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「【中文さん向け】とある自由設定部屋」の過去ログ

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2020年07月11日 23時49分 ~ 2020年08月11日 23時05分 の過去ログ
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新堂雄太♂2年 ……早く、次の駅に着いてくれ……。(有り体に言ってしまうと、今俺は猛烈な腹痛に襲われているのだった。俺の肛門がいつ決壊するのかは、神のみぞ知るといったところか)   (2020/7/11 23:49:54)

おしらせ新堂雄太♂2年さんが退室しました。  (2020/7/11 23:50:54)

おしらせ鵜坂まつり♀1年さんが入室しました♪  (2020/7/13 22:38:38)

鵜坂まつり♀1年【お部屋お借りします。放課後、夕暮れ設定です。既知設定は苦手ですが、それでも宜しければ男女生徒教師問わず歓迎で、待機させていただきます。】   (2020/7/13 22:39:29)

鵜坂まつり♀1年(どうか泣きださないでと捧げた願いもむなしく6限の半ばから静かに地面を濡らし始めた雨は、放課後の今、降りやむ様子が見えないほどに雨脚を強めていた。校舎から部活棟を繋ぐ渡り廊下は屋根こそあるもののサイドの壁がない所為で、アスファルトを打ち付ける雨音が間近から強く耳に届く。昨日見た洋画のワンシーンのようだ。後悔や悲しみのシーンは決まって雨が降る、登場人物の心情を代弁するために) ……じゃあ、雨に打たれたら悲しい気持ちになるんだろうか?(口から漏れた推論を実証すべく、動いた体はまず肩にかけていたオレンジのデイパックを足元、渡り廊下の真ん中に落とした。真夏らしからぬ気温に一日羽織っていたカーディガンも荷物の上に脱ぎ捨てれば、スニーカーの脚で前へと踏み出す。濃灰色に濁った夕暮れ空の下へと身を躍らせると、それまで屋根によって遮られていた雨が一気に肉薄した。カッターシャツ越しにとつとつと肌を叩くのがわかる無数の冷たい雨粒が、すぐに全身をびっしょりと濡らしていく)   (2020/7/13 22:41:05)

鵜坂まつり♀1年(雨に濡れた白いシャツが冷たく張り付いて、下にある肌の色が透けるほどだった。髪もシャツ同様に顔に張り付いて、額やこめかみから伝ってくる雨が顔を伝い落ちて心地が悪い。両手で髪を掻き上げて額を晒すと、そのまま鈍い灰色の空を見上げた所為か、雨粒が直に顔を叩いていった。瞼のすぐ下に付着した大きな一滴が、頬を流れていく。溢れてこぼれた涙のような軌跡を描いた、けれど) 特に悲しい気持ちにはならないようです。(早々に実証結果が出てしまった。肩を叩く水滴は、今や雨自体よりも髪から伝って落ちているぶんのほうが多いくらいで、試しに犬のように首を振ってみたら、滴が外側に向かって飛んでいく軌跡を視界で捉える事ができたくらいだ) むしろ、寒い。めっちゃ寒い、あったかいココアとか飲みたいくらい寒い。(犬の真似をした所為で空気に触れたうなじが、ひやりとした。瞬間そこに感じた寒さはあっという間に全身に伝達されて、頭の先からスニーカーの中でぐしゃぐしゃになった足の爪先までひとつの感情で満たされる。こんな気温の日にやるんじゃなかった、失敗した。屋根へと向けて踵を返した瞬間、くしゃみが一発、口から漏れる)   (2020/7/13 23:05:06)

鵜坂まつり♀1年(まだ着衣のままプールに飛び込んだ時のほうが温かかった気がする(屋内の温水プールだったのだから当然なのだけれど)。屋根の下へと飛び込んだのはいいものの、両脚から見る見るうちに水溜まりが広がって、コンクリの色を深く染めていく。鞄に手を伸ばそうにも止め処なく滴っては落ちていく水滴の所為で憚られ、上に脱ぎ捨てたカーディガンのポケットから防水のスマホを取り上げるだけで精一杯だった。寒いけれど、濡らしてしまったら元も子もないからカーデで暖を取る事も許されない) おにい、部室に着替えあるよね?(数コールで出た相手にそう訊ねたのは、あわよくば着替えを持って此処まで来てくれる事を期待してだ。ここまでの成り行きをさっくりと話して「馬鹿だろ」と至極真っ当なお叱りを無機質な感触越しに受けながら、ふと喉のもっと下のほうで弱く掠れた笛のような音が生まれた事に、小さく息を吐いた。この音は警笛だ。途端に息苦しさが胸を襲って、私は調子に乗った事を少しだけ後悔しながら、そこに蹲って兄の到着を待った)   (2020/7/13 23:21:09)

鵜坂まつり♀1年【喘息持ちには辛い時期ですネ。お部屋ありがとうございましたー。】   (2020/7/13 23:22:10)

おしらせ鵜坂まつり♀1年さんが退室しました。  (2020/7/13 23:22:13)

おしらせ神原 紬♀2年さんが入室しました♪  (2020/7/16 22:56:56)

神原 紬♀2年【こんばんは。ソロルにてお部屋拝借させていただきます。】   (2020/7/16 22:57:36)

神原 紬♀2年どんな罰ゲームよ…そもそもダイエットに失敗したのが私には罰その物なのにぃ…(ジャージ姿でコソコソと誰かに合わないように階段を登る集団。なんだかいつもよりじめついて、触れば石の手摺に指の跡が残りそうな天気の悪い日、時は真夜中。先頭を切って登る私は、大きな袋を肩にかけてヒタヒタと進む足も天気と変わらず重く、ちょっと間違えて声をかけたら突っかかってきそう顔つき。それとは打って変わってニヤニヤと隠しても隠しきれない笑顔を携えた3人がお互いをつつきあって後に続く。夏まで誰が1番痩せるか、そんな馬鹿な賭けをしたのは2ヶ月前の事だ。「今年の夏はビキニを着て海へ繰り出そう!」計画の第1段階だ。先ずはウエストの括れをキュッとしなくては、着たいビキニも着れないじゃないか。結果、僅かながらも皆痩せてたのに、私だけ体重が増えていた。体重計に乗った時のショックたるや、コントで良くある金たらいが落ちてきたような衝撃だった。大好きなチョコを2ヶ月も我慢したのに…。確かにアイスは食べてたけど…。皆だって、似たようなもんを食べてたじゃないか。全く世の中不公平だ!思ってる事がおそらく友達にはダダ漏れだろう顔つきだった。)   (2020/7/16 22:58:19)

神原 紬♀2年ほんとにやるのぉ?(屋上の重い扉を前にしての踊り場で確認をとるも、頷く3人は嬉々とした顔つきのまま、早くと言わんばかりだ。仕方なくTシャツを脱ぎ捨て、ジャージをゴソゴソと脚から抜き取った。下に着ているのは「今年の夏はビキニを着て海へ繰り出そう!」計画第2弾で買った白地に青の花柄のビキニ。確かにウエストの横についた肉は取れていないし、摘めれば摘めるのは確かだ。現に今ふにふにと友達が手を伸ばしてくるのを癪に触って振り払うのに必死だ。「柔らかい」だの「ぷにぷに」だの3人とも煩いから最後は両腕腰に当てて開き直ってやろう。)どうだ!触り心地気持ちいいだろー!そんじょそこらの脂肪とは違うんだから。日々の努力の賜物さえも簡単に覆す力強いぷにぷになんだから。ふんっ!真似してみろよー!さぁ、やってやるー!(自分を媚びするような言葉を最後に叩きつける雨の中へと重い扉を引いて飛び出した。コンクリートの床を勢い良く叩きつけ、その水飛沫が足元を濡らす。目を瞑り天を仰げば暫しの時間雨のシャワーを全身に浴びた。重い扉を開けた彼女達の顔が3つ見えれば彼女達に向けて親指を立てた。スマホに取り込んでいた音楽が聞こえてきた。)   (2020/7/16 23:00:25)

神原 紬♀2年♪おいでシャンプー~その長い髪~君の香りに~ときめくよ♪(流れてきたのは某アイドルグループの懐かしい歌。雨の中でリズムを取りだして踊り始めたのも束の間、かがみ込んで手にして出てきたボトルをプッシュ。白い液体を手に、両手でぐちゅりと伸ばしては、再度友達に視線を送り見てろよ!と言わんばかりに頭へと持っていった。)えーい、どうにでもなれ~。(雨の音に大声も消され、届く曲さえも遮られてしまえば、指先でゴシュゴシュと泡をたてていった。モコモコと泡がたつ…予定なのに、泡が出来たそばから雨に流され、顔をつたうと目にしみる。腕で顔に滑る泡を拭っては、歌い踊りながら、続けるシャンプー…。しょぼしょぼの目に大笑いする彼女達を見ると、やった甲斐もあるもの。更に追いシャンとばかりに追加してシャンプーを繰り返す。雨に濡れて冷えだした身体なのに彼女達の笑い顔は、私にスイッチを入れる。考えてみれば、いつも一緒、喧嘩してもすぐ仲直りして、何でも話せて…彼女達のおかげで楽しい学園生活を送れてる。…楽しい。楽しい。思いっきり腰を振りながら踊り歌う…)   (2020/7/16 23:00:54)

神原 紬♀2年♪これが恋なら夢であいたい、これが恋なら夢が覚めても~♪…ふぅー。(終わったー、はずなのにシャンプーがしっかり流しきれていない。身体に残る泡を手で払っていると、また曲がかかり出す。あれ?と思うと3人も水着姿でかけてくる。「1人でやらせるわけないっしょ!」)えっ?なになに?なんで来るのよー、え?水着着てるじゃん。馬鹿じゃないの?…馬鹿みたい。馬鹿ばっか…。「今年の夏はビキニを着て海へ繰り出そう!」計画第3段はなにぃ?ええー?彼氏を作るってー?反対ー!絶対反対ー!!それ勝ち目ないー!また、罰ゲームは私かよ…。(雨の中4人ですぶ濡れになりながら列を成して踊る「おいでシャンプー」シャンプーの泡も4倍。バシャバシャの水飛沫も4倍。そして笑い声も4倍。冷たい雨がこの上なく気持ちいい。)最高っ、友達…最高っ!___(翌日、目を真っ赤にして鼻水すすりながら1時間目を過ごし、屋上を泡だらけにした不届き者と生徒指導の先生にこっぴどく叱られたのは言うまでもないお話し。)【〆】   (2020/7/16 23:01:27)

