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「学園戦士☆フェアリーナイツ」の過去ログ

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2021年05月16日 18時04分 ~ 2021年05月17日 22時34分 の過去ログ
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おしらせ帳クロエさんが入室しました♪  (2021/5/16 18:04:03)

帳クロエふふ、なら『乾かしましょうか…』(そういえば身体に黒い炎を灯しそれを羽に燃え移らせて教会の周辺を取り囲むように炎の壁を作り出して、ジワジワと蒸発していく霧の中あなたを探る羽は炎を帯びて更に鋭く操作を加速させて、霧人形を襲う炎のう図   (2021/5/16 18:12:13)

おしらせ帳クロエさんが退室しました。  (2021/5/16 18:14:11)

おしらせ鬼熊 楓さんが入室しました♪  (2021/5/16 18:38:13)

おしらせ鬼武誠 ◆sxKTlNdvOMさんが入室しました♪  (2021/5/16 18:38:52)

鬼武誠【さってさて。宜しくお願いするぜ】   (2021/5/16 18:41:01)

鬼熊 楓【さて、まずは相談だな。ぼんやりと戦闘、程度に考えていたのだが……どういったシチュエーションでだとか、希望はあるかを聞いてもいいだろうか】   (2021/5/16 18:41:08)

鬼武誠【その程度の考えで俺もいたからな…一先ず、俺の立ち回りはどういう感じか把握してもらってるかな】   (2021/5/16 18:42:01)

鬼武誠【設定的に、ネメシスとしての動きとかな】   (2021/5/16 18:43:43)

鬼熊 楓【名簿にある程度の内容ではあるが、一応は。私のことをターゲットとしてでも構わないし、学園生活の中で喧嘩しがいのある相手だと目をつけて、という単純なのも面白いかと思うが……悩ましいな。】   (2021/5/16 18:44:13)

鬼武誠【ネメシスから提供されているリストは、俺を有効に扱う為に選ばれた連中であると考えてる。内容的には「物理的」「逃げない」「性能が相手に応じて向上する性質を狙って強大な力を持つもの」…といった感じだな。】   (2021/5/16 18:46:26)

鬼武誠【だから、ターゲットとしいて接触するつもりだ。俺としては喧嘩が好きではあるんだけど、「強いヤツとやり合う」事にこだわるのは理由があったりする。】   (2021/5/16 18:47:13)

鬼武誠【フツーの人間じゃ満足できないってか。】   (2021/5/16 18:47:22)

鬼武誠【あとは…現段階では俺は所謂本筋に関わらない流れになってると思うのと、俺の運用される意図としては「邪魔者の排除」…っつーことで、俺との戦闘の被害で本筋に絡みにくくなるかもしんねー。】   (2021/5/16 18:48:58)

鬼熊 楓【「物理的」「逃げない」の2点はまさに、だな。ターゲットとしては悪くない……と自分を評するのも何だが。私自身も強い相手と正々堂々というのは姿勢として臨むところだし、最初のきっかけはターゲットとして……で決まりでどうだろうか】   (2021/5/16 18:50:26)

鬼熊 楓【キャラロストでもない限り、戦闘の被害を受けるのは歓迎だ。……語弊を避けるならば、それがロールの醍醐味だと思うから、だな。大きな傷や後遺症、それも強い相手との戦いの結果なら甘んじて受け入れたい所だ】   (2021/5/16 18:51:12)

鬼武誠【あぁ、そんな感じで頼むぜ。…あとは、センパイの設定の鬼神の血まで引っ張り出せたらいいかなぁと思ってたりする。】   (2021/5/16 18:51:31)

鬼熊 楓【鬼神の血を、か……なるほど、嬉しい希望だな。激しい打ち合いともなればそれもありうるだろうし……私としても、臨む所だ。問題は無いぞ】   (2021/5/16 18:52:52)

鬼武誠【何となく接触のプランは思いついてる。が…問題は戦闘場所だなーって。】   (2021/5/16 18:53:59)

鬼武誠【安全な場所あるかぁ…?】   (2021/5/16 18:54:09)

鬼熊 楓【……いっそ果たし状でも書いて、河原などに呼び出すのはどうだ?それか、学園の校庭というオーソドックスなものでもいいな。……色々と壊れそうだが】   (2021/5/16 18:56:14)

鬼武誠【俺自身は割と小賢しい部分はあるから、リストに載ってる「下校路」に待ち伏せするかも。】   (2021/5/16 18:58:38)

鬼武誠【ほら、果たし状なんてもの書いてもこねーだろフツー…って思考。】   (2021/5/16 18:58:56)

鬼武誠【あと今しがた、設定追加したの投げといた。ケンカに拘る理由もな】   (2021/5/16 18:59:30)

鬼熊 楓【来るんだなそれが……しかし下校路で待ち伏せも面白そうだ。私は登下校については車での送迎だが、急襲というシチュエーションは非常に美味しいものだろうし……】   (2021/5/16 19:00:52)

鬼熊 楓【設定も確認させてもらった、いいな……非常に唆られる内容だ。】   (2021/5/16 19:01:17)

鬼武誠【んじゃー、道路のど真ん中で仁王立ちしててもよさそうだな。変身せずに。】   (2021/5/16 19:02:46)

鬼熊 楓【それくらい真正面から来てもらうなら話も早い、それで行こうか!】   (2021/5/16 19:04:27)

鬼武誠【二人きりにする文句も持ち合わせてるつもりだし。宜しく頼むぜ!】   (2021/5/16 19:04:44)

鬼熊 楓【ふふっ、用意が良いな。改めてよろしく頼もうか!書き出しは、任せてしまって構わないか?】   (2021/5/16 19:05:54)

鬼武誠【OKOK、やらせてもらうぜ!】   (2021/5/16 19:06:45)

鬼熊 楓【了解だ、それでは楽しみに待たせてもらおうか!】   (2021/5/16 19:07:37)

鬼武誠(暖かくなってきた事もあり、下校の時間でもまだ空は明るかった。彼女を載せた黒塗りの高級車はいつも通りの経路を通る。…当然、他組織からの強襲を避ける為にも迂回や裏道を通り、追跡のそれを避ける経路だった。だが、今日は何かが違った。ぎゅぅ、とゆっくりとブレーキを踏み締めて停車する。辺りの景色はまだ下校の途中であり…しかし、正面のみは違っていた。運転手は渋い顔をしながら、その目線の先…明らかな「不良」然とした者を見据えていて)「…お嬢、アレはお知り合いで?」(目の前の不良に見覚えは…ない訳でもなかった。授業中であっても校舎で隠れてタバコを吸っていた姿を見たことがある。彼女自身でも、その相手が自分の学園の生徒である事が分かった)   (2021/5/16 19:11:59)

鬼熊 楓――顔見知りという意味であれば、そうですが。同じ学園の生徒なら、用があるのは私だろうし…――2人は、先に帰って下さい。大丈夫、帰り道くらい……多分、分かるだろうし。(極道の娘、という公然の秘密を裏付けるような車での送迎中にトラブルが起きたのは初めてのことだった。学内で見覚えのある、生徒会でもたまに話題に上がるいわゆる「不良」――それがわざわざ道を塞いでいるとなれば、楓の決断は早い。止めようとする舎弟の言葉を、車の扉を閉じて遮って。ボンネットを軽く叩いて行くよう促せば、ドライバーは車両内で電話を掛けながらもその場から離脱して)……確か、鬼武君だったか。…――私に何か用か?(荷物は全て車に積んだまま。学生服姿のまま、腰に手を当てて向き合うと目元を険しくしながら問いかけた)   (2021/5/16 19:19:49)

鬼武誠あぁ、俺の名前を知っててもらえるなんて光栄だな、”ダブり”の大先輩にさ。(彼女の問いかけを聞けば、あざけるような表情で腕を広げて挑発を投げかけていく。年上相手にでも不遜な態度は崩さず、如何にもといった雰囲気を身にまといながら…彼女に歩み寄る。額と額が触れ合いそうになる距離。女性としては長身の彼女に比肩する身長、そして男子用の学生服の袖から覗く腕は、彼女の倍はありそうな太さでもあった)もうちょっと広い場所行こうぜ、センパイ。アンタ、結構あぶなかっしいって聞くしな。(道路脇にある茂みを指差す。明らかに人が立ち入るべきでない場所。…不良、人気のつかないところ。創作や実話で、彼女でも聞いた事があるかもしれない。「ケンカ」の合図と見えて)   (2021/5/16 19:25:37)

鬼武誠【ンあー、茂みっつうか雑木林って書こうとした。】   (2021/5/16 19:26:06)

鬼熊 楓……生徒会には自然と"そういった者"の名前が伝わってくるものだ。素行不良、学園の生徒として相応しく無い者の名前がな……―鬼武誠、よく見る名だ。(自分への挑発など気に留める様子もなく、躙り寄られても一歩も引くことはない。そのまま額をぶつけても動かない覚悟だったが、流石に極道の子女というべきか肝は据わっているらしい。より広い場所へ、そう言って示された場所は普段であれば絶対に立ち入らないような空間、だが…――手入れもされず、雑然と木々の立ち並ぶ薄暗い雑木林に足を踏み入れて)……しかし、君に目をつけられる謂れは無いはずだが。何か個人的な恨みであれば、頭の1つや2つ下げるのは安いものだぞ?(誠に先行する形で、長い黒髪を揺らして――ある辺りまで行くと立ち止まり、振り返る。ジメジメとした足元にはゴミが散乱していて、町中であるにも関わらずひんやりと、そして薄暗い雑木林の中は静かなもので)   (2021/5/16 19:33:49)

鬼熊 楓【なんとなくのイメージだが、こんな場所……ということでどうだろうか】   (2021/5/16 19:34:09)

鬼武誠なーに、赤点は回避してっからセンパイみてーにダブる事なんてねえよ、安心してくれな?(背後についてくる彼女にヒラヒラと手を舞わせ、煽る事をやめない。広い背中で彼女の視界の大部分を占めていたが…ある程度歩いたところで、途端に振り向いてみせた)ここなら射線も通らねえ、狙撃銃なんか使われてもコイツらが盾になる。(眼前に広がるのは…100m四方にも広がりそうな、歪な広場だった。木々は掘り返され、折られ、裂かれ…この空間を作る為に何等かの労力が行使されたと見えるが、あまりにも大雑把で、それ故機械によるものではないように感じられる。雑木林のど真ん中に異様な空間。ただ事ではないその空間で、雑に割られた切り株に誠は座り込んで、脚を組んだ)あ、えーと。…鬼熊楓、19歳。高等部の3年で、フェアリーストライカーとして活動中。能力は「武芸百般」、デカい得物を出すヤツらしーな。そんで、家系は…(突然口から吐き出される、知られているはずのない情報。ただの不良では知りえないソレ。異様さに、異常な情報が積み重ねられていく)   (2021/5/16 19:43:12)

