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「【F系】水都ロサール【本部屋】」の過去ログ

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2016年11月08日 23時03分 ~ 2016年11月27日 22時11分 の過去ログ
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ルノリット♀冒険者…貴方も一人…いや、一羽かい。ん、…寂しい夜もある。…ねぇ、僕が…眠るまで一緒に、…なんて言ったら、図々しいかな、神様。(苦笑を浮かべる。今、帰宅する途中で此の道を通る人は此れを見てどう思うだろう。矢張り、気色悪いと思うだろうか。…そもそも、此方を見ないか。小さな神様は、何かを囁くように鳴く。手にした白パンをもう一欠片、置いて)…お腹が空いているのかい。…僕もだよ、…。(こつこつと、冷たい道を嘴が続く音がする。其れと同時に、少女の腹の音も響く。――ぐぅ、…)…。…冷えるね。温かいものが食べたい。(自分ももう一欠片、パンを口に運んで)…此の間は運が良かったんだ。…今宵も誰かが拾ってくれるとは、限らない…。…そうだろう?神様。   (2016/11/8 23:03:12)

ルノリット♀冒険者…こうも寒いと、早く眠らないと。…眠った方が危ないんだっけ。…まぁ、眠らないと…身体に良くない。(パンは殆ど、神様に捧げてしまった。自分よりも神様に尽くすべきなのだから、其れで後悔はしていない。ずっと起きていると寒いし、腹も減ってしまう。故に、眠気に身体を任せてしまおう。其の儘、路上で横になる。)…ふふ。満足してくれたかい?(枕になるようなものもないので、硬い地面の上。――茶色をした、肩に触れるくらいの長さの髪は緩く広がる。顔は覆われていて見えないだろうし、服装も色気のあるものではない。追い剥ぎ、或いは変な男に襲われるような心配はまず無いだろう)……来てくれて、有難う御座います。お休みなさい…。(神様へ。挨拶をすると、其の儘瞳を閉じた。ふかふかの布団の中で眠る時でなければ、マスクも外す必要はないか。…数秒して、直ぐに夢の中へ落ちていく)   (2016/11/8 23:28:37)

ルノリット♀冒険者【誰も落ちてくる気配がしない…。絡みにくいキャラクターなので仕方ないでしょうか。申し訳ない…。】   (2016/11/8 23:29:46)

ルノリット♀冒険者【…って、〆用のロールを投下してしまいました。後10分だけ待機して、誰も来なかったらこのまま退室致します。誰か来たら、一つ前のロルは撤回して続けようかと…】   (2016/11/8 23:30:47)

ルノリット♀冒険者【其れでは、今回は此処で失礼します。(ROMの方がいると、若しかして遊んでくれるのでは?と思って中々退室できないタイプ)お部屋、有難う御座いました。】   (2016/11/8 23:42:33)

おしらせルノリット♀冒険者さんが退室しました。  (2016/11/8 23:42:39)

おしらせピェリオ♂役者さんが入室しました♪  (2016/11/20 15:50:20)

ピェリオ♂役者【こんにちは。お部屋をお借りいたします。】   (2016/11/20 15:50:39)

おしらせエルソフィ♀司書官さんが入室しました♪  (2016/11/20 15:51:40)

エルソフィ♀司書官【こんにちは、少し久しゅうてお部屋お借りいたします。ピェリオさん、此度はどうぞよろしくお願いいたします。どうか良き紡ぎとなりますよう。】   (2016/11/20 15:52:50)

ピェリオ♂役者【改めまして、エルソフィさん。こちらこそ、この度はありがとうございます。頓狂な賑やかしですが、どうぞ幕引きまでお付き合い頂けますと幸いです。何かあればいつでも仰ってください。 それでは投下。導入につきすこし長めですがご容赦ください。】   (2016/11/20 15:54:34)

エルソフィ♀司書官【はい。私も遅筆ですので。性分真逆の邂逅、ゆるりと参りましょう。】   (2016/11/20 15:56:17)

ピェリオ♂役者(時刻は太陽が真ン中から、少し斜めに傾く時間。夕暮れにはまだ早く、けれど風は少しずつ冷たい。大通りを抜け、ぽかりと空いた広場の一角。子どもも、仕事中の大人も、あるいは貴重な休みをくつろぎにくる人々も。多くが散見されるこの場所で。役者は今日も、【道化師】に相応しく滑稽な仕草を振り撒いていた。 彼の目の前に置かれた空き瓶には、小銭と申し訳程度の貨幣がいくらか。いいんだ、重要なのはそこではない。自分の最たる目的のひとつは、この都で、少しでも知名度を上げる事なのだから。小銭も、もちろん大事だけど。好き勝手してくるなら飲食代くらい自分で頑張れとか帰った時にお土産ないのかとか年少組にぎゃいぎゃいされないように。とか。……閑話休題。 そんなだから、役者は今日も、役を演じる。大事な空き瓶一つ、その横に、同じくらい大事な、重ねて束になった羊皮紙。綴られているのは、己が所属する一座『銀猫』の自己紹介と上演予定。大きな祭りに乗っかる事が多いから、この時期はまだ少ないけれど。少しでも、来たるべき時に備えて多分に広めようと、役者を身を躍らせる。)   (2016/11/20 15:57:14)

ピェリオ♂役者(今日の衣装は、ピンクとグリーンのパッチワークで作られたつなぎ。ただのツナギじゃありません。二重にしたその隙間に、不要な布切れやあまった端切れをこれでもかとぱんぱんに詰め込み、抜けた手足には鈴と、革のブーツと手袋。おまけに頭には、【衣装担当】が満面の笑みで「自信作」と言って寄越した―――オレンジとグリーンの、犬を模した被り物。いわゆる、全身すっぽり着ぐるみスタイルの二足歩行の犬(らしきいきもの)が、先程からお手玉やら手品やら、果ては側転やらして見せている訳だ。) ―――― (……だけれど、まあこの犬をよく見てごらん。満面の笑みで渡されたのはいいけれど、目玉のぶぶん、白目の中身の黒目がそれぞれ、右と左を向いてるよ。焦点のあってない眸、おまけにきっと、何処の世界にピンクとグリーンの毛並みの、あまつ二足歩行で飛んだり跳ねたりする犬がいるもんかね。)   (2016/11/20 15:57:54)

ピェリオ♂役者…………(そんなこんなで、今日は割と空振りも良い処だった。おかーさーんあれなにこわいー、しっみちゃいけません、て、かろうじてあけられた呼吸用の穴から遠目に会話と姿が見える。あっほんとにダメな気配。) ……連れねェな、畜生。 (いつも以上に貯まらない気のする瓶の中身、いつも以上にちくしょうの姿をした何かが、ふらりと一歩、後退して。どっかりと、背にした噴水の縁に座り込み、布と布と布に阻まれている所為で常よりずっとくぐもった声音をあげた。その姿たるや、もこもことした着ぐるみ(ハンドメイド)に覆われているけれど、如何せんくたびれたおっさんのそれである。)   (2016/11/20 15:58:49)

ピェリオ♂役者【※訂正】 …………(そんなこんなで、今日は割と空振りも良い処だった。おかーさーんあれなにこわいー、しっみちゃいけません、て、かろうじてあけられた呼吸用の穴から遠目に会話と姿が見える。あっほんとにダメな気配。) ……連れねェな、畜生。 (いつも以上に貯まらない気のする瓶の中身、いつも以上に減らない気がする羊皮紙の束。ちくしょうの姿をした何かが、ふらりと一歩、後退して、どっかりと噴水の縁に座り込み、くぐもった声音をあげた。その姿たるや、もこもことした着ぐるみ(ハンドメイド)に覆われているけれど、如何せんくたびれたおっさんのそれである。 ぐん、と視線(あたま)をあげるなら、動かない目線の代わりにあっちこっちと不安定な頭部を巡らせた。うっかりモンスターあらわると言われかねない気がするこの姿、これでよしんば何かあったらもれなく本日の衣装係へのお土産はつまようじ一本である。いま決めた。)   (2016/11/20 16:02:39)

ピェリオ♂役者【ラスト一文訂正させてくださいのっけからすみません失礼しました、そしてすみません() よろしくできましたらよろしくお願いします…!!!】   (2016/11/20 16:03:11)

エルソフィ♀司書官(その午後は、溜息に始まった。)……商会を介するのが一番確実ではありますが、しかし……(コツコツ、インクをおかわりしないペン先で羊皮紙で小突いてそんな言。どこかの国では溜息をついた分だけ幸が逃げるという言葉があるらしいのだが、この女はそのあたり割と現実主義なところがあって、たとえそれが魔女の呪いだとしても、呪いを呪いと思わないうちは「なんともない」とばっさり切り捨てる。今はそれよりも予算内での古書修繕に必要な道具の調達方法をいかに円滑に進めるかというところで上がってきた資料が――まあ、ごっちゃりなのだ。意見色々すぎてさあ次の会議までにどう落としどころをあらかじめ想定しておくか、とか、そういった小難しく面倒な管理執務に追われるのが、ロサールの叡智の一柱たる国立大図書館にて上から数えたほうが早い程度の位の椅子を預かるこの女の仕事である。)……依頼達成実績もこの目で見ていますし、依頼も手といえば手ですが……別件で忙しいでしょうから、ね。(溜息もう一つ。)   (2016/11/20 16:36:21)

エルソフィ♀司書官――外出してきます。(他12人の同僚たちに告げてペンを置いて立ち上がる。膝に乗せている黒本を右腕に抱え、縁の薄い眼鏡を押し上げてコツコツと規則正しい歩にて図書館を後にする。少し遅い昼食をというより、煮詰まった頭をどうにか冷やしたいというのが本音である。水都ロサールに長く住む女にとっては気まぐれに大通りの賑わいを多少外れても迷うことなく、宛てのない散歩もできてしまう。たまにそうやって見つけた古本や商人との縁が、案外仕事に繋がるのだから世は少し面白い。面白いのだが――)…………(今日のは、少し――どころでなく――おもしろすぎた。いや、可笑しい、という意味でなく。変、というありふれた比喩では収まらないものを、見た気がした。大人一人すっぽり入りそうなぬいぐるみ……というにはあまりにもつぎはぎな布をまとった、たぶん、犬、が、シャランシャランと鈴の音混じりにパフォーマンス――と思われる――をしていたら、歩は止まる。その意味ではきっと「ツカミはよかった」という現象になる。)   (2016/11/20 16:36:26)

