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「【F系】水都ロサール【本部屋】」の過去ログ

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2017年09月24日 14時34分 ~ 2018年01月06日 21時05分 の過去ログ
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おしらせエルソフィ♀司書官さんが入室しました♪  (2017/9/24 14:34:54)

エルソフィ♀司書官【こんにちは、ピェリオさん。お菓子に釣られてご一緒をよろしいでしょうか?】   (2017/9/24 14:35:56)

ピェリオ♂役者【こんにちは、エルソフィさん。お菓子いっぽんづりやったね(`・ω・´) ――じゃなくて、ええはい、真昼間の上現在地広場でナンパ真っ最中ですがよろしければ……なんだかあまり宜しくない事書いてしまいましたが、ぜひ良かったらご一緒してやってくださいませ。】   (2017/9/24 14:37:23)

エルソフィ♀司書官【大丈夫です、私のほうがよほどよろしくないものを並べていますさておき。ありがとうございます。それではよろしくお願いいたします。どうか良き紡ぎとなりますよう。それでは少々お待ちくださいませ。】   (2017/9/24 14:39:17)

ピェリオ♂役者【ありがとうございます、宜しくお願いします。何か有りましたらいつでも仰ってください。】   (2017/9/24 14:39:52)

エルソフィ♀司書官(しばらく雨が降る日と夏の名残陽が降り注いだ数日を経ると、空は穏やかな風を水都に贈っていた。真昼はまだ動き回れば少しばかり汗を覚えるものの、まだ冷たくなりきらない風に背を押されるようにして、あるいは手を引かれるようにして、休日の人々は自ずと賑やかなほうへと足を向ける。作物の収穫期を迎えるこの季節は特に移動屋台が多く、尚更である。そんな、平穏な風に導かれたというよりは、単にここが一番効率よく食事にありつけるという理由で見慣れたロサール生まれのロサール育ちは、特に珍しがること少なに規則正しい歩を進める。なんとなしに、紫の視線を左右に揺らすのは、やはり物珍し気な声を上げる客の声につられて。中にはほら、売り子とのんびり談話する客も――)   (2017/9/24 14:54:18)

エルソフィ♀司書官……(談話、だと信じたい。)……(やや遠目に見える横姿、通りの良く弾んだ声音に気さくな笑みに売り子が照れているものだと信じたい。そうであればひたすらに微笑ましい光景だから。)……(ただ、人の通りというものは水都の水路とおなじくして流れというものがあって、ぼうっと立ち止まると迷惑になるわけで、歩はなんだかんだ進むうちに、何となく視界に収めていた穏やかそうな視界が、微妙に噛みあっていなさそうに見えると判断するに3秒かからなかった理由に、いい加減溜息がでた。)…………探し物なら騎士団か冒険者ギルドが得意かと。(身三つ四つ離れたところから声をさしこもうか。差しこむだか刺しこむだか若干怪しい硬質な声音で、まっすぐに。ちらりと売り子に目配せした。「適当に逃げなさい」とでもいうかのように。)   (2017/9/24 14:54:24)

ピェリオ♂役者……甲冑やら剣やら弓やら提げたお方々よりは、かわいーエプロンのかわいー女の子連れて歩いたほうが良いじゃないです、かァ。 (どうして邪魔しちゃうの、と言いたげな――とは形ばかり、この状況面白がるような口振りで、あともう少しだった浚い手を撥ねられた男は振り向いた。背中越しにぱたぱたと遠ざかる売り子の足音が聞こえても、交代だと奥から男性の店員が出て来てもそれを気に掛ける事も無く。今の彼女とは恐らく真反対、猫のような口角吊り上げる笑みで、カウンターに寄り掛かったまま。癖のある笑い方、人差し指を頬に当てて首をかしげるわざとらしい仕草を、猫らしいと言えるかは置いておいて。) ご無沙汰してます、嬢。今日はお仕事ですか? (何処かわざとらしく聞こえるかもしれない口振りで、笑う目を細めたままに。)   (2017/9/24 15:16:49)

エルソフィ♀司書官それでしたら回りくどいこと言わずに堂々と「連れ歩きたい」と言えば不審を買う時間も減るかと。(邪魔をした自覚は十分にあるが、だからどうしたというわけでもなく淡々と合理性あふるる言葉を並べるのであった。片方が揃――今日は揃わない橙の瞳を見上げる。悪戯猫が人間の姿をして笑ったらこんな笑みだろうかと頭の片隅をよぎったときに足元を金銀オッドアイの黒猫がすいすいと横切っていったことはさておき。)――こんにちは、ピェリオさん。(指先だけを残して紫刺繍のあしらわれた白手袋に覆われた左手を心臓にあてて、見慣れただろう会釈。)――(顔を上げる際、ちらと視線をやったのは完全の右腕。またすぐに顔を見上げた。)今日は非番です。……綺麗な花細工ですね。(非番の日であれ、変わらぬ純白の司書官制服。右腕に抱かれる黒本。綺麗と言った先には、先程彼が営業妨害――おっと、売り子と談話していた店の商品に視線を落としてのこと。)   (2017/9/24 15:29:13)

ピェリオ♂役者ええッいけませんようそンな恐れ多い。此れでも気性は小心なのです。可憐を前にすると、たちまちに言葉がからまわってしまうのですよ。 (対してはやはり変わらない飄々とした物言い、おしまいに路上をゆうゆう歩いて行った黒い毛並みへウィンクを飛ばした。とうぜんに無視された。) なるほど。お仕事、お疲れさまです。私も今日は、所用にて。やれ、こうして出歩いてみるのもやはり良いものですね。「内側」にいる時とは、また違ったものが見えます。 (ツートンの素材を使ったアシンメトリーの上着は、右腕が手首を覆う処まで、左腕が肘のあたりまでを覆う奇妙な装い。彼女の言葉を拾うよう、買い受けた花菓子のひとつ、花びらをぱきりと二つに割り取るなら、ひょいと差し出してみせる。) ハイ、どォぞ? (甘い蜜で覆われた、薄紅色のつくりものの花弁。)   (2017/9/24 15:41:06)

エルソフィ♀司書官どの口が言いますか。(飄々とした物言いにさらりと短く返った。)……内側?(ふと、首を傾いだ。いまだ知れぬ『銀猫』の居住なのか、それとも。そういえば――)――(かぶりをふって、不揃いな袖丈を見て、唇を開きかけて、閉じた。視線を、流すように横へと向ければ店先。客引きでもない大人二人つったっているのもそれはそれで迷惑がかかるから、というわけであったかはさておき、「青と黄色をください」と花の細工菓子を指差して銀貨と交換する間に、ぱきりという音。)――?(受け取った小さな花たちを腰に提げていた小さなポーチに仕舞い、音のほうへ振り返ると、そこには差し出されたようにちょこんと佇む、半分の花。)……(お構いなく、と、口から出るはずだったのだが、)花によって風味もきっと違うのでしょうね。(仕舞ったばかりの青花の細工菓子を同じように半分に割って、その手に乗せて、差し出されていた半分を受け取った。そして、小さく添えた。)……ありがとうございます。(一拍。)――そういえば、探し物はよろしいのですか?(視線は、手袋の上の不揃いな色の花たちに落ちたまま。)   (2017/9/24 15:56:39)

ピェリオ♂役者ああ、……あっち側、です。 (端的な物言いを何処か愉しそうに聞いている中で、降ってきた疑問符にぱちりと瞬きひとつ。指先で指示した、眼前の店の、カウンターの「内側」。) こうして、客の立場に立つとまた見えてくるものも変わりますから。 (そうやって並べ立てている言葉の何処かで、女性の視線が何処に向いていたか、気づいていたかはそれは――) ……、かもしれません、……有難く。 (同じ事を示して見せたわりに、交換とでもいうように渡された青い花弁を、この日初めて笑みの途切れた微かに驚いた面差しで見とめてから、受け取った。欠けた甘い蜜は手の体温で溶けてしまうから、其の儘口の中に放り込んでは、奥の歯をカリ、と立てて、) ……ン、――ああ。そォです、ネェ…… (何やら少しだけ、歯切れが悪い。彼女に倣うように、その手の上、手袋の花をちらと見下ろして、視線を彷徨わせるなら市井に向けて。) あれば、喉に効く薬草か薬でも、持ち帰れたらと思ってたンですけどね。 (なんてことは無いように、変わらない様子で笑って告げる。) もうすぐ、次の舞台ですカラ。   (2017/9/24 16:18:18)

エルソフィ♀司書官ああ、なるほど。それはお仕事中失礼しました。良い景色であれば何よりです。(手袋の左手を心臓に当てて会釈をし、改めて店の奥のほうを見るのであった。特にこれといった理由はなかったのだが。)――(ちぐはぐな視線たち)――(カリ、と、花が砕ける音と、音なく花が口の中に吸い込まれていったのはほぼ同時のこと。花蜜であろう濃厚な甘みの中に、少しの苦味と野花に顔を近づけたときのような甘い香りが花へと抜けていった。その香りが逃げないようにだろうか、ほんの小さくのぞく素肌の指先を唇に軽く当てて黙した。黙した時間は、問いへの答えが降ってくるまでのこと。短かったのか、長かったのか、さて。)……ん、公演が近いのですね。(黒本抱く右の指先が、小さく本に食い込ませた音も気配も平穏な日常に流して。)そろそろ空気が乾燥してきますものね。喉を温めるハーブティが一番無難ですが、喉に直接薬液を垂らす類の薬もあります。今年も売りに来ているでしょうから、一軒紹介しましょうか?(視線が持ち上がらないまま。平穏な賑わいのどこかを見ているようでどこも見ていないような、そんな紫眼。言葉だけは変わらぬまっすぐで眼前へと届けた。)   (2017/9/24 16:34:01)

ピェリオ♂役者ああ、いえいえ。休養を兼ねて見ているだけですので、お気遣い無く。やはり、良い都です。 (首を左右に振る仕草も、常の彼女への応対と変わらない。それは何処か、不自然な程。) ……ン、おじさァンこれ、いい味してンね。暫く居る? オイラもこの辺りちょいちょい来るからサァ、もうしばらく居てよ、ネ。 (咀嚼した花細工、女性が風味を閉じ込めるように黙しているとまた真逆に、カウンターの奥側呼びかけるように。くるり、向き直って、) そォそ、そうなんです。最近ナカナカ、ライバルも多くてですネ。我らが銀の毛並みも、気張らん事には。……ああ、それは有難い。 (考えるような一拍は、それでもたった一拍だった。瞬きをほんのひとつ分ほど。) 時に、おやすみの時間まで頂戴して宜しいのでしたら、……助かります。 (片目隠した眸が、今はそろわない紫を何を思って眺めても、其れもまた行違う儘。)   (2017/9/24 16:43:55)

