チャット ルブル

「さえこ's text room」の過去ログ

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2022年09月04日 16時00分 ~ 2022年09月19日 03時06分 の過去ログ
過去ログでは上から下の方向に発言を表示しています

おしらせ新規ルームを作成完了しました。(106.146.***.168)  (2022/9/4 16:00:40)

おしらせさえこ ◆x7vap6Da10tcさんが入室しました♪  (2022/9/4 16:05:49)

さえこここにあるテキストはすべてフィクションです   (2022/9/4 16:07:47)

さえこ-   (2022/9/4 16:08:09)

さえこ『ひとり語り・・・偶然の出会いからたどり着いた素敵な事。』   (2022/9/4 16:08:33)

さえこ-   (2022/9/4 16:08:54)

さえこ【プロローグ】   (2022/9/4 16:09:28)

さえこあたしは、バイセクシャルの女装子で、HNは「さえ*」   (2022/9/4 16:09:54)

さえこ本名は武骨が正座したような、いかにも男らしいものだけれど、両親が期待して付けた名に反して、小さい頃から見た目が女の子のよう。思春期を過ぎてもそれは変わらなかった。しかも残念なことに、見た目と同じように、男としての機能が生まれつき劣っていたみたいで、ノーマルなSEXでは、悦び・悦ばれるというお互いがハッピーな関係になれなかった。   (2022/9/4 16:10:19)

さえこそのくせ、性癖はいろんな経験や嗜好を深めた結果、いわゆる変態って言われるものになってしまったの。恋愛感情と性愛感情に男女の性の壁が無くなってしまったし、加虐と被虐の魅力にとり憑かれた。今は、女装して「男性器がついた女」として、SM気質の相手にしか、興奮しなくなったわ。マゾでもありサドでもあり、責め責められたい。好いた男に抱かれたいし、好いた女性も抱きたい。ただ、自身の男性器を挿れて射精する欲があまり無いだけ。(致命的)   (2022/9/4 16:10:41)

さえこ-   (2022/9/4 16:10:57)

さえこ【かりそめの出会い】   (2022/9/4 16:11:18)

さえこそんな歪なあたしが、気持ちを発散する手立てとして、チャットで同じような嗜好の人々と、夜な夜なヒソヒソと話をするのに、時間はかからなかった。誰にも話すことが出来ない思いを垂れ流してしまう快楽に嵌った。   (2022/9/4 16:11:45)

さえこ一人の人妻さんが、部屋で待機しているのに気がついた。「・・を語る部屋」   (2022/9/4 16:12:04)

さえこあたしだってこれでも男だから、人妻という言葉に弱いの(笑)。何がって、背徳の香りに。どういう人だろうなという興味で、早速入ってしまったわ。その人の名前は*香子さん。   (2022/9/4 16:12:20)

さえこほんの数行のやり取りで、女装子のあたしにもwell come の雰囲気をにじませてくれた人。*香子さんと話が合ったのは、家庭内SMは無理という、わりとシリアスな問題だったわ。背景はいろいろあっただろうけれど、普通というものからはみ出てしまう性癖を持つ者の悩ましさは、多分あたしと同じ。   (2022/9/4 16:13:02)

さえこでも、声とか音とか目隠しとか、そんなキーワードで会話を進めていくうちに、あたしのS心が疼き始めたの。   (2022/9/4 16:13:27)

さえここの人を責めてみたい。どんな秘密を隠しているんだろう?それを暴いてみたいって心底思ったわ。たぶん、あたしと同じ香りがしたんだと思う。   (2022/9/4 16:13:56)

さえこ春も盛りのある夜の出会い。   (2022/9/4 16:15:01)

さえこ-   (2022/9/4 16:15:07)

さえこ【あなたが居ること】   (2022/9/4 16:15:36)

さえこチャットで、*香子さんのヴァギナにあたしの足を出し入れしてみたい、と思ったのは何故かしら?凌辱の感情や、足という無作法なところで和香子さんの大切なところをいぢくりたい気持ち。   (2022/9/4 16:16:20)

さえこ思い切って、『入れてみる?』なんて言ってしまった。そうしたら*香子から、『お好きにして下さい』って答えが。とても嬉しかった。いくらチャットでも、心が拒否ったら無理だもの。あたしの歪んだ欲を受け入れてくれたの。   (2022/9/4 16:16:41)

さえこSとM、主従や、隷属、上下とか命令とか言うけれど、お互いちゃんと独立した人。根っこではお互い認めあっていなければ成立つはずがない。あたしがやりたいと言って、いいと言ってくれる。そんな*香子さんが居るから私も居られる。   (2022/9/4 16:17:11)

さえこ*香子さん、あなたはとても価値ある人なの。だから、あたしの歪な欲で、探らせて下さい。*香子さんの心と体。あなたの生々しい欲を。   (2022/9/4 16:17:28)

さえこチャットで*香子さんの名前を見ると心が騒いだ。名前から香りが色が輝きが立ち上がっていた。でも、素知らぬ顔して、部屋に入って*香子さんを虐めた。   (2022/9/4 16:17:44)

さえこ-   (2022/9/4 16:18:00)

さえこ【夢うつつ】   (2022/9/4 16:18:18)

さえこあたしは夢を見た。淫夢だった。   (2022/9/4 16:18:48)

さえこあたしはペンチを握っていた。そう、乳首を潰すために。悲鳴を聞くために。乳首という肉をペンチで摘む。無機質な感触と思うかもしれないけれど、違うの。確実に、ペンチを握った手に乳首の潰れ具合が伝わってくる。   (2022/9/4 16:19:23)

さえこあと1ミリ?握る?もう少し?うんあと少し。悲鳴と抵抗で限界がわかる。限界まで追い詰めると、頭の先から足先まで快感が走る。ああ・・気持ちイイ!この乳首はあたしが潰したの。いいでしょ?だけれど、ほんの少し、痛い自分も居たのよね。それも気持ちよかったみたい。なんだろう?これ。   (2022/9/4 16:19:48)

さえこ少し目が覚めたみたい。あ、あたしやらしい夢見てたんだ。ペンチの感触が記憶にある。いや、待って・・・いったい誰のを潰してたの?素朴な疑問。   (2022/9/4 16:20:16)

さえこひょっとしたら・・・あれは自分かもしれない。あたしは、自分が虐められるシーンをもうひとりの自分が上から見て、見ている自分がとても興奮して逝く事がよくあった。そうやって、何度、自分を壊して逝ったかわからない。   (2022/9/4 16:20:38)

さえこすっかり目が覚めて、日常に揉まれているうちに、今朝見た淫夢のことなど忘れていた。休憩時間にチャットを覗いた。*香子さんが居たの。輝く*香子さんの名前。   (2022/9/4 16:20:58)

さえこ名前を見た瞬間、思い当たった。今朝のあれは*香子さんだったんだ、って。理由がない確信。名前がつけようがない、共鳴と共感。自分勝手な妄想を、あたしはそっと、胸にしまった。   (2022/9/4 16:21:19)

さえこそれが、もう夏の足音がすぐそこに聞こえてくる、爽やかな春の終わり。   (2022/9/4 16:21:37)

さえこ-   (2022/9/4 16:21:48)

さえこ【オンナのからだ】   (2022/9/4 16:22:24)

さえこ男性器が付いたまま女を装うあたしは、女の体が大好き。畏怖や憧れ。なんて素敵な体なんでしょう。同時に、元々のあたしの中の男性性が突き動かすSな性衝動。女になりたい故の愛おしさと、壊してしまいたい感情が、ランダムに混ざりあってしまう。   (2022/9/4 16:22:59)

さえこ男性器が付いたまま女を装うあたしは、男の体が大好き。あたしの体で精を放つ男は、あたしをとても満たしてくれる。あたしを抱く男の存在は、男性器が付いたこのからだが、女であることの証だから。女として、男性器が愛おしい。   (2022/9/4 16:23:20)

さえこ女、オンナ・・・・あたしの心は女の事でいっぱいなの。女に近づきたい。女のことを知りたい。女になってみたい。   (2022/9/4 16:23:43)

さえこあたしは*香子さんとの距離を縮めたかった。女の体を触りたかった。いえ、触るという言葉では物足りない、*香子さんの内臓まで感じたかった。   (2022/9/4 16:24:10)

さえこチャットで*香子さんのヴァギナを弄る。ううん、弄るというより掴む。子宮を掴みたかったの。女の核の、*香子さんの「子宮」を。   (2022/9/4 16:24:46)

さえこ指を膣の奥まで差し入れて、子宮口を探る。コリコリした入り口を。アナルに挿れた指は、腸壁越しに子宮を探す。女の、*香子さんの塊を。あたしが子宮を持っていて、相手の人から『オマエの子宮を掴みたい』と言われたら、どんなにか興奮するでしょう。そんな自分勝手な思いを、*香子さんにぶつけたの。   (2022/9/4 16:25:13)

さえこ*香子さんがどのくらい興奮したかは判らなかったけれど、たしかに反応は良かったのは覚えてる。二人ともショーツを洗濯しなきゃっ、と言って離れた。   (2022/9/4 16:26:07)

さえこあたしは、あたしの内なるオンナと*香子さんと、二つの距離を縮められた気がした。じっとりとした梅雨空の日。湿度高めの風景。   (2022/9/4 16:26:39)

さえこ-   (2022/9/4 16:26:50)

さえこ【マゾなサディストの欲望】   (2022/9/4 16:27:17)

さえこあたしは、言葉で言えば、乱暴で無慈悲なSEXが好き。でもそこに憎悪という言葉はない、1ミリも。だからといって、愛といい切れる単純な情でもない。マゾの感情もサドの感情もひっくるめた、まるごとの情。その発露もまだら模様で、今日はこう、明日はこう、という制御もできない。   (2022/9/4 16:28:22)

