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「A.R.E.A. 106 〜 特別室」の過去ログ

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2017年06月10日 22時57分 ~ 2018年01月27日 22時40分 の過去ログ
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クレナイ九朗【いや、でもこれで良かったかもです】   (2017/6/10 22:57:38)

写平【取り敢えずちょいpl移ります?】   (2017/6/10 23:00:17)

クレナイ九朗【了解です。では一時間ほど】   (2017/6/10 23:01:20)

写平【はい、ありがとうございますー】   (2017/6/10 23:01:33)

おしらせ写平さんが退室しました。  (2017/6/10 23:01:38)

おしらせクレナイ九朗さんが退室しました。  (2017/6/10 23:02:21)

おしらせ赤外套さんが入室しました♪  (2017/6/17 13:08:04)

赤外套【お邪魔します~。】   (2017/6/17 13:08:20)

赤外套……………。(機械の身体の至る箇所を破壊され、機能停止した赤外套、再起動した場所は記憶にない、様々な機械が忙しく動き、様々な色で明滅を繰り返すランプの付いた、ガラクタ置き場のような場所。)…………。(すぐに街への危険を探ろうと重い機械の身体を動かそうとするが、動かない、右手首に相当する箇所を失ったのは覚えていたが、今は全身が動かないのだ。そこで先ずは自身の状態を確認すると、四肢に相当する箇所全てが欠如している事実が解り、街を脅かす者を排除できるか、何度か試しても『不可』と結果が出る事で。赤外套は思考と呼べる物を放棄する。すると、赤外套のいる部屋に一人の白髪の老人が入ってきて。)『起動したのか、アイツが街に託した外套が……。』   (2017/6/17 13:20:35)

赤外套…………。(眼の前に移動して来た老人が、自身の四肢を無くした者、街に仇なす者と思考し、動こうとする、が、『不可』だ。)『………アイツの遺したやつだけに、猪突猛進な外套だな、まぁ、落ち着け、わしはお前を修理していただけだ。危害を加える気はない。』…………。(そう話す老人の言うことを、赤外套は現状では判断材料に欠ける、と結論する。)『とりあえず、お前の身体を強化した、お前の動力、そのリミッターを一つ外すためにより強靭な機械の身体にした。後は新たな四肢と防戦着衣だけだ。』………。(完全に信用出来ないが、動く事が出来ない以上、老人の行動を受け入れた赤外套は、再び機能停止した。)   (2017/6/17 13:30:38)

赤外套…………?(暫く時間がたったのか、赤外套の機能は突如回復された。不信に思った赤外套が認識したのは、致命傷を負い、口から血を流して自身を起動させたと思われる老人の姿だった。)『ふふ、……何とか、間に合ったみたいじゃな……、戦鬼を夢見て作られた、わし等の遠き日の夢、……外套戦士、赤外套……。』(老人がそう言って自身に手を伸ばす、が、その手は赤外套に届かず、老人の背後に現れた『緑の外套戦士』に老人の身体ごと、脚によって両断される。)……オ、……オノ…レ…。(ふと、赤外套の身体の、首と思われる箇所から音が出た。そして、両断された老人を見て、何かが外れた音が出た。)……イカナリユウガ……アロウトモ……ジャクシャヲギャクサツスルコウイ……キサマノコウイヲ、……オレハ……ユルサン!(そう『言って』赤外套は緑外套に向かって金属の塊の拳を真っ直ぐに突き出す。外套戦士の使う、何かしらの武器を警戒していた緑外套は不意を突かれ、拳をまともに喰らうと壁を突き破り瓦礫に埋もれる。)   (2017/6/17 13:53:18)

赤外套『………今のは驚いた、旧式の玩具が…、舐めた真似をっ!』………だマれっ!オレハお前ヲユルサない、……この翁ハ、……オれの同士だ、……オノは、……街ノタメに……お前ヲウツッ!(そう言うと傍らに置いて有った防戦着衣を身に付ける。緋色に近い赤の被りに、同じ色の全身服、紫と茶色のキルトを身に纏い、最後に赤い外套(マント)を付ける。)………外套戦士、赤外套、……見参っ!!   (2017/6/17 14:02:49)

赤外套【何故か赤さんが喋れるようになってしまった!と、もう眠いので落ちます……、外套戦士二人はその後暫く戦い、緑外套が撤退した、で、終わりです、では、失礼しました。】   (2017/6/17 14:05:00)

おしらせ赤外套さんが退室しました。  (2017/6/17 14:05:04)

おしらせ『彼』さんが入室しました♪  (2017/8/14 15:41:04)

『彼』【お邪魔します】   (2017/8/14 15:41:12)

『彼』(ここではないどこか)静かな街だよ、本当に。(『彼』はそこから街を覗く様に観ていた。ここは、ここではないどこか。誰からも知られず、また、どこからも解らず、どこか)…でも、静かすぎるのも問題かね。(『彼』は頬杖をついて、居眠りするように目を閉じ、また開く)今は…そうか…。全員動いてんのか。…おーおー、張り切っちゃって張り切っちゃって…。(手元に浮かんで消えるのは、街の勢力図と、その詳細。そして、それを世界中のある部分での『バランス』と照らし合わせたもの。それを一瞥して、『彼』はふっと吹き消すようにそれを消す)   (2017/8/14 15:45:53)

『彼』…復讐…(浮かんでは消える)…正義…(浮かんでは消える)…英霊…(浮かんでは消える)…代行…(浮かんでは消える)…未来…(浮かんでは消える)………か……。(『彼』は肩を震わし、堪えるように喉で笑った)……。(誰かが『彼』に語り掛けた)…まあ、いいさ。ウサギと亀みたいなもんだよ。あまりに駆け足をし過ぎると、却って眠くなるもんだ。そうだろう?   (2017/8/14 15:49:14)

『彼』好きにさせりゃいいさ。俺は、今これを見てる方が面白いし、な。(『彼』の目元を黒い前髪が覆う。手元からは、まだ何かが浮かんでは消えていた)最大限の努力と、絞った知恵。それらに相応する成果を与えてやれば良い。成果無しに動く奴はいないし、それに…達成感もある。俺にとってもその方が好都合だ。ヒーロー活動も、ダークヒーロー活動も、復讐代行から聖杯戦争…お次はより良い未来だったか?…良い見世物だと思うぜ。次は何してくれんのか、楽しみだ   (2017/8/14 15:54:49)

『彼』(『彼』が見据える物は、手の平の中の小さな世界。そして、今その中の一部で起きている、小さな、無数の出来事。握れば壊れてしまうし、揺らせば崩れてしまう。たった一人の手によって)………~♪(『彼』は何かを摘まみ、その小さな世界の中に投げ入れる仕草をする)ほら…おもちゃが欲しいんだろ…これで遊びな…。(投げ入れたそれは、小さな世界で人の形を成した。鬼を象った形をしたそれは『装甲』となり、街の闇に消えていく)   (2017/8/14 15:59:45)

『彼』(『彼』は水槽の中の金魚を見るような微笑みで、小さな世界と、その中の街を観ている。装甲は、既に活動を始めたようだ)…。(装甲に『彼』は明確な名前を付けていない。だが、それはいずれ『喰射』の名で呼ばれるはずだ)   (2017/8/14 16:02:51)

おしらせ『彼』さんが退室しました。  (2017/8/14 16:03:01)

おしらせさんが入室しました♪  (2017/9/2 01:56:39)

「ぐぎゃああああっ!?」ざーんねん。猫の魔法使いは接近戦もこなす。覚えておいて損は無いわよ?……って、もう意味もないか(とある怒号飛び交う戦場にて、彼女は血まみれになった魔法の鉤爪を引っ込めて、一息つく。……なかなか手ごわかったが、これでこの場にいる敵対勢力は全滅させたことになる)さて、状況は……ザナちゃんが現在も戦闘続行中。タダヨシとシゲマサ君は……もう終わってるのね。にしてもこのアプリ、便利ねぇ……(異世界にふさわしくないようにも見えるスマートフォンを取り出し、画面を確認してみる。最近メインで活動していた世界で流行していたアプリで、簡単に連絡が取れる優れものだ。事前に「戦闘終了したら一報お願い」と言っておいたので、誰が戦闘を終わらせたのか、一目でわかる。科学って超便利)   (2017/9/2 02:01:07)

今はザナちゃんのところに応援に行くのが……/いや、それはタダヨシがあっちに飛んで行ったから心配はないと思うぞ/わっひゃい!?……あぁ、シゲマサ君ね。お疲れ様(応援に行こうとするものの、背後に立ってきた男の猫に声をかけられ、一旦その場にとどまる。女の猫……イズがシゲマサと呼ぶ猫は、どうやら仲間らしい)   (2017/9/2 02:03:41)

で、私達はどうしましょうかね。シゲマサ君も来てくれたことだし、死体も焼き払ってもらおうかしら。その方が後処理楽でしょ?/それもそうだが……イズ、最近ちょっと無理してないか?/いーのいーの。最近全然暴れてなかったからね。大規模な実戦経験がないと、ちょっと不安になるのよね、私(イズはお気楽なことは確かだが、同時にかなり警戒心が強いところもある。今の妖怪社会は、人間社会とそこそこいい関係を結べている、という自信はあるが、だからこそ、今回のようにその隙を突いて襲撃してくるような連中がいるのだ。戦争が起きないのは非常にいいことだが、だからと言ってあちらから先頭を吹っかけられて、黙っていられるほどおとなしくはない。彼女たちは、日々魔力の質を向上させ、戦闘技術を磨いているのだ)   (2017/9/2 02:08:32)

それもそうだが、無理するなって、俺に何度も言ってくれたのはイズだからな/そーねー……はぁ。私らしくないなぁ(今回の戦闘は必要な事ではあったが、命の奪い合いでイズの精神も摩耗していたようだ。殺伐とした争いは、必ずしも人が人らしい部分を削り取っていく。……こいつら猫だよね?というつっこみは無しで)じゃ、とりあえず焼き払っちゃいましょ。シゲマサ君、お願い/了解。……せめて貴方達とは、もっと違う世界で戦いたかった。できれば次は、もっと平和な世界で……(シゲマサの放つ火は、この世で最も古い、純粋な火。肉や鉄が焦げ付くにおいすらも焼き尽くし、折り重なった、ちょっとここでは見せられないレベルの死体を燃やし尽くし、浄化していった)   (2017/9/2 02:14:23)

