとれないものね  そういえばわたしはおみずがのみたいんだったわ つめたいおみずはどこかしら まえあしのゆびがながいのもいいわ このどあだってかんたんにあけられるようになったんだもの うふふふ)   (2014/6/25 23:45:37)

ねねこ(がちゃり どあをあけてもにんげんはいないわね しってたわよ わたしのはなにあいつのにおいがとどいてこないんだもの ぺたり、ぺたり、へんなあしおとをたてながらもっとむこうのおへやまでいってみようかしら)    ――――  ??  ――――  ――――――――  (あったわ このおっきいはこ このなかね このなかよね ういんういんってちいさくないてるこのおっきいはこのなかの このとびらをあけるんだったかしら  とどかないじゃない  にんげんのからだもいがいとたいしたことないじゃない)  (にゃあ、ってないてもあいつはこない わたしがおみずをのめないじゃない)   (2014/6/25 23:51:22)

ねねこ(あのとってをひっぱればいいのに とどかないじゃない ひっぱればあくのに とどかないじゃない がり、がり、ながいゆびをのばして ひっかいて やっぱりとどかないわね ねえ? おまえ? ういんういんないてないでとびらをあけなさいよ このままわたしはぺたんとすわって、じーっとまってみてあげるけど あかないわね いいわよ、もう あいつがくるまでねむっちゃおう)   (2014/6/25 23:54:39)

おしらせねねこさんが退室しました。  (2014/6/25 23:54:42)

おしらせ輝夜さんが入室しました♪  (2014/7/7 23:57:53)

輝夜【ひょこん。】   (2014/7/7 23:58:07)

輝夜【ギリギリ一人分だけ(はふん)】   (2014/7/7 23:58:23)

輝夜(何時も行くスーパーの入り口に、でかでかと立てられていたのは笹竹。青々とまだ茂る其れに色とりどりの短冊が揺れ、星であったり、紙の鎖であったり。其れがつるされ、店内に人が入るたび、或いは空調の風に煽られてか、時折さらさらと音を立てて揺れる。)主、主!!知っておるか!あの短冊にの、願いを書いてつるすと叶うらしいぞぇ!!(偶々買いものに来ていたのが運のつきだろうか。彼の袖口を引っ張って其の儘つかつかと笹竹に歩み寄る。其の傍らには来店客が短冊に願い事を書けるようにと、色とりどりの短冊が備え付けられていて。)よし、妾も書くぞぇ!……何じゃ、筆はないのかぇ、不便じゃのぅ……。(そういいつつ、備え付けのペンをとると、薄紅の短冊にさらさらと、流れるような達筆な文字を認める。『杏仁豆腐と月餅と食べた事のない美味なる物を食えますように』という願い事。其れを願い事と云って良いのかは知れないが。)   (2014/7/7 23:58:48)

輝夜主!主の分も妾が書いてやろう!!!(そう云い放ってもう一枚、青色の短冊を手に取るとさらさら、と認めたのは。『永劫、輝夜様の従順な主になれますように。』と一言。勿論本人の希望は聞いていない。)さぁ、主、此れをつるしてくりゃれ!!(差し出された其れに主たる彼は一体どんな顔をするのか。其れは勿論彼女の知るところではないが。)何じゃ、ずっと、妾の傍に居らぬと云うのかぇ?(彼を見上げてつん、と、引いたのは彼の手。指を絡めきゅぅ、と少しだけ其れを強めて……。)   (2014/7/8 00:00:39)

輝夜【という毎回の事ながら、主様の意向は無視したそろるでゴメンナサイ!!!】   (2014/7/8 00:01:10)

輝夜【では!】   (2014/7/8 00:01:16)

おしらせ輝夜さんが退室しました。  (2014/7/8 00:01:20)

おしらせ夜路 蛍さんが入室しました♪  (2014/7/26 04:25:41)

夜路 蛍【今晩は。人を待ちます。】   (2014/7/26 04:25:52)

おしらせ汐 舞風さんが入室しました♪  (2014/7/26 04:26:34)

汐 舞風【よろしくお願いします。】   (2014/7/26 04:28:17)

夜路 蛍【此方こそ、宜しくお願いします。NGは確認してまいりました。此方も同じようなものです。此方としては逆襲されるのが希望ですが、他になにか希望はございますでしょうか。】   (2014/7/26 04:29:27)

汐 舞風【特にはないですが…時間的にあまり無いかもしれません^^;;】   (2014/7/26 04:30:13)

夜路 蛍【了解しました。では早速、私から。】   (2014/7/26 04:30:36)

汐 舞風【はい、お願いします。】   (2014/7/26 04:31:01)

夜路 蛍(ピン、ポーン♪ ――チャイムの音を鳴らして、向こうから出てくるのを待つことにする。テスト期間は部活もなくて、お互い早い時間に帰れる。そして家が隣という事で、テスト勉強として情報を共有しあうというのは、至極当然の帰結と言えよう。チャイムを鳴らして、家から舞風が出てくるのを待つ。ジュース買ってこいとか、言われたのでコンビニの手提げ袋を右手に、反対の肩には教科書とプリントの入った厚みのあるスクールバッグ。)……あんまり、待たせるなよなチクショウ…。(さて、出てくるのが待ち遠しいが…。)   (2014/7/26 04:34:35)

汐 舞風(ガチャリとドアを開けて顔を出す舞風は心なしかご機嫌が言いようで嬉しそうな表情を浮かべて)いらっしゃい、蛍。買ってきてくれた? (視線を蛍の手元に向け袋を見取ると、手早く手を伸ばしてスルっと袋を掏り取ってしまう。中を覗き込み買ってきたものをチェックすると)うん、さすが蛍は私の好みを分かってるね(と声を弾ませてから身体斜めにして家の中へ入るように体勢で示して)   (2014/7/26 04:41:04)

夜路 蛍よっ。――待ちくたびれたよホント。ジュース買ってこいなんて言い出すしさ。(ぶーぶー、と不満たらたらな表情を浮かべつつ開けてくれたドアの中へと入っていく。もう、何度お邪魔した事か。幼いころから、お互い行き来していたので、実質第二の家とも言って良いかもしれない。)お邪魔しまーす…。…あれ、おばさんいないんだ。(いつもなら出迎えてくれる筈の舞風のお母さん、おばさんが出てこないようだ。買い物にでも行っているのだろう。すたすたすた、と行き慣れた舞風の部屋へと向かい、無造作にドアノブを捻って、扉を開けた。)   (2014/7/26 04:45:01)

汐 舞風【すみません ><  ずっと背後で^^;;】   (2014/7/26 04:58:07)

夜路 蛍【どうかされましたか?】   (2014/7/26 04:58:30)

汐 舞風【家族が起きてきてバタバタしておりました^^; どうしましょ? 続けますか?】   (2014/7/26 04:58:55)

夜路 蛍【バタバタ騒がしいようでしたら、辞めておきますか?私はどちらでも構いません。うずらさんの都合に合わせます。】   (2014/7/26 04:59:27)

汐 舞風【一応、収まりましたので続けることは出来ますが…とりあえずレスしますね?】   (2014/7/26 05:00:27)

夜路 蛍【了解しました。】   (2014/7/26 05:00:44)

汐 舞風(蛍がさっさと入っていく背中を見送りつつリビングで小袋のお菓子とグラスをお盆に乗せてそれを持って自分の部屋へ向かう。開いていたドアを閉めつつ部屋の中に入ると部屋の真ん中で蛍が立ってる姿を見とめ)お母さんったらいきなり親戚の家に出掛けちゃったから、二人きりだよ。蛍、襲わないでね?(と悪戯っぽく笑って蛍に近づき見上げる。身長差が25㎝もあるとほぼ顔を真上に上げないといけなくて)   (2014/7/26 05:06:39)

夜路 蛍(舞風が来たので、腰を掛ける。これで見上げる負担も、見下ろす負担もなくなる。)へー…そう。おばさん出掛けちゃったんだ。そりゃ残念。(その後の手料理は美味しいのに、とも思ったが仕方がない。そして続く言葉には、ぶはっ!と咳き込んでから、真っ赤になった顔をふいと逸らすように)…だ、誰がッ…そんな、ことするかよ…っ!ほら、早く勉強しようぜ!(さっさと、鞄の中から教科書とノートを取り出して、筆記用具を机の上に散らして。)   (2014/7/26 05:10:58)

汐 舞風(腰を下ろす蛍を後追いするように視線を移して。吹き出す蛍を腕を組んで顎を上げ目を細めじっと見つめたまま)ふうん…そぉいう反応なんだ…(ぼそっと漏らして口を尖らせる。が、それも一瞬のことで蛍に見聞き出来たかは定かではないが部屋の中をスタスタと素早く移動して自分の教科書、ノートを同じ机の上の半分にどんっと置く。それが少し不機嫌そうに見えない事もなく、でも声は穏やかに)うん、勉強しよー。   (2014/7/26 05:17:27)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、夜路 蛍さんが自動退室しました。  (2014/7/26 05:31:08)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、夜路 蛍さんが自動退室しました。  (2014/7/26 05:31:08)

