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「ローカプノス―記憶の廻廊―」の過去ログ

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2020年03月13日 18時59分 ~ 2020年04月14日 22時17分 の過去ログ
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リド♂人間えっとぉ…これにします。(『朱猿印のモンキーレンチ』指差した工具について店主が紹介してくれた。何故これを選んだのか、リド自身分からない。直感だった。 会計を終えて店を出ようした、その時に店主が「にしても、そんなもん買ってどうするんで?」と尋ねてきた。いい買い物が出来たと満足げなリドは振り替えるとニッコリと笑って)なんかね。もう、逃げてるだけじゃダメだなぁ~と思って…(言って店を出て行くリドを店主はよく分からないけど、まぁいいか。といった表情で見送った。)   (2020/3/13 18:59:26)

リド♂人間(「という訳で、念願の自分専用の武器を手に入れた僕でした。ガジュマル~これさぁ、スンゴイかっこよくない? 今度お話しする時は、このモンキーレンチを片手に華麗に活躍する僕をお見せできたらいいなぁ。と思ってるんですけど、こんな武器を使う日が訪れずに誰も傷つかない平和な日々が続いたらなぁ。とも思っちゃったりします。だったら何で買ったんだよって話なんですけどね。取り敢えず護身用というか、お守りみたいな感じでリュックに入れておこうと思います。さぁ、今回も結局料理を作る姿を見せれなかったので、そろそろお見せしないといけないなぁ。と思ってます。詳しくはまた今度お話しますね。それじゃ、また会いましょ。」)   (2020/3/13 18:59:51)

リド♂人間【やっとリューイさんのロルにお返しできました。ありがとうございました。お邪魔しました。】   (2020/3/13 19:00:48)

おしらせリド♂人間さんが退室しました。  (2020/3/13 19:00:54)

おしらせオルパ♀キマイラさんが入室しました♪  (2020/3/13 21:43:36)

オルパ♀キマイラ【ソロルにて場所をお借りします。猿印かっけぇ!】   (2020/3/13 21:44:40)

オルパ♀キマイラオルパは最近、驚くべき出来事に出会った。全ローカプノスを震撼させた赤い敵を、地面に沈み込ませた若い男の一撃。それを目の当たりにして、ただただ驚くと同時に、彼へのイメージを少し塗り替えた。カラアゲを持ったお坊ちゃん風のカモ…から、一撃すげぇ雷男に。──全てが終わった後、もうすぐやってくる夜明けの前に、行く当てのないオルパはとりあえず雷男の後ろをついていくことにした。東区のゲートをくぐり、街道に沿って進む。空が白んで、辿り着いた街が動き始める頃、オルパは彼を見失う。活気あふれる朝市の、始まりを告げる人々の出入りに気を取られている間にいなくなっていたのだ。   (2020/3/13 21:44:47)

オルパ♀キマイラどうしたものかと見上げた空を、朝方の薄く伸びた雲間を縫うように一匹の獣が飛んでいった。その獣は街の北側から広がる、森の向こうにある山々の間に消える。遠目でよく見えなかったが、獅子のような金色の体躯に大きな両翼を持った生物のようだった。オルパは、ふと西区で見かけた乗り物を思い出す。人が操り、建物の間を走り抜け、時には建物の上を飛ぶ艶やかな金属の塊。──自然と足が森へと、その山へと向かった。森は深く広く、道も知らないオルパは自身の勘を頼りに歩き回る。数日に渡って彷徨い歩き、山のふもとにたどり着く。そこからさらに数日を要して山を登る。シダの葉をかき分けて細い獣が作った道を歩き、岩の斜面にへばりつくように生えた木の根がつくる階段を上り、ひたすら上を目指す。もっと深い山へ、もっと高い山へ。   (2020/3/13 21:45:26)

オルパ♀キマイラ東区の山林は、常に灰を溶かしたようにぼんやりとした色味の北区の森とは違い、緑が鮮やかで美しかった。聞いたことのない鳥の声が木々の間に響き、下方の谷には川の流れる音がした。常にどこからか生物の気配がして、時々見たことのない四つ足の獣が草の間から姿を現す。多くはオルパの気配を感じると、ものすごい勢いで逃げ出した。オルパは岩の裂け目から湧き出る水を飲み、木のうろにある穴を崩して小さな獣を獲り、崖にぽっかりと口を開けた洞穴で眠って過ごす。時には、北区で感じる魔力とは違った気配の力をまとう生き物を捕らえることもあった。試しに齧ってみたら、結構うまかった。瘴気漂う彼女の巣の近くの生物よりもずっとうまい。山を一つ二つと越えた頃、オルパは巨大な獣に出会った。普通の獣ではなく妖力を持つ、いわゆる妖獣と言われる類の獣。   (2020/3/13 21:46:21)

オルパ♀キマイラ1D6 → (1) = 1  (2020/3/13 21:47:35)

オルパ♀キマイラ足のない尾の長い生き物。体と尾の境はわからず、その長い身体は黒い短毛で覆われ、首回りだけ銀色の長い毛がふさふさと飾る。一対の蝙蝠の翼を持つ、毛のと羽の生えた蛇ような獣。口を大きく開くと、反り返ったナイフのような牙を2本のぞかせ、威嚇の咆哮をオルパに浴びせた。木々のざわめきが吹き飛ぶような、突風よりも力のある叫びに目を細める。そして獣は背の高い木の上へと身をくねらせて飛び上がる。しなやかな跳躍にオルパは興奮した。彼女は自分の足を構成する細胞に、言葉もなく尋ねる。「飛べるか?」 細胞もまた言葉ではない何かで返答をした。「3回」 そこに会話らしいものはないが、この足は3回だけ飛び、高枝に絡まって威嚇する蛇のような獣へと近づくことができると理解した。【距離120、速度80】   (2020/3/13 21:51:53)

オルパ♀キマイラ3D80 → (57 + 7 + 72) = 136  (2020/3/13 21:52:40)

オルパ♀キマイラ(ち、とオルパは舌打ちをする。岩肌を蹴り、枝を蹴り、伸びあがった体は木の上へと躍り出る。枝に絡みついた空飛ぶ蛇は、するりと枝から身を解くと、滑るように斜面沿いに深い谷に消えていった。跳躍しすぎたオルパの身体は重力に逆らわず落ちてゆく。枝に着地するつもりだったが、木の枝は彼女の体重を支え切れず、ベキっと折れた。次の枝も同じだった。結局落下するまで、全ての枝を薙ぎ払い、オルパは地面に背中を打ち受けた。見上げたぽっかりと空いた枝の間から見える空の青さに、眩しそうに目を細めた。……ああ、失敗だ。)   (2020/3/13 21:58:27)

オルパ♀キマイラ【ありがとうございました。】   (2020/3/13 21:59:17)

おしらせオルパ♀キマイラさんが退室しました。  (2020/3/13 21:59:21)

おしらせリド♂人間さんが入室しました♪  (2020/3/18 22:54:42)

リド♂人間【こんばんは。お邪魔します。】   (2020/3/18 22:55:05)

リド♂人間(その日は雲ひとつない快晴だった。青々とした葉っぱがサヤサヤと風に揺れて、得体のしれない獣の遠吠えが響く、心地よいんだか騒がしいんだか、よく分からない東区の山の中にリド・ラノックはいた。)ん~せっかく天気がいいってのに、今日も今日とて小気味いい山だぁ……さてとっ!(休日の過ごし方は人それぞれだ。趣味に没頭する人もいれば、家でダラダラして1日が終わる人もいる。リドの休日の過ごし方は、まだ発展途上な自分の能力を使って色々なことを試すことだった。何故、こんな山の中でするのかというと、以前近くの公園で能力を試していたところ、公園で遊ぶ親子に不審者だと思われたからだ。かといって、山の中に一人籠ってというのも中々怪しいものである。が、誰にも邪魔されずに集中でき、周りに迷惑もかけない、ここをリドは気に入っていた。)   (2020/3/18 22:56:54)

リド♂人間あの時…。(何か凶悪な力に取りつかれたリューイを止めるべく多くの人が戦った『あの時』。リドは己の霊力を纏わせた石を投げるという戦法で非力ながら戦闘に参戦した。リューイをなるべく傷つけずに倒そうと思っていたとはいえ、リューイに命中した石は霊力を纏わせていたにも関わらず、致命的なダメージを与えることはできなかった。)…ちゃんと石全体を包んでいたのになぁ。(納得がいかないと言った表情で足元に落ちていた石を拾い、自分の霊力を纏わせてみる。石はメロンソーダ色のオーラに包まれる。)ん~…よっ!(試しに霊力に包まれた石を岩肌に目掛けて投げてみる。リドの手から放たれた石は鮮やかな、それでいて安っぽいCGのような緑色の弧を描いてゴチーンと重みのある音をたてて命中し、岩肌に小さなくぼみを作った。以前、リューイに投石した時よりも威力はある。)…ん? 前よりも強いのは何でだろ?(この時、リドは気づいていなかった。木の影から彼をマジマジと眺めている存在に……)   (2020/3/18 22:58:39)

リド♂人間(もう一度石を拾い、今度は岩肌から離れて距離を取り、同じように石に霊力を纏わせて、同じように岩肌に目掛けて投げてみる。放たれた石は同じように安っぽいCGのような緑色の弧を描いて、コツンと岩肌に当たり虚しく地面に落ちた。)そういうことかぁ………(リドが石を投げた時にメロンソーダ色の弧を描いていたのは石に纏わせていた霊力が、穴のあいた風船から空気が漏れだすように、少しずつ空気中に散っていったからだった。リドの霊力は自身の身体から離れると、いつまでも霊力を纏わせた状態を維持できなくなるらしい。そんな投石に没頭するリドをまだ木の影から眺めている何者かは、リドの投げるメロンソーダ色の石をみてニヤリと笑った。ずっと監視されてるとも知らず、呑気なリドは)あっ!? 待てよ…。ってことは…(東区にくるまで戦闘なんてしたことのなかったリドは一方的に攻められるのを恐れて接近戦は避け、もっぱら投擲に頼ってきた。)自分の手から離れてないなら…(この後起こるであろうことを想像すると胸が高鳴った。小枝を拾い、霊力を小枝に纏わせながら駆け足で岩肌に駆け寄る。そして)   (2020/3/18 23:01:15)

