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「【九十九少年少女漂流記シナリオゼロ】」の過去ログ

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2015年01月07日 00時05分 ~ 2015年02月25日 23時48分 の過去ログ
過去ログでは上から下の方向に発言を表示しています

テン・イスルギ♀(少女達は…一瞬の間沈黙し、奇妙な符号については…敢えて誰も口に出さない。沈黙が落ち。……――――やがて三人のうちの一人…ユキ・シナノが小さく囁く様に呟いた『私…分断されているCICの確認と復旧作業に向かいます。いま…私に出来そうなのそれくらいですから』ひょっとして今まさに誰かが確認報告に来るかもしれないそんなタイミング、彼女が気まずい沈黙を破ったのは、この船の不可思議さに対する不安…から、だったかもしれない)……――――そうだな。頼むよユキ。私は少し頭を冷やした方が良いみたいだ。カオル…珈琲でも入れてくるよ待ってて。   (2015/1/7 00:05:34)

テン・イスルギ♀(ユウがテンやブリッジと合流するタイミングは間もなくなのだろうが、今は……未だ色々な事が混沌とし過ぎている。珈琲サーバーを前に、褐色の液体が抽出されるのを待つ間、テンは…三日月眉の合間を狭めるように考え込み。何れ訪れるかもしれない危機について少女達と再び可能性を論じるべきか…真剣に悩んでいた)艦砲射撃…そんな訳がない。そんなのは夢だ……――――どうして我々が?可能性を考えたらあり得ないことでも無いかもしれないが……幾らなんでも感情的に受け付けない者が多いだろうよ。さっきの私達の間に落ちた沈黙が何を意味したか。……幾ら可能性を示唆されたところで、感情的には受け入れがたいからだ。(息を吐き……やがて抽出された珈琲を二つ取り出し艦橋へと戻り、もしかしたらCICに関して砲術系の制御系統が使えるという連絡を受け取る事になりのかもしれない。未だ見ぬとはいえ…間もなく訪れようごく近くの未来)   (2015/1/7 00:12:12)

テン・イスルギ♀【これにて失礼します(礼)】   (2015/1/7 00:12:32)

おしらせテン・イスルギ♀ ◆CkJBZXaqKW9Pさんが退室しました。  (2015/1/7 00:12:34)

おしらせテン・イスルギ♀ ◆CkJBZXaqKW9Pさんが入室しました♪  (2015/1/9 23:50:06)

テン・イスルギ♀(ここ数日、テン・イスルギはマザーの制御ルームと言われている『聖域』にずっとアリシアを伴った儘…閉じこもっていた。ホスト復旧などは…殆どハザマに押しつけてしまったといって良く、殆ど一週間ほども碌々…睡眠すら取らずに不眠不休で何かを探り続けている。共に立ち会うアリシアは心配なのか一生懸命にテンの為に水を運び、食料を運び……テンに求められる儘に…『視える』ものの話を一生懸命に端末を叩いて示し続けた。……――――その甲斐があったのか…それとも単純に『時』が満ちたのか。テン・イスルギは……たった一つの鍵を見出していた。小型の端末を数台持ち込み、より下位レベルのデバイスから…恐らく……『脈』があると思われるデバイスを選抜して端末に繋ぎ、簡易なネットワークを組み上げると……ひたすらに何かを探し続けてきた。その道標にアリシアの白銀のオルゴォルが介入していた事が…もはや作意としか呼べないの…かもしれない。或いは――――それを運命と呼ぶならば…いくつもの符号が余りに揃い過ぎている。とは……言え…其処に人の介入する余地など無く、明快な何ものかの意図など誰に見える訳でも無いと言うものを。   (2015/1/10 00:04:15)

テン・イスルギ♀――――テン…憔悴しきった目元を軽く擦り…漸く見つけ出した一連のコード……一見、無意味にしか見えない数字の羅列を見つめた)……これは…何を意味しているの?……『何処に』これを使うべきだと……言うのだろう?……アリシア?……(テンは……鏡面の何もない四角い空間の床に座り、銀髪と紅い眸の少女を振りかえる)   (2015/1/10 00:04:50)

テン・イスルギ♀(アリシアの紅いスタァルビィに似た眸が瞬き、やがて…交じり気の無い純粋な緑柱石に似た眸を受け止めた。未だ幼いと言っていいようなか細く……小柄なアリシアは…紅い柔らかな唇を開き…何処か聞き覚えのある歌を謳いだした)……アリシア、その歌は知っているよ…確かとても古い子守唄だ。――――昔お母さまが良く謳ってくれたけど…アリシアもその歌を聞いて育ったのだね。(アリシアは…端末が空間のスクリーンに映し出す数字とコードの羅列を見つめ…まるでそのコードが♪ででもあるように謳い続けた。テン…は……ふと……)……なんだって……?まさか……?この数字……謳えるのか?それが……鍵って事なのか!?(憔悴しきった目元の翳…汗で額に貼りついた金髪、乗船時は短かった金髪も……今では背中の半ばを覆うようになり、渦を巻いていた。…――――緑柱石を瞬き……その数字を置きかえようとしていたテン。ふっ……と全てのエネルギーが底をついたと言わぬばかりに視界が昏くなるのを感じ取った。   (2015/1/10 00:14:14)

テン・イスルギ♀テンは…傍らでアリシアが悲鳴を上げたのを聞いたと思ったのを最後に…ふっつりと意識を手放していた。磨き上げられた曇りひとつ汚れひとつ無い床に……金色の渦巻くような髪が散り敷き、体重を失ったとは言え…未だ豊かな姿態が横たわる。傍らをアリシアが走る足音が遠くなった)   (2015/1/10 00:14:22)

テン・イスルギ♀【失礼しました】   (2015/1/10 00:14:33)

おしらせテン・イスルギ♀ ◆CkJBZXaqKW9Pさんが退室しました。  (2015/1/10 00:14:35)

おしらせリュウタロウ・ハザマさんが入室しました♪  (2015/1/12 22:35:58)

リュウタロウ・ハザマ(息せき切って走ってきたアリシアが何かを必死に伝えようとしている様子を、リュウタロウの薄い碧の眸が目の当たりにする。彼は…すぐさま少女の手を取るなり、『どこ?』とだけ短く告げ、必死のアリシアはリュウタロウの言葉を聞くなり、先導するように走り出した。駆け付けた先にテン・イスルギが気を失って倒れているのを見出す。碌に眠らず食べず…数時間働きづめだったと必死に出ない言葉で伝えようとするアリシアを……今確認したから判るとばかり、不安がらせぬように穏やかに目顔で制した。アリシアは…リュウタロウの指示に従って医療キットを指定した場所から運び出すべく走り去る。テンの近くへと跪いたリュウタロウは…少女の脈を取り、簡単な携帯用医療キットで血圧を計り、小さな聴診器に近い物がついたチューブを耳に宛がう)……悪いなテン?……ちょっと心臓の音が心配なんだ…血圧が低い……相当期間寝てない食べないをやって無かったか?ともかく栄養を送り込まなきゃならないね…今アリシアに取ってきてもらってるから、少し待ってくれ。   (2015/1/12 22:46:37)

リュウタロウ・ハザマ(少女の着衣からボタンを外し、そっと胸を肌蹴ると、親指大の円形をした聴診器の先へと耳を澄ませた。少年は心音が規則正しく脈打っているのを確かめるなり、…すぅと…息を抜いて肩を下げる)……良かった……心音まで弱かったら医療ポッドを手配して君を月単位で眠らせる事になってたよ。   (2015/1/12 22:46:50)

リュウタロウ・ハザマ……しかし…君が見つけ出したって言うコードは、君……何処に使う心算だったんだい?その時アリシアが謳っていた音曲と…何か関係があるんだろうか。それが…マザーシステムを目覚めさせる……対話をするための鍵なら、君に何かあったら僕が困る。今はゆっくり眠ると良いよ……テン。ホストの半分以上は物理的に壊されている……ウィルスにやられてしまったものは殆ど僕が復旧させたけど……現状のリソースでは艦の自動操縦はなかなか難しい状態だろうね。手動だが…交代で操船に当たって貰っているから、どうにかブリッジに集まってくれた連中のお蔭で持ってはいるし、主砲も……如何にか手動で使えそうだから、分断されている各部位のCIC同士の接続もやって行かなきゃならない。砲撃に関してだけは何とかなりそうなのは不幸中の幸いとでも言うべき……だろうな。(少女の胸元をきちんと戻し……小さな救急キットをポケットへと仕舞い込んだリュウタロウは……テンを抱え上げ、戻ってきたアリシアと共に……マザーの制御ルーム…テンが、『聖域』と呼ぶ部屋を後にした。医療専用ルームまでアリシアを伴い……テンを抱え)   (2015/1/12 22:54:13)

リュウタロウ・ハザマ(三人分の足音が…遠くなるころには…、鏡面に囲まれた四角いとても広い空間はとても静かな静寂が訪れ)【これにて失礼します】   (2015/1/12 22:55:20)

おしらせリュウタロウ・ハザマさんが退室しました。  (2015/1/12 22:55:24)

おしらせナデシコ・ヤマト♀さんが入室しました♪  (2015/1/16 22:01:35)

ナデシコ・ヤマト♀(少女はまどろみの中、暫し他愛ない思考をめぐらせていた。機械の躯、自分の人間と変わらない顔とシルエット。対照的な、機械じみた手のひらとぐるりと周辺機器に包まれる手首、足首。「二度と死なない人間」であるようにと親に願われて生まれ変わった娘、その身体に機械じみた部分があれば逐一不満を漏らしていた両親、とりわけ父親の方は小うるさく開発陣に文句を垂れ、辟易した顔をしていたのが思い浮かぶ。その割に、この手足はどうしたことか?―――思い当たる節は、ある。手首を囲う輪といえば、手枷。足首ならば、足枷。首元を防御するようなカチューシャというには厳しいモノは、首輪といわれたほうが想像しやすい。殆んど爪先立ちのような足先の造詣は、宛ら纏足だ。父がその造詣を喜んで歓迎したのは、もしかすると自分の顔が若かりしころの母にそっくりだったからかも知れない。『おまえのお父さんは、歪んでるな』―――そんなつい最近聞いた言葉が頭を過ぎる。)―――如何にも、私のお父様は錯乱しているかも知れないな。   (2015/1/16 22:16:40)

