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「【F系】水都ロサール【本部屋】」の過去ログ

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2017年04月26日 02時30分 ~ 2017年05月05日 01時29分 の過去ログ
過去ログでは上から下の方向に発言を表示しています

ミランダ♀魔術師真実が人の役に立たない。わたしは正直でありたいのですが?…(目をぱちくりさせ、頬に指を沿えながら、首を傾げていた。しかし、場所を教えられ笑みを濃くしてゆく。頭を覆っていたフードを取り、長く伸びた後ろ髪を手で背中に流している。慣れた手つきで赤いリボンで上の方で留めている。焦る気持ちを隠せず、足が店の方向に動き出そうとしてしまう)アリステアさん、こんなに親切にしていただけるなんて、思ってもみませんでした。明日の朝一番にお店に行きます…(嬉々として胸の前で軽く手を握り、軽く足の先で地面を突いてしまう)休業日があるんですか?わたしの故郷の冒険者のお店は、年中無休でした。交代で誰かが待機してて、とても大変だったんです。やっぱり、豊かな国のお店は違うんですね…このお礼はいつか必ずお返しします…(飛び跳ねたい気持ちを抑え、茶目っ気たっぷりにウインクしていた。何度もお礼を述べてから、踵を返して立ち去ってゆく)   (2017/4/26 02:30:52)

ミランダ♀魔術師【すみません、楽しいのですが睡魔がきてしまいました。こんなロルしか回せないPLですが、もし、お許しいただけるなら、ぜひ、また、此方のお部屋で遊んで下さいませ】   (2017/4/26 02:31:56)

アリステア♂冒険者【はい、遅い時間までお相手いただきありがとうございました。此方も楽しかったです。また機会がございましたら、よろしくお願いします。〆ロル投下致しますが、睡魔無理せず先に落ちても大丈夫ですからね。おやすみなさいませ】   (2017/4/26 02:33:50)

ミランダ♀魔術師【年齢が比較的若く性格、能天気なのでわざと正直が正義というような、お答えをしました。経験を積むにつれ、性格や考えも変わってゆくのが理想かもしれません。楽しんでいただけたなら、嬉しい限りです。〆ロールはお言葉に甘えて明日拝読させていただきます。お休みなせいませ、長時間のお相手、本当にありがとうございました】   (2017/4/26 02:35:16)

おしらせミランダ♀魔術師さんが退室しました。  (2017/4/26 02:35:39)

アリステア♂冒険者あはは、基本的にはないんですけどね。年に何回かはそういう日があるみたいです。(冒険者の店に休業日があることに驚いた様子の彼女に思わず笑って説明した。自分としても定期的に店を閉める冒険者の店はあまり聞いたことがないから、豊かな国だから、というのは少しハズレかもしれない。)はい、それじゃあ気を付けて、ミランダさん。(お礼を返されるようなことは何もしてないが……。まぁ、彼女が店に来ることがあればまた会うこともあるだろう。)――正直でありたい……か。みんながそうあれたら、いいんだけどね。(彼女が残していった言葉を口にだして、最後に、空に向けて笑みを浮かべた。)さてと……。(そういえば昼食を食べようか考えていたんだった。今からとなると、市場の露店で焼き菓子でもいくつか買って、教会の子供たちと一緒に食べるのもいいかもしれない。今から買い物して向かって、いつもの時間に昼食をとっていたならば、ちょうどあの子たちも小腹を空かせる頃だろう。そう思い立つと、足は市場のほうへと向かっていった。)   (2017/4/26 02:42:06)

アリステア♂冒険者【以上にて。遅くまで見守りいただいた窓辺の皆様とお相手いただいたミランダさんに感謝します。ありがとうございました。】   (2017/4/26 02:43:24)

おしらせアリステア♂冒険者さんが退室しました。  (2017/4/26 02:43:29)

おしらせアリステア♂冒険者さんが入室しました♪  (2017/4/27 21:41:18)

おしらせミランダ♀魔術師さんが入室しました♪  (2017/4/27 21:42:47)

ミランダ♀魔術師【こんばんは、アリステアさん先日はありがとうございました。お相手宜しかったでしょうか?待機ロールを書いてらっしゃるのかも?少しお返事お待ちします】   (2017/4/27 21:44:30)

ミランダ♀魔術師【わたしへの返事は書き終わった後でかまいません】   (2017/4/27 21:44:50)

アリステア♂冒険者【おや、こんばんは。入室したっきり無言で失礼をば。先日はありがとうございました。現在待機ロル書いてました。ええ、自分でよければ、よろしくお願いします。】   (2017/4/27 21:45:06)

ミランダ♀魔術師【ありがとうございます、前回のようなコミカルタッチでも、宜しかったですか?】   (2017/4/27 21:45:52)

アリステア♂冒険者【大丈夫ですよ~。よろしくお願いします】   (2017/4/27 21:46:13)

アリステア♂冒険者……いい時間、かな。(夜明け前。街の城壁に近い位置にある大きな倉庫の前の細い路地の中で、黒いフードの男が呟いた。昨晩から今の今まで、黒いフードの男――アリステアは目の前の倉庫を張っていた。もちろん、冒険者としての仕事だ。この倉庫の持ち主は『シルバースケイル商会』。表立って知られてはいないが、先日アリステアが独自に調査したことにより、裏でいろいろと罪を犯していることが判明した組織だ。)……今日も収穫なし、か。(踵を返して路地裏へと姿を消す。ここ数日、決定的な機会を狙ってよく張り込んでいるのだが、さすがに騎士団も目を光らせるこの大都市ではなかなか尻尾を出さない。)……もう夜が明けるな。(中央区に戻り、大通りに出ると、夜明け前とは言え仕入れの馬車が何台か通過していった。見知った場所に出たことによって緊張が解けたのか、自然と両手をまだ暗い空へ掲げ、伸びをする。――さすがに一晩中木箱の中に身を隠すのは身に堪える。)   (2017/4/27 21:57:17)

ミランダ♀魔術師夜明けとともに冒険者の店にたどり着かないと。採用されるか第一印象で決まるもの…(折り目正しく、魔術師のローブを羽織っていたが、声調はのんびりしていた。両手を軽く広げ、深呼吸しながら見上げれば、空を埋める色が明るさを増して、星が霞んでゆく。大通りで北ばかりの頃は、けたたましく感じた馬車の車輪の音や、馬蹄の音も聞きなれてきたのだ。いかがわしそうな黒いフード男が視界に入り、さっと腰をかがめ、樽に身体を隠して顔を少し覗かせていた)怪しい人…(ほんの僅か出ないはずの声がうっかり漏れた。意を決したように男に駆け寄り、両腕を掲げ、この場の支配者のような男を睨む)おはようございます、全身黒い色の服お似合いですね。わたし、この界隈で辻占い師をしているミランダって言います…(警戒心を感じさせないよう、頬を綻ばせ、魔法のステッキを腰の後ろで隠している)   (2017/4/27 22:10:08)

アリステア♂冒険者……。(夜明け前の風は、なんとなく心地いいものがある。その風を感じるために目を閉じた時、ふと、視線を感じた。長年付き合っている自分の勘。疑うことなく、気配を感じたほうへ視線だけを動かす。)んん?(何者かがこちらへ駆け寄ってきた。そして自分は、その何者かが何者なのかを知っている。先日公園で知り合った……)ミランダさん?こんな時間に、どうしたんですか?……あっ。(すぐに彼女が自分を警戒したうえで声をかけたことに気づき、ちらりと視線下げて自分の姿を確認すると、フードをとって見せた。)俺ですよ、アリステアです。また会えて嬉しいです。(にっこりと微笑んで、再開を喜んだ。)   (2017/4/27 22:16:59)

ミランダ♀魔術師こんな時間?そろそろ、都近くの農家の方とか、広場に今日取れた農産物を運んだりする時間ですよ。アリステアさんだったんですね。すごい偶然、全身真っ黒で両手を掲げ、天空の神にお祈りでもしてたんですか?…(懐疑心が抑揚のない声に被さる。変質者、泥棒、悪人かも?胸の中ではそんな単語が浮かんでは消えていた。先日の冒険者の店も、もしかした、悪党の巣窟かもしれないのだ。奴隷制度のないこの国で、若い女を…逡巡していたが、相手の出方を伺うことにした)全身黒服で何してたんですか、騎士団の人から怪しいって誤解されますよ?…(わざと不思議そうに首を傾げていたが、表情は硬くなって、眉根を寄せていた)   (2017/4/27 22:28:56)

アリステア♂冒険者あはは、神様にお祈りするならもう少しちゃんとした場所でしないと、怒られちゃいますね。(彼女の言葉に、苦笑を浮かべる。)ああー……やっぱり、気になっちゃいます?この恰好。(どうやら誤解させてしまったようだ。たしかに夜明け前に、闇に紛れるこんな服装の男がいれば、たとえ知り合いでも誤解を招いてしまいかねないだろう。よほど付き合いの長い人でもない限り。)まぁ、ちょっと本業のほうをね。詳しくは、あまり言えないんですけど。夜中に調べものがあっただけですよ。(自分が冒険者であることは以前彼女に自己紹介した際に言ってあるはずだ。とはいえ、これだけじゃ誤解は解けないかもしれないが。その時はその時だ、と割と能天気な頭の中身。)   (2017/4/27 22:35:54)

ミランダ♀魔術師まあ、大変だったんですね、夜中に闇色に溶ける服装で、どんな調べ物をしていたのか、とても気になります。わたし、正義感強いんです。正直に何してたのか話してくださらないなら、大声で悲鳴を上げますよ?…(冒険者といっても、悪人もいるのだ。灰色の空が刻々と朝へと移り変っている。野菜かごをもった農家の人や、露天商、歩いている人は少しずつ増えていた。すぐ横を疾走する、馬車の車輪が石畳を叩き、小石をミランダにぶつけて通り去ってしまう。痛そうに表情を歪ませながら、唇を尖らしている)わたしの本心を言いますね。何をしていたのか、自称、冒険者のアリステリアさんを疑っているんですよ…(襟首に片手をかけて詰め寄っていた。悪党を捕まえれば、この都で高名になれるチャンスだと思っていた)   (2017/4/27 22:45:26)

