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「妖怪モンスター調伏・屈服・征服【♂×♂】」の過去ログ

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2015年06月21日 18時44分 ~ 2015年07月19日 12時57分 の過去ログ
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トオノカズマ□にゃんじゃい、轢くのが勿体ないかい?(やれやれ、といかにも面倒くさそうに朧車から降りると、死体を見始める。)……おや?……西の人の子…いや、「カミの子」か。(聖職者の服装は本で読んだものの、近距離で観察できるのははじめて。好奇心ゆえに、死体のそばにしゃがんだ)   (2015/6/21 18:44:51)

トオノカズマ□まことにお見事な太刀捌きにゃ…(ここまできれいに首から一刀両断しているところ、中々の剣の使い手であると考えられよう。しかし、致命傷のところ、そして服までも仄かな妖力の「匂い」がついている……これは、辻斬りの妖怪か、或は……と考えながらも、とりあえず、緩衝地域で聖職者の死体をこのまま野晒しにしておくにはいけない、という結論は出せた。)   (2015/6/21 18:46:53)

トオノカズマ□お主、死体くらいは食えるよな?(立ち上がって、後ろに居る朧車に聞くと、「えへへへへそりゃお安い御用だよダンナ。」と中々愉悦な返事が聞こえた。)よろしい。とりあえずこれを召し上がれ。(指を鳴らして、妖力で死体を浮かび上がらせ、朧車の口内に送る。すると、バクバクカシャカシャという音が響き始めた)   (2015/6/21 18:48:47)

トオノカズマ□「しょっぺぇけど、うめぇな、ダンナ。」(と朧車はご満悦に食べるのを見ると、「はぁ」とため息しながらトオノは塩と水を袖から持ち出す。)とりあえず、祓っておこうか。(大幣はにゃいけどしょうがにゃい。とつぶやきながらも塩をまき水をまき)汝が魂は、常磐神々と共に坐し、この顕世を照覧せむ。(と念じながら、「死の匂い」をこの所から清めておいた。ここまで簡略化された儀式なら、鎮魂する効果はそんなになかろう。されど、死して至高の存在の御許に行けないという意味合いから、西の聖職者にとってはむしろ呪詛らしいかもしれない。)   (2015/6/21 18:53:07)

トオノカズマ□(一応儀式は済ませたので、振り返ってみればそこに満足そうな顔をしている朧車と…)あっ。(聖職者の遺物だと思わしき、見慣れていない鈍器が朧車の影に隠されているのを、今更気付いた。とりあえず拾ったが、朧車につきつけてみると、露骨にいやな顔をされた。)まぁ、これは村の武具屋にでも持ってゆこうか。(と、改めて朧車に乗り、和京の新しい甘味を目指して出発した。)【〆】   (2015/6/21 18:55:13)

おしらせトオノカズマ□さんが退室しました。  (2015/6/21 18:55:45)

おしらせ白々原 史骸 □さんが入室しました♪  (2015/6/28 22:40:22)

白々原 史骸 □白々原 史骸【190/76/20代(人間形態)1m~10m(可変)/20kg~(可変)(がしゃどくろ形態)魔都にてかつてあった大規模な虐殺で弔われることの無かった死骸を母体とする存在。普段は背が高いと言うより縦に長いという印象の青年の外見となる。上背の割に覇気がなく、自虐的な言動が目立つ。「誰からも弔われなかった存在」の集合体であるため自身を求めて貰いたいという欲求が強く、気に入った存在へ依存しやすい。「骨」となった場合一個の骨の個体から巨大な頭蓋骨、はたまた骨の大群まで自身の持つ死骸の容量が許せばかなり多彩な形態をとることが可能だが、大群の形態をとる場合自己認識の混濁が激化する】   (2015/6/28 22:40:26)

白々原 史骸 □「こっちだ、こっちにあいつが…」 「今までよくもこき使ってくれやがったな、ぶっ殺してやる!」   (2015/6/28 22:41:08)

白々原 史骸 □(静寂が支配しているはずの森の中、ざわざわと空気をふるわせ、殺気を漏らしながら進む魔性のものども。 その殺気の全てはとある神父へ向けられていた。その名はリチャード・ロウ。神ではない、彼の信奉する神父に仕える歪な教徒。 そしてその歪な信仰のために隷属、酷使されていた魔性たちは、自らを縛る戒めが解かれていることに気づく。それはつまり「主」が瀕死とも言うべき状態になっていると言うこと それはつまり…彼らよりも圧倒的に強い「元主」に、復讐するチャンスであると言うこと。)   (2015/6/28 22:41:45)

白々原 史骸 □「もう自由の身だからはいサヨナラ、そうはいくかよ…思い知らせてやる、殺してやる…」( 板を持った鬼が怒りに震え )「それだけじゃねぇ、ただで殺してたまるか!犯して嬲って、ズタズタにプライドへし折ってからだ!」 (鱗を持つ爬虫類の亜人が猛り )「じゃあワタシが半死半生まで保たせてあげますね、殺してくれと懇願するまで」 (癒しの鳥は嗜虐的な笑みを浮かべ) 「………それだけじゃない、あいつを追い詰めた奴もおそらく死にかけてる。そいつもついでにやってしまえば僕らも一気に…」 (異形の紙が冷静に打算を口にする。)   (2015/6/28 22:42:54)

白々原 史骸 □(それぞれが殺意に茹だった思考に呑まれながら、目的へと向けてひたすらに突き進む。 そしてそれ故に気づくのが遅れてしまった…自分たちの獲物を狙うのが、自分たちだけではなかったと言うことに。)   (2015/6/28 22:43:11)

白々原 史骸 □「………おい、なんだ?」 (折り重なるように倒れ伏す彼らの「元主」と、相討ちとなった「レッドキャップ」。その2人以外にもう1人… 妙に陰鬱な印象の、細長い男が立っていた。)   (2015/6/28 22:43:51)

白々原 史骸 □僕の呪いと、そこから来る死の気配…気になってきてみたけれど、なるほど君か。僕の渡した「お土産」以外にもくすねていったものがあるみたいだね?(倒れている赤毛の神父…リチャードの持つ呪いのダガーを拾い上げ、陰鬱な男は返答のない相手へと語りかけていた)…おや?これは道具として加工されているけれど、出力しているだけのようだね…ええと本体は……   (2015/6/28 22:44:46)

白々原 史骸 □「おい、テメェなにもんだ?」( ぶつぶつと何事かを呟いている男であったが、しかし、リチャードを殺す千載一遇のチャンスに水を差されたことで機嫌が悪くなったリザードマンたちは、史骸に対しても敵意を抑えずに声をかける。 おとなしく引けばよし、そうでなければこいつごと殺してしまえばいい。そんな雑な考えを持ちながら)   (2015/6/28 22:47:24)

白々原 史骸 □…君たちはこの神父の友人かい?彼が死んでしまえば君たちは哀しむのかな?「ハッ!何を言うかと思えば!」 「聞いているのはこっちだってわかんねぇのか?」 「哀しむ?馬鹿なことを…いいえ、ただ死んでしまえば残念に思うでしょうね、ワタシたちが殺してやるのだから!」 「…友人…そう誤解するだけで腹が立つ、それだけでもお前が死ぬには充分だ」…そうかい   (2015/6/28 22:47:58)

白々原 史骸 □(陰鬱な男の言葉を聞き、殺意を膨らませる魔性たち。もう逃げても遅い、こんな奴に気を向けたのが悪い、死体が増えるだけだ…彼らにとって他者の命とはその程度のものだった)   (2015/6/28 22:48:18)

白々原 史骸 □それなら彼が死んだら哀しむ人はいないのかもしれないね。そうならば彼は僕になるのかもしれない。それはいただけないことだし、なにより呪いを勝手に使われてなにもなしというのは業腹だ。僕にはらわたはないけれど「何言ってやが」 だから彼を殺すという君たちに、その意志を曲げるつもりなさそうな君たちには…   (2015/6/28 22:49:11)

白々原 史骸 □死んで貰おうと思うんだ   (2015/6/28 22:49:24)

白々原 史骸 □トスッ   (2015/6/28 22:49:37)

白々原 史骸 □ ( 癒しの力を持つカラドリウス。その顔は驚愕に彩られ、そしてその胸には… )「あ、え…?これは…骨…?」 (陰鬱な男…白々原史骸の、がしゃどくろの右袖から伸びた一本の骨がカラドリウスの胸へと突き立っていた)   (2015/6/28 22:50:11)

白々原 史骸 □「け、けれど!」 無駄だよ 「は…あがっ?!」( カラドリウスの身体が淡い光に満ち、傷を、呪いを癒そうとする。しかしその甲斐もなく、右手を捻りながら引くだけでカラドリウスの心の臓はズタズタに引き裂かれ、 骨でふさがれていた傷口からは鮮血が吹き上がる。)   (2015/6/28 22:50:38)

白々原 史骸 □ごめんね、けれど一瞬で終われたならば幸せなのかも知れない。ああけれど僕らも大抵は死ぬときは一瞬だった気がするよ。それからが長いのだけれど、永くはならないように願っているよ。 君たちも祈ってくれるかい?いや、初対面の僕なんかよりも彼のことについて祈る方がいいのかな、彼が安らかであるように、僕らと同じににならないように「…こ、殺せぇええええええええっっっ!!」   (2015/6/28 22:51:20)

白々原 史骸 □(リザードマンの怒声と共にばらばらと紙舞の身体から大量の紙が剥がれていく 薄く、薄く…そして鋭い紙舞の身体は、刃となって白々原の身体へと殺到し、細長い身体を切り裂いていく) 「おい、どうなってんだ…?」( しかし、白々原の切り裂かれた身体は一切の血を見せず、その代わりに青白い燐光がばらばらと当たりにばらまかれている)   (2015/6/28 22:51:55)

白々原 史骸 □「…仮初めの身体か、関係無い、全て切り裂いてしまえば」そうだね、その通りだ。この姿は本来のものではないから…だから、本当の姿を見せたらこうなってしまう   (2015/6/28 22:52:19)

白々原 史骸 □"細逝(ささめゆき)"   (2015/6/28 22:52:31)

白々原 史骸 □(ぼうと輝く青い鬼火、儚かったそれがぼんやりと実体をとっていき…そこにあるのは乾いた骨の欠片だった。 紙舞が全身を切り刻み、辺りを白く染めるほどの量となっていた骨片が辺りへと勢いをつけて降り注ぎ ) 「がああっ?!」 「糞が!糞があああああっっっっ!!!」   (2015/6/28 22:53:02)

白々原 史骸 □(雪と言うにはあまりにも激しく、刃のような鋭さを以て白き死が三体を襲う。 リザードマンは咄嗟に伏せて鎧のような鱗で、鬼は頭上に掲げた板で己を守ろうとするが… )「あ、あっぁ…ああああああっっっっっ?!」 ( ひらりひらりと紙一重で攻撃を躱すことを防御手段としていた紙舞は…視界を埋めるような密度のそれを防ぐ手立てはなく あまりに薄く脆いその身をズタズタに切り裂かれては…)   (2015/6/28 22:53:43)