鬼熊 楓(連れて行かれた広場の歪さに眉を潜める。重機でそうしたにしては雑然としていて、そもそもこんな場所に広場を作る理由も思いつかない。怪訝そうな表情を崩すこと無く切り株に据わった誠に視線を向けていたが――続く言葉に、右足を引く形で半身となり)……貴様、っ。何処でそれを知った、っ……!(知らないふり、などという振る舞いは苦手らしい。その反応が全てを肯定していて、無意識に取ったファイティングポーズが戦い慣れていることを示唆している。といっても、まだ変身はしない…――相手の出方を伺うかのように)   (2021/5/16 19:48:18)

鬼武誠ハッハ、センパイ素直過ぎねえか?もうちょっとポーカーフェイスで居てくれると思ったんだけどな。(彼女の様子を見て軽く吹き出し、肩を揺すってから…じろり、と楽しげな笑みを浮かべて顔を見据える)アンタの友人関係、家族構成に家族の稼業、帰宅路までバッチリ知ってるぜ。ちなみに、もう何人か「ナイツ」ってヤツらの事知ってるぜ。センパイの事ぐらいな。(からかいがいがある反応に、もう少し遊んでみようと彼女を突きつつ)出所はどこだろうな。俺は「リスト」をもらっただけだしィ?(肩を竦め、首をかしげてみせ。彼女に勝負への火を焚きつけていく)   (2021/5/16 19:53:05)

鬼熊 楓(笑いたければ笑え――鬼熊 楓の反応はそんなところか。黙っているとお嬢様然とした所が強く感じられるが、実際は非常に一本気で前のめりと言うべきか…――誠が"知っている"という事項が増えていくにつれて、その表情は険しくなる。間違いなく、彼女はネメシス側の人間。それも情報を与えられる程度の実力はある、らしいと踏んで)……君は、それを私に言って何を求めている?何故ここへ呼んだのか、聞かせてもらおうか。……シャドーネメシス相手に手加減が出来るほど、私は器用ではないぞ。(闘志というものが見えるならば、今の楓からはそれが満ちて溢れ出んばかりなのが分かるはずだ。それくらいにストレートな敵意を誠に向けて――理性を失って飛びかかるような軽率さこそ無いが、すぐに仕掛けられる程度の体勢は取っていた。軽やかな膝の曲がり、まっすぐに相手を見据えた視線――すでに、戦う者のソレだった)   (2021/5/16 20:01:32)

鬼武誠よォし、センパイのスイッチが入ったところでーーー…本題だ。(ゆるりと、彼女の問いに応えるように立ち上がる。口を開けば…)俺ぁシャドーネメシスなんてモンに入ってねえよ。ただ、アンタみてーな「強いヤツ」と喧嘩したいだけだ。連中も喧嘩相手のリストを俺に渡してるだけ。…だが、センパイが俺の事シカトしたらどーなるか、わかってるよな?(彼女の敵意、闘志におびえているわけでなく。それを望んでいた、と言いたげに、嬉々とした様子で語る。彼女を指差し、改めて意思を確認していく)乗るか?俺の喧嘩によ。   (2021/5/16 20:07:02)

鬼熊 楓……獣が。(シャドーネメシスではない。だがフェアリーナイツでもなく、喧嘩のためだけにネメシスを利用している。そんな目的と手段が逆転したような相手を理性のない獣と吐き捨てる一方――指名するように指さされ、乗るかと問われれば――ほんの一瞬の閃光の後に、そこに立っているのは赤い具足を纏った武者。しかし兜と面頬を外して素顔を晒せば、反対に誠を指差して)――愚問だ。だが、正々堂々と戦いを挑んでくる姿勢は評価しよう…――これ以上、言葉が要るか?(フェアリーナイツとなった楓の両腕には巨大な金属の拳を模したガントレットが装備されていた。単なるゴテゴテとした飾り――にしては人為的過ぎる、というか。何処と無く機械的な風貌も併せ持ったその武装をぶつかり合わせて荒々しい音を鳴らすと、来い、というようにやや前傾の、ボクシングに似た姿勢を取った)   (2021/5/16 20:16:49)

鬼武誠獣で結構!実際、間違えてねえと思うぜ?(瞬きをすれば、目の前には鎧武者。相手からの快い返事を受ければ、口角を吊り上げた攻撃的な笑みを浮かべて。制服の上を脱ぎ捨てると…鋼のように鍛え上げられた、彫りの深い肉体が現れる。胸はがっちりとサラシ布で締め付けられており、格闘においては動作の邪魔はしないだろう。そして…律儀に靴を脱ぎ捨てる。素足を地につけつつ、髪をかき上げ)…じゃあ、やろうかァ?(そう宣言すると同時に、周囲の切り屑が自然発火した。揺らめく火の中に現れたのは、先ほどとは違わない誠の姿。否…両手足の爪は獣の如く鋭く発達し、肌は赤褐色に変異し…頭部には、黒い角が二本反り立っている。さながら、名前通りの「鬼」がそこに居た。無造作に正面の切り株を、ざくりと真上に蹴り上げた。人ならざる力でなければ成せない光景…そして、その切り株が地に落ちようとしていた)   (2021/5/16 20:24:19)

鬼熊 楓(元より逞しいと感じていた肉体が、文字通りの鬼となって一層その凄みを増している。明らかなパワー系であることは間違いないが、獣――と一蹴するのは、楓の直感がそれを否定した。威風堂々とした出で立ちの誠が切り株を蹴り上げれば――それが落ちてくる刹那、鬼熊楓は―フェアリー・ストライカーは、一挙に相手の方へと飛び込んで。その切り株を先んじて右の拳で殴りつけ、誠に叩きつけようとして。その膂力は見た目以上のものがあり、締まった生木である切り株からはみしりと今にも砕けそうな音が聞こえるほどで)   (2021/5/16 20:29:38)

鬼武誠(   (2021/5/16 20:30:54)

鬼武誠(彼女の踏み込みと、誠の踏み込みはほぼ同時だった。切り株への右拳での打撃。軋んだ切り株は断末魔を上げながら自壊。粉微塵に木片がばらまかれながら…彼女の拳と、誠の拳が真正面から噛み合う。めくり、と骨が軋み、歪む拳…それは誠の方だった。ガントレットに鮮血が絡むと、煙が上がる。極めて高熱に達しているようで…浴び方次第では彼女自身にとってもダメージに繋がるだろう)っぐ、ゥッ!!(呻きを上げる。少なからず、単純な硬度や強度では彼女の方が上と見えて…)   (2021/5/16 20:35:24)

鬼熊 楓(砕け散る木片の中に鮮血が散る。その熱は、先程姿を変えた際に火を放ったことからも相手の特質というところか――具足がまだらに焦げ付き、頬にしずくのような火傷を負うが、歯を食いしばって痛みを堪え)…――悪いが一撃で終わらせてもらうぞ。……――――ここだッ!(相手が怯んだのを見逃さず、すぐに左の拳を相手の腹部に向けて叩き込む。――それも、単に殴るだけではない。相手に直撃する直前、"ガゴッ!"という炸裂音がガントレットから鳴り響く。それは炸薬による瞬間的なガントレットの加速であり、言うなれば肘にブースターが付いたようなもの。相手に攻撃を叩き込む瞬間、飛躍的にその速度を向上させて一点突破の破壊的な拳をねじり込む――隆々とした筋肉の浮き上がる腹部へ、そんな一撃を見舞おうとして)   (2021/5/16 20:41:49)

鬼武誠ッ、クソぁ…ッ!!(返しの拳。目では捉えられているものの、彼女の速度の方が勝った。ぶ厚い腹筋に拳がめり込むと…今度はぐぶっ、という喉元から液体がせり上がる音が彼女にも聞こえた。きっかけがあればそれを避けるのは容易だろう)お、ぶェ、あ…ッ(爆発エネルギーによる瞬間的な加速をモロに食らった腹筋は、歪に凹みながら…そのまま後方の木々に背中から叩きつけられる。地を燃やす吐血の量から、致命的にも思える。だるん、と筋繊維の引き裂かれた腹筋が垂れつつも…それでも倒れ込みはしない)げ、ェッ、…さ、流石に、キッツいぜ…(想像以上の一撃。自分が食らったことのない攻撃を受け。口から血反吐を垂れ流しながら…よろり、と彼女に踏みよっていく。瞳の意思の炎は消えていないが、素人目から見ても…勝敗は決していると見えて)   (2021/5/16 20:49:09)

鬼熊 楓(拳を叩き込み、直後に数歩飛び退る。がこっ、と炸薬の詰まっていたらしい薬莢が排出され、ガントレットが蒸気を噴いて。具足武者、なんて出で立ちでありながら極めて破壊的なソレが直撃した相手を注視しつつ、そのダメージが明らかなことを見て取って)……一撃で終わらせてもらうと言ったはずだ、フェアリー・ストライカーの名は伊達ではない。……待て、動くな。それ以上動けば、止めを差すぞ(どう見ても態勢は明らかだ。しかしその瞳に宿った闘志が燃えているのを、悪寒として楓は感じ取った。――自分も、同じ立場なら諦めずに今一歩の踏ん張りをするはずだ。それに相手の能力もまだわからない以上、警戒して当然。とまれ、と警告をしながらも再び前傾の姿勢。左の拳を前に、相手をじっと見定めて)   (2021/5/16 20:55:48)

鬼武誠あァ?一撃で終わって、ねえじゃんかよ…まだ、ヤレるはずだろセンパイ。(ペッ、と吐き捨てた血塊が地を燃やす。先ほどよりも、強く黒煙を噴き上げているようで…彼女の静止を聞かず、左拳を振り上げる。ラリアットめいた大きく回したフックで首を狩りに行く。精彩こそ欠いていないものの、それでも素人のソレと、戦士のソレでは拳の軌道の差があった。彼女が形容した通りの獣は、振り回すのみで。…突き刺す動きであれば、先に着弾するのは目に見えていた)   (2021/5/16 20:59:59)

