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「【F系】戦火の大陸―本部屋Ⅰ」の過去ログ

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2018年09月24日 22時28分 ~ 2018年10月03日 23時50分 の過去ログ
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マテウス♂帝国騎士(狗が逃げなかったことに安堵し歓喜しつつ、何処かで何かを失ったような心地を覚えずにはいられない。撓る背中は先刻と変わらず美しく、尾に腹擽られながら舌這わせる喜悦は己の四肢へと漲っている。剛直の漲りは再びの溶け合いを求めて尻に押し付けられ。手に入れれば、この美しい刃は輝きを失うのだろうと否応にも思い知らされる気がした。そうして自分の物にしたいわけではないのだ、とも気付く。刃は誰かに研がれてこそ刃であって、その砥石に己はなれぬことも。手は同じ動きを繰り返す。乳房の頂きを甘く撫で平らかな腹を滑って、そのくびれた腰をひく。邪魔する鎖はもう無く、相手が抗いさえしなければ。この美しい獣が絶対と仰ぐ者への妬心は消える筈もなく、そこから切り離してしまいたいとの渇望は強い。それでももう声が尖ることはなく、甘さ失うことはないだろう)   (2018/9/24 22:28:06)

マテウス♂帝国騎士カマル……(と名を呼ぶ声に籠る愛しみは、狗がこの先何を成そうとも決して消えることはない深み帯びて。そして囁きながら、あの美しい赤い瞳が見えぬことに深く安堵した。感情ののらぬ硝子玉の輝きも揺らぎ見せて微かに潤んだように見えた輝きもおなじように美しかったけれでも、これはもう儚く消えていく営みだと悟れば、いまはもうその瞳を覗きこむのがおそろしく)カマル、カマル(と続けて名を呼びながら、腰引き寄せた手の指先は披裂の膨らみを捉えて愛しげに柔らかに弄る。もどかしいほどに)   (2018/9/24 22:28:08)

カマル♀王国暗殺者ふ……っ、(息が零れる。その舌先は指先は相も変わらずゾクゾクと己を責める様に、確かめる様に全身を這い回っては、その甘い感覚を残して行く。溶けてしまいそう。溶けてしまいたい。もういっそ。何も考えずに。何も想わずに。それでも、巡る思考は止まないらしい。主の事を考え、己の今後を考え、更には背後の男についても考えを巡らせる。)っ、んぅ…。(先端に触れ、腰を撫で、囁かれる自身の名前。主以外に呼ばれる事など少なかったその名前。そんなに甘い音だとは知らなかった。)――っ、!!んぅ、ぁ、…っ。ん……っ。(膨らみに指が這えば、ピリッと電流の様な刺激が駆け巡る。曲線を描く臀部を揺らして、同時に尾も揺れ、ピンと張った。恐らくそれは彼の肉体によって天井を向くことは無いのだけれど。)   (2018/9/24 22:42:27)

カマル♀王国暗殺者っふ、ぁ……。(狡い。相手だけ名前を呼べるのが。体裁や立場など形振り構わずに感情を表出出来るのが。狡い。問い質したくなる言葉を飲み込む様に、シーツに、或いは枕に、牙を立てて噛み付いて、ぐっ、と唇と歯を食い縛った。きっと、声を我慢しているだけに見えるだろう。それで良い。今一度の睦事に離れ難くなる質問は不要だ。くちゅ、ちゅく、と響く水音。蕩けた蜜が惜しげ無く分泌され、身体が戦慄く。求める様に入口はヒク付き、もどかしさに身体は疼きを止められなくなる事だろう。)   (2018/9/24 22:42:33)

マテウス♂帝国騎士(背に回ってしまえば、狗の心持ちは矢張り解りようもない。零れる喘ぎは指に伝わる熱と同じ様に身体が欲していることを証だてはしても、それでもわかりようもない。言葉はなにも返ってはこない。だが己にはもう先刻の言葉だけで十分だった。『貴方の物にはなれない』と言ったあの言葉だけで。潤み指を溶かさんばかりに熱い膨らみを親指にまかせて、長い中指が披裂の肉を掻き分け奥へと潜っていく。己の放った熱と溶けあったその場所の熱をもっと掻き立てたくて。曲げられた指がざらつく天井をとらえ、親指と動きを一にして擦りあげていく。求めるようにひくつく入口を充たすには足りぬと知りつつ指を増やす。増やしながら根競べのように焦らし煽る。再びの熱を放ってしまえば、終わるのだと知ってしまっているから。引き延ばすように未練がましく。そうしてもう一方の手は今一度相手の手指に、シーツ掴む手にかぶさり握る。名を幾度も呼びながら、そうして指はするりと抜け、指重ねたよりも大きなモノが濡れ溢れた場所へとあてがわれたまま動きとめた。時間惜しむように)   (2018/9/24 22:57:52)

カマル♀王国暗殺者〜〜〜っ!!!っ、ん、……っ、ふ、ぁっ、ぁ、あ…っ、ん、むっ。(ざらつく天井を撫でられ、熱く蕩けたナカがきゅうっ、と指を締め付ける。思わず唇が離れれば、甘い声が溶けて溢れて、慌てて再び塞いだ。肉厚で、張りのあるヌルつく肉壁を返し、膨らみは最早腫れた様にふっくらと存在を主張した。更にソレを撫でられれば、ビクッ、ビクッ、と甘やかに腰が跳ねる。焦らされれば、焦らされる程、頭の中が焼かれて行く様に熱く、白くなってしまう。身を委ねて、任せて仕舞いたくなってしまう。)…っ!(感覚で、下腹部に先程まで己を穿って居たソレが宛てがわれたのが解る。それでも、それ以上は入って来ようとしない。時間を惜しんで居るのだろう。入れてしまえば確実に一歩、終わりへと近付いてしまうから。それは、幾ら獣でも理解はしていた。それでも、幾ら名前を甘く甘く囁いてくれたとしても、終わりが来れば名付け親の元へと帰り、道具に戻らねばならない。それは出来れば名残惜しくなる前に帰りたいと、願うのだ。そうなってしまえば本当に、道具としての己が終わってしまうから。腰を僅かに持ち上げる。滴る液体は後ろの溝にすら零れていて。誘うように煌めいた。)   (2018/9/24 23:11:40)

マテウス♂帝国騎士(膝立ちながら剛直をあてがう己が見下ろす視線の先に尾に隠れるように小さな窄まりが滴りに濡らされ光っているのがあって。身体の隅々まで指で触れ舌で舐めたつもりで尚、降れていない場所があることに気づかされれば、剛直に温みを譲った指先はその窄まりへと伸ばされる。滴りに濡れ湿った指先が窄まりをなでれば、くちゅりと小さな音がして。誘うようにひくつくその場所へ薬指が浅く入り、爪先がかりりと中を掻く。そうしながら剛直はぽってりと厚み増した肉襞を抉るように捻じ込まれて。反り返りが再会を懐かしむように襞の隅々に触れていく)   (2018/9/24 23:31:45)

マテウス♂帝国騎士(外からの再びの足音と急かすような配下の言葉が響いてきて)――煩いッ。何とでも言っておけばよいだろう。賊は逃げましたでもいい。主はそれを追っておりますとでもッ――。煩いッ。それくらい自分で考えるがいい(それでも、その外の気配は『終り』を促す。捻じ込まれた反り返りが最奥を尽き、口開くその場所へ再び熱を放つことを促す。額に再び汗が滲む。相手が高みへと達する極まりを待てそうにないほどに、己が漲りは膨らんで)   (2018/9/24 23:31:49)

カマル♀王国暗殺者――ッ!?っ、つ…あ…――。(後ろへも走る刺激に、驚いた様に肩を跳ねさせた。ぱちぱちとした白い光が眼前に飛び散り、驚きに合わせてナカを締め付ける。さもすれば、今まさに侵入せんとしていた剛直をきゅうぅ、と柔らかくも中身の詰まった肉壁が彼を搾り取ろうとする。肉はかたちを変えて、ソレの全身を包み込もうとする様に、カタチを覚えようとするように、ぞぷぞぷと蠢いて、纏わり付いた。)んっ、んっ……っ。…っ、ぁ……っ。(奥の奥。再度辿り着かれたその入口。吸い付く様に収縮して、その剛直を歓迎した。痛みに、押し広げられる快楽に耐える様に、シーツを手繰り寄せながら掴む。背筋を伸ばして、腰だけ高くして、上体も腕もベッドに埋めた儘、起こせそうに無く。甘い痺れが全身を支配する。)な、まえ……。……。(呟いてからハッとする。ふるり、と首を横に振る姿は聞きたくない、言わないで、と云う様に。そもそもその単語だけで意図が伝わってしまったかどうかは不明であったが。―――嗚呼、ほら、やっぱり名残惜しくなってしまった。慌ただしく急かされる彼の様子に。『終り』が恨めしく思えてしまった。)   (2018/9/24 23:43:16)

マテウス♂帝国騎士(己の名を聞きたがったのだとは最初わからなかった。知っているとばかり思っていたから。問うようにその言葉が放たれてからすぐに降られる頭を目にすれば、聞きたくないとの意思は伝わった。それでも狗の意思に反して己は名を告げるだろう。温みに楔撃ちこみ中を抉るように、どこかに己の名を刻みつけたかった。喉を唇を跡残すように噛み傷つけたように。一度きりだけ短く「マテウス」とだけ告げて、そうして腰の動きを速める。握る手を骨砕けんばかりに強くしながら、喘ぐ声をもっと狂おしくしたいと望みながら。うつ伏せにピンと立つ三角の耳の横でもう一度だけ甘く)カマル……マテウス   (2018/9/24 23:58:10)

マテウス♂帝国騎士(そこから言葉はなく。高くかかげさせた腰に打ち付けるように此方の腰があたる音と、中へ穿たれた杭が擦れる激しい水音だけが部屋へ響いていく。ぐっと窄まりに入れていた指を深くしたのと熱が放たれたのは同時。汗ばむ胸板を褐色の震える脇腹へと横向きに強く押し付けながら)   (2018/9/24 23:58:14)