エルソフィ♀司書官では、こちらへ。きっと一番端を陣取っているのでしょうから。(言って、店番に会釈をした。「とても素敵な味でした」と丁寧に添えて、眼前をするりとすり抜けて、振り返らぬままに歩を進めた。変わらぬ歩調、変わらなぬ足音。危なげなく人混みを縫って、賑わいに紛れて小さく揺れる黒長髪。賑わいの終点あたりに差し掛かっても休日昼の平穏が蔭るわけでもなく。獣の頭骨をすっぽりとかぶった小柄で痩せた老男があぐらかくテントの前で足を止めた。)――「よーぉ今年も生きていたか何より何より」 御健在で何よりです。今年は少し多くいただきたいのですが在庫は問題ありませんか? ――「なぁにどぅせそろそろやらかすと思った頃だぁ。ぁーぁーぁー派手にやらかしてぇーまぁー毎度ありぃ。連れまで引いてきちゃって御乱心?」 正気です。こちらは舞台に立つ御方でして、喉を労わる薬をいくつか見繕っていただければと。 ――「ぁぃぁぃ、ちょーとツラみるねぇアンちゃーん」(しわがれた声。カタカタと頭骨を慣らして乾いた目で「常連の連れ」を見上げた。)   (2017/9/24 17:02:46)

ピェリオ♂役者(先導を取ってくれる彼女に追従するよう、人混みを歩いていく。立ち去り際に、屋台へ丁寧な感想を添えている後ろで、奥の売り子に口づけを投げたのが気づいていたかは、さて。ちなみに売り子はさっと身を躱して見えなくなった。残念。) ああ…… こう云う処は、存じませんでした。 (案内された行きついた先は、さて、厳格な司書官の肩書が立ち寄るにしては、珍しいとも行った処か。あやしいと言ってしまえばそれまでの、背の小さな老人。交わされる会話の何を聞き取れた訳でも無いけれど。) ……どォも。お初に御目に掛かります、店主殿。嬢の言葉は恐れ多い、しがない流れの一座です。 (見上げる視線に合わせるように、上体を曲げるなら、片膝をつく姿勢で彼の前にかがむだろう。) ……して、オイラ一人が、今どうこうッて訳じゃないン、ですが。 (やっぱり少しだけ、間をあけて。) できれば、誰でもつかえるような薬があればナァ、と、……適当な値段で。   (2017/9/24 17:12:49)

エルソフィ♀司書官――「ぁー女子供にも合うヤツねぇー待ってな待ってな、混ぜてくる。娘はいつものぉー……三倍だなソレ」 はい。お願いします。 (老男はゆらりと立ち上がって、ゆらゆらと頭を骨兜に揺られながらテントの奥に入っていき、ゴリゴリと乾いた草をすりつぶす音だけが薄暗いテントの奥から響いて来た。)腕は確かですので、ご心配なく。(ちらりと見上げて、言葉を添えて、また視線がどこと言わぬところへ下がって、とつり。)……ごめんなさい。(とつり)……右腕。舞台に、間に合えば良いのですが……。(分厚い黒本抱く右腕が強張った。)……どなたか、他に具合の悪い御方、でも?(それは、薬を欲しているのが眼前だけではなさそうだと察する言葉にて。)……アインさんは――(唇がもう少し動きかけて、文字通り飲みこむように唇を閉じて、ただ言葉を待つようにゆっくり見上げた。色に遮られたモノクルの向こう側の色ごと。)   (2017/9/24 17:25:42)

ピェリオ♂役者や、どこぞご立派な施療院やらお医者様に掛かるよりは、よほど安心しております。何より、うつくしい御嬢さんの勧めとあっては。 (薬を磨り潰す、石と石の擦る音。いつかどこかで聞いた音を耳に、屈みしゃがんだ姿勢のままで。) ……さて。いつも、……この間の夜も申し上げましたね。貴女が気になさる事等、何も無いのです。 (うたうような、それも、また変わらず。テント奥を見つめたままの眸が一度、伏せて、開く。) ……あれも、幼子ではありますが、銀の毛並みの一端ですから。流れに生きるのであれば、良くある事象です。変わった事等、何も。 (多くは語らな――語るまでも無い。) ですので、私がこうして市井に出向いている次第です。私達にとって、それが生きる術ですゆえに。 (にこり、と首ごと視線向けては笑って見せた。何処か大仰な、芝居がかった、それも、いつもの。) 私こそ、先日は随分と御無礼を申し上げました。何卒、流れの戯言とお聞き逃しください。 (そのまま、頭を垂れて。)   (2017/9/24 17:39:57)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、ピェリオ♂役者さんが自動退室しました。  (2017/9/24 18:00:07)

おしらせピェリオ♂役者さんが入室しました♪  (2017/9/24 18:00:47)

エルソフィ♀司書官――(上着の裾を膝裏に整えながらしゃがんで、小さな溜息。)大人を甘やかしても、あまりいいことはありませんよ。……お気持ちだけ。(何度目だろう、「気にすることなど何も――」のくだり。続いた謝罪の言葉にもかぶりを振った。)機がもう一度巡ったら、面会を許されるならば、アインさんにお渡ししたいものがあるのです。(とつり)公演が無事に終わって落ち着いてからで構いませんから。(さほど長い言葉でもないのに肺が空気をあっというまに使い切ったのか、細い吐息一つ。薬師の老男が戻って来た。)――「ぉーまたせぇー。アンちゃんくらい大人ならこっち、アンちゃんの腰くらいの年のガキはぁーこっち。中に木匙あるからぁー一杯すくって白湯に溶いて飲めばぐっすりぃーだ。寝る前に一日一杯。それ以上はぁー猫がマタタビ食ったようにぃー楽しく酔っぱらうだけだから気ぃつけなぁー」(しわがれた声と枯れ枝のような細腕が手渡してきたのは、褐色小瓶二つ。子供用と言われた瓶には見た目印象のうさん臭さからだいぶ遠い印象に愛らしい猫の絵が描かれていた。)   (2017/9/24 18:09:39)

エルソフィ♀司書官「娘はぁー、コレ、ホイ。痛み止めは三倍飲んでからでないと腕がぁー……もげるで済む」 分かりました。ありがとうございます。「あたしゃぁーもうちょいいるからー足りなかったらまた来なぁー」 はい。それではお世話にな――「ぁー娘は散歩して帰りなぁー川に落ちそうな顔してる」 落ちません。ご心配なく。(涼しく言って立ち上がり、左手袋を心臓に当てて会釈をし、連れて来た男が薬の扱いを飲みこめたのなら、賑わいのほうへと踵を返した。)   (2017/9/24 18:09:45)

ピェリオ♂役者事実ですので。 (くく、と短く喉奥で笑った。) …………、……ご伝言、おあずかりいたしました。 (一呼吸、置いて。) ……ですが、あれに会うには舞台がいちばん、宜しいですよ。何せ普段はあまり外を出歩きません。この処は少し……珍しかったですね。 (何を思い出しているのか、なんとも苦いものが僅かに混ざった笑みで応じて、一つ頷く。) 次は9月の、……フィーネ神にまつわる物語舞台の予定です。アノン神の舞台に、お越し頂きましたよね。あれと、似たような……もう少し内容は、大人向けですが。ああでも、小さい御子さんとも、宜しければどうぞ。また是非、お待ちしております。 (それはまるで、営業文句のようで。すらすらとまとまって喋ると、此方もふと言葉がとぎれた。示し合わせたような不自然な一拍の後だ。奥から薬師が戻ったのは。) ……ネコがまたたび、ねぇ。そりゃ結構。なんとも、ウチにァ似つかわしい。 (言い値のまま硬貨を置いて、小瓶二つを受け取った。今日の装いに併せ、ベルトに括った革袋に割れないように押し込んで。)   (2017/9/24 18:25:40)

ピェリオ♂役者助かったよ。有難ォ。……そいつァ解る、落ちそうだ。 (やに冷静な女性の繰り返しにも、笑み噛み殺すような低い声でぽつり落として。立ち上がる。) ……正直な処は、施療所や教会も考えたのですが、……何分、この手合いは信用の利く処も少ない。流れとあっては、素行をあやしまれてもおかしくはありませんし。有難うございます。 (踵を返すその華奢な背へ、そう投げかけて。) 折角の休日を頂いてしまった処で、重ねて大変申し上げにくいのですが。 (もしも彼女が振り向くなら、後ろで眦を多少落とした申し訳なさそうな顔をしているだろう。) ……少々、私一人では歩きがたい場所がありまして。願わくば、ご一緒頂けると大変助かるのですが。   (2017/9/24 18:30:06)

エルソフィ♀司書官 (面会を希望した少女は舞台の子。頷いて次の公演内容を大まかにでも耳すれば伏せがちだった紫眼が少しばかり見開かれて、見上げた。)……愛と死の女神ですね。神話解釈や逸話が最も多く残る神の一柱です。たの――(言いかけて薬師の老人が帰って来たところ。副作用をなんとも分かりやすく喩えは、ただ静かに聞いていた。ちなみに川に落ちる落ちないのところで妙に息の合った掛け合いとなったところへは、)落ちません。(冬の川くらいの温度に言葉を差したのだとか。さて、小さな露店を後にしてのこと。ちなみに胡散臭い薬師が要求したのは今年大増殖した魔草を材料に安く調合できたからという理由で僅か銅貨二枚という破格値であったとか。さておき。賑わいの央に戻ろうと、帰そうと、歩を進めている間に受ける背の言葉。)ええ、どこもとは申し上げませんが、流れ者をよく思わない医者や施設もありますので、急を要するときは手元に薬を置いておくのが一番慌てずに済みますから。少しでもお役に立てたのならなによりです。   (2017/9/24 18:47:06)

エルソフィ♀司書官(硬質な声音に淡々と返し、さてこの辺りで良いだろうかと思ったそのときであった。)――?(意外に思った言葉へ思わず振り返った。)ピェリオさん……?(記憶確かであれば、初めて見る面持ちであった。申し訳ないという言葉自体は聞いたのだが、それがありありといつまでも顔に浮かんだままなのだから、思わず名前を呼んで、顔を覗きこむように一歩戻る形に近づいた。)歩きがたい場所……ですか、ええ、私でよければ。(神出鬼没とまではいわないがどこで会ってもあまり驚かなくなりはじめた眼前の「一人で歩きがたい場所」とはと、紫眼は大変不思議そうにまばたきを繰り返しながら、どことも聞く前に頷くのであった。)   (2017/9/24 18:47:55)

