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「【F系】幻想蒸気【メインルーム】」の過去ログ

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2023年04月08日 15時26分 ~ 2023年04月21日 22時16分 の過去ログ
過去ログでは上から下の方向に発言を表示しています

スフィーエ☆ソーサルフェンサー(直線の速度に優れていればいる程、別の方向からの力には弱い。物理戦闘の基本ができているようで、できていない。盛大に尻もちをついた少女を冷たく見下ろせば、少女は憎悪の籠った目で睨みつけてくるが)君はこう思っているのだろう? 魔力があれば何でもできる。敵わない前衛にだって魔力で身体を強くすれば勝てる、魔力が優れていれば何をしてもいいんだ、と。『それの何が? 私は私の力を使ってるだけだけど……?』(――確かに邪法であろうと得た力に罪はない。罪はないのかもしれないが――数多の光弾と共に殴りかかる多重攻撃を仕掛けてくれば、翼を広げては無数の弾丸の合間を縫うように飛んで躱し、少女の殴打を空振りさせては少女の背後に回り込み)悪くはないさ。……ただ、追ってきた人を殺したのはまずかった。それだけだよ(それだけが罪。それだけが罪人として粛清せねばならぬ理由。回り込むと同時にお見舞いした背中への盛大な斬撃で、少女を這いつくばらせると、その手を踏みつけ)『ハァハァ……!』どうした? 魔力があれば……何でも出来るんじゃあ、無かったのかい?『うるさいっ!』(抵抗する少女の腹に刀を杭のように、突き立てた)   (2023/4/8 15:26:34)

スフィーエ☆ソーサルフェンサー……相手が悪かったね。私がただの魔法と剣を使えるだけの両刀だったら、勝てたのだろうけれども(――スフィーエの主体はそもそもが一流の魔術師。その上で体質から学ばざるを得なかった剣に習熟したが故の魔法剣士(ソーサルフェンサー) 数多の戦に身を置き、戦いに魔術を活かし魔術を見切り身体強化にも対応し切る戦士の力。それ故に――堕ちた魔術師を粛清する者。倒れ伏した少女の側に歩みより、冷たく見下ろしたままレイピアを胸元へ)『ま、ほう、はっ……! 凄い、力でっ……あるから、……っ! がはっ……!』(悪あがきのように魔力を揺らめかせるものの、少女が何かを放つ前に一思いに。レイピアが心臓を貫き渦巻く魔力の流れを散らす。一つの痙攣の後に消え失せた命を、レイピアを抜きながら悲しそうに見下ろし)……草木が花を咲かせ鳥が空を飛び、沸騰した鍋の蓋を揺らす蒸気が重たい鉄をも動かす。それは魔法があるからじゃない。魔力とはただの力の一つ。いや……人が力を魔術・魔法とするだけなのだよ……   (2023/4/8 15:26:42)

スフィーエ☆ソーサルフェンサー(絶命した少女の首も、きっちりと刀で刎ねて完全なるトドメを刺しておき。残った身体はその辺に埋葬をしておき、首を箱に丁重に詰めてから静かに帰還する。――いつやってもサイアクで、クソみたいな仕事で、だけどこうした手合いは自分でなければ相手に出来ない仕事。苦労もすれば後味もあまりに悪い――魔力を至上として堕ちていった姿は、在り得るかもしれない己の最悪の未来を突き付けられているようで、悲しく、そして吐気を催す。然れども一仕事を終え得た金銭は――そうしたやり場のない怒りと悲しみを発散する為に。ソーサルフェンサーは一人街に繰り出しにいくのだった)   (2023/4/8 15:26:49)

スフィーエ☆ソーサルフェンサー【死ぬほどに長くなりましたが……! ちょっと後味の悪い話ですが、堕ちた魔術系冒険者の粛清もまた、という話で……!】   (2023/4/8 15:27:26)

おしらせスフィーエ☆ソーサルフェンサー ◆GYfn7F3bGoさんが退室しました。  (2023/4/8 15:27:43)

おしらせハンナ☆ガンスリンガーさんが入室しました♪  (2023/4/8 17:07:29)

ハンナ☆ガンスリンガー【はい、おこんばんは、スフィーエさんの汚れ仕事、見事でした】   (2023/4/8 17:07:49)

ハンナ☆ガンスリンガー【やはり腕の立つ冒険者には汚れ仕事が回ってくるのでしょうねえ】   (2023/4/8 17:25:33)

ハンナ☆ガンスリンガー【ガサゴソ…】   (2023/4/8 17:35:11)

ハンナ☆ガンスリンガー【ふぅ。一旦此方は落ちますね】   (2023/4/8 17:41:15)

おしらせハンナ☆ガンスリンガーさんが退室しました。  (2023/4/8 17:41:18)

おしらせフラン☆スクラッパー ◆sxKTlNdvOMさんが入室しました♪  (2023/4/9 20:47:39)

フラン☆スクラッパー【久しぶりにお邪魔します!お仕事が忙しくてインスピレーションが降りてこないぃ…】   (2023/4/9 20:48:45)

おしらせハンナ☆ガンスリンガーさんが入室しました♪  (2023/4/9 20:56:29)

ハンナ☆ガンスリンガー【フランちゃんこんばんはですよー】   (2023/4/9 20:56:42)

フラン☆スクラッパー【こんばんは~っ】   (2023/4/9 20:58:05)

ハンナ☆ガンスリンガー【私もロールのネタが思い浮かばない人だったりしますよー】   (2023/4/9 20:59:03)

フラン☆スクラッパー【カロリー高めのロールを出力するにはまだ出力不足な感じで、ゆるーっとした感じのを重ねて感覚を掴まないとな~…と感じていたりっ】   (2023/4/9 21:01:05)

ハンナ☆ガンスリンガー【そう言うの大事ですねー。手入れ道具のお買い物ロールしたみたり?】   (2023/4/9 21:01:41)

フラン☆スクラッパー【そーだっ、肝心のスチパンガジェットを一度も出してなかったぁ…】   (2023/4/9 21:05:52)

ハンナ☆ガンスリンガー【あらあら】   (2023/4/9 21:06:19)

フラン☆スクラッパー【少々物騒な代物だから使う時は結構血生臭くなるイメージというか…正しい使い方をすればいい話ではあるけど!】   (2023/4/9 21:07:58)

ハンナ☆ガンスリンガー【冒険者は血生臭い職業だし!】   (2023/4/9 21:09:09)

フラン☆スクラッパー【それは来たるべき時に備えて隠しておくことにしますッ】   (2023/4/9 21:11:11)

ハンナ☆ガンスリンガー【楽しみにしておきますねー】   (2023/4/9 21:12:02)

ハンナ☆ガンスリンガー【そーだ、雑談部屋も立てたので楽しく有効活用してくださいな】   (2023/4/9 21:19:57)

フラン☆スクラッパー【はーいっ お風呂入ってくるのでお暇しまーすっ】   (2023/4/9 21:21:03)

フラン☆スクラッパー【ではでは!】   (2023/4/9 21:21:14)

ハンナ☆ガンスリンガー【お疲れ様でーす】   (2023/4/9 21:21:15)

おしらせフラン☆スクラッパー ◆sxKTlNdvOMさんが退室しました。  (2023/4/9 21:21:19)

ハンナ☆ガンスリンガー【さて、雑談部屋にお引っ越し】   (2023/4/9 21:28:54)

おしらせハンナ☆ガンスリンガーさんが退室しました。  (2023/4/9 21:28:57)

おしらせハンナ☆ガンスリンガーさんが入室しました♪  (2023/4/11 00:58:28)

ハンナ☆ガンスリンガー【ちょっとロールでも】   (2023/4/11 00:58:38)

ハンナ☆ガンスリンガー(町のすぐ近くの、片隅にある緩やかな丘。そこは数百年前から、『サクラ』と呼ばれる品種の樹木が植え付けられている公園がある。サクラには魔力が宿るらしく。それを用いてマジックアイテムを作る工房や魔法の触媒に使う魔法使いが居たり、また遠い東の国から来た人々はこのサクラを神聖視すると同時に魔を祓う道具や呪器に…そして、この春の時季には『花見』をするのだと言う)   (2023/4/11 01:02:05)

ハンナ☆ガンスリンガーエイヤと一発撃てば1人~、二発撃てば三人~三発撃てば五人~、沢山撃ったら食べ逸れ~(等と歌いながら、紙袋を片手に丘を登るハンナの姿。ひらひらと舞うサクラの花びらは何所か幻惑的な美しさがあった。中でもハンナは一際色濃く、また花びらが豪華絢爛に咲き誇っているサクラ…ヤエザクラへと足を運んだ)おっす。今年も元気にしてたか?(ヤエザクラに挨拶するとハンナはその根元に腰を下ろした)   (2023/4/11 01:07:13)

ハンナ☆ガンスリンガー(ハンナは紙袋から水の入った小さなボトルと、バーボンの入ったボトルを取り出した)乾杯。(ちん、とボトル同士を軽く触れさせると、ハンナは水をヤエザクラの根に掛けた)アンタの顔を見ると、この街に今年も春が来たんだなぁってしみじみ思うよ。アタシの故郷では春の訪れを知らせるのは瑠璃色蝶だったからな   (2023/4/11 01:13:29)

ハンナ☆ガンスリンガー(ハンナはお気に入りのショットグラス。蝶の彫刻の施されたそれを取り出すとそっとバーボンを注いだ)前にも話したっけ? アタシの村じゃ新年はちょっとずれるんだ。冬が尤も極まって、これから冬が終わっていくって日が新年として祝われるんだ。でもこの街はもう少し暖かくなってからで、アンタ達東の産まれの物達は新年を別にして、この時季が新たな門出として祝うんだってな。田舎者のアタシにはちょっと不思議な気分だよ   (2023/4/11 01:19:36)

ハンナ☆ガンスリンガー(ちびりとバーボンを煽る)アタシは思うんだよね。冒険者って奴は辞め時を間違えるとくたばるんじゃないかって。勇み足が過ぎると痛い目を見るように。アンタを見るとさ、今年はまだ大丈夫かなって思うんだ。それで、もしもダメだなって思ったら、アタシは冒険者を辞めて故郷に帰って、猟師に戻ろうと思う。その時さ。アンタの枝、1本貰っても良いかな。故郷からこっちに戻るのも楽じゃ無いし、村の皆にもアンタの豪華な咲きっぷりを見て貰いたいしさ   (2023/4/11 01:27:08)

