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「【F系】戦火の大陸―本部屋Ⅰ」の過去ログ

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2018年09月20日 19時25分 ~ 2018年09月24日 22時08分 の過去ログ
過去ログでは上から下の方向に発言を表示しています

マテウス♂帝国騎士(拒むように押し返してくる襞よりも、己の気持ちはずっと強い。重みかけ抗いを押し返しながらその熱を愉しめば次第に襞の震えが此方を包み込んできたそのときに、腰は一度ずんと深くさらに奥を突く。牙を味わっていた舌先に傷がつく。噛み切られようともかまいはしない、とすら思っていれば血が滲むくらいの幽かな傷はむしろ甘い媚薬を産むようで。混じる唾液と血錆を己が喉へも流し込み。息苦しさは己も同じ。それでも舌を解きたくはなく、唇を離したくはなく。左手が背骨にそって這っていけば尻の上の窪みを探り当てるかわりに手に触れた柔らかな毛の感覚。その毛並を柔らかに撫でればようやくに唇離し何か言葉紡ごうとして叶わずただ黙りこむだろう)   (2018/9/20 19:25:51)

マテウス♂帝国騎士(唇離れればまた交わる視線。狗に伝わらずとも己が瞳に籠るものが相手への愛しさであることは十二分に自覚されてしまっていて。俺はこの、人なのか獣なのかさえ定かでない、名さえ知らぬ、言葉すらまともに交わしたことのない者が愛しくてたまらないのだと。 また軽やかな口づけが幾つも落とされるだろう。尻尾の毛並撫でつつ。少し力こめてその尾をひきつつ腰を押しつける。さらに奥へと深く。唇ふれあわせながら近くで、答が返ることなど微塵も期待せずにそれでも問う)……名前を教えてくれ   (2018/9/20 19:25:55)

マテウス♂帝国騎士【名前聞いていたような気もするんだけども(汗)もし聞いていたのならごめんなさい】   (2018/9/20 19:26:21)

カマル♀王国暗殺者【どうでしたっけ…!!覚えてないので聞いてなかった感じでいきます!!】   (2018/9/20 19:26:55)

カマル♀王国暗殺者―――っん!!(奥に重たい一撃。塞がれた唇から高い声が一つ。目を見開き、褐色の首筋を晒して。)ん、ん…。ん、っ……ぅ…。(流し込まれたその液体を嚥下すれば、食道を下がり、胃へと向かう。内側からも外側からも甘い毒が染み渡って行く。)っっ…!!?(尾を撫ぜる手付き。ぞわぞわとした擽ったさに瞳を何度か瞬いた。)っ、はぁ…っ、は、…。(離れた唇。まだ己の唇は潤っているし、感触が、柔らかさが残っていた。交わる視線。酷く冷たい赤色に、熱で浮かされた潤みが浮かぶ。僅かに蕩けた瞳は愛しげに唇を降らせる相手を不思議そうに、それでも確かに嫌悪の色は薄れて、見据えていた。)―――〜〜ッ!(尾を引かれ、奥の奥へとその剛直の先端がぶつかる。最奥を口付ける様に吸い付かせ、荒い吐息を何度も吐いた。呼吸が上手く整わないのだろう。肩を上下させ、額には汗を滲ませた。)……っ。(少しの逡巡。名乗らない必要も、名乗る必要も無い。それでも聞かれれば答えていたし、眼の前の男にだけ答えないと言うのも、変に意識してしまっている様ではないか。質問は少しだけ獣に理性を取り戻させた。直ぐに瓦解してしまう、脆い理性を。)   (2018/9/20 19:42:25)

カマル♀王国暗殺者――――…カマル。(名を告げる。道具は感情を持つべきではない。眼の前の男に抱く恐怖も、疑問も、特別な物であってはならない。己にとっての“特別”は主人であり、それ以外は“全て一緒”。そうであるべきだ。だから、淡々と告げた。まるで何の思いも抱いていないと、相手に、己に、言い聞かせるように。)   (2018/9/20 19:42:32)

マテウス♂帝国騎士【自分はここでちょっと一旦抜けますね。22時には戻ってこれると思うんです。戻れなかったごめんなさい】   (2018/9/20 19:43:32)

マテウス♂帝国騎士【車運転しながらロルのことばっか考えてそうだわ(笑。では中途でごめんなさい。ばたばたっと失礼します】   (2018/9/20 19:44:18)

おしらせマテウス♂帝国騎士さんが退室しました。  (2018/9/20 19:44:50)

カマル♀王国暗殺者【はーい、お付き合いのほどありがとうございました!もし戻れましたら是非にー。 それは危険なやつ!お疲れ様でした!そんなわけで私も一旦失礼致します。お部屋ありがとうございましたー。】   (2018/9/20 19:45:19)

おしらせカマル♀王国暗殺者さんが退室しました。  (2018/9/20 19:45:28)

おしらせマテウス♂帝国騎士さんが入室しました♪  (2018/9/20 21:23:42)

マテウス♂帝国騎士【さて、戻ってまいりましたが此処でよかったかどうか。とりあえず続きを書きつつ…】   (2018/9/20 21:24:49)

おしらせカマル♀王国暗殺者さんが入室しました♪  (2018/9/20 21:34:59)

カマル♀王国暗殺者【おかえりなさい!静かに待機致します!!】   (2018/9/20 21:35:24)

マテウス♂帝国騎士(名を問うてどうするつもりだったのか、と己に対する苦々しさが胸塞ぐ。甘やかにさえ響いた己の声に比して返って来たのは、剛直と手指で貫きとめている者が冷たい刃であることを嫌というほど知らしめる声音。平坦に色なく。すこしばかり撓んだと思ったのが過ちであったかのように。それなのに剛直を包み込む肉は熱い。きちきちと此方を締めつけていた場所は確かに温み蕩けはじめて溶け合うことを望むかのようで。浅く乱れる呼吸が狂おしさ掻き立て、寝台の軋みを大きくする。胸塞いでくるものに耐えかねたように、腰がいま一度大きく動き、深い奧を犯す。奥へ、そのまた奥へとわけいれば何かを得ることができる気がして)   (2018/9/20 21:42:49)

マテウス♂帝国騎士(声音の色よりも漲りに吸い付き引き摺りこもうとする蠢きを信じたかったのだろう。死を運ぶ刃の冷たさに覚えた強い情欲の底を覗いてみれば見えてきたのは恋情で、であるならば元より言葉は無用かもしれない。それでもその名を繰り返さずにはいられない)…カマル(ぎゅっと握る手に力がまた籠る。折った指の先、相手の爪よりずっと脆い人の爪がそれでも深く皮膚へと食い込むだろうか)カマル(といまいちどの名を呼べば、頬と言わず顎と言わず項と言わず口づけて。尾を離れた指は背から回されて左の腰、脇原を強く掴む。腰の動きは驕慢さを捨てて慌ただしく突き上げはじめた)   (2018/9/20 21:42:51)

マテウス♂帝国騎士【ただいまです。こっから先はわんこさんのご都合よい時間までに終わればよし、終わらなければやっぱり栞でまいりましょう!】   (2018/9/20 21:44:08)

カマル♀王国暗殺者【了解ですっ!いきなり素敵で最高です…っ!それでは続けますね!!】   (2018/9/20 21:44:48)

カマル♀王国暗殺者―――ッ!!!(ギシッ、とした音を革切りに、頭の中をかち割ろうとしているのかと錯覚してしまう程に大きな音、音、音。唇をキツく結んでも、直ぐに開いて仕舞えば、自分でも信じられない位、蕩けた声がした。牙すら唇に喰い込ませているのに、血が滲む程の痛みを得てすら誤魔化せない、確かに溶けそうな程の快楽。)っ、ん、っ、ん、ぅ……っ!(奥を突かれる度に零れる音は酷く耳障りだ。頭の中まで真っ白にする程の衝撃が下から上へと突き抜けて行く。握られた手を思わず握り返して仕舞うのは、確かな質量に縋る事で浮いてしまいそうな身体を繋ぎ留めておきたいから。血が滲む。交差する。混ざり合う。そうしていつしか本当に互いの境界すら無くなって仕舞いそうな程。)あっ、ぁ、あ…っ、っ、く…っ。(降り注ぐ口付けは残酷な程優しい。抱き上げる腕は酷く情熱的だ。――そんな風に感じながらも、自分が自分で無くなって仕舞いそうな恐怖に、必死に抵抗を示す。)   (2018/9/20 21:58:00)

カマル♀王国暗殺者…っ。…ぁっ、あなたの、物には…っ…なら、ない……っ。(酷く細い声。身体での抵抗は、どこに力を入れたら良いのか解らなくて難しくて。せめて心だけでも、言葉だけでも、――形だけでも、抵抗を示さない限りは、自分を見失って仕舞いそうだったから。飽くまで“主の道具”である己を主張し、その杭から、男の恋情から、逃れようと藻掻いた。)   (2018/9/20 21:58:07)

マテウス♂帝国騎士(しっかりと握り返されてくる掌は何を求めてのことかほんとうには解る筈もないが、それを手前勝手に己を欲する心情と受け止めれば苦みの後の甘露はより強く感じられもして。『ほんとう』などあるものか、と己が常に抱いている唯一といっていい信念が頭の片隅から囁く。なにが『ほんとう』かなどわかりはしない。己自身にさえ己の心の『ほんとう』はわからず、ましては他の者の心情の『ほんとう』など見えはしない。そう思えば、剛直と溶け合っていくように蕩ける肉襞の蠢きだけでよい筈なのだった。忘れてしまえ、狗が狗であることを、道具が道具であることを、と言葉告げようとしたその前に相手から発せられた言葉の揺らぎは、胸の芯へと突き刺さる棘のようだった。細い響きは、溶け合う程に相手を犯しわけいっても尚溶かしきれないものがあることを証だてるようで、それでいて甘くも響く。声にして抗わねばならぬ程に己が相手を侵したのだとも思わされれば)   (2018/9/20 22:21:37)

マテウス♂帝国騎士(脇腹掴んでいた手を離し、もどかしげに騎士服の襟を解いて左袖を抜く。繋いだままの手を解くつもりはないからそれはぶらりと左腕にひっかかったまま。そうして繋がるだけではまだ足りぬというように露わになった肌を褐色の肌へと押し付けながら再び腰を抱いて仰け反り浮き出るあばらを抱きながらなぞり、意味のある言葉を返すかわりに言葉にならぬ思いをやはり名を呼ぶことで吐露した)……カマル…ッ(息は此方も乱れ、あの蒸し暑い地下でさえ滲まなかった汗が額に滲む。視線を絡めてから切り、首筋へと歯をたてながら膨らみきった漲りを相手の熱のうちへと放っていく。ぎり、と皮膚を食いちぎらんばかりに強く噛みつきながら)   (2018/9/20 22:21:40)

