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「【F系】戦火の大陸―本部屋Ⅰ」の過去ログ

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2018年10月10日 20時23分 ~ 2018年10月23日 20時56分 の過去ログ
過去ログでは上から下の方向に発言を表示しています

カマル♀王国暗殺者(『――捨てるしかないな』。低い吐き捨てる様な声。ハッとすれば、視界には主人の足元。慌てて顔を上げるが、その顔を、表情を見る前に無数の手が、べちゃべちゃと自身の視界を封じて、沼に引きずり込む様に、血溜まりへと呑まれた。)ある、じ…。(伸ばす手は届かずに、沈んで行く。べちゃべちゃ、べちゃべちゃ、べちゃべちゃ。視界も耳も覆われた。隙間から視えた主人の顔は―――)   (2018/10/10 20:23:41)

カマル♀王国暗殺者(幼い頃の記憶と云う物は曖昧で。何処で生まれて何処に居たのかも覚えていない。物心付いた頃には檻の中に居て路地裏行く人々をみていた。ボンヤリとその中で俯いて居れば、薄汚い路地裏には似つかわしく無い綺麗な靴が見えたのを覚えている。恐らく己は大層無感情な赤い色の瞳をその靴の持ち主に向けたと思う。逆光の眩い光の中、影になって見えない顔と、髪を縁取る銀色の光。そうして気付けば、主人の元に居た。主人の屋敷はとても豪勢で、大勢の人が主人の周りに居た、と思う。その頃は主人はまだ“一番偉い人”では無かったし、退屈そうな眼をして居たのを覚えている。気紛れで拾った、と主人は云う。――本当にそうなのだと思った。――今思えば、その年齢であれば知っていて当然の事も多かったけれど、それでも日々見る物は新鮮で、輝かしくて、今思えばアレは“愉しかった”と云う物なのだろう。その中でも、彼との時間は特に好きだった。暗殺者になる為の戦闘技術。訓練は決して生易しい物では無かったけれど、其れでも己を気にかけ、娘の様に接してくれる彼に懐いていたと思う。)……。(屋敷の地下室にて、床を蹴れば彼の首元目掛けて高く跳び短刀を振り被った)   (2018/10/10 20:24:48)

カマル♀王国暗殺者【長くなりましたが、こんな感じでいきなり訓練から始めてしまいましたが、やりづらさ等あれば、修正お願い致します…!】   (2018/10/10 20:25:32)

ミンスト♂王国暗殺者【ありがとうございますー。続けていきますね】   (2018/10/10 20:26:38)

カマル♀王国暗殺者【お願いしますっ!】   (2018/10/10 20:26:50)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、ミンスト♂王国暗殺者さんが自動退室しました。  (2018/10/10 20:46:46)

おしらせミンスト♂王国暗殺者さんが入室しました♪  (2018/10/10 20:47:49)

ミンスト♂王国暗殺者(この子供を教えていると、ふと思い出す。かつては己もこのように技を教えられたと。師は変わり者だった。名は世間に知れ渡っていたが、弟子をとることをあまりしなかったようだった。そんな数少ない弟子の一人が、少女を相手に師匠の真似事とは、かつての師に笑われることだろう。だが、それを自重する暇はない。目の前に迫っているのは少女の刃。その刃はまさに猪突猛進。軌道は速いが、殺意が真っ直ぐであるゆえに読みやすい。そこには余裕がない。あそびのない軌道は狙いがすぐに分かる。彼女の動きから、こちらを害そうという意志がひしひしと伝わってくる。故に、避けることは簡単だった。紙一重で致命傷を避ける。敢えてギリギリまで避けなかったのは彼女を自分の間合いまで突っ込ませるため。彼女の一撃をくぐり抜け、その腕を掴みにかかる。彼の腕は艶のある柔らかな毛並みと、鋭い爪。それは獣人の証。間際で避けられた彼女は勢いを殺しきれるか)……意思を出すな、カマル。意思ある刃は読みやすいと、いつも言っているだろう(笑った後に人を殺す。感情と肉体を切り離し、一本の刃になること。それが彼の教え)   (2018/10/10 20:48:56)

カマル♀王国暗殺者(獣の腕に掴まれたのは、対して、人間じみた褐色の滑らかな肌。同じ獣人と言えど差はある相手の顔を見上げる。掴まれたまま、簡単に持ち上がってしまいそうな小さな少女は)――だって……いけるとおもった。(と、小さく呟いた。酷く淡々とした声色ではあるものの、何処か僅かに悔しげに赤い瞳を俯かせる。人間じみた細い体躯に三角形の獣の耳が頭部に二つ。他に獣の部分と言えば下衣の直ぐ上から生え揺れる尾っぽくらいか。目の前の“師匠”とは異なる貧相な身体に嫌気がさす。そんな唯一の獣らしい耳や尾が、しゅん、と下を向く。)ししょうは、せがたかいから……だから、よけられる。(首傾げて見上げる様子。言葉を知らない、日頃無口な少女は負けた理由を、掴まってしまった訳を述べると――)――すきあり。(そう言って、掴まれた手から反対の手へと短刀を投げ移せば、半身を捻り、刃を再びその首元へと向けようとした。)   (2018/10/10 21:01:02)

おしらせリディ♀小国奴隷さんが入室しました♪  (2018/10/10 21:12:29)

リディ♀小国奴隷【間違えて入りました。失礼します】   (2018/10/10 21:12:46)

おしらせリディ♀小国奴隷さんが退室しました。  (2018/10/10 21:12:49)

ミンスト♂王国暗殺者(少女は獣人としては人間に近い。顔まで狼の自分とは大違いだ。尻尾と耳さえ隠せば潜入も容易いだろう。たしかに訓練すれば良い暗殺者になるに違いない。獣人という立場に生きる選択肢は少ない。たとえ暗殺者とはいえど、生きる道が残されているだけ幸せというもの。少なくとも同じ外道とはいえ、夜盗に身をやつすよりは身の振り方があるだろう)違うぞ、カマル。お前はもっと速く動ける。今よりもっとずっとな。動きに無駄がある。さらに動きを研ぎ澄ませ(隙あり、と師匠の言葉も聞かずに、また首を狙ってくる。その動きもまた読まれている。油断も隙もない弟子だ。だが、その思いきりのよさは評価している。彼女はきっと、良い使い手になるだろう。首を狙う一撃を避け、彼女の手に自らの手刀を叩きつける。当たれば彼女の得物ははたき落とされるだろう)……お前は俺の話を聞いているのか?(呆れるように問いかける)   (2018/10/10 21:22:04)

カマル♀王国暗殺者(カラン、と短刀の落ちる音。片腕掴まれたまま、背後の師匠を見上げれば、)……いたい。(と、表情すら変化は小さいものの不服そうに呟いた。これでも脚が千切れそうな位、速く動いているつもりだし、初動の音は出すなと云うから音だって極力消している。人間の急所も、関節の動き方も全て頭に叩き込んだ。筈だった。)……。(言葉を聞きながらも、項垂れて床に落ちた短刀を眺めた。鈍く煌めく刃は己の無力さを嘲っている様に思えて憎らしかった。)……仕事、いつできる…?(連れられた事はあるけれど、仕事自体は未だ与えられて居ない。拾ってくれた主人に恩を返す為、師匠の仕事の役に立つため、何だって良いから此処に存在している意義が欲しかった。ただただ弱く、教えられているだけの今はもどかしい。意思を出さない事を心掛けて、感情を切り離そうと努力はしていた。けれども、努めている様では駄目なのだとは解って居た。それが自然に出来てこそ一人前の暗殺者に成れるのだろう。その為には訓練あるのみなのだろうけれど……。)   (2018/10/10 21:37:09)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、ミンスト♂王国暗殺者さんが自動退室しました。  (2018/10/10 22:00:10)

おしらせミンスト♂王国暗殺者さんが入室しました♪  (2018/10/10 22:00:14)

ミンスト♂王国暗殺者(弱い、未熟だと彼女に伝え続けてきた。だが、実際のところ、彼女は既に暗殺者としてはもう充分にやっていけるだろう。にもかかわらず、ミンストは主であるカーンにも、カマルを未熟だと言い続けてきた。単純なことだ。ミンストは彼女を戦場に送り込みたくなどないのだ。修行の場であれば、彼女はいつまでも危険な任務に出ることなく、この屋敷に置いてもらえる。使用人たちと同じように食事をし、生活をする。その当たり前の幸せが彼女にとってかけがえのないものであるはずだ。かつて家無き子供であったミンストはそれを知っている。だから、彼女を未熟だと、戦場にはまだ立たせられないと言い続ける)……もう少しだ。お前は日々、腕を上げている。もう少しで、お前は仕事ができる一人前だ(彼女の頭を撫でるのはふさっとした毛並の手だ。このところ、毎日こんな会話ばかりしている。笑顔で彼女に問いかける。そして、彼女が落とした短刀を拾い上げる。未だ空を切るばかりの短刀は、刃こぼれもせずきれいなままだ。いつまで彼女をこうしておけるだろうか)ほら、そろそろメシの時間だ。腹も減ってきただろう(不器用に話を逸らし、彼女を食堂へと連れて行こうとする)   (2018/10/10 22:02:14)

カマル♀王国暗殺者(いつもの言葉。いつもの台詞。何時になれば“もう少し”が来るのだろうか。“一人前”に成れるのだろうか。僅かばかりに抱いた不安は暖かな手によって掻き消される。暖かで柔らかな此の手が好きだった。人を傷付ける為の獰猛な爪が生えて居るにも関わらず、思わず擦り寄って甘えて仕舞いたくなる程に優しい温もりに満ちていた。)……。(小さく頷けば短刀を受け取り、音も無く元に戻す。そうして続く言葉にも再度頷いた。そう云えばお腹は空いていたかも知れない。気さくで明るい調理人の彼女が作るご飯はとても暖かで美味しいと感じていた。味付けも然る事ながら、彼女の気遣いや人となりが表れているのだろう。何時だって穏やかな気持ちになれる料理であった。今日の食事は何だろう、なんて呑気に思いを寄せることが日々の幸せであり、楽しみでもあった。地下を上がれば食堂からは芳ばしい香りがする。人並外れた嗅覚は料理の正体に気付けば、タタタ、と軽い足取りで食堂に向かった。)   (2018/10/10 22:11:12)