ピェリオ♂役者是非。愉しみに足をお運び頂ければ、あれも喜びますから。カーテンコールのご挨拶の時には、声をかけて頂いても構いません。役が抜けきっていない時、多少反応が遅れるかもしれませんが、その際はどうぞご容赦を。 (恭しくもそう告げて、「営業」を締め括る。) そうですか。…… (さて、冷え切った声音に淡々と返して、…若干語尾に笑いを噛み殺し切れなかったところで話はまた映る。破格の薬値、内心驚きながらの支払いを終えて、歩く道すがら。) ええ。こんな生業で居りますから、当たり前の覚悟は持ち得ているつもり、ではありますが、準備をしない、とはまた別の話になりますので。 (そんな応酬ののちに、対面した面差しは、今日初めて真正面にした気がするもの。) 危ない処ではありません。そんな顔を、貴女にさせてしまう処ではけしてありませんが、願わくば。 (一歩分に近づいた紫の眸を、さて足を止めた片目の橙は見返して、薄く笑った。) 有難うございます。 (そうして唐突に歩き出した。歩幅の大きい男の一歩はあっという間に女性に追いついて、追い抜くだろう。すれ違いざま伸ばした手が、彼女の手をエスコートするように取る―――)   (2017/9/24 19:24:21)

ピェリオ♂役者(……かたちを真似て、擦り抜け触れないままに。) では、此方です。少しだけ歩きますので、疲れた折には言って頂ければ。 (リードを奪うように、先に立って歩き出した。)   (2017/9/24 19:24:47)

エルソフィ♀司書官ああ、いえ、失礼しました。場所の想像がつかなかったもので。(左手袋を心臓に会釈をして顔を上げる頃、吹いた一陣の風のように眼前は己の横をすり抜けていった。最中、手袋に覆われた手に何か温度が近づいた気配を覚えて視線を落として、さて、何にそんなに目を瞠ったのか。いかんせんあっというまのことだったから。一拍遅れた意識を取り戻して、少し歩を速めて斜め後ろまで追いついた。)ご心配には及びません。体力も要求される職についていますから。(脚力の不安をあっさりと一蹴して、賑わいの中を行く。この間にもどこへいくのだろうかと水都の地図を浮かべ、千鳥足通りといった危なげのある場所を除外しても……店、各種ギルド、住宅街、広場、北門付近のの広い墓地――だめだ、成人男性が一人で歩きづらい場所というものが思いつかない。そんなことを考えながらの歩は、規則正しさを見失わないものの、何か会話をきりだすこともしばし忘れるくらいにロサールに生まれ育つ司書官の思考は拐われていたのであった。)   (2017/9/24 19:36:22)

ピェリオ♂役者大した処ではありませんよ。ただ――私一人では、どうにも判断つきかねまして。 (其れだけ答えて歩き出す。手元は見ない。見ないままに、触れないけれど、擦り抜けるまま。歩き出す足音が聞こえたなら、歩調緩めてペースを落とした。) なるほど。あの広い図書館では、確かに相応の運動量を要求されるでしょうね。しかし、疲労は休みに出るものですから、……連れ歩いている立場で、言えた事ではありませんが。 (語尾に悪戯めかして告げたなら、大通りをゆっくりと抜けていく。歩いてきた道の反対側、復路のように。途中途中足を止めるなら、雑貨店や、これからの季節に向けた外套。何か探すように、店先覗き込み。そろそろ顔馴染みの果物屋の前を通った時にはとびきりいい笑顔でウィンクを飛ばしてみた。店主からは、えらい驚きからの同情したような視線が帰って来た。後ろの女性宛てに。 そんな道中の果て。) ……さて。長々、失礼しました。 (ふと、ひとつの店の前で足を止めて振り返る。行きついたのは街の一角にある、小さな花屋だった。)   (2017/9/24 19:55:24)

ピェリオ♂役者先日、見つけた処なんです。ご存知やもしれませんが。 (奥から出てきたのは、痩せた黒髪の青年だった。似た年恰好の銀髪を見て少しだけいやそうな顔をするのを、愉快曹宇にくっくと笑ってあしらって。) それで、お願いなんですが。オミヤゲにしたいンです。 (徐に取り出した硬貨は、せいぜいが花を5輪ほど束にして包める程度。そのまま、黒髪の店員に有無を言わさず押し付けて。) 女性の趣味は女性に聞くのがいちばんと、伺った事もありまして。……色やかたちは貴女の好みで結構です。選んでいただけませんか?   (2017/9/24 19:55:35)

エルソフィ♀司書官仕事をこなして夜に歩き回れる程度の体力です。ご心配なく。(そういえば、陽の時間にこの人の視界に入る日は、互いが互いの仕事という舞台の観客であることがほとんどだった気がする。日の出に騒ぎを起こして冬の凍った朝露の世界を案内したことはあっても。)……(陽の時間の道行を先導されたことは、…………。)――(何を言おうとしたのかも分からないくらいに浅く息を吸って小さく開いた唇は、立ち止まるたびに止まって、「ここのことだろうか」と首を傾ぎつつも視線を追って、首傾ぐ間にまた斜め後ろを歩く。「どこにいくのですか」という簡単な疑問符は、ついぞ口に出ることなく、世話になった果物屋の店主と目が合っては軽く会釈を送った。なぜか、ひどく同情するような視線を浴びたけれど。一体世にはこの光景がどこか不自然にでも見えているのだろうか。賑わいの中の同じ道をただ歩くという、ロサールでなくとも世界にありふれたはずの光景。道を一つ曲がる感覚は、新しい本の頁をめくる感覚に少しだけ似ていた。)   (2017/9/24 20:14:27)

エルソフィ♀司書官ここ、ですか?(ここがどこかという問いではなく、ここが申し訳なさそうだの判断に迷うだのといわしめた場所なのかと、ついに口に出て首を傾いで、つい見上げた。もちろん知っている花屋ではある。)……ああ、なるほど。(女性に花を贈る為。贈る花の判断がつかず、そんな心境で花屋の店頭に一人立つのは確かに落ち着かないものがあるのだろう。)感性は色々ですから投げやりはいけません。差し支えなければで構いませんが、その女性の好きな色形に心当たりはありますか?(渡った硬貨で五本くらいかなとあてをつけて、バケツに入った切り花や鉢植を見渡すのであった。硬質な声音に愛想のない表情のままだが、視線は忙しなく動いていた。)   (2017/9/24 20:14:32)

ピェリオ♂役者はは。迂闊にそんな事を言って回ると又、猫に舞台へ攫われてしまいますよ。……経験がおありでしょう。 (笑んだまま言外に伝えるのは、1月の事。) あれはでたらめに見えて、攫う側も相手を選んでいるのです。……お気を付けください。 (冗談めかして告げる言葉も、やがて喧騒のうちに混ざっていく。行き着いた先で、男はもっともらしく首を一度捻ってから、頷いた。) 何分、彼に聞いてもこんな顔を―― (店員の青年を見た。やんわりと迷惑鼠な顔をしているのは来客にか、男にか。間違いなく後者宛て。) ……されてしまうので。ええ、私としても何度か考えてみたのですが、…… (溜息をひとつ。口許に手を当てて、視線を向けるのは店の床から、壁をなぞって天井付近。) …………、可愛らしい人なので、可愛らしい花を。 (盛大な溜息が聞こえた。店員のものである。こんな調子でわかるか、みたいな視線が、もしかしたら女性の方にも向いたかもしれない。)   (2017/9/24 20:24:20)

おしらせ滞在時間が360分を超えたため、エルソフィ♀司書官さんが自動退室しました。  (2017/9/24 20:35:17)

おしらせエルソフィ♀司書官さんが入室しました♪  (2017/9/24 20:35:36)

エルソフィ♀司書官楽しかったのでいいのですよ――どちらも。(もちろん観客を巻き込む類の舞台幕であるならばあらかじめゲストはどんな人物にするか相談済であろう。気をつけてという言葉が、ふと心臓の奥まで落ちてよぎったのは――――。)可愛らしい方、ですか……(ふむ、と、つられるようにして壁から天井を仰ぐ。思い浮かべるように。)これからの花で、手入の手間がかからないのは……(橙色のガルヴェラ、差し色にガーネットローズ、純白の小花を淡緑の細枝に連ね咲くシュガルケーネ。一輪ずつ名を教えていく。)この辺りがよくブーケに登場しますが……可愛らしい、方……ん……(大人であったとしても、つまり純粋無垢が滲む方。三本簡単に選んだところで残り二本を悩む。)二輪で少し大きく見せてみましょうか。(選んだ花は、店の隅のバケツに入っていた花。黄色の花弁が5~6枚。他に個性を競う華やかな空間の中でひっそりと咲く野花のような、そんな花。)私の好みで恐縮ですが、ロサールで馴染みの深い花の一つです。外国の賓客も意外と喜んでくださるのですよ。   (2017/9/24 20:51:50)

エルソフィ♀司書官(そんな名前の花の名は――)――カシルの花です。(手元で簡単に五輪をまとめてみれば、晴れた秋の最大恩恵たる豊作の色。陽の色。)……お気に召しそう、でしょうか?(差し出して見せた先は、ここに来るまでに恐らく何かしら難があったであろう人へ。次いで視線向けるは、花を見繕い美しく束ねるプロへ。その声音は硬質で愛想はないのだが、再度見上げる眼差しは、色付モノクルの先へと向いていた。)   (2017/9/24 20:52:01)

ピェリオ♂役者(並べられる花の名前は、どれも男の耳には馴染みのないものだっただろう。店先で見かけたり、誰かが抱えていたり。果ては小道具に用いられることはあっても、名を憶えた事は無い。) 手入れ、……へえ。流石、お詳しくていらっしゃる。 (切り花でも手を入れてやることが必要という知識を初めて聞いた顔である。物珍しそうに瞬きを繰り返して、首をひねっていた処で、微かに目を瞠った。) 以前に、仰られていた花ですね。……懐かしい色の花です。 (瞠った目を、伏せる。視線に気が付いたのなら、伏せた眸を細めて笑った。) ……だと、良いのですが。 これ、お願い。 (言葉の後半は、装飾の依頼を店員へ。彼はもう一度花と男と、それから女性を順繰りに見つめ、5輪を受け取り、……ややあって、可愛らしいブーケが完成する。) 助かりました、本当に。もうずっと、悩んでいたもので。薬のことも含め、長くお時間を取らせてしまって、申し訳ありません。 (そうしてブーケを受け取った処で、男は女性へ一礼を向ける。) これ以上の時間を頂戴するわけにも参りませんし、今日は此方にて。本当に、有難うございます。   (2017/9/24 21:13:20)

