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「とある学園の設定自由部屋」の過去ログ

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2020年07月28日 21時31分 ~ 2020年08月13日 23時40分 の過去ログ
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山上 あかり♀3年【お邪魔しますー。雑ロルもしくはエロルになるかもしれませんが、待機してます。書き出しだけは持ち込みですので、長いです】   (2020/7/28 21:31:46)

山上 あかり♀3年 らっしゃーせー………らっしゃー…はぁ……(不貞腐れるようにため息を吐いたのは、学園の部室棟の前。空き教室から一つ机と椅子を拝借して、藁半紙へとコピーしたプリントの束をスマホのバッテリーで飛ばないように重しにしながら勧誘活動を消極的に行っていたのだ。特大のセルフレームの伊達眼鏡を掛けてすっぴんの顔を隠して、制服だってスカート丈は長めの膝下20センチ。皺の無いブラウスにきっちりリボンタイまで結べば、地味目な文系サークル部員にしか見えないはず。なんでこうなったかは数日前──某サーにて、部員が集まる最中に束ねていた複数の割り箸が突き出され…つまりは)王様ゲーム? はーい。やる、やるーーっ(テンション上がり気味に引き抜くと、赤いラインで見事引き当てたのが、生徒会へと提出するサークル活動証明のための偽の活動を偽造する……という役割だったわけです)ええっと…?『旅行体験をとぉして、我が校と地元地域振興を、温め、どちゃクソ…土着民俗および、ぶんかし、を、復古する…』なにこれ、意味わかんない(つっかえながらプリントを読みつつ、べ、と苦いものを食べた時のような舌を出す。帰りたい)   (2020/7/28 21:32:02)

山上 あかり♀3年(普段からあっけらかんと異性不純な不貞行為に及ぶ自分がこんなことを真面目にしてるような姿を見られるのは、はっきり言って晒し者にちかい。放課後が終わるまであと少しの辛抱だと思って、時間潰しに気怠げに膝を組んで椅子にのけぞり、スマホをしゅ、しゅ、とスワイプして)っと、あぶな……(地の自分がうっかり出そうになりつつも、気づけばしゃんと背筋を伸ばして両手を膝に置いて拳は軽く握り、だっけ? ともかくそんなお利口さんポーズを決めながら、怪訝そうにいつもは存在しない生徒。つまりは私を奇異の目で眺める部活に勤しむ生徒たちからの視線に耐えるのだった)   (2020/7/28 21:42:49)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、山上 あかり♀3年さんが自動退室しました。  (2020/7/28 22:03:05)

おしらせ山上 あかり♀3年さんが入室しました♪  (2020/7/28 22:03:18)

おしらせ加賀かがり♀1年さんが入室しました♪  (2020/7/28 22:08:13)

山上 あかり♀3年(いい加減に飽き飽きしてきた。机のプリントは一枚たりとも減ってやしない、元々実在とは大きく違うサークル活動のプリントだから真面目に興味を待たれても大いに困るんだけど…頬杖をつきながら、男子が目を向けてくるのに、1秒も満たない程度に目を合わせつつ、じ、と顔を見れば。押せばいける、いけない、こいつ清潔感あるから彼女いるわ、いける、いける、いけそうにない、こいつやったことなかったっけ? と見比べながら、まるで出会い系アプリをスクロールしてくように見ていた)   (2020/7/28 22:08:59)

加賀かがり♀1年【残り時間が気になりますが、性別共々含めて、お邪魔して大丈夫でしょうか。】   (2020/7/28 22:09:49)

山上 あかり♀3年【こんばんはー、大丈夫です。ぜひー】   (2020/7/28 22:10:15)

おしらせ芹川 千咲♀3年さんが入室しました♪  (2020/7/28 22:12:19)

芹川 千咲♀3年【こんばんは、はじめまして。私もご一緒させていただいてもよろしいでしょうか…?】   (2020/7/28 22:12:35)

山上 あかり♀3年【こんばんは。こちらは大丈夫ですー。複数人でのロルに不慣れなので取りこぼしや抜け落ち許可していただければですけど…!】   (2020/7/28 22:15:11)

芹川 千咲♀3年【3人目ですので、そのあたりは私が可能な限り拾わせていただきます。加賀さんもよろしければ、加賀さんの後にロル回させていただきます。】   (2020/7/28 22:16:03)

加賀かがり♀1年(普段そこには、何もなかった気がする。これと言って催し物があるという話も聞いていない。部活棟、自身の所属する部は本校舎側にあったから、こちらの様子はそこまで詳しくはないが。)一部頂いても、宜しいですか?(通り過ぎる者は好奇の目を向けることはあっても立ち止ることが無い。仮に置かれた机と椅子は何やら晒し台のようで、往来に視線を移し続ける担当者の、とりあえずその前に立って相手の許可を求めた。)   (2020/7/28 22:16:18)

加賀かがり♀1年【はい、宜しくお願いします。】   (2020/7/28 22:16:31)

芹川 千咲♀3年(一方、元々陸上部に所属していて、高3最後の夏の大会に向けて100mハードルと走り幅跳びの両方でハードワークしていた千咲…しかし、コロナのせいで一足早い引退が決まり、すっかりやる気喪失。推薦で大学に行けるほどの勉強成績も部活成績もなく、何となく出会い系に走ったりすること3か月…これまでは拘束を守っていたスカート丈も膝上20㎝と超がつくほどのミニ丈にしている中、同学年のあかりが似合わないことをしているのが目に留まり…そんなあかりに後輩女子…あの特徴的な背の高さと髪型、確か加賀かがり…が話しかけているのが見えて)…何その格好…?w(千咲も背が高い部類だが、かがりには届かない…かがりの横からひょっこりと顔を出し、あかりを軽く煽るように言う)   (2020/7/28 22:20:12)

芹川 千咲♀3年【ありがとうございます、よろしくお願いします。】   (2020/7/28 22:20:22)

山上 あかり♀3年(男ばっかりに目をくれていたとこに、まるで目を覚まされるような気がした。だって、背が高い。見上げながらぽかん、と開いた口から丁寧な尋ね方とは真逆で間抜けた。あ、うん。という締まりのない返事を返しながら、スマホのバッテリーをずらして、一部差し出す。その相手の髪の毛は他の生徒から見てもやけに目立つし、違和感すらなくその背丈に馴染ませてるのが更に惹きつけてた)うっ、わ…ちさ、ぁー、あーーこれは。これは。ぁー……(も、いいや。と思って眼鏡を外して、リボンタイもクリップから外し。ぶっきらぼうな表情を作ると)なんでもないよー、だ。写メとったらぜったいゆるさないかんね。   (2020/7/28 22:26:39)

加賀かがり♀1年お知り合いですか?(横から顔を出した上級生に半歩前を譲ってから。藁半紙にプリントされていた内容に2度目を通して、内容を反芻した。上級生同士のやり取りに関しては、良く分からないが、親しき仲故通じる共通言語のような物もあろう。邪魔にならぬよう、会話の合間を見計らって、口を開いた。)地域の民族史には興味があります。申し込みというのは、どうしたら宜しいでしょうか。   (2020/7/28 22:29:25)

芹川 千咲♀3年…ざーんねん、もう撮っちゃったから♪(そう言って、スマホの画面をあかりの前に見せると…ありえない眼鏡姿で、しかもロングスカートで、真面目極まりない活動をしていたあかりを盗撮した写真が数枚。出会い系で危ない目に遭った時やオヤジをハメる時のために磨いた盗撮テクニックが生きた形で。一方、隣にいる背の高い後輩女子に関係性を尋ねられ)…ううん、同級生ってだけ~(そう答えると、後輩女子は真面目に地域の民族史のことや入部申し込みのことなどをあかりに尋ね始めて)…ちょっとー、もしかしてこれが本気の部活だと思ってる~?(もしかして1年生だから知らないのかも?と思って、笑いながら言うと)…部室、案内してあげたらぁ?(と、あかりに対して意味深な口調で言う)   (2020/7/28 22:32:40)

山上 あかり♀3年(喉の奥がひくん、と鳴った。目をあっちこっちへと泳がせながら、苦りきった渋面で)地域の民俗史のことっていうか…まあ営みといえば営みだけど、まぁーその…ぉー。申し込むにはちょっと、あの、だいぶ痛い思いとか情けない思いをする必要のあるサークルで……(からかうような千咲の口調に恨みがましく睨みつけると、消せ消せ、と口をぱくぱく言わせながらフォローを求める。いくらなんでもこれで男女がそういう交友しかしないサークルに真面目な生徒を入れたりなんかしたら、寝覚が最悪だ)つまり幽霊サークルなんだよね…ごめん?(上目遣いにして、ぱちん。と手のひらを合わせる、ださい。超、ださい。背中に汗をかく)   (2020/7/28 22:40:28)

加賀かがり♀1年(頭の上に?を浮かべて、上級生同士のやり取りと、こちらに合された手の平を見つめる。旅行というのは例えば、地元の農家に実務体験に入ったり、語り部倶楽部で伝承の読み聞かせを書き留めたりすることではないのだろうか。図書室で研究関連の叢書を漁る合間に読むそういった伝承研究の文章は穏やかでありながらも刺激的で、有意義な活動であるし、本気で行うに値する。)そうですか。幽霊サークルというのは、部員の方が名簿のみで参加なさらない、という意味合いですね。(部外者の一年生がしゃしゃり出るような問題ではない。改めて溜息をついてから、それでも部員の勧誘をしようとする上級生に同情した。)がんばってください。もし活動再開の目途が立つようでしたら、ぜひ参加させてくださいませ。わたくし、科学部に所属しております、加賀、かがりと申します。(ぺこり、腰を曲げ。上げ。)   (2020/7/28 22:46:41)

芹川 千咲♀3年(あかりが助けを求めるような視線を向けてくるが、それはスルー。だって別に、千咲はサークルのメンバーではないし…それに、あかりが困っている様子を見るのは楽しい。それを裏付けるような笑みを見せていると、あかりの「幽霊サークル」という苦しい言い訳に対して、後輩女子は同情の言葉を投げかけながら、所属する部活とフルネームを明かした。科学部の加賀かがり…この短い文章に「かが」が3つも入っていて)…何か、ラッパーみた~い…!(手を叩いて笑いながら言いつつ、それは決してバカにしたような感じではなく)…ねえ、幽霊サークルの部室…見てみたくない!?(そう言って、かがりの手を引いて例のサークルの部室へ向かおうとする。これでかがりが付いて来れば、背の高い部類の自分よりもさらに10㎝以上は高いであろうかがりの身体に対する興味を満たせそうだし、焦ったあかりもついてきて、その小柄ながら大きな胸も…で、一石二鳥。どっちも来なかったら、その時はその時…そういう考えでの行動で)   (2020/7/28 22:50:49)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、山上 あかり♀3年さんが自動退室しました。  (2020/7/28 23:00:30)