汐 舞風【もうこんな時間ですものね^^;  途中私の方で背後ありましたし…すみませんでした(ぺこり)】   (2014/7/26 05:31:28)

汐 舞風【有難うございました。どんな体勢なのか気になりますが…気付かれたらお布団の上でお休みくださいね^^】   (2014/7/26 05:32:45)

汐 舞風【それでは失礼します(礼)】   (2014/7/26 05:33:17)

おしらせ汐 舞風さんが退室しました。  (2014/7/26 05:33:23)

おしらせ夜路 蛍さんが入室しました♪  (2014/7/26 05:33:46)

夜路 蛍【す、すれ違い…ですかしら…?】   (2014/7/26 05:34:07)

夜路 蛍【戻って来られないでしょうか…。矢張り、申し訳ない事をしてしまった。】   (2014/7/26 05:35:30)

夜路 蛍【では、失礼します。】   (2014/7/26 05:36:10)

おしらせ夜路 蛍さんが退室しました。  (2014/7/26 05:36:14)

おしらせ汐 舞風さんが入室しました♪  (2014/7/26 05:57:30)

汐 舞風【あらら…すみませんでした。てっきり寝落ちだとばかり^^;;】   (2014/7/26 05:57:53)

汐 舞風【あ、私の事は気にしないでくださいね^^  楽しかったですし♪】   (2014/7/26 05:58:33)

汐 舞風【ちょっと…いやかなり文章は下手でしたけどね^^; ご勘弁下さいませ。それに付き合って頂けただけで十分ですので。】   (2014/7/26 06:01:14)

汐 舞風【お部屋有難うございました。失礼します。】   (2014/7/26 06:01:32)

おしらせ汐 舞風さんが退室しました。  (2014/7/26 06:01:35)

おしらせ鏡花さんが入室しました♪  (2014/8/8 00:46:44)

鏡花【ぶっちゃけノープランで、妹への風景としてのロルを   (2014/8/8 00:47:14)

鏡花残してあげようと思います。(しかも切れたし。)】   (2014/8/8 00:47:29)

鏡花(きっかけは、ゼミの合宿だった。――出掛ける直前まで、妹分を抱きしめる事で、全力でチャージする。流石に暑さからなのか、少しうざがられたけど、それは気にしない。だって妹大好きなんだもの。)―――までは、良いとして。(すとん、置いておきたい。いや、妹を蔑ろにしているわけじゃないんだ。)……どうして、こうなった…。(ゼミの合宿。今回の宿屋は海の見える山奥の旅館である。築数十年どころか、明治にまで遡るという由緒ある――悪く言えば、非常に古めかしい旅館だ。そして辺りには民家はなく、街頭すらもない。そして何よりも…コンビニが、ない。 ――一番、近いコンビニでさえもこの街灯も民家もない、道路すらもろくに整備されてない山道を降りた先の麓のコンビニしかないのだ。――では、何故そんなことを今? 肝試し代わりである。)……教授も、皆もひでーよなぁ…。(はぁ、と誰もいないので、溜息を隠すこともなく旅館の扉をからりと開ける。――決定方法は、じゃんけん。女の子はいないのかと問われれば、何か可哀想になってきたので連れて来なかった。あと…)   (2014/8/8 01:21:55)

鏡花…ここに、妹が居ればなぁ…。(はぁ、もう一度ため息をついてから、夜の闇へと身を落とす。お情け程度に頂いた懐中電灯が、唯一の光源である。パチリ、とスイッチを付けてからジャリ、ジャリ。と砂利道をサンダルが踏みしめる。まず、街灯の間隔が数百m程度なのだ。暗闇は空気を冷えさせて、夜は自然の世界になる。車も通らぬ獣道を、草木を揺らしながら歩く。雨露に濡れた草木が、僅かにシャツを、膚を濡らす。ふ ぅ ぅ … ―吹き抜ける風は静かに髪を撫でた。この先は海岸がある。この山奥からでも、既に潮の薫りが鼻につく。)………。(少し立ち止まり、空を見上げる。都会からは見えぬ星の瞬きは、判然と輝いており、星座の位置さえも見えるのではないかと思う。)…分かんない、けどね。(はは、と薄く笑いながら再び、歩を進めた)【うむ……何か打てない…。もう少し、練り直した方が良いのかもしれませぬ、な…。】   (2014/8/8 01:22:09)

鏡花【少し不完全燃焼を感じつつ今宵は一旦失礼します。】   (2014/8/8 01:22:27)

おしらせ鏡花さんが退室しました。  (2014/8/8 01:22:30)

おしらせ杜崎 天さんが入室しました♪  (2014/8/15 01:10:35)

杜崎 天【こそりっと。】   (2014/8/15 01:10:50)

杜崎 天(「メール…くれないの?」そう帰り道に告げられたのは、メルアドの交換をしてからしばらくしてのことだった。何度かやり取りはしたけれど、そのどれもが殆ど業務連絡に近い短いそれで。そも、彼女のデータが中に入っているというだけで、割と満足出来てしまう自分だったので気づけなかったが、女性というものは、やはりそれなりに密なやりとりを求めるものなのだろう。淡白そうに見えて、彼女は甘え上手でもあった。昔、じゃれあうように遊んでいた頃はわからなかったこと、少し前までは知る必要はないと思っていたことを、彼女は惜しげなく伝え、与えてくれる。だからこそ、返したいし、応えたい。)…って言ってもな…(「件名:夜分失礼します。本文:こんばんは。」……何か違う。激しく。そして間違っているのは判るが、どう直したらいいのかわからない。参考に、とクラスメイトとのやりとりを遡ってみても、「それでいい。」「わかった。」「じゃあ明日、その時間で」…まったく参考にならない。自室の机についてから、早数時間。課題とは違って、先の見えない案件に、椅子の背もたれに行儀悪く身体を預ける。)   (2014/8/15 01:16:52)

杜崎 天(溜息は、自嘲ゆえ。伝えたい気持ちなど、根を辿ればすべて同じだ。)…好きです、誰より。貴女が。(だから、メールひとつでこんなにも悩む。否、これは自分が不器用というか無精なせいなのかもしれないけれど。(と、窓の外に白い影。にゃあ、と鳴いたその主を、窓を開けて迎え入れる。)おかえり、ムツキ。散歩はどうだった?(白い猫は一度だけ、その柔らかい毛並みを擦りつけるように身を寄せた後、興味を失ったのかベッドの上で丸くなる。猫らし立ち振る舞いに苦笑して、何とはなしに携帯のカメラを起動した。一枚、また一枚。小さくもない電子音に、耳をぴくりと反応させる飼い猫は、彼の人の名前の響きを少し頂いている。そのせいか、この猫にもだいぶ甘くなってしまう。親の欲目もあるとはいえ、綺麗で、愛らしい、白い獣は、さて、彼の人のお気に召すだろうか。)   (2014/8/15 01:19:33)

杜崎 天 …猫、嫌いじゃなかった、よな…(記憶を隅から隅へと探っても、小さいころ猫と彼女がたわむれた光景は思い出せない。悩ましい所だが、よっぽど嫌いでない限り、写真くらいなら、問題ない筈。確かクラスメイトは、猫は苦手だが写真で見る分には可愛いとかなんとか、言っていたし。メールに添える文章は、やはり単調なものになってしまったけれど、味気無さは少し減っただろうか。「件名:夜分失礼します。本文:こんばんは。うちの猫が、さっき帰ってきました。すぐ寝てしまうところは、あなたに少し似ているかもしれません。」)…送信。(日が変わる、少し前。遅すぎるな、とも思うけれど、それでも一通。相手の好きなものがわからないから、自分の好きなものを、というのも安直だったか。どんな反応が返るのかはなかなかに想像しがたい。少しでも、笑んでくれれば。ふう、とついた息は、先より微かに、甘いものだった。)   (2014/8/15 01:20:50)

杜崎 天【この子はソロルにすると、下手するとお砂糖で中の人埋まるんじゃないかなってことを言い出すので、はい、自重大事。と思ったら長くなる罠ー。】   (2014/8/15 01:21:45)

おしらせ杜崎 天さんが退室しました。  (2014/8/15 01:21:59)

おしらせ相馬 夏穂さんが入室しました♪  (2014/8/27 00:14:59)

相馬 夏穂【こそりと便乗っ。リアルタイムは夏休み終了直前ですが、これは突入前のお話、ということで一つ。】   (2014/8/27 00:15:13)