ピェリオ♂役者(そして顔を上げた処で、) ―――それでは、又いずれの舞台にて。 (ぽすん、とたった今しがた受け取ったばかりの、愛らしくかざられた陽だまり色のブーケを女性の胸元に押し付けて手を離した。踵を返した後は振り返らなかったけれど、取り落としはしないだろう、多分。キィ、と扉の蝶番が軋む音、見えなくなる銀の髪。何処かで心底呆れたような溜息が聞こえたとしたら、それはこうなる事を見越していたのかもしれない、店員のものである。)   (2017/9/24 21:14:33)

ピェリオ♂役者【そんな処で長時間お相手頂いた挙句いきなり詰めていきなり引きましたが、私からはこちらで〆とさせてくださいませ。】   (2017/9/24 21:15:26)

エルソフィ♀司書官【長いお時間をありがとうございます。それでは幕閉じを打たせていただきますが、お時間のほうどうかご無理なきよう。】   (2017/9/24 21:19:13)

エルソフィ♀司書官切られても花は咲き方を覚えています。このお店は花壇の肥料を液状にしたものも一緒に用意してくださいますから、花瓶に水を入れたらそれを一滴垂らして、水は茎のこのあたりまで――……て、ピェリオさんは贈る側でしたね、失礼しました。(切り花にも手入が必要であることを初耳のようにおうむがえしするや返す言葉の多いこと。小さく咳払い。そう、好きな花。あれも夜の散歩のような日だった。何気なしに好きな花を聞かれて、聞かれたから答えたという、それだけの会話だった。)褪せるのが寂しくなったら押し花にしても綺麗に作れるので、それは先方にもお伝えください。長く一緒にいられますから。(添え直した知識を紡ぐ声音は、硬質なれど、どこかそっと響いた。小さな店内だから、というだけかもしれない。気に入ってもらえるかどうかは花束を受け取った本人しか知らぬことではあるのだが、贈り人から即難色を示されなかっただけでも、いつのまにか強張っていた肩から力が抜けた。)   (2017/9/24 21:54:41)

エルソフィ♀司書官……大丈夫です。きっと、喜ばれます。花を贈られて嫌な顔をする人はいませんよ。表向き、どれだけ困惑されても。贈り手の心次第です。(市での言葉少なは一体何だったのかというくらいに、言葉を多く紡いだ。震えた心で渡す花は綺麗に見えないという知識は、遠い遠い記憶の教え。半ば空っぽの瓶に詰め込むように紡ぐ間、愛らしい花束が手渡った。)私のほうが、いつもお時間をいただいています。これくらいのことでしたら、遠慮なくお声かけ下さい。(……。)……そのお顔のまま、渡して差し上げて下さい。(呟きより小さく、囁きよりは聞き取りやすい、静かな声で念押す。見上げた先の眼の移ろいを見上げながら。さて近くまで見送って自分は教会孤児院へ久しぶりに顔を出そうかと思った時のことだった。)   (2017/9/24 21:54:48)

エルソフィ♀司書官――え?(ぽすん、と、軽い音立てて胸元にふわりと淡く甘い香りが舞った。左腕でその香りを抱えたのは、おそらく落下を防ぐ条件反射。だって視線はさっさと帰る銀色の背に向いていたから。)あの、待ってくださいピェリオさん私に預けられてもどなたのことか――(バタン、カランカラン。あっさりすぎる退場。何か外に用があって戻ってくるのなら「いつもの幕閉じ台詞」は紡がれない。)――……え?(花屋に一人取り残され、左腕に抱えた香りをぽかんと見下ろして、迂闊にも、意味を知ってしまった気がした。)…………莫迦、ですか…………(ぽつ、り)…………図書館に持ってくると、言っていたではありませんか…………(花粉が舞うからと却下した軽い会話を今更のように引合にだして零した呟きはほのり恨みがましく、曰く「可愛らしい人」に届く花たちに口元ごと埋もれた。)    (2017/9/24 21:55:45)

エルソフィ♀司書官【大変お待たせいたしました。これにて〆。幕閉じとさせていただきます。素敵な贈り物をありがとうございました。見守って下さいました窓辺様方にも感謝を。】   (2017/9/24 21:57:04)

ピェリオ♂役者【大変可愛らしい〆を有難うございました。重ねて、長時間ありがとうございました。またご縁ありましたらよろしくお願い致します。足早となりますが、ナカノヒトも此方にて。窓辺様もありがとうございます。お部屋お返しいたします。ありがとうございました。おやすみなさい。】   (2017/9/24 21:58:13)

おしらせピェリオ♂役者さんが退室しました。  (2017/9/24 21:58:17)

エルソフィ♀司書官【それでは、お部屋お返しいたします。どうか良い夢を。】   (2017/9/24 21:58:44)

おしらせエルソフィ♀司書官さんが退室しました。  (2017/9/24 21:58:48)

おしらせエルソフィ♀司書官さんが入室しました♪  (2017/10/11 21:25:32)

エルソフィ♀司書官【こんばんは、お部屋お借りいたします。今宵はソロルを一つ置きに。】   (2017/10/11 21:26:06)

エルソフィ♀司書官――ごめんなさい。花ばかりではと思って市場を歩いていたら、遅くなりました。(ざぁああと風が枯れかけの草を撫ぜていく音の中にそっとその言葉は落ちた。)結局、めぼしい物は見つからずいつもと同じものになりました。(たくさんの、たくさんの石が眠る場所。こうして、来訪者があると少しだけまどろんでいるようにも見える、そんな石たちがたくさん眠る場所。その石たちの一つ。広い場所の中央という、一番目立つようで誰も正確に記憶しえない曖昧な場所にて、来訪者は一つ告げるごとに一輪、白花を置いた。)皆が同じようにエールが好きなわけもなく、塵を落とす水は天から注ぎますし。…………(一輪、また一輪。)……かえすのが遅れていて、ごめんなさい。きっと、心配でおいそれと眠れません、よね。(16の白花に飾られた眠れる石は、何も言わない。)   (2017/10/11 21:26:16)

エルソフィ♀司書官……少しだけ、迷ってしまったら、頁を落としてしまったのです。(眠れる石が抱く名前を、上から順に視線が撫でる。来訪者の手には、小さな花束。今日の晴れの陽のような、イエローオレンジをベースにした、彩のある小さな花束。)――「かわいらしいヒト」、だそうです。私は記録の限りそのような態度を取った覚えは一度とてないのですけれど。(とつり。)その言葉の飾りが似合うのは、きっと……(とつり。呼ばうは眠れる石が抱く17行目の名前。小さなブーケを、白花の仲間に添えようとゆっくり、ゆっくり下ろし――)…………でも、その方は、ワタシのことを何も知らない。だから……(――下ろしかけて、胸元に戻した。)……分からないのです。あの人に見えている私は……ワタシは――(呟きは、白花たちを天へと舞い上げる風に拐われる。その先の眩い陽を見上げて、風の残滓の中で来訪者は、導のように残された花を抱いた。)――エルソフィ・エデット……ただの、司書官……それで良いはずなのです……(見下ろす陽が、眩い世界の中で舞った白い花弁が、ガラスレンズが歪める色形の瞳をまっすぐに見下ろしていた。)   (2017/10/11 21:26:25)

エルソフィ♀司書官【以上にて。お部屋ありがとうございました。】   (2017/10/11 21:26:32)

おしらせエルソフィ♀司書官さんが退室しました。  (2017/10/11 21:26:36)

おしらせラトリオ♂魔術師さんが入室しました♪  (2017/11/3 11:15:17)

ラトリオ♂魔術師【こんにちわ、お部屋お借りします。街ぶらぶらするくらいなのでご自由にどうぞ】   (2017/11/3 11:16:03)

ラトリオ♂魔術師――― 「街に居る時くらい、もっと普通の恰好してください!」 (この街に戻ってきてから、実に長い時間外出時は面倒故に常鎧であった。しかし下位級の物たちや街の物から少しばかり難儀であるという声が集まっていたそうで、しょうがない、ということで急遽工房にて魔装具着脱を行い、生徒達の改めた衣装に袖を通す事になった。) なんとも用意がいい事で… (鎧の時と同じ配色の白、魔装用に開けられた宝石を埋め込む金具、黒いライン上の模様、マントも歩行に邪魔にならないよう、鎧状態の時とほぼ同じ横広がりの形状、背中側には矢仕込み用のソケット付き、と、私服にしてはそのまま稼働できる程に実用性に長けていた) 確かに、動きやすくはなりましたが…なぜこうも体躯に合うのでしょうか。 (袖、胴、脚と、すべて丈や幅が苦にならないサイズなのを不思議に感じながらも、袖と背に細飾の矢を仕込んでいく)   (2017/11/3 11:31:00)

ラトリオ♂魔術師さて…着慣らしに買物に行きましょうかね。 (工房の完成に必要な木材、塗料、備蓄用の食材等、ここ数か月場所を開ける事しかしてこなかった為、今だ不揃いであった。そもそも「あの姿」で買い物なぞ行くこともなく、最低限必要な物を頼んでいた程度との事。工房の戸締りをし、魔術師ギルドを闊歩すると、「だれあの人」的な視線を万に受けつつ、暗いギルドから明るい外へと足を運んだ)   (2017/11/3 11:31:03)

おしらせエルソフィ♀司書官さんが入室しました♪  (2017/11/3 11:34:28)

エルソフィ♀司書官【こんにちは、ラトリオさん。よろしければご一緒をよろしいでしょうか?】   (2017/11/3 11:35:29)

ラトリオ♂魔術師【こんにちわ、ぼーっとしてますがどうぞどうぞ】   (2017/11/3 11:35:54)

エルソフィ♀司書官【ありがとうございます。よろしくお願いいたします。散策幕、どうか良き紡ぎとなりますよう。……あ、装いが普段と違うとのことですが、お顔は本日どうなっているでしょうか?】   (2017/11/3 11:37:26)