白々原 史骸 □さようなら、さようならさようならさようなら。白き無形のあやかしよ。共通項が多い君を手にかけるのは心苦しいけれど、  それでも共通項が多いのはこうなってしまった後の僕らであって、「僕ら」ではないから。だからごめんよ、恨むなら、刃を引けなかったその身にして欲しい。…さて、と 「………ひぃいいっっっ?!」 「馬鹿野郎怯んだら!怯んだらまたわけわかんねえことになる!2人がかりで押さえ込むんだ、まだ俺とお前で2対1!いくら強かろうが所詮は相手は1人!数の利を活かせば!」 「お、おおおおお、応!」   (2015/6/28 22:54:17)

白々原 史骸 □数の利…ね(あっけなく絶命した紙舞を見てはひきつった恐怖の声をあげる板鬼に対し、リザードマンは何とか勝機を見いだそうと有利な側面を考えようとして 鬼もまた、目の前に来る危機から逃れようと必至なのか、その鼓舞に乗って武器を構えるが…)   (2015/6/28 22:55:12)

白々原 史骸 □【がしゃり がしゃ、がしゃん がしゃがしゃり】   (2015/6/28 22:55:30)

白々原 史骸 □「………?」 「なんか…お、と…が、あ、ああっ?!」   (2015/6/28 22:55:44)

白々原 史骸 □そうだね、君たちの言うとおりだ。僕は1人だ。ひとりぼっちだ。いつまでもいつまでもあの孤独の原野で立ちすくんで待ちわびて恋い焦がれて無為に無駄に無情に無意味に  ずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっと!僕は僕らは!そうさ1人さ!だからおいでよ君たちで!たった一人の僕を!どうにかしてみるといいさ!(涙すら流れない眼窩からボロボロと骨片を撒き散らしながら、狂ったように泣き叫ぶ長身の男、しかし二匹の哀れな元憑きには、そんなことには構っていられない理由があった もっと差し迫った命の危機。自分たちの唯一の利点である数の利を覆す絶望の白)   (2015/6/28 22:56:12)

白々原 史骸 □「なんだよ…この、骸骨…い、いつの間に…囲まれて…」 「どこにいたんだよこんな数、どうすりゃいいってんだよ…なんだよ、なんなんだよお前はああああああああああああああああああっっっっ?!」僕か、そうかそんなことも知らずにいたのかい?仕方がないね仕方がないよ、手向けに送ろう僕はそう…我者我者、我こそ…   (2015/6/28 22:56:37)

白々原 史骸 □がしゃどくろ   (2015/6/28 22:56:46)

白々原 史骸 □( そして…逃げることも出来ず、リチャードに気を向けたばかりに死体が増えた、その数は四。 死体を作ったのは白々原史骸。白々原のエリアマスターにして、「最低でも」街一つの骸から成る、群体のがしゃどくろであった。)   (2015/6/28 22:57:00)

白々原 史骸 □覚えているかい幼き半魔。野蛮の象徴たる西の怪物と、偽善の象徴たる聖職者どもの合いの子だなんてぞっとする存在だもの、僕は君のことを覚えていたよ  あのときの僅かな時間で、まさかこんな風に呪いをくすねていくだなんて、随分と手癖が悪いようだけれど…利用されるのはいい気はしない。預からせて貰おうか(這いずる一体の骸骨を使いぐったりとした赤毛の神父をまさぐると、呪いの媒介となる釦を回収してはぼんやりと考え込み)   (2015/6/28 22:57:26)

白々原 史骸 □………けれどそうか、君がそうやってまだ在れるということは、君の思いは少なくともまがい物ではなかった、そう考えていいのかな  2人きりの半魔に孤高のもの。僕とはだいぶ異なるものたちだけれど、この状況は僕の性質もいくらか関係しているようだね  …いいだろう。とりあえず命は奪わないでおくよ。それに死んでしまえば君から対価を貰うことも出来なくなってしまう。  おいで、僕の地へ。僕らの白々原で(己の手を離れたとはいえ、呪いの原型は自らのもの。媒介である釦を手にすることで、この場での呪いを掌握しては死なぬ程度に傷を抑えて、さりとて癒すこともせずに去ろうとする。 向かう地は白々原、死のみが存在する、孤独で乾いた白き原野の主。彼を相手にして、死にかけから復活した二人がどう行動を起こすのか、それを知る者は、まだ誰もいない)   (2015/6/28 22:57:55)

おしらせ白々原 史骸 □さんが退室しました。  (2015/6/28 23:00:22)

おしらせ緑林□さんが入室しました♪  (2015/7/3 22:39:08)

緑林□【緑林(僵尸) 170cm/52kg/享年32/リバ 瞳は緑色、痛みきった黒髪を足の付け根あたりまで伸ばしている。生成色の道着を身に纏い緑色の帯をしめており、履物は膝下まである鉄入りの黒いブーツ。日よけの為に番傘を持ち歩いている。得物は使わず体が武器。比較的温和だが降りかかる火の粉はキッチリはらうタイプ。常に薬や線香のような香りがする。】   (2015/7/3 22:39:30)

緑林□(こんな掃き溜めのような場所を歩くのは他に行き場のない人か自分のようなよっぽどの物好きだろうか。だが時たまどこからか向けられるピリピリした視線も、不快なドブのような匂いも無性に恋しくなったりするときがあるのだ。それに“欲しいもの”が落ちていることが他の場所より多い、散歩するには最適のコースの一つだ。雨粒を払い飛ばすように緑色の番傘を、くるり、と右回りに半回転させた。小雨、霧雨と言うに相応しい天候で傘をさして歩くのは自分くらいのもので、ただでさえ人気が少なく人ごみにまぎれることのできないこの場所では目立つことこの上ないだろう。先ほどからすれ違ったのもチンピラのような男性が二人だけ、雨のせいか治安が悪いせいかは分からないがなんだか閑散としている気がする。そういえば昔、袖が触れ合った程度の事で喧嘩を吹っ掛けられ血まみれになるまでボコボコにされているのを目にしたことがあったような気がする、そう考えると人通りが少ないのは当然か。)   (2015/7/3 22:41:59)

緑林□「ヨォーネエチャン、オレタチと遊ばネ?」(明らかにガラの悪い男の声がすぐ後ろから聞こえてくる、ナンパでもしているだろうか。若い男の品のない声とその男を持ち上げるように合の手を入れる男の声を背景音楽代わりに聞き流しながら歩を進めていると、うっかり足を踏みいれてしまった水溜りの水が、ぱしゃり、と小さく跳ねた。良くもそんなに熱心に口説けるものだ、と呆れ半分関心半分の苦笑をもらしながら、もう一度番傘を半回転させた。……そもそも自分の後ろに女性など歩いていただろうか?と、ぼんやりと考え事をしていたらーーー何かが風を切る音、そのすぐ後にゴキャリ、と嫌な音がして右わき腹に鈍器を振るわれたときのような鈍い衝撃が訪れた。)かはっ……!(視界は白くチカチカと明滅し、ふわり、と浮遊感が身を包む。体はそのまま水平方向に吹っ飛んだ。硬い物同士かぶつかる大きな音があたりに響き渡る。先ほどまで壁だったものが霧雨に混じってパラパラと降り注いだ。運悪く水はけが悪い場所に座り込む羽目になってしまったせいで質の悪い生成り色の道着は泥水を吸い、茶色いしみを広げていく。)   (2015/7/3 22:43:26)

緑林□(いくら蝋化していて生者よりも外側が堅いといってもベースは人間、存外中身は脆いし、痛いものは痛い。この嫌な痛み、もしかしたらアバラを数本持っていかれているかもしれない。安全などという言葉は無縁だということは理解していたつもりだった、が少し油断をし過ぎていたかもしれない。眉間にしわを寄せながら殴打されたと思われる脇腹をさすると何かが道着に引っ掛かっていることに気付いた……これは釘だ、しかも平らなほうの面がこちらに向いている。雑に塗られた緑色の爪紅が彩る長い爪で釘をつまんで引き抜き……足元に投げつけた。数は一、二……四人か、今のところは自分一人でもどうにかなりそうな数だがあまり増えられると苦戦を強いられることになるだろう、今は近くの建物内や路地の陰から感じる気配の主たちがこちらに来ないことを祈ることぐらいしかできないが。とんだ面倒事になりそうだ、と眉間にシワを寄せ肺の奥から絞り出すように深いため息をつくと、いかにも頭が悪そうな若い男が釘バットを右手に下品な嗤い声をあたりにまき散らした。先ほどの振る舞いから何となく感じてはいたが、彼の格がこの中では一番上なのか。)   (2015/7/3 22:44:23)

緑林□「ヒャハハ! 無視の次はため息カァ、行儀のワリィネエチャンだなァ!」(長い髪に御世辞にも立派とはいえない体格、傘で隠れて顔が見えなかったとしても自分の事を女性だと勘違いするとは、とんだ節穴野郎だ。……もしかしたら貧弱な自分を嘲り笑っているのかもしれないが。心なしか呂律も回っていないように聞こえるし生臭い風にのって薄っすらとだが嗅ぎ慣れた匂いが漂ってくるような気がする。よく見えないがきっと瞳も血走っているだろう。)……ジャンキー、かな。(無意識に口からこぼれた言葉は誰にも聞かれることはなく静かに消えていく。)「行儀のワリィやつにゃぁ仕置きが必要だと思わねぇかァ?」(頭上に振り下ろされようとする釘バットの動きがやけにゆっくりと感じられる。悟られぬ程度に体を右にずらすと左肩に激痛が訪れた。それに続くように他の男の足やらが腹に、胸に、肩に、いたるところに叩きこまれる。痛い、いたい、イタイ。この意味のない理不尽な暴力、狂った思考、懐かしさに全身が歓喜したように甘い痺れが奔る。勿論被虐趣味は無いので痛いのは勘弁だが、刺激的な展開は嫌いじゃない。無意識に口角が緩い弧を描く。)   (2015/7/3 22:45:31)

緑林□(―――あーあ、あんまり無意味な喧嘩はしないようにしてたんだけどな。)「ヒャヒャッ、黙りこくってんじゃネェヨォ! それとももう死んじまったのカァ?」(勢いよく長い髪を掴まれ上を向かされる、急に視点を動かされたせいか先ほどしこたま殴打されたせいか少し頭がぐらぐらする。)わたくしだったから良かったものの、お兄さんたちが望んでおられた女性の方でしたら、打ちどころが悪ければお亡くなりになられていましたよ。(この場にそぐわないと分かりつつ緊張感のないずれた内容を選び口にする。頭の硬い男達に謝罪のつもりで軽く頭を下げる。)期待に沿えられることができず、申し訳ありませんでした。……その、ええと……こういったときは何と言えばいいのやら……。ああ、貴方がたの言葉をお借りするのならば……お仕置きが、必要、ですよ、ね?(適切な言葉を探すように口ごもっていたが先ほどよりも低い声で問いかけると壊れたからくり人形のような動きで首をかしげた。初めから相手の反応を待つつもりはなかったとばかりに品のない動きで髪に触れている男に飛びかかった。病的に細く血色も悪い指を後頭部に絡ませ、顔面を地面に押し付ける方向に力を加えた。)   (2015/7/3 22:46:49)