リド♂人間じえぇぇぇぇぃっ!!!!(山の獣もビックリな謎の奇声と共に小枝を岩肌に叩きつける。普通ならば簡単に折れるはずのどこにでもある木の枝だ。しかし、リドによって叩きつけられた小枝は、まるで豆腐にでも刺したかのように深く岩肌に突き刺さった。)…やったー!! ってか僕、接近戦のほうが強いんだぁ! (リドが岩肌に刺さる小枝を誇らしげに見つめ、喜びに浸っていると、ずっと身を隠していた何者かが木の影からコソコソと出てきて、リドの背後に迫って大きく手を挙げると、ポンッと彼の肩を叩いた。)………んぇ?(こんな山の中で自分以外の誰かに遭遇するとは思わなかったリドは、自分がいまだかつて出したことのない声と応対で振り替えった。ずっと木の影に身を潜め、リドを眺めていた人物は橙色したボブカットの白衣を着た眼鏡の女性だった。女性は興奮した様子で、欲しかったオモチャを手に入れた子どものように目を輝かせてリドに言う。「そのリソースを少し分けてはもらえないでしょうかっ!?」)……え?   (2020/3/18 23:04:03)

リド♂人間(あまりにも色々なことが次から次へと起きて、リドの頭はこんがらがっていた。この娘は誰だ? いつから、ここにいた? そして、急に何を言い出すのだ? リドの混乱をそっちのけで、女性は返答を待たずに何やら注射器のような器具を取り出していた。)え? え? えぇっ!? ま、待って! 何? えっ? リソース……って霊力のことですよね? …じゃなくって…えぇ?(未だ混乱の解けないリドだが、女性は「大丈夫! 痛くないから!」とお構い無しに、無理矢理リドの服の袖をめくり上げて、その注射器のような器具を左腕に刺してきた。)ぎゃああぁぁっ!! …ってあれ?(彼女の言う通り痛みはなかったが、妙な違和感と共に腕から吸いだされたリドの霊力が器具の中に本当のメロンソーダのように溜まっていくのがわかった。)…あのぉ、一体何? っていうか……誰?(注射器に溜まった霊力を見ながら、女性は『セルヴィカ』と名乗ると、リドの霊力を何に使用するかなどは詳しく応えずに何処かへ行ってしまった。)……何だったんだろ?(ただただ途方にくれることしかできないリドであった。)   (2020/3/18 23:05:35)

リド♂人間【っとお部屋占領してすみませんでした。お邪魔しました。】   (2020/3/18 23:06:21)

おしらせリド♂人間さんが退室しました。  (2020/3/18 23:06:26)

おしらせセイラン♀エルフさんが入室しました♪  (2020/3/19 02:36:44)

セイラン♀エルフ( 真紅色のベルベット素材で出来た、厚手のカーテンを張り巡らした一室。 大きな天蓋付きのベッドが何個も置いてあり、それぞれに寛ぐ豚共が居り、女を侍らせて鳴く。此れが日常の光景。 ──嗚呼、馨しきと教徒たちは賞賛を述べる。 …上等な煙草を楽しみながら、女にある薬を投与する。するとどうだろう、途端に積極性を持って客に奉仕するようになる。無様で、滑稽な状況だと言えよう。 玉座に腰掛ける王は、此の陳腐な喜劇を観ながら娘の頭を撫でるばかり。 ) …── お父様…。 ( 伏し目がちに支配下の残状をぼお、っと見つめる娘。 ──教徒は乞うた、己の利を求めるが儘に。 己の快楽を絶やさない為に。 「 我等が王よ。姫よ。 」 と。とっくの昔に堕ちた雛鳥達が賛美歌を謳う。 薬の効果が切れるまで、快楽物質が切れるまで…。 そんなしあわせな者達を、玉座の父の膝に顔を載せながら、娘は眺める。 まるでガレット・デ・ロワのように秘密を織り交ぜた、王達の為の配下たち。 ──らん、らん、ららん。 るんるん、るう。 狂った女が歌を口遊、傍らで男がけたけたと笑い続ける。 さあ、フェーヴは一体誰の物? )   (2020/3/19 02:37:00)

セイラン♀エルフ【森を維持する為の資金集め、についてのソロル投下です。 お部屋ありがとうございました。】   (2020/3/19 02:37:50)

おしらせセイラン♀エルフさんが退室しました。  (2020/3/19 02:37:54)

おしらせセイラン♀エルフさんが入室しました♪  (2020/3/19 21:14:40)

おしらせリューイ♂ヴァンプさんが入室しました♪  (2020/3/19 21:15:56)

セイラン♀エルフ【改めまして、お相手宜しくお願いします。 先ロルはいかがいたしましょう。】   (2020/3/19 21:16:37)

リューイ♂ヴァンプ【ソロルが増えていて驚いておりました(読了)はい。こちらこそよろしくお願いします。では先行はこちらから。導入の為確定があるかと思いますがご了承下さい。ではお待ちを】   (2020/3/19 21:18:14)

セイラン♀エルフ【はい、大丈夫です。 ごゆるりと、お待ちしております。】   (2020/3/19 21:18:47)

リューイ♂ヴァンプ(そこは普段はほとんど使うことはない場所。だだっ広く、何もない部屋の中央に、大きなベッドがひとつ。幾つかあるドアのひとつはバスルームへ。窓の外には鉄格子。だがその意味などまるでないのは、窓の外には壁。何処かの地下室だろうか。勿論入り口のドアが中から開くことはない。そして…そこがいったい何処なのかと問われても答えることはない。何故?自らが居る場所を知ったところで無意味なのだから。───突然開いたドア。足で蹴って閉めれば乱暴に閉まる音が部屋に響いたであろう。)…よぉ。(赤髪の吸血鬼はドアにもたれかかりながら、腕組みをして。)逃げるのは無理だって、いい加減気づいたかよ。(鼻で笑えば、口元から軽く覗いた牙。)   (2020/3/19 21:29:55)

セイラン♀エルフ( 冷たくて暗くて陰湿で、どれだけ経っても慣れない部屋。 ベッドの上で座り込み、己の不運を恨む。 父は心配しているだろうか…、森の皆は、花や子供達の世話は…。 やらなくてはいけない事が沸々と頭の中に浮かび上がり、心配と責任感が重く身に伸し掛る。 ──そんな時に、見知った顔の吸血鬼が現れた。 閉じ込めた犯人だと思われる彼は、厭味ったらしく此方を鼻で笑った。 釣られたようにき、っと睨み付けて。 ) …何故、わたしを閉じ込めるの。 ( …矢張り、金だろうか。 生まれを知っているのならそうだろう、身代金の要求か。それとも私怨か。 理由は幾つか心当たりがあるも、どれも彼女の知ったことではない。 )   (2020/3/19 21:41:37)

リューイ♂ヴァンプ何故?(ゆっくりとドアから離れ、ベッドの上に居る彼女へと近づいて。こちらを睨みつけるその瞳を見下ろしながら、手を伸ばして)…お前に、質問する権利なんかねぇんだよ。(掴んだのは彼女の髪。自身も屈みながら、ぐいっと引き寄せたなら、その整った顔立ちに満足げに笑む。)なぁ、セイラン。お前の体は俺の「餌」なんだってこと、忘れてねぇか?(己が望む時に望むだけ。ヴァンパイアとして、雄としての欲望を「餌」は受け入れればよいのだ。意思など必要はない。もしもそれを少しでも拒めばいったいどうなるのか。例え、多少手荒くとも、この気位の高いエルフの女に理解させねばならない。)   (2020/3/19 21:53:11)

セイラン♀エルフ きゃ、…っ嫌…! ( こんなに手荒に扱われること等無かった。──エルフだったから、女だったから、守られていたから。 まるで情婦の様な真似事をしなければならないなんて、耐える所か、受け入れる筈もない。 髪を掴まれ、当然の如く頭皮に痛みが走る。 ) …知らないわよ…。 餌になんてなる訳ないじゃない…! ( 捕食する側と、捕食される側。 彼女が今どちらに堕ちたか、一目瞭然だろう。 でも、一夜を共にしただけだ、という彼女の言い分も最もである。元より専属の餌になりたい、と願い出た訳でもない、彼だってそれを了承した筈だろう。 連れ去られた被害者、それが彼女だ。 )   (2020/3/19 22:02:42)

リューイ♂ヴァンプ(ベッドに放り投げるようにして手を離す。気の強い女は嫌いではないが…どうも何かがしっくりこない。飲み込めない感情は次第に苛立ちに変わり、その体からどす黒い魔力がゆらりと立ち込めたか。)……何度も言わせんじゃねぇよ…。お前に選択する余地はねぇ。(逃げることなど許さない。いや、逃げる所などないということが、どうすればこの女に伝わるだろう。あの日あの夜に出会った時から、この腕に抱かれた時から、自分の運命は決まっていたことに何故気付かないのだろう。)   (2020/3/19 22:12:39)

セイラン♀エルフ……っ! だから、その意味が分からないって言ってるのよ…! 他に女だって居るでしょう!? それに…っ、同じ吸血鬼と仲良くした方が良いんじゃないの? ( 昏い魔力が部屋に立ち込めるのも感じ取れる。 何で、なんで私なのだろう、としか思えない。美青年なのだから幾らだって女も居るし、言わば反対勢力のエルフ何かよりもそれこそ同族を…、と思う。血は人間から摂取するのだから、高貴な血族同士よろしくやって居たら良いじゃないか。 出会った時はこんなにも話が通じなかったろうか? 今の彼の言うことは…兎に角、理解不能で。 )   (2020/3/19 22:19:37)

リューイ♂ヴァンプぎゃーぎゃーと……うるせぇ口だな。(再び見下ろすように一瞥すれば、ベッドへ片膝を立てる姿勢で腰を下ろして。)だから…そうやっていちいち歯向かうのが気にいらねぇんだよ。(読心術は持っていない。だから余計に苛立つ。この女が何を考えているのか、何故自分にそこまで盾つくのか。確かにこの女の言うように、従順な相手ならいくらでもいるだろうう。なのに、監禁までして固執する理由がワカラナイ。エルフの血を求めている訳ではない。なら…何故?ぐるぐると疑問ばかりが頭の中を巡る。何故…何故…何故…っ!!)   (2020/3/19 22:33:16)