ミンスト♂王国暗殺者(使用人たちは自分たちの正体を知らない。主の傍に控える用心棒のようなものだと解釈しているようだ。だから、自分たちの居心地も悪くない。この屋敷に仕えて長くなるが、こういう食卓を囲むことは幸せなことだ。だが、ミンストはその日の食卓を囲むことはなかった。主からの呼び出しを受けたからである。今日の食事はカマルと使用人だけで取ることになるだろう。ミンストの食事相手は他ならぬ主だからだ。ミンストはあまり今の主を好んでいない。年端もいかぬ少女を連れてきて、暗殺者としての教育を施すなど気の進まないことだった。だから、今日まで彼女を戦場に出さず、戦闘の教育を施しながらも、危険な目にあわせることはしなかった。女の暗殺者として必要な、閨の技術も仕込んでいない。先代の主に義理はあれ、今の主にはそれほどの忠誠心はなかった)   (2018/10/10 22:28:39)

ミンスト♂王国暗殺者 (朝になっても、ミンストは戻らなかった。師が不在の中、彼女に指示が出る。そんなことは今までなかったことだった。主から直々の指示書が彼女に手渡される。渡したのは使用人とはいえ、主からカマルに与えられた初めての仕事である。ミンストが別の仕事で不在の今、カマルに任せる、ということだった。男の人相はごく普通の男。金髪のやや年老いた男である。指示書には男にかけられた嫌疑と、潜伏場所、そして、必ず殺せ、という命令が書かれていた。潜伏場所は町外れの朽ちた屋敷だという)   (2018/10/10 22:29:33)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、カマル♀王国暗殺者さんが自動退室しました。  (2018/10/11 00:02:15)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、ミンスト♂王国暗殺者さんが自動退室しました。  (2018/10/11 00:02:34)

おしらせカマル♀王国暗殺者さんが入室しました♪  (2018/10/11 00:28:38)

カマル♀王国暗殺者【サーバー落ちなんて…っ、いい所でしたのに!てなわけで、お返事だけ貼り付けておこうかな、と。】   (2018/10/11 00:29:32)

カマル♀王国暗殺者(師匠に会うことがないまま、食事が終了する。使用人達に話し掛けられても何を返したら良いのか解らず黙って仕舞うことが多かったのだけれど、彼等はそんな己の特性を理解してくれていて、喋らない己でも傍に置いて輪の中に入れてくれて居た。振る舞い方はきっと正しく無いのだけれど、その空間はとても居心地が良かった事を覚えている。――そんな中、朝を迎え、指令書を受け取った。内容を一瞥すれば己に与えられた初めての仕事だと理解る。高まる気持ちを抑えれば身支度を済ませて、早速指定の場所へと向かった。初めて主人の役に立てる。成功すればきっと師匠も褒めてくれる。だとすれば“必ず殺せ”という命令を遂行せねばならない。)(―――闇夜に潜み、息を殺す。一人で行う仕事に心臓が口から飛び出そうな位、暴れていて落ち着かなかった。それでも短刀の柄を握れば肩の力が抜ける。力を抜き、動きを研ぎ澄ませる。速く、速く動き、無駄な動きは捨てる。頭の中で反芻すれば、指定された場所に居た人影目掛け、一息で疾駆し、跳躍。風を切る音と共に、脳天目掛けて刃と共に勢い良く落下した。)   (2018/10/11 00:29:59)

カマル♀王国暗殺者【そんなわけでまた今度続きできたら幸いです!ではっ】   (2018/10/11 00:30:24)

おしらせカマル♀王国暗殺者さんが退室しました。  (2018/10/11 00:30:28)

おしらせカマル♀王国暗殺者さんが入室しました♪  (2018/10/12 21:00:23)

カマル♀王国暗殺者【お邪魔致します。人待ちにて…!】   (2018/10/12 21:00:52)

おしらせミンスト♂王国暗殺者さんが入室しました♪  (2018/10/12 21:02:08)

ミンスト♂王国暗殺者【よろしくお願いいたします】   (2018/10/12 21:02:27)

カマル♀王国暗殺者【今日は鯖落ちしないことを祈って…!(フラグ) どうぞよろしくお願い致します!】   (2018/10/12 21:02:48)

ミンスト♂王国暗殺者(金髪の年老いた男、すなわちカマルの標的は、彼女の一撃を避けた。男の動きは素早い。そして、暗闇の中でもカマルの位置を正確に把握しているかのように、くるりと身体を回転させ、距離を取った。彼が手に持っているのはナイフ。それを彼女の首筋にめがけて投げる。回避しつつ反撃するその行動の隙のなさは、明らかに手練れである。彼女の初めての仕事の敵としては不運と言えるだろう。男は彼女と同じ黒装束に身を包んでいた。その姿は、彼女の師匠のように見えるかもしれない。だが、目の前の彼は標的なのだ。彼女の師匠ではない)……(男は何も言わない。相手が敵だというのは分かっている。この生死の境において、これ以上言葉を交わす必要はない。相手が殺さないのであればこちらが殺し、こちらの刃が届かないのであれば、こちらが殺される。それだけがこの場の真実。朽ちた屋敷の一室はそれほど広くはない。扉を開けて廊下に出るとしても、目の前の彼女を突破する必要がある。窓から飛び降りるのは高さとして現実的ではない。窓を背にして、男は不敵に笑む)   (2018/10/12 21:17:23)

カマル♀王国暗殺者(回避され、足底が掴んだのは重さに軋む床。ヒュン、と空を切る音に黒布で包まれた獣の耳が反応を示せば、そのまま床へと転がって横へと避けた。ザッ、と身体を起こししゃがみ込む様な形で両手に短刀を構える。踵は浮かせたまま、膝を曲げて何時でも動ける体勢へ。)……。(避けられた、逃げられた。その事実と反撃されたと云う咋な殺意。―何方も己の心臓を再度掻き鳴らす。落ち着いて。仕留める。必ず殺す。そう心の中で繰り返し、赤い光を向け返した。如何して目の前の男は嗤って居るのだろうか。生きるか死ぬか、殺すか殺されるかの状況で、何が楽しいのかも解らず小首傾げた。)……(己の殺意は読むに容易く、直線的だと師匠は云った。先程避けられたのもそれが原因だと判断すればこそ、スッ、と体幹の力を抜く。関節を一つ一つ丁寧に動かし、波打つ身体は滑らかに、それで居て素早く、床を蹴って、相手に再度肉迫する。殺意は殺す。殺そうと思わず、死を願わず、無機物が持ち主に使われる如く、ごく自然に動かすのだ。それが暗殺者であり、一本の刃であろう。懐に入り込む身体。右手は殺意を携え首筋を狙い、左手は呼吸をする様に違和感無い動きで胸元を目掛けた。)   (2018/10/12 21:30:50)

ミンスト♂王国暗殺者(男は彼女が床を蹴った瞬間に、自らも彼女に突っ込んでいった。しかし、彼はもう得物を持っていなかったようだ。素手で彼女に挑む。男は彼女の武器ではなく、その腕を狙っていた。窓から漏れるのはわずかな月明かり。しかし、それは二人には届かない。光を浴びるべきではない存在なのだ。暗殺者も、そして暗殺者に殺されることを望まれたこの男も。男の方がわずかに腕の長さの分、先に攻撃が届くだろう。その手で、彼女の右手を払おうとする。首筋を狙った一撃を防ぐためである。しかし、左手には一切警戒をしていなかった。まるで、彼にはそれが見えていないかのように、右手の一撃だけを防ごうとしていた。肉薄して、ようやく気付くだろう。男は目を閉じていた。それがいかなることを意味するのか、彼女には分からないだろう。だが、目を閉じていた男が、右手の一撃だけは正確に防ぎ、左手の一撃はまるで防げなかったのである。きっとその左手の刃は、男を貫くだろう)   (2018/10/12 21:42:08)

カマル♀王国暗殺者――っ。(右手の一撃が払われる。カラン、と落ちる金属音。けれども其れに意識を取られる事は無い。何故なら本命は左手の一撃だからだ。小さな己では持久戦に持ち込まれれば勝ち目は皆無であり、速攻勝負を仕掛けるべきだと認識していた。だから左手に、肉を捉え、心の臓を貫く感覚が伝われば、少しだけ安心したのかも知れない。)……。(  ず  ちゅり 。  ――小気味の良い音が嫌に大きく聞こえた。引き抜けば赤、赤、赤。生温い赤が雨のように降り頻る。赤い瞳はその赤をただただ見詰める。ふと、疑問に思うのは反撃が無かった事。刺し違えてでも相手を殺そうとは、男はしていなかった。己の動きは心臓を穿ったと雖も一気に奥まで刺し込む力は無く。途中でも刃が浅い段階で相手は己を振り払う事が出来た筈だ。例え武器が無くとも、小さな体躯は容易く吹き飛ばす事が出来るだろう。―――嗚呼、そう云えば、どうしてこの人は、最期は目を閉じていたのだろうか。)   (2018/10/12 21:54:31)

ミンスト♂王国暗殺者(男は最期まで黙っていた。不敵に笑うことこそすれ、言葉を発することはなかった。男は死んだ。心臓を貫かれ、それ以上の抵抗はせずに潔く死んだ。床に倒れる。彼女によりかかる形ではなく、後ろに刺された勢いのまま、床を背にして倒れたのだ。カマルの初めての標的はあっけなく死んだ)――よくやった、カマル。私のために裏切り者を殺してくれて感謝する。お前は今日から私の暗殺者だ(拍手をしながら、扉を開けて入って来るのは、彼女の主。ミンストの主でもあるカーンである。青年である彼は、この血生臭い場所であっても、高貴さを失わずに、その溢れる傲慢さで、彼女を見下ろしていた。それは悪趣味な贈り物をした相手に向けるような、皮肉めいた視線だった)だが、カマル。お前は確認を怠っている。その男の死を確かめろ。暗殺者として標的を殺し損ねたのでは未熟もいいところだからな(暗闇の中、血に染まる死体は、金髪の男ではなかった。体躯はそのままに、狼のような毛並みと、狼のような顔をしていた。彼女の師匠が、そこにいた。幻ではない。もうそこにいて、そこにいない。死んでいるのだ)   (2018/10/12 22:07:01)

