チャット ルブル

「学園戦士☆フェアリーナイツ」の過去ログ

現在のルーム
過去ログ一覧
タグ 学園  フェアリーナイツ  ヒロイン  変身ヒロイン  ヒロピン


2021年03月29日 09時13分 ~ 2021年03月31日 00時12分 の過去ログ
過去ログでは上から下の方向に発言を表示しています

影縫 千景【おはよう世界。 灯理センセーに、能力にちょこっと修正入れたってことを伝えに来た。このタイミングで伝えに来る修正ってことはどの能力のことか大体見当ついてると思うけど。 とりあえずそんだけ!それじゃあまた。】   (2021/3/29 09:13:51)

おしらせ影縫 千景さんが退室しました。  (2021/3/29 09:14:01)

おしらせダブルネメシスさんが入室しました♪  (2021/3/29 14:17:17)

おしらせ橘愛佳さんが入室しました♪  (2021/3/29 14:18:37)

ダブルネメシス【ようこそ、ですのだ。こっちの時は基本先生は英語をつかってるので、それだけご了承お願いしますのだ。シチュエーションはどうしますのだ?   (2021/3/29 14:20:43)

橘愛佳【うん、了解♪そうだね……牢獄での書き置きを参照してシチュエーションとしては、予想通りダブルネメシスが教会まで来て戦闘になるって感じでどうかな〜って思ってて……】   (2021/3/29 14:25:16)

ダブルネメシス【了解しましたのだ。じゃあ、教会に来るこっちのロルからやっていきますのだ   (2021/3/29 14:25:58)

橘愛佳【了解♪】   (2021/3/29 14:26:21)

ダブルネメシス「…………」(シャドーネメシスは、大きく揺れていた。我が主人が放った文言により、それぞれのネメシスの動きも変わってきている。これまでと同じくフェアリーを狩り続ける模範的な者、それに倣い、怠慢を隠し私刑を逃れようと活発に動くようになった者。逃げ隠れする者、跪き靴を舐め諂う者、逆に激昂し襲いかかってくる者まで。シャドーネメシスの本体が直々に寄越した処刑人、その意味を弁える者は生き残るだろう。そうで無い輩は屍を晒すことになる。───そしてフェアリーナイツは、悉くが殲滅される。茶番はここまで、不毛なお遊戯はこの学園にはもう必要ない。それが上の結論であり、主人様の願いだ。こうして今、私がこの教会に戻ったのは……その再確認の為である)「……慣らしておくべきか」(呟いては翳す左手。地面が蠢き、ずずず……とそこから生えるのは赤い赤い彼岸花。すっとしゃがみ、右手でその1輪を摘む。そしてそのまま、右手に宿す冷気。次の瞬間、彼岸花は透明な衣を纏う。……ただ凍らせるだけでは、何が起きるわけでも無いだろう。掛け合わせる素材として相性がいいとは言い難い)「単体での運用を主観に置くべきだな。あとはどう応用するか」   (2021/3/29 14:43:12)

ダブルネメシス(元研究者の悪い癖と言えるか、思考の海に沈む黒い人影は周囲への警戒を疎かにしている。酷く無防備だ───恐らく彼女を今見ているであろう、探偵役の妖精騎士からしてみれば)   (2021/3/29 14:43:20)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、橘愛佳さんが自動退室しました。  (2021/3/29 14:46:41)

おしらせ橘愛佳さんが入室しました♪  (2021/3/29 14:47:39)

橘愛佳…今日のミサは終わりましたよ…?なんてね…この教会内での異常な植物の成長、そしてこの惨状、こんなのやった犯人は放っておくはずない、むしろそれを隠滅せずに帰ってしまった…その不始末をつけに来たか…それを目撃した私を消しに来た…そのどちらか…どちらにしてもやることは一つだけ…変身…(少女は振り向いて来訪してきたその黒い影に気づいて笑顔で答え、ベルトを装備し無防備であるとはいえ油断はできないとスマホをベルトにかざせば光りに包まれ、そして変身すると風が教会内を吹き抜ける)   (2021/3/29 14:59:24)

橘愛佳さぁ、あなたの罪を数えて…!(少女はその黒い影の方へ指を向けて罪を数えろと告げては身構えて)   (2021/3/29 15:03:40)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、ダブルネメシスさんが自動退室しました。  (2021/3/29 15:10:31)

おしらせダブルネメシスさんが入室しました♪  (2021/3/29 15:11:01)

ダブルネメシス「────フェアリーナイツか」聞こえる声に、意識を再度浮上させる。気がつけば前方、立っていたのは一つの人影。腰にベルトを巻いたその少女の言葉に、右手の彼岸花を横に放る。クリスタルじみた鎧を纏ったそれは、しかしそれが仇となり、地面に落ちては砕けて散った。凍らせ、砕く……か。未だ戦術は模索の段階なものの、検証に最も良いのは実際に行うことだ。ここは一つ、主人様への手土産も兼ねて「狩り」をしようか)「……罪、か。その罪を定める、断ずる者はどこの誰だというのか。フェアリーナイツ」(吹き抜けていく風が黒いローブを揺らす。答えるような呟きが彼女に届いたかは定かでは無い。しかし、どうでもいいことだ。仮にこの問いかけに答えがあったとして、これ以上のおしゃべりに興じるつもりは無い。体勢を低くすると、両の掌を共に地面へ。静止すること1秒ほど……ずず、と動くのはフェアリーナイツの足元。刹那、勢いよく地面から、トラップのように突き上げる細長い植物。ある意味古典的な罠、竹を槍のように使う攻撃。1本、2本、3本4本5.6.7.8。天井に一瞬で届くほどの驚異的なスピードで、フェアリーナイツを打ち上げんと突き立っていく植物の槍)   (2021/3/29 15:11:05)

橘愛佳ほっと!よっ!(地面に違和感を感じればすぐにバックステップで回避しつつ竹のトラップをうまく足場として活用してぐんっと一気にその黒い影との距離を縮めようと跳躍して)   (2021/3/29 15:18:33)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、ダブルネメシスさんが自動退室しました。  (2021/3/29 15:31:07)

おしらせダブルネメシスさんが入室しました♪  (2021/3/29 15:31:09)

ダブルネメシス「…………」(相手の身体能力は高いらしい。突き上がる竹を足場として、逆に跳んで接近してくる相手。しかし、当然そこも想定済みだ。フェアリーナイツが飛びかかるその直前、ずず、と自分の周囲に生えてねいく木の根。絡みつくそれは繭のように周囲を覆い、さらにそこから滲む水分が凍結し、ガラスのように氷をも纏う。分厚い氷壁、そして鉄筋コンクリートのようにその中に走る木の根による籠。たかだか接近されただけの事に対し、ここまでのシェルターを形成したのには当然別理由がある)「頭上に気をつけるがいい」(竹はただ一本幹の植物では無い。当然ながら枝を伸ばし、笹としても知られる葉をつけ、なんなら花さえも付ける立派な樹木だ。天井まで達した竹はその石材さえ持ち上げ、隙間にねじ込むように枝を実らせていく。今しがた攻撃が狙っていた二つ目の対象。念密に精細に設計されたこの構造物の、天井だ。積み上げられた石が崩れ、カケラをパラパラと振らせた直後である───盛大な音と共に、崩れる天井。室内を丸ごと巻き込む、盛大な岩雪崩の始まり)   (2021/3/29 15:31:19)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、橘愛佳さんが自動退室しました。  (2021/3/29 15:38:38)

おしらせ橘愛佳さんが入室しました♪  (2021/3/29 15:39:20)

橘愛佳甘いね…エクストリーム…!…フレイムバスター!(スマホを再びベルトにかざせばエクストリームとベルトが鳴り、そして剣と盾が合体した武器でなんとか瓦礫から身を守りつつ一枚の赤いカードを武器に挿入すると剣は炎をまとい爆炎で氷壁を溶かし尽くしそれを支える根すらも焼き尽くそうとし、瓦礫は何とか腕の装甲で防ぎきれて)   (2021/3/29 15:46:12)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、ダブルネメシスさんが自動退室しました。  (2021/3/29 15:51:30)

おしらせダブルネメシスさんが入室しました♪  (2021/3/29 15:52:44)

ダブルネメシス(組み上げた鉄壁の籠、隙間から氷越しに見えるのは、新たに呼び出したらしい武器を相手がその手に構える姿。降り注ぐ無数の瓦礫は、地面さえ揺るがし盛大な土埃を上げる。これで終わり───である可能性は、少ない。計算式に新たな変数が付け足されることがなければ慢心もしただろう。しかし、相手が呼び出したあの武器は何だ?独立変数が新たに加わった以上、導き出される計算結果は異なるものとなる。であれば───この籠も、たった今無敵ではなくなった。物理的な攻撃に対してこのシェルターは圧倒的に強い。魔法的な攻撃にしても、植物妖魔に由来するこの能力が操る植物ならば耐性がある。ではとりうる弱点は何か。氷を破壊するもの。植物を破壊するもの。何の因果か覚えはあった。それは己自身が用いたあの戦法、「ユーカリを無数に生やし、瞬時に焦土を作り出す」)   (2021/3/29 16:03:22)

ダブルネメシス(焔、か。答えが導き出されるのと、籠に焔の刃が届くのは同時であった。属性相性に則り、確かにその件は鉄壁と思われた籠を易々と引き裂く。だが、手応えはない。氷は溶かされ、植物は焼き尽くされ、見えたのは石床に開けられた穴の跡。下には暗いが通路が見え、教会の地下に避難したらしいことが伺える。小柄なあの身ゆえ、あの一瞬でも間に合ったということか)   (2021/3/29 16:03:31)

ダブルネメシス【ぉっと……失礼、時間ですのだ。犬の散歩とか家事とかしないと】   (2021/3/29 16:06:18)

ダブルネメシス【ちなみになんかちょうどキリよく見えてしまいますがもちろん追撃してくださって構いませんのだー   (2021/3/29 16:06:45)

橘愛佳【了解しました〜置きレスだけしますね〜】   (2021/3/29 16:07:00)