ナデシコ・ヤマト♀(小さな呟きが思わずと己の唇から漏れ、耳を震わせる己の声で目を覚ました。女は漆黒の睫毛を震わせたのち、ゆっくりと瞼のヴェールを持ち上げる。赤紫の瞳がくるんと揺れ、一度、瞬きに隠れる。そこは人が一人納まりそうなタンク―――清掃ロボットの背中の上だった。ついこの間までは死体と勘違いされて追い掛け回される存在だったが、カメラに映らないよう情報操作の加護を再度得た今では、彼らの目に自分の事は認識されない。折角なので足の代わりになってもらおう、と上に片膝立てて腰掛けてから数刻、女の頭はスリープモードに入っていたらしい。音もなく鼻を鳴らし、少しだけ頭を振る。)気にしていないつもりだったが、存外私の頭も弱いものらしい。(女にしては珍しい自嘲気味の呟き。ゆっくりと両手を組んで頭の上に、伸びの仕草を見せて。)   (2015/1/16 22:22:37)

ナデシコ・ヤマト♀それとして、どこまで流されたのだ?都合よく知り合いのいる場所まで運んでもらえるとは思っていないが、よもやゴミ捨て場では有るまいな。それはそれでマゾヒスティックな扱いに背筋を振るわせられるというものだが、―――。(尻に敷いた清掃ロボットは黙々と仕事を続けている。どうやら通路の上らしい。携帯端末を起動させ、パネルの上を軽くなぞる。つい最近仮復旧という名目で使用可能になったナビゲートシステムは少々反応が遅い。大本のシステムがダウンしたまま、あの手この手と他から引っ張っては繋いでと繰り返した結果だと聞けばなるほどと諦めもつくもの。付近にあるものは食堂、貯蔵庫。女にとってそれほど興味のある場所ではなかったが。)ま、折角来たのだ。少し様子を見ていくのも悪くはなかろう。(気分転換と言わんばかりの口振りで、ふわりとロボットの背中から呼び降りる。ピンヒール状の足先は硬い床に音もなく着地した。どうやら寝起きでも身体の制御は万全らしい。)   (2015/1/16 22:34:17)

ナデシコ・ヤマト♀…―――と、言ってみたは良いが、な。(半開きの貯蔵庫の扉は大層重く、元々は機械制御で開いていたものを、誰かが強引に抉じ開けたのだろうと予想できる。丁度、前に立てばひやりと冷たい空気が漏れているところだった。強引に機械の腕が抉じ開けようと力をかけ、引き裂くという方が近いシリンダーの軋み、モーターの過負荷音を響かせて押しどけて見れば。足元に散乱する真空パックやら崩れたケースやら、誰かが火事場泥棒をして行ったであろう有様のまま放置されていた。元の棚に納まったままのモノの方が少ない―――そう思えるような惨状は溜め息が)   (2015/1/16 22:51:14)

ナデシコ・ヤマト♀――ははっ、これは盛大に食い散らかしていったものだ。複数人で行ったのなら、統率力のある人間が―――単独でならば相当な行動力の持ち主がどこかにいるということか。是非復興の仲間に加えてやりたいところだが…否、食い方はベッドの上でのマナーに通ずるものがあるともいうしな。こんなに激しくがっつく人間では、相手をさせられる女子は身が持つまい。惜しいが勧誘できぬな。―――或いはこれで女子の所業ということは。ふむ、それはそれで、どのように男を食うのか見物ではあるな。(当然、この女に限って溜め息を吐くような神経は持ち合わせていなかった。何を想像しているやら、ニヤニヤと一人悦に入った顔を浮かべ。)   (2015/1/16 22:51:17)

おしらせリュウタロウ・ハザマさんが入室しました♪  (2015/1/16 23:57:53)

リュウタロウ・ハザマ(少年が大事を取ってテンを医療ポッドへと預け、アリシアを主艦橋へ預けて数日が経つ。主砲関連の制御は完全に把握できたことに気をよくしてか…少年は珍しく少し浮かれるように砲台のユニットを手動で点検して回っていた。……――――ふと床を這うような冷気を足頸辺りに感じ取り…リュウタロウが歩みを止めた。ふと何かの気配を伺うように辺りを見回し…かつん…と尖ったものが床を打つ音を聞きつけた。それは…誰かの足音のように響き、ふと……声を上げる)……――――そこに……誰かいるのかい?(充分に隠れられるスペースを確認し……出会いがしらの戦闘などに留意してか重心を低く取り)   (2015/1/17 00:05:07)

ナデシコ・ヤマト♀…――ああ、いるとも。警戒しなくとも、とって食べたりはしないさ。私はおなかが空かない体質なのでね。(尋ねる声に微かに振り返り、妙に愉しげな口調で、しかし穏やかに応える。頬のすぐ傍を真っ直ぐに通る艶やかな黒髪の滝から顔を覗かせるような、それでいておっかなびっくりどころか、何か面白いものはないかと輝かせるような瞳。ちなみにロボだからといって発光する機能はない。振り返ったのは顔まで、首の稼動範囲では真横までは向けず、流し見るように視線だけが後ろの方、無理矢理抉じ開けた扉の向うを見つめた。覗き込めば――全身の曲線が丸出しの破廉恥な格好をした人間が堂々と肩幅に脚を広げて突っ立っているのが見えるだろう。その表面を黒紫の光沢が包んでいなければ、裸ピンヒールという新ジャンルを開拓している格好である。)   (2015/1/17 00:16:05)

リュウタロウ・ハザマ(これが学校ならさぞや目立つのだろうが…異常な状況の今となっては彼女の井出達にも驚かなくなったというか…単純に慣れた。――――リュウタロウは声のする方向へと長い頸を巡らせ、素早く身体を向け直すと、ただちに視界に…入ってくる縦に細い隙間を見出すことになる。リュウタロウがそっと慎重にその切り取られた隙間を覗くなら…確かに聞き覚えのある声の主が其処に立っていた。……夜の急流の合間から見え隠れする白い膚と赤紫の双眸、生きた……否、動く日本人形のような趣の少女へ。彼女へ向けて薄い口唇が開かれる、良く透る音楽的な声が響く)アンドロイド…――――だったっけ?そういえば。(彼女に倣い……同じ場所へ潜り込むべく、としなやかな身体を隙間に滑り込ませ…何時か少女の傍らへ。印象的な彼女の眸はきっと…何か面白い事はないのか?とばかりに耀き……リュウタロウは、軽く溜息を吐いて見せた。   (2015/1/17 00:31:28)

リュウタロウ・ハザマ足元に散乱する夥しい食糧…盗賊にでも荒らされたかのような惨憺たる有様を眺め、やがて…氷河の翳と同じ薄い碧色の眸に…その惨状を背景に立つナデシコを映し出し)君の言いたい事はなんとなく察しが付くよ。君は食べる必要も無ければ下手をすると酸素さえ必要ない……そうだろう?こんな恐慌さえ君には…然して影響がない。そんな君を相手にどう面白い事を提供しろって?   (2015/1/17 00:32:13)

ナデシコ・ヤマト♀(姿を見せた印象的な少年の姿は、覚えがある。「なんだ。」という言葉は歓迎の笑みとともに。並び立たれれば同じ方を向くよう、視線は正面に戻った。)キミが思う通りに思えば良いさ、リュウタロウ君?確かに食事は必要ないが…酸素は一応、なければ私は苦しく感じるように出来ている。例えば―――さっきキミはほいほいとここに入ってきたけれど、もし酸化を防ぐ為に普段窒素が充満されていたとしたらどうする?そんな場所に平然と入っていけて、私のことを知らない人間がそこを通りかかったら。(危ないだろう?と、想像を促すように。)   (2015/1/17 00:39:42)

リュウタロウ・ハザマ(『なんだ』と…軽く発せられたその言葉に軽く挙手と笑みで応えた。少年は……少女と貌を合わせ)大丈夫さ……あれだけのスキマが常時開放されていれば…窒素濃度は他の艦内の空気と同じ処まで中和される。そういう意味で高分圧な窒素を吸いこむかもしれない心配はないさ。それに…僕は意外と第六巻が発達してるらしいよ、異常を感じ取る感受性は鋭敏だし……多分何か変だって直ぐに気づく……だろうな多分。君の事を良く知らなくても君がその場所を危険か判断できるから……ある意味問題にもならないさ。君が的確に対処するだろう事は想像に難く無い。(ごく薄い色合いをした碧い眸を笑みに揺らし、ひょろりと細い少年は…愉しげに頬を引き上げて軽く笑う)……そうだな、寧ろ君の場合…変に宇宙飛ばされても平気で外から手を振りそうだから、そういう意味では軽くホラーだよ。(軽口を叩き、少し大げさな手振りを交えて見せるリュウタロウの灰色の髪が艶を揺らめかせた)   (2015/1/17 00:54:09)

ナデシコ・ヤマト♀君のように声をかけてくれればそうだが、こっそり入られてはここは酸素が薄い、だなんて忠告する暇もない。それより喉を押さえて苦しそうにしているほうが伝わりやすい―――人型というのは、意外と気を使うものなのだよ。無論、私ではなく私の身体を作る人間が、だがな。(悪びれる様子もなくしゃあしゃあと。)まぁーあ最も、あの苦しいという感覚も、自分の死と直結しない私にはちょっとマゾヒスティックで心地良いものではあるのだがな。(そしてやはり要らない情報が付いてきた。わざとらしく肩を抱き、腰をくねらせる素振りまで。歪む体軸をなぞるように、長い長い黒髪の隙間から見える背筋には湾曲した光沢が出来上がる。そんな冗談もほんの少しの時間。改めて真っ直ぐに突っ立ち。)そんなことより、これはどう思う?食料を独り占め…それとも誰かに分配する人間がいると考えるべきか。或いは―――こんなワイルドに女を抱く少年がどこかにいたりすると思うべきだろうか。(途中の思考が激しく飛んだ。ああ、失敬?などと軽く口元を抑える。小作りの唇が横にだらしなく広がるくらいの、随分とにやけた口元だった。)   (2015/1/17 01:05:05)

