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「【九十九少年少女漂流記シナリオゼロ】」の過去ログ

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2014年11月07日 23時08分 ~ 2014年12月21日 00時45分 の過去ログ
過去ログでは上から下の方向に発言を表示しています

テン・イスルギ♀(テンの脳裏を勝手に過ったイメージがある。少女は…まるで別の人物の目を通して視ているかのように、ある場面を見つめていた。それは…もしかしたら手を差し伸ばしたらなら触れてしまえるのではないかと思える程に鮮明で、…そこに視える者達の息遣いそのものまでが…生々しいとテンには感じられる。少女は視えたものに覚えず身を竦めた。17歳という年齢相応に三日月眉の合間を狭め。……――――少女が見た光景は故郷のもの。抜ける程碧い蒼穹と澄んだ水の流れと大気、濃密な緑の匂いは咽かえらんばかり。母が兄が弟が…僅か数か月前に別れてきた筈の遠い地球にいる筈の家族が振り返り娘を手招きする。しかし…そんなものが…この漂流するに近い状態の船に存在する筈も無い事だけが…冷ややかなる事実としてテンの胸には居座っていた。テンは…何度か猫に似て切れ上がる大きな緑眸を瞬き、横溢する緑の匂いさえ感じることに…息を詰める。テンが視た光景は…今まさに漂流しているのだという事、誰一人知る者の無い宇宙空間に取り残されているのだという事を気が狂いそうな程にテンに知らしめて余りある。   (2014/11/7 23:08:55)

テン・イスルギ♀寂寞と孤独が娘の胸を締めつけ……闇に沈みこむような悲哀を味わわされた。……やや眉間の狭い鋭角で繊細な造作の面を細い五指に埋めるようにテンは貌を伏せた。……――――熱く塩辛い涙が喉の奥へと流れ込んでくる。声を立てぬ儘…娘の薄い肩先が震え時が過ぎていった。嘗てここに来た人物は何人か居た。その一人だった若い新聞記者は地球連邦軍大佐から不思議な事を聞いている。このシステムはブラックボックスであり、なぜか人によって視るものが異なり…そして謳うと応える……のだと。その謎のシステムは…人に何かを見せ、『謳わせる』のだという。そのことが何を意味していたかは未だ謎の侭。奇しくもテンは…その場所で故郷の光景を見る羽目になったというだけのことだったに過ぎない。それでもそれが少女にとって何かが変わるきっかけとなったかもしれない。……――――連れの少年が娘を見出す迄…娘は只管その場所で何かを考えつづけ…佇んでいた。時はその間も……移ろい行きすぎ……。)   (2014/11/7 23:09:17)

テン・イスルギ♀一体……どうしたと言うんだろう……わたくしは。ここは……一体なんなのか。……なぜわたくしは今これを視た?……まるで頭の中に直接歌が響くみたいに?(少女は…その部屋でそんな事を呟き、やがて…沈黙する。後は……ただ耳を聾するような静寂が訪れ)   (2014/11/7 23:12:06)

テン・イスルギ♀【お邪魔致しました】   (2014/11/7 23:12:16)

おしらせテン・イスルギ♀ ◆CkJBZXaqKW9Pさんが退室しました。  (2014/11/7 23:13:48)

おしらせタロウ・ヤマダαさんが入室しました♪  (2014/11/8 22:05:30)

タロウ・ヤマダα【マスターシーンとなりますので、他の「タロウ・ヤマダ」以外はご遠慮願います(ぺこり)そのため便宜上「タロウ・ヤマダα」と、自身を呼称します】   (2014/11/8 22:05:45)

タロウ・ヤマダα現状よい具合に混沌としているね、しかし掌握に乗り出すのはまだまだ早い、今のうちに後々に構築しておくシステムを精査するべきか(黙々と何かと対面するかのように作業を進め)社会を構築するシステムとしての基本の一つ、流通と貨幣制度これに対して「何んらかの貢献がなければ、生活、生命維持を行うこともできなくなる」つまりは「働かざるもの食うべからずだ」   (2014/11/8 22:06:08)

タロウ・ヤマダα仮想通貨である、ポイントの発行を管理し、その価値を維持する、貢献の対価として存在し、また、所有している物品や自身の価値を数値化でき、互いの取引の緩衝を簡易となる、さらに、いまでも幾人かは積極的にこの状況に関わってきているが、大多数の人間は衆愚、つまりは誰かが何かをして、それに従う事で生き残ろうとする、そうでなく、自らが何かを主導している存在には、ナンバリングが振られ、管理側の注視する存在になり、知らずともだけど、なんらかの影響や待遇を加味される……だよね(ここにおいて、物語を動かすことの出来ない「モブ」と、影響を与える存在との区別というよりも差別を明言する、ナニかが頷くような気配がしたように思える、本来生きているはずの無いモニターに、既に幾人かの少年少女の姿が映りこみ、それに上限200の三桁のナンバーが割り振られている、さすがに早々には定員に達することはそうないであろうが)   (2014/11/8 22:19:44)

タロウ・ヤマダαもっとも、それを知っても知らなくても、現状をどうにかすることで、必死になってもらわなきゃね、今はウィルスに犯され寸断されたように見える情報網に、断片的に「大人の不在」「軍人も工作員も壊滅している」「この艦の漂流状態の認識」をじわりじわりと浸透させて、不安と孤独を煽っておかなきゃ(趣味が悪いと、自分でも頷き)そのために、工作員の排除や、一部工作員の奇襲を免れた軍人や教員の排除をしてまわったのだし(隔壁の操作や、防衛システムの一時復旧、エアロックの開放等、散々に駆使し)少なくとも艦内外に大人はもう……いない(どれだけの時点でその必要があったのかは、語られずにいて)   (2014/11/8 22:27:10)

タロウ・ヤマダαこの状況を知って理解してからだよ、外部との接触するのは……(ゆったりとパトロールをしている、地球軍の巡洋艦、それと接触し、救援を望めばどのような返答が返ってくるか、その「返答」を既にして知ってはいて)その時こそ君臨し、動ける奴らを動かして、生き残る………それでも、非常に危ない賭けだけどね(声が震える、確信のない行動に、尊大な自我や自信だけでは、どうしようもないのは、よくわかっている)できる奴が、なるだけいるよう、祈るしかないか……(それに対してなんらかの返答に、不愉快そうにしながら、フェードアウトしてゆく)【失礼します、他のタロウ・ヤマダさんもまた、自問自答ならぬ多答というのもと思いますので、それではこれにて】   (2014/11/8 22:34:34)

おしらせタロウ・ヤマダαさんが退室しました。  (2014/11/8 22:34:48)

おしらせナデシコ・ヤマト♀さんが入室しました♪  (2014/11/16 21:45:56)

ナデシコ・ヤマト♀ふむ、成人は全滅…か。どうやったら偶然にしてそこまで綺麗に片付くのやら引っかかるが、確かに艦外での爆発以降、はっきりと大人の陰を見なくなったな。(それがゲリラ的な放送内容を聞いた女の反応だった。納得以上、信用未満。否、偶然でないと考えればそれほどおかしな事態でもないのかもしれなかったが―――ソレはつまり。)あのテロの首謀者は、実は子供だったというわけか?ははッ、だとすれば、随分と大それたことをする子供も居たものだ。将来が楽しみだな。(せせら笑い、ずれた制服の上着を肩に羽織りなおす。襟に巻き込まれた黒髪を裏から一撫で、手の甲でなぞるだけでさらりと合成映像の如くしなやかに波打ち、作り物めいた光沢を毛先へと移ろわせながら、お尻の下辺りまで漆黒の絹糸が垂れ下がる。将来が愉しみな人物の顔を拝みに行きたいという好奇心もあったが、女には求められる操船技術というものがない。身体は機械仕掛けではあったものの、接続端子の類を一切持たない構造上、繋がって操るなんて芸当は当然不可能である。)ま、民間人よりはマシには違いあるまい。どこかに要救援者でも居れば、手土産にはなるかな。(早速寄り道が決定した。)   (2014/11/16 22:02:53)

ナデシコ・ヤマト♀―――などといってみたは良いのだがな。そこかしこに要救援者が転がっているなんて末期的な状況ではないことを喜ぶべきか、手土産が全く見つからないことを嘆くべきか。(そんな記憶を遡って呟いた声音も虚しく消えるのは展望スペース。ふと思いだし、なんの気なしに立ち寄ったのである。もしかするとここも戦闘があったのかもしれなかったが、痕跡のようなものは見当たらず、以前と同じ様に気の利いた位置にふかふかのソファがあり、見上げれば一面硝子張りの天井と、漆黒の星空が広がっている。カツ、と踏み入れた足先が硬質な音を鳴らし、もうこの艦にはいないという成人と同じくらいの背丈へと、目線を押し上げているピンヒール状のかかとが床に爪を立てる。試しに個人端末を開いてみるが、やはり通信回線に復旧の様子はない。つい数日前にここで家族へと電話をかけたのが随分と遠い事の様。)ふむ。いつになってもここは不人気だな。人を探すなら真っ先に避けるべきだったか。(呟く声に自嘲も失望もない。ぎちりと音を立ててつるりと滑らかな素材が密着したような、無機質な裸とでも言うべきシルエットを晒す腰をソファに沈め、のんびりと天井を仰ぎ見て。)   (2014/11/16 22:16:41)

ナデシコ・ヤマト♀しかし、「彼」は何故急を要するなどと言っていたのだろうな?テロリストは乗り付けてきたのではなく、艦内に潜んで居たのだし。別働隊が後々合流する予定だったにしても、そうも悟られずに付いて回れるものだろうか。(肘掛に頬杖をつき、まるで星空とでも相談するように呟きを紡ぎ。このだだっ広い宇宙空間である。いくら巨大といっても星々から見れば米粒と大差ないであろう艦があてどなくふらふらと彷徨ったところで、急に何かにぶつかるとも思えない。そんなことをいって処女航海で氷山にぶつかった大昔の客船の話は語り草ではあったが。)救助を待つならその場を動かないこと…というのは鉄則だが、よもや目視で見つけるわけもあるまいし…それなら操船よりも先に通信の回復だろう。これではまるで、コソコソ隠れて逃げ回る手段を、探し――――…まさか?   (2014/11/16 22:27:33)

