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2010年10月17日 23時43分 ~ 2010年10月23日 22時46分 の過去ログ
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檜ケ谷 咲(一段一段、石段を登る。澄んだ空気が自分の身体をそれだけで浄化してくれているような心地がして、すぅ、と息を吸い込んで… そこで、声をかけられて) …っ、す、すみませんっ! (慌てて足を止めて、謝罪の言葉を口にする。…と、そこでふと気づく。今の声は、どこかで聞き覚えがある、ような…) …今の声…っ (とん、とん、とんっ…と、足早に石段を登ってきて…… 命の姿を確認できれば、嬉しそうな、安心したような表情を浮かべるだろう)   (2010/10/17 23:43:30)

久遠寺 命やっば………あれ?(謝られた。どうにも気まずい、などと思っていると、こちらもはっとする。今の声は、確かにどこかで聞いた女の子の声で)…あ(その子はどうやら石段を登ってくるらしい…と、ここで木の幹に突き刺さったままの札に気付いた。どうしよう。しかし今から抜きに行くには時間が足りない…相手が気付かないことを祈っておこう、うん、と自己完結)………あ、君!(やがて相手が石段を登りきれば…目に入った少女の姿に驚いて、思わず指差してしまう。それは確かにいつかの夜、自分が助けた少女で)   (2010/10/17 23:46:57)

檜ケ谷 咲やっぱり……っ (指差され、こちらも安心した表情を浮かべて。石段を登り切ったところで立ち止まって、ゆっくりと頭を下げて) あのとき、貴女に助けられた者です。 ……あのときは、本当に……済みませんでした (頭を下げたまま… 思い出す。自分の身のために、命がいることに構わずあの場を去ってしまったことを。罵倒されても仕方がない、と思いながら、頭を下げ続けて)   (2010/10/17 23:49:47)

久遠寺 命やっぱり…!よかったあ、あの後ちゃんと無事に逃げられたんだね…(少女が無事、元気そうにしているのを見れば、ほっと安堵の溜息。よかった、助けることができたんだ。表情は緩んで、すっかりいつもの巫女モードである)…え、え?すみませんって?…と、とにかく頭上げて、ね?(安堵していたら、いきなり頭を下げられて戸惑う)   (2010/10/17 23:53:38)

檜ケ谷 咲……はい (頭を上げて、と言われれば、ゆっくりと。それから、じ…っと、命の顔を見て。真剣な表情) 私は、檜ケ谷 咲(ヒガヤ サキ)と申します。 貴女のおかげで、無事…逃げることができました (明るく声をかけてきてくれる命にほんの少し安心しながらも、それでもどこか、申し訳なさそうに) ……その。助けて貰ったのに、貴女を放っておいて、逃げてしまって……     (2010/10/17 23:56:53)

久遠寺 命(頭を上げて名前を聞けば、ふっと微笑んで)私は久遠寺 命(くおんじ みこと)。檜ケ谷咲さん…えっと、咲ちゃん、って呼んでいいかな?(少し安心したような咲の顔にこちらも安堵して…それでもまだ申し訳なさそうにしていたので、ちょっと困ったような笑顔になって)…なんだ、そんなこと。いいのいいの、こうして無事にいてくれたことが、私にとっては何より嬉しいことだから、ね?(微笑んだまま、咲の不安を和らげてあげようと、頭にぽんと手を置いて)   (2010/10/18 00:00:59)

檜ケ谷 咲ぁ… (頭に手を置かれると、一瞬びくりと身体を震わせて。それから、泣きそうな目で命を見つめて) …命、さん。貴女は… …本当に、良い人なんですね (感動したように、震えて。じ…っと、しばらく命を見つめる。それから、もう一度軽く頭を下げて) ……命さんは、私の命の恩人です。 何か私にできることがあれば…… どんなことでも、お手伝いします (顔を上げて。また、じっと見つめて)   (2010/10/18 00:05:25)

久遠寺 命あはは、もう、大袈裟……でも、ないかな…まあ、とにかく無事でよかったよ(じっと見つめられて再び頭を下げられれば、ちょっと頬を赤くして軽く苦笑い。相手は危うく命を落とすところだったのだから、無理もないかな、と思う)お手伝い、かあ…うーん、でも掃除も訓練も終わったし、売店の商品整理もぱぱっとやっちゃったし………あ、じゃあさ。ちょうど訓練が終わって暇してたし、ちょっとこの寂しい巫女の話し相手になってもらえないかな?(見つめられれば、にこっと微笑んで。相手が真剣なら、手伝いを無碍に断ることもないだろうと思って)   (2010/10/18 00:10:05)

檜ケ谷 咲話し相手…… (きょとん、とした顔で命を見る。どんなことを命じられても従おう、と心に決めていた分、少し拍子抜けをして) は、はいっ! 夕方まででも、夜まででも、朝までだって話し相手になります! (けれど、すぐに気合を入れ直して。ぎゅぅっ、と両手を胸の前で握って、命に向かってはっきりそう言って) ど、どんな話をしましょうか。 その、私もそれほど特別な経験があるわけでもなくて…… (頑張って、面白い話を探そう、と… 真剣に考え込んで)   (2010/10/18 00:14:10)

久遠寺 命あはは、それじゃあ咲ちゃんが困っちゃうじゃない。ちょっとの間だけでも付き合ってくれるんなら嬉しいよ…そう硬くならないで、さ。友達感覚の世間話で構わないから(日頃人気のない神社で一人でいることが多い命にとって、同年代の友達ができることはとても嬉しい…咲はとても張り切っているようだけど、話すことで打ち解けられればいいな、なんて思って)とりあえず、座ろっか?石段登ってきて疲れてるだろうし、お茶ぐらい入れるよ?(ちょいちょい、と休憩所を示して)   (2010/10/18 00:19:48)

檜ケ谷 咲あ…、はいっ! (頷いて、休憩所に向かって…) …お茶… はい、頂きます。その分まで、しっかり話し相手を (お茶も入れる、と言いかけて、止まって。 あまり気を使いすぎても、命さんは喜ばないだろうか…と悩みながら) ……そういえば、ええと。命さんはここに、一人で……? (ふと、気になったことを聞いてみて)   (2010/10/18 00:24:17)

久遠寺 命もう、硬いなあ…そういう真面目でいい子な所、嫌いじゃないけどね(にこっと笑いながら、咲が休憩所に向かうのでお茶を入れようと売店の中へ向かったところで、問われて)んー?まあね、ここが私の自宅兼職場だし。あ、でも時々参拝客は来るし…今こうして咲ちゃんもいるし、寂しくはないよ。それじゃあちょっと座って待っててね(言いながらもう一度にこっと笑って、そのまま売店の中へ)   (2010/10/18 00:29:29)

檜ケ谷 咲……自宅で、職場で……、一人……? (はっきりそうだとは言われなかったけれど、たぶん一人なのだろう。売店の中に消えていく命を見ながら、じ…っと考えていて) ……寂しくならないように、私が頑張らないと……ですね (言われた通り、休憩所に座って… そのまま、しばらく待っていて)   (2010/10/18 00:32:55)

久遠寺 命はーい、お待たせー…お茶菓子はサービスってことで♪(少しして、二人分のお茶と茶菓子をお盆に乗せて咲の元へ…なんかますます茶店じみてきたなあ、と心の中で苦笑い)はい、どうぞ。で、私も…よい、しょっと(咲に彼女の分のお茶と茶菓子を手渡してから、自分の分を持って咲の隣に座る…いきなりで図々しかっただろうか、と再び苦笑い)…あ、そうだ。いきなり辛いこと思い出させちゃうようで少し申し訳ないんだけど…あの夜、あいつに何か変なことされなかった?怪我されたり、その……まあ、色々と(少しだけ申し訳なさそうに、それでも声のトーンを落として…最後の部分を少しだけぼかしながら、隣に座る咲に尋ねる)   (2010/10/18 00:38:03)

久遠寺 命【ちょっと誤字…「怪我させられたり」ですね】   (2010/10/18 00:38:35)

檜ケ谷 咲お茶菓子…… そ、その。ありがとう、ございます (頭を下げて… 気を使わせてしまっているんだろうか、と思いながら、お茶を受け取って…) …はい、どうぞ (にこ、っと笑いかけて。隣に座ってくれた命に、むしろ嬉しそうに) ……あの、夜のこと、ですか (少し、表情が曇る。思い出すのも、辛い様子で) ……は、い。 怪我は、少しだけ。 ……それ以外、は…… (俯いてしまって… 話さないと、話さないと… と思いながら、震えていて。何かあった、ということくらいはそれだけでわかるかもしれない)   (2010/10/18 00:43:25)

久遠寺 命…そ、っか(咲の言葉と態度を聞けば、大体何をされたのかは見当がつく…現場についた際の臭いからして穢されたわけではないみたいだけれど、それでもこの少女が心に傷を負ったことは確かで…鬼に対する怒りと共に、咲の心の傷口を開いてしまった罪悪感がこみ上げてきて)…うん、いいよ、全部は言わなくて。ごめんね、辛いこと聞いちゃって(咲の不安を和らげて、震えを止めてあげようと、横から咲の体をきゅっと抱きしめる。首に巻かれた包帯の下にある傷が、またズキリと痛んだ)   (2010/10/18 00:50:10)

檜ケ谷 咲ぁ…… (抱きしめられて… 少し、戸惑ったような表情になって。抱きしめられ続ければ、そっと目を閉じて。震えが、止まる。安心したような表情になって……) …いいえ。命さんが謝ることでは… (安心させるように、笑顔を見せて… それから、また目を閉じて) ……命さんにこうして抱きしめて貰っていると、安心してしまいます (くす、と笑って)   (2010/10/18 00:56:28)

久遠寺 命ふふ、そう?それならよかった(咲の震えが止まって、こちらに笑顔を向けてくれれば、安堵の微笑みを見せて)私が抱きしめるだけで安心してくれるんならいくらでも抱きついてあげる、なんてね…もう、大丈夫そう?(ちょっと冗談っぽく言ってから、落ち着いたかな、と咲に尋ねて)   (2010/10/18 01:00:07)

檜ケ谷 咲はい、ありがとうございます (笑顔には、笑顔で返して。話せば話すほど、緊張は溶けていって…) では、またお願いするかもしれませんね。 そのときは、よろしくお願いしますね? (くす、っと笑って… 気がつけば、随分明るい表情になっていって。こうして話しているだけで安らかな気分になれるこの人は凄いな、と思いながら) ……では、私の知っているお話をしてみましょうか。 これは、少し前に女学校で起きた事件なんですが…… (笑顔のまま、のんびりと語り始める。義務やお返しというよりは、友達相手に語るように、気を楽にして。気がつけば、自分もすっかりこの場を楽しんでしまっていて……)【すみません、そろそろ時間が来てしまいそうなので… 少し唐突ですが、このまま世間話を続けた…という形でここで締めにしても大丈夫でしょうか】   (2010/10/18 01:04:45)

久遠寺 命ん、よかった(明るい表情の咲を見て、もう大丈夫かなと思い、体を離す)ふふ、お姉さんに任せなさい!なーんて、ね(そんなに歳も離れていないだろうに、なんとなく得意げになって。抱きしめるだけで安心してくれるなら、この胸でよければいくらでも貸そうと)…え、何何?どんな事件?(笑顔で語り始める咲に、興味深げに耳を傾ける命。新しい友達ができた、とてもいい一日になりそうだ)【はーい、大丈夫ですよ!では私もこれで〆という形で!】   (2010/10/18 01:08:16)

檜ケ谷 咲【ありがとうございました。では、ここで。 お疲れ様でした、また遊んで貰えると嬉しいです。 では、また】   (2010/10/18 01:09:08)

おしらせ檜ケ谷 咲さんが退室しました。  (2010/10/18 01:09:12)

久遠寺 命【はい、お疲れ様でした!またいつでも遊びに来てくださいね!】   (2010/10/18 01:09:31)

おしらせ久遠寺 命さんが退室しました。  (2010/10/18 01:09:39)

おしらせ菅原 倫さんが入室しました♪  (2010/10/18 18:06:11)

菅原 倫【お色直ししてきました><。 ふらふらとそろるしながらいちじかんほど;;】   (2010/10/18 18:07:16)

菅原 倫(「――余裕があれば少し、外を歩いてみるのがいい。」お医者様にそういわれて、お父様もそういわれるので、わたくしはお散歩の日課が出来ました。)   (2010/10/18 18:09:31)

菅原 倫(群青のきものに、浅葱の帯び、濃い紫の羽織り。髪は結わず、ふらふらと。外の風は少し寒く感じます。) ……少し、寒い。 (きゅ、と羽織を掴んで、あてもなくふらふらと。おうちの金魚のように。でもどこに行けばいいか分からないから、人に聞くのも怖くて、それまで外になんて出たことがなかったから。不安で、しょうがなくて。) お外なんて、嫌いよ (くるくると髪を弄りながら、そう呟く。生まれてから外に出たことなんて、滅多にない。あまりからだが強くないわたしをお父様は、周りの人たちはそれは大事にしてくれたけれど、誰もわたしの心のうちを知ってはくれない。)   (2010/10/18 18:18:06)

菅原 倫(外のことを愉しそうに話すあの子が気に入らなくて、何度も癇癪を起こしてしまう。それでも外の話が聞きたいから、話さないときにはまた癇癪を起こす。このまえお父様がご旅行に出かけたときに、御土産を買ってきてくれなかったときには一日中口を聞かなかった。わたくしも、外を自由に出歩くことが出来ればこんな辛い目にあわないのに) はぁ…… (ひとつ、ため息をつく。そうだ、わたしの心のうちなど誰も知ってはくれない。わたしは一人で、この町を当てもなくさまよっている。今のこの姿こそが、わたしの心のありようを映し出している)   (2010/10/18 18:25:32)

菅原 倫 (ふと、気付いた。お医者様は少し出歩けばいいと仰っていたが、少しとはどのくらいだろう?) いけない、聞きに行かなくちゃ…… (今来た道を引き返そうとするも……ここがどこだかわからない。もしかしたら家ではお父様がお怒りになっているかもしれない。みな心配しているかもしれない。) どうしよう、かしら (その場に立ち尽くして、髪をくるくると弄る。中指と人差し指で下唇に触れ、ボウっと考える。でも、そうしていても何も事態は変わらなくて。わたしはふらふらとまた、金魚のようにあてどなくさまよう……それは金魚というよりも、水に浮かぶ布袋葵の様で……)   (2010/10/18 18:36:59)

菅原 倫 (嗚呼、こんなことになるならお外になんて出るんじゃなかった。行けども行けども知らぬ町並み知らぬ道。お外なんて大きらいよ) ……寒い… (心が寂しくなって、身体まで冷えてきそうで身を縮ませる。足元の石ころをカツンと蹴り転がし、その行方を眺める。だんだんと、どうしようもなく心細くなって、空を見上げる。) 厭だわ、ほんとに (何が厭、というわけではない。お父様もいやだし、お医者様もいやだ、あの子もいやだし、みんなみんないやだ。でも一番厭なのは……そんな厭々言っている自分。)   (2010/10/18 18:52:22)

菅原 倫 厭、厭。 ほんとうに厭になるわ (何にいうわけでもない、ただただ口癖のように。髪をくるくるりと弄りながら彷徨う。)   (2010/10/18 19:00:25)

おしらせ菅原 倫さんが退室しました。  (2010/10/18 19:00:30)

おしらせカワベさんが入室しました♪  (2010/10/18 23:52:04)

カワベ(ひた、ひた、ひた、ひた、ひた。) 誰ぞ。(小さなしゃがれ声が響く。 郊外の町並みは比較的のどかな平屋家屋が並んでいて。 その、更に外れの路地。) 誰ぞ。(呼びかける声をかけながら、杖をかつん、かつん、と鳴らしているのは、小柄な老躯。 坊主頭を前にたらして、腰を曲げて。 日の沈みかけた路地を歩く。)   (2010/10/18 23:54:32)

おしらせ椿さんが入室しました♪  (2010/10/18 23:55:20)

椿【こんばんわ!お邪魔してもいいですかー】   (2010/10/18 23:55:37)

カワベ誰ぞ。(何度目かの声。 じゃらり、じゃらりと、金属の音が襤褸切れの奥から響くが。) ……おらんかの。(小さく声を漏らしながら、ぎょろりとした瞳が周囲を見回して、更に歩く。 人の匂いはする。 鼻を僅か鳴らしては、更に歩みを進めて)   (2010/10/18 23:56:17)

カワベ【はい、こんばんは! よろしくお願いします!】   (2010/10/18 23:56:26)

椿(夕陽を背に、老躯の前へと立ちはだかる壱つの小さな影がひとつ。真白き髪と白銀の着物を陽で紅く染めながら、目の前の怨敵へ鋭い視線を向け…) …嗚呼、待っておったぞ…河童…! あの時の借り…返させて貰おう…! (しゅるり、懐から取り出した小太刀を手にして。)   (2010/10/19 00:00:33)

カワベ……ほ、ほほ。(笑う。) なんじゃ、股の傷でも疼くかえ。(し、しし、っと笑いながら、杖がゆるぅりと前に突き出される。 槍のように構えて距離を取りながら、現れた少女へと鋭い視線を送り。) 喰われにきおったか。(笑う。 から、からと、嘲るように。)   (2010/10/19 00:03:44)

椿あぁ、貴様にこの痛みと屈辱を味あわせてやろうと思て、のう…! (するり、刃を抜く。夕陽に照らされる白刃を構え、姿勢を低くして…) …食われるのは…貴様の方じゃ…ッ! ( 先日、襲われた時以来…ほんの短い時間ではあるが、白虎本来の力を解放できるようになっていて。頭には尖った獣の耳、ゆらりとした妖力はまるで尻尾のように。 …音も無く、低姿勢のまま地を駆け、カワベへと近寄り…その腹へと短刀を奔らせる。)   (2010/10/19 00:14:49)