エルソフィ♀司書官(しかしまあ、たぶん道化の路上パフォーマンスなのだろうというのは近くの瓶を見れば分かることだが、道化というには突飛すぎて、「たぶん、道化、だと思う」とそーっと視線だけ置いて離れていくカップルの声を鼓膜に入れたあたりで、ぼすん、と、踊りつかれた大きなつぎはぎぬいぐるみは噴水の淵にへたりこんでしまった。ふわりと風が一陣。なんとなしに飛んだ羊皮紙を捕まえて見て、紫の双眼が見開かれる。)――銀猫……(羊皮紙に賑やかに綴られたその名をぽつり、口にすれば歩はくたびれた大きなぬいぐるみへとまっすぐに進む。)営業、お疲れ様です。(チャチャリン、銀貨が二枚、小瓶に入る。会話への扉をノックするように。硬質な声音が果たして労い言葉が労いに聞こえていたかは、さておき。)【大変おまたせいたしました(深々。】   (2016/11/20 16:36:35)

ピェリオ♂役者(遠く噂に聞いていたものと違わず、この国の風土も景気も芳しい。数か月前、初めての公演を行った時もそれなりに盛況であったし、流れの一座が拠点を置くに、目立った差別も偏見も、まあそんなには、無くて。平和ボケとはまた違う、穏やかな、文字通り水のような都なのだと。だと言ってまあ、何でも受け入れてくれる、とはまた違って。たぶんってなんだたぶんって、オイラはれっきとした道化だ、と、抗議の代わりにじたばたと前足(?)を振り回して見せた処で、さて届く筈も無い。無理もない、家族の腕を疑ってる訳じゃないけども、自分でも最初少しだけ、「まじかよ」とか思ったんだから。) ……、? (ぐるン、と何度か首巡らせた時だった。狭くなった視界に映るましろの衣装。そして、硬貨の音。ぱちくり、視点の合わない犬の瞳から通してまばたき。明らかに増えた銀色の輝き。もう一度巡らせて――) ……! (驚いた、たいそうな別嬪さんだ。ちょっとばかし視線と声がきつすぎるきらいがある気がしないでもないが、それも美人の条件だ。)   (2016/11/20 16:52:19)

ピェリオ♂役者(それに何より、本日の「芸当」で銀貨を頂けるなんて有難い事このうえない。掛けられた言葉からも見た目の印象も、好んで自分達の公演を見たがるタイプにはあんまり見えないけれど――くたびれた風情もなんのその、「いぬ」は弾みをつけて、ぴょん、と噴水の縁から立ち上がった。テンション高く、くるンとその場で回っては。ぶん、と振って見せる右の前足(?)。袖口から、手品のように5色のボールが飛び出した。小さなりんごサイズの其れは、手袋を嵌めた指先に器用に収まって。さらに、左の前足(?)をぶん、と同じように振るう。がしょん、と袖から滑るように出てきたのは、くすんだ金色の喇叭、だった。音が鳴るのかと言われそうな、ちょっと見た目にがらくた風情。二つ掲げて、後ろ足を折り。ちょん、と首を傾げてみせるのは、かの女性の真正面。) ………… (ものは言わない、今は「いぬ」だから。恭しく差し出した両の前足は、さてどちらがお望みか、暗黙に語っていた。ほら、御代を頂戴したのなら、演じぬわけには、いかないでしょう?)   (2016/11/20 16:52:42)

ピェリオ♂役者(さて、聞こえた言葉からも彼女が芸を望んでいるとは、ちょっと違う様子なのも、解りそうなものだけれど。その辺りをきれいにすっ飛ばした。道化において毎度のことながら――会話のキャッチボール、微妙に成立していない。)   (2016/11/20 16:56:50)

エルソフィ♀司書官 (布の向こうで起きている喜怒哀楽の忙しさは、さすがに察することなどできないのだが、とりあえず実りあまりよろしくなところに己が「客」として迎えられたことはわかった。ほら、ぐったりしていたのが嘘のように、ぜんまいを巻ききった玩具の人形のようにまた元気に動いたのだから。――いや、あのまま噴水に背中から落ちそうと勝手に思ってしまったから――さておき。)あ、いえ、タダ見物は礼を欠くと思っただけですので、休憩でしたらどうぞごゆっく――(言い終える少し前に、たぶん犬、の、着ぐるみの道化はラッパとボールを片手ずつに持って広げてみせた。)……(差し出されたそれらの意味は、「あげる」ではないことくらいは察して、紫の視線がラッパとボールを一往復。)……では、こちらで。(ボールを指差して、上手く見えていないかもしれないからトントンと指先で軽くボールを叩いた。愛想のアの字もない表情と相変わらず硬質な声音のまま、しかしまっすぐに着ぐるみの顔を見上げた。焦点が合わない衣装の目。その央を。たぶん、どこからか正面は視えているだろうから。数歩下がって、改めて『銀猫』一座の営業を見ようではないか。)   (2016/11/20 17:10:22)

おしらせルノリット♀冒険者さんが入室しました♪  (2016/11/20 17:14:36)

ルノリット♀冒険者【今晩は、…えと、もしやお二人は待ち合わせてのロールでしょうか。…お邪魔でしたらこのまま立ち去る所存ですが、参加させていただけますでしょうか…っ。】   (2016/11/20 17:15:56)

ピェリオ♂役者【こんばんは、いつぞやは有難うございます…!!】   (2016/11/20 17:16:05)

ピェリオ♂役者【あっもしお二人が大丈夫でしたら私はぜんぜん、というかぜひ、あの、すみません今とんでもない恰好してますが、はい、ぜひっ。】   (2016/11/20 17:16:38)

エルソフィ♀司書官【ルノリットさん、初めまして。こんばんは。開始は別所から待ち合わせてからお部屋お借りしている次第ですが、ええ、特に二人きりでないと困る場面でもなんでもありませんので、ぜひご一緒させてくださいませ。光栄です。】   (2016/11/20 17:17:09)

ピェリオ♂役者【もし良かったらこのまま続いてしまってくださいませ。やりづらいようでしたらこちらが1レス出しますので、その後でも。>ルノリットさん とりあえず当方は今→(プロフ参照)な感じです、全身(顔まで)すっぽりと着ぐるみしてます。】   (2016/11/20 17:20:01)

ルノリット♀冒険者【有難う御座います。優しさが身にしみる、沁みます。…では、ピェリオさんの後に続く形で入らせて頂きます、よろしくお願い致します…】   (2016/11/20 17:20:44)

エルソフィ♀司書官【それではピェリオさん→ルノリットさん→エルソフィの順で。改めてどうぞよろしくお願いいたします。よき邂逅幕となりますよう。】   (2016/11/20 17:21:57)

ピェリオ♂役者【了解しました、では(これでも)超特急で1ターン出します。 ルノリットさん、私こそまたご一緒できて光栄です。ナカノヒトもソトノヒトもテンションうなぎのぼりでめんどくさい感じになってますが、よろしければ御二方ともお付き合いください。何かありましたらいつでも。宜しくお願いいたします。】   (2016/11/20 17:23:02)

ピェリオ♂役者(聴こえる声音はなんだかみょうに生真面目で、そんなに固くならなくても大丈夫よ御嬢さンと言ってあげたい。言葉の代わりに手袋越しの片手の甲で、ぽんぽんとその二の腕あたりをたたくようにした。宥めるようなしぐさ。) …………! (おっけーぼーるねよしきた任せとけ。正直ラッパ取り出して見せたはいいけどこの頭じゃ吹けないわ。テンション上がって忘れてました。 がしょん、と出した時と同じように、左の喇叭を袖の中に滑らせて。とん、とん、と数歩距離を開けるは女性から。もしぶつかったら危ないからね。) …………。 (と、ん、と片手を胸に、お辞儀一つはもったいぶった「開幕」の挨拶。頭をあげては、ぐるりと周囲に腕を広げて――さあさお立会い。) ―――― (まずはひとつ、片手のボールを空に投げ上げる。赤い色。緩やかな放物線を描いて、左手でキャッチ。見てた? というふうに首を傾げて見せる。続けて今度はもうふたつ。一拍空けて空に凪げる。黄色と、青色。淡い色の空で微妙にもつれて、左手の指の隙間に、どちらもおさまる。これで右がふたつ、左にみっつのボール。)   (2016/11/20 17:31:12)

ピェリオ♂役者(……そんな緩やかな滑り出しで、演目は始まる。)(風は少し冷たくも、午後の日差しはやわらかい。そんな、広場の一角に。)   (2016/11/20 17:31:22)

ピェリオ♂役者【超特急(8分)(震え声) ……すみません、こんな感じで大丈夫なようでしたら、続いてやってください…!!】   (2016/11/20 17:33:30)

ルノリット♀冒険者……お腹が空いた。…そろそろ何か食べないと、ぽっくり逝っちゃうかな。…どう思う?(ぐーきゅるるる、…大きな音で鳴る腹を抑えて尋ねる。相手は人間ではなく、レンガの塀に止まっている小鳥だ。いい加減働かないとかなり不味い、…最近はこっそり盗みなんかも働く始末。ダメだと分かってはいるが、自分の逃げ足の速さをこうして使うことを覚えてしまったのだ。今日も街角のパン屋から、焼きたての白パンを掠め取ってしまおうと考えてやって来ていた。店主が目を離した隙に、店頭の其れを…と。…建物の物陰に隠れた襤褸切れは、様子を伺って…。――が、目を奪われたのは白パンではなく、其の隣のクリームパンでもない。…その向こう、広間に何か異様な生き物が発生している様。)…。……何だ…?(気にはなったが、まずはパンが先だ。気付かれないように、自然な仕草で白パン一つをすっ、…と。店主は向こうで客の相手をしていた。――そのまま広間へこそこそと向かえば、其れの正体がわかった。何か毒々しい色合いの着ぐるみ。…第1印象は、街行く子供と同じく『こわい』だ。だが、こわいものほど観たくなってしまう。そろり、少し離れた場所から眺め。   (2016/11/20 17:38:57)

ルノリット♀冒険者――着ぐるみの前に足を止めている客は一人。見えたのは横顔だけだが、顔立ちの整った女性だと言うことがはっきり分かった。そしてその衣装。…確か、図書館の。)…綺麗な人だ。…あの組合せ、…ふふ。(何と無く可笑しく見えて、笑ってしまう。…此れは盗み見に入るのだろうか。暫くすると、犬(?)がボールを持ち出して、芸を始めた。まあ、器用なことをするもんだと。盗み取った白パンを千切って、鳥のハーフマスクの下、口へと運ぶ。)うん…うん。…盗みも上手くなったな、……   (2016/11/20 17:39:37)

ルノリット♀冒険者【8分(早い) 不慣れな拙い文字書きですが、改めて宜しくお願いします。】   (2016/11/20 17:40:41)

