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「赤塚稲荷神社~蛍の宴~」の過去ログ

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タグ おそ松さん


2017年08月12日 18時15分 ~ 2017年08月14日 06時21分 の過去ログ
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盲目チョロ松2d6 → (1 + 1) = 2  (2017/8/12 18:15:30)

盲目チョロ松(器に賽子が入れば目を閉じる、勿論数字は見えない。)...出目は...なんですか   (2017/8/12 18:17:01)

天狐―――…(相手の出目にあからさまに嶮しい顔をするなら自らの建てた規則を破るのは御法度…―――否、理不尽な運命を、身に余る試練を与えて成るものか。人の子に接する神を其れ程迄に忌み嫌うか。上等、その喧嘩、買ってやる)……喜べ。手前の勝ちだァ…(賽子の運命に、自らの掲げた規則を破る天狐を咎める様、鈴が豪雨のように激しく鳴り響く。耳の奥から脳髄に掛けて響く鈴の音を黙らせる様、一陣の風が吹き荒れた)   (2017/8/12 18:22:22)

盲目チョロ松本当、ですか...?!(勝ちだ、告げられたその言葉に目を見開く。しかし後に聞こえた鳴り響く鈴の音と吹き荒れる風の音に思わず大きく肩を跳ねさせて御守りを握り締めた。これで良いのか、――ドクンと大きく心臓の音が聞こえた。己の心臓の音が煩いほど聞こえる。何故かはわからない。ただ不安しなくて自然と御守りを握り締める力強くなっていた、)   (2017/8/12 18:35:06)

天狐((   (2017/8/12 18:39:45)

天狐本当だァ…安心しな。手前の願いは、絶対ェ己が叶えてやらァ(強い霊力を持ってして鈴を鎮まらせるなら次は不気味な程の静寂が流れる。喜んだ相手が視力が見えない分他は鋭いのか忽ち不安気になる姿を見下ろせば頭を優しく撫でた。神様の前でンな顔すんなァ、後は任せろ……危害は加えない、この結果に、決断に。この人の子は巻き込んだりするものか。何からも守ってやる。賽子の入った器は取り上げて頭を撫でた手で相手の顔を撫で下ろすなら、次に瞬きした瞬間に相手の視力は戻っているだろう)   (2017/8/12 18:44:48)

盲目チョロ松有り難う御座います...。(今度は静寂。己に与えられるのは恐怖と不安でしかないがそれも貴方に頭を撫でられれば少しずつ消え去った。まだ不安と疑心が残るも天狐様が言うのならそう信じたい。否、信じるんだ。――ぱちり、自然と瞬きをして目を開ければそこは光の無い世界――ではなかった。眩しい光に目を細め何度も瞬きを繰り返せば視線を先ず天狐様へと向けていた。その瞳には光が入り、確りと貴方を見つめていて)   (2017/8/12 18:55:12)

天狐……手前の信じる力が無いと、叶えらんねェからな…(神とは、信仰する存在が在り具現化して力を得る。否定や拒絶、不安や疑心の概念を向けられると容易く消滅してしまう…それが神だ。相手の願いを聞き入れて行ったのは件の妖を救済。禍々しい怨恨に染まる魂を浄化し、天狐としての神通力を以てして極楽浄土へ導く。ただ其れだけで奪われた相手の視力、弟の声が在るべき場所に戻ったのだ→   (2017/8/12 19:04:30)

天狐(視力が戻った相手の目に自らの姿はどう映るだろうか。四本の尾を揺らし、狐の三角耳を揺らして穏やかな微笑みを向けて)どうだァ、坊主…己の姿は見えるか?   (2017/8/12 19:06:37)

盲目チョロ松(視力が戻り最初に見たのは天狐様の姿。穏やかな笑みを浮かべる貴方を見れば感謝の気持ちで目には涙が薄らと浮かんでいた。貴方の問い掛けには大きく頷き、感謝の気持ちとともに口を開く)見えます、はっきりと...。...あの妖になってしまった彼は、大丈夫ですか?(弟の事も心配だが妖も気掛かりだ。確認するように貴方に問い掛け。)   (2017/8/12 19:16:01)

天狐おいおい、泣くんじゃねーぞ…男の子だろォ?(澄んだ瞳に光が宿る、徐々に潤み濡れた硝子玉の様な瞳に眉尻下げて笑うと目線を合わせて頭を撫で。弟と、そして生け贄となった彼を案ずる心優しい彼の問い掛けには一つ頷いて)大丈夫だ……今頃極楽で円満に暮らしてらァ。この天狐様がちゃあんと救ってやったんだ……ついでに次生まれ変わる時、来世も保証してやる…必ず幸せにしてやる…   (2017/8/12 19:26:31)

盲目チョロ松泣いてません、多分...(貴方に撫でられれば涙が零れ落ちる前に指で涙の雫を拭う。生け贄になってしまった彼の事を聞けば次に浮かべたのは――柔らかな笑顔だった。)本当に...本当に有り難う御座います、天狐様   (2017/8/12 19:38:05)

天狐だはは、ンなら手前の上にだけ雨でも降ってんだなァ…(溢れた涙を自ら拭う貴方に喉奥を鳴らして笑うと肩に掛けていた羽織を相手の頭の上に被せて涙宿り(あまやどり)させようか。向けられた笑顔、感謝の言葉に尻尾を揺らして鼻下擦り)――御安い御用だァ。   (2017/8/12 19:42:59)

盲目チョロ松そう、かもしれません...ね、(拭っても、笑顔を見せても溢れる涙に困ったように眉根を下げていれば不意にかかる貴方の羽織。必死に涙拭いながら顔を俯かせ、雫が己の服の上にぽたりと垂れ落ちた。心の中で何度も感謝の言葉を告げていようか。)   (2017/8/12 19:53:01)

天狐((   (2017/8/12 19:59:57)

天狐……早く雨が止めば良いなァ…弟と、仲良くしろよォ(羽織の中に貴方を隠し、徒かも今は雨が降っている様に語り掛け。心の中で紡がれる感謝の声は、想いは、気持ちは、間違うこと無くこの胸に届いている。鈴の音は鳴り止んで石段は灯籠の道が出来ている。役目は終わった――相手が次に顔を上げた時。羽織はただの赤い布切れに。神社の一番下の石段に腰掛けているだろう〆)   (2017/8/12 20:05:45)

天狐((キリの良い処で〆るぜェ。後日談でも別人でもまた来い、坊主…楽しかったよォ、感謝、感謝(にんまり嗤い、狐火と共に消えようか))   (2017/8/12 20:07:12)

おしらせ天狐さんが退室しました。  (2017/8/12 20:07:21)

盲目チョロ松((有り難う、天狐様。...(顔を上げればいつの間にか石段の下に、赤い布を大切に持てば鳥居の方へ一礼。この声は相手に届くだろうか。――早く帰らねば、今頃きっと己の帰りを待つ弟の元へ/)   (2017/8/12 20:13:40)

おしらせ盲目チョロ松さんが退室しました。  (2017/8/12 20:13:43)

おしらせ仔狐さんが入室しました♪  (2017/8/12 20:22:18)

仔狐……畜生めェ…(一寸刻。自分の制定した規則を破った罰。次の満月…つまり十五日迄は天孤としての力は奪われ狐の尾は一本。三角耳は少し丸みが有り、外見は十歳ほどの少年の姿。紅葉のような手は小さく、握ったり広げたりして恨めしそうに身体を見下ろす。最早今の姿は二千年生きた仔狐だ)   (2017/8/12 20:30:09)

仔狐九尾の野郎ォ、ふざけた真似しやがってェ…覚えてやがれ、すっとこどっこいがァ(祭神としての規則を破ったのは己自身だが例外も特別も通用しない事に融通の利かなさに歯軋りをし。狐火程度、変化くらいなら出来るだろうが、天孤程の霊力は没収。今願い人が来られた困る、何も出来ない……しかしそれは杞憂だと気付く。強い願いを持つ者だけが通れると術式は今は制御出来ていないからだ。つまり、今なら誰でもこの神社まで来られるという事だ)   (2017/8/12 20:41:44)

おしらせ猫又一松さんが入室しました♪  (2017/8/12 20:42:06)

猫又一松(赤い鳥居を前にして、一つ深呼吸するのは、人の姿に化けた一匹の猫又。しかし妖力は半人前で、頭に出た耳と尻尾は完全には消せず、手ぬぐいと羽織で隠している。その体には無数の痣や傷跡。じくじくと痛む其れを擦りつつ、鳥居を見上げる。霊験あらたかな神社があると聞き、やってきたはいいものの、勿論天狐が今や力を失っていることなど露知らず。どうにか願いを叶えてほしいとその鳥居をくぐり、賽銭箱に銭を投げ入れ手を合わせる。)   (2017/8/12 20:46:06)

仔狐……んげぇ、っ…(霊力が弱まっているが耳と尻尾は隠せる様だ。一見は赤い着物を着た童。立ち入り禁止の看板でも用意すべきかと賽銭箱の裏で腕を組んで考えていた処、人成らざる気配に肌が粟立つも殺意や悪意は感じない。賽銭箱に銭を投げた音に参拝しにきただけかとこそこそと身体を小さくして賽銭箱の端から顔を出し、相手を見上げ)…ぼ…兄ちゃん、何やってんだァ(坊主と言いかける言葉を飲んで、相手を見上げて用件を聞いた)   (2017/8/12 20:55:45)

猫又一松(まさか誰かに見られているとは思わず、びくりと体を震わせ。参拝の為に失礼にならぬよう耳を隠していた手ぬぐいを再び頭にかけようとするも、目にしたのは一匹の子狐。人ではないことにほっと安堵し、頭から外した手ぬぐいはそのままに手を合わせなおし、)…、見てわかんないの?参拝。此処に来れば、天狐様に願い事を叶えてもらえるって聞いたから(そう言えば、子狐の事はさして気にも留めず、再び手を合わせ、悲痛さすら感じさせる表情で一身に祈り、)   (2017/8/12 21:01:05)

仔狐……天狐様、今は居ねェよォ(気を緩めれば丸み帯びた小さな狐耳と丸い尻尾、それをふさふさと揺らし。相手の必死に直向きに祈る姿を見上げながら賽銭箱の隣に座り込んで気まずそうに呟き、申し訳無さから耳が垂れる。そう言葉を放つ事により己は天狐という存在とは別物として主張。然し珍しい、人の子では妖が祈りに来るとは。無論願いの力が強いなら妖の願いとて実現は可能だ。以前祟り神と化した土蜘蛛と成立したのだから)   (2017/8/12 21:10:42)

猫又一松居ない‥?(子狐のその言葉に半目だった目を見開く。気まずそうなその様子にそれが真実だと悟れば、小さくため息をつく)…そう、…また帰ってくる?どうしても叶えてほしい願い事があるんだけど、(ぼそぼそとした喋り方ながらも、その瞳は真剣そのもの。縋るように子狐に尋ね、)   (2017/8/12 21:13:49)