神原 紬♀2年【リハビリから一向に抜け出せません。お目汚し失礼しました。】   (2020/7/16 23:02:27)

おしらせ神原 紬♀2年さんが退室しました。  (2020/7/16 23:02:35)

おしらせ立花 蒔絵♀25さんが入室しました♪  (2020/7/19 05:35:36)

立花 蒔絵♀25(今、通過した駅で降りたなら、路面電車に乗れるはずだった。雨は朝から降るとも止むともつかぬ合間を濃い霧のように降り、時間の概念にすら入りこんで霞を掛けて寄越すから、いつ目覚めたかうっかり忘れそうになる。走り始めた車窓越しに、咲き終りの白と青の紫陽花の間から、徐々に離れていく路面電車の橙色の屋根が見え隠れするのを目で追った。車両がその場を離れた後も、水分過多でふやけてしまった思考が、もう見えなくなった橙色をさもまだそこにあるかのように錯覚させて、それはあまりに鮮やかな橙色だったから、その屋根の色以外はすべて夢のように思われる。首を痛いほどに曲げて窓の外を見ているが、まだ、橙色を見ている。)   (2020/7/19 05:50:39)

立花 蒔絵♀25(路面電車に乗る音が聞けたなら、答えを知ることも出来たろうに、でもそれをさほど惜しむわけでもないのは、劣化したからなのか。それとも、少しは賢くなったからなのか。車窓の外は相変わらず雨が雨でないような顔をしながら、簡素な住宅街の屋根をてらてらと濡らしては素知らぬ様子で、いい加減疲れた首筋を労わって、前を向くことにした。誰もいない一人きりの車内で、急に名前を呼ばれて我に返る。)「灰、落ちる落ちる。」(そう言われて急に思い出す。準備室だった。非公式ではあるが、屋根の付いた場所で煙草が吸える唯一の場所で、正面に座るこの部屋の主が眉端を上げ下げして、こちらを訝しむ。)「寝てた?」…ねテタ、かも。(煙草の先で落ちる一歩手前で踏みとどまる灰に、差し向かいから彼が灰皿を寄越して、私は指先のそれを押し当てる。煙草まじりの盛大な嘆息が、狭い部屋に靄を重ねる。オレンジ色の、煙草の包み紙が上下して、新しい煙草の端が継ぎ足される様を見ながら、屋根の色を思い出す。)ああ、それか。「何?」   (2020/7/19 06:07:44)

おしらせ立花 蒔絵♀25さんが退室しました。  (2020/7/19 06:08:18)

おしらせ中川 優杏 ♀1年 ◆plKkWO4MSqU/さんが入室しました♪  (2020/7/19 13:08:40)

中川 優杏 ♀1年【ソロル落としに来ましたー!お邪魔しますー!】   (2020/7/19 13:08:59)

中川 優杏 ♀1年せーんせっ、今日も暗いね〜。元気だしていこうよ!ほらほらっ!(一限が終わり、教室を移動しようと廊下を歩いていると目の前に1人の教師が歩いているのが目に入った。いつもどうり髪の毛はシュッとセットされていて、白衣を着ている教師。パッと見でわかるその後ろ姿。小走りで追いかけ肩を叩くとそう声を掛け、腕を引いて歩き出す。)ほらっ早くしないとチャイム鳴るよー?(急かすように歩く引いていた手を先生の腕にまわし腕を組むように歩いていると、「朝っぱらからうるさいな。もう少しお淑やかにならないと男も出来ないぞ?」そう呟くと眼鏡をクイッとしてから、こちらに視線を送る先生。)そんなの先生に関係ないし。ていうか先生だってさ彼女居ないでしょ?暗いし。明らかにモテなさそうっ。私がさ彼女になってあげよっか?(くすくすと笑いながらそう返した。眉間に皺を寄せて鬱陶しそうな顔を向ける先生に、ねぇねぇどうなの?なんて続け様に言ってみた。組んでいる腕を解くとこちらの手を掴み引っぱる先生。急な出来事に戸惑う私を、そのまま近くの階段の陰に連れ込んでいく。)   (2020/7/19 13:09:22)

中川 優杏 ♀1年–––––ちょっと…いきなり。何っ––––どうし………っっんん!(こちらが声を掛けようと口を開きかけた時、どんっと音がしそうな勢いで壁に手を付く先生。びっくりして一瞬言葉が詰まるその間に、こちらの顎を掴む先生。そして直後に唇が重ねられた。)–––ちょ……っ。何するのっ!(目をぱちくりさせたかと思えば我に返る。ググッと腕に力を込め相手を押し退けると唇を制服の袖で拭った。「何って?ただのキスだろ…?せんせーは大人だからな。––––ま。これに懲りたらあんまり大人をからかうなよ?」此方とは打って変わって冷静な先生。眼鏡を外し、はーっと息を吹きかけ白衣の袖で汚れを拭きながら、そう言う先生は意地悪く笑っているように見えた。そして言い切ると此方を置き去りにスタスタと歩いて去っていく。)えっ…ちょ…。––––何それぇ……。(先生が振り返ると、一気に力が抜けその場にへたり混んでしまう。去っていく先生の背中に向けて力無くそう呟いた。先程重ねられた唇に指を触れさせると少しだけ、心が暖かくなるのを感じた。何とも思っていないと思っていた相手に対しての、自分の気持ちに気が付いた瞬間だった。)   (2020/7/19 13:09:36)

中川 優杏 ♀1年【それではお邪魔しました!】   (2020/7/19 13:09:56)

おしらせ中川 優杏 ♀1年 ◆plKkWO4MSqU/さんが退室しました。  (2020/7/19 13:09:59)

おしらせ翠 将也♂28保健医さんが入室しました♪  (2020/7/19 13:16:23)

翠 将也♂28保健医【↓自分のキャラと親近感を覚えた翠先生だった】   (2020/7/19 13:16:59)

おしらせ翠 将也♂28保健医さんが退室しました。  (2020/7/19 13:17:02)

おしらせ鵜坂まつり♀1年さんが入室しました♪  (2020/7/19 22:39:46)

鵜坂まつり♀1年【お部屋お借りします。平日の放課後設定です。男女生徒教師問わず歓迎ですが、初対面からの既知設定は苦手です。待機、と共に書き出し投下します。】   (2020/7/19 22:41:15)

鵜坂まつり♀1年(連日の夏らしくない気温は何だったのか、と文句を言いたくもなるほど、今日は暑い一日だった。念のためと朝羽織ってきたカーディガンは教室に着いて椅子の背凭れにかけてからというもの一度も役目を果たさなかったし、何なら放課後の今、持ち帰らないとならないため邪魔な荷物に成り果てている。教科書等を入れたオレンジのデイパックを左側だけさげて、その上からベージュのカーデを肩にかけるようにした。日中はこれでも暑かっただろうけど、夕暮れの時間に差し掛かった今はカッターシャツだけだと少し涼しいくらいだから、これで良い) でも、飲み物はやっぱり冷たいのが欲しいよね。(お昼用に購買で買ったパックのレモンティーも終わってしまって、学内に何台かある自販機へと足を運んできた。昇降口付近の此処には自販機が3台も並んでいるから、階段を降りて来るのが面倒でない限り此処で選ぶと決めている。職員室前には夏でもホットが置いてあるけれどコーヒーが1段を占拠していて選択肢が少ないし、部活棟の前の自販機は好みが揃っていない)   (2020/7/19 22:42:56)

鵜坂まつり♀1年さてと、何を選ぼうか。(HRが終わったあとしばらく教室で騒いでいたためか、この時間先客はおらず、昇降口前にも人気はないようだった。自分の声が吹き抜けのフロアにやけに大きく響いてびっくりしたものの気を取り直し、腕を組んで3台のそれぞれのレパートリーをしげしげと見比べ始める。最初に目に留まったのはマットな緑色の、他の飲み物より背も値段も一回り高いドリンク缶だ。見ていたら何となく口の端に笑みが滲んでしまった)   (2020/7/19 22:44:00)

鵜坂まつり♀1年【おっと時間だ、残念。〆ロルを回してから撤退します。お部屋ありがとうございました。】   (2020/7/19 23:11:11)

鵜坂まつり♀1年(学内の自販機は何とかの補助が付いているとかで通常より値段が安くなっている。それでもこの緑の缶の飲み物――――これを教えてくれた御仁曰く「ジュースじゃない」――――は他のドリンクに比べて一回り高い金額設定がされていた。ジュースじゃないらしいから、仕方ないのかも知れない) それにしたってこれ1本でペットボトルじゃなければ他の2本いけるんだけど。(金額的にも手を出すのが憚られるオトナ向けの飲み物だ、今日好奇心で購入するのは諦める事にした。兄の親友がぐいぐいに勧めてくるしゅわしゅわサイダーゼリーなるものも売っているのは運動部棟前の屋外の自販機だけで、此処では手に入らない。となると、と向き合った右手の自販機を見上げると、意を決してボタンを指で押し込んだ。リュックから下げているパスケースをかざせば、機械の内側からガコンと重たるい音を立てて目当てのものが落ちてくる。これは今日、隣のクラスの友達が教えてくれたやつだ。中央上部がくびれた形のペットボトルは他のサイズより1割ほど容量が少ないらしいが、100円でおつりが来るのだから十分安いほうだ、とはその友人の語っていたところ)   (2020/7/19 23:33:32)

鵜坂まつり♀1年(すっごく甘いけど、爽やか。そう言っていた子の蕩けそうな笑みを思い出して喉を鳴らすと、移動する間も惜しくてその場でキャップを回し始める。片手のひらの中でぷしゅ、と炭酸が抜ける音がして、その直後、口を近付ける前から濃厚な甘さを湛えた香りが嗅覚を満たした) ゆーばりメロンソーダ、いただきます……。(誰にでもなくそう宣言して、口を開けたペットボトルを喉を反らして呷る。ごくり、と嚥下するとそこまで強くない炭酸の爽やかさのあとに、とろとろになるまで煮詰めたような、完熟しきったところを集めて凝縮したような、ド級品のフルーツの甘さが口の中いっぱいに広がり。恍惚とした溜め息で呼吸を再開すると、咥内だけでなく鼻孔まで甘さに満たされたような気がした) すっっっっげえリッチな味がするー……ほんとだ、あーんまいのに炭酸が流してくれるからごくごくイケちゃう……罪……(そのまま飲み口から唇を離す事が出来ずに半ばまで飲み進めたあと、深く息を吐きながらようやくボトルに蓋をした。一気に飲み干してしまうのは勿体なさ過ぎる。デザートを食べたみたいな満足感だ。飲んだばかりの今は自分の吐息さえ美味しい)   (2020/7/19 23:33:54)

