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「【都市F系】眠れぬ街 イニシア 第2区」の過去ログ

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2017年05月15日 01時07分 ~ 2018年06月10日 22時25分 の過去ログ
過去ログでは上から下の方向に発言を表示しています

ラミュズ♀18よかったぁ…乗ってくれなかったらどうしようかと。無理からさらっちゃってたかも?んふふ。 メロ、割と派手な事してるからあんまり道歩いてても自由な事出来なくてね。だからさっき助けてもらったのほんとに感謝なのです!お礼するのはあったりまえーだから、気にしないでね?(自分もあとに続いて車に乗り込めば、サングラスを外して彼ににこっ、と笑いかけて運転手には「メロのホテル」に向かってくれる?と、伝えた)おじさ…じゃなくてお兄さんも何かあったんでしょ…じゃなくてっ!ですよねっ?メロでよければあとから話聞くよ!ですよ!   (2017/5/15 01:07:08)

ラミュズ♀18(おかしな敬語もキャラのうち。そして、自分の正体を明かすため、先程まで行っていたダンスレッスン用のカバンの中から一枚の新しいシングルCDのビラを取り出し、手渡した。センターに映る自分を指さして)はっ!そして!申し遅れました!あのね、メロはこういうことしてご飯食べてるの!良かったらCDもホテルにあるよです!ちなみに、今から向かうホテル、って言うのは綺麗なんだけど打ち合わせとか取材とかそーゆーのでよく使ってるとこなの。メロの持ち物だからおうちみたいなもので…要するにー!気にしないでくーださい!ゆっくり休んで帰ってほしいから、ね?(アイドル、の慣れたウインク。未だ体調の悪そうな彼の頭をぽんぽんと撫でてはへらりと笑いかけた。)   (2017/5/15 01:08:00)

ドトス♂54☆ははは…おじさん、で構いませんよ。流石にお兄さんと呼ばれるには、私は歳を取りすぎていますので。(相手が訂正したのを聞けば、おじさんで構いませんよと告げる。54にもなってお兄さんと呼ばれるのは、いささか恥ずかしい気持ちがあるのだ。それでもそう呼ばれることは嬉しいので、気持ちだけは受け取っておこうかと。そして相手がカバンの中からビラを自分に見せて、自己紹介をしてきた。流石に世間の流行には疎い自分でも、相手の名前くらいは聞いたことがあった。そのため少し驚きはしたものの、だいぶ冷静になってきた頭ですぐに整理して。)アイドル活動、ですか。…確かに、可愛らしいメロさんにはぴったりですね。っと、申し遅れました。私はドトスというものです。職業は…まぁ、しがないサラリーマンですよ。これは名刺です。(だいぶ元の調子に戻ってきたのか、相手から自己紹介されればこちらも自己紹介を返して、名刺を差し出した。それにしてもこんなところでこんな有名人と出会うとは。若者から見れば私はとても羨ましいんだろうなぁと思いつつ。)   (2017/5/15 01:18:26)

ドトス♂54☆【もう少し続きますー。】   (2017/5/15 01:18:47)

ラミュズ♀18【今日の調子の悪さの中、やばいやばいと焦りがろるに出ております大変申し訳ありません。大変申し訳ありません。(先に二回謝りました) 持ってたチョコミントアイス、消してしまいました(白目)おま、いつの間にどこいったんや…!と、自分でも驚き、大変反省しております。ドトス様の能力で透けさせたとでもしといて下さい(こら、そんな能力じゃない。そして更に白目。)】   (2017/5/15 01:20:15)

ドトス♂54☆ホテルですか。いや、申し訳ない…私のためにそこまでしてくれるとは。本当にありがとうございます、メロさん。(ホテルが持ち物とはどういうことなのだろうか。庶民である自分にはわからないと思いつつも、とりあえず凄いことは分かった。そして自分のためにそこまでしてくれる相手に申し訳ないなぁとも感じており。)…私はもう54ですよ。(苦笑しつつも、素直に頭を撫でられながらそう呟く。頭をなでられる、なんてことは経験してなかったため、不思議な気持ちになり。)   (2017/5/15 01:22:24)

ドトス♂54☆【大丈夫ですよー!なんかあれです、溶けたんですよ。最近暑いから(意味不明)】   (2017/5/15 01:23:10)

ラミュズ♀18…いや、名前教えて貰っておじさんって呼ぶほど失礼じゃないよ!?メロ確かに!確かに言葉へんってよくミィロちんからもファンの子たちにも言われるけどー!(名刺を受け取りつつじたじたと足を動かし、落ち着けてから、「ドトスさん、ね!覚えた!」と既に頭にある名前と顔が確かに目の前の彼であることを知った。その名刺は鞄にしまって、その間もぽふぽふと勝手に片手は頭に触れ続け、歳を聞いたところでそれがどうしたとばかりに首を傾けて)しんどい時はね、よしよしってされると嬉しいの。メロはねー、自分にされて嬉しいこと人にするー!って、それがもっとーなのです。   (2017/5/15 01:32:49)

ラミュズ♀18(にこにこしながら口に出したことを運転手はどう思ったであろうか。恐らく脳内では大爆笑であろう、と想像しつつも相変わらずの笑みを浮かべる。相手の心を溶かすように、油断も隙も、どうにか作りだすように。暫くして着いたホテル、そこに仕掛けた罠を受け入れてもらうためには出来るだけ、壁を作らないことが重要なのだ)ん、もう着いた!ほら早かったでしょう?   (2017/5/15 01:34:15)

ラミュズ♀18【溶けたことにしておいてください…!笑 ほんっとーにすみません!】   (2017/5/15 01:34:36)

ドトス♂54☆…それは良い心がけですねぇ。どうか貴女は、その純粋な心のまま育っていってください。…その優しさこそ、人生における最高の美点なのですから。(相手がにこにこしながら言ったことに、優しい笑みを浮かべてそう返した。昔の自分にはできなかったことを彼女はやろうとモットーにしている。願わくば、自分のようになってほしくはないという願いを込めた発言でもあった。もう抵抗する気もなくなったのか、すでに気持ちの整理は終わっているのだが、彼女に頭を触れさせておくことにして。たまには他の人に甘えてもバチは当たらないでしょうと心の中で呟くと同時に、目的地へと到着したようだ。)確かに早かったですね…メロさんのおかげでだいぶ調子は良くなりましたが、念には念を入れて休ませてもらいましょうか。ご好意を無駄にするわけにもいきませんしねぇ(自分の服装を整えつつ、ホテルを見据えている。立派なホテルだなぁ、と窓から見える範囲で観察しつつ。)   (2017/5/15 01:43:48)

ラミュズ♀18肝に銘じるですよー!優しいメロちゃん、でこれからも頑張りたいからねーって、そうそえ!甘えていーの!ドトスさんだってたまには他人に甘えちゃえ!(さて、ここは、部屋数自体は多くはないものの「ジャヴァウォック」の所有物。ドアマンの格好をして今ドアを開けたものから始め中にいるものはほぼ全て、こちらの人間である。さて、にやついてしまいそうな顔を自分は隠せているのか、不安になるほどに心が踊っている。開かれたドアから降りた先、待っていましたとばかりに入口から出てきた焦った様子のフロントの1人がこちらに声をかけた)「申し訳ございません、メロ様、お電話をいただいた直後に色々ありまして、お部屋が一部屋しか確保が出来なくて…こちら側のミスです。本当に申し訳ありません。宿泊料金はもちろん、頂きません。お部屋もスイートルームでご用意しておりますので、どうか、お許し頂けませんか?」   (2017/5/15 02:01:52)

ラミュズ♀18………どうしましょう、ドトスさん。えーっと……困っちゃったなぁ。運転手のシルバーはこのあと予定あるらしいし…私、じゃあ今日は1人で自分のお家に帰ろう、かなぁ。…あはは。ハプニングは仕方ないもんねぇ。(困ったような笑みは得意のもの。さて、紳士的な相手がどう出るか、それを伺う。「一応ベットはお二つ、室内に御座いますが…」狙ったように控えめを装って声をかけた彼を横目でちらっと見つめ、見えないところでお尻のポケットにチップを突っ込んだ。仕掛ける罠は、甘く、鋭く。まるで、花の毒牙のように。)   (2017/5/15 02:02:19)

ドトス♂54☆甘えてもいい、ですか…分かりました。こちらも肝に命じておきましょう。(と、相手の発言にやんわりとした口調でそう返せば、部屋が一部屋しか取れなかったことを聞かされる。困ったような表情を浮かべ、どうしようかと悩んでいたところで相手が1人で帰ろうかという提案をしてきた。しかし、自分としては女性を1人で帰らせるわけにはいかず、また、ここまで来たのに自分が帰ってしまうというのも相手に悪い。だとすれば選択肢は一つしかないだろう。)……提案なのですが。相部屋にしませんか?私としてはメロさんの行為に甘えたいですし、貴女を夜道に1人で帰らせる訳にもいきません。もちろん貴女さえ良ければの話なのですが…。(変な誤解をされなければよいのだが、と思いつつ。メロの方へと顔を向けてそう提案する。スイートルームならばゆっくり休めるだろうし、ベットが二つあるのもちょうどいいなと感じて。)   (2017/5/15 02:10:36)

ラミュズ♀18いいんですか!? よかったー!あー、帰るの面倒だなぁって思ってたの!ほんとにありがとうー!(食い気味、に彼にそう返しては手を取って車から降りるように即す。腕に伝わった重さに不信感を抱きつつ、脱がせてしまえば全てはこちらのものかと、内心ほくそ笑んだ。)んふふ。では改めて!ようこそー!メロの大好きなこの場所…「hotel Alice」へ! (アリス、その名前はとある本の主人公の少女の名前。ジャヴァウォック、巨大なその組織の呼称はこの本の中に出てくるものに由来するのだ。甘い香りが漂うその中へと足を踏み入れさせたなら、逃げることは不可能。「さぁ、どんなお話ででっきるっかなぁー?」心の中でそう呟いた少女の腕がもう一度絡む時、「この間」と同じ笑みを顔に浮かべていた。)   (2017/5/15 02:19:37)