カマル♀王国暗殺者――っ!(知ってしまった、聞いてしまった、覚えてしまった。これでもう彼はリストに乗っていた『殺すべき相手の誰か』では無くなってしまった。その他大勢では無くなってしまった相手。主への罪悪感が募る。系統は異なるとは言えど“特別”を作ってしまったのだから。)まて、うす……ッ、んっ…!(早まる腰の動き。無意識に反芻した彼の名前は甘い声で掻き消された。ぎゅぅ、とシーツを握ればこそ、そのまま彼の指先も縋るように握り込む事となる。)ふ、ぁっ、あっ、ぁ…っ…!ん、んぅっ……!まてうす…っ、……んんっ、!(教え込ませるように囁かれた言葉。反射的に繰り返しては喘ぎ声と混ざり合う。名前を数度呼んだかもしれない。もしかしたらただ声を上げただけかもしれない。どちらにせよ絶頂が近付けば唇をまくらへと押し付けて、声がそれ以上漏れないようにした。弾ける水音と肌のぶつかる乾いた音。痛みなどとうに無くて、真白な頭に名前と快楽を刻み込まれて行く。)   (2018/9/25 00:22:11)

カマル♀王国暗殺者―――〜〜〜っ!!(ビクンっ、と大きくきめ細やかな背が反れる。足先と尾がピンと伸びる。喉を晒して頭も仰け反らせる。ナカを強く収縮させる。まるで離れたくないと、離したくないとしがみつく様に。クタリ、と四肢から力が抜けた。)っ、は、ぁ……は、ぁ……っ。(重怠い身体を起こして、くぷり、とその剛直を、指を引き抜く。ふわふわとする身体を優しく再度その細腕で抱き留めて貰えたらどんなに幸せな事だろう。だけれど、そうされて仕舞えば本当に戻れなくなる。するり、と下から抜け出せばベッドから脚を下ろした。部屋にかかっていた外套を拝借し羽織る。この部屋に窓は無い。部下達も外に居る。身体は甘く鈍い痺れに侵されている。だけれど、逃げねばならない。男の眼差しから、鎖から、恋情から。道具としての己を貫く為にも。)   (2018/9/25 00:22:46)

カマル♀王国暗殺者………。(ドアノブに手を掛けた赤い瞳は男を見ない。どんな表情をしているのだろうか。気になって仕舞えば、そこで動きが止まってしまうから。そっ、と扉を開き、見張りを確認する。殺すのでは無く、逃げる事が主であれば、多少辛くても可能なはずで。そのまま、今までの思いを払拭する様に、掻き消す様に、暴れ、藻掻いて、そうして、屋敷の外へと逃げ出すように駆けて行く。――ズキズキと唇の端が、首筋が、手が、痛くて。痛くて。痛くて。何故だか息まで苦しかったのだけれど―――)   (2018/9/25 00:23:02)

カマル♀王国暗殺者【と、此方このような感じで〆と致します…本当にお付き合いありがとうございました!!】   (2018/9/25 00:24:52)

マテウス♂帝国騎士 (己の名を呼ぶ声の狂おしさだけで充たされねばならぬのだろう。熱を放った後の甘い微睡は断ち切るように拒まれて、するりと今度こそ美しい獣は脚震わせながらも、すくりと立った。見惚れるように寝台からその横顔を仰ぎ見る。とても正面から赤い瞳を覗きこむ勇気は持てなかった。外に配下がいて、先刻の焦る言動からはさらに外に『賊』を求める兵たちがいるであろうことが推察されれば、もう己に出来得ることはわずかしかなかった。狗の反対側へと寝台を降り薄いガウンを羽織ると置かれていた赤い細首の水差しからコップに水注ぎながら手を滑らせた。かしゃん、と華奢な美しい音たてて水差しは壊れ溢れた水が床に広がれば、それと狗を置いて己は扉へと向かうだろう。振り返ることなく閉めた扉の向こうで部下と話する声が狗に届くだろうか)   (2018/9/25 00:39:18)

マテウス♂帝国騎士(その声を耳にしながら狗は気づくだろうか。零れた水の広がりに少しばかりの奇異があることに。床の一か所の羽目板の隙間にばかり水が流れ行くことに。そこが外れることに気づけば屋敷の外への抜け道が続く。腕にしっかりと抱いていた刃を、己が形にほんの数刻だけ撓めることができた刃を思いながら、ただ淡々と部下に指示をだす。その青い瞳から一筋頬を伝うものがあったことを狗は見ることはなかった――)   (2018/9/25 00:39:22)

マテウス♂帝国騎士【最後、駆け足になってしまいましたが時間も時間ですし、自分はこれで今回は〆にさせていただきたいと思います】   (2018/9/25 00:40:00)

カマル♀王国暗殺者【ひぇっ、素敵にありがとうございます…!!!!】   (2018/9/25 00:41:00)

マテウス♂帝国騎士【だいぶ時間オーバーしちゃいましたかね?でも〆までいきたかったので強引にいっちゃいました。いえこちらこそほんといろいろありがとうございました】   (2018/9/25 00:41:58)

カマル♀王国暗殺者【いえいえ、私もしめまで行きたくて半ば強引に進めてしまいましたが、本当に本当に楽しくてとてもとても感謝しかございません…っ!なんかもう叫びたいっ!!ので少し叫んでから眠ろうかと思います笑。本当にお付き合いありがとうございました!】   (2018/9/25 00:43:18)

おしらせカマル♀王国暗殺者さんが退室しました。  (2018/9/25 00:44:17)

マテウス♂帝国騎士【では移動してこちらも叫ばせていただければありがたく(笑】   (2018/9/25 00:44:23)

マテウス♂帝国騎士【失礼いたします】   (2018/9/25 00:44:29)

おしらせマテウス♂帝国騎士さんが退室しました。  (2018/9/25 00:44:34)

おしらせマテウス♂帝国騎士さんが入室しました♪  (2018/9/26 21:38:50)

マテウス♂帝国騎士【名前重なって恐縮ですが、もうほんと一年越しの約束ですのでいろいろご容赦を】   (2018/9/26 21:39:22)

マテウス♂帝国騎士【では準備させていただきます故しばらくお時間いただきます。よろしくお願いいたします】   (2018/9/26 21:39:51)

おしらせテッド♂帝国傭兵さんが入室しました♪  (2018/9/26 21:41:37)

テッド♂帝国傭兵【お待たせしました。こちらこそ、是非是非よろしくお願い致します。】   (2018/9/26 21:42:13)

マテウス♂帝国騎士(予定よりも出立は随分と遅れ、夜を徹して馬走らせる。どうせ眠れはしないのだ。様々に過る思いに邪魔されて。そうして約束の日時も近ければ、街道沿いに設けられた駅舎で馬を替え続けながら、駆け通す。それでもそんな無茶は、その以前からろくに眠っていなければ、一昼夜くらいが限界で、とうとう国境近くの街で力尽きれば、常なら官舎を厭い、勝手に街の娼家にでも宿とるところを、今宵ばかりはそんな気にもなれず大人しく官舎の一室を借りることにすれば、どうやら先客がいるようで、それもかなりの人数らしく、夜も更けてきているというのに騒々しい)   (2018/9/26 21:53:44)

マテウス♂帝国騎士――何処の部隊が泊ってる?(不機嫌が露わになった声で、階下の食堂に詰めている男に尋ねた。食事だけでは飽き足らずの酒盛りもはじまっているらしければ、ちらと剣呑な視線を隠すことなく向けるだろう。値踏みするように。どこの馬鹿か、と。常には隠しおおせる感情のあれこれが包みようもないほどに、今の自分はどこかタガが外れたままだと、ちらと脳裏で自覚しつつ、それでもその視線を逸らそうとはしなかった)   (2018/9/26 21:53:49)

マテウス♂帝国騎士【こんな感じでいかがでしょうか?不都合あれば適宜、変えていただいて全然かまいませんので!】   (2018/9/26 21:54:27)

テッド♂帝国傭兵【ありがとうございます!私も書きだしますので暫しお待ちを】   (2018/9/26 21:56:01)

テッド♂帝国傭兵(――一つの戦が終わる。とはいえ大戦の終止符からすれば程遠い小さな戦の一つに過ぎない。それでもなお死地を潜り抜け、その合間に解放されることは嬉々するに相違ないことだった。夜戦が快勝に終わり、興奮冷めやらぬと言った様子で、ならず者集団である傭兵部隊は宿舎の食堂を宴会場へと変えていた。笑い謳い、中には酔い暴れる者もいる。全くもって迷惑な連中であることは傍から見れば明らかだった。その集団の中に冷めた様子でテーブルに頬杖を付き、溜息を零していたのはその傭兵軍の長である男だった。――ああ、また退屈な戦だった。ガラスボトルの上側を捻り割り、グラスの容器のように大口を開けながら、不機嫌そうに度の高い酒をかっ喰らっていた。グラスを三つ四つと開け、大して酔いもしない詰まらぬ宴に興が覚めていたころ、食堂の入り口の方から視線を感じた。それは酷く敵意的であり、強い怒りを感じるものであった。――此方も不機嫌なのは同じこと。退屈を凌ぐには此方を相手した方がまだ気は晴れるか、と入口の方へと近づいた。)   (2018/9/26 22:18:07)

テッド♂帝国傭兵――よう。泊ってるのは俺等だ。なんか文句でもあるのか?(喧嘩腰に言葉を発し睨み返す。舌戦で先制をかましたのは此方の方だった。手には鉄球、いつでも諍いの準備は出来ていた。)   (2018/9/26 22:18:32)

マテウス♂帝国騎士(視線押し返すように此方へ歩いてくる男に不快は増す。間近で歩み止めた相手の声が自分の頭上から降ってくるのもいい気はしなかった。それは多分に今の己の余裕のなさ故で、だが解ってはいても、眉間の皺が深くなり頬が癇性に歪むのを抑えようもなかった。声の方へと視線を上げるのもやはり不快で、相手の体躯が己より背丈が随分と高いばかりでなく幅も厚みも倍はあるのではないかと思えれば一艘腹立ちは募った。どうやっても思い通りにならない一夜を過ごした後の彼是が跡を引いているのだとは、相手には解り様もないだろうが、その手に握られた鉄球を目にしても、露わな感情は引きこむ様子がなく。こんな場所で意味のない私闘繰り広げる愚など考えるまでもないことなのに。ましてやどうあっても勝ち目はなかろう様子。口先で丸め込む他に術はないが、そんなことで丸め込まれてくれそうになどない相手に向ってそれでも言葉放つ。まるで喧嘩を買おうじゃないか、と言うように)   (2018/9/26 22:38:48)

マテウス♂帝国騎士――あるね。煩すぎる。こっちは疲れてるんだ、こんな馬鹿騒ぎは勘弁してほしい。もう十分だろう、引き上げる潮時じゃないか。貴様があいつらの隊長だというならそうしてもらいたいもんだ。ここは国境じゃないか。万一にでも敵襲あったらどうするつもりだ……(くどくどと、嫌味がましく言葉はとまらない。高い襟でも隠せぬ場所に巻かれた包帯は土埃に汚れ、同じ様に両手に巻かれたそれは、撚れて解けかかっている。軍靴の泥、短い前髪は額に張り付いて)   (2018/9/26 22:38:52)

