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「【F系】水都ロサール【本部屋】」の過去ログ

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2016年07月07日 12時50分 ~ 2016年07月09日 20時46分 の過去ログ
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エルソフィ♀司書官【幸運。こんにちは、前幕ちょうど同行宣言していたPCもつられて落下した次第ですが、ご一緒よろしいでしょうか?】   (2016/7/7 12:50:08)

キャメル♂傭兵【こんにちは~。いらっしゃいまっせ~。どうぞ参加してってくださいなー】   (2016/7/7 12:52:07)

アリステア♂冒険者【こんにちは、ああ、ちょうどよかったです。では、エルソフィさんも同行している形で書きますね。下に続いてよろしいでしょうか?まだ投下したいロルとかありましたら待ってます】   (2016/7/7 12:52:54)

キャメル♂傭兵【そうですね、もう一個だけ投下させて下さい、少しお待ちを。順番は、私、アリステアさん、エルソフィさんでよろしいでしょうか】   (2016/7/7 12:54:14)

エルソフィ♀司書官【ありがとうございます。それではアリステアさんの後に続かせていただければと思います。キャメルさんとは邂逅幕。よろしくおねがいいたします。どうか良き紡ぎとなりますよう。】   (2016/7/7 12:54:22)

アリステア♂冒険者【はい、あとひとつお待ちしますね。順番了解いたしました。】   (2016/7/7 12:54:39)

キャメル♂傭兵見事なもんだな。幻惑結界……だと、思うが、そうだったら本当に見事だ。村一つ覆うたぁ……複数人か? 一人でやったとは考えたくねぇな。(魔術や錬金術の知識に明るいわけではないが、数々の戦地を若いは若いなりに色々と回ってきた、数々の状況に遭ってきたからこその経験則というものがある。これほどの規模のものに遭遇するのは初めてだが……空気の肌触りというか、匂いというか。感覚的に、理論も何もないのだが、『この感じ』は幻惑魔術だと自分の勘が言ってる。現在はちょっと突いて結界が揺らぎやしないかと確かめているのだ。)しかし、参った。軽い気持ちできたんだが思ったよりきな臭いわ……。(魔物か何かに連れ去られてました、痕跡追って巣を見つけて殲滅しました、という面倒くさい自体よりさらに面倒臭い。手近なベンチにでも腰掛けて、腰に備えた小物入れから煙草を取り出し火を点けて、とりあえず小休止。)   (2016/7/7 13:03:48)

キャメル♂傭兵【はい、お待たせしました。それでは御二方、宜しくお願い致します】   (2016/7/7 13:04:13)

アリステア♂冒険者(先日、図書館にて失踪事件に関する考察を重ね、ひとつの可能性に辿り着いた。協力を申し出てくれた司書官であり魔術に明るいエルソフィ・エデットと共に村を目指して、二日ほど。村の手前まで来ると、いよいよかと気が引き締まる。)ここから民家の屋根が見えますよね?あそこが例の村です。(山道の途中、前方へ見えてきた民家を指さして、すこし緊張が混ざった様子で告げた。)とりあえず、一回様子を見てみましょう。俺の傍から離れないでくださいね。(十分に警戒しながら進む。左手は、剣の鞘に添えて。村の通りが見えるようになると、中央の井戸の付近のベンチに人影があった。思わず右手を剣の柄へ持っていったが、その姿には見覚えがあった。)あれって……キャメルさん!?(なにかあった……ようには見えない。ベンチに腰掛け、あれは一服……だろうか?煙が見える。以前あったときに山間部の村へ行くと言っていたから、ちょうどばったり重なったということだろう。すぐ傍にいるエルソフィに、以前彼と話したことがあるとだけ短く伝えて、とはいえ、無警戒に近づくわけにもいかないので、様子を探りながら少しずつ近づいていった。)   (2016/7/7 13:12:14)

エルソフィ♀司書官(思うところ一つ二つあったとはいえ、見えぬ空気に背を押されたように決めた此度の同行。図書館をしばらく空けることに不安がないわけではなかったが、まあ、来賓通路の鍵を預けてあるのがある意味自分よりも安全な人物なのだから、大丈夫だろう。さておき。先導するアリステアの後ろをついていく足取りは、相変わらずの司書官服と右腕の黒本のみという軽装にもかかわらず、足取りは野道慣れしたそれである。)――ご心配なく。自分の身は自分で守れますから、前を。(この二日でたぶん5回は言った。そうして6回目を言ったところで見えてきたのは、噂の山村。)……(ちらりと、右腕に抱く黒本へ視線を落とし、小さな村の門をくぐる。)――……(うなじを、音頭のない手で撫でられる感覚。足元が、不意に沼に片足突っ込んだような感覚。その感覚が何であるか告げようとして、視界遠目に入るのは見知らぬ男。アリステアがいうには軽い知己。頷いて、一歩後ろをついて歩く。知己柄も色々だろうから。)   (2016/7/7 13:26:28)

キャメル♂傭兵……。(くゆらせては空気に溶けていく煙を目で追い、ぼんやりとしているように傍目には見えるが耳は足音を捉えていて身体をいつでも動かせるように臨戦態勢。ただこの足音、警戒の色は見られるが、敵意・殺意の類は聞き取れない。この結界を荒らす自分に対して敵と思われる輩がなにかアクションを起こしてきたのは不自然な……と、思っていたら、自分の名前を呼んでくるから、少し気が抜けた)……アリステア君。……奇遇、ってわけでも、ねぇか。あ、そこらへん、気を付けろよ。あっちこっち斬りつけてあるから段差出来てる。(普通に声掛けてくるとは。とか、可笑しそうに笑いながら、立ち上がる。ベンチに立てかけておいた剣を手に取り納刀。地面を指差し。目線は、彼と。その後ろに控えている女へ。)俺としては丁度良かった。ああ、いや、アリステア君がじゃなくてそっちの後ろに居る……魔術師だと見受ける。ここ、どうも、幻惑魔術の結界があるみたいでな? 難儀してたとこなんだよ。   (2016/7/7 13:34:49)

アリステア♂冒険者キャメルさんも来ていたんですね。(とりあえずは、素直に喜んでよさそうだ。彼の実力までは知らないが、経験豊富そうな彼の知恵はきっと頼りになるだろう。)あ、彼女は、俺の協力者です。(キャメルがちょうどよかったというと若干嬉しそうにするも、すぐに自分のことではないと知り視線を空へ投げた。しかし彼の口から幻惑魔術という単語を聞くと反応した。)やっぱり……。俺たちもそれを疑って調査に来ました。キャメルさんさえよければ、協力してくれませんか?(恐らく、自分と目の前の傭兵の目的は同じだ。失踪事件の真相を明らかにする。)足は引っ張らないように努力しますから。(最後に付け加えた言葉もいつもの調子ではなく、真剣なもの。)   (2016/7/7 13:48:15)

エルソフィ♀司書官エルソフィ・エデットと申します。魔術師と名乗れるほどの者ではありませんが、この身に宿る叡智の欠片がお役に立てるかと思い、同行させていただいた次第です。(名乗り、軽く一礼する。所属は、司書官制服を見れば一目瞭然であろう、が、今は術師の端くれとしてここにいる。見回して、石畳付近の真新しい傷や民家のドアが一部蹴破られたような倒れ方をしているのは、彼が自分が幻惑結界の中にいることを自覚した上での模索と知れば、頷きを一つ。)同じ仮説のもとに集っているのであれば話は早いです。ここは幻惑の中。私たちが今見ている風景も術者が生んだ風景。しかもこれだけの規模です。魔術単体でどうこうするのは練達した魔術師でも骨が折れるでしょう。……ただ、幻惑とは所詮、認識のズレです。同じ風景を認識し共有すれば大がかりな術を展開せずとも内側から意味を崩壊させることができると考えています。それを試してみたいのですが……(言って、一拍。二人を交互に見て)……手がおそろしく冷える挙句、寒いかと思いますが、よろしいですか?(気遣う、という視線ではなくただただ事務的な確認。そんな紫眼。)   (2016/7/7 13:58:12)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、アリステア♂冒険者さんが自動退室しました。  (2016/7/7 14:08:18)

おしらせアリステア♂冒険者さんが入室しました♪  (2016/7/7 14:08:23)

キャメル♂傭兵良く連れてきてくれたよ。……というか、一回来ていたとは聞いたが、一回で気付いたのはたいしたもんだ。(魔術の心得があるわけでなし、経験豊富であるというわけでなし、その年若い彼がここを魔術的関連があるということに気付けたことに関しては素直に感心する。協力要請に関しても素直に頷いたし、足を引っ張らないようにというのは笑って軽く首を横に振り。)そう気負うなよアリステア君。多分、自分で思ってるほど役に立たないってこたないと思うぜ? 俺が思ってた以上に出来る子っぽいしなぁ。(パシッと軽くアリステアの肩を叩いてからエルソフィのほうへと向き、胸に手を当てて、軽いものだが返礼する。)キャメルだ、姓はないんでそのまま読んでくれ。……そうか、やっぱり幻惑結界かぁ、殆ど確信してたが疑問は残ってたんだよなぁ。村一つ分の広域型とか初めて見たし。(顎に手を添え、あらためて周りを見回しながらエルソフィの説明を聞き。視線を戻してから、また頷く。)この暑さだ、冬が恋しくなってたとこでな? 冷えるぐらいはむしろ歓迎だわな、ハッハッハ。   (2016/7/7 14:09:53)

アリステア♂冒険者いや、気づけたのは本当たまたまで、エルソフィさんの助言がなければ確信を持てなかったと思います。(軽く肩を叩かれると照れ笑いを浮かべてそう答えた。)さ、寒い……?い、いやでも、今はエルソフィさんに頼るしかありません。やってください。(幻覚を幻覚と自覚し、同じ景色を認識すれば、少なくともここにいる三人にかけられている幻覚は解ける。その方法は自分が信頼を置いている彼女に任せるとしよう。たしか以前彼女が使っていた魔術は氷の魔術だ。一体どんな方法を用いるのかはまだわからないけれど、寒くなるならもう少し厚着するべきだったかな、と内心思いつつ、彼女から数歩離れたところで真の村の姿に備えて、剣に手を添えた。)   (2016/7/7 14:16:45)

アリステア♂冒険者≪――偽りの景色の向こう側、現実と隔離された本当の景色は、既に建物はところどころ崩れ、襲撃のあとが生々しく残る廃墟と化した村。ひどい腐臭の中に血の臭いも混ざったものが漂う。隠されていた村の真実。≫   (2016/7/7 14:17:02)