ナデシコ・ヤマト♀食料の確保は他者に対して優位に働くと思うのだが、やはり統率をとるからにはこういう場所は率先して独占するべきだろうか。それとも、衣食住足りて落ち着かせるという意味では、みなに開放するべきか。私としてはトイレを独占される方が精神とプライドにかなり堪えていやらしいと思うのだが…。(それは猥談ではなく、一応運営方針に対する問い、である。余計な部分を聞かないようにすれば。)   (2015/1/17 01:05:17)

リュウタロウ・ハザマ(艶を揺らすように垂れてくる前髪を払い退け、少年は…アンドロイドが人と同じ程度の感受性を持たないと危険である…という彼女の主張……――――或いは開発者の設計思想――――に頷いていた筈)嗚呼…大変失礼した、さっきのは冗談。判ってるさ…君は何処までも人間に近いアンドロイド……だろう?君は人と共に暮らして違和感のない感受性を持っていなければならない…って事なんだ。人に似せた故に人と同じ弱点というか……痛みに対する感性を持たなければならない……か、大変に皮肉なものだよね。君の身体ならば…そんなものが無くても少しも困りはしないし……寧ろない方が優秀だろうに。(ふざけた彼女が別の意味で身体をくねらせたなら、揺れる黒髪の合間から妙に生々しい肉感的な姿態が覗く。少年はに揶揄するように『わざとだろ?』などとにやり…笑い返し、やがて移り変わる話題に…傍らの手すりを掴むと…身を預けるように身軽に手すりへと飛び乗った。少年は右足を引き上げ膝に肘をついて軽く壁に身を預け、考えるように改めて辺りを見回す。――――透けた碧い双眸が颯っと辺りを舐めるのも一瞬の裡のこと))   (2015/1/17 01:28:24)

リュウタロウ・ハザマ――――意外と強引なやり方でもなんとかなってしまう。多分それなりに集団って事だろうね。そうじゃなければなかなか物理的にすら抉じ開けるのは難しい。無計画な略奪に見えるけど…良く見てみるが良いよ。(手すりに伸びやかな長い脚を片方立て、膝に肘をつかねて掌で頬を支え、反対の長い指を宙に上げてある方向を指し示す)床に落ちている食糧って……要らないと判断されたから散乱しているんだと思うんだ。基本的に…略奪者たちは…自分たちにとって必要な食料だけを持ち帰っている。例えば……米とか珈琲豆とか…調理や加工が必要なものは熱源がまだ手に入れられないなら意味がない。直ぐに食べられる缶詰やパウチは残らず無くなっているだろう?……まぁ先が見えない以上、保存の利く食糧から争奪戦になるだろうね。例えば……此処だって制御用のホストが物理的に破壊されたせいで…最初から冷却が足りず、ある程度食糧が腐っていた可能性もある。(少年は…床に半ば腐った状態で落ちている生鮮食品を指さし)   (2015/1/17 01:29:03)

リュウタロウ・ハザマそりゃそうだろう……?君だって戦略についてシュミレーションするときは如何に補給物資を確保するかとか、輸送するかってことを考えると思うんだ。酸素に食糧や水……それに衛生の問題は先ず第一に確保されるべき問題さ。ってことは…先ず個人的にみんなが考える事はそれ、つまりそれが力になり替わる。   (2015/1/17 01:29:19)

リュウタロウ・ハザマ今は……恐慌状態で、一部籠城してる連中だっているし……ヤバイ奴もうろついているから…食糧の解放は武装してない連中からやってやると良い。でないと…敵に兵糧を送る事になるぜ?   (2015/1/17 01:31:49)

ナデシコ・ヤマト♀クク、キミも私の扱いがフー君に似てきたな?孔兄弟はやはり似るのだろうか。(未遂です。)優秀さとは難しいものなのだよ。確かに私は頑丈さを第一において設計されているが、前提として人間とそっくりでなければいけないと課題を付けられている。人間味がないのは、それだけでまず目標を達成していないということになる。小学校の国語の答案に相対性理論の証明など書き連ねたって、0点は0点ということさ。私に限らないアンドロイドにしても同様に、な。まぁ、機械だという前提があれば、キミらにとっての優秀さとは、どれだけ人間離れしているかということになるだろうが。(その辺りはロボット工学を専攻する人間でも、一握りしか持ち得ない感覚だろう、などと。座学を語る女の表情はまんざらでもないというもの。愉しいこととは、案外素朴なものであり。)…成る程。嗜好品か、それは私には頓着しない分類だな。   (2015/1/17 01:52:10)

ナデシコ・ヤマト♀(保護した少女のために食料を調達しよう、と袋いっぱいにお菓子を持って帰って少々辟易とされたのは、苦くも甘い思い出。最初は喜ばれたろうが、当然飽きるというもの。―――しゃがみ、散らばった嗜好品を持ち上げ。少年のいう通り、袋を開ければすぐ食べられる栄養価の高いもの、というのは殆んど見られない。せいぜい、ぶちまけて拾い損ねた程度のもので。)生でも腐っていてもいなくても、私には余り口に入れたいものではないからな。あの異物感は流石に堪えたし……しかしそこまで考えられているのなら、腹が減ったから盗もうということではないのだろうな。ふむ、ならば統率者がいると考えるべきか。――キミらとしては引き入れたい人材なのではないか、そういう人材は?それとも、やはり頭は少ない方が良いか?(興味をなくしたように袋をその辺に落としつつ、振り替えり。例えばこの強奪犯たちは"敵"ということになるのかどうか、少年の意見を尋ねるように。)   (2015/1/17 01:52:24)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、リュウタロウ・ハザマさんが自動退室しました。  (2015/1/17 02:12:39)

おしらせリュウタロウ・ハザマさんが入室しました♪  (2015/1/17 02:12:46)

リュウタロウ・ハザマ僕はフーと穴兄弟に至ってないぞナデシコ…。(頸を傾げるように掌につむりを乗せ、身動ぎでアッシュグレイの艶を時折揺らめかせる。憮然と少女へ告げるが…然したる不機嫌という訳では…当然無い。一種…都合の悪い事に関する咳払いのようなもの。(耐久性を至上としているなら…それはそれは素敵なアンドロイドだったろうに。等と考えるのか、……少年の碧い双眸が少女を見つめて揺らいだ。人間味という点に置いて、人と暮らすアンドロイドが…人と同じ弱点を持つべきだという思想は…確かに人と共存すると言う大切な要素と言える。それ故に…リュウタロウには古い地球のロボット物語のようなわけには行かないのだと言うことが…単純に残念に思えたりするのである。人は神を創造したがる生き物なのかもしれず)……神は人を創造し、人は神を創造する代わりにアンドロイドという自分たちの為の朋友を作り出した。……――――嗜好品というよりは原料かな。米に…小麦…そういったものは主に主食と呼ばれるから。   (2015/1/17 02:17:51)

リュウタロウ・ハザマ(少女が食料を観察して時折拾い上げている姿は、まるで少年とおしゃべりをしながら海岸で貝殻でも見つけ出そうと遊んでいるかのようにさえ見える。少女は何か一つを取り上げ、ぽい…と気ままに捨て去る。少女が食事をするということについて…少々生真面目に言及するものだから、碧い眸が少し可笑しそうに揺らいだ)君の開発者はアンドロイドは人と共にあると言うことを前提にしてる割に、人とのコミュニケーションについて食事って概念を欠落させてるみたいだね。人は食事でコミュニケーションを取る。だから一緒に食事をしたりお茶を飲む事で親交を深めるのさ。ほら?男女が仲良くなる為にベッドでSexするのと大して変わらない。(少女の『腹が減ったからという訳ではなさそう』という言葉を聞くなり、少年は…脚をぶらりと落とし、壁に背中を凭れさせ…長い頸を少し傾げた)多分…エリア内に備蓄されている緊急用の食糧だけでもそこそこ事足りる筈なんだ。数か月程度は…だけどね。問題はそこから先。この漂流がどこで終わりを告げるのかだれも見当がつかない。   (2015/1/17 02:18:30)

リュウタロウ・ハザマ物の集め方を見る限り、先を予測して動いているっぽいね。だから…統率者がいるなり…相談するなりして組織的に動いていると思うな。僕としては……さっさと全ての食糧庫とシステムを抑えて……今後に備えたい。何処まで漂流する事になるのか分ったものじゃないのだから…少しでも活路を見出さなきゃならないと思ってるよ。出来るのなら全ての乗員と協力すべきだ。ただ……それが実現するのかは知らないし……とても困難なんだろう事は予想される。   (2015/1/17 02:18:49)

リュウタロウ・ハザマ(少年は少女の質問に一瞬言葉を切った…やがて)―――敵……か、そうだな……僕の敵は…僕の前に立ちふさがって僕の邪魔をする者の事サ。(敵とはいったい誰なのかと尋ねる少女へ、しなやかな肩が竦められた)つまり……生きる為に食糧庫を抉じ開けようが、生きる為に何かをぶっ壊そうが…その時点では別に僕の敵ではない。……――――つまり、僕は生き残り……地球に帰ろうと考えている。当然みんなも同じようなものだろうと予想している。というか……それを命題とする以外に何があるだろう。帰還する場所はそれぞれ違えど、もしも僕らが助かるなら、いつか出発してきた火星に戻り、通常の生活を送る事になる。……――――その命題に反する者…邪魔をする者があるなら……それは僕の敵ということになるだろうね。尤も…そこまで突き詰めたものでは無いから、異論はあるかもしれない…議論を戦わせてより良い選択をするだけの事だけど…ね。……――――つまり今この食料庫を漁って行った連中をただちに敵などとは思っていないよ流石に。   (2015/1/17 02:19:42)

ナデシコ・ヤマト♀夢のない話をするなら、人間にそっくりに作っておいて人間よりも強いアンドロイドとなれば…それは暗殺用だろう。人間だと思って気を許していたら予測もつかない力で襲われる、というわけだ。私の母星でも盛んに研究されていたが―――木星訛りが再現できんとかなんとか、つまらない理由で頓挫していたな。否、そういう古典SFもあったか。私は心臓も弱かったのであまり見せてもらえなかったが。(女の頭は答えを丸写しして作っているようなモノ―――人間の脳をそっくり転写したものだから、転用には不向き、という理由でその辺りの発展には全く貢献しなかった。何せ算数をたまに間違える式をどうやって消せば良いか、膨大なデータから探し出すなど不可能である。)人が食べている姿を見るのは好きなのだが。お母様と紅茶を嗜んだのはもう随分と前だから…確かにそういう親睦の深め方は随分と忘れているな。ふむ、そうか。私が手料理を食べないから、お母様は段々興味が薄れていったのか。(瞬きするくらいのほんの短い時間、女は眉をひそめ、眉間に小さく皺を刻んだ。ふる、と首を振った時には、すぐにいつもの表情に戻っていたが。)   (2015/1/17 02:38:48)