そのためにも、とっとと終わらせちゃいましょう?私達四匹がいれば、勝てない相手なんてそうそう居ないもの/あぁ。ザナのサポートと、タダヨシのストッパーは必要だからな(燃え盛る炎が収まったころに、二匹の猫は、もう二匹の猫をサポートするために、すぐにそちらの方角へと走っていった。……この戦闘が終わった後も、その後始末や原因の調査、次回こういったことが起きないようにするための環境の整備など、やることはたくさんある。たくさんありすぎて、正直やってらんない。……だが、ミナの理想の世界の為には、お気楽な猫も流石に頑張らなければならないのだった)   (2017/9/2 02:20:01)

【生存報告兼、とある猫たちの戦場跡でした】   (2017/9/2 02:20:31)

おしらせさんが退室しました。  (2017/9/2 02:20:36)

おしらせにせウルトラジャックさんが入室しました♪  (2017/9/12 23:26:58)

にせウルトラジャック【あ、名前間違えてますね、失礼しました。】   (2017/9/12 23:27:26)

おしらせにせウルトラジャックさんが退室しました。  (2017/9/12 23:27:29)

おしらせにせウルトラマンジャックさんが入室しました♪  (2017/9/12 23:28:24)

にせウルトラマンジャック(この宇宙、地球から遠く離れた空間に、アナザースペースに繋がる空間が開き、其処から抜け出て来たのは光の巨人、ではなくにせウルトラ兄弟の5人……、隊長格のにせウルトラセブンを筆頭ににせウルトラ兄弟は宇宙を跳び、ある惑星を目標にする。その惑星は、地球。この宇宙にまた一つ新たな脅威がやって来たのであった。)   (2017/9/12 23:32:54)

にせウルトラマンジャック【と、生存報告しつつ、新たな脅威をぶっ混みに来ました、先ずはウルトラ兄弟5人全てを飛来させるつもりです。では、失礼しました。】   (2017/9/12 23:34:51)

おしらせにせウルトラマンジャックさんが退室しました。  (2017/9/12 23:34:54)

おしらせシーニックさんが入室しました♪  (2017/9/19 22:26:15)

シーニック[ここは惑星オーガネス。地球の隣にある星だ。広さは北海道と、新潟をあわせた広さだ。]   (2017/9/19 22:29:33)

シーニックそこにすむ少年は、タタカイが好きだった。よくいえばサイヤジンのようなものだった。)   (2017/9/19 22:31:37)

シーニックシーニックは今度開かれるそれぞれの宇宙の選手として戦うことになった。   (2017/9/19 22:34:03)

シーニック嬉しさと反面緊張感もあった。   (2017/9/19 22:34:36)

シーニック何せ[   (2017/9/19 22:34:58)

シーニック宇宙を駆けた試合なのだから。   (2017/9/19 22:35:29)

シーニックここは第15宇宙。   (2017/9/19 22:36:16)

シーニック[   (2017/9/19 22:36:28)

シーニック勝手に決めてすいません。   (2017/9/19 22:37:06)

シーニック(シーニックが出るので、残り9   (2017/9/19 22:38:05)

おしらせシーニックさんが退室しました。  (2017/9/19 22:39:23)

おしらせ狩猟戦鬼『喰射』さんが入室しました♪  (2017/9/22 23:24:44)

狩猟戦鬼『喰射』【お邪魔します】   (2017/9/22 23:25:03)

おしらせ龍子さんが入室しました♪  (2017/9/22 23:27:08)

龍子【お邪魔します。敢えての遭遇、です】   (2017/9/22 23:27:36)

狩猟戦鬼『喰射』(エリア西部は、陽の光が届きにくい構造をしている。照らされない世界では色豊かなものもモノクロになる。小雨が降る工業地帯に立つその影も、その近くでへたり込む作業員も、そのすぐ側に広がる血だまりも、その血の主も。作業員には傷は無いようだった。倒れる血だまりの主は、開いた口から牙が見える)   (2017/9/22 23:32:10)

狩猟戦鬼『喰射』【お邪魔してます】   (2017/9/22 23:32:14)

龍子(道が黒く濡れている。久しく踏み入るエリア西部の町並みは相も変わらずだが、近頃は悪い噂の的であった。圧倒的少数民族、吸血鬼。世界中に点在する吸血鬼の町の内の一つが此処だ)………。(女は工業地帯に差し掛かる。霧と煤に塗れた空気の向こう側に血の味を感じた。ワインレッドの眼に映るのは人間と……吸血鬼の亡骸であった)   (2017/9/22 23:47:22)

狩猟戦鬼『喰射』(逃げ出す作業員。小雨を通して入ってきた新たなる吸血鬼。木の杭の様に尖った太い五指を持つその影は、頭部に二本の角があり、さながら鬼のようにも見える。釣り目のような双眸が青く光る。装甲だ。返り血を浴びてところどころ赤いが、元の色はこげ茶色のようである)   (2017/9/22 23:50:40)

龍子 (女は小雨に濡れたベリーショートの黒髪を乱雑に掻き上げ、額と共にワインレッドの眼を露わにした。無造作に革のジャケットを羽織り、デニムのショートパンツ、そしてやけに無骨な白の体育シューズを履いていた)………言葉、解る?解んないか。(鬼の如く装甲に語りかける。あの吸血鬼の亡骸はその装甲の仕業であり、今し方逃げ去った作業着の人間には手を掛けなかった事を踏まえ、例の噂を内心 反芻した)   (2017/9/23 00:00:50)

狩猟戦鬼『喰射』(吸血鬼たちの謎の死。通り魔的犯行とされているが、世間ではヒーロー活動の一環とされていた。龍子の前に立つ『これ』は、その噂の根源であった。ぶら下げた腕から真っ赤な滴りが落ちる)…(ガチャ、ガチャ。と鉄の塊が地面と触れる音がする。接近してきているのだ。語り掛けた吸血鬼を、新たな標的と見定めて)   (2017/9/23 00:06:05)

龍子(この吸血鬼街に住む腐れ縁の男から届いた電報の内容を御浚いする。不可解な点は、吸血鬼による犯罪も増加している事。この装甲が見えない糸を引いているかのように思えた。自作自演の勧善懲悪。いや、陰謀か。何にせよ吸血鬼を根絶やしにするつもりには違いない。回りくどく人間を襲わせるのは、イメージ操作の為だ。ただ吸血鬼を狩るのでは擁護する者も一定数現れる)   (2017/9/23 00:20:12)

龍子………知能犯だね。本当に人間入ってないの?(腰に手を当て、堂々と待ち迎える)   (2017/9/23 00:21:35)

狩猟戦鬼『喰射』(迎撃の構えをしようがしまいが、やることは決まっていた。両腕の『杭』で吸血鬼を貫き、その生命活動を停止させること。小雨を振り切るような速度で肉迫し)…(龍子の腹部目掛け、貫手が放たれた。その速度が雨粒を弾き、同時に返り血が振り切られる。この杭のような五指は、貫くだけで吸血人種を即死させる威力があった。杭の五指は純『銀』製である)   (2017/9/23 00:27:00)

龍子 (吸血鬼の遺体には共通して胴体部分に貫通痕が確認されたという。まるで“杭”だ。それに加え、規格外の自己治癒能力を封じられたかのような痕跡。この事から、聖水や純銀等を仕込んでいる可能性は考慮していた。神というものが存在するなら、これ等はその神が吸血鬼に課した弱点なのかも知れまい)…(1、2)………(…3)………(流石は俊敏な吸血鬼を仕留めるだけの迅速さだが、龍子は身を翻してそれを躱す。間に合わせに過ぎぬ回避)   (2017/9/23 00:41:49)

狩猟戦鬼『喰射』(一撃必『貫』の貫手は、間に合わせの回避で受け流された。だが、すれ違いざまに左脚の踵が跳ねあがり、踵から飛び出していた小さな杭…これほど小さければ釘か…が、龍子の脇腹を掠めた)………(すれ違う両者。同時に鳴るサイレン音。『杭』を持つ装甲は、その音を聞きつけると両脚を屈め、雨雲の中へ消えていった)   (2017/9/23 00:47:13)

龍子 (装甲は決して鈍重ではない。ひょっとすると無人なのやも知れない。近年で話題のAIとやらが搭載されているのか。はたまた、呪物の類やも知れない。まさか、吸血鬼が着ているのやも知れない。様々な憶測が頭を過ぎる)………これは考えもんだ。(サイレン音。装甲が消えた彼方の雨雲を上目遣いに睨む目は、珍しく真剣な色を帯びている)   (2017/9/23 00:54:03)

狩猟戦鬼『喰射』【西部の危機!ありがとうございました】   (2017/9/23 00:54:33)

龍子【装甲に打ち勝つ術を考えてます】   (2017/9/23 00:55:01)

狩猟戦鬼『喰射』【吸血鬼メタそのものが弱点でもあります。つまり、それ以外の対策が何もないのです】   (2017/9/23 00:55:45)

龍子【手強い…何とかして既に居るメンツで勝たせたい】   (2017/9/23 00:57:41)

狩猟戦鬼『喰射』【旅館メンバーの援護も可能です。…では、明日予定があるのでこの辺で…m(__)m】   (2017/9/23 00:58:17)

龍子【ありがとうございましたー】   (2017/9/23 00:58:34)

狩猟戦鬼『喰射』【また開けるかもですが…可能な限り近いうちに来ます(^^;お疲れ様でした】   (2017/9/23 00:58:59)

おしらせ狩猟戦鬼『喰射』さんが退室しました。  (2017/9/23 00:59:06)

おしらせ龍子さんが退室しました。  (2017/9/23 00:59:11)

おしらせクロキ竜也さんが入室しました♪  (2017/10/4 22:59:19)

クロキ竜也【お邪魔します。ソロ】   (2017/10/4 22:59:36)

クロキ竜也(東部の各所に存在する名所や観光場が、一夜にして消える事件が起きていた)   (2017/10/4 22:59:41)

