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「【F系】水都ロサール【本部屋】」の過去ログ

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2018年01月06日 21時06分 ~ 2018年03月09日 16時33分 の過去ログ
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アリステア♂冒険者「――と、いうわけで、彼女のことを調べてほしいんです」(目を輝かせながら依頼人ルーヘンが語ったのは、前回とは別の、最近夕方に買い物をしていく女性について調べてほしいという内容だった。)……わかりました。でもルーヘンさん、毎朝買い物に来るなら自分から声をかけてみればいいんじゃないですか?「それが出来たらアリステアさんに依頼なんてしませんよ!!それに、声をかけるにもなんて話したらいいか。せめて彼女の趣味や、好きなものがわかれば……」……あーはいはい、わかりましたって。それじゃあ、その人は夕方買い物に来るってことですから、前回同様、俺が店の前で張っているんで、その女性が来たら合図をください。「了解!!」(ルーヘンは満足そうに頷くと、仕事に戻るとアリステアに別れを告げた。)はぁ……。さて、依頼は依頼だし、しっかりやるか。あんまり女性のことを調べるのって好きじゃないんだけどな……。(その調査対象が店に来るのは夕方。恐らく、もう間もなく来るのだろう。ルーヘンは露店の中で一生懸命手鏡とにらめっこしている。)   (2018/1/6 21:06:47)

アリステア♂冒険者【訂正:毎朝→毎日】   (2018/1/6 21:07:33)

アリステア♂冒険者 (指定された時刻。アリステアがルーヘンの店の向かい側で待機していると、一人の若い女性が露店に立ち止まった。そして、その女性が来た途端明らかにルーヘンの挙動がおかしくなった。合図をもらうまでもなく、彼女がルーヘンの言っていた調査対象の女性で間違いないだろう。そうとわかれば、あとは気づかれないように買い物を終えた彼女のあとを追うだけである。横目にルーヘンを見ると、自分に向かって得意げな顔でサムズアップしているのが見えた。いやあんた完全に挙動不審だったから。彼女がルーヘンの店で購入したのはリンゴとオレンジ。夕飯の材料ではなさそうなことから、既婚者である可能性は低まった。ちなみに、ルーヘンはそのことも得意げに語っていた。今回は絶対に既婚者ではない、と。夕方のこの時間、大通りは人でごった返す。少しでも油断したら目標を見失うだろう。人にぶつからないように彼女を目で追って、やっと彼女が通りから外れたとなれば、自分も後を追う。)   (2018/1/6 21:09:14)

アリステア♂冒険者(彼女が向かったのは北門のほうだった。ロサールはその地理上、北門から訪れる人が多い。そのため、北門付近には宿泊施設や娯楽施設が立ち並ぶのだが、彼女が入っていったのは、路地裏にある目立たない建物。)こ、ここって……。(看板に書かれている文字を見て、アリステアは苦笑を浮かべた。)『すべての男性に癒しの一時を。1時間金貨1枚~』……ごめんなさいルーヘンさん、さすがにこの中までは調べられない。(アリステアはひとり呟くと、店を後にした。)――「彼女が娼婦ぅぅう!?」声が大きいですって!!(露店を畳む準備をしているルーヘンがアリステアの報告を聞いて声をあげた。)「そんな……彼女が、そんな……ああ、なんてこった」(予想通りルーヘンは前回同様かなり落ち込んでいるようだ。さて、これで自分の仕事も終わりだ。)気の毒ですが、たしかに彼女が店に入っていくのを見ました。えっと、店を場所を伝えたほうが……?(アリステアの質問に、ルーヘンは何も答えない。この世の終わりみたいな顔をしてる。)   (2018/1/6 21:10:29)

アリステア♂冒険者(アリステアが、こりゃだめだと踵を返したとき、ルーヘンがアリステアの腕を掴んだ。)「ダメだアリステアさん!ここで諦めたら僕は今度こそダメになってしまう!相手が娼婦だって関係ない!」は?「だからアリステアさん、その分の調査費用は出すから、今からその店に行って彼女と話していろいろ情報を集めて来てください!」はぁ!?「あ、手出したらダメですよ」ちょ、ちょっと待ってください落ち着いてください。俺だってそんな娼館なんて行ったことないですしそれに調査対象に接触するのはリスクが高すぎますって!「行ったことない……?またまたご冗談を。とにかく僕は決めたんです。もうこうするしかないんです。普段彼女がどんな客を相手にしているのか、どういう男が好きなのか、ええ、客としていけば逆に聞きやすい。お願いします。あ、手出したらダメですよ」いや、だから……(アリステアの困惑をよそに、ルーヘンは娼館での経費をアリステアに無理やり手渡すと背中をドンッと押して送り出したのだった。)   (2018/1/6 21:12:31)

アリステア♂冒険者(夕陽もすっかり沈んで、夜。アリステアは件の娼館の近くにいた。)……参ったな、いくら任務とは言え……どうすれば。(ここが千鳥足通りの娼館街だったら、間違いなく興味はあるけど勇気がでない若者に見えるだろう。)だいたい彼女の名前も知らないのに、どうすれば彼女の客として入れるのかもわかんないし……ああもう、こういうのは苦手なんだけどな……。頼れるような人もいないし……。やっぱり朝まで待って彼女が出てくるのを狙ったほうが……。(人通りもそんなに多くない道でブツブツと呟くこの男は不審に思われるだろうか。しかしアリステアにとって今はそれどころではないのだ。)それに、ぜんぜんお客さんはいっていく様子ないし……客引きもしてる様子ないし。大丈夫なのか……?どうしようやばい。やばいどうしよう……。   (2018/1/6 21:23:09)

おしらせエルソフィ♀司書官さんが入室しました♪  (2018/1/6 22:07:02)

エルソフィ♀司書官【こんばんは、アリステアさん、お久しぶりです。司書だとお見送りがせいぜいかなと思って一応必要に応じてNPCを承ることも可という感じに賑やか幕のご一緒を試みてもよろしいでしょうか?】   (2018/1/6 22:08:40)

アリステア♂冒険者【こんばんは、エルソフィさん。お久しぶりです。おお、それはありがたいというか楽しそうですね。もちろん、司書さんでもNPCさんでもどちらも大歓迎でございます】   (2018/1/6 22:09:49)

エルソフィ♀司書官【ありがとうございます。なるべく司書で頑張る所存ですが、遠慮なく申し出てくださいませ。それでは、よろしくお願いいたします。どうか良き紡ぎとなりますよう。】   (2018/1/6 22:11:06)

エルソフィ♀司書官それでは、寒いのであたたかく。おやすみなさい。(その夜は、水都北部にある教会孤児院を訪ねた帰り道だった。ギィと重く古い木戸をゆっくり閉じて、コツコツコツ――規則正しい歩が夜道を行く。商店の近くは魔導灯に恵まれるが、暗い細路地も多い。店から出て来た酔客が「よぉし次は千鳥足通りのねぇちゃんたちだぁ~」と上機嫌に、言葉通りの千鳥足で酒場を梯子しようと歩いていくのを見遣って、それに背を向ける形に、暗い路地を特に迷う様子なく歩いていく。)……ん?(人の声。細路地を少し入ったところだった。呻いているような、ぼそぼそと嘆いているような。辺りを見回して、巡回騎士が通りがかる様子もない。さて無難に放っておくべきなのか、それとも――)――……(やっぱり巡回騎士を見つけて路地のことを話そう。それが、かぶりをふりながら出した答えだった。の、だが。)……騎士なら、声をかけますよね、あれだと。(呟きは、細路地に入ったところにぽつんとある魔導灯が照らした赤髪の知己――ではなく、己の抱く黒本へ落として、溜息一つ。)   (2018/1/6 22:12:02)

エルソフィ♀司書官――その挙動は通報されますよ。(しばらくぶりにかける硬質な第一声――しかも背後から――は、挨拶ですらなかった。親切心が宿っていないわけではないのだが、どう譲っても独り言世界に溺れる不審者にしか見えなかった結果である。)   (2018/1/6 22:12:09)

アリステア♂冒険者(それから暫く。アリステアは今だ娼館前の通りから動けずにいた。何度も店の扉に手をかけそうになったが、戸惑って離れるを繰り返していた。)でもずっとここでウロウロしているわけにも行かないし……よし、もう行くしかな――っ!ああ違います!そうじゃないんです!決して中に入りたいとかじゃなくってうわああ!エルソフィさん!!(背後からかけられた声。ついに娼婦から声がかけられたかと勘違いして振り向きながら否定のような言葉を口にするとそこにいたのは良く知る女性。一息ついて落ち着かせると冷静になった頭が警報を告げた。さっきの言い方は完全に勘違いされるやつである、と。)なんでこんなところに?あ、違いますから。任務なだけでそういうつもりでここにいるわけじゃないですからね。(本人は至って真面目に、状況を説明する。しかし、説明すればするほどに、誤魔化しているように思えてくる。)あー、えっと、だからその……任務、ですよ?(苦笑を浮かべながら、相手が信じてくれることを祈り、説明にならない説明をしたのだった。)   (2018/1/6 22:27:11)

エルソフィ♀司書官(――なんだかものすごく驚かれて、つい肩が強張った。まばたきを一つ。聞こえた言葉を聞き間違いがないかもう一度記憶の中で反芻して、まばたき二つ。)こんばんは、アリステアさん。教会の子供たちに会った帰り道です。アリステアさんこそどうし――(地理はよく把握している。すぐそこの看板控え目なドアの向こうが何を生業としているのかも。眼前は年頃の男性で、客として入っても何らおかしくない。よって――)ああ、いえ、どうぞお構いなく。(任務だと告げられても、まっすぐに青眼を見ながらいつもの静かで硬質な声音が返った。)ええ、知人の女を前に「今から行ってきます」などと言いづらいでしょうから、ご無理なさらず。何か困っているのかと思って声をかけたのですが、失礼しました。どうぞいってらっしゃいませ。(左手を心臓に当てたいつもの会釈をもってして、青年の言葉をしっかり受け止めて、青年の祈りをしっかりと粉砕した。)   (2018/1/6 22:37:19)