テッド♂帝国傭兵悪いな、夜戦続きで生活リズムが逆転してるんだ。こいつ等の潮時を待つなら夜明けも過ぎちまうぜ。(ガンと鉄球を地面に落とす。苛立つ相手を見下ろし、クツクツと笑いを零していた。――なんだよ、余裕が無さそうじゃねぇか。テッドは思う。此方にも今までの不愉快さがあったが、その点においては目の前の相手の方が格段に上の様だった。揶揄う様に続ける。)どうしたよ、随分急いで来たようだなぁ。そんな汗ダラダラで。騎士様は夜中だってのに大分忙しいらしいな。――まあそう急かず飲めよ。歓迎するぜ。(煽るように言葉は続いていく。如何やらテッドも退く気はないらしい。喧嘩を吹っかけることを止めなかった。――寧ろ乗ってくれた方が好ましい。この血の渇く飢えた闘争が治まるものだと。揶揄う言葉は止まらない。)   (2018/9/26 22:58:51)

テッド♂帝国傭兵――俺はエドワード・キーン。帝国陸軍第1砲兵師団第1重砲兵中隊……つったか?(曖昧な記憶ではあったが、頭が悪いわけではない。スラスラと自身の所属を口にした。)まあいい、シャンテリー=ブラインズベルグ大尉の部下だ。以後お見知りおきを、騎士様。(嫌味たっぷりに言葉が発せられた。――この調子だとシャンテリー〈俺の上司〉に迷惑が掛かるなと頭によぎったのは睡眠をとる頃であったが、この際では気にする様子もなかった。)   (2018/9/26 22:59:04)

マテウス♂帝国騎士(鈍く重い音だけで落とされた鉄球の重さは知れる。それは危険極まりない音で、あんなものを振り回して戦うのだと言われたところで信じがたいくらいだったが、別に威嚇のために持っているのでないことは、盛り上がった筋肉は伊達ではないのだろう。鉄球が手から離れたところで自分はおろか背後に控えている数人んの部下が束になってかかったところで喧嘩の勝ち目はないどころか、自分が逃げる一時の猶予すら稼げまい。それでも煽ってくる相手に向って己の馬鹿げた振舞いは続く。その人間とは異なる外見が身体の奥に刻まれた生傷を抉るということもあったろうが、無論相手に知れる話ではなく)   (2018/9/26 23:21:39)

マテウス♂帝国騎士(ほんとうに馬鹿げたことに、ポケットの中にある白手袋を投げつけようとさえした。生まれてこのかたそんな振舞いは一度もしたことがないし、しようと思ったことさえなかったのに。男がひとつの名を告げなければあるいはそうしたかもしれない。その名前で手がとまる)…シャンテリー?(続く家名から間違えようもない相手と知れれば、ヘルハウンドの封蝋した手紙を寄越した相手を思い出す。もう随分と長く噂を聞かぬ彼女のことを)あの、お姫様か…そうか…(と独り合点していく。体躯逞しい男にとっては『大尉』であっても自分にとっては興味深いはねっかえりの伯爵令嬢に確か獣人ばかりの部隊がいたことを思いだせば。そうしてそのたったひとつの名について考え巡らすことで、不思議に理性は、自分が唯一武器とする理性は戻ってきて)――令嬢の部下であれば、いや此方から酒を奢らせていただこう(手を挙げ人を招き酒を頼めば杯になみなみと注いで高く掲げる。急変した態度を相手がどう思うか、それを見極めようとする青い瞳に常の平静が戻りつつ)……マテウスだ。よろしく頼む   (2018/9/26 23:21:47)

テッド♂帝国傭兵(――挑発は失敗したようだ。彼奴〈シャンテリー〉の名前を出したことが災いしたらしい。――畜生、また約束を破りやがった。内心で唾を吐く。こう彼女を思い返すことが多いのは彼女との再会を恋しく思っているなどと女々しいところもあったのかもしれないが、当の本人は露知らずと言った様子だった。――マテウスと名乗った男は彼女の名前を聞き、どこか落ち着いた様子を見せた。状況は詰まらないものになってしまったが、マテウスという男の怖さが窺えた。この男が何を考えているのか分からない。いや、そう考えさせるのが此奴の策か、等と頭を巡らせるがその答えは掴めぬまま。――一触即発だった状況を観戦していた傭兵団の者たちも、いつの間にか静かになっていた。テッドは杯を受け取り、合せるように杯を高く掲げた。そして杯に口をつけ、ゴクゴクと一気に飲み干す。――クソ、こんな不味い酒は久しく飲んでねぇ。苛立たせるつもりが腹を立てたのは此方になってしまった。それも腹が立って仕方がない。)   (2018/9/26 23:45:53)

テッド♂帝国傭兵――……マテウスか、覚えておく。(目の前の騎士を睨む。心なしか声も荒げていた。この男を躍らせていたつもりが踊っていたのは此方になってしまったらしい。――嗚呼何とも詰まらない。手で杯を握り壊し、壁を殴り砕いた。)……終いだ。お前等、さっさと寝やがれ。(部隊に命令する。その様子には先ほどの余裕はなくて。)   (2018/9/26 23:46:30)

マテウス♂帝国騎士(別に彼女が自分にとって特別な存在だったとかそんなことではないが、あのこちらの頬緩ませるどこかとぼけた育ちのよいお姫様を思い出せば心の中でくすりと笑い、その笑いひとつが荒んだ心を宥めた。そうして苦い顔を隠さず杯掲げる男を見れば、どうやら彼は戦闘は好きでも刃向いもしない相手を叩き潰すようなことには興味がないらしくも思えて。不思議に彼の主の姫様と似通う色を見てとれば、相手にとっては迷惑でもあろう好意が湧く。それはそのまま音となって、くすりとひとつ笑いおとせば、咳払いし)――いや、失礼。どうでしょう?こちらに休息をくださった御礼がしたいのですが…(と続けて語るのは、戦の話。東の海での戦が無事終わり暇できれば為そうとしている断崖絶壁に聳える砦を陥落させようかという算段に手を貸してもらえないか、と。聞きようによっては、どこが返礼なのかと言う話でも、眼前の男には何よりの馳走になろうかと思えば。そうしてその返答は待たずに合わさった杯を飲み干して席を立つ。何れまたの機会に使いは出そうと言い残して)   (2018/9/26 23:58:21)

マテウス♂帝国騎士【短いですが、こちらはこれで〆とさせていただきたいと思います。ありがとうございました】   (2018/9/26 23:58:43)

テッド♂帝国傭兵【ありがとうございます。此方は続きますが、マテ卿は退室してしまわれても構いませんので。】   (2018/9/27 00:00:51)

マテウス♂帝国騎士【いえいえ。もちろん正座してお待ちします。どうぞごゆるりとです。】   (2018/9/27 00:02:12)

テッド♂帝国傭兵――御礼だと?俺は興が削がれただけで……。(お前のために止めたわけではない、と続けようと続けるところで、一つの戦、作戦の話。命令系統には誤りがあるが、それよりも目の前の闘争の方がこの男、テッドには優先される。この男の提案に乗るのは癪な話ではあるが、この渇きを潤してくれるなら致し方ないかと)……考えておいてやる。(そう伝えた。席を立つ男の背を睨み、自身が座っていた椅子を蹴散らした。――胸糞悪い。跋の悪い思いをして、此方も寝室へと行くことにした。――寝台に寝そべり一つ呟く。)――……詰まらねぇ戦だったら承知しねぇ。(そうして目を瞑る。いつも通りしっかり寝入る訳ではない。仮眠を取るように、何時でも動けるように、只身体を休めるためだけに目を瞑った。――明日の移動を済ませてしまえば、束の間は暇になる。それまでに新たな命令が言い渡されるのか……。退屈が癒えればそれでいい。テッドは寝息を立て始めた。)   (2018/9/27 00:17:18)

テッド♂帝国傭兵【簡単ですが、これで〆させていただきます。お付き合いくださりありがとうございました!】   (2018/9/27 00:18:08)

マテウス♂帝国騎士【ありがとうございました!!】   (2018/9/27 00:20:13)

マテウス♂帝国騎士【自分はすこしだけPL部屋で叫ぼうと思います(笑。では、お部屋ありがとうございました】   (2018/9/27 00:20:46)

おしらせマテウス♂帝国騎士さんが退室しました。  (2018/9/27 00:20:52)

テッド♂帝国傭兵【私もお供します。お部屋ありがとうございました。】   (2018/9/27 00:21:04)

おしらせテッド♂帝国傭兵さんが退室しました。  (2018/9/27 00:21:08)

おしらせターチ♂帝国兵さんが入室しました♪  (2018/9/28 03:16:11)

ターチ♂帝国兵(琥珀色した酒を勢い良く煽り、喉を通る刺激に幾分か眉を歪めながら、はぁ、と息を吐けば。小言とも受け取れる弟からの声を遮るように起きた事態を口にした。予想はしていたが、己がそれを告げると同時、見上げた先の顔は一気に怒りと不安が入り混じった色を宿し、両肩へ伸びた手が強い力で揺さぶりを掛けてくる。 何故…! 何故…!! と、荒げた声音と真剣な眼差しを突き刺しながら。)おいおい、落ち着けって――。 俺が受けた報せじゃ命に別じ――…… って。 ――ったく、やろう…… 人の話も聞かないでまぁーた突っ走りやがって……(がくん、がくん、と相手よりも小さな身体を前後に揺らされ酷く険しい表情で詰め寄られた。そんな弟の姿に対し、酔いが回るだろうが、なんて戯けた言葉で制止を促すが、其れは全くの逆効果だったよう。肩に痛みが走るほど強い力を振るった指を離した彼は、自身で確かめる、といっそう目の奥を憤怒で鋭くさせ、己が止めるのも聞かずにガラスのなくなった窓から外へ飛び出していった。)   (2018/9/28 03:16:32)