仔狐そォ、居なァい…次の満月には帰って来られるよォ…(同意示す様に頷き、明らかに落ち込む姿に胸が小さな針でつつかれるような痛みを感じて声が小さくなる。嗚呼、後数刻早けりゃあ何とか成ったかもしれないのに。と、誰を責める訳でも無く心の中で呟き。問い掛けには次の満月、即ち15日。縋る猫又を見据えて応えて)どうしても叶えたい願いってなァに…?嗚呼、言いたく無ェなら良いよォ…   (2017/8/12 21:19:49)

猫又一松…(その子狐を見て、暫く黙り込む。普段ならば、只の子狐に願い事を聞かれようとも”関係ない”の一言で済ませてしまう筈なのに。その子狐には、何故か願い事を言わせたくなるものがあった。威厳の様な、安心感の様な、畏れの様な、しかし決して嫌ではないその何か)……天狐様は、人の記憶を消すことって、可能なのかな、(その何かに背中を押されるように、ぽつりと呟くように、)   (2017/8/12 21:23:26)

仔狐兄ちゃん、知らないのォ…天孤様はすんげーからァ、なぁんでも叶えられるんだぞォ(まさか応えてくれるとは。切なる様子で呟かれた返事には、あどけない微笑みを向け、童特有の大きな瞳を瞬きさせる。通常の賽銭箱には無い物、二つの賽子が入った器に手を伸ばす。子供の手なら両手で持てなきゃ安定感に欠ける)猫の兄ちゃん。天狐様に願いを叶えて欲しいならァ、賽子遊戯で勝たなきゃ駄目なのも知ってたァ?   (2017/8/12 21:35:40)

猫又一松そっか、…其れなら、良かった(何でも叶えられると聞けば、安堵にため息をつく。そうでなければ来た意味がない。子狐からの返事は、期待していた答えの筈。しかし、その表情には切なさの色も混じる。まるで、願いを叶えたいような、叶えたくないような、)噂では聞いたことはある。賽子の目が、天狐様より大きくなきゃ駄目だとか…(その賽子自体は、普通の賽子より大きいだけの変わったところのない賽子に見える。しかし、それで今までどれだけの人の願いを叶えてきたのだろうなんて思考を巡らせ、)   (2017/8/12 21:39:41)

仔狐…でもさァ。記憶を消すってェ…また大層な願いだなァ…(元々暗い顔だと失礼千万な事を考えていたが躊躇の色を滲ませる表情を見詰めながら首を傾ける。詳細を知りたがっている様な声調で呟いた)天狐様と逢う前にィ、…おれと勝負するゥ?(今相手が勝とうが負けようが直ぐに願いは叶えられない。唯、相手の願い次第ではこの一戦でもし己より高い数字を出せたのならば霊力が戻り次第、叶えてやらん事もない。器を小さな両手で持って笑顔で極力無邪気に笑って問い掛けた。中身は二千歳の爺だが)   (2017/8/12 21:48:43)

猫又一松…詰まん無い話だけど、聞く?(興味があり気な相手に、卑屈にひひっと笑って見せた。天狐様にだけ告げるつもりの願いだったが、今居ないならば仕方がない。この子狐に言ってみるのも一興か。そう考え、語り始める)…俺、赤子の時に隣山の麓の村に置き去りにされてたの。親は、捨てたか其れとも人に祓われたか。俺は妖。村の皆に殺されそうになってた所を、一組の老夫婦が助けてくれた。(そう言えば、優しい人たちだったとその頬をわずかに緩める。しかし、すぐに顔を曇らせ)でも俺は妖。俺を育て庇ってくれた爺様と婆様は村八分にされちまった。優しい人たちだから、昔は村の相談役だったってのに、(無意識に体の痣を――村人たちに迫害されたその傷跡を撫でて、)爺様も婆様も、俺のことを大切にしてくれた。突然消えたらきっと悲しむ。――だから天狐様にお願いして、爺様と婆様から、いや、村の皆から俺の記憶を消して、幸せだったころに戻してやりたい。(ぼそぼそと暗い口調だったが、それは切実で、)…子狐と勝負?運試しに其れもいいかもね、(賽子を見れば、小さく頷きつつ、)   (2017/8/12 21:57:26)

仔狐えェ、良いのかァ?(自分で伏線を張りながら教えてくれると解れば態とらしくはしゃいでみる。童らしさなんてとっくに忘れたが取り敢えず一挙一動大袈裟にすれば童らしいだろうか。そんな事を考えながら彼の話に耳を傾けた。どうやら人の子に育てられた妖らしい→   (2017/8/12 22:07:20)

仔狐妖が人に化けて育てられるのは珍しい話ではないが、妖と承知の上で育てられるのは珍しい。語る彼の表情は一喜一憂、伝わるのは感謝と僅かな自己嫌悪。老夫婦の幸せを願う気持ち、それに反して別れに対する寂しさも感じる。天狐の時なら願いに対して物申す事はしないが今己は天狐ではない…か弱い仔狐だ)………おれさァ。それなら、兄ちゃんが人間に成って、妖だって記憶だけを消すのが良いんじゃねぇって、思う(ぽつりと呟いて提案してみる。それに対して貴方はどう感じるだろうか上目で見上げて相手に器を差しだし)ンじゃ、兄ちゃんから賽子どーぞォ。   (2017/8/12 22:17:00)

猫又一松俺が、人間に…?(子狐の発言を聞き、目を僅かに見開く。そんな事を考えたことはなかった。人間は嫌いだから、嫌悪感を抱くその存在になろうだなんて、考えたことはなかった。其れに、今まで存在するだけで村の皆や爺様婆様に迷惑をかけた自分が一緒にいていい筈はない。消えるべきなのだ。それがきっと正解だ――そう思いつつ、其れでも迷いの中で賽子を振る)   (2017/8/12 22:21:49)

猫又一松2d6 → (1 + 2) = 3  (2017/8/12 22:21:53)

仔狐……記憶は消えても、過ごした時間は消えねェんだよォ…(どう思うかは貴方次第。神として、願いを叶える存在として。出来る限り後悔はして欲しくない。ただ必要以上に干渉も出来ないからこそ選択肢を増やす事くらいは許されるだろうか。選ぶのは願う貴方だ。それ以上は何も告げずに転がる賽子を見下ろして賽子を手に取り陶器の中に落として)   (2017/8/12 22:28:41)

仔狐2d6 → (5 + 2) = 7  (2017/8/12 22:28:56)

猫又一松…僕の、負け…(その結果に、ふと安堵のため息を漏らす。そしてハッとし、首を軽く横に振った。記憶が消えないとの賽子の結果に、何故自分は安堵したのだろう。いや、そもそも、此れは只の子狐との戯れ。天狐との勝負ではないではないか。そう思い直して、)あーあ、俺、昔っからこういうの不得手なんだよね。屑な所、神様もご存じなのかもね(そう言って、自嘲的に笑ってみては、脳裏によぎるのは優し気な笑みで自分の名を呼ぶ爺様と婆様の顔ばかり、)   (2017/8/12 22:31:42)

仔狐……天狐様がもっかいよォく考えろって言ってんのかもねェ(器を転がる賽子は自らの勝利を表している、視線を彼に向けるならその解りやすい表情にくすくすと笑ってしまい丸い尻尾を小刻みにふさふさ揺らし。思わずいつもの癖で相手の頭に小さな手を伸ばしてぽんぽん、撫でて。器を引き寄せて賽子を小さな手で転がしながら短い足をぱたぱた揺らし)兄ちゃんは、その爺ちゃんと婆ちゃんが大好きなんだなァ…きっと、二人もおんなじだよォ。   (2017/8/12 22:40:27)

猫又一松(頭を撫でられれば、目を細める。その手は小さく、軽い筈なのに、大きく温かい気がしたのは気のせいだろうか)…ひひ、俺みたいな屑の迷いなんて、全部お見通しって訳ね、(悔し気に顔を歪める。子狐とのほんの戯れの筈なのに、何故か願い事は叶わないと言われた気がして、肩を落としたその時、)――は、(爺様と婆様もおんなじと子狐に言われ、目を丸くする。浮かんでくるのは、二人の優し気な眼差し、自分の名を呼ぶその暖かな声、)…俺、いいのかな…だって俺、妖で、迷惑ばっかりかけて、屑で、塵で…そんな俺でも、傍に居て、いいのかな…?(子狐に何を尋ねているんだろう。自分よりも一回りも幼い相手に。其れでも、何処か得体の知れぬその童に、尋ねずにはいられなかった)   (2017/8/12 22:45:43)

仔狐あ、…ご、御免、兄ちゃん…(ハッ。しまった、ついいつもの癖で。と、慌てて頭から手を離して謝罪する。幸いにも不快そうな様子は無くて安堵。其の後に悔しそうな相手にはまた口が滑ったと自分の口を抑えていたが、不意に相手からの問い掛けには真っ直ぐ見上げ)それさァ…兄ちゃんが一番わかってんだろォ……→   (2017/8/12 22:58:38)

仔狐迷惑いっぱいかけたって、くずだって、ちりって、さァ…爺ちゃんと婆ちゃんが、兄ちゃんに言ったのォ。どっか行けーって、言われたァ?多分…違うよねェ。此処にいていいよってェ。大丈夫だよォ、って…兄ちゃんが大好きだって、さァ。たァくさん、笑顔と、愛情…貰ったんじゃねーかなァ…(徐に貴方の手を両手で握ってみる、優しくゆっくりした声で問い掛けて相手に確認してみるなら尻尾をまたふさりと揺らし)   (2017/8/12 23:03:53)

猫又一松(子狐の言葉に、頭に浮かぶのは、小さい頃虐められて山の洞穴で泣いていた時、年老いた体に鞭打って、日が暮れた後に必死に探し回ってくれた二人の姿。一松、一松、と呼ぶその声。子狐に手を握られれば、その温かさに、見つけてもらった時、抱き締められた温度が蘇る)…俺、愛されてるんだ…だから、記憶を消さなきゃって思ったのに…なのに、俺、あの人たちの傍に、居たいんだ…(その目から、涙が一粒、二粒。大好きなのだ、爺様と婆様が。傍に居たいのだ。そんな時、人よりもずっと優れた耳に届くのは、鳥居の外、遠くから聞こえる、「一松、」と呼ぶ声。空を見上げてみれば、もうすっかり暗い。何も言わずに出てきてしまったから、きっと心配して探してくれているのだろう、あの泣いていた時のように)   (2017/8/12 23:11:02)

仔狐((   (2017/8/12 23:17:05)

仔狐……人間の寿命って、おれ達よりずっとずっと短いんだよォ…なら、爺ちゃんと婆ちゃんとの時間、大事にしよォ…(人間よりも人間らしい、妖の相手の瞳から溢れた感情に静かに微笑むと、何れか来る抗え様の無い真実と現実を改めて突きつけるなら相手の手を離し、溢れた涙を着物の袖で拭った。すると反応した相手に自らの聴覚でも確かに聞こえた名前を喚ぶ声、それは彼を喚ぶ声の様だ)……天狐様に兄ちゃんの願い、ちゃあんと伝えておくよォ…(悪戯に笑って、相手の手を掴んで鳥居の近くまで引っ張っていく、きっと捜しているだろう二人の下に早く行ってやれとばかりに、)遺された時間、ずっと二人のそばにいられますように、って。   (2017/8/12 23:27:39)

