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「【中文さん向け】とある自由設定部屋」の過去ログ

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2017年11月30日 00時20分 ~ 2018年02月22日 01時58分 の過去ログ
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桐谷 海♂3年(口角が持ち上がり、ヒクついているのが自分でも分かる。愛想笑いを試みているのだ。それもそのはず、相手が教師でたった今無礼きわまりない台詞を言い放ち、そしてそれによって仕事の邪魔をしたのだから。向けられる笑顔が痛い。視線は合わさるのを避け、逃げるように先生の手元へと伸びた。教師は苦手だ。散々ブリーチを重ねて傷んだ茶髪に、耳に開いたピアス穴に、夜遅くの街中徘徊に、生活指導のタネはいくらでもあるから。逃げ腰でそのままドアを閉めて立ち去ろうかとしていた。手招きに、ハハ、と乾いた笑みを返す)や、いやァ、いいのかなァ……ほら、今センセ、お仕事中だったっすよね。(採点途中と思しき答案用紙を指差した。とはいえ、その指は弱く、すぐにしおれるように腕は落ちた。なぜだろう、抵抗が出来ない。歌詞は違えど、姉と同じ歌を口ずさんでいた女性だからだろうか。返事の代わりに後ろ手でドアを閉めた。窺うような目で相手を見ながら、少しずつ近づいていく。3メートルくらい離れた傍らで足を止めた。呼び出しをくらった生徒のごとく、所在なさげに)お疲れサマでェす。で、何を付き合えばいいンすかァ。採点のお手伝いすか。それとも力仕事?   (2017/11/30 00:20:37)

椎名 泉♀27 その通り。絶賛お仕事中だったので、それを中断させた桐谷くんには採点のお手伝いをして貰おうと思います(こちらへと近付いてくる風貌は、職員室で何度か見かけたことのあるもので。ゴリラみたいなおっかない生徒指導の体育教師に、捕まえられている常連だったはず。教科を受け持つ学年は違えど、そういった意味での有名人の顔と名前はなんとなく頭に残っていた。だからこそあえて拒否し辛いような口ぶりでそう告げれば、近場の椅子を自分の机と向かい合う形でセットして。そこへ腰を下ろすように促しながら、事前に準備していた模範解答のプリントを置き) これ見ながら、丸とかばつとか付ければいいから。受験勉強とか就職試験より簡単でしょ?(普段生徒たちに向けている笑みよりも、少し意地の悪い笑みを浮かべ。置いていた赤ペンを差し出そう。二人ですれば二倍速。主要教科じゃない教科なんて、誰が採点をしても変わらないのだから。面倒な作業を早く終わることが、何よりも重要課題なのだ)   (2017/11/30 00:35:50)

桐谷 海♂3年ぐっ……(ぐうの音も出ないとはこのこと。こちらが罪悪感をより感じやすい言葉で告げられると、生徒間ならいくらでも叩けるへらず口はまったく出てこない。促されるままに、しぶしぶ腰を下ろす。模範解答を一瞥して、げんなりした顔を思わず表に出してしまった。何が書いてあるのかまったく理解ができない。そうであっても、今更拒むことなど出来そうもない。差し出されたペンを受け取る。意地悪そうな笑みに、少しばかり悔しそうな視線を上目がちに投げた)……ハイ。機械的にやりゃいいんなら。(ぼそぼそと答え、早速お手伝いに取り掛かった。書いてある言葉の意味が分からないから正答が覚えられず、何度も何度も模範解答と答案用紙を見比べる。明らかに自分はまごついている。視線を上げて、あのなぜか抵抗できない笑顔とぶつかるのが怖いので、採点を続けながら口を開く)さっき、歌詞即興だって言ってたっすよね。なんて歌ってたンすか。……よく聴く歌だったから、気になって。で、もやもやってして。(だんだんと言い訳がましくなっていった。控えめな大きさのマルとバツをつけて行きながら)   (2017/11/30 00:46:58)

椎名 泉♀27 はい、よろしくお願いします(脅迫まがいの申し出を断ることなく採点を始める彼を、自分の作業の傍ら横目でちらりと見てみると、いかにもこんな場所に来るんじゃなかった…というような気持ちを読み取ることが出来た。それもそのはず、普段ならば関わりのない教科担当である教師の仕事を、半ば強制的に押し付けられているのだから。そして、そんな彼の悔しげな様子が、妙に心地よく感じてしまう感覚を覚えてしまいそうで。本来ならば生徒に対して、好感度の下がるような言動は極力さはないのに。そんな不思議な気持ちを抱えながら手を進めていれば、先程の歌について聞かれ) そんなに気になるなら、もう一回歌いましょうか。あんまり良い歌詞じゃないので、期待しないでね(彼はよほどあの歌の歌詞について興味があったようで。その興味に応えるだけの内容とは言えない歌詞だと、一旦クッション置いてから、再び同じメロディに乗せて歌を口ずさみ。ちゃめっけ多めに言葉を続け)──て感じのリア充撲滅の歌詞でした。どうだった?   (2017/11/30 01:04:31)

桐谷 海♂3年(それでなくても不慣れさ丸出しでもたつく採点の手は、再び先生からつむがれるメロディと歌詞に止まりかけていた。さっきあんな形で失礼極まりない発言と登場をしてしまったものだから、受け入れて貰えて素直に嬉しかった。が、歌詞は到底あの浮かれたクリスマスに見合うものではなく、思わず眉間に皺を刻むくらいに眉をひそめ、それからからりと笑った。それまでの引きつり気味だった表情が、ようやく自然なものに解れていた)なんすかァ、それ。気持ち分かるけど。浮かれてるカップルなんて血祭りにしてやりてェって俺も思ってるけどさァ。……あ、でも。(声を立てて笑った後で、相手に対するやりにくさとか警戒とか、そういったものが解けていたのだろう。目ざとく先生の右手に光る指輪を見つけ、赤ペンでそれを差していた)センセ、彼氏いンじゃねェの? その指輪。(ただ単純に話の流れで、ごくごく自然に訊ねていた。ただ疑問に思っただけだ。だから、顔は意地悪でもなんでもなく、薄く微笑んですらいた)   (2017/11/30 01:13:37)

椎名 泉♀27 あ、やっぱりリア充は血祭りにしたいよね。もうクリスマス待たずに、爆発してくれないかな(予想以上にウケたことに驚きと嬉しさが溢れ、つられるように笑顔と軽口を続け。先程まで居心地の悪そうだった様子も薄れ、ようやく互いに打ち解け始めたように感じた。だからこそ、これまで自分の予防線だったリングのことも軽く口走って) これはまぁ、アレだ。元カレの…みたいな。可愛いから付けてるの。そういう桐谷くんこそモテそうなのに、クリスマスはリア充狩りするんだね(赤ペンで差されたリングを彼に見せながら、嘘と本当を織り混ぜで返す。嘘も本当を加えれば真実になるなんて、よく出来た言葉だ。そんな大人の汚さを綺麗な少年に見せるのが心苦しく、わざと話題を変えて。再び目線を解答用紙に落として、武器は何にする?など話を広げ)   (2017/11/30 01:32:29)

桐谷 海♂3年(先生の口から出てきた物騒な台詞に対して、驚いたり引いたりといったネガティブな反応などまったく出てくるはずもなく、口元を緩めながら頷いた。指輪に対する説明は、納得できたような、いまいち腑に落ちないような。指輪をじっと観察していたかと思えば、ふぅん、などと曖昧な声を出した)元カレの、アレ、ねェ。俺、女性の人ってそういうモンは別れたらキッパリ捨てるモンだって思ってた。(目の前の教師よりも10年近く遅れている自分の人生経験から得た、勝手なイメージだ。先生の言葉を特に虚構が混じってるとは思ってない様子で、自然なへらへら顔を向けた。先生の視線が答案に落ちると、つられて自分も作業に戻る。慣れてくるにつれて、自然とマルとバツが大きく歪みがない線で書かれるようになっていた)モテそうに見えます? こんなっすよォ、こんな。不良みてェな。クラスでも遠巻きに見られてるだけで、モテないって。だからクリスマス狩りがあるなら参加してェし、そだなァ、じゃ俺はバールのようなもの、で。(話しながらもペン先は滑らかに滑る。シュッシュッとペン先が走る音も淀みがない)   (2017/11/30 01:43:06)

椎名 泉♀27 確かに生徒指導に目を付けられてる不良だもんな。ごめん、さっきの撤回。一部の女子にしかモテない気がする(17、18歳で女性の元カレの忘れ方を語る彼に、年齢のわりにけっこう経験を踏んでいる印象を受けるも、おそらく否定されそうなので心に閉まって。自分の方へ取り分けた解答用紙の採点作業が終われば、改めて目の前の男子生徒を眺め。色素を抜きすぎて痛んだ髪。着崩された制服にパーカー。さらにはどこか軽めの口調。どこを取っても、悪い男を好きになる女子にモテるように見えた。だから、ふざけた調子で両手を顔の前に合わせ、謝るような仕草をして訂正を入れてみたり)じゃあ、私はマシンガンで一気に全滅させる。打ち洩らしはよろしく(面倒な採点作業から解放され、一気に気を緩ませ。きっちりと座っていた椅子から腰を浮かせ、浅く座り直して背凭れに身体を預け。彼の走らせるペン先を眺めて)   (2017/11/30 02:01:32)

桐谷 海♂3年(いつの間にかペンが答案を滑る音を発するのが自分だけになっていたのに気付く。先生の謝る仕草に、大げさすぎるくらいに大げさにため息をついて見せた)その一部って、どこにいるんすかねェ。あと多分だけど、ヤンキー好きな女子って言ってそうな気がするし。……実際は不良じゃねェから、きっと幻滅してモテねェんだろうなァって。外見と中身の……えェと、かいりっての?(自嘲まじりにふっと口元を緩めた。時折ちらりと先生を窺う。終わってるなら、こっちの引き受けてくれたらいいのに、という視線だ。もちろんそんなことはいえるはずもなく、先生の視線をびしびしとペン先に受けながら作業を進める)マシンガンとかえっぐ。……センセって思ってたより、噂に聞いてたよりもずっと物騒なんすね。笑顔が素敵な音楽の椎名センセって。センセのほうこそモテるでしょ。この学園、こんなだし。(とは言っても自分の担当外である女性教師のことを自分は良く知らない。ただ、お盛んなクラスの男子が噂しているのを耳にしただけだ。聞いてたよりは親しみがもてた。そんな余計な思考に脳を割きつつも、最後の一枚を終えて)……はー、おわ、ったァ……。(ぐたっと机に突っ伏す)   (2017/11/30 02:12:43)