ターチ♂帝国兵あーあ。 仕方のねぇやつだ。  が――、マテウスさんよ…、この件に関しちゃあんたにも責任は感じてもらわねぇとな。 じゃねぇと俺も怒りが収まらなくてよ。(ハヤブサのように舞った弟の背を見送った視線を室内に戻すと、またも、ごくり――、と酒を勢い良く煽り、濡れた口許を手の甲で拭う。容姿。性格。所作。業。何もかにもが正反対の兄弟であるが、根にあるものは同じ。主との約よりも違う何かを優先した男の所業が許せない。故に背負った剣を抜く。)主よりも重きはない。そして我が弟さえも愚弄した罰だ…。 其の首、刎ねてやりたいところだが……  今は疑心と脅えの種を蒔くだけにしといてやる。 ――!!(最後にもう一度琥珀の酒を喉へ流すと未だ中身の残る瓶を壁へ投げ付けた。片手で抜いた身の丈を超す剣を両手で持ち、酷く冷たい笑みを乗せて声を落とすと、床を蹴り室内を駆け巡って其の大きな刃を振る。風よりも疾く、雷よりも激しく、マグマよりも凶悪に… 振る。振る。振る。振り尽くす――。 大嵐を起こす雲渦を思わせる動きの破壊は全てを切り尽くしたことで止まるが、其れは其の部屋を中心に屋敷の一角が崩壊したことを意味して。)   (2018/9/28 03:17:03)

おしらせターチ♂帝国兵さんが退室しました。  (2018/9/28 03:17:11)

おしらせカマル♀王国暗殺者さんが入室しました♪  (2018/9/28 18:55:29)

カマル♀王国暗殺者(――霧が出てきた。夜の帳が落ちた恐ろしい程に静かな森の中。鬱蒼と茂る草木が見えていないかの様に駆け抜ける黒い風。――泣きたくなる、叫びたくなる、狂いそうになる、―苦しい。そんな想いを、感情を、抱いた事など未だ嘗て一度も無かっただろう。冷たい瞳に鋭い刃、そして氷の心――それが己だった。根雪が這う大地に仄明るい木漏れ日が射し込んだのが――酷く酷く気持ち悪い。)……っ(思い出せば心が乱れる。主の元に帰らねばならない。否、帰りたい。――燃え滾る様な心を、眼差しを、立場を弁えずに向けて来たあの男。彼に対する動揺を、嫉心を、羨望を。残酷な優しさの記憶を。――“全て不要である、棄て去れ”と。――ただそう一言だけ命じて欲しくて森を駆け抜ける。寒くて堪らなかった。霧掻き分けて、草踏み躙り、物言わぬ獣は小枝を踏み鳴らして何とも言い得ぬ衝動を散らして行くしか無かった。ふと足を止めると周囲には喉を鳴らして威嚇する四足の魔獣の気配。立てば自分の体躯を越えてしまいそうな狼の様な魔獣達を一瞥する。己も同じ瞳をしていた筈なのに、今は笑える程に腑抜けた瞳をしているのだろう。それこそ彼等が餌にしようと集まる程に。)   (2018/9/28 18:55:49)

カマル♀王国暗殺者(――小さな唇で一度だけ深呼吸。そんな儀式をしなければいけない程、心は人間に近付いてしまっていたのか。息を小さく吐き出せば、少しだけ頭の中がスゥッと冷えた。獣に向けて、赤く煌めく光を向ける。氷の様な瞳を見遣れば、魔獣達は尾を丸めて甘く媚びる子犬じみた声を出す。其れを確認すると彼等を招いた。)………。(寄って来た獣達の耳を撫で、頬を撫で、鼻筋を撫でる。しゃがみ込めば、大きなその顔に自身の頬を寄せて抱き締める。――嗚呼、暖かい。霧も濃くなって来た。冷静さを欠いた己が進むには危険過ぎる程に。何日位、寝ていなかったのだろう。主命を受けて、殺して、殺して、偽物に辿り着きそうになって、逃して、また殺して、自身が捕らえられて、心を乱されて。道具としての己を失い掛けて。――色々とあり過ぎた。集まる獣達の暖かさに埋もれれば、獣としての己を取り戻す事ができそうな気がした。――睫毛の影を落とす。赤い瞳を今一度世界から隠す。世界から隠れる。正しい事をしていない気がして。非難される気がして。己を咎める様に首の、手の、唇の傷がじくじくと痛む。   (2018/9/28 18:56:11)

カマル♀王国暗殺者―――落ちる。落ちる。微睡みへと。確かな温もりと、甘いと感じる匂いがする外套に包まれて。ゆるりと。落ちる―――。)   (2018/9/28 18:56:17)

おしらせカマル♀王国暗殺者さんが退室しました。  (2018/9/28 18:56:24)

おしらせカーン♂王国貴族さんが入室しました♪  (2018/9/29 21:45:01)

おしらせカマル♀王国暗殺者さんが入室しました♪  (2018/9/29 21:45:07)

カーン♂王国貴族【6秒差でよろしくお願いします】   (2018/9/29 21:45:25)

カマル♀王国暗殺者【6秒差で負けた…!!改めてよろしくお願いします!私が先行でもよろしいでしょうか…?】   (2018/9/29 21:45:51)

カーン♂王国貴族【はい、ではよろしくお願いいたします】   (2018/9/29 21:46:03)

カマル♀王国暗殺者【それではしばしお待ちくださいませ。】   (2018/9/29 21:46:48)

カマル♀王国暗殺者――――あるじ。(森の中で隠れる様に草木に隠された隠れ家、音も無く入れば其の長い銀色の髪へ後ろから声を掛けた。何時もの黒装束は布切れの如くボロボロに崩れていて、其の上に羽織る男物の外套は、確かに泥や土で汚れてはいたがそれでも己の身の丈には合わない、肌触りの良い素材で出来たもの。己の口元や頭を隠す布も無く、乱れた黒髪、そして何か焦る様な色が滲む赤い瞳。)……。……命じて、欲しい。道具で在れ、と……。(相手の返答を待たずして言葉を続ける。主人に促された訳でも無く、自ら声を掛けるのはかなり珍しい事で在ろう。そして、主人に叱責された訳でも、呆れた視線を送られた訳でも無いのに其の瞳は既に何かに怯えている様で、苦しんでいる様で、既に何らかの感情が滲み出ていた。そんな人間じみた表情を見られたく無くて、言葉を掛けながらも、俯いて、長い黒髪は簾のようにその顔を隠す。無意識に片手は、主人以外の男が付けた傷を、もう片方の手をそっ、と隠して。早くこんな感情を切り離したかった。主人が一言命じて呉れれば此の気持ちは消えてくれる筈なのに。)   (2018/9/29 21:56:41)

カマル♀王国暗殺者【経緯等々わかりづらいところありましたら随時お教えくださいませ。】   (2018/9/29 21:58:13)

カマル♀王国暗殺者【ちょっと待って。慌てて書き過ぎて一文目の文章、頭悪い感じになってますけど、こう脳内変換お願いします!!恥ずかしい…!!!】   (2018/9/29 22:04:10)

カーン♂王国貴族【伝わればオッケーですよ、大丈夫です】   (2018/9/29 22:04:55)

カマル♀王国暗殺者【うぅ、申し訳ないです…】   (2018/9/29 22:06:38)

カーン♂王国貴族(自分の持っていたものを全て捨てたものの、唯一の持ち物である暗殺者を踊らせるとなれば、それなりに金はかかる。そういった金は元々持っていた資金を元手に商売をすることで成り立たせていた。この戦乱の時代、稼ぐ隙はいくらでもあった。0から1にするよりも、1を10にする方が簡単なように、充分な元手さえあれば、大抵の商売はうまくいくようにできている。自分の力で金を稼ぐのは、楽しかった。もはやかつての貴族としての自分よりずっと、生きている実感があった。街の宿よりも、こうして、いくつかある隠れ家を転々として一人酒を飲むのを好んだ。自分の子飼いの暗殺者が戻ってきたときにすぐに迎えられるからだ。飛び込んできた自分の持ち物は、ひどく傷ついていた)   (2018/9/29 22:21:39)

カーン♂王国貴族 (だが、目についたのはその外套だった。その外套は見るからにして、彼女の丈に合っていない、男のものだと分かった。任務の際に奪ってきたのか。それは珍しいことではない。現地で任務に必要なものを調達することなど、よくある話である。だが、それを見たときにほんの少しだけ違和感を抱いたのだ。ここまで憔悴しきっているのだ。きっと、想像を絶するような屈辱や痛みを受けたに違いない。だが、身体が疲れを見せることはあれ、この女の心が疲れきっていることなど、今までにあっただろうか。まるでその外套が飼い犬を縛り付けているようだった。見えない亡霊に抱かれているように見えた。カーンは何も言わず、彼女からその外套を奪おうとする。それが何故か、彼女を苦しめているように見えたのだ)   (2018/9/29 22:21:46)

カマル♀王国暗殺者……っ!?(主人が突然外套を奪おうとすれば、反射的に後ろへと下がってしまい、そんな自身の行動に驚いた様に赤い瞳を丸くした。逆らってしまった己に狼狽の色を隠せないながらも、失態を犯したと気付けば日頃淡々としている表情が青くなる。小さく頭を下げるが、近付こうとする様子は無い。ぎゅ、と外套の前を傷付いた左手で握り締める。左手の甲には半月様の傷口が幾つか、そして詰襟で隠された首元にも四角が輪状に連なった跡、切れた唇。――捕らえられるまでの過程で、若しくはその前の偽物に辿り着きそうだった時の戦闘で、その際に負ったような刃物での切り傷とは異なる物。)……。(何か言おうとして閉じる。瞳を逸らした儘、泳がせた。)……ニセモノに、辿り着きそうに…なった。けど、逃して…。別の人に捕まって…て。(辿々しく経緯を端的に説明する。普段であれば逃したのであれば殺すまで追うだろうし、実際追った。追う中で別の仕事をこなしていた。だから、何時も通りであれば命令を終え切るまで、或いは一区切りが付くまで、主体的に主人に接触する事も無かっただろう。けれども今は自分本位な気持ちで主人を求めて居る。   (2018/9/29 22:35:03)

カマル♀王国暗殺者冷たく、淡々と自身の感情を、生まれてしまった綻びを、捨てろと、直せと、命令して欲しくて。)道具じゃ…無くなると、困る。(思い出せば熱くなる頭の中も、身体も。主人以外に心を乱されるのも、全て全て気持ち悪くて、落ち着か無くて。此の儘では刃が鈍ると、そう判断したのだ。)   (2018/9/29 22:35:10)

カーン♂王国貴族(彼女の報告は、まるで要領を得ない。いつもの彼女であれば、もっと簡潔な報告をする。凌辱されたことや任務に失敗してしまったことを恥じらっての言いよどみこそあれ、まるで何かを隠そうとするようなそれは、カーンが見たことのないものだ。それはまるで、教育を施す前の彼女を思い起こさせた。彼女に戦闘の教育を施し、失敗すれば厳しく折檻を与え、人間としての尊厳を奪い、暗殺者として育て上げた。彼女が感情を取り戻し始めているのか。人を殺す任務を繰り返す中で、不意に、彼女の情操を取り戻させるような、暖かい出来事でも起きたというのか。そんなことあるはずがない)   (2018/9/29 22:47:29)