ラミュズ♀18【ターンエンドでお願いします。エロルまで持ち込んであれこれしたかった…!】   (2017/5/15 02:20:27)

ラミュズ♀18【ドトス様を暴きたかった…!】   (2017/5/15 02:20:51)

ドトス♂54☆【日程とか都合に良い日があれば続きから始めることも可能ですが…ここで切りますかね?】   (2017/5/15 02:21:34)

ラミュズ♀18【持ち越しがあまり好きではないので、一旦ここで、と思います!が、機会があれば続きというかあのあとこんなことが的な感じで新しい幕を紡げば、と思っております!】   (2017/5/15 02:24:10)

ドトス♂54☆【了解致しました!では自分も〆ロルを投下致します!】   (2017/5/15 02:25:25)

ドトス♂54☆__ええ。さて、じゃあ行きましょうか。お世話になります。(にこやかな笑みを浮かべながら、なんの疑いもなくホテルの中へと足を踏み入れる。完全に彼女を信頼しきっている____はずはなかった。ホテルには嫌な思い出しかないのである。少しだけ。ほんの少しの僅かな警戒心を胸に秘め、悟られないように、相手の領域へと踏み込んでいく。そこにあるのは破滅の道か、はたまた希望への道か。)   (2017/5/15 02:32:35)

ドトス♂54☆【という訳で〆とさせてもらいますー。ホテルじゃなかったら完全に落城してましたねこれは…】   (2017/5/15 02:35:50)

ドトス♂54☆【ちなみにホテルには嫌な思い出しかない、というのは過去ログ参照です。書いてあります(実は)】   (2017/5/15 02:36:41)

ラミュズ♀18【おじさんも楽じゃないですね…私がドトス様なら間違いなく落ちる。若い子に触られたらちょっと…あーーッ!ですね。】   (2017/5/15 02:37:11)

ラミュズ♀18【深夜のテンションで普段言わないような下ネタを口走る前にお暇したい私です。(笑) もちろん存じ上げておりますとにやにやしつつ、次があればまた楽しみにしております!アイスの件だけではなくやはり対人だと日によって調子が違うのに落ち込みつつも、なれていけたらなぁ…なんて。良い経験を積ませていただきました!本当にありがとうございます!ではでは、お疲れ様でしたー!】   (2017/5/15 02:39:14)

おしらせラミュズ♀18さんが退室しました。  (2017/5/15 02:39:27)

ドトス♂54☆【なんてたって元超凄腕の殺し屋ですからね。昔はハッスルしてたんですよ(笑)しかしもう少しで落城かな?弱みを握られるかもしれないなぁこれは。こちらこそありがとうございました!おやすみなさい!良い夢を!】   (2017/5/15 02:39:49)

おしらせドトス♂54☆さんが退室しました。  (2017/5/15 02:39:52)

おしらせハニー・ビー♀22★さんが入室しました♪  (2017/5/22 22:02:13)

ハニー・ビー♀22★【全裸ソロル以来のハニー・ビーでお邪魔します。まず何よりにイニシア一周年おめでとうございます!誤字から生まれたホッチドッグが生まれたりBOM祭りに参加させて頂いたり、バトルで遊んで頂いたりイベントを主催させて頂いたり。この一年とても濃密でした!こんなイニシアが大好きです!とラブコールと前置きもそこそにソロルだけ透過させていただきたく。】   (2017/5/22 22:05:24)

ハニー・ビー♀22★(騒々しいネオンの光が網膜にチラつき、微かな眩暈を覚えた。眠らない街はその名が示す通り、常に煌びやかな光が行き交う者を照らす。まるでこの街の一人一人がヒロインでありヒーローであると錯覚、ある種の自己肯定感を満たすもの……とらしくもないことを考えながら、あるホテルの一室で癖っ毛のハニーブロンドの女が一人、窓際で煙草に火をつけた。ネオンの光が、目に痛むのか目を細めて瞬かせる。) ……で。持ってた情報はその程度だったとぉ?こんの、ゲロカス野郎め。 あんま舐めたこと抜かしてみろ。その粗末なモノごと全身の皮ひん剝いてやろーか?(ひどく、機嫌が悪かった。ダウナーな気分で頗る機嫌が悪い。最低な気分だった。窓の下に見える、路地裏で成功に励む青姦カップルを不純性交に、ベッドの脇のコンドームでもぶん投げてやろうかと思う程に気が立っている。”粗末なモノ”がすっかり萎びた男はベッドの上で伸びきっていた。精を吐いたあとの倦怠感で動けないのではない。肩、肘、股関節、膝を全て外されていた。無論、そうなった理由は一つ。窓辺で煙草をふかす全裸に白衣を引っ掛けただけの女。エルことハニー・ビーの仕業だった。)   (2017/5/22 22:07:28)

ハニー・ビー♀22★(煙草の先の橙色の灯を明暗させて吸い込むと、ゆっくりと灰白の濁った煙を吐き出す。ふわりと蜂蜜のような甘ったるい香りが漂った。蜂蜜を香料に含む、如何にもな煙草のニコチンも粗だった気を静めてはくれなかった。搾り取られたと言わんばかりの身体で伸びる男は異能研究者の一人だった。裏で異能の研究を行う研究者たちの間ではそこそこの名と肩書きを持つ上、金やら身体なりの手段を使えば有益な情報を得られるといういい噂も聞かぬ男。だが枯渇した情報を得るために金も身体も準備したというのに、得た情報はあまりにもお粗末なものだった。その萎びきったしおしおのソレのように、何の価値もない。) 異能開花の実験に子供を使った……っつっても、データも無い。証拠も無い。ましてや生き証人もいねえって、ただの都市伝説じゃねーか。そんなんでこの高潔なヒーローの我儘ボディを蹂躙したってぇのかぁ。……安く見られたもんだ(子供をモルモットにした異能開花の研究施設があるとは、この界隈にいれば嫌でも耳にすることはあった。だが飽くまで噂程度。優秀な研究者の足を引っ張るための虚偽である可能性すらあると眉唾ものの噂。)   (2017/5/22 22:08:41)

ハニー・ビー♀22★(しかし仮に、それが事実だったとして、データが金と身体の見返りに提供されてもこの女の気はささくれ立ったままだっただろう。否、そうあるべき。ヒーローとは弱き善を守り、強き悪を挫くものであるのだから。今日に限って成敗を下した悪は弱過ぎてしまったようだが。) ……まあ、いい。火がないところには煙は立たない。ようは保険さ。かけといてやるよ(数匹の蜂を白衣の袂から呼び出すと、開け放した窓から外へ向かわせる。十代後半から二十代前半の身寄りのなさそうな者をマークしろと指示を出して。だが、見つかる筈もない。外の世界に仕わされた蜂たちも所在なさげにフラフラと頼りなく、夜の闇に呑まれていく。) ……本当に居たとして、何ができる?(保護か。ケアか。それとも……モルモットか。蜂のホバリングのように思考もフラフラと定まらない。指に熱を感じるほど短くなった煙草の灰を、備付の灰皿に落とすと、赤く濡れた舌に煙草の火を押し付けた。焦げる肉の香りが甘いフレーバーと一緒に鼻に抜ける。ねっとりとした蜂蜜の甘味だけが、爛れた舌の上に何時までもしつこく残っていた。)   (2017/5/22 22:08:49)

ハニー・ビー♀22★【引き続いての全裸でお邪魔しました!そろそろ痴女の季節である春も終わりそうな暑さも続いてることですし、次では何か着ようと思います。ではお邪魔しました!】   (2017/5/22 22:10:06)

ハニー・ビー♀22★【お邪魔しましたいいすぎて〆きれなかったこの感じ。 あと最後に、勝手に大罪のことを知ってしまった(真偽は掴めてませんが)ことにしてすいません!何か不都合があったりしましたら注意頂きたく思います!では本当にこれにて】   (2017/5/22 22:11:57)

おしらせハニー・ビー♀22★さんが退室しました。  (2017/5/22 22:12:08)

おしらせミハエル♂28☆さんが入室しました♪  (2017/7/4 23:34:18)

ミハエル♂28☆【夜分に失礼します。ソロルを置きに。この場をお借りして、1区ではご挨拶をありがとうございました。それでは投下。】   (2017/7/4 23:35:11)

ミハエル♂28☆さぁて、と、広域地理はこれでだいぶ押さえたか。(ローテーブルの上に広げられたいくつもの四角い紙の群。真上からガラス細工越しに降り注ぐオレンジ色の室内灯を照り返す光沢を放つ紙の群。刹那かつ不動の情報を収めたそれらを見つめる男は、足を組み替えながら窓の外にちょこんと座る鳩に目を向ける。)すっかりお前さんも居着いてまぁ。バイト代は出ねぇが家賃フリーってことでこれからもよろしく。(もともと家賃フリーに生きている窓の外の鳩はうとうとしているのだが。)……が、狭域はさすがに歩き回らねぇとな。(――チャリ。)そういやお前はあと三枚残ってたな。よし、デートでもするか。(クックと喉を鳴らしながら棚にお行儀よく座っているところを迎えに行って、さあ、今宵は何を見るか。)   (2017/7/4 23:35:36)

ミハエル♂28☆――いやいや、蒸すとは聞いたが蒸しすぎだ。(ネオン眩い繁華街に出て三分しないうちに出た独り言がこれである。気まぐれに気温が跳ね上がった昨日だが、さあさあと降った通り雨は小雨。コンクリートやアスファルトに溜まった熱を吸い取るには勢いも風も足りなく、結果、行き場に困った水蒸気が熱と一緒になって漂い、空には雲ではなく靄がかかっている。ああよかった、夏仕様の上着を持ってきておいて。さすがに年中レザーを着ているわけではない。同じ色と型だが、企業秘密の織りと加工でレザーっぽい光沢が見える――綿素材である。ご安心を。衣装のために死にたくない。)っと……(曲がろうとした細路地の入口で咄嗟に一歩下がる。資料のどこかで見たような男が可愛いお嬢さんのに捕まっていたもので。)   (2017/7/4 23:35:47)