ラトリオ♂魔術師【顔は出てますが、耳宛しているのでぱっとみは左側の目と頬は赤黒い火傷がある程度です】   (2017/11/3 11:40:15)

エルソフィ♀司書官【承知しました。それでは合流しますので少々お待ちを。】   (2017/11/3 11:40:56)

エルソフィ♀司書官(しばらく続いた雨も止み、塵が落ちた昼空は雲一つない澄んだ青一色である。風は温度こそ冷えてきているものの、強く吹くこともなく、ただただ穏やかな休日という恩恵を水都にもたらしていた。そんなのどかな陽光の道を行く、規則正しい足音。)まったく、これから寒くなるというのに懲りませんね、あなたも。(呆れた溜息まじりに落した言葉の先は腕の中の小さな黒。金銀のオッドアイを宿す黒猫である。女が右腕に抱く分厚い黒本と左腕の温もりに包まれて、居心地良さそうに「ニャー」と一鳴き。)さ、帰りますよ。(言って「帰る先」として足を止めたのは魔術師ギルド。この黒猫が半住居として居座る――もとい多忙な魔術師たちの癒しとして引き取られた場所である。扉のノックに指先伸ばしたところで、開く気配に後ろへ下がった。)   (2017/11/3 11:48:13)

エルソフィ♀司書官失礼。(ドアを開けた方からすれば進行方向に人影がいれば進路妨害になるであろう、という意図に短く言って横によけたところで、ふと。)……ん?(見上げた。晴れ空が運んだ風がなびかせた白布の軌跡を追えば、一度だけ見た、とても覚えやすい顔があったからだ。その印象的な顔はもちろん覚えているのだが、そこに常に付随していた色々なものがないから、つい、覗き込むように軽く首を傾いだ。)……ラトリオ、さん?(確信はあるのだがそれでも、不思議なものを確かめるような。腕の中の黒猫が「ニャー」と呑気に鳴いた。)   (2017/11/3 11:48:18)

ラトリオ♂魔術師(魔術師ギルドから外に出ると、自分の名が横から聞こえる。ふとその方向を見下ろすと、見知った顔の女史と御猫様が見え、ニコッと笑顔を作りながら軽く礼をする) おや、エルソフィさん、こんにちわ。御猫様の配達ですか? 君も懲りませんねぇ… (御猫様の髭と喉元を人差し指で軽く撫でる。)   (2017/11/3 11:59:39)

エルソフィ♀司書官はい、こんにちは、ラトリオさん。(いつもの会釈は黒猫に封印されているが、小さく頭を垂れる。)ええ、冬も近いというのに――配達です。放っておいても自分で帰れるとは分かっているのですけれども……騎士にも冒険者にも依頼が毎度飛んでいることを考えると、見かけたら届け――(黒猫は通称、御猫様。首輪をつけてもすぐに外して脱走するのが趣味。ごろごろと喉を撫でられたらご機嫌が増したのか、ひょいと背の高い白い人の肩へ。)――……懲りませんね。(帰る気があるのかないのか不明の猫がひとまずギルド所属員に渡ったところで吐息一つ。)……(吐息一つで、ふと、)……ああ、失礼しました。お召し物がいつもと違っていたものでつい。(今度こそ左手を心臓に当てる会釈を一つ。)とても良く似合っています。……散策、ですか?(鎧を纏い続ける人が鎧を脱いで布服で歩く理由なんて、それくらいしか思いつかなかった。黒猫は耳当をちゃいちゃいしている。)   (2017/11/3 12:10:43)

ラトリオ♂魔術師生徒達が衣替えしろと煩いものでね、丁度いい機会なのもあって、少々要り様を揃えに行く所です。 (御猫様の背を撫でながら、街の方を指差す) いつもは他の者に任せているのですが、せっかくなので風でも通そうかと思いましてね。 散歩ついでということですよ。(外観が人の姿となり、縦は勿論、横幅は減っているのだが、それでも割と横幅はある。女性一人が完全に隠れる程の巨躯であり、衣服は魔を扱いそうだが、大きさは魔には見えないソレである)   (2017/11/3 12:40:23)

エルソフィ♀司書官なるほど。しかし身軽も良いですよ、何かと歩きやすくなります。(言って、撫でられてご機嫌がどんどん増してしまいにはそのまま大きな肩に居座ろうとしている黒猫を見上げて、さらに頭一つ高いところ見上げる。……やっぱりこの人大きい、とは、心の中。)買い物、ですか……(指さす方向を追う。)……途中まででも構いませんので、ご一緒してもよろしいでしょうか?探し物があるのですが、自分がいつも歩く道だと、上手く見つけられなくて。(他人の足跡をなぞれば新しい発見もあるかと――そんな付け足しをしながらギルド前の階段を先にとんとんと下りた。)   (2017/11/3 12:46:52)

ラトリオ♂魔術師身軽すぎるというのも、私には慣れが必要そうですねぇ…(ふふっと笑いながら、御猫様から手を離し、マントで体を覆うようにふわっと広げる) ええ、大丈夫ですよ。 大通りから周りますし、色々と見て行きましょうか。 (御猫様が頭の上へ移動し、たれるように前足とお腹をくっつけてくる。 司書殿をゆっくりと追う様に、雨避け祈願道具のような白い影は動いて行く) 荷になりにくい小道具から見ていきましょうか。   (2017/11/3 13:11:15)

エルソフィ♀司書官身軽を手放しに喜ばない人は初めてかもしれません。(相変わらず愛想のない硬質な声音なれど、陽光が氷を溶かしたようなトーンにそう言って、歩を進める。一度止まって、雨風をしのげそうなくらいに大きくて白が眩い歩を追い抜かせて、数歩分の距離を見守ってから斜め後ろをついて歩く。すっかり本日のくつろぎスポットにご満悦そうね黒猫を見上げながら歩く、白同士。女のほうが大きい白に紛れているように見えたかは、さて。)――はい。道はお任せします。ここ数年で小道の店も少し看板が変わっているので、ご案内もできます。(そういえばこの人は水都へ久しぶりに戻ってきた人だと、ふと思い出して。平和な歩は続く。)   (2017/11/3 13:19:37)

ラトリオ♂魔術師(歩くような速さで魔術師ギルドから通じる路地を出て大通りへ出ると、景観の良いなだらかな坂が現れる、そのまま店が並ぶ地域まで歩みを進め、小道具や調理器具等を取り扱う金物屋の前で止まる。) 此処から見て行きましょうか、量が量なので目星だけですがね。(カランカラン、と戸から音が響き、少し頭を下げながら中へと入って行く。)「いらっしゃい」(店の奥から定型文が飛んでくる、店の中はそこそこ広さがあり、棚の列で4つの区画に分かれている) 私は調理器具から見て行きますね。   (2017/11/3 13:59:16)

エルソフィ♀司書官(さて小物と一つとっても色々である。何を探しに賑わいへ歩を進めたのかすらも知らず問わずのまま、最初にたどり着いた店は金物屋であった。店主に軽く会釈を返し、ぐるりと店内を見回す。)ええ、どうぞごゆっくり。(調理道具が並んだり金網に引っ掛けられている棚の列を見て大きな大きな白い人の背を見送って、さて自分はと見回す。)料理……か。(棚の一番端にある、木鞘に収まるペティナイフを指先に取って、しばし眺めて――そっと戻した。自分の探し物をしているというより、先を歩く人が見た物の近くにあったものを試しに手に取ってはしばらくして戻すという、「探し物をしている」割にあまり探していなさそうな、あるいは本当に見つかっていなさそうな、そんな仕草が繰り返った。)……ラトリオさんも料理は得意で?(子供一人入りそうな大鍋をふと視界に留めながら、そんな問い。)   (2017/11/3 14:10:32)

ラトリオ♂魔術師ん? 料理、ですか。 (遠征中に何を食べてるかと思い、ふと思い返してみるが、あれは料理に入るのだろうかと若干疑問が過る。が、一応外食が少ないということは、自炊をしているということで) 恐らく、人並みには出来ていると思いますよ。 私は外に居る時、自分で何かしないと食事がとれませんからねぇ。(平鍋や深鍋を大きさごとに紙に書き留めながら、淡と答える) 食をしっかりすると、遠征の時の気が大分楽になりますからね。 エルソフィさんは、お料理されるんですか?   (2017/11/3 14:24:52)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、エルソフィ♀司書官さんが自動退室しました。  (2017/11/3 14:31:09)

おしらせエルソフィ♀司書官さんが入室しました♪  (2017/11/3 14:31:16)

エルソフィ♀司書官……確かに、野営は自力で何とかしないと倒れてしまいますからね。(フィールドワークによく出ている人なのだから、食事を自前できないという答えを想定していたわけではないのだが、改めて答えが降ってくると、ふと見上げる。一つ、二つ、三つ数えくらい。――なんとなく台所の風景が似合うかもしれないと思ったのは、多分今日が甲冑姿でないからだ。……たぶん。)私、ですか?(逆に問われて、金網に引っ掛けられている小鍋を見上げながらとつり。)――いいえ、全く。中央市場一つとっても食べる場所に困りませんから。(割とあっさり答えた。)   (2017/11/3 14:31:20)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、ラトリオ♂魔術師さんが自動退室しました。  (2017/11/3 14:44:59)

おしらせラトリオ♂魔術師さんが入室しました♪  (2017/11/3 14:45:06)

ラトリオ♂魔術師まぁ、外に行かなければそうそう困りませんからねぇ。・・・と、主人、これ通りに揃えてもらえませんか。 受取は明日また来る。 (買う物が決まり、書き留めた物をカウンターに出し、腰のポーチから長方形の革袋を取りだして支払を済ませる。) さて、一つ用事が済みましたが、エルソフィさんはどうしましょうか。   (2017/11/3 15:21:04)

エルソフィ♀司書官【途中のPLをお許しください。短針がぐるりと回っている刻ですがお時間や背後等、大丈夫でしょうか?此方は継続できるのですが。】   (2017/11/3 15:24:27)

ラトリオ♂魔術師【時間に気が付かなかったので、一旦区切ったほうがいいかもしれないです。申し訳ない】   (2017/11/3 15:27:20)

エルソフィ♀司書官【いえ、こちらこそ長丁場慣れにて気づくのが遅くなりまして。では、この幕一旦栞と致しましょう。再開はそのときのご縁か連絡掲示板利用ということで。ひとまずエルソフィのほうから小さく落として栞とさせていただければと思います。もう少々の御付き合いを。ご都合つかない場合は先の退室でも大丈夫です。】   (2017/11/3 15:29:46)

