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「学園戦士◇フェアリーナイツの久遠」の過去ログ

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2021年05月31日 22時26分 ~ 2021年06月05日 06時37分 の過去ログ
過去ログでは上から下の方向に発言を表示しています

迦具土 灯理(髪を、拭き終える。暖房を、切る。外気導入のスイッチを入れれば、温い5月の夜風が、雨の薫りが車の中にひたひたと、籠り始める。少し曇り始めたガラスからは、外の様子はうかがえない。ただ、ウィンドウを流れ落ちていく雫はほんの少しだけ、涙に見えたような気がした。―――迦具土 灯理。13歳。中学一年時の、話。たった一年。変身を開始してからは半年か、それくらいの時間しか経たない中。彼女は―――自分の力不足で。……仲間が殺し合うのを、その眼に焼き付けた。)   (2021/5/31 22:26:45)

迦具土 灯理……―――――――――――――動けなかった。……怖くって。……先生ね、……もっと早くの段階で、声を上げる事だって出来たんです。……リンチの件だって、……当の彼女が逃げ出すかもしれない事は。……先生、なんとなく分かっていたんです。だって……彼女も同じ、中学一年生のナイツでしたから。……私のせい、なんです。…………――――――――楓さん。……何故、今。この話を貴女にしたか。……わかりますか。………先生ね、夢があるんですよ。もう大人だろう、と。貴女は思うかもしれないけれど。……私にも。夢が………――――目標が。……使命が、あるの。(雨音が強くなる。灯理の声は震えてはいない。目元はほんの少し、紅くなっているのだけれど―――眼鏡に隠れて、それは見えない。生徒の前で、泣き崩れたりはしない。彼女には―――楓には。"伝えなくてはいけない"事が、あるからだ。)   (2021/5/31 22:26:52)

迦具土 灯理【―――以上、です。一旦、此処で切ります。会議中、申し訳ございません。楓さん、お返事、返しますね。】   (2021/5/31 22:27:45)

おしらせ迦具土 灯理さんが退室しました。  (2021/5/31 22:27:50)

おしらせ鬼熊 楓さんが入室しました♪  (2021/6/1 06:37:10)

鬼熊 楓――――――――――>>【迦具土 灯理先生】   (2021/6/1 06:37:43)

鬼熊 楓(髪を優しく梳いてくれるその手は、いつもの迦具土灯理そのものだ。自分の、いうなれば憧れの教師。――――それが、誰かを見殺しにしたなどと。本人が言ったのでなければ、露骨に嫌悪感を滲ませたことだろう。『見え透いた嘘で誰かを貶めるとは感心しないな』とでも言うに違いない。けれど――そう、ではない。語られる内容は、紛れもなく迦具土灯理による、迦具土灯理自身の経験だ。――――思えば、楓にはそういった、ナイツの仲間と呼べる相手はほぼ存在しない。顔見知り程度には居るかも知れないが、明らかに仲間と呼べるような相手は――生憎と、思いつかず。故に話の冒頭は少しだけ羨ましくも思った。片手では足りない数のフェアリーナイツが、それなりに平和な環境で居られる事は心強くもあるだろう。助言を仰いだり、或いは掛け替えのない友人として友情を育んだのだろうか。そんな発想はまだ生易しいのだと、一気に叩き落されるような感覚を味わわされる。カーストに似た、年功序列。まだ大人でもない、けれど単なる子供でもない幼さによる残酷性の暴露――それらが引き起こした"ナイツ殺し"と、仲間割れ)   (2021/6/1 06:37:50)

鬼熊 楓(結果の要因はネメシスであっても、その引き金と土壌は間違いなく彼ら彼女らが齎したものなのだろう。持て余した力に溺れ、あろうことか絶対に向けては行けない相手に力をぶつけた。それを――灯理は、見ていた。――――想像は、出来ない。ナイツとして肩を並べる相手が未だ居ない自分にとって、その仲間を殺してしまうなどというのは理解に苦しむ行為だ。けれど同時に、考える。――自分なら?…――自他共認める通り、自分は愚直な性格だ。目の前で仲間をリンチするような相手を見れば、食って掛かるに違いない。ならきっと、ナイツの力に目覚めたばかりという点を踏まえれば、自分も殺されていたか――万に一つもそうでないなら、反対に殺していたはずだ。そんな残酷な環境下を、若干13歳で味わうというのは――どんな地獄、なのだろうか。それを彼女は背負っている。既に15年、フェアリーナイツとして戦い続けて――原点に、あまりにも重い地獄を抱えている。果たしてその後に、救いはあったのだろうか。自分が灯理に出会ったように導いてくれる存在は、或いは戦いの中で背中を預けられる存在には出会えたのだろうか――そこに踏み込めるほど、今の楓は強くない)   (2021/6/1 06:37:56)

鬼熊 楓……――私は、そこには居ませんでした。だから、知ったような口しか、利けません。…――ですが。……私は、灯理先生は……灯理先生のせいではないと、思います。だって……貴方は、中学1年生の……幼い、ナイツだったはずで…っ。声を上げれば……助けようと手を伸ばせば、巻き込まれていたのは……先生の方だったかも、知れない…。……―もし、そうなっていたら、私は灯理先生に出会うことも出来ていなかった。今こうして……助けてもらうことも、何も知らない私に様々な事を教えてくれた、"迦具土灯理先生"も居ないことになってしまう……。…――だからっ。……自分のせいだと、思い詰めるような言わないでください…"先生"……。(大柄で、戦い方も豪快。普段の立ち居振る舞いは親の躾を守るように凛々しく、真面目。そんな楓の方が――余程、泣きそうだった。自分勝手な思いだと感じながらも、自分は貴女に救われたのだ、と口にして――しばし、言葉を呑んだ。灯理の、夢。大人な何だから、なんて思うわけもない。夢を、使命を持つのに年齢も貴賤も関係ない。――だから、聞きたい。少し湿っぽい車内の空気の中で、楓の瞳は伺うように灯理の事を見上げていた)   (2021/6/1 06:38:02)

おしらせ鬼熊 楓さんが退室しました。  (2021/6/1 06:38:07)

おしらせ迦具土 灯理さんが入室しました♪  (2021/6/1 22:01:04)

迦具土 灯理 (美しい物語は、その口から紡がれる事は無い。歴史の教師、という肩書を鑑みれば、本当ならもっと優しく、既に過ぎた何かとして伝える事も可能であろう筈、なのに。迦具土 灯理はそうはしない。これはあくまで歴史の授業ではなく―――自分という存在。引いてはフェアリーナイツという存在の、その大本である"力"に対し、自分の経験を語る為の時間なのだ。だから、現在進行形だ。それはかつてに過ぎ去った"出来事"等ではなく。年表に刻むにはまだ早すぎる、生きた経験であり―――今も尚、灯理の心に刻み込まれ、消える事の無い"罪"、なのだ。それを生徒であり、弟子であり、自分を慕う彼女にわざわざ話すというのは、もはや告解にも近しい。貴女が慕う存在は、敬う人間には、こんな曰くがついているのだ。清廉潔癖な人間など存在する筈がない。まして、妖精騎士等という超常の運命に翻弄されて、日々を戦いに費やす灯理が―――今まで一つのミスもなく、生きてこれたワケが無い。それを、丸裸の自分を見せる様に―――強く凛々しい教師という仮面を脱ぎ去って。楓に露わにするだろう。誰にも幼き頃がある。誰にも歴史がある。   (2021/6/1 22:01:34)

迦具土 灯理大人に見える迦具土 灯理にも―――子供だった時期があったのだ、と。 そしてそれは、罪の告白であると同時に―――私も貴女同様、"人間"なのだという。理解を求める作業でも、あった。 それは中学生の楓に、まだ難しかったであろう行為、であり。今、実家の抱える闇を知り。不可抗力とは言え私情に騎士の力を用い、血みどろの中に揉まれた楓だからこそ、出来る事だと教師は判断した。今なら、話す価値もあるだろう。今なら、きっと理解も出来るだろう。今なら―――どれだけ妖精騎士の持つ宿命が残酷なのか、受け止められるだろう、と。灯理は信じ、そして楓はそれに応えた。貴女のせいではない……そんな言葉、ひょっとすれば昔の楓なら出てこなかったかもしれない。酷な言葉に打ちのめされ、何もかもを信じられなくなってしまうかもしれない。だが、今はもう違う。楓は自身が傷ついているというにも拘わらず、灯理を尚も庇護しようとしている。こんな優しさは―――普通なら持ち合せられない。本当に、心の底から強くなったのだと。灯理は嬉しくもあり―――矢張り同時に、悲しくもあった。   (2021/6/1 22:01:56)

迦具土 灯理そんな強さは、まだ持ち合わせていなくても良い。本当なら楓は、大学に通い。友達に囲まれ、授業とバイトに奔走し―――誰か素敵な人と、恋に落ちていたって可笑しくはない。そういう年頃なのだ。死や生に直面し、呪われた教師の手を取る慈しみなど本来なら、必要のない物だ。―――妖精騎士であろうとなかろうと、楓は教え子。可愛い生徒だ。純真でひたむきで、努力を惜しまない健気な娘だ。だから―――もっと、普通の。普通の女子高校生としての生活を。彼女に、送らせてあげたかった。先程楓自身が零した言葉を、反芻する様に。灯理は懺悔を続ける。―――分かってはいた。なのに、直接生徒からそんな言葉を聞いてしまったら。もう、どうにもできないじゃないか、と。だから―――。だから、教師は一つ、覚悟を決めた。静かに息を吐き出す。雨脚が少しだけ弱まる。天井を叩く雫の音が、不規則的になり始めていた。)   (2021/6/1 22:02:05)