ナデシコ・ヤマト♀それを予測する相手なら、他の集団との抗争も想定している可能性はある、か。テロリストは片付けたというのにな、あまり代わり映えしないな。否、交渉できる相手というだけでも、随分と違うか。立場はそう変わらないのだし。(少年の予測に相槌を返し、あくまで良くないほうに傾けば、という前提を口にする。いずれにせよ、抗争に巻き込まれて死ぬことなどほぼありえない女の表情は涼しげで、どこか他人事であり。)先に言っておくが、私は人間に致死範囲の危害を加えられないように制限されている。故に、頑丈だからとあまり私を当てにしないでくれ?例外はあることはあるが…。(口元に触れ、あまり気乗りしない、とでもいう声色を漏らした。)   (2015/1/17 02:39:33)

リュウタロウ・ハザマ木星訛りか……そういう意味では君は人以外には見えない、それはそれで相当な技術の産物という事か。まぁ……元の人格が存在すると言う意味において……それを技術と言えるのかどうなのかは判らないけれどね。暗殺かはたまた公安の為の鎮圧部隊か…いずれにせよ軍事目的以外にはあり得ないから、はるか昔に惑星間条約が結ばれている…ね。無人殺戮機械の設計製造は禁止という法律は……殆ど制定された原文の侭殆ど変らないそうだ。……――――まぁ…この船で『事件』が発生して教官はじめ大人達が次々と死んでいったあの時は…自分の目を疑ったよ。禁止されている筈の殺人機械を何体か見かけたからね。(つらつらと彼女と言葉を交し合い、良太郎はふと考える。少女はもともと人として存在していた筈。なら……――――本質的に彼女は何処までも人ということになる。確かに耐久性は高いのだろうけれど。リュウタロウは…思惟を巡らせ清々と軽く笑った。丁度彼女がお茶について言及するタイミング)……お茶を一緒にすることで交流を図るって習慣は僕が居た場所でも良く見られたな。   (2015/1/17 02:51:27)

リュウタロウ・ハザマ……僕の居た世界では……雪と言うものが天から降ってくる。とても冷たいんだが…その時期に必ず食べるお菓子でお茶をする習慣があったよ。君のお母さまは君と食事が出来なくても……君を愛していた事に代わりはないよきっと。   (2015/1/17 02:51:40)

リュウタロウ・ハザマ【後段のロールに対するレスはこれからです】   (2015/1/17 02:51:57)

リュウタロウ・ハザマテロリストたちは…一体何が目的だったんだろう?今でも……僕は考えているよ。僕たちがここでこんな風に漂流しなきゃならくなった訳をさ。それを知る事で、……僕らの未来をも知る事ができる気がしてならない。(少女の言葉に対して……少し真面目くさった碧い眸がリュウタロウの頷く仕草に応じて眼底までも透けて揺らぐ。何より現状について薄い口唇が考え考え……思いを口にし始める)……僕たちは……少なくとも同じ苦しみを抱えている筈なんだ。みんな……それぞれ生き残りたいと思って足掻いている筈なんだ。だけど…この船が舞台だって事が……状況を悪くしていると思っているよ。この船は……不思議な船だと思う。その気になれば籠城をすることが難しく無いというか…、まるで独立したシステムを繋ぎ合わせて建造したみたいな……?どんな隠されたシステムが飛び出してくるかわからない程……実験的な船だと思うよ。……――――ある日誰かがこの船に装備されているとても強大な武器を持ち出して、狂った虐殺を始めることだって出来る。   (2015/1/17 03:06:55)

リュウタロウ・ハザマ……死ぬことが目的の奴相手なら……明らかに僕が立ち塞がる事になるだろう。はっきりそういう奴は僕の敵でしかない。もし……そうでないなら、全ての連中と……必ず危機から脱出してみせる心算だ。(少女が戦闘には向かないとのたまうと……少年は軽く破顔し)君に戦闘しろとは言わない……普通の女の子や普通の士官学生がやる程度の事なら頼むかもしれないけど……まさか君単体で兵器扱いなんてする訳がないじゃないか。今しがた君が散々……アンドロイドと人の共存性について語ったばかりだって言うのにさ。……それに君はもともとは人間、だから人間で良いと思うよ?(等と笑った)   (2015/1/17 03:08:37)

リュウタロウ・ハザマ【以上です遅くなって申し訳ない。そろそろ……眠気は大丈夫でしょうか?】   (2015/1/17 03:08:57)

ナデシコ・ヤマト♀【あばばば、眠気は大丈夫です、はい。たっぷり睡眠とってきました!でもそろそろ遅いですね、〆の方向にいきましょうか(苦笑】   (2015/1/17 03:26:54)

ナデシコ・ヤマト♀ああ、あれは兵器然としていて戦いやすかったな。外見だけでも人間そっくりにされていたら私は手を出せなかったのだが…否、この話はやめておこう。あまり思い出して良い思いがするものでもない。(決して、そんな話ありましたっけ、という突込みを恐れているわけではない。)雪―――か。話は聞いたことが有る。テラフォーミングが完了した火星でも見られるそうだが…残念ながら私は本星に行く機会があまりなくてね。フォボスのコロニーでは人工降雪なんて粋なことはしてくれなかったよ。あそこは殆んどただの軍事施設だからな―――まぁそれをいえば、コロニーの中で降る人工雨しか見た事はないが。(肩を竦め、「キミがうらやましいな。」などと―――しかしその表情は愉しげなまま。無理をして笑うと、表情というのは変わらなくなるものだから。少年の語る情景は想像しか出来ないものの、ゆる、と瞼を下げ。現実の世界の情報を半分に遮断した瞳には、それが映っていたろうか。)そこで過去形で慰めてくれるあたりが、如何にもキミらしいな。   (2015/1/17 03:28:01)

ナデシコ・ヤマト♀分かっているさ、誰よりも。今はどうでも、かつて貰って愛情だけで、私は十分幸せというものだ。何、どうせ今は棺桶に入り損ねただけの躯だ、墓の前で手を合わされる程度の愛情でも貰えれば御の字というものさ。(最後にそう締めくくり、悪戯っぽく笑う。湿っぽく話を区切らないのは性格か、それとも"人間に気を遣う"造り故か。)私は、この艦が狙いだった、と踏んでいるよ。あくまで証拠はないが、ね。否、正確にいえば、この艦がテロリストに乗っ取られたという情報、だろうか。―――キミのいう未来ならほんの少し先程度だが、私はあまり良くない方に見えているな。(視線が逸れ、無造作に散らばった食品に伸びる。調理が必要という米、鮮度を保つ為にパックされて入るが生で食べるのは気が引ける肉類。おもむろに、足先は其方へ向いた。しゃがみ、長い長い毛先が床を掃除する寸前。ひとつ摘み上げ、天井の淡い照明に翳す。折角の冷蔵庫で温度を上げるような強い照明は使うはずもなく。)   (2015/1/17 03:29:01)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、リュウタロウ・ハザマさんが自動退室しました。  (2015/1/17 03:29:01)

ナデシコ・ヤマト♀まるで社会実験だな。閉塞された世界に倫理も育ちきっていない子供を放り込んだらどうなるか、とでも。マザーのヤツも内心興味津々なのではないか?そのためにわざと力を貸さないでいる、なんて考えられなくもない。ま、ヤツはそこまで捻くれるほどまだ育っていないようだが。―――ところで、だ。一つ思い出したことがある。料理はともに食べれば確かに親睦が深まるが、ともに作っても、楽しいものだったと思うのだが。仲良しの第一歩にどうだろう。(そう、子供がはしゃぐような笑顔を浮かべ。しゃか、と軽く手に持ったパックを振ってみせた。料理する手間が必要なものだからこそ、満たせるものもあるのではないか、なんて。)   (2015/1/17 03:29:04)

おしらせリュウタロウ・ハザマさんが入室しました♪  (2015/1/17 03:31:13)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、リュウタロウ・ハザマさんが自動退室しました。  (2015/1/17 03:51:15)

おしらせリュウタロウ・ハザマさんが入室しました♪  (2015/1/17 03:58:18)

リュウタロウ・ハザマフォボスって実は行ったことが無いな。少し興味はあったんだけどさ?火星の月が軍事要塞なのは知ってるし……見学するのにはもってこいなんだけど、どう言うわけか僕は火星観光をした事が無いんだ。雪を見たことが無くても…緑豊富で人が充分に快適に暮らしていける場所で、……主要な観光名所にもなっている、外惑星の連中からしたら羨望の対象な気がするよ。君がサイボーグからアンドロイドに移行したプロセスが……まるで自然の衛星から人工的な軍事衛星へと姿を変えたフォボスの歴史に被るように思えるよ。(テロリストの話を手短に済ませたがるのは……多分共通する意識が働くせいかもしれない。それでも……少女が語る言葉を聞き遂せると、鋭角な線を描いた頤が縦に揺らされ、軽く頷いた仕草を見せていた。『確かにこの艦は謎が多すぎるね…』と相槌を打ち、少女が手にしたパックについては、ごく薄いライトブルーが…不思議そうに瞬いて見詰めた)マザーは……そろそろ目を覚ますと思う……よ。最大の謎だと思うんだが……この船は、何故か全てのホストコンピュータが沈黙したにもかかわらず自動操船を続けていた。   (2015/1/17 03:58:43)

リュウタロウ・ハザママザーシステムは……全てが目覚めていなくても…一部は勝手に制御されている分散されたシステムなんだろうね。実験……という側面を否定したりはしない……マザーは……多分とても好奇心旺盛だろうから。……――――でも?君はどっちかって言ってもともと人間だから、マザーをある程度までは『使用』しても……ある一定以上は踏み込まないのじゃなかったのかい?(ある意味…艦のシステムに直結している彼女故の事情……については何も知らず…に。(パックを振る少女へ……少年は笑って見せた。『何を作るんだい?』と尋ね返し、するり……しなやかな躯体を躍らせ、少年は手すりを降りた。自分よりも背の高い少女へと近づき…)…――――僕は君が羨ましいよ、ナデシコ……。君はお母さまを覚えているんだろう?僕は……両親の貌すら覚えていない……声も抱きしめてくれる温もりも……何もないよ。……――――それに…過去形に意味なんて無いさ、人は何時か死ぬ、だから愛は永遠なんて事を言う心算も無いけど、でも…親の愛から何時か子どもは飛び出すものだろう?……僕には最初から両親が居なくてね、僕は祖父母の元で育ったんだ。   (2015/1/17 04:00:06)