鬼熊 楓……警告はしたぞ、鬼武誠。(尚も向かってくる相手の攻撃は、十分に見切れる程度のもの。右手のガントレットを盾代わりに相手の拳を受け止めつつ、一歩前へ。相手の懐に飛び込むような形になると、左の拳を相手の腹部目掛けて振りかざし――そこからは、先程と同じだ。瞬間的な加速、破壊的な殴打。ただし狙いはより明確に相手の無力化を図り、胸部へと打ち上げるような軌道を描いて――"ガごん!"という炸薬の爆ぜる音が耳に届くのが先か、拳の衝撃を浴びるのが先か。何れにせよ楓の一撃は、相手を確実に仕留めようという強烈な物であり――だが同時に、相手の懐という至近距離での攻撃でもあった)   (2021/5/16 21:06:16)

鬼武誠(ガントレットに伝わる衝撃は、先ほどよりも強い。意思も膂力もまだ生きている…が、懐に飛び込まれると対応が出来ずにいる。勝負は決した…腹部で炸裂した衝撃は千切れかけた腹筋を八つ裂きにし、腹の皮膚が巻き込まれ肉が裂け、…大量に出血していく。ガクン、と膝から崩れかける。が、…ダウンを拒否したように、彼女にクリンチのように組み付いていく。その時点で、ようやく異変に気付く。打ち上げる軌道の拳を受けても、誠の身体は仰け反りもしなかった。故に、腹にめり込んだ拳は胸骨に潜り込むような形になっており、内臓を押し上げられ、呼吸できないような喘鳴が彼女の耳元に聞こえる。まだ息がある、という事も異常であるが…彼女の両肩に載った腕が、本命だった。両肩の装備が歪む、と錯覚するほどに…重い。誠にもたれかかられた彼女の両脚が、メリ、メリと地面にめり込んでいく。人の規格であるのに、常識から著しく離れた重み故の事だろう)ーーーっ、つ、捕まえた、ぜェ…っ【続けるぜ!】   (2021/5/16 21:15:10)

鬼武誠(血反吐を吐き散らした後の口元は、苦しげであるが口角がつり上がっており…同時に、右膝を振り上げる。彼女の装備越しの腹へと、鋭く勢いのある一撃が迫る…この質量で叩き込まれる膝蹴りを食らえば、惨状になるのは間違いないだろう)   (2021/5/16 21:16:57)

鬼熊 楓(深々と胴体を抉った感触は決して心地よいものではない。内臓をすりつぶし、肋を圧迫して、ともすれば心臓すらも潰していたかも知れない。ガントレットが赤熱するような温度を感じながらも、相手が組み付いたのも最後の足掻きか、と――そう捉えたのも、良くなかったのだろう)ッ……、な、に…!?その状態で何故っ、動ける……ッ!!?(骨身が軋むような圧倒的な力が肩に、そして全身に襲いかかる。少し気を抜けば膝から崩れてしまいそうな、ただ耐えるだけでも筋繊維が少しずつ破断していくのを感じるような重み。およそ器具を使ったトレーニングでも味わえないような重圧に、一気に全身に嫌な汗を掻いて――)…――これが、狙いかッ!……くっ、マズ……ッ!!…が…ぁ…!?(向き合ってただ立っているのがやっとの状態での膝蹴りに、具足の胴丸がたやすく砕け散っていく。柔い人体を捉えた感覚とともに、間違いなく幾つかの内臓を傷つけたのだろう。堪えきれずに片膝を付いて吐血すれば――反撃、どころではない。如何にタフでもそこは人間ということか、吐瀉物と鮮血の入り混じった体液を吐きながら、抵抗しようと強烈な握力で相手の下腿部を掴もうとする、が――)   (2021/5/16 21:27:49)

鬼武誠喧嘩はァ、始まったばっかりじゃねえかァッ!!(彼女に応じるように吠え、打ち込んだ膝蹴りの後。腹部が弱点と化した後も…その弱点を狙う事はなかった。腰を思い切り横に切り、砕けた右拳を振りかぶる。彼女の抵抗の指が腿に食い込んだ時点で…じゅわっ、と掌の水分が一気に揮発していくような感触が。装備越しにも感じる、先ほどよりも上がった体温。既に接触自体が攻撃になりつつあり、手を離さなければ火傷も避けられないだろう…腰を切った、強烈なスイングするような右フックを…彼女の胸部目掛け、打ち込んでいく。心臓に打ち込まれてしまえば、絶命という単語も浮かび上がってくるだろう)   (2021/5/16 21:33:20)

鬼熊 楓(触れた相手の肌が焼け付いた石のように、触れるだけで火傷しそうなほどの熱になっている事に気付く。慌ててその手を離し、ふらつく視界の中で次に襲いかかる一撃を必死に見定めて――強烈な右フックを、左腕のガントレットで受け止める。最も、受ける事も止める事も能わず――ガントレットはパーツごとにバラバラに砕け散り、肉と骨を捉える感触を伴った直後に楓は殴り飛ばされる事となる。数メートルほど宙に浮くように飛ばされて、そこから更に数メートル転がって、枯木の幹にぶつかってようやく止まる。左腕は具足の上からでも分かる程には骨が折れているようで、吐血はそう安々とは止まらない。どろりとした鮮血を吐き出しながら右腕一本で身体を支えて立ち上がれ――けれど闘志は、まだ燃えている。泥と吐血で汚れた顔を更に汗でぐしゃぐしゃにして。ぎろりと誠を睨みつければ、未だガントレットを装備したままの右腕に大振りなマサカリを握る。刃渡80センチはありそうな巨大な斧、というところか。鬼狩りにはうってつけのソレを肩に背負うように持って構えると、来い、とばかりに息を整え――ゆらり、身体を支えていた枯木から身を離して歩みだした)   (2021/5/16 21:44:49)

鬼武誠いいぜェ、出し惜しみ、すんなァッ!!(片腕を潰されつつも戦意を見せる彼女に感動し、酷く嬉しそうな…まるで、子供が玩具を見つけたかのような表情を見せる。だらりと垂れ下がった腹筋だったものを無様に揺らしつつ、地を踏み締めて接敵していく。彼女の間合いに踏み込む手前で…飛んだ。地面に黒い足跡が煙を上げている。飛び出した誠は、左腕を思い切り振るう。手刀で、彼女の胴を断ち切らんと…)   (2021/5/16 21:50:00)

鬼熊 楓(出し惜しみ――その言葉を聞いて自嘲する。惜しむような力があればお前はとっくに倒れているぞ、と。かつてない、死というものをハッキリと認識させられるほどの強敵相手に怖気と同時に――楓は興奮を覚えていた。そのお陰か、ひしゃげた腕からの痛みは無い。やや鈍い動きながらも向き合い、接近して――鉞を、その大振りな獲物に比して圧倒的とも思える速さで奮って手刀を受ける。ちょうど刀で打ち合うような音と火花が散って)っ…ッ、オオオオォォオォォォ…ッッッ!!!(けれどソレでは終わらない。高く振り上げた鉞を、今度は返す刀で相手の右肩へ――そこから胸部を両断し、右腰へと至る軌道で振るっていく。そして勿論、ここでもガントレットの炸薬は活用されて、"がゴンッ!"という炸裂音と共に、鉞を握った腕の動きそのものが加速される。重さと速さをかけ合わせたシンプルな一撃が、まっすぐに誠を仕留めようと振るわれて)   (2021/5/16 22:05:31)

鬼武誠ッ、   (2021/5/16 22:07:57)

鬼武誠ッ、っし、ッ…!!(手刀と鉞が打ち合う。切り払いこそできたが…ボロ、ボロリ、と誠の左手の指が欠落していく。自身の返す武器が失われつつあることを自覚しながら…肩口から、胸部に至れば。サラシ布が両断され、赤褐色の素肌に桜色の突起を浮かべているのが見える。怪物ではあるが、人でもある証拠であり…断面からは脂肪が零れ、筋繊維がむき出しになる。血の塊を傷口から零しつつ、腰まで断ち切られると…倒れ、なかった。しかし動きは当然鈍くなる。…彼女への反撃に使われたのは…砕けた拳ではなく。健在している両脚だった。斬られた時点で膝を折りつつ合ったが、それは脚の溜めを作る為のブラフ。彼女が振り切った瞬間に、脚の筋肉を弾けさせた。振り切った無防備な顔面へ飛び込む誠。爪を凶悪に伸ばした両足を、彼女に突き刺す訳ではなく。あくまで打撃…はっきりとした凹凸で構築された、肉厚な足裏が顔面へと迫る。負傷の影響で動きは鈍くなっている為、被弾しても死には至らないだろう。…無事では、いられないが)   (2021/5/16 22:16:47)

鬼熊 楓(鉞から感じる強烈な手応え。相手の肉体を切り裂く強烈な感触に一息つく間もなく、ただでさえ鈍った動きの中――誠の蹴りは楓の顔面を綺麗に捉えることとなる。みしりと鼻骨がへし折れる感覚が伝わり、女性にしては大柄と言える身体は容易く吹き飛んで。今度は枯木にぶつかっても止まるどころかそれをへし折って地面にうつ伏せに倒れ、黒髪がバサリと乱れて広がり――中々、起き上がっては来ない。砕けた鼻梁からの出血で吐息が止まりそうになり、直接脳をシェイクされたような蹴りの後遺症がハッキリと影響を与えている。単純な脳震盪だったが、それは気絶に近い。ガントレットと鉞はいつしか姿を消していて、恐らく能力が効力を失ったことを示している)ッ、ぁ……かは、っ……。はぁっ……は、っ…ぁ……!(息は、ある。上下左右の感覚も曖昧な中でも意思を見せるように、右手はざり、と土を握って。けれど今しばらくは隙だらけ――誠が動けるならば、その自由にされるだけの間はたっぷりと存在していた)   (2021/5/16 22:26:46)