マテウス♂帝国騎士【膨らみきった漲りを⇒膨らみきった漲りからの迸りを ――ですなぁ。一番の要所で間違えるのはもう死にたい。殺してもらっていいです……】   (2018/9/20 22:25:23)

カマル♀王国暗殺者【大丈夫です!勝手に脳内で良いように解釈しておりまして!!まだ殺しませぬよ!!】   (2018/9/20 22:26:13)

カマル♀王国暗殺者…っ、っ、ふっ、ぁ…っ。(奥の奥がぐにり、と歪む心地がした。下腹部の奥がじくじくと疼き、熱がじんわりと広がって行く。いつの間にか。いつの間にか男と肌が触れ合っていた。一見沈着冷静でありながらも、うちに秘めたる想いは熱く、――嗚呼、確かに、その肌も熱い。熱が互いの肌を行き来する。熱くて熱くて堪らないのに、突き抜ける快楽はゾクゾクと気持ちの良い寒気を齎す。)―――っ!?っ、あぁっ、ぁ…っ!(痛みにも、例えば刃に切られた際にも挙げなかった悲鳴を……否、悲鳴に似た嬌声を上げる。男の歯が薄い首筋に突き立てられ、赤い輪の痕が染み込んで、直に青く変化する事だろう。)―――〜〜〜っっ!!(我慢していたのに。耐えていたのに。噛み付かれた事で、その驚きがその壁を壊してしまった。快楽の波が押し寄せる。決壊する。声にならない声を上げて、一層背を反らせば、熱く蕩けた隘路をキュウゥゥ、とキツくキツく、愛し気に抱き締める様に収縮させた。)   (2018/9/20 22:37:57)

カマル♀王国暗殺者っ、ぁっ、ぁ……っ(吐息が零れる。唇は閉じ方を忘れたかの様にパクパクと何度も虚空を噛んだ。今なら、少しだけ頭を持ち上げれば男の首筋に牙を突き立てる事ができるかも知れない。にも関わらず頭も身体も動かなくて、虚しく呼吸を繰り返した。)っ、は、ぁ…っ、は…ぁ……。(それでも、もう此れで終わる。自分を見失うかも知れない恐怖や、主の命令を遂行できない可能性から、解放される。僅かながらに動く手を、静かにその手の中から引き抜こうとした。)   (2018/9/20 22:38:04)

マテウス♂帝国騎士(悲鳴とも嬌声ともつかぬ声が部屋に響く。鎖の音も寝台の軋みも掻き消すように。相手の熱のうちにこちらの熱を放ちながら耳に届くそれは深い悦楽の甘美さを濃くし、抱かれるように剛直が包み込まれれば、噛んでいた皮膚を離し身を起こす。青い瞳は深い満足に煌めきさえしていただろう。その瞳が赤い瞳と交わる寸前、握り合っていた手を解き己から相手が逃れようとさえしなければ、柔らかな笑み浮かべながら愛の言葉させ囁いたかも知れぬほどに、家族と故郷を失って以来初めての安寧の中に抱かれる心地さえ覚えたのだから。だがそれは刹那の幻のごとく消えれば湧き上がるのは憤怒に近い激情。逃れようとする相手の左腕を此方の左手が掴む。掴んで自分自身でさえ信じがたいほどの力で強く引き寄せ、相手の身体を浮かす)   (2018/9/20 22:56:32)

マテウス♂帝国騎士……これきりのわけがないだろう?(声は残忍さを取り戻したが如く響く。執着示して。左手が滑って相手の手の甲に重ねられれば、右手を奮って騎士服の袖を抜く。左手重ねたまま、交わりを名残惜しげに解けばそのまま相手をうつ伏せへとねじ伏せようとして。どれほどもがこうとも許しはしないと強い意志こめて、互いの血に汚れた手を掴む。先ほどまで絡んでいた右手は相手の首へと廻されようとしていて)   (2018/9/20 22:56:35)

マテウス♂帝国騎士【2ラウンドへ突入しようとこっちは思う!でも逃げてもいいのよ?また殺しにきてくれさえすればっ】   (2018/9/20 22:57:12)

カマル♀王国暗殺者【え、悩むけど悩むけど美味しいから続けたい気持ちがね!?】   (2018/9/20 22:57:42)

マテウス♂帝国騎士【んーじゃあとりあえず多ラウンドしたってことにはしたいからあっさり目な描写で〆に向うですかね。栞ばっか抱えてるとわんこさんも大変だろうから。もちろん自分は栞歓迎ですよー】   (2018/9/20 22:59:35)

カマル♀王国暗殺者【えっ、悩む。栞はワンコ的には大歓迎でして…っ!?】   (2018/9/20 23:00:19)

マテウス♂帝国騎士【あ、続けたいっておっしゃってます?(ちゃんと読めよ>自分)じゃ、続きもこってりいきましょう。がしがしと】   (2018/9/20 23:00:51)

カマル♀王国暗殺者【言わせんなよ、恥ずかしい(照)てなわけで続けますねー!わーい、こってり好きー。がぶがぶと。】   (2018/9/20 23:01:33)

マテウス♂帝国騎士【申し訳ない。そもそもPL会話はさむとかあれだよね、情緒に欠けるよね。だまります。ごめんなさい。】   (2018/9/20 23:02:20)

カマル♀王国暗殺者【いえいえ!とんでもないっ!続けます!】   (2018/9/20 23:03:24)

カマル♀王国暗殺者――っ!(這い寄るような低い声に、ゾクリと背筋が震える。愛されていると錯覚してしまう程の行為の中、相手の残忍さをどこか忘れてしまっていたらしい。 その怒りは己の行動を責められている様で怯みそうになる。――否、恐ろしかろうが、残忍であろうが、立ち向かわねば、逃げられぬのだから。――赤い瞳はじっ、と見詰めるように青を睨み据えた。何も悪い事はしていないとでも言いた気に。)…っ、っ……!!(互いの血で滑り、手が僅かに宙を掴んだ筈だった。抑え込まれ、ねじ伏せられ、藻掻き、抜け出そうとするも、力を込められれば抵抗は叶わず。元より力はあまり無い。その上、男の方が立ち位置として有利なのだから、抜け出す事が成功する筈も無かったのだ。)っ………!(好機を見誤った。痺れる身体は己も向こうも同じ事。幾ら恐怖していたからといって余裕無く動くべきではなかった。)っ、は…っ。(首元へと伸ばされる腕。そのまま締められれば苦し気にシーツを掴むかも知れない。細く引き締まった背中、一本の筋がハッキリと浮かぶ其処に汗が滲むかも知れない。獣の尾をピン、と立てて、シーツに獰猛な爪を立てた。)   (2018/9/20 23:13:31)

マテウス♂帝国騎士(枷嵌めたあっまの右手の鎖は長くはない。それに繋ぎとめられていれば、うつ伏せにねじ伏せた相手の身体は寝台脇のテーブルに近付く。その引き出しに枷を外す鍵がしまわれていれば、相手を逃す危険が増したとも言えるが、それを考える余裕ないほどに激していた。四肢を痺れさせ背中戦慄かせて高みへと共にのぼりつめたのではなかったのか、と。なのに逃げようとするのか、と。会ったことも眼にしたこともない、この狗の主への妬ましさが身の内を駆け巡る。その炎に身を灼きながら、シーツに乳房潰れるほど強く相手の身体を押し付け、腿の裏へと跨った。首を捕えた腕をそこへ巻きつけながら、浮かびあがるしなやかな背の肉の下、骨の形確かめるように長く伸ばした舌で舐めあげていく。汗の塩気が、まだ傷つき血を滲ませる舌に浸みこんできて)   (2018/9/20 23:31:58)

マテウス♂帝国騎士――離しはしない(とだけ言葉おとした。どんな感情からわきでたのか色の判然とはしない声音で。ただ意思の強さだけは、はっきりとわかる強さで。少しだけ喉をしめて、すぐ放し。それを繰り返しながら舌を動かし続けて)   (2018/9/20 23:32:12)

カマル♀王国暗殺者…っ、くっ…っ。(気道を締められ、ひゅ、と息が漏れる。酸欠となれば、じんわり、とした痺れが脳に纏わり付いて顔の内側で血が滾る。眼の前が白黒と点滅し、ゴォーという血液の音だか耳鳴りだかが内側で響いた。)っ……っ…!(背筋を這う舌先に肌が粟立ち、尾が逆立つ。ぞわり、ぞわり、と弱い圧覚でありながら、己の力を削ぎ落とすには充分な刺激であった。)……っ、ん……っ。(そうして甘い刺激と、喉を締められる鋭い刺激が、交互に、或いは同時に与えられ、ただでさえ絶頂で働かないまっさらな頭に混乱を生じさせる。飴と鞭の使い分けを、男がどこまで意識をしているのかは不明だが、獣の理性を再び溶かして、思考を鈍らせているのは確かだった。“離しはしない”――と云う言葉は、己にとって恐怖であった。先程の様な我を忘れて仕舞う様な思いを、立場を投げ出して仕舞いそうな衝動を、もう一度、ならず、何度も与えられれば、壊れて仕舞うのではないか。道具としての己が。――そうなる前に、と急くように、視線は鍵の入った引き出しへと向く。体重を掛けられているその下で、戦慄きながら、ゆっくりと引き出しへと身体を動かそうとした。)   (2018/9/20 23:46:56)

マテウス♂帝国騎士【日付変わりますね。どうしましょうか、書いていいです?それともどうせ挟むことになると思うんで栞はさんどきましょうか?】   (2018/9/20 23:49:30)

カマル♀王国暗殺者【と、マテ様の1レス待ってから栞をーとか思ってたのですが、一旦栞を挟みましょうか!読んだらきっと名残惜しくなってしまう気がした!】   (2018/9/20 23:52:05)

マテウス♂帝国騎士【どっちでもー。ですがまぁもう5分前ですからね。はさんどきましょう。自分角の遅いんで。】   (2018/9/20 23:55:51)

マテウス♂帝国騎士【書くの、ね。】   (2018/9/20 23:56:29)

カマル♀王国暗殺者【了解ですっ!今日もきょうとてありがとうございました!楽しかったです!30分くらい少しお話しませぬか!】   (2018/9/20 23:57:01)

マテウス♂帝国騎士【えぇもちろん。鍵つきがよいです?PLがよいです?】   (2018/9/20 23:57:23)