カーン♂王国貴族 別の人、まさか、名前すらも調べずに逃げ出してきたわけではないだろうな。それはいったい誰だ。それはお前に何をした(カーンは、彼女を追い詰めるように、見下ろして冷たい視線を投げかけた。別の人、とやらが、彼女を壊したのだろう。何か薬でも盛ったか。魔術でもかけたか。この女が感情を取り戻して狼狽するなどあってはならない。冷たい暗殺者のままでいてくれなくては困る。そうでなければ、何故彼女を愛することを諦めたのか、分からなくなってしまう)   (2018/9/29 22:47:46)

カマル♀王国暗殺者なまえ、……。(言い淀む。思い出すのは刻み込まれた其の名と、熱い恋情と、優しげな眼差し。命じられたのならば謂うのが己である筈なのに。――言えない。)……っ。(言葉にすれば何か良くない事が起きる気がして。けれども、言葉にしないのも悪い事をしている気がして。惑う。悩む。そんな自分に困惑する。)おぼえて、ない……。(―――初めて吐いた嘘。其の言葉を口にした瞬間、頭を金属で殴られた様な衝撃がして、視界が揺れる。汗が滲み、心拍数が跳ね上がる。沈着冷静とは程遠い姿を見て、主人はどう思うだろうか。捨てられて仕舞うだろうか。“良くない事”を忌避して、自らを犠牲にする。主人以外の他人を庇い、優先するなど――)――…っ!!(ハッとすれば、慌てた様に縋る様に主人の服を掴む。自ら接触を図ることすら珍しいかも知れない。瞳は言葉に出さずとも謝罪の色を滲ませており、罪悪感で揺れていた。今にも泣き出しそうな表情を浮かべて仕舞う。耳を垂れさせ、尾を丸め、縋る。)ただ、抱かれた、だけ…。それ、だけ…。あるじ……お願い、命じて……。(感情を捨てろと、不要だと。一言だけで良い。それ以上聴かないでと身勝手にそう思うのだ。)   (2018/9/29 23:00:37)

カーン♂王国貴族(嘘だ、とカーンは確信した。嘘をつき慣れていないから、嘘と真実の調合を間違えてしまうのだ。覚えていない、それは彼女が吐いた精一杯の嘘だ。彼女は知らない、調べることが出来なかった、と答えるべきだった。覚えていない、ということは、裏を返せば、今は忘れているだけでそれを知る機会はあったのだ)嘘だな。覚えていない、という言葉は真実を隠すための言葉だ。だが、お前のまやかしも、私は許してやる(主人の服を掴んだカマルは許しを請う。ただ抱かれただけでないことは明白だ。おそらく、この暗殺者は、屈辱でここまで心を乱されることはないだろう。教育の時に、五体満足のままで与えられるような屈辱や拷問はほとんど与えている。それの延長線上であれば、彼女は心を乱されない。いくら押しても開かない扉が、引くことで開くこともあるように、彼女の心の扉を、誰かが引いたのだ)   (2018/9/29 23:18:26)

カーン♂王国貴族 この外套を切り刻め。敵から施しなど受けるな。お前を捕まえた者は敵だ。敵の首を私に捧げろ。お前は私の刃。私が命じたものを、殺し続けろ。そうでなければ(そう冷たく告げる。お前が道具であることを自覚しろ、と言わんばかりに。だが、このような言葉を主から吐かせる時点で、彼女はもう暗殺者として壊れ始めている。この女はもう、人間に戻りつつある。このような主の命令を聞くのも、あと少しかもしれない)――嘘を吐く道具など、捨てるしかないな(吐き捨てるようにそう言った)   (2018/9/29 23:19:07)

カマル♀王国暗殺者―――っ。(嘘と断定されて仕舞えば、獣の耳がピクリと揺れる。使う事の無い言葉の繊細な機微など獣に解る筈がなかった。しかし、嘘を吐いて仕舞った事が伝わって仕舞えば更に頭の中は混乱してくる。――答えられなかった、嘘を吐いてしまった、バレてしまった、怒られる、呆れられる、捨てられる――そんな想いが。昔から心や身体に刻み込まれた反応が。身体中を駆け巡る。次の言葉を考え、しかし何も思い浮かばず、吐き気を催す程の思考の渦が己を咎めていく。そんな中聴こえてきた命令に、)……っ!(あからさまな戸惑いを見せた。どうして戸惑って仕舞ったのかも解らない。だって敵である事は確かだし、何よりも望んでいた主人の命令だ。反論の余地など無い筈なのに。小さく狼狽えた。)――…!!(しかし、最後の言葉には今までよりも一層大きく、感情を揺らされた。主人の服を掴む手にぎゅぅ、と力が篭る。捨てないで欲しいと縋る様な眼差しが其の冷酷な瞳を見上げた。――そうだ。そうだったのだ。私は捨てられるのが怖いのだ。)……。(外套を脱ぎ捨てれば、逃走の過程で奪った刃をその布へと向ける。一瞬の躊躇。赤い瞳が揺れる。)   (2018/9/29 23:37:12)

カマル♀王国暗殺者(それでも。それでも己は矢張り主人に捨てられたく無くて。主人に捨てられたら生きて行けなくて。主人の道具として死ねないのは絶望でしかなくて。頭の中にこびり付いた、声を、体温を、青を。掻き消す様に刃を振り下ろす。青が、青い光が消えなくて。何度も何度も腕を上下させた。)……っ、は、ぁ…。(カラン、と金属を床へと落とす。手の甲の傷が痛む。痛くて泣きそうになる事など初めてだ。切り刻んで仕舞ったのは、きっと布だけでは無い。しゃがみ込んだまま、主を見上げた。)……。(震えながらも命令に対して、遅れてコクリと頷く。赤い瞳は涙で濡れつつも元の冷たさを取り戻しつつあった。)   (2018/9/29 23:37:19)

カーン♂王国貴族(料理の味を調えるのと同じだ。一気に強いものを大量に入れて、失敗をかき消すのだ。だが、それを何度も続ければ、最後にはもうどうしようもなくなる。人としての心を壊して、道具として再構成させる。そんなことを何度も続ければ、この女はもう人間には戻れなくなるだろう。この女を愛することを諦めた。道具として見ることを決意した。だから、今回、彼女に対してとった対応は、主として正しかったのだ。だが、彼女は迷った。あの日、自分の屋敷の人間を全て一切合切皆殺しにしたときですら、ここまで狼狽えることはなかったのではないか。捨てる、と脅さなければ、この女はきっとこの外套を大事に持っていただろう。今はもう残骸となり果てたそれを見つめる)   (2018/9/29 23:55:23)

カーン♂王国貴族 (犯されることと、抱かれることの違いはなんだろうか。彼女は犯されたのではない。彼女は抱かれた、と言ったのだ。そこにどれだけの違いがあるのか。だが、カーンにとってはそれは重要な違いだった。なぜなら、カマルを抱くのは、カーンだけだ。それはこれまでもそうだったし、これからもそうだ。主以外と交わることは、凌辱なのだ。そう思えば、彼女を組み伏せていた。犯されたのか、抱かれたのか、今宵の行為はどちらなのか)   (2018/9/29 23:55:31)

カーン♂王国貴族【ではこんな感じで〆にいたします】   (2018/9/29 23:55:44)

カマル♀王国暗殺者【わーわー素敵な〆をありがとうございます…!ちょっと蛇足になりそうで怖いのですがお返事返させて頂きますね…!もしお時間あれでしたら先にあれしてください!】   (2018/9/29 23:57:25)

カーン♂王国貴族【ごゆっくりどうぞー】   (2018/9/29 23:59:50)

カマル♀王国暗殺者(ただの布へと成り下がり、匂いも形すら残らなくなったソレに視線を向けるのはもう止める。あれは一時だけの感情だったのだ、白昼夢みたいなものだ。―――良かった。良かった。私はまだ道具で居られた。外套だって切り裂けたし、主人の為なら誰だって斬り裂ける筈だ。)主、ニセモノのコトは――……っ!――………。(そう言えば、今後の動き方の命令を乞おうと、もう一件についての質問を投げたところで、組み伏せられた。一度は驚きを見せるものの、抵抗は無い。直ぐに受け入れたとばかりに四肢から力を抜く。外套を踏み躙る様に抑え付けられる。主人自ら正してくれるのならそれで良い。―――行為が終わった頃にはきっと、先程の命令にも何の感情も抱かず遂行できると思うから。だから、今は、主人の手で、指で、口で。抱いてしまった感情を掻き消して、上書きして欲しくて。そうして、あの青色の光を忘れさせて貰おうと、浅ましくその腕に縋るのだった―――)   (2018/9/30 00:08:06)

カマル♀王国暗殺者【改めて超ありがとうございました…!!ちょっと良ければ少しだけおはなししませぬか…っ】   (2018/9/30 00:08:44)

カーン♂王国貴族【PL部屋ですかね?】   (2018/9/30 00:09:29)

カマル♀王国暗殺者【はい、とりあえずは!そしたらお部屋ありがとうございましたー!とそそくさとそそくさと。】   (2018/9/30 00:10:09)

カーン♂王国貴族【こちらもありがとうございましたー】   (2018/9/30 00:10:44)

おしらせカマル♀王国暗殺者さんが退室しました。  (2018/9/30 00:11:05)

おしらせカーン♂王国貴族さんが退室しました。  (2018/9/30 00:11:28)

おしらせマテウス♂帝国騎士さんが入室しました♪  (2018/9/30 05:55:05)

マテウス♂帝国騎士(腹を抱え笑い出したくなる程にその部屋は荒らされ壊されていた。それが誰の手によって為されたのかは容易に知れたからこそ、その誰を憚ることもなく爆発した幼子の無邪気の残骸のような光景を部屋の入り口で余すことなく目に納めながらじっと立ち続けた。これが、あの男たちによる彼らの主に対する曇りなき忠誠の吐露だということは、ここが私室であることや割れた窓ガラスや砕けた瓶から匂い濃く部屋を満たす酒精から想像はつく。キャビネットも長椅子もテーブルも全ては木端微塵に砕かれ、壁さへ破かれて柱折れ天井は傾いている。異変があれば片付けずにいよ、と言いつけられている配下は青ざめ瞳に怯え浮かべながら『また来るでしょうか』と繰り返し問うている。己が何の返しもせずそこに立ち尽くし続けていれば、半歩下がって顔色覗き見つつ幾度も同じ言葉だけを幾度も)   (2018/9/30 05:59:03)