セイラン♀エルフ…はぁ。 もう、良いわ。 ( 重苦しい溜息をひとつ。森から離れれば離れる程、彼女の攻撃的な能力は薄くなる。 よって、此処が何処か分からない以上は逃げる望みも薄いのだ。だから── ) 貴方が諦めるまでは此処に居てあげる…エルフは寛容なの。 ( 上から目線な台詞を述べながら、そっと貴方の頭に手を載せて触れようか。 出来るならそのまま…二度、三度撫で回し。 どうして監禁するのかは分からないが、どうやら、身代金目当てでは無いらしい。 そうだったらとっくに下卑た台詞を吐いているだろうし…、と、誘拐された経験を思い返しながら。 諦めも肝心だ、とは良く言うが、彼の気の変わるまでは戻れないのも事実。 )   (2020/3/19 22:44:15)

リューイ♂ヴァンプ(ため息の後、伸びて来た手は此方の頭を撫でる。ぴくっと一瞬眉根を寄せれば、その手を激しく振り払って。)…寛容だと!?ふざけんな!!(牙を剥き出して吠える。全身の魔力が逆流するような感覚。違う…自分が求めているのは、彼女のこんな反応ではない。だがそうさせているのは自分の言葉であり、行動だということをわかっているのに認めたくない。それは矛盾。大きくて愚かな矛盾だ。───覆いかぶさるように肩を押さえつけ睨みつければ、蒼い瞳の色が透き通るように光る。)何で…俺を求めないんだ…何で………っ…(吐き捨てるように、苦しげに。森に守られ、柔らかく笑う笑みは決して自分には向けられないこと、風に揺れる髪に容易く触れられないこと、その全てが苛立だしかった。なら…閉じ込めればいい。支配すれば良い。それだけだ。)   (2020/3/19 22:59:20)

セイラン♀エルフ ( 肩を押さえ付けてくるのに、ちいさな痛みが走り、すっと軽く目を細めた。 必死そうで、危うくて、ちぐはぐで…、どうにも余裕の無さそうな彼がほんの少し愛おしく思えた。監禁されたまま…陽の光を浴びれないからか、精神に異常をきたしているのかも知れなかった。 そういう病名も聞いたことがあるような気もする。 でも、取れる手は、これしかなかった。 ) …あなたがすきよ。 ( ふ、と頬が緩む、細められた目はそのままに、やんわりと微笑んだ。 外の世界ではどのくらいの時が経っただろう、少なくとも体感的には一週間ほどか? なら、こんな、こんな想いを抱いても不思議じゃない。 わたしは、正常だから。彼を、否定しちゃならない。 こんな状況下なのに、否、だから、ゆるしてあげなくちゃ。 いとしいひと。 じん、と振り払われた手が痛くて、伴ってか、胸も痛む。どうしてか苦しくて、切なくて。 )   (2020/3/19 23:18:07)

リューイ♂ヴァンプ(彼女が呟くように告げた言葉に一瞬手の力が緩むも、離すことは出来ない。喉の奥が詰まるように言葉が出て来なくて、ただ見つめる。分かるのは…浮かべたその笑みは自分に向けられたということ。それが強引で強制的だったとしても…それでもいい。それが、力で捻じ伏せることしか出来ない種族に生まれた自分のやり方なのだから。)お前は…俺の「餌」だ…。俺だけを見て、俺の言葉にだけ従えばいい。(掠れた声でゆっくりと告げる。)もし逆らえば…お前も…お前の村だって跡形もなく消してやんよ。(目の前の僅かな光は闇に侵されて消えていくのだろうか。だがそれでもいい。欲しいものは手に入れる。強欲に貪欲に。そしてその感情を何と呼ぶのかなど知らないのだから。)   (2020/3/19 23:33:02)

セイラン♀エルフ【すみません。 前お相手していただいた時、リューイくん名乗ってなかったかとおもうのですが、知ってる設定で良いですか?(どーしても名前を取り入れたい) そして眠気はどうでしょう?】   (2020/3/19 23:38:07)

リューイ♂ヴァンプ【言われてみればそうでした!知ってる設定でかまいません。どーぞです(土下座)眠気はまだ大丈夫ですよ】   (2020/3/19 23:40:57)

セイラン♀エルフ【ありがとうございます。 では、続けまーす】   (2020/3/19 23:41:20)

セイラン♀エルフ ( 性奴隷のような扱い、遠慮のない脅し文句に、翠玉の瞳は徐々に輝きが失われつつある。 虚ろで、闇を湛えるものへと。変化はしない、でも秘密裏に夜灯りがともるのに、そう時間は掛からないだろう。 闇夜を支配する一族の男…、只者ではないと決心して、其方側へ足を踏み入れたつもりだったのに。 何時の間にかどろどろと堕ちてゆく気分だ。 真に餌になる者達の気持ちが漸く、少し理解出来たような気がした。 ) …リューイ…、うん。 うん、分かっているから… ( 虚ろの中で、だから、大丈夫、と笑って見せる。 貴方が望むのなら…、なんて献身的な台詞を呟きながら、未だに横たわった儘、その蒼の瞳のみを見つめ続けよう。 )   (2020/3/19 23:45:09)

リューイ♂ヴァンプ(この手の中で弄ぶのは魂。向けられた笑みに応えるのは冷たい宵闇の底に沈んだ笑み。愛を知らない魔物は、久遠の孤独に震えながら闇の色を広げる。血の味と欲望だけを糧に…受け入れようとする儚い心さえも気づかないまま。)…お前は…俺のものだ…(重なる唇。抱きしめた柔肌に爪を立てれば、感じる生温かい血の感触に恍惚を覚える。きっとこれでいい。壊れた魂の欠片でも…側に置いておけるなら…それでいい。)   (2020/3/19 23:59:40)

リューイ♂ヴァンプ【こちらこれにて〆です】   (2020/3/20 00:00:23)

セイラン♀エルフ ……そうよ。 わたしは貴方の物… ( 対等な関係になんてなれやしない。半永久的な命を持つ者同士、愛を知らないまま、永遠にお互いの傷を舐め合って彷徨うのが妥当だと思うしかなくて、唇が重なるのに釣られ目を瞑る。 冷えたからだを抱き寄せ合えば、僅かでもあたたかくはなるだろうから。 悲惨にも、蜘蛛の糸に掛かったのは果たして何方か…。 )   (2020/3/20 00:05:56)

セイラン♀エルフ【こちらもこんな感じで〆とします。 さて、どうしましょうか】   (2020/3/20 00:06:29)

リューイ♂ヴァンプ【お疲れ様でした。では俺はPL部屋に戻りますよ】   (2020/3/20 00:08:55)

セイラン♀エルフ【了解です、お疲れ様でしたー。 わたしも後から行きますね、お見送り致します。】   (2020/3/20 00:10:27)

リューイ♂ヴァンプ【はい。ありがとうございました。お先です】   (2020/3/20 00:11:17)

おしらせリューイ♂ヴァンプさんが退室しました。  (2020/3/20 00:11:35)

セイラン♀エルフ【では失礼。お部屋ありがとうございました。】   (2020/3/20 00:11:54)

おしらせセイラン♀エルフさんが退室しました。  (2020/3/20 00:11:57)

おしらせセルヴィカ♀科学者さんが入室しました♪  (2020/3/20 18:16:49)

セルヴィカ♀科学者【リドさんに滾ってしまいまして!お邪魔します。】   (2020/3/20 18:17:18)

セルヴィカ♀科学者(「科学は我々のものだったのに、リソースで完成するのだから皮肉なものだな。」 そう言っていたのは、師匠筋にあたる科学者の男だった。リソースがあってもなくても同じ世界というものを理想としていたらしいが、自分の知る限りリソースは、彼らが解明した原理と構築したシステムの領域をいとも簡単に凌駕した。彼の言う通り、リソースへの反乱として科学が発展し、リソースに融合されて現在があるのだとして……。そんな側面があってもいいじゃないか、と思う。今や西区は多様性に富んでいて、これと決められるものはないのだから。あの不夜城たる巨大な体を建て上げる組織の中に、全て飲み込まれるだけだ。)   (2020/3/20 18:17:23)

セルヴィカ♀科学者(大きな注射器のような形状の器具を通して、容器の中に淡い緑のリソースが溜まってゆく。液体のようだが、液体ではないそれは、陽の光を受けて揺らめいて煌めいた。穏やかな公園のベンチに、10は年下に思える青年と並んで座って、その腕に怪しげな器具を絡ませている白衣の女が自分だ。いつの間にか公園にいた親子連れの姿は消えていた。)──つまりね、リソースはさ、ま、おたくらが言う霊力ってやつ?あれは、扱える量が個々で決まっているようなんだよね。生まれながらに大量に扱える者もいれば、何かのはずみで覚醒する者も、努力の積み重ねで開花する者もいる。私はどうにもダメらしく、半年かけて溜めてもこのアンプル一本にも満たないんだ。色味もいまいち悪くてね。   (2020/3/20 18:18:57)

セルヴィカ♀科学者 練習してるの見てたけど、キミみたいに鮮やかに扱えるのは貴重だと思うよ。……あ、動かないで。流れが止まるから。もう少し…… この器具、気になる?初めてお目にかかりましたって顔だよね。これはさ、もともとリソースを銃弾に変えたり、液状化にして扱えるヤツが考えだしたモノなんだよね。肝心な動力部がそいつのリソース頼みだから、まだ量産できないのが最大の欠点。っと。 ──よし、Max値に到達だ。(青年の腕に針のように伸びていた管が音もなく、器具の中に戻る。そして筒状の本体から、一本の密閉されたガラスの小瓶を取り出した。中には緑色の輝く物質が詰まってる。限界まで圧縮させたせいで、メロンソーダはやや濃い色になっていた。)   (2020/3/20 18:19:51)

セルヴィカ♀科学者 (一方的に喋り倒している間中、あっけにとられた顔でただリソースを抜かれていたこの男、おそらく行政区生まれの人間だろう。質の良いリソースが高値で取引されることも知らないようだ。西区のスラムでは、リソースを売って生きている者までいるというのに。)──大丈夫だったろ?心身に不調はきたさないはずだ。血液を抜くよりも。安全、安全。(安心させるように、至って穏やかな笑みを浮かべて見せた。濁りのない緑。鮮やかで透明感のある色。彼の印象とどこか被るリソースを大事に内ポケットに忍ばせて、手早く器具を片付けるとその場を立ち去る。別れ際に名を聞かれたから、一瞬肩書を何にしようか迷ったが、シンプルに名前だけを伝えた。)セルヴィカ。キミの名前は?   (2020/3/20 18:20:37)