リュウタロウ・ハザマ祖父母は愛してくれたけど……それでも僕は両親を知らない。寂しと思った事はないけど……時々僕はいったいどこから来たのかって思う時がある。……―――(良いながら少女の持っているパックへと貌を近づけ)……これ…乾燥させた味噌汁の具みたいだな。(等と囁いた。少女の至近…息のかかろうかという場所、リュウタロウは……不意に彼女の頬に軽く口づけ)君を……今でも愛していらっしゃるに決まってるだろう?お母さまだぞ……ナデシコ?   (2015/1/17 04:00:43)

リュウタロウ・ハザマ【何度もうっかりと退出してしまってごめんなさい。それと眠気が大丈夫ならこのままでも平気は平気なのですが、時間がどの道4時とかすごい時間ですから、やはり私も一度〆の方に向かいます】   (2015/1/17 04:04:20)

ナデシコ・ヤマト♀【いえいえ、こちらのレス時間が…なので(汗 了解です!】   (2015/1/17 04:06:33)

リュウタロウ・ハザマ【ええええっとんでもない、レスが噛めなのはこっちの方なのですがッ!?ナデシコPLさま早いですからッ!!私の方が長い上に遅いので申し訳ないのですよ。(平謝り)】   (2015/1/17 04:07:31)

ナデシコ・ヤマト♀火星は秘密主義だから、な。表立っては地球に媚びへつらっているが――私が生まれる少し前まで地球とは利権の問題で小競り合いが続いてただろう。ろくな運転資金も渡さずにテラフォーミングして来いと命じて、終わってみれば差し出せと来たものだ。火星のテロリストも大半は軍の息がかかった連中だったとお爺様が言っていたよ。もっとも、私はその「差し出せ」といった側の家系なのだが。―――あんまりに増援を渋るものだから裏で寝返ってやった、などと楽しそうに語っておられたよ。(ろくでもない星だな、と。少女のように、いたって愉しげに。リュウタロウが、地球の学生が見学の機会に恵まれないのも無理はない、と。そして、この女の躯ようなものを造れる技術力も、徴収の対象というわけで。見せたくないもので溢れている、とは想像に難くないだろう。)それはどうだろう。私の変遷こそ、自然を開拓し街を築く人間の営みのそれと大差ないだけの話ではないかな。否、自然は街と名を変えたが、フォボスはフォボスのままだからな。ナデシコが部品の塊になっても、ナデシコのままなのと似ているか。   (2015/1/17 04:29:25)

ナデシコ・ヤマト♀―――前もいったろう?私はカンニングは趣味じゃないのだよ。必要があればしなくもないが、気のりしないことをわざわざやったりはしないさ。それに…私はその辺の機械と違って機械の事はよくわからなくてな。なのにマザーは未だに私を機械扱いするものだから、何を言っているのかよくわからない。私としても、本心から繋がるのなら本当に好いた相手が良いし、ね。(やれやれと、少々うんざりした表情で肩を落とす。近寄ってくる少年に見せるように腰を屈め、パックを近づけ。そんな体勢ゆえの不意打ち、だったろうか。頬に感じる柔らかな愛撫に、女は短く声を漏らした。少し苦笑したかも知れない。)まったく、そういう事は口説き文句と一緒にして欲しいものだ。だが―――ありがとう、少しそんな気がしてきた。キミに比べれば恵まれ過ぎているな、私は。だからついつい、つまらないことすら不満に思えてしまうのだろう。   (2015/1/17 04:30:16)

ナデシコ・ヤマト♀(やんわり笑みを浮かべ、女はすらりと伸びた腕を少年へと絡めた。頭を抱き寄せるように、背筋這わせるように。自分の片に顔を埋めさせるように。つるりとした触感の人工の肌は、その下に本物の肌があると感じさせるような弾力と、熱を帯びていて。ぽん、と軽く髪を梳く様に撫で。)キミの母親というには私はかなり刺激的過ぎるかもしれないが、用事があればいつでも甘えてくれると良い。何、少しくらい子供に戻ってくれても、私との身長差ならそれほど違和感はないだろう。何より私は赤ちゃんプレイというのははj(強制削除。)   (2015/1/17 04:30:19)

ナデシコ・ヤマト♀【早いっていわれたのハジメテなんですけどォォっ?! そこはほら、密度的なものも濃いし仕方がないじゃないかな、と。】   (2015/1/17 04:32:05)

リュウタロウ・ハザマ【いやロールを読んでる最中にこっちをレスするのもなんですけど、早いのではないかと思います。私は最近ものすごく速度が落ちてますから、申し訳ないのですよね。汗 ちとロールしてきます】   (2015/1/17 04:33:16)

リュウタロウ・ハザマ(少女の親族たちと……少女自身を取り巻く技術的な背景と歴史。何処か……古い地球の開拓時代を彷彿とさせるように思えた。リュウタロウは…実家の書庫で見ていた古いライブラリー映像を思い出し……くす…り…と可笑しそうに口角を引き上げた)連邦政府とはいえ……確かに今でも派閥は存在する。主星たる地球上ですらそうだし……況して惑星間連邦政府ともなれば更に乖離は深いだろうね。……火星と金星と水星……最初に開発され拠点となったのは火星だったから……最も歴史が古い分、確執も大きいと言うべきかもしれないね。火星で得られた技術をもとに水星の軌道を変え……金星辺りまで近づけ、そして金星と水星は間もなく『水の惑星』として華々しく太陽系に登場する。火星は……今でも軍事拠点としての色合いが濃いね。多分地球って言うロクデナシ亭主の古女房って処なんだろうな。……――――宇宙で得られた莫大な利益を地球の金持ちどもは湯水のごとく環境浄化に濯ぎ込んだ…。今は……そのなれの果て…漸く水の惑星として復帰することが出来た…枯れ果てた星。   (2015/1/17 04:51:50)

リュウタロウ・ハザマ……――――それでも僕は地球を愛して已まないが、それは何も連邦政府の他の惑星について冷淡だと言う訳ではない。多分……僕のお祖父さまもその手の昔話はいくらでもしてくれそうだよ。(少女が語るマザーと彼女の関係については……ただ神妙に聞き遂せていたリュウタロウ。機械音痴だと語るアンドロイド少女に……小さく笑い出していた)いや……マザーシステムと繋がるって、別に性的なつながりとは違う気がするんだけど……ね?…僕なんか妙な共感というか……既視感というか…何処かで知っている懐かしい気がする。勿論人それぞれにその印象は異なるけれどさ。(ふと触れた唇に少女は…驚いたように視線を上げ、赤紫に燃える双眸が円く見開いた。リュウタロウは……小さく笑むと間隙を広げていた。少女が『ありがとう』を紡ぐような拍子)きっと人の事は羨ましく見える……って話なんだろうと思うよ。……でもきっとナデシコが持っているものはナデシコが持つべくして持っているもの……だから…感謝も何も、君が持っていて当然のものに違いないのさ。生まれながらに持てるものは多分…努力してかちえた結果と殆ど同じようなものじゃないかと思うんだ。   (2015/1/17 04:53:28)

リュウタロウ・ハザマ君のはピンヒール分だろう?それ……脱げないの?(抱き寄せられて…素直に少女の温もりに頬を寄せ合わせた。その癖…彼女の言葉に不満を呈する辺りは……結構少年らしい面を見せた)僕はそこまで背が低い訳じゃないぜ?未だ身長伸びてるんだからさ?それに……母親が恋しい訳でも無い……きっと僕には……縁がないのさ。僕は母親そっくりらしい……、お祖母さまもお祖父さまも同じことを仰るよ。(砲弾並みに突き出す豊かな媚肉の感触は……触れれば押し返してくるような弾力に富み……プレイ云々については、再び軽く笑い出していた)……――――いや、赤ちゃんプレイよりは、SMプレイの方が面白そうだと思うんだよネ。今はのん気にそんな事やってる場合じゃないからアレだけどさ。(彼女の指先が髪に触れると、…細く滑らかなアッシュホワイトが撓うように艶を移動させる。少年は…暫く少女を抱きしめたまま…笑いこけていたかもしれず。いずれにせよ、妙な処で軍人の家系だと言うことを知った二人は…互いの共通点として認識し合うのかもしれず。   (2015/1/17 05:06:30)

リュウタロウ・ハザマ何時か……二人は親しく食材を集め、調理室の制御系統を復帰させたホストに肩代わりさせ……調理を始める事になる。何を作ったのかは、きっと語られない侭だろうけれど、出来上がったものを或いは―――ブリッジ辺りへ差入れに持ち込んだかもしれない。アリシア辺りが『お人形さん』を見て大喜びした…かどうか……今は判らないけれど)   (2015/1/17 05:06:52)

リュウタロウ・ハザマ【スミマセン、途中で自分が退出していたことに気づかずに無為に待ってしまいまして、逆にものすごくお待たせしてしまいました。後で見てびっくりでした。(深謝)此方はこれにて一度〆と致します。お相手ありがとうございました。(深々)】   (2015/1/17 05:07:52)

ナデシコ・ヤマト♀【たまーに発言したのに退出してますよね(笑。) とりあえずは先にご挨拶を、長い時間ありがとうございましたー(へこへこ。)久しぶりに長いこと語らったような気がします】   (2015/1/17 05:17:08)

リュウタロウ・ハザマ【何やら遅い時間からあられましてごめんなさいでした。偶々ちょっと見て空と思ったらいらっしゃったので無理やり絡んでしまいました。(こら)】   (2015/1/17 05:22:07)