アリステア♂冒険者待った。待つんだ。待ってください。話せばわかります!!(会釈をする彼女の両肩に手を置いて呼び止める。まっすぐ彼女の目を見て、話し出す。)とある人から、とある女性に関する調査依頼を受けたんですが、その人が娼婦で、依頼人は客として入ってその女性の好みなんかを聞いて来いって言うんです。でも俺は娼館になんか入ったことなくてどうすればいいかわからずこうしてここで迷っていたというわけです。わかりますか?わかってください。(真剣な表情のままここまで説明してから、ハッと気がついたような顔をして。)そうだ、エルソフィさんの知り合いにこういう場所に出入りするのを躊躇わない人っていませんか?ちょっと自分には荷が重過ぎる調査なので協力をお願いしたくて!(ロサールの大きな図書館の司書ともなればきっと知り合いは多いだろう。自分のような一介の冒険者に知り合いがいるくらいなのだから。そう考えての、協力依頼であった。)   (2018/1/6 22:46:45)

エルソフィ♀司書官(まるで巡回騎士に睨まれて無罪を訴えすがる罪人の図。いや、睨んではいないのだが。視線が冷めているだけで。冬なだけに。)ええ、分かりました、分かりましたから、踏ん切りがつかないのならドアくらいは開けてあげます。(やっぱり信じていないかもしれない。が、言い訳にしては恐ろしく長い上に必死なので、一体なにをそんなに自分相手に弁明に追われているのだろうこの人、と、とてもとても不思議そうに首を傾いだところで――さらっと巻き込まれた気がした。最近、どさくさで巻き込まれることに慣れてきてしまったのは眼前のせいではないとハッとしたところで、協力要請、に、聞こえなくもなかった言葉が降ってきた。)……まあ女でも可と言ってのける知人はいますが……(言った瞬間、確実に何か嫌なものを思い出したかのように目が遠くなった挙句、影が差した盛大に。かぶりをふって追いやって。)――ええ猫被りをしてくれないときにあの人を頼ると嫌な予感とか面倒くさいことこの上ない末路しか見えないのでここは仕事と割り切って意地を見せて頑張ってくださいドアくらいなら開けてあげます。(ここまでやや早口ノンブレス。)   (2018/1/6 22:59:07)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、アリステア♂冒険者さんが自動退室しました。  (2018/1/6 23:06:57)

おしらせアリステア♂冒険者さんが入室しました♪  (2018/1/6 23:07:02)

アリステア♂冒険者(彼女の言葉に一瞬表情を明るくするも、結局自分で行けという言葉にガックリと肩を落とした。)う……苦手なんだよなぁ、こういうの。仕事って割り切っているとは言え、やっぱり……。っていうか、女性にドアをあけてもらって娼館に入る男のほうが怪しいですから!……はぁ、場所が娼館ってだけでやることは聞き込みだけだと思えば……よし、行って来ます。(そういって知人に別れを告げ娼館に一歩踏み出したと思えばすぐに踵を返して。)あのやっぱり何かお土産って持っていくべきですか?(とかいうあたりまだふんぎりがついていない様子である。)それに話をするだけって向こうは警戒しませんかね?こういう調査の場合やっぱり相手に警戒されるのが一番厄介だと思うんですよ……。(と、本人は至って真面目である。)   (2018/1/6 23:20:31)

エルソフィ♀司書官ええ私もこの絵図は誤解しか招かないので早急になんとかしたいのです出来るだけ後腐れなく。(ノンブレス。)別にお酒を飲みながらお喋りをするだけでも出られるのですから深く考えず、さっさと行く。そして土産は必要ありません。(娼館に縁のない女のほうが饒舌であるのは恐らく他人事と斬り捨てているからである。ちなみにこの必死のやりとりの最中に巡回騎士がちらっと見て通り過ぎたらしい。「あれ、あそこって連れ込み宿でしたっけ」「娼館だ」「え、でも男女でしたよっていうかあの黒髪さんって後ろ姿――」「髪の長い男だろ。ほらいくぞ」とかなんとか。)店主に事情をこっそり話すなりなんなり工夫はできるでしょう。いいから、(――なんかドアに手をかけましたが。)行くなら行く。初めてなら初めてだとありのまま打ち明けてそう振る舞うほうが、下手な勘繰りよりよほど客になりすませます。(――なんかガチャって音がしかけていますが。)   (2018/1/6 23:34:32)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、アリステア♂冒険者さんが自動退室しました。  (2018/1/6 23:40:50)

おしらせアリステア♂冒険者さんが入室しました♪  (2018/1/6 23:40:57)

アリステア♂冒険者誤解?なにがです?(彼女の言葉に頭の上にはてなを浮かべるアリステア。)なるほど店主に。え、でも店主にあなたのお店の女の子を調べさせてくださいって言っても警戒されるんじゃ――ってエルソフィさん?なんでドアに触れて……あ、ちょ、ちょっと。(ガチャ――という音と共に開かれたドア。入り口すぐにいたのであろう店主らしき男性と目が合う。)「いらっしゃい」――……ど、どうも。(ついに観念したのか、ドアを開けてくれた知人に心の中で感謝と恨みの混ざった二つの感情を向けると店内に入り込む。)あーえっと、その。(そして先ほど追跡した女性の容姿の特徴を告げると、店主はすぐにわかったようで個室の前まで案内したのだった。)「じゃ、部屋の前で待ってて。すぐ来るから」あ、はい。ありがとう……ございます。(恐らくもともとは宿や何かの店をそのまんま娼館として再利用したのであろう内装。部屋に入ると中はシンプルでベッドやテーブルが置いてあるだけである。そして香が焚かれているのか、匂いがキツい。)どうしたもんかな。(椅子に座ると下げていた剣を外し、壁に立てかける。このままここで、調査対象が来るのを待つだけだ。)   (2018/1/6 23:52:22)

エルソフィ♀司書官 いいからっ(かくして、知己の背を押したもとい崖下に突き落とした女は、今度こそいつもの丁寧な会釈と共に見送った。)――頑張ってください。(大変至って大真面目に。嗚呼、ドアが無情にもバタンと閉まる音。)……まったく。(自分から首を突っ込んでおいて溜息をつくのであった。)――(さて、甘ったるい香のくゆる世界はというと。)「ど、どど、どうも……ここ、こんばんは!」(怯えたを通り越して挙動不審を飛び越えて本当に娼婦なのだろうかこの子、という、見目の齢にして青年とほぼ同世代の、少女の面影が残る女性が薄生地のワンピースの上にすっぽりとポンチョをひっかぶって、部屋に入って来た。薄茶色の髪を横で一束にして肩に流す彼女は、生まれたばかりの小鹿よりもぷるぷると震えていて、笑みがとてもわかりやすく引きつっていた。客を怖がっているというには悲愴が漂わない違和感を、冒険者たる青年はすぐに気づいただろうか。)――「テト、っていいます、ええっと……」(ちらっと、その視線が壁に立てかけられた剣に向いて、)「ど、どうぞ、お、お手柔らかに……!」(胸の前でぎゅっと拳を握りしめて締まらない挨拶。)   (2018/1/7 00:14:57)

アリステア♂冒険者(少しして、開かれたドア。そこに現れたのは、同じ年くらいの女性。)あ、えっと、はじめまして……大丈夫ですか?(先ほどの自分よりも挙動がおかしいテトと名乗った少女に立ち上がって会釈した後、気遣うように一歩前へ歩み寄る。もしかして警戒されているのだろうか。そんな不安な中、とりあえず落ち着いてもらおうとテーブル向かいの椅子を引いた。)と、とりあえずどうぞ。あ、俺のことはアルとでも呼んでください。……えっと、その、実はこういうところに来たのは初めてで、その、あんまりよくわかってなくて。(苦笑いを浮かべてまずは適当な話でもしようと話題を探す。)あ、その、テトさんは、もう結構長いことこのお仕事を?(こういう話題に触れていいのかはわからないが、相手の反応を待つ。)   (2018/1/7 00:28:19)

エルソフィ♀司書官「だだ、大丈夫です!」(全くもって大丈夫でなさそうである。しかし客たる青年の紳士的な気遣いにほっと息を吐いて、強張り残したまま椅子に座った。)「アルさん、ですね。うん、呼びやすくていいかなって……!って……初めて?」(きょとん。)「ああよかったぁ。私も今日初めてで。お呼びがかかるなんて全っ然思っていなかったんですよ」(あはは、と、苦笑いというにも力が足りない脱力した笑み。)「――で、ですね、アルさん。アルさんって『穴の開いたブーツ亭』のアルさん、です、よね?あのステーキがおいしいギルド」(そこまで言って、合っているかどうかとそーっと伺うように顔を覗きこんだ。大変不安そうである。)   (2018/1/7 00:37:54)

アリステア♂冒険者あ、そうなんですね。初めてなんだ……。(同じ境遇、ということもあってかやっと笑顔を見せてくれた彼女。これなら話も聞きやすいだろう。さて、ならばどう攻めていくか……と、考えていたところに飛んできた彼女からの質問に、ぎょえっとした表情を見せた。)え、なんで俺のこと知って……?え、あ、ああ、うん、まぁ、そうだけど……。(こちらを覗き込んで来るテトから顔だけゆっくり引きながら、苦笑いを浮かべて答える。まさかこの子が自分のことを知っているだなんて思ってもいなかった為に、この動揺は隠し切れない。)あ、そ、その、他の人には、俺がここに来たことは内緒にしておいてもらえると、その……嬉しいかな。(もし相手がブーツ亭の客なら、客に手を出しただなんていわれかねない。それに個人的にもやましい気持ちは何一つないのにあらぬ噂が立つのは勘弁願いたいところである。)   (2018/1/7 00:49:10)

エルソフィ♀司書官 「……よかったぁ人違いじゃなかった」(今度こそ安堵の大きな大きなため息と脱力。改めて壁に立てかけてある剣を見つめて、内密に来ているらしいギルドの冒険者に顔を戻して……)「――ごめんなさい!」(パンッと音が聞こえるくらいに自分の顔の前で両手を合わせた。そう、こう、謝るような。)「同業、です。私もここ、事件を追って潜りこんで網張ってるだけなんです!」(言い切って、そぉーっと片目を開けて反応を伺った。)「私も言わないから、私のことも内緒だと、助かるなぁって……市場とか知り合い多い、し、お互い大変デスネってことで……だ、だめ?」(全力で祈るオーラを漂わせるこの有様、ある意味悲愴である。)   (2018/1/7 00:58:00)