さえこもちろん、あたしだって、まともな部分を全部失くしたわけじゃないから、表に出すのは選ぶ。でも*香子さんには出したくなった。オブラートに包まないあたし自身を。   (2022/9/4 16:28:45)

さえこ男性器を*香子さんの喉奥深く突っ込むイラマチオ。しながら首を絞めたり、鳩尾をグーパンしたり、ヴァギナをビンタしたり。あたしの好み。熱が上がるの。苦しんでもがく姿にそそられる。   (2022/9/4 16:29:38)

さえこえづいても無視して、かまわずもっと奥に突っ込む。あれだけ暴れてた体がだんだん静かになって、鳥肌が立ってくる。それを見て、あたしはいきなり抜くの。   (2022/9/4 16:30:01)

さえこ*香子さんは、痙攣して逝くのかしら。そんな問いかけに、どうして知ってるのと驚く*香子さん。   (2022/9/4 16:30:17)

さえこ似てるのよ。さらけ出してよかった。温かい安堵が胸にしみた。*香子さんの痙攣姿を思い浮かべ、自分を重ねた。   (2022/9/4 16:30:32)

さえこ-   (2022/9/4 16:30:42)

さえこ【甘い蜜】   (2022/9/4 16:31:08)

さえこ酷いSMなSEXを、反吐が出るほど詰め込んだら、ご褒美は二つ。   (2022/9/4 16:31:26)

さえこそこかしこ敏感になった肌や肉を、触る、撫でる、舐める、噛む。それだけで逝く体が愛おしい。ズタボロになった体なのに、顔は輝いてる。見たことのないような爽やかな顔。そしてあたしも同じ顔しているはず。*香子さんはあたしの鏡。   (2022/9/4 16:31:49)

さえこああ、あたしは、一番これが見たかったんだ。   (2022/9/4 16:32:03)

さえこ色んな粘液の垂れ流しに、のたうち回った体に、水分と糖分の補給。一番のココアと、とびきりのスイーツをどうぞ。   (2022/9/4 16:32:50)

さえこ美味しいよね。あたしは、相手が美味しそうに食べてる姿を見るのが好き。元気だしてね。とっても良かったから。   (2022/9/4 16:33:09)

さえこマゾが、晴れやかに元気になること。それがあたしの一番の蜜。   (2022/9/4 16:33:24)

さえこ暑い夏が始まった。空が青かった日。   (2022/9/4 16:33:40)

さえこ-   (2022/9/4 16:33:49)

さえこ【エピローグ】   (2022/9/4 16:34:07)

さえこ女装子はいい女を見ると、欲情して、更に女装に励むという。男に抱かれていても、視線はいい女の影を追う。   (2022/9/4 16:34:25)

さえここの物語は、いい女*香子さんを通した、さえ*というあたしの自分語り。でも、いい女が居なければ、女装子は語れなかったの。   (2022/9/4 16:34:47)

さえこきっと、これであたしは元気になる。そう思って書いた。   (2022/9/4 16:35:02)

さえこあなたがここに居て欲しい。あなたは価値があります。だから幸せでいてね。   (2022/9/4 16:35:51)

さえこさえ*   (2022/9/4 16:36:10)

さえこ<おしまい>   (2022/9/4 16:36:38)

おしらせさえこ ◆x7vap6Da10tcさんが退室しました。  (2022/9/4 16:37:32)

おしらせさえこ ◆x7vap6Da10tcさんが入室しました♪  (2022/9/4 21:23:55)

さえこ-   (2022/9/4 21:24:43)

おしらせさえこ ◆x7vap6Da10tcさんが退室しました。  (2022/9/4 21:25:48)

おしらせさえこ ◆x7vap6Da10tcさんが入室しました♪  (2022/9/6 22:50:09)

さえこ過去に書いたものを転記します   (2022/9/6 22:50:39)

さえこあるお部屋の 課題であるお題にそって 書いたものです   (2022/9/6 22:51:53)

さえこ-   (2022/9/6 22:52:10)

さえこ【額紫陽花】   (2022/9/6 22:52:20)

さえこ今日もまた、いつもの時間、いつもの電車のいつものドア脇。 気がつくと、沿線の土手に、ぼんぼりの花が流れる、紫陽花。 もうそんな季節なのね。あれは2年前だったかしら。   (2022/9/6 22:52:54)

さえこ『俺は、紫陽花なら、額紫陽花が好き』 ふ~ん、額紫陽花の花言葉って知ってる? 貴方にぴったりね。 私は、密かに決めていた。最後の夜にしようと。 明け方、そっとベッドから抜け出して、タクシーで帰った。 私の体に染み付いた男の香りは、甘い嫌悪と喪失感だった。 そんな感情に気がつかないふりして、シャワーで落とした。   (2022/9/6 22:53:26)

さえこ-   (2022/9/6 22:53:36)

さえこ男が棲む街で降りる。急な土砂降りが、かえって心地よい。 今日は、私・・・反吐が出るほど、しに来たの。 あの男の香りは、私の香り。 私、額紫陽花が嫌い、なのに好き。   (2022/9/6 22:53:58)

さえこ偶然、額紫陽花をショップで見かけたので、一輪だけ求めた。 男の部屋につく。鍵が閉まってる。約束どおり合鍵で開ける。 シャワーを浴び、ショーツとブラ、デニールの浅いストッキングをガーターで吊る。 今日はホワイトベース。お気に入りのキャミも、うまい具合に私の肌を隠す。 ルージュは、深紅。ルージュ・ルシフェールという名前に惹かれて決めたもの。 堕天使なのかしら。準備完了。 そうそう。靴の始末を忘れていたわ。履いて来た靴をしまい、用意してきたパンプスを揃えておく。 額紫陽花の一輪をベッドサイドに飾る。器は昔私が気に入った備前焼。素朴な肌合いが花を引き立てる。   (2022/9/6 22:54:42)

さえこあ、帰ってきたのね。と、思うまもなく、背後から乱暴に抱きしめられる。 『待ってたぜ!』 首から耳にかけてキスされながら、あの一輪の額紫陽花が目に入った。 そうか、額紫陽花は、額が花みたいで、本当の花は、中の地味なあれね。 男が額紫陽花が好きな理由がわかった気がする。 私は女装しなければ、あの花と同じ、中身は男だもの。 でも・・今は・・・   (2022/9/6 22:55:03)

さえこ-   (2022/9/6 22:55:48)

さえこ けだるく満たされた体を引きずって、洗面室へ。 鏡に映る姿のみっともなさといったら。せっかくのお化粧は、涙や訳のわからない体液で流れ、崩れ、見る影もない。 お気にのキャミは引き裂かれて無残。ストッキングも伝線だらけ。 ところどころ見える素肌は、痕や痣がいっぱい。蒼かったり紅かったり黄色や黒も。 縄跡でちまきみたいにうねってる皮膚。あまりの酷さに笑っちゃう。 麻痺してるけど、きっと匂いも凄いはず。あの男の精液の香り。 でも、鏡の中の私の目・・・キラキラして輝いて、すごく嬉しそう。無残だけど、それは、見た事無いような爽やかな顔。 私、反吐が出るほどしたかったんだ。やっぱり、あの男が好きだよ。   (2022/9/6 22:56:42)

さえこちょっとした身繕いを終えて、喉が渇いたので、勝手に男の冷蔵庫を開けてしまった。 あれ?ラップされたお皿にカレイの煮付け?・・・・・・・ 男の部屋に来る女がいる・・のね。 料理なんて今度は純女さんなんだろうな。2年前は女装子さんだったのに。 どうしようもない敗北感。不思議と嫉妬は湧かなかった。私はM女性に憧れて女装子になったの。女装子はしょせん女装。 ただ、私の中でもって行きようのない感情が、表現出来ないまま渦巻いた。   (2022/9/6 22:57:39)

さえこ『あのさ、玄関にパンプス置いておくアイデア良かったな。あれで紗江子が準備出来てるって判ったから、一直線さ。』 男の無防備な喋りに、怒りさえ湧く。 『あたし、帰るね。』 露出に使うスプリングコート取り出して、男の精液の香りが染み付いた女性下着と私の体を包んで、衝動的に。 買ってきた一輪の額紫陽花も抜き取った。私は証拠を残してなるものか。説明出来ないプライド。 何が起こったか判らない男を残して、玄関ドアを閉める。 土砂降りの中、パンプス履いて、あれは女装?という人目を気にもせず、足早に。   (2022/9/6 22:58:10)

さえこでもね・・・・・ 痣が消える頃になれば、疼く体があの男を求める事になる予感はあった。 だって、私の体はあの男のもの。男の香りが染み付いてる。 体が覚えちゃったんだもの。           家に帰って、捨てるつもりだった額紫陽花をもう一回生けた。 ああ・・・また、あの電車に乗るの、たぶん。 私の体に、あの男が棲んでいる。 私の中のマゾは、どうしようもない。 まいったなあ、私。   (2022/9/6 22:58:50)

さえこ<<おわり>>   (2022/9/6 22:59:35)

さえこ-   (2022/9/6 22:59:39)

さえこ【あじさい と つち】   (2022/9/6 22:59:43)

さえこ紫陽花は土のphで色が変わるらしいの。サディストの色に染まるマゾを連想する。 サディストの色に染まったマゾはとても嬉しいもの。 でも、それぞれのふさわしい色を見つける花咲かせさんも、素敵ね。 『わたしは、あなたの色に染まりました。』 『いいや、俺はオマエのふさわしい色に染めたまでだ。オマエがいなければこの色はなかった。』 これも、紫陽花を眺める楽しみのひとつ。   (2022/9/6 23:00:01)

さえこ【咲きあと】   (2022/9/6 23:01:00)

さえこここ何日かの篠つく雨。これでせっかくの紫陽花もお終い。 案の定、彼の家の紫陽花は、頭を垂れて、花を散らせていた。今度は地面を飾るつもり?もう一役? だけれども、すでに色褪せた花びらは、散る事も無く、白っ茶けて株先にへばりついている。 「咲後が美しくない花はダメね」あるガーデナーさんが、そう言っていたのを思い出す。   (2022/9/6 23:01:26)