ナデシコ・ヤマト♀これも地球と木星の間にいたことの不運だ、と良く言ったものだよ。もう少しアステロイドベルトが細ければ、とっくに木星と癒着していたものを、とかな。…はは、母星のことをこんなに語るのは久しぶりだ。もしかするとホームシックだったのかもしれないな。それはそれで、新しい自分を見つけたようで愉しいが。…―――例えば自分のとても人には言えない性癖が詰まった部屋を、良く知らない学校の知り合いに見せたりはしないだろう?受け入れられるとかそういう話ではなく、知られたくない側面くらい、私にだってあるのだよ。―――否、私はキミよりもあり過ぎるのかもしれないな。(こうも上手くいかないのは、と。日頃あれだけ問題発言をしても足りないくらいのいえない側面…)―――いや、うん。あるとも、確か。(だが口にしておいて、本当にそんなものあるのかと本人が半信半疑の様子だった。)そうだな。努力できるのは才能だと私は思う。だから、持って生まれたものが等価というのは、頷ける話だ。    (2015/1/17 05:27:51)

ナデシコ・ヤマト♀―――これは外皮の形状だからな、流石にこれは、外せないようにできている。ここから先は形質を変化させられないのだよ、遺憾ながら。何せ骨格からして足の指というものがなくてな、私としても足コk(シルエットだけを見れば裸足も同然のふくらはぎまで、そこから区切りのように足首をクルリと包む太いベルトのような凹凸。そこから先はピンヒールのブーツのように裸体とは違う形に作られ、装甲化されている。先ほど一人で思ったことなど嘘のように、女は色々と茶化しては強制検閲となった。そのまま艦橋に荷物持ちで同行してから、少女に会うなりシモネタを口にしなくなったりしたら、さそや笑われるかもしれなかった。ちなみに年端も行かぬ年齢から料理なんてしたことがない食べ物のことを良く知らないお嬢様育ちがどんなものを作るのかといえば―――とても無難な日本食をとても普通の味で仕上げ、ちょっと拍子抜けされたのを見て凹んだとかないとか。)   (2015/1/17 05:28:10)

ナデシコ・ヤマト♀【いえいえー、待ち伏せしていた甲斐がありました(笑。)こんなに待っても誰にもあえなかったらどうしようかと…こちらこそ、大変遅くまでお相手いただき、ありがとうございました(へこへこ】   (2015/1/17 05:29:46)

リュウタロウ・ハザマ【お疲れさまでしたー、思わず遅くに絡んでしまいましたがまたどうぞよろしくお願い致します。(礼)では……これにて。おやすみなさいませ(謝)】   (2015/1/17 05:30:40)

おしらせリュウタロウ・ハザマさんが退室しました。  (2015/1/17 05:30:49)

おしらせナデシコ・ヤマト♀さんが退室しました。  (2015/1/17 05:31:03)

おしらせイツキ・C・カドクラ♂ ◆kbky6C6xjYさんが入室しました♪  (2015/1/20 00:41:45)

イツキ・C・カドクラ♂ちっ、ここもハズレ、か…一体どうなってるんだ?随分と派手な戦闘…いや、この感じだと戦闘にすらなっていないか…(筋組織が収縮する、たったそれだけでも鈍痛の走る身体を引き摺る様にしながら歩みを進め、格納庫にほど近い居住ブロックの探索を進める…そうすればそうするほど現状の悲惨さを目の当たりにする事になる…遺体などは恐らく艦内システム復旧と共に清掃の一環として“処理”されてしまったのだろう…埃一つない室内の一部にこびりついた血痕…それがこの艦で起こった惨状をより際立たせて…)っつ、とりあえず…今今の目的は医療室か…それともそれなりの処置ができる奴を見つけ出す事、だな。飯はその次ってな…(外見はそれなりに体裁を繕えているものの、中身は未だボロボロ…そんな我が身を皮肉る様に小さく笑みを零し、壁に手を突きながら次、の部屋へと足を進める…)   (2015/1/20 01:01:02)

イツキ・C・カドクラ♂はは、最悪、“コレ”に頼る事になりそうだが、できればそんな事にはならないでくれよ…ま、とりあえず何かがある前に生存者に会えれば御の字か…頼むから誰か生き残ってろよ(珍しく弱音…懇願に近い言葉を零しながら、ジャケットに仕込ん小型アンプル…一部ではブースターとも狂人薬とも呼ばれる薬品…一時的に痛覚を麻痺させ、大量の脳内麻薬を分泌させることで心と体を誤魔化すソレの存在をお守りの様に確認すると、再び生存者を求めて堅い金属の床を響かせる…)   (2015/1/20 01:01:05)

おしらせイツキ・C・カドクラ♂ ◆kbky6C6xjYさんが退室しました。  (2015/1/20 01:01:26)

おしらせテン・イスルギ♀ ◆CkJBZXaqKW9Pさんが入室しました♪  (2015/1/30 23:49:11)

テン・イスルギ♀(一体何日くらい眠っていたの…か。意識がぽっかりと水面に浮かび上がるがごとく、少女は……緑眸を開いた。長い睫が縁取る大きな緑柱石が未だ覚醒せぬかのように、呆然と瞬く。そして…その次にはもう、切れ上がった大きな双眼を…一心にある場所へと集め、何かを見ようと努力していた。少女が意識を取り戻した直後、目に入ったのは地球に暮らす筈の母の姿と思しきヴィジョン。少女は…言葉を瞬きも忘れてその姿を見つめ続けた。しかし……それもほんの一瞬の後、消え失せる。テンは…一瞬追いかけたいかのように長い指を伸ばし、叫ぶかのように紅唇を開く)ッ…………――――。(しかし…出てきたのは小さな呻き声のような苦しげな息遣いだけ。テンは…漸く全身に力が入り過ぎている事に気がついた。……努めて身体から力を抜き、呼吸を楽にして規則正しくリズムを取り)今……母さまがいらしたと……思った。(呼気を整えたなら、何時も通りに伸びやかに良く透る高音が紅唇からまろび出てくる)……コードを見つけたと思うから、試して見なきゃならない。   (2015/1/31 00:01:03)

テン・イスルギ♀物理的な破壊がある場所は暫くの間どうにもならないだろうが、いずれにせよ船の完全復旧が目標だろうな。……――――先ずはマザーの制御コードをどう使えば良いかを探り出さなくては。(ベッドから身を起こした娘は、伸びやかな長い足を床に伸ばし、立ち上がろうとしてよろけ、思わず手すりを掴んだ)ッ……なんで力が?……そんなに寝てたのか?私は…。(一体……何日くらい。そう独白するように三日月眉の合間を寄せ、金髪を波打たせて…漸く立ち上がった)……ヒントは…アリシア。彼女を探さなくてはならない。後は…大型のホストと端末をそれぞれ借りる必要があるのかもしれないが…多分最初だけだろう……な。(伸び始めた金髪を薄紅頬に垂らすように俯き加減、長い睫の翳で緑眸に思考を巡らせ、……やがて金色の渦巻く雲のような髪を擡げて背筋を伸ばした)……やっぱり一番手っ取り早いのはアリシアとホストコンピュータだ。後は私次第という事か。リュウタロウに頼めれば一番良いんだろうけど、今は無理だろうな。……デブリに当たらない保証はないし、海賊だって場合によっては出くわさないとも限らない。   (2015/1/31 00:07:41)

テン・イスルギ♀主砲が生きているというか直接手動であっても制御下に有るのだけは救いと言えば救いという処か。   (2015/1/31 00:07:53)

テン・イスルギ♀この船の乗組員……名簿に載っている人間のどれだけが生き残っているんだろう。いや…どれくらいが…まともでいてくれるんだろうか。怪我、…病気、極限状態による精神の荒廃、だれもが…どうなってもおかしく無い。早く……何とかしなければ。私達の他にも生き残っている者が必ずいる、早く見つけ出して協力し合わなければ。(ふらつく足取りで少女はやがて無機質な廊下の向こうへと消え失せた。後に残る靴音だけが遠く響き、やがてそれも…聞こえなくなった)   (2015/1/31 00:14:04)

おしらせテン・イスルギ♀ ◆CkJBZXaqKW9Pさんが退室しました。  (2015/1/31 00:14:08)

おしらせナデシコ・ヤマト♀さんが入室しました♪  (2015/2/5 22:38:27)

ナデシコ・ヤマト♀ふぅ…む。やはりハサミでは無理か――。(漆黒に派手な光沢が乗るしなやかな黒髪、一見すれば本物と見紛うそれは、同時に本物にしては完璧すぎる艶やかさを誇示するまがい物でもある。この体積にして戦艦並みの強度と自ら豪語するボディと同一の素材で構成された髪の毛は、そこらに落ちているハサミ程度は傷一つ付きはしない。とはいえ落胆の色はない。もとより予測していた通りであり、自身の強度の証明ともなったのだから。)しかし髪形を変えようと思ったらこの有様ではな、少々不便といわざるを得ぬな…。この胸も外したいわけではないが…へこませたいときは少々困りものだ。突き出したように膨らむ胸元に手を添え、へこませたいといいつつもその手は、絞られたように括れた根元から、片手に納まらない曲線を名で上げてつんと窄まる先端へと抜ける。)   (2015/2/5 22:48:18)

ナデシコ・ヤマト♀此の辺りは追々考えるとしよう…。あまり時間はないのだろうが…中途半端は気持ちの良いものではないからな。(まるで巨大なクローゼットのような、ずらりと衣類が並ぶ空間。誰の所持品かは定かではないが、あるいは乗員から預かった衣装を纏めて収納するスペースだったのだろうか。管理者がいなくなった今となっては知る術もなく―――何より女はそういう細かいことは気にしない。自分の身体のサイズからはやや大きめのコートを一つ手に取り、袖をとおす。ところどころに嵌められた機械部品も問題なく通り、硬質な造詣の手のひらが袖口から覗いた。10数cmはあろうかというピンヒール状の脚部突起も折りたたんでいる今は、そうして首から下の光沢に包まれた無機質な肌を覆い隠しさえすれば周りの少年少女たちとそう変わらない背格好と言え。〉   (2015/2/5 22:56:25)

ナデシコ・ヤマト♀む、このコートはフード付きか…どれ――ほう、これはこれで、いかにも悪そうだな。クク、やはり私の溢れんばかりの色気が悪女のように魅せてしまうのだな。〈アッシュグレーのファーで縁取られたフードですっぽり頭を覆い隠せば、特徴的な長い長い髪も見えなくなり。目元から下、いやに白い肌と小作りの唇だけが覗く。姿見でその様子を満足げに眺め、両手を広げた芝居がかったポーズを取り、慣れた仕草でクルリと回ってみせる。性別もわからない今の格好でやっても、華があるとはお世辞にもいえないもので。〉こういうことは堂々としたいものだが…何、隠れてコソコソとすることも私からすれば造作もない、と証明できるよい機会ではないか。何事も前向きに考えなくてはな。これは借りていくぞ。(誰に許可をとるともなく呟いたところで、目深にフードを被ったコート姿は風のように速やかにその場をあとにした。〉   (2015/2/5 23:05:42)