猫又一松(涙を拭われれば、突きつけられる現実。其れに、しばらく沈黙し、ゆっくりと頷いた。子狐に言われて、改めて気付く。残された時間は少ないのだと。其れを、こんな風に心配させるなど、自分はなんて情けないのだろう。上げた顔は、先ほどまでの迷いはなかった。子狐に向かい、小さく笑う、)俺のお願い伝えてくれても、多分俺は、賽子勝負で天狐様には勝てないと思う   (2017/8/12 23:32:11)

猫又一松そういう運はないからさ(ひひと自嘲気味に笑えば、其れでも前を向いて、)だから、自分で叶える。ずっと傍に居て、爺様と婆様に孝行するって。(そう言えば、鳥居を出ようと踵を返しかけるが、ふと思いだしたように子狐の方に戻り)…あのさ、此れ、本当は天狐様への供え物として持ってきたんだけど、お前にあげる(懐から差し出したのは、大きな笹の葉でくるまれた包み。其れを開けてみれば、上手そうな稲荷寿司が並んでいる)うちの婆様のお手製。すごい美味いんだよ、(やや得意げに言ってみては、)   (2017/8/12 23:35:20)

仔狐((   (2017/8/12 23:41:48)

仔狐(先程と見違えるほどに迷いの無い表情に笑顔を深めると、引っ張る手を離し。伝えられた言葉には面食らった顔をした後にくすくす笑って)そうだなァ…叶えてもらうのも良いけどォ、願いは自分の力で叶える方がずっとずっと嬉しいもんだぜェ…きっと兄ちゃんなら天狐様の力を借りなくても、叶えられると思うよォ(相手を見上げて何度も頷く、本来の姿ならきっと頭をぐしゃぐしゃ撫で回しているだろうなと届かない相手を見上げ。見送ろうと思えば嬉しい供物に解りやすいほどに尻尾を揺らして溢れそうな唾液を飲んで受け取り)い、いいのかぁ…こりゃあ、確かに旨そうだァ……有り難く頂くぜェ!   (2017/8/12 23:50:00)

猫又一松(嬉しそうに稲荷寿司を見る子狐を見れば、暫く逡巡した後、小さく有難うと例の言葉を口にした、)…お前のお陰だ。大切なことに気付かされた。もしかしたら、天狐様が俺にお前を引き合わせてくれたのかもしれないね、(この神社の主のお導き。そう思える程に、この子狐に救われた。こんな幼い子狐に。)本当に有難う、(再び、改めて例の言葉を口にすれば、赤い大きな鳥居を見上げる。そして、目の前の小さな、しかし得体の知れぬ子狐を見て、)…お前はさ、まだ尻尾が一本の子狐だけど、お前なら天狐様に並ぶ程に立派な神様にでもなりそうな気がするよ、(目の前の子狐が天狐だとは気づかずに、しみじみと子狐を眺めつつ呟けば、)さて、其れじゃ爺様と婆様が呼んでるから。また稲荷寿司、持って来てやるよ、(ひらりと踵を返し、自分を呼ぶ暖かな声のする方向へと駆けだしていく)   (2017/8/12 23:59:16)

猫又一松(赤い鳥居の前、石段を駆け下りる時にふと後ろを振り向けば、子狐の姿が一瞬だけ4本の尻尾を持つ天狐の姿に見えた。しかし瞬きをすれば、其処に居るのはやはり稲荷寿司を旨そうに食らう幼い子狐の姿。変なこともあるものだと思い、自分を呼ぶ老夫婦の元へと歩みを速めた /お相手感謝)   (2017/8/13 00:03:03)

おしらせ猫又一松さんが退室しました。  (2017/8/13 00:03:07)

仔狐((   (2017/8/13 00:07:01)

仔狐よせやい…おれは何もしてねェよ。決めたのは兄ちゃんだァ(大好物の稲荷寿司に尻尾は上機嫌にふさふさ揺れ。その間紡がれた礼はくすぐったいと破顔一笑、けれど今非力な自らは何もしていないのは事実。全て相手自ら得た経験だと語り。感慨深そうな相手の鋭くも近からず遠からずな見解にはギクリと肩が震え。実はもう天狐です、と、言ったら驚くだろうか、笑われるだろうか。今度逢う時は天狐の姿で逢えれば良いなと、その時は更に彼は成長している気がしてそれもまた楽しみだ)有り難う、兄ちゃん。また来てよォ…次は満月が過ぎた日にィ……(相手の背中が見送るなら短い手を大きく振った。そして祈った。人に愛された妖の行く末が、遺された時間が幸多からん事を。)   (2017/8/13 00:23:37)

仔狐((待機続行ォ…賽子に愛されすぎて仕事が出来ねェや…(賽子を指で転がし))   (2017/8/13 00:31:32)

仔狐((   (2017/8/13 00:51:23)

仔狐一言がなァ…いじられねぇからさァ……((を使って更新するしか出来ねェんだわァ……(稲荷寿司を咀嚼。程良い酢飯と甘めな油揚げの塩梅が丁度良く、舌鼓。尻尾がふさふさと満足そうに揺れた)   (2017/8/13 00:53:55)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、仔狐さんが自動退室しました。  (2017/8/13 01:19:29)

おしらせ仔狐さんが入室しました♪  (2017/8/13 01:19:56)

仔狐否、稲荷寿司を食べるのに夢中になった訳じゃねぇかんなァ…(小さい口いっぱいに極上美味な稲荷寿司を頬張りながら緑茶を啜り。余程旨いのか尻尾は常にふさふさ揺らし)   (2017/8/13 01:21:42)

おしらせ土蜘蛛さんが入室しました♪  (2017/8/13 01:26:07)

土蜘蛛(稲荷寿司を口一杯頬張っている仔狐の背後で、かさり、かさりと何かが蠢く気配がする……)   (2017/8/13 01:27:24)

仔狐……(蠢く物音に丸み帯びる狐耳が動く。その気配に童にしては鋭い瞳を向ける……口端にしっかりと飯粒を着け)   (2017/8/13 01:29:20)

土蜘蛛(天狐の霊力を失っても封印の力は消えていないのか、神社の本殿に閉じ込められた祟り神は小さな蜘蛛の姿のまま、仔狐の背後に現れると毒の牙を剥き出しにしていく。お前にはその姿がお似合いだとでも言いたげに。)   (2017/8/13 01:31:53)

仔狐…んだよ、土蜘蛛かァ…(小さな蜘蛛に何が出来る。言葉が交わせない物の剥き出しとなる牙を見ればそれに稲荷寿司の揚げの部分を蜘蛛の上に落としてやる。封印の力が消えていない事には安堵する、否天狐の力を失ったのは先程の事故に…もしかすれば、もしかするのだが)   (2017/8/13 01:41:30)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、土蜘蛛さんが自動退室しました。  (2017/8/13 01:52:03)

おしらせ土蜘蛛さんが入室しました♪  (2017/8/13 01:52:38)

土蜘蛛(自身より遥かに脆弱な生き物を助ける為、規則を破って力を行使した結果、一時的とはいえ霊力を失った天狐に対し、今なら封印が解けるかもしれないと期待したものの、そう思い通りにいくはずもなく。相変わらず本殿から出る事は叶わず、元の姿に戻れぬ苛立ちを紛らわせる為、仔狐の尻尾にでも噛み付いてやろうと姿を現せば与えられたのは油揚げの欠片。力を封印されて以来、人間どころか獣すら喰う事が出来なくなり、得られる食事といえば巣に掛かった小さな羽虫のみ。……仔狐からの施しというのが気に入らなかったが、背に腹は変えられぬ。仔狐の尻尾に噛み付く代わりに、甘い香りのする油揚げに噛み付いた)   (2017/8/13 01:54:18)

仔狐((   (2017/8/13 01:58:27)

仔狐人間よりも、ずぅっと美味いだろォ…(何故こう成ったか相手なら見ていただろう。其れでも物言えぬ土蜘蛛に説教も皮肉も聞こえなければ心地が良いものだと小さな手に舌を這わせ、甘い揚げの味をしっかり堪能。油揚げに噛み付く相手に蜘蛛って雑食なんだなと眺め、良い喰いっぷりだと感心すると酢飯部分も傍らに置いてやる)   (2017/8/13 02:04:36)

土蜘蛛(力を失った土蜘蛛からは時折ギィと小さな鳴き声が発せられるのみで、人間の言葉が出る事は無く。もし今、祟り神としての力を取り戻す事が出来たら、油揚げではなく目の前の仔狐を一口に喰らっていた事だろう。嗚呼、口惜しい。小さな虫を捕まえて餓えを凌ぐ事しか出来ない蜘蛛に取って、例えそれが忌々しい仔狐から与えられた油揚げでも極上の美味さに感じてしまう。余程空腹だったのか、自分と殆ど同じ大きさの油揚げを瞬く間に平らげてしまい、その後に与えられた酢飯に齧りついていく)   (2017/8/13 02:13:01)

仔狐((   (2017/8/13 02:25:07)

仔狐本殿を掃除してくれる御礼だァ…喰え喰え(返事は無いとはよくわかっているが呟かざる得ない食べる速度の速さは見てて飽きず。余程空腹だったらしいと察し、相手をこの空間に封じてから虫が殆ど出なくなったと呑気に笑い。あっという間に油揚げも平らげて酢飯も喰らう相手にくつくつ笑う。そこでそう言えば足が三本無かった事を見ていて思い出し、天狐としての力こそは無い物の虫の足を生えさせる事は雑作も無い。足が戻ればもう少し餌となる虫を捕らえやすくなるかと夢中に貪る隙に相手に治癒の効能を持つ狐火で包む。熱さも痛みもない、細胞を活性化させて再生力を速めただけだ)   (2017/8/13 02:32:25)

土蜘蛛(生来、貪欲な生き物である土蜘蛛は自身より大きな稲荷寿司を瞬く間に平らげていく。空腹だったというのもあるだろうが、初めて食べる稲荷寿司の美味さに夢中になれば仔狐への復讐心も暫しの間薄れる事になるだろう。封印される際、天狐の炎によって燃やされ失われた三本の脚。残った脚で何とか這う事は出来たものの、その動きは以前に比べて格段に衰えており、本殿をよろよろと覚束無い足取りで這っていく蜘蛛の姿が時折見受けられただろうか。夢中になって酢飯に齧りつく中、不意に失われた脚の部分に違和感を覚えれば「ギィ」と一鳴きして後ろに飛び退いていく。力を失っても土蜘蛛としての感覚は残っているらしく、狐火で自分を癒そうとする仔狐をギロリと睨み付けていこうとするか)……   (2017/8/13 02:42:21)