緑林□(その勢いのまま自分は跳ねるように立ち上がる。派手な音がして男の顔面が薄汚い水溜りに叩きつけられた。男が暴れ泥水があたりに飛び散る。文字通りのルールなどない泥仕合。二人の男は自分から距離をとるように後ろに跳んだが考えなしに飛びかかってきた男が再び釘バットを振りおろそうとする……が。)ふふ、さっきはどうもありがとうございます、おかげで暴れる理由ができました。ああ安心してください、わたくしは将来ある若い芽を摘み取るような真似は致しませんので。(直線的な攻撃をひらりとかわすと男の背後に回り込み、無駄に大きな動作で首筋に手刀を叩きこんだ。そう軽くない肉の塊は軽々と吹っ飛び、先ほど自分が激突した壁にぶつかった。元々作りが脆かったのか、さっきの衝撃で脆くなってしまったのかは知らないが壁は瓦礫の破片に姿を変え、男の上に降り注いだ。)厄介そうな相手は早めにどうにかいたしませんと、ねッ……っと!(ブンッ、と音がするほどの速さで背後から繰り出された拳を体をひねってギリギリで避ける。相手は先ほど自分が地面に叩きつけた男だ、やはりあの程度ではダメか。)   (2015/7/3 22:47:26)

緑林□(再度繰り出された拳を左手で受け流しながら右手でこめかみに平手を叩きこむと糸が切れた操り人形のように動かなくなった。一人ずつ丁寧に時間をかけて相手をしたいがそんなことをしていると数にモノを言わせてられてしまう。)っ痛……!(焼けるような痛みに世界がチカチカと白く点滅する。腰に、背中に、首筋に、二の腕に金属が生えていた。刃は鋭く、感触からしてかなりの速さで投げたのだろう。貫通、とまではいかないが皮膚を突き破り肉を押し広げ、筋や骨に引っ掛かって止まっている。それを投擲したのは自分から少し離れた場所に位置取っている眼鏡をかけた男で間違いないだろう。下品なほどに艶やかに、銀色にきらめく刃物をまだ数本手にしているからだ。もしこれが銀のナイフだったのならば、心の臓に刺さっていたのならば、西で有名な血吸い虫のように自分の生命活動は止まっていただろうか。――何か、刃に塗ってある……? 傷口の違和感に、すん、と鼻を鳴らして確かめる、やはり何か匂う。腕に刺さった刃を引き抜き、味見でもするかのように白くくすんだ刃をべろりと舐めた。獣のように長く鋭い犬歯がちらりと垣間見える。)   (2015/7/3 22:47:55)

緑林□ヘビ毒、でしょうか。お兄さんは随分と効率的な考え方をするのですね。(中距離からの攻撃が可能、しかも狡猾な思考回路の持ち主、厄介そうな相手は早々に意識を刈り取ってしまったほうがいいだろう。強く地面を蹴り、駆け出した。狙うのは顎、手首に近い掌の肉厚の部分が当たるように突きあげるように腕を振り上げた、いわゆる掌底打ちやアッパーカットのような動きだ。お世辞にも綺麗に決まったとは言えない技を打ちこまれた相手は、のけ反るように倒れこんだ。これなら少しのうちは起き上がってくる心配はいらないだろう。それと先ほどから少しだけ気になっていた気配の主達にも気を配っておいた方がいいか。顔も分からぬ相手に銃で撃たれたり矢で射られたりしては、たまったものではない。)少しお借りしますね。(地面に体を預けている眼鏡の男に一声かけると腰に刺さっている投げナイフに手をかけ、勢いよく引き抜いた。鋭い痛みにまた視界が白くなる。適当な気配をめがけて投擲する、が勿論使い慣れていないナイフはあさっての方向に飛んでいき建物の壁にぶつかった。跳ね返されたナイフは甲高い音を周囲に響かせる、そこまで飛んでいっただけで(長文省略 半角1000文字)  (2015/7/3 22:48:25)

緑林□(上出来というものだろう。大事なのは攻撃の意思を示すこと、どこに飛んでいって何に刺さろうとも特に問題は無い。大きく息を吸い込むと今自分の出せる最大音量の声を絞り出した。)わたくしの名は緑林、命が惜しくないものは武器をとりなさい! 相手をして差し上げます! (その行動は一種の賭けのようなもの。自分の名前がどこまでの武器になるかは分からないが自分の持っている“エリアマスター”という肩書は命が惜しいものには丁度良い脅しの武器にはなるだろう。だが箔を欲する者にとっては格好の餌となってしまうし、自分の弱点を知っていれば有利に動かれてしまう。……例えば近距離以外からの攻撃や多人数を相手にすることが苦手、だとか。もっとも薬に溺れるイカシすぎてイカレタ男どもには自分の存在はどうでもいいものかもしれないが。)って、もし関係のない住民の方でしたら悪いことをしてしまいましたね……。(首筋と背中に刺さっていたナイフを引き抜きながら乾いた笑みをこぼした。少し離れた位置に落ちていた番傘を拾い上げ、手で軽く汚れを払い落とし……そして違和感に気付く。指折りで数を数えながら首をひねった。)   (2015/7/3 22:49:31)

緑林□いち、にい、さん……ん? あれっ、三人?(確か四人いたはずなのに、一人足りない。……逃がしてしまったのならそれでいいが、何となくすっきりしない。ガシャン、とガラスの割れたような音がすぐ近く聞こえた、それは自分の脇腹に酒瓶がぶつけられたものだと気づくのに数秒の時間がかかった。独特の香りがする液体……ガソリンがぽたぽたと滴り落ち、やっと何が起きたのか理解する。―ーあ、燃やされる。そう思うより先に体が動いていた。それが飛んできたと思わしき方向に足を踏み出す前に視界に目当ての者を捉えた。丸見えと言ってもいいほどに物陰からはみ出ていた男の片手にマッチ箱が握られていると分かるとスピードをさらに速め距離を一気に詰める。右足を地面にしっかりとつけ、左足を使って相手の右手ごと蹴り上げる。持っているものが吹っ飛とんだのを視界の端に確認しながら耳の付け根に狙いを定め、斜め下からすくいあげるようにして今度は手刀を叩きこむ。力が抜けた体は前にゆっくりと傾き、そのまま地面にうつぶせになった。血を垂らさずに四人の男を地面に叩き伏せると満足気に目を細めた。)   (2015/7/3 22:49:58)

緑林□っと、お礼は致しませんと。(乱れた髪を直すようにかきあげると甘く爽やかな白檀の香りがふわりと香る。口許だけをわずか上げた笑みを浮かべると倒れている釘バットを持っていた男の傍に屈みこむ。片手にしていた番傘は左肩に添えるように置き、首を左に傾けて軽く固定し両手が使えるように準備をする。上に積み重なっている瓦礫を適当に払いのけると男の肩に手を当て、揺り動かした。)もし、もし、起きて下さいまし。利き手は右、で合っていますよね?(這いつくばる男の左手小指の付け根を親指と人差し指、中指の三本を使って摘み……本来曲がらない方向へと捻じ曲げた。まるでその辺に落ちている枝を折るかのように、涼しい顔で。最悪の目覚ましに絶叫とも表現できる声にならない声が男の喉からあふれでた。)ごめんなさい、は? 悪いことをしたらごめんなさいを言わないといけませんよ?(子供を諭すような優しい口調、だが貼り付けられた笑顔は能面のように無機質だ。)ちゃんと口が付いているのですから、言葉にしていただかないと分かりません。さあ、言ってくださいますか、その可愛らしい、お口で。   (2015/7/3 22:50:35)

緑林□(左人差し指で口づけを強請る売春婦のように男のかさついた唇をゆっくりとつつく。唇の感触を楽しむように何度もつついていると男の口が少しずつ開き……勢いよく閉じた。噛まれた、食いちぎられるのではないかと思うほど強い力で。)ふふっ、随分と可愛らしいことをしてくれるではありませんか。(口内から指を引き抜くと、つう、と銀の糸が指と唇を繋ぎ……ぷつりと切れた。指にはくっきりと歯形が残ったが気にも留める動作はなく、今度は隣の薬指に手をかけ、同じように捻じ曲げる。男の醜い悲鳴と妙に落ちついた加害者の声が先ほどより強まった雨音に混じっていく。左手の指の骨を五本とも折り終えると口許に手を当てながら一度頷いた。)ふむ、お兄さん、見た目の割に頑張りますね。わたくしはてっきり二、三本で根を上げるかと思っておりました。(ゴミ同然のプライドが邪魔をしているのか自分の求める言葉を口にしない男に感心してしまう。もしかしたら痛みで満足に喋れていないだけなのかもしれないが。)ご褒美に肘、満足できないのなら肩でいかがでしょう。   (2015/7/3 22:51:34)

緑林□……それでも足りない場合は一枚ずつ爪を剥いでいこうかと思うのですが。(糸のように目を細めると優しい手つきで男の左腕に手を伸ばした。肘のすぐ上を左手でしっかり固定し、すぐ下には右手を添える。添えるように軽く持った右手を段々と……「ごめっ、ごめんなさッヒギィッ!?」男の肘は謝罪の言葉と同時に本来曲がる方向と逆方向に折れ曲がっていた。)ああ、ごめんなさい、お返事が遅かったので、つい。欲を言うのならば、もうしません、と自分から付け足してほしかったのですが……まあいいでしょう。はい、よくできました。(男の頭をなでる手は先ほどまで指を、肘を捻じ曲げ続けていた冷たい右手。凶器と言ってもいいそれは求める言葉を引き出すための道具にそれなりに適していた。「もっ、もうやんねぇっ!しねぇからぁっ!」タガが外れたように子供のように泣き喚いて懇願する男があまりにも可愛かったのでつい癖で額に唇を落としてしまった。   (2015/7/3 22:52:05)

緑林□……そろそろ散歩の寄り道はおしまいにしよう。よっ、という掛け声と共に立ち上がると足元に転がる彼に怯えを含んだ表情で睨まれた。次は何をするんだ、とばかりに涙で濡れた目で睨まれても怖くなんてない、むしろ可愛いくらいだと思うのだがそれを口にするのはやめておこう。)それでは皆様、ごきげんよう。ふふ、今日という一日が良い日になるといいですね。(柔和な笑みを浮かべながらひらりと手を振るとまた傘を右回りに半回転させた。)“〆”   (2015/7/3 22:52:19)

