チャット ルブル

「東方幻想郷―シリアスの巻」の過去ログ

現在のルーム
過去ログ一覧
タグ シリアス  PBC  なりきり  東方


2010年07月01日 04時52分 ~ 2010年07月16日 02時58分 の過去ログ
過去ログでは上から下の方向に発言を表示しています

上白沢慧音あぁ…折られる痛みよりも、癒せない痛みの方が私には耐えられない…(従順になる事は拒み、折られる事が怖いのではないと言い放ち。 寄せられる身にも強張らせてくっつくように)私の知らないところで…妹紅が何を考え、何を喋り、何をしているか…私は知りたい…知らなくてはいけないはずだから―(言い終わるのを待っていたかのように頬を舐め唇を奪われるようにされ、身動き一つ取れずに重ねたままで目を閉じ、耐えて…)   (2010/7/1 04:52:43)

風見幽香(体と同じように固く閉じて震える唇に喉奥でくつくつと笑い―ちろりと舐めてから離し―)…これくらいにしておいてあげるわ?お堅い先生。 …あら、献身的ねえ。(健気な声にもくすくすと先ほどと何ら変わらない笑みを向けて。)…それは保護者として?親友として?それとも――恋人してかしら。…あの子嫌いじゃないって、他に言い方がない、ってみたいに言ったわ?…好きでも嫌いでも。憎いでも。ないのね。あの子は―もう人間じゃないのかしら。   (2010/7/1 04:58:18)

上白沢慧音(ふ―と離れる感触に目を開き前を確認すれば幽香の顔は無く、ふぅっ、と一息つき)固くてすまないな…これでも一応教師だからな…献身的なのも当然だろう? 私は保護者としても親友としても…恋人としても…妹紅と一緒に居たいんだ…私にとっても妹紅と言うのはすでに大きい存在なのだから…(視線は合わせられず、搾り出すようにそう告げて)人間じゃない…? そんなわけ無いだろう、誰が、なんと言おうと、妹紅は人間だ!(その最後にキッと睨む様に視線を送り)   (2010/7/1 05:04:23)

風見幽香(腕も話し、数歩離れた位置から日傘をくるくる回して微笑みながら見て)いいえ?それも個性ですもの。…あの子も幸せものね。(掠れた声に、くすりと微笑んで)……そんなあの子を壊したら―――貴女はどんな顔をするかしら。(素晴らしい提案をするかのような声で、笑みを広げて)……ふふ。人間じゃないかどうか。は、私が確認するわ?…報告を楽しみにしていてね?(笑って、歩き出し―)   (2010/7/1 05:08:50)

風見幽香それじゃあ――御機嫌よう。里の守主さん?……貴女の親友は美味しいかしら――。(くすくす、笑いながらふうわり――と。初夏の青空の中に赤い色が消えていく―)   (2010/7/1 05:11:44)

おしらせ風見幽香さんが退室しました。  (2010/7/1 05:11:49)

上白沢慧音(腕も身体も解放され指先食い込んでいた辺りを摩りながら身体を起こし)あぁ、私も幸せ者だよ…(そうして聞こえた「壊したら…」)これだけは言っておく…妹紅の敵は私の敵だ…何かあったら私は全力をかけて、お前を倒す!(握りこぶしをつくり今にも飛び掛らんとするもののすでにそれだけの体力は無く、立っているのも精一杯)…そんなものお前が確認するまでも無く人間だよ…(歩き出す背中へと死を含んだ視線を送り)美味しいかどうか…? その前に私がお前を…―(そこでがくり、と膝をつき前のめりに倒れるようにして…。  その後目を覚ますと自宅の布団の中であった…   (2010/7/1 05:15:08)

おしらせ上白沢慧音さんが退室しました。  (2010/7/1 05:15:11)

おしらせ稗田 阿求★さんが入室しました♪  (2010/7/1 15:26:02)

稗田 阿求★(ちりんちりん。風通しの良い屋敷の縁側から、涼しげな澄んだ音色が聞こえて来る。淡い桃色の髪が揺れ、薄らと白い肌に浮かんだ汗が冷たい心地よい感触と共に消えていく)はぁ、今日も暑いなぁ(風が吹き、涼しさを感じれば、暑さがよりハッキリと自覚できる。冷えた紅茶に浸っている氷が溶けて、かちん、と、小さな音が響く)   (2010/7/1 15:32:33)

稗田 阿求★(人里に長い歴史を残し、幻想の歴史を紡ぐ稗田の屋敷。その中心には、一人の少女がいる。一度見聞きしたことを決して忘れることのない能力を持ち、短命ながら転生を繰り返す。阿礼乙女。凡そ千年以上も前から、歴史を目にし、耳にし、延々と続く編纂を繰り返してきた。それも九代目。当代の名は、稗田 阿求。歴代の中で最も明るく、お転婆だと名高い、ちょっとした問題児だった。この間だって、使用人に黙って屋敷を抜け出して、日が暮れるまで帰らなかったとか)   (2010/7/1 15:38:27)

稗田 阿求★あの場所は楽しかったな……(筆を一度硯に置いて、縁側の向こうに視線を向ければ、里のガラス職人が作った水色の風鈴がちょうど鳴り止んだところだった。風の音も消えて、静かになった部屋の中で思いを馳せるのは、自分を連れ出し、秘密の場所へと誘ってくれた王子様…。そう呼んだら、随分と恥ずかしがっていたっけ、と、小さく笑みを零す)   (2010/7/1 15:44:44)

稗田 阿求★また、会えますよね?(誰に声をかけるでもなく、何処か遠くを見つめながら問いかける。届くんじゃないだろうか、そんな期待を何となく、胸に抱いて)……(暫くの無言の間。風も吹かない中、じっとしてしれば、暑さがより一層、纏わりついてくる。まだ、蝉の声はしない。一度音が消えれば、静かだった)   (2010/7/1 15:51:11)

稗田 阿求★んー…。はぁ……(静寂を破ったのは、阿求が、ぐー、っと背伸びをした声で、まるで、止まっていた時が動き出すかのように、風鈴が鳴り始め、髪が靡く)よし、もうひと頑張りっ!(気を取り直して、意気込み、筆を握る。……私は此処にいる。例え休憩することがあっても、示し続ければ、きっとまた会えるから。こうして、歴史を編纂し続けることが、書き綴られた書物が、私が此処にいる証明だ)   (2010/7/1 16:01:49)

稗田 阿求★(いつかまた。もう一度。会いましょう)   (2010/7/1 16:03:55)

おしらせ稗田 阿求★さんが退室しました。  (2010/7/1 16:04:04)

おしらせルーミア*☆さんが入室しました♪  (2010/7/2 23:57:41)

ルーミア*☆……ん…ぅう…(深夜の、何処かも知らぬ墓場。沢山の墓石が立つ場所。その内の一つの下からモゾモゾモゾと何か――本来ならばもう亡き妖怪が顔を出す。だが…妖怪の生命力は並外れていると言われている。そして、自分もそう簡単に死ぬ訳には行かなかったから…今ここで、蘇った。)   (2010/7/3 00:05:41)

ルーミア*☆………。…ほえー?(完全に抜け出し、身体を震わせて土を払い落とす。そして辺りを見回すも別に分かるわけもなく。…あの時の傷は既に塞がっており、血も出ていない。…だが、傷跡は生々しく残ったまま。服も貫かれた部分が破れており、ほんの少しだが肌も見えていた。)   (2010/7/3 00:15:03)

ルーミア*☆…戻らなきゃ。(闇は出せる。能力は失われていない様だ。フワリと浮かんで空から地上を見下ろせば――幻想郷の端。幸い、冥界では無いらしく。フワフワと夜中の空を飛んでいく。)   (2010/7/3 00:26:32)

ルーミア*☆【退室防止…】   (2010/7/3 00:35:15)

ルーミア*☆早く行こっと。(いつもの服装にいつもの能力、いつものコピー。誰にも真似出来ない、私だけの能力。――簡単には渡せない、私の出番。一人夜中の空、気まぐれな飛び方で墓場を去っていった。)   (2010/7/3 00:51:06)

ルーミア*☆(そして今は…誰にも分からない様な隠れ家で一人暮らしていると噂されている。密かに、だけど確実に「生きて」いる。)   (2010/7/3 00:52:48)

おしらせルーミア*☆さんが退室しました。  (2010/7/3 00:52:59)

おしらせルーミア☆さんが入室しました♪  (2010/7/4 00:38:41)

ルーミア☆「アナタハダーレ?」  (昼間、人里から少し外れた道の横…そこで誰かに問われる。まだ幼い声の主――膝に埋めた顔をあげてそれを見てみれば、どこかの子供らしく…何も答えずに、再び顔を下げる。…しばらくしてから、また同じ質問をかけられる。――何なのだろうか、この複雑な心境は。)   (2010/7/4 00:44:37)

ルーミア☆「…ナンデゲンキナイノ?」(子供は同じ事を聞いてもダメかと思ったのか質問を変えて再び問う。…年齢は8才位だろうか。女の子で、花柄のワンピース…白いスカート、頭には可愛らしい花の髪飾り。それなりに成ってる子で、何処か明るい。) ……。(質問には答えずに再び黙り込む。答える意味すらない。そう、思ったから。)   (2010/7/4 00:51:41)

ルーミア☆「ネエ、ドウシ…!?」 (再び、問おうとした子供の声が止まる。――無理もない、闇を込めて睨み付けてやったのだから。子供が怯えない訳がないだろう。…しばらく立ち竦み、やがて走って人里の方に消えていく。…その後ろ姿を呆然と眺め、再び膝に顔を埋める。――いつから、私は変わったのだろう。誰にも会わず、隠れ家で一人密かに暮らしている生活…孤独感と、使命感が同時に迫ってくる生活。)   (2010/7/4 00:57:15)

ルーミア☆…帰ろっと…(ここにいた所で何も始まりやしないし、終わりもしない。そう思い、ゆっくりと立ち上がって昼間の空をフワフワ飛ぶ。…人を信じられなくなってから、もう三日目が過ぎようとしていた。そんな…一日一物語の誰に見せる訳でもない、小さな妖怪のお話。)   (2010/7/4 01:02:11)

ルーミア☆(後日、私を見た子供は色々な玩具を持って再びその場所に行ってみたらしい。勿論、もういる訳もなく――子供は、諦めて人里に帰ったのだとか。)   (2010/7/4 01:03:45)

おしらせルーミア☆さんが退室しました。  (2010/7/4 01:03:56)

おしらせ蓬莱山輝夜★☆さんが入室しました♪  (2010/7/6 21:57:56)

おしらせ蓬莱山輝夜★☆さんが退室しました。  (2010/7/6 21:58:43)

おしらせ蓬莱山輝夜さんが入室しました♪  (2010/7/6 21:58:46)

蓬莱山輝夜【む、星はいらないわね…】   (2010/7/6 21:58:57)

おしらせチャイルズさんが入室しました♪  (2010/7/6 22:06:03)

蓬莱山輝夜うぅ……じゃあ、ちょっと行ってくる(竹林の奥、迷いの地を抜けた先にある永遠亭。そこには、悪戯兎と月の兎、そして同じ不死の医者。私は、そこの一部分として今まで存在してきた。しかし、最近になって、自分がどれだけ枠の外組みの存在なのか教えられることがある。不死といえど、永淋は家族にも、人里の連中にも慕われている。場所を確保しているのだ。自分はといえば、ただいつも傍から見て、お世辞にも有意義とはいえない生活。慕われるといっても、よく分からない。この月の姫、という位だったころの名残だろうか。自らも、相手も、何がどう真実であるかどうか分からない。だけど、今まで信じてきたことが一つだけあった)――この世は、すべて偽り(永淋の送り出す声とともに、それに返事せず、静かに家を出て、竹林の中に広がる、いつもの場所へと足を向けた)   (2010/7/6 22:06:03)

蓬莱山輝夜【こんばんは…?】   (2010/7/6 22:08:30)

蓬莱山輝夜(時間帯は夜。天気は、雲ひとつない夜空。天空に光る満月がよく見える、そんな日だった。しかし、そんな身も心も躍るように適した環境の中、軽快な足取りのわけではない。ましてや、重々しい沈痛な足取りでもない。無機質に歩く。それが一番正しい表現なのだろうか)…にしても、あなたは今日も綺麗ね(そして、そうこうしている間に到着。目の前には、広さの割りに誰もいない場所。自分だけが佇める珍しい場所。竹林の林に囲まれたこの中に足を踏み入れ、あのときと同じように金色の華麗なお嬢様へと声をかけた。もちろん、彼女は答えやしない)あのときは、私の負けだったけどね……今回は、私が勝つわ(慣れ親しんだ友人に話しかけるような、あくまで軽い話し出し。気を許せる数少ない相手が一つ増えた。ただ、それだけの話。夜、いつでも聞いてくれる。そんな私の友達)   (2010/7/6 22:19:39)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、チャイルズさんが自動退室しました。  (2010/7/6 22:26:29)

蓬莱山輝夜この前のは、さすがに平等な勝負じゃなかったわ。あなたに銃は届かないのに、私には届くんだから……不公平だったわ。だから、今回は考えてきた(一人で途切れることもなく、すらすらと話しながら、生い茂る竹の中から特に丈夫そうで太い竹を選ぶと、そこに背を向け、そのまま体重を預ける)…私が先に沈むか、それとも、あなたが先に沈むか。これは、平等でしょう? 我ながらいい案だわ(若干満足そう。つまりは、自身が先に眠るか、月の方が先に沈んで朝を迎えるか。そんな単純明快な時間の勝負)公平ではないけれど…審判は、私でいいわよね(眠気覚ましかつ気合を入れるために頬をぱしんと叩き、喝を入れたのと同時に勝負は始まった。というか、勝手に始めた)   (2010/7/6 22:35:45)

蓬莱山輝夜――…なんてね。こうやって楽しそうに遊んだって、所詮は私の一人芝居。あなたは、決してここには降りてこれない(どのくらいが経ったのだろうか。沈黙を守っていた空間を自ら破り、口を開いた。洩れたのは、自戒の言葉と自嘲の笑み。月にいた頃より変わった気はしていたが、何も変わってはいなかった。同じなのは、月の姫としての扱いと折ることもできない、育てすぎた誇り高き自尊心だった)私とあなたは、いつも一緒。何度沈んでも、死んでも生き返る。まともに人間らしいこともできない。輪廻から外れた月の姫……それが私、蓬莱山輝夜。昔から、何も変わりはしなかった。だけど、まだあなたは輪廻の輪の中に居る……間に合うわよ、色々。って、言わなくても分かってるか(それがどんな意味を持つ言葉であろうと関係なかった。自分の心の中で、確信を持てたから。今更、月への帰途も揺らぎの中に入ってくる。心の隙間を素早く埋め込むかのように。同じとはいえ、輪廻の外と中では基準を計るものが違う。私は、計れない。価値がない。重みがない。血が滲むほど、拳を強く、強く、強く握り締めた)   (2010/7/6 22:54:46)

蓬莱山輝夜(心と言葉の境界が曖昧になってきている。伝えなくていいこと、伝えたいこと、すべてが混雑。それが本質といわれれば、それまで。だけど、その一言で終われば、存在は希薄。輪廻の外の時点で、実体のない彷徨っている身体。何かあるわけでもないけれど、その何もない平和が自らの心を苦しめる。鎖となり、束縛する)……喋りすぎたわね(ふ、と気分転換代わりに息を洩らすと、一度力を抜いて竹にゆっくり背を傾けた)   (2010/7/6 23:06:15)

蓬莱山輝夜さぁて、帰ろうかしら…。今日もありがとね、こんなのに付き合ってもらって(まだ、その月は高い。沈もうとすらしていない高さにあったが、伸びをしながらするりと立ち上がり)まぁ、あなたの勝ちでいいわ。今回はね。でも、次こそは私が勝つから。……覚えてなさいよ(くすり、と小さく笑む。自己満足は終えた。さて、どこに向かおうか。今宵は帰りたくない、そんな気分)――私は、すべて偽り(そう呟けば、闇の竹林の中に消えていった。握って拳から垂れる血を場所の道標に。静かに、静かに――)   (2010/7/6 23:16:27)

おしらせ蓬莱山輝夜さんが退室しました。  (2010/7/6 23:16:50)

おしらせ藤原妹紅さんが入室しました♪  (2010/7/6 23:57:40)

藤原妹紅(―――昔―昔のその昔。あるところに。一人の娘が居りましたとさ。   (2010/7/6 23:59:03)

藤原妹紅 (――竹林に佇む東屋へと向かう道のり。微かに漂う血の香り。しかし妖気は薄い。―また何ぞやあったのかと、面倒そうに息を付いて微かな香りを追っていく。怪我人が居れば手当てをして送っていくし、そうでなかったら――ああ。面倒だ。つらつらと考えながら一人の少女が道を往く) ――――。(暫し追えば、生い茂る竹薮の中で。唐突にぽっかりと浮かぶ月が見える)……。(血の主より、何より。静かに空に浮かび輝いている月に魅入るように目を見開いて―。)   (2010/7/7 00:06:07)

藤原妹紅(は、と我に返れば慌てて改めて周囲を見渡し。怪我人も誰も居ないのであれば吐息を一つ再び静かに輝く月を見上げて)……(夜空に浮かぶ月は幾百年と少女が生まれ過ごした時の間、変わらずに美しく、輝いている)……お前さえ――居なければ。(きり、と歯噛みし。苦々しく、呟かれる声はもう幾度綴ったか判らない。己の全てを奪った者。その者を奪った場所。燃やし続けた怨嗟の炎。煙は高く高く―伸びるけれど。決してあの月まで届くことはなく―。)   (2010/7/7 00:12:41)

おしらせレミリアさんが入室しました♪  (2010/7/7 00:20:12)

レミリア(空にのぼる月に大きなシルエットを移し、囁くように語り掛ける)月夜の散歩……あなたの炎は少々暑苦しいけれど、なかなか良い趣味じゃない。   (2010/7/7 00:22:22)

藤原妹紅(――――そして、結局。いつも。下から届かぬ月を見上げるだけ―――。……昔々、その昔。それなりに幸せで、同じ者達に囲まれた日々。―そんなのはもう思い出せぬほど遠く。憎しみと絶望が塗り替えていった。全てをなくした日、届かぬと知った日、薬を飲んだ日。忘れぬと決めた気持ち。時が―それすらも塗り替えていくけれど。)   (2010/7/7 00:24:24)