セルヴィカ♀科学者【ありがとうございました。捏造がひどいので、そんなこともあるかもしれないわね、って笑って流してください。】   (2020/3/20 18:22:28)

おしらせセルヴィカ♀科学者さんが退室しました。  (2020/3/20 18:22:34)

おしらせ珊瑚♀マーメイドさんが入室しました♪  (2020/3/21 11:01:10)

珊瑚♀マーメイド【今日は、ソロルにてお部屋お借りします。】   (2020/3/21 11:02:16)

珊瑚♀マーメイド(底冷えする冷気に花も凍る。泣き濡れた私はとても惨め。濡れた髪をかきあげ、街を見るとどの人も早足に雨の中をくぐり抜けていく。濡れた髪を乾いたタオルで拭き取り、ドライヤーで乾かすとテイクアウトしてきたマーメイド・カフェの限定メニュー、ブロッサムチェリーミルクラテのホットを一口、口に含む。乾いた室内、小さく溜息を着けば、ふんわりと香る甘い香りに心までもほのかに染まり。喉を潤し、内臓を温めていくその液体を飲み下せば、カップを掴んだ指先が熱を帯び微かに温かみを感じて微笑んで。誰にも泣き顔を見られたくはないと選んだ自室。目の辺りはまだ赤みを帯びているのだろうか?雨の日の憂鬱。やる気が出ないのは、低気圧と続く長雨のせい。小さく溜息を吐き、花冷えにかじかむ指先をこすり合わせる。死んだ金糸雀。澄んだ声でなく金糸雀はもうその声を発する事はない。小鳥の死は予想外に大きなダメージをもたらし、その冷たい遺骸を両手に乗せて泣いたもの。頬を伝う涙が次々に溢れ出てきて、泣き止むまでにはしばしの時間を要した。   (2020/3/21 11:03:56)

珊瑚♀マーメイド籠の中で歌う金糸雀に、クラブで歌う自身の姿を重ねていたのかもしれない。所有していただけの小動物。その死によるダメージは数日の間尾を引き、じくじくと心を蝕んだ。せめて静かで心安らげる場所に葬ってやろうと水辺近くの公園の木の根元に土を掘り、その中に横たえるとまた涙があふれた。これで小鳥も安らかに眠ることができるのだろうかと、暫し逡巡した後にゆっくりと柔らかな土をかぶせて埋葬を済ませた。幾らかの花と蝋燭の火を備えると手を合わせて冥福を祈った。手の上に乗せた時の冷たい感触はいつまでも残り、冷たく重い感触をその手に感じさせて。いつまでも泣き濡れるのは性に合わないと思いつつも、意識に含んだ喪を払拭することができずに今に至る。安らかにと願うたびに、金糸雀の澄んだ歌声が聞こえる気がして灰色の空にその幻影を見るような思いがする。空の鳥籠はとうにその役目を終え、部屋の片隅でがらんとした印象を放っていて。うすら寒い部屋の中、一人涙を零した)   (2020/3/21 11:07:17)

珊瑚♀マーメイド【ということで、お部屋ありがとうございました。】   (2020/3/21 11:09:06)

おしらせ珊瑚♀マーメイドさんが退室しました。  (2020/3/21 11:09:14)

おしらせリューイ♂ヴァンプさんが入室しました♪  (2020/3/22 18:50:09)

おしらせお凛♀付喪神さんが入室しました♪  (2020/3/22 18:51:45)

お凛♀付喪神【すみれ色って言われたのでw よろしくお願いいたします。(そして、プロフ適当w)】   (2020/3/22 18:52:31)

リューイ♂ヴァンプ【いらっしゃいませ。プロフが謎すぎますが、よろしくお願いします】   (2020/3/22 18:52:41)

お凛♀付喪神【www ちょっと整えますw】   (2020/3/22 18:53:08)

リューイ♂ヴァンプ【では先行こちらから参りますよ。えーと、寝かされてる場所は、狐火に宿施設ありましたよね。そこに放り投げられてる予定です。ではお待ち下さい】   (2020/3/22 18:55:18)

お凛♀付喪神【ええ、狐火2階の一間と考えていただければ。では、お待ちしてます。】   (2020/3/22 18:56:06)

リューイ♂ヴァンプ(長く夢を見ていたような気分だった。記憶がないわけではないが、決して自分ではなかった感覚。だが、まだ身体中のあちこちに残る痛みが、現実へと引き戻してくれる。とりあえず目は覚めたけれど、あの騒ぎからどれくらい経ったのだろう。眠ることで、自己治癒は加速するはずなのに、どうも今回はダメージを無駄に喰らい過ぎた。そして何より血を流し過ぎた。)……いって…ぇ…(のろのろと上半身を起こせば、そこは見知らぬ場所。見たところ、和室というやつか。そして寝かされているのは、布団と呼ばれるアイテム。だがそんなもん見なくたって、此処が何処なのかなんて丸わかりだ。)クソババァ…(途切れ途切れの記憶の映像に、確かに九尾はいた。遠慮なしにぶん殴って来てたよな。うん。───これ以上起き上がるとこは諦め、また横になる。凄まじい勢いで治癒していく細胞の修復が追いついてきていないことは、自分が1番わかるから。)   (2020/3/22 19:08:44)

お凛♀付喪神(ヴラド公の噂────は、本当だったようです。苦虫を噛み潰したようなお顔で戻られた芙蓉さん。それから幾日か経ったある日、芙蓉さんは夜分遅くに帰宅した際、ひとつ荷物を抱えて戻って来ました。ボロ布のようなものに脚が生えていて、所々血のようなものが滲んでいたのです。……それが「人」であることを認識する迄に少々時間が掛かり、またその人物がリューイさんであることはもっと時間を要した気がしました。何故、どうして?そんな言葉がぐるぐると回った記憶。二階の一間にリューイさんを寝かせた後、芙蓉さんが説明してくださいましたが……、被害や皆さんのことを思えばやりすぎとは言えないのですが、でも、ここまで「生きるのをやめますか?ボロ雑巾になりますか?」にしなくても良かった気もするのですが。───あの日から何日が経過したでしょう。高熱が続き、全く意識を取り戻す気配がないリューイさん。仕事の合間など時間がある時に覗くようにしていたのですが…嗚呼、このまま天に召されてしまうのでしょうか? )   (2020/3/22 19:30:40)

お凛♀付喪神(お店を閉め、仕込みを終えれば後はあたしの時間。彼が寝ている部屋の襖を開けてみるもやはりまだ寝ている様子。) …はぁ、まだ目覚めないのでしょうか。本当にこのまま…。(中に入り、彼の布団の傍に座る。枕元には起きた時に困らないようお水など用意してあるけど、手をつけた様子はなかった。) リューイさん…、生きて。   (2020/3/22 19:30:58)

リューイ♂ヴァンプ(自らの身体を包み込むのは、深い闇。無数の棘が突き刺さる。それは誰かの命が消える痛み。懺悔の痛み。後悔?んなもんあるわけねぇ。問い出したところで答えなんか出ないのだ。奪う者と奪われる者の関係は久年変わることなどない。──尚深く意識を閉じようとした時、自分の名を呼ぶ微かな声が聞こえる。)………っ…(重い瞼をうっすらと開けようとしながら、小さく息を吸い込む。完全に潰れていた肺は先程ようやく復元出来た。ぼんやりと視界が広がれば、薄暗い部屋の天井と、誰かのシルエット。ゆっくりと瞬きを繰り返し、そちらを見つめたなら、ようやく誰がいるのかを認識。)…お前…か。(此処は狐火の何処かだ。そりゃコイツが居るのは当たり前だけど、自分の側に来させることを、よくババァが許したなと。あぁ…そんな心配なんてするまでもなく、自分はぼろ雑巾だったと苦笑いして。)   (2020/3/22 19:46:25)

お凛♀付喪神(せめて汗でも拭こうと水桶に手拭いを浸し、絞り上げていると微かな声が聞こえて、そちらを見遣るとリューイさんの目が開いていた。) お目覚めになられたのですねっ、良かったぁ…。 (安堵の息が漏れる。久しく聞いてなかった声は掠れてはいたが、確かにリューイさんのお声。) 皆さん、とても心配なさって居られたんですよ。なかなか目覚めないリューイさんに「水でもぶっかけりゃ起きるんじゃないかねぇ?」なんて芙蓉さんも憎まれ口叩いてましたけど…。(そして、本気でやろうとしたことは秘密にしておきましょう。きゅ、と最後の絞り上げを終え、手拭いを広げた。) 汗でも拭きましょうか? それとも…、あ、喉、乾いてますか?それより、お腹空いてますよね。(矢継ぎ早に、あれやこれや話してしまうのは目覚めた嬉しさにどれを優先していいのかわからなくなっていたためだ。なるべく、リューイさんの負担にならず、またして欲しいことを教えて欲しい、という表れでもあったかもしれない。)   (2020/3/22 19:58:06)

リューイ♂ヴァンプ(聞こえてくるのはいつもの彼女の声。耳障りが良くて…。だが呼吸をするたびに軋むように痛む全身に顔を顰めれば、再びお凛を見上げて小さく首を横に振る。腹は多分減っているけど、それを自覚するにはまだ内臓が修復しきれていない。喉は乾いている。だが渇きという飢えよりも、今はまだ動くなと本能が告げていて。)お前なぁ…そんないっぺんに言われても…(───多分彼女はことの次第をババァから聞かされているに違いない。でもそれでもこうして甲斐甲斐しく世話をしようとしているのは何故だろう。大量に…無差別に他者の命を奪った自分が怖くないのだろうか。)此処に…いてくれりゃいい…。お前の声と…匂いが好……(ごふっと咳き込めば言葉尻は消えて。口元から流れる血を手の甲で拭う。なんて情けねぇ姿だ。高貴なる一族もへったくれもありゃしねぇ。)   (2020/3/22 20:11:49)