エルソフィ♀司書官(二の腕に、ぽふぽふと柔らかい感覚を覚える。分厚い布に覆われた手――犬、なら前足だろうが中身は恐らく二足歩行種なのでやっぱり手と考えるこの現実主義――をふと見て、少しばかり不思議そうに見つめたのは、どうしてか。布の柔らかさか、それとも、今は道化と客の舞台であるという小さな非日常という認識が警戒を少し解いたのか、笑むわけでもなく、しかし振り払うことも嫌悪を示すこともなく、ただただ大人しく観客という役に徹した。)――(赤いボールが綺麗な弧を描いて左手の指の間に吸い寄せられるように収まる。黄色、青、と続いてその芸当がいかに手慣れたものであるかを目の当たりにすれば、「職業柄当然」などという冷めた目ではなくやはりどこか驚いたようにまばたきの回数を減らしていた。)――(ちらり、と、顔以外のどこに目がついているのか、肩のあたりに視線を感じて、紫の視線はほんの少しだけ余所見をする。見かけない、鳥を象った仮面の人。交易多きロサールでは「見かけない人」なんてざらだと分かっている女は特に訝しむ様子もなく、彼ないし彼女も客の一人なのだろう、と。ならば、しばし「一緒に」この小さな公演を見守ろうか。)   (2016/11/20 17:49:32)

エルソフィ♀司書官【申し遅れまして此方も大変遅い筆です(深々。なるべく圧縮いたしますが、気長に見守ってくださいませ。】   (2016/11/20 17:50:47)

ピェリオ♂役者(それは文献では広く、一種の「ジャグリング」とも呼ばれる曲芸やもしれないけれど、大層なアレンジと独自の手法が使われていて、果たしてそう呼べるかは怪しい。そうして投げ上げたボールは、ぜんぶで5つ。赤、黄色、青、緑、紫。それらが薄い空の下を飛び、交錯する。投げたのと反対の手、あるいは戻って同じ手で、はたまたボールと同じように交錯した腕で受け止める。指先が弾いて見せるボールのひとつを、そんな球技のように膝の上、あるいは爪先で跳ね上げて――感覚を頼りに頭部で弾いて、指に戻す。それらをときおり、真正面から。あるいは、何も見ない背に伸ばして手の先で受け取り。繰り返して。視線はいくらか動きながら、ある程度は正面を――観客を。だから、女性は気がつかなかったかもしれない。その視線が動いた事に、「犬」が気づいた事にも。そして、ボールからずれた視線をふと追いかけるにあたって、気がついた。) ……、 (狭い視界でも解る。もっと言えば目立つ。よく似たかたちをした仮面を被く少女を、自分は知っている。陰だなンだという割に、あんたは良く目立つンだよ御嬢さン。)   (2016/11/20 18:09:08)

ピェリオ♂役者(目線を動かすことはかなわないから、自然と首ごとそちらへ向いて。ともすれば、焦点の合わない眸が鳥の彼女を見据えた様に見えたやもしれない。そうして――) ……っ、やべ、 (やらかした。パコーン、と頭のてっぺんからいい音がして、受け損ねた青いボールがひとつ、弾んでころげて、何の縁だかこっそりのぞいていた少女の足元へ転がっていく。ついこぼれた小さな舌打ちとくぐもった声音は、もしかしたら正面の女性にだけは聴こえてしまったかもしれない。)(ああもうアンタの所為だぞ飯も喰わずに朝にゃ居なくなってたりするからだな、オイラがどんだけチビども宥めたかって――)(残りの4つを高くなげ、交互に器用に片手だけで、受け止め投げ上げる仕草を続けながら。空いた片腕を、遠巻きに見つめる少女の方角へ向け、指のさき自分に向けて、招くよう、無言でちょいちょいと繰らした。) ……。 (見てないで、それ持ってこッちおいで御嬢さン。あんたの所為でやらかしたンだ、責任取ッてくれなきゃ困るね。だろう?)   (2016/11/20 18:10:22)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、エルソフィ♀司書官さんが自動退室しました。  (2016/11/20 18:11:03)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、エルソフィ♀司書官さんが自動退室しました。  (2016/11/20 18:11:03)

おしらせエルソフィ♀司書官さんが入室しました♪  (2016/11/20 18:11:15)

ルノリット♀冒険者(僅かに女性の紫の眼差し。一瞬目が合った気がして、直ぐに逸らしてしまう。数秒だけ見えた顔はやはり綺麗だった。凛とした、知的な女性。惚れ惚れして、深い溜息が出る。自分も女として生きてはいるし、恋愛対象が其れ、と言う訳では無いのだが。自分の盗んだ白パン一つ、半分は足元で食べこぼしを啄む小鳥たちへ。その目前に半欠けを置いて、革製の冷たいマスクの下で微笑む。遠くではパン屋の店主―髭を生やした、声の馬鹿デカい白髪の爺さん―が、白パンが一つ無くなって居ることを喚く声が聞こえる。くしし、ッ。小さく笑い声を零し、証拠隠滅…と、ばかりに。残りの白パンを、口に突っ込んだ。…盗みが快楽になってしまってる、いけない。いや、いっそ盗賊なんかになって仕舞えば大活躍なのでは?…)……ぷッ…(静かに静かに見守っていたのだが、女性に釣られてか此方を見て、其の拍子にミスをする犬。滑稽な姿にくすくす、…ボールが転がってくると、足元の小鳥たちは飛び立った。   (2016/11/20 18:18:08)

ルノリット♀冒険者折角、一緒に居てくれたのにと。面倒くさそうに、(出来ればあまりこわいものと関わりたくなかった)拾い上げて其れの元へ。眼鏡をかけた女性の隣に立つと、犬へボールを渡す。)…はい。……ふふ、お姉さん。…貴女も、ここでやっている芸が好きなのかい?(着ぐるみの中の人物が誰かは気付かぬまま。ニッ、と笑って声を掛けたのは女性の方。美しいものには、惹きつけられる。)僕も好きなんだ、…今日の芸は初めて見たけど。面白いよね…。   (2016/11/20 18:19:19)

エルソフィ♀司書官 (両手の間をくるくると円を描いて投擲と受け取りをくりかえす、いわゆるジャグリングとは言いききれぬそれ。焦点の合っていないぬいぐるみの目は飾り。どこに本物の目があるか見づらい程度の狭い狭い視界の中で、しかも見るからにして分厚い布に全身覆われては関節一つ動かすにも不自由だろうに、ボールは鮮やかに高低さまざなところで楕円の軌跡を描いて踊りまわる。――と、)……ん?(鳥の仮面の人をちらりと見やって少ししたあたりの出来事。やはり二人目の観客であったのであろうその人のほうへも愛想を振りまこうとしたところで、ボールが一つ、ぽこん、と楕円の軌跡を外れた。転がる先はその鳥の仮面の人。自然と視線はボールを追って彼ないし彼女へと追いついたところで、嗚呼、客を近くに寄せるためにわざと失敗してボールで誘うのか――というのが実は気のせいだということは、ぬいぐるみの『やべ』という若干焦りを含んだように聞こえなくもない声から。いや、でも、もしかしてこれも台詞なのかもしれない――と思ったあたりで、二人目の観客は見事に舞台の傍へと招かれた。)   (2016/11/20 18:32:51)

エルソフィ♀司書官(遠くで聞こえる、たしかパン屋の店主の『だぁああまた一個ねぇええ!!』という声。次いでよく見ると、鳥の仮面の人が口の中にパンをちょうど一つ食べ終えて、小鳥たちがこぼれた欠片をついばんでいた。さてその小さく浮かんだ笑みの意味までは掴みかねるが……仮に辻褄合って「そう」だったとして、証するものなどないのだから、思考の隅に追いやった。今は仮説よりも眼前の出来事のほうが大事なのだ。たとえば、そう、会話とか。)――ええ、とても。今日始めて観ましたが、この方が所属する芸一座の公演は知っていますよ。土産話として、ですが。(そう言って、手に持ちっぱなしだった羊皮紙を一枚、声からして少女と思った鳥の仮面の人に手渡した。旅芸一座『銀猫』の名が大きく書かれた公演の広告である。)   (2016/11/20 18:32:57)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、ルノリット♀冒険者さんが自動退室しました。  (2016/11/20 18:39:28)

おしらせルノリット♀冒険者さんが入室しました♪  (2016/11/20 18:40:57)

ピェリオ♂役者(おいコラ今ちッと渋ったなどォ云う了見だ。)(自分の失敗棚上げして、内心は微妙に億劫そうな少女へ視線をくれて(※伝わらない)、青色を受け取るのならさて両の手で再びくるりくるりと。危うく演目中断の危機だったけれど、何とか免れた。うっかり出てしまった「地」も、この様子じゃ多分聞こえてな―――いかは、ちょっと分からない。楽しいのか、飽きたのかもちょっとわからない。なんせ、先程から気にはしているのだけれど、この女性、判断できるほど面差しが変化しない。立ち去らないのなら、退屈はしていないのか、やたら真面目そうだったから義理なのか、さて。そんな思いあぐねと芸に夢中なものだから、当然にパン屋の雄叫びは聴こえていなかった。合掌。) …………、 (響くのはこわね、それから両の手に組み付けたすずのね。ボールが風を切る、5色が鮮やかにひらめいて―― 終幕は、これまででいちばん高く投げ上げたボールを、受け取る前に。だン、とその場で強く地を蹴った。)   (2016/11/20 18:48:36)

ピェリオ♂役者(りィ、しゃらン―― 鈴の音色が乱雑に響き、宙返りをしたいぬは、着地するや否や、視線を真っ直ぐ前に、観客へ向けたまま。片腕を大きく、始まりと同じように正面へ半円を描くように広げた。その手の軌道目指して正確に降りてきたような、5つの色彩を受け止めながら。) ………… (これにて、ショーはおしまい。) …―――― (一拍空けて、大仰な仕草で深く、一礼を。そうして顔をあげる。そこまでなら何の大道芸と変わらないだろう。さて、そこからだ。ぱっと顔をあげたいぬは、ぎょろんとあっちこっち目玉が向いている顔を真っ直ぐ、いちばん最初の観客へ。ひたりと表情が変わらずとも、美しい事に変わりは無い白亜の女性へ、ひらひら手を振りながら真っ直ぐに歩み寄り、かくんと片膝をついた。淑女に向ける、紳士然とした礼を真似て(※ぬいぐるみ) 伸ばした手は、断られなければその片手を取って、くちづけ(※鼻先)に似た仕草を取るだろうけれど。ここまでくれば、鈍感で無ければ気づくかもしれない。若干、だいぶ、行動が演目の範疇外である。もっと言う? ちゃらちゃらしてる。)   (2016/11/20 18:49:50)