おしらせ緑林□さんが退室しました。  (2015/7/3 22:52:43)

おしらせ鈴白さんが入室しました♪  (2015/7/7 11:48:59)

おしらせ鈴白さんが退室しました。  (2015/7/7 11:49:17)

おしらせ鈴白▼さんが入室しました♪  (2015/7/7 11:49:25)

鈴白▼【鈴白(すずしろ)167cm/51kg/実年齢160歳程度。種族:猫又  外見年齢20前後。白地に藍の着流しに下駄。肩当たりまでのざんばら髪に猫耳と二股尻尾、髪及び耳や尻尾の体毛も白。尻尾の先に赤紐で鈴を一つずつ結わえ小さめの薬籠を背負う。好戦的ではないが気まぐれに人にちょっかいをかける事も。 主に式の使役や幻術を用いる。】   (2015/7/7 11:49:39)

鈴白▼(雨がしとしとと降りしきる中カラァンコロォンと下駄の音を響かせ、 人の支配する領域へと至る道を、番傘片手に歩む。特に理由も無く、 人の領域へと入り込む気も毛頭無いのではあるが、エリアからエリアへと 放浪を繰り返すうちにいつの間にか、入り込んでしまったらしい。 このまま進んだところで人の張る結界なるものに阻まれ入る事は適わない のは以前の散策で実証済みではあるのだが、まぁ、ある程度行けば 適当にどこか別な道へと逸れてまた違う場所へと行けば良いか。などと なんともいきあたりばったりな考えを浮かべながら、ただ歩みを進めて行く…と、なにやら前方から数人の人影。雨に遮られ細かな容姿などは 判然としないものの、纏う空気はどうにも…あまりお上品とは言いがたい。 まぁ、とはいえ己にはさして関係の無い事。そのまますれ違ってしまって また別なエリアへと向かえば良い…と思っていたのだが…。「おい、そこのお前!止まれ!」無視してすれ違おうとした刹那。男達の一人から声がかかる。)   (2015/7/7 11:50:42)

鈴白▼うん…?なんじゃ?やつがれになんぞ…用かえ?(さしていた番傘を軽く上げ、顔を覗かせると、軽く首を傾げながら男に向かいそんな言葉を返し、ざんばら髪の隙間から覗く猫科特有の細い目が相手の男を見据える。と…その目を見た男の一人が腰に凪いだ剣をなんの前触れもなく抜き放ち、一閃。それをわずかに後ろに下がる事で回避する…が、手に持った番傘は見事にその一閃にて切り裂かれ、手を離れたそれがくるりくるりと回って地へと落ちる)ふむ…これまた…初対面にしては随分な挨拶よの…?その傘はなかなか良い物であったのだが、すっかりダメになってしもうたではないか。(軽く目を細めただけで、さして残念がっている様子もなく言うと、番傘をもつ手とは逆の手に持ってい煙管を口に咥え。ふぅ…とひとつ。ゆぅるり紫煙を吐き出す。「貴様ッ魔性の類であろう!」先に剣を抜いた男が油断なく剣を構えたまま、威嚇するように鋭く言い放つ。後ろに控えていた男達も各々に得物を抜き放ち、既に臨戦態勢であるようだ。)   (2015/7/7 11:51:09)

鈴白▼ふむ…確かにやつがれは、おんしらから言わせれば魔性となるが…。して、そんな物騒な物を引っさげてどうするつもりかえ?人の童達よ。(気だるげに煙管を吹かし、番傘で隠されていた白い毛に覆われた猫耳をひくりと動かしながら、殺気立つ男達に向かい暢気にそんな事を言い放つ。「ハッ、どーするだ?決まってんだろ。こんなとこをノコノコ歩きやがって。ちょうどいい、あんたにゃ恨みはねーがこれも、仕事なんでな!」言うが早いか、真っ先に剣を抜いた男が斬りかかる。)っと…まったく。人の童というのはこうもせっかちな物なのかえ…?(振るわれる剣を避けながら、じり、じり…と後ろへ下がっていくが、既に他の二人は退路を絶つようにして回り込み、剣を構えている。どうやら、それなりに場慣れした類に者達のようであるらしい。)   (2015/7/7 11:52:53)

鈴白▼ふぅ…む。困ったの?生憎とやつがれもまだ死ぬは惜しい。よって…少しばかし遊んでやるとするかのう。どれ、おんしら。出番ぞ?(振るわれた剣を避けると同時にトンッと飛んで距離を取り。手に持った煙管でココンッと小気味良い音を立て背の薬籠を叩く。するとそれに呼応するように引き出しが僅かに開き数枚の絵がするりするりと飛び出し、ふわふわと宙を舞う。その奇妙な光景に男達が一瞬呆気にとられたかのように止まる。)さてさて…おんしら、猫は好きかえ?(ニタリ、口の端を上げて笑みを見せれば、煙管を吸い込みその煙をふぅぅぅっ!と宙を舞い続ける絵へと吹きかければ…ずるり、ずるり。絵に描かれていた猫達が一斉に抜け出して地へと降り立つ。「なんだぁ…?ハッ…なにかと思ったら随分と可愛らしい芸じゃねぇかよ。そんなもんd…あがっ?…」一番近くに居た男が言いかけた瞬間。倒れる。「なっ、おい!どうした!?」他の男が仲間の急変に気づき駆け寄ろうとするも、眼前を影が通り過ぎた刹那、顔を抑えながら呻き声をあげる。)   (2015/7/7 11:53:39)

鈴白▼くふ…知っておるかえ?おんしらはたかが猫と思っておるであろうが、彼らは本来、優秀な捕食者。その気になれば人といえど…のぅ?(愛も変わらず煙管をぷかりぷかりと吹かしながら。血に伏せ、首から大量の血を流す男を横目に見やる。「ぐ…クッソが…ふざけやがって…!」顔面を眼球もろとも鋭利な爪で切り裂かれた男の怨嗟の声。それにまたくつくつと笑い)先に…しかけてきたのはおんしらであろう?やつがれも、その猫共も…身を守る為にやったにすぎんよ。のう?そこのおんしもそう思うであろ?(ほんの一瞬で二人の仲間が戦闘不能状態に陥ったことにより呆然と立つ、最後の一人へと目を向け、そんな問いを投げかける。すかりとこの惨状に当てられたのかもはや戦意を失い震えているその男にまた一つ、くつくつと笑えば)   (2015/7/7 11:54:24)

鈴白▼なに、これ以上に手を出してこぬのであれば、やつがれも無為に命までは取らんよ。…とは言え、そこで倒れておるのは既に事切れてしまったようだがのぅ。まぁ、良い。傘もなかなか良い物だったでな、そのくらいの報いは受けても当然じゃろ。さて…それじゃあ行くとするかの?、ほれ、おんしらも戻っておいで。(言うや、足元に猫達がわらわらと集まり、ぽふ、と小さな音を立てただの絵へと戻って行く。それを大事そうに拾い上げ懐へと仕舞うと。また煙管をぷかりやりながら、男達に背を向けまた、カランコロォンと下駄の音を響かせながらその場をあとに。)さて…どこに行こうかのう?…とその前に雨宿りよの。どうにも、毛が濡れてうっとうしゅうて適わんわ…。 〆   (2015/7/7 11:54:57)

おしらせ鈴白▼さんが退室しました。  (2015/7/7 11:55:08)

おしらせクリード・ハサス□さんが入室しました♪  (2015/7/9 21:11:55)

クリード・ハサス□(目を焼かれ、首を刻まれ、無自覚ながらも“喰われ状態”に陥って気絶してから時間は幾らと過ぎたのであろう。長い刻失っていたか、端は短時間か。其れがどれぐらいか解らぬ程に意識を失っていたレッドキャップであったが――それも漸く。うつら、うつらと意識が浮上がする。確か赤い髪の聖職者と戦っていた筈。確か魔物混じりの人間の血を受けて酷く高揚した筈。確か次に目を覚めたら…と口にした筈。確か頭突き食らわせたのを最後に意識を失った筈。 まどろむ意識の中、確か。確か。確かと覚醒する最中、頭の中で状況を把握しながら瞼を開いた。――その瞬間)、ッ!!!(瞼を開くや否な、身体を低く起こして咄嗟に後方へと飛び退いた。)―ハッ、ハッ、ハッ…ァッ(目を覚ました瞬間、感じたのは己以外の魔力。其れも――自分自身と同等のハイクラスの魔物の気配だ。 草木生い茂る地面に低く身を屈めて両手でその草を握り締めては、火傷負う双眸を眼窩の窪み一杯に大きく、見開き口許を開いて息遣い荒く浅い息継ぎを繰り返す。バクバクと早鐘る心音が煩い。まるで心臓を抜き取られて耳元に押し付けられてそうなほど鼓動の音が鼓膜に響く渡る。)   (2015/7/9 21:12:42)

クリード・ハサス□(――完全なる不覚。無論気絶していたのだから気付かなくて当たり前だが、其れは在る意味自分の死を意味する。 いや、気絶した事自体が己の落ち度。目覚めぬ内に首を切り落とされたとしても文句は云わないし言う気もない。 だが目覚めて気付いてしまえば――此れほどまでのハイクラスの魔力が現れた段階で気付けなかった己の落ち度差に反吐が出る思いだ。) ッ、ハッ…ハ…ッ…。(一見すれば優男にも見えそうな男を凝視しながら冷静を取り戻そうとする。そうして荒れた息遣いを整えてくうちに状況を把握する。 何故ハイクラスな魔物が己の支配するエリアに居るのか。この男の目的は何なのか。 聖職者が従えてたと思われる魔物の死骸を目配せで見遣り――そして気絶してた意識が浮上する途中に夢現に聞こえていた声を思い出す。)   (2015/7/9 21:13:44)

クリード・ハサス□ハ、ァ…ッ。…(『僕は1人だ。ひとりぼっちだ。いつまでもいつまでもあの孤独の原野で立ちすくんで…』)…テメェ、一体…(『ずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっと!僕は僕らは!そうさ1人さ!だからおいでよ』 明確ではないが確か斯様な事を言ってたような…。と、思い当たった次の瞬間。左腕の塞がる事のない傷跡が酷く疼いて痛みが、呪いが自身の上腕骨へ浸透せんと酷く痛み出す。)……テメェ…テメェが、…(『仕方がないね仕方がないよ、手向けに送ろう僕はそう…』 そう、この男が左腕の呪いの大元となった張本人だ。奴こそは、奴の名は――) がしゃ、どくろ…ッ。   (2015/7/9 21:13:53)

おしらせクリード・ハサス□さんが退室しました。  (2015/7/9 21:13:58)

おしらせ白々原 史骸 □さんが入室しました♪  (2015/7/10 01:24:20)