鬼武誠ッ、はー、ッ、は、はは、ッ…!!(ドロップキック気味に決めた蹴りの手ごたえ。爽快な感触に楽しげな笑い声を上げ、…ごぺっ、と口腔に溜まった自身の血を吐き出す。身体が崩壊しつつあるものの、足元を震わせながら…彼女よりも先に立ち上がる。ずちゃ、ずちゃと水気の含んだ足音を聞かせつつ…彼女の頭の付近まで歩みを進める。燃えるような体温は感じられない。…ぐりゅ、と彼女の頬に丸い指のようなものが押し付けられ、強引に仰向けに、足指で顔を踏みにじりながら転がしていく)…ヘッ、もう終わり、とは言わねえよな…ッ(見下ろす誠の額には、鬼の角は消えていた。が、同時に…あれほど滅茶苦茶になっていた右手が、左手が、胸が、腹が、腰が…綺麗に元通りになっている。乳首を晒しているのも構わず、彼女を挑発するように土で汚れた足裏で顔を踏み躙り続け、”反撃”を待ちわびる)オラ、そんなに根性ねえのかよセンパイ。俺みたいな悪党にやられて悔しくないのかよ、なぁッ。   (2021/5/16 22:36:42)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、鬼熊 楓さんが自動退室しました。  (2021/5/16 22:46:47)

おしらせ鬼熊 楓さんが入室しました♪  (2021/5/16 22:47:10)

鬼熊 楓(仰向けに転がされた楓の顔はひどいものだった。鼻梁は折れ、鼻筋や頬には強烈な蹴りで生じたのであろう大きな裂傷が見て取れる。血液と泥でグチャグチャに汚れた肌に長い黒髪が張り付いて、脳震盪から復帰しきらない瞳孔がブルブルと震えていた。強い意志、なんてものをこの状況でも見せつけてくれるとは到底思えず――その顔を踏み躙れば、足裏にべっとりとした血液が付着して。辛うじて生きていることを知らせる吐息が途切れ途切れに漏れ聞こえ――『降参だ』とか『まだ終わってない』だとか、そんなセリフすらも聞こえてこない。放っておけば勝手に死にそうな程の衰弱度合いは、それこそ戦闘に興奮を覚える誠からすれば興ざめ、だろうか)   (2021/5/16 22:51:39)

鬼熊 楓(――だが、それもある一瞬で反転する。顔を踏みつける誠の足首を、楓の右手がみしりと"握る"のである。その力は今までにないほど強く、ともすればそのまま骨をへし折り足をもぎ取りかねないほどであり、その手を見れば爪が鋭く分厚く尖っていて――誠が鬼になった時と、同じような形状。――――そのまま、握った足首を軸に相手の身体を引きずり倒そうとして。楓の本来のそれとは違う、ゾッとするような金色の瞳が、一瞬誠の視線とすれ違うだろう)   (2021/5/16 22:51:46)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、鬼武誠 ◆sxKTlNdvOMさんが自動退室しました。  (2021/5/16 22:56:54)

おしらせ鬼武誠 ◆sxKTlNdvOMさんが入室しました♪  (2021/5/16 22:57:05)

鬼武誠(彼女の燃えるような抵抗も、意思も感じられない。ここまで手酷く痛めつけてしまうとは思っていなかったようで、内心まずいな…と呟く。そっと、足裏を彼女から上げる手前…自身の骨が軋む感触に目を白黒させる)ぉ、ッ?!!(人ならざる者の膂力。不意を突かれたが、それでも強靭ではある為に足首は一先ず折れはしないものの…強引に地へと引きずり倒される。後ろを見れば、先ほどの死に損ないとは違う「獣」の姿を見れば…この先、さらに自分を追い詰めてくれるであろうビジョンを想像し、脂汗をかきつつも凶悪な笑顔を浮かべた。一先ず、人の力で…ゴリ、と彼女の胸を踏み蹴るように足裏を押し付けていく)   (2021/5/16 22:58:43)

鬼武誠【んがっ 後ろじゃなくてこの場合は普通に見下ろせばいいな…修正っ】   (2021/5/16 23:00:22)

鬼熊 楓(誠を引きずり倒した楓――否、"鬼"の容貌は、先程の誠自身に告示している。頭部から伸びる金色の2本角に、黒髪は鮮やかな白髪へと色合いを変えている。金色の瞳には凶暴性を宿して誠を睥睨し――その胸元を踏み蹴ろうとすれば、極一瞬だけ柔らかな感触があって。しかし直後、霞に化けたようにその姿そのものが霧散する。――ある説に曰く、"鬼"とは超常的な能力を持つ存在の総称だとか。今の彼女がそれに近いとすれば、単なる狂戦士というよりは妖魔の類に準ずるのか――などという理論は、どうでもいいだろう。一瞬にして姿を消した"鬼"は不意に誠の頭上に姿を見せ、痛烈な威力を孕んだ踵落としでその左肩を狙う。加えてその右腕には先程の鉞が握られていて――違う点は、その刃が傍目に見ても分かる程の電流を帯びていること、だろうか)   (2021/5/16 23:08:18)

鬼武誠ッ、と…(感触はあったが、…と思考を巡らせれば。あの攻撃性から考えて姿を消して逃げる訳がない。人間の身ではあるものの、闘いに身を置き続けた者の行動は正しかった。神速の踵落としが突き刺さる前に、全身の筋肉を稼働させて一気に前転。すんで攻撃を人の身でありながらも回避しつつ、起き上がり様に変異した。瞬間的に膨れ上がる熱い空気。木々がめらり、と山火事の如く発火していく。赤褐色の黒髪の鬼は、全身の筋肉を隆起させて両手を掲げるような構えを見せた。防御をしない攻撃のみを行う構え。…このまま戦えば、終わる頃には近隣への被害は恐ろしいモノとなるだろう…)さァ、センパイ。バテるまで、やろうぜ…!!!   (2021/5/16 23:13:55)

鬼熊 楓(たかが踵落とし、などと思わず避けたのは正解だろう。つい先程まで誠が居た地面は完全に陥没し、土埃が楓の姿を覆うほどになっていた。そしてそれを振り払うような不穏な強風が吹き荒れて、周囲を燃え上がらせる誠の熱と相まって――古書にある"天変地異"宛らだ。ボロボロの具足を身に纏った白髪鬼は鋭い視線を誠に向けると――帯電した大鉞を彼女に向けて投げつける。単純に数十キロもある刃物が飛来するだけでも危険だが――それを追うように飛びかかると、誠から見て左側からの回し蹴りを、彼女の頭部に叩き込もうとする。威力は言うまでもなく、直撃すれば人間の頭ぐらいはトマトのように容易に潰せるほど。ビリビリと痺れるような、怪物じみたパワーであり)   (2021/5/16 23:20:26)

鬼武誠ケケ、このぐれー、じゃねえと…!!!(彼女の一撃を見れば、背筋が凍る…訳ではなく、敗北を教えてくれる相手だと理解できる。大鉞が自身へ殺到すると…避ける事はしなかった。流石に刃を避けるように地に伏せると、身を後ろに反らしながら刃の側面を蹴り上げて、軌道を修正した。…つま先から脚まで、強烈な電流を受けて痙攣して動きを止めてしまうものの、腕で止めて心臓が麻痺するよりは正しい判断だった。そうして…彼女の左回し蹴りをもろに直撃させられる。肉を打つ感触。身体が真横にはじけ飛び、悶える…事はなかった。横に転がりながら、受け身をして跳ね起きる。片足の筋肉が電流で収縮しているものの、地面を右手で握り込み…メリ、と指を深々と地に突っ込む。そして、一気に押し出す。腕だけの力で彼女の元へ飛び込むと…彼女のどてっ腹目掛け、大質量の骨の塊をぶつけに行く、頭突きを仕掛けに行った)喰らえァッ!!!   (2021/5/16 23:26:58)

鬼武誠【センパイセンパイ、背後提案だぜ】   (2021/5/16 23:30:48)

鬼武誠【俺との試合はセンパイの強化イベ的な側面で考えてたりするから…】   (2021/5/16 23:31:13)

鬼熊 楓【よし、何でも良いぞ!……落とし所か?】   (2021/5/16 23:31:34)

鬼武誠【一回俺が勝つかセンパイがエネルギー切れになって、次やり合うときに】   (2021/5/16 23:31:48)

鬼武誠【鬼神の力を行使しても意識を保ったり制御できるようになって、俺に勝ってほしいかも】   (2021/5/16 23:32:19)

鬼熊 楓【なるほど……熱い展開だな。それを採用しよう、私もどうしたものかと考えていた所だ、非常に助かる……それらしく持っていける形に仕上げるから、少し待っていてくれ】   (2021/5/16 23:33:06)

鬼武誠【なんかこだわってるならそっちに合わせるぜ!俺は負けても勝ってもいい】   (2021/5/16 23:33:10)

鬼武誠【了解ッ】   (2021/5/16 23:33:19)

鬼武誠【あと、俺の行動理念的にはキャラロストはさせないつもりだから、意識失っちまっても大丈夫だからな】   (2021/5/16 23:35:05)

鬼熊 楓【フッ、その辺りは君を信用している……バトルのやり取りでなんとなく、だが。……思いがけず、非常に楽しませて貰っていると先に伝えておくぞ?】   (2021/5/16 23:37:28)

鬼武誠【へっへ、ありがとなっ。嬉しいぜそういうこと言われちまうと】   (2021/5/16 23:38:06)

鬼熊 楓(体重を全て載せた頭突きをモロに受けるという点は、誠との共通点と言えるだろうか。ただし問題点は双方とも鬼であり、誠の頭部のツノが深々と腹を貫いて――けれどふっとばされも、押し倒されもしない。ぼたぼたと足下に赤い血潮を滴らせながら踏みとどまると――相手の首へと、腕を掛ける。既に複雑骨折で使い物にならない左腕を首に回し、それを右腕で引っ張るような強引過ぎるチョークスリーパー。仮に両腕が自由であれば相手の首ごともぎ取ってしまいそうな力も、制御も出来ず負傷した状態では十全には働かない。故に我慢勝負――誠がオチるか、否か。そして勝負の分かれ目は、ある瞬間に"鬼"が動きを止める点。出血多量か、純粋な"ガス欠"とでも言うべきか――鋭い牙を食いしばり、憤怒に燃える形相で誠を睨んで、立ったまま。しかしてソレは――もし押し倒せば、バタンと倒れるような最後の気力を振り絞ったものである事も付記する必要があるだろうか)   (2021/5/16 23:39:01)