カマル♀王国暗殺者(どさり。――重い重い音。身軽に動ける男であっても、意識無く死した身体というのはこんなにも重たい音がするのか。肉薄した時に覚えたのは何処か懐かしい香り。酷く身に覚えのあるソレ。聞こえて来た声と拍手の音の主に振り返り小首を傾げた。――如何して主が此処に居るのだろう。)……。(主の眼差しは少しだけ怖い。酷く冷淡で己の事など何とも思って居ない様な瞳。師匠やほかの使用人達が暖かな陽だまりのような瞳を向けてくれる分、その氷の様な冷たさが際立つのだろう。様々な疑問を抱きながらも、命令通りにその遺体を確認する。   ―――その途中で手が止まった。どうして、何故、どういう事、――頭の中で言葉が巡り、ぶつかり、停滞する。思考も、止まる。)あ、……あるじ……。(“コレ”は己だけが見間違えて居るのでは無いだろうか。夢ではないのだろうか。幻ではないのだろうか。確認する様に、背後に居る彼の名を呼ぶ。目の前の遺体を呼ぶ事はできなかった。言葉が、返事が、戻って来ない現実に耐え切れないと、無意識に回避していたのだと思う。)   (2018/10/12 22:18:57)

カマル♀王国暗殺者……な、んで。(先程までは見知らぬ男であったでは無いか。手が震えて、呼吸の感覚が短くなって、心臓が止まってしまいそうな程に藻掻くように悲痛気に暴れて。吐き出して仕舞いそうになる。胃だけでは無く、全ての臓器が口から飛び出して仕舞いそうになる。寒い。寒い。震えが、止まらない。  ――わたしはその感情をしらない。)   (2018/10/12 22:19:02)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、ミンスト♂王国暗殺者さんが自動退室しました。  (2018/10/12 22:38:49)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、カマル♀王国暗殺者さんが自動退室しました。  (2018/10/12 22:39:19)

おしらせカーン♂王国貴族さんが入室しました♪  (2018/10/12 22:46:06)

おしらせカマル♀王国暗殺者さんが入室しました♪  (2018/10/12 22:46:10)

カマル♀王国暗殺者【入れた!!おかえり私、おかえり主!】   (2018/10/12 22:46:38)

カーン♂王国貴族【ちょうど扉から入ってきました】   (2018/10/12 22:46:53)

カマル♀王国暗殺者【いや、ほんまそれ。 改めて宜しく御願い致します。】   (2018/10/12 22:48:32)

カーン♂王国貴族暗殺者は二人も必要ない。私は暗殺者としてより相応しい者がその座に就くことを望んだだけだ(あの男は自分の父親の子飼いで、自分とはそれほど縁がなかった。自分への忠誠心がないことは分かっていた。表立って逆らうことはないし、自分へ牙を剥くことはしないが、カマルを庇うくらいのことはする。彼女がミンストと同じような働きをするのであれば、多少実力は落ちたとしても、自分へ忠誠心のある人間を傍に置いた方が良い)だから、私はこの場所を用意した。お前とあの男が存分に力を奮えるような舞台を(彼女が本気を出せるように、と隠蔽の魔術をかけることを申し出たのはミンストの方だった。この男はそういう武人のような態度を見せるときがあった。所詮は穢れた暗殺者風情でありながら、戦士や武人のつもりでいるようなその態度も腹立たしかった。彼女の傍に寄り、抱きしめようとする)お前は師を殺し、この私のたった一つの刃となった。それを誇れ(冷たく命じる。それは間違っても師匠の死、そして、己が殺してしまったことに動揺する少女にかける言葉ではなかった)   (2018/10/12 22:57:02)

カマル♀王国暗殺者(――何を言っているのかよく理解ら無かった。この人の言葉は一体どういう意味なのだろう。)……。(ふわり、と残酷な程優しげに温もりに包まれる。底冷えする寒い身体は愚かにも其の体温で暖を取ろうと求めた。けれど、けれど、ぞわり、と更に空っぽの心に冷たい風が吹き抜ける。どんっ、と主人の身体を押して身を離す。)っ、っ…。(主人には逆らうものでは無い。そう教えられていたし、彼には恩義も感じている。けれども、今は触れられるのが酷く怖かった。何を考えているのか微塵も理解も共感も出来なくて、それがとてもとても怖かった。だから、離れる。離れて、師匠の遺体の横に座り込む。)……なん、でっ。どう、して……。(震える小さな声は悲痛に朽ちた屋敷の中に響く。最後まで、最期まで、優しく、暖かく、微笑んでくれた。何方が死ななくてはいけない事を理解して、自らの命を捨てて迄、己を護ってくれた。感情を消す事も、刃にも成り切れなかった未熟な己を、ちっぽけな存在を護る為に彼は、彼は、彼は―――!)あ、ぁ、あ……っ。(喉から掠れた声が落ちる。赤い瞳で赤黒い血溜まりを見詰め、師の肩を掴み項垂れる。揺すっても揺すっても返事は無いのに)   (2018/10/12 23:06:37)

カーン♂王国貴族(かつて父親からあの男の生い立ちを聞かされた。あの男もまた身寄りのない孤児だったのだという。どうやら、そこで格闘の師と出会ったらしい。師を殺したのは帝国だと言っていた。だから、帝国が憎いのだとも。ただのちっぽけな復讐を糧に生きる、つまらない男だった。だが、そのつまらない男のつまらない行為が、未だに彼女の感情を揺らしている。どうせ、あの男は手を抜いたのだろう。閨にすら連れて行かなかったほどにかわいい弟子だ。あの男に殺せるはずもない。だが、その安っぽい感傷が、カマルの忠誠心に水を差すのであれば、それは塗りつぶしてやらねばならない)……どうして、だと。ふざけたことを言うな、カマル。この男がどうして死んだのか、それはお前が一番よく知っているだろう(彼女の左手を強く握る。痛いほどに強く握る。それで思い出させるのだ。何故、この男が死んだのかを。その理由を)お前が、この男を殺したんだ、カマル。お前が、お前自身が、師匠を、ミンストを殺したのだ。お前が、ミンストを、殺した。その手で、心臓を一突きにして殺したのだ   (2018/10/12 23:36:10)

カーン♂王国貴族(破壊する。カマルの感情を。それが彼女に残った最後の感情を切り離すための手段。彼女を一本の刃にするための作業)   (2018/10/12 23:36:12)

カマル♀王国暗殺者(本当はその頬に、手に触れたかった。けれども、いつも暖かだったその手が冷たいという事実を確認する事が出来なかった。認めたく無かった。グイッ、と腕が引かれ、小さな身体はそのまま起こされる様に立ち上がらされる。)―――わたし、が……。ころした…。(知っていた。解っていた。この左手が、己が、大好きだった師を、大切だったヒトを殺め、葬ったのだ。響く言葉。重くのしかかる。身体から力が抜けそうになる。痛い。痛い。左手が、身体が、頭が――痛い。心臓がキツくキツく締め上げられている。――ころした。殺した。殺してしまった。主人の命令で。己は主人の道具だから。言葉に従い殺してしまった。)……っ。(正しい事をした。己は道具として正しい事をしたのだ。そこに己の判断は無い、感情は無い、こんなに辛い思いも――無い。空っぽだ。己の心は空っぽなのだ。――そう考える。  ――押し潰されそうに成るのなら殺してしまえ、己の感情など、気持ちなど、言葉など。全て殺して“道具”になればこの苦しみから解放されるのだろう。)……ある、じ。(そう思っても声は震える。己の行いがどうにも正しいとは思えない。確かめる様に主人を見上げた。)   (2018/10/12 23:47:55)

カーン♂王国貴族(彼女と目が合う。カーンの眼は凍り付いている。彼から、あのミンストのような暖かな笑顔が注がれることはないだろう。カーンは道具を見ている。ミンストは彼女を娘のように見ていた。彼女の頭に手を置き、撫でる。そこには優しさもない。暖かさもない)――お前は正しいことをした。お前はただ、私の命令のままに動けばいい(それだけが救われる道なのだと説く。ミンストは大きな勘違いをしていたのかもしれない。彼女が生きてさえいれば、と思ったのかもしれないが。この主とカマルの世界はとっくに地獄だ。死ぬよりもずっと深い闇の中に包まれているのかもしれない。だが、もうミンストの想いは分からない。この世は生きる者だけの世界。生きているということは、それだけ全ての死者の上に君臨するということ。彼女の足元に、いくつの死体がこれから積み上がるのか、きっとミンストは見たくなかっただろう――)   (2018/10/13 00:01:42)

カーン♂王国貴族【こんな感じで〆にしましょうかー】   (2018/10/13 00:01:58)

カマル♀王国暗殺者【ありがとうございます!!私もお返事返させて頂きますね。】   (2018/10/13 00:04:13)

カーン♂王国貴族【お待ちしとります】   (2018/10/13 00:04:26)

カマル♀王国暗殺者(――酷く冷たい瞳だ。雨降る前の曇り空のような、沼のような、呑み込まれて仕舞いそうな光だ。しかし、逸らせない。取り憑かれた様に、惹かれる様に、その眼差しから逃れられない。聞こえる声も冷たく響く。這い寄るように、穏やかに、それなのに感情などは無く、ただただストン、と頭の中に、胸の内へと落ちていった。己が道具である限り、感情を持たなくても良いと云う大義名分を持つ限り、道具を使用する彼が居る限り、この感情に向き合わなくて済む。調理に使われようと、狩りに使われようと、持ち主を恨み相手を憂う刃等、有り得ない。だから、私はもうこの苦しみは感じなくて良いのだ。)……。(コクン、と――獣は、刃は、小さく頷く。赤い瞳に浮かんで居た物はとうに消え失せ、頬に伝う線だけを残した。もう二度とソレが流れる事は無いのだろう。頭を撫でる手を取れば、その手に頬を寄せる。   (2018/10/13 00:20:42)

カマル♀王国暗殺者  ――――血溜まりから伸びる無数の手により地獄へと引き摺り込まれたのでは無い。絡み付く手は、“最初からお前の居場所は此処だ”と、そう教えていただけなのだ。木漏れ日は一度己を惑わせたけれども、浅はかにも居場所を勘違いをしてしまったけれども。――改めて解った。私の世界は最初から最期まで――――――闇。)   (2018/10/13 00:20:49)