白々原 史骸 □………おや、死なぬ程度に呪いを収めたとはいえ随分とはやい目覚めだ。さすがは一つの地を支配するだけはあると言うべきなのだろうか…しかし、死の淵から目覚めてまず最初にするのが殺気を撒き散らすことだとはね。いやだねいやだよ、西の蛮物はこれだからいけすかない(ざあざあと風が木々を撫ぜる音だけが響いていた夜の森。暗闇にぼんやりと白い身体を浮かび上がらせて歩いていた男が眺めて呟いた。意識を向けるのはその後方。風の音以外の音の主…地面に手をつき草を掴み、そしてなにより怒りに満ちた声を上げるレッドキャップがそこにいた)   (2015/7/10 01:25:28)

おしらせクリード・ハサス□さんが入室しました♪  (2015/7/10 01:26:11)

クリード・ハサス□己が紡いだ妖怪の名に相手は否定も肯定も示さない。其れこそが是の証明。此れこそが彼が何者なのかを雄弁に物語る) そりゃあ殺気も撒き散らしたくなるだろうよ。此処に、俺以外の―――(飛び退いた際、着座した位置より下がらぬ様にと無意識に踏み止まるが為に掴んでた草を毟り千切れば、地面に片膝付かせて呼吸を整える)――エリアマスターが入り込んで居ればな。いけすかねえのはコッチも同じだ、東の連中は音も無く忍び込む輩が多くて気持ち悪い。(口での息遣い。唇結んで鼻での呼吸。肺腑一杯に酸素を吸い込んで臍の下、丹田で息を止めてゆっくり深く息を吐き出せば――ゆっくりと膝を浮かせて立ち上がった。 呼吸を深く吸い、一旦止めて吐き出したのはより早く呼吸を整える為。息を整え落ち着きを取り戻せば、白い身体をゆらりと暗闇に浮かび上がらせてる男の目に――相手にしてみれば既に朽ちて二度と手には入らないで在ろう『生きた生身の肉体』が、目元の火傷と首筋の深い斬痕。其れだけ地肌に残るものの、傷口の大半が塞がって行くのが目の当たりに写ることだろう。無論、左腕の『呪い』の痕は依然として治る気配も見えないけれど)   (2015/7/10 01:26:40)

クリード・ハサス□ …で。東のビックネームがわざわざ西の、こんな辺鄙なところまで出向くとは。―――何の用だ。(何の、と云った時。レッドキャップの視線はちらりと――がしゃどくろではなく、今だ気を失って倒れてる赤毛の聖職者へと向けられ)   (2015/7/10 01:27:08)

白々原 史骸 □音ならいくらか鳴らしたつもりさ、がしゃりがしゃりと不可避のものを。…君も今しがた呼んだばかりだろう?がしゃどくろと。僕を人が指し示すときに使う名を。君がいくら動いても鳴るわけがないその音を(相手の挑発に昏い笑みを浮かべて返していく白々原。魔力で象るまがいものではない「本物」の肉体を粗末に扱う正面の蛮物を見て、むかむかとした気分を抑えきれずに)………ビッグネームと呼ばれるほどにたいそうなことをしているつもりもないけれど。そうだね、君を目当てにやってきたのだと勘違いするほどに自己評価が高くなくて助かるよ…なに、勝手に使われていたものを返して貰おうと来ただけさ。君に害意があるわけでなし。西の者と違い僕はあまり争いは好む方ではないんだ(袂から呪いの籠もる釦を取り出してはクリードの前で掲げながら、彼が目線をよこした赤毛の神父をこちらもそっと意識を向け)   (2015/7/10 01:27:41)

クリード・ハサス□聞えなかったら意味は無えだろ…(確かにその通り意味は無い。が、聞えない状況下に陥ってた身としては何を云っても単なる負け惜しみでしかなく) 生憎と俺が知ってるのは死んで骨になったスケルトンぐらいだ。複数の骨が集まってくっ付き、其れが動く時にどんな音が鳴るかなんざ知ったことじゃねえ。(挑発に簡単に煽られるような輩なら扱いは楽だが、流石死んで葬られもせず、無念の塊と化して骨の残骸が寄り集まって形成された妖怪は昏い笑みを浮かべるだけで食って掛かってくることは無かった。 ならばこれ以上云いあっても口下手の自分が口上上手な奴には勝てぬと察しては、必要以外の事に関してのみ早々と口を噤んだ。)大抵、名の通った奴ほど大層なことはしてねえとほざきやがる。まあンなことはどうでもいい。 ハッ、自信過剰で恥じかくのが恥かしいお年頃なんでー。――……害意があるわけではなし?…ほざけ、テメェには無くてもこっちはいい迷惑受けたんだ。そいつを回収するなら―   (2015/7/10 01:29:32)

クリード・ハサス□(懐から釦を取り出された途端。術者本人の魔力とアイテムの効力が相俟、出血は収まっていたはずの左腕の傷跡より、今一度肉が裂けて赤い血が噴出した。表情こそ変えず、其れでも赤毛の聖職者より釦掲げてるる白々原へと傷口を右手で覆いながら視線を向け)――この呪いの解き方を教えろ。   (2015/7/10 01:29:52)

白々原 史骸 □そうだね、聞こえないならば意味はない…君が最初から聞いていなかったのに音がどうだという事を言い出したその挑発と同じくらいには意味が無いことだね?さて…呪い、呪いか。ふふ、なるほど、随分とおかしいことを言うじゃないか。僕は先ほど言ったはずだよ。君のことがいけ好かないと。いけ好かない君がただ単にこちらに向けて恨みがましく言ってくるだけで、何故君の利になることを教えなければならないんだろう。迷惑をかけられた?ぼくはただ奪われただけ、迷惑を被った側だよ。そうだね、それでも君を哀れんでこれだけは言ってあげようか?「災難だったね」…気が済んだかい?(呪いを解くだけであればおそらく自分の力が元であることと、触媒である釦が手元にあるのだから出来ないことはないだろう。だが、それでも先ほどから殺気を向けてくる相手にそこまでする義理はないと、やる気がないように答えを返し)   (2015/7/10 01:30:42)

クリード・ハサス□ ああ、テメェの口がよく滑っから納得し掛けちまったけど。 俺は『東の連中は音も無く忍び込む輩が多くて気持ち悪い。』って云っただけで、別にテメェのこと名指しで云った訳じゃなかったンだわな。…東の連中の代表格と思って反応しちゃって訳だ。流石ビックネーム。自分のことだと勘違いするほどに自己評価が高いってのは、…人間の流行言葉で言うとアレだろ。『痛いわー』(出血を抑える為に傷口に宛がってた右手を離し、一旦は落ち着きを取り戻した左腕の傷跡見れば、手塗れの右手で中指おっ立ててゲラっと一笑に伏すと――フ、。短い息吹で呼気整えば嗤みを消した。)成る程な、確かにそりゃそうだ、教えろと云って素直に教えて貰えりゃ苦労は無え。 混じり物の人間…今はまだ人間の糞に、まんまと力の欠片奪われたテメェと、それ使われて痛い目見た俺と。どっちも間抜けだったってだけの話よ。――(「災難だったね」と云われても表情は変えない。まあ精々「お気遣いドーモ」ぐらいの言葉は返してやるけど。 いけ好かない相手に手を貸す義理はない。いけ好かない相手に呪解を乞うつもりはない。)   (2015/7/10 01:32:02)

クリード・ハサス□(となれば呪いを解く為にどうしたら良いか。答えは簡単だ―) ――テメェを殺せば済む。――だろ、がしゃどくろ。   (2015/7/10 01:32:27)

白々原 史骸 □どうやら幼稚で負けず嫌い、という内面を晒すのが好きだというのはわかったけれど。しかし訂正はしておこうか。この欠片一つを持って行かれて、「奪われる」というほどに僕らの「力」は削がれてはいないさ。僕の知らぬところで僕らをもとにした力をふるわれるのが気にくわない、それだけのこと。そしてもう一つ忠告を。僕は争いを好まないとは言ったが、争いを憎悪していると言うほどではない。そうだね、具体的に言うならば…かかる火の粉はたたきつぶして消すくらいには、ね(目の前の魔性の軽口に嘆息しながら返すと…ぞ、と辺りにおぞけをはびこらせ、地面からかちゃりかちゃり、がしゃりがしゃりと白骨が沸き上がっていく。クリードのビリビリと肌を刺すようなものとはまた違う、内蔵から熱を奪うような敵意を向けては力の片鱗をみせ)   (2015/7/10 01:32:48)

クリード・ハサス□ハッ。幼稚で負けず嫌いか。当たってるから否定はしねえよ。…つか嗚呼もういい。訂正とか忠告とか一々訊くのも答えンのも面倒臭い。「かかる火の粉はたたきつぶして消す」それだけ解ってりゃ十分だ。(呪いを解く目的の為にがしゃどくろを殺す己と、降懸かる火の粉を叩き潰すと応じる相手の言い分に相違が無ければ後は戦いを始めるだけ。――だか幼稚で負けず嫌いな性分であっても頭に血が昇って現状を把握出来ないほど愚かではない。 死体が放つ特有で独特な冷気に似た魔力を迸せらながら地面より白骨を湧き上がらせる「がしゃどくろ」に対して今の自分の魔力は枯渇してるに近い状態だ。 足らない。圧倒的に魔力が足らない――。其れは酷い空腹にも似てて。さてそんな枯渇し掛かってる状態でどう対応する?そんなことを考えた時――不意に今だ意識を失って地面に伏せてる赤い髪の聖職者が今一度目に止まった。)   (2015/7/10 01:33:46)

クリード・ハサス□………(目に止まった瞬間、カラカラな喉から生唾飲む音が聞えた。嗚呼。嗚呼、嗚呼そうだ。そうだったッ。 魔力が枯渇して酷く飢えた状態だが、自分にとって最高の『贄』が居たではないか。『喰われ状態』に陥るほど魔力に引かれた――聖職者がッ) クッ、ヒャッハ!! ビックネームっ。殺る気になってるところ悪いが、一旦引かせて貰うぜッ。骨のアナタにゃ忘れて久しいだろうが、喰らって臓物の喰い物満たしたら――今度はこっちから会いに行ってやるよ。(地を蹴り、倒れてる聖職者の黒いキャソックの奥襟掴んで引き摺り起こし。彼を荷物のように肩に担げば…地面に尋常ではない回復力を持つ血を染み込ませて過剰な成長を遂げてる植物を白骨に巻きつかせて一時的な足止めを狙う。)   (2015/7/10 01:34:26)