お凛♀付喪神(弱々しい声は彼らしくない、けれどこれだけ弱っているのだから当たり前なのですけれど。) あ、嗚呼…あたしったら、つい。 (確かにたくさんの要望を言われても困り果てますよね。では、まずは汗から拭いて、そのあとお水…、いえ、確か牛乳がお好きとお聞きしましたので、牛乳を飲ませて…、と考えていると咳込んだリューイさんのお口から血が! 手の甲で拭うので慌てて手拭いで口元、甲を拭く。) だっ、大丈夫ですか?! って、大丈夫じゃないですよね。えと、…お、お医者様っ! そう、お医者様を呼び…、嗚呼っ、深夜でした。でもでも、鎌鼬先生ならっ、…ダ、ダメです!外科専門なので切り刻まれてしまいますね。 えーと…?! (こういう場合、何が正解なんでしょう?!はっ、芙蓉さん!芙蓉さんなら何かわかるかも知れません。) 芙蓉さんを呼んできます。 (立ち上がろうとしたけど、あまりにも慌ててたせいか、自身の着物の裾を踏んでしまいバランスを崩してしまった。) あっ、わっ、わ…。 (前に傾く身体、下にはリューイさん。倒れ込んだら圧死させてしまう!両腕を前に伸ばしてリューイさんの頭を跨ぐように腕を付けたので何とか惨事は免れた。)   (2020/3/22 20:30:57)

リューイ♂ヴァンプ(「頼むから落ち着け」と普段なら簡単に言えるところなのだが…あぁクソっ、さっさと修復しやがれ俺の身体…。───慌てふためく様子をただ見上げていたなら、色んな意味で一番呼ばれたくない奴の名前が次々に聞こえて。)…切り刻…っ?は?…てか、おい…っ…ババァはやめ…っ!?(堪らず手を伸ばそうとした時、彼女のバランスが崩れるのが見えて。これ受け止めたらまたどっかの骨が逝っちまうな…なんて考えていたなら、なんとか彼女が踏みとどまってくれた。セーフである。)…だから…落ち着けって。(目の前にある綺麗な淡い菫の色。さらりと落ちてくる髪を梳くように手を伸ばして。)此処に居ろって…言ったよな?(引き寄せて胸に抱き寄せる。肋骨あたりがミシッと軋んだけど、そんなもん取るに足らない。柔らかくて温かい彼女の体の感触を感じたなら、死にかけていた細胞が目を覚ますように動き出すのがわかる。そのまま首すじに鼻先を寄せたなら、小さく吐息を吐いて。)…やっぱお前…いい匂いだ…。   (2020/3/22 20:46:52)

お凛♀付喪神す、すすす、すみませっ……ん?! (伸びてくる手が髪に触れる。嗚呼、バサッと落ちた髪が邪魔です、ね…あれ? 伸びた手で頭が引き寄せられ、落ち着かなきゃいけないのに……ざわざわ、違う何かが押し寄せる。) あ、あの…ッ…、(首筋に触れるリューイさんの一部。細かな吐息が擽ったいのですが…。) このまま体勢……、キツい、です。(引き寄せられた際、押し潰さないように曲げた肘。反り返る背中と高く持ち上がったお尻。バランスを取るために宙に浮く左脚。アクロバティックなゲームでもやってるかのようなこの姿勢はとても辛い。) ここに、居ますので…、どうか、どうか、座らせてくださいませ。 (ふるふる震える腕と脚。潰す前に解放を求めますぅー!)   (2020/3/22 21:02:43)

リューイ♂ヴァンプ(不自然に震えている手足とやたら力が入っている彼女の体。さわさわと手で撫で回したなら、状況を把握、と同時に吹き出して。)おま…っ……(吸血鬼を笑わせる人間なんて聞いたことねぇ。)もう…そこまで死にかけてねぇから…(こみ上げて止まらない笑いを堪えながら、もう一度彼女を引き寄せて体勢を変えた。片腕の上に彼女の頭を乗せて横向きに。これなら正面で向き合える。)ほんと…何なのお前…。(仄暗い部屋の中、次第に光が戻り始める蒼の双眼。再び薄く笑えば口元から牙が覗くいて。)   (2020/3/22 21:18:53)

お凛♀付喪神(撫で回す手をペちんしたくても両手足、自由になりません。じっ、睨むように見ればぷッ、と笑いました、この人!酷い。) もっ、もぉー!笑うのは…、いいことですが、…やっぱ今はだめです。 (やはり人間ではないからでしょうか。目に見える訳ではないけど、自己修復が早いような気がします。そして、ここからどうしてそうなった?と自分でもわからないのですが、ひょひょーいと身体があちこち動かされて───あら不思議。リューイさんの腕の中に収まっている。あれ?何故でしょう。確かに腰は楽になりましたが……これはこれで何か違う気がするのです。) あ、の…、何なの、と言われましても…、この状況も何なのでしょうか。 (目の前にあるリューイさんの顔。部屋の隅に置かれた行燈の灯りで光る牙は吸血鬼である証。そういえば、公園で…。) これに噛まれたんですよね、あたし…。(指先で、そっと触れてみようとした。だって、これが首筋にくい込んだと思うと不思議でしょうがなかったからだ。)   (2020/3/22 21:35:35)

リューイ♂ヴァンプ(確かにコイツは人間なはずなのに、こうやって触れているだけで楽になる。いったいどういうことなのか…なんて考えても仕方がない。だって事実は事実なわけで。──何やらもごもごと言い淀んでいる彼女をやっぱり楽しげに見つめる。最初の認識は純粋にただの「餌」として。だがいつからだろうか、求めるのは「血」だけではなくなった。今こうして自分で動くことすらままならない状態で、側に居させるということがどんな意味を持つのか…。いや、そんなことは彼女はわからなくていい。このままでいいんだ。)…んぁ…?(そっと触れてこようとする指先。受け入れるように軽く甘噛みをすれば、ぞくっと背筋に何かが走り抜ける。ゆっくり…ゆっくりと整っていく体を感じながら。)もう一度…噛まれてみるか?あー…いや、噛みつきてぇ…(唇を滑らせるように移動して、細い手首に歯を立ててみる。)   (2020/3/22 21:52:20)

お凛♀付喪神(伸ばした指先を食む牙。優しく傷つけないように、軽く突き立てられた感触はまるでリューイさんそのもののような気がした。尊大な物言いをする彼だが、実際触れてみると優しい人ってわかった。そんな彼が人を殺めた事に傷ついてはいないだろうか? いえ、人だけではなく、生きるものの命を奪う行為について…。生きるために必要だから他の命を頂くのは料理人であるあたしは感謝こそするけど心を傷めることはない。けれど、命をただ狩る行為をした彼は…辛かっただろう。その記憶があるのかはわからないけれど。) え、もう一度…? (肌の上を滑る柔らかな感触にぞくりとした心地よい感覚が走る。手首に触れる牙が肉を押し潰し凹んでいる。でも、不思議と怖いとは思わなかった。) …あっ!そうでした、リューイさんは血を飲むと元気になるんですよね?ちゃんと調べましたの。それなら、どうぞ飲んでください。 …い、いっぱいはダメですよ?   (2020/3/22 22:06:43)

リューイ♂ヴァンプ調べた…?(うん、やっぱりコイツは変な奴だ。そして……。───許可が出れば、ゆっくりと牙を喰い込ませる。痛まないように、愛しむように。喉に流れ込む温かい彼女の「生きる力」を味わえば、抱き寄せ、抱きしめながら貪るように。こんな愛し方しか出来ない自分を、例え彼女が拒否したとしても…それでもきっと捕らえる。心の奥に潜んでいる闇を消すことは出来ないけれど、彼女なら…そんな闇の中にほんのひと握りだけある、透明な部分を思い出させてくれるのかもしれない。────「リューイ、もしもこの先…貴方を守ってくれる人を見つけたら…貴方はその時…」誰かの声が聞こえる。遠い記憶の向こう側を、彼女の血の味が甦らせてくれる気がした。こくん、と喉を鳴らしてから口を離せば、そのまま目を閉じた。彼女の優しい鼓動の音はまるで子守唄のように。)   (2020/3/22 22:24:31)

お凛♀付喪神(あれ?不思議そうな声です。ちゃんと「魔物図鑑(子供用)」で調べましたのにおかしいですね。) …ん、ぁ…、(ぷつ、と肌を破るような音、牙が食いこんでいるのに痛みが少ないのは何故なのでしょうか。血管を進む血液達が方向を変える感覚。吸い出されていく感じは何とも言えない不思議な感覚で。あたしには血の味が美味しいとは思えないけれど…リューイさんにとっては大福のような美味しさなのかしらね。飲み終わった彼はそのまま目を閉じ、寝息を立てる。あたしの血が少しでも彼の役に立つならいいな、なんて思いながら。) …朝にはまた目を開けてくれるんですよね? 「おはようございます」と挨拶出来たらいいなぁ…。(やっと目覚めた彼に「おはようございます」と言えるのが嬉しい。安堵したからかうとうと、睡魔がやってきて、このままここで寝かせてもらいましょう。朝一番にあいさつも出来ますし、一石二鳥ですね。) 〆   (2020/3/22 22:36:28)

お凛♀付喪神【長い時間ありがとうございました。】   (2020/3/22 22:37:20)

リューイ♂ヴァンプ【こちらこそごっそさんっす!w お疲れ様でしたー。ではあちら戻ります】   (2020/3/22 22:38:11)

お凛♀付喪神【はーいw お疲れ様でした!】   (2020/3/22 22:38:37)

おしらせリューイ♂ヴァンプさんが退室しました。  (2020/3/22 22:38:48)

おしらせお凛♀付喪神さんが退室しました。  (2020/3/22 22:38:54)

おしらせリド♂人間さんが入室しました♪  (2020/3/26 17:57:57)

リド♂人間【こんばんは。お邪魔します。】   (2020/3/26 17:58:15)

リド♂人間(沈みかけている太陽が東区の街を優しいオレンジ色に染め、どこかの家からカレーの匂いが漂ってきそうな何とも言えない夕暮れ時、仕事帰りのサラリーマン、部活終わりの学生に紛れてリド・ラノックも家路についていた。───『メゾンまたたび』ボロいとまでは言わないが、決して新しい建物でもない。二階建ての板チョコのような茶色い壁が特徴的な木造アパート。それが今のリドの帰る場所だった。彼が郵便受けの中を確認していると「リドく~ん」と彼を呼ぶ声がし、振り替えると少し肥えた灰色の猫又が何かの袋を持って立っていた。)あ! 大家さん。こんにちはぁ。(リドに大家さんと呼ばれた猫又は「八百屋で安売りしてたから買ったんだけど、あたし一人じゃ食べきれないからリドくんにお裾分け。」と押しつけるようにリドに渡した袋の中身は大きな水菜だった。)う、うわぁ…あ、ありがとう。大家さん、早速今日食べるよ…。(この大家さんは事あるごとにリドに野菜だの、お菓子だの「お裾分け」と言っては強引に渡す人だった。その一方的な優しさが時としてリドを困らせた。自室の鍵を開けて扉を閉め、もう一度袋の中の水菜を眺める。)僕だって一人で食べきれないよ…。   (2020/3/26 18:00:12)