迦具土 灯理 ―――そんな経験が下地にあるから、でしょうか。……先生はね、"フェアリーナイツの力"なんて言うものを、全くと言っていいほど信用してはいません。良い物だとも、清い物だとも思った事がありません。むしろこれは、呪いと言っても良いでしょう。……貴女も含めて―――騎士は皆、呪いに掛かった存在です。"力を得た以上、戦わなくてはいけない"という。そんな理不尽な呪いに、皆囚われてしまっているんです。何故先生が、"篝火"等という二つ名を名乗っているのか、分かりますか?……答えは簡単です。先生の存在自体が……"フェアリー緋焔"という存在自体が。……皆に希望を齎す"大火"でも。公正と正義を象徴する"輝き"でも、何でもないからです。……火は人の歴史において、争いと死の象徴です。プロメテウスの神話はご存知ですか?人はかつて、神から火の力を得て。文明を発展させると共に―――"戦火"を撒き散らし。闘いを繰り返す種族に成り果てました。火とは、そういう物です。―――……それがどれだけ、暖かくても。焚くとはつまり、破壊するという事なのです。   (2021/6/1 22:02:39)

迦具土 灯理 ……先生は、そんな。業炎ではありたくない。力を得てしまったとはいえ、せめて、……小さな灯りでありたい。道を踏み外さない為の、標でありたい―――だから、"篝火"。 これは何も、生徒や後輩だけに向けての戒めではありません。先生自身が扱いを誤らないよう―――自らを、"篝火"としたのです。 ……ここ迄話せば、もうお分かりでしょう。楓さん―――"フェアリーナイツ"の力、等と言う物は。本来、あってはならない物です。シャドーネメシスや、妖魔も同様。魔力なんて―――人の手に負えないこんな、超常の力なんて。無い方が……"存在しない"方が、いいんです。……だから、先生の夢は、唯一つ。   (2021/6/1 22:02:59)

迦具土 灯理 この不毛な争いを、終わらせる事。―――フェアリーナイツにも。シャドーネメシスにも。一人残らず、私の世代で、全員に―――……"卒業"してもらう事。……みんなに。"普通の生活"に、戻って欲しいんです。世の中から争いを無くす事が出来るとまでは、思っていません。けれど……この超常の力に頼らなくてはならない、この現状からは。……卒業して、貰います。それが……それだけが、私の願い。私の―――たったひとつの、夢です。だから――――――――。……楓さん。勿論ね。……貴女も、その中に含まれています。これから……大事な事を、貴女に伝えます。   (2021/6/1 22:03:54)

迦具土 灯理 (それは恐らく。楓が今、本当に必要としている言葉。そしてそれは、恐らく。楓が今、本当は一番聞きたくない言葉。であればこそ、突きつけなくてはならない。当人がそれを選べないのなら、師である灯理が。大人である"灯理先生"が。教師と生徒として、示さなくてはならない、唯一の道。唯一の解決法。残酷な過去の告白と、其処から導かれた"灯理の夢"。全てがゆっくりと―――嫌な形で、繋がり始める。だが、もう止められはしない。灯理が彼女の方を向く。にこり、慈しむ様に笑んだ。―――鬼熊楓。―――貴女が本当の、本当に。普通の女子高校生に戻りたいのなら。)   (2021/6/1 22:04:04)

迦具土 灯理    (2021/6/1 22:04:15)

迦具土 灯理――――――………楓さん。   (2021/6/1 22:04:27)

迦具土 灯理―――……今日で。   (2021/6/1 22:04:38)

迦具土 灯理―――――――――貴女は、破門です。   (2021/6/1 22:04:48)

迦具土 灯理……今まで、本当に。 ……よく、頑張りました。   (2021/6/1 22:04:58)

迦具土 灯理―――――――もう。……二度と、変身しては、いけませんよ。……普通の、鬼熊 楓に。……戻りましょう。   (2021/6/1 22:05:30)

迦具土 灯理 (―――戻れば良い。それだけのこと。"辞めれば"良い。それだけのこと。取り戻せばいい。今からでも。本来謳歌できる筈だった青春を。過ごせばいい。今からでも。10代最後の、貴重な一年を。後の事など、全て他人に押し付けて。超常の力など、持っていようがいまいが、実際関係が無い。そんなもの、端から無かったものとして振る舞えば、それで良いのだ。普通の人間は皆、そうしているのだから。"フェアリーストライカー"ではなく、"鬼熊楓"として生きなさい、と―――それは。師からの最後の、教えだった。)   (2021/6/1 22:05:43)

迦具土 灯理―――――――>>【鬼熊 楓さん】   (2021/6/1 22:06:00)

おしらせ迦具土 灯理さんが退室しました。  (2021/6/1 22:06:02)

おしらせ鬼熊 楓さんが入室しました♪  (2021/6/1 23:19:52)

鬼熊 楓 ("篝火"――その例えは、きっと正しい。少なくとも鬼熊楓という存在にとって、迦具土灯理は自らを導く光だ。心落ち着く場所であり、その暖かさが糧となり、何処か遠くへ行ってもその"明かり"を見失うことはない。勿論、その扱いを誤れば火というものが如何に危険であるかは、小学生だって知っている事だ。反面、真の暗闇を知っている者こそ、炎というものの尊さも知っている。だからこそ、と――言い返したい。けれど彼女の、教師らしい…――有無を言わせぬ優しい笑顔に、楓は言葉を呑んだ。けれど―――――なんと、言った…――? …――『破門』という言葉に、しばし頭が追い付かない。救われて、憧れて、師事をした。自分はそんな立場ではと謙遜する灯理に、最初は無理矢理に頼み込んだものだ。渋々面倒を見てもらえば――語弊を恐れずに言えば――自分の見込んだ通り。教え導くことを天職とするような、まさしく篝火であるのが彼女だった。今こうして命を預けているのも、彼女だから。迦具土灯理だからこそ、なのに――…、――それは、あんまりじゃないか。)   (2021/6/1 23:20:04)

鬼熊 楓(『普通の学生で居たかった』という願いは、確かに鬼熊楓の切なる願いの一つである。人間は無いものをねだる生き物で、日本国内でも上位5%に食い込むような富裕層としての生活をしながらも物足りなさを感じるものである。何十畳もあるような大広間のある家よりも、家族2人がすれ違うのもやっとという手狭な家に憧れる。安全で快適な高級車に送迎されるよりも、暑さ寒さを肌に感じながら友人と語らいつつ登下校をしてみたい。下世話なテレビや世間の話題に一喜一憂し、"武道"なんてものは"なんだかすごそうなもの"程度の認識で生きてみて、怠惰に日々を過ごしてみたい。自分を奇異な目で見る友人たちを見て、時折そう思うものである。けれど口にすればどうなるかは、中学生以前の数年間で身に沁みて理解していた。だから一意専心に勉学に励み、武芸を磨く事に身を費やし、古臭い伝統だと思いながらも一年間の山籠りなんて生活もした。結果的にそれは自分という確固たる人格を形成し、今がある。その中には――フェアリー・ストライカーとしての数年間も、確かに含まれている。正義の味方として誰を、彼を、助けた日々が、確かに心に刻まれている。――――だから)   (2021/6/1 23:20:12)

鬼熊 楓…………っ、…………―――違う…っ。先生は…――、………………先生は、間違っています……ッ   (2021/6/1 23:20:21)

鬼熊 楓    (2021/6/1 23:20:31)

鬼熊 楓(それは明確な反抗だった。ギシギシと軋むような身体を起こして、ようやく出血の止まった傷口がほころぶ痛みも飲み込んで。痛みに――心の傷に苦しむような、そんな顔で灯理を見つめ――)   (2021/6/1 23:20:38)

鬼熊 楓…――全てを捨てて生きることなんて、出来ません…っ。私は"鬼熊楓"です――極道の娘で、誰かの苦痛で得た豊かさの中に育った、世間知らずの子供で……っ。でも、それは変えられない…――どれだけ逃げても、私が私である事は変わらないと…――先日、あるネメシスに気付かされました。……私がフェアリー・ストライカーであることも、そうです。私がそれを否定しようとも、二度と変身をせずとも…――シャドーネメシスは、居なくならない。奴らに汚されたこの身体が、清くなることなんて一生無い……ッ。……"呪い"、だとしても……得た以上は、向き合わなければならない。……15年もフェアリーナイツを続けている灯理先生が、一番良く……それを理解しているはずです。…………違いますか、"フェアリー緋焔"。ただの鬼熊楓なんて、もう居ないんです。ただの迦具土灯理が存在しないように、今の自分と向き合うしか無いんです。……それに。……、……それに、そんな言い方は無いでしょう?灯理先生の夢には…――、……決定的に、欠けた点がある。   (2021/6/1 23:20:46)

鬼熊 楓……―――――どうして貴女は、全部一人で背負い込もうとするんですか。   (2021/6/1 23:20:59)

鬼熊 楓 (存在するべきではない、その全てを"卒業"させる。フェアリーナイツも、シャドーネメシスも、自分が全員。――結構な夢だろう。優しく、それでいて燃えるような意志を内側に秘めた灯理らしい夢だと思った。彼女自身が呪いと呼ぶ超常の力を一層し、あるべき"普通の日常"を取り戻す。―――――けれど。そのための犠牲として自らを篝火と称しているようにしか、楓には思えなかった。"卒業"の対象に、彼女自身が含まれているようには決して思えない。じゃあ、全員が"卒業"したら貴女は一体どうするんだ。――"もう手遅れだから、その呪いとともに老いて死ぬ"のか?8人のナイツを見殺しにした贖罪のように、いつまでも篝火として身を窶すのか。そんな事――……)   (2021/6/1 23:21:11)

鬼熊 楓    (2021/6/1 23:21:13)

鬼熊 楓(……――――――"鬼熊楓"は、認めない)   (2021/6/1 23:21:21)