カワベ…わしは不味いでの。(小さく声を漏らしながら、そっと杖を構えて、こちらも地面を蹴る。 姿勢を低くして、一気に突進しようとするが。) ……ぬぅ!(速度が違う。 想定していたよりも相手が速く、体重を乗せきらぬ前に隣接してしまい、顔に驚愕の表情が混じって……) ……っ!(ぎぃん、っと金属同士がぶつかる音。 服の中になにか鎖でも仕込んであるのか、激しくぶつかり合う音をさせながら、老躯は後ろに飛んで致命傷を避ける。) …………この、餓鬼が…ぁ…っ!(前回の最後に見せた力は、偽物ではなかったか、と、舌打ち。)   (2010/10/19 00:19:30)

椿(カワベが地を蹴るのを見れば、ニィと笑う。こちらが速度も、力も勝っている。 小太刀を振り切る、が…金属に阻まれ、致命傷とはならなかったようで。) …ち、鎖か…ふん、命拾いをしたのぅ…? (軽く舌打ち、もう一度、刃を構えなおす。 襤褸の下ではなく、露出した部分を狙わねば。と狙いを定めつつ…) …観念せよッ!悪童ォ…ッ! ( 脚に力を込め、高く飛び上がる。 狙うはその頭部。 牙を落とすが如く、カワベへと飛び掛り…)   (2010/10/19 00:29:18)

カワベ(焦る表情こそ見えないが、明らかに苛立ちを見せる。 力も速度も負けていれば、思い切り口を開いて。) わしを殺るか! ひぃひぃ鳴いておった痴れ物が!  かぁあっ!!(がぼ、っと吐き出すのは蜘蛛の網。 空中に飛び上がった少女を絡めとらんと、全力で吐き出して。)    (2010/10/19 00:33:55)

椿…死ぬが…良い…ッ!…ぬっ! (カワベの吐き出した蜘蛛の糸に絡めとられ、宙でバランスを失い…その跳躍はカワベには届かずに地に落ち…) …くくくっ…この様な玩具で…我を捕らえられると思うなァッ! ( 小太刀を口に咥え、糸を両手で手繰って掴み。 …力任せに引き千切り、ゆらりと立ち上がって。) …さぁ、かかってくるが…良い! (…開放できる限界時間も迫ってきたのか、僅かに息を上がらせて。それでも闘志は揺らぐ事無く、怨敵を睨み。)   (2010/10/19 00:43:00)

カワベ……やりおる、わ。(ぎり、っと歯をかみ締めれば、びょ、っと跳躍をする。 人家の屋根に上り、距離を取っての。) ……っか、ぁっ!(腐った痰を吐きつけての攻撃。 近接しての力負けを避けての行動だが、同時に時間稼ぎにもなって。)   (2010/10/19 00:47:28)

椿ちッ…待たぬ、かッ! (離れようとするカワベを憎憎しげに見つめ。 遠くへと攻撃する術は無く…軽く跳躍してその後を追おうと人家に上り。) …く、ぅっ! 大人しく…滅せよ! (上手く避け損なって体を痰がかすめていき。 一瞬体勢を崩すも、白刃を構えたままカワベへと駆け寄り…)   (2010/10/19 00:56:40)

カワベこの砂利が……調子に、乗るなよ、餓鬼ぃっ!(吼えながら拭くの中からじゃらりと鎖を取り出せば、それをぶん、ぶん、ぶんっと振り回し始める。 先端に分銅でもついているのか、ぶつかった瓦が粉砕されて。 それで、相手を近づけまいと、抵抗をする。 完全に、現状は圧されているようで。)   (2010/10/19 01:00:30)

椿言ったであろうッ…!…そのような玩具でッ! (鎖の雨を掻い潜りながらも、徐々に、徐々にその距離を近づけて行き…) …わしを止められると思うなァッ! ( 鎖がかすめた頬に赤い線が走る。それでも脚は止めず、近づき… 刃の範囲に入れば、白く輝く小太刀をを横薙ぎに強く振り…)    (2010/10/19 01:05:17)

カワベ(ぴ…っと赤い筋が走れば。 どす黒い血が、胸からどろりとあふれ出す。 口からもごぽ、っと血があふれて、よたよた、っと後ろに二歩下がる。 断ち切られた鎖がじゃらり、じゃら…っと落ちては。) ………忌々しい。 ……忌々しい、餓鬼が…ぁっ!(吼える。 背中を向けて逃げ出しながら、屋根を飛び跳ねて、隣の家の屋根に飛び乗り、その衝撃に耐え切れなかったか、膝をついて。)   (2010/10/19 01:09:30)

椿(背中を向けて逃げだしたカワベの後を追う。この機を、逃すわけにはいかぬ。 膝をついたカワベの前へと立ち…鋭い瞳で見下ろし… ) …ふん、終わりじゃッ…悪…どぉ… …がッ、ぁあッ…! く、そっ… (振り下ろそうとした小太刀が カラン、と音を立て瓦へと落ちる。 どうやら、もう体の限界がやってきてしまったようで… 獲物を前に胸を抑え、うずくまり。)   (2010/10/19 01:14:02)

カワベ……か、ぁ……っ!(両腕を持ち上げて、必死に攻撃を受け止めようとする。 場合によっては、腕ごと、頭を二つに裂かれるやもしれぬ。 歯噛みをして悔しがるが……その雷がごとき衝撃は来なくて。) ……………なんじゃ。 嬢、や。(胸を押さえて苦しがる少女を見ては、ちろ、と舌で傷跡を舐めては、ぎょろりとした瞳を向けて。 ………(その髪を掴もうとすれば、屋根の上から路地に投げ落とそうとする。)   (2010/10/19 01:20:43)

おしらせ久遠寺 命さんが入室しました♪  (2010/10/19 01:23:36)

久遠寺 命【こんばんは!椿ちゃんの加勢に参りましたが大丈夫でしょうか…?不都合なければ投げ落とされた椿ちゃんを受け止めたいところですが…】   (2010/10/19 01:24:17)

椿【こんばんわ!助けがー!)   (2010/10/19 01:24:21)

椿【はーい、受け止めてもらっても大丈夫だよー!】   (2010/10/19 01:25:56)

カワベ【はーい、こんばんは! 大丈夫ですよ~】   (2010/10/19 01:26:41)

久遠寺 命【ありがとうございます!えっと、椿ちゃんの落下ロールを待った方がいい…ですか?】   (2010/10/19 01:29:14)

椿【あ、先にやってくれてもいいよ!】   (2010/10/19 01:31:48)

久遠寺 命【はーい!それでは!】(打ち合う音。叫ぶ声。そこに向かって日の沈みかけた街を駆ける、命。いつかの夜もこんなことがあった。あの時は、たどり着いた時には既に椿は傷ついて…汚されて。今度こそ、救いたい。その一心で、ただ、駆けて)…椿ちゃんっ!(声の元へたどり着く…が、椿も、カワベも、その姿が確認できない…周囲を見渡し、気を研ぎ澄ませて…察知した。上。屋根の上を見れば、今まさに椿が屋根の上から放り投げられようとしているところで)椿ちゃんっ!(ばっ、と、待ち構える。投げ落とされれば、彼女の体を受け止めようと)   (2010/10/19 01:37:22)

椿 …ぐ、ぅっ…うる、さいッ… …がッ、あ… (強引に髪を掴まれ、抵抗しようとするも力は入らず。唯出来るのは憎憎しげに睨む事くらいで。 …そのまま路地へと投げ落とされ…) …っ!…ぁ、みこ、と…っ! (体を襲うはずだった衝撃も無く…柔らかく受け止められて。 ゆっくりと目を開けば…その顔にどこか安心したように。) 【ごめんね、気づくの遅くて!横のチェックなぜか外れてたよ…】   (2010/10/19 01:40:03)

カワベ………(次々とやってくる相手に、憎々しげに舌打ちをすれば。) ……っか、ぁっ!(吐き出す。 真下にいる二人にめがけて、白い蜘蛛の糸を思い切り吐き出して、まとめて絡め取ってしまおうとする。)   (2010/10/19 01:41:42)

久遠寺 命っつ…!(ぼすんっ、と落ちてきた椿の体を受け止める。軽い体とはいえ高所から落とされたせいか、若干の衝撃を覚えたが、それでも椿に負担のかからぬよう受け止めては)椿ちゃん…よかった、大丈…っ!(確認した椿の体は、傷ついても汚れてもいない。安堵したように微笑んで…束の間、真上から吐き出された白い蜘蛛の糸をかわすため、横に飛びのく。べしゃっ、と音を立てて、それは先ほどまで命が立っていた地面に張り付いた)…喜んでる暇、あんまりないみたいね。椿ちゃん、大丈夫?立てる?(討つべき目標を見定めたまま、椿に囁いて)   (2010/10/19 01:46:10)

椿(抱きかかえられたまま、ゆっくりと命へと微笑んで…)…すまぬの、命…心配かけた… あぁ、大丈夫じゃ、立てる…! ( 命の体から離れ、ふらつく体に鞭を打ち、カワベへと視線を向け…) 何とか手傷は与えた…命、奴を仕留めるぞ…! (先ほどまで手にしていた小太刀までは遠く。…なれば、手刀を構え…命へ告げる。)   (2010/10/19 01:50:46)

カワベしし、し。 ……なんじゃあ、嬢や。 その有様でわしを仕留めるか。 ……ほう、れ、やってみぃ。(ぬらあ、と舌を見せてからかいながら、落とした小太刀を拾い上げて。) (ゆっくりと胸元に手を当てれば、血は溢れたまま。 舌打ちをしながら、屋根の上から見下ろす姿勢のままでいて。)   (2010/10/19 01:54:01)

久遠寺 命うん…!(椿に頷きながら、す、と幣を構える…今の椿の状態を見るに、傷こそないものの疲労は大きいようで。彼女の武器も奪われた以上、無理はさせられない、が、二人で力を合わせねば奴は討てないか)ちっ…(舌打ちと共に、頭上の目標を睨む。相手も挑発こそしているが、胸元に傷を負っている…椿が負わせたのだろう。討つには好機…だが、攻めるには相手の場所が高すぎるか)…どうにかして引き摺り降ろしたいところだけど(ごそ、と胸元に左手を差込み)まずは…これでっ!(手を素早く引き抜き、そこから札を三枚、カワベに向かって投げつける。当てることが目的ではない。避けた拍子に下に下りて来ることを狙う)   (2010/10/19 02:00:00)

椿言われず…ともっ!…ぐ、ぁあ…ッ! (無理やりに力を引き出そうとすれば、全身を炎で焼かれるかの如く痛みが走り。 膝を付きそうになるも…) …嗚呼、嗚呼ッ!…言われずとも!貴様を滅ぼす…ッ! (もう一度、体に力が、妖力が溢れる。 先ほどよりもかなり短い時間しか維持できないであろう、それでも…今は命がいる。 命の放った札に気を取られている隙に、塀から屋根へと瞬く間に駆け上り… カワベの後ろから不意を打とうと、手刀を振り下ろし。)    (2010/10/19 02:04:37)

カワベっち、ぃ! (舌打ちを一つ残して、横っ飛びに回避。 さすがに迂闊に降りてはこないが。) ……がぁっ!?(呻いた。 背中にざっくりと手刀が食い込む。 鎖を引き抜いて攻撃に使ったのが仇になったか、血が噴出して、持っていた小太刀を取り落とす。)   (2010/10/19 02:08:22)

久遠寺 命よしっ!椿ちゃん、いい攻撃!(ぱちん、と指を鳴らす。自分の札こそ当たらなかったが、それでカワベは注意を逸らし、椿の手刀を受ける形となった。まさに好機)椿ちゃんっ!そのままそいつを突き落として!(叫び、構える。椿がカワベを落とすことに成功すれば、落ちてくるそれにそのまま一撃を叩き込んでやろうと)   (2010/10/19 02:11:55)

椿…我が刃、再び返して貰うぞッ! (カワベが落とした小太刀を地が付くまでも無く奪い返し。 再び距離を取って… ) …あぁ、命ッ!後は…任せたっ! さぁ、悪童…!堕ちて…逝くが良い…ッ! ( 命の声を聞けば強く頷き…小太刀の柄頭を振り上げ…カワベの背中へと、疾く、疾く振り下ろし…)   (2010/10/19 02:16:30)

カワベ……があ……っ!(吼える。 ただし。腕を振り払うように暴れるのは、逃げる機会を逸したと同じこと。 背中を思い切り打ち据えられれば、たまらず、瓦を何枚か道連れに、老躯が下の路地に滑り落ちて。)   (2010/10/19 02:19:02)

久遠寺 命…よぉしっ…!(カワベが落ちてくるのを見定めれば、幣を握りなおして)悪霊……退さああああああんっ!(気合と共に、幣を思い切り下から振り上げ、落ちてくるカワベの顔面へそれを叩き込もうと)   (2010/10/19 02:25:46)

椿(カワベを突き落とせたのを見れば。がらん、と剥がれかけた瓦の上に腰を落とし。もはや立ち上がることも出来ないほど疲弊した体で、肩で息をして眼下の戦いを見守ろうと、屋根から僅かに体を乗り出し…) はぁっ!はぁ…っ! み、こと…!    (2010/10/19 02:27:20)

カワベぐ、ぅ!(呻く。 両腕で受けようとするも、地面に着地をする際には、当然地面のほうに手を伸ばしてしまい。 顔面でそれを受ける形になって。) ぐぎゃぁあああぁああっ!!(大きな声。 カ、ッと光っては、吹き飛ばされるようにして、地面を跳ねて、離れた壁に激突する。)   (2010/10/19 02:29:59)

久遠寺 命はあっ、はあっ…!(手ごたえは確かにあった。声の先を見据えれば、自分の放った一撃を受け吹き飛び、壁に激突したと見えるカワベの体があって)…よしっ(呟き、にやりと笑う…だが、相手にまだ意識はあるようだ。討ちきらねば、また傷を癒して向かってくるかもしれない…この場で完全にしとめたいところではあるが)…椿ちゃんっ、大丈夫!?(ばっ、と上を見る。屋根の上に上っていた椿。疲労は大きかったはず…と様子を伺って)   (2010/10/19 02:35:17)

椿(頭部へと一撃を受けて吹き飛ばされるカワベを視線で追いかけ…) …お、おぉ…! やった…か…? …あぁ…命…わしは大丈夫、じゃ…ぁ…(凄まじい音を上げて壁へと吹き飛ばされて行くのを見れば、どこか力が抜けたようで… ずるり、ずるりと体は重力に引きずられて、屋根からゆっくりと落ちて行き…)     (2010/10/19 02:39:37)

カワベきぃ、ぃ、ぃいいいいいぃぃいい!!(怒りの声をあげながら、むくり、と、起き上がる。 片目がつぶれて血を流しながら、がらがら、と瓦礫を崩して起き上がる姿は、顔の半ばが焼け爛れて、更に凶悪な人相に変わっており。) (ぱ、っと瓦礫から飛び出して、逃げ出そうとする。)   (2010/10/19 02:43:05)

久遠寺 命椿ちゃんっ!(椿の体が落ちてくるのが見えれば、受け止めようと走り出し)…このっ!(カワベの怒りの声が聞こえ、まだ相手に体力があることがわかれば、振り向いて後ろに跳びながら札をそこに向かって投げつけ…)…とと、と…っと!(若干足を滑らせながらも、再び力なく落ちてきた椿の体を優しく受け止める)   (2010/10/19 02:47:31)

椿 …かはっ…!す、すまぬ…! (飛びかけた気が、受け止められた衝撃で引き戻される。逃げ行こうとするカワベを見れば、悔しげに。) …く、逃げるか…悪童ッ! みこ、とッ!わしの事は良い…奴を、奴をっ! (もはや足手纏いにしかならなくなった我が体を呪い。ほんのわずかに残った弱弱しい力で命の体から離れようと。)   (2010/10/19 02:51:50)

カワベ……(札が肌に張り付いて、焼ける。 じゅう、っと音がすれば、獣の咆哮が響き渡り。 よろめき、飛び跳ねる力も失えば、更に遠ざかる。 もう、人間の言葉ではない何かを吐き捨てながら、血をべっとりと路地に落としながら、二人から遠ざかろう、遠ざかろうと。)   (2010/10/19 02:55:55)

久遠寺 命………わかった(言いながら、椿を抱えたまま人家の壁際まで歩き、彼女の体をそこに寄りかからせて)…ちょっとだけ、そこで休んでてね(そう告げると立ち上がって幣を構えて、カワベの方へと向き直り)…さあ、そろそろ年貢の納め時かしらね…!(遠ざかろうとする影に向かい、歩を進めて)   (2010/10/19 03:00:36)

椿…あぁ… 頼んだぞ…命、よ… (命に導かれるまま、壁へと寄りかかって…力なくぼんやりした眼ながらも、今後を見逃さぬよう2人の動向を伺い…)    (2010/10/19 03:04:08)

カワベだぁれが、じゃ、て。(しし、し、と笑う。 笑いながら……地面にそっと手をつける。) ……か、ぁぁあっ!!(ごぼ、っと血に塗れた蜘蛛の網を吐き出す。 最初に吐き出したものの、5割にも満たぬ量だが、それでも、思い切り吐き出して。)   (2010/10/19 03:08:41)

久遠寺 命なっ…!?(油断していた。まだそんな力が残っていたとは。咄嗟に避け損ない、真正面から赤い蜘蛛の網を受ける形になってしまい)っく…あ…っ!(幣を突き出していたおかげで体を丸ごと絡め取られるということはなかったが、それでも命の行動力を一時的に奪うのは容易いことだった。もがき、腕を振って、絡みついた網を振り払おうと)   (2010/10/19 03:13:06)

椿 …ッ!不味いッ!避けよ命! (カワベが蜘蛛の糸を吐き出そうとするのを見れば、命へ叫ぶも。) …命っ!…く、ぅ…! (命へとふらりふらり、頼りない足取りで近寄って。 何とか糸を解く手助けをしようと、命へ手を伸ばし。)   (2010/10/19 03:16:00)

カワベ死ねや。 餓鬼共めらが。 覚えておれ、覚えておれ、覚えておれ、覚えておれ! (がぼんっ、と音がする。 鋼鉄の蓋が開いて、老躯はその身を汚水の流れるマンホールに躍らせる。)   (2010/10/19 03:17:55)