カマル♀王国暗殺者【蛇足になりそうな恐怖を抱えつつ抱えつつ、〆と致します!本当にお付き合いありがとうございましたー!楽しかった!】   (2018/10/13 00:21:30)

カーン♂王国貴族【カーン、わるいやつだ。お疲れ様でしたー】   (2018/10/13 00:22:45)

カマル♀王国暗殺者【今更過ぎるよね。ちょっとだけPL部屋にお邪魔しようかと思います!とりあえず、こちらは一旦お疲れ様でした!お部屋ありがとうございましたー!】   (2018/10/13 00:24:11)

おしらせカーン♂王国貴族さんが退室しました。  (2018/10/13 00:25:48)

おしらせカマル♀王国暗殺者さんが退室しました。  (2018/10/13 00:25:57)

おしらせアロイス♂小国騎士さんが入室しました♪  (2018/10/14 14:38:50)

アロイス♂小国騎士【過去のお話のソロルを投下です。】   (2018/10/14 14:39:14)

アロイス♂小国騎士(ある晴れた日の小国。場所は、小国の国境付近。小高い丘から下を見下ろすように待機する軍勢。其の中に、若き日のアロイスの姿があった。)──向こうの数は、ざっと見積もっても5,000はあるか...。(「如何致します?」と参謀の男に話し掛けられれば、うーんと険しい表情に。まさに、多勢に無勢と言うところだろう。)向こうの力を少し見くびったようだ。(「向こう」とは勿論、「帝国」の事だがまだ此の当時は、今ほどの勢力ではなく、周りの国々とは拮抗していた...故に、抵抗する国々は多く、また退ける事も可能ではあった。)此れほどの部隊を送り込んでくるとはな。此方も早急に体勢を整えねばなるまい──。(遠くに迫る軍勢を見据え、傍の参謀の男に話し掛ければ、「早急に本部へ打診致します!」というと傍の者に「伝令を飛ばせ!」と指示を飛ばし、慌ただしくなってきたのだった。)────少し後ろに下がり、陣形を整え直すとしようか。(幾度となく戦闘はしてきたが、国境戦は今回が始めてとなるだろう。此処を突破されれば、幾つかの町を経て、首都に肉薄される───。)   (2018/10/14 14:39:44)

アロイス♂小国騎士───首都には行かせん...。(首都侵攻。それだけは、防がねばならない。アロイスの顔に少し焦りの表情が浮かぶ。とは言え此の軍勢で防ぎきれるのか、不安がないと言えば嘘になる。首都には、弟がいる...。首都守備隊に、弟がいる。アイツなら大丈夫だろうが、首都での戦闘は、即、民を巻き込む事になり、戦火の炎は燃え盛るだろう。)────ウォルフ...お前の出番が必要が無いようにしないとな。(誰に言うでもなく、ぽつりと呟けば。来るべき戦闘に備えよと指示を与えていく...後に此の戦闘は激戦となり、此の戦闘の成果により、帝国の勢力を拡大する原動力となるのだか、それはまた別の話で...。そして───両国の軍勢は衝突し、遂に戦端が開かれる。)───来たぞ!!我に続け!!(アロイス率いる軍勢は、帝国の軍勢へ目掛けて駆け出して行けば、二つの軍勢は混ざり合うように───。)うおぉー!───うりゃあ!──さっさと自分の国に帰れ!!(アロイスの振るう剣が相手の兵の首を飛ばし、近くの兵の士気を削ぐ。戦う姿は、まさに「鬼神の如く」である。弟の方は、兄を救援する為に叫びつつ、急ぎ馬を飛ばしていたのであった。)   (2018/10/14 14:40:43)

アロイス♂小国騎士【それでは失礼します】   (2018/10/14 14:41:21)

おしらせアロイス♂小国騎士さんが退室しました。  (2018/10/14 14:41:24)

おしらせテッド♂帝国傭兵さんが入室しました♪  (2018/10/18 00:22:38)

おしらせテッド♂帝国傭兵さんが退室しました。  (2018/10/18 00:22:47)

おしらせユーリル♂王国兵士さんが入室しました♪  (2018/10/18 00:23:05)

ユーリル♂王国兵士【失礼しました。ソロルを投下いたします。】   (2018/10/18 00:23:27)

ユーリル♂王国兵士(――少年はキャンプにて治療行為を行っていた。汗を拭い、息を切らせながら傷ついた兵士たちを癒していく。普段なら治療には時間をかけるのがセオリーではあるが、ここは戦場。いつ敵襲に会うのか分からない。そのため患者には負担がかかってしまうが、何時でも身体を動かせるように体力と肉体共に回復させていく。そこからも分かるように普段の治療行為より戦場での治療行為の方が断然疲労度が高いのだ。そのような経緯で、フラフラと天との外へと出てくるユーリル少年の姿は完全に疲弊しきっていた。切り株に腰を下ろし、更けていった夜の空を見上げる。――今日も空だけは綺麗だ。物思いに耽っていると、後ろから声を掛けられた。部隊長のゲインであった。)「よう、お疲れさん。」(そう言って差し出したのは珈琲だった。如何やらユーリルの好みも知っているらしい。)……ありがとうございます、隊長。「その隊長っていうのは止めてくれよ。ガラじゃあない。』……じゃあ、ゲイン様?「……もうなんでもいいわ」(このやり取りに笑みを零しながら、珈琲カップの中身を眺める。)   (2018/10/18 00:23:48)

ユーリル♂王国兵士(空が反射してカップの中に星空が展開している。――いつかの夜もこのような景色を眺めたことがあった。ティミドさんは元気にしているのでしょうか……一口、只苦い珈琲を飲み込んだところで、ゲインは話を切り出した。)「しかしなぁ、最近この部隊も兵力が落ちてきた。端的に言えば人員不足ってやつだ。どこかから補充が出来ればいいんだけど、どこもその部隊を維持するので精いっぱいだからなぁ。まあ、その現状を抑えるためにお前に来てもらってるんだけどな。」(そうわしゃわしゃと頭を撫でられる。この人は雑に撫でるから髪が乱れてしまう。すこし困ったように顔を向けると、ゲインは笑っていた。実際は部隊の人員不足は深刻だろう。回復役のユーリルがいるということはそれ以上に兵が負うダメージが多くなっているということ。少数精鋭といえば聞こえはいいかもしれないが、実際は兵が足りていないだけ。その負担は各兵に降りかかり、それが兵の負傷を導き、それが更にその他兵の負担となってしまう。負のスパイラルが完成してきている。それを打開するためには……。)   (2018/10/18 00:24:03)

ユーリル♂王国兵士――兵の増員か、僕等治癒部隊が必要なんですね。(回復をする部隊を常駐することで兵の負傷を直ちに抑える役目を設けることが、一先ずの打開策となっていた。しかし、それも長くは続かないだろう。出来ることなら、兵の増員が欲しいところ。)「……まあお前が気にすることじゃあねえよ。あとは偉いやつらが決めることだ。」(そう言ってゲインは再び頭をわしゃわしゃと撫でる。しかし、そんな手にも余計な力が込められていたような気がした。きっとゲインも焦っているのだろう。――いつの間にか珈琲は空になっていた。このままだと夜も明けてしまう。少し休むことにしよう。そう思いユーリルはテントへと戻っていった。)   (2018/10/18 00:24:28)

ユーリル♂王国兵士【以上です。お部屋ありがとうございました】   (2018/10/18 00:24:43)

おしらせユーリル♂王国兵士さんが退室しました。  (2018/10/18 00:24:49)

おしらせガブリエラ♀王国傭兵さんが入室しました♪  (2018/10/19 21:34:36)

ガブリエラ♀王国傭兵【PL部屋から移動です。】   (2018/10/19 21:35:24)

おしらせレザル♂小国市民さんが入室しました♪  (2018/10/19 21:35:26)

レザル♂小国市民【えっとなんの打ち合わせもなく流れてきたので少々おうかがいしたいのですが、傭兵団には王侯以外からも仕事の依頼がきたりします?そういうのは来なくて戦争特化ですかね?】   (2018/10/19 21:36:25)

レザル♂小国市民【王侯じゃなく王国です】   (2018/10/19 21:36:43)

ガブリエラ♀王国傭兵【いらっしゃいませ~。王国以外の依頼も受けていると思います。ただ、王国の意志と反するものは受けてないと思うので、帝国側の依頼は受けてないとは思うんですが。】   (2018/10/19 21:37:55)

レザル♂小国市民【えぇ。自分はマテの配下ですが、別に帝国所属ではないですし、表だってもいないのでそこいらへんは誤魔化すことにいたします。ではお仕事の依頼をする態でお会いするような流れでもよいです?酒場あたりで相談したいみたいな感じで?】   (2018/10/19 21:39:30)

ガブリエラ♀王国傭兵【はい。大丈夫ですよ~。仕事の依頼というか、仕事の話を聞きに来たッて感じで酒場で会う感じでしょうか。依頼は傭兵団を通してという感じになりますから。】   (2018/10/19 21:41:42)

レザル♂小国市民【了解です。いろいろ踏まえて書きだしてみますんで、その後で適宜改ざんしていただく感じではじめてよろしいでしょうか?】   (2018/10/19 21:42:35)

レザル♂小国市民【自分が書きだしますんで】   (2018/10/19 21:42:46)

ガブリエラ♀王国傭兵【はい大丈夫です。お待ちしてますね~!】   (2018/10/19 21:42:55)

レザル♂小国市民…てぇしたもんだよな。やっぱイナカとは違うわ。(王都の酒場。指定した場所、指定した時間の少し前に来て席をとり酒を頼む。内密の仕事ではないから別段身分を偽ってはいない。自分を売後がしている人間は帝国の男だが、その男との表だった繋がりはない。ただその男が武官として駐在している小国で酒場営み海運の仕事をしているというだけだ。表向きは――無論、裏は違う。裏では自分はその男の意を受けてあれこれと仕切っている。帝国から掠めた財を使って商いし増やしてやったりするのが主だったことだが、時にはこういう「何で俺が…」とぼやきたくなるようなことにも遣われている。今回の指令は「クリムゾンドラゴンという大きな傭兵団が王国にある。そこでガブリエラという名前を出せ。その者に会って仕事を頼みたいと言え。仕事の内容は――」ということだった。そうして言われるままにして、こうして相手を待っている。少々大人気ない髪型の赤い髪と頬に走る蜥蜴の刺青は悪目立ちしているが、目印にもなるだろう。女の姿は知らないし、向こうも知らないだろうが特徴は伝えてあれば探すのに手間はかかるまい。杯のエールをぐいと飲みつつ入口を榛色の瞳は見つめ)   (2018/10/19 21:54:51)