エルソフィ♀司書官では、私のこともエルソフィとお呼びください、キャメルさん。……さて、やることは簡単です。キャメルさんが試みたことと通じるものがありますが……この村一帯を凍結させます。(唐突に結論を告げる声は至って平静。)幻惑魔法が主に干渉をかけてくるのは、五感情報の8割と言われている視覚、次いで聴覚、嗅覚です。大概の生き物はこれらの情報で状況を思考に確定するのでそれ以上の無駄な感知を行いません。私たち人間も同様。ゆえにこの三つの感覚を「宛にしない」という前提で、凍結させた箇所を手探りで本当にそこが凍っているかを確かめるのです。本来そこにないものに、水分は付着しませんから。逆しかり、何もないように見える場所にも何かあるかもしれない。(つまるところ、手に返る温度つまり触覚のみでもう一度この村の輪郭を確かめるということだ。)概念一致が前提でないと有効でない手段とはいえ、御静聴ありがとうございました。温熱を宿した魔法石も持ってきてありますので、凍傷になる前にお申し付けください。(腰に提げてある小さなポシェットに軽く触れて、さて、と、吐息一つ。)   (2016/7/7 14:41:41)

エルソフィ♀司書官(フレームの薄い眼鏡を外して胸ポケットに収め、レンズに歪められない澄んだ紫の瞳をゆっくりと見開いて、腕に抱えていた分厚い黒本をすっと手の平の上に乗せて顔の高さまで掲げる。)――『我の声に集いて舞え、恩恵の魔素たちよ』――(言葉に呼応するようにして黒本は一人でに開かれ、パラパラパラと音立てながらページが捲り躍らせる)――『其は水鏡よりも堅牢な牢獄、陽を拒びなお這い、現を喰らう蛇』――(パキパキ、カチ、あれほど蒸し暑かった空気が急激に冷え、その冷気の塊は地面から始まる)――『恩恵の地の名はロサール、契約者の名をエルソフィ・エデット。喰み閉ざされた世界を示さんと請う――イーチェ・アングイス』(詠唱が終わる頃には、全員が感じるであろう、氷が輪郭する氷結世界。)……さあ、参りましょう。地面の氷は薄くしてありますが、足をとられぬよう。(言って、一番近くにあった民家に歩を進め、窓に手を触れた。)やはり……。この窓はもうありません。割れている……。(その証拠に、といわんばかりに、まるで鋭利なガラスで切ったような切り傷が、指先に生まれていた。まだ目には、ただ綺麗な窓に触れただけなのに。)   (2016/7/7 14:41:52)

エルソフィ♀司書官【大変お待たせいたしました(深々。】   (2016/7/7 14:42:01)

キャメル♂傭兵じゃあ、遠慮なく呼ばせてもらうが……エルソフィ、なかなか無茶言うな? 五感のうち三つを宛てにしないってぇのは……まあ、理屈は分かるんだが骨の折れる作業だなぁ。(それともう一つ、聞き違えたのかと思ったが聞き間違いでもなんでもなく村一つ凍結させるとか言ってるから、無茶っぷりに噴き出してる。村一つ覆う幻惑魔法だの、村一つ凍らせる氷魔法だの、今日は随分物珍しいものが見れる日らしいと呆れたような感心したようなため息を零しつつ剣を鞘ごと外してから手に持つ。迂闊にあっちこっち素手で触りたくない。呪文が進む度に凍っていく景色、呪文が終われば見事に凍りついた景色を眺めているのもそこそこ、気温変化で白くなった息を吐きつつ歩き出し)アリステア君。エルソフィちゃんの指、手当してやれ。あと出来れば素手で触るなら手袋か、俺みたいに剣でも棒でもいいから使ったほうが良いな。(ガリガリガリ。鞘の先端を地面に擦らせたり、建物の側面を削ったりしていると、ぐじゅっと何だか腐った果物か何かを感じ取り、その輪郭を確かめるためにもなぞり)死体見っけ。この分だとあっちこっちに転がってるな? 転ばねぇよう気ィ付けろよ、二人共。   (2016/7/7 14:59:34)

アリステア♂冒険者(幻惑魔法についての知識は昨日読んだ本の通りだ。そしてこれから行われる幻惑を崩す術の説明を受けると小さく頷いた。そして、発動する彼女の魔法。少しずつ偽りの景色が凍結されていく。氷の世界ができあがれば、周囲を見渡しながら転ばないように歩き出して、さっそく偽りの箇所を指摘した彼女の元へ。背後のキャメルから指示を受けると振り返ることなく返事をした。)あ、はい、すぐに俺もはじめます。エルソフィさん、あまり無茶しないでください。ちょっと失礼しますね。(彼女の手をとって、ウエストポーチから取り出したのは、事前に消毒効果のある薬品に浸しておいた綿布。それを彼女の指先にそっと当てた。)これで少し抑えていてください。じゃ、俺も、間違い探ししてきます。(踵を返してまた慎重に歩き出す。キャメルの死体発見の声を聞くと、やはりそうかと表情が一瞬曇る。彼に倣ってこちらも鞘であちこちに触れ、歪みを感じていく。五感情報の矛盾から、視覚と聴覚、そして嗅覚にノイズが走る。一瞬感じる、この村の真の姿。続けていけば、少しずつ露わになっていくのだろう。)   (2016/7/7 15:18:06)

エルソフィ♀司書官大丈夫です、浅く切っただけ――(だから傷口を凍らせればどうとでもなる、と言う前に、傷口に押し当てらえたのは、かすかな刺激臭を抱いた綿布。)――……ありがとうございます。(発動術者だけがこの空間内で寒くないだなんてご都合主義はない。冷えゆく身体の先にかすかに触れた温もり。一拍ぼんやり眺めて、綿布の端を指に凍り付かせて固定した。)……たしかに、素手の感覚が一番精密な情報を得られますが……そうですね、おおまかなところは道具に頼りましょう。(自分が作り上げた氷なのだ。指先に魔力を集中させ、かざしてまわれば空洞くらいは分かるか、と、思い直して手探りの探索を再開する。)   (2016/7/7 15:34:54)

エルソフィ♀司書官……これ、は……(壁が崩れていると触れて分かった家屋の中。慎重に膝を折って、ゆっくり床に手を床に触れさせていく。帰ってくる感触は、冷たい石畳。そして、目には見えていないが何か、形は分からないが何か不定形なものに触れた。手を這わせると、それは、人の形。その周りをもう一度よく振れると、そこだけ、妙にざらついている。)こちらは成人女性と思われる遺体……ですね。(なら、そこに見えている床下収納の戸の下は、まさか……)っ……(開いている。いや、こじ開けられている。奥に手を伸ばしたのは、首のない、小さな――)――……この弔いは、必ず。(幼い子供だったモノから手を離し、奥歯を噛み締めて立ち上がった。立ち上がって、ぐらりと身体が傾いた。)   (2016/7/7 15:35:18)

エルソフィ♀司書官――っく……!(ぐらぐらと視界が揺れる、耳の奥でざわざわと得も知れない音がする、鼻をつく、この独特で本能的に拒絶する匂い。己の感覚と誰かが植えこんだナニカがせめぎあう揺らぎ。ただでさえ広範囲に魔力をばら撒いて維持するだけでも消耗の激しいこの身。たたらを踏みながらも辺りを情報を脳内で修正せんと見回したとき――)……あ……村、が……壊れて、いるのですか……これは……?(予想していなかったわけではない。しかし、朧に見えてくる。夢から醒めた時にゆっくり世界が輪郭を帯びるように、ゆっくり、本当の出来事が。)   (2016/7/7 15:35:25)

キャメル♂傭兵……。(地面、壁、人だったモノ。鞘から伝わってくるもので健全な状態のものが殆どと言っていいほどない。幻惑魔術に包まれた村ーーという時点で予想はついていたが予想通りの状況に、まあこんなものだろうな、と、自分自身がこの状況に対して感じる心地などその程度のものだが。そういくかどうか分からないのが今回の依頼先なのでどうしたものかとやや気が重く、それと、現場に今居る『そういっていない』彼女へも視線を移して)この分だと村人全員、家の中か家の外かの違いはあれど転がってることだろうよ。そろそろ鼻も正常に機能しはじめたから分かるだろうが腐臭が半端じゃない、死後……まあ、どれぐらいかは分からんが軒並み腐ってる。(一応、もしかしたら。おそらく、先ずないが生きているかもしれない人間を探して歩きながら)アリステア君。さっきから任せっきりで悪いんだが、エルソフィのこと頼む。色々辛そうだし。今、多分死体触ってたろ。手、拭いてあげな。(死体が腐ってるっぽいから触るな、と、最初に言っとけば良かった。肩を竦めつつ、こちらはやっとく、とアリステアにエルソフィの方を指差して)   (2016/7/7 15:57:57)

キャメル♂傭兵しっかし、まぁ……たかだか村一つ潰すのに面倒なことする連中が居る。目的、いや、正体はなんだ。山賊とかそこらの馬鹿共じゃこんな芸当は出来まい。それなりに大きな規模の、魔術的な秘密結社か、あるいは他国の軍の、模擬戦か練習戦とかかな。(ぶつぶつと、ぼんやりと視覚や嗅覚などが機能しはじめても慣れるまでは手探りでの作業中に、ぶつぶつと今回の件に関しての考察を呟いている。)   (2016/7/7 15:58:10)

アリステア♂冒険者(ノイズの感覚が短くなり、視界がぐにゃりと歪んでいく。)この村は……なんらかの襲撃を受けて……「――ス――を――っと――」声?(ノイズの中に断片的に聞こえる若い男の声。まさか、生き残りが……?)「――れで、――準――った――」 くっ……ん……(思わず、頭を抑えた。現実と偽りの狭間は非常に不安定だ。目を閉じ、呼吸を整えて、脳を落ち着かせる。少しして、ゆっくりと目を開くと――)……廃村。(ひどい光景だった。ところどころに村人の無残な遺体が転がり、倒壊している家屋もある。中にはまるで見せしめかのように荒縄で吊るされたものも。心臓が高鳴る。こんなこと、許されていいはずがない。二人に続いて幻惑を抜けた直後、キャメルの声が届いた。)エルソフィさん……。(彼女に近づいて、その肩にそっと手を置いた。)……ありがとうございました、エルソフィさん。つらかったら、あとは任せて――   (2016/7/7 16:04:10)