久遠寺 命くそっ、待ちな、さい…っ!(蓋が開く音。マンホールから下水に逃げるか。追いかけようとするが、蜘蛛の網はしつこく絡みつき、命の動きを阻害する)椿ちゃん、ありがと………っつあっ!(椿の手伝いのあってか、ぶち、ぶちと糸は千切れ始め…ある程度千切れたところで無理矢理に振り払い、カワベのいた方を見れば……その体は、既にマンホールの中へと消えていて)………くっ!(ぎり、と歯噛みし、だんっと地団駄を一つ。また、逃げられてしまった)   (2010/10/19 03:21:46)

椿 …っ…!またぬ、かっ! (なんとか糸を解き終えるも、カワベの姿は最早無く。慎重にマンホールを覗き込むも。) くぅ、またしても逃がして…しもうたか…! ( その下に広がるのは闇のみで。その場に、力無く座り込んで…) …嗚呼、命、すまぬの… また、心配をかけたようじゃ… (肩で息をしながらも、申し訳なさそうに振り返って命へと言って…)   (2010/10/19 03:25:54)

カワベ(かさり、かさりと。 マンホールから覗くは黒い蜘蛛。 気がつかなければ、それが二人の服に糸を吐こうとする。 気がつかぬほどの微細なそれを、目印にしようと。) 【もうそろそろこちらは退室します、お疲れ様でした~!】   (2010/10/19 03:27:54)

椿【はーい、お疲れ様でしたー!ありがとうございました!】   (2010/10/19 03:28:28)

久遠寺 命【お疲れ様でしたー!】   (2010/10/19 03:28:56)

カワベ【蜘蛛の糸はご自由に! お疲れです~】   (2010/10/19 03:31:36)

おしらせカワベさんが退室しました。  (2010/10/19 03:31:39)

久遠寺 命…ううん、気にしないで。私だって結局あいつを取り逃がしちゃったし………それにしても、椿ちゃんが無事でよかったよ(こちらもマンホールに近寄り、覗きこむ。眼下に広がるは闇。この分ではあいつを追いかけるために飛び込んでも何にもならないだろう。相手が手負いの状態とはいえ、返り討ちに遭うは必至)…とりあえず、帰ろうか。椿ちゃん、立てる?(す、と椿に手を差し出す。糸は命の気付かぬうちに服にぴとりと着いて。白い服に白い糸、完全にそれは目立たなくなる)   (2010/10/19 03:33:03)

椿う、む…く、すまぬ…肩を、貸してもらえぬか… (帰路に着こうと立ち上がろうとするも、上手く脚に力が入らずガクガクと。 命の腕を取って、なんとか立ち上がって…) …ぬしの助けがあって…良かった… ありがとうの、命… (にこ、と微笑んで命へと言って。許されれば体を預けようと。 体へと付着した糸には…一切気づくことはできず。)   (2010/10/19 03:37:13)

久遠寺 命うん、それじゃあ…よい、しょっと(椿に肩を貸して、体を預けられれば、それを支えてゆっくりと歩き出す)…こちらこそ、ありがと。椿ちゃんの協力があったから、あいつをあそこまで追い詰めることができたんだよ…結局、討つことはできなかったけどね(笑顔に、こちらも少し困ったような笑顔で応えて)…また、うちの神社で休んでいく?ここからそんなに離れてないから(提案してみる)   (2010/10/19 03:40:14)

椿…あぁ、次は…次こそは、奴を討たねば…! (弱弱しく力ない体ではあるものの、それは決意に満ちた瞳。しっかりと前を見据えて…) …うむ、また世話になるとするかの… あー、良ければ、で良いんじゃが… しばらく、世話にならせて貰っても良いかの…?あの社は…何か落ち着く… (命へ体重を預けたまま…命を見上げ、頼るように。 )   (2010/10/19 03:45:14)

久遠寺 命うん、喜んで(頼るような目で見られれば、にこっと微笑んで椿の頼みを受け入れる…神社に妖が住むというのもなんともおかしな話ではあるのだが、椿は悪い妖ではないし、いいかな、と思った)…あ、それじゃあさ、今度暇な時でいいから、うちの仕事手伝ってもらえない?巫女の服、きっと椿ちゃんに似合うと思うんだけど(神社に向けて歩きながら、少しだけ冗談っぽく言ってみた)   (2010/10/19 03:48:01)

椿…あぁ、ありがたい…では、よろしく頼む、命… (受け入れられれば、嬉しそうに微笑んできゅ、と抱きつき…) …ふむ、そのような事ならいくらでも手伝おう……巫女服、のぅ…まぁ、手伝う時くらいには着ても良いが… ( それくらいなら当然、と軽く引き受けて。 ゆっくりと神社へ向け…) 【そろそろ、こちらもこの辺で〆でも良いですか?】   (2010/10/19 03:51:46)

久遠寺 命本当?ふふ、よかった。人手が足りない、ってわけじゃないけど、手伝いがあって困ることはないからね…それじゃ、帰ろうか。私達の神社へ(きゅ、と抱きつかれれば、その小さな体を受け止めつつ…二人はゆっくりと神社に向かい「帰宅」するのであった)【はい、ではこちらも〆ということで!】   (2010/10/19 03:54:22)

椿【また助けてくれてありがとうね!それじゃあ、おつかれさまでしたー!】   (2010/10/19 03:55:13)

久遠寺 命【お疲れ様でしたー!】   (2010/10/19 03:55:34)

おしらせ椿さんが退室しました。  (2010/10/19 03:56:00)

おしらせ久遠寺 命さんが退室しました。  (2010/10/19 03:56:05)

おしらせ霧島 真紅郎さんが入室しました♪  (2010/10/19 15:41:33)

霧島 真紅郎【時代背景の明確化と、断定ロールについての苦言をいただいたので曖昧にしつつ待機なかんじです><;】   (2010/10/19 15:43:45)

霧島 真紅郎(……この帝都というのは俺にとって眩しい。そこに住まう人間も、街灯も。)   (2010/10/19 15:47:38)

霧島 真紅郎(活気、というものなのだろうか。昔もそう言うのはあったはずだが、近年それはめざましい。人々の間だけではなく、町中に満ち溢れているような、そんな印象さえ受けた。次々と建てられる見たこともない建物、町には見たこともない発明品、歩く人々は見たこともない服装。昔を懐かしんでは、もう二度と戻らないと目を伏せる。) 変わらない、のは俺だけか (自分だけ時代に取り残されたようだ。)   (2010/10/19 15:55:05)

霧島 真紅郎 いろはにほへと…… (暮れ行く陽へと向かって歩き始める。眩しいが、どうしようもなく惹かれる存在……哀しいかな、化物が情けない)   (2010/10/19 16:12:46)

おしらせ霧島 真紅郎さんが退室しました。  (2010/10/19 16:12:50)

おしらせ清里梓月さんが入室しました♪  (2010/10/19 23:35:03)

清里梓月【こんばんは。ソロルしつつ、しばし待機です・・・】   (2010/10/19 23:35:35)

清里梓月(制帽を目深に被り、人波に紛れて歩く。昼日中の陽射しの下で悪目立ちする異国の血を混じらせた色素の薄い肌や髪も、今は然程人目を引かずにいる。荷物は学生鞄の他に、本日の”戦利品”である書籍の束を抱えていた。明治文豪の著作から独語の学術書まで内容は多岐に渡る。そもそも学校は未だ講義中の時間帯であり、自主休講、つまりエスケイプして書店巡りに勤しんでいたというわけである。そのため自宅に帰る訳にもいかず、何処かのカフェーかミルクホールで暇を潰そうという算段である)   (2010/10/19 23:40:13)

清里梓月(・・・ふと道端の掲示板の前で足を止めた。いつぞや金魚捜索依頼の掲示を見た場所である。あれから随分と”日常”が転変したように思う。金魚の掲示は見当たらなかった。先日鉢合わせた際に依頼主が予想以上の不調と嘆いていたが、どうやら諦めたらしい。ざっと目を走らせてみると犬猫の探索やら求人の類、それらに埋もれるようにして時折奇妙な掲示が出されているのが目に留まる。あの金魚の時と同じように、至って普通の顔を装ったさりげなさで。それらを順に読みながら、制帽のつばに隠れた眸を眇めてゆるりと微笑んだ)   (2010/10/19 23:48:49)

清里梓月(また色々と、縁が交われば誰かと出逢うこともあるだろう。却説、と一ツ溜息を吐いて、帽子を目深に被り直した。知人、或いは学校関係者なぞに見つかっては流石に困る。足早に掲示板の前を離れ、手近なカフェーの扉を開いた)   (2010/10/20 00:01:15)

清里梓月【以上で失礼致します。お邪魔しました!】   (2010/10/20 00:02:08)

おしらせ清里梓月さんが退室しました。  (2010/10/20 00:02:15)

おしらせ倉間なごみさんが入室しました♪  (2010/10/20 23:52:24)

倉間なごみ(空はすっかり秋の色になり、日暮れも夏までとは大きく時計の針とずれるようになっていた。それゆえ、なごみの通う女学園でも、昨今の事件の警告を含めて遅くの外出は控えるようにときつく言い含められている。この良き婦人となるがための教育を受ける女学生たちならば、その「遅く」を誤解するものはないだろう。) ――さて。 (果たして夕暮れ時の女学校。そこかしこが既に閉まり、教員たちも帰ったころであろうその時、開かないはずの教室の「窓」を開けて忍び込むものがあった。倉間なごみ。)   (2010/10/20 23:56:29)

倉間なごみ(後ろ手にそっと木の格子が張られた窓を閉める。その錠前がころりと落ちていた。それはとても綺麗に……切り離されていた。切断の後は窓や格子ごと貫通していたが、窓そのもの自体が壊れたりすることはない、極めて達者な芸当である。人間離れした手管。いまの時勢、刀による蛮行と看破できるものも珍しかろう技練を使用してまで人気のない学園に忍び込んだなごみは、いつものようにそっと足を進めた。その足下には、漆黒の羽根が一枚、落ちていた) ……わたくしとしたことが、忘れ物、だなんて。 (憂いの言葉にしては機嫌の良さそうな笑みを浮かべながら、きぃ、きぃと床板を軋ませて、歩む。)   (2010/10/21 00:01:04)

おしらせ天城 香莉さんが入室しました♪  (2010/10/21 00:03:12)

天城 香莉【こんばんは~、学校なのでお邪魔してもいいですか?】   (2010/10/21 00:03:33)

倉間なごみ【今晩は。初めまして……是非にもお願い致します。 生徒と先生ですから、こちらは初めましてではないかもしれませぬけれど…そのあたりは、お任せに。】   (2010/10/21 00:04:29)

天城 香莉(教室の教卓の上で、とん、とんと紙をまとめながら、授業の計画も終わって、一息。) ん……っ!(ぐ、っと伸びをしながら窓の外を見れば、すっかり日が暮れていて。) ……流石にもう皆帰っちゃったわね。(一人呟く。 おそらく、一番最後になってしまっただろう。 そろそろ帰らないと、と。 教室で背伸びをする女教師。)   (2010/10/21 00:08:53)

倉間なごみ(友人に引っ張られるように帰ったせいで、まったく、めえどとしては一生の不覚を犯してしまったのだった。自分を心配してくれたのだから友人を心配するのはお門違いであり、こうして罪を犯して、正面から入れぬなら窓からという蛮行を犯すのは自分であるべきであり、露見したときに咎められるべきもまた……もっとも、それは心配することもなかろう。かたり、と……辿り着いた自分の机から取り出したのは小さな風呂敷包み。お世話になっているお嬢様から頂いた手鏡であった。しゅるりと解けば、安堵した自分の顔が映る。ほ、と一息を吐きながら窓の向こうの赤を見る。)外に出るのは、すこし待ってからでも……良いでしょうか。(飛び降りてもいいが、やはり空路が望ましかろう。であれば夜……いずれ暮れよう。その間、暇潰しをしようとほんの気まぐれに教卓のほうへと足を向けた。きぃ、きぃと――足音。教壇に乗る、ごと、と僅かに大きめな、音。)   (2010/10/21 00:14:57)

天城 香莉……(ごと、と隣で物音がすれば、はて、と。 知り合いの教師は一応帰宅したはずだし、他に残っていく先生がいるとも思えないし、いたとしても職員室だろうし。 学生だろうか。 がらがら、っと扉を開けば、隣の教室をひょい、と覗き込もうとして。)   (2010/10/21 00:16:21)

倉間なごみ――あ。(唐突に扉が開いて、目を丸くして。ほんの少し焦って、着物の袖を口許に運び僅かに緩んだ唇ごと隠した。)これは……天城先生も残られておりましたのね?(頭を深々と下げて挨拶をする。別段、教師を困らせることのない生徒で通っていた。何事もそつなくある程度こなし、素行も悪くはない。いつも本気を出してないような……好んで死角に立つようにして目立たないようにはしているが。それは必要なことだ)   (2010/10/21 00:20:37)

天城 香莉……あら、倉間さん、忘れ物?(穏やかに微笑みながら、首を傾げて。 比較的穏やかな教師である。 優しく言葉をかけつつも、教室に入ってきて。) 遅くなってしまったから、帰りましょう? 私ももう帰るし、ね。   (2010/10/21 00:22:44)

倉間なごみはい。これを……お世話になっている方に、頂きましたの。(香莉に対しても、くれたひとに対しても、反省の意を見せるようにしょげて。好ましい女性だと、なごみは思っている。真面目そうだ。生徒の身として敬い、それ以上に気を遣わせないようにしなければ。)はい。……「遅く」(頷きながらも、窓の向こうを見ながら歩いて――ずるり、と教壇から滑り、身体のバランスを崩してしまって。)   (2010/10/21 00:25:33)

天城 香莉……あら、じゃあ忘れちゃあ駄目でしょう? 気をつけなさいね。 ……ぁ、っ!?(慌てて、ぱ、っと飛び出せば、なごみの身体を受け止めようとする。 華奢な腕をいっぱいに伸ばして。)   (2010/10/21 00:27:03)

倉間なごみあ―― (ぼうっとしていた。齢は僅かに離れているとはいえ女同士、身の丈はそう変わらず、香莉の胸に収まるというよりは抱き付くように。とん、と足はどうにか地面を踏んで、体重を全部預けることはなかったが。……ふる、と肩を震わせて、そのまま膝を屈するように、その場にしゃがみ込んだ。)   (2010/10/21 00:29:58)

天城 香莉…んっ!(ぐ、っと力をこめて支える。 全部預けていたら、二人もろとも倒れていたかもしれない。) ……大丈夫? なごみさん、気分でも悪い?(慌ててしゃがみこんでは、背中をさすってあげて。)   (2010/10/21 00:33:41)

倉間なごみ申し訳御座いません、天城先生……いえ、わたくしは大丈夫。ですが、もう遅うございます。(顔色は普段通りだ。表情には僅かな陰りはある。不安に似た感情をその表情に滲ませて、ともにしゃがんてくれた女性に目を合わせて。)昨今のこと……ご存知でしょう?(絞るように問いかける。最近はなにかと物騒だ。一時に比べて連続性が減るなりしたとして、なにかが解けたわけでもなければ。)   (2010/10/21 00:38:11)

天城 香莉そうね、とってもいろいろ、あるわね。 大丈夫よ、送っていってあげるから。 安心なさい。(微笑みかけながら、背中を撫でる。 不安がっているのだろう、と思えば、精一杯の言葉で元気付けて、ぽんぽん、と、肩を叩く。)   (2010/10/21 00:40:44)

倉間なごみ(首を横に振る。黒髪を散らして、ちがう、と伝えて。)あなた様は……天城先生は、どうして斯様に遅くまで帰らずに残られているのです。お天道さまが山間に落ち切るまえのこのときを、皆々様が恐れて「ああ」呼ぶのは、決して、決して誇張ではありませんの。天城先生……。(ふるえて。不安……ではなく、心配の色であった。なにかを識った上で話しているような。口を噤んだ、無事でありながらも被害者である者も、決して居ないとは言えない状況だろうか)   (2010/10/21 00:45:01)

天城 香莉……そうね、うん、お仕事が残っていてね。 大丈夫よ、安心して。 この時間帯が怖いのなら、もうちょっと遅く…しても仕方ないから、そうね。 ……大通りに出ましょうか。 ちょっと遠回りになってしまうけれど。(まだ、分かっていない。 優しい声をかけながら、何度も頭を撫でて、安心させようとしている。)   (2010/10/21 00:47:43)

倉間なごみわたくしは良いのです。天城先生、あなた様は御自分がどれだけ、迂闊なことをされているか判って居りません。どうして……陽は直に落ちましょう。わたくしが、お送りいたします。わたくしが……(白い小さな手で香莉の袖に縋って、俯いて。)この刻は――逢魔。差し出口ながら、わたくしは、教員であるあなた様に苦言を呈さずには居られませんわ。(俯いたまま唇を噛み締めた。掌に篭もる力が強まって。)   (2010/10/21 00:52:30)

天城 香莉……?(首をちょっと傾げて、苦笑して。) ほら、気分が悪くてもがんばって立って? この時刻がなんであれ、私がいるから大丈夫。 ね?(ぽん、ぽん、と。 相変わらず、ぎゅ、っと握り締められても笑顔のまま。 どうにも、鈍いのか。 それとも一生懸命なのか。)   (2010/10/21 00:54:36)

倉間なごみ…………。(ふ、と。元気な調子を崩さぬ天城には、ようやっと笑みを浮かべて。こくりと顎を引いた。)前々から思っておりましたが……天城先生は、素敵なお方ですのね。ふふふ、厳しいお方とも、優しいお方とも違って。(心からの好感と賞賛だった。好い人だ。人々から失われてはならない人だし、こうやって誰かを元気づける笑顔が曇るなど、あってはならないこと。 そう思いながらもなごみはなんのためらいもなく、香莉の肩を手で押して、床に組み伏せようとした。力はある。人以上に。)   (2010/10/21 00:58:55)

天城 香莉……褒めたって何も出ないわよ。(くす、くすと笑いながら、ぽん、と頭を撫でて。) ……ぁ、ら?(どさ、っと思い切り押し倒され、組み伏せられた。 ………それでもまだ、抵抗する素振りさえなくて。) …ちょっと、もう。 ほら、帰りましょう?(ん、っと、肩を押す手をどかそうと、ぐ、っと力をこめる。 …か細い。 見た目以上に。)   (2010/10/21 01:01:24)