アリステア♂冒険者……へ??(突然謝る彼女に目をぱちくりさせてから、その後の彼女の説明を聞くとこちらも安堵のため息を落とした。)はぁ……ほんと、お互い大変……ですね。俺も今夜は客としてきたワケじゃありませんよ。えーっと、その……潜入、調査というか。えっと、実はテトさんについて、知りたがっている人がいて……その、異性として……。(安心はしたものの、逆に任務としてはやりづらくなったかもしれない。彼女の素性を内緒にするということは、ルーヘンに虚偽の報告をしなくてはいけなくなる。さて、どうするか。)――えっと、その、俺も、ごめんなさい。テトさんがここの建物に入っていくのを見て、依頼人に、テトさんが娼婦であるっていうことを、その、教えちゃって……。ああ、でもその人だけなので!他の人には他言していませんし……っていうか、勝手に調べられて、不快ですよね、すみません……。(そう、この状況で謝るべきは自分のほうだ。彼女はなんらかの事件を追っている。一方自分はとある商人の一目惚れの相手を調査するというくだらない(ルーヘンには悪いが)内容である。)   (2018/1/7 01:07:23)

エルソフィ♀司書官「え゛、い、異性!?」(娼びる仕事という皮がぺろっと剥がれてからというものの、甘ったるいのは焚かれる香だけである。ぎょっとした形に口元がひきつった娼婦もどきの女冒険者。)「あー、どうりで三日しかいないのに指名がかかるなんておかしいと思ったら、そういう……。ああっ、全然謝らないで!そういうのもアフターフォロー諸々込でこの作戦――……うん私完全に囮とか被害者だけど」(ヒガイシャと言ったところだけやたら怨嗟が籠っていたのは、たぶん気のせいではない。)「とりあえず、アルさんはアルさんの仕事しよ?で、その人は私の何が知りたいのかな?私という人間は一人しかいないんだから、出来る限り答えるよ」(机に腕をついて身を乗り出す様、もう完全に同業の共闘モードである。)   (2018/1/7 01:18:11)

アリステア♂冒険者はぁ……いやもう本当申し訳ない。お礼は、そうだな、そちらの調べている事件について、協力できることがあったらなんでも言ってください。あとは、山羊肉のステーキ、奢りますね。(彼女の協力的な姿勢にホッとして、ひとまずお礼を述べる。)えっと、あ、そうだ。ここに紙が。(実はルーヘンから、彼女から聞き出してほしい情報を予め紙に認めてもらっていたのだ。そこに書いてあることを聞いていけばいいだけだから、彼女さえ協力してくれるなら問題ないだろう。)えっと、名前と年齢、付き合っている恋人の有無、趣味、好きな食べ物……(紙に書いてあることを順番に読み上げていく。)普段はどういう客が多いのか……まぁこれはいいか。えーっと次が、はじめてのたいけ……いやなんでもないですこれはいいや。(グシャリと紙を握りつぶすと、営業スマイルを向けて見せた。)   (2018/1/7 01:26:15)

エルソフィ♀司書官「えっ、名物ステーキいいの?やった!じゃあお言葉に甘えて張り切って答えちゃおうかな」(肉食に釣られた娼婦もどきの女冒険者。読み上げられた問いを順にふんふんと聞いて、こほんと咳払い。)「ティトレア。愛称はティト。ここの源氏名は更に縮めてテト。年齢は20、趣味は料理、好きな食べ物はイチジクのタルト。恋人は……えへ、今ちょっと頑張ってる最中。ずっと組んでる人でさ。頼りになって優しいんだぁ」(焚かれる香よりもふわりと甘い香りがしたのなら、それは頬を少し染めて語る惚気の香りである。)「あー普段の客っていうかここのとこ酌したのが……んー、やっぱ商人が多いかなぁ。ほら、シルバースケイル商会の一件で逆に設けた商会とかもあったじゃない?そのへん。……はつた、え、いいの?」(紳士的な営業スマイルにきょとんとして、聞き取れなかった問いはそのまま流された。)「あ、そういえばアルさん、さっき窓から見えたんだけれど、司書さんと一緒だったよね?一人で帰して大丈夫?馬車拾った?」   (2018/1/7 01:39:48)

アリステア♂冒険者(彼女の回答に、ふんふんと首を縦に振って反応していく。恋人の有無に関する回答には、ルーヘンにどう伝えるべきか。いや、ありのまま伝えたほうが彼の為だろう。)あー、そんな事件もありましたね。(自分が関与していたことを知ってか知らずか、出てきたとある商会の名前に思わず笑みが引きつる。)いや、助かりました。一晩かけて聞く予定がこんなにアッサリと……。(数時間で聞きだせるとは思っていなかったのと、ルーヘンが渡した金額的にも、一晩分の料金を支払っている。それがこんなにアッサリと済んだのだからある意味大成功である。)え?あ、見られてましたか。んー、心配かと聞かれれば心配ですけど……。でも、俺よりもこのへんの地理には明るい人なので、大丈夫かと。(夜とは言え、通りを少し抜ければすぐに大通りである。危険はほとんどないに等しい。ここが千鳥足通りであったなら、一人で帰すなんて真似は絶対にできないが。)   (2018/1/7 01:49:43)

エルソフィ♀司書官 「うん、私たちのパーティも調べてたんだけど、騎士団がおいしいとこぜーんぶ持って行ってさ。解決したからいいんだけど」(そんな同業雑談を交えながら、聞かれた日常的な問いは全て答えていき、彼の依頼達成に大方の目途がついたと言葉から察すればにっこりと笑んだ。)「良かったお役に立てて。まあどこかでプロポーズされてもちゃーんとお断りするから、そっちの依頼人さんには悪いけど、安心してね」(そして、一人夜道を歩かせても大丈夫との答えを聞くと、ふと笑みが途切れた。)「うん、まあ、騎士の巡回路もすぐそこだし、真っ暗な道はないけどさ」(ちらと、窓の外を見た。)「あの司書さん、たまに夜に見かけるんだ。馬車も拾わず店にも入らず、本を持ったままずーっと歩いているの。それくらいならあんまり気にしないんだけど……騎士が一人その後ろをつけてるってうちのシーフが言ってた。護衛、なのかもしれないけどさ……って、仕事の話しすぎちゃったね、ごめんごめん!」(一晩ここにいるならどうしよっか、とか、どこかはぐらかすように笑った。)   (2018/1/7 02:04:31)

アリステア♂冒険者ええ、しかし、依頼人には、娼婦であるって言っちゃってるわけですが……どこまで話しましょうかね。(そこに関しては彼女がどこまで伝えていいと言うか、それ次第でルーヘンに伝える情報が多少変化してくるだろう。ティトレアが真面目な顔で始めたエルソフィの話を聞くと、釣られるようにこちらも真面目な表情をした。)騎士が……?……気になりますね。(はぐらかすように笑う彼女に続けて言った。)まぁ、それに関しては、俺もちょっと調べてみます。大事な友人なんで。(そこにはもういない、先ほど彼女と二人立っていた窓の外、魔導灯に照らされた道を見ながら真剣に言った。)ああ、どうしましょうか……。そういえば、囮って言っていましたけど、もしかして俺がいたらテトさんの目標が来ても相手に出来ないんじゃ……。(自分のせいで彼女のパーティの任務を邪魔するわけにはいかない。ならば自分は、さっさと立ち去ったほうがいいのではないだろうか。そんなことを考えて。)   (2018/1/7 02:17:04)

エルソフィ♀司書官「あ、本職含めて全部話ちゃって大丈夫だよ。そのほうが面倒が残らないし、本当のことだし。どのみち今夜でケリをつけるから、明日の昼には報告に行っても問題ないよ、ありがとう」(屈託なく笑んで、ふとこぼした話を丁寧に掬い上げる言葉に、こくんと大きく頷いた。)「友達なら、うん、ろくな根拠なく詮索するのはアレだろうけど、そうしてあげて。地理に明るいからって、女の夜歩きはやっぱり危ないから」(と、不慣れな娼婦に扮してでも仕事にあたる程度には仕事慣れしている様子の女冒険者は言って笑んだ。そう、本来の仕事を気遣われても、特に慌てる様子も見せず。)「うーん、もう少し月が動いてからだと思うんだけど、こうやって万一客をとることになっても仲間が取り押さえられるように策は練ってあるから、大丈夫。……まあでも、お互いその気ないのに部屋にだらだらいたら店に悪いし、ここで解散にしよっか」(最初の、小鹿のような震えのほうが演技だったのではというくらいの自然さで提案した。)   (2018/1/7 02:30:19)

アリステア♂冒険者ふふ、なら、依頼主には申し訳ないけど、全部伝えちゃいますね。(今からルーヘンのショックを受ける表情が目に浮かぶが。)ええ、助言に感謝します。(夜歩き。そう、彼女はたびたび、一人で夜の街を歩いている。その情報は、少しだけアリステアを不安にさせた。)……結構、ベテランなんですね。もし一人じゃ困難な仕事が来たときは、協力をお願いするかもしれません。その時はよろしくお願いします。(彼女の口ぶりや様子から、駆け出しの冒険者ではないことはすぐにわかった。ブーツ亭に出入りしているにも関わらず顔を知らなかったのは自分の記憶力の問題だが。彼女の解散という提案を聞いて、懐に忍ばせた懐中時計を見た。)   (2018/1/7 02:41:45)

アリステア♂冒険者そうですね。何か聞かれたら店主には、急な用事を思い出したらしく帰ったとでも伝えてください。それじゃ、お互いがんばりましょう。(ニコリと笑ってみせると立ち上がり、壁に立てかけておいた剣を手にとった。)ああ、そうだ。今晩でケリがつくなら、打ち上げは是非ウチで。最近依頼が立て込んでいるらしく、人手不足でしたから、依頼の受注もできると思いますよ。怪しい貴族の屋敷の調査とか、墓地に現れる幽霊の噂に関する調査とか。それじゃ、無事を祈っていますね。(言って、部屋を出る。店の正面口から出ると、ちょうど一人の客とすれ違った。)……さてと、どうするかな。(夜空にぼうっと怪しく光る月を見上げて、呟いた。)   (2018/1/7 02:41:50)