マテウス♂帝国騎士【あ、鍵にしよう。こっぱずかしいから】   (2018/9/20 23:57:42)

カマル♀王国暗殺者【悩むけど…なんかこう、どこに滾ったか叫びたいので鍵でーと。とと、ありがとうございます!】   (2018/9/20 23:57:59)

マテウス♂帝国騎士【つくりました!ではこちら失礼して!ありがとうございましたっ】   (2018/9/20 23:59:22)

おしらせマテウス♂帝国騎士さんが退室しました。  (2018/9/20 23:59:28)

カマル♀王国暗殺者【失礼致します。ありがとうございました!】   (2018/9/21 00:00:02)

おしらせカマル♀王国暗殺者さんが退室しました。  (2018/9/21 00:00:06)

おしらせテッド♂帝国傭兵さんが入室しました♪  (2018/9/21 21:03:13)

テッド♂帝国傭兵――……つまらねぇ戦だ。(とある小国領土にて。テッド率いる獣人小隊は謀反を翻す同盟諸国との戦争に明け暮れていた。戦略は主に夜襲。ノーマルな人間とは異にする、より優れた聴覚、嗅覚、視覚を用いての奇襲攻撃。小隊で攪乱してからのテッドによる惨殺。武器として奮っている鉄球を振り回し、味方諸共薙ぎ払う傍若無人振りを発揮していた。とはいえ味方も優れた戦士。長く共に戦闘を繰り返してきたこともあってか、テッドが繰り出す攻撃とも息が合っていた。そのためか自軍の被害は殆ど皆無であった。――一先ず、一つの戦争を終えて、帝国領まで自軍を引き連れているところである。そんな帰路で零した言葉が、先の其れであった。)   (2018/9/21 21:03:33)

テッド♂帝国傭兵(――一つため息が零れる。以前に約束された『決して餓えとは無縁の戦場《せいかつ》を、お約束いたしますよ?』という言葉。最近はその女とも戦場を共にすることはなくなった。それ故に約束を違った時の約束も果たすことは出来ない。……まあそんなことはどうでもいいか。テッドは考える。大きな国に就けば面白いことが出来ると踏んではいたが――)少し、考えたらずだったか。(大きな口で欠伸をする。こんな調子ならこちらが謀反を起こしかねないぜ。そんなことを思いながら、だらけた足取りで帝国へと足を踏み入れた。)   (2018/9/21 21:03:52)

テッド♂帝国傭兵【簡単なソロルでしたが、これで〆に致します。今度は何方かと紡げることを祈って。それではお部屋ありがとうございました。】   (2018/9/21 21:04:45)

おしらせテッド♂帝国傭兵さんが退室しました。  (2018/9/21 21:04:49)

おしらせキッカ♀王国傭兵さんが入室しました♪  (2018/9/23 21:11:27)

おしらせレイ♂小国暗殺者さんが入室しました♪  (2018/9/23 21:12:58)

キッカ♀王国傭兵【移動お疲れ様です。ありがとうございます!それでは少々お待ちくださいませ!】   (2018/9/23 21:13:27)

レイ♂小国暗殺者【それではよろしくお願い致します!ゆるりとお待ちしておりますね】   (2018/9/23 21:14:00)

キッカ♀王国傭兵――あはは!!!!待ってよ、なんで逃げるの?キッカは貴方を助けてあげるんだって言ってるじゃん!(葉の色も解らない夜の森。暗く深い森の底で愉し気な声が響き渡る。ザクザクと草木を踏み分ける音が二つ。ドサリ、と一つが途絶え、大きな物が倒れる音。)あらら、転んじゃったの?痛かった?大丈夫?でも、安心して。今、キッカがそーゆー痛みからも解放してあげる。(ざしゅっ。小気味の良い音。飛沫を浴びて、鎧を赤で染める。銀色の刃は月明かりに煌めいた。)これはねっ!浄化活動なんだよっ!救いなんだよっ!この世界からっ!帝国の血もっ!穢れもっ!全部、全部、全部、全部!キッカが綺麗にしてあげるっ!!(ざしゅっ。ざしゅっ。ざしゅっ。ざしゅっ。何度も何度も音が響いは飛び散る水音。白い頬も、飴色の髪も赤で染めて、何度も何度も剣を振り下ろした。)―――あ、は。あはははは!!助けてあげた!キッカが綺麗にしてあげた!ねぇ、兄様。キッカ凄い?――ほんと?嬉しいっ。兄様に褒めて貰う為ならなんだってするよ!(屈託の無い笑みを浮かべ、最後に一刺し。誰も居ない虚空に対話様に語り掛けた。)   (2018/9/23 21:25:37)

キッカ♀王国傭兵(事の発端は数時間前。自身の軍隊が帝国領へと攻め入り、酒を煽り夜営をしていた陣営を殲滅させんとしていた。其の内の一人が逃げ出し仲間を呼ぼうとしたので、彼女が反射的に駆け出し、其れはもう肉食獣が獲物を狩るが如く、夜の森の奥へと疾駆したのだ。)あぁっ、でも兄様。此処何処だろう?キッカどっちから来たのかもあんまり……えっ、あっちの方角?でも兄様も詳しく解らないの?(少女然とした苦笑を浮かべて、一方向を見詰める。暗い世界は何処も同じように見えた。困ったなぁ、と唇を尖らせて月夜を仰ぐ。)   (2018/9/23 21:25:43)

キッカ♀王国傭兵【お待たせいたしました!やりづらい、わかりづらい等ございましたらお教えください…っ!】   (2018/9/23 21:26:15)

レイ♂小国暗殺者【場所は帝国領内でいいでしょうかね?それとももっと遠くに迷い込んだ形にしますか?】   (2018/9/23 21:28:13)

キッカ♀王国傭兵【どちらでも大丈夫です!都合の良いように改変してくださいませっ!】   (2018/9/23 21:28:58)

レイ♂小国暗殺者【了解しました。そのあたりは此方の都合で決めてしまいますね。それでは暫しお待ちをば】   (2018/9/23 21:29:37)

キッカ♀王国傭兵【はい、ごゆるりと!】   (2018/9/23 21:31:56)

レイ♂小国暗殺者(――レイモンド・キーンは森林の木々を躱しながらスッスッと駆け、帰路を進んでいた。ミッションは要人の暗殺。帝国の貴族の一人の心臓を突き、その場を後にしたところだった。彼の俊足と隠密性をもってすれば、逃げ果せることは容易いものであった。後は自分を雇った小国の者から報酬を受け取るのみ。それがあれば当分は飲み食いできる。とはいえ、それほど食べる方でもないのでかかる食費はたかが知れているのだが……。――小国までの行先の途中、鉄の匂いが鼻をかすめた。いや、違うな。これは……。)――血、か。(一言小さく呟く。立ち止まり、辺りの様子を伺う。暫くすると悲鳴が聞こえる。惨たらしいそれは恐らく誰かの断末魔の叫び声だったのだろう。――野盗にでも襲われているのか。ここで出くわすのは聊か面倒くさい。腰のナイフを構え辺りの様子を伺う。そろりそろりと動きを最小限に抑えながら、断末魔の叫び声が聞こえたであろう場所の様子を伺う。そこに立っていたのは―――少女の姿だった。その少女は誰かと話をしているようだった。仲間がいるのか?しかし全く気配がしない。レイはしゃがみその姿を観察した。)   (2018/9/23 22:08:50)

レイ♂小国暗殺者(――遠方から耳を澄ませ口元を見つめる。月明かりも碌に射さない森林の暗闇では唇の動きなど微かにしか見えないが、それでも十分な情報だった。此方に伝わる言葉は、『兄』、『何処』、『方角』、『解らない』……。これだけの情報から分かることは如何やらその少女は道に迷っているらしい。警戒心のない今なら、あの少女一人くらいならやれるか?それを囮にしてもう一人(いるであろう)敵を炙り出そうか……。しかし、その考えもすぐ改めた。――無意味に殺生しても何の利益もない。取り合えず、情報を集めるために観察を続ける。――次は状況の観察。転がっている死体を観る。あの装いは、確か帝国兵の者。凡そで見えそして臭いのする方向から察するに、近くの砦拠点へと向かっていたのだろう。帰還しようとしていたのか救援を求めていたのだろうか。恐らく後者だろう。あの少女に追われていたのだ、となるとあの少女は王国か小国の人間か……。)   (2018/9/23 22:09:40)

レイ♂小国暗殺者(もう少し情報が欲しい。彼女一人でこの場に来たとは思えない。そしてあの男一人を殺す為に帝国領へ来たとも思えない。考えられることは“夜襲”。半径十数キロ以内で戦闘があったのかもしれない。そんな軍と出くわしたら、此方も只では済まないだろう。――更に近づく。近づく。姿がはっきり見えてくるところで、その姿が1人であることがはっきりした。声をかけていたのは遠距離での連絡を可能とする魔術か何かかも知れない。――事態が変化しない。此方から仕掛けることにした。といってもすることは……。)誰かいるのか?!(声を張り牽制をすることだった。相手の危機から更に状況を引き出すことにした。危険ではあるが、この1人と対峙するよりこの先の王国若しくは小国軍と出くわす方が遥かに危ない。声だけを出しながら、姿を潜め、相手の出方を伺った。)   (2018/9/23 22:10:01)

レイ♂小国暗殺者【大変遅くなってしまい申し訳ありませんでした。】   (2018/9/23 22:10:21)

キッカ♀王国傭兵【いえいえ、素敵にありがとうございます!続けさせて頂きますね!】   (2018/9/23 22:10:50)

キッカ♀王国傭兵……ふぇっ!?なに、なに?誰……?(聴こえてきた声にビクッと肩を跳ねさせる。キョロキョロと辺りを見回すも姿は視認出来ない。オドオドと戸惑う様に視線を泳がせるも、剣の柄は確りと握り締め、直ぐに振るう事が可能となる様に筋肉には力を入れている。無意識なのか、意識的な物か。惨殺を行なっていた者らしからぬ声色。それも当然の事。少女は自身の行いを“殺し”や“愉しみ”だとは思っていない。兄に褒められる為に相手を“救済”していると本当にそう思っているのだから。例え、何度も斬りつけられ、顔がぐちゃぐちゃと原型を留めていない遺体が下に転がっていても、彼女にとっては“浄化”の一環なのだ。)に、兄様、オバケとかだったらどうしよう……?……そっか、そうだよね。帝国に居るって事はオバケだろうと何だろうと帝国のヒトって可能性は高いもんね。(自身よりも背の高い人物に話し掛けるが如く、視線は僅かに上を向く。一点を見詰める姿は魔術で会話をしているにしては不自然な物だろう。“直ぐ隣に人がいる様に”話しているのだから。まるで一人劇。見世物の類。それでも少女は何かを演じる様子も無く、会話を続けてみせた。)   (2018/9/23 22:25:50)