倉間なごみ……わたくしは、なにかを頂くために胸の内をお伝えしたわけではありませんのよ、天城先生。(まったくいつもの通り、違うとすれば少し深く微笑んだまま。黒髪の紗幕を垂らして近づける。手は退かない。痛むほど重くはないが、動けぬ程度には強い。)あなた様から賜るものがあるとすれば……それは、そう、そうですわね……ふふ、いえ、お代は見てのお帰りと、古来より申しましたものですか。(帰るつもりはないようだ。片手が香莉の頬を撫でて。もう片手は押さえ付けて。唇は、髪の毛へ。耳元へ。傍目は少女でも、やっている事と状況の脈絡は暴漢とさしては変わらず。)   (2010/10/21 01:04:53)

天城 香莉ふふ、そうだったわね。 ……こー、ら。 ふざけていないで、帰りましょう?(少しだけ困った顔で、……ただ、唇を寄せられれば、びく、っと身体が震えて) ……駄目よ、ほら、もうこれ以上は……!(耳元に唇を寄せれば、もぞ、もぞっとようやく抵抗の様子を見せて)   (2010/10/21 01:09:20)

倉間なごみ何を駄目と申します。ご教導賜りたく存じますわ、天城先生。何が――なにを。(冗談を聞いたようなほのかな笑声を囁きかけながら、唇が触れていく。頬、耳を通り、髪を一房唇に挟んで、香莉の顔の前へ動いて見せ付けるように僅かに唇を開く。はらりと持ち主である香莉の顎を撫でる髪。平気な顔で、「これ以上」へ踏み入っていく。物怖じせずに、唇と唇を重ねようとする。)   (2010/10/21 01:12:33)

天城 香莉………っ、んっ、倉間さん、離して…? ね?(まだ、優しい言葉をかけながら、栗色の明るい髪が、さらりと顔の前に流れ落ちて。 ……んっ、と、顔を横にして、それを拒もうとする。)   (2010/10/21 01:14:04)

倉間なごみなぜですの?(授業の時のように首を傾いで。横に逸れれば、悪い人、と囁いた。そっと頬を撫でて、顎を捉えて確と固定しようとするような。手慣れていた。何故か。)なぜですの、天城先生。拒まれるのはなぜです。なにが駄目なのでしょう。お聞かせくださいまし。(重ねんと。触れる程度でも。)   (2010/10/21 01:16:40)

天城 香莉…それは、こういうこと、は……んっ!(重ねられた。 目を見開いて、身体が硬直する。 やわらかい唇と唇が触れ合えば、………動くことはできなくて。)   (2010/10/21 01:19:05)

倉間なごみ(花弁でも食むかのような一刹那のふれ合いと、唇の動き。触れた、重なったと理解するには十分な時間であったかもしれない――離れる。感触は残して。表情を無くした、端正な風貌が、固まった香莉を見下ろしていた)   (2010/10/21 01:20:34)

天城 香莉………。(か、ぁ…と、赤くなる。 頬に朱を刺して、困ったように、横を向いて。) ………もう、いい?(囁くように許しを請う。)   (2010/10/21 01:23:55)

倉間なごみなにがですの?(微笑んだ。無粋なまでに、言葉の委細を問う。そうして引き出す恥じらいが趣きである。花のつぼみを愛でるようだと、思った。)……えぇ、お伝え忘れておりましたわ。申し訳御座いません。 〝美味しゅうございましたわ。浅ましいながら、もう一献〟。(そっと顎を支えて。唇と視線を近づけて。)   (2010/10/21 01:26:14)

天城 香莉(また、か、っと赤くなって、首を横に振る。 先ほどの大人であろう、教師であろうという態度とは裏腹に、まるで生娘のようなそれ。 ………ぇ、あ。 っ……!(目を閉じる。 ぐぐ、と……僅かに、拒絶する素振りを見せるけれど。)   (2010/10/21 01:27:35)

倉間なごみ……天城先生の。(言いかけて、は、と思い立ったように目を丸くて己の口許を隠した。思考をまとめれば、そっと手を離して、押さえ込む手と同じように肩にかけた。唇は耳元に。)……香莉さまの、いけず。(睦言を囁くように笑った。肩の着物を、するりと下ろそうとしながら。隠されていた首もとも剥いていけば、そのに桜の花弁を振らせようと顔を埋めようとして)   (2010/10/21 01:30:13)

天城 香莉ぁ…………っ!(着物を肩からはだければ、白いさらしがはっきりと肌に食い込んでいて。 女性らしい身体のラインを、ぐ、っと押さえ込んでいるのがわかるか。 首筋に唇が落ちれば、びくり、っとまた身体を震わせて。) ………ぁ、あ……っ!(駄目、駄目、と、うわごとのように繰り返しながら、なごみの肩を、ぐ、っと押し返す。 …か細い、すぐにでも力尽きそうな抵抗。)   (2010/10/21 01:35:36)

倉間なごみ香莉さま。わたくし、先程から申しましていてよ。(繰り返される拒絶の言葉に柔和な笑顔で問いを重ねる。隠されていた白い膚を吸いたてて、花弁を描いていきながら。なんの痛痒も感じていないように押し返される手に対して体重をかけて応じながら、さらしに指をかけて、器用に緩めようと。裁縫をするように指を引こうとして。そうすれば、逆に糸が解れるように解けるだろうか。)……なら、今度は香莉さまから。(顔を離して、自分の唇を撫でて。「なら」とは、それを対価として求めている…そう聞こえるように仕向けた)   (2010/10/21 01:39:33)

天城 香莉…っ!(するり、と解ける。 柔らかな白いそれは大きく曲線を描いて、白い布の隙間から肌をさらす。) (羞恥に身悶えて、涙を浮かべ。) ………そうしたら、許して、くれるの…?(囁くような声。 怖がるようなそれを向けながらも、ぐ、っと唇を噛んで。)   (2010/10/21 01:46:03)

倉間なごみわたくしは鬼ではありませんわ。(悪戯っぽく微笑んで。掌が緩んださらしの奥を探って蠢く。柔らかさを求めて、輪郭を赤子をあやすかのように緩慢に撫でる。)……ご教導くださいませ。香莉さま。(そうして表情を消すと、そっと顔を下げて瞳を伏せた。接吻の心得など望むべくもないことはわかっているが、あえて。)   (2010/10/21 01:48:17)

天城 香莉ぁう…っ!(胸をまさぐられれば、指がふに、と沈み込むように。 悲鳴のような声をあげながら、柔らかく撫でられて。) ………………わ、かった、わ。……(そっと、顔を寄せて。 ……唇と唇が触れ合うだけの、それ。 本当に優しく、羽が触れるような。)   (2010/10/21 01:50:29)

倉間なごみ(触れられる。離れると言うには距離が取れないほど近づいたまま……落とされた感触に、それをした香莉の表情を目を開いて眺めながら、微笑んで。)……香莉さま。それは、このように。(約束なぞ埃のように振り払って、指が乳房に食い込んだ。緩んで、また食い込む。繰り返される。)わからない事がおありですのね。えぇ、日頃のお礼に御座いますれば。(ちろ、と赤い舌で唇を舐め取る。)   (2010/10/21 01:53:56)

天城 香莉くぅ、ぁ……っ!(悲鳴があがった。 解かれて、乳房の上に載っているだけのさらしが揺れて、着物よりも少しだけ色づいた先端があらわになり。) ……や、め。 …離して、離して、なごみ、さん…!(哀願するような声。 食い込むたびに息をのんで、身体を硬くして。)   (2010/10/21 01:56:07)

倉間なごみもう……言って判らない方でありますのね。ふふふ、まるで子供のよう。わたくしがお慕いしたのも、もしかすればそのような心の在り方なのやもしれませんね。(相手が厭がっているのは最早わかり切ったこと。それでも、乳房を解し慣らしていく指先は先端に向かった。さする。焦らす。そして触れる。識らないことを教えていく。)なぜですの?と、何度も申し上げておりますのに。でないとわたくしも少々離れるのを憚ってしまいますわ。(拒まれるのがなごみの辞める理由にならないだけだった。顔を下げて今度は唇を奪おうとする。深く。密に重ねるもの。)   (2010/10/21 01:59:45)

天城 香莉は、ぁ…ぁっ!(さすられる。) ……っ、ぅうん…!(焦らされる。) はぁっ!?(そして、触れられる。 教えられていく。 身体が跳ねて、悲鳴を上げて。 着物が乱れて、髪が床に散る。) …それは…!(自分が嫌だからに他ならない。それだけなのだけれど。 答える言葉が見当たらなくて、一瞬口ごもる間に、また唇を奪われる。 今度は、深く。 舌が口の中を舐れば、未知の衝撃にまた目を見開いて、動けなくなる。)   (2010/10/21 02:03:20)

倉間なごみ(最初は押し花のように押すだけ。唇をしゃぶるだけ。であるが、そこから雪崩れ込むように舌での愛撫が始まる。歯列を表から舐めてこじ開ければその裏を、舌を探り当てればそこを味わおうと触れていく。咀嚼する時とは違った音を口の中に響かせる。) (呪縛にかかったような身体を、掌は手心を加えて、しかし心に対しては容赦無く香莉を苛む。なごみの手指の形を覚えさせ。焦らし、触れ……焦らして、焦らして、焦らして、焦らして。 香莉の両脚の狭間に着物の上から片脚を割りこませながら、それでも焦らして、焦らした。)   (2010/10/21 02:07:13)

天城 香莉んぅう、ぅう、ぅ……っ! ぅんんんっ、んっ……ふぅ……っ!(悶える。 肢体がのたうち、乱れ、のけぞる。 柔らかな乳房はすぐに手に馴染んで。焦らされ、焦らされ、焦らされるたびに奥に火がついたかのように、暖かくなってくる。) …ぅうう、んぅ…っ!(先端が…僅かに膨らむように。 唇と唇の端からつう、と、唾液がつたい落ちて。)   (2010/10/21 02:11:06)

倉間なごみ(息を詰まらせないよう呼吸を許す。音を立てて糸を引いて、溜息さえ交換できそうな距離でだけ唇を僅かに離す。舌はほぼ繋がったまま。垂れ落ちた涎をなぞるように顎を舐めた。清めるように熱い舌使いで。掌は意地悪なほどに焦らした。焦らし抜いた先に……戯れるように摘んで。そしてまた焦らし出す。)香莉さま……。失礼致します。(身体を重ねるように体重を重ねれば、押さえ込んでいた掌が離れる。向かったのは乱れた着物をはだけて行く方向。下へ下へ。奥へ奥へ。どこへ辿り着こうとしているのかは瞭然で、同時に唇も赤子のように桜色の先端を含んだ。)   (2010/10/21 02:16:37)

天城 香莉……っは、ぁっ、ぁ…っ! …んぅううっ!!(先端をつままれれば、電気が走ったかのように身体が震えてしまい。 ) ……駄目…っ……(かすれたような声で、ぽつりと。 何をしようとしているのか、本能的に察知して。 ……それでも。) はぁ、ああ……っ!(震える声で胸を突き出してしまう。 先端がぬらりとしたものでなぞられ、しゃぶられてしまうと、ぴりぴりと桃色の電流が身体を走り抜けて、ぱたり、と手が落ちてしまう。)   (2010/10/21 02:22:18)

倉間なごみ……じつのところを申しますと、初から存じておりましたわ。わたくしは鬼ではありませんけれど……お慕い申している方に、意地の悪いことはしてしまいますの。御免なさい。(制止されてもそう微笑んで。冗談のように言いながら掌は現に秘されている花弁へと触れる。探る――なぞる。)快くあられますか、香莉さま。こうすること、わたくしは不慣れではありません。でも、至らぬ事がありましたらなんなりと……。(くすくす。愉しげに笑みながら、肉の裏側を桜色に染めていく。舌もまた、焦らした。乳も出ねば赤子のような吸い立ては、八の焦らしの末に二、あれば好いほうで。)   (2010/10/21 02:26:17)

天城 香莉ああぁっ!(悲鳴があがった。 なぞられれば、ちゅく、っと音をさせて。 身体まで桃色に染まりながら、汗ばみ、涙声を漏らす。) ………はぅぅ、あぁぁああ……っ!(苦しげな声。 心は拒絶して、身体は求めて。 それでも求めるほどに与えられず、己の口から望むことも出来ず。 涙をこぼしながら身体をくねらせ、かすれた悲鳴をあげる。)   (2010/10/21 02:33:12)

倉間なごみ(指先がぬめりに浸るのを感じれば満足げに頷いた。頃合いかな、と、手と唇を……乳房から、離してしまう。馬乗りになり。指先で秘された場所を弄いながらも、高いところから見下ろしながら……するり。着物を解く。)陽が落つるころ。おおまがとき、と申します。大きなわざわい、と書く者もありましたものですが……魔に逢うと記したほうが据わりも宜しい、とわたくしは考えておりまする。香莉さま。……斯様な夕刻に、わたくしと逢うたがゆえの、これは抗えるべくもない成り行きというもので御座いますわ。(香莉ほど成熟はしていないが、細く、なだらかな女のライン。色づく桜色。なま白い腹部。その下は、着物の下に秘されてはいるが……ぱたりと落ちた手を取って、そこまで導いた。……触れて、と)   (2010/10/21 02:38:56)

天城 香莉……………っ、……もう、いいでしょう? 許して、なごみさん。(それでも。 ……この女性は落ちついた様子とは裏腹に、本当に人が良いのか、危機感が鈍いのか。 生徒の一人の情欲が噴出してしまった、と思っているのか、落ち着かせようと声を漏らす。 ……そう、この人は妖怪といったものを、信じていないのだ。 わかっていないのだ。 人あらざるものとであったり、共に暮らしたりしているというのに。) ………っ!(びく、っと震えて、手が硬直する。 無理やり引っ張ればできるかもしれないが。)   (2010/10/21 02:41:58)

倉間なごみ(もちろん、なごみは肉を喰らおうなどと思ってはいない。腹中に納めようと思ってなどいない。〝それではこの女性では愉しめない〟。腕を引いた。導いた。久しく感じる愉悦に潤み始めたその場所へ。)許す?なにを許せと申しますのでしょう。わたくしは……こうにも、あなたさまを。想って……香莉さま。(指が動く。香莉のそこをなぶって。なぞって、指を僅かに突き入れては抜いて。秘芯を焦らして、または触れて。そうしながら、顔を下ろす。再び、ちろ、と先端を舐めて。今度は……焦らしてから。そこからは焦らさない。一切に。)んっ……ふ、ぅ……香莉、さま。覗いてみたくはありませんか。この法悦のむこうを。夕叢に隠れたものを。わたくしは、あなたさまとそれを分かち合いたい、と……想っておりますれば。   (2010/10/21 02:47:25)

天城 香莉……ぁあ、ぁあぁああっ……っ!(悲鳴をあげる。 ちゅく、くちゅ、っと音を立てながら身体が震えてしまえば、涙がつつ、っと流れ落ちて。) ………っ!(首を、横に振る。 身体がとろとろに蕩けていても、それでも、唇を噛んで、耐える。 何故? それはもう、意地でしかない。)   (2010/10/21 02:50:36)

倉間なごみ……可愛いひと。(首を横に振るのを見て。真意は伝わったろう。これからなにをされるかも、大体の沿革は伝わった筈だ。今度は赤子にあるまじき強さで桜色の頂を啜りながら、溢れる蜜の湧く場所を細指で慣らしていく。開いて、奥へ。ながらに何事かを呟いた。 ……程なくして、強引に導かれた手を熱いものが押し上げた。肉の感触。跳ねるような拍動。握れ、と手首を指が圧迫した。視線を辿れば生えたものが何者か、見えるかもしれない。なごみの股からまろび出でて香莉の腹を叩くもの。道鏡の座れば第三の膝と揶揄られた陽根は、娘にはあってはならぬもの。)さ、香莉さま。わたくしが教えて差し上げますゆえ。   (2010/10/21 02:55:30)

天城 香莉ひぅ、ぁ、ああ……っ!(胸を吸い上げられれば、背中が浮くほどに身体がのけぞって。びりびりと、静電気ほどだった電流が強くなり。) ……っ、はあ、あぁああ…っ!(くちゅ、ちゅく、っと広げられ、手で攪拌される媚肉は初々しくきゅう、っと指に食いついてきて。 泣きそうな顔で全身を震わせて、快楽に耐え切れぬといった様子で……。) …ひっ!?(悲鳴を上げた。 今度は本当の悲鳴。 混乱した表情で、なごみと、股間のそれを、見て。)   (2010/10/21 02:58:40)

倉間なごみ斯様に暗くもなってしまえば。……秘めていたものを晒すにはまたとない機会でございましょう。秘め事を織るもまた然り。罵られますの、香莉さま。わたくしを化生めと。人外の畜生めと。あなた様にこうも欲情を駆られ、こうして組み伏せたわたくしをはした女と誹られますの?(仄かな笑みを浮かべて。問い詰めて。)ほら、このように……ッ。ふふ、戯れくださいませ香莉さま。誰も見てはおりませぬゆえ。(腕を、動かさせて。同時に秘部も乳房をも愛撫しながら。熱を帯びていながらも、子供の甘い声で囁き続けて。)   (2010/10/21 03:03:19)

天城 香莉はぁ、あ……違うの、……違うわ、なごみさん。(うわごとのように囁きながら、愛撫に身体が震えて、ぽた、ぽたと蜜を床に垂らす。) ……っ、く…ぅう!(こらえようとしてこらえきれない喘ぎが口の端から漏れながらも。 ……抵抗する力を抜いて。) 貴方は、生徒だから…。(小さく喘ぎをもらしながら、言葉を漏らす。 この状態でも、まだ。 二人の関係はこういったことをする関係ではないと。 何の力も持たぬ一般論で、諭す。)   (2010/10/21 03:08:29)

