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「【F系】水都ロサール【本部屋】」の過去ログ

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2016年07月23日 22時40分 ~ 2016年09月06日 01時27分 の過去ログ
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未定【こんばんは、久しぶりにはいったらキャラ忘れ…orz】   (2016/7/23 22:40:53)

未定【新しいキャラをも。なんて思いましたが、ダメ元でここで相談させてください。】   (2016/7/23 22:41:49)

未定【シュウ♂旅商人さんへ。貴方のソロルを拝見させていただきました。誠に失礼な相談でありお願いだとはわかっておりますが、貴方のロル中にでてきている「ハク」と呼ばれるウルフの子供を、私が此方で使うキャラとして使わせてはもらえないでしょうか、こちら本体が女ということもあり性別が♀となってはしまいますが、ご一考くださると幸いです。】   (2016/7/23 22:44:28)

未定【お部屋お借りしました。すごい私情でしたが申し訳ありません。お部屋お借りしました、失礼します。】   (2016/7/23 22:45:00)

おしらせ未定さんが退室しました。  (2016/7/23 22:45:07)

おしらせアリステア♂冒険者さんが入室しました♪  (2016/7/25 22:05:12)

アリステア♂冒険者【こんばんは。ちょっと個人的なシナリオを少し進めるためのソロルをひとつ。】   (2016/7/25 22:05:32)

アリステア♂冒険者(ロサール郊外の丘。ここには、たまに訪れる。理由は、首都が見られることと、なんだか心が安らいで、落ち着くから。祭の灯が、ひとつ、またひとつと消えていく頃。もうアルロンの月も終わりが近いというのに、すこしひんやりとした風が、祭の残り香を乗せて通っていった。祭期間も、あと僅か。最終日はジョストの決勝が行われることもあり、さぞ盛り上がるのであろう。――ふわり、と背後に気配がした。まるで、天使が降りてきたかのように、静かに、しかしたしかに、彼は、自分の背後にいた。)――「久しぶりだな、アリステア」(背後にいる男が、口を開いた。驚く様子も見せず、振り返り、男を見据えた。)……やっぱり、この国に来ていたのか。 「何を今更。お前はわかっていたはずだ。あの山村に辿り着くより前に、私の存在に気付いていたではないか」(男の声は、やや低い。口元を少しだけ綻ばせ、挑発的な笑みを浮かべてこちらを見ている。)「本当は私を倒すつもりなどない癖に」 黙れ!今ここでお前を倒せば、すべてが終わる!俺の過去に、決着をつけられる!(剣を構え、男に向ける。自分と同じ背丈、同じ顔、同じ髪型の、その男に。)   (2016/7/25 22:05:42)

アリステア♂冒険者(風が、強く吹いた。丘の上の草木が揺れ、葉が音を立てる。)「お前は、私を倒すことなどできぬ。気づいているはずだ。お前は私を追っているふりをしているだけだ」 違う!俺は、俺は!(男の言葉に動揺したのか、剣先が僅かに揺らいだ。)「ならば、なぜ私がこの国にいることに気付きながら、なにも行動しなかった?アリステア。お前は怖いのだ。私を失うことが」 (――違う!違う違う違う違う違う!) 俺は、俺はお前を倒すために!!「ならば、試してみるか?」 (男の右手に紅色の瘴気が集まり剣を形作っていく。真っ黒い柄、禍々しいデザインの柄頭、悪魔の角を模ったような鍔、そして……真っ赤な片刃の刀身。剣というには禍々しすぎるそれは、まさに魔剣と呼ぶのがふさわしいか。同時に男の身体から、紅色の闘気が溢れ出た。) 「さあ来いアリステア、遊んでやる」――   (2016/7/25 22:05:50)

アリステア♂冒険者(暫く、丘の上には剣戟の音が響いていた。紅蓮の闘気と闘気がぶつかり合い、その様を遠目から見れば色彩のない花火にも見えたかもしれない。勝負は、互角かに見えた。しかしアリステアのほうが押され出すと、丘の頂上の大樹のほうへと追い込まれていく。) くっ……!! (大樹に背中がぶつかり、その衝撃でもたれかかったまま倒れると、鈍い音が響いた。)っ!(真っ赤な刀身が、頬の横を掠めて、大樹へ突き刺さっていた。) 「剣に迷いがあるぞ?アリステア」 ……俺は、お前を、倒す!(アリステアは一瞬歪めた表情をすぐに戻して、針のような視線を、自分と同じ顔の男に向けた。しかし、動くことはできなかった。倒れた時点で、アリステアの身体から奔出していた闘気は消えており、その代償として肉体にかなりの負荷がかかっていた為に。)   (2016/7/25 22:05:59)

アリステア♂冒険者「私を解放したのはお前だ、アリステア。なのに何故私を追う?お前の求めた力は、ちゃんと与えてやったろう?」 (男は手に持つ剣に力を込めることも、眼下のアリステアを嘲笑うこともせず、一切表情を変えずに問うた。)……過去の過ちにケリをつけるためだ!たしかに、お前は俺に力をくれた。でも、お前を解放したことによって、多くの人の幸せが断たれた!だから俺は、お前を倒さなきゃいけないんだ……!お前を世に放った罪を、お前を倒すことで償わなくちゃいけないんだ!(それは、怒りと後悔だった。自分を縛り続ける鎖を断ち切るための叫びだった。) 「人間とは、本当にくだらん生き物だな」(男はそれだけ言えば、静かに剣を引き抜き、背中から翼を広げた。コウモリのような翼を。)……待て!!「ならば、鬼ごっこの続きをしようか、アリステア」 (男は高く跳躍すると、月夜の闇へと消えていった。) くそっ……!うっ……(――そこで、意識は途絶えた。)   (2016/7/25 22:06:07)

アリステア♂冒険者【以上にて。お部屋ありがとうございました。】   (2016/7/25 22:06:21)

おしらせアリステア♂冒険者さんが退室しました。  (2016/7/25 22:06:24)

おしらせルカ♀蛸魔人さんが入室しました♪  (2016/7/28 16:47:49)

ルカ♀蛸魔人【少々失礼します、駄文ではありますがソロルを一つ】   (2016/7/28 16:48:55)

ルカ♀蛸魔人(毎日茹で上がるような暑さに身体を焼かれ、実際昼間の日差しが強い時間に表に出ると体力が削られていくのが分かり、夕方のこの時間が唯一日が上ってる時間で活動出来るのだ)ジョスト祭も大詰めですねぇ…今年はどなたが勝つのでしょう?(自分が応援していたベテランの騎士(50)は若い貴族(27)に負けて、その貴族も次の対戦で負けてしまっている為、応援にもあまり熱が入らず)ふぅ…ちょっとお腹がすいたので何か食べましょうか…(そう言って辺りを見回すとある一点に注目した…数日前にアリステアが何者かに襲われた場所だ、今も彼は眠って居るはずである…そう、傷は魔族が付けたため発見があと少し遅れれば命は無かったと聞いている)魔の傷…(呟きながら自分の手を見て居ると自分にも、魔族の血が流れていることが許せなかった、いつも魔物や魔族によって商隊や村が襲われる度に自分も憎くて堪らなくなる…そんな事を考えていると、お腹がなってしまい恥ずかしさで顔が茹で上がる思いをして、串焼き肉の出店の壮年の商人に注文を出して)   (2016/7/28 16:59:19)

ルカ♀蛸魔人おじ様、そこのお肉の串を全部いただけませんか?「あいよ、蛸の嬢ちゃんは俺が子供の頃からの憧れだったからな、おまけして銀貨8枚と銅貨8枚って所だな」…金貨しかないです…銀貨は先程施設の子供達にお小遣いとして上げてしまいましたし…「心配すんなって、釣りならあるよ」そうですか、ありがとうございます…では金貨1枚でお釣りの方はいつも働いてくれているおじ様への感謝の印としてさしあげます…と言うか貰ってくださいまし(笑顔でそう言って大量の串焼き肉を受け取ると、丘の上の小さな岩に腰掛けてジョスト祭を遠くから見物して)ふぅ…陸の食べ物が美味しすぎて困ります…(結局一日しか続かなかったダイエットとやらも効果は無かった)   (2016/7/28 17:01:26)

ルカ♀蛸魔人【以上で失礼致します】   (2016/7/28 17:03:11)

おしらせルカ♀蛸魔人さんが退室しました。  (2016/7/28 17:03:18)

おしらせエルソフィ♀司書官さんが入室しました♪  (2016/7/29 03:10:25)

エルソフィ♀司書官【深夜にこんばんは。待機用にとつらつら書いたら長くなってしまったので、ソロルのみの投下にて失礼いたします。】   (2016/7/29 03:11:03)

エルソフィ♀司書官(その祭は、毎年のように賑わう。山脈と運河に守られた地の理と外交手腕によって外国との戦争という驚異からはほぼ無縁に過ぎるこの国の歴史。脅威たるは広い広い海の底からやってくる水棲魔族だが、一部魔族との同盟によって平穏は守られる。よってこの祭は特に賑わう。刃を鈍らせているとはいえ、己の誇りと闘志をぶつけ合う、夏に一度の民衆娯楽を。土着のロサール人は飽きることなく闘技場に通い、今年は誰がだのとダフ屋が声を張るのもまた賑わいの一角であろう。)あれは……(人でごったがえす闘技場観客席最上階の立見席。目に留まったのはこの国の「盾」を掲げる種族の令嬢。本を、いつか、海に、いつか、と、言葉交わした長身の蛸魔人。いや、人族が彼女にとって小さいだけなのだろうが。声をかけに歩を進めようかと思ったが、人混みを縫う一苦労と、彼女が目当てであったのだろう対戦カードが終わったためか会場をあとにしていた。それを追わなかったのは、自分はその次の対戦カードを見にわざわざこの人混みに紛れているから。)   (2016/7/29 03:11:16)

エルソフィ♀司書官――「なんと今年は騎士団が終盤まで残る激闘、まさに激闘!」(ジョスト祭に持ち込む装備は馬も含めて全て自前。つまるところ財がものを言う。大概、どこかしらの武門貴族が優勝を収めてその一点に関しては「飽きるほどに毎度のこと」ではあるが、どうやら今年は少しだけ違う。それが例年稀の熱気を呼ぶのであった。各所に設置された伝声魔道具――つまるところ連動メガホン――から張り上げられる実況と紹介もこれまた気合が入っていた。)――「さあ次も騎士から貴族への挑戦だ!大会連続出場5度のフィル・ラッセル、相対するは前回優勝を誇るジスタート侯爵だぁ!」(歓声と黄色い悲鳴が一斉にあがり、両者が悠然と騎乗にて入場する間の空気を震撼させる。)……(ぎゅ、と、黒本を抱える右腕に力が籠った。過去に一度とて死人が出たことはないが、けが人は毎年のこと。甲冑に守られているとはいえ落馬の衝撃で骨折なんて毎年のことである。)――「なんとこのカードは去年の今日と同じ!何たる運命!さあ、今回はいかにっておおっと早くも火花が散ったぁ!」   (2016/7/29 03:11:24)