ハンナ☆ガンスリンガー(陽も暮れて、飲食店のストリートや民家に灯が点されて、キラキラと賑わう)此処でじーっとしてると退屈かもしんねえけど、ああやってヒトの営みを見るのは綺麗だろ?だからさ、今暫く、他のサクラ達と一緒にこの街を見守っててくれよ(そう言いながらハンナはショットグラスを掲げると、クイッと飲んだ)   (2023/4/11 01:29:42)

ハンナ☆ガンスリンガー(暫く、静かにバーボンを飲むのを楽しみ、陽は地平線の遠くへと落ちた頃、ゆっくりと立ち上がって)そんじゃな、ヤエザクラ。咲いてる間はまたちょくちょく顔を出すから、宜しくな(そう言うと物を片付けて立ち去っていくハンナ。そんな彼女の後ろ姿を見る、何処か東の国のヒトの特徴を持った女性がうすらぼんやりと、優しく微笑みながら立っていた)   (2023/4/11 01:32:09)

ハンナ☆ガンスリンガー【はい、お花見でした!】   (2023/4/11 01:32:19)

ハンナ☆ガンスリンガー【それではおやすみなさーい】   (2023/4/11 01:43:23)

おしらせハンナ☆ガンスリンガーさんが退室しました。  (2023/4/11 01:43:27)

おしらせスフィーエ☆ソーサルフェンサーさんが入室しました♪  (2023/4/11 14:51:51)

スフィーエ☆ソーサルフェンサー【休憩時間にちょっとだけ……】   (2023/4/11 14:52:17)

スフィーエ☆ソーサルフェンサー【桜見見物、いいなぁと。お部屋上げ宣伝も兼ねまして】   (2023/4/11 14:52:54)

スフィーエ☆ソーサルフェンサー【また夜に余裕があったらでもとー】   (2023/4/11 14:53:11)

おしらせスフィーエ☆ソーサルフェンサーさんが退室しました。  (2023/4/11 14:53:14)

おしらせハンナ☆ガンスリンガーさんが入室しました♪  (2023/4/12 00:35:43)

ハンナ☆ガンスリンガー【夜の部屋浮上です】   (2023/4/12 00:35:55)

ハンナ☆ガンスリンガー【ではでは】   (2023/4/12 00:36:01)

おしらせハンナ☆ガンスリンガーさんが退室しました。  (2023/4/12 00:36:04)

おしらせスフィーエ☆ソーサルフェンサー ◆GYfn7F3bGoさんが入室しました♪  (2023/4/12 22:41:53)

スフィーエ☆ソーサルフェンサー(桜の木の下には死体が埋まっている――白とも紅とも、ましてや薄紅とも言い辛い、桜は桜色と言う他にない花の美しさは誰かの血を吸っているからとしか思えない妖しさを持つから。そう呼ばれているほどに美しき、遥か東方より来たりし花の木が側に、大鷲の翼を広げながら降り立ち翼を畳む。舞い散る花々の花弁はまるで吹雪のよう。仄かな幻想を産み出す花弁の幻覚物質が、遥か昔に楔を打ち込まれた筈の空間の転移を行ったかのように、別の世界に誘うが如く意識を持っていってくれる)   (2023/4/12 22:45:48)

スフィーエ☆ソーサルフェンサー(樹齢を推し量ることに意味はない。ただ、木肌に手を添えればわかる花の美しさ、儚さとは連想できない生命力の強さを。数百年を生き抜いた樹木の生命の息吹を掌に感じるように、逞しい木の幹を軽く撫で上げて。時折艶やかな黒髪に差し込む花弁の一つを気まぐれに抜いていっては、風に泳がせ、その花弁はいずこへ行くかの夢想をし。こんな日にはふと思い出す――自らの未来を指示してくれた、鎧を纏った女騎士の姿を)……、……初心忘れるべからず、かねぇ(赤いコートの裏から取り出した、お気に入りの蒸留酒を根本に傾けようとして――最近では禁止されていることを思い出して止める。だから乾杯代わりに、ボトルの首を手に持ちながらボトルの底の辺りを幹に軽く打ち合わせ。思えばあの日も、こんな風に桜咲く場所で彼女と出逢ったのか――)   (2023/4/12 22:50:20)

スフィーエ☆ソーサルフェンサー(――魔法を学ぶのは好きだった。好きだったから学院なんてものに態々行ったのだ。幸いにも自分に秘められた才能とやらは、神聖を除いて多くの適正を持っていたようで、将来を期待された……はずだった。されど世の定めとやらは何物も与えてはくれないようで、自分は術の実践が出来なかった。次第に期待は失望に変わり、蔑みの目線は少なからず己の心を腐らせる。理論を幾ら学んでも出来ぬ実践の果てに、解脱を選ぶべきかと思ったその時――気晴らしに赴いた桜の咲く丘、こことはまた別の場所に出会った女騎士。彼女は自分が学院の生徒だと知ると、沢山の魔法のことについて聞いてくれた。……話すのは楽しかった。だけど自分には実践が出来ない。悔しくて嘆き泣いた所を)『見てごらん。木々が花を咲かせているのは魔力かい? 桜は魔力? だけど美しいと感じた心は魔力が導いたものかい? 私は君の魔法についての話は楽しかった。聞いていてわくわくした。でもそれは魔法を使ったからなのかい?』……今でも、覚えているとも   (2023/4/12 22:55:43)

スフィーエ☆ソーサルフェンサー(寸分違わず思い出せる。木々が花を咲かせ、鳥が空を飛び――何気ない一時に安らぎ笑える心は、魔法のように楽しくても魔法そのものでない。人にはもっと大切な当たり前が多くあることを。あの時救われた心と、戯れに持たせてもらった剣。その日以来、剣を持つことで魔法を使えたことが分かって――まあ、それすらも結局、学院で救いにはならなかったのだけれども。だけど、あの女騎士の言葉は、励ましてくれたあの日の言葉と、彼女の口調は……今でも己の心に根付いている。決して魔法を使いながらも、それに驕らない身に、他の力を認められる心に、今でもかの騎士の言葉が切っ掛けとなって根付いているのだから)   (2023/4/12 23:00:04)

スフィーエ☆ソーサルフェンサー貴女は今、どこで何をしているのやら――(こんなヤクザな稼業をしている自分。時に驕ってしまった魔術師を殺す自分。こんな自分を見たらかの女騎士はどう思ってしまうのか。そもそも生きているのか――それすら分からないし、多分、彼女に恥じることも沢山自分はしてきたのだろうけれど。舞い散る桜吹雪の花弁が導く視線、その先に広がっていく街や地平線の果てに、あの人は今……なんてことも考え、切ないような、とても表現のし難い感情に襲われる)   (2023/4/12 23:03:52)

スフィーエ☆ソーサルフェンサー――この空に翼を広げ、いつか映る明日の為に。目を閉じれば光を無くし逃げ出した一度の過ち、あの日の悪夢。遥かな空、遥かな時の彼方に思い出すことも叶わずに。されどその瞳二度と曇らせることなく。瞳を閉じることもなく。巡る季節を抱き締めて。この空に大きく翼を広げ映る明日の為に。あなたと共に明日へ、夢をその胸に強く抱き締めよう……♪(こんな時には歌うのが一番だ。故郷に伝わる伝統的な歌。切なさと勇壮さ、希望を併せ持つ歌を、高らかに――)   (2023/4/12 23:10:28)

スフィーエ☆ソーサルフェンサー……お粗末様。悪いね、下手な歌を聞かせてしまってね(歌を終え、桜の木の肌をもう一度撫でてみる。桜の木には確か精霊が宿っているとも聞いているので、自分の歌が不興を買って何か祟られたりとかはしないだろうかとも、やや不安になって。それでもまあ、魔力を少し探ってみれば精霊の怒りの類は感じられないので、まぁ良いのだろうと思うことにしつつ。最後にぐいっと、ボトルに豪快に口をつけたラッパ飲みで強い蒸留酒を胃の中に落とし――)あぁ~……さて、帰ろうか……(鷲の翼を広げ、やや定まらぬ蛇行運転でふらふらと飛び立って。その様子を、白髪の着物を着た東方の女性めいた姿の幻影が、冷や汗と共に見守っていた……とか?)   (2023/4/12 23:16:30)

おしらせスフィーエ☆ソーサルフェンサー ◆GYfn7F3bGoさんが退室しました。  (2023/4/12 23:17:06)

おしらせスフィーエ☆ソーサルフェンサー ◆GYfn7F3bGoさんが入室しました♪  (2023/4/13 21:48:19)

スフィーエ☆ソーサルフェンサー【こんばんは。bandの方にも投稿しましたが、新規参加者様にも向けて、ただいまこんなイベントやりますよ、ということで】   (2023/4/13 21:49:08)

スフィーエ☆ソーサルフェンサー【防衛クエスト/桜花への無礼は血を引き寄せる】桜の木に酔った勢いでとんでもない無礼をやらかした花見客がいた。そのせいで桜の木に宿る精霊の怒りを買い、多くの魔物を引き寄せてしまうことになってしまった。現在、魔物達は桜の植えられた公園を目指して進軍中。既に市街戦が始まり、一般市民への避難や、魔物の迎撃に傭兵・冒険者達が働いている。   (2023/4/13 21:49:38)

スフィーエ☆ソーサルフェンサー【注意事項】魔物は怒れる精霊によって次々と引き寄せられている為、殲滅は不可能。現在、怒れる精霊を周囲の精霊や、神聖職系の者が必死に宥めている為、怒りが収まるまでの耐久戦となるだろう。   (2023/4/13 21:50:00)

スフィーエ☆ソーサルフェンサー【To Do】君達は魔物を迎撃してもいいし、逃げ遅れた一般市民を避難誘導してもいいし、神聖職系なら共に精霊の怒りを鎮めに行っても良い。   (2023/4/13 21:50:13)

スフィーエ☆ソーサルフェンサー【報酬】無事に精霊の怒りが収まれば、街やギルドから非常に豪勢な食事と酒が数日間振舞われるだろう。食事を望まなければ貨幣で受け取っても良い。   (2023/4/13 21:50:21)