倉間なごみ……香莉さま。(乳房を、肌を重ねるようにしなだれかかりながら顔を近づける。その合間にも香莉の手に収まるものはとくん、とくんとはしたなく拍動を続け、指は香莉の中心を苛んだ。それでも慰撫のような手で顎をそっと支えると)わたくしはそのようなもの、とうに見えなくなっておりました。(先生、と呼ばなくなったときから。)宵の帳が落ちてしまえば、もう……あなたは香莉さま。わたくしにとっては、ひとりのにんげんに。お慕いするお方としか。あなたがそう思われていなくとも、もはや納めることは出来かねます、わ。(甘ったるく。拍動するたび、声もうめくような、喘ぐような。それを聞かせまいと抑えるようなくぐもりを挟みながら。)   (2010/10/21 03:13:11)

天城 香莉…でも、私は、………。(唇をきゅ、っと結んで。) ……私は、変えられない。 ずっと、そうだから。(意地を張る。 快楽に、腿が震えていて。 力も入らず、蜜を床に溜めながら。 砂上どころか何も無い場所に教師としての旗を立てて耐える。) ………んっ!(手のひらに熱い感触がある。 でも、拒絶しない。 触れたままに、指が優しく、まるでそれを撫でるかのように。) ……大丈夫、よ。(僅かに微笑む。 それは、いつもの教師としての微笑み。 拒絶はしない、でも、折れぬと心に決めて。)   (2010/10/21 03:18:35)

倉間なごみ……いまは、それで十全に御座います。(自分が囁く睦言も、人とは似て非なるものなれば。)っ……ん。……知って頂けたのなら、受け入れて頂けるのなら、なごみは嬉しゅうございます。ほんとうに。嬉しゅうございます……香莉さま。(遊びではない。愉悦ではあれ、いつも本気であった。誰ぞを辱めるときも愛するときも。嘘を吐くときもこうして本音を吐くときも。それでも、撫でられるたびに震えた声や、甘い喘ぎは。散々鳴かせておきながら、抑えた。厚顔無恥なれど恥じらいだけはまだ人間の頃から残っていたか。それが極まりかけたとき、手を、と囁いて、外させようと)秘めておいて……頂けますか。この事。いまから致すこと。(首もとに顔を埋めたまま。)   (2010/10/21 03:24:44)

天城 香莉…安心、なさい。(そっと、肩に手を置いて。 ぽん、ぽん、と。 そう、最初にこの教室に入ってきた時と、ほとんど同じ調子で。 同じ声で。 若干、吐息は荒いけれど。) ………………貴方がそういうのなら。 でも、………何を、するの?(必死に隠す。 隠し切れぬ不安と恐怖が、指を震わせて、身体をこわばらせるけれど。 それでも、それに耐える。 意地を張り通す。)   (2010/10/21 03:28:32)

倉間なごみわたくしも。口を噤みますゆえ。(露呈すれば、香莉の立場も悪くなろう。それではだめなのだった。)…………。香莉さま。僭越ながら。(お教え致します――と、耳元までずるり、と肌を擦り合わせながら這い上がると、問われたままに教えた。交わることまぐわうこと。しっかりと、わかりやすく。香莉にもわかるように、懇切丁寧に。最初から最後まで。耳打ちが続いた。)   (2010/10/21 03:31:20)

天城 香莉………………。 私は。 ………殿方と結ばれたことは。(表情が曇る。 分からないでも、無かった。 知っていた。) (経験も無ければ。 誰かと結ばれることなど考えたことも無かったが、おそらく、それも出来なくなるだろう。 厳格な家庭の育ちだ。 露見すれば故郷の地も二度と踏めまい。 戻るつもりも無かったけれど。 それでも。) ………口にするか、しないか、それを聞いているのでしょう。 ……私は、口にはしません。(小さく、答える。 微笑を作って、頭をそっと撫でて。)   (2010/10/21 03:37:25)

倉間なごみ(撫でられれば甘えるように頬をすり寄せた。抱き留められるようなこれは久方のことで。暖かみに溺れるような興も、冴える風が肌に心地よかった。)…………香莉さま。(告白の言葉に宿る影は不安とはどこか趣きを違えて聞こえた。抱き合うようにしながらも、情欲は昂ぶる。甘露を欲しがる。抱きしめたいし、抱きたいと、その想いを遂げたいと思って。……掌をそっと取った。強く握りはしない。振り解けば――恐らくは鬼の所業をしよう。握り替えされれば、遂げてしまうだろう。そうして、相手の意思を確認するのに、なぜか不安になっている自分が可笑しくて愉しく……もういちど、香莉さま、と呼びながら。)   (2010/10/21 03:44:02)

天城 香莉……………なぁに?(囁いた。 少女の声が、相応の声に聞こえてこれば、握ってきた手をそのまま、任せてしまう。 穏やかな表情のまま、それでも、もう一度頭を漉いて。) (じ、っと見ている。 己の口から許容はしない。 拒絶もしない。 ただ口外しないという一点のみ。 あとは、じい、っと目の前の少女を、見ている。)   (2010/10/21 03:50:02)

倉間なごみ…………あなたは素敵なお方です。ですから。(わたくしは、と、体重をかけた。足の間に割り入って、滾ったそれを触れさせて。言った通り押しとどめることは適わないだろう。罪悪感のようなものを抱いたとして、それで辞めるなんてことはない。辛いのも愉しければ。 ぐ、と、割り入ろうとする。はたりと目端から涙を流しながらも。表情はいつものように微笑んで。)…………力を、抜いて。お辛くなります、わ。   (2010/10/21 03:54:01)

天城 香莉………ぁああ、ぁ、っっく………ぅうううううっ!(それでも、ぐ、っと唇を噛んで、耐える。 苦痛が襲ってこれば、唇を痛いほどに噛み締めて、ただ、ひたすらにそれを耐える。)   (2010/10/21 03:58:43)

倉間なごみ(滾る熱にかられて腰を突き出して。千切られそうな狭さに難儀しながら、奥へ。裂けそうなほどの大きさ。包まれる熱と快楽に、苦痛に。愉悦の) ぅ……く、ぅううっ……香莉、さま。 香莉さま……。 (嗚咽と喘ぎを零しながらまた奥へ。香莉の頬に涙を落としながら。その表情を見つめながら守り通されてきたものを裂いた。ぶつりと音が立ちそうな衝撃は、これを受け入れた女性への気持ちなごみに実感させた。なぜ、と、時間の許すかぎり問いかけ続けたいという、不思議な感情であって……ずるぅ、と、一定の場所を過ぎれば一息に最奥へ辿り着き。ぎゅう、と無為に香莉の肩を掴む。)   (2010/10/21 04:05:03)

天城 香莉………っ、ぁ、あぁあああああああ……っ!(痛苦に震える。 首を振って、もう一度唇を強く噛み締める。 目の前で女の身体がくねり、白い肌が染まり。 豊かな乳房が波打って。) ………っ、っく、ぅ、ぅ……!(激痛に目の前がかすみながらも、己の名を何度も、何度も呼ぶ相手の、頭を撫でる。) ……ぁあああ…っ!(肩を掴まれながら、奥にねじ込まれれば、また悲痛な声があがって。 朦朧としたまま、頭を、髪をなでる。)   (2010/10/21 04:08:46)

倉間なごみ……ぁ、あぁ。(最奥まで行き当たる。遂げては、いない。慰撫の手に震えて、甘えるように肌を重ね。きつく締められた唇を、そっと自らの唇で触れて、啄むように解していこうと。指が食い込むほど握った肩から手を離せば、乳房を、股を、先のように愛撫しながら。腰を、緩やかに動かし出した。)ぁ……ふふ、ふ。(散々悪さをしてきたなごみは、自分を優しく撫でる掌に、香莉という女性に測らずも呑まれていたことに気付いて。だから出来る限り苦しませまいと、いままで培った手管でもって、香莉を楽にしようとした。愛撫して。痛みを訴える胎内の敏感な部分を魔羅で擦り上げること。耳元になまえを囁くこと。睦言を囁くこと。)   (2010/10/21 04:14:16)

天城 香莉……ん、ぅ…っ!(唇と唇が重なる。 腰が動かされれば、身体がきゅう、っと引っ張られるように動いて。 ……朦朧とした頭で、苦痛だけに染まっていた身体がゆっくりと、ほぐされる。 残念ながら耳元への囁きは、聞こえているのか、いないのか。 身体を撫で回し、腰をゆっくりと動かせば。 ぴく、…ぴく、っと身体が震えて。 だんだんと、それらしい反応を返し始める。 それでも、乱れきらず、吐息を乱したまま、力を抜いて。)   (2010/10/21 04:19:45)

倉間なごみふぅ……っく、ぅ……んん…ッ(それとわかる反応が見えてくれば、唇は先よりも深さをいや増したまじわりを求めて重ねられる。舌が這う。その間にも、なごみの身体もまた悦楽に震えて喘ぐ。指先が秘芯に触れ皮膜を剥き下ろして粘膜に触れ、狭い場所にかたちを覚えさせ馴染ませるように腰を動かす。そうして、苦痛もなにもを伝えながら、自らが穢している女性の顔を、じぃと見つめて。朦朧としている彼女の顔を、酒の霞に混じった意識で記憶に焼き付けようとしながら。)   (2010/10/21 04:24:55)

天城 香莉…ぁあ、ぁあっ……っ、んっ……!(粘膜を指でこすられ、剛直が中で動くのを感じながら、苦痛も、快楽も全て受け止めつつ。) ………ぁ、……。(そっと、指で髪を漉きながら、本当に生娘のそれか、ぎち、ぎちと締め付ける。 全く逆の行動を、身体の外と中で。) ………送っていってあげるから、大丈夫。 安心して。(囁く、耳元に。)   (2010/10/21 04:30:18)

倉間なごみぁ……。(ぞく、と。囁かれて、明らかにこちらも反応した。なぜ、と問いたくなるような欲求が、びくんと胎内に跳ねる熱に現れる。きつく喰い締める血と蜜のぬかるみのなかを前後しながら、どこか脈絡もないような言葉を口にする香莉を抱いて。貫きながら、甘く。懇願した。)お許し下さるのなら、どうかこの度ばかりはお隣を歩かせて……ご安心なされて。お家は、隣り合うように近いと存じておりますから。(きっと。本当はどうなのかなんて知らないけど、距離なぞなごみには関係のないこと。)   (2010/10/21 04:35:10)

天城 香莉はぁ、ぁ…っ!(びくん、と震える剛直に肉襞が絡みつき、まるで、吸い出すかのように絞り上げる。) …ええ、大丈夫。 私は…必ず、送っていって……(貫かれながらも、搾り出すように、声を。 嘘じゃない。 絶対に、拒絶しない。 それを震える優しい声で、伝える。) ………ぁあ、あああ…っ!(切なげな声が漏れた。 ふるん、ふるん、と突き上げるたびに白い乳房が揺れて、ぴちゃ、くちゃ、っと水音が教室内に響き渡る。)   (2010/10/21 04:38:36)

倉間なごみ(淫靡な光景と感触に、やや過ぎるような切なさと甘みに蕩かされる。和らいだ苦痛のなかを、更に甘い痺れを生むように大きく動いて。抱きしめるように腕を絡めて唇を吸った。呑まれた。酒は呑めどもと言うが、そう警告されるような状況でなお呑むのが倉間なごみで。)みて、香莉さま。わたくしを。この姿を。ぜんぶ。(はしたなくはだけた衣も乱れた黒髪も。あるまじき男根も、それが香莉と繋がっている様も。伝えて、見せ付けて。それでも香莉の言葉に期して甘えるようにしながら、段々と、手管は着実になごみの情欲のもとに遂行されていって、法悦の極みに連れていく。)   (2010/10/21 04:45:02)

天城 香莉…あぁあ、んぅう、ぅ…っ!(唇を据われながら、ぐちょ、ぐちゅ、っと音をさせて腰が交わる。 突き上げるたびに、苦痛なのか、それとももう快楽が勝っているのか、身体がびくり、っと跳ねて。) …………っ、ん…………だい、じょうぶ…だから。(囁く。 今度は、快楽に。 その苦痛とは違った波に飲み込まれて、身体が痙攣しはじめ。) …ぁ、あぁああ……あぁああああ……っ!(悲鳴をあげる。 …そう、これもまた、初めての。)   (2010/10/21 04:48:16)

倉間なごみ(ひときわ強く押し付けたときの衝撃か、それとも耳に落ちた一言の囁きが追い詰めたか。ぎゅぅ、と香莉の着物を噛み、声を抑えながらも。)っぅん……香莉、さま、ぁ…く、ふぅぅぅっ……!(のぼりつめた。目を逸らさぬよう、涙ににじむ片目だけでも開こうとして香莉を見つめながら。噛み殺した嗚咽にしては甘い声を上げて背を強ばらせる。跳ねて、溢れた。どぷん――と。香莉の胎内を満たす熱。断続的に迸り、暴力的に溢れていきながら、甘く焦がすような灼熱を広げて暫く止まらず。白くか弱い肩を上下させながら、脈打ち放つたびひくっ、としゃくりあげるように喘ぎながらも、じっと、見つめていた。)   (2010/10/21 04:54:52)

天城 香莉……っ、ぁ、あぁあ……ぁああああああ……っ!(こちらも、軽く身体を震わせる。 びく、びくり、っと何度も身体を痙攣させながら、胎内に吐き出される熱を、全て、受け止めていって。) ……………。(そう、と。 頭を撫でた。 激しく上下する肩を、ぽん、と撫でて。)   (2010/10/21 04:57:17)

倉間なごみ………は…っ(撫でられると、そのまま力を抜いて。ようやく拍動を収めたたそれを埋めたままに、囁く。倉間なごみ。悪事を働いた。いまこのときは悪い――生徒。しょげた。謝りはしないし後悔もしない。涙を流しながら、微笑んで。)……香莉、さま。斯様なことになりますわ。暮れ六が危ないのはもちろんのこと。そしてわたくしは、このようなことをします。お慕いするあなたにも。 これからも続ける、でしょう。ですから。(叱られてもやめられないことだ。また香莉を傷つけ苦しめるだろう。拒みなさいと、言ってみた。それでも隠しきれぬ甘えたいこと、こうしていたい想いを、ぴったりとくっつけて遂げながら。これが最後であるならなおさらと。)   (2010/10/21 05:04:55)

天城 香莉泣いたら、駄目よ。 せっかくの顔が、台無しになるから、ね。(そっと、指で涙を拭った。) ……駄目よ。 私は先生で、貴方は生徒でしょう。(つん、と鼻先をつついて。 ……そうして、笑った。 叱られてもやめない。 だから、やめる? 逃げる?) ………貴方がどんな立場であっても、こうして生徒としている以上、立場は弁えなさい。 ね。(それでも、教える。 ぴったりとくっついてくる少女の頭を、ぽん、ぽん、と撫でて。)     (2010/10/21 05:15:53)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、倉間なごみさんが自動退室しました。  (2010/10/21 05:24:58)

おしらせ倉間なごみさんが入室しました♪  (2010/10/21 05:25:31)

倉間なごみ(つつかれて、きょとん、としたあと。)…………はい。(悪戯っぽく微笑んだ。つつ、と指を、息づく乳房の上に走らせながら。)お言葉に沿えるよう善処致しますわ。けれど、えぇ……わたくし、夜歩きをするなと先生方に言い含められても、こんな時間に学校に来たりもふつうにしますの。そのたび、どうか、ご指導下さいましね。香莉さ……香莉、先生。(包まれて、弱められてしまったなかでも、精一杯の抵抗か。「先生」に睦言を囁いて。)……このまま夢を見たいところではありますのに、女学生でありめえどのわたくしとしては無断外泊などもってのほかゆえ。お身体を拭いて、それで……えぇ、と。 その……香莉先生。抜きますゆえ、あの。(先生のお宅まで、送りながら、送って頂くために……初心な娘のようにとまどいながら、後始末の手伝いをお願いして。)【この辺り、になりますでしょうか……この時間まで、密なロールにお付き合い頂き、まこと感謝いたします。香莉先生。】   (2010/10/21 05:25:48)

天城 香莉………んぅ…(柔らかな乳房を撫でられれば、甘く吐息が漏れてしまって。) ………………しようのない子。(苦笑交じりに一言だけ、ぽつりと漏らして。) …ん、 ……じゃあ。(ちょっとだけ赤くなりながらも、身体を起こして。 きっと、無理やり家まで送ってから、自分は一人で帰宅するのだろう。 それが、彼女の意地。) 【いえいえ、ありがとうございました、お疲れ様でした~】   (2010/10/21 05:27:55)

倉間なごみ【おつかれさまでした!】   (2010/10/21 05:28:15)

おしらせ天城 香莉さんが退室しました。  (2010/10/21 05:28:20)

おしらせ倉間なごみさんが退室しました。  (2010/10/21 05:28:22)

おしらせ菅原 倫さんが入室しました♪  (2010/10/21 17:24:28)

菅原 倫【こりずにふらふらと、すこしだけ】   (2010/10/21 17:25:08)

菅原 倫(憂鬱。鈍色の空は、そんなわたしの心を映しているようで――)   (2010/10/21 17:26:58)

菅原 倫(雨が少し降ってきそう、空を見上げてぼんやりとそう考える。あの後帰ったのは随分遅かったけれど、お父様は落ち着き払った様子で、やさしく声をかけてくださいました。「あまり、遅くならないように。」でもあの日はわたしが悪いんじゃなくて、迷ってしまったから仕方がないことなの。そう、自分の中で言って、お父様の前では「はい」と一言、短く答えました。優しいお父様。だけどどうにも心は落ち着かなくて、すごく、もやもやしたものがあって。) ……はぁ…… (ひとつ、ため息をついた。ほんと、みんな嫌い。だから外に出てみるのだけれど、あいも変わらず世界は嫌いなものばかりで仕方がない。)   (2010/10/21 17:33:01)

菅原 倫(小さな箱庭の中で生きてきたわたし。困った時にはなに不自由なく、今来ているこの薄紫の着物もそうだ。淡い橙の羽織も、ぞうりも。たべものも、毎日の暮らしも。全部お父様が用意してくださる。わたしは、きっと愛玩動物なのかもしれない。小さい頃に買っていただいたあのかなりやのような。でも、わたしの毛色はあのようにきれいじゃない。そう思いながら、長い黒髪をくるくるといじる) 仏蘭西人形のように、きんいろであればよかったのに (そうしたら、もっとちがっていたかもしれない。……何が、か?そんなコトは知らない、きっと今よりも、よくなっていたはずなのに)   (2010/10/21 17:40:26)