エルソフィ♀司書官「うん!こっちこそ紳士な同業さんでよかったよ、助かった。他のメンバーは何度か行ってるけど、私は一回だけ混雑したときに行ったきりだからさ、豪華ステーキをゆっくり味わうために頑張ろうっと!アル君も頑張ってね」(ひらひらと手を振って、娼婦に化けた女冒険者は同業の青年を見送る。青年が部屋を出て、窓の外に行先を見送れば、ふっと笑んだ内訳は――ほどなくして訪れた狩の時間だったとか。)――(さて、月が高く高く座した寒い夜のほう。)――(コツ、コツ、コツ。どこから響いた音だったろう。)……よかった、思ったより早く出られたのですね。(いつのまに、足音が届く程度に近くへ来ていたのだろう。)お仕事とはいえ強引すぎたかと、引き返してきました。……先刻は失礼しました。(こんな夜更けに。一人で。何事もないかのように、左手を心臓に当て会釈する、黒本を抱く純白が佇んでいた。)   (2018/1/7 03:00:01)

アリステア♂冒険者(冷たい風が、肌を刺す。思わず身震いしそうな外の寒さに、風に乗って聞こえてきた足音。月を見上げたまま、降りかかってきた声に答えた。)いや、おかげで助かりました。ちゃんと成し遂げましたよ。ま、ちょっとラッキーだっただけなんですけど。(そのまま視線を落として、純白に身を包んだ司書へ向き直った。)にしても、別に俺の為に引き返して来なくても。暗い道は危ないですよ。どんなに優秀な戦士も、不意を突かれれば後れをとることもあります。だから、その……心配……です。(娼館で彼女に言われたことを思い出し、思ったままを言葉にする。ちらりと視線を黒本に移す。)……だから、一緒に、明るいとこまで行きましょうか!まだぎりぎり店も空いてる時間ですし、一緒に夕飯でもどうですか?お礼にご馳走しますよ。(言って、彼女の返答は待たずに歩き出す。彼女を追い抜く際に、片腕を握って。)   (2018/1/7 03:11:00)

エルソフィ♀司書官……御忠告、感謝します。(その夜は、「自分の身は自分で守れる」という定型句は、口にしなかった。)とかく、お仕事を詮索しないとはいえ無理強いをしたのは確かなのです。無事に終わったのならよかったのですが……娼婦も立派な仕事ですから、あしらいかたを心得ていないのなら――……いえ、なんでもありません。(この人は見かけによらないところが多いから。とは、心の独白。案外いざとなったら娼婦に擦り寄られても上手い事かわして財布を干されるようなことにはどのみちならなかったのかもしれない、と。)――、(心配)……それは、こちらの台詞です。ご馳走されるような理由もないのですからお代も払います。とかく寒い夜ですから、早く戻、り――(言い終わる前に、左腕を引かれていた。一歩二歩、少しだけ歩の規則がずれた間の表情は、きっと、気づいていない。)……ええ、土産話も、きっとたくさんあります。(小さく小さく呟いた。その呟きに、大通りに残る夜の賑わいに、規則正しい歩に、紛れるようにして遠く遠くのどこかから――コツ、コツ、コツ……影踏みのように重なる、音、もう一つ。)   (2018/1/7 03:25:53)

エルソフィ♀司書官【大変お待たせいたしました。私からはこれにて〆とさせていただきます。幕閉じございましたら、ご一緒したく。】   (2018/1/7 03:26:18)

アリステア♂冒険者【素敵な幕閉じをありがとうございました。こちらからは幕閉じありませんので、これにて〆と致しましょう。夜遅くまでお付き合いいただきましてありがとうございました。】   (2018/1/7 03:30:27)

エルソフィ♀司書官【それでは墓場噺の予告に乗った形のこれにて幕閉じ。夜分遅くまでありがとうございました。本当NPC等好きにさせていただきまして、楽しかったです(深々。それでは、夜も更けていますので、どうか御身体を冷やさぬよう。お部屋をありがとうございました。良い夢を。】   (2018/1/7 03:32:52)

おしらせエルソフィ♀司書官さんが退室しました。  (2018/1/7 03:32:58)

アリステア♂冒険者【お気遣いありがとうございます。それでは、これにて私も失礼致します。ありがとうございました。】   (2018/1/7 03:33:41)

おしらせアリステア♂冒険者さんが退室しました。  (2018/1/7 03:33:45)

おしらせバニラ♀看護兵さんが入室しました♪  (2018/1/7 19:03:46)

バニラ♀看護兵【こんばんは!お久しぶりです。待機ロル書いて待ってますので、お気軽に〜】   (2018/1/7 19:04:16)

おしらせサイス♂技術兵さんが入室しました♪  (2018/1/7 19:23:22)

サイス♂技術兵【こんばんわー、はじめまして。あっ待機ロル投下してからで構いませんよ   (2018/1/7 19:23:47)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、バニラ♀看護兵さんが自動退室しました。  (2018/1/7 19:27:53)

サイス♂技術兵【あら、お疲れ様でした?   (2018/1/7 19:28:15)

おしらせバニラ♀看護兵さんが入室しました♪  (2018/1/7 19:28:25)

バニラ♀看護兵【すみません…!のんびり待機ロル書いてたら…まだいますか!?】   (2018/1/7 19:28:40)

サイス♂技術兵【おかえりなさいませ】   (2018/1/7 19:28:43)

バニラ♀看護兵【ただいまです、待機ロル投下しますねー】   (2018/1/7 19:30:10)

バニラ♀看護兵わあっ、食べていいんですか?いただきます!(市場の店主の持つひとくちサイズのお菓子に瞳をきらきらと輝かせ、試食をする彼女の本来の目的は食事とは関係ない買い出しである。彼女の頭に乗せられたナースキャップと、看護服の胸元に刺繍されているのは、ロサール騎士団の紋章。彼女はそこの看護兵を務めていて、手に持っている布製の鞄には、包帯や塗り薬、湿布などが入っており、一応は頼まれた買い出しもしているようだが…)このシュークリームの生クリーム、ふわふわの雲みたいです!(ひとくちサイズのシュークリームを頬張る姿は、まるで飼い主から褒美を貰っている犬のようだが、彼女は頬に手を当て、幸せそうに微笑んだ。)えへへ、美味しかった〜…えっ、もうもう1つ!?やったぁっ(彼女のいい食べっぷりに店主も気分がいいのか、彼女の鞄の中にはほいほいと店主からのおまけが増えていった。)   (2018/1/7 19:32:24)

サイス♂技術兵はぁぁぁ…いい匂いっス…美味そうっス…(ごぎゅるるるるる、とシュークリームを飼いながら食べる様子に余計に空腹を訴えるのは技術兵団の一人サイス…根っからのゴーレム魔術マニアであり、同僚からも変人扱いされる程のゴーレムオタク…一度熱が入ると周りの事が見えなく成程熱中してしまうが、根は優しく面倒見もいい男だ。そんな彼がシュークリームを彼女と同じ店で食べている理由というのが…まぁ、ただの偶然だ。現に空腹のあまりバニラが目に入っておらずモソモソとシュークリームをゆっくり食べていく…大方、ゴーレム術の組み立てに徹夜しすぎたのだろう)   (2018/1/7 19:41:27)

バニラ♀看護兵ひゃあっ!?おばけ!?(彼の異様なお腹の音に失礼な勘違いをして飛び退くと、隣には見知らぬ男性?男の子?が。今にも倒れてしまいそうになっている彼に思わず声をかけて。)…あの、お腹、すいてるの?(首を傾げながら、少し顔色の悪い彼にそう問うと。)私、バニラ。ここの近くで看護師してるんだ。貴方は?(初対面なのに臆することなく名前を伝え、職業まで明かしてしまう彼女は少し平和ボケが過ぎるのかもしれない。だが彼女はのんびりと隣にいる彼と世間話をして。)ここのシュークリーム美味しいよね。生クリームもそうだけど、チョコレートもいちごのクリームのやつも美味しくて…ついダイエットを忘れちゃいそうになるよ〜(そう幸せそうにお菓子の話をする彼女はどうみてもダイエットに邁進している様子は見えないが、それでも楽しそうだった。)   (2018/1/7 19:51:28)

サイス♂技術兵うっス…自分、第506技術兵団研究科のゴーレム部門魔術師のサイスっス…あむ(モムモムとシュークリームを一口食べればその分次第に元気も取り戻していく)いや、最近組もうとしてる術式が全然安定しなくって、大昔の術式に水を操るってのがあるから…水のゴーレムを作れるかもと思ったら、床は水浸しになるし、印を自分で消しちゃって自滅しちゃうしで全然安定せず…そのまま徹夜に徹夜が続いて…ふわぁ~~ぁ・・・もう4日はまともな飯食ってないっス。ここのシュークリームでお腹いっぱいにするっス・・・お姉さんの言う通りここのはとびきり美味しいっスから   (2018/1/7 19:55:48)

バニラ♀看護兵ご…れむ、ま、じゅつ…? よく分からないけど、君ちっちゃいのに頭いいんだね!すごい!(シュークリームを頬張る彼の年齢はよく分からないが、彼女にとってはそれが可愛く見えるのか、彼の両手が塞がっていることをいいことに、彼女は彼の頭を撫でて。彼の話は難しすぎて半分も理解出来ないが、彼が何かによって苦労して、寝不足なのは理解したのか、彼女はうんうんと相槌を打って。)ええっ!?4日!?食べてない!?寝てない!? …そ、それは大変!て、点滴…っ、は、職場だから無いし…あっ!睡眠!睡眠取らなきゃ…(看護兵という職業柄、不健康には目敏いのか、彼女は自らのむっちりめな太ももをぽんと叩き)良かったらお姉さんの膝でちょっと寝ちゃう?なーんて…   (2018/1/7 20:05:00)

サイス♂技術兵もむもむ…そりゃ、どうもッす(褒められて頭を撫でられて、照れているのか頬を赤くしてうつむく…。両足をパタパタとさせる辺り嫌がっていないのは確かだ)自分、熱中すると徹夜なんて当たり前で…熱中しすぎて飯も食べてないから流石に上司に休暇出されて今にいたるっス・・・お膝っスか?いくら自分が子供だからって男の人に膝枕は不用心っスよ(もう一個パクッとシュークリームを食べれば大分元気も戻ってくる。流石の自分でもわかるっす・・・あの太腿は犯罪的柔らかさで頭を預けたら最後っス・・・。具体的に言うとヒツジさん数えるより早く眠っちゃうに違いないっス)お姉さん看護兵さんっスかぁ・・・自分そんなに不健康に見えるっスかね?これ食べ終わったらあと二日くらいは徹夜いけそうっすけど   (2018/1/7 20:14:21)