アリステア♂冒険者 「――を、今こ――!エ――!!」(今度は、確実に聞こえた。他の二人にも聞こえただろうか。その声は、村の一番大きな建物。比較的損傷の少ない――教会から。)俺ちょっと見てきます!(二人に聞こえるように短くそれだけ言えば、彼女にウェストポーチごと渡して、「中にいろいろ入ってます、使ってください」とだけ言えば、遺体を避けつつ教会へと向かっていった。礼拝堂の扉を開けると、中は壊れた長椅子や、神像。そして中央には、真っ赤な血で描かれた魔法陣。その魔法陣の中心に人影がひとつ。奥の祭壇には、死んでから着せ替えられたのだろうか、汚れひとつない真っ白なワンピースを着た若い女性の遺体が、横たわっていた。)   (2016/7/7 16:04:16)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、エルソフィ♀司書官さんが自動退室しました。  (2016/7/7 16:08:40)

おしらせエルソフィ♀司書官さんが入室しました♪  (2016/7/7 16:09:39)

エルソフィ♀司書官――(パタン。黒本が閉じられる。対抗魔術を「索引」するまでもない。認識という自己暗示。その共有。面白いくらいにあっけなく幻惑の結界は破られた。凍結世界を為していた空気中の水分も氷の牢獄から解放されてふわりと元の蒸し暑さを運んでくる。そして、眼鏡を掛けて吐息一つ。改めて 見渡せば、一体どれだけの罪を重ねればこんな審判が下るのかといわんばかりの、言葉通りの地獄絵図。)……(ぼんやりと左手の平を見つめる。融けた氷の中から微かにこぼれ出た、腐った肉片と黒ずんだ血。眼鏡の向こうの紫の双眼は、おぞましさに震えるわけでもなく、悲鳴をあげるわけでもない。ただ、ただ、命の残骸を見つめ、短く唱えた言葉にそれを再び氷の棺に納め、そっと地面に落とした。せめて、土に還れるようにと。素手で触ることへの警告は、聞こえてはいたのだ。聞こえていたが――)――ありがとうございます。私は大丈夫ですので、お気を付けて。   (2016/7/7 16:22:28)

エルソフィ♀司書官(――風化しかけている記憶に、必要な情報だった。簒奪された末路が訴えかけてくる全ての情報。不純物を凍り付かせたとはいえ、なんとなくまとわりついた感覚がぬぐえないのは死者の思念かそれとも。自分のポーチにもあるが、アリステアから受け取ったポーチを開けて、聖水小瓶を取り出した。よくある魔導具の一つだ。穢れを落とすための、祈りが込められた清水。手に振りかければ不思議と心臓のざわめきは少しばかり静かになり、吐息一つ。)……ええ、大丈夫。(閉じた黒本を右腕にしっかり抱き、ゆっくり、アリステアの後を追って教会に入った。)――(そして、祈りの家の央の光景に、一度だけ俯いて唇をかみしめ、もう一度、紫の視線を投げかけよう。対峙すべき真実の終章まで。)   (2016/7/7 16:22:35)

キャメル♂傭兵(すっかりと吸っていた紙巻きも短くなった頃には鼻も慣れ、目も慣れ、耳も慣れた。触覚と目覚めつつあった鼻から伝わる状況と、幻覚から抜けた先にある状況は、大凡一致する。荒縄に括られて吊るされた死体などに目をやって差異を埋めながら、鞘を腰に括りつけ直して、抜剣。一振りすれば剣筋にて荒縄を切って死体を落とす。道の中央に転がっているものは道端へと退けている。ここでもしこれから大立ち回りがあった時のための、掃除。)他国の一部隊が模擬戦どうのって話ではない、か? ……うん? ……あ。(教会の方から声がしたのは聞こえた。なら皆で行こうかと言い出す前に走りだしたアリステアの背中を、ちょっと口開けて見送り)……。(何かを言いかけたが口を閉じ。ではエルソフィのほうをと思ったが、あちらはあちらで自分のことは自分で出来る分にはいいがアリステアの後を追っていったのをこれまた背中を見送る事になり)……なんだか自分の若い頃見せられてるみてぇだ。あったなぁ、こういうの。(ちょっと、しみじみとしていたが、取り残されてはたまらないので自分も後を追う。)   (2016/7/7 16:31:50)

アリステア♂冒険者(床の魔法陣の中心にいたのは、眼鏡をかけた、ひょろっとした銀髪の青年。頬は痩せこけ、目は血走っていた。血で汚れていなければ、着ている服からして、一般人だと判断できただろう)「ひっ……な、なんだお前たちは!?」(血走った眼をこちらへ向け、自分と目が合うとその表情はみるみる青ざめていった)「今更ボクの邪魔はさせない!もう準備は整ったんだ。ハハッ、エリス、もうすぐだ、もうすぐ君を、蘇らせてあげられる!」(青年の背後に横たわる女性の遺体に向かって、青年が言った。その直後、青年が両手を広げて詠唱を開始した。それと同時に魔法陣が怪しく光り、黒い瘴気が辺りに漂うと、それは崩れた天井を通り空へと拡散されていった)『ヴヴッ……』(詠唱を続ける青年の背後から、唸り声。横たわった女性の遺体が、ゆっくりと起き上がった)――なっ、嘘だろ……。「ああ!エリス!ボクだよ、わかるかい?」(青年が両手を広げて起き上がった彼女に抱き付こうとした。その時――)   (2016/7/7 16:40:27)

アリステア♂冒険者(エリスと呼ばれた女性が、青年を襲った。)「ひ、ひいっ……なんでぇ……なんでゾンビなんだよぉお!」(なんとか避けて、尻もちをついて後ずさる青年が叫んだ。エリスと呼ばれた女性は唸り声をあげながらじりじりと詰め寄る。その顔に生気はない。ところどころ腐った肉体もそのままに、動いているそれは青年が叫んだ通り、ゾンビだ。……その光景に息を呑んだ。怯える青年は、怒り狂った目を――自分に向けた。)「騙したな……!エリスは元に戻るって言ったじゃないかぁぁあ!!」(青年がこちらへ這って、エルソフィでも、キャメルでもなく、自分の脚にしがみついた。怒りに満ちた目から涙を流して、必死に訴えてきた。)なっ……何言って……(この青年とは初対面だし、話したこともない。人違いか……或るいは。)とにかく、ゾンビをなんとかしなくちゃ。キャメルさん、エルソフィさん、気をつけて!(ゆっくりとこちらへ迫りくるエリスと呼ばれたゾンビに、剣を構えた。)   (2016/7/7 16:40:38)

アリステア♂冒険者≪眼鏡の青年が発動させた魔術――禁術によって、黒い瘴気が発生し、村人たちの遺体に憑りついた。瘴気を纏った遺体は、既に損傷の激しかった遺体を除いて、低い唸り声をあげながら、ひとり、またひとりと起き上がり、生きている者への恨みと嫉妬だけの感情を持って、動き出した。≫   (2016/7/7 16:40:49)

エルソフィ♀司書官……叶わぬ願いに、手を伸ばしてしまったのですね。(眼前に起きる光景、慟哭。きっと本当に花嫁だったのかもしれない女性は、衣装をまとっただけの、モノでしかなくなっていて。禍々しい魔力の奔流が散って宿る先は、知れている。外に多く転がっていたもの――全てだ。)アリステアさん。お守りです。――『我は問う。戦人に問う』――(ぱらぱらと、再び黒本は開かれる、左手がかざされる先は、剣を構えるアリステア。)――『己が赤を、我に示したもれ』――(一つ二つ、三つ。青年の身体の周りを拳大ほどの雪花がひらりと踊り舞う。まるで、守る小盾のように。)――『示したその赤に、青の加護があらんことを!』――(キン、と、音立ててその刃はうっすらと青い輝きを宿す。恩恵たる水の青はその刃を曇らせることなく、魔力という見えざるもう一つの刃を帯びて、斬り払うべきものを斬るのであろう。死者への冒涜が少しでも短く済むよう。)   (2016/7/7 17:03:31)

エルソフィ♀司書官私は外の人たちを土に還してきます。ここに大挙されては身動きがとれなくなりますから。(言って、教会の回廊を駆けて後戻りする。後を追ってきたキャメルの横をすり抜ける際、告げた。)もうひととき、助力を。(駆けて、扉を出てほどなくして、黒本は再び、氷を歌った。甲高く狂おしい鎮魂という名の簒奪歌を。)   (2016/7/7 17:03:38)

キャメル♂傭兵二度あることは三度あるってか。ああもう……。(味方に付ければ頼もしく、敵側に回せば七面倒臭い、広範囲型魔法。戦場でもない場所で一日に三度も見る羽目になるとは……しかも二回は敵方とは……嘆息も溢れるというもの。あちらから、こちらから、黒い霧状の魔力が入り込むたびに起き上がってくる死体を見てはげんなりとした顔をしたものの気を取り直し。抜剣したままの剣、それを持つ手を刺し込む、突き。標的は、エリスと呼ばれた女性……ではなく。アリステアの足にしがみついている青年だ。横薙ぎにするにも唐竹割りにするにもアリステアの足を切りかねなかったし、切り損じる可能性を少し減らすため確実に絶命させるために青年の心臓にめがけて突き出した。)術者が死ねば、止まるだろ、たぶん。   (2016/7/7 17:07:24)

アリステア♂冒険者……エルソフィさんも、無茶しないでくださいね。(うっすらと青を灯した刃を構え、白い背中を見送った。)っ!キャメルさん、エルソフィさんの援護を――え……(彼女とすれ違うように入ってきたキャメルの行動に、目を見開いた。術者である青年が、キャメルの剣によって、息絶えた。口をパクパクと開いて、そのまま何も発することなく。)っ……!!今はとにかく!!(少なくとも、彼はまだ生身の人間だった。情報を聞けなくなってしまったのは残念だが、過ぎたことは仕方ない。振り下ろされたエリスの爪が、氷の盾が防ぎ、砕けた。右手に持っていた剣を、右足と同時に引いて、刃を返すとそのまま斬りあげた。剣の軌道に、青の魔力の残像。魔力を宿した刃はそのままエリスの首を刎ね、活動を停止させた。魔法陣から発せられた黒の瘴気は、術者が息絶えたことによって拡散されることはなくなり、結果キャメルの行動のおかげで、ゾンビ化した村人は最小限で済んだだろう。さて、とりあえずは外へ向かうとしよう。)エルソフィさん!無事ですか!   (2016/7/7 17:19:10)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、キャメル♂傭兵さんが自動退室しました。  (2016/7/7 17:27:25)