おしらせナデシコ・ヤマト♀さんが退室しました。  (2015/2/5 23:05:57)

おしらせリュウタロウ・ハザマさんが入室しました♪  (2015/2/13 23:07:37)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、リュウタロウ・ハザマさんが自動退室しました。  (2015/2/13 23:28:39)

おしらせリュウタロウ・ハザマさんが入室しました♪  (2015/2/13 23:28:47)

リュウタロウ・ハザマ(少女達が謳う旋律が重なり合い…響きあってその『扉』は開かれた。…――――子どもたちばかりが残されたこの巨大な空母。そこに残されていたホストコンピューターは物理的な破壊を免れた約7割の残存の裡、ほぼ全てがウィルスによってシステムが破壊され尽くされていた。最初に一人の少女が一つのホストを初期化して再びシステムを再構成し、やがて少年がそのホストを土台にホストの復旧を手掛け始めようとする。その矢先…ホストの復帰は急激に加速度を増し、最初にシステムを復帰させた少女と少年以外にも…ホストコンピュータを操る者の出現を先行者二人に確信させるのだった。やがて……最初の少女は不思議な『鍵』を見出し、『共鳴者』をも見出していた。否…ひょっとしたら最初に『共鳴者』が居たからこそ、『鍵』を見出せたのかもしれない…。…少女はホストの復旧に力を尽くすより先に、もしかしたら巨大空母そのものかもしれない……巨大システム、『マザーコンピューター』の存在を探り当て、それを目覚めさせようとする。最初に『鍵』を見出した少女が既存のホスト群の最も深くに潜り、もう一人の少女の少女と協力を得て)   (2015/2/13 23:36:46)

リュウタロウ・ハザマ(最初の少女は思っていた。船は何故ほとんどのシステムを壊滅的に破壊されて停止しなかったのか。どうして最低限度のインフラ……即ち空気と水と動力が供給され続け、自動航行を停止させなかったのか。それらの制御はいったいどこからなされているものなのか……。低水準の…より手足に近い部分は、独立した制御機構を持っている場合が多いが、それにしてもこの船が全てを停止させる事も無く……100名の少年少女を曲りなりにも生存させているのは何故なのか…。彼女達は…『扉』を開いた後、マザーコンピューターの制御ルームで意識を手放し…それからずっと眠り続けている。まるで…対話の機会を得た代価を払うかのように。……――――リュウタロウ・ハザマは…暗い北海の色をした眸を横たわる二人の少女へと向け、軽く謳うような口吻で…彼女達へと話しかけた)君たち……いつまで眠っている心算なのさ?ボク一人に苦労を押しつけようって訳じゃ無いだろう?…――――マザーとの対話に成功して以来、彼女を呼び出して、彼女への要求を実行することは出来るようにはなったよ。   (2015/2/13 23:37:08)

リュウタロウ・ハザマでも…彼女を完全に制御出来ている訳じゃないこと位は…この僕が良くわかっている。アレは…智慧の怪物のようでもあり、未だほんの生まれたばかりのようでもあり、神や悪魔にさえ似ている。(何を考えているか判らない。そう言われる事の多い少年は、幽かに苦い笑みで唇を歪め…)未だ…ボクは希望を捨ててないんだ。ボクは……地球へ還りたい。……――――でも、アレを見ていると……なぜボクらがこんな場所で死にもせずに漂い続けているのかを…他ならないアレ自身が語りかけてくる気さえするんだ。ねぇ……テン?アリシア……?……僕らには……帰還できるというシナリオルートは……そのほんの少しの可能性の片鱗でも残されていると思うかい?   (2015/2/13 23:37:15)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、リュウタロウ・ハザマさんが自動退室しました。  (2015/2/13 23:57:28)

おしらせリュウタロウ・ハザマさんが入室しました♪  (2015/2/13 23:58:05)

リュウタロウ・ハザマ君たちが目覚めてくれないと…ボクの暴走を止められるのは誰もいなくなるだろ?(少年が………眠り続ける少女の頬に、そっと指先を触れさせた瞬間、アラームが鳴り渡る。まるで少しの休息もその少年が味わう暇さえ与えぬかのごとく。――――……放送網を通じて発信されるアラームはメインブリッジから発せられているが…この広大過ぎる空母の何処までそのアラームが行きわたっているのかは…殆どすべてのホスト掌握を行い、マザーシステムとさえも対話を成功させた今ですら……全く未知数だった。それほど…この船は広すぎ……それほど物理的な破壊は広範に渡って……用意周到に行われていたと…言える。――――少年は…は、と指をひっこめ…直ぐに端末を取り上げると、ブリッジ付近にいる仲間へと連絡を取る。慌ただしくデブリの接近を告げる声が飛び込んで来た)   (2015/2/14 00:03:49)

リュウタロウ・ハザマ(リュウタロウは…すぐさまホストに繋ぐと位置を割り出しにかかる。忽ちリュウタロウの周囲に三次元映像が展開されると、リュウタロウは…本物そっくりに出現した砲台の制御卓と操縦桿に触れた。……端末から情報のマトリクスをホストに解析させてリモートで砲台を回転させると照準を合わせる。少年の動作は光速で実際の砲台へと伝送されて行く)ロックオン……、撃てッ!!(リュウタロウは躊躇わずに射撃ボタンを押し下げ…デブリを打ち抜くべく、真っ直ぐに高エネルギー体が直線を描く向うを碧い眸が見つめ、やがて…呟いた)……目標……消失。……所詮デブリだ。こんなものは…僕らがやった射撃訓練程の難易度でさえ無い……が……、今は……誰一人として…大人が居ない。(独白のように白い眩い程の光源を見つめ、砕け…散り…燃え尽きてゆく巨大な隕石の欠片を見つめ)   (2015/2/14 00:04:22)

リュウタロウ・ハザマ……――――ボクらは…一体どこへ?(マザーシステムを喩え一部でも目覚めさせていてさえ、宙航図も航行データも惑星間通信機器も長距離レーダーもマニュアルさえ失っている現状は変わらない。全てを把握し切れぬ不安と惧れ……何一つ確かな事が判らぬ儘に、暗闇を漂う事を自覚せざるを得ない。10代の少年は…一人その場所を後にした)   (2015/2/14 00:04:24)

おしらせリュウタロウ・ハザマさんが退室しました。  (2015/2/14 00:04:38)

おしらせ????さんが入室しました♪  (2015/2/22 22:40:52)

????(食糧貯蔵庫の一つだったこの場所は、現在小規模なグループが早い者勝ちとばかりに占拠し「食料が欲しければ自分たちの参加に入れ」と謳っている場所である。15歳ほどのリーダー格の少年はそれなりに体格も良く、いかにもガキ大将とでも言うべき風貌だった。が―――…、その支配体制ももはや風前の灯と言ってよかった。突如現れたコート姿の少年―――そう思しきソプラノの声色をした乱入者によって軽々と、リーダー格の少年の身体は宙を舞った。資材にぶつかり騒々しい音を立てながら転げまわり、ふらふらと立ち上がるのが精一杯。乱入者の顔は見えない、目深に被ったフードの下から、楽しげに吊り上がる口だけが見え。大きめのコートとぶかぶかのカーゴパンツ、身体のラインが全く見えない出で立ちは力任せに男を投げ飛ばすような姿を見なければ性別すら疑わしい。が、コートの袖から覗く無機質な質感を纏った、しかし生身そのもののシルエットの腕は、さながらどこかで研究中のスマートスキンを強奪したものだろうか。そんな想像くらいはめぐらせることができる。勿論だからといって生身の少年が武装した相手に勝てる見込みなどあるはずはない。)   (2015/2/22 22:41:34)

????どうだい、オヤマの大将君。そろそろ力の差を認めて、私にここを渡して貰えないか。今ならキミも少々マシなポジションに就けてやったっていい。(その気取った喋り方と、挑発めいた物言い、分の悪さなど頭の中から消え失せ。顔を真っ赤にしたガキ大将の猪突猛進な拳をあえてかわしもしない。正確に掌がそれを受け止め、掴み、力任せに振り回し、また壁際へ軽々と放り投げる。大怪我をすることはないにしても、外部からの力で振り回されれば平衡感覚は容易く狂い、見せ付けられる純粋な力の差は精神を挫かれる。何度目かにして、ついに少年の膝が立ち上がることはなく、がっくりと両腕を付いて項垂れた。見守っていた周囲から漏れるのは軽い絶望の溜め息…けれど皆、自分がその二の舞いになることを恐れて立ち向かおうとなどしない。)   (2015/2/22 22:48:55)

????そう、わかりやすくて良い。実にな。生物なら強者に黙って頭を下げるのが賢い選択だ、君たちの行動は誰に恥じることもなく賢いものだよ。案ずるな、逆らわない限り私はキミらを追い出すつもりなどないし、逆らうというなら堂々と受けて立ってやろう。そこの彼のようにな?―――さて、ところで諸君に聞きたい事がある。ここいらで食料庫を荒らして強奪を繰り返しているのは、キミらか? ああいや、ここは既に私のものだったな。「私らか?」(数人が顔を見合わせ、小さな子供たちは身を寄せ合ってただ脅えるばかり。やがてガキ大将が苦々しく口を開く。この近辺を荒らしまわっている"盗賊団"を自称するグループが存在すること。ここがガキ大将によって力の統治をはじめるにいたったのも、彼らとの抗争が切欠であること。成る程と乱入者は頷いて。)   (2015/2/22 22:55:22)

????現状は概ね把握した。そういうことならば話は簡単だ、私は喧嘩には自信がある。盗賊団共を返り討ちにして――…いや、やつらが他所から奪っていったものも根こそぎ奪い返してやろうじゃないか。(両手を広げ、まるで統一宣言でもするように高らかに告げる。皆面食らい言葉もなかったが、全く意に介した様子はなく。倒れたものを適当に起し、散らばったものを適当に乗せ、ガキ大将が座っていたリーダーの座とでも言うべき椅子にどかりと横柄に腰掛けた。しばらく注目の的となっていたものの、やがて皆それまでどおり、各々の非日常の時間に戻っていく。結局頭が変わったところで、支配される側にはそれほどの変化などありはしないのだから…。)   (2015/2/22 23:01:34)