バニラ♀看護兵えへへ、私頭悪くて…看護兵になるのも何回も試験落ちちゃったから…君みたいな人、尊敬するなあ(のんびりとそんな話をして、にこにこと笑みを浮かべている。彼の足の動きには気づいていないが、彼の頭を撫でるのは楽しいようで。)え?不用心…?あははっ、そんなまさか。サイスくん可愛いし、疲れてるみたいだしそれはないよ〜(面白い冗談を聞いたかのようにお腹を抱えてひと笑いすると、彼のどこか変わった健康勘に彼女はまるで彼の姉か母親のような顔でびしっと人差し指を指すと。)そ、そんなの駄目だよ!身体悪くしちゃうし、お仕事の集中力も切れちゃう…だから、…寝よ?(かなり心配しているのか、逃げないよう彼の手を掴み、もう片方の手を太ももに置いていた。)   (2018/1/7 20:24:19)

サイス♂技術兵わわっ(さすがに魔術系、鍛えてない為彼女の力でも容易く膝枕までもってかれる。というよりは疲労と睡魔と甘味による油断が加わって顔面から太腿に突撃する結果となるが)わぷっ!お、お姉さん結構強引っスね(むくり、とどうにか顔だけ上げれば諦めて膝枕でもしようか…このまま駄々をこねれば逆に迷惑をかけかねないっスから。あぁ・・・それにしても膝枕気持ちいいっス・・・フカフカっス)こんなフカフカので寝るの何か月ぶりっすかねぇ・・・ふわあ~あ…【いいところですがお風呂が沸いたみたいですので行ってきます!戻ってきたら返信いたします!!   (2018/1/7 20:29:47)

バニラ♀看護兵えへへ…怒った?(彼の膝に乗せ、頭を撫でながら、少し申し訳なさそうな口調で彼に。)疲れてる人って、なんだか放っておけないんだよね。…疲れたまま、どっか行っちゃいそうだから…(シュークリームを頬張って幸せそうな表情から一転、今の表情はどこか寂しそうで、)…だからさ、いいんだよ。ちょっとくらい休んじゃっても。そりゃ、楽しいこととか、好きなことはどんなにやっても飽きないけど…時間はたくさんあるから。(欠伸をする彼に彼女はのんびりとそう話して。おそらく聞いていないだろうけれど、彼女は彼に少し休んで欲しくて。)…おやすみ。【了解です〜、ごゆっくり!】   (2018/1/7 20:40:17)

サイス♂技術兵【ただいま戻りましたぁあああセーフ!】   (2018/1/7 20:46:51)

サイス♂技術兵ん・・・(静かに目を閉じれば可愛らしく寝息を立てる。歳はまだまだ子供といって差し支えないが…仮にも魔術師が、ともいえぬ今大人しく誘惑に飲まれるしかないのだ)すぅ…すぅ(寝息を立てながら膝枕の柔らかさを堪能…こうしてみると姉弟のようで何ともほほえましい)   (2018/1/7 20:51:13)

バニラ♀看護兵…ふふっ、何だか弟みたいだなぁ…(彼の頭を撫でながら微笑んで。1人っ子だからか、弟のような存在が嬉しいのだろう。しばらく頭を撫でたり、寝顔を眺めていたりしたのだが、彼ののんびりした顔を見ているとこちらも眠くなってきたのか、彼女は椅子の背もたれに頭を預け、すやすやと寝息を立て始めた。)…ん、すぅ……えへへ、もう食べられません〜…   (2018/1/7 21:01:34)

バニラ♀看護兵【おかえりなさい〜】   (2018/1/7 21:01:45)

サイス♂技術兵(しばらくして、眼が冷めれば…無防備を通り越してノーガードのお姉さんが…何やってんスか本当に…上から見上げると何ともムラムラとした気にはなるっスが、自分そこまで性欲に優しくないもんで…とりあえず寒くないようにせねば…と取り合えず自分のローブを布団代わりにかけてしまいましょう。自分?自分は手袋もマフラーもあるっスから大丈夫大丈夫)自分が怪しいおっさんだったら酷い事されてたっスよホント…なんだか心配になってきたっス   (2018/1/7 21:09:04)

バニラ♀看護兵えへへ、シュークリーム…(先程まで彼に母親や姉のように口うるさく色々言っていたのに、今はもう子供のような寝言で夢の中。彼の寝顔にあてられたのか、それとも彼女も彼女で騎士団の看護兵という職業の中、気の張る生活を送っていたのか…それは彼女にしか分からないが、ローブをかけられると、暖かさで無意識に安心したのか、むにゃむにゃと口元を動かして。)   (2018/1/7 21:18:44)

バニラ♀看護兵【雰囲気も雰囲気の中申し訳ないんですけどこのあとどうしましょう…!?】   (2018/1/7 21:19:11)

サイス♂技術兵【どうしましょう?なんか起きそうにない雰囲気w   (2018/1/7 21:19:34)

バニラ♀看護兵【本当ですよね…めちゃくちゃ平和で…!でも私としてはサイスさんとまだロルしたいので、場面変えてなんかしようかなと…お時間はまだありますか?】   (2018/1/7 21:24:28)

サイス♂技術兵【大丈夫ですよー   (2018/1/7 21:25:09)

バニラ♀看護兵【ありがとうございます!希望とかありますか?私が始めちゃうとまたしまりのない平和なやつになっちゃいそうで…】   (2018/1/7 21:26:04)

サイス♂技術兵【うーむ、技術兵の職場にバニラが遊びに来る、とか?】   (2018/1/7 21:38:05)

バニラ♀看護兵【なるほど!だいぶ仲が進展しましたね、それにしましょうか!】   (2018/1/7 21:39:53)

サイス♂技術兵【了解です、いいだしっぺなので今度は自分がかきだしますねー   (2018/1/7 21:41:08)

バニラ♀看護兵【ありがとうございます( ò ω ó )】   (2018/1/7 21:41:45)

サイス♂技術兵(ゴーリゴーリと最近導入した魔法陣を描くのに便利な大型魔道具…これで円を描きながら今日くるであろうお姉さんの心配が色々…)転ばないッすかねぇ?薬飲んだりしないっスよね?あのお姉さん看護兵だし大丈夫っすよね?(ブツブツと独り言をいいながらもゴーレム生成に必要なアイテムを魔法陣中央に置いて術式を書き加えていく。パッと見子供が地面に石で落書きしてるように見える?いや、これ魔法なんっスよ?見た目のせいでいつも子供の遊びと間違われるけど違うっすからね!?)ふぅ、術式はこんな感じっスかねぇ…安全の為に爆発しないだろう土とか木とかのゴーレムにしたけど、変なこと起きなきゃいいっスねぇ…   (2018/1/7 21:47:14)

バニラ♀看護兵こんにちは〜…サイスくん、来たよ!(白色のワンピースに、水色のカーディガンという普段の看護服とはまた違った私服姿で、手には差し入れの入った紙袋を持って、まるで友達の家に遊びに来たというような平和ボケした顔で彼の仕事場へ。)今日はごめんね、私がサイスくんの仕事姿見たいって、頼み込んじゃって…あっ、これ差し入れのクッキー、作ったから食べて(焼きたてのクッキーが入れられた紙袋を彼に渡し、彼の隣にしゃがみ込むと、興味深そうに魔方陣を眺めた。)へえ…これが本物の魔方陣…こんなにおっきいのは初めて見たなあ…ね、これどういうやつなの?この道具は何?あっ、このお薬何だろう?(まるで子供のようにあっちいったりこっちいったりと、落ち着かない様子で。)   (2018/1/7 21:55:03)

サイス♂技術兵構わないっスよ、自分らの仕事見てもらう事なんて中々ないっスから(差し入れのクッキーを受け取れば早速あれこれ触ろうとし始めた。うん、わかってた…。中身は全部水だから薬をかぶって変な気分とか万が一にも有り得ないっす)もっと大きいゴーレムを作るなら、それこそもっと大きく書くっス、魔法陣の真ん中においてあるの触っちゃ駄目っすよ?(自分の隣にしゃがみ込む彼女を見る。普段と違う格好で凄い可愛いっス。これは駄目っス可愛すぎるっス。でもこらえるっス自分!!そう言い聞かせながらゴーレム生成に使う杖を選びながら鼻歌交じりにクッキーを一口)はむはむ…じゃあとりあえず土のゴーレムから作るっスか、えーとマンドラゴラを苗ごと…、マンドレイクの繊維に人面樹の生き枝…それに血の代わりにお水をたっぷり…うん、材料は充分。土も沢山、これで…ほら、今から作るから魔法陣からははなれてほしいっス   (2018/1/7 22:05:46)

バニラ♀看護兵えへへ。…あれ?そうなの?……サイスくん、普段は可愛いけど、こうしてお仕事してる姿はかっこいいのに…(まるで当然のことのかのようにさらりと言って。魔方陣の真ん中にあるものを触っちゃだめと言われるとどこか恐怖を感じて彼の近くに。彼の服の裾をぎゅっと摘んで。)…へえ…やっぱりサイスくんはすごいね。私の知らないこと、たくさん知ってる…ふふっ、サイスくんみたいなかしこいお友達を持てて私は幸せだよ〜(知らないもの、見たことがないもの、彼女は興味深いものをたくさん見れてご機嫌で。彼がゴーレムのためにマンドラゴラや人面樹などを取り出し、今からゴーレムを作ると聞くと少し驚いたような顔をして、彼の後ろに行くと腕にぎゅっと抱き着いて。)…だ、大丈夫かな、怖いやつだったりしない?   (2018/1/7 22:16:10)

サイス♂技術兵農家のおばあちゃんの所に出すゴーレムっス、怖かったらお婆ちゃん畑仕事できないっス(そう言いながら杖の先端を術式に向ければのんびりと呪文を唱える…エルフの言語に妖精のまじないを加えたもので…意訳するとこうだ)踏ませる子、踏む子、産みだす子、増やす子、私の言葉を聞いて形になってほしい(そう呪文を言い終えれば、ムクムクと土や泥が蠢き山のように形になり、ボコボコと音を立てる…そして出来たのが…)「んあーーー」(何とものんびりとしたゴーレム、背中には既にコケが出来始めていてボヘェとした顔立ちと大柄な姿は絵本に出てきそうな何とも和む姿だ)土のゴーレムっす、こいつに肥料だとか種だとか食べさせて畑を歩かせると畑の番したり、収穫や手入れのお手伝いしてくれるっス。怖くないでしょ?だからその、離れて欲しいっス。胸があたってるっス   (2018/1/7 22:23:51)