藤原妹紅(…何処か呆と見上げる紅蓮の瞳に―――人影が映る。)…ッ(目を見開き、瞬けば馴染んだ焦点がその姿を映して)…嗚呼――お前か。こんな夜中にお散歩かい?悪い子だね、お嬢ちゃん?(僅かに目を伏せ。ほんの少しからかうように、声を投げ)   (2010/7/7 00:25:37)

レミリア(目を細め、更に言葉を続ける)見た目で判断されるのは少々癪ね。もっとも、確かに今は人であってもあなたの方が年上なのだけれど。それにしても、進歩のない事ね……あなたの運命はどこまで見ても同じ怒りと憎しみがついて回っている……まあ、そこまで執着するのが人間の面白いところ、なのかもしれないけれど。   (2010/7/7 00:28:30)

藤原妹紅…は。年齢なんか此処じゃあ意味の無いことだろう?(声に目を閉じ軽く笑い)失礼な奴だな。これでも少しは変わっているんだけど――……まあ。其れが私の私で在れる「理由」だからね。怒り、憎み。あいつを――殺して――。私も殺される。(それがまるでとても楽しい事のように、ふっと無邪気に笑って)…判るだろう?弾幕ごっこを楽しむお嬢ちゃんなら。   (2010/7/7 00:33:32)

レミリアそうね……見ている分にも、実際に楽しむ分にも、命のぶつかり合いは素敵なものよ……閃光のように眩しくて、嵐のように激しくて……時折、花の様に儚くて。   (2010/7/7 00:37:40)

レミリアだからといって、あなたのように投げ捨てるように命をぶつけに行く趣味は、私にはないけど(それまでのぶつかり合いをその目で見たかのように、呆れたような、それでいてどこかから買うような無邪気な声色で語る)   (2010/7/7 00:39:42)

藤原妹紅(予想外の肯定に訝しがるよう、緩く首を傾け、揶揄には軽く目を眇める)……そうだな。お嬢ちゃんには、きっと判らない。他の誰にも、きっと判らない。(くっと口角を持ち上げて笑み。)―――私が命をぶつけに行くのは、あいつとの殺し合いの時だけ。輝夜、との時だけ――。意味は判るだろ。お嬢ちゃん。(狂気染みた笑みを浮かべ、空中から覗き込む少女を逆に覗き返し)   (2010/7/7 00:46:24)

藤原妹紅―私はあいつが、憎くて憎くて憎くて――殺したいほど憎くて。―愛してるのさ。(甘く甘く―蕩けるように甘い。声で囁き。)   (2010/7/7 00:47:36)

レミリアそうね、私が横槍を入れることではない……好きなようにすると良いわ……ただ、それでは私が退屈ね……少しだけ、遊ぶとしましょうか(ぱちん、と指を鳴らす。ほどなく、がさりと茂みが動く音が……大きな獣が近づいているようだ)あなたが遭遇する運命の針を、少しだけ進めさせてもらったわ。もっとも、私自身も巻き込まれてしまうから急がなければ日の出までに戻れるかきわどいのだけれど。   (2010/7/7 00:52:16)

藤原妹紅ああ。好きにさせて貰うさ――お前が死んでも、きっとこれは変わらない。………何の話だ。(ふ、と夢から醒めたように色の無い瞳で見返し。指の音と気配に眉を寄せる)………。私は運命なんて信じてないけれど―それを信じるなら巻き込まれてくれるって訳か? ――どういう風の吹き回しだ。(じとりと視線を向けて)   (2010/7/7 00:56:28)

レミリア別に。ただ退屈なだけよ。少しくらい運動しなければ体がなまるじゃない。それに、貴方もお目当ての前の方ならしにはちょうど良いんじゃない?(つまらなそうに。本当に退屈しのぎ以上の意味はないらしい)   (2010/7/7 00:58:37)

藤原妹紅…長く生きるとやっぱりそれが敵になるらしいな。(ふ、と吐息を付いて)…そうだね、私も退屈は嫌いだよ。――身体が鈍るのも困るね。(ちらり、と視線をそちらにやって)   (2010/7/7 01:02:57)

レミリア(姿を現したのは巨大な猪。気がたっているらしく敵意に満ちた視線を向けてくる)やりすぎると霊夢や咲夜が来てしまうわね……うまく加減しないといけないのは少し面倒ね   (2010/7/7 01:05:51)

藤原妹紅(妖怪でもなんでもない。ただの獣であれば、ふっと息を吐いて。続く声に首を傾げ)……は?獣如きで…。――嗚呼。加減するのに寧ろ困るんだな。(なるほど、とくつり笑い。背を向ければ、獣へと一人立って。)…だったら私に任せておけばお嬢ちゃん。(ひら、と手を振り。特に構えるでなく。ポケットに手を入れたまま獣を見遣る)   (2010/7/7 01:10:30)

レミリアやれやれね……結局見ているだけなら同じ事じゃない。とりあえず、お手並み拝見と行きましょうか(興味をそがれた、といった風に離れて)   (2010/7/7 01:14:16)

レミリア(正直なところ、レミリアは妹紅を過小評価していた。この大きさの獣であれば、自分が手を貸す場面もあるだろうという暇つぶしの思惑が完全に外れ、自分の判断の甘さに思わずため息が漏れる)   (2010/7/7 01:18:04)

藤原妹紅だって、お前この場所ごとふっ飛ばしそうだからね。それに――。(今にも襲ってきそうな獣、レミリアが離れた瞬間にそれに向かってご、ぉ…ッと己を中心に炎と殺気を撒く)……獣なら本能で逃げるだろ。(幾ら大きくとも獣は獣―炎と強さには、弱いものだ――。それで逃げなければ―相手をしてやるまで。と)   (2010/7/7 01:20:33)

レミリア(格の違いがわかったらしく獣は動きを止めた。逃げる様子こそないが、仕掛けてくる様子もない。やがて、獣の方から少しずつ距離をとっていく)興ざめね……これなら素直にかえって眠った方がマシかしら。(大きな翼を広げ、月に目を向けて)   (2010/7/7 01:24:47)

藤原妹紅…仮にも一度手を合わせた相手の力を侮るのかい? ―紅魔の主なんだろう、お嬢ちゃん。(詰まらなそうに欠伸をする相手に可笑しげに笑って) ―玩具にしたいなら、運命でなくて、お前が動きな。(振り返れば広がる翼)そうだな。子供は帰って寝る時間だよ。…お休み。   (2010/7/7 01:30:29)

レミリア(すぅ・・と音もなく宙に舞うとそのまま去っていく。が、途中で振り返り)貴方を過小評価していたお詫びに教えてあげるわ。近くに妖気があった。永遠亭の兎のどちらかが、そう遠くない場所にいるはずよそれじゃあ、おやすみなさい   (2010/7/7 01:31:02)

おしらせレミリアさんが退室しました。  (2010/7/7 01:31:16)

藤原妹紅……兎。(やれやれと頬を掻くが、落としていった声に目を見開き―。)……ああ。お休み。(有難うと付け足して月夜を飛んでいく姿を見送り)   (2010/7/7 01:35:42)

藤原妹紅……。(傍に居るなら、あの二匹のうちのどちらかだろう。果たして血の主か―それとも。見上げる月は変わらず美しく――さっきよりも少し傾いていて。)――(だから、なんとなく。月に向かって子供のように手を伸ばす。…勿論、手は届くわけもない。直ぐにかくりと力を抜いて再びポケットの中へ無造作に入れ)……。(追っても追っても距離の縮まらない月。どれだけ走っても追ってくる星。―再び、此処で見つけて、違う人物とも巡り合い。ただただ憎かった月はほんの少しだけ少女にとって、違う意味を持つようになった)   (2010/7/7 01:45:02)

藤原妹紅(それでも――――――。 あの日と寸分違わず空に浮かぶ月を見れば、胸の其処がざわついて。渦巻く感情が抑えられない)…っぐや。輝夜、輝夜、かぐや…ッ!!(ギリギリと唇を噛み、ポケットに入れた掌で真っ白い髪の流れる頭を抱えむように、その場に座り込み。)   (2010/7/7 01:51:33)

藤原妹紅(燃え盛る憎悪にはやり、痛む胸をぐ、と膝に押し付け。ギリギリと己の頭に爪を立てる。ぽっかりと浮かぶ月が―少女を狂わせる。何故、自分は変わったはずでは無かったのか。―激情に流され、座り込んで呻いてからどれくらいの時間が過ぎたか。もう判らない。昔々―呟き続けた声まで、蘇ってくる)……ッ(アイツサエイナケレバ アイツノセイデ アイツガ――。)…ちがうっ!!(思わず、出たのは悲鳴のような叫び声で―)   (2010/7/7 02:05:32)

藤原妹紅違う、違う――違う…ッ!!(幾百年抱いてきた憎悪はそう簡単には消えてくれない、それを掻き消すように白い髪を振り乱し、恥も外聞も無く月に向かって喚き散らし)……違う…。(息が切れるまで叫んでから、ぽそりと落とすとギリッと歯を噛み。――踵を返し逃げるように駆け出してゆく――。 そんな少女の背を月が追いかけていく。 昔昔、その昔―月を追いかけ―追いかけられた少女は―何時の日か逃れることが、出来るのだろうか。)   (2010/7/7 02:16:29)

おしらせ藤原妹紅さんが退室しました。  (2010/7/7 02:16:32)

おしらせ蓬莱山輝夜★☆さんが入室しました♪  (2010/7/7 06:43:08)

おしらせ蓬莱山輝夜★☆さんが退室しました。  (2010/7/7 06:43:15)

おしらせ蓬莱山輝夜さんが入室しました♪  (2010/7/7 06:43:20)

蓬莱山輝夜【いつも、この儀式を忘れるわ…】   (2010/7/7 06:43:34)

蓬莱山輝夜――…ん。もう、朝?(結局、昨晩は帰らずに竹林の中を彷徨いという名の探検をしていた。といっても、ただ時折力の差も分からない程の三流妖怪を倒しながら、適当に景色を眺めてただけなのだけども。そして、少し休憩とばかりに一本の竹に寄りかかっていたら、いつの間にか眠っていたらしい。目を覚ますと、小鳥の鳴き声が竹林に美しく、なめらかに響いていた)あなた……は、もういないんだったわね(見上げれば、そこにはいつも見慣れてきた月ではなくて、それほど親睦を深めていない太陽が日差しとして眩しく光を差し込ませていた。くすり、と笑むと、ゆるり立ち上がり、腕を組んでぐ、っと伸び)まぁ、お天道様が照らしていれば、安心かしら。だけどね、光があれば陰もある。真逆のようで対を成す、表裏一体…それが私たち(自らのせいで不死になった少女。恨み、憎み、殺しあった。姫という立場を介さなければ会わなかった子、しかし、それ以上にその立場を、迷いを、葛藤を振り払ってくれた女の子。世界が退屈で無機だったものから、有機で色があるものに変わったのはその頃からか)   (2010/7/7 06:52:56)

蓬莱山輝夜(こんな戦い、すぐに終わると思っていた。だけど、終わらなかった。数百年も、戦い続けた。自らの責を感じ、義務感に近い気持ちで戦い続けた。いつから、どこから、私たちは狂ってしまったのだろう)……妹紅(愛憎が紙一重、とはよく言ったもので。戦闘を重ねる内に、自分の中で何かが蝕み、変わっていく気がした。堕落、昇華――分からない。憎む心を忘れたとはいえない。だけど、それ以上に愛情が強かっただけ)ふふ…今日は七夕だしね。私でも、橋渡しくらい……今宵もお願いね。“あなた”(織姫と彦星が一年に一度、巡り合う日。私にとって、とてもとても短い時間。たったの24時間。それでも、瞬間を大事に想い出に留めておきたい。たとえ、いつか月に帰っても、死に絶えたとしても。―可能性は0に近いが。最後に、今は沈んで眠ってしまった友人へと願った。今日という名の平和を)   (2010/7/7 07:03:03)

蓬莱山輝夜……何も、変わらない。どれだけ時が経とうが、陽と陰は繰り返す(彦星と織姫だって、一年に一回会う。不死となった蓬莱人も、ひたすら繰り返す無限螺旋の日々。輪廻の輪を外れた先は、延々と終わることのない螺旋。無間地獄ともいえるかもしれない。その歪んだ空間を、ただ歩み続ける。暗くて、寂しい場所。想像の世界、いつも妹紅は傍に居てくれた。時には笑い、怒り、泣き。恐らく、彼女の憎しみが消えることはない。でも、それでも)……愛してるわ、妹紅。貴女が憎む以上に、私は妹紅のことを愛してる―――そして、憎んでる(近づいて傍に居る、いつも明るく笑う太陽は、月である私にとって、とても毒で有害だ。眩しい、熱い、届かない。近くにいるようで、遠くにいる。そんな存在だからこそ、追い求めたい。縋りたい。たとえ、焼け死ぬことになろうとも。おもむろに見上げ、太陽に手を伸ばす。熱い実感はない。この別の想いは、大人しく、いつまでもこの胸の内にしまっておこう。開けることのない、扉の奥に。これで、平和が維持されるのだから)   (2010/7/7 07:16:24)

蓬莱山輝夜表裏なのか、裏だけなのか……後は、私が決めることじゃない(夏の風景を尻目に、一応は住まいである永遠亭へと歩みを進める。追いついては離れる、愛憎渦巻く中で繰り広げられるほんの一場面)…何だか暑いわね。早く帰りましょう(暑いのか熱いのか。単なる太陽の視線か、それとも―――。でも、間違いのないことは一つ。高揚した気分もどこかで暴れようとしながら、身体も熱かった、ということ。なんでもない朝の一瞬。憎み、愛し、憎み、焦がれる。とても平和、それ以上に歪んだ日常。始まりも終わりもない、空虚で濃密な空間。――廻る廻る、螺旋の上を永遠に)   (2010/7/7 07:31:01)

おしらせ蓬莱山輝夜さんが退室しました。  (2010/7/7 07:31:36)

おしらせ博麗 霊夢*さんが入室しました♪  (2010/7/7 17:12:07)

おしらせ霧雨 魔理沙*さんが入室しました♪  (2010/7/7 17:12:09)

博麗 霊夢*あーあ…。なんだか雨が降りそうな曇り空ねぇ……(博麗神社の裏。実はこの神社、正面は幻想郷の外側、博麗大結界の方に向かっているため、幻想郷にとっては、この神社裏こそが博麗神社の正面とも言える。つまり、石階段の方から参拝客ないしは訪問者がやって来るのは、実は間違いなのだ。それはそうと、裏の縁側前に迷いの竹林から取って来た葉竹を立てた霊夢は、短冊の準備をしつつ、曇り気味の夜空を見て小さくぼやいた。幻想郷の住人は、事ある毎に宴会を開く。当然今宵とて例外ではない。毎年恒例ともなっている七夕祭りは、月が昇り、天の川が見えるようになる頃に始められる。段々と暑くなり始める時期、七夕には索餅。即ち、ソウメンを食べるのが通例とされており、無病息災を祈願する意味があるのだとか、ともあれ、準備は万端だったのだが、気がかりなのは、この天気)   (2010/7/7 17:12:19)

霧雨 魔理沙*なんだ? 雨が降ると何か不味いのか?(むむむ、と、困ったような表情を浮かべる霊夢を見て、誰よりも真っ先にやって来ていた魔理沙が首を傾げて尋ね掛ける。確かに若干曇り空。月も雲の間にちらちらと見える程度で、確かに何ともすっきりしない天気ではあったが、雨が降ったら室内に移れば良いだけの事、さほど問題はないんじゃないか、とは思うのだが)まぁ、確かに、肝心の天の川が良く見えないんじゃ、意味も半減、か? パチェに晴れさせて貰えないかなぁ(縁側から、ぽん、と立ち上がれば、額に手を当てて、曇り空に目を凝らす、月さえ見え辛い夜空に、小さな星の集団である天の川を見ることは難しい。ちなみに、天の川の別称には、ミルキーウェイ、というものがあり、魔理沙の扱うスペルカードにも、その名を継いだ物もあったりする)   (2010/7/7 17:12:32)

博麗 霊夢*見えるかどうかじゃないのよ。七夕に雨が降るとね。天の川が洪水して、本来会えるはずの織姫と彦星が会えなくなる。降る雨は、嘆きの涙。催涙雨とも呼ばれるわ(七夕に降る雨は、天の川の水嵩を増やしてしまい、年に一度カササギが架けてくれる橋を渡れなくしてしまう。橋を渡れなければ、織姫と彦星が会うことも出来ない。結果として、嘆き流した涙が、この地上に降り注ぎ、催涙雨となるわけだ。もちろん、余り良い事ではないし、この年に届いた願いは叶わないとも言われている)彦星が嘆く年に、届いた願いは叶わない。ってね?(腕を組み、ふむ、と息を吐いてから、魔理沙の方に向き直れば、軽く肩を竦めて見せて)   (2010/7/7 17:12:40)

霧雨 魔理沙*へぇ…。届いた願いは叶わないって、じゃあ、今日短冊を書くのは無駄なのか? せっかく考えて来たのにさ(霊夢の言葉を聞けば、曇り空に目を凝らし、少しだけ不満そうに呟いた。雨が降ったら願いは叶わない。とすれば、今夜集まっても、ただお酒を飲み明かすだけの何時もの宴会だ。それはそれで別に構いはしないのだが、やっぱり、特別な日、と認識して集まる以上は、特別な理由があって欲しいものである。それが反故になってしまうというのは、何とも報われないというか面白みが半減してしまうというか、ともかく、多少なりとも不満が湧いて出るわけで)   (2010/7/7 17:12:49)

博麗 霊夢*んー? いや、そんなことはないわよ? そもそも、短冊に書いた願いが届くのは、16年後か、或いは25年後……。掲げた願いが、光になって星まで届くには、それだけ時間が掛かるのよ。惜しむらくは、16年前か25年前に書かれた願い事ね(魔理沙の不満そうな様子を見れば、くす、と小さく笑いながら首を振る。実際、16年前や25年前に書いた願いを覚えているような者は、どれだけいるのだろうか、その願いは、果たして叶ったのだろうか、七夕という行事にかける本当の意味合いとは)   (2010/7/7 17:12:57)

霧雨 魔理沙*16年後か25年後ぉ? 私はそんなに待てないぜ?(短冊を書くのが無駄じゃないのは良かったが、それより問題なのは、叶う日だ。人間にとって、16年、25年という時間が、どれだけ長いものなのかというのは、言うまでもない。人生の4分の1にも匹敵するような時間なわけで、そりゃあ、待てと言われて待てるものではないだろう。まぁ、その限りでない連中も多いのだが、魔理沙も霊夢も人間だ。今度は別の意味で、難しそうな表情を浮かべてしまう)   (2010/7/7 17:13:10)