橘愛佳逃げた……か…なら…フレイムバスター……!(背中のブースターにフレイムバスターを加えかなりの威力の打撃を協会の床に与えればそのまま穴を広げて追撃すべく地下へと入っていき)   (2021/3/29 16:09:28)

橘愛佳【っと、それじゃあありがとうございました〜また時間があるときにでも続きをよろしくおねがいします〜】   (2021/3/29 16:11:46)

ダブルネメシス【了解ですのだ。それではお疲れ様、ですのだー   (2021/3/29 16:14:32)

おしらせダブルネメシスさんが退室しました。  (2021/3/29 16:14:33)

おしらせ橘愛佳さんが退室しました。  (2021/3/29 16:15:03)

おしらせ影縫 千景さんが入室しました♪  (2021/3/29 21:38:24)

おしらせ紅 雷人さんが入室しました♪  (2021/3/29 21:43:17)

紅 雷人【改めまして。…何気に初絡みですねぇ。】   (2021/3/29 21:43:29)

影縫 千景【そうだな。お前からは散々ラブコールもらってたけど。 書き出しは俺のほうが書き始めてるから、もうちょい待ってくれ。】   (2021/3/29 21:45:43)

紅 雷人【気長に待っておりますヨォ…ちなみに私は待ち時間少なめですので悪しからず。…では、お願いしますねぇ。】   (2021/3/29 21:46:36)

影縫 千景……。(昨日は校舎裏、今日は屋上。場所だけを移し替えて、彼は今日も校則違反を働いていた。火をつけた煙草を咥え、煙を吸い込んで吐き出す。いつから煙草と言うものに手を出して、捨てられないようになってしまったのかと言う記憶すら随分昔のことのようで、彼はもうほとんど覚えていないことだが…──彼がこの世界のほとんどの物事に対して飽きを覚えている中、喫煙の習慣だけは抜けきらないと言うことは、彼は“これ”が好きなのだろう。あるいは、もうとっくに依存してしまっているのかもしれないが。吐き出された紫煙は何に阻まれることもなく、そよぐ夜風に流されてどこかへ飛んで消えていく。あまりにも無機質で無常な当然の摂理。風に流され、吹かれて消える。この学園の中にごまんといる人の子らの命も、それと同じくらいに儚いものだと彼は知っている。)   (2021/3/29 21:51:13)

影縫 千景…護る、なんて柄じゃねえんだけどな。(それでも、この学園を支配して掌握しようと目論む部外者をみすみす見逃すことの方が、彼の誇りに傷が付くことは火を見るより明らかだった。自嘲気味な笑みを浮かべ、誰もいない屋上のフェンスに肘を置き、月と星の煌く夜空を仰ぎ眺めた。──天は暗き星の海。遠い昔に、誰かから星空をそう言う風に例えられたことがあった。あの時は言葉の意味が分からなかったが、なるほど、この儚くも美しい輝きは正しく、星の海と表現するに相違ない美しさを放っている。吸っていた煙草の火をもみ消し、吸殻を…ぽいっと捨てた、屋上のフェンスの向こう側に。先程までの黄昏た雰囲気が台無しである。)   (2021/3/29 21:51:15)

影縫 千景【おう、よろしくー。】   (2021/3/29 21:51:25)

紅 雷人_____…関心はしないねぇ。こんな所で煙草を吸うだなんてさ。…まぁ、僕もなんだけどね。(何かに浸る高等部の生徒。ある程度の人間は把握しているため、後ろ姿でも大体分かる。影縫である。話した回数があればどうか、と言われれば不安であるが授業をしたのは間違い無いだろう。こんな綺麗で、こんな居心地のいい屋上に男が1人。校則違反の行動をやっていれば目につく。普通は注意するはずなのだが……そんな気分ではないのだ。自身も数週間前に買った煙草を吸い始める。あまり回数は吸っていないのであろう、手つきは慣れているとまでは言えない)____はぁ……影縫君、だったっけかな…?言わないからゆっくりしてね。____色々話したい事があるので。(彼が放り投げた手前のフェンスに寄りかかりながら煙草をくわえる。吸うかい?、とまだ数本残っている箱からすっ、と一本だし捧げる。教師としてはあるまじき行為だろうが……ネメシス同士の話、であれば普通ではないだろうか。)   (2021/3/29 21:59:32)

紅 雷人【…関係の濃さはこれくらいで、ネメシス同士という認識もまだ不確か…ということで…?】   (2021/3/29 22:00:06)

影縫 千景【おっけーおっけー。】   (2021/3/29 22:01:35)

影縫 千景……雷人センセーかよ。ちょっと焦って損したぜ。(相手のことを“雷人センセー”と呼ぶのは、高等部三年生の問題児、影縫 千景である。彼は恐らく校内でも有名な不良生徒だ。素行の悪さ、その暴力性の高さから、ほとんどの教師はそもそも彼との接触を避けようとするだろう。故に、彼にとっては校内で煙草を吸っていると言う行為を注意されることすらあまり多くはないのだ。彼を見掛けてわざわざ声を掛ける、なんて言うのも、基本的には避けられる行為だろう。それにしても、先日に続いて教師に声を掛けられるとは思っていなかった。それも、今回は自分たちの授業も担当している教師に、である。悪びれる様子を見せないのはいつものことだが。…──この教師からは、どこか似た者同士な気配を感じるからと言うのも理由の一つだ。)   (2021/3/29 22:08:46)

影縫 千景話したいことー?とんだ物好きだな…それは、生徒と教師としての対話か?(話したいことがあるからゆっくりしていて欲しい。そんなことを言う相手は物好きだと言う他無い。だが、彼は感じ取った、この目の前の、胡散臭さをどことなく感じさせる教師から…“微弱な魔力の反応”があることを。そしてつい先日、相手の魔力に非常に似た魔力を“感知していた”こと。故に、彼は言葉を付け足した。差し出された煙草を受け取って火を点けながら、相手の正体が自身の推測と一致するならば、核心に至る可能性もある質問を。その話は、“学校内の関係者同士”として行うものか、と。)   (2021/3/29 22:08:52)

影縫 千景【灯理ちゃんはタイミング悪ぃなー。こっちになら〆ロル投下しに来ても俺は構わねえぞ。】   (2021/3/29 22:10:40)

紅 雷人【私も構いませんよー。】   (2021/3/29 22:13:03)

紅 雷人【おいでおいでメッセージ送ってみては?】   (2021/3/29 22:13:23)

影縫 千景【あー……ROMにいたりしねえかな、しねえか?()】   (2021/3/29 22:14:22)

紅 雷人【よかったら多窓でも】   (2021/3/29 22:14:43)

影縫 千景【いや、届いてるらしいから大丈夫だな。】   (2021/3/29 22:15:24)

紅 雷人……話が早くて助かるよ。______先生と生徒ではなく、ネメシス同士として。まぁ、その部分に関しては曖昧だけど。(煙草を蒸しながら、相変わらずの素行にくす、と微笑む。自分でももう少し真面目だったな。そう思った……不良になる気なんて全くなかった。周りと同じように「自分の好きな事をやる」という事を全うしていた。それか今、どの様に影響しているだろうか。そんな事を考えて_____彼の核心的質問に率直に答える)…色々話したいことはあるにしろ、まず。……この前、灯里先生とやったのは君かい?   (2021/3/29 22:18:34)

影縫 千景ああ…やっぱりな。(ネメシス同士として…──その言葉を聞いた彼は、口元を不敵に歪めることだろう。知っていた、予想はついていたことだ。この教師の張り付けたような笑顔の裏に潜む人間としての悪意に。柔らかな物腰の裏に隠されているおどろおどろしい欲望に。それらの彼を彼足らしめている性質に、薄々彼は気付いていたのかもしれない。それにしても、ネメシス同士だと言うことをある程度知っていて尚、彼は“対話”をしに来たと言うのだからおかしな話だ。彼の知っているネメシスと言うのは、利己的で凶暴。対話どころか会話もままならないまま無作為に他者に襲いかかる者だっている。…まあ、そう言う不届きな輩を彼は許さなかったが。故に、不思議だと思うと同時に納得もした。“こいつはきっと、純正のネメシスじゃない”)   (2021/3/29 22:26:15)

影縫 千景あー?…灯理センセーか。つい先日、な。それで?(相手の質問に対して答えをはぐらかすことも曖昧に誤魔化すこともなく、臆せずに彼は真実を伝えるだろう。つーか、そんなこと聞かなくてもどうせ分かってんだろお前。とは心の中で呟くが、口には出さないでおいた。その上で、彼は相手に結論を急がせるだろう。灯理センセーと戦い、彼女を痛めつけたことを怒っているのだろうか。それとも、あの女教師を打ち破った時の感想でも聞きに来たのだろうか?どうでも良いが、彼の求めることは一つだ。“さっさと目的を言え”である。相手の気配を感じ取ったか、あるいは本能が無意識に働き出しているのか、彼の影が脈打つように、波打つように蠢き始めている。)   (2021/3/29 22:26:28)

紅 雷人……そんな戦う準備しないでくれよ。別に、感想とか、あーだこーだ聴きたいわけではない。聞きたい事はたった一つ。…君の様な強者が何故彼女を殺さなかったのか、凄く疑問なんだ。ちょっと考えても、出なかったもので。…何故だい?(一応、化学教員であるため、答えを考えることは好きであり、趣味だ。しかし、あの時の放った闘気、殺意からは察することのできない『なぜトドメを刺さなかったのか』という疑問。……自分はあの時、彼女は殺されると思っていた。あれ程の男であるからだ。しかしトドメを刺さなかった。…それに逆上した他の先生を止めたのも、その点が気になった事が一つの理由として挙げられる。______自分は闘いの中での痛み、高揚、交わり、その後…通してが好きなため闘うことが好きである。しかし、あれ程強く、磨き上げられた実力。そんな奴が……その答えを聞きに来たのだ。)   (2021/3/29 22:34:47)