アリステア♂冒険者ひ、悲鳴って……ううーん……。(……少し、困った。彼女の正義感が強いのは結構なことだが、話せば巻き込んでしまい、話さなければ自分が悪者扱いされたままである。)あ……。(馬車が撥ねた小石が、彼女にぶつかる。痛そうにしている彼女に、大丈夫?と顔を覗きこむと、そのまま襟元を掴まれた。)……。ええっと……とある組織の調査です。表向きは普通なんですけど、裏でいろいろとやっているようなので、その調査です。自分に依頼を出しているところも、この国では名の知れた機関ですから。……依頼内容や依頼主について、多くを他人に漏らしちゃいけないっていうのは、もし冒険者の仕事を少しでも知っているなら理解してほしい……かな。(そう、多くは語れないのだ。依頼主の信用にも関わる問題だ。)……それでも疑うというのなら、騎士団の詰め所でもなんでも付き合いますよ……。(最後は諦めの混ざった溜息と共に、吐き出した。)   (2017/4/27 22:53:44)

ミランダ♀魔術師わたしだって故郷ではちゃっとは名の知れた冒険者だったんだよねー。冒険者の心得は知ってるけどさ、怪しい男を放置しておけない性格なの…じゃあ、騎士団の詰め所に案内してくれないかしら?…(ふんっと鼻で息をして、逃げられないよう横に立ち、恋人のように腕を絡めている。反対側の腕が、小石があった太ももをローブの上から指がなぞっていた)交渉成立!じゃあ、早く行きましょ…わたしを満足させて欲しいなー…(不審者と勘違いされないよう首を激しく動かして、フードと髪を背中に流す。身を躍らせるように引っ張り歩き出そうとしていた。通り過ぎる人の視線が険しい)   (2017/4/27 23:05:36)

アリステア♂冒険者怪しい男……ね。まぁいいけど。(やれやれと溜息をついて、諦める。腕を絡められてもされるがまま、だ。)って、俺が案内するんですか?……なんだかなぁ。(騎士団の詰め所となると、いろいろと面倒ではあるがこの際仕方がない。詰め所に通されればひとまずは拘束されるだろう。そこから自分が解放される手段はいくつかあるが……まぁ、行けばなんとでもなるだろう。)非常に残念ですけど、ミランダさんを満足させてあげることはできないと思いますよ。だって俺、悪いことしてないですし。(不審者を騎士団の詰め所へ連れていくとなると彼女もいろいろと問われるはず。双方にとってなんの得もないことだが……この際仕方ない。)   (2017/4/27 23:18:32)

ミランダ♀魔術師やましいことがなければ、いけるはずでしょ?それにわたし、この近くの建物詳しくは知らないもん…早く、いかせてよ。いくの。わたしを満足させて欲しいの!…(アステリアを体温が感じる距離まで引き寄せ、耳元でさややく。功名心で火照った頬をしていた。獲物を他の正義感のある人に譲らないようにしているつもりだ。さっきの荒い御者の乗る、馬車が舞い戻って来た。今度はミランダのおなかに小石が飛んで来た。よけ切れず、激痛でよろめきながらアステリアの前で膝を突き、涙目で顔を上げた。はあはあと荒い息が、アステリアのベルト辺りにかかっていた。痛みでぼんやりした表情をしながら、鼻先がバックルに触れそうな距離になった。反射的に両手で彼の腰を掴んで、股間との距離を懸命に保っていた)少し待ってて…(震える指先を一振りして、彼の太ももをなぞってしまう。唇だけを動かし、呪文を詠唱し始めた。ヒーリング薬の精製魔法を自身にかけ、白い光が塵のように舞い散る。ミランダの顔に白濁液が張り付いていた。ペロっと舌なめずりをして喉が揺れた)はぁはぁ、生卵みたいな味がする…(頬には粘りのある白い魔法薬残っていた。手の甲で唇を拭っている)   (2017/4/27 23:38:02)

アリステア♂冒険者……。(これは、アレだ。駆け出しの冒険者や傭兵によくみられる、『はやく手柄を立てたい』とか、そういう類のものだ。……だったら、失敗も経験のうち。多少付き合うくらいはいいのかもしれない。)はいはい、いきますってば。(耳元で囁く彼女にそう告げて、抵抗する様子を見せない。)あっ、危な――……(また、馬車が小石を弾く。そしてそれは不幸にもまた彼女にぶつかった。)大丈夫ですか?(地面に膝をつく彼女に声をかける。息を荒げる彼女の肩に手をぽんと置いて軽く撫でてやる。しかし彼女はすぐに何やら詠唱を始めると、白い薬品が精製され、なるほど回復薬を……ってへたくそかっ!?)……だ、ダイジョブ……?(二重の意味で、身を案じた。)   (2017/4/27 23:45:25)

ミランダ♀魔術師慣れてなくて、歯で噛んじゃった…(無様な姿をさらし、哀れみを受ける自分に憤っていた。舌を、と付け足そうとしたが語尾が濁っている。わなわなと肩を揺らしながら、ローブのボタンを襟元から一つ一つ外して手巾を取り出す。顔を拭き出した時、目の前に立つ建物のよろい戸が勢い良く開く。大きなたらいを持った太ったおばさんが、バサバサと洗濯物を広げて、「商売の邪魔だからどきな!どかないなら騎士団に連絡するよ」怒鳴り声を上げた。きょとんとした表情をしながらも、ミランダは立ち上がる。迷惑をかけ、申し訳なさそう謝罪をしてから、近くの路地を折り曲がってゆく。人気のない狭い路地でレンガの建物に背中を預けながら、腕組みをしていた)魔術師を舐めてるの?剣より魔法が強いの…でさ、ここなら話せるでしょ?わたし、占い師をしているくらいだから、口が堅いの…さあ、夜中そんな姿で何をしていたか正直に言いなさいよ!…(ぴんと腕を彼に伸ばして、ステッキの先を向けた)   (2017/4/27 23:59:05)

アリステア♂冒険者(目の前の建物から出てきた女性に怒鳴られたと思いきや、今度は路地の中。詰め所はこっちではないのだが……)え?ああ、魔術、ね。強いのはよくわかってますよ。って、やっぱりそれ聞くんですね……。っていうか、騎士団は……?(結局、手柄を立てたいのか、単に自分が何をしていたのか興味があるだけなのか、或いは、その両方か……。まるで尋問でもされてる気分だ。)……。(シルバースケイル商会。ロサールでは名の知れた商会だ。しかし裏では、麻薬から人身売買となんでもアリだ。だからこそ、あまり巻き込みたくはない。今はまだ、駄目だ。)……今は、言えません。でも、もしかしたら他の冒険者の協力が必要になることもあるかもしれない。その時まで待ってくれませんか……?(こちらは一切抵抗する気がない。腰の剣に手をかけることもしなければ、逃げ出す素振りも見せない。それでもまだ突っかかってくるようであれば、仕方ない。――振り切って逃げることにしよう。)   (2017/4/28 00:11:33)

ミランダ♀魔術師うーん、仕方ないな。さっきのおばさんに迷惑かけちゃったし、今のわたしが騎士団の詰め所いったら、こっちまで疑われそう…(緩やかにステッキを下ろして、訝しげな   (2017/4/28 00:16:02)

ミランダ♀魔術師視線で頬を膨らませていた)もし、泥棒とかしてるの見つけたら絶対見逃さないからね。それは覚えていて欲しいな…(敬語で話す相手を、ビビッってると勘違いしていた。魔術師としての誇りが胸いっぱいに広がり、どこか有頂天になっていた)本当に冒険者で協力が必要になったら、いつでも声かけて…(こくりと素直に頷いた。もし、彼が悪に染まっているなら、その瞬間に裏切り、倒した方が楽だと判断したからだ)協力必要になったら、ぜひぜひ、声をかけて欲しいの…(瞳を輝かせて、物腰柔らかに応じていた)【途中送信すみません】   (2017/4/28 00:21:51)

アリステア♂冒険者(どうやら、ひとまずは納得してくれた……と思いたい。ここまで正義に執着するのには何か理由があるのだろうか。――自分のように――……とにかく、身体が疲労で悲鳴をあげている。今日は早いところ帰って休息をとったほうがよさそうだ。)俺が間違った道に進んだ時は、遠慮なく捕まえてくれてかまいませんから。……ええ、もちろん、協力が必要な時は声をかけますよ。というか、『穴の開いたブーツ亭』に登録しといてくれたら、簡単な依頼とか入ってきたら誘いますから。(手柄が欲しいとなれば、きっとそれが一番手っ取り早い。それに店の雰囲気などを感じてくれたら俺への疑いも少しは晴れるかもしれない。)   (2017/4/28 00:36:39)

アリステア♂冒険者(――しかし、心配なのは、誰でも怪しいとみれば今日のように行動を起こしてしまうかもしれないということだ。妙な言いがかりをつけられかねない。)……ミランダさん。正義を施行するのは、間違っていることとは思いません。でも、正義を施行するためには、それが善なのか悪なのか、見極められるようにならないと、いつの間にか自分が悪にされてしまうこともあるっていうことだけは、覚えておいてください。(何が善で何が悪か……それは、自分はわからないから。正義を語るつもりは、自分にはない。)それじゃ、お元気で。また会いましょ。今度は、お互い冒険者として。友人として。(そう言い残して、踵を返す。疲れもあったのだろう。らしくないことを言ってしまった。)   (2017/4/28 00:36:46)

アリステア♂冒険者【以上にて、拙いですがこちらからは〆とさせていただきたく。よければ最後までご一緒させていただきます】   (2017/4/28 00:38:11)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、ミランダ♀魔術師さんが自動退室しました。  (2017/4/28 00:57:10)

おしらせミランダ♀魔術師さんが入室しました♪  (2017/4/28 00:57:52)

ミランダ♀魔術師【〆ロールが吹き飛んでしまいました】   (2017/4/28 00:58:18)

アリステア♂冒険者【あら、こちらはもう少々待つのは平気ですので、慌てずにどうぞ、です】   (2017/4/28 00:59:41)

ミランダ♀魔術師(呪文を詠唱して治癒系統の魔法薬を押し付けていた。疑ったことを詫びている。つまりは、良い人たちだったら、仲間になり、悪い人たちだったら、背中からグサで済む。と考えてのことだ。追いかけ、両手を握り締め、ぜひ仲間にと喜色満面に応じていた)   (2017/4/28 01:00:22)

ミランダ♀魔術師【短くまとめました】   (2017/4/28 01:00:45)