おしらせキャメル♂傭兵さんが入室しました♪  (2016/7/7 17:28:15)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、エルソフィ♀司書官さんが自動退室しました。  (2016/7/7 17:35:46)

おしらせエルソフィ♀司書官さんが入室しました♪  (2016/7/7 17:36:29)

エルソフィ♀司書官【回線落ちで失礼いたしました。投下分が飛んでしまったようなので、もう少々お待ちを。申し訳ありません。】   (2016/7/7 17:37:45)

アリステア♂冒険者【おかえりなさい。お気になさらずですよ】   (2016/7/7 17:38:48)

エルソフィ♀司書官――?(晴れの空を覆わんばかりに渦巻いていた禍々しいほどに黒い瘴気は、一陣の風にふわりとさらわれるようにして霧散した。恐らく、教会の中でアリステアとキャメルが上手い子と立ち回ったのだろう。おそらく今回の現象は死者蘇生の失敗。屍使いでなかっただけましだと思えば、ましだが、眼前に迫ってくる瘴気をすでに吸って「蘇生」してしまった者たちは、視界に数え十ほど。速くもなければ遅くもない速度にひたひたと迫ってくる。)……せめて、静かに安らかに――(本人にすら望まれぬ第二の生を埋め込まれた者たちへ紡いだ言葉は、静かだった。)――おやすみなさい。(すがるように司書官服へ腕を振り下ろさんとしたそのとき、彼ら――だったモノ――は、眠りを促す短い言葉と共に、女の足元から甲高い音と共に生えた霜柱に囲まれ、包まれ、細胞の一片たるまでを氷と化し、背にアリステアの声を聞いて振り返る頃には、ほろほろとその形をゆっくり崩し、大地へ還って行った。)大丈夫です。他にアンデット化した者がいないか、まだ確認する必要はありますが。   (2016/7/7 17:44:02)

キャメル♂傭兵(生きた人間の心臓を突き刺した時の顔と、幻惑に掛かっている最中に鞘で死体を確認した時の顔は、一緒。手慣れた作業をこなしているかのように、特に何を思うようなこともなく、青年の身体に突き刺した剣を捻りながら引き抜いてから血を払うために中空で一振り。青年が息絶えることによってゾンビすべてが停止しないものかと思ったが、術式の発動だけが止まって効果がまだ続いているのは、首が飛ばされるまで動いていたエリスを見て確認し、)良い腕だが傍迷惑な腕だなぁ。(チッ。舌打ち一つ。アリステアと同じく外に残っているゾンビの掃討に向かう為、今しがた入ってきた扉からすぐに外へと身を乗り出し。……聳える幾つもの柱が中身ごと悪趣味な中身ごと綺麗に散っていく様子は見物でさえある。おお、と、感嘆に声を上げてから)ああ、言ってる場合じゃねぇや。俺ぁこれから一っ走りここから手近な村に行ってくる。感染症・疫病予防の薬がいるだろ。(腐敗した死体だらけのこの村で、敵は青年とゾンビだったが病原菌もそうだ。後の始末や情報収集は任せた。と、やることもやったしと小走りで走り出した)   (2016/7/7 17:51:42)

キャメル♂傭兵【と、すみませんがリミットのため私はこれにて離脱を。これから他に進めることがありましたらお二方にお任せします】   (2016/7/7 17:52:28)

アリステア♂冒険者【はい。ありがとうございました!】   (2016/7/7 17:53:10)

エルソフィ♀司書官【はい。ご一緒させていただきありがとうございました。またお会いできる日を楽しみにしています。】   (2016/7/7 17:53:36)

キャメル♂傭兵【こちらこそ、お相手頂きましてありがとうございました。またの機会がありましたら宜しくお願い致します。それでは、失礼します、お疲れ様でした】   (2016/7/7 17:54:21)

おしらせキャメル♂傭兵さんが退室しました。  (2016/7/7 17:54:30)

アリステア♂冒険者はぁ、よかった。キャメルさんも、咄嗟に動いてくれて。助かりました。(エルソフィの無事を聞いて安堵してから、的確に動いてくれたキャメルのほうへ向いて、頭を下げた。それから再度教会に入り、横たわる青年の遺体に歩み寄った。)……ごめんなさい。俺が、あの時気づいてあげられたら。(小さく呟いて、遺体の目を閉じさせる。)あ……これ。(青年の懐から出てきた手記。ちらりと中身を確認すれば、どうやら日記のようだ。日記には、ある日、魔族の襲撃で村人が惨殺されてしまったこと、たまたま村を出ていた自分だけが助かったこと、そこに赤髪の男が現れて、自分に恋人を蘇生する術を教えてくれたこと、蘇生までの間、村を隠していて貰ったことが書かれていた。それからは、禁術を扱う為に村人の埋葬もせず毎日術の実験を繰り返していることが読み取れた。頁が後半になるにつれ、文字が読み取りづらくなっていることから、精神的におかしくなってしまっていたのだろう。)……………。(無言で、手記を自分の懐にいれて、もう一度教会の外へ出る。)あれ?キャメルさんは?(そこにはエルソフィの姿しかなく、もう一人の傭兵を姿を探して、尋ねた。)   (2016/7/7 17:56:52)

エルソフィ♀司書官ああ、近くの村まで走ってくださりました。湿気の多い時期の夏、これだけの日数が経過していれば骸が病の温床になりますから、疫病予防の薬を分けてもらいに。(言いながら、家を一軒一軒見て回った。幸いなことに、あれ以上魂を冒涜された者は、いなかったようだ。安堵の吐息一つ。日が傾いて、うっすらと茜が見え始めている空を見上げて、ぽつり。)他になにも顛末の手がかりになるものがなければ……村を火葬してあげましょう。キャメルさんが危惧してくださった通り、家屋に付着した血液や肉片も虫を媒介に疫病の元となります。教会にあった術痕も、残っても害にしかならない。生前の方々とて、それは望まないでしょう。(死してなお、誰かの害悪になることなど。)本来なら騎士団の領分ですが、下山して彼らの到着を待つとほぼ四日。ここを、このままにしておきたくないのです。(そのままにしておかないほうがいい、ではなく。)   (2016/7/7 18:21:22)

エルソフィ♀司書官薪と火種をお願いします。私は村の方々を土に還してきます。火葬で骨を残してまた身を穢されたら夢見が悪いです。そうですね……夜まではかからないかと。(そう、先程と同じように、目に見えない病の元もろとも全てを氷結させ、分解し、もとの土に還す。黒本を開いて、歩きだした。)   (2016/7/7 18:21:33)

アリステア♂冒険者あ……そうですか。(キャメルの姿がない理由を聞けば納得して、彼女の元まで駆け寄って、共に家を見て回る。)騎士団には、俺から言っておきますよ。もともとこの依頼を受けたのは俺です。責任は、全部俺が持ちます。村を……燃やしましょう。(それだけ言って自分は民家の庭に置いてあった薪を用意して、火をつけると、携行松明に移して一軒一軒、燃やして回る。病の元となる菌は熱に弱い。こうするのが一番いいのだ。――村の入り口。既に陽は落ちているが、目の前で赤々と燃える村を眺めて、隣にいるエルソフィの肩に手を置いた。)こうして、家が燃えるのを見るのは、もう何度目になるか……。この世の不条理を、目の当たりにするたびに自分の無力さを痛感します……。(空は、昼間の快晴が嘘だったかのように、曇天に覆われていた。)とりあえず、火が収まるまでは、離れるわけにもいきませんし、今夜はこの近くで野営しますか。エルソフィさんもあれだけの魔術使うと疲れたでしょ。今日はゆっくり休んでください。見張りは俺がやりますから。(そう、まだすべて終わったわけじゃないから。あの青年を焚きつけた黒幕はきっと、自分のよく知る――。)   (2016/7/7 18:43:25)

エルソフィ♀司書官火葬の独断を責められることはまずないかと。調査にまごついていた騎士団の責でもあるのですから。騎士に一人知り合いがいますので、不当な言及があったならば私からも口添えします。ないよりはましでしょう。(一人一人に、教会で教わった見送りの祈り言葉をかけ、氷の棺桶に収め、そっと砕く。この一連は村を凍結させたことよりも実はかなりの消耗だが、そんなことなど頭になかった。途中眩暈がしようと、開かれた黒本から渦巻く魔力の制御に腕が痺れても、顔に出すことなく、ただ、ただ、一人一人を丁寧に弔った。それが終わる頃、血と断末魔が染みついた家々には、見送りの火がくべられた。)――不条理を恨んでも増えるだけ。一つでも減らすために私たちは学び、生き、そして託す。それが今日を生きる者が全うできる最初で最大の功である……恩ある方にそう言われました。(パチパチパチと火が弾ける音と、暗くなる空を煌々と照らす浄化の赤を見上げる。ふと肩に置かれた手を、いつもなら置かれる前に離れただろう。そうしなかったのは、どうしてだろう――わからなかった。ただ、ただ、無意識に黒本を両腕できつく抱いて炎を見上げていた。)   (2016/7/7 19:13:01)

エルソフィ♀司書官……ええ、そうですね。(野営の提案にも素直に頷いた。)夜に雨がそっと消してくれるでしょう。一応、凍気で薄く囲んでいますから火の番は不要かと。携行用の発行石もあることですし、ひとまず場所支度――(言葉が途切れ、くらり、眩暈)――……ええ、早めに休んだほうがよさそうですね、お互い。   (2016/7/7 19:13:09)

アリステア♂冒険者……学んで、生きて、託す……。……託す。(彼女の言葉を、小さく復唱した。それから空を見上げて、答えた。)たしかに、雨……降りそうですね。どこか凌げる場所で野宿しないと。はい、それじゃあ、準備――っと。……無理、しないでください。(術の使い過ぎで、身体が悲鳴をあげているのだろう。一瞬とはいえ、ふわりと揺れた彼女の身体を、両手で支えた。彼女がしっかりと話しだすと、そっと両手を離して。ゆっくり、野営できる場所を求めて、歩き出した。すぐ近くに崖が、切り立ち、ちょっとした洞窟を見つけることができた。洞窟の中に入って、発光石に息を吹きかけると、ぽう、と周囲を軽く照らす。大人三人寝転がれるくらいのスペースがある洞窟だ。少し狭いが、野営に問題はないだろう。ひとまずは、地面に腰掛けた。)……今日は、ありがとうございました。結局また、エルソフィさんに助けられちゃいましたね。本当は俺がエルソフィを助けなくちゃいけないのに……。だから、つらかったら、遠慮せず甘えてください。背負いますから。(淡く光る石を見つめたまま、彼女に言った言葉。言ってくれれば、全部背負うから、と。)   (2016/7/7 19:49:38)