ミハエル♂28☆……ありゃ助からねぇな。都会は怖い怖い。(路地を曲がっていった男と、愛らしい声で絡み付く涼しそうな格好のお嬢さんの後ろ姿が見えなくなったところで、肩をすくめて歩を進める。このあたりはそういうのが多いのかねぇとよぎって、誰かの縄張りかなと曲がり角もう1つのところで――)――「あぁらミハちゃんじゃなぁい(きらん」「やっだぁ会いに来てくれたの!?(はあと」「んもう、お預けくらわすなんてイ・ケ・ズ(うぃんく」 ……偶然を必然って言うならそうかもな?(黄色い声(*野太い)をあげながら3Lサイズレディ服をぴっしり着こなしてしっかりしなをつくる筋骨逞しいレディたちとばったり再会した。ちなみにこのレディたちのお世話になったことはない。案外シマ広いなお前さんたち、とは口に出さず。)今日は風景を探しにな。ああそうだ、ちょうどいいからそのスマイル、ちょっと失敬。(カチッ、目を含めた顔の上半分を装飾で隠すオペラマスクの前で黒く四角い手のひらサイズのプラスチック箱が音をたてた。)   (2017/7/4 23:36:23)

ミハエル♂28☆「あぁああ!もーバカァん!」「新しいリップにしとけばよかったわぁ」「ていうかそれ超ナツいわね!」 ああ、忘れてる奴も多いのにコイツを知ってるとは光栄。(口許の笑みそのままに、片手で黒いプラスチック箱の隅についているダイヤルをカチチチカチチチと音立てながら親指の先で回すと、レディたちはきゃあきゃあ(*野太い)とすっかり手元のアンティークの虜。)――「現像できたら来てねーん(投げキッス!」「あと何枚?」「ばかねアンタここにちっちゃくあるじゃない。二枚でしょ!」 正解。じゃ、残り二枚のネタを探しに――(がしぃっ)――行きてぇんだがな? 「「「ダ・メ」」」 (まだ何もしてないのに殺意に似た圧を感じるのはたぶん気のせいではない。それでも、笑みは崩さない。崩れない。)……分かった分かった、アンティークトークでよけりゃお前さんたちのシマの話と交換ってことで。(黄色い大歓声(*腹のそこから野太い)と豪腕に両腕を掴まれてずるずるとバーに引きずられていった燕尾服の男を、眠たげに光る朧月が見下ろしていた。)   (2017/7/4 23:36:59)

ミハエル♂28☆【以上にて。お部屋ありがとうございました。】   (2017/7/4 23:37:12)

おしらせミハエル♂28☆さんが退室しました。  (2017/7/4 23:37:16)

おしらせオリビア♀28☆さんが入室しました♪  (2017/7/9 14:54:36)

オリビア♀28☆【こんにちは。お邪魔します。私事ですが最近生活サイクルが変わり、久し振りにお伺いした処7月いっぱいとの話でとてもびっくりしております。 ……色々と上手いように言葉が出てこないのですが、とりあえず私はろーるにしきたんだろーるしよう!!と言う事でソロルをそっと。置かせてください(ぺこ。】   (2017/7/9 14:57:25)

オリビア♀28☆(真昼。移り変わった時は、焼けるような季節を連れてきた。さんざめく太陽の真下、ビルとコンクリートにいろどられた街は、ネオンよりなお目映い熱量に取り巻かれている。ときおり抜けていく風がまだ温情で、それが無ければ人の多いこの街では、更に温度が上がっていたに違いない。と、思う。) ……にぎやか。 (相変わらずの人で溢れた大通りを歩く。相変わらずの、雲を踏むような足取りで。けれど虚空を見据えたままの落とすこわねは、何処かつねより更に覇気がない。感情の起伏が緩やかな面差しは、微かに困っているようにも見える。実際、割と困っていた。どうにも自分に身に余る、圧倒的な気温差に。休日の買い物帰り、食品は入れてはいないからその辺りの心配はしていないけれど、冷たいものならあっという間に温度が変わってしまいそうだ。夏物のロングスカートとブラウスに羽織るのは、薄地の長袖カーディガン。猛暑において長袖とは。けれど、これが無ければ皮膚が焼かれてしまいそう。あんまりにも、日差しが強いから。) ……いつか。言っていましたね。都会の季節はにぎやかだって。……本当に。 (こうして口を開くたび、少しだけ息苦しい。)   (2017/7/9 14:57:50)

オリビア♀28☆(スクランブル交差点も、掲げられた大きすぎるモニターも。今日はいっそうに眩しく見える。 あと、何を買わなければいけなかったっけ。こふ、とひとつ噎せて、一度寄り掛かった道の端で声を掛けられた。近くの交番のお巡りさん。今日は気温も高いし、ヒトも多いから。気を付けてって、気にしてくれたようだった。休むなら、この先に大きなショッピングモールやカフェが。 小さな会釈とお礼を告げて、歩き出す。買うもの。……帽子、どうしようかな。此処に来る時は、持ってこなかった。必要だと思うものだけ、鞄に詰めて出てきたから。ああ、でも今は必要なのかしら。コンクリートを踏む足取りは、相変わらずにふわふわと、ふらふらと。暑い。行きがかりに出逢った自動販売機で、珍しくドリンクを買った。甘いシトラスの飲みものは、知らないパッケージだったけれどほっとするほど美味しい。もう少し。) ……良く、云われましたね。 (温度のきつい日は、水だけではだめだって。出歩くなら、なるべく皮膚を隠す事。)   (2017/7/9 14:58:22)

オリビア♀28☆(大通りを渡って、ショッピングモールを目指して。せっかく此処まで歩けたから、帽子、見て行こう。きっと今でないと、また買わないもの。けほ、とまたひとつ噎せた。てくてく歩いて、歩いているのに何だかいつもより進んでない。さらに。) ……、……。 (通りの端に身を寄せる。壁際に寄り掛かって、流れゆく人波を見詰めた。此処は少しだけ、日陰になる。少しだけ、立ち止まらせてもらおう。) ……こんな日も、あるのですね。 (田舎者には、知らなかった温度。だって暮らしていた処は緑と水が、いつも近くにあったから。それに……、) ……貴方が、いつも云っていた事、少しだけ解ったような気がします。 (少しだけ、自分は温度に無頓着だから。晴れた日に出歩くなら、気をつけなさい。なるべく日陰を探す事。飲み物を持ち歩く事。疲れたら足を止める事。止めるなら―――) ……、止めるなら、……。 (眩しい、眩しい。……何でこんなに、眩しいの?)   (2017/7/9 14:58:50)

オリビア♀28☆(こふ、ともう一つ。噎せた弾みに、手にしたシトラスのペットボトルが転がって行った。ああダメまだ中身残ってるのに、コンクリートを汚してしまう。しゃがんで拾い上げようとして、―――どうして届かないの?) ……、 (暑い。) ……ァ、 (熱い。) …… (膝を折る。片手をつく。しゃがみ込むように蹲って、伸ばした手はペットボトルを拾い上げる前に身体を支えきれずに固い床に滑った。鞄と、手にしていた買い物袋が滑り落ちる。生活雑貨や、まだ覚えられていない料理の本。なんてことのない日用品。追いかけられないまま、ゆっくりと、スローモーションに視界がけぶる。目の前が白く爆ぜるのは何故。記憶に残る声がする。いつも云われていた事。日陰を歩く事、水を手放さない事。休むなら、―――必ず人目のある処で、足を止める事。) ………… (まるで人形のように、あっけなく横倒れた女はようやく最後の言いつけを思い出して、知らず細く息をついた。遠ざかる意識で、誰かの声がする。大丈夫、此処は大通りだから。無人の裏路地でも、閉ざされた個室でもない。よしんば何かあっても、気がつかれない事は恐らくないから。)   (2017/7/9 15:00:07)

オリビア♀28☆……、 (一度閉じた瞼を、薄く明ける。霞む揺らぐ視界の向こう、に。微睡むように、呼びかけるなら。この指は微かとしか、動かせなくても。  ね、そうだった、でしょう――?) …………パトリック。 (日差しの酷く強い、夏の日の午後。街の何処かで、サイレンの音。)   (2017/7/9 15:01:07)

オリビア♀28☆【以上にて。夏の定番みたいな話にしようとして七夕と迷って(あるのか七夕)と思ってこっちにしたのですがなんかもうタイミングで縁起でもない話になってしまいましたが生きてます。色々と最近身につまされることが多かったのでそっとPCにのせつつ皆さま気温にお気をつけください。(ぺこ。  色々と結局通常営業の当方ですが、どうぞ皆さま心身ともにご自愛ください。また宜しければお会いできますように。お部屋ありがとうございました。】   (2017/7/9 15:07:23)

おしらせオリビア♀28☆さんが退室しました。  (2017/7/9 15:07:28)

おしらせパトリック♂21さんが入室しました♪  (2017/7/10 00:01:34)

パトリック♂21【ロールしましょう!!夏バテにも熱中症にも気をつけましょう!! そして勝手にキャッチしたソロルを置きに来ました。そっと。】   (2017/7/10 00:02:14)

パトリック♂21(太陽が地上の者共を灼き尽くさんがために殺人的熱波を振り撒いている。そんな暴力的な陽射しの照り付ける昼下がりだ。昼“下がり”だというのに気温が下がる気配は全くなく、男は仕事着である白のカッターシャツの袖で額の汗を拭った。どうせこんな汗まみれにしてしまったシャツは開店前に着替えなければならない。こんな時間帯に買い出しを命じて来た先輩ボーイを呪ってやりたいくらいだったが、新入りの自分が異を唱えられる訳はない。あの店を追い出されたら今度こそ行くあてが無くなる。大物になると息巻いて田舎を飛び出して来た若造は、傾きかけたマフィア・コミュニティーの下っ端に属して、そこが壊滅して命辛々逃げ延びた先、遂に今は場末の酒場の新人ボーイにまで落魄れていた) こんな筈じゃなかったんだ。(オレンジの詰まったビニル袋を提げながら呟いても、みすぼらしさが増すだけだが。こんな筈じゃなかった。それはいつの時点の事を指しているのか自分でも分からなかった。ミス・クラ……オーナーに拾われた数ヶ月前か、内部破滅するようなマフィアの盃を選んでしまった一年前か、港町を飛び出した三年前か、あんなド田舎に生まれ付いた事自体か。)   (2017/7/10 00:04:01)