鬼熊 楓……全部一人で背負い込むとするなんて、驕りです。……間違っている。…――貴女にだって、普通の教師として人生を歩む権利がある筈で…――だったら。どうして私を、置いていこうとするんですか。どうして、一緒にその夢を叶えてくれと言ってくれないんですか。確かに私は…――まだ、弱い存在です。ちょっとしたことで俯いて、くだらない事で悩むような子供です。……ですが、貴女の弟子です。大事なことを幾つも学び……鬼熊楓としても、フェアリー・ストライカーとしても…――――貴女に、育てていただきました。なら、だからこそ……私は、恩返しがしたい。例え呪いであっても、この身に授かった力で誰かを救いたい。それが出来るなら、それはきっと義務だから。……『困っている人の為に、力を正しく使いなさい』と、っ…………そう教えてくれたのは貴女です、灯理先生。……本当に今まで頑張ってきたのは、貴女の方でしょう?15年……灯理先生の、人生の半分以上の長い時間。たった一人で頑張り続けて、いつまでそうやって居るつもりですか。……いつまで、苦しみ続けるつもりですか。……――どうしてその夢を、一緒に叶えさせてくれないんですか……ッ!   (2021/6/1 23:21:32)

鬼熊 楓―――――――――……破門と言うのなら、結構です。……ならこれからは、師匠と弟子ではない。"フェアリー緋焔"と"フェアリー・ストライカー"です。……対等な存在として、貴女に言わせてください。   (2021/6/1 23:21:41)

鬼熊 楓…………いっしょに、戦いませんか。私は…――、…………私は、強いですよ。   (2021/6/1 23:21:53)

鬼熊 楓――――――――……ねえ、"フェアリー緋焔"……?   (2021/6/1 23:22:03)

鬼熊 楓――――――――――>>【迦具土 灯理先生】   (2021/6/1 23:22:28)

おしらせ鬼熊 楓さんが退室しました。  (2021/6/1 23:22:31)

おしらせ迦具土 灯理さんが入室しました♪  (2021/6/2 22:29:57)

おしらせ紅 雷人さんが入室しました♪  (2021/6/2 22:30:08)

紅 雷人 ――――――――――>>【第一回ネメシス会合】   (2021/6/2 22:30:15)

迦具土 灯理 ―――――――>>【鬼熊 楓さん】   (2021/6/2 22:30:19)

迦具土 灯理atto   (2021/6/2 22:30:23)

迦具土 灯理しっ、失礼します。   (2021/6/2 22:30:29)

おしらせ迦具土 灯理さんが退室しました。  (2021/6/2 22:30:31)

紅 雷人【あが……ご、ごめんなさい!大丈夫ですよ…まだロル打ってませんので。……し、失礼します!(タタタ   (2021/6/2 22:31:03)

おしらせ紅 雷人さんが退室しました。  (2021/6/2 22:31:06)

おしらせ迦具土 灯理さんが入室しました♪  (2021/6/2 22:31:52)

迦具土 灯理【ああ、いえ。打って居なかったのですね。失礼いたしました。お気遣いありがとうございます、では投下いたしますね。】   (2021/6/2 22:32:16)

迦具土 灯理―――――――>>【鬼熊 楓さん】   (2021/6/2 22:32:24)

迦具土 灯理 (昨日の事のように思い出せる―――本当はあってはいけない事だが、教職一年目。上手く隠れて敵を倒す術もまだ確立できていなかった灯理が、複数名のナイツ―――及び、"普通の生徒"の前で、変身をしてしまった事。紅蓮の火花が舞い散る中、鮮烈な蹴りの一閃で妖魔の身体を薙ぎ払った事。そして、その姿に憧れた者達が居た事―――同格のナイツでは無い、未熟な騎士達を率いてのネメシス退治。冷や汗をかきながらの夜間引率。出会い、別れ、過ちも成功も全て―――眼に焼き付いている。その中で最も、克明に記憶されているのは矢張り、この少女の事だろう。鬼熊 楓。―――ある意味では、"持たざる者"。そしてまたある意味では、"持ち過ぎている者"。その両者の責務を同時に背負う彼女の将来を、憂いつつも羨んだりさえしたものだ。ああ、彼女の様に―――極限までのパワーがあれば。濃い魔力があれば。頑丈な体格があれば。―――"強く純真な魂"が、あれば。もっと、もっと。もっと―――私は多くを救えたかもしれないのに。叶う事ではないと分かってはいる。だからこそ、せめてその才能の指し示す人生の先を―――見届けて、導いてあげたい。   (2021/6/2 22:32:38)

迦具土 灯理 彼女は篝火よりずっと強く光る―――灯理にとって、希望だった。 だが、そこには矢張り呪いが付き纏う。灯理はすぐに、彼女の力に希望を見出してはいけないと、自らを戒めた。何故ならそれは即ち―――彼女に自分の次代を、担ってほしいという甘えに過ぎないからだ。そんな事、あって良い筈がない。彼女は元々、普通の生徒だったのだ。実家の事はともかく、成長して素敵な女性になってさえくれれば、それでいい。なのに、騎士としての才覚に輝きを求めるなんて―――恥知らずな自分を再び呪う。駄目だ。生徒を巻き込むな。仲間は……増えれば、増える分だけ。過酷な定めに身を捧げる犠牲者もまた、増えるという事に他ならないのだから。それを自分は誰よりよく知っている筈だ。何より教職の、子供の規範でなくてはならない自分が―――他者の献身的犠牲まで、求めて良いものか。否、否だ。―――傷つくのは、もう自分だけで良い。皆には、楽しい生活を送ってほしい。そう思ったから、自分は学園を護る騎士になったんじゃなかったのか。―――だから、これは千載一遇の機会だ。言っても聞かないだろう彼女が、自ら"普通"を求めた。   (2021/6/2 22:33:11)

迦具土 灯理 ならば、今こそ。―――もういいんだ、と。そう言って送り出すのが何よりの優先。灯理の義務。そして、本望だ。 十分に頑張った。十二分に戦った。これ以上、誰かの為に命を投げ出さなくって良い―――だからもう、戻りなさい。後は私がどうにかします。視線でそう訴える灯理の言葉は、儚くも強い意志によって、真っすぐと―――楓に、届いた。そして、―――"だからこそ"。"それ故に"。真っ直ぐな彼女には、正面から撃ち返される。―――お前はどうなんだ、と。卒業、という甘い単語を使って惑わすな。全員で戦いを捨てる、結構な事だ。なら―――貴女自身はどうするつもりなんだ、と。最後の最後まで、その為に仲間を切り捨てて。そうして誰も居ない戦場で、たった一人戦い続け。なにより全てが終わった時、どうやって元に戻るんだ―――"卒業"するつもりなんだ、と。……考えた事が無かったわけじゃない。灯理にだってわかっている。けれど、それこそが正に犠牲だ。そうじゃないのか。そう思っている灯理に対し楓の挑発的な、だけれど全てがやさしさで産み出された言葉が―――その何もかもを、抉っていく。)   (2021/6/2 22:33:22)

迦具土 灯理……っ……。…………聞き分けが……。……悪い、ですね。……っ……。   (2021/6/2 22:33:42)

迦具土 灯理(いいや、違う。そんな事は無い。むしろ、全て聞き入れたからこそ出せた答えだ。楓は誰より真摯に、今灯理の声を聴いている。そして、それを灯理だってちゃんと、分かっても居る。けれど、突っぱねたい。―――もう、これ以上巻き込みたいと思えない。)   (2021/6/2 22:33:54)

迦具土 灯理……今がその時、なんですよ……?……もう、次は無いかもしれません。……次にっ……そう、"思ったとき"にはっ………―――すべてが手遅れでっ!!……死ぬ間際になるかもしれないんですよっ!?……先生は……いいんです、……。先生の事なんて、心配する必要ないんですっ!!もうっ、私は大人で!自分の事は自分で面倒が見れます!だけど貴女はまだ―――――――――――っ……。…………。   (2021/6/2 22:34:07)

迦具土 灯理(―――灯理がこの話をしたのは。そも、楓の成長を感じたから、だった筈だ。であれば―――抜け落ちていた。成長した彼女には、"選ぶ権利"すらも。"判断する自我"すらも。そして何より―――"責任を背負う覚悟"すらも、もう。全て備わっているんだ、という事に。たじろぐ。次にやめようと思う時は死ぬ時かもしれない。私の事はどうでもいい、そんな言葉は反論にならない。分かっている。もう、分かっている。―――彼女はずっと。ずっと。歩み続けて来て。)   (2021/6/2 22:34:34)

迦具土 灯理……………―――……。――――――――――――――っ、………かえで、さん………………………………。   (2021/6/2 22:35:02)

迦具土 灯理 (もうとっくに、弟子の域を超えていた。大人に、なっていたのだ。幼く若い庇護のフェアリーストライカー、ではない。フェアリー緋焔を横から支え、その目的を共に叶えようとしてくれる―――パートナーに。彼女は成長していたのだ。フェアリー緋焔、と。そう呼ばれれば、思わず言葉に詰まる。嗚呼、どうすればいい―――この言葉に答えたのなら。後悔する事になるかもしれない。また生徒を失うのか。友達を、仲間を、殺されるのか。大事な人が死ぬところを、また見る羽目になるのか――――――――――――、………………。いや。何故、"見る羽目"になるんだ。そんな事―――可笑しい。自分というベテランが居て。強くたくましい後輩が居て。互いに互いを助け合えるというのに―――何故、"見る羽目"になるんだ。黙ってみている訳がない。昔とはもう、何もかもが違う。足がある。手がある。頭がある、技がある、武器がある―――戦う意思が、ある。守る為の沢山の術がある。そして何より……この呪いを断ち切るという、何にも負けない信念がある。ならば―――もう大事な誰かが死ぬところなど、見る事になる訳が、ない。そうだ―――難しい事ではない。単純な話。)   (2021/6/2 22:35:09)