キッカ♀王国傭兵――貴方こそ誰なの…?帝国のヒト?帝国のヒトなら、キッカが助けてあげるよ。だから出ておいで?出てこないならキッカが探しに行くけど。(返答を返せば、刃で一度宙を薙ぐ。付着した血液を飛ばして、其の儘、大凡の声の位置を目安に歩みを進めた。)あぁ…もぉ…イライラするなぁ…。キッカが救ってあげるって言ってるんだから…早く出てきてよ。(ヒュンッ、と銀色の刃が線を描く。力から生える草の先がはらり、と落ちた。)ねぇ。早く…っ!帝国のヒトなの!?イライラさせないでよ…っ!!(再度、剣を振るう。闇雲に、我武者羅に刃を振るい、相手の姿を探していった)   (2018/9/23 22:25:56)

レイ♂小国暗殺者――少女は思ったより取り乱していた。先ほど人間を惨殺したとは到底思えないほどの狼狽えぶりだった。鎧を纏い剣を奮う姿はまるで傭兵の其れだったが、今の姿は年頃の少女にしか見えない。体勢を低くして、彼女を中心に、木々を障害物にしながら円を描くように左回りに移動する。常にその少女の口元が見えるように移動していた。良く喋るこの少女をお観察するにはその位置がベストだと判断した。――少女は“キッカ”と自分のことを名乗っていた。キッカという少女は近くの宙を見ながら話をしていた。その視線は或る一点を見ているようなものであり……。大体の想像は付いた。――成程、“イマジナリーフレンド”というやつか。そういえば一度書で読んだことがある。確か心理学の用語で文字通り、“空想の友人”、その人物が作り上げた彼等固有の存在。そういえば、先ほどは“兄様”と口にしていたが……彼女にとってはそれが“空想の友人”か。正しくは空想の“兄妹”と言ったところか。さしずめ“空想の兄妹”に取りつかれた狂戦士、と言ったところだろう。取り乱した相手を獲ることは容易いことではあるが……無意味な殺生は危険が付きまとう。)   (2018/9/23 22:51:21)

レイ♂小国暗殺者(しかしこれ以上暴れられて仲間でも呼ばれてもたまらない。姿を晒すことにした。勿論、十分に距離を取って。)……よう、アンタ等“二人”とも何してるんだ?ここは帝国領だ、余所者が歩き回っていると危険だぞ。って言っても、俺も余所者なんだけどな。(手元にはダガーナイフはない。両手を上げ少なからず空手であることをキッカに見せながら、十メートル程を保ちつつ声をかけた。)……キッカ、とか言ったか。俺はレイモンド、レイで構わない。王国に雇われてる人間、ってところだ。(嘘を吐いた。ここではごく小さな国の名前を挙げるより、帝国に次ぐ大国の名前を挙げておいた方が色々都合が良いと判断したのだ。――レイは続けた。)……キッカは、迷子なのか?わかる範囲なら案内するが。   (2018/9/23 22:51:37)

キッカ♀王国傭兵(音と声がした方向にバッと振り返る。鋭い眼光は獰猛な獣の其れであり、切っ先は寸分の狂いも無く現れた人物の方向に真っ直ぐと向いて居た。表情無く言葉を聞いたと思えば、パァっと笑顔を向ける。如何してだか解らないけれど自分達を“一人”として扱う人間が多い。そういう人間は敵味方問わず斬り付けていたのだけれど、彼はハッキリと“二人”と認めてくれた。それだけで気分良さそうに口角を上げる。)なんだ、お兄さんも王国のヒトなの?(言葉を聞いただけで剣をしまい、ニコニコと相手を見詰めた。一見女性かとも思ったが口振りから性別を判断する。)うん、キッカはキッカだよ。あのね、兄様がね、“本当に帝国の人間なら姿を現さずに仲間を呼ぶだろうし、そもそも牽制を掛けずに襲って来るだろうから、敵じゃないと思う”って。言ってくれたからね、キッカはレイさんのこと信じるよ。(本来であれば自身の思考である筈なのに、退行状態で居る為に“兄が理知的な判断をした”と、そう自己防衛する。それでも相手を観察する様な蒼い眼差しは彼女自身の物だけれど。)   (2018/9/23 23:06:08)

キッカ♀王国傭兵えっ、本当に!よかったぁ、兄様もあっちの方だと思うって感じで、どうにも曖昧で。えっとね、キッカはさっきまで帝国の夜営地にいたの。帝国のヒト達を殺して浄化する為に。この近くに在る夜営地ってレイさんは知ってる…?最悪、傭兵団の誰かに会えたらそれで良いんだけど…。(おずおずと相手を見上げる。無闇に近付かないのは無意識下で危険を回避しているのか。若しかしたら隣で兄が彼女を制しているのかも知れない。)   (2018/9/23 23:06:16)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、レイ♂小国暗殺者さんが自動退室しました。  (2018/9/23 23:24:13)

おしらせレイ♂小国暗殺者さんが入室しました♪  (2018/9/23 23:24:23)

レイ♂小国暗殺者【失礼しました】   (2018/9/23 23:24:35)

キッカ♀王国傭兵【いえいえっ】   (2018/9/23 23:24:50)

レイ♂小国暗殺者(――……当たりか。その表情を見て判断した。通常なら“一人”を“二人”という人間に向けられる貌としてキッカのそれは正しいものではなかった。更に都合が良かったのは相手が王国の人間だったということ。単純に作戦の規模から考えて、王国が絡んでいると踏んだ方が正しいとは思ったが、その判断が綺麗に決まった。キッカの“兄様”も味方をしてくれたようだ。恐らくは全てこのキッカの判断なのだろうが……、何方にしろある程度の信用は得られたらしい。)――悪いな、キッカの言う夜営地がどこだかは知らないが……、キッカが来た大体の位置は分るかな。(辺りの様子を探る。草木を掻き分けた状態から判断して方向を指差した。)……恐らくあっちの方だ。もう少し近づけば正しい位置も分かるかもしれないが、どうする。付いてくるか?(今攻めてきている王国軍の規模を知りたかった。最近では王国がとある陰謀を企てているという噂もある。――キッカと話をすればそれも分かるだろう。後は近づいたところで適当な理由をつけて別れればそれでジエンドだ。)   (2018/9/23 23:35:16)

レイ♂小国暗殺者――俺は別の任務で帝国まで来たんだが……確かキッカの任務は夜営襲撃の任務だったか。作戦は成功したみたいだな。(丸で見てきた、知っていたような口ぶりだった。状況と情報を絡ませ頭をフル回転させて思考した。しかし、どう切り出したらいいものだろうか……。陰謀があると言っても、その陰謀をこの少女が知っているとも限らないし、何よりどう聞き出せばいいのか決めあぐねていた。それでも言葉を続ける。)……次の任務は決まっているのか?俺の方は相変わらず要人の暗殺になりそうだが、キッカはもっと大胆な任務にあたるんだろうな。(探るように言葉を続けた。情報を集めたい。情報は暗殺より金になる。そして情報はどの国でも扱える、貨幣よりも普及させやすいものであると。それを絞り出させるようん位言葉を続けた。)   (2018/9/23 23:37:38)

キッカ♀王国傭兵うん。付いてくー。(のんびりと返答をする。緊張感も緊迫感も無く、知り合いを相手にするかの様に。疑う様子も無い。彼女自身の子供っぽさは兄のいない現実から身を守る為のもの。疑う、考えるなどの理知的な大人の行動は兄の役割。無意識下で思考しているからこそ、無垢に知らぬ相手に付いていけるのだろう。草木をじっと見詰めれば確かに自身の歩いた跡。それでも己よりも相手の方が森の中を歩く為の知識や経験を重ねているだろうと判断。特に闇の中に慣れていそうだと思ったのだ。――飽くまで兄が、だけれど。)うん。多分成功だよー。最後まで見てないけど、殆ど殺し尽くしてたし、ちゃんとさっきのヒトもキッカが“浄化”してあげたし。今日も沢山良いコトしたから兄様が褒めてくれたんだぁ。(ふふ、と照れた様に笑う。その頬には血液が付着しているが、まるで気付いてない様子。進む足止りは男のあとに続きながらも一定の距離は保っている。警戒を完全に解いては居ないのだろう。けれども少女は「ごめんね、キッカ足が遅くて」なんて、警戒していないような口振りであった。)   (2018/9/23 23:50:27)

キッカ♀王国傭兵どーだろ?キッカは難しいコトよく解んないから。兄様がお仕事は受けてくれるし、キッカは兄様の言う事聞いてるだけだよ?(男の質問には本当に知らないと言った風に小首を傾げる。帝国貴族の会議の妨害――等の仕事を請け負っては居たが、それを口に出そうとはしなかった。)レイさんのお仕事はまた近いうちにあるの?(何の気無しに質問を返す。じっ、と見詰める蒼い瞳に光は宿っていない。敵ではないと判断はしたが、味方だとも思っていないのだろう。無邪気に探りを入れる言葉を返す。)   (2018/9/23 23:50:33)

レイ♂小国暗殺者(――まるで緊張感がない。知らない男に簡単に着いてくるところ等、その言動に緊張感がまるでなかった。内心ゾクリとくるものがある。“キッカ”の思考を読むまでは容易いかもしれないが、“兄様”の思考までは読み切れない。表情や仕草に表れないのだ。それが不気味に見えて仕方がない。そんな少女に背を向けている状態が逆にこちらを緊張させていた。しかしそれを悟られないように表では平静を保ちつつ、会話を続けた。)ほう、それはいいことをしたな。いっぱい浄化できたのだろう?さぞかし“兄様”に褒められたことだろうよ。(相手の足取りはこっちのペースに合わせて速さが替わる。――潜在的なところで俺を警戒しているのだろう。とレイは考えていた。この間合いは絶妙だった。一足飛びで斬りかかるにはやや時間がかかり、且つ此方の攻撃には間隔が短すぎる、そういった距離。いや、中距離を演じるレイにとってはやや不利な距離かも知れない。――畜生、考えられている。少女の、または“兄様”の執る指揮は敵ながら(敵とは限らないが)称賛に値するものだった。)   (2018/9/24 00:20:50)