エルソフィ♀司書官(何合、刃を落とした槍の鋼が火花を散らし、甲高い音を響き渡らせ、観客を沸かせたことか。肉薄したかと思えば離れ、馬が嘶き駆ける。刃があったらお互いとうに鎧の隙間から鮮血を滴らせていたであろう一撃が互いの鎧を勢いよく突き、勝利たる落馬へ陥れんと。しかしなかなか決着がつかない。一層の奮闘を見せる騎士への声援も張りあがり、両者の名が響く決闘が終わりを告げたのは――)――!!(投擲された槍を兜の側面に受け、バランスを崩して騎士が落馬する光景であった。歓声とどよめきと両者の健闘を称えるアナウンスが流れ終わる頃には、司書官制服の女の姿が消えていた。)   (2016/7/29 03:11:31)

エルソフィ♀司書官――フィル!(救護室に駆け込んだころ、先程負けをきした騎士が担架からベッドに移され、鎧を外されて横たわっていた。20を半分ほど過ぎた青年騎士はぽりぽりと頬を掻いて苦笑した。)――「なぁんだ見に来ていたのか。人混みを一人は危ないって毎年言ってるだろうにこのお転婆め」お気持ちだけありがたく。……それだけ口が動くのなら杞憂でしたね。(溜息一つ。眼鏡を指先でかけ直すと、青年騎士は笑った。)――「上へ行くための最大チャンスだからな。これくらいで寝込む無茶もしないって。どっかの誰かさんの泣き虫が再発したら困るからな」ええ、子供たちが泣くので怪我はほどほどに。……まだ、"上"に固執するのですか?――「するさ。お前と兄貴の名誉を取り戻すまで。ま、最近はいい鍛錬目標ってのもあるけどな。お前がその本を手放さないのと同じだ。」……教会へ顔を出してきます。良い決闘でした。――「おう、しっかり尾鰭つけてチビたちに話してくれよな」……尾鰭は不要かと。(おやすみなさい、と、静かに言い残して踵を返す。成立しているようでどこかがところどころ"止まったまま"の、その会話。)   (2016/7/29 03:13:45)

エルソフィ♀司書官(コツコツ――規則正しいその歩。途中、勝者たる青年貴族とすれ違い際に恭しく礼をして、背に互いを称える会話を残しながら。さあ、祭はあと、もう少し――。)   (2016/7/29 03:13:56)

エルソフィ♀司書官【以上にて。お部屋ありがとうございました。】   (2016/7/29 03:14:29)

おしらせエルソフィ♀司書官さんが退室しました。  (2016/7/29 03:14:30)

おしらせアリステア♂冒険者さんが入室しました♪  (2016/7/30 09:50:47)

アリステア♂冒険者【おはようございます。再びソロルを投下しに……はい、今度時間が取れた時にちゃんと待機します……!】   (2016/7/30 09:51:20)

アリステア♂冒険者(――ここは……ああ。俺の家だ。小さい頃家族で住んでいた、俺の家。) 兄さん!帰ってきてたんだね!おかえりなさい!(学校からの帰り。庭に育ったカシルの花に水をやっている青年に駆け寄って、満面の笑みで見上げた。)「やあ、アル。元気にしてたかい?」 うん、兄さんも元気そうで!あ、そうだ、剣の稽古つけてよ! 「よぉし、じゃあ、早く着替えておいで」――「大きくなったな、アル」「アル、世界は広いんだ。今この時も、苦しんでいる人がいる。俺はその人たちを助けたい」「いい子だ、アル」「――アル」(一緒に住んだ時間は、そんなに長いものじゃない。だけど、楽しかった兄さんとの時間が、断片的に甦って――)「お別れだ。お前は逃げろ。いいか、アル。誰かを守れる人になれ。俺の想い、託したからな」(焼け落ちる屋敷に向かう兄の背は、大きくて、だけど寂しかった。)……行かないで……兄さん……誰かを守るなんて……俺わかんないよ……。――「無駄だ、アリステア。お前は誰も守れやしない。お前は、壊すことしかできない。」――うるさい……。「お前の力は守るための力などではない。その力は壊す為のものだ」――黙れ!!   (2016/7/30 09:51:49)

アリステア♂冒険者――黙れ!!っ、はぁ……はぁ、夢か。(身体を起こして、目を開けるとそこは、簡素なベッドにサイドテーブル、ちょっとしたクローゼットが置いてあるだけの部屋。どうやらブーツ亭の客室のようだ。そのまま少しぼんやり窓の外、空を眺めていると、扉の向こうから足音が聞こえてきた。)「目が覚めたか、アル。2日眠ったままだったぞ」 すみません、ドブールさん。(入ってきた背の低い男性は、この『穴の開いたブーツ亭』の店主である、ドワーフ族のドブールだった。)「なぁ、アルよ。あの力は使わんほうが」大丈夫です。自分の身体のことは、自分が一番よくわかりますから。たしかに体力はかなり使っちゃいますけど……命にかかわるようなものじゃありませんよ。(対してドブールは口の中で唸るだけで返事はせず、持っていたトレイをサイドテーブルに置いた。)「軽食だ。とりあえず食っておけ」ありがとうございます……。   (2016/7/30 09:51:57)

アリステア♂冒険者あの、みんなには「……魔族にでもやられたということにしておいたわい」(口ぶりから、彼には自分の身に何が起きたのかおおよその検討はついているようだった。ドブールのことだ、自分の帰りが遅くなったのを心配して知り合いにでも探させたのだろう。ドブールはそのまま踵を返して、廊下まで出てから一言付け加えた。)「蛸のお嬢さんが心配してたぞ。今度顔だしてやりな」ルカさんが?わかりました。(パタン、と扉が閉まると、サイドテーブルに置かれたサンドイッチを手に取って口に運ぶ。)なんか……薄い。(ドブールが自分の身体に気を遣って、味を薄くしてくれたのだろうか。いつもより味気なく感じるサンドイッチを食べ終えると、眠気を感じ、再び横になった。ゆっくり、ゆっくりと落ちていく感覚。そのまま目蓋を閉じて、再び、夢の中へ――)   (2016/7/30 09:52:11)

アリステア♂冒険者【以上にて。失礼致します】   (2016/7/30 09:52:22)

おしらせアリステア♂冒険者さんが退室しました。  (2016/7/30 09:52:24)

おしらせルカ♀蛸魔人さんが入室しました♪  (2016/7/31 14:16:35)

ルカ♀蛸魔人【少々失礼致します、稚拙ではありますがソロルを投げていきます】   (2016/7/31 14:17:51)

ルカ♀蛸魔人(ルカは倉庫の前をもう朝から何度も行ったり来たりしていた…倉庫の前だけ彼女が通った跡がくっきり残っているので分かる…彼女の身体は特殊で身体がヌメリ気があるからだ…何度も倉庫をノックしようとして躊躇って居て、勇気を出せずに居た…そう、この倉庫にはアリステアが宿泊していて、トブールが言うには2日丸々寝込み3日ぶりに目を覚ましたと聞いていたのだ…だが、起きてくる気配もない…魔の傷の呪いは恐ろしい物で人種の中でも人間がその傷を受ければあっといまに死に至る…他の人種である獣人族やエルフやドワーフに代表される妖精族などはある程度の抵抗力があるらしいが…)………(マタ守レナカッタ、守レナカッタ守レナカッタ守レナカッタ、ワタシガ大切ニスルモノヲ魔族ガ魔物ガ壊シニキタ!憎イ憎イニクイニクイニクイ…)   (2016/7/31 14:20:56)

ルカ♀蛸魔人(涙を流しながら、身体がいつもの赤色から薄紫色に変化し始めた…蛸の魔人の攻撃色が濃くでていて、温厚なルカには初めての体験だった…蛸魔人の令嬢として大切に育てられ、ロサールに来てからは人々に親切にしてくれた…箱入り娘同然だった彼女は魔族と魔物の悪意を今まで直に晒されて居なかった…国では兄達が他の魔族との戦に出掛けているのも知っている…ロサールに来てからは魔族や魔物に襲われた村や商隊の話しを聞く事もある。親愛なる兄達とロサールの民が傷つけられても、笑顔を絶やさなかった…しかし、彼女の心を徐々に蝕んでいた…50年もの間、そう言った自分にではないにせよ、悪意を向けられればいつかは決壊する時が来るはずである…)………(ニクイニクイニクイィィィィ!ナラ壊サレル前ニ壊セバイイ、戦ヲ仕掛ケテ来タノハ向コウカラダ!ワタシニ反抗スル魔族共ハ滅ボセバイイ!ワタシニ従ワナイ魔物達ハ捻リ潰セバイイ!敵ガ居ナクナルマデ徹底的ニ徹底的ニテッテイテキニ!)   (2016/7/31 14:22:15)

ルカ♀蛸魔人(その思考は完全に魔族のそれであり、自分がもっとも嫌う魔族の考えだったが、それに気づく事は無かった…いつもにこやかに微笑んでいる彼女を知る人々にはこの変化に何人の人が気づくだろうか?おそらく蛸魔人の生態をよく知る人間でなければ、彼女が怒っている事に気づかないだろう…怒っていることに気づいたとしても何に対して怒っているのか…そして、この初めての感情が魔人から魔族の物へと変化し始めている事も)………(良イダロウ、ソチラガソノツモリナラバ………)………(狂喜のほほ笑みを浮かべたまま夜になるのを待って、外出を考えていた…そして、自分の部屋に帰っていく)   (2016/7/31 14:23:24)

ルカ♀蛸魔人【以上です、また夜にでもお会いできればと】   (2016/7/31 14:27:26)

おしらせルカ♀蛸魔人さんが退室しました。  (2016/7/31 14:27:45)

おしらせルカ♀蛸魔人さんが入室しました♪  (2016/7/31 22:13:55)

ルカ♀蛸魔人【失礼します】   (2016/7/31 22:14:29)