椎名 泉♀27 確かに桐谷くんは見た目不良でも、中身は面倒事もしっかり最後までお手伝いしてくれる真面目くんだからね。でも、その乖離という名のギャップ萌えでモテるかも(何かを訴えるような視線にはあえて気付かない振りをして、生徒からの恋愛相談的なノリで話を進めていく。そんなふざけたやりとりをしながらも、問われたことに対しては少しも考えることなく。すぐさま予防線の相棒を指差して)…残念ながら、これのおかげでモテないんだわ。それに年下はタイプじゃないし。と、よーし。お疲れ様でした(否定の言葉を口にして、わざとらしく残念そうな溜め息をつき。彼のやり終えた最後の一枚と、それまでの分をすべて纏めれば、ファイルに挟みこんで。目の前ですべての力を使い果たしたように突っ伏す茶色の毛並みを、労いの気持ちを込めてくしゃりと撫でて。その上にお駄賃として、甘さ控えめのチョコでも置いてやろう)   (2017/11/30 02:34:36)

桐谷 海♂3年(突っ伏し脱力しているところを撫でられると、むず痒さに反発したくなるほどだ。何しろこんな身なりだから、頭を撫でられるという機会が皆無だった。顎を机にくっ付けつつ、半目を向ける)あァ、なるほど。そういう意味もあんだね。虫除けかァ。……ふふ、椎名センセ狙いだったアイツら、かあいそ。ざまァみやがれ。(好みやらをぎゃあぎゃあ煩く語り合ってたクラスメートたちを思い浮かべて、意地悪な笑みで口角を吊り上げた。視界にチョコが置かれて、緩やかに頭を上げる。そして、それを手に取ってまじまじと眺めた)これって苦いチョコ? 食べてもいいんすかァ?(訊ねながらもすでに口に運んでいた。チョコは嫌いじゃないし、何より脳がなれない作業で疲弊して栄養を欲している。舌の上で転がし舐めながら、椅子に背をだらしなくもたれさせた。ぎっ、ぎっ、と椅子の前足を浮かせたり)   (2017/11/30 02:46:22)

椎名 泉♀27 感謝の印だから食べてどうそ。あまーいやつだから、疲労回復にいいはず(意地悪そうな笑みを浮かべる様子は年相応なものに見え、なんとなく目を離せずにいた。それから問われたチョコ味。本当はカカオの含有量が多めの最初はほんのり甘くて、最後はお世辞にも美味しいとは言い難い味のものだが、騙されて食べる彼の反応が見たくて。息を吐くように嘘が口から出ていた。その嘘吐きの口を塞ぐように、同じくチョコの包みを剥いで、そのひとくちサイズを口許に運び。咥内の温度で溶かしていきながら、彼の椅子の座り方に自分の学生時代を思いだし。なんだか少し親近感を感じたのはひみつ)   (2017/11/30 03:01:40)

桐谷 海♂3年(口に含んで最初は、ちゃんと甘いチョコだと納得していた。良くあるビターチョコってやつ。なぜか自分に向けられている先生の視線の意味には、まったく気付いていない。油断して噛み砕いて――カカオの香りが一気に強く濃くなって、目を丸くした。苦い。きっ、と咎めるような視線を先生に向ける。勢い良く立ち上がると、がたん、と椅子の前足がやかましく床に着いた)これ、苦いやつじゃねェかよ! 土みてェな味のやつ! だまされた!(すっかり口内は、わずかな甘味を強い苦味が塗りつぶして支配していた。チョコは嫌いじゃない。でも、このハイカカオのチョコだけは駄目だ。一度ハロウィンの残りとかで押し付けられたのを気付かずに食べて、それ以来ずっと苦手でいる。しかし先生はそんなチョコを平然とした様子で口の中で転がしている。あまり苦いと騒ぐと味覚が子供だと馬鹿にされる気がした。だから、非難めいた目を向けつつも口内で苦味の塊を噛み砕いて溶かして、喉に押し流した。こくりと喉がうごめく)   (2017/11/30 03:11:56)

椎名 泉♀27 ごめん、騙した。あまりに桐谷くんとの時間が楽しかったから、調子に乗った。本当にごめんなさい(素直に騙されてくれて、さらには想像を越えるほどの反応に思わず頬が緩んでしまい。いつも食べているはずのチョコも、より美味しく感じた。それを慌てて隠せば、向けられる視線に負のオーラが纏っていることに気付き。さすがにもう一度同じものを口直しにと渡してからかうのは、今後の「笑顔が素敵な音楽の椎名先生」の平穏な学園生活に関わってくるだろう。そのため、変わりに謝罪の言葉を述べながら素直に頭を下げて。これだけ謝れば、たいていのことは許してもらえることを経験上知っていた。大人とはそういうずる賢いもの)   (2017/11/30 03:26:38)

桐谷 海♂3年…………(頭を下げる先生をじとっとした目で見下ろす。口の中は苦味がまだ残ってて唾液が分泌されて煩わしい。直前に頬が緩んでしまってるの、ちゃんと見てたから。しばらく、って言っても多分数秒程度、そうやっていたが、やがてふっと息を吐いて、肩から力を抜いた)うそつきだ、大人のひとって。許さねェっすよ。(細めて穏やかな、それでいて遠くを見る目でそう告げた。顔はへらへら軽薄なものじゃなく、妙にさっぱりした柔らかな笑みが浮かんでいる。ふっと視線を彼女から外し、窓の外にやった。すっかり黒く塗り潰された景色に、こっそりとため息をついた)俺も楽しかったです。これはホント。まァ、お手伝いも終わったから、そろそろ帰ります、俺。(正確には、まだ帰らず、時間を潰せる場所を探しに行く、だけど。窓の外を眺めたままで、低めのトーンで言った)   (2017/11/30 03:41:42)

椎名 泉♀27 (床を見つめる頭上で小さく息が吐かれ、許しの言葉ではない音が耳に届いた時。初めて気付いた、これは今までみたいにいかない駄目なやつだと。少し引きつった頬で顔を上げてみるも、その先にあった彼の表情は、これまでの関係に亀裂を入れた行いを後悔するのに充分すぎるもので。作り上げた虚像ではなく、自然体でいられる相手を深く傷つけてしまった。色々な感情が入り混じって、何故か熱くなった目頭を隠すように俯いて)…そうだね、大人はみんな嘘吐きなんだよ。ごめん。今日は手伝ってくれて、ありがとうざいました(もう自分が黒髪で隠れた下でどんな顔をしているのか、果たしてちゃんと話せているのかさえ分からない。だけど、お詫びと感謝はしなければいけないと思った。それがたとえもう二度と会えなくなるかもしれない人でも)   (2017/11/30 04:05:51)

桐谷 海♂3年(窓の外から視線を先生に戻す。そこにあった顔が、意地悪そうな笑顔じゃなくなっていて胸が軋んだ。このまま踵を返して帰ろうとしていたのに。一歩、近寄る。じりって靴底が擦れる音がやけに耳についた。さっきとは声も、髪で隠れた下の顔も多分、違ってる。胸の奥が疼く。苦味で過剰分泌した唾液を飲み干し、喉をこくりと鳴らした。二歩目。もう手を伸ばせば届く。手を出してはいけない人だって分かってる。でも、このまま帰ったら後悔する。息をのんだ)……センセ? さっきまでの意地悪な顔、俺はすげェいいと思う。多分そっちの顔のがモテるよ。……あァ、虫除けしてるし、年下は好みじゃねェから、俺みてェな似非不良のガキに言われても、なんだろうけど。(三歩目。伸ばした指が、彼女の前髪をさらりと掻き分けた。顔を近寄せる。吐息がかかるくらいまで。そこにあるのが、さっきの意地悪な笑顔だったら、騙されたって笑って帰ろう。もし沈んだ顔なら――頬を撫でて、ごめんって呟いて、口づけてしまおうか)   (2017/11/30 04:18:09)

椎名 泉♀27 (遠くに聞こえていたはずの彼の音が、少しずつこちらへと歩み寄ってきていることを察する余裕もなく。不意に前髪で閉ざしていたはずの視界が開けた。そこには、つい数秒前まではもう二度と顔を合わせることが出来ないかもしれないと思っていた彼がいた。さらに作りものではなく、自然体を認めてくれているではないか。その言葉のせいで、我慢していたはずの涙が瞳から溢れ。濡れる睫毛のマスカラや、アイメイクはきっと滲んで、悲惨なことになっているかもしれない。そんな顔は本当なら誰にも見せたくないものだが、今は。彼になら見せてもいい気がした)…そんなこと言ってもらえてうれしい。ありがとう(絞り出すように言葉を紡げば、息がかかるほどの距離にある顔に心臓が痛くなり。予防線だなんだと言っていたはずのリングは、心には存在しないのだろう。そのまま彼を見据え、それから瞳を閉じた)   (2017/11/30 04:40:33)

桐谷 海♂3年(前髪を分けた指が頬に添えられる。そこにあったのは、さっきとはまったく違う表情で、どうしようもなく胸が締め付けられた。涙が色々なものを滲ませて、きっと彼女からすれば見られたくない顔なのだろうけど。この距離で彼女が声を発するから、あのカカオの香りが鼻腔をくすぐった。彼女が目が閉じるのと同時、ゆっくりと距離を詰めた。ごめん、って彼女と同じカカオの匂いを振りまき、囁いてから、唇を合わせた。そっと触れ合って、それから強く押し当てた。表に出て来ることができない胸の疼きを、全部彼女に押し付けるみたいに)……は。(唇が離れる。彼女の両頬を両手それぞれで包んでいる。何か気の利いた台詞で間を埋めようと言葉を探して、結局何も出てこなくて)ごめん、センセ。(色んなことに対する『ごめん』ただ一言を発してから、もう一度だけそっと唇触れ合わせた)   (2017/11/30 04:51:55)

おしらせ滞在時間が360分を超えたため、椎名 泉♀27さんが自動退室しました。  (2017/11/30 04:58:12)

おしらせ椎名 泉♀27さんが入室しました♪  (2017/11/30 04:58:27)

椎名 泉♀27 (この距離感で感じる温度とカカオの香り。瞳を閉じると同時に、そのふたつがさらに近付き、唇が重なった。胸を埋め尽くすのは、生徒との関係を持ってしまった禁忌的なことではなくて、どこか満たされたような感覚。こんな感覚は今までに経験したことがあっただろうか。そう思えるくらいに意味をもった口付けだった。両頬や密着した肌などのすべてから与えられる体温と、少し泣き疲れたせいでぼんやりとする意識の中で、押し付けられる唇を受け入れて。頬を包む手に自分の両手も重ねると、色んなものが込められた「ごめん」の言葉に小さく頷き、薄く開いた唇から音を紡ぐ)…私こそ。ごめん、ね(互いに同じ言葉を口にしながら、触れ合った唇を啄んで。互いに含んだその言葉の意味は知らずに、今は二人の体温を共有しておこう──)   (2017/11/30 05:14:59)