迦具土 灯理――――――――――………………っ、…………………。……………なら、……………"ストライカー"。…………約束なさい。……………もう、貴女が単なる弟子でないと、大言壮語を吐き連ねるのなら。(息を深く吐く。目元が狂う。視界が雫で歪む。眼鏡の奥が紅く腫れる。それでも、ひょっとすれば情けないかもしれない、初めて見せるであろう教師としての―――いや。迦具土 灯理としての顔を、しっかりと楓に向けて。滲む涙が零れ落ちるのを、厭わずに。)   (2021/6/2 22:35:23)

迦具土 灯理………―――――たとえ、"一年遅れ"であっても。……みんなと卒業して見せます、と。   (2021/6/2 22:35:40)

迦具土 灯理……死なずに、務めを果たし。絶対に死なずに、……卒業します、と。……―――先生に、……迦具土 灯理に、約束して。……できますか。(ならば、これもまた呪いか。否―――それはあくまで、単純な願い。誰も死なないという、純粋な―――夢、だった。だが、それでいい。それでいいんだ。何故なら大人は―――大人こそ。夢を見せてなくてはいけないからだ。一年遅れという言葉で、少しだけ茶化しつつも。灯理は―――楓のそれを、突き放さなかった。)   (2021/6/2 22:35:51)

迦具土 灯理【以上ですっ。失礼します。】   (2021/6/2 22:36:00)

おしらせ迦具土 灯理さんが退室しました。  (2021/6/2 22:36:03)

おしらせ紅 雷人さんが入室しました♪  (2021/6/2 22:41:03)

紅 雷人【んでは、改めて……】   (2021/6/2 22:41:13)

紅 雷人(何故この場に来たのか、と聞かれれば…興味があった、と言う事以外にないだろう。他の参加者がいることも知っているし、初対面、戦闘経験者、様々な面識のある人物が顔を揃える。ネメシス同士で関係を紡ごうとせず、ナイツ関係なく気に入った人間と会話している自分にとっては、この様な会合は不安でもあり、興味がある。……合わない人間、もとい、ネメシスがいたらどうしよう。そういった思考が自分の中を埋める。……ネメシスとしての準備運動と言わんばかりに、飛んでやってきた。どうやら見知らぬ廃工場、人が来る心配もなさそうだ。……手を合わせ、擦り合わせる。少しでも緊張を解すためだろう。中に入り、既に揃っている役者の面々を記憶と照らし合わせながら進む……)   (2021/6/2 22:41:26)

紅 雷人…さて。その悪巧みとやらを聞きましょうか?(半人間、半ネメシス。自由気ままに、好きな様に、その生きる目的を探し、死に場所を求める気紛れ淫魔。ゆっくりと歩きを進め……鬼武の隣へと立ち)……めんどくさそうなら、やんないけどね。(そう言い放つ。眼鏡を整え、この不思議な緊張感の中…また一人、この会場に役者が揃う)   (2021/6/2 22:42:14)

おしらせ紅 雷人さんが退室しました。  (2021/6/2 22:42:17)

おしらせ影縫 千景さんが入室しました♪  (2021/6/2 23:41:06)

影縫 千景だよ、もう随分とお揃いじゃねえか。(その声は上空──ちょうど、壁が崩落して月明かりが廃材の山々を突き抜けて差し込んでいる場所から聞こえてくるだろう。インナーカラーに赤色を添えた黒髪、暗闇の中でも爛々と輝いて見える黄金の色彩を灯した双眸。端麗な容顔に浮かべられた、不敵で傲慢な笑み。夜に溶け込もうとするかのような黒色で染め上げられた衣服。そして何より目を引くのは、その背中から生えた“血のように紅い二枚の羽”だろう。その羽一つで、彼が人間からシャドーネメシスへと反転した存在ではないのだと言うことが分かるはずだ。それもそのはず、彼は“人間”でもなければ、そもそも“こちらの世界から生まれた存在”でもない。この世のどこかに存在すると言われている別世界、人間ではない存在のみで形成されている世界──魔界。そこで生まれた闇の貴族、夜の支配者…吸血鬼なのである。夜は彼らの独壇場。この世界が闇に呑まれるほど、彼はその力を増していく。自身の力を隠すことなく、痛いほどの魔力の波として周囲に放ちながら、彼は自身の足元ですでに集合を終えている参加者たちを値踏みでもするかのように見遣っていく。   (2021/6/2 23:42:36)

影縫 千景【は?】   (2021/6/2 23:42:47)

影縫 千景何だよ、もう随分とお揃いじゃねえか。(その声は上空──ちょうど、壁が崩落して月明かりが廃材の山々を突き抜けて差し込んでいる場所から聞こえてくるだろう。インナーカラーに赤色を添えた黒髪、暗闇の中でも爛々と輝いて見える黄金の色彩を灯した双眸。端麗な容顔に浮かべられた、不敵で傲慢な笑み。夜に溶け込もうとするかのような黒色で染め上げられた衣服。そして何より目を引くのは、その背中から生えた“血のように紅い二枚の羽”だろう。その羽一つで、彼が人間からシャドーネメシスへと反転した存在ではないのだと言うことが分かるはずだ。それもそのはず、彼は“人間”でもなければ、そもそも“こちらの世界から生まれた存在”でもない。この世のどこかに存在すると言われている別世界、人間ではない存在のみで形成されている世界──魔界。そこで生まれた闇の貴族、夜の支配者…吸血鬼なのである。夜は彼らの独壇場。この世界が闇に呑まれるほど、彼はその力を増していく。自身の力を隠すことなく、痛いほどの魔力の波として周囲に放ちながら、彼は自身の足元ですでに集合を終えている参加者たちを値踏みでもするかのように見遣っていく。   (2021/6/2 23:43:25)

影縫 千景すでに役者はほとんど出揃っている。“傍聴者”を除く“参加者”を締め括るトリは、どうやら彼に回って来たらしい。そのまま降下して来るのかと思いきや、彼の身体はまるで分解でもするかのように、幾つもの黒い破片となって足下から消えていく。と同時に、参加者全員の“影”に異変が起きることだろう。トプン、トプンと水の塊が滴り落ちるような音を立てながら、彼らの影の一部が切り取られたかのように地面を這って動き出したのだった。動き出した影は球体の形へ変化しながら、まだ誰も座っていない山積みのテレビの方へと集まっていく。虫が集まるかのように漆黒の球体が集まって形成していくのは、一人の男だ。足から順番に、徐々に形が作られていく。それは、先程まで彼らの上空にいた男──シャドーネメシスであり、黒神学園では自らを“王様”と称し、また一部からもそのように呼ばれている、不良生徒としてもシャドーネメシスとしても名高い男…影縫 千景であった。)   (2021/6/2 23:43:34)

影縫 千景…さて、と。わざわざ“この俺”を呼んだんだ。つまんねぇ話しやがったら、この場にいる全員肉塊にでもして先に帰らせてもらうぜ。──勿論テメェもだ、“ヴェルプスマギナ”。随分久しぶりじゃねぇか。何でテメェがネメシス上層部なんてもんに名を連ねてやがる。(自らを尊大に扱うように、“この俺”と呼称し、ただでさえ他校や他地域からすれば悍ましいほどの曲者と化け物じみた者共が跋扈している黒神学園配属のネメシス達──その中でも、今回会合に招集されたのは、“あの処刑人”に対して牙を剥かんとする者、つまり…処刑人に対抗出来うる実力か、確固たる決意を持っているからと集められた強者ばかり。位の低い低級ネメシスや、半端な力しか持たない中級ネメシスならば、この空間の中に入っただけで萎縮して縮み上がりそうな、“異様なまでの緊迫感”と言うのがこの会合場所には確かに存在している。にも関わらず、彼はいつも通り大胆不敵で、傲岸不遜。何も、会合場所に同じように集まっている彼らを見下していると言うわけではない。   (2021/6/2 23:43:48)

影縫 千景彼はもっと単純に、殊更純粋に──“自身の最強”を信じて疑わないだけなのだ。この場にいる全員を肉塊にして無事で居られる自信があると、心の底から本気でそう思っているのだろう。その中でも、一際強い威圧感と殺気を放っている“女帝”を名指しして、突っかかるような言葉を吐くだろう。もしも彼女が影縫 千景と言うネメシスを認知していない…あるいは“ただのネメシス”だと思っていたのなら、その認識はここで改められることになるはずだ。名前も違えば姿も異なる。口調すらも以前に比べると少し荒々しく、粗暴になっただろう──だが、彼の力の本質、魔力の奔流。彼を“強者”足らしめている全ての要素が、そこらのネメシスとは明らかに違うものだと震撼させるはずだ。彼が彼女の正体を知っているように、彼女もまた、影縫 千景の皮を被った彼が一体何者なのかを理解するはずだ。魔界──数多くの悪魔が蔓延るあの世界において、“王族”と呼ばれる御三家の家系の一つ。ランドール家の長男、エルジェベート・ランドールなのだと。)   (2021/6/2 23:43:54)

影縫 千景――――――――――>>【第一回ネメシス会合】   (2021/6/2 23:45:27)

おしらせ影縫 千景さんが退室しました。  (2021/6/2 23:46:12)

おしらせ鬼熊 楓さんが入室しました♪  (2021/6/3 20:10:52)

鬼熊 楓――――――――――▶▶▶【迦具土 灯理先生】   (2021/6/3 20:11:33)