マテウス♂帝国騎士(配下は怯えている。これが今日の明け方、屋敷を兵で取り囲み賊を渡せと迫った者たちの仕業だと思っている。冥途へ旅立ってもらった上官などよりずっと上層の、まさしく雲の上にいるような大貴族の命によるものだと思っている。賊を渡し得なかった報いなのだと。明け方にその雲上人の宮城に紛うような邸宅に罪人のように連れ行かれ、陽が傾く今になって漸く帰ってきたこの屋敷の主に対する報復であり警告なのだ、と。――驕慢に首を振り、深く息を吸う。壁に床にぶちまけられ部屋中を漂う琥珀の酒精の香りが胸に充ちてきて。小さな島の蒸留所で仕込まれた酒精は潮の香りがすれば、『あの大海原に浮かべた船上で語り謀ったあれこれを卿が忘れる筈はありませぬな』と聞こえる筈のない声が聞こえ、すぐ傍らにあの人を圧し魅了する気配が現れる心地して)   (2018/9/30 06:03:14)

マテウス♂帝国騎士――卿はよき部下をお持ちだ(小さく吐いた月並みな言葉は、何も忘れてはいないとの盟とも言い訳とも、聞くもの次第でなんとでもとり得る複雑な色帯びていた。発した自身ですら解り得てはいない――男たちの強い忠誠への感歎が徐々に怯えのように心内へ浸みてくる。何をしているのか、と鞭打たれるような。それに脅かされたわけであろうはずはないが、ここのところ己を支配していた何かを断ち切るように告げた。それで断ち切れる筈などないのに)出立の用意を……いや、夜駆けで行く。そう、港へ―――   (2018/9/30 06:05:38)

おしらせマテウス♂帝国騎士さんが退室しました。  (2018/9/30 06:05:49)

おしらせヴィーノ♂王国傭兵さんが入室しました♪  (2018/9/30 20:37:38)

ヴィーノ♂王国傭兵【こんばんは。お部屋お借り致します。】   (2018/9/30 20:37:59)

おしらせテッド♂帝国傭兵さんが入室しました♪  (2018/9/30 20:38:23)

ヴィーノ♂王国傭兵【今晩は。今夜は宜しくおねがいします。(土下座)】   (2018/9/30 20:39:45)

テッド♂帝国傭兵【こんばんは。今日はよろしくお願い致します】   (2018/9/30 20:39:46)

テッド♂帝国傭兵【書き出しはどちらからに致しますか?】   (2018/9/30 20:42:26)

ヴィーノ♂王国傭兵【では、私から先行でやらせて頂きましょうか。その後にテッド氏という形で行きましょう。】   (2018/9/30 20:42:35)

テッド♂帝国傭兵【承知いたしました。ではよろしくお願い致します】   (2018/9/30 20:43:08)

ヴィーノ♂王国傭兵(――王国領を抜けて、辿り着いたのはとある中立国のそれなりに大きな街の酒場。帝国との境界も近いこの街は、王国と帝国の緩衝地帯という役割を果たしており、この街には王国・帝国双方からの不可侵条約が締結されており、この国での『戦闘行動』は禁止されている。とは言うものの、王国内では、この地帯を野営地とする事も多く、戦争、とまでは言わないものの諍いも耐えない土地だ。今回は帝国側に潜らせた己の団員と情報交換をしてから、二、三 仕事を請け負ってその帰り道。)さて、と。――おい親父。酒くれ酒!喉が乾いちまったからな!(酒場の二階が宿舎となっている。今日は一人で此処に泊まってから、明朝には王国へと発つつもりだ。荷物は既に全部下ろして、後は酒盛りとでも洒落込もう。)   (2018/9/30 20:52:45)

テッド♂帝国傭兵(――中立国領にある栄えた町のとある酒場。テッドはカウンターの席につき、適当なウイスキーをグラスに注ぎ少しずつ飲み口の中を潤していた。――酒場で酒盛りを繰り広げている烏合共の話に耳をそばだてる。今のところ貴重な情報は聞き取れていない。大した話題は上がってこない。情事の話や職場の愚痴等、馬鹿話が主であった。これなら裏路地のスラム街にでも足を運び、適当な連中に無理やり話を聞き出した方が時間の無駄にはならなかったかもしれない。自分の行動に馬鹿馬鹿しさを感じ、つい溜息が零れる。)……はぁ、阿保らしい。(席を立つ。勘定を済ませ、そのまま外へと出ていこうとした。その時に自分と同じぐらいのガタイの男と肩がぶつかる。後から聞いた話だととある小国の傭兵部隊の人間だったらしい。相手が胸ぐらを掴まれる。その男は酷く酔っ払っているようで、ムカつくほどに此方に絡んできていた。周りにはその仲間と思われる男たちがテッドに睨んでいる。――本当に腹が立つ。それ以外に考えることはなかった。小国の傭兵は店の外へと吹き飛ばされた。否、殴り飛ばされた。店の中は騒然とする。――テッドは10人弱の傭兵相手に喧嘩を売った。)   (2018/9/30 21:08:35)

テッド♂帝国傭兵【返しはこんな形でよろしかったでしょうか】   (2018/9/30 21:09:39)

ヴィーノ♂王国傭兵【はい!有難うございます!! では、続けますねー。】   (2018/9/30 21:10:16)

テッド♂帝国傭兵【すみません、「相手が胸ぐらを掴まれる」ではなくて「相手に胸ぐらを掴まれる」でした。誤字申し訳ありません。】   (2018/9/30 21:11:45)

ヴィーノ♂王国傭兵(直ぐ様に、木のジョッキに並々と注がれ、泡も立っているビールがどん!と大きな音を立てて豪快に置かれる。ちょっと溢れてカウンターに飛び散るが、そんなのお構いなしに、此方は駆けつけ一杯。アルコールで喉を埋め尽くすように、飲み干していく。麦の香りと   (2018/9/30 21:12:24)

ヴィーノ♂王国傭兵【すみません!文章途中でした!! もう一度続けますねー。】   (2018/9/30 21:12:46)

ヴィーノ♂王国傭兵(直ぐ様に、木のジョッキに並々と注がれ、泡も立っているビールがどん!と大きな音を立てて豪快に置かれる。ちょっと溢れてカウンターに飛び散るが、そんなのお構いなしに、此方は駆けつけ一杯。アルコールで喉を埋め尽くすように、飲み干していく。麦の香りと強い炭酸が、疲れた身体を包み込んでいくようだ。――すると、酒場の一角で行われる喧嘩。喧嘩自体は、荒くれ者がのさばる事の多い酒場ならではの、一種のイベントのようなものだ。酔っ払ってしまうと、人間というのはこうも見境がつかなくなると思うと、恐ろしいものだと思いつつ、酒は止まらず。――だが、今回ばかりは違った。傭兵共であろう明らかにカタギとは違う雰囲気を醸し出しているたちの悪い酔っ払い共、が――あっという間に吹き飛ばされている。)……へぇ。(思わず、ジョッキをカウンターに置いて、そちらに目を遣る。金髪の男は自分と同じぐらいの体格で、力もありそうだ。――興が乗ってきた。)―――オラァっ!!(いきなり、真っ直ぐ飛び出すや否や、傭兵部隊の男の一人の腹部に、己の蹴りを食らわす。己の体重と、勢いの乗った蹴りはあっという間に男の身体を持ち上げ、吹き飛んでいった。)   (2018/9/30 21:23:29)

ヴィーノ♂王国傭兵……なんだ?折角喧嘩するんなら、俺も混ぜてくれや。多勢に無勢って言うだろ?(ゴキ、ゴキ。首を鳴らして腕を静かに回す。たとえ止められようが、既にスイッチは入ってきてる。ニヤリと笑う様は、目の前に新しい玩具がある童子のように生き生きとしている。)   (2018/9/30 21:23:34)

テッド♂帝国傭兵(――殴りつけた小国の傭兵を掴み、仲間の方へと投げ飛ばす。それはまるで砲弾のような勢いで飛んでいき、傭兵の一人を気絶させた。傭兵共を睨みながら、イラついた様子で言葉を発する。)……今ァ気が立ってるんだ。気晴らしに遊んでやるよ。(特に構える様子もない。スタスタと歩きながら店の中へと入っていく。――すぐさま仕掛けたのはテッドだった。近くにあった木製のテーブルを喧嘩相手の傭兵共へと軽々と投げつけた。店の客達から悲鳴が上がる。1人をテーブルで下し、1人を拳で殴り飛ばす。次の相手に拳を向けたところでその男は別の客の蹴りにより吹き飛ばされていった。体格は自分と同じくらいか。その男は喧嘩に混ぜろと言ってきた。)……好きにしろ。どうせ退屈な喧嘩だ。(今度は近くの椅子を掴み、敵へと叩きつけた。怯んだ相手の首を掴み、窓から外へ投げつけた。――本当に退屈な喧嘩だ。残りは5人、といったところか。約半分は潰したらしい。あと半分、退屈しのぎになってくれるか……。)楽しませてくれよ?(テッドは挑発的に笑いながら、傭兵共相手に指をクイクイと自分の方に曲げ、かかってこいとジェスチャーした。)   (2018/9/30 21:43:11)

ヴィーノ♂王国傭兵退屈だなんて、言いっこなしだぜ。こーいうのは…(手近にあった客の酒瓶を2本手に取り、思い切りそれを傭兵の頭にぶっ叩いてやる。それで気を失った所へお見舞いする膝蹴りを腹に食らわせていく。――眼の前の相手は退屈、というが此方としては楽しい、の一言。こんなちんけな傭兵共より、余程目の前の巨躯な金髪の男の、荒々しい喧嘩っぷりが豪快で。それを退屈と抜かすのだから、勿体無い。)――お前さん、やれるクチじゃねぇか。(そう不敵に笑うと、今度はご法度である武器を各々傭兵たちは取り出し始める。ぶぅん、と剣を一つ振り回してから、男たちは一斉に飛びかかってくる――が。)――おっと。(飛びかかってくる様に、思いっきり脛を蹴り飛ばしてやった。一回転する男の身体。鎧も着込んでおり、重たい身体が受け身も取れずに地面へと叩きつけられる。)…ダメだろ坊や。こんなチンケなもん取り出しちゃあ。ただの喧嘩にはちと、無粋すぎるぜ?(男にそう笑いかけると、呻いている男の目の前で剣を一つ膝で蹴り、ボッキリと叩き折ってしまった。)   (2018/9/30 21:54:21)