椎名 泉♀27【お待たせしまくって、すいません。もうそろそろ睡魔の余裕がなくなってきたので、名残惜しいですが私はここまでにします。】   (2017/11/30 05:16:11)

桐谷 海♂3年【いえいえ、こんな時間までお相手本当にありがとうございます。ではこちらからも次を最後とします。もう少々お待ちくださいませ】   (2017/11/30 05:17:02)

桐谷 海♂3年【と、思ったのですが、このままで綺麗に終われそうに思えたので、このまま締めとさせていただいてもよろしいでしょうか。蛇足感がしてしまって…!】   (2017/11/30 05:19:49)

椎名 泉♀27【おぉ、了解ですー!今夜は追い出されるような時間までお付き合いいただき、本当にありがとうざいました。もう素敵すぎます。ときめきすぎて、こんな時間なのに胸が痛かったです(笑)ぜひぜひまた遊んでください。ではでは、お先に失礼しますね。お疲れ様でした。おやすみなさいませませ。】   (2017/11/30 05:24:05)

おしらせ椎名 泉♀27さんが退室しました。  (2017/11/30 05:24:24)

桐谷 海♂3年【こちらこそありがとうございましたー!とても楽しかったです!お疲れさまでした、おやすみなさいませ。ではお部屋ありがとうございました!】   (2017/11/30 05:25:14)

おしらせ桐谷 海♂3年さんが退室しました。  (2017/11/30 05:25:17)

おしらせ椎名 泉♀27さんが入室しました♪  (2018/1/13 13:50:07)

椎名 泉♀27【直前にログがあるのは心苦しいですが、今回もお部屋お借りします。】   (2018/1/13 13:51:29)

おしらせ桐谷 海♂3年さんが入室しました♪  (2018/1/13 13:52:23)

桐谷 海♂3年【前回の続きということで、どうか!どうぞよろしくお願いします】   (2018/1/13 13:53:30)

椎名 泉♀27【こちらこそよろしくお願いします。ではでは、書いたもの落としますね。】   (2018/1/13 13:55:31)

桐谷 海♂3年【はい。繋げていきますねー】   (2018/1/13 13:55:44)

椎名 泉♀27(遥か空の上に居座る強い寒気のせいで、今年一番の寒さを感じる冬の日。これでもかと暖房を効かせた音楽室に彼女はいた。授業のない土曜日とはいえ、数日間の正月休みでやる気を持っていかれたことが原因で、みるみるうちに仕事は溜まり。それを消費すべく、だるさをおして午前中からの休日出勤。しかしそのおかげで、昼下がりにはもうある程度終わっていた。やり遂げた成果が並ぶパソコンの画面を前に満足げなため息をつけば、無糖の珈琲が入ったマグをリップを塗った唇に運び。室温を高めに設定していても、案の定中身はぬるくなっていて。これだけ寒いと外はどれほどの極寒が待っているのだろうかと、ふと現実に目をやるとそこには空から白雪が舞い降り始めていた)   (2018/1/13 13:56:58)

桐谷 海♂3年(本来なら今日、自分は学園にいるべきではない身分である。同学年のほとんどの生徒は、今、それぞれに違う場所で同じ試験に向かっているのだろう。こんなときでもまだ、髪色は明るめの茶色で、ぱさぱさと傷んだまま。染める気配もない。どこにも居場所も無く、結局自分が一番自然に身を溶け込ませられるのは、ここしかなかった。窓の外は雪がちらついてる。冷えた廊下を、人目を避けるように早足で歩く。とはいっても目的地も特になかった。ただ、気付いたら、あのときと同じように、ここに立っていた。「音楽室」深く考えずにドアを開け放っていた。今度は、迂闊な台詞を交えず、むしろ気配を抑えるぐらいに。むあっとした過剰ともいえそうな暖気に目を細める。その先に、彼女がいて、冷気で固まっていた頬をぎこちなく緩めた)センセ。休日出勤すか。真面目なんすね。(後ろ手にドアを閉め、そのまま入り口付近で立ち尽くす。一応は反応を窺ってから、と)   (2018/1/13 14:07:02)

椎名 泉♀27(暖房が稼働する音だけが広がる空間で、目を奪われるほどに優雅に舞う白雪をぼんやりと眺めていれば、自分の城への来訪者を知らせる音が響き。無意識のうちにそちらへと顔を向けてみると、そこには一度会っただけなのに何故か忘れられない人)──本当に真面目だったら、休日出勤しないで良いように、毎日しっかり働くべきなんだろうけどね。せっかくなら、少し暖まっていく?紅茶と珈琲、それにお菓子なんかもありますよ(驚きと色々な感情が入り交じり、ぴくりと跳ねる心臓には気付かないふりをして、他の生徒たちと同じように。普段の日常と変わらないように。無理矢理落ち着かせた声は、少し上擦っていたかもしれない。きっとそれは閉ざした扉の先から、冷たい現実の空気が入ってきたせい。そう決め込んで、気持ちに比例するようにやけに多めに言葉が漏れ、思わず口をつぐんだ)   (2018/1/13 14:18:44)

桐谷 海♂3年それ、耳がいてェっす。(先生の一言目にはくしゃりとやや苦々しげに表情を歪めて見せる。センター試験の日にこうやっていることへの罪悪感が多少なりとも働いたか、無意識に茶髪を指先で摘んで引っ張っていた。お許しが出ると、すぐにそんな顔もへらりと眉尻を下げただらしないものに取って代わる)いいンすかァ。お仕事の邪魔じゃない?(一応そう聞くのは挨拶とも言うか。先生の声は、落ち着き払って、一生徒に対するものと変わらずに聞こえた。それに少し落胆しながら、ほっとしている自分がいる。こちらも普段通りを装う。冬の始まりに、この場所であった出来事は、鮮明に思い出せるけども)……あ。お菓子って、まァたにっがいチョコじゃないんすかね。(先生の元へと歩み寄り、傍らに立って、おどけて警戒を露にしてみた。もちろん本気で嫌がってなんかいないことは、声がおかしそうに弾み気味だから分かるだろうか)   (2018/1/13 14:27:19)

椎名 泉♀27もうほとんど終わってるから、お邪魔ではないかな。それに、今回はちゃんと甘いお菓子だから。こないだのこと、結構根に持ってたんだね(気遣いの言葉を受け入れ、ふざけた疑いの眼差しにも似たものを受けると、それを否定するように顔の前で左手を左右に振ってみせ。その四番目の指は相変わらずの光を放って。それを見るとあの日のことが脳裏に浮かぶ。彼にふざけて苦いチョコを食べさせて。それから、それから──。これ以上は良くないと、意識的にブレーキをかけ、記憶に蓋をした)……それじゃ、準備してくるから。適当に座って待っててくれるかな(その場から逃げるように、隣の準備室へと足早に向かい、部屋を隔てる扉を後手で閉めたところで深く息を吐いて。暖房の効いた音楽室とは違い、外と変わらない室温の部屋では、その息は白く染まり。暖房のせいでやけに熱くなった頬も、少しは熱が引いてくれるだろうか。そんなことを考えながら、普段はあまり使わない予備のカップに、紅茶と珈琲を注ぎ入れ。誰かのお土産で貰った、マドレーヌやフィナンシェの詰め合わせをと一緒に、再び暖かい世界へと舞い戻り。彼の座っているであろう場所の前の椅子に、腰を下ろして)   (2018/1/13 14:45:14)

桐谷 海♂3年だからァ、そんな怒ってないんだってば。(自分勝手な内面の絡まりのせいで、結果あんなことになった。まだその胸の疼きや痛みは真新しいものとして呼び出せる。そして、触れ合った、くちびる。視線が先生のそこに伸びかけて、慌てて逸らした。その先には、やっぱり変わらず”虫除け”をつけたままの薬指。それもまずくて、目線のやり場が無くなって俯きかけていたところで、先生が準備室へと消えて、ほうっとこっそり息を吐いた。適当なところ。並んだ机のひとつ、椅子をがたがたと引きずり、腰を落ち着かせた)あ、なんかわざわざスミマセン。俺も手伝ったらよかったかなァ。(殊勝なことを言ってる唇は、明らかに冗談めかしたもので、口角がややつり上がり気味。並んでるカップを順に見やってから)センセはどっち? 俺はどっちでもいいすよ。(そう言うなり、マドレーヌに手を伸ばした。遠慮なく、というよりは間を埋めるため。真正面で向き合うと、どうしても意識してしまうから)   (2018/1/13 14:57:55)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、椎名 泉♀27さんが自動退室しました。  (2018/1/13 15:05:35)

おしらせ椎名 泉♀27さんが入室しました♪  (2018/1/13 15:10:45)

椎名 泉♀27 それじゃ、飲み物とお菓子とお代として、後片付けはしっかり手伝ってもらおうかな。よろしくお願いしますよー(前回の採点の件といい、なんだかんだ言いながらも、最後は手伝ってくれる彼の真面目さを知っている。だから、同じように言葉の語尾をわざとらしく伸ばして、冗談めかして笑って見せた。そして、迷うことなく珈琲の入ったカップを手に取れば、口許へと運び。先程の冷めたものとはまるで違う、湯気が立ち上る水面に何度も息を吹き掛け。そのままこくりと喉をならすと、熱い液体が身体に染み渡って、なんともいえない幸福感に顔が綻ぶ)……そういえば、また生徒指導の先生が小言溢してたけど。また何かしたのかな?(ちょっとした話の話題にと、そのことを口にして。カップ越しに彼を見つめ、その目線は無意識にいまだに染められたままの髪へと向かい)【すみません、油断してました……!】   (2018/1/13 15:12:46)