おしらせ山上 あかり♀3年さんが入室しました♪  (2020/7/28 23:01:02)

山上 あかり♀3年【すみません…もう少々お待ちを…(ひーん】   (2020/7/28 23:01:25)

芹川 千咲♀3年【お帰りなさいー!スマホだと特に大変だと思います。加賀さんもおそらく大丈夫かと思ってます…!】   (2020/7/28 23:02:10)

加賀かがり♀1年【お気になさらず。ゆっくりとお書きください。】   (2020/7/28 23:03:14)

山上 あかり♀3年(ああ、やだ。やだやだやだ。目の前で自分たちがついた嘘に興味を持った人間が、かるく失望してるのを見ちゃった。加賀と名乗った下級生がその場を離れるのを見送ろうとしたら、千咲が彼女の手を引いて我らが根城に向かおうとする。がたん、と椅子を後ろに倒しながら千咲の前に立つと)私とか千咲がセックス好きでも、彼女がそうとは限んないじゃん(む、とした顔を作ってしまいながら。つい声をきつめにしてしまったことへも情けなさが積もり。髪をくしゃ、とやり)あーーーもーーそうですけど!セックスだいすきですし、うちのサークルはセックスしかしてませんけど。なにか!!(少しだけ注目をあつめてきた往来の生徒たちにも宣言してやろう)   (2020/7/28 23:06:53)

加賀かがり♀1年らっぱー?(金管楽器の略図を頭に思い浮かべながら、手を取られるままに相手に付き従った。幽霊サークルの部室自体に興味はないが、もしこの可憐、かつ真面目な先輩の足を引くような行為を行う者がいるなら、一言言ってやるのも悪くは無いはずだ。そう、例えセックスが好きだとしても、…ん?)せっ、くす?(上級生同士が向かい合うのを見つめながら、ああ、その言葉に何かしら違う意味合いがあったろうかと考える。セックスというのは、流行言葉で違う意味があるのかしら。いや、そんなことはなさそうだ。)あの、先輩方は、その。(自身のセーターの袖を違う方の指で引っ張るのは、かがりの癖だ。もじもじと袖を引きながら。)そう言う、ご関係で?(参加者の居ないサークル、仲の良い二人。誇れる共通の活動目標もあろう。仲がより深まるのは明白だ。かぶりを振って邪念を払う。)いえ、そういった事柄は決して差別されるものではなく、むしろ誇らしい物であると、私は思います。(だからそんな自棄になるものではないと、2人の手と手を取って合わせようと、2人に近づき、肩を寄せた。)   (2020/7/28 23:17:02)

芹川 千咲♀3年(前に立ちはだかった来たあかりは、もうどうにでもなれと言わんばかりに開き直り、幽霊サークルどころかセックスサークルであることをカミングアウトする。その声量に少し驚くも、正体を明かしたあかりに)…はい、よくできました~♪(身長差を生かし、あかりの頭を撫でていく。すると、かがりはかがりで、ドン引き…ではなく、それはそれで興味があるようにも見えて。」後輩だけど懐は深いんだ、この子…」なんて思いながら)…そういう関係ではないんだけど…でも、それなら試してみる?せっかくこうやって3人集まったのも、何かの縁だし…♪(なんて言いながら、あかりに部室への案内を促すような視線を送る。そういう行為に及ぶにしても、まさかこのオープンスペースでするわけにもいかない。それに、噂のサークルについては千咲も興味はあるから…で)   (2020/7/28 23:22:14)

山上 あかり♀3年そういう御関係では、ご、ざ、い、ません(目力がついつい強めになって鼻息荒くして、かがりの言葉を否定してしまうけれど、袖を引きながら言い澱むようにする彼女にはなにやら微笑ましいものを感じていた。対してこの、おちょくるような同級生は、もう。と頭を撫でられるままに、からかわれているのは明白で。なんかもうとりあえず、落ち着きたかった。エアコンの効いたとこで。肩を抱くかがりと、私の頭に手を置いた千咲の指を両手で掴むと)いか、ない。いーーかない!行くとしたらせいぜいカラオケ! もしくはお茶! 千咲はまたこんど、あっちであーしてこーしてそーするから、それでいいでしょ。うちすげえオスいるんだから(机の後片付けとか、他生徒の間で広まる噂とかはこの際。おいとこう、全員ちょっと違う、なんかこのごちゃっとした三人が一緒になるには、たぶん歌うしかないのだ。そう決めた、今決めた)はい、決定。行きます。時間ある?ないなら作れ(ぐい、とそのまま手を引っ張って学園の外へと足を進めちゃおう、私のストレス発散にもなるし)   (2020/7/28 23:33:36)

山上 あかり♀3年【すみません、こちらが時間なので勝手に締める流れにしてしまいました! 謝ります、そして一度こちらのお部屋は失礼します〜】   (2020/7/28 23:34:27)

加賀かがり♀1年ああ。仲直りが出来たようで、良かったです。(ほっと安堵の溜息を一回。愛する者同士が些細なことで仲違いするのは、見ていても辛い。)カラオケ、分かりました、お付き合いいたします。それから、私も個人的に民俗学の知識を深めて参ります。もし、旅行が出来る程度にサークル活動が再開した暁には、そちらにも、私を連れ立ってくださいませ。(笑顔で付き従うかがりには、知人が少ない。好奇対象に対する一方的な思い込みの強さが災いしているのだが、本人はそれに気が付いていない。)   (2020/7/28 23:36:07)

加賀かがり♀1年【いえ、こちらもこれにて〆ようと思っておりましたので。ありがとうございました、楽しかったです。】   (2020/7/28 23:36:39)

芹川 千咲♀3年【お疲れさまでした。次回、揃ったらその時は…という感じで出来たらと思いますー!】   (2020/7/28 23:37:18)

山上 あかり♀3年【楽しかったですー! 失礼しますー】   (2020/7/28 23:38:02)

おしらせ山上 あかり♀3年さんが退室しました。  (2020/7/28 23:38:07)

加賀かがり♀1年【芹川さんもありがとうございました、楽しかったです。では、こちら失礼いたします。】   (2020/7/28 23:38:09)

おしらせ加賀かがり♀1年さんが退室しました。  (2020/7/28 23:38:18)

芹川 千咲♀3年【また是非♪】   (2020/7/28 23:39:56)

おしらせ芹川 千咲♀3年さんが退室しました。  (2020/7/28 23:39:59)

おしらせ但馬 真春♀1年さんが入室しました♪  (2020/8/1 22:11:14)

但馬 真春♀1年【こんばんは。お部屋待ち合わせにてお借りします。先ロル用意してきてあるので貼りますね。はじめだけ少し長くなります…!(あとは短文で回せたら…と!(毎回そう願ってるやつ)】   (2020/8/1 22:12:50)

おしらせ高森 巽♂1年さんが入室しました♪  (2020/8/1 22:12:51)

高森 巽♂1年【お部屋お借りしますー。そう、はじめだけは長くなります、こちらも。はじめだけは。】   (2020/8/1 22:13:52)

但馬 真春♀1年(『野辺川橋の花火大会いかない?』ある日の帰り道、軽く定例となってるコンビニ寄り道でアイスを半分こして食べてる最中、ああそうだ、と今思いついたみたいな気安さで同中同級生の高森がそう切り出した。野辺川というのは地元民の通称で、本当は違う名前がついてるらしいのだけど、正式名称をあたしは知らないし、多分知らない子の方が多い。とにかくそこで催される花火大会はなかなかに大規模で、遠方からも見物客が押し掛けて毎年大賑わいになる。その橋から東側の岸辺に端が見えないぐらい何店もの夜店が並んで、広い川幅を挟んだ対岸で8000発もの(もっと大きな花火大会と比べると大したことないのかもだけど、てかあと2000発足せないものか?)花火が打ち上がる、激アツイベントだ。そんな親、親戚含めた地元民ウヨウヨなところに二人で出かけるというのは『そういうこと』であると、周囲に吹聴してるのと同じなことを高森なら解ってるはず。)   (2020/8/1 22:15:10)

但馬 真春♀1年(つまり――つまりは『そういうこと』ということだ。高森のことは勿論嫌いじゃないし、というかわりと悪くないと思ってるし、高森がそういうつもりなら、付き合うのもいいかなぁなんて、ふうん、へえそうか、ふうん、と、なんだか既にちょっといい気分だ。大輪の花火が夜空を彩る中での告白なんて、なかなか洒落ていて、高森にしては気が利いてる。バス停で別れた後に、改めて高森の言葉を反芻しながら歩く間、あたしはすっかりその気になっていた。)   (2020/8/1 22:15:23)

但馬 真春♀1年(それから暫くして、来たるべきXデーを三日後に控えた夕方時、選びに選んで新調した、オフホワイトベースに水彩タッチで淡く菊を散らした、あたしが選ぶにしては大人っぽい浴衣を自室の長押にかけていたら、メッセージの着信を知らせるメロディが響いた。『まはる~♡ひさ~╰(*´︶`*)╯♡野辺川花火楽しみだね♡ゆゆとマリも行きたいって言ってたから、高嶋くんたち以下略もついでに誘ったよ!大人数なってきてもうほぼ同窓会ww』しばらく無言で別高校に行った旧友のメッセージを眺めてから、眉間にゆっくりとシワが寄った。つまり――つまりは、どういうことだ?)――はあ?   (2020/8/1 22:15:54)

高森 巽♂1年(ずっと楽しみにしていた。そしてそれは――彼女の浴衣姿を拝むことは叶ったのだけど、なんか、こう、冴えない。幹事たる友人から指令を受けたときは、柄にもなく緊張した。よく誘えたと思う。想像していた以上に彼女の浴衣姿は可愛くて、あと普段とは違う艶? 色気? とにかくきれいで、周りに友達がいるのに「真春、かわいい」などと言ってしまった。気づいた時は後の祭り。「お前但馬のこと名前で呼んでたっけ?」「そういやクラスメートになったって?」「あれあれ、もしかして?」とはやし立てられるものだから、全力で否定してしまうのは思春期の男子ならよくあることだろう。彼女だけを褒めるわけにはいかないから、他の女子にも当たり障りなく賛辞を述べた。今はほぼ男子・女子のグループに分かれ、花火が良く見えるポイントを求めて連れ立って歩いている。自分は男子の輪に取り込まれ、くだらないことに声を上げて笑いながらも、ちらちらと周囲の目を盗んで彼女を窺った。……なんで怒ってんの?)   (2020/8/1 22:20:27)