クロキ竜也我々も旅館をやってるもので、何らかの証拠を掴めれば…それを警察に届けようか、と。(淡い期待を込めた言葉をクロキ竜也は呟く。名所や観光場が消えて無くなる。文字通りの物理的に。消えたのは仏像彫刻、或いは祭壇。そして安置されていたレリーフ等々)   (2017/10/4 22:59:53)

クロキ竜也(彼が訪ねたのは東部の過去を知る文化学者、梅小路教授だった。「…そう…。…いや、残念に思うよ。でも、本心を言うと、私ゃこれで良かったとも思っとるよ」)なぜ…?(「近頃、ここは騒がしくてかなわないからさ。…昨日もテレビで、中央部でまたどこかの名物が壊されたと言うじゃないか…。いずれ、ここの名所達も、無意味な諍いのせいで血塗れになる、と思うとね……」)   (2017/10/4 23:00:06)

クロキ竜也(「遅れました」)…?(梅小路のオフィスに現れたのは、レインコートを着込んだ若い女性だった。学者の紹介によると、彼女も東部の文化に心奪われた一人だと言う)クロキ竜也…旅館「紅」で従業員を…   (2017/10/4 23:00:21)

クロキ竜也(「須藤綾子と申します」自己紹介が交わされた時、正午を告げる鐘の音が響く)   (2017/10/4 23:00:33)

クロキ竜也(三時間後)………。(賑わい始める東部の公園に、クロキ竜也と須藤綾子の姿はあった。薄暗い路地が街灯で照らされ、数人の若者達が屯している。中には無許可で路地にシートを敷き、ストリートミュージシャンを気取る者や、紅葉が付き始めた樹の下で月見とは名ばかりの喧騒を始める者もいる)…………。   (2017/10/4 23:00:45)

クロキ竜也(「『東部買います』」)   (2017/10/4 23:00:58)

クロキ竜也(派手な装いをした須藤綾子は若者たちに紛れ、ビラを配っていた。派手な装いと言っても、無理矢理その場に合うよう急ごしらえをしたものようであり、どこか浮いてさえいた。だが、それが逆に目立ち、彼女のビラ配りに対して一定の効果を上げてもいた。「よーし!東部をあんたに売った!」「俺も!」)   (2017/10/4 23:01:11)

クロキ竜也(「ねえ、そこのあなたも……」その時ビラを配り続ける彼女が、ビラを押し付けたのは)…………。(「………」クロキ竜也だった)   (2017/10/4 23:01:25)

クロキ竜也(「もう誰も、東部なんか愛してないんです。静かだった東部は、あと数年もすれば無くなるでしょう…」)東部を買うとは…?(「………。こちらへいらして下さる?」)   (2017/10/4 23:01:39)

クロキ竜也(東部の地域を見渡せる高台に存在する寺。そこに二人はいた。「静かで美しいでしょう。東部は、この街の何処よりも美しい場所です。…東部を買う理由を知りたいのでしたね。私は東部を、この街から買い取ってしまいたいのです」)………東部を?(「買ってしまいたい。この尊さが解らない街から、人から、全てから…」)……。(「そんな気持ち…あなたはお解りになりますか?……答えられないなら、それでもいいんです…東部は、私だけのもの…そう信じたいから」)   (2017/10/4 23:02:01)

クロキ竜也(「この東部の遠い過去を生きてきた方に巡り合えたら、聞きたいことがあるのです。ここがどんなに美しかったか…今のここを見てどう感じるか…。でも、無理でしょうね…。人はそんなに永く生きられませんから…」)……。(重い足取りで高台を歩く須藤綾子。クロキ竜也はその後ろを歩いていた。他には高台にいるのは、家族連れ、カップル、そして、他の場所から来た旅行者…)…俺は。(足を止める二人)   (2017/10/4 23:02:36)

クロキ竜也…たとえ、その場所の過去を生きてきて、それが様変わりしていたとしても…簡単に失望するべきではない…と思う。…愛していたのが、その「場所」そのものなら…   (2017/10/4 23:03:06)

クロキ竜也(東部の中心には旧い時代を真似たような店が点在する。茶店や風呂屋…その茶店に肩を寄せ合うように座るクロキ竜也、そして須藤綾子。「男の方とここに入るのは…初めてで…」手に串団子の皿を乗せながら、彼女は少々戸惑っている様子だった)憂うのも良いが、今を愛するのも悪い事じゃないはず、あなたはどうです。(「…私の答えは変わりません…。…けれど」緑茶を啜るクロキ竜也に、須藤綾子は微笑んだ)   (2017/10/4 23:03:30)

クロキ竜也(「あなたのような方と…こうして話をするのも、悪いとは感じません…今はそう思います…」)   (2017/10/4 23:03:41)

クロキ竜也(二日後、再び消失は起こった。警察は窃盗として捜査を開始したが、今回消えたのは大きな金色の観音像であり、どう考えても一夜で運び出せる代物では無かった。しかも、深夜の寺に誰かが侵入した形跡もない)………。(「しかし、一度も入らずにそんなピンポイントで盗みなんかできるかねェ…」クレナイ九朗はパイプから灰を落として寝転がる。「…もしかしたら、我々は考え違いをしているのかも知れんぞ」そこへ、資料を持ったクサナギ煉が現れた)…?(「盗みに入ったのでは無く、移した、としたら?」)   (2017/10/4 23:04:05)

クロキ竜也(朝、クロキ竜也は観音像が消えた場所に来ていた。住職に尋ねると、観音像を一人で見に来ていた女性がいたと言う)……。(旅館員たちが東部中の仏尊を尋ねた結果が、その夜にまとめられた。「なるほど…モノが消える前日、その須藤綾子って女が必ず尋ねてるってことか…」「問い詰めるか?」「…んや、証拠がねェよ」)…九朗…一つ、俺に提案がある。(「…?」クロキ竜也の濁った黒い瞳が、いつもより沈んでいるのを、クレナイ九朗は見逃さなかった)   (2017/10/4 23:04:30)

クロキ竜也(翌日、須藤綾子はとある寺の仏像の前で誰にも見られないまま涙を流していた。「許して…」呟いた彼女は部屋の隅に何かを取り付け、足早に去っていく。その道の真ん中に)…………。(前髪で目元を隠したクロキ竜也がいた。言葉をお互い掛けず、ただ寒空の季節を告げる風だけが吹いている)   (2017/10/4 23:04:47)

クロキ竜也(須藤綾子はクロキ竜也の濁った黒い瞳を見つめていたが、やがて、その手に一枚のメモを握らせ)……。(「………。さようなら…」と、走り去って行く)   (2017/10/4 23:05:00)

クロキ竜也(仏像の前に取り付けられていたのは、物質を電送する光線を発射するものであり、照射した物質を抗生物質に変換、その結合の分子構造を電送する仕組みであった。クロキ竜也は渡されたメモに書かれていた場所へ向かう。そして、12時…)   (2017/10/4 23:05:18)

クロキ竜也(仏像は消えた)   (2017/10/4 23:05:39)

クロキ竜也(クロキ竜也が、その時刻にその場所の戸を叩く。山奥の廃寺。その扉から現れたのは)…君だったのか…。(須藤綾子だった。彼女は目を閉じて会釈をすると、彼を中に通す。廃寺の広い本堂に、それまで東部から消えた財産達が立ち並んでいた。立ち尽くす竜也。その後ろから、綾子は紙束を持ち、呟く。「竜也さん、ご覧になって下さい。この契約書の山を。これだけの人が、東部の美しさを忘れてしまったのです…」)……。(綾子の後ろから「もういい…もう、おしまいだよ、綾子くん」と諦念の言葉が掛けられた)あなたもだったか、梅小路教授…。(クロキ竜也が最初に訪ねた文化学者、梅小路だった)   (2017/10/4 23:05:59)

クロキ竜也(やがて、警官隊がそこに現れ、主犯を名乗り出た梅小路は逮捕された)……。(「可哀想に…東部はもう、その価値を忘れられて、それを守ろうとする人も……運命か…そう、運命かもしれんな、それが……」梅小路は眼鏡の奥の瞳を潤ませ、警官達とともにそこを後にしていく)   (2017/10/4 23:06:12)

クロキ竜也………。(警官隊の様子を外に、綾子は本堂に並んだ遺産たちをただ見つめていた。竜也が近づくと、彼女は震える口調で)   (2017/10/4 23:06:26)

クロキ竜也(「東部以外のものを…信じようとした私が…間違っていた……。ただ、それだけの事です……ただ……それだけ……」)   (2017/10/4 23:06:40)

クロキ竜也(走り去る綾子を、竜也は止められなかった)   (2017/10/4 23:06:54)

クロキ竜也(次の朝、クロキ竜也は一人、東部を歩いていた。古い町並み、茶店、高台…気が付くと、須藤綾子と立ち寄った場所を巡るように、何かを探すように)…!(辿り着いたのは、その廃寺。だが、そこには一人の尼僧が佇んでいる)…綾、子…?(その顔は、須藤綾子のものだった。しかし、その尼僧は首を横に振ると)   (2017/10/4 23:07:08)

クロキ竜也(「…須藤綾子は、一生、東部と暮らすとお伝えしてくれ…とのことでした。…きっと、その方がお幸せだと思います。…どうぞ……貴方様も、お忘れになって下さいませ……」)   (2017/10/4 23:07:33)

クロキ竜也(佇んだまま、後ろを向く尼僧。クロキ竜也は歩み寄ろうとしたが、その手を止め、来た道に振り返る。石段を二つほど降りて、もう一度振り向いた)   (2017/10/4 23:07:45)

クロキ竜也(そこに、尼僧はもういなかった。あるものは、廃寺の真っ白い壁に描かれた、尼僧の姿。絵の中の尼僧は、哀しげな横顔で涙を流している)………。(クロキ竜也は、口を噛むとその絵に背を向け、廃寺を後にした。決して後ろを振り向かず、まるで…逃げるように)   (2017/10/4 23:08:06)

クロキ竜也【『東部買います』終劇。お邪魔しました】   (2017/10/4 23:08:44)

おしらせクロキ竜也さんが退室しました。  (2017/10/4 23:08:46)

おしらせアリエッタさんが入室しました♪  (2017/10/6 20:38:39)

アリエッタ【こんばんは。…すこし思い出話を。ソロルです】   (2017/10/6 20:39:06)