エルソフィ♀司書官外……、ええ、そうですね。(そう、外に出ることなど。)……。(そのあとぐるりと残り三つ区画、大きな大きな知己から離れたりなんとなしに歩が同じところを向いたりとした時間は、形容すればゆっくりというものであった。高いところから降って来た問いに、はて金物だけで揃ったのだろうかと少し首を傾いで、ふと、視線が右腕の黒本に落ちた。)私は特定の品を探しているわけではないのですが、そうですね……(ふ、と、吐息一つ。)……一軒、寄り道させていただければと。(高いところにある穏やかな目を見上げて、司書官はそう言った。)   (2017/11/3 15:35:33)

エルソフィ♀司書官【と言ったところで栞とさせてくださいませ。ご一緒をありがとうございます。】   (2017/11/3 15:36:09)

エルソフィ♀司書官【、と……重ね重ね失礼致します。これにて栞。また次回のご縁を楽しみにしております。先の退室にて失礼致します。お時間とお部屋、ありがとうございました。どうか良い午後を。】   (2017/11/3 15:53:10)

おしらせエルソフィ♀司書官さんが退室しました。  (2017/11/3 15:53:13)

ラトリオ♂魔術師【ありがとうございました。】   (2017/11/3 15:54:29)

おしらせラトリオ♂魔術師さんが退室しました。  (2017/11/3 15:54:32)

おしらせピェリオ♂役者さんが入室しました♪  (2017/12/5 19:39:26)

ピェリオ♂役者【こんばんは、御久し振りに、お部屋をお借りさせてください。 お久し振りなわりに今回(も)ネタがしょうもなくコメディ寄りギリギリグレーみたいな話なのですが、遊んで頂ける方がいらっしゃいましたら、宜しくお願いします。文章、話筋は流れにより変化します。では、待機文から。】   (2017/12/5 19:41:23)

ピェリオ♂役者(大気がよりこごえる季節へとうつり始めている。そんなある日中の話。) さァさ寄ってらっしゃい、見てどォぞォ。御代は貴方の御心の儘、対価をいただければ幸いにて。 (今日も今日とて、晴れた空の下、広場の片隅で男のこわねは良く通った。この土地を拠点にして、さてどれ程が経ったか……それなりに顔を憶えられているかも知れない芸人一座の一人。軽薄な口調のままに、淡い色の空へ投げ上げているのはカラフルなボールである。器用に飛ばし、手のひらで受け。足で弾いて、固い石畳を蹴って飛んでは其方を見ないでかすめ取る。手腕だけはやたらと鮮やかなショーは、それなりに人目を引いた。パフォーマンスだけならばそろそろ見慣れたものも出るかもしれない、至ってシンプルな動作だけれど……) ――いやぁっはっはっは。そォンな褒められるとオイラ照れっちまう。猫だけに。なァンて。 (へらへらと笑い傾ける男の銀髪がゆれる。いつもの銀髪を緩く束ねて光る石で飾った頭頂部では、……三角耳のけものをかたどる、白い耳がひょン、と仕草に併せて揺れていた。)   (2017/12/5 19:41:52)

ピェリオ♂役者(この衆目にどれだけ記憶があるものがいるのか怪しいが、けものを真似た装いはかれこれ過去二回ほどある。一度目は、あんまり思い出したくもないツギハギだらけの色も形も突飛な着ぐるみ。幼j……いたいけな少女に怯えられた。その次。髪の毛を編んでまとめてそれっぽく見せた。純朴そうな娘が釣れ……声をかけて貰った。なかなか受けが良かったような気がしないでもないが、その後ぱったり会えていない。それで三度目。) 今回ばかりは衣装係を褒めてやらンと、可愛い御嬢さんにそォ言ってもらえてオイラも嬉しいよォ。 (さあさあと水を噴き上げる噴水の縁にて、一通りの演目を終えた幕間に。男はたいそう機嫌よく愛想よく、わしわしと銀髪を引っ掻いた。どんな素材を駆使したのか、ふわふわのけものみみに、黒と白であつらえた衣装の縁から伸びる、同じく黒白まだらの尻尾。グローブすらも白い皮の素材を使い、曲線を意識した「ねこ異装」は、とうとう三度目にして幸運な事に、観客に恵まれたらしい。)   (2017/12/5 19:45:36)

おしらせエルソフィ♀司書官さんが入室しました♪  (2017/12/5 19:47:55)

ピェリオ♂役者(それも妙齢の、何処となく艶めかしく、防寒対策は確りとしてあるけれど、その女性らしさを強調するようなスリットはあんまり刺激が強いです御嬢さんがた。そんなもんできゃっきゃうふふと華やかなお褒めの言葉といっしょに距離を詰められるなら猫まっしぐr――いやいや困っちゃう。) いやいやいやぁ、御嬢さんは都の中央から? 他の国からきたの? オイラ達もォ海向こうから来たンだけどォってか、いや御嬢さんほんとかわいいネェ名前はァ? (ちゃらちゃらって言うかこれは――) えぇええ~そンなァ褒めてもなぁンも出ないったらァ。 (……でれでれ。 子どもが遠巻きに不思議そうな目で見つめる、傍らに市場の旦那方がしょうがねえなというあきれ半分の笑い顔で通り過ぎていった。そうそう、けものの本能って言うか猫っていうか男っていうか――しょうがないって言うか。でれでれでれ。)   (2017/12/5 19:49:11)

ピェリオ♂役者【Σこんばんは、失礼しました一本出してました…!!】   (2017/12/5 19:49:37)

エルソフィ♀司書官【こんばんは、ピェリオさん、お久しぶりです。新しい衣装に釣――拝見しにほとりと。ご一緒をよろしいでしょうか?(と、投下途中で失礼いたしました……!)】   (2017/12/5 19:49:38)

ピェリオ♂役者【ありがとうございます、ご無沙汰してます。はい、なんかもう割とホントにどうしょうもない感じですが大丈夫でしたらぜひ…!! いちおう場所、真っ昼間の広場です。】   (2017/12/5 19:50:51)

エルソフィ♀司書官【ありがとうございます。ええ三投目を見て堅物どうしようかなと今から打つのですが、少々お待ちくださいませ。どうか良き紡ぎとなりますよう。】   (2017/12/5 19:52:28)

ピェリオ♂役者【ありがとうございます。すみませんごゆっくりお願いします…!! 何かありましたら都度おっしゃってくださいませ。宜しくお願いします。】   (2017/12/5 19:54:22)

エルソフィ♀司書官本当、に、(つかつかと進んでは鳴る石畳。陽光眩い平穏な昼のこと。相変わらず硬質な声と面持ちそのままに、歩だけ今日は少し速かった。)――懲りませんね。(というのも――前方を足音なく行くいつもの「脱走犯」が、今日は銀色の細い鎖を首に通してそのままとてててと我が道を行くからだ。鎖には銀の平たくまあるいものが繋がっていて、まるで銀貨のよう。いや銀貨より二回り以上大きいのだが、意に介さずその脱走犯もとい本日限りの泥棒猫はマイペースに歩いて行く。その猫がいきついた先は、広場だった。何か催しでもあったのだろう、人がわいわいと賑わっていて、ちょうど終わった頃なのだろうか、解散気味。ああ、人混みに出られると捕まえにくくなるから困――)   (2017/12/5 20:07:58)

エルソフィ♀司書官――……。(大して困らなかった。というのも、本日の泥棒猫。黒い毛並みの尻尾をゆらゆらと振り、金銀のオッドアイをきらきらと好奇心に輝かせて、だいぶ大きい猫の尻尾をちゃいちゃいし始めたからである。その大きな猫が猫獣人族でないことはちらりと見て――そっこーでかんがえることをやめ――つかつかつかと、賑やかで艶やかな御嬢さんたちの談笑に紛れるようにして歩を進めた。大きな猫さんからすれば横合いから。しかし用はあくまで黒猫である。厳密には黒猫がもちっぱなしの銀鎖である。だから、本日の明け方をそのまま瞳に宿したような眼差しのまま無言で近づいてきても、どうか怒らないであげてください。でれでれでれ中だとそれどころではないかもしれませんが。つかつかつか。)   (2017/12/5 20:08:03)

ピェリオ♂役者へえぇそォなの、ミーナちゃンとジュリアちゃンは姉妹なンだァ? ふたりだけで旅行なンて仲がいーンだねェ、それにとっても可愛いしぃ。ねこが好きだなンてオイラも頑張った甲斐があるよォ~。 (愛らしくもご立p……大変魅惑的なボディラインの二人が、自分より少し年若い姉妹で、今回初めて水入らずでの旅行で。そこまですっかりやにさがった面で聞いていた男に、さて遠方より響いてきていた硬質な音に気づく余地は、……珍しくなかった。えへらえへらと締まりのない面で、やたら近い彼女達の両肩に指を伸ばし――押し戻そうとしたのかさてその逆かはわからずとも――触れる直前で、かくんと止まった。) んォ? (まるで後ろからナニカに引っ張られたようだ。振り返った処で、驚いた様に目を瞠る。) あンれまぁ。……お前さン、どォしたのまた。 (器用につくりもののまだらに手を伸ばす、ほんものの愛らしさ。きゃあ、と眼前から黄色い悲鳴が上がった。ねこちゃんかわいい、みたいなやつだ。) どォれ? だーめ、ンな事したら爪引っ掛かっちまうでしょォ、が。   (2017/12/5 20:29:44)

ピェリオ♂役者(仕方ない、て腰を捻って、ベルトに差し挟んでいただけのつくりものを引っこ抜く。ちゃいちゃいじゃれつく黒毛並みへしゃがみ込み、まだらの尻尾であやしながらゆっくり手を差し伸ばすなら、またも不思議そうに首を傾けた。) なァに、おめかし? (それなにーって声はまた後ろから。肩越し、わかんないけどって答えて。) ンー、お前サンも別嬪さんに釣られてきちゃったかァ? (ごろごろと喉をかいぐり仕草で指をくぐらせ、) それとも何か別の、 (そこで初めて、) べつ、の―――― (聞き覚えのある音に、ようやく、気が付いた。硬い石の床を、硬い何かで叩くような音。彼女が何時も立てるによく、似た―――) ……お、おおぅ。 (……念のため、漏れ出たのは挨拶ではなく無意識である。一瞬なにか、やたらと冷たいものを横合いに感じて振り仰ぐ。刹那に目にしたのは、この冬めいた空よりもっともっと凍てつくような……知己の筈の女性の双眸。)   (2017/12/5 20:30:44)