桐谷 海♂3年……ぐっ。センセはずるいなァ。俺が断れないように言ってさァ。(もっともなんで断れないかなんてのは、こっちの勝手な事情であって、先生は分かりようがない。恨みがましい目で、じとっとその笑顔を見やる。もしそれを告げたら、どういう反応をされるだろう。先生の幸せそうな顔が、曇るのだろうか。拒絶感で歪むのだろうか。緩く首を振った後、紅茶の入ったカップを手元に引き寄せた。琥珀色の液体から立ち上る湯気を見下ろす。口をつけるには、まだまだ熱そうだ。かといって、ふうふうと念入りに冷ますのも格好つかないような気がしてはばかられた。苦いチョコがダメだったときのような。不意に飛んできた質問には、弱々しい苦笑いで唇を歪め、目線を先生へと向ける)いやァ……多分髪染めろってことじゃねェかなァ。受験見送るのはいいけど、他の生徒に悪影響だからって言われた、ような?(完全に他人事の調子で、記憶を辿りつつ話す。相手も教師なのに)   (2018/1/13 15:21:31)

桐谷 海♂3年【お気になさらずにー!】   (2018/1/13 15:21:44)

椎名 泉♀27 言われた本人が他人事って!んー、自分が後悔しないんなら、なんでもいいと思うけどな、なんて言うだめなせんせーです(重なった眼差しの先に、あまり見たことのない歪んだ表情が浮かべば、鈍く胸が痛むような感覚を覚え。そんな顔をしてほしくないと、思ってしまうのは何故なのか。自分でも分からない感情に戸惑いつつ、ここはいち教師として生徒を導く義務がある気がした。しかし、それは一瞬だけのこと。熱血教師なんて柄じゃないし、彼もそんなことを望んでいない。だから、再び熱い湯気を飛ばしながら、おどけた口調で笑みを溢して。その片手で食べるわけでもないのに、フィナンシェの袋に手を伸ばし、包装された袋の端を指先で弄ぶのは、自分らしくないことを言ってしまった恥ずかしさを隠すため)   (2018/1/13 15:36:17)

桐谷 海♂3年生活指導野郎が聞いたら、センセまで怒られそォな台詞すね。(おどけた先生の台詞に、素直に顔を綻ばせて笑った。マドレーヌを口に運ぶ。ひと口が大きすぎたか、口内から容赦なく水分を奪われて、むせそうになりつつも紅茶を口に運んだ。まだ熱すぎて、今度は眉間に皺を寄せた。舌がひりつく。もくもくと咀嚼して、無言の時間を数秒。こくりとようやく嚥下してから、はあ、と一息)まァ、誰のせいでもなく、俺が悪ィんすけどね。……1年の途中でこんななってから、ずーっと取り返せなくて、ここまで来ちまったなァ。も、あと1ヶ月ちょっとで卒業すけどね。(机に頬杖ついて、窓の外を眺めながら、独白じみた口調で呟いた。まだ白いものがちらついている。らしくなさすぎる感傷的な雰囲気を出してしまったのが気恥ずかしくて、先生に向き直ったときは「やけどしちったァ」と、べ、と舌を出して笑った)   (2018/1/13 15:47:11)

椎名 泉♀27 え、絶対言わないでよ。言ったら、わかってるよね?(言わないだろうとわかっていながらも、そこは一応念押しをしておこう。そして、目の前でころころと変わっていく表情に、温かな珈琲を飲んだ瞬間のような幸福感が胸いっぱいに広がり。自然と唇の端が持ち上がっていく。暖房のおかげだけじゃない、こんなあたたかな気分は久しぶりだった。だからこそ、彼の口から出た「卒業」という単語に、敏感に反応して。思わずカップを落としかけてしまうと、まだ熱い珈琲が手の甲に零れた)…っ、ごめん。かからなかった?(その熱さに眉を潜め、ポケットから出したハンカチで零れたものを拭き取り。平然を装いながら、咄嗟にじんじんと赤く痛む甲を隠し、心配するような視線を向けて)   (2018/1/13 16:03:21)

桐谷 海♂3年どォしよっかなァ。でも、ふたりだけの秘密って、なんかやらしくていいっすね――って、(先生の念押しに軽口で返そうとしてたところで、先生の手元からカップが落ちかけるのが見えると、何にも考えずに手を伸ばしていた。とはいえ、手が届くほどに近づいたわけではなく、それなのに珈琲は軽く手にかかってしまうという、中途半端なことになってしまった。「熱っ」と短く一言発した後で、すぐに何でも無かったとばかりに手を引っ込める。右手の甲にわずかにかかった飛沫が、じん、と熱と痛みをもたらしていた)大丈夫すよ。どしたんすか、ぼうっとしちゃって。火傷したでしょ、それ。すぐに冷やさなきゃ、後々面倒になんじゃねェの。(先生の心配げな視線から隠すよう、右手の甲は机の下に引っ込めた。左手で逆に先生の手を指差した)   (2018/1/13 16:14:43)

椎名 泉♀27 ごめん、やっぱりかかっちゃってたよね。私はたぶん大丈夫だから。……ちょっと見せて(ひりひりする手の甲の痛みが胸の痛みと同化して、彼の言葉に申し訳なさそうな表情が色濃くなり。椅子から腰を上げて彼の傍へと歩み寄ると、机の下に隠された右手をそっと手に取って。雪雲に覆われていつもよりも弱い光の差し込む室内で見ても、赤くなっているように見えた。それと同時に、触れている箇所から珈琲よりも熱いものが伝わってくるようで、慌ててぱっとその手を離し) 何か冷やすもの、探してくる(自分の行為の恥ずかしさに居たたまれなくなり、そのまま踵を返して、準備室へと逃げ帰ろうか)   (2018/1/13 16:35:38)

桐谷 海♂3年や、大丈夫だって。(隠した右手を取られると、柄にもなく胸が弾んだ。先生の手と顔を交互に見やる。自分のよりも、ずっと彼女のほうが重傷そうなのに。急に解放された手はそのまま宙ぶらりんで留まっていたが、再び準備室へと行こうとする背中を見て、がたっとやかましく立ち上がった。逃げようとする先生の手首を取る。半ば力任せに)もう。センセの方が思いっきりかかってただろ。子供じゃないんだから、ほら、見せて。(そのまま体勢を変え、自分のほうへと向き直らせる。傍からは、逃げようとする女性の手を掴んで自分へと引き向かせ、迫ってるように見えるのだろうか。口調が普段の間延びした倦怠感を漂わせたものでなくなってるのなんて、自覚がない。先生の手の甲をじっと見下ろし、静かにため息を吐いた。やっぱり自分のよりもずっと熱と赤みの範囲は広く見えたから)水道はどこですか。準備室にある? 俺も一緒に冷やすから。(有無を言わさない、やけにはきはきとした物言いで問いかける。自然と距離が近づいていた)   (2018/1/13 16:47:54)

椎名 泉♀27 いや、本当に私は大丈夫だって…(姉弟ほど年齢の離れた、しかも教え子に対して、年頃の女の子のような反応を見せてしまったのが恥ずかしく。逃げ帰ろうとしたその時に手首を捕まれ、思わず足は立ち止まる。そして、今真っ直ぐに顔を見てしまえば、何か戻れなくなるような気がして、あの冬の日のように俯いた。伸びかけの前髪のおかげで顔は見らずにすんだが、視覚が閉ざされた代わりに聴覚が捉える声に敏感で。いつもとまるで違う声に、否応なしにも胸が震え。ああ、やっぱり私はこの人が──。気付かない振りをしていた思いから、目を背けることはもうできない。それは物理的な距離だけじゃなく、心が彼に近付いていくようだった) 準備室に水道あるから。そこで冷やそう(このまま掴まれた手が離れなければいいのに、と思いながら紡ぐ音は少し震え。俯く顔を僅かに上げると、前髪の隙間から彼の顔が見えて、溢れそうになる言葉を堪えるように、唇をきつく結んだ)   (2018/1/13 17:08:09)

桐谷 海♂3年(彼女の「大丈夫」は当たり前に聞き流した。どう見ても大丈夫じゃないし、自分に気を遣ってのことなら、尚更逆効果だ。ちょっと非難の意を込めてねめつけるように目配せをした。俯き加減で前髪に隠れてしまって、その目がどんな感情を宿してるかは見て取れなかったけども)ん。わかった。(必要なことだけを述べる彼女に、自分もややもすれば素っ気無く聞こえそうな調子で頷いた。彼女の手を取ったまま、先立って準備室に向かう。暖かすぎるくらいの音楽室と違って、ひやりとした冷気に覆われた空間で水道を見止めると、ぐいぐいと手を引っ張っていく。蛇口を捻り水を出して、彼女の火傷した手をそこに当てた。そのままじっと寄り添う)このまましばらく冷やそう。逆に冷たすぎて痛くなったら交代で。(ほとんど意識もしないでずんずんと突っ走って行動していた。だから、そう言って傍らの彼女に視線を向けたとき、水道の前で体が密着してて、顔もずっと近くにあるのに、内心うろたえた。もちろん表情には出さない。いつものへらっとした軽薄さのない、無表情にも近い顔)   (2018/1/13 17:20:07)

椎名 泉♀27 (まさかこの部屋に二人で来ることになるとは思っておらず、つい数十分前に逃げ込んできた場所とは、まるで違う場所に思えた。必要以上に熱を溜め込んだ身体には、刺すような冷気さえも心地良く。色々なことが起こりすぎて、僅かにぼんやりとする意識の中で、彼に促されるままに、氷ほど冷たい水を火傷した手の甲へと当てていく。あれほどじんじんと痛んでいた箇所も、少しずつ感覚がなくなっていき。それを越えると、逆に痛み出してきた。これが交代の合図) あ、もう交代しようか。……っ、どうぞ(流水から手を引いて、ふと隣を向いた時に互いの距離感を初めて認識した。この部屋にいても暖かかったのは、暖房の熱が身体に残っていたからではなく、隣に寄り添ってくれていたから。そのことに気付くと、胸が火傷したみたいにじんじんして。彼の右手を水道へと導く手は、微かに震えていた)   (2018/1/13 17:36:57)

椎名 泉♀27【はい、お時間的にここで一旦セーブということで。いつも本当にありがとうございます!またここから再開できるのを、楽しみにしてますね。どうぞお付き合いのほどを、よろしくお願いします。】   (2018/1/13 17:39:54)

桐谷 海♂3年【承知しましたー。ではまたここからで。ここまでお相手ありがとうございました!そしてまたよろしくお願いします。というわけで、ではここで失礼しますねー。お部屋ありがとうございました】   (2018/1/13 17:41:19)

おしらせ桐谷 海♂3年さんが退室しました。  (2018/1/13 17:41:59)

椎名 泉♀27【いつもお部屋を使わせてくださり、ありがとうございます。こちらも同じく。】   (2018/1/13 17:43:09)

おしらせ椎名 泉♀27さんが退室しました。  (2018/1/13 17:43:14)

おしらせ桜庭めぐ♀17さんが入室しました♪  (2018/1/17 21:51:56)