アリステア♂冒険者【ふふ、はい。遅くまでお付き合いありがとうございました。また機会がありましたらよろしくお願いします。】   (2017/4/28 01:02:56)

ミランダ♀魔術師【わたしの〆ロール、まるでページが足りなくなった雑誌の連載小説な短さになりすみません。コミカルなロルにお付き合いくださり、本当にありがとうございました。またの機会が今から楽しみですが、お互いのタイミングが合う事を祈りながら、失礼します。お休みなさいませ】   (2017/4/28 01:04:01)

アリステア♂冒険者【はい、おやすみなさいませ。以上にて失礼します。窓辺様もお付き合いありがとうございました】   (2017/4/28 01:05:00)

おしらせアリステア♂冒険者さんが退室しました。  (2017/4/28 01:05:29)

ミランダ♀魔術師【アステリアPLさま、ROM様に感謝しつつ、フトンへだいぶします。お部屋ありがとうございました】   (2017/4/28 01:05:58)

おしらせミランダ♀魔術師さんが退室しました。  (2017/4/28 01:06:04)

おしらせエルソフィ♀司書官さんが入室しました♪  (2017/4/29 22:09:52)

エルソフィ♀司書官【こんばんは、お部屋お借りいたします。コミカル便乗にてソロルを置きに。】   (2017/4/29 22:10:23)

エルソフィ♀司書官(とある晴れた日。図書館での日常記録。)寄贈主である魔術師ギルドから正式な回答がありました。第95項の記述ですが、魔術的観点から見た人為的作用は立証ならずとのことです。当項がジョスト祭をはじめ大きな祭事でにぎわう時期に「成功」するという例年意見書の推移に着眼し、気候および水路が関与する魔力流動の観点を中心に錬金術師ギルドにも念のため意見を伺いましたが、同じく、魔術的干渉の証明は非常に難しいという回答をすでに得ています。(十三人が囲む円卓に響く硬質な声は、淀まずただ事務的に報告書を読み上げる。円卓の中央には、まるで裁判の被告人よろしく薄い本が一冊、ぽつん。)「成功」の声を多く受けているとはいえ、ジョスト祭は特に諸外国からの来館者も多く、人口推移を見ても純粋に母数が多いにすぎません。よって精神関与系統の魔術因果は無し。これまで通り、高位魔術書ではなく個人研究本という分類に留めるのが相応しいと考えます。以上です。(淡々と言い並べて、長い報告を済ませた司書官ことエルソフィ・エデットは席についた。)   (2017/4/29 22:10:32)

エルソフィ♀司書官特に異論がなければ本日の定例会議はこれにて(終了、が、いつもなのだが)――「いや、しかし事実として成功例増加は気になる。」(今日は一人、手を上げた。)……両ギルドの共通見解に疑問でも?――「もちろん、ロサールの叡智を支える柱へ唱える異はない、が、しかしだ」(……やりとりが長いので割愛するのだが、渦中の本というのは魔術研究本の一冊『ぜったいに効く恋の魔法100選』という題名で、内容は題名負け甚だしいのだが、面白半分という理由で若い層にそこそこの貸出人気がある著書。そのとある項目に関して返却者から「ほんとうに恋人ができた!」「心を射止めた!」「これはおまじないの域を超えたすごい魔術本なのでは?」といった反響が一定数寄せられているのだ。この手の声を受け、巷で尾鰭のついた噂になる前にこうして律儀に生真面目にそして若干無駄な真剣をもって定期的に検証するのも司書官らの職務である。今回の報告に食い下がったのは司書官らの実質纏め役の男である。真面目、知的、優秀、ついでに部下らいわくクールな眼鏡美形。ここ10分ほどエデット司書官と温度の低い議論を展開しているのだが、なかなか結論に至らなかった結果。)   (2017/4/29 22:10:47)

エルソフィ♀司書官……ご自身で試さないと気が済まないのでしたら、非番のときに独自検証すれば良いかと。(壁を背に佇んで長身の先輩同僚を見上げるエデット司書官の紫眼と声のまあ冷たいこと。そんな彼女が醸す凍てついた空気を正面至近から堂々と受け止めてなお理知的な佇まいを崩さない様を、残り11人は固唾を飲んで見守る。)――「争点はこれが魔術であるか否かだ。この円卓の中で最も魔術理解が深い女性司書官は貴殿だからな。」 館長のほうが適任です。 ――「留守でありご多忙だ。」 私たちも暇ではないのですが。 ――「強いて付け加えるならば始末書が増える」 何なのですか。(11人が固唾とナニカを飲みこむ。そう、図書館内部で魔術理解に長けた司書官ツートップが真顔で静かに争うおまじない第95項『カ・ヴェ・ドゥン』は、魔力やその扱いを要求せず、対象を壁や窓際に立たせることと、何気ない会話という二つの状況を前提とする。)   (2017/4/29 22:11:35)

エルソフィ♀司書官 「実はこの眼鏡を外すと右目の封印が疼くから気乗りはしないが……」 ではやらなければ良――(――ダンッ!壁がそんな音を立てて氷の声音を飲みこんだ。会話の中で生じた刹那の無防備を突くようにして、壁と横一方の逃げ道を塞ぐ。突発的に物理距離を埋めることによって一層互いの視線と言葉を交わりやすくさせる「恋の魔法」――それが、『カ・ヴェ・ドゥン』である。円卓の緊張がピークを迎えた。一秒、二秒、三秒……両者の視線は互いから全くそれることはない。そして、視線がぶつかりあうこと10秒後。)――「……どうだ」 特に何も。魔力の流動も感じません。 ――「ふむ、同感だ。協力に感謝する。杞憂、か……ふむ」(両者、何事もなかったかのように離れる。11人が心を一つにして心の中で叫んだ。『この二人にやらせることが間違っている!!』と。そんなツッコミをドア付近で叫んだ一人の小柄な女性司書官の前を、ちょうどエデット司書官が通りがかったそのとき。)……あ。動かないでください。(不意に小柄な後輩の前髪に指先をそっと伸ばした。)塵が……はい、取れましたよ、て、どうなさいました?   (2017/4/29 22:11:47)

エルソフィ♀司書官(紫眼が不思議そうに見つめる中、入口の扉を背にしていた小柄な女性司書官は、初々しい乙女のように頬を紅潮させて、心でなく声でしかも大声で言った。)――「エデット司書官!もう一回お願いします!もう一回!なんかグッときました!」 …………は? (こうして、おまじないひとつをめぐる真面目すぎる検証劇は振出に戻ったのであった。『ぜったいに効く恋の魔法100選』は今日も面白半分を理由に好評貸し出し中である。)    (2017/4/29 22:11:57)

エルソフィ♀司書官【……(滲むコレデヨイデショウカ感を、かなぐり捨てた跡。) 以上にて。お部屋ありがとうございました。】   (2017/4/29 22:12:38)

おしらせエルソフィ♀司書官さんが退室しました。  (2017/4/29 22:13:05)

おしらせアリステア♂冒険者さんが入室しました♪  (2017/4/30 17:13:56)

アリステア♂冒険者【こんにちは。お邪魔致します。待機ロル投下させていただきます。】   (2017/4/30 17:14:50)

アリステア♂冒険者(午後になり、春を通り越したような暑さも落ち着く頃。表通りにある広場の銅像前に、レザーの装備に身を包んだ赤髪の冒険者がいた。待ち合わせに使われる銅像前で待ち初めて数分後。やがてやってきたのは、給仕服に身を包んだ若い女性だった。女性はあアリステアに対してペコリと頭を下げてから、一枚の封筒を差し出した。)「アリステア様ですね。主よりこれを渡すよう命じられました。お受け取りください」(きょとん、とした表情のアリステアを余所に、給仕服の女性は踵を返し、早々に姿を消した。)……なんだろ?(封蝋の印璽から、それがこれから会う予定だった金持ちの家からのものだとわかった。)えっと、なになに……(封を切り、中に入っていた一枚の手紙を読みだした。)   (2017/4/30 17:15:36)

アリステア♂冒険者『やっぱり行くの面倒になったからまた今度。ごめんね』……って……。(封筒の中の手紙に書かれていたのは、これから遂行する予定だった依頼――ポートタウンまでの護衛依頼の取り下げが、実にあっさりと書かれていた。印璽を見直しても、手紙の一番下に書かれた直筆のサインを見ても、間違いなく依頼主のものだ。)……いや、うん、まぁ、いいんだけどね。(依頼を取り下げても前金は払い戻されることはないので、冒険者ギルドとしては別に構わないし、自分は自分で、他に適当な冒険者がいたら是非とも変わってほしいくらいには今は忙しい身だったので、ありがたいといえばありがたいのだが。)……。(手紙を握りつぶしたくなる衝動を抑えて、周囲を見渡す。さて、空いてしまった予定。どう潰そうか。)   (2017/4/30 17:15:58)

おしらせエルソフィ♀司書官さんが入室しました♪  (2017/4/30 17:27:46)

エルソフィ♀司書官【アリステアさん、こんにちは。少しのお久しゅう。手ぶらですがご一緒してもよろしいでしょうか?】   (2017/4/30 17:28:35)

アリステア♂冒険者【こんにちは、エルソフィさん。お久しぶりです。ログ拝見して楽しませていただいてます。是非に、こちらも何のプランもありませんがよろしくお願いします。】   (2017/4/30 17:30:15)

エルソフィ♀司書官【いつも断片でお部屋埋めまして(深々。ありがとうございます。猫も本も皆様で楽しんでいただければと思います。それでは、どうぞよろしくお願いいたします。良き紡ぎとなりますよう。投下のほう少々お待ちください。】   (2017/4/30 17:32:04)

エルソフィ♀司書官(咲く花と若葉が増えるにつれて、空から注ぐ陽は温もりを増す。真昼時はそろそろ市場でも「暑い」という声を聞くようになって、さて初夏の足音近い毎年の水都。ただ、陽が眠った夜はまだ風が冷たく、その寒暖差で体調を崩すこともちらほら。図書館も例外ではなく、同僚の勤務日程を急遽交換したら思わぬところで非番となった今日。別にそこまで非日常ではないのだが、午前中は大人しく読み物にふけっていたのだが、少し陽が恋しくなって外出。とはいえ、特にこれといった用事を定めていないのだから視線は左右になんとなく遊ぶ。それでも、規則正しい歩は相変わらずなのだが。ひとまず広場にでも来てみれば、また何か面白いものを見ることがあるかもしれない――そう思って目指した先。待ち合わせにもよく使われる銅像の前で、見覚えのある姿。)ん……?(歩が止まる。何か羊皮紙らしきものに視線を落として、その後きょろきょろとしているもだから、つい――)――こんにちは、アリステアさん。(また思考がどこぞ迷子かと思って、歩を寄せがてら声をかけるのであった。)   (2017/4/30 17:42:59)