影縫 千景…んだよ、わざわざそんなこと聞くために出張って来やがったのか。(彼から放たれた質問に、彼の闘争本能は一時的になりを潜めることだろう。その証拠に、先程まで今にも襲い掛かりそうな勢いで蠢いていた影が一瞬でピタリとその脈動を止める。それだけで、彼が“影の支配者”としての器を持っていると伝わるだろう。何故、殺さなかったのか。その言葉を聞いて、彼は思考を模索した。その結果、少しの間二人の間には沈黙が流れることだろう。吹き抜ける夜風の音だけが、この空間を支配している。トドメを刺さなかった理由は複数存在する。だが、その全てを伝える必要もないだろう。複数ある理由の中で、最も大きな要因となった部分だけを伝えれば、それだけで納得するのだろうし。面倒なのは事実なので、それを表現するように自身の頭の後ろを片手で掻いた後で、相手の方へ黄金色の瞳の眼差しを戻し…──)   (2021/3/29 22:44:23)

影縫 千景誰が教えるか、バーカ。(大胆不敵。そんな笑顔を浮かべた後で、彼が零した返答は上記の通り。理由がないわけではないが、それを易々と教えるのはどうやら彼にとって癪らしい。そもそも、悪魔から情報を引き出すと言うのにタダで済むわけがない。その灯理センセーからも、先日たっぷりと血をいただいたところなのだから。一方的に相手との会話を打ち切ると、彼はそのまま屋上のフェンスを乗り越え、その向こう側に背中側から落下することだろう。相手がそれに続いてフェンスから身を乗り出したなら、赤い翼を背中に生やし、重力に従って下に落下していく体勢のまま、“屋上の方を見上げている”彼と目が合うはずだ。追って来いと、言葉以上に彼の目が相手に語りかけている。)   (2021/3/29 22:44:29)

紅 雷人……はは。…あぁ、そう。____はは。あー、そうだよねっ!(此方の質問を一蹴。そして、一言。彼が行った自殺の様な飛び降りも、大きな驚きなく、コンマ何秒、少々考えに耽るが…タバコを床に向かってピッと放ち、笑顔で吹っ切れる。______ここ最近は考える事が多くなって。なぜ、どうして、何でだろう。だが本当にそれが自分なのだろうか。_____人のことは考えない、自分中心。欲を埋める為、あらゆるものを欲してきた。_____もう母の手は握らない。こんな汚れ切った道を外れた外道には。)   (2021/3/29 22:57:43)

おしらせ紅 雷人さんが退室しました。  (2021/3/29 22:57:46)

おしらせインクネメシスさんが入室しました♪  (2021/3/29 22:57:56)

インクネメシスもう考えるのはやめ…久しぶりに、楽しく、ね!!(白衣を宙に投げ捨て、風に煽られひらひらと落ちていく。それに続くようにフェンスに乗り出し、そのままダイブ。下から見上げる彼と目合わせ、満面の笑み_____感じる、強者の圧。しかし、それが心地良い。)一気に飛ばして_______(バチ、バチと宙で放電が起きる。彼を中心に取り囲み……一気にいく。まずは羽根が生え、ツノが生え、髪の色が変わり、尻尾が生え、雰囲気が変わり……淫魔体に。そして、ここから。一気に落雷跡のように、避雷針に雷が吸い込まれていくように強い電撃が彼を中心に起こる。そして現れるのはドス黒い鎧を纏った悪魔。____これで、ようやく彼の足元に着いただろうか。そのまま落下し、空中で彼を足刀で床に突き刺そうと)   (2021/3/29 22:58:06)

おしらせ迦具土 灯理さんが入室しました♪  (2021/3/29 22:59:46)

迦具土 灯理【――――っと、ちょっとだけ、お邪魔しますね。】   (2021/3/29 22:59:57)

迦具土 灯理【お言葉に甘えて、少し〆文だけ投下させて頂きます。】   (2021/3/29 23:00:27)

迦具土 灯理(―――煙草の注意から始まった邂逅だった。真っ暗な夜の、少しだけ肌寒い時間。春と言えば春、しかし心のどこかでその到来を素直に喜べないような、そんな時期。出会ったのは蝙蝠を統べる夜の王と、傷ついた手で灯された篝火。生まれながらにして強者、寿命という言葉と無縁で、タイムリミットらしいタイムリミットを持たない闇夜の支配者に対し、ひょっとすれば明日にも戦えなくなるかもしれない、今にも折れてしまうかもしれない、脆く貧弱な、しかしそれでも決して消えない緋色―――余りにも対照的な二人だ。だが、その思惑は根底の部分で一致している。―――二人揃って、どうしようもなくお人よしだ。もうとっくに、生に飽きて他者への興味を失って可笑しくない筈の王と。散々にバケモノ達に痛めつけられ、いつもどこかに怪我を負っていないと気が済まない教師。―――でも、2人揃ってまだ戦っている。   (2021/3/29 23:00:32)

迦具土 灯理 それも、―――もう"この世に居ない筈の誰か達"の為に。昨日を、去年を、十年前を百年前を、生きていた者達の無念を背負って。―――尾花すみれという一人の少女の"後悔"を抱いて。―――誰かの為に、戦っている。とんだ、お人よしの2人なのだ。だからそう―――、そうやって頑張って生きているからこそ。時に、気を抜いて誰かに甘えたり、悪い事をしてみたり。或いは、"悪ぶってみたり"して、自分を保っているのだろう。灯理の隠れ喫煙もそうなら、この男の堂々とした吸血行為も、きっとそれだ。………だ。……だ、と、思う。……そういうこと、だよね?え、本気でただ血が吸いたかっただけ?違うよね?良い感じに締めるのに、湿っぽくなり過ぎないように、かつお部屋のコンセプト的にも灯理の年齢的にもそろそろお色気要素入れておかないとみんなに示しがつかないだろうっていう、そういうサービス精神からくるあれだよね?だよね?―――まあ、ともあれ。たっぷり吸われた。そりゃあもう。おまえ、自分でボコして自分で治療しておいて目覚めたら血を抜くって、どういう神経しているんだよ。   (2021/3/29 23:00:59)

迦具土 灯理献血車両でも襲って、輸血パックをしゃぶれ。しゃぶりなさい。―――とか、灯理は思いながら。思っていても、到底抵抗など出来る状態じゃないので大分吸われた。―――ま。……死にはしない。このくらいの血液は、私に勝った褒美だ。……尾花さんとユノさんの事を、教えてくれたお礼だ。そう思う事に、した。)――――ひ、っ……!?ぃ、ぃやさっき首ならって言いましたけど!言いましたけどね!?駄目ですよ改めて考えたら!余計に動けなくなるじゃないですか!?貧血で倒れたらどうす―――あ、でも今ベッドに居ますからそのまま気絶できますね……ってそうじゃなくて!!……や、やめなさい千景くん……っ!手負いの相手に、それも若い女性を襲うなんて王の名前が穢れ――――――ぁ、ぁぁぁぁう!?っ、ひいんっ……!!い、っ、痛い痛い痛いです――――――――――っ!!   (2021/3/29 23:01:12)

迦具土 灯理(――――余談だが。これだけ怪我を負うのが得意なこの教師。注射とかあんまり好きじゃなかったりする。いや、だから何だという話だが。まあ、そういう子供っぽいとこもある、というわけで。自分で自分の事、若い女性とか言っちゃうのはどうかと思うけどね!まあ、そんなわけで影縫は満足そうに血液を摂取した後に、灯理が持って居た電子煙草を壊れる勢いで顔面に叩きつけられ、無理矢理吸血を辞めさせ保健室から追い出された事で―――、いなくなり。そんな形で、この初邂逅はどうしようもなく終わった。)………………―――――――・・・・…・・・・・…………、……貧血……。(ばたり、ベッドに倒れこむ。ああ―――やらなくてはいけない事が増えた。でもまず、血を回復させてしまおう。そして、恐らくだがこの惨状を見てバチバチに激怒するであろうあの娘になんて言い訳をするか、今から考えておこう―――、そう、思った。保健室は今、灯理一人だ。とはいっても、先ほど影縫が扉を破壊したお陰で、いつでも"彼女"が戻ってこれるようにはなって、いたが。)   (2021/3/29 23:01:20)

迦具土 灯理【―――そんな形です。お邪魔致しました、あとは―――黄昏の方で、お待ちさせて頂きますね。】   (2021/3/29 23:01:42)

おしらせ迦具土 灯理さんが退室しました。  (2021/3/29 23:01:46)

影縫 千景【うお、ログがいつの間にか真っ赤に。】   (2021/3/29 23:03:42)

影縫 千景ふーっ…。(彼から渡された煙草の最後の一回を吸って、煙を吐き出す。屋上から落下して、このままでは地面に叩きつけられかねないと言うのに、まあ随分と余裕なものだ。吸い終わったなら興味をなくしたように吸殻を投げ出し…──やっとその気になった。と、こちらと同じようにフェンスから身を乗り出して落下してくる彼を見上げていた。その姿が変わっていることに多少驚きはしたが、まあ全力を出していると言うことなのだろう。そうでなければ面白くない…ネメシス同士だから、仲良く手を取り合ってお話しましょう。なんて性分ではないのだ。相手もきっと、そうなる未来を想定していたわけではないのだろうと、勝手ながら彼は思った。それに、相手は本気で戦おうとしている。それに応えるのが、王たる彼の役目だ。)   (2021/3/29 23:10:28)

影縫 千景…ははっ、“半憑き”の割に随分悪魔らしいじゃねえか。(こちらへ雷を纏うような速度で落下しながら蹴りを放ってくる淫魔の攻撃を、彼は空中で翼を動かし、斜めに体を上昇させることで回避してみせた。その最中、淫魔を“半憑き”と呼称する。何故そんな風に相手を呼ぶのか、それは今彼と対峙しようとしている淫魔自身が誰よりも強く自覚していることだろう。相手がそのまま地面に足から着地するのに合わせて、彼も翼を収納しながらスタッと着地する。彼はその時の戦いを知らないが…──相手にとってこの戦いへの導入は覚えがあるかも知れない。屋上、煙草。片方が屋上から乗り出し、もう片方がそれを追う。奇しくも彼は、それを再現するような行動を取ったことになるだろう。両者が地に立てば、後は力をぶつけ合うだけ。両の手をズボンのポケットに突っ込んだまま、地面を蹴った衝撃で立ち上がる砂埃の中から相手が現れるのを静かに待った。)   (2021/3/29 23:10:30)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、インクネメシスさんが自動退室しました。  (2021/3/29 23:18:11)