博麗 霊夢*だからね。実際は、叶えたい願い事を天に頼むような行事じゃなくてね。七夕に書く短冊は、自分自身の願いをもう一度確認して、叶えるために努力しましょう。って事なのよ(誰かに願いを任せるのではなく、書き綴り、飾ることで、願い事を確認する。そうして、願いが現実になるように、自分の力で努力する。きっと、忘れる事のなかった願いは、16年後か25年後の今日には、叶っているのだろう)そもそも、誰かに叶えて貰った願い事、なんて味気ないじゃない?   (2010/7/7 17:13:18)

霧雨 魔理沙*そんなもんかなぁ…。まぁ、それもそうか……(ふーむ。と、少しの間頭を傾けて考えるが、やがて納得したように頷けば、短冊と筆が置かれている机に歩み寄って)願い事の再確認か、んじゃ……(一足先に、さらさら、と文字を書いていく。確認して、16年後か25年後、ふっと思い出した時に、ああ、叶ってるな、なんて笑って思い出せるように、そんなささやかな夢を書き綴り、天に届けと祈りつつ、自分の力を持って努力する。言わば七夕は、一種の反省会なのかも知れない)   (2010/7/7 17:13:26)

博麗 霊夢*まだ集まってもないのに、気が早いんじゃない~?(そんな魔理沙を見て、霊夢は小さく笑みを零して横から覗き込む。……遥か昔、誰よりも美しい布を織る織姫と、誰よりも勇猛に牛を追う彦星がいた。互いにとても働き者で、天帝は娘である織姫と彦星の結婚を認めたのだという。しかし、めでたく夫婦となった二人は、夫婦生活が楽しくなってしまい、織姫は布を織らなくなり、彦星は牛を追わなくなってしまった。このため天帝は怒り、二人を天の川を隔てて引き離した。けれど、年に1度、7月7日だけは会うことを許し、天の川にどこからかやってきたカササギが橋を架けてくれ会う事が出来るのだ……)   (2010/7/7 17:13:33)

霧雨 魔理沙*私が一番乗りだぜっ!(小さく笑いながら、短冊に願い事を書けば、紐を穴に通して、軽く飛び上がり、葉竹の一番高いところに括り付ける。……天を駆ける星々に捧げる願い事。どうしても叶えたい願いを、自らがもう一度見つめなおして、自分の力で踏み出す日。七夕は、夢に向かうための一歩を踏み出す日なのかも知れない。近道なんかありはしない。それでも、一歩一歩、歩いていけば、16年後、或いは、25年後には、きっと、叶っているはずだ。そうやって、誰もが願いを叶えてきたのだろう。何時踏み出したか、とか、もう踏み出すには遅い、とか、そんなことは関係ない。前に進もうとする事が、何より大切な事だから……)   (2010/7/7 17:13:42)

博麗 霊夢*ま、構わないけどね。で、何を書いたのよ?(書き始めをちらりと見ただけで、何を書いたかまでは見なかった。短冊は葉竹に吊るす前に願い事を読まれてしまってはいけないのだ。葉竹に吊るした時点で願い事は天に昇り始める。誰にも見られる前に、一番最初に天に見て貰わなければならないというわけだ。その上、一番上に括り付けたものだから、下から見上げるのでは良く見えないわけで、ぐぐっと少し背伸びして目を凝らしてみるけれど、やっぱり見えなかった)   (2010/7/7 17:13:52)

霧雨 魔理沙*いよっと…。知りたいか?(括りつけ終われば、すたっと着地して、落ちそうになった帽子を軽く押さえつつ、にやり、と小さく笑って)意地でも願いを叶えさせてやろうと思ってなっ!(くるり、と身を翻して、曇り空を見上げれば、少し目を凝らして、雲の向こうの星空を見つめて)16年後も、25年後も、笑って過ごせていますように、ってな?(屈託のない、良い笑顔を浮かべて、空に向かって宣言した。雲の向こうに届くように、人間にとっては、遠い遠い月日の先に、願いが叶っていますように)   (2010/7/7 17:14:01)

博麗 霊夢*ぷっ…。変な意地ねぇ。そりゃあ、叶えざるを得ないわ(魔理沙の言葉に思わず噴出してしまう。何せ16年後か25年後に叶う願いに、16年後か25年後の願いを書いてちゃ世話がないわけで)でもまぁ、アンタらしいわ。他力本願具合が……(同じように空を見上げれば、くすくす、と笑いながら、目を凝らす。見えないけれど、雲に遮られているけれど、そこには確かに、天の川があって、織姫と彦星が逢引を待ち望んでいるのだろう。果たして今宵は、会えるのかどうか)   (2010/7/7 17:14:09)

霧雨 魔理沙*……そういや、馬鹿な話だよなぁ(少しの間を置いて、不意に口を開く。もと座っていた縁側に戻りながら、表情を僅かに顰めて)織姫と彦星、たっけ? せっかく結婚して幸せな日々を送ってたのに、自分達の仕事をサボったから、引き離されたんだろ?(縁側に座り、ぼやくかのように呟いて、待つ最中に出されたお茶を手にとって)ちゃんと仕事さえやってりゃ、一年の一回だなんてけち臭いことなかっただろうにさ(ずず、とお茶を啜って霊夢に視線を向けて)   (2010/7/7 17:14:15)

博麗 霊夢*さてねぇ…。言うじゃない? 恋は盲目って(魔理沙の言葉を聞けば、ふむ、と、小さく声を漏らし、縁側に向かいながら口を開いて、隣に座り、自分の分のお茶を手に取る)それだけ好き合っていたんでしょう? 役目を忘れてしまうくらいに……(お茶を啜れば、やや呆れたように声を漏らしてみる。ただの憶測の話。だけれど、織姫も彦星も、結婚生活が楽しくて、仕事をしなくなり、引き離されたというのが通説のお話)たとえ、一年に一回しか会えなくなっても、二人の恋は消えていない。むしろ、その日のために、今までよりも、もっと仕事熱心になったんだってさ?(結局は、それが全てなのかも知れない。一年に一回、それしか会えないのに、どちらも移ろわず、ただその一日を待ち焦がれ、会えなければ、地上に降り注ぐほど涙を流す)   (2010/7/7 17:14:23)

霧雨 魔理沙*ふーん……(何だか釈然としないな、と思いつつも、二人の想いの強さは、何となくわかるような気がした。一年に一回しか会えない恋人。その一回を、どんな思いで待ち焦がれ、どんな思いで迎えるのだろう。そして、会えなかった時は、どんな気持ちで川縁に立つのだろう)私だったらとても待てないぜ(暫し考えた結果、ははは、と軽く笑いながら肩を竦めた。一年に一回だ何て、一生に一体何回会えるのやら…。そう思うのは、人間だから、なのだろうか)   (2010/7/7 17:14:30)

博麗 霊夢*アンタなら、川を泳ぐなり飛び越えるなり、試行錯誤して押し切りそうね(その反応に、納得出来るというように、こくこく、と頷いた。我慢出来ずに、ルールを破るくらい、あっさりとやってしまいそうだ。何とも人間らしい考えだ)ま、それも良いんじゃない? 恋の仕方も人それぞれ、ひたむきに想い続ける恋もあれば、真正面からぶつかり合って行く恋もある。全部正しくて、全部良いもの……(可笑しそうに笑いながら、そう返す。人の数だけ心がある。惹かれあう心は恋になる。その形は、みんなみんな、違うのだと思う)   (2010/7/7 17:14:38)

霧雨 魔理沙*ははっ、相手なんかいない癖にな?(そんな霊夢の言葉を聞けば、思わず噴出してしまい、何処か悪戯っぽい表情で霊夢を見る。年頃としては、もう良いところではあるが、お互いにまだまだ、そんな浮ついた話は入って来ないわけで、それなのに達観した様子の霊夢が可笑しかったのだ)   (2010/7/7 17:14:48)

博麗 霊夢*うっさいわ。良いの良いの。急ぐことでもないんだから(じろ、と横目に睨んでみれば、ぱたぱた、と顔の前で手を振って視線を空に逃がしてみる。ほんの少し、雲が晴れたような気がするけれど、やっぱりまだまだ、雨が降りそうな雰囲気だった)   (2010/7/7 17:14:56)

おしらせレミリア・スカーレット*さんが入室しました♪  (2010/7/7 17:16:13)

レミリア・スカーレット*よっと、霊夢ーっ! 来てやったわよ(すたっと、二人の前に舞い降りる吸血鬼。背後には傘を携えた従者を添えて、にやり、と浮かべた笑みは、口元から白く光る歯を覗かせて)   (2010/7/7 17:18:52)

博麗 霊夢*さて、そろそろ集まって来る頃かしら? 雨も降りそうだし、傘も出しておかないとね。とりあえず、短冊書いたら縁側に座ってなさいな(二人を見れば、これから続々とやって来るだろうと踏んで、小さく息を吐き、これから忙しくなると背伸びをして、短冊と筆が置かれた机を指差してから、一応、短冊を濡れないようにするための傘を取りに、母屋の中に引っ込むのだった)   (2010/7/7 17:19:06)

おしらせ博麗 霊夢*さんが退室しました。  (2010/7/7 17:19:16)

おしらせ霧雨 魔理沙*さんが退室しました。  (2010/7/7 17:19:19)

おしらせレミリア・スカーレット*さんが退室しました。  (2010/7/7 17:19:22)

おしらせ春宮 あかり*さんが入室しました♪  (2010/7/7 17:20:03)

春宮 あかり*【……こうして、博麗神社の七夕祭りは、今年も盛大に、賑やかに行われるのでした。一見は、何時もの宴会と変わりません。葉竹は色とりどりの願いに彩られて、みなが思い思いに語らい、飲み明かしました。さてはて、一体何人が、この行事の本当の意味を理解しているのでしょうか。でも、そんなことはきっと関係ないのです。何時もと変わらず、みんなでわいわい楽しむ姿こそ、最も幻想郷らしい幻想郷の姿であると思うから、16年後も25年後も、みんなが笑って過ごせていますように……】   (2010/7/7 17:20:10)

春宮 あかり*【――貴方の願い事は、何ですか?――】   (2010/7/7 17:20:15)

おしらせ春宮 あかり*さんが退室しました。  (2010/7/7 17:20:16)

おしらせ矢神 右京*さんが入室しました♪  (2010/7/7 17:24:28)

矢神 右京*【幻想郷が美しく平和であり続けますように――】   (2010/7/7 17:24:56)

おしらせ矢神 右京*さんが退室しました。  (2010/7/7 17:25:01)

おしらせ中条 数馬 ★さんが入室しました♪  (2010/7/7 19:37:46)

おしらせ中条 数馬 ★さんが退室しました。  (2010/7/7 19:37:56)

おしらせ中条 数馬さんが入室しました♪  (2010/7/7 19:38:00)

中条 数馬【ふぅ…俺のログにはさっきのことは何も残っていない…今晩はー】   (2010/7/7 19:38:49)

中条 数馬【さて…七夕で祭気分でイチャつくバカップル共も多いでしょうがあえてここで悲恋を一つ語りましょう…なに?ここでここでやる話じゃない? 何、気にすることじゃない…(ぇ】   (2010/7/7 19:40:55)

中条 数馬【語りましたるは永禄11年(1568年)7月…備前国にてあった、悲しき夫婦の物語でござります… 主人公は松田元賢、ヒロインは宇喜多直家の娘…生憎、名前は分かりませんでした… さて、元々備前松田氏は宇喜多直家の上司である浦上氏とは犬猿の仲でござったのですが、何代か前に婚姻を結んでそこそこに仲良くなっているようでしたが、元賢の父の代には松田氏と浦上氏は備前で拮抗する勢力となり、互いに争う中になっておりました……しかし禄5年(1562年)、松田氏を支援していた山陰の勇、尼子家当主、尼子晴久が死亡し、尼子氏が没落の一途を辿りだすと、「これはやばい」と浦上氏と和睦、その際、浦上家当主、浦上宗景の勧めもあり、宇喜多直家の長女を元賢の妻として迎えることにしました…】   (2010/7/7 19:54:08)

中条 数馬【さて……この娘でございますが母の父親は宇喜多直家と仲の良い同僚でございましたが、ある日、直家より謀反の疑いをかけられ討ち取られしまいました……その際、その妻は夫である直家を呪いながら自殺ました…ちなみに、この時、長女はすでに物心がついており、母から父の所業を聞かされた為か親子の仲は決していいとは言えなかったそうです……まぁ、この辺りは割愛して……1567年(永禄10年) 毛利家の支援を受けて備前国制覇をも目論んでいた三村氏と宇喜多直家の間で起こった合戦…明善寺合戦が起こると、直家は松田氏に支援を要請しますが…当時、狂信的なまでに日蓮宗に傾倒した松田氏は支援を行わず、苦戦を強いられるも、遠藤兄弟が日本史上初の狙撃による暗殺にて三村家当主、家親を射殺する事に成功しなんとか、追い返すことは出来たものの松田家と宇喜多家の間に大きな溝が出来たのは確実でございました……】   (2010/7/7 20:06:17)

中条 数馬【さて……翌年の永禄11年(1568年)、金川城周辺で開かれた鹿狩りの際に、松田氏の中心人物であった宇垣与右衛門が「鹿と間違えちゃったテヘッ☆」という理由で射殺されるなど両家の関係は次第に険悪なものになって行きました……そしてこの年の7月5日、ついに宇喜多直家は前もって調略によって寝返らせていた松田氏の重臣・伊賀久隆…この方も直家の娘婿を金山城を包囲させました…松田勢は驚いたものの家臣の横井又七郎が直ちに兵を集め、城門を固く守らせると急を聞きつけて戻ってきた松田元輝…元賢の実父ですが…はまだ包囲の手が届いて居ない搦手から何とか入城に成功し、篭城戦の指揮を取りましたが、入城後、しばらくして何を思ったか元輝は櫓に登り不意討ちを仕掛けて来た伊賀久隆に大声で罵声を浴びせ始めました…結局、その行動が仇となったか伊賀勢の鉄砲で狙撃された元輝は銃弾を体に受けて櫓から落下して絶命し、元賢が指揮をとる事になりましたが「戦いは数だよ兄者」の理論によって城は落城し、元賢は妻と弟らと共に城を脱出しました…】   (2010/7/7 20:18:09)

中条 数馬【そして、7月7日未明……城から退去する事に成功した元賢は、西の山伝いに下田村まで逃げのびたが伊賀勢の伏兵に発見されると刀を抜き、敵陣に斬り入って壮絶な討ち死したと言います……別行動をとっていた妻の方でございますが…幸が薄い生まれながらも夫の事を愛していたのでしょうか…それとも、母を奪った父の元へ帰るのが嫌だったのでしょうか…父によって全てを奪われた娘は知らせを聞いて程なくして自害したそうでございます……それ以来この周辺ではこの二人を偲んでか七夕祭りが長い間、行わなくなったといいます…】   (2010/7/7 20:26:46)

中条 数馬【さて……何を言いたいのかといいますと七夕というだけではしゃぐのではなく、時には故人を偲ぶのもいいものだと思うんですよ…うん、100%自己満足です(ぇ】   (2010/7/7 20:29:04)

中条 数馬【最後に、私の願いでございますが……私と私の周りの全ての方に末永幸あらん事を―――】   (2010/7/7 20:30:47)

中条 数馬【という訳で今日はこれで終了ー】   (2010/7/7 20:31:12)

おしらせ中条 数馬さんが退室しました。  (2010/7/7 20:31:14)

おしらせEXルーミア☆さんが入室しました♪  (2010/7/8 00:12:37)

EXルーミア☆…クスクス、見つけた♪(小さな笑みを零して見据える先は、怯えに怯えきった小さな一匹の妖怪。――レベルはノーマルの雑魚程度だろうか。その目は悪魔を見ているかの様に震え、わずかだが涙すら見え隠れしていた。)   (2010/7/8 00:16:17)

EXルーミア☆なぁに怯えてるの?安心して、すぐに殺してあげるからね?(それが間違いなのだが…そんな事は露知らず、手を空に突き出せばその手に闇が集まり始め、大剣へと形を変えていく。それを見た妖怪は更に震え、怯え、涙がさらに溢れ出す。)   (2010/7/8 00:19:57)

EXルーミア☆…一つ聞いてみよっか。ね…何で死ぬのが怖いのかな?(静寂に包まれた夜の竹林…「満月」の浮かぶ空は何も言わず、見るだけで。妖怪は何も答えない。――否、答えられなかった。大剣が横に降り下ろされれば竹が一本、真っ二つに切れる。更なる恐怖が妖怪を包む。)   (2010/7/8 00:23:51)

EXルーミア☆………(怯える妖怪を見ながらしばらく待つも、答えはなく。邪悪な笑みは絶えずに出し、再び妖怪に向かって問う。)   …ね、何で?(竹を一瞬にして切り裂いた大剣の先を妖怪に向ける。――漆黒の刃は、黒い妖気を纏いながら今にも襲いかかりそうな、そんな威圧感を出す。)   (2010/7/8 00:27:55)

EXルーミア☆(それでも妖怪は答えないまま、恐れ震えて。)  …答えないなら、こうだよ?(それが――きっかけになった。ついに痺れを切らし、殺戮衝動を乗せた大剣は哀れな妖怪に向かって降り下ろされる。…無論、逃げられる訳もなく。グシャリ…そんな音が、竹林に響いた。)   (2010/7/8 00:32:43)

EXルーミア☆…ふん、つまんない。あっという間に死んじゃった。(大剣の前には竹と同じ様に真っ二つに割れ、臓器(?)がデロリと出ている死体が一つ。返り血を全身に浴び、それでも笑みは絶えず…殺戮衝動は消えず。瞳はさらに紅く、黒く。自らの闇に染まってゆく。)   (2010/7/8 00:36:53)

おしらせEXルーミア☆さんが退室しました。  (2010/7/8 00:37:12)

おしらせEXルーミアさんが入室しました♪  (2010/7/8 00:37:29)

EXルーミア…あーあ、獲物はいないかなぁ…(大剣を横に振れば血はあちこちの竹や地面に付着し、赤く汚す。最早死体ごときに興味などありもせず…目もくれずにその場を離れていく。)   (2010/7/8 00:40:44)