桜庭めぐ♀17【こんばんは、特に接点もなかったクラスメイトが両親の再婚によって血の繋がらない兄妹になってしまった…というtheラノベなストーリーを描けたら…と思います。後入り勿論歓迎ですので、待機ロルを書いてお待ちしております。】   (2018/1/17 21:52:12)

桜庭めぐ♀17ただいまー…服の中までびしょびしょになっちゃった…あれ?お母さんは…(いつもの放課後、突然の夕立に傘も差さずに帰宅すると、家には誰もいなかった。リビングに向かって無意識にテーブルに顔を向けると、そこには白いメモ帳のきれはしに『今日はパパのお仕事に付いていくから、明日までよろしくね♪』と可愛らしい字でメッセージが。)…じゃあ、今日はあの人と2人…えぇ。(思わず閉口する。あの人、というのは最近兄になったクラスメイトのこと。何を言っているか自分にもよくわからないが本当のこと。自分の母親の再婚相手が、クラスメイトの父親だったのだ。)   (2018/1/17 21:53:30)

桜庭めぐ♀17 (クラスでは殆ど話したことの無い男子と兄妹になる。なんて、漫画やアニメの世界のようで羨ましいと友達から言われたが、実際は複雑だ。今まで一人っ子だったのに急に兄妹が出来た、なんて言われても困惑するばかりで、正直今も実感がわかない。)…とりあえず、このままじゃあれだしシャワー浴びないと…家には今誰もいない、よね…?(着替えを部屋から取ってくると、脱衣場に入り雨で肌にぴったりとはりつく制服を脱いで洗濯かごへ。下着姿の自分が映る脱衣場の鏡をふと見ると、少し恥ずかしげな表情でつぶやく。)…ブラ、そろそろ新しくしないと…ちょっと、きついかも…(と、鍵のかかっていない脱衣場で苦笑した。)   (2018/1/17 21:53:42)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、桜庭めぐ♀17さんが自動退室しました。  (2018/1/17 22:14:51)

おしらせ紺堂 佑♂2年さんが入室しました♪  (2018/1/22 22:15:24)

紺堂 佑♂2年【今晩は、絶賛リハビリ期間中なので部屋使用させて頂きます。例によってロルは今から書き出すので一寸投下までに時間掛かると思われマス】   (2018/1/22 22:17:40)

紺堂 佑♂2年(繁華街の駅裏に位置する珈琲ショップ。時計の短針は7を指している頃合だが落ち着いたブラウンベースの店内は、何時に無く客足が落ち着いて居た。というか、閑古鳥が鳴いている。それもこれも、全ては天気の所為。雪が降れば交通機関は麻痺してしまう街故、帰宅困難にならぬよう家へと急ぐ人が殆ど。こんな夜にゆったりとお茶を愉しんで帰ろう、という人の方が珍しいだろう。)――…あー、暇。俺も、もう帰ってイイっすかね。(ホール係の一人として雇われているアルバイトの男は、テーブルを拭きつつ、カウンターの向こう側にいるバリスタの男性へ。冗談めかしながら問うてみたが、数秒の後『良いけど。店長にはしっかり報告するし、時給も引かれる可能性はあるから其れでも良ければどうぞ?』と、爽やかな笑顔ですげなく返され肩を竦めた。ぐ、と言葉に詰まっていれば『そもそも君の家歩いて帰れる距離なんだし、電車の時間や交通情報気にして早く帰らなきゃ、とか言える立場でもないよね。テーブル、埃一つも残さない位綺麗にして一生懸命働こうか』と畳み掛けられれば、反論の余地は無い)   (2018/1/22 22:37:34)

紺堂 佑♂2年(店の奥側、調理スペースの方から、二人のやり取りを聞いていたらしいスタッフが、堪え切れずに噴き出す気配がした。ハーイ、と一言だけ返し。ダークグレーのシャツ、その袖を捲り直すフリをしながらすごすごと撤退。窓際の席へと移動して、念入りにテーブルを磨く事にした。バリスタの彼は中性的で柔和な顔をしている割に、仕事には真面目で基本的にサボる事を許さない厳格な所がある。雇われて2週間程経過するが、営業用以外の笑顔を見た事がない(と思う))あーあ……せめて超美人なオネーサンか、可愛いバイト仲間が居ればなァ。(窓の外で降りしきる雪を眺めながらぼやく。映画研究会を立ち上げ、ゆくゆくは映像作品を撮るにあたって、機材を揃えねばならない。それが部費で賄えるほど甘くはないと分かっているので、資金調達の為始めたバイトだったが、働き始めて一番に思った事は『聞いてねーよ』だった。オーナーも、店長も、調理スタッフもホールスタッフも男、男、男。通い易さと時給の良さ、賄いが出る。この3点に飛びついて、事前にスタッフ情報へ目を通して居なかった自分の脇の甘さが悪いのだが)   (2018/1/22 22:43:25)

おしらせ神咲 鞠花♀2年さんが入室しました♪  (2018/1/22 22:56:11)

神咲 鞠花♀2年【こんばんはー。…後入り、しても大丈夫でしたか?】   (2018/1/22 22:57:24)

紺堂 佑♂2年【今晩はー、勿論です。0時台には撤退する予定の奴ですが、御嫌でなければどうぞどうぞ。】   (2018/1/22 22:58:36)

神咲 鞠花♀2年【こちらもあまり夜更かし出来ないので大丈夫ですー!では、お言葉に甘えさせていただきまして…!書き途中のものがあればお待ちしますがー…】   (2018/1/22 22:59:51)

紺堂 佑♂2年【了解です!あ、大したモノは打ってなかったんで、大丈夫であります!お気遣い有難う御座いますー。】   (2018/1/22 23:01:28)

神咲 鞠花♀2年【ではでは、下のロルに続きます!ものすごく亀で申し訳ないのですが、よろしくお願いしまーす】   (2018/1/22 23:02:23)

紺堂 佑♂2年【いえいえ、亀度なら俺の方が大分アレだと思うので、御気になさらず…!此方こそ宜しくお願いします】   (2018/1/22 23:03:22)

神咲 鞠花♀2年(寒い、冷たい、痛い。降り積もった水っぽい雪を踏みしめる度に濡れた靴の中が気持ち悪く、指先が千切れそうに痛い。家路を急ぐ暗い色の中、一際目立つ薄桃色の傘も雪に覆い隠され白く重たくて。一方向に、まるで隊列のように進むスーツの群れの中、真っ赤なショート丈のダッフルコートは道を逸れ、一件の喫茶店の前へと辿り着いた。)……あのー、やってますかー…?(近道、とばかりに大通りから裏路地に逸れたのが敗因だった。ぐずぐずに濡れた靴、短くした制服のスカートから覗く寒さに赤らんだ腿、そして寒さに感覚を失くした指先。己の肌に感じる全ての冷たさが肌を刺すように痛くて。ほんの少しの暖を求めて開いた扉の向こうをそっと覗き込み声を掛ける。天候のせいもあり早々に店仕舞いをする近隣の店の事を考えれば、電気はついていれど開店中の保証はない。そんな事を考えながらも店員の返事を待つよりも先に店内へ足を踏み入れたのは鼻腔を擽る珈琲の香りに誘われたからかも、しれない。)   (2018/1/22 23:12:49)

紺堂 佑♂2年(例えばこんな暇な時間帯があっても、混雑時の慌しい時でも、可愛い女子が一緒なら充実度は天と地ほど違っただろう。テーブル拭きつつ黒いスラックスとギャルソンエプロンを纏った脚の先は、店内のBGMであるに合わせて時折リズムを刻んでいる。ジャズ調のこの曲は、あの映画の挿入歌をアレンジしたものだな、とか考えつつ、可愛い女子とキャッキャウフフする妄想をして、テーブル拭きの時間を愉しもうと試み始めた頃だった。入店を知らせるベルの音と、女の子の声が耳に届けば、布巾を手早く片付けて長めの前髪を撫で付けるように整える。この時間、約2秒。レジの前へと素早く移動し、お客様である彼女を一礼して出迎えた)勿論やってますよォ。いらっしゃいませ。あー、外無茶苦茶寒かったでし…デスヨネ?(でしょ、と言いかけて。背後でバリスタの目が光った気がした為、慌てて敬語に言い直す。鮮やかな色のコートから覗く制服は、見覚えのあるもの。何となく校内で見かけた事のある子だった気もして、緊張感無く話を続けつつ。いかにも寒そうに赤くなっている、細い脚を見遣って眉尻を下げた。それから、口角をゆるりと上げた笑顔に変えて、どうぞと掌向け入店を促す)   (2018/1/22 23:31:45)

紺堂 佑♂2年(その掌は彼女の携えている桃色のソレを、入店して右手側に置いてある陶器製の傘立てに挿させて貰うべく伸ばされた。勿論、預けるかどうかは彼女次第。 人との距離に遠慮が無い性質なので、傘の次は冷たそうな指先を目指して思わず握り掛けるが。そうするより前に彼女の体温と体調を気遣ったバリスタがやって来ては、店の奥へこういう時用に用意されていたらしい、ふわふわの真白いバスタオルを持って来て『宜しければどうぞ、お客様』と爽やかな笑顔付きで差し出した)   (2018/1/22 23:33:57)

神咲 鞠花♀2年とーっても寒かった…デス。──わ、ありがとうございます。(笑みと共に掛けられた言葉尻を真似たなら、彼と同じように口角を持ち上げる。未だ寒さに固まった肌は動きにくく、些か不自然な笑みだったかもしれないけれど。払いきれなかった雪を纏った傘を出迎えてくれた同年齢の店員へ手渡し、代わりに爽やか笑顔の店員から柔らかなバスタオルを受け取る。吹き付ける雪のせいで水分を含んだ髪にタオルを当てたなら赤くなった脚を動かし、促されるままに店内へ歩みを進めながら右へ左へと視線を漂わせる。席が選び放題の空いた店内、数秒の思案の後に選んだのは落ちる雪を見れる窓際のテーブル席。コートは着込んだまま、バッグを向かい合う席に置けばゆったりと腰をかけて)……えーっと、暖かいもの…出来れば甘いと嬉しいんですけど、オススメとか…ありますか?   (2018/1/22 23:52:08)

神咲 鞠花♀2年(静かな店内を見回し、己を出迎えてくれた同じ年頃の店員に声を掛ける。メニューを見る事なく注文を口にしたのは一刻も早く暖を取りたかったからか、はたまた彼の笑顔に親しみをもったからか。暖かな店内の空気に縮こまった皮膚が緩む感覚を覚えた。柔らかなタオルで肌から水気を吸い取る度にヒリヒリと傷んでいた皮膚はまるでふやけていくように、少しずつ熱を取り戻していく。)   (2018/1/22 23:52:34)