レザル♂小国市民【お待たせしました。こんな感じでお願いいたしたく。喧嘩は歓迎でございますとだけお伝えしておきましょう。あとは幾らでも盛っていっていただいてよろしいですので】   (2018/10/19 21:56:04)

ガブリエラ♀王国傭兵【了解しました~。基本は流れ次第なので、いきなり喧嘩売ったりはしませんので(笑) よろしくお願いします~】   (2018/10/19 21:56:46)

ガブリエラ♀王国傭兵(帝国首都に侵入を果たし、目的を達して、傭兵団『クリムゾンドラゴン』のアジトへと戻ってきたのが、つい先ほど。愛馬を厩舎につなぎ、旅装備を下ろし、報告を済ませたら、汚れを落として、早々に休んでしまおうと思っていたところで、団長は任務から怪我をして帰ってきてから治療中、副長は、アジトの外へ出ていて、ついでに、己の名を示して仕事を頼みたいと話が来ている、と聞いて眉間に皺を寄せた。とりあえず、指定された王都の酒場へと出かけてくる、と話を付けて。旅の装束から、傭兵団の装束へと変更する。いつもの実用的な部分鎧の上に、フード付きの外套。その胸元に、『クリムゾンドラゴン』を象徴する、赤色のブローチ。王都では知らないもののいない、その赤の印は、右腕に腕章としても付けられていた。その姿で、指定された酒場へと入る。)   (2018/10/19 22:12:09)

ガブリエラ♀王国傭兵―――――あれかしら。(指定された時間に遅れることはしない。何やら酷く特徴のある見かけの人物らしいが、と、店内を見渡した後。確かに、あれは、目立つ…と赤い髪の毛と蜥蜴の入れ墨に目が留まった。ゆっくりと外套の裾を揺らし、奥へと歩く。) ――失礼する。貴方が、レザル。であっているだろうか?(真っすぐに、彼の顔を見つめながら、僅かに首をかしげて問いかけた)   (2018/10/19 22:12:12)

レザル♂小国市民ガブリエラ?(にかり、と切れ長の瞳を細めて笑う。どことなく愛嬌がなくもない)すわりなよ。悪かったな、こんなとこまで呼出して。どうにもほら、固い場所が苦手なんだよ。なんつーか、丸め込まれちまいそうでね。飲む?仕事中はやんない?(堅苦しい挨拶、きっちりとした服装。傭兵でもかなり上等の部類なんだと一目で解る。そもそも生まれ育ちはもっと高貴かもしれないと思わせるものを漂わせてさえいる。髪の色艶、肌の質感。たとえ陽に焼けているにしたとしても。そうして立ち居振る舞いに氏素性は現れる。そういった彼是を観察しながらぺらぺらとまくしたてていくだろう)あぁ、名前だして悪かったね。聞いたんだよ、腕が立つって。できればそういうヤツに頼みたいだろ?おんなじ金だすんだったら。だから指名さしてもらったのさ。別におねーちゃんがべっぴんだから、とかそんな下心じゃなぇよ?あぁまぁべっぴんはべっぴんだけど、さ。まぁとにかく座んなよ。話はそれから。あ、金の心配だけは大丈夫だから。ほら…(とご丁寧にテーブルに帝国紙幣を並べていく。王国では憎むべきものかもしれないが、こと取引に関しては強い。万国共通に流通しているような代物だ)   (2018/10/19 22:28:12)

レザル♂小国市民(だだ、テーブルに並べていくのは少々奇妙だが。そうして並べられた紙幣には、『偽物』が混じる。さらには最後の方にくしゃくしゃになった『偽物の偽物』まで)な、ちゃんと持ってんだろ?(ちら、と女の顔色をうかがう。この女は、あるいは傭兵団はどこまで偽札のことを把握しているか、と。それは今回の仕事にとってはついでのことだが。情報を集めておくにこしたことはない。一度に一度のことしかできないような無能だと、あのダンナの下で美味い汁は吸えないのだから)   (2018/10/19 22:28:15)

ガブリエラ♀王国傭兵ああ、私がガブリエラ、だ。仕事の話をするのであれば、酒は飲まない様にしている。(ちらり、と顔に刻まれた蜥蜴の入れ墨を見つめる。赤い色の髪も、その髪型も、目の前の彼には良く似合ってはいるが、また、よく人目を引いた。女の立ち居振る舞いに、拭いきれない過去が表れているのだとすれば、男のそれにも表れているのだろう。よくも悪くも人目を惹く見た目。そんな見た目で、酒場のテーブルに、紙幣を並べていく様子に思わず眉間に皺を寄せた。ちらりと、目でざっと計算する。) ――申し訳ないが、それは一旦仕舞ってくれないだろうか。私は話を聞きに来ただけで、依頼を受けるかどうかは、別のものが判断することになっている。……あまり、こういう場所で、それを広げるのは良くないと思うぞ。 とりあえず、依頼内容を聞こう。   (2018/10/19 22:39:57)

ガブリエラ♀王国傭兵(テーブルの上に広げられた紙幣には指先を触れさせないまま、そのテーブル席の椅子を引いて腰を下ろした。とりあえず、話を聞く、というスタンスで。注文を取りに来た店員には、紅茶を頼んだ。帝国から帰って来たばかりで腹も減っているのは確かだが、彼の依頼の内容がわからない間は、一緒に食事をとるという、選択肢はなかった。また、広げられたのが帝国紙幣だということも気になる。……帝国紙幣は、確かに強い紙幣ではあるが。今はそうとは言えないことを、個人的に、女が知っているという理由もあった為で。)   (2018/10/19 22:40:01)

レザル♂小国市民あぁ、こりゃ悪かったね。少々品位に欠けるわな(紙幣掻き集めながら、ちらと流した瞳を少しばかり鋭くして)でもさ、あれだよ?俺は別に傭兵団動かさなきゃならねー程の仕事を頼もうってんじゃないんだ。なんなら、ねーちゃんが個人的に受けてくれてもいいんだぜ?そうすりゃ話は早えし、互いにちぃとは得するだろ?(女がそんな話を受けるとは思わないが。話しながら今の反応を分析するのだ。成程な、と。そうして、本題に入っていく。陽によく灼けた指はごつごつとして分厚く荒い手だ。それでかき集めた紙幣を調える手つきは扱いなれて滑らかで)   (2018/10/19 23:01:13)

レザル♂小国市民ま、そんな怖い顔することねぇよ(相手を見ないでそんなことを言う。実際に険しい顔をしているのかどうかは知らないが)仕事ってのはさ、探し物なんだけどね。ここんとこ、大陸中で騒ぎになってる『狗』ってのいるだろ?(調え揃えた紙幣を胸にしまって、机に両肘ついて相手の方に身をのりだしつつ語っていく)あれのさ、情報が欲しいわけ。恨んでるヤツがいてね。身内殺られたんだとよ。で、仇討つってのさ。やめとけって俺は言ったんだよ?そりゃ無理だろって。でもさ、聞かないんだよ。で、知ってそうなとこあたってるわけ。知ってるだろ?ねーちゃんなら(無論それはかまをかけている。彼女が狗と知り合いかどうかなど知るよしもないからだ)   (2018/10/19 23:01:37)

レザル♂小国市民【すいません。ちょっと迷って時間かかりました。ちなみに本日のエンドは何時でしょうか?】   (2018/10/19 23:01:59)

ガブリエラ♀王国傭兵【大丈夫ですよ~。日付が変わる頃には落ちたいのですが、大丈夫ですかー?】   (2018/10/19 23:03:26)

レザル♂小国市民あ、もちろん情報だけじゃなく探してくれってのが依頼なんだけどさ【って最後が抜けておりましたので追加】   (2018/10/19 23:03:54)

ガブリエラ♀王国傭兵【了解です!】   (2018/10/19 23:04:00)

レザル♂小国市民【了解です。つめこんどきます(笑】   (2018/10/19 23:04:15)

ガブリエラ♀王国傭兵品位に欠けるというより、危険だと思うんだが。(向けられた視線にため息をつく。己のが所属する傭兵団は設定されている依頼料も高額だ。それの必要経費や、手付金だけでも高額になる。成功報酬も含めた額だともっと。それを見せびらかす様にテーブルに広げた男に、呆れたような視線を向けた。世間知らずのどこかの名家の子息というわけでもなさそうな人間が、そんな風な現金を見せびらかすような真似は一体なんだろうか。と目の前の男を観察した。ごつごつとした手が、紙幣を整える仕草が妙に手馴れているのが気になった。) ――私が個人的に依頼を受けることは無いんだ。依頼を受けるのも、報酬を受け取るのも、傭兵団を通して貰ってる。だから、君のいう依頼を私が受けるかどうかは、上の方針が決まらないと分からない。(ゆるりと首をかしげた後、彼が口にした『狗』という言葉に眉間に皺を寄せた。ふむ、と首をかしげて。) そういう呼ばれ方をする暗殺者がいることは知っているが……さすがにそれの詳しい情報は持ってないな……。   (2018/10/19 23:22:46)

ガブリエラ♀王国傭兵(眉間に皺を寄せたまま考え込む。女が知っているのは『狗』と呼ばれる暗殺者の存在。それが、自分の友人である『暗殺者』と同一の存在とは気づいていない。良くも、悪くも。その人物に対する印象が、他の人間とは違い過ぎているからの、齟齬。) 情報が欲しいのなら、調べるのは、私でなくても構わないのだろう? ただ、調べてみてもいいが、情報を渡せるかどうかは、確約は出来ない。とりあえず、上に話をもっていってみる。(『狗』の情報を探し出すことが、王国にとって利となるか不利益となるか。それによって、傭兵団の対応は代わるだろう。良くも悪くも。『クリムゾンドラゴン』は個の傭兵団ではなく、王国に双璧ありと謳われる傭兵団なのだから――。ただ、その情報が、女の個を苦しめることになる可能性を想像もしていなかった。)   (2018/10/19 23:22:49)