スフィーエ☆ソーサルフェンサー(春の陽気と桜の花の舞い散る最中が齎す、心地よい幻覚は時に人を酒の力も借りてとはいえ著しく狂わす。この公園に植えられた桜の木と、その逸話、何があるかという話なれば子供ですらも知る常識。すなはち、桜の木の一本一本に尊い精霊が宿る、ということ。故にその木枝は神聖なものとして扱われる。そしてそれすなはち、粗末に桜の木に無礼を働けば、宿りし精霊は怒りと憎悪に染まり、邪悪な人に害をなす悪神となり得る。桜花と酒に狂いし無礼者のせいで、然る桜の木は今や怒りに穢れ邪悪な悪霊が宿る木が増え、清浄な桜の木々がそれを宥めるべく騒めいている。されど邪悪に染まってしまった桜の木の精霊は呼び寄せるのだ。無礼を働いた愚かな者共々、全てを滅ぼすべく数多の魔物の群れを。平和であった筈の公園と街は今や、魔物の跳梁跋扈する阿鼻叫喚の地獄絵図と立ち代わり、戦う者が皆等しく剣を、銃を、或いは術を取って戦に身を置き、魔物から逃げ惑う無辜の民の嘆きと悲痛の声が響き渡る。公園の中では穢れし精霊たちを宥めるべく、神に仕えし聖なる職が必死にて祈りを捧げる。平和を取り戻す為の戦いが今、始まったのだ――)   (2023/4/13 21:58:11)

スフィーエ☆ソーサルフェンサー【BGM:Puppeteer(https://www.youtube.com/watch?v=X3po362vhW0)】   (2023/4/13 22:01:00)

おしらせハンナ☆ガンスリンガーさんが入室しました♪  (2023/4/13 22:09:06)

ハンナ☆ガンスリンガー【こんばんは、クエスト良いですねぇ】   (2023/4/13 22:09:19)

スフィーエ☆ソーサルフェンサー『臨める兵、闘う者! 皆、陣にて列をなして前へ在れ! 怯える兵、逃げる者! 皆、陣の列を後に去れ! 我が身を盾にし今……ぐわあああーーーっ!!』『り、リーダーーーッ!?』(大盾を前へと構え一列に自らを盾として立ち向かうナイトのパーティがいた。そのリーダーである果敢な誰かが、真っ先に前へ盾を持って踏み出せば、突進してきた大猪めいた魔物に盛大に吹き飛ばされる。清々しいまでの噛ませぶりである。リーダーを吹き飛ばした大猪は、そのまま他の面子まで文字通りの猪突猛進で吹き飛ばそうと迫る。リーダーを真っ先に飛ばされた大猪に、怯える兵となりかけていた彼等では留めることは難しいだろう――)ザグロスの雄鹿、炎蛇の尾と双角を弦に雷鳴を奏でん――(響き渡る詠唱。盾を構えたナイト達の傍らに浮かび上がる、燃え盛る蛇の尾を持った立派な雄鹿の幻影)フュルフールッ!(女の高らかな声が響き渡り、その真名が告げられると同時、雄鹿の幻影が嘶き放たれた雷が大猪を打ち据えていた)   (2023/4/13 22:09:24)

スフィーエ☆ソーサルフェンサー【こんばんはー。ちょっとイベント的な感じにしてみました】   (2023/4/13 22:09:44)

ハンナ☆ガンスリンガー【むふふでございます】   (2023/4/13 22:10:08)

スフィーエ☆ソーサルフェンサー【まぁですね、酔っ払って桜の木に「シ」で始まる大きい方でないのをひっかけた馬鹿がいまして……(笑)】   (2023/4/13 22:12:05)

ハンナ☆ガンスリンガー【あらあらー、それはダメですねえ】   (2023/4/13 22:13:17)

スフィーエ☆ソーサルフェンサー【『何してくれとんじゃドグサレがーっ!』とムカ着火インフェルノになった精霊さんが魔物呼び寄せて、それを周りの精霊さんや神聖職の皆様が必死こいて宥めている状況です】   (2023/4/13 22:14:24)

ハンナ☆ガンスリンガー【下手したらゲロ吐かれたかも。根元に。】   (2023/4/13 22:15:00)

スフィーエ☆ソーサルフェンサー【そうなってたらもっとヤバかったでしょうねえ……まあ今現在、大混乱な状況で】   (2023/4/13 22:15:53)

ハンナ☆ガンスリンガー【てんやわんやの大騒ぎ】   (2023/4/13 22:16:50)

スフィーエ☆ソーサルフェンサー【新人(ニュービー)の誘い水も兼ねて、何日かに分けてやってみようかな、と】   (2023/4/13 22:18:38)

ハンナ☆ガンスリンガー【良いですねー】   (2023/4/13 22:26:47)

スフィーエ☆ソーサルフェンサー【後は……ちょっと戦況次第じゃ超必殺技を早速使うことになるかなあ、という実験も兼ねて。いや、どうなるかはわかりませんけどね?】   (2023/4/13 22:28:25)

ハンナ☆ガンスリンガー【そこら辺もテストですねえ】   (2023/4/13 22:29:58)

スフィーエ☆ソーサルフェンサー【そうですそうです。……私の場合、魔力を限界以上に使うから大技が出来ない、で済ませられるので超必殺が複数あってもクールタイムの理由づけが簡単に済みますし】   (2023/4/13 22:33:39)

ハンナ☆ガンスリンガー【私は身体の疲労と武器の弾切れで。】   (2023/4/13 22:38:03)

スフィーエ☆ソーサルフェンサー【それもまた立派な理由ですからね。あと、超必殺って攻撃だけじゃなくて、メガザル的な回復とか、盾役の奥義的な1ターン全攻撃無効化みたいなのもアリだと思います】   (2023/4/13 22:42:20)

ハンナ☆ガンスリンガー【とってもありですねー】   (2023/4/13 22:44:53)

ハンナ☆ガンスリンガー【大地や悪霊に語り掛けて足止めとか】   (2023/4/13 22:45:16)

スフィーエ☆ソーサルフェンサー【耐性貫通して数ターン強制行動不能的なアレですね。1クエストに1回、その後は戦線離脱、最低でも次のクエストは使用不可。それを代価に一気に戦況を覆せる技、良いと思います】   (2023/4/13 22:46:55)

ハンナ☆ガンスリンガー【足止めして貰ってるところを超必殺技の大火で燃やし尽くすとかロマンがありますねえ!】   (2023/4/13 22:51:28)

スフィーエ☆ソーサルフェンサー【凄く浪漫があります! そして敵を倒したは良いものの超必殺の反動で死屍累々……】   (2023/4/13 22:52:28)

ハンナ☆ガンスリンガー【へろへろの仲間を引きずって退却ー!】   (2023/4/13 22:56:04)

スフィーエ☆ソーサルフェンサー【いやあ、良い妄想が止まりませんねぇうへへ】   (2023/4/13 22:56:36)

ハンナ☆ガンスリンガー【むふふふふ】   (2023/4/13 22:56:57)

ハンナ☆ガンスリンガー【んー、武器のデザインどうしよっかな】   (2023/4/13 22:58:21)

スフィーエ☆ソーサルフェンサー【超必殺に使う武器ですか?】   (2023/4/13 22:58:40)

ハンナ☆ガンスリンガー【ですです。自己満足ですけどね完璧に】   (2023/4/13 22:59:00)

スフィーエ☆ソーサルフェンサー【自己満足で上等の世界ですから。私も一つ、広範囲タイプの超必殺は考えたところで……】   (2023/4/13 22:59:31)

ハンナ☆ガンスリンガー【こう、頭の中にビジュアルがあればハンナちゃんが格好良くポーズを取ってくれるんですよ、頭の中で!】   (2023/4/13 23:00:13)

スフィーエ☆ソーサルフェンサー【わかりますわかります。頭の中でくっきり出てますよね!】   (2023/4/13 23:00:46)

ハンナ☆ガンスリンガー【ですよね! お手々ぶんぶん】   (2023/4/13 23:05:01)

スフィーエ☆ソーサルフェンサー【処刑用BGMとかズギャーンと鳴らしたりとか!】   (2023/4/13 23:07:09)

ハンナ☆ガンスリンガー【お前に使うソイルは決まったぁ!  (ネタが古すぎます)】   (2023/4/13 23:13:23)

スフィーエ☆ソーサルフェンサー【(超必殺技がいわゆるフェニックス召喚だとは言えない人)】   (2023/4/13 23:14:10)

ハンナ☆ガンスリンガー【こっちは大砲ドカンドカンですよ】   (2023/4/13 23:16:54)

スフィーエ☆ソーサルフェンサー【エンド・オブ・ワールド……(同じくネタが古い)】   (2023/4/13 23:18:47)

ハンナ☆ガンスリンガー【ほむう】   (2023/4/13 23:26:27)

スフィーエ☆ソーサルフェンサー【……って、今更ながら、ここメインでしたね。雑談でしたら雑談部屋に移ります?】   (2023/4/13 23:27:47)

ハンナ☆ガンスリンガー【そですねー!】   (2023/4/13 23:31:07)

ハンナ☆ガンスリンガー【ではでは】   (2023/4/13 23:31:15)

おしらせハンナ☆ガンスリンガーさんが退室しました。  (2023/4/13 23:31:17)

スフィーエ☆ソーサルフェンサー【わかりました! それじゃあ最後のロールに続けるのを一つ落としてから、移りますね】   (2023/4/13 23:31:40)