紺堂 佑♂2年(己の語尾真似する茶目っ気ある彼女に、くつくつと喉鳴らして愉しそうに笑った。バリスタには聞こえない程度のボリュームで。寒さでしんどいだろうに、笑顔を返してくれる健気さにも心の中で感謝しつつ。傘を手渡してくれた彼女の手には、直ぐにタオルが抱えられるのを目に映すと、先輩である彼に対し流石と思うのと同時、自分が先に気を回して手渡せば良かった…!という、出し抜かれた悔しさのようなものが同時に沸いて来て、少々複雑な心持になる。席は基本的に混雑時以外はお客様の好みにお任せ、と云われているのでエスコートするのではなく恭しい執事のごとく見守って、声を掛けられたなら直ぐに駆け寄れる距離で待機。想定通りにお呼びが掛かれば、オーダーシートとボールペンを取り出して傍らへ)温かくて甘いモノ、ですかァ。なら矢張り、ホット・チョコレートが一押しですね。ホワイトチョコベースの最高甘いヤツと、ちょっとだけほろ苦さも感じられるビターチョコベースの2種類あるんですけど、お客様的にはドッチが良いです?   (2018/1/23 00:13:26)

紺堂 佑♂2年(店の規定に則って。跪き目線を合わせながらメニュー表開き、今月のお勧め欄にもでかでかと載っている、マシュマロが乗せられたそれを指差しながら、メニューの提案を)タオルが存分に役立って居る事も横目で確認し、内心安堵しながら。2種類のうちどちらにするかは、彼女にお任せしようと。珈琲ショップではあるものの、パスタやオムライス、パンケーキ等も美味いですよと抜け目無く売り込むのも忘れない)   (2018/1/23 00:14:03)

神咲 鞠花♀2年(腿を包むようにタオルを膝に置き、開かれたメニューに視線を落とす。白と黒、2色のホットチョコレートを交互に数度みやり、うーん、と声を上げ暫し思考を巡らせる。普段ならば迷わずホワイトチョコを選ぶのだが、濃い茶に浮かんだマシュマロの見た目に惹かれる乙女心。どちらにしようかな、なんて心の中で交互に指差したなら、跪き構えている彼へと視線を向けて)んー…と、最高に甘いホワイトチョコの方にします。(短く、必要最低限の語句を以てオーダーを伝えれば、彼へ向け「お願いします」という言葉と共に改めて笑みを向ける。そうして注文したならば、ポケットからスマートフォンを取り出し友人へ短いメッセージを送る。「イケメンだらけのカフェ、発見★今度一緒に行こ?パンケーキ、美味しいらしいよっ」──数分後、鼻腔を擽る甘い香りに胸が踊り、自然と足先が楽しげに揺れる。ホットチョコレートが目の前に届けられたなら、店内の雰囲気を楽しみながら大切に一口ずつ味わって飲もう。そうして身体を暖めたなら再び寒空の下へ。とろりと甘いチョコレートで温まったお腹がきっと降り積る雪を掻き分け家まで帰る力をくれるはず。)   (2018/1/23 00:31:17)

神咲 鞠花♀2年【こちらは一応これで〆ですー!時間オーバーしちゃってごめんなさい】   (2018/1/23 00:31:53)

紺堂 佑♂2年【了解でーす。いえいえ、0時台なんで余裕で範囲内であります。此方こそ遅くさせて申し訳無く…〆レスするんで、もう少々お待ち下さいませ(礼)】   (2018/1/23 00:33:16)

神咲 鞠花♀2年【それならよかった♡いえいえ、こちらこそほんと申し訳なく…!待ってます、ごゆっくりどうぞー♡】   (2018/1/23 00:34:52)

紺堂 佑♂2年(普段ならば目の前に可愛らしい女の子が居れば、人肌で直に暖めてあげようか、位のセクハラ発言をかますタイプの男だったが、バイト先で人目がある場合は大人しくせざるを得ない。悩む女の子も良いモンだな、と職務を一瞬忘れ、メニューを見詰る彼女を眺めていた。視線が此方を捉えると、直ぐに営業モードに戻ってボールペンを構える) 畏まりました。最高に甘くてとびきり美味いの作るよう、催促しておきますねェ。(笑顔でオーダーを告げる彼女へ跪いたまま、姫に仕える騎士を演じるように恭しく会釈して笑み返した。それから立ち上がって、オーダーを伝えに裏手へ。店内には直ぐに生クリームとミルク、ホワイトチョコレートが混ぜ溶かされる甘い香りが漂い始める。砂糖代わりの蜂蜜と、バニラビーンズやバターが加えられる頃には、甘さも香ばしさも更に増して。とろみのある濃厚な液体がカップに注がれ、その上にはマシュマロを溢れんばかりに。シルバーのトレイには、カップと別に桃色の小皿がもう一つ。淡いピンク色のマカロンに、生クリームと苺を添えて届けられる。こんな日に来訪してくれた、彼女への感謝を込めてスタッフ一同から)   (2018/1/23 00:58:19)

紺堂 佑♂2年(席へお届けする際には勿論バイトが。周囲には他の客は居ないけれども、秘密のサービス故に『他の子には内緒にしといてネ』と、片目瞑って密やかに告げられる。スマホにて宣伝までしてくれて居る事までは、流石に知らなかったものの。暇を持て余していた従業員にとって、紛れもなく女神のような存在だった―――)   (2018/1/23 00:58:40)

紺堂 佑♂2年【お言葉に甘え捲って、本当にゆっくりし過ぎた感が…!いや、本当に遅くさせてスミマセン。そして後入りとお付き合い有難う御座いました…!】   (2018/1/23 00:59:29)

神咲 鞠花♀2年【遅いのはこちらもですし!お互い様ということで…!こちらこそ、ありがとうございましたー♡とっても楽しかったです!また機会があればぜひ遊んでくださーい!ではでは、おやすみなさい♡いい夢を…】   (2018/1/23 01:01:44)

おしらせ神咲 鞠花♀2年さんが退室しました。  (2018/1/23 01:01:52)

紺堂 佑♂2年【そう言って頂けると尚有り難いデス…!(拝む)ハイ、機会があれば又お願いします~。其方も暖かくしてごゆるりとお休み下さいませ、ではお邪魔しました(礼)】   (2018/1/23 01:03:37)

おしらせ紺堂 佑♂2年さんが退室しました。  (2018/1/23 01:03:40)

おしらせ一ノ宮 澪♂3年さんが入室しました♪  (2018/1/23 01:22:57)

一ノ宮 澪♂3年【大雪にぶち上がったテンションのまま、リハビリがてらソロルでお邪魔します。】   (2018/1/23 01:24:06)

一ノ宮 澪♂3年(吹き荒ぶ吹雪の中。視界は悪く、数歩先は不明瞭。枯れ葉一枚すらも残すことを許されず北風に捥がれた巨樹の物陰に、その男はいた。雪の中を駆け抜けるには、余りに不十分な外套の襟ぐりを口許に寄せ、興奮と闘気で昂ぶる動悸を抑え乍らに。決して見付からないよう、息を殺す。そう、──此処は戦場だ。遠くで何者かの影が動いたと視認出来れば、片手に握り締めていた即席手榴弾へ、一拍。落とした視線のままに、放り投げた。直後、耳に届く叫声には聞き覚えが、ある。無意識にも堪え切れず震える悴んだ両の掌を開いていけば、嗚呼、なんて事だ。痛々しい迄に血液の充溢を見せた己の手は、真っ赤に染まっていた。仕方ないじゃないか。こうでもしなくては、此処では生き延びていけない。不意に、反撃とばかりの向こう側から投弾された大玉の破片が、寒さで赤くなった鼻先をチリと掠め、飛び散ると同時。己より数歩離れた場所から聞こえた絶叫に雪路を急げば、其処には一人の仲間が、倒れていた。積雪に足を取られ乍らも傍へ駆け寄り、乾いた音を立てて頰を叩く。) なんて、惨い事を…ッ!それでも同じ人間か…!?   (2018/1/23 01:46:40)

一ノ宮 澪♂3年(激情のままに声を荒げて、我に返った。同じ事、してきたじゃないか。今までずっと、つい数刻前にすらも。血で血を洗う争いは、悲劇しか生まないと云うのに。奥歯が軋む程、ひび割れた唇を噛み締め、今にも息絶えそうな仲間の肩を激しく揺さ振る。) …ッ駄目だ…!此処で寝たら死どぅふッ! (容赦なく追撃する雪玉を顔面へまともに食らい、痩せた長躯は間抜けな悲鳴と共に、背後へ吹っ飛ばされた。未踏の柔らかな雪の絨毯に埋もれて、先程まで震え、痛みすらも訴えていた手足の感覚は、今は皆無に等しく。残された体力と体温を少しずつ、けれど確実に奪っていくけども。見上げる寒空から舞い降りるは、純白の──天使だろうか。もう、終わりにしよう。俺は全霊を傾けて役目を全うした。倒れ込んで微動だにしない男を心配した同級生が近付いて来る足音に、) てッめえ…ッ!男前(自称)になんて事しやがる…! (背中に雪の半纏を羽織ったまま、勢い良く起き上がれば。終わらせる訳ねぇだろうが!成長過程であれど武骨な手指が強く強く、固い雪玉拵えて。やられたらやり返すと相場が決まっている。咆哮上げて全力で振り被った先──)   (2018/1/23 02:07:34)

一ノ宮 澪♂3年(部活動の生徒たちが帰っても尚、校庭で雪合戦を止めない男子生徒たちへ帰宅を促す為、学舎から出て来た担任の顔面に、お見事。直撃したので、ちょっと今から反省文書いてくる。)   (2018/1/23 02:11:28)

一ノ宮 澪♂3年【よッしゃあ!雪だるま作りに行くしか!って思ってカーテン開けたら雪止んでて悲しいAM2:00過ぎ。お部屋お返しします、ありがとう御座いました。】   (2018/1/23 02:13:15)

おしらせ一ノ宮 澪♂3年さんが退室しました。  (2018/1/23 02:13:20)

おしらせ三倉 菜月♀2年さんが入室しました♪  (2018/1/28 20:48:57)

三倉 菜月♀2年【リハビリも兼ねて、ソロルにてお部屋お借りします!】   (2018/1/28 20:49:50)