仔狐あ、何で避けるんだァ?足生えさせてやるってェ(稲荷寿司を丸々一つ置いてもこの蜘蛛なら平らげるのではと期待して試そうかと考え。その前に足を再生させようと試みた炎を避けれるなら驚きと不満の顔、話せないと言えども理解はしているだろう話し掛け、再び狐火を小さな手に宿らせ)別に借りを作る気も、見返りも要らねェよ。ただ其れじゃあ不便だろうがァ。   (2017/8/13 02:50:29)

土蜘蛛……ギィ、…ギー……(矢張り脚を再生しようとしていたのかと、不満げな表情を浮かべる仔狐と同じくらい不満そうな態度で牙を剥き出しにして相手を威嚇していく。幾ら見返りは要らぬと告げられても、借りを作るか作らぬかは己が決める事だと、仔狐が狐火で治療しようとすればカサリ、カサリと右へ左へと逃げ回っていく。仕舞いには仔狐の手に向かって蜘蛛の糸を吐き出す始末で)   (2017/8/13 02:59:56)

仔狐往生際悪ィ奴ゥ…こうなったら、何が何でも生えさせてやらァ…(相手の言葉は当然理解不能。然し相手は此方の言葉を理解している上で逃げられるなら負けず嫌いと意地張りな性分に狐火が灯る。始まるのは童と蜘蛛の追いかけっこ、響きは非常に平和でほのぼのとしたものだが蓋を開けば中身はお互いに千年以上の人成らざる者同志の遣り取り。どたばた、ぎしぎし、裸足で床板を踏み鳴らし、治癒力秘めた狐火を小さくもすばしっこく動く的へ向けて放つが避けられ、挙げ句吐かれた蜘蛛の糸に絡まり転倒。ぶちっと何かの切れる音、蜘蛛の糸ではない)ん、だぁあもう!何が不満なんだよ手前ェ!ギィギィ言ってねーで、納得行く説明をしろってんだぁ!   (2017/8/13 03:08:09)

土蜘蛛(仔狐姿の相手を見ていると、千年前に封印された時の屈辱と怒りが蘇り、例え脚が元に戻るとしても仔狐に借りを作るなんざ真っ平御免だとばかりに狐火から逃げ回る。見た目は脚の欠けた蜘蛛でも、中身は数千年以上の時を生きてきた祟り神、土蜘蛛。足りない脚の動きを補うように、吐き出す蜘蛛の糸を使っておそ松の手から上手く逃れていく。互いに千年以上の時を生きる存在ではあるものの、大人気無いという点では同類かもしれない。そんな追いかけっこをしていれば、蜘蛛の糸に足を滑らせた仔狐がすってんころりん。床に転倒した仔狐の背中にピョンと飛び乗ると、「ざまぁみろ、クソガキが」と言わんばかりに狐耳にプシュッと蜘蛛の糸を吹きかけていく。何が不満?テメェの存在自体が不満なんだよ、小便狐が。)   (2017/8/13 03:18:00)

仔狐((   (2017/8/13 03:24:40)

仔狐……女郎蜘蛛ん処に押し付けりゃ良かったなァ…(耳に入る蜘蛛の糸にえもいわれぬ不快感にゾゾッと悪寒と鳥肌にひいひい言いながら床の上に短い手足バタバタさせて蜘蛛の糸を取り除き、寝返り打って立ち上がれば毛を逆立てて思わずボソリと後悔の呟きを。しかし此処に封印すると言ったのも監視下に置くためでも有る、先代の天狐が随分相手に苦労した事を耳が痛くなる程聞いたことが有る為にそんな苦労は御免だと目の届く場所に閉じ込めたものの他に方法が無かったものかと童にして難しい表情で浮かべ、溜め息をつく)生えさせろっつっても、手伝ってやんねぇかんなァ。このすっとこどっこいめ。   (2017/8/13 03:33:31)

土蜘蛛……(女郎蜘蛛の名前が出ると、仔狐の上で跳ねていた土蜘蛛の動きが一寸ぴたりと止まる。人間を騙して喰らうという点では同じ蜘蛛ではあるものの、そんな女蜘蛛の所に押し付けられるのは御免だと、同族嫌悪からか不機嫌そうに牙を剥き出しにしていく。耳に糸を吐き掛けられ、悲鳴を上げて転がる仔狐を見て少しは溜飲が下がったらしく、漸く仔狐の背中から飛び降りると、稲荷寿司の礼も言わずにそのまま本殿の屋根裏へ帰っていこうとするか。仔狐の力なんぞ借りずとも、失ったものくらい自分で取り戻してやる。今は精々、人間や妖怪共と戯れていろ。例え力を失っても、隙あらばお前の喉元に噛み付いてやろうぞ ――― )   (2017/8/13 03:44:27)

仔狐))   (2017/8/13 03:46:10)

土蜘蛛――― 小生意気な仔狐には似合いの姿だ。蜘蛛の糸で首を絞められぬよう、精々用心しておく事だな。(屋根裏の暗がりへと姿を消す直前、低い笑い声と共にそんな言葉が仔狐の耳に届いただろうか)   (2017/8/13 03:46:18)

おしらせ土蜘蛛さんが退室しました。  (2017/8/13 03:46:53)

仔狐あぁでも……女郎蜘蛛の性欲は底無しだからなァ…子孫繁栄されちゃあ困る(相手が女郎蜘蛛と仲が悪いのはよォく知っている…否、仲が悪いというか女郎蜘蛛が一方的に相手に迫っていた気がするのはもう何千年前か。当初仔狐だった自らが初めて目の当たりにした肉食系女子が女郎蜘蛛だ。一瞬考えたものの世に害を及ぼす生きる災害を増やすわけにはいくまいと蜘蛛の糸を取り除く最中殺気を感じた方向へ振り向く。みれば天井裏に返ろうとしていることがわかり)ま、ゆっくり寝ろやァ…   (2017/8/13 04:00:29)

仔狐……手前如き、此の姿で十分だぁっつーの…(直接脳に語り掛けるかのような声が響くなら鼻を鳴らして尻尾を揺らす。神を小馬鹿にする相手の皮肉には挑発で返し。とは言え自らも眠気に襲われるなら欠伸を浮かべ、寝るときの癖か身体を小さく丸めて瞳を閉じた)   (2017/8/13 04:07:56)

おしらせ仔狐さんが退室しました。  (2017/8/13 04:08:04)

おしらせ仔狐さんが入室しました♪  (2017/8/13 11:41:11)

仔狐(――天狐は二つの賽子を用いて数字の出目を競い合い、願いを叶えるか否か。そう目的で存在する筈の神社には現在肝心の天狐は…十五日の満月の夜になる迄不在。己の建てた規則を破り、賽子が導く運命に逆らった故に満月の夜まで天狐の力を失った一本の尻尾にまぁるい狐耳を生やした一見童が一人、境内に居るのに。中身は天狐、見た目も実力も童の儘。其れは其れは困り果てていた―――酒が不味い)べっ、べっ…呑めたもんじゃあ無ェな…こりゃあ。   (2017/8/13 11:46:46)

仔狐(本殿から少し離れた倉小屋には神器や今までの供物が仕舞われている。その中には賽子持って現世に降り立つ歳に貰った同じ神獣仲間の清酒樽をちょいと味見をして見れば以下同文。天狐の時には舌が蕩ける程に濃厚で芳醇だった清酒の味が今は舌が痛くて匂いが強い代物。童の口には合わない様だ、お酒は二十歳になってからという言葉を聞いた。おいおい己ァ二十歳処か二千歳の天狐様だぞォ)…ッたァく良い趣味しやがって…   (2017/8/13 11:57:30)

仔狐早く十五夜が来ねェかなァ……おれには時間が無ェっつーのにィ…(尻尾が後三本生えて、天狐に戻れば九尾に直談判だ。干渉するな、何様だ、己の好きにさせろと。蔵から離れて厳重に施錠をする…其処で遣うのは昔懐かしの錠前だ。本来ならば重要な宝物庫でもある為に建物自体に妖術を掛けていたが其れが事切れてしまった――困った、困った)はァ……(宝物庫に酒を味見していた訳では無い、無論用事が有ってあの中へ潜ったのだ。懐から取り出すのは出雲型の紅の勾玉。弱い霊力を補う為には丁度良い代物。彼の酒呑童子から賜った物だ。まさか此に頼る日が来るとは)……無いよかァマシだァ。願いは叶えらんねェが…護身には十分役に立つ。   (2017/8/13 12:17:29)

仔狐(僅か2日間の話と言えども、妖の中で天狐が弱体化したと評判が広まれば…今は唯の神社と成ったこの場所が非常に危険。勾玉を身に付ける事により多少力を貸してくれるだろう、何しろ三大妖怪と名高い酒呑童子の霊力が籠もる代物。使い方を違えないなら、使えるだろう)……お手並み拝見、ッて、かァ(噂をすれば何とやら。天狐の社を狙いにわざわざ遠くからおいでなすった鬼の気配。一匹所じゃあ無い複数…寧ろ大群を率いている。仔狐相手に何たる情け無い事やら、結界も弱まっている石段に入り込んでくる邪鬼の気配に身体を浮かせる、早速勾玉の効能が熱を持ち始めているようだ)   (2017/8/13 12:27:33)

仔狐(――不良品なら彼の酒乱鬼、滅す。理不尽且つ横暴な思考、大小妖力様々な鬼の大群に勾玉から燃える様に熱い、確かに酒呑童子の妖力が備わっている。鳥居の上に降り立ち、紅葉の小さな両手を頭上に掲げる。最初は小さな狐火、徐々に炎が膨らんでいく、純粋な狐の霊力と相俟って酒呑童子の妖力が混ざり淡くて濃い朱色の炎が混ざり、瞳を金色に光らせて小さな身体に比例して何十倍の面積になった狐火を鬼の大群へ向かって投げつければ邪鬼のみを祓う炎が忽ち鬼を囲んで炎上)……おォ。さァすが酒呑童子ィ…鬼の頭ァ張るだけあるわァー   (2017/8/13 12:44:09)

仔狐((   (2017/8/13 13:04:48)

仔狐((用事落ちィ…これでひとまずは安心だなァ(勾玉に唇当てて足取り軽く去り))   (2017/8/13 13:17:28)

おしらせ仔狐さんが退室しました。  (2017/8/13 13:17:38)

おしらせ仔狐さんが入室しました♪  (2017/8/13 15:52:25)

おしらせ忌み子カラ松さんが入室しました♪  (2017/8/13 15:58:49)

仔狐今の時代は童に優しいねェ…こすぷれ、けもしょたァなんて勝手に名前付けられたが、まァいい(普段は願いを持つ人の目にしかつかない神社に好奇心で遊びに立ち寄った女子高生に耳尻尾隠せていない姿を見つかったが相当可愛がって貰えた様子で満足気。何年生きようが若い女は嫌いじゃない。天狐の姿ならそんな邪な気持ちは咎められるが今は二千歳生きた仔狐だ。文句なんて言わせない。貰ったものは南蛮菓子か。彼女は"今川焼き"と喚んでいた。包みを剥がして小さな口で頬張るとふわふわとした甘味に目を輝かせ)   (2017/8/13 15:59:35)