鵜坂まつり♀1年(そのまま自販機の前でしばらく逡巡したあと、もう一度ガコン、という音を立てて取り出し口から今し方購入したものと同じボトルを持ち出すと、肩にかけたカーデと顎の高さまでの髪を上機嫌に揺らしながら、ようやくその場を後にした) これは部室で待つおにいの分だし。(独り言の言い訳は階段の途中に置いていく。兄から半分くらい貰える事を期待して、部室に辿り着くまでに自分の分のソーダはすっかり飲み干してしまっていた)   (2020/7/19 23:34:36)

おしらせ鵜坂まつり♀1年さんが退室しました。  (2020/7/19 23:34:43)

おしらせ宮國 琉♂2年さんが入室しました♪  (2020/7/20 00:22:17)

宮國 琉♂2年【こんばんは。鵜坂さんの後では駄文ぶりが目立ちますが、練習がてらなのでそこは大目に見て欲しい所。 少しお部屋お借りしますねー。平日の放課後、河川敷で参ります。】   (2020/7/20 00:24:23)

宮國 琉♂2年(梅雨も終盤も迎え、梅雨明け宣言までのカウントダウンも予感させる連日の晴れ間の放課後。今日も今日とて、暇を持て余した男、寮へは真っ直ぐに帰らずにこの帰り道を選ぶ。)暑い、暑いよ。 炎天下だよ。(夏服のシャツ、襟元のボタンは外し、制服のズボンの裾は左右非対称に捲り上げる姿、猥がわしい。 なんの意味も持たないと自負してるが、襟元を摘んでパタパタと仰ぐ様。夏の風物詩と思って鼻で笑って欲しい所。   (2020/7/20 00:25:42)

宮國 琉♂2年自らこの帰り道を選んだにもかかわらず押し寄せる自責の念に駆られていた時、 目の前を歩く見覚えのある女性の後ろ姿を捉える。)あれは……〇〇? いや、あの着こなしと醸し出す雰囲気、そうに違いない。(このしんどい帰り道、一縷の華となってくれ…って願いも込めては駆け出し、距離を詰めていくたびに高まる確信と自らの鼓動、ちょっとしたサプライズも込めて背後から……)だーれだっ!(っと少々荒ぶる呼吸を隠すよう整えながら両手を前に掲げては、前歩く女性の目元を覆う。これも青春……やる方は満足気に頬を緩めて)   (2020/7/20 00:26:26)

宮國 琉♂2年(不意を突いたこの行動。2人の間では一瞬の時が止まる…。 彼女の視界を遮る此方の手を掴まれれば、〇〇君?との声とともに振り返る彼女。靡く髪、それを纏う女性特有の良い香りが鼻に届くと同時に重なる視線……だが、ここで再び時が止まる。 暫しの蝉の鳴き声の静聴……。互いに見つめ合った後、無言でのアイコンタクトを交わし、何事も無かったかのように歩みを進める彼女の後ろ姿を見送った…。) やっぱり…慣れない事はするもんじゃないな(っと襲う恥ずかしさと共に道を逸れては河川敷の土手へと仰向けに倒れ込み、先程の彼女も思ったであろう一言。)誰だよ……。   (2020/7/20 00:27:32)

宮國 琉♂2年【だーれだ!をやりたかっただけでした。笑 お邪魔しました。】   (2020/7/20 00:29:17)

おしらせ宮國 琉♂2年さんが退室しました。  (2020/7/20 00:29:22)

おしらせ鵜坂まつり♀1年さんが入室しました♪  (2020/7/22 23:02:39)

鵜坂まつり♀1年【お部屋お借りします。男女生徒教師問わず歓迎で、ロルを投下して待機します。よろしくお願いしますー。】   (2020/7/22 23:03:29)

鵜坂まつり♀1年(放課後の校内は割りと賑やかだ。先にあるテニスコートからは小気味よいラリーの打ち込みが聞こえてくるし、部活棟からは時折笑い声が。少し遠いけれど金管楽器の伸びやかな音色が此処まで耳に届いて来るのは、きっと暑さのために練習室の窓を開けているからだろう。そんな少し離れた周囲の音を意識したあとに、もっと近いところにある動きを求めて耳を澄ませた。景観よく植えられた木々が深い緑になった葉を風に揺らすさざめきが聞こえる。もっと、己の息が邪魔にならないよう潜めて、じっと伺ったが―――――) ……あーっ、だめだ!さっきは聞こえたのに!(中庭の端、というには校舎に程近い、昇降口から少し校舎を外側に回ったその辺り。穏やかさに包まれていたその空間を切り裂くように、苛立った大声を張り上げる。喚いたあとにくすんだ色のボブをぶんぶんと揺らしながら左右を見回す様子は、何かを探しているのか、そしてそれが見つからなかった事を示すように、肩を落として溜め息。左だけかけていたデイパックがずり落ちたのを直して、スニーカーの脚でアスファルトから土の地面へと踏み出すと、今度は丁寧に整えられた茂みの周囲を覗き込み始める)   (2020/7/22 23:04:03)

おしらせ瀧澤 晴利♂2年さんが入室しました♪  (2020/7/22 23:25:12)

瀧澤 晴利♂2年【こんばんは、夜遅くにお邪魔致しますね。書き出しにお時間お掛けしますが予め御容赦下さいませ。】   (2020/7/22 23:26:15)

鵜坂まつり♀1年【ご入室いただいてありがとうございます、うれしいです。どうぞじっくりと。よろしくお願いしますー!】   (2020/7/22 23:27:31)

瀧澤 晴利♂2年(ここの所降ってばかりの雨が久々に降らず好天気となれば、校舎も校内も部活に熱が入るというもの。尤もアニ研に所属する己にとってはさして変わりは無いし、むしろ今の天気に)───あづー…。(汗だくになりながらも、校舎から出た中庭側の非常階段の日陰ができている所で冷たいジュースを喉に流し込んでいるのは部室の中では飲食禁止故。ごく、ごくと喉を流し込んでいれば…金管楽器の合間を縫うように聞こえた怒号に何事だと思って見下ろせば。)……何をやってんだろうな?(草の茂みを睨むように見つめる女子の姿が妙に滑稽に見えた。…この年代なら部活に明け暮れるか、友達と喋りながら下校するものだろうから。…スマホあたりの音のなる落し物を探しているのか?などと勝手に推測しては……聞こえない、という言葉を聞いていた故に降りる足音は静かにゆっくりと。…もしかしたら、彼女の求めている何かを知れるかも。…ゆっくり、ゆっくり、彼女に近づいては…「何か、探してるの?」なんて聞こうかどうか。)   (2020/7/22 23:35:10)

鵜坂まつり♀1年(みー、という、その高さと弱弱しさから恐らく幼いものだろう鳴き声が、微かに聞こえた。求めていたそれだった。前のめりになって茂みの中を探っていた身をばっと起こして、また左右を見回す。ちょうどその時だ、外階段を降りてくる誰かの恐らく後頭部が壁と欄干との隙間から見えたのは。残念ながら目当ての鳴き声の主は見つからなかったが、見つけるため助力になり得る対象は見つけられた。半ば駆け足のようなステップで階段の降り口に回り込むと、突撃したまま相手の目の前で急停止した反動で顔の前で、横髪を乱し跳ねさせ。しかしそんな事に構う余裕もないように大きく両手で万歳をしたあと、そのまままた大振りのジェスチャーで手招きしてみせた) いいとこに救世主来たり!お願いちょっと助けて欲しいの。来てきて来てきて!(言いながらもう踵を返し、今し方自分が探しものをしていた辺りに戻ろうと足を踏み出している。相手が当然ついてきてくれる事を疑わない様子で。しかし半ばまで来ると振り返って)   (2020/7/22 23:50:36)

鵜坂まつり♀1年ねこ、多分こねこ。ここにいたらそのうち教師に見つかっちゃうからさ。体育のクマなんか、猫でもいようもんなら箒で叩きだすんだよ。前に見たの、サイテー。そんな可哀想な目に遭う前に、逃がしてあげたくて。(振り返ってそう告げる顔にはくっきりと眉皺が寄せ、説明したそれがどれだけ不快な場面だったかを表すが如く) だから、手伝って!あたし猫さわれないの。(ぱん、と顔の前で両手を勢いよく合わせて、お願い、と。どこからか、また小さく鳴き声が聞こえた、気がした)   (2020/7/22 23:50:41)

瀧澤 晴利♂2年(確かに聞こえた。怯えた弱々しい鳴き声が。…嗚呼、彼女は鳴き声を探していたんだ。…降りきった直後に直面するの前髪を振り乱して駆けつけた彼女に驚きの声…が詰まった。)……っ!…あ、あぁ、い、急ぎの案件か?(我、飯屋なり!…じゃ無かった、救世主(メシア)と呼ぶ彼女に応えない訳にはいかない。…アニ研とは言え、同部員よろしくチー牛でももやしでも豚でも無い、ノッポさんな己。駆けつける体力と足なら持っている故に彼女の後にはそれなりに追い付けれた。)ああ、子猫を外に逃がしたら良いのだな。確かのあの先公、生徒にも動物にも優しくないな!(嫌な噂も聞くかの体育教師。ならばここから先は俺がやらねば、誰がやる。目を閉じ耳を済ませて───みぃ、と言う小さな鳴き声を聞き取れば。)───なぁ、この子か?この子を何処に持って行って放せりゃ良いんだっ!?(動きそうな手前、伸びる両手の中に無事に抱き上げるも…その子猫は何処か弱ったように見える。…何か食べ物か飲み物を与える必要があるのか、あるいはもうこのまま学外に抱いて行くのが先なのか。…頼んだ彼女に指示を仰ごう。)   (2020/7/23 00:01:12)