エルソフィ♀司書官(野営が間に合った頃、雨は静かに長く振り続いた。最中、教会での光景と言葉を振り返る。あの青年術者は、過ぎた道具を与えられ扱いきれなかった傀儡のように思えて。アリステアの誤認逮捕といい……赤い、髪。思考はしかし、そこで止まった。青年の言葉に止まった。)……(壁にもたれるだけの体力が残らなかったのか、先に横になりながら、彼の言葉に耳を傾ける。)私一人いれば解決したものでも、ありません。叡智の欠片が役に立ったのならば、何よりです。(眼鏡は、外さないまま。早くもどこか眠たげな眼と声。それでも、黒本を大事に抱いたまま。)――……(つらかったら、背負うから――その言葉に何を思ったのか、赤い髪の先にそっと指先を伸ばした。)ええ、きっと、気に入らない、納得がいかないのです。一人分であろうと、責を負えるほど、喪失の虚空を未来の守護で埋められるほど、私たちは簡単にできていないのです……(きっとそれを、自分は眼前より少しだけ早く知ってしまっている。だから、こんな言葉が零れたのかもしれない。)   (2016/7/7 20:04:56)

エルソフィ♀司書官――だから……これ以上、死なないでください。(きっと、意味のわからない言葉になってしまっていたのだろう。指先が髪に触れるほんの少し前に、その手は力をなくして、紫の瞳はゆっくり微睡の中に沈んでいったのだから。……頑張ったのだろうから。無防備な寝顔をさらしたまま眠ってしまうほどに。)   (2016/7/7 20:05:03)

エルソフィ♀司書官【大変お待たせいたしました。私からはこれにて〆とさせていただきます。】   (2016/7/7 20:05:19)

アリステア♂冒険者……それでも、俺は信じ続ける。自分の言葉は裏切らない。過去に何があったかはわからないけど……俺は、潰れたりしないから。どんなに君に触れても、触れられても、死なないから。(力を失った彼女の手に、そっと触れて、そして包み込んだ。せめて今だけは、眠っている間くらいは、何もかも忘れて、夢の世界へ逃げてもいいから。安心して、眠ってほしいから。)……いつか、必ず君を助ける。約束する。(雨の音に掻き消される寝息と、自分の息遣い。降り続ける雨を見つめたまま、静かに、確かに、新たな決意を胸にした。)……いい加減、俺も、もう一人の自分にケリをつけなくちゃな。(暗闇の奥。ずっとずっと向こうから向けられる視線に、こちらも目を合わせた。)もうこれ以上、お前に好き勝手させない。終わらせてやる。(視線の主はにやりと笑うと、そのまま闇へ紛れた。)   (2016/7/7 20:33:49)

アリステア♂冒険者【お待たせ致しました。こちらもこれにて〆とさせていただきます。長丁場でしたが、お付き合いありがとうございました。】   (2016/7/7 20:34:29)

エルソフィ♀司書官【幕閉じをありがとうございました。長らくに渡った事件が無事に終幕を迎え、ご一緒できたこと光栄に思います。連幕の大紡ぎ、本当にお疲れ様でした。ありがとうございました。見守って下さいました窓辺様方にも感謝を。】   (2016/7/7 20:37:48)

アリステア♂冒険者【こちらこそ、本当にありがとうございました。お疲れ様でした。そしてこれからもよろしくお願いしますね。 窓辺の方々も見守ってくださりありがとうございました。それでは、お部屋失礼致します。】   (2016/7/7 20:39:13)

エルソフィ♀司書官【それでは、お部屋これにてお返しいたします。長いお時間をありがとうございました。失礼いたします。】   (2016/7/7 20:39:47)

おしらせエルソフィ♀司書官さんが退室しました。  (2016/7/7 20:39:52)

おしらせアリステア♂冒険者さんが退室しました。  (2016/7/7 20:40:07)

おしらせルカ♀蛸魔人さんが入室しました♪  (2016/7/8 01:41:48)

ルカ♀蛸魔人【少々失礼します】   (2016/7/8 01:42:04)

ルカ♀蛸魔人(皆が眠りに就いたであろう深夜、蛸壺から這い出て一階に降りて静かに外に出ると意外と夜空を眺めているカップルがいた…今夜はなんでも星空が一際綺麗に見える日らしい、外は意外と肌寒くルカには心地よい風が吹いていた)どうしたのでしょう…この胸のざわつきは…(山間部の村では一騒動あったのもしらず、それでも魔族故にドス黒い瘴気の欠片を感じているのか落ち着かない。息を吸い込み、胸のざわつきを抑えようと歌を歌った…蛸魔人の言葉だが、その歌声は綺麗なソプラノヴォイスでまるで笛でも吹いているような歌声だった。母から教わった唯一の歌は人間がその昔魔族に勇敢に立ち向かい、ついには魔族の王からこの大陸を取り戻した英雄達どこにでも居る人族の兵士達を称える歌だった。)   (2016/7/8 01:42:25)

ルカ♀蛸魔人【以上です、おやすみなさいませ】   (2016/7/8 01:42:53)

おしらせルカ♀蛸魔人さんが退室しました。  (2016/7/8 01:42:58)

おしらせエルソフィ♀司書官さんが入室しました♪  (2016/7/8 09:58:49)

エルソフィ♀司書官【おはようございます。そっと小さなソロルを置きにだけ。】   (2016/7/8 09:59:10)

エルソフィ♀司書官(夢を、見ている――)あかあさん、みて、みて!はなかんむり!カシルのはなの、はなかんむり!(穏やかに晴れた空の下には、花畑と、鳥と風の歌と、幼い少女を見守る穏やかな眼差し。)ねえ、ねえ、おとうさんは?きょう、まちからかえってくるんだよね?……あ!(鳥と風の歌に、優しい笛の音がそっと重なった。)おとうさんのふえ!おとうさんだ、おとうさーん!(駆け寄った少女を抱きとめる声言葉は、詩のように綺麗で優しいそれ。)ねえ、ねえ、あたらしいおうた、ききたい!おかあさんもいっしょにうたおう?(歓声をあげてはしゃぐ幼い少女は、母の膝の上に抱かれる中、ずっと、歌っていた。父が奏でる美しい笛の音と一緒に。うとうとと、眠くなるまで。眠るときはいつも、二人は手を握ってくれていた――そんな、夢を見た。ぼんやり目蓋を開きかけて、雨が止んだと遠くで思ったあと、また眠ってしまったけれど。)   (2016/7/8 09:59:18)

エルソフィ♀司書官【以上にて。お部屋ありがとうございました。】   (2016/7/8 09:59:27)

おしらせエルソフィ♀司書官さんが退室しました。  (2016/7/8 09:59:31)

おしらせキャメル♂傭兵さんが入室しました♪  (2016/7/8 12:37:47)

キャメル♂傭兵(本日のお天気は、どんよりとした曇り空。湿気高めで気温も高め、湿気の高さに一役買っているのは街々の所々に流れる水路のせいだが、しかしそのおかげで流れる風が涼しいのもまた水路のおかげ首都ロサール。そこの市場をのんびりと歩いているのは一人の傭兵。とある山間部の村にてあった依頼を少々の難儀はあったもののこなし、『少々難儀』なそれの後処理や評議会の報告等々の面倒臭い手間は、偶然居合わせた後輩にあたる若き冒険者見習いと、その友人なんだか恋人なんだか良く分からん魔術師なんだか司書なんだか良く分からん女性に丸投げして一足先に帰って来ていた。)   (2016/7/8 12:53:05)

キャメル♂傭兵(革鎧と剣は鍛冶屋に研ぎに出した、消耗品の補充も済ませた、遠征に持っていって一晩使う機会のあったキャンピング用品はしっかり洗って自前で借りてる倉庫に放り込み、タオルや衣類は洗濯屋さんに洗ってもらっているので着替えも済ませて、これから依頼達成報告のための報告書作成などの仕事が残っているが調査そのものは終わってるから肩の荷も大分降りたし今は実に身軽なもの。今日から暫く休暇を取るつもりのため、何時もならば仕事を受けたり向かうために日中装備している革鎧や剣も予備のものさえ着込んでおらず、私服。)コーヒーを一つ。アイス。ミルクありあり。砂糖少なめで。(着古してボロくなった、良い言い方をすれば味の出てきたジーンズ。胸元のボタン三つ、腹下のボタン三つを開けて裾出しのカットソー、アクセサリはなくて靴は仕事・プライベート両方でも使う頑丈なブーツ。仕事時は革鎧の下には分厚いカーゴパンツやTシャツだから、これでも洒落が出ている方な格好で、市場をぶらぶら冷やかして、コーヒーを買ったら手近なベンチにでも腰掛けて、ずずーっと啜る。)   (2016/7/8 13:09:23)

おしらせピエリア♂役者さんが入室しました♪  (2016/7/8 13:16:48)

ピエリア♂役者【初めまして。端末ですが、混ざっても宜しいですか?】   (2016/7/8 13:21:04)

キャメル♂傭兵【こんにちはー。はじめまして。どうぞー】   (2016/7/8 13:21:54)

ピエリア♂役者【ありがとうございます。では……すみません、少々修正に。】   (2016/7/8 13:22:24)

おしらせピエリア♂役者さんが退室しました。  (2016/7/8 13:22:26)

おしらせピェリオ♂役者さんが入室しました♪  (2016/7/8 13:22:39)

ピェリオ♂役者【大変失礼しました。改めて続かせて頂きます。何かありましたらいつでも。 宜しくお願い致します。】   (2016/7/8 13:23:21)

キャメル♂傭兵【おかえりなさいませ。はい、宜しくお願いします】   (2016/7/8 13:23:51)

キャメル♂傭兵(手提げ鞄から取り出すのは、マッチと紙巻たばこ入の箱。マッチに火を点け煙草に移し、ふぅーっと吐息と一緒に煙を吐き出す。)……。(報告書、どう書こう。一息付いたら楽しい休暇のための最後の難関に挑まなければならない。)……。(夕刻を過ぎて夜半に差し掛かる前にはブーツ亭にいって報告書を上げねば。依頼者には帰ったらすぐに行くとは言ったものの報告書の内容にかなり困る。無論虚偽を書くつもりはないのだが、真実をありのままに書いたら中々陰惨であるから、彼女に見せるのは少し気遣いが必要だし。トブール、というかギルド長も見るだろうから場合によっては面倒なことになる、居合わせた人物が事件に関与してる可能性ありますとか書けんからこれは書かないとして、云々。)……フゥ~。(煙草をくゆらせながら、ため息。)   (2016/7/8 13:28:04)