レイ♂小国暗殺者(――またしても“兄様”が邪魔をする。思ったより心のガードが堅い。只の娘だと判断したのが思慮不足だったのかもしれない。流石の手練れだった。いや、彼女自身が分裂していた方がまだこの場は丸く収まっているだろう。)あぁ、俺の仕事か?まあ、帰って暫くしたらあるんじゃないかな。(曖昧に回避をすることにした。嘘をついていないが、本当でもない、微妙なところで話を作った。――結局のところこの行動は無駄骨だったらしい。さっさと巻いて逃げてしまいたいものだったが……。矢張り王国の動向も気になる。もう少し様子を伺えるところまで近づきたいものだ。そういったところで案内を続ける。――掻き分けた草木から判断し、血の匂いの方を頼りにし、時折地面に耳を当て足音を聞き分ける。そして指を差しながら、キッカを案内した。)   (2018/9/24 00:21:09)

キッカ♀王国傭兵(彼の案内は見事な物であった。自身の知識や経験を活かし、応用し、どんな状況でも切り抜けて来たのだろう。それは剣を振るうだけの少女には無い能力であり、見習いたいと思える行動でもあった。)……―――浄化の事を知ってるの?(酷く静かに冷たく、そして呟く様に問い掛けを一つ。言葉としての意味合いでは無く、少女が使う意味としての単語の内容を知っているのか問うた。兄が、或いは少女が勝手に抱いている思想。殺せば相手を世界を救えると言う偽善に満ちた思想。勿論、本来の意味で捉えても違和感無い会話の流れであるし、少女のこれまでの会話の中で何となく真意を汲み取ることも可能だろう。だからこれは揺さぶりである。“ただ話を合わせているだけなのか”――“そうだとするなら目的は何なのか”。“そもそも味方なのか、違うのか”。静かに静かに、少女は足を止めて男の背中をじぃっと、見据えた。少女の手は無意識に自身の剣の柄へと伸びる事だろう。)ねぇ、貴方一体誰…?どこのどなたさま?怖がらなくても大丈夫だよ、キッカが救ってあげるから…。(高く少女然としているのに、どこか這い寄るような、探るような声で問い掛けた。)   (2018/9/24 00:33:34)

キッカ♀王国傭兵――ってあれ…?本当に着いちゃった。(きょとん、と前を、男の背よりも先を見詰める。眼に届く遠い灯り達。ボンヤリと照らされるその先には見覚えがあるし、どこか聞き覚えのある声も聞こえた気がした。少女の意識は一瞬、その夜営地の方へと向く。)   (2018/9/24 00:33:41)

キッカ♀王国傭兵【ごめんなさい、そろそろ眠気が…っ。〆に向かってもよろしいでしょうか…っ!】   (2018/9/24 00:35:51)

レイ♂小国暗殺者【私もそろそろ〆にしたいと思っていたので、暫くお待ちくださいませ。】   (2018/9/24 00:36:23)

キッカ♀王国傭兵【すみません、ありがとうございます!】   (2018/9/24 00:37:07)

レイ♂小国暗殺者(“キッカ”の言葉は酷く恐ろしく聞こえた。何より厄介なのは、今この場で事を荒立てたら、間違いなく王国軍が仕掛けてくるだろう。しかし、間違えれば間違いなく殺される。袖の下に仕込んだ暗器を構える準備をする。そして口を開いた。)浄化は浄化だろう。ヒトは救われるべきだ。そうだろう、キッカ?(こう切り出すことがベストだと判断した。浄化というのは恐らく殺しだ。相手を殺せばヒトは救われるだろう。そういう思想がこのキッカという少女にはあるのだろう。自分が救われないようにと祈るばかりだった。)そうだな。俺は、誰だろうな。(スッと袖から短筒が現れる。何時でも諍う準備は出来ている。――後はどちらか仕掛けるか。しかし、彼女の集中は自分からその先の夜営地へと向けられた。レイは誤魔化すように言葉を発した。)   (2018/9/24 00:52:27)

レイ♂小国暗殺者――この辺りまでくれば夜営の地点も見えてくるんじゃないか?後数十メートル東へ向かえば、恐らく辿り着くだろう。(そう口にすると、レイは踵を返した。)じゃあな。縁があったらまた会おうぜ。(スッと闇に消えるように走り去った。――これ以上情報を集めることは不可能だと判断した。冷たい汗がダラダラと流れていく。危機一髪だった。殺し合いのギリギリだった。さっさと小国へと戻ってから、王国の情報収集に勤しむことにしよう。そう考えを改めてから帰路へと戻った。)   (2018/9/24 00:52:42)

レイ♂小国暗殺者【駆け足ですが、こんな形で〆に致します。ありがとうございました。】   (2018/9/24 00:53:38)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、キッカ♀王国傭兵さんが自動退室しました。  (2018/9/24 00:57:21)

おしらせキッカ♀王国傭兵さんが入室しました♪  (2018/9/24 00:57:24)

レイ♂小国暗殺者【お帰りなさいです。遅くて申し訳ないです......。】   (2018/9/24 00:58:33)

キッカ♀王国傭兵【最後の最後に申し訳ない!こう、言葉足らずの此方の意図を上手に汲み取って下さり感謝しかありません!とても楽しかったです…っ!好き放題しましたのでやりづらくなかったかなとか少し心配ですが。〆を返したいのですが、このまま甘えさせて貰えたらと思います!お疲れ様&ありがとうございました!】   (2018/9/24 00:58:56)

キッカ♀王国傭兵【いえいえ、お気になさらず!丁寧でありがたく…っ!】   (2018/9/24 00:59:18)

レイ♂小国暗殺者【いえいえー。此方こそ愉しかったです。全然やりづらくなかったですよ?此方の力不足に付き合っていただけてありがとうございました。〆を続けてくださるならお待ちしておりますが......もう寝てしまうでしょうか。】   (2018/9/24 01:01:51)

キッカ♀王国傭兵【とと、そうですね。駆け足になりますが打ちますので少々お待ち下さいませ!】   (2018/9/24 01:03:04)

レイ♂小国暗殺者【続けてくださりありがとうございます。ゆるりとお待ちしておりますね】   (2018/9/24 01:03:46)

キッカ♀王国傭兵そうだね。そうだよ。帝国のヒトは穢れている悪だから、殺してあげる事で世界は綺麗になるし、帝国のヒトも生まれ変わって綺麗になれる。だから、キッカは正しい事をしてるんだよ。……“それ”をどうするつもり?正しい事をしてるキッカの邪魔をするなら、貴方は“悪”だ。(暗闇の中だ。彼が暗器を取り出した事がハッキリと知覚できた訳では無い。“何となく”、“空気が張り詰めたから”、そんな理由で相手を責めるような口調を向けるのだ。兄以外にどう思われても良いし、対峙する事に成るなら敵味方問わず殺すだけ。否、浄化するだけである。チャ…、と僅かに金属の音。今にも抜刀し兼ねない勢いであったが、彼の言葉に再び手を柄から離した。兄が言うのだ“手練であろう相手と今、此処で戦う緊急性は無い”と。危機回避の為の警告。相手がかなり手強い事、帝国陣営では無い事、戦った所で己に益も無ければ生かして置くことで不利益も無い事――内心では理解しているのだろう。)そっか、レイさんありがとー。(のんびりとした口調に戻ればヒラヒラと手を振り、その横を通り過ぎる。相手が戦いを避けたがっているのを誤魔化すような言葉より察してから。)   (2018/9/24 01:14:26)

キッカ♀王国傭兵――次も“味方”でいてね。(すれ違いざま、呟く言葉。くるり、と身を返せば彼の背を見送った。いつまでもニコニコと、表情は崩さず。ただ静かに笑顔を向け続けるのであった―――。)   (2018/9/24 01:14:32)

キッカ♀王国傭兵【と、お待たせ致しました!改めてありがとうございました!】   (2018/9/24 01:14:51)

レイ♂小国暗殺者【此方こそ、とても楽しかったです!ありがとうございました!!】   (2018/9/24 01:15:17)

キッカ♀王国傭兵【それでは、失礼致しますね!また機会がありましたら是非遊んでくださいませー!】   (2018/9/24 01:16:06)

レイ♂小国暗殺者【此方も是非是非、こんなもので宜しければ遊んでくださいませ。それでは私もそろそろ失礼いたします。】   (2018/9/24 01:17:02)

おしらせキッカ♀王国傭兵さんが退室しました。  (2018/9/24 01:17:25)

レイ♂小国暗殺者【それではお部屋ありがとうございました。】   (2018/9/24 01:17:44)

おしらせレイ♂小国暗殺者さんが退室しました。  (2018/9/24 01:17:49)

おしらせマテウス♂帝国騎士さんが入室しました♪  (2018/9/24 02:41:02)

マテウス♂帝国騎士【どっちのお部屋にしようか迷いつつ、こちらへ。待機ロル書いております】   (2018/9/24 02:41:48)

おしらせローク♂帝国兵さんが入室しました♪  (2018/9/24 02:42:44)

ローク♂帝国兵【お邪魔しますー。 では改めて宜しくお願いいたします。 ごゆっくりです! この子の感じを復習しながらお待ちいたしますので!】   (2018/9/24 02:43:40)

マテウス♂帝国騎士(戦は機をみてこそのもの。兵を集め武具を磨き戦術練ったところで機を逸しては万に一つの勝ち目もない、そんなことは誰に言われるまでもなく骨身に染みて知っている。それでも己が帝国の片隅に身を置く以上、雑事のあれこれの全てから逃れるわけにはいかず。上官の命とあれば、例えそれが形ばかりの存在であっても無碍にはできず。それでも、やむを得ず帝都に戻り滞在するのは一晩きりのつもりだった。上官の疑念を適当な弁舌で晴らしてしまえばすぐにあの海へ戻るつもりだったのだ。それがもう幾日目の滞在になるだろうか。狗に上官殺らせる算段つけてじっと待っていればもうすぐ両の手指では数えきれぬほどになる。階下の居間の長椅子に足投げ出して座りながら庭を望む高窓から細い月を眺めつつ杯に満たした酒を舐めるように飲んでいた。焦れたように手指が背もたれをコツコツと幾度も叩く。なにに焦れているのかは実のところ己にもわかっていなかったそんな夜、微かに空気動く気配がして杯をテーブルへと置く。誰であるかはわかっているつもりではあった)―   (2018/9/24 02:57:09)

マテウス♂帝国騎士【こんな感じでいかがかと。やりにくければ時間軸や部屋の感じも適宜変えていただいてかまいませんので!ではよろしくお願いいたします。ごゆっくりと待っておりますのでー】   (2018/9/24 02:58:43)

ローク♂帝国兵【ぜんぜん!ぜんぜん滾りますッ。 ではお待ちくださいませー!】   (2018/9/24 02:59:25)