鵜坂まつり♀1年やーさ、誰か呼ぼうと思ってたんだけど、聞こえた「にゃー」が気の所為だったらって。でも今確かに聞こえたよね、絶対いるよね。いるの確定したから応援呼ぶか!いやあんまり人呼ぶと教師共に見つかりやすくなっちゃう……やっぱり少数精鋭で行こ。(全部ワンブレスで自問自答。ひとりで語る間に誰かを呼ぶためのスマホをポケットから取り出してみたり、やっぱりだめだと戻してみたり。首を振って、今度は考えるように親指を己の顎に当てて唸って。そうして最後に導き出された結論は、当然の如く目の前の相手をも数のうちに含んでいる。あたしとあなた、これが少数精鋭、そう言わんが如くワン・ツーと順に指差して頑張ろうのガッツポーズ。に、振り上げた拳はそのまま腕ごと固まった) 嘘でしょ!?秒で解決とか猫モテオーラでも持ってんの!?(何故なら一人でまくしたてている間に救世主が件の鳴き声の主を見つけ出して、抱き上げたからだ。動転して一瞬放心するも、投げられた問いには己も答えを持っておらず、困惑顔を浮かべたままだ)   (2020/7/23 00:13:26)

鵜坂まつり♀1年わっかんないよ!見つけたらそっと敷地外に出せばいいと思ってたし、でもなんかそうもいかない感じこれ?えええどうするの、いきものとか世話した事ないもの。えっと保健室?職員室?あああクマがいるかもだから職員室はだめだ……!(猫を見つけたは良いが、その先。予想外の事態にわたわたと手だけばたつかせて、けれど「さわれない」と事前に言ったのは真実なのか、猫を抱いた相手からは一定の距離を空けたままだ) ……ちょっと待って。詳しそうな人連れて来させる。あたし達は取り敢えず此処で待と。(戻そうとしかけたまま手に持っていたスマホを指でタップし始めながらも、両目は相手へと向けて。そこでやっと) あたし鵜坂。ありがとうね、突然。それとごめん、あたしその子抱けないから、もうちょっとだけ付き合って。   (2020/7/23 00:13:32)

瀧澤 晴利♂2年いや、動物に懐かれやすいわけじゃないんだよなぁ…、多分、アナタが追っかけ回してくれたおかげ、かも知れない。(恐らくであるけれども、避ける体力を残してなかったところにそこそこ体力がある此方が追いついただけか、ということで遠回しに貴女のおかげ、と伝えた…が、そのニュアンスが伝わったかどうか。尤もシャー、とヤバみ感じる鳴き声ともにチクチクと感じる腕。…ああ、爪を立てて逃げたがっているのか。)わっかんないかぁー、いや、わっかんないよなぁこーゆーの! ああ、でも問題なさそうっ、この子以外と元気だぞ?────助け?いや、その必要は無いっ。(アニ研特有の言ってみたいセリフその1。)   (2020/7/23 00:26:08)

瀧澤 晴利♂2年あー、俺は瀧澤(たきざわ)。んやんや気にしなくていいけど、とりあえずこの子、学園裏の森…山…?とりあえずそれっぽいところにリリースしてくる。水も餌もこの子自身が頑張って探すべきなんだ……自然が、そう言っている。(きっと恐らく。我々人間の手で世話してしまうと野生を失いそうなのだ。スマホで応援要請しようとしている最中の彼女に今度は此方から制止しつつ。…わかった、という声を聞いたのなら…職員室のある校舎から反対側の、山場?へ向かって子猫を運搬しよう。……途中で暴れたり大声で鳴かなければ良いのだが。)   (2020/7/23 00:26:18)

鵜坂まつり♀1年追い掛けてないわ今通りかかってにゃー聞こえたとこだったし。いきなり見つけ出されて抱き上げられてびびってんだよ、でもまかわいいコだし多分猫飼ってるプロな誰かが引き受けてくれるとおも……え!?(まるで小さい子を猛追して弱体化させたような言い回しにむっと口を尖らせるも、その表情を向けた相手の腕の中で元気になり出した小さな獣の姿を眺めていたら、そんな顔を続けるのは無理だった。触れないがかわいいと感じる感性がない訳ではない、顔がにへと緩む。そうしながらも即レスで応じて来た猫プロの友人に返事を打ち返していたものの、予想外な事を宣言した相手に、ばっと猫から相手の顔へと向き直って) まじなの、それって良いの。良いのか?それ正解の判断なの?プロの意見聞かなくて大丈夫!?(そう問い返す間にも相手は子猫を抱いたままこちらへと背を向けている。まじか。応じてくれた猫プロな友人には「ねこ元気みたい、やっぱ大丈夫かも」とだけ送ると、なぜだか自信を持っているらしい相手の背中を追った)   (2020/7/23 00:40:09)

瀧澤 晴利♂2年ありゃ、そうなのか。まぁどっちみち直ぐに何とかなってよかったって事で!(えっほ、えっほと子猫を抱えて走る己。)その人が飼いたいって言うなら託してあげるけどさっ。ほら、アレだ!動物を飼うのって大変なんだぞっ。(その子猫に首輪が着いていたなら動物を保護する施設に渡した方が確実だろう。そして彼女曰くの猫飼育のプロであっても、育てる金と手間のことを考えるとおいそれと託す訳にはいかないと思えたから。)───よいしょっと。…おいチビ助。コレからは己の野生の力で生き抜くんだ。いいな?ほら、自然へお帰れっ。(抱き上げていた子猫を両手から降ろすなり…ふみぃ、と一言鳴いて森の中へまっしぐら。これで正解かどうかなど分からないけれども、単にここに迷い込んだだけなら人の手にかからない方がいいと思えるのだ。)…よし、これでいいと思うぞ。…鵜坂、そのプロに迷惑かけたと謝ってくれ。その間に手、洗ってくる。(なんて言って校舎近くのグラウンドの手洗い場に駆けつけ、しばらく水を浸しておこう。…降ろし際に手の甲にできた引っ掻き傷。「なんて恩知らずな、やんちゃやつぅーっ」なんて愚痴っていたり。)   (2020/7/23 00:55:17)

鵜坂まつり♀1年(取り敢えず後を追った。裏山の手入れされていない道を進むのは慣れなくて、完全に追い掛ける状態になる。背中を見失わなかったのは幸いだ。だから追いついた時にはもう、彼の腕の中から子猫は放されたあとで、白と茶の斑の毛のちびは森の中でかくれんぼを始めた後だった) ……あたし、自分がちっこかった時さ、自分でごはんなんて用意できなかったよ。あの子もそうだったらって、走ってる間に、考えた。ちょっと走るの必死で、伝えらんなかった、けど……っ。(立ち止まって前屈みになり、膝に腕をつく。この際リュックはその辺に捨てていこうかと思ったくらいだったが、何とか堪えた。そんな息切れの様相のまま、追う間には言葉に出す事がかなわなかった事を告げる。そうして息を整えたあとは、校舎の方角へと進む相手とは反対に、森の一角に留まったままだ) だから、あたしはこっち行くね。突然のお願い聞いてくれてありがとだったよ、たっきー。(ひら、と手を振って背中を見送ったあと、スマホを耳に当てた。取り落としそうだったポケットの中で、ずっと着信の振動が続いたままだったからだ)   (2020/7/23 01:10:38)

鵜坂まつり♀1年【方向がわちゃわちゃになってしまってすみません。別方向になったので、こちらこれで〆にさせてくださいー。】   (2020/7/23 01:11:33)

瀧澤 晴利♂2年【いえいえー、お気になさらずに、此方としましてはロールを楽しんでもらえたかどうか、ですが…!こちらもこの後短くなりつつも〆ますので、また良ければ御相手させてください!】   (2020/7/23 01:13:37)

瀧澤 晴利♂2年(───正解は人それぞれだ。自然という思いやりを選ぶか、飼育という愛情を選ぶのか。…どちらが正しくてどちらが間違いではない、どちらも正しいのだ。…とはいえ、その正しさを知らしめるつもりも無いし、押し付けるつもりもない。)…確かに、そうだったな。まぁ、なんだ…俺も勝手な決断をして、すまんかった。(もう少し待つという余裕があっても良かったのでは。傷から滲み出た血がその決断を早めたのかもしれない。) ……どー致しまして。暗くなる前には戻れよ、鵜坂。俺は部室に戻るからっ。(じゃぁな、と傷ついてない方の手で彼女に振って挨拶を応えてから。…あの子、元気に成長するといいのだが。…そう部活の時間が終わるまでぼんやり、窓を眺めているのだった。)   (2020/7/23 01:25:34)

瀧澤 晴利♂2年【お待たせしました、こんな感じで此方も〆ますね。夜遅くにお付き合いありがとうございました!このままお部屋から失礼致しますね。】   (2020/7/23 01:26:19)

おしらせ瀧澤 晴利♂2年さんが退室しました。  (2020/7/23 01:26:24)

鵜坂まつり♀1年【わー、ありがとうございましたー!ダイスで猫探ししようとしてたので、即猫見つかったのはPLごとびびりましたが(小心者) そこから場面転換が矢継ぎ早で選択に迷いつつロル打つの楽しかったです、めっちゃ追いかけたぞ!物理でもロルでも!笑 子猫にかまけてばっかだったので、もし次回機会がありました時はお互いの事知れると良いですね。瀧澤さんの口調独特なのにそこツッコミ入れる隙すらなかったよーー!】   (2020/7/23 01:26:41)

鵜坂まつり♀1年【おっと、ちゃんとお見送りできなくてすみません。レス遅で申し訳ありませんでしたが、こんな深夜に最後までお付き合いいただいてありがとうございましたー! 正解は人それぞれ、良いですね、このあと猫プロとか出て来て更に選択肢が出て来たかも知れませんし。ママ猫がちびの事迎えに来てたりするかも知れないし(妄想) 何にせよ元気に生きれ、ちびーー!!】   (2020/7/23 01:31:49)

鵜坂まつり♀1年【と、語ったところで私も撤退させていただきます。瀧澤さんも、お部屋も、ありがとうございましたー!】   (2020/7/23 01:32:50)

おしらせ鵜坂まつり♀1年さんが退室しました。  (2020/7/23 01:32:59)

おしらせ鹿谷あき♀非常勤講師さんが入室しました♪  (2020/7/23 22:40:03)

おしらせ有江毬絵♀調理師さんが入室しました♪  (2020/7/23 22:40:16)

鹿谷あき♀非常勤講師【よろしくお願いします。書き出しはどっちからにしますか?】   (2020/7/23 22:40:51)

有江毬絵♀調理師【アッテルカドウカ自信ガナカッタカラマッテタヨ、じゃあ私からで、お願いしまーす】   (2020/7/23 22:41:17)

鹿谷あき♀非常勤講師【服装とか入れるのに手間取ってました。よろしくお願いしやす。】   (2020/7/23 22:41:41)