EXルーミア…そういえば、昨日は七夕…とかだっけ。あんなの、何が面白いんだろうね。殺し合いの方がまだ面白いのに。(闇は何も恐れず、暴走は殺意をさらに加速させていく。竹林をキョロキョロと見回しても獲物など――見つけてしまった。獲物を――)   (2010/7/8 00:45:20)

EXルーミア…そうだね、私が願うなら――(ニタリと笑って、そして呟く。願いとは…) 「私にもっと血を。」  (――と。その瞬間、大剣を構えて素早く獲物に近づき、気付かれぬ間に獲物…兎だろうか、それらしき物に大剣を降り下ろす。…今宵、二回目の命が散った。)   (2010/7/8 00:50:48)

EXルーミア…皆死んじゃえ。この世の生き物全て…全て死んじゃえ。(先程の妖怪とほぼ変わらない無惨な姿と化したそれをぼんやりと見て、呟く。返り血を更に浴び、服ははっきりと赤が見てとれる様になるくらいに染まり、剣すら赤一色に染まろうとしていた。…生物には表の顔と、滅多に見せない裏の顔がある。表裏一体でこそ生物の意味があるのだが…私の裏は、あまりに残酷すぎていた。)   (2010/7/8 00:58:28)

EXルーミアぐ…ぐぐ…!(再び、溢れてくる憎悪。憎しみ…止まらない怒り。それは更なる殺戮を始める。仇を見るような目で前を見据え、標的は竹に変わる。)死ね…!死ね…!さあ、死ね死ね死ね死ね!!!(おぞましい表情で、低空飛行しながら竹を縦横無尽に切り刻む。もはやその目には光は宿っていない…)   (2010/7/8 01:05:30)

EXルーミア(憎い、憎い、憎い、憎い、憎い、憎い、憎い、憎い、憎い、憎い、憎い、憎い、憎い、憎い。行き場の無い怒りは、矛先はただ目の前の竹に向けられる。殺戮衝動は限界を超えていた。)     お前も…お前も死ね!死ねば良いんだ!(大剣は、どす黒い闇の障気を溢れさせ、それはさらに切れ味を出してゆく。ひたすらに竹は切り裂かれ、闇へと消えていく。)   (2010/7/8 01:11:32)

EXルーミアっ…!(――ふと、暴走する剣の勢いが止まる。邪悪な深紅に染まるブラッド・アイ(血の様な瞳)が見たのは――小さな、こじんまりとした家。一瞬で壊せそうな位に、小さな家。だけど…身体が拒絶する…近付いてはいけないと身体が訴える。その拍子に、殺戮衝動は抜けてどうにか自分をコントロール出来る位に頭の回転が回復した。)   (2010/7/8 01:21:10)

EXルーミア…っ。(しばらく呆然としてその家を眺める。――やがて我に返ると、その場を引き返していく。あの家は――思い入れのある人の家。今はそれしか…誰かは思い出せないけど。壊してはいけない。でも誰なの?それも分からない。)   (2010/7/8 01:24:28)

EXルーミア…私は孤独。誰かなんて知らない…知りたくない!(無我夢中で叫びながら空に飛び立ち、竹林を去っていった。――竹は、また相当の被害を受け、今宵は先程の二匹と追加されて三匹。五匹の命が散った。それも…打ち捨てられたままで。)   (2010/7/8 01:27:45)

おしらせEXルーミアさんが退室しました。  (2010/7/8 01:27:56)

おしらせ蓬莱山輝夜★☆さんが入室しました♪  (2010/7/8 03:16:25)

おしらせ蓬莱山輝夜★☆さんが退室しました。  (2010/7/8 03:16:31)

おしらせ蓬莱山輝夜さんが入室しました♪  (2010/7/8 03:16:35)

蓬莱山輝夜【いつもやらかすわ…。さて、七夕の終焉と行きましょうか】   (2010/7/8 03:16:58)

蓬莱山輝夜…終わりね(竹林のとある場所。広場ではない、竹ばかりがひしめいている、目立たない場所。今宵、月が昇ってからかなりの時間が経過した。もう、東へと沈みかけており、後数時間もすれば、太陽が朝の報せとともに顔を出すだろう)織姫と彦星は、会えたのかしら(少々期待して、空を見上げるも、竹の隙間からは、既に天の川は見えなくなっていた。七夕は直に終わりを告げる。しかし、自分はといえば、まだお願い事をしていない。ここなら、誰も見ていない。どんなことも、お願いができるだろう)――…妹紅がずっと、皆と楽しく過ごせますように。永淋の手間も、少しだけ減らしてくれますように。ついでに、私も幸せにしてくれれば嬉しいわ。……何てね(思わず、笑みが洩れた。それはそれは、終わりにふさわしいほどの寂しさから浮かべた、いや、歪めた笑み。憎いほどに愛し、愛すほどに憎い一人の少女。月でも、そして今も傍で従者として付き添ってくれていた、一人の淑女。我侭ばかり通そうと、勝手ばかりしてきた、私。すべてが輪廻転生から外れた輪の中で、果てしない螺旋の階段を下りていく。それが、一緒なのか、別々なのかは分からない)――私は独(長文省略 半角1000文字)  (2010/7/8 03:37:44)

蓬莱山輝夜――私は独り(周りがどうであれ、関係なかった。結局、心の隙間はぽっかりと空いていて。逆に、空虚が心の中を埋め尽くしているようだった)   (2010/7/8 03:38:30)

蓬莱山輝夜(月を見上げても、追いかけても、何も変わりはしない。どうせ、届きはしない夢なのだから。すぐに崩れてしまう泡沫の夢。そればかりが、私の願い。たとえ、何年後であろうが、積み重ねてきたものは一瞬にして崩壊する)まぁ、私が何処に消えようが勝手よね…(償いとは何、罪とは何。どちらも、そう簡単に負えるものでも、追えるものでも、終えるものでもない。急にやってくる眠気を無理やり覚ますように、ただ拳を強く握り続ける。血が滲めば、すっかり思考も冷静になった。七夕とは、幸せばかりが訪れない。怠惰を繰り返した若者の末路だから)――…それが、罪だから。   (2010/7/8 03:47:57)

蓬莱山輝夜そう……罪よ、罪。私という存在が罪…生きることが、罪(償いもできず、罪ばかりが増える。蓬莱の薬を飲み、逃げて逃げて。追ってきた月の使者を不死に、貴族の子供はそれなりの想いで不死に。すべて、私が狂わせた。一つ、歯車が噛み合わなかった。ただそれだけ。私という存在がなければ、平凡な幸せのまま、手に掴んでいたかもしれない。様々な想いの中に、それぞれが去来するのは何であろうか)……お願い。私を殺してよ、命を終わらせて(空から覗き見る月へと祈りを籠め、瞳を閉じて手を合わせた。当然、応えなど返って来る筈もない)……て、よ……殺してよ! 私を、殺してよ! そんな何年も待てない! 今すぐ、私を殺してよ!(必死、だがどこまでも空虚である声は、竹林にこだまするだけ。どれだけ叫ぼうが、願いは叶わない。そこまで言い、想い、悟ると、不意に力が抜け、大地にぺたりと崩れ落ち)   (2010/7/8 03:57:59)

蓬莱山輝夜……っ、は(心は空。今の自分は、それほど尽くした。なのに、身体が熱い。目の前の大地も、焦点が合わず、ぼやけている。そして、瞳から零れ落ちる何か。そっと指で掬い取り、定まらない視点でぼんやり。涙。感情のある者が流す、あの涙)―――っ、ん、ひ、うぅ……あ、あぁ……ッ(最初はその気持ちを抑えようと、必死に下唇を噛んで抑えていた。けど、それも自らの涙で思い返すことにより、それが崩壊を迎えた。こらえてた分、涙をぼろぼろと流し、鼻をすすりながら、慟哭に近い声で)こんなの、ずるいよ…――(誰もいない、真夜中の竹林。一人、想いのまま叫んだ。ただただ、叫んだ。すべての想いを。気がついたときには、既に夜が明けようとしていて)   (2010/7/8 04:10:52)

蓬莱山輝夜(こうして、蓬莱山輝夜にとって、ほんの一回の七夕は終わった。それでも、大事なことに気づいた今日という日は、まだましだったのかもしれない)……さ、て。行きましょうか(二人の想いが通じ合う、たった一日。会うのは、また一年後。私の悩みは、贅沢なのかもしれない。言葉にはしないが、最後に一人の少女の名前を口だけで呟き。やおら立ち上がる)そろそろ、帰ろうかしら……(何やら、気持ちが晴れ渡っている。帰っていなかった永遠亭へと足を向けると、そのまま朝日が差しかけていた竹林を道筋に、その場を後にした)   (2010/7/8 04:17:45)

おしらせ蓬莱山輝夜さんが退室しました。  (2010/7/8 04:17:57)

おしらせ刹竜 万瀬さんが入室しました♪  (2010/7/8 22:44:06)

刹竜 万瀬――ふむ、美しく静かな夜だ。良い。(ざっ、ざっ、ざっ…雪駄を鳴らし、人里の出口から出てくるは古の日本を想像させる出で立ちの男。腰には左右それぞれ三本ずつ、六本の刀が携えられ、何とも濃いめの髭を生やした口には葉巻を加えて、空を見上げながら道をゆっくり歩く。)   (2010/7/8 22:49:41)

刹竜 万瀬…ん?お主、どうした?拙者が気になるか?(ふと脇を見れば、悪戯が好きな妖怪らしき影が一つ。それを見ても怯みもせずに、普通に話しかける。まるで友人の様に。――無論、妖怪は何も答えないでそこに立っているだけであったが、やがて笑いながら何処かに去っていった。笑みを浮かべながらそれを見届けると) 気を付けて帰るのだぞ。 (と、一言促してから再び道を行く。)   (2010/7/8 22:54:52)

刹竜 万瀬…フフ、今宵の月は実に良い…美しき、満月よ。 (しばらくしてから再び空をゆっくりと見上げ、呟きを漏らす。――別段、珍しいと言うわけでは無いのだが――月の輝きは夜の幻想郷を照らす。光は人間、妖怪へ均等に降り注がれる。癒しの、光を。例え、幻想郷の外の者であっても。)   (2010/7/8 23:00:03)

刹竜 万瀬――人間よ、妖怪の何を恐れるのだ?罪無き者たちよ、何を探し求める?妖怪よ、人間の何を恐れる?(ニヤリと笑いながら、月に問う。誰にと言う訳でも無く、月に問う。気付けば人里からは大分離れ、近くには森が見られる。――入りはしないが。)   (2010/7/8 23:04:14)

刹竜 万瀬…哀れなものだ。人間も人外である者も、全ては平等なのに、それでも争うのだからな。(遥か昔を生きた存在――龍は、ある地方では邪の神と言われ、ある地方では神獣と奉られている。――世界を統率する存在――危険すぎる存在であり、必要な存在。…道は途切れ、気付けば木やら竹やらが並んでいる場にいた。)   (2010/7/8 23:13:07)

刹竜 万瀬…(不意に六本の刀の内、右上と左上にある刀を抜く。赤い柄と切っ先の刀に、青い柄と切っ先の刀を。それを、何もない目の前に突き出し、目を瞑って精神を集中させる――様に見えた刹那。赤い刀に炎が走り。)    「獅子奮迅の型」の技が一つ!「天下煉獄斬」!(それは一瞬の出来事。影がついてこれない早さで直線上の――遠くに立っていた木へと瞬時にして近付き、煉獄の炎を宿した刀を斜めに勢い凄まじく降り下ろす。…木は、切れる事もなく。一秒と立たずに灰と化した。)   (2010/7/8 23:27:06)

刹竜 万瀬…ふむ、騒ぎが来ない内に撤退するとしよう。(力を解放した刀を再び、鞘へと納める。そして、目の前に何かをかざせば――ブォン…奇妙な音と共に目の前に不可思議な空間の穴が開けられ――)  人間よ、じっくりと答えを探すと良い。せめて、身が滅ぶまでにな。(また一言。――空間の中に入ればその穴は消えてなくなり…森に、再び静寂が戻ったのだった。)   (2010/7/8 23:33:50)

おしらせ刹竜 万瀬さんが退室しました。  (2010/7/8 23:34:02)

おしらせ上白沢慧音さんが入室しました♪  (2010/7/9 00:25:01)

上白沢慧音(はっ、はっ、はっ…息を切らしながら、走る人影が一つ。その姿はまるで急いでいるようであって、その左目は治癒…しているようにも見えた。)嘘だ…頼むから私を…(独り言のようにぶつぶつと、呟いた。そうだ、有り得ない、有り得ない――はず。だが、そうでは無かった。)はぁ…はぁ………ぁ…?(その光景に言葉を失った。目の前には死体。それつ竹林に巻き付けられて、まるで見せしめのような形で――。)っ!!! う゛ぇ…!!(恐ろしいものが口からこみ上げてきた、そう、吐き気だった。)   (2010/7/9 00:30:52)

上白沢慧音ぁっ…ああ゛…な゛、なんて…惨たらしい…(こみ上げて来るソレを抑えつつも、視線は釘付けになっていた。その状態は酷かった。腸は全て抜かれて、下腹部は無く、その顔は――既に事切れていて、絶望に苦しんだ顔であって。)はぁ…はぁ…(そうしながらも自分は冷静だった。すぐさまその死体を解き、丁重に降ろしてやれば、そのまま抱きかかえて――再び走りだして。)   (2010/7/9 00:36:18)

上白沢慧音…なんでだ…何故ここまで…する必要がある…(そして流れるように走った先には、人里が見渡せる場所。そう、この死体は妖怪。そして、惨たらしく、死んだ後の死体を辱めた本人達を――知っていた。)………(もはや何も言うまい、自分の口からは出したくも無い一言、だがこれは事実なのだろう――そのように考えながらも、ひとまず死体を隠してやった。また、後で供養するように――。)   (2010/7/9 00:42:33)

おしらせさんが入室しました♪  (2010/7/9 00:46:32)

(ただ事ではない血の臭いをかぎつけてきて見れば、そこには血に染まった半獣。幸い死体は見ていないが、恐怖で歯がかちかちと音を立てる)何……何なの……これ……?   (2010/7/9 00:48:46)

上白沢慧音………(だが、考えてみれば分かった事だ。先ほどの者は何故殺された?、何故だ?、他の者に害を撒き散らしていたからか?、その存在が鬱陶しいからか?、ただ殺したくて、殺されたのか?―――答えは一つだけだ。そう。)……“妖怪”だからか…?(誰もいない、ただ一人の空間にポツリ…と呟いた。“妖怪”だから? だから殺された?、だったら…。)だったら…私は…(ソウダ、オマエモオナジ――バケモノダ。)   (2010/7/9 00:48:47)

(彼女がそんなことをするはずがない。頭では理解できているが、血に染まったその姿は『何かを惨殺した』と判断するには十分すぎた。ありえない。ありえない。ありえない。でもその血は何だ?思考が追いつかず、目の前の恐怖もあいまってパニックに陥り、この場にいない主たちの名を呼び続ける)藍様!藍様!藍様!ゆ、紫様ーーーー!!   (2010/7/9 00:53:16)

上白沢慧音っ!!! ち、違う! 私は…か、彼からに信用されている…私に信用を寄せている…!(この闇の中、誰かが、私に言ったように感じた――ソノコトモ、スベテイツワリダトシタラ…?)っ…ふざけるな!!! そんな訳あるか…そんな訳…(だが、その可能性も否定は出来なかった。現にこうやって、私と同じ“者”が――殺されていたのだ。私が愛している…“彼ら達”によって。)……! (そして落ち着くと、こちらを見る視線を感じて振り向いた。…化猫だ、だが、その様子はとてつもなく脅えている様子で――。)   (2010/7/9 00:55:55)

(だが未熟なれど幻想郷最高峰の妖怪の式の式。思考を巡らせ、どうするべきかと言う選択肢をいくつか頭に浮かび上がらせる。一つ。このまま貝のように口をつぐみ、逃げさること。一つ、状況証拠だけで判断するべきではなく、何があったのか、彼女に問うこと。必要とあらば主に報告せねばならない)   (2010/7/9 00:59:23)

(更に一つ、この状況では危険と断じ、戦う。だがこの案は棄却だ。相手との実力差がどれほど大きなものであるかをわからないほどに、私は愚かじゃない)   (2010/7/9 01:01:29)

上白沢慧音……大丈夫か…?(今の自分にはそう言うしか無かった、自分でも、もう何をしているのか分からなかった。死体を持って、走って、此処に来て――そして?)お前は…化猫の…名前はなんだったかな…橙?(混乱していた、考える余裕も無く、頭は回っていた――。)   (2010/7/9 01:04:39)

(びくり、と身体を震わせて距離をとる。だが、今のではっきりした。彼女に自分への敵意はない。ならば、事情を聞いたうえで、主に報告するのが最善だろう。万一争いになったとしても、主たちの力で止められないはずはない)そ、その血は……何があったの?変な臭いがしたから来て見たら……その……   (2010/7/9 01:09:16)

上白沢慧音ああ…これか? ははは…大丈夫だ、心配には及ばない。私は怪我なんかしてないよ。(その様子からは、とても似つかない、笑みを零した。その顔は、笑顔と言うよりも――とても、悲しげな顔で。)大丈夫…何も無い…今日の事は忘れろ…ああ、本当にな‥(そう呟いて、足を動き始めた。そう、自分の家に帰る為だ、、そしてなにより――何も考えれ無かったのだ。)   (2010/7/9 01:15:21)

(その表情を見て取り、今回は彼女の言葉に従うことにした。そもそも、自分も主に頼まれた用事を果たしていなかった。あまり遅くなると心配してしまう。ただでさえ藍様は心配性なところがあるのだ)……何もない、本当だね。今回は信じる。でも、何かあったらちゃんと話してね……私じゃ頼りにならないかもしれないけど、藍様は優しくて知識もたくさんあって、力も強くて……きっと助けてくれるから(そう言うと、足早に去っていく。)   (2010/7/9 01:19:38)

おしらせさんが退室しました。  (2010/7/9 01:19:42)

上白沢慧音………(言葉さえ出なかった。私は…なんだ?、妖怪か? 人間か? それとも――化物?、去っていく化猫を見ながら、自分も足を動かしていった。そう――今はただ、帰れるために――。)   (2010/7/9 01:22:51)

おしらせ上白沢慧音さんが退室しました。  (2010/7/9 01:22:56)

おしらせ藤原妹紅さんが入室しました♪  (2010/7/9 01:23:26)