アリステア♂冒険者(周囲を見渡したところで暇つぶしが見つかるわけでも――)あ。(視界に映った純白の司書服。一回通り過ぎてから、再度視界の中央に収める。)こんにちは、エルソフィさん。その節はありがとうございました。この時間に外にいるってことは、非番ですか?(挨拶に続けて、普段彼女が図書館に勤めていることを知っている身として、予想できることを尋ねる。手紙を封筒に戻して、ポーチの中へ。こんな手紙でも一応依頼主からの物だから、一応丁寧に扱う。一応。)いやぁ、依頼を急に取り下げられちゃって、急に暇が出来ちゃって。(恐らく向こうが抱くであろう疑問に、聞かれるよりも先にこちらから答える。このくらいなら、依頼主の名前や内容まで話さなければ問題はないだろうし、何よりも相手は国に務める司書官だ。信頼はしている。)   (2017/4/30 17:58:22)

エルソフィ♀司書官ええ、同僚が体調を崩してしまったので勤務日程を調整したら、今日が私の非番になりました。(この青年とも慣れたものだ。彼がロサールに来て長いというわけでもないというのに、あっさりと自分の午後の暇がすなわち非番と気づき、自分は自分で、依頼でもあったのだろうか、と、手に持たれていた羊皮紙をちらりと見て思う。予想は全く外れなかった模様。)……それはまた、災難でしたね。(言葉は気遣うそれだが、相変わらず、声は硬質。薄いレンズの向こうの紫眼も憂いの一つだって帯びやしない。)不思議なものですね。やること自体は探せばいくらでもあるというのに、空から前触れなく時間を与えられると、急に何をしていいのか……と、それは私の話ですが、アリステアさんは他のお仕事などは?(冒険者ギルド員として動いていないときの彼は、「穴の開いたブーツ亭」を手伝っているから、戻るならば暇つぶしがてら途中まで見送ろうかとも、うっすら頭の隅に描きながら。)   (2017/4/30 18:12:07)

アリステア♂冒険者ああ、最近急に気温があがりましたからね。夜はまだ寒いですけど。(季節の変わり目というのはそういうものだ。幸い自分は体調を崩すことがほとんどない為、あまりそういう感覚はない。)ほんとですよ……まぁ、あまりロサールを離れての依頼は、今は避けたいんですけどね。今朝入った急な依頼で、対応できる冒険者が他にいなかったものですから、助かったといえば助かりましたけど。(ロサールを離れたくない理由は、まさに今目の前にいる女性の所属する組織から出された依頼のためだ。)ああ、ギルドのほうは、今日はイルゼさん……あ、ほら、もう一人いるお手伝いの。あの人が出てくれてるんで大丈夫なんですけど。もういっこの仕事のほうは、相手の出方を待っている……感じですかね。(それに、件の商会が何か動くとすれば人の影が闇に紛れる夜に、だろう。つまり、この時間は彼女と同じく暇である。)――どっか行きます?(一拍おいて、暇つぶしの誘い。)   (2017/4/30 18:29:09)

エルソフィ♀司書官これでも穏やかな気候であると、外国からいらした方からは良く聞きます。イルゼさん……ああ、そうでしたね。(直接言葉を交わしたことがほとんどなかったから、危うく記憶から零れかけていた眼前の同僚の名前。そして、暇を遠出に費やせない理由は、黙って小さく頷くに留めた。往来の中、誰が聞き耳を立てているか分からないから。よって進捗を問うような素振りも見せずに、さてそれなら夜に備えるであろう彼を引き留めるのも気が引けて踵を返そうかと思ったら、意外にも誘いの言葉。)……どこか、と言われましても。ロサールの中だけでも、行ける場所はいくらでもありますが。(ロサールに生まれ育ち、ここを離れたことがない地元民というものは、いざどこかと言われると咄嗟に拡げられる地図が広い分、狭域で「どこ」と一点を捉えるのに少し時間がかかる。夕餉にも早い時間。さて、どうしたものかと左手を口元に軽く当てて考える仕草。)……。……(人生でこんなふうに時間がぽかんと空いてしまったとき、いつも、どうしていたのだったかと。記憶のページをめくるにつれて、視界がほんの少しぼうっと遠ざかった。)   (2017/4/30 18:42:20)

アリステア♂冒険者たしかに、他の地域に比べればそうかもしれませんね。(自分も世界中を歩き回っていたから、此処の気候の変化がさほどひどくないということは知っている。さすがに自分も行ったことがないが、一年中雪が降っているような地域もあるらしいが。)ふふ、じゃあお茶でもいきましょうか。(食事をするには少し早いが、お茶くらいなら夕食に差し支えないだろうと思っての提案。)場所は、歩きながら決める……ってことで。じゃ、行きますよ。(普段あまり見ることのない彼女の悩んでいる姿はもう少し見ていたい気もしたが、ずっと悩ませ続けるのも申し訳ないという罪悪感が勝り、彼女の横を過ぎて、歩き出す。言った通り、行先は何も決めてない。彼女が後からついてきたならば、そのまま広場を抜けるだろう。)   (2017/4/30 19:02:00)

エルソフィ♀司書官(冬に、きらきらとした綺麗な川を見せたいと思ったのは、凍った枝が照りかえす七色の陽が一番よく見える橋を真っ先に思い浮かべたのは、あれは、あの時、私は――――)―――え?(音が遠ざかってそのまま時間が止まりかけた思考を引き戻したのは、穏やかに笑む声だった。そう、まるで春風のような。一拍遅れて鼓膜を叩いた言葉が言葉として心臓に下りてくる間に、ゆっくりとまばたきをした感覚はまるで、夢から醒めたときのようだった。いつのまにか落ちていた視線を持ち上げれば、よく知った笑みがあった。)……ええ、飲食処に困らないのに立ち話も喉が渇きますものね。(自分に改めて言うようにこくんと頷いて、宛のない歩の二歩ほど後ろをついて歩いた。)昼に宛てなく歩くのも、久しぶりのような感覚がします。(平穏な賑わいの中で、とつり。脳裏をよぎった言葉がすぅと掠めて霧散する。『昼の舞台のほうが――――』)……。(かぶりをふってもう一度前を見る頃には、広場を抜けていた。)   (2017/4/30 19:16:06)

アリステア♂冒険者……そうですね。久しぶりな気がします。(彼女の言った久しぶりとは、すこしだけ違う久しぶり。視線は、歩んでいる通りの少し先から外さない。)元気でしたか。(自分が、暫くロサールを離れていた間の彼女のことは、知らないから。シスターや教会の子供たちからは多少なりとも聞いてはいるが。――何かあったのかもしれない。勘レベルのものではあるが、彼女が迷う仕草だったり、視線が現を通り越した先を見ている気がしたりと、本当に些細なことだが。表情には出さないようにして、歩みは、彼女の半歩先を行く。)俺のほうは、冬の港町ってこともあって、いろいろ大変でした。さっき少し気候の話しましたけど、ロサールの冬は、寒いですね。(やっと視線を向けて、いつもと変わらぬ苦笑浮かべて。この大陸の中では南に位置するロサール。北のほうに比べれば、比較的穏やかな気候ではあるが。)   (2017/4/30 19:47:21)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、アリステア♂冒険者さんが自動退室しました。  (2017/4/30 20:07:30)

おしらせアリステア♂冒険者さんが入室しました♪  (2017/4/30 20:15:26)

アリステア♂冒険者【失礼背後事情にて少し席を外しておりました。もう大丈夫です。】   (2017/4/30 20:17:45)

エルソフィ♀司書官【おかえりなさいませ。いえ、お気になさらず。長考してお待たせしております(深々。】   (2017/4/30 20:18:11)

エルソフィ♀司書官ポートタウンからお戻りになった直後に近況はお伝えしたつもりでしたが。(息災を問われれば、変わらず氷の声音に返す。あれからそう日数は経っていないのだから、覚えていないはずがない。それでも重ねて問うことがあるのならば、彼のことだ、きっと――。)……あれからは――(『そうね、貴女は昼の――』、『陽の下でご一緒――、――、……』)――……強いて言えば、ぼうっとしていて冬の川辺で足を滑らせたことくらいでしょうか。幸い、人の手に助けられて大事には至らなかったのですが。(そう、自分はただ心臓が悲鳴を上げた程度。)……それくらいです。(言って、歩を止めないままにまばゆい午後の陽光を見上げる。ついこの前までは、あんなに弱々しい光だったというのに。)ええ、水が多い分、冬は思ったよりも寒いと冬に訪れる旅の方は口を揃えます。積雪もありますし、滅多にありませんが、運河が凍って各分野の人員総出で対処した歴史もあるそうです。ただ、そういった受難の冬には、吟遊詩人が多くの歌を残しています。陽の美しさと尊さを歌った、とても綺麗な歌です。(一気に言って空気が足りなくなったのか、それとも。吐息を小さく一つ。)   (2017/4/30 20:25:09)

アリステア♂冒険者――……。(やはり、どことなく。)そうでしたか。冬の川辺は、景色としては綺麗ですけど……いろいろ危険なので、これからは気を付けてくださいね。……というか、エルソフィさんでもそんなことがあるんですね。(苦笑の仮面を被り、道の脇を流れる水路の流れのように、さらりと。)吟遊詩人が、ですか。歌の内容にまで耳を傾ける機会があれば、今度聞いてみます。――ここにしましょうか。(不意に足を止めた前にある建物は、甘い香りが漂ってくるなんてことない普通のカフェ。アリステアの表情は、いつもと変わらない。いつもと変わらない表情という仮面。『自分の身は自分で守れる』と言った彼女の声を何度も再生しながら。扉を開けて、店内に入ると給仕の女性が二人を笑顔で迎え入れる。建物の外見から想像したよりももう少し奥行があり、意外と広いと感じた店内に客はほとんどいなかった。)   (2017/4/30 20:39:19)

