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2011年06月24日 20時42分 ~ 2011年06月29日 00時14分 の過去ログ
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ヨハネ♂掃除屋(一階から調べようと思い、階下へと降りようと考えたところ突然階段を昇る音が耳へと飛び込んでくる。数にして、二人だろうか。遅れてくる足音から察すれば自分の位置を確認する。幾つか空き部屋らしき扉を見付けるものの、男女が乱れている部屋以外は頑丈に施錠されているのを確認した。面倒だな、と思いながらも足音が二階へと踏み込むのを感知すれば、天井に見えるダクトへとナイフを投げ付ける。留め具が破壊され、ダクトを塞いでいた部分が落ちてくる。其れを落ちる寸前で受け止め、開いたダクトへと鋼糸を放つ。鋼色の糸が天井へと伸びていけば、ダクトの中にある突起に引っ掛かる感覚を得る。同時に、自分の体をダクトへと滑り込ませていく。勿論、落ちてきたダクトの入り口部分は入った後に閉じ、下を眺める事にした。やってきたのは、一人の男と、女であった。男は身なりの良い格好をしており、先程男女が乱れていた部屋にはいないタイプの人間ではないかと察する。隣にいる女性も、同じだ。妖艶な雰囲気を漂わせる二十代半ばぐらいの女性。……片方は、何処かで見たことがあるかもしれない)   (2011/6/24 20:42:23)

ヨハネ♂掃除屋(目に鮮やかな赤色の髪を結った女性は、紅色の唇を指先で撫ぜながら隣にいる男に喋り掛けていた) 「……なぁんで、私がこんなとこに来なくちゃいけないのよぉ。何?やっぱりあんた私を犯したい訳?指治した事には礼を言うけど、そんな事で私とヤれると思ったら大間違いよぉ?」 「そんなつもりは全くないですがね。ええ、全くです。――今日此処に来たのは別件ですよ、別件」 (男はよく見たら女性と対して背丈が変わらなかった。165~167cm前後の違いだろうか。男は何処か胡散臭い笑みを浮かべながら、隣を歩く女性に笑いかけていた) 「……此処に集められている人間ですが、どうやら此処に組織の人間が捕らえられていると聞きましてね。敵側の人間が捕らえられている、というのであれば組織の情報も得られそうではないですか?」 「まぁ確かに直接組織の人間襲うよかはいいかもしんないけどねぇ。でもわざわざ私ら二人でこなくても良いんじゃなぁぃ?」 (女性は欠伸を噛み殺しながら、遠くから聴こえてくる嬌声に辟易としつつ応えていく)   (2011/6/24 20:51:31)

ヨハネ♂掃除屋(――ダクトへと身を潜めていたヨハネは、男の語りに対して息を飲む。……こいつは、"反抗勢力"の人間か。――反抗勢力、都を牛耳る組織に反発する敵対者。第十区画以降を根城にして活動をする集団である。自分はこれでも、奴らとは数回しか出遭っていない。最後に会った組織の人間でいえば、恐らく自分が殺した反抗勢力のNo.3、処刑人バルトロであろうか。しかし、男の顔には見覚えがない。とすると、そこまで重要なポジションには居ない人間なのかもしれない) 『……奴ら、俺達よりも先に組織側の人間を攫うつもりか』 (組織、反抗勢力共にお互いの情報は欲しいところだろう。面倒な事になったな、と思いながらも冷静に思考を回転させる。此処で、この二人を仕留めてれば恐らく此処は戦場になるだろう。ボスの命令は、あくまで先程挙げた二点、である。……だがこのままでは二つ目の命令がこなせなくなる可能性が出てきてしまった) 『――仕方ないな』 (猛禽類のように鋭い瞳が煌く。ダクトを閉じていた部分を蹴飛ばし、刹那、懐から取り出した鋭いナイフを男と女に対して投擲する)   (2011/6/24 21:02:19)

ヨハネ♂掃除屋(大気を穿ちながら疾走した二本のナイフは、男女の首裏へと伸びる。女のほうは飛んできたナイフにギョッとして、口を大きく開いていた。男の方は、飛んでくるナイフを見て何故か――"哂った"。男が腰に差していたステッキへと手を伸ばせば、首を穿つように飛来したナイフが突然動きを止める。空中で制止した二本のナイフは、力無く落下していった。見れば、両のナイフは冷気を放ちながら"凍りついていた"。男は口元に浮かべていた嘲笑にも似た哂いを引っ込めれば、ダクトから這い出てきたヨハネを見れば親しい友人にでも向けるような笑みを向けてくる) 「これはこれは、行き成り危ないことしでかしてくれるね。組織の人間は……。クロパさん、大丈夫ですかね?」 「……え、えぇっ、って……!こいつ、私の指を斬りやがった男っっ……!」 (ヨハネは突然指を指してきた女を見て、即座に思い出す。こいつは、自分が以前仕留め損ねた標的、魔女クロパだ。風に関する魔法を操り、都に住む人間を虐殺してきた女だ。まさか気づけなかったとは、己の観察力の無さに苦い表情を浮かべてしまう)   (2011/6/24 21:12:09)

ヨハネ♂掃除屋……魔女か。こんな処で標的と出逢えるとはな 「そりゃぁこっちの台詞よぉ?ふふふふ、この間のお返し、私が千倍にして返してあげるわぁ……」 (彼女の右手の指、正確に言えば親指以外の四本の指は、第二関節から先をヨハネの鋼糸にて切断されていた。……筈だったが、彼女の右手には今や綺麗な指が生え揃っていた。まるで以前の事が幻想だったのだろうかと、思う程に綺麗に、斬れた痕すら解らなかった。勇むように前へ出た魔女に並ぶように、男がステッキを片手に担いながら一歩踏み出す。それに対して魔女は犬歯を剥き出しにし) 「ちょっとぉ……そいつ私の得物よぉ?邪魔したらあんたでも殺すわよぉ?」 「おやおや、それは恐いですね。別に邪魔はしないですよ、手助けは致しますが」 (「要らん世話ねぇ」と男の協力を拒めば、魔女は両の指を鳴らして魔術を発動させる。無風だった建物内に、微風が吹き始め――突如狂ったように豪風がヨハネの身体へと襲い掛かる。靴裏が地面から浮くのを感じれば、周りの障害物を捉えるように鋼糸を放つ。それで後ろへと流される動きは止まる)   (2011/6/24 21:22:48)

ヨハネ♂掃除屋(吹き荒れた風の怒りは、ヨハネの身体を後ろへと引っ張るだけに留まらなかった。黒衣の裾が、まるで刃に断ち切られたように綺麗に裂ける。そして裂けるのは、黒衣だけではない。その更に内側すらも見えない刃によって、引き裂かれたように赤い色の液体を弾けさせる。後ろへと引かれる毎に、鋼糸で身体を支えるのが辛くなる。身体中から突然血が噴出すのを止める事が出来ないまま、相手に攻撃を仕掛けようとナイフの投擲、そして鋼糸を放とうとするが――) 「ふふふふふっ!"させないわよぉ"?あんたは、粉微塵になるまで私の風で抱いてあげるわぁっ」 (ナイフも鋼糸も、風に流され思うがままに進まない。そして何より、奴は直ぐに殺せる手段を取らない。あくまでも自分をじわじわと嬲り殺したいのだろう。控えていた男は退屈そうにしながらも、徐々に傷ついていくヨハネの姿に嘲りの笑みをぶつけてきた。……非常に不愉快だな、こ此処から見る光景は。そう思えば、鋼糸で繋ぎ止めていた身体を、自分自身の手で解放する。鋼糸の糸を途中で切断すれば、ヨハネの身体は一気に後ろへ引かれていく)   (2011/6/24 21:33:41)

ヨハネ♂掃除屋(しかし、恐らく背後は――) 「あははははっ!壁に強かにぶつけなさぃっ掃除屋の男ぉっ!」 (物凄い勢いで風に吸い込まれるように後ろへと引かれれば、背後が壁であることを知らされる。しかし、頭に浮かべていた地図では、ただ壁があるだけではなかったと判断する。背後に向けて残ったナイフを投擲する。がむしゃらに放ったものではない。背後の壁には、窓硝子があった。後ろ向きで放った刃の二投は、窓の鍵を開けることに成功する。魔女は驚愕で目を見開きつつ、それを見送ることしか出来ない。なるべく縮こまりながら、己の身体は空いた窓から飛び出していく。浮遊感、そして地面らしきものは屋敷に入った時に見られた深緑色の雑草の群れだ。クッションには流石に為り得ないだろう、と思えば豪風から解放された瞬間に建物に鋼糸を括りつけ、減速する。膝丈近くまで伸びた雑草の上へと着地するのは容易ではなかった。二階からかなりの勢いで押し出された為、地面へと降り立つのもかなり衝撃が入った。脚先が痺れを覚えながらも、自分が出た窓を目で追う。恐らく、これで逃がしてはくれないだろう)   (2011/6/24 21:43:45)

おしらせローラン♀情報屋さんが入室しました♪  (2011/6/24 21:52:12)

ローラン♀情報屋【こんばんは^^】   (2011/6/24 21:52:33)

ヨハネ♂掃除屋【こんばんはー^^】   (2011/6/24 21:52:51)

ローラン♀情報屋【なんかすごいことになってますねwあ、乱入させてもらっていいですか?ソロルなのでしたら、今回はやめておきますが】   (2011/6/24 21:53:34)

ヨハネ♂掃除屋【あはは^^めちゃくちゃにしてみました>< 絡み辛いかもしれませんが、宜しければどうぞですー^^】   (2011/6/24 21:54:22)

ヨハネ♂掃除屋【あ、ちょっと今打っている最中でしたので少々お待ちいただければ^^;】   (2011/6/24 21:54:44)

ローラン♀情報屋【ありがとうございます^^分かりました、ではお待ちします】   (2011/6/24 21:55:06)

ヨハネ♂掃除屋(それを証明するように窓枠と廃屋敷の壁を破壊しながらそれはやってくる。魔女の結っていた髪は、自身の生み出した風によって髪留めを千切り、元のストレートへと戻っていた。風の力で浮いた魔女は、口を裂けさせながら桃色の舌で自身の唇を舐める) 「外に逃げたって一緒よぉ?言っとくけどねぇ、この間みたいに油断はしないわぁ。じわじわと嬲り殺し続けて、許しを乞えるような口を聞けるぐらいにまでズタズタにしてやるんだからぁ……」 随分と悪趣味なことだ。貴様とは分かり合えそうにないな (元からそのつもりもないが、と内心で呟けば策を考える。風を操る彼女は万能であった。自分の攻撃は、余程近くなければ当たらないだろう。――近付くか、それとも"罠"を張るか、だな。一人肯けば、膝丈近くまで伸びた草に手を隠すように若干腰を落としながら、空へと浮かぶ魔女を睨みつけていく) 「ふふふふ、諦めてくれないのねぇ。大人しくしてくれれば、死体になった瞬間に愛してあげるわよぉ?熱いベーゼを至る所にしてあげるけどぉ?」 (そんな狂笑を浮かべた魔女にされたくはないなと憮然とするヨハネ)   (2011/6/24 21:58:07)

ローラン♀情報屋(組織の人間がここで軟禁されているかもしれない。その噂の真偽を確かめるため、廃屋敷に訪れていた。…が、舐めていたのかもしれない。一応、姿を隠すように黒いフード付きのマントを着てきたのだが、”そういう話”ではなかった。屋敷に入った瞬間に感じた異臭、異様な光景。それら全てに五感を支配された途端に、足が竦んでしまった。そして、今はこうして生い茂る雑草の中で身を潜めている。組織から誰か来ると聞いていた。その人と行けば、多少はマシかもしれない)………きゃぁっ!(唐突に聞こえてきた、激しい戦闘の音。何事かと顔を上げると、窓の向こうに真っ赤な女性と、白衣の男が立っていた。女性の方は知らないが、男の方は見覚えがある。何しろ、話したことがあるのだから。そして、彼女たちの視線の先には、真っ黒な、男)え…?ヨハネさん……?   (2011/6/24 22:03:39)

ヨハネ♂掃除屋【あ、すみません><!もう一人いる方は銀縁眼鏡ではないのでする><】   (2011/6/24 22:06:15)

ローラン♀情報屋【あ、申し訳ありません!><;そこは無視してやってください><】   (2011/6/24 22:07:04)

ヨハネ♂掃除屋【こちらこそすみません^^;状況描写少なくて;少々おまちー!】   (2011/6/24 22:07:36)

ローラン♀情報屋【いえ、話し方が似てたので、うっかり…すみませんでした^^;】   (2011/6/24 22:08:15)

ヨハネ♂掃除屋(意識を目の前にいる魔女へと集中する。一瞬の油断が命取りに成りかねない。二人は同時に"動く"。身を低くして深緑色の雑草に屈み込みながら趨るヨハネを捉えようと、風の刃が縦横無尽に駆け巡る。伐採するように雑草が弾けて飛び散れば、草の匂いがより一層鼻孔へと吸い込まれる。舞い散る草色を見つつも、やはり魔女は"降りてこない"。それも当然であった。近付けば鋼糸やナイフの餌食になりかねないと知ってのことでだろう。それに、視認し辛いが風の障壁を纏っているようにも見える。接近してこなければどうしようもない、ということか。罠を張るにしても、張ったとしても乗ってこなければ意味が無いのだ。考えながら趨っていれば、突如右足がもつれる。同時に、鋭い痛みが訪れる。無様に地面に転がれば、草に埋もれながら右足を確認する。……最悪だった、斬り飛ばされてはいないものの大きく刃で抉られたような傷が残っていた。深緑色の草を血で赤く染めつつも、埋もれたまま上を見上げ舌打ちをする) 『……よりにもよって脚を狙ってきたか』   (2011/6/24 22:15:16)

ローラン♀情報屋(状況は理解出来ないが、明らかに殺し合いの最中であることだけは理解出来た。不意に、ヨハネの姿が『見えなくなった』。少しだけ雑草から顔を覗かせると、草に埋もれるようにして倒れ込んでいるヨハネの姿が見えた。どうしよう、どうすればいい。どうすれば、彼を助けられる)っ……私も…(戦う、とまでは出来ないが、こちらに意識を向けさせることくらいは出来る。そっと屋敷に近づき、ある程度銃で狙えるようになったところで、拳銃を抜いた。二丁。二発、銃口から放たれた弾丸は、一つは女性の右肩を貫き、もう一つは廃屋敷の外壁を穿った)よし…っ!(背後にヨハネがいるのを、もう一度だけ見て、屋敷の中へと走り出した)   (2011/6/24 22:20:50)

ヨハネ♂掃除屋(クロパは突然右肩を貫かれる灼熱の痛みに悲鳴を上げる) 「……ぎ、っ、ぁっ……!ぐ、ぅっっ、……!だ、れ、っっ、よぉっ……私に、こんな事……した、奴はぁっっ……!!」 (魔女は鋭い痛みに怒気を押え切れず、柳眉を立てながら自分を貫いたものが銃弾であったことを見抜いた。そして、掃除屋の青年以外で動く影が見つかれば、それに向けて狂ったように笑い) 「ふふふふふふっ!あ、ん、た、ねぇっ……わ、たしにぃっ……こんなこと、したのぉっっ……!」 (髪が突風で舞い上がりつつ、屋敷内へと走りだしていくローランの背を追おうと疾駆し始める。――ヨハネは、伏せながら先程の銃撃の穿ちを誰が放ったのか特定した) 『……何故彼女が、此処に』 (怪訝そうに眉根を寄せつつも、これが好機であると悟ればクロパが地面すれすれまで近づいた瞬間に、その身体を鋼糸で絡め取るべく鋼糸を放っていく。鋼色の強靭な糸は、魔女を捉えるように引き締め縛り上げていく。強めに引っ張っていけば、魔女は苦鳴と共に血走った瞳を背後へと向ける) 「っっ……!く、っっ……掃除屋の男、っっ!!」   (2011/6/24 22:30:52)

ローラン♀情報屋(女性の、怒気と殺気を孕んだ声が鼓膜を震わせ、思わず立ち止まりそうになった。が、それをどうにか堪え、異臭が漂う屋敷の中を駆け抜ける。先刻まで赤髪の女性が立っていた窓の付近まで近づき、窓から顔を覗かせた。見えない手に掴まれたかのように動かなくなった女性と、ヨハネの姿)……よかった…っ(その状況を見て、安堵したように溜め息を漏らした。いくら知人が優勢になったからとはいえ、あの殺し合いを見てここまで冷静さを保っていられるのは、自分でも『変わった』と思う。それがいいことか悪いことかは、分からないが)(そのことに気をとられていて、完全に忘れていた。自分と、彼と、あの女性と、もう一人。人間がいたことを)   (2011/6/24 22:36:52)

ヨハネ♂掃除屋「――クロパさん、もうそろそろちょっかい出しても良いですか?僕、見てるのもそろそろ飽きてきたんですが」 (ローランの内心を反映させるように、もう一人いた男が言葉を発する。二階の壊れた窓から顔を出しながら、笑みを浮かべていた青い髪をしたレザーコートの男は、銀色のステッキを右手と左手で入れ替えたりしつつ、地にいる人間達を見下ろしていた。――その見下ろす視線が、何処までも、何処までも、見下すような、歪んだような、淵のような悪意を感じる。ヨハネは脅すようにクロパの身体に鋼糸を食い込ませ、血を噴出しさせる。すると、悲鳴を上げながら痛みに苦しみ始める。その姿を上にいる男にも見せつけながら) ……動くな、女を死なせたいか? 「あはは、人質ですか?此処は素直に、卑怯者、とでも罵っておきましょうか?」 (喉奥で哂いながら、捕まっているクロパへと男は視線を向け) 「……それで、クロパさん。僕、"助けていいですか?"、それとも"ここで死にますか?"」 (二択を選べと迫るように、窪んだような瞳を仲間であるところの女性に向ける)   (2011/6/24 22:44:53)

ローラン♀情報屋あ…っ…!(いつの間にか隣で、自分と同じように窓から顔を覗かせていた男の存在にようやく気づき、飛び退いた。とん、と壁に背がつき、男とヨハネの方を見つめる。女性の悲鳴が痛々しいが、ここで「殺さないで」などと飛び出していけば、格好の的になるだろう。ヨハネもあっという間に劣勢に追い込まれるかもしれない。そう思いながら良心を押し殺して、男の後頭部に拳銃を突きつけた)…動かないで下さい…あなたに人質は効かないかもしれませんけど、死ぬのは嫌ですよね(背中に冷や汗が伝うのを感じながら、引き金に指をかけた。もし彼がヨハネを傷つけたら、殺さなくちゃ。必死で、自分にそう言い聞かせて)   (2011/6/24 22:50:23)