さえこ『庭の紫陽花、この雨でお終いね。汚くなるから、もう剪定しておいたほうがいいわ。そのほうが、来年の花芽が良くなるし。』 『俺がそんな事するのか?そもそも、まんまがいいのさ。たとえ他人が醜いと言おうと、なりの美しさっていうものがある。手の入れ過ぎは、俺の趣味に合わないな。』   (2022/9/6 23:01:44)

さえこいつものように彼の膝上で抱かれ、前ふりの会話。 『あたし、そろそろ女性ホルモン、体に入れようと思うの。胸も大きくなるし、やっぱり体のラインとか、肌を綺麗にしたい。年齢的にも、もう遅いくらい。』 『俺はこのままでいいと思うぞ。しょせん女の魅力は女のもの。紗江子の魅力は、女装の魅力だ。』 『だって、肩はいかついし、二の腕だって筋肉目立つ。ふっくらとした乳房を持つのが夢だった。あたしは、それらしい女性になりたいの』 『いや、そのちょっと歪んだプロポーションが良いのさ。女装という新しい性のな。』 私の願望と、私への評価のすれ違い。   (2022/9/6 23:02:11)

さえこ彼が、スカートの裾から手を忍ばせる。太腿にやらしい手が這い回る。 私の目に飛び込む光景は、履いたスカートに進入する、いかつい男の手。これは、ずっと私が夢想した光景。しかも、私の体は、男の手を感じてる。視覚、触覚の二重の悦び。 『紗江子の太腿の奥には、何があるんだ?そこが紗江子の最大の魅力だろう?ホルモン入れて無反応にするなんて、一番つまらない選択だな。』 『あっ・・そっ・そこは・・・』   (2022/9/6 23:02:36)

さえこ彼は、庭の紫陽花に手を加えることはないのだろう。それでも、来年も、花は咲く。   (2022/9/6 23:03:00)

さえこ<<おしまい>>   (2022/9/6 23:03:53)

おしらせさえこ ◆x7vap6Da10tcさんが退室しました。  (2022/9/6 23:04:50)

おしらせさえこ ◆x7vap6Da10tcさんが入室しました♪  (2022/9/6 23:25:19)

さえこ【songs on driving】   (2022/9/6 23:27:07)

さえこ今日もまた雨。七夕あたりの梅雨空、嫌いじゃない。もうすぐ夏が来るから。 夜明けの16号線、車も少ないくていい感じ。スマホから飛んだカースピーカーから、ランダムプレイの音が流れる。          あ、この曲は!・・・ もう何年も経っているのに、いきなりヒリヒリした苦いものがこみ上げてくる。スローで甘いバラードなのに・・・   (2022/9/6 23:27:39)

さえこ『俺さ、悪いけど、もうお前とはつき合えないと思う。』 『え?いきなり何?どういうこと?』 『前々から薄々気がついていたかもしれないけど、やっぱり、俺、女になってみたいんだ。』 『ウソォ、そんな!! バッカみたい。女装とかそういう事、時々、話にしてたから、何かあるのかなって思ってたけど・・・女装さんと付き合ってみたいのかなって思ってた。』 『違うんだ。俺がなりたいのさ。本気だよ。Mのオマエにしてた事って、実は俺がされたかった事だったんだ。最近はっきり気がついた。女のオマエが、マゾが羨ましくてしょうがない。』 『なによそれ!私はあんたの身代わりだったって訳?バカにしないでよ!』 『俺、今でもオマエが好き。だけれども、俺のこの衝動、枯れそうに無いんだ。マジで俺自身の気持ち覗いてみた。』 『・・・・・・・・・・・・・・・』 長い沈黙。 ショックと怒りで泣きじゃくる彼女を置いて、俺は帰ってしまった。   (2022/9/6 23:28:25)

さえこカーステから '80 old days 特集が流れている。 ♪Who's gonna drive you home tonight?♪ オマエを傷つけてまでもしたい俺。ごめんよ。許してくれ。 The Cars "Drive"   (2022/9/6 23:28:52)

さえこhttps://www.youtube.com/watch?v=xuZA6qiJVfU   (2022/9/6 23:29:14)

さえここんな選曲誰がした?私のスマホ。まったく痛いところ突いてくるね。 でも曲に罪はないし、光景を思い出させてくれる歌は好き。 過去は過去。戻れやしない。そっと心の中にしまって、時々取り出して、苦い味をかみ締める。 あれから、彼女は他のS男さんと付き合っていることは、人づてに聞いた。幸せにしてるかしらね? 今はもう、どうする事もかなわない。出来る事があるとしたら、あるがままに自分を晒す事しか・・・ 過去があって今がある。彼女がいたから今の私がある。きっと、私の中に彼女が刻んだ印は、私の錨になっている。 でも、彼女には、それもどうでもいいこと・・・   (2022/9/6 23:30:20)

さえこ♪ただ声に身をまかせ 頭の中をからっぽにするだけ♪ 私を待っている人の処に急ごう。夜も雨も、明けてきた。ドライブ日和になりそうな予感。 斉藤和義 "歌うたいのバラッド"   (2022/9/6 23:30:37)

さえこhttps://www.youtube.com/watch?v=pJanaHzA4Pc   (2022/9/6 23:31:00)

さえこ----------------------------------------------   (2022/9/6 23:31:43)

さえこ家に着く。ランダムプレイ止めて、曲順を決める。 とにかくキスが好き。 あの人が乗ってきたらまずはこれ。 BENI "kiss kiss kiss"   (2022/9/6 23:32:15)

さえこhttps://www.youtube.com/watch?v=uvucpAJokXY   (2022/9/6 23:32:53)

さえこ日暮れ帰りの〆はやっぱり。 Sade "Kiss of life"   (2022/9/6 23:33:31)

さえこ https://www.youtube.com/watch?v=rKHgSM-IK3s   (2022/9/6 23:33:53)

さえこ夜はあの人と私、とけるようなやらしいkissするんだ。 やがて夏が来る。   (2022/9/6 23:34:11)

おしらせさえこ ◆x7vap6Da10tcさんが退室しました。  (2022/9/6 23:34:39)

おしらせさえこ ◆x7vap6Da10tcさんが入室しました♪  (2022/9/7 06:06:44)

さえこ【灯篭流し】 <オマージュ>   (2022/9/7 06:09:36)

さえこ僕はジュン。お盆の休みに帰省をする。久しぶりの10年。   (2022/9/7 06:10:11)

さえこまち外れの社ではお祭り。帰ってきた霊を慰めるのが、その始まりと聞いた事がある。 参道の夜店をひやかす。結界をまたぐと、そこは聖域。 背後の喧騒をよそに、静かに本殿が座る。背後はうっそうと茂った、鎮守の森の漆黒の闇。ああ、ここ、夜は寂しいけれど、昼は子供たちの遊び場だったよね。森の中には小川もあって、明日は灯篭流しのはず。 手を打って拝礼して祈る。あっ、そういえば・・・子供の頃、この森で、紗江とよく遊んだんだよな。二人だけのないしょの遊び。   (2022/9/7 06:11:17)

さえこ帰り道、そぞろ歩きの浴衣の女性がよく目にとまる。なかには、金魚すくいの夜店にかがむ女性も。 え? うなじに一筋の紅い線。すくう手首にもうっすらと。 あれは縄痕?高手小手に胡坐縛り?  なわけは無いか。想像力たくまし過ぎ。でも・・・既視感もあって、なんかふわふわしてるな。僕は大丈夫か?   (2022/9/7 06:11:43)

さえこ『ジュン。紗江ちゃんも久しぶりに帰ってきてるみたいね。』家に帰ると母親が知らせてくる。小さい街だから、人づてに聞いたらしい。 紗江は僕の二つ下。彼女が東京の大学に出て来た時に、何年かぶりの再会。それから付き合いだして、ゆくゆくは結婚?の予感もあった元カノだ。母親は紗江のことを気に入っていた様子で、僕が紗江と別れた時、ちょっと詰め寄られもしたのだった。 あれ?うなじの彼女、紗江だったのか?    (2022/9/7 06:12:46)

さえこ実は、そう思ったのは、僕達はSとMの関係だったから。夜ごと紗江を縛りあげて、淫らで異様な時を過ごした。根拠もなしに連想したのは、いつも跡や痣だらけの紗江の姿が、強烈に私の中に残っているからだろう。 跡が消えると寂しがった紗江。跡が消えると喪失感に苛まれた僕。 あの既視感は、それが理由?しかし、紗江もだいぶ変わったのかもしれない。もう15年も会ってないのだから仕方がないか。   (2022/9/7 06:13:20)

さえこ『ジュン?わかる?あたし、紗江』 翌日、灯篭流しを見るために再び社を訪れた時、いきなり呼び止められた。 『やっぱり紗江だったのか。昨日見かけたんだけど。』『久しぶりね。あたし、帰ってきたの。』 15年の距離感が僕を戸惑わせる。もう過ぎた事だ。どう反応していいか判らない僕を無視するように、体を近づける紗江。 『ねえ、ジュン。あたしの家に来るよね?待ってるから。』牡丹のような、艶やかだけど、ちょっとゾッとするような笑顔を見せる紗江。『え?うっ、・・うん。』 戸惑う僕を置いて、紗江はもう背中を見せて行ってしまった。   (2022/9/7 06:14:41)

さえこなんなのだろう?何が起こった?僕は混乱した。だけれども・・・強烈に湧いてきたのは、あの紗江の姿態。 あのころ、会えば何をするのももどかしく、貪った。加虐者と被虐者。見たい映画があるねとか、今度TDLに行こうとか、口では言ってるのに、いざ予定を組むと、必ず道具を詰め込んだバッグを持って行った。今日こそはと手ぶらで行くと、紗江はあからさまに不機嫌になったりもした。朝からこんな天気がいいのにと言いながら、二人して、ラブホのサービスタイムを使い切ったのだ。   (2022/9/7 06:15:39)