ルノリット♀冒険者(もぐもぐっ、もぐもぐごくんっ。…急いで食べた白パンは軽く喉につっかえ、その様子を見られては咳払い。勘付かれたか、…然し、小さな白パン一つだ。目を瞑って許してくれることを願う。口元についたパンの食べカスを舌で舐めとって、…「御馳走様」と小さく呟いてから、)……初めて?(色取り取りのボールと、気味の悪い色の着ぐるみとにちらりと目を向けて、)…そうなんだ。と言っても、僕も見たのは数回だけだけどね、…ん?、…嗚呼そう、此の一座だ…(手渡された羊皮紙に書かれた文字に目を通す。『銀猫』――確かに見覚えのある其れ。正式な公演を観たことは無けれど、それ相応の物を観させて貰ったことはある。話す鳥の声はそう、高め。路上で眠ることが多々有るので、肩に触れるくらいの長さの茶髪はボサボサ、乞食のような容姿だけ見れば性別を間違えられることもよく有ることだが。)   (2016/11/20 18:58:33)

ルノリット♀冒険者……。(ぼう、っと。視線は女性から、いぬへと戻す。演目は終りに近づいて、自分が戻したボールも合わせて生きているようにくるり、廻る。その動きを不思議そうにじいと見つめ、――ボール三つなら自分も出来そうな気がした――着ぐるみを着ているにも関わらず身軽に飛び上がる其の様を見届けて。宙返り、からのポーズ。終われば、手を叩いた。)…いぬが回った…、(凄いね、と同意を求めるように女性を見た。お堅い雰囲気の彼女もきっとそう思うだろう。いぬは、女性の前に。跪いて、(んん、)其の手先に口付けを(んんん、)…)……ピェリオさん?(思い当たりのある人物の名前をそっと。いぬとは初めましてだと思ったが…きょとり、口付けをするいぬ、其れを受けるであろう女性を見て。)…歌うのと踊るのだけじゃ、無いんだ。へぇ。…いぬ…へぇ…(公演的には、中の人の名前をいうのはNGだろうけど。旅ばかりの渡り鳥はそんなこと、知らない。)   (2016/11/20 18:58:50)

エルソフィ♀司書官ええ、すごいですね。視界も狭ければ、手足の感覚も布で大分鈍くなっているでしょうに。(鈴の音が午後の空に響き渡る。同じ鈴なのにさっきよりも高らかに響くのは……少し高く自由な場所で響くからか、それとも、己がいつのまにかこの小さなこの舞台に引き込まれているからだろうか。予定調和のように乱れなく手に収まったボールたち。狭い視界の中、あの大きさのボールでは風の機嫌一つでどこにでもいってしまいそうなのに、身体に覚えさせた時間と距離の感覚の合わせ技なのだろう。右腕に抱えていた黒本――人の頭ほどの大きさの分厚いそれを抱え直して、手の平同士をぱちぱちと静かに鳴らす。――と、)――?(ふわりと柔らかい布に攫われる無防備な左手。恭しく膝をつかれては反射的に何か言おうと口を開きかけたが、ふにりと触れた布の鼻先の感触に、咄嗟の反応は奥へと仕舞われた。)……素敵な演技でしたよ。(これも、サービスという名の舞台挨拶なのだろう。これが耳に聞こえた独り言から予想される、異性の人の見目そのままにだったら……そっと隣の少女をスケープゴートにしたであろうあたり、ぬいぐるみがもたらす無害先入観とは恐ろしい。)   (2016/11/20 19:19:23)

エルソフィ♀司書官……ピェリオさん?(隣で鳥の仮面の少女は『銀猫』の公演そのものは見た事がなくても、どこかでこくして営業を何度か見ている縁がある様子。そんな彼女がぬいぐるみの道化を見てそう呼ぶものだから、自分もつられて重ね呼ぶ。さて彼女が口ぶりが人違いを恐れているようにも感じなかったので、いや、万一にも人違いをしていたとしても、己の行動は変わらなかったのであろう。)エルソフィ・エデットと申します。(たとえ舞台挨拶だとしても、礼には礼を返す。それが流儀。自由になって左手を心臓に手を当て、腰を折った軽い会釈。それはちょうど二人の間に向けてのこと。二人へ名乗るように。職務は自分の制服が名乗らずとも語るが、今は観客と演者どうしだから、いつものように司書官の肩書は名乗らなかった。)   (2016/11/20 19:19:30)

ピェリオ♂役者(自分の、道化を範疇を微妙に越えてる行動は、てっきり避けられると思っていたけれど。現にほら、何時の間にちょっと足を止めてたくれたらしき周囲の人は、もう歩き出して各々の目的へと戻っていった。まあ、でもチラシも最初よりは捌けていたから、良しとする。二人のお陰だろう、ギャラリーが人目を引けば、それも人を集める要因になる。とは、多分この場でいちばん奇抜な見た目の自分に言えたことではないのだろう、けれど。珍しい鳥の仮面の少女に、如何にも高潔そうな美貌の女性。白い制服が示す意図を、さて人づてに聞いたようなそうでないような―――) …… (そんな事を思う最中、改めて顔をあげた処で、呼ばれた名前にかくりと肩を落とした。澄んだ声音に含みは無くて、悪気が無い事だけは解る。向き直って、同じく手を伸ばすなら―――避けられないならその茶髪ごと仮面ごと、頭をくしゃくしゃとかいぐろうとするんだろう。女性にしたのとはある種真逆の、こどもに向けるような、無造作に撫ぜる仕草。) ……コォラ。 (短い叱責は、けれど言う程強くはない。)   (2016/11/20 19:44:48)

ピェリオ♂役者(それから離れて、おもむろに両手を頭部へ押しやって。) ――ぶは。…ッぁあもォ、云うなッて。 (がぽ、と引き抜いたいぬのあたまから、抜け出る人の顔。ついでに手袋も引き抜いて、まとめて脇にどさり。邪魔にならないよう束ねた上げた髪、汗止めに巻きつけた長方形のタオルを剥ぎ取るなら、いくらか息が上がって、汗に塗れていれど化粧もない(道化でもない)男の顔は、少女と出逢った夜のままのそれ。剥ぎ取った布地でそのまま顔と首元の汗を拭い取りながら、少女に向けるは微妙な半眼。続く言葉に、もう布越しの響きは無い。) ハーイはいはいピェリオさんですよォ久し振り。後さッきちッと面倒がッたろ。 (青ボールの事を持ち出して、何もなくなった手で仮面の額を指弾するよう向けた。それから、改めて女性に向けるのは、)   (2016/11/20 19:48:07)

ピェリオ♂役者 ……中途半場で御前に上がるのを、どうぞ許していただければ。美しい御嬢さン。芸人一座「銀猫」が一人、ピェリオ=ピュリアと申します。銀の恵みと、この出逢いに心より感謝を。貴女のような麗しい方に見えて、幸いです。 (すらすらすらすらとまあ無駄に流暢な言の葉。並べ立てて、改めて腰を折った。……まあ、まだ首から下はぬいぐるみなんですけども。)   (2016/11/20 19:48:11)

ルノリット♀冒険者(自分の「凄い」と言う気持ちと女性の「凄い」と言う気持ちは、重みが違う気がした。此の世の事を深く知っているであろう彼女の唇から出る言葉は、着ぐるみの動き一つをとって見ても真面目に考え、分析して、そんな印象。…ふぅむ、…。)――(そして女性は、着ぐるみからの挨拶を受け入れた。図書館で働く人、其れは誰も無口で、潔癖症で、冷んやりした雰囲気で、あ、…あと眼鏡をかけている人が多い。そんな無礼な、勝手なイメージがあったものは払われていく。大袈裟な仕草でのサービスを、一部始終見届けてから。女性の名を聞く。真白の汚れなき、滑らかな衣服の生地が揺らめいてされるお辞儀に見入って。…美しい人と言うのは、軽い動作をするだけで芸術作品のように見て取れる。)僕はルノリット=バグウェル…。…乞食じゃ無い、一応冒険者さ。   (2016/11/20 20:00:35)

ルノリット♀冒険者(此処であったのも何かの縁。名乗るほどの者でもない、いや謙遜とかそう言うのでは無くて。冒険者を名乗るのさえも怪しい、…ギルドにも所属していない、流れるように旅をする襤褸。綺麗な礼は出来ないが、ぺこりと頭を下げる。既に自分の名を知っている演者は兎も角、初めましてのお姉さんへ伝えて。…汚い鳥には興味はないだろうか…と。やや不安げな少女の目は、マスクに隠れて見えない。)……し、ッ…喋った。…やっぱりピェリオさん…だ。(奇妙な着ぐるみの中から声がするのは、子供の夢ブチ壊しだろう。いや、ブチ壊す原因を作ったのは此方だが。髪を乱すように、(元々乱れているが)ぐしゃり、撫でられるとふるりと頭を振って。次いで、いぬのあたまが取れた。『ひッ、』短い悲鳴をあげる鳥。中身がわかっていても、着ぐるみの頭が取れるのは少女にとってショックだったようだ)……う、うん。久し振りだね、…。…面倒だったって言うか、ピェリオさんの所為で神様たちが飛んでったから。   (2016/11/20 20:01:13)

ルノリット♀冒険者(神様、とは鳥の事。初めてこの話を聞く女性は不思議に思うだろう。所謂でこぴんは、さっと身を下がらせて避けた。頭くしゃくしゃ、だけで充分だったから。芝居掛かった仕草でエルソフィへ言葉をつらつら並べる様子を見やり、微笑む)…いや、こんな事もしてるとは、驚いたな。…コワイよ、その着ぐるみ。(ごろん、彼の側に転がるいぬのあたまは不気味に見えて、目が合うと吸い込まれそうな気がして、その頭だけで動き出しそうな気がして、――もうなるべく見ないようにしよう)   (2016/11/20 20:01:27)

エルソフィ♀司書官(犬のぬいぐるみから顔を出したのは、これまた、見かけない風貌であった。汗に湿った銀色の髪の間から覗くはオッドアイ。紫と橙のそれは片方自分の目と同じ色のそれであるが、やはり、珍しくてその双眼を薄い縁の眼鏡の向こうから見つめあげた。)縁のある孤児院の子供たちから先の公演の話は聞いています。とても喜んでいましたよ。(すらすらと並べられる自分への麗句はロサールの運河のようにさらさらりと流して――悪気はないのだ、自覚があるわけでもなく謙遜するわけでもなく――相変わらず愛想のアの字もなく。声音は相変わらず硬質で。しかしその分、余分なお世辞を孕んでいない純粋な褒め言葉であることは伝わったであろう、か。)   (2016/11/20 20:28:58)