鬼熊 楓(一緒に"卒業"することを約束しなさい――死なず、共に。そう返された楓の表情は明るく、つい先程まで憔悴した様子だったのが嘘のよう。反対に目元を潤ませ、喉に支えた言葉をようやく吐き出したような、そんな表情を見せる灯理の肩にそっと手を添える。暖かく大きなその手は力強く、そして優しさに満ちている。鬼熊楓という、大人と少女の中間に位置する彼女の生命力と、その心を表すように)…――約束しましょう。"フェアリー・ストライカー"は……鬼熊楓は、死にません。……フフっ、先生の方こそ約束ですよ?貴女も、一緒に卒業するんです…――独りで、何処かへ行かないでくださいね。(未来のことなんて分からない。けれど、自ら死に臨む気はない。そんな強い意思を覗かせながら微笑みかけると、肩に添えていたその手をそっと差し出した。これまでは引いてもらうばかりだった手は、傷つきながらも大きく――対等な存在たりうる者として。迦具土灯理に師事した者としての、非礼だろうか、なんて思いを感じさせながらも――並び立つものとして、認めてもらいたい、ような。そんな、握手を求める手であった)   (2021/6/3 20:11:42)

おしらせ鬼熊 楓さんが退室しました。  (2021/6/3 20:11:45)

おしらせネメシス・エンプレスさんが入室しました♪  (2021/6/3 20:12:14)

ネメシス・エンプレス――――――――――▶▶▶【影縫 千景】   (2021/6/3 20:12:32)

ネメシス・エンプレス…――ほう。あの学園、何処かで嗅いだ匂いがするとは思っていたが……――貴様だったか、"ランドール"の。……そうか、そうか。シャドーネメシスも結構な傑物を招き入れたものだな?暴力的で威圧的なその魔力、心地良いぞ?…――だが自らがこの場の支配者だと勘違いする様は目に余る。……自らが食肉となる事など微塵も考慮していないその姿勢、実に…――"美味そう"だな?(――新たに姿を見せたそのネメシスを前に、にやりと"女帝"は微笑んだ。覗く歯列の、整ったギラつきから感じられるように舌鋒は鋭く――互いの魔力は、目に見えこそしないが、バチリと火花が散るように拮抗することだろう。低級な妖魔であればその狭間にいるだけで戦闘不能に陥りそうな、プレッシャーの鬩ぎ合いだ。幸いなのは、この場を用意したのが自分でも相手でも無いこと。血統的王族でこそ無いが、古くから強者であり暴君として名を列する"ヴェルプスマギナ"がその矛を収めたのは、千景としても少々意外であろうか。それだけこの会合に意義があるという事でもあり…――もっとも、黒煙のような魔力の放出は止まない。決して丸くなったわけではない事は、それで理解できるだろうか)   (2021/6/3 20:12:45)

ネメシス・エンプレス(――そんなやり取りは、あくまで幕間のこと。会合そのもの遂行には影響を及ぼすべくもない、だろう)   (2021/6/3 20:13:19)

おしらせネメシス・エンプレスさんが退室しました。  (2021/6/3 20:13:25)

おしらせ迦具土 灯理さんが入室しました♪  (2021/6/4 00:12:20)

迦具土 灯理―――――――>>【鬼熊 楓さん】   (2021/6/4 00:12:33)

迦具土 灯理 …………―――本当に。……前より、うんと。ずっと、……強く。……なりましたね。楓さん。勢いだけの言葉では、ない。売り言葉に買い言葉で言った物ではない、と。もう大人や子供としてではなく、仲間として受け止めますよ?……ええ。約束、です。(言質を取る様な真似は、本当はしたくないが。それでも、今ここで言ったことはもう、嘘にはならない。示した覚悟は、差し出した勇気は、―――手向けた優しさは、全て真なる物。内から出で、そして性根から湧き出た本当の誓い、として。灯理はきっちり、その言葉を受け止めるだろう。思い返せば自分と彼女は、何時もそうだった。ある程度行き先を指し示す事はあっても、こうしなさい、ああしなさいと、口煩く世話を焼くような指導はして来ていない。むしろ、危なっかしい彼女を支えつつ、助言はしてもその歩みを阻まない事で―――楓を見守ってきた。であれば、今こそまさに。この誓いもそれと同じ事だ。灯理は提案した。騎士にも辞め時はあるという、残酷な真実も伝えた。その上で―――"選ばせた"。自分の意思決定をさせた。もう大人の彼女が戦う道を選ぶの、なら。―――簡単だ。   (2021/6/4 00:12:45)

迦具土 灯理後は灯理が、それを手助けすればいい。楓も灯理に、そうするであろうから。肩に置かれた手からは、そんな意思を強く感じる。もう、貴女は一人ではないという―――そういう、暖かさだ。いつかの彼女では届かなかったであろう、この手。それがもう、横に立ってそれを届かせてくれる―――嗚呼、たとえこの娘の人生の一時でも。"教えられて"、良かった。"導けて"、良かった。思えば、教師になって五年目。ようやく―――自分が育てた花が。大きく開くのを今、初めて目にしたのかもしれない。―――教師になって。先生になって。あの時、彼女の申し出を受け入れて。本当に―――良かった。)……久しぶりに。先生、教師をやっていて……良かった、って。心から、そう思えたかもしれません。……でも、良いですか楓さん。私の横に並び立つ、という事は―――貴女も既に、後輩の騎士を抱え。"教え導く側"に立つ、という事でもあります。だから―――この"掌"に。恥じる事の無い戦いを。誇りを―――……希望を。貴女の背を追う皆に、見せていくのですよ。…………――――――今後とも、宜しくお願いします。楓さん。   (2021/6/4 00:13:07)

迦具土 灯理 (対照的に、握り返すその掌はそう、大きくない。むしろ小さな手だ。しかし―――それでこそ。"元より手持ちの少ない"彼女が、それでも零れ落ちぬようにと。しっかりと握りしめてきたことを示す、そんな力強さがそこには籠っている。 楓の手を包みこむ両手は、一度戦闘になれば鉄を裂き、地を割る剛毅の掌。しかし今は―――ただ。教え子の成長を喜ぶ、慈愛と安堵にのみ、充ちていた。)……さて。………もう、遅い時間です。これ以上此処に居ても、療養は出来ませんね。家まで送っていきますよ、楓さん。住所は知っているので、道案内は大丈夫です。……と言うより、貴女に案内を任せたら。朝になってしまうかもしれませんからね。   (2021/6/4 00:13:21)

迦具土 灯理(くすり、と笑う様子からはもう、暗い過去を語って居る時の冷たい目線は感じられない。冗談めかして言いつつ、微妙に不安な19歳にして自力での通学が困難―――という要素にはツッコミを入れておく。……いや、ちょっと待て。と言うよりだ。そもそも――――)…………―――――――――――ところ、で。…………勉学は決して疎かにしてはいけませんん、と。たとえ騎士であっても其れは同じだ、と―――きつく。きつく。言い聞かせてあったと思いますが―――貴女、どうして"まだ"、学園にいるんでしょう?(車が走り出す。笑っているが、目が笑っていない。緋焔としてより、むしろ今の方がよっぽど風格があるぞ、という具合ににこりと微笑んで。―――信号機が青になる。タイヤが濡れた路面を削っていく。雨はもう、すっかりと止んでいた―――。)   (2021/6/4 00:13:27)

おしらせ迦具土 灯理さんが退室しました。  (2021/6/4 00:13:30)

おしらせ静寂 日愛さんが入室しました♪  (2021/6/4 00:13:54)

静寂 日愛―――――――>>【第一回ネメシス会合】   (2021/6/4 00:14:16)

静寂 日愛 (寂れた廃工場の中は、既に怪異で満たされていると言っても過言でない。天と魔を同時に配する異次元の存在―――とある"規格外の妖魔"出現という事態を前に、自らの危機を悟った5体の怪物たちが今宵、一堂に会していたのだ。天魔ルル―――シャドーネメシスと言う組織が発足して以来、恐らく初であろうそれはパラダイム・シフト。或いは、技術面で言えばテクノロジカル・シンギュラリティと呼んで差支えが無い存在。純正な魔族より濃く、膨大な魔力。清廉なる天界族より美しき輝きと、絶対性。そして―――それらを妖魔という禍々しきパッケージングで一纏めにするという、異常性。全てが高度なバランスで保たれた唯一無二、絶対無敵の超個体。進化の理屈で考えれば突然に生まれてくる事があり得ないであろう特異点である"彼女"は、シャドーネメシス上層部"急進派"が心血を注いで生み出したいわば、今後のシャドーネメシスの指針其の物、であり。生温い童話の時間は終わりをつげ、冷酷無比で合理的な戦争が始まったのだと告げる地獄の鐘の音、でもあった。しかし―――ネメシスは魔の者の住処だ。鐘の音は耳に響き、魂を削る。つまり、忌み嫌う物が出てきて可笑しくない。   (2021/6/4 00:14:53)

静寂 日愛 自分の縄張りを荒らされるのが嫌いな、不遜極まる王の吸血鬼―――急進派に敵対する事を目的とした上層部所属・魔界生まれの"女帝"―――女も子供も大好きな、下賤だがその実温和な心を持つハーフ・デビル―――オーガの名に相応しきパワーと魂、他者に謙る事の無い気高き武人―――そして。この場を取り仕切る怪異の顕現。醜い肉体にコミュニケーション不良の言葉と、近寄りがたい不浄なるオーラを身に纏った"竿役 OF 竿役"―――。中々に強烈な面子が揃いも揃って、彼の天魔ルルをどうするべきか、持ち得る情報を共有し合う場を設けている。それがこのミッドナイト・パーティの正体であり―――全容。ナイツが一人でも"紛れ込んだり"してしまえば、それが仮にどれほどの騎士であろうと、自動車がゾウの群れに轢き潰されるかの如く"消される"だろう。既にこの廃工場内の魔力の濃度は、狭い空間内で許容される量を遥かに超越しており―――近づく者が有れば疎い一般人であろうと、嫌な感じを察してしまい足が遠のくであろう程。そういう、"魔窟"が出来上がっていた。緊迫した空気の中で、既に一触即発の関係にありそうなメンバーも存在しているほどだ。   (2021/6/4 00:15:29)