パトリック♂21(此処よりも南で育ったから、暑さに強い事だけは恵まれた気がする。けれどそれだけだ、良い事なんて何もなかった。楽しいものも。だから都会の街に出て来たのに、) ………何やってんだろ、俺。(このいつになっても似合う気のしないカマーベストもギャルソンエプロンも脱ぎ捨てて、バックレてしまおうか。欲望は膨らむが、更に滑り落ちる事を恐れて実行する勇気がないまま、結局両足は開店前の店へと戻ろうとしている。頭が茹だってくだらないことばかりを考えてしまうから、早く店に戻って涼む事にしよう、そう踏み出した靴先は、だがすぐにまた止まった) あれ、は。(不意に視界の端に過ったのが知っている顔のような気がして、往来の真ん中で振り返った。通りの端、壁に背を預けるようにして立ち止まっている彼女を見逃さなかったのは、気になる人だったからだ。店にピアノを弾きに来るひと。オーナーの知り合いだとかで、大人の女性で、穏やかそうで、金髪が印象的で、あと従業員みんなで食べさせてもらったお菓子が美味しくて。だのに名前が出て来ない。きれいな名前だった筈だ、呼んだ事がないから曖昧でしかなかった、オーナーは何と呼んでいただろう。)   (2017/7/10 00:05:35)

パトリック♂21(思い出せれば声をかけられるのに、チャンスなのに。それにしてもあの人も少し暑さがしんどい様子だった。この暑さを話の種にしてみようか。何度目かの進路変更で足を踏み出した矢先、彼女の手からペットボトルが落ちて、咄嗟に「あ」と漏らして足を速めた。距離があって手を伸ばす以前の問題だったが、そのまま彼女が崩れ落ちていく姿を視界の正面に捉えて、つんのめるようにしながらそこに駆け寄った) オリビアさん……!!(そうだ、この名前だ。無意識に口から出たその名に納得しながらも、彼女を抱え起こし、同時に片手で尻ポケットに入れていた携帯端末を取り出した。救急車。周囲がざわめく中で妙に冷静になった思考で対応できたのは自分でも驚きだ。暑さにやられたのだろうぐったりとした彼女の、瞳の色がこちらを向いた気がして、息を飲んだが) 『パトリック。』 (………それが自分を呼んでいる訳ではない事も、彼女の目に映るものが自分ではない事も、次の瞬間には明確に分かった。同じ名前の、知らない誰か。それでもパトリックはその誰かの代わりに、僅かに動いた彼女の手を握り返した。そうするべきだと何故か強く思ったからだ。)   (2017/7/10 00:06:49)

パトリック♂21【名前が一緒じゃややこしいとか、その他にも諸々、不味い事があったら申し訳ありません!直しますので!撤退!!】   (2017/7/10 00:09:02)

おしらせパトリック♂21さんが退室しました。  (2017/7/10 00:09:11)

おしらせノヤ♀44☆さんが入室しました♪  (2017/7/11 00:12:53)

ノヤ♀44☆【ソロルがうまく纏まらずやっとこさ出来たので投下に参りました。蜂とかシャチの人です。】   (2017/7/11 00:13:40)

ノヤ♀44☆ (老若男女。皆、自分の魅力が何かを分かっており、その魅力を存分に引き立てることに努力をいとまない者達が集っている。魅力と自信に満ち満ちて、目的を持ってコンクリートで整地された路地を歩き、雨のように無差別に降りしきる流行りのメロディを潜り抜け何処かへ向かっていく。それが全くもって不思議で、奇妙なことのように思えた。) ……(今日は晴天だ。本来ならとても喜ばしい天気であるはずだが、この街にとっての晴天は全くもって脅威であった。行き交う者達が、ふらりと横を通り過ぎようとも誰も関心を示さないのと同じように、この太陽も無慈悲な灼熱を降り注ぐ。内臓に溜まった熱を吐き出すように、ふぅ……と重い溜息を吐くと、ふらりふらりとメインロードを歩いた。 たった一人の、腹を痛めて産んだ娘を探すために。娘からの手紙の消印はイニシアの一角。まさに今踏みしめるメインロードこそ、娘の最後の足取りだった。しかし……当然ながら、数ヶ月前の手紙の痕跡はこの街には残されていない。まるでシトなんて少女は初めからいなかったかのように。娘の最後の手紙からもう数ヶ月が経つ。)   (2017/7/11 00:14:24)

ノヤ♀44☆(就活が忙しいのか、あるいは素敵な恋人や友人ができたのかと思いたかったが、数ヶ月も連絡がつかない上、アパートの一室に戻った形跡もないのはあまりにも異常だった。不幸にも口座から住宅費が引き抜かれているため、アパートの大家はシトの長期の不在には気がついていなかったのだ。) シト……(我が子の名前を誰に聞かせるわけでもなく呟き、ふらりと力ない視線を行き交う者たちの中に向けた。……イカれた哀れな田舎の女だとでも思われたか、目があった一人の男の顔に好色な笑みが浮かぶ。こんな街には長くはいたくはない。早く娘を探し、無理やりにでも彼女の手を引き実家へと連れ帰るのだ。娘もあんな視線に晒されたのだろうかと思えば、不快感に怖気が走る。 しかし、その前に……) 早く、これも返してしまわないと(この街を訪れてすぐのこと。春の訪れに気を狂わされたのか、それともこの街に住む男どもの本性か、力づくで路地へと引きずられたときのこと。服を裂かれ、貞操を奪われると思った矢先に一人の女に救われた。その女も、自分を穢そうとした男と寸分も変わらずイカれていたが、少なくとも救われた。)   (2017/7/11 00:15:01)

ノヤ♀44☆(そして目の前で下着を含め全ての服を脱いだ挙句に手渡してきたのだ。あの女の目に痛い服が紙袋の中でガサリと音を立てる。やはりこの街は病んでいる。) ホロケウの子も寂しがってると言えば、すぐに一緒に帰ってくるさ……(寂しげに視線を這わせたのは路地の段差に引っかかった一つの紙切れ。黄色い長方形の紙には、拙い文字が書かれている。”友達がたくさんできますように”と。 この街で見つけたたった一つの無垢な願いを拾い上げると両の掌で包み込んだ。短冊に込めたこの子の願いと共に、娘の安否を願う自分の願いも叶うよう祈りを捧げる。そして最後に、娘の夢が叶いますように、と。抜けるように高い青空には見えぬ星に願った。)   (2017/7/11 00:19:00)

ノヤ♀44☆【最後の一文投下しようとした瞬間にフリーズしかかったので長居はやめときましょう!アイヌの母もやっと投下できましたので撤退します。 ではお邪魔しました。】   (2017/7/11 00:19:53)

おしらせノヤ♀44☆さんが退室しました。  (2017/7/11 00:19:56)

おしらせシャニ♀20☆さんが入室しました♪  (2017/8/1 00:59:18)

シャニ♀20☆【イニシアは停止中です。ありがとうございました!】   (2017/8/1 01:00:03)

おしらせシャニ♀20☆さんが退室しました。  (2017/8/1 01:00:06)

おしらせキング♂19☆さんが入室しました♪  (2018/6/10 21:27:31)

キング♂19☆【再開してからも久しく使っていなかった第2部屋、折角だからこちらに。今回はロールのログを張り付けにまいりました。】   (2018/6/10 21:28:42)

キング♂19☆【別所にて今年の1月、イニシア設定で遊ばせて頂いた時のものですが、参加者様全員からの了承を頂けましたのでどーんと!すごく楽しかったしアキちゃんもハニーさんもトモキチGMさんも素晴らしく素敵だったので、掲示したかったんだ!】   (2018/6/10 21:30:39)

キング♂19☆【2端末(パソコンとスマホ)でやりくりする予定なので、見苦しい貼り方になってしまっても温かく見守ってやってください。貼るのは下手でも、素敵ロルだった事に変わりはないので!滾るので! では。】   (2018/6/10 21:32:34)

おしらせトモキチ♂25さんが入室しました♪  (2018/6/10 21:33:06)

トモキチ♂25(カーラジオの調子が悪いが、恐らく車種が古いせいだろう。何せ橋の上だ、障害物は何も無い。運転席からはこれから向かう港湾の物流センターの明かりが見える。車体横に広がるのは暗い海だ。タイミングが良ければ、海上を行き交うタンカーの明かりが見えるかもしれない。眠らぬ街とその周辺に、24時間体制であらゆる物資を届ける「海の玄関」は、心臓であり、コンテナを運ぶトラックは、血流だ。止まることはないはずだから、すれ違う車がないのも恐らくタイミングのせいだろう。ノイズ交じりの通信が最新ニュースをとぎれとぎれに車内に流す。)「INNです」「路上に無人のコンテナトラックが放置されている。との通報を受けて」「運転席にドライバーの姿はなく」「席が何らかの液体で濡れ」「他の類似事件との関連を」「です、以上キラクラがお伝え」「日々の健康のため、緑虫を」   (2018/6/10 21:34:08)

トモキチ♂25湾岸局への届け物の依頼が、割と良い値でキングへ。この依頼が安全管理局によるものであることを知ってきな臭さを感じたトモキチは、自身の知る中で戦闘、移動能力共に長けるハニー・ビーに同行を依頼。その際自身の車(旧式ワーゲン)と、携帯端末を持たせる。キングとバイト先で知り合ったアキは、同行をせがんでこれを許可。三名、ワーゲンに乗って湾岸流通センターへ。   (2018/6/10 21:35:19)

おしらせキング♂19☆さんが退室しました。  (2018/6/10 21:35:33)

おしらせハニー・ビー♀22★さんが入室しました♪  (2018/6/10 21:36:08)