鬼武誠ーーーッ!(自身の首に掛かる圧力。風を切る感触がない事から、彼女を弾き飛ばしていないという事を察する。突き刺さった角から感じる血の熱さ、量から…それなりに効いている事も把握する。そう思っているうちに、あり得ない、返しようのない締め技を掛けられていけば、喉から苦悶の声を漏らして)ぉ”、…ッ、く、く、ぁ”(関節を取ろうにも、相手が砕けた腕を使っているとは想定できていない為に、より深く決まって…取返しのつかないほどに喉へめり込んでいく。全身から汗粒をにじませ、体温で蒸発させて熱気を放ちながら…僅かな希望に賭けて。自ら、彼女の腹へ突っ込むように、足で地を踏み蹴った。ドン、と巨大な足跡が地面に刻まれながら、彼女の腰をかき抱き…自身の体重をモロにかけながら、テイクダウンを取っていく)っしゃ、あああッ!!   (2021/5/16 23:45:50)

鬼熊 楓(首を絞める左腕は皮膚が裂け、砕けた骨すらも露出して。マトモな人間であれば絶対にできないような行動すらも今の状態であれば関係ないということか。じりじりと肌が焼け、燻る音とともに焦げた肉の匂いが漂って――しかし攻勢は、それで終わり。腰を抱くように突っ込めば、動きの止まっていた鬼神の身体は容易く押し倒される事となる。ずたずたの左腕に、傷と血にまみれた顔。膝蹴りを受けた腹部は見えこそしないが明らかに内臓を損傷しており、他にも無数の骨折や打撲があるはずである。それらの傷はすぐに癒える――わけもなく。腰ほどまである黒髪が地面に広がり、その上に意識を失った鬼熊楓が仰向けに、誠にマウントを取られた状態で横になる。そんな状態になった頃合いに――『こっちですッ!お嬢はさっき、確かにこっちに…――!』――なんて、外野の声が聞こえてきて)   (2021/5/16 23:51:49)

鬼武誠(ようやく動きを止めた相手。身を起こして見下ろせば…確実に意識を失った相手が見える。安堵のため息を一つ付くが、辛うじて自分を受け止めきれなかった相手の事を惜しむ。ゆるりと立ち上がり、制服を改めて羽織ろうとした時。…自身の体温上昇でほぼほぼ山火事と化している事に気づいた。このまま彼女を捨て置けば、間違いなく命はない。…彼女を背負い、自身の制服で赤子のように自身へ縛り付け。自らの手で木々を振り払い、薙ぎ払いながら黒服たちがいるであろう元の道路まで出ていく。…背中の相手を探す者達の目の前に現れたのは、上半身裸、煤だらけで首絞めの後、派手な殴打痕を残した…褐色の、鬼のような女だった。同時に、背中で吊るしていた彼女をゆっくりと降ろすと)ほら、さっさと何とかしねえと死んじまうぞ。俺ぁ最寄りの病院の場所なんか分からねえから、アンタらが連れて行ってくれよ。…じゃあな。(彼らに静止されようが、銃を向けられようが、まるで我が物顔でその中を闊歩し、やや日が落ちてきた道路を帰っていく。その背中は、どこか寂しげでもあった)   (2021/5/17 00:00:57)

鬼熊 楓(――後に、誠と遭遇した組員が散々な目に遭わされた。『傷だらけで半裸の女鬼がお嬢を背負って燃える林から飛び出してきた』などと、クスリをキメていたかキメていなくてもジャンキーか、というのが世間一般の反応だからである。――結論から言えば、楓は一命を取り留めることが出来た。全身ボロボロで、失血死寸前。『羆に襲われたってこうはなりませんよ』と医師が独り言を漏らすほどの重態でありながら、命を永らえた。驚異的なのは、翌日には意識を取り戻して会話まで出来るようになったことであり)   (2021/5/17 00:10:28)

鬼熊 楓……だから、覚えていないんだ。確かに学園の生徒にようがあるからとあの林に誘われたが、そこから先は……よく、思い出せない。……鬼武、誠?……さあ、学園の生徒も多いから。済まないが覚えがない…――それより、少し独りにさせてもらえないか。私は大丈夫だから……ぁ、父上?……さっきの、鬼武とかいう生徒……彼女に妙なことをしたりしたら、嫌いになるぞ……?(――様々な聞き取り調査において楓が頑なに口を割らなかったのは、ただ1つの理由のためだ。"次は勝つ"――…最後の、あの瞬間。顔を踏みにじられ、胸の奥が熱くなるような感覚があってからは本当に覚えていない。だが助かったということは何かがあったはずで…――そう考える楓の胸中には、単なる殴り合いとは違った感情が複雑に入り交じり、燻っていた。――それこそ、あの時感じた熱が残っているかのように)   (2021/5/17 00:10:35)

鬼熊 楓【……と、いう感じで締めでどうだろうか。ちょうどよい時間でもあるし……すっかり没頭してしまったな】   (2021/5/17 00:10:57)

鬼武誠【おうっ!!長時間お付き合いありがとな、センパイ…俺も楽しかったぜ!】   (2021/5/17 00:12:12)

鬼武誠【今度やり合うときにはセンパイからナンパされる流れだなコレは…】   (2021/5/17 00:13:53)

鬼熊 楓【個人的にこう、血を血で洗うというかお互い存分に殴って殴られてというのは久々でだな……簡単に言えば最高だった、という所だ。再戦も楽しみだな、その折もよろしく頼むぞ!】   (2021/5/17 00:14:22)

鬼熊 楓【私に勝ったんだ、誘いを断るのは許さないぞ?……なんてな、フフッ】   (2021/5/17 00:14:49)

鬼武誠【避けたりよりもお互い好きなことぶちこみあってスッキリしたいからなっ 後腐れない感じが好きだぜ】   (2021/5/17 00:15:18)

鬼武誠【断るわけねーぜ!気持ちいい敗北を教え込んでもらうんだよ…】   (2021/5/17 00:15:37)

鬼熊 楓【その意見には同意せざるを得ないな!鬼武君の戦いに掛ける姿勢も魅力的だった、次はその期待に添えるようしっかりと……だな!】   (2021/5/17 00:17:41)

鬼熊 楓【それではあまり長引いても、だし……こちらはこの辺りで失礼しよう。お疲れ様だ!】   (2021/5/17 00:18:00)

鬼武誠【次は初っ端から全力で行かせてもらうぜ~!お疲れさんっ!】   (2021/5/17 00:18:14)

鬼武誠【おやすみな~!!】   (2021/5/17 00:18:18)

おしらせ鬼武誠 ◆sxKTlNdvOMさんが退室しました。  (2021/5/17 00:18:23)

おしらせ鬼熊 楓さんが退室しました。  (2021/5/17 00:18:27)

おしらせ鬼熊 楓さんが入室しました♪  (2021/5/17 01:43:13)

鬼熊 楓(鬼熊楓の、休学を除いた連続登校記録が途絶えてから一週間後。超が付くほどの健康優良児であった楓が車椅子姿で通学した、という事実は様々な憶測を呼んだ。具体的には『山で羆とタイマンしたらしい』とか『親と一緒に素手でカチコミに行ったんじゃないか』とか『怪獣と戦って受けた傷だ』とか、そういう他愛ないものである。元々極道の娘なんていう特殊カテゴリに分類されていた上、久々の登校時には送迎の車が5両に増えて明らかに筋モノの人員が学生に警戒の目を光らせていたりするのだから、まあ『カチコミ』辺りの噂が面白がられて広がる事もあるだろう。――とはいえ、片目と口元を覗いて包帯でぐるぐる巻きにされた顔がどうなっているのか、そもそも見える範囲でも唇が何箇所かぱっくりと切れていたりと痛々しい上に左腕は完全にギブスで固定され、登校しても体調を考慮してと昼には帰る姿は割と衝撃的であっただろう。――だがもっと衝撃的な事態は、約一週間後に発生する)   (2021/5/17 01:43:20)

鬼熊 楓(――『鬼熊楓が遅刻した』のである、それも約2時間。理由は『道に迷ったから』――いつも黒塗りの高級車で送迎してもらっている彼女が、始めて独りで登校したのだ。楓が地図を読めないというのも有名な話だが、その結果『19歳にして学校に行くのに2時間かかるガチ迷子』が誕生するという事案が発生したわけである。全治5ヶ月と噂された彼女が既に徒歩で歩き回っているのも衝撃的だが、それ以上に"送迎の車も組の人間も一緒ではない"という鬼熊楓登校史上初の事態が生起したわけだった。――もっとも、これ事態は大きな学園からすれば些末な日常のイベントの1つに過ぎないだろう。しかし、痛烈な敗北を味わった楓からすれば大きな一歩であったりする。いつまでも環境に甘えてはいられない、その手始めが『登校』なのだが、まさか警察のお世話になるとは思わなかった。今度からは地図帳を持ち歩こうと思っていたら年下の同級生からスマホ使わないの?と言われて『スマホ?』と聞き返したり、その日は大変学びの多い一日だった。――そういえば、自分の送迎をしていない時は、彼らは何をしているのだろう。そんな、不穏な好奇心が芽生え始めたのもちょうど、この頃。)   (2021/5/17 01:43:26)

鬼熊 楓【思いつきのソロル……というよりターニングポイントだな。鬼武君には感謝しかない……では、以上だ!】   (2021/5/17 01:43:56)

おしらせ鬼熊 楓さんが退室しました。  (2021/5/17 01:44:00)

おしらせ鬼武誠 ◆sxKTlNdvOMさんが入室しました♪  (2021/5/17 03:35:11)

鬼武誠(鬼武誠は、鬼熊楓の事を羨ましく思っていた。あの日から一週間後の朝、隊列を組んで入ってきた黒塗りの高級車から警護されるように出てきた彼女に、周囲の生徒達が心配そうに駆け寄っていくのを見て。学費を賄うべく学園に隠れながら務めている中華料理店にも、彼女の実家の人間であろう黒服がちらほらと入店するようになり、自分に監視の目が向くようになった。背後から刺されたり、ハジキを出される事も想定したが、彼らは出すことなく、こちらの動向を見守るのみだった。彼女は本当に、彼らに敬われているのだろうと感じた。家族、家柄、人柄、人望、容姿…自分の手にはないもの全てを持ち合わせている。しかし彼女に対する嫉妬の念は抱いておらず、あの日の襲撃も純粋に闘ってみたかった一心のものだった。彼女を打ち倒し、戦線を離脱させた事で得られた報酬は大きかったが…全ては自分自身の故郷とも言える孤児院に寄付した。自分の手の中に残った、僅かな縁を守る為に。)   (2021/5/17 03:35:42)