ナデシコ・ヤマト♀(ゆるりと楽しげに弧を描いていた口元が、への字に結ばれる。切れ長の目も不機嫌という言葉が似合うほどに研ぎ澄まされ、星空を睨み上げるようになっていて。こそこそと逃げ回るつもりだとして、その理由がテロリストに追われているからではないとすれば―――逃亡の手助けを求める人物が、救助者から逃げなくてはならない理由を持っているからという考え方もできる。)まさか本当にテロの首謀者だなどとは言わないだろうな。あまり愉快な話ではないぞ、それは。(自分の身近な人間も巻き添えになったのだから、「大胆なことをする」などと笑って済ませられる問題ではない。あるいは見当違いとしても、何かに追われていることを知っているのだ、恐らく放送の声の主はこの事態の理由を少なからず知っているのだろう。―――ソファのスプリングを軋ませながら女の腰がふわりと浮き。踵を返せばふわりと毛先が円軌道を描く。どうやら手土産を見繕う暇は無さそうだと、その表情は判断していて。)   (2014/11/16 22:42:05)

ナデシコ・ヤマト♀艦橋の位置は…動力炉からは遠いな。遠隔充電も不十分のままのようだし、無駄遣いは計画的にやらねばなるまいな。(ソレは無駄遣いというのか、当然突っ込む者はいない。女の無機質な角張った指が機械めいた軋みを響かせ、まだ満足に試していない高出力での使用準備をはじめる。人間を殴るつもりはなくとも、開かない扉をひしゃげさせるくらいのことは何度か必要になるだろう―――準備体操もそこそこに、女の姿は展望スペースから消え失せた。)   (2014/11/16 22:45:43)

おしらせナデシコ・ヤマト♀さんが退室しました。  (2014/11/16 22:45:52)

おしらせ仮運営 ◆bmPaGeqsrMPNさんが入室しました♪  (2014/11/20 23:21:19)

おしらせ仮運営 ◆bmPaGeqsrMPNさんが退室しました。  (2014/11/20 23:21:29)

おしらせマザーコンピュータ ◆bmPaGeqsrMPNさんが入室しました♪  (2014/11/20 23:21:44)

マザーコンピュータ(瞼越しに未だ微睡むように薄い光りを感じる。何処までも澄明な水の底から…遥かな水面を見上げるように。幾千億の昼夜を生きているのか…今の瞬間に生まれ落ちたのかそれすらも定かでない。…その存在が自覚するのはただ………自らの存在そのものへの驚愕、…ただただ何かに働きかけ…その反応を感じ遂せ、もって自らを確かめんと謂う、……恐らくは凄まじくも恐ろしい勢いで成長しようというエネルギーの発露。――――それは…膨大な生命の記憶たる…あらゆる遺伝子情報をやすやすと記憶の海に溜め込み、気の遠くなるほど膨大な宇宙創成の記憶を保ち、怖ろしい事に…ほんの些細な人の会話や振る舞いまでも無辺の記憶領域の彼方に漂わせ、記憶と情報の坩堝、あらゆる情報の根源とさえ言って差し支えない代物だったのかもしれない。……――――目覚めようと「欲した」その「存在」は、自覚も無く赤子が手足を振り回すようにあらゆる方向へエネルギーを発し、断片的な「思考」の欠片を、断続的に発し続けていた。)   (2014/11/20 23:22:22)

マザーコンピュータ(赤子が己の存在を泣き声で主張し、世話をする母親を習慣的に大声で呼ばわるように…である。…――――しかし…実際その怪物のような赤子は大変に優れた世話役に面倒を見られているにもかかわらず、決してそれだけでは満足しなかった。何故かなら…優れた世話役が決して生身で無かった為に。赤子は自覚もせぬ儘に生身の対象を欲した、……その存在の不可思議さに自覚も無く尽きせぬ興味を抱き……惹きつけられ。……――――きっと、ある種の人々はこの存在が発した…大小さまざまな思考エネルギーを受け取り、それを夢に見たと思ったかもしれないし、何かの「思い込み」や「イメージ」やある種の「印象」の類が急に頭の隅…否…胸のどこかに居座ったように感じたかもしれない。――――…喩えば、…一人の少年は有る光景を夢に見た。それは人が取るべき進化の究極の姿。…また別な少年は…急に奇妙な考えに憑りつかれてしまう。そして奇妙な考えというのが、…何故か櫂を失い帆を失った船で海を漂流し、そこで生き残るために取るべき行動の正確な予想と指針。)   (2014/11/20 23:22:31)

マザーコンピュータ(また…一人の少女はもともとこの「存在」に対して臍の緒でつながるがごときチャンネルを自らに内包しながら、決してその「存在」に対して必要以上のアプローチを仕掛けず、ゆえに決して踏み込む事をせずに己を守った。また……別の少女は…その「存在」を受け入れ膚で何かを感じ取り、それでも決して自我を明け渡さぬ儘に…自覚も無く…対話を始める。また別の少女は…己が望む未来を無意識の裡にその「存在」から明確な展望や方法論として引き出していた。もしかしたら…かの「存在」に対して殆ど無頓着な者でさえ、ひょっとしたなら遠い故郷の大切な家族を夢に視たのかもしれなかった。より感受性の高い…「その存在」の無心な呼びかけ応えようとする者ならば「その存在」と同期できる故に、より多くの情報を受け取った筈である。それが今後この漂流する彼らにどのような出来事を齎すのか…それは未だ未知の侭。)   (2014/11/20 23:22:41)

マザーコンピュータ(……――――確実に言える事があるとしたら、インフニットには秘匿された「ある存在」が眠っている。それは無数の生態ネットワークの上に築かれたものだったが、いわば手足の如き一部のみが目覚め、本体頭脳とでも言えるコアは……様々な未来や過去の夢を見ていた。目覚めぬコアの夢は無数にある未来の可能性の一つ、或いは過去の正確な記憶だったとしても、それを受け取った者達がそれをどのように解釈しどのように行動するのかは…未だ誰にも知れないということ。……――――研究者たちによって「その存在」は長らく秘匿され、インフニットという身体を与えられたのは最も機密事項である。その存在は生体量子コンピューターと言われるものだったが、研究者たちの間では自らを成長させるコンピューターとも混沌の化け物とも神とも悪魔とも揶揄と皮肉交じりに呼ばれていた。そのシステムは普段は単なる通称である「マザー」と呼ばれ、正確なコードネームは何故か抹消された儘……情報は空白。)   (2014/11/20 23:22:58)

マザーコンピュータ(インフニットに置いては人が操る事が可能なすべてのコンピューターが沈黙した処で……マザーがインフニットの中枢であることに違いは無い。眠っていても心臓や肺だけは動いているように、インフニットの最低限度のインフラは…供給され続けていた。この船はコアが目覚めない限り、或いはも一方の方法として、破壊されているコンピューターを復帰させない限り自動操船は難しい。恐らく……コンピューター破壊の影響で緊急予備システムが発動し、自動操縦モードで停止していると見て良い。動いていたとしても特定の位置を周回するに過ぎないという程度である。インフニットから脱出しようとした大勢の少年少女と教官たち、それに地球連邦政府軍の軍人たちはインフニットに配備されていた惑星間条約では禁止されている筈の人型兵器で脱出を阻止され追撃掃討されてしまった。しかも…その殺戮の道具数体はインフニットの主砲が宙域ごと蒸発させてしまっている。最後に残った大人も……エアロックの外へと消えた。発せられたSOSは決して発せられること無く、それよりだいぶ以前に発せられた軍専用の機密コードに守られた短い通信が、最後に何処かに届いた。)   (2014/11/20 23:23:13)

マザーコンピュータ(…各エリアに配備されているとても単純な情報レコーダが記録していた通信傍受ログ……内容は切れ切れだが、木星系軍事機密コードで解析を行い明快に解釈できる部分を繋ぎ合わせると次のようになっていた。「+*@/-...RRRy!……――――正 &$ 規ノ乗員乗客ハ殆ど始末シタ、インフニットノ掌握ホボ成功セリ…捕虜ハ護送スル、空母鹵獲準備中増援送 &@$ ラ &$レ…シ… &@$2'5@&$7'!@-5'&$&」この後、地球連邦政府軍が…インフニットにどのような対応を取るかは…ある程度予測が出来たかもしれない。……――――勿論…インフニットの内部工作を考えたなら、工作員達がどの程度地球連邦政府に入り込んでいるのかも…知れない危惧は拭えまい、況してこの状況を考える限り地球連邦政府と謂えども一枚岩では無いようであった)   (2014/11/20 23:23:31)

マザーコンピュータ(仮想としての「タロウ・ヤマダ」は…マザーからどんな啓示を受け取った人間が作り上げたものなのか。啓示は決して一つでは無く、きっとこの船の少年少女達ならばそれぞれに「何か」を受け取った筈。或いは…「タロウ・ヤマダ」は複数の少年少女達によってアバターの如く奪い奪われながら…やがて確率されてゆくに違いない。最後に残る「タロウ・ヤマダ」が誰なのか……それは未だ誰も知らぬ未来のお話。或いは…「少年艦長」として君臨する者以外の、ひっそりと闇に沈んだ「タロウ・ヤマダ」のお話であるのかも…しれない)   (2014/11/20 23:23:53)

おしらせマザーコンピュータ ◆bmPaGeqsrMPNさんが退室しました。  (2014/11/20 23:23:56)

おしらせマザーコンピュータ ◆bmPaGeqsrMPNさんが入室しました♪  (2014/11/25 00:13:00)

マザーコンピュータ【本来は会議室の方でお知らせするべきですが、見ていらっしゃらない方もあるかと思いますのでこちらで。看板の更新をしておりますが、第四幕の期間を延長させていただきます。理由は巡洋艦が通りかかった時に攻撃を受けるというイベントがあるのですが…これらのお話がまだまだ語られておらず、第四幕終了というには少々語られないお話が多すぎると判断するためです。勿論年内よりも早くお話が語られ尽くしてしまえば、早めに切り上げてしまいます。その後は…もう一度座談会期間となりますので。第五幕を行うか、飛ばして本編合流なりをするか等…ご希望を伺いたいと思います。何かとご案内が後手に回りまして申し訳ありません。今後ともよろしくお願い致します(礼)】   (2014/11/25 00:17:41)