ハニー・ビー♀22★(ハニー・ビーは車の善し悪しは分からない。質のいい蜜がよく採れる花の種類は知っていても、車のブランドも値段も産地も全く分からない。と、いうよりも興味がないのだ。硬い車のシートにジーンズ生地のホットパンツに包まれた尻を置かなくても、自前の羽があればどこにでもいける。それに排気ガスも吐かないしエコだ。人にも地球に優しいもヒーローの務めだから当然だと独りごちながら、吐き出したのは紫煙。切り裂くような冷たい風が吹き込むのも、後ろに座っているだろう仕事仲間のことも気にせず運転席の窓を開け、タバコを上機嫌で燻らせていた。) しっかし、んだぁこのラジオ。オカルト話には季節外れがすぎるだろぉ〜。もぉ〜(なあ、とタバコを咥えたまま首を傾げて“仕事仲間”へと話しかける。癖のある金髪の前髪からは二本の触覚が生え、目元は巨大なゴーグルで覆われその表情は窺い知れない。何よりも、ハンドルに半ば持たれている上半身には黒く透けた羽までもが生えていた。まじオカルトとか科学者なめてんわ〜とボヤく言葉に合わせて、その羽がジジッと音を立て小さく羽音を立てる。)   (2018/6/10 21:36:41)

ハニー・ビー♀22★(ラジオの途切れ途切れの音に苛立ちが募ったか、タバコの灰で指と指の間を焼いたか、もう辛抱ならん!とアクセルを黒革の編み込みブーツで踏み込んだ、がワーゲンが橋を突っ切ることはなかった。アクセルの下に数匹の蜂が潜り込み加速を阻止していたのだ。それを見てチッと舌打ちを漏らす。安全運転!と書かれた小さなナプキンを掲げた蜂が目の前でホバリングをすれば、へいへいとゴーグルの下で存分に顔をしかめつつも一定のスピードのまま進むことに決めた。) あー、ところでさあ。自己紹介ってしたっけ?   (2018/6/10 21:36:45)

おしらせハニー・ビー♀22★さんが退室しました。  (2018/6/10 21:38:06)

おしらせアキ♀17☆さんが入室しました♪  (2018/6/10 21:38:42)

アキ♀17☆(初めはその外見から怖くてたまらなかったバイト仲間のキングだが、ひょんなことから親切にされて、今はすっかり彼に懐いている。バイト帰りに、彼を誘ってドーナツショップに新作ドーナツを食べに行こうと思ってたのに、見たことのない車に連れ去られそうになっている。慌てて追いかけて、勢い余って車に乗り込んでしまった。「キングさんの安全を確信できるまでは私も同行します!」強い口調で運転する彼女に伝えたら、なんだか同乗を許可されてしまった。車が古くて安心安全からほど遠いものであることは、17歳の小娘にもわかる。小ぶりのリュックを膝に抱えて、もしも、車が横転したりガードレールに突っ込むことがあるようだったら、どうやって二人を連れて逃げ出そうか、とかそんなことばかり考えている。見るからに人ではない運転する彼女ならば、多少のことは問題ないかもしれない。いざとなったら彼女は見捨てよう。「キングさん、わたしが守ってあげますからね!」胸の内で静かに決意すると、袖口からもスカートの裾からもワイヤーのように丈夫な蛇を出動可能にさせて待機いる。)   (2018/6/10 21:39:11)

アキ♀17☆……え?わ、わたしですか?(そんな刺々した空気を醸し出していたから、彼女に急に話しかけられて慌てて顔を上げた。バックミラーに映る黒いゴーグルへと視線を向ける。)わたし、キングさんの友だちの、アキです!さっきのピザ屋で、一緒に働いてます!   (2018/6/10 21:39:24)

おしらせアキ♀17☆さんが退室しました。  (2018/6/10 21:39:38)

おしらせキング♂19☆さんが入室しました♪  (2018/6/10 21:40:11)

キング♂19☆(現状、高そうな外車の後部座席でうっかり車酔いに悩まされている、運転が粗いのかは乗り慣れていない自身には判断できなかったが、酔っている。ちょっと気持ち悪い。どうしてこうなった。しかも隣にはデリバリー・ピッツァのバイト仲間のJKが乗っているし、運転席では、以前拾った携帯端末を弄っていたマシューから見せられた動画で「ハニー・ビー」と紹介されていた(自称?)ヒーローが、その人が何故かハンドルを握っている。自分は割りの良いバイトを紹介され……まあ大っぴらに出来ない内容なのは把握していたが何ぶん稼げるのならば背に腹は替えられない、そんなこんなで金稼ぎに繰り出す手筈だった訳だが。どうして後部座席で揺られているのか。開かれた車窓から吹き込む潮風に逆立った金髪を嬲られながらも、キングは取り敢えず大人しく座っている。流されている。まるで防寒度の全くないタンクトップと古びたジーンズの恰好でも、吹き込む夜風の寒さは微塵も感じないでいた。が、隣のアキは寒かろうと) 取り敢えず、窓、閉めねっすか。(自己紹介を促す運転役のヒーローを遮って言ったが、JKは素直に応答してしまったようだ)   (2018/6/10 21:40:29)

キング♂19☆俺はイザ……あ、いいッス、キングっす。キング。しがないピザ屋のバイトっす。そちら、ハニー・ビーさんは知ってます。うちのチビらがファンっすわ。ヒーローなんでしょ?(普段は偽名の『イザヤ』で通すのだが、ひょんな事から『キング』の名がばれたピザ屋ではこちらの名前を使うようにした。当然、バイト仲間のアキもそう呼んでいる。自分の話は良い。それを誤魔化すように、ヒーローの彼女について話題を逸らしてみた。そして不意に、奥二重の眼差しがフロントガラス越しに器用な蜂の姿を捉える) あー。うちのビータローみてえだわ。(流石にバイト先に連れて来る事は無かったが、うちの相棒の蜂も器用な真似をする。まるで人並みの知性でも所持しているような。今はマンホール下のアジトで子供達を守ってくれている筈だ。現実逃避にそんな思考を働かせた。どうなるんだ、これ。)   (2018/6/10 21:40:32)

おしらせキング♂19☆さんが退室しました。  (2018/6/10 21:40:36)

トモキチ♂25(埋め立て地を利用した湾岸の物流センターは二本の大橋と貨物車両の引き込み線で陸と繋がれている。そのうちの一本をセンターに向かって走っているわけだが、中ほどまでやって来て、ようやく向かいから来るコンテナトラックが目に入った。オレンジ色のコンテナを運ぶためだけの、頭しかないような車体が近づいてくるが、もちろん一方通行だし、中央分離帯もある。緩いカーブが掛かった橋の上だから、正面に迫るように見えるだけだ。運転手の位置は普通車より高いが運転席からは見えたかもしれない。確かにそこにいた人影が、消失する様を。中央分離帯にトラックが乗り上げる。コンテナのサイズは6メートル×2×2。重さは中身にもよるが20トン程度か。急ブレーキが掛かったわけだが、慣性の法則に従って、コンテナが進行方向に飛んでくる。中央分離帯を越え、恐らくは乗っている車の目の前、橋の上に横向きに落下する。)   (2018/6/10 21:41:22)

トモキチ♂25【連続入退室は出来ないと言われてしまった……。デスヨネ! 暫しクールタイム(行き当たりばったり過ぎる)】   (2018/6/10 21:44:47)

おしらせハニー・ビー♀22★さんが入室しました♪  (2018/6/10 21:49:46)

ハニー・ビー♀22★キングさんのお友達のアキちゃんとキングね!二人とも付き合ってんの?チューした?おセックスは? 男だろぉ、キング君よぉ!お若いし、ねえ?(普通なら出会って数分の仕事仲間とその友達にこんな質問はぶつけないだろう。少なくとも円滑にスマートに仕事がしたのであれば。それを誰よりも早く制するのはナプキンを持った蜂だった。ハンドルを握る手の甲に止まって、肉の一部を噛みちぎる。どうやら本日はこの一匹が突っ込み係の日らしい) おーいてぇいてぇ……っと、おいおいおい!キングくぅーん、その話もっとハニーちゃん聞きたいなあ!……てか、待て待て。うちのチビらって……おーい、アキちゃん清純そうに見えて子持ちなワケェ〜!?いやーん、若いってパワーに溢れて……っ?(下世話な話題に終止符を打ったのは蜂ではなかった。向かいを走るコンテナトラックの異常に気がつくと同時に体が反射で動いていた。海岸沿いの車線に切り替えコンテナを避けようとハンドルを切り替える。そして確かにゴーグルの下の双眸は捉えていた。)   (2018/6/10 21:51:15)

ハニー・ビー♀22★(コンテナトラックの運転席に潜む、何者かの影を。危機の真っ只中というのにその顔には喜びの笑みが浮かぶ。後ろの席に座る少年少女の前でいい格好ができるだろうチャンスを感じて緩む頰は、運転席のミラーに写り込んでいた。) お二人〜、サインが欲しいなら今のうちだぜぇ〜(周りを飛び交う数匹の蜂たちも何者かの存在を嗅ぎとり、ガチガチと牙を鳴らし羽音を好戦的に響かせ始めていた。何かが起きる不穏な予感に胸が高鳴るのは、その声から嬉々として滲んでいただろう。)   (2018/6/10 21:51:50)

おしらせアキ♀17☆さんが入室しました♪  (2018/6/10 21:52:35)

おしらせトモキチ♂25さんが退室しました。  (2018/6/10 21:53:18)

おしらせキング♂19☆さんが入室しました♪  (2018/6/10 21:53:40)

キング♂19☆(蜂が器用に掲げる『安全運転!』の旗(ナプキン)の背後から、つまり進む車の前方から迫るものがある。トラックだ、こちらの外車よりも車体のでかいそれ、そこに取り付けられたコンテナが事故の弾みで吹き飛んで来る。幾ら車に乗った経験に薄い己でもそれと正面衝突すれば無事で済まない事は直後に理解した。理解して、その次) ハニー・ビー!!逃げろ!!(ハンドルを握る彼女は車自体を逃がそうとするかもしれないが、確か橋の上だ。切り方を誤って橋下へダイブだなどいう事態は御免被りたい。反射的に全部座席に座る彼女に叫んだのは、彼女が彼女ひとりならば無事に逃げられるだろうと踏んだためだ。ヒーローだろう、と。こちらは隣の一般人を連れて逃げ出すのだけで精一杯だ、それが出来るかもわからないが、判断するよりも前に肉体は動いてしまっていた。アキの身に腕を伸ばして抱き込む。そのまま彼女の側の後部座席のドアを蹴り開けて、庇うように腕の中に閉じ込めながら転がるように外へと飛び出した。アキが拒めば、勢いを付けて動き出した手前、止まる事も出来ずにひとりで車外に投げ出される格好となるだろう。)   (2018/6/10 21:54:05)