鬼武誠(彼女が致命的な遅刻を起こした事は、鬼武誠の耳にも届いた。「ヒッチハイク的手法で呼び止め運転手に地図を求めた」「学園行のバス停留所が多数あるにも関わらず眼中になかった」「緊急時に使うと覚えていた110番で警察を道案内の要件で呼び出した」…などなど、尾鰭がついたと思いたくなる、どこまでが事実か分からない情報が聞こえてきた。彼女は、自分と違う…と改めて確信した。彼女は自分とぶつかり合った事でようやく自立を始めようとしているのだろうと。自分は、周りの助けが無くても生きられるように、幼い時から努めてきた。現実を、世間を知らない彼女が往くこの道は自分同様、険しいものになるだろう。)   (2021/5/17 03:36:09)

鬼武誠(思えば、能力の制御も自分で努めたものだ。彼女があの日見せた「鬼」の鱗片は、間違いなく…制御できていないものだった。理性なくアレを発現させてしまえば、彼女は敬う者達、愛してくれる者達も見境無く八つ裂きにするだろうと…自身の経験則から考えた。意図せず振るってしまう暴力で、取返しのつかない事に至るのは…非常に心苦しい。誰とも近づけず頭を抱えた日を思えば、同じ思いをすべきでないと。彼女に接触すれば、アレの事について言及する事が、ある程度教える事が出来るだろう。似通った性質を感じ取った故に。だが、彼女は敗者なのだ。悔しさをバネに立ち上がろうとする者に勝者から助言を呈する事など、屈辱にしかならない。ならば…と。彼女でも聞き入れるだろう手法を模索する。)   (2021/5/17 03:37:25)

鬼武誠(「鎧を纏おうとも、いずれ心は鎧を引き裂き、本当の自分を曝け出される。覆うな、隠すな。本当の自分自身を受け止めろ。」手先は器用である為に、それなりに達筆な書を用意する事が出来た。彼女の下駄箱に、そっとそれを差し入れる。…こんなエセ格言らしい書をマトモに取り合うだろうか?流石に相手の事を小馬鹿にしていないか?自分に疑問を投げかけるが、自分自身も頭は回らない方なので、深く考える前にその場を後にした。)   (2021/5/17 03:38:37)

鬼武誠【ソロル見たぜ~、俺も関われて楽しい!次回への種まきさせてもらうぜっ。】   (2021/5/17 03:39:32)

おしらせ鬼武誠 ◆sxKTlNdvOMさんが退室しました。  (2021/5/17 03:39:40)

おしらせ帳クロエさんが入室しました♪  (2021/5/17 11:00:40)

おしらせ柏木 虹丸♀13さんが入室しました♪  (2021/5/17 11:00:42)

帳クロエふふ、なら『乾かしましょうか…』(そういえば身体に黒い炎を灯しそれを羽に燃え移らせて教会の周辺を取り囲むように炎の壁を作り出して、ジワジワと蒸発していく霧の中あなたを探る羽は炎を帯びて更に鋭く操作を加速させて、霧人形を襲う炎の渦更に舞う羽一枚一枚に炎が灯り辺りを照らして霧に隠れる影を炙り出して…   (2021/5/17 11:04:31)

柏木 虹丸♀13【あ、剣の行方はなしですね?】   (2021/5/17 11:06:24)

帳クロエ【とりあえずダミーを潰してからにしょうかと…まずいですかね?   (2021/5/17 11:08:00)

柏木 虹丸♀13【剣の代わりに炎に切り替えた、と。こちらの行動順が消えてしまうので辻褄を合わせようと考えているところです。】   (2021/5/17 11:11:11)

帳クロエ【手間を掛けて申し訳ありません】   (2021/5/17 11:23:01)

柏木 虹丸♀13(風の音に紛れて移動する虹丸の音はそれでも用心深く教会の床のあらぬ方向へ散らしてある。風に歪められたせいか音は端に寄ったようだが。)どんな資格で、それがあればどうして頂けるか説明してもらってもいいですか?私、契約書は隅々まで読むように教わってますから。(妙な声の響き方をする教会の主の背後に長髪の少女は立つ。虹丸本人に届く前に教会の主の声は反響させて本来の性質を歪めているはずだ。声で洗脳するタイプもいる。教会に残った他の人間の気配はない。恐らく、教会の主と虹丸一人……と霧だけなのだろう。ならば、使える手も増える。効くかどうかは半々以下と見込んでおこう。そう考える間もなく炎が展開される。霧人形が蒸発し、コントロール限界に水蒸気が寄せられ留まる。ずるいなあ、そしてまずいなあ。炎と風の相手は苦手なのに。そうげんなりした虹丸のとった非情な手段――相手がただの人間であるなら――霧隠れの術、息盗みに出る。→   (2021/5/17 11:34:23)

柏木 虹丸♀13妖魔の操る炎、ただの炎とは思わないし本人にも影響があるかわからない。常人ならば昏倒から手遅れならば死亡もありうる手段。燃焼に酸素を使うならば余計に効果は発揮されるだろう手段。教会に一般人がいないことを確認したからこそ取れる手段であり、自身がそれが通じない場所にいることをわかっているからこそ使える技。霧に、酸素を奪わせるのだ。教会内の空気の比率が変わる。炎の羽根の範囲になかった霧が酸素を奪い、窒素や二酸化炭素を多く含んだ薄い空気を下へ下へと持ってゆく。居場所は、バレるかもしれない。これは逃走手段に近い。相手の羽根のコントロール範囲は想像以上に広く、速度もある。一つ一つ炎を纏っているのも厄介極まりない。いっそ酸素不足でこの羽根の炎も消えてしまえばいいのに。とはいえ自分の周囲の酸素は確保しなくてはいけないのだ。虹丸は、教会の屋根の上にいた。)   (2021/5/17 11:34:51)

柏木 虹丸♀13【虹丸的には佳境です。捕まる前に情報を持ち帰ります。】   (2021/5/17 11:40:59)

帳クロエふふ、気にしなくても良いことですよぉ…何も気にはならなくなります…(声での誘導は効かない、やはり妖精の様だ…気配がうまく掴めないまるで霧に溶け込んているかのようで、おそらく分身だったであろう物を消したが、相手は動揺しただろうか?これだけの霧を操る力、潜在能力はかなりの物だろう…逃がすのは惜しい獲物だ…   (2021/5/17 11:43:03)

柏木 虹丸♀13【続きます?入力中ならプロフに返答をいただきたいです】   (2021/5/17 11:49:48)

帳クロエ(魔力の炎は酸素に影響を受けるのだろうか?奪い取った力ゆえ詳細はまだ把握できていなくて、しかしこのまま逃がすわけには行かず教会の周辺に何重にも羽根の結界を展開して)怯えなくても大丈夫…殺しはしませんよ…(そう優しく囁いて夜の空、漆黒の羽が舞い落ちてくるその原点は月明かりを背に翼を広げていて…)そこに、居ましたか…(屋根の上の少女の元へ舞い降りてそっと肩に手を添えて…   (2021/5/17 11:52:45)

柏木 虹丸♀13【クロエさん本人も酸欠の影響なしですか。うむむ。困った。】   (2021/5/17 11:56:42)

帳クロエ【しかしあぶり出すつもりがこちらが姿を出さずにはいられない状況を作り出されましたので…逃げ切れればミスト貴女の勝ちですよ?】   (2021/5/17 12:03:10)

柏木 虹丸♀13(ああ、この人も化け物の内だなあ。内心冷や汗をかきつつ、薄暮の月明かりを受けた少女が立ち上がる。身体にぴったりとフィットする水着のような黒い装束はこの時刻ではわかりにくいがミントカラーの縁取りが為されている。並んだ腰のポーチ類と手首のホルダーに忍術具を備え、鉢金を巻く姿は外見年齢こそ低いがくっきりと身体の凹凸を炙り出され確かな色気を帯びていた。ここまで来られると息盗みの意味は薄れるか。霧の操作で多少なりとも酸欠空間を持ち上げることはできるが、教会内と違って換気の方が効果が強いだろう。幸いながら逢魔が時。隠れるにはうってつけである。まずは足をドン、と鳴らして魔力で発生させた水球を踏む。→   (2021/5/17 12:13:49)

柏木 虹丸♀13半径5m。瞬時に濃霧の範囲。炎の羽根に散らされた霧も羽根の無い範囲に帰っていっそう濃厚な霧が展開されるので、飛び退く虹丸――この姿をフェアリーミストと名乗っている――は3人に増えた。霧は分布を不自然な形にでも保ち、意思を持つように動き、蒸発しても半径50m内に留まり、衝撃で霧に戻る。コントロール外では魔力を帯びないまでもただの霧として有り続け、自然に散るまでは消滅しない。そして、先の息盗みのように限定的な技は置いておいて、最も特徴的なこの技の真価は、この霧は、五感を欺瞞することに長けている。どのフェアリーミストも、教会の主が触れた体温をもち、同じ匂いと同じ種類の魔力を帯び、光学的に同じ視覚情報を発し、動作の音まで作り出す。触れれば、舐めれば、味は同じながら水分と化すので偽物とわかるだろう程度。これが忍者、柏木虹丸の正体であった。)   (2021/5/17 12:27:19)

柏木 虹丸♀13【バレて姿を晒したので情報変更です】   (2021/5/17 12:28:25)

おしらせ柏木 虹丸♀13さんが退室しました。  (2021/5/17 12:28:28)

おしらせフェアリーミスト♀13さんが入室しました♪  (2021/5/17 12:29:31)

帳クロエ(近付けば尚の事異能を持つ者の孤独感のようなものを感じ取って笑みを浮かべて)おや…(増える人影に矢のような羽根を乱れ撃ちして本体を探すように弾幕のように放って   (2021/5/17 12:34:22)