さえこ僕は、男の、加虐者の、あの欲望が湧いてくるのを自覚した。「いいさ、軽蔑されようと、僕の隠しようの無い一面。」 僕は、馬鹿みたいに、また道具を詰め込んだバッグをもって、紗江の家にのこのこ行く事にした。   (2022/9/7 06:16:27)

さえこ紗江は渇いていた。砂漠を彷徨ってたどり着いたオアシスの泉に、頭から突っ込むように渇きを満たした。 淫獣という言葉が浮かぶ。紗江だけじゃない。僕もだ。二匹の淫獣が絡み、咆え、呻き、満たしあった。15年の距離はあっという間に失せて、生身のカラダの距離はゼロcm。いや、カラダが溶け合って、互いの内臓をまさぐるような感覚さえも持った。 僕の執拗な加虐で、紗江は息も絶え絶え。僕が記憶しているより歳を重ねた分、妖艶になった体は、うねり、痙攣し、発熱している。 鞭や、僕好みの道具で痛めつけた痕は、紗江の体をいい感じで汚しいて、完全に昨日の痕を上書きしていた。 喰いつくした満足。体中に痕を作っているのに、瞳を輝かせて笑ってる紗江。その歪んだ精神は、僕を魅了し、紗江自身を溺れさせ、二人をあらぬ世界に導いた。   (2022/9/7 06:17:20)

さえこ『ねえ、ジュン。最後に、あれお願い。』紗江の濡れた目、狂気の目が語る。『用意してありますから。』 15年前にしていた、しまいの儀式。今でも紗江は欲しているのか。 『脚、開いて晒せよ。』『はい。』鞭で、紗江の肉芽を打ちつける。絶叫と転がる姿態。悲鳴が納まると、今度は痙攣。それは、体が余韻を楽しんでいるかのようだ。 『いい眺めだな。あと4回な。』『お願いします。』『いくぞ!』『!!』・・・・・・紗江の肉芽辺りは、腫れて無残。『じゃ支度しようか?』紗江は、のろのろと下着を身につける。時折擦れるのだろうか、顔が歪む。『ジュン。はい、これ。ジュンが持って来るとは思えなかったから、あたしが用意しておいたから。』ゾッとするような目つきで、微笑む紗江。こいつ狂ってる。   (2022/9/7 06:17:48)

さえこ僕も火がついた。先を少し鈍らせた小さめの剣山が三つ。紗江のブラに仕込んで、最後のものをショーツに滑り込ませる。 『あ、痛!』『いいから。こっちにおいで!』 ソファーに片足乗っけて、紗江を迎える。『好きだぞ。紗江。』方膝を立てた姿勢で、紗江に力を込めてハグ。もちろん紗江の脚の間には、僕の膝を差し入れて。『!!!!!!!!!』悲鳴が漏れないようにキスして、抱きしめる。<<紗江、僕のもの。>> <<また僕に会うまで、自分で悪戯はするなよ。>>・・・言葉にならない言葉を紗江に伝える。・・・・ 手を緩めると、崩れ落ちる紗江。耳にキスして囁く『よかったよ。さよなら。』   (2022/9/7 06:18:39)

さえこ-   (2022/9/7 06:18:50)

さえこあれから東京に帰って1週間。母親から思いもよらぬ知らせが届いた。紗江が亡くなったと。 『それが、不思議な話なんだけど、私も、紗江ちゃんがお盆に帰省したって聞いたけど、もうその時は亡くなっていたんだって。事故だったらしいわ。お墓はお嫁に行った先の菩提寺で、谷中の全生庵っていう所らしいよ。』驚いた。僕の見た、体験したあれは何だったんだろう?   (2022/9/7 06:20:01)

さえこさんざん迷ったけど、ひっそり紗江のお墓に花を手向けてきた。紗江、こんなところに入っちゃったのか・・・・・早すぎる。   (2022/9/7 06:20:49)

さえこ墓参りのあと本堂を訪ねた。全生庵は、あの、圓朝師匠ゆかりの寺だったんだね。お寺の幽霊画を見て、嬉しくなってしまったのは自分でも驚いた。・・・・ああ・・・あれだ。   (2022/9/7 06:21:48)

さえこ・・・僕は幽霊を抱いたんだろうか?あの感触、今でも僕の手も体も覚えているというのに。でもこれだけは言える。とても、とても素敵な時間だったと。紗江、ありがとう。ほんとうに、さようなら。紗江は、僕のお気にいりだよ。あの牡丹のような笑顏は忘れることはない。絶対に。   (2022/9/7 06:22:32)

さえこ<<おしまい>> 圓朝師匠ありがとうございました   (2022/9/7 06:23:35)

おしらせさえこ ◆x7vap6Da10tcさんが退室しました。  (2022/9/7 06:24:40)

おしらせさえこ ◆x7vap6Da10tcさんが入室しました♪  (2022/9/7 18:39:30)

さえこ【あさがお】   (2022/9/7 18:40:07)

さえこ<<目覚め前>> 小学生の僕は、自分で言うのもなんだが、上っ面なクソ真面目だった。 言われた通りすること。それが習いだった。そして、自分の考えを入れて、ちょっとでも外れると、ドキドキしてしまう小心者だった。 そのドキドキな不安な気持ちと、真面目に言われた通りにする苦痛を比べると、不安より苦痛を受け入れたほうが、落ち着けた。 授業は真面目に聞いたし、宿題も全部こなした。いわゆる一見イイ子。 今考えると、如何にマイナスを減らせるかしか頭に無い、つまらない奴だったということ。イイ子過ごせれば、それでいいかなとナメていたのかも。ところが、人生はよく出来たもので、クソ真面目でも通用しない事があった。それは、音楽と体育だ。僕に歌わせれば、あまりの音痴ぶりにクラスの皆はクスクス笑い、リコーダーではまともに指が動かない。運動させれば、走る、泳ぐ、球技、呆れるほどの能力の無さ。言われた通りが出来ない事があるというのを、嫌というほど思い知らされた。そんなふうだから、クラスのヒエラルキーでは、僕は下の方だったと思う。   (2022/9/7 18:40:36)

さえこ<<佐絵>>そんなモテ要素が全く無い僕に、なぜか慕ってくれたのが近所に住んでる佐絵だった。 佐絵はいわゆる不思議子ちゃん。独り遊びが好きで、本好きで、なにかわからない自分の世界があるように感じる子。   (2022/9/7 18:40:59)

さえこ<<朝顔>>夏休みに、観察記録の宿題で、僕は朝顔の種を植える事にした。なんの考えもない。単純に「夏休みの友」に例で示してあったから。 芽が出て、いよいよ蔓を誘導する腕木をさそうかという時期に、佐絵がやってきた。 『ジュンちゃん、何やってんの?』『ほら、宿題の。朝顔の観察。』めんどくさそうに作業する僕の傍らで、佐絵は興味深そうに眺めていた。『ねえ、支えってなんでまっすぐ立てるの?』『え?だってみんなこうだろう?』『へえ?なんかつまらないね。そういうのどこでも見るよ。』『うっせーなー、みんなと同じでいいんだよ。(たしかに、佐絵のいうとおりだよね。)』 佐絵は、僕自身が気づいていない僕の気持ちを、無邪気に気づかせる事が度々あった。   (2022/9/7 18:41:20)

さえこ<<大人の再会>> 『ジュン。憶えてる?小学生の頃の朝顔。』『ああ、覚えてるよ。佐絵は、添え木の建て方が普通でつまらないって言いやがった。(笑)』『だって、そうなんだもん(笑)。』『たしかにな、自分でも思ったよ。でも悔しいからごまかしたな。(笑)』   (2022/9/7 18:41:40)

さえこ『でね。あたし高校生くらいのときかな、夢を見たの。』『へえ?どんな?』『あたしが朝顔の添え木になっている夢。あたしが磔にされててね、朝顔の蔓があたしの体に巻きついてくるの。動いたら朝顔がかわいそうって思って、じっとしてたら、蔓に締め付けられて逆に動けなくなった。(笑)』『いかにもマゾ?(笑)』『そうかも。あたし、その頃には自分がマゾだってわかってた。』『それから?夢は?』『朝顔が綺麗な赤紫の花を咲かせて、あたしの体が蔓と花で埋まるの。』『あたしが朝顔になったのか、朝顔にあたしが縛られたのかよくわからないけど。』   (2022/9/7 18:42:00)

さえこその話を聞いて、僕は夢の中の佐絵を想像した。 『ねえ、佐絵。脱いでごらんよ。僕のイメージ伝えたい。佐絵の体、貸して。』 佐絵は素直に従った。いつも惚れ惚れするような透き通った肌。 『手をあげて。動かないで。』『何するの?』『ああ、下書き。』僕は、テーブルナイフを取り出して、佐絵の瞳を見つめた。僕は、ナイフで佐絵の白い肌をなぞった。『!!』『危ない。動くな!』   (2022/9/7 18:42:17)

さえこ左胸にいくつかの五角形の花。回りに下膨れした葉。腹から太腿にかけて縦横に伸びる蔦。佐絵の体と目、交互に見直しながら、ナイフをなぞる。なぞった数秒後に、佐絵の皮膚は、ぱぁっと紅色に染まっていく。カーブがきついところは、刃が立ってしまう。『うん。滲んでるのもいいかもしれない。』佐絵に向かってニヤって笑って、続ける。『つぅぅ・・・』佐絵は呻く。 『佐絵、小学生の時は朝顔をまっすぐにしか伸ばせなかった。僕は幼かったよ。でも、今はちょっとちがう。佐絵にふさわしい朝顔描けるようになったかもしれない。僕が考える佐絵にふさわしいものを。』   (2022/9/7 18:42:35)