ヨハネ♂掃除屋(銃を突きつけられていることを知りつつも、背後にいるローランへと笑い掛けるように男の肩が揺れる) 「ええ、死ぬのは嫌ですね。死ぬのは素直に恐いですから……でもですね、僕、脅されたり、強要されたりするのも嫌なんですよ。お嬢さん」 (少しだけ振り向いてから哂えば、背後にいるローランの銃を素手で掴む。いや、掴むというよりは銃口を直接手で覆うような危険な持ち方だ。しかし、それだけで銃本体がを冷たい感触で埋め尽くしていく。薄い氷を張り出したローランの銃を掴んだまま、それは段々とローランの引き金に掛ける指から、指を繋いだ手まで侵食を始める。忍び寄る冷気を浴びせながら、ローランの鼻先まで顔を近付けていき) 「――これでも撃てますかね、それとも、氷漬けにされるのが望みでしょうか、お嬢さん」 (下から窓際で行われるやり取りに掃除屋の青年が叫ぶ) 貴様、っ……その女は関係な―― 「なくはないでしょう、銃撃ちましたし。組織の仲間でしょうか?凄く鬱陶しいですけども……お互い人質取ってしまいましたし、どうしますか?」   (2011/6/24 23:00:07)

ローラン♀情報屋えっ……?(男の手が、銃を、というか、銃口を手で包むように持った。その行動で目を見開いていると、手に異常な冷たさを感じた。冷たい、というよりも、痛い。自分の手と銃を包むように、ゆっくりと侵食するように氷が張り出されていた)ひ、やっ…!くぅ…ッ!(悲鳴を上げそうになるのはどうにか堪え、顔を近づけてきた男を睨んだ。凍てつくような冷たさで、手に激しい痛みを感じながら、寒さと恐怖で震える唇でどうにか言葉を紡いでいく)……私を殺すなら、殺せばいいです。けど…彼を傷つけることだけは、たとえここで腕をもがれても、足をちぎられても、許しませんから…(そんなことを言って、自分に一体何が出来るというのだろう。内心で自嘲めいた笑みを浮かべながら、静かに相手を睨みつけた)   (2011/6/24 23:06:48)

ヨハネ♂掃除屋(「安心して下さいよ、僕とて本意じゃないんですから、こんなこと」とおどけるように睨みつけてくるローランに言えば、生い茂る雑草の群れの中に佇むヨハネへ視線を移す) 「掃除屋君。此処は一つ取引といきましょうよ、お互いの人質を返し合いましょう。それで、丸く収めようじゃないですか」 ………… (丸く収める、という男の言葉は……恐らく、嘘だろう。何かしら手を打ってくるのではないかと考える。鋼糸で繋がれた魔女は、まだ健在だ。捕らえた猛獣のようなものだ。解放すれば、どうなるか解らない。そして、あそこにいる男も同様だった。固唾を飲み込み、熟考するように間を開けてから――) ……いいだろう。では、こちらへ降りてくるのだろうな、反抗勢力の男 「"リオ"ですよ。掃除屋君。覚えてくれると有り難いですよ」 (リオと名乗った男は目を弓なりにすれば、空いた手でローランの腰を抱えれば壊れた窓枠から飛び出す。しかし、空気中に氷を張らしていけば、それを闊歩しながらゆっくりと地面へ降り立っていく) ……魔術師か、貴様 「まぁ、そんなところです。面白いでしょう?」   (2011/6/24 23:15:07)

ローラン♀情報屋っ…ヨハネ、さん……(やめて、と叫びそうになるが、銃を握る手に感じる冷たさで、体の感覚を奪われていくようで、言葉を紡ぐことすら危うくなっていた。リオ、と名乗った男に抱き上げられ、恐怖と痛みで抵抗することも出来ず、ただぐったりとリオに体を預けるような体制になってしまう。また、彼に謝ることが増えてしまった。悔しそうに唇を噛み締めながら、無言でゆっくりと近づいていく地面を見つめていた)   (2011/6/24 23:20:31)

ヨハネ♂掃除屋……情けない声を出すな。いつもの調子でいろ (申し訳なさそうに謝る時の表情を浮かべるローランに言う。そして、この場に居る四名は対峙する。リオは愉しげに哂いつつ、ローランへの戒めへとなっていた氷を徐々に解除していき) 「それじゃ、お互い人質の返し合いといきましょうか。ああ、卑怯なことしないで下さいよ。返す途中で人質を殺すとか、ね。程度が知れますし」 (リオは嘲るように言えば、全ての氷は解かずにローランの背を押す。まだ右手そのものを凍てつかせたまま、ローランを歩かせ掃除屋の青年のもとまで行かせる。そして逆に、ヨハネは全身を覆っていた鋼糸を解いていく。しかし、鋼糸全ては解かず幾本かは残したままクロパを歩かせる) ……お互い、保険ということか?抜け目のない男だな 「いえいえ、君ほどじゃないですよ。掃除屋君」 (段々とローランとクロパが擦れ違う位置までくると、クロパはぎりぎりと奥歯を噛み締めながらローランに呪いの詞をぶつける) 「……ふふふふふっ、貴女、も……そこの掃除屋の男、も……グチャグチャに刻んであげるからねぇ……"覚悟"しときなさぃ……』   (2011/6/24 23:27:49)

ローラン♀情報屋…っ…はい…(何で、彼の言葉はこんなに心強いんだろうか。薄い氷は銃の重さに耐え切れず、パキ、という音をたてて銃だけが右手から滑り落ちた。ぐっと左手で右手を抑えながら、ゆっくりと歩き出す。耳元で紡がれた言葉で、きつくクロパと呼ばれた女性を睨んだ。恐怖がないわけではない。けれど、ただその言葉が許せなかったから)……私は、ともかく…ヨハネさんを傷つけたら、次は右肩だけじゃ済みませんよ…(果たして、自分にそんなことが出来るだろうか。自分でも疑問に思いながら、再び歩きだした。あと数歩、というところで操り人形の糸が切れたように、その場で膝をついた。長い金髪が、ローランの表情を隠すように肩まで垂れる)ッ……ごめん、なさい…(結局、また謝ってしまった。泣きそうになりながら、自分の右腕に爪をたてた)   (2011/6/24 23:34:35)

ローラン♀情報屋【すみません、しばらくROMりますので…しばしお待ち下さい><;ロルは回してもらっていて結構なので】   (2011/6/24 23:35:32)

ヨハネ♂掃除屋【解りましたー^^お待ちしておりますねー><】   (2011/6/24 23:36:16)

ヨハネ♂掃除屋(謝る言葉がローランの口から溢れる。それに溜め息を吐きながら、膝をついてしまった彼女を助け起こす。自分を傷つけるように爪を立てるのを止めさせるように、彼女の腕を掴みつつ) 謝るな。俺を助けた事には変わりはないだろう (泣きそうになるローランにそれだけ言えば、鋼糸から解放されたクロパの行方を目で追う。クロパはリオの隣へと移動し、傷付いた身体を引きずりつつ荒い呼吸を繰り返していた。一番重症なのはあの魔女だろうか、と思ってから、そうでもないかと感じる。自分も引き裂かれた脚の感覚が段々と失せるのを覚えれば、痛みを無視しながら目の前の両者を見る) ……これで、丸く収めるのだったな。貴様らは帰る、ということで良いのか? 「そうだね、本当であれば手負いの君を殺していきたいのが本音だけど――今日は素直に帰るとするよ。クロパさんも重症だしね」 (ついでのように魔女の事を気遣うように言えば、その物言いに仏頂面を浮かべるクロパ。両者は入ってきた門へと脚を進めていき) 「中々、面白かったですよ。掃除屋君、お嬢さん……。次は、殺せる事を願いますが」   (2011/6/24 23:45:01)

ローラン♀情報屋………はい…(頷いておいたが、結局また彼に助けられた。掴まれた腕から彼の体温を感じながら、泣かないように唇を噛む。俯いたときに見えたヨハネの足から、ゾッとする程の血が流れている。早く手当てしなくちゃ、と思いながら、この状態でよくあそこまで動けたものだ、と心のどこかで感心していた)(横目でクロパとリオを見て、目を細めた。彼らとの出会いが、自分の平凡だった人生をどう狂わせるだろうか)………何で、私を放っておかなかったんですか…?(ぽつりと呟いた言葉は、無意識のうちに出たものだった。いくら幹部の関係者とはいえ、ここで自分が野垂れ死んだとしても、黙っていれば誰にも分からないのに)   (2011/6/24 23:58:15)

ローラン♀情報屋【ただいま戻りました^^が、すぐにまたROMりますw髪を乾かしていないので^^;】   (2011/6/24 23:58:45)

ヨハネ♂掃除屋【おかえりなさい^^ ゆっくりなさってくださいー><!】   (2011/6/24 23:59:50)

ヨハネ♂掃除屋………… (どうして放っておかなかったのか、という問いがローランから浴びせられる。思考する脳が、きりきりからからと妙な音を立てて、上手く回ってくれないのが解る。確かにローランの言う通りであった。別に誰が死のうがどうだって良いことだ。この都では、人なんて日常的に死ぬ。死んで、殺されて、辱められて、人として生きてきた事を後悔するような死に様だって訪れる。死なんて日常的に転がっているのだ。そう思えば、見捨てたところで何ら問題はなかった筈だと、理性は謳う。とても合理的な判断だと思う。合理的な判断だと、そう思う。しかし、自分は非合理的な判断を選んだ) ……さぁ、な。何故だろうな (自分にも解らない、というように明後日の方向を向く。自分が教えてほしいぐらいだった。同じ掃除屋の人間が見れば、自身は酷く甘くなったのではないかと馬鹿にされるところだろうか。……こんなハズでは無かったのだが。そう思うのは頭の中だけ。頭では合理的な判断を選ぶべきだと言うが、そう思った頃には身体が答えを出しているのだ) ……俺にも、解らないさ   (2011/6/25 00:06:53)

ローラン♀情報屋(彼は嘘をつかない。否、嘘を『つけない』。この短い期間で、それだけは分かっていた。ゆっくりと顔を上げて、相変わらずの無表情を見る。その暗い瞳はどこか困惑の色に揺れていた)……優しすぎるんですよ…ヨハネさんは(彼の胸にもたれかかりながら、苦笑混じりに小さく呟いた。冷酷で、強かで、悲しいくらいに優しい掃除屋。自分の存在が彼を変えていってしまっているように、自分もまた、彼の存在で変わっていっているのだろう)   (2011/6/25 00:14:13)

ローラン♀情報屋【今度こそ本当に戻りましたw】   (2011/6/25 00:14:28)

ヨハネ♂掃除屋【おかえりなさいー^^w】   (2011/6/25 00:14:58)

ヨハネ♂掃除屋(優しすぎる、という言葉にどうなのだろうかと自分に問いかける。ここで優しさを肯定するのは、余りに自分らしくない。……否、自分らしいとはなんだろうかとすら、感じてしまう。冷酷無比な掃除屋、口数が少なく、他者と関わる事を、馴れ合うことを嫌い、疎む者。その筈だ。そう生きていかなければ、直ぐに自分は弱者へと成り下がると、信じているのだ。人を信じないように生きなければ、そんな風に生きていなければ、今の自分はなかったのだから。こちらの胸にもたれかかるローランを、不思議そうに見詰めた。そして、こちらの手が彼女へと伸びる。胸へともたれ掛かった彼女を、美しい金色の髪を優しく指先で撫でていく。何故そうするのか、解らない。何故そうしたのか、何故、と) ……そんなことは、無い (否定するように言い連ねるものの、自分の感情の在処を知らされたような気がした。それは、今まで埋まっていたのか、それとも最初から無かったのか、つい最近になって出現したのかは、自分にも、相手にも解らないのだろうが)   (2011/6/25 00:22:18)

ローラン♀情報屋(髪を優しく、泣きたくなるくらいに優しく撫でられるのを感じ、苦笑しながら目を閉じた。何でこんなに優しくしてくれるんだろう。もし、自分が幹部の娘でなければ、彼は私のことを見捨てていたのだろうか。そうやって生きていくことが、出来たのだろうか)…優しいですよ、ヨハネさんは…少なくとも、私はそう思ってます(小さく答え、ゆっくりと目を開いた。ヨハネの足から流れている血は、変色した血の黒と混じり合い、奇妙な色を映し出している)…手当て、しますね。迷惑ばかりかけているんですから、それくらいは、させて下さい   (2011/6/25 00:26:55)

ヨハネ♂掃除屋(こちらの否定の言葉に対し、包みこむような声色で言われれば小さく溜め息をついてから「……そうか」と短く返事を返す。自分でも自分のことがよく解らないのだ、論議しても仕方ないといったところだろう。今は取り敢えず、傷の方をどうにかするべきだろうか、と思っていれば先にローランからその事を指摘される。しかし、ヨハネは首を横に振りつつ) これくらい平気だ。それに、まだ屋敷には妙な奴らがいただろう。早く解放しなくてはならぬからな…… (面倒な事この上ないが、と呟きながら歩こうとしてばさっ!と草の上に倒れこんでいく。流石に痛覚すら麻痺すれば、こうなるのも道理だろうと思い憮然とする)   (2011/6/25 00:33:38)

ローラン♀情報屋え………(ヨハネの体が倒れていくのを、ただ目を見開いて見ていることしか出来なかった。その様子が、やけにゆっくりと見えて、一瞬何が起きたのか分からなくなる)ヨ…ヨハネさんっ!(慌ててしゃがみこみ、彼の肩を軽く揺らす。出血による貧血と、足の感覚が麻痺しているせいだろうか)っ…私が行きますから、お願いだから…無理しないで下さい(切実な願いを込めて言いながら、自分にしてくれたのと同じように、彼の髪をそっと撫でた)   (2011/6/25 00:39:40)

ヨハネ♂掃除屋(「む」と言いながら髪を撫でられれば妙な顔つきになりつつ) ……俺の仕事なんだが、な。……丁度良い、肩を貸してくれ。それで十分だ (流石に一人で行かせるのもそもそもが気が引ける。倒れこんだ身体を片足に力を込めて起こせば、ローランの肩へと腕を回していく。これで少しは歩けるだろうか、思いつつも) ……どうせ殆ど今は痛みがないのだ、協力してくれ (ローランの顔が真隣りにあるのを感じつつも、碧色の瞳を覗き込みながら言う。といっても、どの道これで依頼はこなせるかどうかは怪しいところなのだろうが。様子だけは確認して置かなければならない)   (2011/6/25 00:45:46)

ローラン♀情報屋え…わっ…!(肩に腕を回され、深海のような色をした瞳がひどく近くなった。手を伸ばすまでもなく、触れられそうな程。いつだったか、アンドレに促されて隣に座ったのとは比べ物にならないくらい。互いの呼吸の音さえ聞こえる程、近い)え、あ…は、はいっ。な…何かあったら、私も頑張りますから(やっと彼の助けになれる、と心のどこかで嬉しく思いながら、何度も頷いてみせた。安穏とした状況でないことは分かっているが、思わず口元が緩んでしまう。どうやら、自分は思っていたよりも能天気な人間らしい)   (2011/6/25 00:50:16)

ヨハネ♂掃除屋(「何かは、余りあってほしくはないのだがな」とヨハネは憮然とした顔つきのまま言えば、ローランの肩を借りながら屋敷へと脚を踏み入れていった)(――屋敷の二階は、酷い有様になっていた。クロパの引き起こした風が原因だろう。しかし、それ以上に妙な光景を目の当たりにすることにする。男女が乱れていた部屋の扉は、刃が何かで断たれたような痕があり、無理やり開かれていた。その中は、ある意味美しい光景であった。壁も、床も、人も、全てが全て"氷の彫像"と化していた。それをやった本人は恐らく、ある程度見切れをつけてこれを行ったのだろう) ――……皆殺しか。確かに、手っ取り早かったかもしれないな (下唇を噛み締める。恐らく、自分がクロパと戦っていた間に、用事を済ませるように全員殺して除けたのだろうと思う。"殺したあとに、自分らと対峙したのだろう"。……そう思えば、妙な怖気が肌を這い回る)   (2011/6/25 00:57:39)

ローラン♀情報屋(無残に傷ついた壁。凍りついた人々。それらを見て、無意識のうちに肩が震えた。それを悟られないように唇を噛み、改めて目の前の状況を見つめる)………酷い…(小さく、呟いた。組織がやっていることも、彼らのしていることと変わらない、ということは理解している。それでも、酷いと思わずにはいられなかった。目の前に幾重にも立ち並ぶ”氷の彫像”に見入るように、透明の氷の向こうで目を見開いている人々を見ていた)   (2011/6/25 01:01:56)

ヨハネ♂掃除屋(暫く経てば、触れる間もなく氷の彫像達には勝手に罅が入り粉微塵に崩れ去っていく。かつて人だったものは、氷の粒へと昇華して大気の塵へと変わる。それを黙って見つめてから) ………… (やり口としては、組織と対して変わらない。組織も汚いことはいくらでもする。だから、ローランの酷いという言葉には、返せなかった。ただ、肯定するように、その光景を暫くの間見詰めていたのだった)(――第七区画へと移動中のリオは、クロパを背負いながら笑みを絶やさず歩いていた) 「クロパさん。そんな顔しないでくださいよ。僕に背負われるのは嫌ですか?」 「ええ、嫌ねぇ。かなり嫌ねぇ。こんなぼろぼろなのに、あんたの背中に胸押し付けなきゃなんないなんて」 (「そっちですか」とか言いながら苦笑するリオは、それでも愉しげに口の端を吊り上げながら、自分が通った道を振り返り) 「――置き土産は、気に入ってくれましたかな。彼らは」 (何処か壊れた笑みを浮かべたまま、反抗勢力の二人は己が住処へと帰っていく。ただ妙な笑い声の尾だけ引きながら――)   (2011/6/25 01:08:24)

ヨハネ♂掃除屋【と、私はこれで締めにさせていただきますー^^】   (2011/6/25 01:08:46)

ローラン♀情報屋【了解です^^お疲れ様でした】   (2011/6/25 01:09:12)

ヨハネ♂掃除屋【お疲れ様です^^長々とお付き合いして頂きありがとうございますー><】   (2011/6/25 01:09:57)

ローラン♀情報屋【いえいえ、こちらこそありがとうございました^^では、私も次で締めさせてもらいますね】   (2011/6/25 01:10:32)

ヨハネ♂掃除屋【はい^^了解ですー。見届けてから落ちようかと思います^^】   (2011/6/25 01:11:26)

ローラン♀情報屋あっ……(硝子のコップが床に叩きつけられたのと同じように、氷が空気中で霧散していくように砕け散る。さらさらと音をたて、銀色の粒子が頬を撫でた。悲しい、とは思わないのに、何故か美しい、とは思える。それはこの異常な状況で理性が狂ってしまっているからなのか、それとも、自分もこの都に染まりつつあるからなのか)…………(氷が砕けていくのを見ながら、ゆっくりと一度だけ瞬きする。反抗勢力、組織。二つの存在が、混じり合っていくような気配がした)   (2011/6/25 01:13:28)