高森 巽♂1年……あ、あー、うん。覚えてるー! あはは、あったなー、ばっかだった!(それが、どうにも冴えない理由。皆の前であんなことを言ったから? 着なれない薄青の甚平が、すうすうとよく風を通すから違和感が半端ない。落ち着かない)   (2020/8/1 22:23:00)

但馬 真春♀1年(散り散りになった同中面子との数カ月ぶりの集合が嬉しくないわけじゃない。かつての思い出話だとか、今の恋愛事情だとか、それぞれの高校の愚痴や自慢話だとか、誰それと誰それが付き合ってる系ゴシップ話だとか、気心知れた間柄ならではで話は尽きない。でも、でも、胸の中に腹立たしさが、ぐわんぐわんと渦巻いてどうにも、心から再会を楽しめずにいた。高森はと言えば、あたしなんかにはさほど構わず、一部の女子とむしろ長話なんかしたりして、まあ彼は元からこういう風に集まるつもりでわたしを誘ったのだろうから、夜空に打ち上がる花火をバックにたのしげに、男子との馬鹿話に花を咲かせている。あたしは今、お前を一番打ちあげたいんだが。)…ああ。(打ち上げ花火の轟音に紛れてちいさく呟いた。高森が話してたの、某元カノ会長が進学した学校と、同じ学校の子じゃん。なにこれ、そういうことか。)   (2020/8/1 22:33:28)

高森 巽♂1年(すっかりこの空間だけ、中学時代に戻ったかのような浮かれた空気に包まれている。自分以外は。いや、自分も空気を読んで、ちゃんと溶け込んでいるはず。内心首を傾げに傾げゴキッと折れそうな勢いなのだけども。ちらっとまた盗み見る。浴衣姿、かわいい。いろっぽい。隣を歩きたい。胸がうっとうしいくらいに疼く。だから、取り立てて大きな声で笑う。久しぶりに会うからはしゃいでると思われるくらいには。)へー。彼女できたの? 高校生だなー。で? ヤった? あはは!(一瞬彼女と目が合った気がしたが、多分気のせいだ。やっぱり怒ってる、あの顔は。周りの女子はわかってないのだろうか。どう見てもあれは。もやが渦巻く。そんな心ここにあらず状態で話を振られたから、素っとん狂な声が出た。)……へ? いやいやいやおれはまだ! ま……但馬はそういうんじゃないって。クラスメート。おーけー? ク・ラ・ス・メ・イ・ト。(後半はなるべく女子の輪に届かないよう、少しだけボリュームを下げた。)   (2020/8/1 22:45:37)

但馬 真春♀1年(聞こえとるわ。そんな念を押されなくてもクラスメイトで合ってますし。別にあたしだって別に、高森がそういうつもりなのかと思っただけで、高森がそういうもなんだったら、付き合ってあげてもいいかなーってだけで、それだけだし。そもそも元カノ会長のことを思い出せば、高森はつまり知的な女がタイプってやつだ。あたしはといえば…苦手な教科で赤点取ることも珍しくはないし、マンガは好きだけど小説なんか読めないし。プログラミングされた花火が夜空を彩るたびに歓声が湧き上がる。友達の話に相槌打ってる最中、混み合った背後を抜けようとしたらしい誰かが、あたしの帯にぶつかった。よろめいてつんのめって、前の他人にぶつかって、ごめんなさいって謝って、なんだこんな浴衣。動きにくいし、着てこなきゃ良かった。)   (2020/8/1 22:57:08)

但馬 真春♀1年あたし、なんか食べるもの買ってこようかな。(ダメだ。つまんない。帰ろう。そんなことそのまま口にしたら角が立つから、そのまま人混みに紛れて消えるつもりでそう切り出した。一緒に行くよと言い出してくれる数人の親切を、すぐ戻るからここにいてよと断って、ほぼ同窓会の一団から離れて歩き始める。花火が始まって人が移動したとはいえ、まだまだ混雑してる夜店のメインルートをしばらく歩いてから、土手の方に抜けて、薄暗い階段を上がった。カップルだらけじゃん、くそ。)   (2020/8/1 22:57:18)

高森 巽♂1年……いた。あの、ばか。(ようやくその背中に追いついたとき、鼓動がとてつもなくやかましかった。ここまで人の波を縫って全力疾走でオフホワイトの浴衣を探したせいか、それとも違うのか、もうわからない。女子の輪に彼女がいないのに気付いて、周囲の反応も構わずに女子に行方を尋ねた。買い出しに行ったなんて絶対嘘だ。なんとなく、自分にはわかった。こんな人多い中で離れたら、絶対はぐれる。帰る気じゃんか。人の波に逆らって走る。皆打ちあがる花火にばかり気を取られて、その間を抜けていくのは困難だった。疲れた。膝に手をついて、何度か深呼吸。どこに行くつもりだよ。めいっぱい息を吸い込む。薄暗い闇に消えて行ってしまいそうな淡い背中に、思い切り声をかけた。)まはる!!(叫んだ拍子に短い前髪から汗が落ちた。呼吸が整わない。思えば中2で生徒会に入るまでしか部活してなかったのだから、運動不足なのは当然だ。だから、こんな貧相な身体なんだ。)まはるってば!こら! どこ行くんだよ!(足が重い。カップルたちに好奇の視線を向けられてるの、気づいてる。)   (2020/8/1 23:10:45)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、但馬 真春♀1年さんが自動退室しました。  (2020/8/1 23:18:05)

おしらせ但馬 真春♀1年さんが入室しました♪  (2020/8/1 23:18:57)

但馬 真春♀1年(なんだ、なんだなんだ、ばか、こんな浴衣。高森なんかのために選んじゃって、ばか、ムカつく。その気になって恥ずかしいし、その気にさせやがって、やっぱりムカつくし。足の指股の、刺激に不慣れなうすい皮膚が鼻緒に擦れてすこしだけ痛くて、草むらにでも向かってぶん投げてやりたい気分だ。対岸から流れてくる火薬の匂いが徐々に薄まっていく中、悲しんだりするものかと、あえてずんずんと歩く途中、自分を呼ぶ声に気付いて足が止まった。)…。(振り返らずに、今度はもっと大股で、ずんずんと花火大会の岸部から遠ざかって、再び呼ばれたところで振り返った。)犬の子みたいに呼ばないでよ!(ちょうど花火が上がったから声量を張って怒鳴り返す。手に下げた猫型のカゴバックをぶんと振って、こっちだって野良犬を追い払うような仕草を返した。土手に座ってよりそってたカップルがこっちを見る。またあたしは踵をかえして、家の方角にずんずんと歩き出した。背後に高森が追いついてきた気配を感じる。)まはるって呼ばないでよ、クラスメイトなボクちゃんのくせに、なれなれしいなー、そのなれなれしさ、ほぼ不審者。通報案件。   (2020/8/1 23:23:11)

高森 巽♂1年い、犬ぅ……?(返ってきた言葉に、目を丸くする。一瞬の空白。今の自分の顔は、それこそ飼い主に見放された犬に似ていたかもしれない。それから、くしゃりと顔をゆがめた。汗がだらだらと額から頬に流れ落ちていく。くっくっと笑っていたら置いて行かれそうになって、ちょっとちょっとと情けない声が出た。足も何とか動いた。)いや、待てってば。帰る気だろ、なんでだよ。具合悪いの? なんかずっとコワイ顔してた、ような。(今の彼女の様子から、自分の何が着火剤になるか分からない。一言ひとこと、慎重に選んで背中に投げた。つもりだ。彼女の肩に手をどうにか手をかけたとき、自分は肩で息をしていた。)はぁ、……はぁっ、ふぅっ。おれ、運動部じゃないんだから、キツイ、ってば。……あ。聞こえて、た、の。(声は抑えたはず。少し気まずい。とはいえ、肩を掴んだ手を離したら、そのまま逃げて行ってしまう気がした。絶対離さない。)   (2020/8/1 23:34:08)

但馬 真春♀1年ああもう、うるさいなあ、いいじゃんべつに。たくさんいるんだから、カシコイ学校のコともっと話してればいいでしょ。あたしは、(あたしは。)あたしは…、…なんか、もう、ちょっと、足痛いし。花火だったら、べつに家からもちょっとは見れるし、みんなとも一通り話したし。(名前を大きな声で呼ばれた瞬間、追ってきてくれたんだと分かった瞬間、つい嬉しがってしまった自分を内心でタコ殴りにしながら、肩を掴む手に引き止められて足を止める。下駄が痛いのは嘘じゃない。イライラと返した声音が、徐々に言い訳がましくなっていく。)なによ、コワイ顔って。しつれいな。(改めて怒り直して、肩を掴まれたまままた踏み出して。)   (2020/8/1 23:40:40)

高森 巽♂1年え。や、あれ? あー……。(カシコイ学校の子。元カノたる生徒会長と同じ高校に進学した女子。女子皆褒めなきゃの一環として声をかけたら、要らない元カノ情報を次々と提供された。その時と、今の自分は同じ表情をしている。口元に弱々しい笑みを浮かべた、困った顔。全身にかいた汗が、風通しの良い甚平のおかげもあって、今は心地よくもあった。)あれは、ほら。会長情報をね。要らないって言ってんのに、押し付けてきてさー。(まるで浮気を取り繕う甲斐性なしの男みたいだ。事実なのに。彼女の苛ついた声と空気に、おされてるのは否めない。)あ、ごめん、コワイ顔は言い過ぎた。……えっと。とりあえず、体調は悪くないんだ。じゃあ……って、だから、待ってってば。(肩をつかむ手が離れた。急ぎ足で横に並ぶ。甚平にスニーカーって出がけに親に笑われたけど、今は、追いついて横に並べた今は自分の判断を素直に褒めたい。)   (2020/8/1 23:52:19)