静寂 日愛比較的穏健な紅や殖木は兎も角、鬼武も女帝も血の気が多い上に、刺激する様に不遜な影縫がいるとなれば、こうなるのも頷けるという物で。対策会議と称して集っているとは言え、いつ隣の参加者に喧嘩を売って場が滅茶苦茶に吹き飛んでも可笑しくはない。なるほど化け物達の"共演"は、"饗宴"であり"狂宴"でもある様だ。元より自由な怪物たちの所属するネメシスの中でも、特に個人主義極まる自由人が集まっているだけの事はある。尤も、そういう者達であるからこそ、ルルの様な圧政を敷く管理者気取が許せないのであろうが。ともあれ、着席した。呼び出している面子はこれで全員―――否。殖木は気が付いているだろうが、"遅刻"している者が一人。それは恐らく、殖木しか知り得ないであろう"存在"で―――ひょっとすると、上層部直属の"エンプレス"には存在くらい伝わっているかもしれないが、兎に角そういう人物。基本、シャドーネメシス内でも"彼女"の事を知っている人間は少ない。上層部穏健派直属、それ以外のプロフィールは一切が不明であり、普段何をして、どこで過ごしているのかも分からないその彼女もまた、オブザーバーとしての参加を殖木に要求されていたの、だが。   (2021/6/4 00:17:53)

静寂 日愛 ――――――――――――――ぺたっ。唐突に、廃工場内に足音が響いた。   (2021/6/4 00:18:11)

静寂 日愛 だがそれは、あまり気持ちの良い音ではない。ぺた、ぺたり。ぺたり。足音と言えば足音だが、しかし靴底でこの工場内を叩けばもっと軽い音がしそうなもの。今聞こえているこの音はむしろ、裸足―――というより、"肉"がしっかりと廃品を踏み潰している様な何かが、木霊しているのだ。ぺた、ぺた、ぺた。―――靴音ではない。となれば、近寄ってきているのは人間では、ないだろう。むしろ別の存在―――バイオティックな印象を全員に与える、か。次いで、より"嫌な"音が廃材の山々を通り越し、参加者の鼓膜を打つ。   (2021/6/4 00:18:21)

静寂 日愛――――――――――ばさ、ばさばさ。ばさ。――――――――――"羽"の音。   (2021/6/4 00:18:32)

静寂 日愛 そう、鳥の羽の様な―――いや、むしろ振動回数的には"蝙蝠"のそれ、が近いか?分からない。"どちらともとれる羽の音"が響き渡る。――――――――怖気が加速していく。暗闇の先、積みあがった不用品の数々。壊れた冷蔵庫、使い古されたテレビ、回らなくなった扇風機にドラム式に取って代わられた洗濯機、その他大小様々な家電が打ち捨てられたゴミの小山の向こう―――その音は確かにそこから、響いていて。生物的な足音。鳥とも蝙蝠ともつかない羽音。疑惑は積みあがっていき、そして予兆は現実となり的中する――――――――――身構えるなら、今かもしれない。)   (2021/6/4 00:18:44)

静寂 日愛    (2021/6/4 00:19:00)

静寂 日愛『――――――――――――――おや。……おや、おやおやおや、――――おや。こぉんな時間に。こぉんな面子が。大層立派な"集会場"で、深夜のグループセラピーを開いているぞ。………ううん。……どうも、可笑しいな―――、キミらみたいな"優秀"で、"強力"な妖魔の面々は、むしろこの時間帯、必死に。必死に。フェアリーナイツを探して、見つけて、戦って、殺して。そうしてその成果を我先にと喜び勇んで上に挙げている―――――そういう時間帯。そういう部下。の筈だけど―――っていうより?そうだと思って、其れを期待して、楽しみに心待ちにしながら"監査"をしに来た、っていうのに―――これは、一体。一体全体…………どういう事、かなぁ。可笑しいなぁ―――――嗚呼、可笑しい。なあんで揃って―――サボって。………――――このボクを殺す為の"作戦会議"なんて、開いてるんだろうなァ。』   (2021/6/4 00:19:03)

静寂 日愛    (2021/6/4 00:19:06)

静寂 日愛(――――――その声色だけで。音色だけで。耳障り極まりない。場を支配するに事欠かない。余りにも不愉快で不快な、しかしそれは間違いなく今宵の議題である"あの妖魔"其の物の―――その者の声、であって。聞き間違える筈もない、仮に声を知らなかったとしても。確かに間違いなく、これはあの"最悪なメール"を寄越してきたあのクソ妖魔の言葉だ、と。そう判別できるくらいの、嫌味たらしさ。ねっとりと纏わりつくような死の概念。それを他者にも容赦なく―――まるで善意の象徴であるかの如く押し付け、強要してくるこの厚顔無恥な物言い。――――――――その言葉は。その声は、間違いなく天魔ルル、その人であり。――――走るのは戦慄。与えるのは衝撃。どうしてだ。何故バレた。どこから漏れて、どうして現れた。だがそんな事を考え、あれこれと考察している暇すらないだろう。直ぐにでも武器を抜き、拳を構え、攻撃をするべきと本能が指し示すほどにそれは、危険な電子音声であり―――――――――――――――――。)   (2021/6/4 00:19:24)

静寂 日愛……………。……………。――――――――――――、…………。   (2021/6/4 00:19:34)

静寂 日愛(――――――ん。……ん?………電子。……電子、音声。そう、今さっき、間違いなくそう書いた。書きましたよ。ええ、書いたよ。電子音声って。書いたって言ってんだろ。これは電子音声だよ。超クリアで殆ど耳じゃ聞き分け不可能なモノだけど、でもメタな話をするならこれは電子音声です。というよりは―――いやあ、最近のスマホって本当に便利よね。写真とか超絶綺麗に取れちゃうしさ。でもって動画なんかも編集無しでYoutubeに上げられちゃうくらい高品質。音声なんかも弄る必要なくね?さすがだよ現代科学。資本主義バンザイ。ってな具合でそう、それはやっぱり―――――――動画。を、スマートフォンから暗闇、反響の良い廃工場と言うロケーションを活かして、流していた。と、なると。しかし間違いなくこれは天魔ルルの声其の物、でもあった訳で―――どういう、こと?)   (2021/6/4 00:19:44)

静寂 日愛…………あー、あの。攻撃とかマジ勘弁な。日愛さん非暴力主義に賛成の反対の賛成ってカンジだから、戦うのとかダルイし嫌い。嫌いだし面倒だし危ないのとか女子高校生にはテンサゲの最&低。つーかクソネミ。もっと早い時間に集まってくんね?日愛さんいつもこの時間寝てんだけど。そこの夜行性吸血鬼の為に時間合わせてんのこれ?昼にやろうよ昼にさ。その方が全然ありよりのありっしょ。ついでに酒とマカロンも用意してKP、ってな具合でさ。大体ここの工場遠いんだけど。足疲れて帰りマジ誰か学校まで送ってくれ定期。誰よこの工場指定したヤツ?殖木ちん?もっとさー、渋谷とか原宿とかおしゃんてぃーでタピオカとか飲めそうな場所無かったわけ??お陰でちょっと遠くまでタピオカ買いに行く羽目になってマジ卍なんだけど。まーじつらたん。つーかぽんぺいなんですが。あー、今からそっち行くから殺したりしないでね。おけまる?おけまるね。おつあり。りょ。   (2021/6/4 00:19:57)

静寂 日愛(うおおお、もう何を書いているのかもわからねーぜ!だが間違いなく言えることは今、さっきまで聞こえていた天魔ルルの声を再生していた"スマートフォン"がひらひらひら、と柱の影から伸びて揺れており、それを握っているであろう"よいちょ丸"で"ぴすぴす"で"テンアゲ"な人物が恐らく、最後の参加者の一人であるというのは確からしい。あともう一つ言うと、タピオカ飲みたいから遅刻したのもマジらしい。超ウケるんですけど。そんなダルさMAXメガ盛りあつ森な少女はひらっ、と柱の影から姿を現した。ぐだぐだに着崩した制服はしかし、黒神学園高等部二年生の物だ。ネクタイのカラーからしてそうだろう。そして目を引くのは月夜に輝く金髪と、それをサイドテールに纏めたゆるふわカールなヘアスタイル。毛先の方は金髪と言うよりもストロベリーピンクのブリーチが掛かったツートンのド派手なカラーになっており、崩したシャツの上から一応、って感じでベストは身に着けてこそいる物の、スカートの丈はもう校則ガン無視の長さ。まあ見せパンくらい履いてッけどさ。   (2021/6/4 00:20:26)

静寂 日愛そして極めつけはネイルと、そして胸元―――154㎝ほどの体格からはちょっと想像がつかない程の膨らみをもったその上に、堂々とタピオカドリンク(なんかこれもすげえ変な色してる。何が入ってんだよ。)を載せてタピオカチャレンジ!スタート!でででーでー。――――という、そんな少女が会議の傍聴者、として。歩み寄ってきた。―――静寂 日愛。まあ、自己紹介と今の"動画"の正体に関しては、ちょっとレスが長くなりすぎるから後でね。後で。ちゃんと書くよ。説明するよ。もういい、もういいだろう!CV要潤。そんなこんなでアイムニチカー、エーケーエーGALが乱入ー、お前らよろしゅー。いえー。)   (2021/6/4 00:20:33)

静寂 日愛【―――――>>参加者各位】   (2021/6/4 00:20:42)

おしらせ静寂 日愛さんが退室しました。  (2021/6/4 00:20:45)

おしらせクロウマル ◆5FBWTgzh8eqHさんが入室しました♪  (2021/6/4 18:06:55)