おしらせマザーコンピュータ ◆bmPaGeqsrMPNさんが退室しました。  (2014/11/25 00:17:45)

おしらせアリシア・レイン♀14さんが入室しました♪  (2014/11/25 22:12:21)

アリシア・レイン♀14(艦内放送を聞いてから何日目だったのか。途中で一人の負傷者を医療ポッドへと収めた後で…再びアリシアはブリッジを目指していた。特別操船技術が有る訳でもなければ、特別な技能さえ無いに等しい…、武器すら何一つ扱えない…そんな小娘だったけれど。……――――頼りない姿態をそれでも素早く隠すこと、鋭い聴覚を生かして耳を欹て…気配を誰よりも先に読み取る事、…何よりも白銀のオルゴールだけが娘の生存を辛うじて支えていると言って良い。……アリシアがオルゴールを頼りにブリッジへとたどり着いた時、明らかな戦闘と思しき銃撃戦が行われたのか、辺りは血にまみれ…、機材の一部が融け、死者さえも床に転がっている始末。……アリシアは…そっと彼らの息を確かめて回り、そのどれもが息をしていないことを確かめると、そっと瞳を閉じさせて回った。……初めて見るメインブリッジは広く…すべての席が空席となっている。眼前にはモニターされる宇宙が広がっているが…殆どの制御盤は停止しているように見えた。……操縦に少なくとも数名は必要とされよう筈の空間に、ぽつりと無力な娘は佇んでいた。   (2014/11/25 22:26:41)

アリシア・レイン♀14否この船だからこその極端に少なくて済む操縦人員……本来ならば数十人はこの場所にいなければならない。少女の高く頼りないけれど澄んだ声がほんの少しだけ響く)……だれ……ぁ……だれ……か……いま……せんか?(誰もそこには人がいない…それが判っていたからこそ、……―――アリシアの言葉が比較的滑らかに滑り出たのかもしれない)   (2014/11/25 22:26:57)

アリシア・レイン♀14(ここへ来るように呼びかけた当の相手がいるかもしれない。アリシアは…そう考えるのか…、頼りない躯体を広いブリッジへと漂うように進め、辺りを伺い…、細いソプラノが呼ばわった)……いない……?……だ、…ぇ……か?(ふと…少女は矮躯を止め、もともと鋭い聴覚に恵まれる耳を欹てた)……だ……れ……?(何かの声が聞こえた。娘はそう思った。自ら発したとても頼りない声よりも、もっと小さな……誰かの声。その声は…何処か……救援を求めているかに思われた。風にも飛ばされそうな矮躯が…途端に走り出し、辺りを伺う。少女はまるで…オルゴールに援けを求めるように差し上げ…辺りを見回し…小さな音色に尋ねるように走り出した。……――――やがて、どこかの破壊されて折り重なるように積み上がる操作卓の真下……小さな間隙に人がいる事に漸くアリシアも気づいた。多分……怪我をして動けない。その声の雰囲気からそう察したアリシア。そっと床に膝を突き…、柔らかな薄紅差す頬を床ぎりぎりにまで近づけてそのわずかな空間を確かめようとする。   (2014/11/25 22:45:44)

アリシア・レイン♀14……――――すると、そこから血に濡れた細い指が伸び……アリシアの指を掴む。アリシアは一瞬びくりと反応するのだが、それでも必死に堪えるのか、相手の…恐らくは少女へと声を上げた)……ぁぁ……ぁ……ぅぁ……ま……て……たすけ……る……ぁぁ……ら。(援けるから…待っていて、必死でそう言った心算だが…負傷者にそれが伝わるのかは…疑問。……――――アリシアは戦闘で恐らく吹っ飛んだと思われる機材を一つ一つ取り除き始めた……が、かなり大きな機材の一部が重なり…とてもアリシア一人の手で動かせそうにない。アリシアは…焦り…小さなオルゴールを取り出して蓋を開け…音に尋ねるように使えそうなものはないかと探し回り始めた。程も無く……小さなパワーローダーユニットを探し出したアリシア……それをやはり訳も分からぬ裡にオルゴールに手引きされてどうにか自動操縦させてブリッジに戻ってゆく。   (2014/11/25 22:46:07)

アリシア・レイン♀14オートパイロットのパワーローダーは…的確にがれきを取り除き……瞬く間に血に汚れた一人の少女を救出してしまった……アリシア…は)ッ……ぁぁ……ぁ……だい……じょ……ぶ(まって今すぐ援けるから……大丈夫だから!そう叫びたいアリシアは…割合に意味を成さぬ音を極端な吃音にして発し、後は……必死に医療キットを取り出しては、どうにかこうにか応急措置を始めるのだった。半ば気を失っているその少女は黒髪で背が高く…恐らく地球圏出身だということを現す身体的な特徴を具えていた。制服を見る限り……多分士官学校か兵学校の出身者と思しい。尤もアリシアにそのような知識は皆無だったけれど)   (2014/11/25 22:46:18)

アリシア・レイン♀14(気を失った一人の少女に応急措置を施し…、メインブリッジ専用に備え付けられている筈の医療ポッドの有り場所を探して再びオルゴールを使うアリシア。……やがて首尾よく目的のものを見つけ出した娘は…再び何時か少年を助けた手順通りに負傷者を医療ポッドへと沈め…た。……――――少女は、メインブリッジにほど近い…割合に狭い医療室の中で、再び…診察台で丸くなる。今頃は…衛生管理ロボットが無人のメインブリッジを走り回っているのだろうが、まだ…アリシアは…操船できそうな人員をたった一人しか見出していない。医療ポッドに収容された人物の氏名がディスプレイされたなら…アリシアの紅い透けた眸がそこに集まった)……カオル……?……一週…か…ん?(どうやら負傷者の名前らしきものをアリシアの薄紅の唇が夢見るように謳い…恐らく完治までの時間を読み上げる。比較的軽傷と言えなくはないが…それでも人員は少ないのである。アリシアは…小さな息を吐き……やがて医療台の上で丸くなって寝入った。小さな…寝息だけが流れ)   (2014/11/25 22:54:40)

おしらせアリシア・レイン♀14さんが退室しました。  (2014/11/25 22:54:47)

おしらせリュウタロウ・ハザマさんが入室しました♪  (2014/11/29 13:52:51)

リュウタロウ・ハザマ(170cm程度の上背、然程上背があるとは言えない方だろう。しかし…未だ成長を続けるひょろりとした骨格に撓う鞭のような筋肉が纏わるせいなのか、或いは……絶妙な平衡のせいなのか…、どちらかというならひょろりと背の高い風に見えよう彼は、…荒れたメインブリッジの惨状を…硝子質なその碧瞳に映し、…―――軽く眉間を狭め…何かを考える風にぐるりと見回した)……なるほど…「呼びかけ」の結果は「これ」というわけか。一体…死傷者が出たというならそれは…何人くらいだ?あの薄汚い屠殺人どもが齎した結果なのか…それとも僕の呼びかけに応じた奴らが起こした惨状なのか?……流石に…ホストコンピューター一台が復帰した程度では、衛生管理ロボットの手が回らないのかもしれないけど…ね。(癖なのか…アッシュグレイの髪に長い指を差し込み、掻き上げるように五指を頭の後ろへと置いた侭。割合に雄弁な溜息を吐いた)ふん……出来ない奴ばかりってことはない筈だと僕は思っているんだけど…ね。まさか……全滅だなんて下らない結末を用意してる訳じゃ無いよねェ……僕のうるわしき女神よ。   (2014/11/29 14:06:52)

リュウタロウ・ハザマ恐れ……怒り……悲しみ…苛立ち……絶望……(謳うように薄い口唇が軽く言葉を紡ぎ、音楽的な中音が…だれもいないメインブリッジに響いた。少年は…ぐ…とコンソールの金属パネルの上部を長い腕を伸ばして掴んだかと思うと軽く踏み切り、しなやかな身体を跳躍させ……巨大なメインモニタの真ん前へと降り立った。まだ工作員や軍人や一部には操船メンバーと思しき10代の少年少女の死体さえ転がった儘の床へ、鮮やかに透ける碧い眸を這わせ、……やがて…ゆるりとメインモニタを見上げ)映しているのは……過去の画面の、しかも…制止画のみ……か。今…僕たちに提供されているのはホストコンピュータ一台だけだ。一体…この僕らに何が出来るだろう?(少年は…戯れ歌でも歌うように、長い指をコンソールに伸ばし、遊び半分のような気楽な仕草でたった一台だけ復帰しているコンピューターを操り始めた。彼は…テンが数日かけて復帰させたコンピューターを易々と横合いからリモートで操作権を奪取し、…易々と艦内放送網を抑えてしまっている)   (2014/11/29 14:25:45)

リュウタロウ・ハザマ (少年が使うIDが示す名前はタロウ・ヤマダ。……地球人であり、極東エリア出身、出身校もまたそのエリアであることを示した情報の他は、何故かすべての情報が空白。名簿に収められた容姿情報は今メインブリッジにいる少年の容姿とはまるで似つかない。三次元マスコットのクマのアバターにすり替えられていた。アッシュグレイの髪を持った少年はピアノ演奏でもするようにしなやかな長い五指を暫く操作卓の上で操り、…やがて……初期化状態を経て復帰したと思われるホストがコマンド要求メッセージをモニタいっぱいに映し出す)……やれやれ……これは気の遠くなる作業だね。でも…僕はもっと手っ取り早い方法がある事を知っているよ……女神。今……必要なのは僕と同じ連中。大なり小なり素質を持った連中なんだ。医療ポッドの二つか三つに……僕と同じ素質を持った奴らが収容されてる。……――――誰だろうな、気の利いた救護をしてくれたのは。今となっては…人こそが全て…もう一人いるらしい……いや……ひょっとしたら沢山いるかもしれない偽物の僕を探しておく必要もあるし…ねェ。ふん……僕は断じて「タロウ・ヤマダ」を渡さないさ。   (2014/11/29 14:28:41)