ルカ♀蛸魔人(1m程の蛸壺から這い出ると、自分の部屋を出て行きアリステアの眠っているはずの倉庫を見て、唇を噛むがそれもつかぬ間事だった…身体が薄紫にすっかり染まりきっていた…微笑みを崩さぬまま、階段を降りて行くと今日も店は盛況だったので、トブールに挨拶をして外出を告げる)おじ様、おはようございます…夜ですけどね?(茶目っ気を交えて挨拶をして)「おう、おはようさん…この時期は蛸魔人にはキツイんだろ?」──そうですねぇ、肌が焼けて街の中に居ても体力が削られてしまって水分補給を怠るとあっという間に干からびそうなくらいです…「ああ、だから『肌』の色がそんなになってるのか…難儀な体質だな…」──ええ、ですから日が落ちてからでないと外に出るのも億劫で…──「そうか、ならいいんだが、メシか?それとも酒か?」いえ、それは結構です…それより魔族を滅ぼすことが重要なので(笑顔で言った言葉がトブールには理解できなかった、いつものルカからは聞くことの無い単語だからだ)   (2016/7/31 22:37:39)

ルカ♀蛸魔人「すまん、なんだってよく聞こえなかった…もう一度言ってくれ」──ですからぁ…魔族を滅ぼすと言ったのです、アノン神もそう仰られてる事ですし…私の大切な物を破壊に来た魔族も魔物も排除するのですよ?(笑顔の下でそんな事を考えているとは誰が思ったことだろうか)   (2016/7/31 22:38:18)

ルカ♀蛸魔人この大陸の全ての魔族や魔物達(ムシケラ)を滅ぼしてすり潰して、私に恭順する者達だけ生きてその罪を償う機会を差し上げようと思いまして…なかなか良いアイデアだと思いませんか?(トブールは知っているのだ…このお嬢さんが街の外に出られても、数百mと言うことをそれ以上離れると、大量の水を必要とすることを…狂気の沙汰としか思えない、自分は今さっき会話で昼間は暑すぎて外に出れないといったばかりなのに、矛盾を感じる事無くそういう事を言っているのだ)──「まぁ、良いから酒を飲め」(ぶっきらぼうに言うとこれは拙いことになったかも知れない、そう思った)──しかし…魔族が…「魔族つっても、どこに居るのかわからんだろう?それに、ほれ…ツマミも作ってる最中だ」(視線で冒険者達に合図を送る、表と裏口を封鎖しろと   (2016/7/31 22:56:26)

おしらせアリステア♂冒険者さんが入室しました♪  (2016/7/31 22:58:15)

ルカ♀蛸魔人【こんばんは】   (2016/7/31 22:58:47)

アリステア♂冒険者【こんばんは。あまり夜遅くまではいられませんけれど、ご一緒よろしいでしょうか?】   (2016/7/31 22:58:57)

ルカ♀蛸魔人【いいですよ、私も長くやるつもりは無いので】   (2016/7/31 22:59:41)

アリステア♂冒険者【ありがとうございます。それでは、続いてよろしいでしょうか?もうひとつ落とす予定ございましたら、待っています】   (2016/7/31 23:00:25)

ルカ♀蛸魔人【続けて下さい】   (2016/7/31 23:03:18)

アリステア♂冒険者【かしこまりました。それでは、少々お待ちを】   (2016/7/31 23:03:42)

アリステア♂冒険者ん……、寝すぎちゃったな……。(目が覚めた。窓の外は既に陽が落ちていて、下の階からは賑やかな冒険者や客の声。身体を起こして、少し背筋を伸ばす。)うん、もう大丈夫。(ところどころ傷はあるものの、こんなの冒険者なら日常茶飯事に含まれるものだ。物置部屋の扉を静かに開くと、扉の前に奇妙な跡が残っていた。この跡は……)ルカさん?(ぽつりと呟いた名前は、ロサールの盾、蛸魔人族の令嬢の名前。思えば、同じ屋根の下で寝泊りしていながら、そこまで会話していない気もする。――「蛸のお嬢さんが心配してたぞ。今度顔だしてやりな」――ドブールの言葉を思い出す。)まだ……起きてる、よな。(廊下を少し歩いて、彼女が寝泊りしているはずの部屋の扉をノックする。)あの、ルカさん、アリステアです。起きてますか?(――返事は、ない。寝てしまったのだろうか。)……また、明日でいいかな。(これだけ寝たらもう今夜は寝れないだろうし、彼女が部屋から出る物音がしたら気づけるだろう。)   (2016/7/31 23:13:49)

アリステア♂冒険者(喉が渇いて、階段を下りる。階段を下りればすぐ店だから、一応身だしなみも適当に整えて。階段を下りると、喧騒に紛れて、聞き覚えのある女性の声と、ドブールの声。なにやら話しているようで、断片的に『魔族』だの『滅ぼす』だの、『ムシケラ』だの、その声の主と話した時の印象からは想像のつかない単語が耳に入った。)――ルカさん、こんばんは。(背後から、声をかけた。蛸魔人の令嬢を見上げて、すこし、心配そうな表情を見せようか。)   (2016/7/31 23:13:54)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、ルカ♀蛸魔人さんが自動退室しました。  (2016/7/31 23:23:20)

おしらせルカ♀蛸魔人さんが入室しました♪  (2016/7/31 23:24:03)

ルカ♀蛸魔人(声を掛けられて、視界の端に見慣れた男が立っていた…アリステアだ、金色に輝く瞳を動かすと同時に身体もそれに続いて走り寄る)アリステアさん?お怪我はもう大丈夫なのでしょうか?寝ていなくて平気ですか?魔の傷の呪いは解かれていると思いますが…(心配そうな表情のアリステアを見て心が抉られる思いにかられる。最近の魔族に対して敏感になっており、ピリピリしていた)「アルちょっとこっちに来い少し話が」(内緒話でトブールは今までのルカの事をかいつまんで話し、なんとか宥められないかと悩んでいた)   (2016/7/31 23:26:02)

アリステア♂冒険者(金色の瞳がこちらへ向けられるとほぼ同時に、彼女の身体が動いた。駆け寄ってきてくれた。それだけ、彼女がどれだけ自分のことを心配していたか、ふつふつと感じた。)ルカさん……。ありがとうございます。俺は、この通り、大丈夫ですよ。(にこりと彼女の金の瞳に、笑んで見せて。それは無理してつくったものでも、偽りのものでもない、いつも通りのアリステアの、表情の一つ。)心配かけてしまって、ごめんなさい。(そして、付け加えるように頭を軽く下げて謝った。誰かの身を案じるのがつらいことだということを、自分は知っているから。と、そこへドブールから声がかかる。)はい?なんですか。(近くによれば、先ほど聞こえた物騒な単語の意味を教えてくれる。成る程、そういうことかと頷けば、小声で「やってみます」とだけ店主に伝えて、カウンター席についた。)よかったら、一緒にご飯、食べませんか?ずっと寝てたらお腹空いちゃって。(席に座ってから上半身だけ振り返って彼女に苦笑して見せる。これもまたいつもの自分の表情のひとつ。)   (2016/7/31 23:33:39)

ルカ♀蛸魔人(頭を下げられ驚いて居ると涙がポロポロと溢れだし、アリステアとトブールが何やら話し込んでいる…国でも父が兄達と内緒話は良くしていたので、男同士の話に女は口を挟むことははしたないと育てられたのでその様子を見守っていると、苦笑いでアリステアが食事に誘ってきたのだ)それは…良いですが魔族や魔物が…(そう言ってみたがアリステアの身体が心配でその誘いに乗ることにした)本当に良くなったのですね…(徐々に薄紫に染まった身体がいつもの赤色に変化しつつあり)   (2016/7/31 23:42:55)

アリステア♂冒険者(ルカが隣の席についたのを確認すると、ドブールが適当な酒とつまみを用意してカウンターに並べてくれる。)はい、本当に、すっかり元通りです。それに、お腹が空いてたら魔族や魔物退治もできないですよ。(クスッと笑ってから、杯を手にとって、彼女のほうへ軽く掲げた。「乾杯」と言ってから、一口。ひやりとした葡萄酒が香りと共に喉を通る。薄味に感じるつまみに適当に手をつけながら、一段落したところで、口を開いた。)俺、この国に来る前はあちこち旅してたんです。人助けの旅を。だから、なんとなくわかるんです。この国の人達は、みんな安心して笑っているんですよ。それってきっと、国内は騎士団がしっかり守って、海は、蛸魔人族のひとたちが守ってくれているから、だから、みんな安心してここで暮らしているんだと思います。――たしかに、魔族や魔物の脅威は、完全に失くすことは難しいです。だから、被害も出てしまう。でも、俺思うんです。(そこまで言って、杯を口に運んで、傾けた。)   (2016/8/1 00:00:11)

アリステア♂冒険者誰かに安心を与えるって、魔族や魔物を退治するよりも、誰かを守るよりも、きっとすごく難しくて、でも重要なことなんだろうな、って。俺、みんなの笑顔見るのが好きです。だから、もし今度蛸魔人族のひと達と連絡を取ることがあったら是非伝えてほしいんです。みんなが安心して笑顔になっているのは、蛸魔人族のひと達のおかげだから。ありがとうって。(ドブールに頼まれたとは言え、少し大袈裟だっただろうか。でも、隣の彼女に見せるのは、やはり偽りのない笑顔。他の誰がどう思っているかはわからないけれど、少なくとも自分はそう思うから。彼女に、自分を責めてほしくないから。だから、自分が思うままの言葉を紡いだ。)   (2016/8/1 00:00:16)

ルカ♀蛸魔人(厳戒態勢だった酒場の冒険者達は一息付いただろう、アリステアの存在によって今まで静かな怒りを撒き散らしていた、蛸魔人の令嬢の怒りが一時的とは言え落ち着いたのだから…そしてこう思っただろう、「アル、なんとかそのまま丸め込め」と)はぁ、人助けの旅を…それは良い行いですね(微笑みながらも、並べられた葡萄酒と食事を目の前に略礼ではあるが神に祈りを捧げて)乾杯です…(蛸魔人の事を褒められれば嬉しくないはずはなく、アリステアの言葉に耳を傾けていると)蛸魔人はクラーケン王の兵として召喚された一族だそうですから、約束は何よりも大切なのです…それで一族が滅んでしまっても、このロサールを護る事でしょう…(そう、魔族や魔物を根絶やしにするのは不可能なのだ…そう、身近に守れる笑顔だけでも守れるように自分はもっと強くならねばと決心して)しかし…この短期間で魔族が活発に動いているのは…(そう言って、再び攻撃色である薄紫に変化していき)   (2016/8/1 00:20:10)