忌み子カラ松(一度村へ帰ると襲い来る罵声と暴力。何とか逃げ出し、途中の酒屋で酒を盗んでくるとどうしてもあの狐にお礼がしたかった。再び村を出てあの神社を探して初めて出会った時の道を思い出す。片手に重たい酒を持ち、森の奥へ。あの長い石段を、あの真っ赤な鳥居を探して歩き続ける。)   (2017/8/13 16:05:48)

仔狐(此の神社が何時の時代に置かれているか?それに特にこだわりはない。願い求める人の時代を行き来出来る都合の良い神社故に時代はあやふや、来る参拝客も十人十色。さてそんな説明語りは置いておく。今川焼きを美味しそうに口いっぱい頬張っていたなら願いの力無くとも存在出来る境内。鼻先を揺らすと今川焼きの甘い匂いの他に泥と血と酒の匂いを感じて鳥居の方へ近付くと以前参拝に来ていた彼の姿が有り駆け下りる、酷い怪我をしていたからだ)兄ちゃん、大丈夫かァ…!   (2017/8/13 16:11:04)

忌み子カラ松(記憶力が乏しく、見当違いな方向へ歩いていたが突然不意に導かれるように振り返り、走り出す。唯でさえ左腕が無くバランスが取りずらいのに右手には重たい酒を持っている。何度か転ぶが酒の瓶が割れてしまわぬように受け身を取る。そして辿り着いた。長い石段を登ろうと見上げると子狐が降りてきた。見たことのないはずなのに何故か見覚えがある気がして微笑む)えっと、大丈夫だ!神様は今いるか?この間助けてもらったからお礼をしに来た!(と純粋な気持ちでそう告げ、笑顔を見せる。転んだり暴力を受けた傷なんかは全く気にしてないようで石段を登ろうと足を進める)   (2017/8/13 16:20:07)

仔狐御礼ェ…?(小さな身体では彼を抱える事も出来ず。此の姿をつくづく疎ましく感じていた処に聞こえるのは警告の様な鈴の音。狐の耳を揺らし、彼の言葉を復唱大切そうに抱えられた器を見る。匂いからして酒の様、仔狐と言えども全く神通力が無いわけではなく、其れがどうして手に入ったかも解ってしまうと哀しそうに相手を見上げ)兄ちゃん、…それじゃあ、神様は逢えねェよォ…(現に自分が天狐の儘で有れば相手の目には映らなかっただろう。理由は容易、罪人の目に神は見えない)   (2017/8/13 16:29:42)

忌み子カラ松…?(大きく鳴り響く鈴の音に肩を震わせる、首を傾げ狐の方を見ると会えないという。)…そうか、会えないのか。まぁ仕方ないのかもな…(眉を下げて呟くと少し登った石段を降りる。そして彼の元でしゃがみ、目線を合わせる。)神様な俺の代わりにお礼を言っといてくれないか?それと俺はもうここへは戻ってこれないかもしれない。恐らく村へ帰ったら打ち首にされるだろう。俺は罪を犯してしまったんだ。だから、最期にお礼がしたかったんだ。…お騒がせしたな。(そう言い、申し訳なさそうに微笑むと立ち上がり背を向ける。)   (2017/8/13 16:37:47)

仔狐))   (2017/8/13 16:49:29)

仔狐(妖憑きならば罪人で在れども其の妖力を通して見られる。然し相手は盗みを働いた罪を背負ってしまっている、其れが自分への供物の為にというのが非常に嘆かわしく。目線を合わせる相手の言葉を聞きながら映る瞳には絶望と死の色が見え、黄泉の遣いか相手を死に追い込む為の小さな餓鬼がわらわらと相手の周りをはしゃぐ。何かが彼を死への旅路に喚んでいるのか、以前千里眼ではその様な未来は見えなかった、彼はどんな罪を、何故罪を犯したのか、それを聞くために相手の袖に手を伸ばし)兄ちゃん、っ!なんで、…兄ちゃん、偉い人になるのに、なんで悪いことしたんだよォ…!   (2017/8/13 16:54:58)

忌み子カラ松(神は穢れたものは要らない。そう昔誰に言われた。意味は分からなかったが今、漸く分かった。俺は立派な犯罪を犯した。穢れてしまった。だから神様に会えなかったんだ…当然の報いだ。立ち去ろうとすると小さな手で自分のボロ衣の様な服を掴まれ、振り返った。優しくされたことはないが彼奴らと同じことを自分がしようとは思わない。再びしゃがみ目線を合わせる。と問いかけに首を傾げた)えらい人になる…?…嗚呼、、あの神様が言っていたことか。……俺は彼奴の力は借りたくない。偉い人になったって俺の過去は変わらない。俺が俺を苦しめた奴の立場になりたくない。大名に拾われたって俺は断る。……神様は穢れたものは要らないんだろう?これもきっと、穢れたものだろうな。…酒屋に返したところで罪は償えない。…大人しく殺されるさ。(そう言いえば微笑み、酒を置き彼を撫でようと手を伸ばす。しかし彼に触れる前に手を引き、苦笑。酒を抱え立ち上がる。)   (2017/8/13 17:05:58)

仔狐((   (2017/8/13 17:09:48)

仔狐兄ちゃん…っ…(偉くなると、頑張ると言っていたのに。何故またそのような意志になってしまったのか。何もかも諦め、死に急ぐ相手に胸が深く抉られる様に痛んだ。救えない、無力だと。彼の様な人間に希望を、未来を与える為に徳を積んだ、天狐になったのに……九尾はとことん、罰を犯した己を未熟だと、嘲笑うつもりか)ッ……!(―――ふざけんな、己は天狐様だ。自身に言い聞かせて酒を抱える相手の腕から無理矢理取り上げて、小さな身体、短い腕でしっかりと酒を抱いて、耳と尻尾を隠して相手よりも先に石段を駆け下りる。寿命以外で、人の子が人の子の命を奪っていいわけあるものか、それを神や仏の運命だと決め付けて押し付けるんじゃねェ)   (2017/8/13 17:20:21)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、忌み子カラ松さんが自動退室しました。  (2017/8/13 17:26:06)

おしらせ忌み子カラ松さんが入室しました♪  (2017/8/13 17:26:41)

仔狐((長考気味で御免なァ…(耳垂らし))   (2017/8/13 17:28:14)

忌み子カラ松…すまない、神様…俺は…(─俺は貴方の期待に応えられそうにない。そう言いおうと口を開く。しかしそれを声にするよりも先に小さな彼が悔しそうな顔をして俺の腕から酒をとる。あっ、と声を漏らし慣れた様子で階段を駆け下りる彼を追いかけて自分なりに急いで降りる。)な、何をするんだ……?もう足掻いても何も出来ない。俺は大人しく殺されるさ……。その前に酒屋の店主に謝らなくてはいけない。それを返してくれ…(彼の方に手を出す。もう決まってしまったことだ。足掻きようのない、諦めたような笑顔を彼に向ける。)   (2017/8/13 17:32:00)

忌み子カラ松((い、否!気にしてないぞ!!俺は遅い上に分かりずらいからな…!!(苦笑して撫でようと)   (2017/8/13 17:33:15)

仔狐五月蝿ェ!そんなに罰が欲しいならくれてやらァッ!(童の身体は不便だ、小さくて無力。情け無い、己は天狐なのに。石段を降りたところで相手にすぐ追い付かれた。差し出された手を力任せに払って、足下の砂を相手の目に向かって投げつけ粗末な目潰しをして足止めを出来たなら酒の器に書かれた店の名前に向かって駆け出した。酒屋には酒を盗まれたと集まる野次馬、幸いにも目撃者は居ない、つまり相手が盗んだと解っていない。野次馬に向かって呼び掛けた後、酒の器を投げ渡した)けっ!こんな不味い酒、呑めたもんじゃねェ!もっと良いモン盗めば良かったぜェ(―――己の為に盗んだなら、己が罪を被ってやる。自分よりも大柄な男の店主の堪忍袋の緒が切れたよう。相手が店に来る頃には、紅い着物を着た童が酒を盗んだと騒ぎになっていることだろう)   (2017/8/13 17:42:39)

仔狐((解り辛ェ事ァ無ェよ。己のが解りにくいかんなァ…また会えて嬉しいぜェ、坊主。引き続き宜しくなァ(尻尾ふさふさ))   (2017/8/13 17:43:57)

忌み子カラ松う、うるせ……?ぅ、、ッ……ま、待ってくれ…!(目潰しとして砂をかけられれば暫く目が開かずに彼が去ってしまう足音で手を伸ばす、漸く少し目が開くようになれば彼の行ったところは見当がつく。目を擦りながら走り出せば村へと降りてくる。その時丁度彼が大声を上げているところだった。自分の罪を被ろうとしている。青筋を浮かべた店主は今にも彼に殴りかかりそうだ。…俺のせいだ。殴らせてたまるか…!と彼の前に飛び出せば店主の方を睨みつける。)…さぁ、殴るなら俺を殴れ。この幼子に手を出すな…!   (2017/8/13 17:52:20)

仔狐))   (2017/8/13 18:01:35)

仔狐…ッ、…(自分の前に立って庇う相手を見上げてその姿を見上げた。諦めていた背中が随分大きい。忌み子と疎まれた彼が自分よりも大きい店主に臆さず、幼子を庇う勇姿を見て、野次馬は心が揺れ動いたのを感じる。相手が睨む瞳に店主もたじろいだのは見て解る。相手に便乗した野次馬が店主に向かって「餓鬼相手に大人気無ェぞ、旦那」「酒も返ってきたし良いじゃねェか」と口々に店主への批判が飛び交う。相手が居なければこんな状況には成らなかっただろう―――人の心は単純なもので、正しい方に、きれいな方に揺らぐもの。その集団心理の変化に安堵をすると居心地の悪そうな店主が自らを睨んで、「二度とすんなよ」と咎めたのみ…さあ最後の一押しだ)…兄ちゃん、有り難う……こわかったよォ…!(相手に抱き付いて、大袈裟に泣いた。勿論泣き真似だ。これで、勇猛果敢な優しい彼を誰も忌み子と罵らないだろう)   (2017/8/13 18:10:55)

忌み子カラ松(殴られる…そう思ったが奴から目を逸らさなかった。店主がやらなくとも何者かが石を投げる。多少の怪我は覚悟していた。しかし周りの反応は予想と違っていた。石を投げるはずの彼らが店主に文句を。殴ってくるはずの店主は少し咎めるだけで去ってしまった。何が起こったのか。よく分からずに狼狽えていると小さな彼が抱きついてきた)ぉう?!い、否、、俺は何も…(と真実を述べただけなのに彼は泣く、周りは喝采の拍手を送ってくる。よくわからないが彼を守れてよかった。…)──神様…ありがとう。(助かったのは奇跡だと思い、小さな彼を抱きしめ、そう呟く。)   (2017/8/13 18:19:34)

忌み子カラ松((2度送らさってしまった…(ぺこぺこ、)   (2017/8/13 18:20:08)