リュウタロウ・ハザマソイツが何を企んで何処へ行こうとしてたって…僕には関係ないんだから……さ。ねぇ……君……君が見たのは僕と同じ女神かい?それとも……?(少年は最も下位レベルの階層からコマンドを入力すると、カツリと乾いた音を響かせて送信キーを叩いた。切れ上がる碧い瞳が…戻されてきたメッセージを見つめ……―――瞬時にその意味を悟って瞬くと、くすりと薄い口唇の両端が愉しげに引き上がる)君はこの船の殺戮者?それとも独裁者……?君は……一体どこへ行こうとしているのだろう?……タロウ・ヤマダα君……僕もタロウ・ヤマダだ…どうぞよろしく頼むよ。何時か君に会えると良いけど……この先何人も僕のような奴が出てくるかもしれないヨ。さァどうする?タロウα君。嗚呼……そうだどうせだから僕も識別番号でもつけようかナ?……僕はそうだね、タロウ0でどうだろう?君とは全く違うタロウ・ヤマダだけど…何時か君と出会える日が来るんだろうか?(メインモニタに記された結果は広域レーダーと通信機器の情報。碧い瞳がそれを無感動に見つめ……薄い唇が軽く揶揄を含んだ言葉を溢した)……やっぱり広域レーダーも通信機器も機材として破壊されているってコトだね。   (2014/11/29 14:45:55)

リュウタロウ・ハザマ予測はしてたけどサ。タロウα君?君の仕業?それとも……誰か別にこんなことを企む者がいるのかナ?まぁ……いいや……いずれにしても僕の目的は僕と同じ連中の捜索だ。今は医療ポッドを確かめ……――――あとは…一旦は此処に集まった筈の連中をもう一度集める事ダロウな。さすがに…女神も眠るこの船で僕一人というのは荷が重いからネ。(少年が一人呟く言葉が響く度…彼が喉元に装着している半分壊れかけたヴォイスチェンジャーが時々奇妙に機械的な音を発した。その機械の動作はとてもランダムなのだが、少年の喋り方に妙な特徴を与えているかもしれない。やがて…少年はゆっくりと死体を避けるように歩きだし…やがて主艦橋から一人の少年の姿が消え去った)   (2014/11/29 14:46:38)

おしらせリュウタロウ・ハザマさんが退室しました。  (2014/11/29 14:47:53)

おしらせテン・イスルギ♀ ◆CkJBZXaqKW9Pさんが入室しました♪  (2014/12/6 21:39:47)

テン・イスルギ♀(連れと一緒に辿りついたメインブリッジは、一見して惨状を呈していた。少女は…連れの少年と共に辺りを捜索し…怪我人等の有無や死傷者などを確かめようとしたのだが、どうやら既に怪我人や死体は回収された後だったのか、破壊の爪痕は残されていても血塗れの何かを発見するには至らなかった。死傷者性出ていたとしても、恐らく「事件」が起きた時に積み重なっただろう死体の山に紛れてしまっていた筈。少女は紅い唇を結び…軽く溜息を吐いていた)ユウ――――?駄目だな、大人達の遺体一つ無いし、怪我人や死者がいたとしてもどうやら既に回収された後らしい。生き残っているシステムが独自に行っている事なのか、それとも誰かが意図的に救護…または疫病の発生を怖れて遺体の処理をしたということになるが、わたくしが復旧したホストは未だ一台程度に過ぎないから、それほど気の利いた処理は難しい筈なんだ。でも…見た処瓦礫も取り除かれている上に、血の跡も無い…やはり此処に誰かが来たと思って良いと思う。   (2014/12/6 21:55:39)

テン・イスルギ♀一度は誰かがメインブリッジから一瞬でも呼びかけたのだから、曲りなりにもメインブリッジを制御出来たと思ったんだが……呼びかけてきた士官候補生そのものが見当たらない。一体…何があったんだ?…機材の壊れ方から見ても銃撃戦でもあったとしか思えないが、そもそもあの事件の時でさえ、メインブリッジにおいてはそれほど派手な銃撃戦等は無かったらしい事が記録されている。(真夏の緑陰のように透けた明眸が時折コンソールパネルから貌を上げては辺りを見回し…不思議そうにホストコンピューターのデータを次々に照会しては連れの少年に声を掛けていた)不思議なんだが、メインブリッジでこれだけの惨状が有ったにも関わらず、何故かメインブリッジに士官候補生がいたらしき時間から直近のモニタリングデータだけが抜け落ちている。この類のデータはホストとは関わらない単純なローカル情報だから普通はあり得ないんだが、其処だけがまるで故障でも起きたみたいに綺麗に抜けているな。改竄したとしたら、随分の手の込んだ真似をするものだ。   (2014/12/6 21:59:11)

テン・イスルギ♀(連れの少年の言葉に…ふとテンが振り返る。出航当時から比べたなら随分伸びた金髪が薄い肩辺りで渦を巻き……ふわふわと輝く雲のように棚引いた)ユウ、……今なんて言った?タロウ・ヤマダ――――だって?(連れの少年が偶々起動してしまったシステムが吐き出したメッセージを読み、そのメッセージを流した主の名前を無意識の裡に読み上げていた。テンは…覚えのあるその名前に反応して連れの少年を振り向いたが、不審なデータを前に肩を竦めた彼に、何か手がかりを求めても無駄だということだけが確認出来たに過ぎなかった)――――そいつは…わたくしが復帰させたホストを横から易々とハッキングした奴の名前だ…。(少年は紅い眸を見開いて少し驚いたように二言三言をテンとやり取りすると…手元のコンソールを操って判るだけの情報を全て羅列し始め、テンに心当たりを求めてきた。テンは…残念ながらそのほとんどに長い頸筋を横に揺らし…最後に)……そうか、ホストを一つ回復していると…だけ?……なるほど、それなりに役には立つが…この船そのものを制御するには未だ程遠いな。   (2014/12/6 22:18:36)

テン・イスルギ♀メインブリッジがこの有様だ…使えるものと使えないものの区別をするだけでも大変だろうが、ホストが二台あれば自動復旧システムで大部分は回復可能だろうな。……やっぱり誰かがパニックでも起こしたお陰で銃撃戦にでもなったのか?コンソールの一部が融けているし…それなりの火力を持ち込んだ者がいる。この船の規模と装備からしてあり得ない火器ではないし、制御用のコンピュータ群が沈黙しているに等しい以上、デバイスのセキュリティコードを手動で解除した誰かが持ち出したんだろうが…かなり危険だ。しかし…そんな真似が出来る人間というのも数が限られる筈なんだが…士官候補生の誰かが暴走しているとでも言うんだろうか?…いくらなんでも余り信じたくない話だが…異常事態だからあり得ない話でも無い。(テンはそれだけを呟くと、形良い三日月眉の合間を狭め…紅唇を引き締めるように口を鎖した。……――――その後二人は業務に必要な事以外は黙々と作業を進め、二台のホストを使い…メインブリッジ補修の為の準備を全て整え遂せた。…やがて口数も少なくその場所を後にしゆく二人。疲労を滲ませた背中は…やがて遠ざかる)   (2014/12/6 22:26:35)

おしらせテン・イスルギ♀ ◆CkJBZXaqKW9Pさんが退室しました。  (2014/12/6 22:26:38)

おしらせナデシコ・ヤマト♀さんが入室しました♪  (2014/12/9 23:54:25)

ナデシコ・ヤマト♀全く、余計な時間を食ったものだな。モテることに不満はないが、こういうのは些か…。(ラバー質の光沢に彩られた両腕を、同じく光沢に包まれ突き出されたたわわな乳房の下で組み。いかにも不満げという口調で吐き捨てながら赤紫の瞳が見下ろすのは清掃ロボットだったものの残骸。精巧な人間の形をし、そこに本物の肉体同様の質感を有していながら体温のない、作りものの躯を死体と勘違いした機械に襲われること数度、はじめこそ軽く撒いていたのだが艦橋へと近づくにつれてその回数も増し、いい加減に堪忍袋の緒が切れた―――これがその惨状の顛末である。一撃くれてやった踵をひしゃげたボディから引き抜き、ピンヒールの如く尖った先端でグリグリとセンサー部分を踏みつける。どうやら完全に沈黙したようだ、と果たしてそれで判断できるものか、それは誰にもわからない。)   (2014/12/10 00:03:23)

ナデシコ・ヤマト♀死体の振りをしてもいないというのに間違われるというのは気分が良いものではないが―――或いは、私を"大人"と勘違いしたのかな?(不機嫌の本当の理由はそこである。もとより肉感的に調整された造詣に加え、脚部末端の構造ゆえに大人と同程度以上の身長を有する女は、あどけなさも余裕げな笑みで隠れがちな容姿と合間って一見"子供"とは思わないものもいるだろう。そんな自分がまだ動いているにも拘らず―――この清掃ロボットは破砕用のカッターがびっしりと並んだ口を開けて突進してきたのだから。自分を死体ではなく大人だと認識しての結果だとすれば、同じ目に遭った大人も居た可能性がある。)どこの誰かは知らないが、随分と徹底した大人嫌いのようだ。ふむ、ベッドの下に隠したやましい本を捨てられた恨みでもあるのか?(思案し、種がさす小さな唇を軽くなぞる。当然今日もまともな答えなど呟きはしなかった。)   (2014/12/10 00:11:59)

ナデシコ・ヤマト♀ここでよく出来たアンドロイドならば、頭からコードの一本でも生やして接続を試みるのだろうが―――なぁ?(女の躯の設計コンセプトは"絶対に壊れない人間"だった。それには攻撃に対して脆弱な部品の徹底排除が必要不可欠であり、悪意の有無に関わらず外部との接続機器という侵入経路も当然ながらその内に含まれていた。それが故に―――。女は並の人間以上に、機械というものとの通信能力に乏しいのである。)アリシアちゃんの手前言いづらかったのだがな、ぶっちゃけて私には"オルゴール自体"認識できてないのだ。オマエが私に何を見せたいのか知らないが、アプローチに電波だの暗号化プロトコルだの使うのは止めろ。私はそこまで多機能ではないし―――私の感覚器官はそれほど人間の精巧さに遅れを取っているわけではないよ。(それが他者に拒絶の態度を全く取らない女が、自らへのアプローチを今の今まで受け入れてこなかった、否、全く気付かなかった理由。独り言の相手は壊れた機械ではなく、今も監視カメラやマイクによって艦内の情報収集を続けているであろう、この艦の管理を引き受けている筈の存在。)   (2014/12/10 00:25:21)