さえこ佐絵を鏡の前に立たせ、出来栄えを一緒に見る。胸には大輪の朝顔。胸下からは下腹には、ちりばめた花と葉。うねるような茎や蔦は、太腿と尻から腹へ。 たいがいはナイフが擦れた紅い痕だけれど、ところどころに血が滲む。僕は愛しくなって、紅い跡を撫でたり、キスしてしまった。 『どう?大人になった僕の朝顔は?』鏡の中の佐絵に問う。『ばか。知らない・・・』 佐絵の体に聞くのは野暮だと思って止めた。そのかわり、背後からキスをし、胸の大輪の側にある、佐絵の豊かな肉を握り潰して、二つの突起を捻りあげた。   (2022/9/7 18:42:51)

さえこ-   (2022/9/7 18:43:41)

さえこ<<再び朝顔>> あれから佐絵は僕の前から消えた。何も言わずに、連絡が途絶えた。 何があったのか。じりじり焦る心。知り合いに連絡しても、要領を得ない。 3週間・・1ヶ月・・3ヶ月・・5ヶ月・・。持っていき場のない気持ちは、消化しきれない。手の中にあった、体が覚えてる佐絵の記憶が薄れるのを、ただ傍観するしか出来ないのは、こたえた。   (2022/9/7 18:43:51)

さえこ『ねえ、ジュン。あたし、見せたいものがあるの。』 『ああ、佐絵か。すごく心配したぞ。どうした?』『いいから!今から行くね。』   (2022/9/7 18:44:51)

さえこ目の前に、鮮やかな朝顔があった。   (2022/9/7 18:45:09)

さえこピンクから赤、紫から青。新緑の葉。 なによりも、妖しくうねる蔦。どの色も底光りしていた。えも言えぬあでやかな艶があった。 『あたし、ジュンの朝顔、体に覚えさせたかったの。ジュンが、下書きなんていうものだから。』   (2022/9/7 18:45:39)

さえこ佐絵の太腿から胸にかけての見事な刺青。ただただ、美しい。佐絵にはかなわないよ。僕は完全にノックアウトだ。   (2022/9/7 18:46:10)

おしらせさえこ ◆x7vap6Da10tcさんが退室しました。  (2022/9/7 18:46:25)

おしらせさえこ ◆x7vap6Da10tcさんが入室しました♪  (2022/9/15 18:29:56)

さえこ【欲とおののきの後先】   (2022/9/15 18:30:23)

さえこ愛しくしゃぶる。口の中が気持ちいい。柔らかくてそれでいて硬くて、熱をもって、あたしの口の中で跳ねる。まるで生き物のように。舌をまとわりつかせて、たっぷりと味わうの。あたしはこれが大好き。もうこれ無しではいられない。あの男のペニス。   (2022/9/15 18:30:48)

さえこ-   (2022/9/15 18:31:00)

さえこあたしは、元々の内面はともかく、大人になってS男と言われるようになっていた。女を責める快楽に、あたしは囚われたの。だけれども、いつもどこかで、責めてるM女さんのエクスタシー姿が羨ましいと思っていた。あたしにとって責める快楽は、M女さんの反応を楽しむ快楽だったし、被虐の感情にあたしの内なる感情を秘かに重ねていた。時が経ち、コップから水が溢れたみたい。性の場面で「S男」でいることに飽き足らなくなったの。・・・ああM女になってみたい・・・   (2022/9/15 18:31:27)

さえこあたしは、M女さんのように被虐でエクスタシーを得たい、だからM女さんのようにあたし自身を変えたいと決心したとき、大きい不安があった。現実に、女になるというのはどういうこと?。そもそもあたし自身は、性の場面以外では「男」という性自認に、それほど違和感は感じていなかったの。だから、自分を女性化すること、そして、男に抱かれる事、その実体験が、はたして、妄想ではないリアルな性的快楽に繋がるのかは、大きな疑問だった。   (2022/9/15 18:31:45)

さえこ-   (2022/9/15 18:32:44)

さえこネットで揃えた、ガーターベルトとストッキング、ショーツとブラのセット。生まれて初めて足を通したストッキングの感触といったら。初めて味わう履き心地。たちまち虜になったの。そしてショーツとブラ。いけないことをしている背徳感にゾワゾワした。自分を鏡に映す。そこには、たしかに男のあたしだけではない、別のあたしがいた。その晩は、履きそろえた下着のまま、ベッドに入り、女性下着の感触に興奮して寝付けなかった。   (2022/9/15 18:33:46)

さえこ女になったようでとても嬉しかったの。女性の衣類を着るという事が、こんなにもパワーを持っていて、それだけで性的興奮してしまう事が、あたしを更に進ませた。朝になっても脱ぐのがもったいなくて、結局、何度も何度も鏡に映し、外出する時もその下着の上に男の服を着て、もっと興奮した事を思えている。あたしのそれはショーツからはみ出して勃起したままだった。・・・ああ、やっぱり女になりたい・・・、と。   (2022/9/15 18:34:17)

さえこ-   (2022/9/15 18:34:27)

さえこもう一つの不安は、性的対象のとしての男。SMのAVを見ている時は、M女さんに自分を重ね合わせていたし、男の体に対して拒絶感はなかったの。映像内でM女さんがイラマチオで責められる場面では、あたしの口の中に入ってくるような幻の錯覚もあったし(とても興奮したわ)。子供のころのある経験が影響しているのかもしれないけれど(それは秘密)・・・。 でも、リアルで男とSMやSEXするっていう事に、全く想像つかなかった。リアルでした時、嫌悪感抱いたらどうしよう?M女になりたいという妄想は、妄想ですらもなくなって、砕けてしまう。あたしは心配した。   (2022/9/15 18:34:52)

さえこ『舐めてみてもいいですか?』『うふふ、初めてなんですってね。いいわよ。さあ。』あたしは、初めて訪れたニューハーフヘルスのキャスト嬢にお願いした。そっとそっと、恐る恐るキャストさんのペニスに唇を寄せた。あたしの心臓はバクバクして、恐れおののいた。 生きてるものの独特の匂い。目をつぶって、思い切って口に中に入れてみたの。・・・これがペニスなのね!・・・『ペニスって素敵でしょ?』 頭の上からキャストさんの声が響く。あたしは咥えながら・・思った・・あたし・・・これ・・・嫌いじゃない   (2022/9/15 18:35:19)

さえこ-   (2022/9/15 18:35:44)

さえこあの愛しい男のペニスは、あたしの口の中で硬さを増していった。あたしも夢中になった。あたしの舌の愛撫で硬くなるそれ。あたしの体で男を興奮させることができる、快楽と幸せ。 サディストの男は、あたしの髪の毛を鷲掴みにして、深く深く、腰を入れてきたの。あたしの喉はペニスで無理やり開かされて、あたしのあの場所に当たった。気持ちイイ!独りではどうにもできない快楽の壺がそこにある。   (2022/9/15 18:36:20)

さえこ『おお、さえこの喉が開いたな。わかるぞ!もっと喰らえ!』えずいて生唾が溢れてきたけれど、いっしょに震えるような刺激がこみ上げる。あたしの体は、勝手に痙攣し始めちゃって、止まらない。『いくぞ!』あたしの限界を見定めるように、男は喉から抜く。なんていう余韻。痙攣が止まらない。男のペニスからは勢いよく白濁の液が・・・・なんという幸せ。だらだらと垂れる涎とザーメンをどうにかしたいと思っているのに、自制もできなくて、勝手にアウアウ呻いてるだけのあたし。痙攣も止まらない。   (2022/9/15 18:36:37)

さえこもっともっと酷くして。あなたのザーメンで満たされたいの。今度はあたしを抱いて。アナルに出してください・・・あたしは、オンナの欲に飲み込まれてしあわせです・・・   (2022/9/15 18:36:56)

さえこ(おわり)   (2022/9/15 18:37:09)

おしらせさえこ ◆x7vap6Da10tcさんが退室しました。  (2022/9/15 18:37:16)

おしらせさえこ ◆x7vap6Da10tcさんが入室しました♪  (2022/9/18 11:57:18)

さえこ【淫嵐(いんらん)】   (2022/9/18 12:01:09)

さえここっちに直撃?と予報されてた台風が、熱帯低気圧に衰えた。いいチャンスかも。 『ねえ結菜、明日決行しない?あたし疼いちゃった。』『さえちゃんがそう言うなら。準備しておく。』『なに言ってるのよ。準備はあたし。あんたは心の準備じゃない?(笑)』   (2022/9/18 12:01:40)

さえこ裏知り合いのオジサマに急遽連絡。『前にお話した事、結菜と明日しようか、ってなったの。オジサマの別荘、使わしてもらっていいかしら?』『ふふ、二人ともスキモノだな。(笑)いいよ。そのかわり、画像くれよな。』『ありがとう。わかったわ。モザイク処理して後であげる。』   (2022/9/18 12:02:01)

さえこあたしはいそいそと、それ用の服に着替えた。定番の黒ガーターとデニールが少ない黒ストッキング。ブラは残念だけどちょっとくたびれ始めちゃったもの。なかなかあたしに合ったブラサイズが売ってないので、今日みたいに荒っぽい事をする時は、どうしても新しいのはね。ショーツもキャミも合わせて黒に統一。シャツは透け感たっぷりで襟先がちょっとラウンドしたもの。柔らかい印象を演出してる。裾の前後でカットが違うのもおしゃれで気に入ってるの。色は今日は絶対白で。ボトムはどうしようかしら?悩む。どうせ全身濡れて汚れてしまうから、黒デニムのショートパンツにしておこう。せっかくだからシャツは前だけインして、ほんのちょっときれい目感の演出。ガーター見えちゃうけど逆に下品もエロのうち。最初はロングカーディガン羽織って、無難にしておこうかな。どうせ、始める時に脱げばいいから。サンダルはローヒールのオレンジ紐のレースアップで。髪の毛はざっくりポニテにまとめて、キャップの後ろから出しておこうかな。ふふ、ちょっと尖ってるけどカワイイ?かも???鏡に映ったあたしに満足。(おバカな、あたし)   (2022/9/18 12:02:53)