藤原妹紅(小さな化け猫の我を忘れて名を呼ぶ声が響いて――。何事かと飛んできた不死人は、ただ黙って二人を見ていた。)…(二人が去ってから、す、と樹の陰から姿を現し隠されたそれへと目を移す)……。(悲しそうな笑みと、恐怖に引き攣った顔が目に浮かぶ。竹林に住まう不死人が気付かない訳は無いのだ。…でも、其れを見ても、なんとも思わなかった。)   (2010/7/9 01:30:11)

藤原妹紅(少し遠くを見るように顔を上げれば、遠く、人里へと疲れたように去っていく背中――。 正義感が人一倍強く、人よりも何倍も優しい彼女は、きっと酷く傷ついていることだろう。 ―けれど。己に声を掛ける資格はきっと無い。だから、呼びかけた名前を口の中に仕舞い込み。ただ、見ていた。―化け猫が手を出す様子も無かったから―。結局、それは二人が居なくなるまで。)…妖怪は――退治するものだ。(ぽつり、と呟いてみる。彼女が生まれた時から、この幻想郷でも、変わらない其れ。)   (2010/7/9 01:36:35)

藤原妹紅(何故隠そうとしたのか。どうしてああも悲しそうだったのか。推測で幾つか浮かぶものはあるけれど。あの背を追いかけて行って問い詰めるなんて、身体を切り刻まれるよりも余程酷い事に思えて。矢張りその場に突っ立ったままでいた)――(ふい、と傍らの土へ目を移して――。人も妖怪も土に還る。輪廻の輪に戻り、再びまた還ってくる。くるりくるり回る中へ)――お戻り。輪の中へ――。(さあ、お休みなさい、と子に囁く母のように声は柔らかく。そう、再び巡ってくるのだ、何も怖いことは無い。…けれどそれが。あれが。もし―――。知っているものならば―脳裏に浮かぶ誰かなら。耐えられるだろうか?―それとも、只顔を顰めて、やり過ごせてしまうのだろうか―――。)   (2010/7/9 01:49:21)

藤原妹紅(―もしもそれが、大事な誰かなら――。どうするのだろう?考えを拒むかのように麻痺した頭を緩く振って。今日は竹林の庵へと――ゆっくりと歩いて帰っていこう。)   (2010/7/9 01:52:39)

おしらせ藤原妹紅さんが退室しました。  (2010/7/9 01:52:41)

おしらせ八雲 紫さんが入室しました♪  (2010/7/10 17:33:40)

八雲 紫(博麗神社の遥か上空、ここからは、幻想郷も外の世界も、一目流すだけで見渡すことが出来る。幻想と現実、結界の表裏を別ける場所。風は常に、外から内、外から内へと流れている。決して、内側から外に風が靡くことはない)……いつ見ても、この世界は美しい(開いたすきまの上に腰掛けて、外からも内からも見えはしない境界から、一望出来る世界を眺め、呟く。目を閉じれば、遠く遠くから、日々聞こえる喧騒。ささやかな争い。小さな嘆きの声。いつだって、幻想郷は”違う音”が響いている)   (2010/7/10 17:43:08)

八雲 紫日に活き、陽に暮らし、非に安穏であれ。細事にも一喜一憂する事を忘れれば、その生は死にも等しい…(扇を片手に、幻想郷を見下ろし、小さく笑みを浮かべれば、ぱた、と静かに開き、口元を隠して)……外の世界の人間が、それを忘れてから、どれだけの月日が流れたか…。数ばかりが増え、時に追われ、人ごみの中でさえ孤独を覚える愚かな生き物よ…。彼らの中でまた、忘れざる者達が幻想になりつつある……。この頃、外来人の数が増えてきているのは、そのせい、か…(背後に見えるは、高層ビルが建ち並ぶ、外の世界の都。幻想郷に比べれば、夥しい数の人間が犇き、日々を暮らす。妖怪も夜も恐れず、ただ忙しなく時間に追われる姿は、色彩なく、モノクロに見える)   (2010/7/10 17:55:39)

八雲 紫結界の綻びではあろうはずもない…。また一歩、外の世界が我々と道を違えて行っているというだけ…。幻想と現実は決して相容れない表裏の存在。こちら側に傾くのであれば、引き込まれ、あちら側に傾くのであれば、見向きもされない(すぅ、と手を上げて、虚空を撫でれば、空間が静かに、小さく波を打つ。ここにあるのが、外と内を別ける結界。外の非常識を内の常識に、内の非常識を外の常識に、概念さえ捻じ曲げる。強力で、”曖昧”な結界だ)   (2010/7/10 18:01:46)

八雲 紫何れは繋がりが絶たれ、完全な別世界として、違う時間を進む事になるも必然…。世界に限らず、人や”物”もそうであるように……(すきまから立ち上がり、宙に足を置く。一際強い風が吹き、長い金髪と、紫色のワンピースを揺らしていく)ふふ、またひとつ、何かが引きずり込まれたか? 出来る事なら、繋がりが切れる前に、ひとつでも多くの幻想を、この世界に……(風が吹いてきた方向から、幻想郷へと視線を流しながら、唇を吊り上げて、妖しく笑む。誰よりも妖怪らしく、何処か人間のようで、この世の全てよりも幻想郷を愛す大妖怪。八雲 紫。……外と内の繋がりが切れるのは、数年後か、数十年後か、或いは、数百年。人間にとっては途方もないような時間も、妖怪にとっては、些細なものだ……)   (2010/7/10 18:09:49)

八雲 紫幻想が消え、外が”抜け殻”と化した時には、一体何が残っているのか……(風に靡き、目元に掛かった髪を手で梳きながら、幻想の側に、一歩一歩と、空を歩きながら、肩越しに振り向いた。紫がたった一歩、進むだけで、外の都は驚くほどに遠く遠くに離れていく。色のないモノクロの世界が、白い背景に飲み込まれ、消えていく)それもまた興味深い…。けれど、その時になったら、この場所もなくなってしまう……(二歩、三歩、そして、境界線を踏み越えた時、都は白い背景に染まり、穴を埋め尽くすように幻想郷の山間の景色が包み込んだ)   (2010/7/10 18:16:13)

八雲 紫結局は、曖昧でなければ、交われない世界、と言うことか…(こうして、どちらかの世界に、ハッキリと踏み込んだ瞬間に、外の都は消えてしまう。曖昧だから、境界があるから、外は見える。これもまた、”世界”だけに限った話ではないのかも知れない)……さて(幻想郷に踏み込めば、そのまま浮力を消し去って、地上に急降下して)   (2010/7/10 18:22:33)

八雲 紫(舞い降りたのは、神社から少し遠く、人里ともまた少し遠い、林を抜けた先の広い平原のど真ん中)……(静かに、周囲を見回す。誰が出てきてもおかしくない場所。だが、誰が出てきても特に困ることはない)   (2010/7/10 18:25:29)

おしらせ矢神 右京さんが入室しました♪  (2010/7/10 18:27:22)

八雲 紫ふふ……(神社にも、人里にも向かわない。丁度その境界となる道のりを、ぐるり、と廻ってみる事にする。外を眺める散歩が済めば、内を練り歩く散歩も一興。特別な意味はない。ただそれだけの事だ)   (2010/7/10 18:28:46)

矢神 右京(幻想郷の一角にある林を修行がてらに雑魚妖怪を探して彷徨っていると、木々がなくなり、目の前には平原が広がっていた。ふと、目を凝らせばそのど真ん中に人影を発見。)……おろ?いつぞやの婆?(その姿を確認して、草を踏み鳴らしながら近寄ると、そこには幻想郷の妖怪の賢者。唯一のスキマ妖怪。八雲紫の姿があり、つい声をかけてしまい)よっ、婆さん。元気してたか?   (2010/7/10 18:32:20)

八雲 紫あらあら…、誰かと思えば、何処ぞの”丁稚”ですわ。御機嫌よう(聞こえて来た随分と命知らずな声。その方にゆるりと振り向きつつ、くすくす、と笑みを浮かべて言葉を返して)ふぅん、少しは、剣とも語らえるようになったようで……(視線を落とすは、腰に携えた魔剣。目を細め、軽く鼻で笑うように言い)   (2010/7/10 18:36:43)

矢神 右京”丁稚”とは…言ってくれるな。(いつぞやの胡散臭い笑いをそのままに、やや纏っている空気に濁りを感じながら、その言葉に苦笑を返し―)まぁ、それなりに……だな。なんなら、試してみるか――?(ちょうど良い。などと言えるような相手ではないが、元々雑魚妖怪を探していた身としては、修行の相手には申し分ない目の前の妖怪を見据え、鞘より魔剣を抜き去って、切っ先を紫へと突きつけるようにしながら、――クス、と微笑を漏らす。)   (2010/7/10 18:41:05)

八雲 紫貴方こそ、身の程と言葉くらいは、考えた方が宜しくてよ?(強者は常に笑顔である。それは幻想郷で力を馳せる殆どの者に言えた事。笑っている姿が、常に穏やかとは限らない。むしろ、妖しげな微笑にこそ、真の脅威は潜むものだ)……でも、それはまだ、貴方の”思い違い”(向けられた切っ先に動ずる事もなく、静かに目を閉じれば)――試す価値も、”まだ”、ありはしない(紫は目の前に立っている筈なのに、背後から、畳んだ扇の先端が右京の背中を突く。音もなく、気配もなく、その気になれば、勝負はこの時点で終わりだ。一人間のか細い一生と共に)   (2010/7/10 18:46:49)

矢神 右京ああ、そういえば、お前さんは大妖怪なんだってな…?スキマ妖怪だったか。(幻想郷の創設者。そう言ってしまっても過言ではない。むしろ真実なのであろう目の前の妖怪。そこからも力の差は伺える。今の右京では手も足も出ないことは間違いようも無い。)価値が無い…?…――ッ!(いつの間にやら背後から、何かに突かれる感触。思わず、その場から距離を離し、自分の居た場所へ視線を向ける。そこには、紫色で言い表しようのない空間の裂け目が…。そして、自分を突いたであろう畳まれた扇子と白い肌が光るか細い腕が)……やってくれるな婆さん。いや、”八雲紫”――。(奇襲の当事者である八雲紫へ向き直り、怒気を孕んだ瞳を向ける。気配も音もなく、背後から軽い突き。それは、力のない者を嘲笑うような強者の余裕。それがあまりにも悔しかった――)   (2010/7/10 18:56:11)

八雲 紫貴方の父親であれば、飛んでいたのは私の腕だというのに…(驚愕した様子、怒気を含んだ声、それを見て取れば、目を開き、黄昏のような瞳で右京を見据え、やや呆れたように口を開いた)お前はまだ、私にも、父親にも、遠く遠く、及ばない……(腕を引き、扇を開けば、笑みを隠し、くるり、と向きを変えると、散歩の続きを歩みだすかのように、右京に背を見せる)   (2010/7/10 19:01:07)

矢神 右京そうかい……。絶対に追いついてやる。覚えとけよ…。くそ婆――(まだまだ、力が足りない。ただ”それだけ”のはずなのに、妖怪と人間、その壁があまりにも高く、あまりにも険しい。背中を見せ、歩き出そうとするその無防備な紫の姿を見ながら、剣を突き出す気力すら起きず、ただただ、散歩へ向かう八雲紫を見送ることしかできなかった。)   (2010/7/10 19:08:05)

八雲 紫……(流石にこの背に刃を向けるような真似はしなかったか、利口なようで、少し詰まらないようで、ただ、無謀と勇気は違うもの。この調子であれば、”無駄死に”をすることはあるまい。振り向くことはせず、ただ遠ざかっていく気配に視線を空に流せば)先に見揺る長く永い道…。”人”がそれを歩む先に、幾つの壁があろう事か、幾つの壁を越えられようものか……。短き一生の中であるからこそ、人にはその”数”が重要になって来る。我々に力で及ばずとも、彼らとは、見えるものが違う…(誰にも聞こえない、独り言を呟きつつ、遥か後方にいるであろう一人の人間を思い浮かべ)…”お前”の道のりに、私という壁はあるか……?(ふっ、と笑い、目を閉じて、けれど、歩む境界は僅かも踏み違えずに、ただ、壁なき道を歩いて行くのだった)   (2010/7/10 19:19:04)

おしらせ八雲 紫さんが退室しました。  (2010/7/10 19:19:15)

矢神 右京はぁ……(紫の姿が遠ざかる。言葉を返すことも無く、散歩を続けるような気軽さで去っていった。力が足りない。剣も使いこなせていない。人という枠組みの中で、見た記憶もない父親の背中を見据え、その位置まで上り詰めるには、踏み越える”壁”が必要だ。その壁が強靭、巨大であればあるほどに……。)まだまだ、か……。(呟きながら、地面から剣を引き抜き鞘へと戻す。紫が消えていった方を、ただ、じっと見つめ。)いつか……必ず―――。(小さくそう呟くと、紫が消えていった方角に背を向け、再び林の中へと消えていった。)   (2010/7/10 19:25:35)

おしらせ矢神 右京さんが退室しました。  (2010/7/10 19:25:42)

おしらせ西行寺 幽々子さんが入室しました♪  (2010/7/10 20:13:35)

西行寺 幽々子(冥界。薄暗く静まり返った幻想郷とも外の世界とも異なる世界。そこには、寿命、疾病、事故、他殺、自殺。様々な要因で生涯を終え、命果てた存在が犇いている。天国でも地獄でもない、冥界という世界は、生者の世界と死者の世界の境界に在る”死者の国”。本来は、生有る者が来て良い場所ではないのだが、ここ幻想郷では、それなりに境界が緩くなっている。もとい、意図的に緩くされている。それはとある賢者の仕業である。無論、緩くされたとて、たまに厄介事が舞い込むか、こちらから厄介事を振り撒きに行くことが出来るようになる程度の話なのだが、その一事は、止まっていたかにも見える静かな世界に、もう一度、緩やかな流れを生む事になった)   (2010/7/10 20:21:28)

西行寺 幽々子一年振りに、夏がやって来るようですわ?(冥界に、ぽつん、と建つ御屋敷。白玉楼には、冥界の管理者である亡霊嬢と半人半霊の庭師が住んでいる。そして、現在庭師はお出掛け中。傍らにおやつの御団子を置き、屋敷の裏に面した縁側で、広い広い桜の庭を、ぼんやりと眺めていた。そろそろと、桜の花びらも散り、青々しい葉桜が立ち並ぶ。四季の変化が薄く、”季節の音”も聞こえて来ない冥界ではあるが、桜の木だけは、確かに流れている時を、物言わずとも教えてくれる。ただ、夏が来たとて、冥界は相変わらず薄ら寒く、生ある光が降り注ぐこともない。空に見える陽の光は、何時だって翳り、幽霊に優しく瞬いている)   (2010/7/10 20:28:51)

西行寺 幽々子ついこの間も、夏だったような気が致しますのに……(くすくす、と、一人笑ってみながら、御団子をひとつ摘み、口の中に放り込む。程よい柔らかな甘みが、口の中に広まって、頼りなき従者も散々作らせた御菓子の味だけは、なかなかに味がある。そんな事を思いつつ、立ち上がり、庭に一歩踏み出していく。無数に並ぶ桜木は、春には満開の花びらを付け、表の庭よりも、遥かに美しい光景を作り出す。御花見には最高の、そんな空間が毎年のように作られる。けれど、この庭は、一般に公開する事はない。ただ毎年、ここの景色を楽しむのは、自分と従者、そして、無二の親友だけである。それは何故、か)……花も咲かず、葉も付かず(見渡す限りの葉桜の中に、ぽつん、と枯れ果てたように佇む大木がある。これは周りと同じ”桜の木”。だけれど、唯ひとつの罪深い桜)   (2010/7/10 20:37:33)

西行寺 幽々子(西行妖。命を吸い、糧にし、他の何よりも美しい、見事な桜を咲かせる桜木。これは、ただの桜ではなく、立派な”一人”の妖怪である。否、今は二人と言うべきか、こうして桜も葉も付かず、枯れたように佇んでいても、まだ死んではいない。永久に死にはしない。かつては、外の世界に在り、無数の命を喰らった化け物桜)……お前も苦しかろうに、果てもなく、先もなく(黒ずんだ幹に、静かに触れて、朽ちぬ枝を見上げつつ、薄い笑みを浮かべながら呟いた。既に封印された桜の木。幽々子はその理由も、封印の方法も知りはしない。親友はただ、知らなくて良い事と言った。……幽々子にとって、この木は忌まわしい過去の象徴でしかない。同時に、幽々子の存在を支える唯一無二の共同体。この桜が死なぬから、幽々子もまた消えはしない……)   (2010/7/10 20:44:16)

西行寺 幽々子ふふ、だからせめて、静かに眠っていなさいな(一時期は、咲かぬ桜を咲かせようとしたものだ。幻想郷の春を集め、この桜の眠りを覚まそうとした。巫女がそれを止めたのは、果たして、”春が来なかったから”だけなのだろうか、今となっては、分かりもしない事。ただ、この桜は決して起こしてはいけない。今までも、これからも、それだけは揺ぎ無い事実である。これが、裏の庭を公開しない理由だ。それでも何故か、たまに、見に来たくなる。何処か惹かれる感情があるのかも知れない。こうして、一人、静かに桜木に触れていれば、不思議と落ち着く自分が居る。そう、まるで、在るべき場所に帰って来たかのような)……また来るわ? おやすみなさい(暫く、そのままで居れば、くるり、と身を翻し、桜模様の扇で口元を隠しながら、穏やかに微笑んだ。そして、もと来た道を、同じ歩みで引き返す)   (2010/7/10 20:52:39)

西行寺 幽々子……(開いた扇で、ぱたぱた、と軽く扇げば、ひやりとした冥界の空気が仰がれ、桜色の髪が小さく揺れる。透き通った紺碧の瞳は、先にある白玉楼を、そして、その遥か向こうを見ている。ゆるりゆるり、と音もなく、ふわりふわり、と気の向くままに、亡霊の足並みは何時だって気まぐれなもの。感傷的な気分もひと時に、今はもう、夕食の事なんかを考えている)今晩は、冷たくて喉越しの良いものが食べたいですわ。こう、夏の風物詩で、毎日出て来ると飽きる”アレ”です……(くすくす、と笑いながら歩む帰り道。また冥界に、暑くもない、静かな夏がやって来るようである)   (2010/7/10 21:00:56)

おしらせ西行寺 幽々子さんが退室しました。  (2010/7/10 21:01:07)