ピェリオ♂役者これはこれは、レディ。ご機嫌、……麗しゅう? (なんか傍目にまったくそう見えないとか言えない。黒い毛並みを抱っこするような捕獲するような中途半端に抱き上げた姿勢のまま、しゃがみ込んだまま、常套句を告げる。何も裏ぐらい処は少なくとも今回は無い、……筈なのに、何時もの愛想笑いが引き攣ってものの見事に失敗していた。姉妹の、ごく不思議そうなえーだれー?どうしたのー?なる声が遠く聴こえるほどに。)   (2017/12/5 20:31:41)

ピェリオ♂役者【と、すみません早々ですが、ちょっと一旦離脱致します…画面其の儘で21時には戻れると思いますが、自動退室してしまったらすみません…!!】   (2017/12/5 20:32:20)

エルソフィ♀司書官【はい、大丈夫ですよ。慌てずに。】   (2017/12/5 20:32:43)

ピェリオ♂役者【ただいま戻りました。中座失礼しました。】   (2017/12/5 20:51:32)

エルソフィ♀司書官【いえいえ、おかえりなさいませ。】   (2017/12/5 20:51:47)

エルソフィ♀司書官 (トカゲみたいに尻尾を外して黒猫のちゃいちゃいにかまってもらえた様子は女にとって僥倖であった。そのまま動かないでください、と、いつもなら声を投げたかもしれないが、投げる気が起きなかったのはよほど大事なものをもっていかれたのか、それとも――俯瞰の神もちょっと怖くなったので詮索をやめた。とかく黒猫は捕獲保護されたのが目に留まった視界。保護してくれた大きな猫さんにようやく視線をやったと思えば、珍しくいつもの挨拶所作が出ない。)――どうぞお構いなく続けてください。トークも大事なお仕事です。(いつも言いそうな至極真っ当なことを、明け方の眼差しと声をそのままに言ってというか言い刺して、指先だけの素肌を残して手袋に覆われた手が伸びる。まっすぐ、惑うことなく。伸びた先は猫。小さいほうの。気を引いてくれているなら好都合。左手で首根っこを軽くつまむと、「ふにゃっ、にゃぁっ」)   (2017/12/5 20:54:17)

エルソフィ♀司書官いいから大人しくしてください。(ご機嫌……うるわ――あたりでぴしゃりと言い放たれた温度、ひょっとして明け方より低かったかもしれない。黒猫、ちょっとフリーズもとい黙った。その隙を縫うようにして、纏っていた銀鎖を分厚い黒本を腕と胸に挟みながら器用に摘まんでは黒猫の身体をくぐらせ、さっさと己の左手首に通した。早業。黒猫、きょとーん。)――(気が済んだのか吐息一つ。)御歓談中のところを、大変失礼いたしました。所持品を持っていかれて追いかけていたのです。(左手を心臓に当てて会釈する硬質な声言葉、は、やっといつもの礼節滲む温度になった。会釈の先は、きゃあきゃあと楽しそうに話していたレディたちへ。え、大きな猫さんは知り合いではないのですかという俯瞰の神は口を挟むのをひとまずやめた。悪気はたぶんないのです。)猫さんもお騒がせしました。その子は自分で根城に帰るのでどうぞお好きに。(……たぶん。だって猫さんへの声がちょっとばかり平坦だから。)   (2017/12/5 20:55:47)

ピェリオ♂役者(思わず常たる振る舞いが崩れたものの、相手はさほど気にして居ないようだった。というよりそれどころでないようにも見える。心なしか口調は覚えのあるものよりもう少しだけ、温度が下がっている気がしなくも無いけれど。) いやあ、お構いなくたって…… (言ってる間に慣れた手つきで摘み上げられた黒猫の不満そうなこわね。思わず上げた視線はしかし――) アッハイスミマセン。 (ぴしゃりと短い文言で縫い留められていた。とかく、凍てつかされたのは黒い小さいほうの猫だけではないらしい。そのまますっかり事が片付くころには、黒猫とおなじような眸をした姉妹もまた、二人の間で視線を行きつ戻りつさせていた。大きい方の猫もまた、似たようなものだけれど) えー、まァ別に、区切りはついてたンで良いんですけどって言うか、嬢―― (なんか機嫌悪くないデスカ、とは続かなかった。普段怒らせると解り切ってるうえでぺらぺらぺらと良く喋るのに。)   (2017/12/5 21:15:22)

ピェリオ♂役者(その代わりに――) ア、 (わかります、と一拍空けて反応は姉妹からかえった。 ねこちゃんって装飾品<アクセ>とか持っていっちゃったりしますよねえ、なんて言いながら、足取り軽くひとなつっこくも自分を通り過ぎ、二人の少女は黒髪の女性を両側から囲んだ。まるで四人で小さな輪を作っているみたいなかたち。咄嗟にあげかかった手と声が途中で止まる。知らない、しかも旅行先の土地にて若い好奇心が諸々上回ったのだろう、きらきらとした眸は、物おじもせずに現れた女性を見つめていた。曰く、飼ってるねこちゃんなんですか、その恰好ってお役所のひとですか、おにいさんとは知り合いなんですかえとせとらえとせとら、何だかさっき白い猫を取り囲んでいたのと似たようなテンションで。その間、ほっとかれたような置いてかれたようなとうの白猫は、何かを止め損ねたような中途半端な姿勢で微妙にかたまっていた。わかいってこわい。)   (2017/12/5 21:15:35)

エルソフィ♀司書官(かくして猫まとめて二匹(厳密には一人と一匹)を大人しく黙らせて銀鎖に繋がれたまあるい飾り彫りを手の中で軽く確認した。蝶と天秤が彫られたそれは、外国のレディたちには珍しく見えたのか、きゃあきゃあと好奇心のベクトルが自分のほうへと向いた。さっさと踵をかえすつもりだったのだが……「また捕まった」。今回ばかりは彼のせいではないのだが。)飼い猫ではないのです。魔術師たちのギルドを出入りする、半分野良です。――はい、ここから西に進んだ先にあるロサール図書館の者です。(交易多き都市は外国人も多い。見分ける方法の一つが土地勘のなさだったり服装だったりと細かく見れば色々。難なく答えてみせ、さて途中でよく回る舌がすっかり止まって大人しくなっていまった猫お兄さんは知り合いかと言われて、やっと視線を向けた。)……ええ。何度か彼の公演を観に行っています。……面白いですよ。(とつり。)   (2017/12/5 21:30:25)

エルソフィ♀司書官ご滞在が長いのでしたら、この時期もあちこちで芸一座や吟遊詩人の声が響きますので、大通りを歩いてみるとよいかと。(そのあたりまで言ったところで、視線が大きい猫さんから動かなかった。――『そろそろ助けてくれませんか貴方の客でしょう』と視線だけで伝わるかはさておき。そもそも談笑に割って入ったのは自分であることも棚に上げ。)   (2017/12/5 21:30:30)

ピェリオ♂役者(いろんなところを出入りしてるんですねえなんて少女達は暢気な談笑の合間、男は口を挟むでもなく中途半端に会話を眺めているのみに。乗り遅れたとも口を挟む隙間を見失ったというそれはしばらく続いた。やがてようやくに紫の眸とかちあい、それから、) ア、あああ良いって、その辺りは―― (自分の話題に振られた処で、先ほどあれほどに鼻の下を伸ばしていたのが焦ったように口を挟んだ。きょとんとする少女らを宥めるような合間にも、視線がやたらに真っ直ぐで――) ……そいつァ、お褒めに肖りまし、て。 (なんとも歯切れの悪い答えである。ねこみみどうした。ちょっとしおれてるぞ。…おいておいて。 大通り、との単語に少女らの目が広場の向こうへ跳ぶ。移り変わる好奇心は、広場を抜けて市場を歩いてみようと言う事になったらしい。じゃあ、私達あっち見てきますね。あとで図書館行きたいです、御兄さんも、またショー見せてくださいね。 そんな、最後まで無邪気さと若い色香と彼女達がつけていた香水のかおりを振り撒いて――――静かになった。) 、アー……災難、でしたね? (一拍空けて、知らず伺うように紫を見つめた。黒猫まで、どこ行った。)   (2017/12/5 21:48:47)

エルソフィ♀司書官――?(やっと口を挟んでくれたと思った声音は、絶好の営業チャンスとぺらぺら喋り出すのかと思えば、むしろ遮られた気がした。それでも公人としての社交辞令が優先順位の上を行ったのだから思ったことと事実を述べたのだが。きゃっきゃと市場のほうへ向かったレディたちを会釈で見送る間、黒猫といえば、なんだかしおれているように見える猫耳(つくりもの)をちゃいちゃいしていた。「しおれてるぞおとなしいぞ、ちゃいちゃいしてやんよ!」みたいな。気が済んだのか、ひょいっと軽い跳躍。レディたちの尻を――後を追うようにしてまた気ままに駆けて行った。日暮れには暖炉を求めて根城に帰るだろう。)いえ、私は特に何も。あの子の悪戯は今に始まったことではないですし。(残った、薬液に花と蜜を混ぜた独特の香り。それを少し不思議そうに虚空を見て、もう一度、片方だけ揃いの瞳を見上げた。)それよりも、今日はどうしたのですか。困った客に絡まれていたわけでもあるまいに――(とまで言って、一拍黙って、少し視線が落ちた。)――いえ、邪魔をした身が言う言葉ではありませんでした。(小さな詫びを、会釈に込めた。)   (2017/12/5 21:58:48)

ピェリオ♂役者うぇ、ちょおおぉい待って絡まる絡まるからま、るっ、 (肩口でひょいひょいと振られる前足は、下手をするとふわふわに作ってあるつくりものを持って行きそうでおそろしい。何回か宛先がずれてべしべしと銀髪をはたかれる感覚からようやく逃れたと思えば、気ままに華やかな香りを追い掛けるように雑踏へ見えなくなっていった。見送って、持て余した片手で首の後ろを撫でつけるように抑え。) や、何と言いますか……それにしては随分、鬼気迫るようにも見えましたの、で。 (微妙な歯切れの悪さは、どうしたという問いの答えも兼ねながら。) ……まあ、大事なかざりものを取られれば、女性は焦るものも無理はないですね。……珍しい。長衣の下に、そのような装飾を隠しておられたとは、存じ上げませんでした。お気に入りでいらっしゃいますか? それとも、……意中の君からの、贈り物とか? (会釈の早々で、いくらか調子を取り戻したような軽口が問う。ほんの少し笑むような声音に紛らわせたのは何だったか。)   (2017/12/5 22:15:51)