影縫 千景【…雷人、ワンアウト。(しっかりカウントする)】   (2021/3/29 23:18:46)

おしらせインクネメシスさんが入室しました♪  (2021/3/29 23:18:50)

インクネメシス【はーい最悪。(頭ガンガン、鎧着てるから壁ぼろぼろ)】   (2021/3/29 23:19:15)

影縫 千景【けぇりー。スリーアウトで罰ゲームな?(にっこり)(やると言ったらやるぞこいつは)】   (2021/3/29 23:19:36)

インクネメシス_________(自分がテコンドーで全国出場した時、周りはあまり祝福してなかった。周りよりも鍛錬したり、部活で活動すると言うことが無かったからだ。それよりも、路上での実戦の方が多かった。…そんな彼には思うことがある。風格は、強さではなく、自身にあるバックボーンが影響している。鍛錬した日数、厳しさ…それもあるが、生まれ持った才覚というのも含まれるだろう。今感じているこの圧は、それに近い。正体は、今対峙してわかる。人ならざるものの圧だ。……何処ぞのゲームでは正気度を失うだろう。だがしかし、本人はそれを凌駕する程興奮している、高揚している。強いものと戦うのが怖い、と言えば嘘になるが…闘うことが好きなのだ。これ程の相手を前に力まぬはずがない。砂埃の人影…いや、悪魔の像が濃くなり、実物が現れる。ゆっくりゆっくり歩を進める。図大きく歩いていくが、決して好きはない。既に、臨戦態勢だ。)   (2021/3/29 23:24:01)

インクネメシス【お待たせしました。…自分は兎耳でもするかぴょん。】   (2021/3/29 23:24:21)

影縫 千景【おう、大して待たされてねぇから気にすんな。 うさ耳も良いけどー…何か良いの考えとくか。】   (2021/3/29 23:25:45)

影縫 千景なんだ。そうなると喋れなくなんのか?(こちらの言葉に対して、相手は何も返答してこない。意図的に、わざとこちらの言葉に返答しないようにしているのか、それとも悪魔の体になることで言葉を発せなくなると言う制限でも掛かっているのか。どちらにせよ、彼が口を開き続けるのは間違いのないことだ。きっと、この半憑きの悪魔は昨日戦った女教師とはまた別種の強さを持っている。そもそも、ネメシス同士の戦いならば対話をすることで心を揺さぶられることもないだろう。半ば開き直りかけている彼に今、精神的な動揺を誘われるだけの隙があるのかと言う疑問にもなるわけだが…──)   (2021/3/29 23:34:18)

影縫 千景…にしても、いきなり全開で来るとは思わなかったな。そんなに、“疼いてた”のか?(誘いを掛けるような言葉。自分と力をぶつけ合いたかったのか、それともそうしないと届かないと踏んでの行動なのか。どちらであろうと彼には特に関係のないことだが、悪魔的な観点から考えるのであれば前者だろう。だが、淫魔と契約してネメシスとなった彼にもまだ人間としての理性が残っていたとするなら、後者の可能性も十二分にあり得る。闘争本能の塊、戦場の鬼。“獣”じみた衝動と本能で戦う相手ならば、こちらもそれ相応に力を示すだけ。だが、そうじゃないなら少し話も違ってくる。そうして彼からの返答を待っている間に、彼の足元の影が再び蠢き始めることだろう。同時に、相手は自分の足元からも小さな物音がするのに気付くはずだ。緊張と力みのせいで、周囲に気を配る余裕がないなら話は別だが。)   (2021/3/29 23:34:24)

インクネメシス…………(感じる脈動、久しく感じていなかった強い血の巡り。これだ、これだと身体が疼き求めていたものは。人間としての本能、剥き出しで参る。いざこの戦い。…足に何かの物音が聞こえる。どんな能力かはわからない。だから特に気にすることもなく……歩いてる動きからノーモーションで大木の様な脚をブン、と振り上げる。ぶん、という鈍器を振った音と共に聞こえてくるのは、ヒュン、という鋭い音。きっと、よく見ないと視認できないだろうが、彼の正中線目掛け風の刃が襲いかかっている。_____鎌鼬だ。)   (2021/3/29 23:41:26)

影縫 千景…なんだ。本当に喋れねえんだな。(うんともすんとも言わない。呼吸音すら聞こえているかどうか怪しい程に、あくまで静寂を貫こうとする相手に、彼は喋らないのではなく喋れない状態になっているだけなのだと勝手に認識することにした。興を削がれないように戦いの中での会話を愉しむと言うのも、彼の戦闘に対しての拘りのようなものだったが、相手が言葉を話せない状態になっていると言うなら仕方ない。こちらが勝手に口を開いて言葉を浴びせるとしよう。何も答えなくても良い、何も言わなくても良いが。責めて俺の言葉くらいは聞いてもらおう。相手は完全な獣ではない。いや、獣の本能と、人間の理性を併せ持っているかのような気配すら感じさせる。──ある意味で、完成された戦士だ。)   (2021/3/29 23:55:16)

影縫 千景さっきの話の続きだけどな。なんで灯理センセーを生かしたか…お前が俺を話す気にさせたら教えてやる。(こちらに対して歩いてきていたと思えば、届くはずもない場所で足を振り上げる淫魔。格の低いネメシスや、戦闘慣れしていないナイツならば警戒することなく突っ込んでいっただろう。だが、彼はそうではない。鎌鼬とは要するに、“飛来する斬撃”のようなものだ。それは周囲の大気を切り裂くことで生まれる無色透明の一撃。空気を切り裂いているのだから、耳を澄ませば聞こえる。“こちらに迫る風の唸り”が。瞬時にそれを判断し、蠢いていた自身の影から真っ黒な刀を生み出した。未だ服の内側にしまわれたままだった片手をやっと外へ出し、刀を握り…自身の正中線に向かっている斬撃に、横薙ぎ一閃。)   (2021/3/29 23:55:22)

影縫 千景…だからまずは、俺を“その気”にさせてみろよ、半憑き淫魔。(その一振りで、飛ぶ斬撃は彼の刀によって相殺されて消えることだろう。まずは値踏み。あの獲物にどれくらいの価値があるのか、どれくらい俺を楽しませてくれるのか…それを確認する必要がある。今度はこちらの番だ。同じように、彼もまた相手に向かって黒い刀を振り上げる。すると、空気を切り裂いたわけでも鎌鼬を出したわけでもないにも関わらず、“黒い影”が三日月型の斬撃を模して相手へ向けて飛来することだろう。奇妙なのは、その斬撃が“一切の物音”すらも立てていないところだろうか。相手が放ったモノとは違い、視認は可能だ。なにせ正体は影、漆黒を宿しているのだから。)   (2021/3/29 23:55:28)

インクネメシス_______……(喋れないのにも理由がある。この身体になる、という事は身を極限まで純度100%、ネメシスにするという事。人間としての本能までかなぐり捨てる寸前まで堕とす、そんな形態であるから。そしてもう一つ、理性を残す事は可能だが、今の相手にそれ程の余裕はない。いや、限界まで力を注ぎ込みたい。今の自分はどれほどの物なのかを。彼との戦闘意欲は違うにしろ、今の彼はこの彼と戦うことで精一杯なのだ。観察を続け、彼を見極めようとする。_____影を操る、利用する。先程の行動で大体察した。此方の行動も制限されるのであろうか、そんな思考を巡らせつつ、横一線で放たれた影の斬撃波は…くん、と180度、縦に開脚して屈めることで避ける。これが半憑きネメシスの人間らしい動きと言えるよだろうか。そのまままるでウィンドミルをするかの様に大ぶりに身体を立ち上がらせるのだが、その際の足の振りにもしっかり鎌鼬を含ませる。…鎌鼬のサイズは小さい、よって視認は難しいがダメージ量も少ない。ネメシスの戦い型となった彼なりの牽制だろう。)   (2021/3/30 00:05:44)

影縫 千景ったく、喋れなくなるならせめて名乗ってから変身しやがれっての。(──そんな、些細な愚痴を彼は零した。仮に、本当に仮にの話だが…彼が相手をこのまま殺してしまった場合、相手の名前すら聞かないままその命を手にかけることになる。万が一、億が一そうなってしまった時に、少しばかり後味が悪い。後、これは受け売りだが、戦いの前に互いの名乗りを済ませておくと言うのも、戦うための大事な礼儀であるから、だ。…あれ、そうなると俺も名乗ってなくね?と、彼が思ったのは言うまでもない。そうして思考を回せるくらいには、彼には余裕がある。その上で何と言っても彼の特筆すべき点は、そうして様々な情報、方向に思考を巡らせながらも、相手からは寸分も意識や目を逸らさないと言うところだ。数百年と戦い、その全てに勝利してきた彼にとって、もう当たり前のことだった。その意識を、何かしらで乱されない限りは、だが。)   (2021/3/30 00:19:59)

影縫 千景…──おい。ままごとしてんのか?お前。(牽制。相手が再度放ってきた攻撃は、そう例えるに相応しい攻撃。こちらが放った斬撃を屈んで躱し、再び体を立ち上がらせながらもう一度鎌鼬による攻撃を仕掛けてきた。種が明かされた後なのだから、小さかろうが何だろうが関係ない。そう言った手品じみた攻撃は、最初の一発に“相手の頭に残しておく”ために使用するものだ。先程と同じように、彼は刀の刀身で鎌鼬を受け止めることで再び相殺するだろう。その後で放った言葉には、僅かな怒気が含まれていることだろう。相手の牽制をままごとと称したその言葉。何故なら彼はもう“布石”を用意しているからだ。単なる牽制での小手調べではない、と言うことだ。)   (2021/3/30 00:21:15)