白々原 史骸 □っっっ!!(湧き始めた骨と自らに対し、異様な育ち方をしている蔦が絡みつく。即座に骨を刃状へと変じさせて対処するが、どうやら植物は血を吸って現在進行形で育っているらしく切ったそばから癒着していくという異様さで若干手間取ってしまう。それでも難なく切り裂くが、相手の逃亡を許すには充分な時間であったようだ。そして相手が逃げるというのであれば、敢えて追うつもりも無い程度には戦闘にはこだわりが無く)…なるほど、君の庭だけはあるということだね………と。そうかい。まあ、元からあそこへは来るだろうと思っていたからね。歓迎はしないが拒みもしないさ。そのつもりならば来るといいよ、白々原へ。白き死にて埋め尽くされた僕の地へ。…………餓瀉餓瀉餓えてがしゃどくろ。満たせぬこの身を笑うのならば、相応の覚悟はしてもらおうか。それでは待っているよ孤高の蛮人(呟くようにして今度こそクリードへと背を向けて歩き出す。そう遠くない未来に、白しかない白々原が、赤く色づくことを思案しながら)   (2015/7/10 01:36:47)

クリード・ハサス□(所詮は単なる回復力。魔法や術の類に疎いレッドキャップの血で与えられる効果は『急成長』でありそれ以上でもそれ以下でもなく。結果狙い通り植物が骨に絡み付いた事で撤退する時間は十二分に稼ぐことが出来た。 まあ尤もレッドキャップがこの場を離れれば急成長した植物は根腐れを起こして朽ちていくのだけれども)東の餓えて瀉れた髑髏が棲まうは――白々原。待ってろよ…。受けた借りは絶対に返してやる…ッ(がしゃどくろとは反対の方向へ、己の支配力が尤も強く影響及んでる古代遺跡へと意識の無い人間を右肩に担いだ侭姿を晦ませた。理由は如何あれ逃げる事自体は屈辱である。その屈辱の借りを返さんと そう遠くない未来、白しかない白々原に――呪いを解きに、更に白い骨を砕き散らせる為に彼の地へと足を踏み入れよう)【〆】   (2015/7/10 01:39:00)

おしらせ白々原 史骸 □さんが退室しました。  (2015/7/10 01:39:42)

おしらせクリード・ハサス□さんが退室しました。  (2015/7/10 01:41:19)

おしらせ緑林□さんが入室しました♪  (2015/7/11 23:03:46)

おしらせ李 鳳楓□さんが入室しました♪  (2015/7/11 23:06:15)

緑林□【緑林(僵尸) 170cm/52kg/享年32/リバ 瞳は緑色、痛みきった黒髪を足の付け根あたりまで伸ばしている。生成色の道着を身に纏い緑色の帯をしめており、履物は膝下まである鉄入りの黒いブーツ。日よけの為に番傘を持ち歩いている。得物は使わず体が武器。比較的温和だが降りかかる火の粉はキッチリはらうタイプ。常に薬や線香のような香りがする。】   (2015/7/11 23:06:48)

李 鳳楓□【李鳳楓(リー ファンファン) 身長170cm 体重60kg 18歳 ゆったりとした道士の着物に、幼い顔立ち、黒髪を 後ろで三つ編みに結っている。 性格は幼稚でへたれ。 そのくせ自信家で負けず嫌い。 ヘタレの癖に相手の力量を測る事が出来ないのか、自分より強そうな相手でも歯向かい、突っかかっては 泣かされて帰ってくる。 根に持つタイプで、泣かされた相手にはあの手この手と時には汚い、下衆い手段できっちりと報復する 黒い面も持っている。】   (2015/7/11 23:07:02)

緑林□……ふぅ……ん? ……もし、そこのアナタ、わたくしに何か用事でしょうか、それとも彼らに、でしょうか。(疲れた表情でため息をひとつ吐き、そして気づく。地面を転がる男達よりもだいぶ強者の香りのする誰かが近くに居ることに。連戦は少々老体に堪えるが少し大きめの声で呼びかける、もしかしたら相手は自分の呼び掛けにこたえる気はさらさらないかもしれないが……。)わたくしに用事がないのでしたら、失礼しますが。今日はもう着替えのために帰ろうかと思っておりますので。(ガソリンと泥水で酷く汚れた道着の裾をつまみながら先ほどよりも大きな声で問いかける。さあ、相手はどう出るかーー)   (2015/7/11 23:20:50)

李 鳳楓□…ッ!?(母上の遣いで街に来ていたが、思いの外時間がかかり裏道を通り近道をしたらこの有り様。乱闘に 出くわし、出るに出られず物陰に隠れて息を潜めているのが今の現状。そして乱闘も終わり、ゴロツキ共 を伸した男が去ろうとし自分もそれに乗じて立ち去ろうとした矢先…) お、おい、お前!人助けだたかもしれねーが、ちとやり過ぎあるナ。(気づかれた…ッ!?突如声を掛けられ、びくんと身体が跳ね、背筋へと 冷たい汗が垂れるのを感じる。男の言葉を聞けば、最初から気づいていた…?諦めた様に物陰から 身を乗り出せば、声を掛けられた男へと視線を向け。その場に倒れる男達の惨状を見れば、ひぃ…っ、と小さく悲鳴を上げながらビクビクと身体 震わせて、それでも気丈に声を男へと掛けながら対峙する)   (2015/7/11 23:35:34)

緑林□やりすぎ、でしょうか? (口許に手を当てながら考える。左手がいびつになった男以外は気絶で済ませたつもりだが……この怯えよう、他の人の目かすれば少々やりすぎだったかもしれない。これ以上怖がらせないために物陰にいた少年にゆっくりと近づく。また水溜りの水がパシャリと跳ねた。)…………んー……? (首をひねり、スカスカの頭から記憶を掘り起こす。どこかで見たことのある顔……な気がする、誰かは思い出せないが。不躾だと分かりつつ、ずいっ、と顔を近づけて覗き込む。――誰だっけ)ああっ! 龍蓉!? 久しぶり、だね! (パンッ、と手をひとつ叩くと目を細めて微笑んだ……しかし記憶の中の龍蓉と目の前の龍蓉は少し雰囲気が変わったような気がするのは自分の思い違いだろうか?)   (2015/7/12 00:03:25)

李 鳳楓□ど、どこをどう見たらやり過ぎじゃねーと思うネ。 …こいつなんか左手の指全部おかしな方向曲がってるあ…ひぃっ!?な、なんあるカ!?(一人の男に視線を落とせば指が非ぬ方向へと 折れ曲がっている。まるで自分の指がそうなったかの様に思うと、視線を男から逸し目の前の男へと 視線を戻す。そして気づけば目の前にいた男の顔が至近距離にあると、またまたひぃっ!と無様に悲鳴を 上げてしまう、このヘタレぶり) …ん。この線香、と微かに臭う死臭?あ、てめ、僵尸あるナ!?(一応こんなだが、道士の端くれ。近づいてきた 事で、相手の匂いで正体を見破る。流石は道士と言った所か。相手に告げるも尚も自分の顔を覗き込み 何かを思い出そうとする男へと怪訝な視線を向けて) か、顔近ぇ…っ!ろ、龍蓉?それは僕のじじぃの名前ある。僕は鳳楓ネ。じじいの知り合いあるカ?( 小さい頃から祖父の若い頃にそっくりだ、と言われていた。男の口から祖父の 名前が出て驚く顔で聞き返す。この喜びブリからして、祖父とは知り合い以上の関係なのだろうか…。 と、目の前の男の正体に興味が湧き始めた)   (2015/7/12 00:21:31)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、李 鳳楓□さんが自動退室しました。  (2015/7/12 00:42:20)

おしらせ李 鳳楓□さんが入室しました♪  (2015/7/12 00:42:25)

緑林□ええ、左手しか曲がっていませんが。どうしたの、このくらいの事でそんなに叫んだりして。(たいしたことは無い、と言いたげにさらっと流す。あまりにも怯える彼を落ちつかせるためにぽんぽんと頭を2,3回撫でた。)何言ってるの龍蓉、僕が僵尸ってこと、前から知ってたでしょ?(だいぶ砕けた口調で首を傾げる。調子でも悪いのか、と聞こうかと思っていた矢先、衝撃の事実を耳にした。じじい、と呼んでいるということは龍蓉の孫か何かか。)ああ、道理で雰囲気が変わったと思いました。これは失礼、お初にお目にかかります。わたくしは緑林、ご推察の通り僵尸です。(目線のあたりまで両手を持っていくと腕を水平にし、そのまま膝を曲げて礼をする。)……そうですね龍蓉とは、知り合い、です。(ふふ、と口元を道着の袖で隠しながら控え目に微笑んだ。)   (2015/7/12 00:45:32)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、李 鳳楓□さんが自動退室しました。  (2015/7/12 01:02:39)

おしらせ李 鳳楓□さんが入室しました♪  (2015/7/12 01:02:50)

李 鳳楓□だから、それがやり過ぎだ、言うネ。み、見てたけどっ、てめー位の力量なら他の男達みたく気絶させら …ッ!?な、頭撫でるな、ガキじゃねーあるッ!(まくし立てる様に突っかかれば、なだめられる様に頭を撫でられ、それが更にガキ扱いされてりると感じ。ムキーっと 顔真赤にして頭撫でる手を払い更に突っかかっていく)…僵尸のくせに礼儀正しいあるナ。つか、こんな ペラペラ喋る僵尸初めてみたネ。…ん?緑林…?その名前聞き覚えあるネ。どこだったっか…。(やっと誤解が解け、丁寧に挨拶する緑林を見れば、 ここまで高度な僵尸を見た事がなく、まるで人間と変わらないその動作に、自分でもここまでの僵尸はつくれるだろうか、と目の前の 緑林に興味を示す。だが、緑林と言う名前に聞き覚えがあったようで、どこで聞いたのか考えていると。) じじぃの知り合いカ。でも、じじぃにこんなすげぇ僵尸居たなんて聞いた事ねーある。お前、何者ネ。( じーっと、緑林に視線を向けたまま、控えめに微笑む顔が怪しく見えてしまう)   (2015/7/12 01:03:14)

緑林□ふふ、随分と大事に育てられたのですね。優しい……いえ、優しすぎる方です。(払われた手をそっと引っ込めると可愛らしくキャンキャン吠える鳳楓から視線をそっとずらし数秒目を閉じ、また開く。ふっ、と疲れたように息を吐き出すと濁った双眸に暗い光を一瞬だけ灯しながら心の中で小さく呟いた。ーー考えが甘い、甘すぎる。この子は自分の力だけじゃ長く生きられない。)ああ、喋りすぎてしまいましたか。申し訳ありません。普段自分のエリアに引き籠りがちですので、まともな生きた人とお話ができて嬉しくなってしまって。(喋りすぎないようにするためか噛み痕の残る左手の人差指を自分の唇にあてると口をつぐんだ、がすぐにまた喋り始めてしまう。)さあ、わたくしは特に害を振りまかないので龍蓉が放置しても問題無しと判断したのではないでしょうか? 何者ですかと聞かれても……わたくしはわたくし、それ以上でも以下でもありません。(鳳楓の視線から逃れるために目を閉じながら自分の下唇をゆっくりとつついた。もっとも地面に転がる男に手をかけておいて説得力がないとは自分でも思うが。)   (2015/7/12 01:38:25)