アリステア♂冒険者俺だって、魔族のことは憎いですよ。誰かを守れるような人になりたい。そう思って、毎日を過ごしてますけど……実際それってすごく難しくて、重くて……一朝一夕でなんとかなるものじゃないと思ってます。焦って力を振るったところで、それはまた次の悲劇しか生みませんから。(そう語る青年の表情は、どことなくつらそうだった。そう、まるで自分自身が経験したかのような、そんな重みが、その言葉にはあった。)それに、ルカさん。誰かを傷つけるのは、魔族や魔物だけじゃないんです。悲しいですけど、力を持ってしまったヒトが、ヒトを傷つけたりすることもあります。一人のヒトのせいで、大勢が苦しめられることもあります。(杯の中身を、一気に煽った。こんなことをしても過去を洗い流すことはできないのに。)魔族の動きが活発になっているのは、原因があるのかもしれないし、ただの偶然かもしれない。(そう、これは本当にわからない。だって、自分が追っている彼は――魔族でも魔物でもないから。)   (2016/8/1 00:48:15)

アリステア♂冒険者(そして、少しの沈黙のあと、意を決したように口を開いた。先ほどとはまた違う、真剣な表情で。)……俺も、ルカさんも、誰かを守りたい。その気持ちは一緒だと思うんです。うん、俺は誰かを守りたい。滅ぼすでも、破壊するでもなく、守りたい。それは俺の信念だから、自分で決めた信念や誓いは、曲げたくない。あと、ひとりで、悩まないでください。頼ってください。俺、ルカさんのこと、友達だって、思ってるんですよ?そんなに会話したことはないかもしれないけど、俺は今のルカさんが心配で、そしてルカさんは俺のことを心配してくれた。だから、俺たちは友達です。ね?(最後に、優しく笑んでみせて。これ以上、誰かが壊れるのはみたくない。それはきっと、お互いに同じ気持ちだから。それが、お互いにわかると思うから。)   (2016/8/1 00:48:20)

ルカ♀蛸魔人(眩しかったアリステアの真っ直ぐな所が…それに引き換えなんて自分が愚かで矮小かも知らされた、ぐいっと杯を傾けて飲み込み喉を潤す)………(ああ、この人は本当に強い人なんだ…魔族や魔物がどうとか、異種族の壁すらも平気で乗り越える強さが…先程までの自分が恥ずかしい、なんでこんな事に気が付かなかったのでしょう…私は…私は…)私の事で心配かけて申し訳ありません…先程までの私は、身近な誰かに危害が及んだ事で視野が狭くなっていました…そう…私じゃない『誰か』が『頭の中』でそうすることこそが正義だと、アリステアさんの部屋の前に居た時に叫んで居ました…どうかしていたんだと思います(危険な思考をさせて自滅への道を歩ませようとした『誰が』が居たとはっきり告げて、残りの酒を一気に飲み干すと呂律が回らなくなり)──ひっく…あらぁ…ありすてあさんが3人も…また飲み過ぎましたわぁ   (2016/8/1 01:06:00)

アリステア♂冒険者じゃあ、もしまた、どうかしてしまいそうになったら、遠慮なく言ってください。その時は、俺の言葉でルカさんを、助けますから。(いつも通りの笑み。そして、続けるのは)だからもし俺がどうかしてしまいそうになったら、その時はよろしくお願いしますね。(だんだん呂律が回らなくなってきている蛸魔人族のルカという友達に、それだけ言えばドブールのほうへ視線をやった。)「送ってやってくれ」 ふふ、わかりました。(ドブールの要請を快諾すると、彼女に手を差し出して。)さ、今日はもう横になってください。お部屋まで、連れていきますから。(そして彼女が、無事こちらの手をとったならば、肩を貸す形でゆっくりと階段を上って、彼女の部屋まで案内するのだろう。彼女がちゃんと、安心して眠られるように。蛸壺が置いてあるところまで肩を貸して、彼女が蛸壺の中で丸くなったのを確認すれば、一言。)おやすみなさい、ルカさん。きっと今日は、いい夢が見られますから。(壺の中に言葉を残して、自分も自室へ戻り、眠れないにしても少し身体を休めるとしようか。)   (2016/8/1 01:14:23)

アリステア♂冒険者【私は、これにて〆とさせていただきます。よければ幕閉じまで見届けたいと思います。】   (2016/8/1 01:14:54)

ルカ♀蛸魔人ありがとう…御座います…(ふわふわとした思考の中で『誰が』憎しみを増幅させたのかを考えながら、腕を取り身体を預ける様にして抱きついていた)わらしのぉ…ひっく…ヌメリ…いやじゃないですのぉ?…(そう言いつつもアリステアの顔に髪と思しき触手の一部が絡みついていて)あの…本当に…ありがとうございます…私を友と言ってくださって…またご迷惑を掛けるかも…しれませんが…その時は………(壺の中に収まったルカは言葉の途中で寝てしまったらしい)   (2016/8/1 01:24:08)

ルカ♀蛸魔人【和足もこれで〆です】   (2016/8/1 01:24:32)

ルカ♀蛸魔人【私の間違いです】   (2016/8/1 01:24:56)

アリステア♂冒険者【はい!〆ていただきありがとうございます~!なんだか生意気に色々語ってしまいましたけれど、楽しかったです!】   (2016/8/1 01:25:43)

ルカ♀蛸魔人【いえいえ、こちらも病んでるソロルに対応していただきありがとうございました】   (2016/8/1 01:26:49)

アリステア♂冒険者【素敵な機会を設けていただいて感謝ですよ。それでは、夜も遅いのでこのへんで。また機会がございましたら是非よろしくお願いします。見守ってくださった窓辺様もありがとうございました。失礼致します。】   (2016/8/1 01:27:46)

ルカ♀蛸魔人【それでは、おやすみなさい】   (2016/8/1 01:27:50)

おしらせルカ♀蛸魔人さんが退室しました。  (2016/8/1 01:28:01)

おしらせアリステア♂冒険者さんが退室しました。  (2016/8/1 01:28:01)

おしらせシール♀航海士さんが入室しました♪  (2016/8/6 21:31:33)

シール♀航海士わぁぁぁ…っ♪ 此処が、水の都、ロサール国…っ(ぱぁぁ、と目を輝かせて額の所で手の平を翳して照り付ける日差しから水の都を一望する。…前から来たかった、この水の国へと訪れます。…まずは、ギルドに挨拶に行かなきゃ、だよねっ。と思えば、小舟で島を渡り、ギルドのある陸へと辿り着く。)え、っとー……あ、あそこかな?(面舵をモチーフとしたネックレスは胸元で輝き、今は軽装備で丈の短めなシャツに中には水着。いつでも泳げるように。…下はプリーツのミニスカートを履いてて、それを揺らしてギルドの扉を開けます。中は騒がしそう…)…こ、こんにちは~…?   (2016/8/6 21:37:44)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、シール♀航海士さんが自動退室しました。  (2016/8/6 22:09:51)

おしらせルカ♀蛸魔人さんが入室しました♪  (2016/8/10 06:25:55)

ルカ♀蛸魔人【おはようございます、朝から暑いですね…少々ソロルを】   (2016/8/10 06:26:45)

ルカ♀蛸魔人【本日のお話はルカの父親のお話です】   (2016/8/10 06:27:42)

ルカ♀蛸魔人(暗い深海の何処か………三人の魔族が一つの岩を囲んで辺りを魔法で気泡で覆って魔法で光を灯して、ロサールで取り引きした酒で酒盛りをしていた。ルカの父親である蛸の国《蛸魔人》軍団長がその一人、もう一人は同じ《蛸の魔族》だが、瞳が銀色をしていて通称《銀蛸》の一族で蛸の国と敵対している《蛸魔族》の軍団長…そして、最後の一人が蛸魔人の仇敵である《鮫魔族》だった…)「蛸と銀蛸の二名よ、良く来てくれた…今年も後数ヶ月だが、問題はないか?」「鮫の…儂の所は問題ない」──実はな儂の所では問題があった、正直どうすればいいかわからん…(表情は分からないが、そう告げると銀蛸と鮫の一族の軍団長は話しを聴き始める)「儂らも知らん仲ではあるまい?さっさと話すが良い…幾度も矛を交えた仲じゃないか」「そうじゃそうじゃ、同じ蛸の一族では無いか?殺し合いまでしてる仲じゃ」───実はな我が家の末娘がな………(ルカに起こった事を尾ひれを若干だが付いた形で話しをした)   (2016/8/10 06:28:27)

ルカ♀蛸魔人「それはそれは…まさに蛸《魔人》と言うに相応しい歪み方じゃな?何故そこまで憎悪を膨らませられる…」「蛸の一族らしいと言えばそれまでだが…ぼんやりしていた娘じゃろ?前兆らしき物は無かったのか?例えば、力の強い魔族が裏で囁いている事案は結構あるぞ?ウチの若いモン達が蛸の国を攻めこむのはそう言う力が働いておるのじゃ…」(鮫の一族の軍団長が信じられんと言う様な言い方をして、銀蛸の一族は海の魔族とは言え、ダークロードに召喚された一族なので時折ダークロードの意志が若者に伝染すると言うような事を言った)鮫のよ、お前の所との戦…一旦中止する訳にはいかんのか…?「駄目じゃろうな…リヴァイアサン王はクラーケン王の親友であると同時にライバル関係にあったのじゃし、クラーケン王を滅ぼした際にお主等一族もクラーケンの元に送ってやろうという言葉に縛られて、引っ込みが着かなくなっておる…それと今、海の力が弱くなっているのはリヴァイアサン王だけの力で制御できなくなってるからじゃ…お主等の命の贄としてクラーケン王の復活を望んで居るのじゃろう…我ら眷属は神々に封印されてしまった王のただの駒でしかないと思って居るのじゃろう」   (2016/8/10 06:31:40)