キャメル♂傭兵【ピエリアさんが入室される前に書いてたロールを完成させて出してますが状況は殆ど変わってないので気にせずどうぞ~】   (2016/7/8 13:29:22)

ピェリオ♂役者――やあやあ、そこな御嬢さん! 御兄さん! やれ旦那衆も奥様方も、よってお出で、観てお出で! 芸人一座【銀猫】、この度麗しの水都にて初の御披露目だ! (曇り空の下、はて頓狂な程明るい男の声は、市場の衆目を集めたか。賑わいに乗じるよう、青と黄色の奇抜な染め服に身を包んだ男が、やれ声高に呼ばわりながら片腕にした紙片を配り歩いていた。裾の膨らんだ衣装の、そこここにリンシャンガランとせわしない鈴をぶら下げ、銀の髪には服と同じに染め付けた三角帽。顔は男のものに赤い紅を引き、右目の下に雫の化粧。左目の下に心臓をえらく簡略化した意匠…いわゆるハートと呼ばれる化粧を施した、つまるところ道化者が、高い呼び声と共に市場を歩きわたっていた。やがて道化は紫煙をくゆらせる男の傍にも、なんら自然に不自然に歩み寄る。腰を折って、ややも視線を合わせるように。手にした紙片――チラシと共に差し出す、無頓着な第一声。) ……やあ、そこな御兄様! 舞台はお好きですか?   (2016/7/8 13:36:26)

ピェリオ♂役者【ありがとうございます。見ての通り異形に遅筆ですが、しばらくお付きあい頂けますと幸いです。世界観について無作法がありましたらお先にお詫び致します…】   (2016/7/8 13:38:15)

キャメル♂傭兵【いえ十分早いほうかと。世界観についてはこの部屋の説明と、あとはよければwikiでも流し読みして頂ければー。とかいいつつ私も全部完璧に把握してるわけでないですし、ここも厳しいルールあるわけでないですし気楽に行きましょう】   (2016/7/8 13:41:56)

キャメル♂傭兵(市場だけに活気はあるし人の喧騒もある中を一際賑やかな声が通る。うん? と、視線を向けてみればサーカスの宣伝らしい。わざとらしい程ケバケバしくはないもののピエロと解るぐらいに色合いも装飾も声も騒々しい役者が、元気よく一座の名前を叫びながら歩いているのを見て。)……銀猫かぁ。(各地を転々とし、戦線を転々としているときに、看板は何度か見たし一度ぐらいは見に行った覚えがある。娯楽が少ないところだとサーカスってのは重宝する。ピエロがこちらに来たのを確認し、差し出された紙片を受け取りながら、煙草を持った手をゆるりと上げて挨拶する)嫌いじゃない。よくこっちに来たな? 座長だったか演出家だったかが海産物嫌いじゃなかったっけか?(演目と演目の間に挟まれる休憩のときに、小話があって、そのネタの中で蛸見せられて悲鳴上げてた奴が居たような……なんて、首傾げた。記憶違いかもしれないし、もしかしたら銀猫の講演でなかったかも知れないが。)   (2016/7/8 13:53:17)

ピェリオ♂役者ワォ! 我らが一座を御存知ですか? これはこれは、今日は実に運が良い!オイラは幸福者だ、海を越えて名を知る方に出逢えるとは!婚姻を申し込んでもいいかな? (良くない。 ……此処まで一息で捲し立て、人好きのする笑みを深めて一礼した道化は、仕草だけは軽快に相手の隣、ベンチの空きスペースに腰かけた。勿論許可は取ってないので、咎められれば退く所存。くくっ、と喉から笑み漏らしては、問いかけに肯定の首肯を返した。) アァ、本当によぉく御存知で、御兄様。演出家の爺さんが、えっらくココが堅くてね、(自分のこめかみを親指で突いて見せ、) 大地と空に生きないもンはいずれ災いを呼ぶンだと。ったく、しょうもないハナシさ。爺さんがくたばって、晴れて領土拡大……おっと、失礼。遠方講演へと相成った訳です。御兄様。 (砕けた口調と下がるボリューム。己を知る相手と知って、幾分気を抜いたのか。馴れ馴れしい言葉遣いと視線は遠慮無く、市場を見渡し、また傭兵に戻ってくる。)   (2016/7/8 14:09:24)

ピェリオ♂役者(差し出すチラシは、数枚纏めて。このチラシを持ち込めば、当日果汁を絞ったドリンクが振る舞われるとオマケ付きの。真っ赤に塗られた口角、見事な三日月に吊り上げて) そんな訳で、是非御兄様にも。もうすぐこの都では大きな祭があるだろう? 併せて演目を行うのさ。なぁに危ないことはありゃしない、ちょっくらオイラにハートを奪われるご令嬢が出るかもしれんくらいだね。 (ばちーん。と、派手なウィンク飛ばしました。傭兵さんに。)   (2016/7/8 14:15:50)

キャメル♂傭兵性別を変えてからにしてくれ。(くつくつと喉と肩を縦に、煙草を横に揺らして笑う。足を組んで珈琲を啜ってから煙草を咥え直す。隣に腰掛けることに関して文句はないようで、目線は座る仕草を追ってはいるが、特に何をいうでもなく。)そうか、爺さん逝っちまってたか。俺が見た時も結構な年だったからなあ、残念だが仕方あるめぇ。でもまあ、良く来てくれたよ、おかげでジョストもまた一つ賑わいが増え……って、ああ、やっぱ其れ目的か。(チラシに視線を向ければジュースおまけ付きの広告に、こんな講演あんな講演が行われますよのお品書き。ぺらぺらと捲った後に、頷く。視線を戻したらバチコンとウィンク飛ばされてるところを見てしまったので、うへえ、とわざとらしい首ごと逸し)俺に飛ばすな、俺に。女になってからやってくれ、たら、ああでもそしたら今すぐそこらの宿場に連れ込んじまうからやらねぇ方が良いか。(首は元に戻して、冗談めかした返事と笑顔で返事を一つ。)ジョストのときに近くに居るか分かんねぇが。居たら見に行くよ。   (2016/7/8 14:22:36)

ピェリオ♂役者(残念、フラれちまった。とは全く残念そうにないテンションで、肩震わせて此方も笑った。) おっ死ぬ直前まで次の講演の話してたからな、後悔もねぇさ。今は孫が跡継いでる。そぅ言って貰えただけで、来た甲斐があったナァ。っはは、勿論。この時期、何処でも持ちきりだろう? オイラ槍は遣えないが、 (ごそ、と懐から取り出した、銅色の吹奏楽器。手のひらに乗せられる程度。まるでがらくたみたいな楽器だけれど、吹き込めばちゃんと音が鳴る。…ぷぴー。ぺぷぴー。ぽー。) …祭とあっちゃ、黙ってらンねぇのサ。是非に是非に、何人でもお待ち申し上げ、ます。……時に、あんたは出るのかい?色男の御兄様。 (ウィンク、嫌がられれば意を得たりとにたにた笑ったろう。冗談に乗っかる形で「色男」と付け足して、示して訊ねるは本来の「祭」のほう。)   (2016/7/8 14:40:20)

キャメル♂傭兵(そこらへんに転がってても楽器と解るかどうか怪しい楽器で音が出る。自分にそっちの知識がないせいもあるが、よくそれで出るなぁ、なんて意外そうな顔して。それが、訝しげに首を傾げた後で、可笑しそうな色に変わってちょっと吹き出した。)ッハ、ッハ。俺が? ジョストにか? そんなガラにゃあとてもじゃねぇが見えんだろ。舞台映えするような槍捌きにも自信ないしなぁ。(あんまり興味もないと言うように肩を竦める。)騎士やら貴族やらがバチバチやってるのより、俺ぁそれこそ、そういう大騒ぎに便乗して出てくる銀猫みたいなサーカスとか露天とかに興味有るなぁ。   (2016/7/8 14:52:28)

ピェリオ♂役者(弄ぶように玩具のような楽器を吹き鳴らし、最後に何でか得意げに澄まして見せた。無駄にどゃぁ。) おお、おお、そうかい? 御兄様、絵になるかと思ったンだけどなぁ。 (帽子を被ったままの頭をがしがしと掻いて、今度はこちらが意外そうに目を丸くした。) ふぅん。ほぉぉ、そいつぁ有り難い。そンじゃ期待して待ってる、アァ、勿論観客としてでなく、「団員」でもいいンだぜ? 火ノ輪潜り、刀剣飲み、屈強な男の方がウケがいい…… (にたにたと悪戯な笑みを一層に深めて、冗句か本音かもわからない言葉。おいては、ぎっと音を立ててベンチを立ち上がる。) っしゃ、休憩しゅーりょ! (たん、たたたん、わざとらしいステップは矢張り道化らしく、軽快に。振り向いて、) ――有り難う御座いました御兄様。 ある時はサァカス、ある時は大衆演劇。銀猫が一人、【道化師】ピェリオ=ピュリア。いずれまた、お目にかかれますよう…… (恭しい会釈を、ひとつ。向けたりて。)   (2016/7/8 15:06:03)

ピェリオ♂役者…じゃぁな! (にかりと笑った声音ひとつ、手を降って。文字通り舞台を掻き回す道化のよう、風のように人混みに紛れていく。) (サァさ寄ってお出で観てお出で、水の都に現れたるは――) 【有り難う御座います。時間につき、こちらにて私は〆とさせてください。色々展開併せて頂いて有り難う御座います。色々拝見させて頂いたのですが、矢張ずれがありましたらすみませんでした】   (2016/7/8 15:12:06)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、キャメル♂傭兵さんが自動退室しました。  (2016/7/8 15:12:46)

おしらせキャメル♂傭兵さんが入室しました♪  (2016/7/8 15:13:17)

キャメル♂傭兵ジョストもサーカスも見てるだけのほうが気ィ楽だ。サーカス団員の方は……そうさなあ、職に困ったらお伺いにでも行くさ。掃除係としてでも雇ってくれ。(興行員のほうはお断り。にまっとした顔して人差し指でバッテンを作り。そろそろ吸えるところも少なくなってきた煙草を、靴の裏に押し付けて消化したあと、携帯灰皿代わりの革袋に入れてから。自由になった手で、もう行くらしいピエロに向かって手を上げる。)キャメルだ。それじゃあまたな、どっかの道端かサーカスで舞台挟んでかは解かんねぇが。(飛び跳ねてもいないのに、踊るような歩みで去っていくピエロを見送った。)   (2016/7/8 15:15:00)