キング♂19☆(コンクリって痛いんだろうか、なんて暢気な事を考えながらダイブする。この後の対策はあまり考えていないが、異能を使えば何とかなる、だろうか?)   (2018/6/10 21:54:24)

アキ♀17☆な、な、なに言ってんですか!わ、わたし、まだそんな、そんなんじゃ……!(わたわたと、両手を振ってから、手を伸ばしてシートの肩のあたりを掴む。キングの説明で、運転手の彼女が実は有名人なのだと知れば、からかわれたのに反撃したいのと同時に、鏡越しではなく直接彼女の横顔を見たくなった。シートとシートの間から身を乗り出して、蜂がうるさく付きまとう彼女のゴーグルに隠れた素顔を見ようとしたその時だった。目の前に大きなコンテナが吹っ飛んでくる様子が映った。思わず目を見開く。隣のバイト仲間は、どうしたのだろうかいつもの元気がないように思えた。今から彼を抱えて車から脱出するのは時間が足りない。運転席の窓が開いている。左手を突き出して待機させていた蛇を、彼女の額の上、触覚の少し先を通って窓の外に飛ばす。狙いは、橋の欄干。蛇の顎が外れて、牙がコンクリートの壁を強く噛む。同時に、スカートの下から無数に産まれた蛇が一斉に車に噛みついて体を固定する。海側に振り切った車体をそのまま海へと投げ出すように、勢いよく左袖から伸びた蛇を巻き戻す。   (2018/6/10 21:54:49)

アキ♀17☆ついでに言えば、固定された体は、キングに抱き留められることなく、すり抜けた。でも、車もまた彼と同じ方向に飛んでいく)   (2018/6/10 21:54:59)

おしらせキング♂19☆さんが退室しました。  (2018/6/10 21:56:03)

おしらせトモキチ♂25さんが入室しました♪  (2018/6/10 21:56:20)

トモキチ♂25(一番海側の車線がわずかに空いていた。だが、そのままなら衝突は免れなかった。橋面が大きく揺れる。斜め後ろで、落下、横転したコンテナがその上部ハッチを開いた。橋の上に転がったのは、リンゴ。何十ものリンゴの詰まった段ボール箱が派手な音を立てて路上に散乱した。が、それを見ている余裕は、恐らく車内の彼らには無い。っていうか、車ごと「ない」。急ハンドル、後部座席の体重移動、蛇による方向の固定。ガードレールの上はしを掠めるように宙に飛び出したワーゲンは、それゆえ綺麗にコンテナを避け、宙を飛び、橋を最後まで使用せずに対岸へと飛ぶ。。着地の衝撃は車体がその身を挺してカヴァーしてくれた。この地方の車は頑丈だ。)   (2018/6/10 21:56:44)

トモキチ♂25(見上げる目の前のビルの壁。始めはピンク色の悪趣味な塗装に見えたが、見間違いであった。いや、色は間違ってはいない。外壁は、壁ではなく、肉に見える。新鮮な、生肉。時折ピクリと、まるで脈を打つかのように蠢く「肉壁」。冷静によく見たならば、接した路面アスファルトの一部も「肉化」しているのが分かったろう。)   (2018/6/10 21:57:29)

おしらせトモキチ♂25さんが退室しました。  (2018/6/10 21:58:30)

おしらせキング♂19☆さんが入室しました♪  (2018/6/10 21:58:57)

キング♂19☆(取り敢えず女子高生を最優先に保護して回避だ、と伸ばした腕は、彼女の制服の隙間やらから顔を覗かせた蛇に面食らって、彼女に伸ばしきらないまま。しかし己側の後部ドアをスニーカーの底で、また異能を発動したための強靭な脚力で以て蹴り出して車外へと転がり出るモーションの最中であったため、アキを腕に収める事無く空振りのまま車外へと投げ出される。更に言えば転がり出た先は路上ではなく、目下には黒い色をした海が広がっていた。運転席の女が海岸線側にハンドルを切ったためだろう。車はどうなった、と落下の始まる直前に背後を振り向くと、ハンドルを切って回避した筈の外車までこちら側に飛んできている) うっそだろッ!!?(重量差は歴然、より勢いの加速度を付けて同方向に吹き飛んで来る車体をも回避しなければ潰される。回避、回避、回避、と宙空でなすすべないまま滞空した男は、車体と己とが力任せのハグを交わす事になる直前に、己が蹴り出した事で開け放たれたままであったドアの金属板に飛び付いた。“熱”を得た異能込みの握力に任せて身を捻り、車内に飛び込む。何と言うか、おかえり!という状況だ。)   (2018/6/10 21:59:24)

キング♂19☆アキ、おっま、いの………ッ、ぐッ!!!(異能持ってたなら早く言って!と言わんばかりに捲し立てようとした声は、舌を噛みかけて噤む。衝撃が襲う。対岸へとすっ飛んだ外車が地面と接触したのだろう。衝撃で開け放たれた車窓からまたもや放り出されかけて、踏み止まった反動で前部座席のほうへと転がる。シートベルトの重要性を感じた瞬間だった。フロントガラスに後頭部を強打して昇天しなかったのは、寸前で空きのシートに掴まったおかげだろう。だが車体が着地した時、キングの身は頭が下に、脚が上にの体勢でいた事だろう。そのまま放心している。車外に出るのも、きっと一番最後になった筈だ)   (2018/6/10 21:59:46)

ハニー・ビー♀22★(羽を持つ以上、飛ぶという感覚には慣れていたつもりだった。だが、自分の体重よりもはるかに重い鉄の塊の車ごと宙に投げ出される感覚というものは流石にハニー・ビーも初めてのことだった。一時の浮遊感から地面に叩きつけられる衝撃も今まで体感した中で一番凄まじい。衝撃の余韻と音で頭がグラングランと不愉快に回るが、シートベルトのおかげか怪我はしていないようだ。タバコの衝撃で灰が落ち火も消えてしまっている。安全第一と、交通事故ダメ絶対と書かれたナプキンがヒラリヒラリと車内に虚しく舞った。) おぅ……ハニーちゃんこんなの初めて(揺れる視界を抑えようとゴーグルに手をかけて気がついた。ハンドルにしたたかに打ち付けたのかヒビが入っていた。視界が悪いのはこれが原因のようだ。しかしゴーグルを外すより急ぐことがある。運転席の扉を押して出れば、まだ中に残っている少年少女たちを救出しないと、と急いで回り込んだ……ところでさすがにハニー・ビーも面を食らった。今の衝撃にも関わらず二人とも怪我をした様子はない。)   (2018/6/10 22:00:35)

ハニー・ビー♀22★ラブとエロスは生存効果高めるって生物学的に証明されたわ……(感慨深いため息を吐きながらドアを開けて二人に出るように促す。割れたゴーグルでは二人の異能を視界に止めることはできなかったのは、二人にとって幸いかもしれない。二人に背を向けてゴーグルを外せば、目前にはピンク色のビルが佇んでいた。肉塊の上に割れたゴーグルを投げるとくちゃんと湿った音が鳴る。) んだこりゃあ。キッショ。エロ同人誌でよく見るやつじゃーん……(既に二人のことを忘れたかのように肉隗でできたビルの表面をペタペタと素手で触る。そしてハッと表情に閃きが走った) 異能か……!?   (2018/6/10 22:00:55)

アキ♀17☆(車がすっ飛んだ。体が宙に浮くのを感じながら、蛇たちを呼び戻せばシュルっと煙のように服の中に消える。コンテナの危機からは逃れたが、一人投げ出された彼を助けるためには、もう一度蛇を呼び直さなくてはならない。右手を突き出して蛇を飛ばすが、きっと間に合わない。泣き出しそうに顔をゆがめたその目の前に、彼は戻ってきた。)……え?……え?(何が起こったのか、車外の様子はさすがにわからない。ただ、無事なのを喜ぶために、するりと蛇を腕に戻すと両手で口元を押さえ、そろえた膝を浮かせてバタつかせた。両手両足を体の中心に寄せた姿勢は、計らずとも衝撃を受けるのによい姿勢に。感動の再開もつかの間、激しい衝突音がして頭を天井にぶつける。シートベルトをしていなかったし、蛇をひっこめるのが早すぎた。しばらく目の前をチカチカとさせていたが、ぶつけた頭のてっぺんを押さえながら、ハニーに少し遅れて車から出る。)   (2018/6/10 22:01:18)

アキ♀17☆……ビーさん、それ、何ですか?(恐る恐る尋ねた。ピンク色の壁は、ぷりっとした肉そのもので、それに触れている彼女にも驚きの視線を隠せない。こちらは、車の隣、ドアを開けっぱなしにしたままで、アスファルトの上から動けないでいる。)   (2018/6/10 22:01:36)

おしらせキング♂19☆さんが退室しました。  (2018/6/10 22:02:07)

おしらせトモキチ♂25さんが入室しました♪  (2018/6/10 22:05:05)

トモキチ♂25(肉壁に覆われたビル。入り口は左右にスライドする自動ドアのはずであったが、肉によって塞がれている。無理やりに引き千切って入るか、それ以外の方法で取り除く必要がある。脇に手前に引く職員通用口もあるが、これも同様。)   (2018/6/10 22:05:40)