クロウマル【第一回ネメシス会合】積み上げられたブラウン管の薄灯りにシャドーネメシスの面々の姿が浮かびあがる廃工場。招集されたメンバーも揃い、そろそろ会議が進行しようというと言うタイミングで空気も読まずに飛来するシルエット。翼を広げた鳥の様だが羽ばたく事なく滑空する、銀色の小さな箱の様な物をぶら下げた折り紙細工の様な鳥はそれはその場にいる者達を確認する様に頭上をくるりと旋回し、ジ…ジというノイズに次いでスピーカーから音声が流れる)『フッ……こんばんは、シャドーネメシスの諸君。ちゃんと仕事はしてるかな?僕が誰かわかるかな?…………フッ……そう、天魔ルルさ。フッ……今日は何の集まりかな?フフッ……まさかみんなで集まって僕に逆らう相談だったりしないよね?』(それは先程の少女がスマートフォンから流した精工な音声に比べたらかなり音質の悪い、しかも名前を言わなければ誰かわからない様なモノマネは天魔ルル本人では無い事は明らか。更に直前に他者がより高クオリティでやったばかりのネタを恥ずかしげもなくやってみせるこの声の主は一体何者か?)   (2021/6/4 18:07:11)

クロウマル『なーんてね。驚いた?ビビった?ビビってるる?』(スピーカーから流れる人を小馬鹿にしたような少年の声。まるでリアクションを待つようにたっぷり5秒待って)『はい、ビビってる。はじめましてシャドーネメシスの……天魔ルルにビビってるる皆さん。俺はクロウマル。一応呼ばれたのに無視は悪いからね、不参加のお返事。それにしても』(今度は10秒ほど間を置いて)『どいつもこいつも弱そう…』(ため息をつき)『ま、あのクソ野郎にビビってみんなで集まって「天魔ルルが怖いよう……みんなで集まろうよぅ」なんて泣きべそかいてる弱虫毛虫じゃ仕方ないね。頑張って無い知恵出しあってね。その間に俺が天魔ルル倒しちゃうかもね、そしたらお前らみんな俺の下。「クロウマルさま怖い怖い天魔ルルから守護ってくれてありがとうございます」って泣いて感謝して寝る時も脚を向けない様に気をつけなよ。じゃあねぇ……なお、このメッセージは5秒後に自動的に消滅する』(どこかのスパイ物の様なセリフを最後にスピーカーブツッと音声が途切れ、それから5秒後、折り紙細工の鳥がぶら下げたICレコーダー(リサイクルショップのジャンク品コーナーで980円)と共にボンッと破裂した)   (2021/6/4 18:07:33)

クロウマルちゃーんと上手く行ったかな?(秘密の会合が行われてる場所とは全く別の、いつもの黒神学園のいつもの屋上で鳥を模した仮面に目元を隠し、黒い水干に袴の様な衣装に手脚を防護するプロテクター、首周りは黒く長いマフラーに腰に太刀を下げた少年は呟く)人を呼び付けるくせに自分で来ないような奴の話なんか聞かないっての(招待状を持ってきた不気味な肉の塊の様な犬モドキの姿を思い出し、うえっと吐くようなジェスチャー。会合には参加しないが自分の存在を無視して進められても腹が立つ。複雑な心理の少年が送り込んだのは予め吹き込んだメッセージ。直前にやられたネタを低クオリティーで繰り返したのも、同じ事をやらかす者がいるなど予想もしていなかったからである。因みに会合に参加していた者は全員自分より能力や魔力が高い事も知らないで煽っている)ま、あんな会合出てんだから雑魚だろ雑魚……さて、今日は何するかな……(そうひとりごち烏は夜空へと翔ぶ)▶参加者各位   (2021/6/4 18:07:57)

おしらせクロウマル ◆5FBWTgzh8eqHさんが退室しました。  (2021/6/4 18:08:02)

おしらせクロウマル ◆5FBWTgzh8eqHさんが入室しました♪  (2021/6/4 18:08:15)

おしらせクロウマル ◆5FBWTgzh8eqHさんが退室しました。  (2021/6/4 18:08:31)

おしらせ殖木 茂雄さんが入室しました♪  (2021/6/4 21:31:21)

殖木 茂雄―――――――――――――――――――――――――【第一回ネメシス会合】   (2021/6/4 21:31:26)

殖木 茂雄……………………………………。(肥満男は内心で頭を抱えていた。それもそうだろう、参加者の中でも2トップと思しき王と女帝は早速バチバチしてるし、鬼っ子ときたら秘密会合だっつってんのに容赦なく天井ブチ破ってけたたましいし、ハーフ・デビルな教師はやる気があるんだか無いんだか判らないし、挙句ちょっとだけ頼りにしてたオブザーバーはいらんドッキリかましてくれるし、呼んだけど来なかった小僧は遠隔で二番煎じな上に訳の分からん煽り散らしてくるし…。……目を付けた美少女さえ関わっていなければ、基本的には穏健であると言える肥満男だが――ちょっとだけ、ほんのちょ~っとだけ、『此の場に居る全員 / バ カ ど も 』を薙ぎ倒して我最強を謳いあげたら非常~~に気持ち良さそうだという誘惑に負けそうになったのも、無理からぬ事だろう。顔面の前で両手を組んだ姿勢の儘。然し、広々としたデコから頭頂部に至るまでに ”ビキィ! ビキィ!” とか ”!?” みたいな感じの野太い血管が浮き出て阿修羅の如き形相となっていたが…。   (2021/6/4 21:32:26)

殖木 茂雄一先ずは人当たりの良い――と言ってもキモデブ故結局は気色悪いだけだが――笑顔を浮かべる事に成功する。どれだけ神経を削り労力をつぎ込んで今回の会合の開催へと漕ぎ着けたかを思えば、これくらいのホットスタートは寧ろ想定内と呑み込む度量も必要だろう)   (2021/6/4 21:32:34)

殖木 茂雄――え~…、先ずはぁ、《女帝》様に置かれましてはぁ、斯様な場所へとお出まし戴きぃ、大変感謝しておりますぞぉ。御足労に見合うだけの価値はぁ、きっとあるとぉ、思いますぞぉ(――《女帝》ペオル・ウル・ヴェルプスマギナ。永き時を生きる蹂躙者。其の暴威の一端は、以前文字通り身に染みる程に理解している。最も、その時とは随分と――外見、性格共に様子が異なる様だが。或いは、此方が所謂真の姿というやつなのだろうか。いずれにせよ、戦力として取り込めるとすれば、これ程頼りになる者も居ない。最も…斯様に利用しようとする素振りなど見せようものなら、肥満男が即座に血煙と化す事もまた、疑い様の無い事実であるが)   (2021/6/4 21:32:56)

殖木 茂雄……で、あ~、鬼ぃたん? まぁ秘密会合にダイナミックエントリーしてくんなとかぁ、言いたい事は多々あるんだけどぉ…。ノックにしてはぁ、少々ぅ、騒々しすぎやぁ、しませんかなぁ? …紅先生? アンタのスケでしょ。ちゃんとぉ、躾けしといてぇ、戴きたいものですなぁ。(――鬼武 誠、及び紅 雷人。この両者をセットで考えているのは、まぁ要するにそういう事である。両者共に戦闘に優れ、特に鬼武 誠――オーガネメシスは格上喰いもあり得る有望株だ。紅 雷人の能力の全貌は未だ掴めてはいないが、鬼武 誠と肩を並べているのだ、相応に曲者である事は間違いないだろう。ただ懸念材料としては、紅 雷人の力がネメシスによって与えられたものである事か。『剥奪』――処刑人たる天魔るるが其の権限を握っている可能性は否めないのだから)   (2021/6/4 21:33:07)

殖木 茂雄……少なくともぉ、詰まらなくなるという事だけはぁ、無いとぉ、断言できますぞぉ。何せぇ、此の場に居る誰もがぁ、決して無視の出来ないぃ、案件にぃ、関してですからなぁ。(――《王》を名乗る吸血鬼、影縫 千景……いや、エルジェベート・ランドールと呼ぶべきか。魔界に於いて王の名を冠される三つの家系、その一つを継ぐ――筈だった者。肥満男も寡聞にして魔界の情勢には詳しいとは言えないが、『ランドール』は、それでも尚耳にする程のビッグネームである。無論、家柄で敵を殴りつけられる訳も無い。名よりも実を。そういう意味では、初めて見える《王》は、風格、実力、共に十分と感じられる。最も、肥満男に値踏みされていると知れば、良い気分はしないだろうが…)   (2021/6/4 21:33:18)

殖木 茂雄あと日愛たんはね、もうちょっとこう、手心と言うか…(声色だけで判断するならかなりガチ目のやつだった。肥満男も思わずその場で直立しそうになった程である。とは言え、天魔るるの声すらも斯様にネタにするクソ度胸は頼もしい。実際のところ、肥満男が日愛について知っている事と言えば、美少女である事、スタイルが良いという事、頼めばヤらせてくれそうという事、そして穏健派に所属している事くらいのものである。オブザーバーとしての参加を願ったのは肥満男だが、これは同時に日愛に対する一種の『試し』でもあった。るるの勘気を被る可能性を考慮した上で尚、手を組むに値するか、否か…。ちんぽとまんこならね、今すぐ繋がりたいところだけどね)   (2021/6/4 21:33:32)

殖木 茂雄そして皆様には謝罪をば。少々相応しからざる者にまでぇ、声を掛けてしまっていた様ですなぁ。彼の名前はクロウマル。まぁ、お年頃のぉ、悪戯小僧といったぁ、トコロですぞぉ。ちなみにぃ、某としてはぁ、此の場の誰がぁ、彼をどうしようとぉ、特に関知するトコロではぁ、ありませんのでぇ…(安い挑発にブチ切れた誰かに襲われようとも、それは彼――クロウマルの蒔いた種である。ひっそりと冥福を祈りながらも、肥満男は改めて、パン、と両の手の平を打ち鳴らして参加者達の注目を集める。自分を除けば、人数こそ指の数に足る程度だが…いずれ劣らぬ強者、曲者揃い。或いは、此の中の誰かが直接、天魔るるの首級を挙げる事もあるだろうか。其の為にも――)   (2021/6/4 21:34:14)