キャメル♂傭兵【時間了解です。お相手ありがとうございましたー】   (2016/7/8 15:15:47)

ピェリオ♂役者【お相手有り難う御座いました。それでは失礼します。】   (2016/7/8 15:16:27)

おしらせピェリオ♂役者さんが退室しました。  (2016/7/8 15:16:32)

キャメル♂傭兵さ、て、と……。(煙草も吸い終わった。珈琲も、まんじりともしないままに飲み干すこと無く、ふらっと現れたピエロ相手にしながら楽しく飲めた。紙コップを潰して屑籠へと放り込みながら、よいしょと一声あげながら立ち上がる。そろそろ自分の宿に戻って、報告書と格闘だ。……明日まで掛かるかも。報告内容の吟味に頭を悩ませながら、歩き出す。)   (2016/7/8 15:20:21)

おしらせキャメル♂傭兵さんが退室しました。  (2016/7/8 15:20:28)

おしらせエリクシア♀魔導人形さんが入室しました♪  (2016/7/8 19:54:35)

エリクシア♀魔導人形【こんばんは。さて、少しの間お部屋をお借りいたします。独り語りの色が強くなるかとは思いますが、一応後入りも歓迎いたします。必要に応じて場所を空けることもできますのでお気軽にお申し出くださいませ】   (2016/7/8 19:56:52)

エリクシア♀魔導人形(静寂が支配する図書館の一角。出入りする者は僅か。黒本携えた司書か、その下に付く森林種の魔術師か。若しくは、この場を貸し与えられている秘儀の結晶か。そんな秘匿された個室で、ここ十日ばかりかけて書き留めた羊皮紙を見比べる桜髪の少女は、長い長い瞠目の後にそれらを机上へと明け渡した)幾度検証を重ねても、これ以上の事実は出てきそうにありませんね(落胆か、それとも諦観か。雲行き怪しい事実のさらに先、真実までをも見通した朱の瞳は揺れることなく。同席していた魔術師の女性へ、今の今まで拒んでいた真実の閲覧を許可するように向けられた。偉大なる大錬金術師、この身を生み出した主にして父たる男の生涯。記された研究手記の内容、赤い触媒とこの身の真実を)……カラベラスさま。エルソフィさまへの報告はお任せします(黒の森林種が机上のそれらを手に取るのを見て、それだけを告げる。その内容。赤い触媒――『賢者の石』の材料、そして製錬方法と完成へのプロセスが書かれたソレには言及せずに)   (2016/7/8 20:27:10)

エリクシア♀魔導人形(材料となるのは水銀を始めとした数種類の触媒の化合物、そして命と魂。生命の根幹たる2種類のエネルギーを魔術を基盤とした錬成補助陣の上で触媒へと内包させ、形成する、その詳細。知性を持たぬ動物での実験が、ただの魔力石の発展にしかならなかった事。知性体を元とすることで、真に迫る術法補助の効能を発揮した事。単一生命による錬成では不老不死へ至るには純度、精度が低すぎる事。大規模な錬成は現実的でない旨が綴られ、その後のアプローチとして高精度高密度の精製方法が考え出された、と。その精製方法、生命体による体内循環と圧縮。初め、材料として連れてきた人間へと試されたが、拒否反応と高エネルギー負荷に耐えられず死滅、または暴走。代官案として導き出されたのが、魔導機構骨格と人工体組織の器へ制御機構として人工生命を入れた、人工生命体を作成する事。伝承上ですら、フラスコから外へと出て生きながらえた例の殆どない人工生命体を繋ぎとめる為、出来うる限り大規模の錬成を行い、それを核とした事。その経過。)   (2016/7/8 20:41:45)

エリクシア♀魔導人形(十年に近い歳月をかけて行われた、優に百を超えるであろう犠牲の上に築かれた命の研究。生者を縛りつけ、輪廻を逸脱する赤い秘宝。その大半を注ぎ込まれたこの身体。成程どうして、このような名を下さったわけである。詰る所、この身こそが―――)少し、外を歩いて参ります。逃亡などとは考えてもいませんから、ご安心を(これが明るみへ出る事の危険性。自分自身の異常性と危険性。それと引き換えに得た、生への望み。残り少ない緋石が無くなろうとも、潰える事がない朗報の見返りには……些か重すぎるだろうか。ベルの音響かせ扉を開けば、一般開放区画。ここへと追って言及は無いだろう。もしかすれば、一人にするべきではないと追っては来るかもしれないけれど)   (2016/7/8 20:41:52)

エリクシア♀魔導人形(人が行き交う靴音、ページを捲る音、衣擦れの音、物を動かす擦過音。先までの二人きりの静寂とは違う、喧騒。街中とは違い静かなこの場所であっても、相対的には騒がしい)さて、どうしましょうか(ぽつり、呟く言葉は静かな喧騒の中へと溶けて消えた。ストラップシューズの靴音を小さく響かせて向かうのはこの建物の出口。この身には幾分大きすぎる扉を潜って外へと出れば感じる、誰しもに平等に降り注ぐ陽光、そして水の香りを運ぶ風。そのまましばらく、何とはなく石畳の上を歩もうか。国営施設が多いためか、この辺りの人柄はどちらかと言えば落ち着いて見える。あの場所を提供してくれた司書様と似た装い、富裕層と思しき豪奢な装い、身なりの良い人が多いように思う。そんな中を、ただただ道沿いに歩こうか。給仕の恰好をしたこの身であれば、低身長も相まって特に目立つこともないだろう。靡く桜の髪色以外は)   (2016/7/8 20:58:37)

エリクシア♀魔導人形(紺の着衣と白のエプロンのコントラストに彩られた桜髪の少女があてなく歩くこと暫く。高く上った太陽の光、きらきらと反射させる少し大きな水路。そこへ掛かる少し立派な橋を渡れば周囲の雰囲気が変わった。大きな商家やギルドが立ち並び、水路陸路から荷を右往左往させている事を見て取れば商業等を行う区画なのだろうとあたりを付けた。おそらくは市場などはもう少し先で、ここは街の商家へ行商を行う場なのだろう。商人風の者、馬車を誘導する丁稚、身なりがまちまちな流浪の行商人。先ほどまでとはまた違う、人々の根付きを視界の端で捉えながら、更に先へ。決して裏通りに入る事は無く、表通りの端を進む。そして大きな交差路へとぶつかれば、右折しようか。このまま直進すれば商業用の街門へとぶつかるだろう。逃げる気がない、と言ったのだから勿論街の外へと出るつもりもない。だから、商いが行われた主街道へ。段々と人が増え、雑多な賑わいを見せていく街の様相を観察しながら、もう暫く何も考えずに歩こうか)   (2016/7/8 21:22:14)

エリクシア♀魔導人形【さて、ここからどう〆ようかと暫し熟考致します。いえ、如何せん外へと出たのはノープランでして、誰に謝るともないですが少し遅筆となります】   (2016/7/8 21:32:01)

エリクシア♀魔導人形(商業区画をそれとなく歩き、抜ける。特に冷やかすこともなく、流れに身を任せて歩き続ければこんなものだろう。そうして更に大通りの十字路を右へ。雑踏の中に紛れ、水路を渡って更に先へ。多くの人と行き違い、多くのモノを視界に収める。出てきた場所、図書館へ向けて、ぐるりと街中を大回り。あてもない、ただの散歩である。今までであれば護衛として赤髪の青年が付くことも多かったけれど、こうして一人で歩いてみるのもいいかもしれない。否、実際には背後をついて来る魔術師がいるのだろうけれど。こちらへと言及しないのであればそれはいないと同じであろう。それが気を遣っての事か、それとも違う思惑があったのかは分からないけれども。図書館の一角へ詰めてこの方、最低限必要な会話以外を交さない関係が続いていたこともあるのかもしれないけれど。何にしても、もう暫く……図書館へと至るまでは何も考えずにいよう。そのあとは、今後について頭を悩ませることになるのだから)   (2016/7/8 22:07:20)

エリクシア♀魔導人形【と、一先ずこれにて〆と致しましょう。長時間お部屋お貸し頂きありがとうございました。見守って下さった窓辺さまも、重ねてお礼申し上げます。それでは、今宵はこれにて失礼いたします】   (2016/7/8 22:08:16)

おしらせエリクシア♀魔導人形さんが退室しました。  (2016/7/8 22:08:28)

おしらせエルソフィ♀司書官さんが入室しました♪  (2016/7/9 00:32:20)

エルソフィ♀司書官【こんばんは。ソロルをそっと、置きにだけ。】   (2016/7/9 00:32:48)

エルソフィ♀司書官――「『娘』に託した本こそが真言……よかったじゃない、貴女が想定していた最悪は逃れたと思うわ?」(閉ざされた空間。ロサール国立図書館の、どこか。至る道は場にいるこの二人しか知らないこと。)……ありがとうございます。翻訳文は暗記しましたので、お返しします。原本はひとまずご本人の了承を得てから『回廊』に保管します。――「暗記が速くなったわね。恩恵も捨てたものではないでしょう?」……ええ、こういうときには便利です。(会話の中、膝に置いてある黒本と同じくらいに分厚い紙の束が、白の司書官制服の女から背の高い褐色エルフの女へと戻される。エルフの手に紙束がわたると、音も煙もたてずしかし燃えるようにして赤い光の線が広がり、紙束を消失させた。それを見届けた紫眼は、一度閉じられて、深い呼吸を一つ。)   (2016/7/9 00:32:58)

エルソフィ♀司書官……番人なき世は、いずれ神をも創造し得るのでしょうね。――「神の定義にもよるわ?でもその意見には賛成よ。歴史と叡智の天秤が描く軌跡螺旋が加速度的にその形を変えていくことを、時の世が望むか望まないか、それだけのこと。今の世は、たまたままだゆっくり歩んで行きたいと願っている」……そのために、番人は望まれ続ける。(静かな会話が一度止み、司書官制服の女が立ち上がった。歩を進め、ベルの下がったドアノブに手をかけようとしたそのとき、後ろから音もなくその細い肩を抱く温度があった。)――「だめよ。震えているわ?魔力だってこんなに空にして帰ってきて……詩篇を読み上げる恩恵召喚は一日一回が限度と言ったでしょう?」……ごめんなさい。――「フフ、でもそうさせるだけ貴女の心臓が鼓動を取り戻しているのは喜ばしいわ?お人形ちゃんはサフィールが見ているから、安心なさい。一人で歩く時間も必要よ。貴女だって最初は一人でふらふらと街を歩いていたでしょう?」(少し高いところから響くその声は艶と、どこか月のような声音だった。)   (2016/7/9 00:33:06)