李 鳳楓□な、何あるカ。優しいのはいい事ネ。母上もそう言ってるある(緑林の「優しすぎる」と言う言葉を バカにされたと感じる若い鳳楓。先ほどまで男達と乱闘を繰り広げていた男だ。緑林の両目が閉じたのを見れば 反射的に身体が構えを取る。そして、再度両の目が開き、その目がさっきまでとは違う、と感覚的に感じ、 握った拳をぐっ、と無意識に握りしめていた。) 僕も話なら大好きある。でも…こんな事した相手と楽しげに話すなんて僕には出来ねーあるナ(ちらり、と倒れた男達に 視線を落としてから、また緑林へと視線を向け、いつでも動ける様にじっと見つめたまま) じじぃはそーしたかもしんねーが、害あるかねーかは僕が決めるネ。よくわかんねーけど、なんかお前、野放しにしてたらいけねー気がする ある。(懐から一枚の札を取り出し、ふぅ…と息を吐き、気を送ると札がピンっと真っ直ぐに立ち上がる。 僵尸相手なら、札で動きを封じ込めれば難なく勝てるだろう、そんな甘い考えを持っていた)   (2015/7/12 01:54:14)

緑林□そんなに警戒しないでください。わたくしはアナタを傷つけるつもりはありません。と、言いたいところでしたが……そちらがその気なら謹んでお受けいたしましょう。(術者だと一目でわかる動作を見て思い出した。そういえば龍蓉も同じようなことをしていたっけ。)ああ、昔に戻った気分です。楽しみ、楽しみ、です。さあさあ、わたくしに、あなたの力を見せてくださいませ! (胸に手を当て熱っぽい吐息を吐きだすと片方の口許を緩やかにもち上げた。先手必勝。邪魔になる緑色の番傘を放り投げ、数歩下がる。助走をつけ、勢いよく手刀の形の手を抉るように突き出した。狙うは、首の柔らかい部分。龍蓉の血を継ぐ者ならこれくらい余裕で避けられて当然だと思いながら。)   (2015/7/12 02:18:46)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、李 鳳楓□さんが自動退室しました。  (2015/7/12 02:31:50)

おしらせ李 鳳楓□さんが入室しました♪  (2015/7/12 02:32:05)

李 鳳楓□ふん、僵尸相手なら負ける気しねーあるナ。僕と遭った事がてめーの運の尽きある。覚悟するネ…ッ!(じじぃの事でも思い出しているのだろう。 僵尸が相手、それにじじぃが相手出来るなら自分でも余裕だろう、と高を括りながら鼻でふん、と笑う) 言われなくても見せてやるネ、僕の力…後で吠え面かいてもしらね…ッ!?(札を構え、緑林の額へと札を放とうと するも、相手の番傘を投げる行動に神経を集中していた為に、そちらに意識が行ってしまい、行動が後手に 回る。気づいた時には既に相手の手刀が視界に入っていた。ヤバイ。そんな言葉が頭を過る。) …ッ!ハッ…て、てめー、傷つける気ないとか抜かして、タマ取る気まんまんじゃねーかッ!(首筋へと手刀がかする。日頃の鍛錬のせいか、身体が自然と 身体がその攻撃を避けていた。うっすらと首筋に走る赤い傷跡を視線だけで見て震える声で相手を罵倒すると、反射的に首筋へと当たる手刀を掴み、力任せ に離すと、仕返しとばかりに回し蹴りを側頭部に狙いを付けて放つ)   (2015/7/12 02:40:05)

緑林□慢心大敵、ですよ。(避けられると思った攻撃がかすり、こちらの方が驚いた。――顔が同じだとしても能力までは同じレベルではないのか。)ははっ、避けられたので問題ないではありませんか。大丈夫です、大丈夫じゃないと困ります。(首筋に赤い筋を残した指先をぺろりと舐める。お礼とばかりに繰り出された蹴りは姿勢を低くし、屈んで避けた。)ああっ、素敵、素敵! 次はどんな、どんな手を使われるのですか! (はふぅ、と満足げに息を吐き出した。さらりと髪をかき上げながら期待に満ちた視線を投げかけた。)   (2015/7/12 02:59:54)

李 鳳楓□な、舐めやがって…ッ!避けれたから良い物の避けれなかったらお陀仏ある!てめーと違ってこちとら 致命傷受けたら死んじまうネ!(傷口からつぅ…と垂れる赤い液体を手で拭いながら、指先に突いた自分の血液を 舐める僵尸を苦々しく見つめる。) …っ。ふん、最初から蹴りなんて当たると思ってないネ。狙いは、こっちある…ッ!(蹴りを避けた事で隙が 出来るはず。思っていたのとは少し違うがどうやら、相手は自分を少し甘く見る様になった様だ。結果的には隙が 出来た事にはかわりなく。髪をかきあげる相手の額へと、札を貼り付ける。そしてもう片方の手で印を切りながら 力ある言葉を口から紡ぐ) ふん、てめーら僵尸の動きを封じる手段なんて道士にゃいくらでもあるネ。「急急如律令」!(術を締める言葉 を発すれば、額に張られた御札へと指を当て、これで僵尸の動きを封じる事が出来る…はずだった)   (2015/7/12 03:13:56)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、緑林□さんが自動退室しました。  (2015/7/12 03:20:14)

おしらせ緑林□さんが入室しました♪  (2015/7/12 03:20:31)

緑林□ふふっ、一度死んだからと言って不死身とは限りませんよ。首が飛べばわたくしだって再起不能です。(トントン、と自分の首元を叩き目を糸のように細めて笑う。そのせいで相手の行動がよく見えなかった。)――っ! なんて地味な攻撃を……!(静電気に似た、ちりっ、とした痛みは走ったがそれ以外は何も起きず……)…………? あの、これは何の遊びでしょうか?(自分が動いたら発動するのかと思い軽く首をかしげてみたりしたが、額に貼られた紙切れはこれ以上自分の身に害を及ばすことはなかった。鳳楓の手から逃げるように後ろに下がり、呆れた表情で先ほど放り投げた番傘を拾い上げた。――なんか、ガッカリ。)気分が冷めてしまったのでわたくし、帰らせていただきます。……いいことを教えてあげましょう、私をこの世から消したいのなら高度な術は一切必要ありません。火と油があれば十分、ですよ。油まみれになったわたくしに火を付け、消し炭になるまで見守っていればいいのです。ふふっ、お優しいアナタにそれができますかね。(傘で顔を隠しながらくすくすと悪意のある笑い声を響かせる。くるり、と右回りに半回転させると踵を返した。)   (2015/7/12 03:39:25)

緑林□それではごきげんよう、ご家族の方によろしくお伝えください。   (2015/7/12 03:39:59)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、李 鳳楓□さんが自動退室しました。  (2015/7/12 03:53:23)

おしらせ李 鳳楓□さんが入室しました♪  (2015/7/12 03:53:29)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、緑林□さんが自動退室しました。  (2015/7/12 04:00:02)

李 鳳楓□えっ、なんで動け…あ。(勝負あり、と思って緑林へと近づけば、動きが止まる所か今までと同じように動いている。ふと、札を見れば…綴りが間違っていた。これでは効力が発揮されないのは当たり前。悔しそうに顔を歪めると、脳裏に猿のバカにする声が響き、 更に屈辱感に煽られる。こんな事なら猿の言う通り書き取りちゃんとやっとくんだった…) べ、別にお前、殺そうとか思ってないネ。僕はただ、お前みたいな危ない奴はちゃんと管理…、あ、 ま、待つある!まだ勝負は終わってな…。 (興が醒めたと言って離れる相手へとすがるように勝負を続けようと叫ぶ。勝てると思っていた相手に 引かれ、屈辱しかなく。このまま帰られたら自分の立場が無いだろう。すでに戦う気を無くした 相手には届かず、ただこの場を去る相手の背中を見つめるしかなかった。) …くっ。屈辱ネ。僵尸に負ける、いや、負ける以前に呆られるとか…、しかも、私闘で…。猿に、母上になんて言えば…   (2015/7/12 04:08:59)

李 鳳楓□(従えるべき僵尸に負ける所か呆れられて立ち去られる、こんな事母上にバレでもしたら、大変な事だ。 すでに緑林の姿は無く、そこにいるのは自分だけ。よろよろと雨でびしょ濡れになった道士服のまま 引きずり…去ろうとするも…) 緑林…ぜってぇ許さねぇある。この僕にこんな屈辱…。次あったら倍返しにしてやるネ…ッ(膨れ上がる 屈辱をバネに自分勝手な復讐に燃える少年。そんな事を考えながら、次会ったらどんな手で復讐してやろうか 考えながら、路地裏を後にした…)〆   (2015/7/12 04:09:51)

おしらせ李 鳳楓□さんが退室しました。  (2015/7/12 04:13:03)

おしらせ時雨□さんが入室しました♪  (2015/7/19 11:01:40)

時雨□【しぐれ/妖怪すねこすり/170cm/63kg/20代前半/藍の着流しに群青の帯を締めた、ひょろりとした風体の白面の男。猫に似た垂れ耳覗かせる腰までの白髪、地に引き摺るようなふさふさとした尻尾。肘から先、膝から先は白毛並みの獣のもの。その日暮らしと特定の居場所は持たず、緩衝区域やその近辺をふらふらと】   (2015/7/19 11:01:54)

時雨□(しとしとと、今日も雨が降る。雨雲は己に纏っているのだから何時もの事。晴れた空は、見たこともなく。朱塗りの唐傘を片手、ゆるゆると水溜りを避け泥の路地を歩む途中であるが、目的地は特に定めてもいない。気の向くまま、風の向くまま、辿り付くのは酷く見慣れた緩衝区の一角──)……ふむ。どうにも足が、この道しか覚えておらんようだのう(頭傾がせ顎を一撫で)   (2015/7/19 11:07:42)

おしらせ香坂椿□さんが入室しました♪  (2015/7/19 11:12:15)

香坂椿□(はじめまして…ここで会話していいんですかね;)   (2015/7/19 11:13:44)

時雨□(何にせよ、己の性質から見れば無人の路地よりも雑多な通りを歩む方が好ましい。ゆらと白い長毛に覆われた尾を揺らすと、不意の俄雨にざわつき出す人の流れへと紛れ行く。大慌てで露店の品々に覆いをかけ始める店主の脛を一撫で、手荷物を頭上に掲げ傘代わりに走る男の脛も一撫で、と──)   (2015/7/19 11:14:21)

香坂椿□(あの、絡んでもいいでしょうかー…)   (2015/7/19 11:14:33)

時雨□【どうぞー。ロル部屋なので描写でつなげて頂ければ】   (2015/7/19 11:14:39)

香坂椿□(了解です)   (2015/7/19 11:15:23)

香坂椿□(緩衝区で、少し年期のはいった家をみつけた。綺麗なものではなかったが、一人になるのにはちょうどいいそこで、一人酒を飲んでいた)今日は騒がしいな…   (2015/7/19 11:17:55)