エルソフィ♀司書官(そして、やはり知り合いどうしであったらしい二人を見て、ルノリットと名乗った少女に小さな頷きを返す。)……冒険者?(はて、と、首を傾ぐ。失礼な印象であることは百も承知だが、日銭を身一つで稼いでいるその稼業の者には、見えなくて。鳥の仮面はよくよく見るとどこかで読んだような……今ひとつ記憶が曖昧なためにそれは口にしなかったが、やはり、先程まで足元でパンをついばんでいた小鳥たちをさして「かみさま」と呼ぶあたり、たしか、いつ読んだ文献だったかそれとも似た記録の覚え違いか―――とかく。)――ええ、たしかに、幼い子供には少し向かない表情の着ぐるみではあります。(そこにはわりと容赦なく賛同して、)ルノリットさん……差し支えなければで結構なのですが、フリーランスでいらっしゃるのですか?(ここで出す話題か迷ったがその日の宿も食も困って夜の細路地で野宿して騎士に不審者扱いされた自称冒険者が、身近にいるものだから……つい。)【背後で大変お待たせいたしました(深々。】   (2016/11/20 20:29:05)

ピェリオ♂役者(そう、本来イレギュラーだ、人前で「仮面」を剝ぐのは。でも今日は良いだろう、それにどうせ、見てる人間も此処にしかいないさ。短い悲鳴と小さな抗議に、つと片目を細めて。) おおそォかい、そいつァ悪かッたね。なンせ、いい声の鳥を一晩捉えたと思ッたら、夜明け前には居なくなッてそりゃァ消沈してたンで。そいつを偶然見かけてね、吃驚したンだわ。 (飛んでった中にいるかもなァ、なんてそらぞらしく視線を木々に止まった鳥に向けてみたりした。ついでに手を振って投げキッスした。逃げられた。……。) それはそれは、お褒めに肖り恐悦至極。……先の、と云いますと、ジョスト祭のものでしょゥか。我々にも、ロサールの地にて初公演にあたるもので。此方としても、思い入れが強いのです。貴女のような美しい方のお気に留めて頂けたのなら、私の一生の想い出にもなるでしょう。 (記憶にある公演は、確かに市井や教会の子どもたちの姿もあった気がする。少し前ばかりなのに、懐かしいものを見るように目を細め――次いで、少し視線を揺らせ、)   (2016/11/20 20:41:20)

ピェリオ♂役者……そんなに見詰められると、照れてしまいます。 (なんて、芝居がかった恥じらう仕草で目を細めた。思惑の読み取れない紫色は、自分と同じような色をして、全然違うものに見えて。取り澄ました口調のまま曖昧に笑んで、目を逸らした。) 言いなさンな、力作なンだカラ。 (怖いという少女に対し、いぬを庇って見せながらも、ヤバイ色合い(だけでもない)なのは自分でも解っている。女性の評価も受けたのなら、ごろりとなまくび(!)を自分の後ろ、二人の視線からやや隠すように移動させた。やっぱり、帰ったら衣装担当にもう少し手を入れてもらおう。 そうして、女性の問いかけにそう言えばと首を傾げ、) そいや御前さン、あれから行く先は決まッたのかい? (告げた一言は、遠慮がちな女性と真逆にデリカシーの無い発言だった。じ、と鳥を、見えない眸を見詰めるように、その仮面を見下ろして。)   (2016/11/20 20:44:12)

ルノリット♀冒険者…そ、冒険者。…冒険者?…や、旅人かな…ん、…(此の国では冒険者って言うと覚えていたが、やはり自分は其れ以下なのかもしれない。うん、仕事してないし。此処ではない遠くの国からやって来て数ヶ月経ったのだけれど、此の国について分からないことの方が多い。自分の肩書きを問われると、今一度悩んでしまう。俯いて、鳥のマスクの嘴を手でつかみ、キュッと下へ向け。更に顔を見難く、隠してしまうように)…フリーランス…そう、そう。…冒険者ギルド、…だっけ。僕もこの間覗いてきたけれど、何だか…その、皆、戦って稼ぐみたいで、…。…僕に優れた戦闘スキルは無いし。…その場で入る、って話にはならなかったね。(自分が覗いた時には、剣、或いは杖、斧…持ち武器を一人一本持つような人ばかり居たから、怖気付いたのだった。自嘲気味に笑って、両手を広げ自分の容姿を見せる。元々は薄いマントであった襤褸切れ一枚、くるりと体に巻いて、破れた穴から見える下はまた薄い生地のタンクトップ、ボトムスは同じく薄汚れた短パン。身長は低め。…動物の革で確りと作られたマスクだけが浮いて見える。)   (2016/11/20 20:52:11)

ルノリット♀冒険者…そうかい。…其奴は残念だったね、ピェリオさん。(鳥の話は誰の事かな、と惚ける様。小枝に止まる白い鳥も逃げてしまった。溜息。)…夢に出てきそうだ。(いぬに対しての感想。今日も路上で寝るようだし、そんな状態だと悪夢を見やすい。どうか出てきませんように、と心の中で祈った。続く問いには、唇を尖らせ)言ったとおり。まだ、適当に生きてるよ。…や、どうしようか迷ってる、かな。…(鳥のマスクの、黒い特殊な硝子のゴーグル部分。外側からは曇って見えるけれど、中からは確りと周りが澄んで見える。それを良いことに、隠れる此方の表情は――二人の大人から言われて、ちょっと泣きそう。やべ、うるってしてきた。うるって、…)   (2016/11/20 20:52:52)

エルソフィ♀司書官ええ、ジョスト祭です。私も興味があったのですが、あいにく非番がとれず……。(どうしてこうも器用にころころと口調が変わるのだろうかこの人は――初対面かそうでないかの違いだけなのか営業かそうでないかの違いなのだろうかと思考が、さらりとよぎった。器用な人だ、と。そして、これから、と聞かれて、それが午後の予定の話ではなく鳥の仮面の少女の身の振り方に重きが置かれた問いである察すれば、口元に手を当てて考える仕草一つ。)……なるほど。(さて、どうしたものか。もう一つ、二つ、考えて、小柄なだけのしかしもしかして自分より年下の少女が宛もなく今夜、どこで過ごすものか――ああ、そういえば。)……ルノリットさん、一つ、お遣いを頼まれてはくれませんか?危険な魔物の報告のない区域ですので武装は何一つ要りません。南の街道沿いの森に自生するとあるキノコの胞子を採取してほしいのです。これは私から個人的な依頼となりますが……準備金と報酬で銀貨5枚でいかがでしょう?(その胞子が古書修繕に使う道具の材料であり、ちょうどどう調達するか困っていたところ、と、軽い事情も説明しつつ。)   (2016/11/20 21:41:53)

エルソフィ♀司書官【本当に、本当に、長考を申し訳ないです。お二方お時間どうか無理なきよう……。】   (2016/11/20 21:42:48)

ピェリオ♂役者【私は割と自由にやってるんでお気になさらずですー(むしろこちらも長考な上に御2人に変化球ばかりぶん投げてて申し訳ない) エルソフィさんこそご無理はなさらずに、どうぞ…!】   (2016/11/20 21:44:50)

ルノリット♀冒険者【お気になさらずっ…。此方はまだ大丈夫ですが…。お互い気楽にやりましょう、です…!】   (2016/11/20 21:45:36)

エルソフィ♀司書官【ありがとうございます。はい、とても楽しませていただいています。私も時計は大丈夫ですのでよろしければきり良いところまでご一緒したく。】   (2016/11/20 21:46:33)

ルノリット♀冒険者【此方もですー、…眠気が来たらお伝えするようにしますね、(ぺこり)】   (2016/11/20 21:51:15)

ピェリオ♂役者それはそれは、勿体ない事をしました……私が。御忙しい御身であれば、貴女が望むならば何時でも、馳せ参じましょう。 (良く言う。少女に向ける乱雑な口調と、女性を前にする飾り立てた言葉。かわるがわる使う様子は傍から見れば滑稽だろう(しかもぬいぐるみですし)。それでも崩さないのは、女性がさらには銀貨2枚分のやり取りを交わした「客」だからだろうか。さて。) 嗚呼、全くだ。 (少女のしれっと惚けて見せる口振りには、此方も大袈裟な仕草で肩を竦め、両のてのひらをひらひらと振って見せてから。) ……ぅン? なンだい、オイラの夢なら良い夢だろォに。 (ぬけぬけと片目瞑って見せた。何言ってんだ。) 適当に、ねェ。……なァ御前さンひょッとして―― (己が「掻っ攫った」夜すら、そこらで野宿を云々言っていた少女だ。まだ、止まる枝を見つけられずにふらふらして、なんて言われた処で疑いはしない。)   (2016/11/20 22:03:34)

ピェリオ♂役者(悩んで一つ、口を開くか迷いあぐねた処で、女性から少女へ向けられた提案。頼みごと、という形を取っているが、それは――) ……へェ。良ィね。御前さン好きだろ、森。「神様」も、多そゥだし。 (よいしょ、と大袈裟な仕草で、膝をまげてしゃがみ込む。立ちっぱなしはくたびれたという風情で、小柄な少女へ、目線は合わせられずとも下方から覗き込むよう。) 銀貨5枚もあれば、この辺りの安い宿は取れますね? 幾らか、身なりを整える事も出来ましょうし、食事も採れる。 (しゃがんだまま女性へスライドさせた視線と言葉。芝居がかった口調は、訊ねるというより、確認して――女性に問う、という形で、少女に言い聞かせるためのものであるのは。この、理知的な女性には、伝わるかもしれない。)   (2016/11/20 22:04:39)

ルノリット♀冒険者(彼女は…会って直ぐの自分の今後を考えてくれているのだろうか。そんな。此方を見て何やら黙り込む彼女、併せて此方も黙り込む。…。)…御使い?僕に?…。…ふむ、…ぎ、銀貨5枚…?そ、そんなに…(普段短パンのポケットに入っているのは、銅貨が4枚程。多くて9枚。今は…0。その日のパンを買うのに使って、1日1枚ずつ減っていった。…ま、仕方ない。人は飢えると犯罪に手を染めるようになると言うが、まさにその一人になってしまった。…なんてコト、自分から二人に明かす事はしないが。)キノコ…。…本当に危なく無いのなら、僕でも行けるかな。…それにしたって、僕なんかに銀貨5枚もくれて良いのかい?…(口調は弾んで聞こえるだろうか。普段握ることのない硬貨だ、…何か嘘なんじゃないかって疑ってしまう。そういいつつ、依頼は引き受けることにした。やっと、やっと貰えた仕事だ。仮面の下の表情は一変、口元は緩んでいる。…隠れていて見えないだけ、)   (2016/11/20 22:25:30)