影縫 千景──弾けろ。(その言葉と共に、相手の背後で今しがた相手が回避を行った“漆黒の斬撃”が弾け飛んだ。あくまで、彼が作り出したのは“影”でしかない。それが“三日月型の斬撃”を模していただけのことなのだ。当然、種が分からないから回避すると言う選択肢は間違いではない。ただ、それは彼にとっての布石なのだ。斬撃だと警戒して避けても防いでも、すでに彼は第二の手を打っている。弾け飛んだ三日月型の影から生み出されたのは、無数の影の弾。それらは彼の背後から強襲するだろう。一つ一つが弾丸に劣らない威力を持って、視界の外から相手に襲いかかる。小さいからこそ、より威力が高まる攻撃もあるのだ。着弾面積が狭ければ狭いほど、攻撃の威力は一点に集中しやすくなる。)   (2021/3/30 00:21:22)

影縫 千景【念のため補足しておくと、“影”が“斬撃”のフリして飛んでただけだから、そもそも着弾したって切れたりしないんだぜ、ってことだ。】   (2021/3/30 00:24:24)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、インクネメシスさんが自動退室しました。  (2021/3/30 00:25:45)

おしらせインクネメシスさんが入室しました♪  (2021/3/30 00:26:07)

影縫 千景【はい、ツーアウト。】   (2021/3/30 00:26:11)

インクネメシス【え、気をつけてもう一回更新したのに。意味わかんねーんだけど(怒り。…もしかしたら本能的に兎耳になることを望んでいるかも)____でもその影、お痛いんでしょう?】   (2021/3/30 00:26:57)

影縫 千景【システムはお前を許さなかったようだな。() 仮に斬撃の状態で直撃しても、なんだ…べちょって感じで泥みたいになってただけだな。本命はその後の今の攻撃だからな。】   (2021/3/30 00:28:13)

インクネメシス_____余裕、凄いな。(ようやく口を開ける。片言か、拙いのか。軽い雰囲気はない言葉を一言発し…今まで使用してこなかった雷の魔力を貯めておいた分、一気に解放する。背後からの炸裂音を素早く察知し、周りに強い衝撃波を放つ。想像で言えば…アニメでよく見る、身体から闘気を発する、気を放出する、あの感覚だろうか。雷が彼を包み込み、無数の弾丸を受け付けない。暫くして落ち着くのだが……姿勢は変わらない。フリースタイルに近い、とん、とんと跳ねる半身構えるテコンドーと紅自身の自然体の構え。攻撃と回避を素早く行える脱力の構え。悪魔体では基本ノーカード、それ程自信があったから。しかし、通用しない……これが、初めて出す、ネメシスとしての本気_____)私は、インクネメシス。宜しく。(一言、リクエストに答えた刹那、言葉を言い終わったのと同時に、彼の顔にはゴツく黒い鎧の靴底が視界を遮ろうとしている。雷の魔力は属性付加、攻撃力上昇、飛び道具、気功波的な役割だけでなく、雷の如しスピードを身にまとい、突撃することも可能である。)   (2021/3/30 00:33:30)

影縫 千景何だよ、喋れるんだな。…当たり前だろ、俺を誰だと思ってんだ。(正直、少し驚かされた。背後からの攻撃を闘気で打ち消したのもそうだが、喋ることができないような状態なのだろう、あるいはその気も失せるくらいに集中しているのだろうと思っていたから。しかし、こちらの言葉にようやく答える気になったのか、それとも意識をせずに無意識で吐き出された言葉なのか、相手の口から発せられたのはこちらを賞賛する言葉だった。それを彼は、流すでもなく否定するでも、相手に同じような言葉を贈るのでもなく…──ただただ不遜に自分自身を誇示した。余裕があって当たり前、強くて、すごくて当然。勝利をもぎ取るのが必然。彼にとって戦いとはそんなものだ。借り物の力でもない、“自分自身”を強者だと疑って止まない彼は、相手の言葉に得意気に笑うのだった。)   (2021/3/30 00:46:53)

影縫 千景インクネメシス…。俺は夜の王、吸血鬼……ッ!(相手の名を脳裏に刻み付けるために音に出して繰り返す。忘れないように、記憶から消えてしまわないように。民の名を忘れずに覚えておくのも、王の責務だ。そうして同じように自分の名前を名乗ろうとしたところで、しかしそれ以上言葉は紡がれない。正に、迅雷。この淫魔を…いや、悪魔を表すのに相応しい表現だ。雷が落ちたような速度で、一気に攻撃を畳み掛けてきた相手。寸でのところで反応した彼は、その場から後ろに後退することでその鎧の脚部による踏み付けを躱すだろう。ボコボコ…インクネメシスの足元の影が、よりいっそう激しく胎動する。)   (2021/3/30 00:47:01)

影縫 千景どいつもこいつも…人の名乗りを最後まで聞けねぇ奴ばっかだな。(まあ、吸血鬼ということさえ明かしてしまえば、こちらの名前をすでに知っている相手に対しての自己紹介は済んだも同然なのだが…自然と、表情に笑みが浮かぶ。いやはや、半憑きとどこかで馬鹿にしていたが、純正の悪魔に匹敵する力を彼は会得している。あるいは、使いこなしている。少なくとも、退屈はしなくて済みそうだ。千景が攻撃を回避して後ろに下がる最中、相手の足元から真っ黒な口が出現する。相手の影が丸ごと、巨大な口に変化したのだ。地面から飛び出すように出現した影の口は、巨大な相手をバクンと捕食してしまおうと大きく開いた口を閉じようとするだろう。相手を影の中に閉じ込めようとしているのだ。)   (2021/3/30 00:47:10)

インクネメシス……………(無言の圧は続く。確実に捉えたと思っていたが、思い切りのあるトラースキックは避けられたようだ。再び構え直し、再びホップ。先程の動きと言い、回避行動、反応速度…言葉通りの余裕、そして王としての風格がある。ゾクゾクする。全身の血の巡りが、今を充実させている。)………____!!!(先ほどから何もしない彼。こんなのでは終わらない。カウンター狙いなのか、あるいは…全範囲に警戒しながら時を待つと…なるほど、影だったか。足元から何やら捕食者が現れる。影が自分を包み、食う、あるいは取り込もうとしている。下から加えようとするならば…ぐん、と体を上昇、先程の迅雷の如しうごきで跳ね上がり喰われる前に避ける。そしてそのまま空中を蹴り…彼の元へと駆けていく。影を操るのであれば、遠距離は意味がない。近距離が此方のペースに持ち込みやすいのではと考えたからだ。まるで特撮のような、鋭く急降下する体の先端には足刀の形をした足…)   (2021/3/30 00:55:40)

影縫 千景ははっ、良い反応速度だな。…お前、“こっち側”に来る前から何かやってただろ。(こちらの奇襲とも呼んで差し支えない攻撃をことごとく避ける相手に、彼は小さな賛美を贈った。力に溺れたただの素人がネメシスになったとして、あそこまでの反射神経を身につけられるとは思わない。“力を手に入れる”ことのみが目的ならば、ネメシスとなって力を得た時点で胡座を掻くだろうから。そうやって、自分のあり方、生き方、力…──自分を構成するありとあらゆる要素に満足感や充足感を抱いてしまった者から、大抵は死んでいく。逆に、まだまだと上を向き続け、泥水を啜って汗水を流しながら、綺麗じゃなくても足掻き続ける者の方が、将来性を考えれば余程脅威となるし生き残れる確率も高まる。彼の視点から見たインクネメシスは、どちらかと言えば後者に思える。今も尚、彼は何かを求めて戦い続けているのだろうから。それが更に高みへ登るための力なのか、純粋に闘争を楽しむ衝動のためなのかは分からないが、そう言う奴は、例外なく強い。)   (2021/3/30 01:08:31)

影縫 千景…キッチリ人外だな、お前も。(こちらの攻撃を飛び上がって躱したばかりか、着地を要せずに攻撃を繰り出してきた彼に、彼の表情に苦笑いが浮かんだ、出鱈目な身体能力だ。相手の攻撃を回避するために空中へ跳躍する形で後ろに下がった彼には、ここから回避する術は…無いわけではないが、そろそろ鬼ごっこにも飽きてきたところだ。ここからは、削り合いと行こう。自身の影から二本、影で作られた漆黒の槍を生み出し、それぞれ相手の鎧の肩部装甲へ目掛けて飛来させる。それを防ぐために攻撃を中断するならばそれで良し。お構いなしに攻撃を仕掛けてきた時のために、彼は相手の蹴りの着弾点に対して腕をクロスに置くことで防御を試みるだろう。)   (2021/3/30 01:08:37)

インクネメシス_____(先ほど彼が言った言葉を意味合い変えて使うのであれば…「牽制に同じ技を使うのはどうなのであろうか。」蹴りの急降下はクレーターが出来るほど強い衝撃波。やはり一撃を狙うのは得策ではないのか。しっかり分析しながら、彼にどうすれば有効打を考えている。…が、投げられた二つの槍。どこに狙おうが同じ、先程の闘気解放を行い消滅を狙う。光あるところに影はできるが…激しい光は如何だろう。ばち、ばちと止めどなく流れる電撃を解放し、クレーターに更なる深みを蹴り上げで作りながら彼に突撃していく。今度は、彼の得意技。アクロバッティングかつ、スキルフルな蹴り技の乱舞。胴回し蹴り、空中での延髄斬り、ブレイクダンスを模した蹴り…様々な蹴り技を繰り出しながら、彼を追い詰めようとする)   (2021/3/30 01:20:05)

影縫 千景ッ! うぉっ…がはッ!(その闘気で全部消し飛ばす奴、レギュレーション違反だろ。柄にもなくそんな言葉が脳裏に浮かんだ。今の相手には、搦手などは酷く効果が薄いように感じる。こちらが策略や戦略を巡らせて撃った一手を、単純な“力”のみで全て打ち崩されているのだから、それはもう必至の事実だった。槍が闘気にかき消された瞬間に、それは確信に変わる。それはそれとして、彼は相手の攻撃を防がなくてはならない。自身が防御のためにとクロスで組んだ腕に、まず初段の蹴り。ビリビリと、文字通り“痺れる”ような感覚と共に襲いかかる衝撃。そのまま、立て続けに二発目。それ以上は彼の腕が耐えられなかったようで、防御のための腕が崩されてしまった。マズイ…しかし、そう思考が走った時にはもうすでに遅い。三発目の蹴りが、ついに彼を捉えた。自身の胴体にめり込んだ彼の足。呻き声と共に、口から吐き出された赤い液体が彼の鎧を汚すことだろう。その威力を物語るように、彼の体は後方へと吹き飛ばされた。地面に背中から二度、叩きつけられてから。)   (2021/3/30 01:38:10)