忌み子カラ松((あ、大丈夫だった!すまない!   (2017/8/13 18:20:27)

仔狐(切欠なんて些細なもの。ほんの少し、見方を変われば、忌み子も英雄になる。黙って見ていたなら何も変わらなかっただろう、だが貴方は変えた。周囲の目を、空気を、心を、そして人の自分の過酷な運命を。今後この英雄を忌み子と称する者は居ないだろう。抱き締められるなら短い手を伸ばして強く強く抱き返して、神への感謝を呟く相手に先ほど抉られるような痛みを感じていた胸の痛みが和らいだ)…兄ちゃん、長生きしろよォ…天狐様はいつだって、見守ってんだからなァ(耳元で小さな声で囁いた)   (2017/8/13 18:28:58)

忌み子カラ松(俺は何もしてないのに…と不思議そうに周りを見渡せば自分に向けられる笑顔に涙を流してしまい、彼の小さな肩に顔を埋める。…しかし許しては貰えたが俺は罪人に変わりはない。神様には会えないだろう。しかしあの神社には時々酒を持っていこう。勿論、罪は犯さずに。)…さて、お前はあの神社の者だろう?…俺が送ろう。(抱いたまま立ち上がれば周りの目を避けるように走って神社へ)   (2017/8/13 18:36:43)

仔狐(ふと肩に埋まる頭が、首筋が震えている。肩口の着物が濡れるなら相手が泣いていると気付いて小さな右手で優しく撫で。罪は償えるもの、背負った咎を相手がそれ以上の徳のある行いで償えば自らが天狐に戻れた時にも見えるだろう。それは彼には言わない、言わずとも彼ならそうすると確信したから)へへェ、有り難ォ、兄ちゃん…(どうやら送ってくれるらしい。それは楽だと相手に身を任せ、久々に力を遣わず全力疾走したせいか相手の腕の中で目を閉じてうたた寝。すると気が抜けたせいで耳や尻尾がふわりと生え)   (2017/8/13 18:44:56)

忌み子カラ松(彼に撫でられたところがほんのりと暖かい。人の温もりに嬉しそうに笑い走っていたがやがて疲れてきて歩き出す。腕の中で彼は寝てしまった。…気長に行こう。そう思っていればぽふん、と生えてきたケモノ耳、尻尾にびく、と驚くがまだ何も言わずに、後で彼が起きたら聞こう。今は寝かせてあげよう。と昔に何処かの赤子が泣いている時に母親が歌っていた歌を思い出し、囁くように歌い、気がついたら神社へ着いていた)…ほら、着いたぞ…神様。(石段を登り終えれば鳥居の傍に座り、声をかける。これで起きなければ暫く抱いていよう。)   (2017/8/13 18:52:30)

仔狐))   (2017/8/13 18:56:12)

仔狐(相手に抱えられて与えられる僅かな振動が心地良い。意識が溶けていくように微睡みの中に落ちていき、耳には優しい子守歌。眠っていても耳はピクピクと応えるように揺れ、疲労と温もりで眠ったのはもう何千年振りか、それは存外居心地が良かった。鳥居をくぐれば鈴の音と貴方の声で目が覚める、幼子のように目をぐにぐに擦って欠伸を浮かべ)ふわァ…いけねェ……ついうっかり、眠っちまったァ……送ってもらって悪ィな、兄ちゃん… 下ろしてくんなァ。   (2017/8/13 19:01:23)

忌み子カラ松(鳥居の下で静かに歌う。昔、自分も毎晩聞いていた…家の外で。だからハッキリと覚えていた。何回も、何回も歌って。……漸く彼の目が覚めたようだ。)…構わないさ。…お前、神様なのか?(なにかに包むわけでもなくストレートに聞いてみた。なんせ人と会話なんか滅多にしなかったのだから、オブラートに包んで聞き出そう、という発想がなかった。手を伸ばし彼の狐耳に触れては眉を下げて笑う。)   (2017/8/13 19:07:53)

仔狐兄ちゃん…大名には成らねェってんなら……歌で稼げる職についたらどうだァ…(相手の優しい低音と、子守歌が耳に心地よかったのか相手の腕の中で小さな身体をぐぐっと伸ばせば、相手の指が狐耳に触れた後の問い掛けには子供のような大きな目を瞬かせて、悪戯な顔で笑うと頬を小さな手で撫で)罪人にゃあ、神様は見えないっつったろォ…(こんな小さな神様、情け無いったらありゃしないと苦笑い浮かべ、否定をして尻尾を揺らし)   (2017/8/13 19:14:30)

忌み子カラ松……歌で…?俺が?…フッ、無理だろう…(くすくす、と可笑しそうに笑えば彼を降ろす、確かに柔らかく、本物のようだ。しかし彼は神様では無いと否定をしている。)…まぁ、そうだな…もう彼には会えないのだろうか……会いたいなあ……(掠れる声でそう呟けば取り返しのつかないことをしてしまった、と泣きじゃくる。罪を犯さなければ彼に一生恩返しが出来たかもしれない。なのにたった一度の過ちで失ってしまった、と泣き続ける。)   (2017/8/13 19:23:37)

仔狐))   (2017/8/13 19:31:35)

仔狐んじゃあ、天狐様の為に歌いに来てくれよォ…きっと喜ぶぜェ…(触られた耳がくすぐったかったのか顔をぷるぷる振る、下ろして貰えれば着物を整え。すると神に逢えないと嘆き、涙する相手を見上げれば袖で濡れた頬を拭ってやる)…男がそんな泣くんじゃねェ……悪い事した分、良いことをしろォ。自分を愛して、生きることを諦めず、一日一日に感謝してりゃあ…また逢えるさァ。それに天狐様はァ、歌が好きなんだ。また来て、歌ってやりゃあ良い…   (2017/8/13 19:41:48)

忌み子カラ松神様に……?そんな、…でも俺は…これからだって若しかしたらいじめられるかもしれない、そしたら今までと変われない……!俺は悪い子なんだ……神様だって呆れてしまう…!(年下に見える彼に涙を拭われても次から次へと涙がこぼれ落ちる。)もし、俺に神様が見えなくても、おれ、歌いにきたらきいてくれるだろうか……?(鼻をすすりながら彼に聞いてみる。)   (2017/8/13 19:47:55)

仔狐…大丈夫。大丈夫だよ、兄ちゃん…見たろォ、あん時のみんなの目ェ。兄ちゃんはもう虐められねェよ…大丈夫…(今までの事が有り不安なのだろう、拭っても溢れてくるなら童の様に泣きじゃくる相手の頭を小さな手で撫でる。落ち着かせるように、優しい声で慰めよう)兄ちゃんには見えないだけで、ちゃあんと聴いてると思うぜェ……生きることは大変だ。楽しめとも、幸せになれとも言わねェが…生きろォ。なるべく、一日でも長く、なァ。   (2017/8/13 19:57:23)

忌み子カラ松…本当に、大丈夫だろうか…?お前を、信じるぞ…?(彼の言葉には説得力があり、そして強く言うようで語りかけるように優しくもあった。とても年下には思えず嗚呼、この子も神様なのか。そう思うようになった。)…神様、ちゃんと聞いていてくれよ…?俺、神様に歌う為に生きるから。願い事はもう無いが、歌いに来るからな!(そう言うと笑顔で立ち上がり、彼に礼をいえば石段を駆け下りて村へと帰っていった。──それから、毎日のように神社に来ては放棄で石段を1段1段掃除した後に歌を歌って帰っていく。日に日に傷は減っていったとさ。)   (2017/8/13 20:02:52)

忌み子カラ松((長い間御相手有難うな!俺そろそろ落ちるぞ…!また遊びに来るからな!   (2017/8/13 20:03:21)

おしらせ忌み子カラ松さんが退室しました。  (2017/8/13 20:03:24)

仔狐だぁいじょうぶだってェ…兄ちゃん、自信持ちなよォ(相手の様子にへらりと笑って頷いた。大丈夫、根拠が合ってそう伝えているのだから信じろってェの。後押しをしながら相手の目つきが変わるなら一つ安心――良い目になったな)おォ、天狐様には伝えといてやんよォ…(願いは無いにせよ、天狐に歌を聞かせたい、逢いたいというのも強く思えばそれもまた願い也。ちゃあんと鳥居の上から見守っていた、石段を綺麗にして歌を歌い、前向きになる忌み子と喚ばれていたのはもう過去の話だろう――〆)   (2017/8/13 20:08:46)

仔狐((お疲れ様ァ。おれこそ有り難うよ。また待ってんぜェ…(にへ))   (2017/8/13 20:09:28)

仔狐((…でェ。仔狐のおれで良かったら遊びたい奴おいでませェ(尻尾ふっさふさ))   (2017/8/13 20:10:50)

仔狐((居ねェなら一旦仕切り直すかァ…(とてとて))   (2017/8/13 20:19:14)

おしらせ仔狐さんが退室しました。  (2017/8/13 20:19:25)

おしらせ仔狐さんが入室しました♪  (2017/8/13 20:44:34)

仔狐(天狐としての霊力を失ってから不便な事が多かったが唯一得した事と言えば境内から離れられる事。源氏蛍の光に導かれて向かうのは人の子も滅多と寄り付かない神聖な空気に満たされた滝。神とは清潔なものを好む。禊を目的として帯を緩めて着物をするりと脱ぐと童独特の白い柔肌に小さな身体に白い行衣に着替え、耳と尻尾をふさふさと揺らして滝が流れ込んだ水辺に身体を沈め)……ぶぇっくしゅ!(蛍の淡い光が包む幻想的な風景を台無しになる盛大なくしゃみを響かせ)   (2017/8/13 20:56:53)

おしらせ村の子カラ松さんが入室しました♪  (2017/8/13 20:57:40)

村の子カラ松((暇になってしまった…   (2017/8/13 20:57:53)

仔狐((いらっしゃあい(くく、)その暇ァ、此処で潰すのかァ?ンでも折角だァ、他の奴とも遊んでみてェんだよなァ…(我が儘天狐様))   (2017/8/13 21:06:00)

村の子カラ松(村に帰ってからというもの、時々白い目では見られるがいじめられることは無くなった。しかし片手が無い自分は皆と同じような仕事はできなかったから金は手に入らなかった。する事を探しているとふとあの子狐の言葉が過ぎった。…歌か。村の広場で歌ってみれば評判がよく、金を置いていってくれた。その金の価値は分からないが、たくさん溜まったら酒を買って神様に捧げよう。そう考えて歌を歌う。)   (2017/8/13 21:08:53)

村の子カラ松((そうか!じゃあ俺行くな?   (2017/8/13 21:09:02)

おしらせ村の子カラ松さんが退室しました。  (2017/8/13 21:09:06)

仔狐((おォ、悪ィなァ坊主(へら)さっきたぁくさん遊んでもらったかんなぁ……また明日以降に遊びに来てくれると嬉しいぜェ…(尻尾ふさふさ)そういやお前、左腕無かったの忘れてたなァ…(てへ))   (2017/8/13 21:11:35)