三倉 菜月♀2年(時計の針がいちばん上で重なりそうになる夜のこと。大好きなふかふかのお布団を撥ね飛ばし、ベッドの上にきちんと正座する少女は食い入るようにスマホの画面を見つめていた。どうしてこんな状況になっているのか──遡ること数時間。とある成り行きで連絡先を交換した相手へ、考えに考え抜いた初めてのおもしろメッセージを送ったものの、その返信はなかなか来ず。さらには文面の横に記載される二文字もつかない。もしかしてふざけすぎた文章がすべってしまったから返信が来ないのか、と頭を抱え込んでしまうのは必然。それからしばらくスマホを見ないように、メッセージを送ったことは忘れることにして。少女はもう考えることを放棄。そして、意識さえも手放した。そんなスリープ状態になってから、しばし時が経過した頃。その停止した脳内に介入してくる軽快な音に無意識にそのものを手にすれば、ぼんやりとする視界の先で指先を滑らせ、画面を確認。そして、冒頭へと戻るのであった)   (2018/1/28 20:51:41)

三倉 菜月♀2年 ちょ!え、待って待って待って!(寝起きの気だるさは一気になくなり、嬉しさと興奮で手が震え。それと同時に恐ろしいくらいの「どうしよう」が頭を埋め尽くす。あんなにそわそわしながら待っていたのに、実際に返信が来ると狼狽える姿は滑稽に見えるかもしれない。しかし、それが乙女というものだろう。ひとまず暴れる心臓を落ち着かせるために、スマホを置いて出来るだけ深い呼吸を数回繰り返し。それから再び画面に向き直ると、送ると約束していた画像のことを思い出した。まずはそれを送らねば、と最初の文面とは正反対の当たり障りのないメッセージを入力。だが、ここで試練ひとつめ。相手からきちんと反応が返ってくることを知ってしまったせいで、なかなか送信のボタンが押せない。ぽんっと親指で紙飛行機マークに、軽く触れるだけの簡単な行為が出来ないのだ)   (2018/1/28 20:54:39)

三倉 菜月♀2年 (画面に親指を近付けては離し、近付けては離し。なかなか決心がつかずに、その終わりの見えない繰り返しを何度続けただろうか。きっと相手もそんなに暇ではないはず。なにしろ、こんな時間まで既読さえ付かなかったのだから)……よっ、し!覚悟決めなきゃ!もうどうにでもなれー!(ついに意を決して、瞳をきつく閉じたまま親指をマークに向けて勢い良く落下させた。画面の固さをしっかりと感じると薄く瞼を開け、その隙間から見る緑色の隣には今の時刻が記載されていて。メッセージを受け取った時刻から逆算すると、ひとつの返信を返すまでに早数十分。さすがに時間も時間なだけに、折り返しが来るよりも先に翌日の朝学校で会う方が早い気がした。そう思えば、今までの緊張が嘘のように一気に肩の力が抜け、そのままベッドへと背中を預けよう。しかし、それでもやっぱり気になるようで、ひとまずトーク画面を確認。ここで試練ふたつめ。すぐに既読の二文字が付いてしまった)   (2018/1/28 20:57:19)

三倉 菜月♀2年──んんんん!?(完全に油断していたこともあり、頭の中のどうしようの種はみるみるうちに大きく育ち。それよりも嬉しさのほうが勝れば、ゆるキャラの抱き枕をきつく抱き締め、顔を埋めながらごろごろと左右に回転して。なんとか沸き上がる気持ちを沈めよう。これからまた返信を考えて、悶えて、考えて。少女の夜はまだまだ長くなりそうだ──)【とある方へ向けて。お部屋ありがとうございました。】   (2018/1/28 20:58:13)

おしらせ三倉 菜月♀2年さんが退室しました。  (2018/1/28 20:58:19)

おしらせ白石 未来♀2年さんが入室しました♪  (2018/2/11 00:38:02)

白石 未来♀2年此処は通称とある学園、正式名称なんて誰も知らない。生徒数も入退学激しく誰も把握をしていない。運営は国なのか、はたまた自治体か、もしくは民間か…日に日に増設されゆく学舎に、私の心は踊る毎日であった。(目をつむり不敵な笑みを浮かべ、廊下を歩くのは校内探索好きの一人の少女。今日も何かを追い求め廊下のド真ん中を頂くのだ!ちなみにぼっちは禁句である。トモダチ ホシイ)…暗いなぁ……(本日は電気すら通す事を忘れられてしまった旧校舎、木造の天井から差し込む陽の光だけが頼りであった。歩く度に音を生しては返すように、側頭部で結んだサイドテールが揺れる、恐る恐る周囲を警戒しながら先へと進むのだ)………ああああ!(適当に付けた主人公の名前ではない 突き当たりの床に転がるのは宝であった。抜けた天井から射し込む光が作り出す溜まりの中の宝物。好奇心を解き放ち駆け寄った。そう……その宝は、電気で動くこけしのようなもの(Aボタンで振動、Bボタンで強弱の切り替え)これでエクス"カリ"バーにも負けないだろう。しらいしはさいきょうのほこをてにいれた。天に掲げたその表情は一点の曇り無き清々しく爽かな冬空と同じである)   (2018/2/11 00:38:42)

白石 未来♀2年『何してんだおまえ』(その時だった、忽然と消えた電マに……!? 背後からひょいっと奪い取ったのは、同じクラスのこーこーにねんせーぽーかーふぇいす男子。電マを高く上げられ、私は、ぴょんぴょん跳ねるしか出来なかった)かえしてーかえしてー!これ、わーたーしーのー!(じゃんぷじゃんぷ。共にサイドテールも跳ねながら。男子の目線は宝物であった。すると、即座に察したのか次に視線を向けられたのは私の側頭部である。その不思議な視線の移ろいに一度ぴたりと止まって、しらいしは首を傾げた。でもすぐに…)これはゆーしゃの宝なのだ。選ばれしものなのだ。『誰が勇者?』(すぐに返って来た言葉に自身は自信をもって胸をはり応えよう)………しらららららrrrr(彼の者はAボタンを押し私の頭に押し付けて離した)えっへん!わかった?だからこれはわたしのものなのだ! 『え、ごめん聞いてなかった誰の?』しらららららry(微振動で頭は揺れる)(以降この作業を繰り返す、たのしいたのしいひるやすみであった)   (2018/2/11 00:39:01)

白石 未来♀2年【思い付いた時が書きたい時ーと言う訳でソロルにてすいません。お部屋ありがとうございました!】   (2018/2/11 00:39:42)

おしらせ白石 未来♀2年さんが退室しました。  (2018/2/11 00:39:48)

おしらせ秋山 真吾♂1年さんが入室しました♪  (2018/2/14 15:45:20)

秋山 真吾♂1年【お部屋お借りします。チョットだけソロルで練習させていただきますが…自己満足です。すみません】   (2018/2/14 15:46:29)

秋山 真吾♂1年「あのっ…秋山君…だよね?」ん?そうだけど…たしか…隣のクラスの…(教室に入ろうとした矢先、廊下で数人の女子生徒に呼び止められ)…なぁに〜?…どうしたの?(まさかの…とうとう俺にも?森永っすか?明治っすか?それとも手作り?!…Welcome springからのSummer!!…などと勝手に脳内はフェス会場)…「あの…その…」…ん?(イイですよ、イイですよ~勇気を出して初めての告白~?何回CMまたぎされても待っちゃうからね〜)…「えっと…」「早く言っちゃいなよっ」(隣のコも煽らないのっ…まぁ…これもセットで…アオハルかよ…ってヤツっすか〜?…などと浮かれては、緊張と興奮と妄想の積み木が高く高く積み上げられていき…)   (2018/2/14 15:47:06)

秋山 真吾♂1年「〇〇クン…いたら呼んできてくださいっ!!」…ん?!…〇〇?!…(高く積み上げられた妄想の積み木は音も立てずに崩れ、こちらにまで伝染した彼女からの緊張感もどこかへと去っていき)…だよねー、うん、そーだよねー、チョット待っててねー(国語の授業でもやったコトのない棒読みで返して教室に入ると、自席にいる彼を見つけ)…〇〇クーンっ、女子からのご指名ー(廊下にまで聞こえるような大声で呼ばれた彼は、周りの注目を浴び、冷やかされながら廊下へと消え)…リア充増えたべ?リア充のジュウって獣の方っしょ〜?やっぱり…夜のリア獣?…ケダモノになったりしてね〜(自分の勘違いを塗りつぶすかのようにからかうと)……はぁ…(散々待った時間を返せとも言いたそうに、大きな溜め息をついて席につく)   (2018/2/14 15:47:47)

秋山 真吾♂1年(放課後、リア充を眺めながらまっすぐ帰る気にはならず)…チョット…寄ってみるかな…(普段は寄らないバッティングセンターに足を止め)…うん、リア充殴りまくるよりはイイか〜(どこかのサイトで見たようなG〇AのPK動画を浮かべつつ店内へと入る)…んなの余裕っしょ?(適当に入ったゲージ、お金を入れて打席に立ち)…カキーンとイッちゃうよ〜カキー…ん?球…速くないっ?!(何度もバットは空を切り、爽快感どころか疲労感だけが残り)…なんか…違う…(結局1球も打てずに「140km/h」と表示されたゲージから出ると)…なにこれ…想像したのと違うし〜(せっかくのバッセンデビュー、無惨な結果に終わるのだけは納得がいかず、店内をウロウロすると、ふと何かが視界に入り)…やっぱり…形から入らないとね〜   (2018/2/14 15:48:21)

秋山 真吾♂1年(「無料レンタル」と書かれ、ハンガーに吊るされたレプリカユニフォームを1枚1枚確認しながら)…九州のトリプルスリーもイイけど…ホームランって言ったらこれかな?(黄緑地に濃紺な文字が書かれたベースボールシャツに袖を通すと)…なんか打てそうな気がしてきた〜♪んじゃ更に気分をアゲて…(スマホを出して、どこからか拾った応援歌を流しながら、今度は「90km/h」と書かれたゲージに入り)…球がゆっくりに見える…さすがこのユニフォーム…(くだらないコトをつぶやきながら、何度かバットを振っていくと、金属音と共に白球は高く飛んでいき)…これなら…60本打てんじゃね?(大きな勘違いをしたまま背番号4のユニフォームを着た客は閉店までバットを振り続けた…その後マメに悩まされるとは知らずに…)…ボビー見てたらスカウトされんじゃね?【〆】   (2018/2/14 15:49:03)

秋山 真吾♂1年【バレンタインなんで勘違いからのバレンティン…そしてバレンタイン監督… 文量も半端な上、内容もくだらな過ぎてスミマセン。お部屋ありがとうございました〜】   (2018/2/14 15:51:00)