影縫 千景…やべ、このままだと押し負けるな、俺。(──ただ、倒れない。くるりと空中で体勢を整えると、未だ殺しきれない衝撃によって地面を後ずさる様に体を後ろに下げながらも立った状態で受けきってみせた。同時に、彼は確信する。このままでは力で押し負ける、と。どんなに高い身体能力を持っている相手でも、搦手で不意を突けば捕らえることは可能だ。だが、今自身が対峙している相手にはそれが通用しない。そんな理屈が通らない次元まで、相手は自身の身体能力を高め、この戦いに魔力を注ぎ込んでいる。──彼は確信した。素の身体能力では、この悪魔に叶わない、と。ならば、どうする?──諦めるのか?勝つことを、勝ちに拘ることをやめるのか?──王であるこの俺が?影縫 千景が?エルジェベート・ランドールが?──まさか、そんなわけないだろう。何かを堪えるように、あるいは解放しようとするかのように、彼は自身の胸を片手で押さえた。ドクン、相手にまで届きそうなほど大きな心の胎動。それが一度だけ、彼の体から鳴り渡った。…──次の瞬間。)   (2021/3/30 01:38:17)

影縫 千景……さぁ、第二ラウンドと行こうぜ?インクネメシス。(彼のその言葉は、相手のすぐ近くから聞こえてくることになるだろう。吹き飛ばされて、つい先瞬まで、離れたところにいたはずの彼の声が、だ。“掻き消えた”──そう表現して、差し支えない。何なら、本当に消えているのかもしれない。なにせ、自身の身体機能を上げるために“ストック”を消費したのは初めてのこと。幾分、加減が効かないのである。それでも、彼はお構いなしに攻撃を仕掛けるだろう。相手が着込んでいるのが鎧なら、彼は自らの拳を、相手の横っ面を殴り飛ばすように顔を覆う部位へと振るうことだろう。少し、黄金色の瞳が赤みがかっている。夜の帳に咲く黄金、嵐を呼ぶ雷の悪魔。互いの全てをぶつけ合うことで、いよいよ激化を始めた戦いの行方は、この空でさえも観測できない次元へ突入するだろう…────)   (2021/3/30 01:38:22)

影縫 千景【と言うところで、今日は一旦中断でも良いか? キリ良いし。()】   (2021/3/30 01:38:51)

影縫 千景【・。・雷人ー?】   (2021/3/30 01:44:41)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、インクネメシスさんが自動退室しました。  (2021/3/30 01:53:47)

影縫 千景【あいつ一回の絡みでスリーアウト分消化しやがった。こりゃ罰ゲームだな() にしても、強い敵と戦う度に見せてなかった力を一つ解放していってる感じになったな。この調子で、いつか吸血鬼体の方も…。 よし、俺も寝るかな。おやすみ雷人。また続きしようなー。】   (2021/3/30 01:55:11)

おしらせ影縫 千景さんが退室しました。  (2021/3/30 01:55:25)

おしらせインクネメシスさんが入室しました♪  (2021/3/30 08:59:43)

インクネメシス【本当申し訳ない…「あ、また明日かな…」って思った瞬間にばたんきゅーでした。…ウサギ耳、犬、ショタ化。大抵のことは受け付けますよ。】   (2021/3/30 09:01:26)

インクネメシス______(捉えた。此方の乱舞が通用した。しかし、決して驕ることはない。まだ彼が奥の手、いや、力を残している事は明らかだ。先日感じたあの気配は、こんなものではなかった。ダメージはあるにしろ、あの受け身の取り方からまだ余力を残しているだろう。…何か来る、異常な大きさの胎動を察知し、すぐさま警戒_____したのだが)______っ_____(見切れなかった。名前を呼ばれたその時、横っ面を殴られ身体は自身の横方向へと飛んでいき…素早くロンダートの様に綺麗に着地する。しかし、この重みのある鉄拳。やはりまだまだ本気ではない。……そう感じとるしか得なかった。此方も、奥の手があるにはあるが……第二ラウンド。此方も新たな引き出しを開ける)   (2021/3/30 09:12:26)

インクネメシス……………(受けたダメージをもろともせず、黄金色の瞳を見つめる。そして自分は右腕を、この戦いを見つめる星空に突き出す。上空に作り出す、雷雲。呼び寄せ、自身で作り出す。その両方を駆使し……思い切りその右腕を振り下ろす。途端、雷鳴が一面に轟く。彼の頭上を落雷が襲う。一般的に感じる雷鳴の音ではない。鼓膜を震えさせる強烈な破裂音、そして、時差のない、音の遅れのない瞬間的な落雷が王を襲う。これが、雷の魔力の真骨頂_______)   (2021/3/30 09:16:12)

おしらせインクネメシスさんが退室しました。  (2021/3/30 09:16:15)

おしらせインクネメシスさんが入室しました♪  (2021/3/30 21:21:27)

おしらせ影縫 千景さんが入室しました♪  (2021/3/30 21:21:30)

影縫 千景なるほど…雷を支配下に置いてやがんのか。(どうりで…。相手が手を上空に翳すことで途端に鳴り響き始めた雷鳴と、自身の頭上を覆い始めた黒い雲に納得を示した。雷を使う淫魔、それならばあの速さと攻撃の威力、闘気が雷を纏っているように見えていたこと。それに加えて、先程蹴りを受けた箇所と二発目までの攻撃をj防ぐのに使った腕が少しばかり痺れているのも納得だ。蹴りを直接受けた胴の方には今も体全体へ流れるような痺れが走っているが、腕の方は動きや攻撃に支障が出るほどではない。しかし、これは勝負を長引かせるとこちらが徐々に追い詰められていくことになるだろう。つまり、彼が今とるべき最善の行動は早期決着…──時間や手間を増やさず掛けることなく、短期決戦で一気に勝負を決めることだ。そう考えると、自身のストックを消費して身体機能を上げたのは間違いではなかったらしい。ただ、雷雲を呼んだわけではないだろう。何かが来ると予感して、彼は片手に漆黒の刀を構えて足を縦にザッ、と開き、姿勢を少し低くした…──深く、長い呼吸。刹那、轟く雷鳴と共に彼の頭上から降り注ぐ雷。刹那、)   (2021/3/30 21:21:44)

影縫 千景……────(地面に降り注ぐ雷。インクネメシスの目論見では、落雷を彼に直撃させようとしていたのだろう。落雷を直接もらえば、悪魔と言えど大きなダメージを負うことになるのは必至。だから、彼は落雷を受けてはいない。触れることこそが最悪の選択だと考えているため、防御もしていない。ただ、回避した。仕組みは無い、原理は単純。“彼の速さ”がそれ以上なだけだ。それに、相手がノーモーションで雷を落としてきたならともかく、動作が見え、明らかに何かが起きる前兆があった以上、警戒や回避を試みるのは必然。では、次の段階へ。彼は確かに攻撃を回避した、では一体どこへ向かう?まあ、短期決戦を狙うならば答えは自然と一つしか残らない。──相手に接近する、だ。)   (2021/3/30 21:21:49)

影縫 千景──天は俺にお怒りみたいだが、生憎俺は神にも牙を剥くぞ?(雷は天から降り注ぐ神の怒り、だなんて逸話もあるが、彼は神すらも恐れず、駆ける。風を切り、音すら置き去りにして、鬼気迫る勢いでインクネメシスへ迫っていく。もしかしたら、彼が動き出す前にとっていた構えに、相手はどこか見覚えがあるかもしれない。相手はつい先日、彼が保健室で“灯理センセー”と談笑を交わしている頃、一人のフェアリーナイツと戦っていた。彼、影縫 千景はそのナイツを知らないし対峙したこともないが、彼のとった構えは彼女が“得意としている攻撃の一つ”に酷似しているはずだ。凄まじい速度で相手との距離を瞬く間に詰め、インクネメシスの体の真横を通り過ぎながら、その鎧の胴体の部分目掛けて横一閃。斬撃すら遅れて飛んでくるほどの速さで彼の横を通り抜け、刀を肩に担ぎながら彼の方を振り返る。──そろそろ、居合い切りの斬撃が相手の体を襲うだろう。真っ二つにならなくても良い、“鎧が破損するかどうか”を試したいのだ。)   (2021/3/30 21:21:55)

影縫 千景【あ、今日もよろしく。(片手をひらひら。)】   (2021/3/30 21:22:09)

影縫 千景【なんだあのロルの中に割り込んだj 退け。(誤字を蹴っ飛ばして)】   (2021/3/30 21:23:36)

インクネメシス【よろしく。……やっぱこの姿が丁度いい。】   (2021/3/30 21:25:26)

インクネメシス_________(落雷を落とした。別に当たるかどうかが問題ではなく、これを脅威と感じるかどうか否かを試したかった。結果は脅威と感じているのだろう、先程の余裕のない回避ではなく、こうしたカウンターの横一線の斬撃で返した。此方の攻撃は一応通用する。このことが分かれば、振り向いた彼の身体に出来ている鎧に斬撃痕が出来ているが、安い物だ。まだ戦える。早期決着を望んでいるのであれば此方も好都合。長くは持たない______)…………(彼ならどう思うだろう、性懲りも無く上空に手をかざす。先ほどのように雷鳴の前兆が鳴り出す。ごろ、ごろ………そして、再び腕を下ろす____のだが)…衝撃”〜インパクト〜”(手は下に下ろし、落ちてきた雷は…自分の所へとやってくる。その雷をまるでトスヒッティングの様に、大振りに降った腕で弾き飛ばす。落雷を、重力無視したままベクトルを彼の方向へと持っていった____)   (2021/3/30 21:33:53)