仔狐((暇じゃなかった様に思えんだがなァ…(ぽつり、)来てくれんのは嬉しいけどよォ、(にへ))   (2017/8/13 21:18:59)

仔狐((   (2017/8/13 21:33:54)

仔狐((…(ロルが消えて絶望する仔狐の図))   (2017/8/13 21:52:03)

仔狐((描写消えたらこう、やるせないよなァ…(尻尾ふさふさ))   (2017/8/13 22:06:50)

仔狐((このまま無言退室まで待機すっかァ…(くぁあ))   (2017/8/13 22:20:14)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、仔狐さんが自動退室しました。  (2017/8/13 22:40:22)

おしらせ白狐さんが入室しました♪  (2017/8/14 00:14:51)

白狐(昔々の話をしようじゃねェか。)   (2017/8/14 00:15:19)

白狐(白毛に包まれて産まれた。白は吉兆の証、霊力が高い神獣の可能性を秘めていると。六匹兄弟の中で唯一白毛に覆われて産まれた己は直ぐに先代の天狐に誘われた。その時は勿論ハッキリとこう言ったのだ)…あァ?嫌なこった。何で俺がわざわざ長生きしてまで人間の為に生きなきゃなんねーの?馬鹿なの?   (2017/8/14 00:22:43)

白狐(白は縁起物。白馬、白蛇、白犬、白鶏…それは神様が白を好むからだ。白は穢れが直ぐに解る色、真っ白で有れば純粋潔白。其れ故に白は縁起物として好まれる。だからこそ昔から白い生き物は神に愛されたものだ)いやいや、ンな事言われても。俺好きで白く産まれたわけじゃないからね!?勝手に話進めないで!?愛されたものだー、じゃないから!   (2017/8/14 00:34:20)

白狐天狐だか、天丼だが知らねェけどさァ…俺は普通の狐として生きたいわけ。神使?やだよ、俺は普通の狐で結構でーす(この様に白狐として産まれて神使に成れる権利が有ったのに自らはそれを放棄。ただ六匹の兄弟と楽しく平和に円満に過ごせりゃ其れで良かったんだ)   (2017/8/14 00:45:26)

白狐(六匹はずっと一緒には居られなかった。先に群れを去ったのは三番目の弟、その後は六番目、二番目、五番目、四番目…順番に離れて行ってしまった。畜生、どうして一緒に居ちゃ駄目なんだ。このまま六匹一緒に居ても仕方ない?番を見つけて孫を見せたいだ?人間みたいな事言いやがって!こうして孤独となった白狐は明くる日、自分には内緒で弟達が集まっているのを目撃した。は?何でなんで?何で兄ちゃん仲間外れなの?絶対許さない。略してぜつゆる。そう憎しみ抱えて何か悪戯を仕掛けようとしたが会話が聞こえた"これで兄さんは天狐になれるね"と)   (2017/8/14 01:00:54)

白狐(……どういうこと?疑問を感じて更に聞き耳を立てる。弟離れ出来ないから折角の出世の道を自分から遠ざかっているのだと。何を勝手なこと言ってんだ、お前らの為じゃねーし。ばっかじゃねーの。呆れて見なかった振り、聞かなかった振りをしようと離れようとした矢先、弟達の方から悲鳴が聞こえて振り向けば五匹の弟が妖に囲まれていた)……!?   (2017/8/14 01:11:27)

白狐(歪な姿をした妖に囲まれた弟達。妖はどうやら自身が目的の様だ。顔がよく似た弟達を自分と勘違いしている…目的はただ一つ、天狐となる才能と素質が有る白狐を喰らえば高い霊力が得られるのだと。弟達は自分と違って白くはない、普通の狐だ。見てわかんねーのか、頭が悪ィ妖だな…けど仲間外れにしたのあいつ等だし。喰われちまうのもまた運命。俺を独りぼっちにしたあいつ等が悪い。天狐なんて興味ない、俺はただずっとお前らとバカやって暮らせたらそれで良かった。それをお前らは自分から手離した、俺を見捨てた、だから喰われようが襲われようが俺には関係無い……って、考えられたら楽だったのに…しかたねぇよな。俺、長男だから)   (2017/8/14 01:26:31)

白狐――オイ、化け物!(妖に向かって石を投げつけて怒鳴りつけ。妖の意識は自らに向けられる、弟達が口々に自らの名前を呼んで、こう言った"逃げろバカ"、"何で出てきたんだよバカ"、"この状況で何考えてんのバカ"、"あはは!バカバカ!"、"殺されちゃうよバカ"…お前ら久々に有ったお兄ちゃんにバカバカ言い過ぎじゃね?)時期天狐になるのは、俺だっつーの!喰いたきゃ捕まえてみろ!(心配する弟達の好意を無視、妖へ向け尻を叩いてあっかんべえ。時期天狐と名乗るにはあまりに粗末な挑発をしてなるべく弟達から離れた場所に誘導しようと走り出す)   (2017/8/14 01:46:22)

白狐鬼さんこっちら、手の鳴る方へー!(考え為しに逃げ出した訳では無い、此の辺りは良く熟知している。振り向き様に妖の姿を確認する。よしよし、ちゃんと憑いてきてる。向かう先は断崖絶壁、落ちた遥か下は急流の川が流れている。落ちたら一溜まりも無いだろう。妖に追い詰められたなら天に向かって叫んだ)オイこらよく聞け、天狐ォ!どーせ見てんだろ!!俺ァ今から此処から飛び降りる!下手すりゃ死ぬ!でもなァ、俺に天狐としての才能があんなら此処で死んじまったら困るよなァ!!(返事は無い。俺に本当に天狐としての才能が有るなら、選ばれた狐だと言うなら、救ってみせろ。そう最後に心で叫んで崖から飛び降りる、妖も当然目の前のご馳走に釣られて飛び降りてきた)   (2017/8/14 02:02:26)

おしらせ天狗さんが入室しました♪  (2017/8/14 02:08:16)

白狐((   (2017/8/14 02:18:19)

白狐((誰も入らないと思ってたからよォ…すっげー入りにくいし絡みにくいロルになってんだろ…(しどろもどろ)あれなら状況変えることも出来るから無理に合わせなくていいからなァ(おろおろ)   (2017/8/14 02:21:31)

天狗…ほぉ?噂に聞いた真っ白な狐様が飛び降り自殺とはな。空を自由に駆けることのできる頑丈な強い翼も無ければ、あの急流から這い上がるような体力も見るからに無いじゃないか。あれが本当に選ばれし狐の姿なのだろうか。俺にはただの狐としか思えんがな。(ここ最近、妖の間では縁起物…じゃなかった、天狐としての才能がある狐の話で溢れている。それも今日、やけにどんちゃん騒ぎで周りが煩いと思って来てみたら…。嗚呼、なんだ。飛び降り自殺現場か。才能があると騒ぐものだからてっきり見に行けば目を輝かせて釘付けになるような激しい争いが見られると思ったのに。ぶらりぶらり。黒く大きな翼と共にゆっくりと脚を揺らす。それも退屈そうに近くの木に腰を降ろして。助ける気なんてこれっぽっちもないような顔でじっくりと、視界に入る白を目で追おうか。)   (2017/8/14 02:25:37)

天狗((嗚呼、急に入ってきてしまってすまないな。恐らくそうだろうとは思っていたんだが入りたい衝動に負けてしまった。繋げてはみたものの返しにくいロルになってしまったんだが大丈夫だろうか。俺の方こそ無理に合わせなくてもいいからな。無理だと思ったら遠慮なく言ってくれ。(ぽんぽん、)   (2017/8/14 02:29:16)

白狐))   (2017/8/14 02:41:41)

白狐ッ、!(飛び降りるなら当然重力に負けて落ちていく。勝手に白い耳と尻尾を付けて、天狐の才能どうこう好き勝手言ってくれやがって。ただ生まれつき白いだけ、神様だ何だのどうでも良い。馬鹿でも天狐でも何でも無い、俺はあの薄情な弟達の兄貴だ。その兄貴として、弟を守る為にこんな無茶をした。さあどうする天狐様、あんだけ崇めておきながら俺はやっぱり白いだけのただの狐か?―――落下していく最中、運良く不自然に崖から生えた木の太枝が着物に引っかかり宙ぶらりん。追ってきた妖だけが川に落ちていき悲惨な悲鳴を上げて流されていくのを見送ると、その勢いが良い流れの川を見て落ちたらとんでも無かったと今更ながら悪寒が走って生唾を飲んだ)……一応ォ、助けてもらったんか、これェ…(枝に引っかかって九死に一生を得る。然しもっとまともな方法は無かったのか……いやこれは運も実力の内、というものか?そんな一部始終を天狗が見ているなんてこの身の程知らずの仔狐は知りもしない)   (2017/8/14 02:46:46)

白狐((長考悪ィなァ…全然問題無いよォ、返し難いも何も変に接触だ何だしてない分こっちは好きにさせてもらったからさァ…感謝感激(合掌)ついでに手前が何処の天狗がわかってっかんねェ。己、天狐様だから…んじゃ改めて宜しくゥ(へら))   (2017/8/14 02:49:08)

白狐((   (2017/8/14 03:08:30)

天狗狐様…、いや、白狐、彼奴も可哀想な狐だな。きっと俺と同じように、生まれつきだの皆を纏める長だのそのようなものに縛られたくは無いだろうに。自由を求め、普通の日常を。普通の者として生きたいんだろう。なあ、そうだろう。まあ、あの狐の事情だの何だのそんなものは俺には関係ないんだがな。(呆気なく落ちていくその姿を見て目を細めては、一人気の上で呑気に独り言。あの狐はこのまま死んでしまうのだろうか。自分と同じではないが何処か似ている気がしたのはほんの一瞬。悲しく痛い死を遂げた主人公にでもなるのかと思いきや、少し目を離した内に狐の姿は無くなっていた。何の音もなく水に打ち付けられるなんて有り得ないだろう。思わずきょとり。目を瞬かせた後、よく見ると一人宙ぶらりん。…なんだ、生きていたのか。ほっと肩を撫で下ろした。…いやいやいや、ちょっと待て。なんで俺はあの狐を心配しているんだ。ただ自分とちょっと似ていただけなのに。嗚呼、仕方ない。きっとこれは何かの縁だ。ここで見捨てたら俺の名が汚れるだろう。ふう、と一息つけば黒い翼を広げ、天日干しされている狐の視界を己の姿で塞ごうか。) 随分と運の良い奴だな。   (2017/8/14 03:18:49)

白狐((   (2017/8/14 03:23:09)

天狗((長考なのは俺も一緒さ。久しぶりにこの悔しさを味わったんだがあれだな、やっと打ち終わったと思い発しようとした矢先に字数制限で通せんぼされる。(む、) 嗚呼、バレたか。癖も何も変えずに来たからな。これで気づかなかったら逆にお前を潰しにかかるところだった。(くす、)   (2017/8/14 03:25:32)