有江毬絵♀調理師(てててててぽん・てててて・ぽん。字にしてどう聞こえるかは、人によると思う。いやこう言ってもわかってもらえないこと多いんだけど、貴方はどう?まあ、置いといて。)ちょっとさ、お茶買いたいけど、その前に雑誌見ていい?(入店音が鳴ってすぐ、後ろに首だけ、視線を同行者に。別に予定は決めてなくとも、とりあえずと言えばコンビニ、だ。)チェックするだけだから、そんな時間取らないし。(入り口すぐを右手に入れば、駐車場に面したガラス張りの面が、雑誌コーナーだ。外は雨が降りそうで、降らない。と見せかけて。降るかも。今年の梅雨は、いつもより長い。良いかどうか返事を聞く前に、もう雑誌を手に取れる位置に立った。)雨がさ、降ったらさ。映画にする?(情報誌を開きかける。大人の時間は、無駄には出来ない。)   (2020/7/23 22:47:08)

鹿谷あき♀非常勤講師(降っては止んでを繰り返す雨のせいで、この時間帯の空気は肌にべばりつくようで気持ち悪かった。自分の居城である音楽室と音楽準備室は南側の最上階だから、少し前からただの温室になっている。エアコンをガンガンかけても快適な温度にならない。汗臭い学生たちが押し込まれるなら尚更。……だから、コンビニの自動ドアの内側にある冷気にほっとする。)……あんま、学生に見られたくないんだよね。近くのコンビニっていやだな。何買ったとか、あいつらいつの間にか見てんだよね。(一応気が乗らないことは彼女の後姿に告げるけれど、こちらの意見が通らないのもいつものこと。仕方ないから、雑誌のところまで一緒に歩くが、そこからは先にアイスコーヒーのパッケージを取りに一人で進む。生徒に見られても平気な買い物。NO.1「100円コーヒー」。氷の入ったパッケージを片手に、もう一度彼女の傍へ。)今何かいいのやってるの?なんでもいいよ、まりえちゃんの好きなのでいいよ。私、映画とかこれが見たいってあんまりないんだよね。レンタルとかでさ、ジャケットと店の煽り文句だけでコレって決めて借りるとさ、絶対つまらないんだよね。誰かのおすすめを見るのが一番……   (2020/7/23 22:53:03)

有江毬絵♀調理師(背面を、通り抜ける気配。視線は雑誌に落としたままだから、声高になる。そうでなくとも声は通る方だ。)はは。良いじゃん、見られても。そりゃコンドームとか買ってたらあれだけどさ。(新作映画のビデオレンタル開始日と、延期されていたミュージック・ライヴの再開予定をまず調べてから、んー。上映映画も、あんまりー、だな。)いやあー、(振り向いて。視線を泳がせる。いつの間にか隣にいた彼女を見つけたのは店内をすべて見まわした後だ。疎らな客と店員の中に、見知った学生の顏は無いようだった。雑誌を閉じながら)もう終わってた、フランスのサー、なんとかっていう監督の、なんとかっていう映画。リバイバル?してたと思ったんだけどさ。(視線は彼女に向かったままだから、棚の元あった所ではない所に雑誌が戻される。)映画は駄目だ。カフェ行こう、あと、靴とか見たいんだ、白い靴が意外と持ってなくて。(雑誌コーナーの奥が、ドリンクの詰まった棚だ。話の途中で歩き出しながら、三歩歩いて、ガラス戸を引く。店内の冷房に冷蔵庫の冷気が入り混じって、なんとなく息をハアッと吐いてみる。お茶。)断舎利?ってして。で、忘れてて。   (2020/7/23 23:04:45)

鹿谷あき♀非常勤講師コンドームなんて買ったらお祭りだよ。教室にゴム風船が飛ぶ。それがピアノの間に挟まって、たぶん私キレるわー。キレた後、懲戒処分受けるわー。(こちらに視線もむけず、雑誌のページがパラパラとめくれてゆく。横から覗き込んでみたが、今話題になっている映画やら、そうでない映画やら、他のエンタメ情報やら。広告やら。特に興味もないが、視線で追う。それがパタンと閉じられた。それは残念、と小さく肩を竦めた。自分からは彼女にとって有効な情報はそれほど出てこない。カラカラと手の中の氷を回しながら、間違った場所に戻された、というか、無理やりねじ込まれた雑誌をもう一方の手で引き抜いて、たぶん本来のスペースであろう、ラックのゆとりのある場所に雑誌を置きなおした。少し遅れてオーバーオールの後姿を追う。)──じゃー、靴探ししたら、カフェでねっとり濃厚バナナプリンをコンビニで購入した後の授業での私の悲劇を話そう。聞いてよ。映画の代わりにはならないけど。……ついでにご飯も食べたい。がっつりしたやつ。最近、まともにご飯作ってないからさ。(冷蔵庫の扉が開けば、一歩後ろに下がった。ふわりと冷蔵庫のにおいが漂った。)   (2020/7/23 23:17:24)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、有江毬絵♀調理師さんが自動退室しました。  (2020/7/23 23:24:55)

おしらせ有江毬絵♀調理師さんが入室しました♪  (2020/7/23 23:25:32)

有江毬絵♀調理師(で、持っていると思っていたが、持っていなかった靴を先週の休みは一日中探したのだった。が、そこは言わないで、後で話そう。なるべくおもしろげに、彼女がカフェで、彼女が選んだ飲み物を飲んでいる時に話そう。)ふひゃ、何それ面白そう。仕上がってる匂いがするなあ。聞く聞く。っで、そのあと私のすべらない話するわ。(お茶、お茶。あれだ、メーカーはともかく。525か600だったらそりゃ600を選ぶ。手にとって、ドアを閉める。視線はレジに向けて、声だけ後ろに、肩ごしに後ろに向かうようなイメージで、顎を傾けた。)おーオッケイ。がっつり肉だ、肉。あそこのモールにさ、アッメリカーンな、デカい肉焼いて出すお店出来ててさ、うどん屋撤退した後のとこ…お?お?(目的の品を押さえた後、レジに向かうのに通ってはいけないのが、店の中央の棚と棚の間。レジ前付近に新作スイーツのコーナーがある。ここで後ろを振り向いて、一応確認を取った。)…ちょっと、見るだけ見ていい?   (2020/7/23 23:28:11)

鹿谷あき♀非常勤講師ハードル上げるの禁止。(にやにやとお茶を選んだ彼女の後ろ姿を、肩に顎を寄せたその横顔を眺めた。明るい髪色の巻き毛が、動きに合わせて尻尾みたいに揺れるのが可愛い。)あー、そんなのあったっけ。モールなんて久しぶりだしな。ほんと、最近さ、アパートと学校の往復してしてないの。外出規制とかあったけど、それを理由に私の引きこもり化が捗る捗る。……肉、そう、肉を食べに行こう。でかいのいいね。完食できるか競争しようよ。負けたらおごりね。もしくは、食堂のチケット頂戴。(早めに冷凍の棚から取り出してしまったアイスコーヒーのアイスだけ入ったプラスチックカップは、じっとりと汗をかいている。それが指を濡らし、ぽたりと床に雫を垂らす。さっさとレジへと行きたいのに、彼女はスイーツのコーナーで足を止めた。)……いいけど、今からカフェ行くんでしょ?あ、それから、ねっとりシリーズはやめたほうがいいよ。ねっとりって食べ物に対する表現として、どうかしてると思わない?   (2020/7/23 23:38:12)

鹿谷あき♀非常勤講師(スイーツコーナーに引っかかった彼女を喋りながら追い抜いて、先にレジに並ぶ。これ以上は、アイスが待てない。「いらっしゃいませー」とは店員。レジ袋?そんなの必要な買い物じゃないよ。と突っ込みたいが、作り笑顔で首を振る。)   (2020/7/23 23:38:16)

有江毬絵♀調理師(いいけど、まで聞いて、後は聞き流して立ち止る。スイーツのコーナーは、その一角だけ少し明るい照明で照らされて、光って見える。少し屈んで、上から下まで。無論プロだ。コンビニのスイーツ程度は作れるし、自分で作った方が、あーと、まあ、やや?美味しくできる。しかし、コストパフォーマンスとバリエーションいう面では絶対に関わない、何せ120円ですよ。大福のスタイルで、餡子の代わりに中にクリームの入っているお菓子が好きで、作って作れないことはないが、こんな面倒な成型を120円の品のためにするのは機械にお任せするに限る。)アーこれ、このクリーム大福可愛い、紫陽花のプリント入ってる。(二つ手に取って、レジ前を見た。横に髪を振る彼女の後姿に駆け寄った。)ちょっと持って、持ってみてこれ、両手で、顔の横に来る感じで。(レジの奥で会計を済ませようとしている店員が、こちらの様子を伺って一旦手を止める。)絶対似合う!ちょっと、スマホで撮りたい、で、食べながらいこ、これ。だから袋はいいです!(店員に親指を立ててみせる。で、スマホ。)   (2020/7/23 23:47:52)

鹿谷あき♀非常勤講師(支払いを済ませようと鞄からスマホを取り出すその直前、ばたばたとした足音に嫌な予感がして振り返る。ああ、とても嬉しそうな顔。両手には透明の包みの大福が二つ。まだ会計も済ませていないそれを、無理やりに手渡された。スマホを取り出そうとしていたのはこっちだ、と言いたげに鞄から手帳タイプのケースに入ったスマホをチラ見せしたが、それは鞄の中に戻された。)あー、いいけど、それは一応さ、買ってからにしようよ。(両手でクリーム大福を受け取ると、それをレジに、店員の前に置いた。バーコードを読み取り、その会計が追加される。私の支払いのほうへ。なんでこうなった、とは思うが、学校に近すぎるコンビニで失態は許されない。買う前の商品で遊ぶなど、以ての外。)あー、それも追加で。あい、ぺいぺいで。(もう一度スマホを取り出すと、画面をタップしてバーコードを読み取った。支払い完了。一連の動作をすぐ隣で見守っているであろう彼女の視線を感じつつ、その場で大福をもって両の頬に押し当てた。さっさとコーヒーを淹れに行きたいのに。そう思うのに、両手にアジサイで白目をむいた変顔を作ってカメラに応えた。)   (2020/7/23 23:58:08)

鹿谷あき♀非常勤講師【こんな感じで〆でよろしいでしょうか。私のほう。】   (2020/7/23 23:59:11)

鹿谷あき♀非常勤講師【あ、訂正。QRコードね。どっちでもいいけどw】   (2020/7/24 00:04:40)