ルカ♀蛸魔人ならば同じ蛸の一族である銀蛸の一族を滅ぼして、代わりの贄にならんかのぉ?「おまっ…冗談も休み休み言え!ダークロードの召喚された一族とは言え、同族を売るとは戦士としての誇りはどうした!」──冗談じゃ冗談…でものぉ儂は~~ルカ~~ちゃんの事が心配じゃし、はっきり言ってお前らと戦しとる場合じゃないんじゃ、お前らの他に魔物達との戦で正直の所、二正面どころか三正面作戦しとるんじゃぞ?これ以上、厄介事が増えたら正直~~ルカ~~ちゃんどころじゃ無くなってしまうんじゃ…可愛い末娘の事を思えば心配で夜も眠れんのよ…(酒が回って来たのかクダを巻き始めて、鮫の一族と銀蛸の一族はやれやれと言う顔をしていた)「まあ、これ以上無用な死人を出さずに、建前だけの戦に励もうではないか」「そうじゃな…いつもどおりじゃな」──~~ルカ~~ちゃんここ30年なぜ帰って来ない…?とーちゃんは寂しい……(それは、リヴァイアサンやダークロードに向けての一種の見世物で海の力を取り戻せないにしても、ダークロードの影響下から本来の海魔族に取り戻すためでもあった…)   (2016/8/10 06:32:07)

ルカ♀蛸魔人【以上です、それでは】   (2016/8/10 06:33:13)

おしらせルカ♀蛸魔人さんが退室しました。  (2016/8/10 06:33:18)

おしらせエルソフィ♀司書官さんが入室しました♪  (2016/8/14 21:07:10)

エルソフィ♀司書官【こんばんは。お部屋お借りいたします。一つ置きまして。】   (2016/8/14 21:07:32)

エルソフィ♀司書官(暦が進んで、セレネ神が降り立ったとされる月のとある夜。真夏の日照りの名残はうっすらと大気を漂っているが、夜風が一陣も吹けばそれも気にならない。「水の国」といういわれを象徴する多くのせせらぎが耳にも心地よい涼を運んでくる。その音に、夕餉を終えてどこかゆるりとした夜の賑わいに、雑踏に、コツコツと石畳の道を行く規則正しい歩。右腕には分厚い黒本が抱えられていて。)今年は少し暑いのですね。(晴れた星空を見上げて、途中まで帰り道が同じだった同僚にそんな天気話をしながら行く。分かれ道となる橋で歩を止めて、軽く会釈をする。)お疲れ様でした。また明日。(そんな、いつもの日常の夜。さて、自宅までそのまま最短距離を歩いてもいいのだが、今宵はふとその選択肢が消えていた。)……お気に召すかしら。(分厚い黒本と一緒に抱えられた、何冊かの絵本。子供向けのそれ。止まった歩をまた進めよう。涼しいついでに先月の祭の熱が抜けきらない平和な夜風景を時折見渡しながら。)   (2016/8/14 21:09:10)

エルソフィ♀司書官……あら?(規則正しく並ぶ魔導灯の下。ぽつんと佇む小さな黒い影。いや、影ではなく、黒く小さきものだった。金と銀のオッドアイが印象的な黒猫。綺麗な紐飾りが喉元を飾っていて、一声「ニャア」と鳴いた。挨拶――かは分からないが、足を止めて近くでゆっくりしゃがんで首を傾ぐ。手を伸ばせば届くほどに近い距離でも逃げない、人慣れした猫である。)せめて出かける書置でも残せれば良いのですけれどね。また魔術師ギルドの皆様が探していますよ。(そう、冒険者ギルドに定期的もとい聞く限りはしょっちゅう捜索依頼が出る猫が、眼前。以前、多忙極まる魔術師ギルドに仕事で出向いた折、「猫の手でもいいから借りたい」というから、よく餌をもらいに通っていたこの子をひょいと抱き上げて見せてみたら、あれよあれよと多忙を癒すシンボルとして寵愛されているのだとか。そんなシンボル猫は気まぐれにこうして外に抜け出て、散歩を満喫している間に誰かしらに保護されて、また魔術師ギルドのクッションで丸くなる――の、繰り返し。いつものことだが、怪我をしたりしていないかとそっと観察しつつ。……元気そうだ。)   (2016/8/14 21:35:00)

おしらせアリステア♂冒険者さんが入室しました♪  (2016/8/14 21:43:35)

エルソフィ♀司書官【こんばんは、アリステアさん。】   (2016/8/14 21:44:40)

アリステア♂冒険者【こんばんは、エルソフィさん。お邪魔いたします。もしよければ、同行させていただきたく!】   (2016/8/14 21:45:43)

エルソフィ♀司書官【ぜひに。気まま夜の散歩ですが挟みこみたい糸がありましたらそれもご随意に、です。どうぞよろしくおねがいいたします。良き紡ぎとなりますよう。よろしければこのまま続けて下さればと。】   (2016/8/14 21:48:22)

アリステア♂冒険者【ありがとうございます。それでは、少々お待ちくださいませ。どうぞよろしくお願いいたします。】   (2016/8/14 21:48:57)

アリステア♂冒険者(ロサール大図書館に勤める司書、エルソフィ・エデットが、金と銀のオッドアイの黒猫に出会う、少し前――)ははっ、まさかお前がギルドに貼り出されてた迷子猫だったとはね~。(赤髪の青年の腕に抱きかかえられているのは、金と銀のオッドアイの黒猫。先日、ロサール国立公園で時間を潰していた際に、膝の上で寝ていた猫だ。そのときは、まさかこの猫の捜索願が出ていることなんて頭の片隅にもなくて。)もう脱走とかしちゃだめだぞ?――「ニャア」(自分が懐かれたのか、単に人馴れしているだけなのか、言葉をかければ首をあげて返事をしてくるのだからなんとも可愛らしい。)今は人が多いんだから、悪い人に見つかったら大変なんだぞ?――って、ちょ、ちょっと!!(――脅すつもりはなかった……というよりも、此方の言葉を正しく理解しているとも思わなかったためになんとなくかけた言葉だったが、何を感じ取ったのか、黒猫はその言葉に目を丸くすると突然腕の中でピョンと跳ね、全力疾走で細道に入って行ってしまった。)   (2016/8/14 21:57:53)

アリステア♂冒険者 (――そして、現在。あちこち探し回って額に汗の粒を浮かべて、やっと見つけたターゲットは、小さい女の子――否、しゃがみこんでいるから一瞬そう見えただけで、実際は成人した女性だった――の前にいた。)はぁ……はぁ、やっと見つけた。すみません、その猫……って、エルソフィさん?(近づいて、女性が纏っているものが純白の司書服だとわかれば、その真っすぐな黒い髪、横顔に見える薄いフレームの眼鏡が、よく知る人物のそれだとわかれば、その名を呼んだ。)あ、やっぱり、エルソフィさんだ、こんばんは。(いつもの様子、いつもの笑顔、いつもの声色で、挨拶をした。)   (2016/8/14 21:57:59)

エルソフィ♀司書官いつも言いますが、何もおいしいものは持っていないですよ(ごち、と小さな額を膝にこすりつけてくる人慣れ――しすぎている黒猫。かける言葉の音は相変わらず硬質、ではあるのだが、拒絶するでも困るでもなくただそっと言う。)……そうですね、例年より少し涼しいとはいえ暑い季節ですから――(言いながら、右腕に抱えていた黒本に手を伸ばしたところで、駆けよる音。呼ばれるのは己の名。)……アリステアさん?(声のほうを見上げて、眼鏡の向こうの紫眼は小さく驚いて見開かれる。)こんばんは。……さ、お迎えがきましたよ。(挨拶は息を切らせている、そろそろ馴染みの青年に。促す言葉は、長い裾の中に隠れている黒猫へ。)魔術師ギルドからの捜索依頼ですか?(様子からして返答はおおよそ確信が持てるが、一応、尋ねてみた。要領のいい猫はもしかして市場で肉の一切れでもさらっているかもしれないから。)   (2016/8/14 22:13:23)

アリステア♂冒険者ええ、まぁ。(捜索依頼かと問われれば、特に隠す必要もないので簡単に答えた。)そいつ本当人懐こいですよね。……って、そっか、そういえばあの時話題に上った猫探しの依頼が、こいつだったのかぁ。(彼女が魔術師ギルドからの依頼というのを知っていたから、記憶を辿った。そう、メチャでかい魔術師と、彼女と、自分との三人で昼食をとった、とある日のことだ。)ほら、いつまでもエルソフィさんの腕の中にいないで、こっちおいで。――「シャー!」(金と銀に視線を合わせて、両手を伸ばす。しかし、黒猫は先ほどの自分の言葉にすっかり怯えてしまったのか、イヤイヤと彼女の袖にしがみついて離れようとしない。)……困りましたね、エルソフィさんの腕の中の居心地がよすぎて、俺のはいやだそうです。(もちろん猫語なんてものはわからないし、原因も自分にあることはなんとなくわかってはいるのだが。)   (2016/8/14 22:22:57)

エルソフィ♀司書官(そう、一瞬彫像かと見間違えた長身の甲冑魔術師と邂逅したときのこと。「穴の開いたブーツ亭」で眼前を含めた三人で依頼の話をしていたときに、自分が適当に依頼書のコルクボードから取ってきたものである。そんなくだりをふと思い出して、はて彼は今頃どうしているだろうか、と、よぎったところで、自分の膝を踏み台にして「シャー」と威嚇の声をあげながら前足で虚空を引っ掻く黒猫の様子に、小さく溜息。)私の腕の中、というより……(言いながら、黒本を少しだけ開いて小さく唇を動かすと、ページの隙間から小さな水球がふよふよと宙を漂って、黒猫の鼻先で止まった。)たぶん、餌付け人その1くらいの認識です。(言う間、黒猫は目を爛々とさせて宙をゆったり踊る水球を引っ掻こうとしては空振りし、三回ほど空振りした後にまた鼻先に留まった水球にすんすんと鼻を近づけ、ぴちゃぴちゃと音立てながらその水を舐め始めた。みるみるうちに小さくなる水球はやがてすっぽり黒猫の胃袋へ。)   (2016/8/14 22:38:37)

エルソフィ♀司書官ただの水なのですけれど。(いつぞや、疲弊したアリステアにも分けたものと同じもの。黒猫は大人しく腕の中に収まってしまい、仕方ないと言わんばかりの吐息交じりに左腕で抱き上げた。)では、参りましょうか。(当たり前のようにさらりと言って立ち上がる。行先はいわずとしれず、依頼主のもとへ。まだ閉っていないというかあそこが寝静まったところをあまり知らない。)ちょうど、近いですし。この子もそろそろ「家」に帰るつもりだったのでしょう。(ゆっくり歩いても10分かからない距離にある魔術師ギルドのある方角を見て、歩を進めた。)   (2016/8/14 22:38:47)