バニラ♀看護兵へえ…怖いのばっかりじゃないんだ… また新しいこと知っちゃったなぁ(そうのんびり話していると、これまたのんびりとした見た目のゴーレムが誕生し。)わぁっ!可愛い!(彼の肩から顔を出して、どこか間抜けな顔をしたゴーレムを見ると、まるで可愛い動物を見かけたかのような顔で。わあいわあいと喜ぶのもつかの間、彼はどこか落ち着かない声を出し、聞くと胸が当たっているようで。)きゃ…っ、ご、ごめんね!そ、その、わざとじゃないの!本当に!(慌てて離れると、彼から顔を背けて。)…わざとって思われたらどうしよう……うう(そんな二人のどこかたどたどしい触れ合いを、ゴーレムはよく分からない顔で見ていた。)   (2018/1/7 22:31:39)

サイス♂技術兵まぁ気にしてないから大丈夫っスよ、あぁ出来立てだから手を突っ込んだら駄目っスよー?ズブッて入り込んじゃうっスから。前試しに突撃したらローブが泥んこだらけになったっス(思い出して遠い目をすればバニラの横にたつ、次は木のゴーレムだ)こっちは孤児院の子供達に作るっス、木のゴーレムはお花を咲かせることができるっス(そう言いながらゴーレムと共に新たなゴーレムを作り始める)…あー、それと、気にしてないっス。自分男っスから当たって嫌とか、そういうことはないッスよ。うん   (2018/1/7 22:35:24)

バニラ♀看護兵(あいくるしいゴーレムの表情に思わず触りたくなったが、彼の言葉で手を引っ込めて。)わあ…っ!本当? 見てみたいなあ…(お花を咲かせる能力を持ったゴーレムを作ると聞いて、どこかわくわくした様子で彼の仕事姿を見て。)……本当?(基本人を疑うようなことはしないが、それでもどこかじとっとした目で彼を。彼女はくるくる変わる表情でどこか複雑そうな表情をすると。)うーん…なんだか、複雑…   (2018/1/7 22:43:25)

サイス♂技術兵(気づけば土のゴーレムはチョコンと座り、自分が呪文を唱えてる間自分に生えたコケを擦り取ってはパクリと食べてるだけになりはじめた。木のゴーレムは亀のような姿をしており…近くにいた土のゴーレムの頭に早速ポコポコ小さなお花を咲かせ始めていた。木の割に結構スベスベなのは特殊加工の為、でないとバニラさん絶対触るっス、そして怪我をするっス)「んあーー?」「ふむぅん・・」(なんとも可愛らしい二体が挨拶でもしているかのように見つめる様は流石の自分も癒される)だってほら、自分姉も妹もいなかったスし…パパとママも仕事であまり会えないっスから。誰かの身体が当たるって事態結構嬉しいんスよねぇ(サラリと寂し気な事をいいつつ、次の魔法陣を描くために杖をしまって、ゴーレムたちを魔法陣からどくように指示しようか)   (2018/1/7 22:48:32)

バニラ♀看護兵【すみません…!そろそろ背後が厳しくなってきてしまいまして…!また遊んでください!】   (2018/1/7 22:52:06)

サイス♂技術兵【了解しました!また遊びましょう!おやすみなさいませー!   (2018/1/7 22:52:36)

バニラ♀看護兵【おやすみなさい〜】   (2018/1/7 22:55:11)

おしらせバニラ♀看護兵さんが退室しました。  (2018/1/7 22:55:14)

おしらせサイス♂技術兵さんが退室しました。  (2018/1/7 23:01:16)

おしらせエルソフィ♀司書官さんが入室しました♪  (2018/1/22 15:49:07)

エルソフィ♀司書官【こんにちは、お部屋お借りいたします。小さく置きに。】   (2018/1/22 15:49:32)

エルソフィ♀司書官ああ、やはりよく降りますね。(ロサール図書館上階にある司書官執務室。円卓を囲む13人は寒いだの綺麗だの早く帰りたいだのと思い思いに言いながらペンを走らせている。その一人、エルソフィ・エデットはふとガラス製のペンを置いて窓の外をしばらく見つめていた。朝から降り続いている雪は昼にて早くも窓枠にちいさな丘を築いていた。)――「重要会議でもないのに官が全員上にいられるくらい暇ってすごいですよねー」「この雪では来館も見込めないからな。梟は忙しく飛び回っているが」……私は少し出歩いてきます。――「ぇっ。猫もたぶん今日はぬくぬく魔術師ギルドにいると思いますよ?」……別に、いつも猫を探しに歩いているわけではないですよ。(厳かな静寂を保つ図書館は、本日の雪のために一層静けさが増す中、そんなやりとりを経て、外。案の定、空から降る無数の白に早くも水都の風景が覆われつつあった。)……。……天然の静けさのほうが好きなだけです。(誰に宛てるわけでもなく、ぽつり。純白の外套のフードを被って、馬車馬の足跡を踏みながら、ゆっくりと歩きだした。)   (2018/1/22 15:50:16)

エルソフィ♀司書官――(その歩は、危なげなく、いつもよりゆっくりだが規則正しく。そして、音がほとんどしなかった。雪が、隠してしまうから。この時期はよく降るから、市も静かなもので、露天商は早々にテントを畳むかほぼ営業終了気味に同業らと焚火を囲んで談笑していた。寒い寒いと言う声はなぜかなどこか陽気で。もしかして温めた酒精を煽ったのかもしれない。「休憩なら司書ちゃんもどう?」なんて声をかけられれば、左手を心臓に当てた会釈と共に丁重に断って、また歩を進める。足跡まばらな、誰かの跡を雪がうっすらとぼかした、曖昧な風景を純白が行く。純白の司書官制服の上に真白の外套をすぽりと被って、ゆるく吹雪く中を歩けば、もしかして、腕に抱く分厚い本の黒だけがふわふわと白世界の宙を浮いているように見えたかは――さて。)   (2018/1/22 15:51:41)

エルソフィ♀司書官(歩が止まったのは、小さな広場。まだ老朽化への手入が進んでいない、噴水が枯れたままの小さな広場。久しく水を溜めていないまま雪を溜めこんだその縁に、音もなく腰を下ろした。人の営みの音が遠く、何もかもの気配が薄い、静かな静かなそこに、ぽつんとひとり。指先だけを残して真白の手袋に覆われた手を伸ばした先には、なにもない。ただ、空から降った白い欠片を音もなく受けるだけで。)……難しい、のですよね。(やはり誰に宛てるわけでもなく、手に受けたふわふわと咲いたまま――溶けないままの、雪を、指先の上に乗せたまま眺めた。膝に置いた黒本も、白に埋もれることなく。ただ右手が置かれてそのままなだけで。――雪に凍えることもなく。)氷は、あんなに簡単に作れるのに。(左手の指先の周りで小さな小さな、雨粒のような水滴が浮かんだ。ピシという音を立て、あっという間に固形にされたそれは、風に踊るにはあまりに重く鋭く透明すぎたまま、真っ白な雪に攫われる。一瞬だけ煌めいて見えたその行く末を、レンズの向こうから見送って、見上げて吐息一つ。薄いレンズに、後ろにずれたフードから覗く黒髪に、白が積もらぬままに。吐息が、染まらぬままに。)   (2018/1/22 15:56:19)

エルソフィ♀司書官……雪は、お好きですか?(誰かに宛てたような問い。雪が攫って地に埋めてしまう。そんな、淡い問い。)   (2018/1/22 15:56:27)

エルソフィ♀司書官【以上にて。お部屋ありがとうございました。】   (2018/1/22 15:56:33)

おしらせエルソフィ♀司書官さんが退室しました。  (2018/1/22 15:56:36)

おしらせサイス♂技術兵さんが入室しました♪  (2018/1/26 16:48:43)

サイス♂技術兵(ロサールのゴーレム研究室、日夜新しいゴーレム技術を研究、発展させていく場所である。自然エネルギーをそのまま活用できるだけあって昔のような戦闘向けゴーレムは数を減らし、家庭的でより市民に密着したゴーレムも多く出回るが…まぁ、そういう研究は挫折や苦悩がついて回ったりするわけで…場所は図書館、その一角で机に突っ伏してブツブツ呟いてるのはゴーレム研究科の一人、つまり自分っス…)うぅ…娼婦型ゴーレムなんて作れるわきゃねぇーっす…こちとら経験すらねぇ童貞っすよチクショーめ…でも期限までに納品しないと研究資金増えないし…はぁ~~~…   (2018/1/26 16:53:20)

サイス♂技術兵(よく誤解されるが、ゴーレムとは土人形が派生した魔道生物。生物であり魔法そのものでもある為、形状や目的に合わせた構成はできる。だが、それらは経験と常識をゴーレムに当て嵌めさせればの事。そもそも経験がなければ当然構造も理解もできず、作れるはずがないのだ。ゴーレムの行動基準には術者の記憶と経験が必要不可欠なのだから)はぁ・・・納品、あきらめるっすかねぇ   (2018/1/26 17:09:39)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、サイス♂技術兵さんが自動退室しました。  (2018/1/26 17:29:49)

おしらせエルソフィ♀司書官さんが入室しました♪  (2018/1/27 17:10:32)

エルソフィ♀司書官【こんばんは、お部屋お借りします。サイスさん、図書館へのご来館をありがとうございます。短くではありますが、一つ置きに。】   (2018/1/27 17:11:05)

エルソフィ♀司書官(ロサールの叡智を収める図書館は蔵書の部門も多岐にわたる。子供が楽しむ絵本から、学生御用達の学術書、少し前に書店で流行って廃れて寄贈された小説、魔術師および錬金術師ギルドから蔵書の保管を引き受けることもある。だから、水都に暮らす者であれば誰がどんな目的に来館していてもおかしくない場所。ゆえに、四年務めて「お馴染みの来館者」を覚えてもなお新しい発見もある。そう、たとえば……あの隅っこで突っ伏しながら叡智に押しつぶされているような呻き声をあげる人とか。)……流行り、ではないですよね。(うっかりそんなことをぽつりと呟いたのは、返却本を棚に戻す作業の間に聞こえてしまった来館者の独り言ゆえ。いわく、『娼婦型ゴーレムなんて作れ――』……ひとまず本を一冊戻した。相変わらずどうして貸出数が多いのだろうというかむしろ最近寒さが増すごとに貸出が増えている気がする――『絶対に効く恋のおまじない100選』。さておき。)   (2018/1/27 17:11:18)