ローク♂帝国兵(如何なる時も傍に仕え、どんなに盾の役目を請おうが主命は主命。彼の艦隊の練度が熟し始め、戦に向けて士気も気運も高まってきた夏の終わり。主の口から発せられた言葉は来る刻に向けた指図でも斥候でもなく“あの騎士”の許へ行って剣を振るえとのもの。数日で戻ると言葉を残し帝都へ旅立った彼は初めて主との約を違え、一向に戻る気配がない。何事かに巻き込まれているのは自身でも理解出来たが、其れが此度の戦を左右するものではないと己を含めた仲間も、主自身も思っているはず。どんなに長く仕え、幾度の戦を共にしようとも其の真意を読み解くことが難い主人の言葉なればこそ自身の思いは捨て、こうして彼の許に姿を見せたわけで――。)……。 お元気そうで――……(彼が目にしていた細い月を跨ぐよう宙を舞い、次の瞬間には其の人物の背後へと。黒の装束に身を包み、腰には双つの刃。まるで挑発でもするかの如く鞘音を、カチャ、と奏でて床に立つ。自身でも理解し難い不思議な感情が心の奥底で滲むのを感じながらも、全ての色を消した声音を静かに震わせた。)   (2018/9/24 03:23:10)

ローク♂帝国兵【ほんと、お待たせして申し訳なく。】   (2018/9/24 03:23:40)

マテウス♂帝国騎士【ぜんぜん大丈夫っす!朝まででも待ちます!ということで次はこちらがお待たせする番。お待ちくださいです!】   (2018/9/24 03:24:33)

マテウス♂帝国騎士(静寂破っての鞘音は、いま此の時になっても帝都で月を眺めている己を責めるように耳に届いた。かけられた言葉も皮肉めいて響けば、投げ出していた脚をおろしてすっと立ち上がる。壁にそって置かれたキャビネットの方へとゆっくりと歩みながら、常になく尖った声を返しそうになる自分を抑えた。仕事中は飲まぬと知っていながら杯をひとつ出して、己が飲んでいるのと同じ琥珀色の酒精を注ぎながら背を向けたまま漸くに言葉を返す)……卿は焦れておいでか?面目ない。だが上官の意に背けば、それはそれで厄介なことになるからな。いましばらくお待ちを、とお伝えして欲しい(言い訳がましくも響く言葉を連ねるのは、彼に対しては珍しいことであったが、それが何故か自分自身ではその時気づいてはおらず。真に後ろめたいことがある故なのだとは、狗に上官殺らせる算段は仕掛けてしまえば実のところ己は此処にいる必要などなかったのだ、とは気づいていないが故のことで。眼のあるものならすぐに気づくようなことなのに。だが、責めるように響くとは感じても剣が鞘から抜かれるかもしれぬなどとは夢想だにしなかった。杯持って彼のもとへと歩みよりながら)――飲むか?   (2018/9/24 03:44:58)

ローク♂帝国兵(抱える負の感情、其の全ては主の傍に立てない不満。目の前の彼がどうとか、戦の時期がどうとか、そういった事情は己には関係なく、あるのは主人への忠義と其れを越えた情。故に、彼から返された言葉が言い訳めいたものだったとしても苛立ち等と言った未熟なもので揺れることはない。が――、彼が奥底で何かを含んでいることは其の態度から洞察出来た。呼吸。鼓動。顔色。緊張。動揺。相手が背を向けていたとしても伝わる動きに一度静かに瞬いて口から零れそうになった言葉を飲み、顔を横に振る。)いえ……、主は笑っておりました。 主の言葉を其の侭お伝え致します……。 『親離れ出来ない子の面倒を押し付けて申し訳なく――。 次に月が消えた日は共に彼の港へ降り立ちたい。 困り事ならば此の駄々っ子に何なりと……。』 と……。(秋の夜虫が声を上げる中、静かに口を開くと此方を振り向く彼の目へ視線を絡ませて。必要以上は決して語らず、言い終えればゆるりと頭を垂れて杯への断りを其の動作で返事の代わりとし、相手からの声を待つ。自身でも知らず知らずに挑発的な様相を見せてしまったことに今更ながら伏せた顔を僅かに渋くさせていた。)   (2018/9/24 04:09:55)

マテウス♂帝国騎士(言伝聞きながら常ならば破顔しただろう。眼前の者の主に抱く思いを微笑ましくも羨ましくも思いながら。なのに今宵は笑えぬ。笑えぬどころか、青い瞳に知らず奇妙な翳すら挿す。それに気づかぬまま)委細承知した、とお伝えしてくれ。お気遣い感謝する、とも(そこまで語ってから、はじめて少し頬を緩め、相手を揶揄するような響きもたせての声音で)だが、卿の大切な剣をお借りするには及びませんとも。卿の剣は主という鞘あってこそです故、と。これでよかろう?ここに留まるには及ばぬ。帰るがよい(眼前の男を思っての言葉に偽りはなかったが、同時にどこか邪魔にしている気配も微かに滲んだことに奇異を抱いただろうか。常にはこの少しばかり起居を共にしたこともある男との名残を滲ませる筈であるのに)   (2018/9/24 04:34:21)

マテウス♂帝国騎士(黒衣の男が奇異を抱き、何故と感じたとすればその答は案外すぐに知れたかもしれない。不意に廊下に慌ただしい靴音が響き、遠くから声が響く『狗があらわれました』と。その瞬間の、青い瞳に浮かんだ喜悦の色が全てを語っていただろうか。ほんの一瞬だけ浮かんだその色は、この戦に明け暮れる男がはじめて見せるものだったろうから。恋情が露わになったその色)……次の月のない夜、明後日にはここを立つことになろうが、それまでには片付きそうな目途がたった(それだけ言い置けば形ばかりの剣を取り、扉へと向かう足は知らぬうちに速くなっていて)――では、急ぐ故(声を残して開いた扉が閉まっていった)   (2018/9/24 04:34:23)

マテウス♂帝国騎士【いついつまでもまわしていたいけれども、こんなところで今宵は此方おしまいにしたいと思います】   (2018/9/24 04:34:50)

ローク♂帝国兵【なんて素晴らしい構成! なるほど。なるほど。そう続くとか! 了解しました。私も次くらいでと思っておりましたのででは続きは後にでも。】   (2018/9/24 04:38:24)

ローク♂帝国兵【渦巻いてきてますな。楽しいー! お相手、有難う御座いました。今宵もめっちゃ楽しませてもらいました。妄想捗りそうですッ。】   (2018/9/24 04:39:46)

マテウス♂帝国騎士【了解です。気が向かれてお時間あるときにでも書いていただけると喜びます。では少しだけPL部屋に自分は移動いたしますです】   (2018/9/24 04:40:12)

マテウス♂帝国騎士【お部屋ありがとうございました】   (2018/9/24 04:40:37)

おしらせマテウス♂帝国騎士さんが退室しました。  (2018/9/24 04:40:41)

ローク♂帝国兵【わかりました。では私もお供を。否、キャラ的には監視で。 お邪魔しました。】   (2018/9/24 04:40:55)

おしらせローク♂帝国兵さんが退室しました。  (2018/9/24 04:40:59)

おしらせローク♂帝国兵さんが入室しました♪  (2018/9/24 16:58:51)

ローク♂帝国兵(不審な気を孕む声音が耳に届く。伏せていた顔をゆるりと持ち上げて其の眸を覗き、向ける目許を冷たい色で僅かに細くさせた。接する機は決して多くはないけれど、目の前の騎士が斯様にも頑なに主の申し出を断るのを初めて見る。己への邪険とも取れる態度もそう。其の様子が心を淀ませ、苦い記憶が巡る。主以外で唯一我が背に立つことを許した男であればこそ滲む情は複雑で知らず知らず噛み締める奥歯に、ぎりッ、と力が籠っていった。)然様で御座いますか……。 ですが主め―― ……ッ ――……。(頬緩ませる相手とは対照的に細めた目は其の侭、表情変えず口を開いて己なりに真を探ろうと。何よりも。主命は彼の為に働けというもの。複雑に絡む情はあれど、主の言葉を越えるものなどない。目の前の騎士がどんなに断ろうとも此の場に留まる意を伝え、膝をつく。 ――つもりだった直前、殺気は孕んでないものの、複数の慌ただしい気配が襲い、柄に手を掛ける。然し。そんな己の構えに対して騎士が見せた動きは其の細い手を翳して動きを制するもの。不思議には思わなかったが、遅れて響いた声でこの喧騒の正体を知る。)   (2018/9/24 16:59:04)

ローク♂帝国兵承知致しました――。(彼が何を待ち。何を成そうとしていたのか。其の目の奥に走った色と耳に届いた男たちの声で全てを理解した。同時に己を遠ざけようとした理由も。 彼が残していった声に短く返事をすれば足早に駆け出していく其の背を見送り、気配が遠くなったところで小さく息を吐く。)兄者……、何時までそうされているおつもりで――?(呆れた色を含ませ、呟くよう零した声音は月光差し込む窓の外へ向けたもの。まるで自身のそんな声を待っていたかのように酷く愉快な色をした笑い声が響き、秋の夜虫の奏が止まる。同時、大きな音を上げて窓が割れた。)   (2018/9/24 16:59:18)

ローク♂帝国兵また然様なことを。 この始末、どうするおつもりで――?(見上げた其の先にあったのはガラスが砕け落ちた窓枠に腰掛ける自身よりも首一つ小さな身の丈に、其の身の丈を越える大剣を背負ったシルエット。ふー、と大きく息を吐きながら困ったよう表情を曇らせて床に散らばるガラスの欠片へ視線を落とせば、自身の咎めを無視するよう其の床に彼が荒く舞い降りてガラスを踏み荒らす。『俺なら殺ったね…』なんて言葉を吐きながら。)何を申されますか…。然様なことを為されば例え兄者といえどただでは済みませぬぞ――。 戯言もほどほどになさいませ…。(笑いの混じった彼の声音とは違い、此方は真剣な色。そうしてる間にも兄は部屋の中を物色し、見つけた酒を瓶ごと煽り出す始末。良い酒だからお前も飲め、なんて呑気に語る其の傍へ歩み寄り、堪らずに大きな声を上げようとした刹那、酒で濡れた口から出た言葉に眉がつり上がる。“主が傷を負った”兄の制止を振り切り、帝都を後にするには其れだけで十分で。)   (2018/9/24 16:59:35)

おしらせローク♂帝国兵さんが退室しました。  (2018/9/24 16:59:39)

おしらせマテウス♂帝国騎士さんが入室しました♪  (2018/9/24 17:08:37)