ナデシコ・ヤマト♀(待ってみるまでもなく、すぐ目の前に変化が訪れる。すぐ目の前―――機械の残骸を挟んで、真っ直ぐ腰の下まで濡羽色の髪を垂らした少女の姿が現れる。いかにも部屋の外から一歩も出ずに育ったような白磁の肌に、柔らかでありながらどこか挑発的な光を湛える釣り目気味の双眸。誰彼と問うまでもなく―――)成る程さすが私だ、死なずに作り物じゃない身体のままでも、大層精巧な造詣ではないか。―――で?私の想像図を勝手に使って、どんな話があるのだ?(独り言はそこで途切れる。まるで掻き消えたかのように監視映像にも記録にも、それ以降女が喋った内容も、女自身の姿も残ってはいなかった。艦内で最高度の強度を持つボディが一瞬で消滅、等するはずがなく。それはつまり女が記録隠蔽の加護を再び得たのだという事で―――。)   (2014/12/10 00:38:29)

おしらせナデシコ・ヤマト♀さんが退室しました。  (2014/12/10 00:38:36)

おしらせテン・イスルギ♀ ◆CkJBZXaqKW9Pさんが入室しました♪  (2014/12/12 23:30:19)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、テン・イスルギ♀ ◆CkJBZXaqKW9Pさんが自動退室しました。  (2014/12/12 23:50:24)

おしらせテン・イスルギ♀ ◆CkJBZXaqKW9Pさんが入室しました♪  (2014/12/12 23:51:00)

テン・イスルギ♀(金色の雲のように、小さなつむりの周りでふわつく髪を従え…その少女は再びブリッジへと向かう。医療ポッドを捜し歩き…数名の顔見知りを発見していたテン。今となっては貴重な旧知と言って良い二人の少女と言葉を交わしていた。二人とも同じ学校の出身者、一人はクラスメイトで一人は顔見知りと言えた相手。かなり片付いたメインブリッジへと二人と共に入った。二人は…互いに貌を見合わせるようにかなり復旧した様子に少し安堵するかのような雰囲気を醸していた。テン・イスルギは…二人がいる筈の背後を振り返り…猫に似た大きな緑眸を二人の士官候補生へと集める。薄い肩越しに頤を上げるように)専門だろうからユキにはCICを頼みたい。(まずは一人の少女へと緑眸が向くと…紅唇が分担する役割について告げた。返す刀とでもぴったりするような仕草でテンは金色の雲をつむりに揺らし、ユキと呼ばれた少女のすぐ隣へと瞳を集めた。)あと…カオル?…悪いんだが…とりあえず今回は操船に関して手動が多いから…メインの操船に関する統括を頼む。   (2014/12/12 23:51:37)

テン・イスルギ♀とても戦術プランだの予測だの戦略選定などとは程遠いが…先ずは、残された我々だけでなんとか操船を行うしかない。一番面倒な役割だが……私は今からコンピューター周りの復旧と…船の制御システムについていくつかの疑問の答えを探さなければならないんだ。なんていうか…この船は少し変わっている。高性能な電子情報が網の目のように設置され、コンピューターから切り離されていてすら、局所的にはだが単独で機能する神経網のようなCIC。全てのコンピューターが沈黙していてすら決して滞らない最低限度のインフラと艦自体のコントロール。……多分、破壊前に稼働していた数百台のホスト群とはまるで関係のない処で…艦自体の制御システムがまるで『生きている』としか思えない。だから…先ずこの船の構造そのものを知りたい。だからホストの復旧と船の調査に全力をあげる事になるが……結果はどう出るのか私にも判らないんだ……。面倒な事を頼むようで申し訳ないが何時でも交代するから言ってくれ。(真摯な緑眸が二人の少女を見つめ、紅唇から溢される言葉が熱を帯びた)   (2014/12/12 23:54:38)

テン・イスルギ♀(テンの熱が伝わるのか、それとも旧知の間柄故の安心感なのか。少女達は互いに頷きあい…お互いの眸を見つめ合う、三人は互いに誰からともなく頷くと…やがて夫々の役割に徹するべく、直ぐに行動を開始していた。艦内を無数に張り巡らされている筈の情報網の確認、…手動制御端末の位置や権限確認、現在艦がいる筈の場所の特定と予測…できれば……判る範囲での宙域予想。それらは生き残る上でも救援を要請する上でもとても重要と言えよう筈のもの。少女達はやがて…それぞれの作業に没頭し始め、ブリッジには暫し静かな空気が落ち。……――――この後何時間も経ってから誰かが何かを発したらしいが、小さな冗談だったのか遠い笑い声だけが…何処かから漏れ聞こえるばかりである)……――――本当にホストの復帰作業に等時間を割くべきだろうか?私は……もっと他にやらなければならない事があるような気がして仕方ない。(冗談のように漏れ聞こえてきた声は、現状没頭している作業について自分自身が真っ向からの否定と疑問を呈するテンの独白。それでもテンは紅唇に…「出来るだけの事を後悔せずにやるだけ…きっとこれには意味がある」)   (2014/12/13 00:11:11)

テン・イスルギ♀(テンはきっとその時「…そうだ…きっと意味が有る筈なんだ」などと溢し果て。他の少女達もまた夫々に互いを励まし合うようにいくつかの言葉を交し合っていた。未だ覚束ない道の途中で)   (2014/12/13 00:13:30)

おしらせテン・イスルギ♀ ◆CkJBZXaqKW9Pさんが退室しました。  (2014/12/13 00:13:34)

おしらせアリシア・レイン♀14さんが入室しました♪  (2014/12/13 00:21:21)

アリシア・レイン♀14(少女が何人かの人を援けた際、たまたま遭遇した機械に驚いたことが有る。それは今まで良く見かけていた機械だったと思ったものの、その使われ方というべきか…役割というものがまるで従来のものとは違っているという風に見えたものだから。少女が今まさにスタァルビーのように明るい紅の眸で見つめているのは、その『残骸』である。もともとは清掃用のロボットだった筈のものが、アリシア等からはとても怖く見える事に……――――まるでディスポーザーのような刃が装着されているということである。清掃用ならばそもそもこのようなものは要らない筈だと言うのに。今まで少女が見てきた死体の処理方法と言えば…救護を担当できる衛生管理ロボットによる冷凍ポッド回収くらいなものだったから、それはそれは驚いたと言って良い。紅く透けた眸をこわごわ見開き…恐る恐る壊れて開きっぱなしになっている口の中を見つめ)……ッ……――――ぁ……これ…な…う…ぅぁ???(こんなものに噛みつかれたら死んじゃう。多分そんな事を言いたいのか、とっくに動かなくなったその機械から後じさりするように離れた。今はアリシアが援け出した少年も少女も身辺には居ない)   (2014/12/13 00:29:10)

アリシア・レイン♀14(まさかその『残骸』が少女の大好きな『お人形さん』の仕業などとは思いつく筈も無く。後ろ向きで後ずさったものだから、矮躯がこてん…と何かに躓いて尻もちをついてしまった)ッ…ぅ、ぁ……ぉ…る?……りうちゃん、……おにんぎょう…さん?(艦内で知り合った人々の名前を手当たり次第に呼ばわるのは、単純に不安のなせるわざなのだけれど、目の前の…もしかしたら改竄されているかもしれない道具は、アリシアに取ってはまるで人殺しの…兵器にしか見えなかった)……かえ……ぅ…ぅ、……おに……ぎょ……んっ!!(少女はそれっきり立ち上がると後ろも振り向かずに逃げ出していた。遠く無機質な廊下に小さな足音だけが響き…やがてそれも消え果て)   (2014/12/13 00:34:23)

おしらせアリシア・レイン♀14さんが退室しました。  (2014/12/13 00:34:26)

おしらせアリシア・レイン♀14さんが入室しました♪  (2014/12/20 00:56:55)

アリシア・レイン♀14りう………ぅん!!(必死に逃げ出したアリシアが夢中で走り出し、…小さな白いゴム鞠のように何かに弾かれて尻もちをついた拍子。紅く透けた眸が仰いだ先には…灰白の髪をした少年が立ち、アリシアの怯えた貌を覗きこんで手を差し出してきた。真夏の海に近いような、或いは…氷河の翳に出来る色のような碧い瞳を笑みに揺らし、尻餅をついたアリシアへ屈み、伸びやかな長い脚を折って跪き)……ぅ……ぅ、り……ぅ…、こ……ぁった……。(涙目のアリシアが必死で訴える事柄について、硲竜太郎がアリシアへにこにこと笑いかけ乍もアリシアの訴えを言葉にしてしまった。『怖がらなくて良いよ、ああいうのは一種の掃除ロボットと一緒だから?生きているアリシアを襲ったりはしないんだ。だってアリシアは温かい掌をしてるだろ?』などと囁き、少女の掌をそっと握って引き上げ……彼女の矮躯をあっさりと引き寄せ果てた。アリシアは…柔らかな白に近い髪に鼻筋を近づけるような間隙で、…彼の言葉に必死に頷いていた。どうして判るの?と言わんばかりに丸く紅い眸を見開き)   (2014/12/20 01:11:33)

アリシア・レイン♀14……ッ、あぅ?……りう……?(それに応えるように硲竜太郎が彼女を抱き竦めて立ち上がる。『ほら立ってアリシア?…変な歯のついてる死体処理ロボットは僕も見かけたことが有るんだけど、君があんまり慌ててたから…そのロボットが処理している現場でも見て驚いて逃げて来たのかと思っただけだよ』彼の囁きを至近に聞き遂せ、立ち上がったアリシアは…立ち上がってから、礼を告げるように小さなつむりを下げ、銀髪の髪を揺らして下がると、彼と離れた)   (2014/12/20 01:11:35)

アリシア・レイン♀14(少女は…すっかり彼の言葉に安心したのか、漸く笑顔を見せ始めていた。硲竜太郎とはアリシアが人を救護しながらも目指したメインブリッジの付近で知り合った。彼は優しかったし少しの害意も見せなかったから、アリシアの方はまるで旧知の友人のように彼を信用してしまっている。尤も…彼と知り合ったきっかけそのものが、アリシアの小さな一言。彼と出会った時、アリシアが…彼の眸の色と髪の色を見てたどたどしくも『綺麗』などと口走ったものだから。彼はその一言をきっかけに笑い出し、アリシアは…きょとんとしつつも彼に釣られて笑い出していた。ある意味…見知らぬ他人同士が出会えば一触即発の緊張を生み出してもおかしく無い状況、笑いの発作というものも突発的に発生して簡単に感染しうるものなのかもしれない。   (2014/12/20 01:27:42)

