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「世界の片隅、大きな森の小さな家。」の過去ログ

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2018年02月09日 23時51分 ~ 2018年02月10日 01時53分 の過去ログ
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Addelhaid=N=Oswald「さ、帰りましょうか。リリス。」(彼女と繋いだ手を一度しっかりと握り直し、彼女に笑顔を向けてからゆっくりと歩みを進める。その手が解けぬように、その手を離すことが無いように。歩みを進める度にツリーは少しずつ遠ざかっていくが、街を出るまでその光は視界に入り続けていることだろう。それほどまでに輝きを放っていた。どこまで行っても、あの光だけは自分たちを見守ってくれていると、そう思わせるかのように…━━街に流れる聖歌も喧騒も、今はとても心地が良い。街に出ると少しずつ消えていく代わりに、今度はしんしんと振り続ける雪と程良い静寂が広がっていることだろう。)   (2018/2/9 23:51:41)

Lilith=Oswald「…マーリン。ただいま」(久しぶりに何かを見て感動を覚えた気がする。きっとあの光景は一生忘れることはないだろう。なにより、彼と一緒に見られたということが幸せだった。前までの自分1人で見ていたら、もしかすれば何も感じていなかったかもしらないのだから。彼女は帰り道の森の中で、小枝を二本と丸い石ころを2つ、拾って帰ることだろう。さくさく…と足跡のない柔らかな雪を踏みして歩き、暖かい灯りの灯った家が見えてくると、アーデルからぱっと手を離し、たたっと駆け出す。扉の前までつくと、彼女はそこにしゃがみこみ、ぎゅっきゅと手で雪を握り、小さな丸を2つ作る。それを玄関の前にある椅子の上に重ねて、両側に小枝を刺し、上の雪玉に石ころをつける。手のひらサイズの小さな小さな雪だるま。なんとなく作ってみたかったのだろう。彼女もまだ子供だ。そんな遊び心があったって不思議ではない。彼が彼女に追いついたのであればパッと立ち上がり、彼の方をくるりも見て頬を緩める。それから、開いた扉の中に足を踏み入れて、大きくはない、けれどよく通る声でマーリンに帰ってきたことを知らせるだろう。)   (2018/2/10 00:02:25)

Addelhaid=N=Oswald「よく出来ていますねえ。」(森の途中で小石や小枝を拾う彼女を不思議そうに眺めていたが、彼女が家の付近にやって来たところで雪だるまを作り始めたのを見て先程の行動と拾っていたものに納得がいった。リリスが作った雪だるまの方へ近付いて身体を屈め、上記の言葉を述べながら雪だるまの表面にそっと触れた。彼女が扉を開いて中に入り、マーリンに帰宅を知らせると中からパタパタと足音を鳴らしながらマーリンが駆け寄ってくることだろう。リリスの方へ駆け寄ってきたマーリンは、リリスの手を半ば強引に引きながら居間の方へ向かって歩いて行くだろう。そのままリリスが居間へやって来たのなら、彼女は再び驚くことになるかもしれない。今朝までアーデルのペットの部屋のようになっていた居間は、パーティーなどの催しでも行うような飾り付けの施された洒落た場所へと変貌していたのだから。無論、ペット達も相変わらず各々自由に居間で過ごしてはいるが。二人から少し遅れて居間に入ってきたアーデルは満足気な面持ちで首を縦に振って頷いてみせた。リリスを連れて朝から出掛けていた理由が分かるだろう。)   (2018/2/10 00:11:46)

Lilith=Oswald「え、ちょ……」(出迎えてくれたのかとマーリンの方を見ると、強引に腕を捕まれ、居間へと引っ張られてしまう。慌てたように彼女について行き、そのパーティー会場のように姿を変えた居間に驚く。これを全て彼女がらやってみせたのだろうか。言われれば手伝ったのに…とも思ったが、それはまた違うのだろう。ありがとございます…とマーリンへと小さく微笑むと、自身よりも少し背の高い彼女を、軽く背伸びをしてぎゅっと抱きしめる。花の香りがした気がした。妖精の彼女は、人とはまた違った暖かさがあって、いい匂いがして、とても落ち着く。少ししてから彼女から離れると、マフラーをほどき、コートを脱いでハンガーに引っ掛ける。それからぱちぱちと音を立てて淡く輝く暖炉の火へと手を伸ばし、身体を温めるだろう。楽しさで寒さを忘れていたが、外は雪も降っていてとても寒かったのだ。少ししてから、アーデルにちらりと目線を向けた。プレゼントは今渡すべきなのか、それとも明日渡すべきなのか…と。もしアーデルが良いと言うのなら、今すぐにマーリンにプレゼントを渡して、ペット達にもエサをあげたい。そんな気分だった。)   (2018/2/10 00:22:51)