相馬 夏穂 ……しつれーしまー具合悪いってきーたんだけどだいじょぶー? (がらぴっしゃーん、と豪快な音をたてて扉をあけた。ら、中に居た先生がすごい顔してこっちを見た。此処何処だと思ってんの、って顔だ。わかってます。保健室です。) …ええっと。ともだち、探してて。具合悪いって訊いたん、です、けど――… (すいません、と肩竦めて、入って。閉じる扉は、今度はゆっくり。…あらためて向けた問いに、保険医はやれやれと呆れながらカーテンのしまったベッドを示した。あー、やっぱり寝てるんだ、って納得。よしんば寝てても、今の轟音でたたき起こした気もしなくない、けど。) …ん、っと。じゃあ、これ、渡しといてください。起きたら。たぶん、見たらわかると思うから。   (2014/8/27 00:15:27)

相馬 夏穂(今さら感溢れまくる小声で、先生に差し出したのは女子高生の間でよく受け渡しされてるような、苺型に折り込まれた1枚のメモパット。プラス――) …これも。お見舞いって、…いいでしょ? 一個だし。先生にも、あげるから。 (ね、ね?って半ば強引に、押し付けたのはミニチュアヨーグルトみたいな、駄菓子のアレ。まるで山吹色のお菓子みたいに、ちょっと悪戯めいたワルイ顔でふたつ。先生のぶんと、眠り姫やってる友人の分と、無理くり受け取らせてしまえば、返品不可!って言うようにぱぱっと後退。距離とって、) よっし、…じゃあ、お願いしまぁす。よろしくねー? (先生は、もしかしたら怒りたかったのかもしれないけれど。逃げ足は得意なの。追って言葉が降ってくる前に、ひらひら、と気軽に手を振って保健室を後にした。)   (2014/8/27 00:16:02)

相馬 夏穂(残された先生が、果たしてそのお菓子まで「彼女」に渡してくれたかはわからないけれど。手紙は多分、まあ温情でその手元へ届けられるだろう。――ざっくりした口調の通り、手紙の文面もところどころ跳ねた景気の良い丸文字で。オレンジのカラーペンで記されていた。――――何故か、チャート形式で。)(『浴衣は好きですか?』)(『水着を持っていますか?』)(『出歩くなら夜と昼どっちが好きですか?』)(『綿菓子とかき氷どっちが好きですか?』)(…そんな問題たどっていくと、やがて2つのゴールどちらかにたどり着くのだろう―― 『A:夜祭』『B:プール』 …そんな手紙の最後には、太めのパープルのペンでひときわ大きく 『行 か な い ?』 ……普通に誘えと誰しもが言いそうな、無駄に本気だしたラブレターもとい、勧誘状。眠り姫の手にわたるのは、さてどれほど後のことだろうか。)   (2014/8/27 00:16:16)

相馬 夏穂【ふと、「彼女へ」を並べてみたくなって、なんて。 …つづけて綴るか迷ったのですが、長くなってしまったので一度これにて。ありがとうございました。】   (2014/8/27 00:17:00)

おしらせ相馬 夏穂さんが退室しました。  (2014/8/27 00:17:05)

おしらせ榊原颯人さんが入室しました♪  (2014/8/28 14:47:26)

榊原颯人【ソロルでもしながら少し練習を…】   (2014/8/28 14:48:15)

榊原颯人(男性にしては長い黒い髪を後ろでまとめていく、部屋の蛍光灯が彼の髪を照らすとわずかに青色が入っているのがわかる。黒曜石のような煌めく瞳を細め ソレを見つめる)フフフ…これから君をより綺麗にしてあげる。 さあ 無粋な物は僕がすべて採ってあげるよ (包丁を握り スズキの皮を引いていく) ほら、こんな光沢があって本当に綺麗だよ… 冷たくて 君は何て瑞々しいんだ (うっとりしながら、スズキに塩コショウを振りかける)今のままでも素敵だけれども このまま僕にきみを飾り付けさせてくれないかい?(相手が言葉を発することが出来ない事をいいことに男はスズキの肌に小麦粉を薄くつけていく。勿論 熱を伝えない様に 優しく 触れてしまってもフェザータッチっでほとんど相手に触れてしまわないようにする)焦らしてしまっているみたいでごめんね… 君はこのまま少し待っててくれるかい?僕は他の子も料理をしてあげないといけないんだ(さっきまでの優しさが嘘だったかのように、次の子に会うためにソレの目の前で手を洗う。石鹸まで使い さっきまで触られていた物の気持ちなど無視をして浮気宣言をする)   (2014/8/28 15:04:08)

榊原颯人今度は君も剥いてあげるから(先ほどまで別のものを触っていた手でジャガイモを掴む。そして、そのまま皮を剥いていき、芽の部分なども丁寧に取り除く。その際に スッと指を切ってしまったのか 朱い線が入り男の白い指を傷つける。一度そこを朱い唇に付けその部分を吸う。そして指を離すときに舌を舐めるように唇から指を離して行く。一度指を洗い 絆創膏をそこに付け 戻ってくると その瞳には暗い愉悦が灯っていた)君みたいな悪い子は 少し痛い思いをしないといけないね… (身動きが出来ない様に男の力強い指でジャガイモをまな板に押し付ける。そのまま、身動きが出来ないジャガイモに鋭利な刃物を近づけていき。「君がいけないんだからね?」と呟くとそのまま ストンっと音を立てて切り落とす。そして、今度は一気に責め立てるように トントントンっと一定のリズムをさせながらジャガイモを千切りにしていく。もちろんそれだけで颯人の怒りは収まらないのか千切りになったジャガイモにその傷口にさらに追い打ちをかけるように塩を振り始めていく。さすがにそれだけの仕打ちをされると 水分を出して来る。 それを優しくふきとり水気を取る)   (2014/8/28 15:16:00)

榊原颯人まだだよ… 君はこれぐらいで許せるとは思わないでね?(にやっと怜悧な美貌に残酷な笑みを刻み付け、フライパンを熱し始める。彼の怒りを形にしたかのように オイルとバターを入れてから 散々痛めつけられて水分を取られたジャガイモをその中に載せていく。スズキより少し大きいぐらいにそれを広げると 先ほどのことが起きたときに黙っていたスズキを手に取り スズキの耳元?に囁きかける) 黙ってみたいた君も同罪だからね?(宣言するとジャガイモの上にスズキを乗せ、更に重みを付けるようにスズキの上にジャガイモを乗せて ジワジワと 熱していく。下にひかれていた方がこんがりと焼けてくると ひっくり返し 両面をこんがりと焼いていく。きっと中のスズキにも焦げこそしないものの 火が入っていっている事だろう。スズキとジャガイモは 彼から漂ってくる威風。その圧倒的な重量感に身体を畏縮し縮こまってしまったかのように身動きしないままじっくりと罰を受けていく。その姿を横目で確認しながら鍋にオリーブオイルににんにくの微塵切を入れ香りを付けると そこにトマトを入れソテーして塩コショウで味を調える)   (2014/8/28 15:26:43)

榊原颯人(周りのポテトはカリカリで中のスズキは旨みを閉じ込めふっくらと仕上げ終えるとそれをお皿に降りつけて その周りに トマトソースを彩らせる。最後に乾燥パセリを振りかけ 彩りと香りを添える。 出来上がったそれを見つめ頬を赤く染め高揚を隠せないでいる。満足な出来上がりであったが、先ほどまでのあまりの独り言を忘れるかのように窓を開け放ち外を見つめる。かすかに歪む眉が苦悩を露にしていたが、何度か深呼吸をし己を律するとポツリとつぶやく)スズキのジャガイモ包み焼きの出来上がり (そして、最後のつぶやきを発するとともに崩れ落ちるようにその場で膝を付いて自分のこめかみを手で抑え込むようにして苦悩する)ああ… 又やってしまった!こんなことをやっているから…… イヤ! 今は何もかもを忘れよう… 忘れて…… アア… 忘れたい   (2014/8/28 15:35:16)

榊原颯人【何か… もう色々ごめんなさい…】   (2014/8/28 15:35:58)

おしらせ榊原颯人さんが退室しました。  (2014/8/28 15:36:01)

おしらせロバ♂さんが入室しました♪  (2014/9/2 04:27:08)

ロバ♂【お邪魔します。何か書いてこうかなーっと。】   (2014/9/2 04:27:27)

ロバ♂(俺は、驢馬(ろば)。ただの驢馬。紛うことなき荷物持ちだ。常日頃、遠くの山を遥かに見ながら、ギィコ、ギィコ。荷台の車を引きずっていく。身体は強健そのもの。産まれてこの方、病気らしい病気もなく、飯も僅かばかりの残飯に有り付く程度だが、すくすくと育つものだ。今日も今日とて、重たい荷を背に、そして自分の鼻に縛られた手綱で、器用に荷車を引きながら、歌を口ずさみ、一歩一歩足場の悪い荒野を往く。――――って、何で俺こんな生活送ってんだろうな?俺、これでもテメーら『勇者さま』の敵の魔王さまやってたんだぜ?本気出したらもうそりゃあ、テメーら全滅よ?てか、この辺一帯の敵なんざ目じゃねーかんな?俺様の実力ナメんなよ?)   (2014/9/2 04:40:13)