ローラン♀情報屋【…と、ここで私も締めます^^お疲れ様でした】   (2011/6/25 01:13:49)

ヨハネ♂掃除屋【お疲れ様でしたーありがとうございました^^では、おやすみなさいませー><】   (2011/6/25 01:14:43)

おしらせヨハネ♂掃除屋さんが退室しました。  (2011/6/25 01:14:59)

ローラン♀情報屋【はい、ありがとうございました^^おやすみなさい】   (2011/6/25 01:15:10)

ローラン♀情報屋【………土日もまた来ようかなww】   (2011/6/25 01:15:26)

おしらせローラン♀情報屋さんが退室しました。  (2011/6/25 01:15:30)

おしらせアンドレ♂組織幹部さんが入室しました♪  (2011/6/25 10:11:29)

アンドレ♂組織幹部(……組織に属するというのも意外に楽なことばかりではない。ましてや、その組織の幹部にまで成り上がってしまえば面倒な事ばかりを押し付けられるハメになる。都を牛耳る組織の幹部、アンドレは指に挟んでいた煙草を地面に放り捨て、オレンジ色の光点を靴裏で詰っていく。――"ゲート"、か。久しぶりだな、ここに来るのも。黒瞳が天を仰ぐように"それ"を見上げながら心内で呟く。外界と薄汚い都とを隔絶するように設けられた外壁。高さにして凡そ100m以上はある。ここは第一区画から一番近い東側のゲートだ。物資の搬入、旅人の出入りがあるとしたら先ずここからだ。他のゲートも通り抜けは出来るものの、治安の具合を鑑みた場合にここが一番安全であった。現在、ゲートそのものは堅く鎖されていた。アアンドレは金属の重質感を魅せつける鈍色のゲートから離れつつ、建物の柱に背を預けていた) ん、ふぁっ……眠いな。というか退屈だな人を待つっていうのも……こんなもん俺じゃなくて他の奴に頼めばいいのになぁ (無精髭の生えた顎を撫ぜながら溜め息を落とす)   (2011/6/25 10:13:13)

アンドレ♂組織幹部(欠伸をすれば目尻に涙が浮かぶ。ここのところ睡眠も中々取れていない。主に自分の後輩であるところの掃除屋がやんちゃしている事が原因でもあったが、それを理由に逃げるのも大人としてどうだろうかと思う。肩を回しながら、そろそろ昼時だろうかと気を回せばそれに合わせるように腹の虫が鳴く。生きていれば人間腹も減るというものだ。早朝からゲートで舞っているものの、待ち人来ずの状態だ。いい加減にして欲しかった。跳ねた寝癖を直しもせず、頭を掻けばうんざりしながら独り言を呟いていく) ……はぁー、飯食ってからでも遅くなかったな。この際、今から飯でも食うか…… (朝食をすっ飛ばして昼食をとるか、と思えば建物に張り付けていた背を剥がす。第一区画のメインストリートを視界に入れながら、散策することに決める。組織の本拠地に近いとはいえ、いつも行っている店では逆に遠すぎる。ゲート近くのある店にしなければならないか、と思えば当たりを見渡し、食事が出来そうな店を探す) ゲート自体行かねぇからなぁ。ここらは良くわかんねぇや……   (2011/6/25 10:22:38)

アンドレ♂組織幹部(そもそもが開いている店が少ないのもある為、探すのも難しい。ふと、彼の瞳が一つの看板を捉える。やっているかどうかすら怪しいような酒場の看板だ。見た目も、余り良くはない。しかし、この際贅沢など言っていられないだろうとも思う。暢気に遠くまで店を探しに行ったりでもしていれば、その内待ち人がやってくるだろう。意を決するように酒場の扉を開いていけば、悲鳴のような軋む音が扉から発せられる。それに対して嫌そうに表情を歪めつつも、自分の身体を通していく。中に入れば、意外な程綺麗な状態にはあった。外見は酷かったがそれなりに整った様子は見渡すだけで伝わってくる。店主がいる事を確認してから、カウンター席に付いていき) 食事、もらえるかい。腹減ってねぇ、腹の足しになるもんでもあるといいんだが (自分よりも遥かに年上と思われる店主は「見ない顔だな」と言いつつも、了承するように首を縦に振った。都の十人にしてはやけに人間らしい表情をするな、と思う。此処では人間らしくない人間が多すぎるからな、と認識させられれば思わず苦笑しつつ、置かれた水に口を付けた)   (2011/6/25 10:39:22)

アンドレ♂組織幹部(特に美味しいとも感じ無い水を少しだけ口に含んでから、直ぐにそれを置く。店主が一人、そして疎らに幾人かがちらほらいるぐらいだ。それらを気にせず、店主に話し掛けていく) この酒場は雰囲気が違うねぇ。なんていうか、"外"と似たような空気がするなぁ。あんたもしかして外から来た人かい? (問いかけに対して店主は胸あたりまである長い髭を揺らしながら「お、わかるのかい」とか言ってくる。勿論適当に言っただけだ。都の雰囲気とはどことなく違う、居心地が良い雰囲気を醸し出しているのを感じたからだ。ちらほらいる人間達の表情も、どこか穏やかだ。店主は何度も首を縦に振りながらも、食事を用意する手を休めず) 「来てからそうも経っていないがねぇ。まだ2,3年ってところだよ」 2,3年じゃ結構経ってるって。それに人が来るってことはそれなりに繁盛してんじゃないか? (「んなことはねぇよ」とぶっきらぼうに言う店主。確かに、この都で金を稼ぐのも大変であろう。組織に属した人間か、依頼を受ける冒険者でもなければ。それでも店主は笑みを浮かべたまま、いくつか出来た料理をカウンターへ配膳する)   (2011/6/25 10:54:23)

アンドレ♂組織幹部(並びだした料理に対してぱくつき始めながら、忘れない内に金をカウンター越しに店主に手渡す。「多くねぇか?」という店主の驚きの声を口の中に食べ物を詰め込んだまま喋る) きにふるなっふぇ。これふぇもかねはかふぇいでるんだふぁらな (「せめて飲み込んでから喋ったらどうだい」と呆れながら言われれば、言われた通り肉を口腔で細断し、咀嚼し終えてから再び喋る) 気にするなって。これでも金は稼いでるんだからな。……まぁ、その金をあんまり使うことが、ここじゃ少ないしねぇ (娯楽の少ない都では自分の退屈を癒してくれるものは少ないというものだ。組織に属した人間のやることといえば、薬か、博打か、女か、だろうか。薬は興味ない。博打も得意ではないのでやらない。女は、まぁ時々そういう処には通うかもしれないが。ごほん、と咳払いをしてから再び目の前の食事に食らいついていく。ここに店があるのは正直に勿体無いと思った。組織の本拠地の隣にでも店を構えて欲しいぐらいだった。だが、それ以上に疑問に思う事もあった) 何でこんなところに店構えたんだ?外のほうがよっぽど良いだろうに   (2011/6/25 11:05:01)

アンドレ♂組織幹部(そもそもが開いている店が少ないのもある為、探すのも難しい。ふと、彼の瞳が一つの看板を捉える。やっているかどうかすら怪しいような酒場の看板だ。見た目も、余り良くはない。しかし、この際贅沢など言っていられないだろうとも思う。暢気に遠くまで店を探しに行ったりでもしていれば、その内待ち人がやってくるだろう。意を決するように酒場の扉を開いていけば、悲鳴のような軋む音が扉から発せられる。それに対して嫌そうに表情を歪めつつも、自分の身体を通していく。中に入れば、意外な程綺麗な状態にはあった。外見は酷かったがそれなりに整った様子は見渡すだけで伝わってくる。店主がいる事を確認してから、カウンター席に付いていき) 食事、もらえるかい。腹減ってねぇ、腹の足しになるもんでもあるといいんだが (自分よりも遥かに年上と思われる店主は「見ない顔だな」と言いつつも、了承するように首を縦に振った。都の十人にしてはやけに人間らしい表情をするな、と思う。此処では人間らしくない人間が多すぎるからな、と認識させられれば思わず苦笑しつつ、置かれた水に口を付けた)   (2011/6/25 11:13:00)

アンドレ♂組織幹部【間違えて同じ分をおいてしまった^^;】   (2011/6/25 11:14:22)

アンドレ♂組織幹部(「まぁ色々あってなぁ」という店主の後ろめたい表情を見れば、手を前に突き出し) ああ悪い悪い。別にちょっと気になっただけだ。深入りする気はねぇさ (店主の申し訳なさそうな表情に苦笑しながら言えば、空になった皿を何枚か重ねていく) 「そういうお前さんは、見たところただの十人じゃなさそうだな」 ……まぁ、俺も色々あってね。今じゃこんなナリでお仕事さ (やれやれ、と返しつつ一本摘んだ爪楊枝で歯の間に引っ掛かった肉の破片を取り除いていく。思わず入った店であったが、都のこういった雰囲気が見れたのは素直に良い発見だったと言えるのではないだろうか。暫くの間、店主と他愛もない話を交わしてから伸びをしながら立ち上がる。腹も膨れたし、そろそろゲートまで戻ろうか、と思えば扉を出る辺りで店主に振り向き) 多分また来る。今度は俺の知り合いでも連れて (「それは有り難いねぇ」と笑みを零す店主に手を振ってから、店を後にする。空は相変わらず曇天であった。此処で晴れ間が見れた事は、一度も無い。陰鬱とした重たい雲を見てから、脚は東側のゲートへと向かい始める)   (2011/6/25 11:19:14)

アンドレ♂組織幹部(東側にあるゲートは相変わらず外界と隔たるように見る者に存在感を与えていた。強大なゲートと対比するように、一人の人間がそこにはいた。どうやら、食事をしている間に待ち人はやってきていたようだった。待ち人は、女だ。緑髪の肩まで伸びた髪に黄緑色の瞳、背は170cm前後、服から盛り上がる豊満な肢体は男を虜にするように主張していた。黒のノースリーブに、レザースカート、歳にして自分よりも年下だろうが、それ程大差はないのではないだろうかと思う。アンドレは女性に対してゆっくりと歩み寄れば片手を上げて挨拶する) よー久しぶりだな。フィリップ、相変わらず良い乳してるなぁ (第一声は軽いジャブだ。これくらいの冗談は軽く受け取ってくれると信じている――と思ったが矢先に顔の横を何かが過ぎる。極細の糸のようなものだ。思わずしゃがみこめば、ヒュンッ、とさっきまで首があった場所に鋼色の線が趨った。髪の毛の数本が断ち切られ、風に靡いて飛んでいく。……冗談は冗談と受け取ってもらえなかったようだ。女は冷たい表情を張り付けたまま、塵でも見るかのような視線を浴びせてくる)   (2011/6/25 11:40:41)

アンドレ♂組織幹部「久しぶりに会ったらいきなりそれ?貴方は身体にしか興味がないのかしら、殺すぞゴミ男が」 うわっ、相変わらず口汚ねぇな。黙ってりゃ良い女なのに (彼女の名は、フィリップ。同じ組織に属する幹部の一人だ。掃除屋から幹部へと成り上がった逸材だ。……まぁちょっとした冗談を受け取ってもらえないのは、非常に残念ではあるが。今日ゲートまでやってきたのは彼女を迎えにきたのだ。なるべくフィリップを刺激しないように肩を竦めながら、胸ポケットから煙草を一本取り出し口に咥える) 取り敢えず落ち着けって。軽いジョークだよ、ジョーク。あんまり怒ると皺が増え―― (るぞ、と続けようとした瞬間に本物の殺気がビリビリと身体に襲い掛かる。アンドレは臨戦体勢を取るように、構えてから後ろへ飛び去る。さっきまでいた靴裏を付けていた地面は、何かに細い鋼糸の線によって断裂され、細い地割れのような痕を付けた。口笛を吹きながら内心の冷や汗を隠しつつ) こらこらここは、第一区画だぞ。殺し合いなら別のとこでしようぜ? 「じゃぁボスに挨拶してからボスの前で殺すわ。それなら文句ないわよね?」   (2011/6/25 11:51:38)

アンドレ♂組織幹部(「いや、大問題だが」というこちらの言葉を無視すれば、構えるこちらを素通りして歩き出す。その背からなるべく離れながらついていきつつ、背に声を掛ける) おーい、道解ってんだろうな。迷っても知らないぞー 「迷ったら貴方の無精髭を皮膚ごと剥ぎ取るわ。そして二度と口を利けなくしてあげる」 (会話が噛み合ってないが、と後ろで小さく呟いてから今度は真剣に言う) ――招集された意味、解ってるよな……? 「……ええ、解っているわよ。反抗勢力でしょ?あの塵屑みたいな連中」 (彼らが聞いたら真っ先に襲いかかられそうな台詞を平然を吐いたフィリップは、目を細めつつ) 「あんたの後輩、会ったそうね。"反逆者イスカ"に」 ……ああ、今は本名で行動しているみたいだけどな。……近いうちに奴を掃除する奴を決めるそうだ (俺の後輩にはやらせねぇだろうがなぁ、と欠伸をしながら言えば、言葉を区切ってから言う)   (2011/6/25 12:04:36)

アンドレ♂組織幹部――何せ、あのボスを"殺しかけた"男らしいからな。今じゃ反抗勢力のメンバーたぁ、良いご身分だなぁ 「良いご身分かは知らないけど。来る奴は全員殺すわ。それだけよ」 (フィリップは服を押し上げる胸を揺らしながら宣言するように言う。アンドレは、二つの果実が揺れる様を眺め「俺は腹上死なら殺されても構わないけどなぁ」と軽口を叩いた瞬間、殺人的な鋼糸の雨に襲い掛かられていた――)   (2011/6/25 12:04:55)

おしらせローラン♀情報屋さんが入室しました♪  (2011/6/25 12:05:30)

アンドレ♂組織幹部【と、これで締めますかね^^ お疲れ様ですー><】   (2011/6/25 12:05:43)

ローラン♀情報屋【こんにちはー^^昨日振りですねw】   (2011/6/25 12:05:50)

アンドレ♂組織幹部【お、こんにちわ^^】   (2011/6/25 12:05:57)

ローラン♀情報屋【あ、遅かったか^^;お疲れ様です】   (2011/6/25 12:06:13)

アンドレ♂組織幹部【今丁度終わりました^^;すみません 昨日振りですね^^w】   (2011/6/25 12:06:50)

ローラン♀情報屋【いえいえ、お疲れ様です^^あ、今日夜とかお暇ですか?】   (2011/6/25 12:07:27)

アンドレ♂組織幹部【ええ、大丈夫ですよー^^ 夜は元々来るつもりでしたので^^】   (2011/6/25 12:08:11)

ローラン♀情報屋【よかった^^では夜にお相手、お願いします】   (2011/6/25 12:08:59)

アンドレ♂組織幹部【解りましたー^^そのときは宜しくお願いします><ではそろそろお昼に行って参りますー^^失礼します><】   (2011/6/25 12:09:52)

おしらせアンドレ♂組織幹部さんが退室しました。  (2011/6/25 12:10:23)

ローラン♀情報屋【はい、ではまた夜に(^^)/】   (2011/6/25 12:10:28)

ローラン♀情報屋【では、私も今は落ちますね^^お疲れ様でした】   (2011/6/25 12:11:31)

おしらせローラン♀情報屋さんが退室しました。  (2011/6/25 12:11:34)

おしらせリオ♂反逆者さんが入室しました♪  (2011/6/25 18:44:04)

リオ♂反逆者【ご飯が炊けるまでの間少しだけ遊んでおりますかね^^】   (2011/6/25 18:44:35)

リオ♂反逆者(――第十二区画。そこは組織の不倶戴天とも言える反抗勢力の根城と成っている。全てが全て、という訳ではないが密かに造られた地下こそが彼らのアジトと言っても良かった。反逆者の青年は、通路を歩きながら溜め息を吐く。溜め息は空気に舞って消えていく。しかし、自分の心労は失せずに内に残ったまま纏わり付いていくのすら感じた) ……クロパさんには困ったものですね。激情した時に周りが見えなくなる癖がある……僕の考えは間違っていたかな (風を操る魔女を味方へと引きこんでみたは良いが、そのじゃじゃ馬振りに嘆息する。反抗勢力の人員は、言う程多くない。だから、ある程度力の有る者求め、勧誘している。魔女クロパもその一人。そして、自分が嫌いな眼鏡の男、蒐集家タデウスも同じだ。自分のように組織に対して真に恨みを持つ者が、ここにはどれくらいいるだろうか……)   (2011/6/25 18:51:00)

リオ♂反逆者(チカチカと通路に備え付けられていた電灯が明滅する。まるで自分の心を映し出しているかのようだった。明と暗を行ったり来たりするように、己の胸の内に湧き上がってくる妙な感情を時折押え切れなくなる。それは殺意であったり、悪意であったり、狂気であったり、その時々によって異なるものの大分似たような感情であると思う。……組織を抜けてから、いや、抜ける寸前ぐらいから僕はずっとこんな状態だな。それもこれも、全ては組織の、組織を統べる絶対者が原因だった。深淵が胸の内へと溜まり、吹き溜まりになるのを感じれば、己の気持ちを落ち着かせるように深呼吸する。吸って、吐いて、を繰り返す。脈打つ速度が速くなっていた心臓が、段々と緩やかなスピードへと変わる) ……ふぅ、ともかく、クロパさんは当分使えないな。僕か、タデウス、それに他の人でも連れてくしかないかもしれないな…… (今日、一人ゲートを通った人間を見た。黒のノースリーブに、レザースカートの女だ。恐らくそいつは、組織の幹部。自分の敵だ)   (2011/6/25 18:59:31)

リオ♂反逆者……外に出ていた幹部連中を招集しているのかもしれないな。……僕らを"狩る"為に (思わず、笑みが蔓延る。組織の人間と一対一なら負ける気はサラサラ無いが、幹部連中が一斉に来られては、中々難しい。しかし、もし十二区画へと攻めいられるとしたら、ホームグラウンドである自分達に地の利はある。今の自分達の戦力では、直接第一区画に乗り込み組織のトップである絶対者を殺すことは出来ない。悔しいが自分達は個々に強大な力を持ったものはいるが、あくまでも烏合の衆に過ぎないのだ。各個撃破されれば、自分達は生き残ることなど出来ない。だからこうして、地下へ逃げ隠れ身を潜めているのだ。その日の時のために) 「――ほほほほほ、随分、葛藤していらっしゃいますねぇ。若いんですから、そんな眉間に皺を寄せちゃダメですよ?リオ君」 (正面から男が歩いてくる。銀色の長髪に赤い瞳、そして医者を思わせる白衣を着こなした銀縁眼鏡の男。――蒐集家タデウス。僕達の協力者だ) そんな顔してましたか?すみませんね、ちょっと色々ありまして   (2011/6/25 19:08:06)