ルノリット♀冒険者…うん、好き。森、好き…何も怖いものが出て来なければ、の話だけど。…一応、こう言う物は持っているけど。(懐から取り出すは、一本の短刀――護身用。十分に戦える装備とは言えずとも、無いよりはマシだろう。見せつけて人攫いから逃げるのと、果実の皮を剥く位にしか使ってないけど)宿か…久しぶりに風呂に入りたいな。髪を綺麗にしたい、…あと、ベッド…ふかふかな所で寝たい。…気味の悪い、いぬの悪夢を見ない為にもね。(ちら、と向けるは女性への視線。道化と共に。…や、道化の示す意味合いは曖昧に捉えているけれど。……自分が盗みをする人間だと分かったら、この件は取り消されてしまうのだろうか。小さな心配事と後悔の気持ちが心に滲んだ)   (2016/11/20 22:25:47)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、エルソフィ♀司書官さんが自動退室しました。  (2016/11/20 22:53:09)

おしらせエルソフィ♀司書官さんが入室しました♪  (2016/11/20 22:53:15)

エルソフィ♀司書官ピェリオさん、平易な口調でどうぞ。私はこれがいつもですので。(硬質な声音でさらりと、そんなにころころと口調も声音も変えずとも、と。一応これでも気遣いではあるらしいのだが不愛想が加わると若干違って聞こえるかもしれない――が、まあ、さておき。案の定報酬単位が銀貨であることに驚きを隠せずにいる鳥の仮面の少女の声音と、横から感じたオッドアイの視線に、こくりと小さく頷いた。)ええ、小規模の冒険者ギルドに同じ依頼をしたときの平均報酬額です。胞子を集める小瓶や道中の茨で傷を負ったときの傷薬等は全て依頼者である私が負担することを考えたら、これくらいかと。採取によく使われる区域ですし、日が高いうちは安全です。街道も近いですから道に迷うこともないかと。(万一の荒事に不安を抱える声と、見せてもらったナイフの刃を親指の腹でそっと撫ぜて、頷きもう一つ。)……ええ、少し研ぎが必要ですが邪魔な蔦を切るには困らないでしょう。"メルゼ茸"というキノコです。植物図鑑に載っている目立つものなので、すぐに覚えられるかと。このキノコ自体には毒がありますが薬の原料にもなるので商人との取引にも使えます。私が頂くのは胞子だけですから。   (2016/11/20 23:00:31)

エルソフィ♀司書官(そこまで一気に説明して、制服のポケットから硬貨入れを取り出して、三枚、少女の薄い手に乗せた。)ピェリオさんが仰る通り、大通り……灯が多い通りの近くの簡易宿になら銀貨一枚で食事を含めて一晩十分に過ごせます。残り2枚は胞子を小瓶一杯分、私のもとへ持ってきてくださったときにお支払いします。多く採取できればもちろんそれに応じて増額もしますが、くれぐれも無理をしないように。これくらいの量で充分です。(これくらい、と言って指で表した瓶の大きさは、大人の人差し指ほどの高さの小瓶である。)……初対面との個人取引に思うところは色々あるかと思いますが、公僕の身です。不当な取引を行わないことを、国立図書館司書官の肩書の元にも誓います。(同じく少女を気遣う道化の男を証人に。さて、改めてこのいきあたりばったりの契約の行く末はいかに。)   (2016/11/20 23:00:38)

ピェリオ♂役者あ、ア? や、私もこれで、…――― (あくまで平坦なトーンで告げられた言葉に、いっとき面食らうように色違いを瞠って。それから何か言い差して、鳥の少女を横目に掠め見て。銀の髪を少しだけ、ばつが悪そうにくしゃりと掻いた。そうしてよく似たむらさきの、やっぱり冷たいとも、あたたかいともとれない不思議な眸を見返して。) ……それでは。お気遣い、有り難く。 (そう言って相好を崩す様は、取り澄ました笑みともまた違って見えるか。) なら、都合良ィやな。ぱッと飛んで、ぱッと戻ッといで。準備に時間が掛かるよォなら、宿に泊まって明日、行ったらいい。 (一通りの女性の説明を聞いては、しゃがんだままひとつ頷き。子どもに言い聞かせる響きで、鳥の仮面を、見えない硝子の向こうを見詰めて。腕を伸ばすのは、彼女には今日でこれが3度目。今度は、マントの上から少女の腕を、ぽん、と軽く叩くように。丁度、公演前に、女性へ向けたのと同じ気安さと、馴れ馴れしさで。)   (2016/11/20 23:22:49)

ピェリオ♂役者おーおー、云ッてくれンじゃねェの。それなら頑張れ、でないと今夜は、どッかのいぬが群になッて御前さンに転がってくる夢を見るだろォよ。 (そこらで野宿なんざしたら、余計夢見が悪そうだし? なんて、意地の悪い言い方と笑い方だった。口の端を吊り上げた笑みは、女性に向けた紳士的なものとはまるで違って。) ……怖いなら貸してやンよ。役に立つかはわからンが、無いより良かろ。 (何処から取り出したか、ぱ、とからの手のひら。一度振るう。ボールや喇叭を取りだした時と同じよう、今度滑り出てきたのは、細身のナイフである。投擲などに使うのか、柄に白と赤のアーガイルがあしらわれた、見た目に派手なもの。まめに手を入れてあるために切れ味は良く、森で目印にしても目立ちそうな色をしていた。) ……やるねェ。公職なンざ、御前さン。此処で良いとこ見せとけ、後々得すンぞ。 (女性の身分を聞くや、ヒュゥと細く口笛を吹いて。もう一度、語調強く少女に言い聞かせた。内緒話のようでいて、まったくもって意味をなさない事も解った上で。) 大道芸人よかよっぽど信用に足るだろォよ、司書さン。 (うすく笑って、女性に片目を瞑って見せた。)   (2016/11/20 23:26:52)

ルノリット♀冒険者…これで平均、…。…良い仕事だ…。(ごくり、と生唾を飲み込む音。個人取引でこれ、正式な依頼となると…。高額(一般市民にとってはなんのこっちゃ無い)に頭がくらんでしまう。これ以上無い程の好条件、引き込まれてこくこくと何度も頷いて説明を熱心に聞いた。)…メルゼ茸、…後でその図鑑とやらを見せて欲しいな。覚えるのは得意だから、大丈夫…(此方は旅人だ。正確な地図もないまま、様々な国を行き来する。ので、道に迷わない自信はあった。…が、キノコに毒があると知ればまた怖気付く。どうすれば良いの、と。素手で触ったら爛れたりする奴だろうか、はたまた痺れたり…?…や、特別な説明はなかったし、生で食べたりしない限りは平気なのだろうか。初めての仕事、不安が沢山。一気にされた説明は全部頭に入っ…た、筈。たぶん、恐らくきっと。そして、震える手に渡されたのは銀貨3枚目。前払いの分。)   (2016/11/20 23:37:16)

ルノリット♀冒険者…有難う…。エルソフィさんを疑ったりしないさ。国立図書館司書官…ししょかん、って偉い人だった、…気が…あれ、…。(もしかして凄く失礼な振る舞いをしていたんじゃ。渡り鳥なのに、ひらりと、偶然辿り着いたお姉さんに助けてもらっちゃって、…そう分かるとごめんなさいッ、と深く頭を下げる。)…ぱっ、ぱっ…と、戻る…うん、頑張るよ。…いぬの夢はイヤだ…。(男に肩に触れられては、元気付けられる。や、着ぐるみ着たままだけど。まず、やる事はええと、宿に泊まる手続きをするのと、手持ちのナイフを研ぐのと、あと、食料と水も欲しい。…や、森ならその辺りの木の実や川の水を飲めばいいか、…。此れからの事に期待が膨らむ)…?良いのかい、…受け取っておくよ。…くは、森の道に此れが落ちてたら、僕は死んだと思ってくれ。(なーんて、大げさなブラックジョーク。ナイフを受け取ると、笑顔。後々得する、なんて口にするのは無視。自分はそれ目的だと見られたくない、)…エルソフィさん。ええと、…ほんとに、有難う…御座いますっ。依頼とは別に何かお礼もしたいくらいで、…あ、…歌なら少し唄える…や、何でもないや…。   (2016/11/20 23:37:42)

おしらせ滞在時間が480分を超えたため、ピェリオ♂役者さんが自動退室しました。  (2016/11/20 23:50:46)

おしらせピェリオ♂役者さんが入室しました♪  (2016/11/20 23:52:07)

エルソフィ♀司書官受諾をありがとうございます。(そう告げた声は硬質だが、差しこむ午後の陽の悪戯だろうか、ほんの少しだけ、氷めいた紫眼の端が下がったように見えたかもしれない。)私は図書館に詰めていますので、この制服の誰かしらに声を掛ければ取り次ぐようにしておきます。メルゼ茸の資料も図書館で閲覧できますから、いつでも。期限は設けませんが、早いほうがルノリットさんも余裕を持って身の振り方を考えられるでしょう。(言って、わざとらしく「公僕との良縁のメリット」を付け足す半分着ぐるみ道化の言葉には頷きもかぶりを振ることもなかった。いかんせん、公僕だから。ただ――)すべからく公僕と一括りにされているうちの誰か、よりは、この世にただ一つの名と表現を心に残して歩く方の言葉のほうが、よほど鮮やかに残るのだと思います。(それは、己を卑下するわけでもなく、ただただまっすぐに、どこか遠く、言った。)……ええ、雨風をしのいで、少しでも良く食べ、歌が得意でしたら、ぜひ聞かせてください。私は歌うのは苦手ですが、聞くのはとても好きです。……て……――え?   (2016/11/21 00:01:02)

エルソフィ♀司書官(言った、途端、一応にも「官」がつくか否かで給料が開く、いうところのエリートではある。が、)……偉くは、ないですよ?図書館内である程度私の責任の元、少し自由に物事を決められる椅子を預かっているだけです。ですから、どうか頭を上げてください。礼を欠かれるようなことは、何も。(ピェリオからも渡ったナイフを見て、これなら万一にもひとまず振り回して隙を見て逃げることくらいは可能であろう。芸に使うには……切れ味が良いように見えるが――刃に視線を落とすだけにとどめた。後に資料を見れば分かることであるのだが、森の奥深くまで行く必要もなく、うっかりかじりさえしなければ毒は回らない。そんな、荒事が苦手な者でも初歩の初歩に向いた採取依頼である。)それでは、どうぞよろしくおねがいします。ピェリオさんも、次の公演で。(言って、羊皮紙を数枚持って、二人に向けて会釈をして踵を返す。)……あ。(思い出したかのように振り返った。)   (2016/11/21 00:01:09)