ロバ♂(なんか、前文の奴をいきなり片っ端から否定して、何書いてんだとか思われちまいそうだが、今のうちに訂正しとく。――オレサマはただのロバじゃあないぜ。……普通のロバより高性能―その気になれば、山道だろうが砂地、雪道だろうが100キロ以上の加速つけて3日3晩疾走してやるし、空気中の魔力の残骸を吸い込めば体力を保つ事も出来るから、飯もそんないらないし、何より出て行くつもりがない、という点は大きい――なのは当然として、魔法で蹴散らす事も、力技でねじ伏せる事も、剣で圧倒する事も出来る。本来のオレサマならばこんなチャチな『封印』なんざ直ぐ様解いて、暴れまわる事もできるが、オレサマは敢えてそれをしない。黙々と一介のロバとしての仕事を務める事にしている。それは何故か?)   (2014/9/2 04:53:52)

ロバ♂(ずしんずしん、岩場の険しい、風が轟々と谷底を吹き付ける山道を堅実に一歩ずつ踏みしめながら――鬱蒼とした木々に覆われた、一歩踏み違えたら沈んでしまいそうな沼地の密林を掻き分け――360度全体を見渡しても、果てが見えない砂海を進んでオレサマは思う。こんな荷物持ちでも、大変なものは大変なんだと。――けれど、頭を空っぽにして、身体を動かすのがこんなに楽しいものだと、オレサマは思った。)(オレサマは嘗て、大陸を征服したこともある由緒正しき父の下に産まれ、あらゆる学問、武術を習わされ、教養として楽器にも触れ、舞踊も習った。厳しい父の下での修行はきつかったし、死ぬかと思うことは一日に何度遭ったか数えきれない。そんなオレサマを救うのは、オレサマだけだ。――あの頃のオレサマは、上だけを見て邁進するただの糞餓鬼だった。)   (2014/9/2 05:07:10)

ロバ♂(やがて、勇者によって父は滅ぼされ、オレサマは重臣を連れて別の大陸へと逃げる事となる。ここから、『世界征服業』の取締役社長はオレサマとなる。そこからが大変だった。先ずは『勇者』の情報を仕入れる為に偵察を派遣するのだが、どの地方からどのレベルの部下を、どれだけ派遣させるか。あまり大人数ではバレてしまうだろうし、おつむとしても一定のレベルに達してなかったら報告もずさんな具合になってしまうだろう。あとは部下たちをどう育成するか、これは悩む。自分のことじゃないからだ。自分のことならば、意識革命でもなんでも、ようはモチベーションさえ上げれば良いわけなのだが、こういうのはそう単純なものでもない。だらけきるのが好きな奴、プライベート重視な奴、真面目すぎて身体壊しちゃう奴…どれもこれも、一癖も二癖もあるような奴らが部下となると、その操縦法も覚えていかないといけない。飴をあげる時はとことんあげて、鞭で叱るときは、皆の前で叱りつけ、何処かで必ずフォローを入れてやる…。この匙加減は、とてもとても大変だった。もうやりたくない。)   (2014/9/2 05:19:59)

ロバ♂(次に、部下同士でどういったいざこざがあるか。こればかりは本当に信頼している俺の直属の部下を遣いながら、報告を受けて、それとなく執り成してやったりする。仲の良くない部族同士に仲介して和解するようにしたり、勇者を共通の敵として認識させて、仲間意識を持たせたりと気を回すようにしているが、これも一歩踏み間違えたら大変だ。ウルフ族とモンキー族のあの抗争はマジでやめろ。)   (2014/9/2 05:35:40)

ロバ♂。――…あとは、どのタイミングで、どのくらいのペースで村や街を襲うかも考えないといけない。出来るなら毎日出来れば良いんだけど、手駒も限られている中で、そう疲労させるわけにも行かない。部下達は世界を征服した暁には更に帝国を築き上げる為の礎になってもらわないといけない。――だからこそ、俺は偵察に力を入れるようにした。どの街にはどれくらい名のしれた戦士たちが滞留しているのかとか、手薄な警備の村はないかとか、そんな事を座して待ちながら羊皮紙に書き留めて計算していくのだ。そして損失してしまった分は人工的に増産したクローンで補充していく。これも魔鉱石という貴重な資源を遣いながら、そして己の魔力とも相談しながら増やしていかねばならない。詳しい配合は秘密、というか忘れちまった。――まあ、こういういざこざやらに空しさを覚えちまったオレサマは、勇者に倒され、封印されるや否や、動物に姿を変えられてしまった。それが『ロバ』である。何故、オレサマをこうしたのか。その勇者は今となっては土の下なので知りようがないが、オレサマがもし、あの世とやら逝って、会えるなら、尋ねてみたいもんだ…。)   (2014/9/2 05:35:43)

ロバ♂【ロバとなった魔王シリーズ? とか、ちょっとやってみたいなぁなんて思いながら投下してみた。後悔はしてませんよ多分。反省はいっぱいするけれど。】   (2014/9/2 05:36:25)

おしらせロバ♂さんが退室しました。  (2014/9/2 05:36:28)

おしらせ蓮宮櫻月さんが入室しました♪  (2014/9/11 12:43:56)

蓮宮櫻月【ひょこり、ども。】   (2014/9/11 12:44:30)

蓮宮櫻月【すまほさんからなので、色とか諸々、何時もと違ったらご免なさいなの。みづらい色だったら申し訳なく……。】   (2014/9/11 12:45:24)

蓮宮櫻月(帰り際、「メール、くれないの?」と問うたものの、問うた本人も然程まめなわけではない。けれど、自分の事は棚に上げ、構ってほしいと願うのは少女の我儘というものだろう。其の記憶が頭の何処かにある内に、机の上に無造作に置かれた携帯電話が短く音を奏でた。何の色気もないデフォルトの着信音。元々、メールのやり取りの少ない少女の事。風呂上がりなのか、大きめのタオルで髪を拭いながら、音を奏でた携帯電話を手に取る。)…………。(少しだけ眼をみはったのは画面に記された名前故。自分でねだった事ながら、珍しいと思ってしまったのは、幼い頃から知る彼の性格故。タオルは髪に僅かに残る水滴を受けとるように両肩口を覆うと、メールを開けば、綴られた文面にふわりと眼を細めた。添付したデータを開くとふわふわとした毛並みの猫が鎮座した図。柔らかそうな毛並みは心地よさげで、いっそう唇の端に載せた笑みは深まり。)   (2014/9/11 12:50:16)

蓮宮櫻月(指先を画面に滑らせ言の葉を綴る。「件名:メール、ありがとう。本文:我儘、きいてくれて、ありがとう。其の子には、御帰りなさい、と伝言を。でも、残念な御知らせも、伝えて、ほしいの。『其処は、近い内に、私の専用席になる予定なので、強制退去を命じます。ついては、転居先は、私の膝の上か、私に膝枕されている天君の腕の中で如何でしょう?』って。返答は、また明日、逢えたときに教えてもらえたら幸いです。其れでは、おやすみなさい。また明日、ね?」其を画面に指を滑らせると送信。送信完了を確認すると、先程と同じように机の上へと携帯電話を戻す。)   (2014/9/11 12:52:38)

蓮宮櫻月(肩口に預けたタオルで毛先を挟むようにして拭いながら。)ぁ。(机の脇に置かれたベッドは、白い金属のフレームが曲線を描く女性的なデザイン。再び肩口にタオルを預けると、オフホワイトのキルト生地のベッドカバーの掛けられたベッドの写真を一枚。其のデータを添付したメールを再び彼へ。「件名:追伸。本文:此処は私以外、天君の、専用、ですけど、ね?」さて、明日、彼はどんな顔をして迎えてくれるだろう。そう考えると、頬を緩ませながら髪を乾かしに部屋を後に。)   (2014/9/11 12:54:54)

蓮宮櫻月【すまほでろるできるひとすげー……(遠い目)】   (2014/9/11 12:57:03)

蓮宮櫻月【かほちゃんはちょと、またあとで、うん、ごめんなさい……(遠い目)】   (2014/9/11 13:01:26)

蓮宮櫻月【はふん、一寸納得できない出来だけどさらばなのよぅー!】   (2014/9/11 13:08:43)

おしらせ蓮宮櫻月さんが退室しました。  (2014/9/11 13:08:47)

おしらせ蓮宮櫻月さんが入室しました♪  (2014/9/11 22:11:24)

蓮宮櫻月【ひょこり!とーーーぅ!!(何)】   (2014/9/11 22:11:46)

蓮宮櫻月【あんまり相変わらず満足な出来ではないけど二連投なの!】   (2014/9/11 22:12:24)