アリエッタ(街の中でも一際賑わいを見せる中心部。高層ビルが立ち並び、色鮮やかなネオンが夜の街をまるで真昼のように明るく人々の賑わいを見せる場所…そんな街を眼下に見下ろすような…地上60階建ての高級ホテルのロイヤルスイートに一人の老人と…場違いな修道服を着た小さな少女が居た。)「………では、頼みましたよ。イシュトバーン枢機卿。」かかっ…。煩わし話を持ち込みおってが…まったく。老体を労わろうとは思わんのか?それにのう…そんな職は疾に返上しておるわっ   (2017/10/6 20:39:29)

アリエッタ (しばらく成りを潜めていた不機嫌そうな凄惨な笑みを浮かべ吐き捨てるように言い放つ少女。それに対して老人は、慇懃無礼に)「其れは失礼致しました。”元”枢機卿。とは言え後任も決まっておりませんので、何時でもお戻りくださってもかまいませんよ。」…っけっ用事が終わったならさっさと出て行け。……それに老害の道具に戻るなど真っ平ごめんじゃ(退出する老人に目も合わせず虫を払うかの様に退室を促す修道女…それに対し老人は芝居がかった一礼を取り部屋をあとにする。)   (2017/10/6 20:40:32)

アリエッタ(大きな部屋に一人残された修道女は呟くように)…今もさほど変わらんか…かかっ。まぁよい。これも儂の積み上げた年輪というやつかの。…なぁ。うぬなら今のわしを見て、なんと答えるじゃろな。……儂に逝き続ける事を選ばせたうぬなら…のう、『****』(窓際備え付けられたテーブルへ移動。手にはグラスが二つ。オールドファッションと呼ばれるロックグラスに鮮やか琥珀色の酒精の強い酒を注ぎながら誰も居ない空間へと話しかけながらゆっくりと過去へ思いを馳せる。)   (2017/10/6 20:41:28)

アリエッタ(まだ…日本が帝國であった頃。ロシアがロシアと呼ばれる前の時代。その地で出会った…あやつは日本人と言っておったが、髪の色も瞳の色も抜け落ちたような無彩色。…原始の魔術について聞きたいと海を渡り尋ねてきた、うぬは…。)「全ての起こりうる事象は、行動と確立により導くことが出来、例え奇跡であっても…『0と1』で証明する事が出来ます。人は嘘をつきますが...数字は嘘をつきませんから。なので…唯一『0と1』だけで表すことが出来ないものあるとするなら…それは人心だけです。」などと…教会が掲げる”神の奇跡”教会の中心部で…真っ向から立て付く様なことを平気で言う奴じゃったな。   (2017/10/6 20:42:36)

アリエッタ眼下には色鮮やかなネオン…そこに吸い込まれるように消えていく人たちが小さく映り、遠くを見ると人の灯火が天の星の煌きを霞ませるぐらいに光り輝いて見える。)「これから時代は混乱と戦を繰り返し…その度に科学が産業が発展し…少しずつ平穏な時代へと、豊かな時代へと向かっていくでしょう。過去がそうであったように…。そして恒久的な平和を向かえ…人々の暮らしにゆとりが生まれ、穏やかな生活が保障される時代を迎えたとき…」かかっ…。うぬの懸念は見事に的中しておったな。…まったく。うぬは科学者であり預言者ではないと…言っておったが。…それも「数字は嘘を付かないけど…人は嘘を付く。」ってやつか?…かかっ   (2017/10/6 20:44:00)

アリエッタ「”人”が”精神が”停滞していないか?時代は流れるという言葉はありますが…。はたして人はより良い流れに添っているか。国や、宗教などの影響力は…時代が流れれば、今のように絶大な力は持っていないでしょう…中には時代を逆行して、情報を徹底的に遮断した国や宗教でもないかぎりに…。」かかっ…。国も宗教も人が作った、一部のブタを肥えさせるシステムだな。…他者をゆるせず、自己主張ばかり。己を欲を満たすために平気で人を踏み躙る。…人との付き合い方学ぶ標もない霧中の道をただ前に歩んできている…かっ。今も昔も変わっておらんわ。なぁ…この時代をうぬが生きておれば…なんと答えるのじゃ?   (2017/10/6 20:45:35)

アリエッタ (ぼんやりと...そんな物思いに耽っていると、ふと頭の中に…。穏やかで抑揚のない声と懐かしい口調で語りかけてきた。)「別に…貴方は私に言われたから…”貴方の信仰”と言う標に添って生きているわけではなく…あなたの”信仰”は貴方が気付いた貴方だけの導。…他にも沢山の人が沢山の標を手に足元を照らして霧中の道を歩んでいるわ。…その道を照らす光が強ければ…おのずとその光に寄り添う人も。だから貴方は胸を張り…己の”信仰”にそって恥ずかしくないように道を照らせば良い…。なんて。ね。…ご馳走様。アリー」   (2017/10/6 20:46:47)

アリエッタ(カランっと氷が解け崩れる音でふと我に返る修道女。…まるで時間の流れが止まっていたかのような白昼夢。死に続ける少女にとって見るはずのない夢を見ていたような…そんな瞬間。)かかっ…。まったくうぬは変わらぬわ…このお節介め(たった一人を守るために、その先を予見していたにもかかわらず…その手を差し伸べた科学者。そしてたった一人を守るため”私”を捨てた女。……対面のグラスには氷しか入っておらず、その縁に灰色の蝶が羽を休めていた。)   (2017/10/6 20:47:52)

アリエッタ【お邪魔しました。】   (2017/10/6 20:49:09)

おしらせアリエッタさんが退室しました。  (2017/10/6 20:49:12)

おしらせ桜井 今日子さんが入室しました♪  (2017/10/16 22:03:15)

桜井 今日子(・・・・・・何日ここにいるんだろう・・・・・・。)   (2017/10/16 22:03:42)

桜井 今日子(もう幾年も使われなくなった廃墟のような教会…かろうじで屋根の一部が残り、そこに十字架が掲げられて居なければ…ここが教会跡だとは気がつかなかった。そんな誰にも忘れられた場所へ、退院と同時に母親の車で連れてこられ・・・神父と名乗る男に引き合わされた。)はじめましてお嬢さん。私が貴方を悪魔から救ってさしあげますよ。(そう自信ありげに片言の日本語で話しかけてくる金髪の若い神父。場所が場所…状況が状況でなければ惚れていたかも知れない優しげな顔立ちの異国の男性。)   (2017/10/16 22:04:01)

桜井 今日子母親はここに来てから・・・いや。あの一件からずっと…私と禄に話もしないし、目も合わせてくれない。此方から話しかけても逃げるように席を立つ。…文香は、どんな事情でであれ、話をして誤解を解くべきだ。…そう言っていたけど、私はあの時混乱していたのを言い訳にしているが・・・今思えば、いつも自分勝手な事ばかり言う母親に恨みがなかったとは…自信をもって言えない。「……おかあさん。」と此処につれて来られた時、縋るように声を掛けたら「心配しなくても・・・神父様がちゃんと良い子の今日子に戻してくれますからね。」と…目も会わせず出て行く背中が、私と母親の距離だと思い知らされた…。)   (2017/10/16 22:04:23)

桜井 今日子(廃墟の教会は・・・殆ど原型を留めていないが裏の納骨堂から入ることができる隠されたような礼拝堂は・・・風雨にさらされることもなかったのか・・・。ひどい埃の除けば、痛みはそれほど多くない。・・・そこにつれて来られ、悪魔憑きかどうかを調べるための誓約書?のようなものにサインをするようにと、神父に迫られた時、異変は起こった。・・・その誓約書に蒼い炎は燃え移り灰になった…。呆然とする私に、神父は外国の言葉で喚き散らし・・・、無理矢理、椅子へと縛り付けられた。それから朝晩問わず・・・聖書の朗読や悪魔祓いの儀式と言われ、何度も聖水という水を頭から掛けられた。・・・最低限の睡眠と食事はさせてもらえてはるが…。それ以外の時間は…ずっと拷問にも似た時間が続いている。・・・そう。いまこんなことを考えている瞬間も…。)   (2017/10/16 22:04:53)

桜井 今日子(文香と話したあの日…。普段は本を片手にぼんやりしている事の多い彼女が、饒舌に語りかけ慰め・・・私を理解しようとしてくれた彼女の言葉。…「今日子には…きっと人と違う何かがあるのだと…それは例え悪魔のような見た目であっても、いままで…今日子がつらい時に慰めてくれた子であり……今日子の意志で、今日子の思いで力を貸してくれる今日子の一部であって…悪意ある存在ではけしてない。…だって。今日子のお母さんがその”怪物”に襲われていたら怪我していたでしょう?…でも。お母さんの怪我…あれはそう見せかけるように巻かれた、ただの包帯だったわ。…きっとお母さん気が動転して倒れて病院に運ばれた時に殴られたように…勘違いしたんじゃないかしら?それに・・・窓のサッシをぐにゃぐにゃにするような力で叩かれたらあんな程度ではすまないと思わない?」)   (2017/10/16 22:05:19)

桜井 今日子(なぜ文香が母親の怪我のことわかったのかと聞いたら…曖昧に笑って「今日子が誰かを傷つけるような子じゃないのは…わたしが一番わかっているから。」なんて…恥ずかしいことを言ってた。でも…それに救われた気がしてた。わたしが変で…もしも。悪魔に憑かれていても、この子は隣に座って曖昧に笑って「そっか…かっこいいね。なんて…ね。」なんて変な口癖でとぼけてくれるんだろうと…。)……だめっ……だめ。出てきちゃだめ。(歯を食いしばり…神父には聞こえないように心の中で呟く。…今なら感じられる。私の影が盛り上がり、今にも飛び出そうとする何か。…それが一度飛び出したら…きっと押さえられない。…だって。こんな仕打ちをする神父も…母親もゆるせそうにないのだから………。いっそ、何もかもを破り捨ててしまえば良いのだろうか。)   (2017/10/16 22:05:49)

桜井 今日子(だから…無意識の内に誓約書に火をつけたの?…このこと暴れたいから?……違うそうじゃない!そんな事は出来ないし、したくないだって…。私の横で笑ってくれる文香の思いに報いるため…。私が私でいる間は・・・なにがあっても耐えてみせるわ。でも・・・何時までも持ちそうにない……。だから)…助けて。   (2017/10/16 22:06:07)