おしらせカマル♀王国暗殺者さんが入室しました♪  (2018/9/24 17:08:54)

カマル♀王国暗殺者【改めてよろしくお願いお願い致します!!】   (2018/9/24 17:09:10)

マテウス♂帝国騎士【PL部屋から流れてきて続きをいたしたく。話進んでますので、乱入はなしの方向でよしなに】   (2018/9/24 17:09:27)

マテウス♂帝国騎士【こちらこそでございます。がんがん行きたいと思います!が、こちらからですね。準備いたしますので、しばらくお待ちを。団子なりからあげなり召し上がっていてくださいです。ではお待ちを】   (2018/9/24 17:10:18)

カマル♀王国暗殺者【はーい!ガンガンきてください!!喜びます!笑 はーい、のんびりともぐもぐしておりますのでごゆるりとー!】   (2018/9/24 17:11:22)

マテウス♂帝国騎士(狗が上官を暗殺してくれたのは夜半過ぎのこと。それから地下へ駆り立て屋敷へ連れてきて、と随分時間は経ったはずだが、窓のない部屋に外からの明かりは射さず、時の移ろいはただ置かれた燭台の蝋が溶けていく様で知れる。まもなく蝋は尽きんとするほど丈短くなっていれば夜明けは近い筈であったが、そんなことを気に掛ける余裕はとうに失われていて。首に回した腕をゆっくりと肌撫でさすりながら降ろしていき、まだ露わになっていない、きれぎれの黒衣はりついたままの方の乳房へと薄い掌が伸びる。掌で乳房の頂きをくるくると飽くことなくまわしながら、己の腹に触れてくる尾のくすぐったいような慣れぬ感覚に妨げられながら、舌はもう幾度か数えられない程、浮かびあがる背骨の上を這っていて。薄い皮膚の下、鍛えられて固い肉に然程の厚さはないらしく、確かな骨の応え が舌に返ってきて、熱を放ち萎えていた肉棒が鎌首もたげはじめてくる)   (2018/9/24 17:29:51)

マテウス♂帝国騎士【うわ続き消した。ちょっと待ってくださいよ。大急ぎで書くんで】   (2018/9/24 17:30:39)

カマル♀王国暗殺者【あっ、一番かわいそうなやつ…!大丈夫ですので、ごゆっくりと!!】   (2018/9/24 17:31:08)

マテウス♂帝国騎士(甘い舌先も苛烈な腕も、何かを計ってのことではなく。狗の反応を気にかけつつも結局は己が本能のままに身体は動いていく。乳房から腹を滑っていく手が尻を高くあげようと強く腰をひこうとして、脚につけられたままの枷がたてるじゃらつく金属音に邪魔されれば、迷うことなく三つ目の枷の錠をはずした。己の狂気を自覚しつつ、危うさを、再び『死』が近しくなることを自覚しつつ、それでも狗のあげる声音が己の性急さを煽るから。   (2018/9/24 17:36:21)

マテウス♂帝国騎士【大変失礼いたしました。コピーするとこ書き換えてどうするよ…(うう)。またやっちまったがもうやらない絶対やらない!のでご容赦ください。ではともかくもこんなスタートで。よろしくお願いいたします】   (2018/9/24 17:37:50)

カマル♀王国暗殺者【あるあるですよ…!!どんまいです!よろしくお願い致します!】   (2018/9/24 17:47:37)

カマル♀王国暗殺者っ、…っ!(蝋燭が視界に入る。揺らめく炎は妖しいく蠢いていて。時間の経過をする。――もうそんなに、まだそんなに、そんな風に体感時間は長くも短くも捉えられて居た。己を見失わない様に耐えている時間は今現在を含めて永遠と続くのではないかと錯覚してしまう程だし、彼に対して並々ならぬ感情を抱いてしまったにしては短過ぎる時間だ。――背骨を伝う舌先。ぞわり、ぞわりとする感覚に包まれながらも、そのもどかしく擽ったい感覚は思考を、理性を蕩けさせんとしている様に思えた。何度も執拗に胸の先を弄られれば、もっと強い刺激を求める様に疼き出し、硬く硬く先端を尖らせて行く。こんな物は、こんな身体は己の意志とは異なる。そう心の中で思うのは主以外の手に反応してしまっている罪悪感か。それとも、そう思わないと心まで陥落してしまいそうなのか。   (2018/9/24 17:47:39)

カマル♀王国暗殺者――カチャン。そんな金属音に何度ハッとさせられた事だろう。絡まりかけていた脚を慌てて動かして、とりあえずは男の下から這い出ようとする。せめて立ち位置さえ変われば、この状況を打破する事が可能だろう、と。立てた尾は臨戦態勢か。シーツに両の手で爪を立てて、腕の屈曲で引き寄せるように身体を引こうとした。これ以上。これ以上は不味い。と、心の何処かで警鐘が響く。相手を殺すとか、主の為とか、それだけでは無く自分が自分である為にこれ以上の会話も接触も避けて、逃げ出すべきだと思うのだ。)   (2018/9/24 17:47:46)

カマル♀王国暗殺者【時間の経過をする→知る、です。初っ端から誤字失礼しました…っ】   (2018/9/24 17:48:27)

マテウス♂帝国騎士(掌に確とした尖りの手応えを感じたのに、舌蠢く都度に声を零すのに、捕まえていた筈の指先をすり抜けて狗は体躯を翻し、此方から離れた。まだ嵌められたままの右手の枷がなければそのまま逃げうせてしまったかも知れぬほどには素早い動きで。再び対峙すれば、赤い瞳と青い瞳、視線が交差する。そこに前にはなかった狗の心の揺らぎを見てとり、さらには怯えのようなものすら見て取れば、靡かぬ美しい獣に向って思わず手を、互いの血に塗れた右手を指し延ばす。寝台の端と端。声はなく、鍵は未だ此方の手に握られている。ただ青い瞳だけが強く相手を欲していることを物語るだろうか。来い、と。お前も俺を欲している筈だろう、と。少なくともいまこの瞬間だけは。ぎし、と寝台が軋む。シーツを切り裂かんばかりに掴む爪は痛々しさを覚えるほどに微かに震えてさえ見えた。このまま逃してよろうか、との思いが心過ぎていく。それでもまた寝台を軋ませて膝をにじり、腕を伸ばす。伸ばしきって、そこで漸く短く声を発した。大きくはなく短く静かに、けれどもはっきりとした強い声音で。思いの程を瞳に宿しながら)――来い   (2018/9/24 18:04:24)

マテウス♂帝国騎士【大丈夫です。脳内変換できぬものは聞きますからおきになさらずですよ。もうこっちなんて誤字含めてのあれやこれやいろいろを多々変換してもらってますし…です】   (2018/9/24 18:05:25)

カマル♀王国暗殺者(抜け出せた。あまりにも呆気無く。背中から彼の体温が消え失せた。にも関わらず、まだ抱き締められていた時の痺れが全身に纏わり付いて、上手く動けないような気さえした。ぐんっ、と拘束されている右腕が引かれる。それ以上は進めないし、逃げる事は出来ないと言われている様だった。)……。(男の伸ばす手、視界に入れつつも青を見詰める。男の瞳が強い意志を持って獣の心に絡み付く。冷たい色をした熱い炎に見を焼かれる様な心地。汗が滲む。戸惑い、迷う。迷う必要など無い筈なのに、逃げない道理は無い筈なのに。今ならもしかしたら片手を伸ばして相手を引き寄せたらその首筋に噛み付き、致命傷を負わせる事ができるかも知れない。相手が鍵を持っている事をチラリと確認した。)……っ!(低い声にビクリと肩が跳ねる。他人の怒る声色などに怯えた事など無く、何を言われようと心が動く事は無かった。――主、以外。今は主人に叱責を受けている時の様な、冷めた瞳を向けられた時の様な、得も言われぬ恐怖が心を支配した。目の前に居るのは主では無い筈なのに。)……。(それでも、獣は腕を取り、此方へとグイと引く。もし姿勢が崩れたのであればその首筋に牙を立て、   (2018/9/24 18:19:33)

カマル♀王国暗殺者―――噛み付く、事ができなかった。薄い首筋に唇を宛てがい、牙を立てた。にも関わらず、それ以上、力を込める事が出来なかった。)…っ、っ…?(自身でもどうしてだか解らなくて、困惑をその硬かった表情に顕にした。眉を寄せ、戸惑い、得体も知れぬ相手から離れようと、その胸板を片手で押して、今度は、引き剥がそうとした。)   (2018/9/24 18:19:48)

カマル♀王国暗殺者【ありがとうございます…っ!!】   (2018/9/24 18:20:18)

マテウス♂帝国騎士(短くも長い時間、指で舌で堪能した狗の身体は、強くしなやかで美しい肉の張りを此方に与えてくれていた。その身体を裏切らず、伸ばした手を取り引き寄せる狗の力は狂暴なほどに強かった。それが何を意図してのことか瞬時に理解できるほどに。それでも己はにげようとはせず。逃げ得るものでもなかったが、抗うことすらせずに狗に引き寄せられていく。再び肌が触れ、視線が切れる寸前、濡れる牙が開く口から覗くのが見え。それでも身体を預ける。離れたくはなかった。青白い皮膚の下、薄い胸板や枯れた腕を巡る血潮の熱と脈の速さが伝わったかどうか。そうして牙は皮膚に深く穿たれ、その熱い血が噴きあがる。牙を唇を染め上げて。喉を切り裂かれ喰いちぎられるかもしれぬ恐怖、迫りくる『死』の影に身体ははっきりと震え、それでも熱い血は凍りつくことなく熱を増す。だから次にはこちらの身体を押しのけようと動く相手の腰に手を回し強く引き、もがくように揺れる頭をもう片方の手で此方の薄い胸板に押し付けようとぴんと立つ三角の耳の後ろを押す。鍵は、開いた手からシーツへと音もなくおちて)   (2018/9/24 18:37:47)