おしらせローラン♀情報屋さんが入室しました♪  (2011/6/25 19:16:24)

リオ♂反逆者(……この男を、自分は嫌いである。こちらの気も知らないで暢気に死体と茶を楽しむような人間に興味はなかった。しかし、残念な事に腕は立つのだ。主に治癒系統の魔術と外科的な知識に豊富な為、この男には協力してもらっている。この男の妙な言い回しや、人をからかう癖、そういったところを含めて、自分は好きにはなれない。なりたくもないのだが。しかし、相手の機嫌を損ねるのもまた面倒な話だ。こちらの考えとは裏腹にくつくつとタデウスは喉奥で笑いながら) 「聞いていますよ、せっかく身体を治療したのに、あの魔女さんはまた傷を負ってしまったのでしょう?そして、君は気苦労が耐えず、こうして廊下を歩きながら肩を落とし、葛藤してしまっていたんですよねぇ」 (……そう、こういう言い回しが嫌いだ。協力者と言えど殺したく成る。しかし、タデウスを殺すのは容易ではないと教えられた事がある。この男は、身体中にいくつも心臓を縫ってある。それこそ死者から奪い取ったものを、身体へと内包し複数の心臓を抱えている。そういった、化物のような人間が、目の前の此の男だ)   (2011/6/25 19:16:37)

ローラン♀情報屋【こんばんは^^】   (2011/6/25 19:16:41)

リオ♂反逆者【こんばんわー^^】   (2011/6/25 19:16:49)

ローラン♀情報屋【私もあまり長くはいられないのですが…お邪魔させてもらっていいですか?】   (2011/6/25 19:17:16)

リオ♂反逆者【大丈夫ですよー^^今、十二区画地下ですが大丈夫ですかね^^w】   (2011/6/25 19:17:56)

ローラン♀情報屋【ありがとうございます!^^どうにか侵入しますwあ、ロル作成中でしたか?】   (2011/6/25 19:18:29)

リオ♂反逆者【それは頼もしいです^^今落としたばかりなので大丈夫ですよ^^このままお待ちしております>< ご飯が出来たらちょっと落ちるかもです^^;】   (2011/6/25 19:19:17)

ローラン♀情報屋【分かりました^^私もご飯まだなんで…途中で落ちるかもしれません^^; では、少々お待ちをw】   (2011/6/25 19:19:59)

ローラン♀情報屋(薄暗い地下。外の世界とも、都とも違う空気。そこで見かけた二つの人影に、包帯を巻かれた右手を握りしめた)『…何で、ここに…』(そう驚いたが、彼らは”ここにいる方が”正しいのだ。少しでも反抗勢力の情報を集めようと思い、勝手にここに侵入したのは、あくまで自分。組織から命じられたわけでもない。一応目立たないようにマントを羽織っているが、こんなことなら男装でもすればよかった、と後悔しながら、近くの物陰に身をひそめた。考えてみると、チャンスかもしれない。彼らが反抗勢力の中でどの程度の立場かは知らないが、何か知ることが出来るかも。もしかしたら、父のことも。そう思い、彼らの後を追うことにした)   (2011/6/25 19:25:04)

リオ♂反逆者「――それにしても、沢山の方がゲートを通りそうな予感がしますねぇ。そう思いませんか?リオ君」 (リオと対峙していた銀縁眼鏡の男は、大仰しい動きで肩を上げ) 「今日君が見たのは、幹部フィリップでしょうね。元は鋼糸使いの掃除屋にして、君の先輩でしたかね?では次都へやってくるのは幹部イアコフとかですかねぇ。正直、私ら生きていられるのか怪しくなってきましたよ?」 ……大丈夫だよ、僕らは死なない。例え、死んだとしても奴らを巻き添えにして死ねるならそれで良いさ (勿論巻き添えで死ぬ気も毛頭ないが、もしそういう状況になったら一矢報いる為に道連れにするだろう。過去に一度だけ、組織のトップに近付く機会があった。組織のトップ、絶対者の男に。……その時殺せなかったのが、今でも悔やまれる。奥歯を噛み締め、歯軋りするような音が廊下に響く。その様子をタデウスは愉しげに見詰め) 「ほほほ、良いですねぇ。リオ君、そういう表情は非常に興味が湧きますね。まぁ大丈夫ですよ、死にそうになっても私がどうにかしてあげますから」   (2011/6/25 19:32:00)

ローラン♀情報屋(まるでごく普通の世間話でもするかのような会話だが、正直断片的にしか聞こえない。もっと近づくことが出来ればいいのだが、これ以上近づくのは危険すぎる。彼らが気付くか気付かないか、そんなギリギリの境界線を探るようにしながら、彼らの会話に聞き耳を立てる)……元、掃除屋…?(思わず声に出して復唱してしまった。慌てて自分の口を手で塞ぐ。元掃除屋。つまり、ヨハネやアンドレの同業者ということだ。本来なら、ヨハネ達と肩を並べていてもおかしくない、そんな彼が、何故。もっと細かい情報が聞ければ、とわずかに身を乗り出していると、楽しげな、本当に楽しげなタデウスの笑い声が地下通路で反響した。思わず肩が跳ねる)   (2011/6/25 19:37:43)

リオ♂反逆者……タデウス、笑うな。――"誰かな?聞き耳を立てているのは――?" (ゾッとするような無感情な声が、後ろを追うように身を潜めていた人物、ローランへと放たれる。他デウスは「おや?」と暢気に首を傾げ、今まで気付いていなかったというように不思議そうな面を浮かべる。それを無視して、リオは身体を翻す。腰に差していたソードステッキを引き抜く。銀色の刀身が何回も明滅する電灯に照らし付けられ、異彩な光を放つ。冷気を帯びた刀身を担いながら、マントを羽織った人間を見付ける。地下で顔を隠してまで歩く奴なんて、見たことがなかった。相手が何者であるか解らないまま、相手の首筋へと冷えた刀身を押し当てる。薄皮が裂かれ、一条の赤い血がツ、と流れていく。顔を確認しないまま、相手へとにこやかに笑い掛け) 誰かな、君は。僕らの事聞き耳立てて、楽しいかな? (徐々に刃を押し込めば、段々と刃が減り込んでいく。相手に喋る事を強要するように)   (2011/6/25 19:45:01)

ローラン♀情報屋あっ………!(気付かれた。慌てて立ち上がり、逃げ出そうとするが、首元に宛がわれた刃がそれを阻む。冷や汗と、首から流れる血が伝うのを感じながら、穏やかな笑みを張り付けている青年を見る)………リオ、さん……(包帯を巻かれた右手が、小さく震えた。あの後、すぐに手当てをしたのだが、凍傷寸前だったそうだ。右手を切り落とすようなことにならなかったのが奇跡だと、医療班の人に言われたのを覚えている。このまま言わなかったら、どうなるんだろう。このまま首を刎ねられるか、それとも、以前のように氷漬けにされるか。ぐっ、と唇を噛み、無言で相手を見つめ返した。何があっても言わない、と答えるように)   (2011/6/25 19:50:19)

リオ♂反逆者(声に聞き覚えはあったものの、自分から喋るつもりは無いと言わんばかりに無言を決め込んだ。リオは口の端が引き上がっていく。裂けるように哂った口元、そして怒りを覚えるように瞳に殺意を宿らせた瞬間、そのまま刃を振り抜こうとし――その腕をタデウスに掴まれる) 「ほほほ、リオ君、殺すのは何時でも出来ますよ?私としても、死体にしてくれたほうが今後の為には良いかもしれませんが。組織の関係者であるならば、生かしておいたほうが無難ですよ?」 (冷静になれ、というように刃を振り抜くのを止めさせれば、タデウスは口元に手を当てながらリオの様子を愉しげに見詰める。瞬間、ローランの代わりに、と言わんばかりにタデウスの腹にリオの凶刃が突き刺さる。刺された本人は「おやおや」と言いつつ苦笑をする) 「あいたたた、リオ君リオ君。そこ心臓でしたよ?これは本当です、痛かったので抜いてくれると有り難いのですが」 (痛そうにしない男を無視し、リオは魔術を発動する。ローランの両手と両脚を氷の枷で繋ぎ止めていく) ――これで、問題ないってことかい?   (2011/6/25 19:57:41)

ローラン♀情報屋ッ!!タ…タデウスさ……(目の前で、タデウスの腹部にさっきまで自分の首元に宛がわれていた刃が突き立てられた。刺された本人は痛いと言っているが、正直本当だろうか、と疑ってしまう。やはり、この男に神経など存在しないのではなかろうか。そんなことを頭の隅で考えていると、冷たい枷が動きを奪った)っ…放して下さい…(一応言ってみたが、多分放す気はないだろう。早く帰っておけばよかった、と激しく後悔しながら、自身の両手両足を拘束する氷の枷を見る。凍傷寸前。切り落とさなかったことが奇跡的。その言葉が頭の中で反芻する度に、恐怖が湧き上がってくる)   (2011/6/25 20:03:09)

リオ♂反逆者(「放して」と言う声は、明らかに女性であった。顔を隠すそれを剥いでも良かったが、今は怒りで特にそんなことを気にしないリオ。タデウスの言葉に一応落ち着いたように、深呼吸をすれば額から汗を零しつつ哂い) ……ええ、放してあげますよ。貴方の身体にしっかり、何を知っているのか聞いた後に、そこら辺に捨ててあげますから、"安心してください" (相手の恐怖を掻き立てるように繋がれた彼女を、リオは何処かへ連れていく。タデウスもそれに同行するように、やれやれと言いながら後に続く。タデウスは既に声の主の正体に気付いていた。が、それを敢えてリオに言う必要もないだろうか、と思いながら怒りを露にする者、恐怖を蔓延らせる者とを交互に興味深げに見つめていた――) 【一度これで締めにします^^ご飯ができたのでw また食べたら戻ってこようと思います^^】   (2011/6/25 20:08:37)

ローラン♀情報屋【分かりました^^では、ロル回しながら待機しときます】   (2011/6/25 20:09:29)

リオ♂反逆者【はい^^お願いします><ちょっと抜けておきますねー^^行ってきます】   (2011/6/25 20:10:04)

おしらせリオ♂反逆者さんが退室しました。  (2011/6/25 20:10:10)

ローラン♀情報屋っ、う……(何をされるのか、何が起きるのか、嫌でも分かってしまう言葉。唇を噛み、ささやかな抵抗として身を捩るが、相手にはそんな抵抗あってないようなものだった。引きずられるようにリオの後をついて行くことしか出来ない。恐怖のあまり、泣きそうになるのをどうにか堪えながら、相変わらず笑みを浮かべているタデウスを見た。多分、さっきの声で自分が誰なのか気付いているだろう。それでも言わない辺り、この男らしい。深い深い闇の向こうへ、その先に自分の末路があるであろう場所へ、ただ進むしかなかった)   (2011/6/25 20:14:20)

ローラン♀情報屋【…っと、ここで私はしばしROMりますね^^ご飯食べてくるので】   (2011/6/25 20:25:48)

おしらせタデウス♂蒐集家さんが入室しました♪  (2011/6/25 20:31:36)

タデウス♂蒐集家【と、別キャラで戻って参りましたー^^と、ご飯に行ってらっしゃってますね><】   (2011/6/25 20:32:18)

タデウス♂蒐集家【その間に、次の冒頭を投下しておきましょうかね^^】   (2011/6/25 20:32:55)

ローラン♀情報屋【ただいま戻りました^^あ、おかえりなさいませ】   (2011/6/25 20:42:04)

タデウス♂蒐集家【ただいまです^^そしておかえりなさいー^^】   (2011/6/25 20:42:47)

タデウス♂蒐集家【今文章作っている最中なので少々お待ち頂ければ><】   (2011/6/25 20:43:02)

ローラン♀情報屋【了解です^^お待ちしております】   (2011/6/25 20:43:27)

タデウス♂蒐集家(リオによって連れて来られた場所は、地下に造られた牢屋であった。牢屋はいくつか部屋に分かれていた。そこで繰り広げられているのは、地上でも起こりうる光景だった。恐らく組織関係者なのだろうか、女性は全裸に引ん剥かれており重い枷を填められていた。その上、女性を辱めるように複数の男らが、乳房へと指先を這わせたり、唇を吸い付かせたりしていた。嫌がるように暴れても、繋がれた枷が暴れる事を許さない。別の牢屋では、女性の秘所に無理やり男が自分の欲望を押し込み、一心不乱に腰を振り続けていた。異臭や淫靡な匂いが蔓延っていた。タデウスは眉間に皺を寄せながら、思わず鼻を摘みつつ) リオ君。私前から思ってたんですが、せめてもう少し綺麗なところで行為に及んだほうが良いと思うんですが。流石にここは不衛生ですよ。これじゃ、話したいとも思わなくありませんかね? (論点が違うのではないだろうか、という言葉を呟くタデウス。リオは空いている牢屋を探しつつ) 「……ですかね。どうせ捨てるんですから、どこだろうと一緒だと思いますけど」   (2011/6/25 20:44:02)

ローラン♀情報屋(嬌声、怒声、罵声。暗い声が重く響く中へ導かれ、思わずきつく目を瞑った。カタカタと、手が震えてしまう。自分はどうなるんだろう。牢屋の向こうで凌辱という凌辱を受けている女性たちと、同じような目に遭ってしまうのだろうか。それとも、ただ殺されるのだろうか。口止めとして)…っ……(恐怖のあまり、涙も出ない。ただ体が震えるだけ。それでも、必死でどうやってこの状況から逃げ出すかだけ考えていた)   (2011/6/25 20:47:52)

タデウス♂蒐集家(リオの怒り。そしてローランの恐怖に対し、興味深そうに銀縁眼鏡を光らせる。ふむ、とタデウスは何度か頷きつつ) そういう言い方は良くない。せめて希望を与えないと、情報は喋ってくれないものですよ? (紳士的に自分の意見を吐露するが、聞く耳を持たぬようにリオは先へ進む。そして、見付ける、人の居ない牢屋を。リオは自身が持っていた鍵を使い、牢屋の鍵を使い開いていく。そこにローランを押し込めるように引っ張っていけば、彼女を突き飛ばす。半ばうつ伏せに倒れされていけば、彼女の顔を拝む為に、そのフードをゆっくりと剥いでいけば――) 「……ふ、ふっ、なんだ……この間の。まさかこんな早く会えるとは、思いませんでした」 おや、リオ君は気付いていなかったのですね。私は会った瞬間には気付いていましたが (誇るように言うタデウスに「じゃあ何故教えなかった」というような咎める視線を送ってから、彼女を覆うマントを剥がしていく) 「さて、確かローランさんでしたっけ。僕らに、色々話してくれれば――さっき通ってきた女性らみたいな事には、なりませんけど?」   (2011/6/25 20:55:25)

ローラン♀情報屋く、うッ…!(突き飛ばされ、汚れた牢屋の床に倒れ込んだ。フードを剥がれ、長い金髪が外気に晒される。暗い色を浮かべたリオの瞳を睨み、唇を噛んだ。ヨハネとは違う、暗い瞳。人として、捨ててはいけないものも、全部捨ててしまった者の瞳。それを見て、無意識のうちに眉をひそめた。嫌悪からではなく、同情のような意を込めて)………何を聞かれても、言わない…そう言ったら、どうしますか…?(相手には挑発的な言葉に聞こえたことだろう。銀縁眼鏡の向こうで、楽しげに目を細めるタデウスと、薄い唇に歪んだ笑みを浮かべるリオを睨み、それだけ言った)   (2011/6/25 21:01:04)

タデウス♂蒐集家(挑発的な言葉、それはリオの内側をぐちゃぐちゃに掻き乱すには十分な言葉であった。牢屋に冷気が集まれば、空気中に幾本もの氷の刃が現れる。音を立てながら飛来する白の刃はローランの着ている服を刻んでいく。けして内側の肌を傷付けないようにしながら、飛び散っていく服の断片。辺りには、千切り飛ばされた布の破片が散り散りになっていった。全裸とまではいかないものの、服の隙間から覗く美しい曲線美を眺めながらリオは嗜虐の笑みを浮かべていく) 「勿論、女性にとっては屈辱的なことを、しますね。こちらも紳士的に解決したいところですけど、喋らないなら喋るまで続けさせてもらいますよ?」 (見え隠れする肌色を見詰めながら、リオはローランを見下ろす。濁った瞳の色の彼は、薄く哂い掛けていく)   (2011/6/25 21:07:33)

ローラン♀情報屋ひっ…いやあぁッ!!(ここに来て初めて、ようやく悲鳴をあげた。引き裂かれた服の断片が散っていくのを見て、改めて恐怖が湧き上がってくる。それでも、決して「何でも言いますから、助けて下さい」という言葉だけは口にしない。きつく目を瞑れば、いつだったかヨハネが見せてくれた笑顔が浮かんだ。ひどく優しくて、どこか吹っ切れたような笑顔。薄い笑みを浮かべながらこちらを見下ろすリオを、キッ、と睨みつけた)……私は、絶対に組織が不利になるようなことは言いません。これから何をされても、ここで殺されることになっても…貴方にだけは、絶対に屈したりしないっ!(自分でも驚く程、強い声。自分が言っていることは、ちゃんと理解できている。この状況が、どれだけ自分に不利なのかも。けれど、決して苦し紛れに出た言葉ではなかった)   (2011/6/25 21:13:39)

タデウス♂蒐集家「――――」 (リオはもう、言葉すら無くしていた。怒りの沸点を当に超えてしまっていた。頭で一切の考えが失せていけば、ただ目の前の女を犯す為に、手を伸ばしていく) ――まぁまぁ、リオ君。少し落ち着きましょう落ち着きましょう (リオを背後から羽交い締めにする。射殺すような視線を浴びながら他デウスは飄々としつつ) 恐らく、どれだけ傷つけようが犯そうが何も言いませんよ。残念ですけどもね (怒りを抱えた反逆者の青年は、そんな事を気にせず欲望のままに彼女を傷付けようと瞳を血走らせていた。そんな様子すらも、そんな表情すらも、己の興味の対象だと言わんばかりににっこりとした笑みをタデウスは浮かべたまま) リオ君。ここは私に任せてみてくれませんかね?何、君を裏切るつもりは毛頭ありませんから安心してください。ただ、リオ君のやり方では恐らくどれだけ時間を掛けても徒労に終わってしまいますからね (救済措置です、とか言いながら眼鏡を上げる動作をする。リオは怒りで身体を震わせてから、タデウスに「放せ」と言ってから、まるで好きにしろと言わんばかりに牢屋から出て行った)   (2011/6/25 21:20:53)