おしらせ桜井 今日子さんが退室しました。  (2017/10/16 22:06:43)

おしらせ写平さんが入室しました♪  (2017/10/20 21:15:51)

写平【お邪魔しますん。私も単にソロルです】   (2017/10/20 21:16:33)

写平 (エリア西部は国内最大の吸血鬼街。大通りを挟んで向かい合うダークカラーの壁面に並ぶ無数の窓は、どれも皆光を閉め出していた。谷底の如く圧迫感) 聴取室では何を尋かれた?「殺られたリスト見せられて、どんな奴だったか知ってるか?とかね」警察組織には是非とも人間様にも尋いて貰いたいね。(人間と言う名の鬼が支配する社会に於いて、原始共産的な世界吸血鬼連及びその日本支部は、ある種自然な群れ方である。一長一短だが、少なくともこの地中深くに拡がる地下街はその賜物。換気から何まで、充分な脈は通っている。ところが近頃は外部との峻別を徹底している、そんな地下街の一角の酒場に男女の姿。肩に届かぬ程度の長髪の男と、黒髪をベリーショートに誂えた唇の紅い女である)「私はあれは、あんたがいつか言ってた“喰射”だと思ってる。嘗ての防衛計画の一環。名残。遺物だよ、私らを滅ぼす為の」   (2017/10/20 21:18:24)

写平(西部の警戒態勢は、近頃出没する鎧の所為だ。鬼を模したような装甲。豪腕に瞬く銀色の五指。否、“五杭”。吸血鬼らの遺体胸部に空いた風穴、その貫通痕周辺には再生を妨げられた痕跡やら炎症が確認され、その原因物質と思わしき“銀”も検出された)「これが私のジャケットに刺さってた」(女がカウンターに置いたのは、たかが銀の釘。然れど吸血鬼にはまるで毒針、人間の金属アレルギーに似て非なるものである)…あれの装甲はクレナイ九郎辺りと同じ“鎧戦鬼”と同じ技術だろう。正式名称は差し詰め“対吸血人種専用装甲”ってところかねぇ…少なくともクレナイは喰射に関しては、何も知らないんだと。(装甲は吸血鬼のみを殺害する。吸血鬼による人間への襲撃現場にも出没する) 妙に襲撃が増したのも、あれが興奮剤でも盛ったからかも知れないねぇ。「ま、そうでもしなきゃ吸血鬼の肩を持つ人間も居るからだろうね」然し、よくもあの御時世にそんな手法を選んだもんだ。普通に狩っても逆に賞賛されたろうに。そうだろう?   (2017/10/20 21:20:52)

写平「私にはちと厳しいかな。相手は鎧戦鬼。究極の“盾と矛”を着てる上で動きもクソ疾い」当然だ。(女は過去に喰射とはまた別の、“鳴咫”と言う装甲とも殺り合っている。デザインこそ蜥蜴に似ながら、蜘蛛の如き不可視の巣を張る装甲で、迂闊に近寄った物体は皆“糸”でカットされてしまう。女はその間取りを“音”で暴き、適切なルートから懐へ飛び込んだ。鳴咫が比較的華奢な装甲だったのが幸い、一撃で一時停止に成功したが………今回の喰射の場合は見るからに打たれ強そうでも在る) しかも鎧戦鬼は人選も徹底してる。装甲の特性に応じて“スーツアクター”もその道のエキスパートと相場が決まってるんだ。吸血鬼狩りの装甲に、我々吸血鬼が吸血鬼丸出しの丸腰で掛かったところで敵う訳がないのさ。   (2017/10/20 21:22:43)

写平「…あんたのテレパシーは効かないの?」(この男は正確にはテレパスではない為、読心は出来ない。但し、群衆を気絶させる程に強力な精神作用を有していた) 生憎だが効かなかった。色々条件が悪いね。「あの装甲は関係ある?」“呪術的に邪魔”だね。御尊顔が拝めないのが惜しい。(超能力の分野の延長に呪術や魔術等のオカルトが在るのやも知れない。故に理屈の部分には共通項も少なくない) でもそれだけじゃあない………もう解ってるんだろ?(男は薄ら笑い、まるで返答を聞きたがっているかの如く勿体をつける)…殺された連中の遺体を見りゃ分かる。幾ら鎧戦鬼とは言え、何故あれが吸血鬼を殆ど一撃で仕留められたのか。手で。それも五指を主力に、設計されてる。「ああ、解ってる。中身は私らとおんなじ…」そう。そうだ………だから人間様に較べれば、元から精神構造の関係で耐性が強い。   (2017/10/20 21:24:55)

写平…だがねぇ、俺にはどれもこれも些細な問題なんだ。俺のこれに耐え抜くのは余程の高潔か、強い使命感を持ってる奴さ。この意味が解るかい?(笑う男。一方の女は無表情で、グラスを持つ手首はぐにゃりとこうべを垂れている。琥珀色の鏡の中では、滅多に無い神妙な顔が揺れて居た)「前言は撤回するよ。阿呆だと思われるの承知で言うけどね、私はやっぱりあれともう一度御対面したい」………ほぉ。人生に疲れたのかい?(とんだ気紛れ。女は鼻で笑い、例の如くブライトな笑みを見せた)「それは言わない御約束だよ」   (2017/10/20 21:26:50)

おしらせ写平さんが退室しました。  (2017/10/20 21:26:57)

おしらせ(ある吸血鬼)さんが入室しました♪  (2017/10/21 22:32:00)

(ある吸血鬼)【お邪魔します】   (2017/10/21 22:32:09)

(ある吸血鬼)(さっきから、ずっとこうしてベッドの上で震えている)…(切り離された腕はようやく繋がりつつある。あと少しで腕は元通り)…(頭から被った毛布が今も震えている)…(寝ても覚めても、悪夢以外は見ない)   (2017/10/21 22:34:15)

(ある吸血鬼)(「見ろよ、吸血鬼の現実」)…(あの日もこうやって現実に打ちのめされた)…(「見ろよ、悪魔の血筋」)…(前々から疑問に思っていたのだ)…(「でも、吸血鬼は人がいなきゃ生きられない」)…(この人の世で、吸血鬼にもう居場所は無いのだ。この世は人の世。自分達が住まう場所など何処にもない。行く場所も消える場所も、何もかも無い)…(「…可哀想だよな、みんな真実から眼を背けて」)…(何も)   (2017/10/21 22:39:41)

(ある吸血鬼)(あの日、その男から声を掛けられた)…(「目覚めさせてやるべきかもしれないな」)…(そうだ)…(「いや…それともいっそ滅ぼすか」)…(そうだ)…(「それはやりすぎか」)…(いいや)…(「それなら、任せる」)…(そうだ)   (2017/10/21 22:42:28)

(ある吸血鬼)(吸血鬼は死ぬべきだ。みんなこの世からいなくなるべきなんだ。もう自分達のいるべき世界なんかどこにもないんだ。世界は変わった。吸血鬼を必要とする世界はもう、誰も必要としていない。そうだ。今の世界が証明しているじゃないか。人間以外はこうやって淘汰されている。今も尚、だが淘汰される必然性を吸血鬼達は自らの誇りに懸けて許容しない。絶望。文字通り絶望だ。これ以上の吸血鬼の生存は、この世の破滅を招きかねない。いてはいけないんだ)   (2017/10/21 22:46:54)

(ある吸血鬼)(思い留まる必要なんかない。現に今だって世界には光が、銀が、水が、十字架が溢れている。あそこに光、あの建物に銀、地球は水、そこかしこに十字架十字架十字架十字架)……。(世界は変わった。もう、終わらせよう、自分の手で。吸血鬼達が真実に気付き、ゆっくりと絶望に瀕していくのを黙って見ていられない。ならば自分の手で、せめて仲間たちに絶望の未来を見せないように。今自分が仲間たちにしてあげられるのは、それくらいだ。それしかないんだ)   (2017/10/21 22:51:02)

(ある吸血鬼)(その男から与えられた『杭』で、吸血鬼達に救いを、吸血鬼達に光を、吸血鬼達に未来を、吸血鬼達に永遠を、新たな新天地を)   (2017/10/21 22:54:13)

(ある吸血鬼)(ベッドの上で震えていたみすぼらしい吸血鬼の姿はもう、そこには無い。壁に掛けてある『杭』を取り、決意を新たに。吸血鬼達に永遠の救いを与えるという、世界から与えられた使命を全うするために)………。(『喰射』であるその吸血鬼は、暗雲と豪雨が降り続く西部の街へ勇ましく駆けだす。使命の為に)   (2017/10/21 22:57:03)

おしらせ(ある吸血鬼)さんが退室しました。  (2017/10/21 22:57:08)

おしらせアリエッタさんが入室しました♪  (2017/10/22 05:28:35)

アリエッタ【ねぼけてはいってしもたー】   (2017/10/22 05:29:26)

おしらせアリエッタさんが退室しました。  (2017/10/22 05:29:32)

おしらせ遽 文香さんが入室しました♪  (2017/10/26 00:48:46)

遽 文香【こんばんは。・・・どうにも長くなってしまったので2部に分けることにしました】   (2017/10/26 00:49:26)

遽 文香(地下へと続く礼拝堂の入り口。娘との 接し方を誤った、ある意味可愛そうな 母親を説得し…案内させるのに時間が 掛かりすぎたが、どうにかたどり着く ことが出来た。同行者には事前の作戦 通りに動いてもらい、礼拝堂の扉をあ けた。「今日子!すぐに助けるからっ 」そう叫び椅子に縛ら、意識が朦朧と している今日子に駆け寄ろうとすると 、西洋の顔立ちの金髪の神父が立ちは だかるように道をふさいだ。)   (2017/10/26 00:50:00)

遽 文香「悪魔祓いノ邪魔ヲされては困ります。…折角悪魔ノちからヲ削いだのです。もう少しデ祓いハ成功するので、邪魔ヲせずニ、どうぞ引き取りクダさい」 (神父も長い儀式で疲れている様に見 えるが…それでも瞳の奥には強い光と 自信が宿っており、強い態度で制止を 呼びかけてくる。「娘は…娘はちゃん と元の良い子に戻るのですよね?…大 丈夫なのですよね?」そう問い掛ける 母親に自信に満ちた表情で…「はい。 モチろんです。私ハ幾度モこの様な悪 魔ヲ追い払い子供たちヲ導いテきまシ タ」そう答える神父。)   (2017/10/26 00:51:35)