蓮宮櫻月(「具合が悪いので、寝かせてください。」場合によってはけろりとした顔色のまま保健室の主に言ってのける少女なのだから、今回がどちらだったのかなんてわかりはしない。その内に狼少年にならなければいいのだけれど。)……よく、寝た…………。(ぽつりと呟き気だるげに頭を傾けた少女。身を起こし簡易ベッドの脇に置かれた上履きに爪先を滑り込ませ、ベッドを外界から遮っていた薄いカーテンをさっと開く。珍しく遭遇した保健室の主へ、ぺこりと軽い会釈をして出ていこうとすれば、呼び止められ、差し出された小さな苺型の紙片とお菓子がひとつ。)……ありがとう、ございます。(受け取って小さくお辞儀をすれば保健室は後に。廊下をぽてりぽてりと歩きながら小さな苺を崩しても危うくないのはなれた校内の廊下であることと、人気も少なくなった放課後だからだろう。)   (2014/9/11 22:13:23)

蓮宮櫻月(紙片に踊るのはオレンジと紫の文字。並んだ二択の質問たちに眼を細め、手のひらの内でころころと菓子を転がす。教室に戻れば殆どクラスメイトも帰宅の途。鞄の中にころん、と菓子を忍ばせると、ふらりと教室を後に。……明くる日に、苺の送り主の教室へ。生憎の不在に少女は淡いグリーンの細長い洋封筒を手渡した。クラスが違えばあまり馴染みのない少女に不審そうな顔をする相手に)……中身……?……ラブレター。(ふんわりと笑んでしれっと答えた少女はぱたり、ぱたり、と、微かな足音を刻んで自分の教室へと戻る。さて、肝心な手紙はといえば。封筒と同色の便箋が三折りに。其の縁には小さなクローバーがエンボス加工で刻まれて。其処に、只一言、「ぜーんぶ」と。愛想も色気もないないのだけれど、彼女は許してくれるだろうか。)   (2014/9/11 22:14:22)

蓮宮櫻月(封筒は便箋一枚が入っているわりにはもこもこと歪んでいて。封をあけ、傾ければさらさら、と出てきたのは透明なビニールにラッピングされた線香花火が一本と、星形の小さなビーズのチャームがついた髪を纏める為のヘアゴム。小さな星は、緑に青に黄色と色とりどりで、日に透ければきっと綺麗だろう、などと思ったのは少女の独断と偏見。さて、其れが彼女の髪を彩ってくれたなら、送り主の少女はふわり、と 嬉しげに笑みを見せるのだろうけれど……。)   (2014/9/11 22:14:56)

蓮宮櫻月【とゆわけで、うん、アタシそれぞれに一時間くらいかかってるの……すまほでろるとかむりなの……(遠い目)】   (2014/9/11 22:16:26)

蓮宮櫻月【おかしじゃなくてゴメンね!!と思い立つ押し付けてさらばなの!】   (2014/9/11 22:17:03)

おしらせ蓮宮櫻月さんが退室しました。  (2014/9/11 22:17:11)

おしらせくそさんが入室しました♪  (2014/9/12 02:41:06)

くそごめんまちがい   (2014/9/12 02:42:09)

おしらせくそさんが退室しました。  (2014/9/12 02:42:16)

おしらせ相馬夏穂さんが入室しました♪  (2014/10/6 22:06:43)

おしらせ相馬夏穂。さんが入室しました♪  (2014/10/6 22:11:01)

相馬夏穂。【わああぁ入ったくせに出られなくなりました…!(´;ω;`)すみません、パソコンが繋がらなくて発言も退室もできません…!お部屋汚してすみませんでした(´;ω;`)出直してきます】   (2014/10/6 22:13:01)

おしらせ相馬夏穂。さんが退室しました。  (2014/10/6 22:13:20)

おしらせ相馬夏穂さんが退室しました。  (2014/10/6 22:17:44)

おしらせ相馬夏穂さんが入室しました♪  (2014/10/6 23:49:39)

相馬夏穂(放課後の学校って、なんでこんなに静かなんだろ。とかたまに思うのは、日中の喧騒が耳について離れないせいだ。人の名残りだけはそこかしこに残ってるのに。) …てーい。出遅れた… (溜息混じりに自分のクラスへ戻った少女は、すでに人っ子一人残っていないことに少々の落胆を見せる。この後に捕まえられそうなのは運動部と、学園祭が近いからって出し物の仕上げに励んでるいくつかの文化部くらい? 待っていたら、今日はきっと「間に合わない」。夕日に焼けてく空を眺めて、「道連れ」を捕まえ損ねたことに肩を落とした。) …日直って、これだからヤダ。もう。こんな時だけ、先生、話長いし。 (唇への字に押し曲げて、机のわきにかけた鞄を引っ掴む。その中から取り出した、ノートサイズの素朴なチラシ。) ……私の黒かりんとう。 (…齢15にしてやたら渋い嗜好が口から出た。半ば睨むように見つめる先のチラシには、がっつりプリントされた「●●商店・半額セール」の文字。)   (2014/10/6 23:49:51)

相馬夏穂(もちろん、ひとりで行ってもよいのだけれど。…ちょいちょい、と指先が弄ぶようにチラシの端を折り込み始める。) …こういうイベントって、折角なら誰かとっつか、…いやほかく、ええと。…誰かといっしょに行きたい、じゃん? …うん。そう。それ。…ひとりで行っても、なー。 (ナントカ可愛らしい?理由をねじ込んでは、手のひらで「平面」から「立体」へ姿を変えたチラシを眺める。――― 一般的に、紙飛行機、と呼ばれるヤツ。) …うん。上出来。 (アンニュイは何処へ。くるくるーーッて暫く手の内で泳がせてた飛行機と一緒に、夕日の窓辺へ張り付く。此処から見える校門、帰路につく学生もまばらだ。仕方ないから明日にしようかな、と伏せた瞳が―― ぱ、っとみひらかれる。ツリ目がちの黒が、今まさに昇降口を出て校門に向かおうとしているひとの姿、とらえて、止まって。…輝いた。) …――― めっけ。   (2014/10/6 23:50:05)

相馬夏穂(所在なさげに口元にあててた片手は、窓のカギを外して窓ガラスを全開にする。適度な風向きは上々で、ゴキゲンに口元笑ませる三日月は、絶対ろくなこと考えてない笑顔だ。からだ乗り出して片腕振りあげる。風に乗れば相当な距離だって飛べる紙飛行機、『標的』めがけてロック・オン。) …てぇ――うッ。 (ひゅゥッ、て軽やかに茜空を舞う元チラシ、風と小娘の意志を乗っけたみたい。遠目からでもわかりやすい、背高で茶髪でふわっふわな癖ッ毛めがけて一直線。後は鞄から取り出した携帯端末、手っ取り早く開いたメール欄に叩き込む一言―――『後ろ!』) (…らぶれたーには雑すぎる。でーとのお誘いには一方的すぎる。そもそも後頭部狙って投げといて、メールで後ろ、って言ったら振り向いた瞬間でこちんささるんじゃないんでしょうか。勿論当たればの話なんだけど。 …とか相変わらずマイペース進行した小娘、もひとつおまけのマイペースに、セールの道連れとっつk… …誘うべく。鞄掴んで慌しく、教室飛び出してった。紙飛行機の終着点、見届けないまま。)   (2014/10/6 23:50:42)

おしらせ相馬夏穂さんが退室しました。  (2014/10/6 23:50:58)

おしらせ坂木新さんが入室しました♪  (2014/10/6 23:51:17)

坂木新(季節の食材がふんだんの夕食を終えて、ひろびろとした石造りの温泉に浸かって。久し振りの休暇――― みたいな気持ちで自分に割り当てられる部屋に戻る途中、だった。同じ旅館の浴衣に身を包んだ女子に数人、腕をつかんで引き留められる。普段はあんまり話さなくても、修学旅行、って特別なイベントのさなかだもの。浮足立つのは仕方ない。) ……手紙? (呼ばれてひょいひょいついてった、他の班の1室で。まくら投げでもない、怪談話でも、もちろん恋愛話でもない、「お誘い」に、ぱち、と目を瞬かせた。) …ああ。そういうこと。…うん。いいよ。1枚、貰うよ。 (足の低いテーブルに広げられた、鮮やかなポストカード。有名な観光地を映したそれは、見た目にも鮮やかで。風景の美しさに定評のあるこの土地ならではのものだった。5枚1パック、が幾らか。折角だから、家族あてに手紙を描きたい、というひとりの少女につられるように、その班の女子がこぞって自分もと買い求めたは良いのだけれど。絵柄に迷い、まよいしているうちについつい、買い過ぎたのだと言う。)   (2014/10/6 23:51:30)

坂木新(少々に、浮かれすぎの気がしないでもない。明後日には自宅に帰るのだから、手紙と自分と、家につくのもどっちが早いかという話なのに。でも。こういうお祭り騒ぎも。きらいじゃ、ない。外向けの愛想の良さと、本心からの笑みが半々の穏やかさで、財布をあけて硬貨を一枚。それと、卓上の葉書のなかで一番シンプルな1枚、引き換えにした。) …ありがと。俺、部屋で書くわ。うん。飲み物買うついでだったし、財布も置いてくる。 (どうせなら書いていけば、まとめて出すよと言ってくれた友人の誘いを断って。ひらり、と手の中の葉書振ってその部屋を後にして) ………何書こう。 (……今に至る。部屋の他の男子は、風呂中のと他の部屋へ出張中ので、幸いか今自分しかいない。窓際に設置された足の低いテーブル置いた一枚のポストカード。ボールペンは、さっきから5分。握ったままだ。聊かしかめっ面なのは、「手紙を書く」という話を聞いた時、真っ先に浮かんでしまった顔が、まなうらについて離れないせい。「彼女」に改めて手紙を書くなんて、…したこと、ない。) ……絶対、生菓子つめあわせとかのほうが喜ぶ、気がすンだけど。   (2014/10/6 23:51:59)