おしらせ八意 永琳さんが入室しました♪  (2010/7/10 21:18:58)

八意 永琳(異様に成長が早い竹が郡を成し、日々形を変えて、踏み込む者の道を見失わせてしまう迷いの竹林。この中で、道を見失わずに、歩みを進められるのは、住み慣れた妖兎か、特別な目持つ月兎か、或いは、賢者くらいなものである。そんな竹林の奥には、ひっそりと佇む御屋敷がある。名を永遠亭。とても古い造りであるのに、異様なほどに真新しく見える外観は、まるで建てられたその時から、時間が止まってしまっているかのようで、文字通り、”永遠”を感じさせる場所である。そして、その名の通り、そこの住人には、永遠を背負う者がいて、永遠の罪を担う者がいる)   (2010/7/10 21:26:53)

八意 永琳……(ギリリ、と、弓の弦が強く引かれる音がする。永遠亭の一角にある弓道場。弓を手に、矢を番え、手の震えを止め、遠くを見据える。的は、見えない。遠く霞んで見えないほど、遠い遠い場所にある。そんな的を、目を細め、鋭い視線で真っ直ぐに射抜き、小さく息を吸い込んで狙いを定める)ふっ……(息を吐き、そのまま、ピタリと、呼吸を止める。弦を引く音も消え、静まり返った空間の中、ほんの短い間だけ、時間が”止まる”。参…、弐…、壱…。弦から手が離れ、矢が放たれる。音はしなかった。矢は静かに、風を切り、時間を裂き、一直線に飛んでいく。数秒、数十秒、矢を放った体勢のまま静止していれば、やがて、遥か彼方から、ターンッ! と、的が射抜かれた音が響いて来て。そこでようやく、肩の力を抜くように、弓を下ろす)   (2010/7/10 21:34:02)

八意 永琳……ふぅ(小さく、息を吐く。この弓道場の的は、真ん中の赤い部分しかない。響いてきた乾いた音は、命中しなければ聞こえて来ない。どれだけ遠くの的を射抜いたのか、この場所は永遠亭の長い永い廊下と同じ原理で、何処までも長くも、何処までも短くもなる。少なくとも、今の距離は、幻想郷の端から端までを”軽く越える”ような距離だった)もうじき、今月の例月祭ね…。それも、盂蘭盆の……(射ったのは、ただ一発の矢。けれど、それに掛けた時間もまた、永かった。肩の力を抜き、胸当てを外しながら、小さく呟く。毎月、満月の日に執り行われる例月祭。永遠亭の住人が、永遠の罪を償うために、行っている祭事。薬草を混ぜた餅を搗き、丸めて、丸い物と共に月に捧げる。そして、7月の例月祭にはもうひとつ、意味があった)   (2010/7/10 21:46:32)

八意 永琳(今月の例月祭は丁度、お盆の時期なのである。本来は、祖先の冥福を祈る仏事であるが、招き入れるのが祖先の霊であるだけで、死者の霊を呼び起こす行事に変わりはない。ゆえに、かつて自らが地上に逃げた際、命を奪った月の死者の霊を呼び寄せ、償いをする事が出来る年に一度、唯一の日である。先があったであろう命に、無情に終止符を打ち下ろした罪は重い。たとえ、心から慕う者のためであったとしても、否、心から慕う者のためだったからこそ、償って行かねばならない罪である。永遠に消えぬ罪だからこそ、向き合い、背負い、歩まなければならない。死に逃げる事は侮辱であり、同時に、蓬莱人にはそれを成せない)……そろそろ、準備をさせなければね(そう静かに呟けば、身を翻し、足音もなく、弓道場を去って行くのだった)   (2010/7/10 21:56:11)

おしらせ八意 永琳さんが退室しました。  (2010/7/10 21:56:13)

おしらせ正・ノーレッジさんが入室しました♪  (2010/7/11 22:30:10)

正・ノーレッジ【さて、少しだけ回してみようか。】   (2010/7/11 22:30:31)

正・ノーレッジ(僕の能力、星の本棚で全てを閲覧できる能力。その能力は、僕以外にも、父さん(フィリップ)と、父さんの家族、確か妹だったけ……若菜さん以外には行使が出来ない筈、筈なのに、僕の行使する星の本棚の能力(所謂アカシックレコード)では、鍵がところどころに付けられている。鍵、父さんから聞いた話だと、星の本棚の本に鍵がかけられていたという話を聞いた事が無かった、だとしたら、どこかの誰かが僕の行使する星の本棚の本に、鍵をかけたと言う事になる。でも、さっき上げた三人しかここに入れないはず、入れないはずで、鍵もかけられないはずなのに……。何かがおかしい、僕がこの時間軸に来た時に僕以外の誰かが本に鍵をかけた事以外は考えられない。)でも、幻想郷の住人、妖怪でも外来人でも入れないはずなのに……。(思考がまとまらない。纏まらない思考をどう処理すれば良いのか、わからない、ただ時間だけが過ぎていく)   (2010/7/11 22:38:33)

正・ノーレッジ(もう一度、僕が星の本棚に入るプロセスを考えてみよう……。目を瞑り、現実に存在している僕の意識を、星の記憶が本として記憶されている空間へと転送する。現実から、星の本棚へと転送する際に出来た隙間?意識を潜らせる時に出来る境界線?確か、幻想郷の賢者、八雲紫は、境界を弄る能力を所持していたっけ……。だとすると、”八雲紫”の手によって?ほかに、ほかに誰か、僕と同じようなことが出来る人妖は……。可能性だけを突き詰めていこう。そのうち、僕の星の本棚に鍵をかけた人物が来るだろうし……)   (2010/7/11 22:45:51)

おしらせ八雲 紫さんが入室しました♪  (2010/7/11 22:49:22)

八雲 紫【…。さて、呼ばれた気がしたので、リハビリもかねてお相手させて頂きますわ?】   (2010/7/11 22:49:48)

正・ノーレッジ【姉さまー。(ぎゅー)宜しくお願いします。】   (2010/7/11 22:50:31)

八雲 紫(星の記憶が集まる場所。もとい、無限に続いていく時が積み重なり、0と1の膨大なデータとなって集まっている空間。この空間は”時が流れている”限り全ての世界に共通して存在しているが、普通は決して見る事は出来ず、手に取る事など有り得ない。しかし、世界には少なからず、そのデータを読み取る力を持つ存在が居る。その最も簡単な例が”予知”である。彼、彼女らは、それぞれ独自の方法で、秘されたデータを何らかの形で具現化し、見る事が出来た。……ある世界では、そのデータが集まる空間を”星の本棚”と呼び、予知のような映像ではなく、本として具現化して、データを引き出す術が存在していた。そして、何の因果か、今、その力を持った人間が幻想郷にいる。世界の軸を越え、幾つもの波紋を生み出しながら、彼は、”軸違い”の未来からやって来た……)あら、何か合点がいかないことでもありまして?(不意に声が聞こえて来る。意識を集中して、星の本棚を覗き込んでいる正の頭の中に、直接響いて来る声。そして、気が付けば、目の前の本棚の中央に、一人の女性が空中に出来た裂け目の上に座っていた)   (2010/7/11 23:07:57)

正・ノーレッジ(”星の本棚”本として自分が調べたい項目とキーワードを口に出さないと調べたい項目に辿り着く為には時間がかかりすぎる、膨大な量が存在している以上、それはどうしようもない事だけれど……。)合点が行かないこと?有ると言えば有るんだけれどね。(合点が行かない事は有るんだけれど、そもそも、僕の能力を行使するには幾許かの制限がある。制限をクリアーして閲覧できるかと思えば、鍵がかかっている事が多々あった。閲覧不可能、と苦労して探し出した物を閲覧する事が出来なければ、その度にショックを受ける事も有ったりする訳で、声の主、多分、声の主は八雲紫だろうと想像出来る。彼女の姿を探そうと、本の検索を取りやめて、周囲を見回す。目の前の本棚、中央にその姿を確認する。やっぱり、僕も母さんと一緒で、物事に集中しすぎていると、主意への警戒心も何もがなくなるのかなぁ…。とりあえずは、目の前にいる紫様へ、一礼をし、僕は彼女の存在を知っているけれど、彼女は僕の存在を知らないだろうから、改めて、名乗りを)限定されている、僕の星の本棚に入っているあなたであれば、名を名乗る必要も無いんでしょうけれど、改めて……。僕(長文省略 半角1000文字)  (2010/7/11 23:24:11)

正・ノーレッジ僕の名前は、正、正・ノーレッジ。この軸上で会うのは、はじめましてだよね?八雲紫さん。(自分の名前を告げて、彼女の名前を確認するように、口に出す)   (2010/7/11 23:24:39)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、八雲 紫さんが自動退室しました。  (2010/7/11 23:39:10)

おしらせ八雲 紫さんが入室しました♪  (2010/7/11 23:40:10)

八雲 紫【っとと、失礼。】   (2010/7/11 23:40:26)

正・ノーレッジ【大丈夫よー。むしろ、正でごめんなさい……。】   (2010/7/11 23:41:02)

八雲 紫さて、ね…。”向こうの私”は何をしているのかしら、随分と無茶をして来ているようだけれど……(正の姿を一瞥すれば、小さくため息を吐きながら口を開く。紡がれた言葉には、軸違いの世界の存在を認知しているという示唆が含まれていて)御機嫌よう。”初めまして”、正・ノーレッジ。御存知の通り、私が八雲 紫ですわ。並々ならず、お見知り置きを……(続けて、礼には礼を、名乗りを返し、立ち上がれば、恭しく頭を下げて、黄昏色の瞳で正を見やり)まず、教えて差し上げますわ? 貴方の本に鍵を掛けたのは、”私ではない私”。次いで、この世界では、”私だけ”がその鍵を解除する事が出来る(淡々とした口調で告げて、目を閉じる。星の本棚は、紫には、膨大な数字が集まったデータの塊に見える。その要所要所の境界を区切る事で、外部からの閲覧を完全に遮断出来る)……けれど、貴方に”私の世界”の情報を与えるわけには行きません。まぁ、わかるでしょう?(扇を取り出し、妖しく笑む表情を隠す。真意を悟らせるつもりがあるのかないのか、曖昧な態度で)   (2010/7/11 23:42:35)

正・ノーレッジ初めまして、八雲紫さん。こちらこそ、宜しくお願いするよ。(僕を両の瞳で見てくる。八雲紫、妖怪の大賢者に頭を下げられるなんて思ってもいなかった、予想外の態度をとられたことに、驚きながらも動揺を見せないようにし、教えて貰える、何を?わざわざ、僕の本棚に入ってきて、教えて貰えること、それはつまり……。僕の本棚に鍵をかけたのが誰かを?今は、口を挟まずに、彼女の声、彼女の教えてくれる言葉を聞きながら、考えよう。私ではない私、八雲紫でありながら、八雲紫ではない紫様?元の時間軸で出会った、八雲紫と言うこと?でも、目の前の彼女だけが僕の鍵を解除できる……。言葉の意味はわかるけれど、それに、この世界の情報は、渡せないとの言葉、まあ、この世界についての情報を渡して貰おうとは考えていない、今の状況では、外来人や、この幻想郷に住んでいる人物たちが平和な日々を送っている以上は、僕も余計な知識を得たくは無い。”平穏”な今の状況に限ってだけれど……。裏を返せば、この平穏な日々が壊されそうになるならば、平穏な日々を壊そうとした人物の所在やその他の情報も得たくなるだろうけれど)八雲紫ではない八雲紫様だ(長文省略 半角1000文字)  (2010/7/12 00:03:44)

正・ノーレッジけれど、僕の本棚に納めら得ている本に関しての鍵は貴女の力が必要。だけれど、僕らが居る幻想郷の情報については渡せない。つまりは、そういうことだよね?(彼女の口から与えられた情報をまとめながら口に出し)うん、僕も、今の仮初とは言え、平和な状態のここの情報については、必要じゃないし、それを知り得た事で、僕が、今の状況を壊す事も可能性としては有るから、当然だよね。だけれど、この状況を壊そうとする人物が出て来た時には、その人物の情報に関してだけは、鍵を解いて貰いたいなぁ。その人物が出てきた場合だけは、貴女に許可を取りたいのだけれど……(あくまでも、今の状況を壊そうとするものが現れた場合に関してだけの情報と制約を付け、八雲紫にたいして、八雲紫に許可を得てからの閲覧を、申し出る。)   (2010/7/12 00:04:22)

八雲 紫……なるほど。物分りが宜しいようで(ふむ、と小さく声を漏らして腕を組み、頬杖を付く。危険因子ではない。が、しかし、同時にこの世界にやって来る理由がない。正自身には、何かしら思う事があるのかも知れないが、軸違いの未来にも存在する八雲 紫は、全てを承知した上で、”世界を跨ぐ”等という大業を見逃したに違いない。……極々”普通”の異世界からの干渉は、まだ問題ない。けれど、軸違いの同じ世界からの干渉は、本来あってはならない事だ。生み出される影響が余りにも甚大だからだ。本人が意図するか否かに関わらず、歪みは広がり、流れを乱す。正の存在は、最近増え始めている外来人の中でも、群を抜いて異質なものだ。この世界の紫がそれを理解しているのだから、正の世界の紫が理解していないはずがない。なのに、何故”見逃した”のか、見たところ、出し抜いて来たわけではなさそうだというのに……)……”仮初”の平和…。貴方の目にはそう見えるという事ね?(正の言葉を聞き、ふと、問い返す。仮初。一時的。その言葉が、やけに耳に付いた)それは約束出来ません。”私”の意図が理解出来るその時まで、むやみに鍵を開くわけには行きませんわ? (長文省略 半角1000文字)  (2010/7/12 00:20:24)

八雲 紫それに、貴方の力を借りずとも、この世界”にも”頼もしい役者がいる……。まずは、貴方が何故、ここに来たのか、それを明らかにする必要がある……(そして、正の申し出には、小さく首を振る。自分がやった覚えのない境界。それは、正の世界の自分が仕込んだ事で間違いない。となれば、それを考えなしに外せはしない)   (2010/7/12 00:20:42)

正・ノーレッジ僕の目には、まだ、平穏が戻ってない様にも見える。それに、いつ何時、それを壊そうと考えるものが入ってくるかわからない。(今は、まだ、不安定ながらも、天秤は平和の方に傾いている様にも見える。だけれど、欠けたピースは確かに存在している様にも見える。欠けたピースがまた安穏とした日々を暮らせるようになる前にこの世界を壊そうとする人物が来るかもしれない。その不安もある。だから、仮初の平和と口に出した。)約束は出来ないかぁ……。そうだろうねぇ、むやみやたらに鍵を開ける事なんて出来はしない。貴女の言うとおりだね。僕自身が、僕が居た幻想郷から、ここを破壊する為に遣された可能性も有るわけだものね。僕が、何故、ここに着たのか、か……。(僕自身は、母さんの魔法の実験の失敗の余波で来た、そう考えているのだけれど、確かに、彼女の言う通り、僕が居た場所の八雲紫の考えが起因しているのかもしれない、それに、僕が動かなくても、今いる幻想郷には、他にも、頼りになる人達はいる。それならば、僕が僕がと前に出ずとも、今の現状を維持する事は容易とも見える。八雲紫の言葉、僕自身が気を張り詰めずとも、構わないとも(長文省略 半角1000文字)  (2010/7/12 00:40:34)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、八雲 紫さんが自動退室しました。  (2010/7/12 00:40:45)

正・ノーレッジ取れる。)そうだね、幻想郷には、頼りになる人物が沢山いる、その事を忘れていたのかもしれない。僕自身の事を幾許か、記す事が先なのかもしれないね。(二人の八雲紫、彼女同士の駒に使われている可能性もあるのかもしれないけれど、僕は、それを知ることは出来ない、それなら、今の幻想郷を楽しむ事も必要なのだろうと納得をした)   (2010/7/12 00:41:08)

おしらせ八雲 紫さんが入室しました♪  (2010/7/12 00:41:14)

正・ノーレッジ【姉さまー。私の方のデスク君も電源が一回落ちたわ……。】   (2010/7/12 00:42:05)

八雲 紫【大丈夫かしら~? 私は普通に気を抜いてしまってただけだけど(汗)】   (2010/7/12 00:42:36)

正・ノーレッジ【私の方は多分、すぐに復帰出来たから大丈夫だと思うわー。】   (2010/7/12 00:43:25)

八雲 紫(厄介なのは、この世界の紫には、正の世界の紫の考えが分からないという事だ。例え同じ存在なのだとしても、世界の環境によって、考え方は大きく変わる。正の世界を、この紫が知らない限り、答えなど出るはずもない。そして、正から世界の話を聞いたところで、正の世界の紫と”同じもの”を見る事が出来なければ、やはり、分かるはずもない。案外、単純に事故ですっ飛んできただけの可能性もある、が、それはそれで、こちらの世界における”未来”に、危険があるという暗示なのかも知れない。将来、パチュリー・ノーレッジが、軸違いの世界に意図せずして甚大な被害を与えてしまう可能性である)……ふむ(難しそうな表情を見せる。ただひとつ”分かる”のは、現状では何も”分からない”と言う事だけだ。余りにも情報が乏しく、そして、何より、”緊急性”を感じない。博麗の巫女でさえ動いていない現状。あの花映塚異変の時のような杞憂の可能性だってある。なまじ、事態の大きさが理解出来るがゆえの思い過ごし、か)まぁ、良いわ。私は貴方が鍵を解こうと足掻かないように、教えに来ただけ、貴方がこの世界で成す事、来た理由は、ゆっくりと見定めさせて貰(長文省略 半角1000文字)  (2010/7/12 00:55:41)

八雲 紫う事にしましょう……(賢者と言えど、知識の外である事は分からない。軽く咳払いをすれば、視線を横に逸らしつつ、”今”は、考えるのを止めた)   (2010/7/12 00:55:52)