アリステア♂冒険者餌付け人その1?(きょとん。そんな顔を彼女に向けて、そのあと猫に尋ねる。)エルソフィさんは餌付け人その1なのかぁ?――「にゃー!」(小さな水の球を舐め終えた黒猫が上機嫌そうに鳴く。そういえばあの水の球は以前自分も飲ませてもらっ――待って、ということは、俺、あの時猫と同じ扱い……――と、内心で少しショックを受けたていたところに、『参りましょうか』という声。)え?(魔術師ギルドのあるほうへ歩を進める純白を、慌てて追う。)あ、ちょ、ちょっと待って!(その待っては、置いていかないで、の待ってである。早足で彼女に追いつき、その横を歩く。猫の頭を撫でようと手を伸ばすと「シャー」と威嚇されながら。)……なんだか、エルソフィさん、黒猫似合いますね。(思ったことをそのまま口にした。言ってから、黒猫が似合う女性って魔女とかそういう意味になってしまうのではないだろうか、という思考には、この赤い髪の内側に詰まった脳みそでは辿り着けない。)   (2016/8/14 22:51:36)

エルソフィ♀司書官見ての通り人に慣れている子です。上手く餌にありついているのでしょう。魔術師ギルドには時々仕事で出向いていますから、近辺を縄張りにしていたこの子に水を飲ませていたのです。一昨年の夏は日影でばてていましたから。(オッドアイの黒猫とのちょっとした縁をすらすらと語る中、歩は相変わらず、「待って」を聞きいれないそれ。威嚇した拍子に機嫌を損ねられても――自分は大して困らないが――彼がまた駆けまわる羽目になるのだろうから、こしょこしょと小さな顎の下を指先でくすぐってやると、大人しくなった。そんな、人慣れしすぎた猫を挟んでの会話の中、ふと、降ってきた言葉。)……似合う似合わないで考えたことはありませんが……(歩を止めないまま青年を見上げ、見上げてくる金銀の小さな双眼を交互に見て)……服が黒ければ絵本に出てくる魔女と使い魔のように見えるのでしょう。箒を大釜は持ち合わせていませんが。(すらすらと変わらぬ声音で返す。ふわりと、漆黒の髪を、夜風がそっと撫でて行った。)   (2016/8/14 23:06:26)

アリステア♂冒険者服が黒ければ……(青年の頭の中で想像――というよりも妄想したのは、つばの広い大きな三角帽をかぶり、真っ黒いローブに身を包んだ彼女と、その肩に乗る眼前の黒猫。うん、似合う、かもしれない。今度悪戯にそんな衣装をプレゼントしてみようか。……絶対受け取ってもらえないだろうからやめておこう。)でも今のその服だと、魔女というよりは……(そういってから、彼女の靴のつま先から頭のてっぺんまで一瞥した。相手からすれば、というよりも女性からすれば非常に迷惑なのであろう。)エルソフィさんは、エルソフィさんでした。(――なにも思いつかなかったらしい。だって、司書服は司書服であり、その司書服を身にまとって黒本と……今日はなんか他にも本持ってるけど、そして眼鏡、黒い髪。エルソフィさんである。)「にゃー」(彼女の腕の中の黒猫が鳴いた。)うんうん、お前もそう思うだろう?(満足げに頷いて再び黒猫の額をこしょこしょと撫でる。今度は威嚇されなかった。)   (2016/8/14 23:21:15)

エルソフィ♀司書官(まさか隣で脳内着せ替えが行われているとは露知らず、歩は相変わらず規則正しくコツコツと石畳みの道を行く。小さな橋を渡り、少し狭くなった道を右に曲がり、視界に魔術師ギルドの玄関オブジェが見えてきた。)魔女として静かに過ごす道があったのなら、そうですね、猫の一匹でも話し相手に招いたのかもしれません。(相変わらず愛想の方向に表情が動かないものだから、冗談と聞こえづらかったかもしれないが、さておき。上から下までじっと己を見る視線をそのまま追って、降ってきた言葉に、はてなと首を傾ぐ。気のせいかな黒猫も同調しているように見えて。)意味を分かりかねますが……着きましたよ。(大きな扉の前。ガチャリと器用に猫を抱いたままゆっくり押し開くと、内側から響いた声と言えば……)――「お猫様!」「お猫様が帰ってきたぞおぉぉ!」「ああっ愛しの君!これで私の作業もはかどるというものだ!」(……若干、大袈裟というか偏った空気の、まあとかく歓声であった。)   (2016/8/14 23:36:25)

アリステア♂冒険者……魔女なんて、やめといたほうがいいですって。ロクな性格になりませんから。(苦笑しつつ語る視線は、どこか遠くを懐かしむように見つめていた。)――えっ、あっ、早!(着いたと指摘されれば目の前の建物を見上げて。早いもなにも、先ほど彼女と出会った場所からこの魔術師ギルドまでそう遠くないのだから、当たり前ではあるのだが。)はぁーっ……すっごい人気者ですね~。(扉を開けた途端この騒ぎである。日ごろ脳みそを使う彼らにとって唯一の癒しだったのかもしれない。)……お前も大変だなぁ。ほら、主人たちの元へお帰り。またいつでも膝の上貸すからさ。(黒猫の顎の下を、先ほど彼女がそうしていたようにくすぐってやる。ごろごろと喉を鳴らしながら、彼女の腕から魔術師ギルドの者たちへ渡った黒猫の金と銀の双眼は、自分とエルソフィを交互に見つめてから「にゃあ」と別れの挨拶をしてくる。)ふふ、猫も大変だ。(ギルドの奥、きっと居住スペースが用意されているであろう帰る場所に連れて行こうと猫を抱いたギルド員の背を見つめながら呟いた。)   (2016/8/14 23:47:31)

エルソフィ♀司書官「可愛げがない」とはよく言われますので、それなら天職だったかもしれませんね。(言いながら、服が黑ければ魔女っぽいかもしれない純白の司書官は黒猫を魔術師――歓喜の号泣中――からの礼の言葉を「探してくださっていたのは彼ですので」とそっと受け流し、黒猫の呑気な鳴き声には、ようやく空いた左手で小さく手を振った。きっとまた数週間すればまた依頼書が出回るから。)時々作業の邪魔もするようですが、それも愛嬌らしく。……それでは、私はこれで。(と、歓声の渦の中そっと挨拶して踵を返し、外に出たところでふと思い出して、後ろをついてきているであろうアリステアのほうへ向き直った。)ああ、ここでお渡ししてしまうほうが早いですね。アリステアさん、これを。(そう言って珍しく黒本以外に持っていた本二冊、彼に差し出した。見れば明らかであろう――絵本である。子供向けの、森の絵が表紙を飾るそれ。)場所を取らなければ、預かっていてほしいのです。   (2016/8/15 00:15:49)

アリステア♂冒険者あはは……(猫の毛とか、魔道具に悪影響与えたりしないのかな。そんな苦笑をしつつ、彼女に続いて、「失礼します」と踵を返した。)んー……!(閉じられた魔術師ギルドの扉を背に、一仕事終えた後の伸び。といっても、ほとんど彼女のおかげなのだが。)エルソフィさんがいてくれて助かりました。ありがとうございました。(と、真面目に頭を下げてお礼を述べると、返ってきたのは言葉ではなく、先ほどから彼女がいつもの黒本と一緒に持っていた、数冊の本。)え?もしかして絵本から勉強しなおせとかそういう――あ、預かるんですね。ええ、もちろん構いませんけれど……。(受け取って、その手に収まった絵本と、ガラスの向こうの紫を交互に見つめる蒼の瞳にあるのは疑問。頭の上にはきっとハテナのマークが浮かんでいることだろう。賢く、洞察力に長けた眼前は、きっと自分の表情、仕草から、何も質問せずともきっとこの疑問を感じ取ってくれるだろう。答えてくれるかどうかはわからないけれど。)   (2016/8/15 00:26:06)

エルソフィ♀司書官本から学んでほしいことはもう少し別にありますが……(頭に疑問符を浮かべたような表情。それはそうだろう。唐突に絵本を預かれと言われても。だから、そのまま青瞳を見上げて言った。)レディ・ルカに、以前、絵本をお見せする約束をしたのです。約束、というよりは私から一方的に提案しただけなのですが。まだしばらくブーツ亭にいらっしゃるようなら、食事に訪れたときもしいらっしゃったら、本がブーツ亭にあれば円滑に読み聞かせができると思って。(「ロサールの盾であれ」という言葉を胸に抱く彼女の身に最近起きた出来事をこの司書官は知る由もないのだが、それよりも前――山村での事件に関する彼女からの個人依頼書をコルクボードで見た時、そこから連想した物事は記憶にまだ新しい。だから、というわけでもないのだが……)紙の本に、触れられない方ですから。(ただただ、本に手が届かない人に届けたい――そんな、シンプルな動機であった。)   (2016/8/15 00:43:12)

アリステア♂冒険者(彼女が語る、自分に絵本を託した理由を聞けば、いつの間にか疑問の表情から穏やかな笑みへと変わっていたことだろう。)……わかりました。そういうことなら、しっかり預かっておきます。――実は俺も、お願いしようと思っていたところなんです。お願いというか、お誘いというか……。(視線を紫から外しているのは、思いつきではなく、言葉を選んでいるからということを眼前は察するだろうか。)いや、今度もしよかったら、ルカさんいるときにでもブーツ亭に来てくれたらって思ってたんですけど……(以前、彼女とあった一件。むやみやたらと吹聴するような話ではないし、それに関しては一応彼女もあの時は落ち着いてくれたから。それでも、やっぱり同性で話をしたほうが蛸魔人族の彼女にとっても良いのではないだろうかと。余計な気遣い、なのかもしれないが。)俺が、お誘いするまでもなかったですね。(ちょうど、彼女のほうからその気でいてくれたのだから。)ほら、あの時、二人とも意気投合してたみたいですし!(最後にそう付け加えて、手渡された絵本の表紙を見れば、ふふ、と笑った。)   (2016/8/15 00:55:59)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、アリステア♂冒険者さんが自動退室しました。  (2016/8/15 01:16:18)

おしらせアリステア♂冒険者さんが入室しました♪  (2016/8/15 01:16:33)

アリステア♂冒険者【失礼しました】   (2016/8/15 01:16:45)