ハニー・ビー♀22★(素手で触ってみたところ、どうやら蜂が肉を裂いて捏ねて作る肉団子の類ではないようだ。肉の表面は張っており、血色の良さからも死肉を持ち込んでビルの外装にした訳ではないようだ。その上、肉の表面にぺたりと置いた両の掌に感じたのは脈拍だ。直感的に確信したこのビルは生きている。太もものベルトからナイフを抜き、試しにナイフの刃を肉に宛てがってみる。肉に包まれた下がどうなっているのか。細胞膜のように肉の下には本体の核はがあるのか。それとも人間と同じように筋肉繊維が現れるのか。そして苦痛を感じるのか。好奇心は止めどなく溢れでて、ナイフを引く手の背中を押した。) うーん、お肉ですね!!(厚さ5センチほど、サイズは縦横10センチほどに切り取りペラペラと振る。血抜きがされた肉のように血が滴ることはないが、じわりと血が滲む辺り、この肉隗そのものが生きているというわけではなさそうだ。仮定を立てるのはここまでにして、切り取った肉片を一匹の蜂へと手渡した。)   (2018/6/10 22:06:27)

ハニー・ビー♀22★(肉片を持った蜂が向かうのは研究所。慣れた様子から冷蔵庫の中にしまってくれることだろう。) さーてー、とぉ。こいつ明らかに怪しいけどさあ、どうすっかね。切る?抉る?爆散させちゃう?(一応、この場にいる仕事仲間たちと相談してからどう入るか決めるつもりだが、この女はこんな気色の悪いビルに入り込むのは前提として話を進めていた。ビルがビルなら入口があるんだろーなーとさらにペタペタと素手で触っては、肉の壁が薄そうな場所を探り始めた。) んー……!ここだ!ここ!絶対に入り口だってぇ!(元々のビルはスライド式の扉があったのだろう。だが今は肉に塞がれ、外敵を拒むように埋もれた入り口を探すのに難儀することだろう。しかし虫の勘が語っていた。きっとここを裂くなり焼くなりすれば中に入れると。)   (2018/6/10 22:06:46)

アキ♀17☆(肉を踏むのも嫌だ。素手で触るなんてとんでもない。ましてや、肉を切ろうだなんて、そんな発想はなかった。蜂のヒーローは肉の壁の不思議を解明するためにここにいるのだろうか。遠巻きに見ていたのだが、彼女がどんどん行動を起こしていくから、ここで立ち止まってるわけにもいかないような気がした。)……ビ、ビーさんっ、キングさんっ……それ、その、肉、どうにかしなくちゃいけないんですか?(情けない声を上げると、慌てて車の中に置きっぱなしのリュックサックをとって背中に担ぐ。遅れて彼女のそばに歩み寄った。アスファルトと肉の境目で一瞬足が止まり、悩んだ末密かに蛇を呼び出すことにした。靴底と面する影に紛れて細い蛇が数匹現れ、肉を踏むことなく蛇の群れの上を歩いた。離れていたいけど、この場で彼らと離れているのも不安すぎる。切り取られた肉片に露骨に顔をしかめた。鶏肉が切り取られた、とか思えばいいのかもしれないが、なんというか、不気味さが先に立つ。目の前を蜂が飛んで行った。よく働くな、そう思うと同時に、蛇と蜂、少しだけ彼女に親近感がわいた。)   (2018/6/10 22:07:30)

おしらせアキ♀17☆さんが退室しました。  (2018/6/10 22:08:18)

おしらせキング♂19☆さんが入室しました♪  (2018/6/10 22:08:30)

キング♂19☆流してたからアレっすけど、俺達デキてねーし、うちのチビっつーのは……なんつーか弟妹の類すから……(逆さまにフロントサイドに身を投げ出しながらも、未だに勘違いをしたままっぽいハニー・ビーへと向けた訂正は、聞き届けてもらえただろうか。車外の光景に目を奪われて“肉”を触り始めている彼女のおかげで己もようやくその異変を認識した。車窓から頭を出せば、罅割れたガラス越しでない光景が赤い両目に情報を刻んで来る。肉だ。肉壁。ゴーグルを外したヒーローから発された「エロ同人誌」という単語に吃驚して思わず窓枠に後頭部をぶつけた。ゴッ、と割りと小気味良い音が響く。己も窓から外に出ようとして窓枠に手をかけたところ、またもや同じ声が「異能か!?」とか言うから、隠れた異能者である己はドキリとして、またもや後頭部を窓枠へと打ち付けた。同じ箇所を二度、重い痛みに少しだけ蹲ってから、ひらりと外に飛び出し――――た訳ではなく、気持ちの悪い肉床でスニーカーを汚すのが憚られて、窓枠に手を掛けながら蹴り上がって車体の天井に着地する。あんなもんよく素手で触れる……、と驚愕しながら、ヒーローからJKへと目線を移す。)   (2018/6/10 22:08:41)

キング♂19☆(こっちはこっちで、またすごい。先程見た異能の一環らしい蛇を頼りに、肉床を踏まないようにビルの傍へと進んでいる。替えのきかないスニーカーを汚したくない男も、また肉床を踏み進めたくない。なれば) ………よッ!!(肩の辺りから湯気が立ち昇る。異能を発動した証だ。己の“炎”の“熱”を代謝に回して人外さながらの筋力を得る。そのまま車体の天井をソールで踏み込んで、跳躍し。放物線を描いて着地したのはビルの入り口らしき箇所、ハニ・ビーが肉を切り取って弄り、アキが不安げにそれを見守るそこに追いつき) どうにか? あー。俺が今からする事、秘密で頼みっすわ。先、進まないと始まらないっしょ?(ふたりの間に立つようにして、肉壁と化したドアに触れる……寸前で、体外に炎を放射した。携帯型の火炎放射器程度の威力はある。炎に包み込まれた肉壁は、くっきりとドア枠分だけ燃え上がった。炙る直前に肉が嫌がるように動いた気がしたが、どうだろう) 踊るほど新鮮な肉……?(焼け落ちた肉壁の先には、ビルの内部が広がっている。またもやピンク色をしたその内情は、鯨の胃の中に飲み込まれたピノキオ宜しい錯覚を覚えさせた)   (2018/6/10 22:08:49)

トモキチ♂25(つまり、すべてが肉なのだ。肉に覆われているのではなく、壁も、アクリルガラスも、プラスティックも。処女を強姦するように閉じた「膜」が炎によって引き千切られる。覗いた内壁、一時、痛みに震えるようにビル全体が、びりり、と震えたが、すぐ落ち着いた。生肉の焼ける臭気、香ばしいというよりは、生臭く、刺激臭もあった。その内側は外気に触れぬ分、少しぬめりの量が多いようだ。足を踏み入れれば、靴裏で糸を引きそうだ。そしてその内側にいる人影もまた、肉であった。肉人間、とでも呼ぼうか。人の形をしてはいる。湾岸職員の制服、オレンジ色のつなぎも着ている。しかしその中身はピンク色にてらてらと光る生肉の塊であり、指先や鼻など、細かな造形は表現できぬと言わんばかりに省略されている。ズボンの裾から引きずる細いチューブも、同じ素材で出来ていそうだ。チューブの先は、ビルの肉壁と繋がっている。恐らくは応接カウンターであった肉、待合席であった肉、壁掛け時計であった肉。それらに囲まれた肉空間に、肉人間は五体。   (2018/6/10 22:09:39)

トモキチ♂25皆同じ動きを同時にした。顔が無いのにねめつけるようにのっぺらな顔部分の肉をゆがませ、両手の生肉を掲げて正面のキング目がけて飛び掛かった。待合肉居た二体が同時に飛びかかり、遅れて三体。皆同じ超手を掲げてとびかかるポーズだ。)   (2018/6/10 22:09:59)

トモキチ♂25(開発者は、それを「母体」と呼んだ。ベースとなった異能は、複製。連続殺人犯であった彼は死刑の後、細胞単位まで「分解」され、「再構成」された。球体状の肉となった彼「母体」は、研究者の期待通り、周囲の人間を次々と自分の複製、肉とした。その際同時に周辺の物質にも同様の効果を及ぼすことが確認されたが、なぜか人間が介在しないと、その能力は発動されないようだった。さて。「母体」は最初、余りに少人数なそれを「栄養」とも脅威ともみなさなかった。こちらの口内に飛び込んでくるなら咀嚼もしようが、飛び回る蠅一匹を意識するには北にある街への関心が大きすぎた。しかし。それが「火」。それを感じた瞬間、「母体」の、彼らに対する警戒心が急激に上がった。共有する意識に激しい痛みを生じさせた対象を消さなければ。「母体」に生まれた怒りの感情は「根」を通じて「手足」にまで共有される。)   (2018/6/10 22:10:32)

ハニー・ビー♀22★ ったりめえよぉ!どうにかしなきゃ中には入れないしぃ、第一こんなのが実は新種のウイルスの母体だったりしたら後がヤバイじゃん?!ヒーローとしては放って置けませんわー! っく、ぐぬぬぬ……!(声高々に正義のために!と語る女の声は正義に酔いしれた声だ。善良な市民のためにというよりは、己のため。自分がヒーローであるために行う肉への破壊行為は終わることなく続く。ナイフの柄の部分まで埋め、肉を裂いては抉り扉の付近の肉を取り除こうとするがナイフ程度の刃渡りではとても処理が追いつかない。それほどまでにこの肉の厚みは脅威だった。) あーっ!ったくよぉ!アキちゃんはいいとしてキング!手伝えよぉ!(まだ車で伸びてるのかアイツとキングに向かって叫び、振り返った瞬間に隣にまで跳躍したキングの姿。やはり若い男子というのものは筋力が優れているんだなあ、とまさか今しがた異能を使ったと思ってもいない。おら、さっさとしねえとこの汚ねえナイフをお前のケツで拭うぞと脅しなのかジョークなのか判断が難しいことを口にして、ナイフの刃先を突きつける真似事をして急かす。)   (2018/6/10 22:11:23)

ハニー・ビー♀22★ はぁー?秘密ぅ?私とキングに今更秘密なんて……あるもんだな。ついでにアキちゃんも(トモキチからの依頼に橋の上での交通事故に肉で覆われたビル。そして二人の異能者だ。息を吸い、吐き出す。そして肉を焼きちぎり始めたキングと、蛇の群れの上を歩くアキを見やる) そういうのってぇ、自己紹介の時にいうと思うんですけどぉ!まーいいや!いいね!サイコーだよ!!こんな場所じゃなきゃ、研究所まで引っ張り込んでいきてえとこだったがクッソ!!(探し続けていた異能者が偶然的に二人も見つかった喜び。からの、状況を悔やむ怒りに忙しく交互しながら、行き場のない感情に任せて肉でできた壁に両手を強く打ち付けた。キングの炎に焼かれる苦痛を感じているのか、拳にびくびくとのたうつような脈拍を感じる。)   (2018/6/10 22:11:44)