遽 文香・・・そうですね。神父さま。私も少し調 べさせて頂きましたが、この一年近く で14回の悪魔祓い。その全ての悪魔 を祓い成功させた優秀なエクソシスト だと。・・・…ア メリカのエクソシストで あり精神医学者の方は、「確かに悪魔 憑きは実在するが、その大半は精神に 疾患を持った普通の患者である」と証 言している中。・・・神父様が執り行った 悪魔祓いでは。全てを成功させている 。(そう落ち着いた…いや。冷淡な口 調と、どこか哀れみの瞳で神父を見つ め…そのまま視線をゆっくりと上へと 向け虚空を強く睨みつける様に見詰る 。)まるで…神父様に悪魔が寄って来 ている。…いえ。寄り添っている。… そうですねっ   (2017/10/26 00:52:13)

遽 文香(「ハハ、何ヲ言っているノですか? わたしニ悪魔が?・・・そんな事ハありま せん。一体ナニヲ根拠ニ。」・・・そう答 える神父には視線すら送らず)…ここ は朽ち掛けては居ても神の聖域です。 この地で神の名の下に…問い掛けれれ ば、貴方のような存在は答えなければ いけないと聞いてます。……主と聖霊 の名の下、神父を導き手を貸すモノよ 。…神の名を語り、罪なき人を悪魔に 仕立て、神父にその悪魔を祓うように 唆したモノ。・・・その姿を現し問いに答 えよ。(その言葉には自信と力強さ、 教会に身を置く聖職者にも似た荘厳さ があった…。)   (2017/10/26 00:53:05)

遽 文香(暫くの静寂の後、文香の視線の先。神父の背後に白いもやの様なモノが集まりゆっくりと形を作る。・・・その姿は白いベールの様なもので瞳を隠した女性。口元には慈愛の笑みを浮かべ手は祈りを捧げるかのように組んでいる。「御使者ヨ…。」そう呟き縋るように祈りを捧げる神父に「我が言葉を信じ穢れし魂を導くが良い。…わが僕よ」そう答える聖女のような姿の女性。その言葉に涙を流し頷く神父。そしてその後に続く言葉に……。)「クッ…クッ…クッ こんな古びた配慮が聖域?昨日までそんな力も感じもしなかったのに?一体何をしたの?アナタ?」   (2017/10/26 00:53:36)

遽 文香(その問いには何も答えず。見詰め返す文香。その瞳からは感情は読めない。)「……まぁ。いいわ。それより。コイツにちゃんと教えてあげないとね。」(赤い舌で唇を舐める仕草。ベールの奥から覗く瞳は赤黒く、慈愛に満ちた笑みは歪み吊り上がっていく。…白かった肌の色も青黒く上曇り、純白だったトーガは露出の多い下品な衣類へと変質してゆく。…そして其処にはけして聖女とは呼べない笑みと佇まいの女が神父を見下ろしていた。)   (2017/10/26 00:54:09)

遽 文香(その変化を呆然と見つめる神父に対し「クッ…クッ…クッ。今回は上手くいかなかったけど。アンタは今まで数多くの餓鬼を救って来たんだよ。悪魔なんて憑いても居ない可愛そうな餓鬼共をね。」「…ソンナ。どの子ニモ悪魔憑きノ象徴ガ…」そう呟く神父の周り青白い炎ガ浮かび上がり。周りの椅子や机がガタガタと揺れ軋む音を立てる。「そうね。…こんな風にね。アーハッハッ 確かに悪魔の仕業ってやつだね。アンタは何も間違っちゃいないよ。」   (2017/10/26 00:54:50)

遽 文香(大きな声で下品に笑い名が話を続ける女「…アンタがこの間祓った女の子。ずーっと、悪魔の名前はダーティスとかファーティスって言った子を憶えてるかい?…あれは悪魔が父親だって訴えていたんだよ。あの子ずっと父親から性的虐待を受けていたみたいね…そしてそんな可愛そうな子をアンタは追い詰め壊(救)した。その結果・・・心の壊れた子供は大人しくなり・・・ずっと父親の玩具として扱われた。めでたしめでたしだね。クッ…クッ…クッ。ほかの子達も大体似たような環境さ・・・つまりアンタは神の救いなどないと子供に教え込み…そんな世界から解放してあげた。まさに聖職者の鏡だね…アーハッハッ」)………「なにか…わすれてないかしら?」   (2017/10/26 00:56:02)

遽 文香【つづきハ今度ニ…オツカレサマデシタ】   (2017/10/26 00:57:33)

おしらせ遽 文香さんが退室しました。  (2017/10/26 00:57:38)

おしらせ遽 文香さんが入室しました♪  (2017/11/5 22:29:47)

遽 文香【こんばんは…無理矢理終わらせにきました。】   (2017/11/5 22:30:39)

遽 文香(深い恨みの篭った怒りの瞳を向け小さく呟きながら、ゆっくりと立ち上がる今日子。縛り付けられて椅子は粉々に壊れ、ロープはズタズタに引き裂かれている。それを行なった黒い靄のようなモノは今日子の足元から吹き上がり巨大な怪物へと姿を変え今日子を守るように神父と悪魔の前に立ちはだかる…)   (2017/11/5 22:31:21)

遽 文香「……うぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」(押さえつけられていたモノを一息に吐き出すように叫びを上げる今日子。その叫びに呼応するかの様に飛び出す怪物の姿は体長が3メートルあまりで全身を黒い鱗のようなもので覆われた巨人の姿。背中には大きな羽の太くて長い尻尾。そして顔の部分には目も鼻も口も…何もない怪物だった。)   (2017/11/5 22:32:01)

遽 文香(一直線に悪魔に飛び掛り、太く鉤爪の生えた腕を力任せに振り下ろす怪物・・・。「あら…乱暴ね。」に嘲笑を浮かべながら身をかわす悪魔。…風を引き裂く豪腕の一撃を容易くかわし、その隙に魔力で作られた黒い刃な放ち怪物の体を傷付ける。)「アンタを壊してコイツを暴れさせたら面白いかなと…思っていたんだけどね。」   (2017/11/5 22:33:01)

遽 文香(黒い鱗に覆われた皮膚は悪魔の放つ黒い刃で大きな傷を負う事無く、太い腕を尻尾を武器に悪魔を攻撃するが…。どれもかわされ、隙を付かれて黒い刃で傷付けられていく。・・・その度今日子の体同じ場所にも傷が増えていく…今日子と怪物は繋がって居るのだろうが、その傷などためらいを見せず今日子の瞳には闘争の強い意思が宿っている。)   (2017/11/5 22:34:17)

遽 文香「まったく…しつこいわね。やってられないわ。アンタじゃ私に勝てやしないのよ。…それにこんな無駄な時間に付き合ってあげる義理なんてこれっぽっちないんだから。」(そう言い放つ悪魔は地下の聖堂に唯一ある光取りのステンドグラス向かい黒い刃を放ち其処から闘争しようと試みるが…ステンドグラスには傷付かず淡い光を放っている「…なんで?」と疑問を浮かべる悪魔に)   (2017/11/5 22:35:14)

遽 文香「かかっ…まったく、手間のかかることばかり頼みおる。教会を神域化させたり、逃走防止の結界を張らせたり。…そんな事させずとも儂が奴を潰せば簡単じゃろうに。」(そう言って唯一の出入り口と化した地下聖堂の扉から姿を現す純白のシスター服の修道女。その笑みはまるで血が凍る凄惨さをかもし、如何にもめんどくさそうに文香に話しかける。…それに対し文香を小さく頭を下げて「そうですね…でも」)「…わかっておるわい。まったく…。」と溜息を零し文香の横に立つ修道女。)   (2017/11/5 22:36:08)

遽 文香(そんな修道女とのやりとりの間も、怪物は悪魔に対して、幾度も拳を。鉤爪を尻尾を振るうが、ことごとく交わされ)「アンタか…アンタのせいで、神父の悪魔祓いも、私の正体も、この教会もすべてアンタが仕組んだんだね。…くそっくそ…くそぉぉぉぉ!!!」(先ほどまでの余裕は成りを潜めて、黒い刃を文香に向けて幾度も放つが、そのことごとくを修道女の小さな掌で祓い落とされる。)   (2017/11/5 22:37:05)

遽 文香「かかっ…とは言え。このままじゃと今日子じゃアヤツに勝てる見込みは皆無じゃぞ。…本当に儂が手を出さんでも構わんのか?」(そう。今は意識が此方に向き攻撃してくるにも関わらず、怪物の攻撃は当たっていない。・・・当たれば致命傷を負わせることができるだけの威力があるかもしれないが…。修道女の目から見ると、子供と大人のケンカに見える。…それもそのはず、今日始めて自分の意志で使う力と、幾年も人を騙し欺き貶めてきた悪魔じゃ・・・圧倒的に経験に差があったのだった。)   (2017/11/5 22:37:53)

遽 文香「大丈夫です…。今日子は今日子の力で乗り越えるべきだと。・・・結果がどうであれ。私たちはそれを手伝っても、変わることはできないのですから。だから私にできるのは…」(そう言うと無造作に手に持っていたモノを悪魔に向かい投げつける。其れは放物線を描きながら吸い込まれるように悪魔の元へ…))   (2017/11/5 22:39:02)

遽 文香(悪魔も文香達へ意識を向けていたので…何かを投げつけられて来たのは解っていたし、速度や物質の大きさから見てかわせると判断し…それを”見て”しまった。「…えっ!?」其れは銀の十字架。それもイシュトバーン大聖堂の鐘を溶かさして造られた「神の右腕」と呼ばれる聖遺物。アリエッタの所蔵する権現とも言われる物をあらかじめ預かっていたのだが…まさかそれを只のモノの様に投げつけるとは修道女も予想しておらず…呆然とその動作を見送った。)   (2017/11/5 22:39:48)