有江毬絵♀調理師ふひゃ、はは!(何をしてるのやら、という店員の顔がフレームインしない角度で一枚。する角度で一枚。変顔が可愛いのでもう一枚。)駄目、ぶれるからさ、ちゃんとした顔してよぅ。(素の顏も可愛いのに。まあ、そんな顔してくれると期待したわけでもない、彼女は恥ずかしがり屋だ。大事にしているものが私より多くて、そこが気に入っている。彼女が手にぶら下げているクリーム大福をひったくって、ポケットに突っ込んだ。)じゃあカフェはさ、奢るよ、だって。(先に店を出る彼女の後姿を追って、足並みを揃える。てぽてぽてとん、ぺぽぺぽぺん。出る時って音違わない?)確実に私の方が早く食べ終わるからさ、肉はアキが奢ってくれるでしょ?(雨は降りそうで、降らなそうで、降るかも、な、ままだ。雨が降ったら部屋でカフェしよう。肉は、私が焼けばいい。)   (2020/7/24 00:07:23)

有江毬絵♀調理師【あーい、では〆まーす。あざました、お部屋戻ってもいいですか?】   (2020/7/24 00:08:11)

鹿谷あき♀非常勤講師【ありがとうございました、もどりやーす!】   (2020/7/24 00:08:36)

おしらせ有江毬絵♀調理師さんが退室しました。  (2020/7/24 00:08:40)

鹿谷あき♀非常勤講師【お部屋ありがとうございました。礼】   (2020/7/24 00:08:47)

おしらせ鹿谷あき♀非常勤講師さんが退室しました。  (2020/7/24 00:08:50)

おしらせ新村源治♂40体育教師さんが入室しました♪  (2020/7/26 14:15:36)

新村源治♂40体育教師(学生たちの登校時間となる朝。校門を通り過ぎる学生たちに目を光らせる一人の体育教師の姿があった。竹刀を肩に乗せ、目につく女生徒が居れば呼び止めると「服装検査だ」と誰の目を憚る事無くその場でチェックをし始める。)――――ふむ、白かまぁ、良い。よし、行って良いぞ。(チェックと言っても、スカートの丈を測ると言って足を触ったり、仕上げに屈みこんで竹刀の先端でスカートを捲りあげての下着の確認なのだけれども。友人や、或いは恋人の視線があるかもしれない校門のすぐ傍での破廉恥な服装チェック。まぁ、この学園では有り触れた光景であるのかもしれないが。何人かこうして品定めをする様に楽しみ――否、職務に励み。”指導”の必要があれば当然、どこぞに連れ込んで行く気満々だ。)…おい。其処のお前。服装チェックだ。(にやにやといやらしい笑みを浮かべつつ、また新たな獲物へと声をかけた。)   (2020/7/26 14:16:04)

新村源治♂40体育教師【お相手募集です。文量は同等程度を希望。や♡の使用したバカエロが好みです。】   (2020/7/26 14:18:02)

新村源治♂40体育教師【退室致します】   (2020/7/26 14:46:43)

おしらせ新村源治♂40体育教師さんが退室しました。  (2020/7/26 14:46:47)

おしらせBettyさんが入室しました♪  (2020/7/26 15:05:52)

Bettyカジュアルなセックスを探してるんだ 実験のための準備ができています。連絡はこちらから - http://adultlovex.com   (2020/7/26 15:05:55)

おしらせ無言時間が20分を超えたため、Bettyさんが自動退室しました。  (2020/7/26 15:27:01)

おしらせ新堂雄太♂2年さんが入室しました♪  (2020/7/27 21:33:51)

新堂雄太♂2年【ソロルを投下……】   (2020/7/27 21:33:57)

新堂雄太♂2年――なぁ、聞いてくれ。こんなこと本当にあるのか、って話なんだけど。ついに頭おかしくなったか、って思われてもおかしくない話なんだけど。(朝。教室で授業が始まるまでの束の間の喧騒の時間、隣の席に座っている仲の良い女の子に彼は訥々と話し始めた。クラスのみんなは笑顔で各々が楽しそうな話をしているが、彼の表情は対照的に暗く、顔色も声色も青ざめているように思えた。……そして何より、彼の左手には人目を強烈に惹きつける物々しい包帯が巻かれていた。この話のとっかかりも、隣の席の女の子がその包帯について彼に尋ねたことがきっかけだった) 昨日の夜、夢を見たんだ。夢の中で俺は、とにかく腹が減っていた。だから俺はキッチンに行って、なんだろう……何か肉――そう、多分、ハムを取り出して、包丁で切ろうと思ったんだ。   (2020/7/27 21:35:34)

新堂雄太♂2年 暗がりの中、電気もつけずに俺はまな板の上で包丁をハムに押し付けて切ろうとした。だけど、どうしても切れなかったんだ。どれほど勢いをつけて包丁を叩きつけても、左手で包丁をどれほど強く押し込んでも……それこそ左手の方が痛くなるくらいに強く押し込んでも、決してハムは切れなかった。くそっ、なんでだ、なんでだ、なんでだ。って、俺は半狂乱になってハムを切り刻もうとした――。俺が見た夢はそこまでで、朝目覚めたら、ベッドのシーツが血まみれになっていた……。(そう言って、彼は包帯の巻かれている左手を彼女に見せつけた。痛々しいほどに幾重にも撒かれた包帯。どれほどの傷口がそこにあるのか、想像するだけで痛々しさが伝染するようなその包帯を、彼女は興味深そうに眺めつつ、その夢は、現実だったんじゃないの?、と彼に呟いた)   (2020/7/27 21:35:47)

新堂雄太♂2年それは俺も考えた。だけど、俺はハムと間違えて自分の手を切り刻むほどマゾでもなければ自傷行為に依存してもない。特に悩みもなければ精神疾患もないし、そんなことをする原因も理由もないんだ。なぁ、これは一体何なんだろう。呪いなんてものは信じちゃいなかったさ、昨日までは。でも今は……怖いんだ。あのハムに見えた肉塊を切っていたのは俺ではない他の誰かで、あの肉塊は俺自身だったんじゃないかとさえ思う。あいつはきっと、俺を殺す気で肉塊を切り刻もうとしてたんだ。でも、きっと、そう簡単に呪いなんかで人を殺せやしない。だから完全に俺を殺すことが出来ずに、俺の左手だけが包丁で切り刻まれた……きっと、そういうことだと俺は思うんだ……。   (2020/7/27 21:36:18)

新堂雄太♂2年 (言葉を進めるにつれ、彼の声色は震えを増していった。彼は校内で人気者と言えるような人間ではなかったが、決して誰かの強烈な恨みを買うような人間でもなかった。知らない人間に向けられる理由の分からない悪意。なるほど、それは恐ろしいものだろう。人は理解出来ないものにこそ、最も恐怖を感じるものだ。、なるほど、呪いか。でも、私の考えはちょっと違うかな。きっと、それは現実だったんだよ。そうに違いない、と、隣の席の彼女は彼に言う。そんなわけあるか、と言いかけた彼の口を止めるかのように、彼女は話を続ける)   (2020/7/27 21:37:12)

新堂雄太♂2年 (多分、包丁が上下逆だったんじゃないかな。刃が上で、背を下にしてたんでしょ、と彼女は言った)   (2020/7/27 21:37:40)

新堂雄太♂2年――あっ。(彼の素っ頓狂な声が教室に響いた)   (2020/7/27 21:38:19)

新堂雄太♂2年【お部屋汚し失礼しました。】   (2020/7/27 21:38:43)

おしらせ新堂雄太♂2年さんが退室しました。  (2020/7/27 21:38:49)

おしらせ坂城 莉衣音♀1年さんが入室しました♪  (2020/8/4 12:37:24)

坂城 莉衣音♀1年【こんにちは、お部屋ソロルでお借りします(ぺこ)】   (2020/8/4 12:37:57)

坂城 莉衣音♀1年(りーねちゃんって、お花畑だよねー。いつか言われたその言葉を、りーねは褒め言葉だと思っていた。褒め言葉じゃないってわかった今でも、お花畑って言われて、悪い気持ちにはなんない。だってきれいで、かわいくて、幸せってことだもの。お花、ねこちゃん、かわいいぬいぐるみ、かわいいお菓子、甘い飲み物、ハートマーク、パステルカラー、キラキラしたもの、ピコピコしてる音楽、お姫さま、夢の国のパレード、少女漫画、レースやリボン、やさしい人、それから、運命の恋。好きなものだけに囲まれて、ふわふわの綿菓子みたいな世界で、りーねはずっと、ずうっと、幸せに暮しましたとさ――暮らしたかったの、でしたとさ。)   (2020/8/4 12:39:41)

坂城 莉衣音♀1年…成績、だめだよねーぇ、これぇ…(期末テストの結果をまとめた細い帯状の紙が、屋上を抜ける風にはたはたと揺れている。このまま風に舞うままに手放してしまいたい気がしたけれど、名前もクラスもはっきりと印字されたそれを野放しにしちゃえるほど、自暴自棄にもなれなかった。ちいさく折り畳んで、100番以内から300番近くまで下がった成績結果をスカートのポケットにしまう。金網に両手の指をかけると、はあとため息をついた。この成績はきっと、お母さんとお父さんを心配させてしまうだろう。それどころか、もしかしたら、三者面談的なことをされてしまうかもしれない。恥をかかせてしまう。すごくガッカリさせるだろうな。今まではずっと、可愛いだけじゃなくて、お勉強もがんばれてる、自慢の子供だったのに。)   (2020/8/4 12:40:47)

坂城 莉衣音♀1年(…お日様のひかりが、いたい。ああいや、いや、まずい、きちゃう。指先が冷たくて硬くなってくる。額に汗がにじむ。くらくらする。叫び出しそうになる。人が死ぬときってきっとこんなかんじ。怖いのも、辛いのも、痛いのも、惨めなのも、全部いや。心の中がざわざわすると、息が詰まって苦しくなってくる。ずっとふわふわに楽しくして、気持ち良くなって、幸せな子でいなくちゃ。お姫さまは幸せに暮らす。可哀想な子では終わらない。)…っふぅ、ふ、う゛ーぅう、う(ふうふうと乱れる息を、大丈夫、大丈夫、と心で宥めて落ち着かせる。カーディガンのポッケから、細長いブルーのプラスチックケースを取り出す。プラシーボがわりのラムネを震える手に取って、強く目をつむったままお口の中へ放り込んだ。舌の上で甘い味が、じゅわ…と溶けていく。じゅわじゅわ、じゅわじゅわ。)   (2020/8/4 12:41:31)