殖木 茂雄さて、今回集まって戴きましたのはぁ、他でもありませんぞぉ。かの処刑人、天魔るる――邪魔ではぁ、ありませんかなぁ?(明確な、敵対宣言とも取れる台詞で以て、参加者たちに水を向けるのだ。これが第一歩。然し、蝶の羽ばたきがいずれ大嵐となる様に。小石の立てたさざなみがいずれ大津波となる様に。この場に集った運命たちが、いずれ回天となってナイツもネメシスの舐め焦がす事もあるだろう。その為にも――悪巧みを、始めよう)   (2021/6/4 21:34:27)

殖木 茂雄【あ、直前の投下だけちょっと修正】   (2021/6/4 21:34:56)

殖木 茂雄さて、今回集まって戴きましたのはぁ、他でもありませんぞぉ。かの処刑人、天魔るる――邪魔ではぁ、ありませんかなぁ?(明確な、敵対宣言とも取れる台詞で以て、参加者たちに水を向けるのだ。これが第一歩。然し、蝶の羽ばたきがいずれ大嵐となる様に。小石の立てたさざなみがいずれ大津波となる様に。この場に集った運命たちが、いずれ回天となってナイツもネメシスも諸共に舐め焦がす大火となる事もあるだろう。その為にも――悪巧みを、始めよう)   (2021/6/4 21:35:33)

殖木 茂雄――――――――――――――――――――――――――――▶【参加者各位】   (2021/6/4 21:35:42)

おしらせ殖木 茂雄さんが退室しました。  (2021/6/4 21:35:47)

おしらせネメシス・エンプレスさんが入室しました♪  (2021/6/4 22:40:24)

ネメシス・エンプレス(静寂日愛の齎した"典麻るるの生声"――に、近しいものに関しては、ことペオル・ウル・ヴェルプスマギナは反応が薄かった。派閥は違えど上層部直属ということもあってか、或いは『本当に典麻るるが姿を見せた』としてもただで敗北する気は微塵もないという自信の現れか。恐らくは両者ともそうであり――特に前者については、この女帝が属する派閥は実のところ――未だ秘密なのである。上層部自ら『うちの手駒はこんな悪魔だぞ』という広めるでもなく、自らも『上層部の犬』であるとしか言っていないのだから。だが少なからず、るるとの利害関係はあるわけらしいが―――閑話休題。静寂日愛の登場にフン、と鼻を鳴らす程度に済ませた女帝は、るる同様に上層部つながりで見知った彼女を一瞥してから――この会合の、不服ながらも取り仕切りを行う肥満男へと視線を向ける。以前は獲物を喰らう怪物のごとく、今はなんというか、圧倒的な存在感――落差500mの崖を見上げた時の威圧感、と言って伝わるだろうか。凶悪で冷たく、自然と殺意の入り混じった視線を向けると、玉座の肘掛けをかつん、と爪が撫でて)   (2021/6/4 22:40:34)

ネメシス・エンプレス…――まあ、邪魔よな。そうでなければこのような場所まで足を運ばぬわ。……あの強権的な振る舞い、自らが誰かに跪くなど微塵も想像せぬ横暴、何より上から物を云う尊大な態度。少なからず妾の琴線に触れる…――それに、"派閥"にも、な。(フッ、と指を動かす。その小さな動きに応ずるように一枚の紙とペンとが殖木の側に舞い降りて――それが古めかしい羊皮紙と、人の指を模した人骨のペンであると分かるだろう。魔法を掛けられたかのように浮かぶその紙とペンは、女帝の『まあ』という言葉からその括りまでを綺麗に筆記しており)…――それを貸す、口頭のやり取りなど愚の骨頂だ。して、典麻るる…――奴と会ったことのあるものは?或いは交戦したものは?生憎、妾は直接会って居ないのでな……殺すのでれば、一筋縄では行くまい?手がかりをまとめ、共有すべきであろうよ…――違うか、殖木?(――すなわち、自動筆記による記録係を買って出たということか。プライドの高い女帝にしては殊勝というか、案外理に叶っている。自分はるるをよく知らないから、誰か話せ。持ち得ぬ手札の代わりを綺麗に差し出すと、数名の参加者へと発言を促すよう視線を向けた)   (2021/6/4 22:40:41)

ネメシス・エンプレス――――――――――▶▶▶【会合参加者、各位】   (2021/6/4 22:40:48)

おしらせネメシス・エンプレスさんが退室しました。  (2021/6/4 22:40:51)

おしらせアリシア♀淫魔さんが入室しました♪  (2021/6/5 01:35:55)

アリシア♀淫魔【アリシアの能力の整理、復習兼、置きロル初体験のために。 ストーリーとしては牢獄部屋(http://chat.luvul.net/ChatRoom?room_id=274615)の5/9 20時頃の後だね。】   (2021/6/5 01:37:54)

アリシア♀淫魔【PLレベルでは、>きはるちゃんPLへ】   (2021/6/5 02:10:26)

アリシア♀淫魔あまりにも残酷すぎるから、「あなた」に対して良い感情を持っているかどうかは置いておいて…「あなた」が私にたどり着くのか、その逆か…ともかく、会える日を楽しみにしているよ。(場所はいつもの学園、時は深夜‥一人の淫魔が上を見上げながら、何やら呟いている。自身の眷属アミリアの目を通して、また…ある筋からの情報により、「あなた」の像がぼんやりと見えてきたことで…久しぶりに闘争意欲を掻き立てられている様子。普段の激甘淫魔の状態とは違う、目がギラギラ赤く光っている状態で、黒い翼をはためかせ、学園の上空に漂いながら、どこかの誰かに向けて語り掛けていて。)アミリアが、あのどうしようもなく冷酷だったアミリアが他人と感情を通わせる喜びを知るきっかけになったのも「あなた」だから、そこは感謝しているけど…きっと…でしょう?(そこの言葉だけは少し小さくて…信じがたいような不気味さを感じており、信じたくないような感情が現れているのかもしれないし、武者震いしているのかもしれない。)   (2021/6/5 02:11:09)

アリシア♀淫魔アミリアが私に干渉されるのを嫌う間は、あの子を助けるような事をする気はない、あなたと違って私は…相手の人生を尊重するタイプだからね。(許されざる行為、とアリシアは思っているからこそ、そんな言葉が口を突いて出た。その部分だけは…珍しく吐き捨てるような口調になっていて。。)でも、私に直接襲い掛かって来る分には大歓迎だから、いつでもおいでね。(もっとも、アミリアが私に何かを求めれば、私は動くけどね、なんて心の中で呟きつつ。)どこで私が何を言っていても「あなた」は見てるんでしょうから、挨拶がてら景気よく…人を人とも思わない、下衆の極みみたいな人へ…いつでもかかっておいで、っていう事で。(口調はのんびりとしているけれど…可愛い、と思った子達の実情を知っているからこそ、殺気を放ちながら…指を空に向ければ、東京ドーム位あっさり包むこむほど大きな炎の玉と、巨大な砂の腕が複数個、目にも止まらない速さで、より高く、空へ、宇宙へ飛んでいく。何処に居るのかわからない「あなた」に当たるとはもちろん思っていないけれど、宣戦布告は派手な方が良いとは思っているからこそ、誰も居ないときに、派手派手にという気持ちで居て。)   (2021/6/5 02:14:21)

アリシア♀淫魔わ、明るいねえ―(一瞬だけ、恐ろしい多いさ、エネルギーを持った炎のせいで、真昼のような明るさになったのを楽しそうに眺めながら一冊の本を取り出して。)さて、取りあえずの力は示したし、後はどうなるか、「あなた」次第だね。最も…魔力、格闘能力、そう言う物差しじゃないような気しかしないけど。…今まで産み出した眷属の能力、取りあえず何があるのかくらい確認しないとだねえー、やれやれ。(面倒くさそうにつぶやきながらいつもの穏やかな表情に戻るけれど…内心は本気。魔力も無尽蔵、不死身…そんな狂ったステータスを持ったアリシアをして、使えるすべての能力を結集しなければならない、そうしたところで、そう言う次元の強さではない何かを感じさせる…そんな存在である「あなた」は一体、どんな反応を見せるのだろうか。)   (2021/6/5 02:14:37)

アリシア♀淫魔【×多いさ〇大きさ】   (2021/6/5 02:14:50)

おしらせアリシア♀淫魔さんが退室しました。  (2021/6/5 02:14:54)

おしらせ鬼武 誠 ◆sxKTlNdvOMさんが入室しました♪  (2021/6/5 06:36:51)

鬼武 誠―――――――>>【第一回ネメシス会合】   (2021/6/5 06:36:55)

鬼武 誠悪ぃ、秘密会合っつってたから尾行されねーように「跳んで」きたんだよ。着地場所が悪かったが…まぁ老朽化してそうだしコレぐらい大丈夫だろ?(やんわりと咎められると頭をポリポリと指でかきつつ、そろりと視線を反らしている。多少は非を認めているようだが、その視線の先は既に"同窓会"の様相を見せている彼らの方へ向いていた。詳しい事情など知らぬが、それでも強者である事は肌身で感じられる。今この場でも拳を向けて、試してみたいとその身をうずうずとさせていたが…) …あぁ?(楽しみを見出していた矢先、水を差すような不快な声が聞こえると露骨に表情を変え、その方角に目線だけ向ける。先日ネチネチと詰られた事を思い出させる声、聞くだけでも腹立たしい。向こうから来るのなら、手を出してしまえ…そう決意すると、ペキ、ペキ、と親指で人差し指、中指を曲げてクラッキング音を立てて最初の一撃のイメージを描き始める。がしかし。その音の正体と現れた影を見れば肩透かしを食らい、怪訝そうな表情を浮かべる。   (2021/6/5 06:37:40)

2021年05月31日 22時26分 ~ 2021年06月05日 06時37分 の過去ログ
学園戦士◇フェアリーナイツの久遠
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