エルソフィ♀司書官これでも人間ですので、そういうこともあるとご容赦いただければと。……ええ、懲りるという言葉では足りないくらいに懲りましたので、気をつけます。夏は夏で草が生い茂るので、ぬかるみの境が見えづらいのです。(大きな吐息一つ。いつもなら、溜息と聞こえたのだろうが、さて、今日は。)……明日からエルフィーネ神の暦ですが、この月は図書館が古書の展覧会を開きます。今年は、そう一番最初にお会いしたときに守ってくださった本を覚えていらっしゃいますか?あれの修復に目途が立ったので、予定が狂わなければ展示される予定です。その節は、お世話になりました。(喫茶店のドアベルが鳴る中で、歩を止めて深く一礼を捧げてから、中に入った。初めて入ったという様子もなく、奥の席のほうへと歩を進めていく。)   (2017/4/30 20:52:31)

エルソフィ♀司書官――古今の吟遊詩人らの歌を収めた、貴重な詩集なのです。きっと広場でも歌って下さる方々がいらっしゃるでしょうから、そのときにはぜひ。(そう付け加えて、席につく。右腕に抱かれる黒本はいつものように、膝の上に横たわった。)   (2017/4/30 21:02:46)

アリステア♂冒険者あの本、ちゃんと修復できそうなんですね。よかった。(奥の席へ向かう中、一礼する彼女に笑顔を返して。席につき、テーブルの上に置かれた手書きのメニューにざっと目を通すと、各種飲み物のほかに、ケーキやサンドウィッチなど、軽食類も充実しているようだ。)最初に会った時、かぁ……。あの時は……ふふ、びっくりしましたよ。まさかついてくるなんて。でも結局俺のほうがお世話になっちゃったんでしたね。(出会いというのは唐突で、準備する時間なんてものは与えてくれないから、自分に対する第一印象は人それぞれ抱き方が違うはずだ。彼女の目から自分はどう映ったのだろう。)せっかく何かの機会で関わった詩集ですし、その展覧会を見に行くまでは、くたばれませんね。(テーブルの上に置かれた、冷たい水の入ったグラスを口につけて喉を潤した。)   (2017/4/30 21:10:24)

エルソフィ♀司書官ええ、山村の一件もありましたし、途中で材料が足りなくて急遽依頼を出すなど山も谷も多かったのですが、なんとか間に合……(一度、止めて)……間に合わせます。(その声音は硬質に変わりないのだが、強く強く意思を秘めたそれ。もっとも、その声の先というのは恩ある青年ではなく、メニューの文言に向かっているのだが。邂逅を懐かしむ穏やかな語りに返った言葉はというと。)――そちらが遅かったのですから仕方がないではありませんか。(にべもない。さっきの感謝の礼はなんだったのかというくらいに。)……傷や文言消失くらいならいくらでも直してあげられますが、失うことだけは絶対にあってほしくなかったのです。(言って、何を見たのか思ったのか、目を見開いた刹那があった。すぐに、いつもの眼差しに戻って通りがかった店員に視線で手招きしたのだけれども。)数週間以内に墓に入られても困ります。――サンドイッチと、リンゴのパンケーキと、ショコラと、フィフィカシルのティを。(ブーツ亭でするのと同じように、ぽんぽんと景気よく量を頼むのであった。)   (2017/4/30 21:28:12)

アリステア♂冒険者(メニューに何かついていただろうかと気になるくらいには、彼女の視線はメニューに移ってからあきらかにメニューを気にしている様子だった。)そうですね。あんなところに置いておいて、焚き火の燃料にされていたらと思うとぞっとしますね……。(あの時の様子を思い出しながら語る。彼女の視線に気づいた給仕が席にくると、自分はまだ何も決めていなかったことを思い出し視線をメニューに落として速攻で眼前の司書官の口元へ視線が移った。)……。(お腹空いてたのかな。)あ、えっと、珈琲と、卵とチーズとハムのガレットを。(たまたま目に入ったメニューをふたつ、注文した。注文を記録した給仕が厨房のほうへと歩みを進めていく。)……ふぅ。エルソフィさん、夕飯は大丈夫です?(夕食というにはまだ早い時刻。おやつというには、いささか量が多いような気もしたが……いや、文句があるわけでは、断じてない。そういえば、ブーツ亭に来た時も彼女は普通の女性客よりも量を食べている気がした。司書服を着ているから想像の範疇だが彼女の華奢なこの身体のどこにそんな――)……。(テーブル越しに女性の顔ではなく、身体をガン見する男がとあるカフェにいた。)   (2017/4/30 21:43:17)

エルソフィ♀司書官ほら、ね、急かして正解でしたでしょう?まあ、あの時道端で会わなくても一人で行くつもりでしたけれど。(その分岐でも本が救われる未来だけは変わらなかったのだろうけれども、不思議な話だ。――という望郷に近い感慨は、空間に芽生えてほどなくして、気のせいかなそれこそ季節外れの雪でもかぶったかのように埋もれた。)問題ありません。いつもこれくらい頂いています。(何を不思議がることもなくさらりと答える。さて、眼前はこれまで何度かあったこの司書官との食事風景を思い出せるだろうか。いつもテーブルに並んだ量。初めて「穴の開いたブーツ亭」で食事を共にしたとき、先に音を上げたのはどちらだったか。)……?(向けられた視線が自分の顔ではなくもう少し下だということに気づいて、自分のその視線を追う。)どこか糸がほつれていますか?(気にしているのは碧色紋が縫い込まれた襟元の様子。どうにもそうでもなく、一度首を傾いでから、さて何をそんなに凝視するところがあるのか、数秒、視線が微妙に交わらなくて、)――ああ、貯えず消化しきれる量ですからご心配なく。(色気とか適齢期の女性特有の恥じらいとかそういった諸々は、残念。申し訳ない。)   (2017/4/30 22:03:12)

アリステア♂冒険者そう言うと思いました……。――……危なっかしいなぁ。(最後の言葉は、ぼそりと。誤魔化すようにグラスを口に運ぶ。)……。……? ……!!(さて、彼女の身体のラインを服越しに凝視して少し、降りかかった声に、ハッと我に返る。)あああごめん!!そういうつもりじゃ……!(慌てて謝罪を言葉にして、視線を泳がせた。こうなると目を見るのもなんとなく気まずいものだ。しかし沈黙になることはなく、給仕が注文した飲み物を先に持ってきたものだから、置かれた珈琲に早々に手をつけた。ほろ苦い珈琲豆の風味が口全体に広がって、舌を火傷した。)……。えっと、図書館の仕事ってそんなに肉体労働なんですか?少なくとも、利用者から見える分ではそうは見えませんでしたけど……。(聞いて、今度は息を吹きかけて少し覚ましてから、カップに口をつけた。)   (2017/4/30 22:17:24)

エルソフィ♀司書官私から見ればアリステアさんのほうがよほど危なっかしいです。(聞こえていますよ、などといちいち言わない。そして、目のやり場に困って慌てて謝罪を並べる青年を見る目は――全くもって温度が変わらないのは、良いことなのか、悪いことなのか、女神デメアに押し付けるとして。とりあえず声の大きかった部分については聞こえていた給仕は微笑ましいと見守ったらしいが、さておき。)いえ、よく尋ねられますからお気になさらず。(言いながら、テーブルを豪華にしてくれた給仕に小さく会釈して、「よければどうぞ」とショコラの粒が並ぶ皿を真ん中に押し出す。沈黙を火傷を負ってまで全力で埋める青年の努力と気遣いとは真逆にサンドイッチを一口、二口。ハムとチーズの組み合わせがとても好みだという感想を抱く間に、青年からようやく落ち着きを取り戻したように見えなくもない問いが飛んできた。)――肉体労働ですよ?本の返却作業も人力ですし、男性司書が率先して担ってくれることもありますが、制服が男女統一であるのと同じように、業務に性差や種族差を極力設けないのが館長の方針です。   (2017/4/30 22:40:23)

エルソフィ♀司書官(サンドイッチがあっという間にしっかり咀嚼されて口の中に消えていった後、花弁の茶を一口飲んでからパンケーキを切り分けるナイフとフォークを手に取った。)それに、司書官としての職務も頭脳労働です。先日も研究本の細かい検証議論が長引……いえ、なんでも。(はくりとリンゴのパンケーキを一切。)……それに、私の場合、摂れるうちに摂れるところで魔力転換できるエネルギーは余さず身体に入れておかないといけないもので。いつ、要求されるかわかりませんから。   (2017/4/30 22:40:29)

アリステア♂冒険者(運ばれたガレットをフォークとナイフで切り分けて、口へ運ぶ。食材の風味が口の中に微かに広がる。)なるほど……肉体労働と頭脳労働、両方ってことですか。(たしかに肉体、頭脳ともに働かせる職についているならば、その分摂取したものの消化も早いのだろう。しかし、それにしては、だ。――と、いまいち納得のいかない表情。続けられた説明を、最後まで聞くまでは。)……。(魔力転換できるエネルギー。自分には、その感覚はわからないけれど……。)――もしかして、『それ』で扱う魔術に消費する魔力……。(――ごく一般的な魔術で求められる魔力に比べると、かなり『もっていかれている』のではないか。或るいは、魔力だけではない、別の何かも。――杞憂なら、それでいいのだけれど。でも、もし彼女の持つ力が、膨大な魔力、或いは魔力以外のなにかを代償としているなら……。いや、そうじゃなくても、もしかしたら自分の想像の域を超えた何かがあるのかもしれない。)――その力は、その本は……君を……。(ぽつり。小さく呟くように言ってから、沈黙。)   (2017/4/30 23:00:58)

エルソフィ♀司書官(そう、こうして何度も同じテーブルを囲んでいて、眼前に至っては自分の非公式の任すら知っている。それを引いてもだ、彼は、今も疑うから。その疑いをきっかけに興味を引いてしまっているから。寄せた者が晒された事態を冬の川は知らしめたから。だから……――)――はい。(簡潔かつ明確に答えた。今食べているものが、何に化けていくのかを。)グリモアと私は、ありきたりな言葉で表せば、運命共同体です。(同じ言葉を問われて答えられたなかった小雨の日の続きを口にした。至って静かに、ナイフの手を止めることなく。あの日は言葉が詰まってそのまま雨に攫われたのに、この日は、淀まなかった。この水都を流れる水路のように。)その力は……(ただ、紫眼だけが伏せたまましばらく止まって、口に甘酸っぱい林檎が運ばれる。)……ロサールに生きる民の幸の為にあります。ロサールに、そう望まれて焼き捨てられずに残った――(『応え、神よ。何故、忘れた。何故、染まった。何故――……』)――――救われた本です。   (2017/4/30 23:26:30)