さえこ結菜の格好っていったら。ビシッてキメたネイビーのビジネススーツ。膝丈のスカートに、ノーマル襟のジャケット。ストッキングはあえてナチュラル。淡いピンクのカットソーのインナーで柔らかさを出してる。もちろんこれなら、靴はパンプス。いつもの結菜の普段の延長ね。『結菜、ちょっと、ずいぶん気張ったじゃない?いいの?』『だって・・・』結菜は、言葉を飲み込んだ。ふふ・・わかってる。結菜が望んだ事だものね。あたしは、結菜の本気度を見た気がした。   (2022/9/18 12:03:12)

さえこせっかくだから、鏡の前に二人で立つ。すっごい怪しい。特にあたしが。とってもアンバランス。二人して笑っちゃった。だけどね、姿は中味を表すの。結菜だって、望んでる事を考えれば、あたしより結菜の姿の方が、よっぽど捩れてるわよ。二人して見てる鏡の中のあたしたちは、あたしたちだけが見えてる姿なんだと思う。そんな結菜をとても愛しく思えてきちゃって・・・。 『ねえ、結菜。キス。』こみ上げてくるものに抗えなくて、あま~いくてふか~いキス。結菜はすぐに舌を絡ませてきた。もうあたしは興奮してきて、固く大きくなってしまったわ。結菜も溢れさせているのかしら?『さあ、外に出ましょう。』   (2022/9/18 12:03:28)

さえこ熱帯低気圧になったとはいえ、やっぱりすごく荒れている。オジサマが趣味で拓いた森の中の別荘。大きな木々が強い風に煽られて、唸ってる。遠くの丘は煙って雲が流れる。大粒の雨が、横殴り。二人はたちまち濡れてしまった。ふふ・・いい天気ね。気持ちがゾワゾワする。不思議な高揚感。子供の頃から、嵐とか雷は、理由が思い当たらないまま心が騒いだ。結菜も似た様な事言ってたわね。―――そういう日にわざと外に出て、最初は傘をさしていたけれど、だんだん体が雨に濡れ始めたら、どうにでもなれって気持ちで、傘閉じてずぶ濡れになってたって。母親にすごく怒られたけど、止められなかったって―――あたしは結菜からその話を聞いたとき、ああ、仲間だって思った。   (2022/9/18 12:03:44)

さえこ雨に濡れた服が、ストッキングが、肌につきまとって気持ち悪い。なのに、だから気持ちいい。白シャツもすっかりへばり付いちゃって、黒キャミがくっきり。濡れた感じがすごくやらしい。 結菜のスーツもたちまちぐっしょりで、濡れ艶が出てきてる。シルエットがキッチリしてる分、崩れ感が大きい。「崩れる事」、さすがね。結菜の狙い通りだわ。あたしの好きにさせてもらうわ。荒れた天気が二人の気持ちを煽るの。時折吹く強い風の音が、雨が服に当たる音が、あたしたちを誘う。『ねえ、結菜。もう一回キス。』今度は背後から結菜を抱きながら、固くなったあたしの股間を結菜のお尻に押し付ける。『さえちゃんもやらしいね。』   (2022/9/18 12:04:04)

さえこスーツのまま結菜を麻縄で縛る。高手小手。胸縄はかんぬき掛けて外れないように。結菜は肩で息してる。カワイイ。身体支える腰縄も二重三重にして、胸縄と繋ぐ。 オジサマの別荘の売りは、そのお庭に立つ大きな木。太い枝には吊り用の滑車が仕掛けてあった。去年、結菜と二人でオジサマに招待された時、木を前にして結菜があたしに濡れた目で言ったの。『私、ここで崩れてみたい。』って。だからあたし、応えたの。『嵐の日に、グズグズに崩してあげる。』 『・・・(それ、いいかも)』   (2022/9/18 12:04:25)

さえこあたしはちょっと軒下で休憩して、放置していた結菜の元に。横殴りの雨の中、片足ついた腰縄の半吊り。裸足の片足は膝上で縛られた縄で宙に浮いてる。スカートは捲れて、パンストとショーツが丸見え。ぐっしょり濡れたスカートの裾から雨が滴っている。濡れた髪の毛はべっとり結菜の顔に張り付いてる。『結菜、顔見せてごらん。』 結菜のあごを摘まんで、上を向かせる。結菜ったら、目をキラキラさせちゃって。少し笑ってるの。『結菜、こんな事されて嬉しいの?』『・・・・・(はい)』 『ふふ。おかしな子。あたし、そういう子、好きよ。』あたしはその姿見て、たぎるものが沸いてきた。衝動に任せてしまおう。   (2022/9/18 12:04:39)

さえこ嵐の中、半吊りで放置していた結菜のカットソーをたくし上げ、ブラ紐外して乳房を晒してみた。たわわに盛り上がった白いお肉に、雨が当たって、滴り落ちていく。すごくいやらしい。わかってるわ。いつもは隠れている所に冷たい空気に晒される非日常が、結菜を狂わせている。せっかくなら、このままじゃもったいないわね。『結菜、クリップつけようね。』『!!・・嫌ぁ。ダメダメ!』あたしのやり方熟知してる結菜。なにも説明する必要もない。あたしのしたいようにするだけ。あたしは、心から沸いてくる熱に身を任せた。結菜の絶望する表情が更にあたしに火をつけた。『うふふ。好きなくせに。』この瞬間のあたしたちに邪魔なものは、気遣い。あたしはやりたいようにやる。結菜も、苦しんで、気持ちよく手放しで泣けばいいのよ。   (2022/9/18 12:05:15)

さえこ結菜の豊かな胸のふくらみには、数十個のクリップ。乳首は当然、十字にダブルクリップね。せっかくの綺麗な胸が、醜く歪んでる。とってもいいわ。ステンレス線曲げて作ったこのクリップ、挟む力も強いし、手にするところが蜜蜂の羽根の輪郭みたいなの。挟むとマゾの体に憑りついたように見えるから好き。いちいちクリップつける毎に、「ダメ!」とか「嫌!」『痛い痛い』とか、煩かったから、結菜の舌を引っ張り出して、舌にもクリップつけてあげた。自分からノコノコこんなところに来て、この期に及んで拒絶の言葉なんか、あたしには響かないわ。涎がダラダラ垂れてきてるみたいだけど、雨でわからなくなってる。とても残念。涎垂らしてるみっともない結菜を見たかった。でも、人とも思えない言葉にならない声が、あたしの加虐心をそそる。   (2022/9/18 12:05:32)

さえこたくし上げられたスカートの中。いかにも女性らしいカーブがとても眩しい。あたしのとは決定的に違う場所よね。パンストを乱暴に引きずり下ろして、邪魔なマチの部分は破っちゃった。結菜ったら、あくまで日常が崩れる事にこだわったのね。こんな時にあえて普段使いのパンストなんて。ビジネススーツとあいまって、あたしは結菜の本気度にクラクラしちゃった。がちがちに装った日常を崩されたいのよね。それなら、心置きなくさせて貰うわね。結菜の飾り気のないショーツは、腰の片脇で切ってしまった。吊ってる片足に引っかかるショーツ。凄くいやらしい。いい眺め。でも、中途半端はあたしの趣味じゃない。用意したクリップ使い切らなきゃ、結菜に怒られる?(笑)マゾにも色々タイプあるけど、結菜は耐性のある子。本人はヘタレって言ってるけど、それはポーズ。苦痛と快楽を織り交ぜてマゾ心上げていく甘味に、もちろん結菜は反応いい。でも、一気に辛い刺激の狭き門をくぐって、浮いちゃう資質を持ってるの。『ねえ、結菜。そうでしょ?』   (2022/9/18 12:05:47)

さえこあたしの意図を察して、結菜はわめいてるけど、舌のクリップで何言ってるかわからない。無視一択。結菜のラビアを拡げてみた。熱い。とても熱いの。糸まで引いてる。『すごい下品ね。』耳元で囁いて、結菜に指摘してあげたらキュンって締まった。もっと、し・て・あ・げ・る。   (2022/9/18 12:06:02)

さえこ結菜のラビア。少し肉厚なの。性器を強調していて、あたしは大好き。バランスとか端正で美しさを語る事もあるけど、アンバランスとか偏りの美しさも捨てがたいわ。結菜のラビアをいっそう偏らせてしまいましょう。クリップつけた。左に四つ。右にも。うふふ。クリップの森。結菜の甘い性器に集まった、蜜を求める蜜蜂にも見える。とてもいい眺め。結菜の苦痛は、あたしの蜜。もっと痛くしましょう。   (2022/9/18 12:06:22)

さえこ『仕上は?どこ?』 結菜に聞くふりして、意地悪く伝える。別に結菜の拒絶の言葉なんか、今のあたしたちには、いいえ、あたしには、意味がないの。『するね!』結菜に、ニッて笑ってアイコンタクトで伝えるだけでいい。結菜の充血した肉芽。無造作に摘まんで躊躇なくクリップつける。『!!!!!!!!!』ここだけは、スリップ止めのついたクリップが必要なのよね。更にいい眺め。からだの敏感なところに何十個ものクリップをつけられるマゾ女の結菜。人とは思えない姿に、あたしは、あたしの中になにか満ちてくるものを感じた。 結菜はどこの苦痛に気をとられてるのかしら?感じてるなんて悔しい。普通ならただ痛いところにもクリップで挟んで、混乱させてあげる。クリップがあと20個余ってるし。結菜の太腿、わき腹。そうそう、耳朶にも。ねえ、結菜。クリップ50個使い切ったわ。結菜の色々な蜜壷に群がる蜜蜂みたい。あたしの分身のクリップにたかられる結菜。襲われた獲物みたいに、時々身体ヒクヒクさせて、うーうー言葉にならない声上げて。   (2022/9/18 12:06:37)