スフィーエ☆ソーサルフェンサー(人差し指と中指に挟んだ紙――紋章の描かれたそれが霧散し、同時に鹿の幻影が消え去る。雷に打ち据えられた大猪は丸焦げになってその命を終え、呆気にとられた盾のナイト達と、惚けたような様子のリーダーらしきナイトに微妙な目を向け)……いや、さっさと防衛に回りたまえ。君達はナイトだろう?(あっ、そうだった――などと不安になるような声がしてくるものの、盾を構えたナイト達はそれぞれに魔物の襲来を押し留める防衛戦へと走る。その様子を見届けてから、翼を広げてスフィーエは市街地の建造物を縫うように飛び、戦力の足りない所、突破されそうなところへと行く。飛行能力を生かしての遊撃手だ。そしてまた、冒険者パーティが魔物達の群れと互角に遣り合っている所、空より無粋な横槍を入れに来た飛行魔物達を鋭く、見据え)吹き荒ぶ大嵐、汝は城壁を粉砕する破滅の獅子なり! ヴィネ!!(再びメモ帳みたいなものからまた一枚紙を取り放つ。すれば獅子の幻影が現れ、凍てつく吹雪が荒れ狂い空より出でた魔物を凍り付かせ、粉砕していく)   (2023/4/13 23:36:56)

スフィーエ☆ソーサルフェンサー(これで二枚目――全く金のかかることだが、惜しんでもいられない。悪魔との契約により力の一部を行使する、「秘典魔術」の発動に必要な魔法陣を描いた写本。方陣を描くのに特殊な触媒が必要で使い捨て、高級な専用のマジックカードみたいなものだが、今回の襲撃で惜しむことはしないのだ。眼下にある冒険者達の助かったという礼に、小さく手を振っては応え、スフィーエは翼はためかせ行く――戦いは、まだ始まったばかりだ)   (2023/4/13 23:37:00)

スフィーエ☆ソーサルフェンサー【というわけですので、魔物との戦闘、一般市民の避難、はたまた桜の精霊の鎮静化など、新規参加者様含め参加お待ちしております~】   (2023/4/13 23:37:37)

おしらせスフィーエ☆ソーサルフェンサー ◆GYfn7F3bGoさんが退室しました。  (2023/4/13 23:37:51)

おしらせスフィーエ☆ソーサルフェンサーさんが入室しました♪  (2023/4/14 12:17:25)

スフィーエ☆ソーサルフェンサー【こんにちは。お昼の部屋上げです】   (2023/4/14 12:17:56)

スフィーエ☆ソーサルフェンサー【現在、イベントで市街地への魔物襲来をやっております。詳細は↓にて!】   (2023/4/14 12:19:14)

スフィーエ☆ソーサルフェンサー【勝手ながらの宣伝ではありますが、新規参加希望者様も既に参加している方もお気軽に!】   (2023/4/14 12:20:37)

スフィーエ☆ソーサルフェンサー【キャラメイク相談も雑談部屋にて受付中ですので、どうぞ!】   (2023/4/14 12:21:14)

おしらせスフィーエ☆ソーサルフェンサーさんが退室しました。  (2023/4/14 12:21:26)

おしらせハンナ☆ガンスリンガーさんが入室しました♪  (2023/4/14 23:33:46)

ハンナ☆ガンスリンガー【はーい、夜のお部屋浮上です】   (2023/4/14 23:34:00)

ハンナ☆ガンスリンガー【Q、此処ってどんな風に遊ぶお部屋? A、ファンタジーかつスチームパンクな世界観で遊ぶ部屋ですよ】   (2023/4/14 23:34:55)

ハンナ☆ガンスリンガー【蒸気ガジェットを使って冒険するもよし、色んな世界観のファンタジー職業を使ってもよし。種族だって様々!】   (2023/4/14 23:36:01)

ハンナ☆ガンスリンガー【なんなら蒸気ガジェットと魔法を組み合わせちゃってもオーケー?】   (2023/4/14 23:39:49)

ハンナ☆ガンスリンガー【そんな感じの、ゆるっと楽しく遊びたいお部屋です】   (2023/4/14 23:40:23)

ハンナ☆ガンスリンガー【ではでは】   (2023/4/14 23:40:30)

おしらせハンナ☆ガンスリンガーさんが退室しました。  (2023/4/14 23:40:32)

おしらせスフィーエ☆ソーサルフェンサー ◆GYfn7F3bGoさんが入室しました♪  (2023/4/15 12:35:54)

スフィーエ☆ソーサルフェンサー【お昼の部屋上げです、そして……】   (2023/4/15 12:36:19)

スフィーエ☆ソーサルフェンサー【防衛クエスト/桜花への無礼は血を引き寄せる】桜の木に酔った勢いでとんでもない無礼をやらかした花見客がいた。そのせいで桜の木に宿る精霊の怒りを買い、多くの魔物を引き寄せてしまうことになってしまった。現在、魔物達は桜の植えられた公園を目指して進軍中。既に市街戦が始まり、一般市民への避難や、魔物の迎撃に傭兵・冒険者達が働いている。   (2023/4/15 12:36:36)

スフィーエ☆ソーサルフェンサー【注意事項】魔物は怒れる精霊によって次々と引き寄せられている為、殲滅は不可能。現在、怒れる精霊を周囲の精霊や、神聖職系の者が必死に宥めている為、怒りが収まるまでの耐久戦となるだろう。   (2023/4/15 12:36:42)

スフィーエ☆ソーサルフェンサー【To Do】君達は魔物を迎撃してもいいし、逃げ遅れた一般市民を避難誘導してもいいし、神聖職系なら共に精霊の怒りを鎮めに行っても良い。魔物の襲ってくる市街戦・乱戦、精霊の怒りを買っている、という状況で出来ることなら何でもOKだ。   (2023/4/15 12:37:39)

スフィーエ☆ソーサルフェンサー【報酬】無事に精霊の怒りが収まれば、街やギルドから非常に豪勢な食事と酒が数日間振舞われるだろう。食事を望まなければ貨幣で受け取っても良い。   (2023/4/15 12:37:47)

スフィーエ☆ソーサルフェンサー【週末イベント的な感じです。お気軽にどうぞ~。てなわけで、ソロを落としておきます】   (2023/4/15 12:38:14)

スフィーエ☆ソーサルフェンサー『鎮まりたまえ、鎮まりたまえ。いと清らかなりし桜の精よ、その怒り、我らが血、我らが魂(こころ)の下に鎮まりたまえ。流し切れなかった内なる涙よ、どうか救いを。パナケイアの導きよ。どうか救いを。癒しを。その無垢なる心、どうか汚すこと勿れ……』(神官、司祭、修道女――ありとあらゆる神聖職系の面子が、多くの桜立ち並ぶ中、明らかに濁った血の色に汚れた桜の精の周りで祈りを捧げている。犯人らしき柄の悪い金髪に刺青を付けたのやら、パンクロリータなワンピースの形容しがたい見た目のやら、尖がり帽子の黒い魔女めいたのやら、やらかした馬鹿はとっくの昔に突き留められ制裁のように周囲に首から顔を出して埋められている。それでも桜の木の精が怒りは収まることはなく、都は数多の魔物が襲い狂える災厄の渦中にあった)   (2023/4/15 12:44:59)

スフィーエ☆ソーサルフェンサー――簡単に飛べて、尚且つ接近戦を挑める。そんなのがそうそういる訳ないだろうに……(その中で一人、圧倒的な手数の前にほぼほぼ単身で挑む女がいた。ぼやきも空を埋め尽くす勢いの、暗雲のように群がる多くの魔物――ガーゴイル、化物鷲、コッカトリス、サンダーバード……地を這う人々の都合などお構いなしに引き寄せられた、空を襲う魔物たちの鳴き声に掻き消えていく。地を這う者達にしてみれば、空より襲う相手になどまるで無力。出来ることといえば、高圧蒸気の齎した鉛の弾丸と、古式ゆかしき魔術の応酬。されど高度という幻惑を以て地を這う者達の抵抗も無力とされる中、その女だけは数多の魔物達に肉薄し――二つの金属の輝きが閃いた。首が宙を舞わされたガーゴイルと、心臓をあっという間に貫かれたフライフィッシュが頼りない断末魔を上げながら地へと堕ちていく。高度という幻惑にも容易くに、その女は鷲の翼を広げはためかせては空を滑り、高度という幻惑を破りて果敢に斬り込んでいく。片刃の三日月を描くが如き斬撃が、刺突剣の矢をも凌ぐ貫きが、空舞う魔物を堕としていくのだ)   (2023/4/15 12:54:12)

スフィーエ☆ソーサルフェンサーいてしまう訳だから、こんな役割を任されるんだけどねぇっ!?(背後から顎門を広げ噛み付きに掛かってきた、空飛び蛇の咬合を高度を下げることで空振りさせ、再びに上昇する勢いでレイピアを顎から脳天にかけて貫き。刺さった蛇を振り払う勢いで別の魔物にぶつけて牽制しては、レイピアの切っ先がばちり、と火花を散らす)サンダーボルト!(収束された雷が空中で光の帯を作り出し、直線状に存在する飛行魔物を雷の中の蒸気と変えて黒焦げを通り越しての状態に変えていく。されどもひっきりなし、という奴でありて、小型のワイバーン二頭、それぞれに鋭く棘の生えた尾を以て叩きのめしにかかるが――)……電刃衝!(何を隠そう、サンダーボルトは攻撃だけではなく布石――雷の術力を高めるチャージも兼ねているのだ。故にすぐ様に刀に雷を纏わせると、振り向き様に小型ワイバーンの横を滑空して過ぎ去るや否や、二つの雷の轟音を伴った剣閃が走る。強烈な魔法剣の斬撃に、あっという間に胴体を真っ二つに泣き別れさせられたワイバーン達が、何処か哀しみを帯びた顔で顎を広げつつ落下していく)   (2023/4/15 13:05:09)

スフィーエ☆ソーサルフェンサー(瞬く間にワイバーン二体を撃破しても、圧倒的な手数の暴力は休ませる暇を与えてはくれず。翼ある鳥としての覇権はここにあるのだ、と言わんばかりの雷を纏う大鷲達が鳴き、周囲の魔物をも巻き込む勢いで雷を迸らせ広げていく)げっ……!(あんなのまともに喰らったら黒焦げもいいところだ。咄嗟にレイピアの切っ先で紋章を描き、再び雷を周囲に迸らせ雷の大鷲が放つそれを同じ雷で受け止める。ただの雷ではなく、電気的性質を利用し、適度な反発を以て緩く受け流すように。そのままその勢いで、他の飛行魔物にも叩き付けてやれば――良いものだ。良い感じに自滅への一途をたどってくれている。油断なく、虫の息となった魔物にトドメに首を刎ね心臓を貫きと合間合間を駆け巡る。魔術で空を飛べても只の魔術師はひっきりなしの暴力に抗えず、戦士を飛ばすガジェットは使い手も数も少ない。故に自前の翼で飛べて魔術と剣を使う存在――空中戦の対応は必然といえた)   (2023/4/15 13:13:13)