ローラン♀情報屋ひっ…!(血走った目をした青年の手が、こちらに伸ばされる。覚悟は決めている。が、恐怖が消えたわけではない。震えながら目を瞑り、その時を待っていると、やけに穏やかなタデウスの声が聞こえた。恐る恐る視線をあげると、青年を羽交い絞めにしているタデウスが見えた。未だに怒りに震えている青年が、牢屋から出ていく。その様子を、ただぽかんと口を開けて見ていることしか出来ず、これは都合のいい幻覚ではなかろうか、と何度か瞬きした)……あ…あの………(何を言えばいいのか分からないまま、タデウスの方を見た。こういう時、素直にお礼でも言えばいいのだろうか。それとも、などと考えながら、ただタデウスを見つめていた)   (2011/6/25 21:25:48)

タデウス♂蒐集家(こちらの行動に対し、戸惑いを覚えているローランに視線を向けずに肩を揺らしながら笑うタデウス) ほほほほほ、あんなリオ君は初めて見ましたねぇ。興味深いですねぇ、そそりますねぇ、非常に……非常に (透明なレンズの奥の赤い瞳を嬉しげに弓なりにしながら、興味対象の怒り具合を逆に楽しむように笑う。そして、ローランの視線にやっと気付けば、うつ伏せになっていた彼女をせめて壁を背にして座らせていき) ほほほ、これは失礼しましたね。ちょっと私、思いの外楽しかったので。……あそこまで啖呵を切って、貴女はご自分の身体は大切ではないのですかね? (首を傾げつつも、その強さの元は何処にあるのだろうかと言わんばかりに、ローランの身体を舐めるように見る。今の状況だと、服の隙間から覗く肢体を視ているかのようで、若干異様であった)   (2011/6/25 21:31:05)

ローラン♀情報屋あ…えっと……すみません(この状況にそぐわない程優しく体を起こされ、とりあえず頭を下げておいた。ちらりと見えた彼の赤い瞳が、心底楽しげに揺れている)……死ぬのは、怖いですけど…決めたんです。何があっても、守るって(真っ直ぐタデウスを見つめ返し、静かな声で答えた。正直、今も怖い。恐怖は体から離れず、小さく肩が震えてしまう。決めたのに。彼を守れるくらい、強くなりたいって。誓ったはずなのに。願ったはずなのに。力が、いるのに。彼を守るための、力が)…………タデウスさん、私と…契約、しませんか…?(だから、自分には力がいる。彼も、父も、友人も。大切なものを守れる、力が)   (2011/6/25 21:39:31)

タデウス♂蒐集家(「別に謝ることは、当然のことです」と言いながらローランの言葉を記憶するように、何度も頷き己の脳へと刻み込んでいく。そして、更に興味を引くような言葉が紡がれれば彼女に顔を近付け、その碧色の瞳を覗き込んでいく) ほう、契約ですか。一体どんなことでしょうかねぇ。これでも私、選り好みするタイプでして並の取引では梃子でも動かないのですけどもねぇ (そもそも自分が反抗勢力に協力しているのも、契約に近いのかもしれない。反抗勢力の人間を観察していたい、それが望みである。特にリオ、彼は底知れぬ闇を抱えている。初めて会った時から、その薄汚れた生に興味を惹かれた。それが、タデウスが反抗勢力側へと惹かれていった理由だ。勿論、リオ以外の人間にも興味はあるのだが)   (2011/6/25 21:45:52)

ローラン♀情報屋(顔を近づけられ、改めてさっき自分が言った言葉を反芻した。それでも「さっき言ったことはなかったことに」などと言うつもりはない。一度だけ目を閉じ、もう一度だけ、彼の笑顔を思い出した。ゆっくりと目を開き、静かに、唇が動く)私に協力して下さい。組織のこととか…色々と。勿論、それ相応の見返りは渡します(とはいえ、自分には何もない。彼の心を惹かせるようなものは、何も。財も、力も、ましてや娼婦のようなことなど出来ない。自分が持っているのは、自分自身だけ)……全てが終わったとき…私の、命を…私の心臓を、貴方に差し上げます。……この契約が不服なようでしたら、この話はなかったことにしてくれて構いません。ここで私を殺しても、構いませんから…(彼が、どちらを選択しようと構わない。静かに目を閉じ、もう一度頭を下げた)   (2011/6/25 21:51:50)

タデウス♂蒐集家(静かにローランの言葉だけに耳を傾ける。周りから聴こえる喧騒は、耳に入らなくなる。――視るだけでは、流石に解らないですね、と内心で呟く。ローランの強さは、恐らく眼に見えないものだ。けして、本人以外の人間が目視出来るようなタイプの代物ではないのだ。いや、きっと本人にすらその形がどんなものなのか、どういった類なのかというのは素直に掴めていないのだろうが、それでもそれは確固として彼女の内側に存在しているのだと感じる。それを人は心と呼ぶだろうか、命と呼ぶだろうか――。気がつけば自分の頬は先程のリオの様子を見たときと同じぐらいに吊り上がっていた) ――ほほほ、これは実に、実に興味深い。組織の事を抜きにしても、私個人は貴女に興味が湧きましたよ、ええ、恐らくリオ君と同じくらいには (ローランからしてみれば、それはきっと嬉しくもないことなのだろう。しかし、タデウスにとって、それはかなり重要な事だった。ローランの頬へと冷たい手を当て、傷つけるわけでもなくただ撫でていく) ――良いでしょう。契約しましょうか、ローランさん。その話、私は非常に惹かれましたよ   (2011/6/25 22:00:02)

ローラン♀情報屋(にぃ、と彼の唇が歪んだかと思うと、楽しげな笑い声が響いた。それから、ゾッとする程冷たい手が、頬を撫でる。どこか慈しむような手つきに戸惑いながら、何度か瞬きした)あ……ありがとうございます、タデウスさん…(頭を下げながら、そっと目を細めた。これで、自分の命がそう永くはないことが決まった。組織が滅ぼうと、反抗勢力が滅ぼうと。いずれにせよ、自分の中ではそれが終末なのだ。その終末の時が訪れたときが、自分の命の終わり。覚悟は、決めている。タデウスの手の冷たさと、氷の枷の冷たさを噛みしめながら、タデウスを見上げた)   (2011/6/25 22:05:20)

タデウス♂蒐集家いえいえ、礼には及びませんよ。私にしてみれば、興味の対象が増えた事の表れですからねぇ (くつくつと喉奥で笑いつつも、見上げてくる視線に気付けば「ああ、それですか」と言いながらも困ったように見つめ) 私からリオ君に頼んでおきましょう、それは彼じゃないと解けませんからねぇ。ああ、心配しなくて良いですよ。この件は話すつもりはありませんから (ただ枷を外す理由は聞かれるだろうが、と呟いてからローランの身体を抱える。お姫様抱っこのような形になりつつ、そのまま牢屋を潜って抜けていく。再びやかましい嬌声が耳へ入ってくるのを感じながらも、動けない彼女を運びつつ) あそこに置いていくのは気が引けますしねぇ。私の部屋にでも行きましょうか。紅茶ぐらいご馳走しますよ (抱えられたローランににこやかな笑みを浮かべながら言う)   (2011/6/25 22:11:06)

ローラン♀情報屋え、あ…は、はい……ありがとうございます…?(思わず、疑問形になってしまった。あのリオという青年が、簡単にこの枷を外してくれるとは思えない。しかも、あそこまで殺気を向けた女を、そう簡単に解放してくれるものなのだろうか。彼と契約したのは、少し早まったかもしれない、と思っていると、奇妙な浮遊感が体を襲った)え、ちょっ…!お、降ろしてください!私なら大丈夫ですからっ!(いくら動けないとはいえ、この体制はない。精一杯体を捩って抵抗するが、手足が動かせないのでは、そんな抵抗などあってないようなものだ。にっこりと、胡散臭い笑みを浮かべている彼と目を合わせないようにしながら、赤くなってしまった顔を隠すように俯いた)   (2011/6/25 22:16:36)

タデウス♂蒐集家ほほほほ、そう遠慮などしなくて結構ですよ。私はリオ君のように女性を引き摺るような趣味はありませんからねぇ (そう言いながら真っ赤になったローランを愉しげに眺めたまま、彼の脚は自分の部屋へと向かっていった)(――タデウスの部屋は、正直に言えば綺麗ではなかった。しかし、都のような薄汚さとは違う意味で、である。部屋のなかには本棚の群れが乱立しており、ところどころパズルのように入れてあった本が抜けてしまっていた。本の行方はその床であった。脚の踏み場がないくらいに何の本だか解らないようなものが放られていた。興味を無くした本を踏みながら背の高い本棚を摺り抜けていけば、自身の寝台と机が置いてある場所まで辿り着く。……良く見れば、天井には臓器らしきものが透明な袋に入れられたまま吊るされていた。それを気にせず、今まで抱きかかえていたローランを寝台へと寝かせていく) ここが私の部屋です。まぁゆっくりなさってください、……といっても、そのナリではゆっくりも出来なさそうでしょうけども   (2011/6/25 22:24:35)

ローラン♀情報屋(一見すれば、散らかった図書館のような部屋に入り、やはりこれは夢ではないだろうか、と改めて疑ってしまった。こんなに簡単に、反抗勢力の男の部屋に入ることが出来るものなのだろうか。一瞬、ここは彼の部屋ではないのではと思ったが、自分の手足につけられた枷の存在を思い出し、それはないかと少し納得した。仮に自分が彼の機嫌を損ねるようなことになっても、彼はたやすく自分のことを殺せる)ひっ…!?(天井に吊るされた袋の中に入った人の臓器らしきものが鼻先まで近づき、バッと青ざめた顔を逸らした。やはり、早まったかもしれない)あ…その、ありがとうございました(寝台の上に寝かされ、どうにか上半身だけ起こし、再び頭を下げた。…天井に吊り上げられている臓器は視界に入れないようにしながら)   (2011/6/25 22:31:07)

タデウス♂蒐集家(ローランが吊るされていた自分の予備の臓器を見れば、悲鳴を上げかけた為、タデウスは苦笑を張り付けていき) おや、お気に召しませんかね。まぁ、普通の方はそうでしょうねぇ。さっきリオ君に刺されてしまいましたから、後で交換しておかないとですねぇ (先程腹を刺された事を思い出しながらも、特になんでもないことのように呟けば、礼を言うローランに笑いかけてから先程の本棚が立ち並ぶほうへ戻るように脚を向け) 少しの間待っていてもらえますかねぇ。その手じゃコップも握れませんし、お茶を楽しむなら拘束は解かなければなりませんしねぇ (それだけ言えば、彼はローランを寝台に寝かせたまま自分の部屋を出る。反抗勢力に属している男として、まだ数回しか会ったことのない相手をそのまま放置して良いのだろうかと思われる状況であった)   (2011/6/25 22:36:41)

ローラン♀情報屋え、え?あー…お、お構いなく…?(やはり、疑問形になってしまう。拘束されているとはいえ、一応組織側にいる人間を自室に放置していいものなのだろうか。怪訝そうに眉を顰めたまま、ゆっくりと部屋を見回した。こちらを圧倒するかのように立ち並ぶ本棚。床に散らばった本を取り囲むように天井に吊るされている人間の臓器。急に、いつもの自分の部屋が恋しくなってきた)………ヨハネさんたちに何て説明しよう…(反抗勢力の人間と契約した挙句、自分の心臓を明け渡す約束までしたなどと、さすがに言えない。かといって、友人です、などと説明して納得してくれるとも思えない。特に、ヨハネの方は)……どうしよう…(小さく、誰に言うわけでもなく呟き、寝台の上で蹲った)   (2011/6/25 22:42:37)

タデウス♂蒐集家(――タデウスが席を外して、三十分程経過した。人間、退屈さや驚愕的な出来事に見舞われれば、時が進むのが遅く感じるだろう。三十分が長い。暫く経てば、寝台の上で蹲っていたローランの両腕と両脚を拘束していた枷が、霧散するように水となって消えていった。幻では無かったことを教えるかのように、自分を拘束していた箇所には白い痕が残ってしまっていた。それから十分ぐらいすれば、恐らくリオと交渉してきたであろうタデウスが戻ってくる。そのナリは、余り良いとは言えなかった。滅多刺しにされたような刺し傷が幾つも付けられており、歩く度に血が垂れて部屋の床を汚していった。白衣を真っ赤に染め上げながら、刺された本人はこれでやっと痛みを感じるように汗を垂らしつつ) ……いやはや、あそこまで怒っていると手がつけられませんねぇ。色々他の方にも協力してもらいましたよ、あ、取れましたかね?それ (それでも笑みをローランへ向けながらよろよろと、机の前にあった椅子に座り込んだ)   (2011/6/25 22:50:38)

ローラン♀情報屋あ…!(眠りかけていたところで、両手両足に感じていた冷たさが消えた。自分の手を見て、思わず目に涙が浮かぶ。ようやく解放された。扉から入ってきたタデウスにお礼を言おうとしたが、それはすぐに謝罪の言葉に変わることになる。普通の人間であれば即死であろう、刺し傷。ぼたぼたと床に垂れる血。真っ赤に染まった白衣。ひく、と自分の顔が青ざめながら引きつるのが分かった)ちょっ…!?タデウスさんッ!大丈夫ですか!?(今まで死体やら怪我人やらを見てきたのとは訳が違う。平然と椅子に座っている男に駆け寄り、常備している包帯やら傷薬やらを出してみたが、どれから手をつければいいのか分からない。何せ、全て致命傷であるはずの傷なのだから)す…すみませんっ!本当にすみません!私のせいで…(今ここで土下座でもしかねない勢いで、頭を下げた)   (2011/6/25 22:57:02)

タデウス♂蒐集家(こちらの傷を見て驚くのは当然だろう。何せこれだけ大量の血を流していれば、それも致し方ない。しかし、「大丈夫ですよ、これくらいでしたら」と言いながら赤い色へと変わったポケットから震える手で薬の入った瓶を取り出しつつ、取り敢えず急を要する箇所へと液体を零していく。傷口が泡立つように波打つ。タデウスは息を止めながら蠢く傷口の動きに耐える。壮絶な痛みが身体を駆け巡る。それだけ、この薬には副作用がある。臓器を切って貼ってを繰り返している自分だからこそ、こういったことにも耐えられるが常人であればそれだけで気絶するか、下手をすれば死に至るだろうと感じる。心臓を穿った箇所へ何回かそれを繰り返し、やっとのことで傷口を塞いでいけば大きく溜め息を吐く。汗をだらだら垂らしながら、何度も謝るローランに笑みを浮かべつつ) おや、貴女のせいでということはないでしょう。もうこれは、契約が含まれたことなのですから (彼女の頭を上げさせれば、大丈夫というようにローランの身体を引き寄せていく。自分より背の低いローランを見下ろしながら、彼女の腰を引き寄せ口元を緩める)   (2011/6/25 23:04:27)

ローラン♀情報屋(見覚えのある薬品が、タデウスの傷口に振りかけられる。痛みなのか何なのかは分からないが、タデウスがしばしの間苦しげに顔を顰めた。震える手を口に当て、ただそれを見守ることしか出来ない。しばらくして、ようやくタデウスが脱力したように深く溜め息をついた。何も出来ない自分を叱咤し、せめて、とハンカチを取り出して彼の汗を拭う。せめて、彼の苦しみを自分も味わうことが出来ればいいのに)………すみません…ッ(優しく体を引き寄せられ、余計に申し訳なくなってきた。結局、自分は変わっていない。誰かの影に隠れ、自分だけ安全な場所にいる。戦うことも、守ることも出来ない。無力な存在)   (2011/6/25 23:10:15)

タデウス♂蒐集家おや、そういった表情も浮かべられるのですねぇ。意外です (申し訳なさそうに自分を落とし込もうとするような表情がローランに蔓延るのを眺めれば、彼女をこちらに向かせるように顎を優しく掴む) しかし、そういった表情は浮かべないほうが良いですよ?私としては興味もありますが、余り見ていて楽しい気がしませんからねぇ (どうしたものかというように困ったように笑えば、彼女に顔を近付けていく。鼻先がぶつかるぐらいまで寄れば) 貴女は、ここの人間らしく"なさすぎますねぇ"。だからこそ、私が興味をそそられるのでしょうが (そこが惹かれたのかもしれないな、と思えば愛しげに頬を撫ぜた後に、不意にローランの頬に口付けを落とした。柔らかな冷たい口付けが、頬に感触を残すように触れてから、離れていく)   (2011/6/25 23:18:51)

ローラン♀情報屋あ…す、すみませ……(顔を近づけられた羞恥よりも、ここの人間らしくない、という言葉の方に意識が集中してしまった。ここの、この都の人間らしくない。それは自分でも十分自覚している。幼い頃からここにいたはずなのに、何故ここまで”らしくなれない”のだろうか。そんなことを考えていると、頬に冷たく柔らかい感触を感じた。手、とは違う。それが口づけであるとようやく気付き、かぁ、と顔が赤くなった。慌てて飛び退き、さっきまでいた寝台の上に座り込んでしまう)な、な……ッ!?(ぱくぱくと、酸素を得ようとする魚のように口が動くだけで、言葉が出ない。未だに冷たい感触の残る頬に手を当て、真っ赤な顔で彼を見た)   (2011/6/25 23:24:47)

タデウス♂蒐集家(咄嗟のこちらの行為に何度も口を開閉させるローラン。先程お姫様抱っこした時以上に赤くなったローランを「ほう」と言いながら見詰め、寝台の上に座り込んでしまった彼女に近付いていく) おや、これまた興味深い反応ですね。私つい、綺麗な死体とか興味深いものにはこうして愛情表現をしてしまうのですが。こういった表情は初めてですねぇ (タデウスの口元が緩む。流石に死体に同じような事をしている姿は想像したくはない。どこまで行っても奇抜な人間、いや異常な人間にしか見えないだろうきっと。しかし、こうして生きてる人間にするのは滅多に無い。反応が実に新鮮で、自分の興味を刺激させられた。寝台に座った彼女の肩と、軽く押す。ばさっ、と彼女の身体を背から寝台へと倒していく。その上へと覆い被さるように、タデウスの身体がローランの上へと重なっていく。呼吸の乱れ、そして心臓の脈動が速まるのが伝わってくる) ふむ、矢張り興味深いですねぇ人体とは。それに、とても熱いですね (無遠慮にローランの胸に耳を当てながら言う)   (2011/6/25 23:32:22)

ローラン♀情報屋えっ…ちょ…!きゃあッ…!(死体にさっきと同じようなことをしている彼を想像していると、とんっ、と軽く肩を押され、簡単に体が寝台に倒された。抵抗する暇すら与えられず、タデウスの体がのしかかってくる。胸に耳を当てられ、恐怖ではなく、まったく別の感情で体が震えた)タ…タデウス、さん…っ!離れて下さい……!(真っ赤になってしまった顔を見られないように顔を背けながら、弱々しくタデウスの肩を押し返す。が、手に力が入らない)   (2011/6/25 23:39:08)