エルソフィ♀司書官――(ふと視線を、右腕に抱える分厚い黒本に落とす。ゴーレムの生成は確か生成者にあたる術者の記憶を雛型に動作命令を編み込んでいく工程を踏む。よぎるのはいつぞや『穴の開いたブーツ亭』で見た人形たち。そういえばあれの原理も似たようなものなのかと思いながら、二冊三冊と本を戻していく。紹介という選択肢が一瞬よぎったが……あの人から、娼婦のシの字も連想できないから、やっぱりやめておいた。ついこの前、仕事で娼館に潜らざるを得ない知己を無理矢理ドアの向こうに捻じ込んだばかりなだけに、余計に。――男の人も大変ですね。そんなことを思って、今一度、苦戦している人へ視線をやったところ、で。)――「ああ、戻っていたのか、エデット司書官」……?何か?――「第二保管庫に来館者から物品を預かっている。ほら、以前に児童書の――」――、すぐに行きます。(コツ、コツ、コツ。規則正しい歩が静寂をそっと縫って行った。ゴーレムの平和需要も多岐にわたるが、人肌恋しくなる寒さが生んだのかもしれない需要に応える日がいつか訪れるのかは、はてさて。)   (2018/1/27 17:11:50)

エルソフィ♀司書官【以上にて。お部屋ありがとうございました。邂逅叶う日を楽しみにしております。】   (2018/1/27 17:12:08)

おしらせエルソフィ♀司書官さんが退室しました。  (2018/1/27 17:12:11)

おしらせアリステア♂冒険者さんが入室しました♪  (2018/1/27 22:10:17)

アリステア♂冒険者【こんばんは。お邪魔します。サイスさんとエルソフィさんのお話に便乗させていただきましてソロルをひとつ。】   (2018/1/27 22:11:01)

アリステア♂冒険者(冒険者とは、日々舞い込んでくる様々な依頼を遂行し、その報酬によって生計を立てている者のことである。様々な依頼とは、魔物の討伐や遺跡の調査、要人の護衛などがあげられるが、実際にはもっとくだらなく、簡単な依頼もある。例えば、そう、依頼人が気になっている異性の調査だとか。)……。(冒険者であるアリステアは以前、通りで八百屋を営んでいるルーヘンという男の依頼で、とある女性のことを調べることとなった。調べていくうちにその女性が娼婦であることが判明し、なりゆきで娼館に潜り込むことになった。実際のところ、彼女は娼婦ではなく、アリステアと同じ冒険者で、娼婦に扮して調査をしているだけだったわけだが。ルーヘンにとっては残念ながら、彼女には想い人がいて、その淡い恋は幕を閉じた……はずだった。)   (2018/1/27 22:11:11)

アリステア♂冒険者――で、急に家に来いだなんて、どうしたんです?(貸家の多く並ぶ住宅街の一角。アリステアはルーヘンの後ろについて歩いていた。)「まぁまぁ。僕はね、アリステアさん。気づいてしまったんだ」何にですか……。(アリステアは嫌な予感しかしていなかった。大体彼が持ってくる話は気になる異性がどうのという話ばかり。色恋沙汰に疎いアリステアにとって苦手なタイプなのだ。)「ささ、入って入って」(辿り着いた家に招き入れるルーヘンはいつもよりも上機嫌な様子だ。なんてことない、簡素な内装。一部屋しかないあたり安い貸家なのだろう。その部屋の一番奥、ベッドの上に"それ"は横たわっていた。)「見てくださいこれ!僕が一級の裁縫技師に作らせたんですよ!!」(ルーヘンがベッドに横たわっているそれを持ち上げて見せてくる。それは……等身大の女性が見事に刺繍された抱き枕だった。)   (2018/1/27 22:11:18)

アリステア♂冒険者……なんですかコレは。(ゴミを見るような視線をぶつけてやった。)「なにって、ティトレアさんですよ!こないだアリステアさんが調べてくれた!!」(たしかに、よく見ると以前調査した結果同業者ということがわかったティトレアさんにどことなく似ている気がしないでもない。)「一級の裁縫師に作らせたんです。よくできているでしょう?」ソウデスネ。それで、それがどうかしたんですか?「どうって、見せたかっただけですよ」(そんなくだらない自慢の為に)「さっきも言ったけど、気づいてしまったんですよ。理想の恋人を手に入れられないなら作るしかないって」(せっかくの休日に突然呼び出されて)「図書館で恋のおまじないの本とか借りて読んでみたけどそもそも実践できないなら意味がない」(俺は何をしているんだろう)「聞いてます?」はいはい、聞いてますってば。   (2018/1/27 22:11:26)

アリステア♂冒険者(ルーヘンはそんなアリステアに目もくれず語り続ける。)「でも、これじゃあ完璧じゃない。これはただの抱き枕だ」はい。「それでね、考えたんですよ。人体錬成は禁忌です。さすがにそんなことは僕でもわかってる。だったら、ゴーレムならどうかって」はい?「それで今絶賛依頼中なんですよ!なんでもゴーレムに詳しい人が騎士団にいるとかで、ツテを使って娼婦型ゴーレムを作ってもらおうと!もちろん見た目はティトレアさんで!」……えっと、つまりルーヘンさん。あなたはティトレアさんの姿形をしたゴーレムで自分の性欲を発散しようと、そういうことですか?「ティトレアさんの姿をしたゴーレムはもうゴーレムじゃなくティトレアさんなんですよ!それに娼婦型とは言ってもね、僕はしっかりとティトレアさんを愛します!!」……ま、まぁ、いいんじゃないですか、どうでも。   (2018/1/27 22:11:34)

アリステア♂冒険者(ルーヘンがひとしきり語り終えたところで、アリステアは懐中時計を見た。)すみませんルーヘンさん、ちょっと俺このあと用事があって……久しぶりの休みだし孤児院にでも行こうかと。(嘘ではない。が、行くのはもう少ししてからのつもりだったが一秒でも早くここから去りたい。)「ああ、そういうことなら、早く行ってあげてください。何かお土産でも?」ああ、いえ、大丈夫です。あまりいつもお土産を持っていっても気を遣わせてしまいますから。お気遣いありがとうございます。それじゃあ、失礼しますね。(早口に言ってアリステアは扉をくぐる。パタンとドアをしめてから大きくため息を零す。)娼婦型ゴーレム……あの人が聞いたら喜びそうな話題だけど……。(近くの家の屋根にとまっているカラスを見ながら、もう一度ため息。)さて、予定より早いけど、行くか。(気を取り直して北へと歩を進めたのだった。)   (2018/1/27 22:11:45)

アリステア♂冒険者【以上にて。私も邂逅を楽しみにしております。では、失礼いたします】   (2018/1/27 22:12:07)

おしらせアリステア♂冒険者さんが退室しました。  (2018/1/27 22:12:12)

おしらせサイス♂技術兵さんが入室しました♪  (2018/2/1 18:59:23)

サイス♂技術兵(なんか違う、とスリーサイズやら癖やらが事細かに書かれたメモと、実際に動いている眼前の娼婦ゴーレムをしっかり観察…外見は確かに出来上がった。指先の関節の膨らみに関しては最高傑作と言ってもいい。だが残念な事に納得がいっていない様子。形は完璧でも目的とする行動をとらせるには耐久性と耐熱性が弱すぎるのだ)ゴーレムの基本素材は泥っスからねぇ…モノぶち込んでぶちまけてなんて、本来は想定されてない…うーん(そんなことを悩みながら指を鳴らして形だけなら完成と言えるそれを元の土くれに戻し、気晴らしに外へ)コンクリート、砂利、粘土、駄目っす…人間の体温に近いとなると泥でつくるほうが、でも香りとかぁ‥‥髪のサラサラ感が…(足を運んだのは再び図書館。読んでいるのはある程度知識を積んだゴーレム魔術師なら読む必要がないと言われる。ゴーレム基礎学の資料や、人体の神秘という本だ)そもそも、臓器の代わりみたいなのを泥でどうつくればいいんすか…はぁ、悩むっす   (2018/2/1 19:10:43)

サイス♂技術兵ゴーレム基礎、ゴーレムとは形を取らせた泥に魔術媒体を埋め込むことで媒体に込められた命令系魔術通りの役目、またはそれから派生する行動を術者の記憶から行うものである…。はぁ、いっそ依頼人の頭の中の妄想まるっと媒体にこめられないっスかねぇ…童貞に作れるわけねぇっスよ(溜息をつきながら資料を読み漁り、なんとかできないものかと苦悩していく   (2018/2/1 19:22:14)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、サイス♂技術兵さんが自動退室しました。  (2018/2/1 19:42:24)

おしらせエルソフィ♀司書官さんが入室しました♪  (2018/3/9 14:37:34)

エルソフィ♀司書官【こんにちは、お部屋お借りします。待機置いてしばし。】   (2018/3/9 14:37:56)

エルソフィ♀司書官(時々、図書館では不思議なことが起こる。きちんと丁寧に扱って期日までに返却された本であるにも関わらず、なぜか頁が足りないとか、文字のインクが不自然に滲んだり塗り潰れているとか、挿絵がそっくり抜け落ちているとか。)大丈夫ですよ。貴女はこんなにも大事に本を思って返しに来てくださったのです。教えてくださってありがとうございます。(泣きながら絵本を差し出す幼い少女の頭を撫でるその時の司書官の声音は、部下同僚曰く、「あれだけは例外」という硬質がほんの少し柔らかくなったそれ。子供をあやす声。)本だって、いつも同じ棚にいては退屈してしまうこともあるのです。私がちゃんと散歩から連れ帰ってきますから、来週の読み聞かせの日にまた来てください。……ええ、本当です。約束です。(「いずみのどらごんさんが、いなくなっちゃった」と泣きじゃくる少女の不安を気が済むまで受け止める光景は、温かく見守られた。)   (2018/3/9 14:38:36)