エルソフィ♀司書官――『穴の空いたブーツ亭』。私が報酬額を算定するに参考したギルドです。食事もおいしいところですので、こちらの名を覚えておくほうが、"後後得"、です。(とうとうにこりともしないまま、やはり声は硬質なまま、言葉を残して、また踵を返した。コツコツコツ――規則正しく進む、その純白の歩。その途中、一人往来でぽつり、呟いた言葉があった。)――神様……か。   (2016/11/21 00:01:16)

エルソフィ♀司書官【大変お待たせいたしました。私からはこれにて〆とさせていただきます。以後は幕閉じまでご一緒したく。】   (2016/11/21 00:01:53)

ルノリット♀冒険者【有難う御座いました、…素敵な描写に惚れてしまいそうな勢いでした。反対の位置に居るようなキャラクターですが、絡んで頂いて光栄でした、っ。また会った時は是非、宜しくお願いしますっ…!】   (2016/11/21 00:07:58)

ピェリオ♂役者ばァか誰が貸すっつった終わったら速やかに意地でも返しに来い。 (森の道にこれが落ちていたら―― 縁起でもないジョークにやや低音の早口で、畳み掛けるように返した。色違いの双眸は半眼に。ナイフの刀身、柄と同じ派手な色彩をした鞘にぱちんと収めて手渡して。少女の心情は読み取れない、けれどいくらか前向きになった様子に、ふと口の端緩めて。) …おォよ頑張れ。こッから足がかりにして、色々やってみな。頼りになる縁も、出来た事だし? (何やらナイフを注視していた司書官殿へ、見上げてわざっとらしく片目瞑って立ち上がる。向き直っては、此処まで伝手を作ってくれた怜悧な眸へ、真正面に向いて。) 気を悪くしたなら失敬、訂正しようか。……公職で、滅多に無い別嬪で、ンでそれ以上に世話焼きのあんたと縁が出来て良かったよ、エデット嬢。……少なくとも雛鳥一羽、今夜は食いッぱぐれなくて済みそォだし? そーそ、存外いーい声で鳴くンだこれが。是非今度聴いてやってくれ。 (鳥の仮面を見遣り、くく、と喉で笑う。) ……アリガトな。 (自分が礼を言う立場も資格も、きっとないのだろうけれどそんな言葉。)   (2016/11/21 00:34:57)

ピェリオ♂役者……『穴の空いたブーツ亭』、ねェ。そいや聞いた事あるわ。 (そんなやり取りを経て、女性と少女のやり取りを見守って―― 程なく歩いていった司書官の、後姿をぼんやり見送った。それから首ごと傾ける。視線の先は、強気な言葉を向ける割には、何処か危なっかしい小さな雛鳥。) …さて、もう移動するなら其処まで――― ……ってェ、云いたいンだけどな。 (如何せん、今の己の出で立ちが出で立ちである。何をするにも邪魔になるし、移動するなら頭を被るから、そもそも少女が嫌がるだろう。それに存外お節介である。今更だけれど。) ……、ま、上等じゃねェの。困ったら図書館か、嬢が言ってたギルド、訊ねてみろよ。悪いようにはされンだろうサ。……気ィつけて。 (そうして、少女が発つならばその場で見送っただろう。頭を被るのは、それに怯えた少女がすっかり見えなくなってから。 そうして帰宅いちばん、さんざんだったいぬのリテイクを頼み込んだとか、何とか。)   (2016/11/21 00:36:01)

ピェリオ♂役者【私もこちらにて〆とさせてください。全体的に遅筆とデッドボール気味でご迷惑おかけしました。そして私も終幕までご一緒させてください。】   (2016/11/21 00:37:16)

ピェリオ♂役者【Σ最後の最後で……!!! すみません、最初の台詞 ×貸す 〇やる です、失礼しましたあああふおおおおお;;】   (2016/11/21 00:38:58)

ルノリット♀冒険者…図書館、…行った事はまだ無いけれど、…うん、それなら向かってみるよ。(あの大きな施設か。遠目で建物を見た事はあるが、自分のような身なりの者は近寄りがたい雰囲気…と、これまた勝手に。だが、其処で働く顔見知りが出来たとなれば話は別だ。普段目にしない図鑑を読む機会にもなるだろうし、…。彼女は偉く無い、と口にしたけれど、そんな事はないと思う。此方の偏った知識が間違っていたのかは兎も角。どちらにせよ、彼女からは踏ん反り返って偉そうにするような、嫌なオーラはしなかったから…こうして少し打ち解けた(?)のだと、思う。)…ほんの冗談だよ、簡単な依頼で死んじゃあ格好がつかない…(役者の早口にくすりと笑みを。手持ちのナイフより役に立つんじゃないか、)…了解、…また、今度会った時には良い結果を持って帰るよ。(彼女に御免なさいをした割に、堅苦しい敬語で話すことはしない。鳥の少女は、歳に似合わない口調、落ち着いた青年のような。そのこわねは小さい女の子の物だけど、…。歌、頼まれれば是非にと。此処で披露するのは無し、また後で。   (2016/11/21 00:50:53)

ルノリット♀冒険者や、自分にできることと言えばそれしか浮かばなかったから。…踵を返す彼女の背にもう一度頭を下げて挨拶をすると、ギルドの名前を聞いた。穴の空いたブーツ亭、って。…街で聞いた噂話にも出て着た名前と同じだ、余程信頼されているギルドなのだろう。分かった、と伝えて。)ふふ、っ。素敵なお姉さんだった…(美人な心強い味方が出来て、仕事を貰って。今日だけで沢山の収穫があった(盗んだ白パンを含めて)。さて、此れから宿の部屋を取りに行こうか。なるべく安いとこ。)…見送るだけでいい、そのいぬは嫌だから。……その、ピェリオさんも、有難う。(なまくびを視界にちらりと入れてしまった。すぐに目をそらす。男にもお辞儀してから、宿屋が並ぶ通りへ歩き出しては…ギルドへの加入を改めて考え出した。或いは、歌を褒められるなら一座への加入?なんて、今朝よりも前向きに考えるように。その夜はふかふかのベッドで、悪夢を見ることなく眠ったのだとか。)   (2016/11/21 00:51:12)

ルノリット♀冒険者【遅くなってごめんなさい、以上で〆です…!】   (2016/11/21 00:51:30)

エルソフィ♀司書官【読了。長いお時間を本当にありがとうございます。素敵なPC様らと邂逅できて嬉しい一幕でした。度々の長考と落下は、ご、ごめんなさい(深々。ルノリットさんには依頼を一つという形にご縁を結ばせていただきましたが、ソロルで進めていただくも居合わせた誰かと一緒にこなすも、他細かい描写はどうぞご随意に。エルソフィへの報告も「図書館に行った、会った、銀貨2枚きっちりもらった」と描写してくださって構いません。お二方の直前ログを読ませていただいてちょっと色々浅く欲張って(&色々浅くキャッチし損ねて)しまいましたが、水都での物語の種になれば幸いです。愛想のない公僕でよろしければぜひ、ぜひ、またご一緒させてください。】   (2016/11/21 00:53:35)

ピェリオ♂役者【素敵な〆を有難うございます!皆さま長時間おつかれさまでした…! 何かもうただの口の悪いヤンキーみたいにになってましたが(すみませ…)、すごく楽しかったです…!! 御2人とも遅くまで本当に有難うございました。こちらこそ、またぜひ、懲りずにご一緒頂ければ本当にうれしいです。かさねがさね、楽しい時間を有難うございました。】   (2016/11/21 00:56:02)

エルソフィ♀司書官【(あ。連絡事項含めたとはいえ挨拶が、ロル並みに長いという――。)見守って下さいました窓辺様方にも感謝を。どうかお二方よい夢を。それでは、お部屋をありがとうございました。おやすみなさい。】   (2016/11/21 00:57:08)

ルノリット♀冒険者【了解いたしましたっ。楽しいお話の種を頂いて嬉しい限りです、(うちの子がやや暗めなのでーッ)…此方こそぜひぜひ、また遊んで頂けたらと思います。襤褸に付き合って頂き本当に有難うでした、お部屋も有難う御座いました、ーっ。おやすみなさいませっ。】   (2016/11/21 00:58:29)

おしらせエルソフィ♀司書官さんが退室しました。  (2016/11/21 00:58:43)

ピェリオ♂役者【こちらこそ、ほんとうに有難うございました。あと要所要所の誤字脱字を心の目で見て頂いて感謝いたします…語彙力の足りなさで何か「楽しかったしか言えないマシーン」に成り果ててるので私もこちらで失礼いたします。 皆さまどうぞ、良い夢を。おやすみなさいませ。お部屋ありがとうございました。】   (2016/11/21 00:58:45)

おしらせピェリオ♂役者さんが退室しました。  (2016/11/21 00:58:50)

おしらせルノリット♀冒険者さんが退室しました。  (2016/11/21 00:59:04)

おしらせルノリット♀冒険者さんが入室しました♪  (2016/11/22 20:34:55)

ルノリット♀冒険者【こんばんは、前回お話の種を頂いたので、――…あ、これはイベント用部屋の方がいいのかっ…!?】   (2016/11/22 20:36:10)

ルノリット♀冒険者【…そんな気もする…ので、移動っ。失礼しました】   (2016/11/22 20:37:15)

おしらせルノリット♀冒険者さんが退室しました。  (2016/11/22 20:37:19)

おしらせエヴェン♀魔法使いさんが入室しました♪  (2016/11/23 22:47:23)

エヴェン♀魔法使い【こんばんは、失礼致します。前々から気になって居たので、お邪魔させて頂きます。初めてで不慣れな事もありますので何かありましたらご指摘頂けたら、幸いです。駄文では御座いますが宜しくお願い致します】   (2016/11/23 22:49:56)

エヴェン♀魔法使いーーーおぉー……っ!(23時前。すっかり夜も更けて来た頃ではあったが、コツコツとブーツの音を響かせ訪れたのはロサールの中心から遠くはない、歓楽街、千鳥足通り。夜でも、いや、恐らく夜だからこそ活気がある場所に1人、感嘆の声を漏らした。この地に来てまだ1ヶ月と立たない若干20の自分の職業は一応、魔術師ギルドに属する魔術師。ではあるが、まだまだ新人、そして魔力の安定も難しいひよっこ。何方かと言えば「魔術師で御座います」と言うより「魔法使いです…」とそんな感じである。日々研究や開発を重ねる魔術師の下につき、勉強をさせてもらい、お手伝いをさせてもらい、仕込まれている途中とも言えようか。今日、意気込んで歓楽街だなんて似つかわしくはあまりなさそうな場所に訪れたのも、社会勉強のためであった。この地に住む人がどんなふうなのか。酒場に行けば沢山の人が居るであろう。きっと、わかるんじゃないか。そう思っていたわけだ。)   (2016/11/23 23:00:02)