菅原 倫 どうしよう、かしら (ぶらぶらと、”言いつけ”どおり寒空の下歩き続ける。何をどうするわけでもなく、どうしようもならないことばかりで、結局何もしないままで。まるで、死んでいるのと何も変わらない。ならいっそ、死んでみようか。この橋から飛び降りて、冷たい水のそこに沈んでしまおうか) ……。 (欄干から軽く身を乗り出すようにして、ほの暗い空を映す川を見つめる。すいこまれそう、ごくりとつばを飲みながら、そう思った。)   (2010/10/21 17:48:12)

菅原 倫(死んでどうするものぞ、飛び込んでも世界は変わらない。わたしの小さな世界がひとつ終わるだけ。身を引き、また歩き出す。周りはいろんな人の喋り声や、たくさんの人で満ち満ちているのに。まるでわたしのところだけ音が届かなくて、世界から切り離されたよう) ぁ…… (もしかしたら、声も出なくなってしまったのではないか。そう思って声を出してみる。よかった、まだ、出る。消え入りそうな自分自身、まだそこにあるのだと安心する。でも、消えてしまえたら、楽なのだろうか。) おにさんこちら、てのなるほうへ…… (帝都連続殺人事件。お父様が話していたあの事件は、まだ犯人が捕まっていないのだという。いっそ私が、その被害者になれば――… お父様はどんな顔をするだろう。落ち着き払って、何もいわないでいるのだろうか。それとも……。もう遅い、また心配される前に帰らなければ)   (2010/10/21 18:00:23)

おしらせ菅原 倫さんが退室しました。  (2010/10/21 18:00:29)

おしらせ霧島 真紅郎さんが入室しました♪  (2010/10/21 23:09:52)

霧島 真紅郎【ふらりとすこしだけー・・・。】   (2010/10/21 23:10:39)

霧島 真紅郎(……眩しい、この時間においてもこの町には煌々と光が灯っている)   (2010/10/21 23:11:32)

霧島 真紅郎(きっかけはなんだっただろう。その前の時代から人を襲うことは襲っていたが……こんなに長期間、同じところに居つくのはあまり無かったことだ。それは追う者がいなかったり、獲物に事欠かなかったりすることもあるのだが、どうにもそういった単純な理由ではなく……) ……なんだろうな  (失せ物。なにか探していたような、でも見つからなかったものがここにある気がする。ただ、それが何かはよく分からない。思えば随分と、人間臭くなったものだ。“せんちめんたりずむ”とでもいうのだろうか。) ……何だ? (もやもやする。ここに来てからしたことなど巫女と戯れ、奇妙な男に会い、可笑しな若者に会い、気丈な女に会ったくらいだ。それ以外は、全て色あせて見える。そもそも記憶など、物を覚えて、それを思い出す“たち”だっただろうか)   (2010/10/21 23:20:00)

霧島 真紅郎(目眩がする。頭を抑え、その場に立ち竦む。夜空に輝く月に負けないくらい明るい町並み、そして人通りはまるで事件のことを気にしない風で――…「まぁ、襲うといっても間隔をあけているから、な」酷くやりすぎれば官憲が本腰を入れて巡回しだすだろう。あくまでちろちろと、現場には目撃者を残さぬように“行為”を終える。あくまで飢えと渇きを満たすのが目的であって、アレはいわゆるお楽しみというものだ) 人間臭く、なったものだ (結論から言えばそれだった。この帝都でも、追われればまた別のところを探してさまようようになるのだろうか。じいっと夜空を見上げて、しばし思案する。)   (2010/10/21 23:27:28)

霧島 真紅郎(変わらない、と思っていた俺がここで変われるのだろうか?) なぁ、俺は変われるのだろうか (誰に言うとでもなく、空に浮かんだつきへと呟く。ひゅう、と一陣秋風が吹きぬける。冷たい風……羽織を深く着込むと、また当ても無く歩き始めるのだった。)   (2010/10/21 23:41:09)

おしらせ霧島 真紅郎さんが退室しました。  (2010/10/21 23:42:15)

おしらせ傍観者さんが入室しました♪  (2010/10/21 23:43:33)

傍観者御自分で作られた部屋にも同じキャラで出てたけどいいんですか?   (2010/10/21 23:45:18)

おしらせ傍観者さんが退室しました。  (2010/10/21 23:46:45)

おしらせ久遠寺 命さんが入室しました♪  (2010/10/22 00:27:25)

久遠寺 命【ええっと、ちょっとお邪魔しますね!今日は神社でのんびりな感じで…】   (2010/10/22 00:27:49)

久遠寺 命…………(昼を少し過ぎ、あと2,3時間もすれば空が赤く染まり始めるであろう、そんな頃合の、神社の境内。命は掃除も訓練もせず、ただ目の前でくすぶる熾火(おきび)を、じっと見つめる。その目つきは鋭く、真剣そのもので、何かを待ち続けているような、そんな雰囲気)………そろそろ、かな(す、とおもむろに取り出す、火かき棒。それを真っ直ぐに構えて)…てやっ!(熾火の中へと突き入れる。がさ、ごそ、と少しまさぐった後…ぶすり、と何かに突き刺さる手ごたえ。にや、と笑って。確かに捉えたそれを、ゆっくりと熾火の外へと晒す)……よっし、完璧♪(あらわれたのは、新聞紙に包まれた棒状の何か…それは紙につつまれながらも、ほこほことおいしそうな煙をあげている)   (2010/10/22 00:35:23)

おしらせ椿さんが入室しました♪  (2010/10/22 00:36:54)

久遠寺 命【椿ちゃんこんばんは!】   (2010/10/22 00:37:33)

椿【こんばんわー、お邪魔しても大丈夫かな?】   (2010/10/22 00:37:47)

久遠寺 命【どうぞどうぞ!】   (2010/10/22 00:38:31)

椿(大きく背を伸ばしながら、ふらふらとやってくる白髪の少女。 この場所は都会の喧騒と違って静かで、汚れていない気に満ちている…おかげでとてもよく眠れて。 こうして、この時間まで惰眠を貪っていた次第なのだが。) …うぅーん… ふ、ぁ… …おはよう、命… む、何をやっておるのじゃ…? (眠気眼で、わずかに乱れた白髪を揺らしながら…何やら熾火に集中している様子の命へと声をかけ。 なにやら美味しそうな気配を感じれば、鼻を動かして。)  すん、すん… なにやら、良い匂いがするのぅ…   (2010/10/22 00:40:38)

おしらせ野宮春次郎さんが入室しました♪  (2010/10/22 00:41:53)

野宮春次郎【こんばんは、お久しぶりです。椿さん命さん、参加して良いですか?】   (2010/10/22 00:42:49)

椿【春ちゃん!こんばんわー!私はもちろん!】   (2010/10/22 00:43:02)

久遠寺 命【はーい、こんばんは!大丈夫だよ!】   (2010/10/22 00:43:32)

野宮春次郎【ナラバ登場ロールします!】   (2010/10/22 00:44:01)

久遠寺 命(うんうん、と自分の成果に満足そうに頷いていると、背後から誰かに話しかける。振り向けば、そこには少し前から神社に住み込んでいる少女がいて)あ、椿ちゃん…おはよう、って、もう昼過ぎだよ?…ま、いいけどね(寝ぼけ眼でふらふらやってきた椿に、くすくす微笑んで。これだけ長く眠っていたということは、この神社が彼女にとって快適だったということだろう。そのうち、椿が鼻を動かすのを見れば、やや得意げになって)ふふーん、これはね、おやつにどうかなと思って…や・き・い・も♪あ、まだ熱いから手は出しちゃダメだよ?(すいっ、と火かき棒と、先端に刺さっている棒状のもの…程よく焼かれた芋を椿に向けて「どや?」って顔)   (2010/10/22 00:45:59)

久遠寺 命【おっと誤字が…「誰かに話しかけられる」でした】   (2010/10/22 00:46:21)

野宮春次郎(授業は昼で終わった。少年は今日は暇である。兄はここ数日不在であり。少年は1人する事もなくボンヤリと街を歩き、いつしか命のいるであろう神社に足が向かった。) 少し寒くなってきたな…… (身を震わせて石段を登る。間近に近づいた金太郎訓練に憂鬱を膨らませながらも) ……? 何かを焼くにおいかな (神社の境内から香るにおいにつられて歩みを進める。未だ階段の途中である)   (2010/10/22 00:48:49)

椿うぅむ…もうそんな時間か… 我ながら良く寝たものじゃ…ふ、ぁあ… ( もう一つ、大きなあくびをして、命の横へとしゃがみ込み。) …おぉ、おやつ…焼き芋!? うむ、良いのう…実に良いのう…! (焼き芋、と聞けばぼやっとしていた瞳も次第にきらきらと輝き始め。 棒の先の芋に視線を注ぎ。 ) …もう焼けておるのであろう?早く食べようではない…か…?む? (ドヤ顔の命に急かすように言っていると…何者かが、石段を登る気配に気づき。 警戒するように、そちらの方に鋭い視線を飛ばし。)   (2010/10/22 00:53:27)

久遠寺 命もう、急かさないの。あと2,3本は入れたはずだから、全部ちゃんと焼けてるか確かめないとね(妹をなだめる姉か、はたまた娘をあやす母か。そんな感じで目を輝かせる椿の頭の上にぽん、と手を置いて)……?(ふと、誰かが石段を登ってくる気配と、足音。ちら、とそちらを見る。気配からして妖ではないようだが)   (2010/10/22 00:57:22)

野宮春次郎(少年は階段を上りきると神社の境内の入り口で歩みを止めた。見れば命と椿がなにやらおもしろそうに…。すんすんと鼻を鳴らす少年、このにおいは焼き芋だろうか)ふぅ? うっ……(見れば椿の鋭い視線がこちらに刺さっている。何か自分が悪いことをしたのだろうか。少年はうろたえた) あ、あの……こんにちは命さん、お久しぶりです椿さん…… (命もこちらを向いている。その場で頭を下げた。それからぎこちない歩みで焚き火の元へ向かう) 焚き火ですか? (秋なのにやや汗が滲んでいた)   (2010/10/22 00:59:26)

椿…あぁ、なんじゃ春次郎か… …ふふ、久しぶりじゃの… (石段を上ってきた人物を見れば、ほ、っと胸を撫で下ろし。頭を下げた春次郎にくすり、と微笑んで。)  …うむ、良い所にきたの、春次郎… くふ、命手製の焼き芋じゃよ。 …中がまだ固い芋は簡便してもらいたいからの、じっくり待つぞ… ( ぽむ、と置かれた命の手に少しくすぐったそうに目を細めつつ。 火の中の芋に思いを馳せて。)    (2010/10/22 01:03:41)

久遠寺 命ああ、春次郎君。こんにちは(頭を下げられれば、こちらも会釈)そうそう、今ね。やっぱり秋といえば焼き芋!ってことで、ちょっと焼いてたの。多分いい感じに焼きあがってると思うから、春次郎君も食べていく?(にこりと、春次郎に訪ねて。本数的に春次郎が混ざっても足りない、ということはないはず)…っと、まずはこいつでちゃんと焼けてるか確かめないとね(言いながら、火かき棒に刺さっている芋を、軍手をした手でちょんちょん、と突く…どうやらほどよく冷めたらしい、手で持っても問題なさそう)よっ……と……おぉ(すぽっと棒を抜いて、新聞紙をがさがさと解いて…真ん中からぱかっと割ってみれば、感嘆の声。中身はほどよく蒸しあがり、黄金色に輝く断面からは、ほわっした湯気とともに美味しそうな香りが漂ってきて)…うん、いい感じ!(ぱっ、と顔が輝く。この分なら他の芋も程よく焼きあがっていることだろう)   (2010/10/22 01:09:28)

野宮春次郎命さん?いいんですか?あの……(命がにこりとして、椿が微笑むと少年も笑顔になった。先ほどまでの張りつめた表情は何処へやら。焼きたての甘い焼き芋は食べたい、少年は元気になって) 椿さん…。あの…、椿さん。もう、兄さんと一緒に心配していたんですよ?まだ傷も治り切らないで、新しい服を買いに言っているうちに居なくなってしまったんですから (そのまま走り寄って椿の両手を握ろうとした、少年はなかなかに心配をしていたらしい。頬は赤く膨らんで) でも椿さんが元気そうで嬉しいです。兄さんが変な薬を買っていたからもしかするとうまく逃げられたのかもしれませんね。それから、あの…… (片手で器用に鞄をまさぐった。椿から貰ったお金がまだ入ったままなのだ) お返ししま…… (椿に言い掛けた所で命の焼き芋に目を丸くした) 嗚呼、あの、本当にいいんですか、命さん? (目には感動の色が浮かんでいる)   (2010/10/22 01:13:22)

椿…お、おぉー…良いのう、実に良いのう… (命が割った芋の中を見て、ついつい涎が零れそうになるのを堪えつつ。じぃーっとその黄金に視線を注ぎ。) …あぁ、心配かけてすまぬの春次郎… なに、色々とやり残していたことがあっての、急いで飛び出してしもうて… ろくに礼もできなんだのぅ… (きゅ、と春次郎の手を握り返して。心配していてくれた様子の春次郎へ、ふわり、と微笑んで…) 見ての通り、わしは元気じゃよ…くふ、あぁ…上手く逃げおおせたのかものぅ… ぬ? (鞄を弄る手をじぃと見つめ。お返し…と聞こえればそれを手で押し止めようと。) …良い、春次郎… 色々と、わしの血で汚してしまったからの…迷惑料じゃ… 兄とともに『おうむらいす』でも食えと書いておいたであろう?   (2010/10/22 01:20:28)

おしらせ秋海♂さんが入室しました♪  (2010/10/22 01:24:15)

おしらせ秋海♂さんが退室しました。  (2010/10/22 01:25:27)

久遠寺 命いいのいいの。こういうのは皆で食べた方が楽しいんだから。余らせちゃっても困るしね(なにやら感動までしている様子の春次郎に、こちらは軽く苦笑い。芋一つでここまで感動してくれるのなら嬉しい)うん、それじゃあ皆で食べようか…よっ、ほっ(言いながら、熾火の中から次々に芋を取り出して、横に並べる。どれも新聞紙ごしにほこほこと湯気と共にいい香りが漂っている)…椿ちゃん、いつの間にそんな怪我してたの?(心配そうな視線を、椿に)   (2010/10/22 01:26:22)

野宮春次郎いえ、あの……。兄があの、「お金の借りを作ると必ず返さねばならなくなるから」と……。だからあの、椿さん……(少年は言葉に窮した。確かにこのお金があれば生活は楽になる。しかしここは少年の男としての意地があった。命も見ている前ならばなおさらである) とにかく生活には困っていません。椿さん (とにかく少年は握った椿の手に強引に札が入った封筒を握らせようと、手を重ねた。それからそのまま) 命さん、本当にありがとうございます。あの、またお礼をしないと…… (照れた様に笑うと) ならば僕は一番最後に選びます。どれも、どれもトテモおいしそうだから (目を輝かせた。ああは言ったが今にでも食べたそうで、待てなそうに体を揺らしたのであった)   (2010/10/22 01:31:48)

椿 …ふむ、それではわしはおぬしらに借りっぱなし、という事になるのぅ… くふ、しかし大人しく受け取っておこう… んむ、なにかあれば、わしに頼ると良い…しっかりと恩返しをさせていただく。 (薄い胸をどん、と張って春次郎に答え。 受け取った封筒は、しっかりと懐に仕舞い込んで…)  おぉ、ではわしはこの大き目のやつを… あ、ちっちっ! (横へ並べられた芋の中の、一番大きく見えるものへと遠慮なく手を伸ばし。 新聞紙越しでもあつあつな芋を、両手でお手玉しつつ。) …んむ、この間の…河童にやられた時じゃ… もう、大分良くなった…動くにはもう問題は無い。 (心配そうな視線を命から向けられれば、にぱっと笑い。 僅かに痛みは残っているものの、傷跡も良く良く見なければ分からない程度に回復していて。)    (2010/10/22 01:37:08)

久遠寺 命いいっていいってお礼なんて。そんなこと言ったらいつもお茶とか色々ご馳走しちゃってるから凄い量のお礼することになっちゃうしね。こういうのは貸し借りなし、ね?(照れているような春次郎に、ウインクしつつ)…そっか、それならよかった(確かに椿の外見に傷はなくて。笑顔にも無理をしている様子が見えなければ、安心したように微笑んで…それはそれとして椿を度々傷つけるカワベには怒りの念を燃やしておいた)ああもう、ほら、がっつくから…ふふ、ちょっと待ってて、今お盆とお皿持ってくるから。ついでにお茶でも飲みながら話しよ?(芋でお手玉している椿に苦笑いしながら、休憩所を指差して)   (2010/10/22 01:42:46)

野宮春次郎あっ……(命にウインクされると少年は手で口を押さえて、こくこくと何度も頷いた。貸し借りなしでなければどんな苦行が待っているかと思うと他言は無用、口は災いの元である)そんな、僕はもう椿さんに返し切れない借りがあります!椿さんのおかげでなほみさんと……(少年はそこで口をふさいで、直ぐに言い直した)だから、だから。気にしなくったって平気です (本心からであった。少年の顔は真っ赤になって、耳と鼻から蒸気を吹きそうになっている。自分がなほみと結ばれた原因を作った相手こそ椿である。そのきっかけになった事件についてすら。未だしっかりと謝って居なかったのだ。しかし椿が焼き芋でお手玉を始めると、顔は赤いまま目を丸くした) 命さん!僕はお皿は平気です! (慎重に一番小さい焼き芋につかみかかる。未だ熱い、少年はゆっくりと掴み上げようと、なんども手を開いたり閉じたりしている)   (2010/10/22 01:48:02)