アリステア♂冒険者……。(ひとしきり彼女の言葉を聞き終え、再びカップを口へ運ぶ。さすがに息を吹きかけて冷ます必要はもうない。しばしの沈黙から、やっと出た言葉。)……俺、ローサルに来てそんな長くないから、偉そうなことは言えないですけど。……エルソフィさんも、ロサールに生きる民ってやつでしょ。そんな人の幸せの為にあるなら……――君も幸せになれるよね。(幸せの感じ方は、人それぞれだ。だからこれは、自分の中の『幸せ』に対する価値観の押し付け、自己満足だ。それでも、どうしてだろう。言わずにはいられなかった。……誰かを守る為、誰かを幸せにする為、その代償を一人で背負っている者として。そんな物語は、この世にたくさんは必要ない。)……俺が、君を……エルソフィさんを、守るって言ったの、覚えてますか。今じゃなくても、いつか、握り返してくれるって、信じてますから。(微笑んでから、最後の一口を口の中に運び、カップの中身を空にした。)   (2017/4/30 23:44:21)

エルソフィ♀司書官(言葉が行き交う間に流れる音。食器がわずかに鳴る音や、カップが口に触れる音、言葉の合間に流れる小さな沈黙。それらの音を、少なくともこの氷然とした女は重いと感じなかった。ただただ、静かに空間の中に在り続ける。甘いパンケーキと、少し酸味のあるフレーバーティを交互に口に運びながら、青年が紡ぐ言葉に耳を傾ける。)……少なくとも、教会の子供たちが俯かずに私の名を口にできるようにあろう、と、日々心がけています。(返した答えは、イエスともノーとも、その間とも、あるいはどちらでもないとでも取れる言葉。抑揚少なく、しかし無情でもない。ただ、静かに紡がれた言葉。紫の視線をまっすぐに、青へと向けて。)……ええ、大体何かしらにつけて仰るから、私がいつか怒ったこともありましたね。忘れようにも忘れられません。(『数多の幸に埋もれた呼び声を、――――』……)……忘れません。決して。ですから、ご安心ください。多く話す機会をくださって、ありがとうございます。(空になったティーカップを置いて、ゆっくりと頭を垂れた。)……――すっかり話が弾んでしまいましたね。夜に少し用がありますので、そろそろ戻りましょうか。   (2017/5/1 00:11:24)

アリステア♂冒険者そっか……。(真っすぐ告げられた言葉に、落ち込むわけでも、安堵するでもなく、頷いた。しかし、すこし予想外だったのは、彼女の口から出た感謝の言葉。)いや、こっちこそ。なんか、無理して聞いちゃった気がして……ごめん。(最初からこんな話をするつもりじゃなかったのだ。そう、彼女の暇つぶしの相手にでもなれるなら――くらいのものだった。)でも、話してくれてうれしかったです。俺、難しいことはよくわかりませんけど。それでも――(もう、二度と……)――後悔はしたくないので。(真っすぐに、見つめ返して。ほんの一部なのだろうけれど、本当に少しだけ、手が近づいた気がしたから、悪い気分ではなかった。)あ、っと、つい長話を……行きましょっか。(席を立って、ポーチから小さな革袋を取り出す。チャリ、と小さく音を立てるその中身には銀貨が数枚。)せっかく女の子がお菓子を食べてるのに、相応しくない話題出しちゃいましたから。ここは出しますよ。(言って、返答待たずに給仕に支払いを済ませる。)じゃ、いつもの場所まで、送ります。(店の扉を開けて振り返ると、笑顔で申し出たのだった。)   (2017/5/1 00:32:59)

エルソフィ♀司書官(笑みに笑みは返らないが、頷きは返った。)……(ポケットから取り出して帰路を促した懐中時計を見つめる眼差しは、小さな文字盤と歯車たちしか知らないこと。)――甘味を味わうのに男も女もないかと。でも、それで気が済むのでしたら、今日は御馳走になります。(いつもの場所と言われて頷き、帰路はまた土産話だったりどこかほんの少し懐かしい話だったり、うっかり零しかけた仕事の愚痴を飲みこんだりと、どこにでも転がっている平穏なものなのだろう。そう、誰かに、何かに守られた、代償の上に成り立つ平穏な会話。黒本「呪歌のグリモア」は、その性質の断片を語られても黙して主の腕に収まり続ける。細い右腕に、ずっと。)……ここで結構です。(いつもの橋。いつもの言葉。陽が朱色に染まり、人々が家路を目指す時刻。規則正しい歩が一度止まり、会釈と共に紡ぐ。)ありがとうございました。この時間からお忙しいとは思いますが、どうか良い夜を。それと……お気をつけて。(言って、踵を返す。いつものように。夕焼けの影に黒い髪は紛れ溶けていって、人混みのどこかでふといなくなる。いつもの、帰り道の風景。)   (2017/5/1 00:59:35)

エルソフィ♀司書官――――(ただ……)……本当に、愚かで邪、ですね……。(女神デメアが座す最後の夜の訪れのその先へ、とつり、小雨ような呟きがあった。)   (2017/5/1 00:59:49)

エルソフィ♀司書官【以上にて私からは〆とさせていただきます。幕閉じございましたら、ご一緒したく。】   (2017/5/1 01:00:12)

アリステア♂冒険者(帰路につく際、彼女の腕の中に眠る本については触れなかった。変わりに語ったのは、自分の恋愛運は占い師の水晶玉ですらわからないということや、後日その占い師に不審者として騎士団の詰め所に連行されそうになったことなど、まぁ、近況だ。さて、そんな会話が盛り上がったのか否かはまた別の機会として、いつもの橋の上。)はい、こちらこそ、ありがとうございました。そうですね、夜は自分の影も見失いますから、気をつけますよ。(踵を返した彼女の背中が、人混みに紛れてなくなるまで、見送った。自分も一度帰ろうと踵を返そうとしたとき、風が強く舞った。)今夜は、いつもより冷えそうだ。(橋を渡りきって、すこし。見慣れた扉の前。中から賑わう声。もう何人か客が入っているらしい。)夜の用事、か。危ないことじゃなければいいけど。(あの人のことだ。多少のことは平気だろう。しかし、大きな傷はもちろん、些細な傷も、積み重なれば治癒は遅くなるから。)守る為の、覚悟――(ぽつり呟いて、赤髪の青年は賑わいを照らす光のもとへ――)   (2017/5/1 01:21:04)

アリステア♂冒険者【大変お待たせしました。以上にて、こちらからも〆とさせていただきます。ノープランの中、予想外に話を転がしてしまった感満載でしたが、お付き合いくださりありがとうございました。】   (2017/5/1 01:21:52)

おしらせ滞在時間が480分を超えたため、エルソフィ♀司書官さんが自動退室しました。  (2017/5/1 01:27:55)

おしらせエルソフィ♀司書官さんが入室しました♪  (2017/5/1 01:28:07)

エルソフィ♀司書官【素敵な閉じをありがとうございます。こちらこそ本当に手ぶら雑談幕と黒本幕を連幕させていただいた感がひしひしどころではなく……!本当に長時間の御付き合いをありがとうございました。見守って下さいました窓辺様方にも感謝を。――それと、此度のエルソフィの描写にて過去の共演幕にていただいた台詞を多々引用させていただきました。無断無礼へのお詫びとその何倍もの感謝をここに改めて申し上げます。ありがとうございました!(お空へ)。……という、普段よりも一層長いご挨拶になりましたが、今宵これにてお部屋お返しいたします。まだ冷える夜ですので、どうか温かく。皆様の色彩豊かな紡ぎをこれからも楽しみにしています。それでは、おやすみなさい。よい夢を。お部屋ありがとうございました。】   (2017/5/1 01:28:15)

おしらせエルソフィ♀司書官さんが退室しました。  (2017/5/1 01:28:21)

アリステア♂冒険者【私も、以上にて失礼いたします。見守ってくださった方々、そしてエルソフィさん、ありがとうございました。】   (2017/5/1 01:29:14)

おしらせアリステア♂冒険者さんが退室しました。  (2017/5/1 01:29:17)

おしらせピェリオ♂役者さんが入室しました♪  (2017/5/4 22:28:36)

ピェリオ♂役者【こんばんは。賑やかな連休のあいまに、ふといたずらに紛れてみたく、少しの間お部屋をお借りいたします。世界観は壊さないよう気を付けたつもりですが、割と本当に頭の悪いスタートなので……ご容赦及びお付き合い頂ける方がいらっしゃいましたら。少しの間ですが、お部屋をお借りいたします。】   (2017/5/4 22:30:59)

ピェリオ♂役者(良く晴れた、5月<エルフィーネ>の休日。ロサールならではの、豊かな水を抜けた爽やかな風は、市場にも届く。活気あふれた賑わいの、その一角にて声はあがる。) さ――ァサ其処行く旦那様、奥方様も、ちょッと足を止めちゃァくれなィか。ロサールが誇る市場、とッておきの一品だヨォ。 (良く通る男の声は、ある青果の屋台から響いていた。同じように市場に軒を連ねる店のうち、果物や野菜を取り扱ったこの屋台は、買った果物をその場で食べられるよう店主が切り分けてくれる。高級でも珍品でもないけれど、新鮮な果物をみずみずしいうちに食べられるよう考案した店主が腕を奮っている店。……が、今日に限って、呼び込みに立っているのは店主では無かった。) 今日の想い出に、おひとつどォだい。え、ヒトが違う? よくお気付きました奥様。オイラは今日のため、店主に呼ばれた「果物職人」さァ。見事当てて見せた奥様には、はいサァビス。   (2017/5/4 22:31:54)