リド♂人間(背負っていたリュックをおろして、キッチンと呼ぶにはあまりにもお粗末な小さなシンクで水菜についていた土を洗い流して、中味すっからかんの冷蔵庫を開けて、僅かな食材達と相談する。)…何作ろうかな?(もらって困ってはいたものの、青々とした水菜は美味しそうで、そのままサラダで食べてもいいのだけれど、今の時期だと何だか寒い。肉を巻いて焼くのもいいけど、生憎冷蔵庫には肉がなかった。と、そこで先日スーパーで買ったお揚げが目につく。)これでいいっか…(冷蔵庫から、お揚げを取り出し賞味期限大丈夫か念のために確認しておく。)さてとっ…   (2020/3/26 18:02:01)

リド♂人間(手際よく水菜とお揚げを包丁で程よい大きさに切り、鍋にお湯を張り火にかける。)~♪(ご機嫌に鼻歌うたいながら、引き出しから粉末の鰹だしを取り出してササッとお湯に投入するリドだが、料理人を目指していると言うわりには拘らずに化学調味料に頼る辺り彼のいい加減さが垣間見える。お湯がポコポコと小さな泡を出し煮たってきたら、お醤油とみりんを加えて、おちょこで日本酒でも飲むかのように味見するリド。)うん…雑に作ってるわりにうまい。(と自分の味付けを自画自賛し、刻んだお揚げを鍋にぶちこんだ。やがて、再び沸騰してくると鍋から溢れそうな量の水菜をバサーッと良く言えば豪快に、悪く言えば強引にぶちこんだ。水菜のシャキッと感が損なわれないようにサクサクっと炊いてしまい)…よしっ!   (2020/3/26 18:02:35)

リド♂人間(出来上がった水菜の炊いたんを眺めて)…やっぱり多いな。作りすぎた。(鍋いっぱいの水菜の炊いたんは、それだけでお腹がいっぱいになりそうな量だった。どうしようかと考え、猫又の大家さんが言った一言がリドの脳裏を過る。)お裾分けかぁ…(棚から100円ショップで買った何かと便利な大きめのタッパーをひとつ取り出して、水菜の炊いたんを詰めて、汁が漏れないようにピッチリ蓋をしてスーパーの袋に入れた。リドは窓際に飾られているガジュマルに「ごめん、ちょっと出かてくるね。」と告げるとリュックを背負って家を出ていった。)   (2020/3/26 18:05:46)

リド♂人間(あまり速く走るとタッパーの中味をぶちまけてしまいそうで、健康のためにウォーキングするおばさんのよう早歩きで歩き、たどり着いたリドのバイト先『お食事処 狐火』 裏口から入り、店内を覗き込むと、まだみんな働いてる最中だった。邪魔にならないように休憩室の机にタッパーを置くと、リュックからメモ帳を取り出して「作りすぎたのでお裾分けです。良かったら食べてください。 リド 」と置き手紙を残して、すぐに店を出ていった。それは自己満足だけど、誰かに何かをあげるってのは気分のいいものだな。とリドは思った。きっと大家さんも同じ気持ちでリドにいつもお裾分けしてくれていたのだろう。これからはもっと喜んでお裾分けを貰おうと決めて再び家路につくリド。そして、気づく。水菜を調理するのに夢中でご飯を炊いていないことに…)   (2020/3/26 18:06:28)

リド♂人間【やっと料理作れた。自己満足自己満足。お邪魔しました。】   (2020/3/26 18:07:35)

おしらせリド♂人間さんが退室しました。  (2020/3/26 18:07:38)

おしらせ珊瑚♀マーメイドさんが入室しました♪  (2020/4/1 00:00:05)

珊瑚♀マーメイド【今晩は、ソロルにてお部屋お借り致します。】   (2020/4/1 00:03:54)

珊瑚♀マーメイド(東区区下。先日の長雨に辺りは一面湖の様に水底に沈んでいる。千本鳥居を潜り、巨大鳥居を潜れば、朱塗りの楼閣が見えてくる。水路を通り、ゴツゴツとした岩に囲まれた、日本庭園風の庭の池に入れば、花魁達の出入りするその楼閣を見上げ小さく溜息をついて。鬼が啼き、女狐嗤う遊郭。錦鯉泳ぐその池で鯉達と共に泳げばゆったりとした水の流れに任せて長い髪が揺らぐだろうか。遥か下の水面で小魚の跳ねる水音が響くほど静かな夜半のことである)……───ここに来るのも久しぶり……、綺麗ね……(ふうわり、と微笑み映る水面に笑顔が浮かぶ。庭園の中央に座す巨大な櫻の古木。地に根を張り、空に腕を広げた櫻の枝も綺羅綺羅しく、水面に映った満開の桜。次々舞い散る桜の花弁が水面に散って、薄紅色の花弁に花魁達の着物を纏った様な心持ちになり、ぱしゃりと水面を打てば踊る花弁。ますます降りしきる桜に心までも仄かに染まり、瞬いて。綺羅綺羅しい雲母の如き櫻に淡雪の白が加わり、益々の神々しさ。此処はかつて自身のいた場所。西洋系の顔立ちに、東洋系の名前を持つ彼女にとっての始まりの場所である。名も無きマーメイドだった頃に名を与えてくれた人の座す場所)   (2020/4/1 00:05:01)

珊瑚♀マーメイド……あら、可愛らしい(ちょうど名を与えられたばかりの頃と同じ年頃だろうか?十五、六の少女が庭園を横切るのが見えた。そっと、呟く様にして口にした言葉に反応してか、勾欄の端まで歩み寄りこちらに近づいてくる少女。白地に桃の花のあしらわれた艶やかな着物を着た少女がこちらに向かって歩いてくる。池をのヘリに手をつき、池の中を見下ろしたところをこれ幸いと、頬にキスを落とし腕を引く。たちまち大きな水音を立てることもなく少女の姿が池に沈むのを眺めつつ、抵抗しなくなった少女の身体をお土産に持って帰ってしばらく死体を飾るのもいいかもしれないと思いつつ水泡とともに錦の鯉に紛れさせ、池の奥深くへと引き込んでいく。ところが意に反して少女の身体は水中を巧みに泳ぎ回り、着物のはだけるのも構わず、追泳する。はだけた着物から覗く肌は、太陽を知らない月の様に白く淫靡でどこか艶かししささえ感じさせる。はだけだ着物から覗く逸物に彼が少年なのだと理解するのにそれほど時間はかからなかった。驚いて手を離すと少年は頬にキスを落として水から上がってしまった。)……釣れないのね(小さくそう呟くと、微かに頬を染め瞬いいて)   (2020/4/1 00:10:12)

珊瑚♀マーメイド【と言うことで、お花見からの少女(少年)をお持ち帰りしようとして逃げられる珊瑚の様子でした。お目汚し失礼しました。(ぺこり)】   (2020/4/1 00:11:26)

おしらせ珊瑚♀マーメイドさんが退室しました。  (2020/4/1 00:11:31)

おしらせアッシュ♂悪魔さんが入室しました♪  (2020/4/2 23:06:44)

アッシュ♂悪魔【キャラ紹介も兼ねてソロルをば】   (2020/4/2 23:07:01)

アッシュ♂悪魔(皆は何かを願う時、何に祈りを捧げるだろうか。神?仏?ランプの魔人?願いを叶える象徴はいくつもあるだろう。だが、ここ北区には……他にもう一つ、存在する) はぁ……難病の娘を助けて欲しい、ねぇ……(願いを叶える象徴。そしてそれは、この世の絶対悪の象徴でもあった。山羊のような角、赤い目、尖った牙、魔力満ちる翼、長い爪。 醜悪と邪悪を詰め込めたそれは、玉座のような大きなイスに足を組んで座り、何ともつまらなそうに、はたまた呆れたように頬杖をついた。それを前に、40後半といったほどの女は多額の 金、食物、酒樽を隔ててなお怯えて地面に頭を擦りつけている。そしてその横には……痩せこけた15、6と言ったほどの女を抱きかかえた男が、膝まづいて頭を下げていた)   (2020/4/2 23:08:13)

アッシュ♂悪魔あんたらさ……悪魔に"お願い"をする意味、分かってるのか? (それは、契約になるということ。自らの欲望を満たすためならどんなものでも差し出し、その願いを叶えるということ。例えその先が破滅であろうとも。つまり、ここから先彼らにもしも娘が助かったとしても、 死後どうなるか何も保証がない。それどころか、今の彼らや生き返った後の娘がどうなるかなどすら怪しい物だ。悪魔に物を頼むということは、つまりそういうことだと、言いたかったのだが…… 何を勘違いしたのか、男は胸のポケットから銀の短剣を取り出し、決死の覚悟で自らの喉元に押し込んだ。全く、これだから人間は───)   (2020/4/2 23:09:17)

アッシュ♂悪魔……何してんだ、床が汚れるだろ。生贄に?はっ、お前らの人生折り返し地点のちっぽけな魂なんて今貰っても仕方ないだろう (瞬時にナイフを自らの能力で奪い、夫婦の前に立つ。肩を震わせ、歯を鳴らし、それでも……怯えながらも、見つめてくる人間。何ともまあ滑稽だ、釣り上がる口角が隠し切れない。それを見た夫婦が更に怯え、今度は視線すらも合わせることができなくなっていて) 良いだろう、ただし病を治す対価は……その娘だ(パチン、と指を鳴らしてポータルを地面に開く。夫婦達は供物ごと落ちる様に吸い込まれ、ゆっくりと沈んでいく。まるで沼に溺れるような光景を見下しながら、言い放つ) ようく考えるんだな!明日連れてくれば娘の命は助けてやる!だがその後の人生は俺の物だ!果たしてどちらがマシかな?クハハハハハハ!!!(笑い声が静かな洋館の中に響き、やがてポータルが閉じられた……)   (2020/4/2 23:09:51)