エルソフィ♀司書官(数日後――)まったく……過保護にも程があります。(最近増えた気がする溜息が零れた昼過ぎの広場。幼い少女をあやした声音には遠い、硬質からもう少し温度を下げた調子に淡々とサンドイッチを頬張りながら、今度はその女を「まあまあラスクあげるから」となだめる店主という光景。)遺跡の三階層なんて安全確保が行き届いたほぼ観光地だというのに。(溜息ついて、二つめのサンドイッチを受け取って、また溜息ついて頬張った。咀嚼の間に見晴らしの良い広場をざっと見回しながら。)ええ、護衛依頼の書類を通して打ち合わせてなんて手間を踏むよりはここで誰か捕まえたほうが早いと思ったのです。(淡々と横着を打ち明ける上級公務員に、サンドイッチ屋の店主は「司書ちゃんってば相変わらずだねぇ」とラスクの袋をもう一つ渡した。遠足におやつは定番でしょ、と。)   (2018/3/9 14:38:44)

おしらせアリステア♂冒険者さんが入室しました♪  (2018/3/9 14:42:31)

アリステア♂冒険者【こんにちは、エルソフィさん。よければご一緒させていただきたく。】   (2018/3/9 14:43:12)

エルソフィ♀司書官【アリステアさん、こんにちは、しばらくぶりです。はい、ご覧の通り遠足(予定)ですので、よろしければぜひに。どうか良き紡ぎとなりますよう。】   (2018/3/9 14:44:00)

アリステア♂冒険者【ありがとうございます。今から書き出しますので少々お待ちくださいませ。どうぞよろしくお願い致します。】   (2018/3/9 14:44:29)

アリステア♂冒険者「そんなこと言わないで頼むよぉ!!」(広場に情けない声が響く。一瞬こちらをちらりと見る人もいるが、ほとんどの人間は他人に無関心である。その無関心から抜け出してこちらを見たならば、まだ若い商人がひとりの冒険者に泣きついている光景が目に入るだろう。)だから!そういうのは自分でなんとかしてくださいって!大体この間言ってたゴーレム?はどうしたんですか。(非常に迷惑そうに話す冒険者の男は、内容が内容だけに言葉を選んでいた。)「完成まで待ち遠しいじゃん!だからアリステアさんが彼女を襲ってそこを僕が格好良く助ければ」彼女とは同じ冒険者なんですから、そんなことしたら後々面倒でしょう!?とにかく!それはダメです。俺だって忙しいんです。帰ってください。(そんなやりとりを終え、トボトボと帰っていく若い商人の後ろ姿を、アリステアは溜息をしながら見送った。)   (2018/3/9 14:53:39)

エルソフィ♀司書官ん……?(揉め事だろうか、少しだけ広場の端を流れる空気が変わった気がした。そう、ほんの少し。サンドイッチを半分ほど飲みこんだところ。誰かが縋るのを誰かが振り払うというか見捨てるというか、剣呑とまではいわないが、「なんだ?」という空気が波及して、喧嘩というわけでもないなら自然と視線が離れて、――ゴーレムがどうとかあたりまで聞こえたところで、レンズの向こうの紫眼が一拍見開かれた。)……(とぼとぼと追い返された男性が目の前を通過していくのを、思わず顔ごと向けて見送った。青果屋さんがどうしたのだろうということより――)――アリステアさんも、煩わしそうに扱うことがあるのですね。(大きなアンブレラの影という若干目に留めにくい場所から、ちょっと声を飛ばせばそこに背がある距離の知己に、挨拶より早い感想が飛んだ。)……あ、こんにちは。お忙しいのは、本当ですか?(両手をサンドイッチに塞がれているもので、いつもの会釈所作も置いていかれたまま。座ったまま。)   (2018/3/9 15:09:17)

アリステア♂冒険者(自他問わず、色恋沙汰には疎い上、興味もなかった。自分とは無縁の世界であると考えている。故に、彼への対応は時折どうしていいかわからなくなることが多い。彼ほど無遠慮にこちら側へ歩み寄ってくる人物も珍しいのだが。そんなことを考えていれば、ふと自分の名前が耳に入ってきた。反射的に振り返る。ああ、そういえば、彼女はよくここに来るのだった。)こんにちは、エルソフィさん。(今のやり取りを見られていたせいか、彼女の紫色の瞳に映ったのは苦笑いの表情だろう。軽く会釈をしてから、質問に答える。)いや、まぁ暇っちゃ暇なんですけど。……煩わしいって程でもないんですけどね。ああしないと、なかなか折れてくれないので。   (2018/3/9 15:30:47)

アリステア♂冒険者(そこまで言って彼女の持つサンドイッチへ視線を向け、自分もまだ何も食べていなかったことを思い出す。)店主、俺にもひとつお願いします。オススメのヤツで。(自分も大きな傘の下に入ると、ざっとメニュー表を眺めて一番上に大きく描かれたオススメ商品を指さしながら注文を済ませて、彼女の隣に座る。)エルソフィさんこそ、今日は非番ですか?(何気ない質問をぶつける此方はと言えば、休みの日に青果屋に呼び出されて、一応"まとも"な依頼だった時の為に冒険者として必要な装備は身に着けているので、休日とは一見わからないかもしれない。革製の胸当てにポーチ、そして腰には片手半剣。)   (2018/3/9 15:30:55)

エルソフィ♀司書官(改めて向けられた挨拶に、今度こそ左手を心臓に当てる会釈を返した。冬が終わりを告げようとしているのに、指先だけを残した白手袋は外れないまま。黒本は変わらず黙して膝に置かれたまま。)いいえ、仕事です、一応。(サンドイッチ屋の店主は「あーらちょっと久しぶりだったじゃない」と言って新開発メニューことポテトとハムと春苺のサンドイッチをせっせと作り始める。今回はちょっと変わり種だから出足が悪かったので、注文をもらえただけで上機嫌の勢いで春苺が倍量になったことはさておき。)本の修復作業の工程で東の遺跡の三階層まで行くのですが、護衛を連れて行けと上司が譲らなくて横着を考えていました。……今、ちょうどいい人を見つけたと思っているところです。(まっすぐに目を見て言う。そして、この横着に巻き込まれた経験はそう記憶に古くないだろう。最初に会ったときも内容が大体こうだったのだから。)ご存知かもしれませんが、近年ろくに魔物の報告もない階層です。遠足とでも思ってついてきてくださらないかと。(まっすぐ言っているように見えて着々と外堀を埋めるような言い回しに、依頼した。)   (2018/3/9 15:46:05)

アリステア♂冒険者(店主がなにやら上機嫌で作り出すサンドイッチに春苺が乗せられたのを見て、もう一度メニューをチラ見した。トマトだと思ってたのに。まぁいいか。)遺跡……ですか。まぁ、俺もその上司さんに同意ですね。腕の信頼できる護衛を連れて行ったほうが――(そこまで言ってきょとんとした表情で自分を指さした。確認するかのように。)そういうことなら、護衛、任せてください。しっかり守りますから。(彼女が自分を指名しなくても、名乗り出るつもりではあったのだが。差し出されたお皿の上に乗る新作メニューを手に取って恐る恐る口へ運ぶ。意外と美味い。)ああいう遺跡は何が起きるかわかりませんから、ひとりで行っちゃ駄目ですよ。脅威が全て魔物とも限らないですし。(遺跡にはあまりいい思い出がないが、だからこそ彼女一人で行かせるという選択肢は自分の中ではありえない。)それじゃあ、しっかり食べてから行きましょうか。(安心させるような笑みと共に、サンドイッチを頬張った。)   (2018/3/9 16:02:10)

エルソフィ♀司書官(そう、トマトではない。酸味がトマトばかりではつまらないと思って正直に口にした常連の言葉をヒントに作られたらしい。色映えもするでしょ、と、得意顔である。その常連は、「その組み合わせはちょっと」と思いつつ、知己が意外と平気そうに食べているのを不思議そうに見つめたこともさておき。)確かに、肉眼で状況を確かめに行ったのは随分前ですけれど……下層で何かあったら上階も揺れますからね。落石やトラップ止めが外れることでもあったら困りますし、一応最低限の準備だけはしてあります。(自分の身は自分で守れる――その定型句はもう眼前にとっては耳にタコができているだろうから、省略した。代わりに、無事上司の言いつけ通りに手取り早く護衛にありつけたことへの安堵と、小言を煩わしく思うような溜息一つ。残りのサンドイッチを頬張って、サービスされたラスクを足元に置いてあった少し大きめの布袋に詰めた。)ありがとうございます。改めて、道中をよろしくお願いします。   (2018/3/9 16:20:20)

エルソフィ♀司書官――(さて、準備が整ったのなら、道中を馬車にしばし揺られようか。遺跡は地下へ螺旋を描きながらほぼ垂直に潜る形状を取っており、五階層以降は一般人は立ち入りが禁じられている。逆に探索も研究や保全も行届いている三階層までは、魔導灯も松明も絶えず、こうして武装していない一般市民も護衛をつければ一応入れる。めぼしいものなんて、古い壁画が三階層の奥にあるくらいなのだが。女が辿り着きたいのは、その壁画の間らしい。)アリステアさんは、奥へは潜ったことがありますか?(ざっくりと行先を告げた後に、ふとそんな問い。)   (2018/3/9 16:21:10)

アリステア♂冒険者(店主にお代とお礼の言葉を渡し、彼女と共に店を出る。遺跡までの道のりは馬車で移動である。揺られているうちに装備の点検を軽く済ませて、消耗品と最低限の保存食があることも確認した。向かうは三階層。彼女の言う通り、危険は皆無と言ってもいいような場所だ。よほど森の中のほうが危険だろう。彼女の問いにすこし考えてから答えた。)一応、依頼で七階層までは行ったことがありますよ。この遺跡に出る魔物の肝を取りに行ったんですけどなかなか出会えなくて。(念のためだが、食用ではない。たしか魔術師ギルドからの依頼だったはずだ。何に使うのかは不明だが……。)でも、その壁画の間は行ったことがないですね。そもそも、この遺跡って、もともとは何の建物だったのか……エルソフィさんは何か知ってます?(興味本位の質問である。地下へと螺旋状に潜っていく遺跡。冒険者にとっては心惹かれるようなダンジョンである。)   (2018/3/9 16:33:02)

2018年01月06日 21時06分 ~ 2018年03月09日 16時33分 の過去ログ
【F系】水都ロサール【本部屋】
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