但馬 真春♀1年無神経な男子諸君より、女子の方が空気読めるからね。たぶん、高森の空気読んで教えてくれたんじゃないの。どうせなら、呼んでくれたら良かったのにね。(高森の元カノ会長さんが今日の集まりに来ないことは事前に聞いて確認済みだった。呼ばれたけど断ったのか、呼ばれたけど高森がいると聞いて断ったのか、呼ばれてないのか、誰かが気を使って呼ばなかったのか、は知らない。険のある物言いをすればするほど、ふてくされてると公言してるようなものだと解りながらも、態度を軟化させられない。花火から少しずつ遠ざかる。)待ってもいいけど、どうするの。なんの用事。(横に並んだ高森に顔は向けずに無愛想に返す。川沿いの道から逸れて、高台に建つ自宅に向かう坂道に差し掛かった。ここまで来ると、駅も大通りも完全に反対側だから、人通りがまばらになる。やっとのこと足を止めて高森を見た。建物の隙間に少し遠く花火が上がる。)   (2020/8/2 00:03:09)

高森 巽♂1年いやだから会長とは中学で終わってるんだってば。(ちくちく、彼女の言葉が刺さってくる。だけど怒りとか反発は湧かない。顔、きっと緩んでる。棘っぽい彼女とは対照的に。)あ、や。(用事、と切り出されると返答に窮する。彼女を追いかけてきて、呼び止めて、そこまではいいけど、その先は? 自分でも考えていなかった。視線が宙をふらふらとさまよう。やっと自分に向いてくれた彼女のそれとは重ならない。)えっとさ。具合悪くなかったんならー……なんで、怒ってたのかなーって。おれ、皆の前であんなこと言って、まはるにも恥ずかしい思いさせたから?(彼女に合わせて歩を止める。花火の音がだいぶ遠くに聞こえた。代わりに、虫たちのささやかな鳴き声が混じってる。自分の声も彼女の声も、さっきよりも良く通った。)   (2020/8/2 00:12:47)

但馬 真春♀1年…なにその顔。(フィナーレの大玉花火と共に打ち上げてやりたいぐらいには、あたしは腹を立てているというのに、目の前の彼の表情は呑気なもので、眉間にシワを寄せて少しだけ睨んだ。もっとどうにかして、ハラハラさせてやればよかった。)あんなことってどれのこと、べつに、怒ってないけど、浴衣なんか、着なきゃよかったなあって。(クラスメイト宣言か、誰にでも言ってた浴衣褒めか。あたしの浴衣を可愛いと褒め言葉を口にしてくれたのは、お世辞か本心かの区別はさておき高森だけじゃない。でも、褒められるたびに、その気になっていた自分に嫌悪が湧いて、自分では機嫌の調整ができないレベルにまでこじれてしまった。足元のほんの小さな小石を、漆塗りっぽく仕上げられた下駄の爪先で蹴る。)…あと、べつに、いいんだけどさあ。(言いかけて止まる。二人きりだと思っていたと、それを口にしたらどうなるか、あたしにしては珍しくそのまま言い淀んで唇を結んだ。)   (2020/8/2 00:22:23)

高森 巽♂1年あ、ごめん。(睨まれたとこで、ようやく目が合った。より顔がほころんでしまった。怒られても仕方ない。彼女が蹴った小石を行方を、なんとはなしに視線が追いかけた。)着なきゃよかったって。なんでー。すごく似合ってるのに。すごくかわいいのに。(それと、ずっと楽しみにしていたのに。そこまでは台詞にできなかった。気恥ずかしさがあるから。飲み込んだ台詞が身体から出ていくよう、甚平の内側に着たTシャツの襟を引っ張り、ぱたぱたと外気を取り込んだ。)……ん? なに?(割と自分に比べたらはっきり物を言う彼女のことだ。珍しく言いかけて止めるから、首を傾げた。結ばれた唇を見る。短い言葉で、その続きが発せられるのを促す。緩み切った顔、少しだけ引き締めて。)   (2020/8/2 00:32:09)

但馬 真春♀1年何、もう、嫌い。(目があって嬉しそうにする純朴な子犬気取りが腹立たしくて、グーに握った手で高森の肩を打つ。似合ってる、可愛い、そんなの他の女子にも大安売りしてたくせに。ふんと顔を背けた。足指に力を入れずに歩くと、足取りはだらしがない、ゾンビみたいな引き摺り歩きになる。彼がついてきてくれるのを待ちながら、立ち話の手持ち無沙汰に、家の方角へと少しずつ進んだ。)…べつに、いいんだけどさあ。(もう一度同じ言葉を繰り返す。そこは大事なことなので、言い直す時にも前提として付け加えておきたい。ぶんぶんと、手に下げたカゴバックを振って、感情のままに表情がふてくされた。どん、ぱぱん、ぱぱぱぱん、遠い花火の音より、草むらの虫の声の方がもう大きい。)…今日、みんなもいるって、あたし、知らなかった。   (2020/8/2 00:40:26)

高森 巽♂1年え。なに。(肩を打つ彼女の拳は、少しも痛くはない。それなのに、触れられた箇所から、じわっと熱が広がっていくようだ。ここが屋外じゃなかったら。彼女が、こんな機嫌でなかったら。その手を取れたのに。先を行く彼女に、少し歩を緩めて付いて行く。彼女の家は知っている。せっかく並んで歩けたのに、お話できたのに、まだ、もう少しだけ。男のくせにと嘲笑する内面を抑え込んで、奥歯を噛んだ。)……あれ、おれ、言ってなかったっけ。(記憶をたどる。その大部分は、どうさりげなく切り出すか画策しているのと、承諾を貰えた喜び(表面には出さなかったけど)であったから、その後が抜けている。嬉しさが大きすぎて忘れていた、きっとそうなのだろう。眉尻を下げた。顔の前で手を合わせる。)ごめん! 言った気になってた! でも。それってさ。(手を合わせたまま、ちらりと窺う視線。その先を口に出していいのか、数秒逡巡。そして、)皆いないほうが、良かったって、こと?   (2020/8/2 00:50:44)

但馬 真春♀1年…だからあ!べつにいいんだけど、って、ば!!(思わず声を張ったせいで、立ち止まってる二人からは離れた位置の塀の壁の穴から白い犬がズボッと顔を出して、あんあんあん!と力一杯吠えたてた。慌てて声を潜める。)だから…別に、ほんとに、いいんだけど、そういうんじゃないし。ただ、そうじゃなくて、高森がさ、高森が。そう誘ったのかなって、あたしは思ってたから。(犬がまだ見てる。高森の背後に回って肩を両手で押して、家に向かうルートから外れた道へと入った。少し開けた高台の、とはいえ花火はほとんど見えない、自動販売機とベンチが置かれたスペースがある。)だから、それだけ。(溜息をついた。心をぱんぱんに張り詰めさせていた怒りの空気が抜けて、一気にしぼんでしまった。本当は髪だって、いつものポニーテールじゃなくて、もっと凝った可愛いヘアスタイルにするつもりだったのに。)   (2020/8/2 01:01:53)

高森 巽♂1年(けたたましく吠える犬に、なんだよと頭を掻いた。汗はだいぶ引いていて、指先はそれほど濡れなかった。肩を押されるままに、帰宅ルートから逸れる。開けた場所は、よさそうな場所なのに花火が見えそうにないのが残念だった。)うん。そっかー。(振り返って、彼女と真正面から向き合う。すっかり勢いのなくなった彼女を、下駄のつま先から、ポニテに結わえられた頭まで、視線を巡らせた。ふふ、と、こみ上げてくるものが唇からこぼれた。)まはる。すごくかわいい。今度は、(ああ、そうか。自分は、そうか。そうだったのか。こじれて絡み合ってぐちゃぐちゃになってた糸がほどけていくみたいに、心がすっとした。)二人だけで、こよう。おれと、まはるだけで。(高台を抜ける夜風が木々を撫でる音。ポニテのしっぽともいえそうな先端に指先を絡ませた。)   (2020/8/2 01:14:42)

但馬 真春♀1年…なによ、そんな言葉、コピーしたプリントみたいにしてみんなに配ってたくせに。(上から下まで彼の視線に改めてなぞられて、こそばゆがるように身を捻る。腰裏で結んだ山吹色の金魚帯が、角度の変化に風を受けて揺れた。つぐんだ唇を尖らせながら、髪に触れる高森を斜めに見上げる。今までの不機嫌なふてくされ方とはまた違う、二人きりの時だけに見せる、甘えたいじけ方。)…べつに、いいけど。(照れ隠しの無愛想な返事で応えてから、いつかの教室の時みたいに、視線を彼の肩越しの向こう側へ左右にちらちらと彷徨わせた。誰もいないのを確認てから、半歩分の距離を詰めて、彼の肩に額を寄りかからせる。もう怒ってない。)   (2020/8/2 01:24:32)

高森 巽♂1年まはるに向けたのは原本。本心だって。……だってあの場、ああでもしなきゃ――まあ、もういいかー。(彼女との距離が縮んで、彼女の匂いと温度が感じ取れた。いつもの調子だ。怒ってないくせに。肩に寄り掛かった彼女の髪を指で梳く。)……ね。まはる。(そよぐ風音に、虫の鳴らす音色。それら全部がはやし立てているように聞こえた。顔が見えてないから。今なら。きっと。)おれね。(こんなとき映画とかアニメなら、大玉の花火が喧しく鳴って、言葉をかき消すのだけど。)まはるのこと、(背後で大輪の火花が咲いて、二人は影になったりするのだけど。)すきだよ。(それから少しして間に合わせみたいに、遠くで花火の音。ちょっとだけ笑ってしまった。)   (2020/8/2 01:35:46)

但馬 真春♀1年…配んないでよ、あたし宛のやつ。(本当か嘘かなんて判別はつけられないけど、とても簡単に、うれしいと、そう思ってしまった。あたしがその気になってた青写真。高森と二人で待ち合わせて、去年は会長さんと来たのかなとか、受験あったし来てないかなとか、そういう無駄なモヤを浮かべたりしながら、いつしか咲き乱れる花火にはしゃいでいい雰囲気になって、そう、今みたいに、こんな風に。)…うん、ああ、うん、あたし、も。(最初の躓きを別にしたら、高森はわりとパーフェクトに近い仕事をこなしてくれたと思うんだけど、あまりに家の近所での事態にあたしはやたらと照れてしまって、冴えない態度で返してしまった。好きだよ、あたしも――あれ、つまり、どうなるんだろうか?付き合うってこと?そのまま聞けば良かったのに、髪を梳く高森の指先がうなじに当たって、寄りかからせた身体が小さく跳ねる。弾かれたように半歩、距離を離して、)着方わかんないから、今日はだめ。(誘われてもいないセックスを反射的に断って、秒で勘違いを把握して盛大に赤面した。)   (2020/8/2 01:48:12)