レザル♂小国市民そりゃまた随分と都合のいい仕組みだな(短く鋭く語気を強め。間合いとるように、紙幣しまった場所から細い葉巻を取り出すと、テーブルに置かれたランプのほやを外し、葉巻咥えて手をかざしながら火を移す。立ちこめる煙を眺めてからようやくに言葉続けて)…だってそうだろ?情報探すための手間賃払うわけだろ?こっちは。で、それを取るだけ取っておいて、渡せないこともあるってのはなんだよ。こっちにはそれが秘密にしとかなきゃなんいのかどうかすらわかんないわけだろ?そりゃあないだろ。あこぎすぎらぁ。面の皮厚いにもほどがあるぜ   (2018/10/19 23:42:27)

レザル♂小国市民(凄味を多少チラつかせては置こうかと。別にこんなところで喧嘩売ったりはしないが与しやすいと思われるのも癪ではある。情報はないとの話に嘘はなさげでもある。だが元来の目的を反故にするのは馬鹿馬鹿しい。だいいち金は惜しくはない。糸目はつけるな、との命令だったのだから)――だがまぁ…しょうがねぇわな。それが『キマリ』とやらだと言われちゃ、どうしようもないんだろうよ。オレに言わせりゃなんだそりゃ、ってなもんだけどな。アンタはえらく堅物そうだし、そこんところをじっくり話あうのはそれはそれで手間がかかりそうだ。いいよ、それで(まったく陸のヤツらは面倒くせぇ、と思ったことは少しばかり葉巻を吸いこむ速度が速くなるあたりに現れて)んで、どうすりゃいいわけ?その手続きとやらは。ここでアンタと金の話とか全部するわけにはいかな……いんだよね?(はいはい、と肯いて)あぁでも払いはさっきのヤツで頼むぜ。そりゃここは王国なんだろうけどさ。よそもんはアレしか持ってないんだから。いいよな?   (2018/10/19 23:42:49)

ガブリエラ♀王国傭兵不都合があるなら、他所をあたってくれ。うちは、傭兵団だが、王国の利益に反することは出来ない。その自由度については他の傭兵団と比べて限りなく低い。王国の利益に反するならば。それに納得できない相手の依頼は受けられない。(男に凄まれても、口元に笑みを浮かべるのみで、受け流した。女であるから脅しが効くと、思われても困る。今は個ではなく、傭兵団の顔として来ているのだから。ゆっくりと、椅子を引いて立ち上がる。何も頼まず、立ち上がる。それは、交渉の決裂を意味していた。)    (2018/10/20 00:01:20)

ガブリエラ♀王国傭兵――だが、貴方はそれでは不服の様だ。いや、貴方の依頼主が、というべきかな? 情報を調べるだけでも、危険性がある依頼だ。何も預からずに、請け負うことは出来ない。上に話は持っていく。―――ただ、それは、そういう依頼があり、断ったという報告だ。…脅して動く傭兵は、うちにはいないよ。(見た目も、言動も、きっとそれが彼の役割なのだろうかと想像する。人目を惹く外見、荒い言葉遣い。危険を顧みない性格の様でいて、多額の紙幣の取り扱いに慣れた様子。何もかも、印象がちぐはぐな男だと、女の奥底の警戒心を呼び起こした。己の名前も、誰かから聞いたのだろう。自分の名前が売れる程、女に武勇は無く。目立つ存在でもないのだから。) ――失礼する。(己の飲んだ紅茶の分だけ、硬貨で支払いを済ませ、その店から出る。とりあえずは、貰った情報を調べてみようかと。今の事実の報告と、話題で出た『狗』についての情報を調べることにした。向かう先は、王国騎士団の詰め所。とりあえず、『狗』についての事件を探ってみるかと、事件の公共記録の開示を申請しに――。)   (2018/10/20 00:01:23)

ガブリエラ♀王国傭兵【というわけで、こんな感じに〆てみました~】   (2018/10/20 00:01:38)

レザル♂小国市民【あら、交渉は決裂しちゃったんですね?低姿勢で頼んだのに(笑。どうしようかな…ちょっと考えてこっちの〆を後で落とさせてもらっていいですか?】   (2018/10/20 00:05:27)

ガブリエラ♀王国傭兵【決裂方向にもっていきましたが、結局情報は調べます(笑) 情報をどう扱っていいか分からなかったから、決裂にしておいたんだけどっ 笑 はい大丈夫ですよ~後日でも構いませんので。 私はそろそろ寝ます。有難う御座いました。】   (2018/10/20 00:07:48)

レザル♂小国市民【いつもながらに素晴らしいロルをありがとうございました。勉強しなおしてきます(ってこれいつも言ってるな)】   (2018/10/20 00:08:34)

レザル♂小国市民【おやすみなさいです】   (2018/10/20 00:08:45)

ガブリエラ♀王国傭兵【勉強されると私が困るので、手抜きをお願いします。 おやすみなさーい】   (2018/10/20 00:09:10)

おしらせガブリエラ♀王国傭兵さんが退室しました。  (2018/10/20 00:09:14)

おしらせレザル♂小国市民さんが退室しました。  (2018/10/20 00:09:22)

おしらせレザル♂小国市民さんが入室しました♪  (2018/10/20 00:43:20)

レザル♂小国市民……ありゃま(依頼は断られた様だった。ちっ、と舌うちして髪をくしゃと掻く)…下手に出てやったじゃねーか。わかったって言っただろうによ。お前の言う通りにするって言ったのになんだよ。ったく。あのねーちゃんの名前だしとけってのはよくなかったんじゃねーの?(自分に指示した相手を恨む。別に恫喝したわけじゃあるまいし。ちょっと文句つけただけだろう。それすら気に入らないのか。お高くとまってやがるのは帝国も王国も同じかと。船の商売の話もできるかと思ったがまぁそれも無駄だ。女はそういう世界には生きてはいないということだろう。仕方がない。さっき見せびらかした金の効果は既に表れてきてもいる。傭兵が席を立ってすぐに近寄ってきたのは娼婦。それからあまりたちのよくなさげな、堅気じゃない男。近づけば用心されるが、カモと思われりゃ懐にするっと入り込むのに時間はかからない。金払いのいい奴に人は群がる。下心あるほうが都合がいい。そう、そういう輩とやりとりする方がずっとうまくいくだろう。自分みたいな男にとっては)   (2018/10/20 00:44:04)

レザル♂小国市民……住む水が違うんだろうな(大層な設えの服を思い出して嗤う。産湯使ったのは海の上。陸にいるより船の方が長い暮らし。掟はまるで違う。そんな言葉を呟くことで今宵のことに切りをつけながら頭で情報を整理していく。傭兵の女は帝国紙幣に眼もくれなかった。偽札を見極めようともしなかった。最後にくどく自分が言った言葉も聞き流した。おそらくは帝国紙幣は受け取る気がないのだろう。この王国ですらそこまで事態はすすんでるってことだ。宿屋の支払いは帝国紙幣が通用したが。集まってきた者たちへ)……あぁいいぜ。やってくれ。一杯ずつ奢るよ。あぁそうさ商売でね。仕事ばかりじゃつまんねぇだろ?いい遊び場知ってんなら教えてくれよ。そりゃ、儲かるところがいいに決まってるだろ。馬鹿言え。あんな偉そうな恰好したヤツと知り合いなわけないだろ?頼まれた言伝を渡しただけさ――(賭場に集う輩の中から裏に通じる者を探そう。あるいは噂を山のように集めよう。そこから見えるものはあるだろう。   (2018/10/20 00:44:22)

レザル♂小国市民【いろいろ暴言吐いてますが、おこんないでくださいね……(逃げ腰)】   (2018/10/20 00:45:07)

おしらせレザル♂小国市民さんが退室しました。  (2018/10/20 00:45:10)

おしらせサリエル♀帝国傭兵さんが入室しました♪  (2018/10/21 22:29:50)

サリエル♀帝国傭兵【一か二か聞くの忘れてましたが…とりあえず此方に!待ち合わせにてお邪魔しますー】   (2018/10/21 22:30:16)

おしらせカーン♂王国貴族さんが入室しました♪  (2018/10/21 22:30:42)

カーン♂王国貴族【お待たせいたしましたー】   (2018/10/21 22:31:12)

サリエル♀帝国傭兵【では、改めてよろしくおねがいしますー。その、先行とかはお任せしても大丈夫でしょうか…?】   (2018/10/21 22:33:06)

カーン♂王国貴族【はい、書き出しますのでお待ちくださいませー】   (2018/10/21 22:33:36)

サリエル♀帝国傭兵【ありがとうございますー。久し振りの傭兵さんなのでちょっと不安ですが…っ。何とか主人さんの良い提案に食らいつきますっ。では、お待ちしてますー】   (2018/10/21 22:35:17)

カーン♂王国貴族(捨ててみてから大事なものがあったと気付くこともある。当座の資産となるものはカマルに『殺された』時に残しておいたものの、それを回して商売をするだけでは先がない。領主だった頃は身分もあったが、今の自分にはそういった信頼や信用もない。金と知恵はあるが、あの貴族の看板はあった方が便利だった。何もかも捨てたものだが、その中に欲しいものがあった。だから、今度は自分の知恵でそれを掴み取るのである。だが、知恵だけでは掴み取れない。かといって、一本の刃では難しい。もっと大きな力が必要だ。今の彼の立場は帝国や王国を行き来する行商人ということになっている。少しばかり金を積んで、帝国のある傭兵との接見を望んだ。あのカマルが殺せなかった女だ。それなりの腕はあると見ていいだろう。接敵した彼女の話を聞く限りではその詳しい人となりまで分からない。だが、対価さえ払えば、仕事は選ばない、とも噂では聞く)……お目通りが叶って光栄だ   (2018/10/21 22:48:27)

カーン♂王国貴族(と、恭しく礼をする。接見の場に現れた男は、気品のある物腰を見せるだろう。育ちの良い商人、くらいには見えるかもしれない。彼女には事前に『大きな仕事を依頼したい』とは伝えているが、具体的にはまだ何も伝えていない)   (2018/10/21 22:48:30)