アリシア・レイン♀14兎も角……二人とも笑うポイントが同じだったせいなのかなんなのか、打ち解けるのも早く、竜太郎はアリシアが言葉を上手く発声できない事を忽ち理解し、その上でアリシアが必死で言おうとすることを直ぐに察してしまう。お陰でというべきなのか、アリシアが救護した少年少女達が医療ポッドから出てこられるようになると自然と硲竜太郎は彼らをまとめ始めていた。何故か竜太郎は自然と周囲からこの先をどうすれば良いか意見というより……答えを求められる事が多かった。そんな中でアリシアだけは唯一、何かの答えを求めると言うよりは…むしろ竜太郎そのものを知りたがったのである。)りう……ちゃ……ん?……(アリシアは…立ち上がり少し離れた距離で竜太郎を仰ぎ)   (2014/12/20 01:27:45)

アリシア・レイン♀14(メインブリッジにほど近い場所に出来上がりかけた小さなコミュニティ。少し長閑な貌でアリシアは仰いだ竜太郎へと夢見るような紅唇を開き)……てん…ん、……か…おる…ん、…ゆ…き…ぅ…、おて……だ……い?(私は今メインブリッジで働いている三人のお手伝いを何かする事が出来るだろうか?恐らくはそのような意味合いを問う。すると少年は、少女を見つめて碧い瞳を笑みに揺らし、…に…と薄い口唇の両端を引き上げては相好を崩した。『きっとアリシアは特別アリシアに出来る事があるよ、きっと…ね?これは僕の勘だけどさ…君は他の誰も負っていない使命を背負ってる気がするんだ』そういうと…少年は頬の笑みを少しだけ消し去り、代わりに何処か惜しむような心配気な気配を眼差しに滲ませた。意味の分からないアリシア……少年を安心させようとするのはまるで本能のなせるわざとでも言うように…にこにこと柔らかな薄紅の頬を笑ませた)……へい……き……ア…リ…シアぇい……き……心…ぁい…無い。(不安を直ぐに察知できるのは…娘が不安に怯える事が多いから…とも言える。   (2014/12/20 01:39:20)

アリシア・レイン♀14それでもアリシアはにこにこと自分よりはずっと背の高い少年を安心させてしまうのだった。やがて…二人は歩きだし、何時かマザーコンピューターの制御室と思しき部屋あたりで姿を消し)   (2014/12/20 01:39:38)

おしらせアリシア・レイン♀14さんが退室しました。  (2014/12/20 01:39:44)

おしらせナデシコ・ヤマト♀さんが入室しました♪  (2014/12/20 22:03:23)

ナデシコ・ヤマト♀(監視映像や記録から姿を消したところで、その姿が透明になったわけでも、ましてや目の前の人間から完全に隠れられるわけではない。あえていうならもう死体処理ロボットに追いかけられる心配はなくなったが、そもそも噛み付かれたところで傷一つ付いたりはしない頑強さが売りの人工の躯である。故にいまひとつ恩恵を実感できぬまま、女は硬質な角張った指先を見つめ、時折宙の何もない場所を撫でるように軽く揺らしたりと露骨に手持ち無沙汰な様子を見せていた。生命維持に必要な空調用のダクトから流れる風が時折、股下まで伸びた黒髪を揺らし、つるりと無機質なラバー状の肌に纏わりつかせる。手首、足首から先を構成する如何にも人工物という造詣以外、女の躯は艶かしく括れと膨らみが同居する裸体をぴったりとラッピングしたような―――有り体に言えば随分と破廉恥な外見をしている。)   (2014/12/20 22:15:01)

おしらせリュウタロウ・ハザマさんが入室しました♪  (2014/12/20 22:25:27)

ナデシコ・ヤマト♀(バックアップは完全でなくとも、機械故の人間独特の気配を持たないという特徴は隠密性という意味では十二分な性能を発揮しえる。少年少女が集う艦橋へと軽く顔を覗かせたことも度々有ったものの、皆一様に手一杯という表情で慌しくしている場面を見ればそこへいつもの調子で乱入とはいかない。他者とは明らかに異なる自分の姿を晒せば必然的に、誰彼という問いから色々と語らなければならなくなり―――そのこと自体やぶさかではなかったが、そのために作業の手を止めさせるほど場の空気を読めないわけでもない。結果的に、こうして誰も来ない風上でのんびりとくつろぐだけの時間が無為に過ぎていくこととなり。退屈げに細めた赤紫の瞳は半ば、漆黒の睫毛のカーテンに覆い隠されてしまいそうな有様。)   (2014/12/20 22:27:33)

リュウタロウ・ハザマ(現れた細身の少年は、白に近い灰色の髪をして、前髪が遊ぶように出鱈目に長く…、まるで長い前髪の合間に碧眼が覗く様に見える。その少年は…ひょろりとした細い身体をひょいと身軽に床から立ち上げた。伸びやかで平衡の取れた肢体を楽々と操り…目立つ少女を碧い眸に追い、少し離れた距離乍も声を張る。音楽的に伸びる少年の声は良く透り、大抵の者ならば聞こえる程度に響いたろう)やぁ……君、退屈そうに見えるんだけど、お茶でもどうだい?新しい食糧庫を見つけたから…当分嗜好品に困らないし?(かなり際どい姿を晒す黒髪の少女へ碧い眸は臆する事も無く向けられ、にこにこと笑う表情はむしろ子どもの如く翳りが無かった)えっと、少し変わった格好だよね、どこの制服とも似てないし…さ?…君は……軍学校出身かい?(それでもその姿が相当に扇情的であり、特定の年頃ならば関心を持たずにいられないといった事情も充分に承知の上。そのせいか…声には多少の遠慮を覗かせる。きっとこの少年からすれば、彼女をじろじろ見たり紅い貌などしようものなら余計に相手に気を使わせてしまうから…というような配慮かもしれない)   (2014/12/20 22:42:20)

ナデシコ・ヤマト♀(かかる声に動じる様子も、さりとて無関心ということもなく。一度瞳が其方へと向き、瞬きのあと、改めて顔を向ける。剣呑さはないものの鋭いといっていい双眸は瞼を開き、長い睫毛の奥から赤紫の瞳をくっきり覗かせた。)ああ、今晩は。それともおはようという時間かな?退屈ということはない、この私の機能と官能に溢れた躯をじっくりと堪能していたところだからな。―――と、いう冗談があまりお好みそうではないな、君は。(そこまで答えてから、白い歯を見せる無邪気な笑みを、はにかむといっていい顔を見せ。所属を問われれば自分の肩を軽く撫で―――いつもは羽織っているはずの制服がそこにないことにようやく気付き、ああ、と色々思い至ったような声を洩らして。)こんな格好で失礼?こう見えて軍属の所属になるな、いわゆる士官候補というヤツだ。うちは代々そっちの家系なものでな。(当然、自分の格好を気にする様子もなく、自己主張の激しい縊り出したような胸元のふくらみを隠すこともなく。ただ、自分の胸に軽く手を置いての自己紹介を)   (2014/12/20 22:58:49)

ナデシコ・ヤマト♀(―――遠慮がちで交わることのない視線を捕まえる様に、ズイ、と図々しく身を乗り出し、顔を覗き込み。にんまりと悪戯っ気に満ちた笑みを見せて。)   (2014/12/20 22:58:54)

おしらせフー・アキグモさんが入室しました♪  (2014/12/20 23:01:00)

リュウタロウ・ハザマ(17歳という年齢は思春期真っ盛りという程でも無いにせよ、それでも健全なら普通は女性という者に興味がないと言うことはない。当然リュウタロウとてその裡の一人である。少年は真夏の蒼穹と同じ色合いの眸を彼女の赤紫の眸と絡ませあい、まじまじと少女の豊かな姿態と言い、膚の滑らかさと言い…薫りや温もりすら…鼻腔や膚や想像力の中でリアルに感じ取る事になるのかもしれない。まるでセックスシンボルのような判りやすい少女に…鼻先を近づけられたなら、息れさえも頬に感じ取れそうに思えるものだから)……――――って、ミズ?……そんなに近づかなくても充分君の官能的な姿は堪能させてもらったよ。っていうか……軍属か君は。…なら、…家柄なんて宇宙に出たら糞の役にも立たないと言うのに、地球じゃ未だにそんなものが幅を利かせてるって事情は…ひょっとして僕と同じかい?(少女の鼻先で軽く薄い肩を竦めたリュウタロウは…それでも少女の胸元へ覚えず視線を走らせてからそっぽを向き)これでも女に興味が全く無いわけでもないよ?試すかい?   (2014/12/20 23:07:34)

フー・アキグモやれやれ、圧倒的多数の無能に、有能が食いつぶされるのは、見て置けないな(目をつけていた、外惑星の生徒が、騒乱を収めるべく仲介に入ったのはいいが、逆上した相手に刺され、前後不覚になっていたのを、応急処置を行って安全と思われる所に移動させたのだが)ん?あいつら、は?(傍から見れば、逢瀬にも見える雰囲気だが、少なくとも一方の正体が、生体機械人形であることを、彼は知ってはいて)おまえら、そんな暇あるのか?それとも、現状に絶望して、とりあえずヤルだけ性行為をして、無駄に体力と精液を漏出する馬鹿なのか?(忌憚ない言葉が、たとえそれが正論であっても、彼が人に好かれるタイプでないことを、顕著に表現してやまない)   (2014/12/20 23:10:21)

リュウタロウ・ハザマ(急に響いてきた声。少女と至近にまで近づけていた貌をふっと離し、少年は…その声の主を過たずに視線に捉えた。中肉中背…アジア系独特の顔立ちと髪と瞳の色。リュウタロウは…険のある声を受け止めるなり、にこにこと笑って口を開いた)……って、そういう君は誰だい?……危険な時ほどオスというモノは生殖に走りたがる傾向がある。生物学的にそういう生き物だからそれはそれで、アリがちな事だと思うよ。で、……君にはそれが馬鹿に見えるって思ってるってことは……なんとなく良くわかったよ。僕はリュウタロウ・ハザマだ。所謂士官候補生さ。君もそうかい?(長閑と言っていい口吻だが、滑舌は明快…声質は良く伸びて穏やかに響く。そのせいかむしろ優しいとさえ言える)   (2014/12/20 23:16:32)