フェアリーミスト♀13(屋外でもただの羽根ならば、対処のしようはある。即席の霧人形が本人と全く同じ動作で羽根を迎え討った。ミスト本人が向かってくる羽根を打ち、残りの霧人形は羽根を貫通させた。分身含めミストが計5人に増え、カシャリ、と一斉にスマートフォンのカメラを起動した。フラッシュもそっくり5人分。ただし4人分の光は黒羽根の少女の目に、方向を揃えて。→   (2021/5/17 12:50:27)

フェアリーミスト♀13攻撃力のないレーザーポインター程度のもの。当たれば幸い。顔も確認できるわけだ。相手が人間ならば。)   (2021/5/17 12:54:16)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、帳クロエさんが自動退室しました。  (2021/5/17 12:55:07)

フェアリーミスト♀13【そういえば人間じゃないんでしたね……写真には写るんでしょうか。逃げ切ったらいい心霊写真ネタになったりして。】   (2021/5/17 12:55:09)

フェアリーミスト♀13【今日はここまで、ですね。大変お待たせいたしました。ありがとうございました。】   (2021/5/17 13:06:11)

おしらせフェアリーミスト♀13さんが退室しました。  (2021/5/17 13:06:16)

おしらせ殖木 茂雄さんが入室しました♪  (2021/5/17 19:55:11)

おしらせ鬼熊 楓さんが入室しました♪  (2021/5/17 19:56:44)

殖木 茂雄【さて、ではどんな風に邂逅いたしましょうか。先日の大怪我姿を目にして後日改めて知り合いの知り合いとしてお見舞いという名目で楓たんの元を訪れてみたらもうほぼ治っててアレー? みたいな感じが思い浮かびますが。 或いは、例によってキモデブが女生徒に如何わしい事をしようとしているところを見咎める、というのも王道ですなぁ。楓たんの方で何かやってみたいシチュエーションなどは御座いますでしょうか】   (2021/5/17 19:59:36)

鬼熊 楓【そうだな、病室での見舞いというのも良いだろうし、まだ車椅子を使っている状態の私に話しかけて、でも良いかも知れないし……王道パターンでもいいが、私にどんな先入観を持たれるかが大事そうだな。小悪党というような認識を持てば、大概の言葉は信用しなくなるだろうし……】   (2021/5/17 20:03:59)

殖木 茂雄【でも、そんな風に小悪党だと思っている相手が、敬愛する父親と何度も会っては何かしらをやり取りしている…という風に実家への不信感を募らせていくのも……如何ですかな!?(くわっ)  そうでなければ…車椅子姿の楓たんに接触して、あれこれ面倒を焼こうとしてみるとか。車椅子を押したり、車椅子を持ち上げて段差を乗り越えさせたりとか。そうすれば、印象としては父親の知り合いのなんか親切な人、くらいにはなりますかな?】   (2021/5/17 20:07:29)

殖木 茂雄【鬼熊家との取引が結構前からなら、既に顔見知りである可能性も…!?】   (2021/5/17 20:08:26)

鬼熊 楓【なるほど、不審人物ではあるが父上とは懇意……顔くらいは見たことがあっても良いかも知れないな。色々と世話を焼かれてという程度は問題なしだ、多少印象も変わるだろうし……話せばわかる人だな、ともなれば私の認識も大きく変わるはずだ】   (2021/5/17 20:13:11)

殖木 茂雄【では既知という事で。鬼熊家を訪れた際に何度か顔を見た感じですかな。ではそんな感じで、車椅子の楓たんをお世話しに現れようと思いますぞ! となると、楓たんが車椅子で登校しているところ辺りからお願いするのが始めやすいでしょうか。お願いできますでしょうか】   (2021/5/17 20:16:32)

鬼熊 楓【少々雑務で待たせた……では私から書き出そう。少し待っていてくれ用務員……いや、殖木さんという名前くらいは知っていても良さそうか……?】   (2021/5/17 20:27:23)

殖木 茂雄【茂雄おじさまでもいいですぞ!(げすがお)ただまぁ、何となく楓たんは、名前を知ってても学園では役職で呼んでくれそうなイメージもありますなぁ。 と言う訳で、書き出しお願いいたします。お待ちしております】   (2021/5/17 20:28:52)

鬼熊 楓(鬼武誠との死闘から数日。未だ身体のありとあらゆる所が包帯でぐるぐる巻きという状態でありながら、鬼熊楓は登校していた。医師の指導で学校には行っても半日だけ、後は絶対に安静にすること…――なんて言われてはいるが、なんてことはない。確かに角で貫かれたお腹がズキズキと痛むし、左腕は全くと言っていいほど動かない。顔は笑うだけで痛みが走るし、毎日包帯の下の火傷用シートを付け替える必要もある。それでも右腕一本で巧みに車椅子を駆る姿はいつもどおりの明るさがあって――多少問題があるとすれば、護衛と呼べる数の車両と人員が送迎に来ていることだったが、私は大丈夫だから早く帰ってくれ、なんて言えばすぐに彼らは校門を後にして――まだ朝の7時過ぎ。他の学生に邪魔をしないような早朝に登校した楓の周りには、流石に誰も居らず――膝にバッグを載せて、静かに車椅子のホイールを前へ進めた)   (2021/5/17 20:32:32)

殖木 茂雄(その姿を見つけたのは、校門周辺の清掃中だった。竹箒をせっせと動かして敷地内を清めていた肥満男は、見知った顔が車椅子で登校している様を目の当たりにすると、「オファッ!?」と頓狂な叫び声をあげ、掃除道具を放り出して取るも取りあえずといった様子で少女の元へと駆け寄るのだ)かっ、楓た~ん!? 鬼熊さんちの楓た~ん!? そ、その御怪我はいったい…!?(思いっきり馴れ馴れしいどころではない呼び方であるが、鬼熊家で何度か顔を合わせた際にも似た様な呼び方をしていると思うので、これが最初という訳ではないだろう。短距離とは言え、急いで走ったからか汗を垂らして。醜悪な肥満面を心配そうに歪めながら、楓の様子を伺うのである。――外見の酷さに反して、楓のカラダを真摯に心配している風にも見えるかもしれないが。実際には、目をつけていた雌…即ち未来の我が苗床と見定めた少女の『カラダ』を案じている訳である。…確かに『カラダ』を『真摯に』心配している事には変わりないだろうが…。ともあれ、肥満男は車椅子の少女を覗き込む様にして楓の肢体へと視線を這わせ、その負傷度合いを見定めようとするだろう)   (2021/5/17 20:44:30)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、鬼熊 楓さんが自動退室しました。  (2021/5/17 20:52:47)

おしらせ鬼熊 楓さんが入室しました♪  (2021/5/17 20:53:10)

鬼熊 楓……うん?たしかに私は鬼熊家の楓だが……あぁ、たしか……用務員の、殖木さん……で、良かったかな?(鬼熊の家業には、楓は一切関与していない。むしろ意識的に遠ざけられている節すらあるのだが――しかしそれでも来客と話をすることくらいはある。顔に歪な傷を持った叔父様だったり、いやに優しい妙齢の女性だったり。その中ではある意味異彩を放っていたのが、今目の前に立つ相手だろう。"独特"な語り方や自分の呼び方が印象的で、殖木という名前もそれとなく覚えていた。おはよう、と言葉を掛けつつ、こちらを見定めるような視線には頭に『?』が浮かんだような表情を見せて。――といっても、その顔すらも包帯で巻かれた状態で。鼻骨が折れ、顔には見えこそしないが裂傷もある。左腕はギブスと三角巾で吊っていたが動く気配もなく、見えない範囲で言えば両腕に重度の火傷、腹部には貫通創。健康的なのは両足くらいなものだが、歩くと傷に触るということで車椅子――ということらしく)……殖木さんは、朝から精が出るな。まだ学生も居ない時間だと言うのに清掃とは、お疲れ様だ。……しかし、私と話をしていると掃除が落ち着かないのではないか?   (2021/5/17 20:55:01)

殖木 茂雄【あ、楓たんがナイツである事は把握していても宜しいでしょうか、とお伺いをば。知ってたとしても直接伺ったとかではなく、肉蜥蜴とかによる盗み見になるかと思いますが、如何でしょう】   (2021/5/17 21:01:01)

鬼熊 楓【問題なしだ、あれだけ暴れていれば身バレくらいはしていそうなものだし……鬼武君が持っていたような、リストを持っていても良いかも知れないな】   (2021/5/17 21:05:50)

殖木 茂雄【やったー! やっぱりリストは便利(確信)ではもう少々お待ちくださいませ】   (2021/5/17 21:07:01)

殖木 茂雄(苗字の確認をしてくる楓に、そうですとばかりにしきりと頷きを返しながら。肥満男は脂肪に圧されて細まった双眸から、どこか鬼気迫った眼光で以て楓の負傷を確認する。キモデブ・アイは父心…!(?) 女体に精通した肥満男は、成されている措置や楓のカラダの動かし方等といった情報から、隠れて見えない部分まで含めて、その負傷の一つ一つを把握していくのである。――取り合えず、母胎としての能力を損なう様な傷は無し…と安堵の息をついたものの…。到底現代日本では在り得ない様な――戦傷の数々。恐らくはネメシスとの戦闘によるもの、だろう。折角のエロきゃわボディによくも…! と、楓に傷を負わせた同胞への憤怒を燃やしながらも、それを表には出さない様に心掛けながら、目の前の少女に接するのだ)   (2021/5/17 21:11:12)

殖木 茂雄いやいや、これも用務員の務めですからなぁ。それに…(すっと楓の背後へと回った肥満男は、車椅子の手押しハンドルを握ると、反論意見は聞きませんとばかりに押し始めた)難儀している生徒の手助けもぉ、用務員のぉ、務めですぞぉ。ある意味ぃ、掃除以上にぃ、ですなぁ(掃除は楓を送ってからも出来るから、と付け加えつつ。特に怪我の理由を追求する事無く、肥満男は楓を校舎へと送り届けようとするのであるが…。年季の入った学園敷地内にはまだバリアフリー等という概念は無く。事ある毎に行く手を阻む段差を、肥満男は楓ごと車椅子を抱える様にして乗り越えさせていくだろう。――当然、その度にキモデブの息と汗は凄い事になっていくだろうが)   (2021/5/17 21:11:22)