おしらせトモキチ♂25さんが退室しました。  (2018/6/10 22:12:44)

キング♂19☆【くっ。連続入退室規制が解けない!】   (2018/6/10 22:18:18)

おしらせハニー・ビー♀22★さんが退室しました。  (2018/6/10 22:18:38)

おしらせアキ♀17☆さんが入室しました♪  (2018/6/10 22:19:03)

アキ♀17☆……中!?中に、この、中にはいるのぉ!?(ハニーの後ろで悲鳴を上げた。ヒーローとして奮闘する姿は、かっこよくもあるのだが、いかんせん気持ち悪すぎる。彼女の探し出した、そこだけ薄い肉の壁。一面同じピンク色にしか見えてなかったけど、どうやらそこはもともと出入り口だったようだ。ハニーの言っていたことは正解で、後ろから人間離れした跳躍で割り込むようにやってきたキングが、その手から炎を打ち出したように思えた。またたくまに肉が焦げて、焼き切られた。艶めかしくうごめいた肉と、焼かれ、色を変色させながら縮むその姿に、軽い吐き気を覚えた。生々しい匂いは、香ばしいとはとても今は思えない。眉根を寄せて口元を押さえれば、音もなく少し後ろに下がる。気を利かせた蛇が、主を不快なものから遠ざけた。キングは炎を操っていた。なにもない場所から生み出して。それが何か、自分は知っている。)……キングさん、も、異能…… ビーさん、は、何者?っていうか、ビーさんだって、なんか秘密多いし……!!(何やら文句を言う彼女に反論する。彼女だって十分にわけがわからない。)   (2018/6/10 22:19:21)

アキ♀17☆(そんな二人の先、ぱっくりと開けた入り口のむこう、むき出しの肉はどこか内臓を思わせる。キング、ハニー、そして自分、立ち位置の順番はこんな感じだ。前のめりなハニーに比べで、引き気味であれば、中で起こった出来事に気が付くのが遅れた。はっとして、左右の腕からそれそれ蛇を産みだす。戦闘能力は自分は低い。ヒーローと炎使い、いざというときに彼らを引きずり出せるように、あるいは、何らかの援護ができるかもしれないと、ただ入り口で身構えている。)   (2018/6/10 22:19:45)

キング♂19☆(内部を覗き込めば、肉色は肉色だが、ひとの形をしてひとのような恰好をした肉がいた。肉の壁に囲まれ、肉の床に立ち、肉の姿をした何かが、こちらを向く。皮膚を引っ繰り返したような嫌な肌色に覆われたのっぺらぼう達と、何故だか目が合った気さえした。そして感覚として伝わるのは“怒り”。来る、と察した直後には今しがた火炎放射器と化していた右手を襲撃者たる肉達へと向けている。だが、隣には――――ヒーローである女がいる。車が着地するやいなやいち早く突き進んでいき、得体の知れない肉に素手で触れた彼女だ。自分が焔を振る舞おうとしているこの肉の胃の中へと突撃していきそうな予感と。そして先程までは一般JKだと思っていたバイト仲間もまた異能者であり、意外に行動派である事を認識して、室内を出力強で焼き払う事は止めにした。一歩室内へと踏み出す。靴底に嫌な感触を覚える。ねちゃり。それを耐え、腕を伸ばす。攻撃目標は己のようだ。目が合ったと感じたのは気の所為ではなかったらしい。襲い掛かって来る肉人形の腕を掴み、身を捩りながら、接触したその部位から体内に異能の“熱”を注ぎ込んでやる。)   (2018/6/10 22:20:02)

キング♂19☆(肉人形は炎を上げる前に黒く炭化して崩れ落ちる筈だ。身を捩って逃れたもう一方の肉人形も同じように対処しようとするが、ヒーローの女が黙ってみている筈がない気もした。対処されてなかったら焼く、焼いた筈だ。ていうか全部焼いちまいたいのだが、こっち側に被害は出したくない。とにかくそういう時はこうすれば良いと知っている) これから、火力の強いバーベキューを始めますんで!!あんまりいい匂いしねえから美味くなさそうだけどな!!焦げたくない方はお引きくださいねえええ!!(ここまで言えば流石にハニー・ビーも自分の後ろにでも逃げてくれるだろう。そして、満を持して、残り何人になっているか知れない肉人形を室内ごと焼き払う!!)   (2018/6/10 22:20:05)

おしらせハニー・ビー♀22★さんが入室しました♪  (2018/6/10 22:21:01)

ハニー・ビー♀22★ キング……、おめでとう。これでお前も男だな(キングの炎によって切り開かれた肉の中の扉を見ての一言。くぱぁ……と開かれた膜のような肉を処女喪失に見立てた最低すぎる一言もほどほどに、目にも留まらぬ速さでキングに距離を詰めてその腕を掴もうとするだろう。) この腕が!肉ビルさんを初めてを奪ったんですね!!どうです!?感想は!?(相手が仕事仲間である以上に、彼は年下の青年だ。とんでもない仕打ちをしながらも目は本気だ。目の当たりにした異能に興奮が収まらず、腕を掴めていたのならばぶんぶんと上下に振って千切らんばかりだろう。キングから離れれば、肉ビルに明らかに嫌悪とためらいを見せていたアキの元へと向かい、恭しくビルの入り口までエスコートを試すことだろう。ヒーローは性差別をしないアピールを兼ね、キングより攻撃性がないと勝手に下した判断によって庇護欲に駆り立てられていた。) いやいやおやぁ、心強いねえ。ハニーちゃん見ての通りかわいーい女の子だからぁ、ちゃーんと守ってもらいたいなぁって   (2018/6/10 22:21:30)

ハニー・ビー♀22★(ようやくビルの内部へと侵入を果たせば中に見えるのは五体の人の形にした肉塊だ。それらが目指すのは、キング。アキとハニー・ビーには一切の興味はない様子に眉根を寄せたがちょうどいい。キングの異能を見定めるには絶好のチャンスだと腕を組み、キングの後ろへ立った。) あ、でも心配しないでねキングちゃん!まじで死にそうだったら加勢はするから!(アフターフォローバッチリ!と親指でサムズアップを決めれば、懐から取り出したのはタバコに火をつけたライターだ。キングの異能とは比べ物にならないほど頼りないが、火が弱点らしいのは先ほどで明らかになった。それを突然、火がついたライターを奪ったのは一匹の鉢。本日のツッコミ係だ。それが特攻し、一体の真上にライターの火をかざし焚きつけた。)   (2018/6/10 22:21:54)

おしらせキング♂19☆さんが退室しました。  (2018/6/10 22:22:29)

おしらせトモキチ♂25さんが入室しました♪  (2018/6/10 22:23:01)

トモキチ♂25(「母体」は見誤った。「根」を下ろしている以上移動は出来ないが、彼らを無視するべきではなかった。橋を渡ってくる時にそれごと海に落とすことだって出来た。飛んできた車ごと海に叩き落とすことも。だが、もう遅い。一階を焼きつくした炎はその外壁をも消失させ、つまり、一階そのものが無くなった。だるま落としがそうなるように、すとんと階下に残った肉ビルが落ちる・・・わけには、だがいかなかった。ゆっくりと前方向に傾げる残りの肉ビル。後方、待機していたアキをも巻きこんで、海に向かってビル、「母体」は倒壊を始める。)   (2018/6/10 22:23:25)

アキ♀17☆(キングの炎がどこまで力を持っているのか、初めての自分には計り知れないことばかり。一階、フロア全体を焼き尽くし、湿っぽい肉はあっという間に黒焦げになり、その空洞のせいか自分の体を支えられない肥満体が倒れ込むように頭上に落ちてくる。海に逃げる?でも、今からキングとハニーを引きずり出しながら逃げるには、向きが悪すぎる。二人抱えた蛇の移動速度と、肉塊が頭上に落ちてくる速度、どっちが早いだろうか。瞬間、浮かんだのはキングの能力だ。建物はすべて肉。肉に勝てるのは炎。そしてハニーの身体能力の高さ。迷わず蛇を飛ばした。ハニーの体に一つを巻き付けて、もう一匹はキングの腰のあたり、ジーンズに噛みつかせると、自分の体をキングの背後に引き寄せた。入口をすっ飛んで、ハニーの体も掴めるならば一緒に。多分、炎のキングの背後にいるのが一番助かるのではないか、という一種の賭けだ。噛みついた牙がジーンズにささやかな穴をあけるが、彼よりも自分のほうがたぶん体重が軽いだろうから、持ちこたえてくれるだろう、と勝手に想像して。)   (2018/6/10 22:24:17)

ハニー・ビー♀22★(肉隗の母体は主にキングの能力を見誤っていたとは知りようもないが、同時に研究者として傍観に決め込んだハニー・ビーもまたキングの異能の力を見誤っていた。あっという間に焼け焦げ炭化し、崩れ落ちていく肉の壁と塊。その火力は膨大だ。まるで遊園地のパレードを見ているかのように翠色の瞳を輝かせ、半ばうっとりとした眼差しでキングの操る炎を見守っていたが、不意に耳元で鳴るのは警戒音だ。蜂独特の牙を鳴らす音に振り返れば、足元に影が落ちる。一歩引いて避ければ真上から焼きちぎれた巨大な肉片が落ちてきた。) っは、アキちゃぁあん!!(キングのあの火力ならば真上から肉片が落ちようと、体に落ちる前に灰になってしまう筈だ。ならばヒーローが守るべきは一人しかいない。振り向けば入り口の前に前に立つアキの上に迫る肉の壁だ。肉の粘液でぬめる足元に力を込め、跳躍しようとしたが鳩尾に衝撃が爆ぜた。三びきの蜂がまとまってタックルしたのだ。動くなと。)   (2018/6/10 22:25:28)

2017年05月15日 01時07分 ~ 2018年06月10日 22時25分 の過去ログ
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