高森 巽♂1年(返事に期待したわけじゃない。多分、お互いそうなんだろうなって、どこかで願望めいた憶測があって、それは確信にまでは至らなかったけど、あふれる自分の心がそのまま言葉になっていた。だから、別に。彼女も、との返事がやけに歯切れが悪くても、別に。関係の無理矢理な進展を求めてるわけじゃないと、髪を穏やかに撫でる所作で示そうとしたのだけど。指が弾みで彼女の肌に触れたことで、一気に距離が離れた。え、と何が起きたかわからないといった具合に、空白な顔をして彼女を見ていたことだろう。)……え。……え?(着方? だめ? ぽかりと表情を落っことした顔から、戸惑いの声が漏れる。彼女の顔が朱に染まるにつれて意味を理解して、唇が震えた。ふふん、と息が出た。それから、わずかな間が開いて、軽やかな声で笑い出した。)   (2020/8/2 02:06:57)

高森 巽♂1年あ、っ、はは! もー、しないってば、こんなとこで!(目尻にしわまで寄せて大笑いした。きっと反動だ。まだひぃひぃ言いながら、彼女の手を取った。自分の手はきっと熱い。)送るよー。帰ろ。(今はこれでいいか。それでも、無かったことにされたら嫌だし、ちょっと反応を見たいって悪戯心も芽生えてしまったから、)友達として、じゃないよー。女の子として、だから。   (2020/8/2 02:07:22)

高森 巽♂1年【これで〆でよろしいでしょうか!お疲れさまでした!】   (2020/8/2 02:07:39)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、但馬 真春♀1年さんが自動退室しました。  (2020/8/2 02:08:31)

おしらせ但馬 真春♀1年さんが入室しました♪  (2020/8/2 02:09:08)

但馬 真春♀1年【わーん最後の最後ですみません!ありがとうございました!いやー、痴話喧嘩ぽいのたのしかった。またあそんでくださいませ!   (2020/8/2 02:10:01)

高森 巽♂1年【あと少し耐え切れなかった…!楽しかったです!ありがとうございましたー!】   (2020/8/2 02:10:33)

但馬 真春♀1年【次は海とか、あと自室でだらだらとかも!お部屋もありがとうございました!】   (2020/8/2 02:10:43)

おしらせ但馬 真春♀1年さんが退室しました。  (2020/8/2 02:10:53)

高森 巽♂1年【承知です! ではお部屋ありがとうございましたー】   (2020/8/2 02:11:23)

おしらせ高森 巽♂1年さんが退室しました。  (2020/8/2 02:11:26)

おしらせ碓氷恭祐♂1年 ◆LSD1Wrf/iEさんが入室しました♪  (2020/8/4 02:07:55)

碓氷恭祐♂1年【7/7の七夕ソロル→7/20に返していただいたロルの二人が、天文部の1年生と2年生だった夏。というソロルを。ただ、この屋上の情景部分は、元々他の待機ロルのために考えて作ったので、たぶん他でも改変し使い回すつもりです】   (2020/8/4 02:08:00)

碓氷恭祐♂1年(その屋上の過ごし易さは、気温よりも風向きによるところが大きい。大きく開けた川面を吹き抜ける風がこの屋上にまで届く日、まして夕陽が西の山の稜線に落ちたあとの夜の屋上は、夏場の暑さからは信じられないほど実に涼しく快適な空間となる。――――この街の夏の風物詩、河川敷広場で盛大に行われる花火大会当日も近い。その日は今年も多くのカップルが、少し距離は遠いもののベストポジションの一つと噂されるここで肩を寄せ合い打ち上げ花火を眺めるのだろう。そのあともちろん、………それは言うまでもない。ここから見下ろせるその河川敷公園、多目的広場には、花火大会当日を控えて観覧用の仮設スタンドが設置されているのが見える。そして、この近辺一帯の道路に飾られた無数の提灯に今夜から明かりが灯ったようだ。 …………そんな、大きな祭りを目前に控えどこか浮足立ち始めた街の風景から、視線を空へと向ければそこには………………… なんと言えばいいのか。あまりにも明るい、煌々と輝く月。――――そんな、ちょっと使用を躊躇するような表現しか思い浮かばないほどに、今夜の満月は明るい。)   (2020/8/4 02:08:21)

碓氷恭祐♂1年………ここまでいくともう眩しいっていうか………なんかこう、風情が足りないっていうか。月っていうのはさぁ……もうちょっと控えめだからこそ、いいんじゃないの?(たった一人その屋上に佇み、見上げる月に何やらぶつぶつと物申している彼の名は、碓氷恭祐。彼の所属する天文部は現在3年生5人、2年生4人、そして今年の新入部員………つまり1年生は現在のところまだ彼たった一人だけだ。天文部の部室はこの棟の屋上にある観測ドーム。だが、鍵を管理する先輩たちは既に帰ってしまい、今夜はもうあの部室へ入ることは出来ない。忘れ物をして、もしやこの時間でも誰かいるのではないか………、と、こんな時間にこの屋上まで駆け上ってきたのだが結果は生憎ご覧の通り。仕方なく自販機でペットボトルの炭酸飲料を買い、ベンチにぐったりと身体を投げ出し、噴き出した汗が引くまで夜風に吹かれていようと………キャップを開けてゴクリ。ゴクリ………ッ、と、甘ったるい炭酸飲料を喉へ流し込んでゆく。)………失敗した。やっぱ、こんな激しい運動の後は……スポドリの方が良かった………。   (2020/8/4 02:09:36)

碓氷恭祐♂1年(なんとか一息ついて、少年はなおもベンチにだらしなく座ったまま、少し目を細めてその眩し過ぎる月を見上げている。3年の先輩はいい人ばかりだ。だが、夏休みに入ればもう受験勉強に集中するため部活動へは来ない人が多くなる。先日、新たな2年生の部長が決まったと発表されたばかりだ。)…………立花さん、か………。(「月」をイメージさせるその1年先輩の女性は、口数は少なく物静か。その口調になんともいえない特徴があり、明るさよりも控え目さ、活発さよりも聡明さが目立つ……… 3年生の前部長が太陽なら、新部長――立花 楓(たちばな かえで)――は月、そう誰もが例えるような女性だ。美人だけれど破顔するような笑顔はあまり見掛けない、まだどこか掴みどころがない、けれど………最近の自分は、気が付けば彼女の姿を目で追ってしまっているのだ。………今夜の月を見上げて思う。)…………こんなに眩しい月って………好きじゃないな。月ってのはやっぱりこう、立花先輩みたいに………………   (2020/8/4 02:09:56)

碓氷恭祐♂1年(花火大会の日には、天文部全員で浴衣を着て河川敷公園に集まり花火大会を観たあと縁日を楽しもうというプランが持ち上がっていた。3年生の先輩達を追い出す、これまでの感謝の気持ちを篭めた意味合いもあるこのイベント、当然1、2年生で買い出しや場所取りの準備をすることになっている。その日は彼にとって大きな大きなターニングポイントになるのだが…………この日、この明る過ぎる、眩し過ぎる8月の満月――――スタージェンムーン――――を見上げる彼はもちろん、まだそのことを知る由もない。)   (2020/8/4 02:10:52)

おしらせ碓氷恭祐♂1年 ◆LSD1Wrf/iEさんが退室しました。  (2020/8/4 02:11:20)

おしらせ山上 あかり♀3年さんが入室しました♪  (2020/8/4 16:07:30)

山上 あかり♀3年【こんにちはー。ソロル置きにお邪魔します】   (2020/8/4 16:07:53)

山上 あかり♀3年(ぴかりん、どころじゃない。梅雨が明けたと思ったらまるで目玉焼きが作れそうな日差しが差し込む、季節は夏。浴びていれば5分と持たずに汗びっしょりになる炎天下に反抗するように、プールのへりから水中へと膝下を沈めながら、ぱしゃ。ぱしゃ。と水を蹴って涼みに来ていた)いけー。がんばれー、根性だせー。今年の夏は今年しかないんだぞー(訳知り顔で、自主練活動に勤しむ水泳部の知り合いへと囃しかけながら、完全に部外者であるのを気にもかけずにお邪魔させてもらってるのは、顧問教員が居ないという気楽さも一因だった。きらきらと光る水面にしぶきを上げてクロールをする相手は、こちらの声も気にしてないようだし。さすがに練習してるところにプールにまで入るのは──ちょっと、ね)自己ベストだせー自己ベスト、けんたいかい。おりんぴっく、今年中止になったからいけるいける! マグロみたいにおよげー、止まったら死ぬぞー。   (2020/8/4 16:08:20)

山上 あかり♀3年(いいたい放題を繰り返していると、すい。とプール中央に止まった相手が徐々にこちらへと近づいてくる。あ、やば。と思った頃には時すでに遅く)っきゃぁぁーー……(片足を引っ掴まれてそのままぬるめな水温のなかへと引きずり込まれたのだった。口から鼻からと滑り込んでくる水は染みて、げほげほ咳き込みながらお顔に垂れたポニーテールをかき上げながら水面へと上がる)っなんだよぉー。もー! 冗談じゃん(プールから上がって、びっしょり濡れて透けたブラウスの下には、紺色の肌に張り付く学園指定のスクール水着。万が一、と思って着てきたのが正解だった。重くなったスカートを脱ぎ捨てブラウスの裾を絞ると、コンクリートタイルに黒く水溜りを作っていく。体に刺さる視線が痛々しいけど)……なによぅ。…練習、したら?(プールから上がってきた相手の体は、泳いでたばかりで息を弾ませ、日焼けた肌が近づいてくる。目の前で静止した距離感がいつもよりわずかに近い)なに。ね、ちょっと……ね、ぇ…(そのあとのことの声は、グラウンドから響いてくる金属バットのきぃん。という微かな音より小さくなっていったのだった)   (2020/8/4 16:09:10)

山上 あかり♀3年【お邪魔いたしました】   (2020/8/4 16:09:26)

おしらせ山上 あかり♀3年さんが退室しました。  (2020/8/4 16:09:29)

おしらせNancyさんが入室しました♪  (2020/8/4 16:10:59)