坂木新(そもそも何で、あの子なんだろう、と内心で考えても答えが出ない。この旅行だって、来る前に散々連れて行けない理由を話して、自分だけ美味しいものズルい!って癇癪混じりに叫ばれたのをなだめすかして、お土産絶対忘れないこと、を指切りげんまんで(――小学生か!)きっちり約束して、それでようやっと、ジト目で見送られて出てきたのに。それでも、「解放」されたとは、あんまり思わない。そう、この時ばかりは、ただの高校生、なはずなのに。) ……えー、と。…『腹冷やして、寝てませんか。』 (…一文目から怒られそうだ。) 『好き嫌いは、言ってませんか。』…『部屋の貯金箱は、触ってませんか。(約束しましたよね?)』、『親父とお袋と婆様のいうことは、ちゃんと聞いていますか、』……『こっちは、もう紅葉が、きれいでした。』 ……、……。『たぶん、見たら喜ぶと、思います。』 (良い子のお約束文みたいなのから始まって、おしまいに至るにつれてゆっくりと、こうべを垂れる。) …何書いてンの俺。 (あまりになんだか、こそばゆい。やっぱりやめよう、女子には適当に出したとかなんだとか言ってしまおうか―― )   (2014/10/6 23:52:18)

坂木新………、…。……『では。お土産、楽しみに。』 (……たっぷりと、時間をかけたくせに。末文はとても簡素に締めくくられていた。結局、迷いに迷って、迷っていることに何だかあほらしくなって。出してしまえ、これくらい。と、開き直って翌日叩きつけるようにポストに投函された葉書。きっと、彼が帰る前には、彼女の手元に届くんだろう。悩んだ割にはシンプルで、説教のような文章と。余白を埋めるよう張り付けられた、紅葉のひとひら。深い深いくれないの色、その手元に届くころには、乾いてしまっているだろうけれど。)(言葉に出来ない情景の向こう。恥ずかしくて、乱暴で。でも、はなれてしまえば、離れがたくて。…恋文には、きっと程遠くて。)   (2014/10/6 23:52:33)

坂木新【…何度も何度も出入り失礼しました…! 『?』必須のらぶれたー、忘れたころにそっと全力で投げつつ。おかしい所はふぃーりんぐで、どうかッ…! 愛だけは込めつつ、幕引きにてお邪魔致しました。お部屋ありがとうございます。】   (2014/10/6 23:54:23)

おしらせ坂木新さんが退室しました。  (2014/10/6 23:54:27)

おしらせ菜之葉さんが入室しました♪  (2015/1/11 12:28:54)

菜之葉【ちょっと遊びますね。】   (2015/1/11 12:29:25)

菜之葉2d6 → (5 + 6) = 11  (2015/1/11 12:29:42)

菜之葉【ひゃー模写で打ったつもりでしたのに!】   (2015/1/11 12:30:59)

菜之葉(サイコロを投げて遊んでいる。それだけで暇が潰せるこの世界はなんて楽なのだろう。何にもせずとも時間は過ぎ去るし、私が存在している事を知られなくてもいいんだから。…そんな事を考えつつ出た目は4だった。「死かぁ、死なんて考えたこと無かったなぁ、」そう、呟き乍無心にサイコロを振る。繰り返してもう何十年だろう。多分、あの人が居なくなってからだろうか。)…会いたいよ、(なんて寂しそうな顔をしたのはほんの一瞬だけ。心にぽっかりと空いた穴は一生塞がることは無いだろう。)   (2015/1/11 12:37:26)

菜之葉【メンヘラっぽい不思議ちゃん、って感じでしたが全然あれですね…失礼しました!】   (2015/1/11 12:38:55)

おしらせ菜之葉さんが退室しました。  (2015/1/11 12:39:28)

おしらせ薫子さんが入室しました♪  (2015/2/1 14:27:38)

薫子(人形のように無機質の顔で、その口元だけが薄く笑みの形を浮かべている。ふと、星空を見上げ、長い髪が風に靡いて黒い髪を闇に溶け込ませていく。下に俯き顔の前に何かを求めるように両手を皿のように合わせる。) 愛が欲しい……(呟きと共に私を包んでくれていた闇と風はその場から去り、月光に差し込まれ風と踊っていた髪が何もない手の上にさらさらと音を立て舞い戻ってくる。まるで自分の居場所に戻るようにと……舞台用のメイクをされた真紅の唇には変わらない微笑みを張り付けて私はゆっくりとその場を離れ、いつものステージに戻っていく。私は踊る。繰り返し、繰り返し踊るだけ。綺麗な衣装に身を包み、張り付いた変わらない微笑みを乗せる。今日は誰の為?これは何のため?指先を誰かに向ける。心は空っぽのままに。 ―――…歌が止まり、人はいなくなっている。 個室には、ただ赤い灯火ゆらゆらと揺れている。)ここは……私の楽屋? 終わったの…? それとも、今日はこれから踊るの?   (2015/2/1 14:39:52)

薫子(ふらふらとランプに近寄り優しく手で包み込む、冷たい手を温めてくれるように温もりを私に伝えてきてくれる。)今日のお客様たちは貴方達かしら…(変わらない微笑みのまま、ランプを横にして楽屋に火をつける。パチパチと拍手の様に炎が私をむかえ入れてくれる。私を鳥籠から逃がすように灯火とは言えない物に代わっていく。私は扉を開ける。炎を背に私は音楽の代わりに足でリズムを鳴らす。私は踊る。綺麗な衣装に身を包み、張り付いた変わらない微笑みを乗せる。今日は私の為。指先を空に向ける。星々が瞬き私に答える。彼らに私を教えるには私は小さすぎる。だから、私はせめて大きな火で私を照らす。ところどころ乱れた黒く長い髪が肌に張り付く。それでも多くの髪を月光できらめかし靡かせる。炎に照らされた私の影が大きく舞台を広げていく。いつまでも、終わりのない夢を紡ぐ。星が答えてくれるまで)   (2015/2/1 14:53:38)

薫子【お部屋ありがとうございました。 】   (2015/2/1 14:54:15)

おしらせ薫子さんが退室しました。  (2015/2/1 14:54:19)

おしらせ坂木 新さんが入室しました♪  (2015/2/22 00:27:46)

坂木 新【こんばんは、お邪魔します。時間を巻き戻して、こそりと出遅れバレンタインを。】   (2015/2/22 00:28:34)

坂木 新(2月14日。ひとつき近く続いていた、街中至る所のピンクやらハートやらのディスプレイが、見納めになる日。又の名をバレンタインデー当日。 商店街の大通りを、ジャンパーのポケットに手を突っ込んで歩く少年が、ひとり。) ……ッあー。寒。さむ、寒ッ…!! (濃紺のマフラーに半分顔をうずめてみても、いかんせん気温自体が凍てつくように寒い。辛い。こんな日は、さっさと帰ってしまうのが良い。どうやら夕飯の買い出しだったようで、片手にした白いスーパーのビニール袋は重そうに膨らんでいる。スーパーで大根と長ネギが特売だったから、今日は鍋物にしようと決めた。こんな寒い日は鍋が良い。鶏肉とつみれを入れて、白菜と水菜をたっぷり刻んで。朝の味噌汁の油揚げが残っているから、餅巾着をオマケで少し。ああ、それから折角だから、シロクマ鍋にしようと思う。流行ってるし、このあいだ同級生にやり方教わったし試してみよう。…決して誰かさんが喜ぶかも、とか思った訳じゃない。大根が特売だったからだ。うん。) ……あれ。   (2015/2/22 00:28:42)

坂木 新商店街を出る間際、ケーキ屋の前に見慣れないワゴンが出ているのが見えた。足を止める。近づいて、納得する。) …この時間になると、ねえ。 (ピンクと白のストライプのワゴン。この半月ばかり店内で販売していたらしい、バレンタインデーギフトがずらりと並んでいた。当日の夕方じゃ、確かにここの方が駆け込みを捕まえやすそうだ。もしかしたら自分用に、って買ってくおばちゃんとか居るかもだし。亭主? 知らん。) ……へえ、色々あるん、……。 (冷やかしに覗き込んで、ふと首を傾げる。行儀よく並んだウサギのパッケージ。色とりどりのそれらに良く似たものを、何処かで見た事がある。) …ああ。……あー。 (思い出して、思い返して。そう、あの時は確か、『猫』だった。ここで買ったとは、限らないけれど。むしろもらえた事に驚いていろいろすっ飛んだ気がしたので、どういう手段で、とかはあんまり気にしていなかった気がする。あんまり立ち止まっているものだから、流石に気にしてかお店のお姉さんがパンフレットを渡してくれた。ひらいてみて、驚く。カラフルなウサギ達は、色ごとに性格が分かれているようで。) ……ぷ。   (2015/2/22 00:28:56)