エルソフィ♀司書官ありがとうございます。(静かに軽く頭を下げて礼を言う。眼前からの言葉が少し歯切れ悪い部分については、気にならないといえば嘘になるが、問うことはしなかった。本当に己から何かが必要なら、言葉を迷わない眼前であると、最近知ったから。)ジョスト祭でお見かけしたのですが、間が合わずに声を掛けられなかったので、また休暇か、夕餉のときにでも。(言って、眼前曰く意気投合というあの食事風景。一拍、きょとんと沈黙して視線がふと黒本に落ちた。)……ええ、尊敬しています。(とつり、淀みも含みもない水のような独白。言って、直後にはっとして見上げる。)――お引止めしてしまいました。黒猫の保護をありがとうございます。私もそろそろ心配で縄張りを見て歩いていたので。(少し、早口に聞こえただろうか。)それでは、私はもう少し歩いてから帰宅しますので、ここで。(軽い会釈をして、くるりと踵を返した。)   (2016/8/15 01:17:52)

エルソフィ♀司書官【おかえりなさい。遅くまでお付き合いいただきありがとうございます。次レス目安で〆とさせていただこうと思っています(深々。】   (2016/8/15 01:18:39)

アリステア♂冒険者そうだったんですか。って、エルソフィさんもお祭り行ってたんですね。(と、少し意外そうな表情を見せて。だって、お祭りに乗じて飲み食いを楽しんだりはしゃいだりする性格に見えないから。と、心の中で考えていたところ耳に入ってきた独白のような言葉。)うん、俺も尊敬してますよ。(自分は、きっと村ひとつ滅びたというのを、聞いただけであそこまで怒れないと思うから。)いやいや、お礼を言うのは俺のほうですって。今日はありがとうございました。(少し早口でお礼を言われ、続くのは別れの言葉。軽い会釈に、こちらも同じものを返して、踵を返した彼女の背に。)あっ……さっき「可愛げがない」って言ってましたけど、エルソフィさんの寝顔はすっごく可愛らしかったですよ!夜道、気を付けてくださいね。(――共に何度か野営したときのことを思い出して、思いついたことをそのまま言葉にして、さて、自分はブーツ亭に戻ろうか。なんでも、この時期は南西の大陸から様々な果物が輸入されるとのことで、ブーツ亭でも期間限定メニューを出すらしい。そのメニューの試作やらを、今日は夜通しドワーフの店主とするハメになるのだろう。)   (2016/8/15 01:35:33)

アリステア♂冒険者【お待たせいたしました。此方からはこれにて〆とさせていただきますね】   (2016/8/15 01:35:48)

エルソフィ♀司書官 ええ、結局知人が出場する試合分を見に行く程度の時間しか工面できなかったのですが……あ、子供たちから聞いています。引率をありがとうございました。(大変だったろうに、と、思えば感謝の言葉もすらすらと出て。踵を返して、背に受けた言葉に規則正しい歩が不意に止まる。)――(振り返って何か言いかけたときには、彼はもうブーツ亭のほうへと歩いていて。その横顔を、過ぎ去った笑みを、しばらく見て――)……そういうところを、本でもなんでもいいですから学んでください。(――溜息をついた。気を取り直すがごとく眼鏡を指先で押し上げて、また規則正しい歩に石畳の道を行く。)魔女の寝顔を見たら呪われる――そんな謂れもあるというのに。(そんな古い都市伝説を知っていたとしても、言葉は変わらなかったのだろうと思うと、どうしてかな、もう一度溜息をつきそうになった。そして、夜闇が深くなる、居住区への近道となる細道。ふと、振り返った。)……おやすみなさい。(言い忘れてしまったから。そうして、魔術師たちの寵愛を受ける猫と仲良しの純白の魔女は住家へと歩を進め行く。夜風に、腕に抱える本と同じ漆黒の髪を撫でられながら。)   (2016/8/15 01:53:03)

エルソフィ♀司書官【大変お待たせいたしました。私からもこれにて〆。幕閉じとさせていただきます。夜分遅くまでのご一緒をありがとうございました。】   (2016/8/15 01:53:34)

アリステア♂冒険者【いえいえ、こちらこそ突然の乱入にも関わらず柔軟に対応していただき感謝です。夜遅くまでありがとうございました。】   (2016/8/15 01:54:39)

エルソフィ♀司書官【ふふ、ほぼノープランの散歩でしたので賑やかになって楽しかったです。次に繋がる糸も紡げましたことですし。ありがとうございます。見守って下さいました窓辺様方にも感謝を。それでは、お部屋お返しいたします。どうかよい夢を。】   (2016/8/15 01:55:53)

おしらせエルソフィ♀司書官さんが退室しました。  (2016/8/15 01:56:01)

アリステア♂冒険者【はい、それでは私もこれにてお部屋失礼いたします。おやすみなさいませー】   (2016/8/15 01:56:24)

おしらせアリステア♂冒険者さんが退室しました。  (2016/8/15 01:56:28)

おしらせアリステア♂冒険者さんが入室しました♪  (2016/9/5 19:46:03)

アリステア♂冒険者【こんばんは。少し久しぶりに待機でも。ご新規様、常連様問わず、です。】   (2016/9/5 19:46:53)

アリステア♂冒険者(ジョスト祭も終わり、死や愛を司る神フィーナの月になった。通りにごった返していた観光客の賑わいも一通り落ち着いた頃。『穴の開いたブーツ亭』の居候であるアリステアは、溜まった依頼をこなす日々を送っていた。人が増えればその分トラブルなんかも増えるわけで。ロサール騎士団だけでは手が足りないものなんかは冒険者ギルドへ協力要請が来ていた。緊急を要する依頼を最優先に都市を、時に河を、山を、野を駆け回り、残すは簡単な採集依頼や情報収集系、浮気調査などといった依頼ばかりになった。店の店主のドブールはというと、売り上げがよかったこともありどこか機嫌がよさそうだ。店にもやっと常連客が安心して入ってこられるくらいには、落ち着いた。)お待たせしました、山羊肉のステーキと蜂蜜酒です。久しぶりですね。ゆっくりしていってください。(依頼が落ち着いたということもあり、今日はこうして店の手伝い。こうして働いているだけで、様々な情報を得ることができる。それに、新しい出会いもある。見知った顔と再会することもある。以前より少し伸びた髪を揺らしながら、またやってきた常連客に料理を運ぶ。)   (2016/9/5 19:47:26)

アリステア♂冒険者あっ、いらっしゃいませ。こちらへどうぞ。(また扉が開かれて、やってきたのは男性二人。案内して、ちょうどテーブル席が埋まり、空いているのはカウンター席のみとなった。)「おい見ろよこれ。今度はシルクだってよ。あの会長さんもよくポンポンとまぁ」「でもよぉ、おかしくねぇ?ついこないだまで無名の商会だったじゃねぇか」(ふと、聞こえてきた先ほど案内した男性二人の会話。一人の手には新聞が握られている。自分が商会長の家の子供だったからだろうか。なんとなく気になって、働きながら耳を傾けていた。なんでもその『シルバースケイル商会』という無名だった商会が、ここ数年で急速に規模を拡大していき、今では千鳥足通りに何店舗も、それも様々な種の店を出店するまでに成長したらしい。たしかに、シルバースケイル商会といえば、経済に疎い自分も聞いたことがあるくらいには有名な商会だ。そうか、数年前までは、無名だったんだ。なんて、そんな程度の感想。)   (2016/9/5 19:59:05)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、アリステア♂冒険者さんが自動退室しました。  (2016/9/5 20:52:13)

おしらせアリステア♂冒険者さんが入室しました♪  (2016/9/5 20:53:35)

アリステア♂冒険者(店内は、熱気と料理の香りに包まれていた。誰の目から見ても、繁盛しているといえるだろう。特にこの時期にしか出していないタルト生地に様々な果物を乗せたお菓子が、女性客だけでなく男性客にも好評だ。ここは本当に酒場なのかと疑いたくなったが、現に売れているのだから仕方ない。それにしても、いつも思うがここの店主はその見た目からは想像できないような可愛らしいメニューを開発することが稀にある。このフルーツタルトもそのひとつなわけだが。)「アルちゃんこっちにもフルーツタルト!四人分ね!」……あ、はーい。(そういえば、このフルーツタルトに使われている果物も、たしか件のシルバースケイル商会の貿易品のひとつなはずだ。食品から布まで、本当に幅広く扱っているようだ。一体何を契機にそこまで成長したんだろう?……新聞読むようにしたらわかるのかな。)「アル坊ー!お勘定ー!」はーい!(――まだまだ店内の熱は冷めない。もう少し、忙しい時間は続きそうである。)   (2016/9/5 20:54:06)

アリステア♂冒険者【今夜はこのへんで失礼しますね~。皆さまよい夜を。】   (2016/9/5 21:04:33)

おしらせアリステア♂冒険者さんが退室しました。  (2016/9/5 21:04:36)

おしらせエルソフィ♀司書官さんが入室しました♪  (2016/9/5 22:54:19)

エルソフィ♀司書官【こんばんは、お部屋お借りします。一つ落としまして。導入で長くなっておりますが、どうぞお気兼ねなく。】   (2016/9/5 22:55:21)

エルソフィ♀司書官――それでは、寄付金額の件は満場一致にて従来通りにとお返事する方針でこの議を閉じさせていただきます。皆様お疲れ様でした。(ロサール大図書館上階。館長と、13人の司書官らによる運営会議の進行を務めたエルソフィ・エデットは、この叡智の蔵の主と、他12人の同僚らに会釈し、その日の業務は本来の就業時間を大幅に越えたものの、大きく荒れることもなく静かに終了した。大図書館を後にする頃には、もう空は茜を通り越して紺色。フィーナの暦の星空が「おつかれさま」と煌めいていた。)……次から次へと……今年は本当に忙しないですね。(道途中まで同僚とそんな会話を交わして、さて遅い夕飯にするにも果たして市場に何が売れ残っているだろうか――そんな時間。まあ探せばないことはないが。そう、例えば、同僚が冗談半分に誘いをかけてくる通りとか。)千鳥足通り?ご冗談を。行くなら制服を脱いでからにしてください。(千鳥足通り――いわゆる歓楽街。ひっそりと静かな酒場も、少し洒落たレストランもあることは知っているが、いかんせんあの一帯の治安は決して良くない。人とぶつかったら財布の在り処を確認したほうがいいという謂れがある程度に。)   (2016/9/5 22:58:13)