遽 文香(投げつけられた悪魔にとってはたまったものでない。…悪魔にとって弱点。それも神の遺物と言われ信仰を集めるモノが予期せず投げつけられたのだから…そして。その一瞬の混乱と畏怖の間を逃さず、怪物の拳が悪魔を捉えた。「…ぎゃぁぁぁぁぁぁ」悲鳴とともに吹き飛ばされ辺りの家具と共に瓦礫と埃を撒き散らし転がり壁へと激突する。それを追いかけ踏み潰す怪物の下でもがく悪魔の姿。「・・・…。」と呆れ顔で無言の抗議をする修道女に。)   (2017/11/5 22:40:56)

遽 文香コレくらいは友人の手助けの内です。(と、しれっと答える姿に「おぬし…儂の古い知り合いによぉ似ておるわ」)・・・まぁ、娘ですから。「なんじゃと?」いえ、それより(視線の先には…何度も踏みつけられ、腕は足が歪に曲がり、羽を引きちぎられて意識を失った悪魔の首に手を伸ばす怪物の姿が。其れを読めない表情で見つめる文香。)   (2017/11/5 22:42:06)

遽 文香(まるで時が止まったような静寂も束の間。今日子がゆっくり首を横に振ると…怪物は不満そうに尻尾で床を叩くき、今日子の影に吸い込まれるように消えていった。)「・・・文香。」(と、こちらにおぼつかない足取りで歩いてくる今日子を抱き、疲弊した体を支えながら)約束どおり迎えに来たよ。・・・少し遅くなったけど。(「ありがと。文香」そう言って嗚咽を漏らしながらの再会を果たす。)   (2017/11/5 22:42:53)

遽 文香・・・殺さなかったのね。(そう問いかけた私に「文香が言ったのよ。思いがけず手にした力でも、振るえば其処に責任がついてくるって…。それは大きければ大きいほどにって。…わたしにはその責任を負う覚悟がって思うと、どんなに腹がっ立っても一時に気持ちの昂ぶりに身を任せてはいけないと…そう思ったの。」「そう…。そうね。」と笑みともに答え強く抱き締める。そして・・・今日子が落ち着いた頃、ゆっくりと抱擁を解き体が離れていく。)   (2017/11/5 22:43:44)

遽 文香「・・・おかあさん。」(そう言って事件の一部始終を見ていた母親に声を掛け一歩近く寄ると…。怯えた表情で3歩下がる母親。……其れが二人の距離を言葉にせずともあらわしていた。……「私、家を出ます。」振り返り呟いた言葉と涙は思いのほか簡単に零れ落ちた。)今日子・・・いこっか?(立った今親と決別を決めた友人の手を取り地下聖堂から外に出る。・・・悪魔の処遇は修道女に任せればいいし、大人達は自分で立ち直れば良い。・・・私は私の友人に手を差し伸べて。)   (2017/11/5 22:44:29)

遽 文香大丈夫っ…私良い事おもいついちゃったから?(と小さく微笑み傷付いた子の休まる場所と理解者のいる場所を思い浮かべる…。優しい人たちが住む宿と、古くから続く血脈の人々が集う場所の事を・・・彼らを頼ろうと歩を進める。)   (2017/11/5 22:45:52)

遽 文香【一応完結です。結局バトルはほとんどなし…難産でした】   (2017/11/5 22:46:35)

おしらせ遽 文香さんが退室しました。  (2017/11/5 22:46:45)

おしらせ龍子さんが入室しました♪  (2017/11/11 23:04:37)

おしらせ狩猟戦鬼『喰射』さんが入室しました♪  (2017/11/11 23:05:15)

狩猟戦鬼『喰射』【お邪魔します】   (2017/11/11 23:05:22)

龍子【お邪魔してます。どう致しましょう】   (2017/11/11 23:06:00)

狩猟戦鬼『喰射』【とうとう地下の集会場にまで出てきます】   (2017/11/11 23:06:45)

龍子【闖入…】   (2017/11/11 23:07:54)

狩猟戦鬼『喰射』【復讐代行ショーに正面から乱入します。後はご自由に】   (2017/11/11 23:08:57)

龍子【分かりました。】   (2017/11/11 23:09:19)

龍子【私から打ちましょうか?】   (2017/11/11 23:15:44)

狩猟戦鬼『喰射』(吸血鬼にとって、血の海地獄はそれほど恐れる物では無かったはずだ。エリア西部地下。さっきまで娯楽である復讐代行ショーが行われていたはずの場所。段上の生贄達は震えてその場にへたり込んでおり、司会の傍にいた吸血鬼は既に胸部を抉られて転がっていた。この事態に陥るまで僅か2分。罵詈雑言と汚物が飛び交うの嵐の中、赤茶のその装甲は出口用の扉を突き破って現れた。驚愕した一人の中年の女吸血鬼が即座に脳を貫通され、唖然とした若い男の吸血鬼がその瞬間銀の手刀で首を刎ねられ、会場内は罵詈雑言から阿鼻叫喚へと変わった。巣を突かれたコウモリよろしく逃げ回る吸血鬼達。密閉された空間では逃げ切れる可能性など0に等しく、一匹、また一匹とその装甲の銀の指に貫かれて行く。腰を抜かしている司会の助手を狙い段上に上がった時は、その身体は返り血で地獄絵図に溶け込んでいた)   (2017/11/11 23:16:16)

狩猟戦鬼『喰射』【お待たせしました】   (2017/11/11 23:16:28)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、龍子さんが自動退室しました。  (2017/11/11 23:36:08)

おしらせ龍子さんが入室しました♪  (2017/11/11 23:36:18)

狩猟戦鬼『喰射』【お気をつけて…】   (2017/11/11 23:36:27)

龍子 (遂に懸念していた事態が雪崩れ込んだ。復讐代行ショーが催される区域は、会員の人間を除いて吸血人種のみ。件の、対吸血人種専用強化装甲『喰射』の正体が同族であるという説からも、この惨劇は容易に想像出来た筈だ)「おいお前ら、纏まらず散れ」(司会の、肩には着かぬ程の長髪が指示する。その男は群衆を気絶させる程に強力な精神作用を持ち、復讐代行ショーの“贄”を意の儘に兵とする。この作用、喰射には効かない。些細な要因が重んでいるが、一番の要因は)「………喰射。君はどうやら、とんだ高潔らしい。折角のショーも台無しだ」(男は贄を入れていた檻を後ろ手に掴み、丁度被さるよう喰射に投擲した)   (2017/11/11 23:41:38)

狩猟戦鬼『喰射』(飛んできた檻に即座に反応し背面に回転、踵で叩き落す様に地面に打ち下ろし、さらにそれを踏み台に司会であるらしい長髪の吸血鬼に跳んだ。狙いを定めたらしい。銀に光る五杭が鷲掴みの様に開かれる。これで頭を握りしめればそれだけで並みの吸血鬼なら致命傷)   (2017/11/11 23:44:49)

龍子(横転し、司会者のマイクを天井へ投げる。セットが倒れ来るだろう)「時間稼ぎなら幾らだって頭に浮かぶんだがねぇ」呼んだ?(短い黒髪の女が現れたのは、その直後であった。男の精神作用と、女の喰射に対する警戒態勢が幸いした。この女は吸血鬼街に於ける武力の層である)   (2017/11/11 23:58:59)

狩猟戦鬼『喰射』(最初に倒れてきたセットに対し、手刀を構えた喰射はそれを造作もなく二つに分けた。だが、空中で失速したのか司会にはわずかに届かない場所に着地)……。(赤茶の装甲の双眸が再び赤くなる。…あの女吸血鬼だ。ここで見つかるとは。これも神の導き。戦いに囚われている彼女を一刻も早くこの手で開放してやらねば。使命感に再び五杭が閃いた)   (2017/11/12 00:02:50)

龍子マイクでセット引き倒したって虚仮威しにしかならないよ。其奴はかの、旧帝都が産んだ鎧戦鬼。しかも中身は、本当の“鬼”…そうだよねぇ。(鬼が心を鬼にして鬼と成り鬼を討つ皮肉。その思惑は容易く挫けそうにない)「御託は終いだ。良いか?………(片腕を繋いだばかりらしい…右だ)………」そう?…(ショーの贄は皆憔悴して居り、操縦し易い。但しゾンビの如く足取り。遊び飽きた人形も使いようだと考える男の邪悪さはさて置き、他の吸血人種への密かなメッセージも欠かさなかった。___緊急時は爆破しろ__と)   (2017/11/12 00:16:30)

狩猟戦鬼『喰射』(標的は二体。一体は手練れ。もう一体もそう。両方とも仕留めるのが理想だが、場合によっては片方のみ。この装甲の力は素晴らしい。これで…)……。(見向きもしていなかったショーの贄が、妙な動きを始めたのを察知し、後ろを向く。…この吸血鬼は、実はそれほど戦闘経験が無い。彼はただ、現代に生まれ現代に生き、現代に絶望し、そしてこの装甲を誰かに渡されただけの存在である)   (2017/11/12 00:21:55)

龍子(吸血人種と言う存在は大抵 頑強にして柔軟で、殴り合いの最中にチョップで頚動脈を断ったり、蛇の如く瞬時に噛み付くような真似を容易くやって退けるだけの素材ではある。その吸血人種が、吸血人種の身に合わせて造られた、吸血人種を絶やす為の鎧を纏えば互角以上になるのも無理なかった。喰射を纏うに相応しいのは、吸血人種に生を受けた自らを嘆き、自棄になって心中を図らんとする厭世主義的な使命感であり、それは人間にとって都合の良いものでしかなかった)………出来るもんならあんたの顔を一目拝見したいね。(シェイプシフト。赤い唇が裂け、手指を尖らせ、駆け出した)   (2017/11/12 00:32:54)

狩猟戦鬼『喰射』(贄の動きに気を取られ、装甲は反応に遅れた。気付いた時には手の届く距離に赤く裂けた唇と、尖った指先がある。喰射は即座に左手の五杭で迎撃。下から腹を掻き切るように振り上げる)…!(狙いは直線だったが、でたらめに直感的に放ったため、掻き切るよりも龍子の突きの方が早いと悟った時は遅かった)   (2017/11/12 00:37:03)

龍子(右手の手指が唸る。赤い爪が瞬く。獅子や熊に劣らぬ一打を繰り出す吸血鬼の女。相討ちも覚悟で左胸の装甲を貫かんと骨身でぶつかる彼女の姿を、男は呆れ半分に賞賛した。人間様が造った鎧を纏う反逆者に丸腰で飛び掛かるとはまるで、心中自殺のようで観ていて馬鹿馬鹿しさを覚えるが、何一つ笑えなかった)………。   (2017/11/12 00:46:26)