坂木 新(そのうち一羽の説明を見て、ちょっと笑った。ちょっとこれ、似てるんだけど。ライラック色のリボンを首に巻いて、黄色い花をちりばめたパステルグリーンのウサギ。何となく、カラーリングも似てる。気がする。) ……ああ、いえ。……あの。すいませんこれ。はい。お願いします。……パンフレットつけといてください。 (ひっこめ切れなかった笑い声、お姉さんに不思議そうな目で見られた、かも。思わぬ出費の、思わぬオミヤゲ。まあ、どうせねだられるんだろうと思っていたから、日曜あたりにガトーショコラでも焼こうかと思った、のはもうひっそり胸にしまっておくよ。なんだかんだで作ってる気がしない気も無いけれど。) ……さて、 (寄り道した分急いで帰らなければ。お腹を空かせたお姫様が待ってる。夕飯が終わったら何食わぬ顔で紅茶を淹れてみよう。ミルクポットと一緒に何も言わずにテーブルの上に置いておいたら、さてどんな言葉が飛んでくるだろう?)(吹きさらしの頬はすっかり冷え切って、家のストーブが恋しい。新しく増えた紙袋ひとつ。パンフレットの中身思い出し、もう一度、小さく笑って歩き出した。)   (2015/2/22 00:29:58)

坂木 新【ウサギチョコはわかる方にはすぐわかるモデルがおりますがカラーは完全に私が好き放題考えましたのでご了承くださいませ…(…) そんなわけで出遅れましたが御嬢様へ、ハッピーバレンタインッ。でした。 お部屋ありがとうございましたッ。】   (2015/2/22 00:31:37)

おしらせ坂木 新さんが退室しました。  (2015/2/22 00:31:46)

おしらせ月夜野 更さんが入室しました♪  (2015/2/22 01:14:44)

月夜野 更(ひょこり、こんばんは。試験的にお題ろるを落としてみようと思います。)   (2015/2/22 01:15:11)

月夜野 更■お題:チョコレート   (2015/2/22 01:15:40)

月夜野 更(この時期になると、気もそぞろになるのは男女問わず、という所。街中を歩けばラッピングされ、工夫が凝らされラッピングされたチョコレートが其処ら中に並ぶのだから。廊下ですれ違う少女たちが、それらを物色しようという算段を話し合っている中、少年は小さく息をつきながら図書室へと向かう。ホームルームが終わっていれば、恐らく彼女もそろそろ図書室へと向かう頃だろう。気もそぞろになるのは男女は問わない、とはいえ、世間一般的には自分は貰う側。)……先輩は……。(分かっているのだろうか、と。幾ら一寸鈍い……否、世の中のあれこれに頓着しない彼女でも、この年代の少女ならば、バレンタインにチョコレートを異性にあげる、と云う事、くらい……。)……分かって、いる、の、か……?(   (2015/2/22 01:16:12)

月夜野 更(絶対に分かっている、といいきれない所が何とも不安でたまらない。逆に、他の誰かに渡される、というのも悔しい話だが、彼女から其れらしい話が出ていない。図書室へと向かう渡り廊下。その先には彼女の後姿。少しだけ、足早になるのは、何となく、何かを確かめたかったからかもしれない。)あの、先輩……。(振り返った彼女に、「バレンタインの予定は」だとか、「チョコレート、あげる予定は」だとか。聞けるはずもないのに。呼びとめられ、振り返る彼女の姿を見ながら、僅か胸の内には後悔が掠め……。)   (2015/2/22 01:16:49)

月夜野 更(という感じで、とりあえず、サンプル的な。)   (2015/2/22 01:17:34)

月夜野 更【は!久々過ぎてかっこの使い方間違えた!】   (2015/2/22 01:18:09)

月夜野 更【まぁ、でもとりあえず、こんなかんじで。特定の相手や、特定の方への返信であれば最初の■お題:チョコレート→○○様って感じで指定していただければ分かりやすいのかな、と。】   (2015/2/22 01:20:57)

月夜野 更【試験的なものなので、改善案等ありましたらご指摘お願いいたします(ぺこ)】   (2015/2/22 01:22:45)

月夜野 更【そろそろ眠くて頭まわらないので、また後日……。ではおやすみなさいませ……。】   (2015/2/22 01:24:14)

おしらせ月夜野 更さんが退室しました。  (2015/2/22 01:24:21)

おしらせ相馬 夏穂さんが入室しました♪  (2015/3/1 02:21:43)

相馬 夏穂【こんばんはです。2月が、終わってしまった…!!! けれど、お題ロルにチャレンジしてみたく…! ちょっとだけ、失礼いたしますっ。】   (2015/3/1 02:22:27)

相馬 夏穂■お題:白   (2015/3/1 02:22:47)

相馬 夏穂(冬の終わりにこれでもかと降り積もった真白の雪は、一夜明けた街並みを見事な銀世界に変えていた。) …うわ。うわ、…うーわー。 (驚きを通り越して、何処か平坦な響きの歓声があがる。肩にかけた通学用のトートが、半分ずり下がった。掛け直す。ついでにマフラーの襟元を緩めて、大きく深呼吸。からの溜息を、ついた。) ……壮観。 (そんな独り言に返る返事はない。ひとけもない。まだ早朝と言っていい時間帯だ。自分のフィジカル見越して早めに家を出てきたのはいいけれど、ちょっと早過ぎたみたい。ここに来るまでの通学路も、まだそんなに足跡は残っていなかったけれど…) いや、ここまで来るとちょっと、遭難しそう、って言うか。わあ。…真っ白。 (膝下まで積もった白い雪の道。えんやこらと大股で歩き越しながら、ようようたどり着いた愛しの学び舎は、その屋根からグラウンドからいつも使っている昇降口までの道のりから、全てすっぽりと雪化粧に覆われていた。) …ちょっと、私靴箱辿り着けるかな。これ。 (冗談のような台詞が、なまじ笑えない。…長靴履いてきてよかった。はー、っともう一度深呼吸をして、大きく一歩踏み出した。)   (2015/3/1 02:23:50)

相馬 夏穂(結論から言おう。無理だった。) …あー。もーやだ足冷たい。むり。むーりー。 (真っ白な銀世界の中に、仰向けに倒れるダッフルコートの紺。昇降口までの道のり、半分くらい歩いたところで力尽きた(飽きた)女子高生は、文字通り大の字を書いてグラウンドの隅にダイブしていた。トートバッグはその辺りに投げ出してあった。) もう、長靴脱げそうになるし。どこから道かもわかんないし。はー。 (つもりたてふかふかの雪は、冷たいけれど布越しだからなんだか楽しい。それでも、ずーっと寝転がっていれば、そのうち冷えてしまうんだけれども。そう、冷えてしまう前に、対策を立てなければ。) …よいしょ。 (からだを捩って起き上がり、コートのポケットから携帯端末を取り出す。開いたページに打ち込む文字。絵文字顔文字てきどに使って、朝っぱらから迷惑メール。投げる先はいざ知れず。ひとりかも、複数かも。送信かんりょ。これでよし。さて。) …あ。空、さっきより青い。 (ぺたん、と今度こそ本当に雪の上へ寝転がる。見上げる蒼穹は晴れ渡り、澄み切った空気が心地いい。今日は、いい天気になりそうだ。) …はーやくだーれか、来ない、かな。   (2015/3/1 02:24:22)

相馬 夏穂(上機嫌で適当なリズムを刻む女生徒の手から、携帯端末が滑り落ちる。雪の上で点滅するディスプレイに躍る、奔放な文字。)「――おはよう! 雪すごいよ!まっしろ! 埋もれそう助けて、早くきてね!」 (…なんともまあ、一方的な文章、ぶん投げた先がどこなのか。いずれにせよ早朝から本当に迷惑なメールである。) …だって。独り占めはもったいないん、だもん。 (言い訳みたい、鼻唄乗せて。きっとこの冬、最後の白を満喫していた。)(冬の終わりにこれでもかと降り積もった真白の雪は、愛しの小さな箱庭を一面の銀世界に変えていた。この白が溶ける頃には、薄紅色の春の景色が、待ってる。)   (2015/3/1 02:25:07)

相馬 夏穂【以上、ですっ。日付変わってNGだったらすみませ…! お部屋ありがとうございました。】   (2015/3/1 02:26:30)

おしらせ相馬 夏穂さんが退室しました。  (2015/3/1 02:26:36)

おしらせ桃花さんが入室しました♪  (2015/3/2 20:05:03)