白狐……てーんこさまぁ。ちょーっと、後ほんのちょっと良いから手伝ってくんなァい?こんな状況じゃあ俺どっちにしろ死んじゃうよォ?(まるで地響きのように激しく流れる川の音、着物が引っかかってくれたおかげで落下は免れて助かった。万が一落下でもしたらさあ大変。俺は泳げない。何とか木の上に移動しようと顔を上げれば頼りない木の枝。跨がったら折れんじゃないかなってくらいの不安定感。これ助かったんじゃなくて延命しただけ?ダメ元で顔を上げて呼び掛けてみる。当然返事は無いが眩しい陽の光を背景に黒い濡れ羽色の羽根が舞い降りて、それを摘まむ。鴉にしちゃあデカ過ぎる。まさか猛禽類の類か、俺はこのまま喰われるのか、とさえ思った矢先に視線を上げれば先程迄は確かに居なかった羽根の生えた人間…否、妖。天狐を呼んだら天狗が現れた。そして第一声は何とも皮肉。っつーか此奴もしかして一部始終見てたんじゃね?と、察せる程の一言だった)かもなァ……でも今この瞬間、手前に逢えたのも運が向いてる証拠だなァ。単刀直入に言うよ、助けろ。   (2017/8/14 03:33:13)

白狐((文字数制限は忌々しいよな、わかるわァ…でも添削すんの勿体無ェし、手間かもしんないだろうが、分割で送ってくれてもいいかんなァ(尻尾ふさ)手前と完は初めましてかって思うくらい久し振だから自信無かったけどよォ…時間帯と投身自殺辺りからわかったわァ……だからツブサナイで(ぴぇ))   (2017/8/14 03:44:05)

天狗…助けろ?お前は自ら命を絶ちに此処へ来たんじゃないのか。それとも天日干しされ油揚げならぬ狐揚げにでもなりにきたのか。(単刀直入に何を言い出すのかと思えば助けを求める声。おいおい。思わず くく、と笑ってしまいたい衝動をおさえ、ゆっくりと顔を覗き込めば好きで死にに来たのではないかと問いかけてみよう。はて、この狐は一体何をしに来たのやら。此処らは自分のような妖の縄張りのようなものだというのに。) どっちにしろ死ぬんだろう。見届けてやろうじゃないか。狐の自殺現場とやらを。(もちろん、此奴が泳げないことなんてこの男が知るわけもない。今にも破れてしまいそうな着物の引っかかった枝へと下駄の先を軽く付ければこちらは見届ける気で。死にに来たのならどうぞと言わんばかりに大きな欠伸を一つ。)   (2017/8/14 03:56:28)

白狐((   (2017/8/14 03:57:41)

天狗((もう少し字数の限界を増やしてくれてもいいのにな。そんなに長文を打つ機会はあまりないが。(尻尾べちぃん) 今までは完というよりも雑談だけだったからな。仕方ない、潰すのはまた別の機会にしよう。(こく、)   (2017/8/14 04:04:39)

白狐違ェよ馬鹿、身体張って妖怪退治したんだァ。仮に天日干しされんにしても、もっと日当たり良いとこ選ぶっつーのォ…(解ってて言ってんのか知らずに聞いてるのか。その真意が解らず、覗き込む黒い瞳を見据える。助けろとは言ったが此奴に頼んだのは早計だったかと白い尾を揺らす。そしてなんて悪趣味な天狗だろうか、助けるつもりは無いらしい。何なら死ぬ処を見送りに来たと。誰が頼むかそんなもん。天狐様は次から次に俺に試練を与えて来やがる…やれやれ。天狐様とやらは随分と趣味が悪い)……っし、決めた。俺で最後の天狐になる…(唯白いだけ、それだけで時期天狐の候補にされている。相解った、天狐に成ってやろう。そしてもうこんな試練という名の白い狐虐めに終止符を打ってやる。今決めた、異論は認めない。その為にはこの憎たらしい天狗には何が何でも助けて貰う。嫌でも助けさせよう。相手の下駄の先が軽く、ちょいと木の枝に触れただけで枝がミシミシと悲鳴を上げる。折れたら落ちるだろう、しかし折れたって構いやしない――――良い脚が、あるじゃねぇの。腕を上げて欠伸を浮かべる天狗の足首をガッと掴んだ)   (2017/8/14 04:14:33)

白狐((手前の描写は懇切丁寧だもんなァ。己にもその文才分けろよ、いってェ!?尻尾に罪は無ェだろォ!のっとぎるてぃ!(尻尾庇ってぎゃんぎゃん)だァな。だから新鮮新鮮、愉快愉快(満足気)出来れば次回も潰されんのは遠慮するわァ(すすす…)   (2017/8/14 04:19:14)

白狐((   (2017/8/14 04:34:40)

天狗ほぉ、妖怪退治か。その脆そうな身体でよく死ななかったな。いや、今から死ぬのか。今度は何にも縛られない自由を手にすることができる姿で生まれて…ッッ!? (最後の天狐=今天狐になって今死ぬ。そう結びつけた矢先、己の足首にしっかりと掴まった狐の手を見るまでも無く、その重さで細い枝は一瞬の内にしてポキリ。ぐらり、崩れたこの身体。突然のことにギョッと目を見開くなら、状況を理解してゆっくりと目を閉じた。嗚呼、俺の人生はここで終止符を打つのか。……待て待て待て、死因が巻き添えだなんて俺はごめんだ。何故此奴の為に俺まで死ななければならないんだ。理解できない、意味不明、意味不。死んでたまるか。急降下する己の姿勢を立て直し、閉じていた翼を大きく広げれば、ふわり、簡単に身を浮かせると、足首にぶらさがる油揚げをジトリと睨んだ。) なんだ、俺を巻き添えにしようとするなんて随分とギルティなボーイだな。離せ馬鹿。油揚げ。   (2017/8/14 04:41:27)

天狗((嗚呼、すまん。何だか見ているだけで暑くなりそうでな。(悪気0オーラ) そうか、それは何よりだ。(はいはい) 遠慮しなくてもいいんだぞ。俺はいつでも潰しにかかれるからな。   (2017/8/14 04:47:19)

白狐((   (2017/8/14 04:51:19)

白狐運も実力の内ッてかァ?…ッてェ、おい。勝手に殺すんじゃねェよ。俺が天狐になったら真っ先に手前の羽根同様に真っ黒に染まった性格矯正からしてやるからなァ、覚悟しろ(捲くし立てる様に完結させ様とする相手を咎めながら自分の真白な耳尻尾とは対照的な真黒な羽根を見。先ず天狐に成った暁にゃあ此奴から天罰を喰らわしてやると心中誓いを立てた。しっかり足首を掴んだ、その矢先に盛大な音を立てて枝が折れ、自らも相手も急降下。その間手はしっかり相手の足首を握り締め。死にたくないなら飛べ、そうすりゃ俺も漏れなく助かる。知ってっかァ?狐は狡賢いんだよォ)―――おぉ、やるなァ。(重力に逆らう浮遊感、黒翼広げた相手の姿は妖と呼ぶには神々しく見えた。が、そんな事言ってやんねェけど。足首を掴む手に力が籠もる、離せば死ぬ。己の体重はこの手に支えられている…気合い入れて飛ばねェと、本気で落ちるぞォ)だぁれが油揚げだ、勝手に調理すんなァ。離して欲しけりゃ、足場が在る処まで連れていけェ。そうすりゃお望み通り離してやんよォ、天狗様ァ。   (2017/8/14 05:07:59)

白狐((暴力反対、俺将来神様になるんだよォ(自分の尻尾よちよち撫でて慰め)素っ気無ェ奴ゥ、まぁいっけど。来てくれて嬉しいし、楽しませて貰ってかんね(にひひ)結構でェす、天狗様の手を煩わせたくありませェん(棒読み)   (2017/8/14 05:12:24)

天狗チッ…、狐は狡賢いという言葉は本当だったんだな。(ぼそり、小さな舌打ちと共に独り言。流石に足首にずっとぶら下げたままでは己の足首が疲れてしまう。おんぶ…、いや、だっこ…、いや、担いだ方が楽じゃないか。いっそ振り落す。そうこう考えている内に流れが先程よりも穏やかな場所まで来ており、下から響く声は上から目線な油揚げの声。巻き添えにしたと思えば今度は足場のある場所へ降ろせと。俺は運び屋か何か。ここまで来たのだから仕方ない。渋々承諾してやると、丁度狐の胸元辺りまでの深さの川の上へそっと沈めてやった。己にとっては水場も足場。この翼があるせいか水に対する恐怖は無いのだ。どやぁ。)   (2017/8/14 05:25:42)

天狗((弱そうな神様になりそうだな。ちょっと殴っただけですぐに傷がついてしまいそうだ。(自分の尻尾を慰める様子を眺めつつ毒を吐く奴) 素っ気ない奴で悪かったな。だが俺も楽しませてもらっているぞ。(ぽんぽん、) 油揚げにして食ってやろうか。   (2017/8/14 05:29:28)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、白狐さんが自動退室しました。  (2017/8/14 05:43:36)

おしらせ白狐さんが入室しました♪  (2017/8/14 06:01:49)

白狐((ちぃ、更新忘れェ(ぎりりんちょ))   (2017/8/14 06:02:40)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、天狗さんが自動退室しました。  (2017/8/14 06:04:10)

白狐((とォ、まぁ時間が時間だァな…(夜が明けた白々しい空見上げ))   (2017/8/14 06:05:48)

おしらせ天狗さんが入室しました♪  (2017/8/14 06:16:52)

天狗((すまん、俺が先にダウンしていた。(布団ばさぁ)   (2017/8/14 06:18:35)

白狐おォい、聞こえてんぞコラァ(狐の耳がしっかりと舌打ち付きの呟きを拾うなら口端引きつらせる。其れにしても空を飛ぶ鳥はこんな気持ちか。周りを見渡せるのは勿論何だか優越感も有る。俺が天狐に成れたら空も飛べるだろうか…そんな事を考えていたが中々足場の有る場所に連れてってくれない天狗に不信感と疑問を抱く、何処に連れて行く気だァ?足首は掴んだまま、相手の身体がどんどん川辺の方へ……こら天狗手前ェ)んぎゃ、!?この、オイ天狗ゥ!(身体は川に触れ沈んでいく、水を吸収して重くなる着物。泳げないからこその恐怖心。冗談じゃあねェ、折角助かったつぅのに死んでたまるか―――なんて考えていたら脚が川底に着いた。視線上げるとどや顔天狗。足のつく場所でヒイヒイ鳴いてた自分に対する呆れと羞恥心とちょっとした怒り。流れは穏やかな川。足を着いた事により掴んだ足首への力の入り方も変わり。最も安定した状態で足首を掴んだならぶら下がっているのも仕舞いだ、ぶら下がりから捕獲の意味合いに変わる。もう片手を足首に回して両手で掴み、そのまま川に引きずりこんでやろう)   (2017/8/14 06:21:54)

2017年08月12日 18時15分 ~ 2017年08月14日 06時21分 の過去ログ
赤塚稲荷神社~蛍の宴~
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