Nancyこんにちは、中断して申し訳ありませんが、最高のセックスの出会い系サイトを開いた: www.nuttylove.club 。私のプロフィールはそこにあります。   (2020/8/4 16:11:02)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、Nancyさんが自動退室しました。  (2020/8/4 16:31:13)

おしらせ望月 悠♀1年 ◆KWQPNwUHxkさんが入室しました♪  (2020/8/4 18:35:59)

望月 悠♀1年【こんばんは。ソロルでお邪魔します】   (2020/8/4 18:36:14)

望月 悠♀1年(夕方のファストフード店、下校途中の生徒達で賑わう中、例に漏れず制服姿の男子生徒の姿がある。二人掛けの席に向かい合って座る二人は全く対称的な出で立ちだった。一人は短髪の黒い髪、精悍な顔つき、制服の袖から伸びる腕は遠目に見ても筋肉のついている事がわかるがっしりとしたもの。浅黒く日焼けした肌も相俟って、運動部の生徒のようだった。もう一人は耳にかかる程の長さの茶色の髪、整えられた眉に切れ長の目、それなりに上背も筋肉もあるであろうが、黒髪の男子と比べれば、ほっそりとした印象を受ける。着崩し気味の制服姿は“遊んでいる”ような雰囲気でもあった。そんな対称的な二人の席は、周囲の賑やかさから隔絶されたように静かだった。机に置かれたトレイのフライドポテトも殆ど手を付けられていない様子で、減っていない。茶髪の男子が口を開く。それに黒髪の男子が暗い表情で小さく頷く。席についてからそのようなやり取りが時折、二人の間で続けられていた)   (2020/8/4 18:36:21)

望月 悠♀1年(ーーそんなやり取りが何度目かを迎えた時、黒髪の男子が初めて口を開いた。「いい加減にしてくれ」、怒気の籠もった言葉が店内に響く。一瞬しん、と静まり返り、客の誰もが声の主へと視線を向ける。「何、喧嘩……?」そんな囁きと共に客達は再び自分達の世界へと帰っていき、再び店内は喧騒に包まれた。がたんと机を鳴らし、黒髪の男子は立ち上がり、茶髪の男子を見下ろす。浮かべた表情は、悔しさとも怒りとも悲しさともとれる複雑なものだった。僅かに視線を交錯させた後、溢れようとする涙を堪えるように歯を食いしばり、顔を真っ赤にしながら大股で店を出て行った。もう一方の茶髪の男子は慌てた様子で先に出て行った男子を追う。気まずそうな表情を浮かべていたのが印象的だった)   (2020/8/4 18:36:28)

望月 悠♀1年『ーーというのを先程見たんだけど、これ絶対あれだよね?』(偶然、一部始終を目撃してしまった。というよりも目が離せなかった。二人の席からやや離れた隅の席。黒いTシャツにベージュのワイドパンツの私服姿で一人、氷も溶けてすっかり水っぽくなったドリンクを飲みながら、素早くスマホに入力して送信する。送り先は腐女子仲間。送ると同時に既読がついて、すぐに返信がくる。それに目を通すと、すぐさま再び返事を書いていく)『わかる。チャラ男系男子×運動部真面目男子とか最高では? 勿論逆もあり』『尊い』(矢継ぎ早に続いていくメッセージの応酬。二人の関係性も揉めた原因が何かなのかも真相は全く不明。ただ、腐女子同士の妄想は止まることを知らない。机に残されたままのトレイを店員が片付けに来るまで、話に花を咲かせたのだった)   (2020/8/4 18:36:34)

望月 悠♀1年【お部屋ありがとうございました】   (2020/8/4 18:36:54)

おしらせ望月 悠♀1年 ◆KWQPNwUHxkさんが退室しました。  (2020/8/4 18:36:56)

おしらせ宇佐見 理人♂34教師さんが入室しました♪  (2020/8/5 00:16:58)

宇佐見 理人♂34教師【こんばんは。ソロルにてお部屋お借りします。】   (2020/8/5 00:17:15)

宇佐見 理人♂34教師いや人のこと言えないでしょう。アンタだってひとりみでひとり先生のくせに。(同僚の去り際の軽口に反発して、お互い労いの挨拶に替えた。これで職員室には自分一人しか残っていないため、職員室の4分の3は消灯されている。タイプ音がいやに鮮明に響く。ノートパソコンの傍らに蓋を開けっ放しにして置いてあるボトルから、ブドウ糖を四角く固めたタブレットを2粒取り出し、口に放り込んだ。それは口内で淡い甘さを残してほろりとほどけ、消えていく。ブルーライトを顔に浴び、椅子の背もたれに体重をかけてギシギシと鳴らしながら、深い深い溜息をついた。)3人かー。(パソコンには生徒3人の成績表が表示されている。いずれも、赤点3つ以上でこれから追試を控えた生徒だ。一人一人を思い浮かべる。担任として正直なところ、彼らが追試をクリアできるとは思えなかった。無意識にブドウ糖のボトルへと手が伸びてしまう。)   (2020/8/5 00:19:41)

宇佐見 理人♂34教師(頭が痛い。比喩的な意味だけでなく、実際に。ズキズキとこめかみが脈打っている。ブドウ糖を口に1粒放り込む。さぁっとそれが溶けて無くなってしまった後で、黒髪をわしわしと掻きむしった。くそが。かすかな呟きは、もちろんこの忌々しい片頭痛に対してだ。彼ら3人は、まあ、仕方ない。問題は――)あー。補習は勘弁してくれよ……(弱々しく嘆いて、天井を仰ぐ。追試をパスできなかった生徒は、夏休みの課題を倍にされるか、課題をやらなさそうな生徒、つまり素行に問題がありそうな生徒は補習として夏休みに登校をさせられる。これが憂鬱の種だ。目下の頭痛の種だ。当然それには教師も付き合わなければならない。くそがよ。自然と口をついて出る下品な言葉は、口癖になってしまっている。もちろん生徒の前では極力抑えてはいるのだが、一人になると無意識に漏れてしまう。ブドウ糖を3粒、乱雑に取り出して口に放り込んだ。)   (2020/8/5 00:21:42)

宇佐見 理人♂34教師(じっと画面を見る目の下はくすんでいて、両方ともにある小さな泣き黒子を隠してしまうほどだ。しばらく生気の抜けた眼でそれらを眺めていたが、ふうと大きく一息吐いて、パソコンを閉じた。今こうやっていても意味がない。追試までに彼ら一人一人と話さなければ。みっともないくらいに必死で訴えれば、追試はパスできなくても、倍にされた課題をきちんと家でしてきますと殊勝で涙を誘う担任想いな宣言をのたまってくれるだろうか。腕を組み、キリッと濃く形も整った男性的な眉をひそめて、思案に耽ること数分。薄く目を開いた。うん、多分無理だな。くそが。ブドウ糖に手を伸ばすと、ボトルは空になっていた。)   (2020/8/5 00:23:41)

宇佐見 理人♂34教師【お部屋ありがとうございました。お邪魔しました。】   (2020/8/5 00:23:54)

おしらせ宇佐見 理人♂34教師さんが退室しました。  (2020/8/5 00:23:59)

おしらせ手越楓花♀2年さんが入室しました♪  (2020/8/8 22:12:36)

手越楓花♀2年【こんばんはー♪暫しソロにてお邪魔しますっ(ペコッ)】   (2020/8/8 22:13:20)

手越楓花♀2年『蝉時雨…。』   (2020/8/8 22:14:03)

手越楓花♀2年ミーコ♀:ニャーオ(今日も暑くなりそう。そう…昼夜を問わず庭の桜の木に止まる蝉の声が東雲時から…ジーッージーッ…と泣き止まない。あ…あたし?あたしは"手越家"でこの当家で拾われた三毛猫。この家の娘と同じ17才のおばあちゃん猫よ…。さてさて…手越家のパン屋のパンが焼き上がる頃だろうに…。パンの香りにつられて楓花嬢も起きる頃だろうに…ーーそろそろと縁側を歩き階段を上がって行く三毛猫…お店の中は通らないと決めている。だからあえて庭から遠回りだけど二階から楓花お嬢の部屋に行くって日課…。小さな猫だけが通れる"猫扉"を潜り抜け楓花お嬢がまだ寝ているベッドにdiveして尻尾をピーンと立て横顔にその身を擦りつけて)ニャーンーゴロニャーン。(早く起きなさい。今日は貴女が楽しみにしていた花火大会じゃあない?起きなさい楓花嬢。いくつになっても小さな頃のような寝顔…いつも遠足や運動会の前の日から眠れずうちを抱っこしながら夜更かしする子、昨日も壁に掛かっている浴衣をみつめうちにお友達や気になる男の子の話をずーっとうちを抱っこしながら話していた。けなげな子。身体はおっきくなったけどまだまだ"子供"ね。【続】   (2020/8/8 22:14:29)

手越楓花♀2年ん…っん。(頬に擦り寄せられる柔らかい毛皮の感触そして囁かれる様に甘える声。小さな頃から目覚まし時計よりママよりも優しく起こしてくれる朝のルーティン。━━ゆっくりと瞼を開きながら私も優しくその擦り寄せる身体を掌で愛撫。まだまだ目覚めぬ身体頭の中はまだ微睡みの時それでも腕に絡み付く長い尻尾。優しくミーコ♀を抱き上げつつ上半身だけ起きてみて)あーぁミーコ♀おはよ… 。(瞳と瞳を見つめ合っておはよう…私が家にいるとき…ずーっと小さな頃からの朝の挨拶ーー顔を洗い歯磨きが終わる頃には鼻を擽るバターと小麦の薫りそれはパパとママが夜が開けぬ間に作っている店頭に並べられる焼きたてのパンの香り…。パジャマのままミーコ♀のように工房から掠めとるのが私とミーコ♀の朝ごはんね♪そして今日は待ちに待った"花火大会"窓から射し込む夏の太陽の光は快晴の印。昨日の夜から天気予報を何度も何度もスマホでチェックして今日着ていく浴衣をチョイスしたり小物を揃えたりお友達に"今日"の楽しみを我慢出来ずにLINEしたり楽しみで楽しみで待ち遠しかった。しまいにはママに『いい加減に寝なさい。小さな子じゃないんだから。』なんて。【続】   (2020/8/8 22:15:27)