アッシュ♂悪魔……全く、これだから人間は世話の焼ける。なあ、お前もそう思うだろう?病魔君♡(ポータルを開き、掴んだ物をグイッと引きずり出すように手を引き抜く。ドブネズミのスケルトンのような造形の者が、キーキーと鳴きながら暴れだす。だが やがてその握る力に押しつぶされ、鳴き声が途切れた瞬間……ぐちゅっ、と手の中で潰れてしまった) にしてもまた冥界に魂を送ることが叶わなかったか。ま、仕方ないよな?俺の周りをチョロチョロしてたし、あんな詰まらんところに人間を送るのも癪だしな……いやはや(首を振りながらわざとらしく困ったように、しかしニヤつきながら彼は呟いた) まーた"悪い"ことをしてしまった(悪い、悪魔。悪魔に最悪と言われる悪魔。果たしてそれは、どういう存在なのか。滅びと願い星の象徴……"メテオ"デウスは今日も嗤う)   (2020/4/2 23:10:22)

アッシュ♂悪魔【こんな感じで。これからもマイナスとマイナスを掛けて作った十字架で、冥界に喧嘩を売るアッシュ君をどうぞよろしくお願いいたします】   (2020/4/2 23:11:58)

おしらせアッシュ♂悪魔さんが退室しました。  (2020/4/2 23:12:06)

おしらせセルヴィカ♀科学者さんが入室しました♪  (2020/4/10 20:59:35)

おしらせツグミ♂ガシャドクロ ◆cSeOLPqFKgさんが入室しました♪  (2020/4/10 21:00:16)

セルヴィカ♀科学者【改めて、よろしく願いします。芙蓉さんの現場に居ますね。しばらくお待ちください。】   (2020/4/10 21:01:25)

ツグミ♂ガシャドクロ【改めまして、宜しくお願いします。良き出会いになります事を】   (2020/4/10 21:03:46)

セルヴィカ♀科学者(東区を中心に寒冷化は進んでいる。気温は基本的にはなだらかに下がり続けていたが、その中で急激な変化は2度起こっている。2度の急下降のひとつは自分のせいだ。──かすり傷を負わせただけで逃がしたトゥリア。ホログラムか幽玄のようなものかとも思ったが実体は存在するようで、彼の頬には確かに血が滲んでいた。その彼の痕跡を探して、白衣の女は、氷柱の根元の凍った地面にはいつくばっていた。マフラーと裏が起毛の革手袋にブーツの重装備で。ここは、氷柱が出現した東区の街はずれ。東「らしい」建物がこの先に並んでいる。どうやら商店街らしい。後でカフェにでも寄って熱いコーヒーでも飲みたいなぁ……などと考えながら、髪の毛の一本も見つからない現状に、白い溜息を吐いた。すでに自分の起こした1回目の現場は徹底的に調べ尽くしていた。もちろん、何も見つかっていない。自分の技量の不足、悔しい思いをここでも噛み締めていた。……朝から昼近くまで、こうして無為に時間が過ぎてゆく。)   (2020/4/10 21:07:30)

ツグミ♂ガシャドクロ (急激に下がった気温、接触時に刺激を与えた事でならば…感情の呼応からだろうか、実体は有れど寒暖をあまり実感しにくいのは自らの種族故にか…何にしても一つ思う事は)まァ、僕ぁ骨で良かったなぁ―――きっと寒くて大変だろうに…こんな時は汁粉でも喫茶で……んぅ?あれは確かぁ(西区の科学者の一人の筈…確か何処かで講師も受け持っていたか―――この騒動は確かに興味を唆られる、何せ今では誰しも有するオリジナルレベルを持たぬ相手が現れたのだから…先祖返りも程がある、そんな事を考えては、声をかける…確か名前は―――)セルヴィカさん…でしたよねぇ?(カタリ、カタリと骨が響き合う様に歩みを進めては骸を思わせる長身痩躯が後方から声をかける)   (2020/4/10 21:28:13)

セルヴィカ♀科学者(丁度、氷の柱の根元から上に向かって氷に巻き込まれた石をピンセットでつついているときだった。急に名前を呼ばれて、ビクっと肩を震わせた。考え事をしながら作業をしていたから、すぐそこまで誰かが近づいていたことに気が付かなかった。間延びした声に振り返る。聞き覚えのある声、視線の先にある、真冬のような太陽を背に佇む背の高い男。この寒さの中、胸元が寒々しすぎるだろうとツッコミたくなるような服装で、骨の音を纏った彼はが誰であるか、すぐに分かった。学生のころから文献で、彼の研究のデータで、知っている。)──東の、へ(変人。と言いそうになって、慌ててもう一つの言い方に変えた。)賢者、じゃないですか。やっぱり、現場を調べに?私も、貴方の所へ訪ねてみようかと……あ、いや、それよりなんで、知ってるんすか?私の名前……(畳みかけるように言いながら、膝を払って立ち上がる。それでも彼の顔は自分よりも高いところにあったから、詰め寄れば前のめった姿勢になる。)   (2020/4/10 21:41:39)

ツグミ♂ガシャドクロ 面白い分野へ、昔セルヴィカさんが手を出してたと気になっててねぇ?僕も自分の躰に接ぐ身だけに通じる物があるとぉー少し調べたのさぁ(間延びした様な、纏わり付くように聞こえる独特の口調で、白い骨を思わせる肌の男は語る、逆光で見えるのは…その白すら太陽で隠され、男の纏う衣と同じ黒の中で妖しく灯る深い双紫の瞳だけ)賢者?僕ぁ…貴女と同じガクシャだよ?探究心の赴くままに、知を餓えては学び喰らう者の一人に過ぎないさぁ…あぁ、そう云えば件の面白い虚な客人は―――感情と呼応してぇ…発動してるかも知れない、というのが相対した僕の見解、だねぇ(表情が伺い知れぬまま、静かに語り終えるとケタケタと笑う髑髏)   (2020/4/10 22:07:14)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、セルヴィカ♀科学者さんが自動退室しました。  (2020/4/10 22:19:32)

おしらせセルヴィカ♀科学者さんが入室しました♪  (2020/4/10 22:19:59)

セルヴィカ♀科学者接ぐ、身……(──よく知っている。あの研究に携わったメンバーの中では末端なのに。悪戯が見つかった子供のようにきまり悪そうな顔をして、彼から一歩離れた。ピンセットを持つ手の指の背で、べっ甲フレームの眼鏡のつるを持ち上げると、姿勢を正す。変人の方はばれていないようでホッとする。それはともかく。)……それで、感情と呼応して、大気を変化させていると言いたいんですか? 確かに、私は彼を怒らせたって言うか、不快にした、っつーか、悲しませた、ような気はしますが、気候を変えるようなスケールのデカイ、リソース使いなんて聞いたことない!、ですよ。無関係じゃないのはわかるけどさぁ……   (2020/4/10 22:20:43)

ツグミ♂ガシャドクロ【ぬわあー、消えたのでしばしお待ちを】   (2020/4/10 22:36:01)

セルヴィカ♀科学者【ひぃぃ。お、お疲れ様です。慌てずにどうぞ!】   (2020/4/10 22:37:43)

ツグミ♂ガシャドクロたぁしかに【今】の僕らからしたらぁ、威力もぉ…力の対価も規格外かも知れなぁい、ましてオリジナルレベルを有さない等はぁ有り得ない事でぇ―――気象異常より異常、且つぅ、ローカプノス全域を等はぁ…先ず無いかも知れない、そして今まで何処で過ごし潜んでいたかぁ……でもぉ?セルヴィカさん…視点を変えようかぁ(饒舌に語る骸の口が止まれば暫しの間)件の客人、トゥリアは何らかの呪詛を受けている…その彼の生きていた【今】が、只の先祖返りでは無く―――書物にすら断片の資料が残る、オリジナルレベルが無かったとも言われる領主らの生きていた時代で…呪詛により時を跳んで来たとしたら……代を重ね経る毎に衰えるであろう僕らの【今】有する力なんて欠片にも、充たないだろうね(間延びした口調は失せれば、淡々と紡がれた言葉は、意外な物で)   (2020/4/10 22:55:36)

セルヴィカ♀科学者(ぎょっとしたのは、彼の口調が急に変わったからだ。世界はリソースに支配されている。そのリソースは生まれ落ちた時から刻まれている数字と深い関係にある。考え込むために下げていた視線を、彼に向かって上げた。)……そうか、数字がないってことは、リソースに支配されないってことか。そこを超越、というか、神話時代の話。確かにあいつは、リソースを握りつぶしたしなぁ。今もアレは誰かに追いかけられていて、逃げ回っている。私には少なくとも、そう見えたけど、なんで、っていうか、何から逃げてるんでしょう。その気になれば、ローカプノスの誰よりも力があるわけなのに。あいつには敵がいる。……おっさ……ツグミさんも、あれに遭ったんだろ?私は、捕獲しようとしたんですよ。そういう敵対、ってか、負の感情にはすげぇ敏感だった、んですよ。(次々と浮かぶ疑問をぶつけるのは、相手の知識と見聞、それを土台とする考察を求めてのこと。)   (2020/4/10 23:12:03)

ツグミ♂ガシャドクロ なぁに、僕の事は好きに呼んで構わないよぉ…僕も、セルヴィとでも呼ばせてもらうさぁ(不意に変わった口調は元に戻れば、口調のぎこちなさを察しつつ普段通りで構わないと告げ、問いの答えを返し始めて)そう、だねぇ…あの【お客様】は僕のぉ……顔、いや―――瞳を見るなり…今ではないドコカを視ていたように思えたぁ、呪詛に纏わるナニカ…もしくは当時を想起させる様な感情をぉ―――彼すら制し切れぬ発動の切欠にしてるのかも、ねぇ?敵と云うよりはぁ…彼が居た筈の【今】に記憶と共に置き忘れ、失った…【過去】と【現在】、そしてぇ…僕らが過ごす彼が迷い込んた【今】…つまりぃ、彼にとっての【未来】へ繋がる為の【鍵】を探す事だろうねぇ…僕ぁ元々オリジナルレベルや各区で異なる呼称がある力を調べてたけどぉ…あの【お客様】はぁ、きっと迷ってるだけだねぇ―――彼の欠片を得ても、霞のように消えて残らない…というのが僕の認識だねぇ?(現れる時も、去り往く時も、彼の意思だとは思えず…半実体、と云った所だろうか?呪詛の影響で導かれている様な物だろう)   (2020/4/10 23:37:37)