ピェリオ♂役者(怪訝な目で指摘してくる馴染みの主婦に、すっと差し出したのは切り分けた林檎を刺したピック。リンゴは(無駄に)精巧な(食べづらい)薔薇の花のかたちをしていた。) ……どォぞ。 (にこり、と流れるような仕草で(ドン引きしている)主婦に手渡し。よし完璧。) はいはァい其処な騎士様も、御嬢様も。果物はどォだい。とってもおいしくて、美容にも良いと来た。昼はまだかい旦那、ささ、坊ちゃんもどォぞ。 (豊かな銀の髪をふたつに流し、それぞれにグリーンとピンクのリボンを組み込んだ三つ編みを高い位置で留めた男。三つ編みの先は捻って止めて。シニヨンにすれば料理の邪魔にもならない。衣装だってお揃いの、ビビットカラーのストライプ。メイクは相変わらずの白塗りにハートやドロップの意匠を散りばめて、手の先だけははものとくだものを握るため今日ばかりは何もつけずに。そんな奇抜な男が店先に立っているもんだから、はて怪しいとか大丈夫かとか好奇と興味と「あいつやべぇぞ」が混ざった視線のまあ多い事。よしそれならと思い切って買ってみた客人に渡すのはもれなく――)   (2017/5/4 22:33:24)

ピェリオ♂役者ありがとォございます御兄様、特製林檎細工―― 召し上がれ♡ (……うさぎが野山を賭け跳ねる如く上半身ねじりながらジャンプをしている= 非常に召し上がりづらい。)(店主? 屋台の隅で青ざめてぷるぷるしてるよ?)(……そんなやり取りがかれこれさっきから約半刻。こんななりでもまめまめしく(成果はともかく)良く働く男のこわねにのせて、響いてくるのは手風琴の男。店先にほんのあたまが掠めて見える、金髪青眸のちいさな少女が先程からもくもくと、両手に抱えた楽器を奏で続けていた。これもかれこれずっと暫く、おかげで音楽は途絶える事の無い。男は呼び込みと調理のかたわら、偶に出た果物の切れ端をそちらも見ずに少女の口許押し込んで、あたかもそれは彼女の燃料代わり。途切れない音楽と、途切れない呼び声。奇抜な取り合わせ、変わらない休日の市場に、異色な音と音が重なる。それはロサールの風に乗せられて、道行くヒトに届くのならば、) さあさあ、どォだい其処のヒト。御兄様も御姉様も、足を止めてァくれないか。 (しょりしょりとくだもの刻む手はそのままに、ウィンク飛ばしたりしてる。無差別に。)   (2017/5/4 22:39:58)

ピェリオ♂役者【Σ(それ以前の問題な気もしておりますが)誤字が…… 手風琴の男→手風琴の音 でした。失礼しました……】   (2017/5/4 22:43:48)

おしらせエルソフィ♀司書官さんが入室しました♪  (2017/5/4 22:54:52)

エルソフィ♀司書官【手風琴に惹かれてふらりとこんばんは、お久しゅうです。賑やかへ通りがかってもよろしいでしょうか?】   (2017/5/4 22:56:01)

ピェリオ♂役者【こんばんは、こんばんは。御久し振りです。はい、もうなんかやらかした感が物凄いのですが、ご一緒頂けるならぜひ喜んで。よろしくお願いいたします。】   (2017/5/4 22:56:37)

エルソフィ♀司書官【大丈夫です、久しぶりに通常営業(という言い方でいいのかは置き)を見てつい、つい。ありがとうございます。勢いで滑り落ちたので導入いつものごとくお待たせいたしますがなにとぞ。どうか良き紡ぎとなりますよう。それでは少々お待ちを……て、とと、女の子は以前にお会いした子でしょうか?】   (2017/5/4 22:58:56)

ピェリオ♂役者【ありがとうございます。此方も勢いで打っているのでわかりづらい場面があるかと思います、ご不明な点はなんなり…… と、と。はい、連れている少女は以前の「精霊役」と同一人物になります。他にも何かございましたらなんなり。良い遊戯を。】   (2017/5/4 23:00:50)

エルソフィ♀司書官【ありがとうございます。ふふ、「精霊様」とも再開できるようでうれしいです。では、堅物も戯れましょう。】   (2017/5/4 23:02:57)

エルソフィ♀司書官(ロサールの休日賑わい。規則正しい歩は昼夜も勤務の有無も問わず、相も変わらずなのだが、眉一つ動かさない不愛想がいつのときだって全く動かないというわけでもない。何か催しでもあれば目は向けるし、歩も向ける。そこに陽よりも眩しくも穏やかな笑みが咲き溢れていれば、零れる吐息の温度だって氷のそれよりはもう少しだけ――。)――「あら司書ちゃんじゃねぇの」 こんにちは。今日は一層賑やかですね。催し……ありました、け? ――「催しっていうか……いやあ今日ばっかりは完敗だ。お客さん攫われちったわ」 ……?(いつもおまけを弾みすぎる贔屓のサンドイッチ屋の店主とそんな会話を交わすうち、思い出したかのように鼓膜は手風琴の音色を捉える。流れの吟遊詩人や演奏家は多い。それ自体は珍しいと思わなかったのだが、サンドイッチ屋の店主に「あれだよ」と指で示されたほうへ目を向けて、人だかりでよく見えないが……あそこはたしか果物屋。)   (2017/5/4 23:24:49)

エルソフィ♀司書官「催しじゃないから、司書ちゃんもいっといで。いやうっかり面白くて林檎細工買っちゃった」……。あの、何か嫌なよか――「たまには賑やかの中にもいっといで、ほらラスクとっとくから」 え、あの、ですから、待っ――(すっかりちょっとした人の流れに背押されて、押し込まれる。前にもこんなことがあった気がする。そんな感覚を覚えるのは記憶の限りでもそういない。そんな中、人々の歩という川に流されて、手風琴の旋律が近くなる。幼い奏者を目に留めて、記憶から褪せぬ少女を知れば目を見開いて、何か声が出かかったとき、鼓膜を叩くはこんな声。『さあさあ、どォだい其処のヒト。御兄様も御姉様も、足を止めてァくれないか。』)…………え、と。(そう言われたから足を止めた訳ではないのだが、止まってしまった足。店の斜め前。見上げる先の奇抜からたまたま飛んできた対象無差別のウィンクは、避けるためではなかったのだが傾いだ首の横を見事に掠めていって後ろのおじさんにキャッチされた。)…………なにを、なさっているのですか?(挨拶よりも何よりも、見れば分かるようなことを問うような言葉しか出てこなかった。その声音に音色を付けるなら、茫然。)   (2017/5/4 23:25:08)

ピェリオ♂役者あァンお髭が渋い素敵なおじさまァ!――― に、ものの見事にスルーされた処です、本日も大層ご機嫌麗しゅう、御嬢様♡ (そういう事は訊かれていない。キャッチされたウィンクが明後日方向から明後日の方向に(寒々しい目で)飛んでいくのを見送った男はそのまま、戻る視線で眼前のまたことさら遠くを見ているような紫眼へ投げキッスを飛ばした。懲りない(通常運転)。あ、くだものは持っていないのでご安心を。はもの片手に投げキッスも何かと物騒だけれども。) いえいえいえ、ワタクシは役者が性分、何をと聞かれるのは無粋なハナシ。本日はしがない果物売りでゴザイマス。 (ざっと遠巻きに見つめる視線のある中で、まあわざっとらしく恭しくもこうべを垂れて見せるなら、その傍らで店主が男の裾を引いた。お前そろそろ本当に良い、と。) なァに言ってンの、こないだ大分迷惑かけたツケは、ちゃーンと払わせて貰うぜ? まァ任せとけ。 (一蹴しやがった。)   (2017/5/4 23:40:46)

ピェリオ♂役者(つまりは先日、男はまだ季節が移り変わる前の冬、此処へ知己を担いで乗り込んだことがあった。その際店主が事情を何も聞かず、そっと果実湯の提供だけに留めてくれたことのせめてもの恩返し。と言うのがやり取り中で周囲に伝わるかもしれない彼らの事情。……ついでに言うなら、その「知己」がそのもの眼前の女性を指す事は、当事者である此処の3人しか知らない話である。閑話休題。) うちの「楽器弾き」も、良い腕だろォ? (くしゃ、と果汁に触れない手の甲で軽く少女の肩を小突くなら、少女は店主と、それから数拍して客人―― 司書官を見上げて。また、楽器に視線を戻す。張り詰めた湖色の、子どもらしくない無感動な眸のままに。) ま、そんな訳で。オイラはただいましがない果物売り、せっせとシゴトに精を出している訳なのでゴザイマス。時に―― 御嬢様、喉は乾いちゃいないかね。 くだものは如何? ((本人にしては)とびきりの営業トークならべたてて、ずらり後ろに並んだ果実に視線流してみせながら。)   (2017/5/4 23:41:40)

エルソフィ♀司書官それはご愁傷様です、そしてお嬢様とはどなた様かは存じ上げませんが、こんにちは、ピェリオさん。(おじさんに袖にされた傷心を気遣うには平たい声音。お嬢さんという年でもないからその二人称が自分のことと分かっていても知らないふり。眉一つ動かさない無愛想がいつだって全く動かないというわけでもない。ただ、人間、思考が停止しかけると表情とあと諸々の平常が削ぎ落されることがある。この司書官の場合、それが今だ。今度こそ自分をめがけて飛んできたサービス精神旺盛すぎるウィンクを正面から受けて、すかさず視線を斜め下に外して――捨てた。川に捨てるようにぽいと。嗚呼、なんだか久しぶりにこのやりとりをした気がする。久しぶりなのに、久しぶりだから、背に受ける「え、知り合いなの」みたいな視線を背に受けて、心臓から何か大事なものがぼろぼろと落ちてしまう感覚も久しぶりだ。どうしてかな嬉しくない。嬉しくないのだが――。)……――その節は。(ここの店主に迷惑をかけた冬があった。原因は他ならぬ自分である。あれから何度か足を運んでいるのだが、命を拾った人が詫びを紡ぐなら自分も改めて店主へ頭を下げる。あと本当にご愁傷さまです。)   (2017/5/5 00:08:16)

エルソフィ♀司書官(下を向いたついでに紫の視線んが視界に収めた手風琴の奏者は、以前にほんの少しだけやりとりをしたときと同じく、何かが抜け落ちたような静寂を保って黙々と演奏を続ける。)……ええ、上手く扱うのは簡単ではない楽器と聞きます。お上手ですよ。(幼い奏者が撫でられる中、硬質な声音ながらも世辞も何も添えない純粋な賛辞を贈り、集中を乱さぬよう青の眼を長く見つめることはしなかった。ただ、その光景に目元がほんの少し、陽のような――――かかった声にすぐに冬へと引き戻されたけれど。)そろそろ真昼を暑いと思う頃ですからね。いただきます。そうですね……(紫の視線は、陽を照返すみずみずしい果実らをさっと撫でて、そのうちの一つを指差した。)――マスカットを。ああ、そのままで結構です。(加工しにくそうなものを選んだのは、別に営業妨害でもなく、単に水分を一番含んでいるからである。それでも眼前は何かやりかねないから早口に付け足した「そのまま」という言葉。)   (2017/5/5 00:08:31)