狩猟戦鬼『喰射』(装甲はその部分が確かに大きく陥没した。一瞬よろけたようになる装甲。だが、その五杭はそれでも龍子の頭部を狙って開かれる。…今までは一撃で吸血鬼達を解放して来た。だが、今回はそうはいかない。そうなるのが常識だとさえ感じていたその吸血鬼は、反撃に対しての心構えが一切無かったのである)!(だが、その五杭は龍子の両肩を掻き切るべく両手から振り下ろされていた)   (2017/11/12 00:56:07)

龍子 (喰射が両腕を振り上げた時、龍子は発作の如く息を吸い込んだ。シェイプシフトとも称される吸血人種の性質。龍子は得意の声帯シフトを活かし、超音波を発する。音も指向性を絞れば広義的にはビームのようなもの。狙いは右肩。吸血人種は優れた再生力を持つ。欠損した四肢は繋いだ方が早いが、意に反した動作を見せるケースがある事から、この男は見抜いたのだろう)___(キーン と、空を裂く音が仄かに聞こえる。声では無い声。高周波のメスのように)   (2017/11/12 01:11:07)

狩猟戦鬼『喰射』(グラリ。高周波のメスはその装甲には通用しない。高周波を受けることで装甲は自分から振動し、その音を中和する)……。(が、それは装甲の振動に装着者である己の身体に)   (2017/11/12 01:17:32)

狩猟戦鬼『喰射』(その振動を流す事になるため、訓練の受けていない身ではその振動で身体の機能不全を起こしてしまう。吸血鬼の身体はシェイプシフトの対消滅による振動で震えはじめ、指先から全身にかけて歪な震えを始めていた)   (2017/11/12 01:19:18)

龍子狙いは正しく装着者の骨身。古傷の疼きを誘うように。又は、“屍食鬼(グール)”と化した不完全な右腕の目を覚ますように。龍子はこのピッチを保った。反響(手応え)を感じたからだ)   (2017/11/12 01:21:54)

狩猟戦鬼『喰射』【途切れ、ですか?】   (2017/11/12 01:25:57)

龍子【もう少し…】   (2017/11/12 01:26:40)

龍子(音は息では無い。が、肺活量も関与しているには違いない。息の切れ目が運の切れ目になるやも知れないが、一見して実験的なこの術を下手に中段する方が危険に感ぜられた。とどめの算段が目まぐるしく脳内を飛び交う)   (2017/11/12 01:29:18)

狩猟戦鬼『喰射』(装甲内部の吸血鬼の身体は既に悲鳴を上げていた。もう装甲は意味を成さない。本来の装着者であるならば、この状況においても体勢を立て直し、龍子と司会の吸血鬼を皆殺しにして悠々とその場を後にしていただろう。だが)………!……!(今ここでなんとかして五杭を龍子に伸ばそうと決死の努力をする吸血鬼に、そんな技術も実力も無い)   (2017/11/12 01:34:34)

龍子(右手が弱っていたのは龍子も同じだ。装甲に窪みを刻み込んだ時、人間であれば当たり前に骨折していたであろう事を思えば、吸血鬼とは言え当然の負荷である。だからこそ、左の手指を尖らせて薙ぐのだ。喰射の右肩へ。爪にはもう頼らない。鉄を引っ掻いても無駄なら、力の限り打つべし)………!………   (2017/11/12 01:45:46)

狩猟戦鬼『喰射』(ベキッ)………。(なにかが砕けた音がした)あ…。(初めて、声らしい声が漏れる。右肩がスローモーションのようにずり落ち、血も噴きださずにずるずると右肩が落ちていく)…あ……あ…。(途切れ途切れの声が悲鳴に変わっていく)あああああああああ…!!!!あああ…!!!!!!(ゴトリ。装甲に包まれた右腕が落ち、叫びが一層激しくなった。痛み、ではない。これは、失望の叫びだ)   (2017/11/12 01:56:18)

狩猟戦鬼『喰射』【お時間お気をつけて…】   (2017/11/12 02:04:44)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、龍子さんが自動退室しました。  (2017/11/12 02:06:27)

おしらせ龍子さんが入室しました♪  (2017/11/12 02:09:30)

龍子 (誰も沈黙した。男も女も、この会場の何処ぞで息を呑む輩も。頭から爪先まで冷たい鎧から初めて聞いた声、叫びが生々しく木霊する。声に篭った思いが雪崩れ込んで来るかのようで、頭では解っていたが喰射の正体が血の通った生身の吸血人種である事を再認識した)………。(龍子はただ、喰射の腕を拾う。冷たい鎧に包まれてはいるが、中身は此の世に生を受けた生ける者の腕である).........。(照明を浴びて生々しく輝く銀色が、幾重もの血に染まったこの五杭。否、五指。終わりにしよう。そんなに苦しいなら。そんなに出自を呪うなら)………。(龍子は喰射の右腕で、喰射の心臓を突いた)   (2017/11/12 02:16:53)

狩猟戦鬼『喰射』…………。(右腕が心臓を貫く。吸血鬼は何もせず、悲鳴を途切れさせた。背中まで貫通する右腕。眼の輝きが無くなり、左腕もだらりとぶら下がった。…それで、終わるのだ。もう、この吸血鬼の魂は、解放される。最後に解放されるのは、自分だ。自分なのだ)………。(闇の中から風を割いて飛んできた物が、龍子にも司会の吸血鬼にも、誰にも予告せずに喰射の頭部を首を断った。そのまま飛んでいくそれは首を攫って行く。…喰射がここで大量虐殺を起こすのも予告は無かった。だが、今龍子の目の前で首を何者かにはねられ、頭部を持ち去られたことも、予告されていなかった。何も、何も)   (2017/11/12 02:24:43)

龍子 (当った)……………。(瞬間、何かを成し遂げたような気がした。その感触は、喰射の装着者が感じて来たものと何ら変わりのない、苦しむ魂を解放してやろうと言う歪な善意の錯覚。間違いなく一番苦しんで来たのはこの、喰射を纏う一人の吸血人種。否、人間だろう。この差によって、龍子の善意を正当化出来ない事も無いのかも知れないが、龍子はそれと同時に喪失感を抱いた).........! (刹那、何かが瞬く間に喰射を断頭し、その首を攫って消えた。滾々と血が湧く首を前にして、龍子は眉を顰めた)...............。(顔を最期に拝もうと思っていた。弔ってやろうとも思っていた。ただ哀しく、ただ虚しく血を噴いて崩れ落ちる亡骸を前にして、龍子は暫く立ち尽くして居た。)   (2017/11/12 02:39:49)

狩猟戦鬼『喰射』(「お前らはまだだ。楽しい遊びも一旦休憩の時間だ」)…(結局、喰射も)…(「だが、休憩が終わったら」)…(喰射に殺された吸血鬼達も)…(「ナマスみてぇに切り刻んで」)…(それに関わる全ても、何物かによる一時の戯れだった事に)…(「殺してやるよ!!!」)…(吸血鬼達は、知ることになる)   (2017/11/12 02:45:19)

龍子「………終わったな」(男は溜め息を漏らす。他の吸血人種もちらほらと居るが、瞬時の出来事で呆気に取られていた。喰射はかの旧帝都が産んだ鎧戦鬼の内の一人だった筈だ。なら、今し方喰射の首を攫った何かの正体は、一体)……………何だか、遊ばれてる気分だよ。   (2017/11/12 02:52:57)

狩猟戦鬼『喰射』【喰射殲滅。お疲れ様でした】   (2017/11/12 02:53:50)

龍子【哀しきヴァンパイア、喰射】   (2017/11/12 02:54:48)

龍子【ありがとうございました…(重い話。。】   (2017/11/12 02:55:29)

狩猟戦鬼『喰射』【結局ラスボスの前には吸血鬼の一匹二匹使い捨てのオモチャ感覚というオチでした】   (2017/11/12 02:56:11)

龍子【時を越えて嘗ての敵とも組む事になりそうな予感がしています】   (2017/11/12 02:57:14)

龍子【ちょいて一旦移りましょう】   (2017/11/12 02:58:31)

狩猟戦鬼『喰射』【私はここで落ちる予定ですが…】   (2017/11/12 02:58:49)

龍子【あ、、ではお休みなさいにしましょう。笑 いやここで話し過ぎてもあれかと思って。。】   (2017/11/12 02:59:43)

狩猟戦鬼『喰射』【ありがとうございました。まあ、積もる話はまたの機会に…紗綾ちゃんでも呼んできます】   (2017/11/12 03:00:22)

龍子【期待。笑 ではお疲れ様でした。ありがとうございまし、、】   (2017/11/12 03:00:52)

狩猟戦鬼『喰射』【はい、お疲れ様でした】   (2017/11/12 03:01:05)

おしらせ狩猟戦鬼『喰射』さんが退室しました。  (2017/11/12 03:01:08)

おしらせ龍子さんが退室しました。  (2017/11/12 03:01:11)

おしらせ瀧写平さんが入室しました♪  (2018/1/27 22:38:00)

瀧写平【こんばんは。ソロルです】   (2018/1/27 22:38:47)

瀧写平(旧帝都の遺物、 “喰射”。鎧戦鬼の内、吸血人種の殲滅を目的として設計された強化装甲である。その絶命から二ヶ月以上が経つが、其れは深い爪痕を遺していた。吸血人種数名の死亡や、“復讐代行ショー”の崩壊) __ 「今日は×月××日です。御早うございます。私達の知らない所で、ショッキングな事件が起きていました」 __ (復讐代行ショー。謂わば、復讐代行をショービズ化した会員制公開私刑である。“家畜化した罪人から搾取した血液を過激派吸血人種に売却する”事で鎮静化する。実益も説き、不特定多数のフォロワーを得ていた首謀者。そしてその逮捕。今、この端末が報じられている。スタジオには吸血人種に詳しい識者や心理学者等の面々が駆けつけた)   (2018/1/27 22:40:23)

2017年06月10日 22時57分 ~ 2018年01月27日 22時40分 の過去ログ
A.R.E.A. 106 〜 特別室
現在のルーム
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