テッド♂帝国傭兵(――小国の傭兵は近くの空きボトルを掴みテッドの顔へと投げつけてきた。それを目隠しに持っていたナイフでの刺傷攻撃。恐らく裏世界育ちのダーティファイトに慣れているようだったが、此方の方が体躯に恵まれていた。投げつけられたボトルを左手で取り、突き立ててきたナイフを右手で掴んだ。)……いい線してるが、相手が悪かったな。(ナイフを握り壊し、そのまま頭上へボトルを叩きつけた。そして顔面に裏拳をかまし、その傭兵を吹き飛ばした。――ふと、傍で戦う物好きな男の方を見やる。あの男は蹴りで剣をへし折っていた。面白いじゃねえか。あっちの方が美味しそうだ……。よそ見をするテッドを襲おうと後ろからメイスを奮う傭兵の一人、あっけなく顔を掴まれ地面へと叩きつけられてしまった。残り1人となってしまった傭兵は仲間を残して逃げ出した。)……詰まらねぇ。(大口を開けて欠伸をする。喧嘩相手が減ってしまったのは小さな誤算ではあったが、強そうな男を見つけることが出来た。   (2018/9/30 22:11:25)

テッド♂帝国傭兵……次の相手は、アンタか?(パキパキと拳を鳴らす。しかし周りを見渡せば、怯える客と物珍しいと見学に来た外野の民衆。興が冷めたと適当な椅子に腰を下ろした。)……喉が渇いた、酒頼むわ。(はぁと退屈そうにため息を零し、頬杖を付いた。)   (2018/9/30 22:11:37)

ヴィーノ♂王国傭兵――ヒューッ。やっぱアンタ強いな。(こっちも余裕でよそ見を出来る程度ではあるが。男たちもそれなりにダーティファイトには慣れている様子ではあったが、男の前にはそれも型なし。その様子を口笛吹きながら見ていたら、最後の一人はケツまくって逃げていった。なんともお粗末すぎる、喧嘩の後。)…ったーく、逃げ出すなんてつまらん奴らだ。俺は受けて立つ――が、折角だからよ。一杯どうだ?(荒くれ者共を見慣れているであろう酒場の客ですら怯えている様子に、これ以上店を荒らすのは野暮だと此方も判断し。己の飲んでいた木のジョッキを手にとって)この兄さんの分は、俺のおごりで。あと店ぶっ壊しちまった代金代わりだ。受け取ってくれ。(そういうと、革袋を取り出してから、高額紙幣の束をどさりと取り出す。依頼の報酬金と、自分の手持ち半分。店の修繕費と、酒場の客全員に一杯振る舞うくらいの金額を取り出してやる。)…しかしアンタ、ホントに強いな。見ててスッキリするくらいだったぜ。オレが邪魔しちまったくらいか?   (2018/9/30 22:21:48)

テッド♂帝国傭兵――邪魔だと思うなら、引っ込んでくれてて構わなかったぜ。まあいい、俺も面白いものが見れたからいいがな。(こちらにも、木のジョッキに注がれたビールが差し出される。――この男羽振りがいいじゃねえか。あのナリで何処かの国のお偉いさんか?若しくは騎士か傭兵か……。酒を奢ると言った男の方を見ながら、何となく分析を始めていた。いつもの癖である。)……有難くいただこうじゃねえか。(ジョッキを高く上げゴクゴクと喉を鳴らしビールを煽る。あっという間にジョッキは空になる。――小さな興奮に出会えた。上質かどうかは別にして、前マテウスとかいう騎士に飲まされた酒より格別に上手い酒であったことには違いない。多少は気分が良くなるというもの。)よう、おっさん。アンタも随分強かったじゃねえか。喧嘩するならアンタみてぇな奴としたいもんだ。(テッドはクツクツと笑っていた。どこかから見られている気もしていたが、それも気にはならなかった。)   (2018/9/30 22:36:15)

ヴィーノ♂王国傭兵はっ、あんなに楽しそうな喧嘩。混ざらねぇ方が嘘だってもんだ。なぁ?(とは言うものの、微かに苦笑が起こるだけ。全く、面白くない酒場に来たものだ。揃いも揃って、ノリが悪すぎる。此方も一気に、喉を鳴らしながら飲み干していく。)……ぷはぁ、やっぱ疲れた身体にゃあビールが効くぜ。おう、お前さん良い飲みっぷりじゃねぇか。ほれ、何なら樽ごとやるか?(なんて冗談を叩きながら、お替りと、ついでに適当な肴も求める。別に大して上質というわけでもないが、男が肩突き合わせて飲むには十分なくらいの味だ。それに味なんて、気分でどうとでもなる。)はっは、ありがとよオニーチャン。あんな大立ち回り魅せられたんじゃあ、俺もいてもたってもいられなくてな。(此方もまた、負けず劣らず好戦的な笑みを浮かべながら。)オレは仕事でこの辺通りがかってな。今日は此処で一泊して、明日には発つつもりだ。――アンタはここいらの人間かいオニーチャン?それとも、オレと同じお仕事で、とか?   (2018/9/30 22:48:22)

テッド♂帝国傭兵――楽しそうな喧嘩、ねぇ。(内容は決して楽しいなんてものではなかった。辛くもなければ愉悦もない。ただ退屈なそれであったが、この男にとっては楽しそうに見えたらしい。思った通り、物好きな男だ。再びジョッキに酒が注がれる。ついでにと言った様子で、酒の肴も用意された。グビグビと喉を鳴らし飲んでいく。)……悪くねぇ味だ。(つい呟く。酒の味は上質さより雰囲気だ。悪くない気分だった。当初の目的も忘れて、酒盛りを楽しむ。――質問を振られる。――どう応えようか。正直に答えるのも何だったので、適当にはぐらかすことにした。)……俺は旅行で来たんだ。ここにはちょっとした探し物しに寄っただけだ。(本当ではないが嘘でもない。――目的は“偽札”の真偽。この男に話を振ってやってもいいと思った。)……よう。只の噂話なんだが、最近帝国を脅かそうとしている不穏な動きがあるらしい。アンタは知ってるか?(アバウトな質問をした。質問というより、世間話のそれである。丁度いい退屈しのぎだ。偶にはこういうのもいいかもしれない。)   (2018/9/30 23:02:35)

ヴィーノ♂王国傭兵まあ、アンタからすりゃあつまらないんだろうけど、オレは好きだぜ、アンタみてーな暴れ方。(本人は退屈そうだ。確かに、相手をするには役不足感が否めないのだろう。今度は肴であるジャーキーを一口齧りながら)…ふぅん、旅行ねぇ。(敢えて、深くは突っ込まなかった。これだけの立ち回りが出来るような人間だ。そんな人間が、ただの旅行とは明らかに思えなかった。一瞬、目を細めるも、直ぐにジャーキーを齧り直す。)………(しばらくの、沈黙。単なる世間話と、笑い飛ばすべきか。果たして。)……さて、な。(再びごくごく、とビールを煽り)そりゃあ王国か小国でなんか企んでる、ということかい?アンタはあいつらが何か出来るとでも?国力が違いすぎるぜ。(と、敢えてはったりかまして見る。さて、どう出るか。)   (2018/9/30 23:13:10)

テッド♂帝国傭兵……少し貰うぞ?(テッドも肴のジャーキーを摘み食らう。案外味は悪くない。対して金のかかった代物でもないのだろう。しかし、それでも味に不満はなかった。――相手は自分の質問に否を唱えた。如何やら噂については知らないらしい。若しくは知っていて嘘をついているか……。ただ)……おっさん、答えになってねぇぜ。知ってるか知らねえかを聞いたんだが、まあいい。(どうせこいつは応えてくれないだろう。そんな気がした。それだけでも情報は手に入った。――恐らくこいつは帝国の人間じゃない。王国か、小国の人間だ。勿論、それはこの男がこの情報を黙っていたらの話ではあるが。)……王国も小国も、やり方次第で色々寝首をかくことは出来るだろ。(とそう言い、席を立った。)酒、ご馳走さん。――今度は是非やり合いたいもんだ。(自分が壊した扉から外へと出ていく。事の真偽は定かではないが、それよりも楽しいものを見つけることが出来た。それだけで十分だった。――宿にも泊まらずそのまま帝国領へと足を向けた。急ぎかえって次の戦に備えるとしよう。戦を続けていれば、いつかあの男のような強者と出会えるだろう。それがあの女<シャンテリー>との約束だ。   (2018/9/30 23:31:04)

テッド♂帝国傭兵(帝国領はそれほど遠くはない。獣人である自分の速さなら時間もそうかからないだろう。歩みを速めながら、自身の根城へと帰っていくのだった。)   (2018/9/30 23:31:22)

テッド♂帝国傭兵【急ですが、これで〆に致します。ありがとうございました!】   (2018/9/30 23:32:02)

ヴィーノ♂王国傭兵【此方こそ、有難うございました!此方も〆ますねー。】   (2018/9/30 23:32:53)

ヴィーノ♂王国傭兵………お前さんこそ、もうちょい具体的に言わねーと、答えようがないぞ?(クツクツ、低く笑いながらも既に杯は空いた。もう少しやっても良いのだが、出立も早い。今宵はこれでお開きにしとこう。)……まあ、そうなんだが。(と、小さく同意の声を呟いてから。)おう、おそまつさん。良いもん見せてくれた礼だ。―――もしかしたら、次はやれるかもしれねぇな?(恐らく、この男もまた帝国の人間だと思った。お互いがお互い、水面下での情報交換を終えて、彼が遠ざかるのを見遣ってから)――アイツの名前、聞き忘れたな。(まぁいい、恐らく今度はまた違う形で出逢うだろう。――そんな予感が、気がしてならない。)   (2018/9/30 23:40:10)

ヴィーノ♂王国傭兵【と、此方も〆ておきました。有難うございました!】   (2018/9/30 23:40:26)

テッド♂帝国傭兵【改めて、ありがとうございました!とても楽しいロルが出来ました!】   (2018/9/30 23:41:50)

テッド♂帝国傭兵【それでは、私はそろそろ失礼いたします!お部屋ありがとうございました!!】   (2018/9/30 23:44:33)

おしらせテッド♂帝国傭兵さんが退室しました。  (2018/9/30 23:44:50)

ヴィーノ♂王国傭兵【此方も楽しんでロルができました!本日は有難うございました!おやすみなさいませ   (2018/9/30 23:44:55)

おしらせヴィーノ♂王国傭兵さんが退室しました。  (2018/9/30 23:45:01)

おしらせマテウス♂帝国騎士さんが入室しました♪  (2018/10/3 22:07:19)

マテウス♂帝国騎士【では移動いたしまして。さくっと先行つくってまいりますのでおまちくださいませです。】   (2018/10/3 22:07:56)

おしらせダリア♀帝国兵さんが入室しました♪  (2018/10/3 22:08:39)