正・ノーレッジ鍵を解こうと足掻きはしないよ。今はまだね。(そう、今はまだ、鍵を解く必要は無い様に思える。実際に害を及ぼそうとする人物の姿を目視した訳でもないのだから、目視をしていれば、この邂逅の時点で、彼女の力を借りて鍵を解こうとしたのかもしれないのだから)この世界で成す事、来た理由か……見定めてもらってお気に召すかどうかは分からないけれどねぇ。(僕自身が来た理由、この世界で成す事、それは、未来を、運命を見る事が出来なければ、僕にも、僕以外の誰かにも理解することは出来ないのだろう。知識として得られる情報ではないのだから……。元居た世界のレミリア・スカーレット様になら、それを見て貰えたのかもしれない。だとすると、この世界のレミリア様にも見えるのかもしれない。レミリア様に会う機会があれば、抵抗をせずに、僕自身を”見て”貰えればいいのだけれど……。だとすると、今日、僕の星の本棚に紫様が来たのは、警告、忠告をしに来てくれたのだと考えが至る。僕の為に警告をしに来てくれたのならば、礼を言うのが筋だと思う。)今日は、ありがとうございます。紫さん。警告、忠告をしっかりと受け止めさせてもらうね。(足(長文省略 半角1000文字)  (2010/7/12 01:09:41)

正・ノーレッジを運んで貰った事に対してのお礼をと、僕の今出来る最大限の笑顔を見せてみよう)   (2010/7/12 01:10:12)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、八雲 紫さんが自動退室しました。  (2010/7/12 01:15:55)

おしらせ八雲 紫さんが入室しました♪  (2010/7/12 01:16:42)

八雲 紫【流石に落ちすぎ…w 久しぶりだからかしら】   (2010/7/12 01:17:00)

正・ノーレッジ【大丈夫よー。】   (2010/7/12 01:17:35)

八雲 紫さて…。出来る事なら、”今は”であり続ける事が望ましい。けれど、一度動き出した流れが止まる事はない……(扇を畳み、すきまの中に放り投げれば、後ろで手を組んで正の方に歩き出す。長い金髪を揺らし、踏み出す足は音も立てずに、静かに目を閉じて)全ての事象は必然の下にある。偶然など、役目を見る事を放棄した造語に過ぎない…。今在る事が真実であるならば、また、先在る事も真実である……(そのまま、正の真横を通り過ぎて、反対側の廊下に向かって行き、ピタリ、と立ち止まれば、振り返って)貴方が持つ役目は、誰よりも貴方自身が、最も”近く”にいる。気付いていない、或いは、見えていない…。その役目の先で……(ピシッと、畳んだ扇を正に突きつける)私に刃を向ける事がないと望みますわ?(穏やかに、そして、恐ろしげな笑みを浮かべる。八雲 紫と言う存在は、この世界でも、向こうの世界でも、やはり変わらない。何処までも胡散臭くて、恐ろしい、妖怪らしい妖怪である)   (2010/7/12 01:33:13)

正・ノーレッジ必然か。確かに言われてみるとそうだろうけどね。真実、真実って何だろう。僕の目で見た事は僕の目で見た真実かもしれないし、僕の目だと見切れない真実が有るのかもしれない。(真横を通り過ぎながら、反対側の廊下、振り返って僕を見つめる両の眼)僕の役目は、僕自身の近くにか……。まだ、見えていないね。僕がこの世界に来た事に意味があるのなら、その役目を終わらせるまでは、僕は元の世界には返れない。か……。(突きつけられた扇に冷や汗を流しながら……。彼女自身は隙間、境界を弄って彼女の肉体事、この世界に入り込んでいるんだろうけれど、僕はあくまでも意識だけを入れているから、この場で、危害を加えられたら、異形の戦士になる事も出来ないし、楽器を引くことも出来ない、ただ、この空間との同調率を下げることしか出来なくなる。同調率を下げれば、本に触れることも閲覧することも出来ないわけで)刃か、出来れば、僕は向けたくないのだけれど、でも、僕の相棒が、紫さんに牙を向けようとしているって言う事は、僕自身も牙を剥いているって言う事になるのかなぁ……。(苦笑いしか出来ないし、あくまでも相棒、右京に聞いた知識でしか(長文省略 半角1000文字)  (2010/7/12 01:49:58)

正・ノーレッジないから、彼女の認識しだいでは、僕自身も刃を向けている事になるのかもしれないけれど……。僕個人としては、今は、彼女に刃を向けるつもりは無いと、両手を挙げて、お手上げのポーズを取りつつ。どこの世界に行っても、八雲紫は恐ろしい妖怪だと改めて認識をしながら)まあ、紫さんも、僕に調べさせたい事が有るのなら、協力するから、その扇をしまって欲しいかな……なんて……。(弱弱しく、扇をしまって欲しい、呟く)   (2010/7/12 01:50:37)

八雲 紫ここの知識は、資格ある者しか触れる事を許されない。ただ、境界を抜け”入り込んでいる”に過ぎない私にその資格はありませんわ?(調べものがあれば協力する。そう言われても、小さく首を振って答える。紫は、ここのデータを具現化して読み取る術を持っていない。無論、正に調べさせれば知り得る事はあるだろうが、紫の望む知識は、理を乱し得る。忠告している身で、それは笑えない。だから、聞く気もない)……知識は、何よりも鋭い刃であり、容易く相手を討ち下す武器である。”私”が掛けた鍵は、貴方自身を守る盾でもある事を胸に刻んで置きなさい?(知らぬはずの情報を握られているという事は、誰にとっても致命傷に成り得る事。能力の特性、秘した弱点、日常の在り方まで、恐らく、正の能力が知れれば、多くが狙い、利用、或いは消しに来るだろう。本に掛けられた鍵は、幻想郷を守っているのと同時に、正自身をも、守っていた)相棒? ああ、あの”愚か者”の事…。ふふ、それは構わない。好きなだけ、力を貸してやるが良いわ。アレはアレで、貴方よりも数段、役目がハッキリしているもの……(右京の事を示唆されれば、くす、と小さく笑って、突きつ(長文省略 半角1000文字)  (2010/7/12 02:09:56)

八雲 紫けた扇を、くるり、と回転させて開き、笑みを隠した)   (2010/7/12 02:11:14)

正・ノーレッジ確かに、貴方の言う通り知識は、簡単に人を切りつける。知り得る筈の無い過去、希少価値の高いものの有りか、その全て、キーワードさえ揃っていれば、僕には知り得る事が出来る。それは、悪用も簡単に行えると言う事だもんね。僕を守る為の盾か……。(キーワードさえ揃っていればと言う前提は有るとしても、過去も何もかももわかる能力、鍵が掛かっていなければ、全て悪事に利用する事が可能になるから……鍵が掛かっている事自体が僕の身を守る盾になる事には気が付いていなかった。僕の身を守る盾だと言うこと自体言われるまで気が付かなかったと言う事実、どの世界においても妖怪の賢者と言われる彼女は、やはり、考える事が一歩も二歩も先に進んでいる気がする。格の違いを見せ付けられている気がするけれど、それも、忠告としての言葉なのだろう。考えるのならば、僕の能力をこの世界の八雲紫に対して使用させない様にしているとも考えられるのだけれど……)そう、相棒。愚か者とは酷いなぁ。アレでも、僕にとっては大切な相棒なんだからね。(相棒、愚か者とは酷い言われようだ。思わず、苦笑いをしてしまう。)力、知恵を貸しても有用に使用して(長文省略 半角1000文字)  (2010/7/12 02:30:54)

正・ノーレッジくれるとは限らないんだけれどね。役目がはっきりか……(役目がはっきりしていると言うことは、存在がハッキリとしている事、役目がはっきりしていない、地に足が着いていない僕よりも存在がハッキリしているのは分かっているし、何よりもそれが羨ましいとも思える。最近は、僕の力に頼ったりはして来ないみたいだけれど……。)僕が力を貸すことによって、貴女を打ち負かすかもしれないよ?まあ、相棒自体がそれを目的としているかどうかは分からないけれどね?(僕の前に突きつけられた扇が紫さんの口元を覆うように戻って行った事で、内心安堵して)   (2010/7/12 02:31:33)

正・ノーレッジ【姉さまー。そろそろ、僕、睡魔に……】   (2010/7/12 02:31:56)

八雲 紫【じゃ、次で〆ておくわ~】   (2010/7/12 02:32:55)

正・ノーレッジ【ごめんなさーい。】   (2010/7/12 02:33:13)

八雲 紫【いいえ、流れ的にもそれが自然だから平気よっと~】   (2010/7/12 02:33:33)

八雲 紫……ふふ、望むところ…(正が力を添える事で、更に上の領域に踏み込んでくるのであれば、それはそれで願ったり叶ったりだ。右京という人間に望む事は、かつての八神のように、楽しめる戦いが出来るようになって、自分の前に立ち塞がる事なのだから。それはそれで、楽しみだし、面白い。けれど、それが正の役目に”含まれる”かどうかは、彼次第である。相棒とはいえ、違う人間同士。物語は別のものかも知れない。それもまだ分からない事ではあるが)相棒を気に掛けるのも良いけれど、自分の事も、忘れないようにして置きなさい。さもなくば、いつか見えた役目を、見逃しても知りませんわよ?(ぱちん、と扇を閉じて、最後に小さく笑えば、ぴっ、と自分の真横の空間を扇で切り裂き、すきまを作り出す)それじゃあ、また会いましょう。”時空の使者さん”……(すきまは大きく広がり、その中に、紫が踏み込めば、ピタリと閉じてしまう。その後には、静かな、何時も通りの、”星の本棚”が残るばかりだった)   (2010/7/12 02:42:06)

八雲 紫【と、こんな感じ、でね】   (2010/7/12 02:42:19)

正・ノーレッジ【姉さまー。まだ、お帰りなさいは言わないからね?待機部屋に戻ってきて、それで、しっかりとお帰りなさいって言うからね?】   (2010/7/12 02:46:58)

八雲 紫【ええ、今日はお付き合いありがとう。今のところは、色々動かして調整しているところよ。まぁ、遅かれ早かれ、ちゃんと顔を出すことにするわ】   (2010/7/12 02:48:15)

正・ノーレッジ【ううん、姉さま、私の方こそ、今日はお付き合いありがとうね。顔を出してくれる時を楽しみにしているけれど、急かしたりはしないからね?】   (2010/7/12 02:50:19)

八雲 紫【ふふ、ありがとう…。それじゃ、眠いでしょうから、お疲れ様。また会いましょうね。おやすみなさい。見送るわ~】   (2010/7/12 02:51:35)

正・ノーレッジ【うん、ありがとうね。姉さま。お疲れ様。お体を大切にしてね?おやすみなさい。(最後にぎゅっと抱きついて)またね。また遊びましょうね。】   (2010/7/12 02:53:20)

おしらせ正・ノーレッジさんが退室しました。  (2010/7/12 02:53:32)

八雲 紫【ええ、また。それじゃ良い夢を……】   (2010/7/12 02:54:45)

おしらせ八雲 紫さんが退室しました。  (2010/7/12 02:54:49)

おしらせ朱鷺子さんが入室しました♪  (2010/7/13 11:20:47)

朱鷺子(魔法の森の入り口。疎らに立ち並ぶ木々の合間に、ぽつん、と、小さなお店がある。幻想郷において唯一、外の世界の物を扱っている場所。表には折れた標識や壊れた冷蔵庫。狸の置物。古いサッカーボール。一見はまるでゴミ屋敷だが、幻想郷にとって、外の世界の物は貴重であり、人妖問わず、来客は少ないようで、絶える事はない)……(お店の横に備え付けられている年季の入ったベンチ。そこに一人の少女が腰を掛けて、外の世界の本を開いている。銀と紫の鮮やかな髪。黒と紫の落ち着いた色調の服。背中には小さな羽があり、鳥型の妖怪の一人である)   (2010/7/13 11:34:12)

朱鷺子……(静かに、紺色の瞳で幻想郷にはない色鮮やかな紙面を覗き込む。そよぐ風が、周囲の林を揺らし、涼しげな音を立てて、髪を揺らす。降り注ぐ木漏れ日も、木々の揺れに合わせて形を変えて、光の薄い林を優しく照らす。実に心地良い読書日よりと言ったところだ)…ん……(ぱら、とページをめくり、片腕を、くー、っと背伸びをする。もう暫くの間、同じ体勢をしていたのだから、凝りもする)   (2010/7/13 11:44:58)

朱鷺子はふ……(腕を下ろせば、口元に手を当て、少し眠そうに息を漏らして、指で目元を軽く擦り、軽く頭を左右に振る。目が疲れてきたのかも知れない。そう思えば、本を片手に一度立ち上がって、遠く、林の木々の向こうを眺めてみる。魔法の森側は、段々と木の密度が増していき、薄暗く、人里がある方は、木が少なくなっていき、明るい。ちょうどこの辺りは、境目なのだ。魔法の森とその外の)   (2010/7/13 11:54:09)

朱鷺子(ぐるり、と周囲を見回して、遠く遠くを眺める。視界に移る緑色と、まだ障気もなく新鮮な林の空気。不思議と落ち着き、癒される)…すー…ふー…(大きく、深呼吸。肺の中の空気を入れ換えて、気分転換。そのまま、今度は両腕をあげて、思いっ切り背伸びをして)はぁ……(気分がスッキリすれば、かしゃん、とベンチに腰を落として、もう一度本を開く。幻想郷の片隅では、こんな静かで穏やかな時間も流れている)   (2010/7/13 12:07:36)

おしらせ朱鷺子さんが退室しました。  (2010/7/13 12:07:44)

おしらせ蓬莱山輝夜さんが入室しました♪  (2010/7/13 21:31:06)

蓬莱山輝夜――…今宵も、月が綺麗ね(いつものように永遠亭を出て、竹林の方へ。今回向かうのは、いつもの広場ではない。強いて言うならば、お散歩というところだろうか。すべては日常のまま。袖を僅かに揺らしながら、中へ中へ。竹が天上高く聳え立ち、周りを生い茂らせる中、自分の庭というように進んでいく。見下ろしていつも観察している月を軽く見上げながら、すっと目を細め、袖元で顔を隠した)   (2010/7/13 21:35:34)

蓬莱山輝夜(足の少々の休息も兼ねて、ここで一休み。近くのある竹に身を寄せれば、すっと背中を預ける。はふ、と息を洩らし、周りなど警戒することもないと、リラックス)……にしても、退屈ね(竹林では、様々なトラブルや事故、時に事件が起きるとは度々聞いていたのだが、それほどでもないらしい。今のところ、時折三流妖怪の気配が目の前をそそくさ通り過ぎるくらい。ため息が、内心では反吐が出る。この籠を出なければ、所詮は退屈に束縛された世界なのだろうか。ぽつりと思う。天上に自由に輝く、そんな黄金の球を見て)   (2010/7/13 21:50:38)

おしらせ神楽堂 勇さんが入室しました♪  (2010/7/13 21:52:01)

神楽堂 勇【yo。こんばんは。おじゃま致します。そんな三段活用を用いながら参上いたしました。絡んでも宜しいでしょうか?】   (2010/7/13 21:53:21)

蓬莱山輝夜【何故、その挨拶にしたか、甚だ疑問だけれど……こんばんは。えぇ、戦闘という期待には応えられないけど、それでもいいのなら】   (2010/7/13 21:54:30)

神楽堂 勇(輝夜が見上げる金色の月は、まるで夜の世界を見守るように、否、監視しているようにも見える。太陽という絶対の存在の光を借りた輝き。だが、それでも月は人の心に強い印象を与え、夜の空では間違いなく主役と化す。)・・・おや?「山さん」じゃありませんか。(視線が上を向いていたからだろうか、それとも先に存在を察知して気配を消してきたのだろうか。輝夜の鼓膜に届いた声は、つい半月ほど前にも此処に現れた男と同じ声。その主は周りを見渡せど姿は無い。この存在が蓬莱山輝夜だと知らされていない故だろう、前回の仕返しも含めての悪戯だろうか。ときおりクスクスと混じる笑い声も含んでおり)   (2010/7/13 22:03:50)

神楽堂 勇【気分ってやつです。ええ、問題ありませんね・・よろしくお願いします。妹紅も来る・・・かは知りませんが、来たらきたで面白そうです。】   (2010/7/13 22:05:11)

蓬莱山輝夜……誰、だっけ?(一人でまたりと過ごす竹林での夜。そう、落ち着いた時間を過ごしていたところ、声がかかる。姿は見えない。不意に現れたことにも、格段驚きを見せず、挑発した笑みでくすりと一蹴)まぁ、誰でもいいわ。とにかく、私の優雅な夜を邪魔するのだから……何か、大事な理由があってのことでしょうねぇ(あくまで上から目線で戯言を吐きつつ、相変わらず悠然たる様子)   (2010/7/13 22:09:23)

神楽堂 勇ぬ・・・驚かれないんですね、少し残念。(取り乱すことは無いとは思っていたが、あまりに蛋白どころか薄すぎる反応を返されたことに僅かながらに声は曇った。そんな返しの後に正面に降り立ち姿を現したのは、以前此処に現れた時の迷子。紅魔の執事と名乗っていた神楽堂勇で。今宵は別段依頼があったわけではないのだろう、体にも衣服にも綻びや怪我は無く。以前の執事服とは違った、外来人が着ているものと同種に分類できるであろう特異な井出達で)いえ・・・この竹林の規模と道くらいは把握しておこうかと探索に。「山さん」を探してたわけでは在りませんよ。(山さんと呼びかける声は、その名を強調しているようにも聴こえる。)   (2010/7/13 22:15:31)

蓬莱山輝夜あのねぇ……逆にばればれなのよ。気配がなさすぎて。特に、こんな場所だと尚更、違和感を感じるわ(とか何とか。正面に姿を現した一人の男性。見覚えがあるような、ないような。前の姿と全然違うので、ただでさえ記憶に薄い、たった一度の出会いを覚えていることもなく)あぁ、そう。私を探すとか、見知らぬ貴方にしては、それはそれで、愚かな行為だと思うけど。探索しても、迷うときは迷う。結局、努力は無駄になるのよ(ふぁ、と欠伸。視線を再び上に。先程も、そして今も、まるで状況が変わらないかのように月をゆるりと見上げた)   (2010/7/13 22:21:14)

神楽堂 勇無いのにバレバレ……気配の多いこの場所で、ぽっかりと気配の無い円が近づいて来たとでも解釈しておけば?(その言葉の意味を理解しかねるのか、大の男がするには似合わないような首を傾げる仕草をしてしまう。どうにも見当違いの事を口走る癖があることを自覚しているのだろう、その回答に自信はなさげ。それでも、見知らぬと言われたことには眉間に皺が寄ってしまい。)・・・まあ、薄暗いですし格好も違いますから仕方ないとは思いますが。山さんなんて名乗った相手を忘れられるとは・・・。あと、此処から帰るくらいの道筋は覚えたので、無駄にはしません。・・・今日は煙草は吸ってないんですね。(興味を引く気はないとはいえ、此処まで無関心を見せられるのもいかがなものだろう。無害と判断されているのであればマシだが・・。)   (2010/7/13 22:29:03)