スフィーエ☆ソーサルフェンサー(今の戦況では空中戦の対処がやっと。地上は……どうしているだろうか。友人の馬獣人が上手く駆け巡ってくれているだろうかと頭の片隅に考えながら――ここが使い時かと、コートの裏からメモ帳めいた冊子を取り出し、ページを一枚取る。魔法陣の描かれたそれに魔力を通せば、それがぼんやりと光り――)愛は憎悪に、隣人は敵に(空飛ぶ魔物達の群れの中、薄らと赤く輝く豹の頭を持った魔人の幻影が浮かぶ。契約と儀式に基づいて降ろした、力ある存在の力の一部が浮かび、揺らめいていく輝きが魔物達から正気を奪う)嫌悪の豹の口元よ、赤く歪め――オセ!!(妄想と狂気を齎す豹頭の魔神。揺らめく赤き波動が魔物達に妄想と狂気を齎し、周囲は自らの獲物であり敵であると錯覚させる。同士討ちの様相を呈してきたのを眺め、豹の幻影が歪めたように己の口元も歪めれば、突き出した紙が消える。高いものだが、やはり効果は折り紙つきだ)   (2023/4/15 13:19:11)

スフィーエ☆ソーサルフェンサー(混乱を齎した今、ここで一気に仕留めてくれようか。コートの裏から更にもう一枚、契約の証である方陣(シジル)の描かれた紙を取り出すと、獅子の頭を持った屈強な戦士の幻影が出でて)――吹き荒ぶ大嵐(たいらん)、汝は城壁を粉砕する破滅の獅子なり! ヴィネ!!(獅子の幻影が吼え、城壁をも打ち壊すという極寒の大嵐が魔物達の間を駆け巡る――凍てついた身体が吹き荒ぶ嵐の中に砕け、春の盛りというのにそぐわない雪を地に降ろす。これで秘典写本は……ああもう湯水のように消えていく。通常の魔術より強力な分、写本代も馬鹿にならないが、やはり惜しんではいられないのだ。だがこれで暫くこの区画は大丈夫か――)……少し休憩いれよう。流石に単身で空の対処はキツイ……(よろよろと、翼を広げながら墜落と間違われかねないまま落ちて。ソーサルフェンサーは一息を入れにいくのだが……イキリ散らかしたエルフに「ざまぁないわねソフィア!」と指を刺されて馬鹿にされることになるのだが、秘密、秘密)   (2023/4/15 13:28:08)

おしらせスフィーエ☆ソーサルフェンサー ◆GYfn7F3bGoさんが退室しました。  (2023/4/15 13:29:57)

おしらせハンナ☆ガンスリンガーさんが入室しました♪  (2023/4/16 15:34:56)

ハンナ☆ガンスリンガー【はい、お昼下がりからロールを回していきましょう】   (2023/4/16 15:35:15)

ハンナ☆ガンスリンガー(なんでこんな役回りが巡ってきたのか。正直に言って謎だ。だが任されてしまった物は仕方が無い。目の前の悪霊や魔物の群れがわっさわっさのっしのっしと歩いてくるのを見る。いやはや、多勢に無勢だ。【何も策を講じなければ】の話だが)   (2023/4/16 15:37:18)

ハンナ☆ガンスリンガー聖油、放てぇ!(号令と共に、スチームカノンや力自慢の鬼やらなんやらが、聖油のたっぷりと詰まったガラス瓶や壺を撃ち出していく。丸い放物線を描いたそれは勢いよく魔物やら地面やらに叩き付けられて中身の聖油をぶちまけていく)火矢を放て!どんどん撃ち込め!   (2023/4/16 15:39:51)

ハンナ☆ガンスリンガー(弓を得意とする物達が次々に火矢を撃ち込み、火の点いた聖油はあっと言う間に燃え広がり、悪霊や魔物を容赦なく焼いていく。第一段階はこれで良い。さて第二段階は…)   (2023/4/16 15:41:22)

ハンナ☆ガンスリンガー抑えろー、抑えろよー、まだ撃つなよー。ジッと堪えろ、獲物はちゃんとやってくるからなー?(今か今かと生唾を飲む仲間達の頭を抑えて、聖油の神聖な火を抜けてきた手負いの魔物達の姿を確認する。即席のキルゾーンにそれらが確りと足を踏み入れたのを確認して、私は号令を下した)埋蔵爆弾、点火!   (2023/4/16 15:45:12)

ハンナ☆ガンスリンガー(地面に忍ばせた埋蔵爆弾が次々に点火、爆発し、神聖職教会から提供された…正直に言えば遠慮なくふんだくってきた祝福された銀の弾丸をたっぷりと詰め込んだソレは容易く魔物や悪霊の体を切り裂いていく。手負いの物達もバタバタと倒れていくのを見て、ホッとする冒険者達に私は檄を飛ばした)まだだ!くたばり底無いが一番恐ろしいぞ! 構えろ!来るぞ!   (2023/4/16 15:49:14)

ハンナ☆ガンスリンガー(聖油の業火、銀の弾丸の爆弾を乗り越えて現れた悪霊や魔物達を前に腰が引けてしまう冒険者へと叫ぶ)怯むな!私達の後ろには力を持たない市民が居る!此処で踏ん張らなくて何が冒険者だ!冒険者なら闘って死ね!守るべき物を守って死ね!そうすりゃ立派な英雄だ!   (2023/4/16 15:52:07)

ハンナ☆ガンスリンガー(ゴォォァァア!! と吠える魔物へ確りと狙いを定めて、私は叫ぶ)総員、撃てェ!(ズダダダダ!!と蒸気機関銃や私の小型ガトリング砲、連発銃を撃つ者、矢やバリスタを放つ者、次々に聖水に浸された其れ等を叩き込んでいく。夥しい弾幕と質量、そして神聖属性の攻撃を受けて悪霊や魔物は数をどんどん減らしていく)   (2023/4/16 15:55:55)

ハンナ☆ガンスリンガー後衛!榴弾構えー、撃てェ! (再び力自慢の鬼やらスチームカノンが砲弾を撃ち込む。ドカン!バコン!と埋蔵爆弾が爆発したのとは規模の違う爆発力と爆風、そして聖水の塗られた表面の破片が次々に引き裂いていく)各員、再装填!弾の補充をしろ!(武器屋から大盤振る舞いの弾薬類を各々が使う武器に装填したり、矢筒に詰め込んだりする)最後は肉弾戦になるだろうなぁ…嗚呼全く、冗談じゃないね(空になった小型ガトリング砲のマガジンにガンスリンガーのスキル、クイックリロードでゾロロロロ…と弾を流し込みながらボヤく)速く終わらねえかな、この防衛戦をよう。ジリ貧に成ればジリ貧に成るだけ部が悪くなるだけだぜ、なぁ、相棒?(チラリと見えた大鷲の翼を翻す翼人の姿を見て、ポツリと呟く)   (2023/4/16 16:05:11)

ハンナ☆ガンスリンガー【はい、お終いですー】   (2023/4/16 16:05:26)

ハンナ☆ガンスリンガー【ではでは…ちょっとお昼寝してきますね】   (2023/4/16 16:05:40)

おしらせハンナ☆ガンスリンガーさんが退室しました。  (2023/4/16 16:05:44)

おしらせスフィーエ☆ソーサルフェンサー ◆GYfn7F3bGoさんが入室しました♪  (2023/4/16 21:47:37)

スフィーエ☆ソーサルフェンサー【こんばんはー。というわけでシメに向けて動きますね】   (2023/4/16 21:48:34)

スフィーエ☆ソーサルフェンサー(――場を覆っていた不穏な空気が晴れた。赤黒く血の濁りを示していた桜花が、白とも紅ともつかない、儚き桜色は桜色という他にない色と清められていた。周囲の精霊の宥めと、神職たちの祈りが通じたか、無事に怒りを納めてくれたようだった。尤も、散々に祈りを捧げてきた代価のせいか、神職たちは桜の木の周りで身を投げ出して倒れていたりもするのだが。さてさて、これ以上の増援がないと分かれば、冒険者・傭兵たちの勢いも今一度つくというものであり、この状況ともなれば避難誘導も粗方終わってもいれば、後は残った魔物を打ち倒すだけだ。とはいえ、それも楽な仕事ではなく、桜の木の精霊の協力が下、幾許か弱い魔物が払われた……そこまでは良い。良いのだが、残ったのは相応の魔物達だ。だが士気を一気に取り戻した冒険者達の敵ではなく、対空戦力も整い今や地上でも、空でも、戦う者達は皆着実に魔物を祓うことができていた)   (2023/4/16 21:54:15)

スフィーエ☆ソーサルフェンサーあと少しだよ、相棒。……あと少し、さ……(その中で大鷲の翼を広げて、銃弾と砲弾の飛び交う中を掻い潜り空より巡っているソーサルフェンサーの女は、視界の端に見えた馬獣人の相棒にポツリと答えて見せた。確かに、確かにだ。確かに桜の精の浄化は相成って、魔物達の増援はこれ以上来ないはずだ。しかし――何かが気にかかる。浄化された空気は確かな筈なのに、何処か消えていない嫌な魔力の気配がしていた。もしも。もしも桜の精の怒りが呼び寄せた負の瘴気、そして魔物の襲来によって出来た多くの血を基に、何かを企んでいる者がいるとしたら――)『うああああっ!? な、なんだこれはーっ!?』(響き渡る冒険者の声と、翼をぴりつかせる嫌な気配。わざわざ集中などしなくとも分かる、悍ましい魔力の気配と声の導きに従い、翼を強くはためかせてその場所に赴く)   (2023/4/16 22:00:21)