エルソフィ♀司書官……カラベラスさん……――「なあに?」……私を、私たちを拾ったあのとき、貴女は震えたりしたのですか?――「内緒。……そうね、貴女がもう少し大きくなったら話してあげるわ。子を心から慈しむことができるくらい、大きくなったら、ね?」……気の遠い話ですね。――「フフ、どうかしら?さあ、今日は送るから休みなさい。そして、震えが収まった心で向き合いなさい。」(まるで、眠れぬ子を見つめる月のような声音にエルフが紡ぎ終わる頃、大人しく腕に抱かれたまま俯き続ける、黒本を両腕に抱く女の姿は黄金色の光に包まれて、そっと、消えた。)――(送られた先は、良く知った場所。自分の住居。ご丁寧に、ベッドの上。そのままとさりと仰向けに倒れ込んで、紫の双眼はぼんやりと天井を見上げた。見上げて、とつり。)……娘に、託した本……託す……本……(口にして、腕の中の黒本を見つめるうち、帰ってきたばかりの昼だというのに、目蓋が重くなっていた。)……そうですね、父に誇れる娘でありたいのであれば……――(その先の言葉は、とある小さな決め事の中にそっと。次に会うまで、そっと。)   (2016/7/9 00:33:15)

エルソフィ♀司書官【以上にて。お部屋ありがとうございました。】   (2016/7/9 00:33:25)

おしらせエルソフィ♀司書官さんが退室しました。  (2016/7/9 00:33:28)

おしらせ通りすがりさんが入室しました♪  (2016/7/9 11:31:28)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、通りすがりさんが自動退室しました。  (2016/7/9 11:51:33)

おしらせニャー♂猫騎士さんが入室しました♪  (2016/7/9 16:00:00)

ニャー♂猫騎士【少々失礼します、ソロルです】   (2016/7/9 16:00:45)

ニャー♂猫騎士(獣人でも、あまり見かけない猫人族の彼はこの春に騎士になったばかりである。仔猫の頃から憧れていた騎士に成れたことに泣いて横込んだのは有名な話である。シャンデル河を北上してラーク地方とシャンデル地方の間に住む少数部族である猫人族のそれも税も納めてない(狩りが基本で収められないと言うより、納める習慣がない)『ン』の部族の獣人など、騎士として迎え入れて良いものかと当の騎士団と評議会はもちろん、そのあたりを治めているらしい貴族を呼び出して会議した結果、『ン』の族長に騎士に成りたいという、者が来ているがどうか?使者を放って尋ねた所、族長は「我々に干渉しなければ、別にかまわん」と言う答えが帰ってきて、再び会議をした結果、騎士団の試験にパスをすれば問題なし、ただしこの街に住む以上税は納めなければ騎士団の入団資格すらないと認めないと言う暴挙に出たのだ。言ってみればロサールは非常に寛大で非常にゆるゆるな国政をしている。だから民の評議会への信頼も篤いとも言える。   (2016/7/9 16:13:15)

ニャー♂猫騎士5年の間は騎士団の雑用のバイトや冒険者の真似事で食いつなぎ、税も納め騎士になった。騎士になったその日に評議会から姓である『ヌコ』を贈られたのだ。そのひたむきな努力を知っているからこそ街の住人は小さな騎士に敬意を払いつつ、尊大な物言いにも生暖かい目で見ているフシがある。そして今日も一日街の巡回をして、街の平和を守りながら道を歩いていると、市場の方から騒ぎか聴こえる「泥棒だー、誰かそいつを捕まえてくれー!」と、その声を聞いて、やれやれといった風に肩をすくめた後走り始める。)私が巡回をしている最中に泥棒か、許さん!(その姿に似合わぬ低い声でそう言うと、泥棒と呼ばれた人物に並び追い抜き先回りをして、足を引っ掛けて転ばせると、スラリとレイピアを抜き放ち泥棒の目の前に突きつける)運が悪かったな、随分と可愛らしい泥棒だが泥棒は泥棒だ観念するのだな   (2016/7/9 16:14:53)

ニャー♂猫騎士(その泥棒は年の頃は10にもならないくらいの少女であった、剣で脅されながら商人の前まで来る間、何も喋らなかった。商人に引き渡せばこの少女は殴られるだけでは済まないだろう事はわかっていたので、一つ提案をしてみる)私は騎士のニャー・ン・ヌコである、この泥棒は私が捕まえたので連れて行って良いかね?商品の代金と迷惑料だ、受け取り給え(そう高圧的かつ紳士的に提案をすると、それを受け取り)では、行こうか…(この市場から、ほど近い食堂《穴の開いたブーツ亭》にまで連れて行った…大事そうに食材を抱きかかえたままの少女を)店主久しいな、それにしてもいつからここは海鮮専門店になった?以前に来た時は、山羊肉のステーキが売りだったと記憶しているが?この店からは海鮮類独特の香りを強く感じるような気がする…   (2016/7/9 16:19:19)

ニャー♂猫騎士(トブールはぶっきら棒に答える「蛸のお嬢さんが今泊まっているからな、それでだろ…昨日も飲み過ぎて…と言っても、一杯しかエールを飲んで無いんだがそれを飲み過ぎたと言っている、だから今も蛸壺の中で寝てるんじゃなかろうか?」楽しそうに笑いながら、まあ飲めとばかりにミルクを2つ出してきた。少女の分と自分の分をテーブルにおいて)では、失礼して…取り調べと行こうか?少女よ名前と住所を言うのだ!(少女はメリルと言うらしい、そして親は居ないとも病弱な弟が唯一の肉親で弟の名前はガズルと言うらしい、弟に少しでも良くなって貰いたくて干し肉を盗んだことと盗んだことを謝った、そして自分たちは千鳥足通りで肩を寄せあって暮らしていることを話し、普段は自分が身体を売ってその日その日を凌いでいるが大人達に上納金として、上前を跳ねられて持って行かれてる事を話した。自分が居ないと弟は死んでしまうと言って猫騎士の慈悲に訴えかけた。少々の考えの後いい案が浮かんだとばかりに)   (2016/7/9 16:20:09)

ニャー♂猫騎士店主、この娘に山羊肉のステーキを…そして冒険者諸君この哀れな少女の先ほどの取り調べは聞いていたかね?ん、良いだろうそれならばこの帽子に貴殿らの心ばかりの篤志を入れてくれ給え、後はニャー・ン・ヌコの名において知り合いの教会に二人を入れて貰えるように頼み込む神の教えを説く教会だからな!その神の御子たる我らを見捨てたりはしまい!(嬉しそうに帽子を脱ぐとテーブルの上に上がって演説を開始する。冒険者達は「辛い思いをしたんだな、少しだが頑張ってくれ」など涙目で店の中に居た冒険者達は次々と帽子の中に銀貨を入れて行ったが金貨も少なくない数が入れられていた)よろしい、それではそれが食べ終わったら、弟を迎えに行って知り合いの教会に行こうか?(運ばれてきた山羊肉のステーキを一生懸命頬張ってりながら、涙を流しながら冒険者達や猫の騎士にお礼を言っていた)   (2016/7/9 16:21:08)

ニャー♂猫騎士【以上です、また夜にでも出没するかもしれません】   (2016/7/9 16:21:58)

おしらせニャー♂猫騎士さんが退室しました。  (2016/7/9 16:22:10)

おしらせニャー♂猫騎士さんが入室しました♪  (2016/7/9 16:24:29)

ニャー♂猫騎士×泣いて横込んだのは ○泣いて喜んだ   (2016/7/9 16:24:55)

おしらせニャー♂猫騎士さんが退室しました。  (2016/7/9 16:25:06)

おしらせキャメル♂傭兵さんが入室しました♪  (2016/7/9 20:26:33)

キャメル♂傭兵【こんばんは、お邪魔させてもらいます】   (2016/7/9 20:26:50)

キャメル♂傭兵(日はすっかりと落ちて、市場からは人通りが疎らになった代わりに、飲み屋街やギルドが立ち並ぶ区画などが賑わってくる。穴の空いたブーツ亭もまた連日の賑わいを見せている。討伐依頼から帰ってきて英気を養う者や、明日明後日に遺跡調査に向かうパーティメンバーなどが冒険の打ち合わせをしていたり、それとはまったく関係はないがエールを飲みに来た一般客まで様々な客層が入り乱れている中隅っこで依頼報告書を広げている傭兵が一人。)……。(四人掛けの席を一人で占領しているが、机はあれやこれやの書類が目いっぱいに広げられ、そこに魚介類の竜田揚げやらサラダとエールが並び、満杯。……一応、依頼書は出来上がったらしい、今こうしているのは内容の最終確認と誤字脱字の改稿等々の清書だ。ペンで修正線を走らせ書き足し、ここはいいかなと改めて見付けた箇所を塗り潰して、新しい紙に書き足していく。)   (2016/7/9 20:36:44)

キャメル♂傭兵(色落ちや解れ等々のある着古した、良く言えば味が出てきたともいうが、悪く言えばボロいジーンズ。灰色の肌着の上に、白色のカットソーに袖は通してあるが釦全開け。ブーツは依頼・日常兼用のゴツくてボロが出てきたこげ茶色、黒縁眼鏡。別に近眼でも遠視でも視力悪いわけでもなんでもなくて、度無しの伊達である。書類仕事をする時はこっちのほうが捗る気がするからというだけで掛けている眼鏡の奥で、面倒くさそうに目を細め、ペンをがりがりがりと紙に走らせ。)……まあ、こんなもんだろ。(山間部、山村における、集団失踪事件の噂の真偽に関して。山村の状態と、その原因、そうなった経緯。冒険者見習いと図書司書の協力があったこと。等々、等々。事細かに。ただ、依頼者の目には悲惨極まるようには映らないように表現を所々曖昧にしていたり。ギルド長の目に入った場合、厄介事にならないように協力者に関しての供述を若干省いていたり。嘘偽りは書いていない。本当のことを書いてある。本当のことを『書き忘れている』だけである。)はあ。やっと終わった。(ペンを放り投げ、書類をまとめて隅に置いてからエールを傾ける。)   (2016/7/9 20:46:23)

2016年07月07日 12時50分 ~ 2016年07月09日 20時46分 の過去ログ
【F系】水都ロサール【本部屋】
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