さえこあたしはちょっと後ろに下がって、結菜の姿を眺めてみた。嵐の中、日常からかけ離れた結菜。本人は渦中にいるから、余裕はないだろうな。結菜は自分の責められ姿を、もう一人の自分が想像して、興奮するタイプ。あとできっと追体験したいっておねだりする筈だから、画像に撮っておく。何度も味わう欲張りなマゾ。いいのよ、それで。あたしもだから。   (2022/9/18 12:06:50)

さえこ『結菜。あんたはもう人じゃない、獲物だから。』結菜ったら、ちょっと目がうつろになってきた。目は開けてるけど、見えてない、あたしの声は聞こえてるけど、聞いてない。叫んで悶えてる結菜が、とても静かになるときがある。たぶん今がそれ。結菜がスイッチオンしちゃう前ぶれ。その瞬間、結菜が求めているのは加虐の心だけ。余計なものは要らないから、あたしもブレーキはかけない。吊ってるのもあと少しで限界ね。一度やってしまおうかしら。 舌のクリップ外す。今度は、はっきり悲鳴聞きたいの。結菜のあご持ち上げて、往復ビンタ。『ねえ、結菜。やるわよ。』   (2022/9/18 12:07:04)

さえこ『あっ うぅぅ・・痛い痛い!・・きもちいぃ』 『どっちなのよ?(笑)』あたしは、クリップだらけの結菜のラビア開いて、人差し指と中指を挿れた。雨で身体が冷え始めてるのに、この熱さったら。『なに?これ?だだ漏れじゃない?準備できてるってことね。』『恥ずかしいこと言わないで!』『さえちゃん、痛い!』『あら、ラビアのクリップに触って痛いのね?いいじゃない?このままね。』   (2022/9/18 12:07:17)

さえこ『いや~~外してください!!』あーあ、喋れるようにしたとたんに煩いわね。勝手に喚いてなさい。結菜の熱くてヌルヌルの肉壷を、ちょっと乱暴にかき混ぜた。最初はお腹の側、Gスポット。膣壁を擦る様にして刺激。空いた手は、蜜壷を突いてる同じ場所を、外側からトントンって軽く叩くの。『あ~~~!さえちゃん!!』ふふ。いいでしょう?今度は子宮口ね。指を三本に増やした。   (2022/9/18 12:07:32)

さえこ『ぎゃっ』あら、ラビアのクリップが一個飛んじゃったわね。痛かったでしょう?良かったね!薬指も加えて、結菜の子宮口の塊を摘まむの。指先の腹でサワサワも。『ヴあ~~~~』結菜ったら、獣のように咆え始めちゃった。目もひっくり返り始めてる。もうちょっとね。お腹をトントン刺激してた手をアナルに。結菜の恥ずかしい液で濡れちゃってるアナルにも2本指。『いや~~~~ダメ!そこ!』煩いわね。もう少しなんだから。膣の3本指のうち薬指抜いて、人差し指と中指を今度はアナル側の壁に。ほら一番深く入る場所よ?良いでしょう?アナルに入れた指は奥まで入れて、子宮を探すの。あった。あ、あたしの指もわかる。アナルの指と膣の指でコンタクトとる。隔ての壁サワサワしたり。『!!!!!!!!!!~~~~ダメ~~~』うふふ。『きもちいい~~壊れる!!』 あ~あ、とうとう来たのね。『ねえ、結菜、狂ってもいいのよ。』目があっちいっちゃってる。結菜の腰が勝手に痙攣してる。面白いわ。『やってやってやって!』あ~あ、とうとう本気になっちゃったのね。   (2022/9/18 12:07:51)

さえこ結菜はもうあたしのことなんか、なにも気遣いなんかしてないだろうな。欲に飲まれちゃってる。あたしは、あたしの加虐心がとても満たされたのを自覚した。気持ちいいっていうより満たされた。あたしの性器への刺激の快楽より、もっと大きな満ちたり。 『あっ あっ あっ・・・』あらら、結菜ったら、うわごとみたいに呻いて。『壊れる~』そんなこと言っても、自分から腰振っちゃって、没頭してる。『結菜?楽しい?』そんなこと聞いてもまともに応えられない。でも、ちょっと笑ったのよ。結菜ったら狂ってる。   (2022/9/18 12:08:15)

さえこそろそろかしらね。これ以上結菜の粘膜痛めたら、差し障りがあるかも。あたしもさすがに疲れたし。 結菜の奥深くまで差し込んでた、両方の指抜いた。もちろん、結菜の口に突っ込んで綺麗にさせた。うふ。まるでペニス舐めるように夢中ね。可愛いわね。 吊ってる縄緩めて、地面に降ろす。もう地面は荒れちゃってドロドロ。結菜のスーツもぐっしょりだし、たぶんそのつもりで着たんでしょうから、かまわず結菜を泥の中に横たえた。 これからもお楽しみね。つけたクリップ一つ一つ外してあげる。外す時が痛いのよね。あたしも知ってる。外すたびに、ピクンピクンって悲鳴と痙攣。それ以外はマグロ。 「崩れたい」って結菜は言ってた。総仕上げはなんだろう?せっかくの嵐の中でしたのだから。   (2022/9/18 12:08:30)

さえこあたしは、ドロドロになってしまったあたしのサンダルで、結菜の顔を踏んだ。 『ねえ、結菜。あんたのまとってる殻なんか、いつでも崩して壊してやるから。』結菜の反応は少なかった。無理もない。でも、スッて、あたしと目が合った時のあの結菜の顔。とても穏やかな顔してた。ああ、あるべきところに戻ってきたんだね。泥まみれの結菜が愛しかった。あたしは、また結菜があたしの中に深く入り込んだ事を自覚した。   (2022/9/18 12:08:47)

さえこ結菜と暖かいお風呂に入る。泥は落として、シャンプーもしてあげる。結菜は1人で立ってられない。仕方がないから湯船に浮かべた。あたしは溺れた人を助けるライフセーバーみたいに、結菜の頭を抱えて背中を支えた。あちらこちらにクリップの痕。二の腕と胸と腰は吊り縄の跡で、でこぼこ。少し血も滲んでるところもある。『ねえ結菜。キスしよう』人工呼吸するみたいにキス。結菜はそっとそっと舌を絡めてくる。ビクッて体震えて、逝ったの。うん、わかるよ。体中が敏感になるんだよね。耳にキスしても逝くし、痛んだ乳首舐めても逝く。結菜の太腿撫でても逝く。『も~~、さえちゃん、あたしの体で遊ばないで!』『あはは、だって面白いんだもん』『も~~悪戯なんだから』 結菜がやっと戻ってきた。それも最高の顔つきで。眩しいよ結菜。またしようね。あたしは結菜から離れられないかも。その喪失感が恐いよ。   (2022/9/18 12:09:10)

さえこ(おわり)   (2022/9/18 12:09:23)

おしらせさえこ ◆x7vap6Da10tcさんが退室しました。  (2022/9/18 12:09:36)

おしらせさえこ ◆x7vap6Da10tcさんが入室しました♪  (2022/9/18 12:13:17)

おしらせ無言時間が25分を超えたため、さえこ ◆x7vap6Da10tcさんが自動退室しました。  (2022/9/18 13:43:50)

おしらせさえこ ◆x7vap6Da10tcさんが入室しました♪  (2022/9/19 02:26:34)

さえこ【はじめから】   (2022/9/19 02:29:16)

さえこ僕の生まれ育った街は下町。町工場で働いている職人たちが、仕事を終えた後に一杯引っ掛けるために夜ごと集まる猥雑な街だ。祖父の世代には赤線だの青線だの、今の僕たちにはピンと来ない風俗のエリアだったそうな。とっくに廃業したそういうお店が半ば朽ち果て、色彩豊かなモザイクタイル貼りの窓飾りや、玄関口の凝った階段などもひび割れて、隙間からたくましくも可憐なドクダミの花がはびこっているのが、僕の小学生の頃の見慣れた春の風景だった。   (2022/9/19 02:30:34)

さえこ-   (2022/9/19 02:35:47)

さえこ大人になった僕は、秘密の裏の顔を持つようになった。ただ、今でも生き残ったけばけばしい風俗の街に、ひっそりと沈んでいる特殊なお店が、僕の裏の顔を良く知っている。   (2022/9/19 02:38:56)

さえこ抑えが利かないほど溢れた熱を解き放つために、小型のスーツケースに衣装を詰め込み、鏡の前で『性』を変える店。   (2022/9/19 02:40:42)

さえこそんな僕?あたし?を目当てに男たちが、集虫灯にたかる蛾のように集まる店。いや、飢えたピラニアに悦んで身を投ずる僕というのが正しいのかもしれない。そんなお店だから、路地裏の入口は、ひっそりと日当たりもなく、とば口のアスファルトも剥げかけている。そんな猫の額ほどの土にもたくましくドクダミが生えていたりする。   (2022/9/19 02:41:27)

さえこ「やあ。ドクダミ君、君はやっぱりこんなところに居るんだね。」   (2022/9/19 02:42:05)

さえこ-   (2022/9/19 02:42:30)

さえこ飢えた男たちに僕の中にいる違った性を貪られて、憑き物が落ちたように満ち足りて、オモテの顔に戻った僕は、家路を急ぐ。今は下町を離れ、いわゆる山の手の静かな住宅街だ。あれはあれ、これはこれ、どちらも自分。と独りごちながら家の門をくぐる。   (2022/9/19 02:43:40)

さえこあれ?庭のシンボルツリーの影にある雑草はドクダミじゃないか?明日、刈っておかないと。   (2022/9/19 02:44:20)