影縫 千景なぁ、お前。なんで俺と戦いに来たんだ?(──素朴な疑問だった。特に相手から喧嘩を売られるような理由が、彼には無いのである。どうせ自分の元に灯理センセーを何故殺さなかったのかを尋ねに来たのも、ついでだろう。戦うつもりが全く無かったと言うわけではないはずだ。戦うのが嫌なら、彼が屋上から飛び降りた段階で追いかけることなく放置しておけば良い。彼と戦ってまで、相手は彼が灯理を生かした理由を知りたいのだろうか。その可能性も考えたが、それはシャドーネメシスとして考えた時に動く道理としてあまりに不明瞭だ。では、仇討ち?ネメシスの間で彼は良くは思われていないのだろうが、フェアリーナイツならともかく、ネメシスにまで個人的な恨みを買うようなことはしていないはずだ。何かしらの理由があるのだろう、と。彼は問うてみたのだ。──まあ、答えてくれる保証はないが。)   (2021/3/30 21:55:56)

影縫 千景…──っと。肉弾戦が好きなのかと思ったが、俺の思い違いだったか?結構チマチマした戦い方をするんだな。(大振り。予備動作がしっかりと、大袈裟なまでに見ている攻撃にわざわざ試しに当たってやるほど、彼は優しくはない。その攻撃が回避不能なもので無い限り、勝負を決めに来た必殺技ですら彼は看破しようとする。思い出作りに攻撃を受けてやる、などと言う生半可は優しさや持ち合わせていないし、そんな覚悟で戦いを挑んではいない。故に、今度の相手の攻撃も、彼は回避することを選ぶだろう。その大振りな攻撃のモーションが見えると同時に腰を僅かに落とし、こちらに放たれた雷に合わせて体を横に向けて半身の体勢になることで回避する。彼のちょうど真横を、相手の放った雷は通り抜けていくだろう。チマチマした戦い方、と相手の攻撃手段を表現した後で…。)   (2021/3/30 21:56:04)

影縫 千景ま、俺もそう言うやり方は嫌いじゃねえ。“俺の土俵”はそっちだからな。(と、ここで彼は一つの、ある意味衝撃的な事実を告げるだろう。高い身体能力と、それを過不足なく活かせる戦闘に対しての才覚を宿していながら、彼は“それ”を直接使った戦い方が本領ではないと語るのだ。そちらを土俵とし、身体能力が自身の強みであると考えている相手が敵に回れば、苛立ちすら覚えるかも知れない事実。それを淡々と告げたその瞬間、“先程の蹴りの衝撃で彼が吐き出し、相手の鎧の脚部に付着した血液”がその姿を変えるだろう。鎧に付着した無数の斑のような血液。それら一つ一つが、“槍”のような姿となって相手の鎧を刺し穿たんとする。これが、“彼の土俵”…戦いの最中で、いくつもの布石と伏線を用意し、戦略を巡らせる。血を槍に変化させて攻撃しながら、更に彼は相手の足元の影から二本の巨大な斧を生やし、相手の鎧の“肩部”を叩き割るように攻撃を行うだろう。離れた位置から攻撃すれば闘気でかき消される。なら、鎧に元々付いていた血液と、すぐ足元の影からならばどうか、と。攻撃を行いながら、半身の体勢のままで刀を持つ手を後ろに下げた。)   (2021/3/30 21:56:38)

インクネメシス…………(当たってくれる、そう思ったわけではないが…雷のスピードは決して遅い訳ではない。人間には到底回避など不可能。しかし、彼は回避した……やはりこの手は使えない。近距離か…と戦闘スタイルの確立を心に決めた。…のだが)______ぐ、______(油断していた、とはいかないが、意表を突かれた。影の斧までは予想できた。しかし血液までは。先程の雷の覇気を放ち、何とか斧は、万歳するように両手のバックハンドで掻き消した。が、鎧を穿つ槍までは対処出来ない。力を込め、強化した身体で受け止める______槍の先端は鎧に入っていった。が、本体までは届いていない様子。勢いが収まったのを見て、刺さったまま彼の方へと歩き出す。正体が影であるため、触れるのは得策ではないと考えた。そして此方も、彼が構えた刀の様に、雷の形を具現化させ……太刀を作り上げる。両手で持ち、自身の身長はおる。第三ラウンド、混じりっけなしの近距離戦を行うつもりた。)   (2021/3/30 22:07:14)

影縫 千景……チッ。(彼は小さく舌打ちを漏らした。影の斧が相手の闘気によって防がれたことでも、血液の槍が相手の鎧の中身を傷つけるにいたらなかったことに対してでもない。相手が何も答えないことに対しての舌打ちだ。まあ、対話をする気が無いと言うのなら、あの鎧の奥から本人を引きずり出して色々と聞いてみるしかないだろう。その時に、相手がまだ生きれているなら、の話だが。まあ、どの道この戦いはそう長くは続かないだろう、と彼は思っている。相手の鎧も永続ではないだろうし、そもそもお互いに狙いは短期決戦のようだ。それならば、あの雷の悪魔の中から、宿主の人間を引っ張り出すのにもそう時間は掛からない。)   (2021/3/30 22:18:43)

影縫 千景………。(こちらに向かってゆっくりとした足取りで歩いてくる相手に対して、彼は自身の片手に持った影の刀を素早い動きで前方へと突き出すように動かしてみせた。とは言え、本来ならば刀の射程的に刃が届くことはない距離だ。その程度の距離間は、未だ両者の間に存在する。にも関わらず、彼は突きを放った…何故か。──それがただの刀では無いからである。彼が持っている武器は影から生み出したもの。その形状も性質も彼の自由自在だ。つまり、“刃を伸ばす”ことくらいは造作もないことだ。彼によって突き出された影の刀は、まるで鞭か何かのようにうねりながら彼の方へと伸び、彼の鎧の下腹部…先程居合いで傷を残した部分へ突き刺さろうと迫るだろう。)   (2021/3/30 22:18:48)

インクネメシス______雷刃。(今まで立ち向かってみて分かった、彼の特徴。…伏線張り、何かを布石として攻める手口。それが彼の特徴である。弱点を責めるのは戦いの基本、基本に忠実でありながら、残虐性も現れている。そんなやつに何か策もなく飛び込むだろうか。…否。彼が放った、空に刺した突きと同じタイミング。薙ぎ払いながら後ろに下がった。彼の刃をいなす訳でもなく、ただ斬り下りを行う。…ただの切り下がりではない。あの、鎌鼬だ。しかも今回は実態はある。雷の斬撃の跡を追いかけるように、雷の刃が形となって彼に迫る。____すれ違うように伸びる刃は、確かに身体に突き刺さる。しかし、既に復元されている為、中に入ったとはいえダメージは本来想像していたものとは違うだろう。……『雷を纏うと強くなる』これが簡潔な彼の現在の状態だ。)   (2021/3/30 22:28:29)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、影縫 千景さんが自動退室しました。  (2021/3/30 22:39:06)

インクネメシス【おー?】   (2021/3/30 22:39:13)

おしらせ影縫 千景さんが入室しました♪  (2021/3/30 22:39:15)

インクネメシス【まさかの影縫さんワンアウト。】   (2021/3/30 22:39:26)

影縫 千景【まだワンアウトだし!】   (2021/3/30 22:39:42)

影縫 千景ハッ…──甘口だな。(こちらの攻撃を避けるでも防ぐでもなく、純粋に鎧で受け止めながらこちらに対してカウンター気味に攻撃を放ってきたインクネメシス。敢えて攻撃を受けることで、彼は刀を手放さない限りその場から動けなくなる。そこを狙っての、雷を纏わせた太刀による鎌鼬。見事なものだ、見事なものだが…甘口。それが彼からの評価だった。こちらに放たれた鎌鼬に対して、彼は避けることもしなければ防ぐこともしない。ただし、それは“できないから”ではない。そもそも、それを“する必要がない”からである。先程記載した通り、彼が伸ばした刀身は“鞭がしなるように”伸びている。そう、鞭のように、だ。ただ、真っ直ぐに相手に向かって伸びたと言うわけではないのだ…そこが、今回用意した伏線である。   (2021/3/30 22:46:29)

影縫 千景──蛇腹剣。そのように呼ばれる武器を知っているだろうか、刀がいくつもの筋に分解できるように作られており、リーチを伸ばすことが可能な武器だ。他にも、分解された刀身同士は中で繋がっているため、相手に刃を巻き付けると言う芸当が可能な武器だ。彼が持っていた刀は、“それ”なのである。つまり、どう言うことか。鎧に突き刺さった刀の刀身がいくつもの小さな刃に分解され、“彼の体に巻きつく”ことになるのだ。先程相手の鎧に刃が突き刺さったことで、“効果がある”ことはすでに立証済みだ。なら、“相手の鎧を貫通する刃が相手の全身に巻き付けばどうなるか”と言うのは想像に難くないだろう。彼の目論見が合っていれば、刃が鎧に食い込むように刺さっていき、少しずつ鎧を瓦解させていくはずだ。──究極の騙し合い。彼が戦いを楽しむ理由の一つは、こういった駆け引きも含んでいるのだ。)   (2021/3/30 22:47:21)

影縫 千景…ほら、ご自慢の雷をくれてやるよ。(そしてもう一つ、彼は先程相手が放った斬撃を、すでに“対処する必要がない”と判断した。その種を、今から明かすとしよう。彼が刃で鎧を瓦解させようとしている間にも、当然相手の放った斬撃は彼に迫って来ているわけだ。その鎌鼬と呼ばれる飛翔する斬撃が、今にも彼に当たりそうな位置まで来たところで…──その瞬間、雷の斬撃の行く先に立っているのは、“インクネメシス”の方になっている。そして、先程までインクネメシスが立っていた位置に、彼が代わりに移動しているのだ。どう言うことか?簡単だ、彼は自分の影から生み出した物質と、自分自身の位置とを入れ替えることができる。“彼が生み出した刀”が“相手に刺さっている”のだから、その状態で位置を交換すれば結果的に、“千景とインクネメシス”の位置が入れ替わるのと同意義なのだ。さて、ご自慢の雷を稲妻のように迸らせながら放った斬撃。それに晒されるのは相手の方で、鎧も巻き付いた刃で瓦解させられかねない状況だが…──どうする?)   (2021/3/30 22:47:28)