おしらせ秋山 真吾♂1年さんが退室しました。  (2018/2/14 15:51:10)

おしらせ高山 幸助♂25さんが入室しました♪  (2018/2/14 20:43:02)

高山 幸助♂25【こんばんは。ソロルで少々お邪魔いたします】   (2018/2/14 20:43:23)

高山 幸助♂25(今宵はバレンタインデー。高校時代にとある事があってからは離れた土地へと引っ越したのだが、その時に一緒に来てくれた女性が1人。その人と夫婦になって何度目かのバレンタインデー。「乾杯」のリズムでグラスを鳴らすとグラスに入ったシャンパンを飲み干す。毎年のことであるが、このシャンパンは特別な気がする。それは高いだからとかそういうことではなく、気分的な問題だろう) ──いきなり昔の話をしてどうした?珍しい。(話の話題はいつも快活とも言える彼女から提供される。それに此方がいつも答えるというもの。その流れは今日も変わらない。彼女はいきなり高校時代の話をしてきた。自分のとっては後ろめたい記憶。それは3年生の最後の大会の直前に大怪我をしてしまい、選手生命を維持する事が出来なくなってしまったこと。その後、荒れていた時にずっと支えてくれたのが彼女であるということ。) あの時…格好いいプレーをしたらヒーローだ。なんて言ってた時もあったな。(当時は自分も彼女のような性格だっただろうか。元々波長は合っていたのだ。何はともあれ、昔話が続く。すると彼女が「今までありがとう」などといった趣旨の言葉を告げた。)   (2018/2/14 20:44:03)

高山 幸助♂25どうした?遂に愛想でも尽かしたのか?(無意識に言葉が勝手に口かが出てくる。おどけて、笑って流そうとしてしまっている。これから彼女が何を言おうとしたか分かっているのに、勇気を出してくれたのに。それを聞く義務が自分にはある。しかし、それを聞いたら目を逸らしたい事実から絶対に避けられないような気がした。) ────っ。(告げられた。彼女はもう少ししたら死んでしまうことを。分かっていた。分かっていたが、いざ言われたら心が乱れる。頭の中はごちゃごちゃになり、気を抜けば泣いてしまいそうだった。覚悟はしているつもりだった。──そう、知っていた。彼女の寿命があまりないことを。彼女は持病を抱えており通院をしていた。しかし最近様子がおかしく、彼女は何事もないかのように振る舞っていたが、長年一緒にいると分かるとというもの。そこで彼女にバレないように主治医に彼女について色々と聞いた。その時の絶望感は凄まじいものだったが、彼女のためを思って此方も知らないふりをすることを決めた。言葉に詰まっていると、彼女は此方の様子を伺っている。きっと此方の言葉を待っているのだろう)   (2018/2/14 20:44:56)

高山 幸助♂25 …そんなにあっさり言うことか?(気持ちの整理をしようとしたって無駄だと言うことは分かった。なので思ったことをそのまま告げることに。彼女からは「驚かせようとしたのにー」と不満を漏らす言葉が) …バーカ。そんなもん俺が分からないわけがないだろ?(普段と変わらない彼女の様子に救われてか此方も自然と笑みが溢れる。ようやくいつも通りの雰囲気になった様子。それもこれも彼女のおかげ) それじゃ……今度の休みの日に何処か行こうか。何処に行きたい?(遊びにでも行こうか。という何気ない誘い。すると彼女から帰って来た返答は──高校があった町、即答だった。彼女と自分が出会った場所。少し遠出にはなるが…問題はないだろう。首を縦に振って承諾をする。) いやー、懐かしいな。逃げるように去っちまったが…誰か先生残ってたりしてな?(昔の話も今では笑ってできるようになった。本当に懐かしい。逃げるように去った町であったが、彼女となら喜んで行ける。その確信が自分にはあった。その後、程なくして彼女はテーブルに突っ伏してすやすやと寝息を立て始めた。やれやれ、とため息を吐きつつお酒の後片付けをした後、彼女を抱き上げてベッドの上へと運んだ)   (2018/2/14 20:45:38)

高山 幸助♂25全く、幸せそうに寝やがって…。(寝顔を見ると笑いながらモゴモゴと口を動かしている。何かを食べている夢なのだろうか。こうして見ると健康そうではある。寝ている彼女の近くへしゃがむと、髪を撫でながらこれからの事を考える。彼女はいついなくなるかわからない。いついなくなってもいいように心の準備だけはしなければ…出来るかは分からないがやる。むしろ彼女を安らかに迎えさせてやろう。不安などを何も感じさせる事なく。) ──大好きだ。(決意を固めて彼女の寝顔、その頬に唇を近づけると唇を触れさせる。彼女が不安をこれから感じないように。そんな事を願いつつ。そしてバレンタインデーの夜は更けていった。)   (2018/2/14 20:45:48)

高山 幸助♂25【さて、バレンタインだと言うのに暗めのロル申し訳ありませんでした。これにて失礼いたします】   (2018/2/14 20:46:05)

おしらせ高山 幸助♂25さんが退室しました。  (2018/2/14 20:46:09)

おしらせ姫高 洋紀♂2年さんが入室しました♪  (2018/2/22 01:08:45)

姫高 洋紀♂2年【地味に下の黄色い子のロルが個人的にツボなのは本人には黙っておくとして】   (2018/2/22 01:09:27)

姫高 洋紀♂2年【はいさいこんばんはー、一応待機ということで。ソロになる予感はするがどなたでも乱入をお待ちしております】   (2018/2/22 01:10:13)

姫高 洋紀♂2年(2月後半、そろそろ花粉だとか春めいたワードも出てくるこの頃ではあるが、外はまだ冬が居座る寒さ。太陽を覆い隠す雲の厚さ、淀んだ灰色、新芽の出ぬ枝木はそれだけでかじかむ気温を表すかのようだ。そんな景色をボーッと窓際の席…後ろから二番目である男子は眺めていた。黒板に書かれた大きな「自習」の文字と、教卓前にはインフルエンザで病欠した担当教諭の代わりの本を読みふける教諭。そして思い思いの自習を行うクラスメイト。騒ぐでもなく、しかし静かでもない微妙な空気を纏う教室で彼もまたマイペースな時間を過ごしていた)   (2018/2/22 01:18:01)

姫高 洋紀♂2年【授業中の一場面と言うことで、クラスメイトでないと絡みづらくはありますがご容赦】   (2018/2/22 01:19:42)

おしらせ渡瀬 真白♀2年さんが入室しました♪  (2018/2/22 01:23:10)

姫高 洋紀♂2年【こんばんはー】   (2018/2/22 01:23:47)

渡瀬 真白♀2年【こんばんは~】   (2018/2/22 01:23:56)

渡瀬 真白♀2年【お相手の方、よろしいでしょうか...?】   (2018/2/22 01:24:56)

姫高 洋紀♂2年【もちろんもちろん、是非とも】   (2018/2/22 01:25:31)

渡瀬 真白♀2年【では、お待ちを...。】   (2018/2/22 01:26:53)

渡瀬 真白♀2年...。(暇ですね...。なんて、思っている彼女。今日は、インフルエンザで教師が休みなのだ。代わりの先生が来ているが、今日は自習。最初は、真面目に取り組もうとしていた彼女だが、やることもなくなってくると、本当に暇になってしまう。)あの...。(声をかけてみた。声をかけた相手は、自分の1つ前の席の彼。洋紀さんだ。実は、クラスメイトも何人か欠席で、自分の周りには彼しかいなかったのだ。なので、声をあえて彼にかけてみたのだ。)   (2018/2/22 01:31:57)

姫高 洋紀♂2年(自習ということで一応は配られたプリント。これが提出は戻ってきた後日でいいなんて緩さなもんだから輪をかけて自由に過ごす生徒が多い。カップルによってはこっそり二人で抜け出していたり…ただでさえ欠席が多い席はその自由さゆえに空席が目立つ。真面目に机に向かう生徒は希だ、故に自分の行為も回りと何ら変わらなく…ボーッと過ごして終わると思った時間は唐突に破られた。背後からの声、振りかえれば同じように暇をもて余す女子生徒がそこにいた)渡瀬さん、どうしたの?(プリントを配った先程以来に顔を合わせる。なにか質問?首をかしげながら声をかけられた理由をたずねるように返事をした)   (2018/2/22 01:38:30)

渡瀬 真白♀2年...。(暫くボーッとしていると、プリンとを配られた。後日、提出なのであれば、今、急いでやる必要はない...。なんて、思うとまた、ボーッとしていく。)...。(改めて、教室を見渡してみると、空席が目立つ。真面目に取り組む人も何人かいれば、抜け出している人も。色んな人がいるんだな...。なんて、思った矢先に、声をかけたのだ。)あっ...、いえ...、質問ではないのですが...。よければ、私とお話しませんか...?(苦笑いをしながら、頬を掻いており。)それとも、迷惑だったでしょうか...?(逆にそう思うと、申し訳なさそうは表情をしていき。)   (2018/2/22 01:44:40)

姫高 洋紀♂2年(彼女のことは…正直まだよく知らない。それはきっとこちらがすぐ部活にいくだとか、あまり大勢の女子と話すことがないからかもしれない。グループワークで話す以外は基本的にただのクラスメイトだと思う。お話ししませんか?というなんとも直球な要求にはなったが、こちらも暇をもてあましやることもなければ消極的な彼女の言葉に笑みを返した)別に、このタイミングで迷惑もなにもないよ。どんなお話ししたい?(お話、ということでまずは声をかけてくれたお相手に話題提供を促そう。話しやすいように椅子を反転させて正面に向き直った)   (2018/2/22 01:53:35)

渡瀬 真白♀2年...。(いきなり話しかけてしまって、やっぱり...。と、暗く考えてしまった。元々、彼女自体、自分から話しかけるタイプではないのだ。女子とも、集団より二人やもしくは、一人でいる方が好きなのだ。なので、ましてや異性にそう言うことを言うなど、かなりの勇気が必要だったみたいで。)そうですか...、それから、良かったです...。(迷惑ではない...。という彼の言葉に、ホットしており。)そうですね...。(自分から言ったものの、話題などは考えておらず。)洋紀さんは、何かありますか...?その...、質問なんかでも構わないのですが...。(自分でも、何を言っているのか分からなくなってきた。なんなんだ、質問って...。なんて、内心少しばかり、焦っており。)   (2018/2/22 01:58:46)

2017年11月30日 00時20分 ~ 2018年02月22日 01時58分 の過去ログ
【中文さん向け】とある自由設定部屋
現在のルーム
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