手越楓花♀2年(そんなかんだで楽しみな時間なんていくらあっても足らないわ…。ーー開いた窓から街の中心部だろう真っ青な空に"バン!!バン!!バン!!と打ち上がる。それは花火大会の開催を知らせる花火…うん♪♪今日召します私の浴衣は決まったわ♪今日の楓花はちょっと"大人風味"紺がベースで打ち上げ花火柄の落ち着いた浴衣なの…。さて私の親友達の浴衣はなんだろう…はぐみちゃんはなんだろうなー♪きっと私よりも可愛いのに"大人"っぽい白がベースに赤アザミ柄かな?みんなに内緒に連れていく私の彼氏や行き交う人の視線に釘付けになるのは間違いないの…そんな妄想にちょっとばかりジェラシーを感じつつも髪をお団子に結いながら浴衣に袖を通し薄紫色の帯を巻き上げれば私この夏最高の楓花が出来上がり♪今日くらいは有頂天でいていたい…。だって…楽しみで楽しみで待ちきれない『花火大会』だから…。ジージーッと泣き止まない蝉時雨。ママーパパーミー!!行って来まーす♪(下駄の音を軽快にたてまだ灼熱のアスファルトを急ぎ足で向かうこの夏最高の思い出作りに~♪) 【〆】   (2020/8/8 22:18:46)

手越楓花♀2年【ありがとうございました~♪そしてコロナで各地お祭りや花火大会が中止で楽しみにしていた私を含む皆様ーせめてロルの世界の中では楽しみなお祭りや花火大会を楽しみましょ!!ではお邪魔しましたー。】   (2020/8/8 22:21:13)

おしらせ手越楓花♀2年さんが退室しました。  (2020/8/8 22:21:22)

おしらせ宇佐見 理人♂28教師さんが入室しました♪  (2020/8/10 23:18:49)

宇佐見 理人♂28教師【こんばんは。ソロルお題メーカーで作成された条件、【仁王立ち】【仕方ない】【立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花】【居眠り】【黄金】【魔王】から3個、使用自由な縛りの文字数【749字】 ジャンルやシチュ【エロ】に基づいてソロルします】   (2020/8/10 23:21:42)

宇佐見 理人♂28教師(ブラインドを閉じた応接室には、傾きつつある夕陽がうっすらと差し込んで、二つの陰影をカーペットに落としていた。一つは仁王立ちで、一つはその傍らに膝をついている。仁王立ちの自分は、上半身は長袖の真っ白なワイシャツにえんじ色のネクタイを緩めることなくきっちり締め、下半身は何も穿いていない。露出した肉棒を膝をついた彼女が丹念に舐め上げるのを、醒めた目で見下ろす。じゅぽじゅぽと下品な音を室内に響かせて、扇情的な深紅で彩った唇で男根を吸い上げる顔は、立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花ということわざがしっくり当てはまる普段の彼女とは程遠いものであった。ちらちらと上目に窺う、情欲にまみれた眼と視線が重なる。自分以外なら、確実に劣情をかき立てられていたはずだ。ただ、自分は、その顔に毎日教壇から見下ろす生徒をだぶらせ、ひどく心地が悪くなった。忌々しげに舌打ちをし、相当に険しい顔をしていたに違いない。やはり親子だ。よく似ている。萎えそうになる男根は執拗に与えられる肉体的刺激で、どうにか勃起を保てていた。)   (2020/8/10 23:22:51)

宇佐見 理人♂28教師……もういい。(彼女の頭を押さえつける。それ以上言葉を続けずとも、ソファに視線を投げれば、いつものように彼女は察するはずだ。一度萎えそうになっていた怒張は、柔らかな粘膜に包まれるこれからを期待して、先端から汁を滲ませている。肉体だけは別に、欲望に支配されているようだった。)今日も、つけなくていいですよね。――さん。(苗字でなく名前を呼ぶのは、彼女を女として見ていると喜ばせるためではない。快楽に歪む彼女の顔が、よく教室で居眠りをする心地よさそうなあの寝顔と重なったらと思えば。)また目隠し、しますか。(えんじ色の目隠しは彼女によく似合う。尋ねるというよりは確認の台詞を述べて、乾いた唇を舐めた。)   (2020/8/10 23:23:01)

宇佐見 理人♂28教師【お部屋ありがとうございました】   (2020/8/10 23:23:20)

おしらせ宇佐見 理人♂28教師さんが退室しました。  (2020/8/10 23:23:25)

おしらせ中川 優杏 ♀1年 ◆plKkWO4MSqU/さんが入室しました♪  (2020/8/11 00:13:05)

中川 優杏 ♀1年【下のロル読んでいたら浮かんでしまったので、貼らせて頂きます。】   (2020/8/11 00:13:37)

中川 優杏 ♀1年あれ…?––––お母さん……?(授業も大分前に終わり、部活すらもうほとんどが終わりかけの時間帯。いつも通り図書室にて読書を楽しんだ後、さぁ帰ろうかと、廊下を歩いて行く此方の前を横切った2人の大人。1人は担任の〇〇先生。もう1人それは自身の母親らしき人物。いや…でもこんな所に来る用事なんて無いはずと思いながらも似ているその横顔に釣られるように、ゆっくりと後をつけた。)応接室……?じゃあ違うのかな……もう少しだけ…(2人が辿り着いたのは応接室。自身の母親なら応接室に用事など絶対に無いから、他人の空似だろうと強く思った。それでもしっかりと顔を見て否定をしないと納得は出来そうに無かった。そっと扉を少しだけ開き中を覗き込んだ。逆光ではっきりとは見えないが、1人は立ち尽くしている。もう1人は…と言うと。しゃがんでいる…?何かの謝罪でもするのかな?とまるで土下座する瞬間にも見えるその姿勢だったが、次の瞬間ソレは違うということに気が付かされた。目が少しだけ慣れ見えてきたのは、ちょうど腰辺りに手を着いた人物が、もう1人のそそり立つソレをゆっくりと咥えた場面だった。)   (2020/8/11 00:13:52)

中川 優杏 ♀1年–––やば…凄いもの見ちゃった…!?(小さくそう呟いた。普段見ることが絶対に無い担任の先生と女性の逢瀬の瞬間に胸は凄く高なった。しばらくすると男性が女性の頭を抑えつけ制止した様に見える。声は小さくてよく聞こえなかったけど、女性がソファに横になろうとしたのを見れば、何が起こるかは想像に容易い。相手の人…誰なんだろう…と目を凝らしよく見る。そして数秒後、絶句した。その相手が自身の母親に間違い無かったからだ…どうしたらいいかわからず、開いた扉を閉めることも忘れてその場からただ、ただ逃げ出した。走り去る足音だけを残して。)   (2020/8/11 00:14:06)

中川 優杏 ♀1年【駄文ですので申し訳ないですが、ついつい浮かんでしまったので……申し訳ないです。お邪魔しました〜!】   (2020/8/11 00:14:51)

おしらせ中川 優杏 ♀1年 ◆plKkWO4MSqU/さんが退室しました。  (2020/8/11 00:14:57)

おしらせ神原 紬♀2年さんが入室しました♪  (2020/8/13 21:25:30)

神原 紬♀2年(暑い日々が続いています。こんばんはー。ソロルにてお部屋を少々拝借させていただきます。   (2020/8/13 21:27:19)

神原 紬♀2年【うわぁー、初っ端からミス。カッコ違い失礼しました。】   (2020/8/13 21:28:07)

神原 紬♀2年昼間の熱い陽射しも、雷と共に一雨過ぎた夜ともなると心地よい風が頬を撫でる。バイト帰りに旧校舎の前で自転車を止めると、トントンとリズム良く階段を駆け上がった。登りきった途端に一気に汗が吹き出し、熱感高まる身体を冷やす風を求めて屋上の扉を開いた。思っていた以上に勢い良く吹き込む風に、黒髪をふわりと踊らされ、スカートの裾が捲れるのを慌てて片手て押さえよう。一歩踏み出そうとした時に更に強い風に頬を叩かれれば、ぐっと下唇を噛み締め、頭のてっぺんから風の中へと立ち向かった。)な、なによぉ、急に強くなるんだから…。(こぼれる愚痴を嘲笑うように容赦なく吹き付ける風が夏という季節のその風よりも冷たく感じる事を今は未だ気がついていなかった。ふっと止む風に前のめりになった私はバランスを崩し、よろける程に強い風だった事だけは告げておこうか。乱れた髪を手櫛で整え、一転して穏やかな風の中でブツブツと呟き乾いた喉を潤そうと、モーター音が唸り、古さを表すような点滅する明かりの自販機の前へ進む。大きな箱を目の前にして腕を組み小首傾げ…)   (2020/8/13 21:29:07)

神原 紬♀2年なんだったのよ、あの風。なによ、転ぶかと思ったわ…。って、生きてる?これ…。電気ついてるから生きてるか…って、補充されてんの?出てきたわ良いけど賞味期限切れーとかないよね?ないわよね?(誰に問うでもない独り言にジジジ…ピカピカっと光る自販機の照明は大丈夫とでも言いたげだ。カード決済などという今どきの物は無い。お財布から小銭を出して1枚ずつ入れていくしかないのだが、不器用さが滲みでる…。「あ」小さく声をあげたのは転がっていく小銭に視線送りながらだった。暗闇に見えなくなってしまった小銭の位置だけをなんとなく把握しては、自販機のボタンを適当に押してみる。大きな音をたてて落ちてきたペットボトルのお茶を拾い上げ、急いで小銭の元へと走り出す。)確か…この辺だったはず…。どこ行った?あれ?(足元に視線落としながら探していると、突然に男子生徒が「これ?」なんて声をかけるから…びっくりして手の中のペットボトルが宙を舞い危うく落としそうになった。)   (2020/8/13 21:29:54)

神原 紬♀2年ひやっ?!あ…すみません。ありがとうございます。(男子生徒の長めの黒髪がふぁさっと風に揺れるのを視界に捉えつつ手を差し出した。差し出した掌に落としてくれた小銭に一瞬宿る冷たさに、はっと彼を見上げると、その端正な顔立ちに視線奪われ…好物のケーキでも目の当たりにしたように、じーっと見つめてしまった。不思議そうな顔つきに変わる彼に首を振りながら何故だか頬が熱くなる。私の横を掠めるようにすれ違う彼の背中を振り返っては目で追いかけ、ベンチに座る彼に誘われるように追いかけ横へと腰を降ろした。チラリと見る横顔、そのか細い首筋は、女の私から見ても色気たっぷりでゾクゾクする。そんな彼が最近では珍しい事にタバコを取り出し火をつけ暗闇に蛍のように光放つ姿は、昔々の映画のワンシーンの様にも思える映像に見えた。鼻を掠めるタバコの匂いもその雰囲気を盛り上げる小道具としては最高過ぎた。スッキリとしたその横顔にかかるタバコの煙は、より一層彼を格好良く、美しく映えさせる。こういうのを中性的な魅力っていうんだろうか。タバコを挟む細い指先も、しなやかに白くて長い。圧倒されるその魅力に胸をドキドキとさせながらお茶を一口飲んだ)   (2020/8/13 21:32:36)