Addelhaid=N=Oswald「……。」(少し遅れて居間に足を運んだ自身に対してリリスから向けられる視線。それが意味するものが何なのかと言うのを、恐らく彼だけが理解できるのだろう。そして、彼の返答もまた、言葉を介さずとも彼女は理解することができるはずだ。彼は言葉で返答することはなく、にこやかな微笑みを携えた後で小さく頷いて見せることだろう。それが、今彼女が彼に対して尋ねたことであろうことに対してどちらの返答の意味を持っているのかと言うのは、考えなくとも伝わるはずだ。パーティー会場のように姿を変えた居間を一頻り眺めた後、彼は定位置であるソファーへ腰を下ろし、机の上に置かれていたカップを手に取って中に淹れられていたコーヒーを一口啜った。程良い苦味と暖かさを持った液体が喉を通って全体に染み渡る。   (2018/2/10 00:32:22)

Addelhaid=N=Oswaldこんなに賑やかで華やかで、楽しいクリスマスを過ごしたのは久しぶりな気がする。あの時、ステラがいなくなったあの年から、クリスマスを祝うことなどやめてしまっていたから。きっと、彼女は知らない。彼女がここに来てから様々な物に触れ、様々な者と出会うことで少しずつ人生に光を灯し始めているのと同じように、彼もまた彼女がここにやって来たことで今までしていなかったことを行うようになったことを。そしてそれらが全て、彼女のためであることを。)   (2018/2/10 00:32:24)

Lilith=Oswald「えっと、あの、これ…アーデルと私で買ったんです。きっとあなたに似合うと思って……。1日早いけど、メリークリスマス。マーリン。」(彼に頷かれると、袋の中から丁寧に包装された箱を取り出す。クリスマスにピッタリのその小さなプレゼントボックスを両手で大切そうに持って、それからマーリンへとそれをそっと差し出すだろう。人にプレゼントを渡したことなんてないから、なんて言って渡せばいいのか分からない。色々な言葉が頭に浮かんでは消えてを繰り返すが、1度小さく息を吐いてから、クリスマスの挨拶をすることにした。柔らかな笑みを浮かべて、彼女にプレゼントを差し出すリリスは、どこか嬉しそうな様子だった。マーリンは喜んでくれるだろうかという不安もあるけれど、誰かに何かを贈るという行為がこんなにもわくわくする事だとは思わなかったからだ。それから、ほかの袋から今度は別のプレゼントボックスを取り出す。自分達の分は?とでも言うかのように足元にまとわりついてくるペット達にそのプレゼントをチラつかせてから、ソファーの上へと置いておくことにしよう。その箱をつついたり、匂いを嗅いだりする様子はとても微笑ましい。)   (2018/2/10 00:47:35)

Lilith=Oswald「……アーデル、メリークリスマス、です。」(それからもう1つ…。彼には内緒で、というのは少し罪悪感に似たものもあったけれど、余ったお金はお小遣い、という話だったからきっと大丈夫なはずだ。彼にはブローチを選んでみた。彼の瞳と同じ、橙色の大きな宝石のようかものが埋め込まれたブローチ。彼はいつも、胸元に同じブローチをつけて服を止めている。だから、少しは違うものがあった方がいいのでは…と思って買ってみたのだ。マーリンのプレゼントを買ったのと同じお店で、こっそりと。少し照れくさそに目線を逸らしながら、両手で彼に箱を手渡す。まだ身体は冷えているはずなのに、彼女の頬はほんのりとピンク色に染まっていることだろう。)   (2018/2/10 00:47:49)

Addelhaid=N=Oswald「おや、これは予想していませんでした。…ありがとうございます。」(マーリンも、彼のペット達も、各々にプレゼントをもらって非常に嬉しそうだった。小さなプレゼントボックスを渡されたマーリンは嬉しそうにそれを受け取り、中身が何かを確認する前からすでに至福に浸っていそうな様子だった。あの様子では、中身が余程変なものでない限り彼女が喜ばないなんてことはないだろう。その様子はとても子供っぽいと言うのに、そんな動作の一つ、反応の一つですら絵になるほどに美しいのだから、やはり彼女は妖精なのだろう。だが、彼女のような妖精でも人間であるリリスと心を通わせ、こうしてプレゼントを渡す仲にまでなっているのだから、もしかしたらリリスは他の種族と仲良くすると言う才能でもあるのかもしれない。血は争えないとはこのことだなと、彼は切に思うのだった。   (2018/2/10 00:58:16)

Addelhaid=N=Oswaldペットやマーリンの様子を眺めていたところで、自身にも差し出されるプレゼント。本当に、これは予想外だった。彼女が自身のためのプレゼントを買うところなど見ていなかったから。予想外だと言っている割に別段驚いた様子を見せるわけでもないのだから胡散臭いものだが、お礼を言いながら笑って箱を受け取るだろう。中身を開け、それがブローチだと言うことを確認すると、今自身がつけているブローチを外して代わりに彼女からもらったブローチを服に止めてみようか。その後で、似合っていますか?なんて言う言葉と共に小さく小首を傾げてみたりもするだろう。)   (2018/2/10 00:58:18)