さえこ家に入ってもあのドクダミが気がかりでちょっと調べてみた。『ドクダミ:地下茎を縦横無尽に張り巡らせ、埋め尽くすように繁茂する。可憐で綺麗だからといって、安易に庭に持ち込むと、駆除はまず不可能。』   (2022/9/19 02:45:18)

さえこそうか、君は僕の始めからそばに居たんだね。僕の裏の顔のように、日影で地下茎で命をつなぐ君。ついて来たんだ。   (2022/9/19 02:45:59)

さえこせめて可憐な花を咲かせて。苦々しくも温かく見守るから。   (2022/9/19 02:46:28)

さえこ(おわり)   (2022/9/19 02:46:37)

おしらせさえこ ◆x7vap6Da10tcさんが退室しました。  (2022/9/19 02:46:51)

おしらせさえこ ◆x7vap6Da10tcさんが入室しました♪  (2022/9/19 02:57:48)

さえこ【欲のそだち】-Ⅰ   (2022/9/19 02:58:32)

さえこ僕はジュン。欲ってわからない。どこから出てくるの?どこまで行けば気が済むの?   (2022/9/19 02:59:01)

さえこ僕が中学3年の卒業間近に、体育館裏で偶然拾ったのは、うち捨てられたSM雑誌だった。よくあるよね?そんな話。たいてい、学校の体育館裏って、授業以外の物事を学ぶ場所だよね。(笑)   (2022/9/19 02:59:22)

さえこ興味津々で開いた雑誌のグラビアは、あられもない姿で縛り上げられた女性で満ちていた。着衣縛りからはじまって、最終ページは(今思えばお決まりの)M字開脚で全部を曝け出してる姿だった。もちろんモザイクがかかっているから、中学生の僕にとっては、女性の秘所は秘所のまま、謎だらけ。手が届かないもどかしさ。それはそれで興奮したけれど、僕の目が釘付けになったのは、中ごろにあったグラビア。きれいに整えられた見せる縛りというより、ちょっと雑で、暴力的で、妙にリアリティーがあったそれ。モデルの女性は、ギシギシに締め上げられた股縄と、両乳首に挟まれたクリップで、えも言えぬ表情をしていた。苦痛と嫌悪だけではない「何か」。なにこれ?この表情は?僕はすっかりこの表情の虜になった。 大げさに言えば、僕の旅はここから始まった。今思えば、雑誌の編集者の演出に、まんまとしてやられたという事だが、この少年は、こういう類のものに、のせられやすい(笑)。   (2022/9/19 02:59:38)

さえこそれからだ。高校の通学で定期を持つようになったから、三駅も離れた小さい本屋に、月刊のSM雑誌をドキドキしながら買い求めるようになったのは。こんな小僧が?という店主のギョロリとした目つきは、今でも覚えてる。買った雑誌は隅から隅まで読んだ。もちろん、読みながらオナニーを嫌というほどした。お気に入りのシーンは、雑誌に開いた癖がつくほどに。どうやら、僕は、苦痛や凌辱で酷い扱いを受ける女性の、苦悶だけではない反応に興味があるらしいと、おぼろげながら自覚し始めた。   (2022/9/19 03:00:02)

さえこ-   (2022/9/19 03:00:22)

さえこ『文乃、あのさ、いきなりだけど縛らせてくれない?』『ジュンたっら、いきなり何?』『いや、僕、文乃を縛ってやらしい事みたいんだ。ちょっと虐めてもみたい。』『え?SMってやつ?』『ああ、そういう事になるのかな。』・・・・・・・文乃はちょっと僕を覗き込んで、軽く返事した。『いいよ。試してみようか?(笑)』・・・・僕は、もちろんドキドキして喜んだけれど、ちょっと不安だった。だって、あの雑誌を拾ってから読み漁ったSM小説に登場するM女の反応と、全然かけ離れていたから。拍子抜けという言葉が浮かんだ。   (2022/9/19 03:00:55)

さえこ僕は、用意してきた縄と悪戦苦闘していた。思うような姿に縛れない。こことここを結べば、こうなるはず。なのに、ちょっと文乃が体を動かすと、見事にバランスが崩れて縛りが偏ってしまう。汗をかきながら出来上がった文乃の縛りは、美しい雑でもなく、ただただ、だらしなかった。『ふ~ん。ねえ?ジュン。これのどこが面白いの?(笑)』 え~、そこ、笑うところかよ。僕の不安はやっぱり当たったんだ。ガッカリだった。『なによ、ジュンが縛りたいって言ったから乗ってあげたんじゃない。ねえねえ、動けないから、やらしいことできるよ。』文乃は、何のわだかまりもなく、明るいまま。『んん~、もういいよ。思ってたのと違った。』・・・・・文乃は装うタイプじゃない。僕は文乃のそういうところが好き。でも、僕は悟った。SMって、相手次第?Mじゃない女性を縛ったって、期待するようなことは起きないのかもしれない。   (2022/9/19 03:01:22)

さえこモザイクがかかってない、艶めかしい文乃のそこを知っているくらいの大人にはなったけれど、M女の機微を知るには、まだ子供だった。   (2022/9/19 03:01:38)

さえこ-   (2022/9/19 03:01:46)

さえこ里菜の姿は、中3の冬に衝撃を受けたそれだった。紙の上ではない、やっと、やっと、実際に触れる女性が、僕の目の前に立っていた。しかも、この僕の手で縛ったんだ。 高手小手に胸縄。後ろの手首から肩越しに胸縄に絡めて、そこから菱に縄を分ける。恥骨の上あたりでもう一回まとめて、股縄にした。里菜のラビアを思いっきり開いて、内側の熱く柔らかい裂肉に麻縄をしっかりと食い込ませて。   (2022/9/19 03:02:10)

さえこ『いやぁあ・・』里菜は熱い吐息とともに、眉を寄せて苦悶した。そうなんだ。この表情なんだよ。苦しいだけではない、嫌悪だけではない、かといって、無条件で受け入れているわけでもない。『いいね!里菜。』『嫌だと思っていても、やっぱりここに来てしまうのだろう?』『ジュンのいじわる~』『このままがいいのじゃなかったっけ?』『そんなことないです。早く外してください。』『そうだっけ? じゃあと3分ね。』『はい、お願い。』   (2022/9/19 03:02:36)

さえこ僕は、里菜を立たせたまま、椅子に座って眺めた。里菜は目を瞑って、肩から息をして、ゆらゆら揺れて・・僕は里菜の顔をじっと見つめた。今のこの瞬間の里菜の感情はどうなんだろう?縛られ体が思うようにならないこと。拘束する縄の感触。ましてや、あのデリケートな粘膜に直接あたる麻縄。そして、僕にじっと見つめられている。自分が置かれたシチュや情景・・・色々な刺激が、里菜を混乱させているに違いない。ひと色ではない色。 非日常の時間。この同じ時に、僕が立ち会えることの幸せも感じていた。きっと、里菜も同じだよね。だから・・・   (2022/9/19 03:03:06)

さえこ『3分経ったね。約束だから外そうか?』『あ・・はい・・』僕はやけにゆっくりと、縄端の結び目を緩め始めた。『お願い・・・』『ああ、今、解くから待って。』『お願い・・・』『お願いって、今してるんだから』(ベタな態度だったけど、そこは暗黙のお約束で(笑))『違うの・・・』(まったく、めんどくさい二人(笑))『違うって何が?』『お願い・・・』(わかってるけど、ここで引いたらダメだよね。)『ああ、お願いだけじゃわからないよ。とにかく早く解くからさ。』『ジュンのいじわる・・・』『言わなきゃ、わかんないよ。』『○かないで・・・・』   (2022/9/19 03:03:26)

さえこ最初の一音があまりにも小さくて聞こえなかったけれど、実は僕も我慢が出来なかった。もう言葉より行動。   (2022/9/19 03:03:44)

さえこ縄を解かずに、里菜をベッドに押し倒す。肩と腰にクッションをあてがう。(今度は長いからね。)里菜は逝くときに足を突っ張るタイプ。股縄に緩みがないことを確かめて、里菜の太腿、膝上、足首を縄でまとめる。特に膝上から太腿は厳重に縛って、太腿同士が動く隙を与えない。親指同士も括っておこう。端部が動かないってとても不自由なんだ。そして、もうちょっと刺激も増やそう。里菜の両乳首にクリップをつける。『あうぅっ・・』って里菜は呻いたけどそれは無視。『ねえ、里菜思い通りだろう?』里菜の反応を確かめる間もなく、僕は里菜にキスした。あま~い、ふか~い、濃いキスを。待ち遠しかったように里菜も舌を絡めてきた。このまま、このまま・・・濃い時間を楽しもう。   (2022/9/19 03:04:02)

さえこ-   (2022/9/19 03:04:16)

さえこ【欲のそだち】-Ⅱ   (2022/9/19 03:05:03)

さえこ縄で絞りあげた豊かな乳房には、クリップが林立していた。乳首はもちろんのこと、乳首を真ん中にして左右一直線に、紗江の肉を挟んだクリップが並んでいた。   (2022/9/19 03:05:54)

さえこ紗江の秘所にはもちろん股縄。ラビアを開いては当然、ちいさな突起の場所には結び目を当ててある。それだけでは物足りないと感じたので、ウエストから折り返した縄を今度はラビア外側に渡し、また折り返して、今度は挟まれたラビアを覆った。最後にもう一回搾り上げたから、支点となったウエストの縄が引きずられて、腰骨に引っかかりながら、紗江のウエストを絞った。酔わせる縄など入る余地もなく、紗江の体は歪んだ。   (2022/9/19 03:06:21)

さえこ『紗江。顔を見せてごらん。』『嫌・・ジュンさん。』うつむいてる紗江のおとがいを持ち上げて、紗江を見つめる。『これから紗江のいい顔を見せてもらおうか?』   (2022/9/19 03:06:37)

2022年09月04日 16時00分 ~ 2022年09月19日 03時06分 の過去ログ
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