タデウス♂蒐集家(熱に浮かされたように頬を染め上げるその姿は今までにない反応であった。弱々しくこちらの肩を押すローランの手を優しく掴み) おや、先程の契約の話はなしになったのでしょうかねぇ。気になさらずとも、危害は加えませんよ (そう言いながらも心臓の鼓動を、身体の反応を確かめるように内側の様子を耳で捉える。心拍数が上がっている。こちらの行動故だろうか。柔らかな胸の感触が耳にあてがわれつつも、顔を背けるローランの様子に気付けばそれに合わせるように瞳を通わせていく) こういった事は、もしかしたら苦手ですかね?確かに、貴女は疎そうな印象がありますが。そういった反応は実にそそられますねぇ…… (ローランの反応は逆にこちらの興味を刺激している結果になっているのだが、と思いつつ冷たい舌をツ、と彼女の首筋へと這わせる。舌先が下から上へと撫ぜられていけば、ぬるっとした冷たい感触をローランに与える)   (2011/6/25 23:46:44)

ローラン♀情報屋ッ……!(契約のことは関係ない。そう言いたいのに、ばくばくと脈打つ心臓のせいで声も出ない。手を掴まれ、今度こそ抵抗出来なくなる。とはいえ、こちらが本気で振り払おうとすれば簡単に振り払える程の力だ。彼は、自分が抵抗しないと分かっている。せめて、ぎゅ、と目を瞑り、タデウスの顔を見ないようにした。ただのスキンシップのようなものだ、と自分に言い聞かせて)ひ、ぁ…ッ!(冷たい舌が、首筋をなぞるように撫でた。思わず変な声が出てしまい、下唇を噛む。自分よりも頭一つ分くらい背の高いこの男に、自分の抵抗など効くはずもなく、震えながら初めて感じる感触に耐えた)   (2011/6/25 23:54:03)

タデウス♂蒐集家(一つ一つの動作で声を上げる様を確かめながら、首筋への口付けを繰り返しつつ) ん、っ……成程、そう言った声も……出る訳ですか (行為を愉しむように続ければ、こちらを見ないように強く目を瞑ったローランに顔を近付けていけば、彼の唇が頬ではなくローランの唇に被せられる。房のような唇を重ね合わせれば、最初は触れるだけのものだったが、房を割るようにして冷たい舌を割り込ませてきた。それはローランの口内へと侵入していき、内に存在する舌を見付ければそれに絡みつくように捕らえていった) ん、っ……ん…… (半目を開けながらローランの様子を窺う。体温は上昇の一途を辿る。ぴちゃ、ちゅっ、と口内で絡め合うどこか淫靡な音を奏でながら、赤色の瞳は彼女の碧眼を真っ直ぐ見据えていた)   (2011/6/26 00:00:29)

ローラン♀情報屋ん、ぅ…っ!(唇を重ねられ、さすがに目を見開いた。ぱたぱたと唯一自由な脚をばたつかせて抵抗するが、そうしているうちに舌を絡めとられる。淫猥な水音を聞きたくなくて、今すぐ耳を塞ぎたい。なのに、それも叶わない)ん…ふ、ぁ……ッ(赤色の目がこちらを見ているのに気づき、再び目を瞑った。相変わらず、顔は熱いし、心臓の音がうるさい。恐怖、ではなく、羞恥で、彼に捕まれている手が震えてしまう)   (2011/6/26 00:05:35)

タデウス♂蒐集家(やっと口付けから解放するようにタデウスが顔を放す。口元を唾液で汚しつつも、それを少しだけ袖で拭ってから彼女の表情を眺めつつ訊ねるように笑む) ん、っ……おや、とても真っ赤ですね、ローランさん。……鏡でも貸しましょうか? (これは興味深いから是非見たほうが良い、とでも言うようにくすくす笑いながらも赤くしている張本人言う。そしてリオによって服は無残に切り裂かれていったため、重ね合わせていた身体には肌色が見え隠れしていた。タデウスの手が、服に手を掛けていく。そのままゆっくり捲り上げていけば、綺麗な傷ひとつない柔肌が目の前に晒されていく) 綺麗、ですねぇ……死体というのは、鮮度が命なので時間が経つと綺麗じゃなくなるんですよ……貴女は、綺麗ですね…… (死体と比較されたら明らかに失礼だが、という印象を相手に与えてしまいそうだった。捲り上げ、彼女の乳房へと細い指先を這わせ、食い込ませるように指を動かし)   (2011/6/26 00:12:48)

ローラン♀情報屋んッ……け…結構です!(死んでも今の自分の顔だけは見たくない。きっと、情けない顔をしてしまっている。ぶんぶんと首を振り、否定した)やっ…ちょ…ま、待って…ッ!(何が待って、なのか。自分でも少し思いながら、ただの布きれと化していた服を捲られ、労わるように胸を触られる。また変な声が出ないように唇を噛みしめた。血まみれの白衣を着た男に押し倒され、犯されかけている、という平凡とは程遠い今の状況を思い出し、思わず気が遠くなりかけた)   (2011/6/26 00:18:36)

タデウス♂蒐集家(「それは残念です……」と本気で肩を落とすように眉尻を下げるタデウス。そうまでして見せたかったのだろうか。そして、止まるように言う言葉に身動ぎをし) ん、……待って、ときましたか。……しかし、今は興味対象への調査の真っ最中なのですが (悩むように言いながらも、乳房を捏ね回すように優しく揉みしだいていく。愛撫とは裏腹に自然現象的に隆起してきた乳房の先端を、指先で摘めばころころと転がしていきつつ) 少しでしたら、待って差し上げますが……なんでしょうか? (相手の言葉を待ちながらも、手の動きを続ける。指先が弾くように硬くも柔らかい突起を弄りつつ、その尋ねる声も彼女の耳元で行われる)   (2011/6/26 00:24:00)

ローラン♀情報屋ひゃッ…!うぅ…っ(待つ、と言ったくせに、手の動きを止めてはくれない。この矛盾は何だ。震える手をもぞもぞと動かして、懸命に抵抗しながら、小さく首を横に振る)お…お願い、しますから……やめて、ください…ッ(蚊の鳴くような声で、言った。生理的に目に浮かんだ涙が一筋、真っ赤な頬を伝った。耳に感じるタデウスの吐息がくすぐったくて、身を捩る)   (2011/6/26 00:29:12)

タデウス♂蒐集家(やめて、という声と一条の涙が伝っていけば、きょとんとした表情を浮かべてから仕方ない、というように手の動きを緩めていく。お互いの身体を摺り合わせながら、彼女の視線を浴びていけば) ほほほ、つい興味が先立ってしまいましたねぇ。……しかし、そういう表情を浮かべられる貴女は、可愛いと私は思いますよ? (こちらの胸に抱き込み縮こまってきている彼女に言えば、愉しげな笑いを止めずに言う)   (2011/6/26 00:35:05)

ローラン♀情報屋(子供がお気に入りのぬいぐるみを抱きしめるように、タデウスの腕の中に閉じ込められた。かすかに、血と薬品の匂いが鼻孔を突く。やっとやめてくれた、と肩の力が抜けていった)か…可愛くなんか、ないです…….   (2011/6/26 00:37:14)

ローラン♀情報屋【すみません、途中で途切れてしまいました><;】   (2011/6/26 00:37:31)

タデウス♂蒐集家【ドンマイですっ><;】   (2011/6/26 00:38:28)

ローラン♀情報屋か…可愛くなんか、ないです……。そ、それに…こういうことは、恋人とか…その、本気で愛していると思える人にするものですし……(もごもごと語尾は口ごもりながら、反論するように言った。とはいえ、この都では強姦など日常的に行われている。自分も、見たことがないわけではない。好いてもいない相手に抱かれる苦痛を知らない男。そんな男に辱めを受ける女。そんな人間は、この都には当然のように蔓延っている)   (2011/6/26 00:40:09)

タデウス♂蒐集家(ローランの言葉は尤もであった。ただこの都の日常では本当の意味で愛し合っている人間のほうが、恐らく少ないのではないだろうかとすら思う。矢張り、目の前にいる女性はそういったところが、何処かズレている。外の世界の人間に近い考え方だ。この都では恐らくズレているのは彼女なのだろうが、きっと外に出てみれば自分のほうがズレているのだろうなとタデウスは感じる) ふむ……成程、そういうことですか……。私はこれでも貴女の事が好きですがねぇ、ローランさん (と、突然何の前触れもなく言葉を放つ。何回も頷きつつも金色の長い髪を撫でていき) まぁ、恐らく貴女の言う正しい意味でのではないでしょうけども。それに、恐らく興味の対象としての、好きかもしれませんし (「成程、難しいものですねぇ」とか言いながら下になっているローランに言う)   (2011/6/26 00:46:19)

ローラン♀情報屋…………はぁ…!?(思わず、間の抜けた声が出てしまった。目を見開いてタデウスを見上げ、続けられた言葉を聞いて、ようやく納得する。彼の好意は恐らく、自分のお気に入りの玩具を可愛がるのと変わりないだろう。さっきまでの行為も、それに似たようなものだ。興味があるから、気に入っているから、可愛がる。そういうことだ。髪を撫でられながら、本当に不思議そうな顔をしている彼を見上げた。彼はどこか、子供じみている。そう思える)あ…あの……そろそろ、放してくれませんか…?(もう用は済んだはずだ。そう思い、小声で言った)   (2011/6/26 00:51:49)

ローラン♀情報屋【すみません、お風呂入ってくるので…しばしROMります><;】   (2011/6/26 00:52:14)

タデウス♂蒐集家【了解しましたー^^行ってらっしゃいませー><】   (2011/6/26 00:52:41)

タデウス♂蒐集家(放してくれませんか、という言葉に頷けば彼女の身体をゆっくりと解放していく。自分が強く抱き締めていた為、彼女の服には自分の血糊が付着してしまっていた。寝台に座らせる形に戻してから、彼女の姿が未だにあられもない姿であることを確認すれば) そういえば、そのままだといけませんねぇ。取り敢えず、私の服でもお貸ししますよ。他の仲間に借りても良いですし (自分は纏っていた赤い色へと変わってしまっている白衣を脱ぎつつ、着替えである同じ大きさの白衣を服が詰めてある箱から取り出していく。ローランにもやたらと大きい白衣を渡しつつ) まぁ取り敢えず、今日はそれで我慢してもらえるとありがたいですねぇ。今日は一度様子見、ということでリオ君に言われておりますから。一日だけ、此処に居てもらうということで手を打ってもらいました (そういえば言い忘れていたな、と思えば今更流れ氷を解いた時の話を戻していく)   (2011/6/26 01:00:50)

ローラン♀情報屋あ…あぁ、はい…ありがとうございます…(ゆっくりと彼の体が離れ、ようやく心臓の音が一定のものへ戻った。彼と同じ白衣が手渡され、ひとまずそれを羽織っておいた。袖がかなり余るくらい大きいが、贅沢は言っていられない。頭の隅に、こんな白衣をわざわざ何着も持っているのか、という疑問が浮かんだが、言わないでおいた。リオ、という名前を聞き、小さく肩が震えてしまう)………その、あの…リオさんには、なんて説明したんですか?(契約の件を言っていないとしたら、何と説明したのだろうか。ずっと胸の内にあった疑問を、血まみれの白衣を脱いでいるタデウスに投げかけてみた)   (2011/6/26 01:12:20)

ローラン♀情報屋【ただいま戻りました^^】   (2011/6/26 01:13:04)

タデウス♂蒐集家【おかえりなさいー^^】   (2011/6/26 01:13:41)

タデウス♂蒐集家(どのように説得したのか、という理由に関して尋ねられればあっけらかんとした口調でタデウスは言葉を紡ぐ) ああ、単純に彼女は私の女性ですので、私に任せてもらうように言っただけですよ。これから私の助手として動いてくれる、というように虚言を混ぜたりしたところです (全てが虚言とは言いがたいかもしれないが、これはお互いがお互いに課した契約である。余り大見得きった事は言えないが、ローランには時折第十二区画に顔を出してもらう必要が出てくるだろう。端から見れば、組織と反抗勢力の両方のパイプを持つ内通者のような存在に見えよう)   (2011/6/26 01:20:31)

ローラン♀情報屋(ひく、と自分の口角がひきつるのを感じた。あまりにもあっさりと答えられ、深々と溜め息をついた。頭が痛い。やはり、早まったかもしれない。契約したことに後悔はしていないが…否、若干後悔している。命が惜しくて、ではないが)……それは…怒ったでしょうね、リオさん………(先刻まで殺されかけていたというのに、リオに対して同情のような念が湧いてきた。彼の相手を真面目にするのは、さぞかし疲れるだろう)   (2011/6/26 01:24:42)

タデウス♂蒐集家ええ、先程の怒り具合に1.5倍ぐた感じの怒りでしたねぇ。滅多刺しにされたせいで3つぐらい心臓刺されましたし (「でも色んな一面が見れて私は楽しかったですが」と笑みを蔓延らせながら答えるタデウス。別に狙ってやっているわけではないのだろうが、悪意がないのが逆に悪意があるように思える。蒐集家タデウスは、どこか疲れたように溜め息をつくローランを見つめてから、机の上に置いてあったトレイを掴む) そういえば結局紅茶を出していませんでしたねぇ。ローランさんには色々な面を見せて頂きましたからねぇ、ちゃんとご馳走して差し上げねば (くつくつと先程の表情を思い出すように笑みを貼りつければ、紅茶を淹れるために彼の背は少しずつ遠ざかっていった――) 【と、遅くなってしまいますのでこれで締めといたしましょう^^w】   (2011/6/26 01:30:53)

ローラン♀情報屋【分かりました、お疲れ様です^^では、私も次で締めますね】   (2011/6/26 01:31:29)

タデウス♂蒐集家【おっと、誤字が頻発している^^; ぐた× ぐらい○】   (2011/6/26 01:31:35)

ローラン♀情報屋(先刻の1.5倍。想像が出来ないが、それで”それだけ”で済んだのか、と思えてしまう。それくらい、先程の彼の怒り具合は凄まじかった。修羅か鬼でも憑りついたのではと思えるくらいの怒りだった)あ…はい、その…ありがとうございます…(遠ざかるタデウスを見送り、羽織っている白衣を握りしめた。彼との契約により、決められた自分の寿命。彼の気分次第で、自分の命運が決まる。遠くから紅茶の香りを感じながら、静かに、憂うように目を伏せた)   (2011/6/26 01:35:42)

ローラン♀情報屋【…と、私もここで締めます^^長々とお相手ありがとうございました^^】   (2011/6/26 01:36:03)

タデウス♂蒐集家【お疲れ様でしたー^^こちらこそ長々とお付き合いして頂きありがとうございます><望んでいた方向性とずれてたらすみません^^;】   (2011/6/26 01:36:52)

ローラン♀情報屋【いえいえ、非常に楽しかったですw予想以上に面白かったですよ^^】   (2011/6/26 01:37:36)

タデウス♂蒐集家【そう言って頂けるとありがたいです^^私も楽しかったですー>< また打ち合わせなどは別部屋のほうでしましょうか^^】   (2011/6/26 01:38:57)

ローラン♀情報屋【ですね、また別部屋の方にも顔を出させてもらいます^^では、本日はお相手ありがとうございました!おやすみなさいませ^^】   (2011/6/26 01:40:05)

おしらせローラン♀情報屋さんが退室しました。  (2011/6/26 01:40:08)

タデウス♂蒐集家【長々とありがとうございました^^ ではおやすみなさいませー><】   (2011/6/26 01:40:38)

おしらせタデウス♂蒐集家さんが退室しました。  (2011/6/26 01:40:40)

おしらせケイ♂掃除屋さんが入室しました♪  (2011/6/26 19:12:04)

ケイ♂掃除屋【お邪魔します^^結局違う名前で来ましたw】   (2011/6/26 19:12:35)

ケイ♂掃除屋(神話にでも出てきそうな巨大なコンクリート製のゲート。そのゲートが珍しく、本当に珍しいことに、開いていた。待ち構えるように開いたゲートを潜り抜けたのは、やけに小柄な少年だ。まだ子供と言っても差し支えない。少女か少年か分からない、人形のような顔立ち。深い紫紺の瞳。月光のような色をした髪。その全てが、少年、あるいは少女を引き立てている。ゲートが重い音をたてながら閉じたのと同時に、ふぅ、とため息をつき、肩を回し始めた)あー…ホンマにアカンは、この都は。僕にはやっぱ合わん。外の方が自由で綺麗でええっちゅうねん(奇妙な訛りの言葉。まだ幼い声だが、どうやら少年だったらしい。少年は、ケイは左右に差された二本の日本刀の存在を確認するように軽く叩いてから、ぶかぶかの黒衣をひきずるようにして歩き始めた)   (2011/6/26 19:18:19)

ケイ♂掃除屋(第一区画のメインストリートをのんびりとした足取りで進んでいく。黙っていれば人形のような美貌を持つ少年が歩いていれば、自然と周囲の視線が集まっていた。ふと、数人の男が下卑た笑いを浮かべながらこちらを眺めているのに気づき、不愉快だと言わんばかりに眉を寄せた)何やねん、自分ら。僕は見世物とちゃうねんで、はよ消えろ(幼いながら、ドスのきいた声。その声と、瞳に浮かんだ確かな殺意に、男たちは逃げるように立ち去った。ふん、と鼻を鳴らしてから、少年は再び歩き出す。時折立ち止まって、ぼんやりと周囲の景色を眺めつつ)…ホンマつまらん所やなぁ、ここは。せめて、顔知っとる奴の一人や二人、おればええんやけど(ぼやきながら、自分の知っている限りの同業者、掃除屋の人間の顔を思い浮かべた。どいつもこいつも、冗談の通じないお堅い奴ばかりだ。とはいえ、彼の冗談が通じないのは、彼が淡々とした口調で冗談を言うから、冗談に聞こえないだけなのだが。本人には自覚がないのだから、余計にタチが悪い)   (2011/6/26 19:27:21)

ケイ♂掃除屋(不意に、くぅ、という音が鳴った。ケイはその音でぴたりと立ち止まり、相変わらずの無表情のまま自分の腹をさすった。そういえば、朝から何も食べていなかったな、などと暢気に思い出し、近くの街灯にもたれかかるようにして座り込んだ)はぁ…アカン、こんな街中で腹減って死ぬとか…ホンマ笑えへん(わしわしと自分の髪をかき上げつつ、溜め息まじりに呟いた。基本財布は持ち歩かない主義だし、ついさっき自宅のあるこの都に帰ってきたばかりで、ほぼ無一文に近い。かといって、第十区画以降の辺りをうろついている人間のようにゴミ捨て場を漁るのだけは勘弁願いたい。人として。まだそこまで人間としての尊厳を捨てるつもりはない)あーぁ…誰か哀れな子供に食事を恵んでくれるような、優しい人はおらんかなぁ(わざとらしく、声のトーンを上げて言った。一瞬、通行人の視線がこちらに向くが、それも気にしていない様子で、路地のど真ん中で座り込んでのんびりと脚を伸ばしている)   (2011/6/26 19:38:14)