Lilith=Oswald「はい、とてもよく似合っています」(本当に驚いているのか、よく分からない反応を彼は示すけれど、笑っているのを見ると安心できた。似合っているかと問われれば、上記のように返答するだろう。彼の瞳と同様に優しい輝きを放つブローチがキラリと光る。それからはとても幸せな時間を過ごした。パーティー会場に相応しい豪華な料理。あの時間だけでこれを全てマーリンが作ったとは到底思えなかった。こんなにも大きなお肉が食卓に並ぶことがあるなんて、思いもしなかったし、見たこともない料理が沢山並んでいてわくわくした。食後にはブッシュ・ド・ノエルと呼ばれるクリスマスケーキ。切り株を模したそのケーキはとても可愛らしくて、とても甘くて美味しい。時間はあっという間に過ぎてしまう。気づけば歯を磨いてお風呂に入って、布団に潜っていたのだから驚いた。今夜はサンタが空を駆け回って子供たちにプレゼントを届けるらしい。人間がトナカイと一緒に空を舞うというのは信じられないが、今では魔法という存在を知ってしまったのだから、妙に現実味も帯びていた。   (2018/2/10 01:13:10)

Lilith=Oswald窓の向こうに、街で見たクリスマスツリーが輝くのが少しだけ見える。頭の先だけを覗かせて、ここまで光を届けてしまうのだから不思議だ。街に出て、家では沢山美味しいものを食べて、少し疲れてしまった。暖かな布団に潜り込み、重たくなった瞼をそっと閉じる。そう時間がかからずに小さな寝息が聞こえ始めることだろう。こうして彼女の、人生ではじめての幸せなクリスマスイブは幕を閉じる。きっと彼女にとっては、一生忘れられない思い出を、家族と一緒に刻み込むことができた、幸せに溢れた1日だったことだろう。)   (2018/2/10 01:13:21)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、Addelhaid=N=Oswaldさんが自動退室しました。  (2018/2/10 01:18:36)

おしらせAddelhaid=N=Oswaldさんが入室しました♪  (2018/2/10 01:19:26)

Addelhaid=N=Oswald「もう、寝てますかね?」(リリスの部屋から小さな寝息が聞こえ始めた頃、できるだけ音を立てないように部屋の扉を開いて彼はやって来た。そのまま、リリスが眠っているベッドの方へそろりそろりと、忍び足で近づいていく。そんなことをせずとも、魔法さえ使ってしまえば彼女に気付かれることなどないのかもしれないが、こんな時にまで魔法を用いるのは無粋だと思ったが故の行動だろう。ベッドへと近付いて眠っている彼女を覗き込んでみれば、そこには安らかな表情で眠っている彼女の寝顔。それを見て思わず彼の表情も綻んだ。そのまま少しの間彼女の寝顔を眺めて…━━我にかえった。彼女の寝顔を見るためにここに足を運んだわけではないのだ。後ろ手に隠していたモノを、彼女のベッドの隣にトンと置いた。それが何なのかと言うのは、勿論彼からのクリスマスプレゼントである。)   (2018/2/10 01:32:00)

Addelhaid=N=Oswald「メリークリスマス、リリス。」(彼女を起こさないようになるべく小さな声で、しかしできるだけ彼女に届くように。いつもと同じ穏やかで柔和な声音でクリスマスの挨拶を告げた。今日は実に楽しい一日だった。それはきっと、彼にとっても同じだったのだろう。その理由は考えるまでもなく彼女の存在だ。彼女がいなければ、プレゼントを買うために街に出ようなんて思わなかったし、マーリンも手間暇掛けて居間で準備をしたりなどしなかっただろう。彼女が来てから一変して充実した生活は、今までとは何もかもが違って見えた。偏に、彼女の存在が大きいのだ。   (2018/2/10 01:32:20)

Addelhaid=N=Oswaldその感謝と、彼女への愛情を込めて、眠っている彼女の頬にそっと口付けを落とした後、彼女が起きてしまう前に部屋を去っていくことだろう。翌朝、目を覚ました彼女の部屋には、彼女の身長より少し小さい程度の、大きなクマのぬいぐるみが置かれており、そのクマの首には彼女がつけるための、彼女の瞳と同じ色をした宝石が埋め込まれているネックレス。それに、メッセージが書かれた小さな手紙がクマの両手の間に挟まれているだろう。その手紙には、果たしてどんなメッセージが書かれているのか。それを知るのは、書いた彼と、それを読む彼女のみだ。)   (2018/2/10 01:32:22)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、Lilith=Oswaldさんが自動退室しました。  (2018/2/10 01:33:55)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、Addelhaid=N=Oswaldさんが自動退室しました。  (2018/2/10 01:53:02)

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