スフィーエ☆ソーサルフェンサー……おいおい……なんてこったい……(もう乾いた笑いを浮かべてやるしかない。桜の公園が外れに、黒いローブにサソリの紋章を持った邪教の奴らが、悪魔召喚を試みていた。しかも召喚は半分ほど相成っており、グレーターと称される部類の悪魔が、場の冒険者を何人か血祭りにあげていた。しかもオマケに性質(タチ)の悪いことに、最下級とはいえ悪魔をいくつも引き連れさせていた。ここにきて、多くの神聖職が倒れている状況でこれ、だ。もう笑うしかない)……だがまあ、やるしかないんだよね。君達。どうせ死ぬなら私を守りグレーターとレッサーの攻撃を凌いでくれたまえ。『ハァ!? 冗談じゃねえ! ここはもう終わりだ……!』(震えている、無理もない。だがあのグレーターはまだ召喚が完全ではない。自分の持てる手段で、唯一……神聖系に適正を持たない自分が、唯一強力な悪魔を滅ぼせる手段。それに賭けるしかない。だが準備に時間はかかるので、時間を稼いで貰うしかないが……)   (2023/4/16 22:05:02)

スフィーエ☆ソーサルフェンサー(そうこうしている考えている間に、グレーターデーモンの拳が打ち下ろされる。簡単に地面を陥没させ、数多の礫を飛ばし、その勢いが鎧で身を固めたナイトを吹き飛ばす威力。絶対喰らいたくないと冷や汗混じりに、何とか躱していきながら、秘典写本を一枚取って)あれなるは七夜静謐の赤子、今、青銅の牛魔に捧げん――(巨大な牛の頭を象った青銅器の幻影が、グレーターデーモンを包み込む。空気穴を兼ねた目と鼻がカッと赤く輝き)モラクス!(契約の魔の名を告げると、青銅器の中に鉄をも一瞬で溶かす炎が迸る。大抵の魔物ならまず無事でいられない。しかも唯の上位ではなく、爵位を持った大悪魔の力なれば――)……やっぱダメかー(が、ダメ……! 身体に火傷こそあれど、内側から青銅の牛を打ち破りグレーターデーモンが不敵に笑う。単体威力でいえば一番のモラクスですらダメなら、秘典魔術は決定打になりえない。やはり奥義を使う他ない)   (2023/4/16 22:12:11)

スフィーエ☆ソーサルフェンサー(覚悟を決めて、とっておきの写本に手を伸ばそうとするが、それをさせてくれないのか、グレーターデーモンが火球を放ってくる。配下である筈のレッサーデーモンすらも犠牲にし、灰と変えながら向かうそれに目を見開き、慌てて刀を抜き放ち)――氷結剣ッ!!(魔力を振り絞り、灼熱の弾丸を真っ向から極低温を纏わせた剣で斬り払う。多分、グレーターデーモンからしてみれば戯れ。オマケに召喚も……半分から少し進んだ程度の力でそれだ。その上でギリギリ、自分の魔法剣の威力が相殺された、のだから推して知るべしだ。せめてあの邪教徒を止めてられればと思うが、そんな余裕もなく、戯れに出されていく火球を、氷結剣の連発で凌ぐのがやっとだった)   (2023/4/16 22:17:25)

スフィーエ☆ソーサルフェンサー(悪魔にしてみれば戯れに過ぎない、自分にしてみれば死に物狂いの応酬も、召喚が進んでいくに連れて余計に死に物狂いなものとなっていた。一度の斬撃で相殺しきれぬ火球は、呼びつけた極寒の嵐で弱めてからでなければならなくなっていた。全く厄介だ。集中もできず、助力も期待できない――極寒の嵐を展開し続けて魔力も削れていく状況で、魔法剣で斬り払うのもやっとだ。他の属性まで対処しろと言われたら死ぬ。絶対死ぬ。ああ、せめて最後に故郷のパスタが食べたかった……なんてことを考えてしまうのも、これはもう斬り払えないなあ、と思う火球が迫っていたから。鷲は肉食だから焼き鳥には向かないんだぞー、と遠い目になった)   (2023/4/16 22:23:30)

スフィーエ☆ソーサルフェンサー『大丈夫かよっ! しっかりしなお嬢……ぐ、ぐわあああーーーっ!!』『リーダーーー!?』(ドンッと突き飛ばした何か。不意打ちであったのでかなり痛い上に、盛大に尻もちまでついた。滅茶苦茶痛い。だが火球が身を焼くことはなく、代わりに自分を庇っていたのは盾を構えたナイト――そうだ、大猪から助けたナイト達だった。……炎が晴れて満身創痍なようで、意外とピンピンしている辺り、このナイトも相当なバケモノだと思うのは秘密)『借りは返すぞお嬢。勝算があんだってな? 時間稼ぎは任せな。……恩人の時間稼ぎに日和ってる奴いるぅ? いねぇよなぁ!?』『おおおーーーっ!!』(この怒号すらもうるさくて仕方ない所であるが、ともかく壁役がいてくれるのならば有難い。これならば勝算は出来ただろう。一応彼等が火傷しないようにと、炎を弱める為の極寒の嵐は展開し続けたまま、とっておきの写本を取り出し)   (2023/4/16 22:28:14)

スフィーエ☆ソーサルフェンサー(この写本はただの写本ではない。方陣(シジル)を描く台は、乳香(フランキンセンス)を使用した高級品も高級品だ。多くの怒号も響き、意外に優秀なナイト達の盾に感謝しながらも、写本を浮かべるとスフィーエの瞳が銀色から眩い金色に染まり輝き始めた)――我は至言を以て命ずる(足元から写本に描かれたシジルと同じそれが広がり、それが鮮やかな虹色に輝きを放つ。迸る魔力と、ちらほらと浮かぶ幻影に、グレーターデーモンも流石に焦りの様子を見せていた)我、今この時よりソフィア・ジルフィーザ・ローゼスチュアートの名と契約の下に、汝に一時の自由を許す(――流石に産まれ持った名をここで誤魔化すことはできない。願わくばあまり聞いている人がいないようにとも。そこはそれで翼がはためき、同時に彼女の背後に浮かぶ。見るも眩き黄金の体毛を持ち、重厚な翼をはためかせる瑞鳥の幻影が姿に、グレーターデーモンはおろか邪教徒ですらも分かりやすい焦りの様相を見せていた)   (2023/4/16 22:34:57)

スフィーエ☆ソーサルフェンサー『――やらせるな! 潰せぇっ!!』『我ニ命令ヲスルナッ!』(グレーターデーモンと邪教徒の言い争いもそこそこに、妨害の為の攻撃が、炎、雷、氷……風土水、普く属性の魔力弾が襲い来る。しかし立ち並ぶ盾を構えたナイト達の防衛や、いつの間にか駆けつけてきたエルフ女の放つ魔法が相殺する……あ、エルフ女の尻に火がついて逃げ出しやがった。何をしに来たのだと微妙な空気になりつつも、詠唱を続ける)無より生まれ出でし有、原初の混沌(カオス)、別たれた光と闇、天と地、火と水(瑞鳥の持つ五つの尾羽――白、黒、赤、青、紫。エレメントを象徴する五色の尾羽が輝きヴィジョンが明確になっていく)世界を支えし十の柱、二十二の繋ぐ小径、秘されし一の柱、すなはち事象世界(ヴェルトール)の導き在りて……(そして顕現していく。瑞鳥の持つ黄金の体毛と翼が、尾羽と同じく明確なヴィジョンを以てスフィーエの背後に大きく翼を広げ嘶く。聞けば聞く程に甘美で、抗いがたい誘惑の波動が魂を惑わす)   (2023/4/16 22:39:57)

スフィーエ☆ソーサルフェンサー遥かなる世の高み、勝利(ミライ)掴む道筋へと降り立たん――来たれ、序列三十七位の不滅侯爵(流石に限界だったのか、ナイト達が次々と倒れていく。だが気にせず下がるように身振り手振りだけで指示。詠唱は問題なく続けていきながら――完成する。悪魔と契約し、その力の一部を行使する秘典魔術、その奥義。力の一部ではなく、悪魔の存在そのものを顕現し、比べ物にならない力を振るわせる悪魔使役。すなわち「秘典顕現」 七十二柱の爵位の魔、序列三十七位の大悪魔。人々に叡智と暁を齎した不死なる鳥の魔神が燃え盛る炎を迸らせながら、顕現する)――暁を告げる輪廻の翼、堕落を滅する火焔を詩え! フェネクス!!(顕現せし不死鳥の大悪魔が鳴き、翼をはためかせた。実態も非実体も、問わずに焼き尽くす人の真理を超えた炎が踊り、グレーターデーモンも、邪教徒も残さず包み込む。されど焼いてはならぬものは焼かず、ただただ、敵対する悪魔と邪教徒だけを容赦なく焼き尽くす。――上位の悪魔といえど、爵位ある本物の大悪魔には敵わない。これもまた影に過ぎぬとはいえ、契約の下に呼び出す存在。より上位の悪魔の力を以て焼き尽くす。それが唯一の勝算だったのだ)   (2023/4/16 22:45:54)

スフィーエ☆ソーサルフェンサー(顕現させた不死鳥の悪魔が鳴けば、堕落を齎す甘美な誘惑。翼がはためき炎が踊る度に、それを制してやらなくてはいけない。その為に使う魔力もまた人の身には膨大。炎が一つ踊る度に、魔力がごっそりと削れ、頭脳と魂がジリジリと音を立てて削れていく感覚に陥る。視界も歪み、ただただ炎が踊り悪魔と邪教徒を焼き尽くし悲鳴という形なきものすらも焼き払う光景を、ぼやけた視界で目に映し意識を保つ他なく。漸くに悪魔と邪教徒が灰すらも残さずに消えれば、契約を果たした不死鳥の大悪魔が己の頭を翼で一撫でし、消え去っていく。これで漸く終わったのだ)……あー……も、ダメ……だ……ぐふっ……(限界以上の魔力を行使し続けた結果、糸が切れたように倒れ視界も真っ黒に染まり。悲鳴と混乱の中、担架で運ばれていくのだった)   (2023/4/16 22:50:58)

スフィーエ☆ソーサルフェンサー【というわけで、ボス戦のグレーターデーモン(未完成)に超必殺技を決めてみた、です】   (2023/4/16 22:51:32)

スフィーエ☆ソーサルフェンサー【襲来は一応収束しましたが、残党なども残ってはいるので、残党退治などやりたいかたはご自由にです】   (2023/4/16 22:52:01)