エルソフィ♀司書官(と、まあいつものように素っ気なくあのどこか艶っぽい夜町での晩酌を断って、いつもの水路沿いの石畳帰路。)……そういえば、営業時間は何時までなのかしら。(ぽつり、ふと一軒思い至って。家にバケットと塩漬肉が残っているのだからまっすぐ帰宅するのが最短で最も効率良い時間の使い方とは、分かってはいるのだが、見上げる星空が、ほんの少し思考のコンパスを狂わせる。もう少し、歩こうか。最短帰路から外れるけれど。)   (2016/9/5 22:58:20)

おしらせ暁♂武器商人さんが入室しました♪  (2016/9/5 23:25:02)

暁♂武器商人【こんばんは、お久しぶりです。覚えておいででしょうか?】   (2016/9/5 23:25:39)

エルソフィ♀司書官【こんばんは、お久しゅうございます。ええ、その節は素敵な邂逅をありがとうございました。】   (2016/9/5 23:26:50)

暁♂武器商人【覚えて頂いて何よりです。ご一緒してもよろしいですか?と言いたい所ですが......もう夜も遅いですね。眠気は大丈夫ですか?】   (2016/9/5 23:28:48)

エルソフィ♀司書官【はい、いつぞやと同じく帰りの夜道ですが特にこれといった内容は定めておりませんので、下記でよろしければ続いて下さいまし。目蓋は大丈夫です。お気遣いをありがとうございます。どうぞよろしくおねがいいたします。良き紡ぎとなりますよう。】   (2016/9/5 23:32:05)

暁♂武器商人【はい、こちらこそよろしくお願いいたします。それでは書き出しますのでしばらくお待ちを......】   (2016/9/5 23:33:12)

エルソフィ♀司書官【はい、どうぞごゆっくり。お待ちしております。】   (2016/9/5 23:34:32)

暁♂武器商人上を見るのは良いが、前も見ないと転ぶぜ?だがあんたは運が良い。俺は転ばぬ先の杖も売ってるんだ(不意に漂う、葉巻を燃やした独特の香り。下を見れば、どこの星の光が生んだ影から出てきたのか、ブラックコーデに身を包んだ男が一人、シートに座っている。葉巻を咥えながら杖を磨いてるその姿は、幻想的な上に比べ、その下の男の怪しさよ。共通する部分は、星もこの男も掴めない所くらいか。彼はニヤリと彼女に笑い......)久しぶりだね、何か欲しいものがあるかい?今日は営業中だ(武器商人が、後ろの巨大な袋を掴んで広げる。小物、本、香水、化粧品、楽器、玩具。相変わらずの品揃えだ。だがその中に、一つだけ名札がついた品が。その名は......《L Sofia》天使の知恵は、今も光輝いている)   (2016/9/5 23:48:49)

エルソフィ♀司書官――(コツコツ、石畳を行く規則正しい歩が止まる。それは、真夏よりは少しばかり涼しくなった夜風が運んできた葉巻の香り。日常にあまり縁のない香り。そして声。星空から降ってくるのではなく視界の斜め下辺りから響いてくる、覚えている声。)……驚きました。(素直な言葉。薄いフレームの眼鏡の向こうの紫眼がその言葉に偽りないと裏付けるように少しばかり見開かれて。)お見かけしないものでしたから、流浪なさったのかと。(探していたわけでもないのだが、あの一度きり、思えば今日と同じような時間。暦が巻戻る不思議な錯覚。それが錯覚だと認識させるのは、広がる不思議な品々の中に一つ、交わした言葉の記録があるから。そう、自分の名を縁にそのまま名付けられた石。右腕に抱いた分厚い黒本を胸元に抱え直しながら、裾を拾ってゆっくりとしゃがもうか。)――お久振りです、サキモリさん。欲しいもの……ええ、会議疲れに少し夕餉の足しになるものを考えてはいました。(いつぞや教わった眼前の名を呼び、右腕に丁寧に巻かれている細いチェーンから下がる護石と同じもの――『天使の知恵』の煌めきにそっと指先触れた。)   (2016/9/6 00:02:56)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、暁♂武器商人さんが自動退室しました。  (2016/9/6 00:09:02)

おしらせ暁♂武器商人さんが入室しました♪  (2016/9/6 00:09:44)

暁♂武器商人【おっとっと、ただいま戻りました】   (2016/9/6 00:10:01)

エルソフィ♀司書官【おかえりなさいまし。】   (2016/9/6 00:11:09)

暁♂武器商人白昼堂々、悪事を働いてるとお天道様が沈んでも見張られる物でね。転々としながら国を一周しただけのことさ。だが......良い機会だったよ。この街の隅々までこの靴の裏で汚してやったんだからな(ククッと喉を鳴らして悪趣味に笑い、杖を違う麻袋に入れる。転ばぬ先の杖は、夜では無く昼に売るためのようで。何かあった時の為の備えの杖。その何かは、恐らく非日常的な場面でしか使えないのだろう。何故なら彼は武器商人なのだから)さて、夕食ね......悪いが市場じゃないから食品は取り扱って無い。その代わり......違う場所でなら出せる。どうだい?怪しい武器商人と一緒に食事でも(彼には他にも店があるらしい。さて、裏だの影だのがこそこそと悪巧みをする場所は決まっている。酒と、飯と、遊戯があり、そして静かで、分かりにくく、暗いところにある。彼女が触った途端に、何かに反応したかのように光りだす二つの石。それが無ければ、飲み込まれてしまいそうな闇に向かって、武器商人は返事も聞かずに石以外の商品を片付けて歩きだす。その方角は......裏路地だ。彼が通る瞬間、人の気配がことごとく消え、音が消える感覚。その不気味な静寂は彼(長文省略 半角1000文字)  (2016/9/6 00:27:56)

暁♂武器商人(彼には他にも店があるらしい。さて、裏だの影だのがこそこそと悪巧みをする場所は決まっている。酒と、飯と、遊戯があり、そして静かで、分かりにくく、暗いところにある。彼女が触った途端に、何かに反応したかのように光りだす二つの石。それが無ければ、飲み込まれてしまいそうな闇に向かって、武器商人は返事も聞かずに石以外の商品を片付けて歩きだす。その方角は......裏路地だ。彼が通る瞬間、人の気配がことごとく消え、音が消える感覚。その不気味な静寂は、彼が歩くにつれ広がっていった。)   (2016/9/6 00:28:52)

エルソフィ♀司書官なるほど、騎士団との追いかけっこを楽しんでいらっしゃるのなら何よりです。ご存じの通り、いくら歩いても飽きないほどに入り組んでいますから。(白昼堂々、決して褒められた商売でないことを公僕たる己の前で堂々と言ってのける眼前に返す言葉は、特に悪人を警戒するでもいわく陽の目をろくに見れたものでない商いに口を出すわけでもなく。それは自分の領分ではないのだから。誇り高き守護らに守られた道全てが明るいと思うほどおめでたい性分でもないのだから。)……意外です。思考が整理されやすい魔法の小道具を薦められると思いました。(少し、首を傾ぐ。色が入った眼鏡の向こうの瞳の様子はいぜんと知れず、が、笑みと声音に思考一拍、二拍。)……(そして、よぎった今日の会議。商い人が関わるものであったそれ。)……(結論。)   (2016/9/6 00:47:31)

エルソフィ♀司書官――たまにはそんな散歩も良いのかもしれません。(思考のコンパスがもう少し狂う。誘いを了として立ち上がった。行くその暗い道は、寝静まるにはもう少しだけ時間があるというのに、一つ、二つ、音が散っていく感覚。音が、逃げていく感覚。ああ、懐かしい、この感覚――とは口に出さず、ただ黙って同じ歩調に後ろをついて歩いた。時折、黒本とその傍で淡く煌めく護石に視線を落としながら。行先は問わない。行きつけば分かるから。)   (2016/9/6 00:47:56)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、暁♂武器商人さんが自動退室しました。  (2016/9/6 01:02:00)

おしらせ暁♂武器商人さんが入室しました♪  (2016/9/6 01:03:27)

暁♂武器商人【っと......失礼しました】   (2016/9/6 01:03:45)

エルソフィ♀司書官【お気になさらず。遅筆でお待たせしております(深々。】   (2016/9/6 01:04:39)

暁♂武器商人さ、着いたぜお嬢さん。(着いた、と言ったにも関わらずそこは行き止まり。彼女を淫靡な陰謀と思惑を元に陥れた......訳では無いようだ。なぜなら)全く、ここも隠すのには苦労したよ(行き止まりの隅の角。そこに僅かにだが、まるで糊が半分乾いた切手の端のように、何かが捲れていた。それを摘まみ、べりっと一気に剥がす。二次元の薄いレンガが剥がれ、壁紙の裏には......鉄製の扉。その鍵穴に、彼にとっては思考を整理してくれる魔法のような物。それをくわえた口から手に取り、握りしめ。再度手を開けば、そこには金属製の鍵が一つ。鍵穴に刺して捻ればカチャリと音がし......)いらっしゃいませ、俺の酒場にようこそ(中に入るのを促すように、扉を開けたままお辞儀をする。店内はビリヤード、ダーツ、そして、カウンター。その前には大きな酒棚。長い間留守にしてたというのに埃一つ無い清潔な店だ。悪党が思考を狂わせ悪巧みをする場所は、以外にも小洒落ていた)   (2016/9/6 01:11:47)

暁♂武器商人【いえ、それはこちらも同じですので......】   (2016/9/6 01:12:09)

エルソフィ♀司書官これでも二十を過ぎていますので、できればお嬢さんというのはもう少し年下の――(静かな抗議は、月光も届かぬ建物の、日常の影を行く中では少しばかりよく響いたのかもしれないが、途切れる。行き止まりと知る靴音の響き方。)……(意識だけが右腕の中の黒本に落ちる。しかし心臓の鼓動はほんの少しも揺らがない。その理由は間も無くして知れたこと。なんとも原始的な、しかし下手な隠蔽魔術よりよほど分かりやすく案外見落としやすい、文字通りの隠し扉。暗くて朧にしか見えなかったが、どこか手品めいた鍵開けにまばたきを一つ二つ。開かれた先の光景に、一歩――)……空間は人を表すと言いますが……(見回す。4年は踏み入っていない、どこか懐かしく、どこかほんのり妖しいと感じるのは、まだやはり、「お嬢さん」だからだろうか。酒棚のラベルたちを見上げて、最後にここの店主を見上げて言った。いや、言いかけてかぶりをふった。)……いえ、失礼。お招きをありがとうございます。   (2016/9/6 01:27:01)

2016年07月23日 22時40分 ~ 2016年09月06日 01時27分 の過去ログ
【F系】水都ロサール【本部屋】
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