サリエル♀帝国傭兵(金、戦乱の炎が渦巻く中で必要なものの一つとして挙げられる其れは、傭兵である自分にとっても欠かせぬ存在。武器を購入するにしろ、手入れを行うにしろ、拠点を移す…日々生活する上で必要な其れを手に入れる手段は少なくない。今この場に居る事も金を手に入れるための手段の一つ…本業ともいうべき、依頼者からの依頼を請け負い、報酬として金銭を受け取る。それが本来の傭兵の仕事とも言える)…それで?先に断らせてもらうが…長期の依頼は断らせてもらう(とある伝から届いた依頼。内容も詳しく知らされておらず、聞いているのは『大きな依頼』という事だけ。怪しむべき依頼だが、自分に届く依頼はこの手の切り出し方も多いー人には言えないような依頼だからだ。自分が構わないと判断した事なら、世間が何と思おうが請け負う…例え、誘拐でも、虐殺であったとしても。人に言えぬ事をした回数など数え出せばキリがなく、既に自分の体に綺麗な部分など残っていないのは百も承知だと男に続きを促すように、腰掛けていた椅子に体重を預ける。一言、自分の副業になりつつあるーとある相手への執着心の邪魔にならない事ならば、と付け加えて)   (2018/10/21 23:04:15)

カーン♂王国貴族その副業にも関連のある話だ。『狗』が好きなんだろう、あなたは?(『狗』を操っている張本人が『狗』を追う人間に会う。その危険性は重々承知だが、今の自分は『狗』の被害者なのである。ただ、王国側の被害者について彼女が知っている可能性は低そうだが)私も『狗』を追っている。私はかつて王国の貴族だった。ついこの間まで、だ。だが、『狗』が私のところにやってきた。あの黒い暗殺者は私の家族を、屋敷の人間を皆殺しにした。そして、私だけが生き残った。だが、領主の貴族たちは私のことを死んだことにして、次の跡目を決めたのだ。私は『狗』に殺されかけた(王国の貴族だった、という台詞を帝国の傭兵に話してしまうのは、この女を信頼させたいことと、またこういう傭兵が簡単には相手の素性を話したりしないだろうという判断だ)私の名前はカーンだ。『狗』が殺し損ねた男だ。きっと『狗』はまた私を殺しに来るだろう   (2018/10/21 23:22:02)

カーン♂王国貴族(貴族であったことの証明にペンダントを彼女に投げて渡す。帝国の人間では一目でわからないだろうが、王国の血統に詳しい識者が調べれば、それがカーンの持っていた領地で受け継がれているものだというのは分かるだろう。無論、この場ではそれをすぐには証明できない)『狗』の名はカマルだ。私もあなたと同じ相手を追っている同士だというのは理解してくれたか?   (2018/10/21 23:22:04)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、サリエル♀帝国傭兵さんが自動退室しました。  (2018/10/21 23:24:16)

おしらせサリエル♀帝国傭兵さんが入室しました♪  (2018/10/21 23:24:23)

サリエル♀帝国傭兵ーっ!…話を、聞こうか?(退屈そうに机に浮かぶ木目をなぞっていた指がピタリと止まる。次の瞬間には、机の下で抜く準備が出来ていた剣を強く握っていたが、続く男の言葉にその動きも止まる。『狗』ー簡単で退屈な仕事に愉しみを齎した存在であり、罠に掛けても抜け出し、いつのまにか姿を絡ませる存在、そして自分が追い続けている相手を示す単語に、胸が昂り始めるのも無理はない。目の前の男が自分を騙そうとしている可能性もある、狗の情報をやるから、と法外な金銭を要求して散っていった男達と違いを確かめる為に、退屈に緩んでいた表情は、男からもたらされた娯楽に引き締められていた)   (2018/10/21 23:36:42)

サリエル♀帝国傭兵…嘘ではなさそうだ、なら…私に何を望む?(男の目から一瞬足りとも目を離さずに、男の話す因縁を聞けば、その内容が嘘ではない事を、経験から判断した。同時にそれが全てではない事も。目の前の男が語ったのは全てではない、他にも事実はあるはずだが…大事なのは、狗と関係があるか否か。投げ渡されたペンダントに視線を落とすが、王国のものである品は自分には判断出来ないと、机の上に置きながら…男に今度は此方から言葉を投げる。全てを失った事への復讐か、それとも別の何かか。男の奥に眠る欲は何か、何が目的かと言葉を紡ぐ)   (2018/10/21 23:36:56)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、カーン♂王国貴族さんが自動退室しました。  (2018/10/21 23:42:21)

おしらせカーン♂王国貴族さんが入室しました♪  (2018/10/21 23:42:38)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、カーン♂王国貴族さんが自動退室しました。  (2018/10/22 00:03:17)

おしらせカーン♂王国貴族さんが入室しました♪  (2018/10/22 00:03:23)

カーン♂王国貴族――私の妻になってくれ(それはあまりに大胆な告白であった。だが、それが惚れた、という意味合いでないことは男の冷静な視線からも分かるだろう)あながち冗談でもない。あなたに求めるのはその武力を使って、私のかつての領地の跡目争いを平定することだ。だが、私にはそんな大掛かりな軍を動かすほどの金はない。だから、あなたに王国貴族の権利を渡す。あなたが領主になるんだ。面倒な経営は全て私が代わろう。あなたは『狗』を追うなり好きにすればいい。根無し草もよいが、領地があれば、もっともっと大きな戦もできる。王国相手にチマチマ戦をするよりも、帝国相手の方が遥かに面白いんじゃないか?(彼女に領地を全て明け渡すことを約束する。それだけが彼から出すことのできる最も大きな報酬であった。王国同士の内輪もめとはいえ、戦争である。なるべくなら、手持ちの金を残したまま、安く仕上げておきたい)   (2018/10/22 00:05:10)

カーン♂王国貴族そして、私を守ることはすなわち、『狗』を追うことにも繋がる。何せ、私は『狗』が殺し損ねた男だ。きっとあの女は、カマルは、私を殺しに来る(自分を餌だと、囮だと、彼女に売り込む。そして最後に一言だけ付け加える)私はあの『狗』が、カマルが、憎くて仕方がないのだよ(それは屋敷の人間を殺されたからという理由ではない。ただひとえに、自分の恋人にはならないから、という理由なのだが。それでも、彼の瞳には本当に憎悪が宿っていただろう。彼が、あの女に愛憎を抱いていることは真実なのだから)   (2018/10/22 00:05:16)

カーン♂王国貴族【無茶ぶり+遅レスすみません。お時間、大丈夫でしょうか】   (2018/10/22 00:06:33)

サリエル♀帝国傭兵【いい提案が…!いい提案が予想を超えて…!時間の方はまだ大丈夫そうですー。カーンさんは大丈夫でしょうか?】   (2018/10/22 00:07:51)

カーン♂王国貴族【はい、こちらは大丈夫ですー】   (2018/10/22 00:08:15)

サリエル♀帝国傭兵ー…は?すまない、聴力は良い方なのだが、どうも聞き間違えたようだ。…狂ってるな(相手の口から出た言葉に全ての活動が停止する、心臓さえも止まったのではと思う程に、久しく味わっていない…そう、純粋な驚きによる隙を晒すことなど、傭兵として生きていく上で最も避けるべき事態だというのに。だが、それ程に男の提案は馬鹿げていた。酒の席なら笑い話だったろうに、この場では笑い話にもならない、男の依頼を笑い飛ばそうとするが…男の瞳が物語っていた、これは本気だと。だからこそ、自然と口は動いた。男は自分以上に狂っていると)成る程、言いたい事も、やりたい事も理解した。私の答えはー半分は依頼を受けよう、そして半分は断らせてもらう(領主になり、好きな戦がー自分を自分と支えてくれる命のやり取りの高揚感が、より多く味わえる。自分にとっても大きな利点だ。自分が囮になり、狗を呼び寄せる思考も理解した。その上での答えは、領主にはならず、護衛は請け負うという旨)   (2018/10/22 00:26:16)

サリエル♀帝国傭兵鎖に繋がれるのは性に合わないんでな。まぁ気が変われば、もう片方の依頼も受けるが…今は断らせてもらおう。あぁ、それと…帝国相手に武が足りない時は呼んでくれ。別に帝国に忠義などこれっぽちも無いからな(自分にとって、傭兵は自由の象徴とも言える。例え、男に領地の事を丸投げしたとしても、何処かで鎖となって自分の足を引っ張るとも限らない。帝国相手に喧嘩を売る、それも楽しそうだが…完全に王国に寝返るのは、まだ物足りないと)憎い、か。くく、まあ分からんでもないが…私は狗が好きだぞ?それこそ、殺してやりたいくらいにな(男の目に宿る意思に、思わず笑みを浮かべてしまう。自分達と同じ側の人間の瞳、純粋さから懸け離れ、汚れきった瞳の色に同族の気配を感じたなら、自分も少し胸の内を明かしておこうかと。狗への感情、其れは殺意というだけで片付けるのには、余りにも温く、足りない)   (2018/10/22 00:26:25)

カーン♂王国貴族どうやら、一世一代の告白は断られてしまったようだが。ともあれ、護衛を引き受けてもらえたのはありがたい。よろしく頼む(先ほどの言葉を冗談だと釈明することはない。頭を下げ、そのペンダントは手付金だ、と彼女に渡したまま、その場を去ろうとする。食いついたなら御の字だ。時勢が許せば、この女の気が向けば、いつでも帝国を裏切ってこちら側につく。その本音が分かった上であれば、策と駒の使い方はいくらでもある。領地の件が済めば一挙両得ではあったが、理性だけが人間を動かすわけではない。もしもだが。彼女が『狗』への興味を失ったのなら、今回の話が改めて魅力的に見えることもありうるのだから)――また会おう、サリエル。我々は同志だ。あの女に心を狂わされて、いつもあの女を憎んでいる同志だ(この女も狂っている。だが、自分もまた同じ凶器の淵にいるのだ。愛憎は人間を狂わせるだけだ。だが、それが分かっていても、その炎に身を焼かれたとしても、この感情だけは捨てきれない。あの女だけは捨てきれないのと同じように――)   (2018/10/22 00:42:51)