セルヴィカ♀科学者(彼が見ていたという双眸をじっとのぞき込んでみた。深い紫色の瞳の中に、何を見つけたのだろうか。こうして向かい合うのは初めての相手の、目玉を覗き込むのは失礼かもしれないとも思うが、好奇心が先に立つ。どこまでも深さを感じさせる目の色と、間延びした声が妙にリンクして、少しだけ不思議な気分になった。)……迷子のお客さまだよな。あいつ、やっぱり、いるべき場所みたいなところに帰っるんだろうし、行政区も早急におかえり願いたい、って感じだよな。まあ、しかたないよな、この寒さ引き連れてきちゃうんだもんな……(ち、と舌打ちをして悪態をついた。手に握ったままだったピンセットを腰の吊り下げ袋に戻して、腰に手を当てる。無理ない自分に戻れば、肩の力も抜ける。抜けたついでに駆肩を落とした。)……そう思う?はーっ、東のおっさんが言うならそうなんだろうなぁ。新しいリソースとか貰えるかと思ったんだけどなぁ!   (2020/4/10 23:55:38)

ツグミ♂ガシャドクロ何だぁい?視ても何も無い―――あぁ、それなら妖力…或いは霊力、魔力、マナ、リソース…言い方は色々在るがー…僕のを渡そうかぁ?一応は佰を有する身だ(…かのお客様には、聞きたい事は幾らでも有るが―――直に答えを聞いてしまう、というのは紐解いては知り学ぶ者としてつまらなさは有る…皆で見解の違いも交えて答えを導くのが楽しいのだ…)とは云え……そんな方に逢える機会等はそう無いだろうからぁ、知りたいのは定め―――ですよねぇ?(思っていればいつの間にか口に出ており、同意を求める様に尋ねながらも、何を採るのかと思いながら笑う)   (2020/4/11 00:17:28)

セルヴィカ♀科学者えっ?いいの?(機会さえあれば彼からも頂こうと思っていたのだ。その申し出に、紫の瞳を覗き込んでいた緑色の瞳は、ぱっと喜びを浮かべた。眼鏡のつるを指先で持ち上げて、歯を見せて笑う。)そりゃ、何をって、リソースをだよ。(腰に吊るしてある革袋を、白衣の裾を軽く開いて彼に見せた。腰回りにぶら下がる革の道具入れには、採集するための道具がぶら下がる。白衣の中は厚手のセーターを着ていたが、開けば冷たい風が吹き込んで、首を竦めて寒さに震えた。……この凍り付いた街角で、痕跡探しに立ち話。体は芯まで冷え切った。)ううっ、寒っ。ヘイキそうだけど、私、もう無理。リソース貰うお礼に、なんか奢るからさ、そこのカフェいこ、カフェ。(白衣を体に巻き付けるようにして両腕を抱きかかえながら、背中を丸めた。百を持つ男から、何色のリソースが貰えるのか。知りたいことはありすぎる。頷いて、寒さに震えながらも先に歩き出す足取りは、軽やかに地面に張り付いた薄い氷を踏み割った。)   (2020/4/11 00:35:33)

セルヴィカ♀科学者【私はこれで〆とさせて頂きますー。】   (2020/4/11 00:37:11)

ツグミ♂ガシャドクロ冗談で、ダメだなんて言ったらどうする気だったのかねぇ?…あぁ、僕ぁ汁粉を貰おうかなぁ……こうも寒いとぉ、色々と暖まりたくなるだろうからね(喜色が踊る緑を眺めては、深い紫は静かに揺れて―――互いの研究について語ったり、時を過ごしては…白衣と黒衣が紡いだ後…得られたリソースは彼の瞳と同じ、深く吸い込まれる様な妖しさを有する紫で…採られた其れを眺めればケタケタと骨が打ち響く様に笑う声が響き、物のついでにと自らの連絡先を報せては、迷い人を導く鍵は見つかるのかと思いを巡らせるのだった)   (2020/4/11 00:54:52)

ツグミ♂ガシャドクロ【これにて此方も〆とさせて頂きますー】   (2020/4/11 00:55:40)

セルヴィカ♀科学者【ありがとうございました!あっちに戻りますか?】   (2020/4/11 00:56:00)

ツグミ♂ガシャドクロ【此方こそありがとうございました、そうですね、戻ろうと思います】   (2020/4/11 00:56:58)

セルヴィカ♀科学者【お部屋ありがとうございました。失礼いたしますー。ではあちらで。】   (2020/4/11 00:57:47)

おしらせセルヴィカ♀科学者さんが退室しました。  (2020/4/11 00:57:59)

おしらせツグミ♂ガシャドクロ ◆cSeOLPqFKgさんが退室しました。  (2020/4/11 00:58:02)

おしらせリド♂人間さんが入室しました♪  (2020/4/13 14:11:18)

リド♂人間【こんにちは】   (2020/4/13 14:11:25)

リド♂人間(その日、ローカプノスの長い長い冬が終わった。分厚い雲に隠れて、しばらく顔を出さなかったお日さまが久しぶりにローカプノスの大地に優しい視線を向けだした頃、行政区では気温が少しずつ上昇していると発表があった。───東区のとある路地裏では、太陽の日差しを受けて煌めくオーブと、ジョッキグラス、そして途方にくれるリドがいた。まだ理解の追いつかないリドは空っぽになったジョッキグラスを拾い上げて)すげぇ…普通はショットグラスで飲むはずなのに…全部飲んじゃった…(自分より遥かに強いトゥリアを倒すべく用意したはずの秘策、アルコール度数129度の酒もオリジナルレベルに縛られず無限に近い力を持つトゥリアには何てことないただの水同然だったらしい)…オリジナルレベルを持たない男は肝臓も強いんだな。(それでも冬を終わらせることができたのは、もしかすると『ドワーフ殺し』に本当に呪いを解く力が……)   (2020/4/13 14:11:47)

リド♂人間…な訳ないかぁ(と自分の推測に自分でツッコミを入れるリドの足元で、突然オーブが輝きだす。その輝きは太陽の日差しを受けているのとは、明らかに違った。やがてオーブは、ひとつひとつが違う色に変わっていき、それぞれが色とりどりの光を放つ。それはとても言葉では言い表せない綺麗な輝きだった。)うわぁ……すご…何だろう?(その光を見てリドは思った。きっと、これを見るべきだったのは自分なんかではなく、様々な言葉で表現することができる詩人であるべきだったと。やがて光を放つオーブはふわりと宙に浮き、キラキラと美しい流線を描き、路地裏から四方八方へと飛び散ってしまい、目の前には鮮やかな緑色の輝きを放つオーブだけが残った。リドがそれを手に取るとオーブの輝きは消えてしまい、元の透明なガラス玉に戻ってしまった。オーブを誰も見ていない隙にスッとコートのポケットにしまうと)あっ!? ドワーフ殺し返さなきゃ! 芙蓉さんにバレちゃう!(と慌てて路地裏から飛び出す。そこには人だかりが出来ていた。何だろう?とリドが人混みを掻き分けて覗き込むと、そこには美しく、何処か切ない桃色に染まる川が流れていた。)えぇぇぇぇぇっ!? 何これぇ!?   (2020/4/13 14:14:40)

リド♂人間【リューイさん、ローカプノスの皆さん、長きに渡ったイベント本当に本当にお疲れ様でした。とっても楽しかったです。最後の美味しいところだけ持ってちゃってごめんなさいねっ! それじゃ、お邪魔しました。参加者の皆さんの元にオーブが届きますように】   (2020/4/13 14:17:36)

おしらせリド♂人間さんが退室しました。  (2020/4/13 14:18:32)

おしらせセルヴィカ♀科学者さんが入室しました♪  (2020/4/14 22:12:05)

セルヴィカ♀科学者【便乗させていただきます。(ぺこり)】   (2020/4/14 22:13:01)

セルヴィカ♀科学者(ラボは、上へ上へと建物が積み重なった結果生まれた、立体都市の一角にあった。この街の、個人で飛ぶ乗り物を持たない者の、主な移動手段はゴンドラである。外壁の間に張り巡らされたケーブルが、様々な形の箱をぶら下げて人や物を運ぶ。)……さっぶ。(屋根のないゴンドラのシートに座って足を投げ出し、無気力に空を眺めながら、塒を兼ねるラボに向かう。高層階の壁から突き出る信号機がちらちらと点滅しているその向こう、狭い空は灰色の重たい冬の雲に覆われていた。トゥリアの一件は今や、憶測が憶測を呼び、デマが飛び交い、正しい情報が膨大な虚偽に埋もれつつあったから、繋げていた端末も外してポーチの中に突っ込んだまま暫く前から放置状態。)   (2020/4/14 22:13:12)

セルヴィカ♀科学者(────突然、光が暗い雲を切り裂いた。光は膨らんで闇を侵食し、空はやがて青さを取り戻す。)……誰かが、紐解いたのか。(目を見開いて、それから目の奥が痛くなるような久々の眩しさに目を細め、ぽつりと呟いた。続いて、頭上にある建物の窓がひとつ、勢いよく開いた。ずんぐりとしたシルエットがそこから現れる。「てめぇ、どこほっつき歩いてやがった、クソセルヴィカ!」ごうん、ごうん、というゴンドラの動力の音に負けない、白衣の中年男の馬鹿でかい声。言い返す暇もなく、畳みかけるように罵声は続く。ついでに唾も降り注ぐからたまったもんじゃない。「川だ、今すぐ川に行け!全ての川がリソースの川になっちまったって話だ。後はてめぇの目ん玉で確認してきやがれ!」ラボはもう目と鼻の先だったが、急いで立ち上がると、ゴンドラから飛び降りた。宙に投げ出した体が下降する別の箱に落ちる直前、細い光が飛んできて白衣のポケットに丸いものを放り込んだが、それに気が付くのは川がリソースになったという情報がデマだったと分かった後の話。)   (2020/4/14 22:13:45)

セルヴィカ♀科学者【美味しそうな設定話をつまみ食いさせていただきました。勝手にセルヴィカ〆。素敵なイベントに、皆さんの考察、とっても楽しかったです。丁寧なトリを飾ってくれたリドさんに便乗させていただきましたー!】   (2020/4/14 22:17:10)

2020年03月13日 18時59分 ~ 2020年04月14日 22時17分 の過去ログ
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