桃花【こんばんは。お題ロルを貼りつけにお部屋をしばし。】   (2015/3/2 20:05:35)

桃花■お題:別れ   (2015/3/2 20:05:46)

桃花……もう、薬師が風邪を引いちゃったら笑い話にしかならないよ?(巻物があちこちに広がった部屋。机に突っ伏して眠る肩に、そっと布団をかけた。今日縫ってきたばかりの、肩に羽織ってちょうどいい大きさの布団。顔を覗き込むと、小さいときから変わらない寝顔と寝息。思わずくすりと笑いが零れて、何か悪戯の一つでもしたくなってしまう。)夜食、作っていくから早く起きてね?(ひそり、耳元に言い残す。一度寝たらしばらく起きない人だから、きっと覚えていない。仕方ないな、本当に。)……(今日もいっぱい調合したのかな。ふと鼻をくすぐる香りは、どこかほろ苦くて。村の皆の分だけでなくて、最近は噂を聞きつけた都の偉い人の分も調合するようになったって、村長がこの前言っていた。誇らしげに言っていた。)……ねぇ、昴……(そう、皆の自慢の薬師。頭が良くて、優しくて、喧嘩も強かったりして、何より困っている人をほうっておけない。二日に一度夕飯を作って持っていく私の幼馴染は、そんな人。)……薬より、好きなものってある?(こうして顔を近くに寄せると、どきどきする人。)   (2015/3/2 20:06:22)

桃花――「……さま……」……え?(起こしてしまったのかと思って、慌てて顔を離す。もぞ、と、布団が少し動いて、唇が小さく動いたから。)――「姫……さま……」(寝言に出てきたその呼び名に、びくりと肩が震えた。心臓が、どくんどくんと音を立てて加速していく。まだ雪が溶け始めたばかりだからって、背筋が急にすごく寒くなる。)……(遠い都のお姫様。病弱で、お庭にしか出られないお姫様。綺麗で、手毬歌が上手なお姫様。昴が昔、行商先の都で迷子になったときに入ってしまったお庭で出会ったお姫様。)……うん……(机の上には、都でそのお姫様の専属薬師を募る貼り紙の写しが随分前から大事に置かれている。とても厳しい試験を課せられるけれど、合格してお姫様に仕えることを許されたら、不作の真冬でも村の皆が一人も飢えないくらいのお給料が出る。決して裕福ではない村のために働きたいといつも言っていた昴は、いつからか、村の外に目を向けるようになっていた。)……(でも、本当はきっと……)――「う、んん……あれ、桃花?ごめん、来てくれていたんだ。どうした?親父さんまだ腰痛む?」   (2015/3/2 20:07:08)

桃花(……考えない。考えない。だって何百人も名乗りを上げている厳しい試験だもの。いくら昴がすごい薬師だからって。だから、机の上の手紙も見ないことにしてにこりと笑ってみせる。)勉強を頑張る昴のために、夜食、作りに来たんだよ?(一緒にご飯を食べて、一緒に山菜を採りに行って、お年寄の畑を手伝って、隣町の市に出かける。ときどき、こうやって夜食を御節介する。そんな、昴が家業を継ぐずっと前から一緒に過ごしてきた日常が、雪のように溶けて行くことなんてない。ないと信じれば次に桃が咲く季節になっても、昴は都への行商に少し村を空けてすぐに帰ってきてくれる。そんな一年で、いいの。それがいいの。)――「ほんと、同じ材料なのにどうして俺が作る何倍も美味いんだろうなあ、桃花の煮物。いい嫁になるよ、俺が保証する」……そ、そうかな?――「うん。だからちゃんといい人、見つけるんだよ?」……私は、別に今のままでも――あ、お、おかわり、食べるでしょう?(目の前にいるのですけれど、とはいつも心の中で呟くだけ。いつも機を逃して言い出せないままだけれど、今のままでも十分、十分幸せな気持ちで毎日を過ごせるから。)   (2015/3/2 20:08:41)

桃花(だから神様お願いです。昴をこのまま、このまま、春を過ぎても村に……ずっと一緒に――。)   (2015/3/2 20:08:51)

桃花――「そんな!」(桃の花が咲く頃。今年は、昴が臨んだ試験の結果が発表される日。毎年のように行商に少しだけ村を空ける日の朝、都から来た使いの人と昴が話していた。)――「ご危篤……姫様が……」(山菜を乗せた籠を落としそうになった。まばたきなんてできなかった。)……昴……?(病弱なお姫様がご危篤。合格した薬師を急いで迎えに来たという、都からの使いの人。横合いから声をかけて目が合った昴は、合格を喜ぶ間もなく顔が真っ青になっていた。)……行っちゃうの……?(嫌……嫌だよ……)――「桃花」(嫌、お願い、お願い言わないで、言わないで。やっと、こんなに近くまで来てくれたのに。肩に手を置いて、私だけをまっすぐに見てくれているのに。)――「行ってくる」(なのに、貴方の目は私を通り過ぎて遠い遠い人を見つめている。嫌、嫌だよ……)――――っ……(何が一番嫌って、病気に苦しんでいる顔も知らない女の人が昴をとってしまうと思っている私。)……い……(せめて、そんな私を昴から隠したくて、手を強く握り締めてにこりと笑ってみせた。)   (2015/3/2 20:09:18)

桃花――いってらっしゃい、昴……。(だってほら、私が笑うと昴はこうやってほっとした顔をしてくれるのだもの。だから神様。もう少しだけ、目蓋からこの想いが零れるのを堰き止めてください――。)   (2015/3/2 20:09:24)

桃花【……長い(がくん。起承転結がないと伝わらないお題と思ってごりごり書いた結果が……!とかく以上にて。お部屋をありがとうございました。】   (2015/3/2 20:10:19)

おしらせ桃花さんが退室しました。  (2015/3/2 20:10:26)

おしらせ名も無き記憶、又は夢さんが入室しました♪  (2015/3/28 00:17:47)

名も無き記憶、又は夢【こんばんは。暫しお部屋お借りします】   (2015/3/28 00:18:30)

名も無き記憶、又は夢■お題:別れ   (2015/3/28 00:19:08)

名も無き記憶、又は夢(夢を見た。こんな、春のはじまりの夜の夢。)   (2015/3/28 00:19:50)

名も無き記憶、又は夢(その日、女が死んだ。名の知らぬ病を患い、ずいぶん前から人里離れた山中の屋敷で暮らしていた、粗末な女だった。)(身の回りの世話をする下働きの他には、訪ねて来る者もない。南向きにしつらえられた寝所から、偶に縁側へ身体を出すことを唯一の楽しみにするような、孤独の女だった。雨が降ったと云って笑い、花が枯れたと云って泣き、それでいて滅多に怒ることのない、風変わりな女だった。)(女がまだもう少し元気だった頃に、私達は出遭った。その日女は夜風を浴びに庭へ出ていて、私は獲物を探していた。偶然の邂逅に即刻牙を立てんとした私を、何やかやと言いくるめたのも女だった。憎らしいくらいに口の回る女だった。貧相な見た目に考え付かないほど、胆の据わった女だっ た。私の風体に怯えも畏れもせず、無理をして視線を合わせようとして。当然届かない其れに、悔しいとのたまう割にころころと良く笑った。私を知りたがり、喰わせない癖に話したがった。)(女の懐には護袋が入れてあり、都の家族から貰ったと言う中身には札と一緒に桃の花弁が収められていた。邪を祓う桃花と、弁の立つ女に言い含められ、ついぞ生きているうちの手出しは叶わなかった。)   (2015/3/28 00:20:38)

名も無き記憶、又は夢 (そんな女にも、とうとう命の尽きる時が来た。出遭った頃から幾つか季節を越えた、花の綻ぶ始まりの夜。既に起き上がることも叶わないほど病臥した女は、庭先に訪れた私を寝所へ呼んだ。何様かと思いつつも、女の寿命が果てる事を悟っていた私は、最期の望みくらい聞いてやる事にした。この女は、もう、今宵を越えられはしないのだから。) 『…初めてね。あなたが、こうして、此処まで来てくれたのは』 (蒼褪めた月が照らす部屋の中。か細く云うと、女は笑った。当たり前だ。この図体に、この部屋も家も、小さ過ぎる。低い天井の梁に支えないよう辟易する私を見て、女はまた、笑った。) 『、あのね。もう、お別れみたいよ』 (一拍、置いて女は云った。とっくに知っていた私は、気の ない返事を投げた。驚きも憤慨もせず、女は目を細める。知っていたの、そう呟いた声音はすぐに、当然よね、と女自身の言葉で肯定された。) 『最初の、約束。憶えている?』 (それも、当たり前の話だった。出遭った夜。迷わず喉笛を締め上げようとした私を止めた、女の言葉。) 『此の体は、病んでいる。私が生きている間は、病も生きている…喰らえば、あなたも病ませてしまう』   (2015/3/28 00:24:13)

2014年05月27日 15時18分 ~ 2015年03月28日 00時24分 の過去ログ
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