おしらせ????さんが退室しました。  (2015/2/22 23:01:42)

おしらせフー・アキグモさんが入室しました♪  (2015/2/25 22:26:38)

フー・アキグモとりあえず判明している、食料等物資を押さえにかかるほどには、頭と組織力のある連中を、手はじめに力づくで従わせることはできた、まずはよい滑り出しだが、これからこの混乱を飲み込みにいかねばならんしな(薄暗がりの、本来なら提督や艦長でしか入れない『はず』の区画で、CICとのリンクが復旧したため、情報の精度が上がったとたん、実力行使と情報操作により、自分達のシンパに組み込んで行く)   (2015/2/25 22:26:57)

フー・アキグモまるでマフィアだな、だって?ふん、せいぜいストリートギャングさ(とりあえず自分の担当を、幼少から軍人として鍛えられ、無手での武術を学んだ事が、こうも役に立つとはと感謝することにしておき)それに、頭を挿げ替えても、あとはエサとなる実利を投げ与えれば、元頭もちゃんとなびくという事さ、その「説得力」に「協力者」となってくれたあのアイドル……が、率先してくれたおかげで、無体な暴力にさらされるよりも、生活と安全を確保するために、できる事をしてもらうように、してくれるのは結構なことだ(傘下のシンパとなったグループに「保護」した女子生徒達を、身体で奉仕させ「飴」の一部とし、むろん女の子達にもその行為に抵抗はあるのだが、アイドルグループの女性の一人が、自ら範を示すことで、半ば状況に流されるように、色々な意味で生活をフォローするように、女の子達の意識も向いてゆき)   (2015/2/25 22:44:36)

フー・アキグモまあ既に強姦されていた子も結構いたけど……いまは使える戦力を掌握するのが先だな、艦橋で意見を突き合わせている連中では、正道だが時間がかかりすぎる(そして大きなトラブルが生じた時、おそらく対応が後手になる)狙うならばという所だが(実質、不良グループレベルの連中には、人材といえる人員はいなかったのが)一人くらいは、あれこれ指示をあたえなくても、現場で判断できるのがいるかと思ったのだけどな…しかしそれならそれで、手強くなっていたはずだし、手元と足元を固めておいて、完全に破綻しない程度に、周りを煽っておくか(とりあえずシンパ以外は、混乱と混迷の材料にと、煮過ぎたシチューの具という存在になってもらおうと、掌握に腐心する)   (2015/2/25 22:53:05)

おしらせフー・アキグモさんが退室しました。  (2015/2/25 22:53:41)

おしらせレイカ・カゲロウ♀さんが入室しました♪  (2015/2/25 22:55:25)

レイカ・カゲロウ♀ふぅ…(何人かの少年達の性行為の相手をし、周囲の同様の少女達の組も一区切りついたのか、生温い静寂がたゆたう)煙草がほしいわね……水煙草のキット、自室に置いたままだし(法に触れるほぼギリギリの薬物を、煎じて愉しむのは密かな好みで、衝動的な肉欲の処理とはまた違う)………(いままで相手にした、脂ぎった特権意識の高い中年等と比べ、まあ状況も違いすぎるが、不安に押しつぶされるのを、女の肌と肉に救いを求めるのは、太古から変わらないらしいとは、なにをもって知ったのだろうかと思考が反芻する)   (2015/2/25 23:01:55)

おしらせユウト・キサラギ♂さんが入室しました♪  (2015/2/25 23:09:16)

レイカ・カゲロウ♀(この不確かな舟に押し込められ、どこまでも不安そうに、肌に擦り寄り震える、よくよく見れば、悪童ぶってはいたけど、先ほどまで童貞だった少年が、勢い任せにまだ早すぎる行為に溺れ、それが醒めると…そうなるのも仕方ないだろうが、それでは今後が困りすぎる、打算もあるが、まだ年少の少年達と、他に半ば不本意な同意を行った少女達に対し……詠いはじめる)   (2015/2/25 23:10:29)

レイカ・カゲロウ♀奈落の蒼飛び越えて、君と灰になるため、長き輪廻を 悲しみ連れて、旅してきたんだ   (2015/2/25 23:11:12)

レイカ・カゲロウ♀全力で未完成、君のとなりで、乾いた心ほどけ 血を流すけど   (2015/2/25 23:11:20)

レイカ・カゲロウ♀そばにいるよずっと、寄り添ってずっと、ふたり光の舟に乗る、風のはじまりの音奏でよう   (2015/2/25 23:11:29)

ユウト・キサラギ♂あら……一区切りって感じか。遅れちまったな。(その静寂の中に現れたのは、他の学生達とは雰囲気、というより身体の線が一回り太いのは鍛えられている証だろうか。だが、丁度その時に室内に響き始めた歌を聞けば、その開かれた口を紡ぎ、その歌の主の方へと視線をやった。)――レイカ……カゲロウ…か。   (2015/2/25 23:12:41)

レイカ・カゲロウ♀「え、これって」「あの映画の?」「主役は演技下手だったし、ストーリーもさ、いまいちだったよな」「地球と、辺境が断絶して、永い時間が経ってお互いを忘れて、人口の減少を地球から人を攫うこと行う辺境と、それを異星人の侵略と喧伝して戦う地球、もう非難轟々だったよね」「けど主題歌を歌ったんでしょ、プラネッツ」「だよなーあれだけ賞をとったって話だよ」(にわかにまるで教室で語り合うような、ほんの日常が蘇り、ひときしり詠い終わると間をとって)なにか…飲む?(間の悪い入場に、フォローを入れ、するりと立ち上がると肌にシーツかなにか、布を引っ掛けて体裁を整え、ユウトを迎えようとする)   (2015/2/25 23:18:56)

ユウト・キサラギ♂……ああ、ありがとう。生で聴いたのは初めてだよ、カゲロウさん。(その歌唱力に聞き惚れていたのだろう。僅かに遅れた反応と、まさか自分に声をかけて気使うような素振りにハッと我に還ると、その言葉には一拍の後に「コーヒー」と短く言葉を告げる。それと動じに水平に出した掌を左右に僅かに振ったその仕草は、砂糖とミルクは要らないという意味か、伝わらなかったなら、あっても構わないといった風で。)   (2015/2/25 23:22:42)

レイカ・カゲロウ♀もう……かなり昔の、やはりあまり評価されなかった映画のリメイクなのですけどね、歌も歌詞もそのまま…けど当時も……歌だけは評価されていたようです、ね(仕草を読み取り、ポットから湯を注ぎ、他になにも入れないコーヒーをつくる、もちろんインスタントしかないが、ある程度の嗜好品は、こういう場には必要と確保しており、深刻にならない程度にアルコールも控えてはいる)最後には主人公は、地球が崩壊を阻止すべく、地脈を繋ぎ止める人柱になり、遺されたヒロインは、帰りを待つ、一万と二千年たっても…………結構酷い脚本ですわね(営業スマイルで、コーヒーのマグを差し出す)   (2015/2/25 23:28:31)

ユウト・キサラギ♂…そうかな。確かに待たされる側としてはそのまま報われない終わりを迎えそうだけど、その先を全てその人の帰りを待つ、戻らないと解っていても……あるいは、戻ると信じていたのなら、それは作り物のお話としては、悲劇でありながら想いの深さを表せてると思うが。……なんて、俺は実はその映画、見に行く前の悪評が酷くてそのまま足を運べなかったんだけどさ。(ありがとう。と、その作り笑いとも僅かに違う仕事としての笑みの主からマグを受け取る。挽いた豆とは違うものの、自分の依存症を満たすには充分なそのカフェインの摂取源としての黒液をズズと啜れば、適当な長椅子上の場所に腰を降ろして。)…そうか、アイドルである君に入れてもらったコレは……かなりのお宝だな。   (2015/2/25 23:33:42)

レイカ・カゲロウ♀ところで…(いつのまにか自分の分のコーヒーもマグに口にし長椅子に横並びに腰を下ろし添い)状況は好転しそうですの?(やや冷え冷えとした、突き放しの成分も含む、アイドルとしてではなく、素に近い声を、周囲の雰囲気よく打ち解けている、裸の少年少女たちに聞こえぬよう質問し)待つだけで後悔すると、何に対しても責を責められず、結局理不尽な感情を持て余し、爆発してしまうのかもしれませんわね……(スラムに埋もれるはずだった自分の人生に、這い上がる機会があったとはいえ、そこからは…歪みはあっても己が求めた欲望であるのを思い出しつつ)あら…体裁を整えても、今はただの肉便器よ、それでもお宝とありがたがれるのかしら(いわゆる盲目的なファンという、その偶像崇拝的な精神奴隷に対して、毒を吐いてしまう)   (2015/2/25 23:41:35)

ユウト・キサラギ♂いーや、全然だ。(その言葉に返すのは、自分が軍学生科であると知っての問いに対するもの。漂流状態にあるこの艦の機能不全部分の復旧も、救助船の来る様子も、それらに一切の進展が無いことをその一言で告げる。告げられるほどに、今の艦内は意志が統一されていない。唯一、生き残るという生存本能以外は。)……それで報われずとも、救われずとも、それで良いとするヒロインだあらあの物語は不評でありながらも、彼女自身はそれでよかったのだろうさ。……今の俺達とは状況は違う、どうするか、待つだけで解決するとも思えんし、それで治まる奴らがいるとも思えないし、な。(仮に今の現状とその映画を重ねての問いだったというのら、まさか、そんなわけはないと頭を振るう。その後に繋ぐ肉便器との言葉にも、ふへ。と僅かにおどけた笑みを向けた後。)別に崇拝しちゃいないさ。単純に、そそる異性。性愛の対象としてかなりイイ女からのコーヒーは嬉しいぞ。ってだけだよ。…それに、在り難がるにはコーヒーは少々勿体無い。飲まないとな。   (2015/2/25 23:48:58)

2015年01月07日 00時05分 ~ 2015年02月25日 23時48分 の過去ログ
【九十九少年少女漂流記シナリオゼロ】
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