ピェリオ♂役者つれない処も相変わらず魅力的です、ごきげんようエデット嬢。 (素気無くぽいされたウィンクに関しても織り込み済みの破顔、奇抜なメーキャップと相俟って堪えた風情がまるで無いのが嫌な処である。相変わらずなのはこの場合何方もか。視線を集めまくるのを、そしてその意味も知ったかと言うように飄々と季節の果実を並べていく。その間、店主が彼女の言葉を受けて、気にしないようにと言うように首を振って見せた。彼女に対するねぎらいはほんものだろう。どっか、うつろな目はしているけれど。)(大して本日の奏者は、暫くもって掛けられた言葉の主を見上げた後に、何事か唇をひらいて――結局音にしないまま閉じた。そんな少女の背を男が小さく小突く、) 人見知りなもンでね、……お褒めに肖り恐悦至極。 (誰に向けた言い訳か、何か。ただ、音は沈むでも、弾むでも無く。変わらずに滑るように、陽気なメロディラインのまま。) そうそう、乾いた紙をあつかうにァ、水物は欠かせない。水の菓子とも呼ばれるンだ、大事でしょう。そうそう、ええ、そのまま。御拝命いたしました。少々お待ちくださいな。   (2017/5/5 00:28:50)

ピェリオ♂役者(くるり、背を向けてマスカットの籠を引き寄せる。ロサールの清水にひたされたみずみずしい果実、ひんやりと冷たい粒ぞろいをとびきり選んで差し出す――) あ、チョット待って。 (前に引っ込めた。) …―――さ、お待たせしました。どォぞ日頃の感謝と誠意を込めまして、お納めください? (水をはじく薄紙にくるまれた、それはまごう事なきマスカットである。まだ冷たく、ひとつぶひとつぶ実が大きく張っていて、更に実のひとつぶ飛ばし飛ばしに皮を薄く剥いで描かれた蝶や花や魚や♡やら、)(――そのままっつわれただろ!!はとうとう遣る瀬無くなった店主の怒号に似た一喝である。)   (2017/5/5 00:29:27)

エルソフィ♀司書官いつも思うのですが、その手の文言で「つれてしまった」らどうするおつもりなのですか。(それは別に眼前と己の間の話ではなく、世にありふれた軽薄な定型句に対してである。まあどちらでも溜息をつきたくなる文言であることに変わりない。別に答えを求めているわけでもない。それでも言わずにいられない衝動にも似た何かがふつふつと心臓よりもう少し低いところから昇ってくるコレは、本当に何なのだろうか。果物屋の店主もよくこの人によりによって客引きを任せたものだ。……ものすごく後悔しているようにも見えるけれど。そして、曰く人見知りの幼い奏者へは、開きかけた小さな唇へ、小さく頷きだけを返した。そのまま続けてください。……「相方」がこれで、よく集中できますね、本当。そういう意味で本当に上手い奏者です。そんな心の独白はさておき。)ええ、果物屋さんとサンドイッチ屋さんは、司書試験のときも、官への昇格試験のときも、大変お世話になりました。   (2017/5/5 00:58:22)

エルソフィ♀司書官(などと、少しの昔を手風琴の音色にそっと乗せて語る間、耳にしっかりと留めた「拝命」のくだり。少し安堵の息を吐いて、ふと空を見上げる。そう、この平穏な春の陽を仰げるのなら、越えた冬の出来事は決して――そんな、いつもらしからぬ感慨と書いて、ユダンと読んだのかもしれない。というのも……)……え。(マスカットが大人しく差し出されなかった。子供の意地悪でよく見る、直前んで「あーげない」をされた瞬間、嫌な予感とかそういうものが理屈になるよりも早く口をついていた。)あの、だめです!(待ってと言われて返す言葉ではない。思わず手を伸ばしたけれど、見事空振って。冬の川で上げた大きな声と同じ言葉なのに、こう、悲痛のベクトルが微妙に違うのだが、通りの良い声。周囲の視線を一層掻き集めている実感をそっと誤魔化してくれてしまっているのは、無垢で陽気な旋律。ついでに待つ間の傍目面白いのか痛々しいのか微妙な沈黙を埋めたのもこの旋律。そして、今度こそ渡されたマスカットの変身ぷり、には。)……。(此方だって感謝も、誠意も持ち合わせている。だったら「こちらこそ」と一言添えて手を伸ばせば全てが円滑なのだ。なのに。)   (2017/5/5 00:59:20)

エルソフィ♀司書官――ですから「そのまま」とっ!皮にも栄養はあるのですっ!(何か、零れたではなく、爆ぜてしまった。たぶん、店主と息が合ってしまった。「そのまま」という言葉が縦線揃った見事な和音になって響き渡ったから。まあ、そんな負けっぷりの先で受け取らないなどとあっては果物と店主が可哀想なだけなので、加えるならば子供の前なので。)…………チップはなしです。(値札に忠実な枚数の銀貨を置いて、お洒落なマスカットを受け取った。)   (2017/5/5 00:59:31)

ピェリオ♂役者うん? その先にご興味が? やですよォさすがのオイラにも恥じらいってもんがッフォォウ。 (台詞の途中でものすごい勢いで店主に脇腹をどつかれた、往来ど真ん中とかこどもの目の前だとかそんな恐ろしく早口の上小声の一喝が飛んできた、何それ新手の剪定テクなの果物収穫してくる時もそうするのまっさかぁ。 ……置いといて。) サンドイッチ! ああ、あそこも非常に美味しい。本当、ロサールの恵みが羨ましい限り。 (こくこく、頷き頷きしながら、しかし手元は狡猾にして俊敏である。それこそ猫のように。こんな時に出さなくていい本気だった。するりと制止の声音と手をかいくぐり、細いフルーツナイフをひらめかす手つきはやたらめったら鮮やかである。他に頑張る事無いのか。あら珍しい、何処か焦ったような声――は、実は前回も聞いていたけれど。くく、と喉奥で笑うにとどめて仕掛けるならばたった数拍、あれよあれよの間に不思議。刻まれた皮、抉られたように見える実は、しかし本来の旨味も果汁もこれぽちも逃がしていないし、手の先の熱も移していない。清潔でつめたいまんまだ。もはや才能の無駄遣い通り越して才能がバイオレンス。悪意は無い。)   (2017/5/5 01:12:20)

ピェリオ♂役者(どやあ、と差し出し手つきだけは恭しく、ちらり視線をあげるならあらまあぱきりと普段以上に何処か凍り付いたような双眸、一拍おいてさて何が飛んでくるかと思うなら――) ――― (とうとう何かがちぎれたような音、がそらみみだとしても聴こえた気がした。張り詰めた風船が叩き割れたような、真横からもはや半分どつかれんとしている店主、は、予想のうちだとしても、) …――だぁっはっはっは! (からになった手が、テーブルをばん、と叩いた。その一瞬に、びくんと跳ねたよう音楽が途切れ、またすぐ音を取り戻しても。) あっははは、はー、っひー、あ、やっべぇきっつ、あ、ははははは、は、は……!! (もはや腹痛かと思うレベルで腰を曲げ、腹に手をあてた。どう見ても笑い過ぎである。店主が蒼褪めて首根っこ引っ張る前で、悪い悪いと手をひらめかせるなら。) いや、もう、失礼。本当に。ゴメンナサイ。はい。ええ、もちろんチップは結構。なんなら御代も結構です。ほんの、御礼代わり――だとも思えば。   (2017/5/5 01:15:53)

ピェリオ♂役者(ひー、とは口元を抑えた果物職人―― のもはや皮を引っぺがされかけた男の、収めきれない笑いの残滓である。まったくもって淑女の前で無礼千万向けつつも、ふるりと首を左右に振るう。) いや、もう本当に。失礼。つい、からかいが過ぎました。御詫びと言ってはなンですが、ええ、やっぱりそのフルーツは差し上げまショウ。 (店主も並んで申し訳なさそうな顔をしている。料金はきっちり男から取るつもりでも、今日はもう、彼女からは貰えないと。そうして男は、またもくもくと演奏を続ける少女の頭を、はものもくだものも置いた手でぽん――とかいぐって、……音楽が止む。演奏を止めた少女を、ひょいと抱き上げる。) すっかり、衆目も集めてしまいました。このままでは恩を返さないままに、店主に追い出されそォなン、で―― チョット、その辺を歩いてきます。……これもそろそろ、休ませないといけませン。 (抱き上げた無表情と一瞬視線を交わすなら。) それでは、嬢におかれましてはどォぞ良き休日を。……また、何れの舞台にて。   (2017/5/5 01:21:32)

ピェリオ♂役者(そうして店主にも一言ふたこと告げて(もはや相手からは追っ払われる勢いで)、片腕に少女を抱き上げたまま、奇抜な道化師は膝を折る。それは傍から見ると怪しい人攫いにも、そう疑われてしまいそうな様相だった。店主が司書官に向ける弱ったような謝罪と、あいつ大丈夫かの不安と心配と憤りの入り混じった何某かを背に聴きながら。役者と少女は、市の人混みに紛れていく。けたたましく騒々しい、晴れた日の話。)   (2017/5/5 01:25:34)

ピェリオ♂役者【ぱたぱたと連打にてすみません、こちら急ぎ足となってしまいましたが、時間にて本日はこちらにて失礼いたします……!! 長考してしまい短い間となってしまってすみません、これまでにまして無礼やらかしてしまいましたがうっかりすごく楽しかったです…!! また遊んで頂けると幸いです。】   (2017/5/5 01:26:52)

エルソフィ♀司書官【いえいえ、こちらこそいつもに増して遅い筆で返してしまいまして(深々。しかし本当に楽しいです。ありがとうございます。(あ、とうとう爆ぜたと中身はお腹を抱えつつ)。はい、夜更けですので、どうか先にお休みなさってくださいませ。私も閉じを一つ落としてお部屋お返しいたします。本当にありがとうございます。こちらこそ、またぜひに。】   (2017/5/5 01:29:02)

2017年04月26日 02時30分 ~ 2017年05月05日 01時29分 の過去ログ
【F系】水都ロサール【本部屋】
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