神原 紬♀2年私…1年の神原 紬っていいます。今はバイトの帰りで…えっと自転車を下に置いてきてて、ここなら誰もいないかなー?なんていうより、1番自分の寮に近かったから?…あ、でも別に1人が好きってわけじゃないですよ?んぅ、ただなんとなーく…そう、何となくですよ。高い所に登りたいっていう、そういうのありますよね?わかります…よね?(ペラペラと捲し上げての自己紹介終わりに覗き込むように彼へと視線送ると、口元緩め、鼻からふっと笑うその姿がドキューンと胸のど真ん中を一撃。特に何を言うわけでもない彼の、その横顔を見るだけの為にフル回転する頭で、バイトは何をしているのか。最近のお気に入りのお菓子、テレビ、先日見た花火の話し…ありとあらゆる話しを彼へと話す…話し続ける。時折くっと漏れ聞こえる笑い声に調子に乗ってまた話し、個人情報って何?状態。彼の横顔と儚さの残る笑顔見たさに、私の全てを話し尽くす勢いだった。ふと話題が止まった時だった視界に捉えていたはずの屋上のフェンスが見えなくなる。ふわりと掠める彼の前髪がおでこを擽り、鼻を掠める彼の鼻…。)   (2020/8/13 21:33:13)

神原 紬♀2年な、何…。…、!。(触れた唇の感触、目の前の彼の睫毛の長さを視界に留めながら、やがて霞んで周りから明かりを消し去るように瞑る瞼。彼の「この学園の生徒なら…わかるよね?」そんな一言に頷く事しか出来なかった。経験乏しい私には全てが初めての経験と思う程、普通の感覚とは何となく違う。何となく違う彼とのキスは、熱くなる火照りをすぐさまに冷やしてくれるような…それでいて優しくて…気持ちいい。舌先の戯れから深く絡み取られる舌先、喉奥へと溜まる唾液を飲み込む暇さえ与えてくれない程に咥内を蹂躙する舌先に、くぐもる声を唇の端から溢れ出し始めた。Tシャツの裾から忍び入れられる掌に白いブラ越しに形崩していく胸の丘。ひんやりとした指先に一瞬驚いて声をあげたが、それも直ぐに封じられるように激しくなる彼のキス。熱くなる身体が溶けるというより、熱くなるそばから熱を奪われるような…不思議な心地良さに身を委ね始めた。)…っ、あん。ん?つ、冷たくて…んふ、気持ちいい…。   (2020/8/13 21:33:57)

神原 紬♀2年(ベンチに押し倒されるように覆い被され、満点の星が見えた瞬間に胸の丘の尖端に走った快感は、巫山戯て氷でも当てられたような感覚。彼の前髪が捲られて露になった鎖骨を擽り、彼の冷たい舌の上で転がされていく胸の尖りは、その冷たさと快感に何度も身体を跳ねさせた。彼の熱い行為は激しくなるばかり。そして、私の昂りも激しくなるばかり。なのに、何処か冷静さを残す彼がいる。脳裏に過ぎる疑問符は、彼の攻めに掻き消され…快楽の縁へ追い立てられる。___どの位時間が経ったのだろう。気がつけば自分の部屋の前にいた。確かに残る下腹部の違和感、胸の膨らみに残る痺快感。自らの身体を抱きしめられずにはいられなかった。スケッチブックに彼の顔を思い出しては何枚も描いたデッサン。耳元に残る彼の声と冷たい息、そして言葉が脳内を駆け回る。「似てるから…。君、似てるから…。」誰に似てるの?鏡に映る自らの顔を幾度みてもわからなかった。)   (2020/8/13 21:34:27)

神原 紬♀2年(今年も暑い夏が訪れた。1年前と変わり映えない私は、この夏休みもバイトに明け暮れている。あれから彼の顔は学園内で見かけた事は無い。夏の一夜の夢物語。暑い夏も蝉時雨のおさまりと共に終わりを告げ、学園祭への秋へと季節は変わり、そんな事があった事さえ忘れかけた頃。美術部として展示する作品を先生と選びながら止まったページは彼の数枚のデッサン。先生が言うにはかつての教え子、10年も前の今は亡き生徒らしい。そんな話しを聞いても何故か恐怖を覚えないのは何故なのだろう。それどころかあんなに不思議な感覚に感じた行為が身体の奥を熱く疼かせ、今頃になって下腹部から熱が広がりさえする。あれから1年…。お盆の入りの8月13日、バイト帰りの自転車を漕ぎながら見上げた旧校舎の屋上…青白い妖光が視線に止まると、吸い寄せられるように自転車を止め階段を昇る。また、不思議な中にも昂る興奮と他の誰にも与えられない快楽を得る為に…。とても熱いのに冷たい…痺快感を得に…。そして、誰に私が似ているのか…その人では無いことを知らせる為に…。重いドアを開けると穏やかな風の中に立ち上る煙を見つけた。)おかえりなさい…。【〆】   (2020/8/13 21:35:14)

神原 紬♀2年【うむ。コピペもミスり、リハビリどころか…(頭抱えー)お目汚し、大変失礼いたしました。お部屋ありがとうございました。(撤収)】   (2020/8/13 21:37:14)

おしらせ神原 紬♀2年さんが退室しました。  (2020/8/13 21:37:24)

おしらせ宮瀬 悠葵♂1年さんが入室しました♪  (2020/8/13 23:00:14)

宮瀬 悠葵♂1年【今晩は。待ち合わせにてお借りいたします。】   (2020/8/13 23:00:36)

おしらせ小豆沢 萌♀3年さんが入室しました♪  (2020/8/13 23:02:49)

小豆沢 萌♀3年【お待たせしました…!よろしくお願いしますー】   (2020/8/13 23:03:25)

宮瀬 悠葵♂1年(1時限目から数学英語と嫌いな授業が重なり机でぼーっと座っているうちに大人しく授業を受けるのが面倒臭くなると、3時限目の移動教室の時にしれっと同級生の集団から抜け出して。保健室は午後の体育の授業で使うことが決まっている為午前で消費したくはなく、屋上へ向かう階段の踊り場で廊下からの視覚に隠れるように壁に凭れて座った。ポケットから携帯とイヤホンを取り、片耳で音楽を聴授業が始まり教室から人がいなくなるまで暇を潰すつもりが、ちょうど移動が重なったのか上級生の集団が体操服を入れた袋もって階段の前の廊下を通っていく。他の先生に見つかる可能性も考え溜め息漏らして迷惑そうにその集団を見ると、一人の女子生徒を見つけて眉間に寄った皺が消えた。)....先輩、ちょっとこっち(他の生徒に遅れてついていく彼女に声を掛ければ、手招きして階段を上がってくるように促して。誘われたら断れない性格である彼女は、そのまま背中を向けて携帯を弄っていてものこのことやって来るだろう。それくらい知り合って間もない先輩を都合のいい存在と捉えていて、階段を昇ってくる音が聞こえれば隣に座らせるようにとんとん、と埃っぽい床を叩き。)   (2020/8/13 23:10:35)

小豆沢 萌♀3年(歩く度に揺れる髪、朝から時間をかけて作り上げた甘ったるい睫毛に、潤み輝く唇。肌に纏った甘い香りも、砂糖菓子のように淡い色合いの爪も、全部友人の目を気にしての事。楽しげに話すクラスメイトの輪の中で笑みを浮かべ相槌を返すのも、嫌われない為。───夢や希望を抱いて始まった高校生活も終わりが近づけば現実を知り、それが日常になる。友人もいるし、クラスの中でも声の通る場所にいる。SNSのフォロワー数だって多い方だし、放課後の予定も毎日埋まっている。それなのになんとなく、心に穴が空いたようなそんな気分になる日があって、そういう気分を紛らわせてくれるのはいつだって男の子。───聞こえるはずのない聞きなれた声に振り向き見た顔に、くしゃりと崩れるような笑みを浮かべたなら友人の輪からするりと抜け出し軽い足取りで階段を登る。そうして数段登った所で現れた開けた空間は屋上手前、太陽の光を受け眩しく輝く小さな隠れ家。座るようにと促された場所を通り過ぎ彼の目の前へしゃがみ込み視線を合わせれば小首を傾げ、まるで揶揄う様に楽しげな声で言葉を並べる。)……悪い子みーっけ。授業さぼっちゃいけないんだよー?先生に言っちゃうよー?   (2020/8/13 23:24:31)

宮瀬 悠葵♂1年(中学時代から付き合いのある悪友方面の先輩に呼ばれ、春先に仕方なく参加した歓迎会を兼ねたカラオケで偶然出会った彼女は、少し話しただけでそのうざい程に緩いふわっとした雰囲気が作り物で、他の友達に嫌われない女の子を演じているのがわかった。後で先輩に聞いてみても間違ってはないらしく、面白半分なのか「可愛いだろ?」と笑う表情は我が先輩ながら薄汚いものだったが、都合のいい遊び相手を探していた入学したての1年にはちょうど良かった。それ以来気紛れに呼び出しては彼女の言う悪いコトをする関係で、今日のような突然サボることにした日の暇潰しにはうってつけで。鼻につく甘い香りと隙のない化粧は心の不安を現しているようで、目の前にしゃがみこむ彼女の肩を掴みぐっと引いて抱き寄せると、頬を撫でるように手を添え、ふ、と小さく口許を緩めて囁いて。)...ちょっと遊びません?まだ教室戻れないんで。(彼女が掛けた言葉はぜんぶ無視して、会話にならないのは上級生にも関わらず見下しているから。恐らくそういう扱いには慣れっこだろう、わざと心の不安を煽るような態度とれば、耳に吐息をぶつけるように囁き制服越しでもわかる膨らみに触れて)   (2020/8/13 23:40:32)

2020年07月28日 21時31分 ~ 2020年08月13日 23時40分 の過去ログ
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