おしらせスフィーエ☆ソーサルフェンサー ◆GYfn7F3bGoさんが退室しました。  (2023/4/16 22:52:35)

おしらせフラン☆スクラッパー ◆sxKTlNdvOMさんが入室しました♪  (2023/4/16 23:22:57)

フラン☆スクラッパー(田舎街と呼べる場所から”仕事”を貰いに来た17歳の少女は、火事場に向かう際も特段変わった様子もなく車両に揺られていた。「桜の木に向かって魔物の大群が進撃している」という情報のみ知っていたが、車窓から覗く光景は少々異なるものであった。憤怒の感情を読み取れる、分かりやすい街への破壊行為の痕跡とは別に、明らかに異様な装いの連中が転がっているコトに、別のアクシデントが生じているという事を読み取ったのだ。冒険者達を乗せた車両の中で、そろりと後部座席へと移動しつつ、後方の窓から様子を確認してから改めてどっかりと座席に腰掛け、前の席の背面に両脚を投げ出して踏み締める形で寛ぐような体勢をとり、静かに左大腿部のホルスターに差し入れた、切り詰めた上下二連の散弾銃に弾を込め始める。上にはバックショット弾。下にはスラグ弾。その動作の最中も、まるで手遊びするかのような手軽さでパチパチと終わらせてしまえば、再び散弾銃をホルスターに差し入れる事は──)   (2023/4/16 23:34:50)

フラン☆スクラッパー(ドン、という激しい衝撃が車体に走ると共に正面からビチャビチャと飛び散る飛沫。その飛沫の正体をフラン──本名フランシス・カーティスは想像していた。熱く赤い飛沫は人体から”搾りたて”と形容すべきものであり、座席の前に両足を押し付けていたのはこの強襲…鉄火場に向かいつつあった車両に対して突っ込んでくる魔物の群れの気配を察していたからだ。正面には甲殻に身を包んだ大型の魔獣が正面から衝突しており、狂ったように圧し潰しにかかってくるのが分かった。それを両脚で踏ん張って車体をこれ以上ひしゃげさせて圧死しないようにしながら──この時点で他の冒険者は潰れた車体のシミと化しており、自身一人が今の戦力である事を理解した上で、最善手を撃ちに行くだろう。背中に背負ったスレッジハンマーは車両内では振り回す事が出来ない。であれば…)   (2023/4/16 23:41:09)

フラン☆スクラッパー(狂ったように突貫を続ける魔獣の”眼球”目掛けて、スッと散弾銃を向けると同時にセレクターを”下のバレル”に動かした。同時に引き金を引けば、切り詰めた散弾銃の口径にあった大口径弾である、スラグ弾が飛び出していく。甲殻に包まれた魔獣とて、眼球自体まで硬質である訳はない。着弾と同時に眼球が弾け、その内部にある小さめの脳髄まで射出物が抉っていけば、戦車めいた強靭さを誇る魔獣がガクリと脚を折り、静かに絶命していくだろう。一発撃った直後に散弾銃を折り、下のバレルに今度はバックショット弾を詰め込む。ちらり、と左右を見れば、潰れかけの窓から、右のドアを引き剥がそうとするオークの姿を視認する。)   (2023/4/16 23:48:41)

フラン☆スクラッパー(それに対して、散弾銃のセレクターを上のバレルに変えてから躊躇なくトリガーを引けば、両腕と胸部に無数の穴が穿たれて怯むオーク。無論、至近距離であれば肉も骨も引き裂くのだろうが、切り詰めている関係、車内という距離の関係で必殺には至らなかった。が、それはあくまで次の行動の繋ぎである。シートに尻を滑らせ、右のドアへと寄った直後にサイドキックを右のドアへと放つ。めきゃり、と足裏型にドアがひしゃげながら吹き飛び、負傷したオークはそれによって胴体と頭部を激しく打たれて転倒する。そして勢いよくフランが下車しながら、そのオークの胴体に飛び乗る。瞬時の事である為、振り払う間もなく散弾銃を顔面に突きつけ、発砲。今度は至近距離であった為に顔面が西瓜の如く滅茶苦茶に散らばってしまった。それを見ても表情には変化はなく、飛び退きながら辺りを見回す。──先ほどまで立っていたオークの胸板へ、粗雑な造りの槍が突き立った。)   (2023/4/16 23:55:04)

フラン☆スクラッパー(投擲したのは複数体確認出来るゴブリンからのものだ。──となれば、魔物が引き返すような事態があって、今アレらは”ニンゲン”に脅威を感じて加害しながら引き返しているのだろう。…と、推測した。)…も~、メンドーなコトになってるな~。(呆れたように溜息をつきながら、いつもの調子の暢気さを見せるフラン。──虎獣人。妊娠率の低さと”大戦・紛争の終息”も相まって、個体数を著しく下げている獣人の一つ。虎獣人は戦いを種の存在意義と捉え、その強さを傭兵として、軍人として振舞ってきた。今は誰にも求められぬコトを理解しているが故に一族は過疎地で隠遁生活を送っているのだ。フランも故郷での教育、その血を継ぐものであり、こと戦闘行為、殺傷行為に対しては躊躇しない精神性を持っている。死んだ冒険者連中も”そういうもの”と捉えており、自分の生き死にが掛かった戦場であっても平静さ──彼女においては暢気さを失っていない。)   (2023/4/17 00:02:17)

フラン☆スクラッパーじゃ~、とりあえず来るヤツ全部片づけちゃえばお仕事した事になるって考えよーっと!(背中に差したスレッジハンマーを引き抜いた直後、振りかぶったのは「潰れた車両の下方」だ。打撃する、というよりハンマーヘッドを引っかけ、車をひっくり返すような動作だ。無論、ゴブリン連中も不可解な行為に一瞬硬直するだろう。ごろんと仰向けになった車体の”底面”に手を差し伸ばし、強引にメリメリと何かを引き千切れば…ソレを、連中に投擲するのである。”何かの液体”をまき散らしながら飛ぶソレを、ゴブリンたちは持っている槍で叩き落とすだろう。同時に、ビシャリ…とその液体がゴブリンたちに付着するように飛び散ってしまう。)   (2023/4/17 00:07:23)

フラン☆スクラッパーへへ、じゃ~コレで終わりかなっ。(もうその対応を想像していたかのように、フランは腰部のツールバッグから”時計仕掛けのナイフ”を取り出していた。トリガーを引くと同時にカチコチと、腕時計大のソレが音を立て始め…ゴブリンの中央の一体目掛け、ナイフを投擲する。トスッ、と軽い音と共にソレ自体は木製の盾で防がれたが…それで、十分だった。時計が一定数刻んだ時点で、ナイフに取り付けられた機構が作動した。といっても、単純なモノだ。機構は、少量の火薬に火をつけるというものだ。本来は「ドアノブ」を破壊する為のツールであり、今の状況においては効果を発揮しないものである。だが、”燃料”は別だ。事前に投擲した燃料タンクは十分に燃料をまき散らしており、その小さな爆発現象の瞬間に一気に燃え広がる。一瞬でゴブリンたちは火に巻かれ、何が起こったか理解出来ず慌て回り、藻掻き、──焼死していく。それを見届ける事もなく、フランは”現地”へと向かっていく)残りの魔物も全部始末しないとなーっ、おカネおカネ~!(何てこともない笑みを浮かべたまま、17年ものあいだ戦闘民族に育てられた「解体屋」が、燻る戦火の元へと向かっていくのだ。)   (2023/4/17 00:15:01)

フラン☆スクラッパー【ということで残党退治相乗りーっ!】   (2023/4/17 00:15:22)

おしらせフラン☆スクラッパー ◆sxKTlNdvOMさんが退室しました。  (2023/4/17 00:15:29)

おしらせスフィーエ☆ソーサルフェンサー ◆GYfn7F3bGoさんが入室しました♪  (2023/4/21 20:49:33)

スフィーエ☆ソーサルフェンサー【久しぶりー……というわけで、クエストっぽくやってみますかー】   (2023/4/21 20:50:10)

スフィーエ☆ソーサルフェンサー(気分はお世辞にも良くなかった。最近では確かに酔い止めが良くなったお陰で、こうして鉄の列車に揺られても酔うどころか、本当に、本当に多少ではあるけれども、流れゆく景色に目を向ける余裕が出来たのだが、未だに緊張の方が多く胃が引き締められる勢いではあった。いや、そんなことは些細なことである。お世辞にも気分が良くないのは、ギルドからの無茶ぶりだ。確かに自分の実力と、魔法に学として通じた上で秀でて、戦士としてある程度戦える身の上だから無茶ぶりも多いのだが、幾ら何でもこれはあんまりというものだ。依頼されてしまったのは――ついぞ先程、事態の収束した魔物の襲来についてだ。必死に神職が祈りを捧げて怒りを鎮めたそうで、日も進み街の復興も殆ど完了していたその矢先だった。怒り狂っていた桜の精霊が、ある酒を飲みたいと言ってきたのだ。負い目もある状況なわけであるから、用意することとなりギルドに依頼が来て、それを自分が引き受けさせられたわけであるが)   (2023/4/21 20:54:49)

スフィーエ☆ソーサルフェンサーアルゴルコング酒って……しかも“はぐれ”って……(鬱陶し気に額に手の甲をやり、引き受けさせられてしまった依頼に頭を抱える。アルゴルコング――辺境近くのアルゴルフォレストを縄張りとする大型猿系魔物である。全長3メートルにもなる巨体に、特徴的な三本の腕。巨体に恥じぬ腕力と木々を自在に駆ける機敏さを併せ持ち、琥珀色の体毛は物理・魔法に対して耐性を持つ。厄介な相手であるが、彼等が木のうろに果実を詰めて作る、いわゆる「猿酒」は高級食材として取引される。果実もさることながら(猿だけに)彼等の身体に住まう、酒の発酵を司る微小な精霊は彼等特有のものであり、それが酒の発酵に非常に良いものらしく、それがアルゴルコング酒の何とも言えない風味を作り出している、そうだ。それを所望したのは良い。しかし厄介なのは、はぐれの作った酒、ということだ)   (2023/4/21 21:01:35)