鬼熊 楓ん……そう、か……?殖木さんも忙しそうだが……そういってくれるのなら、お言葉に甘えさせてもらおうか(車椅子を押してもらうのは気乗りしない、なんて事はない。楽なのは間違いないし右腕が動かせると言っても痛みがあるのは事実。とはいえ、本来の仕事がある彼の手をわずらわせるのも――なんて思いつつ。段差やら階段やらを少しずつ登っていくところまでは予想外だったのか、舵取りを任せつつも背後に感じる熱量と吐息には気付くわけで)……ぁ、大丈夫だろうか……?やはりその、無理をしなくても……私も、軽くはないだろうし……(ただでさえ女性としては大柄という自覚はあるわけで、流石に申し訳無さそうにして。階段の踊り場にでもたどり着けば、せめて休憩にしよう、なんて提案もしていき)   (2021/5/17 21:20:15)

殖木 茂雄(こと性的行為に関しては無限にも等しい体力と精力を誇る肥満淫魔たるキモデブ男も、人間姿で性的関係ない重労働に身を捧げればこのザマである。楓ごと車椅子を抱えて階段を登っていたキモデブ男は、当の少女からの提案に、これ幸いとばかりに乗らせて戴くのだった)い、いや…! ぶふ~…っ! そんな、重いだなんて、オフッ、事はぁ、あ、ありませんぞぉ…! か、楓たんはぁ、宛らぁ、羽毛の如きぃ、か、軽やかさでぇ…! うっぷ…!(すごくやせがまん。踊り場に降ろした車椅子のハンドルに凭れ掛かる様にして、息を荒げて必死に酸素を取り込もうとするのである)そ、それにぃ…! お、鬼熊家のぉ、旦那にはぁ…! つ、常日頃からぁ、ひ、一方ならぬぅ、お引き立てをぉ、い、戴いてぇ、おりますからしてぇ…! そ、そのぉ、ご令嬢であるぅ、か、楓たんのぉ、お、お世話くらいはぁ、出来なければぁ…!   (2021/5/17 21:30:03)

殖木 茂雄(ふごっふごっ、と大変な様子だった肥満男も、少しばかり時間を置けば様子も僅かずつながら落ち着いてくる。そんな最中に漏れた言葉は、キモデブ男と楓の父親との何某かの関係を匂わす台詞だ。最も、鬼熊家に出入りしているキモデブの姿を目の当たりにしている楓にとっては、情報としては『今更』であるかもしれないが)   (2021/5/17 21:30:16)

鬼熊 楓……気遣いはとてもありがたいが、無理はダメだぞ?誰にでも出来ることと出来ないことというのはあるものだし……ん、父上……か(汗をぐっしょりと掻いて息を切らし、なんなら吐きそうになる姿は如何にも運動不足の中年男性にありがちで――かといって、楓はそれをどうとも思っていないらしい。一部の調子に乗った学生なら臭いだのキモいだのと言いそうだが、楓の美点はその手の悪口とは無縁な事でもあって)……そういえば、殖木さんは学園の用務員だったと思うが……父上とはどのような関係なのだろうか。父上はご友人が多いから……私にはあまり仕事の話はしてくれないし、少し…気になる、な(いつもならその『今更』で話は終わり。しかし今の楓には、今の環境を脱しようという気持ちが芽生えつつある。ふと持ち上がった好奇心が、言葉となって尋ねかけた)   (2021/5/17 21:37:25)

殖木 茂雄ご、ご心配戴きぃ、感謝の極みぃ…! で、でも大丈夫ですぞぉ…!(蒼褪めていた顔も、少しずつ血行が良くなってきている様な。ふぅ、ふぅ、と。如何にもデブっぽい息の吐き方で呼吸と動悸を収めながらも、肥満男の双眸は劣情の色を孕んで楓の肢体へと向けられる。包帯やギプス等の措置も痛々しいながらも、身長に比するかの様に育まれ豊かに実った肢体の『美味しそう』具合は聊かも損なわれてはおらず。寧ろ、これはこれで何と言うか、ちょっとした新たな扉を開きそうな背徳的な魅力に溢れている訳である。怪我人少女――アリですなぁ)ははぁ、親子仲も良くて結構な事ですなぁ。とは言え、申し訳ありませんがぁ、某もぉ、鬼熊家の旦那方のお仕事については関わっておりませんのでなぁ…(知らない、とは言ってない)   (2021/5/17 21:50:04)

殖木 茂雄ただまぁ、某と旦那の関係についてはぁ。ちょいとばかし副業で拵えたものをね、旦那が気に入って下さいましてなぁ。もう数年以上になりますが、納品させて戴いているのですぞぉ。あ、納品物に関しては某にも旦那にも聞いちゃいけませんぞぉ。男と言うのは、特に身内の女性にナイーブなトコロを突っつかれるのを嫌う生き物ですからなぁ…。あ、副業の件もね、学園にはナイショですぞぉ?(嘘は交えず、かと言って明確な単語も口に出さず、煙に巻く様にベラベラと喋るのである。或いは、ほんの僅かだけ情報をチラ見せする様な話し方は――楓に、より『知りたい』という思いをより募らせさせるだろうか)   (2021/5/17 21:50:33)

鬼熊 楓むぅ、そうか……父上も舎弟の方々も優しいのだが、どんな仕事をしているのかは中々話してくれなくてな。業務上の保守義務だとか、私には言えないこともあるのだろうが……副業……?(今まではただ環境に甘えていれば良かった。だが、目が覚めるような数日前の夜の経験から――自分の家は、何をして稼いでいるのだろうと気になるようになった。自分の境遇が周囲より恵まれている事は知っての通りだし、だとすればその出処は何処なのだろうか――やはり、知りたい)……拵えた、ということは何か手作りを?……私は生徒会の所属だぞ、殖木さん。(くすりと笑む姿は、不慣れな脅しをしているらしい。何を作っているのか教えないと学園に話すぞ――なんて言っても、多分言うはずもない。子供のお遊びのような問いかけは、果たして相手の思惑通りか――恐らく、イエスだ)   (2021/5/17 21:58:21)

殖木 茂雄(そらこんな純粋培養のお嬢様――と言うには聊か物騒だが――には言えんわなぁ。彼女が無邪気に慕っている父親やその一家が『あんな事』をしているだなんて。とは言え、だ。これは非常に都合が宜しいのではないだろうかと、肥満男は内心でほくそ笑む。この何も知らないお嬢様に、家族と慕う者達の下卑て下劣で下衆な面を見せつける――想像しただけで股座がいきり勃つわい! そうと決まれた話は早い)ヒエ~ッ、お、お赦しをぉ~…! なんて、そ、そんなにぃ、気にぃ、なるんでしたらぁ、今度ぉ、お、お見せしましょうかな? ほ、他ならぬぅ、楓たんですからぁ…特別ですぞぉ? ま、まぁ、流石にぃ、傷が治ってからにぃ、なりますがぁ…。それでもぉ、宜しければぁ、ですなぁ   (2021/5/17 22:09:26)

殖木 茂雄(如何にも道化た仕草で怯えてみせたりする様から一転。醜悪な面に浮かべる笑みに、滴り落ちるかと思う程の邪悪の色が浮かんでいる事に。然し、車椅子の背を任せている為に視界に入れられない少女は気付かないだろう。自分が、自分と家族の運命を大きく変転させてしまうレールの分岐路を選んでしまった事も、また同様に。楓の耳元で、宛ら奈落の底へと誘う様に囁く其の姿は。傍から見る者が居たとすれば、まさしく『悪魔』に見えただろう)   (2021/5/17 22:09:37)

鬼熊 楓それは、……そうだな、見てみたい。傷が治るのは少しかかるだろうが……お願いできるだろうか?(――何も知らないというのは、時に罪だ。自分の恵まれた環境がどのような土台で――それが屍や白骨で組み上げられた楼閣の上であるとも知らずに生活し、正義の味方として活動するのだからなおさらだ。それでも、少女は知らない。だから知りたい――あっさりと、その言葉に頷いた。虹の根本は何処にあるんだろうとか、海は何処まで続いているんだろうとか、その手の幼い好奇心に似たものだ。だが好奇心は猫をも殺す、というように――それが、悪しきレールに片足を載せたのだとも気づかず。あまつさえ、ありがとう、と礼まで口にするのだった。)   (2021/5/17 22:17:23)

殖木 茂雄ぶひひっ♥ 万事ぃ、この茂雄にぃ、お任せあれですぞぉ♥(約束された破滅の時に、此の少女はどの様な表情を、どの様な声を、どの様な悲嘆を露わにしてくれるのだろう。其れを想像するだけで、堪らぬ愉悦にジャージの股座を張り詰めさせる剛直を爆ぜさせてしまいそうだ。吐き気を催す邪悪とは――等という台詞がとある漫画に出てきたが。此の肥満男は、まさしくその作品に曰くの『吐き気を催す邪悪』であろう)さて…! 一休みしましたし、楓たんを教室までお連れしなければ…! もうちょっとですぞぉ…!(等と如何にも良い人ぶりながら、再び楓ごと車椅子を持ち上げて。肥満男は、再び階段を登り始める。まるで天へと伸びるかの如き、白亜のきざはし。或いは、肥満男が少女を抱えて昇った段数は、十三段、あっただろうか――)   (2021/5/17 22:24:57)

殖木 茂雄【取りあえず、こんな感じで〆ですかな? むふぅ、フラグを積み立てるのも良いものですなぁ…】   (2021/5/17 22:25:39)

鬼熊 楓【あぁ、ちょうど綺麗な形で……といっても、少々邪悪ではあるが……いい感じだ。此処で締めとしてもらおうか。次がいつとは分からないが、着実にストーリーが進むのは良いものだな……色々と、想像が掻き立てられるというものだ】   (2021/5/17 22:28:45)

殖木 茂雄【いやぁ、ついつい続きを綴りたくなってしまいますよなぁ。そう言えば、コレはいつぞやのヤクザいぢめを実行できるのでは…?(はっと気づいた顔)】   (2021/5/17 22:31:51)

鬼熊 楓【フフ、どうかな?家業の邪悪さに気付いたとしても、私が完全に身内を見捨てられるか……いつまでも完全な正義の味方、なんてピーキーな立場とも限らないからな。その辺りは私の成長度合いも折り合いに入れれば面白そうだ……と、良い時間だな。明日は3時起きなのでこの辺りで失礼しよう。今日はありがとう、殖木さん】   (2021/5/17 22:34:15)

2021年05月16日 18時04分 ~ 2021年05月17日 22時34分 の過去ログ
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