カーン♂王国貴族【こんな感じで〆です。ありがとうございましたー】   (2018/10/22 00:43:14)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、サリエル♀帝国傭兵さんが自動退室しました。  (2018/10/22 00:46:44)

おしらせサリエル♀帝国傭兵さんが入室しました♪  (2018/10/22 00:47:56)

サリエル♀帝国傭兵【と、読んでたら更新忘れて…っ。此方こそありがとうございましたー!】   (2018/10/22 00:48:24)

カーン♂王国貴族【無茶ぶりすみませんでしたー。お疲れ様でした】   (2018/10/22 00:49:49)

サリエル♀帝国傭兵【いえいえ、とんでもないです!と、私の方は一旦pl部屋の方に戻ろうかなと思いますが…。此方は〆綺麗に書けそうにないので、さっきので〆にしてもらえたらっ】   (2018/10/22 00:51:29)

カーン♂王国貴族【はい、ではいったん戻りましょう。お部屋ありがとうございましたー】   (2018/10/22 00:51:56)

おしらせカーン♂王国貴族さんが退室しました。  (2018/10/22 00:52:00)

サリエル♀帝国傭兵【お部屋ありがとうございましたー】   (2018/10/22 00:54:21)

おしらせサリエル♀帝国傭兵さんが退室しました。  (2018/10/22 00:54:24)

おしらせマテウス♂帝国騎士さんが入室しました♪  (2018/10/23 19:55:43)

マテウス♂帝国騎士【まちがえました。キャラかえてきます】   (2018/10/23 19:55:53)

おしらせマテウス♂帝国騎士さんが退室しました。  (2018/10/23 19:55:58)

おしらせキッカ♀王国傭兵さんが入室しました♪  (2018/10/23 19:56:06)

キッカ♀王国傭兵【うっかりマテ様】   (2018/10/23 19:56:19)

おしらせレザル♂小国市民さんが入室しました♪  (2018/10/23 19:56:19)

キッカ♀王国傭兵【念願の蜥蜴さんとの漫談ロルだー(ちが) 改めて宜しくお願いします!場面設定等々は甘えてよろしいのでしょうか?ちょっと詰めます?】   (2018/10/23 19:57:14)

レザル♂小国市民【賭博しながら情報収集してるんで、まぁ酒場みたいなとこでいいかと思うんですが。殺し回りたいですか?ならそんな場面からでも。殺すなら先行おねがいしたく】   (2018/10/23 19:57:17)

レザル♂小国市民【つっこむでー(笑】   (2018/10/23 19:57:28)

キッカ♀王国傭兵【酒場にしましょーか!平和に行きましょ! ぼけるでー!】   (2018/10/23 19:57:52)

レザル♂小国市民【殺戮漫才という新ジャンル開拓しましょう(笑。では自分が先行しときます】   (2018/10/23 19:58:37)

キッカ♀王国傭兵【やばい笑笑 新ジャンル過ぎて人類が追いつかない笑 はーい!改めて宜しくお願い致します!】   (2018/10/23 19:59:31)

レザル♂小国市民(金を見せびらかすような馬鹿を王都の酒場に集う輩が見逃す筈もなく、カモになる奴かどうか確かめようとする連中が集ってきたのは昨夜。夜通し、酒を飲み賭博に明け暮れ盛大に負けてやった。そうして必死に負けを取り戻そうと焦ってやった。元手はまだあるのだ、と。「じゃあ明日はもっといい場所へ案内してやろう」と言われて昨夜よりさらに賑わう酒場の片隅。賽を振る女の回りに集いながら目の前に札を積む。勝つわけがない。負けながら酒を呷り、どうということのない噂話を聞きながら、その噂話を『狗』のことへと傾けていく。血なまぐさい話はうけがいい。喰い付く輩はすぐにいる。屋敷全員殺した、部隊ひとつやっつけた、街中から人が消えるほど殺しまくった――尾鰭ついた話が入り乱れていく。どれもとりとめがなく。ただひとつ、屋敷全員が殺された話だけにすこしばかり興味惹かれた。異質な匂いがしたから)――で、その殺された間抜けな貴族の名前は何て言うんだい?カーン?へぇ…ほんとに皆殺し?ぜんぶ?(そんな話をしていれば、近づいてくる女がひとり。女というより少女がひとり。蜥蜴はしる頬骨の上の細く切れ上がる瞳をちらとそちらへ向けて)   (2018/10/23 20:11:05)

キッカ♀王国傭兵えっ、そーなの!?今のお話ほんとう!?(戸惑う様に声を掛けるのは、細身の剣を携えた少女然とした傭兵であった。大きな蒼い瞳を丸くきて驚きを隠せないと言った風に近付いてみせる。けれども、大きな声を出してしまったことにハッとすれば慌てて口元を抑えて照れた様に頬を赤らめた。)えー…そーなんだぁ。キッカはどーでも良いけど……――え、兄様は気になるの?うーん…キッカはなるべく関わりたくないなぁ、でも兄様が言うなら…。(兄の友人が死したと成れば、優しい兄は心を傷める事だろう。そう心中察すればこそ、何も無い虚空に話し掛けた顔を、刺青の入った派手な男へと向けた。)あのね。蜥蜴のおにーさん。今の話詳しく聞かせてほしーのだけども、良いですか?(派手な外見はちょっとだけ怖くて、おずおずと話し掛ける。戦場ではもっと屈強な相手を、刃を相手にしてる様な素振りはまるで無い。思い出すのはこの間の出来事。その頃は元気そうに腹立つ顔をしていたと思うのだけど。と、云うか死んだのであれば依頼の仕事はもう破談だろうか。――お金欲しかったなぁ……。)   (2018/10/23 20:21:33)

レザル♂小国市民(近づいてきた少女が話はじめれば、榛色の瞳は怪訝を隠そうともせずにその少女を頭のてっぺんから足の先までじろじろろ二度往復した)…あ?ねーちゃ…(と口を挟もうとする此方の声などまるで届いていないかのようにひとり捲し立てるその丸く青い瞳はどこか焦点がぼやけている。仕方ないので一通り喋らせておきながら、自分を案内してきた男に、知った顔か?と目顔で尋ねるも首振られ。話がひとりでにすすんでいく間に、陽に灼けた中指を自分の頭へと持っていけば、くるくると回してみせたりする。どっと男たちが笑ったところで、少女の話はひといきがついたから)いや…あの、俺はさ、別にその男の話は知んないよ?死んだんだってことだけしか(なぁ、と傍らの男に同意求めれば、その男が噂の詳細をかわりにぺらぺらと喋ってくれた)   (2018/10/23 20:34:40)

レザル♂小国市民(カーンという貴族がいて、その館の者が主含めて皆殺しになったのはいつのことだったか忘れたが確かな話だという。そのときは王都中が噂でもちきりだったが、まぁすぐに忘れられたのだ、と。それなりに時間が経った古い噂話だ、と)……ねーちゃん、知り合いだったのかい?飲むかい?(とりあえず、「にーさま」とやらがどこにいるのやら、と思ったことは置いといてそう問うた。そのうちきっと我慢できなくて、いろいろと言ってしまいそうだったが酒渡しながら。振られる賽の目に賭け続けながら)   (2018/10/23 20:34:43)

キッカ♀王国傭兵(笑われている事など気付かずに、と云うよりは視界には他の誰にも見えない“兄様”しか入っていなかったのだけれど。男やその周辺が噂話を話出せば「そーなんだぁ」と興味薄く頷いた。)んー…キッカの知り合いっていうより、兄様の友……知り合い。そっかぁ。死んだんだぁ。(小さく呟きながら、僅かに狂気を孕んだ口元でほくそ笑む。これでまた兄様を独占する者が減った、と。友人、と言いかけて直したのは、個人的にそれを認めるのが気に食わなかったと云うだけの事。)前も死んだとかなんとか聞いたけど……今度こそ“ちゃんと”死んでくれたんだね。――あっ、ごめんね、兄様。悪く思わないで。兄様にとっては残念だもんね。(前に噂を聞いた時、残念な事に彼は生きていて、あろう事か兄の名を騙り接触して来たのだ。どちらの噂の詳細も知らなかったが故、その噂と今の噂が全く同じ物で、時系列も重なっている物であるとは思わなかったが故の勘違い。そんな事には微塵も気付かずに、兄様に頭を下げた。)   (2018/10/23 20:45:08)

キッカ♀王国傭兵あぁ……んー。キッカ、成人してないし、兄様に怒られちゃうからいいや。(飲むか、と聞かれてもふるり、と首を横に振る。見知らぬ相手と酒を酌み交わす事の危険性を配慮しての架空の兄様を用いた防衛反応。また相手の容姿から堅気では無いと判断しての、回避行動。「ありがとーございます。」なんてお礼を口にすれば立ち去ろうとした。)   (2018/10/23 20:45:13)

レザル♂小国市民あ…っとちょっと待った(相変わらず、どこにいるのやら、少なくとも此処には居る様子のない「兄様」とやらと会話する少女が立ち去っていこうとするのを追いかけるように席を立つ。丁度、テーブルに出してあった賭け金は底をついてキレイに負けていれば、カモにしてきた男たちには「ちっ。もう、すっからかんだ。女でもひっかけてくるわ。え?あぁ、オレはあーゆーのが好みなんだよ」とにやりと笑って嘯いてから)酒は飲まない。うん、わかった。じゃあメシは?メシくらい食うだろ?好きなもん奢るよ。なんなら甘いもんにする?あー…っと、そんな顔することないだろ?別にとって食いやしないよ。だいいち、ねーちゃんの方が強そうだ。そのちゃんとした格好してるもんな?いい剣持って、いい鎧着て…ほら、その……(必死で少女を繋ぎ止める話題を探し)あぁ…そう。その「兄様」の話を聞かせてもらいてぇな、って。なんかすごく立派なヒトみたいじゃないか。(あんたの頭の中にだけいるんじゃねぇ、のと腹の中で言い募りつつも。女の『こんどこそちゃんと』がひっかかっていた。すこし頭のボケたねーちゃんだがあと少しばかり話は聞きたくて。横歩きながら兄を褒めてみた)   (2018/10/23 20:56:12)

2018年10月10日 20時23分 ~ 2018年10月23日 20時56分 の過去ログ
【F系】戦火の大陸―本部屋Ⅰ
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