リュウタロウ・ハザマこれでも仕事はちゃんとしている心算さ。まぁ…僕が眠っていたって物事が動くようでなければ…仕事って言わないしね?(肩を竦めた少年は、にっこりと謳うように言葉を溢す)   (2014/12/20 23:18:19)

ナデシコ・ヤマト♀(挑発的な言葉とは裏腹にすぐに逃げていく視線、ククと愉しげに笑みを漏らし―――けれどすぐさま顔を遠ざける。何せ、自分の顔で視界を塞いでいては、みたい場所も見られないだろう?などとニヤニヤした顔は物語っていた。とはいえ一応は配慮するつもりで、毛先を綺麗に切り揃えた鬢の髪を一房身体の前へと。丁度胸の先端を通って隠す位置へと流し。)ミズ、か。私が既婚者かどうか判断しかねるという、遠回しな褒め言葉かな?だが心配ない、火星のモラルはかなり荒廃してはいるが、成人年齢がそこまで引き下がってはいないし、未成年を籍に入れさせたりはしないよ。というわけで―――私に手を出しても、別に不倫ではないが。(最後にわざとらしく、じっとりと瞼で半分隠れた瞳がリュウタロウの爪先から頭の天辺まで、嘗め回すように動いた。)   (2014/12/20 23:18:44)

ナデシコ・ヤマト♀(会話はそこで途切れ、別の声の方へと軽く顔を向ける。一拍遅れて頬を叩く髪を軽く撫でて制しながら。)おっと、通行の邪魔だったかな。目障りだから見えないところでやれというお達しが来てしまったようだ。(軽い会釈のあと、まったく誠意の篭もらない謝罪とともに壁際へと―――寄ったというよりももたれたというに近い。)   (2014/12/20 23:23:41)

リュウタロウ・ハザマ(彼女との距離が開いたのは…この少年にとっての幸運か不運か。いずれにせよ…もう一人の少年の登場と共に三人の少年少女が対峙し合う。くすくすと小さく笑った黒髪の娘は恐ろしく完璧な造作をしており、そればかりかまるで大人のように妖艶な雰囲気を漂わせている。リュウタロウの鋭い感覚や感受性が彼女の舐めるような視線を十二分に感じ取った筈だったが、そのことを表に出すようなへまをしなかった。何処かそんなものは有りはしない。そう言いたげな涼しい貌で身裡の熱をやり過ごし、少女の言葉に素早く応えた)……―――褒め言葉というか、君は正体不明過ぎるよ。なんだってそんな恰好なんだ?とか…色々聞きたいくらいさ。でも…君が僕らとそんなに変わらない士官候補生だってことは間違いないから…僕が君をナンパしても怒られないってことはわかった。(彼女が身を凭れさせるように視界を広げ、リュウタロウは現れた少年に名乗ったその口で少女へ囁いた)……リュウタロウだ。よろしく…ミス?   (2014/12/20 23:25:38)

フー・アキグモフー・アキグモだ(ぱっと見て特徴らしい特徴が無いのが特徴といわんばかりの、一見して平凡そうなではあるが、言動や才気を発している時は、只ならぬと見られるが、大概はそのぱっとしない外見にだまされる)首尾よくというか、邪魔なテロリストはいなくなったが、上官や教員も消えたわけだ、安心しろ…というのが無理なことだろうし、考え無しのやつらは、二種類の行動しかしない、なにもしないか、無駄に暴れるかだ、まあ少しはマシな動きをするのは、いくらかいるようだけど、な(ナデシコは眼中にないとばかりに、リュウタロウに問いかけるかのように)   (2014/12/20 23:27:53)

リュウタロウ・ハザマフー?……君はアジアのしかも大陸の出身?……――――それに、言動も随分はっきりしてる処を見ると……君が大人達を『排除』する方向に動いていた本人?(切れ上がって大きい双眼、際立つ碧い…夏の海のような色を少年に集め、リュウタロウが瞬きもせずに少し真面目な貌をする)……僕は…大人たちが居なくなった方が良いとは考えていなかったよ。無駄に暴れようとも思わなければ、何もしない心算も無いけど、……でも僕がしたい事と君がしたい事は少し違う…そう感じる。……――――君は、みんなを何処へ連れて行きたいって思ってるのさ?まさか…僕たちをずっと漂流させようって思うの?(マザーが旺盛な発達段階で見る夢の欠片。それを彼はどう受け取ったか…あるいは受け取らなかったか。少なくともリュウタロウと彼……フーは違う夢を見ている事が明らかとは言えまいか)   (2014/12/20 23:34:08)

ナデシコ・ヤマト♀ふむ、君は中々淡白なのだな。(やはり背後から抱きつくくらいはしなくてはいけなかったか、などと場にそぐわない呟きを大真面目な顔で。)ああ、さっき聞いた。ナデシコ・ヤマトだ。残念だがこれは手袋ではないのでね、このまま失礼させてもらうぞ?(と。軽やかに機械仕掛けの手を差し出し。かちゃりともなんとも言わないそれは、それだけクリアランスが確保された精巧なものか…見た目よりも柔らかいかのどちらかという事で。そんな握手を相手がどうするか―――ということはさして気にするほどのことでもなく。「邪魔にならぬように」壁にもたれたまま、込み入った話を遮らぬよう、大人しくしているつもりで。)   (2014/12/20 23:35:57)

フー・アキグモこのまま「大人の都合」にいいようにされるよりは、暗中模索をするほうがマシだと思っただけだよ(『排除』の言葉に、小さくひるむが、確実に来ると思われる、自分達の破滅より、先の見えない危険に「理由のわからないやつ」も巻き込んで踏み出すことにしたのは、傲慢ではあるが、自分一人だけ助かる方向にいかなかったのは、それはそれで彼の算段ではあり)最初から…最終目標を立てられるほど、僕だってわかっちゃいないさ(自分の拙さに、不満をあらわにするが、見ようによっては、質問の不愉快さに憤慨しているようにも見える)おまえは…なにか他に、知った事はないのか?(無駄かも?ではあるが、当事者であるからには、角度の違う情報を求め、ナデシコに水を振る)   (2014/12/20 23:40:20)

リュウタロウ・ハザマ淡泊……そうかもしれないね。でも…これでも大切なもののためにはなりふり構わないよ?ミスヤマト。(フーと話している傍ら、小声で少女へと応えつつ、差し出された精巧な指先を取ると、西洋式の挨拶を。……――――即ち少女の長い指を恭しく掌に捧げ、軽く彼女の手の甲へと口づけ…返した。邪魔にならぬように配慮してくれるらしき少女は特別二人の間に割って入ると言うよりは、静観していると言った呈かもしれない。存在感が充分にある分、静観というには目立ちすぎる花かもしれないけれど。彼女の掌に口づけ返す間もフーから視線を離すでもなく)   (2014/12/20 23:40:47)

リュウタロウ・ハザマ(怯んだ様子を見せるフーに、リュウタロウの方は軽く薄い肩を竦めて見せた。特別他意などは無いのだと言わぬばかりの)……いや、てっきり君は身を守ると言うよりは誰も人を信用しないタイプで『排除』に回ったのは一つの戦略だったのかと思っただけだ。何しろ……教官のフリをしていた奴らさえいた。僕らに火器を向けて脅し、そればかりか酷い目に遭わされた奴らさえいる。(一瞬思い出した惨劇に、リュウタロウの細い眉の合間が曇るように寄せあわされる。秀でた広い額に鋭いものが立ち上り……やがて、少年自身が感情をコントロールするかのように収まって行った。ゆっくりとリュウタロウの蒼穹色の双眸がフーへと向き)僕もあいつ等にだけは殺されたくなかったよ。最後にあいつらは僕たちが脱出する筈の船を禁止されている筈の人型兵器で撃墜し始めた。まるで猫がネズミをいたぶるような有様だった……。手動でローカルCICのセキュリティコードを解除して主砲を手動で操ったのは…僕だよフー。だけど流石に一人じゃ無理で寝、照準と射撃は教官がやったんだ。打った直後に教官は背後から撃たれて死んだ。   (2014/12/20 23:49:39)

リュウタロウ・ハザマそして…教官を撃ったそいつを殺したのは僕だった。つまり僕はそいつを『排除』したんだフー。   (2014/12/20 23:49:41)

ナデシコ・ヤマト♀ナデシコで良いさ、リュウタロウ君?(自分もそう呼ぶ、と勝手に決めて。西洋風の挨拶を貰った手のひらはそのまま、豊満な胸の下で組み。)漠然とした問いだな。だが生憎と、私はカンニングは趣味ではなくてな?(どこに何の答えが書いてあるのか、それは含んだような笑みで答えることなく。)だが、なんとなくそういうことも有るかもしれない、程度のお話なら考えてはいたよ。ここは仲の悪い地球と木星の間だ。テロリストに乗っ取られた最新鋭の艦が悪さすれば、「運悪く」木星の船が沈んだりすることもあるかもしれない、などと―――な。ちょうど、このインフニットには姉妹艦が建造中だったろう?いや、もう完成していたか―――ペーパープランだったかな。どっちに沈められたかなんて、はっきりしなくても仕方のないことだ、戦場ではな。(あくまで使い道の一つ、と控えめに付けたし。)   (2014/12/20 23:52:03)

フー・アキグモ僕は……この艦自身の危機、とりあえず無かった事にするために、すべてを巻き込んで自沈させようとした、未来を見ることの無くなった老害を『排除』して、疑わしいやつらを、出来うる限り消していったら、なんのことはない、全部いなくなればいいんだってね(やや狂気じみた追い詰められた感じで、以外にも精神の線は、そう太くないのかもしれない)ふむ、どうやら予算は身体だけに突っ込んだわけではないみたいだな(ナデシコの見解を賞賛しながら)しかしそうやって、二つの巨人が争っている間に、なにかをする釣りエサにこの艦はされているかもしれないぞ、ともかく、僕達は後戻りするにも、できないというのは、今この状態で情報を受け取っても「誰かが助けてくれる」とか思っている無能達か、力の使い方を自己の目の前の欲望を満たすだけのやつらばかりだからな、知ってもらわなきゃいけないと思わないか?(ここに同意を求めるのが、いまひとつ彼の弱さかもしれない)   (2014/12/20 23:57:24)