ダリア♀帝国兵【お邪魔致します~。改めましてよろしくお願いします~!】   (2018/10/3 22:08:59)

マテウス♂帝国騎士(夜を徹して急いだかいはあって陽が暮れる前に約束の港には着いた。配下が用意してくれていた宿屋に泊り夜まで少しばかり眠るつもりであった。が、眠れない。あちこちの骨が痛み、ひどく疲れているのに眠れない。寝台に横たわって半刻ほどじっとしていたが、とうとう身を起こす。ひとりでいては気が滅入る。そんな珍しい心持ちを消し去ってしまいたくて、階下の賑わいを覗きに階段降りていく。食事をする気はないが、軽い酒くらい飲んでざわめきを眺めていれば気晴らしくらいにはなるだろう、などと珍しいことを思って。旅の埃は既に払い、さっぱりとした騎士服に着替えて隅の席に座れば注文のために手をあげた)――エールを。あぁ、少しでいい(淡々と。青い瞳に浮かぶ少しばかりの憂いは人目惹くほどのことはなく)   (2018/10/3 22:17:07)

マテウス♂帝国騎士【ではさくっとでよろしいので情報ください。よろしくお願いいたします。】   (2018/10/3 22:17:54)

ダリア♀帝国兵【笑 お待ちください~!】   (2018/10/3 22:18:21)

マテウス♂帝国騎士【情報意外をくださるというのならもちろんッ。……でも、どうせハリセンなんだ(笑】   (2018/10/3 22:20:15)

ダリア♀帝国兵(酒場の扉を開けて入ってくる。女が一人。腰まである長い蜂蜜色の金髪を右側に流し、顔に掛かる髪の毛を編み込んで垂らしている。店内を見渡す、濃い赤紫の瞳は、どこか気だるげでもあった。薄手のコートの下に身に着けているのは、胸元が深く切り込みの入った、黒のドレス。身に纏う花の香り。男の手を引く生業の女だということは、一目で分かる顔立ちに、仕草。出勤前なのか、それとも誰かに今から呼ばれていくのか―――? そんな風情の女は、隅の席に座る、騎士服の男を見つけるとそちらへと歩みを進める) ―――久しぶりね、騎士様。(ゆるりと口元には笑みを浮かべ、軽く首をかしげて、男の顔を覗き込む。憂いを湛えた青い眼差し。それを物珍しそうに。)   (2018/10/3 22:25:01)

マテウス♂帝国騎士(注文待つ間もどこかぼんやりとしていて。近づく気配に花の香りにも視線を向けず。隣の席に座ったのがその香りの持主だとわかっても尚、テーブルをトントンと気ぜわしく細指で叩きながら、心ここにあらずといった風情で視線は動かない。声がして、そこで漸く指が止り、視線が動く)――これは珍しい(にこりと笑みが浮かべて。珍しい、と言ったのは、女が最初に会ったときの髪と目の色をしていたから。声音もかわることなく。幾つもの顔を持つ女。髪も目も声も背丈の印象すら時には違うのに)……久しぶりだな。元気だったか?(「ですね。元気でしたか」などと、つい言いそうになるのを言いかえるだけの機智はくたびれた身体と頭にも残っていたらしく。飲むか?と尋ねると返答待たずに人を呼び、とりあえず同じものを頼んでから)さて、今回は……?(どんな用件があるかと声潜めた。いつもなら戯れにでも腰へと伸びていこうとする腕はテーブルの上におかれたまま)   (2018/10/3 22:37:19)

ダリア♀帝国兵あら、屋敷が半壊したって聞いたから、様子を伺いに来たのだけど。ご無事なようで何より。(テーブルをトントンと叩いている男の指先を見つめて、彼の隣の椅子に腰を下ろした。愛想笑いを浮かべて注文を取りに来た店員の男に、彼が飲んでいるものと同じものを注文する声を黙って聞いて微笑んでいる。その店員が立ち去っていく合間に、座っている彼の方へと体の向きを変えて、身を寄せる様にして男の膝の上へ片手を乗せる) 貴方は、変わったことは無くて? また、食事が喉を通らないのなら、スープを一匙ずつ掬って食べさせてあげましょうか。(とほほ笑む様にして首をかしげて男の顔を覗き込む。その反応を確かめながら、手にしていた小さな鞄から、白い封筒を二枚取り出した。中に入っているのは、一つは精巧な偽造紙幣。そしてもう一つは、それよりもかなり精度が劣化した紙幣。その二つの封筒を、男の太腿と太腿の合間にひらりと挟む様に滑り込ませ。)   (2018/10/3 22:46:41)

マテウス♂帝国騎士相変わらずの地獄耳だ。いったいどんな連絡網があるのやら(魅惑的な女の肢体がすり寄ってくるのを、ほんの微か避けるように身をひいてしまってから逆にそれ隠すようにわざとらしく腰に包帯まいた手をやり背中へと滑らせ苦笑しながら)生憎、腹は満ちてるんで遠慮しとく(腿にさしこまれる封筒を指ではさんでテーブルの上へ置くと)おや、何の礼金やら。こっちの払いが残っているかと思ったが。あぁ…屋敷の見舞金?あれは…まぁいい、ありがたくうけとっておこうか(封筒をまだ開かずに耳元でささやいたのは、ある大貴族の名前。少しばかり縁ができてしまった男の名前。上には上がいるものだと思い知らされた男の名前。知っているか、と聞いてみて、反応みながら封筒の中身確かめる素振で二枚を取り出せば、途端に眉が曇り思案しながら)……これ、どっちが出回ってます?(と思わず素の声が出た)   (2018/10/3 22:59:42)

マテウス♂帝国騎士【唐突な人物だしてすんません。しらっととぼけといてくれていいし、捏造してくれてもいいです】   (2018/10/3 23:00:13)

ダリア♀帝国兵【了解です~!】   (2018/10/3 23:00:29)

ダリア♀帝国兵あら、お客さんから教えてもらうのよ。―――お腹だけでなくて、欲も満たされているみたいね?(摺り寄せた身体。それを僅かに引いた動きを見逃さなかった。どんな風にすれば男が悦ぶのか、何を求めているのか。どんな言葉をかけて欲しいのか。熱を籠らせたような眼差しで、男のそれらを観察することに長けた女は、逆に欲しくない、といったほんのわずかな意思表示に反応する。で、あれば、それ以上、追いかけはせずに、腿に置いていた方のては、脚の付け根ではなく、膝頭の方へ移り、花の香りに混じった女の香りが分からない程度に隙間を開けた。封筒の中身を確かめる様子を面白そうに眺めながら。出された名前に、口元に笑みを浮かべながら、お客さんお名前は明かせないのよ?と、ただただ、笑って見せる。) ――両方よ。こっちの方は、数が少ないけど。こっちは、ここ数日であっという間に、広がってるみたいなの。仕事仲間の女の子に相談されたんだけどね。騎士様、そういうの詳しいかしらと思って。(思わず素の声が出た男に、困ったように眉間に皺を寄せて、小さくため息をついた。あげるわ、それ。と言葉をつづける。)   (2018/10/3 23:10:24)

マテウス♂帝国騎士【数が少ないのは精巧な方と思っていいです?で、あっと言う間なのができの悪い方?】   (2018/10/3 23:14:02)

ダリア♀帝国兵【そうです~。どっちがどっちを指定するのを忘れてました! 出来が悪い方があっという間に広がってます】   (2018/10/3 23:14:57)

マテウス♂帝国騎士【了解です。ありがとですー】   (2018/10/3 23:18:20)

マテウス♂帝国騎士…充たされてないが?(と多少露悪的に背を滑らせる手を細腰の方へと動かした。動かしながら、相変わらずなんでも解ってしまう女だ、と舌を巻く。あるいはそれほど自分はわかりやすい男か、とも自嘲する。大貴族のことはまぁいい。知らぬ筈はなかろうし、深いつながりあればあるほど何も喋りはしないことはわかりきった話だから。ただちょっと此方がその男に縁ができたと知らせておこうと思っただけ。ほっそりとした腰を撫で続けていても花の香りは変わらない。この女は熱に浮かされたりはしない。青い目光らせて出された餌に食いついてしまう自分は彼女の前では出来の悪い生徒のようなものだ、と頬歪めながら)――成程。いや、心当たりはないな。こんな大掛かりなこと、そこいらのチンピラにはできないだろう…あぁでも…(精巧な方を撫でながら呟いてからふとした心当たりに言いよどむ)   (2018/10/3 23:30:52)

マテウス♂帝国騎士あぁ、貴女なら…貴女なら出来そうだ(その心当たりをくつくつと嗤いながら誤魔化すでもなく誤魔化しての冗談とも言えぬ言葉を続け)自分の知る限り、こんなことやりそうなのは貴女くらいですけどね(一杯だけのエールを飲み干すと金を置き)さて、どうです?部屋はあります。欲は充たされてないって言ってるんだけども。あるいはそう…貴女の対価は高いんでしたね?話はベッドの中でならしてもいい。これが、どういう意味を持つかって話をね?   (2018/10/3 23:31:42)

マテウス♂帝国騎士【〆になってないけど終わっとこうかな、と。時間ですので。】   (2018/10/3 23:32:32)

ダリア♀帝国兵【ありがとうございます~! 私も〆を打ちますが、先に墜ちて頂いても大丈夫ですので~!】   (2018/10/3 23:33:19)

マテウス♂帝国騎士【いや自分は時間あるんですけども、ダリアさんは日付かわるまでーとおっしゃってたので。もちろん正座待機しますのでごゆっくり。足痺れさせるまでごゆっくりw】   (2018/10/3 23:34:26)

ダリア♀帝国兵(騎士にしては、細く骨ばった手が背中から腰へと滑り落ちてくる。くすぐったげに身を揺らす、ということはしていても、その眼差しに熱が滲むことは無かった。男が欲しいのは情報であって、熱を沈める何かではない、と理解すれば、男の手付きに悶えるような仕草をするのは、必要はないと判断したから。言葉の端に落ちてくる、貴族の名前を記憶に刻みつつ、男がどこの貴族の派閥に属することになるのか、手早く計算しながら。テーブルの上に置かれた酒のグラスを手に取った。こくり、と唇を付ければ、喉を伝い胃へとアルコールが粘膜を熱くする刺激に、細く息を吐く。) あら、私はそんなこと出来ないわ。――ええ、そう。私の対価は高いわよ。痺れるくらいの何かがないと、満足できないの。貴方にそれが、出せるかしら?   (2018/10/3 23:50:05)

2018年09月24日 22時28分 ~ 2018年10月03日 23時50分 の過去ログ
【F系】戦火の大陸―本部屋Ⅰ
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