ケイ♂掃除屋はぁ…アホらし、帰ろ(深々と溜め息をついてから、再び立ち上がった。そもそも、いくら治安のいい第一区画とはいえ、見知らぬ子供に食事を奢ってくれるような人間などいるわけがない。みんな、明日生きるために精一杯なのだから。まぁ、中にはいつ死んでもいいくらいに思っている人間もいるが。特に、今はどこも治安が悪い。反抗勢力が本格的に動いているそうだ。だから、自分もここに呼び戻された。この狭い鳥籠のような都に。薄暗い雲に紛れて、穏やかに照らす太陽を見上げた)………ええで、相手したる。僕をこんなとこに引き戻したんや。責任はとってもらうで…(不敵な笑みを浮かべて紡がれた言葉は、果たして反抗勢力の人間に向けられた言葉だったのか。それとも、自分の主たる組織のボスに向けられた言葉だったのか。それを答える者は一人もおらず、少年は再び元の無表情に戻って、歩き出した)   (2011/6/26 19:48:53)

ケイ♂掃除屋【…っと、私はここで一旦落ちます^^ご飯食べてきますのでwお目汚し失礼しました】   (2011/6/26 19:49:29)

おしらせケイ♂掃除屋さんが退室しました。  (2011/6/26 19:49:33)

おしらせヨハネ♂掃除屋さんが入室しました♪  (2011/6/27 19:37:15)

ヨハネ♂掃除屋【こんばんは^^少しの間ですが遊んでいようとおもいますー^^】   (2011/6/27 19:37:51)

おしらせレイラム♀賞金稼ぎさんが入室しました♪  (2011/6/27 19:37:58)

ヨハネ♂掃除屋【こんばんはー^^】   (2011/6/27 19:38:30)

レイラム♀賞金稼ぎ【こ、こんばんはぁっ!お邪魔しまぁ~すっとね】   (2011/6/27 19:38:32)

レイラム♀賞金稼ぎ【Σびびび、びっくりっっ。あわわ、こんばんはぁっ!えとえと、ご一緒しても、よろしいですか?】   (2011/6/27 19:39:19)

ヨハネ♂掃除屋【どうぞどうぞですー^^まだ冒頭考え中のため少々お待ち下さいませー><】   (2011/6/27 19:39:30)

レイラム♀賞金稼ぎ【ありがとうございますっ!ではでは、お言葉に甘えて♪よろしくお願いいたしますです。お待ちしておりまっす】   (2011/6/27 19:40:16)

ヨハネ♂掃除屋(第一区画、組織本拠地前。五階建ての建物の入り口には、複数の黒衣の人間がいる。皆、殺気立っているかのように眉間に皺を寄せ、人でも殺しそうな面をしている。といっても、掃除屋など皆このような面構えの連中ばかりだ。かくゆう自分とて、もしかしたら他の人間から見れば同じような面構えに見られているのかもしれないが。掃除屋ヨハネは嘆息し、今自分たちが此処を張っている理由を思い返す。これは、要人警護のようなものだ。組織に仇為す反抗勢力の面々との争いに備え、現在組織幹部らが本拠地にて会議を行っているのだ。掃除屋の中でも新米の連中はこうして階下入り口にて警護を任されている。ベテランの掃除屋については建物の一階から五階に掛けて網を張り巡らせているところだろう。――難儀なことだと、ヨハネは思う。けして怠慢をする気はないのだが、こうまでしては些か敵に動きが勘付かれないが逆に心配であった。ヨハネは無表情のまま、入り口近くの壁に背を預けたまま、天を仰ぐ。曇天の空。死者の匂いを含むけして晴れない空。此処の住人である自分は、未だにこの都で晴れた様子を見た事がないのを思い返していた)   (2011/6/27 19:46:25)

レイラム♀賞金稼ぎ(第一区画、普段あまり足を踏み入れない場所に、来ているせいか少しだけ警戒しながらゆっくりと通りを歩く。ターゲットの一人がここの辺りにいるという情報をつかんだのだが)…ん~……、なんだか…、雰囲気、変だなぁ…。なぁんか、張り詰めているってゆぅか…(ふう、と、ため息をつくと、自慢の腰まで伸びたポニーテールにしている髪を撫でる。辺りを見回すと、建物の入り口に黒装束の集団がいるのを見つける)あれは…、掃除屋??と、いうことは…、あれは、組織に関する建物ってこと、だよねぇ~。ついでだしっ、覗いてみようかなっ(にっこりと、笑うと、何の迷いもなく建物へと足を向ける。自分はどこにも属していないが、別に組織に楯突くつもりも無い。その辺のことを断っておこうかと、のんきに考えていた。)あれ…は…、ヨハ…ネ?(黒衣の集団に、その姿を見つけると、足が止まり、じっと、その人を見つめてしまう。ヨハネは、自分のことを、覚えているだろうか。)   (2011/6/27 19:54:52)

ヨハネ♂掃除屋(レイラムの姿にヨハネは直ぐに気付かない。掃除屋の青年よりも先に、同じ掃除屋の面々が本拠地に近付くレイラムの姿を捉えれば「――不審な女を発見。捕らえます」とだけ言って、地面を蹴り上げながら闇色の衣を棚引かせながら奔る。掃除屋の面々が持つ武器というのはある程度決まっている。一言で言えば暗器の類だ。もしくはそれに準ずる刃物だったりと、余り重い武器の携帯はしない。中には例外で大槌を持つような掃除屋なのか壊し屋なのか解らないものまでいるが。殆どの掃除屋はヨハネのように鋼糸やナイフといった余りかさばらないタイプの武器を忍ばせているのだ。飛び出した男、または女の掃除屋も同様であった。袖口から飛び出した銀色の刀身を一斉に、レイラムの四方八方へと向ける。直ぐに始末は終えない。首筋や腱といった明らかに急所の箇所に刃を向けながら、鋭い眼光をレイラムに浴びせる。ヨハネもその様子に気付き、飛び出していったものの、刃を構える途中で脚が止まる。どこかで見覚えのあるような人物であったからだ) ………… (しかし、直ぐには思い出せず、他の面々と混ざりながらナイフを構えだした)   (2011/6/27 20:03:32)

おしらせケイ♂掃除屋さんが入室しました♪  (2011/6/27 20:04:01)

ヨハネ♂掃除屋【こんばんはー^^】   (2011/6/27 20:04:16)

ケイ♂掃除屋【こんばんは^^ローラン以外の名前で来てみましたw】   (2011/6/27 20:04:21)

レイラム♀賞金稼ぎ【こんばんはっ!】   (2011/6/27 20:04:39)

ヨハネ♂掃除屋【掃除屋をおつくりになったのですね^^w】   (2011/6/27 20:04:54)

ケイ♂掃除屋【作らせてもらいました^^w】   (2011/6/27 20:05:16)

ヨハネ♂掃除屋【楽しんでいただけるとありがたいです^^ 順番的に私、レイラム様、ケイ様といった感じでしょうかね^^】   (2011/6/27 20:06:01)

ケイ♂掃除屋【ありがとうございます^^では、お待ちしておりますね】   (2011/6/27 20:06:39)

レイラム♀賞金稼ぎ(迫りくる黒衣の集団に顔を顰める。面倒なことになったなぁ…などと、内心呟き、ぽりぽりと、緊張感のない仕草で頬をかく)あのぉ~っと、私っ、怪しいものじゃないっ、わけじゃあないけどっ…えっとぉ、敵、では、ないと思うんだけどぉっ!!(身軽な体捌きで紙一重のところで、様々な武器の攻撃を避けていく。その表情は、楽しげで笑顔まで浮かべていた)ちょっとぉ~っ、話ぐらいきいてくれても、いいでしょぉっ!ねぇってばっ!!(流石にずっと避け続けるわけにはいかずに、短めの双剣を構える。そして、自分に刃を向ける集団に、ヨハネの姿を見つけると、寂しげに顔を歪ませる)やっぱ…、忘れちゃってる…よねぇ…ははっ、昔のこと、だもん…。というか、そもそも、私の思い込み、だったのかなぁ…(そう、呟くと、一番近くにいた者の武器を空高く弾き飛ばす)私は、賞金稼ぎのレイラムっ!!あんた達に、楯突こうってわけじゃぁ、ないんだってばっ!   (2011/6/27 20:12:14)

ケイ♂掃除屋(少年は、ただぼんやりと空を眺めていた。突然殺気立ち始めた周囲の仲間にも一切動じることなく、緊張感もなく大あくびしながら伸びまでしていた)んー…んぁ…?何や、急に…えらい怖い顔して……(突然、同じ掃除屋のメンバーが動いた。精巧な人形に命が吹き込まれ、突如動き出したかのような錯覚すら覚えながら、ようやく彼らの視線の先に女性がいることに気付き、納得したように「あぁ」と呟いた)うーん…これは、僕も参加した方がええんやろか…?向こうは敵意ないみたいやけど…(仕方ない、と思い直し、腰に差された二本の日本刀をゆっくりと抜き、力強く地面を蹴った)   (2011/6/27 20:19:09)

ヨハネ♂掃除屋(「おい、反撃したぞこの女」「反抗勢力の回し者か?」という声が彼女を囲む陣から零れ出す。レイラムが名乗るのと同時に、ヨハネは少しだけ記憶を呼び覚ます。賞金稼ぎの女の事を。ヨハネは一応組織内の掃除屋の中でも、発言権のある内にはいる。口を挟むように、普段余り喋らない口を開いていく) ――待て。この女は、見覚えがある (ぴたりと、ヨハネの言葉に周りの掃除屋も動きを止める。しかし相変わらず武器は構えたまま、殺気立った仕入線は解除されない。特にその様子を気にせずに、ヨハネは次の言葉を紡ぐ) 賞金稼ぎだというのも、恐らく本当だろう。一度刃を納めろ、仮にこの女が反抗勢力側だとしても一人では此処は突破できまい (先に自分から抜いていたナイフを仕舞う。一瞬だけレイラムの表情を見てから、直ぐに踵返し、元の位置に戻るように壁に背を付けだした。ヨハネの言葉に、怪訝そうに眉根を寄せた掃除屋らは彼の言葉を半信半疑に感じながら取り敢えず刃を納める。幾人かは刃を取り出したまま、警備に付き直っていたが)   (2011/6/27 20:26:03)

レイラム♀賞金稼ぎ(一体何人いるのだろうか、自分よりも小さな掃除屋までもが、この戦いに参加すべく見慣れない形の剣を抜くのが見えため息をつく)はぁ…ったくっ、なんなのよぉっ!こっちは、別に喧嘩ふっかけにきたわけじゃないのにぃっ!(多勢に無勢、いくら身軽さが売りとは言ってもこの人数を相手にするのは厳しい。先ほどから腕や頬に、紅い筋が刻まれ始めていた)ちょぉっと…、まずい、かな?(内心冷や汗を浮かべ始めたその時、ヨハネの声に刃の嵐がぴたりと、止まったことに、驚き大きな瞳をさらに大きく見開く。抵抗の意志が無い事をこちらも示す為にもさっさと武器をしまう)そういうことっ…、最初っからそう言ってるでしょぉ~。(にっこりと、笑顔を振りまき、壁に寄りかかるヨハネの前まで駆けていく)覚えてて…くれたんだ?えへへっ、久しぶり、だねっ(心底嬉しそうな笑顔でヨハネに笑いかける)   (2011/6/27 20:30:51)

ケイ♂掃除屋(ヨハネの言葉により、レイラムと名乗った少女の首元で二刀の刃がぴたりと止まった。元々彼女の生死に一切興味はなかったが、ヨハンの言葉に少なからず驚く。ぱちぱちと何度か瞬きしてから、日本刀を鞘に戻し、壁際へと歩き出したヨハネの背中を追った)なぁヨハネ、あれお前のコレなんか?(と、無感情な声で言いながら、ヨハネの鼻先で小指を立て)けど…僕がアンドレから聞いたのは、もっと大人しそうな、金髪の姉ちゃんやて聞いたんやけど…。あ、もしかして浮気?(淡々と紡がれる言葉に、感情はない。が、紫紺の瞳はほんの少しだけ楽しそうな光を宿していた)   (2011/6/27 20:35:43)

ヨハネ♂掃除屋………… (久しぶり、と声を掛けてくる嬉しげな笑顔に無表情で返せば、肩を竦めるヨハネ) 言う程、貴様に覚えはないがな。単にここで無駄な死人が増えるのが面倒だと思っただけだ (「自分らが片付けることになるのだからな」と冷徹に言う。第一区画はこれでも治安は良いほうだ。良い、といっても組織の力が一番顕著に表れているが故のことなのだが。そして、もう一人の男に目を向ける。男、といっても成人男性ではない。どちらかと言えば、少年だ。銀髪に紫紺の瞳、まだ十代前半ぐらいだろう。名前はケイ、同じ掃除屋だ。彼が放った言葉に眉根を寄せながら、段々と目を細めていき) 冗談は止めろ。俺にそんな女は居ない (そもそも興味が無い、と言いながらも不機嫌そうに仏頂面を浮かべてから、続け様の言葉に更に瞳には冷える色が灯し始め) ……ケイ。警護中に俺に殺されたいのか? (楽しげな色を宿す少年に大人気なく鋼糸を扱う際の手袋を付けて、見せつけながら脅すように言う)   (2011/6/27 20:43:26)

レイラム♀賞金稼ぎ(小さな掃除屋の腕の良さと、その喋り方に驚きまじまじと見つめる)面白い喋り方、するんだね、君。どこの子?その剣も、変わってるし…(無表情なヨハネの顔と言葉に、寂しげな苦笑を浮かべる。)あははっ、きっついなぁもぅっ、ヨハネ。まぁ、無理も、ないよねぇ…ずぅぅっと、昔のこと、だもん。でも、ちょっとでも、覚えててくれて、私は嬉しかったよ(忘れられていても仕方が無いくらい昔のことで、もしかしたら自分の思い込みだけだったかもしれない思い出が、壊れなくて済んだ事が、何よりも嬉しかった)えぇ~っ、興味がないって、もしかして…(ヨハネの言葉に、からかうように驚いてみせる)おっかしいなぁ~、むかぁ~しっ、私をお嫁さんにしてくれるって、言ってた様な気がするんだけどなぁ…   (2011/6/27 20:50:01)

ケイ♂掃除屋怒んなや、冗談に決まっとるやろ。相変わらずつまらん男やな(不服そうにふん、と鼻を鳴らして、腕を組んだ。とはいえ、あんな無表情で冗談だと言われても、冗談に聞こえないのだが。それが彼であるのだから仕方ない)…ってことは、金髪の姉ちゃんの方はホンマやったんか。うん、ええこと聞いた(「今度アンドレに飯奢ったろ」などとぼやきながら、意識だけはレイラムの言葉に向ける。レイラムが立て続けに言った衝撃的な言葉よりも、自分が子供扱いされたという事実の方が彼にとって許せなかったらしく、暗い色の瞳がギラリと光った。鞘に収められていた刀が再び抜かれ、レイラムの首元に突きつけられる)………あんま子供扱いすんの、やめてもらおか。不愉快やねん。このじゃじゃ馬、どつくぞ(初めて、ケイの言葉に感情が込められる。が、それは明らかに、鋭く冷たい殺意だった)   (2011/6/27 20:56:52)

ケイ♂掃除屋【すみません、ちょっとご飯食べてきますので…^^;しばしROMりますね】   (2011/6/27 20:57:19)

ヨハネ♂掃除屋【了解ですー。いってらっしゃいませー^^】   (2011/6/27 20:57:42)

レイラム♀賞金稼ぎ【いってらっしゃいませです~っ】   (2011/6/27 20:58:07)

ヨハネ♂掃除屋(「怒ってなどいない。貴様の意見に答えただけだ」と言いながらも、こちらの神経を逆撫でするような物言いに無表情の裏側に殺意の色を蔓延らせていく。黒色の殺気を纏いながらも、ケイとレイラムの二人から距離を取りつつ) ……俺は冗談が嫌いだ。からかうつもりなら散れ、貴様ら (不愉快さを顔中に張り付けながら、言いのける。離れないようなら自分から離れると言わんばかりに距離を離しながらも、自分達のやり取りを見て他の掃除屋達が面白げに視線を向ける。それを諌めるように「何でもない」と言いつつ、背後の建物へと視線を向ける。会議はまだ始まったばかりだった。まだきっと反抗勢力に関する話題の触りぐらいしか行っていないだろう。出席者はある程度絞られている。絶対者であるボス、幹部が数十名と、ボス、幹部を守る掃除屋がついていると思う。自分は会議に参加出来るような掃除屋ではない為、こうして見張り程度の任務で納まっている。まぁ、見張りにすらなれず通常の依頼を今もこなしている掃除屋もいるとは思うが)   (2011/6/27 21:06:05)

レイラム♀賞金稼ぎおぉっとぉ…。あっぶないなぁ…(突然伸びる光りに、ひょいっと身体を仰け反らせるが、その顔には笑顔が浮かんでいる)じゃじゃ馬、ねぇ…。まっ、馬の尻尾もついてるしねっ、あってるかなっ。あはっ、ごめんごめんっ、気を付けるよっ(殺意も気にせずに、にこにこしながら、小さく頭を下げて謝る。そして、自分の髪の毛をつかむと、ケイの顔の前でふりふりと、振ってみせる)からかうつもりもなにもっ…、はぁ…、せっかくの再会なのに、酷いなぁ、ヨハネ(離れゆくヨハネに、にこにことしながら、ひょいっと、抱きつく)あのねぇ…、ちょっと教えて欲しいんだけど…。ここら辺で、こういう男、見なかった?(ヨハネにくっついたまま、ホットパンツのポケットから、一枚の写真を取り出す。見るからに人相の悪い男であった)組織の人間ではないと、思うんだけど…、しらない?   (2011/6/27 21:11:22)

ケイ♂掃除屋【ただいま戻りました^^】   (2011/6/27 21:12:47)

ヨハネ♂掃除屋【おかえりなさいー^^】   (2011/6/27 21:13:02)

レイラム♀賞金稼ぎ【おかえりなさいましぃ~っ】   (2011/6/27 21:13:12)