坂城 莉衣音♀1年…っはあ、行こぉ。(辛いことはラムネといっしょに溶けて消えて、あとには甘ったるくて、幸せな女の子だけが残る。ふわふわと不確かな地面を踏み出して、下り階段に続くドアを開けた。階段の先は、目眩にぐんにゃりと歪んでる。面倒な心配ごとはとりあえず置いておいて、今は、ぜんぶぜーんぶ楽しいふわふわに塗りかえよう。つとめて愛らしく、おどけて笑うと、夢の中に落ちるように、その歪みの中へと下っていった。)   (2020/8/4 12:42:24)

坂城 莉衣音♀1年【お部屋ありがとうございました(ぺこ)】   (2020/8/4 12:42:52)

おしらせ坂城 莉衣音♀1年さんが退室しました。  (2020/8/4 12:43:33)

おしらせ二条 華♀1年さんが入室しました♪  (2020/8/6 03:13:32)

二条 華♀1年【ソロルにてお部屋お借りします。純愛系がお好きな方にはあまりお勧め出来ない内容ですのでご注意ください。】   (2020/8/6 03:14:51)

二条 華♀1年(教師と寝た。別にこれが初めてではない。彼とも一度二度の関係という訳でもない。いつもと異なる点で言えば、御誂向けの場所での“休憩“の為、待ち合わせの夜には私服で向かうのが常だったが、今宵は制服で助手席に座っている事。そしていつもの曲がり角を男が反対側にハンドルを切って連れられた先が彼の自宅であった事。)───(高層階に位置する部屋の玄関から直線上、まるで夜空を切り取ったような巨大な窓に吸い寄せられるように室内へと足を踏み入れる。「此処からなら一望出来るよ。」背後から気安く抱き竦めながら囁かれた。…そうだ、今夜は隣街の花火大会。米粒ほどに小さく見える下方の人集りの中に、男の妻子も居るのだろうか。彼愛用の甘ったるいムスクの香りは正直あまり好みではない。しかし、過去数度に渡って刷り込まれた記憶が、“キモチイイ時の匂い“だと身体の随所に伝達した。)(てっきり物分りの良い女が好みなのだとばかり思っていたが、ドレッサーに並ぶジュエリーとそのギフト用化粧箱の山を見て、自身とは真逆の強請り上手な女を娶ったのだと悟る。そんな女の抜け殻を見ない振りで擦り寄れば、直ぐに臀部を撫でる手の感触がした。)   (2020/8/6 03:15:35)

二条 華♀1年「…見てご覧。」(か細い音の後に続いて夜空を大輪の花が照らす。その合間に映る、飾りと化した制服に手を差し入れられしどけない格好で鳴く自身の姿を、ガラスの反射越しに見つめる男と目が合った。キュウゥ…と打ち上げ音が聴こえた筈が暗いままだったのは、汗ばんだ自身の指がガラス窓を滑る音だった。)───(冷えたフローリングは、薄くなった身体には少し痛かった。それに気付いた男がクッションを首の下に敷き入れてくれる。もう一つの痛みを取り除く為髪ゴムを外し、同時にプリーツの下から意味を成さなくなった下着が抜き去られた。そして躊躇なく忍び込んだ男の顔が白い腿を中心へと舌を這わせると、綺麗に生え揃った顎髭が薄い皮膚を擽り僅かに腰が浮く。焦らす様に花弁をゆっくり嬲っていた舌先が淫核を掬い上げれば大きく身体が跳ね逃げ、厚いクッションの向こう側に首筋を反らした頭が摺り落ちた。)(そこに見たのは、視界の真上から滴り落ちては煌びやかに咲く、何とも奇怪で、天邪鬼な自身に似合いの──逆さ花火。湖面に映る優美な虚像ではない正真正銘の逆さ花火は、枝垂れ花火の火花さえも上へ上へと吸い上げ、幾つも垂れては目の前で弾けた。)   (2020/8/6 03:17:08)

二条 華♀1年(花火にまで嘲笑われている様で、思わず漏れた自嘲の笑みに気付いた男が身体を引き寄せ「此処か」とばかりに膣壁を指の腹で擦り上げる。)…センセイ、もっと酷くして…?(閃光に代わり視界を支配した男の癖毛を梳き、其の際の彼気に入りの呼び方で煽れば、ラッチは容易く外れ、背徳感と情欲に膨れた昂りが荒々しく捩じ込まれた。)(佳境に入った花火が間髪入れず打ち上がり始める。男の腕が背中から逆手で肩を固定する。身体に響く大音が列なる。自身の艷声が掻き消される。バチバチと火の粉が弾ける。打ち付ける腰の動きが速くなる。室内が明滅する。目の前がチカチカする。轟音と男の呻き声が重なる。呑まれる。…溺れる。)───(寮最寄りのコンビニの、更に手前で車を降りて歩き出し、本日の良い子度チェックを始める。窓ガラスは拭いた。長い髪は拾って捨てた。ゴムとティッシュはビニールに包んで今コンビニのゴミ箱に捨てた。)…ん。(今年の誕生日にはいつもの花は届かないかもしれない、ぼんやり思った。安価な黒の髪ゴムが、あの高価なプラチナリングを弾き飛ばすとしたら、柔能く剛を制す、か。切れかけた蜘蛛の糸、切るも手繰るも彼次第。)   (2020/8/6 03:18:44)

二条 華♀1年【単語やニュアンス単位である曲のイメージをお借りしました。色々穢して申し訳ありません。お部屋ありがとうございました。】   (2020/8/6 03:20:47)

おしらせ二条 華♀1年さんが退室しました。  (2020/8/6 03:21:00)

おしらせ八谷 みつ♀1年さんが入室しました♪  (2020/8/9 05:21:08)

八谷 みつ♀1年【ソロルにて、お部屋お借り致します。あまり楽しい内容のものではありませんが…!】   (2020/8/9 05:23:22)

八谷 みつ♀1年(しん、と静まり返る部屋に己の奏でる生活音がひとつ。靴を脱ぎ捨て浴室へ真っ直ぐ進み、そうしてシャワーの湯を頭から浴びる。───力いっぱい引っ張られよれてしまったブラウスも、埃にまみれ汚れたスカートも、手垢まみれの汚い身体も。ゆっくりと温度を上げていくシャワーの湯で、綺麗になればいいのに。)──……………………。(肌に痛みを感じる程に上がったシャワーの給水温度は45度。 湯気の立ち篭る浴室内で、赤く染った肌にボディソープを滑らせ、爪を立てて擦り上げる。目を瞑らずとも脳裏に浮かぶ男達のにやついた表情と耳障りな笑い声、肌に残る男達の手の感触や胎内に残る違和感全てを洗い流すように。何度も。洗う。肌に引っ掻いた跡が無数に残る程に強く、強く。何度も、何度も。)   (2020/8/9 05:24:37)

八谷 みつ♀1年(───自らを痛めつけて現実が変わる訳でもない事はわかっているつもりだし、一度穢れてしまった身体は元に戻らない事もわかっている。それでも今は少しでも暇な時間を作らない努力が必要だった。身体を綺麗に磨き上げ、満足したらピリピリと痛む肌を丁寧に拭き上げ、ボディクリームを塗りこみ、着慣れた部屋着に身を包む。部屋の施錠を確認して、禿げてしまったネイルを直して、もう一度部屋の施錠を確認して。そうして手や身体や心を動かし続けていなければ、身体も心も崩れて二度と立ち上がれなくなってしまうような気がしたから。───しかし、そんな努力が無駄になるのは呆気ない程に簡単だった。何度目かの部屋の施錠確認を終えたところで耳に届いたスマートフォンの振動音に呼ばれるように画面を覗き込めばそこに写るは醜い少女の姿と、「また遊ぼうねー、みつちゃん♡」という己の感情とも、画面の中の可哀想な子とも掛け離れた温度感の不快な言葉。漸く切り離した数時間前の現実と、今が再び重なり、猛烈な吐き気と共に重く襲いかかって来た。)   (2020/8/9 05:25:44)

八谷 みつ♀1年(───悲しみに溢れた喉を振り絞って声を上げ、枯れ果てたと思っていた涙で顔を濡らす。誰にも言えない苦しみを抱き過ごす夜は長く、寂しく、ひどく不安だ。青ざめた顔で口元を抑えながら、ガチャガチャと玄関ドアを揺らし施錠を確認する少女の手首には画面の中の可哀想な子と同じ、いくら擦っても取れない、強く握られついた赤い痕が残っていた。)   (2020/8/9 05:25:58)

おしらせ八谷 みつ♀1年さんが退室しました。  (2020/8/9 05:26:11)

おしらせ坂城 莉衣音♀1年さんが入室しました♪  (2020/8/11 21:15:35)

坂城 莉衣音♀1年【こんばんは。お部屋、待ち合わせにてお借りいたします(ぺこ】   (2020/8/11 21:16:19)

おしらせ宇佐見 理人♂34教師さんが入室しました♪  (2020/8/11 21:17:54)

宇佐見 理人♂34教師【お待たせしました。よろしくお願いします】   (2020/8/11 21:18:18)

坂城 莉衣音♀1年【お待ちしてましたー。よろしくお願いいたします。先レス落としますのでお待ちください。】   (2020/8/11 21:19:13)

坂城 莉衣音♀1年(カワイイだけでも女の子は幸せになれる。でもりーねはただの幸せじゃいや。とびきり幸せになるためには、大事にされる、すてきなお姫さまでいなくちゃいけない。かわいくて、働き者で、かしこいお姫さま。でもりーねは、難しい努力はあんまり得意じゃない。得意じゃないから、一回で理解できるよう、授業はよく聞くようにしてた。調子が良ければそれだけで学年上位に入れたし、大学は行きたいところがあるから、二年になったらもうちょっとがんばろうと思ってた。それが、うっかり入ったサークルで価値観を変えられてしまってから、授業に集中できなくなってしまった。)   (2020/8/11 21:20:33)