椿んむ、茶と焼き芋… 素晴らしいの、命… っと、と… (尚も芋をお手玉しつつ。手にかかる熱さと重みが実に食欲をくすぐり。 命の指差した休憩所へ向け歩き始め。)  …ふふ、そうか、ありがとう春次郎… しかし、それではわしの気が済まぬ… うむ、やはり今度ぬしらを洋食店にでも誘うとしよう… あの蕩ける様な味の卵は実に絶品じゃぞ (顔まで真っ赤にして言う春次郎に少し驚きながらも…にこり、と柔らかく微笑んで返して。)   (2010/10/22 01:54:57)

久遠寺 命ん、そう?それじゃお茶だけでいいかな…と、私はこれでいいや(春次郎の返事に答えながら、自分は先ほど二つに割った焼き芋を食べることにする。小さくも大きくもなく、といった感じ。仕上げとしてバケツに汲んだ水をばしゃりとかけて、火をしっかりと消す。きちんと後片付けをしなければ火が燃え移ってしまい、危ない。火が消えているのが確認できれば………落ち葉を片付けるのは後でいいかな、なんてことを思って、自分も休憩所へ歩く)なほみちゃんと…?(真っ赤になる春次郎に、訝しげな視線を送る。春次郎となほみは確かにとても仲がいいが、何かこう、仲がよくなるきっかけでも椿が作ったのだろうか…まあなんにせよあまり深く追求するとまた春次郎を泣かしていまいかねないので抑えておくことにする)あ、洋食店?いいねぇ、私もたまーに行くんだけど、色々珍しくて美味しいものが置いてあるんだよね(洋食店に誘うと椿が言えば、命もそれに乗って)   (2010/10/22 02:00:12)

野宮春次郎はい!あの、行きましょう。なほみさんもつれて。命さんも一緒に! (今度は素直に、椿にほほえみ返して答えた。一緒に行く相手は決めたのだ。みんなで行く方が楽しかろう、それに『おうむらいす』の味も気になる。兄には内緒である。それから散々苦心して焼き芋を持ち上げる。今更皿を辞退したことに後悔が押し寄せた。休憩所に向かいながら少年も焼き芋をお手玉することになったのだ) なほみさんの話は……あの、あの……とにかく椿さんのおかげです (命に答えてそれ以上は口を噤んだ。)   (2010/10/22 02:05:09)

椿おぉ、なんじゃ命も一緒に行くかの? くふ、ぬしにも色々と世話になっておるからのぅ… うむ、世界は本当に広いのぅ… いつか、ゆっくりと見て回ってみたいものじゃ… (からからと笑いながら命へ。遠く空を見つめながら、お手玉のおかげでそろそろ良い温度になった芋の新聞紙を剥ぎ始め。) うむ、もちろんなほみ嬢も連れて…のぅ? (くすくす、と意味ありげに春次郎を見つつ笑い。2人の様子を見るのが楽しみだ、といわんばかりに。 そろそろと芋を割れば…むわり、とした甘くて濃い香りとともに、ほっこりとした黄金色の断面が姿を現し。 きらきらと笑顔を輝かせて。)    (2010/10/22 02:09:30)

久遠寺 命あはは、お誘いされたのなら喜んで。椿ちゃんオススメの『おうむらいす』私も食べてみたいな………はーい、お待たせっと(くすくすと微笑みながら、休憩所近くの売店の中へ…少しして、お盆にお茶を三人分乗せて戻ってくる)ささ、座って座って。熱かったらお盆に置いていいから、ゆっくり食べよう?(言いながらお盆を置いて、椅子に腰掛ける)   (2010/10/22 02:15:21)

野宮春次郎(椿に笑われると少年は顔を赤くした、初めてのデェトでは姿を見かけなかったがしっかり尾行されていたのだろうか。そう思うと少年は急に恥ずかしくなって) まだ手を繋いだだけですよ (大嘘を吐いた。はっきりと叫んだが目が泳いでいる。キッスを見られたことは未だ知らない。こちらも休憩所に到着すると、拗ねたように新聞紙をむしり取った。小さいだけあって冷めるのは椿や命の焼き芋より早いだろう) でも洋食屋さんも良いけれど、今はお茶が一番飲みたいです。やっぱり甘いお芋には、お茶が一番ですね (命に向かって微笑んだ。それからお茶を一つ自分の隣に移動させるが、焼き芋を折ったまま動かない。黄金の中身を眺めてまた目を丸くしている)   (2010/10/22 02:19:41)

椿うむ、皆で行こう…大勢で食べたほうが楽しくて美味いし、の… くふ、そろそろ…ありがたく頂くとしよう (命に促されるまま、椅子へとぽすん、と座って。 半分に割った芋を両手に構えて…かぷり、一口。) …はむ。…ふぅわ…甘くてほわり…素晴らしいのぅ… (口いっぱいに広がる芋の甘みにぽわぽわと頬も緩んで。はむはむ、と両手の芋を交互に食べ始め。) …ふぅむ、手をつないだだけ、のぅ…? (にたーっと笑って春次郎の顔を覗き込み。によによ。) む…?どうした、春次郎…?喰わぬならばわしが喰ろうてしまうぞ? (芋を割って動かない春次郎へ、悪戯に言って。)   (2010/10/22 02:24:47)

久遠寺 命ふふ、そうだね。洋食屋さんの料理も素敵だけれど、やっぱりこういう風に食べる焼き芋とお茶も良いものだよね…それじゃあ私も、いただきまーす(春次郎の言葉に微笑みながら、焼き芋を一口。熱もいい感じに冷め、程よい柔らかさと、暖かさ…それと甘味が口に広がって)うん、よく焼けてる、美味しい……あはは、椿ちゃん面白い食べ方。でもちょっと女の子としてははしたないんじゃない?(椿がはむはむと交互に焼き芋を食べているのを見ればくすくす微笑んで…春次郎が何故だか動かないので、訝しげな視線を)どうしたの、春次郎君?…あ、もしかして焼けすぎて硬くなっちゃってた?なんなら私のと交換しようか…一口齧っちゃったけど(苦笑いしつつ、ん、と自分の持つ芋を春次郎へ向けて)   (2010/10/22 02:29:24)

野宮春次郎つないだだけです (椿に答えた。今度は嘘偽りもない。そのくせ、椿の顔から目線を逸らし)そ、それにこれは僕の焼き芋です。違います命さん、ただおいしそうだったから。それに駄目です。そんな……(命に首を振った。冷や汗が出そうになっている。命の食べかけの焼き芋を、なぜか恥ずかしそうに見てから目を背けた。子供扱いされていると思ったのだ。顔は赤い)女の人の食べかけなんて駄目です。とにかく僕は僕のを食べます(自身の焼き芋を守るように、急いでかぶりついた。柔らかい甘さ、少年なそのまま口の中で焼き芋の大きな塊を転がせた。) ふう、ふう… (しかし中身はやや熱かったようだ。頬を膨らませて無言になった)   (2010/10/22 02:35:40)

椿んむ…?はしたないかのう…まぁ、ぬしらしか見ておらぬから問題は無いじゃろう! (頬に芋の欠片を付けながら、からからと明るく笑ってまた食べ進め。片方の芋を食べ終えれば、湯飲みを手に取り…) んく、んく…ぷは…たまらぬのう…秋の味覚、万々歳じゃな (満足そうに頷いて。 残り少なくなった芋を大事そうに食べ始め。) …つないだだけ、のう…ふぅん…? (春次郎の反応を楽しむように、目線を逸らした春次郎の顔をにたにたと見つめ。それ以上の事をしているのを見てはいるのだけれど、自分からは言わずに。にたにた。)   (2010/10/22 02:38:55)

久遠寺 命ん、そう?ちゃんと焼けてたんなら、それでいいんだけど…まあ確かに人の食べかけは嫌だよね(自分で提案しておいて、と苦笑いしつつ、お茶を一口。芋の甘さとお茶の渋味が程よく混ざり合い、ほぅ、と溜息が零れる)ふふ、食欲の秋っていうくらいだからね。秋は色々美味しいものが多くて…嬉しい半分、食べすぎで困るのが半分、かな(えへへ、と照れ笑い。まあ激しすぎる運動を時折するので太ることはないだろうが)…ん~?(椿がなにやらニヤニヤしているようで、つられて春次郎の顔を見てしまう)   (2010/10/22 02:44:20)

野宮春次郎(椿の反応に少年はうろたえた。明らかに彼女は何かを知っている。何処までだろう。迂闊すぎたのだ) ふぐぅ…… (反論しようにも熱い焼き芋が口の中で踊り、口を開くことが出来ないのだ。見られたキッスまで?最後まで?少年は激しくうろたえて手を振った。首も振った。椿に違うと意思表示しているのだろう。命がこちらを見ると一気に焼き芋を飲み込み)椿さん、どこまで?(息も絶え絶えに、それから命に調子を合わせて話題を変えた) 天高く馬…… (言い掛けてやめた。このことわざは女性の前ではイケナイ、少年は危うく墓穴を掘りかけた) おいしい物は我慢するのもつらいですよね。 (椿をチラチラと見ながら言った。うまく話題を変えられただろうか)   (2010/10/22 02:49:28)

椿…どこまで? くふ、どこまでかのう… おぬしとなほみが…大事なところと、大事なところをつないだ、とは風の噂で…のぅ? (自信の唇をぷに、と突付きつつ…によによ笑いながら言って。言葉だけではきっす以上の事のように聞こえてしまうかもしれない。 ) あぁ、まだ今年は栗も柿も梨もまだ食うておらんの… たっぷりの大根おろしにしょうゆをかけた秋刀魚も… うむ、秋には魅力が多くて困るの… (ぺろり、と自分の分の焼き芋を食べ終われば、今年はまだ出会っていない秋の味覚に思いをはせて。うっとりと。花も団子もすてがたいのだ。)    (2010/10/22 02:54:08)

久遠寺 命え、嘘、なほみちゃんと春次郎君、もうそんな仲なの?(椿の言葉に驚いて彼女の方へと向き直る。年頃の娘とはかくも噂好きなものであった。命もキスまでした仲、と思ったようだが春次郎にはそれ以上に聞こえてしまうかもしれない)うんうん、いいねいいね…松茸なんかは手出したくても出せないけど…ああ、秋って色々と罪作りな季節だわ…(こちらも秋の味覚に思いを馳せる…が、春次郎の呟きが耳に入れば)…春次郎くーん?よかったねえ、最後まで言わなくて(にこーっ、と笑顔で春次郎を見て。目を細めてはいるがなんとなく鋭いオーラが流れるかもしれない)   (2010/10/22 02:59:04)

野宮春次郎(椿の言葉に少年は激しく咽せかえった。今し方飲み込んだ焼き芋が喉につっかえそうになって。顔は赤いどころではない) 違います。してません。してません。あの、椿さん……違うんです。僕たちはただ健全な交際を…… (命にまで暴露されてしまった。おそらく川でしたのが噂になって……少年は目に涙を溜めて交互に、椿と命を見た。ふるふると震えていると命から別方向の鋭いオーラが流れ込み。少年は慌ててお茶を飲んだ。がた、がたっと茶碗が震えている。間一髪、最後まで言わなくて命拾いしたのである。)   (2010/10/22 03:03:20)

椿くふ、青春じゃよなぁ… (驚く命ににこーっと笑って言って。 そういうの好きそうな同志!とばかりににこにこ。) おぉ、松茸も良いのう!秋…罪作りすぎるの… 春も、罪作りじゃのう… (命に威圧されて震える春次郎を見れば、ぽつりつぶやき。)  あぁ、春次郎よ…そこまで焦らずとも良い、健全でも不健全でも…わしはぬしらの事を応援しておるから、の? (穏やかに微笑みつつ、ぽむ、ぽむと優しく春次郎の肩を叩こうと。)   (2010/10/22 03:06:23)

久遠寺 命青春だねえ…いやあ、羨ましいわ、本当(春次郎と同じ年の頃の自分といえば、修行だの戦いだので恋愛どころの騒ぎではなく。随分血なまぐさい青春を送ったものだと心の中でちょっとだけ悲しくなった。後悔こそしていないけれど)うんうん、わかってるわかってる。恋愛の形なんて人それぞれだもんね。私も二人のこと応援してるから…ほらほら、そうやって泣かないの。せっかくの焼き芋がしょっぱくなっちゃうよ?(こちらも穏やかな微笑みを向けて。羨ましいけど邪魔はしない、できた巫女である)   (2010/10/22 03:11:31)

野宮春次郎(椿が肩を叩くと少年は自分を思いだしたように身を震わせた) それは…… (罪作り、確かに自分の所為で1人の少女の純潔を奪ってしまったと思うと今度は真っ青になった。ようく考えたら恐ろしいことである) あ、嗚呼……そんな、そんな、罪だなんて (椿の顔を見て、なほみと少年の秘密、自分が責任を取るから平気だと思ってはいたが、こう露見してしまってはそうもいかない) 命さんまで (もう涙は流してはいない、ただ) 命さん、違うんです…… (焼き芋をかじりながら、もはやか細い声で言った。二人が納得してしまったのだからおそらくどう言おうと無駄であろう。二人の恐ろしさに少年は改めて身を震わせていた) 泣いていません、焼き芋はおいしいです。秋刀魚も松茸も栗も大好きです (そのふるえはやがて峠を越え、少年はやや捨て鉢になりかけていた)   (2010/10/22 03:17:41)

椿あぁ、やはり色恋沙汰は心弾むのう… (にこにこと春次郎の肩を叩きつつ… やがて、赤から青へと顔色を変えるのを見ると、やや心配そうに。) …なんじゃ、どうした春次郎… 何を震えておる… くふ、なほみに取り返しの付かぬ事をした訳でもあるまい…もっと胸を張ればよかろう ( 深くは知らぬ故に無邪気に言いつつ、ずずーっと湯のみから茶をすすって。)   (2010/10/22 03:23:01)

久遠寺 命もう、またそんな大袈裟に震えちゃって…なんであれ、私達は春次郎君を責めるつもりで言ってるんじゃないんだから。ほら、元気出しなさい野宮春次郎。男で、誇り高き探偵の助手なら、もうちょっと胸張って生きなさい、ね?(元気付けるように…ここからでは少し遠くて肩を叩くことはできなかったが、言葉で精一杯励ましておいた)   (2010/10/22 03:28:08)

野宮春次郎(椿と命の言葉に再びむせかえった。しかし今度は少年は椿をまじまじと見つめた。取り返しのつかぬ事ではない、大げさに考える事でもない。その言葉は少年には不思議そのものであった) 本当……ですか? (上目遣いに言った。自分たちの味方だと言うのは本当なようだ) あの……。はい、胸を張る事にします。椿さん……命さん? (茶を啜る椿や、命を不思議そうに見つめて。それから少年は笑顔になった) その代わりに、僕は彼女に責任を持ちます。あの、二人とも大好きです (無邪気に言ってしまった。本心から嬉しくて言ってしまったのだ。言葉の意味については深く考えていない。少年は朗らかな気分で残りの茶を啜った)   (2010/10/22 03:32:07)

椿あぁ、本当じゃとも… 胸を張って生きるが良い… (笑顔になった春次郎を茶を啜りながら、満足げに頷き。) うむ、しっかり大事にしてやるのじゃぞ… …ぶふっ! …ふむ、三角…いや、四角関係か… (春次郎の言った大好き、という言葉をまっすぐに受け取って…思わず噴出し。なにやら脳内で愛憎模様が映し出されている様子。)   (2010/10/22 03:36:15)

久遠寺 命うんうん、それでこそ男の子だ!偉いよ、春次郎君(どうやら持ち直したらしい春次郎に、こちらも笑顔を向けて)ふふ、そう?ありがと………あはは、四角関係ね。そうなったら春次郎君ますます大変だ(こちらは「大好き」をしっかり親愛の情として受け取ったようで、椿の言葉に冗談っぽく笑う)   (2010/10/22 03:40:09)

野宮春次郎? (椿の四角関係という言葉に少年は一瞬首を傾げた。それから命の笑い声で少年も全てを悟った) え、えっと。違います椿さん、からかわないでください命さん。 (顔を真っ赤にして慌てた。少年は首を振って手を振って呟いた。) 僕はそんなに器用じゃないから、安心してください! (命にあわせるように言った。一人を愛するだけで少年には精一杯であるし、それで良いのだ)   (2010/10/22 03:46:20)

椿うむ、そうなったらしっかりわしらも大切にして貰わねば、のぅ…? (命の笑いで、あぁそういう事か、と気づいたものの。命と合わせて春次郎に、にやーっと笑いながら言って。) ふふ、不器用なりに…しっかり愛してやるのじゃぞ… …さて、そろそろ後片付けするかの… 少しずつでも、命に恩返しせねばのぅ ( 命が持ってきたお盆へ皆が飲んだ湯飲みを載せて、片付けに立ち上がろうと。)   (2010/10/22 03:51:05)

久遠寺 命あはは、自分から不器用です、なんて言わなくてもいいのに。まあ、その真面目さが春次郎君のいいところだけどね。「三人とも大切にします!」とか言われてもそれはそれで困るし(真っ赤になった春次郎にくすくすと笑って)あ……うん、それじゃあ、お願いね。私はそろそろ焚き火の後片付けしなくっちゃ。燃えカスが風で舞ったら大変だからね(こちらも後片付けをしようと立ち上がる。いつもだったら「いいよいいよ」と椿の申し出を断っているところではあるが、一緒にここに住んでいる以上こういう共同作業はしてもらった方がいいかな、なんて思って)   (2010/10/22 03:54:37)

野宮春次郎大切に?あの…… (少年は身を震わせた。椿が察したとは気づかずに、このままでは話がさらにこじれると慌てて) 言われなくたって…。あぁ (命にくすくすと笑われて、少年は完全敗北を喫した事を悟った。片づけに向かう二人を、口を間抜けにあけたまま見つめていて、それから) あ、僕はそろそろ…… (さらに負けをこじらせる前に帰らなければならない。) 今日はごちそうさまでした。椿さん、命さん (二人に先ずは頭を下げた)   (2010/10/22 03:59:21)