インクネメシス__________!?(予想外の連続、影の刀をそのまま突き刺すのだろうと考えていたのだが…蛇腹のように巻きつき、所々に傷跡を作っていく。そのまま破壊、予想できるわけがなかった。しかし、此方の鎌鼬は如何だろうか。決して避けられるものではない、ここ迄の作業しているのなら避ける時間はないはず……そう考えていたが、不思議な感覚だった。目の前の光景が変わっている。よく考えてもわからないが…影の何かを利用して立場を逆転させたのだろう。思考は回らない。しかし、一つの決断に踏み入る事はできた。_____奥の手だ。)_______あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!(鎌鼬は、受ける。身体に大きな斬撃と吹き出す血。貫通はしなかったものの、肉体に届いた。それがこの技の威力を証明するだろう。そして____三度目の落雷。標的は…自分自身。諸に当たる。強い衝撃波が彼にも影響を与えるだろう。これなら、先程の様な立場逆転も出来まい。______それが、彼の最後の思考だ。)   (2021/3/30 23:04:35)

インクネメシス………グルルル………(怪我の功名、いや、ただの調子に乗った末路と言うべきか。雷を浴びれば強くなる、そんな彼の安易な考えから自身の雷の魔力を浴びる事によって強めていった。あるとき、限度を超えて思考を無くしかけたことがある。自分が自分でなくなる、強さだけを求めた、闘争の化身____これ以上はいけないと初めてストップをかけたのだが……今解き放つ、最後の奥の手、悪魔体、魔力全解放_____)ガァァァァァ!!(自分の身体には、先程までついていた鎧の跡はない。その上に重ね着たように分厚く、雄雄しくなっている。禍々しく、恐ろしい。獣の様な要素も感じる。手は鉤爪のように鋭くなっており、顔は牙を模した口が現れる。そして……先程のような遠距離や、技の応酬も何もない。殺しにかかる、獣の大一振りが彼を襲う____)   (2021/3/30 23:04:59)

影縫 千景…何だ、まだ上があんのかよ。(戦いの中で、疲労以外の汗が浮かんだのはいつ以来だろうか。つーか、こいつにここまで力解放させた奴って他にいんの?と思わず思ってしまうくらいに、相手から放たれる雰囲気は禍々しいものへと変化していった。相手が落雷に打たれることでこちらに走る衝撃を、舞い上がる砂埃を防ぐために自身の顔の前に腕を持ってきながら、後ろに吹き飛ぶことが無いようにその場で踏みとどまって耐える。その後に彼の視界に飛び込んで来たのは、正しく獣と呼んで差し支えない、咆哮じみた声をあげる相手の姿だった。今ので鎧を砕き切って、そのまま自分の勝ち、と収めるつもりだったが。どうやら良くない箍を外してしまったらしい。本当に、相手にはもう言葉や意思疎通が通じないのだろう。だが、恐らく魔力は消耗しているはずだ──…そう予測して、作戦を変更する。)   (2021/3/30 23:20:02)

影縫 千景ホントは、我を見失うような力に頼る馬鹿な輩は、ぶっ殺してえんだけどな…。(そう言うわけにもいかない。なにせ、彼の正体はあくまで人間だ。その外見が如何に怪物じみているにせよ、相手の存在の根幹が人間である限り、彼は相手を殺そうとはしないだろう。その時点で、灯理を殺さなかったことへの解答も半ば出ているようなものだが、どの道今の相手に届くことはない。理性さえ殺して、それでも尚強さを目指す。その志は立派だが、褒められたやり方ではない。少なくとも、彼は好まない手段だ。気に食わない、気に入らないから叩き潰すのではなく、だから教えてやる。そんな力に頼ったところで、充足感のある勝利は得られない。)   (2021/3/30 23:20:10)

影縫 千景……ッ!! んのやろ、出鱈目にも程があんぞ……。(──ここからは、持久戦。自分の攻撃で相手を倒すのではなく、相手の魔力切れを狙った戦い方に切り替える必要があるだろう。彼も得意な戦い方ではないし、何なら最も嫌う戦法だが、致し方ない。まずは相手の速度と攻撃の重さがどれくらいなのか見極めようとしたところで…咄嗟に反応し、地面を蹴って後ろに体を下げたが、間に合わなかった。自身の肩から胸板に掛けてまで、爪で切り裂かれたように血が溢れ出した。自分の血液で体と衣服を汚しながら、ひとまず距離を取る。──なるほど、ストック一つ分の力じゃ足りねえってことか。だが、二個目を消費することはない。さっきも言ったが、彼の目的は時間稼ぎなのだ。改めて思考するだけで反吐が出そうになるが、そこは自分自身との戦い。ふっ、と短く息を吐き出し、完全に思考を切り替えた。)   (2021/3/30 23:20:16)

インクネメシスガァァァァァ!!ルガアアアアア!!(ここからはやること単純、本能に任せて彼を滅する。理性はもう殆どない。あるとするならば、限界ギリギリまで人の形を留めようとした程度だろうか。避けに徹しようが、カウンターが放たれようが関係のない。彼が動かなくなるまで、叩く。……自分でもこの様なモードを使いたくなかった。話しながら、楽しく戦闘がしたかった。しかし、実力差を加味して、やってみたかったこと。自分はどれ程闘えるのか。それを試すことのできる相手が、今目の前にいる。きっと、倒すことはできないだろう。勘だけの不根拠な確信を、彼に全力を持ってぶつける。これが今彼に必要なのだ。……いま、獣と化した今の彼は、猛烈に充実している________)ガアアアアアアアア!!!(彼は回避のため、なるべく距離を取るだろう。苛立ちか、歯痒さか。地面に両腕を叩きつける。ドコン、と音がなり…そこら一帯が揺れ始める。校舎もぐらん、ぐらんと揺れ、巨大なクレーターが出来上がる。この時点で足場不安定なのだが……雷鳴が鳴る、いや、鳴ったではない、鳴り続ける。彼がいる場所関わらずらここら一帯に落雷が落ちに落ち続ける。)   (2021/3/30 23:29:41)

影縫 千景……御伽噺の怪物だな。(正しく、そう言った類を相手にしているような気分だった。彼は彼で、自分を文字通り化物じみた強さだと自負しているが、それでも彼はあくまで“理性ある存在”だ。本能のままに戦えど、その裏でいくつもの思考を柔軟に回して相手を絡め取ろうとする。だが、今彼が対峙している相手はそうではない。自分の本能と、衝動のみで戦っているのだ。そこに理性や小難しい思考など必要ないとでも言うように。吼える声がうるさくて、耳が痛い。その姿の変貌っぷりが、まるで別の生き物のようだ。ただ、そんな状況でも彼は笑っているだろう。虚勢を張っているとも受け取られそうだが、彼は笑みを浮かべていた。相手が腕を一振り、地面に向かって叩きつけた。獣の威嚇行動のよう。たったそれだけで地鳴りで天地が鳴動し、揺れ動いた大地に惹きつけられるように辺りに無差別な落雷が立て続けに落ち続ける。)   (2021/3/30 23:42:54)

影縫 千景…秘めた力に全部委ねて獣になることなら、誰にだってできるんだぜ?雷人センセー。(──届くかどうかは分からない言葉。きっと、届かないだろうと思われる言葉。それでも、それを発さずにはいられなかった。自分の内に秘められた大きな力、それに意識も理性も本能も、自分自身を委ねて沈ませて、今の相手のように戦うための獣になるだけなら、誰にだってできると、彼はそう述べるのだった。そう彼が呼び掛ける先は、“インクネメシス”ではなく、その淫魔の中に入り込んでいる“紅 雷人”の意識だった。辺りに無差別に降り注ぎ続ける落雷、まるで稲妻の流星群だ。自分の真上に降って来たものだけを、最小限の動きで身体を動かして避けながら、相手の動向を伺う。)   (2021/3/30 23:43:04)

インクネメシスガァアアアアア!!(耳を塞ぎたくなるような咆哮。対象である彼に向かってズタボロになった床を蹴り、彼に襲い掛かる。何度も大振りする爪での攻撃は、全て鎌鼬が備え付けられてあって…蹴りも、本能とはいえ無意識に備わったものだろうか、彼自身とも言えるテコンドーの蹴りが少々織り込まれている。と言っても攻撃は野生じみたもの。彼が逃げようが避けようが、何度も疲れと様子を見せず、間合いを保って殺しにかかる。)   (2021/3/30 23:49:26)

影縫 千景ぐっ…!がっ、あぁっ…!はっ…はっ、ぁ。(相手がその巨大な爪を一振りするだけで、致命傷になりかねない一撃と共に鎌鼬が彼に襲いかかる。鎌鼬と直接の爪による一撃。どちらの方が“受けた時にダメージが少ないか”を鑑みた時、彼は爪での直接攻撃を受けることを選択した。どの道、その両方を彼の影で防ぐのは無理だ。それに、鎌鼬の斬撃の威力は計り知れない。爪は後ろに下がって少しでも衝撃を減らすことで受ける攻撃の強度を下げることができるが、こちらに飛来して襲いかかる鎌鼬に関してはそうはいかない。故に、彼は自身に向かって放たれる攻撃の中で、鎌鼬をひたすらに能力を使って防ぎ続ける。爪を振るう位置に、影の防御壁を展開する。残念ながら、その防御壁は鎌鼬を防いだ段階で相殺すると共に消失してしまうが、それで十分だ。爪の間合いから少しでも離れて、当たりこそすれ少しでもダメージを抑えることに専念する。足、胴、腕。爪で切り裂かれる痛みはどれも強烈だが、ひとまず今は耐えるしかない。自身の体に飛び散った血液を固めて防御膜にもしながら、相手の乱打のような攻撃を耐え続ける。   (2021/3/31 00:12:30)

2021年03月29日 09時13分 ~ 2021年03月31日 00時12分 の過去ログ
学園戦士☆フェアリーナイツ
現在のルーム
過去ログ一覧
▲このページの先頭に戻る


[保護された通信(SSL https)を利用する]

クッキーの使用について | 広告掲載募集

(C)2009-2024 チャット ルブル <info@chat.luvul.net>