カマル♀王国暗殺者…っ、っ……。はな、して……。(藻掻く。触れる唇が震える。幾ら彼が自身の首筋を、身体を押し付けて来ようともそれ以上深く噛む事も、千切る事も出来なくて、牙を抜けばこそ、小さく声を発した。胸板に頭を押し寄せられれば、薄いその肉の下で脈打つ鼓動。ドクドクと血が巡る音。相手が生きている事を証明する音。)はなして……。(再度声を掛ける。冷たい声に怯えや戸惑いの色が混ざる。自分でも驚く程にその声は震えていた。シーツに静かに鍵が落ちる音。その極僅かな音でも獣の耳は拾うのだろう。腕の中でピクリ、と動いた。――気付かなかった、なんて言い訳はもう通せなくなる。もう嫌だ。相手の体温も、匂いも、その眼差しも。知らない感情で行動で心を掻き乱さないで欲しい。己は道具なのだ。生まれた時から死ぬまで。一時たりとも“ヒト”では無いのだ。もう一度、思い切り力を込めて、不意でも突けば、きっと彼を引き剥がして鍵を手にする事が出来る。そうすれば相手を殺す事も可能だろう。きっと殺せば、相手が死ねば、また己は元の道具へと戻れる筈だ。けれども、身体は上手く動かない。『来い』と求める手を、とってしまった形。それも無意識下で。)   (2018/9/24 18:52:40)

マテウス♂帝国騎士(ついさっきまで相手が何を考えな何を思っているのかが朧であったことが嘘のようにくっきりと、漸くにして手に取るようにわかったように思えた。三つの枷外されたいまとなっては離すよう懇願せねばならない筈はない。強く突き飛ばしさえすればいいのに出来ぬことに首傾げ怯えているのだろう、と思えばそんな風に心乱したことに心咎められ、そんな風に相手を斟酌する己の心持ちに自身で驚きもする。強く欲しながら哀れみ抱く、これを恋情と言わずに何をそれと言うのかわからない。自覚されつつあった思いは改めてくっきりと胸に刻まれていく。此方の鼓動も伝わっているだろう。相手の乱れも伝わってくるのだから)   (2018/9/24 19:12:25)

マテウス♂帝国騎士(外で靴音がする。常には部下は例え主たる自分が女を抱いている最中であろうとこの寝所へ断りなく入ってくる。女を抱くより大事なことは幾らもあって、情報は早いにこしたことはないと言い含めてあるからだ。その調子で扉あけようとする部下へ向かって声を張る。狗をしっかりと胸に抱きながら)――邪魔をするなッ(足をとめ部屋に入るのをとどまった部下がそれでも『捕えた賊はどうしたかと…閣下から遣いが来ておりますが』と追いかけるのにも)尋問中だと言え。くだらぬことで邪魔立ては無用、と言ってやれ(言い切る暇も惜しげに、不意に抱いた頭を離せば唇を奪って激しく咥内を舌で蹂躪していく。一度ひいたとしても遣いはすぐにまた来るだろう。それでなくても港での約束のこともある。そうしたあれこれを反故にしてもよいとさえ思ったが、手にしてしまえば刃は刃でなくなると知っていた。だから――刹那の繋がりを、もういちどだけ求めようとした)   (2018/9/24 19:12:29)

カマル♀王国暗殺者(初めて。――そんな強い執着と、想いをぶつけられたから戸惑っているだけ。使い捨ての道具である己をそんな風に扱う者など居なかったのだから物珍しいだけ。だからこの感情は直ぐに薄れて仕舞うのだろう。だから、今、この一瞬だけ。一瞬だけ浸って仕舞う事を、感情などと云うくだらなく陳腐な物に流されて仕舞う事を、赦して欲しい。――否、赦さないで欲しい。赦され無ければ、きっともうこんなくだらない失態は犯さないから。主に命じて貰おう、感情を、今抱いてしまった未知の物を捨てろ、と。)―――っ、ん…っ。(足音がした。話し声がした。彼が怒鳴る声がした。けれども何かを考える前に唇が塞がれて仕舞う。激しく、何もかもを捨て去るかの様に、自暴自棄じみた、乱暴な蹂躪。それでも最初と異なるのは、相手の心がほんの少しだけ理解出来る事。急いた様な口付けは終わりが近付いているのだろう。相手は己を傷付けるつもりでは無い。力を欲している訳でも無い。では何を求めているのか、と云う問い掛けには答えられないけれども。)……っ、ん…。(ぴくっ、と獣の耳が、肩が揺れる。片手は相手の肩口に添えられ、激しさを逃す様に爪を淡く立てた。それでも己は―   (2018/9/24 19:34:59)

カマル♀王国暗殺者貴方の…物には……なれない。(相手を憐れむ様な色を瞳に滲ませ、口付けの合間に小さく呟いた。相手にも己にも言い聞かせる先程と似たような言葉。濡れた唇で音を紡ぎ、肩口に添えていた手をそっ、と離す。鍵を拾えば、ゆっくりとした所作で右手の枷を外した。カチャンッ、と枷が落ちる音。四肢が自由になった獣はもう、細い腕の中から抜け出して仕舞えば良いだけだ。)   (2018/9/24 19:35:12)

マテウス♂帝国騎士【申し訳ないけれど20時頃になったら2時間程休憩はさませていただきたく。今日はいける予定だったんだけれどもお客様は神様なもので…。ちょっとアレだったら栞挟む形かこちらが〆ひとつ落とす形でお願いいたしたいです。毎度まことにすみません。】   (2018/9/24 19:36:15)

マテウス♂帝国騎士【うわわ。めっちゃめっちゃいいとこなのに。リアルでも言えるものなら言いたい。邪魔をするなっと】   (2018/9/24 19:36:52)

カマル♀王国暗殺者【良いですよ良いですよー!とりあえず栞挟みましょうっ!おきゃくさまはかみさま……わかる。(深くうなづき】   (2018/9/24 19:37:25)

カマル♀王国暗殺者【言うたらあかん!笑 でも私が代わりに言ってやりたいー!笑 そんなわけで続き落とします?一旦栞挟みます?】   (2018/9/24 19:38:09)

マテウス♂帝国騎士【いいとこだけに落ち着いて書きたい気もちと早くすすめたい気持ちがせめぎあうっ!しかし、ここはひとつ冷静に落ち着こうと思います。焦るとろくなことはない。】   (2018/9/24 19:39:24)

カマル♀王国暗殺者【では一旦栞という形で!少しお話ししたい気持ち!!PL部屋でも個室でもどちらでも!マテ様がよろしければ…!】   (2018/9/24 19:40:31)

マテウス♂帝国騎士【では鍵つきで!急ぎます!】   (2018/9/24 19:40:48)

マテウス♂帝国騎士【というわけでお邪魔しました】   (2018/9/24 19:42:16)

カマル♀王国暗殺者【お邪魔しましたー。】   (2018/9/24 19:42:40)

おしらせカマル♀王国暗殺者さんが退室しました。  (2018/9/24 19:42:43)

おしらせマテウス♂帝国騎士さんが退室しました。  (2018/9/24 19:42:56)

おしらせマテウス♂帝国騎士さんが入室しました♪  (2018/9/24 21:45:10)

マテウス♂帝国騎士【戻って書き終えてーです。登場おまちしないままに貼っておこうかと。ではっ】   (2018/9/24 21:45:56)

マテウス♂帝国騎士(刃持たずに戦する己の蒼白い肌にまたひとつ傷がつき血が滲む。狗が去っても傷は残るだろう、と激しい口づけの合間に薄らと浮かんだ思いは、枷が外れて鍵落ちる微かな音に掻き消され。自由になったしなやかに美しい四肢がするりと此方の腕をすり抜けようとしたのかどうか。耳に届いた相手の声が己の内で遅れて意味を成す。「ならない」ではなく「なれない」と言ったと気付くのに時間がかかった故に。あるいは言い間違いか聞き違いか、でなくても深い意味などなかったかも知れぬ、そのたったひとつの音の違いに、理性ひとつを頼みにしてきた男は腕の力を強めた)離さない、と言っただろう?(すこしばかり前にも告げられた同じ言葉は、今度はひどく甘い囁きだった。背にまわした手を褐色の肌に滑らせながら)   (2018/9/24 21:46:50)

マテウス♂帝国騎士(どれほど力篭めようとも、四肢を放たれた狗がその腕をすり抜けることは容易かっただろうか。それでも願望のままに片腕つかんでシーツに再びねじ伏せようとした。あの美しく撓る背に浮き出る骨を欲して。誇り高く伸びる尾に触れたくて。それが許されれば再び覆いかぶさにながら肩に手を廻すだろうか)   (2018/9/24 21:46:56)

おしらせカマル♀王国暗殺者さんが入室しました♪  (2018/9/24 21:47:59)

カマル♀王国暗殺者【おかえりなさいませ!続けますね!改めてよろしくお願いしますー!】   (2018/9/24 21:48:43)

マテウス♂帝国騎士【ごゆるりと!後はもう邪魔はこぬはずですので】   (2018/9/24 21:51:21)

カマル♀王国暗殺者【そしたら怒鳴ってください!笑】   (2018/9/24 22:08:01)

カマル♀王国暗殺者―――――っ!(ゾクリ。酷く甘美な囁き。甘く優しく妖しい響きを持つ声は、酷く蠱惑的に感じられた。無意識下で吐いた言葉の違い。意識していないからこそ、それは獣の本心が零れ出てしまったのかも知れない。何故か振り解く事が出来ないけれども、振り解けない事に妙に納得してしまっている己も居た。背徳的な刹那。きっと明日には、或いは数時間後には全てが元に戻っている筈。力づくで己を捕らえながらも、妙な優しさや愛しさに満ちた眼差しを見てしまったからだ。)……っ。(ねじ伏せられれば、少しだけ安心する。相手の表情を見なくて済むから、あの瞳を見なくて済むから、主への罪悪感を覚えなくて済む。それに、自身の表情も見せなくて済むのだろう。そう判断すればこそ、抵抗する様子も少ない。   (2018/9/24 22:08:04)

カマル♀王国暗殺者――あれだけ自身の世界を壊される事に抵抗があったのに、これで恐らく終いだと解ればなんという事は無い。いつでも逃げる事が出来るという安心感もある。主の元に帰ることも恐らくできる。―――否、違う。きっとこの考え方は間違っている。本当はそんな事考えていない筈だ。――己の心すら『ほんとう』は解らないけれども、それでも、あと一度だけ。一回だけ。そう願ってしまう此の気持ちは何と言うのだろうか。)……。(唇が開く。迷い、閉じる。此の問い掛けはしてはいけないと判断したのだ。『相手を知りたい』などと云う気持ちは誤りであり、知って仕舞えば刃が鈍る。これはきっと、主の元へ戻っても弊害となってしまうから。元に戻れなくなってしまうから。リストを見ればきっと一覧に名前はあったはずで、解る事。それでも、改めて見なければ知らずに済むのだから。細いクビレが小さく震え、尾がゆらりと揺らめく。)   (2018/9/24 22:08:11)

2018年09月20日 19時25分 ~ 2018年09月24日 22時08分 の過去ログ
【F系】戦火の大陸―本部屋Ⅰ
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