香坂椿□【うぐ、もうちょっと書き方まなぼう…;】   (2015/7/19 11:18:50)

時雨□おぅ、失礼失礼。この尻尾めが無礼をのぅ(良い脛(すねこすり的に)に擦れ違いざま、少々しつこく尾を絡ませてしまったか、泥の水溜りへと転ばせた青年に首を竦めて軽口での謝罪。ただ、不穏な気配纏わせ起き上がるから数歩後ずさり、絡まれる前に逃げてしまおうとそれとは逆に走り出す。人混みを縫うようにして足早、一見の空き家──らしきものの扉が細く開いているの見付けて滑り込み。先客がいるとは知らん、隠す気の無い音と気配は古びた玄関口に)   (2015/7/19 11:22:49)

香坂椿□(月見酒をするほどの気分でもないが、縁側で外の喧騒を耳にしつつ、酒をのんでいたためか、相手の姿を取らえるのははやかった)先客だ。(愛想もない口調で玄関口の影にむかっていう)   (2015/7/19 11:27:22)

時雨□おぉ、ならば主という訳でもないか。ちょいとばかり雨宿りに邪魔しよう(先"客"であるなら許しを得る事もなかろうと、手前勝手な理論で傘を畳んで屋内へ。湿り気帯びた髪を片手で梳き上げ、息をつき)斯様な年頃で酒とはいかんぞ、儂にもちびっと分けとくれ(相手の内面は兎も角、見た目は年若い様子。年長者ぶった尤もらしい台詞吐いたが結局の所は酒の無心。逃げられなければ傍らにどかり座り込もうと)   (2015/7/19 11:33:06)

香坂椿□(今日は一人になりたかったのだと、明らかに怪訝そうな顔で訴えてはみるものの、あまりにもな理論に言い返しても、堂々巡りか。そんな考えが浮かび、小さく溜息をついた。)妖怪に年頃など、関係ないだろう。俺が貴様に酒を分ける理由もない。(そういい、盃に残った酒を飲むと、傍らに座った相手に目を細めつつ、すっと、相手から遠い自分の傍らに酒を寄せてしまう。)   (2015/7/19 11:40:49)

時雨□(読心術の心得は無く、もしあったとしても気にしない性質。顔に出ている訴えを汲み取る素振りは皆無、笑みさえ返すふてぶてしさを披露し)大いに関係あるわいな。お前さんの見た目が四十五十いった親父殿でありゃ、儂のようなモンに酒飲むなーと絡まれるこたぁなかったろうに(くつくつと可笑しげな笑い声が喉奥より。だがそれは遠ざかる酒の気配に、あぁ、と無念の声へと変わりゆく。つれない様子に眉が下がって)   (2015/7/19 11:46:33)

香坂椿□(あまりにもな身勝手な振る舞いに呆れを通り越し、興味さえ湧き、自分に敵意がない妖怪であることに僅かに気を抜く)貴様のようなものは相手が年寄りであるならば、「若い者に」とでもいって、どうせ、酒をねだるのだろう?(先ほどからつかみどころのない自分を笑うものの無念そうな声をきき、随分と満足そうな表情で相手を見降ろした)   (2015/7/19 11:51:06)

時雨□よぅ知っとるの。酒飲みはタダ酒飲む理由が幾らでも出るもんじゃ(相手の纏う張り詰めた気配に僅かな緩みを感じれば、満足気に顎を撫でつつ口角持ち上げ)それに一人で飲んでもしょうもなかろ。酌でもしてやろうか(身を乗り出し、こいこいと招く手つきして見せ)   (2015/7/19 11:58:16)

香坂椿□(相手のその態度に、緩んだ緊張をまた張りつめる気もそがれて)一人で飲みたい夜もしらないとは、随分な年上だ。まぁ…もうどうやら一人は叶わないらしいしな。(自分の甘さに肩をおとしつつ、相手の方に酒をよせる)飲みたいなら、酌をしてから飲めばいい   (2015/7/19 12:02:54)

時雨□そりゃのう。一人酒を洒落込むでありゃ、もそっと人の居らん場所にせにゃ。こんな妖に絡まれては堪らんじゃろ(からからと冗談めかした物言いと共、自分を指差してのからかい。遠ざけられた酒の匂いが再び近付けられたのであればそれをひょいと手に取り、注ぎ口を相手へと向け)ならばほれ、一献飲み干すがいい。注がれての酒はまた良いモンじゃぞ   (2015/7/19 12:09:13)

香坂椿□【すいません、ちょっとおちます】   (2015/7/19 12:09:57)

おしらせ香坂椿□さんが退室しました。  (2015/7/19 12:10:01)

時雨□【はーい、お疲れ様です】   (2015/7/19 12:13:40)

おしらせ聖騎士ゲオルグ▼さんが入室しました♪  (2015/7/19 12:16:45)

聖騎士ゲオルグ▼【ゲオルグ=ウォーカー 200cm/105kg/54歳 休暇の為、桜の花弁の描かれた空色の着流しに雪駄。西の緩衝区近くに存在するとある小国の騎士団『ユーベルリッター』所属の騎士。聖派の洗礼を受けており、十数年前の合同討伐においてその武勲が認められ、聖騎士の称号を叙勲されている。武器はその時に褒賞として与えられた二挺の大型ハンドガン。生まれてすぐに捨てられ人狼に育てられた過去を持ち、その時に精を注がれた影響で五感(特に触覚)が鋭くなっている。そのような境遇のため、魔物に関しては人に害を為さない限りは寛容。】   (2015/7/19 12:17:51)

時雨□(何ぞ急用か、足早に消えた同族を見送り残された物を有り難く頂こうとする妖。手酌にて盃を傾け図らずも一人酒の様相、廃屋の縁側、雨に濡れる庭を眺めての)   (2015/7/19 12:20:02)

聖騎士ゲオルグ▼うむむ……まさかいきなり雨が降りだすとはな……。先程まであんなに晴れ渡っていたのに……。(久しぶりの休暇を緩衝区で過ごしていたゲオルグ。だが、晴れ渡っていた空が急に暗くなっていけば空からは雨粒がしとしとと降り注ぎ始めた。勿論、雨が降るなどと思ってもいなかったゲオルグは、雨避けになるものなど準備しているわけもなく……)とりあえず、ここで雨宿りさせてもらおう。流石に中に入るわけにはいかないだろうか……。(こじんまりとした廃屋の前に来れば、そこで暫く雨を凌ごうと考えるゲオルグ。流石に無断で中に入るのは気が咎めた為、外で凌ごうとしているが……。もし中に人がいるならば、廃屋の前に人が来たことは、慌ただしい足音で気づくことが出来るだろう)   (2015/7/19 12:22:14)

時雨□(雨の原因は己である故、この場にいる限り周辺の雨は止まないんだろう。それこそ、此方と対になるよな性質持つものが近付かない限りは。──さて二杯目と透明に澄んだ酒を杯へと注ぐ途中、騒々しい足音を耳にすれば、先ほどの自分も斯様な音を立てていたのかと人知れず浮かぶ笑みがある。床に緩い曲線描きつつ落ちる尾をぱたりと一揺らし、音の成る方へと目を向け、ただ何が現れるかを眺める態にて)   (2015/7/19 12:27:46)

聖騎士ゲオルグ▼う~む……。全然降り止まないな……。流石にこれ以上は外で凌ぐのは難しいし……。取り合えず中に入らせてもらおう。中に人がいるなら頼み込んでみてもいいのだし……。(暫く待ってみても雨は降り止む気配を見せなかった。流石にこれ以上外で待つのも限界と感じたゲオルグは、やむなく廃屋の中へ入らせてもらうことを決める。ゆっくりと、ゆっくりと中へと歩を進めていく。)   (2015/7/19 12:32:02)

時雨□随分と用心深いモンじゃのぅ…(猫に良く似た耳が、床の軋む音捉える度にひくりと揺れる。人影が廊下の向こうに見えたなら、手にした盃をその中に満ちる液体ごと投げ遣って。当てようとは考えていない、ただの戯れめいた動作。何事も無ければ床へと落ちて、音立てるような)──取って食ろうたりは……まぁ、ちぃとはするかも知れんが、せんよ。どうせ主もおらん廃屋、遠慮も必要なかろうて(言葉途中、故意に小さな声となった箇所はあるが概ね敵意はないとの言動。のつもり。縁側に座したまま、柱へと寄り掛かり相手の反応が見えるのを待ち)   (2015/7/19 12:37:46)

聖騎士ゲオルグ▼むっ!?(歩いていたゲオルグの前に何かが落ちてくれば、カランという音が廃屋の中に響き渡る。それと同時に響き渡る声に中に人がいたのか……と思えば、人影に向かって言葉を紡いでいく。)いきなりビックリするだろう!?まぁ、いきなり入ってこられれば仕方ないかもしれんが……ってお前が主ではないのか。ふむ……主がいないのであれば……少し位は雨宿りさせてもらっても問題はなさそうだな。(足元に転がっているものが盃だとわかれば、そこまで警戒されているのではないということを悟るゲオルグ。次いで紡がれた言葉に答えながら、ゆっくりとその姿を露にしていく。突然の雨に降られ、短い銀髪は雨の滴がいくらか残っており、着流しは質の良い絹を使っているのかそれほど水に濡れてはいなかった。着流しから覗く体は、幾分雨に濡れてしまっていたが……風邪を引いてしまう程のものではないだろう。)   (2015/7/19 12:44:28)

時雨□図体の割に小心じゃのう。先ほども他に客がいたが、どうも火急の用向きができたらしい。一人でいてもしようもないと思っていたが…(雨粒に濡れた様子、見上げるに己より頭一つ二つ分は突き抜けた巨躯を見上げて暫し。はたりと揺れる尾や耳は隠す気も無い、己が人間でない事を晒したまま。目を笑みの形に細め、和装に身を包む洋風の男を手招いて)さて、雨が止むまで如何様に?   (2015/7/19 12:52:19)

聖騎士ゲオルグ▼人間も魔物も共に過ごすこの緩衝区で、下手に気を抜けば痛い目に遭うのでな。ふむ、お前の他にも誰かいたのか……。この雨の中で急ぐとは、余程の用だったのだろうな。(目の前の男の言葉に暫し考え込むゲオルグ。ふと、目の前の男をみれば、はたりと揺れる尾に耳。どうやら隠すつもりもないらしいそれを見ながら、ゆっくりと言葉を返していく。)ふむ……お前は妖怪なのだな。流石に種族まではわからないが……まぁ、それは今は関係ないな。流石にこの雨の中濡れて帰るわけにもいかんのでな。ここで雨宿りさせてもらうとしようか。幸い、話し相手もいるようだからな。   (2015/7/19 12:57:39)

2015年06月21日 18時44分 ~ 2015年07月19日 12時57分 の過去ログ
妖怪モンスター調伏・屈服・征服【♂×♂】
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