エヴェン♀魔法使い(「千鳥足のほうに…?あぁ、まぁ……いい出会いがあればそれが金になる仕事へと繋がる可能性もあるから行ってくりゃいいよ。ただお前さんぽやっとしてんだから財布は鞄の中に、で、鞄は肩から下げて上からローブを羽織っていきな。面白いとこだが中心ほど治安は良くないからね。いいね?」 師様からの言葉を忠実に守って、きちんとしてきた上に今も右手でしっかりと肩から下げた紐を握りしめているが、聞いていたとおり、確かに人相があまり宜しくない方々も多く見受けられる。実際は魔道具の注文に訪れる人たちの中にそのような人も多々見かけるのではあるが、昼間にギルドで見るのと夜このような場所で見かけるのとは理由違うのだ。)あっ、す、すみません……(口を半開きにしたまま行き交う人、そして通りの店を入口の方で突っ立って眺めていたが、大きな人にぶつかってしまった。ペコペコと頭を下げながら横へとそれ、そりゃ邪魔だなと反省し、もう1度よし、と意気込んでゆっくりと通りの中へ、人が多くなっている方へと歩を進めた)   (2016/11/23 23:11:26)

エヴェン♀魔法使い(よく見ていれば人通りが多いように見えて、路地裏の方は暗く、恐らくランプも無いのであろう。月明かりだけが差し込むようなあまり関わりたくはないところもある。酒場の活気があるのは恐らくこの部分だけなのであろう。そんなことを考えながら通りの真ん中辺り、左手にふと、一際惹かれる酒場を発見した。窓から見える店内は大層賑わっている。一人で酒を傾けているらしい冒険者らしき美女、大勢で沢山の瓶を空けていくような恰幅の良い男の人達、数人で料理を楽しんでいるような派手な見た目の人。気付けばまるで師匠様方の魔法を見るように食い入って、眺めてしまっていた。例えば、あの店主らしき人が作っている料理の皿に魔力を込めて浮かせる事ができれば、人件費が安くなりそうだ。なんてそんな事まで考えるほどには。もちろん実際にそんなことは机上の空想なのだけれど)   (2016/11/23 23:27:09)

エヴェン♀魔法使い(あまり見ていても失礼だろう。ここに決めたと扉の取っ手を掴み、その冷えた鉄の感触にすこしびく、と肩を揺らしつつもそれを引く。中からは熱気のような温かさが感じられた。)おじゃまします。(こんな場所が初めてでどうしていいのかわからずに、片足踏み入れお辞儀を小さくしてしまったので、店の人に笑われたとか、たまたま出会った人が面白い人であったとか、そんなのはこのすぐあとの話であった)   (2016/11/23 23:27:27)

エヴェン♀魔法使い【と、本日はこれにて。次回もっと沢山時間が取れる時にまた、この続きでも回せたらいいのに、と思っております。何方か優しい方との出会いもあればいいなぁ、と。ありがとうございました、失礼しました。】   (2016/11/23 23:28:48)

おしらせエヴェン♀魔法使いさんが退室しました。  (2016/11/23 23:28:59)

おしらせピェリオ♂役者さんが入室しました♪  (2016/11/27 19:52:44)

ピェリオ♂役者【こんばんは。今宵は少しだけ、ソロルを。】   (2016/11/27 19:53:01)

ピェリオ♂役者(太陽が天辺に翳す時間帯。大通りから開けた広場にて。) ……ああ、アア。だいじょーぶかい、坊ちゃん。泣くンじゃないよォ、ほォラ笑って。道化は笑顔が好きなんだカラ、さァ。 (道行くヒトが、何かと視線をくれる中。噴水の前に立つ男―― 黄と青の奇抜な衣装に身を包み、白粉を塗布し紅を引き、それぞれの目下に星と雫の意匠を施した―― 道化師は、大仰な仕草で自分の眼前へ手を振るって見せた。ついさっきまで、自分の曲芸をきらきらとした双眸で見つめていた、今は泣き面の幼子へ。五つにも満たない面差し、きっと人生の中で「道化師」を見たのすら初めてだったのだろう。恐れる事なく足を止め、やる事成す事にきゃあきゃあと歓声をあげて、……そこまでは、良かった。 「的宛て」に興奮して、隣にいた母親や自分の制止も聞かずに、台座に留め置かれた赤い大きなりんごに刺さった、投げナイフの刀身をむんずと掴んでしまうまでは。) ――― (母親は、見た目に道化より少し年嵩か。世間を知るものにはごく当たり前の知識、抜身のはものが、どんなものか。それを悟って悲鳴を挙げた母親に、つられて驚いて泣き出した子ども。)   (2016/11/27 19:53:34)

ピェリオ♂役者ほーらほらほら。御前さン、チョット吃驚したンだろォ? 安心おし、何ッ処も切れちゃいない。坊ちゃん、御前さンの手は、ほら。きれーなまンまだ…… (そんな子どもを、傍らにしゃがみこンで宥めてみせる。思わず握りしめたままであった、細身のナイフ。黒と黄色のアーガイルの柄を、そぅっと割開けば、「ナイフ」という言葉にそぐわず、その肌には傷ひとつ、ついていなかった。驚きと安堵で目を瞠る母親と、何が何やら解らぬまま、けれどあやされるままに涙を止めた子ども。道化は満足したように立ち上がる。もちろん、子どもの手からナイフを取り上げるのも忘れない。) ……さッて。御前さンを泣かしちまッたからね、今日のオイラは御前さンの家来になろう。何だって、望むままにこたえよう。飴が欲しいか、唄が欲しいか、坊ちゃん。……ああでもナイフは今日はもう止めとこォ、な? ……これ以上坊ちゃンを泣かせたらオイラ、素寒貧で一座から追ン出されッちまうよォ。 (泣き面のような大仰な仕草で、一瞬張り詰めた場の空気がふわっと笑いに変わる。その日は残された演目の時間、目いっぱい幼子のたどたどしい要求に応じ続けて―――)   (2016/11/27 19:53:48)

ピェリオ♂役者(夕刻過ぎて、宵闇に。「道化師」は、フラリフラリと「帰路」を辿る。色々あったけれど今日も無事に終わって、懐もなんだかんだでそこそこに暖かい。鼻唄交じりにふと、袖口に手をやって。滑らすように取り出したのは、今日の一騒動の原因である、細身のナイフ。投擲芸に使う、きゃしゃで派手なつくりのしろもの。) …………。 (少し前にこの「色違い」を、他人へ貸し出した(押し付けた)。赤と白のコントラストが鮮やかなそれは、フォルムと裏腹に良い切れ味を持つ。言っても至ってナイフの範囲は出ない。少し派手な意匠だけれど、普通に「よく切れる使いやすいナイフ」だ。何も知らなければ。 ……貸し出した相手は、役を纏った役者の名を呼ぶ事すら躊躇わなかった性分と知識の子のようだから、恐らく疑問は持つまい。少なくとも、今は。 けれど、「もう一人」、は、) ……やァな目、してた、ナァ。 (くっく、と苦く喉奥で笑うのは、悪戯の種を早々に見透かされた子どもの苦笑に似ていた。……はぐらかすよう笑ってふざけて声を掛けるまで、静かに刀身を見詰めていた紫水晶。何を言うでもないけれど、何も言わないのにただ、ひたりと。)   (2016/11/27 19:54:14)

ピェリオ♂役者(……この地でどれ程知られているか、あるいは一般に知られている事かはともかくと、して。己が育った土地では通常、演者が芸事で使用する「投げナイフ」は、破損や事故を防ぐ為か、一般的なナイフとしては、使い物にならないものが大半だと言われている。それこそ、幼気な子どもが無遠慮に触れても傷をつけられないほど。 ……それでも、あの赤と白も、この黄と黒も、偽り無く道化が常用しているもので、だけれど一方は切れ味が良く、一方は、芸を除いて殆ど使えない鈍。手持ちのナイフは幾つかあって、色違いはこれだけでは無い。……) ……さァ、て、ね――― (恰も誰かの問いかけを、誤魔化すような独り言落とし。「道化師」はのらりくらりと鼻唄交じり、深くなる水の都の夜闇に沈む。)   (2016/11/27 19:54:55)

ピェリオ♂役者【ぺたりと。お部屋ありがとうございました。】   (2016/11/27 19:55:14)

おしらせピェリオ♂役者さんが退室しました。  (2016/11/27 19:55:16)

おしらせアリステア♂冒険者さんが入室しました♪  (2016/11/27 21:44:00)

アリステア♂冒険者【こんばんは。ふわーっと待機します。】   (2016/11/27 21:44:31)

アリステア♂冒険者(千鳥足通り。人とぶつかったなら財布を確認しろと言われるくらいには、治安はいいとは言えない。といっても、道端に人が寝転んでいたり、死体が放置されていたりというほど腐った区画というわけでもない。大通り自体は様々な商店や酒場、宿、娼館で賑わっているし、観光客なんかも多い。路地の奥深く、魔導灯が配備されていないような場所まで入り込んでしまうと、その限りではないのだろうけれど。)   (2016/11/27 21:45:06)

アリステア♂冒険者(さて、太陽が沈んで大半の者が夕飯を済ませたような時刻。赤髪の青年は、帯剣し、いかにも冒険者といった出で立ちで千鳥足通りを歩いていた。財布に入っている通貨は銀貨が数枚に銅貨が十数枚。腰巾着ではなく、懐に入れている。この"貧乏冒険者"にしては珍しく持っているほうだと言えるだろう。――居候先のドワーフのおっちゃんやらの助言もあり、最低限は持ち歩こうということになったわけだ。青年がここを訪れている理由は、依頼遂行の為の視察である。)   (2016/11/27 21:46:30)

アリステア♂冒険者(信頼できる知己から貰った地図を確認して、少し奥まった道も一通り視察という行為を一日中続けていた。ひと段落したのがやっとこの時間。そして青年はあることに気が付いた。)そういえばまだ何も食べてなかったな。(どうしてかあまり空腹は感じていないのだが、そのせいもあって気づくのが遅れてしまった。)どこか、あまり高くなさそうなお店は……。(通りの隅で呟いて、キョロキョロとあたりを見渡した。)   (2016/11/27 22:11:28)

2016年11月08日 23時03分 ~ 2016年11月27日 22時11分 の過去ログ
【F系】水都ロサール【本部屋】
現在のルーム
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