スフィーエ☆ソーサルフェンサー(それだけの価値がある酒ならば、当然彼等にとっても財産である。そしてまた、コングの強さに比して発酵の精霊はより良い働きを為し、より強いコングの作る酒が美味となる。それ故に群れを作り群れの仲間で研鑽し合い、時にまた別の群れの酒を奪い己が群れに還元する生態なのであるが、群れを作らぬはぐれの存在がいる。当然、群れを相手にしてそれを退ける強さを持つ上に、それ故に作る酒も美味であり、多くの群れを惹き付けてやまない孤高にして極上の美酒――高級酒では収まらない超高級酒だ。当然、それを取るということは必然的にそれほどの相手と戦うことになるわけで……)しかし、秘典写本……うぐぐ……(襲撃の時に多く使ってしまった秘典写本。新たに作るに触媒が必要になるわけだが、それを経費で落としてくれる。しかも顕現の際に使った特別な、乳香入りのも、だ。釣られて受けてしまったのが、何とも業というか)   (2023/4/21 21:09:56)

スフィーエ☆ソーサルフェンサー(だが受けてしまったものは、受けてしまったのだ。今更やめます、とも言えないし、桜の精霊様のご機嫌を完全に治して貰わねばならない。到着の際の蒸気を噴き上げる音も、自分の中でエールと思うことにし、駅からは翼を広げて飛び立つ。青々とした葉っぱの繁る森の木々は見下ろすに壮観であり、よくよく目を凝らしてみれば常緑でありながら、年を通して森の木々には美味しそうな果実が実る。それも全て、森に棲まう大猿の酒作りに使われるのだから、何とも贅沢な話だ。早速森の中に入り、精霊に問いかける――)『やあやあ精霊さん。ちょっと聞きたいんだけどね。はぐれのアルゴルコングはどちらかな?』(精霊言語で尋ねればこう答える――あちらの大きな一本木。黄色い手のような果実の成る場所。その近くにある赤い葉っぱの木。そこから十歩離れた場所の、三本の傷のある木。その近くにいると)『分かった。……礼の供物だよ』(捧げるのは森にない動物の肉、それを干したジャーキー。安いものではないが、探索に手間取るよりはマシだった)   (2023/4/21 21:17:57)

スフィーエ☆ソーサルフェンサー(精霊の示した道順を辿ってみれば、確かにその気配はあった。鷲の翼が文字通りに総毛立ち、己に危機感を煽ってくる。ずしん、ずしん、と分かりやすい威嚇も兼ねた闊歩の音。全長にして3メートル、アルゴルコングの平均的な大きさではあるが、琥珀色の体毛の深みは、年月を経て円熟した蒸留酒を彷彿とさせ、そこから放たれる強者の気配が普通のアルゴルコングとは別格の相手であると告げる。背中に嫌な汗を浮かばせながらも、現れたコングが、特徴的な三本目の腕に持っている、木を削ったであろう不格好な器――そこに並々と満たされた芳醇な香りのする桜色の液体。何をどうやってそんな色になるのかも不明であるが、成程、この匂いを嗅いでいるだけでも欲しくなる。お楽しみの最中だったのだろうか。コングがそれを一気に飲み干すと、木の器を自分に投げてくる)……ッ、中身入りで欲しかったけどねぇっ!?(それをかわし、投げつけられた器が木に当たって砕け散る。派手なドラミングと咆哮の下、戦いが始まった)   (2023/4/21 21:24:17)

スフィーエ☆ソーサルフェンサー(酒の奪取が目的である為、必ずしもアルゴルコングを倒す必要はない――が、アルゴルコング酒を手に入れることは、コングを倒すこととほぼ同義だ。命に等しい財産なのだから。秘典は殆ど使ってしまっている、魔法剣も当てるのは難しい――が、やるしかない。レイピアの柄に手を添え、指先を軽く踊らせる)アイスブラスト!(森の中で火なんて、しかも酒があるかもしれない場所で使えない。故に指先から放った氷柱がアルゴルコングに飛ぶ――普通のコングならば貫いていた一撃だったが)うげ……!(事もあろうに、このはぐれは氷柱を掴んで握り潰してきた。どうした、どの程度か? そう言わんばかりに口元を歪めてもくれば。今度はこちらからだとでもいうように、目の前から消える――いや、跳んだのだ。跳んで一瞬で上下の視界から消え、拳を振り翳していた)……どどどどどどぉっ!?(ズガガガァァァン……打ち下ろされた位置エネルギーと重量を乗せた拳が地面を陥没させ、木々を揺らし果実を落とさせる。地響きを咄嗟に飛行して躱したものの、直撃など絶対にしたくなかった)   (2023/4/21 21:33:52)

スフィーエ☆ソーサルフェンサー(接近戦を迂闊に挑んだら間違いなく殺される――ならば、と翼をばっさばっさとはためかせて空を飛び高度を保つ。遠距離から地道に削って魔法剣で一気に仕留める。残った秘典も場合によっては使うし、それも経費で落とされる。その覚悟を決めて、まずはレイピアを鋭く振るい)リングスラッシャー!(周囲を旋回する、円盤状の魔力の刃をいくつか生み出し攻防一体の陣を作る。そして牽制の為に眼下のアルゴルコングに、幾つかのそれを嗾ける。コングの拳の一発で簡単に砕け散ってしまう輪刃だったが、牽制としては十二分の効果だ。その隙に突き付けたレイピアの切っ先に、魔力を出来得る限り集中させ――)貫け――ザ・ヴィクトリア!(純粋に魔力をぶつける攻撃。魔力を出来得る限り集中させ、密度を上げて細い光線として解き放つ。熟成されたコングの体表すらも、それは簡単に貫いたものの――貫いたのは肩。流石に狙撃手のようにはいかず、ダメージを与えてもただ怒らせるだけの結果となり。コングは木を足掛かりに天高く跳び、己へと追い縋り――呵責の無い拳の連撃を放ってくる)   (2023/4/21 21:47:20)

スフィーエ☆ソーサルフェンサー(まさか自分の高度に追い縋ってくるとは思わなんだ――繰り出され続ける拳は圧倒的な速度。が、自分とて敏捷には自信があるのだ。三本の腕から繰り出され続ける拳の隙間隙間を、滑らかな飛行を以て潜り抜けるように躱し、コングの眼前を擦り抜け天高く高度を上げる。自分の持てる高度ギリギリまで。ここなら拳も届かない。そしてコングが落下を始める前に、この距離からなら狙える。そして延焼の心配も要らない)――フレイムスロワーッ!(レイピアを突き出し、切っ先から炎を放つ。流し込むのは先程自分の収束した魔力で貫いた箇所だ。毛皮に高い防御力があろうとも、傷口から流し込めば効果はある。ピンポイントに。放たれる炎が傷口から流れ込んでは、アルゴルコングの身を焼いてダメージを与えていく)   (2023/4/21 21:53:09)

スフィーエ☆ソーサルフェンサー(後はこのまま落下した勢いで倒れてくれればいい。そう思うのだが――ああ、やっぱりだめか。体内に炎を流し込まれて落ちて尚、継戦可能というのが腹立たしいタフネスだ。不敵な笑いを浮かべ、再び木々を介して跳躍――高度を保ち続ける私へと追い縋るように、アルゴルコングは跳び続ける。身を焼かれてダメージを負い、精度こそ若干落ちているものの、振るわれる拳は風圧だけでも喰らってはまずいと戦慄させるもの。あまりに激しい猛攻に、魔法をろくに放つことも敵わず、拳がアバラを掠めただけで、確実にイってしまった苦痛に見舞われる。その痛みのあまりに飛行体制を崩してしまえば、アルゴルコングの三本腕が凶悪に迫り――)ッ……い、イラプショォンッ!!(突き出したレイピアの切っ先より、炎を一気に爆発させ、その勢いで強引に後退する。折れたアバラにも来ているし、自分の放った炎を至近距離で浴びて熱くもあるけれど、背に腹は代えられない)   (2023/4/21 21:58:56)

スフィーエ☆ソーサルフェンサー(アルゴルコングが地に降り立ち、自分が距離を取って離れる。間に残る爆発の余韻――しかもアバラの折れた痛みと、そこから察した一撃の重みが、これ以上の戦いを長引かせてはいけないものだと判断させる。やはりこれもまた背に腹は代えられないのだ。コートの裏に手を突っ込み、残っていた秘典写本の中から、最後の一撃に相応しいものを取り出し)……壊疽の緑を纏いしイシュタルの弓兵、殺戮の矢を穿て!(写本に描かれた方陣が輝き、傍らに緑の衣を纏った弓兵が薄っすらと浮かぶ。それが弓を引き絞り)レラージュ!(吸い込まれるように放たれた矢が深くアルゴルコングに突き刺さる。傷口に壊疽を送り込む矢が、傷口よりアルゴルコングの身体を徐々に腐らせ、崩壊させていく。此れも後で絶対に経費で落とさせると決意しながらも、レイピアを収め刀を入れ替わるように抜くと両手で柄を握り。刀に赤黒く、悍ましく輝く光を纏わせていく)   (2023/4/21 22:11:36)

スフィーエ☆ソーサルフェンサー(纏わせた輝きは、不吉を齎す赤き月の力。例え今に月はなくとも、空には常に見えぬだけで月はある。故に引き出した赤き月の力が刀に纏われ、背ほどもある巨大な、馬すら一刀のもとに斬り伏せられそうな刃の形を成して。それを手に、アルゴルコングへと急降下で斬りかかる――!)……月蝕斬!(――アルゴルコングの体毛が丈夫であるのは、彼等の持つ固有の魔法の加護によるもの。赤き月の加護は、そうした魔法の加護諸共に斬り伏せる結界破りの刃。身体を炎で焼かれ、かつ壊疽を叩き込まれた身体はより脆く、赤き月の加護は体毛の魔力防護を打ち破り――翳された腕ごと、大きく袈裟掛けに斬り伏せる!)……ハァッ、ハァッ……!(ずどぉんと大きな音を立て、森の中に倒れ伏すはぐれのアルゴルコング。念には念を、とのことで心臓と脳を貫き、その首も懇切丁寧に刎ね飛ばしておく)   (2023/4/21 22:16:49)

2023年04月08日 15時26分 ~ 2023年04月21日 22時16分 の過去ログ
【F系】幻想蒸気【メインルーム】
現在のルーム
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