蓬莱山輝夜まぁ、理屈は大体合っていると思うわ(と、そんな冷静に対応されても、適当なことしか言っていない。何となくそれをからかっていただけ。近くで消したといっても、ある程度の匂いは把握できる。それこそ、生き物の匂いだって)私も、永く生きてるからね。どうでもいいことと、都合の悪いことは忘れちゃうのよ。……この竹林は、そう簡単に帰られるものだったかしら(一度や二度、通ったくらいで道は覚えられない。となると、飽きるほど何度も通いつくしたということだろうか。だが、それすらも、すぐに考えることに飽きて、興味を手放したけど)…煙草、ね。元々そんなに好きじゃないし、毎日吸うものでもないわ(敵意があるよりはマシか。手をひらひらと振り、無難な対応を)   (2010/7/13 22:36:33)

おしらせ藤原妹紅☆★さんが入室しました♪  (2010/7/13 22:40:47)

おしらせ藤原妹紅☆★さんが退室しました。  (2010/7/13 22:40:56)

おしらせ藤原妹紅さんが入室しました♪  (2010/7/13 22:41:04)

藤原妹紅【……(咳払い)うん。今のはなかった事に。そういう訳で、どういう訳か乱入宜しいですかっ】   (2010/7/13 22:41:59)

神楽堂 勇・・此処の者で人間を除けば、見た目なんて年齢を推し量るのに全く参考にならない事はよーっく解りました。・・・その答えからすると、山さんも人間ではないのでしょうね。此処には幾度か依頼と永遠亭への治療などでお世話になっていますので。(先程からの問答も、どこか虚と実が交じり合っているようにも見える。ふむ・・・と聴こえるような唸りを出せば、失礼にならない程度の距離を置いて自信も竹に背を預けた。)煙草は好きではないので、俺を追い払うには丁度いいですよ。(と、若干の牽制含みな声をかければ、ふと感じた気配に視線を向けた)・・・妹紅?   (2010/7/13 22:42:44)

蓬莱山輝夜【まぁ、私もよくあるからね…(げふん)どうぞどうぞ、お気軽に】   (2010/7/13 22:43:13)

神楽堂 勇【俺のログにはバッチリ残ってるな。こっちは構わんよー・・・寧ろ退こうか?】   (2010/7/13 22:43:14)

藤原妹紅【いや、全然構わない。ただあっちとちょっと違うけど。それでは宜しく!】   (2010/7/13 22:44:10)

藤原妹紅(――今宵も幻想郷は、月が綺麗で。薄く月明かりの帳が降りる―そんな竹林の中一人の少女が歩いていく――初めに長身の影を見つけて、ああ、と溜息を一つ)……ああ、やっぱり居た。ユウ、お前遅いから里の奴が心配して私に泣きついてきたよ。(全く、と顔を顰めて――そこで、もう一人の影に気付いて)………か、ぐや。(黒い髪の、とてもよく知った少女。思いも寄らぬ二人の組み合わせに戸惑ってか。それとも別の理由でか。見開いた目がきゅうと細められる。)   (2010/7/13 22:49:34)

神楽堂 勇【順番決めます?輝夜>勇>妹紅でよろしいでしょうか。】   (2010/7/13 22:51:21)

藤原妹紅【OK、異論無し。】   (2010/7/13 22:53:19)

蓬莱山輝夜そりゃ、そうでしょうよ。私は、元から人間ではないのだし?(そんなことは、お見通しだろう。正体をばらすまいと気をつけていても、身の内をぼろぼろと喋ってしまっているのだから)えぇ、永淋はとてもお役に立つと思うわ。伊達に、永い間、私の従者でいるわけでもないしね(自分のことでもないのに、少し誇らしげに)煙草を吸って欲しいなら、いくらでも――…って、妹紅。貴女もお散歩?(永く、見慣れた、銀髪の少女。細められた目に対し、くすりと小さく笑みを洩らし、新たな客を出迎える形となった)   (2010/7/13 22:54:42)

蓬莱山輝夜【えぇ、大丈夫よ】   (2010/7/13 22:54:49)

神楽堂 勇ん・・・?ああ、妹紅か。泣きついてって・・・まあ、手間掛けさせちまったな、すま・・・ん?(先に気配を察知してはいたものの、どうにもノイズの掛かるこの竹林では当人の姿を視界に納めるまでは確証はなく。その言葉に苦笑交じりに謝罪を述べるが、今自身の隣にいる少女へ視線が移った時の狼狽、否、何か別種の感情孕んだ声色に緊張を覚えて身を竦めた。)永淋・・・八意先生を従者って、まさか・・・(そこまで聞けば、今まで繋がることの無かった情報のピースが組みあがっていく。妹紅との確執、そして永遠亭の主・・・阿求女史の本で見た存在が、すぐ横にいたと。)   (2010/7/13 22:59:34)

藤原妹紅いや、良いよ。割と直ぐに見つかったし。――?(一瞬走った感情は消えうせ、常よりもずっと低い声が這う。呟きを聞けば、何かに気づいたな、と顔を顰める、が――。…己には余り関係の無い事と。直ぐに割り切って輝夜へと向き直り)…いや、散歩じゃなくて里の連中に頼まれてこいつを探しにね。(軽く顔を上げて神楽堂を示し。)…輝夜は散歩か――相変わらず、良いご身分だ。(言う声は挑発めいた笑い混じり。)   (2010/7/13 23:04:32)

蓬莱山輝夜…しまったわ。少し、話しすぎたわね。まぁ、ここまで言ったならば、しょうがない。私は、蓬莱山輝夜(最終的には、身分からある程度のことを推測されてしまった。だが、別にその程度のことは支障もない。名前だけは堂々と名乗っておき)そう…ご苦労様。仮にも、元・月の姫だしね。かといって、もう、月の姫扱いはいい加減やめて欲しいわ。私は、あそこから抜け出してきたんだもの(軽く挑発に乗る形で、小さく眉を顰めて、そう答えた)   (2010/7/13 23:09:40)

神楽堂 勇(輝夜。妹紅から発せられた自称「山さん」の名を聞けば、確信に変わった輝夜の素性に冷や汗が垂れる。関節がさび付いたかのような音を鳴らしながら永遠の姫の方へと視線を走らせれば、二人を結ぶ線からゆったりと、物音を立てぬように退きながら。)ええ、もうわかりましたが・・・いきなり弾幕ごっこには、なりませんよね?妹紅も・・・(あまり動揺を表に出し過ぎるのも情けないが、次の瞬間には何があっても良い様に互いの気の高まりを察知することだけは怠らず。)   (2010/7/13 23:15:11)

藤原妹紅(そうっと其れと察せられないよう、退く姿に。小さく笑って)…そんなに怯えなくても、会った瞬間に殺し合いをしてたのはもう何百年も昔の話さ。…弾幕ごっこだって、最近はしちゃいない。――なあ、輝夜?(ポケットに手を入れたまま、楽しそうに声を投げて。)抜け出してきた―…それがお前が今も姫である良い証拠じゃないか…。 還る都が有り、お前を護る籠が在り、それを囲う従者が居る。(煌々と輝く月の下で声は呪うように低く這い、それでも顔には笑みが浮かぶ)   (2010/7/13 23:19:46)

蓬莱山輝夜二人ならまだしも、貴方がいる前では弾幕なんて張らないわ。それに、最近はしてないし。――妹紅の言うとおりだわ(ちらりと勇に視線を向ければ、その点は安心して、と声をかける。楽しそうに声を投げかける方には、同意の意味で一つの頷きを返し)……へぇ、妹紅の癖に。言ってくれるじゃない。そこまで言われては、私のプライドはぼろぼろよ。どう、償ってくれるのかしら? この永遠という時の中で、終わらない一生で償う?(こみ上げてくる怒りを抑えつつ、一度呼吸を落ち着ける。口許を曲げた笑みを返して対抗し)   (2010/7/13 23:25:01)

神楽堂 勇う、うるさい!怯えてるのではなく警戒をだな・・・まあ、そう言うなら信じるが。(幻想郷の強者の力を、きっとどの外来人よりもその身に味わってきたのはこの青年なのだろう。フランドールとの戯れに始まり、レミリア・スカーレットの試練。淫魔くるみとの攻防に、真価を発揮した美鈴との接近戦。果てには天界の総領娘ともやりあった。・・・地味にアレルギー気味である。それでも対一なら手を出したがるあたりは・・・きっと、その強さの毒気にやられたのだろうか。)・・・なら、止めに入って永遠亭に直行ー・・なんてことにはなりそうもないですね。(何度か世話になっている八意診療所が近いのは幸運か、そんな心配までしていた自分が恥ずかしい。それでも、気を探れる自身の能力は間違いなく昂ぶりを見せている輝夜の感情を察知しており。)   (2010/7/13 23:29:57)

藤原妹紅…どっちでも同じ事だよ。怯えだって本能が警戒してるって事だし。(彼の経歴は良く知りはしらないが、哂うわけではなく、ただ、同じ事だと笑う。そう、大丈夫、と頷いて見せて)―償う?(返された声にいとも容易く怒りを煽られ、ひくりと柳眉を跳ね上げ。ギロリと紅蓮の瞳で睨み据えて)償うべきなのはお前だろう。―私が輪廻から外れ、永遠の時の中に居るのは、お前のせいだ。全てを奪い、あの日消え失せたお前の――。(何時になく憎悪に満ちた瞳で、静かに殺気を撒きながら低く声を向け―。)   (2010/7/13 23:36:00)

蓬莱山輝夜永淋に、無駄に手を煩わせるわけにもいかないわ。どちらにしろ、貴方も、自分の身くらいは自分で護れるでしょう?(このことで、自ら責任を負いたくもない。少しは負い目もできるだろうし、何と言われるか分かったものでもない。ただ、面倒くさいというのも理由に入るけれど。と、そこまで言っていて、近くで負の感情がぶつけられていることに気づき、その雰囲気に伴わない動作でゆるりと振り向き)あら、全部私のせいかしら? 自分のことは棚にあげて。貴女の父親を引っ掛けたのは、悪かったかもしれない。だけど、偽物で騙そうとしたのも悪い。それに、蓬莱の薬を飲んだのは、強制したわけではなく、貴女――そう、妹紅の意志。間違ったこと言ってる? 言ってないわよね。貴女も、少しは学習したら?(憎悪にも殺気にも、同じ視線は向けない。皮肉じみた視線と言葉を代わりにすらりと返す。滅茶苦茶な言い分は、彼女を煽るためだけに使う)   (2010/7/13 23:41:17)

神楽堂 勇っ・・・ぐう。(その大丈夫の一言は、波打っていた自分の感情を不思議と落ち着かせてくれる。妹紅とも一度手合わせをした。その時は妹紅が自分で定めていた縛りもあってか何もされることなく終わってしまったが、その力の片鱗は知っている。・・・先の輝夜の時も言った、見た目で年齢を推し量ることなど無意味だと。そんな落ち着きを与えられれば、曇っていた感受性が蘇る。スイッチが入った、妹紅の昂りが際限なく高まっていく・・・此処は危険で、友が危険だ。と。)ええ・・・守れますが。双方、今はその言葉の刃を収めて頂きたい。・・・妹紅もだ。俺が仲裁に入ることは間違いとは思うが、ついさっきの大丈夫が霞んで見えるぞ。(間違いなく、今の自分は場違いだろう。先程までの平穏そうなやりとりから一気にい剣呑となった場から、逃げ出すことも出来た。それでも、今は止めなければいけない。そんなくだらない義務感に突き動かされて)   (2010/7/13 23:46:00)

藤原妹紅……ッお前がっ!お前が――惑わせさえしなければ…ッ(そう、それは自らの意志―。言い返すことは出来ず案の定言葉に詰まり。今にも掴みかからん勢いで激情のままに叫ぶ。しかして感情に任せて物を言っても月の姫は高みからさらりと交わしていくだけ。隣より掛かった声に、我に返ったように口を噤み。)……。ああ、悪い―。(言った傍からこの始末。打って変わって平坦に―色の無い声で侘び。ふいと目の前の輝夜から顔を背け。)…ごめん。ちょっと頭を冷やして帰るから――。里の奴に宜しく言っておいて。(目もあわせずにそう呟けば、足早にその隣をすりぬけて歩き出し)   (2010/7/13 23:51:47)

藤原妹紅(今一度目を合わせれば、何かおかしな事を口走ってしまいそうで――輝夜からは目線を反らしたまま。じゃあ。と一言短く言い置き。そのまま返事も待たずに足早に竹林の奥へ―――)【中途半端ですみませんがこれにて!ありがとうございました!】   (2010/7/13 23:54:06)

おしらせ藤原妹紅さんが退室しました。  (2010/7/13 23:54:13)

蓬莱山輝夜…貴方に言われる筋合いもないのだけど。ま、仕掛けたのは私じゃないし、妹紅次第ね(自分の立場を弁えておきながら、仲裁に入る姿勢。内心楽しみながら、その様子を見守りつつ)私が……惑わしたから? へぇ…(案の定、持っていた感情を爆発させて、言葉で掴みかかってくる。それには、一言の疑問と、一言の感嘆符。収めた矛に追撃をかける真似はしない。顔を背け、奥へと去っていく彼女に、じゃあね、とひらり手を振った)【はい、お疲れ様でしたー!】   (2010/7/13 23:55:49)

神楽堂 勇妹紅…。(何か在れば呼べ。普段の自分であれば、誰にだってそう告げる筈だ。だが、この二人の関係は・・・書物で知るだけでも深い上に、きっと当人同士での感情は、その内容以上のものだろう。それ以上の声を掛けることが出来ず)・・・強か、ですね。なんというか、話術に長けていらっしゃる。(何故煽った、と問い詰めることはしない。去って行く妹紅の背を見送った後、振り返り視線を合わせる。そこには、友の感情を煽ったことへの怒りがほんの僅かだが残るが、それ以上は全て昂りを伏せた)【お疲れさま、またなー】   (2010/7/13 23:59:49)

蓬莱山輝夜これでも、月の頭脳がともにいるの。それに、言葉というものは、強力よ。かなりね(去っていった妹紅を見送りつつ、残った彼に視線を戻す。質問に詰まることもなく)いつものことだから、気にしちゃ駄目よ。いや、いつもよりましかしら?この程度で済んだのだから(ふぅ、と息をついて、また竹へと落ち着いて身を寄せた)   (2010/7/14 00:03:27)

神楽堂 勇永淋先生・・ですか。言葉の頼もしさ、そして恐ろしさ、同時に弱さは・・・知っています。特に、弱さを。(何か思うところでもあるのだろうか、最後に告げた言葉には、先の悪戯を仕掛けたさいの覇気は無く。それでも、その常態で前にいることが無礼と即座に頭を上げて)時折あがる火柱とか、色々情報は入ってましたから・・・想像はつきます。そして、まさか永遠亭の主である貴女が「山さん」とは。(思い出したかのように輝夜が最初に名乗った偽名をあげてみる。)   (2010/7/14 00:08:15)

蓬莱山輝夜まぁ、分かっていれば、それで十分(落ち着いてきた雰囲気を前に、一言静かに呟き)…そういうことよ。だからといって、何が変わるわけでもないわ(詫びる気も、何か白状する気も、何もなかった。明かすという行為は、好まなかったから。さて、と竹から体勢を立て直すと)そろそろ、私は帰るわ。気分も変わったし。せいぜい気をつけるのね。じゃあ、また…――(永遠亭という家がある方角へ踵を返すと、一度も振り返らず、適当に挨拶して、その場を後にした)   (2010/7/14 00:13:25)

神楽堂 勇ええ、変わらないでしょうね。それでは失礼します「山さん」。(輝夜の正体を知っておきながら)   (2010/7/14 00:15:24)

神楽堂 勇(敢えてその偽名で別れを告げたのは、その変わらないということへの僅かな誠意でもあるのか。何にせよ、これから自分は竹林を出なければならないのだが)・・・あれー・・?(最初に覚えたと言った感覚は、月の明りが入る角度の変化によって視覚的な認識が狂ってしまった。それでも、適度に残してきた気のマーキングに従って、フラフラと道を、確実に外へと歩いていった。)   (2010/7/14 00:18:45)

神楽堂 勇【お疲れ様でした。二度目の乱入・・・ふむ。何かやりたいことでもあったなら申し訳ないですが・・】   (2010/7/14 00:20:12)

蓬莱山輝夜【と、お相手ありがとうございました。私は、ちょっと眠気がまずいので、お先に失礼させていただきますね。ではではお疲れ様でした、おやすみなさい!】   (2010/7/14 00:20:15)

蓬莱山輝夜【いえいえ、大丈夫ですよー。それでは、また】   (2010/7/14 00:20:31)

おしらせ蓬莱山輝夜さんが退室しました。  (2010/7/14 00:20:47)

神楽堂 勇【おー・・・遅くまで申し訳ない。お疲れ様でした。】   (2010/7/14 00:20:57)

おしらせ神楽堂 勇さんが退室しました。  (2010/7/14 00:21:00)

おしらせ比那名居 天子さんが入室しました♪  (2010/7/16 02:49:34)

比那名居 天子(荒れ果てた荒野。無数に残る亀裂。元は森の奥にある小さな原っぱだったこの場所も、凄まじい激戦によって、跡形もない姿に変えられてしまった。ひと月は、戦っていただろうか)はぁっ…、はぁ……(寿命を超え、天人として生き続けるためには、迎えに来る死神を打ち倒さなければならない。本来は死ぬべき存在であるからだ。ゆえに、死神との戦いの敗北は死を意味する。超過した寿命が一瞬にして流れ、見るも無残に死に至るという)っ……(死神の攻撃は、肉体的な損失は当然ながら、それ以上に精神を殺いで来る。どちらが尽きても、先に待つのは、死、のみだ。決して、悠々と挑める戦いではない。だから、天人は感情なく修行に明け暮れる。……ただ、天子は修行をせずに天人になった特殊な身。死神に勝てて来たのは、その勝負を楽しんで来ていたからだった)   (2010/7/16 02:58:23)

2010年07月01日 04時52分 ~ 2010年07月16日 02時58分 の過去ログ
東方幻想郷―シリアスの巻
現在のルーム
過去ログ一覧
▲このページの先頭に戻る


[保護された通信(SSL https)を利用する]

クッキーの使用について | 広告掲載募集

(C)2009-2024 チャット ルブル <info@chat.luvul.net>