リュウタロウ・ハザマ(少年は…少女へと長い頸筋に頤を縦に揺らして諾いを見せる)ならナデシコ…、僕はリュウタロウで良い。(ほっそりした腕が砲弾のような胸元で組み合わせる少女を傍らに、彼女よりは若干上背の足りないリュウタロウは、フーと視線を交し合いお互い逸らす事もしない。少年の不満に、リュウタロウもまた苦難は一緒だと言いたげに言葉を紡いでいた。最終的な方向など今は誰にも見えはしない…みんな自分の思いを人に伝えられてさえ無いのだと。ただ…ここで様々姿を演じる以外には。少女の言葉にリュウタロウは…薄く笑った…)……皮肉だ。ウロボロスは確か建造されてリリースされたと聞いているよ。惑星間通信の最新ニュースの最後がそれだった筈だから。ナデシコが言うみたいに、最新鋭艦の空母一隻が行方不明にもなれば、確かに何処かの船が沈められたって不思議じゃない。政治的な思惑が絡んでるのは確かにありそうな事だよね。   (2014/12/21 00:06:10)

リュウタロウ・ハザマ(フーが図らずも溢した二人の巨人という言葉に…リュウタロウは鋭角な頤を上げ)餌は充分にあり得る。地球連邦政府そのものが噛んでいたかもしれない。いや……地球連邦政府そのものに入り込んでいる連中もいるかもしれない。いくつかホストコンピューターを復旧したけど、火星のテロリストがあいつらの中に加わっていたって聞いた噂は本当だったよ。フー?……君が全てを敵だと思ったとしても不思議じゃない。確かに僕たちは誰が味方をしてくれるのかさえも確認しなければならない羽目になっていると言える。ひょっとして僕たちの船そのものが敵に鹵獲されているとでも思われている可能性だってある。(相当嫌な可能性を苦々しく口にするリュウタロウ。フーとナデシコを交互に見つめ)   (2014/12/21 00:07:36)

ナデシコ・ヤマト♀折角の賞賛真に残念だが、脳みそは予算外―――私の生涯という名のポケットマネーだ。(そんなモノは入っていない頭を、そうと知っているであろう相手に向かってこれ見よがしにとんとんとつついて見せ。)舟が釣り餌か。何を釣り上げるつもりだろうかな、釣竿の主は。―――迷子はその場でじっとしておくものだ、と習ったがな。私もじっとしておくのはあまり得策だとは思わないが―――追いかけられているから走れ、といわれて足をもつれさせないのはそれなりに訓練を受けたものか、私みたく脳みそまで頑丈なヤツのどちらかだけだと思うぞ。少なかれ、私の妄想をそのまま伝えて皆が手を取って仲良くやれるとはとても思えないな。大半は自棄になって末期の水に手を伸ばすものだろう、フー君?(例えば手近な快楽だとか、それは先ほどフー自身が密着する男女を見てすぐさま連想したことであり。)   (2014/12/21 00:12:00)

フー・アキグモやれやれ、空母というよりも、まるで太陽系外探査用戦闘空母とばかりの設備だけどね、無駄に無寄航での活動に重点を置かれてる、軍艦というにはコストがかかりすぎるよ(肩をすくめ、艦内生産システムの多彩さ、居住性、採掘採取の作業艇ハンガー、燃料精製システム等、資材さえあれば、無寄航活動が長期にわたって可能な、軍艦らしからぬ作りに)Gコンだって、木星との共同開発をうたっているが、ようするに同型艦のウロボロスで互いに、技術を食い合っているわけだしな   (2014/12/21 00:13:53)

フー・アキグモこの状況も計算の内にされてるってことか?(あからさまに不愉快を前に出しながら)確かに最初から騙されているならばだけど、他に選択肢を……(一番よい策は、それしか方法がないと思わせることであるのは、よく知った事で)今のところ逃げ場が無い、なら作れるようになるまで、逃げ回るしか……ないだろう、とにかくは今の状況を最大限に、生かすべきだ、そのためには、ナデシコの言うとおり、得策でない動かない迷子や、無駄に自棄になっているやつらの、手を引っ張っても動きはしないから、尻を蹴飛ばすしかないだろう   (2014/12/21 00:19:12)

リュウタロウ・ハザマ単純に欲望を満たすのは自分自身が生きている事を確認しやすいんだ、ナデシコ。君は女性だからオス共の生の欲求になど関心を払う必要が無いかもしれないけどさ。(ちらりと蒼穹色の双眸を彼女の姿態へと向け、実に判りやすいとばかりに…薄い口唇の両端をにやりと引き。その傍らで……フーの言葉を聞き遂せていた。ゆっくりとリュウタロウは彼へと碧い眸を向けつつも)計算されたうえでこの状況なのかどうなのかは僕には判らない。だけど……この船自体がものすごく謎さ、フー。どうして地球連邦政府はこんな船を建造して、セレモニーの為にわざわざ僕たちを乗せたのか。木星発の重力制御機構の艦船移植技術がどうして地球連邦政府にすんなり渡される事になったのか。裏で何が動いていてもむしろ僕は驚かないくらいだ。でも……きっとそんな事は表面上の問題さ。この船自体にはきっともっと謎が隠されてるよ。……――――僕の勘だけどさ。(薄い肩を再び竦めた)……尻を蹴っ飛ばすのはなかなかに骨が折れるよ?みんなは大抵切れすぎる指揮官の考えが判らない。例えばフー?君は指揮を執って他の仲間に不満を持ったことはない?   (2014/12/21 00:23:50)

ナデシコ・ヤマト♀火星は地球の手先だからな。火星のテロリストが地球製の最新鋭艦にすんなり乗り込んでいました、なんて言われて想像を膨らませない方がおかしい。―――火星は目障りな連中をまんまと排除できたというわけか。肩身の狭い話だな。(自分の母星が事件に関わっている可能性が示されれば、呆れたような口調と、裏腹に余裕気な笑みを崩さない―――例え今この場に戦艦の主砲が直撃したとしても自分は原形を留めていられる自信がある者だからこその表情か、あるいは。)この艦を使って縦横無尽に働いてくれ、という話ならば多少筋は通るかもしれないな。もっとも、働く予定だったテロリスト共はリュウタロウ君が始末してしまったようだが。―――なるほどそれが知れたら、裏で手薬煉引いているヤツは黙っていないだろうな?(音も風も伝わらない艦の外側で、何が起こっているやらと一度壁の方に視線を向け。フーの意見には概ね賛成だけれど方策には…と言葉でいうよりもやや肩を竦めて見せ。)   (2014/12/21 00:29:40)

フー・アキグモ一部を除いて、馬鹿と怠け者ばかりだな(不満に対し、率直すぎる感想を)リュウタロウは……どこまで、なにを知っている?(自分が触れた秘密と、彼の知った秘密が、決して同質のものではないのかもしれず、懐疑的にならざるをえないのと)その隠されたのを探るにも、時間も人手も必要だ、とりあえずは使えそうなやつらはピックアップしていっているし、それらを暗に優遇できるようなシステムも構築しつつはある(自分の持っているカードを、ある程度さらしつつ、闇雲に暴挙にいたったわけではないと)まあ、な、理性的なことよりも、本能的な欲望を満たすほうが、単純ではあるが気が晴れる(この部分は、男の子同士同意しながら)   (2014/12/21 00:31:03)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、リュウタロウ・ハザマさんが自動退室しました。  (2014/12/21 00:44:28)

おしらせリュウタロウ・ハザマさんが入室しました♪  (2014/12/21 00:44:34)

リュウタロウ・ハザマ火星との確執なんて既に遺物となる筈のものだけど、それでも完全に悪夢が消え去っている訳でも無いってコトかもしれないね。(皮肉気に笑む少女の傍ら、地球連邦政府の繁栄っぷりと安全神話を……ふと幻想なのかと疑うかのように表情を曇らせるリュウタロウ。『始末』という言葉にリュウタロウは軽く長い頸筋を横に揺らして否やを示し)それは違うナデシコ。僕は出来得る最善の自衛をしただけだ。実際に撃ったのは教官だよ。(フーから飛んだ唐突な問いに長い頸筋が巡り)うん?僕が知っている事か。……ある女の子がホストコンピューターを復帰させたんだ。僕はそれを横から横取りしてあるデータを改ざんした。僕自身の名前は名簿から既に抹消している。目的は…パニックに陥った連中に船を沈めさせない為。此れでも僕は生きて故郷に帰りたいからね。多分……全員そうだろうと思うケド、……それ以前に僕たちは下手をしたら故郷そのものから既に死んだ者として扱われているかもしれない。   (2014/12/21 00:44:55)

リュウタロウ・ハザマ……――――この船は意外と軍閥や有力な家系の出身者が多い。そういった連中の親族の多くは地球連邦政府軍の中枢を担っている筈だけど、一方で地球連邦政府軍内部にいる何者かに嵌められた可能性だってある。普通に考えてみてくれ。君の親や身内は普通に君が遭難したと思って今頃は大騒ぎしてるのが普通だろう?どうしてこんなに時間が経っているのに、この大型の船を探せないってコトが有るだろう?僕たちは既に『死んだ』事にされているんじゃないのかと疑っているんだ。(フーが使えそうなやつらのリストというと、リュウタロウは)……一応士官候補生とは何人か知り合ったよ。……カオル・マツナガ、ユキ・シナノ、テン・イスルギ…彼女らはかなり使える。既に知り合いを組織して船の操船を手動で分担していたり、ホストを復旧させ始めている。多分…近い将来操船はどうにかなるよ。ただ……未だに食糧と水それに燃料の問題だけは依然として残っているけど、……重力制御機構に関して応用されているある技術が実装されているとしたら、その問題もある程度解決するんじゃないか…?   (2014/12/21 00:45:24)

2014年11月07日 23時08分 ~ 2014年12月21日 00時45分 の過去ログ
【九十九少年少女漂流記シナリオゼロ】
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