坂城 莉衣音♀1年…はあ。(罪状は赤点をぴったり三つ取ってしまった件。生徒指導室に呼び出されたりーねは、ソファのすみっこを陣地に、膝に肘をついた前屈みの姿勢で、今日十回以上ついてるため息を、またひとつ増やした。コテを使ってカワイくカールさせた髪も、今日のいやな湿度でもう巻きが緩くなってしまってる。もしかしなくても、今日のりーねはカワイくなくなってしまってるんじゃないのかなって、すごく不安になってくる。りーねにとってカワイイことは、いちばんの大切なのに、最近、自分じゃ自分がカワイイかどうか、わからなくなってしまった。デートの約束をしてればよかった。誰かにカワイイと褒めてもらいたい。先生はまだ来ない?もう帰ってしまおうかな。ウサギのマスコットが揺れるスクールバッグを手に取り、立ち上がるべく腰を浮かした。いつもの『旅行サークル』に寄って、誰でもいいから、りーねの価値を、保証してもらおう――)   (2020/8/11 21:20:47)

宇佐見 理人♂34教師…はあ。(ドアの前でついた溜息が、室内のものと同時で重なっていることは当然知らない。自分はこれで多分5回目だ。職員室からの足取りは重かった。追試対象者との面談は3人のうち2人はすでに終え、今室内にいるであろう彼女が最後だ。単に成績だけのことであれば、発破をかけるだけで終わるからこんなに憂鬱にはならない。女子生徒相手に切り出しにくい、しかし避けては通れない事柄がある。こめかみがじくじくと痛む気がする。鎮痛剤はもう飲んでいる。ドアノブを開くと、表情はぱっと明るくフレンドリーに変わった。)お待たせ、坂城。ちゃんと来てたな。えらいぞ。(ソファの端に姿を見止めると、なんでそんな端っこにと愉しそうに唇を緩める。向かい合わせのソファに腰を落として、テーブルの上に三枚のA4紙を並べた。一枚目は中間試験の成績、二枚目は期末試験の成績、三枚目は追試とその後について。指を組んで、ふうと長い息を吐く。さて、と顔を上げ、彼女を真っすぐに見据えた。目尻に優しそうな皺を作って。)なんで呼ばれたかは、わかってるよな?   (2020/8/11 21:31:40)

坂城 莉衣音♀1年(あの部室に行かないといけないって気持ちは、ふとした拍子に何度も、得体の知れない何かに追われるようにして沸き起こる。ドアが開く音に振り返って先生の姿を見つけると、安堵めいた脱力に襲われて、そのままへたりとソファへ腰を落としなおした。えらいと、子供を褒めるような口ぶりに耳がぴくりとなる。肩に下げていたスクールバッグを丁寧に下ろして、膝の上に両手をきちんと揃えた。横並びに広げられたA4の紙に視線を落とすと、自然に眉が寄った。小ぶりなくちびるが、きゅっと結ばれる。視線は、先生の目線を避けるように落とされたまま、顎を引いてちいさくうなずいた。)…、…おか、…親の、呼び出しは…ありますか?(ちいさなボリュームで問いかけると、怯えと媚びを足して割った上目遣いが見上げる。見上げて、また視線は斜めにそれた。)   (2020/8/11 21:43:28)

宇佐見 理人♂34教師(きちんと座りなおす彼女には、えらいえらいと言葉を重ねた。柔らかい笑みの下では、疑念がふつふつと湧いている。こんな子が、と。ただそれは当然のごとく表情や態度には出さない。問い掛けには、緩く首を振った。)いや、無いよ。まだ1学期だし。…成績のことだけなら、大丈夫。(後半は言わなくて良かったと後悔するのは、発した直後だった。なおさら意識する。幼い上目遣いが、牡に媚びる雌のものに見えて、こめかみが疼いた。口角を上げ、声のトーンを少し上げた。)期末赤点三つ。惜しかったなあ。あとちょっと頑張っていれば、追試は無かった。(とりあえず型どおりに労いの言葉をかける。A4紙の二枚を手に取り見比べる。中間は優秀だったのに、期末の急落ぶりは異常だ。目を細めた。とりあえず、そこは先に回そう。)知ってると思うけど、坂城は追試をしてもらう。で。それで6割取れたらおっけー。それ以下だったら…(もったいぶった様子で三枚目を彼女の方へと、すっと寄せた。)夏休みの課題が倍になるか、補習で週に何回か学校来てもらうか、どっちかになる。(きっちりと臙脂色のネクタイを締めた首元が苦しい。耳にかかる程度のショートの黒髪を軽く掻いた。)   (2020/8/11 21:55:24)

坂城 莉衣音♀1年…そぉですか。(安堵しながらの返事が、いつもの舌足らずで甘えてしまう。緊張していた表情が少し和らいで眼許が、くちびるがほんの少し緩んだ。誰かにゆるぎなく愛されているというのは、りーねにとってとても大切なことで、両親の愛は絶対にゆらがせてはいけないものだった。だから、親呼び出しがないと知って一度安心するけれど、表情はまた曇る。問題は、なんにも解決していない。)ろくわり。(赤点三つ、だけど他の教科だってぞっとするぐらきガタガタだ。先生の言葉をおうむ返しに繰り返して、印字された文字列を目線でなぞった。提出物をこなすのは得意じゃない。やりますと言えば、今日は返してもらえるだろう。けれど。)…たぶん、とれないです、六割、たぶん。(芽の前に並ぶ文章の意図を理解しようとするだけで少しめまいがする。今まで、まともに勉強だってしてこなかった。しなくてもできてたから。だから、わからなくなったことの、取り返し方がわからない。補習、は。)…これは、だれかが、見てくれるんでしょぉか…?(A4紙のひとつを、桃の薄皮色に塗った爪先が、そっと指した。目線が上がる。)   (2020/8/11 22:09:05)

宇佐見 理人♂34教師いやいや。頑張れよ。まだ日数あるし、6割だぞ。(彼女に正面から真摯そうに向けている笑みが、若干引きつる。てっきり「頑張ります」と殊勝な返事が返ってくるものと思っていたからだ。彼女の担任として三カ月、おそらくやればできるし、頭はいい子だという認識があった。問題がある生徒とは見ていなかった。眉間に中指をあて、強めにぐりぐりと揉む。口元だけが笑顔の形で固定されているから、表情は歪なもので。)…ん? 補習のこと?(手で顔半分を覆いながら、彼女を見やる。最初、何のことか理解できず、首をかしげた。大抵は補習を嫌がり、追試を頑張るか、できなくても倍量にされた課題をこなすかだ。補習は、生活態度に問題ある生徒のみで――)それはまあ、担任が見ることになってるけどさ。やだろ? 休みにまで学校来たくないだろ? それとも(少し躊躇った。質問にしたら普通で、ジョークと取れるものなのだが。できる限り、冗談めかして声を作った。)学校に来たい何かが、あるのか?   (2020/8/11 22:21:52)

坂城 莉衣音♀1年えとぉ…はい…、…そうなんですけどぉ…。…すみません…。(つい最近もこんな風に問い詰められて謝ったなあとぼんやり思い出す。誘われてデートした相手にラブホテルに誘われて、入り口で揉めていたところを補導員のひとに捕まえられてしまった。他校の生徒だった男の子は逃げてしまって、取り残された莉衣音が名前を絶対に言わないものだから、学校に連絡が行って、保健室の先生が迎えに来てくれたのだった。揉めなければよかった。相手が言う通りにしておけば、変なことにならなかったのに。でも乱暴すぎて怖かったから――)え?(先生の問いかけに瞳がまたたく。意図を解せないままの不思議顔で首を横に振った。長いお休みに、学校にわざわざ来たい子なんていない。へらりと自嘲に緩んだ笑みを浮かべる。ばかなお姫さまなんて、だれにも選んでもらえない。恥ずかしさに頬が熱くなった。)どこを、どう、お勉強したらいいか、わからなくて。   (2020/8/11 22:34:35)

宇佐見 理人♂34教師(謝る彼女を、もう笑ってない目だけが指の隙間からじっと見据えていた。彼女の自嘲に合わせて、自分も唇を緩める。)そっか。単純に勉強の仕方が分からないってだけか。それなら良いんだけどな。(見比べていた二枚のA4紙をテーブルに置く。天井を仰ぎ、ふうと溜息を吐く様は、出来の悪い生徒に呆れているように映るだろうか。実際はこれから切り出すことへの決心を固めるための仕草なのだが。視線を再び彼女へと戻す。口角はあげておかねば。腕を組む。ふうむ、と仰々しい唸り声を上げた。)坂城さ。中間から期末、どうしてこんなに成績落ちた?(彼女の表情、視線の動きから唇の微動まで、すべてを見逃さぬように。じっと見つめながら、言葉を続ける。こうして見ていると、本当にただの幼い女子なのに。)坂城について、良くない噂があってな。先生は正直半信半疑なんだけどさ。(いつにもなく歯切れが悪い。どう尋ねるべきかを、喋りながら脳を回転させている。鎮痛剤を飲んだのに、こめかみがズキズキと脈打っていた。鬱陶しい痛みに、顔の半分は険しくなっていたかもしれない。)部活、何してる?   (2020/8/11 22:48:16)

坂城 莉衣音♀1年…どうして?(また不思議顔の瞳がまたたく。先生に問い返すというよりは自分の中を探るように言葉を繰り返して、目蓋を伏せた。睫毛が落とす陰影の内側で、黒目が迷うように揺れる。どうして、と口許がもう一度動いた。)わからなくて…?(リップバームで艶めかせてあるくちびるに指さにを当てる。眉を寄せた。すう、と細く息を吸う。整った空調の涼やかな空気に、胸の内側が冷やされる。迷う間に、質問の内容が移り変わって、伏せていた目を再び上げた。噂話なら、昔からよくされてきた。りーねちゃんは自分のことお姫さまだって、ばかみたいって。自分のことカワイイって思ってるとか、誰をユーワクしたとか、そういうの。)りーねは、そういうの、気にしないです。だって、そんなの誰が言ったって、りーねは、りーねで。(先生を見上げたままにっこり笑う。そんなことで傷ついたりなんか、お姫さまはしないから。けれど、続いた先生の言葉で、息が止まりそうになった。ええ?と首を傾げる。表情が曇る。)   (2020/8/11 23:05:20)

坂城 莉衣音♀1年…なまえを、おいてるだけ、かなあ?(頰にかかる髪を指先にくるりと巻き付けた。へらり笑って、また目を伏せる。足先が、指先が冷たくなってきて、無意識に手がバッグの中のラムネケースを探った。探りながら、少し早口で付け加えた。)あの、わたし、追試、ちゃんとします。   (2020/8/11 23:05:22)

2020年07月11日 23時49分 ~ 2020年08月11日 23時05分 の過去ログ
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