エルソフィ♀司書官そんなに怖い顔をしていましたか?(歯切れの悪さに返る真っ直ぐな返事。だって先程のレディたちは空気を取り繕うような素振りは何一つ見せなかったのだから。驚かせくらいはしたかもしれないけれど。途切れ途切れ、と、女には聞こえた言葉を黙って聞く。いつもあれほど流暢に喋る人が、一体どうしたのかと、何か本当はあったのかと、注意深く、不思議そうに。)ああ、装飾というよりこれは……(蝶と天秤の飾り彫りの上のほうを指先で押せば、蓋であったそれは横にぱかりと開いた。中は円。星空のような紺の煌めき。黄金の針が五つ、ゆっくりと音無く回っているそれを軽く差し出した。)……気に入りもなにも、館長からの支給品つまり仕事道具です。時間帯によって入れない書架もあるので、その時間の導ですから。(ぱちんと閉じて、袖の中に音無く滑り込ませた後、溜息のような吐息一つ。)本当に、どうしたのですか。(また平坦に言って、今度は指先を有無言わさずその額にあてがって、もう片手は己の喉元に当てた。数秒のこと。)熱は無いみたいですけれど。(あっさり手を離した。)   (2017/12/5 22:34:04)

エルソフィ♀司書官贈り物なら最近もらいましたよ、綺麗な花束。サプライズにしては騙し討ちめいていたので何を返そうか考えあぐねているので、今度付き合ってください。よくよく考えたら、どんなものが好きなのか、ほとんど知らないのですから。(淡々と真っ直ぐに、少しだけ早口に言いきった。)   (2017/12/5 22:34:09)

ピェリオ♂役者まァ、何と言いますか。今此処で噴水に飛び込むのとどっちが早いかな、……みたいな。 (さらさらと後ろで流れていく水の音は今も変わりない。澄んだ日常の空気に、一度視線が空を滑って、戻ってくる。鼻から息を落として、) ……確かに、らしくないかもしれませんね。 (独り言は聴かせるというよりも、自分に言い聞かせるような響きに。零しては、喉の奥で笑った。) いえ、いえ。何かとお叱りを頂戴している身でありますので、何か知らぬところで良からぬ事をやらかしたかと。ほら、今の私は半分が、 (ひょい、とおどけて持ち上げてみせる、けものの装飾。) ……ヒトの子では、ありませんし。 (そんな処で、眼前で押しひらかれた円を覗き込む。夜空を切り出してきたような淡い煌きに、音を忘れて巡る針。) 成程、得心がゆきました。仕事熱心な嬢の事、装飾品より余程焦られた事でしょう。此方も、失礼を、…… (割り入ったと詫びた彼女に返す形で膝を折ろうとして、また止まった。本日何度目かになるそれは、会釈の為俯きがちの姿勢にて反応が遅れる。痩せた指の感覚が額に残って、……) ええ、まあ。……嬢こそ、どうかされましたか。   (2017/12/5 22:49:57)

ピェリオ♂役者(どうしたではなく、どうかしたかと聞くあたり発言に礼節を欠いていただろう。抑揚も何処か欠けていたけれど。ついでに問いかけと言うよりこれもまた独白に近いものがあった。だって、目を見ていない。……顔を上げて、) 体調は、特には。悪ければそもそも「仕事」が出来ません。不調をおしてこなせる程、こなれた技術は持っておりません、ので。 (告げた後に、瞬きをひとつ。呼吸を、ひとつ、ふたつ。開いた唇が、言葉を悩んだように一度閉じて、) ……承知致しました。 (少しだけ困ったように、笑う。) では、今日はこちらにて。又、ヒトである時にエスコートを、させてください。 (一歩二歩、距離を取っては今度こそ、会釈を向ける。いつもの、閉幕を告げる挨拶。) また、いずれの舞台迄、……、どうか息災で。   (2017/12/5 22:52:41)

エルソフィ♀司書官(どうした、らしくない。さて、そんな言葉が交わされたのは、初めてだったのだろう。問いの言葉そのまま投げかけられた方もほんのひととき虚を突かれたように、薄いレンズの向こうでまばたきをしたのだから。)ご存知の通り、ヒト族ばかりではありませんから、水都<ここ>は。(だから、紛い物でも猫だと言い張るなら今日の彼は、猫なのである。猫、ヒト、猫――。)……どうもなにも……――(何か言いかけて、噴水の音に溶け落ちる。さて、さて、いつもらしからぬ沈黙。短いなれど、それでも。)……いえ、ありがとうございます。(彼が自分の申し出や決定に首を横に振ったことは、記憶の限りあまりない。一拍遅れの返事。)稽古もあるでしょうし、『銀猫』の居住を存じ上げませんので、また目に留めてくださったときで構いません。しばらく、勤務日でも執務室を空けることが続きますから、見つけやすいかと。(自分で言い並べた事実に、一拍黙って、いつの間にか落ちかけていた視線を思い出したように持ち上げた。)   (2017/12/5 23:12:39)

エルソフィ♀司書官――ピェリオさん。(思い出したように呼んだ。そう、何が今日おかしい、て――)……ええ、どうか良い午後を、ピェリオさん。(――今日、眼前の名前を呼んでいなかったこと。会釈を返し、くるりと踵を返した。二歩三歩と歩いて、肩越しに振り返った。)次、楽しみにしています。(そう告げ残した声音は、今日の真昼のようであったこと。口元が、ほんの少しだけ持ち上がっていたのは、さて、規則正しいいつもの歩へと戻る中、長い黒髪が風に踊る中で見えたかは――――。)   (2017/12/5 23:13:27)

エルソフィ♀司書官【大変お待たせいたしました。私からはこれにて〆。幕閉じございましたら、ご一緒したく。】   (2017/12/5 23:13:50)

ピェリオ♂役者【お疲れさまでした。此方もひとつ落としますので、もう少々お時間頂戴します。】   (2017/12/5 23:15:12)

ピェリオ♂役者そうですね。以前に、とても愛らしい御嬢さんにお逢いしました。彼女はどうにも「ほんもの」のようでしたが。 (日常閑話に、薄く思い出し笑いを乗せて口角を上げる。何故だか今日は、歯切れの悪さがそこここに散らばる。片側だけとかならいつかもあったかもしれないけれど、今日は。) ……おそらく、ヒトの姿をしていないから、言葉の調子が狂うのでしょう。 御礼を申し上げるのは此方の方です。お約束に、ほんの些細な悪戯を乗せましたのに、お気持ちをくだいていただいて、あまる光栄です。 (紫の視線が持ち上がる。ひとつ、ふたつと呼吸があいた。) ……嬢も。そのお召し物に限って、貴女に限って不要な心配なのでしょうが、雨の月を過ぎて、気温は落ちるばかりです。ご自愛ください。 (挨拶ついでに告げた言葉、見送りに向けては、その白亜が立ち去るのをふと足を止め。) ――光栄です。 (ほんの少しだけ、眩しいものを見るように見送ったのは。季節柄、強く鈍く射し始める陽の光が、噴水にはじかれたからか。それとも、――それとも。)   (2017/12/5 23:26:06)

ピェリオ♂役者……ねこは、ねこだよ。 (すっかり白亜が見えなくなってから、踵をかえして石畳を歩く。けものの白が、見知らぬ白が往来を往く。奇異と好奇の視線に愛想ぬりたくった顔できどって笑って手を振って、あいらしく媚びるけものの色を真似たまま。手首を見つめた。皮の手袋のまま、握る。開く。トン、額に当てて。雑踏の向こうに黒い毛並みを見つけた気がした。いつかのように、色違いの似たような眸が縺れて、) ……にゃあ。 (くっく、と喉奥で笑った。)   (2017/12/5 23:26:17)

ピェリオ♂役者【そんな処でこちらも綴じとさせてください。遅くまでとんだイロモノネタに有難うございました…!!】   (2017/12/5 23:26:54)

エルソフィ♀司書官【読了。コメディが三ターン以下略で……!(深々。とても楽しかったです。しれりと何かトンデモを口走ったような気がしないでもないですが、ええ、またいずれの舞台にて。見守ってくださいました窓辺様方にも感謝を。それでは、お部屋をお返しします。ええ役者さんがおっしゃったように、寒い夜です。どうか温かくお過ごしくださいませ。良い夢を。お部屋ありがとうございました。】   (2017/12/5 23:30:59)

おしらせエルソフィ♀司書官さんが退室しました。  (2017/12/5 23:31:04)

ピェリオ♂役者【ありがとうございました。其方もどうぞ良い夜を。おやすみなさい。 では、お部屋おかえしいたします。見守ってくださった方々も、ありがとうございました。】   (2017/12/5 23:32:09)

おしらせピェリオ♂役者さんが退室しました。  (2017/12/5 23:32:14)

おしらせアリステア♂冒険者さんが入室しました♪  (2018/1/6 20:59:35)

アリステア♂冒険者【こんばんは。久しぶりに時間ができたので小噺でも落としに参りました。なお、乱入歓迎ですので状況見てご自由にどうぞ】   (2018/1/6 21:00:38)

アリステア♂冒険者(少し前の話になるが、アリステアはとある若い商人の依頼人から、とある女性の調査依頼を受けた。毎晩自分の店で買い物をしていく女性に一目惚れしてしまい、その女性に関するあらゆることを調査してくれというものだった。調査はすぐに終わった。調査対象である女性が務めている場所や、住居、年齢や名前を調べるのは容易だった。その後依頼人の彼がどうしたのか、特に興味も持たずに日々を過ごしていた。そんなある日のこと、件の商人から連絡が入り、アリステアは彼の店に向かった。) お久しぶりです、ルーヘンさん。(依頼人の名前はルーヘン。大通りで野菜や果物の露店を開いている若い商人だ。若くして大都市の大通りに店を構えるくらいには、商人としての才能があるということだろう。)「その件ではお世話になりました。アリステアさん。実は、また依頼がありまして……」(その言葉にアリステアは苦笑いを浮かべた。前回調べた女性は既婚者であり、それを告げるとひどく落ち込んだ様子だったが、今の彼の表情は、初めてその女性について調べてくれと言ったときと同じ顔をしていたからである。)   (2018/1/6 21:05:14)

2017年09月24日 14時34分 ~ 2018年01月06日 21時05分 の過去ログ
【F系】水都ロサール【本部屋】
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