ケイ♂掃除屋ヨハネ、お前はアホか?からかうつもりやから、一緒におるんやろ(どこか誇らしげに言いながら、静かに刀を鞘に収めた。ヨハネが不機嫌なのはいつものことだから、今更怖がりはしない。ゆらゆらと揺れる長い黒髪を見て「おぉ」とわざとらしく感嘆したような声をあげた)ほほぉ、確かに尻尾がついとるわ。姉ちゃん、ホンマは馬やったんやな…って、そんなわけないやろ(声のトーンを一切変えることなく、ぽん、と手の甲でレイラムの体を叩いた。相変わらず、ケイの表情は変わらないまま無表情を保っている。それから、目の前に取り出された男の写真を見て、ほんの少しだけ目を細めた)…姉ちゃん、レイラム…やったな。この男は何や?賞金首か?姉ちゃんの生き別れの兄弟にも見えへんしなぁ…。それを教えてくれへんと、こっちも対応出来ひんわ(お手上げ、といった感じでひらひらと手を振りながら、素っ気なく答えた)   (2011/6/27 21:17:36)

ヨハネ♂掃除屋(行き成り抱き着いてきたレイラムに凍えるような射殺すような視線を浴びせ「知らない。見なかった。そして離れろ」と言って、彼女を引っぺがす。慣れ慣れしげな態度を嫌うように、もう一度距離を取り直す。誇らしげに何か戯言を放つ同僚の言葉を無視するようにヨハネは無言を決め込んでから、レイラムの問いに遠くから答える) ……今日の第一区画は人の出入りを制限している。居たとしても此処らにはいないだろう。いれば貴様のように俺達に始末されかねないからな (抱き着いてきた箇所をまるで汚れでも落とすように払ってから、どうすればこの二人と話さないで済むだろうか考え始める。明後日の方向を向きながら、救助を求めるように他の掃除屋に無表情の瞳を向けたが、それは伝わらず逆に目をそらされてしまった。普段コミュニケーションを取らないのが災いしたかもしれないな、と思いつつも早くこの時間が過ぎる事を願い出す)   (2011/6/27 21:22:37)

レイラム♀賞金稼ぎ(平坦な声と表情での冗談と、手の甲でのつっこみ、きょとん、とした表情を浮かべたあと、すぐに表情が爆笑へと転じる)あはははっっ!!くくっ!お、面白いぃっ…、ケイっ、君ってっ…あははっ、最高ぅっ!(笑いの発作はなかなか、おさまらず涙すら浮かべるほど、笑い転げる)あはっ…はぁっ、うん、こいつは、賞金首、ここら辺で、見かけたって情報だったんだけどぉ…(せっかく、くっついていたヨハネから引き剥がされ、その後の行動を見ると、傷ついたような表情を浮かべる)うぅっ…酷いなぁ…、今日はまだ、誰も殺ってないから、綺麗だよ、私っ!ちゃぁんと、お風呂にも入ってるもんっ。(ぶぅぅっと、頬を膨らませる。やはり、自分のことは覚えていても、その詳細までは覚えていないのだろうな、と、悲しくなる)そっかぁ…出入りの制限、してたんだ。どおりで、張り詰めた感じだったわけね…。困ったなぁ…。早いとこ見つけて、仕留めたかったのにっ   (2011/6/27 21:28:22)

ケイ♂掃除屋(いきなり爆笑しはじめたレイラムを見て、紫紺の瞳がきょとんと、どこか驚いたような色を浮かべた。冗談を言って、ここまで笑われたのは初めてかもしれない。自分の上司であり、組織の幹部であるアンドレは別として。彼は基本的に何を言っても笑う)ほぉ…賞金首なぁ…。可愛い姉ちゃんの頼みやし、出来るだけ力を貸してやりたいんやけど…生憎今は仕事中やし、冗談も通じひん同僚もおるからなぁ(わざとらしくヨハネの方にじとっと視線を向ける)…はっきり言ってな、僕は今回の会議には全っ然興味ないねん。けど…仕事やから、堪忍な(正直、反抗勢力がどうなろうと、組織がどうなろうと興味はない。いっそ、このまま潰し合って、この都ごと潰してくれ、とすら願っていた。そうすれば、自分は自由になれる。この鳥籠さえなければ)   (2011/6/27 21:34:14)

ヨハネ♂掃除屋(ケイとレイラムのやり取りを興味なさげに眺めてから、考え込むように目を閉じる。――反抗勢力の面々について、自分で調べた事。――ボスの命を狙うリオという男。――反抗勢力に協力するタデウスと呼ばれる蒐集家。――外からやってきた殺人魔女クロパ。これらが今自分が確認している限りの反抗勢力の中で力を持った連中である。……此処に現れでもしたら、真っ先に始末するつもりだが。考えを巡らせればジト目でこちらを視る少年の視線から逃れるように逸らす) 興味が無いならここにいるな。貴様がいなくても俺達で事足りるからな (年下のケイにぞんざいに言いつつ、レイラムの言葉を半ば流しながら提案するように意見を放つ) 第一区画から出たいならケイにでも連れていってもらえ。どうせこいつは暇だろう (勝手に同僚を暇呼ばわりしていれば黒衣の掃除屋の一人が、ヨハネに歩み寄る。小声に一言二言話してから直ぐに離れ) ――……俺は用事が出来た。あとは貴様らで勝手にやっていろ (離れる口実が出来たと内心ホッとすれば、ヨハネは黒衣の裾を揺らしながら近くの路地へと小走りする。その背は闇に小さく消えていった――)   (2011/6/27 21:46:11)

ヨハネ♂掃除屋【と、短いですが私はこれで失礼します^^お疲れ様でした><】   (2011/6/27 21:46:32)

ケイ♂掃除屋【分かりました^^お疲れ様でしたー】   (2011/6/27 21:46:51)

レイラム♀賞金稼ぎ【お疲れ様でしたぁっ!!】   (2011/6/27 21:47:06)

おしらせヨハネ♂掃除屋さんが退室しました。  (2011/6/27 21:47:09)

ケイ♂掃除屋【さて、私もあまり長くはいられませんが…よろしくお願いします^^】   (2011/6/27 21:47:46)

レイラム♀賞金稼ぎ【こちらこそ、あらためて、よろしくお願いしますですっ!では、書きますのでしばし、お待ち下さいねっ】   (2011/6/27 21:48:17)

レイラム♀賞金稼ぎかっ、可愛いっっ…!?あははっ、ケイは、お世辞も上手だねっ(予想外の言葉に、驚き慌てる)ん~んっ、いいのいいのっ、情報が手に入れば、ラッキー、くらいに思ってたんだ。今日は、無理そうだけど、また、別の日にここら辺を探してみるから、ありがとねっ(ぷるぷるっと首を振って、写真をポケットに仕舞い込む。媚の動きに合わせ、黒髪が揺れて辺りに、甘い香りを漂わせる)そう…なの?ケイ、暇人、なの?うぅ~んっ、もし、よかったらケイに、お願いしちゃおっかなぁ(ヨハネの提案に腕を組んで考え込みながら、ケイへと視線を向ける)あっ…ヨハネぇっ…ちぇっ…、いっちゃったぁ…。もっと、話したいこと、あったんだけどなぁ…、ま、いっかぁ(路地へと走り去るヨハネに残念そうな表情を向け、その背中にひらひらと、手を振る)   (2011/6/27 21:52:35)

ケイ♂掃除屋あぁ?誰が暇やねん、僕もちゃんとこうして仕事を…って、おいヨハネ!(遠ざかる同僚の背中に向かって、常に無感動な彼にしては珍しく怒鳴った。それから、わずかに眉を寄せてレイラムの方を見る。決して、女が嫌いなわけではない。彼女のように冗談が通じる女性は、正直に言って”好き”という部類に入る。が、この都の人間は全般好きになれない。ヨハネも含めて、だ)………ええけど、僕あんまりここの地理詳しくないで?(任された以上は仕方ない。むしろ、この殺伐とした空気から逃れられて清々する。そう思い直しながら、レイラムの方へ向き直った)   (2011/6/27 21:58:00)

レイラム♀賞金稼ぎ地理は、私が把握しているから、大丈夫っ!ただ、今日は、この辺り、組織の人らで、ぴりぴり、でしょ?(迷惑なのか眉根が寄っているのを見ると、すまなそうに笑いかける)さっきみたいに、問答無用で、処分対象にされるのは、ごめんなのっ。まぁ、大人しく処分されたりは、してあげないけどっ。だから、この区画の出口まで、ついてきてくれると、助かるなっ。あ、ちゃんと、お礼もするよ?と、言ってもたいしたお礼はできないかも、だけど(無用な戦いは避けたい、面倒だから、そう思い、拝むようにして、ケイに手を合わせる)   (2011/6/27 22:03:27)

ケイ♂掃除屋………そっか、なら…ええわ(断る理由を失ってしまった。しかも、どうやら勘違いしているらしく、元気のよかった瞳が少し憂いを帯びた。銀色の髪をかき上げながら、近くにいた同僚を捕まえ)なぁ、僕ちょっとデートしてくるから、抜けるわ。堪忍な(と、淡々とした口調で言い、レイラムの手を掴むと、そのまま走り出した)…何や、勘違いしとるみたいやけどなぁ…別に迷惑やないで、ただこの都の人間は皆嫌いなだけや。組織の奴も…反抗勢力のゴロツキも、な(彼女の顔も見ずに言った言葉は、果たして彼女の耳に届いているだろうか)   (2011/6/27 22:08:09)

レイラム♀賞金稼ぎほぇ?で、でぇとっ!?わわっ!?(手を引かれ、つられて走り出す。あいにくと、商売柄、耳はいい方で、ケイの言葉をしっかりと拾っていた)そっか…、迷惑じゃないなら、よかったっ!みんな、嫌い…かぁ…。ケイは、ここが、嫌い…なんだねぇ…んっ、ということは、私も、嫌い??私は、けっこう、好きになってきてるけどなぁっ(呟かれた内容に、確かに、この都は、大抵の人にとっては、嫌いな場所、なんだろうな、と感じる。自分の気持ちを正直に言うと、走る速度を速め、ケイの顔を覗き込みながら、笑う)   (2011/6/27 22:14:31)

ケイ♂掃除屋(無言のまま、ちらりと彼女を見る。兎か犬に似ているな、となんとなく思いながら、唐突に立ち止まった。それから、再びゆっくりと歩きはじめる)…初対面の人間に好きとか言うもんやないで、特にこの都ではな。レイラムがどうとか関係なく…やっぱりこの都の人間は嫌いや(包み隠さずに、言った。こういうときに、嘘でも「好き」とでも言えればいいのだが、自分はそんな術を知らない。知る必要もない。これが自分なのだから)……僕はここが嫌いや。ここに生まれたってだけで、なかなか外の世界にも出れへんしな…(少し前までいた外の世界が恋しい。自由で、綺麗で、優しい世界。ここにはそれがない)………さて、どこに行く?少しくらいなら付き合ったるで、じゃじゃ馬姫様?   (2011/6/27 22:20:00)

レイラム♀賞金稼ぎ(唐突に止まるのに合わせ、止まり首をかしげる。歩き出すのを見ると、素直にその横を歩む)あははっ、そうだねぇ…。でも、最初っから、嫌いって、なるよりも、好きって思ってたほうが、いいかなぁってね。ま、好き嫌いなんて、その人の気持ち次第だもん、ケイが嫌いだっていうんなら、仕方がないと、思うよ(肩をすくめる。人に気持ちの押し売りなんて、したくもない)そっかぁ…、外の世界のほうが、ケイはいいんだね。私と、逆、だねぇ…。うぅ~んっと、今日は、飯の種を探しに来たからなぁ…って、じゃじゃ馬姫って、なんだよぉっ!(けらけらと、笑いながら、ケイのほっぺをつつく。)あ、美味しいケーキのお店とか、知らない?   (2011/6/27 22:26:20)

ケイ♂掃除屋(最初から、好きと思っていた方が。その言葉で、思わず脚が止まりかけた。この都の人間を、好きになる。そんなことが、今更可能なのだろうか。血に染まったこの手で、人を好きになるなど)アホ、触んな。子供扱いすんなって言うたはずやで(ぺし、とレイラムの手を払いつつ、自分の顎に手を添えて、考え込むような仕草をする。ケーキの店。そもそも甘いものはそこまで好きでもないから、よく知らない。そこで自分の懐にある小瓶の存在を思い出し、それをレイラムに向かって放り投げた)それ、やるわ。東国の金平糖って菓子や。甘いモンが好きなら、それでもええやろ   (2011/6/27 22:31:15)

レイラム♀賞金稼ぎ子供扱いじゃないよっ…なんてゆぅのかな…えっとぉ、親愛の情ってやつだもぉんっ。いいじゃない、触るくらい、減るもんじゃないんだからぁ(払われた手をひらひらと、揺らす)わっとぉ…わぁぁっ…なにこれっ、可愛いっ、綺麗っ!!(放り投げられた瓶を器用に受け止めると、それを見つめて、瞳を輝かせる)こん…、こんぺっと??へぇ、お菓子なんだぁ…、いいの?もらっちゃって?   (2011/6/27 22:36:25)

ケイ♂掃除屋そんなもんしかないけど、それでええならやるわ(金平糖如きでキラキラと目を輝かせている少女を見て、思わず苦笑してしまった。普段から笑うことなど少ないのに。珍しいこともあるものだ、と自分で驚いてしまう)外の世界には、そんなモンがあるから…都より、ずっとええ(都が嫌い、ではなく、外の世界が好き、と言った。それが自分の本心なのだろうか。それとも、彼女に合わせているだけなのだろうか)   (2011/6/27 22:52:26)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、レイラム♀賞金稼ぎさんが自動退室しました。  (2011/6/27 22:56:26)

おしらせレイラム♀賞金稼ぎさんが入室しました♪  (2011/6/27 22:56:42)

レイラム♀賞金稼ぎ【し、失礼しましたっ】   (2011/6/27 22:56:51)

レイラム♀賞金稼ぎありがとっ!ケイっ!!(思わず、むぎゅっと、ケイを抱きしめる。そして、悪戯っぽい笑顔を浮かべて、すぐに開放すると、早速、小瓶の中の一粒を取り出して口に放り込む)んぅっ!!?お、美味しいっ!んっ、美味しいよっ、これっ!甘くて、おいしっ、ありがとぉっ(まるで、美味しさに頬が落ちるとでも言わんばかりに、両手で自分の頬を押さえる)ケイは…外で、いいことがあったんだね…。私、外は、嫌な事ばっかり、だったよ…。ここのほうが、いい…。だから、戻ってきたんだ   (2011/6/27 22:56:56)

ケイ♂掃除屋【あらら…^^;背後事情でROMってしまってたから…お待たせしてしまいましたね】   (2011/6/27 22:57:00)

レイラム♀賞金稼ぎ【いぇいぇ、時間の確認を怠ってしまったのですっ><】   (2011/6/27 22:57:27)

ケイ♂掃除屋ぐぇ…っ!アホ、加減せえ(体格差はあるものの、力は多分こっちの方が強い。裏拳でも喰らわせてやろうかと思っていると、すぐに締め付けられていた体が解放された)…綺麗やろ、それ。色も仰山あって、僕は甘いモン好きやないけど…それだけは好きやねん(自分が好きなものを褒められるのは、悪い気はしない。口元に笑みを浮かべながら、誇らしげに答える)……ええことは、ないよ。マシやったってだけや(実際は、外の世界も都も大差ない。都は表立って人が虐げられる。外の世界では影で人が虐げられる。それだけの違いだ。まぁ、自由かどうかというのは、自分にとって大きいが)   (2011/6/27 23:01:15)

レイラム♀賞金稼ぎあははっ、ごめぇんっ…、嬉しくってつい、ねっ(ウィンクをして、笑う。悪気は全く無い)ほへぇ…、これ、どうやって、作るのかな?綺麗で、美味しくって…、こんなの、初めてだよっ(もうひとつ、口に入れてから、大事そうに、ポケットにしまいこむ)マシ…ね、まぁ、どこでも、住めば都っていうじゃない。その人の感じ方、しだいなんだろぉね…。まぁ、ここ、は、大抵の人にとっては、いい場所、じゃないけど   (2011/6/27 23:09:30)

ケイ♂掃除屋さぁ?そもそも家庭で作るモンやないからな(家で金平糖を作るなど、聞いたことがない。自分もどうやって作るかは知らないが、楽に造れる物ではないということだけは理解できる)まぁ、そうやけど……あ…(ふと、視線の先に見えた、明らかに怪しそうな男たちを見つけた。顔は知っている。反抗勢力の男だ。小さく舌打ちして、腰の日本刀に手をかける)ちょっと気抜いたら、すぐこれやから…この都はやっぱ好きになれへんわ…。すまんな、レイラム。デートはここで終いや、空気読めへんアホがおるからな。また遊んだってな(淡々とした口調で言ってから、少年は走りだす。自ら闇の奥へ身を投じるように)【…っと、ここで締めにさせていただきます^^お疲れ様でした!長々とお相手ありがとうございました】   (2011/6/27 23:14:24)

おしらせケイ♂掃除屋さんが退室しました。  (2011/6/27 23:14:39)

レイラム♀賞金稼ぎ【お疲れ様でしたっ!こちらこそ、ありがとうございましたっ!】   (2011/6/27 23:15:09)

レイラム♀賞金稼ぎそっかぁ…自分で作れたいいのになぁ…(残念そうに呟く。そうすれば、いつでも、綺麗で美味しいものが食べられると、思っただけに、かなり、残念で肩を落とす)ん?どうしたの??あらら…お仕事って、とこか…。(ケイの視線の先を追いかけ納得する。先ほど見た限りでは、この掃除屋の腕であれば心配することもないだろうと、判断する)うん…またね、今度、お礼するからねぇっ!気を付けて…(走りゆく背中に、祈りを込めて呟くと、自分は第一区画の出口へと歩いていった)   (2011/6/27 23:19:28)

おしらせレイラム♀賞金稼ぎさんが退室しました。  (2011/6/27 23:24:14)

おしらせマリア♀掃除屋さんが入室しました♪  (2011/6/29 00:13:25)

マリア♀掃除屋【お邪魔します。リオさまをお借りしまーすっ】   (2011/6/29 00:13:52)

マリア♀掃除屋(――…見つけた。その後姿は間違いなく裏切り者のそれであった。見紛うはずもない…。半壊したビルが立ち並ぶ路地へと入っていく男を見失わないように…少女は後を追う。丈の短い黒い短衣。深いスリットの入った長い黒いスカート姿が翻る。男にしてはやや小柄な後姿をさらに追うと、さらに狭い路地へと曲がってゆく。…きょうは珍しく空気が乾燥しているせいか…その狭い路地に土ぼこりが舞った。目を細めた少女は…はっとして身構える。いつのまにか、男は此方を振り返り…不敵な笑みをその顔に湛えている。「マリアか…。ひさしぶり…。うれしいよ、お前にまた会えて…」)そうね…リオ。でも、私には再会を祝う言葉なんてない…(少女はそういうと、スカートのスリットから2枚のチャクラムを抜き取ると、下手からそのまま男に向けて投げ放った。真円のチャクラムが風を切る――。)   (2011/6/29 00:14:07)

2011年06月24日 20時42分 ~ 2011年06月29日 00時14分 の過去ログ
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