椿 …うむ、こちらは任された この湯飲みをぴかぴかに磨き上げてやるとしよう… (この後、何十年、何百年振りの洗い物で四苦八苦するも、それはまた別のお話で。自信満々に、命に言ってみせ。) うむ、春次郎よ、またの… 暫くはわしはこの神社で世話になるつもりじゃからの… ふふ、会いたくなったら、いつでも来るが良いぞ (にかっと明るく笑いつつ、空いた片手でひらひらと春次郎へと手を振って。)   (2010/10/22 04:01:34)

久遠寺 命はい、お粗末様でした。それじゃあ気をつけて、なほみちゃんにもまた今度遊びに来てって言っておいてね(去ろうとする春次郎に、再び軍手をはめた手をひらひらと振って)ふふふ、それじゃあ椿ちゃんの洗い物、お手並み拝見といったところかな?(自信満々な椿に笑いながら言って)   (2010/10/22 04:05:07)

野宮春次郎はい!きっと、必ず (二人に頭を下げた少年は脱兎の如く階段へと走り、鳥居をくぐり、神社を後にしていった。帰り道にずっと上機嫌で、鼻歌を口ずさんでいたのは内緒である)『おうむらいす』かあ、楽しみだ (みんなでいく洋食屋に胸を弾ませ。帰路に就くのであった)【僕はこのあたりで〆ます。お疲れさまでした。とっても楽しかったです!】   (2010/10/22 04:08:55)

久遠寺 命【お疲れ様でしたー!】   (2010/10/22 04:09:27)

おしらせ野宮春次郎さんが退室しました。  (2010/10/22 04:09:46)

椿【春次郎お疲れ様!またのー!】   (2010/10/22 04:10:08)

椿 (春次郎が見えなくなるまで見送って。見えなくなるとくるりと体を躍らせて…) くふ、わしの洗い物てくにっくを見て腰を抜かすでないぞ… (にこりと笑って命へと軽く言いつつ…ゆっくりと洗い物をするために売店の中へと。) 【こちらもこれで〆で!】   (2010/10/22 04:11:54)

久遠寺 命あはは、それじゃあよろしくね(にこりと笑われればこちらも笑顔を返して。春次郎の姿が石段の下へ消えて、椿が売店の中へと行けば)…さってと、私は片付け片付け(休憩所の傍らに用意しておいた箒と塵取りを持つと、まだ境内に残っている焚き火の跡へと向かっていった)【はい、では私もこれで〆で!お疲れ様でした!】   (2010/10/22 04:14:33)

椿【はーい、お疲れ様でした!またねー!】   (2010/10/22 04:14:53)

おしらせ椿さんが退室しました。  (2010/10/22 04:15:00)

おしらせ久遠寺 命さんが退室しました。  (2010/10/22 04:15:09)

おしらせ倉間なごみさんが入室しました♪  (2010/10/22 21:51:42)

倉間なごみ【待機させて頂きまする】   (2010/10/22 21:52:52)

倉間なごみ(午後のミルクホールには倉間なごみの姿があった。行きつけと言えるだけ通ってきた、雰囲気も良い落ち着く店だ。時がどれだけ動こうと残っていて欲しいとも思う。ほっとみるくを傍らに新聞を読むことも、色々あって数日ぶりにはなるが日課と言ってよいほど繰り返していることだった。)   (2010/10/22 21:58:00)

おしらせ黒蜜糖さんが入室しました♪  (2010/10/22 22:03:42)

倉間なごみ(成すこと自体は何時もの通りと言えた。違っていることはなごみ本人の心境である。記者が心魂を詰めた新聞の内容は常日頃からなごみを一喜一憂させ、それからの愉しみを思い浮かべさせてくれる貴重な娯楽――あくまでなごみの受け取り方であるが――だったのだが、文字群を読み進める妖の様子は、目ながらにして馬耳東風の様子を呈していた。心此処に在らずというべきか、読んではいるしその内容もしっかり理解はしているつもりだが、いささか何時もと比べて心躍るものが浮かんできていないというのが実のところである。)   (2010/10/22 22:04:06)

黒蜜糖【こんばんは。お邪魔しても良いでしょうか?】   (2010/10/22 22:04:11)

倉間なごみ【あら、初めまして。是非にも宜しく御願い致します】   (2010/10/22 22:04:43)

黒蜜糖【初めまして。お言葉に甘えまして、お邪魔させて頂きます】   (2010/10/22 22:05:31)

黒蜜糖(カランと扉を鳴らして現れたのは、十七八ほどの若い男――・・・洋装が流行しつつある近頃では珍しい黒絽の着物に矢鱈と華奢な身を包んだ者であったが、ミルクホールの雰囲気には不思議なほど馴染んでいるようで、特に衆目を集めることもない。軽い足取りで注文を取り付け、空いた席を探して矢張り軽い動作で椅子へと腰掛けた。)   (2010/10/22 22:11:50)

倉間なごみ(来客を告げるベルに打たれるほど物思いに耽っていたわけではないが、散漫になっていた思考が行き場をそちらへ定めるには十分な刺激であったのかもしれない。黒髪を悪戯に揺らさぬよう緩慢に首を巡らせ、音のほうを見た。)   (2010/10/22 22:14:24)

黒蜜糖・・・ふう、(やれやれ、といった様子で椅子にくたりと背を凭せ掛ける。ややきつい吊眼を更に細めて店内を見渡す目つきは、しかし言葉とは裏腹に興味深げな色を湛えている。噂には聞いていたが、わざわざ足を運んだ甲斐があったようだ。満足げに口元を緩めつつ、袂から古びた本を取り出して片手間に読み始めた)   (2010/10/22 22:20:14)

黒蜜糖【すみません、何やら不具合が・・・一旦入り直します】   (2010/10/22 22:32:25)

おしらせ黒蜜糖さんが退室しました。  (2010/10/22 22:32:28)

おしらせ黒蜜糖さんが入室しました♪  (2010/10/22 22:32:34)

倉間なごみ【長考、申し訳ありません。いま暫しお待ち下さい…】   (2010/10/22 22:33:10)

黒蜜糖【あっ、いえいえ・・・。更新が出来ない状態になってしまっていたので。大丈夫です、時間はお気になさらず!】   (2010/10/22 22:34:27)

倉間なごみ(この店にはなにがあろう?なごみにとっては見知ったものばかりだ。が、初めて足を踏み入れた時はやはり興味深く周囲を観察したものである。……憩いの場としては、あまり他人を凝視するのはまなぁ違反というものであろう。こうして新聞を読みながらに物思う時間を、徒に乱されたくはないと思うゆえに。新聞の奥に湯気を湛えながらも、ぼぅ……と、時間を過ごしていた。)【背後のほうにアクシデントが起きまして、続けることが難しくなってしまいました。折角乱入して頂いたのに申し訳ありません……!何れまた、機会がありましたらば……本当に御免なさい。失礼致しまする。】   (2010/10/22 22:41:03)

おしらせ倉間なごみさんが退室しました。  (2010/10/22 22:41:05)

黒蜜糖【はい、またの機会に是非。】   (2010/10/22 22:42:01)

黒蜜糖(甘い匂いが立ちのぼるミルクにそろりと手を出しては、すぐに引っ込めた。熱くて飲めない。まったく、猫舌という代物は不都合極まりないものである。うらめしげに白い水面を眺めて溜息を吐くと、再び字列を追い始めた。若い男が温かなミルクを相手に真剣な顔で格闘する有様ははたから見れば少々奇異な行動であるかも知れなかったが、当人は勿論気付いてはいない)   (2010/10/22 22:49:03)

黒蜜糖(・・・しかし、なかなか。興味を惹くものに飽くことはない。窓の外の景色や行き交う人々を眺めているだけで面白いものである。中には時折人ではないモノなども紛れていたりはするが、誰もそれに頓着しない。或いは気付いていないのだろうか。人間というものは何とも鈍感な、否、大らかなものである。・・・そろそろ良いだろうか、と再びミルクに手を出したものの、矢張りすぐに引っ込める羽目になったのは言うまでもない)   (2010/10/22 22:56:48)

黒蜜糖【この辺りで失礼します。お邪魔しました】   (2010/10/22 22:57:11)

おしらせ黒蜜糖さんが退室しました。  (2010/10/22 22:57:14)

おしらせ斎条金助さんが入室しました♪  (2010/10/22 23:06:39)

斎条金助【0時過ぎには落ちますが、入らせてもらいます。】   (2010/10/22 23:07:30)

斎条金助(日が沈み始めた頃、帝都の灯が点きはじめ、秋の風が街を吹き抜けていた。帝都の大通り……ではない少し離れた場所、あまり人通りの多くない路地に、長身痩躯で、軍服に身を纏った青年が歩いていた。コツコツ、コツコツと足音を響かせ、何かを思案していた。その表情は固く、厳しく、どこか人間離れした冷たい雰囲気を纏っていた。)……同志は集まった。ついにぞ、ついに時が来ようとしている。この皇国の盲いたる民を目覚めさせ、宮中を覆う暗雲を振り払い……今こそ、維新の元へと立ち返り、この皇国を真の皇国へと戻すための維新、大正維新……そう、この腐った西洋思想に侵され、皇国の使命を忘れしものどもを裁き、強靭なる政府を作り、日ノ本が亜細亜の盟主となりて、西洋に対抗していかねばならぬ……(ぶつぶつと物騒なことをこの男は呟いていた。それはまさしく叛乱の計画であった。)   (2010/10/22 23:16:14)

斎条金助この帝都……陛下のおわします都でありながら、猟奇殺人、怪盗、風俗の乱れ、まことに浅ましい……馬鹿げている。何がエログロナンセンスか、何が自由平等か、何が平和か……かつて国の元を成した農業が疲弊しても、帝都の者は何も思わぬのか。何も感じぬのか。まことに、まことに恥ずべきことだ……この帝都は、国は、腐ってしまった。我が皇国の使命は大君の遍く御稜威を世界に広げることではないか……官憲も軍も、殺人犯の一人も捕まえられぬ体たらく。これでは国は消える……皇国が消える。ならば、ならばならば、今一度維新を起こすしかあるまい。武力にて蜂起し、帝都の堕落したものどもに恐怖を与え、目覚めさせる……そう、それこそが我が使命なのだ。(ぶつぶつと独り言を呟いた後、急に立ち止まり、決意を述べた。武力にて叛乱を起こし、政権を奪い去ろうというのだ。不気味な雰囲気を漂わせる軍人は、まさにその叛乱の同志を集め、大正維新を始めようとしているのであった。)   (2010/10/22 23:23:33)

斎条金助……この国に潜むあらぶるものども、維新で志半ばにして散ったもの……それも我が同志、我が盟友……。(青年の周りには妙に冷たい空気が漂っている。それこそまさに、彼の言う同志……人間以外のそれ、亡霊なのである。)帝都に張り巡らせた印……そう、これが最後だ。(そう呟くと、現れ始めた空の星々を一瞥し、何かを確認するように頷いた。そして、今度は地面に目を向け、懐から一枚の札を取り出すと、何か、古い言葉を述べ始め、その札を思い切り地面に投げつけた。札は勢いよく地面に叩きつけられ、そこに張り付いた。すると、札が奇妙な光を発しながら、地面の中へと消えていったのであった。そして、最後に、札のあった場所に残ったのは、星の形にも似たような印、奇妙な多角形の印であった。)……星辰が正しき時、我が一声を以って、帝都の破滅、そして再生が始まるのだ。帝都は恐怖に包まれ、君側の奸は滅ぶ。そう……そのときをもって、皇国は蘇るのだ。   (2010/10/22 23:34:01)

斎条金助(印が刻まれたことを確認すると、軍人は踵を返し、もと来た道を歩み始めた。彼の計画は順調に進んでいるようである。そうすると、一つの茶屋……何も変哲もないそれではある。軍人がそこの戸を開け、中へと入っていった。すると、そこには何十人もの若い軍人らが控えていた。この茶屋こそ、彼らが潜伏し、計画を練っていた場所なのである。若い軍人らは金助が入ってくるのを見ると、一斉に立ち上がり、敬礼した。この長身痩躯の軍人はこの維新の計画の首謀者であるのだ。)……諸君、聞き給え。準備は整った。星辰の正しき日、そのときこそ維新は断行されるのだ。君たちには長い間待ってもらい、準備をしてもらった……君たちの中には農村の出身の者も多い……だが、国は直に生まれ変わる。正しく皇国となるのだ。……われらは国のためには命を惜しまぬと誓った。国と大君に永遠の忠誠を誓った……そう、七度生まれ変わり、報国をいたすのだ。たとえ維新で我らの命が散ろうとも、それは無駄ではない。国が正しく、皇国として、神州として蘇る礎となろう……諸君、今の帝都において、奇妙な事件が多発しているのは知っているだろう……その事件も、暗雲も、この維新(長文省略 半角1000文字)  (2010/10/22 23:48:47)

斎条金助維新によって潰える。帝都は滅び……正しく大君のおわす都となる。……往くぞ諸君、大正維新のために、我らが大義のために!(声高らかに金助は宣言した。そうすると、一挙に歓声が湧き起こり、怒号が茶屋に満ちた。七生報国を彼らは叫び、大正維新の断行を誓ったのである。星辰が正しき日に叛乱は起こされる。憂国の志士により、早まりすぎたものどもによって。それが成功するか否かはまだわからない。だが、彼らはただ叫び、士気を高めていくばかりであった。)   (2010/10/22 23:49:03)

斎条金助(帝都の茶屋によって、恐るべき叛乱の計画がなされていた。痛みを知らぬのなら痛みを与えれば良い、それが国のためとなると信ずるものどもの狂気の維新の決行が、誓われた。彼らが信じる国のために、理想のために、大義のために……)   (2010/10/22 23:50:34)

斎条金助【これで失礼します。長々と申し訳ありませんでした!】   (2010/10/22 23:50:55)

おしらせ斎条金助さんが退室しました。  (2010/10/22 23:50:56)

おしらせ野宮春次郎さんが入室しました♪  (2010/10/23 21:50:49)

野宮春次郎【お…重いからボタン連打したら携帯が暴発しました…】   (2010/10/23 21:53:48)

野宮春次郎【……。とりあえず少しソロルしながら待機します】   (2010/10/23 21:57:14)

おしらせ吉野なほみさんが入室しました♪  (2010/10/23 22:09:54)

吉野なほみ【こんばんはー!】   (2010/10/23 22:10:03)

野宮春次郎【こんばんは!なほみさん!嗚呼(少年は開口一番なほみに抱きついた)】   (2010/10/23 22:11:14)

吉野なほみ【こ、こら春次朗! まだロールは始まって……久しぶりだからって……(少年にいきなり抱きつかれても抵抗はせずに受け止めた。)】   (2010/10/23 22:13:09)

野宮春次郎【(なほみの体にすりすりと頬を擦り寄せて)なほみさん、今日はどんなロールをしましょうか。なほみさんが好きすぎて胸が苦しいんです。これってきっと、恋の病ですね?】   (2010/10/23 22:15:27)

吉野なほみ【ん、ん……そうだナ、何をしようか……んぅ、ば、莫迦、そういうことを言うな……(頬を体に擦り寄せられ、恋の病などといわれれば顔を赤くして、呟いた。)】   (2010/10/23 22:18:07)

野宮春次郎【昨日なほみさんの夢を見たんです。大きなお風呂でなほみさんと平泳ぎの練習をする……(なほみの体から自らの頭を持ち上げて、少年は照れくさそうに笑った。)今日は何をしましょうか。僕はなんでも楽しいです。なほみさんといるだけで全部!(またしてもなほみの胸に頬を擦り寄せた)】   (2010/10/23 22:21:19)

吉野なほみ【ふ、風呂で平泳ぎの夢……? 随分と奇妙な夢をみるのだネ……(そんなことを言われると、少し想像したのか恥ずかしそうな顔をした。)私も何でも楽しいよ、君がいるなら。さて、君は何かやりたいことはないのかナ。あまりPL会話を続けても怒られてしまうかもしれないからネ……】   (2010/10/23 22:25:43)

野宮春次郎【ならばこんな雰囲気で部屋でごろごろしましょう。なほみさんの蔵で朝チュンロールなんてどうですか?】   (2010/10/23 22:27:18)

吉野なほみ【わかった、ではそれで始めるとしよう!】   (2010/10/23 22:27:58)

野宮春次郎【では先ずロールを打ちます】   (2010/10/23 22:28:25)

吉野なほみ【お願いします。】   (2010/10/23 22:28:59)

野宮春次郎(少年はゆっくりと瞼を開けた。少し肌寒い秋の空気が頬にあたるが不快な程でもない、裸の体に布団が掛かっていて、何か暖かい、トテモ暖かくて柔らかくって優しい何かが少年の体に密着している) なほみさん、起きていますか? (その人物に問う、ボンヤリした頭で寝る前の出来事を思い出そうとして)   (2010/10/23 22:31:52)

吉野なほみん、ぅ……(蔵の中に朝日が差し込み始めていた。肌寒い朝の空気に身を震わせるが、しかし体はどこか暖かい。そう、それは少年の体がこの少女の体に密着していたからだ。)ん、あ、ぁぁっ……ふぁ、あア、今起きたヨ……(眠たげな表情を彼に向けつつ、目をパチパチとさせ、彼に言った。まだ完全覚醒というわけではないようだ。)   (2010/10/23 22:37:06)

野宮春次郎(少年も割合眠いようだ。なほみが眠そうなのを見て、それから更に思案した。視線を移すと脱ぎ捨てた服が畳に散乱しており。なかなかに壮観である。少年は目を擦ってから欠伸をした) なほみさん、こうしていると暖かいですね (嬉しそうに笑うと布団を肩にかけ直した。それからなほみの目を見つめている。) 寝間着を着ていなくたって、湯たんぽがなくたって。もっと暖かいです   (2010/10/23 22:41:30)

吉野なほみあア、暖かいナ……君の体温が伝わっているから……(よくよく思い出せば今は裸の状態で二人密着しているのであった。それを意識すると寝起きながらも頬が赤く染まった。)もう朝、か……結局このまま眠ってしまったのだナ……(そういいながら、その小さな体を彼にさらに密着させた。)   (2010/10/23 22:46:01)

2010年10月17日 23時43分 ~ 2010年10月23日 22時46分 の過去ログ
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